犬山市議会 2018-03-16
平成30年民生文教委員会( 3月16日)
平成30年
民生文教委員会( 3月16日)
平成30年3月
民生文教委員会会議録
平成30年3月16日(金曜日)
午前10時00分から
午後3時08分まで
第2委員会室
──────────────────────────────────────────
〇出席委員(6名)
委員長 岡 村 千 里 君 副委員長 柴 山 一 生 君
柴 田 浩 行 君 鈴 木 伸太郎 君
三 浦 知 里 君 堀 江 正 栄 君
********************
〇欠席委員(0名)
********************
〇職務のため出席した事務局職員の職・氏名
統括主査 粥 川 仁 也 君
ちょっと過去のことはわからないんですが、あくまでもここを規則のほうでも定めてあるんですけども、使用については極めて限定的な扱い、臨時駐車場と、今、
羽黒コミュニティとかが公共的団体という位置づけで夏祭り等を行っておるんですが、使用を限定することによって、今後、そういったことがないような形を想定をしております。
以上です。
○委員長(岡村千里君) 三浦委員。
○委員(三浦知里君) 過去のドッグランの話はわかるんですが、あとの2項目については、ちょっと私もよく理解ができない部分があるので、規則の中にもあるということで、私たちはいただいてはおりますので、規則の部分も、またしっかりと勉強したいと思いますけど、もう少し、何と言うんですか、本当はこういうのがちゃんと、いけないというか、そういうところをしっかりと想定はすべきではないかと思っていますので、その点は今後よろしくお願いいたします。
以上です。
○委員長(岡村千里君) 他に質疑はございませんか。
〔「なし」の声起こる〕
○委員長(岡村千里君) 質疑なしと認め、第1号議案に対する質疑を終わります。
次に、第2号議案を議題といたします。
当局の説明を求めます。
長瀬長寿社会課長。
○
長寿社会課長(長瀬尚美君) (第2
号議案説明)
○委員長(岡村千里君) 説明は終わりました。
続いて、質疑を行います。
ご発言を求めます。
柴田委員。
○委員(柴田浩行君)
全員協議会資料の4ページを参照しながら質疑させていただければと思うんですが、2条の4項のところ、
全員協議会資料には国基準との違いということで、①として「基本方針に
地域包括ケアシステムを構築していく観点から、住民による自発的な活動によるサービスを含めた地域におけるさまざまな取り組みを行う者等との連携を追加」とありますけれども、勉強不足で申しわけないんですが、この「住民による自発的な活動によるサービスを含めた地域におけるさまざまな取り組みを行う者」という方々は、どのような形のものを想定されているのかお伺いいたします。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
長瀬長寿社会課長。
○
長寿社会課長(長瀬尚美君) それでは、ご質疑にお答えします。
こちらについては、現在、いろんな各地で民生委員、児童委員をはじめ、ボランティアさな方が地域サロンとして高齢者の方を集めたりサービスを実施しておられます。そういう方たちとの連携ということでご理解いただきますようにお願いします。
○委員長(岡村千里君) 他に質疑はございませんか。
三浦委員。
○委員(三浦知里君) 私も今、国基準との違いで①、②まではわかるんですが、③の記録の保存期間ですね、これを国との違いで2年から5年に延長ということですが、これについての根拠というか、お考えをお聞かせください。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
長瀬長寿社会課長。
○
長寿社会課長(長瀬尚美君) ご質疑にお答えします。
文書の保存を延長した理由については、
介護事業所が受け取った介護報酬の過払いの請求権が5年となっています。なので、
ケアプラン等も5年を保存していただいたほうがいいということで、期間を5年に延長しています。
○委員長(岡村千里君) 三浦委員。
○委員(三浦知里君) そうすると、国のほうが基準が甘いということなんですかね。普通考えれば何かそういうことはわかるような気がするんですが、どうなんですかね。市から言えることではないのかもしれないんですけど。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
長瀬長寿社会課長。
○
長寿社会課長(長瀬尚美君) 国が2年としたというのは、ちょっと定かではないですけど、
介護保険制度ができてからずっと2年のままになっていまして、その返還請求の5年というのは、制度が始まってからの話なので、その辺ちょっとよくわかりませんが、それでご答弁になったかどうかですが、済みません。
○委員長(岡村千里君) 三浦委員。
○委員(三浦知里君) 了解しました。国会議員にちゃんと伝えておきます。ありがとうございました。
○委員長(岡村千里君) 他に質疑はございませんか。
〔「なし」の声起こる〕
○委員長(岡村千里君) 質疑なしと認め、第2号議案に対する質疑を終わります。
次に、第8号議案を議題といたします。
当局の説明を求めます。
三輪健康推進課長。
○
健康推進課長(三輪雅仁君) (第8
号議案説明)
○委員長(岡村千里君) 説明は終わりました。
続いて、質疑を行います。
ご発言を求めます。
鈴木委員。
○委員(
鈴木伸太郎君) まず、この
自殺対策推進協議会というのは、これはほかの自治体でも同じような動きなんでしょうか。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
三輪健康推進課長。
○
健康推進課長(三輪雅仁君) 正確には把握はできておりませんけれども、こういった協議会を設けてやるところ、市の内部だけでやるところ、まだ正確には把握できておりませんが、犬山市としては幅広い関係者の皆さんに集まりいただいて、協議会を設置して、犬山市に一番合った計画をつくっていこうという趣旨で今回、上程をさせていただいておるということでご理解をいただけたらと思います。
以上です。
○委員長(岡村千里君) 鈴木委員。
○委員(
鈴木伸太郎君) これは何をされるんでしょうか。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
三輪健康推進課長。
○
健康推進課長(三輪雅仁君) 自殺者が今、日本全国で低下傾向にはありますけれども、まだまだ先進諸国に比べて低下してきていないと、犬山市においても自殺される方が余り減ってきていないと、こういった中で、本市にとって自殺対策に対する計画というのは、市民の
健康プランの中に一部入っておりましたけれども、それだけでは不十分だというふうな判断に立って、今後、自殺対策に資するために、この計画を策定させていただいて、それにのっとっていろんな施策を全庁的に、あるいは全市的に展開していこうという趣旨の計画を策定していこうというものでございます。
以上です。
○委員長(岡村千里君) 鈴木委員。
○委員(
鈴木伸太郎君) ということは、個別のそういう何か例えば学校へ行って何か事業するとか、そういうことじゃなくて、そういう計画をつくるということがとりあえずの趣旨なんでしょうか。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
三輪健康推進課長。
○
健康推進課長(三輪雅仁君) 計画の中にどのようなものを取り込んでいけるかというのは、まだまだ未知数なところがありますが、具体的な施策として、なるべく今後どう取り組んでいくべきかという部分についても、具体的なものを盛り込んでいけたらというふうには考えております。
以上です。
○委員長(岡村千里君) 鈴木委員。
○委員(
鈴木伸太郎君) わかりました。次、文化の薫り高い
まちづくり事業選定審査会についてお伺いいたします。
これも本会議で質疑があったかと思うんですが、文化というものの定義ですけれども、文化協会に属しているような団体が活動している、例えば芸術とか茶華道とか書とか文学とか、そういうのも含めてという、音楽とか、そういうのも含めて選定の範疇に入るのかどうかをお聞かせください。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
上原文化スポーツ課長。
○
文化スポーツ課長(上原敬正君) ご質疑にお答えします。
こちらの補助金につきましては、まず、継続性のある事業ということで、過去3年間に毎年1回以上文化事業を行ったことのある団体ということでさせていただいております。今、おっしゃられた文化という種類なんですけども、今年度の実績になりましては、確かに文化協会のほうにご加入されたそれぞれの団体が事業交付を結果的にはしましたが、この交付要綱に基づいて、その文化というものを個別に判断をさせていただいて、それに該当するかどうかということで補助金の交付をしていきたいと考えてはおります。
以上です。
○委員長(岡村千里君) 鈴木委員。
○委員(
鈴木伸太郎君) 文化というと、すごい漠然としているんですけれど、例えば、現代芸術とか、そういうのも検討材料には入ってくるものなんでしょうか。
○委員長(岡村千里君) 暫時休憩いたします。
午前10時21分 休憩
再 開
午前10時21分 開議
○委員長(岡村千里君) 再開いたします。
上原文化スポーツ課長。
○
文化スポーツ課長(上原敬正君) ご質疑にお答えします。
対象となる事業ということで、基本的には
文化芸術振興法に掲げる文化芸術に関する事業というくくりでしておりますので、今おっしゃられた音楽であったり写真であったり演劇、舞踊、そういったものを全てという形で考えております。
以上です。
○委員長(岡村千里君) 鈴木委員。
○委員(
鈴木伸太郎君) その
文化芸術振興法というのは、ちょっと私は中身を知らないんですけど、先ほど質疑したような、そういう割と先鋭的というか前衛的なものも基準としては入ると認識しといてよいのでしょうか。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
上原文化スポーツ課長。
○
文化スポーツ課長(上原敬正君) ご質疑にお答えします。
ここに掲げてある振興法にある文化芸術ということであれば、それは継続性のある事業、犬山市にとって単発では終わらないような事業というふうに考えておりますので、ご提出をいただいた形で審査にはなってくると思いますので、決してそれを排除するものではないということでございます。
以上です。
○委員長(岡村千里君) 他に質疑はございませんか。
〔「なし」の声起こる〕
○委員長(岡村千里君) 質疑なしと認め、第8号議案に対する質疑を終わります。
次に、第11号議案を議題といたします。
当局の説明を求めます。
長瀬長寿社会課長。
○
長寿社会課長(長瀬尚美君) (第11
号議案説明)
○委員長(岡村千里君) 続いて、
間宮子ども未来課長。
○
子ども未来課長(間宮宏昌君) (第11
号議案説明)
○委員長(岡村千里君) 説明は終わりました。
続いて、質疑を行います。
ご発言を求めます。
〔「なし」の声起こる〕
○委員長(岡村千里君) 質疑なしと認め、第11号議案に対する質疑を終わります。
次に、第12号議案を議題といたします。
当局の説明を求めます。
長瀬長寿社会課長。
○
長寿社会課長(長瀬尚美君) (第12
号議案説明)
○委員長(岡村千里君) 説明は終わりました。
続いて、質疑を行います。
ご発言を求めます。
〔「なし」の声起こる〕
○委員長(岡村千里君) 質疑なしと認め、第12号議案に対する質疑を終わります。
次に、第13号議案を議題といたします。
当局の説明を求めます。
長瀬長寿社会課長。
○
長寿社会課長(長瀬尚美君) (第13
号議案説明)
○委員長(岡村千里君) 説明は終わりました。
続いて、質疑を行います。
ご発言を求めます。
〔「なし」の声起こる〕
○委員長(岡村千里君) 質疑なしと認め、第13号議案に対する質疑を終わります。
次に、第14号議案を議題といたします。
当局の説明を求めます。
河合保険年金課長。
○
保険年金課長(河合武史君) (第14
号議案説明)
○委員長(岡村千里君) 説明は終わりました。
続いて、質疑を行います。
ご発言を求めます。
三浦委員。
○委員(三浦知里君) 課長、すごいお役所用語が多くて、こんなことを言うのは、議員で言っていていけないんですけど、もう少しわかりやすく、普通の言葉でちょっと説明、具体例があったら、理解をしっかりするためにもちょっと説明をお願いいたします。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
河合保険年金課長。
○
保険年金課長(河合武史君) ご質疑にお答えします。
わかりにくいもんですから、
全員協議会資料の19ページをごらんいただいてよろしいでしょうか。
一番下のほうに絵をかかせていただきました。
まず、住所地特例という考え方が、医療保険であったり介護保険のほうにはございます。まず、基本としては、住民票のある住所地を持っているところの被保険者になるというのが最大のまず原則でございます。ただ、施設とか、あるいは精神系の病院であったり、いろんなところがあって、そういうところへ施設、例えば住所を移される場合については、そうしますと、施設を一生懸命建設した市町村の負担が結果的に上がってしまって不公平が生じますので、そういう場合については、元いたところの住所地が面倒を見るという言い方はいけませんが、そこの被保険者にしますよというものがございまして、これが住所地特例というものでございます。
これまで国民健康保険ですと、今例えば絵にかいてありますとおり、犬山市に住んでおみえになって、例えば可児市の施設に行かれますと、そういう施設ですと、犬山市の国民健康保険の被保険者であり続ける。ただ、住所を移しただけだと、先ほどの住所地主義ですので、可児市の保険に入るという形でございます。
今回、国民健康保険に関係してくるんですが、国民健康保険が県域化で被保険者になりますので、これまでは犬山市の国民健康保険で今のような状態でした方が、後期高齢へお移りになったときは、保険が違うという理由で、今度は岐阜の広域連合に入っていたんですが、今度から同じ考え方をとろうということで、やっぱり愛知県の広域連合が面倒を見るというふうな形になります。そういう部分がふえたもんですから、そういう例外のところを追加をさせていただくというような内容となっております。
○委員長(岡村千里君) 三浦委員。
○委員(三浦知里君) ありがとうございました。大変よくわかりました。
よく私たちも高齢者の方から聞くと、例えばですが、特別養護老人ホームへ行ったら住所を移さないかんとか、そういうところが何か定かではなかったんですけど、そういう施設に入ったらというルールはもともとはあったんですかね。特別養護老人ホームなのか、ずっといるとしたら特別養護老人ホームということになるんでしょうけど、そこら辺はどうですか。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
河合保険年金課長。
○
保険年金課長(河合武史君) ちょっとお答えになっているかわからないんですけれども、これまでもずっと住所地特例というものはありました。基本的に住民票は施設の方も移してくださいということを言われると思いますので、住民票は動く形になります。ただ、保険とか介護だけがもといたところに属するというところで、それについては結構難しい制度ですので、実際に該当になった方にはちょっと理解が難しい部分があって、やはり窓口でもそういうご説明をよくさせていただいていると思います。
○委員長(岡村千里君) 他に質疑はございませんか。
〔「なし」の声起こる〕
○委員長(岡村千里君) 質疑なしと認め、第14号議案に対する質疑を終わります。
次に、第15号議案を議題といたします。
当局の説明を求めます。
松澤福祉課長。
○福祉課長(松澤晶子君) (第15
号議案説明)
○委員長(岡村千里君) 説明は終わりました。
続いて、質疑を行います。
ご発言を求めます。
柴田委員。
○委員(柴田浩行君)
全員協議会資料の20ページを参照しながら質疑させていただければと思います。
「現状」というところで、県は設置の予定がないということなんで、独自に設置するということで、愛知県内で設置した市町村は確認していないということですが、県内で設置した自治体はないということでありますが、県外とかの市町村で設置されている先進事例があるのか。今回、この条例の一部改正において、それを参考にされたのかどうか、お伺いいたします。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
松澤福祉課長。
○福祉課長(松澤晶子君) ご質疑にお答えします。
県内においては、一応、インターネット検索及び愛知県に確認したところ、どこも設置したところはないというか、確認はできていないということでした。
先進事例として、一番最新には、どうも岐阜県の岐阜市が平成28年に設置をしたということで、そこを一番参考にさせてもらいました。その前には、東日本大震災の石巻市、それから、熊本地震におけるあちらの地方の審査会等が一応設置は一部されたということはつかんでおります。
以上です。
○委員長(岡村千里君) 他に質疑はございませんか。
鈴木委員。
○委員(
鈴木伸太郎君) 県が設置予定がないということなんですけれど、多分、大規模災害になると、犬山市だけじゃないと思うんですね。例えば、隣の扶桑町とか大口町とか、広域的になってくると思うんで、そうなると、自治体間で、今後、隣の市町が犬山市に追随してつくっていくということになっていくと、ひょっとしたら条件が違う可能性があると思うんです。そうであれば、市が独自でつくるのがいいのか、いやいや県でつくってよというふうにするのがいいのか、県でまとめてつくってもらうというのも、だから一つのやり方だったと思うんですが、そこら辺も含めて、市独自でつくるのはなぜかというところを教えてください。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
松澤福祉課長。
○福祉課長(松澤晶子君) ご質疑にお答えします。
確かに条件、基準等がきちっとそろった審査ができるのかということにつきまして、私も心配をいたしまして、過去の通知を見ますと、ただ、国からは熊本地震のときにおきましても、東日本大震災のときにおきましても、市町村単位で急ごしらえで審査会をつくるのが大変だから、都道府県に対して委託ができるよということで、都道府県に対しては、それに対して配慮しろという通知が出ております。
それにつきまして、ただ、実際、熊本地震のときにおいても、立て続けに審査がおくれているというか、できない状態があるという現実を鑑みて、どうなのかと、審査会はやはり設置しておくべきではないかということを踏まえまして、改めて愛知県にも聞いたんですけれども、予定はないと言われましたので、まずは準備はしておこうということで、今回、条例を改正させていただきました。
○委員長(岡村千里君) 松山
健康福祉部長。
○
健康福祉部長(松山勝美君) 追加で済みません。補足を少しさせていただきたいと思います。
確かに広域で同じ基準でやっていくということは大事だと思います。それに関しては、また、県市懇談会等を通して、私どもとしても要望は出していきたいと思っています。市町村単位でやりますと、どうしてもやっぱりばらつきが出てくる、あるいは緊急時に市町村がそこまで対応できるのかというところもございますので、県のほうに対してまた要望は出していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○委員長(岡村千里君) 鈴木委員。
○委員(
鈴木伸太郎君) ありがとうございます。やっぱり何かこれは県の仕事のような気がするんです。何年後かに、例えば県がやりましたと、つくりましたということになると、この犬山市の条例はどうなるんでしょうか。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
松澤福祉課長。
○福祉課長(松澤晶子君) つくったときに、また多分、申請件数とかに応じても変わってくると思います。ただ、時間的な、できるだけ申請があったら、早く審査決定を出さなければいけないという事情も生じてくると思いますので、そのときに愛知県の対応が即本当に可能であるという見込みがあればですけど、まずはそのまま県に審査会設定ができたから、この審査会はうちはもう廃止しておくということにはならないと思います。
○委員長(岡村千里君) 鈴木委員。
○委員(
鈴木伸太郎君) 確認です。そのときに県もあって市もあってということになると、基準が2つあるとか、何か県と市で違うぞみたいなことにはひょっとしたらなっちゃう場合はどうするんでしょうか。まだそこまでは想定されてないということですかね。
○委員長(岡村千里君) 松澤福祉課長。
○福祉課長(松澤晶子君) 心配としては持っているんですけれども、ずうっと熊本での審査結果も、今まだ、要は却下された方等の不服申し立てとか、却下理由を明確にしろとかという課題が今まだ続いている状態ですので、どちらの審査会結果が正しいと見るのか、あるいはその申請と審査の仕方、また結果の通知の仕方というものについても、詰めておかなければいけないとは思っていますけれども、今、現実には、どうも見ると、要は災害関連死ですね、直接死はもう全く問題ないんですけれども、災害を契機に数カ月たって、要は避難生活がもとで持病が悪化して亡くなったという場合に、どう見るのかというのがあるので、正直、だんだんと基準が、認定基準が、この熊本の結果を見ると、広がっていくのかなという部分もございます。
ですので、どうしても認定が厳しい段階のケースと、例えば県と2段階に分けるとか、何かまたそのときに現状に即して審査会の開催をしていきたいと思います。
○委員長(岡村千里君) 松山
健康福祉部長。
○
健康福祉部長(松山勝美君) 両方設置された場合ということで、今お話がございまして、その前に、ごめんなさい、先ほど市長会と言いましたけど、県市懇談会の誤りですので、済みません、ちょっと訂正をさせていただきます。設置に対して要望を出していく中での調整事項と考えていますので、実際に実現をしていくという運びになったときには、市町村と、それから県との調整事項、その中で決定されていく内容だというふうに理解をしておりますので、よろしくお願いいたします。
○委員長(岡村千里君) 三浦委員。
○委員(三浦知里君) 同じく第15号議案について質疑いたします。
私、これは本当にすごいいいことだなと思っていますけれども、弔慰金というのはもともと負担が国2分の1、県4分の1、市4分の1って決まっている中で、一番わかっている市でこういう審査会が設置されるということは、逆に県より本当に市町につくっていくべきだなという思いがあるんですけども、この審査会のメンバーですね、医師、弁護士はわかるんですが、学識経験者というのはどういう方をイメージ的にはされているのか、お答えいただきたいと思います。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
松澤福祉課長。
○福祉課長(松澤晶子君) 現在、案で持っていますのは、人権擁護委員の方をどうかなと思っております。大学の先生とか、岐阜市は大学の先生を入れられているということなんですけれども、それも専門の大学の先生でもちょっと思いつかないものもありますし、身近なところでの住民代表であり、平等にということで人権擁護委員を一人お願いできないかなと考えております。
○委員長(岡村千里君) 三浦委員。
○委員(三浦知里君) ありがとうございました。私も聞かれたら、どんな方がいいんだろうというのがわからないんですけど、ただ、今までもそうですけど、審査会なり審議会なりのメンバーで、お医者さんも弁護士さんも忙しいと思うんですけど、こういう大事な審査会ですので、必ず出席していただけるということは、本当にしっかりと最初のスタートからしていただかないと、本当にこういうのを設けるだけの意味がなくなってしまうので、その点だけしっかりよろしくお願いいたします。
○委員長(岡村千里君) 他に質疑はございませんか。
〔「なし」の声起こる〕
○委員長(岡村千里君) 質疑なしと認め、第15号議案に対する質疑を終わります。
次に、第16号議案を議題といたします。
当局の説明を求めます。
河合保険年金課長。
○
保険年金課長(河合武史君) (第16
号議案説明)
○委員長(岡村千里君) 説明は終わりました。
続いて、質疑を行います。
ご発言を求めます。
〔「なし」の声起こる〕
○委員長(岡村千里君) 質疑なしと認め、第16号議案に対する質疑を終わります。
次に、第18号議案を議題といたします。
当局の説明を求めます。
河合保険年金課長。
○
保険年金課長(河合武史君) (第18
号議案説明)
○委員長(岡村千里君) 説明は終わりました。
続いて、質疑を行います。
ご発言を求めます。
〔「なし」の声起こる〕
○委員長(岡村千里君) 質疑なしと認め、第18号議案に対する質疑を終わります。
次に、第19号議案を議題といたします。
当局の説明を求めます。
河合保険年金課長。
○
保険年金課長(河合武史君) (第19
号議案説明)
○委員長(岡村千里君) 説明は終わりました。
続いて、質疑を行います。
ご発言を求めます。
柴山委員。
○委員(柴山一生君) 第19号議案、うちの会派は結構白熱しとって、私、久世議員の受け売りだもんで、ちょっと中途半端なことを聞くことになるかもしれんのであれなんだけど、今回のこの話は、激変緩和をせなあかんなということで、我々は基金を取り崩して、4年間で激変緩和をしていこうということで、施策を打っておるやないですか。それの来年度というのは、その1年目になるということでしょう。
ポイントは、基金を取り崩してやっていくという方策というのは、これは余りよくないんじゃないかという話がうちの会派ではあるんですよ。基金というのは、これそもそも一体何のためにあるんだという、突発的な必要があるために持っておる話やなかったんかと、こういう、必ず必要になっていく話のために使うんやったら、こんなん基金使うといかんのやないかという話があって、そんなもんやったらそもそも基金を持っておるべきやないんじゃないかと。ほかの自治体なんかを見ると、もう一般会計から繰り入れとるやないかという話なもんで、これやったらそもそも犬山市ね、この基金、国民健康保険の中に基金を持つのは、これ違っとれへんかという話もあるんですよ。ですから、そもそも論から来とるんですけど、この国民健康保険の中に基金を積み立てておるというのは、これ違いませんかという話があるんですけど、これどう考えますか。
法定外で行くべきやないか、そもそもという。それで、緩和していくべきやないかという、激変緩和するべきやないかという意見がありますが、どうでしょうか。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
河合保険年金課長。
○
保険年金課長(河合武史君) まず、基金のお話からさせていただきます。今、柴山委員がおっしゃったとおり、基金には目的が恐らく2つございます。1点目は、おっしゃったとおり、緊急の事態に備えるというところだと思います。それからあと、保険税を収入をさせていただいて、医療費などの支出をしていくわけですけれども、それが毎年、変動がございますので、例えば、保険税を毎年上げるということでしたら別ですが、例えば、3年間は皆さんのために安定させていただいて、見ていこうという場合、初年度はどちらかと言うと余分にいただく形になりますので、そういったものは家計と一緒で、まず、プールを、定期預金にしておいて、例えば2年目になりますと、少し上がってきたんだけど、まだいける。3年目になると、もうちょっと赤字なんだけれども、保険税は変えてないので、その部分は定期預金を崩して充てていこうというような、そういう調整機能の2つがあると思いますので、その点は我々も考えています。
現在の基金の残高が7億6,800万円ほどございます。今回、激変緩和のために6億円以上使わせていただきますので、今のままですと残りの残額は1億円を切るぐらいになってしまいます。私どもとしましては、最初に申し上げた目的も必要で、それに対しては大体医療費の支出の5%ぐらいは要るんではないかというふうなのが一般的に言われておりますので、やはり2億円ぐらいは、さっき言った最初の目的のためには必要だというふうに思っています。
今年度の決算の見込みを見まして、恐らく赤字にはなってしまうと思うのですが、その残額については、基金のほうにさらに積み立てさせていただいて、何とか2億円ぐらい、そういう急場のときのものを確保しつつ、残りを調整として激変緩和に使っていきたいと、こういうふうに考えております。
以上です。
○委員長(岡村千里君) 松山
健康福祉部長。
○
健康福祉部長(松山勝美君) 基金の役割ということですけど、従来、今、
河合保険年金課長が説明したような機能がございまして、市町村単位での財政運営ということに関しては、市町村単位で基金を持たないと、おっしゃられたように、突発的な事態に対応できないという仕組みになっております。
今回、財政が県単位化されることによって、県全体でそういう機能を補完をしていくということで、基本的には市町村の基金は極端な話、なくても、県のほうからそういった支援が受けられるから、なくても機能としては果たせると。ただ、県のほうの立場としては、市町村でも調整できるだけの金額は、できる限り持ってくださいということで、県のほうから話はいただいております。
また、国のほうがということを申し上げると、ご批判いただくかもしれませんが、全国の会議の中で、国のほうから基金の使い道について、少し読ませていただきますけど、むしろ年度間の調整という基金本来の意義を考えると、制度施行時の激変緩和に活用するのは、その本旨に沿った対応であると。平成30年度に重点的に活用することを含めて検討をということで、国もその基金があるところに関しては、激変緩和に使っていきなさいということで見解が示されております。
ですから、もともと市町村単位で基金を持つということは、市町村単位での国民健康保険の運営というところでは大きな意味はありましたけども、県が財政を握るということで、意味合いが変わってきたというところがございます。
本会議の中で十分ちょっとお答えができなかったところが何点かありますので、このお時間をかりて、少しお話をさせていただいてもよろしいでしょうか。
○委員長(岡村千里君) お願いします。
松山
健康福祉部長。
○
健康福祉部長(松山勝美君) それでは、続けて発言をさせていただきたいと思います。
まず、今回の税率改正の意味でございますけども、お出しをしたのは、持続可能な社会保障制度への転換ということがまず目的だと。市としてどういう役割を果たしていくのかというところで、議案を出させていただいております。
また、市町村の動向については、正直、余り出したがらないというところもありまして、把握をしている部分もございますけども、基本的には表へ出さないようにということで、議決を受けるまでは表へ出さないようにということで資料をいただいておりまして、詳しいお話はいたしかねますのでご容赦をお願いしたいと思います。
そういった部分も必要かもしれませんけども、私どもとして、犬山市の財政の将来を考えた上で、どう対応していくべきかという視点で、現時点での答えとして条例案を出させていただいております。
ただ、制度がこれから始まりますので、落ちつくまでは市町村での対応も異なるでしょうし、あと国や県の対応の変化も当然考えられるもんですから、そこは慎重に見きわめをしていきたいというふうに考えております。
それから、あと、運営協議会で繰り入れについての議論というようなご指摘もございました。今回の制度改正の趣旨につきましては、財政の安定化ということでございます。それを目的として、一般会計からの繰り入れは解消すべきものということでご説明をしてきたというのは、本会議で申し上げたとおりです。それをご理解をいただいた上で協議が進んでまいりましたので、繰り入れをしたらどうなる、それでどれぐらい繰り入れをすればいいというような詳細な議論に至ってないのが実情でございます。あくまでも繰り入れをしないということをご理解をいただいた上で議論が進んできたということでございます。
それから、あと、被保険者について、1万7,000人の被保険者がいるから慎重に対応すべきだろうと、繰り入れをして対応していくべきだろうというようなお話もございました。逆に視点を変えれば、国民健康保険以外の被保険者もたくさんおみえになります。ざっと計算をいたしますと、被用者保険、いわゆる組合健康保険と協会健康保険に加入されている方が、5万7,000人弱おみえになります。繰り入れをするとなると、その方たちも含めて、一般の方の税金を投入をすることになります。それ以外に、協会健康保険とか組合健康保険のほうからは、前期高齢者交付金ということで22億円、いただいております。これは、実質収支で申し上げますと、国民健康保険の財源の31%を占めています。保険料は21%程度です。ですから、最大の収入源ということになっております。
前期高齢者交付金は、国民健康保険の被保険者1人当たりに対して約13万円負担をしております。ということは、被用者保険の方は、ご自分たちの医療費のために負担するもののほかに、国民健康保険へ13万円の支援を、被保険者1人当たり13万円の支援をしているということになります。それに加えて一般会計の財源から、またさらに繰り入れをするということは、それプラスアルファでまた負担をお願いをするということになります。
例えば、組合健康保険に関しては、平成28年度に1,400億円弱の単年度収支で赤字を抱えています。それをそれぞれの健康保険が持っている基金を取り崩しをしながら、カバーをしているという状況がございます。ですから、組合健康保険とか協会健康保険に関しても、非常に苦しい状況の中で、国民健康保険への多額の支援をしているというような状況がございまして、今、平成28年度のお話を申し上げましたけども、平成29年度で言いますと、愛知県の実際の前期高齢者交付金の平均額が大体10万円で、犬山市に対しては14万円ということで、非常にたくさんの支援をしていただいています。これは犬山市が前期高齢者の比率が全国よりも高いということで、たくさんいただいているわけですけども、基本的にはそういった支援をいただいているものに対して、さらにまた支援をいただかなきゃいけないのかというところも一つの視点だというふうにお考えをいただきたいと思います。
例えば、今回、基金からの予算上の充当額が3億2,000万円ほど、それから、国・県からの激変緩和対応額が1億3,000万円ございます。それらを合わせると、いわゆる税収の不足としては4億4,500万円ほどになりますけども、それを市民1人当たりに直すと、6,000円ほどになります。ですから、先ほどの13万円に対して、またお1人当たり6,000円ずつ、また一般会計から繰り入れをすると、負担をしていただかなければいけないということになります。
そういう意味で、1万7,000人の被保険者がおみえになりますけど、さらに視点を変えると、ほかに被用者保険として5万7,000人の税を負担している納税者がいるということも、私どもは考えなきゃいけないという、そういった視点でもございます。
それから、国民健康保険の人数が減ってしまうと、被用者保険のほうに、ここできちっと抑制をしないと、移行してしまうんじゃないかというようなお話もございました。それに関しては、平成28年の10月に被用者保険のほうの制度が改正をされています。500人超の企業について、厚生年金、社会保険の加入者の枠が拡大をされています。従来ですと、常勤の方の4分の3以上、例えば週40時間なら30時間以上勤務する方については、社会保険に加入をしなさいということになっていましたけど、それが20時間以上ということに変更されています。
それを考えていただいてもわかると思うんですけど、国はなるべく被用者保険のほうに国民を移行させていこうというのが考え方でございます。したがいまして、国民健康保険のほうの被保険者に関しては、なるべく縮小をしていこうというのが国のほうの実際の動きでございますし、私どもも従来から、今国がこうだからということではなくて、従来からそういうことで被保険者を被用者保険のほうに移れる方については移してくださいという指導もしてまいりましたし、そういった対応もしてきたところでございます。
それから、健康づくりが評価されるべきだというようなお話がありましたけども、健康づくりに関しては、今回の一般会計からの法定外の繰り入れについては、特定健康診査等々の費用を繰り入れをしておりますので、そこの部分はきちっと評価をして、繰り入れをしておりまして、国もこれに関しては繰り入れを認めているということでございますので、法定外とはいえ、国が認めたものということでご理解をいただきたいと思います。
それから、これはお話の中にありませんでしたけど、資産割の引き下げと、あと繰入金についてでございますけど、資産割を引き下げるときに、一般会計からの税補填の意味での繰り入れに関しては、縮小していくべきだということを、その時点で当局側のほうから、実際に被保険者の負担を減らすんであれば、一般市民の負担も減らすべきだということで、繰り入れを減らしていくべきだというようなことで意見を申し上げております。これは鈴木議員からの一般質問も受けてのお話でございます。実際、精算するには至りませんでしたけども、一般会計からの繰り入れを徐々に減らして、平成29年度は実際にゼロということで予算を組んでおります。
ですから、基本、そういった話をもとに資産割を引き下げたときに、一般会計からの繰入金も適正化を図っていくということでご理解をいただいて、現時点、ゼロになっておりますし、来年度も補填の意味での予算に関しては、その考えをそのまま踏襲をしまして、ゼロということで予算を組ませていただいております。
そういった今もろもろのお話を申し上げましたけど、この議案を出すまでにはそういったところを含めて検討をし、あるいは運営協議会の方にもご説明をしながら、ご決定をいただいたものですので、ご理解をお願いをしたいと思います。
以上でございます。済みません、長い時間、ありがとうございます。
○委員長(岡村千里君) 柴山委員。
○委員(柴山一生君) 私はわかったつもりでおるんですけど、久世議員のほうは結構、第19号議案は、これは反対するようなことを言っていました。用意しておいてください。
以上です。
○委員長(岡村千里君) 他に質疑はございませんか。
柴田委員。
○委員(柴田浩行君) 制度のことについては、今の説明でよくわかりましたんで、違う視点からお伺いしたいんですけども、これ制度が変わるということで、システム等の変更が必要となると考えるんですけども、幾らぐらい必要なのか、その費用は犬山市で全部負担しなければいけないのかお伺いいたします。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
河合保険年金課長。
○
保険年金課長(河合武史君) システム改修のお話だと思いますが、まず、被保険者の皆さんにとっては、実際の状況で特にご不便をおかけしたり、大きな変更はございません。むしろ多少ですが、被保険者の皆さんによいことがあります。例えば、今だと、先ほどの話で、市町村が変わると、国民健康保険の例えば入院していらっしゃる方だと、高額療養費というものを給付をさせていただいているんですけれども、4カ月以上入院していらっしゃると、その負担額が安くなるというような制度でございます。今までは市町村を移ると、それが一旦クリアされてしまうんですけれども、愛知県が保険者になりますので、県内で転出があったりしても、それを引き継ぐというような、そういう改正がなされます。
そういったものについては、やはりシステムを改修しなければなりませんので、システムの改修費につきましては、実は平成29年度に、今年度に予算として計上をさせていただいていまして、約1,300万円ぐらいでございます。これは今年度、改修を終えて、3月末までには完成させて本番を迎えるという形になっています。
これにつきましては、今回、国の制度改革ということですので、全額国庫補助が受けられる予定でございます。
以上です。
○委員長(岡村千里君) 鈴木委員。
○委員(
鈴木伸太郎君) 私も何年か前に国民健康保険運営協議会で勉強をさせていただいて、こういう流れなんだなあという認識で、いよいよ来年度からかというふうになのかと思っているんですが、仮にこれ愛知県内で、いや、うちは入らないぞみたいな自治体ってあるんでしょうか。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
河合保険年金課長。
○
保険年金課長(河合武史君) 制度でございますので、この枠組みに入らないというところはございません。ただ、枠組みに入る、入らないではなくて、保険税の考え方が、今まで市町村ごとに、先ほどの歳出と、国とか社会保険とかいろいろなところからいただくお金を差し引いて、どれだけ保険税をいただこうかという組み立てになっていたのが、今度から県単位で、もう県全体で犬山市はこれだけ割り当てがあるから、納付金を支払いなさいというふうに来ます。それに対して我々は、その納付金を支払う義務が改正されてございますので、納めて、なおかつ先の保険とか健康診断の事業を回していくだけの経費をして、あとは先ほどの繰入金とかを引いて、その残った部分を今度から保険税としていただくという形に枠組みが変わるということです。
ですので、ちょっとそこからほかの制度のように脱退するというイメージではないということです。ですので、事実上、そういうことはできないというふうに考えております。
○委員長(岡村千里君) 松山
健康福祉部長。
○
健康福祉部長(松山勝美君) ちょっと追加でご説明をさせていただきたいと思いますが、もともと財源として国・県、それから先ほど申し上げました協会健康保険等からのいわゆる交付金があります。実際に保険制度から外れるということになると、そういった交付金がなくなる可能性がありますので、全部市で保険者で持たなきゃいけないということになりますので、事実上、そういう運営はとてもできないというふうに考えています。
それから、済みません、先ほど前期高齢者交付金、国民健康保険の被保険者1人当たり平成28年度で13万円ばかりと申し上げましたけど、基本的には被用者保険は2分の1、事業主のほうが負担をするということになっていますので、ごめんなさい、ちょっとそこの部分、説明不足がございましたので、よろしくお願いをいたします。
以上です。
○委員長(岡村千里君) 鈴木委員。
○委員(
鈴木伸太郎君) この犬山市国民健康保険特別会計を独自に残して、現状の制度を維持するということは、ちょっと不可能というか、今、部長がおっしゃられたように、社会保険のほうから来るお金がなくなってしまうリスクがあるというふうに判断したんですが、とりあえず平成30年度1年おくらせて、現状の制度を維持、仮にするとしたら、どのくらいコストがふえるのか、どうなんでしょうかね。県のほうにこのまま移行していくのと、独自路線でやっていくのとは、どう違うんでしょうか。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
河合保険年金課長。
○
保険年金課長(河合武史君) 先ほど、現実には部長が申し上げたとおり、いろんな交付金、国や県から、社会保険から来るお金が全部県単位化されてしまうので、現実には不可能なんですが、あえてもし来年、市町村でやっていけたらという前提でちょっとお話をさせていただきます。
単純に現状から考えますと、例えば平成28年度の決算ですと、大体今、1億円ぐらい赤字の状態になっています。昨年の決算認定もいただきましたけども、それですので、このままの制度が続いていったとしても、ことしも同じぐらいの赤字で済めばいいなと、ちょっと希望的観測も含めて思っていますので、もし来年度、もう一回、同じ制度がということになりますと、そこの赤字分の1億円程度を保険税として追加していただければやっていけるという形になると思います。これを戻してみますと、大体7.5%ぐらい、保険税を、このままの制度が持続したとしても、引き上げていかなければならないというふうに思います。
先ほど部長から社会保険から前期高齢者交付金というのは非常にお金がたくさん来ているという話を申し上げましたけれども、今、犬山市は平成26年をピークに、今、前期高齢者の数は減少に転じています。後期高齢の方が、皆さんもご心配のとおりどんどんふえていっているという現状ですので、今まで犬山市は高齢化がほかの市町村より先に進んで、非常にこの制度が有利に働いて、保険税負担も引き下げることができたのかなというふうには思っていますけども、そこも陰りが出てきているという状況ですので、ある意味、このタイミングで県単位化されるということは、この後期高齢が始まった平成20年からの10年間、非常に犬山市は得をしたという言い方はいけませんが、有利に運営ができてきたのではないかなと思っています。
○委員長(岡村千里君) 鈴木委員。
○委員(
鈴木伸太郎君) いろいろありがとうございます。保険年金課の国民健康保険担当の仕事というのは変わるんでしょうか。人員とか仕事内容とか。
○委員長(岡村千里君)
河合保険年金課長。
○
保険年金課長(河合武史君) 人員につきましては、ちょっと私の権外という形になりますので、増減はともかくといたしまして、基本的な仕事は変わらないと思っています。というのは、先ほど申したとおり、被保険者の実際の窓口であるとか、そういった部分が全て市町村が請け負うからでして、後期高齢のように事務を全部一旦広域連合がやるというような形ではありません。財政運営を県が財布のひもを握るという形になりますので、事務は申しわけないんですが、ふえこそすれ減ることはないだろうなというふうに私たちは思っていますし、被保険者の皆さんにもそういった点ではご不便はかけることはないかなというふうに思っています。
以上です。
○委員長(岡村千里君) 他に質疑はございませんか。
三浦委員。
○委員(三浦知里君) 松山
健康福祉部長から詳細なご説明ありがとうございました。退職前に言いたいことをしっかり言っていただきましたので、よかったです。まだまだ多分言い足りない部分があるのかと思います。
本会議でのいろんな質疑等も含めてですけど、1点目は、今、部長は、被保険者1万7,000人、そのほかの組合健康保険、協会健康保険のほうで5万7,000人という数字はよくわかるんですけど、私たちから言わせてもらうと、もちろん5万7,000人の人のことも大事だし、1万7,000人の人ももちろん大事だということは当局も一緒だと思うんですけど、ただ、圧倒的にお声をいただくのは、多分1万7,000人のほうの人たちだと思うので、しっかりと、私たちも説明責任を果たす上で、一つは、先ほど柴山委員も言われた、久世議員の発言の中で、国民健康保険運営協議会の中で法定外繰り入れの議論はなかったのかという質疑があって、今、部長が答えていただきました。財政の安定化の上でも、その議論は詳細にはしなかったということもございましたので、私たちもこれもう用意ドンでスタートしたときに、皆さんから言われることは、もう何で上がるんだというところから言われてくるので、県域化ということは何年か前からちょっとささやかれていたというか聞いてはいるんだけども、実際に身に降ってこないとわからない部分があるので、しっかりと説明する上でも、国民健康保険運営協議会で何度これについての議論をやられて、大体の概要で結構ですので、ここに至るまでの、私たちも自分たちの代表を出していますから、あれなんですけど、1回1回の説明というのはしっかり受けていませんので、わかる範囲で結構でございますので、ちょっと端的にお答えください。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
河合保険年金課長。
○
保険年金課長(河合武史君) 今年度なんですけれども、国民健康保険の運営協議会につきましては、全体で6回、開催をさせていただきました。協議会の皆さん、被保険者の代表の方も含めて、非常にご足労をかけて、努力もしていただいてありがたく思っています。
このほかに広域代表だけの会なども非公式にも開かせていただきましたので、事実上、かなり煮詰まった議論はできたのかなというふうには思っています。
詳細は控えますけれども、こういった中で先ほど部長もお話をしましたが、法定外繰り入れにつきましても、議論こそなかったんですけれども、私どものほうから先ほど部長がご説明したような部分については、解説をさせていただきまして、こういった中の議論でも、シミュレーションをいろいろやっていく中で、これは法定外の繰り入れが入っているのか入ってないのかとか、そういったようなご質疑もいただいていますので、そういう認識の中で事が進んできたというふうにご理解をいただいた上で、最終的な答申がいただけたものというふうに理解はしております。
ざっくりですが、愛知県から何回もいろんな試算といって納付金を幾ら払うとか、税率はこういうふうにしたほうがいいというようなものが出されましたので、その都度、協議を重ねてきたこととか、あと、税率を久しぶりに改定しますので、例えば、さっき申し上げた均等割とか平等割とか所得割がございますので、どういったところを引き上げると、どういう階層の方に負担が重くなってしまうというようなところも合わせて、できるだけ皆さんのご負担が均一になるようにしようであるとか、そういったところも含めて、かなり突っ込んだ議論ができたというふうには思っております。
○委員長(岡村千里君) 三浦委員。
○委員(三浦知里君) しっかりと検討、国民健康保険運営協議会の中でも検討されたということです。実際に今後、この議案が通って、市民の方に周知ということが一番大事になってくるんじゃないかと思うんですが、その点はどのようなされるのか。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
河合保険年金課長。
○
保険年金課長(河合武史君) 今回につきましては、まず、事前に今の申し上げたようなプロセスも、ある程度市民の方にお知らせする必要があると思っていましたので、広報のほうで2回と、あと保険証を更新するときに、皆さんへ全員にお手紙を差し上げて、こういう議論が進んでいて、変動はやむを得ない部分もあるというようなところも含めて、お知らせをしてきたところです。
もし、この議案をご可決いただいたということであれば、もう年度中にこういった経緯で、こういうふうな税率に変えさせていただいたというダイレクトメールをお送りしたいというふうに思っています。
それから、課税が行われるのが6月になりますので、その前の広報で改めて全体の1ページ以上を使わせていただいて、周知ができたらというふうに思っています。
できるだけ、上がるもんですから、ご納得は心底なかなかいただけないかもしれませんが、最大限のご説明ということではさせていただきたいと思っています。
○委員長(岡村千里君) 他に質疑はございませんか。
〔「なし」の声起こる〕
○委員長(岡村千里君) 質疑なしと認め、第19号議案に対する質疑を終わります。
次に、第20号議案を議題といたします。
当局の説明を求めます。
長瀬長寿社会課長。
○
長寿社会課長(長瀬尚美君) (第20
号議案説明)
○委員長(岡村千里君) 説明は終わりました。
続いて、質疑を行います。
ご発言を求めます。
柴田委員。
○委員(柴田浩行君) これも
全員協議会資料を参照しながら質疑をさせていただきます。27ページですが、今のご説明にもありましたけども、3年に1度の介護保険事業計画の策定だということで、この事業計画のまずポイントについてお示しいただければと思います。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
長瀬長寿社会課長。
○
長寿社会課長(長瀬尚美君) ご質疑にお答えします。
来年度からの事業計画については、先ほどケアマネジャーの条例にもありましたように、
地域包括ケアシステムの推進ということで、主に在宅医療介護連携の推進や認知症ケアの推進、それから、よく言葉が出てきますが、地域共生社会の実現に向けた取り組みを推進するように、主に三本の柱で成り立っています。そのためには、介護保険料の改正はやむを得ないということでご理解いただきたいと思います。
○委員長(岡村千里君) 柴田委員。
○委員(柴田浩行君) わかりました。その査定の結果で基準の月額がプラス220円だという理解でよろしいんでしょうか。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
長瀬長寿社会課長。
○
長寿社会課長(長瀬尚美君) ご質疑にお答えします。
この220円の値上げについては、今申しました推進の事業もそうですけれども、先ほどお配りしました介護給付費の伸びが徐々にふえています。今回の3年間については、施設整備は見送りまして、居宅サービス及び平成27年2月に特別養護老人ホームを100床増加しておりますので、その入所者が徐々に伸びています。それを考慮しながら、月額220円の伸びを見込んで保険料の値上げをお願いするものです。
以上です。
○委員長(岡村千里君) 他に質疑はございませんか。
〔「なし」の声起こる〕
○委員長(岡村千里君) 質疑なしと認め、第20号議案に対する質疑を終わります。
次に、第21号議案から第23号議案までを議題といたします。
当局の説明を求めます。
長瀬長寿社会課長。
○
長寿社会課長(長瀬尚美君) (第21号議案から第23号まで議案説明)
○委員長(岡村千里君) 説明は終わりました。
続いて、質疑を行います。
ご発言を求めます。
三浦委員。
○委員(三浦知里君) 第21号議案、第22号議案、第23号議案、国の改正によるものだということはわかるんですけど、第21号議案、第22号議案の中で、内容の中でよく出てくるのが、身体拘束等の適正化という言葉が出てくるんですけれども、その中で委員会を3カ月に1回以上というふう、この委員会というのは具体的にちょっと教えていただけないでしょうか。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
長瀬長寿社会課長。
○
長寿社会課長(長瀬尚美君) 身体拘束等の適正化のための検討委員会というものは、今まではございませんでした。今まであったのは、市の職員や町内会長及び民生委員等ボランティアの方がかかわる運営推進会議というものが、おのおののサービスによって毎月開かなければいけないものとか、2カ月に1回、3カ月に1回というのには市の職員が加わっていました。
そこで、それとプラス、この身体拘束については、国のほうも重要に考えていまして、いろんな殺人事件等もあるので、事業所の中で検討する委員会を開かなければいけないということで、介護事業者の方に理解をしていただくために設けていただくものになるかと思っています。
○委員長(岡村千里君) 三浦委員。
○委員(三浦知里君) そうすると、これは事業所の中で、事業所の人たちによる委員会という解釈でよろしいですか。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
長瀬長寿社会課長。
○
長寿社会課長(長瀬尚美君) ご質疑にお答えさせていただきます。
そのとおりだと思いますが、多分、先ほどお話しした運営推進会議と同様に、市や地域がかかわって会議を開くという方向になると思っています。
○委員長(岡村千里君) 三浦委員。
○委員(三浦知里君) やっぱり何があるかわからないという中で、事業所内だけで済まされる委員会というのは、やっぱりちょっと信憑性というか心配なので、そうなることを希望いたします。
以上です。
○委員長(岡村千里君) 他に質疑はございませんか。
柴田委員。
○委員(柴田浩行君) 第21号議案について、1点、質疑させてください。
全員協議会資料29ページ、これも参照ですけども、内容の②で「共生型地域密着型通所介護の新設」とありますんで、共生型地域密着型通所介護について、ちょっと内容等について教えていただければと思います。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
長瀬長寿社会課長。
○
長寿社会課長(長瀬尚美君) ご質疑にお答えします。
共生型のサービスというのは、
介護保険制度で認定を受けた方と、それから障害福祉のサービスを受けていらっしゃる方が、例えばデイサービスや訪問介護、ショートステイの指定を受けている事業所が、両方のサービスを提供できるということで、仕組みが変わります。なので、高齢者、障害者及び障害児の子、それから65歳の障害者の方が共に通いなれた事業所において、一緒に継続して受けるサービスです。
○委員長(岡村千里君) 他に質疑はございませんか。
〔「なし」の声起こる〕
○委員長(岡村千里君) 質疑なしと認め、第21号議案から第23号議案までに対する質疑を終わります。
次に、第29号議案を議題といたします。
当局の説明を求めます。
武藤
学校教育課長。
○
学校教育課長(武藤裕一朗君) (第29
号議案説明)
○委員長(岡村千里君) 説明は終わりました。
続いて、質疑を行います。
ご発言を求めます。
柴田委員。
○委員(柴田浩行君) 新しい教育委員の任命ということで、堀氏の人物についてどうこうということではなくて、これ今、堀先生は名古屋経済大学に所属しております。もうお一人方、名古屋経済大学に所属している方、教育委員におみえになると思うんですが、同じ機関から2名も教育委員が選出されることになるんですけども、私、ちょっと言い方悪いんですけども、これは偏っているんではないかと思えますが、そういった点について、どのようにお考えなんでしょうか。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
武藤
学校教育課長。
○
学校教育課長(武藤裕一朗君) 教育委員を任命するのはあくまでも市長ということですので、市長のお考えとして、名古屋経済大学の関係者が2名になったというのは、あくまでも結果論だと。今回については保育の専門家を入れたいという強い思いのもと、人物本位で選任をしたというものであり、堀さんには保育行政の経験を生かして、立場を超えて活動いただけるという意味で期待しているというふうな市長のお考えを聞いております。
以上です。
○委員長(岡村千里君) 柴田委員。
○委員(柴田浩行君) 堀氏がどうのこうのということではなくて、そういう視点であれば、たまたま今回は堀氏ということだったんですけども、これは武藤課長に言うべき話じゃないかもしれませんが、できればいろんなところから有能な方をぜひとも選出いただければということだけ申し上げます。
以上です。
○委員長(岡村千里君) 他に質疑はございませんか。
〔「なし」の声起こる〕
○委員長(岡村千里君) 質疑なしと認め、第29号議案に対する質疑を終わります。
次に、第34号議案を議題といたします。
当局の説明を求めます。
歳入からお願いします。
松澤福祉課長。
○福祉課長(松澤晶子君) (第34号議案 歳入説明)
○委員長(岡村千里君)
長瀬長寿社会課長。
○
長寿社会課長(長瀬尚美君) (第34号議案 歳入説明)
○委員長(岡村千里君)
河合保険年金課長。
○
保険年金課長(河合武史君) (第34号議案 歳入説明)
○委員長(岡村千里君)
三輪健康推進課長。
○
健康推進課長(三輪雅仁君) (第34号議案 歳入説明)
○委員長(岡村千里君) 武藤
学校教育課長。
○
学校教育課長(武藤裕一朗君) (第34号議案 歳入説明)
○委員長(岡村千里君)
間宮子ども未来課長。
○
子ども未来課長(間宮宏昌君) (第34号議案 歳入説明)
○委員長(岡村千里君)
上原文化スポーツ課長。
○
文化スポーツ課長(上原敬正君) (第34号議案 歳入説明)
○委員長(岡村千里君) 中村
歴史まちづくり課長。
○
歴史まちづくり課長(中村達司君) (第34号議案 歳入説明)
○委員長(岡村千里君) 委員の方々にお諮りいたしますけれども、切りがいいところで、午前はこれで打ち切ろうと思いますが、よろしいですか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○委員長(岡村千里君) では、午前の審査はこれで打ち切りとしまして、ただいまから休憩に入りたいと思います。また午後1時にご参集ください。よろしくお願いいたします。
午前11時50分 休憩
再 開
午後0時59分 開議
○委員長(岡村千里君) 休憩前に引き続きまして、午後も委員会を再開いたします。
第34号議案の歳出の説明からお願いいたします。
松澤福祉課長。
○福祉課長(松澤晶子君) (第34号議案 歳出説明)
○委員長(岡村千里君)
長瀬長寿社会課長。
○
長寿社会課長(長瀬尚美君) (第34号議案 歳出説明)
○委員長(岡村千里君)
河合保険年金課長。
○
保険年金課長(河合武史君) (第34号議案 歳出説明)
○委員長(岡村千里君)
三輪健康推進課長。
○
健康推進課長(三輪雅仁君) (第34号議案 歳出説明)
○委員長(岡村千里君) 武藤
学校教育課長。
○
学校教育課長(武藤裕一朗君) (第34号議案 歳出説明)
○委員長(岡村千里君)
間宮子ども未来課長。
○
子ども未来課長(間宮宏昌君) (第34号議案 歳出説明)
○委員長(岡村千里君)
上原文化スポーツ課長。
○
文化スポーツ課長(上原敬正君) (第34号議案 歳出説明)
○委員長(岡村千里君) 中村
歴史まちづくり課長。
○
歴史まちづくり課長(中村達司君) (第34号議案 歳出説明)
○委員長(岡村千里君) 続きまして、継続費について説明をお願いいたします。
武藤
学校教育課長。
○
学校教育課長(武藤裕一朗君) (第34号議案 継続費説明)
○委員長(岡村千里君) 次に、地方債についての説明をお願いいたします。
松澤福祉課長。
○福祉課長(松澤晶子君) (第34号議案 地方債説明)
○委員長(岡村千里君) 説明は終わりました。
続いて、質疑を行います。
ご発言を求めます。
柴田委員。
○委員(柴田浩行君) お願いします。10件ぐらいあるんで、どうしましょう、途中で5件ぐらいで一回終わっていったらいいんですけども。それで、また皆さんにやっていただいてから、またお願いするような形でよろしいですか。
事項別明細書の83ページです。3款1項2目障害者福祉費の中の13節の委託料です。
全員協議会資料の62ページを参照しながら質疑させていただければと思います。
障害者の基幹相談支援センターについてです。
まず、最初、この3名の方で運営していただく形になるんですけども、どのような資格を有しているのかお伺いいたします。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
松澤福祉課長。
○福祉課長(松澤晶子君) 実際に仕様書の中でうたいましたのは、3名を常勤で置くということで、1人は、ちょっとごめんなさい、休憩をお願いします。
○委員長(岡村千里君) 暫時休憩します。
午後1時28分 休憩
再 開
午後1時28分 開議
○委員長(岡村千里君) 会議を再開いたします。
松澤福祉課長。
○福祉課長(松澤晶子君) 専門的職員として2名以上、その中では社会福祉士、保健師、精神保健福祉士等の資格のある者と、それから障害者相談支援専門員現認研修を修了したものを1名配置すると、相談支援専門員の資格のあるもの2名以上を配置するということで公募をかけました。
実際に1社の応募によりプロポーザル審査により決定をして契約をいたしましたが、現在、この1名が管理者として、その方の資格は精神保健福祉士、社会福祉士、それから現認研修を修了しております。
そして、もう1名が、相談支援専門員として社会福祉士の資格を持っております。
それから、もう1名が、やはり計画・相談に5年以上従事しておりまして、現認研修を修了した者ということでなっており、3名です。
○委員長(岡村千里君) 柴田委員。
○委員(柴田浩行君) わかりました。皆さん、しっかりと資格を持っていただいている方だということがよくわかりました。
センターの運営の責任を私は明確にすべきだと思うんですけれども、管理者の資格を持っている方が1名ということなんですが、これはセンター長というような役割の方は置かれるんでしょうか。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
松澤福祉課長。
○福祉課長(松澤晶子君) お答えいたします。
管理者兼センター長という位置づけになるということです。
○委員長(岡村千里君) 柴田委員。
○委員(柴田浩行君) わかりました。センター長という形でセンター運営の責任は明確になると思います。
次に、センターの対応等で問題が発生した場合とか、そういった場合、センターが問題についてしっかりと完結できるのかどうか。というか、完結してもらうような形で運営を委託するのかどうか、確認します。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
松澤福祉課長。
○福祉課長(松澤晶子君) 問題とか課題が生じたときには、直接、まずは法人内で処理のほうを行っていただくようにしております。市に対しては、それに対して報告等を受けて、法人等に対しての指導管理ということで運営をしていく予定です。
○委員長(岡村千里君) 柴田委員。
○委員(柴田浩行君) ありがとうございます。今、指導管理とありますが、センターの業務について、どんなような形でチェックするのか。行政からセンターに指導というか、そういったことをするようなことは可能な契約になっているのかどうか、確認します。
○委員長(岡村千里君) 暫時休憩いたします。
午後1時31分 休憩
再 開
午後1時32分 開議
○委員長(岡村千里君) 会議を再開いたします。
松澤福祉課長。
○福祉課長(松澤晶子君) 課題が起きたときの処理の方法と、それから市から指導ができるかという2点でよろしいですか。
まず、日ごろの管理ですけれども、場所は同じ福祉課の中にセンターを設置するということですので、課題が起きたときは、把握としてはすぐに市のほうでもできると考えております。
ただ、直接、それに対してセンターの職員に対して、指示等を与えるということは、派遣法との兼ね合いでできませんので、法人に対して定期的な会議等もしながら、検討を進めて、事業の運営に関しては指導をしていくという形になっていくと思います。
○委員長(岡村千里君) 松山
健康福祉部長。
○
健康福祉部長(松山勝美君) 今、課長が答えたとおり、直接的な指示というのは、派遣法の関係でできないことになっています。ただ、管理者と協議をして進める、あるいは担当者と相談をするということはできますので、あくまで指示ということではなくて、話し合いをしながら、相談をしながら課題に対して解決に導いていくというような、そういった形で考えております。
以上でございます。
○委員長(岡村千里君) 柴田委員。
○委員(柴田浩行君) よくわかりました。ありがとうございます。
次に、障害者支援とかさまざまな対応というのは、私、これ24時間365日の対応が求められると思うんですよ。センターの業務時間というのは、当然、設定されると思いますが、休日とか夜間でないと相談時間がとれない人たち等については、十分に対応できるのかどうか、その辺はどうなっているのかお伺いいたします。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
松澤福祉課長。
○福祉課長(松澤晶子君) ふだんPRをする相談時間というのは、市役所の開設時間と同じですけれども、あくまで運営時間外においても、緊急時の対応や虐待通報等、受理ができる体制を構築することということに契約を結んでおりますので、受託法人の中で携帯電話等、緊急連絡がとれるように運用をしていくということになっております。
○委員長(岡村千里君) 柴田委員。
○委員(柴田浩行君) わかりました。安心しました。
次に、これ障害者の自立支援協議会の事務局運営も行うことになっています。これ私、自立支援協議会、非常に大事だと思っているんですけども、この事務局業務の詳細について確認したいのと、この新たなセンターの3名の人員でその運営ができるのかどうか、確認させてください。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
松澤福祉課長。
○福祉課長(松澤晶子君) 議員のおっしゃるとおり、協議会の運営というのは一つの総合的な相談と加えて、大きな柱となっております。もともと自立支援協議会というのは、行政及び障害者の事業所、相談員、それから施設の方たちといった関係者がより集まって、課題を出したり、必要によっては新たな制度の提言ということをしていくという大変意義深い中身でして、今までは市役所が事務局として全て運営をしておりましたが、やはり自由闊達に課題を出していただくところ、それは行政に対しての要望ばかりでなく、自分たちの動きも積極的に課題解決に向けて動いてもらうということで、平成27年にそもそも基幹相談支援センターというものを建てて、自立支援協議会は民間が運営していったほうがいいのではないかという意見を、自立支援協議会のメンバーのほうから提言を受けておりますので、今回、この請け負っていただく法人については、そのことを十分理解していただいた上で、相談業務に乗りながら、それを生かした制度等の意見を積み上げて、活動内容を自分たちで決めていってほしいと思っております。
3名で運営していくのはとても大変かと思いますけれども、そこは法人のバックもしっかりとしていただきながら、それから、自立支援協議会のメンバーたちのお力もかりながらやっていきたいというふうに今期待しているところです。
○委員長(岡村千里君) 柴田委員。
○委員(柴田浩行君) 課長、ありがとうございます。私もこの基幹相談支援センター、大いに期待しております。
2件目に移らせていただきます。
事項別明細書の87ページです。3款1項3目の19節になります。介護施設等整備事業費補助金、養護老人ホーム整備事業費補助金ということで、
全員協議会資料の64ページを参照しながら質疑させていただきますが、養護老人ホームのこの民営化についてお伺いいたします。
養護老人ホーム、順次これから民営化していこうということなんですけども、移管後、この施設をどうするのか、跡地の活用方法は決まっているのかどうかお伺いいたしします。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
長瀬長寿社会課長。
○
長寿社会課長(長瀬尚美君) 質疑にお答えします。
今のところ決まっていません。
○委員長(岡村千里君) 柴田委員。
○委員(柴田浩行君) これは松山
健康福祉部長に質疑させていただきたいと思うんですが、ぜひこの施設、まだ使える機能は十分あると思うんで、そういったこともぜひとも議論していただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
松山
健康福祉部長。
○
健康福祉部長(松山勝美君) 実際に今、案として浮上しているといいますか、あくまでもよもやま話の中での話ですけども、どこかの民間団体に貸したらどうだというような意見であるとか、あと、福祉会館の倉庫がなくなりますので、倉庫として使ったらどうかなあというような意見、それから、建物を撤去して、隣に乳児園とか保育園がありますので、そちらの駐車場としてお貸ししたらどうかというようなお話が出ていますが、もし使えるところがあれば、使っていただけるところがあれば、そこをお貸しをして、民間団体に使っていただくというのも一つ有力な方法ではないかなあというふうには思っております。
以上です。
○委員長(岡村千里君) 柴田委員。
○委員(柴田浩行君) ありがとうございます。ぜひとも有効な活用ができればと思います。
3件目です。事項別明細書の100ページになると思いますが、3款民生費の2項児童福祉費、4目の児童館・児童センター費です。
全員協議会資料の46ページ、新しい事業として東児童センターを子育ての拠点とするということなんで、そのことについて質疑させていただきたいと思いますが、東児童センターを再整備して、子育て支援の拠点とするということなんですが、まず、最初に、新たにスタートというか、児童センターの子育て支援の拠点となるということで、職員の配置と、あとは資格等についてお伺いできればと思います。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
間宮子ども未来課長。
○
子ども未来課長(間宮宏昌君) 再整備と言いましても、実際、児童センターは児童センターとして残りますので、その職員はそのまま児童厚生員として残ります。
新たに機能としてここに書いてございます、東児童センターを再整備するに当たって、子育て世帯未就園の親子が集えるようなふうにしたいということを考えて、あとネットワーク化を進めたいということで、今予算書にも計上してありますが、ネットワークコーディネーターというのを配置するようです。これについては特段、資格を有するというか、現役世代のお母さん方で、そういうノウハウとか知識を持っている方にお願いしたいなあと思っております。
○委員長(岡村千里君) 柴田委員。
○委員(柴田浩行君) 非常にいい取り組みだと思いますので、あくまでも開館の日時というのは、児童センターが開いているときだというような考えでよろしいんでしょうか。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
間宮子ども未来課長。
○
子ども未来課長(間宮宏昌君) 既に、各児童館・児童センターのほうでは、未就園の親子が遊びに来る事業として「ぽんぽこ」というのを実施しております。これが大体午前9時から午後2時、3時ぐらいまで使えますので、基本的には変わりなく使っていただけるものと思っております。
開館については、施設の開館時間は午前9時から午後6時までになります。
○委員長(岡村千里君) 柴田委員。
○委員(柴田浩行君) わかりました。この時間内であれば、お母さんたちが気軽に集って、コーディネーターの方がさまざまなその人たちの活動を支援するというようなイメージでいいんでしょうか。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
間宮子ども未来課長。
○
子ども未来課長(間宮宏昌君) ご質疑のとおりでございます。
○委員長(岡村千里君) 柴田委員。
○委員(柴田浩行君) よくわかりました。
次、4件目です。事項別明細書の200ページに飛んでいただいて、9款教育費の中の5項社会教育費、10目の伝統文化施設費の中の文化史料館の南館の設計のことについてお伺いいたします。
全員協議会資料の68ページを参照させていただきますが、文化史料館の南館を整備するということなんですが、まず、これ外観についてお伺いしたいんですが、ある程度外観の設計はできているのか。要は町中にありますので、町の景観等も配慮しながら、要は他部署になるかもしれませんが、部課を超えた連携の中で会館等については検討されているのかどうか、お伺いいたします。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
中村
歴史まちづくり課長。
○
歴史まちづくり課長(中村達司君) ただいまの質疑にお答えをいたします。
今、お手元の
全員協議会資料の68ページにございますが、こちらのあくまでもこれは基本構想、基本計画の中でのものですけども、こういった外観をベースに考えておるというのは正直なところです。
景観に配慮というのは、都市計画の担当者も入れまして、一緒に協議をしております。あとまた、からくり館としての活用を今念頭に置いていますから、そういった団体とも協議をさせてもらって、当然、その雰囲気を壊さないというか、中で何をやっているのかというのが、もうある程度イメージで伝わるような、そんな外観にしたいと思っておりますが、基本的にはお金もかかることですから、そことはちゃんと調和をさせて取り組んでいくという方針で、今進めております。
以上です。
○委員長(岡村千里君) 柴田委員。
○委員(柴田浩行君) ありがとうございます。建物のことであれですけど、これは本館との行き来というのは、内部で行き来できるのか、一旦外に出なければいけないのかどうかお伺いします。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
中村
歴史まちづくり課長。
○
歴史まちづくり課長(中村達司君) ただいまの質疑にお答えをいたします。
ここの出入りは基本的には本館からこちらの南館へ行くということで考えております。したがいまして、南館が単独で、例えば券を確認して入ったり出たりというようなことではなくて、本館から南館へ移っていくというようなことで考えております。
以上です。
○委員長(岡村千里君) 柴田委員。
○委員(柴田浩行君) ありがとうございます。
全員協議会資料の事業の効果の中に、「まず、ユニバーサルデザインに配慮して」と書いてございますが、具体的にどのような配慮をされるのかという、配慮する施設になるのかお伺いいたします。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
中村
歴史まちづくり課長。
○
歴史まちづくり課長(中村達司君) 殊さら格好よく書いてありますけども、基本的には車椅子だとか、そういった方々が通行しやすいようにということですが、基本的には一回平場でどんと見て回れるような、そういうような形で考えていますから、道を通りながらというような形ではないので、そういったようなことだとか、物を配置する、掲示する視線の位置だとか、そういったことには配慮をしながらやっていくというようなことで考えております。
○委員長(岡村千里君) 柴田委員。
○委員(柴田浩行君) ありがとうございます。さっきもありましたけど、関係する団体の方というか、具体的に聞きますけども、この施設に関する保存会の意向というのはどのようなものなんでしょうか。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
中村
歴史まちづくり課長。
○
歴史まちづくり課長(中村達司君) ただいまのご指摘のありました保存会というのは、犬山祭保存会のことですけども、こちら、今、定期的にお祭りに関する打ち合わせ等をやられていますけども、そこの中でもこのお話は既に出していまして、しっかりと情報交換をしながら進めております。
そこの中でも、先ほども申し上げましたが、当然、青天井の予算はないですから、その予算に見合った中でもぴぴりと光るような、そんなからくり資料館にしたいというようなことで、今、取り組んでおります。
○委員長(岡村千里君) 柴田委員。
○委員(柴田浩行君) 期待しております。
5件目です。事項別明細書の206ページです。9款教育費、6項保健体育費、3目体育施設費の中の野外センターのグラウンド・ゴルフ場の認定委託料ということで、野外活動センターのこのグラウンド・ゴルフ場についてお伺いしたいと思っています。
今年度、わかる範囲で結構ですので、グラウンド・ゴルフ場の使用者数は何人だったのか、まずお伺いいたします。
○委員長(岡村千里君) 暫時休憩いたします。
午後1時48分 休憩
再 開
午後1時50分 開議
○委員長(岡村千里君) 会議を再開します。
上原文化スポーツ課長。
○
文化スポーツ課長(上原敬正君) ご質疑にお答えします。
平成28年度になりますが、グラウンド・ゴルフの利用人数としましては、5,397名というふうになっております。
○委員長(岡村千里君) 柴田委員。
○委員(柴田浩行君) 今年度の数字はわからないということですね。今年度、市民大会などの大会はここで開催されたのかどうかお伺いいたします。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
上原文化スポーツ課長。
○
文化スポーツ課長(上原敬正君) ご質疑にお答えします。
市民大会とか大きな大会になりますと、人数の関係もございましたので、基本的に木曽川緑地グラウンドのほうで行われておるというのが実情でございます。
以上です。
○委員長(岡村千里君) 柴田委員。
○委員(柴田浩行君) せっかくの認定コースですよね、ここ。木曽川緑地は認定コースじゃないですよね。ぜひともここで市民大会の開催を望みますが、来年度大会開催の予定はあるのかどうかお伺いします。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
上原文化スポーツ課長。
○
文化スポーツ課長(上原敬正君) 現在、来年度になりますけども、今のところ恐らくというか、木曽川緑地を使われるというふうにはなってくると思いますが、今、議員も言われたせっかくの認定コースでございますので、何とか使っていただくようなお願い等はしていきたいというふうには考えております。
以上です。
○委員長(岡村千里君) 柴田委員。
○委員(柴田浩行君) この質疑、何年も前からしとるんですよね。一度もまだ市民大会を開催されたことがないんで、ぜひとも大会誘致の取り組みをお願いしたいと思って取り上げたところです。指摘という形で終わります。
○委員長(岡村千里君) 他に質疑はございませんか。
鈴木委員。
○委員(
鈴木伸太郎君) 私も何件かありますので、ちょっと2回に分けて、とりあえず3件、お伺いいたします。
明細書の106ページの災害救助費です。3款4項1目20節と21節です。災害見舞金15万円と災害貸付金350万円とあって、これは106ページです。災害見舞金や貸付金って、平成29年度は何回か大きな雨が降ったんですけど、これ平成28年、平成29年あたりで実績ってあるんですか。なくても具体的に、特に貸付金ってどんなものが対象で貸し付けになるんでしょうか。その決まりをお示しください。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
松澤福祉課長。
○福祉課長(松澤晶子君) ご質疑にお答えします。
災害貸付金ですが、国が生活再建支援法に基づいた、本当に大災害の基準に見合う災害に認定された場合に対象になるもので、ここもずうっと実績は近年と言わず、余り過去にもありません。
○委員長(岡村千里君) 鈴木委員。
○委員(
鈴木伸太郎君) 生活再建支援法ということと、あと大規模な災害というふうに伺ったんですが、例えば、じゃあ、昨年度レベルの小規模な土砂災害とかで、家がちょっと、若干壊れるとかいうところで、もうちょっと大きくなって、例えば1件、2件のレベルで家が流れて、住むところがなくなったみたいな方々は、こういうのって対象になるんでしょうか。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
松澤福祉課長。
○福祉課長(松澤晶子君) 市内の去年のような災害については、全壊5万円、半壊3万円、床上浸水1万円という基準で、市独自の災害見舞金のほうで出ています。実績については今、休憩をお願いします。
○委員長(岡村千里君) 暫時休憩いたします。
午後1時54分 休憩
再 開
午後1時54分 開議
○委員長(岡村千里君) 再開いたします。
松澤福祉課長。
○福祉課長(松澤晶子君) ご質疑にお答えします。
災害見舞金については、市独自で制度はあるんですけれども、こちらについては昨年の洪水についても出ていなくて、日赤のほうでも昨年は対象になっておりません。平成23年の台風のときが、近年では最後になっております。
○委員長(岡村千里君) 鈴木委員。
○委員(
鈴木伸太郎君) 全壊5万円、半壊3万円と今、確か言われたんですけれども、それは貸付金として、それって何かすごい少ないような気がする。僕が解釈の間違いかもしれないですけど、要は災害貸付金って、大規模な災害でと最初、課長がおっしゃられたんですけれども、昨年の災害を見ていると、割と小規模なところがぽつぽつとあって、それでもひょっとしたら、これもうちょっと被害がひどかったら、もう半壊、全壊というリスクはあるよねみたいなところが何カ所かあったんですけど、そういうのも対象になるのでしょうかというところですね。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
松澤福祉課長。
○福祉課長(松澤晶子君) 貸付金の対象ということで、最大350万円なんですけれども、これは災害により住居等に被害を受けた世帯の世帯主が1カ月以上負傷した場合に、生活再建のために全壊だと350万円まで貸し付けという基準になっています。これについては貸し付け原資が国3分の2、県3分の1ということですので、かなり先ほど申しました、まず、その災害というのがかなりの甚大災害で、広範囲にわたって世帯が全壊、半壊が出たときに、この貸付金対象のまず認定を受ける必要がありますので。
○委員長(岡村千里君) 鈴木委員。
○委員(
鈴木伸太郎君) ということは、この350万円って、とりあえずはここ数年は実績ないので、変な話、1件分ぐらいは予算計上しておこうかという意味合いなんでしょうか。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
松澤福祉課長。
○福祉課長(松澤晶子君) 委員のおっしゃるとおりです。
○委員長(岡村千里君) 鈴木委員。
○委員(
鈴木伸太郎君) わかりました。何があるかわからないので、また、もし万一のことがあったら、早急な対応をしてください。お願いします。
2件目行きます。109ページ、委託料の自殺対策なんですが、4款1項2目の13節で地域自殺対策計画策定委託料、午前中にもお伺いしたんですけれども、これはどういうところに、どんなことを委託されるのでしょうかということと、ほかのところ、教育費のほうでいじめ問題対策連絡協議会なんていうのがあって、そういうところと連携のぐあいとかはいかがなもんでしょうか、お伺いしたいんですけれども。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
三輪健康推進課長。
○
健康推進課長(三輪雅仁君) ご答弁させていただきます。
どんなところにというところは、民間のコンサルの業者になろうかというふうに考えております。
それから、どんな内容というところですけれども、そういった業者というのは、ノウハウをこの自殺対策についても持っている業者にお願いできたらと思っておりますが、その一連の委託の中にアンケート調査、市民の実態を知る上でのアンケート調査も行いたいなと今思っておりまして、それの調査の収集とか分析とかをお願いできたらというふうに考えております。
それから、今言われた学校機関のいじめ問題の協議会等々との連携はどうかというようなことですけれども、これから庁内の委員会みたいなものも、職員の委員会みたいなものをつくり、それから午前中にお願いした自殺対策の協議会というもの、2つの組織をつくって、年3回ぐらいずつ協議をしていきながら、自殺対策の計画をつくっていこうというふうにしております。教育委員会部局ともしっかり連携をしながら、自殺対策に有効な計画を策定し、また実行していけたらというふうに思っております。よろしくお願いします。
○委員長(岡村千里君) 鈴木委員。
○委員(
鈴木伸太郎君) 概要はわかりました。結構コンサルってほかの事業でもたくさんあって、気になるのが地域性をちゃんとわかって仕事をしてもらっているのかなというところなんですけれども、犬山も自殺が若い子から高齢者の方まで多分リスクが高いところではあると思うんですけれども、都市部とか、あと自殺が多い地方とかと比べて、犬山は犬山の特異性というのがまた、あるかないかわからんですけれども、そこら辺のところがわかっている、つまり東京あたりの全国展開するようなコンサルと、犬山の実情をわかってもらって対策を立ててくれるのかなというところが心配なんですけど、そこら辺、いかがなんでしょうか。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
松山
健康福祉部長。
○
健康福祉部長(松山勝美君) わかっているコンサルというのは正直いません。委託をするときに担当者がどれだけよく説明するかです。それは行政のほうがしっかりリーディングボードを握ってやっていくべきところだと考えていますので、行政のほうがしっかり話をしながら、地域性を理解をしていただいて、その上で業務に取り組んでいただく、それは職員の責務だと思っています。
以上です。
○委員長(岡村千里君) 鈴木委員。
○委員(
鈴木伸太郎君) よろしくお願いします。
これは学校教育のほうかもしれないんですけれども、いじめ問題対策連絡協議会というのがまた別個であって、これも密接に関係してくると思うんですけれども、そこら辺との連携というのは考えていらっしゃるんでしょうか。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
三輪健康推進課長。
○
健康推進課長(三輪雅仁君) これから実質的な協議に入ってまいりますので、議員もご指導いただいたとおり、そちらの組織ともしっかり連携しながら進めていきたいというふうに思っています。
○委員長(岡村千里君) 鈴木委員。
○委員(
鈴木伸太郎君) どっちがあれかわからんですけど、地域共生社会みたいなところとか、高齢者の独居老人の問題とか、何かいじめの問題とか、生活苦の問題とか、いろんなことが何か関係してきて、非常にこれは難しい問題だなと思って、でも取り組んでいただけるのはすごいことだなとか思っているんですけれども、いろんなところと関連してくると思いますので、よろしくお願いいたします。
とりあえずはこれで、また後ほどよろしくお願いいたします。
○委員長(岡村千里君) 他に質疑はございませんか。
三浦委員。
○委員(三浦知里君) 私も多分6点ぐらいかなと思うんですが、一気に聞きたいと思います。
1点目は、柴田委員の質疑された内容と重なりますが、
全員協議会資料の46ページの子育て支援の関係ですが、今回、担当課が子ども未来課と企画広報課ということになっております。ちょっとイメージとしてわかないのは、今までも各未来園において、未就学児と親なりおばあちゃんなりおじいちゃんなりが来れるような状況、私、橋爪でもそういうところ、一時、孫を預けたときに、そういう場面に出会ったんですけれども、今回のこの事業をすることというのは、今までやってきたことと何が一番違うんでしょうか。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
小島子ども・子育て監。
○子ども・子育て監(小島千枝君) ご質疑にお答えいたします。
既存の子育ての支援メニューというのは、もちろん子ども未来課を中心として、いろいろなメニューをそろえて、それなりにサービス提供できているのかなというふうに自負しているところですけれど、今回のこの子育て支援というのは、また少し違う形になります。ベースとして、市が提供している子育てサービスがあるんですけれど、それ以外に、例えば子育てのサークルがあったりとか、それから広く言えば企業まで含めた形で、もう一回り外の人たちをつないでいって、その人たちを含め、まち全体で子育てを支援していこうというような、コンセプトはそんな感じになっていますので、既存のサービスはそのまま今と同様にやっていくということになります。
○委員長(岡村千里君) 三浦委員。
○委員(三浦知里君) ありがとうございます。まさに人がいわゆるシェアリングエコノミーという部分だとは思うんですけども、そうすると、今まで未来園でやっていたようなことは、そのまま続けていくということで確認いたします。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
小島子ども・子育て監。
○子ども・子育て監(小島千枝君) 委員、ご質疑のとおりでございます。
○委員長(岡村千里君) 三浦委員。
○委員(三浦知里君) 2件目もさっき柴田委員がお聞きなった障害者基幹相談支援センター、これはまさに読みにくくて、なかなかあれなんですけども、まずネーミングをどうされるのか。今までどおり障害者の方ってご相談にみえますよね、確かにね。そうしたときに、わかりましたと言ってそのまま今度は基幹相談支援センターの職員とかそういうことにつなげていくのか、今、福祉課っていろんな、福祉課も含めて、福祉課だけかな、あそこら辺の長寿社会課とか福祉課とか、本当にたくさん人もいらして、いろんな分かれているんですけど、また、生活困窮者の看板もかかっていて、ネーミングをまずどうされるのか、また、そういう何か掲示とかもされていくんですかね。特に中だけで済ませていくのか、そこら辺確認をお願いします。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
松澤福祉課長。
○福祉課長(松澤晶子君) まず、ネーミングですけれども、現在まだ障害者基幹相談支援センターという名前でしか考えておりません。その看板は福祉課のところに掲げようということで、今回、委託費のように看板の掲げる制作費も入っておりますので、受託法人のほうで看板もつくってもらいます。
先ほど言われた相談者ですけれども、あくまで福祉に関してとか、生活に関してということで、相談にみえましたら、福祉課の行政職員ではなくて、まず、基幹相談の相談員のほうに対応をしていただく予定です。そこからサービスの支給申請ですとか、そういう手続に関しては行政の窓口の職員がそのまま対応していくといったところで、どのようなサービスが必要かとか、よそとの連携については、基幹相談の相談員が担っていくといったところで、内部ででも生活困窮者の相談員、それからお隣にいる長寿社会課の相談員、それから子ども未来課のほうの部署も近くにございますので、その辺の連携をとって、相談には乗っていきたいというふうに考えております。
以上です。
○委員長(岡村千里君) 三浦委員。
○委員(三浦知里君) 窓口に来る方は、まず何課へ行けばいいのかわからないという方から、フロアマネジャーがいらっしゃるので、そこら辺のところもしっかりとフロアマネジャーにつながるようによろしくお願いいたします。
3点目は、さら・さくらの関係についてお尋ねをいたします。
予算書は24ページ、市民健康館の入湯施設使用料ですけれども、これはお風呂に入っていただく方の入湯料だと思うんですが、ここ最近の傾向について、まずお答えいただきたいと思います。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
三輪健康推進課長。
○
健康推進課長(三輪雅仁君) 最近の状況ということで、金額よりも人数のほうがわかりやすいかなと思ってお話しさせていただくんですけれども、一番多かったのが平成19年度ということで15万7,000人余りの方にお風呂に入っていただいていたということです。それから、順々、ちょっと減少傾向にありまして、昨年度、平成28年度につきましては、約11万4,000人ぐらいということで、4万人ほどですか、減少してきているという状況であります。
以上です。
○委員長(岡村千里君) 三浦委員。
○委員(三浦知里君) この減少の原因はどういうふうに考えていますか。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
三輪健康推進課長。
○
健康推進課長(三輪雅仁君) しっかりした根拠があるわけではありませんが、恐らくさら・さくらが平成13年に建設され、開設されてきております。その後、民間のお風呂の施設もできてきているというのが、多分一番大きいのではないかというふうに思います。もう一つは少し老朽化が進んできているというような理由かというふうに思っております。
以上です。
○委員長(岡村千里君) 三浦委員。
○委員(三浦知里君) 入湯料をいただいて入っていただくわけですけど、私、この前、たまたまさら・さくら工房の作品展を見に行って、あれは夕方だったと思うんですが、女性の湯が今使用禁止という、すごい立派な看板が出ていたんですね。何でかなと思って入ったところ、多分介護した方はわかると思うんですが、お風呂に入られて、お風呂の中で粗相をされてということだったと思うんですが、あの看板を見る限りは、しっかり準備されているので、よくあることなのかなというふうに思ったんですが、その点はいかがですか。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
三輪健康推進課長。
○
健康推進課長(三輪雅仁君) きちっとした数字はわかりません。年間に十数回あったかというふうに思います。
以上です。
○委員長(岡村千里君) 三浦委員。
○委員(三浦知里君) そのときの対応はどのようにされているのか。また、要するに再利用とか再入湯が可能になるまでの時間というのはどういうふうになっていますか。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
三輪健康推進課長。
○
健康推進課長(三輪雅仁君) お風呂の汚れぐあいにもよりますけれども、1時間程度で復旧する場合、あるいはお風呂の湯を全部落とすような場合だと3時間、4時間かかるような場合もあります。そういった場合には、当然、ご利用の皆様にご不自由をかける場面になりますので、再入浴券を1枚お渡しして、また次回お越しいただき、継続してご利用いただけるような配慮をさせていただいて、お帰りいただいているというような形でございます。
以上です。
○委員長(岡村千里君) 三浦委員。
○委員(三浦知里君) 健康推進課関連であと2点、お聞きしたいんですが、明細書の108ページの2目健康づくり推進費の中の8節報償費、犬健チャレンジの記念品25万3,000円ということですが、これ犬健チャレンジ、当初はとても興味を持ってと言ったら失礼ですけど、見ていたんですが、なかなか市民の盛り上がりというか、そういう点では欠けるような気がするんですが、新年度の記念品の額は何か変動はありましたでしょうか。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
三輪健康推進課長。
○
健康推進課長(三輪雅仁君) 市で購入する予算としては前年度と同額ということにさせていただいております。ただ、今年度から企業のほうから協賛品を無料でいただけるようなお願いをしてまいりまして、8社ですか、いただくことができまして、予算はこのまま行きたいと思いますけれども、そういった部分でちょっとインセンティブを事業所のほうでお願いできたらと、そちらのほうの拡大を頑張っていけたらというふうに思っております。
以上です。
○委員長(岡村千里君) 三浦委員。
○委員(三浦知里君) ありがとうございます。ぜひ皆さんに、もうちょっとPRができればなあというふうに思っています。
次に、予算書111ページの一番最後、13節委託料の中の予防接種委託料と、112ページの20節扶助費の中の任意予防接種助成事業費、ここら辺が関連してくるのではないかと思いますが、先ほどの説明の中では、日本脳炎等予防接種の関係というお話はありましたけれども、今よくコマーシャルで歌舞伎の人ですかね、3月31日までですということで、高齢者の肺炎球菌の関係のコマーシャルをされているんですけど、これは今、節目節目でやられているんですが、これについてはちょっと説明をお願いいたします。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
三輪健康推進課長。
○
健康推進課長(三輪雅仁君) 高齢者の肺炎球菌の関係でございますけれども、平成26年10月から、法に基づく定期接種というのが始まりました。5歳刻みでございまして、65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳と、その年度になる方を対象に予診票をそれぞれ市のほうから個別に送らせていただいて、周知に努めながら実施をしてきております。それに当たらない方、平成26年から始まっているんだけれども、僕はそれより早く、5年待つのは嫌だから、先に受けたいという方につきましては、自己負担4,000円、今言いました5歳刻みのときは2,000円なんですけれども、それ以外で受けたいというような方については4,000円になりますが、受診の機会をということで、実施をしております。
以上です。
○委員長(岡村千里君) 三浦委員。
○委員(三浦知里君) 本当に今答弁があったように、例えば65歳で受けるんだけど、肺炎がこれだけ叫ばれている中で、ちょっと早めに打ってしまったと。例えば62歳とか63歳で打ったときに、65歳のあれは来たけれども、打てないのかというご相談とか声が結構あるんですね。私も保健師に確認しましたところ、余り期間が短すぎても副反応が心配だというようなことをいただいているんですが、担当課のほうにはこういった声はありますでしょうか。
○委員長(岡村千里君) 暫時休憩いたします。
午後2時16分 休憩
再 開
午後2時16分 開議
○委員長(岡村千里君) 再開いたします。
三輪健康推進課長。
○
健康推進課長(三輪雅仁君) 保健センターのほうにそういう申し出はありますけれども、国の方針に基づいて実施を今現在させていただいておるという状況でございます。
それと済みません、先ほど4,000円でという、自分が受けたいときにと申し上げましたが、それについては75歳以上の方を対象に実施しておりますので、訂正をさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○委員長(岡村千里君) 三浦委員。
○委員(三浦知里君) この制度は、平成30年度までということですので、ほかの事業のようにコールリコールじゃないですけど、やっていないですけど、どうですかというような確認というのはされたことはあるんでしょうか。要するに、一度通知は行っているけれども、してないけど、どうでしょうみたいなのは、もう2回はしないということですか。
○委員長(岡村千里君) 暫時休憩いたします。
午後2時17分 休憩
再 開
午後2時17分 開議
○委員長(岡村千里君) 再開いたします。
三輪健康推進課長。
○
健康推進課長(三輪雅仁君) お答えさせていただきます。
これ、法の中でA類、B類というふうに分かれておりまして、A類というのが子どもたちが受けるような日本脳炎とかの努力義務があるものでございます。こちらの高齢者の肺炎球菌ワクチンというのは、B類といって、努力義務までないものでから、市のほうでそこまでの対応はしておりませんのが実態ということであります。
○委員長(岡村千里君) 三浦委員。
○委員(三浦知里君) 確かにそうなんですけど、意外と皆さん、知らなかったとおっしゃる方がいらっしゃるので、周知にだけはしっかり努めていただきたいなという希望をしておきます。
あと最後、学校関係ですけれども、事項別明細書175ページ、学校管理費の中の給料とか賃金という、学校の先生たちはどちらにしても県の職員なので、ここには給料は上がってこないんですけど、市採用とかの賃金ですね、先生方の賃金の絡みで、ここ数日、沼津市の私学の高校で教員免許のない人たちが教えたがために、進級どころか進学、卒業まで危ういというような話があったんですが、そのあたり、臨時採用の市採用の職員とか、当然そこら辺のチェックはされていると思うんですが、学校の規模によっては、昔、自分の感覚で行くと、中学校なんかは、この免許だけど、この教科は足りないから、何か2つぐらい臨時免許みたいなのがあって、認めていたような経過があるんですが、今の実態はどうなっているのか教えてください。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
神谷
学校教育課主幹。
○
学校教育課主幹(神谷勝治君) 答弁させていただきます。
今のお話は、免許外教科担任制度というものだと把握します。ある教科において、教科担任をすべき教科の教員を採用することができないと認められるとき、県の教育委員会は当該教科における免許証を有しない教諭を教科の担任として許可することがあります。しかし、犬山市においては、市費も含めて、そういったことはございません。ここ数年、そういったことはございません。また、県としても、そういった許可をなるべく出さない方向でという指導をいただいています。
以上です。
○委員長(岡村千里君) 三浦委員。
○委員(三浦知里君) 意外と小さい学校がそういうことが過去にあったというふうに記憶しておりますが、今はないということで安心をいたしました。何せ子どもへの影響というのが一番大きいかなと思いますので、よろしくお願いいたします。
あと、これが項目に当たっているのかどうかわかりませんけども、177ページの備品購入費の中で、177から178ページにある施設用備品購入費とかあるんですけども、まずこれについて、これ何なのかお答えいただきたいなと思います。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
武藤
学校教育課長。
○
学校教育課長(武藤裕一朗君) ご質疑にお答えします。
施設用備品の中身ということですが、学校要望に基づきまして、それこそ石油温風器とか電話機とか時計とか、あと今回についてはオージオメーターを更新するということで、その分の費用がちょっと前年と比べて大きくなっているという状況になっています。
○委員長(岡村千里君) 三浦委員。
○委員(三浦知里君) 学校要望ということで、学校の要望には、前もお聞きしました、誰かが、100%は応えられないと思うんですが、どの程度あれですかね。
○委員長(岡村千里君) 武藤
学校教育課長。
○
学校教育課長(武藤裕一朗君) ご質疑にお答えします。
パーセントでというのは、正直言ってなかなか申しわけないですが、お答えがしづらい状況にあります。正直言ってなかなか応えられてないという部分があります。
ただ、よほど高額のものでなければ、何年間のうちには何とか手当が、おくれながらですけれども、できているかなというふうには思っています。
○委員長(岡村千里君) 三浦委員。
○委員(三浦知里君) 何で聞こうかと思ったのかというと、今回、城東中学校の卒業式に出させていただいて、すごくよかったんですね、城東中学校、いろんなことがあったんですが、本当にいい卒業式だったんです。毎年そう思って参加させていただいているんですが、残念なのが音響、聞いてみえるのかどうかわからないんですけど、まず、卒業生の名前を読み上げるときの先生の声が大きくなったり小さくなったりするんです。最初、私もちょっと感情が出てきてうっとなっているのかと思うと、違ってたんですね。歌が始まると、またそれがよくわかって、本当に歌が大きく、要するにピアノの音だったりするのが全部波が来るんですよ、大きくなったり小さくなったり。音響関係というのは、教育委員会からちゃんと出ているんですか。それとも学校の中でのやりくりというのはないと思うんですが、そういう点はどうですか。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
武藤
学校教育課長。
○
学校教育課長(武藤裕一朗君) ご質疑にお答えします。
音響関係はやはり値段的にかさむものが大きいので、正直、なかなか対応ができていないという状況です。学校からの要望を精査して、できる限りは対応ができるように進めていきたいなというふうには考えております。
○委員長(岡村千里君) 三浦委員。
○委員(三浦知里君) 私はたまたま城東中学校に参加したので、そう思っただけではありますけれども、やっぱり式の雰囲気から言って、本当に一番いい環境で子どもたちを送り出してあげたいと思いつつ、何でこんなに、ハレーションじゃないけど、起きるような音になったりというのがあったので、ぜひそこら辺、現場の声をしっかり聞いて、対応をよろしくお願いします。
以上で終わります。
○委員長(岡村千里君) 他に質疑はございませんか。
柴山委員。
○委員(柴山一生君) 私は1つだけですけど、
全員協議会資料の67ページですけど、こっちのほうの、予算書だと何ページかちょっとわからないけど、学校の空調設備の579万円なんですけど、これって予算書だと何ページになりますかね、579万円は。177ページね。
それで、質疑は、暑ければ勉強できない。それで、ぜひ空調を入れてくれと、僕は恐らく10年以上前から頼んでおったんですけど、最初のころは、いやあ、子どもらは暑い中でも、汗を流しながら一生懸命やるのがいいんですよとかいう、そういう教育方針で来てたと、ずうっと僕は思っていまして、それはああいう非日常でやるのが、これが義務教育なんですよなんて言っていたら、急に何かぱっと変わって、最近、入れてくださるようになったんですけど、おもしろいなと思ったんだけど、まあいいかと思っているんですけど、ここに国の文部科学省が学校環境衛生基準というのが出たんですけど、これは国の方針が変わったんですかね。こういうのが最近出たから、空調が全国的に入り出したということなんでしょうか。
○委員長(岡村千里君) 暫時休憩いたします。
午後2時26分 休憩
再 開
午後2時26分 開議
○委員長(岡村千里君) 再開いたします。
武藤
学校教育課長。
○
学校教育課長(武藤裕一朗君) ご質疑にお答えします。
学校環境衛生基準につきましては、従来からあるものとなっております。その中では、教室内の温度環境については、10度以上30度以下が望ましいという言い方をされています。ただ、これまだせんだって、先月だったと思いますが、新聞のほうに出ておりましたが、文部科学省のほうが基準を改めるということで、17度以上28度以下に改めていくよという方針が文部科学省のほうで示されています。これは熱中症対策の必要性が高まったことと、あと家庭にエアコンがあることが普通になってきたことなどから、こういう方針になってきたというふうに新聞報道はされております。
○委員長(岡村千里君) 柴山委員。
○委員(柴山一生君) ちょっと確認ですけど、2度、最近、文部科学省が下げたんですね。それを下げたもんだから、30度から28度に下げたから、それに見合うように教室のほうも合わせてくれという、それがあるから教室もということね、だからエアコンをつけましょうという話になってきたわけですね。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
武藤
学校教育課長。
○
学校教育課長(武藤裕一朗君) ご質疑にお答えします。
決してそういうわけではなくて、本市でエアコンをつけるふうに動いたという理由については、もう近年の気候変動による夏の暑さ、熱中症対策ということで、ここ数年、教室内の温度調査等もしてきたんですけれども、30度をはるかに超えるような状況が続いています。そういったことプラス、あと各自治体でも教室へのエアコン整備が進んでいる、この2点からに判断をして、今回、エアコンを整備していこうという方向に至ったという経緯でありまして、決して国のほうが基準を2度下げてきたから、今回つけるというふうになったというわけではありません。
○委員長(岡村千里君) 他に質疑はございませんか。
柴田委員。
○委員(柴田浩行君) 事項別明細書167ページです。9款教育費、1項教育総務費、2目事務局費の中の報酬の中の経営調整室長報酬についてお伺いします。
今年度、室長不在でありました。来年度は現体制で問題ないんじゃないかと思っていましたが、予算が上がってきたということは、やっぱり必要だということなんで、なぜ必要なのか、神谷先生にお伺いいたします。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
神谷
学校教育課主幹。
○
学校教育課主幹(神谷勝治君) お答えさせていただきます。
以前のご質問にもお答えをさせていただいたと思いますけれども、経営調整室長が行う仕事は、市費として雇った多数の教員の研修、あるいは任用に関しての仕事です。それらの仕事が県費の指導主事の仕事として回ってきますと、本来の業務として賄わなければいけない学校への指導が十分できなくなるというところだと思っております。
○委員長(岡村千里君) 柴田委員。
○委員(柴田浩行君) まさにことし神谷先生、本当に苦労されていたのをよく見ていましたので、ぜひ入れていただければと思うんですが、適任者の選定は既にされているのかどうかお伺いします。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
神谷
学校教育課主幹。
○
学校教育課主幹(神谷勝治君) お願いします。適任者の選考は今進めているところですけども、対象者は決まっております。
○委員長(岡村千里君) 柴田委員。
○委員(柴田浩行君) ぜひ予算が通って、適任の先生方が活躍していただけるのを期待しております。
次、173ページです。9款教育費の中の2項小学校費の中です。15節の工事請負費の中、
全員協議会資料のほうの103ページです。県北のほうで今年度、非構造部材の改修工事に体育館の屋根の防水工事、運動場の整備工事等、非常にたくさんの工事を実施していただけます。非常に感謝申し上げますけども、それぞれの工事の実施の予定時期と期間についてまずお伺いいたします。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
武藤
学校教育課長。
○
学校教育課長(武藤裕一朗君) ご質疑にお答えします。
犬山北小学校でまず予定しております非構造部材、こちらにつきましては、6月までに実施設計を行いまして、9月ごろまでに工事完了というのを予定しております。
次に、体育館の屋根防水です。こちらにつきましても、時期的には同じような動きを予定しています。
それからあと、グラウンドです。グラウンドにつきましても、9月の運動会には遅くとも間に合うようなスケジュールで進めていきたいと思っています。工期が2カ月程度は必要になるというふうに見ていますので、体育の授業とか、あるいは学校開放など、運動場を利用する活動に影響が出ないようにということもありまして、できる限り夏休み、7月、8月での集中した工事を進めていきたいというふうに考えております。
以上です。
○委員長(岡村千里君) 柴田委員。
○委員(柴田浩行君) グラウンドの工事の期間はわかりましたけども、これ屋根防水は9月までに完了だということで、工事期間としてどれぐらいなのか、非構造部材のほうも期間としてはどれぐらい見ているのか、この2点、ちょっと今お答えなかったので、再度確認させてください。
○委員長(岡村千里君) 暫時休憩いたします。
午後2時33分 休憩
再 開
午後2時34分 開議
○委員長(岡村千里君) 再開いたします。
武藤
学校教育課長。
○
学校教育課長(武藤裕一朗君) 申しわけありません。後ほどお答えさせていただきたいと思います。
○委員長(岡村千里君) 柴田委員。
○委員(柴田浩行君) お願いします。今、武藤
学校教育課長からお話もありましたけども、工事期間中、これは授業とか、スポーツ少年団活動の影響は必ずあると思いますが、その辺は学校現場、スポーツ少年団関係者などと事前に入念な打ち合わせをして、ぜひとも進めていただきたいと思いますが、その点はいかがでしょうか。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
武藤
学校教育課長。
○
学校教育課長(武藤裕一朗君) ご質疑にお答えします。
委員おっしゃられたように、事前の周知は必ず必要だと思っております。ただ、工事期間中の学校開放については、大変申しわけないんですが、利用団体のほうで別の代替地を探していただいて、対応をお願いしたいというふうに考えております。これは過去に体育館の非構造部材改修工事、天井材の落下防止対策をやったようなときも、利用団体で対応をいただいたという経緯も踏まえまして、そのように予定しておりますので、ご理解をお願いします。
○委員長(岡村千里君) 柴田委員。
○委員(柴田浩行君) わかりました。その旨だけスポーツ少年団関係者とか体育館を使われる方とかと事前に打ち合わせをよろしくお願いいたします。
次に、177ページです。先ほど柴山委員も聞かれていましたけど、私もエアコンの設計のことについてお伺いいたします。
全員協議会資料の67ページですが、エアコンを設置していただけるのは非常にうれしく思っておりますが、これは当然大きな事業ですので、市費単費で実施するのは非常に厳しいと思っています。議会でもお伺いして、市長からもそのような答弁がありましたが、これ国の補助などを確保するためにどのように取り組むのかをまずお伺いいたします。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
武藤
学校教育課長。
○
学校教育課長(武藤裕一朗君) ご質疑にお答えします。
以前の全員協議会でも概略は説明させていただきましたが、国庫補助金につきましては、文部科学省の学校環境改善交付金、補助率としては3分の1というもの、こちらを予定しております。
あと、犬山北小学校につきましては、防衛省の岐阜基地の周辺対策の補助金の採択を受けられる見込みがありますので、現在、東海防衛支局と調整を進めているところであります。
以上です。
○委員長(岡村千里君) 柴田委員。
○委員(柴田浩行君) ありがとうございます。できるだけ国庫補助をとれる努力をしていただければと思います。
次に、178ページです。9款教育費の3項中学校費、2目の教育振興費の中の報償費の中で、部活動指導者報償金です。60万円、これは多分県からの予算だと思いますが、まず、その点について確認させてください。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
武藤
学校教育課長。
○
学校教育課長(武藤裕一朗君) ご質疑にお答えします。
委員ご指摘のとおり、こちらにつきましては国の部活動指導員配置促進事業を活用して部活動外部指導員ということで3名お願いをする報償金となっております。
○委員長(岡村千里君) 柴田委員。
○委員(柴田浩行君) わかりました。203ページのほうの教育費の中のスポーツ振興費の中で、これ文化スポーツ課の担当になりますけど、こちらに要は中学校の部活動指導者の謝礼金800万円あると思います。これ両方を合わせますと、さっきの市のほうの指導員と合わせますと、これで43名の配置となると思いますが、全中学校の運動部にこれで全部配置できるのかどうかお伺いします。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
武藤
学校教育課長。
○
学校教育課長(武藤裕一朗君) ご質疑にお答えします。
新年度、部活動の数としては45の予定ですので、43ということで、まだ2が充足できないという状況になります。
以上です。
○委員長(岡村千里君) 柴田委員。
○委員(柴田浩行君) 2名不足というところで、できるだけ再来年度以降、対応できればと思いますが、この県費の3名は、どこの学校の何部に配置されるのかということと、市費の指導者との違いはあるのかどうかお伺いします。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
神谷
学校教育課主幹。
○
学校教育課主幹(神谷勝治君) お答えいたします。
今、予定していますのは、犬山中学校の男子バスケットボール部、水泳部、城東中学校の男子バスケットボール部、この3名です。
市の部活動指導員と違うところは、この3名は市の非常勤としてお雇いすることになります。ですから、大会への引率、それから練習の計画、施設管理等計画、その他顧問と同じことができます。
以上です。
○委員長(岡村千里君) 柴田委員。
○委員(柴田浩行君) ごめんなさい、確認というか、聞き漏らしたかもしれないですけど、犬山中学校の水泳部ですか、男子水泳部じゃなくて、水泳部全体ということですか。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
神谷
学校教育課主幹。
○
学校教育課主幹(神谷勝治君) お答えいたします。
水泳部として男女一緒に活動しておりますので、それを1つと数えております。
○委員長(岡村千里君) 柴田委員。
○委員(柴田浩行君) わかりました。今の説明にあったように、非常に指導員の方、従来じゃない活動ができますんで、ぜひとも来年再来年度以降、こういった形で指導員がとれるように、ぜひとも努力していただければと思います。
次、最後にさせていただきます。
9款の教育費の6項保健体育費の中の15節の工事請負費の営繕費の中、これ木曽川犬山緑地の修繕だと思うんですが、
全員協議会資料の108ページを参照して質疑させていただきます。
木曽川の犬山緑地グラウンドの改修工事、来年度、実施されることになっている予算ですが、非常にこれもありがたいことだと思います。これ工事の詳細と工事期間についてお伺いいたします。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
上原文化スポーツ課長。
○
文化スポーツ課長(上原敬正君) 柴田委員のご質疑にお答えします。
まず、工事の期間からになりますが、一応、あそこは稼働も土日は多いということですが、秋口終わりぐらい、10月終わりぐらいから11月、要は土が乾いている時期しかできないということなので、若干の利用者の方にはご不便をおかけするかと思いますが、そのような時期を今、想定をしております。
あと、工事の内容になりますが、多目的グラウンドの手前のソフトボールと少年野球を主に使っているところ、内野2面と、奥の野球場、東面、西面と呼んでいるんですが、そこの部分になりますが、マウンド補修を含んで、不陸整斉を行って、今の予定では、土をある程度引っこ抜いてというか、そいで、そこに桧皮クレイという吸水材というか、雨が降っても浸透してきやすいように中にヒノキの皮を加工したものを入れて、その上にまた土をかぶせて行うというような工事を考えております。
以上です。
○委員長(岡村千里君) 柴田委員。
○委員(柴田浩行君) 確認です。これあくまでも土の部分だけの補修だということでよろしいんでしょうか。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
上原文化スポーツ課長。
○
文化スポーツ課長(上原敬正君) ご質疑にお答えします。
土の部分ということになります。土の部分と芝の部分が当然面一というか、真っすぐになるような形での補修という、土の部分の補修になります。
以上です。
○委員長(岡村千里君) 柴田委員。
○委員(柴田浩行君) これはtotoくじなどの国の補助を受けられなかったのかどうか確認します。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
上原文化スポーツ課長。
○
文化スポーツ課長(上原敬正君) ご質疑にお答えします。
totoくじのほうにつきましては、一応申請は出しておりますが、当たるか当たらないかというか、採用されるかされないかというのは不確定でございますので、一応申請のほうについては出させてはいただきました。
以上です。
○委員長(岡村千里君) 柴田委員。
○委員(柴田浩行君) 申請結果というのは、いつぐらいに来るのかわかっていらっしゃいますか。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
上原文化スポーツ課長。
○
文化スポーツ課長(上原敬正君) かつてグラウンド・ゴルフ場をやったときもですけども、新年度に入ってからという形になると思いますので、まだ正式にはいただいておりません。
○委員長(岡村千里君) 柴田委員。
○委員(柴田浩行君) これ、もしtotoで補助をもらえるということに場合には、この予算というのはマイナスの補正というような対応を考えていらっしゃるのか、それともほかの整備のほうに回される予定なのかお伺いいたします。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
上原文化スポーツ課長。
○
文化スポーツ課長(上原敬正君) ご質疑にお答えします。
当然、それが当たれば、歳入を組んで、そこの工事費に充てるということになりますので、結果的に市費の持ち出しが少なくなるという形にはなるということになると思います。
○委員長(岡村千里君) 柴田委員。
○委員(柴田浩行君) もう一つ、済みません、183ページです。9款教育費の5項社会教育費の中の1目社会教育総務費の中の、これも報償費のほうの中学校の部活動指導謝礼ということで、
全員協議会資料の106ページに書いてございますが、吹奏楽部のほうの外部指導の件なんですが、なぜ今回、見直しをしたのかということで、見直しをすることの効果というか、ここに吹奏楽の指導員を有効に活用するためと書いてありますけども、どういった形で効果が得られるんで見直したのかどうか、お伺いします。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
上原文化スポーツ課長。
○
文化スポーツ課長(上原敬正君) ご質疑にお答えします。
効果というか、まず、なぜこちらを直接市がやるかということになったことにつきましては、従来、音楽文化協会に委託をして、当然音楽という専門性もあるものですから、そこから講師の派遣のほうを各中学校にしていただいていたんですが、実際、音楽文化協会の組織上の問題というか、組織の問題から、運営がなかなかやっぱりうまくいかなくなったという相談を受けましたので、かといってこれをやめるということは当然考えれないものですから、それで市が引き継ぐということになりました。
実際、今、各中学校で教えていただいている先生は確保というか頼みつつ、あと若干、精査という部分については、それほど大きな額ではないんですけども、直接うちがやることによって、その事務手数料をある程度引けたということで、サービスは同じものにして、市費の持ち出しが若干少なくなったということでございます。
以上です。
○委員長(岡村千里君) 吉野教育部長。
○教育部長(吉野正根君) 今、課長のほうが申した中で、精査の中で、今まではどっちかというとプロの指導員の方がいていただくんですけど、やっぱりそれだけでは教える方も高齢化してくるということがあるもんですから、やっぱり若い人も入れていきたいということで、大学の学生とかも入れていきたいなということで、ちょっと単価の差をつけて、若い人も取り入れていくような格好もとりたいという形を考えています。
○委員長(岡村千里君) 柴田委員。
○委員(柴田浩行君) 単価の差をつけるということは、今までは、運動部のほうだと一律でもう決まっていましたけども、となると、今度はどういった金額の詳細というか内訳でやられるのかお伺いします。
○委員長(岡村千里君) 吉野教育部長。
○教育部長(吉野正根君) 一応、今までは協会に全面委託という格好で、協会の中でそれぞれ金額を割り振っていた格好なんです。今度から市がやるという形ですので、一応、プロの指導者については時給4,000円、一般の指導者については体育協会と同じような格好で2,000円、当然、委員が言われるとおり、スポーツの関係でいろいろと考慮した格好なんですが、なかなか今来ていただいている指導者の方の待遇を下げると、なかなか来ていただけないというのがあるもんですから、その分、これからは若い人をなるべく入れて、育てていきたいということもあります。ということでよろしくお願いしたいと思います。
○委員長(岡村千里君) 他に質疑はございませんか。
鈴木委員。
○委員(
鈴木伸太郎君) 4件ほど質疑させてください。
今、柴田委員のほうからも、中学校の部活動に関する質疑がたくさんあって、非常に参考にさせていただいたんですけれども、来年度の9月から朝練習がなくなるというところで、部活動の指導員の方々の活動について、何か変化はあるのでしょうか。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
神谷
学校教育課主幹。
○
学校教育課主幹(神谷勝治君) お答えします。
部活動指導員の基本的な勤務の曜日が土・日・祝日となっておりますので、今までとそれほど大きな変化はないと思っております。
ただ、昨晩もその方とお話をしたんですけども、意識としては学校から移管していく、移行していく橋渡しをしてくださいというお願いをしましたので、そのような気持ちはお持ちいただいていると思います。
以上です。
○委員長(岡村千里君) 鈴木委員。
○委員(
鈴木伸太郎君) 予算だけ見ると、昨年度とさほど変わりはないというところなんですが、ただ、現場だと子どもたちも保護者も教える側も、かなりの変革があるわけなんですが、そこら辺のところというのは、来年度どうなるだろうというところ、この予算だけ見ると、教える側の問題なんで、教える側の先生たちのモチベーションとか意見とか、そういうところというのはどんな動向なんでしょうか。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
神谷
学校教育課主幹。
○
学校教育課主幹(神谷勝治君) 今、委員のご質問の先生というのは、教員のことですか。
○委員(
鈴木伸太郎君) 指導員の方です。
○委員長(岡村千里君) 神谷
学校教育課主幹、お願いします。
○
学校教育課主幹(神谷勝治君) お一人お一人の気持ちを聞いたわけではありませんので、はっきりしたところはわかりませんが、昨晩、その方々と、15人ほど参加された研修会でしたけども、お話しする中では、一部の方からは、地域のクラブだとか、総合型スポーツクラブだとか、一般のクラブチームのような受け皿ができていくといいね、そのためには力をかしますよということはおっしゃってみえました。
以上です。
○委員長(岡村千里君) 鈴木委員。
○委員(
鈴木伸太郎君) わかりました。よろしくお願いします。
次の質疑です。204ページ、9款6項2目13節ですね、204ページの上のほうです。スポーツコミッションホームページ作成委託料100万円、これはどんなものをつくって、ターゲットとか、そこら辺、どんなもくろみでつくられるんでしょうか、教えてください。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
上原文化スポーツ課長。
○
文化スポーツ課長(上原敬正君) ご質疑にお答えします。
まだ細かなページのつくりであるとかというところについては、調整はできてはいないんですが、当然、こういった活動というところをしていっているという、まずPRも兼ねて行いたいと思いますので、当然、会員獲得についてもそうですけれども、広くやっぱり犬山を知っていただくというところも、情報も発信していかなくてはならないと考えていますので、そのような形でスポーツコミッションとは何ということから、犬山はこんなことをやっている、そういった紹介をなるべく見やすくわかりやすいような形で、プロに任せられたらというふうに考えておりますので、この予算立てをさせてはいただいております。
以上です。
○委員長(岡村千里君) 鈴木委員。
○委員(
鈴木伸太郎君) 犬山はこんなことをやっているよの具体的なことってどんなことなんでしょうか。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
上原文化スポーツ課長。
○
文化スポーツ課長(上原敬正君) ご質疑にお答えします。
犬山につきましては、当然、スポーツのみならず、いろんな資産もございますので、当然今新しくできた体育館であるとか、そういった、あと周りの資源も活用して、地域資産も活用してPRするとともに、合宿誘致のそういった一助になればというふうには考えております。
以上です。
○委員長(岡村千里君) 鈴木委員。
○委員(
鈴木伸太郎君) 合宿誘致とか大会の誘致とかにつながっていくのが最終的な目標なのかなというのが一つと、市民がスポーツに接する機会をふやすという2つの目的があるのかなとか思うんですが、100万円、市のホームページの維持管理費が132万円なんで、それと比べると割と、当初なんで、立ち上げなんで100万円なのかもしれないですけど、なかなかな金額だなとか思うもんですから、それなりの仕事をしっかりやっていただきたいなと思いました。
次です。これも207ページですね。9款6項3目15節、教育費、保健体育費の体育施設の工事請負費で、営繕工事請負費で、木曽川犬山緑地、先ほど柴田委員の質疑で大体内容はわかりましたが、今年度、内田防災公園のテニスコートも有料化というふうにしたんですけれども、こういうに何か手を入れるときに、投資するときに有料化するいいチャンスだと思うんですが、そこら辺のところというのは、どういうふうに検討されたのでしょうか。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
上原文化スポーツ課長。
○
文化スポーツ課長(上原敬正君) ご質疑にお答えします。
有料化については、さっきからもいろいろと議論をされて、当然、議会のほうでもいろいろとご指導というかご意見をいただいております。
あそこを有料化にするに当たりましては、グラウンドという一つのものもそうですし、ある程度、あそこがもし有料化というふうになってくると、テニスコートとかそちらの部分もあるものですから、そこの一部だけというか、全体を取り扱って、総合的に考えていくのがベターかなと思いますので、まずは今非常に不便をかけて、多分国体以来全く手を加えないような形になっておりますので、まずは安心に使っていただけるような形で無料でということを考えております。
以上です。
○委員長(岡村千里君) 鈴木委員。
○委員(
鈴木伸太郎君) 多分、何年後かに施設の有料化ということを検討されてくると思うんです。そのときには、無料化ではなくて有料化を目指すのでしょうか。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
上原文化スポーツ課長。
○
文化スポーツ課長(上原敬正君) ご質疑にお答えします。
当然、その有料化というふうになれば、テニスコートもあそこはありますし、グラウンドも4面というか都合取れるようになっておりますので、やっていくということであれば、そこは一遍に、当然有料化ということになると、ある程度の設備の整いであったりとかも考えていかないといけないので、そこについては全体の予算のことも考えつつ、当然、管理をしていくというふうになれば、その分、お金もやっぱりかかってくる部分もございますので、有料化につきましては、またすぐできるとはなかなか思えない部分がございますが、先ほど申し上げたようにテニスコート、全てあそこ全体を考えて取り組んでいきたいというふうに検討はしていきたいとは考えています。
以上です。
○委員長(岡村千里君) 鈴木委員。
○委員(
鈴木伸太郎君) 1,200万円の当初、手を入れるんで、そういう検討をされた様子ではないのかなという気がして、ちょっと心配ではありますが、後々やっぱり有料化も検討していただくべきだということは言わせておいていただきます。
最後です。これも社会教育に関連することで、予算書、一応182ページなんですけれども、
全員協議会資料で106、107ページで、社会教育総務費です、どちらのページも。左が社会教育一般、右のページが生涯学習になっておるんですけれども、社会教育一般の事業内容のところで、社会教育委員の方々の記入があるんですけれども、この方々というのは、右のページの生涯学習事業ですね、市民総合大学とか子ども大学とか、そういうことの要は社会教育全体についての事業について関与とかされているんでしょうか、確認させてください。
○委員長(岡村千里君) 暫時休憩いたします。
午後2時58分 休憩
再 開
午後2時59分 開議
○委員長(岡村千里君) 再開いたします。
上原文化スポーツ課長。
○
文化スポーツ課長(上原敬正君) ご質疑にお答えします。
生涯学習のほうで入っている市民総合大学につきましては、当然、講師謝礼とか、開催委託料ということになっておりますので、その社会教育委員とはまた切り離した形で行った、予算的にも切り離してやっておりますので、特にそこの関係という部分ではございません。
以上です。
○委員長(岡村千里君) 鈴木委員。
○委員(
鈴木伸太郎君) わかりました。最後です。この左の106ページの事業の目標・計画というところで、「多くの市民が参加できるよう、市民展のあり方を検討する」と書いてあるんですが、ちょっと細かい話で申しわけないんですが、僕も市民展のあり方はやっぱり検討すべきだなあと前々から思っていたんですけど、どういうふうに考えていらっしゃるんでしょうか、お聞かせください。
○委員長(岡村千里君) 答弁を求めます。
上原文化スポーツ課長。
○
文化スポーツ課長(上原敬正君) ご質疑にお答えします。
市民展につきましては、今、鈴木委員もおっしゃられたように、我々もなかなか作品の募集であったりとか、改善する点はいろいろ私ども会議に出てあるということは感じております。まずは、やっぱりちょっとにぎわいというものも考えたいということと、あと学校との兼ね合いもいろいろございまして、今、お話を進めている部分については、今、市民展というのは当然、一般公募してやっているんですけども、学校の作品展もそこに加えつつ、小さい子から、そうすると父兄とかもみえるので、まず、にぎわいを出せるような形とともに、実際それによる学校の先生方の労力も減っていけばいいかなということも考えておりまして、作品展と市民展を併設というか、同日というか、併設した開催というのをまず考えていきたいというふうな形で実施をしていきたいというふうに考えております。
以上です。
○委員長(岡村千里君) 鈴木委員。
○委員(
鈴木伸太郎君) 児童生徒の作品が並ぶのは賛成なんですが、多くの市民が参加できるようにというとこで、これはじゃあ、児童生徒だったのかということが今わかったんですが、大人のほうに関しては、大体同じような方々が毎回出ていて、広がりがないというのは、多分皆さん、お思いだと思うんですが、そこら辺の拡大ですね、そこら辺をするのかなと思って聞いたんですが、そうじゃないなというのがわかったんですが、そこら辺をどうするか、何かあれば。
○委員長(岡村千里君) 暫時休憩いたします。
午後3時01分 休憩
再 開
午後3時04分 開議
○委員長(岡村千里君) 再開いたします。
上原文化スポーツ課長。
○
文化スポーツ課長(上原敬正君) ご質疑にお答えします。
的確な答えになるかわかりませんが、まず、にぎわい、活性化と、あと教員の多忙化に一助となればということもございますし、とにかく子どもが大人の作品を見ることによって、もっと続けようとかという気にもなってもらえばいいかという考えもございますので、まずはその市民展に児童作品展を加えた形で実施をしていきたいというふうに考えております。
以上です。
○委員長(岡村千里君) 鈴木委員。
○委員(
鈴木伸太郎君) ありがとうございます。なかなかすぐに変わるところと変えられないところがあると思いますが、例えば、プロとセミプロと本当にアマチュアとを分けてやるとか、あと全然、今までにないジャンル、例えばIT関連の何か、それが芸術かどうかわからんですけど、サウンドクリエーターとか、今までにない、これは誰が審査していいのかよくわからないけど、誰か新しい人を審査員にしようみたいな、そんな切り口とかもいいと思いますので、いろいろ考えてやってください。ありがとうございました。
以上です。
○委員長(岡村千里君) 武藤
学校教育課長。
○
学校教育課長(武藤裕一朗君) 先ほどの柴田委員のご質疑にお答えさせていただきます。
犬山北小学校の体育館の屋根防水工事と非構造部材の工事期間等のご質疑です。
まず、屋根防水工事につきましては、工事期間としてはおおむね3カ月を予定しています。運動場の改修と時期を合わせて、夏休みのあたりを中心に行いたいと思っています。
それから、非構造部材の改修につきましては、教室内の天井材の補修等が入ってきますので、やはり子どもたちがいない夏休みにやりたいというふうには考えております。
ただ、これだけ3つの工事を重ねてやるというのは非常にタイトな状況が想定されますので、場合によっては非構造部材の改修については、冬休みのほうへ送ることもちょっと考えてはいる状況であります。
いずれにしましても、学校運営にできる限り支障がないように、学校とも相談しながらスケジュールは組んでいきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
○委員長(岡村千里君) 他に質疑はございませんか。
〔「なし」の声起こる〕
○委員長(岡村千里君) 質疑なしと認め、第34号議案に対する質疑を終わります。
暫時休憩します。
午後3時07分 休憩
再 開
午後3時08分 開議
○委員長(岡村千里君) 再開いたします。
それでは、本日の審査はこれまでとし、次回は来週の19日の月曜日10時から再開をいたしたいと思います。よろしくお願いいたします。
お疲れさまでした。
午後3時08分 散会...