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09月24日-04号

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  1. 蒲郡市議会 1998-09-24
    09月24日-04号


    取得元: 蒲郡市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-28
    平成10年  9月 定例会議事日程(第4号)                  平成10年9月24日(木曜日)午前10時00分開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 第53号議案 蒲郡市火災予防条例の一部改正について 第3 第54号議案 蒲郡市自転車等駐車場の設置及び管理に関する条例の一部改正について 第4 第55号議案 蒲郡市国民健康保険事業基金条例の制定についてから    第57号議案 蒲郡市手数料条例の一部改正についてまで 第5 第64号議案 平成9年度蒲郡市一般会計歳入歳出決算の認定についてから    第75号議案 平成9年度蒲郡市病院事業会計決算の認定についてまで 第6 第63号議案撤回の件 第7 第59号議案 市道の路線認定、廃止及び変更についてから    第62号議案 工事請負契約の締結について(一般廃棄物最終処分場埋立処分地建設工事)まで 第8 第76号議案 平成10年度蒲郡市一般会計補正予算(第2号)から    第80号議案 平成10年度蒲郡市下水道事業特別会計補正予算(第1号)まで 第9 第81号議案 物品の購入について(水槽付消防ポンプ自動車) 第10 意見書案第2号 第6次定数改善計画早期完結並びに第7次定数改善計画早期策定義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書についてから    意見書案第5号 道路整備予算の確保に関する意見書についてまで本日の会議に付した事件 議事日程のとおり出席議員(28名)   1番  山崎賢治君        2番  鈴木源六君   3番  来本嘉治君        4番  豊田善次君   5番  日恵野佳代君       6番  山本和市君   7番  大竹正人君        8番  竹内政住君   9番  水野孝久君        10番  波多野 努君   11番  浜千代 進君       12番  近藤和義君   13番  大場 実君        14番  土屋善旦君   15番  藤田勝司君        16番  白井邦男君   17番  柴田安彦君        18番  氏原 豊君   19番  平松儔幸君        20番  小林康宏君   21番  竹内政幸君        22番  坂部 傑君   23番  大場久充君        24番  鈴木八重久君   25番  竹内 健君        26番  鎌田篤司君   27番  中野房子君        28番  小田道夫欠席議員(なし)説明のため出席した者の職氏名 市長      鈴木克昌君    助役      松下賢一君 収入役     牧原幹夫君    教育長     松井史郎君 企画部長    山中昇治君    総務部長    富田忠男君 市民生活部長  水山慶太郎君   健康福祉部長  田島 勍君 産業振興部長  宮瀬忠治君    建設部長    榊原 治君                  区画整理 都市開発部長  星野和秋君    事務所長    小田国彦君 下水道部長   三浦正義君    競艇事業部長  岸本晃一君                  市民病院 市民病院長   伊藤健一君    事務局長    平松國資君 水道部長    影山邦義君    消防長     杉浦昭夫君 教育委員会 事務部長    牧野 亘君    監査事務局長  山本英朗君 行政課長    大南捷治君    生活環境課長  下須賀富穂君                  消防本部 土木管理課長  吉倉弘能君    総務課長    星野國男君議会事務局出席者 議会事務局長  大竹 伸君    議事課長補佐  佐藤和男君 議事係長    三浦信之君    議事係主査   大原義文君 議事係     鈴木紳一郎君   議事係     岡田隆志君                              午前10時00分 開議 ○議長(大場実君) 皆さん、おはようございます。会議に先立ち、本日、浜千代進君から遅刻の届けが提出されておりますので、ご報告申し上げます。 これより、本日の会議を開きます。直ちに、議事日程の順序に従い会議を進めます。  ------------------------------------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(大場実君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、2番 鈴木源六君、3番 来本嘉治君を指名いたします。  ------------------------------------- △日程第2 第53号議案 蒲郡市火災予防条例の一部改正について ○議長(大場実君) 次に、日程第2、第53号議案、蒲郡市火災予防条例の一部改正についてを議題といたします。本案に関し、委員長の報告を求めます。総務常任委員長。              〔総務常任委員長 柴田安彦君 登壇〕 ◎総務委員長柴田安彦君) ただいま議題となりました第53号議案については、去る8日の本会議において、総務常任委員会に審査を付託されましたので、本委員会における審査の経過及び結果について、ご報告申し上げます。 委員会は、11日午前10時から第1委員会室において開催し、慎重に審査をいたしました。以下、主な質疑と答弁の概要について申し上げます。問 金属製以外の配管で、取扱いできる危険物は何か。答 強化プラスチック製の配管で、取扱いできるものは、第1石油類のガソリン、第2石油類の灯油と軽油、第3石油類の重油に限られます。問 条例の改正により、規制が緩和されるものと厳しくなるものは何か。答 計量単位国際単位に変更することにより、換算後の数値の端数処理で、緩和されるものが大部分ですが、一部のものについては、強化されるものもあります。問 どういう経過で、計量単位国際単位に改正するのか。答 平成5年11月に計量の改正が施行され、平成7年9月30日、平成9年9月30日、平成11年9月30日までの3つの猶予期間が設けられました。 今回の条例改正は、平成11年までに行わなければならないことになっています。問 今回の改正によって、金属製以外の配管に耐熱性のものを巻けば、許可するのか。答 金属製以外の配管の外に巻いたものは使えません。国の基準で使用できるのは、地下埋設あるいはピット中の配管だけです。 以上、質疑の後、討論なく、採決の結果、第53号議案は全員一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。以上、ご報告申し上げます。              〔総務常任委員長 柴田安彦君 降壇〕 ○議長(大場実君) これより、質疑に入ります。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大場実君) これをもって、質疑を終結いたします。 これより、討論に入ります。討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大場実君) これをもって、討論を終結いたします。 これより、第53号議案、蒲郡市火災予防条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大場実君) ご異議なしと認めます。よって、第53号議案は、委員長の報告のとおり可決されました。  ------------------------------------- △日程第3 第54号議案 蒲郡市自転車等駐車場の設置及び管理に関する条例の一部改正について ○議長(大場実君) 次に、日程第3、第54号議案、蒲郡市自転車等駐車場の設置及び管理に関する条例の一部改正についてを議題といたします。本案に関し、委員長の報告を求めます。建設常任委員長。              〔建設常任委員長 大場久充君 登壇〕 ◆建設委員長大場久充君) ただいま議題となりました第54号議案については、去る8日の本会議において、建設常任委員会に審査を付託されましたので、本委員会における審査の経過及び結果について、ご報告申し上げます。 委員会は、14日午前10時から第1委員会室において開催し、慎重に審査をいたしました。以下、質疑と答弁の概要について申し上げます。問 廃止する2カ所の自転車駐車場利用状況と現在の利用者への対応についてはどうか。答 利用状況は、平成8年5月の蒲郡駅の移転に伴い、利用者が減少しており、収容台数 350台のところ、1日当たり10台から20台程度の利用です。 また、現在の利用者への対応は、蒲郡駅南第1及び第2自転車駐車場の収容能力にまだ余裕があり、支障はないと考えています。 以上、質疑の後、討論なく、採決の結果、第54号議案は、全員一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。以上、ご報告申し上げます。              〔建設常任委員長 大場久充君 降壇〕 ○議長(大場実君) これより、質疑に入ります。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大場実君) これをもって、質疑を終結いたします。 これより、討論に入ります。討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大場実君) これをもって、討論を終結いたします。 これより、第54号議案、蒲郡市自転車等駐車場の設置及び管理に関する条例の一部改正についてを採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大場実君) ご異議なしと認めます。よって、第54号議案は、委員長の報告のとおり可決されました。  ------------------------------------- △日程第4 第55号議案 蒲郡市国民健康保険事業基金条例の制定についてから第57号議案 蒲郡市手数料条例の一部改正についてまで ○議長(大場実君) 次に、日程第4、第55号議案、蒲郡市国民健康保険事業基金条例の制定についてから第57号議案、蒲郡市手数料条例の一部改正についてまでの3件を一括議題といたします。以上3件に関し、委員長の報告を求めます。文教常任委員長。              〔文教常任委員長 中野房子君 登壇〕
    文教委員長中野房子君) ただいま議題となりました第55号議案から第57号議案までの3件については、去る8日の本会議において、文教常任委員会に審査を付託されましたので、本委員会における審査の経過及び結果について、ご報告申し上げます。 委員会は、16日午前10時から、第1委員会室において開催し、慎重に審査をいたしました。以下、主な質疑と答弁の概要について申し上げます。 まず、第55号議案、蒲郡市国民健康保険事業基金条例の制定について、ご報告申し上げます。問 基金積立目標額は、過去3年間の保険給付費平均年額の5%だが、これ以上積み立てては、いけないのか。答 保険給付費の5%あれば、その年度の不足分は、補えるという意味で決められており、最低限が5%という意味です。問 基金の運用はどう考えているのか。答 預金利息が低く、運用は難しい面がありますが、大口定期預金が安全で、最も良いと考えています。問 今後の基金積み立ての計画は。答 今年度は、調整交付金を積み立てますが、今後は、余裕の資金が出た場合に積み立てます。問 国民健康保険事業が赤字になりそうな場合、基金の取り崩しと値上げのどちらを優先するのか。答 まず基金を取り崩すのが、一般的な考えです。問 基金を作ることで、有利な点はあるのか。答 経営努力が、国等に認められると調整交付金の扱いが有利になります。問 基金を作ることで、予算の組み方はどうなるのか。答 通常の予算を組み、年度途中で保険給付費が不足し、補正予算を組む場合、基金を財源とします。問 基金を目標額まで積み立てずに取り崩す場合もあるのか。答 できれば、目標額まで積み立てる考えですが、財政的に難しい場合は、途中で取り崩すことになります。 以上、質疑の後、討論なく、採決の結果、第55号議案は、全員一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、第56号議案、蒲郡市児童遊園地の設置及び管理に関する条例の一部改正について、ご報告申し上げます。問 借地料の単価は幾らか。また、借地年数は何年か。答 借地料は、1㎡当たり 319円です。賃貸借契約は3年ですが、10年以上児童遊園地として借用をお願いする覚書を結んでいます。問 遊具等はすべて新設か。答 丸木橋、ヒューム管、トイレ、ベンチ、フェンスは新設ですが、ブランコ、回転塔、鉄棒等は、旧遊園地から移設しました。問 遊具の点検体制はどうか。答 専門業者による点検を年1回行っています。 以上、質疑の後、討論なく、採決の結果、第56号議案は、全員一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、第57号議案、蒲郡市手数料条例の一部改正について、ご報告申し上げます。問 ホームヘルパー派遣事務手数料を改定する理由は何か。答 国の基準に基づく改定であり、所得に応じて、応分の費用を負担いただくものです。問 階層区分F2、F3の利用者世帯で、利用負担額が払えない方はいないのか。答 払えない方はいません。問 国の補助金は、市が設定した負担基準によるのか。答 市の基準ではなく、国の措置基準から、国の基準に基づく利用者負担額を引いた残りの2分の1が、国の補助金です。 以上、質疑の後、討論なく、採決の結果、第57号議案は、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。以上、ご報告申し上げます。              〔文教常任委員長 中野房子君 降壇〕 ○議長(大場実君) これより、質疑に入ります。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大場実君) これをもって、質疑を終結いたします。 これより、討論に入ります。討論の通告がありますので、発言を許します。日恵野佳代さん。              〔5番 日恵野佳代君 登壇〕 ◆5番(日恵野佳代君) ただいま議題となっている議案のうち、第57号議案、手数料条例の一部改正について、日本共産党を代表し、委員長報告に反対の立場で討論を行います。 本案件は、ホームヘルパーの利用料を引き上げるものです。ヘルパーの利用料は1992年から、毎年引き上げられております。今回の引上額はF2階層、F3階層ともに10円で、市への収入増は1年で3万 4,000円程度の見込みでした。引き上げの事務手続きの費用、職員の手間などの方がよほど高くつきます。ホームヘルパー利用者はお年寄り、身体障害者心身障害者社会的弱者です。引上げを見送っている市が去年と同じく、5市あることも明らかになりました。受益者負担だからと手数料の引上げを認める方がみえますが、勘違いをされています。ヘルパーサービスによって、特別の利益などありません。ハンディキャップを持つ人に、人として当たり前の暮らしを保障するだけのことです。もともと受益者負担とは、開発利益などに伴うものであって、社会保障の領域に持ち込むものではありません。以上、反対の討論といたします。              〔5番 日恵野佳代君 降壇〕 ○議長(大場実君) 白井邦男君。              〔16番 白井邦男君 登壇〕 ◆16番(白井邦男君) ただいま議題となっております議題のうち、第57号議案、蒲郡市手数料条例の一部改正について、委員長報告に賛成の立場で討論を行います。 今回のホームヘルパー派遣事業手数料の改正は、他市との均衡を図りつつ、世帯の所得に応じて一定の負担をしていただくものと考え、住民負担の公平性と受益者負担の原則に沿ったものであります。なお、国の基準に比べて、従来からの緩和措置も継続されており、やむを得ないものと考えます。以上、賛成の理由を述べ、討論といたします。よろしくご賛同賜りますようお願いをいたします。              〔16番 白井邦男君 降壇〕 ○議長(大場実君) 以上で、通告による討論は終わりました。ほかに討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大場実君) これをもって、討論を終結いたします。 これより、第55号議案から第57号議案までの3件を採決いたします。 議題のうち、まず第57号議案、蒲郡市手数料条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに、賛成の諸君の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○議長(大場実君) 起立多数であります。よって、第57号議案は、委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第55号議案、蒲郡市国民健康保険事業基金条例の制定について及び第56号議案、蒲郡市児童遊園地の設置及び管理に関する条例の一部改正についての2件を一括採決いたします。 以上2件に対する委員長の報告は可決であります。以上2件は、委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大場実君) ご異議なしと認めます。よって、第55号議案及び第56号議案の2件は、委員長の報告のとおり可決されました。  ------------------------------------- △日程第5 第64号議案 平成9年度蒲郡市一般会計歳入歳出決算の認定についてから第75号議案 平成9年度蒲郡市病院事業会計決算の認定についてまで ○議長(大場実君) 次に、日程第5、第64号議案、平成9年度蒲郡市一般会計歳入歳出決算の認定についてから第75号議案、平成9年度蒲郡市病院事業会計決算の認定についてまでの12件を一括議題といたします。以上12件に関し、委員長の報告を求めます。決算審査特別委員長。              〔決算審査特別委員長 鈴木源六君 登壇〕 ◆決算審査特別委員長鈴木源六君) ただいま議題となりました第64号議案、平成9年度蒲郡市一般会計歳入歳出決算の認定についてから第75号議案、平成9年度蒲郡市病院事業会計決算の認定についてまでの12件の審査の経過及び結果について、ご報告申し上げます。 以上12件は、去る8日の本会議において、決算審査特別委員会が設置され、審査を付託されたものであります。 本委員会は、8日の本会議終了後、議場において開催し、正副委員長の互選を行い、指名推せんにより、委員長に鈴木源六、副委員長に鈴木八重久君が選任されました。 次に、審査方法については、監査委員の出席は通告制にすること、当局の説明は省略し、直ちに質疑に入ること及び質疑は、通告制により審査することを決定いたしました。 議案の審査は、9月17日、18日、21日及び22日の4日間、大会議室において、理事者出席のもとに、収支全般にわたり活発な質疑を行い、慎重に審査をいたしました。 まず17日は、午前10時から第64号議案から第75号議案までの12件を一括議題とし、一般会計決算の歳出1款から3款まで及び4款から6款までの質疑が、午後4時50分まで行われました。 続いて18日は、午前10時から、17日に引き続き、一般会計決算の歳出4款から6款まで及び7款・8款の質疑が午後4時58分まで行われました。 続いて21日は、午前10時から、18日に引き続き、一般会計決算の歳出7款から12款、一般会計決算の歳入及び特別会計歳入歳出決算までの質疑が、午後6時10分まで行われました。 続いて22日は、午前10時から、企業会計決算の質疑が、午後3時まで行われました。 以上、質疑の後、討論を行い、採決の結果、第64号議案、第67号議案、第70号議案及び第73号議案から第75号議案までの6件は、起立採決の結果、賛成多数をもって、第65号議案、第66号議案、第68号議案、第69号議案、第71号議案及び第72号議案の6件は、全員一致をもって、原案のとおり認定すべきものと決しました。以上、ご報告申し上げます。              〔決算審査特別委員長 鈴木源六君 降壇〕 ○議長(大場実君) これより、質疑に入ります。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大場実君) これをもって、質疑を終結いたします。 これより、討論に入ります。討論の通告がありますので、発言を許します。日恵野佳代さん。              〔5番 日恵野佳代君 登壇〕 ◆5番(日恵野佳代君) ただいま議題となっております議案のうち、第64号議案、一般会計、第67号議案、モーターボート競走事業特別会計、第70号議案、下水道会計、第73号議案、西浦町財産区特別会計、第74号議案、水道事業会計、第75号議案、病院事業会計の各予算について、日本共産党を代表して委員長報告に反対し、決算を認定できないという立場で討論を行います。 この年度、財政状況がますます厳しくなっているにもかかわらず、多大な負担となる情報ネットワークセンターを聖域とし、その建設を推し進めました。市民からは、その必要性に疑問を持つ声が多く、市は情報化フェアでそのアピールにまた経費をかけました。化石の購入についても疑問が残りました。分収育林事業は効果のない支出であり、無駄遣いです。結局は従来のダム依存の水政策が変わっていないことを示すものです。 このような一方で、老人保健福祉計画ホームヘルパーや保健婦の数が確保されず、目標に届かないことが明らかになりました。2年後には、目標年次が来ることがわかっているのに、ヘルパーの利用は24.1%、保健婦の訪問指導は11.9%という低い達成率にとどまっています。特に、保健婦の老人訪問指導は、前年度実績すらも下回っているのが実態でした。これが、市民の健康や福祉を大切にした人にやさしい街づくりでしょうか。 教育関係でも予算が圧迫されていることは明らかになりました。小中学校の施設改善工事費は7年前には4億円を超えていたものが、この年度は2億円単位です。中学校の建設費は2年連続で全くありません。施設の老朽化が進み、改善が必要にもかかわらずです。プールや体育館の工事は計画を立てているのに、予算がつかないために予定どおり進んでいません。校舎にいたっては、計画も立てられない状況でした。せっかく耐震診断を行っても、その対策が取られないのでは、大震災の教訓を生かしたことになりません。子どもたちの安全が後回しにされているのです。情報センターなど大規模公共事業と過剰な情報化施策市民福祉や教育より優先された1年でした。 ボート会計については、川崎町の専用場外が始まり、ギャンブルの拡大が進められました。また、ナイターレース計画を強引に進めました。地元住民への十分な説明もないまま、市民は市の言うことに従えと言わんばかりの対応がなされました。地元の86%の世帯が反対署名を行い、子ども会や保育園の母の会やPTAなど、子どもの安全を心配する団体から署名や意見書が届けられました。しかし、市は市民の不安、反対の声に耳をかしませんでした。ナイターレースケーブルテレビ放送によって、家庭の団らんの時間にギャンブルが持ち込まれます。子どもの環境を悪化する先頭に市が立とうというのです。子どもより金もうけが大事だという市の姿勢は残念でなりません。 アメリカズカップの支援が引き続き行われていますが、ヨットを楽しむゆとりもない大半の市民にとって、海辺のまちづくりイメージリーダーなどと聞かされても、生活に必然性のある支出とは決して思いません。 下水道会計と水道会計は消費税の転嫁に反対をしておきます。 西浦町財産区については、この間続けて指摘をしてきました石材として売却して財源確保を図るべきところを、土地の貸付けとして、大企業優遇の姿勢を続けている点に反対をするものです。 病院会計では1万 2,000人の署名、3万 4,000人の署名にもかかわらず、患者給食の民間委託を強行しました。委託で安くなる、サービスも向上すると市は宣伝してきました。しかし、質の良い食材を確保すれば、これまでと同様の経費はかかり、サービスについても当局自身が委託になって良くなった点をはっきり言うのは、難しいと述べました。異物の混入や配膳間違いもあります。選択メニューによる加算も当初の説明どおりにはなりませんでした。 また、特定療養費の導入によって、市民負担が増大しました。 以上、理由を述べ、6議案についての反対討論といたします。              〔5番 日恵野佳代君 降壇〕 ○議長(大場実君) 鈴木八重久君。              〔24番 鈴木八重久君 登壇〕 ◆24番(鈴木八重久君) ただいま議題となっております第64号議案から第75議案までの12件のうち、特に6議案について、委員長報告に賛成の立場で討論を行います。この決算の審査にあたり、予算の持つ計画性や統制的役割が合理的、能率的、効果的に執行されたものと思われます。 第64号議案、一般会計において、分収育林は県水 100%依存の本市にとって、水源かん養、交流施設及び受水市の役割として、必要不可欠な事業であり、「市民の森」に期待するものであります。 次に、海洋情報センターは高度情報化に伴い、蒲郡市にしかない誇れるものとして、海をテーマに構築されたものであり、大いに期待するものです。 次に、教育施設の整備については、年次計画を立て、少子化に対応し、施設有効利用等を検討し、子どもたちの環境に配慮し、教育行政を遂行するようお願いをしておきます。 第67号議案、モーターボート競走事業会計については、一般会計等に多額な繰出しをしており、社会基盤整備市民福祉向上のための貴重な自主財源であり、売上げ向上に努力されることを切望いたします。なお、ナイターレースの実施にあたっては、細心の注意を払い、地元の不安解消に最大限の努力をすること、またアメリカズカップの支援は、海のまち蒲郡を提唱し、イメージリーダーとして側面的支援であり、優勝を目指していただきたいと思います。 第70号議案、下水道事業特別会計及び第74号議案、水道事業会計については、受益者負担の原則により、消費税の課税はやむを得ないものと考えます。 第73号議案、西浦町財産区特別会計については、土地の有効利用と環境保全を図るものであり、土石の処理と今後の活用方法の検討を要望いたします。 第75号議案、病院事業会計については、地域の中核病院として、医療の充実と職員の資質向上に最大限の努力をされ、1日も早く市民から信頼される医療施設となるよう切望をいたします。 今後、決算特別委員会での委員各位からの要望等を参考にし、厳しい財源状況の中、義務的経費の更なる抑制と、事務事業の執行に際し、無駄を省き、最少の経費で最大の効果を上げるよう、努力をすること。また職員の資質向上を図り、市民から信頼されるよう切望をいたします。 以上、賛成の理由を述べ、討論といたします。よろしくご賛同賜りますようお願いを申し上げます。              〔24番 鈴木八重久君 降壇〕 ○議長(大場実君) 以上で、通告による討論は終わりました。ほかに、討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大場実君) これをもって、討論を終結いたします。 これより、第64号議案から第75号議案までの12件を採決いたします。 議題のうち、まず、第64号議案、平成9年度蒲郡市一般会計歳入歳出決算の認定について、第67号議案、平成9年度蒲郡市モーターボート競走事業特別会計歳入歳出決算の認定について、第70号議案、平成9年度蒲郡市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について及び第73号議案、平成9年度蒲郡市西浦町財産区特別会計歳入歳出決算の認定についてから第75号議案、平成9年度蒲郡市病院事業会計決算の認定についてまでの6件についてを一括採決いたします。 以上6件に対する委員長の報告は、いずれも認定であります。以上6件は、委員長の報告のとおり、いずれも認定することに、賛成の諸君の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○議長(大場実君) 起立多数であります。よって、第64号議案、第67号議案、第70号議案及び73号議案から第75号議案までの6件は、委員長の報告のとおり、いずれも認定することに決しました。 次に、第65号議案、平成9年度蒲郡市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、第66号議案、平成9年度蒲郡市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について、第68号議案、平成9年度蒲郡市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について、第69号議案、平成9年度蒲郡市公共用地対策事業特別会計歳入歳出決算の認定について、第71号議案、平成9年度蒲郡市交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算の認定について及び第72号議案、平成9年度蒲郡市三谷町財産区特別会計歳入歳出決算の認定についての6件を一括採決いたします。 以上6件に対する委員長の報告は、いずれも認定であります。以上6件は、委員長の報告のとおり、いずれも認定することに、ご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大場実君) ご異議なしと認めます。よって、第65号議案、第66号議案、第68号議案、第69号議案、第71号議案及び第72号議案の6件は、委員長の報告のとおりいずれも認定することに決しました。  ------------------------------------- △日程第6 第63号議案撤回の件 ○議長(大場実君) 次に、日程第6、第63号議案撤回の件を議題といたします。第63号議案撤回の理由の説明を求めます。土木管理課長。              〔土木管理課長 吉倉弘能君 登壇〕 ◎土木管理課長(吉倉弘能君) 第63号議案撤回請求書につきまして、ご説明いたします。去る、平成10年9月8日に提出いたしました第63号議案、工事請負契約の締結について、次の理由により撤回したいから、蒲郡市議会会議規則第18条の規定により請求いたします。 理由といたしましては、公正取引委員会は、平成10年9月17日にごみ焼却施設建設に関するプラントメーカ11社を談合の疑いで調査を行いました。この調査の対象に、第63号議案の契約の相手方である荏原製作所中部支社が入っていたことが判明いたしました。 このような不正行為・違法行為の疑念のある企業を契約の相手方とすることは、市の公正な契約を確保する上から不適格と判断されるため、議案の撤回を請求するものであります。 なお、今後の手続きにつきましては、可及的速やかに進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。以上で説明を終わります。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。             〔土木管理課長 吉倉弘能君 降壇〕 ○議長(大場実君) これより、質疑に入ります。質疑はありませんか。柴田安彦君。 ◆17番(柴田安彦君) それでは、若干質疑をお願いいたします。この案件については、先日行われました決算委員会の中でも私は一部取り上げて議論をしたところであります。それで、その時には、調査を受けただけでは黒というわけではないので、対処することができないと、こういう判断を示しておりました。これは、県の見解を引用しつつ行ったわけでありますが、そういう意味で言えば、この公式な決算委員会の場での発言でありますので、これが一夜にして変化した。ここの変化した理由について、伺っておきたいと思います。 それから、2点目は、私はその時に、荏原に問い合わせをすべきだという議論を行いましたが、市からの問い合わせに対して、荏原製作所の方は談合はなかったんだという回答を得ていると聞いています。もし違っていればお答えいただきたいですが、それで、ここの現在本会議の議案になっているということは、仮契約が結ばれているわけですね、それで、私が心配するのは、仮契約上の問題が発生しないかどうかということなんですね。仮契約というのは、簡単に言うと、本会議で議決されたら、必ず契約しますよと、こういう話になってるわけでありますから、特に、相手が談合していましたと認めているならいいんですが、認めていない前提のもとで、議案を撤回して議決を経ずに契約を破棄していくということをした場合に、この相手方が仮契約の不履行ということで、なんらかの請求をしてくる可能性がないかどうか、この点が心配なもんですから、伺っておきたいと思います。 それから3点目として、今の点ともかかわるわけですが、今回のこの撤回は市の判断で行うことかどうか。要するに荏原製作所の同意を必要とするものかどうか。この点と併せて今回の措置について、同意を得て行ったものかどうかを伺っておきたいと思います。 それから、最後に4点目として、今、可及的速やかにこのあとの措置を行うということでありますが、当然議決を要する金額の契約でありますから、議会も必要になるわけですね。それで、多分この入札のやり直しをするのかどうかわかりませんが、工期の遅れ等々について問題が発生しないかどうかですね。この点だけはちょっと様子を伺っておきたいと思います。以上4点、お願いいたします。 ○議長(大場実君) 助役。 ◎助役(松下賢一君) 決算委員会の席上、県の見解を示しながら、そういった答弁をいたしました。県の見解というのは、県の行っている対応を踏まえてのものです。そのこと自体、理解はするところでございますが、私どものとっている対応と異なる部分は、私どもは疑いのある場合は指名をしない、こういうことで従来からやっているわけでございます。それで、基本的な原則が1つ、それから最近とみに加わっているこうした事案に対する社会的な風潮の厳しさ、更にたまたまと申しますか、埼玉県の所沢でやはり荏原製作所と焼却炉の改修工事のようですが、仮契約を結んでおった。これはまだ提案はされておらない段階のようですが、これをやはり白紙撤回しておると、そういった類例も参考にして、市の態度を決めたものでございます。 それから、業者を呼んだ段階においては、談合をしていないという趣旨の発言をしております。それから、仮契約につきましては、これは契約書を取り交わししなければ、契約は確定しないということが明確になっております。したがって、仮契約の性質は予約の段階でございますので、そこで債権債務は発生していないということでございます。もし、何らかの請求はあっても、私どもは支払う意思はありません。 それから、契約を解消することについて相手方の同意を得ているものではありません。市の判断で行うものでございます。工期の遅れについて、ご懸念でございますが、支障を生じせしめないよう可及的速やかにこれに代わる業者の選考を進め、議会にお諮りしたいと存じておりますので、よろしくお願いします。以上です。 ○議長(大場実君) ほかにありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大場実君) ないようですので、これをもって、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大場実君) これをもって、討論を終結いたします。 お諮りいたします。第63号議案撤回の件については、これを承認することに、ご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大場実君) ご異議なしと認めます。よって、第63号議案撤回の件については、これを承認することに決しました。  ------------------------------------- △日程第7 第59号議案 市道の路線認定、廃止及び変更についてから第62号議案 工事請負契約の締結について(一般廃棄物最終処分場埋立処分地建設工事)まで ○議長(大場実君) 次に、日程第7、第59号議案、市道の路線認定、廃止及び変更についてから第62号議案、工事請負契約の締結について(一般廃棄物最終処分場埋立処分地建設工事)までの4件を一括議題といたします。以上4件は、去る8日の本会議において説明は終わっておりますので、これより、質疑に入ります。通告による質疑はありません。ほかにありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大場実君) これをもって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。以上4件については、委員会付託を省略して、ご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大場実君) ご異議なしと認めます。よって、以上4件については、委員会付託を省略いたします。 これより、討論に入ります。討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大場実君) これをもって討論を終結いたします。 これより、第59号議案、市道の路線認定、廃止及び変更についてから第62号議案、工事請負契約の締結について(一般廃棄物最終処分場埋立処分地建設工事)までの4件を一括採決いたします。 以上4件は、いずれも原案のとおり決することに、ご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大場実君) ご異議なしと認めます。よって、第59号議案から第62号議案までの4件は、いずれも原案のとおり可決されました。  ------------------------------------- △日程第8 第76号議案 平成10年度蒲郡市一般会計補正予算(第2号)から第80号議案 平成10年度蒲郡市下水道事業特別会計補正予算(第1号)まで ○議長(大場実君) 次に、日程第8、第76号議案、平成10年度蒲郡市一般会計補正予算(第2号)から第80号議案、平成10年度蒲郡市下水道事業特別会計補正予算(第1号)までの5件を一括議題といたします。以上5件は、去る8日の本会議において説明は終わっておりますので、これより、質疑に入ります。通告による質疑はありません。ほかにありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大場実君) これをもって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。以上5件については、委員会付託を省略して、ご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大場実君) ご異議なしと認めます。よって、以上5件については、委員会付託を省略いたします。 これより、討論に入ります。討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大場実君) これをもって、討論を終結いたします。 これより、第76号議案 平成10年度蒲郡市一般会計補正予算(第2号)から第80号議案 平成10年度蒲郡市下水道事業特別会計補正予算(第1号)までの5件を一括採決いたします。 以上5件は、いずれも原案のとおり決することに、ご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大場実君) ご異議なしと認めます。よって、第76号議案から第80号議案までの5件は、いずれも原案のとおり可決されました。 この際、11時5分まで休憩します。                              午前10時52分 休憩                              午前11時05分 再開 ○議長(大場実君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ------------------------------------- △日程第9 第81号議案、物品の購入について(水槽付消防ポンプ自動車) ○議長(大場実君) 次に、日程第9、第81号議案、物品の購入について(水槽付消防ポンプ自動車)を議題といたします。当局の説明を求めます。消防本部総務課長。 ◎消防本部総務課長(星野國男君) 第81号議案、物品の購入についてご説明申し上げます。本案は火災出動で火点に直近し、少しでも早く積載水を放水し、火災の拡大防止を図る、水槽付消防ポンプ自動車が配置されてから12年を数え、経年劣化してまいりましたので、消防施設整備計画に基づき更新するものであります。去る、9月10日、8社による競争入札を3回実施しましたが、落札しませんでした。異例なもので、他に指名する業者がないということで、参加者の意向をとり、最低価格を提示した参加者、株式会社モリタ名古屋支店と随意契約に切り換えまして、再度交渉したところ、予定価格以下にいたりましたので、購入したくご提案申し上げるものでございます。 物品の概要につきましては、お手元の資料をご覧いただきたいと思います。1は車体の比較でございます。2はポンプ性能でありまして、放水圧力 8.5㎏、放水量毎分 2,000l以上で、これはホース4口延長し、同時に放水が可能でございます。次に3につきましては、艤装関係でございます。消防防災設備整備補助金交付要綱に定め、規格1-Aであります。これは、ダブルシートとホイルベース3m以上、ポンプはA2級、先程、申し上げました。それから水槽容量は 1,500l以上、乗車定員7名であります。補助金の交付決定が遅れましたので、このたびの提案となった次第でございます。4は、取付け装置、空気呼吸器の装置、これは火災出動現場走行中に車内で着装できるようにするものであります。また、自衛噴霧装置とはやはりこの車両は火災現場に直近をいたしますので、ふく射熱を受ける場合もございます。こういった場合に、塗装等の保護ということで、自衛噴霧を使用等行います。放水銃は車両の固定のもので、小規模の火災とか、あるいは枯れ草火災等にも大いに使用します。5は、取付品でございます。計器類及びサイレン、消火用具でございます。納期につきましては、契約締結日から 180日で、配置は本署であります。以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大場実君) これより、質疑に入ります。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大場実君) これをもって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案については、委員会付託を省略して、ご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大場実君) ご異議なしと認めます。よって、本案については、委員会付託を省略いたします。 これより、討論に入ります。討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大場実君) これをもって、討論を終結いたします。 これより、第81号議案、物品の購入について(水槽付消防ポンプ自動車)を採決いたします。本案は原案のとおり決することに、ご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大場実君) ご異議なしと認めます。よって、第81号議案は、原案のとおり可決されました。  ------------------------------------- △日程第10 意見書案第2号 第6次定数改善計画早期完結並びに第7次定数改善計画早期策定義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書についてから意見書案第5号 道路整備予算の確保に関する意見書について ○議長(大場実君) 次に、日程第10、意見書案第2号、第6次定数改善計画早期完結並びに第7次定数改善計画早期策定義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書についてから意見書案第5号道路整備予算の確保に関する意見書についてまでの4件を一括議題といたします。 まず、意見書案第2号について、提出者の説明を求めます。白井邦男君。              〔16番 白井邦男君 登壇〕 ◆16番(白井邦男君) ただいま議題となりました意見書案第2号、第6次定数改善計画早期完結並びに第7次定数改善計画早期策定義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書について、提出者7名を代表してご説明申し上げます。説明は、意見書の朗読をもって代えさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。 第6次定数改善計画早期完結並びに第7次定数改善計画早期策定義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書。 国は、平成10年度予算において、一般歳出の絞り込みを行った。その結果、教育予算についても、第6次定数改善計画の2年間延長や私学助成費が前年度を上回らないことなどを決めた。 義務教育費国庫負担制度から学校事務職員・同栄養職員を適用除外しようとする動きは従来よりあった。それに加え、第6次定数改善計画を2年間延長して、教職員定数の抑制を図った。こうした動きは、教育の機会均等と教育水準を維持していくうえで、大きく危惧されるところである。 また、21世紀を担う子どもを健やかに育てることは、すべての国民の願いである。近ごろ少年犯罪が多発し、その克服は緊急かつ重要な課題となっている。非行問題行動を克服するとともに、一人ひとりに行き届いた教育を保障するには、十分な教職員定数を確保する必要がある。 よって、政府におかれては、平成11年度の政府予算概算要求期にあたり、第6次定数改善計画の早期完結並びに第7次定数改善計画の早期策定にむけて、十分な文教予算を確保されるとともに義務教育費国庫負担制度の堅持、特に学校事務職員及び学校栄養職員の人件費を国庫負担の対象から除外することのないよう強く要望する。 以上、地方自治第99条第2項の規定により意見書を提出する。 平成10年9月24日。蒲郡市議会。 内閣総理大臣、大蔵大臣、文部大臣、自治大臣あて。 以上、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますことをお願いを申し上げます。              〔16番 白井邦男君 降壇〕 ○議長(大場実君) 次に意見書案第3号について、提出者の説明を求めます。小林康宏君。              〔20番 小林康宏君 登壇〕 ◆20番(小林康宏君) ただいま議題となりました意見書案第3号、青少年の健全育成に関する法律の制定を求める意見書について、提出者7名を代表してご説明申し上げます。説明は、意見書の朗読をもって代えさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。 青少年の健全育成に関する法律の制定を求める意見書。 明日の社会を担う青少年の健全育成は、すべての国民の願いである。 しかしながら、今日の青少年を取り巻く社会環境は、露骨な性描写を売り物にした雑誌、ビデオなどの氾濫、さらには、情報通信の進展とともに、テレホンクラブ等の新しい営業形態が出現するなど、悪化の一途をたどっている。 こうした中で、各都道府県においては、青少年を有害環境から保護するための条例を制定してきたところであるが、テレホンクラブ等の通信機器を利用した広域的、全国的な営業に対しては、その規制内容が異なることなどから、十分な効果をあげることが困難な状況となっている。 一方、青少年を有害環境から保護するという観点に立つ法令は、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律や児童福祉のように関連規定がかなりまとまった形で規定されているものもあるが、網羅的、体系的とはなっておらず、むしろ条例の補足的な機能しか有していないことから、国において統一的な法制化が望まれているところである。 よって、政府におかれては、早期に青少年の健全育成に関する法律の制定を図られるよう強く要望する。 以上、地方自治第99条第2項の規定により意見書を提出する。 平成10年9月24日。蒲郡市議会。 内閣総理大臣、文部大臣、厚生大臣、郵政大臣、総務庁長官、警察庁長官あて。 以上よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。              〔20番 小林康宏君 降壇〕 ○議長(大場実君) 次に、意見書案第4号について、提出者の説明を求めます。水野孝久君。              〔9番 水野孝久君 登壇〕 ◆9番(水野孝久君) ただいま議題となりました意見書案第4号、私学助成の充実に関する意見書について、提出者7名を代表してご説明申し上げます。説明は、意見書の朗読をもって代えさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 私学助成の充実に関する意見書。 私立学校は、国公立学校とともに、国民の教育を受ける権利を保証する上で重要な役割を担っており、国においても、私立学校振興助成を制定し、各種助成措置を講じてきたところである。 しかしながら、私学に通わせる父母の経済的負担は、深刻な状況にある。また、生徒急減期を迎えて私学経営が一層困難になり、父母負担の増大や教育水準の低下なども危惧されている。 このような私学を取り巻く厳しい環境の中で、国は、平成6年度私立高等学校等経常費助成補助金を削減し、減額分は地方交付税で措置することとした。地方交付税は使途を特定しない一般財源であり、こうした補助金の一般財源化は、私立学校振興助成に基づく私学助成制度の根幹を揺るがしかねないものである。平成8年度及び平成9年度予算においては、減額分の一部を回復したが、まだ平成5年度水準まで回復するには至っていない。また、平成10年度私学関係予算は、経常費助成補助金を平成9年度と同額にとどめた。こうした状況は、私立学校振興助成に基づく私学助成制度の根幹を揺るがしかねない。 よって、政府におかれては、国の責務と私学の重要性を充分認識し、私立学校振興助成に基づく国庫補助制度を堅持するとともに、国庫補助金の一般財源化を行わず、私立高等学校等経常費助成補助金の一層の充実を図られるよう強く要望する。 以上、地方自治第99条第2項の規定により意見書を提出する。 平成10年9月24日。蒲郡市議会。 内閣総理大臣、大蔵大臣、文部大臣、自治大臣あて。 以上、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。             〔9番 水野孝久君 降壇〕 ○議長(大場実君) 次に、意見書案第5号について、提出者の説明を求めます。藤田勝司君。              〔15番 藤田勝司君 登壇〕 ◆15番(藤田勝司君) ただいま議題となりました意見書案第5号、道路整備予算の確保に関する意見書について、提出者7名を代表して、ご説明申し上げます。説明は、意見書の朗読をもって代えさせていただきます。よろしくお願いいたします。 道路整備予算の確保に関する意見書。 道路は、豊かな生活の実現と国土の均衡ある発展を図るための最も基本的な社会基盤である。 本市では、全ての市民が自然を愛し、豊かで生き生きとした生活ができるまちの実現を目指し、都市基盤の整備や生活環境の改善、そして市民福祉の向上など諸施策を積極的に推進している。 地域間の交流を促進する道路、通勤・通学など日常生活に密着した道路など、道路は生活に密着した基盤施設であり、市民生活の向上を図るため道路整備をなお一層促進する必要がある。 こうしたなか、本市も生活道路を始め都市間交通の慢性的な混雑の緩和を図るため、名豊道路(国道23号蒲郡バイパス)、一般国道 247号中央バイパスなど、交通網の整備促進が求められている。 よって、政府におかれては、道路整備の重要性を深く認識され、平成11年度の予算編成に当たっては、道路整備費の大幅な拡大確保を図るよう強く要望する。 以上、地方自治第99条第2項の規定により意見書を提出する。 平成10年9月24日。蒲郡市議会。 内閣総理大臣、経済企画庁長官、大蔵大臣、建設大臣、自治大臣あて。 以上よろしくご審議の上,ご賛同賜りますようお願い申し上げます。              〔15番 藤田勝司君 降壇〕 ○議長(大場実君) 以上で、説明は終わりました。 これより、質疑に入ります。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大場実君) これをもって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。以上4件については、委員会付託を省略して、ご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大場実君) ご異議なしと認めます。よって、以上4件については、委員会付託を省略いたします。 これより、討論に入ります。討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大場実君) これをもって、討論を終結いたします。 これより、意見書案第2号、第6次定数改善計画早期完結並びに第7次定数改善計画早期策定義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書についてから意見書案第5号、道路整備予算の確保に関する意見書についてまでの4件を一括採決いたします。 以上4件は、いずれも原案のとおり決することに、ご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大場実君) ご異議なしと認めます。よって、意見書案第2号から意見書案第5号までの以上4件は、いずれも原案のとおり可決されました。 以上で、本定例会の予定全部を議了いたしました。 閉会にあたり、市長からごあいさつがあります。              〔市長 鈴木克昌君 登壇〕 ◎市長(鈴木克昌君) 9月定例市議会の閉会にあたりまして、一言お礼のごあいさつを申し上げます。去る8日に開会されましてから、本日まで長期間にわたる本会議、あるいは委員会におきまして、終始慎重かつご熱心にご審議をいただき、ご提案申し上げました全議案をすべて円満にご決定、ご承認をいただきまして、誠にありがとうございました。審議中に賜りましたご意見、ご提言につきましては、今後の執行にあたりまして、充分生かさせていただきたいと存じます。 さて、10月1日から新しく市の情報公開制度がスタートいたします。市民の皆様が知りたいと思う情報が記録されている公文書を公開いたします。市民の皆様に市政に関する理解を深めていただき、市政が一層開かれたものとなることと存じます。 また、次に、11月1日から蒲郡市民病院では、医薬分業を進めるため、すべての診療科で院外処方箋を発行いたします。患者の皆様の健康と薬の安全な使い方を大切にするものであります。皆さんのご理解とご協力をお願いいたします。 次に、11月1日、2日、第11回全国健康福祉祭ねんりんピックのゲートボール交流大会を海陽多目的広場において開催いたします。全国から大勢の選手、並びに役員の皆さんをお迎えいたします。この機会に市民の皆様にもご参加をいただき、大いに交流の輪を広げていただきたいと思います。また、大会の成功に向けて、一層のご支援とご協力をお願いいたします。 さて、これからは一段と過ごしやすい季節になりますが、夏の疲れが出てまいるころでもあります。どうか議員各位におかれましては、くれぐれもご自愛の程、そしてまた市政の推進にあたりまして、皆様の格別のご指導とご支援を賜りますようお願いを申し上げまして、閉会のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。              〔市長 鈴木克昌君 降壇〕 ○議長(大場実君) これにて、平成10年9月蒲郡市議会定例会を閉会いたします。ご苦労さまでございました。                              午前11時28分 閉会  ------------------------------------- 地方自治第123条第2項の規定により、ここに署名する。               蒲郡市議会議長 大場 実               蒲郡市議会議員 鈴木源六               蒲郡市議会議員 来本嘉治...