犬山市議会 2020-06-19
令和 2年民生文教委員会( 6月19日)
○委員(
柴田浩行君) ありがとうございます。もう1つ、教員の研修への
取り組みについてもお示しいただければと思います。
○
委員長(吉田鋭夫君)
神谷学校教育課主幹。
○
学校教育課主幹(
神谷勝治君)
タブレットを数年前に導入いただいてから、年に1度、2年間にかけて全員の教員がそれらを使う研修を行ってまいりました。ただし、今までのものとは違って、1人1台ずつ端末を持っているという新たな展開になりますので、今までの研修とはまた別のものを考えているところでした。
今回の休業によって、それが、本当は夏休みにやる予定だったんですけども、少し先延ばしになっておりますけれども、今年度中にそれを開始したい、業者の力も借りながらやっていきたいと思っています。
○
委員長(吉田鋭夫君)
柴田委員。
○委員(
柴田浩行君) ありがとうございます。導入に向けての準備のほうをよろしくお願いいたします。
次に、
債務負担行為の
羽黒中央公園の
指定管理料について質疑させていただきます。
まず最初に、公募までの
スケジュールについてお示しください。
○
委員長(吉田鋭夫君)
山本文化スポーツ課長。
○
文化スポーツ課長(
山本直美君) それでは、
指定管理の公募に関する
スケジュールについてお示しをさせていただきます。
今回、
債務負担行為をこの議会のほうで設定をさせていただいております。その後、
指定管理者の
選定審議会のほうを7月頃までには持ちたいということで進めております。
それから、公募については、7月から8月ということで、
指定管理者の審議会で要綱を策定した上で、公募をかけていきたいというところでございます。
その公募についても、
公募開始期間というのがありますので、そこまでに確定をした上で、8月上旬から9月ぐらいで公募の開始、それから受付を行っていきたいというふうに思っております。
それで、最終的には応募者のほうを審査いたしまして、12月には
指定管理者の議決ということで上程をしていきたいという
スケジュールでおります。
以上です。
○
委員長(吉田鋭夫君)
柴田委員。
○委員(
柴田浩行君) ありがとうございます。
スケジュールが分かりました。
今、
コロナ禍で非常に厳しい状況じゃないかなというふうに考えるんですが、新たに公募をかけるということで、公募の前に
指定管理を募集するというような形の
働きかけ等が必要じゃないかなと思うんですけども、そういったことに対する
取り組みは行っていくんでしょうか。
○
委員長(吉田鋭夫君)
山本文化スポーツ課長。
○
文化スポーツ課長(
山本直美君) 公募に対する
働きかけなんですけれども、こちらについてもまずは審査会のほうを経て、決めていきます。前回の例でいきますと、公募については広報のほうに載せたりとか、
あと業界紙のほうにも載せさせていただいたりと、いろいろ工夫をして公募についてはやっていきましたので、また同じような形で行っていくという予定ではおります。
以上です。
○
委員長(吉田鋭夫君)
柴田委員。
○委員(
柴田浩行君) ありがとうございます。ここまで順調に来ましたんで、
羽黒中央公園、ここのコロナをしっかりと乗り越えていただきたいと思います。
3点目、最後の質疑をさせていただきます。
事項別明細書の10ページ、11ページの歳入のほう、16款の
県支出金の2項県の補助金、7目の教育費、県費の補助金、スクールソーシャルワーカーの活用事業の県費補助について質疑させていただければと思います。
まず初めに、スクールソーシャルワーカー、現在1名の方を採用されていると思いますけれども、どのような形で
学校現場で活用されているのか、まずお伺いいたします。
神谷主幹、よろしくお願いします。
○
委員長(吉田鋭夫君)
神谷学校教育課主幹。
○
学校教育課主幹(
神谷勝治君) 1名、月5日、学校を巡回して働いています。
現在のところ始まったばかりですので、まずはその事業説明を学校にしているところです。1度目の学校への巡回が始まっています。
以上です。
○
委員長(吉田鋭夫君)
柴田委員。
○委員(
柴田浩行君) ありがとうございます。これからということで、今回、県のほうから3分の1補助ということなんで、このスクールソーシャルワーカーの活用について、県からどういった方針が示されているのか。また、犬山市はどういった方針でスクールソーシャルワーカーの活用を考えられているのかお伺いいたします。
○
委員長(吉田鋭夫君)
神谷学校教育課主幹。
○
学校教育課主幹(
神谷勝治君) 愛知県義務教育課では、生徒指導の中で、「まず一人を救う、新たな一人を出さない」、こういった重点目標を立てて、早期発見早期対応に向けた
取り組みの中としてスクールソーシャルワーカー設置事業を行っております。平成28年度から始まっておりまして、令和2年度は28市町村へ補助金を出しているようです。県は以前からそういったスタンスで子どもたちを救おうとしております。
私ども犬山市としましても同じ思いです。新たな一人を出さない、以前から続けてきたものを補完する事業としてスクールソーシャルワーカーを取り入れました。今年度は月5日と少ないんですが、その5日を有効に使うことができるようであるならば、ぜひ来年度はその日数を増やしていきたい、あるいは人員を増やしていきたい、そう思っています。
○
委員長(吉田鋭夫君)
柴田委員。
○委員(
柴田浩行君) ありがとうございます。今、先生のほうから来年度に向けても効果があれば、増やすなり、日数を増やすということでしたが、例えば人数を増やした場合に、補助はその人数分でまた手当てしていただけるのか、上限があるのかお伺いいたします。
○
委員長(吉田鋭夫君)
神谷学校教育課主幹。
○
学校教育課主幹(
神谷勝治君) 補助対象経費にはいろいろなものがあります。謝金、報酬、交通費、旅費等がありますが、補助対象経費3分の1は、1市町村当たり補助額の上限が80万円となっているようです。人数を無尽蔵に増やして、全てが同じようにというわけにはいかないようです。
以上です。
○
委員長(吉田鋭夫君) 他に質疑はございませんか。
鈴木委員。
○委員(
鈴木伸太郎君)
債務負担行為で、
羽黒中央公園指定管理料なんですが、コロナで休館になったということが、仮に今後起こらないとも限らない。そういうのが今度、契約のときに休業補償になるのかちょっと分からないんですが、そういう内容が入るのか、それはどのような内容なのか、決まっていれば教えてください。
○
委員長(吉田鋭夫君)
山本文化スポーツ課長。
○
文化スポーツ課長(
山本直美君) 現
指定管理者との協定になるんですが、協定書の中でも現在でも不可抗力に対する取決めはしてあります。ただし、具体的なことまでは記載がないということがありまして、
指定管理料、収入は
指定管理者がこれももらっていくものなんです。それに合わせて収入と収支を見込んだ収支バランスで
指定管理料が成り立っているというところがありますので、今回の玉置議員の一般質問でも答弁しておりますけれども、まだ昨年度の実は
指定管理料の精算というところは協議をしている段階です。弁護士にも今、確認をしながら協議を続けておりますので、次回の募集要項には今、
鈴木委員から言われたような内容を、不明確な部分がないようにしっかりと明記をしていきたいというふうに考えております。
以上です。
○
委員長(吉田鋭夫君)
鈴木委員。
○委員(
鈴木伸太郎君) 何が起こるのか分からない状況の中で、きっちり決めるのは難しいと思いますが、なるべく払う、払わんのあれがないように、よろしくお願いします。
もう一度
債務負担行為で
児童生徒1人1台端末の
整備事業についてお伺いしますが、先ほどの畑委員の質疑と重複するかもしれませんが、教員の方へは現状1人1台、今、端末があって、それプラス支給とかいうふうになるんでしょうか。
○
委員長(吉田鋭夫君)
長瀬学校教育課長。
○
学校教育課長(
長瀬尚美君) 現在は授業用で使うのは教員は今ないです。職員室に校務支援のソフトが入ったノートパソコンがあるので、それについては1人ずつあります。1人1台。
○
委員長(吉田鋭夫君)
鈴木委員。
○委員(
鈴木伸太郎君) 新たに教材、授業で使う用の端末が教員1人1台支給されるということになるんでしょうか。
○
委員長(吉田鋭夫君)
長瀬学校教育課長。
○
学校教育課長(
長瀬尚美君) 答弁漏れですみません。今回、
債務負担行為の費用の中には、教員の方の分も入っていまして、教員の方の分は
440台程度予算化したいと思っています。
○
委員長(吉田鋭夫君) 他に質疑はございませんか。
岡村委員。
○委員(
岡村千里君) 私も
債務負担行為から1件お願いします。
羽黒中央公園指定管理料ですけれども、今、
スケジュールだとかそういったことは分かりました。今まで、初めて犬山市で
羽黒中央公園での
指定管理という制度をスタートさせたわけですけれども、これまでの中での、私たちは特に丸投げはいかんよということでやってきましたが、そういった市との関係でのこれまでの経過だとか、それから、これ5年間でまたやっていくということと、それから金額的に5億5,000万円が計上されていますけれども、この金額についての根拠というか、そういうのをお示しください。
○
委員長(吉田鋭夫君)
山本文化スポーツ課長。
○
文化スポーツ課長(
山本直美君) まず、
指定管理者と市とのこれまでの関係ということなんですけれども、情報共有を密にしたいというところがありまして、毎月1度、連絡会というのを双方で開いておりました。課題の共有をしたり、1期目ということもありますので、スタートさせていくに当たって、運用面なんかも、お互い調整をとりながら決めてきたというところがございます。これが1点目です。
2点目ですけども、5年間でやっていくというところの根拠としては、3つあります。
1点目としましては、今の
指定管理が5年間で、大きな問題もなくやってきたというところもありますので、時期も5年間というふうに考えていることが1点。
それから、2点目ですけれども、現在の
指定管理者、犬山市スポーツネットワークから聞き取りをいたしまして、今期も5年間で安定した運営ができたということ。それはなぜかというと、雇用がしっかりと5年ということで確保できた。それから、チャレンジ性のある事業に投資効果ができた。例えば、1期目でトランポリンの台を寄附いただいているんですけども、そういったものもトランポリン教室なんかも展開できたというのがありますので、
指定管理期間が3年では短くて、最低でも5年間としたいというのは聞き取りで聞いております。
3つ目ですけれども、全国的な調査がありまして、総務省の統計結果でも、一般的に
指定管理施設を持っている7割ぐらいが5年間を
指定管理期間としているというところで、時期も5年間としたいというところで、5年で計上をしております。
それから、この5億5,368万5,000円の積算根拠ですけれども、これは今期の実績額というものをベースに算出をしております。具体的に言いますと、初年度については、体育館が7月からオープンしたというのがありますので、年度途中からの使用開始だったということがありますので、最初の1年は除外しまして、残りの直近の4年間の実績を4で割って、それを5倍した。もちろん消費税については、10%で換算をしております。
ただ、ちょっと追加というところで、修繕費については、1年間当たり50万円は増加をさせていただきました。これについては経年劣化や使用に伴う不具合が増えてくるだろうというところです。5億5,368万5,000円の根拠は以上です。
○
委員長(吉田鋭夫君)
岡村委員。
○委員(
岡村千里君) いろいろ詳しく教えていただきましてありがとうございます。いろいろなスポーツにチャレンジしたりとか、いろんないいことは伝わってくるんですけれども、逆にデメリットみたいなことはほぼなかったということで理解してよろしいですか。
○
委員長(吉田鋭夫君)
山本文化スポーツ課長。
○
文化スポーツ課長(
山本直美君) デメリットとして担当課で考えているところは、余りにも市と
指定管理者が密着して進めてきたというところが逆にありすぎて、もう少し
指定管理者としてのチャレンジとか、民間の創意工夫というところを、次期の公募に当たっては、どう引き出していくかというところは課題だというふうに受け止めております。
以上です。
○
委員長(吉田鋭夫君)
岡村委員。
○委員(
岡村千里君) ありがとうございました。では、次に、歳入のところで先ほど
柴田委員がお話がありましたスクールソーシャルワーカーの活用事業の県の補助金ということですけれども、今もう巡回が始まっているよということと、それから月5日ということで巡回をしていくということなんですけれど、その回数とやっぱり日にちがこれでは足りないのではないかなというふうに思っていますけれども、それから、月5日で全体を一巡できるのかですね、その月で。その辺についてはどうなんでしょうか。
○
委員長(吉田鋭夫君)
神谷学校教育課主幹。
○
学校教育課主幹(
神谷勝治君) 巡回が主な活動はなく、相談が出たときにそこに対応していくというふうに考えております。月5日、十分でないのはよく分かっております。実は近隣ではスクールソーシャルワーカーの導入が数年前から行われています。それらの結果を見ながら、どういった人材を入れるのが犬山市にとって有効なのかを探っているところです。
現在は校長を退職した人材を月5日で働いてもらっています。教育に精通しているのはもちろんですけれども、いいところと悪いところが予測されています。それらを解決しながら進められるかどうかを検証するための5日です。
以上です。
○
委員長(吉田鋭夫君)
岡村委員。
○委員(
岡村千里君) 分かりました。これからまだ課題が多いなということで認識をいたします。
それから、歳入歳出のところで上げられていました道徳教育の抜本的改善から充実に係る支援事業に要する経費の計上ということで、額は多くはないんですけれども、25万円ということですけれど、これ道徳教育の抜本的改善と、中身についてはどういったことなんでしょうか。
○
委員長(吉田鋭夫君)
神谷学校教育課主幹。
○
学校教育課主幹(
神谷勝治君) 道徳教育の抜本的改善・充実に係る支援事業は国の事業です。国から愛知県へ委託し、犬山市が再委託をされているものです。この活動は、目的を平成27年3月から従来の道徳の時間を特別な教科、道徳というふうに新たに位置づけました。その考え、議論する道徳へと質的転換を図るため、研究校の研究取組結果を全国的に発信するために行われている事業だと聞いております。
例えば、1つ、多様な指導方法の普及、2つ目、家庭・地域との連携強化などの地域の特色を生かした
取り組み、それらを推進するようにというふうに出ております。
以上です。
○
委員長(吉田鋭夫君)
岡村委員。
○委員(
岡村千里君) 道徳教育については、いろいろな考え方がある中で、やっぱり評価をするというのがどうかという意見が前からあるんですけれども、この抜本的改善の中には、これまで授業の中で見本的な答えに近いところは点数がつくだとか、そういった評価の仕方については変わらないんでしょうか。あるいは評価はもうなしだとか、そういったことはあるんでしょうか。
○
委員長(吉田鋭夫君)
神谷学校教育課主幹。
○
学校教育課主幹(
神谷勝治君) どうお答えしていいのか分からないんですけども、評価はします。決められておりますので、評価はいたします。学習指導要領で決められておりますので、評価はいたしますが、評価の方法については、今、学校でも研究が始まっていて、もうここ数年たっている小学校においては、ある程度の実績が出ているところです。そんなお答えでいいでしょうか。
○
委員長(吉田鋭夫君) 他に質疑はございませんか。
鈴木委員。
○委員(
鈴木伸太郎君) 先ほどから端末の件ですけど、
ICT研究会で出てきた結果というのは、また教えていただけないでしょうか。いろいろ研究会で今検討中だということなんですが、やっぱりこれだけの額なんで、ある程度方向性を我々も知りたいところがあるもんですから、ほかにも多分いろんなことを研究、対応をどうするんだっていろいろやられていると思うんですが、どういう方向性なのかというのをちょっとどこかでお示しいただけるとありがたいと思うんですが。
○
委員長(吉田鋭夫君)
長瀬学校教育課長。
○
学校教育課長(
長瀬尚美君) 質疑にお答えします。
先ほどお話ししたように、ICT研究委員会のほうのアドバイザーの方については、お一人アドバイスを頂く方に来月、市役所に来ていただいて、少しご意見を伺いたいと思っています。その後に委員会を開いて、いろんなご意見を頂きながら、こちらのほうで、まずは
債務負担行為しか今回は起こしていませんので、9月議会になるのか、どの議会になるか分かりませんけれども、具体的に購入でいくのかリースでいくのかとか、それから、附属の備品の購入もありますし、それから、先ほど来話が出ています
学習支援ソフト、その辺もリースなのか購入なのか、その辺も見極めていかなきゃいけないので、またお示ししたいと思っていますので、お願いします。
○
委員長(吉田鋭夫君)
鈴木委員。
○委員(
鈴木伸太郎君) いろいろ使い方、運用の仕方とか、子どもへどういうルールで貸与するとか、そういうことも含めて決めていかれると思うんですが、多分、全市的に非常に皆さん、市民の方も興味を持っていると思うんで、なるべく早い段階というか、決まってなきゃしょうがないんですけど、オープンにしていただけるようにお願いいたします。ありがとうございます。
○
委員長(吉田鋭夫君) 他に質疑はございませんか。
〔「なし」の声起こる〕
○
委員長(吉田鋭夫君) 質疑なしと認め、第54
号議案に対する質疑を終わります。
次に、第55
号議案を議題といたします。
当局の説明を求めます。
河合保険年金課長。
○
保険年金課長(
河合武史君) (第55
号議案説明)
○
委員長(吉田鋭夫君) 説明は終わりました。
続いて、質疑を行います。
ご発言を求めます。
柴田委員。
○委員(
柴田浩行君) 事項別明細の8、9ページで、歳入のほうで今回特別調整交付金ということで、お金を入れてもらっていますけど、これは要は歳出、出がなかった場合は、国に返金ということになるんでしょうか。
○
委員長(吉田鋭夫君)
河合保険年金課長。
○
保険年金課長(
河合武史君) 予算ですので、同額を組ませていただいていますが、あくまで見積りという形になりますので、実際にはまず歳出がありまして、実績を国に報告をして、それと同額が歳入されるということで、歳入歳出が合う形に決算はなるというふうに思っております。
○
委員長(吉田鋭夫君) 他に質疑はございませんか。
〔「なし」の声起こる〕
○
委員長(吉田鋭夫君) 質疑なしと認め、第55
号議案に対する質疑を終わります。
続きまして、第57
号議案を議題といたします。
当局の説明を求めます。
上原高齢者支援課長。
○
高齢者支援課長(
上原敬正君) (第57
号議案説明)
○
委員長(吉田鋭夫君) 説明は終わりました。
続いて、質疑を行います。
ご発言を求めます。
諏訪委員。
○委員(諏訪 毅君) 私からは4款3項4目高齢者医療支援事業生活支援体制整備について2件、質疑をいたします。
全員協議会資料の31ページをご覧ください。
1件目の質疑なんですが、過去に同じような事業が市内で行われていたと聞いておりますが、それで、この行われた経緯、また現状はどのようになっているか、また行われた中での課題はどのようなことがあったかお聞かせください。
○
委員長(吉田鋭夫君)
上原高齢者支援課長。
○
高齢者支援課長(
上原敬正君) それでは、ただいまの質疑にお答えさせていただきます。
恐らくこれは羽黒地区ということであったというふうに聞いておりまして、経緯につきましては、20数年前ということで、玄関から市内へ歩くのが大変だという声が聞かれたということで、500円程度を頂くということで、行って帰ってくるということで、そういった支援を行っていたということだそうでございます。
現在ですけども、実際に行われていたんですが、現状としては、今、月に1件あるかないかというところでございまして、以前はもう少しあったんですけども、高齢とともに施設に入所してあったりだとか、人が少なくなってきたので、今、需要のほうはほぼないような形となっているというふうに聞いております。
最後ですけど、行われた課題ということでございますが、特に大きな問題、事故等ともなかったんですけども、ちょっと病院とか連れていくときに、急に急変したときとかが怖いねというようなことはあったそうでございますが、特に大きな問題はなかったというふうに聞いております。
以上です。
○
委員長(吉田鋭夫君) 諏訪委員。
○委員(諏訪 毅君) ありがとうございます。今答弁していただいたようなことが、今回の事業に生かされるように、ぜひお願いをしたいと思います。
2件目の質疑なんですが、先日の議案質疑の答弁の中で、今回の事業では、地域住民の方々がドライバーになるとあり、その際のドライバーの方の保険は個人の保険で行うというふうにありましたが、私の考えでは、ドライバーそれぞれが違う内容の保険に入っていると思うんですが、確認なんですが、個人の保険で大丈夫なのかをお答えいただきたいと思います。
○
委員長(吉田鋭夫君)
上原高齢者支援課長。
○
高齢者支援課長(
上原敬正君) ただいまの質疑にお答えさせていただきます。
実際運用になってきたときというところは、そういった保険というのは当然確認をして行っていくというふうになりますし、個人の保険でというふうになっております。この保険につきましても、一応、人身傷害という保険にご加入いただいていれば、同乗中のそういった事故にも、限度額はあるということですが、支払いができるという認識でおりますので、今のご質疑の中では、まず個人の保険でということで、当然確認をした上でというふうな運用にはなっていくというふうに考えております。
以上です。
○
委員長(吉田鋭夫君) 他に質疑はございませんか。
岡村委員。
○委員(
岡村千里君) 私もこの高齢者移動支援事業についてお伺いをしたいと思います。
県のモデル事業に応募し、受託していくということと、それから、地域住民がドライバーとなってやっていくということなんですが、私もこれに参加していくのはちょっと厳しいというか、大変ではないかなというふうに思っています。
まず、今、こういった地域住民がドライバーということで、本会議の質疑のときに、このドライバーは、特に年齢制限もなしということですし、また、いろいろと講習は受けられると思うんですけれども、やっぱりこういった事業は専門的なそういうタクシー会社に委託をするだとか、そういったことでないと難しいのではないかなというふうに思っていますけれども、その辺についてはいかがでしょうか。
○
委員長(吉田鋭夫君)
上原高齢者支援課長。
○
高齢者支援課長(
上原敬正君) ただいまのご質疑にお答えします。
厳しい部分もあるかとは思います。まず、これにつきましては、今年度についてまず
アンケート調査を実施します。それでないと先に進めないというふうになっております。結果的には、まず、今言われた本当にこれができるのかということにつきましては、
アンケート調査を基に、あと、基本的には体制の
整備事業というか、体制がしっかりできるかどうかということにまず取り組んで、その土壌づくりを始めないと先に進めませんので、まずは今年度、その結果を踏まえながら検討し、少なくとも3年という期間がございますので、その期間の間、どうしても合わないという結果になるのか、これが続けられるのかどうかというのは、そこで判断をしていきたいというふうに考えております。
以上です。
○
委員長(吉田鋭夫君)
岡村委員。
○委員(
岡村千里君) その
アンケート調査ですけれども、内容は市で考えていくんだけど、一応、コンサルに委託という形になっていますが、どういった内容を考えてみえるのかお尋ねします。
○
委員長(吉田鋭夫君)
上原高齢者支援課長。
○
高齢者支援課長(
上原敬正君) ただいまのご質疑にお答えします。
細かな内容というと、これはまだ全て決まっているわけじゃないんですけども、結局、そのコンサル丸投げというふうになると、それこそいいものはできてくるかとは思いますが、ただ、やっぱり市が実情にも合わせたような形でまずは考えていきたいと思っています。少なくとも聞くということについては、外出の目的であったりとか、現在どんな移動手段を使っていますかとか、年齢や性別等の項目も盛り込んだ形、あとはボランティア、本当にできるのというようなことも含めた形で、市のほうで組み立てて、丸投げというような状態は回避しながら、こういった補助も有効に使って進めていきたいと考えております。
以上です。
○
委員長(吉田鋭夫君)
岡村委員。
○委員(
岡村千里君) コンサルに委託したほうが何かいいものができるみたいなことをおっしゃいましたけど、そうではなくて、やっぱり市のことをよく知った、自分たちの自前で作るというのが基本だというふうに思っていますので、その点はちょっと指摘したいと思います。
それから、タクシー会社が犬山市の場合は犬山タクシー、いろんなほかのタクシー会社もあるんですけれども、こういったタクシー会社の理解というのか、そういったところはちゃんと得られているんでしょうか。タクシー会社も今、本当にお客さんが少なくなって、経営自体が大変だというふうに思っていますが、そのあたりについてはどうでしょうか。
○
委員長(吉田鋭夫君)
上原高齢者支援課長。
○
高齢者支援課長(
上原敬正君) ただいまのご質疑にお答えします。
検討自体は公式なことは行っておりません。
今後、これを進めていく中で、そういった事業所とも協議等、あとは情報のほうも提供していきたいというふうに考えております。
以上です。
○
委員長(吉田鋭夫君)
岡村委員。
○委員(
岡村千里君) こういった犬山市の特性についてのことをきちんと手当てしていかないといけないというふうに思います。
それから、検討会議についてですけれども、約10名ほどということで、有識者の方だとか、それからコミュニティの方たちとかということにということを聞いていますけれども、公募については考えているんでしょうか。
○
委員長(吉田鋭夫君)
上原高齢者支援課長。
○
高齢者支援課長(
上原敬正君) ただいまの質疑にお答えします。
もともとこの検討部会をつくるというときに、今、附属機関のほうで犬山市高齢者地域ケア・生活支援推進協議会というところで委員会のほうを開いております。ここからも今、いろんな有識者及びそれぞれ団体からもいろんな方を招いてやっておりますので、今のところはここの協議会の構成員を主体にやっていきたいというふうに考えております。ですから、公募のところは今のところ考えておりません。
以上です。
○
委員長(吉田鋭夫君) 1時間経過しましたので、15分まで暫時休憩いたします。
午前11時04分 休憩
再 開
午前11時13分 開議
○
委員長(吉田鋭夫君) それでは、再開いたします。
上原高齢者支援課長。
○
高齢者支援課長(
上原敬正君) すみません、先ほどの説明で、
アンケートのところのくだりなんですが、一部訂正をさせていただきたいと思います。
少しこちらも舞い上がってしまって、思っていたように答弁できませんでした。委託料は組んでありますが、
アンケートは当然市のほうで内容を考えます。内容につきましては、先ほど言ったものを盛り込むということです。結果、業者のほうに委託するのは、最終的にその結果を出した
アンケートの結果を集計したものと、あとは技術的な支援を頂く分ということで、基本的にはそれ以外のことは全て市で考えて、余分な支出をしないような形を考えております。
以上で説明を終わります。
○
委員長(吉田鋭夫君)
岡村委員。
○委員(
岡村千里君) これは県のほうからの事業なんですけれども、できるだけお金を使わないでやれるようにというのが結構、とって分かるなというふうに思うんですけれども、ちなみに今のところは
アンケート調査をしたりとか、3年間の
スケジュールは書いてあるんですけれども、令和3年度、令和4年度については、内容的には示されていますけど、およそどのくらいの予算で考えてみえるんでしょうか。
○
委員長(吉田鋭夫君)
上原高齢者支援課長。
○
高齢者支援課長(
上原敬正君) ただいまのご質疑にお答えさせていただきます。
予算につきましては、令和3年度、4年度につきましても、総額的には大体290万、300万円を少し切る程度の予算を考えております。単年で300万円です。
以上です。
○
委員長(吉田鋭夫君)
岡村委員。
○委員(
岡村千里君) 大まかなことは分かりました。やはりコミュニティバスを実施しようとしたときも、もうちょっとこういったボランティアのことをやったらどうかという意見もありましたが、やっぱり事故が起こったときのそういった保険だとか、いろいろなことというのは、やっぱり専門のところに委託するということが基本ではないかなと思いますので、結構これは厳しいのではないかなということを指摘して終わります。
○
委員長(吉田鋭夫君) 他に質疑はございませんか。
鈴木委員。
○委員(
鈴木伸太郎君) 同じくこの委託についてお伺いしますが、その前に、一般会計じゃなくて介護保険特別会計に乗っかっているのは、そもそもなぜかなという、ちょっと個人的には違和感を感じるんですが、どうなんでしょうか。
○
委員長(吉田鋭夫君)
上原高齢者支援課長。
○
高齢者支援課長(
上原敬正君) ただいまのご質疑にお答えします。
こちらにつきましては、なぜかということになってきますけども、地域包括のそういったシステムの中で、移動支援事業として位置づけすることができるというふうになっていますので、介護保険特別会計でやるというふうになっています。
以上です。
○
委員長(吉田鋭夫君)
鈴木委員。
○委員(
鈴木伸太郎君) ターゲットは高齢者になってくるかと思うんですが、市内の例えばコミュニティバスとかですと、車椅子に対応していて、障害のある方が乗ったりとか、あと夏休みは小中学生無料にとか、要はだから利用者は限定しない。今回この事業をやっていくとしたら、そこら辺との要は介護保険特別会計なんで、何か利用者が例えば登録した人じゃないと駄目とか、何かきっとそういうふうになっていくのか。というのは、例えばスクールバスの代用とか、あと体の不自由な人も使いたいよねということになった場合に、そういう幅が広く運用できる可能性があるのかどうかというところが疑問なんですが、どうでしょうか。
○
委員長(吉田鋭夫君)
上原高齢者支援課長。
○
高齢者支援課長(
上原敬正君) ただいまの質疑にお答えします。
今の移動支援という送迎という中で、利用者の中で要支援者以外の方が含まれていたとしても、要支援者等の占める割合を案分するなどして補助することも可能というふうになっておりますので、今おっしゃられた、当然基本的にはうちは高齢者という視点に立ってするんですけども、今言われた子どもや障害のある方を決して拒むものではないという形になっております。
以上です。
○
委員長(吉田鋭夫君)
鈴木委員。
○委員(
鈴木伸太郎君) 分かりました。拒むものではないと、利用できるよということですね。
ちょっと幾つかお伺いしますが、本会議で玉置議員、水野議員がかなり細かく質疑されていて、ちょっと重複するところがあるかもしれませんが、また教えてください。
アンケートが500件だったかと思うんですが、これは市内全域の、あと年齢層とか、要はエリアとか年齢層とか、ターゲットはどういうふうなのか教えてください。
○
委員長(吉田鋭夫君)
上原高齢者支援課長。
○
高齢者支援課長(
上原敬正君) ただいまのご質疑にお答えします。
これも議案質疑のときに部長のほうが答弁させていただいたように、1地区、大体500件程度ということで、犬山市を5地区に分けて、2,500ほど
アンケートを送るような形をしております。
ターゲットにつきましても、全年齢、当然、年齢の下の子というところはちょっと送ってもということがあるものですから、その下限をどうするかというのを最終的にはまだはっきり決めてはいないですが、基本的には全年齢、例えば二十歳以上で男女区別、障害とか当然分かりませんので、区別なく2,500という数で送ろうというふうには考えております。
以上です。
○
委員長(吉田鋭夫君)
鈴木委員。
○委員(
鈴木伸太郎君) 分かりました。市内でも今年度ぐらいにこのような事業を始めようかって動いている団体もあるようなんですが、そこら辺との整合性というのは、仮にこれの事業をやったときに、例えばそういう事業をもう既に今年度ぐらいからやり始めた団体とかとリンクするとか、そちらに事業を引き継ぐとか、そういうようなことというのはありなんでしょうか。
○
委員長(吉田鋭夫君)
上原高齢者支援課長。
○
高齢者支援課長(
上原敬正君) ただいまのご質疑にお答えさせていただきます。
まだはっきりとはその内容が私どもも分からないんですが、
アンケートをやっていく中というところで、当然需要と供給というのが出てくると思いますし、結果的には今、議員がおっしゃられたというところがマッチするかもという可能性はあるとは思います。
以上です。
○
委員長(吉田鋭夫君)
鈴木委員。
○委員(
鈴木伸太郎君) マッチするかもということは、独自でまた新たに立ち上げるという場合もあるだろうけれども、もう既に立ち上げているところと一緒になって事業をする可能性はあるよという理解でよろしいんでしょうか。
○
委員長(吉田鋭夫君)
上原高齢者支援課長。
○
高齢者支援課長(
上原敬正君) ただいまの質疑にお答えさせていただきます。
そのとおりです。
○
委員長(吉田鋭夫君)
鈴木委員。
○委員(
鈴木伸太郎君) 分かりました。
アンケート結果だと思うんですが、これやっぱりちょっと難しいから、この事業はちょっと無理ですわということを、令和3年度、4年度ぐらいに判断するということも、可能性としては十分あるということでよろしいでしょうか。それとも、もう今年度これスタートしたら、やっぱりもうこの事業をやらないかんということなんでしょうか、どっちなんでしょう。
○
委員長(吉田鋭夫君)
上原高齢者支援課長。
○
高齢者支援課長(
上原敬正君) ただいまの質疑にお答えさせていただきます。
まだ実際、運用は全く決まったわけでもございません。一応3年間という期間は頂いてはおります。当然、先ほども申し上げたように、その仕組みづくりというのが大事になってくるので、例えば、ある程度
アンケートでも完全否定というところはないというふうに思っていますし、うちもこれは必要だというふうで今事業を進めていっているので、その中でも例えばこういったどこかの地区にしても、結局、そのドライバーの担い手というところが、いる、いないというところでも大きくなってくるので、市としてまずこの3年の間で、そういった例えばドライバーの養成講座を開いてみたりだとか、そういったことについては、模索をしていきたいと考えております。
すぐ今回の
アンケートだけでも、残りの2年が駄目だというような判断にするという考えは今ございません。
○
委員長(吉田鋭夫君)
鈴木委員。
○委員(
鈴木伸太郎君)
アンケートだけでやめるということはないと僕も思います。いろいろ研究していただかないといけないと思うんですが、最終的に断念するということは、それでも行けるのかということです。
○
委員長(吉田鋭夫君)
上原高齢者支援課長。
○
高齢者支援課長(
上原敬正君) その辺はマッチしなければ、当然これも税金が絡んでくる部分になってきますので、そういったこともあり得るとは思います。
以上です。
○
委員長(吉田鋭夫君)
鈴木委員。
○委員(
鈴木伸太郎君) ちょっとどのような形の事業になるか分からないんですが、もし全国的にこういうような経緯でやり出した自治体なり事業体なりがあれば、ちょっとそのモデルケースを、なけりゃ仕方ないんですけど、あればちょっと、どこの町がやっているとか教えていただけるとありがたいんですが。
○
委員長(吉田鋭夫君)
上原高齢者支援課長。
○
高齢者支援課長(
上原敬正君) ただいまの質疑にお答えさせていただきます。
幾つか当然、うち以外でもありますし、今回この事業にも、県内で6市町、手を挙げているということがございます。どこがそのうちのところの特性に合ったかどうかということは、はっきりとまだ私も言っていないし、まだそこまでの調べはしてないものですから、詳細については分かりませんが、そういったところも参考にしながら、先進事例のことも取り入れて進めていきたいとは考えております。
以上です。
○
委員長(吉田鋭夫君)
鈴木委員。
○委員(
鈴木伸太郎君) 今のは、同時に愛知県内で6市町がヨーイドンでスタートするということなんで、先進事例にはならないと思います。もう既に何かやっているところで、こんなところをモデルにしたいねみたいな、目標みたいな町があればということです。
○
委員長(吉田鋭夫君)
上原高齢者支援課長。
○
高齢者支援課長(
上原敬正君) ただいまの質疑にお答えをさせていただきます。
今、近隣自治体で既に始めている自治体もございます。ただ、県内であれば豊明市であったり新城市、設楽町、瀬戸市、お隣の扶桑町、可児市もということでございますので、ある程度こういった情報はつかんでおりますが、どこが、うちにこれが合うかどうかということは、ちょっとまだ分からない部分がございますので、そこは一つずついいとこは取り入れるような形で研究を重ねたいというふうには考えております。
以上です。
○
委員長(吉田鋭夫君) 他に質疑はございませんか。
柴田委員。
○委員(
柴田浩行君) 私も一緒で、生活支援体制整備について質疑させていただきます。
市長が本会議場で、幅広い視野でこの事業を検討していくと、持続的な事業としていくと述べられています。先ほど鈴木議員の質疑と全く真逆なことを課長にお伺いしますが、担当課として高齢者移動支援事業を立ち上げ、継続していくという強い意思を持っていると理解していいでしょうか。
○
委員長(吉田鋭夫君)
上原高齢者支援課長。
○
高齢者支援課長(
上原敬正君) ただいまのご質疑にお答えをさせていただきます。
当然、そういう思いがないと、この事業も当然貴重な税金を使ってやるということですので、まずはそういった気持ちを持って臨んでおります。
以上です。
○
委員長(吉田鋭夫君)
柴田委員。
○委員(
柴田浩行君) 幅広い視野で検討していく、そのためにこの事業を継続するために、3年間かけて事業を練り上げ、仕組みづくりをしていくということの理解でよろしいんでしょうか。
○
委員長(吉田鋭夫君)
上原高齢者支援課長。
○
高齢者支援課長(
上原敬正君) ただいまの質疑にお答えさせていただきます。
全くそのとおりです。
以上です。
○
委員長(吉田鋭夫君)
柴田委員。
○委員(
柴田浩行君)
全員協議会資料のほうを見ますと、令和4年度のところで、介護保険制度の中の一つのサービスとして位置づけ、財源の確保をして事業を継続していくということを示されております。
持続的な事業としていくめたに財源確保について、令和5年以降、どのようなシミュレーションをされているのかお示しください。
○
委員長(吉田鋭夫君)
上原高齢者支援課長。
○
高齢者支援課長(
上原敬正君) ただいまの質疑にお答えをします。
例えば、今うちが考えている買物支援というふうになってまいりますと、今財源の確保というのは国庫であったり県であったりというふうになってきますが、補助対象となる項目というものが限られてきます。これはこの移動支援事業に関する間接経費、例えば配車をしたりするとか、そういったところにかかるような人件費とかガソリン代等が補助を受けられるということになっておりますので、そういったものについて確実に取れるというか、それを取れるような形で考えながらやっていきたいとは思います。
当然、全て10分の10が賄えるわけではございませんので、効率よく取れるところについては、しっかりとした形で考えてやっていきたいとは思っています。
以上です。
○
委員長(吉田鋭夫君)
柴田委員。
○委員(
柴田浩行君) これは本会議で答弁あったかもしれませんけど、4年目以降、訪問型サービスと位置づけて国から8割の補助を受けながら継続していくということも示されていますが、今課長がおっしゃったのは、そういったことも含めての答弁という形で理解してよろしいでしょうか。
○
委員長(吉田鋭夫君)
上原高齢者支援課長。
○
高齢者支援課長(
上原敬正君) そのとおりです。ただ、一つ、これ全て高齢者でない場合というのは、先ほども申し上げたように、例えば年齢の例えば障害者であったりとか、子どもたちであったりとか、そういったものは案分という形になっておりますので、丸々その8割が来るという形にはなりませんが、それは的確に、そういったニーズも含めて考えてやっていきたいとは思っています。
以上です。
○
委員長(吉田鋭夫君)
柴田委員。
○委員(
柴田浩行君)
鈴木委員もさっき質疑のときで聞きました。今の答弁でもありました。将来的にはこの活用の枠をぜひ広げてほしいと思っていますけれども、そういったこともこの3年の中の制度設計の中でもシミュレートして考えていくという理解もしてよろしいんでしょうか。
○
委員長(吉田鋭夫君)
上原高齢者支援課長。
○
高齢者支援課長(
上原敬正君) まだ細かなところというのは勉強不足もございますが、こういったご指摘もありますので、そういったものを視野に入れて考えをしていきたいと思います。
以上です。
○
委員長(吉田鋭夫君) 他に質疑はございませんか。
〔「なし」の声起こる〕
○
委員長(吉田鋭夫君) 大変問題を解決するための事業に取り組むことはいいことでございますけども、それぞれ今の質問のように多大な課題等も出てくる可能性がありますので、いろんな意味で我々も連絡を取りながら調整をしながら進めていきたいなという感想で、この件につきましては質疑を終了といたします。
第57
号議案がこれで終わりましたので、暫時休憩いたします。
午前11時30分 休憩
再 開
午前11時38分 開議
○
委員長(吉田鋭夫君) 再開いたします。
議案説明、質疑を終わりましたので、続きまして、議案に関する討議を行います。
発言をお願いいたします。
岡村委員。
○委員(
岡村千里君) 介護保険特別会計の中で、高齢者移動支援事業について、様々今、議案質疑、それから本会議でも議案質疑が行われましたけれども、この県のモデル事業についてのことを皆さんでどんなご意見なのかというところを討議できたらなと思っております。
○
委員長(吉田鋭夫君) ご発言を求めます。
鈴木委員。
○委員(
鈴木伸太郎君) 新しいチャレンジの事業だと思いますが、なかなか難しい事業でもあるかなとも同時に感じております。現実的に市内でも同じような事業をやろうと動き出している団体もありまして、そこら辺との連携というか連絡の調整をしっかりしていただいて、場合によってはその団体と事業を連携していくようなことも模索していっていただきたいと思うし、あと利用者も介護保険特別会計で上がってきているんですが、障害のある方とか、幅広いニーズに応えていけるような研究もしていっていただきたいのと、最悪ですが、事業から撤退する勇気も念頭に入れて、いろいろ研究を、3年間の研究をしていっていただきたいなと思います。
○
委員長(吉田鋭夫君) 他にご発言はございませんか。
岡村委員。
○委員(
岡村千里君) 私も県のモデル事業で、それから地域住民がドライバーとなってやっていくというところで、やはりコミュニティバスの検討のときも、こういった地域住民の仕組みでいいんじゃないかとかということがありましたけど、やはり今はあおい交通にお願いをしているという状況ですので、私自身の考えとしては、タクシー会社とかに委託事業としてやってもらったりするのも在りかなというふうに思っています。
それから、障害者の人たちの利用もオーケーということですけれども、結局、車両も個人所有のものですので、ある程度の対応をしようと思うと、やっぱりワゴン車以上の車でないと無理だというふうにも思いますし、また、やはり一番の懸念は、事故の起こったときにやはり個人で入っている保険またはボランティア保険程度のことですので、それで本当にいいのかどうかといったところは、非常に問題だというふうに思っています。
ただ、とはいってもまだこれから
アンケートを実施していく段階なので、そういったところから最初からもうこれは駄目ということもちょっと言いづらい部分もありますので、やっていく中でやはりきちんと課題を精査しながらやれることなのかどうかといった見極めをきちんとしていく必要があるのではないかなというふうに思います。
以上です。
○
委員長(吉田鋭夫君)
柴田委員。
○委員(
柴田浩行君) この高齢者の移動支援事業に関しまして、本会議で市長から、幅広い視野で検討していく持続的な事業にしていくという言葉がありました。このことを受けまして、この事業はしっかりと継続していくように、3年間かけまして幅広い視野で検討していただきまして、4年目以降、持続可能な事業となっていく。そして、さらには、この事業の幅が広がって、多くの方の移動手段となって、住民の生活向上につながることを期待しております。
以上です。
○
委員長(吉田鋭夫君) 他にご発言はありませんか。
諏訪委員。
○委員(諏訪 毅君) 先ほども質疑させていただいたとおり、やはり過去に犬山市内でも同じような事業をやっておりますので、ぜひいろいろ改善点とかも、そういうところで見つかると思いますし、また先ほど愛知県内にも実際もうやっているような地域もあるということでしたので、そういうところを目標としながら、この3年間、しっかり
アンケートとかいろいろ検討していただいて、よりよい事業になるように進めていただきたいと思っております。
○
委員長(吉田鋭夫君) 他にご発言はありませんか。
畑委員。
○委員(畑 竜介君) 高齢者移動支援事業についてですけども、コミュニティバスの最寄りバス停まで500メートル離れているところもありというふうにありますが、そのほかにも意外と町なかでも清水屋がなくなったことによっての買物難民だとか、そういうことも地元で非常に話題になっていますので、本当に幅広い視野でいろんな活用をしていただいて、住民のサービス向上につながればと思っています。
以上です。
○
委員長(吉田鋭夫君) 他にご発言はよろしいですね。
〔「なし」の声起こる〕
○
委員長(吉田鋭夫君) 以上をもちまして、議案に関する討議を終結いたします。
続きまして、討論を行います。
討論はございませんか。
〔「なし」の声起こる〕
○
委員長(吉田鋭夫君) 討論を省略することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○
委員長(吉田鋭夫君) ご異議なしと認め、討論を省略させていただきます。
続きまして、採決を行います。
それでは、第37
号議案を採決いたします。
本案は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○
委員長(吉田鋭夫君) ご異議なしと認めます。よって、第37
号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、第38
号議案を採決いたします。
本案は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○
委員長(吉田鋭夫君) ご異議なしと認めます。よって、第38
号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、第39
号議案を採決いたします。
本案は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○
委員長(吉田鋭夫君) ご異議なしと認めます。よって、第39
号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、第40
号議案を採決いたします。
本案は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○
委員長(吉田鋭夫君) ご異議なしと認めます。よって、第40
号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、第41
号議案を採決いたします。
本案は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○
委員長(吉田鋭夫君) ご異議なしと認めます。よって、第41
号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、第54
号議案を採決いたします。
本案は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○
委員長(吉田鋭夫君) ご異議なしと認めます。よって、第54
号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、第55
号議案を採決いたします。
本案は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○
委員長(吉田鋭夫君) ご異議なしと認めます。よって、第55
号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、第57
号議案を採決いたします。
本案は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○
委員長(吉田鋭夫君) ご異議なしと認めます。よって、第57
号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で、本委員会に付託されました議案は全て議了しました。
暫時休憩いたします。
午前11時47分 休憩
再 開
午後1時00分 開議
○
委員長(吉田鋭夫君) 再開いたします。
続いて、今議会で付託されております1件の陳情を議題といたします。
それでは、「陳情第8号 障害・
介護福祉に従事する職員や保育士の
人材定着・確保のため職
員配置基準と報酬・
公定価格を抜本的に改善し、離職しない障害・介護・
保育職場の実現を求める意見書の提出を求める陳情」を議題といたします。
ご意見を求めます。
柴田委員。
○委員(
柴田浩行君) 「拝聴しました」でよろしくお願いします。
○
委員長(吉田鋭夫君) 他にご発言はありませんか。
〔「なし」の声起こる〕
○
委員長(吉田鋭夫君) ないようでございますので、ただいま「拝聴しました」というご発言がございましたが、陳情第8号については、「拝聴しました」ということでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○
委員長(吉田鋭夫君) それでは、陳情第8号については、「拝聴しました」ということにいたします。
以上で、本委員会に付託されました案件は全て議了いたしました。
次に、議会改革の答申により、各常任委員会では、委員会の所管事項で懸案となっております案件や重要な案件について、必要に応じてその都度、随時委員会を開催し、委員の意見交換、提案等を行い、議論を深め、委員会活動を活発に行っていくことになっております。今後、
民生文教委員会では何を議題としていくか、ご意見を承りたいと思います。本年度のテーマ的なものですね。
柴田委員。
○委員(
柴田浩行君) 先日の議会運営委員会でも説明がありましたが、中学校の制服の選択肢が広がるということがありますので、そのことについて我々も議論をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
○
委員長(吉田鋭夫君) それでは、今、
柴田委員のほうから、先日発表されました中学校の制服についてというご意見がございましたけども、その他ございますか。
1年間の研究テーマのような形で、先ほど言いましたように高齢者タクシーチケットを昨年度ずっと取り組んでまいりましたけども、今の制服の件及びほかの件でございましたらご意見ください。
鈴木委員。
○委員(
鈴木伸太郎君) 午前中の質疑でもありましたが、介護保険特別会計の事案と、それが3年間でどのように事業が研究されていくか。事前に我々も最初の1年間で研究していくいい機会じゃないかと思いました。
併せて
委員長から伺ったんですが、昨年度、
民生文教委員会で高齢者向けのタクシーチケットの利用の仕方について課題が出ていたということも、そこら辺も含めて包括的にそういう地域の足というのをどう捉えていくかというのを、テーマとしては面白いかなと思いました。高齢者移動支援事業ですね。
○
委員長(吉田鋭夫君) それでは、今、
鈴木委員のほうから高齢者移動支援事業、全体的に高齢者問題を含めた形で取り組んでいくという2つ目の案が出されましたが、そのほかございますか。
畑委員。
○委員(畑 竜介君) 先ほど
柴田委員のほうから制服の件は出ましたが、同じように小中学校、今年からGIGAスクールというのが急激に始まるということもありまして、僕たちとしてもいろいろ授業の在り方だとかというのも研究をしていきながら、共に進めていきたいなと思っております。
以上です。
○
委員長(吉田鋭夫君) 3点目、中学校のICT活用事業の学習支援のGIGAスクールというものも、なかなか国も含めて話題になっておりますが、いろんな課題やら見えてない部分がたくさんありますので、これにも取り組んでいくという3点目が出ました。
あとよろしいですか。
〔「なし」の声起こる〕
○
委員長(吉田鋭夫君) それでは、本年度の
民生文教委員会の取り組むべき内容のテーマ的に3つに絞っていきたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○
委員長(吉田鋭夫君) それでは、その方向で本年度、取り組んでいきたいと思いますので、よろしくお願いします。
先ほどのテーマについて、また後で、一旦流れの中の後で行きますので、よろしくお願いします。
それでは、取り組む調査研究内容につきましては今のものとしまして、9月定例議会で委員会の在り方について検討したいと思います。
続きまして、本年度の委員会の活動の中の行政視察、毎年行っています。これにつきまして、皆さんのご意見を賜りたいと思いますので、よろしくお願いします。
柴田委員。
○委員(
柴田浩行君) こういったコロナの状況、やっと今日から県をまたぐ行き来ができるようになるという状況でありますが、依然として厳しい状況なんで、今年度の委員会視察は中止という形がいいんじゃないかと提案させていただきます。
○
委員長(吉田鋭夫君) その他、ご意見ございますか。
鈴木委員。
○委員(
鈴木伸太郎君) ちょっと私は違う意見で、行く、行かないということもあるし、あと研究の仕方もあると思うんです。ウェブで研究したりとか、どこか教えていただける講師を呼んで勉強するとか、そういうことも考えれば、委員会活動、例えば今も交通手段とか、制服とか、GIGAスクールとか、新しいテーマも出てきているんで、そういうところを研究する意味でも、コロナ対策はしっかりしつつも、行くべきところは行かなきゃいけないだろうし、勉強しなきゃいけないところは勉強しなきゃいけないだろうし、基本的には従来どおりのスタンスで、状況に応じてというふうで行くべきではないかと思います。
○
委員長(吉田鋭夫君) その他、ご発言を求めます。
岡村委員。
○委員(
岡村千里君) 私も勉強したいという気持ちはあるんですけれども、これから第2波、第3波が来るのではないかということで、なかなか見通しが立たない中で、実際に行くならば早めに相手側のところに連絡しなければいけないというところなので、ちょっと今年は行くということはちょっと無理なのかなというふうに思います。
○
委員長(吉田鋭夫君) 諏訪委員。
○委員(諏訪 毅君) 同じくなんですが、今年度は中止にしたいと思っております。
○
委員長(吉田鋭夫君) 畑委員。
○委員(畑 竜介君)
鈴木委員の言われたように、ウェブ視察という、今までにないかもしれないですけど、そういった意味で勉強というのは在りかもしれないですけど、移動を伴うということになると、やはりちょっと先が見通せない部分もあるので、移動を伴わない形で何か実現できることがあれば、それはいいかなと思います。
○
委員長(吉田鋭夫君)
鈴木委員。
○委員(
鈴木伸太郎君) 移動のリスクというのは多分多いと思うんで、そこら辺はもう本当に慎重にと思います。
ただ、研究するということは、そこは怠っちゃ駄目だと思うんで、特に1期目の方が2名いらっしゃるんで、
民生文教委員会のこの1年間で研究するチャンスを失うというのは、物すごい、1期目の2年目で、その機会がないというのは、すごい後々ハンディーになると思うんで、1期目の方々はぜひこの点に関しては積極的に研究していただきたいなと思いますんで、移動に関しては、極力慎重に、だけど学ぶ、研究するということは、より積極的にというぐらいの意気込みであってほしいなと思います。
○
委員長(吉田鋭夫君) あとよろしいですか。
〔「なし」の声起こる〕
○
委員長(吉田鋭夫君) それでは、皆様方のご意見を今確認させていただきまして、いわゆる従来の形の、他県まで行って1泊、2泊の視察という形については、このコロナ絡みのことやらご時世を考えて、やらない方向の意見を頂きまして、
鈴木委員の話のように、研究課題を追及していくということは当然の責務でございますので、どういう形を取りながら、それを進めていくかという一つの課題でもあり、新たな試みでもあるわけですので、そこを積極的な形でやっていくという、さっきのウェブの件もあるし、県外も解除されましたけども、近場でそれなりのところがあれば、工夫してその方法を考えながらいくという調査活動、研究活動はそれなりに積極的にしていくという意味で、従来の形での視察については、本年度は行わないということでよろしいでしょうか。
柴田委員。
○委員(
柴田浩行君) そうすると、要は視察の予算をどうするかというとこなんですよね。
○
委員長(吉田鋭夫君) ですから、今までの予算組みしてあったものは、この前のあれでカットの状況ですね、これ。
○
委員長(吉田鋭夫君)
柴田委員。
○委員(
柴田浩行君) にしたいというのは、議長から言われていることですよね。
○
委員長(吉田鋭夫君) 予算組みのついているものについては、まだカットされてないわね。これからの話やね。その方向でというふうなもんで。だから、今、方向を話をしましたけども、予算についての話にちょっと触れながらいきますか。
柴田委員。
○委員(
柴田浩行君) そうですね。私のほうとしては
鈴木委員のおっしゃることはよく分かるんですけれども、ただ、議長から
委員長が言われておるように、そこのところについては決めなきゃいけないと思いますので。
○
委員長(吉田鋭夫君) ですから、先ほどの確認の中で、今度は予算についてが関わってきますので、従来のという意味のところの背景のところで、この予算をカットの方向の従来という確認まで踏み込んでご意見を求めます。従来のというのは、そこも含んでというふうの捉え方でまたご発言を求めます。
鈴木委員。
○委員(
鈴木伸太郎君) 従来の委員会視察のコストの多くが交通費と宿泊費だったんですよね、きっと。それがないということになれば、単純に考えて関東1泊2日、新幹線ということになると、4万円ぐらいは浮いてくるかな。関西、西日本でもそんな感じ。だから、これは横着な考え方かもしれませんが、1人4万円から5万円ぐらい掛ける6人なんで、委員会としては30万円ぐらいはコストカットをしようと思えばできるかと思いますが、ただ、先ほど申し上げたように、例えばウェブ会議をするとか、それから講師を大学の先生とか呼ぶ、その講師料とかを考えれば、ある程度やっぱりキープはしておくべきかなと思います。何で、マックス5万円ぐらいは、1人当たり5万円ぐらい削ってもいいかなと。ちょっと削りすぎだと思われれば、なるべく僕も残しておきたいなというところはあるので、皆さんのご意見を聞きたいところです。
○
委員長(吉田鋭夫君) 発言を求めます。
柴田委員。
○委員(
柴田浩行君) 移動を伴う視察は私は行きたくないというのがあります。ウェブ等とかでやるんであれば、予算がかからない形で調査研究することも可能じゃないかと思います。
以上です。
○
委員長(吉田鋭夫君)
岡村委員。
○委員(
岡村千里君) 私も基本、移動を伴わないということでしたら、その分はちょっとカットなのかなというふうに思います。
○
委員長(吉田鋭夫君) 畑委員。
○委員(畑 竜介君) 移動を伴うところに関しては、僕も今年度は行くべきではないと思うんですけども、
柴田委員の言われたように、お金のかからない方法というのもあるとは思うんですけど、大学の先生とか頼むと、当然講師料がかかるとは思うんですけど、大学の先生じゃない、お金かからず行ける、例えば先進地にズームで行くみたいなんであればお金もかからないかなというふうには思いますんで、予算がどうやって削れるのかなと、ゼロか100なのかとか、その辺がよく分かんないんであれですけども、お金をかけずにやれることも十分あるんじゃないかなというふうには思います。
○
委員長(吉田鋭夫君) 諏訪委員。
○委員(諏訪 毅君) 今回、この5月、6月中心に犬山市の小中学校とかを行かせていただいていますけど、このようにお金を使わずに何か考えられることがあれば、そちらをしていきたいと思っております。
○
委員長(吉田鋭夫君) 暫時休憩いたします。
午後1時15分 休憩
再 開
午後1時28分 開議
○
委員長(吉田鋭夫君) 再開いたします。
本年度の
民生文教委員会の視察の在り方ということで、今、皆さん方からご意見を頂きましたし、いろんな考えもあると思いますが、本年度、視察の与えられた費用につきましての従来の宿泊を伴う遠方までの視察については、基本的に現時点では行わないということで一致しますが、委員会としての必要なことについての調査研究は前向きな方向で必ず行っていくという確認を取りながら、方法についてはアイデアを駆使しながら、費用のかからない内容のあるものを工夫をしながらやっていくというふうでいきたいと思いますので、皆さん、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○
委員長(吉田鋭夫君) ということで、本年度の委員会の活動方式の視察については、結論とさせていただきます。
暫時休憩いたします。
午後1時29分 休憩
再 開
午後1時34分 開議
○
委員長(吉田鋭夫君) 再開いたします。
今回の民生文教委員に与えられました案件及び内容については、一旦ここで委員会を閉じさせていただきます。
その他いろんな案件につきましては、続いてやりますが、委員会としては一旦ここで幕を閉じます。
午後1時35分 休憩
再 開
午後2時07分 開議
○
委員長(吉田鋭夫君) 再開いたします。
それでは、改めて
民生文教委員会の調査・研究活動の一つとして、テーマ的に学校問題をとらえる中で、今回話題になっております中学校の制服について、議員間討議をしたいと思いますのでご意見を求めます。
鈴木委員。
○委員(
鈴木伸太郎君) 新聞に記事が掲載されてたから、何件か私も保護者から問合せがありました。よかったねという意見もあるし、いや、突然でちょっと困るという意見もありました。自分としては、ちょっと時期、もうちょっとじっくり意見交換してからの方がいいのかなと思いました。まあ、理由としては、やはり3年生、2年生くらいの中学生なら、まあいいとして、例えば1年生とかだったら、それを知っていれば制服を購入せずに、ちょっとお古を探して、ブレザーまで待ったみたいな意見が何件かあったりとか、やっぱり経済的に、また買わねばならない経済的なコストの問題とかいうところの意見を幾つか受けたんで、やっぱりそこら辺のところはじっくり研究していかなきゃいけないなと思います。
なので、もう少しじっくり時間かけて、1年ぐらい延ばしてでも考えてもいいんではないかと私は思います。
○
委員長(吉田鋭夫君)
岡村委員。
○委員(
岡村千里君) フリースピーチで親子で登壇されて、その発言の内容が実ったこと自体はとてもいいと思うんですけれど、私も若干、これから
アンケート調査をしていくだとか、いろいろちょっと順番の点でいきなりそういった報道がされたことは、ちょっといかがなものかなというふうに思っています。
これから議論を進めていくということですので、いろいろな選択肢が増えるというところはもちろんいいことではありますけれども、やはり保護者の方のいろいろな意見だとか、子どもたちの意見なんかをやっぱりしっかりと聞きながら、こちらでも検討していくということが大事かなと思います。
○
委員長(吉田鋭夫君) 諏訪委員。
○委員(諏訪 毅君) 今回私もいろいろ親御さんから制服の件は言われたんですけど、先ほど
岡村委員もおっしゃられたみたいに、一番最初のところは、やはり生徒の方がこうしてほしいというふうに出てきた問題で、それがもうどんどん願いがかなってきて、だけど、最後に親御さんのほうから制服が高いとか、いろいろな問題が出てきて、今ちょっと話が止まっているような状態だとは思うんですけど、最終的に僕が悩んでいるのは、子どもさんの願いというのはかなって、今回こういうふうになったと思うんですけど、最終的にこの親御さんの金銭的な問題をどう受け止めていったらいいのかなというところが正直悩んでおります。
ちょっと話がうまく言えないんですけど、今回の
アンケートを取るというのも、これは親御さんに取るというふうだったんですかね。親に
アンケートを取るということなんですね。だから、発端は子どもさんからそういう意見が出たんですけど、最終的には親御さんの意見で決めていくということになっているもんですから、これ果たして最終的にはどちらの意見を聞いていったらいいのかなというのが、正直悩んでおります。
○
委員長(吉田鋭夫君) 畑委員。
○委員(畑 竜介君) 制服の件については、選択制にするということについては、おおむねいいなとは思っておるんですけども、話が出ているように、順序というか、正直報道発表される1週間ぐらい前に、ある日突然中学校のホームページに上がったというのがあって、僕も保護者の方から、今日のホームページ見たというので知ったんですけど、そういったところで保護者の方にも戸惑いの声、いいねという声もありますけど、やっぱり金額的なところでどうなんだろう、お兄ちゃんのお古使おうと思ってたんだけどみたいなことがあったので、もう少ししっかりと説明、議論してから発表するべきだったかなと思います。
とはいっても、フリースピーチで出てきた子どもたちの意見なんで、取り入れて、早く実現させてあげたいなあという思いも片やあるもんですから、諏訪委員の意見じゃないですけども、親としては金額の部分は非常に気になるところではあります。中にはブレザーになったら洗濯できるのとかいう話があったりとか、そういったところも含めて、これから議論するということでしたけども、やる既定路線で議論するんではなくて、しっかりと意見を取り入れながら議論していっていただきたいなと思います。
○
委員長(吉田鋭夫君)
柴田委員。
○委員(
柴田浩行君) 皆さんの意見とおおむね一緒です。選択肢が広がるのはいいことだと思います。教育長がこれから議論を始めると言ったんで、保護者、生徒、地域、我々もしっかりと議論していけたらなと思います。
以上です。
○
委員長(吉田鋭夫君) 私、いろんなことを全部知っておりまして、かつての校則という流れの時代の変化もあるわけですね、制服については。今回の発表の仕方と現実の部分が若干違和感が多すぎるということも話題になってきますし、いろんな諸問題をいっぱい抱えている内容だと思いますので、先ほどの議論を始めるというのが本当なのかどうかということも含めて、先ほどの件じゃないですけども、皆さんの意見の中で変わっていくかどうかという部分も含めて、大きな問題でもあると思いますので、結論として、各中学校の職員会議の決定のもと、校長の判断というルールなのね。犬山の学びの教育からすると、私の感覚で言えば、なぜ子どもに生徒会にぶつけて議論をさせないのかというプロセスを取っていないという、これがちょっと不満なんですね。そこの中で議論が盛り上がって、保護者も盛り上がって、方向を探っていくというプロセスを取らずに、こんなになぜ急ぐのかという個人的な不満でございます。
ですから、
神谷主幹が言ったことと教育長の言った言葉が若干ずれておりますので、どちらが正しいんかなと思いながらも、ホームページに出たということは、どういう形で出たんですかという話ね。決定ですと出たのかというのも含めて、分からない部分がいっぱいありますから、いろんな意味で情報を入手しながら、ある意味、我々はニュートラルな形で市民の声をどう反映する方法は、議会じゃないんですけども、それなりに我々の役割として情報収集と情報交換だけは、今後、引き続きしていきたいと思っておりますが、よろしいですか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○
委員長(吉田鋭夫君) 以上でこの件は一旦閉じます。お疲れさまでした。
今日の
民生文教委員会、閉じます。
午後2時14分 散会...