• ”表現の自由”(/)
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  1. 犬山市議会 2019-12-10
    令和元年12月定例会(第5日12月10日)


    取得元: 犬山市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-27
    令和元年12月定例会(第5日12月10日)    令和元年12月            定 例 犬 山 市 議 会 会 議 録                              第5号 12月10日(火曜日) ────────────────────────────────────────── 〇議事日程 第5号 令和元年12月10日午前10時開議   第1 一般質問            ******************** 〇本日会議に付した案件   日程第1 一般質問   日程追加 諸般報告   日程追加 第105議案 犬山市母子生活支援施設設置及び管理に関する条例廃止              について        第106議案 犬山市議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例              一部改正について        第107議案 犬山市特別職職員給与に関する条例一部改正について        第108議案 犬山市職員給与に関する条例一部改正について        第109議案 財産譲与について
           第110議案 令和元年度犬山一般会計補正予算(第8号)        第111議案 令和元年度犬山木曽川うかい事業費特別会計補正予算(第              2号)        第112議案 令和元年度犬山水道事業会計補正予算(第2号)        第113議案 令和元年度犬山下水道事業会計補正予算(第3号)            ********************出席議員(19名)  1番  畑   竜 介 君        12番  中 村 貴 文 君  2番  小 川 清 美 君        13番  岡     覚 君  3番  長谷川 泰 彦 君        14番  水 野 正 光 君  4番  大 井 雅 雄 君        15番  三 浦 知 里 君  5番  岡 村 千 里 君        16番  諏 訪   毅 君  7番  丸 山 幸 治 君        17番  久 世 高 裕 君  8番  鈴 木 伸太郎 君        18番  柴 山 一 生 君  9番  柴 田 浩 行 君        19番  吉 田 鋭 夫 君  10番  大 沢 秀 教 君        20番  ビアンキ  アンソニー 君  11番  玉 置 幸 哉 君            ******************** 〇欠席議員(なし)            ******************** 〇職務ため出席した事務局職員職・氏名  事務局長兼議事課長 後 藤 年 明 君   議事課長補佐    粥 川 仁 也 君  統括主査      栗 木 西 代 君   統括主査      川 瀬 恵 子 君            ******************** 〇説明ため出席した者職・氏名  市長        山 田 拓 郎 君   副市長       江 口 俊 也 君  教育長       滝     誠 君   経営部長      鈴 木 良 元 君  市民部長兼防災監  中 村   誠 君   健康福祉部長    吉 野 正 根 君  都市整備部長    光 清   毅 君   経済環境部長    永 井 恵 三 君  教育部長      中 村 浩 三 君   子ども・子育て監  小 島 千 枝 君  消防長       大 澤   満 君   企画広報課長    井 出 修 平 君  総務課長      武 藤 裕一朗 君   福祉課長      松 澤 晶 子 君  都市計画課長    森 川 圭 二 君   都市計画課主幹   千 賀 敬 造 君  環境課長      髙 木   衛 君   産業課長      武 内 雅 洋 君  学校教育課長    長 瀬 尚 美 君   学校教育課主幹   神 谷 勝 治 君  文化スポーツ課長  上 原 敬 正 君   歴史まちづくり課長 中 村 達 司 君  選挙管理委員長   石 田 芳 弘 君            ********************                 午前10時00分 開議 ○副議長(大沢秀教君) ただいま出席議員は、19名であります。  定足数に達しておりますので、直ちに本日会議を開きます。  議事日程に従いまして、会議を進めます。           ******************** △日程第1 一般質問 ○副議長(大沢秀教君) 日程第1、昨日に引き続き一般質問を行います。  19番 吉田鋭夫議員。 ○19番(吉田鋭夫君) おはようございます。19番、清風会吉田鋭夫でございます。答弁席に著名な方がおみえになりますので、緊張しながらいきたいと思いますので、よろしくお願いします。  3件質問をさせていただきますので、よろしくお願いします。  まず、件名1番でございますが、先日、神戸市激辛カレーといういじめ報道で、学校現場先生同士いじめというマスコミ等で話題になりましたが、子どもいじめ問題は、本当にあちこちで大きく取り上げられておりますが、教育委員会教育長をはじめいろんな方がおわびし、第三者委員会で調査するという状況になっています。  しかし、先生同士いじめというは、なかなか社会問題化されていませんでしたけども、さすがにあのひどさ中で大きく取り上げられましたが、いろんな意味で子どもたちに不安を募らせないためには、余りよろしくない報道で、少ないほうがいいなというふうに思っていますが、現実、人が集まって、組織や集団があれば、大なり小なりいじめようなものは生まれるものかと思っております。  最近ではパワハラはじめ、何とかハラスメントというがあちこちですごく話題になっておりますが、ことし民生文教委員としまして各学校に学校訪問という形でお邪魔させていただきました。教育委員方とともに学校に訪れて、継承教育結果発表ような学校訪問に行くは、多分犬山市だけだと思っております。どこ市町でも、この形はとっていないと思いますので、犬山教育を我々全体で捉えていくという一つあらわれかと思っております。  その結果、久しぶりに私も学校訪問、現職でない立場で訪れまして、いろいろ感じたことですが、本当に熱心に取り組んでみえます。犬山教育学び合いというものも十分感じ取りながら、非常に安心感を持ちました。  もう一つ感じましたことは、私が年齢を増したかもしれませんけども、学校現場が非常に若いなという、先生たち年代層が、本当につくづく思いまして、経験年数問題やら世代間バランスということで、若干いいかなという気持ちを持ったことも一部あります。ちなみに参考までに、平均年齢というはどんなものかちょっと教えてください。 ○副議長(大沢秀教君) 当局答弁を求めます。  中村教育部長。    〔教育部長 中村君登壇〕 ○教育部長(中村浩三君) おはようございます。ご質問にお答えします。  令和2年3月31日現在、県費負担犬山市小学校教員平均年齢は41.4歳、担任教員だけ平均年齢は39.1歳です。中学校平均は37.4歳ですが、実際に授業に臨む管理職以外平均年齢は35.6歳です。  出産休暇、育児休業で休んでいる教員が、11月1日現在、小学校25人、中学校3人です。これら代替として採用している臨時的任用職員半数は30歳以下です。現在学校では、教職経験10年から20年者が多くを占めています。 ○副議長(大沢秀教君) 吉田議員。 ○19番(吉田鋭夫君) やっぱり若いんですね。先ほども言いましたように、世代間、いろんなバランスで職員構成がなされると、いろんな経験知伝達やらいろんなことが可能になって、現在犬山市学校はほとんど一生懸命子どもも先生も取り組んで、平和な状態でございますが、我々ころが随分懐かしい荒れた時代もありましたが、そういうときにどう対応していくかということも含めますと、若干あれですけども、子どもがしっかり学ぶ力をつけていますので、大丈夫かなと思っておりますが、現実的に先ほど子どもほうもわかりにくいかもしれませんが、それなりに先生たちがしっかりしておれば、ましてや子ども同士伝える力があるので、気づく場面は多く、しっかり対応できるかと思うんですけども、先ほど話で、先生同士部分というはなかなかわからないことが多いわけですけども、実際ところ、各学校校長先生、教頭先生管理職能力にもなってくるわけですけども、教育委員会としましては、こういう実態把握とか予防対処システムというものが多分あると思いますので、お伝えください。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  中村教育部長。    〔教育部長 中村君登壇〕 ○教育部長(中村浩三君) ご質問にお答えします。  基本的には校長人事管理となり、日々観察による情報収集が主となりますが、校長による年2から3回定期的な人事面接において、働きやすさなどについて聞き取りを実施しています。  また、小中学校に2名配置している産業医活用も進めています。  加えて、ストレスチェックを年に1度実施し、高ストレスと判定された者には、医師から面接要否を知らせています。この医師による面接指導結果及び意見を市教育委員会で把握し、必要に応じて校長から聞き取りなど、職場環境改善ため措置実施及び研修を行っています。  これまで学校から報告によると、当市教職員において、いじめは確認できていません。とはいうものの、学校と教育委員会が常にどこでも起こり得るものだという共通認識に立ち、管理職という立場から教職員様子を細かく観察することにより、早期発見、早期対応につなげてまいります。 ○副議長(大沢秀教君) 吉田議員。 ○19番(吉田鋭夫君) ありがとうございました。よい教育というは、やっぱり職員室先生たち雰囲気でうまく回っているかどうかというも、非常に我々は感じる部分がありますが、前向きな職員室会話ある学校でいけば、こんなこともないだろうと思っていますので、引き続きすばらしい犬山教育をするためによろしくお願いしたいと思います。  それでは、2件目に入ります。ファシリティマネジメント一環として進められると思いますけども、総合設備管理業務一括委託というものにつきまして、我々改めて認識も学習意味も兼ねて、具体的なその契約というか、内容につきまして、お知らせいただければありがたいと思います。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  鈴木経営部長。    〔経営部長 鈴木君登壇〕 ○経営部長(鈴木良元君) ご質問にお答えします。  現在契約をしている公共施設総合設備管理業務一括委託は、平成29年8月1日から令和2年3月31日まで長期継続契約をしています。一括で契約している関係施設は、市役所本庁舎、フロイデ、市民健康館さくら工房、それから市民文化会館南部公民館、福祉会館、市立図書館となります。  業務内容については、施設運営ではなく、維持管理を委託しているものであり、具体的な内容としては、設備運転管理業務検査測定業務、設備定期保守点検、及び整備業務、施設清掃業務となります。その管理体制について、平日は本庁舎に必ず5人または6人常駐員がおり、本庁舎以外施設については、このうち2人が巡回して点検等を行っております。一方、休日においては、3人が常駐し、平日と同様に本庁舎以外施設はこのうち2人が巡回をし、点検等を行っております。  本庁舎を含めたこの巡回において、施設に異常があれば、軽微なものについては委託業者が対応しますが、そうでない場合には、直ちに施設所管課職員に報告をすることになっています。この報告を受けた場合には、施設所管課はそれぞれ必要な対応策を検討し、早期に修繕を実施していくという流れになります。  この一括契約を導入しましたは、各施設管理レベルを適正な水準にすることや、施設をまとめて管理することによるスケールメリットを出すことを狙いとしたものであります。平成26年度に5施設をまとめて一括委託をした際には、施設を個々で委託した場合と比較して、1年間で約1,170万円削減することができました。したがいまして、今後も同様システムで契約をしていく考えでおります。 ○副議長(大沢秀教君) 吉田議員。 ○19番(吉田鋭夫君) これをきっかけにいろんなものを調べてみましたら、ビルメンテナンス会社というは、物すごくたくさんありまして、大きいところから小さいところもいっぱいあるわけですけども、すごく上手な仕組みになっていて、今回でもそれなり人的配置もしっかりされて、お金面でも1,000万円も浮いているという部分で、いいことだらけに感じますが、これ犬山市は名古屋会社と思うんですけども、いわゆる緊急時という部分ですね、これについて体制についてもちょっとお知らせいただきたいということと、広域災害等緊急時場合、先ほど日常点検整備という部分でしたけども、そういう際はどうなるか。よく一般的に聞きますは、地元業者は一生懸命いろんなことを地域ためにやるという部分があるんですけども、外契約場合は、ついつい後回しになるという話もほかところで聞きますが、この辺契約中で、地元業者と下請というか関連会社になるわけですけども、関係はどのようになっているかお伝えください。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  鈴木経営部長。    〔経営部長 鈴木君登壇〕 ○経営部長(鈴木良元君) ご質問にお答えします。  各施設では24時間365日対応緊急連絡体制を整えており、設備に緊急事態が発生した場合、まず、1次対応として委託をしている管理業者に連絡することになっています。すると、施設常駐員に連絡が行き、現場に駆けつけ対応することになりますが、エレベーターや受電施設など特殊な機器故障場合には、施設常駐員では対応ができませんので、2次対応として下請メンテナンス契約会社に連絡が行き、対応することになります。  一括委託範囲では、あくまでも施設維持管理業務であり、故障があった場合機器修繕までは行っていませんので、先ほどもお答えしましたように、修繕は各所管課が対応策を検討して進めていきます。その結果、市内業者が業務を請け負うことはあります。  また、一括契約入札時仕様書では、市内業者を活用するように努めることを条件に付しており、日常維持管理業務として清掃業務や電気年次点検業務などにおいて、市内業者にお願いをしているところです。  なお、大規模災害に起因するような緊急事態場合には、故障箇所によって市内業者に直接依頼することもあると考えています。 ○副議長(大沢秀教君) 吉田議員。 ○19番(吉田鋭夫君) 非常によくできた仕組みかなと思いながら感心しております。かつて学校にいたころ、校務主任で校舎管理等をやっているときに、先生たち全員で安全点検をしながら、書類をまとめて、いろんなところ対処をしておりましたけども、学校は今14校ありますが、警備関係と電気と遊具ぐらいは、それぞれ頼んでおると思うんですけども、今ような形でやれば、先生たちも楽になるかなということを若干感じますので、通告はありませんので答弁は要りませんが、検討ほうをしていただければと思います。  続きまして、3件目に入ります。昨日柴山議員質問にもありましたけども、地方ことを考えた、まち・ひと・しごと創生法に基づき、国は6月に第2期基本方針を出しました。12月には策定されるという予定であります。それを受けて、本年度中に地方版総合戦略をつくるという意味で、愛知県も推進本部が開催されておりますし、犬山市も資料づくりはずっと前からされていますが、総合計画審議会が11月13日に開かれています。この厚さ資料をしっかり読まさせていただきまして、質問をさせていただきますので、よろしくお願いします。  本当に膨大な集計データやら市民意識調査結果がしっかり出ております。いろんな数字を見ますと、犬山市は愛知県内市町村と比べて数値やいろんな順位を見ると、厳しい部分がいっぱいあるなということに気づきます。しかしながら、市民意識ところで、うれしいことに91%人たちが犬山市に住み続けたいという意見を述べられております。やっぱり魅力ある犬山だと感じながらも、我々も行政も含めて、真剣に犬山市をよくしていかなきゃいかんなという気持ちをつくづく持ちました。  その中で、内閣府ほうは、総合戦略新たな6つ視点ということを発表しておりまして、その中6つまずは民間と協働という部分を取り上げていきたいと思います。  高度成長ときは去ってしまいまして、自治体財政力がほとんどあちこち弱くなって、いろんな変化を感じますが、いろんな要望があっても、なかなか応えられないつらさが我々共にあると思うんですが、昔だったら考えられない話で、公共建物に企業名前がつく、うちで言うとエナジーサポートアリーナと、今度文化施設もそうですけども、ネーミングライツを募集しているという、企業力をかりて、何とかそれを補っていくという時代になってまいりました。
     市封筒にも当然コマーシャルようなものが入った企業名が入っております。これが当たり前になってきている時代になりますので、民間力というものをどういうふうに共にやっていくかということが非常に大事かと思っています。  先日、保育関係でいただきました長期計画中で、民間と協働中で、民営保育園をという部分が計画中に入っておりました。これも昨日話じゃないですけども、市でやると民間でやる国・県補助ことを考えると、お金面を考えれば、そちらほうがいいかなと、いろんなところを視察へ行きますと、民間保育園ほうが多い市町もたくさんありました。  これは私ごとですけども、私は上北保育園出身でございます。うち子どもは3人とも私立幼稚園に行きました。孫はあちこち市に行っておりますけども、全部民間でございます。じじばかという感じで、行事たびに孫顔を見に行くわけですけども、園経営というか、行事やら、先生と職員人たち動きも含めて、非常にすばらしいものを感じておりまして、不満とか不安はほとんど私は感じてない状況でございます。ですから、本当に先ほど話から、民間努力という部分も随分立派なものがあると思いますので、いかに連携していくかというも大事かなと思っております。  先ほど一括管理件やら、給食調理業務件やら、指定管理体育館など、いろんな意味で公務員ではできない部分発想や工夫や仕方があると思いますので、その辺をいかに活用という言葉じゃなくて、協働ですかね、協働でいくということが、多分求められた視点かと思うんですけども、これから時代、先ほど大きく変化してきましたし、市民感覚も寛容になってまいりましたので、どの企業、どの団体と、どういう形で、お互いよくなる意味で組んでいくかという、民間と協働について答弁ほうをよろしくお願いします。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  鈴木経営部長。    〔経営部長 鈴木君登壇〕 ○経営部長(鈴木良元君) ご質問にお答えします。  民間と協働については、現在いいね!いぬやま総合戦略」にも、「市民・企業・団体など多様な主体と行政が一丸となって取り組みます。」と記載をしているところです。地域課題を解決するためには、NPOや企業と協働が有効であれば、積極的に取り組む必要があると考えております。加えて、行政サービス民間事業者が行う事例もふえており、行政よりもむしろ民間サービスほうが有効であるケースも見受けられます。  犬山市においても、事業実施に当たっては、さまざまな角度から民間活用可能性を検討するようにしており、市民満足度向上ためには、協働だけにとどまらず、さまざまな方法で民間を活用していきます。  改訂後戦略にどのように記載するか、具体的に決まってはいませんが、民間を活用するといった内容はしっかりと盛り込みたいと考えております。 ○副議長(大沢秀教君) 山田市長。    〔市長 山田君登壇〕 ○市長(山田拓郎君) 私からも答弁させていただきます。  民間活力を生かすという視点は、私も1期目市長選挙に立候補するときも、ここは重要なポイントということで、自分政策フレーズ中にも入れて進めてまいりました。もちろん2期目ときも、そういった視点を自分なりに持って、政策を提示したわけですが、これまで5年間市政運営中でも、私なりに民間活力を生かす展開というを進めてきたつもりです。  今、議員がご指摘にあったいろんな広告面だとか、今、空間利用なんかもやっていますけども、そういったことだとか、シェアリングエコノミー取り組みもそうですし、養護老人ホーム関係であるとか、そういったことや、屠畜場売却だとか、さまざま民間と連携があります。もちろん経済的な側面だけではなくて、市民皆さんと協働、市民活動と連携、地域コミュニティと連携、こういったものも協働まちづくり条例制定も進めながら、これからさらに地域課題解決という点で、民間と連携を進めていこうとか、そういった取り組みも、これまでやってきたわけです。  やはりこれから、まちづくりだとか市政運営を考えていくときに、行政だけ価値観ではなくて、民間にはさまざまなノウハウ、それからマンパワー、資金、こういったものがございます。また、非常に多くある人材もたくさんあります。ですので、そういったことをしっかり民力として生かして、行政としっかりタイアップして施策展開していくということが非常に重要で、これから持続可能なまちづくりを進めていく上では、そうした民間力と連携というは不可欠だというふうに認識をしております。  そういった意味では、ただ、民間を都合よく、行政都合で使うということではなくて、やはりお互いがウインウイン関係で、よりよい形で展開していくということが前提だというふうに私も思っておりますので、これから総合戦略位置づけもさることながら、具体的な施策展開においても、民間力を積極的に取り入れて、よりよい施策展開ができるように、私どもとしても、そういった意識を持って取り組んでいきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。 ○副議長(大沢秀教君) 吉田議員。 ○19番(吉田鋭夫君) 国思いも市長思いも私思いも一緒でございますので、今後、すばらしい犬山ためにいってほしいと思うんですけども、1点だけ、先ほど私もつい活用という言葉を言ってしまいましたけども、ついつい役所は上から目線形で民間会社、業者さんと接するような部分が若干ありますので、やっぱり共にやっていくという、国が言っている協働ですね、こういう気持ちを全て担当課皆さんも含めてやっていくべきかなということを私も反省しながら思っておりますので、よろしくお願いします。  2番目ですけども、先ほど市長が随分話をされましたが、民間活動というか市民活動部分については、本当に一生懸命取り組んでやっているわけですけども、さっき6つ視点地域経営視点という、経営はいろんな解釈がとれるわけですけども、市民活動とか、健康、元気という部分では、いろんな取り組みがいっぱいなされておりますが、中に書いてありました経済社会構造という部分がありますので、これについては、先ほどお金件も伴ってくる部分かと思うんですけども、これにつきましても、どのように捉えているか、展開していくか、お答えほうをよろしくお願いします。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  鈴木経営部長。    〔経営部長 鈴木君登壇〕 ○経営部長(鈴木良元君) ご質問にお答えします。  国基本方針では、新たな視点として、「地域経営視点で取り組む。地域経済社会構造全体を俯瞰して、地域をマネジメント」と記載がされております。しかし、まだ具体的な内容が明らかになっていないため、市としてその視点をどのように戦略に反映させていくかは決まっていません。  先ほど議員がご紹介されたように、国戦略は今月中に策定されると聞いておりますので、その内容を確認しながら、改訂作業を進めていきたいと考えております。 ○副議長(大沢秀教君) 吉田議員。 ○19番(吉田鋭夫君) それでは、最後質問になりますが、ここが本日メインでございますので、久しぶりに地元愚痴も入るかもしれませんが、よろしくお願いします。  私は善師野に住み始めてことしで45年になります。この間、本当に随分大きな変化をしてまいりました。先ほどから、とにかく地方がどう頑張っていくかという部分中で、住民とともにどう考えていくかも含めて進めないと、なかなか進まないなということを感じながらも、4期目に入りました私としましては、リーダーシップをとりながらいかないかんかなということをつくづく思いまして、話をさせていただきます。  第5次総合計画では、「暮らしと自然が調和したコミュニティ形成ゾーン」という名称で、犬山市が持つ暮らし多様性を実現することができる魅力的な地域であると位置づけられております。確かに周りは山がしっかりありまして、田んぼもありまして、すばらしい景色がいっぱいあります。東海自然歩道を歩くために、いっぱい方がおみえになります。歴史的に見ても、我が町内清水寺室町時代から始まりまして、各町内に全部お寺と神社がございます。さらに、現実的な城東小学校子どもは、今、犬山市内で一番多いわけです。善師野には世界に誇れる霊長類研究所アールエスエスニホンザル研究所もございます。もう1個、人生最後大事な場所であります尾張北部聖苑もございます。  いろんなものがいっぱいあるんですけども、買い物につきましても、車さえあれば、ヨシヅヤまで行けるし、信号はわずかしかありませんので、実に短時間で可児市や美濃加茂市にも行って、買い物には車さえあれば何も困りません。そんな地域でございますし、アクセスことを考えれば、私うちから信号3つで高速道路に入れます。さらに、電車に乗れば、直通で1時間に2本、セントレアまで行ける電車が15分に1本あります。そんなすばらしいところでもありますけども、先ほど話で、いいことだらけようですけども、5年たつとどうなるかなということを考えながらいかないかんなという。  善師野駅はトイレもありますし、月極駐車場も11台ありますし、駐輪場は何回も増設していただきまして、350台とまれますけども、間もなく全部いっぱいになると思うんですね。送迎車が、雨日なんかはすごいもんで、県道まで大渋滞でございます。そんなものを何とかしなあかんなと思いながらも、駅前田んぼが私とともに4~5人でやってますけども、私が下から2番目年齢でございますので、あと何年持つだろうと。やがて原野になるか、荒れ地になるかというも想像できてしまいますので、今からそれなり対応をしなきゃいかんなという状況でございます。  長らくじっと耐えてきました城東地区、善師野地区皆さんですけども、今回、山田市長焼却場協定書約束を守るというところから、やっとまちづくり委員会というが開かれました。そこ中で何を要望するかという部分よりも前に、今皆さんは住民は何を望んで、将来どういうふうにしてほしいかという委員長お諮りでアンケートをとっていただきまして、いろんなことが明確になってまいりました。そんな意味でもこの先、住民とともにどう考えていくかという大事な時期になってきているなということでございます。  橋爪・五郎丸は今議会でも随分話題にされておりました。言い始めてからやっぱりそれなり時間と経過を踏まえなければならないと思いますので、この地方戦略部分ところで、若い世代、せっかくあれだけたくさん子どもたちがだんだん大人になって、犬山市に住みたいと言ってくれる人たちをどう逃がさないかという意味で、私は先ほど来トイレある、アクセス便利な善師野駅周辺をどうしていくかというところに取り組んでまいりたいと思いますので、犬山市としましても、どれだけ共にやっていくという意味で応援していただけるか、答弁をお願いしたいと思います。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  鈴木経営部長。    〔経営部長 鈴木君登壇〕 ○経営部長(鈴木良元君) ご質問にお答えします。  善師野駅周辺未来については、今、議員ほうからもご紹介がありましたように、まだまだこれから地域において具体的な方向性が検討されていくものと考えています。  善師野地区をはじめ、市内各地地域課題を解決していくためには、それぞれ地域でまちづくり機運を高めていくことが大切だと思いますので、行政としましても、地域と丁寧に向き合っていきたいと考えております。 ○副議長(大沢秀教君) 山田市長。    〔市長 山田君登壇〕 ○市長(山田拓郎君) 議員がこれがメインだということでしたので、私からも答弁させていただきます。  私も立場上、犬山市いろんな地区にお邪魔をさせていただくんですが、善師野地区は、本当に地域コミュニティがしっかりしているなと思って、行事も大変あの地域行事が多いですので、私も善師野にお邪魔させていただく機会というは、年間通じてたくさんございます。  区として取り組みもそうなんですが、各町内ごとやはりコミュニティもしっかりしていまして、また、皆さんが非常に生き生きと楽しく、和気あいあいと、そういった中で活動しておられるといいますか、取り組んでおられる姿というを見て、本当にいい地域だなということをいつも感じさせていただいております。  ただ、先ほど議員がおっしゃったように、いいとこ、いいとこということばっかりではなくて、これから善師野地区として、どういったまちづくりが求められるかというは、いろいろ地域中に課題もあろうかと思っております。基本的には今、部長が答弁いたしましたけれども、私もこの善師野も含めた城東地区まちづくりというは、非常に重要だいうふうに認識しておりますし、その中で善師野地区は先ほど申し上げた市民力、地域力というは非常に高い地域ですので、これから課題となるいろんなものについても、そういった地域力と連携したいろんな展開というも可能性があるというふうに思っておりますので、しっかりまた地域中で機運を高めつつ、私としてもそういった善師野地区、もちろんできること、できないこといろいろあるかもしれませんが、善師野地区そういったまちづくりへ思いにはしっかりと私も向き合って、一緒になって考えていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。 ○副議長(大沢秀教君) 吉田議員。 ○19番(吉田鋭夫君) ありがとうございました。共にやっていくという気持ちは感じながらも、先ほど来ありましたように、民間力をどれだけ活用しながら、経済というものも意識しながら展開を進めていきたいと思いますので、担当課皆様方、温かいご支援、よろしくお願いします。  以上で終わります。 ○副議長(大沢秀教君) 19番 吉田鋭夫議員質問は終わりました。  続いて、17番 久世高裕議員。 ○17番(久世高裕君) よろしくお願いします。17番、久世高裕です。今回は4件通告をしておりますので、よろしくお願いします。  きょうは久しぶりに元市長石田芳弘選挙管理委員長にお出ましをいただきまして、ありがとうございます。4件目ところで質問を行っていきたいと思いますので、胸をかりるつもりで質問していきたいと思います。よろしくお願いします。  最初1件目質問ですが、道駅と五郎丸駅についてお尋ねをいたします。  要旨1点目です。道駅を成功させるためには、五郎丸駅(鉄道駅)設置が必要だという質問ですが、道建設で、今、建設検討委員会が設けられていて、有識者方々や市民代表方々、経済界方々が入って議論がされております。私も傍聴をしておりまして、毎回毎回出る意見は、やっぱりここに鉄道駅ができるかどうかが非常に大きいということが毎回毎回言われます。  議事録を見ていても、第3回ところで、伊庭委員が、新駅ができるかどうかで物すごいインパクトある条件変更が生じるということが述べられていたり、小川委員からは、最初段階から新駅はこうなるという形を明確にしないと、この話はうまく進まないといった意見が出ております。  私ももうずっと前からそう思っておりまして、平成30年3月議会でも同じようなことを申し上げております。やっぱりここに莫大な集客力ある駅ができるかどうかということで、その地域発展仕方は大きく変わってくるということで、まず、そこを明確にしないといけないというふうに思います。  平成30年3月議会で質問したときには、山田市長は、貴重なご指摘として意を強く持って臨んでいきたいということを答弁でおっしゃっておられましたが、基本的にそのときから方針というか、今流れは変わっておりません。まず、道駅をつくって、周辺をこれは商業地にしていって、そこで得られた税収をもとに15年をめどに新駅を建設していくという、非常に長い長いスケジュールです。そういった方針は変わっておりません。  しかし、その後建設検討委員会皆さん意見を聞いていても、やっぱり駅をつくることを先にやっていかないと、この計画自体がなり行かないではないかなということを改めて強く思っております。  先日も我々清風会と、あと長谷川議員も参加していただいて、建設検討委員会伊庭委員にお越しをいただきまして、勉強会を行いました。今計画は、中身はもう行政で決めるというよりは、独立採算で民間でやっていただくという方針で、民間が何をそこにつくるかということで全部決まってしまうような計画になっております。だから、民間事業者動向が鍵になるわけですが、伊庭委員も、民間事業者は、ここに駅ができるかどうかで進出するかどうかを決めているところが多いと。民間ほうもそりゃもうかるところからやりますから、いろんな各地計画を並べてみて、有望だというところからやっていくわけです。そこ優先順位をつける中で、もし犬山市に道駅と鉄道駅と併設してやるということであれば、これは優先順位が格段に上がるんだということをおっしゃっておられましたので、道駅そのもの成功、失敗を占う上でも、この新駅というが非常に重要な動向を占めているわけです。ですから、改めて新駅をむしろ先につくっていくべきだと思うんですが、行政見解をお尋ねしたいと思います。 ○副議長(大沢秀教君) 当局答弁を求めます。  光清都市整備部長。    〔都市整備部長 光清君登壇〕 ○都市整備部長(光清 毅君) ご質問にお答えします。  新駅設置につきましては、道駅とともに新たな都市拠点及び交流エリア基本構想において位置づけをしております。新駅が設置されることで、交通結節機能が強化されるほか、道駅と連携を図ることで、道駅で施策展開幅が広がるなど、多く相乗効果を見込むことができると考えております。  しかしながら、新駅設置には多大な事業費が必要となることから、基本構想においてまずは道駅エリア整備を行い、下水道等都市基盤を整え、国道41号以南商業エリアへ民間商業開発を促し、税収増による財源を確保した上で新駅設置を目指すとしています。したがいまして、まずは道駅エリアについて整備を進め、新駅設置につきましては中長期的に取り組む事業と考えています。  いずれにしましても、道駅エリア用地取得に合わせ、将来駅前広場用地についても取得を想定するなど、新たな都市拠点及び交流エリア全体として効率的な整備となるように取り組んでまいります。 ○副議長(大沢秀教君) 久世議員。 ○17番(久世高裕君) 今答弁を聞いていると、すらすらすらと聞こえて、最初に道駅をつくって、周辺が市街化、市街地になって、得られる税収をもとに中長期的に効率的にやっていくんだという答弁だったんですけど、よく考えると非常に矛盾しているんですよ。全然効率的じゃないんですね。まず、道駅をつくって、周辺が本当に市街地に、商業地になるかどうかということも怪しい。その後駅をつくって市街地ができて、税収がどれだけふえるかということも怪しい。だから、その怪しい怪しいを前提にした計画になっているんで、恐らく私は不可能だと思います、今流れだと。  新駅設置には多大な財政投資というか出費が必要だということで、順番を先送りにしているという答弁なわけです。だけど、これは、私も経営者ですから、経営というは投資をして幾ら返ってきて、それで何をつくって、さらにお金を回していってというふうに考えるんですけども、この順番が逆転してしまうと、最初から全部崩れちゃうんです。今やろうとしている計画がまさにそれです。  駅をつくれれば、道駅も成功可能性が高まる、周辺に商業地ができる可能性も高まる、だからその怪しい怪しいというところ可能性が高まるわけです。だから、それで成功する可能性が高くなるんで、なおかつ恐らく駅ができれば、周辺農地も市街化区域に編入できるので、かなり高い確率で税収が上がることは間違いないわけです。これは恐らく否定されないと思います。  なので、この点は聞きませんが、再質問として、多大な出費と言っている駅設置には、幾らかかると今見込んでいるんでしょうか。丸山議員ところでも数字は出ましたけども、改めてここでまた確認しておきたいと思います。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  光清都市整備部長。    〔都市整備部長 光清君登壇〕 ○都市整備部長(光清 毅君) 再質問にお答えします。  さき丸山議員ご質問にもお答えしましたが、駅につきましては、約20億円を想定をしております。これは他自治体で実施されました地元要望に基づく新駅設置事業費を参考にさせていただいておりますが、不確定要素が多いということがありますので、今後大きく変動する要因を含んでいると考えております。 ○副議長(大沢秀教君) 久世議員。 ○17番(久世高裕君) 済みません、これは通告していないですけど、簡単な数字なのでお答えいただけると思いますが、道駅は今、事業費をどれぐらい見込んでいますか。再々質問です。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  光清都市整備部長。    〔都市整備部長 光清君登壇〕 ○都市整備部長(光清 毅君) 再々質問にお答えします。  道総事業費につきましては、現在基本計画策定に伴い検討しておりますが、他自治体例を参考にして、規模から算出しますと、総事業費としてはやはり20億円以上かかると思います。  ただし、これはあくまで全部を含みますので、どこまでが市がやるかということは、今後検討だと思っております。 ○副議長(大沢秀教君) 久世議員。 ○17番(久世高裕君) ありがとうございます。20億円という金額が出たとき、若干小声になったような気がしたんですけど、そうなんですよ。新駅をつくると道駅をつくるは、それほど事業費全体では変わらないんです。道駅にはもしかしたら国が一体型で一緒にやってくれるかもしれない。民間がそこに出してくれるかもしれないという仮定を含めて、市財政投資が少なくなるんじゃないかという話なだけで、全体事業費はそれほど変わらないわけです。だから、新駅からやるべきだとずっと言っているわけです。  だから、これ結構今答弁は大きいポイントだったと思うんですけども、間違いなく僕はもう新駅からつくらないと、この計画は失敗すると今断言しておきます。軌道修正をしないと、恐らく道駅は失敗、周辺にも何もできない、一体山田市政は何だったんだという話になりかねないですから、私はそうしたくないので、今、強く新駅からつくるべきだと、方針変更するべきだと申し上げておきたいと思います。  要旨2質問に移りますが、9月市議会ほう建設経済委員会で、道駅について特に重点的に討議がしたいということで、当局にもお越しいただいて、議論をしました。その中で、私としては道駅をつくって、下水道整備をする。市街化区域に周辺を編入していくものだと。その市街化区域になった財源をもとに新駅財源を捻出するものだと思っていました。それならまだ話はわかると。それだったらまだ道駅からやってもいいんじゃないかと思っていたんですが、その討議で、当局答え中では、道駅で市街化区域へ編入はできないということを言われまして、その辺はひざから崩れ落ちれんばかり衝撃を受けたんですけども、だったら意味がないじゃないかと。  新駅をつくれば、市街化区域へ編入はできるわけです。だけど、道駅でそれができなくて、そのとき討議中では、市街化区域に編入ができなければ、あくまで今沿道サービスような現行法規制中でやらざるを得ない。ということは、店舗面積が小さい店しかつくれないんですよね。だから、今喫茶店レベル、コンビニレベル、ガソリンスタンドぐらい店舗しかできない。大きい家電屋さんとかホームセンターとか、そういうものはできないわけです。  だから、それを商業地と今覆い隠すように言ったら失礼かもしれないんですが、言っているわけですが、小型店舗が建ち並ぶ商業地ができて、その真ん中ぐらいに道駅があるという図になっているわけです、実は。だけど、恐らく市民が期待しているはそうではないでしょうし、いろんな買い物ができる店舗、できれば大型で、多少、モールようなものではなくても、ホームセンターようないろんな買い物ができる施設ができて、しかも税収が上がってということであればともかく、そうではないということだったので、その委員会中ではそういう答えでしたが、改めてこの場で確認をしておきたいと思います。本当にそうなんでしょうか。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  光清都市整備部長。    〔都市整備部長 光清君登壇〕 ○都市整備部長(光清 毅君) ご質問にお答えします。  市街化区域へ編入については、愛知県より編入基準が示されており、上位計画と整合ほか、基盤施設整備確実性、位置妥当性、低・未利用地状況などについて基準を満たす必要があります。また、市街化区域に含めない区域一つとして、農用地として保全すべき一団区域が示されております。これら基準に照らし合わせて、当該地区について検討をしましたが、開発計画有無や農振農用地である等、現状から市街化編入基準を満たすことは難しく、現状市街化調整区域でも一定条件はあるものの、開発が可能となる飲食店など沿道サービス機能立地を促していきます。  しかしながら、新たな都市拠点としては、市街化区域であることが望ましいことから、今後、道駅エリア整備や民間開発促進などによりまちづくりが進み、現状に変動があれば、改めて市街化編入について検討していきたいと考えています。 ○副議長(大沢秀教君) 久世議員。 ○17番(久世高裕君) 不確定要素をはらんだ答弁だったとは思います。道駅ができて、しばらくは市街化編入はできない。ただ、小型店舗が建ち並んできて、もしかしたら愛知県が認めてくれるかもしれない。だから、その間に恐らく、もうぼこぼこになるでしょうね、開発は。沿道は店ができるけど、道駅と小型店舗間にはほそぼそとした農地が残ってしまう、この土地もったいなかったね、最初から一体的にやっておけばよかったじゃないか、間違いなくそうなると思います。今から軌道修正するべきだと改めて強く申し上げておきたいと思います。
     次に、2件目質問に移ります。特産品提案で、私はよく議会でいろいろと指摘を申し上げておりますと、久世議員は批判ばっかりじゃないかと、たまには提案をしてほしいということをよく言われるんで、提案をあえてしたいと思うんですけども、まず、要旨1点目ほうで、犬山特産品は水ということを申し上げておきたいと思います。  いろんなワークショップに行っていると、犬山を将来どうしていこうかということを話していると、特産品がもっと欲しいよねという話に必ずなります。例えば何か駄じゃれみたいな商品をおっしゃる方が多いんですけども、やっぱり本物まちなので、それではいけないなということを思っておりまして、いつもそこで、こういうものが実はあるんですということを申し上げているときに、犬山特産品は水だということをいつも申し上げております。  これまで水というと、私は石田元市長が現役ころから、犬山は本当に水がいいんだと、誇るべき水なんだということを繰り返し繰り返し言われていたので、強く記憶に残っておりまして、じゃあ、それがどう評価されているかということを調べると、環境省が発表している名水百選というものがあります。これが昭和と平成とありまして、昭和ほうでは、木曽川が昭和名水百選に入っておりまして、平成ほうでは八曽滝が入っているんです。昭和と平成とずっと犬山は名水百選というものに選ばれているので、これはもう誰が見ても犬山水はいいんだと、全域で犬山水はいいんだということを誇れるものだと思います。  水を打ち出していくと何がいいかというと、水という何にでも使うんですよね。だから、お米も、まずお米自体がおいしい水でつくられたお米ですと、しかも米をとぐときにもおいしい水でといでいます。炊くときにも水がおいしければ当然おいしい米になるでしょうということも言えますし、あとはお酒もそうですね。木曽川伏流水でつくったお酒、犬山にもあります。だから、当然、そのお酒はおいしいでしょうと。農産物もおいしい地下水を農産物が吸収してつくられているものですから、みんなおいしいに決まっているんですという説明ができますから、まず水がとにかくいいんだということを打ち出していっていただきたいんですね。  質問したい項目としては、今まで行政として水に関してどういう取り組みをしてきたかということと、今提案を受けて行政としてどう取り組んでいきたいかということについて、見解を伺いたいと思います。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  鈴木経営部長。    〔経営部長 鈴木君登壇〕 ○経営部長(鈴木良元君) ご質問にお答えします。  犬山市がこれまで水に関する取り組みということですが、今、議員ほうからご紹介がありました名水百選というは、昭和60年に木曽川中流域が選定されたということです。それから少し期間は空きますが、平成17年9月2日に名鉄犬山ホテルで「名水サミットin犬山」というものを開催しております。木曽川水環境をどのようにまちづくりに生かし、後世に伝えていくかを中心にシンポジウムを開催したものであります。  その後、もう1点、八曽滝についても、議員ほうからご紹介がありましたが、これについては平成20年に平成名水百選ということで選ばれております。その際には、これは行事としては開催しておりませんが、市民に向けて広報いぬやまに、「県下一安くておいしい犬山水」と題して、特集記事を掲載させていただいております。  議員水をキーワードに特産品を売り出すというご提案は、犬山ブランド化を推進する一つ案だと思います。現在、犬山市は観光戦略策定に向けて作業を進めているところですが、特産品は観光戦略中でも重要な位置づけになると考えています。ご提案いただいた水に着目をする観点は、観光戦略会議事務局案一つとして取り上げていきたいと考えております。  なお、議員には、観光戦略会議委員にもなっていただいておりますので、その際には改めてまたご意見をいただければと思います。 ○副議長(大沢秀教君) 久世議員。 ○17番(久世高裕君) 前向きな答弁でありがとうございます。観光戦略会議でということでして、事務局案でも提案していただけるということですし、私からも提案を後押ししていきたいと思います。  これはここで一方的に提案だけしておきますけども、水ということで言うと、例えば名水めぐりという観光ツアーようなものを組むこともできます。木曽川と八曽滝で、かなり広範囲にできますし、八曽滝で言うと、実は今井パイロットほうから駐車場にとめて、そこから歩いていかなきゃいけないんですけど、工夫仕方によっては、あそこは結構きれいに整備されている道なんで、もうちょっと近くまで車で乗り入れたりとか、もしくは駐車場からレンタサイクルようなものでびゅっと行って滝の上まで行ったら、結構すぐ行けるんですよね、あそこ。だから、そういった工夫もこれから取り組んでいくべき課題かなということを思っておりますので、また観光戦略会議中でも提案をしていきたいと思っております。  要旨2質問ですが、今水関係でもあります。  実は私は京都が好きでよく行くんですけども、京都と犬山って非常によく似ているなと思っていることがありまして、実はそれは水なんですね、キーワードは。私はお茶をいっとき習っておりまして、茶道ですね、茶の湯を習っておりまして、そのときに先生からよく言われたは、お茶に入れる水が大事なんだということをよく言われました。だから、茶の湯というは、お茶も大事だけど、湯が大事なんだよということだったんですけども、必ずお茶に出す水、お湯は、朝一番水を井戸でくんでくるということをおっしゃっておられました。確かによく考えてみると、茶室あるところには必ず井戸があって、それが流れになっているんですよね。だから、犬山城下町でもそうですし、京都方にも聞いたら、あっ、実は京都もそうですと。ずっと水流れに沿って有名な茶席があります。例えば特に代表的なは、4家元といって、表千家、裏千家、武者小路千家、そして藪内流というところが、北から南に沿って水脈に沿ってあるんです。だから、犬山でも恐らくそうだろうと。ちゃんと調査すればわかってくるとは思うんですけども、そういう共通点があるということでした。  京都で言うと、名物と言えば、まず和菓子、お茶文化に欠かせない和菓子、そして豆腐、湯豆腐ですね、これは水が大事なものです、両方とも。さらに、漬け物。最近漬け物でつくったお寿司が売られていたりもするので、非常に有名なんですけども、そのあたりが有名です。犬山と京都と比べてみると、和菓子はもう和菓子屋は非常に多いですね。豆腐で言うと、名物田楽がある、これも一緒なんです、実は。漬け物がないなと思いまして、漬け物も名物化できる可能性が高いと思っておりました。  じゃあ、これからつくっていくべきかと言うと、そうではなくて、実は市内に結構おいしい漬け物をつくる方がいらっしゃいます。事業者ではないんですけども、各地域おばあちゃんというか、家庭でつくられているもので、あそこおばあちゃん漬け物は本当においしいんだよというものが結構あるんです。私親戚中でも、すごいおいしい千枚漬けをつくるおばあちゃんがいらっしゃいますし、だから、そういった情報を一回集めて、みんなで持ち寄って食べてみて、グランプリを決めたらどうかなと。だから、そこ中ですごくおいしいものがあったら、みんなで頑張って商品化したりとか、城下町店舗で販売したり、それをランチにしてみたり、例えば米とみそ汁と漬け物で犬山モーニングと言えば漬け物モーニングなんだということを提案しても、道駅をつくったら、そういったことをやっていけばうまくいくんじゃないかなとも思いますので、漬け物グランプリというものを提案していきたいんですけども、いかがでしょうか。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  永井経済環境部長。    〔経済環境部長 永井君登壇〕 ○経済環境部長(永井恵三君) ご質問にお答えをいたします。  漬け物は今、犬山版ご紹介を議員からいただきましたけど、古くから各家庭で食されており、地域ごとで特色ある味つけを施し、食卓にはなくてはならない食べ物一つであると認識をしております。我が家でも必ず1品あるという状況でございます。  昨今、国内だけではなく、和食ブームも手伝って、海外でも注目もされております。また、漬け物にはビタミン類や食物繊維など、栄養素が豊富に含まれていることから、生野菜よりすぐれた健康効果があるとも言われております。  市内では8グループが朝市を開催しており、そのうち地元野菜を使った漬け物を取り扱っているは3グループで、5名から6名方が販売をしていらっしゃいます。今回、議員よりいただきました漬け物に関する提案につきましては、まずは各朝市グループへ聞き取りやJA愛知北と連携、情報交換を行いながら、漬け物に関する情報収集に努めるとともに、農業祭や子ども大学農業学部等で、漬け物を活用したイベント実施可能性についても研究をしてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○副議長(大沢秀教君) 久世議員。 ○17番(久世高裕君) ありがとうございます。まずは情報収集からだと思います。団体へ聞き取り以外にも、ぜひ各家庭にそういう犬山市が漬け物情報を集めているらしいぞということを投げかけてもいただきたいなと思います。  これがなぜ僕がいいかと思ったは、今、観光ではよく城下町だけで、ほか地域は恩恵を受けていないじゃないかということもよく言われます。ただ、城下町には集客が本当に半端じゃないので、あそこで物を売らない理由はないんですよね。それを城下町だけだから、ほか地域もという、いわゆる平等観念ではなくて、やっぱりあそこは売るべき場所で、ほか地域で物をつくって、城下町で販売するというが、今は一番現実的だと思うんですね。何か今からつくり上げるよりは、今あるものを掘り起こしてやっていくと。そうすることで、城下町観光効果が各地に波及するというふうに思いますので、ぜひ観光を基幹産業にするためにも、この取り組みをしっかり育てていっていただきたいなと思います。  次3件目質問に移ります。学校給食アンケートについてです。これは批判でございます。  誰があのような恥ずかしいアンケートをつくったかということを書いておりますが、9月に学校給食値上げに関するアンケートがとられました。主体は教育委員会です。何が恥ずかしいかというと、まず、項目が4つ、アンケートで〇をつけてくださいとなっているんですけども、1つは、必要がある、やむを得ないというが1つ項目になっています。どちらかと言うと必要、どちらかというと必要ない、全く必要ないという4つアンケート、じゃあ、皆さんどれを選びますかということで、ほかにもいろんな資料がついていて、栄養不足です、外国産食材になってしまいます、アレルギー対応ができなくなります、そういった脅し文句が書かれておりました。  その上で、このアンケートをとったときに、何を一番選びやすいかといったら、やむを得ないということを選びやすいんですけども、アンケートって普通はもっとシンプルにするんですよね。必要、どちらかというと必要、どちらかというと必要でない、不必要とか、そういったとり方をするのに、あえて必要があるとやむを得ないという項目を一緒にしているというところに、誘導する意図を感じました。保護者からも実際にそう聞いております。  だから、本来公正・中立に保護者意見を聞こうとしたら、こんなアンケートにはならないはずです。だから、そこに誘導する意図をもって行ったとしか思えないアンケートで、これが一般方が行ったんだったら、まだわかる。でも、行政、しかも人に物を教える立場教育委員会が、こんな恥ずかしいアンケートをしていいかと。私が生徒だったら、そんな人には教えてもらいたくないと思います。まずは自分たちが勉強してほしい、そう思うと思います。ですから、こんな恥ずかしいアンケートを誰がつくったかについてお示しをいただきたいと思います。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  中村教育部長。    〔教育部長 中村君登壇〕 ○教育部長(中村浩三君) ご質問にお答えします。  給食に関する保護者アンケートを作成するに当たっては、学識経験者や保護者代表、校長などで組織される学校食育推進委員会や、犬山市小中学校長会、PTA連合会長などからご意見をいただき、教育委員会が作成しました。 ○副議長(大沢秀教君) 久世議員。 ○17番(久世高裕君) 再質問します。教育委員会が作成したということでした。さき11月22日全員協議会で、どういう人がつくったんだと、組織でいろいろやっているというはわかったんですけども、どういう人がそれをつくったんだということを確認したときに、最初原案は事務局でつくりましたと。その後にいろんな方からご意見を受けて、最初項目ではなく、変わりましたというようなご報告がありました。事前協議になるといけないので、そこではそれ以上突っ込みませんでしたが、この場で、じゃあ、誰が、事務局がつくったというは、教育委員会事務局方々がつくったと。その後にいろいろ意見を言ってきた方々は誰なんでしょうか。  それから、その言ってきた方々意見で最終的にその形になったわけですから、恐らくその言ってきた方々意図が反映されている。だから、その言った方が値上げをしたいんだなというふうに思いますので、給食費値上げは、前回議会で議論して、かなり値上げ理由がわかってきました。その理由は、もう政治的な要因です、はっきり言って。栄養どうのこうのと言われておりますが、だったら、ほか市町とそれほど違いは出ないはずなんですけども、現状犬山市給食費が既に愛知県内でトップクラス、つい最近、テレビニュースで名古屋市給食が月額3,800円から4,400円に値上げされるというニュースが流れていて、やっぱり値上げは必要なんだと思いがちですが、名古屋市給食費はもともとすごく安かった。値上げをすることによって、今犬山市給食費水準に近づいている、同水準だと思うんですけども、犬山市はさらにそこから足りないから値上げをしようとしているわけです。  ですから、全然今、時限違う話なんですけども、今まま値上げをしたら、犬山市給食費は日本一給食費になる。じゃあ、その理由は何だということを前回議会でも確認したところ、地元業者保護だというような、肉や野菜、魚、そういった食材調達が高いということでした。それは地元業者にやってもらっているんで、その地元業者ためにやるようなもんです。  教育委員も、給食費値上げに関する説明会中で、農家を守るというようなことをおっしゃられました。だから、そこが理由だと考えれば整合性がつくんです。ほか市町より圧倒的に高いという理由が。  だから、あそこで誰が原案に対して意見を言ってきたかというところで、誰が本当に値上げをしたいかが読めてくるので、その意見を言った人は誰なんでしょうか。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  滝教育長。    〔教育長 滝君登壇〕 ○教育長(滝  誠君) それでは、私ほうから答弁をさせていただきますが、原案をつくったは当然事務局でありますが、あらゆる場でいろんな方ご意見を聞いたんです。最終的に教育委員会名でアンケート調査を実施した、その責任は、この私にございます。ですから、どなたが何をおっしゃろうと、教育委員会はこれでアンケートをとるんだという決定は私がいたしました。ですから、どなたにも責任はないと思います。  それから、地元業者話がありましたけれども、私は犬山給食は地元方も一緒になって犬山学校給食をつくってきていただいているというふうに思っています。決して保護だとかそういうことでなくて、一緒に犬山学校給食をつくっていただいている担い手であるというふうな解釈をしています。  それから、給食費というを、単なる値段で考えては私はいけないと思うんですね。価格、価値というをあると思うんですね。この品物に対してこの値、だから単なる金額だけで僕は比較してはいけないと思っています。  それから、名古屋話がありましたけれども、名古屋は月額で12カ月で割っているんです。全体かかる給食を12カ月で割っているんです。犬山は、大体1月、2月で区切りをつけて、調整分を最後2月、3月でやるんですね。だから、1食分、名古屋は3,800円というと、月に20食あると1食190円かなと思っちゃいがちですが、決してそうではないんです。犬山は小学校260円、中学校300円、1食分をきちっとしていますが、名古屋というはそういうふうで、月割りにしている関係で安く感じ取ってしまうわけでありますが、そんなに大きな違いはないというふうに考えております。  以上であります。 ○副議長(大沢秀教君) 久世議員。 ○17番(久世高裕君) ちょっと教育長が答弁すると、いろいろと突っ込みどころが出てくるなと思っていたんですけども、案の定です。突っ込みどころが物すごい出てきました。  値段が問題じゃないとか、そんなことは保護者前で言ってほしくないです。やっぱり値段は大事です。日本一高くなるということについて、合理的な説明ができなきゃだめですよ。感情論でごまかしてはいけない。  地元業者と一緒につくってきたと非常にきれいごとに聞こえます。でも、6割以上はそうではないと思いますよ。愛知県学校給食会とか、そういうところで、大手業者、市外業者で入ってきている分もたくさんありました。私も全部明細を調べたんですけども、かなり特定なんですよね、業者も品目も、高いは。  農家がどうのこうのという話も教育委員はおっしゃっておられましたけど、決して別に野菜が突出して高いから給食費が上がっているわけでもないと思います。その割合も突っ込んで聞いたら、ごくわずかでしょう、多分。だから、そこが給食費値上げ理由には恐らくならない。だから、これ突っ込んで議論したら、どんどんほころびが出てくる話です。  だから、値段が問題じゃないとか、名古屋市が、どう考えても高いですよ。犬山給食費を今現行から30円から50円上げたら、物すごい高くなりますよ。だから、それをどんな言葉で繕っても、追及していったらほころびが出てきます。だから、ちゃんと調べてほしいです、そういうことは。  理由を明らかにして、今も名前おっしゃいませんでしたね、教育長も。自分責任だとおっしゃいましたけど、私は別に責任追及をしていない。誰が上げたいか知りたいというだけ。知りたいんです。保護者方も恐らくそうだと思います。だから、これね、誰が値上げをしたいんだと。現場栄養士、そりゃ値上げをしたいとは思います。だけど、もしかしたら業者調達仕方工夫で安くなるんだったら、ただ、今値段ままでもしかしたらかなりいい水準食材が手に入るかもしれない。例えば新鮮な食材とかいう話もよく出るんですけども、今、瞬間冷凍とか、そういう技術もあります。だから、必ずしも地元業者肉や野菜が一番新鮮かと言ったら、そうではないかもしれないですよ、技術革新があるんだから、この世の中には。犬山だけが取り残されてはいけないわけです。  だから、そういった調査研究をしっかりやった上で、どうしようもなければ値上げはやむを得ない。だけど、今現状でやったとは思えないから、前回から質問しているわけです。いつまでたってもやっぱり合理的な説明つく説明は返ってこない。だから、政治的な要因だと判断せざるを得ないような状況なわけです。  だから、再々質問でもう一回繰り返し聞きますけど、意見を言ったはいろんな人とごまかさないでください。誰ですか。この議場中にいる人がもしいれば、それでいいです。いなければ、誰に意見を聞いたか。あらゆるいろんな人に意見を聞いたんだったら、アンケートなんかそもそも必要ないじゃないですか。誰がアンケート項目に意見を言ったか教えてください。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  滝教育長。    〔教育長 滝君登壇〕 ○教育長(滝  誠君) まず、感情で物を言っていないということはご理解ください。  先ほど誰に意見を聞いたかは、部長が答弁しました。ここにあります。学識経験者、保護者代表、校長会で組織される学校食育推進委員会、犬山市小中学校長会、PTA連合会会長であります。  それと、先ほど私は値段なんて関係ないと言いましたか。値段で比較してはいけない、価格で比較をしてくださいというふうに申し上げました。きちっと私答弁を受けとめていただきたいと思います。 ○副議長(大沢秀教君) 山田市長。    〔市長 山田君登壇〕 ○市長(山田拓郎君) 答弁させていただきます。  政治的要因というお話がありましたので、議員が何を想定して質問しておられるかちょっと正直、私はわかりませんけれども、誰が意見を言ったかというご質問でしたので、その意見を聞いたは学識だとか、いろんな保護者代表だとか、校長先生だとか、いろんな意見を聞いた方がありますが、私も意見を言った一人です。  ただ、私は何を言ったかというは、こんなアンケートをとりますというような報告が私ところにございました。そのときに、私が申し上げたは、これが一定方向に意見を誘導するようなアンケートになってはいけないので、やはりアンケート内容について、やはり保護者代表にもきちっとアンケートをとる前に意見を聞いたらどうだとか、あるいは金額的なこともできるだけほかと比較がわかるように、そういった比較を可能な限り出すべきじゃないか。できるだけアンケートを受け取った方が公正に判断できるようにということを申し上げました。あとはたたきで出てきたものについて、細かい点については申し上げておりませんので、それでよしということで、私は了としましたけれども、そういう形で私は意見を言った一人ですので、政治的というところがありましたので、あえて立たせていただきましたが、求められていないに出てきたことについては大変申しわけございませんでした。 ○副議長(大沢秀教君) 久世議員。 ○17番(久世高裕君) 求められていないけど答弁したというところで、非常に潔い答弁だったと思いますので、山田市長答弁には非常に好感を持っております。  先ほど市長という名前が、こちら教育委員会側から出なかったんですよね。だから、意見を聞いた人名前が出ていないんですよ。だから、そこを正直に言ってほしいんですよ、全部を。それを知りたいだけなんです、僕は。だから、知りたいことをちゃんと教えてほしいなと思います。  教育長から値段と価格がという反論がありましたが、精査しましょう、それも。値段と価格定義がどう違うか。こんなことをこの議会で精査しなきゃいけないというは、非常に情けないことだと思いますので、ただ、答弁がありましたから、仕方ないです。それが今教育委員会現状だということで受けとめるしかないです。  かなり構図が見えてきましたので、この件についてはまだまだ継続して議論をしていきたいと思っております。  いよいよ4件目質問に移ります。選挙管理委員会取り組みについて、石田選挙管理委員長にお尋ねをしたいと思います。  投票率を上げようということで、これまでも議会でもかなり議論をしてきました。しかしなかなか特効薬が見つからない。実際に前回統一地方選、この犬山市議会議員選挙、そして市長選挙際も、投票率は前回より下がってしまった。だから、自分自身としても反省に反省を重ねているところです。どうすればいいか。ただなかなか解決策が見つからないという現状です。  今回、選挙管理委員を議会が選ぶということで、まず、清風会として石田芳弘さん、元市長に改革者としてこの犬山市をつくってきた方だと思い、選挙改革を期待して推薦をさせていただきました。非常に意気込みも強く、いろんなご提案もいただいているところです。  この場でこちらからご提案をしたいと思っているは、投票に行った人と行っていない人がわかるところは、この行政組織中で選挙管理委員会しかないんですね。究極個人情報です。誰が投票したか、誰が投票してないか、それがわからないと投票正確性がわからないので、選挙管理委員会はその情報を持っているわけです。  投票に行ってください、行ってくださいと不特定多数にぼやけたメッセージを送っても、なかなかそれは伝わらないんで、投票に行ってない方に直接メッセージを送ることが一番有効ではないかなと思いました。  石田委員長がよくおっしゃるは、投票は権利でもあるけども、義務という性質もあるんだということをおっしゃっておられましたので、確かに私もそうだなと思うところもあります。もし義務だというふうに判断するとすれば、そこには当然罰則というものがついてくる。であれば、投票棄権者に対して何らかの罰則、ペナルティーを設けることで、投票を促すことができないかなと、その強い、弱いという程度はあるんですけども、何らかのそうした措置をとることができないかなという提案でございます。石田委員長、いかがでしょうか。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  石田選挙管理委員長。    〔選挙管理委員長 石田君登壇〕 ○選挙管理委員長(石田芳弘君) まず、改革キーワードは新しさだと私は思っています。この市議会に選挙管理委員長が呼ばれて、市民代表である議員ご質問に答える機会を与えていただいた、まずそういう決断された中村議長新しさに敬意を表します。そして、その意思がやっぱり議会を改革していこうという明確なメッセージが私に伝わってまいりまして、きょう場に私は本当にうれしい思いで出させていただきました。  ところで、法律というは、人間性悪説に基づくということを言う法律学者がたくさんいます。特に選挙管理委員会根拠法になっております公職選挙法を皆さん、読んでみてください。人間性悪説よりも政治家性悪説、これ本当に禁止事項ばっかり書いてある。もう完全にそう思います。ですから、やっぱり選挙人主権者代表である、まず議員皆さんは、そこところに気がついてほしいと、まず私は思います。  ところが、我が国日本国憲法、これは性悪説じゃないですよ。人類普遍理想主義に、まず戦争放棄という、これ理想主義を掲げたすばらしい憲法です。その中憲法第3章、これは皆さん十分ご承知かと思いますが、国民権利及び義務をね、この12条をちょっと読んでみますからね、「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民不断努力によってこれを保持しなければならない。また、国民はこれを乱用してはならないであって、常に公共福祉ためにこれを利用する責任を負う。」と書いてあるんです、これ。この責任という言葉を、私は義務と読みかえてもいいと思います。ですから、この憲法中に、選挙権という権利は、義務と一体であるというふうに解釈してもいいと思うんです。  ですから、私、今、久世議員ご趣旨は、そのとおりだと思いますが、やっぱり性善説に立って、憲法方針に従って、罰則よりも啓発とか教育という側面をもうちょっと我々一緒になって考えていきたいというふうに考えています。  したがって、私は選挙管理委員会というは、選挙人が、主権者が選挙に参加すること、それから、主権者教育装置であると考えています。さらに、今回いみじくもみんな気がついたんですが、選挙管理委員は議会選挙です。皆さんが選挙してつくった装置です。ですから、私は選挙管理委員会活動は、議会皆さんと一緒になってやっていきたいというふうに考えています。  さらに、主権者教育という立場から立つと、教育委員会とも連携し、この装置を動かしていきたいというふうに考えております。  そういう点からすると、実は久世議員、私は7月に選挙管理委員長に就任してから、すぐ正副議長に、名前がおかしいと、皆さん、先に申し上げました選挙管理委員会、管理なんていうは性悪説最たる表現ですから、この選挙管理委員会名前を変えることを議論していただけないか、市議会で。これは市議会条例で簡単に変えられるんです。皆さんが議論して。例えば話、「選挙に行こう会」とかね、「選挙を投票しよう会」とか、そういう提案をしたんですが、9月議会を経て、いまだにはっきりしたご返事もいただいておりません。ちょっと落胆と失望を感じております、議会対応にですよ。  それから、実は、私は7月ことし参議院選挙で、初めて選挙管理委員長として、選挙事務現場に立ちました。今まで私は選挙されるほうを何遍もやりましたからね、投票現場というとちょっと緊張しとったわけですが、今度は全然違う立場で選挙事務を、そして選挙を管理するという立場で経験をいたしましたが、今まで見えてなかったものがよく見えてきました。  実は不在者投票といって、選挙期間中、投票区におられない人は、郵送で不在者投票してきますね。それは市役所に集めて開票場へ運びます。そのとき何とパトカーがついてきとるんですよ。ですから、その様を見まして、やっぱり選挙1票1票、有権者皆さんが1票1票心を込めて入れる票重さというものを、今さらながら痛感しました。選挙こそ民主政治命綱です。そして、実は命綱、その命綱を握るが私は政治家だと思っております。  ちょっと私経験を述べると、国政は、これは数論理と政争のるつぼです、はっきり言って。ここになかなか論理として政治改革だとか、倫理として政治を持ち込むことは非常に難しい。その点、民主主義一番ベースとなる地方自治中に、選挙を理想主義、そういうもので考えていく素地は、地方自治体ほうが可能性が高いですし、それを担う地方議会が私は担うべきだという考えを持っております。  政治に希望を掲げて、そして主権者に政治信頼性を取り戻すことができるは、私は地方議会であり、地方皆さんから選挙された地方議員皆さんであるということを、皆さんに選挙管理委員長として投げかけて、久世議員答弁とさせていただきます。 ○副議長(大沢秀教君) 久世議員。
    ○17番(久世高裕君) 質問ではないですけども、今石田委員長熱いメッセージを動画にして棄権者方に送ったら、投票率が上がるんじゃないかなと思ったぐらいすばらしい答弁だったと思います。議会に対しても、まだまだ足りないというご指摘をいただいていますので、しっかり議論をしていきたいと思っております。  以上です。ありがとうございました。 ○副議長(大沢秀教君) 17番 久世高裕議員質問は終わりました。  お諮りいたします。午前中会議はこれをもって打ち切り、午後1時まで休憩いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」声起こる〕 ○副議長(大沢秀教君) 異議なしと認め、さよう決しました。  午後1時まで休憩いたします。                午前11時34分 休憩                 再     開                午後1時00分 開議 ○副議長(大沢秀教君) 休憩前に引き続き、本会議を再開いたします。  一般質問を続行いたします。  議員各位に申し上げます。13番、岡 覚議員から、一般質問に関連する資料を配付する旨、申し出がありましたので、これを許可いたしました。  13番 岡 覚議員。 ○13番(岡  覚君) 皆さん、こんにちは。日本共産党犬山市議団、岡 覚です。今回3件通告をいたしました。順次、質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。  件名1、あたたかくておいしい学校給食推進について。  1項目め、単価改定取り組み状況についてお聞かせください。  9月議会に同様質問をしましたので、それ以降で結構ですので、よろしくお願いします。 ○副議長(大沢秀教君) 当局答弁を求めます。  中村教育部長。    〔教育部長 中村君登壇〕 ○教育部長(中村浩三君) ご質問にお答えします。  給食費見直しについて、9月議会以降状況を答弁させていただきます。  全保護者を対象に給食に関するアンケートを行い、給食で大切だと思うことや、給食費を食材価格上昇分程度値上げする必要性などについて尋ねるとともに、自由意見として、さまざまなご意見やご提案をいただきました。  さらに、10月に給食に関する保護者説明会を3回実施し、11月にも教育委員意見交換会を行い、さまざまなご意見をいただきました。それらご意見で課題精査や状況把握を行うために、市内外給食業者調査や、他市町村給食食材購入仕組みについて、調査や比較を行い、当市給食食材購入等について改善を検討しています。また、今月、犬山市食育推進委員会を開催し、協議をする予定です。  以上ことを総合的に判断した上で、値上げ可否や金額、所得が低い世帯へ支援策等について、一定判断をしていきたいと考えています。 ○副議長(大沢秀教君) 岡議員。 ○13番(岡  覚君) 答弁ありがとうございました。この中でアンケートを実施したということで、実施したアンケート結果を本日資料として添付させていただきました。ごらんになっていただきたいと思います。  私質問久世議員が、このアンケートについて、恥ずかしいアンケートということがあったわけですが、私はそうは思っていません。そういう面で、誰がつくったかという中で言うと、私はアンケートそのものは見ていませんけれども、結果しか見ていませんが、9月議会で私は実情といいますか、今学校給食実態がわかるようなアンケートにしてほしいと発言したような記憶がありますので、そういう面では私も意見を言った一人かもしれません。  しかし、アンケート結果について見ますと、非常に一言で言うと健全な意見が寄せられているかなというふうに私は思っていますけれども、当局ほうはこのアンケート結果、どのように評価しているか、受けとめているか、これについて再質問をさせてください。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  中村教育部長。    〔教育部長 中村君登壇〕 ○教育部長(中村浩三君) 再質問にお答えします。  給食アンケート結果については、給食でどれくらい大切と思うか設問で、子ども成長に必要な量や栄養価を満たした給食について、特に大切が83.3%で一番高く、続いて、校内にある給食室でつくり立て給食を提供について、特に大切が59.7%となりました。また、食材は安さが最優先、外国産割合がふえてもよいについては、特に大切が3.5%とほかよりも低い結果となりました。  次に、値上げ必要性については、必要がある、やむを得ないが72%、どちらかと言うと必要が22.3%、どちらかというと必要ないが4.9%、全く必要ないが0.8%でした。  さらに、自由意見では、給食量が足りないようだ、量を満たした給食を希望するや、食材購入方法を工夫したらどうか、給食レシピを教えてほしいなど、さまざまなご意見をいただきました。  これらことから、給食費値上げ必要性については、保護者皆様に一定ご理解を得られているものの、食材購入等に関する見直しが合わせて必要だと考えています。 ○副議長(大沢秀教君) 岡議員。 ○13番(岡  覚君) ありがとうございました。私は議会民生文教委員一人として、この秋に東部中学校と池野小学校、羽黒小学校、東小学校、順不同ですけども、いわゆる学校訪問に出かけまして、4校とも学校給食を、それぞれ単価を支払った上で食べさせていただきました。現場苦労がよくわかる、こういうメニューと調理だったなあというが、一言で言って感想です。  しかし、私でもやっぱり若干、物足りなさを感じまして、5時ぐらいにはもうおなかが、間食はしませんので、おなかがすきましたので、やっぱりそういう面ではエネルギー価も栄養素も十分満たしたおいしい学校給食提供をぜひお願いしたいという思いで、学校訪問を終えました。そのことを紹介しまして、次質問に移ります。  2、学校給食無償化広がりと学校給食法食材料費等負担ありようについてであります。  資料に、群馬県みどり市に私ども日本共産党犬山市議団で視察に行ってきたことを、私報告書をつけておきました。この中で、5成果・提言ところに書きましたけれども、今まで犬山市教育委員会が法的な根拠としてきました学校給食費食材代については保護者負担という学校給食法規定を繰り返し答弁に用いてきたわけですけれども、今、全国で学校給食無償化や一部補助を取り組んでいる中で、みどり市に伺ってまいりましたら、事前に県や文部科学省と、市が負担しても差し支えないかということで協議をし、学校給食法には抵触しないということを確認させていただきました。  また、ここでは栄養教諭や栄養士主任会が中心となって、お互い意見交換、情報交換をして、高め合う努力をして、そして、食育指導中心になっているということも学んできました。  学校給食無償化広がりは、資料が多くなるから避けたんですけれども、2019年度学校給食費無料化概要ということで、栃木県大田原市教育委員会が、「日本一ありがとうがあふれる学校づくり、まちづくり」ということで、本文ほうがA4で4ページものを今年度から無償化を始めています。それから、今資料裏面に、近く御前崎市が来年度から3歳児から中学3年生まで無償化に踏み切るという記事が出ていましたので、添付させていただきました。  ここで、こうした無償化広がり中で、学校給食費食材料費等については、学校給食法が保護者負担とするというふうになっていますが、これまで教育委員会は、これにとらわれた答弁になってきましたけれども、私はこれはできる規定だと、市が負担してもいいんだということを繰り返し述べてきたんですけれども、その一部を市が負担しても、この学校給食法には触れないという、抵触しないという見解でよろしいかどうか、確認させていただきたいと思います。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  中村教育部長。    〔教育部長 中村君登壇〕 ○教育部長(中村浩三君) ご質問にお答えします。  平成29年度学校給食費無償化等調査では、全国1,740自治体うち、小中学校とも無償化自治体が76自治体で4.4%、小学校のみ無償化が4自治体、中学校のみ無償化が2自治体と合わせて82で、全体4.7%となっています。また、一部無償化、一部補助を実施している自治体は424で、無償化自治体と合わせると506自治体で、全体29.1%となっています。無償化目的には食育推進、子育て支援、少子化対策や定住促進などがあげられています。  一方、当市と同じように無償化を実施していない自治体は1,234自治体で、割合は70.9%です。ご質問にありました無償化については、9月議会でも申し上げたとおり、助成可否についても検討していきますが、教育環境を充実させるにはさまざまな課題があり、当市では学校施設整備に優先性をもって実施していきたいと考えています。 ○副議長(大沢秀教君) 岡議員。 ○13番(岡  覚君) 再質問で、もう一度確認したいんですけれども、学校給食法はあるけれども、犬山市教育委員会としては、学校設備充実に優先したいと。学校給食法中で、要するに食材代は保護者負担という規定があるけれども、これは今全国ではほぼ30%自治体が無償化もしくは一部補助をやっている中で言うと、学校給食法には市選択であって、これを一部補助や無償化しても、学校給食法には抵触しないという立場でよろしいですか。この点だけちょっと確認させてください。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  中村教育部長。    〔教育部長 中村君登壇〕 ○教育部長(中村浩三君) 再質問にお答えします。  学校給食法第11条2項により、給食費は保護者が負担すると定められていることから、当市は食材費相当分を給食費として保護者にご負担をいただいています。  弁護士に確認をしたところ、昭和39年2月26日最高裁判決理由中で、「憲法義務教育を無償とすると規定は、授業料ほかに教科書、学用品、その他教育に必要な一切費用まで無償としなければならないことを定めたものと解することはできない」とされています。 ○副議長(大沢秀教君) 滝教育長。    〔教育長 滝君登壇〕 ○教育長(滝  誠君) では、岡議員再質問にお答えをします。  犬山市が保護者負担をお願いしているは、学校給食法に抵触をするからではありません。したがって、ほか自治体が、市が負担をするという自治体があっても、これは別に違法ではないというふうに理解をしております。  以上です。 ○副議長(大沢秀教君) 岡議員。 ○13番(岡  覚君) 私は当初から申し上げてきたように、これはできる規定であって、各自治体判断と、そのことをみどり市でも確認をさせていただきましたし、今教育長答弁でも、学校給食法に抵触するということではないということで明確に確認して、次に進みたいと思います。  さて、あたたかくておいしい学校給食を推進していく上で、食材料費が非常に危機的な状況を迎えているということが、市調査でも、栄養価やエネルギーについても、1割から2割も不足する場合があるという調査結果を含めて、これではやはり育ち盛り子どもたちためにならないということで、必要な単価改定、単価ありようを探る検討がされてきたと思っています。  おおよそ30円から50円単価改定を検討しているというお話でありましたが、これ詰めた作業は進んでいるかどうか。例えば中間値40円という場合ですと、これを全て保護者負担にするか、それとも少なくとも私は犬山市努力で半分以上は市ほうが負担する予算措置をすべきだというふうに思っています。  こういう点で、まず、教育委員会ほうに、どのように考えてみえるか。予算措置は市長権限ですので、これは再質問でもう一度市長ほうには伺いたいと思いますが、まず、教育委員会答弁を求めます。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  中村教育部長。    〔教育部長 中村君登壇〕 ○教育部長(中村浩三君) ご質問にお答えします。  給食費見直しについては、先に申し上げたとおり、現在、さまざまな角度から検討しており、値上げ可否や金額については決定しておりません。  値上げをする場合でも、改定分を保護者負担にするか、公費負担にするか、また、低所得世帯に対する負担軽減策についても検討中です。 ○副議長(大沢秀教君) 岡議員。 ○13番(岡  覚君) ありがとうございます。40円値上げ分としますと、それを全部保護者が負担するとなると、保護者負担が4,400万円という形になるということですね。それで、私は市長に伺いたいんですけれども、犬山で子育て、教育で、やっぱり大事なが、子どもたちが、ああ、大事にされているなと、こういうことを感じることだというふうに思っています。エアコンがやっぱりそういう面では第一子どもたち大きなプレゼント、メッセージだったと思いますし、施設拡充も努力されていますし、そこにお金かかることも十分わかります。  この学校給食単価改定に当たっても、子どもたちやその保護者が、ああ、犬山市政で大事にされているんだなという、これがやっぱり僕は非常に大事なメッセージだというふうに思っていまして、法的にも全く問題ない形で、全国でも3割に広がっている一部負担も含めて、実際選択で、私は少なくても半分以上、ちょうど半分ですと2,200万円保護者負担と、市ほうも2,200万円負担ということですので、予算編成中で市長としてはどう考えていくか。  ハードも大事ですけどもソフトも大事です。やっぱり大事にされているなというこの実感があるメッセージを送るということは、僕は本当に今犬山市政、市民に盛り上げてもらう上でも大事なことだなということを思います。市長受けとめ方、考え方基本を示してください。 ○副議長(大沢秀教君) 山田市長。    〔市長 山田君登壇〕 ○市長(山田拓郎君) 答弁させていただきます。  まず、基本的な市政運営といいますか、まちづくり考え方から申し上げますと、高齢者問題も、今いろんな課題があって、それはそれで我々もしっかりそれは見ていかなきゃいけないと思いますが、持続可能なまちづくりというところからすれば、やはり次時代を担っていく若い世代、あるいは本当にまた未来を担う子どもたち、その子育てや教育、人づくりに関する取り組みというは、私としてもまちづくりさまざまな柱がある中でも重要な部分だと、こう認識をして、自分なりに取り組んできたつもりです。  子育て、教育に関して言えば、1期目仕事でやってきましたけれども、子ども医療費無料化拡充であったりとか、あるいは学校もエアコン前はトイレ改修があって、これも結構な予算規模でやってきたんです。エアコンも、まさに議員がおっしゃるように、ああ、こんなに子どもたちが喜んでくれるんだと、非常にわかりやすい話でしてね、学校にエアコンがついた、これは非常にわかりやすい話で、そういう意味では子どもたちに非常に伝わりやすい部分だったかな。トイレも非常に伝わりやすかったと思うんですが。  これからもやはり議員がおっしゃったように、大事にされているという実感が感じられるというは重要な観点だと思います。ただ、その、じゃあ、どの部分で大事にされているというふうに感じるかというは、さまざまな感じる点、ポイントというはあると思うんです。  ハードとソフトということで、先ほど当局も答弁がありました。給食費件については、まだ教育委員会ほうで検討が進められていますので、その状況というは私も見きわめたいと思いますが、予算措置観点で言うと、私はいわゆる子育てだとか教育に関する予算というは、重点といいますか、自分なりに重点を置いて予算措置をしたいというふうに思っています。これから予算編成も臨みたいと思っています。  ただ、それをどこに予算として組んでいくかというは、先ほど答弁とも少し関連しますが、まず、これまでも全員協議会で少し説明させていただきましたが、子ども安全・安心にかかわる点ということで、通学路に関する予算を大幅に増加させたいという思いを述べさせていただいていると思います。それから、合わせて各学校からいろんな改修要望が上がってきていますけれども、その要望に対する達成率は非常に低く、やはり予算規模そのものを大きくしないと、これはもう先ほど大事にされているかどうかという意味で、学校環境という意味で、やはり応えきれてない側面があるので、この部分を何とか予算的にもう少し見ていけないかということを内部でも今、検討しているところです。  それから、学校整備に関しては、もう学校そのもの老朽化が深刻だもんですから、改築だとか改修ピッチを上げていかないと、課題そのものが将来残ると、これは大変だということで、このいわゆる改築・改修ピッチを上げると、一つ学校が終わったら、もう次学校着工につなげるというぐらいピッチで行くと、それなり予算も継続的にかかってくるということになります。  それから、子ども未来園ほうも合わせて各施設老朽化が非常に深刻で、これも改築・改修が課題ですけれども、改築に関しては全員協議会でも改築計画というは、確かお示ししたと思っていますが、そういった順次、整備をしていきたいという思いであって、これも予算が伴ってきます。さらに言えば、未満児やはりニーズというは高まっていますが、改築をする施設以外は、当面は現施設で進めていくわけですから、未満児空間としてやはりいわゆる改修ですね、こういったものにも予算が伴ってきますし、そういったところ快適さというも、私としては重視していきたいと思っています。  ですので、予算としては私は重点的にという意識は持ちつつも、どこに重点を置いていくかという点で言うと、今、私意識中にある点では、今るる申し上げたところを意識しておりますけれども、給食ことについては、今後値上げということが想定をされて、いわゆる改定ですね、単価改定がされていくわけですから、当然そこをどういうふうに負担していくかということになるわけですけれども、まず、私意識としては、低所得者方へフォローアップといいますか、対策というところは頭に置いて検討していきたいと思っておりますので、そのようにご理解いただきたいと思います。 ○副議長(大沢秀教君) 岡議員。 ○13番(岡  覚君) 答弁ありがとうございました。私も議員をやってきていますので、さまざまな課題があることは十分承知しています。しかし、なぜ今、全国で学校給食無償化や一部無償化、自治体補助、助成が大きくクローズアップされているかということなんですね。それは、今政治によって格差と貧困が非常に広がってきている。貧困、低所得者対策はもちろん力を入れるということを繰り返し答弁いただいていますけれども、今瞬間で言えば、消費税10%へ増税も含めて、多く家庭がやりくりに苦労する状況になってきているんです。  そういう中で、給食単価改定で全部保護者負担というは、これはちょっといかがなものかと言わざるを得ない状況です。そういう中で、やはり保護者方にもお願いをし、行政としても一部負担しようという決断は、私はこの単価改定では求められるというふうに強く思っています。  予算編成前ですので、これ以上は申し上げませんけれども、さまざまな状況を考慮しても、これを全額保護者負担にするではなくて、一部、私は少なくとも半分以上ということを言っていますけれども、自治体負担として、おいしい学校給食推進を図っていく努力を犬山市政としても進めていただきたいということを申し上げて、この質問は終わります。  件名2、子どもたちや市民に喜ばれ、愛される図書館推進についてお伺いいたします。  以前から市立図書館改修について求めてきましたし、それについて一定スケジュールも示されて、取り組んできていると思いますが、状況について質問いたします。
    ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  中村教育部長。    〔教育部長 中村君登壇〕 ○教育部長(中村浩三君) ご質問にお答えします。  図書館は、ことしで開館29年目を迎えましたが、この間、インターネットや電子機器普及、書籍販売冊数減少などに見られるように、図書を取り巻く環境が急速に変わってきています。このような状況により、読書活動拠点である図書館では、子ども読書活動推進に重点を置き、その施策一つとして、2階展示室について、子ども読書空間としてリニューアルを行うものです。  この空間は、子どもとその家族が気軽に足を運び、楽しく読書ができ、読書を通じた交流が生まれる空間として整備するよう、現在、設計を進めており、来年度末オープンを目標にしています。設計に当たっては、小中学生子ども、子育て世代利用者、図書館ボランティア、大学研究室などとワークショップを実施し、意見を聞きながら進めています。  空間づくり考え方としては、図書館自体が犬山魅力となるよう、例えば里山や川、犬山城や古墳など、犬山自然や歴史を感じながら、自分スタイルに合った読み方ができ、靴を脱いで寝転がって読書をしたり、お母さんがひざ上で子どもに読み聞かせができるなどプランを考えています。  また、今年度、展示室リニューアルに先立ち、小さなお子さん連れお母さん方が、より利用しやすいよう、女子トイレを洋式化し、ベビーシート設置も実施しました。 ○副議長(大沢秀教君) 岡議員。 ○13番(岡  覚君) 答弁ありがとうございました。ほぼ以前に質問をし、改修についてスケジュールも示していただきましたけれども、その答弁どおりに進んでいるというふうに思いました。  ただ、再質問を1点させてほしいんですが、2階中心改修ということでありましたけれども、以前から私どもこの図書館欠点として、開架スペースが少ないことや、閲覧スペースが少ないことを指摘してきましたが、私は2階改修に続いて、そうしたいろいろな声が寄せられてきていると思いますので、そういう声も含めて、引き続き2階だけでなくて、1階も視野に入れて、そこ改修も、もう30何年と言いましたから、やはりもう使われない状況スペースもあると思いますので、そういうことも精査した、引き続く1階部分改修についても、連続してなか、若干時間を置いてなかはわかりませんけれども、取り組むことが必要ではないかと思いますけれども、このことについて質問します。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  中村教育部長。    〔教育部長 中村君登壇〕 ○教育部長(中村浩三君) 再質問にお答えします。  1階一般利用者用スペースには、書架を中心に、その周りに図書閲覧席として70席、視聴覚資料閲覧サービス用に映像資料閲覧席を4席、音楽CD視聴席を2席設けています。図書館スペースには限りがありますので、2階展示室リニューアル後も、1階一般利用者及び児童コーナー開架、閲覧スペースについては、大規模改修は行わず、現在まま使用することを想定しています。  しかしながら、視聴覚資料閲覧サービスについては、設備老朽化課題も生じてきていますので、視聴覚資料閲覧席見直しも含めて、今後図書館機能をどのようにしていくことがよいかなど、引き続き検討していきたいと考えています。 ○副議長(大沢秀教君) 岡議員。 ○13番(岡  覚君) 引き続きよりよい図書館、喜ばれる図書館を目指して頑張ってほしいというふうに思います。  2、学校図書館とも連携した人材確保と育成について。  これは岡山県各自治体で多かったんですけれども、教育委員会中にコーディネーターを置いて、本庁図書館ほうにコーディネーターを置いて、各学校図書館司書方ときちっと連携をとって、お互い情報交換だけでなくて、レベルアップを図るという取り組みをやっていまして、以前にこういうことを犬山市でも大事じゃないかということを言った記憶があるんですけれども、今、ようやく図書館改修ということで、図書館に光が当たっているときに、こういう人材確保や育成というは、また大事になっているなというふうに思っていますので、この点について聞かせてください。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  中村教育部長。    〔教育部長 中村君登壇〕 ○教育部長(中村浩三君) ご質問にお答えします。  子ども読書活動推進には、子どもたちが多く時間を過ごす学校で本とかかわり方が重要であり、そのためには学校図書館と市立図書館が連携を深め、共に推進することが大切です。本年度より学校司書7名全員と、市立図書館担当司書数名が一堂に会して、学校連携セミナーを開催しています。このセミナーでは、学識経験者や先進自治体から講師を招き、読み聞かせ、選書仕方、本紹介仕方、学校図書活用方法など、知識と技術向上につなげています。  また、次年度からは、学校図書館充実を図るため、図書館機能を使った授業づくりや、学校図書館と市立図書館とをつなぐパイプ役となる図書館コーディネーター配置を検討しています。この図書館コーディネーターが授業計画づくり、授業で使用するため資料選書や準備、資料使い方説明などを学校司書が十分に行えるように支援し、子どもたちが学校図書館を使う機会をふやしていきます。  このような活動を通じて、学校先生や子どもたちに図書館役割や利用可能性、司書専門性等を理解してもらい、気軽に本について相談や質問ができる環境づくりをしていきたいと考えています。 ○副議長(大沢秀教君) 山田市長。    〔市長 山田君登壇〕 ○市長(山田拓郎君) 私からも答弁させていただきます。  教育委員会ほうで現場も含めていろいろ頑張っていただいておるというふうに思っておりますが、私も教育に関しては、国語教育日本一、また読解力ということに着眼して、しっかり進めたいというような思いでやっていまして、その読解力に関する授業づくり話になると長くなるんで、図書館ことに関して申し上げますけども、読書とか図書館について申し上げるんですけど、先日、PISA調査で、読解力について、日本が落ちているというような数字が出ました。順位だけではなくて、順位中身をよく分析する必要があると思っていまして、その原因一つに、本を読んでいる子と、読んでいない子点数違いというも、調査中でも分析されていますので、そういったことからすると、やはり本を読む習慣ということが、非常に重要だというふうに認識をしています。  今、市図書館取り組みと、それから学校図書と連携ということで、図書館コーディネーター、今年度も現場同士で連携して工夫しているんですが、さらにコーディネーターも設置して、そこら辺支援体制を強化したいということですが、私としては、その効果をしっかり検証していく、そして検証を踏まえて、さらに工夫と改善につなげていくというところが、むしろ私は非常に重要なところではないかなあと思っています。  犬山もこれは決して数字で比較するものではないんですが、全国学力状況調査中でも、いわゆる読書に関する数字というが、全国平均、愛知県県平均と比べて、少し低い傾向があるので、やはりこれだけで推しはかるものではありませんけれども、子どもたちがどれだけ読書というものに興味を持って本を読んでくれて、それがどういうふうに子どもたち学力といいますか、そういった全般的な力につながっているかということを、やはり全体中でしっかり検証しながら、この読書を推進する取り組みをさらに工夫していきたいというふうに思っておりますので、私自身もこの点についてはフォローアップしながら、しっかり取り組んでいけるように、教育委員会とまた連携していきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。 ○副議長(大沢秀教君) 岡議員。 ○13番(岡  覚君) 二人から答弁ありがとうございました。答弁中にありましたように、今年度から取り組みという点で、大変いいなと思って評価していますが、来年度、さらにそれを組織的にきちっと進める上で、私は図書館コーディネーターは欠かせないと思うんですが、設置検討も含めということになっているもんですから、きちんと設置をして、組織的にそういうみんなで情報交換もしながら高め合っていくという人材確保と向上ですね、これはしっかりやってほしいというふうに思いまして、そういう期待を込めて、次に移ります。  3、(仮称)図書館応援団について。  2年ほど前に図書館ボランティアや応援団をというような質問をしましたら、中津川市事例があるから、これを参考に取り組んでみたいというような答弁がありました。私ども日本共産党犬山市議団で、その年度に中津川市ではなくて、お隣恵那市に行って、恵那市図書館を視察させていただきまして、感銘を受けてきました。  この課題で取り組み状況はどのようなか質問いたします。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  中村教育部長。    〔教育部長 中村君登壇〕 ○教育部長(中村浩三君) ご質問にお答えします。  図書館では、平成27年度に定期的に図書館でボランティア活動を行っている団体と個人を対象に、犬山市立図書館ボランティア連絡会を設置しました。この連絡会は読み聞かせ、手づくり絵本と紙芝居製作、読書会、図書装備作業ボランティア方々と、市内で家庭文庫を主催されている方で構成されており、お話し会企画運営や図書館行事を共に行っております。  平成30年度から始めた子ども図書館まつりも、この連絡会皆さんと連携により開催できた行事であり、日々、図書館活動を盛り上げていただいている存在となっています。  近年、図書館ボランティア団体は減少傾向にありましたが、ことしは紙芝居による読み聞かせボランティア団体と朗読ボランティア団体が加わり、活動分野が広がってきています。図書館持つ多く役割実現には、市民方々ご支援による図書館活動充実が不可欠であります。  2階展示室リニューアルを契機に、この連絡会活動充実を図るとともに、ボランティアさらなる参加を募るなど、幅広い市民方々参画による図書館運営を目指していきたいと考えています。 ○副議長(大沢秀教君) 岡議員。 ○13番(岡  覚君) 答弁ありがとうございました。図書館ボランティア連絡会ですか、非常に盛り上がり始めているということですので、さらに頑張っていただきたいということを申し上げて、最後質問に移らせていただきます。  時間関係もありますので、①、②合わせて質問させていただきたいと思いますが、よろしいですか。  件名3、環境行政におけるシェアリング、リサイクル、リユース等推進について。  1、観光行政におけるシェアリング等推進についてお聞かせいただきたいと思います。  リサイクル品情報掲示板、1階食堂東階段ところに、黄色とピンクと緑紙で手書きでやっています。「求めます・譲ります・差し上げます」ですね、これは大分もう長い歴史があると思いますけれども、旧庁舎ときもやっていましたし、市民にもいわゆるアナログ的な形ですけれども、ずっと根強く利用されてきているなと思っているんですが、これをネットでも利用できるようにできないかという申し出が私ところにありましたので、質問させていただきます。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  永井経済環境部長。    〔経済環境部長 永井君登壇〕 ○経済環境部長(永井恵三君) それでは、ご質問にお答えします。  まず最初に、2問一遍でということでございますので、リサイクル、リユース取り組みでございますが、本市におけるリサイクル、リユース取り組みといたしましては、アルミ缶や新聞紙など、資源物リサイクルはもちろんこと、都市美化センターに搬入された粗大ごみや不燃ごみなどから、使用可能なものを選別、修理、清掃し、毎月第2日曜日午後1時から4時まで開設しておるわん丸リサイクル小屋で安価で販売し、リユース推進にも努めております。  このリサイクル小屋は、犬山地区女性会リサイクルクラブご協力により運営をしており、産業振興祭折にもブースを設置し、昨年度は約2,000点ほど購入をいただきまして、約16万円売上金は、環境保全基金に積み立てております。  また、議員から今ご紹介がございました市役所1階では、リサイクル品情報掲示板を設け、希望者が自由に譲りたいものや譲ってほしいものを専用用紙に記入、掲示することで、個人間でリユースを推進をしております。  こうした取り組みにつきましては、ごみ収集カレンダーや市広報に掲載し、市民周知を図りながら、リサイクルやリユースに対する意識高揚と、ごみ減量推進を図っております。  続きまして、リサイクル品掲示板さらなる推進ご質問でございます。  近年ではSNSを活用した個人による情報発信や共有といった機能が充実しており、そのサービス一つとして、数多く民間事業者が確立した個人取引に関するサービスを展開をしております。一方、市役所内リサイクル品情報掲示板を介したリサイクル品受け渡しには住所、氏名、電話番号等個人情報やりとりが必要となり、これら個人情報と希望事項などを記入した用紙をみずからが掲示し、利用されております。市では、こうした個人間リユースを推進する場を提供しておりますが、掲示する個人情報や取引における一切責任は、当事者間で負っていただくことを前提といたしております。  議員ご提案ように、インターネットを活用して受け付けを行い、市ホームページ上に掲載することは、より広く情報発信できる利点はあるものの、個人情報がインターネット上に開示されることによる取引に関するトラブルや、個人情報漏えい可能性、加えまして詐欺など犯罪被害危険性も想定されますので、市といたしましては、インターネットを活用した受け付けは考えておりません。  なお、現行リサイクル品情報掲示板は、インターネットで広範囲に希望者を募るものではなく、市内を中心に、近隣方々に使っていただきたい、もらっていただきたいというリユース気持ちを醸成する指標であると同時に、多様な情報発信選択肢一つとして認識いたしておりますので、今後も継続してまいりたいというように考えております。  以上でございます。 ○副議長(大沢秀教君) 岡議員。 ○13番(岡  覚君) 答弁よくわかりました。確かに個人情報が流出したりする中でネット上さまざまな危険というが、私も感じますので、ただ、1点だけ再質問させてほしいは、ネットに丸々載せるではなくて、今やっているアナログ的なリサイクル品情報掲示板ですね、これは存続するということですので、それ利用上で、何らかの利便性向上が図れないか。私も提案を受けた市民に、ゼロ回答は申し上げにくいという思いもありまして、何らかの利便性向上が図れないかということで、再質問いたします。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  永井経済環境部長。    〔経済環境部長 永井君登壇〕 ○経済環境部長(永井恵三君) それでは、再質問にお答えをしたいと思います。  現在、リサイクル品情報掲示板運用は、先ほども答弁をさせていただきましたとおり、希望者ご自身で必要事項などを記入した用紙を直接出向いていただいて、張りつけていただいております。  今後につきましては、市役所にお越しいただかなくても、例えばeメールやファクス、郵送等で必要事項を記入した掲示希望書というようなものを送付していただくことで、職員がかわりに掲示させていただくような取り組みを検討してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○副議長(大沢秀教君) 岡議員。 ○13番(岡  覚君) ありがとうございました。このリユースにつながるアナログ的な取り組みというは、私も古い人間ですので、こういうは大好きですので、ぜひもっとPRもしていただいて、利便性向上を図るべきだということを指摘いたしまして、今回一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○副議長(大沢秀教君) 13番 岡 覚議員質問は終わりました。  続いて、20番 ビアンキ アンソニー議員。 ○20番(ビアンキ アンソニー君) 皆さんこんにちは。20番清風会ビアンキです。今回3点一般質問をさせていただきます。  最初に、以前に犬山市文化史料館に展示されていた「楽田山車」活用について。  ①まずは簡単でもいいですが、できるだけその楽田山車歴史と、これから活用について質問いたします。  実は、自分でも市民から聞かれるまで、この山車経緯について何も知らなかった。ただ、もう使っていない史料館に展示してある古い祭り山車と思った。とにかく史料館リニューアルにおいて、展示しないようになった。それにもかかわらず引き続き活用すべきだと思っております。  違うは違うですが、以前黄金犬山城話と似ているようなところがあります。当局はこれを認識しているとよくわかっています。以前、部長と話したことがあるから、活用やいろんな展示方法を考えていると、努力したとよくわかりました。物理的な理由でなかなかいい方法が見つからなかった。  そういうことについて、今まで検討したことや、その経過についてもご答弁いただきたいと思っておりますが、なぜ最初に山車歴史についてちょっと教えていただきたいは、私みたいに余り楽田山車存在を知らない市民、楽田方を含めて結構いると思います。いつつくられた、どういうふうに活用された等々、それを把握した上で、これから活用を考えてもいいと思っております。それを把握した上で、活用価値と活用意味が変わってくるかもしれません。とにかくとりあえずここまで山車歴史と、今まで活用方法、検討についてをお聞かせください。 ○副議長(大沢秀教君) 当局答弁を求めます。  中村教育部長。    〔教育部長 中村君登壇〕 ○教育部長(中村浩三君) ご質問にお答えします。  楽田山車来歴と活用に関する検討経緯をご説明します。  この楽田山車とは、もともとは犬山祭枝町車山であったもので、明治10年に車輪と心棒以外躯体が枝町から楽田横町へ譲渡されたものです。その後、横町天王祭で奉納されていましたが、昭和33年を最後に引き回しが中止され、同町内倉庫に保管されていました。  平成元年、市補助を受けて修理が行われ、翌年から平成23年まで、文化史料館で展示されましたが、史料館リニューアルを機に、解体・保存されることとなり、今日に至っています。  そして、この平成23年解体を機に、山車は横町から市へ寄附されました。このとき、楽田に伝わった山車なだから、できれば楽田で活用できないだろうかという考え方に基づき、楽田ふれあいセンターで展示が可能かどうかを検討しました。その結果、ふれあいセンター内に山車を組んだ状態で展示するには天井高が足りないこと、温湿度管理点からも、保存環境がよいとは言えないことがわかり、この案は実現しませんでした。  その後、平成29年には楽田地区コミュニティ推進協議会から、展示を目的とした借用打診を受けたことなどもありますが、このときも展示場所を確保することが困難だと理由により、保留になった経緯があります。 ○副議長(大沢秀教君) ビアンキ議員。 ○20番(ビアンキ アンソニー君) ありがとうございます。続いて②、先ほど山車ことについて把握すれば、活用考え方や活用意味と価値が変わると言いました。なぜそう思っているかは、犬山市と祭り大事な文化遺物であるはもちろんですが、それだけではなく、地域誇りに思うはずものであるし、地域もう一つ観光宣伝材料にもなる。よくこちらで、地域と地域違い話を聞きますが、今回は地域と地域共通点話になるからこそ、地域つながりを深めるため活用すべきと思われる。そして、楽田地域皆さんと祭り関係を含めることになればいいと思っております。  そこで、提案をいたします。これから活用について、地元住民や幅広く市民間にアイデアを募集することはどうでしょうか。マスコミや広報などを活用すれば、もちろん祭り宣伝にもつながるし、または市民間で、この山車認識を高めることになるとか、先ほど述べた効果も期待できる。それと、または今まで見つからなかった活用方法をあらわすかもしれません。  以上でご答弁ください。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  中村教育部長
       〔教育部長 中村君登壇〕 ○教育部長(中村浩三君) ご質問にお答えします。  先ほども答弁させていただいたとおり、この山車活用については、これまで検討は行ったものの、実現には至りませんでした。平成23年解体作業中で、躯体状態を確認した際、足回りに強度不十分な部材が含まれ、既に引き回しに耐える状態ではないことがわかりましたので、活用は主として山車全体、もしくは一部パーツ展示公開になることが想定されます。  展示に当たっては、場所確保に加え、運搬、組み立て、解体技術や耐震、防火対策へ配慮も必要となります。  これら前提を踏まえた上で、活用に向けて新しい発想を得るためには、議員ご提案ような市民へ声かけがよい結果を生む可能性もあります。したがいまして、今回ご提案をもとに、広くアイデアを募ってまいります。 ○副議長(大沢秀教君) ビアンキ議員。 ○20番(ビアンキ アンソニー君) ありがとうございました。幅広くいろんな人に来ていただければいいと思う。私から何か小学校で、新しい楽田小学校で何かできればいいなと思っています。それは私一つ提案ですけれども。  次2番目質問に移ります。中学生議会、市政、選挙など、政治教育について質問をいたします。きょうは中学生を中心にしておりますが、小学校でもこれから何らかの形で取り組んでもいいと思っております。  ①現在取り組みと、政治や主権者教育必要性などについて質問いたします。  統一地方選を行う年中学校3年生と2年生は、次統一地方選までに投票権を持つ。ですから、主権者教育がとても大事だと思われる。やはり、投票権が与えられても、まだ1票大事さ、政治は何、市長、行政、議会は何、それぞれ役割は何、一般市民日常生活と関係について教えてあげないとわかるわけない。興味を持つわけない。政治や市政に興味が低い。なり手問題が広がっている。投票率が下がっている。特に若者間に投票率が低い時代に、学校、市長や行政、議会、選挙管理委員会も、きょうは久世議員質問もありました、それは我々全然連携してやったわけではないんですけれども、きょうは委員長答弁もありました。それで、私も委員長意見とちょっとだけ違うは、まずはそれぞれ機関は、まず、独自対策を考えるべき、そして、協力できるところで協力すべきだと思っております。  最近中日新聞に、山田市長が、中学生に「政治は何」という活動を行ったとわかりました。これはとてもいいこと一つだと思っております。  また、先日中日新聞にも、11歳栗栖小学校女の子が、この議場でフリースピーチ制度に参加されたことを取り上げました。さらに、その前9月フリースピーチでも学生女の子が参加してくれました。それは全ていいことです。これからもっと上手にそれを活用すべきと思われる。それはそれですが、最初に学校でカリキュラム的仕組みを実施していると思っております。  そこで、学校現場政治や主権者教育現在取り組みと必要性についてご見解をください。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  中村教育部長。    〔教育部長 中村君登壇〕 ○教育部長(中村浩三君) ご質問にお答えします。  文部科学省が定める学習指導要領では、6年生社会科から、政治を含む公民的内容が具体的になってきます。身の回り人・物・事と積極的にかかわり、社会を知り、考え、つくることができる人育成を目指しています。これらは事業中で適切に扱われています。  また、学校では、議員ご発言議会、市政、選挙などを含めて、政治にかかわる内容を主権者教育と総称しています。大変重要な教育であると認識をしておりますので、学校によっては選挙出前講座を開催したり、生徒会選挙に選挙管理委員を招いたりして事業内容を補完しています。  来年度からは、一部小学校で実施していた選挙出前講座を、順番を決めて、全て小学校で実施することを小学校が決定しました。  中学校では、市長を招いて主権者教育を継続的に実施していくため、11月に実施された犬山中学校で試行をもとにして、校長会と課題を共有しながら協議を進めているところでございます。 ○副議長(大沢秀教君) ビアンキ議員。 ○20番(ビアンキ アンソニー君) ありがとうございました。次に移ります。②は、直接に教育長に聞きます。  まずは、先ほど質問答弁について補足があれば、ぜひお聞かせください。  実は、議長とき、よく教育長といろんなところでやって、ざっくばらんで話すチャンスがありました。もうないとちょっと寂しいですけれども、きょうは中学生政治というか、主権者教育について必要性と手段、そして議会と協力についてご意見をいただきたいです。  まずは、協力できるものについて、自分アイデア数点ぐらいを述べさせていただきます。  先ほど述べた、最近2人児童がフリースピーチで発言しました。9月発言は、中学生制服について。先週、三浦議員質問フォローがありました。そして、先日、12月フリースピーチで、栗栖小学校未来などについて発言がありました。上手に活用すれば、これらはすばらしい教材になります。その発言ビデオと議会反応などに、クラスルームディスカッションに活用できると思います。子どもが身近な課題を、意見を話しながら、市民、行政と議会関係と役割など説明もできる。いい勉強になると思います。  フリースピーチと言えば、もっと子どもが参加すればいいと思っております。発言者、または傍聴者としても、学校現場で制度存在について知らせていただけたらいいなと思っております。  実は去年、フリースピーチについて議員に意見を募集したとき、中学生フリースピーチ会を設けたほうがいいと提案した議員が少なくなかったです。中学生がフリースピーチを行うことについてご見解をください。  もちろん学校で活動は大事だと言うまでもないんですけれども、こちらも、この議場まで来るも大事だと思っております。アイデアはまだたくさんありますが、一方的に永遠に言うはよくないので、逆に、先ほど述べたを含めて、何行事が議会と協力できるかについてご見解をください。  なぜ教育委員会が何を受け入れると聞くは、学校現場で政治話になると、アレルギーがあるような気がします。私は10何年で日本中学で働いた。そのとき肌で感じました。まだ残っているような気がします。なぜそれがあるかご見解をください。  とにかく、それを乗り越えるには、協力できる方法を探すしかないと思っております。子ども未来ためだし、ちゃんとした民主主義が続くためにも、やはり政治、行政、選挙、議会等々について、我々教える責任を果たせないと、子どもは主権者にとって責任を守る大人有権者なることを期待できません。  以上でご答弁ください。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  滝教育長。    〔教育長 滝君登壇〕 ○教育長(滝  誠君) 3点ほどご質問をいただいたんですが、ちょっと順番が異なるかもしれませんけれども、まず1つ、部長答弁に補足があるかということでしたが、やはり主権者教育で最も大切なことは、自分たちが主権者であるという意識を持ち、それを実行していくことではないかなということを思います。したがって、そういう意味からすれば、小学校も中学校も社会科授業で、政治学習をするところはあるんですけれども、あなたたちが主権者ですよ、政治は無縁ものではないと、自分に身近なものであるということを、まずは子どもたちに実感をさせることが重要ではないかなということを考えています。  それから2つ目、学校現場に政治アレルギーがあるというお話があったわけでありますが、やっぱり教員でもいろんなお考えを持たれた方がみえます。ただ、その自分考え方を一方的に押しつけることは非常に危険な部分があるんですね。不用意に発言をしたことが、これはひょっとしたら教育的に問題があるんじゃないかということを危惧して、やや控え目な発言になってしまうというも事実であります。これが政治アレルギーだというかどうかはまた別でありますが、そんなことを思っています。  それから、3つ目質問でありますが、今、ビアンキ議員から提案でありますけれども、主権者教育で最も重要なは、参政権、政治に参加をする。つまり選挙権を行使することがまず重要なもの一つではないかなということを思うんですね。  選挙権が18歳に引き下げられて行われた初めて国政選挙が、2016年参議院選挙であります。その後、2017年衆議院議員選挙、そしてことし2019年参議院選挙があったわけであります。この3つ国政選挙で、18歳、19歳、つまり10代若者たち投票率がどれだけかと言いますと、2016年が46.78%、2017年度が40.49%、そして2019年が32.28%と言われています。年を追うごとに、回を追うごとに、若者たち投票率が非常に低くなってきているなということを実感するわけでありますけれども、選挙権を18歳に引き下げたこと是非については、また、これは別問題でありますけれども、確かに投票率低さから、若者たち政治離れがちょっと進んできているなということを危惧せざるを得ない状況にあることは間違いないというふうに思っています。  そんな中、今、ビアンキ議員から中学生フリースピーチはどうだというようなご提案もあったわけでありますが、何ができるかということは、今すぐここでお答えするは非常に難しいなと思いますが、フリースピーチに限って言うならば、これまで議会が主導されてなさったフリースピーチ、あるいは女性議会等様子を見ますと、これは実現不可能ではないだろうなということを思っています。  私は、選挙については、1票を投じる、これは選ぶ権利を行使するということでありますね。じゃあ、投票したらそれで終わりかと言ったら、決してそうではないと思うんです。自分選んだ代表者、あるいはほか人間たちが選んだ代表者が、きちっと選ばれた責任を果たしていらっしゃるか、これを注視していかなくてはならないと思うんです。つまり、選ぶほうは選ぶ責任を果たす。選ばれたほうは選ばれた責任を果たす、これが大事ではないかなというふうに思うんですね。  きょうもたくさん方が傍聴に来ていらっしゃいます。これは私は選んだ義務を果たしていらっしゃる一つ姿ではないかなということを思っていますし、それを子どもたちにも教えていかなくてはならないと思います。  きょう、ビアンキ議員からこうした提案をいただいたことは、学校現場にお伝えをします。と同時に、これから先、犬山市議会から、こんなことを中学生対象にやったらどうだというような、細かな具体的なご提案が提示をされるかもしれません。そういうものが提示されましたら、学校現場と協議をしながら、どういう方法で開催をしたら実現可能なかということを協議をしながら、子どもたちそういった意識をぜひ高めていきたいですし、それにはぜひ日本一犬山市議会皆さん方お力をおかりしたいなというふうに思っております。  以上であります。 ○副議長(大沢秀教君) ビアンキ議員。 ○20番(ビアンキ アンソニー君) ありがとうございました。気合いが入った答弁をいただきました。  やっぱり私も別にフリースピーチだけではなく、今やっている、取り上げたものを一つ例として、子ども議会も以前にもやった、いろいろあるんで、答弁中でもやっぱり先生が政治について何か言うなら、傾いた発言と思われたら困るというは、そういう恐怖ね、それを避けるために全然制度について教えることがノータッチになると、子ども損になるから、それは上手に分けてやらないといけません。  これから市長も定期的にやるという先ほど話ですが、それはすごくいいことです。逆に、市長は多分もっとやりやすいですね。市長が一人しかいない。我々が要は19名がいるから、誰が学校に行くとか、そのいろいろな問題が出てくると思う。我々議会が、例えば、自分意見ですけれども、10年前ぐらい、何かこれやろう、例えば議員が学校に行こうとする行事をつくるなら、えっ、何でこの人がこちらにいてると、議員間にもめると思った。今はこっち側が大体それを乗り越えたと思いますが、でも、そういう問題もあるから、だからこそフリースピーチとか子ども議会を提案するは、こちらに来るこの場所に親しみを感じてほしいし、議員がいますので、そういう問題を避けることができる。だから、それを提案しました。  でも、やっぱりとりあえず学校側と議会側も、フラットで、何も構えずに議論ができるように、これからできればスタートだと思っております。ぜひこれからもよろしくお願いいたします。  それで、3番目質問に入ります。避難行動要支援者制度、①現状について質問いたします。  半年前、6月定例会で、このテーマについて質問いたしました。この課題が複雑な部分があるんですけれども、一つは、いろんな人と組織はいろんな度合いで絡んでいる。町内会、会長と住民、民生委員、警察、消防、避難支援ボランティアと、もちろん要支援者たち、そしていろんな市当局、福祉課、長寿社会課、地域安全課も絡んでいます。実は、その3つ課は7月に、私質問7月終わりぐらい、合同報告書を出しました。それを全員協議会で説明すると聞きましたが、説明はありませんでした。とにかく各議員連絡ボックスに配付になった。きょうその報告も言及いたします。  複雑な部分があることはあるが、キーポイントは、登録するタイミングでそんなに複雑ではない。要支援者個別避難計画登録してから完成か、本市登録する前提にする運用か。さらにわかりやすくするなら、例個別避難計画完成に一番ネックになるは、避難支援者探し。ちなみにほとんど自治体は支援者に登録前提にしません。以前に犬山市がモデルとして示した上越市と県内自治体でもそうです。実は、本市当局3つ課が出した報告にもそれを認めています。報告書に上越市や県内他市町など多く自治体が避難支援者なしに台帳登録できるような運用となっていますと書いてある。きょうはできるだけわかりやすくやりとりしたいと思っております。  以前に当局は登録支援、特に支援者探し等、町に民生委員にお願いするという答弁がありました。それはどうなっているか。マッチングは何組ができましたか。そして、6月ぐらい状況と現状について示してください。  それと、6月議会防災計画と運用矛盾というか整合性がないというところを指摘いたしました。防災計画中で避難行動要支援者名簿提供について、市は本人から個人情報提供について同意を得ているものには、平常時から避難支援と関係者へ名簿を提供を行うものとする。その場で正しい答弁がいただけなかったが、その後文書で確認したところで、次ような回答をいただきました。市長答弁中で「地域防災計画名簿提供に関する記載内容について、できるという規定を申し上げましたが、後ほど内容を確認したところ、認識が誤ったので、その点についてはおわび申し上げます。」そこで、運用と防災計画文言整合性についてどうするつもりなかを教えてください。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  吉野健康福祉部長。    〔健康福祉部長 吉野君登壇〕 ○健康福祉部長(吉野正根君) ご質問にお答えいたします。  避難行動要支援者支援制度につきましては、避難行動要支援者登録者名簿未登録者へ、制度周知を含め、3年に1回、意向調査を実施します。制度に登録したいが、避難支援者が見つからない、または支援者が見つからないから希望しない方については、民生委員さんに本人状況確認と支援者とマッチング協力をいただくとともに、市としても登録希望者サポートに努めているところです。  また、意向調査へ回答がない方につきましても、本年11月に再度登録意向調査を行っております。その結果、6月議会でお答えしました時点と比較して、本年11月29日現在状況としましては、登録者が189人から215人と26人増加、登録希望はあるが、いまだ登録していない方は245人から115人となり130人減少、この未登録者115人うち、申請がない方が90人、個別支援計画作成中方が25人となっており、来年度4月には、この25人も登録予定となります。登録希望なし方は、783人から997人となり214人増加、返信なし方は181人から103人と78人減少となっています。  なお、避難支援者が見つからない方で、民生委員マッチング支援を依頼された方は13名で、民生委員訪問と支援により、新たに登録された方が3名で、残り10人うち民生委員訪問説明により登録を希望しないと変更した方が3名、引き続き支援中方が7名となっています。  また、6月議会で議員からご指摘もあり、地域防災計画名簿に関する記載内容を、わかりやすい表現見直しについては、2月開催予定犬山市防災会議に提案するため準備を進めているところです。 ○副議長(大沢秀教君) ビアンキ議員。 ○20番(ビアンキ アンソニー君) ありがとうございました。再質問いたします。  今答弁ですが、数字についてすごく気になる点が2つあります。  まずは、登録支援を重視している民生委員によるマッチングは3組しかできていない。これについてペースが心配してもしょうがない。それと、民生委員へ当局は十分バックアップしているかも心配、それについてご見解をください。  それと、一番目立つ数字は、登録希望者減200人以上。実は最近、当該者たちと話した。そこで登録プロセスと扱い方で嫌になっている。登録するにはやめている方がいます。とにかくそういうふうに言われた。それしか思えない。この希望者減は望ましくないと思います。当局はどう思っているか。  そして、新登録ペースが26人ぐらいがふえた。でも1年で26人が遅いか、正直ちょっと遅いペースだと思っております。それで、新登録はそのペースで最近大雨などとき、避難所開設ときに希望があるが、まだ登録ができない方に、何か配慮すべきと思われる。何かしているかを教えてください。  それと、最後に、防災計画と運用整合性問題についてを、防災会議で扱うとわかりました。どうやって出すか教えてください。要するに、計画一部文言訂正だけか、何でこうなったか、状況説明上で、幅広く議論を促しますか、これはとてもいいチャンスだと思っておりますので、以上でご答弁ください。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  吉野健康福祉部長。    〔健康福祉部長 吉野君登壇〕 ○健康福祉部長(吉野正根君) 再質問にお答えさせていただきます。  私からは、防災会議以外ほう部分についてお答えさせていただきます。  まず最初に、ビアンキ議員から言われた民生委員ほうにつきましては、当然、制度趣旨をしっかりと説明して、サポートにやっていただくを市としてもしっかりと、そこも支援はしていきたいというふうに思っています。  ちょっとあとは順番がちょっと変わるかもしれませんが、よろしくお願いいたします。  制度へ登録を希望している方で、支援が決まらない、書類が未提出であるなど、登録されていない方90人につきましては、引き続き希望者全員登録に向けてサポートしていきますが、その上で登録いただくまで支援として、市も対応をしてまいります。  洪水や土砂災害など危険が予測されるときに、市は防災情報を5段階警戒レベルで提供しています。警戒レベル3とき、一般市民には避難準備開始、高齢者や障害者等には避難開始を呼びかけています。制度へ登録を希望するものの、支援者などが見つからず、登録できていない方については、警戒レベル3段階で、その地区対象者へは市から電話、メール等で避難開始を促すとともに、避難支援が必要な方については、市職員が支援に出向く予定をしています。その備えとして、対象者宅地域ごと分布状況を地図情報として把握し、災害種別や地域情報に応じた支援が行えるよう、体制を整えています。  続きまして、登録希望者減少理由につきましては、今は必要ないが、必要となったときに登録する、避難ときに近隣方が手伝ってくれる、家族がいるなどがあります。また、そもそも登録はしなければいけないと思っていたや、個人情報を出すであれば希望しない、登録すれば必ず助けに来てくれるでなければ、登録しても意味がないと答えもありました。  これら理由で登録希望者が減少したことについて解釈としては、意向調査や制度周知、問い合わせへ回答、民生委員マッチング支援ため訪問等結果、制度趣旨を理解され、ご本人やその家族が選択されたことによるものと捉えています。  避難支援者がいないから希望しないと回答方には、民生委員マッチング支援をご案内して、改めて希望有無を確認しております。  なお、登録を希望しないと判断された場合でも、やはり登録をしたいと思われたときは、いつでも登録できますので、市へ申請をしてくださいとお伝えしています。  今後は、未回答方や申請者提出がない方に対して、個別確認をさらに進めていく予定をしています。 ○副議長(大沢秀教君) 中村市民部長兼防災監。    〔市民部長兼防災監 中村君登壇〕 ○市民部長兼防災監(中村 誠君) 続いて、防災会議へ市地域防災計画修正案についてお答えします。  現在、地域防災計画避難行動要支援者支援制度説明においては、詳細については別途市長が定めると記載されており、これに基づき避難行動要支援マニュアルによる運用を進めているところです。しかしながら、地域防災計画に記載されている本制度名簿提供記載では、提供できる条件説明が不明確であることから、マニュアルに準拠して明記する修正案を予定しています。  なお、防災会議に修正案を提案する際には、当然、現状や趣旨など説明を行う予定ですので、現状課題を含め、各委員から提案や意見なども踏まえながら、今後避難行動要支援者支援制度取り組みにも生かしてまいりたいと考えております。 ○副議長(大沢秀教君) ビアンキ議員。 ○20番(ビアンキ アンソニー君) ありがとうございました。まずは希望があるが、まだ登録できない方へ配慮は称賛すべき。職員は大変ですが、もちろん登録できることが望ましいが、それにもかかわらず、称賛すべきでお疲れさまでした。  防災会議についてですが、ぜひ幅広い議論と意見を収集してください。その会議に知識と協力できる方ばっかり。現状課題について、説明には私が何か役に立つことがあれば喜んで行きます。多分要らないとは思うんですけれども、とにかく喜んで行きます。  希望者ですけれども、希望者減方々について、我々認識がちょっと違います。本音と建前があると思う。行政に嫌になっているからやめると言えないが、200人以上は納得していない、やめていると思えないです。  そこで、再々質問で1つ確認させてください。  登録避難支援者として、家族は認めているかどうか教えてください。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  吉野健康福祉部長。    〔健康福祉部長 吉野君登壇〕 ○健康福祉部長(吉野正根君) 再々質問にお答えさせていただきます。  避難支援者は、災害発生時などに要支援者避難行動を支援していただく方となります。現制度では、同居家族は支援者となることはできないこととしていますが、別居親族であれば、避難支援者となることは可能としています。
    ○副議長(大沢秀教君) ビアンキ議員。 ○20番(ビアンキ アンソニー君) ありがとうございました。事情による家族と一緒に住んでいる方も、登録したい場合もあると思われる。家族はもちろんお互いに守るは当たり前ですので、特に本市登録するには、支援者が前提にしている運用だからこそ、家族、同居してなくても、避難支援者登録ため認めるべきだと思われる。それを指摘させて次質問に行きます。  3②これからについて。  支援者をつけることを登録後にすれば、または登録する前提にすれば、どちらタイミングにしても、制度をよくする余裕があると思われる。これから改善を図るため、どうするつもりか、次点を含めてご見解をください。  私6月質問答弁において、町内会から台帳を受けるには抵抗があるという。先ほど言及した7月報告書に、3回も町内から責任について不安が出ていると書いてありました。その不安は変わらないわけないんですけれども、犬山市避難行動要支援者支援マニュアルにも、避難支援者は、その家族等生命及び身体、自分家族という意味ですよね、支援者、安全確保を最優先とし、災害発生時には可能な範囲で避難支援等を行います。  なお、災害規模や被災状況によっては、支援できない場合もあります。避難支援者は災害時避難行動支援に法的な責任や義務を負うものではありません。または同意書にも同じようなことがはっきり掲載。以前答弁で町内と要支援者関係を重視していましたが、その関係は見えてこないです。それをより促すべき必要があると思われる。どうですか。  それと、今までどうやって名簿というか台帳を扱うは町内皆さん、特に町内会長に説明してきたかを教えてください。  今受け入れはどうですか。民生委員へバックアップと他支援者探し、サポート戦略設置等登録ペースアップ方法が必要と思われる。だからこそ、先ほど私が指摘した家族ことをこれから検討したほうがいいと思いますが、とにかくそれについて何か考えているか教えてください。  以上でご答弁ください。 ○副議長(大沢秀教君) 答弁を求めます。  吉野健康福祉部長。    〔健康福祉部長 吉野君登壇〕 ○健康福祉部長(吉野正根君) ご質問にお答えいたします。  今後取り組みとしまして、先ほどお答えしましたとおり、避難行動要支援者登録者名簿へ登録を希望する方で、なかなか支援が見つからなく、登録ができない方も、引き続き民生委員等協力を得ながら、全員登録ができるようサポートを積極的に実施していきます。  民生委員マッチング支援も、町会長をはじめとする地区役員と連携がしやすくなるように、また、要支援者から避難支援者と連携がしやすくなるように、制度目的や内容を広報等で周知に引き続き取り組んでいきます。  また、避難支援者や登録名簿を預かっていただく町会長等に対しましては、過大な役割と感じることで、協力拒否とならないように、登録希望者にもこの制度はあくまでも善意と地域助け合いによる支援であるということを昨年5月1日号広報で記載するとともに、意向アンケートにも説明チラシを同封いたしました。  町会長には、登録者名簿中に入れた説明書に、できる範囲支援をお願いするものであり、支援を義務づけるものではないこと、日ごろから地域で災害に対する意識を高めてもらう制度であること、災害時に安否確認情報を市に伝えてほしいなど記載して、周知を行っています。  さらに、名簿に記録するだけではなく、災害時に要支援者命を守り、安全を確保するために、この制度支え合い仕組みを機能するようにしておくことが極めて重要であると考えています。この仕組みが機能するよう、防災訓練等で実際に試運転することが必要であるため、地域で防災訓練中で、地域や避難支援者による登録者避難誘導、救助、安否確認等訓練を実施していただけるよう働きかけをしてまいりました。その結果、来年3月には丸山地区における防災訓練中で、避難行動要支援者登録者名簿を活用した避難誘導等訓練実施を予定していただいています。今後も順次、他地区でも実施していただけるよう、引き続き調整していきます。  また、犬山市総合型GISシステム、いわゆる地図情報システムに名簿登録者を登録しました。制度へ登録を希望しているが、未登録となっている方については、住宅地図1冊に落とし込み、いざという場合に備えています。  1月末までには、登録有無にかかわらず、避難行動要支援者制度対象者全員を地図情報システムに登録する予定です。これは大規模災害発生時に避難行動要支援者救助や安否確認等が迅速に行えるよう備えるものです。  いずれにいたしましても、この制度が災害発生時に生かされるよう、制度周知や避難行動要支援者登録者名簿へ登録支援、地域における防災訓練等で避難誘導等訓練実施ができるよう努めてまいります。 ○副議長(大沢秀教君) ビアンキ議員。 ○20番(ビアンキ アンソニー君) 当局がこの件について努力しているとわかっています。でも、それにもかかわらず、まだまだ登録ができない当該者がいます。そのギャップを埋めるように期待しております。  これから引き続いて見守りながら、私も何か役に立つことができれば、私も協力していきたいと思います。  それで私一般質問を終わります。 ○副議長(大沢秀教君) 20番 ビアンキ アンソニー議員質問は終わりました。  以上で、通告による一般質問は全て終了いたしました。  議事進行上、暫時休憩します。                午後2時44分 休憩                 再     開                午後2時59分 開議 ○副議長(大沢秀教君) 休憩前に引き続き、本会議を再開いたします。           ******************** △日程追加 諸般報告 ○副議長(大沢秀教君) この際、諸般報告をいたします。  ただいま当局から追加議案9件が提出されましたので、これを各位議席に配付いたしました。  以上で諸般報告を終わります。  お諮りいたします。ただいま提出されました第105号議案から第113号議案までを直ちに本日日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」声起こる〕 ○副議長(大沢秀教君) 異議なしと認め、さよう決しました。           ******************** △日程追加 第105号議案から第113号議案 ○副議長(大沢秀教君) 第105号議案から第113号議案までを直ちに本日日程に追加し、議題といたします。  お諮りいたします。第105号議案から第113号議案までを一括議題とすることにご異議ありませんか。    〔「異議なし」声起こる〕 ○副議長(大沢秀教君) 異議なしと認め、さよう決しました。  第105号議案から第113号議案までを一括議題といたします。  議案朗読を省略し、直ちに提出者から提案理由説明を求めます。  江口副市長。    〔副市長 江口君登壇〕 ○副市長(江口俊也君) ただいま追加議案上程につきましてお認めをいただき、ありがとうございます。  それでは、上程をいたしました議案について説明をさせていただきます。  初めに、第105号議案、犬山市母子生活支援施設設置及び管理に関する条例廃止について、ご説明します。  この案を提出しますは、犬山市母子生活支援施設を廃止することに伴い、条例を廃止するものでございます。  犬山市母子生活支援施設は、昭和57年に現在位置に犬山市母子寮として開設して以来、配偶者いない女子など自立促進を支援してまいりした。今後は多様な入所者に対する一層支援を図るため、事業を社会福祉法人に移譲するものでございます。  なお、この条例施行日については、附則とおりでございます。  次に、第106号議案、犬山市議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例一部改正について、ご説明します。  この案を提出しますは、人事院勧告に基づく国家公務員特別職給与改定に準じ、議会議員期末手当額を改定するため、条例一部を改正するものでございます。  改正内容につきましては、新旧対照表によりご説明します。  3ページをお願いいたします。  第1条関係では、12月に支給する期末手当支給率を0.05月分引き上げ、100分の172.5に改め、第2条関係では、令和2年度以降期末手当支給率について、6月と12月支給分を合わせて0.05月分引き上げるため、6月と12月とも支給率を100分の170に改めるものです。  なお、この条例施行日などについては、附則とおりでございます。  次に、第107号議案、犬山市特別職職員給与に関する条例一部改正について、ご説明いたします。  この案を提出しますは、第106号議案と同一内容で、市長、副市長及び教育長期末手当額を改定するため、条例一部を改正するものでございます。  改正内容につきましては、新旧対照表によりご説明をいたします。  3ページをお願いいたします。  第106号議案と同様に、第1条関係では、12月期末手当支給率を100分の172.5に改め、第2条関係では、令和2年度以降期末手当支給率を、6月、12月ともに100分の170に改めるものです。  なお、この条例施行日などにつきましては、附則とおりでございます。  次に、第108号議案、犬山市職員給与に関する条例一部改正について、ご説明いたします。  この案を提出しますは、人事院勧告に基づく国家公務員一般職給与改定に準じ、職員給与を改定するため、条例一部を改正するものでございます。  内容につきましては、新旧対照表によりご説明いたします。  13ページをお願いいたします。  第1条関係についてご説明をいたします。  第20条では、一般職員勤勉手当支給率について、年0.05月分引き上げ、12月支給率を100分の97.5に改めるものです。  別表第1及び第2では、行政職給料表を改定し、若年層給料月額を引き上げるものでございます。  22ページをお願いいたします。  第2条関係についてご説明します。  第20条では、一般職員勤勉手当支給率を、令和2年度から6月、12月ともに100分の95に改めるものでございます。  なお、この条例施行日などにつきましては、附則とおりでございます。  次に、第109号議案、財産譲与について、ご説明します。  この案を提出しますは、犬山市母子生活支援施設を民間移譲することに伴い、必要となる財産譲与について、地方自治法第96条第1項規定に基づき、議会議決を求めるものでございます。  議案1ページをごらんください。  譲与目的は、移譲先となる社会福祉法人が、安定的で良質な入所者支援を継続して実施できるようにするためでございます。  譲与相手先は、社会福祉法人犬山福祉会、譲与年月日は令和2年4月1日となります。  譲与内容につきましては、犬山市母子生活支援施設建物及び構築物でございます。  詳細は別表をごらんください。  次に、第110号議案、令和元年度犬山一般会計補正予算(第8号)について、ご説明をいたします。  この補正予算は、人事院勧告に基づく条例改正による職員人件費補正とともに、過日、ご逝去されました山田拓司議員報酬などに係る補正を行うものでございます。  議案1ページをごらんください。
     第1条は、予算総額に768万9,000円を増額し、総額を271億6,713万7,000円と定めるものでございます。  詳細は事項別明細書と給与費明細書に記載とおりであり、個々説明は省略させていただきますが、歳出内訳としまして、議員報酬などで792万2,000円減額、給料で359万6,000円増額、職員手当などで1,016万2,000円増額、共済費で151万1,000円増額、また、特別会計人件費に充てる繰出金で34万2,000円増額を行うものです。  また、歳入では、これら財源として財政調整基金と特別会計から繰入金を計上しました。  詳細につきましては、5ページ以降事項別明細書などをごらんください。  次に、第111号議案、令和元年度犬山木曽川うかい事業費特別会計補正予算(第2号)について、ご説明します。  第1条は、歳入歳出予算総額に7万円を増額し、歳入歳出予算総額を7,167万4,000円と定めるものでございます。  2ページをお願いいたします。  第1表 歳入歳出予算補正歳入では、1款繰入金で一般会計繰入金として7万円増額補正を計上し、歳出では、1款うかい事業費で人件費として同額増額補正を計上しました。  なお、その他詳細につきましては、5ページ以降事項別明細書などをご参照ください。  次に、第112号議案、令和元年度犬山水道事業会計補正予算(第2号)について、ご説明します。  第2条は、収益的収入及び支出について補正をお願いするもので、支出としまして、第1款水道事業費用うち、営業費用で38万4,000円を増額し、総額を11億7,914万2,000円とするものでございます。  第3条は、予算第4条本文括弧書き中資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額を4億1,586万9,000円とするとともに、補填財源として過年度分損益勘定留保資金を3億7,968万円とするものです。  支出としまして、第1款資本的支出を15万7,000円増額し、総額を4億9,848万6,000円とするものでございます。  第4条では、議会議決を経なければ流用することできない経費として、職員給与費を53万4,000円増額し、総額を9,829万1,000円とするものです。  この補正予算内容につきましては、人事院勧告など、全て人件費に関するものでございます。  なお、2ページ以降に実施計画、予定キャッシュ・フロー計算書、給与費明細書及び実施計画明細書を添付しておりますので、ご参照ください。  次に、第113号議案、令和元年度犬山下水道事業会計補正予算(第3号)について、ご説明いたします。  第2条は、収益的収入及び支出について補正をお願いするもので、収入としまして、第1款下水道事業収益うち、営業外収益で19万6,000円を増額し、総額を16億3,891万7,000円とし、支出としまして、第1款下水道事業費用うち営業費用で19万6,000円を増額し、総額を16億5,719万6,000円とするものです。  第3条は、資本的収入及び支出について補正をお願いするもので、収入といたしまして、第1款資本的収入うち出資金としまして7万6,000円を増額し、総額を11億3,871万2,000円とし、支出としまして、第1款資本的支出うち、建設改良費で7万6,000円を増額し、総額を14億6,045万円とするものでございます。  第4条は、議会議決を経なければ流用することできない経費として、職員給与費を19万7,000円増額し、総額を5,855万3,000円とするものでございます。  2ページをお願いいたします。  第5条は、予算第8条で定めた一般会計から補助を受ける金額を5億4,355万3,000円とするものです。  この補正予算内容につきましては、人事院勧告など、全て人件費に関するものでございます。  3ページ以降に実施計画、予定キャッシュ・フロー計算書、給与費明細書及び実施計画明細書を添付しておりますので、ご参照ください。  以上、議案説明とさせていただきます。  よろしくお願いいたします。 ○副議長(大沢秀教君) 提案理由説明は終わりました。  以上で本日日程は全て終了いたしました。  明日11日午前10時から本会議を再開いたしまして、議案に対する質疑を行います。  本日は、これをもって散会いたします。                午後3時11分 散会...