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令和 2年民生文教委員会( 9月17日)
令和 2年総務委員会( 9月17日)

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  1. 犬山市議会 2020-09-17
    令和 2年民生文教委員会( 9月17日)


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    令和 2年民生文教委員会( 9月17日)    令和2年9月            民生文教委員会会議録  令和2年9月17日(木曜日)  午前10時00分から  午後4時11分まで  第2委員会室 ────────────────────────────────────────── 〇出席委員(6名)      委員長 吉 田 鋭 夫 君  副委員長 畑   竜 介 君          岡 村 千 里 君       鈴 木 伸太郎 君          柴 田 浩 行 君       諏 訪   毅 君            ******************** 〇欠席委員(0名)            ******************** 〇職務のため出席した事務局職員の職・氏名  統括主査      後 藤 泰 介 君
               ******************** 〇説明のため出席した者の職・氏名  教育部長      中 村 浩 三 君   健康福祉部長    吉 野 正 根 君  子ども・子育て監  矢 野 ひとみ 君   学校教育課長    長 瀬 尚 美 君  学校教育課主幹   神 谷 勝 治 君   文化スポーツ課長  山 本 直 美 君  歴史まちづくり課長 中 村 達 司 君   子ども未来課長   上 原 眞由美 君  子ども未来課主幹  小 幡 千 尋 君   子ども未来課主幹  伊 藤 真 弓 君  福祉課長      松 澤 晶 子 君   高齢者支援課長   上 原 敬 正 君  保険年金課長    河 合 武 史 君   健康推進課長    三 輪 雅 仁 君            ******************** 〇付託議案     第67号議案 犬山市税外収入に係る延滞金に関する条例等の一部改正について           (民生文教委員会の所管に属するもの)     第68号議案 犬山市公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正について     第69号議案 犬山市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定め           る条例の一部改正について     第71号議案 犬山市教育委員会委員の任命について     第72議案 犬山市教育委員会委員の任命について     第74号議案 令和2年度犬山市一般会計補正予算(第8号)            第1条の第1表 歳入歳出予算補正中             歳 入 民生文教委員会の所管に属する歳入             歳 出 3款 民生費                 4款 衛生費(1項保健衛生費)                 9款 教育費     第75号議案 令和2年度犬山市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)     第76号議案 令和2年度犬山市犬山城費特別会計補正予算(第1号)     第78号議案 令和2年度犬山市介護保険特別会計補正予算(第2号)     第79号議案 令和2年度犬山市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)     第82号議案 令和元年度犬山市一般会計及び特別会計の決算の認定についてのう           ち            令和元年度犬山市一般会計中             歳 入 民生文教委員会の所管に属する歳入             歳 出 2款 総務費(5項統計調査費のうち5目教育統計調                        査費)                 3款 民生費                 4款 衛生費(1項保健衛生費)                 9款 教育費             並びに特別会計中            令和元年度犬山市国民健康保険特別会計            令和元年度犬山市犬山城費特別会計            令和元年度犬山市介護保険特別会計            令和元年度犬山市後期高齢者医療特別会計     第85号議案 令和2年度犬山市一般会計補正予算(第9号)            ********************                 午前10時00分 開議 ○委員長(吉田鋭夫君) ただいまの出席委員は6名全員でございます。  定足数に達しておりますので、直ちに民生文教委員会を開会いたします。  昨日に引き続き書類審査を行います。  書類の審査時間はおおむね11時半頃までとし、13時から質疑に入りたいと思います。  なお、民生文教委員会としまして、来年度の予算要望の件につきましても、十分皆様方、意識しながら、よろしくお願いします。  暫時休憩いたします。                午前10時01分 休憩                 再     開                午後0時58分 開議 ○委員長(吉田鋭夫君) ただいまより再開いたします。  書類審査が終了しましたので、分類4の健康福祉部所管の第82号議案に対する質疑を行います。  ご発言を求めます。  諏訪委員。 ○委員(諏訪 毅君) では、私からは第82号議案、令和元年度犬山市一般会計及び特別会計の決算認定について、7点質疑をいたしますので、まず、4点、質疑をさせていただきます。  まず、1点目ですが、決算書185ページ、3款1項1目13節委託料、福祉バス運転業務委託料1,140万2,824円について質疑をいたします。  まずは、この委託料の内訳のほうをお教えください。 ○委員長(吉田鋭夫君) 松澤福祉課長。 ○福祉課長(松澤晶子君) 諏訪委員のご質疑にお答えいたします。  福祉バス委託料につきましては、まず、全額2台の福祉バスの運転委託料ということで、3年契約で契約業者に毎月支払いしているものです。  内容につきましては、運転業務と任意保険料を含みまして、請負業者負担として含まれております。  週5日運行を基本に、月22日運行するものとして、27号のほうが月に41万8,000円、28号が44万円に消費税としております。これは昨年度1年分で、1,122万2,640円、ほぼ98%が基本請負料です。  その後、時間外管理請負料や超過走行になった場合の請負、それから22日を超えた、秋の利用が増えたときですけれども、追加請負料ということで、合わせてそこが18万184円となっております。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 諏訪委員。 ○委員(諏訪 毅君) ありがとうございます。今、委託料のほうのお話を頂きまして、運転手の方とか、そういうとこの経費というのは分かったんですが、バスにかかった整備費用等に関しては、どのようになっていますでしょうか。 ○委員長(吉田鋭夫君) 松澤福祉課長。 ○福祉課長(松澤晶子君) バスの運行経費につきましては、ほかに燃料費としまして、昨年1年間で2台で37万円、車検の法定費用やETCカード手数料で2万9,794円、自賠責保険料は2万8,370円、あと有料道路通行料6,610円と、バスのシートのクリーニング代とか、洗浄の消耗品が2万9,654円、計46万4,428円となっております。  バスを取得したのは、それぞれ27号が15年、28号が18年ということですけれども、バスの取得価格としましては、15年に903万円と、28号車が18年に1,921万5,000円で購入をしているところです。 ○委員長(吉田鋭夫君) 諏訪委員。 ○委員(諏訪 毅君) ありがとうございます。では、続いて2点目に行きたいと思います。  決算書187ページ、3款1項1目19節負担金補助及び交付金、福祉団体等貸切バス利用料補助金55万8,000円について質疑をいたします。  昨年よりまず24万7,000円、この補助金のほうが増えておりますが、令和元年度の利用回数と、平成30年度より何回利用数が増えたかをお教えください。 ○委員長(吉田鋭夫君) 松澤福祉課長。 ○福祉課長(松澤晶子君) 福祉団体の貸切バスの利用回数ですけれども、平成30年が5件でした。令和元年は9件となっております。申請のほうが10件ありまして、コロナで年度末のときに中止になっておりますので9件、4件の増ということでした。 ○委員長(吉田鋭夫君) 諏訪委員。 ○委員(諏訪 毅君) ありがとうございます。4件増えたということで、昨年より24万7,000円増えたということでよろしいでしょうか。 ○委員長(吉田鋭夫君) 松澤福祉課長。 ○福祉課長(松澤晶子君) はい。 ○委員長(吉田鋭夫君) 諏訪委員。 ○委員(諏訪 毅君) ありがとうございます。続いて3点目、決算書193ページ、3款1項3目13節委託料、独り暮らし老人安否確認事業委託料131万6,252円について質疑をいたします。  まず、1点目ですが、令和元年度の登録者数をお教えください。 ○委員長(吉田鋭夫君) 上原高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(上原敬正君) ただいまのご質疑にお答えさせていただきます。  登録者、65歳以上になりますが、21名という形になっております。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 諏訪委員。 ○委員(諏訪 毅君) ありがとうございます。平成30年度より委託料のほうが約30万円ほど増えておりますが、これの要因のほうをお教えください。 ○委員長(吉田鋭夫君) 上原高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(上原敬正君) ただいまのご質疑にお答えさせていただきます。  ちょうどシルバーの単価が上がったことによります。単価当たりが今回、874円ですが、平成30年度はここから216円をお引きした形の658円のものが216円上がって874円、こちらが大きな要因でございます。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 諏訪委員。
    ○委員(諏訪 毅君) ありがとうございます。4点目に移ります。同じく決算書193ページ、3款1項3目13節委託料の緊急通報電話設置業務委託料39万4,710円についてなんですが、まず1点目は、これ何件ぐらいこの設置業務をやられたかをお尋ねします。 ○委員長(吉田鋭夫君) 上原高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(上原敬正君) ただいまの質疑にお答えさせていただきます。  令和元年度末で65台の設置となっております。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 諏訪委員。 ○委員(諏訪 毅君) ありがとうございます。今後の65台の設置というのは、昨年度に対して、何台増減しているのかということを教えてください。 ○委員長(吉田鋭夫君) 上原高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(上原敬正君) ただいまの質疑にお答えさせていただきます。  平成30年度につきましては、年度末台数57台ございました。令和元年度中に新規設置台数は16台、撤去が8台で計65台という形になっております。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 続いて発言を求めます。  畑委員。 ○委員(畑 竜介君) 私からも第82号議案、決算2点について質疑させていただきます。  まず、1点目です。決算書193ページ、3款1項3目老人福祉施設費13節委託料、今、諏訪委員の質疑にもありましたけども、緊急通報電話設置業務委託料についてです。  先ほどの答弁で、年度末に57台から65台というふうに増えているというのは分かりましたが、それに伴う緊急通報の回数と内容について教えてください。 ○委員長(吉田鋭夫君) 上原高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(上原敬正君) ただいまの質疑にお答えさせていただきます。  災害による緊急通報の実績はございませんでした。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 畑委員。 ○委員(畑 竜介君) また、その関連施設成果報告書の86ページの下段の対応策、今後の方向性に記載されている、定期的に高齢者の意向調査等を実施して改善していくというふうにありますが、どのように実施していく予定かということと、合わせて独り暮らし高齢者安心コールや、独り暮らし老人等福祉電話設置事業の違いというのを教えてください。 ○委員長(吉田鋭夫君) 上原高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(上原敬正君) ただいまの質疑にお答えさせていただきます。  まず、最初のアンケートにつきましては、例えばタクシー助成なんかにつきましては毎年アンケートを直接業者の方に取っておりますので、そういった形で、このサービスを受けてみえる方に取っていくという形を想定をしています。  1点目なんですが、関連性についてになります。今言われた緊急通報システムというのは、ほかにも高齢者のサービスというものがございますが、複数でちょっとあえて使えないような形になっております。例えば、緊急システムというものを使うということになれば、安心コールというのは使えない、かぶらないように、ただ、ちょっと今お話が出なかったんですが、介護保険特別会計のほうでもやっております配食サービス、これも安否になりますので、それは利用可能だよというような形になって、そこがサービスがかぶらないような形で事業を展開させていただいています。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 畑委員。 ○委員(畑 竜介君) 最後になりますけども、緊急通報がゼロ回ということで、ないにこしたことはないんですけども、これ効果というか、それはどうなんでしょうか。 ○委員長(吉田鋭夫君) 上原高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(上原敬正君) ただいまの質疑にお答えさせていただきます。  効果につきましては、これ何事も起こってないので、表面上は何もないんですが、毎月報告書が出てまいります。その報告書によりますと、例えばこれ電気を入れっ放しでおって、ひょっとして切らずに外出なんかをしたりすると、人感センサーというものもあるもんですから、そこで一定時間動かないと、どうなっているんだということで、業者のほうからコールが行く。結果的には外出していました、親族の家に行ってましたというような形になっておりますので、そういうことでも大事に至らないような形で事業のほうを展開させていただいています。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 畑委員。 ○委員(畑 竜介君) ありがとうございました。分かりました。  続きまして、97ページ、3款1項1目老人福祉施設費の11節需用費の中の光熱費についてお伺いします。  旧犬山養護老人ホームでは、新電力会社と契約していると思うんですけども、新電力会社と契約に至るまでの経緯を分かる範囲でお示しください。 ○委員長(吉田鋭夫君) 上原高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(上原敬正君) ただいまの質疑にお答えさせていただきます。  総務課のほうでも再確認してまいりましたが、養護老人ホーム、もともと高圧電源を持った施設でございます。市内のそういった高圧を持った施設につきまして、丸紅という会社で契約をしているという形になっております。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 畑委員。 ○委員(畑 竜介君) そうすると、ほかの高齢者支援課所管の建物とか、それに関しては高圧でないから、中部電力会社で契約しているということでしょうか。 ○委員長(吉田鋭夫君) 上原高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(上原敬正君) ただいまの質疑にお答えさせていただきます。  そのとおり、中部電力という形で契約のほうをさせていただいております。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 畑委員。 ○委員(畑 竜介君) これ電力会社の見直しというのは、定期的に行ったりはしているもんでしょうか。 ○委員長(吉田鋭夫君) 暫時休憩いたします。                午後1時11分 休憩                 再     開                午後1時13分 開議 ○委員長(吉田鋭夫君) 再開いたします。  続いて答弁をお願いします。  上原高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(上原敬正君) ただいまの質疑にお答えさせていただきます。  今、この場で分からないものですから、一度調べて、後ほど報告をさせていただくことでよろしいでしょうか。 ○委員長(吉田鋭夫君) では、よろしくお願いします。  畑委員。 ○委員(畑 竜介君) そしたら、次の質疑に移ります。  同じく3款1項6目老人福祉施設費からなんですが、成果報告書88ページ中段の事業の評価というところで、受益の公平性について、高齢者をはじめ地域住民の利用も認めているというふうに記載があるんですけれども、老人福祉センター、老人憩の家に関しては、名称のせいもあると思うんですけども、老人クラブ等の高齢者しか使えないと思っている市民も私の周りに多いんですけれども、地域住民の利用というのは、どれぐらいの実績があるのか教えてください。 ○委員長(吉田鋭夫君) 上原高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(上原敬正君) ただいまのご質疑にお答えさせていただきます。  今おっしゃったように、もともとは高齢者のための施設ということで、条例の施行規則で、市内に居住する60歳以上の者という規定をしておりますが、ただし書によって、市長が認めるときには、町内会、あとはその他市長が適当と認めた団体ということで、使用のほうを許可しているという形になります。  今おっしゃいました市内に4か所の老人福祉センターがございますが、昨年の実績で1万5,025人の方が利用しておりますが、老人クラブという形では、5,551名、約3分の1の方が利用しています。そのほかとしましては、町内会、婦人会、子ども会というとこで1,500人ほどの利用と、あと残りはその他というふうになるんですが、基本、高齢者の方、特に老人クラブに入っているような単位でのそれぞれの個々の活動を使ってみえるということで、結果的には先ほど申し上げたように、町内会、婦人会や子ども会といったものについては、1,500という形になるので、ほぼほぼ1割という形になっております。  また、老人憩の家につきましても、昨年度、1万3,427名の利用がございましたが、町内会、婦人会、子ども会というところで、ほぼ1,100程度ということになっておりますので、こちらがちょっと1割切るぐらいな形になりますが、そのような形で利用がされているという実態でございます。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 畑委員。 ○委員(畑 竜介君) そうすると、一応60歳未満の方も使えるということでよろしいでしょうか。 ○委員長(吉田鋭夫君) 上原高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(上原敬正君) ただいまのご質疑にお答えさせていただきます。  このような町内会であったり、条例規則に当てはまるということであれば、使っていただくことは可能でございます。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 畑委員。 ○委員(畑 竜介君) ありがとうございます。犬山市のホームページを見ると、福祉活動センターについては、どなたでもご利用いただけますというふうになっているんですが、老人憩の家の利用対象者のところは、おおむね60歳以上の方というふうに記載があって、それ以外の方が使えるようなのが見当たらないような気はするんですが、そこら辺については改正する予定はありませんでしょうか。 ○委員長(吉田鋭夫君) 上原高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(上原敬正君) ただいまの質疑にお答えさせていただきます。  分かりにくいということはいけないと思いますので、そこはホームページ等のもう一度文言等の見直しを考えていきたいと思います。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 畑委員。 ○委員(畑 竜介君) ありがとうございます。続きまして、決算書223ページ、3款3項2目扶助費、20節扶助費生活補助等のことについてです。成果報告書の84ページの下段の課題を見ますと、単身高齢者や精神障害者等自立更生不可能な受給者が増加しているというふうにありますが、被保護者数の年齢の分布、または外国人の割合などを分かる範囲で教えてください。 ○委員長(吉田鋭夫君) 松澤福祉課長。 ○福祉課長(松澤晶子君) ご質疑にお答えします。  まず、令和元年度末の被保護者数につきましては、232世帯の297人となっています。全体の年齢構成は、20歳未満の未成年が32人、10.8%、20歳から30歳代、若い方が17人の5.7%、40歳から50歳代、働き盛りというのが90人の30.3%、60歳以上が158人の53.2%となっています。65歳以上の高齢者人数につきましては、135人で45.5%、そのうち単身の独居高齢者が98人、98世帯ですが、全体世帯の42.2%を占めています。人数割合でいけば、全体の33%、ちょうど3分の1ということですが、被保護者の高齢者数の中では、そのうちの72.2%は独居の高齢者だということになります。  世帯分類としましては、高齢者のみ世帯が110世帯、123人で、全体の47.6%、母子・父子家庭、一人親世帯が7世帯、22人、0.3%。世帯主が高齢者以外で障害者であるという障害者世帯に分類されるのが50世帯の59人、21.6%、世帯主がやはり高齢者ではないですけれども、入院や入所しているという傷病者世帯と申しますが、こちらが43世帯、49人、18.5%といった状態になっております。  外国人の割合が、令和元年度末には17人の5.7%です。昨年度は14人の4.7%だったので、割合で1%増ということで、今ちょっと増えている状況です。  それから、障害者手帳所持者は、身体障害が43人、精神障害が50人、両方持っている方が3人みえまして、全体の3割が障害の手帳のある方、その55%は精神障害のみえる方という状況になっています。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 畑委員。 ○委員(畑 竜介君) ありがとうございます。外国人の割合は17人ということでしたけども、少し増えているということもありましたが、外国籍の方というのは、こういうサービスというか、こういうのがあるということは分かってみえるんですかね。 ○委員長(吉田鋭夫君) 松澤福祉課長。 ○福祉課長(松澤晶子君) 外国籍の方の生活保護は、国の制度ではなく、一応市町村の裁量ということで、永住外国人については適用できるという状態にはなっていますので、ただ、日本の生活保護制度が周知されているかというと、それはちょっと難しいかもしれませんが、割と地域協働課の外国人の支援員を通して相談にみえる方が多いです。 ○委員長(吉田鋭夫君) 先ほど答弁を調べてという部分につきまして、改めて答弁を求めます。  上原高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(上原敬正君) 時間ありがとうございました。今、総務課に確認をしてまいりました。高圧につきましては、今年度から見直しをかけて、中電系という形で高圧のほうも使用をしておるという形になりまして、その他低圧についても、一旦調べたそうなんですが、メリットがないということで、今現在止まっているということで、また検討をしていくというような形で総務課のほうから確認をとりました。  以上です。
    ○委員長(吉田鋭夫君) 畑委員。 ○委員(畑 竜介君) 高圧系は中電になる、今年度、令和2年度ということでよろしいですかね。 ○委員長(吉田鋭夫君) 上原高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(上原敬正君) はい、今年度ということで聞いております。 ○委員長(吉田鋭夫君) 畑委員。 ○委員(畑 竜介君) 丸紅じゃなくて中電に変わったということですか。 ○委員長(吉田鋭夫君) 上原高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(上原敬正君) はい、そのようですということです。 ○委員長(吉田鋭夫君) 他に発言を求めます。  柴田委員。 ○委員(柴田浩行君) 第82号議案、令和元年度犬山市一般会計及び特別会計の決算認定について、健康福祉部に係るところで3件、質疑させてください。  まず最初に、事項別明細書の201ページです。3款1項8目20節の扶助費の中で、子ども医療費、約3億3,000万円についてお伺いします。  まず、これは平成30年度と比較すると、令和元年度、約マイナス1,000万円になっていると思うんですけども、まず最初に、その要因についてご説明ください。 ○委員長(吉田鋭夫君) 河合保険年金課長。 ○保険年金課長(河合武史君) ご質疑にお答えします。  一番の要因としては、子どもさんの対象者の数が減っていることだというふうに考えています。年度末の子ども医療の受給者ですけれども、令和元年度が1万1,173人、それに対しまして1年前、平成30年度末は1万1,400人いらっしゃいましたので、227人減っておりますので、執行額の減少は対象者の減少によるものと見ております。 ○委員長(吉田鋭夫君) 柴田委員。 ○委員(柴田浩行君) ありがとうございます。分かりました。  これスタートするとき、市独自でサポートするということでしたけども、財政負担というのは、今のところ当初のシミュレーションどおりに進んでいるのかどうか確認いたします。 ○委員長(吉田鋭夫君) 河合保険年金課長。 ○保険年金課長(河合武史君) 今、県費が負担をしていただけるのが、通院が就学児、小学校に上がる前、それから入院については中学校を卒業するまでとなっています。それ以降については、市が単独で助成をしているということになりますので、今、通院、入院ともに中学生までが無料、高校生については3分の2を助成しているという状況であります。  一番最初に拡大をしたときは、どうしても予算的にはやはり余分に市の単独の分を見ておりましたけれども、ほぼほぼ落ち着いてきておりますので、当初の見込みとどうかと言われれば、ほぼ合っているのかなという感触は得ています。  ただ、やはり高校生の部分だけでも使っているお金が2,300万円ぐらいはやはりありますので、今後、高校生に関して子どもがまたちょっと減るという感じではないもんですから、そこそこ2,300万円から2,500万円ぐらいは必要なのかなというふうには思っています。 ○委員長(吉田鋭夫君) 柴田委員。 ○委員(柴田浩行君) ありがとうございます。ただ、お子さんの数が減って、しばらく高校生の数は横ばいかもしれないということの中で、子ども医療費、やっぱり減額するための取り組みは検討していかなきゃいけないと思うんですけども、一番は健康であってくれということなんですけども、その取り組み等、何か検討されていたらお示しいただければと思います。 ○委員長(吉田鋭夫君) 河合保険年金課長。 ○保険年金課長(河合武史君) 以前、監査のほうからも拡大をする一方なんだけれども、一方で適正にしていく必要性があるんじゃないかというご指摘は頂いたことがございます。  まず、過剰に診療がされているのかどうかというところなんですけれども、当時、調べさせていただいた限りでは、子どもさんに対して異常な多受診であったり、掛け持ち受診というような兆候が、調べられるのが国民健康保険のものだけだったので、お子さん全体としてはもう1割ぐらいしかないんですが、その人たちに関しては、そういうことは認められなかったということで、そういう調べはさせていただきました。  あとは医療費通知を、これも国保は国保、健保は恐らく健保の皆さんでやってくださっていると思いますが、無料なんだが、その人たちに対してはお子さんが幾らお使いになったということがお知らせになりますので、それでどうしたという話になるかもしれませんが、一定、これだけ使っているんだということの周知にはなるのかなというふうに考えています。  今後は、受給者証が変わったりするようなときに、適正に受診してくださいということは言いたいとは思っております。ただ、一方で、もともとの子ども医療の趣旨が、医療にかかれないような人たちの補助をして、医療にかかりやすくしてあげるという趣旨もありますので、一概に抑制をするだけがよいというふうには思っておりません。その間のバランスをとりながら進めていくのが大事かなと思っています。 ○委員長(吉田鋭夫君) 柴田委員。 ○委員(柴田浩行君) ありがとうございます。よく分かりました。  続きまして、事項別明細書223ページ、3款3項2目の20節扶助費で、先ほど畑委員も質疑されていましたが、被保護者の数ですね、ここ数年、増加傾向なのか、過去3年間の推移でいいので、お示しいただければと思います。 ○委員長(吉田鋭夫君) 松澤福祉課長。 ○福祉課長(松澤晶子君) 過去3年間の保護者数の推移を申し上げます。ちょっと今手元に年度ごとの平均の世帯数と人員で申し上げます。平成29年度では、259世帯の344人、それから平成30年度では237世帯の304人で、令和元年度では232世帯の297人ということでお願いします。年度末データです。年度末の世帯数と人員です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 柴田委員。 ○委員(柴田浩行君) 若干減っている形ですね、数字だけ見ると、というところだと思いますが、その一方で、支出金額はどうかということなんですけども、明細書のほうに生活扶助費、住宅扶助費、教育等、いろいろありますが、特に令和元年度、支出が増加している扶助項目があれば教えていただければと思います。 ○委員長(吉田鋭夫君) 松澤福祉課長。 ○福祉課長(松澤晶子君) 増加しているものということですが、平成30年度と令和元年度で比較の中で増加したものとしましては、まず、医療扶助費が、平成30年度は3億5,084万3,663円であったものが、3億6,071万251円となっております。増加したものについては、医療扶助費のみですね。 ○委員長(吉田鋭夫君) 柴田委員。 ○委員(柴田浩行君) 分かりました。そしたら、この医療扶助を適正及び抑制するための昨年度何か取り組み、やられたことがあればお示しください。 ○委員長(吉田鋭夫君) 松澤福祉課長。 ○福祉課長(松澤晶子君) 医療扶助費について、抑えるためにという取り組みというご質疑ですが、正直、医療扶助費を抑える手段というのが難しいものになります。先ほど言ったように高齢者も増えていますし、そもそも生活保護制度を申請する理由が、医療費が払えないという理由で申請をしてくるので、高齢者ですので、多少なりとも年金が入っているので、たらずまいを支給する生活扶助費については、トータルでも減っているんですけれども、医療につきましては、生活保護に入れば、ほぼ100%の料金を支払う仕組みになっておりますので、保護になってしまった段階で、福祉課で医療扶助とかを抑えることは厳しいかなと思います。  あと伸びている、昨年度と比べては減ってはいるんですけど、介護扶助費も同様に介護保険のサービスを利用する高齢者が増えておりますので、そこで抑制するということが難しいのかなというふうに考えております。  ただ、今年度の1月からは、国は健康支援事業を取り入れろということで言っておりますので、何らか医療の行動を分析しつつ、その受診を抑えることとか、あとはレセプトから薬のジェネリックを使用するように、ひどい極端な医療機関があれば、そちらをお願いするという仕組みにはしておりますので、発見できたときには、そのように医療機関に連絡を取るようにしております。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 柴田委員。 ○委員(柴田浩行君) ここがポイントというか、課題であることは、数年、このことは確認していますけども、要はその状況が続いて、なかなか難しいということは理解できます。  同じこの扶助費の中で、今度就労自立給付金についてお伺いしたいんですけども、この額が6万4,704円と低いんじゃないかなと思いますが、昨年度何人、この就労自立することができたのか、あるいは就労自立を支援する取り組み等があれば教えていただければと思います。 ○委員長(吉田鋭夫君) 松澤福祉課長。 ○福祉課長(松澤晶子君) 就労自立給付金につきましては、被保護者の就労による自立の促進を目的に、安定した職業に就いたこと等により保護を必要としなくなったものに対して、就労自立給付金を支給する制度ということですが、令和元年度は1人のみの支給でしたが、6万4,704円ということになっております。  一生懸命就労支援は、当市におきましては1名が専任で取り組んでおりますので、ハローワークや、それから新聞チラシや、それからタウン誌等による求人情報をフルに活用して、履歴書の書き方、面接の仕方等も含めて、強力に指導していて、割と国や県からも実績がいいと言われているところではございますが、そのように努めてやっております。 ○委員長(吉田鋭夫君) 柴田委員。 ○委員(柴田浩行君) ありがとうございます。引き続きよろしくお願いいたします。  3点目、最後になりますが、事項別明細書225ページです。4款1項1目の19節の負担金補助及び交付金の中で、尾北の看護専門学校の運営費補助金についてご質疑させてください。  非常に大切なこれは取り組みだと思っていますので、昨年度、犬山市在住の学生数は何名か分かればお示しください。 ○委員長(吉田鋭夫君) 三輪健康推進課長。 ○健康推進課長(三輪雅仁君) 尾北に入っている犬山市の学生が何人ということですか。  把握はしておりません。卒業生も把握はできていません。 ○委員長(吉田鋭夫君) 柴田委員。 ○委員(柴田浩行君) 卒業生に関して、卒業生で市内の医療機関に就職した人の人数というのは、これは把握しているんでしょうか。 ○委員長(吉田鋭夫君) 三輪健康推進課長。 ○健康推進課長(三輪雅仁君) この春ということで、尾北の専門学校を全部で32名の方が卒業されました。そのうち市内の病院等に就職された方は4人、総合犬山中央病院が3人で、犬山病院がお1人というふうに伺っております。  以上でございます。 ○委員長(吉田鋭夫君) 柴田委員。 ○委員(柴田浩行君) 分かりました。ありがとうございます。  もう1点、広域でやっているというのは、管内での就職した人数というところまでは把握していますか。 ○委員長(吉田鋭夫君) 三輪健康推進課長。 ○健康推進課長(三輪雅仁君) 先ほど犬山市は4人というふうに申し上げましたが、管内、江南市、扶桑町、大口町、犬山市の中では、そのうちの中では7人というふうにお伺いをしております。 ○委員長(吉田鋭夫君) 他に発言を求めます。  岡村委員。 ○委員(岡村千里君) 私からも第82号議案から質疑をさせていただきます。5点お願いいたします。  まず、1点目です。決算書の191ページ、3款1項2目20節の軽度・中等度難聴児の補聴器の購入助成事業費の9万6,000円についてです。  随分これ導入されてから年が経ったと思うんですけれども、当該年度については、これは何人の方が活用できたのか。それから、新規の方はいるのかどうかお示しください。 ○委員長(吉田鋭夫君) 松澤福祉課長。 ○福祉課長(松澤晶子君) 令和元年度の実績としましては、実人数としまして3名の方が申請して、どの方も両耳の補聴器を申請していますので、件数としては6件となっております。  そのうちに新規の方は1名おられます。修理の方が2名というふうな形です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 岡村委員。 ○委員(岡村千里君) ありがとうございます。大体予算としては15万円ぐらい組んで、9万5,000円だと結構使われたなというふうに思ったんですけれども、その中身は分かりました。  それからあと、今、県も負担してくれていると思うんですけれども、それはどの程度だったですかね。 ○委員長(吉田鋭夫君) 松澤福祉課長。 ○福祉課長(松澤晶子君) 県が2分の1補助ということになっています。 ○委員長(吉田鋭夫君) 岡村委員。 ○委員(岡村千里君) ありがとうございます。では、2点目、お願いします。  福祉会館のことです。195ページで3款1項5目ですね、福祉会館については、維持管理費の件と、それからいわゆる解体の費用が載っていまして、解体のほうを質疑したいと思います。420万9,000円ということなんですけれども、あれだけ大きな建物なので、それと古い物件ですので、解体工事についてもいろいろと設計業務なんですけれども、アスベストだとかいろいろな問題があると思いますが、まずこの設計業務委託についての中身というか、教えていただけますか。 ○委員長(吉田鋭夫君) 松澤福祉課長。 ○福祉課長(松澤晶子君) 設計業務委託の委託料の内容ということですが、2つ、かかります。  まずは、設計業務委託料と、それからその中でアスベストの除去工事の設計を一式ということで附属しておりまして、金額としましては主たる解体工事設計一式で396万円、アスベストの除去の設計一式で24万9,480円となっております。 ○委員長(吉田鋭夫君) 岡村委員。 ○委員(岡村千里君) ありがとうございました。では、次、3点目に行きます。  同じく195ページで、3款1項3目の高齢者タクシー料金の助成事業です。823万4,310円ということですけれども、当該年度の利用率をまずお示しください。 ○委員長(吉田鋭夫君) 上原高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(上原敬正君) ただいまの質疑にお答えします。  利用率としましては、39.6%という形になっております。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 岡村委員。 ○委員(岡村千里君) まだまだ利用としては少ないなということですけれども、協定書なんか見まして基本料金は700円を上限にということで、いろいろ伝票を見てみましたら、650円のところもありましたし、さまざまでございました。今、利用率も39.6%と低いわけですけれども、市民の方から何かいろいろ改善してほしいとかという、そういった声はあるんでしょうか。 ○委員長(吉田鋭夫君) 上原高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(上原敬正君) ただいまの質疑にお答えします。  市民もですけども、この議会のほうでも昨年度、いろいろ答弁をさせていただいて、現在、この辺りの助成について、どうしようかということで、現在、検討をしているところでございます。
     以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 岡村委員。 ○委員(岡村千里君) 分かりました。次に、4点目です。  194、195ページで、3款1項4目の老人ホーム費です。まず、処分に係るものが計上されていますけれども、ここも非常に古い建物でして、PCB分析の委託とかもありましたけれども、この処分についての何かスムーズにいったのか、あるいは何か問題がなかったかどうか、お示しください。 ○委員長(吉田鋭夫君) 上原高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(上原敬正君) ただいまの質疑にお答えさせていただきます。  昨年度、こちらにありますように、分析の委託をした結果、低濃度ということでございました。こちらの処分につきましては、来年度できるように予算計上をしていく今準備をしております。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 岡村委員。 ○委員(岡村千里君) それから、これに関連して、3款1項3目の老人ホームの民間委託になってからの状況ですけれども、今、16人の方がおみえになっていて、一応、民間委託にはなりましたが、その生活費のところは市が補助しているという、そういう認識でいいのでしょうか。 ○委員長(吉田鋭夫君) 上原高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(上原敬正君) ただいまの質疑にお答えさせていただきます。  そのような認識で結構でございます。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 岡村委員。 ○委員(岡村千里君) 民間になったということでして、その運営に係るものは、じゃあ、そちらの民間のほうになっていくんですけど、市のこれからもいろいろ支援をしていくという記述がありましたけれども、その内容についてお示しください。 ○委員長(吉田鋭夫君) 上原高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(上原敬正君) ただいまの質疑にお答えします。  支援自体というのは、こちらが業務を委託しておるということで、ほぼほぼ養護老人ホームであったままいっておりますが、例えば入所に際してのそういった相談があったりとか、そういったことについてはお互いに連絡を取り合って、スムーズにいくような形で現在もやっております。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 岡村委員。 ○委員(岡村千里君) これからもよろしくお願いしたいと思います。  それでは、最後に5点目の柴田委員が質疑いたしました子ども医療費についてです。201ページで3款1項8目20節です。3億3,775万円ということですけれども、今、執行状況ですとか、それから、高校生分で2,300万円ほどだということは、先ほどの質疑で分かりました。私としては、これは非常に喜ばれている制度で、先ほど答弁にもありましたように、風邪など病気になったとき、より早くかかりやすくなるということで、非常に評価はしているんですけれども、今の子どもたちの数が減ってきたということで、支出が少し抑えられているということですので、1点ちょっとお伺いしたいのは、今、愛知県内で各市町村ですね、中学校までの助成よりも高校生までやったらどうかという意見も出ているんで、そういう高校生まで、18歳まで見るというふうになってきているんですけれども、そういった今年度の執行状況から考えて、そういったことをしていくような検討はされているのかどうか、お願いします。 ○委員長(吉田鋭夫君) 河合保険年金課長。 ○保険年金課長(河合武史君) 質疑にお答えします。  今、新聞報道などで、高校生というよりも、むしろ今、大学生の入院の部分を思い切って増やすという市が幾つか出てきています。特に大学を市内にお持ちの市町で、そこの定住を図るという意味も兼ねて、実施をするところが、確か数市あったかと思います。  高校生までの全額助成をしているところは三河の山間部の町村で少子化対策ということでかなりやられていますが、市でやっていらっしゃるところはなかったように記憶をしています。  このような状況の中で、一応、今拡大をという意味が含まれていらっしゃるとは思いますが、市で一度立ち止まってどうだろうねという検討を、市長も含めてやったことがありまして、結論としては、今のところ犬山市は高校生は先ほどの3分の1助成をしておりますので、まだ県内ではトップクラスであろうということは、手前みそですが、そうだろうというところです。  ただ、今の大学生の助成などが非常に例えば増えてきて、県内で半分以上もやってますよというところになれば、そこはまた、戦略的には考えていかなければならないだろうというふうには思うというようなこともありました。  しかし、我々事務方としては、大学生を犬山市でやるのであれば、順番ですから高校生の3分の2を全額助成にしたほうがよいのではないかというふうには、事務方としては思っています。ただ、現状、今のような状況ですので、すぐちょっと拡大をするという方向性は見出せてはいません。 ○委員長(吉田鋭夫君) 他に発言はありませんか。  諏訪委員。 ○委員(諏訪 毅君) 第82号議案、令和元年度犬山市一般会計及び特別会計の決算認定について2件と、犬山市介護保険特別会計のことについて1件、合計3件、質疑をさせていただきます。  まず初めに、決算書の220ページ、3款3項2目生活保護等扶助事業について質疑をいたします。成果報告書の84ページで質疑をさせていただきます。  この最下段ですね、課題というところがありまして、先ほど畑委員が質疑された、その下の段に、課題として、「複合的な要素が絡み複雑化しているケースが増えており、現業員の負担となっている。」というふうに書いてありまして、これを見て少しちょっと心配になったと言いますか、どういうことかなというふうに思いましたので、まず、この内容をお示しいただきたいと思います。 ○委員長(吉田鋭夫君) 松澤福祉課長。 ○福祉課長(松澤晶子君) 複合的な要素が絡み、複雑化の主な要因といたしまして、1つは、本人要素と、それからもう1つ、社会制度の多様化、新設、改正され続けているという2点の点から、ちょっと具体例を入れて申し上げたいと思います。  まず、本人要素といたしましては、先ほど畑委員からの質問もございましたが、被保護者が精神障害者や高齢者が増えていることにより、制度の説明や支援方針について、現業員、ケースワーカーですが、の説明や指導が伝わりにくい。本人の意向要望が極端であったり、相手からの意思や経歴というのが、正確に状況が把握しづらくて、期待したような、相手の意に沿わない、こちらの説明とか指導があると、反抗的態度を結構とられて、心理的負担のほうがケースワーカーには大きいということが度々起こっております。  被保護者の世帯員の全員がやはり親族とかにも、みんな障害をお持ちであったりすると、親族は他市で生保を受けていたり、あと支援方針や意向を聞き取りながら支援しようとしても、キーパーソンがいないということとかして、事例としては、被害妄想によりということで、引っ越しをしたい、隣の人から嫌がらせを受けているとか、盗難に遭っているとかいうことを訴え、引っ越しをしたいと言ってきたり、それがどうして分かってくれないのか。それが分かってくれない今、かかっている医者を変えたいですとか、あとは働きたいんだということを度々おっしゃいながらも、就労先、紹介先をことごとく拒否したり、就労面談を落ちてしまう、やっぱり条件が合わないということで、過去には200回以上、就労面談を受けて、落ち続けた方もみえる中で、理由は面談時間を守らなかったり、遅刻したり、無断欠勤を繰り返したり、面接を受けた後に、条件が、もっと給料が欲しいんだとか、短時間しか働きたくないというような訴えを、言うことを書いてくるというケースがあります。  それとあと、理解がなかなか行き渡らないことによって、月ごとの支給額が、振込額が、ちょっとでも減少した月とかがあると、毎日のように、どうしてだ、どうしてだという電話が入ってくる。親族の病気等ありますと、その親族の方から、ケースワーカーのほうに、精神科に受診させるべきなんじゃないかとか、あそこの病院や施設はよくないということで、ご自身は支援しないんだけれども、ケースワーカーのほうから、もっといい環境の病院や施設に移すべきだとか、変えてくれというような電話や、あと投書が来たり、それから、保護を申し込んでみえるとき自体や、途中から、自分は小説を書いて暮らしたいんだとか、ミュージシャンを目指したいんだとか、職業の希望とかも語るということと、それから、若い方ですと、ネットを活用して生活保護の申請をどうやったら受け付けてもらえるかというようなことを話してきて、故意に仕事を辞めてしまって、相談にみえるというようなこともありました。  あと、生活保護制度に入りますと、職業選択の自由とか、引っ越し、住まいの選択の自由ですね、あと当然ドクターショッピング、あっちの病院とこっちの病院と、あっちもかかりたい、こっちもかかりたいというようなことや、あと自立めどがある場合以外の自動車所有や運転は認められないため、その点を指導しますと、総務課や市長に訴えを頂くことも度々あるということで、私のところにも注意が回ってきます。  生活保護の文書指導、口頭指導等に対しては、お願いではなく制度の規定ですので、時には毅然とした態度で臨まなければいけないけれども、ケースワーカーがそういうことをやると、あいつは生意気だとか、態度が悪いという訴えにつながっていることがあります。  あと、殺人とか結構薬物使用など重犯罪を過去にした方もおられますし、万引き、さい銭泥棒などの軽犯罪の方もおられるんですけど、警察から問合せを受けたり、あるいはネットの中にケースワーカーを本当に殺すというような脅す書き込みをされた方も本市でもあります。警察とのやり取りは毎年あるといったところです。  それから、DV避難ということでの生活保護制度の適用に、他の行政機関と、安全配慮をしながら調査を進めていかなければいけないケースですとか、療育手帳や精神障害の手帳をこちらで申請手続をお勧めしたほうが、新たにということであることもあります。  次に、制度の多様化による困難の事例ですけれども、生活保護制度は、生活保護法令に定めるところにより、適正に実施して、要保護者の資産、能力等の活用し得るものを全て活用した後に、初めて適用されるべきものであるということで、支援としては他法他施策優先で実施していく原則ということから、年金制度、雇用保険、介護保険、社会保険、各種手当、それから自立支援医療、これは更生医療ですとか、精神通院の医療助成とかですが、などの制度を活用していくということが前提ですので、当然、まずそれをさせるための知識や関係機関との連携が重要になってきております。  社会保障制度や福祉制度が目まぐるしくこうやって変わっていく中で、組織や専門機関、事業所等に積極的に連携して動かないと、生活保護制度の適正な運用というのが進んできません。高齢や障害に応じた施策を使用して、年金制度や介護保険障害福祉制度の活用を図りながら、今はそれぞれの手続がしっかり規定されていますけれども、普通の人でもなかなか分かりにくい手続を、保護の申請にみえた方とか相談にみえた方という方、ご本人にそれをさせるということは、なかなか難しいもんですから、本人の手続管理行動は期待できないことから、結局、保護になった以降は、サービスの有効期限もきちっとケースワーカーのほうで管理しながら、障害加算とかの算定ですとか、変更、削除等を適切に行い、月々の扶助料額の支給を適正に行って、少なくとも過支給をしてしまった後で、実は間違っとったから返還してくれということが、ちょっと起こるんですけれども、できるだけそれも避けなければ、返還というのはやはり望めない相手ですので、難しいというところがありますので、努めております。  あと、相手の特性に応じた面接とか言葉選びをして、相談記録を適正に残すこと、援助方針の見直しや事務能力が必要となっております。  近年の課題は新たにここ数年、ちょっと気になっているのは、不正受給がやはり後を絶たないということで、不正受給の予防、発見、債権回収ということも重要な業務になってきますので、老齢年金や障害年金の受給手続を、生活保護決定と同時に手続をこちらで支援して、入金があったり、決定通知が来たら、保護費の返還してねというふうに話すんですけれども、年金機構に問合せしたりして、そのときには既に使ってしまって、何百万円というお金がないという状態のときもありますので、そのときにやはり発覚した後以降分の誓約を取ったりという手続も必要になってきますので、そういう具体的には困難だということです。  すみません、長くなりました。 ○委員長(吉田鋭夫君) 諏訪委員。 ○委員(諏訪 毅君) ありがとうございました。本当に多岐にわたっていろいろ問題点があるというのは、今、お話の中でも分かりましたが、ただ、これは毎年続く、今後続いていくことでありますので、今回、先ほどおっしゃられた課題に対して、今後、少しでも解決していくような方向にいくようにして、どう解決されていくのか、そういう方針があれば、お示しいただきたいと思います。 ○委員長(吉田鋭夫君) 松澤福祉課長。 ○福祉課長(松澤晶子君) 解決方法といっても、すぐに効果的なというのは難しいかと思うんですけども、一つには連携と役割分担と、あと今、3名のケースワーカーですけれども、3名の方、平均3〜4年で異動させていると、なかなか知識と技術の伝承ができないということもありますので、今の原課としましては、せめて査察指導員、ケースワーカーとの身近に一番仕切っていく査察指導員が、もう少し査察指導員の業務にシフトを置けるような人の配置が欲しいなというふうに考えております。  課内の工夫としましては、ケースワーカーの今、いろいろ事務、手続とか、債権回収のノウハウ、確認しなければいけないスケジュールなんかを、3人みんな分かるように、月報とか予定表に具体的に書くようにしてということで、今、それを毎月毎月きちんと決裁を回して確認を取り合うというふうで工夫をしております。  あとは他課のほうのスケジュール、連携をきちっと取れるように、査察指導員を中心に協力を求めてまいりたいなというふうに思っております。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 諏訪委員。 ○委員(諏訪 毅君) ありがとうございました。続いて2点目、お願いをしたいと思います。  決算書237ページ、4款1項7目市民健康館さくら工房費という13節委託料で、温泉水輸送委託料1,401万2,064円についてご質疑をいたします。  まず1点目ですが、この温泉水を岐阜県の郡上市から輸送されておりますが、何日ごとに輸送されているかを、まずお示しください。 ○委員長(吉田鋭夫君) 三輪健康推進課長。 ○健康推進課長(三輪雅仁君) ご質疑にお答えをさせていただきます。  委託業者との年間の契約で、原則1日10トンを輸送することになっておりまして、実際、ほぼ毎日、タンクローリー車1車で輸送をしています。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 諏訪委員。 ○委員(諏訪 毅君) ありがとうございます。毎日、運ばれているということなんですが、契約上のこともあるかもしれませんけど、なぜ毎日輸送というか、入れ替えなくちゃいけないかという理由をお示しください。 ○委員長(吉田鋭夫君) 三輪健康推進課長。 ○健康推進課長(三輪雅仁君) ご質疑にお答えします。  さら・さくらの湯の日々の営業を継続するために必要だと、一定の湯量を確保するためということであります。具体的に言えば、浴槽からのオーバーフロー分を補充するために必要、それから週1回、休館日に浴槽の温泉水全て落としますので、それで清掃した後に浴槽を満杯にするため、それから3つ目に、臨時に浴槽を清掃した後に、同じく浴槽を満杯にするためなどに温泉水が必要となってまいります。  温泉水をためるためのタンクには、容量に限りがありますので、ほぼ毎日補充するような形を取りながら、事故や天候等で運送できない日もあろうかと思いますので、そういった事態にも備えて、毎日運んでいるということでございます。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 諏訪委員。 ○委員(諏訪 毅君) ありがとうございます。そうしますと、例えば、当初はちょっと、私、素人考えですけども、衛生上の問題で毎日入れ替えるとか、そういうふうに思っておりましたけど、そういうのは一切ないということでよろしいでしょうか。 ○委員長(吉田鋭夫君) 三輪健康推進課長。 ○健康推進課長(三輪雅仁君) ご質疑にお答えします。  とにかくずっと同じタンクの中にため置くということではなくて、少しずつ使いながらやっていくというのも大事ですので、回しているという感じではあります。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 諏訪委員。 ○委員(諏訪 毅君) ありがとうございます。ちょっと分かったようで分からないような感じなんですけど、要は、そのタンクの容量の問題だけで毎日、例えばタンクの容量がもう少し大きくなったら、多少この輸送日数というのが減るような感じになるんでしょうか。 ○委員長(吉田鋭夫君) 三輪健康推進課長。 ○健康推進課長(三輪雅仁君) 輸送自体は、通常、タンクローリー車10トン車で運んでおりまして、そのタンクをたくさんにすればということなんですけど、結局、運ぶ回数、トン数、必要量を運ぶということですので、今、トン数で単価契約していますから、金額が安くなるということはないかというふうに思います。1トン幾らで運んでおります。 ○委員長(吉田鋭夫君) 諏訪委員。 ○委員(諏訪 毅君) ありがとうございます。平成30年度よりか輸送量の料金が109万円ほど減っていますが、この要因をお示しください。 ○委員長(吉田鋭夫君) 三輪健康推進課長。 ○健康推進課長(三輪雅仁君) ご質疑にお答えします。  まず、業者との契約については、先ほども少しお話ししましたが、原則1日10トンを輸送することになっておりまして、輸送の委託金額は、昨年の4月から9月までは1トン当たり4,320円、10月から今年の3月までは、消費税の関係で変わりまして4,400円、4,000円の消費税という形で単価契約をしております。  こうした中で、2月29日から新型コロナウイルス感染症対策として、多くの公共施設もそうだったんですけれども、さら・さくらの湯を臨時休業することにしました。6月15日までお休みをしたということです。  これに伴いまして、3月の輸送については、予期せぬことであり、また、契約に定めがない事項であるため、業者との契約書第5条に基づき、委託業者と協議をいたしました。その結果、浴槽をはじめボイラー、ポンプ、ろ過装置、配管などの設備の維持に必要な量として、また営業の再開も視野に入れて、3月中、9日間で90トンを輸送をいたしました。平成30年度であります昨年の3月は、31日、ほぼ毎日で316.2トンを輸送しましたので、比較しますと、今年の3月は22日で226.2トン減り、金額として99万5,280円の減となっているのが主な理由ということでございます。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 諏訪委員。 ○委員(諏訪 毅君) ありがとうございます。3点目に移ります。  3点目が、令和元年度犬山市介護保険特別会計について質疑をいたします。  決算書の459ページ、4款3項2目19節負担金補助及び交付金で、徘回高齢者探知機利用負担金4万5,076円という部分であります。これは多分、GPSの貸出しの部分だと思うんですが、今年度、何件あったかお示しをいただきたいと思います。 ○委員長(吉田鋭夫君) 上原高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(上原敬正君) ただいまの質疑にお答えします。  申請件数が全部で7件ございました。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 諏訪委員。 ○委員(諏訪 毅君) この7件は、昨年度より増えているか減っているかだけ教えてください。 ○委員長(吉田鋭夫君) 暫時休憩いたします。
                   午後2時11分 休憩                 再     開                午後2時13分 開議 ○委員長(吉田鋭夫君) それでは、再開いたします。  上原高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(上原敬正君) ただいまの質疑にお答えします。  平成30年度につきましては、3件の加入がございました。平成31年度、令和元年度になりますが、先ほど申し上げましたように7件、7人という形になっております。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 他にご発言はありませんか。    〔「なし」の声起こる〕 ○委員長(吉田鋭夫君) それでは、分類4の質疑については終了いたしました。  当局の担当者の入替えのため、暫時休憩をいたします。                午後2時13分 休憩                 再     開                午後2時25分 開議 ○委員長(吉田鋭夫君) それでは、再開いたします。  分類5の教育部所管の第82号議案に対する質疑を行います。  ご発言を求めます。 ○委員長(吉田鋭夫君) 諏訪委員。 ○委員(諏訪 毅君) では、第82号議案、令和元年度犬山市一般会計及び特別会計の決算認定について、2件、質疑をさせていただきます。  まず、1点目ですが、決算書321ページ、9款1項3目13節委託料、職員ストレスチェック委託料5万7,222円について質疑をさせていただきます。  この質疑は、本会議での質疑にもありましたが、確認の意味も込めて質疑のほうをさせていただきます。  まずは、このストレスチェックでの対象人数をお伺いしたいと思います。 ○委員長(吉田鋭夫君) 長瀬学校教育課長。 ○学校教育課長(長瀬尚美君) ご質疑にお答えします。  対象人数については、議案質疑で部長が答えたように507名となっています。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 諏訪委員。 ○委員(諏訪 毅君) ありがとうございます。このストレスチェックの結果次第では、ケアをしていかないといけない職員の方もおみえになると思いますが、その職員の方の対応について、どのようにされているかをお伺いしたいと思います。 ○委員長(吉田鋭夫君) 長瀬学校教育課長。 ○学校教育課長(長瀬尚美君) ご質疑にお答えします。  今回、昨年度行ったストレスチェックで高ストレス者となった方は30名いらっしゃいます。そのうち、判定された場合については、公立学校共済組合の直営病院が面接の要否を判断しまして、対象職員に通知をします。面接を要する職員のうち、面接をする希望者は、産業医との面接も実施ができます。  なお、面接を希望しない者については、また各種相談窓口を利用することを推奨するということで、本人のほうに通知は行っていますが、昨年度、面接をされた実績はゼロでありました。  情報提供については、こちらのほうに本人の同意がないと、この方が高ストレス者というのは分かりかねますので、あくまでも本人が相談するかしないかという判断をすることになってしまいます。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 諏訪委員。 ○委員(諏訪 毅君) ありがとうございます。先ほどもおっしゃられたんですが、産業医の方がおられるということで、30名の方がこういう判定を受けて、面接ゼロ名ということなんですけど、この産業医の方が、こういう方に対してどのような対応をされているかをちょっとお伺いしたいと思います。 ○委員長(吉田鋭夫君) 長瀬学校教育課長。 ○学校教育課長(長瀬尚美君) ご質疑にお答えします。  産業医については、労働安全衛生法により、該当の職場に50人以上の職員がいた場合は配置するという義務があります。市内の小中学校は、現在城東小学校と犬山中学校に産業医を配置しています。  業務については、月に1度、産業医が学校を訪問しまして、面談を実施しています。城東小学校については、毎月、各城東小学校、犬山中学校には別々の産業医の方が訪問をしていただいていまして、常時、1日数名の面談を受けながら、記録を取っていただいておりまして、その記録については校長先生のほうが把握をするということで取り扱っていただいています。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 諏訪委員。 ○委員(諏訪 毅君) ありがとうございます。こうやって産業医の方も対応していただいている中でも、やはり30名の方が、そんなというか、そういう状況ですので、今後、こういう方に対して、いろいろ声をかけられてやってみえると思うんですけど、少しでも治療とかできるような、どう持っていかれるかというか、考えがあればお示しください。 ○委員長(吉田鋭夫君) 長瀬学校教育課長。 ○学校教育課長(長瀬尚美君) ご質疑にお答えします。  引き続き産業医については、法律の基準どおり配置をしたいと思っていますので、また、何かあった場合は、近年叫ばれている働き方改革もありますので、その方面を考えながら、検討していきたいと思っています。 ○委員長(吉田鋭夫君) 諏訪委員。 ○委員(諏訪 毅君) ありがとうございました。2点目に移ります。  決算書の335ページ、9款3項2目18節備品購入費、吹奏楽用楽器購入費の93万5,280円について質疑をいたします。  まず、1点目ですが、購入したこの楽器の内容をちょっとお示しいただきたいと思います。 ○委員長(吉田鋭夫君) 長瀬学校教育課長。 ○学校教育課長(長瀬尚美君) ご質疑にお答えします。  こちらについては、城東中学校にバリトンサックス、フルート、電子用キーボードを購入しています。 ○委員長(吉田鋭夫君) 諏訪委員。 ○委員(諏訪 毅君) この2つの楽器の購入費が、この93万5,280円で、この2つだけでよろしいでしょうか。 ○委員長(吉田鋭夫君) 長瀬学校教育課長。 ○学校教育課長(長瀬尚美君) 今、3種類お話ししましたが、それでよかったでしょうか。 ○委員長(吉田鋭夫君) 諏訪委員。 ○委員(諏訪 毅君) ありがとうございます。今回、この3つの楽器を買われたということなんですが、この購入した理由の中で、今まで使っていたものが壊れたり使えなくなって買ったのか、もしくは新たに、新しく購入したものかどうかについてお伺いいたしたいと思います。 ○委員長(吉田鋭夫君) 長瀬学校教育課長。 ○学校教育課長(長瀬尚美君) ご質疑にお答えします。  こちらの備品購入費については、各中学校持ち回りで購入するということで決めさせていただいております。昨年度は城東中学校のほうで、購入したいものということで、先ほど言いました3種類の備品を買ったということで、買い換えたということでご理解ください。 ○委員長(吉田鋭夫君) 諏訪委員。 ○委員(諏訪 毅君) ありがとうございます。買い換えたということで、各学校のほうから、こういう購入の申請が来ると思うんですが、そういうときには、そういう壊れたから買い換えるとか、そういう何か申請というのは、文言で来るんでしょうか。 ○委員長(吉田鋭夫君) 長瀬学校教育課長。 ○学校教育課長(長瀬尚美君) ご質疑にお答えします。  楽器の購入については、事前に要望がありまして、その要望で購入をしております。 ○委員長(吉田鋭夫君) 諏訪委員。 ○委員(諏訪 毅君) ありがとうございます。こういう吹奏楽部というのは、かなり人気のある部活だと思うんですが、例えば部員数が増えて、楽器が足らないというときにも購入をしていくと思うんですけど、今後も結構こういうの、1年ごとに中学校で幾らまでとか、そういうのはあるんでしょうか。 ○委員長(吉田鋭夫君) 長瀬学校教育課長。 ○学校教育課長(長瀬尚美君) ご質疑にお答えします。  要望する楽器によって金額の幅がずれてくると思いますけれども、なるべく学校側の欲しい、買い換えたいというものを購入したいと思っていますが、昨年度、長谷川議員が一般質問で、部活の吹奏楽の購入はどうなんやというご質問を頂きまして、各4中学校に部室のほうに伺いました。やはり古いもの、それから当時国体、何十年前の国体のときに、いろいろ寄附を頂いた学校もございまして、いろんな楽器がいっぱいありまして、私物なのか、公費で買ったものかとかいろいろありまして、その辺をちょっと今学校のほうで精査をしていただいて、よりよい購入方法を見つけていきたいと思っています。 ○委員長(吉田鋭夫君) 続いてご発言を求めます。  畑委員。 ○委員(畑 竜介君) 私からも第82号議案、決算認定について6点、お伺いします。  まず、1つ目としまして、決算書343ページの9款5項1目社会教育総務費、13節委託料についてです。  この中の委託料の中に、犬山市生涯学習情報サイト運営委託料23万9,800円とありますが、これは、いぬやまe−コミュニティーネットワークに委託している事業だと思うんですけれども、このサイトの運用を始めた経緯と目的、内容についてお尋ねします。 ○委員長(吉田鋭夫君) 山本文化スポーツ課長。 ○文化スポーツ課長(山本直美君) それでは、犬山市生涯学習情報サイト、まなびナビの始まった経緯、目的、内容についてご説明をいたします。  まず、経緯でございますけれども、今から8年前、ちょうど平成24年の11月になるんですけども、自由に学習機会を検索して学びたいという市民のニーズに応えるために運用を開始したものです。  2点目、目的でございますけども、市主催の事業依頼に市民の方が自ら実施する、市内で開催されるイベント等を紹介して、学びの情報を一元化して、提供するということで、市民の学びのきっかけづくりを応援していくというものでございます。  サイト内には市内の生涯学習講座でありますとか、イベント情報を掲載しているほか、市民講師や市民サークルの情報も提供しております。  委託の内容については、サーバーのレンタルやドメイン更新料、それからアップグレードに伴う作業料や、年間メンテナンス料、それからセキュリティのための費用等々、そういったものを含めて委託をしております。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 畑委員。 ○委員(畑 竜介君) まなびナビですけども、このサイトから経由していったアクセス数だとか、そういう実績的なもので分かる範囲でお示しください。 ○委員長(吉田鋭夫君) 山本文化スポーツ課長。 ○文化スポーツ課長(山本直美君) ちょっとアクセス数の把握はしていないんですけれども、このサイトを見た市民から、自分たちがイベントをやるので、情報を提供してほしいという依頼がございます。それについては、平成30年度は27件、令和元年度については40件ございました。その依頼に基づきまして、イベントの周知をこのサイト内で行っております。  あとは、分かりやすいディスプレーに変更したいということで、2年前に変更させていただきまして、市民総合大学なんかは土曜日に実施している事業があるわけなんですけれども、そういった市主体の生涯学習事業で、突然台風が接近して開催ができないような場合も、即時性がありますので、このサイトに掲載して、市民に、本日その事業があるかないかというようなことも伝えるということで、活用を図っているということでございます。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 畑委員。 ○委員(畑 竜介君) サイトについてですけども、僕も見させていただきました。市民講師の方とかが載っていて、さっき言ったような緊急の連絡に使ったりというのは理解しています。  ただ、今こういうホームページ型というか、プル型の媒体というのは余りはやってなくて、どっちかと言ったらもっとプッシュ型の媒体のほうが、より効果があるように思うんですけども、これについて、今後も同じような形で続けていかれるのでしょうか、お尋ねします。
    ○委員長(吉田鋭夫君) 山本文化スポーツ課長。 ○文化スポーツ課長(山本直美君) 今後のこのサイトの方向性ということだと思うんですけれども、サイトが始まった8年前と大きく環境が異なっておりまして、ラインやツイッター、フェイスブックなど、様々な情報ツールにおいて、ネット上でイベントを周知できる環境が整ってきております。ですから、市民からこのサイトへ年間一定数の依頼はございますけれども、今後については、どういった方法のサイトがいいのかとか、それから、このサイトが必要かどうかとか、そういうところも含めて、多方面から検証していきたいというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 畑委員。 ○委員(畑 竜介君) ありがとうございます。いろんな媒体があると思いますので、そういったいろんな今までどおりではない方法も考えていただければと思います。  続きまして、決算書363ページ、9款5項9目歴史的資産保存継承費からお伺いします。  13節委託料で、東之宮古墳ARシステム開発委託料について698万5,000円と、非常に高額な開発費ですが、こういったデジタルコンテンツというのは、意外と息が短いものというか、そういうものだというふうに私は思っているんですけども、コンテンツ自身の更新等は考えているのかということと、同じようにその少し上に歴史資料デジタルコンテンツ作成委託料6万4,800円というのがあるんですけども、これは何をつくった金額なのかということ、また、この両方を同じ会社への発注になると思うんですけども、分けているのはどういった理由からでしょうか、お願いします。 ○委員長(吉田鋭夫君) 中村歴史まちづくり課長。 ○歴史まちづくり課長(中村達司君) ただいまのご質疑にお答えをします。  まず、東之宮古墳ARシステムの開発委託料についてですが、現在、東之宮古墳整備を進めておる、それに当たっては、青塚古墳史跡公園のような学習ガイダンス施設は建設せずに、現地での学習機能向上を図ることを狙いとして、このAR導入技術を活用した東之宮古墳学習システム「東之宮古墳学」という名前をつけましたけれども、これを構築をいたしました。  このアプリは、スマホやタブレット等で学習するもので、東之宮古墳の基礎情報や見学コースナビ機能、東之宮古墳、現地でしか見ることができない現地コンテンツを有している、そういったものです。この現地コンテンツでは、過去に実施した発掘調査の成果などに生かした竪穴式石槨や三角縁神獣鏡をはじめとする東之宮古墳の出土副葬品等の三次元データも閲覧できるようにしております。  お問合せのコンテンツの更新につきましては、市がオンライン上で新たな説明スポットの追加やコース設定、説明内容の解説修正などを直接できるようにつくってありますので、学習内容やイベントに合わせて、コンテンツ更新を実施していく予定としています。  ただ、アプリ保守につきましては、市では実施できないので、別途、更新作業が必要となりますので、よろしくお願いをいたします。  続きまして、その上の歴史資料デジタルコンテンツ作成委託料です。こちらは何をというようなお問合せでしたが、こちらは石上げ祭に関するものです。これは昭和40年代の石上げ祭の様子を記録した8ミリビデオが見つかりましたので、こちらをデジタル化をしたというもので、ちょっと事業としては全然違うものということになっていまして、そういったこともありまして、仕事としては分けさせていただいて、発注をさせていただいたというようなところになります。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 畑委員。 ○委員(畑 竜介君) ありがとうございます。分かりました。  続きまして、2つにまたぐんですけど、9款5項9目13節委託料、東之宮古墳管理委託料と、あと同じく9款5項1目13節の委託料のするすみふれあい広場管理委託料、これは共にアメニティ協会に委託している事業だと思うんですけども、管理する業務の内容について教えてください。 ○委員長(吉田鋭夫君) 中村歴史まちづくり課長。 ○歴史まちづくり課長(中村達司君) ちょっと今、2つにまたがるということですので、ちょっとお待ちください。 ○委員長(吉田鋭夫君) 暫時休憩いたします。                午後2時43分 休憩                 再     開                午後2時46分 開議 ○委員長(吉田鋭夫君) それでは、再開いたします。  中村歴史まちづくり課長。 ○歴史まちづくり課長(中村達司君) ただいまのご質疑にお答えをいたします。  まず、歴史まちづくり課のほうからは、東之宮古墳のほうの施設管理業務委託料でございます。こちらは史跡東之宮古墳及びその周辺の草刈り、清掃等の業務委託料となります。内容につきましては、ごみ拾いが年に4回、草刈りを年に3回、こちらのほうの実施をさせていただいておるというところでございます。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 山本文化スポーツ課長。 ○文化スポーツ課長(山本直美君) ご質疑にお答えいたします。  するすみふれあい広場管理委託料の内容でございますけれども、するすみふれあい広場の中に屋外トイレがありまして、そこのトイレの清掃を週4回、それから敷地内のごみ拾いを週3回、それから広場の周辺の除草作業を年3回、それからトイレ清掃のところに関わってくるんですけれども、随時トイレットペーパーを補給したり、あと電灯の取替えということも行っているほか、樹木の消毒作業というのも年1回行っております。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 畑委員。 ○委員(畑 竜介君) 分かりました。ありがとうございます。  続きまして、9款5項9目19節負担金の補助金及び交付金、伝統的建造物保存事業助成金について。交付決定通知書を見ますと、整備後10年以上は一般公開しなければならないという記載があるんですけども、現在の整備後の公開についての状況をお示しください。 ○委員長(吉田鋭夫君) 中村歴史まちづくり課長。 ○歴史まちづくり課長(中村達司君) ただいまのご質疑にお答えをします。  補助の要件に、整備後10年以上の一般公開をというところでございます。  まず、この補助ですけども、こちらは市内に存在する登録有形文化財建造物またはそれと同等の価値を有する歴史的風致形成建造物の保存修理の事業を行う、それのうちの外観及び主要構造部に関する必要な部分の経費の3分の2以内の額で500万円を上限に補助を行うものでして、ここで言う公開というのは、通常は望見できる範囲のことを公開と言っておりますので、公道上から見える範囲を公開していこうというところが基本です。  そうは言っても、中はどうなっているんやという話もあると思いますが、中に関しましては、この歴史的建造物の所有者の会というものがございまして、その所有者の会が基本は年に1回、また、独自で開いているケースもありますけども、そういったところで特別公開として県内一斉で公開をしておる。そのときにこちら、今回の対象になられたお宅2軒も参加をされて公開をしているというようなことがございます。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 畑委員。 ○委員(畑 竜介君) ありがとうございます。その今2軒のところというのは、今も住んでみえるということでいいんですか。 ○委員長(吉田鋭夫君) 中村歴史まちづくり課長。 ○歴史まちづくり課長(中村達司君) 今もお住まいで、お使いの建物になっております。 ○委員長(吉田鋭夫君) 他にご発言はございませんか。  柴田委員。 ○委員(柴田浩行君) 私からも第82号議案について、一般会計のほうから7件、犬山城の特別会計から2件、質疑させていただきますが、まず最初に、一般会計のほうから5件だけやらせていただければと思います。  事項別明細書211ページで、3款2項2目13節の委託料です。統合保育支援員の派遣事業委託料について質疑いたしますが、まず最初に、派遣していただいている方の人数、日数、派遣されている園など、事業の詳細についてご説明ください。 ○委員長(吉田鋭夫君) 上原子ども未来課長。 ○子ども未来課長(上原眞由美君) 柴田委員の質疑にお答えします。  こちら統合保育支援員派遣事業委託料につきましては、令和元年度については、派遣された園は、楽田西子ども未来園と五郎丸子ども未来園でございます。対象のお子さんは3名になります。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 柴田委員。 ○委員(柴田浩行君) 派遣された方の人数等は分からないですか。 ○委員長(吉田鋭夫君) 上原子ども未来課長。 ○子ども未来課長(上原眞由美君) ほぼ特定の方ではありますが、何人かが交代で入っていただいておりますので、そこまで把握はしておりません。 ○委員長(吉田鋭夫君) 柴田委員。 ○委員(柴田浩行君) 分かりました。支援員が入ってくださっているということで、支援員と保育士との業務の連携はどのように図られているのか確認します。 ○委員長(吉田鋭夫君) 矢野子ども・子育て監。 ○子ども・子育て監(矢野ひとみ君) 業務の連携ということでございますので、まず、当初は、最初に業務に入っていただくときには、お母様、そして園長、そしてその園の中の加配の保育士、障害者担当の保育士、そして入っていただく支援員の方ということで、ケース検討を行います。  そして、業務の連携でございますが、「あゆみ」というものをつくられるときには、そのおりに同席していただいて、丁寧に教育しながら教えさせていただいております。  以上でございます。 ○委員長(吉田鋭夫君) 柴田委員。 ○委員(柴田浩行君) ありがとうございます。丁寧に子どもに寄り添っていただければと思いますが、これ保護者の方、昨年度、保護者の方の声、そして現場の保育士の声はいかがでしょうか。 ○委員長(吉田鋭夫君) 矢野子ども・子育て監。 ○子ども・子育て監(矢野ひとみ君) お答えいたします。  まず、保護者の方の声でございます。安心していつも利用できるということでお話を頂いております。そして、朝、送っていらっしゃったとき、それから、帰られるとき、丁寧に引継ぎをしております。それからお子様の様子もお伝えする時間を設けておりますので、そういう意味ではお母様も安心して利用していただいております。  それから保育士につきましては、定期的に園長が聞き取りをしております。お困りのことがありましたら、また次のときにお聞きをする。それからあと、計画書がございますので、日々の記録をそこに入れていただく、計画書というか記録でございますね、そこに気がついたことを書かれまして、そこをまた園長や主任が確認するというような体制をとっております。安心していただいていると思います。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 柴田委員。 ○委員(柴田浩行君) ありがとうございます。外部から支援員を派遣するということで、当初、いろいろな心配もありましたけども、着実に保護者にもお子さんのためにもなっているということが確認できました。  続きまして、同じページの14節の使用料及び賃借料のところで、羽黒子ども未来園の借地料について質疑いたします。  土地の賃貸借の期間、これ保育園の建物の法定耐用年数とするということになっていますが、期間はいつまでなんでしょうか。 ○委員長(吉田鋭夫君) 上原子ども未来課長。 ○子ども未来課長(上原眞由美君) 今回の借地契約の終期は令和元年度となります。 ○委員長(吉田鋭夫君) 柴田委員。 ○委員(柴田浩行君) 今回は3年の契約だということで、その年度ですよね。まず、これ3年でという更新になっているこの約束というか、なぜ3年なんでしょうか。 ○委員長(吉田鋭夫君) 暫時休憩いたします。                午後2時54分 休憩                 再     開                午後2時57分 開議 ○委員長(吉田鋭夫君) 再開いたします。  柴田委員。 ○委員(柴田浩行君) ちょっと聞き方を変えてお伺いしますが、要はここ借地契約をしておると。その契約の期限があるということで、何年までは要はその契約があるのか。そして、その契約期間が過ぎた後、どういった方向性を持っているのかをお伺いいたします。 ○委員長(吉田鋭夫君) 上原子ども未来課長。 ○子ども未来課長(上原眞由美君) お答えします。  まず、現在の羽黒子ども未来園の借地借用期間につきましては、令和8年度で終了します。その先でございますが、既に昨年度の11月に全議員にお示しをさせていただきました子ども未来園施設整備10か年計画の中におきまして、今現段階ではございますが、旧市民プール跡地へ移転するという方向の中での新しい保育業務を開始する、そこの場で保育業務を開始するということで、始まりの時期を令和8年4月と考えているものでございます。 ○委員長(吉田鋭夫君) 柴田委員。 ○委員(柴田浩行君) 分かりました。続きまして3件目です。  事項別明細書の315ページです。9款1項2目の事務局費の中で、報酬の中で授業づくりコーディネーターの報酬について、神谷先生にこれお伺いしたいと思うんですが、授業改善のたびに、この授業づくりコーディネーターの先生方が活躍されていただいていると思いますが、昨年度の業務実績とその効果についてお伺いいたします。 ○委員長(吉田鋭夫君) 神谷学校教育課主幹。 ○学校教育課主幹(神谷勝治君) 教員のOBが務めております。面倒見がいいということ、性格もありますけれども、若手が大変困る中、細かいところまで手を尽くして指導しています。毎回授業を見ることによって、順番うまくなっていくその成果を評価してあげることによって、自信をつけている、そのように思っています。
     昨年度から2人体制になっておりますので、その効果は2倍とまではいかないにしても、1.5倍、2倍に近くなってきているように思っています。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 柴田委員。 ○委員(柴田浩行君) 昨年度から増員されたということで、効果があって増員されたということでありますが、今後もぜひとも効果が出れば、増員をしていただくことも検討いただければと思います。  次、4件目です。325ページ、9款2項1目の15節の工事請負費について。これは中学校のほうも同じように工事請負費がありますんで、両方兼ねた形で質疑させていただきますが、まず、昨年度、空調設備の設置工事、エアコンの設置、大規模な工事実施いただきましたけども、この工事全体として、順調かつ適切に実施することができたのか。課題とか問題点はなかったのかなど、総括的な形でお伺いいたします。 ○委員長(吉田鋭夫君) 長瀬学校教育課長。 ○学校教育課長(長瀬尚美君) ご質疑にお答えします。  空調工事につきましては、補正予算をお認めいただきまして、工事を実施させていただいています。普通教室、それから特別教室のほうに設置をいたしました。  工期については、ちまたでうわさの機器がないとか、室外機がないとかというお話がありましたけれども、工期内に小学校は9校、それから中学校は4校ということで、6月21日までに設置ができたということで、問題なく設置工事が終わったということで認識しています。 ○委員長(吉田鋭夫君) 柴田委員。 ○委員(柴田浩行君) 工事については問題なくできたというところですが、これ設置するときに、家庭科室、理科室とか、少人数の教室等が、これエアコン設置されなかったわけなんですよね。昨年実際に稼働してみて、そういった教室に対する設置要望というか、あるいは教育委員会のほうから見て、そういった環境についてどのように考えられたというか、今後も含めてどのように検討されたのかお伺いいたします。 ○委員長(吉田鋭夫君) 長瀬学校教育課長。 ○学校教育課長(長瀬尚美君) ご質疑にお答えします。  学校のほうからは、去年、空調を設置した後に、例えば特別支援教室であるとか、余裕教室にまた特別支援学級ですね、そういうのを設置する際に、要望をされていますので、年度年度の工事費の中から、最優先で空調工事をやるようにしていますので、例えば令和2年度についても、先に空調工事をかけるということで実施をしています。 ○委員長(吉田鋭夫君) 柴田委員。 ○委員(柴田浩行君) ありがとうございます。学校現場の声を着実に聞いていただければと思っております。  同じくこの工事請負費の中でお伺いしたいんですが、空調工事以外に改修とか営繕、様々な工事をやられていますが、当初予算に計上されていた工事は、全部予定どおり完了できたのかお伺いいたします。 ○委員長(吉田鋭夫君) 長瀬学校教育課長。 ○学校教育課長(長瀬尚美君) ご質疑にお答えします。  ベースについては、小中学校の長寿命化計画がベースになっています。そちらの工事については、予定どおり行っています。 ○委員長(吉田鋭夫君) 柴田委員。 ○委員(柴田浩行君) ありがとうございます。今回の一般質問で三浦議員も取り上げていましたけども、それ以外に様々な学校設備、当然、手を入れていただきたいところがあるわけですけども、ベースは当然、長寿命化と思いますけども、あるいは緊急的に工事をどうしてもやらなきゃいけないというところは、当然実施はされておると思うんですけども、緊急的に工事が必要な場合の判断基準というか、どのような形で判断されて工事を実施されたのか、お伺いします。 ○委員長(吉田鋭夫君) 長瀬学校教育課長。 ○学校教育課長(長瀬尚美君) ご質疑にお答えします。  まず、小学校については、緊急工事は全部で52件行っています。やはり給食室であるとか、職員室のエアコンであるとか、そういうものが緊急で壊れたということであれば、予算の範囲内で緊急、優先度もありますけれども、実施をしています。  今後も学校の要望に応えながら、工事をやっていきたいと思っています。 ○委員長(吉田鋭夫君) 柴田委員。 ○委員(柴田浩行君) 学校の環境づくりについては、我々民生文教委員会もこれからしっかりと議論して、皆様と一緒に考えていきたいと思っています。  これで、また後でさせていただきます。以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 他に発言を求めます。  岡村委員。 ○委員(岡村千里君) 私も第82号議案から3件お願いいたします。  3款2項2目、決算書の106ページの保育所費のうちの成果報告書137、138ページの公立保育所等保育という部分です。  まず、211ページ工事、15節のところですけれども、子ども未来園の耐震改修工事2か所やられております。羽黒北子ども未来園の耐震工事、それから城東第2子ども未来園の耐震の工事ですけども、それぞれの工事の内容についてお示しください。  それと、どのような効果が期待されるかをお示しください。 ○委員長(吉田鋭夫君) 上原子ども未来課長。 ○子ども未来課長(上原眞由美君) 岡村委員の質疑にお答えします。  工事につきましては、羽黒北子ども未来園が工事費が3,234万1,100円、そして城東第2子ども未来園の耐震改修工事が1,969万円となります。どちらも昨年度4月に耐震診断であったということが判明したことから、行ったものでございます。  具体的な内容につきましては、工事の内容につきましては、結局、耐震のIs値が基準を満たしておりませんでしたので、それぞれの園、壁、それから天井や壁、そういったところに筋交い、ブレースを入れるといった工事をすることで、強度を上げて、基準値をクリアさせるための工事を行ったものでございます。  効果につきましては、見た目で何かきれいになったとか、見た目で何か特別についたものではありませんが、子どもの安心・安全の環境の整備ができたということが、一番の効果だと思っております。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 岡村委員。 ○委員(岡村千里君) 分かりました。ありがとうございます。では、続いて、13節の給食の調理業務委託料1億円について質疑をします。  調理業務だけ民間委託だということで始まったんですけれども、結局、このことにおいて、調理員と、それから園との関係ですとか、そういったことでトラブルは何かなかったんでしょうか。うまく行ったのかどうか教えてください。 ○委員長(吉田鋭夫君) 上原子ども未来課長。 ○子ども未来課長(上原眞由美君) 岡村委員の質疑にお答えさせていただきます。  こちらの給食調理業務委託は、平成29年12月よりそれぞれ3社に委託をさせていただき、令和2年3月31日を終期とする複数年の契約という形で、1つのクールが終わったところでございます。  まずは導入する前には、現場で当時の直接雇用していた調理員と、それから今度引継ぎされる次の会社の方が入られる調理員との引継ぎを十分時間を取って、現場にも入っていただき、打合せもしていただいた中での4月1日スタートを切らせていただきました。  私もその4月1日にちょうど配属されたので、見させていただきましたが、特に大きな問題もなくスタートが切れたかなと思っております。  その後、現場の先生方と調理員、もちろん初対面の方もおみえになったので、関係はすごく園長先生たち、職員の方、とっても連携取って、コミュニケーションを取りながら、働きやすい職場環境をつくることを意識していただいているのかなと、こちらからの感想ですが。あとそれから、アンケートもそれぞれ取っておりまして、保護者の試食会でアンケートも取っていただいた中では、以前と変わらずおいしいということで、味も特に大きく変わっているわけでもなく、前と同じで、いいおだしの匂いがするとかというので、とてもいい印象だったかなという意味では、一つこの期間が終わったところでは、うまく行っているのかなというのが私の感想です。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 岡村委員。 ○委員(岡村千里君) 分かりました。では、次に、認定こども園についてお伺いします。  現在のところ、楽田東とそれから羽黒南でこの認定こども園ということで、地域のお子さんですとかお母さんの保護者の就労に関わりなく数名ずつ受け入れているということですけれども、この人数については、今後、拡大していく予定があるのか。それから、現状としまして、早く帰る子と、長く残る子といるわけですが、そういったところで現場ではどのような配慮がされているのかお示しください。 ○委員長(吉田鋭夫君) 上原子ども未来課長。 ○子ども未来課長(上原眞由美君) まず、この認定こども園、いわゆる幼稚園型という形で、保育園の中に幼稚園の業態というか、業務が中に含まれているような状態で活動するわけなんですが、この羽黒南、楽田につきましては、もともと幼稚園と言われる施設は、どちらかと言うと犬山北側のところに寄りがちといいますか、ちょっと寄っているところもあるので、今の羽黒南だったり、南部のところに設定したというのが経緯でございます。  あとそれから、子どもとの中での関係性ですか、ここについては代わらせていただきます。 ○委員長(吉田鋭夫君) 矢野子ども・子育て監。 ○子ども・子育て監(矢野ひとみ君) 岡村委員のご質疑にお答えいたします。  早く帰るお子様の配慮ということでございますが、2時に帰られますので、その時間がお給食を食べられて、その後、クラスのお子さんは給食を食べた1時過ぎぐらいから自由遊びを行います。その間、お部屋の中で認定のお子さんも一緒に過ごすわけでございます。2時過ぎぐらいからお片づけを始めて、その後、外へ出た戸外遊びということで、自由遊びの時間が外で始まりますので、その間にお迎えに、2時頃お迎えがありますので、その時間帯がお子様にとっても自由遊びを終えて帰られるということなので、区切りとしては、遊びと生活の区切りでは、2時ぐらいがちょうど負担なくやれるというふうな配慮で、デイリーを組み立てております。  そして、また、その時間にお迎えのところを来ていただけると、担任の先生がお母様に本日あったことのお話を丁寧につないでできますので、そういう意味ではいいスケジュールでやれているかなというふうに思っております。  以上でございます。 ○委員長(吉田鋭夫君) 岡村委員。 ○委員(岡村千里君) この認定こども園の市民のニーズといいますか、そういったのはどのように考えていますでしょうか。さらに、ニーズがこれ以上あるのか、あるいはそうでもないのか、現状維持でいいのかどうか。 ○委員長(吉田鋭夫君) 上原子ども未来課長。 ○子ども未来課長(上原眞由美君) 今の時点では、現状維持なのかなと思っております。認定こども園とありますが、当市には公立の犬山幼稚園もございますので、そういったところとバランスというか、市全体の中でのニーズなんかももう少し検証して、増やすのか維持するのかということは研究してまいりたいと考えております。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 岡村委員。 ○委員(岡村千里君) あとは全体の予算的なことについてなんですけれども、フリースピーチでありました4月の時点でのそういった預かりニーズでもって予算が決まっているのでということで、途中入園に対してどのぐらいの見込みなのか。それが毎年、逆に減る分と、それから申し込まれる方の具合は毎回毎回違うとは思うんですけれども、そういったことについてのお考え、あるいは今後はもっと予算を取っていきたいとか、そういった要望があるのかどうか、お考えを聞かせてください。 ○委員長(吉田鋭夫君) 上原子ども未来課長。 ○子ども未来課長(上原眞由美君) 年度途中の入園の申込みというところでは、今回の玉置議員の一般質問の中でも4月1日に当初したところでは、皆さんほぼ第1希望のところで入っていただいて、年度途中の方につきまして、空いているところで選択をいただくという状況にあります。これは変わりはありませんが、入園をしていただくに当たっては、希望していただくに当たっては、公立13園と民間保育所2園合わせて15園で調整はさせていただきたいと考えております。  したがいまして、予算につきましても、15園の中で、もちろん公立も含めてなんですが、現状、今、未満児の人数というものは高くなっているのは承知しておりますので、そういったこと、そういった状況も踏まえて、あとは、それから保育士の採用計画等もありますので、そんなところでバランスというか、見ながら、必要な部分については、予算要求はしていかなければいけないと考えております。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 岡村委員。 ○委員(岡村千里君) ありがとうございます。2点目ですけれども、関連して、保育所費なんですが、成果報告書の139ページ、140ページのところで、保育施設等利用料の補助ということで、幼児教育・保育の無償化に関わることについて質疑をしたいと思います。  まず、認可外の保育施設等利用料の扶助費として52万9,000円、それから一時預かり分として2万8,000円余りということなんですけれども、予算的に見てみますと、350万円近く取っているので、不用額は290万円ぐらいになっているんですけれど、これについては、人数的にも4人だとか、数名ぐらいのことだと思うんですけれども、これはやはり人数的には非常に少なかったということで理解していいんでしょうか。 ○委員長(吉田鋭夫君) 上原子ども未来課長。 ○子ども未来課長(上原眞由美君) はい、結果としてはそういうことになります。 ○委員長(吉田鋭夫君) 岡村委員。 ○委員(岡村千里君) あと、10月からスタートしたということで、結構、皆さんも事務的に大変御苦労なさったと思いますが、それから私立の幼稚園に通う方から、3歳以上の子なんだけれども、ちょっと園から有料だというふうに言われたがというようなことも、相談も受けたりしたんですけれど、そういった各園ですとか、いろいろな面での、そういった事務的な混乱みたいなことは、それからトラブルみたいなことはあったんでしょうか。 ○委員長(吉田鋭夫君) 上原子ども未来課長。 ○子ども未来課長(上原眞由美君) お答えします。幼児教育・保育無償化については、10月から制度が始まりました。それに当たっては、これまで私たち子ども未来課があまりお付き合いしてなかったわけではないんですが、関連、お付き合いすることがあまりなかった私立幼稚園さんや、認可外の施設、こちらが幼児教育・保育の無償化対象になってくるものですから、事前に、お邪魔をさせていただいて、全て説明をさせていただいてスタートしたところでございます。  特に、大きな問題は、事務的な手間という意味では、それはどこの施設の方も、やはり、手間という言い方が語弊があるかもしれませんが、今までやったことないことを切り替えてやっていただくことに対する負担というのは一時的にはあったかとは思いますが、今の時点では、特に大きなトラブルというのは聞いておりません。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 岡村委員。 ○委員(岡村千里君) ありがとうございます。では、3点目ですね、214ページの3款2項4目の児童館、児童センターについてお伺いします。  15節の犬山北児童クラブの整備工事の請負費988万円ですけれども、成果報告書は141ページです。北小学校の中に児童クラブをということで、結構金額かかったんだなというふうに思いましたけれども、この工事の内容についてお示しください。 ○委員長(吉田鋭夫君) 上原子ども未来課長。 ○子ども未来課長(上原眞由美君) 岡村議員の質疑にお答えします。犬山北児童クラブ整備工事費988万9,000円の内訳でございます。  主なものを申し上げますと、天井照明をLEDに変更したこと、それからエアコン3台を設置させていただきました。あとは、手すりの設置、カーテンの設置、あとはロッカーやホワイトボードの設置、そして、床クッションフロアの張り替えをさせていただきました。それから、流し台や網戸の設置等々をさせていただいたということで、主なものになります。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 岡村委員。 ○委員(岡村千里君) 会議室を変更するということで聞いてるんですけれども、これ1部屋ということですか、それとも2部屋ぐらいあるんですかね。 ○委員長(吉田鋭夫君) 上原子ども未来課長。 ○子ども未来課長(上原眞由美君) 1部屋でございます。 ○委員長(吉田鋭夫君) 岡村委員。 ○委員(岡村千里君) ありがとうございます。 ○委員長(吉田鋭夫君) 続いて発言を求めます。  畑委員。 ○委員(畑 竜介君) 続きまして、私からも4件質疑させていただきます。
     決算書319ページ、9款1項2目13節委託料のキャリアスクールプロジェクト委託料についてです。成果報告書ですと109ページになります。成果報告書のほうを見ますと、事業の成果・効果という部分で、生徒が職業の魅力を感じる望ましい勤労観や職業観を醸成でき、キャリア教育のさらなる推進が図れたとありますが、具体的にどういった基準を基に推進ができたという判断をしているのか教えていただきたいということと、そのすぐ下に書いてありますキャリアコミュニティプロジェクトとの違いも併せてお願いします。 ○委員長(吉田鋭夫君) 神谷学校教育課主幹。 ○学校教育課主幹(神谷勝治君) 判断の基準は、体験活動などの事業ごとに実施される振り返り活動から読み取っています。例えば、活動を通して働くことの苦労や大切さを知ることができたか、よりよい選択をすることの大切さに気づいたか、自分の働くイメージができたか、もう一度体験したいかなどの項目を聞いたところ、犬山市内の抽出学年の調査に80%以上の良好な回答があったことから、望ましい勤労観や職業観も醸成できたと判断いたしました。  昨年からも事業を通じて、良好な変容を感じることができたというふうに報告をされています。  それから、違いですけれども、よければ、決算書の99ページを見ていただくと3つの事業が並んでおりますので分かりやすいかと思います。  説明します。全てが、これ2つとも、魅力あるあいちキャリアプロジェクト「つなぐ」という事業の中のものです。99ページの最上段に当たるものが、キャリアスクールプロジェクト「つなぐ」中学校という事業で、毎年中学校で実施される委託事業です。職業体験を核としたキャリア教育を目的としています。  最下段にありますキャリアスクールプロジェクト「つなぐ」小学校は、当該年度、県内17の公立小学校の設置者を指定した委託事業です。キャリア教育を視点に入れた体験学習に取り組むものです。小学生が取り組むものです。  中段にありますキャリアコミュニティプロジェクト「未来」中学校は、特色ある愛知を担う人材育成を図るもので、当該年度、県内6の公立中学校の設置者を指定した委託事業です。  特色ある愛知と、目的にうたうように、4つのテーマを基本に取り組みました。ものづくり連携推進、小・中・高連携推進、科学・技術・工学・数学分野、これをSTEMといいますが、STEM教育の実施、地域や家庭、企業との連携推進、これらの中から選んで活動いたしました。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 畑委員。 ○委員(畑 竜介君) 分かりました。ありがとうございます。  続きまして、329ページの9款2項3目学校整備費について、成果報告書の115ページ、犬山南小学校整備事業についてお伺いいたします。  事業の成果・効果について、ワークショップ等を実施したということですが、どのような内容で実施し、どんな意見が出たのか。また、そういった意見は今年度の基本設計の中に採用されているのかお伺いします。 ○委員長(吉田鋭夫君) 長瀬学校教育課長。 ○学校教育課長(長瀬尚美君) ご質疑にお答えする前に、先ほど諏訪委員から9款3項2目の吹奏楽の楽器をどこの学校が購入ということで、私、ちょっと城東中学校と申しましたが、東部中学校の誤りでしたので、お詫びして訂正します。申し訳ありませんでした。  それでは、畑議員のご質疑にお答えします。  ワークショップについては、昨年度犬山南小学校改修のための検討会という名称で行っています。メンバーは学校関係者、それから保護者代表、関係機関と地域住民の方をメンバーに来ていただきまして、24名で行いました。  開催状況については、昨年度は2回行っています。その中で、犬山南小学校に期待することということをテーマにワークショップを開催しています。残したいもの・残したいこと、それから改善したいもの・改善したいこと、新しく欲しいもの・やりたいこと、分からないこと・聞きたいことというこの4つのテーマでワークショップを行っています。  その後、アンケートを実施しています。  それから、基本設計の中に採用されているのかというご質問ですが、基本構想の中に学習を支援する学校施設、それから子どもたちの生活を守る学校施設、地域とのつながりを大切にする学校施設という項目の中に、頂いた御意見を反映しながら、基本構想をつくっています。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 畑委員。 ○委員(畑 竜介君) 今の反映された意見というのは、もう少し具体的に何かあったりするんですか。 ○委員長(吉田鋭夫君) 長瀬学校教育課長。 ○学校教育課長(長瀬尚美君) ご質疑にお答えします。  例えば、先ほどお話ししました残したいもの・ことについては、現状ありますランチルーム、それから正門、飼育小屋、それから改善したいもの・ことの中には、トイレ、それから特別支援教室、それから自然を残したいということ等をお聞きをしていまして、それらを反映して基本構想は練っています。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 畑委員。 ○委員(畑 竜介君) 理解しました。ありがとうございます。  続きまして、決算書でいうと325ページ、9款2項1目です。学校給食の委託費についてということで、これ小学校、中学校ともになんですけども、本会議で玉置議員も質疑していましたが、その際、答弁で弁護士の見解により、休校は市側の責任であるためというところがありまして、ちょっと、そこが引っかかっていまして、給食に関する委託の契約書の詳細等をもう少し詳しく説明いただきたいと思います。 ○委員長(吉田鋭夫君) 長瀬学校教育課長。 ○学校教育課長(長瀬尚美君) ご質疑にお答えします。  学校給食調理業務委託については、新型コロナウイルスの影響により、学校を3月から休業しました。その関係で、部長が議案質疑に答弁をさせていただいております。  まず、こちらのほうで業者との協議をした内容については、まず、犬山市の委託契約約款の中に、約款に定めのない事項については、必要に応じて発注者及び受注者が協議し、定めるとあります。なので、3月中に委託業者が、今4社に委託をお願いしていますので、その4社と協議を開始しました。人件費相当を支払った経緯でございますけれども、まず、この委託契約の中にそういう記述があるかということを検証しました。  結果、もちろん、新型コロナという対応については、初めてのことですので、そういう記載はございませんでした。それで、契約書の中に、そういうもたれるものがないので、最終的には民法の536条に債務者の危険負担等という記載があります。民法にもたれるものということで、弁護士さんのほうにお聞きをしまして、その情報については、債務者、債権者、どちらに責任があるかという条文なんですけれども、その中で、3月については、学校の休業したのは安倍首相の要請により学校を休業させていただきました。要請というのは、義務ではございませんので、例えば、後々、弁護士さんにお伺いしたところ、例えば分散登校するだとか、時差通学をするだとか、そういうことも考えられたであろうが、いきなり学校を休んだということは、やはり市に責任があるのではないかというご助言をいただいたものですから、相手業者さんには責任がないということで、3月分については、人件費相当についてはお支払いをしたという経緯がございます。  ただし、通勤をされていないものですから、通勤費と、それから業務を行っていないので、消耗品等が減額ができるということで、その減額をしたものは、お支払いをしませんでした。あと、変更契約書をつくるときに、国の雇用調整助成金がどうなのかということを協議をさせていただいたところ、3月までは国の要件が収益が10%減でなければ申請ができないということでしたので、4業者とも、その要件を満たさないということでしたので、申請はされなかったとお聞きをしましたので、変更契約書の中にはうたっていないというのが現状です。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 畑委員。 ○委員(畑 竜介君) なかなか法律っちゅうのは難しいなと思ったんですけど、契約書で協議するという項目しかないから、今のような話になったと思うんですけど、そもそも契約書の見直しじゃないですけど、何かそういった市のほうに責任があるというような状態にならないような契約の変更じゃないですけど、そういったことはあるのでしょうか。 ○委員長(吉田鋭夫君) 長瀬学校教育課長。 ○学校教育課長(長瀬尚美君) その後の契約については、情報を収集しながら、例えば今お話ししました国の雇用調整助成金が返る・返らないというのを判断しながら、変更契約書のほうに条文をうたうようにしています。 ○委員長(吉田鋭夫君) 畑委員。 ○委員(畑 竜介君) 4社あるということなんですけども、4社、別々に話は当然されてるんですか。 ○委員長(吉田鋭夫君) 長瀬学校教育課長。 ○学校教育課長(長瀬尚美君) 個別に協議をしたときもありますし、4業者さんとも一緒に集まって説明会というものを開いてもいます。 ○委員長(吉田鋭夫君) 畑委員。 ○委員(畑 竜介君) 分かりました。理解しました。  続きまして、決算書323ページ、9款2項1目小学校費、学校管理費から11節の需用費の光熱水費についてです。こちら小学校の電気契約を見ますと、皆さん中部電力での契約になっていますが、中部電力も今年4月に、パワーグリッド、分社化されまして、プラン等々、いろいろ変わっているとは思うんですけれども、契約の見直し等は行っているのかお尋ねします。 ○委員長(吉田鋭夫君) 長瀬学校教育課長。 ○学校教育課長(長瀬尚美君) ご質疑にお答えします。  例を挙げますと、昨年度はエアコンを入れた関係で、電気代がある程度増えると予想していましたけれども、去年、昨年は電力供給会社を丸紅から中部電力に変更したことにより、予算よりも減額で済んでいます。全体的に電気料金が圧縮されていまして、予想よりも減額になっていますので、それもまた、今、畑議員おっしゃるように、中部電力でいいのか、ほかの電力会社に変えたほうがいいのかというのは、また検証していきたいと思っています。 ○委員長(吉田鋭夫君) 畑委員。 ○委員(畑 竜介君) 今、減額されたというのは、電力会社を変えたことによる原因だっていうことではないということですか。 ○委員長(吉田鋭夫君) 長瀬学校教育課長。 ○学校教育課長(長瀬尚美君) 電力会社を変えたことによって安くなりました。 ○委員長(吉田鋭夫君) 畑委員。 ○委員(畑 竜介君) 今回、実証されたように、契約種別が高圧業務用電気という、非常に電力会社からすると、値引きしやすいというか、狙ってくる業態のところだと思うんで、定期的にこういった電力会社等の検証というのは必要だと思うんですけど、今の時点で、ただ3年置きだとか、5年置きとかという、そういう決まりとか、そういうのはあるんでしょうか。 ○委員長(吉田鋭夫君) 長瀬学校教育課長。 ○学校教育課長(長瀬尚美君) ご質疑にお答えします。今のところ、長期契約とか、そういうことがないです。 ○委員長(吉田鋭夫君) 畑委員。 ○委員(畑 竜介君) 長期契約ということじゃなくて、見直すのに何年ごとに見直そうというようなルールが行政側にあるのか。 ○委員長(吉田鋭夫君) 長瀬学校教育課長。 ○学校教育課長(長瀬尚美君) ルールの見直しについては、随時やっていきたいと思っていますので、長期のスパンではなく、短期でやっていきたいと思っています。 ○委員長(吉田鋭夫君) 畑委員。 ○委員(畑 竜介君) ルールの変更というか、電気の見直しは、何年ごとにされますか。 ○委員長(吉田鋭夫君) 長瀬学校教育課長。 ○学校教育課長(長瀬尚美君) 休憩お願いします。 ○委員長(吉田鋭夫君) 暫時休憩いたします。                午後3時35分 休憩                 再     開                午後3時36分 開議 ○委員長(吉田鋭夫君) 再開いたします。  長瀬学校教育課長。 ○学校教育課長(長瀬尚美君) 電気料金の見直しについては、全庁的に見直しをしていますので、よろしくお願いします。 ○委員長(吉田鋭夫君) それではちょっと、1時間たちましたので、5分ぐらいの休憩で、換気も含めて、休憩をとります。                午後3時37分 休憩                 再     開                午後3時45分 開議 ○委員長(吉田鋭夫君) それでは、質疑を再開いたします。  畑委員。 ○委員(畑 竜介君) すみません、先ほど電気の関係で1件質疑を漏れてましたので、続けてお願いいたします。  同じように、決算書323ページの9款2項1目の11節、光熱水費についての電気代についてです。  各、今市内小・中学校の上に、太陽光のパネルがついてると思うんですけども、この太陽光のパネルによる発電量、そしてそれによる効果、金額的なものはどれぐらいあるのかお尋ねします。 ○委員長(吉田鋭夫君) 長瀬学校教育課長。 ○学校教育課長(長瀬尚美君) 質疑にお答えします。  太陽光発電については、雑入のほうで、売った電力については収入があります。まず、中学校の太陽光の売払金については、昨年度は3中学校で3万8,952円、それから小学校については、2校で18万4,000円の売払金がありました。 ○委員長(吉田鋭夫君) 畑委員。 ○委員(畑 竜介君) ありがとうございます。持ってる大きさ、規模からすると、非常に売電の金額が異常に少ないと思うんですけど、これは何キロワット載っておって、売電の方法というのはどういうふうでやってるんでしょうか。 ○委員長(吉田鋭夫君) 長瀬学校教育課長。 ○学校教育課長(長瀬尚美君) ご質疑にお答えします。  発電量については、16.5キロワットになっています。学校のほうで電力を使って、余ったら売るという部分売電になっていますので、金額については少額になっています。 ○委員長(吉田鋭夫君) 畑委員。 ○委員(畑 竜介君) 16.5キロワットが各校に載ってるということでしょうか。
    ○委員長(吉田鋭夫君) 長瀬学校教育課長。 ○学校教育課長(長瀬尚美君) はい、お見込みのとおりです。 ○委員長(吉田鋭夫君) 畑委員。 ○委員(畑 竜介君) そうすると、余剰売電ということで、実際には、発電されている金額は電気代、前よりかは安くなっていると。要は、発電した分を昼間は学校で使っているということだと思うんですけども、それについては、どれぐらいの効果があるものなのか分かりますか。 ○委員長(吉田鋭夫君) 長瀬学校教育課長。 ○学校教育課長(長瀬尚美君) 効果については、太陽光発電と普通の電線から伝って入る電気っていうのが違いが分かりませんので、一緒になってしまうので。 ○委員長(吉田鋭夫君)  暫時休憩いたします。                午後3時48分 休憩                 再     開                午後3時48分 開議 ○委員長(吉田鋭夫君) 再開いたします。  長瀬学校教育課長。 ○学校教育課長(長瀬尚美君) 質疑にお答えします。  現在、調査しますので、ここの答弁ではお答えはできかねます。また、先ほど、私、中学校のほうは発電量が16.5キロワットと申しましたが、追加でお答えをさせていただきます。  小学校の太陽光発電の売払金が犬山南小学校と栗栖小学校がございます。栗栖小学校については発電量が4キロワット、それから犬山南小学校については8キロワットでございます。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 畑委員。 ○委員(畑 竜介君) 犬山南小学校と栗栖小学校だけ、少し小さいというような理解でよろしいでしょうか。 ○委員長(吉田鋭夫君) 長瀬学校教育課長。 ○学校教育課長(長瀬尚美君) はい、そのとおりでございます。 ○委員長(吉田鋭夫君) 他にご発言はございますか。  柴田委員。 ○委員(柴田浩行君) 82号議案について、一般会計から2件と、犬山城特会から2件お願いいたします。  事項別明細書373ページです。9款6項2目委託料の中の各種市民体育大会の委託料336万9,661円の中で、愛知駅伝に対する委託料29万4,840円について質疑させていただきますが、これ、委託先について、選定する基準を教えてください。 ○委員長(吉田鋭夫君) 山本文化スポーツ課長。 ○文化スポーツ課長(山本直美君) 休憩をお願いします。 ○委員長(吉田鋭夫君) 暫時休憩いたします。                午後3時52分 休憩                 再     開                午後3時58分 開議 ○委員長(吉田鋭夫君) 再開いたします。  山本文化スポーツ課長。 ○文化スポーツ課長(山本直美君) 選考の基準というものはございません。ですが、過去の経緯なんですけれども、昨年度で、この万博メモリアル大会ですけれども、第14回を迎えておりますけれども、当初は、犬山陸協のほうにお願いをしておりました。ですが、平成30年度と今年度につきましては、小林義雄さんという、マラソンにおける指導が非常に優れた方にお願いをしているところでございます。  今年度、令和2年度につきましては、犬山市陸上協議協会のほうに委託をするということで変遷をしてきているというところでございます。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 柴田委員。 ○委員(柴田浩行君) 委託先、広くこれ公募すべきだと考えますが、そういったことを検討したことがあるのかどうか、確認します。 ○委員長(吉田鋭夫君) 山本文化スポーツ課長。 ○文化スポーツ課長(山本直美君) 委託先を広く公募したことがあるかということなんですけれども、今のところ、そういった検討はしたことはございません。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 柴田委員。 ○委員(柴田浩行君) なぜ検討されないんでしょうか。 ○委員長(吉田鋭夫君) 山本文化スポーツ課長。 ○文化スポーツ課長(山本直美君) ちょっと休憩お願いします。 ○委員長(吉田鋭夫君) 暫時休憩いたします。                午後4時00分 休憩                 再     開                午後4時01分 開議 ○委員長(吉田鋭夫君) 再開いたします。  山本文化スポーツ課長。 ○文化スポーツ課長(山本直美君) 様々な声も届いておりますので、委託先については、今後検討していきたいというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 柴田委員。 ○委員(柴田浩行君) ありがとうございます。  続きまして、同じく373ページの、今度は19節の負担金補助金のところです。犬山スポーツコミッション負担金269万1,000円についてお伺いいたします。  スポーツコミッションの令和元年度の活動について、まずご報告ください。 ○委員長(吉田鋭夫君) 山本文化スポーツ課長。 ○文化スポーツ課長(山本直美君) 柴田委員のご質疑にお答えいたします。  令和2年度のスポーツコミッションの実績でございますけれども、まず1つ目に、コミッション応援事業といたしまして、一流のアスリートとの連携などによって地域を活性化する、そういったスポーツ事業を行いました。B3のバスケットボールの試合を行ったり、それから西日本大学学生卓球選手権大会個人の部を開催いたしました。  2点目ですけれども、東京2020オリンピック競技大会事前合宿誘致でございますけれども、実はこれ、非常にいいところまで行きまして、愛知県を通じてアメリカ大使館に対して事前合宿誘致を実施していたというところでございます。ですが、昨今のオリンピックが延期となったということもございまして、アメリカのナショナル空手道チームが合宿誘致をするところまで、詳細協議まで進んでいたわけなんですけれども、協議が中断したというところでございます。  3点目、アジアパラリンピックの競技大会の会場誘致でございます。2026年に愛知県で開催のアジア競技大会、それからアジアパラ競技大会の競技会場として、立候補しまして、誘致活動を実施しておりました。そのうち、羽黒中央公園で5人制サッカー、ブラインドサッカーの会場の最終候補地に選定されましたけれども、こちらも立地環境、電車の走行音がうるさいということで、その理由で選定されなかったというところがございますけれども、こういった活動については実施をしてきたというところでございます。令和元年度の間違いです。ごめんなさい。 ○委員長(吉田鋭夫君) 柴田委員。 ○委員(柴田浩行君) 分かりました。このスポーツコミッションに関しまして、125ページの歳入のほうで、スポーツコミッション負担金の返還金として282万9,631円と記載されてますが、これなぜ返されたのか、その辺のことについてもご説明お願いします。 ○委員長(吉田鋭夫君) 山本文化スポーツ課長。 ○文化スポーツ課長(山本直美君) ご質疑にお答えいたします。  この返還金があった理由でございますけれども、これは先ほども説明しましたように、東京オリンピック競技大会事前合宿実施に伴う費用等を予算化していたわけなんですけれども、オリンピックの延期等、外的要因によって実施に至らなかったということがございまして、余剰金を返金することになったということです。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 柴田委員。 ○委員(柴田浩行君) 分かりました。ありがとうございます。  引き続きでこういった状況になりましたけども、スポーツコミッションの活動、期待しておりますので。  続きまして、特別会計のほうでお願いいたします。415ページです。歳入のほうです。1款1項2目、犬山城の国庫負担金のところです。国庫負担金として国宝重要文化財等保存整備費補助金と歴史的風致活用国際観光支援事業費負担金ということで、国庫の補助金が入っております。特に歴史的というほうは、初の補助金ということもありますが、両方の国庫補助の内容についてお示しください。 ○委員長(吉田鋭夫君) 中村歴史まちづくり課長。 ○歴史まちづくり課長(中村達司君) ただいまのご質問にお答えします。  まず1つ目の国宝重要文化財等保存整備費補助金ですが、こちらはいろんなところに充ててるんですけども、まず国宝犬山城天守建造物保存修理に金額が3,700万円程度充ててます。国宝犬山城天守保存活用計画の策定、こちらには330万円程度充てています。3つ目に、史跡犬山城跡保存活用計画策定に180万円程度充てているというこの3つに充てられている文化庁からの補助だということになります。  続きまして、歴史的風致活用国際観光支援事業費補助金、こちらのほうは犬山城の多言語サイト製作事業、こちらに充てています。初めてだということですから、あれなんですけども、こちらは補助率が50%というところになりまして、国土交通省の国庫補助金ということになります。こちらは、この事業としてはこの1つのみということになります。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 柴田委員。 ○委員(柴田浩行君) ありがとうございます。いずれにしましても、国庫補助獲得できるものがあれば積極的に、これからも手挙げていただきたいと思います。  2件目は、今度、歳出423ページのほうです。1款1項1目の工事請負費、犬山城の天守保存修理工事請負費ということです。工事完了しましたけども、修理の詳細についてご説明いただきたいのと、計画どおり無事に天守保存修理完了できたのか、確認させていただきます。 ○委員長(吉田鋭夫君) 中村歴史まちづくり課長。 ○歴史まちづくり課長(中村達司君) ただいまのご質問にお答えします。  犬山城天守保存修理工事請負費ですが、こちら2か年事業で行わせていただきました。令和元年度は特に耐震補強、屋根の補修ほか、部分修理工事を実施いたしまして、具体的には天守の3階及び4階の南北開口部の脇の壁のところの耐震補強をしました。これ、壁の中に構造合板を設置して、耐震補強を図ったというものです。  また、一番上の大屋根及び唐破風等の外周部の屋根の瓦ふき直しを行いました。また、内部も外部もそうですけども、しっくいの塗り直しということを行いましたので、今では、随分きれいな形になっていると思います。  また、外部の腰板の塗り直しもしましたし、突き上げ扉の補修もいたしました。また、階段の踏み板等の補修もしまして、先ほどの外部の腰板とかは、今度逆に黒っぽくなったので、白と黒のコントラストがすごくはっきりしたんじゃないかと思います。  そういう見た目だけじゃなくて、当然のように耐震は、これ長いこと時間かけてやらさせていただいて、本当にありがとうございました。その成果もありまして、しっかりと耐震の計算をした上での設計を組んで、耐震工事をやらさせていただきましたから、しっかりと、地震が来ても、震度6強が来ても耐え得るということで、今回完成をさせていますので、本当に皆様のおかげで文化財をまた後世につなぐことができると思っております。  以上です。 ○委員長(吉田鋭夫君) 他に発言はございますか。  長瀬学校教育課長より、答弁の追加ということでよろしくお願いします。  長瀬学校教育課長。 ○学校教育課長(長瀬尚美君) 先ほどの畑委員のご質疑で太陽光発電量がどうなのかというご質疑でしたが、小学校については、7校太陽光パネルを持っています。中学校については、4中学校ともに太陽光パネルがあります。全量売電収の金額については、令和元年度については135万1,026円が7校分の全量売電した場合の金額になります。そのうち、実質歳入のほうでは、18万4,000円が、学校が使わなかった分を受けていますので、比率にして13.6%を受払金でいただいている。中学校については、全体で6万5,928円が太陽光パネルでの全量分の電気料金になります。そのうち、歳入として3万8,952円売払金が入っていますので、59%売払金があったという結果になっています。  以上です。
    ○委員長(吉田鋭夫君) 他に発言等はよろしいですか。    〔「なし」の声起こる〕 ○委員長(吉田鋭夫君) 質疑なしと認め、終わります。  これで、分類5の質疑、全部終了いたします。  暫時休憩いたします。                午後4時10分 休憩                 再     開                午後4時11分 開議 ○委員長(吉田鋭夫君) それでは、再開いたします。  本日はここまでといたしまして、明日10時より再開いたしますので、関係の皆様方、よろしくお願いします。                午後4時11分 散会...