犬山市議会 2020-09-24
令和 2年 9月定例議会(第8日 9月24日)
5款
農林業費
6款 商工費(2項観光費のうち2目
友好交流費及び3目
国際交流施設費を除く)
7款 土木費
10款
災害復旧費
並びに
特別会計中
令和元
年度犬山市
木曽川うかい事業費特別会計
第83号議案 令和元
年度犬山市
水道事業会計未
処分利益剰余金の処分及び決算の認定
について
第84号議案 令和元
年度犬山市
下水道事業会計未
処分利益剰余金の処分及び決算の認
定について
9月14
日本会議において、当委員会に付託されました
上記議案について慎重審査いたしました結果、第67号議案、第70号議案、第74号議案、第77号議案、第80号議案及び第81号議案については、いずれも
全員一致をもって原案のとおり可決、第82号議案については、
全員一致をもって原案のとおり認定、第83号議案及び第84号議案については、いずれも
全員一致をもって可決及び認定すべきものとそれぞれ決しましたので、報告いたします。
なお、
決算審査を踏まえ、新年度に向けての
委員間討議を行ったところ、以下の3点について
意見集約しましたので報告します。
1.
建設経済委員会に係る新年度の
予算要求、
予算編成においては、
全員協議会に提出さ
れた
財政シミュレーションも考慮し、
事業選択や実施時期の再検討などの対応を行うこ
と。
2.
下水道事業において、不明水の調査・対策を強め、有収率を高めること。
3.
観光事業において、需要の平準化を重視するとともに、自転車による来訪者などを迎
え入れる施策等を行うこと。
********************
○議長(
中村貴文君) 以上で各
常任委員長の報告は終わりました。
これより、各
常任委員長に対する質疑を行います。
ご発言を求めます。
17番
久世高裕議員。
○17番(
久世高裕君)
民生文教委員長に質疑させていただきます。
大変すばらしい報告で、精力的に議論されたものとお見受けしました。2点、質疑したいと思います。
一番下のところの
委員間討議の部分で、3番と4番でちょっと気になる記述がありましたので、まず読み上げます。「3.
市民文化会館については、今後の
施設自体のあり方を検討した上で、管理や営繕等の
予算編成をすること。4.
市民健康館さら・さくらについては、温泉水の輸送・使用の廃止も含めて今後のあり方を検討すること。」と、どちらも検討という言葉は使われておりますが、施設の縮小を視野に入れた申入れというか、意見の一致の文章だとお見受けしました。もう少し具体的にこの言葉の解釈について答弁をお願いしたいんですが、この2点、2つの施設について議論を行っていたときに、議員側と当局側で意見の対立があったのかどうかについて、まずお示しいただければと思います。
○議長(
中村貴文君) 答弁を求めます。
吉田民生文教委員長。
○
民生文教委員長(吉田鋭夫君)
久世議員の質疑にお答えします。
まず、
予算要望のところの3番につきまして、
市民文化会館につきましては、
営繕要望のところで、工事等がこれらの絡みの中で、来年度やるか、やらないかというところの話になりまして、活用を十分していくならば、す
ぐにやらねばならないのかどうかという部分で、延ばしていいかどうかというところの議題になりましたところで、さらに稼働率の問題も含めて、前から問題になっておりましたけども、その辺も含めたしっかりした設備に修繕をした上で、稼働をどのような形でしていくかという部分についての中身でございます。だから、廃止という方向ではございません。だから、あるものを有効に使うことと、
それなりの設備、修繕をしっかりやる必要があるのかどうかも検討していただきたいという話でございます。
4番目ですが、
市民健康館さら・さくらにつきましては、温泉水の輸送に関して、毎日、
それなりに運んでいるわけですけども、実際あそこのさら・さくらの湯につきましては、利用者の状況からして、この
コロナ禍の絡みの中で、本当に必要なのかという部分も含めて、もう一度検討すべきではないかという意味での
意見集約でございます。
以上です。
○議長(
中村貴文君)
久世議員。
○17番(
久世高裕君) 再質疑をお願いしたいと思います。
確認ですけども、
市民文化会館のほうは、活用の計画がしっかりできなければ、大規模な修繕は認めないよという委員会の意思ということでよろしいでしょうか。
○議長(
中村貴文君)
吉田民生文教委員長。
○
民生文教委員長(吉田鋭夫君) 再質疑にお答えします。
そこまでの状況は入っておりませんし、当局との
意見対立も今のところございません。
○議長(
中村貴文君) 他に質疑はございますか。
〔「なし」の声起こる〕
○議長(
中村貴文君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
これより討論を行います。
第71号議案に対する討論を行います。
8番
鈴木伸太郎議員。
〔8番 鈴木君登壇〕
○8番(
鈴木伸太郎君) 8番、
鈴木伸太郎でございます。私は第71号議案、犬山市
教育委員会の任命について、反対の立場で討論させていただきます。
人事案件でございます。冒頭、お話ししておきますが、今回の反対討論の内容は、この事案で同意を求められている方の人格や人間性を否定するものではないということを事前にお伝えして討論に入ります。
実は先日、この方が運営されている学習塾の授業風景を見学させていただきました。私自身、中学生の子どもがおりまして、学習塾でどんなことを教えていただいているのか、親の立場として見学させていただき、挨拶程度でしたが、ご本人とお話もさせていただきました。情熱的で元気よく、ポイントを絞ってリズミカルに
子どもたちに授業をされていらっしゃいました。
子どもたちの顔も
真剣そのもので、ぴりぴりとした教室の雰囲気がなかなかいいなと、さすが学習塾だというふうに感じておりました。ただ、それは学習塾でのお話でございます。
では、これから私が反対する理由を簡単に申し上げます。
1つ目、まず、犬山の
教育現場に精通されている方が不在となるということ。2つ目、民間の学習塾の講師の方が
教育委員となることの
メリットが明確でないということ。そして、3つ目は、以前から思っていたことですけれども、
社会教育に精通された方が不在であるという3つの理由でございます。
1つ目の
教育現場に精通されている方が不在ということでございますが、現在6名のうち、今回2名が任期満了となって、お二方が新たに同意を求められるということで、議案として上がってきておりますが、今回引退される2名の方は、いずれも教員のOBで、恐らく犬山の
学校教育の現場をよくご存じの方だと考えております。
その後任に民間の学習塾の方が就任するということに、非常に疑問を感じます。公と民が従来の垣根を越えて、相互にシンクロしていくことは非常によいことだと思いますけれども、今回は残念ながらその目的がはっきりしなかったということでございます。
2つ目、民間の学習塾の講師の方が
教育委員となることの
メリットが明確にならなかったということです。
塾はそれを望む子どもや親がお金を払って通って、そういう
子どもたちを対象に教育をしますが、学校は、成績に関係なく、家庭の事情に左右されることもなく、全員を対象にしています。そういう
子どもたちに日々接して、一生懸命育成されている方々、学校の現場の先生方が、今回の人事案件をどういうふうに捉えていらっしゃるのか、ちょっと心配です。
学校現場では、例えば通学団とか班とか、そういう小さな集団からクラス、それから学年という横つながり、それから、部活動とか委員会という縦つながり、様々なコミュニティが形成されて、そこで
子どもたちは社会というものを学んで、今回学習指導要領にも定められた生きる力を育んでいくものだと、学校現場はそういう場所であると考えております。
勉強だけでなく、地域や家庭とのつながりを大切にして、子どもの人格形成のために毎日頑張っていらっしゃる先生方がたくさんいらっしゃいます。そういう方々が今回の人事をどう思うのか、私は非常に心配です。この後、賛成討論もあると思いますけれども、こういう件について、どういうお考えなのか、またお聞かせいただければと思います。
委員会質疑のほうで、民間の塾の方を起用する目的を伺いましたが、残念ながら明確で納得いく回答は得られませんでした。もちろん
メリットもあればデ
メリットもあると思います。その辺りの議論がちょっと成立しない、キャッチボールができないところで、答えも抽象的でありきたりの理由で、ちょっと他人事のように思えたのが、非常に心配です。
そもそも民間の活力を、民間のいいところを取るというところの説明もありましたけれども、そもそも今の犬山の
教育委員会は、公務員のOBの方はいらっしゃいますけれども、基本的に現在は民間の方が就任されておりますので、今さらという言い方はあれかもしれませんが、民間のよいところを取り入れるというのは、ちょっと的を外れた考え方じゃないかなと思いました。
学習塾の先生を迎え入れるということは、例えば、よい、悪いは別として、最近では入学試験でもプログラミング受験とか、謎解き受験とか、そういうのが話題になっております。そういうものの対応をするのかとか、それから、オンライン授業の対応をするのかとか、英語やプログラミングとか、上から下りてくる教育課程に現場は大変だと思うんで、そこら辺を外部の人材にお願いするとか、そういう何か目的が示されれば、私もああ、そうかと思うところもあったんですが、そういうのが一切なかったんで、そういう面でも非常に心配です。
3番目です。これは以前から思っていたことなんですけれども、
社会教育に精通されている方が不在であるということです。
教育委員会は、
学校教育のみならず、
社会教育も守備範囲となります。高齢化とかコロナとか、あらゆる社会問題や地域課題、今たくさんあります。そういうものを解決するための
社会教育、今後重要視されていくと思うんですけれども、そういう
社会教育、全市民に向けてそういう方針を示せるような人材がちょっといないのかなというところも不安でございます。その辺り、
社会教育に精通する委員がご不在であるということの意見も後ほど聞かせていただければと思います。
犬山市議会は、今年度から通年議会を採用しております。議論の場はフレキシブルに設定できる環境が整いました。議員の皆さんは今回一度立ち止まっていただいて、最も影響を受けるであろう
子どもたちのことを思って、そして地域課題を解決するためにどうしたらいいのかと、どういう人がいいのかということをもう一度立ち止まって、どんな
教育委員が適任なのかということを改めて考えていただけるといいなと思います。
以上で、私の反対討論を終えます。ありがとうございました。
〔他に発言する声起こる〕
○議長(
中村貴文君) 市長、市長、私語は慎んでください。
1番 畑 竜介議員。
〔1番 畑君登壇〕
○1番(畑 竜介君) 1番、令和新政クラブの畑 竜介です。第71号議案、犬山市
教育委員会委員の任命について、賛成の立場から討論させていただきます。
まず、
教育委員の任命については、犬山市
教育委員会基本条例第3条第2項に、「様々な分野から幅広く人材を得ることとし」と記載があるとおり、学習塾の経営者というのは、今までにない人選であり、まさに基本理念に示された、より開かれた教育行政を推進するための登用と考えます。
そして、公教育とは違った視点での知恵を取り入れることにより、より充実した新たな公教育が期待できます。
今回任命された渡邉智治氏について、所信を読ませていただきました。その所信の中に書かれている信条として、やり抜く力、高い学力・思考力・知的好奇心とともに人間力を育てるとあります。この人間力を育てることこそ、犬山市教育大綱の根本的な方針、生涯にわたって自ら学び続ける感性豊かな人づくりにつながることではないかと考えます。
塾講師として25年以上の経験や、今まで多くの
子どもたちと接してきている経験を、公教育と民間教育の橋渡しとして、民間の視点から的確なご指導をしていただくことで、さらなる公教育の質向上の一翼を担っていただけるものと期待しています。
以上の理由から、渡邉智治氏の
教育委員の任命は適任であると考えております。
議員の皆様方におかれましては、何よりも
子どもたちの幸せを願う立場から、良識あるご判断でこの人事案件に賛成されますようお願いをしまして、賛成討論とさせていただきます。ご静聴ありがとうございました。
○議長(
中村貴文君) 第71号議案に対する討論は終わりました。
以上で、通告による討論は終わりました。
これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
最初に、第64号議案、犬山市
附属機関設置条例の一部改正についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり、これを決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○議長(
中村貴文君) 異議なしと認めます。よって、第64号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第65号議案、犬山市職員の
特殊勤務手当に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり、これを決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○議長(
中村貴文君) 異議なしと認めます。よって、第65号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第66号議案、犬山市
手数料条例の一部改正についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり、これを決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○議長(
中村貴文君) 異議なしと認めます。よって、第66号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第67号議案、犬山市
税外収入に係る延滞金に関する条例等の一部改正についてを採決いたします。
本案に対する各委員長の報告は可決であります。本案は各委員長の報告のとおり、これを決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○議長(
中村貴文君) 異議なしと認めます。よって、第67号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第68号議案、犬山市公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり、これを決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○議長(
中村貴文君) 異議なしと認めます。よって、第68号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第69号議案、犬山市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり、これを決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○議長(
中村貴文君) 異議なしと認めます。よって、第69号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第70号議案、犬山市道路構造の
技術的基準を定める条例の一部改正についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり、これを決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○議長(
中村貴文君) 異議なしと認めます。よって、第70号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第71号議案、犬山市
教育委員会委員の任命についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は同意であります。本案は委員長の報告のとおり、これを決することに賛成する議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
中村貴文君) 起立多数。ご着席ください。よって、第71号議案は原案のとおり同意されました。
次に、第
72号議案、犬山市
教育委員会委員の任命についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は同意であります。本案は委員長の報告のとおり、これを決することに賛成する議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
中村貴文君) 起立全員。ご着席ください。よって、第
72号議案は原案のとおり同意されました。
次に、第73号議案、犬山市
固定資産評価審査委員会委員の選任についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は同意であります。本案は委員長の報告のとおり、これを決することに賛成する議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
中村貴文君) 起立全員。ご着席ください。よって、第73号議案は原案のとおり同意されました。
次に、第74号議案、令和2
年度犬山市
一般会計補正予算(第8号)を採決いたします。
本案に対する各委員長の報告は可決であります。本案は各委員長の報告のとおり、これを決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○議長(
中村貴文君) 異議なしと認めます。よって、第74号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第75号議案、令和2
年度犬山市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり、これを決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○議長(
中村貴文君) 異議なしと認めます。よって、第75号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第76号議案、令和2
年度犬山市
犬山城費特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり、これを決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○議長(
中村貴文君) 異議なしと認めます。よって、第76号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第77号議案、令和2
年度犬山市
木曽川うかい事業費特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり、これを決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○議長(
中村貴文君) 異議なしと認めます。よって、第77号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第78号議案、令和2
年度犬山市
介護保険特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり、これを決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○議長(
中村貴文君) 異議なしと認めます。よって、第78号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第79号議案、令和2
年度犬山市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり、これを決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○議長(
中村貴文君) 異議なしと認めます。よって、第79号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第80号議案、令和2
年度犬山市
水道事業会計補正予算(第1号)を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり、これを決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○議長(
中村貴文君) 異議なしと認めます。よって、第80号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第81号議案、令和2
年度犬山市
下水道事業会計補正予算(第1号)を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり、これを決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○議長(
中村貴文君) 異議なしと認めます。よって、第81号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第82号議案、令和元
年度犬山市
一般会計及び
特別会計の決算の認定についてを採決いたします。
本案に対する各委員長の報告は認定であります。本案は各委員長の報告のとおり、これを決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○議長(
中村貴文君) 異議なしと認めます。よって、第82号議案は原案のとおり認定されました。
次に、第83号議案、令和元
年度犬山市
水道事業会計未
処分利益剰余金の処分及び決算の認定についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決及び認定であります。本案は委員長の報告のとおり、これを決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○議長(
中村貴文君) 異議なしと認めます。よって、第83号議案は原案のとおり可決及び認定されました。
次に、第84号議案、令和元
年度犬山市
下水道事業会計未
処分利益剰余金の処分及び決算の認定についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決及び認定であります。本案は委員長の報告のとおり、これを決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○議長(
中村貴文君) 異議なしと認めます。よって、第84号議案は原案のとおり可決及び認定されました。
次に、第85号議案、令和2
年度犬山市
一般会計補正予算(第9号)を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり、これを決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○議長(
中村貴文君) 異議なしと認めます。よって、第85号議案は原案のとおり可決されました。
********************
△日程第2 令和2年請願第1号
○議長(
中村貴文君) 日程第2、令和2年請願第1号を議題といたします。
民生文教委員長から委員会の審査結果の報告を求めます。
吉田民生文教委員長。
〔
民生文教委員長 吉田君登壇〕
○
民生文教委員長(吉田鋭夫君) 請願審査結果報告書
令和2年9月24日
犬山市議会議長
中 村 貴 文 殿
民生文教委員長
吉 田 鋭 夫
本委員会に付託された請願を審査した結果、下記のとおり決定しましたので報告いたします。
記
1.件 名 令和2年請願第1号
『
定数改善計画の
早期策定・実施と
義務教育費国庫負担制度の堅持及
び拡充を求める請願書』
審査年月日 令和2年9月18日
審査結果
全員一致で採択
以上で終わります。
○議長(
中村貴文君)
民生文教委員長の報告は終わりました。
これより
民生文教委員長の報告に対する質疑を行います。
ご発言を求めます。
〔「なし」の声起こる〕
○議長(
中村貴文君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
通告による討論はありませんので、討論は省略いたします。
これより請願の採決を行います。
令和2年請願第1号、
定数改善計画の
早期策定・実施と
義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める請願書を採決いたします。
この請願に対する委員長の報告は採択であります。令和2年請願第1号を採択することに賛成する議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
中村貴文君) 起立全員。ご着席ください。よって、令和2年請願第1号は採択と決しました。
議事の進行上、暫時休憩いたします。
午前10時43分 休憩
再 開
午前10時55分 開議
○議長(
中村貴文君) 休憩前に引き続き本会議を再開いたします。
********************
△
日程追加 諸般の報告
○議長(
中村貴文君) この際、諸般の報告をいたします。
ただいま
意見書案2件が提出されましたので、これを各位の議席に配付いたしました。
以上で諸般の報告を終わります。
お諮りいたします。
ただいま提出されました
意見書案第3号及び第4号を直ちに本日の日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○議長(
中村貴文君) 異議なしと認め、さよう決しました。
********************
△
日程追加 意見書案第3号及び
意見書案第4号
○議長(
中村貴文君) 最初に、
意見書案第3号を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
10番 大沢秀教議員。
〔10番 大沢君登壇〕
○10番(大沢秀教君) 10番、大沢秀教でございます。
意見書案第3号、
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う
地方財政の急激な悪化に対し
地方税財源の確保を求める意見書を、各会派から賛成者として署名を頂き、提出させていただきます。
提出者は、私、犬山市議会議員、犬山市民クラブ 大沢秀教でございます。
賛成者は、犬山市議会議員、日本共産党犬山市議団
水野正光議員、公明クラブ 諏訪 毅議員、清風会 吉田鋭夫議員、令和新政クラブ 大井雅雄議員でございます。
別紙、
意見書案の朗読をもって提案理由の説明にかえさせていただきます。
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う
地方財政の急激な悪化に対し
地方税財源の
確保を求める意見書(案)
新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延し、わが国は、戦後最大の経済危機に直面している。地域経済にも大きな影響が及び、本年度はもとより来年度においても、地方税・地方交付税など一般財源の激減が避けがたくなっている。
地方自治体では、医療介護、子育て、地域の防災・減災、雇用の確保など喫緊の財政需要への対応をはじめ、長期化する感染症対策にも迫られ、
地方財政は巨額の財政不足を生じ、これまでにない厳しい状況に陥ることが予想される。
よって、国においては、令和3年度
地方財政対策及び地方税制改正に向け、下記事項を確実に実現されるよう、強く要望する。
記
1 地方の安定的な財政運営に必要な地方税、地方交付税などの一般財源総額を確保するこ
と。その際、臨時財政対策債が累積することのないよう、発行額の縮減に努めるとともに、
償還財源を確保すること。
2 地方交付税については、引き続き財源保障機能と財源調整機能の両機能が適切に発揮で
きるよう総額を確保すること。
3 令和2年度の地方税収が大幅に減収となることが予想されることから、思い切った減収補填措置を講じるとともに、減収補填債の対象となる税目についても、地方消費税を含め弾力的に対応すること。
4 税源の偏在性が小さく、税収が安定的な地方税体系の構築に努めるとともに、国税・地
方税の政策税制については、積極的な整理合理化を図り、新設・拡充・継続に当たっては、
有効性・緊急性を厳格に判断すること。
5 とりわけ、固定資産税は、市町村の極めて重要な基幹税であり、制度の根幹に影響する
見直しは、土地・家屋・償却資産を問わず、断じて行わないこと。先の緊急経済対策とし
て講じた特例措置は、臨時・異例の措置として、やむを得ないものであったが、本来国庫
補助金などにより対応すべきものである。よって、今回限りの措置とし、期限の到来をも
って確実に終了すること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和 年 月 日
愛知県犬山市議会
議長 中村 貴文
提出先
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
内閣官房長官
財務大臣
総務大臣
経済産業大臣
経済再生担当大臣
まち・ひと・しごと創生担当大臣
以上でございます。
○議長(
中村貴文君) 提案理由の説明は終わりました。
お諮りいたします。
意見書案第3号については、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○議長(
中村貴文君) 異議なしと認め、さよう決しました。
これより
意見書案第3号、
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う
地方財政の急激な悪化に対し
地方税財源の確保を求める意見書についての採決を行います。
意見書案第3号については、原案のとおりこれを決することに賛成する議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
中村貴文君) 起立全員。ご着席ください。よって、
意見書案第3号は原案のとおり可決されました。
次に、
意見書案第4号を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
吉田民生文教委員長。
〔
民生文教委員長 吉田君登壇〕
○
民生文教委員長(吉田鋭夫君)
定数改善計画の
早期策定・実施と
義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める意見書(案)、朗読で提案させていただきます。
未来を担う
子どもたちが夢や希望をもち、健やかに成長していくことは、すべての国民の切なる願いである。しかし、学校現場では
子どもたちの健全育成にむけて、日々真摯に教育活動に取り組んでいるものの、いじめや不登校など
子どもたちをとりまく教育課題は依然として解決されていない。また、特別な支援や日本語教育を必要とする子どもも多く、一人一人に応じた適切な支援を行うための十分な時間が確保できないなどの課題にも直面している。昨年度、文部科学省は、1,920人の定数改善を示した。しかし、少人数学級の推進や教職員
定数改善計画は示されておらず、不十分なものであった。現在、小学校では新学習指導要領が全面実施となり、外国語教育については、学習内容や授業時数の増加により、
子どもたちや学校現場の負担となっているという声が大きい。
子どもたち一人一人への指導の充実のためには、専門的な知識や指導方法を身につけた小学校英語専科教員の全校配置が必要である。また、少人数学級は、地域・保護者からも一人一人の子どもにきめ細かな対応ができるという声が多く聞かれる。山積する課題に対応し、すべての
子どもたちにゆきとどいた教育を行うためにも少人数学級のさらなる拡充を含めた
定数改善計画の
早期策定・実施が不可欠である。
また、
子どもたちが全国どこに住んでいても、機会均等に一定水準の教育を受けられることが憲法上の要請である。しかし、三位一体改革により、
義務教育費国庫負担制度の国庫負担率は、2分の1から3分の1に引き下げられたままであり、自治体の財政は圧迫されている。教育の機会均等と水準確保のために、
義務教育費国庫負担制度の堅持とともに、国庫負担率を2分の1へ復元することは、国が果たさなければならない大きな責任の一つである。
よって貴職においては、来年度の政府
予算編成に当たり、
定数改善計画の
早期策定・実施と、
義務教育費国庫負担制度の堅持とともに、国庫負担率2分の1への復元にむけて、十分な教育予算を確保されるよう強く要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和 年 月 日
愛知県犬山市議会
議長 中村 貴文
提出先
内閣総理大臣
内閣官房長官
文部科学大臣
財務大臣
総務大臣
以上でございます。よろしくお願いします。
○議長(
中村貴文君) 提案理由の説明は終わりました。
ここで
意見書案精読のため、5分ほど休憩いたします。午前11時10分に本会議を再開いたしますので、よろしくお願いいたします。
午前11時06分 休憩
再 開
午前11時10分 開議
○議長(
中村貴文君) 休憩前に引き続き、本会議を再開いたします。
これより提出者に対する質疑を行います。
ご発言を求めます。
〔「なし」の声起こる〕
○議長(
中村貴文君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
ただいま議題となっています
意見書案第4号は委員会提出であるため、委員会付託は省略いたします。
討論については、通告がありませんので、討論を省略いたします。
これより採決を行います。
意見書案第4号、
定数改善計画の
早期策定・実施と
義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める意見書の採決を行います。
意見書案第4号については、原案のとおり、これを決することに賛成する議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
中村貴文君) 起立全員。ご着席ください。よって、
意見書案第4号については、原案のとおり可決されました。
以上で、9
月定例議会に付議されました案件は、全部議了いたしました。
********************
○議長(
中村貴文君) お諮りいたします。9月25日から10月15日まで休会といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○議長(
中村貴文君) 異議なしと認めます。
これをもって、令和2年9
月定例議会を閉じます。
午前11時11分 散会
********************
本議会の顛末を記載し、相違ないことを証するため、ここに署名する。
令和 年 月 日
議 長
署名議員
署名議員
本会議に提出された事件及び審議結果
┌───────┬──────────────────┬──────┬──────┬──────┐
│ 議案番号 │件 名 │提出年月日 │審議結果 │議決年月日 │
├───────┼──────────────────┼──────┼──────┼──────┤
│第64号議案 │犬山市
附属機関設置条例の一部改正につ│令和2年.9.│原案可決 │令和2年.9.│
│ │いて │1 │ │24 │
│ │ │ │ │ │
│第65号議案 │犬山市職員の
特殊勤務手当に関する条例│〃 │〃 │〃 │
│ │の一部改正について │ │ │ │
│ │ │ │ │ │
│第66号議案 │犬山市
手数料条例の一部改正について │〃 │〃 │〃 │
│ │ │ │ │ │
│第67号議案 │犬山市
税外収入に係る延滞金に関する条│〃 │〃 │〃 │
│ │例等の一部改正について │ │ │ │
│ │ │ │ │ │
│第68号議案 │犬山市公民館の設置及び管理に関する条│〃 │〃 │〃 │
│ │例の一部改正について │ │ │ │
│ │ │ │ │ │
│第69号議案 │犬山市
放課後児童健全育成事業の設備及│〃 │〃 │〃 │
│ │び運営に関する基準を定める条例の一部│ │ │ │
│ │改正について │ │ │ │
│ │ │ │ │ │
│第70号議案 │犬山市道路構造の
技術的基準を定める条│〃 │〃 │〃 │
│ │例の一部改正について │ │ │ │
│ │ │ │ │ │
│第71号議案 │犬山市
教育委員会委員の任命について │〃 │同 意 │〃 │
│ │ │ │ │ │
│第
72号議案 │犬山市
教育委員会委員の任命について │〃 │〃 │〃 │
│ │ │ │ │ │
│第73号議案 │犬山市
固定資産評価審査委員会委員の選│〃 │〃 │〃 │
│ │任について │ │ │ │
│ │ │ │ │ │
│第74号議案 │令和2
年度犬山市
一般会計補正予算(第│〃 │原案可決 │〃 │
│ │8号) │ │ │ │
│ │ │ │ │ │
│第75号議案 │令和2
年度犬山市
国民健康保険特別会計│〃 │〃 │〃 │
│ │補正予算(第2号) │ │ │ │
│ │ │ │ │ │
│第76号議案 │令和2
年度犬山市
犬山城費特別会計補正│〃 │〃 │〃 │
│ │予算(第1号) │ │ │ │
│ │ │ │ │ │
│第77号議案 │令和2
年度犬山市木曽川うかい事業費 │〃 │〃 │〃 │
│ │
特別会計補正予算(第2号) │ │ │ │
│ │ │ │ │ │
│第78号議案 │令和2
年度犬山市
介護保険特別会計補正│〃 │〃 │〃 │
│ │予算(第2号) │ │ │ │
│ │ │ │ │ │
│第79号議案 │令和2
年度犬山市後期高齢者医療特別会│〃 │〃 │〃 │
│ │計補正予算(第1号) │ │ │ │
│ │ │ │ │ │
│第80号議案 │令和2
年度犬山市
水道事業会計補正予算│〃 │〃 │〃 │
│ │(第1号) │ │ │ │
│ │ │ │ │ │
│第81号議案 │令和2
年度犬山市
下水道事業会計補正予│〃 │〃 │〃 │
│ │算(第1号) │ │ │ │
│ │ │ │ │ │
│第82号議案 │令和元
年度犬山市
一般会計及び
特別会計│〃 │認 定 │〃 │
│ │の決算の認定について │ │ │ │
├───────┼──────────────────┼──────┼──────┼──────┤
│第83号議案 │令和元
年度犬山市
水道事業会計未処分利│令和2年.9.│可決及び認定│令和2年.9.│
│ │益剰余金の処分及び決算の認定について│1 │ │24 │
│ │ │ │ │ │
│第84号議案 │令和元
年度犬山市
下水道事業会計未処分│〃 │〃 │〃 │
│ │利益剰余金の処分及び決算の認定につい│ │ │ │
│ │て │ │ │ │
│ │ │ │ │ │
│第85号議案 │令和2
年度犬山市
一般会計補正予算(第│令和2年.9.│原案可決 │〃 │
│ │9号) │10 │ │ │
│ │ │ │ │ │
│令和2年 │
定数改善計画の
早期策定・実施と義務教│令和2年.9.│採 択 │〃 │
│請願第1号 │育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求め│14 │ │ │
│ │る請願書 │ │ │ │
│ │ │ │ │ │
│
意見書案 │
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う│令和2年.9.│原案可決 │〃 │
│ 第3号 │
地方財政の急激な悪化に対し
地方税財源│24 │ │ │
│ │の確保を求める意見書 │ │ │ │
│ │ │ │ │ │
│
意見書案 │
定数改善計画の
早期策定・実施と義務教│〃 │〃 │〃 │
│ 第4号 │育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求め│ │ │ │
│ │る意見書 │ │ │ │
│ │ │ │ │ │
│陳情第9号 │私立高校生の父母負担を軽減し、学費の│令和2年.9.│承りました │―― │
│ │公私格差を是正するために市町村独自の│14 │ │ │
│ │授業料助成制度を維持し、拡充を求める│ │ │ │
│ │陳情書 │ │ │ │
└───────┴──────────────────┴──────┴──────┴──────┘...