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平成31年 2月定例会(第8日 3月 8日)

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  1. 犬山市議会 2019-03-08
    平成31年 2月定例会(第8日 3月 8日)


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    平成31年 2月定例会(第8日 3月 8日)   平成31年2月            定 例 犬 山 市 議 会 会 議 録                              第8号 3月8日(金曜日) ────────────────────────────────────────── 〇議事日程 第8号 平成31年3月8日午前10時開議  第1 第1号議案から第7号議案まで     及び第11号議案から第28号議案まで     並びに諮問第1号     (議案質疑・委員会付託)        第1類 第1号議案から第7号議案まで            及び第11号議案から第20号議案まで        第2類 第21号議案        第3類 第22号議案から第28号議案まで            及び諮問第1号  第2 請願の委員会付託について            ******************** 〇本日の会議に付した案件
     日程第1 第1号議案から第7号議案まで       及び第11号議案から第28号議案まで       並びに諮問第1号       (議案質疑・委員会付託)  日程第2 請願の委員会付託について            ******************** 〇出席議員(20名)  1番  玉 置 幸 哉 君        11番  矢 幡 秀 則 君  2番  山 田 拓 司 君        12番  中 村 貴 文 君  3番  柴 田 浩 行 君        13番  岡     覚 君  4番  大 沢 秀 教 君        14番  水 野 正 光 君  5番  岡 村 千 里 君        15番  三 浦 知 里 君  6番  後 藤 幸 夫 君        16番  上 村 良 一 君  7番  鈴 木 伸太郎 君        17番  ビアンキ  アンソニー 君  8番  市 橋 円 広 君        18番  柴 山 一 生 君  9番  久 世 高 裕 君        19番  稲 垣 民 夫 君  10番  吉 田 鋭 夫 君        20番  堀 江 正 栄 君            ******************** 〇欠席議員(なし)            ******************** 〇職務のため出席した事務局職員の職・氏名  事務局長兼議事課長 後 藤 年 明 君   議事課長補佐    粥 川 仁 也 君  統括主査      川 瀬 恵 子 君   主査補       長谷川 麻友美 君            ******************** 〇説明のため出席した者の職・氏名  市長        山 田 拓 郎 君   副市長       小 澤 正 司 君  教育長       滝     誠 君   経営部長      江 口 俊 也 君  市民部長兼防災監  中 村   誠 君   健康福祉部長    吉 野 正 根 君  都市整備部長    光 清   毅 君   経済環境部長    永 井 恵 三 君  教育部長      中 村 浩 三 君   子ども・子育て監  小 島 千 枝 君  消防長       石 田 雅 夫 君   企画広報課長    松 田 昇 平 君  経営改善課長    鈴 木 良 元 君   総務課長      武 藤 裕一朗 君  情報管理課長    長 P 隆 生 君   地域安全課長    百 武 俊 一 君  市民課長      宮 島 照 美 君   税務課長      倉 知 千 明 君  収納課長      大 黒 澄 子 君   福祉課長      松 澤 晶 子 君  長寿社会課長    吉 田 高 弘 君   保険年金課長    河 合 武 史 君  健康推進課長    三 輪 雅 仁 君   都市計画課長    森 川 圭 二 君  都市計画課主幹   千 賀 敬 造 君   整備課長      高 橋 秀 成 君  土木管理課長    吉 田 昌 義 君   水道課長      梅 村 幸 男 君  下水道課長     五十嵐   康 君   環境課長       木   衛 君  産業課長      武 内 雅 洋 君   観光交流課長    新 原 達 也 君  学校教育課長    長 瀬 尚 美 君   学校教育課主幹   神 谷 勝 治 君  子ども未来課主幹  中 川 定 代 君   子ども未来課主幹  矢 野 ひとみ 君  文化スポーツ課長  上 原 敬 正 君   歴史まちづくり課長 中 村 達 司 君  消防次長兼消防総務課長            大 澤   満 君   予防課長      宮 川 敏 也 君  消防署長      水 野 明 雄 君   出納室長兼会計課長 田 中 豊 明 君  監査事務局長    浅 井 徳 夫 君            ********************                 午前10時00分 開議 ○議長(ビアンキ アンソニー君) ただいまの出席議員は、20名であります。  定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  議事日程に従いまして、会議を進めます。           ******************** △日程第1 第1号議案から第7号議案まで及び第11号議案から第28号議案まで       並びに諮問第1号 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 日程第1、第1号議案から第7号議案まで及び第11号議案から第28号議案まで並びに諮問第1号を一括議題といたします  昨日に引き続き、第1号議案から第7号議案まで及び第11号議案から第28号議案まで並びに諮問第1号に対する質疑を行います。  最初に、第2類、第21号議案に対する質疑を行います。  ご発言を求めます。  1番 玉置議員。 ○1番(玉置幸哉君) おはようございます。1番、玉置幸哉です。私からは第21号議案、平成31年度犬山市一般会計予算について3点、質疑をさせていただきます。  1件目、2件目については関連しますので、一緒に質疑をしていきたいと思います。  施政方針にも当初予算、過去最大256億5,210万9,000円ということで記されておりました。そういった中で、この予算額が過去最高になった、その要因を一度聞かせていただきたいなというふうに思います。  というのは、予算書の12ページの歳入のところをちょっと確認させていただきますと、款のところの前年度比較を見ると、マイナスになっているような項目が非常に多く見受けられましたので、そういったところと、ぱっと見たときに見比べてみると、それでもやっぱり過去最高なのかなというところが1点。  それから、2件目です。隣の13ページの歳出に目を移すと、2款の総務費が昨年度比で4億3,000万円というふうに大きく増加をしています。昨年の同じころの今回の予算を見てみますと、民生費の次は教育費だったということで、その要因、総務費が上がってきた要因は何なのかなあと。何となくふるさと納税がというようなところも自分では考えるところなんですけども、その要因についてお答えをいただきたいと思います。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  江口経営部長。 ○経営部長(江口俊也君) それでは、ご質疑にお答えしたいと思います。  過去最高になったということで、先に歳入側のほうということですので、その一番大きい要因は、ふるさと納税になります。ふるさと犬山応援寄附金なんですけども、平成31年度の当初予算につきましては、平成30年度の4億5,000万円から8億5,000万円ということで、4億ふやしております。それと、ふるさと納税は、ご寄附をいただきますと、一旦基金に積み立てて、翌年の事業に充てていくということになるんですけれども、これは繰入金になるんですが、これが平成30年度の当初予算のときには、約3億8,000万円ぐらいだったものが、平成31年度のときは5億8,000万円ということで、約2億円の増ということで、ふるさと納税だけで約6億円増加しているということになります。  マイナスが目立つというご指摘もありましたけれども、2款の地方譲与税から8款の自動車取得税交付金までは、いずれも減額となっておりますけれども、今年度の実績をベースにして、課税を行う立場である国や県の見込みを採用して予算計上をしているものでございます。  ただ、今申し上げました2款から8款の部分については、市税と同じように普通交付税基準財政収入額のほうにカウントされてきますので、犬山市の財政にそれほど大きな影響を与えるというものではないというふうには思っておりますけども、今後の動向を注視していかないといかんかなというふうには思っております。  それから、歳出のほうになるんですけれども、こちらも同様にふるさと納税が要因ということになります。内訳としましては、基金へ積立金をするんですが、これが寄附金と同額となりますので、4億円ふえると。それから、寄附者への記念品であったり、インターネットサイトの利用料といった、そういう事業費で約1億3,000万円ということで、ふるさと納税に関連するだけで5億3,000万円ほどの増加になっております。  それから、これ以外の要因としましては、退職手当で約1億円ふえると。そのかわりと言ってはなんですけども、その一方では、土地の売却によります公共施設の管理基金積立金で1億8,000万円の減ということで、こういった要因で伸びているということになっています。  以上でございます。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 玉置議員。 ○1番(玉置幸哉君) やはり予想どおりというよりも、ふるさと納税歳入歳出ともに大きくかかわってくるなあと。きょうも中日新聞で春日井市で高級自転車の関係で、契約はしとったんだけども、だめよと言われちゃったから、在庫が余っちゃったというような話もありますので、やっぱり返礼品をやっていただいておる事業者の皆さんも、やっぱり犬山のためにというところもありますので、同じようなことがないように注意をいただきたいなというふうに思います。  3点目になります。予算書は206ページになります。全員協議会資料は48ページをご参照いただきたいと思います。  8款1項1目常備消防費ということで、全員協議会資料ですとAEDを屋外に設置しますということで、事業費について227万円ということで記載をされておりますけども、まず、質疑としましては、今までもコンビニにAEDを設置して、有事のときに市民の方が使えるようにということで、ここまで進められていると思いますけども、ここまでコンビニでのAEDの設置をされておるものの実績、何回ぐらい使われたのかということをまずはお聞きをしたいと思います。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  石田消防長。 ○消防長(石田雅夫君) それでは、玉置議員のご質疑にお答えさせていただきます。  コンビニAEDの使用実績ということでございますけれども、平成27年12月からコンビニAEDを運用開始しております。現在に至るまで、3件の持ち出しがあります。使用実績といたしましては、平成27年度に1件、平成28年度に1件、1年飛びまして現年でございますが、平成30年度に1件となっております。  なお、そのうち平成30年度の使用時には、傷病者へのAEDのパットの張りつけまで行っているところであります。  以上であります。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 玉置議員。 ○1番(玉置幸哉君) ありがとうございます。3件と、これが多かったか少なかったかというと、やっぱり少なければそれだけ重症者が少なかったのかなと。でも1件については、パットをつけるというようなことがあって、これがあったおかげで市民の命も助かったのかなというところで、設置はやっぱり大きなことだったんではないかなというふうに思います。  私もこの事業については、本当に必要だなあという観点でも質疑をさせていただいておりますけども、ここでちょっと再質疑を4点ほどさせていただきたいと思います。  平成31年度について、今回、市内15施設、AED設置をというふうになっているんですけども、今後、このAEDの設置を計画的に何台ぐらい進めていくのか。また、どういったところに設置していくのかという、その計画は持っているのかということがまずは1点、再質疑。  2点目の再質疑としましては、屋外に設置していくということで記されておりますけども、平成31年度の全員協議会資料の実施予定の公共施設のところを見てみましても、子ども未来園だったり、児童センターだったり、勤労青少年ホームだったり、それぞれ違った施設になるわけで、例えば屋外と一言で言っても、例えば建物のすぐ外につくのか、それともその建物の周りの外の壁につくのかによって大きく違ってきますので、その辺の考え方、設置場所についてのことを確認したいのが2点目。  3点目、これはいい事業なんですけども、やっぱり市民の方に広く知っていただかないと、ここについているんだよと、ここにあるからこれを使ってくださいねというのが、多分広く広報していかなければならないなという部分を感じておりますので、その広報に関してどうなっているのか。  また、AEDを多分使われた方は知っていると思うんですけど、がしゃと外すとビービービービーって大きな音が多分鳴るんですよね。例えば、夜間なんかに有事のときに、それを取ったときにすごい音が鳴ると、使われる方ってすごいびっくりすると思いますので、そういった例えばAEDを使う際の、注意点なんかも広報していくのかということが3点目。  4点目です。屋外施設の有効性ということで、コンビニはどうしても店の中に入っていって、貸してくださいとか言って借りなあかんと思いますけども、屋外についているということは、例えば取りにいってぱっと取って、ぱっと家で使えるというような、そういうような有効性が考えられますけども、この屋外設置を考えていく上での担当課としての効果というか、有効性はどうなのかということ。  4点、質疑をしたいと思います。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。
     石田消防長。 ○消防長(石田雅夫君) それでは、玉置議員の4点のご質疑にお答えさせていただきます。  1点目でございます。AEDの屋外化につきましては、現年で平成30年度と平成31年度の2カ年度事業として進めておるところでございます。ご質疑のそれ以降の計画といたしましては、市全体の各部各課で管理しているAEDを、消防が主体となりまして一元管理を進め、そのAEDを市全体として適正な配置にしていくよう検討を進めてまいりたいと思っております。  2点目と3点目がちょっと重複するところがございますので、ご容赦ください。  2点目につきましては、平成31年度に予定している公共施設や、救急車が到着に10分以上かかる遠隔地のAED屋外化につきましては、いずれも敷地入り口や門扉付近に設置を予定しており、容易にAEDを使用できるよう設置工事を進めていきます。  また、屋外設置したAEDの広報の方法ということでございますけれども、今回、現年につきましては、市の広報の9月1日号に掲載させていただきまして、あるいは設置位置の回覧を、各種メディアでのお知らせ等をさせていただきました。  また、来年度でございます平成31年度は、広報への掲載を2回、1回でなく2回計画し、合わせて市ホームページへは設置箇所の画像も含めお知らせしていきたいと思っております。  なお、この点につきましては、先の再質疑にございましたように、音が大きく鳴るとか、そういうことの表示も、注意喚起を促して、合わせてお知らせしていきたいと思っております。  また、地域への回覧、あるいは今年度同様にお願いしていき、各種メディアにもPRをしていきたいと思っております。  最後の4点目でございます。屋外設置の有効性でございますけれども、繰り返しになりますが、救急車が到着するまでの間に、市民の方々がAEDを24時間いつでも使用できる環境を整備することにより、地域の安全を確保していきたいと思っております。  なお、消防署におきましても、救急救命講習そのものにつきましても、啓発して、皆さんより多くの市民の方々がお使いいただけるように励行していきたいと思っております。  以上であります。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 他に質疑はありませんか。  3番 柴田議員。 ○3番(柴田浩行君) 3番、柴田浩行です。私からは第21号議案、平成31年度犬山市一般会計予算について3点、質疑させてください。順によろしくお願いいたします。  事項別明細書の175ページです。6款商工費、2項観光費の1目観光費の中で、まず、犬山城下町交通誘導警備委託料についてお伺いいたします。  交通渋滞緩和と観光客の安全を図るために、要所に警備員を配置するということでございますが、まず、警備員の配置について、場所や日時、昨年と比べて増員するのかなど、まず、警備体制の詳細についてお伺いいたします。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  永井経済環境部長。 ○経済環境部長(永井恵三君) 柴田議員のご質疑にお答えしたいと思います。  今年度は皆様ご存じのように、ゴールデンウィークが10連休になるというような時期でございますので、そういうようなことも踏まえてお答えをしたいと思います。  まず、実施としましては、春・秋のキャンペーンの土・日・祝日、また、お盆ですとか正月、ゴールデンウィーク以外は3連休の日に警備体制を充実していきたいというように考えております。  配置人員につきましては、キャンペーンの土・日・祝日につきましては10名体制、キャンペーンの日曜日、これは歩行者天国を実施するというところでございますけど、そこについては13名体制、今申し上げましたゴールデンウィークの期間中につきましては各35名体制でやっていくというところでございます。ちなみに歩行者天国につきましては、4月28日、29日、5月3日、4日、5日、6日の計6日間、10日のうち6日間の実施を予定をしておるというところでございます。  今申し上げた実施で、総延べ人数としましては、1,250名弱の想定をしておりますし、あと、警備の主要なポイントとしましては、従来からの旧なつかしやの前の三差路ですとか、福祉会館前、針綱神社前、キャッスル駐車場内田駐車場、加えましてゴールデンウィーク期間中につきましては、駐車場が混雑するという予測もしておりますので、キャッスル、内田につきましては増員をするとともに、武道館の下の登り口ですとか公園橋等々については、遊軍部隊も含めて警備を充実していきたいというように考えております。  以上でございます。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 柴田議員。 ○3番(柴田浩行君) ありがとうございます。万全の体制でお願いしますが、再質疑として1点お伺いいたします。  地元との協議、交通渋滞、さまざまなトラブルに対して、地元との協議はどのように取り組んでいくのか。キャンペーン終了時など、協議の場を持って、常に意見交換すべきだと考えていますが、協議についてどのように取り組んでいくのか、お考えについてお伺いいたします。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  永井経済環境部長。 ○経済環境部長(永井恵三君) それでは、再質疑にお答えいたします。  例年、年1回を定期的に福祉会館で地元の住民の方、商業者の方と協議をさせていただいております。  加えまして、先ほど申し上げましたように、今回は10日間、ゴールデンウィークがございますので、そこでの課題ですとか、今後、改善すべき点が当然出てまいりますので、そういう時期を捉えて、必要に応じた形の中で地元の方、また事業者の方とは連携会議をやっていきたいというように考えております。  以上です。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 柴田議員。 ○3番(柴田浩行君) ありがとうございます。2点目の質疑に移らせていただきます。  同じく事項別明細書の175ページの観光費の今度は日本ライン夏まつり実行委員会の負担金、これに関連してお伺いしますが、まず最初にお伺いしたいのが、花火大会については、規模などは昨年同様なのか、雨天の場合は延期なしで、またロングラン花火というような形で考えているのかお伺いいたします。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  永井経済環境部長。 ○経済環境部長(永井恵三君) それでは、ご質疑にお答えいたします。  今年度は40回目を迎えるというところでございますが、昨年同様、ロングラン花火と8月10日につきましては、通常の予定数としましては3,000発を予定いたしておりますけど、そのような形で実施をしていきたいというように考えております。  以上です。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 柴田議員。 ○3番(柴田浩行君) 今ちょっと聞き方がまずかったかもしれませんが、再質疑として聞きたいこととして、8月10日が雨天の場合はどうするのかということをもう一回お伺いしたいのと、再質疑として、ことし、今回40回ということなんですけども、今年度の予算編成というか、当たりまして、これの規模を拡大するといったような議論は庁内であったのかお伺いいたします。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  永井経済環境部長。 ○経済環境部長(永井恵三君) それでは、再質疑にお答えいたします。  8月10日は雨で中止になったというようなケースでございますが、翌週にロングランのような形の中で、分割しながら花火をしていきたいというふうに考えております。  規模拡大につきましては、関係機関、とりわけ警察ですとか、そういうところとも昨年終了後も調整をいたしまして、まずはキャパシティがかなりオーバーの状況に近づいておりますので、拡大ということではなくて、安全管理に努めていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 柴田議員。 ○3番(柴田浩行君) ありがとうございました。  最後、3件目です。事項別明細書の177ページです。同じく観光費の中で、観光案内所の整備についてお伺いします。  全員協議会資料の82ページを参照しながら質疑させていただきますが、キャッスルパーキング内に観光案内所を整備しますということでございます。恒久的な観光案内所を整備するということでありますので、この観光案内所、恒久的だということでありますから、きちんとしたものをつくっていただきたいというところでお伺いしたいのが、この観光案内所にトイレを整備するのかお伺いいたします。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  永井経済環境部長。 ○経済環境部長(永井恵三君) それでは、ご質疑にお答えしたいと思います。  トイレにつきましては、洋式のトイレを1つと、多目的のトイレを1つという形で、2つのトイレを整備していきたいという予定になっております。  以上です。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 他に質疑はありませんか。  16番 上村議員。 ○16番(上村良一君) 16番、上村でございます。私からは4件について質疑をさせていただきます。  市政全般にわたる質疑を2点、先に質疑をしたいと思います。  先ほども10連休の話題が出ておりまして、今回、天皇の退位、また新天皇の即位ということで10連休が4月27日から5月6日まで行うことになりました。市民の皆様のお声の中では、当初は暦どおり、カレンダーどおり行くと、中日の4月30日から5月1日、5月2日の3日間は平日扱いで、これが10連休になるということは予測がなかったわけですけども、ここで10連休ということが決まりまして、その中で庁舎の営業といいますか、庁舎を開庁していくに当たっては、どのように庁内の中でまとまってきたのかなと、こういうことをちょっと質疑をしたいと思いますので、これは経営部長、庁内経営という視点からも経営部長に答弁願いたいと思いますけども、庁舎の開庁に当たって、どういう取り組みをしていくのか質疑をしたいと思います。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  江口経営部長。 ○経営部長(江口俊也君) それでは、上村議員のご質疑にお答えしたいと思います。  詳細は4月15日号の広報で特集を組んで、市民の皆様にお知らせをする予定をしておりますが、まず、4月27日から5月6日までの10連休ということで、その間、窓口を開けるのは4月28日の日曜日は通常の日曜市役所がありますので、窓口が開きます。  それから、5月1日です。元号が変わって、大安ということもございまして、きっとこのときに婚姻届を出しにくる方も多数おみえになるんだろうということで、市民課のほうで婚姻届の受け付けに限定して業務を扱わせていただきたいというふうに思っています。そのときには合わせまして、ちょっとしたボードといいますか、フレームといいますか、用意をしまして、記念写真を撮っていただけるようなシチュエーションを用意をし、職員で撮影のお手伝いができればというふうに考えているところであります。  それから、5月5日の日曜日の日が第1の日曜日になるんですけれども、このときにも日曜窓口ということで窓口を開けて、業務を実施していきたいというふうに思っています。  先ほど言いました4月15日号の特集のときには、この10連休の間、市役所の関係の施設だとか、どこがいつ休みで、いつやっているのかとか、ごみの収集がどうなんだとか、そういったことについても合わせてお知らせをしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 小澤副市長。 ○副市長(小澤正司君) 私から補足させていただきます。  5月1日に婚姻の届けのみをするというのは、理由がございます。実は、私どもは多くを電算システムに依存しております。5月1日に元号が変わりますので、電算システムが確実に動くかどうかのテストをそのときにしなければなりません。ですから、そのために受け付け業務以外はできないというのが現状でございます。これは私どもだけでなく他の自治体も同様に受け付けのみと、婚姻の受け付けのみしかできないという状態であるということでご理解をお願いしたいと思います。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 上村議員。 ○16番(上村良一君) 業務の対応についてはよくわかりました。また、5月1日の婚姻届の際には、市民サービスの一環として、また写真を撮っていただけると、こういうこともありますので、しっかり取り組んでいただきたいと思います。  市政全般についての2点目ですけども、ことしの10月には消費税が8%から10%に変更されまして、これによって国の制度改正などもあり、当市の平成31年度予算にもさまざまな影響が出てくるんではないかなというふうに思っておりますけども、歳入歳出への影響も含めて、具体的にどのようなものに影響があるのかお示しをいただきたいと思います。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  江口経営部長。 ○経営部長(江口俊也君) それでは、ご質疑にお答えします。  消費税の影響ということで、最初に歳入のほうですけれども、予算書の17ページに地方消費税交付金という項目がございます。私どもとしては、増税前の駆け込みだとか、増税した後の買い控えだとか、そんなこともあるんだろうなということも思いながらも、10月ですので、通年ベースで見ると、ある程度なされるかなということで、ある程度増収という見込みをしていましたが、年末に示されました愛知県の見込みは、平成30年度よりも減収というふうに見込んでいます。  当市としては、地方消費税交付金については県が見込んだ金額を使って予算を計上しておりますので、ちょっと県のほうがどういう分析をしているのかは、詳細はわかりませんけれども、そういうような形で減収という形を取らせていただいています。  ただ、これは先ほどの玉置議員のときにも申し上げたかとも思いますけども、地方消費税交付金も、地方交付税の基準財政収入額に算定されてきます。特に税率の引き上げ分については、100%算入されてきますので、歳入全体としては、それほど大きな影響ではないのかなというふうには思っております。  それから、もう1点、消費税率の改定と合わせて、自動車取得税の廃止と環境性能割の創設が行われます。環境法令の改正と合わせて、予算科目を規定しております地方自治法施行規則も改正がされますので、先ほど言いました17ページをお開きいただくと、年度途中の変更になりますので、款の名称は現行の自動車取得税交付金というふうに使わせていただいておりますけれども、説明欄に環境性能割の分と分けて記載をさせていただいております。金額につきましては、愛知県の見込みをそのまま使わせていただいているというところであります。  次に、歳出の部分なんですけども、これは予算をいつ執行するのかとか、あるいは契約の内容なんかによって、適用税率が変わってきますので、平成30年度の予算執行計画を使った、ちょっと粗い計算で見てみると、およそ7,500万円程度上がるかなというふうに見込んでおります。  せんだってもそれぞれの課のほうに、年度途中の改定になりますので、できるだけ早く必要なものは発注をして、できれば9月30日までに完了するのが一番いいものですから、そういうことと、あと課税のタイミングですね、消費税法上は資産の譲渡等が行われた時期というふうになっておりますけれども、これに注意を促すように、全課に対して依頼をしたところでございます。  以上でございます。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 上村議員。 ○16番(上村良一君) 当市のほうでも駆け込み需要というものが行われておるようでございますけども、しっかり対応していただきたいと思います。  それでは、2点目の質疑、地方交付税について質疑をさせてください。  予算書の12ページ、歳入の中で、これは市税が毎年度から約1億3,000万円増額となっているにもかかわらず、地方交付税が約1,000万円増額になっておるわけなんですけども、これは何となく市税がふえれば、交付税が減るという説明があったかどうかわかりませんが、そんなイメージを持っていたもんですから、このことについてそうなっていない理由は何なのかお示しをいただきたいと思います。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  江口経営部長。 ○経営部長(江口俊也君) それでは、ご質疑にお答えしたいと思います。  今、上村議員が言われたように、市税が上がっているんで、普通で考えれば交付税下がるんじゃないのということなんですけども、市税だけが算入されてくるわけではないんですが、国の地方財政計画においては、地方財政の健全化のために、本来普通交付税として交付すべき金額から臨時財政対策債へ振りかえていくのを抑制するということをうたってきております。したがいまして、それを考慮しまして、普通交付税のほうについては増加になっておりますが、臨時財政対策債のほうが減っているという格好になっております。  特別交付税につきましては、特段大きな動きはありませんので、平成30年度と同額を計上しているところでございます。  以上でございます。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 上村議員。 ○16番(上村良一君) よくわかりました。それでは、3点目、ふるさと納税について質疑をいたします。
     予算書33ページ、先ほど玉置議員も質疑されておりますけれども、ふるさと納税制度による寄附金が8億5,000万円計上されております。参考までに今年度の現在の状況と、平成31年度予算にこの額を計上した根拠と言いますか、8億5,000万円いただくよというところの根拠をお示しを願いたいと思います。  また、これも確認ですけども、このふるさと納税による寄附金は、地方交付税の基準財政収入額に算入されないというふうに聞いておりますけども、そのことでよろしいのかという点で質疑をさせてください。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  江口経営部長。 ○経営部長(江口俊也君) それでは、ご質疑にお答えしたいと思います。  まず、ふるさと納税については算入はされませんので、よろしくお願いいたします。  それから、今年度の状況ですけども、3月4日の時点で申し上げますと、約5億7,500万円ご寄附をお寄せいただいておりまして、昨年との比較で見ると、約1億8,000万円増加をしているという状態です。  平成31年度予算につきましては、これまでの実績を算定根拠として予算を上げているんですけども、少々強気に出ているところもあります。平成28年度・1億4,800万円、平成29年度・4億2,000万円、そこで見ると、前年度比280%ぐらいです。今年度5億7,000万円なんですけども、予算上、6億3,000万円で上げさせていただいていますので、これからちょっと1カ月弱の間にそこへ行くといいなというふうに思っているんですが、6億3,000万円だとすると、前年度比は150%ぐらいになります。ただ、寄附額が高額になっていけばなっていくほど、やっぱり伸び率は多分下がってくるだろうなということもございまして、平成31年度については対前年で考えると135%程度の伸びの8億5,000万円というところを計上させていただいているところであります。  これを達成していくということで、予算の中では広告料について、平成30年度と比較すると約4倍の350万円程度計上をさせていただいております。こうしたことによって、目標額を達成していきたいというふうに努めていきたいというふうに思っております。  以上です。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 上村議員。 ○16番(上村良一君) わかりました。自主財源の確保という点では、このふるさと納税の寄附金を獲得していくというのは、本当に有効な手段であるし、比較的な伸びをしていただいているなあということでございます。  そして、このことについては、地方交付税の基準財政収入額に算入されないということですので、これからどんどんそういった意味で遠慮せずに、ぐんぐんいただけばいいと思うんですけども、これからも知恵と工夫によってしっかり頑張っていただきたいと思います。  以上で終わります。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 他に質疑はありませんか。  5番 岡村議員。 ○5番(岡村千里君) 5番の岡村千里です。私も第21号議案に対しまして、4件の質疑を行いたいと思います。  まず、1件目、予算書の127ページから129ページ、3款2項4目の栗栖児童クラブの事業費ということですけれども、全員協議会資料の64ページに詳しく載っておりますのでお開きください。  事業費として78万円が計上されています。予算書のほうでは、特に工事費とかそういったことではないもんですから、多くは人件費だとか、そういったことにかかわっていると思うんですけれども、これは栗栖の方の要望に応えることですので、賛成しておりますが、この78万円のまず内訳をお示しください。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  小島子ども・子育て監。 ○子ども・子育て監(小島千枝君) それでは、岡村議員のご質疑にお答えいたします。  この78万円の内訳としましては、今議員もおっしゃられたように、賃金が67万円程度です。あとほかには消耗品、食料費、通信運搬費ということで予算を計上しております。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 岡村議員。 ○5番(岡村千里君) ほとんどが人件費ということです。そういったことで理解しました。  再質疑させていただきます。  こういった新しく児童クラブをつくる場合には、やっぱり子どもたちが落ちつくような、そういったお部屋の整備だとか、そういったことが必要だと思うんですけれども、この栗栖の児童クラブについては、体育館の隣にある会議室を使うという話なんですけれども、そういったところの整備についてはどのようにされるのかお示しください。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  小島子ども・子育て監。 ○子ども・子育て監(小島千枝君) 再質疑にお答えいたします。  施設の整備といたしましては、会議室ということで、空調とか、それから靴箱、ロッカーなどもその中にありますので、あとは雰囲気づくりということで、カーペットを置いたり、それから防犯ということでは、カメラの設置ですね、このあたりを今年度の予算の中でやっていきたいというふうに考えております。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 岡村議員。 ○5番(岡村千里君) せっかく始める事業ですので、子どもたちのためにしっかりとその辺はやっていただきたいと思います。  では、2件目、予算書の131から133ページですね。3款2項2目20節の扶助費の問題です。生活保護等の扶助ということなんですけれども、5億9,294万7,000円が計上されています。その前の年よりも8,500万円ほど減額となっているんですけれども、生活保護の方たちの人数というのは少しずつふえてきているというふうに思っていますし、そういった中でなぜ減額なのだろうという疑問があります。  131ページの生活扶助費、それから133ページに上げられています医療扶助費、この2つが結構大きな割合を占めていると思うんですが、その辺のことを踏まえて、人数的なことと、それから減額した理由についてお示しください。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  吉野健康福祉部長。 ○健康福祉部長(吉野正根君) それでは、質疑にお答えさせていただきます。  まず、この扶助費の減額という大きな要因としましては、まず、被保護者世帯数の減少があります。平成29年度末の被保護世帯数は259世帯で344人であったのに対しまして、平成30年度の11月末現在では、244世帯の320人、今年度末におきましては、この推計でいけば、ここの近年の中では毎年ふえている中で、前年比が初めて減という状況になろうかという見込みをしております。  世帯類型別で見ましても、高齢世帯が平成29年度末では115世帯が平成30年の11月現在では110世帯、それから傷病・障害世帯が97世帯が91世帯、母子世帯が10世帯が8世帯、その他世帯37世帯が35世帯と、いずれも減少にあるという状況です。  平成31年度の予算要求の段階で、今年度の9月までの扶助費の執行状況、こちらのほうから平成30年度の決算見込み額をもとに算出しまして、その結果、平成30年度の予算よりも減ったという結果となっております。  しかしながら、医療扶助費につきましては、心臓手術とかがん治療、長期入院者が発生すると、1人、その月だけでも500万円以上の高額医療費が発生することも考え、変動は大きくその状況で変わるということもありますので、執行状況に応じまして補正予算等の対応も必要になることもあるかなというふうには考えております。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 岡村議員。 ○5番(岡村千里君) ありがとうございました。世帯数だとかそういったニーズが減っているということで理解をいたしました。私も生活保護を受けている人からも、年々支給がちょっと減って、非常に困っているというような話もありますし、また、国のほうもこういった生活保護の削減という方向に行っておりますので、しっかりその実態のほうをまたつかんでいただきたいなというふうに思います。  次に、3件目、予算書の161ページ、全員協議会資料は78ページになります。4款3項2目の尾張北部環境組合の負担金です。1億5,503万2,000円ということで上げられています。環境影響評価、それから用地取得、基本設計の策定ということが中身なんですけれども、前から非常に気になっておりました地権者同意の問題ですね、お一人の方がまだ以前は反対しているという状況だったと思うんですけれども、現在のところその状況はどうなのか。  それからあと、この敷地内に墓地があって、この所有者が数人ではなくて、結構大勢の方がみえるというふうに聞いておりますけれども、その点についてはどうされていくのかお示しください。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  永井経済環境部長。 ○経済環境部長(永井恵三君) それでは、ご質疑にお答えいたします。  現在、議員が申されましたように、1名の方はまだ同意が取れてございません。今現在、江南市と組合で連携しながら1名の同意取得に全力を傾けていただいておるという状況でございます。  2点目の墓地の状況でございますが、墓地につきましては、45名の方が権利を持っていらっしゃいまして、そのうち42名の方の意見というんですか、そういうものついての同意を得られておりますので、こちらも同様に残りの方の合意形成に努めておるという状況でございます。  以上です。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 岡村議員。 ○5番(岡村千里君) こういった事業を進めていくのに当たって、やはり地権者の皆さんの同意ということが非常に重きを置いていると思いますので、これ何年かもう経っているわけですから、ちょっとそこら辺についてはどうかなというふうに思います。  再質疑します。  今回いろいろな環境の調査だとかのお金が上がっているわけですけれども、事業の方式ですとか、それから大型炉で進む話、事業の方式はPFIが望ましいとかという、そういう尾張北部環境組合の話し合いのほうになっていると思うんですけれども、全体として、この事業は莫大な資金を投入する方向になっているのではないかというふうに思うんですけれども、その点と、それからごみ減量の立場からはちょっと整合性に欠けるのではないかなという思いがあるんですが、その点については、この組合のほうではどのような議論になっているんでしょうか。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  永井経済環境部長。 ○経済環境部長(永井恵三君) 再質疑にお答えいたします。  今年度も導入機能の検討ですとか、さまざまな検証を行いました。金額が莫大かどうかという判断は、何を比較して莫大かどうかということになりますので、今現在検討している状況でいけば、現状のいろんな事例を踏まえながらも、莫大ではなくて、今の現在の状況の中での金額だなというふうな認識があるというふうだと思っております。  もう1点、当然、平成37年度の稼働を目指して2市2町で連携してございますので、ごみ減量と並行して整合性をとりながら、現在、業務を進めておるというところでございます。  以上です。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 岡村議員。 ○5番(岡村千里君) では、最後の4点目に行きます。予算書の261ページです。全員協議会資料では61ページと、それから全体的なところでは132ページです。9款5項9目で、東之宮古墳の整備についてです。  事業費としては2,260万8,000円ということですけれども、これでARシステムということで、拡張現実のシステムを開発していくんだということで700万円、それから19節の工事請負費では1,227万円余りが計上されています。まず、この新しいARシステムについて、イメージとしてはスマホなどを活用したものだということはわかるんですけれども、その辺について詳しく説明をお願いします。  それから、工事のほうも進入路については大分進んでいると思うんですけれども、来年度の整備についての工事の内容についてお示しください。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  中村教育部長。 ○教育部長(中村浩三君) 岡村議員のご質疑にお答えします。  1点目のARシステムにつきましては、来年度開発をするものですが、開発をするシステムは、スマートフォンやタブレットを使ったもので、いわゆるアプリケーションの開発を行っていきます。このアプリケーションをスマホとかタブレットに入れていただくと、出土した副葬品や、それから、もう今既に埋めてしまっているんですけれども、竪穴式石槨をAR拡張現実で見ていただけることが可能となるように開発を進める予定です。  2点目の工事につきましては、今年度、議員も今ご指摘がありましたけども、2つ大きく工事をしていまして、1つは古墳本体の工事、それからもう1つは進入路の工事を行ってきております。おおむね順調に進んできておりますが、来年度、これに引き続きまして古墳本体及び周辺の樹木の伐採ですとか剪定の工事や、それから東屋、ベンチの工事を行ってまいりたいと計画しています。  以上です。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 岡村議員。 ○5番(岡村千里君) ありがとうございました。ARについては、スマホや、そしてタブレットが必要だということですけれども、なかなか高齢者の方ですとか、持っていない人もいると思うんですね。そういった場合、ここの場所は看板は設置されるようですけれども、そのほかは特にはしないということですので、そういったスマホを持たない方へのフォローですとか配慮だとか、そういったことについては考えているのかどうかお示しください。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  中村教育部長。 ○教育部長(中村浩三君) 再質疑にお答えいたします。  まずはアプリケーションの開発をして、どのぐらいご利用がいただけるかということを見ていきたいと思っていますが、状況によっては必要に応じて貸し出し用のタブレットなんかの導入も検討をさせていただきたいと考えております。  加えて、持っていない方に対応するために、パンフレットなども作成をして対応していきたいと考えています。  以上です。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 岡村議員。 ○5番(岡村千里君) ありがとうございました。ここの東之宮古墳は歴史的にも非常に価値があり、また、地域においても非常に有意義な場所でもありますので、今後の整備への期待を申し上げまして私の質疑を終わります。ありがとうございました。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 他に質疑はありませんか。  三浦議員。 ○15番(三浦知里君) 15番、三浦知里でございます。第21号議案、平成31年度犬山市一般会計予算について、2件、質疑をさせていただきます。全員協議会資料のほうでお伺いをいたします。  1件目は、80ページの有害鳥獣捕獲を推進するための狩猟免許取得補助の創設でございます。事業費としては16万円という、それほど大きな額ではございませんが、効果を大変期待いたしまして、質疑をさせていただきます。  事業の内容としましては、狩猟免許申請手数料、また試験前の講習会のテキスト代、診断書取得経費とかいろいろございますが、説明書を見せていただいた中では、1人につき8,000円を補助すると、20人分だということでございます。この議場においても、もう既に免許試験を受けていただいた議員もいらして、結果をちゃんと聞いておりませんけれども、受かったということでございますので、本当に率先して動いている議会だというふうには思っておりますけれども、この8,000円の補助の根拠として、普通に受けたら幾らかかるのか。そして、20人と決められたというか、予定された根拠について、まずお伺いいたします。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  永井経済環境部長。 ○経済環境部長(永井恵三君) それでは、三浦議員のご質疑にお答えしたいと思います。  まず、金額の内訳を申し上げたいと思いますが、狩猟免許の申請手数料が5,200円でございます。今も申されました講習会の受講料が7,000円、テキスト代が1,620円、あと規定の診断書を出さなきゃいけないということで、そちらは大体4,000円前後だという話を聞いてございまして、その合計が1万7,820円になりますので、端数もございますが、それの2分の1ということで8,000円、端数も8,000円ぴったしの金額ではなくて、割り算をしまして100円未満を切り捨てた金額を補助金として想定をしておるというところでございます。  2点目につきましては、やはり鳥獣害の被害は城東地区を含めた山間地域が多ございますので、今井ですとか善師野、そういうところで4名ほどを想定しまして、5地区で5名で20名という算定をしております。  以上です。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 三浦議員。 ○15番(三浦知里君) ありがとうございます。ぜひたくさんの方、私も前に一般質問をしたときに、同僚議員の女性議員がわな猟の免許をとったということを聞いておりまして、自分も受けてみたいとは思っております。  ただ、これは受けていただいたその後の活躍の場というか、受けていただいた方に関して、どのように進めていくのか。  またもう1点、今回ちょっと私、おりのあれは見なかったんですが、大体がわな猟をしていくのは、市長も言われた、ふえるイノシシに対してマンパワーをということでしたので、そういう設備というか、増設も必要ではないかなというふうに思っているんですが、担当課としてのお考えを、活躍の場の今後の予定と、あとおりとかそういう設備に対しての設置についてどう考えていくのかお伺いいたします。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  永井経済環境部長。 ○経済環境部長(永井恵三君) 再質疑にお答えしたいと思います。
     今、議員おっしゃいましたように、わな猟免許だけ取っても、なかなか活躍の場にはなりませんし、危険を伴うというところもございますので、合格者の方におきましては、今、犬山猟友会が非常に精力的にフォローアップをしていただいておりますので、そういうところで、実地のトレーニングではございませんが、注意事項ですとか、連携して回るというところがございますので、まずはそういう方につきましては、猟友会との連携の場をつくって、アドバイスをいただくというような形を想定しております。  加えまして、わなにつきましても、箱わな、くくりわなにつきましては、また、今年度の予算に、平成31年度予算に計上させていただいておりますけど、協議会のほうでわなを増設して、イノシシを含めた有害鳥獣対策には積極的に取り組んでいきたいというように考えております。  以上です。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 山田市長。 ○市長(山田拓郎君) 少し補足させていただきます。  おりに関してのところなんですけど、とにかくマンパワーをふやして、地域でも捕獲できるようになると一番理想だとは思うんですけれども、ただ、問題は、とったものをとめ刺しをするわけなんですね。そのとめ刺しをするのは猟友会にお願いをしておりまして、要するに免許を取った人がふえて、おりもふえて、でも、とめ刺しは猟友会にお願いするということになると、猟友会のほうのやはり対応といいますか、体制の問題もあって、そういった協議を猟友会とも引き続きしております。  私どもとしては、そういった連携体制がきちっと取れれば、将来的にはおりも、そういった補助等も考えていきたいなと思っているんですけども、実は当初、補助も想定はしていたんですけれども、そういった猟友会との協議を引き続きする必要があるということで、今は見送らせていただいております。  今、部長が申し上げたように、協議会のほうでそういったおり等をふやして、その貸し出しについてはやっていきますので、わなの資格を取られた方も含めて、さらにそういった活用が図れるように、協議会のほうのおりはふやすということでおりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 三浦議員。 ○15番(三浦知里君) ありがとうございます。ぜひ、スムーズに進むようによろしくお願いいたします。  2件目は、同じく全員協議会資料の99ページの市議会議員一般選挙でございます。  これの主な予算内容の中で、投票立会人とか需用費、役務費、あとポスターの掲示板設置、撤去、新しく選挙運動用ビラ公営化負担金等、さまざまございます。新しいビラに関しては、またいろいろなご相談があるかとは思うんですが、これも市長の選挙に関する姿勢の中で、当然、住民が、市民が投票しやすい環境とともに、立候補する人が立候補しやすいというか、そういうことも大事だということを以前、私、何かの場でお聞きしたことがあるんですが、この事業の目標としては、下段に書かれております、4月に行われる投開票事務をスムーズに行うという目標がございます。  それで、少しさかのぼるんですが、この今月3月20日に立候補者説明会がございます。これについてですが、この日程が他市と比べると少し遅いというような声も聞いておりまして、この2月の末から始まった議会も、4月の選挙だから少しいつもより前倒しして行っていると。この3月20日という設定は、3月18日の閉会をもってというか、今の現職に配慮しての日程なのか、いつも遅いような気はするんですが、なぜこの時期なのか教えていただきたいと思います。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  江口経営部長。 ○経営部長(江口俊也君) 3月20日の設定については、中でももうちょっと何とか早くできんもんかということをいろいろ議論をしていました。結論から言いますと、議会が3月18日までありますので、その最中にやるというのは、現職だとか新人だとかということではなくて、どうなんだろうという。19日は、じゃあ、できんのかと思っていましたら、実は県の選挙管理委員会のほうで県議選のほうの事務手続が入っていまして、19日も使えないということで、それで20日にしたというのが正直なところです。  4月21日が投票ですので、こちらとしても早く説明会をさせていただいて、事前のチェックみたいなことも時間を取ってやれるといいかなというふうに思っていたんですけれども、そういうことで今回20日に設定をさせていただいたというのが、全くの正直なところでございます。  以上でございます。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 三浦議員。 ○15番(三浦知里君) やはり議会を意識してなのかなという気もしないでもないんですが、江南市で言うと3月の頭に、確か土曜日か日曜日に行われているんですね。余り言うとちょっと質疑でなくなるのでいけませんけれども、ぜひいろんな方が、今部長が言われたように、3月20日だと、本当に準備に1カ月しかないと。それは投票日で1カ月しかないということになるので、私、選挙管理委員会のことを思っても、本当にこの期間がちょっと短すぎると思うのと、あと1点、再質疑で、特に新しい方についてはいろんな不安があって、ポスターがどうなるのかとか、あと私が聞いたところによると、何か今回選挙運動用自動車の審査の基準が変わったような話もちらっと聞いているんですけれども、そういうことも含めて、選挙管理委員会に対して、この事前審査がある前でも、さまざまな問い合わせが可能なのかどうかだけお聞きします。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  山田市長。 ○市長(山田拓郎君) 今回ご指摘いただいた、まず日程の件については、今回はもうどうしようもありませんが、今後についてはしっかり考えたいと思いますし、今、江南市は土日という話もありましたし、要するに議会に配慮したというような答弁、議会というのは現職どうのこうのじゃなくて、議会の日程に配慮したということですが、そんなものはその前にやればいいわけで、なので、それは次回からは確実にその方針については立候補する人たちの立場も考えて、ゆとりのある日程でやりたいと思います。  今のご質疑なんですけれども、私は、今昨今、いわゆる議員のなり手不足なんていうことが言われている中で、立候補する人たちというのは、はっきり言うとわからないと、いろんなことが。なので、そういったことに対してのやはり手引といいますか、ネットを調べれば出てくるものもあるんですが、やはり犬山市の選挙管理委員会としてきちっとそこをわかりやすく見える化していく、あるいはサポート体制を強化していくということが大事だと思います。  今回については、その手引だ何だというのはどうしても間に合わないんですけれども、協働のまちづくり基本条例の中にも、そういった立候補者への支援ということも文言として入っていますし、私どもとしては、今回も既に私は選挙管理委員会の担当者に、相談があった際には、判断ができませんとか、県の選挙管理委員会に聞いてくれとか、そういうことではなくて、できるだけその答えが出る、出ないは別にして、相談に対して丁寧に寄り添う姿勢をもって対応するようにと。重々そこは丁寧にやるようにということを、直接指示をさせていただいております。どんどんご相談ください。 ○13番(岡  覚君) 議事進行。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 13番 岡議員。 ○13番(岡  覚君) 15番、三浦議員の質疑は、選挙管理委員会に対しての質疑ですので、市長の答弁は市長の答弁として、最終、選挙管理委員会としての答弁で確認しておかないとまずいんじゃないかというふうに思いますが、議長の判断に任せますが、よろしくお願いします。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 暫時休憩いたします。                午前11時02分 休憩                 再     開                午前11時03分 開議 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 再開いたします。  今の13番、岡 覚議員の議事進行がありましたので、続いて答弁をお願いしたいと思います。  江口経営部長。 ○経営部長(江口俊也君) それでは、選挙管理委員会の書記長として答弁をさせていただきたいと思います。  先ほど三浦議員からご指摘のありました事前の説明会の日程であったり、あるいは立候補しやすい環境ということで、さまざまな施策については、実はこれは昨年の秋ぐらいから、もう選挙管理委員会の中でも話はしておりまして、大きいことをいきなりやらんでもできるかもしれんけども、小さいことでもいいので、例えば記入例をもうちょっとわかりやすくするだとか、そういったことからでもいいからやっておこうということで、今取り組みをし出しているところでございます。できる限りやっていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 他に質疑はありませんか。  7番 鈴木議員。 ○7番(鈴木伸太郎君) 7番、鈴木です。第21号議案から6件質疑させていただきます。  1件目、109ページなんですが、3款1項3目の高齢者短期入所事業費369万6,000円について、どのような内容なのかを教えてください。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  吉野健康福祉部長。 ○健康福祉部長(吉野正根君) それでは、質疑にお答えさせていただきます。  高齢者の介護者が疾病や災害、失踪等の理由で高齢者を一時的に介護することができない場合に、当該高齢者を養護老人ホームに一時的に入所させるというような事業の内容になります。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 鈴木議員。 ○7番(鈴木伸太郎君) 再質疑です。  これは新しい養護老人ホームへということだと思うんですが、これは全額市の負担ということでよろしいんでしょうか。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  吉野健康福祉部長。 ○健康福祉部長(吉野正根君) 市のほうが新しい老人ホームに措置という格好になりますので、市の負担という形になります。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 鈴木議員。 ○7番(鈴木伸太郎君) わかりました。2件目です。  135ページです。4款衛生費、1項保健衛生費の1目保健衛生総務費で、135ページの一番上で、在宅当番医運営補助金709万9,000円なんですが、これは今年度、その在宅当番医の制度というのが余りうまいこと回らなかったと聞いておるんですけれども、来年度はどこまで整備される予定なんでしょうか。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  吉野健康福祉部長。 ○健康福祉部長(吉野正根君) それでは、ご質疑にお答えいたします。  在宅当番医というのは、休日の日に休日診療所でやっていただくということで、事前に医師会等のほうと協議はしまして、当番医を順番に決めてやっていただいておりますので、それらがスムーズにいくような形では協議をしながら進めていきたいとは思っています。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 鈴木議員。 ○7番(鈴木伸太郎君) 済みません。ちょっと私、勘違いしとったかもしれません。今年度、地域ケア協力センター在宅医療介護事務費というのはありましたよね。1,700万円ぐらい。それのことかと思ったんですが、今聞いたら、休日診療だったんで、ちょっと違ったんだと思って、これちょっと今年度の予算に探したけど見つからなかったんですが、在宅医療の介護連携事業というのが、じゃあ来年度はこれどこかに入っておるんでしょうか。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 暫時休憩いたします。                午前11時07分 休憩                 再     開                午前11時08分 開議 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 再開いたします。  答弁を求めます。  吉野健康福祉部長。 ○健康福祉部長(吉野正根君) それでは、ご質疑にお答えいたします。  在宅医療介護連携事務委託料という形ですね。昨年度からですけど、介護保険特別会計のほうに予算のほうは計上させていただいておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 鈴木議員。 ○7番(鈴木伸太郎君) じゃあ、またそちらのほうを調べていきます。  続いて、3件目、147ページです。4款、これも衛生費で、1項保健衛生費の7目の市民健康館・さくら工房費の中で、市民健康館ボイラー更新工事請負費799万2,000円なんですが、温浴施設は赤字体質で、それのボイラーを変えるというところなんですが、これ予算立てするときに、赤字の削減をどうするかとか、今後、この施設をどうするかという議論はあったのか。あれば、どういう内容だったのかお聞かせください。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  吉野健康福祉部長。 ○健康福祉部長(吉野正根君) それでは、質疑にお答えさせていただきます。  今回、温泉水を温めるために必要な今回のボイラーという格好なんですが、経年劣化によって更新するという形で、実際には今後、あそこの施設をどうするかということも踏まえて、今回はボイラーを更新させていただく、施設が使えないということがありますので、将来的には方向性のほうについては、また順次協議をして決めていきたいなというふうには考えております。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 鈴木議員。 ○7番(鈴木伸太郎君) 再質疑で、ボイラーを更新すること、このボイラーは何年間ぐらいは、10年とか15年とか、何年ぐらい使われるもくろみなんでしょうか。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  吉野健康福祉部長。 ○健康福祉部長(吉野正根君) 最低では5年は使いたいとは思っています。多分10年ぐらいは持つだろうとは思っていますが、最低でも5年は使いたいというふうには思っています。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 鈴木議員。 ○7番(鈴木伸太郎君) わかりました。4件目です。167ページです。5款農林業費、1項農業費、3目農業振興費で、荒廃農地等利活用促進事業補助金50万円なんですが、これは耕作放棄地を耕作、開墾したら補助金が出るよということだと思うんですが、耕作放棄地の定義ですね、果樹園も畑も田んぼも、場合によっては山林もあるかと思うんですが、定義はどんなものなのか。  それから、誰が対象になるのか。農業従事者なのか、そうでない人も大丈夫なのかをお聞かせください。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  永井経済環境部長。 ○経済環境部長(永井恵三君) それでは、質疑、2点についてお答えしたいと思います。  定義でございますが、法律的には農地法の32条第1項第1号に規定されてございまして、現に耕作されていない、おおむね1年以上ということですね。耕作の放棄により荒廃をし、通常の農作業では作物の栽培が客観的に不可能な農地だというような規定がございます。  今、農地以外山林だとかというような話がございましたが、対象地としましては、登記簿地目が田畑でございます。ですから、果樹園は基本的には畑になりますので、対象になるというところで、山は山林でございますので、農地ではございませんので、荒廃した山林のような状態になれば、登記簿地目が畑であれば対象になるというところでございます。  対象者につきましては、この補助金を使って荒廃農地を普及、再生されまして、3年以上続けていただくというところが基本でございまして、対象者につきましては、まず農地法の第3条で荒廃農地を所有権移転、所有権を得た方、加えて利用権設定ですとか、議会の一般質問でもお答えいたしました中間管理機構のあっせん農地を取得された方ですとか、あとこちら、法人格、これは個人、法人も対象でございますが、一つは地域で個人ができんから地域でやろうというような想定も今してございまして、法人格を有しなくても、機械を保有して、ちゃんとした規約をつくっていただいて、農業委員会のほうで利用権設定を得ていただいた団体については、補助金を出していこうという考え方でございますので、レアケースがございましたら、農業委員会が積極的にサポートさせていただきますので、お声かけいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 鈴木議員。 ○7番(鈴木伸太郎君) レアケースの場合も積極的に対応していっていただけるということなんで、ちょっと期待をしております。
     5件目です。239ページです。9款教育費、5項社会教育費の1目社会教育総務費の中で、社会教育指導員報酬231万6,000円というのがあるんですが、これが社会教育指導員の報酬というのが263ページの10目の伝統文化施設費の中にも1,173万1,000円とありまして、どこに何人いらっしゃるのか、どんなお仕事をされているのかをお聞かせください。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  中村教育部長。 ○教育部長(中村浩三君) 鈴木議員のご質疑にお答えをいたします。  まず、予算書の239ページの社会教育総務費の社会教育指導員につきましては、現在、1名を社会教育課に配属をしております。そして、263ページの社会教育指導員につきましては、人数につきましては今調べますが、歴史まちづくり課関係の社会教育指導員で、主に文化史料館に配置をしている職員になります。文化史料館で6名になります。  以上です。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 鈴木議員。 ○7番(鈴木伸太郎君) 文化スポーツ課に1人だと、社会教育課とおっしゃったんですが、文化スポーツ課に1人だと思うんですが、歴史まちづくり課に6人ということで、社会教育というと、スポーツとか芸術とか、そっちの方面も社会教育指導員というのは、このお一方が全部見ておるという判断でよろしいんでしょうか。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  中村教育部長。 ○教育部長(中村浩三君) 再質疑にお答えします。  文化スポーツ課に配属している社会教育指導員は、主に婦人会や高齢者教室、それから、市民総合大学の担当をしておりますが、現在、教員のOBを採用しておりますので、指導者としての経験や事業企画内容なども含めて意見を求めることもしています。  以上です。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 鈴木議員。 ○7番(鈴木伸太郎君) ありがとうございます。6件目です。これはちょっと全般にかかわることだと思うんで、ちょっとこちらの本会議の議場のほうで質疑させていただきたいんですが、先ほど上村議員も消費税の増税に関しての質疑をされたんですが、私も主に13款になるかと思うんですが、使用料及び手数料のところで、施設使用料の改編を、消費税が上がるときにお考えで、この予算に反映されておるかどうかを質疑させてください。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  江口経営部長。 ○経営部長(江口俊也君) それでは、ご質疑にお答えしたいと思います。  公共施設の使用料につきましては、現在、統一的な物差しといいますか、基準づくりをしております。具体的に各課に経費なんかの算定とかもさせているんですけれども、その上で、平成31年度の9月議会において必要な改正をさせていただいて、平成32年の4月1日に消費税の改定分も含めて見直しをしてお示ししたいというふうに思っております。  したがいまして、現在の予算書の中では、公共施設の使用料について、消費税の部分については反映をしていないという状態でございます。  以上です。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 他に質疑はありませんか。  12番 中村議員。 ○12番(中村貴文君) 12番、中村貴文です。第21号議案で、学校整備、それから道の駅推進、友好交流について、3件について質問をさせていただきます。  まず、全員協議会資料の126ページの学校整備の中で、犬山南小学校の耐力度調査について質疑をさせていただきます。  まず、この予算で737万3,000円、一般財源100%の割合ですけど、こういったものには国の補助がつかないのかお尋ねしたいと思います。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  中村教育部長。 ○教育部長(中村浩三君) 中村議員のご質疑にお答えいたします。  補助の対象にはなり得ますが、手は挙げておりますけれども、補助金がついてはきていないという状況にあります。  以上です。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 中村議員。 ○12番(中村貴文君) 今後を期待するところであります。つくかつかないかわからないですけど、つくといいなというところであります。  その中で、耐力度調査はいつごろ結果が出るのか。それから、こういうのはどういう人が調査するんですかね。公的機関なのか、民間企業なのかというのは、素人でいくと、北舎のほうなんか見た目で建て替えだろうというふうに思うわけでありますが、どういった調査をすることによって、建て替えなのかリフォームなのかというのは評価されるのか、わかる範囲で結構ですのでお示しください。再質疑です。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  中村教育部長。 ○教育部長(中村浩三君) 中村議員のご質疑にお答えします。  まず、いつごろというご質疑については、来年度早々に、早い時期に進めていきたいと考えておりまして、期間的には3カ月から5カ月ぐらいを要するのではないかと想定をしています。  次に、誰が行うかということにつきましては、原則として1級建築士資格を有する者となっておりますので、市内の設計士さんにお願いをしていくことを想定しています。  また、耐力度調査の内容につきましては、文部科学省が定める調査項目がありまして、満点が1万点、4,500点を境にしまして、4,500点に達していないものを危険改築事業の対象とする。危険改築事業というのは、壊してしまって建て替えるということで、それを超えますと、長寿命化ということで、主に躯体を残して整備をしていく、修繕をしていくというイメージだと思いますが、こういった取り扱いになってきます。  以上です。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 暫時休憩いたします。                午前11時22分 休憩                 再     開                午前11時23分 開議 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 再開いたします。  続いて、中村教育部長、答弁をお願いします。 ○教育部長(中村浩三君) 答弁漏れがありましたので、追加で答弁をさせてください。  先ほど、いつごろ、どのぐらいの期間ということで、私、3カ月ほどとお答えをしましたけども、まず、その3カ月から5カ月は、市で設計士に基準に基づいてはじいてもらうというか、計算をしていただく期間が3から5カ月。その後、県において審査がございます。これもやはり3から5カ月ぐらいかかりますので、合わせまして結果が出るのが10カ月ぐらいかかるという工程になります。  以上です。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 中村議員。 ○12番(中村貴文君) 最初の答弁ね、3カ月、そのぐらいで出るのは早いなと思っていましたけど、10カ月かかるということなんで、それは仕方ないことだね。しっかりと調査をしていただいて、しっかり評価をしていただくということだと思います。  2件目、道の駅推進費について、道の駅についてお尋ねします。  全員協議会資料139ページになりますけど、道の駅エリア基本計画策定業務、これはコンサルに業務委託されるんですかね、まずそこをお尋ねしたいと思います。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  光清都市整備部長。 ○都市整備部長(光清 毅君) 質疑にお答えします。  コンサルのほうへ委託をいたします。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 中村議員。 ○12番(中村貴文君) コンサルに委託されるということですけど、これもいつごろまでに成果物、計画書というのができ上がるのか、年内なのか、年度内なのか、これもわかる範囲でお尋ねしたいというのが1点と、それから、道の駅整備検討委員会というのを組織されるということですが、この検討委員会というのはいつごろから始めて、大体どの程度の会議を開催されるのか。  それと、3点目になりますけど、そのコンサルに業務委託することと、この道の駅検討委員会で議論されることのリンク性ですね、道の駅で検討されたことがどう業務委託先に反映されるのか。あるいはコンサル側がどの程度検討委員会との兼ね合いというか、意見調整ですね、その辺のところをお尋ねしたいと思います。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  光清都市整備部長。 ○都市整備部長(光清 毅君) それでは、再質疑にお答えします。  計画自体をいつつくるかということですが、年度内の作成を目指しております。  検討委員会につきましては、これもこれから人選もありますので、第1回を6月ごろに行えたらいいなと考えておりますが、会議全体を5回、もしくは6回程度開催を予定しております。  これにつきまして、リンク性というか、委託とのリンク性、もちろん業者のほうへ委託した案を提示しながら、ご意見をいただきながら進めていきたいというふうに考えております。その委託の中には、委員会への支援も含まれておりますので、そういった形で意見が反映できるものと考えております。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 中村議員。 ○12番(中村貴文君) 再々質疑をさせていただきます。  これは市長にお尋ねしたいんですけど、これはビッグプロジェクトです。今までの前例でいくと、新体育館をつくるときに、新体育館建設検討委員会というのがつくられて、事務局体制も部長級で次長を置かれた経緯があります。今回、こういったことの構想から、計画に一歩前進するわけですから、庁内の体制を4月から、あるいは今後どうされるのかお尋ねしたいと思います。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  山田市長。 ○市長(山田拓郎君) 職員全体の体制の中で、非常に厳しい状況もございますので、基本的には現体制の中でやっていく考え方で考えておりますけれども、ただし、重要なプロジェクトですので、今後の進捗の中で、当然、その体制というのは考えていかなきゃいけないなというふうには認識しておりますが、検討の進捗に合わせて考えていきたいなと思っております。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 中村議員。 ○12番(中村貴文君) わかりました。じゃあ、3件目、最後ですけど、友好交流について、全員協議会資料166ページの咸安郡との交流事業についてであります。昨年の9月議会のときにこの件を質問して、来年度は咸安郡がこっちに来る、2020年度はこっちから向こうに行くということでありましたが、受け入れる体制が今どの程度進捗しているのかお示しいただきたいと思います。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  永井経済環境部長。 ○経済環境部長(永井恵三君) それでは、ご質疑にお答えしたいと思います。  議員が言われましたように、議員のご質問で今後の取り組みについてはご案内申し上げたところでございますが、来年度、平成31年度は、予定でございますけど8名の咸安郡の中学生を受け入れるというところでございます。  内容的には、今後詰める必要がございますが、学校の授業に参加をしていただきながら、ホームスティですとか、どこかで合同合宿のような、そんなような交流を深めていくような事業を展開したいなと思っております。  時期としては、9月下旬から10月上旬にかけて、こちらも教育委員会と協議をしながら、最終的な方向を確定していきたいと思っておりますし、この4月のお祭りには、また咸安郡のほうからいらっしゃるというような情報もございますので、担当者が多分いらっしゃいますので、犬山のこの場で協議もしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 他に質疑はありませんか。  13番 岡議員。 ○13番(岡  覚君) 第21号議案について2件質疑をさせていただきます。別々にお願いします。  1つ目、1款2項の徴税費についてお伺いしたいと思いますが、先日の一般質問のときに、資料を配らせていただきました。一般質問では前段を紹介しながら一般質問を行ったわけですけれども、その資料の後段のほうにも重要なことが書いてありまして、それとの関係も含めてお伺いしたいというふうに思います。  この中の資料で、厚生労働省が2005年、自治体に取り立て強化を指示して以降、国民健康保険料の滞納世帯への差し押さえ件数が全国で3倍になったと。自治体職員が滞納者にヤミ金で借りてでも払えだとか、死んで生命保険で払う人もいるという脅しなどもあったということがありました。  その一方で、2014年11月の国会質問で、機械的な差し押さえはしないという通知、通達を自治体に出すべきだというふうに求めたことに対して、当時の塩崎厚生労働省大臣が、「ぬくもりを持った行政をやるべく徹底していく」と答弁して、その後どうなんだということの中で、今国会での根本厚生労働省大臣は、ブロック会議などでその旨の周知を図っていくという答弁がありました。  こうした中で、国民健康保険税に関しても、国税徴収法が準用されるという中で、この国税徴収法では、給与、年金の生計非相当分、児童手当などの福祉給付などを差し押さえ禁止財産としており、これらを狙い撃ちした差し押さえはできないことを確認しています。  今、全国の自治体の中で、この中でも東京都の足立区が生活困窮者に督促を続けても、滞納額が膨らみ、こちこちに固まる、雪が固まって根雪になるという判断で、滞納者の相談に乗り、生活困窮であれば支援策を行って、今後の国民健康保険料の支払いを優先して滞納するという形で、相談に来た市民は明るい表情で帰っていくようになったとか、滋賀県の野洲市の評語は「ようこそ滞納をいただきました。滞納は生活状況のシグナルだ。」として滞納者が生活困窮とわかれば、支援策につなげるというふうに対応が全国の自治体の中でも新しいというか、この見出しは「北風ではなく太陽の政治こそ」ということの中で、こういうふうに変わってきているというふうに紹介がされていますが、私は犬山市の徴収行政の中でも、こういう大きな変化の途上にあるというふうに私は見ているんですけれども、当局としては徴収業務に関しての留意点といいますか、こうした変化というふうに私は捉えているんですけども、当局としてはどのような認識なのかお伺いいたします。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  中村市民部長兼防災監。 ○市民部長兼防災監(中村 誠君) 徴収業務に関しては、基本的には法に基づいて滞納整理の処分とか停止だとか、生活困窮に応じた処分停止だとか、分納の誓約だとか、そういった対応をしているところです。  9月の決算議会でも水野議員からご質疑がございました福祉との連携というところで、今の生活困窮者等々については、引き続き連携をとって、適切な対応をしていきたいというふうに考えております。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 岡議員。 ○13番(岡  覚君) 全国でもそういう変化が顕著になり始めていますので、犬山市でも徴収業務に当たっては、生活困窮者という判断に至った場合には、その支援という立場も含めて、ぬくもりのある行政を追求してほしいということを申し上げます。  2点目、9款5項社会教育費で、全員協議会資料ですと59ページと128ページ、図書館の問題です。
     最初に3点、お伺いしたいというふうに思います。  ここの59ページのところに、平成31年度設計、平成32年度施工ということで、その前に平成30年度に構想についてやってきたというふうに理解しておりますけれども、1点目に、この平成32年度の概算の施工予算はどれぐらいになっていくというふうに、今年度の構想の中では確認したのか、お願いしたいと思います。  それから、2点目に、128ページのほうとの兼ね合い、ちょっといまいちわかりづらい部分があるんです。トイレとLED化というのは、2階だけなのかどうかですね。その辺と、それから旧教育長室があったわけですけれども、これは私は、その壁をぶち抜いて、2階全体、奥の非開示の書庫を除いて、図書館にしていくべきだというふうに思っていますけれども、この旧教育長の部屋はどういう形になるのか質疑をさせてください。  それから、3点目に、1階については、どういうふうに、これはまだ触れていないわけですけども、1階に今までは子どもの図書のスペースが入って右側に広く取ってあったわけですけれども、これが基本的には2階へ移るという感覚であれば、それを含めて1階のリニューアルも計画しなくちゃいけないのではないかというふうに思っていますが。  あと、トイレとLED化は、この際、1階も含めてやるのか。やらないのであれば、1階についても、それを含めた1階のリニューアルも、図書館の建設30周年事業という形で引き続いて検討をするのかどうか、質疑をいたします。  以上、3点。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  中村教育部長。 ○教育部長(中村浩三君) 岡議員のご質疑にお答えいたします。  1点目の工事費につきましては、全員協議会資料の59ページにお示しをしましたとおり1,856万円、これは予算書の249ページで申し上げますと、6の図書館営繕の実施設計の1,444万3,000円と、それから図書館トイレ改修工事費請負費の410万8,000円を足したもの、これが平成31年度における概算工事費になります。  次に、LED化につきましては、館内、館外を問わず、図書館敷地内で蛍光灯を使用している全ての箇所をLED化を行う予定で、約1,418基になります。これがLED化です。  3点目、1階はどうなるのかということです。  まず、その前に2階の今回改修をします図書館のリニューアルにつきましては、子どもを主に対象として、そのお子さんが読む本並びに親御さんたちにも読んでいただく本を配置する予定で、読み聞かせなどができる、寝てというか、お子さんが靴を脱いで本を読んでいただけるような空間を整備する予定です。  この部屋の設計を来年度行ってまいりますので、教育長室の扱いについては、まだ現在、限定はしておりませんが、ただ、ボランティアスタッフなどが待機する場所も必要なので、そういったところにも活用ができないかという想定で、現在、青写真を書いているところで、1階につきましては、したがいまして、本は残りますけれども、1階の子どもたちを対象にした読書コーナーは、本を純粋に読んでいただくところ、子どもたちが本を読んでいただくところとして、2階は読み聞かせやアクティブに本を読んでいただくというイメージを持っています。  以上です。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 岡議員。 ○13番(岡  覚君) ちょっと勘違いというか、答弁が食い違っているもんですから、一番最初の概算費用というのは、ここで平成31年度の費用でなくて、平成32年度の施工の費用は概算どれぐらいかかっていくという現時点での概算の金額について、見通しを聞いたんです。  それから、LED化はわかりました、全館やるということで。トイレについては、2階だけを前もってやるのか、1階全てのトイレについてやるのか、ちょっと答弁がわからなかったのでお聞きします。  それから、犬山市の図書館の弱点は、開架率、蔵書に比べて開架スペースが少なくて、開架率が少ないということが一つの弱点と、それから、全体として閲覧コーナーが少ないんです。だから、こういう犬山市の図書館の持っている弱点を私は一歩でも二歩でも解決していく必要があるというふうに思っていまして、それにつながるリニューアルでなければいけないというふうに思っていますので、今の部長の答弁ですと、開架率が低いことや、閲覧スペースが少ないことに対しては、ちょっと解決策になっていかないような答弁というふうに聞こえてくるもんですから、私の耳が悪いのかもしれませんけれども、その辺、加えてもう少し説明してください。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 暫時休憩いたします。                午前11時43分 休憩                 再     開                午前11時43分 開議 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 再開いたします。  中村教育部長。 ○教育部長(中村浩三君) 答弁漏れも含めて再質疑にお答えします。  展示室のリニューアルについては、概算で2,400万円と見込んでいます。  それから、トイレにつきましては、来年度予定しているのは1階の女子トイレと2階の女子トイレになります。女性のトイレを優先した理由としては、子連れで入れるスペースに整備をしていきたいということで、女子トイレを優先して来年度、トイレの改修を行う計画です。  それから、開架スペースの件につきましては、どうお答えしたらよいんでしょうか、お子さんについては2階で読んでいただくスペースをつくるという計画でリニューアルを進めていきますので、子どもについての開架スペースはむしろふえるというふうにご理解いただきたいと思います。  以上です。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) お諮りいたします。今、第2類の議案質疑の途中でございますが、午前中の会議はこれをもって打ち切り、午後1時まで休憩いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」の声起こる〕 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 異議なしと認め、さよう決しました。  午後1時まで休憩いたします。                午前11時44分 休憩                 再     開                午後1時00分 開議 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 休憩前に引き続き、本会議を再開いたします。  第2類の議案質疑を続行いたします。  ご発言を求めます。  9番 久世議員。 ○9番(久世高裕君) 6点、質疑させていただきたいと思います。  1つ目は、広域ごみ処理施設で、全員協議会資料の78ページです。先ほどの岡村議員の質疑に対する答弁で、地権者同意が得られていないところが1件と、あと墓地の関係で3件、まだ同意が得られていないという答弁があったんですけども、その状況でも事業実施が可能なのかどうかについてお答えをいただきたいと思います。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  永井経済環境部長。 ○経済環境部長(永井恵三君) 久世議員のご質疑にお答えいたします。  場所的にはできるという前提でございます。  以上です。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 久世議員。 ○9番(久世高裕君) 2つ目です。  全員協議会資料のこちら79ページの耕作放棄地解消のための補助金についてです。10アール当たり5万円で、総額50万円ということなんですけど、ちょっと予算が少ないんじゃないかなと。この事業は非常に農業者にとっては受けがいい事業ではあったので、僕が聞く限り、いい事業だなと思っているんですけども、少ないんじゃないかということで、その根拠、数字の積算根拠をお示しいただきたいと思います。  ここに例えば、木を引っこ抜いた後とかの処理費はどうなるのかについても合わせてお答えをいただきたいと思います。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  永井経済環境部長。 ○経済環境部長(永井恵三君) それでは、ご質疑にお答えいたします。  まずは5万円というのは、平成30年度まで、今年度まで国が運用してございました同じような耕作放棄地の補助制度がございます。その基準を運用をさせていただいておりまして、内容としましては、草木、草が生えますので、草刈りの刈り払い、それから集めなきゃいけないですので、集めるということと、処理については一定の1キロ以内ということで積算基準はなっています。それはご自分でお任せするということになりますけど、そういうもの。あと起こすことですね。それから、中には玉石とか石なんかが混じっておるケースも想定されますので、整地ですとか除礫、当然農業をやっていただく前提でございますので、土壌改良、長年使ってございませんので、土壌改良の費用を含めて、大体11万円ほど国は積算してございましたので、それの2分の1ということで5万円という根拠にさせていただいておるということでございます。  以上です。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 久世議員。 ○9番(久世高裕君) じゃあ、草刈りとか、多少浅いところに石があったりというぐらいなんですね。これの事業、農業者の方にお見せしたときに、これではちょっと伐根はできんなということだったんですけど、そういったところについては想定していないということでしょうか。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  永井経済環境部長。 ○経済環境部長(永井恵三君) 現在のところは、この事業を新規にスタートするというところでございますので、まずは伐根までのハードな耕作放棄地までは想定はしてございません。ただ、今後、そういうようなところにも皆様というか、やられる方が意識があるようであれば、状況に合わせた中で補助制度の拡充等々も検討してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 久世議員。 ○9番(久世高裕君) 再々質疑、1つだけですけど、先ほどの鈴木議員の質疑に対する答弁で、山林はだめだというようなことがあったんですけど、例えば今井パイロットはもともとが耕作地であったのが荒れていて、山林というのに変わっていると。過去の履歴の中でそういった地目であったときは、その再生というのは適用されないということになるんでしょうか。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  永井経済環境部長。 ○経済環境部長(永井恵三君) 先ほどお答えしましたように、土地の登記簿謄本の地目を田畑というような形で限定してございます。例えば、パイロットのような形で、現状が木が生えていまして、台帳地目が地目変更せずに畑であれば対象になるというようなことでございます。  以上です。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 久世議員。 ○9番(久世高裕君) 登記簿の地目という答えでしたか。農業委員会の名簿と多分登記簿ってまた違うと思うんで、そのあたりはちょっと細かいところなので、違う場所で検討していただければと思いますので、そのあたり、整理をお願いしたいと思います。  3つ目です。全員協議会資料の86ページの鵜舟の船の発着場の改修工事です。これは階段の改修工事だけという中身なんですかね。金額も89万円、鵜舟とか遊覧船ですけども、当局側大丈夫ですか。特別会計、失礼しました、じゃあ、そっちで聞きます。  次に行きます。観光案内所の整備で、全員協議会資料の82ページ、こちらで観光案内所を整備するというのは、やむを得ないというか、必要なことだと思っております。ただ、キャッスルパークの中につくるということなので、この駐車台数が現状より何台減るのか、収入が幾ら減少するのか。だから、掛ける工事費用以上に機会費用がかかるということですね。それは幾らになるのかというのがまず1つです。  バスの運転手の待合所がないということを現場からも聞いていますので、それを設けるつもりなのかどうかというのが2つ目。  3つ目は、ちょっと前に名鉄の関係者が相談に来られまして、外国人の方の文化体験ができる施設が犬山市は少ないと、そういった場所が必要なんではということを話されていました。名鉄ホテルがホテルインディゴ犬山有楽苑に変わった後には、かなり富裕層の外国人のお客様が訪れると。その方々が満足していただけるような施設が必要だということだったんですけども、いっそのこと観光案内所にそういったものを併設してもいいんじゃないかなということを考えましたが、いかがでしょうか。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  永井経済環境部長。 ○経済環境部長(永井恵三君) 3件、ご質疑にお答えしたいと思います。  まず、駐車台数の減でございますが、15台でございます。損失といいますか、過去の実績から計算しますと260万円ほどでございます。  2点目でございますけど、バスの運転手の待合スペースの件でございますが、こちらは3点目の外国の方の何かおもてなしですとか、体験だとか、こちらにつきましては、観光案内所98.6平米ほどでございます。物販のようなスペースも想定しますし、多目的のスペースも想定しますので、議員ご案内のように、当然バスですとか、今タクシーなんかでいらっしゃる方も、ルートタクシーも3月1日から展開していますので、いろんな乗務員の待合スペースは多目的の部分の中でフレキシブルに想定ができるように検討を今後詳細にしたいと思っていますし、加えて外国人の方につきましては、これも時期にもよりますが、鵜匠だとか、船頭に来ていただきまして、鵜匠の帽子ですとか、腰みのですとか、船頭の帽子というか、何というんですか、三角の、ああいうような日本文化を体験できるような取り組みも合わせて、この多目的スペース、少ない面積ですけど、そういうような機能も今後、実現に向けて検討していきたいというように考えております。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 久世議員。 ○9番(久世高裕君) 1つ、再質疑します。  待合所に関しては、タクシーもあるし、バスもあるし、フレキシブルにというお答えだったんですけど、現状の例えば駐車場の構造のまま、中にぽんとつくっても、かなり入りづらかったり、じゃあ、どこに車が待機するんだというのもあるし、キャッスルパーク自体も改修した上で、例えば、観光案内所の横にちょっとしたロータリーみたいなものをつくるとか、バスやタクシーがちょっとした一時待機所みたいなのもつくる必要が出てくると思うんですね。そういったものは、この予算の中に入っていますでしょうか。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  永井経済環境部長。 ○経済環境部長(永井恵三君) 予算の中には、外構だけでございますので、そういう車回しですとか、そういうものまではこの予算の中には想定してございません。  以上です。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 久世議員。 ○9番(久世高裕君) 再々質疑です。  必要性があると思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 暫時休憩いたします。                午後1時09分 休憩
                    再     開                午後1時09分 開議 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 再開いたします。  答弁を求めます。  永井経済環境部長。 ○経済環境部長(永井恵三君) キャッスルパーキングの中に、そういうようなスペースを確保したいというふうに考えております。観光案内所のすぐ目の前とかいうことではなくて、キャッスルパーキングは広いですので、その中でそういうような、サインですとか誘導の案内は今後検討課題でございますけど、そういうようなスペースを設けていくという考え方でございます。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 久世議員。 ○9番(久世高裕君) 甘いと思いますね。渋滞するとき、そんなことでは対応できないと思うんで、これは検討していただきたいと思います。  次の5番目というか、4つ目ですね、1つ飛ばしたんで。質疑ですけども、こちらは全員協議会資料の69ページ、道の駅エリアの基本計画です。  先日の私の一般質問に対する回答で、以前から言われていた概算事業費の約4億円の内訳で、2億円ほどが道の駅、1億3,000万円が下水道整備、5,000万円が駅前広場の先行土地取得ということでした。  この道の駅エリアという項目になっていますので、道の駅だけの基本計画ではないんだなというふうに今受けとめております。五郎丸駅の復活及び、その駅前広場や、例えば動線とか、そういったことも、この事業の検討内容の一つに入っているということでよろしいでしょうか。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  光清都市整備部長。 ○都市整備部長(光清 毅君) 基本的には道の駅の整備計画でございますが、今言われたように、将来を見越した部分も検討をいたしていきます。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 久世議員。 ○9番(久世高裕君) 駅そのものの例えば概算とか、どういった形状になるとかいうことまで入っていますでしょうか。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  光清都市整備部長。 ○都市整備部長(光清 毅君) 再質疑にお答えします。  基本計画においては、駅については、先ほどのように将来のことはいいますが、概算は既に他の例は参考にしますが、駅については基本的にはこの計画の中には具体的には入れない予定でございます。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 久世議員。 ○9番(久世高裕君) ちょっとあれですね。入れないけど、でも4億円の事業費等、概算している中には、土地の先行取得という言葉が出てきましたので、やっぱり土地を取得していくという方向性を出しておきながら、駅については検討していないというのはいけないと思うんですね。これはそこまで踏み込んで検討していく必要があると思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  光清都市整備部長。 ○都市整備部長(光清 毅君) 再々質疑にお答えします。  駅の整備につきましては、これは場所とかにつきまして非常に金額も高くなりまして、概算を出すのは可能だと思いますが、具体的に、じゃあ、構造まで検討しないと、なかなか細かいところは出ないと思いますので、先ほど言いましたが、将来は駅の可能性というか、駅のことを含めて言及をしていきたいというふうに考えております。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 久世議員。 ○9番(久世高裕君) 次に移ります。5番目です。これは予算書の明細のほうの129ページに書いてあるんですけど、ただ、聞くことはちょっと一般的なこととしてお聞きしたいんですが、パートの賃金のことです。  先日、私も委員として議会から送り込んでいただいています子ども・子育て会議の中で、栗栖児童クラブが開設すると。予算にも入っているんですけど、これは僕は非常にいいことだと思います。ただ、夏休みに関しては、北小学校のほうに行ってもらうしかないと。じゃあ、その理由は何ですかと聞いたら、人員が確保できないと。努力はしているが、人員が確保できないということでした。  じゃあ、給料とか待遇がどうなのかなということをまずお聞きしたいんですけども、基本的に人員が集まらないというときは、声かけとかそういう努力ではなくて、僕はしっかり待遇をよくしていく、給料を上げるべきだと思っています。現状、どういった待遇で雇用されているかということをお示しください。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  小島子ども・子育て監。 ○子ども・子育て監(小島千枝君) ご質疑にお答えいたします。  パートの方については、時間単位で賃金をお支払いしております。1,070円が基本となっております。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 久世議員。 ○9番(久世高裕君) パートの賃金についての基準というか、上げていくためにはどうすればいいのかなと思うんですけども、これは担当課の判断で、あとは財政課と調整してやれるということでしょうかね。  正規の職員だと、例えば人事院勧告云々とかいうことがあるんですけど、パートに関しては余りそういうことは聞いたことがないんで、これは誰の判断で決めているか。だから、例えば、僕はそこだけ上げるべきだと言って、いや、でもほかのパートとの兼ね合いもありますからと言われそうなんで、あらかじめこうやって聞いているんですけども。集まらないということは、やっぱり上げていく必要があると思うんですね。その必要性についてに対する回答と、あともう1点、上げていくためにはどうすればいいか。これは担当課じゃないところかもしれないんで、そちらでお答えいただければと思うんですけども、2点について再質疑をお願いしたいと思います。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  小島子ども・子育て監。 ○子ども・子育て監(小島千枝君) パートの方の賃金につきましては、保育職という形で今、設定をしております。近隣の賃金を見比べながら、今設定をしているところです。賃金を上げることにつきましては、当然担当課のほうで予算を組ませていただいて、財政のほうでお認めいただければ、それを上げていくことにはなりますが、なかなか賃金を上げるということだけでは、人が集まらないというのが現状で、働きたい時間帯と、それから働いていただきたい時間帯のずれが大きな原因だというふうに考えております。  以上です。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  江口経営部長。 ○経営部長(江口俊也君) それでは、人事の担当のほうからも少し答弁をさせていただきたいと思っております。  今の保育士の賃金については、平成29年度のときに、当時1,035円だったものを1,070円に引き上げをしています。パートの皆さんは、職種ごとに単価を分けていまして、今回、予算を上げさせていただいている平成31年度予算では、事務部門のパート職員の方については、900円を960円に上げさせていただいています。これについては、今の事務職を上げているのは、一つは愛知県の最低賃金との兼ね合いもありますし、あとはほかの自治体の状況ですね、そういったものも見ながら、これはやっぱり上げないといかんなという部分については、上げているという状況でございます。  以上でございます。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 他に質疑はありませんか。    〔「なし」の声起こる〕 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 質疑なしと認めます。  よって、第2類、第21号議案に対する質疑を終わります。  続いて、第3類、第22号議案から第28号議案まで並びに諮問第1号に対する質疑を行います。  ご発言を求めます。  3番 柴田議員。 ○3番(柴田浩行君) 3番、柴田浩行です。第24号議案、平成31年度犬山市木曽川うかい事業費特別会計予算について、1点、質疑させていただきます。  事項別明細書の355ページです。1款のうかい事業費の1項運営費の中の鵜飼保存・活性化交付金関係の事業委託料、全員協議会資料の173ページを参照して質疑させていただきますが、地方創生推進交付金を活用した船頭育成事業を実施しているわけなんですが、この交付金、次年度、3年目となり、最後となると思います。船頭の育成の状況と次年度の取り組みについて質疑いたします。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  永井経済環境部長。 ○経済環境部長(永井恵三君) 柴田議員のご質疑にお答えしたいと思います。  この交付金は、まさに船頭の育成事業ということで、平成29年度から平成31年度の3年間、交付金をいただいてやってございます。具体的には、やはり船頭が減少しておりますので、なか乗りととも乗りの訓練を年間225回という形の中で訓練をしておりまして、現在状況としましては、なか乗りが木曽川観光のほうから7名の合格者というような認定をいただきました。それとは別に、現在8名のなか乗りの訓練を実施をしておるというところでございます。  とも乗りにつきましては、一番かじ取り役でございますけど、先ほど申し上げましたなか乗りの7人の中から、4人を今現在、訓練をしておるということで、この交付金を最大限活用して、何とかその4人の中から3名のとも乗りを合格者として目指していきたいという形で現在事業を進行中でございます。  この効果といたしましては、今現在は鵜舟のほうの船頭は木曽川観光のほうから派遣をしていただいておりますので、そういうものが木曽川観光のほうではなくなると、木曽川観光の今度は船頭がふえますので、観覧船がふえるというんですか、1そうでも2そうでも集客ができるような形になりますし、ひいては遊覧船事業を今後展開するんであれば、そのような船頭の育成にもつながるということで、来年度に向けても最終コーナーとして頑張って支援していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 他に質疑はありませんか。  16番 上村議員。 ○16番(上村良一君) 16番、上村良一でございます。私からも第23号議案について、平成31年度犬山市犬山城費特別会計予算について、歳入歳出、2点、質疑をさせていただきます。  犬山城費特別会計の登閣料については、予算書330ページの歳入のところに、入場登閣料が前年度予算から約2,200万円減額して約1億7,800万円になっております。一方、昨年の暮れでは登閣入場者数が史上初の60万人を超えたと報道されております。また、この登閣料の決算は、平成28年度で2億5,500万円、平成29年度も約2億8,000万円となっておりまして、どうして昨年度から大きな減額とし、決算と比較しても約1億円ほど少ない予算を計上されておりますけども、これは何か、えらい消極的だなと思うんですけども、この一般会計などの他の予算については、おおむね実績に基づいた額や目標を設定してこれを上程されているというふうに考えておりますけども、この点についてどのようなお考えなのか質疑させてください。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  中村教育部長。 ○教育部長(中村浩三君) 上村議員のご質疑にお答えします。  これまで犬山城は、歳入欠損を起こさないために、歳入については厳しく見積もっておりまして、おおむね40万人程度で見積もっております。平成30年度、31年度の増減につきましては、天守の修理工事を行っておりますので、その工事の影響を考えて、平成30年度から31年度は減したものです。  以上です。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 上村議員。 ○16番(上村良一君) 再質疑はいたしませんが、先ほどの5月のゴールデンウィーク、10連休というところもありまして、こういうところからも多くの観光客の方もおみえになるかなあと思って、やはりこういったものは、工事があるからということもありましたけども、しっかり受け入れ体制を取っていくというところも重要な課題だと思いますので、その点のところをよくよく考えての計上をしていただきたかったかなと思っております。  次に、歳出のほうですけども、333ページの歳出でも、これは犬山城の施設整備基金の積み立てが7万7,000円というふうに計上されておるんですけども、参考までに平成29年度決算を見ると、約7,774万円、このように基金を積み立てたわけですけども、随分乖離があるんだなあというふうに思っておりまして、これはどういうことかなということでお尋ねをしたいと思いますけども、よろしくお願いいたします。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  中村教育部長。 ○教育部長(中村浩三君) それでは、ご質疑にお答えします。  まず、積立金の7万7,000円につきましては、基金の利息を主に積み立てているものです。犬山城の基金につきましては、例年、歳入歳出の差額、つまり繰越金をそのまま基金に積み立てるという形をとっておりますので、先ほど決算で7,700万円ほどの積み立てがというご質疑ですが、結果としましては、平成29年度で約10億円の基金を積み立てたことになります。  以上です。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 上村議員。 ○16番(上村良一君) 改善というのは、やっぱり見える化を図っていくべきだと思うんですね。これからの本丸の改修等も堀江議員の質問の中でもありましたし、そういうところで特別会計の犬山城費のところが、どのような推移をして伸びていっているのか、こういうことをしっかり見える化に努めていただきたいなと思います。  先ほど10億円とおっしゃいましたけども、正確な数字として幾らあるんですか。これを再質疑させてください。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  中村教育部長。 ○教育部長(中村浩三君) 平成29年度現在の数字で申し上げます。10億9,209万9,885円です。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 上村議員。 ○16番(上村良一君) これで再々質疑になりますかね。10億円とも9億円ともという議会の答弁でしたけども、これは約11億円あるということがわかったわけですね。こういうふうにしっかり見えるふうにしていただければ、こういうことも少なくなるのかなと思っていますけども、この特別会計というのは、いわゆる登閣料で原資としているわけですけども、これにはやはり先ほど60万円集客があったというところで、その中でやはりしっかり例年度のものが積み上がってきたよと。その中でやっぱりしっかり犬山城に登閣していただけるような環境整備をずうっと整えてきて、その結果としてやっぱり積み上がってきたものであるもんですから、その間、今回も観光事業費として8,000万円ほど観光のほうも組んでいますけども、そういう環境整備をしながら、犬山城の登閣数もふえてきた。  それには今、話題となっています、京都なんかでもそうですけども、オーバーツーリズム、グリーンツーリズムギャップと、こういうことで観光客が影響してさまざまな問題が起きてくる。当然そこの地域住民、いわゆる城下町の方々も、そういったところの協力をご理解の上に、こういったものが積み上がってきたものだと私も認識しておりまして、今後、そういったことをソフト面でも互いにそういった信頼関係を、この犬山城の特別会計の中での使える範囲というのは決まっているということは承知しておりますけども、ソフト面でもそういった信頼関係をつくる上でも、そういう地元還元といいますか、そういったことが考えられないのかということで質疑をしたいと思います。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  中村教育部長。 ○教育部長(中村浩三君) 再々質疑にお答えいたします。  基本的には、犬山城の登閣料は、犬山城の保存・整備のために使われるものだと考えておりますが、今議員のご指摘のところも踏まえて、検討をさせていただきたいと思っています。  以上です。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 他に質疑はありませんか。  7番 鈴木議員。 ○7番(鈴木伸太郎君) 第25号議案、犬山市介護保険特別会計予算から1件質疑させていただきます。  先ほどちょっと違う場所でお伺いした件ですけれども、見つけました。389ページの4款3項3目のところで、在宅医療・介護連携事業委託料501万円とあるものなんですが、2市2町で在宅医療を推進するという事業だと思うんですが、今年度、何か余りうまく行っていないということで、来年度どこまで行くのか、その事業内容とともにお聞かせください。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  吉野健康福祉部長。 ○健康福祉部長(吉野正根君) それでは、質疑にお答えさせていただきます。
     平成30年度、事業がうまくいってなかったと認識はしていませんが、平成30年度やってきた事業を踏まえまして、今年度につきましては議員がおっしゃいましたように、犬山市・江南市・大口町・扶桑町の2市2町で、地域包括ケアシステム構築における在宅医療・介護連携の課題を把握した上で、医療・介護専門職が専門性を発揮し、相互に役割を理解し、連携して、地域住民への質の高い医療・介護サービスを提供するという基盤整備を行うものでありまして、具体的な事業で言いますと、尾北医師会管内地域の医療・介護資源の把握とか、切れ目のない在宅医療と介護の提供体制の構築支援、医療・介護関係者の情報共有の支援とか相談支援、それから、地域住民への在宅医療・介護の啓発、それから同職種連携促進、情報共有に向けた部会とか連絡会の実施、それから、自治体が実施する在宅医療、介護関係者が参画する会議への出席及び助言・支援という、これ以外にもまだいろんな事業をやっていただくんですが、こういう事業を医師会等と連携して進めていきたいというふうに考えています。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 鈴木議員。 ○7番(鈴木伸太郎君) 具体的に在宅でこういうサービスを受けられるようになるんでしょうか、来年度。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  吉野健康福祉部長。 ○健康福祉部長(吉野正根君) とりあえず体制の構築という格好ですので、いろんな方からの相談とかがあったときに、病院を紹介するとか、在宅医療を利用した人に、地域にこういう医療機関があるよとか、そういうことが構築できていける格好という形で思っております。  いずれにしましても、在宅における緩和ケアとか看取り支援の質的向上に向けて訪問看護サービスの均等を図るとか、2市2町が実施する在宅医療・介護関係者が参加する会議等で、いろんな情報共有をしながら、地域の課題に向けて広域でやれる体制、こういう体制をまずつくるという形で今は進めているという状況です。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 鈴木議員。 ○7番(鈴木伸太郎君) その体制をつくっていただいて、ちゃんとサービスのほうに反映できるように期待をしております。ありがとうございました。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 他に質疑はありませんか。  14番 水野議員。 ○14番(水野正光君) 14番、水野正光でございます。私からは第28号議案、平成31年度犬山市下水道事業会計予算について、1件、質問させていただきます。  予算書の472ページ、全員協議会資料は89ページですが、資本的支出の汚水管路建設費であります。そのうちの前原1号汚水幹線の整備についてお伺いいたします。  やっと見える形で工事が前原台の下水道接続について始まるということでありますが、平成31年度、ここで全員協議会資料に示されているように、今は600φの110メートルということで示してありますが、1年の間にえらい少ないなという思いがありましたけども、それで推進工法ということですし、それから半ノ木川でしたかね、くぐるということで、そういった面で難しい工法があるのかなと思うんですが、どういう工法でやられるのか。  それから、この平成31年度の前原1号汚水幹線の予算額はどうなっているのかお伺いいたします。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  光清都市整備部長。 ○都市整備部長(光清 毅君) それでは、質疑にお答えします。  平成31年度は、県道の善師野西北野線の赤坂の交差点から北側に延長約110メートルの推進工事を行います。具体的には半ノ木川の北側に発進立坑というのをつくりまして、半ノ木川の下約8メートルぐらいの深さのところを、既設の人孔に向かって赤坂の交差点にあります推進を行います。  工法は専門的になりますが、硬性さや管方式の汚泥式推進工法といいまして、推進管の中に本管350ミリの塩ビ管を挿入するという工法になります。  最後に、予算は8,373万円になります。  以上です。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 水野議員。 ○14番(水野正光君) 掘るに当たっての準備といいますか、その施設、あるいは今の半ノ木川ということもあると思いますが、ここまで来ると、もっと早くできておれば、ぬく森第二とか養護老人ホームも接続できたなと思いますけど、それは別の話です。  再質疑ですが、前原台の住民お一人おみえになりますけども、これは早く接続を待ち望んでみえるわけですけども、今後の工事のスケジュールですね、それから、供用開始の予定はいつになっているのかお伺いいたします。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  光清都市整備部長。 ○都市整備部長(光清 毅君) それでは、再質疑にお答えします。  今後の予定につきましては、2020年から2022年には引き続き汚水幹線の工事を、それから2023年から2028年には団地内の枝管の工事等を実施しまして、2028年、平成でいいますと40年になりますが、年度末に供用開始を予定しております。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 山田市長。 ○市長(山田拓郎君) 私からも答弁させていただきますが、正直言って、私も内部で検討している中で、平成40年という今の目標をもう少し前倒すことってできないのという話を内部でさせていただいたことはございます。  特に、まず、幹線整備のほうを平成31年度から入っていくわけですけれども、そこは今、いろんな工法だとか土質の関係だとか、そういったところで幹線の整備については、なかなか前倒しが難しいというような話があって、それは私としても納得をしているところです。  ただし、これは今、前倒しができるとかできないとかということではなくて、いわゆる団地内の枝線の整備に当たっては、私としても可能性を模索したいと、こう思っております。今、前倒しができるとか断言して言えるものではありませんが、あくまでも可能性を模索するという意味で、私も少しでも早くできないかという気持ちは持っておりますので、今後、いろいろ状況を精査して、検討を重ねたいと思っておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 水野議員。 ○14番(水野正光君) 市長、ありがとうございました。私も同じ思いで、住んではおりませんけども、住民の皆さんに接するたびにこの話が出てくるわけです。  再々質疑ですが、最終的にこの事業の総工費がどれだけになると見込んでみえるのか。  それから、国の補助金ですけども、通常2分の1だというふうに聞いておりますけども、実際、どういう見通しなのかお伺いいたします。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  光清都市整備部長。 ○都市整備部長(光清 毅君) それでは、再々質疑にお答えします。  総事業費は約14億円を見込んでおります。そのうち国庫補助金は、今おっしゃられたように2分の1の約7億円を見込んでおります。  以上です。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 他に質疑はありませんか。  久世議員。 ○9番(久世高裕君) 3つ質疑させていただきたいと思います。  まず、1つ目が、国民健康保険です。第22号議案、まず国民健康保険運営協議会の皆さんには本当に熱心に審議をいただいて、僕ができるだろうと考えていたとおりというか、皆さんの審議のおかげで答申としては増税をしないと、来年度については据え置きという答申が出て、市長もそれを受けて据え置きという判断をしていただいたのは、非常によかったなというふうに思っております。本当に皆さんのおかげだなと思います。  ただ、その財源についてちょっと確認をしたいんですけども、本来、増税をしなければ大変だという状況で、増税が前提のような状況ではありました。その分というのは、どこからどうやって工面をしているんでしょうか。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  吉野健康福祉部長。 ○健康福祉部長(吉野正根君) それでは、質疑にお答えさせていただきます。  来年度は今言われたように据え置きという形をとりますので、基金で対応したいという格好で考えています。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 久世議員。 ○9番(久世高裕君) 金額も合わせて。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  吉野健康福祉部長。 ○健康福祉部長(吉野正根君) 再質疑にお答えいたします。  金額は3億1,105万円という形になります。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 久世議員。 ○9番(久世高裕君) 増税分です。増税する分だと。基金というのはもとから税率6%程度上げても、基金からは一定程度繰り入れる予定だったはずです。それを除いた分です、今聞いているのは。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  吉野健康福祉部長。 ○健康福祉部長(吉野正根君) 質疑にお答えいたします。  増税分はありません。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 暫時休憩いたします。                午後1時40分 休憩                 再     開                午後1時42分 開議 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 再開いたします。  続いて答弁を求めます。  吉野健康福祉部長。 ○健康福祉部長(吉野正根君) ご質疑にお答えをいたします。  当初は2億5,000万円ぐらいを投入する予定をしていましたが、増税をしないということで約1億近く基金のほうが高くなったという形です。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 久世議員。 ○9番(久世高裕君) じゃあ、本来増税する分だったのは、約1億円ということですね、金額にして。じゃあ、その1億円を今後、例えば基金が今後枯渇していったとして、じゃあ、増税しないと仮に決めた場合には、どこから工面すればいいのかというと、一般会計からの繰り入れということになると思います。  来年度の予算の中で、一般会計からの繰り入れというのは、余り金額は変わっていないんですかね。それもちょっと確認をしたいんですけど。まだまだということは、一般会計から繰り入れができる余地はあると僕は考えております。  繰り入れに関しては、僕も傍聴させていただいて、運営協議会の中で特に医師の先生の方々からは、非常にごもっともな意見で、繰り入れはもうやむなしだろうと、今の市民生活を考えて、繰り入れをするのはやむなしではあるけども、その根拠が必要だと。将来にわたって出し続けるわけにはいかないという発言はありました。ごもっともだとは思います。その根拠というのはしっかり見出していかなきゃいけないんですけども、ただ、1億円程度の金額ということで、思ったより大きくはないなというのが今の感想です。  だから、1億円程度市民の市税の中から投入すれば、増税は将来にわたってもかなり抑制できる分があるんじゃないかと思うんですけども。大丈夫ですかね。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  吉野健康福祉部長。 ○健康福祉部長(吉野正根君) 質疑にお答えさせていただきます。  まず、最初の一般会計からの繰り入れが変わっていないんじゃないかということなんですけど、一般会計の繰り入れにつきましては、総額で平成31年が4億2,990万円、平成30年度が4億2,209万円ということで、一応781万円の増加という形になります。  それから、法定外の繰り入れのほうにつきましても、平成31年が9,150万4,000円、平成30年が8,160万3,000円ということで、990万1,000円ほどの増という形になります。こちらの増につきましては、健康保険事業と、あと福祉医療の波及分ということで、この分が増という形にはなっているというふうに考えております。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 久世議員。 ○9番(久世高裕君) 全体からすると、余り変わっていないかなという、1,000万円弱なんで、何か上がりましたよと言われても、全体からするとそうでもないなと反論しておきたいところです。  こうやって数字をしっかり精査しながら、余りうかつに増税はしないという方針で、できるだけ市民生活に影響を与えない運営をしていくという基本方針であってほしいなというのが願いです。  質疑として、再々質疑で伺っておきたいんですけど、当局もそうやって考えていらっしゃるということでいいですかね。市民生活については余り無理を言わない、できるだけやりくりで工面していくんだという方針でよろしいですか。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  吉野健康福祉部長。 ○健康福祉部長(吉野正根君) 確かに市民生活にという形ですが、実際、今回増額をしないという形でとりましても、今の段階では県下でも下から2番目に安いというような状況もありますので、この辺も加味しながら、実際には今年度の決算もまだ出ていないような状況ですので、そこら辺を精査しながら、やっぱり決めていきたいなというふうには思っています。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 久世議員。 ○9番(久世高裕君) 2番目に安いというのは誇らしい数字だと思っていただきたいと思います。  次、第23号議案の犬山城費特別会計です。これはちょっとたくさん聞きたいんですけど、1つずつメモしていただいてお願いします。  まず、ホームページです。金額で460万円、犬山城のホームページ管理委託料というのが上がっております。これが内容がどういうことかということをまずお聞きしたいんですけども、参考として、例えば観光情報ホームページというのは、犬山観光情報って出てくる、観光協会が運営しているもの、これは66万円です。犬山市の本体のホームページとしては、今、CMSになっているんで、委託料というのは発生していないのかなと、自分たちで更新しているということで、ちょっと項目が探しても見当たらなかったんで、あれば答えていただきたいんですけど、そんなに金額は大きくないんじゃないかなと思いました。  この管理業務委託料で、犬山城のホームページって、見てみると、そんなに中身はないんですよね。犬山城の一般的な説明が書いてあって、料金が書いてあって、そんなに頻繁に更新していくものではない。なぜ460万円かかるのかということについて、まず、1点目です、それが。  2つ目としては、さっきの上村議員の質疑にもあった施設整備基金の10億9,209万円ほどで、利子が7万7,000円という答弁でした。これはパーセントにするとめちゃくちゃ少ないと思うんですね。10億円の残高があって、利子が7万7,000円というのは、0.00何%という数字で、もうちょっとちゃんと運用すれば、せめて1%に近づけることぐらいはできるんじゃないかなと、この超低金利時代といっても、ちょっと頑張って運用すれば、1%弱はいけるんじゃないかなと思うんで、そうすれば金額が全然違うわけですね。何百万円変わってくるんで、これについてはどんな運用をしているのかというのが2つ目です。  3つ目については、白帝文庫の補助金の2,970万円、これがずうっと、4〜5年前に増額されて、今の金額に至るわけですけども、前から聞いているように、補助金というのはあくまで団体の運営に対する補助でなければいけないというのが僕の考える補助金のあり方です。  中身を見てみますと、決算資料に上がっていました、白帝文庫に対しての補助金の中身。例えば理事長報酬240万円とか、人件費970万円、それから事業経費約1,600万円、そのほか経費がいろいろあるんですけど、ちょっと注目して、何だこりゃと思ったのは、600万円、この補助金の中から収蔵庫修繕積立金というものが上がっています。これ年度で、過去の年度を見てみると、この金額が300万円になっていたこともありました。だから、事業の増減によって、その年度でこの基金に幾ら積み立てるというような運用がされているというふうに見えます。
     この収蔵庫というのが実質的には特別会計からの繰り入れ、補助金の中から出されているということは、これはこの議会でも、そういった使われ方がしているということをお示ししていかなきゃいけないと思うんですね。初めて聞いたんで、収蔵庫というのは今必要なのかどうか。もし必要なくて、この積み立てがされているということであれば、不必要なお金ということになりますから、補助金の使途に対しては繰越金だけではなく、こうした基金にも目を向けなきゃいけないと思っております。  今の白帝文庫が所有されている文化財関係が、どこに保管されていて、なぜ収蔵庫の新設になるんですかね、改修になるんですかね、が必要になるのか。僕は文化史料館にてっきり保存してあるのかなと、公共施設にあるのかなと思っていたんですけども、そうであれば、むしろ賃料をいただかなくてはいけないぐらいですし、今、その実態がどうなっているのかというのが3つ目です。  以上です。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  中村教育部長。 ○教育部長(中村浩三君) 久世議員のご質疑にお答えします。  1つ目のホームページにつきましては、来年度、新たにインバウンド対応としまして、外国人が見やすいホームページを作成するためのもので、具体的には英語、ハングル語、タイ語などで構成をしたいと考えています。  2つ目の基金の運用ですが、来年度の予算につきましては、平成30年度に預け入れた運用を参考に7万6,000円と実績値で予算を計上させていただいたもので、運用につきましては、金融機関に普通預金であるとか期日指定定期預金であるとかで預け入れをしています。  3つ目の白帝文庫の補助金については、まず、収蔵庫に補助金が入っていると思われるというご指摘については、そもそも白帝文庫へ2,970万円の補助金を支出しておりますが、主にこの2,970万円は、白帝文庫の事業の人件費であるとか、修理、展示の事業経費であるとか、管理経費に充てられておりまして、それを合計しますと、3,500万円ほどになります。  そのほか、白帝文庫が賛助会員から寄附をいただいているのが500万円あるわけで、ただ、一旦白帝文庫の会計に入ってしまいますと、厳密に補助金のほうから収蔵庫に回っていないとは言い切れないんですが、仕組みとしては我々の補助金については、事業補助、団体補助というか事業補助ですね、で対応させていただいています。  さらに、収蔵庫の必要性につきましては、白帝文庫が所蔵する文物、資料については、貴重なものについては史料館の奥の収蔵庫に収蔵しており、これについては、賃料というか使用料をいただいております。  そのほか、詳しい場所はちょっと申し上げられませんが、文書などを白帝文庫所有の倉庫で、蔵ですね、保管をしていらっしゃって、この蔵の修復費というのは、この文書なんかを今しまっていらっしゃる蔵を、老朽化に伴って改修の必要があるんで、そのために積み立てているというものになります。  以上です。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 久世議員。 ○9番(久世高裕君) 再質疑をやります。  1つ目のところのホームページでは、いわゆる多言語化ということだと思います。例えば市の本体のホームページで、多言語化に幾ら使ったのかと見ると、費用をかけてないんじゃないですかね。かけているのかな。議事録を調べたら、自動翻訳システムでやったと書いてあったんで、そんなに何百万もお金がかかるのかなと。今書いてある分量って、そんなに大した分量ではないんで、何百ページもあるわけではないですから、これで460万円というのは過剰な支出ではないかなと。誰がどうやって適切にそれを判定しているのか。これは市の直接入札にかけてやる事業なんですかね。どこかに委託で、もう随意契約で決まっていたりとか、そういった契約のあり方が、今どうなっているのかについて、まず再質疑の1点目です。  2つ目の部分の利子、約10億円のお金に対する利子で7万7,000円で、おかしいと思いませんか。もっと、今現状で預金とか定期性のどうのこうのという話があったんですけど、普通の感覚として、10億円お金があって、利子が7万7,000円ってちょっと安すぎると思いませんか。だから、もっと運用を変えていく必要があると思いますけど、そういう答弁がなかったんで、運用の仕方を改善するつもりがあるかどうかというのが2つ目の再質疑です。  3つ目は、白帝文庫への補助金で、一つ看過できない答弁がありました。補助金を出しているのが、市からは2,970万円、そのほかに500万円ほど賛助会員の会費があると。だから、この収蔵庫に対するお金が全部市から出ているとは限らないという答弁があったんですけど、これは訂正してください。間違いです。市から出ている資料の中で、これは決算資料ですよ、平成29年度の分の、書いてあるんです、この内訳に。2,970万円の内訳として、その中に積立金600万円と書いてあるんだから、ここから出ているじゃないですか。だから、その答弁は明確に間違いなんで、これはただしていただかなければならないです。だから、そのあたりのチェックがおろそかになっているんじゃないかなというのが、この今回の犬山城費特別会計への指摘になるので、今の答弁にあらわれているんじゃないかなと思いました。  答弁を訂正していただきたいということと、収蔵庫というのは、じゃあ、幾らかかるんですかね。老朽化していてぼろぼろだったら、どこかに新設したほうがいいかもしれない。ただ、その物量がどれぐらいあるのかということがわからないと、どれだけの面積の収蔵庫が必要ということもわからないんで、これは数字を出してください。今出せなければ、近いうちに、白帝文庫から、厳密にこの特別会計から行っているお金で基金が積み立てられているということなんで、それは根拠資料を出していただかなくてはいけないです。出していただけますでしょうか。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  中村教育部長。 ○教育部長(中村浩三君) 再質疑にお答えします。  1つ目のホームページにつきましては、単なる多言語化ではなくて、新たに外国人目線のホームページを作成するというもので、執行に当たっては競争入札を考えています。  2つ目の基金の運用につきましては、先ほど実績で申し上げていますが、運用については検討させていただきます。  3点目の白帝文庫のまず収蔵庫については、確認をして、改めて別の機会に報告をさせていただきます。確認してみないとわかりませんので、これは改めて確認をさせてください。  先ほどの答弁の中の500万円がということですが、2,970万円の算出根拠としては、事業経費で算出をしていますという答弁をさせていただきたかったんですけども、白帝文庫の決算の中では、確かにそこの部分の一部が蔵のほうの積み立てに回っていないということは断言できないので、その分は訂正をさせていただくことになります。  以上です。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 久世議員。 ○9番(久世高裕君) そんなに難しいことを言っていないと思うんですけど、白帝文庫全体のお金じゃなくて、今考えていただきたいのは、市から出ている2,970万円の補助金です。この補助金の算出根拠として、平成29年度の決算資料の中に、明確に600万円の収蔵庫積立基金と書いてあります。だから、少なからず市から出ているお金で600万円の積み立てが行われている、その使途が収蔵庫の修復であると。だから、それが適切なものかどうかというのは、市の責任としてチェックする必要があるでしょうということです。  だから、収蔵庫のお金全体が白帝文庫から使われているというのはあるかもしれないけど、そこじゃないです、聞いているのは。だから、市から出ているのは間違いないんで、チェックして行きますと言っていただければ。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  中村教育部長。 ○教育部長(中村浩三君) 久世議員の再質疑の答弁漏れについて答弁させていただきます。  チェックして行きます。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 江口経営部長。 ○経営部長(江口俊也君) 先ほど市のホームページの話がちょっと出ておりましたんで、答弁だけさせていただきます。  平成28年度にリニューアルをしているんですが、その前の年に再構築ということで、金額としてはおよそ800万円ほどの委託を組んでいます。そこの中で、多言語をやっているという格好です。その後は、いわゆる保守の運用委託ということで、毎年130万円ほど計上させていただいているという状況でございます。  以上でございます。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 久世議員。 ○9番(久世高裕君) 了解しました。3つ目です。  次の第24号議案の木曽川うかい事業費特別会計補正予算です。  聞くのは1点だけですけども、さっき聞きそびれた件で、鵜舟の発着場を迎帆楼の裏のあたりに設けるということで、僕は非常にいいことだとは思うんですけど、若干心配なこともありまして、工事内容を見ると、階段の改修工事だけなんです。ただ、発着場として機能させるには、例えば待合所とか連絡機能とか、あとはお客さんを誘導しなきゃいけないということがあるんで、そのあたりがどうか。  あと、もう1点、心配なことは、以前、柴山議員が一般質問で、川で泳いでいいのかという質問があって、これは遊泳か、300メートルですかね、犬山ホテルのあたりまでは頭首工の関係で遊泳は禁止だと。これは船は関係ないということでいいんですかね。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  永井経済環境部長。 ○経済環境部長(永井恵三君) 2点のご質疑にお答えしたいと思います。  まずは金額を見ていただいてもわかりますように89万円で階段、今はそのまま滑り台のような状況になっておりますので、階段を設置をして、できれば秋の紅葉船ぐらいから、本格的にできないかなあと。一定の収益も当然見込まないと、事業としては採算にのりませんので、そういうものを見きわめながら、当然サイン計画ですとか、もう一つは夜の鵜飼の発着場、灯屋迎帆楼のお客様を乗せるという話になれば、全体的なやっぱり安全対策ですとか、議員おっしゃられたような待合ですとか、そういうものについては、次のステップとして考えていきたいなというふうに思っております。まずは階段をつくってというところでございます。  2点目の船につきましては、関係機関、木曽川上流事務所ですとか、犬山頭首工、関係機関と調整済みで合意を得ておりますので、可能だという答えでございます。  以上です。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 久世議員。 ○9番(久世高裕君) さっきなぜ観光案内所の前にこれを聞こうと思ったかというのは、観光案内所は坂というか、階段を上ってすぐのところにできるんで、これとも連動した形でやれるんじゃないかなあとも思っていたんですね。だったら、そこからうまく誘導して、待合所をつくって、情報コーナーをつくってとやれば、うまく機能するなと。ただ、観光案内所の予算のほうにそれが入っていなければ、つくっちゃった後で増築といっても、それができませんよという話になりかねないので、あらかじめ将来構想というのを、あのあたりをどうするかというのはきっちりつくった上で、いろんな工事をやっていくべきだなと思っていたんです。  だから、将来的にはそちらが発着場として機能させていくという形で、いろんな整備を考えているということでよろしいですかね。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  永井経済環境部長。 ○経済環境部長(永井恵三君) 再質疑にお答えいたします。  もちろんそこも一つの一番下流のスタート地点になると思いますし、今、犬山ホテルの前ですとか、鵜飼事務所の下、ひいては今栗栖の桃太郎港も港というんですか、そういうものでつなぎながら、城下町のお客様を川を使って栗栖まで運んで、回遊性を高めるような、そんなようなコンテンツに将来的にはしていきたいなというふうに考えております。  以上です。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 久世議員。 ○9番(久世高裕君) ずれているんですけど、そっちの将来構想というよりは、あのあたりの発着場のあたりのエリア、観光案内所をつくるキャッスルパークのあたりから下におりてきて、発着場をこれから新設していきますというところあたりの待合所をどうするんだとか、誘導をどうするんだとかいうところの将来構想、今やっていないというか、やりながら検討していくということなんで、本当はちゃんと構想があった上で事業をやっていくのが筋だと思うんですけど、そういった将来構想があるというか、これからつくっていくということでいいんですかね。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  永井経済環境部長。 ○経済環境部長(永井恵三君) 再々質疑で、先走ったような答弁を先にしてしまいましたので、もちろん今、案内所から下におりてくるループと言いますか、今まだ通行どめのようなことになっておりますけど、それを踏まえた形の中で、サイン計画ですとか、あと案内機能、そういうものを踏まえた形で、今申し上げたような将来ビジョンにつなげていきたいというふうに考えております。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 他に質疑はありませんか。  13番 岡議員。 ○13番(岡  覚君) 第22号議案、国民健康保険特別会計について、4点、質疑をさせていただきたいと思います。  先ほど久世議員からも大丈夫なのかという立場からの質疑がありましたが、私もそのような思いで質疑をさせていただきます。  304ページです。先ほども質疑がありましたけれども、一般会計からの繰入金が前年度より少し多い金額でありますが、今年度に関しては、法定外繰り入れに限って言いますと、愛知県平均に比べて犬山市は低い状況でありました。多分、新年度もそう多くは変わらないだろうと思いますが、そういう立場からすると、大体県下平均の法定外繰り入れに比べて、どの程度低いのか、1人当たりで結構ですので、金額を示していただきたいと思います。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  吉野健康福祉部長。 ○健康福祉部長(吉野正根君) それでは、質疑にお答えいたします。  来年度についてはまだちょっと数字が出ませんので、平成30年度の数字ということでお答えさせていただきます。  一応、法定外で県下では平均で1人当たり1万1,844円という形になります。当市のように基金と両方合わせて繰り入れているところの平均を出しますと、1人当たり9,548円ということで、犬山市が4,686円ということで、議員が言われるように、県下平均よりは低いというような状況にはなっています。市町村によって事情が違うこともあり、一律というにはなかなか考えられないなというふうには考えています。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 岡議員。 ○13番(岡  覚君) 法定外繰り入れで基金からも繰り入れられているところを抽出してみても、5,000円ほど1人当たりで言えば、まだ犬山市のほうが低いということがわかりました。  2点目に、その304ページの次の繰入金ですね、基金からの繰入金についてですが、この基金が今年度も決算の中で基金を積み増ししたというふうに思います。積み増しした上で、今回の予算で前年度より若干少ない3億1,100万円ほど激変緩和ということも含めて出すわけですけれども、出した後の基金残高については幾らになるのか、確認させてください。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  吉野健康福祉部長。 ○健康福祉部長(吉野正根君) それでは、質疑にお答えさせていただきます。  基金のほうは現在、11億1,208万8,000円という形になります。そこの中で、今年度、激変緩和に使うということで、基金の取り崩しは3億2,608万5,000円ということで、残としては7億8,600万3,000円、今回、補正を上げさせていただいておりますので、補正で1,654万3,000円を積み立てという形で補正で上げさせていただきましたので、これを合わせますと、8億2,504万6,000円という形になります。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 岡議員。 ○13番(岡  覚君) 今、本年度予算額のところは、前年度予算額の3億2,600万円と読み間違えていると思いますので、今年度新たに基金を取り崩すのは、あくまで3億1,105万円ですので、これはちょっと訂正してもらったほうがいいと思いますので、よろしくお願いします。  いずれにしましても、年度途中で少し基金を積み増し、さらに今回の補正でも積み増しした上で、残る金額が8億2,000万円ほどということで確認させていただきたいと思いますが、今年度取り崩す金額については、ちょっと確認の意味で訂正をお願いしたいと思います。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  吉野健康福祉部長。 ○健康福祉部長(吉野正根君) それでは、答弁漏れのところをお答えさせていただきます。  さっきのは、一応平成30年度という形で、ここから来年度は先ほど議員が言われたように3億1,105万円充てるという形で、先ほど8億254万6,000円の中から、今回の3億1,000万円ほど差し引くと、5億1,000万円ほどという形になろうかと思います。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 岡議員。 ○13番(岡  覚君) 3点目に、その下の繰越金については、今回頭出しの1,000円ですが、これも平成30年度と同様に決算を見て、一定額がここで出てきて、その分、また基金に繰り入れができる、基金の積み増しができるというふうに推定していますけれども、それで間違いないかどうか、確認の意味でお願いします。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  吉野健康福祉部長。 ○健康福祉部長(吉野正根君) それでは、質疑にお答えさせていただきます。  平成30年度の繰り越し予定、これで基金を今回注ぎ込むという形になりますので、単年度で行けば実質的には繰り越しはないんじゃないかなというふうには想定しております。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 岡議員。 ○13番(岡  覚君) 財政状況の確認をさせていただきましたが、全体として平成31年度、新年度については、税率改定は行わなかったものの、基金を当初の予定よりも少し取り崩すことによって、この新年度の予算は立てられたというふうに思っていますし、新年度については、国民健康保険の事業全体で大丈夫だというふうに私は思っていますけれども、当局もそういう認識だろうと思っていますが、それがいいかどうかということと、それ以降ですね、問題は。  先ほど久世議員からも県下で2番目に安い国民健康保険の負担状況ということでありましたけれども、それは裏を返せば、県に納付しなければいけない金額と、この国民健康保険税として歳入ではかる金額の乖離がまだ大変大きい、国民健康保険の事業が市町村単位から都道府県単位化、広域化に伴って、当初30%くらい、納付金との乖離があったわけですけれども、6.数%の今年度の税率改定によって、乖離は約20数%残ったままという状況になると思いますけれども、新年度はいいとしても、それ以降については大変な危惧を抱いていますが、国からの応分の手当がないと、応分の国の負担がないと、いずれ国民健康保険は税率を引き上げざるを得ないのではないかという危惧を抱いていますけれども、新年度は大丈夫だとしても、それ以降についてはどのような見通しを持っているのか、合わせてご答弁いただきたいと思います。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 答弁を求めます。  吉野健康福祉部長。 ○健康福祉部長(吉野正根君) それでは、質疑にお答えさせていただきます。  来年度につきましては、議員が言われたとおり、税率を据え置くという観点から、基金を取り崩して、そこに充ててやっていくという形ですので、来年度については、とりあえず予算を組ませていただいたとおり、やっていけるというふうに考えてはいます。  それ以降につきましては、当然、今回、一旦立ちどまるというような形をとっていますので、激変緩和に使える基金には限りがあるということで、基本的には上昇率は高くなるんではないかなというふうには考えております。
     そのため、今後また、国からのそういう補助は多分見込めることはないんじゃないかという形になりますので、今後、実際のことしの決算状況を見ながら、どうしていくかを慎重に考えていかなければいけないなというふうには考えております。 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 他に質疑はありませんか。    〔「なし」の声起こる〕 ○議長(ビアンキ アンソニー君) 質疑なしと認めます。  よって、第3類、第22号議案から第28号議案まで並びに諮問第1 号に対する質疑を終わります。  これをもって全議案に対する質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案をお手元に配付いたしました議案付託表のとおり、それぞれの所管の常任委員会に付託いたします。           ********************              平成31年2月定例会常任委員会              付 託 議 案 一 覧 表 《総務委員会》                           第1委員会室 ┌───────┬──────────────────────────────────┐ │ 議案番号  │件         名                       │ ├───────┼──────────────────────────────────┤ │ 第1号議案 │犬山西ふれあいセンターの設置及び管理に関する条例の制定について   │ │       │                                  │ │ 第4号議案 │犬山市表彰条例の一部改正について                  │ │       │                                  │ │ 第5号議案 │犬山市附属機関設置条例の一部改正について(総務委員会の所管に属する附│ │       │属機関関係)                            │ │       │                                  │ │ 第6号議案 │犬山市職員定数条例の一部改正について                │ │       │                                  │ │ 第7号議案 │犬山市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について     │ │       │                                  │ │ 第19号議案 │犬山市火災予防条例の一部改正について                │ │       │                                  │ │ 第21号議案 │平成31年度犬山市一般会計予算                    │ │       │ 第1条の第1表 歳入歳出予算中                  │ │       │  歳 入 総務委員会の所管に属する歳入              │ │       │  歳 出 1款 議会費                      │ │       │      2款 総務費(5項統計調査費のうち5目教育統計調査費を除│ │       │く)                                │ │       │      8款 消防費                      │ │       │      11款 公債費                      │ │       │      12款 諸支出金                     │ │       │      13款 予備費                      │ │       │ 第2条の第2表 地方債(災害援護貸付金を除く)          │ │       │ 第3条 一時借入金                        │ │       │ 第4条 預金債権と地方債債務の相殺                │ │       │ 第5条 歳出予算の流用                      │ │       │                                  │ │ 諮問第1号 │人権擁護委員の推せんについて                    │ └───────┴──────────────────────────────────┘ 《民生文教委員会》                         第2委員会室 ┌───────┬──────────────────────────────────┐ │ 議案番号  │件         名                       │ ├───────┼──────────────────────────────────┤ │ 第3号議案 │犬山市養護老人ホーム条例の廃止について               │ │       │                                  │ │ 第11号議案 │犬山市母子父子家庭医療費の支給に関する条例の一部改正について    │ │       │                                  │ │ 第12号議案 │犬山市老人憩の家の設置及び管理に関する条例の一部改正について    │ │       │                                  │ │ 第13号議案 │犬山市国民健康保険条例の一部改正について              │ │       │                                  │ │ 第14号議案 │犬山市国民健康保険税条例の一部改正について             │ │       │                                  │ │ 第20号議案 │債権の放棄について                         │ │       │                                  │ │ 第21号議案 │平成31年度犬山市一般会計予算                    │ │       │ 第1条の第1表 歳入歳出予算中                  │ │       │  歳 入 民生文教委員会の所管に属する歳入            │ │       │  歳 出 2款 総務費(5項統計調査費のうち5目教育統計調査費) │ │       │      3款 民生費                      │ │       │      4款 衛生費(1項保健衛生費)             │ │       │      9款 教育費                      │ │       │ 第2条の第2表 地方債(災害援護貸与金)             │ │       │                                  │ │ 第22号議案 │平成31年度犬山市国民健康保険特別会計予算              │ │       │                                  │ │ 第23号議案 │平成31年度犬山市犬山城費特別会計予算                │ │       │                                  │ │ 第25号議案 │平成31年度犬山市介護保険特別会計予算                │ │       │                                  │ │ 第26号議案 │平成31年度犬山市後期高齢者医療特別会計予算             │ └───────┴──────────────────────────────────┘ 《建設経済委員会》                         第3委員会室 ┌───────┬──────────────────────────────────┐ │ 議案番号  │件         名                       │ ├───────┼──────────────────────────────────┤ │ 第2号議案 │犬山市空家等の適正な管理に関する条例の制定について         │ │       │                                  │ │ 第5号議案 │犬山市附属機関設置条例の一部改正について(建設経済委員会の所管に属す│ │       │る附属機関関係)                          │ │       │                                  │ │ 第15号議案 │犬山市企業立地支援条例の一部改正について              │ │       │                                  │ │ 第16号議案 │犬山市都市計画法に基づく開発行為等の許可の基準に関する条例の一部改正│ │       │について                              │ │       │                                  │ │ 第17号議案 │犬山市市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正について     │ │       │                                  │ │ 第18号議案 │犬山市水道布設工事に係る監督者の配置及び資格並びに水道技術管理者の資│ │       │格に関する条例の一部改正について                  │ │       │                                  │ │ 第21号議案 │平成31年度犬山市一般会計予算                    │ │       │ 第1条の第1表 歳入歳出予算中                  │
    │       │  歳 入 建設経済委員会の所管に属する歳入            │ │       │  歳 出 4款 衛生費(2項環境費及び3項清掃費)        │ │       │      5款 農林業費                     │ │       │      6款 商工費                      │ │       │      7款 土木費                      │ │       │      10款 災害復旧費                    │ │       │                                  │ │ 第24号議案 │平成31年度犬山市木曽川うかい事業費特別会計予算           │ │       │                                  │ │ 第27号議案 │平成31年度犬山市水道事業会計予算                  │ │       │                                  │ │ 第28号議案 │平成31年度犬山市下水道事業会計予算                 │ └───────┴──────────────────────────────────┘           ******************** △日程第2 請願の委員会付託について ○議長(ビアンキ アンソニー君) 日程第2、請願の委員会付託について、2月20日までに受理いたしました請願は4件です。  会議規則第133条の規定により、請願文書表のとおり所管の常任委員会に付託いたします。           ********************                平成31年2月定例会                請 願 文 書 表 《請願第1号》    件   名   愛知県の子ども医療費助成制度の拡充について意見書の提出を求め            る請願書    請願者   犬山市大字上野字兼若82             新日本婦人の会犬山支部             支部長 宮田さゆり    紹介議員   岡 村 千 里・岡     覚    受付年月日   平成31年2月20日    付託委員会   民生文教委員会 《請願第2号》    件   名   コミュニティバスへの県助成を求める意見書採択の請願書    請願者   犬山市大字塔野地字山王94            「市内全域バス」の実現を求める会             会長 村田和穂    紹介議員   岡 村 千 里・水 野 正 光・岡     覚    受付年月日   平成31年2月20日    付託委員会   総務委員会 《請願第3号》    件   名   「10月からの消費税10%中止を求める意見書」採択を求める請願    請願者   犬山市中山町2−87−102             尾北民主商工会犬山支部              代表者 林 龍春            犬山市大字上野字兼若82             新日本婦人の会犬山支部              代表者 宮田さゆり            犬山市大字羽黒新田字八幡前17−4             全日本年金者組合犬山支部              代表者 長縄哲夫    紹介議員   岡 村 千 里・水 野 正 光・岡     覚    受付年月日   平成31年2月20日    付託委員会   総務委員会 《請願第4号》    件   名   「国民健康保険制度に対する国庫負担増額を強く求める意見書」採            択を求める請願    請願者   犬山市中山町2−87−102             尾北民主商工会犬山支部              代表者 林 龍春            犬山市大字上野字兼若82             新日本婦人の会犬山支部              代表者 宮田さゆり            犬山市大字羽黒新田字八幡前17−4             全日本年金者組合犬山支部              代表者 長縄哲夫    紹介議員   岡 村 千 里・岡     覚    受付年月日   平成31年2月20日    付託委員会   民生文教委員会           ******************** ○議長(ビアンキ アンソニー君) 次に、陳情について、2月20日までに陳情4件を受理いたしましたので、お手元へ配付のとおり所管の常任委員会に送付いたします。           ******************** ○議長(ビアンキ アンソニー君) 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。  明日9日から再来週の17日までは全員協議会及び部門委員会開催のため休会とし、18日午前10時から本会議を再開いたします。  本日は、これをもって散会いたします。                午後2時16分 散会...