犬山市議会 2009-04-07
平成21年 4月臨時会(第1日 4月 7日)
│ │ │ │ │〇会期の決定
│
│ │ │ │ │〇議案上程説明 │
│ │ │ │ │〇精 読
│
│ │ │ │ │〇議案質疑 │
│ │ │ │ │〇委員会付託(
部門委員会) │
│ │ │ │ │〇委員長報告 │
│ │ │ │ │〇同報告に対する質疑
│
│ │ │ │ │〇討 論
│
│ │ │ │ │〇採 決
│
│ │ │ │ │〇閉 会
│
└─────┴─────┴────┴──────┴───────────────┘
〔「異議なし」の声起こる〕
○議長(
小池昭夫君) 異議なしと認めます。よって、会期は本日1日と決定いたしました。
********************
△
日程第3 第40
号議案から第42
号議案
○議長(
小池昭夫君)
日程第3、第40
号議案から第42
号議案までを議題といたします。
お諮りいたします。
第40
号議案から第42
号議案までを
一括議題とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○議長(
小池昭夫君) 異議なしと認め、さよう決しました。
第40
号議案から第42
号議案までを
一括議題といたします。
議案の朗読を省略し、直ちに
提出者から
提案理由の
説明を求めましてご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○議長(
小池昭夫君) 異議なしと認め、さよう決しました。
提案理由の
説明を求めます。
長谷川副市長。
〔副市長
長谷川君登壇〕
○副市長(
長谷川勲君) おはようございます。私から
提案説明をさせていただきます。
第40
号議案 犬山
市税条例の一部
改正についてご
説明申し上げます。
この案を提出しますのは、
地方税法等の
改正に伴い、
市税条例の一部を
改正するものでございます。
主な
改正点は4点でございます。1点目は、
個人住民税における
住宅ローン特別控除の創設、2点目は、
上場株式等の配当、
譲渡益等に対する税率の特例の
見直しでございます。3点目は、土地に係る
固定資産税等の
負担調整措置の継続、4点目は
長期優良住宅の
普及促進制度の創設、以上が今回の
改正の要旨でございます。
改正の内容につきましては、
新旧対照表によりご
説明を申し上げます。
なお、
税目ごとに
説明しますので、条文が前後いたしますが、よろしくお願いいたします。
20ページをお開きください。
市民税関係分をご
説明いたします。
1点目の
個人住民税における
住宅ローン特別控除の創設につきましては、新たに規定する
附則第7条の3の2第1項は、
個人住民税の
住宅ローン特別控除の創設でございます。
平成22年から
平成35年までの各
年度分の個人の
市民税に限り、
所得割の
納税義務者が前年分の
所得税について
住宅借入金等特別税額控除の適用を受けた場合で、
居住年が
平成11年から
平成18年まで、または
平成21年から
平成25年までの各年である場合は、
所得税から控除し切れなかった
控除対象額を個人の
市民税から5万8,500円を上限とし、控除する規定でございます。
附則第7条の3の2第2項は、前項の
適用基準で、第1号は
市民税の
申告書、
所得税の
確定申告書に
住宅ローン控除額の控除に関する事項の記載がある場合、また第2号は、第1号のほか、
適用年度の1月1日時点において
給与支払報告書を提出する義務のある者から給与を受けている者が年末調整で控除の適用を受けている場合は
市民税住宅借入金等特別税額控除申告書の提出を不要としたものでございます。
附則第7条の3の2第3項は、
住宅借入金特別控除を追加する読みかえ規定でございます。
44ページをお開きください。
2点目の
上場株式等の配当、
譲渡益等に対する税率の特例の
見直しにつきましては、犬山
市税条例の一部を
改正する条例の
附則第2条第9項、46ページの同条旧第18項において
上場株式の配当、
譲渡益等の
軽減税率について、その期間を
平成23年12月31日までに1年間延長し、また、
平成21年1月1日から
平成22年12月31日までの
配当所得100万円以下のもの、
譲渡益500万円以下のものという制限を撤廃し、実質的に
軽減税率を3年間延長するものでございます。
24ページにお戻りください。
固定資産税関係分をご
説明申し上げます。
3点目の土地に係る
固定資産税等の
負担調整措置の継続につきましては、
附則第12条において
負担調整措置を3年間継続するため、
平成18年度から
平成20年度までを
平成21年度から
平成23年度までに改めるものでございます。
36ページをお開きください。
附則第19条において
住宅等に対する
都市計画税の
負担調整措置についても
固定資産税と同様の
改正を行うものでございます。
23ページにお戻りください。
附則第11条の2では、
平成21年度が評価替年度となりますが、
据え置き年度においても
評価額を下落修正できる
特例措置の継続をするものでございます。
40ページをお開きください。
4点目の
長期優良住宅の
普及促進制度の創設につきましては、制度の内容につきましては、
長期優良住宅の普及の促進に関する法律及び
地方税法で規定をいたしております。
今回の
市税条例の
改正では、この新しい制度の創設に伴い、減額を受けようとする場合の申告を
附則第10条の2に新たに規定するものでございます。
このほかの
改正は、
引用条文の用語の
整理等による所要の
改正を行うものでございます。
11ページにお戻りください。
附則としまして、第1条では、この条例の
施行日を
平成21年4月1日と定め、ただし書きで個別の規定について
施行日を定めるものでございます。
13ページをお開きください。
同条第6号の
農地法等の一部を
改正する法律の
法律番号につきましては、国の慣行に従い、同法が公布され次第、補完をさせていただきます。
第2条は個人の
市民税について、第3条は
固定資産税について、第4条は
都市計画税について、それぞれの
適用期日と、その
経過措置を規定するものでございます。
続きまして、第41
号議案 犬山市
国民健康保険税条例の一部
改正についてご
説明いたします。
この案を提出しますのは、
地方税法の
改正に伴い、条例の一部を
改正するものでございます。
改正の内容につきましては、
新旧対照表によりご
説明を申し上げます。
4ページをお開きください。
第6条第2項では、規定の
重複部分を削除し、
附則第4項では
上場株式等に係る
配当所得に係る課税の特例による
分離課税分を税額の算定の際に、所得に加える読みかえ規定を加え、
附則第5項では、個人が
平成21年、
平成22年中に取得した土地について、取得後5年を超えた後に売却した場合の
特別控除を規定し、5ページをお開きください、
附則第6項では、
附則第5項の
改正に伴う字句の整理を、
附則の第7項では、項の整理を行うものでございます。
附則の第8項では、
上場株式等に係る
損益通算と
繰り越し控除ができる課税の特例を規定し、
附則第9項では、
附則第8項の
改正を受け、字句の整理を、
附則第10項では項の整理をするものでございます。
附則第11項では、
先物取引に係る課税の特例の対象に、一定の
有価証券の
譲渡所得を追加し、
附則第12項から15項では項の整理をするものでございます。
3ページにお戻りください。
附則としまして、この条例は
平成22年1月1日から施行することを定め、第1号で6条の
改正規定を公布の日から、第2号で
附則第4項及び第5項の
改正規定を
平成22年4月1日から、第3号では
附則第9項の
改正規定を
平成23年1月1日から施行することを定めるものでございます。
第42
号議案 平成21年度犬山市
一般会計補正予算(第1号)についてご
説明申し上げます。
この案を提出しますのは、世界的な不況に伴い、雇用・
失業情勢が厳しい状況にある中で、国からの補助を受け、
雇用機会の創出を目的とした事業を実施するため、
補正予算を計上するものでございます。
第1条は、
歳入歳出予算の総額に3,240万5,000円を増額し、
歳入歳出予算の総額を236億3,322万3,000円と定めるものでございます。
歳入をご
説明いたします。なお、
説明に際しまして、添付してあります
事項別明細書のページを申し上げます。
8ページをお開きください。
15
款県支出金で
商工費補助金として、
緊急雇用創出事業補助金と
ふるさと雇用再生事業補助金を合わせまして3,240万5,000円の
増額補正を計上いたしました。
続きまして、歳出をご
説明いたします。
9ページをごらんください。
5
款農林業費で、倒木の撤去や
清掃作業などを
事業内容とした
森林遊歩道美化事業委託料、
森林美化事業委託料などとして1,467万3,000円を増額し、6
款商工費で
犬山城下町活性化・
観光客誘致推進事業委託料として630万1,000円を増額し、7
款土木費で
農業用水路・
ため池美化事業委託料として904万5,000円を増額し、9
款教育費では
外国人児童・生徒の
就学支援などを目的とした
支援員報償金と
文化史料館の
パート職員賃金を合わせまして238万6,000円の
増額補正を計上いたしました。
なお、その他の詳細につきましては、5ページ以降の
事項別明細書をご参照ください。
以上で
説明とさせていただきます。
○議長(
小池昭夫君)
提案理由の
説明は終わりました。
ここで、精読のため、30分間、10時45分まで休憩いたします。
午前10時15分 休憩
再 開
午前10時45分 開議
○議長(
小池昭夫君) 休憩前に引き続き、本会議を再開いたします。
第40
号議案から第42
号議案までに対する質疑を行います。
ご発言を求めます。
16番
水野正光議員。
○16番(
水野正光君) 16番
水野正光です。第40
号議案について1点だけ質疑させていただきます。
住民税関係の税制が変わるわけですけど、その中で
上場株式等の配当、
譲渡益に対する
軽減税率が本則20%であるものが10%ということ、また3年間延長されるとするということですが、これ
平成15年から5年間されて、
平成19年までされまして、
平成20年に1年延長されて、昨年の
税制改正で、実は原則、本則の20%に戻すということで一たん決まったわけですが、今回これがまた3年間、もとの10%のままで延長するということになったわけですが、昨年の
税制改正から今回の、また10%で続けるということについての内容、一部
条件つきということですが、その辺の一たん
改正されたものから今回に変わった中身についてお伺いしたいと思います。
それから、
住民税については、5%が3%ということですから、
影響度は少ないんですが、犬山市において、この
改正においてどういった影響が出るのかお伺いいたします。
○議長(
小池昭夫君) ただいまの質疑に対し、答弁を求めます。
大鹿企画財政部長。
〔
企画財政部長 大鹿君登壇〕
○
企画財政部長(
大鹿俊雄君) それでは、
水野議員のご質疑にお答えしたいと思います。
今回の
金融証券税制につきまして、議員ご指摘のとおり5年の
時限措置として導入されて、
平成19年度に1年延長、さらに昨年の6月議会に議会の方でお認めいただいて、
平成21年度、
平成22年度に関しましては、
配当所得に関しては100万円以下、それから
譲渡益に関して500万円以下のものに関しては、3%で、それを上回るものについては原則20%というような
改正をいただきました。
今回、
平成21年、
平成22年、
平成23年、
配当益で100万円以下、
譲渡益で500万円以下というものを撤廃し、
平成21年、
平成22年、
平成23年、3カ年に延長した背景でございますけれども、ご案内のとおり、これにつきましては、昨年の秋以降、急激に世界的な
金融危機がもたらされ、我が国の
金融市場に関しても非常な混乱を招きました。26年ぶりに株価が7,000円を割り込むというような
緊急状況にありまして、国は
生活防衛のための
緊急対策として、
平成20年度に
廃止予定でありました、先ほど申し上げた部分を廃止して、3年間延長する、こんなふうに至ったものでありますのでご理解いただきたいと思います。
また、当市における影響でございますけれども、
配当益の100万円以上の部分、ここに関しましては、55万2,000円です。また、
譲渡益の500万円以上に関しましては、638万9,000円ありまして、それぞれこれが5%から3%になる、それから500万円超に関しても、5%から3%になるということで、その
影響部分が、
配当部分に関しては22万円、それから
譲渡益に関しましては、255万6,000円になろうかと思います。そうしますと、合わせて277万6,000円のうち、
市民税に関しては、これの60%、
県民税が40%ございますので、そうしますと、
配当部分に関して、
市民税では13万2,000円、それから500万円超の
譲渡益に関しましては、153万3,000円になろうかと思います。したがいまして、市税に対する
影響額は166万円ほどになるというふうに見込んでおりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(
小池昭夫君)
水野議員。
○16番(
水野正光君) 犬山市においては、額的にはそんなに影響ないということですが、とりわけて
富裕層というか、そういう方は見えないということもありますし、これはほとんど国、
所得税の方はもんですから、結果そうですが、それで今背景という形でご
説明いただいたんですが、国の方が一たん決めた税制を変える、
緊急対策だと、
景気対策だということはわかりますけども、それについてでも、一たん決めたものを国が変えた、国会でもあんまりこの予算について、第2次の
補正予算についてはかなり論議されてますけど、今回の
平成21年度予算については、税制については余り論議されてない部分があるんですが、そういった点で国から地方に対して、そういったことの
説明といいますか、そういったものが具体的にあったかどうかお伺いいたします。
○議長(
小池昭夫君) 答弁を求めます。
大鹿企画財政部長。
〔
企画財政部長 大鹿君登壇〕
○
企画財政部長(
大鹿俊雄君)
水野議員の再質疑にお答えしたいと思いますが、国からの
説明があったどうかという点でございますけれども、これにつきましては、予算の総枠といたしまして、総額75兆円の対策、三段ロケットで景気を支えるというような
政府与党の
説明の中で、1次
補正予算、2次
補正予算、それから
平成21年度当初予算の中で、包括的な理解というものはしております。とりわけ今回の
税制改正につきましては、総額1.1兆円で対応するというようなことで、
平成21年度
予算対応というようなことまでは理解しております。ただ、詳しい内容につきましては、ご案内のとおり3月27日に衆議院で再可決、しかもこれたしか19時ごろだったと思いますが、その時点で
改正法が再可決されて成案になったという背景もありまして、
税改正の詳しい中身に関する
説明というものは、市としては聞いておりません。
以上です。
○議長(
小池昭夫君) 他に質疑はありませんか。
11番
堀江議員。
○11番(
堀江正栄君) 11番の堀江でございます。私からは、第42
号議案の
補正予算(第1号)についてお伺いをいたします。
昨年来、
世界不況の中で、今や
雇用状況というのは、非常に厳しい環境ではないかと思っておりますが、そこの中で、派遣切り、そして今や年度末におかれましては、内定者ということに対しても会社の方からノーというような、そんなようなニュースの方もありました。そこで、今回の補正というのは、緊急雇用対策ということで、これに対しては評価するものであります。
今回の補正の中で、4部局に分かれて出ております。そこの中で、各事業とも、当然雇用とか、雇用対策ということを主眼に置いて出されていると思っておりますが、そこの中で、事業の中身について、少し詳しくお示しを願いたい。
そして、その事業によって何人ほどの雇用ができるのか、確保されるのかということ、そして雇用される方というのはどういう方、例えば派遣切りされた方を中心にとか、そういうような部分で、何かそれらしい行政としての考え方があれば、そのあたりを事業別でお示しを願いたいと思います。
これの方に関しましては、各部局にわたりますので、副市長から一括でと思いましたが、新年度でもありますし、第1回目の議会ですので、当部長の方もお見えになると思いますので、各部長から手短にお願いしたいと思います。
○議長(
小池昭夫君) 答弁を求めます。
小島
経済部長。
〔
経済部長 小島君登壇〕
○
経済部長(小島豊光君) それでは、私から答弁をさせていただきます。
まず、今回の
緊急対策事業でございますけれども、国の
平成20年度の
補正予算というようなことで出されまして、緊急雇用事業と、それからふるさと雇用再生事業ということで2本に分かれております。緊急雇用事業におきましては、非正規労働者や中高者労働者が次の雇用のつなぎということがあくまでも前提であります。したがいまして、6カ月未満の雇い入れということであります。
続いて、人件費割合につきましても7割以上で、直接雇用か委託で実施をするということであります。また、ハローワークの求職者から採用することが前提になっております。したがって、委託におきましても、ハローワークから委託をし、新規の雇用を創出するということが目的でございます。
続きまして、ふるさと雇用再生事業でありますけれども、これにつきましては、地域の発展に資するというような、創意工夫のもとでの雇用の創出ということでございます。これにつきましても、100%の補助ということで、原則は1年の雇用契約でございますが、これについては3年間も可能であります。また、民間に委託をすることが条件でありまして、地方公共団体の実施は不可というようなことであります。
それでは、事業の内容につきまして、今回各部局から出ております緊急雇用対策もございますが、私の方としては、まず森林美化事業ということで、市内の森林の松くい虫等のある箇所がございますので、これにつきましては、松くい虫被害等の枝払い、それから伐倒、それから運搬処理をしたいと考えております。5名で3カ月を予定をしております。5名のうち4名は新規就労ということで、1名は委託先の指導していただく人も必要ですので、4名は新規ということの条件を出したいと思っております。委託先につきましては、民間等ということでございます。
続きまして、森林遊歩道美化事業ということで、これにつきましても市内ご案内のとおり、国有林が八曽、それから継鹿尾の方の国有林がございます。その国有林の中のルートについての倒木撤去や除草等ということで、案内標識、路面の補修等々を予定しております。これにつきましては、雇用予定人数は10名で3カ月ということで、これにつきましても、新規は8名はハローワークからの就労というような条件もつけたいと考えております。
続きまして、林道美化事業ということで、これにつきましても、市内の9路線、11キロの林道がございますが、これについても相当傷んでおりますので、
清掃作業、除草等ということで、路面の舗装等ということで考えております。採用予定人数は4名ということで、雇用期間は2カ月、これにつきましても林道美化、民間アメニティーも含めながら、民間というようなことで考えております。
続きまして、
農業用水路・ため池美化事業でございます。これにつきましては、地元要望等を聞きながら、緊急性のあるところのため池等の清掃、除草等ということで考えております。雇用人数は10名ということで、期間は3カ月でございます。
続きまして、先ほどお話させていただきましたふるさと雇用再生特別交付事業であります。これにつきましては、
犬山城下町活性化・観光客誘致推進事業ということで、空き店舗を利用した店舗やイベント開催時に、犬山の特産品、犬山の野菜等を販売するというような計画であります。また、情報発信としてパンフレット、マップ等を設置し、観光客への案内情報の提供を行う。
続いて、レンタサイクルの事業開始等も考えておりますので、準備作業として自転車の整備、コースづくりやマップの作成等を行う予定であります。委託先につきましては、現在のところTMOを考えております。採用予定人数は3名ということで、これにつきましては、雇用期間は3年間ということで、継続して地域活性化のためにぜひとも3年間継続して進めていきたいというような計画でございます。
以上でございます。よろしくお願いします。
○議長(
小池昭夫君) 続いて、中田
教育部長。
〔
教育部長 中田君登壇〕
○
教育部長(中田哲夫君) 初めて答弁させていただく機会を与えていただきましてありがとうございます。若干、緊張しておりますので、手短にお答えしたいと思います。
犬山市
文化史料館の収蔵資料の整備のために1名、3カ月雇用する費用であります。
以上です。
○議長(
小池昭夫君) 続いて、田中
教育監。
〔
教育監 田中君登壇〕
○
教育監(田中康史君) それでは、学校教育に関することでのご質問ですので、私の方から
教育監として初めて答弁をさせていただきます。
事業内容としましては、スペイン語及びポルトガル語を母国語とする、または話すことができる
外国人児童・生徒支援員を上半期に1名、下半期に1名、合計2名の雇用を考えております。とりわけ日本語が話せないといいますか、そういう方々が随分派遣切りに遭ってるということでの生活援助だとか、転入だとか、転出とか、そういった意味合いでの相談活動が各学校非常に多くなってると、そういう意味合いからの事業でございます。
以上でございます。
○議長(
小池昭夫君)
堀江議員。
○11番(
堀江正栄君) ありがとうございます。三十四、五名の雇用がこの中で生まれるというようなふうで、大いに期待します。そこの中で、当然、きょうの朝の新聞の中でも、豊田市の方でも相当募集で、職員の募集をされて、条件の方ですけど、当然、犬山市民の方、在住の方がある程度考えられるのか、そこら辺のこともひとつ副市長、どんなふうでこういう分を出されるのかね、条件的な部分がね、緩和された部分があるのか、今までと思って、あればお示し願いたいし、なければ、何かそれなりの考えを持ってみえることがあれば。雇用に対しての。
○議長(
小池昭夫君) 答弁を求めます。
長谷川副市長。
〔副市長
長谷川君登壇〕
○副市長(
長谷川勲君) まず、けさの新聞でも豊田市が募集をかけ、かなりの倍率になっております。さきの1月に市の職員ということでも募集をしました。このときは、きょうの結果と一緒ですが、少し数が足らなかったわけですけども、最近の
雇用状況というのは非常に職を失ってみえる方も多くありますし、一つは、もちろん国の政策で、制度ですので、それに乗っかって雇用していくということになりますが、市の直営ではないということです。民間にやっぱり委託をする、あるいは内容によってはアメニティー協会に委託を出していくという、当然これは失業してみえる方をハローワークでお願いをして、そういった中から人選をしていくということになりますが、当然犬山市の予算通じてやっていきますので、基本手的には犬山市の市民であると、こういうことになろうかと思います。
以上です。
○議長(
小池昭夫君) 他に質疑はございませんか。
〔「なし」の声起こる〕
○議長(
小池昭夫君) 質疑なしと認め、全
議案に対する質疑を終結いたします。
議事の進行上、暫時休憩いたします。
午前11時04分 休憩
再 開
午前11時05分 開議
○議長(
小池昭夫君) 休憩前に引き続き、本会議を再開いたします。
ただいま議題となっております
議案をお手元に配付いたしました
議案付託表のとおり、所管の常任委員会へ付託いたします。
平成21年4月
臨時市議会常任委員会
付 託 議 案 一 覧 表
《総務委員会》 第3会議室
┌───────┬────────────────────────────────┐
│
議案番号 │ 件 名
│
├───────┼────────────────────────────────┤
│ 第40
号議案 │犬山
市税条例の一部
改正について
│
└───────┴────────────────────────────────┘
《民生文教委員会》 第1会議室
┌───────┬────────────────────────────────┐
│
議案番号 │ 件 名
│
├───────┼────────────────────────────────┤
│ 第41
号議案 │犬山市
国民健康保険税条例の一部
改正について
│
│ 第42
号議案 │
平成21年度犬山市
一般会計補正予算(第1号)
│
│
│ 第1条の第1表
歳入歳出予算補正中
│
│
│ 歳 出 9款 教育費
│
└───────┴────────────────────────────────┘
《建設経済委員会》 委員会室
┌───────┬────────────────────────────────┐
│
議案番号 │ 件 名
│
├───────┼────────────────────────────────┤
│ 第42
号議案 │
平成21年度犬山市
一般会計補正予算(第1号)
│
│
│ 第1条の第1表
歳入歳出予算補正中
│
│
│ 歳 入 全部
│
│
│ 歳 出 5款 農林業費
│
│
│ 6款 商工費
│
│
│ 7款 土木費
│
└───────┴────────────────────────────────┘
********************
○議長(
小池昭夫君) 続いて申し上げます。
ただいま付託いたしました
議案審査のため、委員会が開催されますので、暫時休憩をいたします。
午前11時05分 休憩
再 開
午後1時00分 開議
○議長(
小池昭夫君) 休憩前に引き続き、本会議を再開いたします。
各常任委員長から委員会の審査結果報告を求めます。
最初に、柴山総務委員長。
〔総務委員長 柴山君登壇〕
○総務委員長(柴山一生君) 総務委員長の柴山一生です。
お手元に配付の報告書の朗読をもって報告にかえさせていただきます。
別紙、総務委員会審査結果報告書朗読。
○議長(
小池昭夫君) 総務委員長の報告は終わりました。
続いて、上村民生文教委員長。
〔民生文教委員長 上村君登壇〕
○民生文教委員長(上村良一君) 17番 上村良一でございます。
民生文教委員会審査結果報告を行います。既にお手元に配付の民生文教委員会審査結果報告書の朗読をもってこれにかえさせていただきます。
別紙、民生文教委員会審査結果報告書朗読。
○議長(
小池昭夫君) 民生文教委員長の報告は終わりました。
続いて、福冨建設経済委員長。
〔建設経済委員長 福冨君登壇〕
○建設経済委員長(福冨勉君) 建設経済委員会審査結果報告書、お手元に配付させていただいております審査結果報告書の朗読をもって報告にかえさせていただきます。
別紙、建設経済委員会審査結果報告書朗読。
○議長(
小池昭夫君) 建設経済委員長の報告は終わりました。
********************
総務委員会審査結果報告書
平成21年4月7日
犬山市議会議長
小 池 昭 夫 殿
総務委員長
柴 山 一 生
日 時
平成21年4月7日 午前11時11分から
午前11時30分まで
場 所 第3会議室
出席委員 7名(全員)
付託
議案
第40
号議案 犬山
市税条例の一部
改正について
本日 本会議において、当委員会に付託されました上記
議案について慎重審査いたしました結果、第40
号議案については、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しましたので報告いたします。
********************
民生文教委員会審査結果報告書
平成21年4月7日
犬山市議会議長
小 池 昭 夫 殿
民生文教委員長
上 村 良 一
日 時
平成21年4月7日 午前11時11分から
午前11時21分まで
場 所 第1会議室
出席委員 7名(全員)
付託
議案
第41
号議案 犬山市
国民健康保険税条例の一部
改正について
第42
号議案 平成21年度犬山市
一般会計補正予算(第1号)
第1条の第1表
歳入歳出予算補正中
歳 出 9款 教育費
本日 本会議において、当委員会に付託されました上記
議案について慎重審査いたしました結果、第41
号議案及び第42
号議案については、いずれも全員一致をもって原案のとおり可決すべきものとそれぞれ決しましたので報告いたします。
********************
建設経済委員会審査結果報告書
平成21年4月7日
犬山市議会議長
小 池 昭 夫 殿
建設経済委員長
福 冨 勉
日 時
平成21年4月7日 午前11時10分から
午前11時50分まで
場 所 委員会室
出席委員 8名(全員)
付託
議案
第42
号議案 平成21年度犬山市
一般会計補正予算(第1号)
第1条の第1表
歳入歳出予算補正中
歳 入 全部
歳 出 5款 農林業費
6款 商工費
7款 土木費
本日 本会議において、当委員会に付託されました上記
議案について慎重審査いたしました結果、第42
号議案については、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しましたので報告いたします。
********************
○議長(
小池昭夫君) 以上で各委員長の報告は終わりました。
これより、各委員長報告に対する質疑を行います。
ご発言を求めます。
〔「なし」の声起こる〕
○議長(
小池昭夫君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
これより討論を行います。
最初に、16番
水野正光議員。
〔16番 水野君登壇〕
○16番(
水野正光君) 16番
水野正光でございます。私は第40
号議案 犬山
市税条例の一部
改正について、反対の立場で討論させていただきます。
今回の
税条例の
改正は、国の
税制改正に伴い、
住民税の
住宅ローン特別控除や
固定資産税の特別措置、減額措置など、個人消費を促進し、内需拡大につながる内容も含まれていますが、
上場株式等の配当の
譲渡益に対する軽減措置、いわゆる証券優遇税制は、
政府与党の中でも金持ち優遇税制だという意見があり、専門家の間でも個人投資家にとってメリットはないと言われ、一部大資産家の巨額の減税をもたらし、累進税制をゆがめるものであります。もともと、この株の売買の税率は、
平成14年までは本則26%であったものが、
平成15年から本則20%とした上で5年間の
時限措置として10%に減額され、さらに
平成20年度は1年延長されました。そして、昨年の
改正で
平成21年度から
条件つきではありますが、本則の20%に戻すことが決まっていたにもかかわらず、これをあえて変更し、10%のまま3年間延長するというものであります。
この証券優遇税制の
譲渡益の減税額を見てみますと、申告所得が100億円を超える大金持ちの方、全国で10人見えますが、その10人の方で減税額が何と183億円であります。申告所得が1億円を超える方は、全体の2%の人がそれに当たるわけですが、その減税額は何と全体の6割を占める。一方、申告が1億円以下の方は、人数で98%に上りますが、この減税額は4割弱になるということからして、これは
富裕層に手厚い減税であることはおわかりいただけると思います。
また、配当という点でいえば、今世界的な経済
金融危機の中で、大企業は労働者には派遣切り、雇いどめ、賃下げを押しつける一方で、株主には配当を押しつけ、内部留保もしっかりため込んでいます。
また、上場企業の配当金総額の推移を見ても、
平成16年から
平成20年度にかけてほぼ2倍になっております。国はこの貯蓄から投資へお金の流れを誘導するとして、この優遇税制を導入してきましたが、
景気対策としてさらに続けようとしていますが、庶民にとっては、投資どころか、貯蓄もままならない、その貯蓄に対してもわずかな利子に税金がかかる、そういった一方で、世界的な経済
金融危機の原因となったホリエモンとか、村上ファンドといった投機マネーや海外でのヘッジファンドと言われる参入を許し、その一方で証券優遇制度を続けることは到底認めることはできません。
今、高額所得者ほど金融所得の額が多い傾向になっております。ますます低所得者と超大金持ちとの格差が広がっていますが、この税制が大きく影響しております。証券優遇税制を廃止するとともに、金融所得の分離課税をやめ、欧米の多くの国がとっているように、総合課税に改めるべきであることを訴え、反対討論といたします。
議員各位のご賛同をいただきますよう、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。
○議長(
小池昭夫君) 続いて、10番 稲垣民夫議員。
〔10番 稲垣君登壇〕
○10番(稲垣民夫君) 10番 稲垣民夫でございます。私は第40
号議案 犬山
市税条例の一部
改正について、賛成の立場から討論させていただきます。
本
議案につきましては、未曾有の経済危機に対し、景気の底上げを意図し、市民の負担を軽減するものと大いに評価しております。特に、
金融証券税制の
改正や
個人住民税における住宅ローン控除の創設については、
生活防衛のための
緊急対策として、市民にとって欠かせない施策であると認識しております。
今回の
金融証券税制の
改正につきましては、百年に一度と言われる経済危機に対し、経済の活性化を促すため、大口投資家のみならず、個人投資家をも対象とするものであります。これらの点を判断し、賛意を表明するものであります。
議員各位のご賛同を賜りますようお願いを申し上げまして、賛成討論とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(
小池昭夫君) 以上で通告による討論は終わりました。これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
最初に、第40
号議案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり、これを決することに賛成する議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
小池昭夫君) 起立多数、ご着席ください。よって、第40
号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第41
号議案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり、これを決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○議長(
小池昭夫君) 異議なしと認めます。よって、第41
号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第42
号議案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり、これを決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○議長(
小池昭夫君) 異議なしと認めます。よって、第42
号議案は原案のとおり可決されました。
以上で4月
臨時市議会に付議されました案件は全部議了いたしました。
これをもって
平成21年4月
臨時市議会を閉会いたします。
午後1時14分 閉議
********************
午後1時14分 閉会式
○
事務局長(
酒井美彦君) ただいまから4月
臨時市議会の閉会式を行います。
ご起立をお願いいたします。
〔
全員起立〕
○
事務局長(
酒井美彦君)
議長あいさつ。
〔議長 小池君登壇〕
○議長(
小池昭夫君) 4月
臨時市議会の閉会に当たりまして、一言ご
あいさつを申し上げます。
今
臨時会は、会期1日でございましたが、上程されました
議案3件、いずれも
慎重審議を賜り、適切なご議決をいただき、まことにありがとうございました。
これから日一日と暖かくなり、春本番を迎え、過ごしやすい気候になってまいりますが、まだまだ肌寒い日もあると思います。議員並びに市長、理事者の皆様におかれましても、お体には十分ご留意をいただき、市発展のため、ご尽力賜りますことをお願い申し上げまして、閉会の言葉とさせていただきます。
○
事務局長(
酒井美彦君)
市長あいさつ。
〔市長 田中君登壇〕
○市長(
田中志典君) 閉会に当たりまして、私からも一言ご
あいさつを申し上げます。
本
臨時市議会に提案いたしました
議案につきましては、慎重にご審議いただきまして、まことにありがとうございました。議決をいただきました犬山
市税条例の一部
改正を初め、3
議案につきましては、適切な執行に努めてまいります。
さて、去る4月1日に
平成21年度がスタートし、同時に市制施行55周年を迎えました。また、4月1日からは市政の新たな発展を図るため、新たな組織機構を編成し、さらには機構改革に伴い、総勢327名の人事異動を行いました。新たな体制により、より一層の市民サービス向上に努める所存でございます。
秋には新庁舎が完成いたします。職員が変わった、市役所が変わったと言われるよう、気持ちを引き締め、さらなる犬山市発展のために邁進してまいりたいと考えております。
議員各位の一層のご理解、ご協力を賜りますよう心からお願いを申し上げまして、簡単でございますが、閉会の
あいさつといたします。ありがとうございました。
○
事務局長(
酒井美彦君) 以上をもちまして閉会式を閉じます。
午後1時17分 閉式
********************
本議会の顛末を記載し、相違ないことを証するため、ここに署名する。
平成 年 月 日
議 長
署名議員
署名議員
本会議に提出された事件及び審議結果
┌─────┬────────────────┬─────┬─────┬─────┐
│
議案番号 │ 件 名 │提出年月日│ 審議結果 │議決年月日│
├─────┼────────────────┼─────┼─────┼─────┤
│第40
号議案│犬山
市税条例の一部
改正について │平21. 4. 7│原案可決 │平21. 4. 7│
│
│ │ │ │ │
│第41
号議案│犬山市
国民健康保険税条例の一部改│ 〃 │ 〃 │ 〃 │
│
│正について
│ │ │ │
│
│ │ │ │ │
│第42
号議案│
平成21年度犬山市
一般会計補正予算│ 〃 │ 〃 │ 〃 │
│
│(第1号)
│ │ │ │
└─────┴────────────────┴─────┴─────┴─────┘...