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令和元年12月定例会(第6日12月11日)

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  1. 犬山市議会 2019-12-11
    令和元年12月定例会(第6日12月11日)


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    最終取得日: 2021-07-27
    令和元年12月定例会(第6日12月11日)    令和元年12月            定 例 犬 山 市 議 会 会 議 録                              第6号 12月11日(水曜日) ────────────────────────────────────────── 〇議事日程 第6号 令和元年12月11日午前10時開議   第1 第92号議案から第113号議案まで      (議案質疑委員会付託)        第1類 第92号議案から第102号議案まで        第2類 第103号議案及び第104号議案        第3類 第105号議案から第109号議案まで        第4類 第110号議案から第113号議案まで   第2 請願の委員会付託について            ******************** 〇本日の会議に付した案件   日程第1 第92号議案から第113号議案まで        (議案質疑委員会付託)   日程第2 請願の委員会付託について
               ********************出席議員(19名)  1番  畑   竜 介 君        12番  中 村 貴 文 君  2番  小 川 清 美 君        13番  岡     覚 君  3番  長谷川 泰 彦 君        14番  水 野 正 光 君  4番  大 井 雅 雄 君        15番  三 浦 知 里 君  5番  岡 村 千 里 君        16番  諏 訪   毅 君  7番  丸 山 幸 治 君        17番  久 世 高 裕 君  8番  鈴 木 伸太郎 君        18番  柴 山 一 生 君  9番  柴 田 浩 行 君        19番  吉 田 鋭 夫 君  10番  大 沢 秀 教 君        20番  ビアンキ  アンソニー 君  11番  玉 置 幸 哉 君            ********************欠席議員(なし)            ******************** 〇職務のため出席した事務局職員の職・氏名  事務局長議事課長 後 藤 年 明 君   議事課長補佐    粥 川 仁 也 君  統括主査      栗 木 西 代 君   統括主査      川 瀬 恵 子 君            ******************** 〇説明のため出席した者の職・氏名  市長        山 田 拓 郎 君   副市長       江 口 俊 也 君  教育長       滝     誠 君   経営部長      鈴 木 良 元 君  市民部長兼防災監  中 村   誠 君   健康福祉部長    吉 野 正 根 君  都市整備部長    光 清   毅 君   経済環境部長    永 井 恵 三 君  教育部長      中 村 浩 三 君   子ども・子育て監  小 島 千 枝 君  消防長       大 澤   満 君   企画広報課長    井 出 修 平 君  経営改善課長    松 田 昇 平 君   総務課長      武 藤 裕一朗 君  地域安全課長    百 武 俊 一 君   福祉課長      松 澤 晶 子 君  健康推進課長    三 輪 雅 仁 君   土木管理課長    吉 田 昌 義 君  水道課長      梅 村 幸 男 君   下水道課長     五十嵐   康 君  環境課長      髙 木   衛 君   産業課長      武 内 雅 洋 君  観光交流課長    新 原 達 也 君   学校教育課長    長 瀬 尚 美 君  学校教育課主幹   神 谷 勝 治 君   子ども未来課長   間 宮 宏 昌 君  子ども未来課主幹  矢 野 ひとみ 君   文化スポーツ課長  上 原 敬 正 君  歴史まちづくり課長 中 村 達 司 君   消防総務課長    安 藤 和 重 君  整備課長補佐    伊 藤   治 君            ********************                 午前10時00分 開議 ○副議長(大沢秀教君) ただいまの出席議員は、19名であります。  定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  議事日程に従いまして、会議を進めます。           ******************** △日程第1 第92号議案から第113号議案まで ○副議長(大沢秀教君) 日程第1、第92号議案から第113号議案までを議題といたします。  お諮りいたします。第92号議案から第113号議案までを一括議題とすることにご異議ありませんか。    〔「異議なし」の声起こる〕 ○副議長(大沢秀教君) 異議なしと認め、さよう決しました。  これより議案質疑に入りますが、審議の都合上、お手元に配付いたしました議事日程に記載のとおり、これを4つに分類し、質疑を行いたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」の声起こる〕 ○副議長(大沢秀教君) 異議なしと認め、さよう決しました。  最初に、第1類、第92号議案から第102号議案までに対する質疑を行います。  ご発言を求めます。  1番 畑 竜介議員。 ○1番(畑 竜介君) おはようございます。1番、畑 竜介です。第92号議案、第93号議案から合わせて4件の質疑をさせていただきます。  まず、第92号議案、犬山市空き地の雑草等の除去に関する条例の制定についてお伺いいたします。  条例第2条第4号、不良状態、「雑草等の繁茂の原因として、周辺の生活環境を著しく損なっていると認める状態をいう」と、不良状態についての定義がなされていますが、少々表現が曖昧なように思いますが、具体的にどのような状態を指すのか、基準などがあれば見解をお示しくださいということと、もう1件、条例において行政指導は勧告までとなっておりますが、全員協議会資料を見ますと、他市町では命令や代執行を含め、もう少し厳しい行政指導もされているようですが、そのような検討はなされていたのか、お伺いいたします。お願いします。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  永井経済環境部長。 ○経済環境部長永井恵三君) 畑議員のご質疑にお答えしたいと思います。  不良状態等との定義が不明確というかわかりづらいなというところでございますけど、不良状態、「生活環境を著しく損なっている」とは、人の健康や生活に密接な関係のある財産に対して、著しく不利益な影響を与えている状態であり、その状況につきましては、周囲の状態によりまして、さまざまだなあというところでございます。  したがいまして、一律の基準や定義というものをつくるのは、非常に困難でございます。雑草の定義につきましても、一定の基準を設けるのではなくて、雑草の背丈ですとか、敷地に占める割合、雑草の状況ですね、今のような、あと近隣に及ぼす項目としましては、生い茂るということで火事のおそれですとか、不法投棄への被害、害虫の発生なんかも想定されます。加えまして、周辺交通ですね、見通しが悪くなるだとか、さまざまな状況が想定されますので、条例施行後につきましては、そういうような苦情等がございましたら、現地に向かいまして、そういうものの判断を、ケース・バイ・ケースではありますが、総合的に判断していくというような取り組みをしてまいりたいというように考えておりますので、よろしくお願いします。  2点目でございますが、行政指導までなぜしなかったかなというようなことでございますけど、今回の条例制定は、空き地の適正管理に向けた、まずは第一歩であるというふうに考えております。従来は根拠となる規定がございませんでしたので、市から所有者へのお願いというようなことで文章を出してございましたが、その範疇を超えることはなかなか困難でありました。今回、条例制定後につきましては、助言、指導、勧告に加えまして、所有者の確認においても、公的な資料を活用できることとなります。  ご質問の行政処分である罰則ですとか、代執行などは、強行的に一時的な成果は得られることが想定はあるものの、繰り返し処分を行うことは、法的にも認められておりませんので、所有者の空き地の管理に対する将来的なというか、継続的な意識改革にはつながりづらく、また、市が代執行をした経費については、代執行を規定すれば、経費につきましては請求できるものの、抜本的な改革にはならないというところでございます。  そういうような状況がありますので、まずは、今回、条例をお認めをいただきましたら、助言、行政指導を積極的に、かつ場合によっては繰り返し行うことによって、空き地の枯れ草の対応を進めてまいりたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○副議長(大沢秀教君) 1番 畑議員。 ○1番(畑 竜介君) ありがとうございます。空き地の条例の件に関してはわかりました。  続きまして、第93号議案、犬山城前観光案内所の設置及び管理に関する条例の制定についてお伺いいたします。  全員協議会資料の内容のところに、多目的スペースというのが書いてあります。多目的スペースとして3メートル、3メートルの9平方メートルとありますが、こちらを1時間250円で貸し出すということですが、貸し出すにしては少々狭いような気はしておりますが、利用想定としてはどんなことを想定されているのかということと、もう1個、同じ全員協議会資料の目的・効果、一番下のところに書いてある木曽川河畔への誘導拠点というところについて、こちらも具体的にどのような活動を想定しているのか教えてください。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  永井経済環境部長。 ○経済環境部長永井恵三君) 畑議員のご質疑にお答えしたいと思います。  全員協議会資料4ページに、小さいですが平面図がついてございます。ちょうど正面から入りまして右手のところに、多目的スペースということが書いてございまして、そこの全体の面積は約30平米ほどございます。ただ、それを全部使うということではなくて、そこから今、議員、この記載してございますように、9平米を専用部分として有料でお貸しするというようなことになってまいります。  想定でございますけど、具体的な活用の想定といたしましては、観光関係の写真やアートの展示、歴史文化等を題材にしましたミニ講座、加えて少人数を対象にしたワークショップなどが行われるんではないかなという想定をしております。  一方、公共としてもスペースを使うこともございますので、そこの場合の想定としましては、部署による体験型メニューや、鵜飼グッズの展示や紹介、また、今後造成を予定しております新たな体験型の観光コンテンツ情報発信などを想定しておりますので、いずれにしても3月1日にオープンいたしますので、積極的に展開してまいりたいと思いますし、議員の皆様から何かいい活用のご提案があれば、承りたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  木曽川河畔への誘導というところでございますが、今申し上げましたように、新しい観光施設は、さまざまな活用が想定されます。とりわけ議員ご質疑の木曽川河畔への誘導の拠点としての活用は、来春3月からの春のキャンペーンにおいて、お花見船の受け付けで券売を試験的に実施するということを想定しております。  また、今年度、灯屋迎帆楼の裏側に船着き場を予算をお認めいただきまして、整備をいたしましたので、発着所として、今後、春だけではなくて、秋の紅葉船の運航の際にも、そこを活用していって、木曽川河畔への回遊性を高めればなというふうに考えております。  加えて、皆さん、なかなか城下町から今、木曽川河畔に行かれませんので、そういう部分では、木曽川と犬山城のビューポイントですとか、ロケーションのご案内なんかも、観光案内所でさせていただきまして、回遊性が高まるような取り組みをしてまいりたいというふうに考えております。  今後の課題といいますか、方向性でございますけど、うかい事業につきましても、何らかで観光案内所で発券ですとか、そういうことができるといいなという想定をしておりますので、そこにつきましては、木曽川観光としっかり検討をしていかないといかんなあというところがございますので、そういうことも今後の取り組みとして考えております。  以上でございます。 ○副議長(大沢秀教君) 畑議員。 ○1番(畑 竜介君) ありがとうございます。多目的スペースの件で再質疑させていただきます。  いろいろ利用想定はされるということでしたが、この施設、平面図を見る限り、例えば、授乳する施設のような、そういったところがないかなと思いまして、福祉会館もなくなったりすると、こういうとこにあると便利なのかなと思いますが、そういったことの検討はなされたのか、再質疑お願いします。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  永井経済環境部長。 ○経済環境部長永井恵三君) 再質疑にお答えしたいと思います。  授乳に限らず、いろんなことが想定されますが、これ面積を見ていただきますと、100平米を切るようなスペースの中で、多機能のいろんな機能をこの中に詰め込んでございますので、個別的にそういうふうなスペースは、なかなか全体の規模の感じから難しいもんですから、先回、全員協議会でもご質問をいただきましたバスの運転手さんですとか、そういう方の休憩スペースも、間仕切りをして、ここで区画することは困難でございますので、可動式のパーテーションのようなものを購入いたしまして、そこで、今言われた授乳ですとか、運転手さん等々に休憩をフレキシブルに使えるようなことを想定しておりますので、よろしくお願いします。 ○副議長(大沢秀教君) 他に発言はありませんか。  玉置議員。 ○11番(玉置幸哉君) おはようございます。11番、玉置幸哉です。私も第92号議案、犬山市空き地の雑草等の除去に関する条例の制定について、2点、お尋ねをしたいと思います。  全員協議会資料2ページのほうをごらんいただきたいと思います。  まず1点目、簡単なことなんですけども、空き地等の雑草等の「等」という部分で、雑草以外に考えられるもの、例えば樹木とか竹とかあるとは思うんですけども、これはどんなものを想定しているのかお尋ねをしたいと思います。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  永井経済環境部長。 ○経済環境部長永井恵三君) 玉置議員のご質疑にお答えいたします。  雑草等、灌木というような定義のものを想定しておりまして、灌木というのは、樹高というか背丈が3メートル以下の、幹回りが太くないような、そんなような、ちょっと抽象的な表現ではございますけど、「等」という、雑草のもう一方は灌木を想定しているというところでございます。 ○副議長(大沢秀教君) 玉置議員
    ○11番(玉置幸哉君) 再質疑したいと思います。  現状も地域からさまざまな、こういった苦情のお願いがあって、多分、現状も仕事の中で地権者の方にお手紙を出したりすることも間々あるというふうに思っています。今、その灌木という定義がありましたけども、我々の住んでいる地域ですと、やっぱり竹やぶ等、民地から飛び出していくようなこともよくあって、そういった苦情もよく聞くので、それも一緒に定義されるのかということを再質疑お願いします。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  永井経済環境部長。 ○経済環境部長永井恵三君) それでは、再質疑にお答えいたします。  竹もしくは竹が群生した竹やぶについては、定義外でございます。立竹木、竹につきましては、民法の相隣関係で、それぞれの対応行為が規定されておりますし、また、土地の定着物ということで、損害賠償請求権を民法で定義づけられておりますので、そちらのほうで対応していただくということを想定しております。  以上です。 ○副議長(大沢秀教君) 玉置議員。 ○11番(玉置幸哉君) ありがとうございます。そしたら、2点目です。  先ほども少し触れましたが、現状も仕事の中で地権者の方にお手紙を出してというふうにやられております。今回、この条例を制定することによって、一番大きく変わってくる部分は何だろうなということで質疑をしたいと思います。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  永井経済環境部長。 ○経済環境部長永井恵三君) 質疑にお答えしたいと思います。  今まではもたれるもの、今の先ほどもご質疑でお答えしましたように、お願い文書は出してございますけど、この条例を制定することによりまして、条例を根拠として、まずは助言、指導、そういうような条例に基づいた行為ができることになりますので、より根拠を持った形の中で、そういう苦情をいただいたその土地に対して、アプローチができるというような認識をしております。  以上です。 ○副議長(大沢秀教君) 玉置議員。 ○11番(玉置幸哉君) ちょっと再質疑をしたいと思います。  目的・効果の中で、立入調査が可能になるというふうにちょっと示されております。今までは僕はそこはなかったと思っていて、お手紙を出すだけで終わっていたような気もしたんですが、この部分がちょっと変わったのかなというふうに私は認識しているんですけども、その調査という部分について、どうでしょうか。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  永井経済環境部長。 ○経済環境部長永井恵三君) 再質疑にお答えしたいと思います。  調査するにおいても、もちろん調査は中に入って、現状確認ですとか、周辺の苦情の方からの聞き取りですとか、そういうようなこともできますし、もう一方は、条例に基づきまして、従来であれば法務局の登記簿謄本、これは第三者でも取れるものでございますけど、それに加えまして、住民基本台帳というんですか、そういう住民系のデータも、この条例を制定することによりまして、情報が得れるということで、そういう意味で、より具体的に指導ができるということになるということでお願いいたします。 ○副議長(大沢秀教君) 他に質疑はありませんか。  15番 三浦議員。 ○15番(三浦知里君) 15番、三浦知里です。私からも第92号議案、犬山市空き地の雑草等の除去に関する条例の制定についてお尋ねをいたします。  3点、お聞きをいたします。  1点目は、第2条の空き地の定義でございますが、空き地であるけれども、次に掲げるものを除くのうちのアからオの項目が出ております。わかるものもあるんですが、ア、イ、ウなど、ちょっと法律に従って書かれているので、これを少し具体的にお示しいただきたいと思います。  2点目は、こういった空き地の草のことに関して、私もたくさん相談を寄せられておりまして、全員協議会にも36件、昨年度あったということでございますが、今までどうにもならんと、よく先輩からも言われたのが、消防に連絡すれば、何とか火災予防の点からも動いてくれるというお話も聞いて、消防に連絡させていただいたこともあるんですが、条例ができることによって、市の窓口としては環境課ということでよろしいかどうかの確認。  そして、3点目は、今、玉置議員からもあったんですが、お手紙を今までも出されていたと。この条例をつくることによって、このお手紙の内容がより変わってくるのかということと、今まで相談した中で、いまだまだ本当に10年ほどかかっても改装されていない場所があるんですが、そこの理由としては、所有者をどんどん突きとめていっても、変わっていてわからないというようなご相談があるんですが、この条例を制定することによって、そこまで踏み込んだ調査ができるのかどうか、もう一度具体的に詳しくお答えください。  以上です。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  永井経済環境部長。 ○経済環境部長永井恵三君) 三浦議員のご質疑にお答えいたします。  第2条の適用外事項といいますか、アからオということで、この表現は法律に基づいた表現で、非常にわかりづらいなというところでございまして、前に三浦議員から、やさしい日本語でお答えしてくださいという話があったもんですから、そういうような意味合いを込めて、アから順番にお答えをしたいと思いますが、アにつきましては、建築物が隣接していない土地ということですね。逆に言いますと、この条例の対象は、建築物が隣接しておる横の空き地が対象だというところでございます。  イは、不動産登記規則で規定された、実際23の地目がございます。そのうち対象になるのが宅地と雑種地でございますので、それ以外の21の地目、事例としては山林ですとか、ため池、用悪水路ということです。この中には田畑も入りますが、田畑についてはウの部分の農地で田畑というものが、この条例外だということでございます。  それから、エにつきましては、空き家等対策推進に関する特別措置法で規定された敷地でございますので、それは明白といいますか、そういうところです。  オにつきましては、これは国・地方公共団体が所有する土地でございますので、それぞれの国・自治体で財産管理規定がございますので、適用除外であるというところです。  2点目の苦情の窓口ということですね。この条例に関しましては、今、委員からお話がございましたように、経済環境部の環境課が対応をしてまいります。  それから、3点目の条例施行により、どうなるかと、効果がよりどうなるかというところでございますけど、繰り返しということになるかもしれませんが、犬山市行政手続条例で規定する行政指導でございます助言、指導、勧告を、犬山市空き地の雑草等の除去に関する条例に規定することによりまして、より具体的な取り組みが可能になるというところで、条例制定前につきましては、先ほども言いましたように、法務局の土地の登記簿謄本の閲覧であったものが、所有者を適正に調べるということで、登記簿謄本の閲覧に加えまして、繰り返しでございますが、住民票ですとか除票、戸籍謄本、付票の写しの交付を受けることが可能になると。ただ、こちらにつきましては、どんどん変わってきますと、所有者不明土地ではございませんけど、やっぱり限度があって、途中でそういう手続もやってなくて、亡くなってしまっている方ですとか、いろんなことがありますので、100%、最終的な所有者にたどり着くかというと、そうではありませんが、こういう条例をつくったことによりまして、今まで以上に掘り下げた形の中で、所有者を調べて、改善をしていければなと思っておりますので、そういう効果があるというところでご理解いただきたいと思います。  以上です。 ○副議長(大沢秀教君) 三浦議員。 ○15番(三浦知里君) 1点目、アの建築基準法の関係ですが、建築物が隣接していない土地という基準は、空き地としては認めないというか、除くということなので、これについては少し理解しがたいところがあるんですが、この基準はきっちりこうやって守られていくのかどうか。建築物が隣になくても、要するに迷惑がかかる場所があるというのは、現実あるわけですので、これについて1点だけ、再質疑をさせていただきます。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  永井経済環境部長。 ○経済環境部長永井恵三君) 三浦議員の再質疑にお答えいたします。  条例の定義上は、ある程度明確、先ほど「空き地とは」というとこは不明確だというご指摘がございますけど、こういうものについては、明確にしていくんですが、やはりさまざまな状況があると思います。例えば、例でございますと、真ん中に1件挟んであるとすると、枯れ葉が舞い込んでくるだとか、いろんなことが想定されますので、先ほども申し上げましたが、一律的にジャッジをするんではなくて、現場にお邪魔して、その状況を見ながら、対応していければなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○副議長(大沢秀教君) 他に質疑はありませんか。  9番 柴田議員。 ○9番(柴田浩行君) 9番、柴田浩行です。第94号議案、犬山市部設置条例の一部改正について1件、第102号議案、犬山市教育委員会委員の任命について1件、ご質疑させていただきます。  まず、第92号議案、全員協議会資料の5ページを参照しながら質疑させていただきますが、情報管理課、これを情報政策課に今回名称変更いたします。その中で、情報管理中心から情報政策の展開へ、業務拡張のためということが記されておりますが、まず、この点について詳しくご説明ください。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  鈴木経営部長。 ○経営部長(鈴木良元君) 柴田議員の質疑にお答えします。  情報政策課とした意図は、近年、要はテクノロジーの進展によって、さまざまな分野でいろんな利便性が高まってきています。行政の分野でも、いろんなことができるようになってきていますので、例えばAIの進化だとか、オンラインの普及だとか、キャッシュレスだとか、こういったものを、できれば情報政策課がリードをして、普及に努めていきたいというのが狙いであります。  このことに関しては、市長が提唱しております市民サービス革命の柱の一つでもありますので、そういうICTを活用した業務を取り入れることによって、市民の利便性を高めたいというのが狙いであります。 ○副議長(大沢秀教君) 柴田議員。 ○9番(柴田浩行君) ありがとうございます。再質疑させてください。  具体的な話をさせてもらいます。情報政策という観点から考えれば、今後、5Gの取り組みが私は重要になると考えていますが、情報管理課として、そういった業務を取り扱っていくことを予想されているのか再質疑させてください。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  鈴木経営部長。 ○経営部長(鈴木良元君) 再質疑にお答えします。  5Gがこれからどのような活用されるかというのは、ちょっと行政の中でどう展開できるかということも含めて、一義的にはまず情報政策課が、どういう活用ができるかというのは検討していくことになろうかと思います。 ○副議長(大沢秀教君) 柴田議員。 ○9番(柴田浩行君) 再々質疑します。部長、非常に苦しそうだったんで、市長のほうにずばりお伺いしますけども、市長、5Gの取り組みに対する市長の考えをお示しいただければと思います。 ○副議長(大沢秀教君) 山田市長。 ○市長(山田拓郎君) まず、情報管理から情報政策ということで、部長からも今答弁があったんですけれども、基本的にはいろんな行政の施策を展開していく上で、やはりICT技術というのは、もうこれは皆さんも共通認識だと思いますが、これを積極的に取り入れて活用していくというのは、不可欠だというふうに思っております。これをやはりしっかりセクションを決めて取り組んでいくという意味では、管理ではなくて、やはり能動的に施策展開していきたいという、この思いを課の名称にあらわしたということになります。  ご指摘の5Gの活用に関しては、私も5Gの可能性というのを、自分なりに研究をしておりまして、主要事業のヒアリングというのを年度2回やっているんですけども、そういう中の指示事項の中にも5Gの活用についての研究を進めてほしいというようなことを、私も担当にボールを投げております。  ただ、5Gの活用は、どの分野で、どのように活用できるのかという、もちろん手法の研究もさることながら、やはり民間側のインフラの充実というのも並行して進むことも必要になってきます。  そうした中で、つい先日ですか、政府のほうがデジタルニューディールということで、補正予算1兆円というような報道も出ていまして、今後、政府のほうも、この分野については積極的に取り組んでいく部分もありますので、我々、むしろ基礎自治体で具体的な活用の事例というものをしっかり事例としてつくっていくことも重要だというふうに思っておりますので、市民のために役に立つ活用方法というのを、この5Gという点でしっかり研究を進めていきたいと思っております。それをこの情報政策課でも考えていけたらというふうに思いますので、よろしくお願いします。 ○副議長(大沢秀教君) 柴田議員。 ○9番(柴田浩行君) ありがとうございました。  続きまして、第102号議案です。犬山市教育委員会委員の任命について質疑させていただきます。  現在、犬山市教育委員会は、教育長及び6名の委員で組織されて、7名体制となっておりますが、近隣市町の状況について、まず確認させてください。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  中村教育部長。 ○教育部長(中村浩三君) それでは、柴田議員のご質疑にお答えをさせていただきます。  近隣市町、教育長を含めた人数で、瀬戸市、一宮市が7人、岩倉市が6人、江南市、大口町、扶桑町が5人となっています。 ○副議長(大沢秀教君) 柴田議員。 ○9番(柴田浩行君) ありがとうございます。再質疑させていただきます。  平成19年ぐらい、教育長を含め5名体制だったと記憶しております。教育長がまだ課長だったころだと思いますが、そこから教育長を含めて7名体制となった経緯と理由について再質疑します。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  中村教育部長。 ○教育部長(中村浩三君) 再質疑にお答えをいたします。  まず、教育委員の人数が、平成20年4月に、宮田委員が任命されて、教育長を含めて6人になっております。  次に、平成21年9月には、村上委員が任命されて、教育長を含めて7人になって、以後、継続をしております。理由につきましては、教育委員の定数を定める条例により、6人と定めておりまして、多様な意見を反映するために必要だということで、現在、教育長を含め7名となっております。 ○副議長(大沢秀教君) 山田市長。 ○市長(山田拓郎君) この件の話は、本音と建前というのがあると思っていまして、これはあくまでも私の推測です。当時、私も議員としておりましたので、今多様な意見を聞くという話がありましたけれども、当時、教育長と市長が非常に対立関係にあって、やはり教育委員会の中で、一定のイニシアチブをとるために、そのときにいる委員を差しかえることはできませんので、人数をふやすことで、一定の教育委員会への影響力というのも考えたという側面もあったのではないかということも想像されます。  ただし、それが今現状に照らし合わせたときどうかということで言えば、今はむしろやはり幅広い意見を聞くために、委員は現在の人数というのは、それは意義があることだというふうに思っておりますので、現時点の認識においては、必要な人数だというふうに認識しておりますので、よろしくお願いします。 ○副議長(大沢秀教君) 他に質疑はありませんか。  7番 丸山議員。 ○7番(丸山幸治君) 7番、丸山幸治。第92号議案、犬山市空き地の雑草等の除去に関する条例の制定について、1点、質疑させていただきたいと思います。  第9条のほうで、当該所有者に対し、相当の期限を定めて、不良状態を解消するために必要な措置を講ずるよう勧告することができるというふうにあるんですが、今まで文書でお願いしてきたのを無視されているような方が、こういった勧告を無視することも想像できるんですが、仮にこの勧告を無視した人というものがいた場合に、この方に対する次の対応というのは、どういう対応をされるんでしょうかお伺いします。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  永井経済環境部長。 ○経済環境部長永井恵三君) ご質疑にお答えします。  相当な期間で30日を想定しております。これは勧告の次の手段はございませんので、粘り強く勧告また会えることがあれば、お話を申し上げるとか、フェース・ツー・フェースといいますか、そういうようなことで諦めることなく、粘り強く対応していくという考えでございます。  以上です。 ○副議長(大沢秀教君) 他に質疑はありませんか。  5番 岡村議員。 ○5番(岡村千里君) 5番の岡村千里です。私からは第93号議案、犬山城前観光案内所の設置及び管理に関する条例の制定について、質疑をさせていただきます。
     先ほども畑議員のほうから質疑がございましたけれども、この新しい観光案内所のまずスケジュールですけれども、3月1日オープンということで、これはもう既に工事が始まっていると思いますが、工事的なものはいつから始まって、いつ完成の予定なのかということが1点。  それから、私もこの多目的スペースの活用について、ちょっとイメージがしにくいなというふうに思ったんですけれども、ここのスペース、30平米あるということですが、そのうちの9平米ということで、ここの場所的にはどこに当たるのかをちょっとお示しいただきたいと思います。  それから、利用に当たり許可が必要ということで、今のところ観光に関するものはオーケーなのかなというふうに思っているんですけれど、どういう場合には使えないかとか、そういう基準はあるのかどうかお示しください。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  永井経済環境部長。 ○経済環境部長永井恵三君) ご質疑にお答えいたします。  まず、工事の期間でございますが、9月4日が工期のスタートでございまして、工期としては9月4日から1月31日でございます。  2点目の場所は、先ほどちょっと図面の4ページを見ていただければということで、図面を見ていただきますと、平面図と立面図がございまして、ちょうどタイルというか、正面から入って右側に多目的スペースということが書いてございますので、そこが大体30平米ほどで、そのうちの9平米を占用して使っていただくという想定でございます。場所というのは、そういうことでよろしかったですね。  どの辺というのは、大体中心の部分というところです。中心というか、これも先ほど申し上げましたように、多機能でパーテーションを置いたりだとか、さまざまなケースが想定されますが、お金をもらう上においては、ある程度中心のところで多少ずれるというか、多目的スペースを囲っておるというわけではございませんので、そういう形で、これもフレキシブルに使っていただきたいなと思っていますので、限定した場所ではないというところでございます。  それから、3点目が、一応ここに書いてあるように、公序良俗に反するようなものは認めないという一般的な定義でございます。  以上です。 ○副議長(大沢秀教君) 岡村議員。 ○5番(岡村千里君) この30平米のうちの9平米ということで、半分にも満たないわけですよね。ですから、逆に、9平米以外はじゃあ、どういうふうに使われるのかということを再質疑したいと思います。  それから、トイレのほうを見てみますと、小さいトイレが1つと、それから多目的ということで2つなんですね。小さいトイレのほうを男性用、女性用という感じでいくと、どちらが使うのかですね。  それから、今、コンビニなんかでも男性用、女性用は1つずつあることは常識になってきていまして、できればもう1つ必要ではないかなと思いましたけども、そういったトイレの設計については大分できてきているので、これから変更ということは困難だとは思いますけれども、設計の段階において、そういったトイレの男女別だとか、そういったことの配慮は検討されたのかどうかお示しください。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  永井経済環境部長。 ○経済環境部長永井恵三君) 再質疑にお答えいたします。  当然、9平米以外に通路ですとか、今、ご指摘がございました多目的トイレですとか、そういうところにも入っていく必要がございますので、そういう部分につきましては、9平米以外についても、ある程度、通路のようなイメージの活用といいますか、一般的な活用ですね、これは占有ではございませんので、そんなようなことだと認識をしております。  2点目につきましては、トイレの話でございますけど、やはり非常に限られた面積で多機能を盛り込んでございますので、やはりいろんな選択肢を検討はしましたが、このような設計に落ちついたというところでございまして、加えましてご存じのように、そばに針綱神社のトイレと、もう一つは丸の内公園トイレ、そこには男女別で多目的も含めて多数トイレがございますので、観光案内所で使っていらっしゃるようであれば、そちらにご案内をするようにさせていただきますし、洋式が1つでございますけど、そこは男女兼用ということになりますので、よろしくお願いいたします。 ○副議長(大沢秀教君) 他に質疑はありませんか。  8番 鈴木議員。 ○8番(鈴木伸太郎君) 8番、鈴木です。第92号議案から1件、第93号議案から1件、質疑させていただきます。  先ほどから第92号議案、伺っております。ごみのこういう苦情については、当局の皆さん、本当にいつも頑張ってくださっているなと思っておりますけれども、例えば、雑草等が繁茂したところには、ごみが捨てられたり、病害虫とか野良猫とか、そういうものも一緒にあったり、あと、建物のトタンがはがれたりとか、そういうのもこの条例に含められていると考えてよろしいでしょうか。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  永井経済環境部長。 ○経済環境部長永井恵三君) ご質疑にお答えします。  今言われた中で、トタンというと、これは空き地でございますので、建物がない状況で想定しておりますから、トタンというのは除外ということで、その他については、この条例で対応すべき項目であるというふうに考えております。  以上です。 ○副議長(大沢秀教君) 鈴木議員。 ○8番(鈴木伸太郎君) わかりました。じゃあ、再質疑で、空き地ということは、廃屋みたいなことは、これは何年も人が住んでなくて、壊れかけているみたいな、そういうのもちらほらあるんですけれども、そういうのは今回の場合、含まないということでしょうか。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  永井経済環境部長。 ○経済環境部長永井恵三君) 再質疑にお答えいたします。  あくまで空き地でございますので、今の廃屋というのは特別措置法、空き家のほうの対応になるという理解でございます。  以上でございます。 ○副議長(大沢秀教君) 鈴木議員。 ○8番(鈴木伸太郎君) わかりました。再々質疑で、冒頭申し上げました、よく今も頑張ってくださるなとは思っておるんですが、これによって1カ月以降も、先ほどの話で粘り強くということなんですが、具体的に、端的に、今までよりも大きく変わるんでしょうか。それとも今までの継続で、今までの活動を裏づけるという意味合いなのかお聞かせください。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  永井経済環境部長。 ○経済環境部長永井恵三君) 再々質疑にお答えいたします。  当然、ある意味、市の法律、条例に規定するところでございますので、今までと同じではだめだということで、全力投球してまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○副議長(大沢秀教君) 鈴木議員。 ○8番(鈴木伸太郎君) 全力投球お願いいたします。  第93号議案です。先ほども質疑を伺っていて、大体、ちょっとずつ見えてきましたが、私がお伺いしたいのは、トイレのところに水道があるんですが、それ以外に水道があるのかどうか。受け付けされている方々が、例えばお湯を沸かすとか、それから授乳用のミルクを求められる方々用の水場みたいなものがあるのかどうか、お聞かせください。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  永井経済環境部長。 ○経済環境部長永井恵三君) 質疑にお答えいたします。  これまた図面、4ページの平面図を見ていただきますと、受付スペースの後ろに倉庫というものがございまして、ちょうど一番角にミニキッチンのような絵が書いてございます。簡単なミニキッチンというか流しといいますか、そこは水道が出ますし、屋外、外に北側の入り口ですね、後ろ側と申しますか、そちらにも水道、蛇口を設置しますので、観光客の方から、今議員のご指摘があったような要望があれば、そういう対応をしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○副議長(大沢秀教君) 鈴木議員。 ○8番(鈴木伸太郎君) 理解しました。再質疑です。  こういう利用料が発生する場合の条例で、ほぼ見受けられるんですが、第9条で「市長は公益上、特に必要があると認めるときは、使用料を減免することができる。」とあるんですが、具体的に減免するときは、どういうときというのが、何かもしあればお聞かせください。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  永井経済環境部長。 ○経済環境部長永井恵三君) 再質疑にお答えいたします。  あくまでも減免で、公的利用でございますので、市のセクションが何かそこで観光客に周知したり、ちょっとしたイベントほどのスペースがございませんので、何かそんなようなことをやるだとか、そういう公的利用を想定をしております。  以上です。 ○副議長(大沢秀教君) 鈴木議員。 ○8番(鈴木伸太郎君) 市が絡む公的な利用のときに減免ということで理解いたしました。  再々質疑です。  このあたりは観光駐車場しかないんですけれども、このフリースペースを活用される方に対して、駐車場の減免等はあるんでしょうか。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  永井経済環境部長。 ○経済環境部長永井恵三君) 再々質疑にお答えいたします。  規定は考えておりません。  以上です。 ○副議長(大沢秀教君) 他に質疑はありませんか。  14番 水野議員。 ○14番(水野正光君) 私からは、第94号議案、犬山市部課設置条例の一部改正について、1点、質疑をさせていただきます。  今回の機構改革、私は必要な部署を変更するといいますか、改革するということで評価しとるわけであります。私も常に組織機構は検証して、やっぱり必要なところはできるだけ早く変えていく、あるいはもし仮にいかなんだら、また戻すとか、変えるということで、速やかにやる必要があるという点で、しかし、必ずやっぱり検証しながら、検証によって、それはいいことですので、今回の機構改革といいますか、こういう形にされた、どういう形で検証されたのか、まずお伺いいたします。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  鈴木経営部長。 ○経営部長(鈴木良元君) 水野議員の質疑にお答えします。  全員協議会資料の5ページにも記載をさせていただいておりますが、平成28年4月の機構改革後に生じた課題というものに対応するというのが一番の目的でございます。  その課題は一体何ぞやというところでございますが、この5ページのところにちょっと書き方が悪うございましたので、明確にお答えをさせていただくと、基本的には地域安全課と、それから観光交流課の2課の仕事を最終的には地域協働課と防災交通課、観光課の3課に再配分をさせていただいたというのが一番大きな今回の機構改革の中身であります。  なぜそのようなことをしたかということでございますが、まず、市民活動や市民の協働というものを重視した体制を整える必要が出てきたということがあります。現に、今井とか犬山西ふれあいセンターというのは、目的を変えて、そういう対応をしておりますし、来年の4月からは、国際観光センターが市民交流センターに変わるというような、物理的なものもありますので、そういうものに対応していくということが1つ。  それから、昨今の気候変動に伴って、集中豪雨だとかゲリラ豪雨だとかいうものも含め、災害等がちょっと巨大化をしているというようなことにも対応していかないかんというようなことがございます。  それから、これも議会でもご質問にもありましたが、公共交通機関ですね、こういったものが将来的なニーズへの対応という部分があります。  それから、もう一つ、いわゆる交流部門が、今、観光と一緒になって仕事をしているわけですが、それが適切な配置なのかどうか、特に多文化共生という部分がかなり課題となってきていますので、これをできるだけ適正というか、一番効果の出る部署で業務をしていくという必要性を感じたというところが、2課の仕事を3課に分けて配分をしたという大きな流れであります。 ○副議長(大沢秀教君) 江口副市長。 ○副市長(江口俊也君) 私からも少し答弁をさせていただきたいと思いますが、課題の部分は今、経営部長が答弁をさせていただいたとおりなんですが、もう一つ、全員協議会資料の今後の市政展開、組織体制を見据えた布石というふうで、ちょっとつけさせていただいています。これは右の表を見ていただきますと、上から2つ目の経営改善課のとこに、資産管理活用推進という部分と、あと収納課のとこで、債権管理推進というのがあります。ここは何を言っているかというと、今まで議会のほうからも施設の管理の一元化であったり、財産管理の一元化であったり、そういったものについてご質問をいただきました。  収納部門については、これも一緒で、債権も一元的に管理収納していくべきじゃないのかというご質問をいただいていました。  それぞれのときに答弁をさせていただいたことが間違っているとは思ってはいませんが、ただ、今後を見据えたときに、今の状態がいいのかどうかということは、一度きちんと検討、検証させたいという強い思いがありましたんで、ここに書いてあるのは、決してここで資産管理を全部やっていくとか、そういう意味ではなくて、どういう形が一番犬山市にとっていいのかということをはっきりさせて、その後につなげていきたいという思いで、今回、条例のところには直接これがかかわっているわけではありませんけれども、そういう思いを持って提案をさせていただいておりますので、よろしくお願いいたします。 ○副議長(大沢秀教君) 水野議員。 ○14番(水野正光君) ありがとうございました。私もいろいろ言った記憶があるんで、あれですが、地域安全課は非常に業務が多くて大変だなと思っているんで、今回こういうふうですが、ただ、2つに分かれるということですので、間違いなく課長が1人ふえるというのはあれで、その分、どういう人の配置になるのか、そういった人員配置、特に私は防災のことをいつも言っていますが、そういった人の体制も考えて、この組織を考えておみえになるのか、お伺いいたします。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  鈴木経営部長。 ○経営部長(鈴木良元君) 再質疑にお答えします。  具体的な人員体制については、実のところはまだまだこれからというところでございます。その理由としましては、現在、3期目の職員採用試験を今やっておる最中でして、年末から年始にかけて面接を経て採用を判断していくという状況があるということと、もう1点は、この時期にいつも部課長の人事ヒアリングというのを年明けに実施をしておりますので、そういったものを踏まえて、全体のバランスを考えながら、人員の配置は考えていきたいというふうに思っております。 ○副議長(大沢秀教君) 水野議員。 ○14番(水野正光君) わかりました。よくよくいろいろ人の関係ですから、十分人がいるというわけではないもんですから、その辺はご苦労されると思いますけどもお願いします。  再々質疑ですけども、防災交通課ということでありますが、防災について、かつて私が議員になったころは、防災の質問をすると、消防のほうで答えておったことがあるんですけど、その後、交通防犯とか、あるいは防災安全課ということで、消防のほうから人が派遣されて来ていると。人の関係では難しいかもしれませんけど、連携ということで、消防は特にいざとなると機動力を発揮しますし、消防団との関係があります。それから、防災無線の関係も消防庁との関係があるもんですから、そういった人員というか、そういったことも今後検討されるのかどうなのか、お伺いいたします。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  鈴木経営部長。 ○経営部長(鈴木良元君) 再々質疑にお答えします。  先ほどの答弁とちょっと重なるかもしれませんが、現段階では具体的に検討している状態ではありませんが、全体の中で考えてまいりたいというふうに思っております。 ○副議長(大沢秀教君) 他に質疑はありませんか。  17番 久世議員。 ○17番(久世高裕君) 第102号議案、犬山市教育委員会委員の任命について質疑させていただきます。  所信がついておりますので、そこからお尋ねをしたいと思うんですが、所信の中の真ん中よりちょっと下の部分です。「第1期目において十全な活動をしきれなかった点があります。」と書いてあります。例えば、定例会の出席率とか活動への参加率とか、どういった活動が十全でなかったのかということについて、具体的にお示しをいただきたいと思います。
    ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  中村教育部長。 ○教育部長(中村浩三君) 久世議員のご質疑にお答えをいたします。  田中教育委員の所信の中の十全な活動をしきれなかったという点、全てが把握できている、事務局のほうで把握できているものではありませんけれども、例えば、定例教育委員会への出席で申し上げれば、出席率として換算すると、80%ほどになります。他の委員の例で申し上げると、97%とかいう出席率であったり、あるいは総合教育会議も行っておりますが、これについても出席率は80%であったり、これは他の教育委員ですと100%ということになります。また、学校訪問も行っていただいておりますが、これについても他の教育委員に比べれば少し訪問率が低くなっているというようなことを含めまして、十全な活動をしきれなかったというようなご反省を記載されているというふうに考えております。  以上です。 ○副議長(大沢秀教君) 久世議員。 ○17番(久世高裕君) お忙しい中、この委嘱を受けていただいていたという理解をしておりますので、別にそれを責めるつもりはないんですが、ただ、そういう事情があるのであれば、今回の任期の継続というか更新については、もう少ししっかり考えたほうがいいのかなという印象を持っているところです。  ただ、その反面、しっかりした知見やご見識が得られているのであれば、全く問題ないとは思いますので、再質疑として、この委員の専門領域は保育とか幼児教育なんですかね、経歴を見ると。そういった分野に関して、どういった知見が得られて、教育委員会としてどういった実績を得ることができたのかについてお示しをいただきたいと思います。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  中村教育部長。 ○教育部長(中村浩三君) 久世議員の再質疑にお答えをいたします。  まず、田中教育委員のカテゴリーといいますか、領域については、保育もさることながら、学識経験者、いわゆる研究者としてお願いをしている面がございます。そういった意味で、田中教育委員にお務めいただいている任期中には、教育基本条例の協議であるとか、市教育振興基本計画の協議であるとか、あるいは毎年度、学びの学校づくりなどをしていただいておりますし、先ほどの他の議員さんのご質疑のときにもお答えしましたが、多様な意見を述べていただいております。多様な意見の具体的な内容については、議事録等にも出ておりますので、そちらもご参照いただければと思っております。  以上です。 ○副議長(大沢秀教君) 久世議員。 ○17番(久世高裕君) もうちょっと突っ込んで答弁をいただきたいんですが、議事録見てくださいではいかんと思うんですよ。我々が見るのは別にできるんですけど、我々の後ろには必ず市民がいるという意識で答弁をしていただきたいんですね。だから、市民の方、みんなに議事録読んでください、それが成果ですというわけにいかないもんですから、ここではっきり簡潔に、この委員さんが入ることで、教育委員会がこうなったというふうに述べていただきたいんです。  再々質疑で伺いたいんですけども、その専門領域で、はっきり言って教育委員会基本条例についても、法的にかなり疑義があるということも申し上げておりました。ですから、そういったところで、成果というところはちょっと私としては認められないところです。ですから、この委員が1期目に入っていて、その専門領域でどういった知見が得られて、今後、教育委員会がどうなるのかということについてお示しをいただければと思います。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  滝教育長。 ○教育長(滝  誠君) では、その点については、私のほうから答弁をさせていただきたいと思います。  田中委員の専門領域はもちろんでありますが、それ以外に、あの方は非常に多面的、多角的な物事の見方、考え方をされるんです。ほかの委員がこういう見方をされても、そうじゃない、別の見方をされるもんですから、教育委員会での議論が非常に多方面にわたって議論が活性化されてきている。我々が思いつかないことをおっしゃってみたり、我々が気がつかないことをご指摘をいただいたりという面では非常にありがたい人材であるなというふうに私は理解をしております。  以上であります。 ○副議長(大沢秀教君) 他に質疑はありませんか。  3番 長谷川議員。 ○3番(長谷川泰彦君) 第93号議案の観光案内所について、再度ちょっと確認させていただきたい点があります。  先ほど利用のところで、多目的スペースですね、ここが観光関係の展示とか、鵜飼関係のグッズとか、そういうような展示などもありましたが、一般の市民の利用において、利用料1時間当たり250円取られるということで、ここ、この近辺の町内会の方々が、福祉会館がなくなった後、例えば役員会をやるとか、町内の役員が役員会を開きたいといった場合、こういうときには使えるんでしょうか。  それと、もう1点、合わせて、これは公的、そういうときは公的利用という考えでいけるんでしょうか。お願いいたします。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  永井経済環境部長。 ○経済環境部長永井恵三君) ご質疑にお答えいたします。  まず、条例の事業ということで、第3条の規定でございますけど、ここに(1)から(3)全て観光にかかわることというような形で条例規定してございますので、町会の利用想定は考えておりませんし、結果として、その次の質問もお答えは言いようがないもんですから、答えはおのずとないということでございます。  以上です。 ○副議長(大沢秀教君) 他に質疑はありませんか。  13番 岡 覚議員。 ○13番(岡  覚君) 第101号議案について1点だけ確認させてください。  13ページ、富士49号線、この起点のところが既存の東側のところで道路に接していますが、地元調整の結果、車の通行は原則できないようにするということになったと思いますが、それでいいかどうかの確認ですので、お願いします。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  光清都市整備部長。 ○都市整備部長(光清 毅君) それでは、岡議員のご質疑にお答えします。  富士49号線につきましては、新たな開発におきまして、住宅地造成がされており、新しく道路ができましたが、この富士49号線につきましては、地元要望として、ここの周辺の特に小学生の通学路にありますので、安全を配慮するように要望が出ておりますので、それに準じた対応をとっていきます。  したがいまして、この北側、ヒルズ入鹿側にも同じような道路が、車が通行できないような柵がしてありますので、それに準じた形で対応していきたいと考えております。 ○副議長(大沢秀教君) 岡議員。 ○13番(岡  覚君) 再質疑でもう一つ確認させてほしいのは、当然、歩行者はオーケーですけれども、自転車はどうなるのかということと、それから、管理は土木管理課でいいのかという、その2点をお願いします。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  光清都市整備部長。 ○都市整備部長(光清 毅君) 再質疑にお答えします。  自転車はオーケーです。通れます。  それから、管理は土木管理課が所管になりますので、よろしくお願いします。 ○副議長(大沢秀教君) 他に質疑はありませんか。    〔「なし」の声起こる〕 ○副議長(大沢秀教君) 質疑なしと認めます。よって、第1類、第92号議案から第102号議案までに対する質疑を終わります。  続いて、第2類、第103号議案及び第104号議案に対する質疑を行います。  ご発言を求めます。  3番 長谷川議員。 ○3番(長谷川泰彦君) 第103号議案についてお伺いいたします。  全員協議会資料のほうで、ページで言いますと19ページ、20ページですが、障害児通所・自立支援医療給付事業、この点について19ページに課題・現状のところにありますように、障害児通所給付金において、延べ利用人数が年度ごと、かなり人数の増加が見られているわけですが、当初、この予算を組むときに、利用人数算定はどのように把握されて予算を計画されるのか、この点、ちょっとお教えください。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  吉野健康福祉部長。 ○健康福祉部長(吉野正根君) それでは、長谷川議員の質疑にお答えさせていただきます。  まず、2つの給付費がありますが、1つ目の障害児通所給付費というものですが、こちらのほうは、ちょっと内容だけ簡単に説明させていただきますと、主に就学児への支援を行う児童発達支援と、就学後から18歳までの支援を行う放課後デイサービスが主な事業という形になります。  予算のほう、当然、前年度の実績を見ながら予算を計上させていただく、前年度の予算の決算見込みで翌年度の予算を計上するという形をとらさせていただいておるんですが、実は、昨年度に市内におきまして、先ほどの児童発達支援事業所、こちらのほうが新たに2カ所、それから放課後等デイサービスの事業者が3カ所、新たに新設がなされたということで、昨年度の年度途中で新設がなされたということで、当然、新しく事業所がふえたことによりまして、利用者が伸びたということと、1人当たりの当然利用する日数が増加したということで、それに伴う給付費が不足になったということで、その分を増額補正させていただくという形です。  もう一つの自立支援医療給付費のほうにつきましては、こちらのほうは障害の治療に必要な医療費を補助するものということで、こちらのほうも、昨年の12月、1月、2月にかけて、生活保護の受給者の方が新たに3人、人工透析の開始になったということで、人工透析の開始になるということは、生活保護の受給者ですので、保険がないということで、10割負担という形になりますので、こちらのほうの3人の方が人工透析、生活保護になりますが、他方優先ということで、障害のほうの一応医療費の形になりますので、そちらのほうで3人ふえたことにより、給付費が不足するということで、その分を増額補正をさせていただくという形になります。 ○副議長(大沢秀教君) 長谷川議員。 ○3番(長谷川泰彦君) ありがとうございました。今の答弁の中で、給付金が不足するということで、国に再度、不足額をお願いするわけですが、これを請求している間、その利用者への不便というのは起こらないんでしょうか、お願いします。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  吉野健康福祉部長。 ○健康福祉部長(吉野正根君) それでは、再質疑にお答えします。  一応、今の予算の中でやりますので、別に問題はないです。利用者の方に迷惑をかけるということはございません。 ○副議長(大沢秀教君) 他に質疑はありませんか。  11番 玉置議員。 ○11番(玉置幸哉君) 11番、玉置幸哉です。私からは、第103号議案、令和元年度犬山市一般会計補正予算(第7号)、1点、質疑したいと思います。  事項別明細書22ページ、23ページ、3款3項2目20節扶助費についてお伺いをしたいと思います。全員協議会資料は23ページ、24ページです。  生活保護の扶助費でありますけども、全員協議会資料の24ページのほうを見ますと、4,000万円ほどほとんど医療費だということはわかるんですが、ここをもう少し細かく説明をしていただきたいと思います。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  吉野健康福祉部長。 ○健康福祉部長(吉野正根君) それでは、玉置議員のご質疑にお答えさせていただきます。  まず、今、言われたように24ページのほうですね、全員協議会資料の24ページを見ていただきますと、今回増額補正をさせていただく大きなものは、議員が言われたように、医療扶助費と施設事務費、下から2つ目の・ですね、こちらのほうが増額という形になります。こちらのほうにつきましては、特に医療費のほうですが、先ほどもちょっと長谷川議員のときもお話しさせていただきましたが、当初予算のほうは、前年度の決算見込みで予算計上をしておるというのが現状でございます。平成30年度、昨年度につきましては、年間通して被保護者数がかなり減少したということで、医療費の扶助の決算額が少なくなったということで、今回も議会のほうに国庫の返還金のほうの計上をさせていただきますが、こちらのほうも医療費が減ったということで、医療費分の返還金が発生しているというような状況になっております。  そこをベースに、今年度、スタートしたわけですが、今の現在、保護世帯数というのは当初のときと大体横ばいということで、そんなに伸びはないですが、保険者の年齢が高齢化しているというところもありまして、この4月から10月の医療扶助の実績を見ても、かなり増加していると。ちょっと昨年が少なかったので、おととしと大体同じぐらいの傾向でちょっと扶助費がふえているということですね。この足りない差額分につきまして、医療費の補正をするということで、先ほど言ったように、生活保護については保険がないものですから、医療費は10割負担ということで、例えば例として、1人の方が心臓手術とかされて入院なんかされると、500万円、600万円という数字がすぐに出てしまうということもありますので、どうしても医療費の額が高額になるというところで、不足分を計上させていただいたという形になります。  それから、もう一つの事務費のほうにつきましては、ことしの2月に新たに保護者の方1名が生活保護の保護施設のほうに入所されたということで、この事務費が新たに発生したということで、この分の増額補正という形になります。 ○副議長(大沢秀教君) 他に質疑はありませんか。  9番 柴田議員。 ○9番(柴田浩行君) 9番、柴田浩行です。第103号議案、令和元年度犬山市一般会計補正予算(第7号)について、1件、質疑させてください。  事項別明細書32、33ページ、9款教育費、6項保健体育費、2目のスポーツ振興費です。全員協議会資料の25、26ページを参照しながら質疑させていただきます。  東京2020オリンピック聖火リレー事業で、今回補正予算を組んでいただくということでございますが、右側のページ、概略のスケジュール、令和元年12月に聖火リレーの詳細、公表となっております。具体的にこれ既に公表されていれば、詳細説明いただきたいし、まだであれば、いつ、この詳細がはっきりするのかお伺いいたします。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  中村教育部長。 ○教育部長(中村浩三君) 柴田議員のご質疑にお答えをいたします。  現在のところ、決定まではしておりませんが、発表できる状況にはありません。12月17日の予定で、東京の組織委員会が公表するという予定で聞いておりますが、今、申し上げられることは、犬山城下町をスタートして、犬山城までのリレールートで、おおむね1区間200メートルぐらいでリレーがされていくというようなところはわかっておりますので、それに基づきまして警察等々の調整もしているところです。  以上です。 ○副議長(大沢秀教君) 柴田議員。 ○9番(柴田浩行君) 再質疑させていただきます。  12月17日に公表される予定ということでございますので、再質疑としては、これ公表されたら、速やかに市民の皆さんに周知していただきたいと思いますが、どういった形で周知していただけるか、再質疑としてお伺いいたします。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  中村教育部長。 ○教育部長(中村浩三君) 柴田議員のご質疑にお答えをいたします。  12月17日の公表内容が、まだわかっておりませんと言いますか、想定されるのは、どこをスタートしてどこまで走るかというような、非常に全体像ではなくて、細かい情報しか出されないという想定をしておりますので、その出された情報をもとに、例えば広報などを使ってお知らせをしていくとかいうことを考えておりますけども、まずは発表される内容に応じて対応していきたいというふうに考えております。 ○副議長(大沢秀教君) 他に質疑はありませんか。  5番 岡村議員。 ○5番(岡村千里君) 5番の岡村千里です。私からも第103号議案、令和元年度犬山市一般会計補正予算(第7号)から1件、質疑をしたいと思います。  事項別明細書の30ページ、31ページをお開きください。  9款2項2目20節の扶助費、小学校の就学援助ですね、それから関連して9款3項2目20節扶助費の中学校の就学援助の費用です。補正額として小学校のほうが265万円、そして中学校のほうが299万6,000円ということで、2つ合わせると500万円以上の結構大きな増額だなというふうに思っていまして、単価の改定が行われたということですけれども、国の法律が変わったということですが、その背景も含めながら、どのように変わったのか。
     この就学援助のそれぞれの項目がたくさんあるんですけど、今回から卒業アルバムも含まれたというように認識していますけれども、その辺のことについても詳しく教えてください。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  中村教育部長。 ○教育部長(中村浩三君) 岡村議員のご質疑にお答えをいたします。  まず、議員もご指摘のとおり、国の要綱が今年度当初に改正をされておりますので、その単価が増額をされたものとなっております。具体的には、例えば、小学校ですと、学用品費というのが、これまでは1万1,420円だったものが、1万1,520円の100円増であるとか、中学校で同じく学用品費を例にとりますと、2万2,320円であったものが2万2,510円の190円の増というようなところで、その他通学用品ですとか、校外活動費ですとかという、それぞれの項目で単価が上がっております。  加えまして、新しい費目として、卒業アルバム代が加わりましたので、その分も含めまして、今回、支給をさせていただくものですが、4月に改正されておりますので、これまで既決予算の中でお支払いをしてきたんですけども、今年度の状況といたしましては、昨年度よりも若干ふえる予定をしておりまして、そういったことからも、今回、補正の増額をさせていただくというものでございます。 ○副議長(大沢秀教君) 岡村議員。 ○5番(岡村千里君) ありがとうございました。それで、どういう財源かというと、これほとんど一般財源としてやられるわけですが、例えば、こういった就学援助というと、結構福祉的な意味も強いのではないかなというふうに思うんですけれども、生活保護だとか、そういったことになりますと、国・県の負担分というのがあるんですが、これというのは、各市が負担しなきゃいけないというような仕組みになっているのかどうかですね、その辺、確認をお願いします。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  中村教育部長。 ○教育部長(中村浩三君) 岡村議員の再質疑にお答えをいたします。  要保護につきましては、国の補助金がありますが、準要保護につきましては、犬山市の基準になっておりますので、市単独で支出をするということになります。 ○副議長(大沢秀教君) 他に質疑はありませんか。    〔「なし」の声起こる〕 ○副議長(大沢秀教君) 質疑なしと認めます。よって、第2類、第103号議案及び第104号議案に対する質疑を終わります。  続いて、第3類、第105号議案から第109号議案までに対する質疑を行います。  ご発言を求めます。  13番 岡議員。 ○13番(岡  覚君) 第109号議案について質疑をさせてください。  キルシェハイムの移譲に関して、財産の譲与ですが、これの甲が市で、乙が社会福祉法人犬山福祉会でありますが、かなり老朽化した施設でありまして、これの移譲のときに施設の状況ですね、整備状況、移譲できるような整備状況について確認するのかどうか、その辺が覚書がどうなっているのかということと、それから、第6条で、「11年間、事業をした後は廃止することができる。」の後に、2項として、解体処分は乙の責任で、2項、3項で乙の費用、乙の責任でということですけれども、これはしかし、事業をやってもらって、利益が上がる事業ではないわけですので、この解体の費用を乙にというのは、市の側から見れば、これは都合のいい話で、事業を自分たちでやるよりは、移譲してやってもらうよと、その後も責任持ってやってくれよと、あとの解体業務をそっちでやってくれよという、何かちょっと公平性に欠けるのではないかというふうに思うんですけれども、その辺はどうなんですか。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  小島子ども・子育て監。 ○子ども・子育て監(小島千枝君) 岡議員の質疑にお答えいたします。  現在建っている施設につきましては、これまで建設、それから大規模改修等を行いまして、今現在、良好な状態でお渡しができるというふうに考えております。  今後、もちろん事業につきましては、多くの利益が上がるような事業ではございませんが、一定の事業としては、成り立っていくものというふうに考えております。  移譲をするということで、今現在の建物をお渡しをするわけですので、今後につきましては、福祉会のほう、全体の事業として運営をしていただきながら、使用が最終的に不要となった場合につきまして、それも含めて今後、長い期間の中で考えていただきながらやっていただくというふうに考えております。  以上です。 ○副議長(大沢秀教君) 岡議員。 ○13番(岡  覚君) これを渡すときに、それぞれの状況を確認しながら譲渡するということについては、もし不備があったら、譲渡前に市のほうが責任を持って整備するということは確認できると思うんですが、それはそれでいいかどうかということと、運営が、これはどう考えたって、運営するのがやっとの助成金等が、これはどこから出るのか、ちょっと確認したいんですけども、運営に当たっての助成金はどうなっているのか。  それは、例えば、その助成金の中から運営費を差し引いて、最後の解体費用をためることができるような助成金が出るのか。僕はどう考えたっていっぱいいっぱいだというふうに思っていまして、事業が終わったら、速やかにそのまま建物をまた市のほうに移譲するというのが、これは道理にかなっているんじゃないかと思うんですけども、その辺はどうなんですか。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  小島子ども・子育て監。 ○子ども・子育て監(小島千枝君) この事業につきましては、一般的な公募という形でプロポーザルをさせていただいているところです。そのプロポーザルをしていただくに当たっては、施設見学等も日程に組み込まさせていただき、実際の建物も見ていただき、内容も把握していただいた上で公募という形で応募をしていただきました。  今後、事業の展開も含めて、事業内容のほうもプレゼンテーションをしていただきながら、こちらも受けていただけるという事業者を選定させていただいたつもりですので、そのあたりも事業主としてはきちっと計画を持って考えての応募だというふうに思っております。  以上です。 ○副議長(大沢秀教君) 岡議員、詳細については委員会でお願いしたいと思います。  他に質疑はありませんか。    〔「なし」の声起こる〕 ○副議長(大沢秀教君) 質疑なしと認めます。よって、第3類、第105号議案から第109号議案までに対する質疑を終わります。  続いて、第4類、第110号議案から第113号議案までに対する質疑を行います。  ご発言を求めます。    〔「なし」の声起こる〕 ○副議長(大沢秀教君) 質疑なしと認めます。よって、第4類、第110号議案から第113号議案までに対する質疑を終わります。  これをもって全議案に対する質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案をお手元に配付いたしました議案付託表のとおり、それぞれの所管の常任委員会に付託いたします。           ********************              令和元年12月定例会常任委員会              付 託 議 案 一 覧 表 《総務委員会》                           第1委員会室 ┌───────┬──────────────────────────────────┐ │ 議案番号  │件         名                       │ ├───────┼──────────────────────────────────┤ │ 第94号議案 │犬山市部設置条例の一部改正について                 │ │       │                                  │ │第103号議案  │令和元年度犬山市一般会計補正予算(第7号)             │ │       │ 第1条の第1表 歳入歳出予算補正中                │ │       │  歳 入 総務委員会の所管に属する歳入              │ │       │  歳 出 1款 議会費                      │ │       │      2款 総務費                      │ │       │      8款 消防費                      │ │       │ 第3条の第3表 債務負担行為補正中                │ │       │  総務委員会の所管に属する事項                  │ │       │ 第4条の第4表 地方債補正                    │ │       │                                  │ │第106号議案  │犬山市の議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正につい│ │       │て                                 │ │       │                                  │ │第107号議案  │犬山市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について       │ │       │                                  │ │第108号議案  │犬山市職員の給与に関する条例の一部改正について           │ │       │                                  │ │第110号議案  │令和元年度犬山市一般会計補正予算(第8号)             │ │       │ 第1条の第1表 歳入歳出予算補正中                │ │       │  歳 入 全部                          │ │       │  歳 出 1款 議会費                      │ │       │      2款 総務費                      │ │       │      8款 消防費                      │ └───────┴──────────────────────────────────┘ 《民生文教委員会》                         第2委員会室 ┌───────┬──────────────────────────────────┐ │ 議案番号  │件         名                       │ ├───────┼──────────────────────────────────┤ │ 第95号議案 │犬山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定│ │       │める条例の一部改正について                     │ │       │                                  │ │第102号議案  │犬山市教育委員会委員の任命について                 │ │       │                                  │ │第103号議案  │令和元年度犬山市一般会計補正予算(第7号)             │ │       │ 第1条の第1表 歳入歳出予算補正中                │ │       │  歳 入 民生文教委員会の所管に属する歳入            │ │       │  歳 出 3款 民生費                      │ │       │      4款 衛生費(1項保健衛生費)             │ │       │                                  │ │       │      9款 教育費 第2条の第2表 繰越明許費補正中     │ │       │      9款 教育費                      │ │       │ 第3条の第3表 債務負担行為補正中                │ │       │  民生文教委員会の所管に属する事項                │ │       │                                  │ │第104号議案  │令和元年度犬山市犬山城費特別会計補正予算(第2号)         │
    │       │                                  │ │第105号議案  │犬山市母子生活支援施設の設置及び管理に関する条例の廃止について   │ │       │                                  │ │第109号議案  │財産の譲与について                         │ │       │                                  │ │第110号議案  │令和元年度犬山市一般会計補正予算(第8号)             │ │       │ 第1条の第1表 歳入歳出予算補正中                │ │       │  歳 出 3款 民生費                      │ │       │      4款 衛生費(1項保健衛生費)             │ │       │      9款 教育費                      │ └───────┴──────────────────────────────────┘ 《建設経済委員会》                         第3委員会室 ┌────────┬──────────────────────────────────┐ │  議案番号  │件         名                       │ ├────────┼──────────────────────────────────┤ │ 第92号議案  │犬山市空き地の雑草等の除去に関する条例の制定について        │ │        │                                  │ │ 第93号議案  │犬山城前観光案内所の設置及び管理に関する条例の制定について     │ │        │                                  │ │ 第96号議案  │犬山市道路占用料条例の一部改正について               │ │        │                                  │ │ 第97号議案  │犬山市準用河川占用料条例の一部改正について             │ │        │                                  │ │ 第98号議案  │犬山市法定外公共用物の管理に関する条例の一部改正について      │ │        │                                  │ │ 第99号議案  │犬山市都市公園条例の一部改正について                │ │        │                                  │ │ 第100号議案  │市道路線の廃止について                       │ │        │                                  │ │ 第101号議案  │市道路線の認定について                       │ │        │                                  │ │ 第103号議案  │令和元年度犬山市一般会計補正予算(第7号)             │ │        │ 第1条の第1表 歳入歳出予算補正中                │ │        │  歳 入 建設経済委員会の所管に属する歳入            │ │        │  歳 出 4款 衛生費(3項清掃費)               │ │        │      5款 農林業費                     │ │        │      6款 商工費                      │ │        │      7款 土木費                      │ │        │ 第2条の第2表 繰越明許費補正中                 │ │        │      7款 土木費                      │ │        │ 第3条の第3表 債務負担行為補正中                │ │        │  建設経済委員会の所管に属する事項                │ │        │                                  │ │ 第110号議案  │令和元年度犬山市一般会計補正予算(第8号)             │ │        │ 第1条の第1表 歳入歳出予算補正中                │ │        │  歳 出 4款 衛生費(3項清掃費)               │ │        │      5款 農林業費                     │ │        │      6款 商工費                      │ │        │      7款 土木費                      │ │        │                                  │ │ 第111号議案  │令和元年度犬山市木曽川うかい事業費特別会計補正予算(第2号)    │ │        │                                  │ │ 第112号議案  │令和元年度犬山市水道事業会計補正予算(第2号)           │ │        │                                  │ │ 第113号議案  │令和元年度犬山市下水道事業会計補正予算(第3号)          │ └────────┴──────────────────────────────────┘           ******************** △日程第2 請願の委員会付託について ○副議長(大沢秀教君) 日程第2、請願の委員会付託について、11月28日までに受理いたしました請願は2件であります。  会議規則第133条の規定により、請願文書表のとおり所管の常任委員会に付託いたします。           ********************                令和元年12月定例会                請 願 文 書 表  《請願第3号》    件   名   「核兵器禁止条約」に署名・批准を求める意見書採択に関する請願            書    請願者   名古屋市北区黒川本通2-11-1 コーポタニグチ201             愛知県原水爆被災者の会(愛友会)              理事長代理 金本 弘    紹介議員   岡     覚・水 野 正 光・吉 田 鋭 夫    受付年月日   令和元年11月28日    付託委員会   総務委員会  《請願第4号》    件   名   すべての子どもに格差なく、等しく質の高い保育を保障するために            保育・学童保育関係予算の大幅増額と施策の拡充を求める請願書    請願者   犬山市橋爪一丁田12-22             犬山市保育を守る会              小野真希 以下1,907名    紹介議員   岡 村 千 里・岡     覚・水 野 正 光    受付年月日   令和元年11月28日    付託委員会   民生文教委員会           ******************** ○副議長(大沢秀教君) 次に、陳情についてであります。  11月28日までに陳情9件を受理いたしましたので、お手元へ配付のとおり所管の常任委員会に送付いたします。           ******************** ○副議長(大沢秀教君) 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。  お諮りいたします。議案に対する質疑は全て終了いたしましたので、あす12日に予定しておりました議案質疑の2日目は休会としたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」の声起こる〕 ○副議長(大沢秀教君) ご異議なしと認め、あす12日は休会といたします。  また、明後日13日から来週19日までは全員協議会及び部門委員会開催のため休会とし、20日午前10時から本会議を再開いたします。  本日は、これをもって散会いたします。                午前11時26分 散会...