ツイート シェア
  1. 西尾市議会 2021-06-01
    令和3年6月定例会(第1号) 本文


    取得元: 西尾市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-25
    西尾市議会 会議録の閲覧と検索 検索のやり直し 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2021-04-12: 令和3年6月定例会(第1号) 本文 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 別画面表示ツール ツール 印刷表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 行ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 178 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 2 :  ◯市長(中村 健) 選択 3 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 4 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 5 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 6 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 7 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 8 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 9 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 10 :  ◯副市長(近藤芳英) 選択 11 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 12 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 13 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 14 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 15 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 16 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 17 :  ◯総務部長(齋藤利彰) 選択 18 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 19 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 20 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 21 :  ◯総務部長(齋藤利彰) 選択 22 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 23 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 24 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 25 :  ◯総務部長(齋藤利彰) 選択 26 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 27 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 28 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 29 :  ◯総務部長(齋藤利彰) 選択 30 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 31 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 32 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 33 :  ◯総務部長(齋藤利彰) 選択 34 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 35 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 36 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 37 :  ◯総務部長(齋藤利彰) 選択 38 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 39 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 40 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 41 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 42 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 43 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 44 :  ◯副市長(近藤芳英) 選択 45 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 46 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 47 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 48 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 49 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 50 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 51 :  ◯総務部長(齋藤利彰) 選択 52 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 53 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 54 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 55 :  ◯総務部長(齋藤利彰) 選択 56 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 57 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 58 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 59 :  ◯総務部長(齋藤利彰) 選択 60 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 61 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 62 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 63 :  ◯総務部長(齋藤利彰) 選択 64 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 65 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 66 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 67 :  ◯総務部長(齋藤利彰) 選択 68 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 69 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 70 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 71 :  ◯総務部長(齋藤利彰) 選択 72 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 73 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 74 :  ◯健康福祉部次長(村松清志) 選択 75 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 76 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 77 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 78 :  ◯総務部長(齋藤利彰) 選択 79 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 80 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 81 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 82 :  ◯子ども部長(榊原稔裕) 選択 83 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 84 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 85 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 86 :  ◯子ども部長(榊原稔裕) 選択 87 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 88 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 89 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 90 :  ◯子ども部長(榊原稔裕) 選択 91 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 92 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 93 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 94 :  ◯子ども部長(榊原稔裕) 選択 95 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 96 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 97 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 98 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 99 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 100 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 101 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 102 :  ◯総務部長(齋藤利彰) 選択 103 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 104 :  ◯13番(前田 修) 選択 105 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 106 :  ◯市民部長(小林明子) 選択 107 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 108 :  ◯13番(前田 修) 選択 109 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 110 :  ◯市民部長(小林明子) 選択 111 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 112 :  ◯13番(前田 修) 選択 113 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 114 :  ◯市民部長(小林明子) 選択 115 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 116 :  ◯13番(前田 修) 選択 117 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 118 :  ◯総務部長(齋藤利彰) 選択 119 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 120 :  ◯13番(前田 修) 選択 121 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 122 :  ◯市民部長(小林明子) 選択 123 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 124 :  ◯13番(前田 修) 選択 125 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 126 :  ◯市民部長(小林明子) 選択 127 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 128 :  ◯13番(前田 修) 選択 129 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 130 :  ◯市民部長(小林明子) 選択 131 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 132 :  ◯13番(前田 修) 選択 133 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 134 :  ◯市長(中村 健) 選択 135 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 136 :  ◯13番(前田 修) 選択 137 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 138 :  ◯副市長(近藤芳英) 選択 139 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 140 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 141 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 142 :  ◯市民部長(小林明子) 選択 143 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 144 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 145 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 146 :  ◯市民部長(小林明子) 選択 147 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 148 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 149 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 150 :  ◯市民部長(小林明子) 選択 151 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 152 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 153 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 154 :  ◯市民部長(小林明子) 選択 155 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 156 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 157 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 158 :  ◯市民部長(小林明子) 選択 159 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 160 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 161 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 162 :  ◯市民部長(小林明子) 選択 163 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 164 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 165 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 166 :  ◯市民部長(小林明子) 選択 167 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 168 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 169 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 170 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 171 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 172 :  ◯市長(中村 健) 選択 173 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 174 :  ◯23番(小林敏秋) 選択 175 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 176 :  ◯総合政策部長(高原 浩) 選択 177 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 178 :  ◯議長(長谷川敏廣) ↑ ページの先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1                             午前10時00分 開会 ◯議長(長谷川敏廣) ただいまの出席議員は全員であります。よって、令和3年西尾市議会6月定例会は成立しましたので開会します。  今期定例会に提出されました案件は、人事案件をはじめ7件であります。諸議案につきましては、後刻、市長等からそれぞれ説明がありますが、十分な検討を加え、市民の負託にこたえるべく努力したいと存ずるものであります。  したがって、議員各位におかれましては円滑に議事を進められ、適正、妥当な議決に到達しますようお願い申し上げ、開会のあいさつとします。  市長からあいさつがあります。       〔市長 中村 健 登壇〕 2 ◯市長(中村 健) 本日、ここに令和3年西尾市議会6月定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては公私とも何かとご多用の中、ご参集いただき、提出議案につきましてご審議を賜りますことに対し、厚く御礼を申し上げる次第でございます。  さて、今議会に提案をいたします案件は7件で、その内訳は、諮問が1件、専決処分が1件、人事案件が1件、単行議案が2件、令和3年度補正予算案が2件でございます。  まず、諮問につきましては、人権擁護委員の推薦は山本光子氏、新實八重子氏及び高須久美子氏が令和3年9月30日に任期満了となりますので、後任者の推薦について議会のご意見を求めるものでございます。  次に、専決処分につきましては、西尾市市税条例の一部を改正する条例の専決処分をさせていただきましたので、そのご報告を申し上げ、ご承認をお願いしたいとするものでございます。  人事案件につきましては、西尾市公平委員会委員坂田吉郎氏の任期が令和3年6月20日に満了となりますので、後任者の選任について議会の同意をお願いするものでございます。  次に、単行議案につきましては、西尾市市税条例等の一部を改正する条例の制定及び西尾市母子家庭等医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定でございます。  令和3年度補正予算案につきましては、一般会計で9億2,968万2,000円の増額補正をお願いするものでございます。  以上、提出議案の概要を申し上げましたが、各議案につきましては、上程の都度、担当者が説明をいたしますので、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げまして、開会のごあいさつとさせていただきます。       〔市長 中村 健 降壇〕 3 ◯議長(長谷川敏廣) あいさつは終わりました。            ─────────────────────                             午前10時03分 開会 4 ◯議長(長谷川敏廣) これより本日の会議を開きます。  本日の会議は、議事日程第1号により行います。
               ───────────────────── 5 ◯議長(長谷川敏廣) この際、諸般の報告をします。  今期定例会に提出されました請願につきましては請願文書表として、陳情につきましては陳情書概要として、さきに送付したとおりであります。  次に、西尾市土地開発公社の事業計画書等の報告につきましては、お手元に配付しておきました。  次に、監査委員から例月出納検査の結果の報告、定例監査等の実施結果の報告、財政援助団体等監査の実施結果の報告があり、掲示板に掲げておきました。  以上で、報告を終わります。            ───────────────────── 日程第1 6 ◯議長(長谷川敏廣) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において大河内博之議員及び神谷庄二議員を指名します。            ──────────○────────── 日程第2 7 ◯議長(長谷川敏廣) 日程第2 会期の決定を議題とします。  お諮りします。今期定例会の会期は、本日から5月10日までの29日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者多数) 8 ◯議長(長谷川敏廣) ご異議なしと認めます。よって、会期は29日間と決定をいたしました。            ──────────○────────── 日程第3 9 ◯議長(長谷川敏廣) 日程第3 諮問第1号 人権擁護委員の推薦についてを議題とします。提案理由の説明を求めます。副市長。       〔副市長 近藤芳英 登壇〕 10 ◯副市長(近藤芳英) ただいま議題となりました諮問第1号 人権擁護委員の推薦について、提案理由のご説明を申し上げます。議案書1ページをごらんください。  本案は、人権擁護委員の山本光子氏、新實八重子氏、高須久美子氏の3名が、令和3年9月30日付をもって任期満了となりますので、山本光子氏につきましては引き続き推薦し、新實八重子氏、高須久美子氏の後任として米津登喜代氏、平岩しのぶ氏を推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、議会の意見を求めたいとするものでございます。  なお、経歴の大要につきましては、諮問第1号参考資料のとおりでございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。       〔副市長 近藤芳英 降壇〕 11 ◯議長(長谷川敏廣) 提案理由の説明は終わりました。  お諮りします。本案については人権擁護委員の推薦に係る諮問でありますので、質疑を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者多数) 12 ◯議長(長谷川敏廣) ご異議なしと認めます。よって本案は、質疑を省略することに決しました。  お諮りします。ただいま議題となっております諮問第1号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者多数) 13 ◯議長(長谷川敏廣) ご異議なしと認めます。よって本案は、委員会の付託を省略することに決しました。  お諮りします。本案については、人権擁護委員の推薦に係る諮問でありますので、討論を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者多数) 14 ◯議長(長谷川敏廣) ご異議なしと認めます。よって本案は、討論を省略することに決しました。  これより諮問第1号をお諮りします。本案は、原案のとおり異議のない旨、答申することにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者多数) 15 ◯議長(長谷川敏廣) ご異議なしと認めます。よって本案は、原案のとおり可として答申することに決しました。            ──────────○────────── 日程第4 16 ◯議長(長谷川敏廣) 日程第4 議案第35号 専決処分の承認についてを議題とします。提案理由の説明を求めます。総務部長。       〔総務部長 齋藤利彰 登壇〕 17 ◯総務部長(齋藤利彰) ただいま議題となりました議案第35号 専決処分の承認について、提案理由のご説明を申し上げます。議案書3ページをごらんください。  本件は、地方税法等の一部を改正する法律が公布されたことに伴い、西尾市市税条例について改正する必要が生じたため、地方自治法第179条第1項の規定により、去る3月31日に専決処分をいたしましたので、同法第179条第3項の規定により報告し、その承認を求めたいとするものでございます。  それでは、改正内容につきましてご説明申し上げます。議案書とあわせて議案第35号参考資料、西尾市市税条例の一部を改正する条例の概要もごらんください。  議案書5ページをごらんください。  第36条の3の2及び第36条の3の3の改正は、給与所得者及び公的年金等受給者の扶養親族申告書の電子提出に係る税務署長の承認の廃止をするものでございます。  第53条の8の改正は、次の第53条の9の改正による、退職所得申告書の電子提出に係る規定の追加に伴い、条文を整理するものでございます。  第81条の4の改正は、軽自動車税環境性能割において、新たな令和12年度燃費基準のもとで税率区分の見直しを行うことに伴い、旧燃費基準の読替規定を対象に追加するものでございます。  附則第11条から次のページ、下から6行目の附則第14条までの各条文の改正は、土地に対して課する固定資産税の負担調整措置の適用期限の3年延長と負担調整措置等により固定資産税額が増加する土地については、令和3年度に限り、前年度税額に据え置くとするものでございます。  下から4行目、附則第15条の改正は、土地に対して課する固定資産税の負担調整措置の適用期限の3年延長に伴い、特別土地保有税の関係条文を整理するものでございます。  最下行から、次のページにかけての附則第15条の3の改正は、軽自動車税環境性能割における税率区分の見直しに係る条文の整理のほか、臨時的軽減措置の適用期限を9カ月延長し、令和3年12月31日までとするものでございます。  附則第15条の3の2の改正は、同じく税率区分の見直しに係る条文の整理でございます。  上から4行目、附則第20条から附則第21条の3までの各条文の改正は、固定資産税と同様に土地に対して課する都市計画税の負担調整措置の適用期限の3年延長と、負担調整措置等により都市計画税額が増加する土地については、令和3年度に限り、前年度税額に据え置くとするものでございます。  次の改正附則でございますが、第1条は、本件は令和3年4月1日から施行するものと定めております。  また、第2条は市民税、8ページの第3条は固定資産税、第4条は軽自動車税、第5条は都市計画税に関する軽課措置を定めたものでございます。  以上で、専決処分の承認についての報告とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご承認いただきますようお願い申し上げます。       〔総務部長 齋藤利彰 降壇〕 18 ◯議長(長谷川敏廣) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 19 ◯26番(牧野次郎) 二、三点ありますので順番にお尋ねをします。  まず1つ目として、議案第35号の参考資料でお願いをしたいんですが、附則の第11条から第15条で、土地に対して課する令和3年度から令和5年度までの固定資産税の特例についてということで、土地の負担調整等により税額が増加する土地について、令和3年度に限り、前年度の税額に据え置くとするということでありますが、この規定を決めた背景はどのようなものか、まずお尋ねをいたします。 20 ◯議長(長谷川敏廣) 総務部長。 21 ◯総務部長(齋藤利彰) 固定資産税及び都市計画税につきまして、新型コロナウイルス感染症により社会経済活動や国民生活全般を取り巻く環境が大きく変化したことを踏まえ、納税者の負担感に配慮する観点から、負担調整措置等により税額が増加する土地について、令和3年度に限り、前年度税額に据え置くとするものでございます。 22 ◯議長(長谷川敏廣) 牧野次郎議員。 23 ◯26番(牧野次郎) その点について再質疑させていただきますが、据え置きによる影響額はどれほどと見込まれておりますでしょうか、お聞きします。 24 ◯議長(長谷川敏廣) 総務部長。 25 ◯総務部長(齋藤利彰) 令和3年度当初予算ベースで申し上げますと、固定資産税で約2,400万円の減、都市計画税で約760万円の減で、合計約3,160万円の減を見込んでおります。 26 ◯議長(長谷川敏廣) 牧野次郎議員。 27 ◯26番(牧野次郎) 続いて、同じく附則の中で第15条の3、軽自動車税について、環境性能割の非課税で臨時的軽減措置の適用期限を9カ月延長するということでありますが、これについても延長することにした背景についてご説明を願いたいと思います。 28 ◯議長(長谷川敏廣) 総務部長。 29 ◯総務部長(齋藤利彰) 臨時的軽減措置は、環境性能割導入当初の令和元年10月に消費税が8%から10%へ税率変更されることによる消費者の負担感を軽減するために、その適用期限を令和2年9月末として創設された特例でございます。これについては、昨年の新型コロナ緊急経済対策として一度延長され、令和3年3月31日までとされておりました。このたびの改正は、新型コロナウイルス感染症拡大の状況下にあって、国において経済の動向、臨時的軽減が環境インセンティブ機能に与える影響等を総合的に勘案し、適用期限が令和3年12月31日まで再延長されたものでございます。 30 ◯議長(長谷川敏廣) 牧野次郎議員。 31 ◯26番(牧野次郎) 再質疑でありますが、これについても同じく影響額がどれほど見込まれるかお聞きをします。 32 ◯議長(長谷川敏廣) 総務部長。 33 ◯総務部長(齋藤利彰) 令和3年度当初予算ベースで申し上げますと、延長により臨時的軽減措置の対象となる自家用の乗用車を550台と見込み、影響額を825万円の減と見込んでおります。 34 ◯議長(長谷川敏廣) 牧野次郎議員。 35 ◯26番(牧野次郎) いずれも地方税法の一部改正の中で、市町村がコロナ対策として課税する軽自動車税や固定資産税に影響が、およそ両方で4,000万円程度及ぶというふうに思われるわけでありますが、国からは、こうした減額分の交付税措置など、税源不足を補われるものはあるかどうか確認をさせていただきます。 36 ◯議長(長谷川敏廣) 総務部長。 37 ◯総務部長(齋藤利彰) 軽自動車税環境性能割における臨時的軽減措置の期限延長に伴う減収分につきましては、地方特例交付金により全額補填される予定でございますが、固定資産税の負担調整措置等により税額が増加する土地について、令和3年度に限り、税額を据え置く措置については、現在のところ国から補填されるという情報はございません。 38 ◯議長(長谷川敏廣) ほかに質疑もないようでありますから、これをもって質疑を終わります。  お諮りします。ただいま議題となっております議案第35号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者多数) 39 ◯議長(長谷川敏廣) ご異議なしと認めます。よって本案は、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。       (「なし」と呼ぶ者あり) 40 ◯議長(長谷川敏廣) 本案に対する反対討論はなしと認めます。次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。       (「なし」と呼ぶ者あり) 41 ◯議長(長谷川敏廣) 本案に対する賛成討論はなしと認めます。これにて討論を終わります。  これより議案第35号を採決します。本案は、原案のとおり承認することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 42 ◯議長(長谷川敏廣) ご着席ください。起立多数であります。よって本案は、原案のとおり承認することに決しました。            ──────────○────────── 日程第5 43 ◯議長(長谷川敏廣) 日程第5 議案第36号 西尾市公平委員会委員の選任の同意についてを議題とします。提案理由の説明を求めます。副市長。       〔副市長 近藤芳英 登壇〕 44 ◯副市長(近藤芳英) ただいま議題となりました議案第36号 西尾市公平委員会委員の選任の同意について、提案理由のご説明を申し上げます。議案書9ページをごらんください。  本案は、西尾市公平委員会委員坂田吉郎氏が、令和3年6月20日に任期満了となりますので、引き続き同氏を選任いたしたく、地方公務員法第9条の2第2項の規定により議会の同意をお願いするものでございます。  なお、同氏の経歴の大要につきましては、議案第36号参考資料のとおりでございます。  よろしくご審議の上、ご同意を賜わりますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。       〔副市長 近藤芳英 降壇〕 45 ◯議長(長谷川敏廣) 提案理由の説明は終わりました。
     お諮りします。本案については人事案件でありますので、質疑を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者多数) 46 ◯議長(長谷川敏廣) ご異議なしと認めます。よって本案は、質疑を省略することに決しました。  お諮りします。ただいま議題となっております議案第36号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者多数) 47 ◯議長(長谷川敏廣) ご異議なしと認めます。よって本案は、委員会の付託を省略することに決しました。  お諮りします。本案については人事案件でありますので、討論を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者多数) 48 ◯議長(長谷川敏廣) ご異議なしと認めます。よって本案は、討論を省略することに決しました。  これより議案第36号を採決します。本案は、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 49 ◯議長(長谷川敏廣) ご着席ください。起立多数であります。よって本案は、これに同意することに決しました。            ──────────○────────── 日程第6 50 ◯議長(長谷川敏廣) 日程第6 議案第37号 西尾市市税条例等の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。提案理由の説明を求めます。総務部長。       〔総務部長 齋藤利彰 登壇〕 51 ◯総務部長(齋藤利彰) ただいま議題となりました議案第37号 西尾市市税条例等の一部を改正する条例の制定について、提案理由のご説明を申し上げます。議案書11ページをごらんください。  本案は、地方税法等の一部を改正する法律が公布されたことに伴い、住宅借入金等特別税額控除の拡充・延長、固定資産税・都市計画税について、地価が下落した場合における令和4年度及び令和5年度の土地の価格の修正と現行負担調整措置の適用、軽自動車税種別割に係るグリーン化特例の適用期限延長など、所要の改正を行いたいとするものでございます。  それでは、条文を追って改正内容のご説明を申し上げます。議案書とあわせて議案第37号参考資料、西尾市市税条例等の一部を改正する条例の概要もごらんください。  議案書12ページをごらんください。  第1条、西尾市市税条例の一部改正でございますが、第24条第2項の改正は、令和2年度税制改正において扶養控除の対象となる扶養親族から、30歳以上70歳未満の国外居住親族を原則として除くこととされたことに伴い、個人市民税の均等割の非課税限度額の判定における扶養親族を、年齢16歳未満の者及び控除対象扶養親族に限るとするものでございます。  第34条の7の改正は、特定公益増進法人等に対する寄附金につきまして、税額控除の対象となる寄附金の範囲を見直すものでございます。  第36条の3の3の改正は、非課税限度額の判定における国外居住親族の取り扱いの見直しに伴い、条文の整理をするものでございます。  附則第5条の改正は、国外居住親族の取り扱いの見直しに伴う条文の整理、附則第6条の改正は、セルフメディケーション税制の適用期限を令和9年度まで延長するもの、附則第10条の2の改正は、法律改正にあわせて引用条項の整理をするものでございます。  13ページをごらんください。  上から10行目、附則第11条の2の改正は、固定資産税・都市計画税について、地価が下落した場合には令和4年度または令和5年度に限り、土地の価格を修正することができることを規定するものでございます。  附則第12条及び附則第13条の3の改正は、地価が下落した場合における令和4年度及び令和5年度の土地に係る固定資産税の負担調整措置について、現行制度を引き続き適用することを規定するものでございます。  附則第16条及び次のページ、上から18行目の附則第16条の2の改正は、令和4年度及び令和5年度の軽自動車税種別割に係るグリーン化特例の軽課について、既に規定されている自家用乗用車に加え、営業用乗用車及び軽貨物車を新たに規定するほか、条文の整理をするものでございます。  附則第19条の5の改正は規定の整理、附則第20条の3から附則第21条の4までの各条文の改正は、地価が下落した場合における令和4年度及び令和5年度の土地に係る都市計画税の負担調整措置について、現行制度を引き続き適用することを規定するものでございます。  附則第22条の改正は、法律改正にあわせて規定の整理をするもの、附則第26条の改正は、所得税におきまして控除期間を13年間とする住宅ローン控除の特例措置が延長され、令和4年12月末までの入居者が対象となることに伴い、その措置の該当者につきましては、個人住民税におきましても住宅借入金等特別税額控除の適用期限を延長するものでございます。  15ページをごらんください。  次に、第2条、西尾市市税条例等の一部を改正する条例の一部改正でございますが、令和2年4月臨時会において議決をいただきました、西尾市市税条例等の一部を改正する条例、第2条中、第48条、第50条及び第52条並びに附則第3条の2及び附則第4条の改正規定について、法律改正にあわせて規定の整理をするものでございます。  改正附則でございますが、本案は公布の日から、また各号に定めのあるものは当該期日から施行したいとするものでございます。  下から5行目、第2条から17ページの第5条までは、各税目に関する経過措置で、第2条は市民税に関して、第3条は固定資産税に関して、第4条は軽自動車税に関して、第5条は都市計画税に関して、それぞれ定めたものでございます。  以上で、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔総務部長 齋藤利彰 降壇〕 52 ◯議長(長谷川敏廣) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。牧野次郎議員。 53 ◯26番(牧野次郎) それでは、これも議案第37号の参考資料に基づいて質疑をさせていただきたいと思いますが、まず一番最初の第1条、附則第5条の市民税の、個人の市民税の非課税の範囲始め2条ということで、その内容については、均等割及び所得割の非課税限度額の判定における扶養親族、その前提は国外居住親族ですが、それを年齢16歳未満の者及び控除対象扶養親族に限るとするものだという内容でありますが、非課税判定の対象となる方々の証明はどのようにされるのか、お尋ねをします。 54 ◯議長(長谷川敏廣) 総務部長。 55 ◯総務部長(齋藤利彰) 国外居住親族が扶養親族の対象となる要件につきましては、3項目ございまして、1項目めとしまして、その国外居住親族が留学生である場合、2項目めといたしまして障害者である場合、3項目めといたしまして、生活費や教育費として年間38万円以上の送金を受けている場合、このいずれかに該当する必要がございます。  非課税限度額判定の対象となる扶養親族であることの証明方法でございますが、留学生の場合は、留学による在留資格を証明する書類、障害者の場合は、障害者であることを証明する書類、年間38万円以上の送金を受けている場合は、総金額が38万円以上であることを明らかにする書類の添付または提示が必要となります。  なお、提出書類の詳細につきましては、本改正の執行が令和6年度からということもございまして、現時点で十分な情報がございませんので、今後、税務署と調整し、適切な賦課に努めてまいります。 56 ◯議長(長谷川敏廣) 牧野次郎議員。 57 ◯26番(牧野次郎) それでは、次に附則の第6条についてでありますが、これは市民税の中で特定一般用医薬品等購入費を支払った場合の医療費控除の特例ということで、セルフメディケーション税制の適用期限を令和9年度まで延長ということであります。まず、この当税制についての説明をお願いしたいと思います。 58 ◯議長(長谷川敏廣) 総務部長。 59 ◯総務部長(齋藤利彰) まず、一般的な医療費控除につきましては、1年間に支払った治療費や治療のための医薬品購入費の合計額から、保険金などで補填される金額を差し引いた金額のうち、総所得金額等の5%または10万円のいずれか少ない方の金額を超えた部分が控除額となり、上限は200万円でございます。  お尋ねのセルフメディケーション税制による医療費控除は、健康診査やがん検診など、健康の保持・増進や疾病予防に取り組む方が通常の医療費控除に代えて、この制度の対象となる特定一般用医薬品等を購入した場合に、購入費の合計額から保険金などで補填される金額を差し引いた金額のうち、1万2,000円を超えた部分について、8万8,000円を上限に所得控除を受けられる制度でございまして、平成30年度から令和4年度までの適用とされておりましたが、今回の改正により適用期間が5年間延長され、令和9年度までの適用となったものでございます。 60 ◯議長(長谷川敏廣) 牧野次郎議員。 61 ◯26番(牧野次郎) 再質疑ですが、一般的な医療費控除を選択される方もたくさんあろうかと思いますが、その上でセルフメディケーション税制ということでありますから、これはそれぞれ選択をということになろうかと思いますが、その内容についてご説明をください。 62 ◯議長(長谷川敏廣) 総務部長。 63 ◯総務部長(齋藤利彰) 一般的な医療費控除とセルフメディケーション税制による医療費控除は、選択式の適用となりまして、重複適用はできないこととなっております。  したがいまして、受診の状況や医薬品の購入状況に応じて、いずれかを納税者がみずから選択していただくこととなります。 64 ◯議長(長谷川敏廣) 牧野次郎議員。 65 ◯26番(牧野次郎) もう一度、再質疑させていただきますが、この医療費控除の対象となる市販の医薬品と、セルフメディケーション税制の医薬品と、これは対象になる医薬品がどのように違うのか、その違いについてご説明をいただきたいと思います。 66 ◯議長(長谷川敏廣) 総務部長。 67 ◯総務部長(齋藤利彰) 一般的な医療費控除の適用となる医薬品につきましては、治療または療養に必要な医薬品とされておりますが、セルフメディケーション税制の適用となる医薬品につきましては、特定一般用医薬品といわれるもので、医療保険における療養給付の対象となる薬剤の代替性が特に高いものとして、厚生労働省が財務大臣と協議して定めた医薬品となり、対象が限られたものでございます。  なお、対象となる医薬品のパッケージには、その旨が記載をされております。 68 ◯議長(長谷川敏廣) 牧野次郎議員。 69 ◯26番(牧野次郎) なかなか難しい制度でありますから、これはぜひ周知をまた求めたいと思います。  続いて、附則の第16条でありますが、軽自動車税における種別割の税率の特例のグリーン化特例について、営業用自動車や貨物自動車が改正によって加えられるということでありますが、見込まれる特例適用の予定台数や影響額はどのようでしょうか、お聞きをします。 70 ◯議長(長谷川敏廣) 総務部長。 71 ◯総務部長(齋藤利彰) 今回の税制改正で対象車種が重点化されることにより、経過の対象外となる車両の登録見込み台数は、令和3年度当初予算ベースの試算で申し上げますと80台と少ないことから、数万円程度の増であると見込んでおります。  なお、グリーン化特例の重点化により、実際に税収への影響がありますのは令和4年度からとなってまいります。 72 ◯議長(長谷川敏廣) ほかに質疑もないようでありますから、これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第37号については、企画総務委員会に付託いたします。            ──────────○────────── 日程第7 73 ◯議長(長谷川敏廣) 日程第7 議案第38号 西尾市母子家庭等医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。提案理由の説明を求めます。健康福祉部次長。       〔健康福祉部次長 村松清志 登壇〕 74 ◯健康福祉部次長(村松清志) ただいま議題となりました議案第38号 西尾市母子家庭等医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由をご説明申し上げます。議案書19ページをごらんください。  本案は、年金制度の機能強化のための国民年金法等の一部を改正する法律等が施行されたことに伴い、条例で準用している児童扶養手当法の所得の範囲等を明確に規定することにより、母子家庭等医療費の支給要件に影響が及ばないようにするための改正でございます。  それでは、議案書20ページをごらんください。  第3条第2項中、児童扶養手当法による児童扶養手当に係る所得の範囲及びその額の計算方法を、政令第3条第1項並びに第4条第1項及び第2項の規定に改めるものでございます。  次に、改正附則でございますが、この条例は公布の日から施行し、改正後の第3条第2項の規定は、令和3年3月1日から適用するものでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔健康福祉部次長 村松清志 降壇〕 75 ◯議長(長谷川敏廣) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 76 ◯議長(長谷川敏廣) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第38号については、厚生委員会に付託します。            ──────────○────────── 日程第8 77 ◯議長(長谷川敏廣) 日程第8 議案第39号 令和3年度西尾市一般会計補正予算(第1号)を議題とします。提案理由の説明を求めます。総務部長。       〔総務部長 齋藤利彰 登壇〕 78 ◯総務部長(齋藤利彰) ただいま議題となりました議案第39号 令和3年度西尾市一般会計補正予算(第1号)について、提案理由をご説明申し上げます。  この予算は、新型コロナウイルス感染症から市民生活を守るため、国の追加対策として、低所得の子育て世帯に対する生活支援特別給付金の支給を速やかに実施するための経費を計上するものでございます。  予算書1ページをごらんください。  第1条、歳入歳出予算の補正は、既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ1億6,094万2,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ591億94万2,000円と定めたいとするものでございます。  それでは、歳入歳出補正予算事項別明細書により、歳入予算から順次ご説明申し上げますので6ページをごらんください。  16款国庫支出金、2項2目民生費国庫補助金1億6,094万2,000円の追加は、子育て世帯生活支援特別給付金の支給に係る新型コロナウイルス感染症セーフティネット強化交付金の計上でございます。  次に、歳出予算をご説明申し上げますので8ページをごらんください。  3款民生費、2項児童福祉費、1目児童福祉総務費1億6,094万2,000円の追加は、低所得の子育て世帯に児童1人当たり5万円を支給する子育て世帯生活支援特別給付金や、支給に伴う時間外勤務手当、児童扶養手当システム改修業務委託料など事務費の計上でございます。  以上で、令和3年度西尾市一般会計補正予算(第1号)についての説明を終わります。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔総務部長 齋藤利彰 降壇〕 79 ◯議長(長谷川敏廣) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。牧野次郎議員。 80 ◯26番(牧野次郎) 歳出の方でお尋ねをするわけですが、今回は子育て世帯生活支援特別給付金の支給事業の内容の1本であります。  この給付の内容を見ますと、補助金として1億5,600万円、これは世帯5万円で割りますと3,120人分というふうに見込まれるわけでありますが、この給付対象の18歳以下の子がいるひとり親世帯の世帯数と人数。また、それ以外の要件での給付世帯数の人数はどのようか、お尋ねをします。 81 ◯議長(長谷川敏廣) 子ども部長。 82 ◯子ども部長(榊原稔裕) 今回の子育て世帯生活支援特別給付金につきましては、国の緊急支援に基づき実施をするもので、支給対象者は、昨年実施をいたしましたひとり親世帯臨時特別給付金と同じ児童扶養手当受給者等に加え、住民税非課税の子育て世帯についても支給対象となっております。ひとり親世帯については、令和3年4月の児童扶養手当受給者、公的年金等を受給していることにより児童扶養手当の支給を受けていない方、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて家計が急変し、収入が児童扶養手当を受給している方と同じ水準になっている方となっております。  支給額は、児童1人当たり5万円となっております。ひとり親世帯分につきましては約1,100世帯、対象児童約1,900人を見込んでおりまして、住民税非課税世帯の子育て世帯分につきましては約700世帯、対象児童が約1,200人と見込んでおります。
    83 ◯議長(長谷川敏廣) 牧野次郎議員。 84 ◯26番(牧野次郎) 今回の子育て世帯生活支援特別給付金支給事業については、今、ご説明があったように18歳未満の子がいるひとり親世帯と、それを除いては住民税非課税世帯の子どもを育てる世帯というふうになろうかと思いますが、再質疑として、支給対象世帯となる世帯の18歳以下の子どもがいる世帯、これは全体に対して今回の支給対象となる割合はどの程度になるのか。同じく、人数に対しても割合がどのようかご説明をいただきたいと思います。 85 ◯議長(長谷川敏廣) 子ども部長。 86 ◯子ども部長(榊原稔裕) 支給対象となる世帯、人数の割合についてはあくまで概算でございますが、世帯、人数ともに約10%と見込んでおります。 87 ◯議長(長谷川敏廣) 牧野次郎議員。 88 ◯26番(牧野次郎) それでは、もう一度お尋ねをしますが、住民税非課税世帯の目安となる収入、これはモデル世帯で一体どの程度の収入なら住民税非課税世帯になるのか、こういう試算をされているかお尋ねをします。 89 ◯議長(長谷川敏廣) 子ども部長。 90 ◯子ども部長(榊原稔裕) 両親及び子ども2人の4人世帯で、配偶者が専業主婦と想定した場合の住民税非課税限度額は、所得で138万8,000円以下となり、給与収入では210万円未満となります。 91 ◯議長(長谷川敏廣) 牧野次郎議員。 92 ◯26番(牧野次郎) これは、児童扶養手当の支給をされている世帯以外は申請になりますから、ぜひこれをわかりやすく周知を図っていただきたいと思うところでありますが、続いて、同じく児童扶養手当支給事業の中で、区分57に児童扶養手当システム改修業務委託料330万円が載っております。今回の支給事業の対象というのが児童扶養手当の受給世帯で、これは自動的に対象になるものだというふうに思うわけでありますが、なぜシステム改修が今回必要となるのかお聞きをします。 93 ◯議長(長谷川敏廣) 子ども部長。 94 ◯子ども部長(榊原稔裕) 今回の給付金では、児童扶養手当受給者以外にも支給対象となっている方がいるため、既存システムでは対応が困難な状況であります。そのため現行システムに、そのほかの給付金支給業務の機能を追加するための改修が必要となってまいります。この改修によりまして、児童扶養手当の支給情報と連携し、児童扶養手当受給者以外の申請者も管理することができるようになり、口座振込データの作成、納付履歴管理、振込通知の発行などが行えるようになります。 95 ◯議長(長谷川敏廣) ほかに質疑もないようでありますから、これをもって質疑を終わります。  お諮りします。ただいま議題となっております議案第39号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者多数) 96 ◯議長(長谷川敏廣) ご異議なしと認めます。よって本案は、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。       (「なし」と呼ぶ者あり) 97 ◯議長(長谷川敏廣) 本案に対する反対討論はなしと認めます。次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。       (「なし」と呼ぶ者あり) 98 ◯議長(長谷川敏廣) 本案に対する賛成討論はなしと認めます。これにて討論を終わります。  これより議案第39号を採決します。本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 99 ◯議長(長谷川敏廣) ご着席ください。起立多数であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。  この際、暫時休憩します。                             午前10時55分 休憩                             ─────────                             午前11時10分 再開 100 ◯議長(長谷川敏廣) 休憩前に引き続き会議を開きます。            ───────────────────── 日程第9 101 ◯議長(長谷川敏廣) 日程第9 議案第40号 令和3年度西尾市一般会計補正予算(第2号)を議題とします。提案理由の説明を求めます。総務部長。       〔総務部長 齋藤利彰 登壇〕 102 ◯総務部長(齋藤利彰) ただいま議題となりました議案第40号 令和3年度西尾市一般会計補正予算(第2号)について、提案理由をご説明申し上げます。  今回の補正では、新型コロナウイルス感染症に係る緊急対策経費のほか、当初予算編成時には想定できなかった事情により予算措置を要する経費で、9月補正では対応が間に合わないものを予算計上しております。  予算書1ページをごらんください。  第1条、歳入歳出予算の補正は、既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ7億6,874万円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ598億6,968万2,000円と定めたいとするものでございます。  それでは、主な内容につきまして、歳入歳出補正予算事項別明細書により、歳入予算から順次ご説明を申し上げますので6ページをごらんください。  16款国庫支出金、2項国庫補助金は5億2,874万円の追加で、1目総務費国庫補助金5億814万円の追加は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の本年度交付分の計上、及び通知カード・個人番号カード関連事務の委任に係る交付金の追加計上、6目教育費国庫補助金2,060万円の追加は、国の令和2年度第3次補正予算に伴う学校保健特別対策事業費補助金の計上でございます。  21款繰越金2億4,000万円の追加は、令和2年度からの繰越金の計上で、財源留保分を前倒して計上するものでございます。  次に、歳出予算をご説明申し上げますので8ページをごらんください。  2款総務費、1項総務管理費は2,196万円の追加で、2目防災費90万2,000円の追加は、防災行政無線効率化のための幡豆地区戸別受信機電波伝搬調査業務委託料の計上、6目企画費98万6,000円の追加は、交付申請がありました各団体による合併10周年記念事業の事業化へ対応するための、合併10周年記念市民公募事業補助金の追加計上、13目地域振興費2,007万2,000円の追加は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用して行う、町内会へ供給するマスクや消毒液等の衛生用品購入費の計上でございます。  3項1目戸籍住民基本台帳費1,353万3,000円の追加は、国の交付金を受けて行うマイナンバーカード普及促進に要する経費で、後述する地域応援商品券交付のための会計年度任用職員人件費をはじめとする事務費の計上でございます。  10ページをごらんください。  4款衛生費、3項上水道費、1目上水道総務費1,468万5,000円の追加は、佐久島への給水方法として、老朽化した海底送水管に代わる海水淡水化施設の導入を検討するための基礎調査業務委託料の計上でございます。  7款商工費、1項商工費は6億7,728万円の追加で、1目商工業振興費6億7,104万3,000円の追加は、感染症対策の一環として臨時交付金を活用して行うマイナンバーカードの普及促進と、市内の消費喚起のための同カード所有者に対する地域応援商品券の交付、及び新しい生活様式への対応や売上向上等に取り組む事業者に対する、がんばる事業者応援補助金の交付に要する経費の計上でございます。  12ページをごらんください。  2目観光費623万7,000円の追加は、正規職員の退職に伴う会計年度任用職員の人件費、及び源泉施設の継続的な維持のための源泉施設維持補助金の計上でございます。  10款教育費、2項小学校費、1目学校管理費2,880万円の追加は、3項中学校費、1目学校管理費1,240万円の追加は、国の令和2年度第3次補正予算に伴う補助金を受けて、小中学校等の感染症対策に必要な物品を購入するための学校経営交付金の計上でございます。  14ページをごらんください。  14款1項1目予備費8万2,000円の追加は、財源調整によるものでございます。  以上で、令和3年度西尾市一般会計補正予算(第2号)についての説明を終わります。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔総務部長 齋藤利彰 降壇〕 103 ◯議長(長谷川敏廣) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。前田 修議員。 104 ◯13番(前田 修) 3点用意しましたので、1点ずつお願いしたいと思いますが、最初に11ページの地域応援商品券交付事業について伺いたいと思いますが、この事業によってマイナンバーカード取得者がどれほどふえるという見込みか、最初にお聞きしたいと思います。 105 ◯議長(長谷川敏廣) 市民部長。 106 ◯市民部長(小林明子) 令和3年3月1日現在の交付枚数は、約3万7,500枚です。1カ月当たり4,000枚から5,000枚を見込みまして、10月末までに倍の7万5,000人を見込んでおります。 107 ◯議長(長谷川敏廣) 前田 修議員。 108 ◯13番(前田 修) 予算でも計上されていますけれども、それに伴う窓口の対応ですとか職員の配置、こういったものはどのようになるんでしょうか。 109 ◯議長(長谷川敏廣) 市民部長。 110 ◯市民部長(小林明子) 職員の方は、会計年度任用職員を増員いたしまして対応をしていく予定でございます。あと、休日の窓口も開設をいたしまして、マイナンバーカードを取得される方に丁寧に説明してまいりたいと思っております。 111 ◯議長(長谷川敏廣) 前田 修議員。 112 ◯13番(前田 修) このマイナンバーカード取得者に5,000円交付するということで、今の倍の数にすることを求めているわけですけれども、予算が7万5,000人で打ち切りということですが、そうしますと、みんながたくさん来て打ち切られたら、窓口で「おたくから、もうありませんよ」ということにしてしまうわけですか。 113 ◯議長(長谷川敏廣) 市民部長。 114 ◯市民部長(小林明子) そういう状態になればうれしいですが、その後も交付の方の対応を考えていきたいと思っております。 115 ◯議長(長谷川敏廣) 前田 修議員。 116 ◯13番(前田 修) その後も交付と、マイナンバーカードの交付はするんでしょうけれども、5,000円も交付するということなんですか。その辺も、後の関係でお聞かせいただければと思います。ちょっと答弁がわかりにくかったので。  2点目にお聞きをしますが、この予算はコロナ対応臨時交付金ですけれども、この交付金は、コロナ対策で市民の健康と暮らしや営業こそに交付金は使われるべきものだと思っております。これは、コロナ対策よりマイナンバーカードの普及のためだと思われますけれども、いかがお考えですか。 117 ◯議長(長谷川敏廣) 総務部長。 118 ◯総務部長(齋藤利彰) 新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大防止、地域経済や住民生活の支援、新しい生活様式への対応、ポストコロナに向けた経済構造の転換などを目的とした地方の事業に対し、活用できる交付金となっております。地域応援商品券の交付事業につきましては、新型コロナウイルス感染症により、大きく影響を受けている市内の小売店や飲食店などの需要喚起を促すもので、地域経済の活性化を図る目的から、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の対象事業となってまいりますので、よろしくお願いいたします。 119 ◯議長(長谷川敏廣) 前田 修議員。 120 ◯13番(前田 修) 消費喚起というならば、やり方がまだほかにもあるわけですよね。マイナンバーカード取得者にのみ交付するというところがいかがなものかと思いますが、このようなやり方、5,000円も交付してまでマイナンバーカードを普及しようというようなやり方をしている自治体は、ほかにどこがあるんでしょうか。 121 ◯議長(長谷川敏廣) 市民部長。 122 ◯市民部長(小林明子) 県内で同等の事業を行っているところはございませんが、先進地は石川県の加賀市や岡山県の高梁市、高知県の四万十市がございます。 123 ◯議長(長谷川敏廣) 前田 修議員。 124 ◯13番(前田 修) 滅多にないわけですよ、こういうやり方というのは。今、説明があったようにコストパフォーマンスの面からも、消費喚起ならやり方がほかにもあると思う。例えば、プレミアム商品券などは1万円で1万2,000円の商品券を購入してもらえば、2,000円の税金投入で1万2,000円の消費喚起になるわけですよ。今回は、5,000円の税金使って5,000円の消費喚起ですから、こういうやり方というのは、消費喚起という立場で言うならば考えられないやり方ですけれども、そういう点からするとどうお考えですか。 125 ◯議長(長谷川敏廣) 市民部長。 126 ◯市民部長(小林明子) 今回は、新型コロナウイルス感染症の観点もありまして、緊急事態宣言の今でありますから、また第4波の可能性もあるため、新型コロナウイルス感染症により影響を受けてみえる市内の小売業者や飲食店などの事業喚起と、市民の生活応援のためのものであると考えております。 127 ◯議長(長谷川敏廣) 前田 修議員。 128 ◯13番(前田 修) これも3回ですから、消費喚起という点からすると、5,000円の5,000円というのは消費喚起にならないわけですね、コストパフォーマンスが悪いと。こういう点を指摘したいわけです。  3点目にお伺いしたいが、マイナンバーカードを持っている人と、これから取ってくれる人のみに交付するということについては、大変不公平感があるのではないかというふうに思いますが、その点の考えはどうですか。 129 ◯議長(長谷川敏廣) 市民部長。 130 ◯市民部長(小林明子) 新型コロナウイルス感染症の拡大防止から、わざわざ市役所に来庁しなくても、住民票の交付等の手続ができるようにするためにマイナンバーの取得を推進しているところでございますが、また今回の取り組みにあわせて、マイナンバーカードをつくりたくても申請方法がわからない方向けのブースを新設するなど、サポートも充実を考えております。このため、希望すれば誰でも比較的簡単に取得ができるようになることから、さらに期限内に取得すれば誰でも商品券の交付を受けられることなどから、決して不公平にはなっていないものと考えております。 131 ◯議長(長谷川敏廣) 前田 修議員。 132 ◯13番(前田 修) マイナンバーカードには、おっしゃるようにメリットもあると思います。しかしデメリットもあって市民部長もご承知のとおりですし、このカードについてはまだまだセキュリティーへの不安もあるし、それから政府が進めようとしている金融機関と連携させて、貯蓄額を国のデータできちんと捕捉して、やがては所得に掛ける税制から、貯蓄に掛ける税制にしようということもうたわれているわけです。そういった政策に対する疑念も持って、カードはつくりたくないという方もあるわけです。しかし、取得する、しないは本人が選択することだというふうに思うんですが、今回のマイナンバーカードで5,000円を支給というのは、取得しない人にはあげませんよということですから、これはコロナ対策というのは、本当は困っている人とか困っている業種とか、そういったところにこそ手当をすべきであるものを、マイナンバーカードを持っているか持っていないか、あるいは私は持ちたくないという人にはペナルティーを与えるような、こういうやり方というのはおかしいのではないかと思うんですが、市民部長に伺うのも気の毒ですが、市長、ここらあたりはどういうふうにお考えですか。 133 ◯議長(長谷川敏廣) 市長。 134 ◯市長(中村 健) まず、マイナンバーカードに対する考え方が共産党さんとは少し違うのかなというのは正直あります。それがいいか悪いかではなくて、デジタル化というのは新型コロナ対策の一環でもある中で、それを進めていく手だては打っていく必要があるというふうに思っています。そのマイナンバーカードは、デジタル化を進めていく中での本人確認のキーとなるものであって、それが普及率が高くなるかどうかというのは、デジタル化を進めていく上で大きな指標になるというふうに思っていますので、それを進めていくということと、あとは緊急事態宣言が二度目が発出されたことなどを受けて、市民生活ですとか、事業などの継続性で大きな打撃を受けているので、そうしたところをカバーしつつ、デジタル化も進めていくということを趣旨目的とした中で、今回つくったスキームという形になりますので、マイナンバーカードについて100%安全ではないのかもしれませんけれども、そこはセキュリティーを担保しながらも利便性向上のために進めていくという、1つの市の姿勢だとご理解いただきたいと思います。 135 ◯議長(長谷川敏廣) 前田 修議員。 136 ◯13番(前田 修) 共産党とは全然違いますよ、市長の考え方は。私は、マイナンバーカードが本人確認や、いろいろ便利なものになっていくのは結構、健康保険証を持たなくてもマイナンバーカードでもオーケーですというのも結構、運転免許証がそれに併設されるのも結構、でもまだまだセキュリティーの面でも不安もあるし、国の狙っている本当の狙いはそこではないというのが明らかな中で、マイナンバーカードは嫌だという人もあるのではないですか。そこはお金でつって、お金を払うから入りなさいと、要らないなら入らなくてもいいというやり方がありますか、市長。そこは、セキュリティーならセキュリティーをきちんとする、マイナンバーカードをつくればこんなに便利になる、そういうことを周知して入ってもらうべきもので、お金をあげる人とあげない人を、マイナンバーカード取得者で区別するべきではないというふうに思います。それは市民が判断をすることで、市がサービスを与える人と与えない人といって区別するようなことに使うべきではないし、ましてや今回のようにコロナで困っているなら、5,000円欲しければカードをつくりなさいみたいな、言い方もちょっと極端だけれども、そういったペナルティーを課すようなやり方というのはやるべきではありません。私は、コロナ対策として4億5,000万円も使うならば、本当に困っている人、給付をすべき困っている業者、こういうところにこそ手当をするべきだというふうに思います。これでは、何のための対策なのかと言わざるを得ません。  市民も公平、不公平だという声を私もネット上で、市長も、きっとよくフェイスブックを見てみえるのでお気づきかと思うけれども、随分たくさん出ていますよ、不公平だと。高齢者は、みんなマイナンバーカードは持っていませんが、高齢者だって5,000円欲しいですよ。そこは、ちょっと市長ひどいと思いますよ。この不公平感、市民にもわかりやすいように説明いただきたいと思います。 137 ◯議長(長谷川敏廣) 答弁を求めます。副市長。 138 ◯副市長(近藤芳英) これは考え方かと思います。先ほども市長からご答弁申し上げましたけれども、DXの推進を今西尾市では行おうとしている。これを今回、この交付金を使いながらマイナンバーカードをつくるよい機会としていただく、そのようなことで今回行うものでございますので、よろしくお願いいたします。 139 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木規子議員。 140 ◯27番(鈴木規子) 私も幾つか質疑を用意してまいりましたので、伺います。4点になるかと思います。  40%目標とする根拠、これを倍にするということでしたけれども、単純に倍にするというのが根拠なのか、それはちょっと脆弱ではないかと思いますので、それを伺います。そして、これは10月過ぎたら、その後も交付するというふうにおっしゃいましたので、その事情をあわせて伺いたいと思います。これが1つ目です。 141 ◯議長(長谷川敏廣) 市民部長。 142 ◯市民部長(小林明子) マイナンバーカードを皆さんにお取りいただくことのメリットといいますか、マイナンバーカードを取得することによって利用できるあらゆることがありまして、運転免許証と同様に本人確認ができたりとか、コンビニエンスストアのマルチコピーで住民票と証明書が、市役所・支所では200円であるものが100円で取れたりとか、そういう皆さんの生活の向上に役に立つような項目がありますので、ぜひ取っていただければという、市役所としては推進していくという目標を持っております。それぞれお考えがございますので、そこはご本人の気持ちで対応していただければと思っております。  それから、7万5,000枚を過ぎるのではないかというあたりで検討させていただくというか、マイナンバーカードの5,000円券を交付できるような形にできればいいという方向に向かって、検討させていただくということしか今はお話できません。お願いします。 143 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木規子議員。 144 ◯27番(鈴木規子) 部長、すみません。全然問いかけに答えておられない。40%とした根拠は何かということを私は伺っているんですが、ただ倍にしたのか。では、その倍にするという根拠はどこなのかと、幾ら国からお金が来るといっても4億5,000万円ですから、そこにはしかるべき積算の根拠があるのではないかと当然思いましたので伺ったわけです。議長、これは答弁不十分ということでしょうか、それとも2つ目ですか。
    145 ◯議長(長谷川敏廣) 2つ目です。市民部長。 146 ◯市民部長(小林明子) 令和3年3月1日現在の交付者が3万7,500枚ですので、1カ月当たり4,000枚から5,000枚を見込み、10月の末までに倍の7万5,000枚で40%と。3月1日現在が21.7%で、これを倍にすることによって40%の交付率を目指していきたいということでございますが、交付期限が10月末までですので、それまでに倍を目指したいということでございます。 147 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木規子議員。 148 ◯27番(鈴木規子) 1カ月に4,000から5,000、これは相当に大変な数字ですよね。1日に何人ぐらい申請者が来るのかしらと思わざるを得ないわけですが、その辺も見込まれての目標ということなのでしょうか。 149 ◯議長(長谷川敏廣) 市民部長。 150 ◯市民部長(小林明子) 3月実績が4,000ありまして、それから換算すると1日当たり160人になります。3月で4,000人ですので、先進地に聞くと、かなりスタートしてから多くなるということを伺っておりますので5,000人と見込み、4,000人から5,000人の申請者というふうに計算いたしました。 151 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木規子議員。 152 ◯27番(鈴木規子) これは、マイナンバーカード自体にメリットを感じてもらえない。先ほど来、メリット、デメリットが話題になりましたけれども、メリットを感じてもらえないのが申請が進まなかった要因だと思うわけですが、そのあたりはどう分析をしておられるのか。それと、マイナポイントというのが今つくというふうに総務省のページには出ておりますが、それも換算されるということなのかどうか、これは確認です。 153 ◯議長(長谷川敏廣) 市民部長。 154 ◯市民部長(小林明子) 先ほど申しました7万5,000人分の発行ですが、訂正させていただきます。現時点では7万5,000人分に到達したことで、そこで終了という形ということでした。申しわけございません、私が発言を間違えましたのでお願いいたします。  マイナンバーカードのメリットになりますが、先ほど話しました内容がありますが、それの市としてのPRが不足しているということだと思いますので、今後はどんどんPRして、広報、LINE、ホームページ等に載せて発信していきたいと思います。お願いします。 155 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木規子議員。 156 ◯27番(鈴木規子) 私は、マイナンバーカード自体にメリットを感じてもらえないというのが、申請が進まないできた要因だと思っているわけです。PR不足だと、LINE、ホームページでやっていくというふうに答弁をされました。そうすると、市がどれほどPRをしても、マイナンバーカード自体の脆弱性というのは打ち消すことができないと私は思うんですけれども、そのあたり、市はPRすることで打ち消しができるということなのかどうか、確認をします。 157 ◯議長(長谷川敏廣) 市民部長。 158 ◯市民部長(小林明子) どれぐらいPRによってご理解いただけるところがあるのかわかりませんが、今後、積極的にPRをしていくということしかないかなと思いますが、市としては、皆さんにメリットがかなり理解いただけるようなPR方法を考えていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 159 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木規子議員。 160 ◯27番(鈴木規子) それでは、3つ目の質疑です。メリット、デメリットを市民にどう説明をするのか、これはLINEとかホームページというふうにおっしゃったわけですけれども、そこまで見にいかないとわからないわけですよね。殊にメリット、デメリットというものをきちんと説明をして、理解をしていただくということには大変なパワーがいると思うわけですが、そのあたり、先ほどのご答弁では不十分ではないかと思いますので、あわせて伺います。  それで、この周知と説明は市民にどういうふうに進めるのか、これが3点目であります。 161 ◯議長(長谷川敏廣) 市民部長。 162 ◯市民部長(小林明子) 周知は、市独自でチラシだとかPR用品を今考えているところであります。より多くの方にわかっていただけるよう、広報が一番皆様の目に通るのかなと思いますので、広報などに大きく特集をできればいいなと思いますので、今後それも検討課題の1つでございます。 163 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木規子議員。 164 ◯27番(鈴木規子) それでは、次を伺います。市の負担となる経費はどれほどになるのか、伺います。先ほどの答弁では、休日窓口を設ける、それから会計年度任用職員も入れるというようなことがありましたが、それ以外にももろもろ費用はかかると思うわけですが、それらはどのように積算をしておられるのか伺います。 165 ◯議長(長谷川敏廣) 市民部長。 166 ◯市民部長(小林明子) 地域応援商品券交付事業の中には、交付事務の委託料を入れております。その内容としましては、市民周知、商品券の利用可能店舗募集・登録など、あらゆるものを一式考えております。それと、手数料が発生してまいります。手数料の方が85万8,000円、これは登録された店舗へ市から商品券の換金分を振り込む手数料になります。あとは会計年度任用職員で、地域応援商品券の交付事業の中は、この手数料と委託料の2つになります。 167 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木規子議員。 168 ◯27番(鈴木規子) それでは、これは市の負担は決して少なくはないわけです。トータルで、これだけでカウントするのか伺わないといけないわけですが、経費をかけて4億5,000万円。これは、一部の市民からは、岡崎や名古屋を見習ったようなばらまきではないかという声すら聞かれるわけでありますので、きちんと、こういう全国でもなかなか例のない事業を行うに当たっては、よほどの根拠を持っていなければいけないと私は思うわけであります。  そうしますと、一定程度の市の負担を持ちながらこの事業を行うと。それで、先ほど確認ができたのはこの10月までで、それ以降は行わないということになるわけです。そうすると、先ほど来の質疑でありましたように、さらに不公平感といいますか、お金でカードを取りなさいということを勧めてしまう、市のバランスのいい市民へのマイナンバーカードの取得というところから、遠ざかってしまうような気がするわけでありますが、市長は、この点をどのようにお考えでありましょうか。このマイナンバーカードに対するメリット、デメリット、それからなかなか心配があると、特に安全性については心配だと、これまで国が行わないといっていたいろいろなものへのひもづけが、結局全部ついてきているわけですよ。それは、国がこれまで説明してきたことが違ってきてしまっている、これに対する不信感というのが私はなかなかに大きいと思うわけです。ただ便利になる、便利になるというだけではない、これに病歴も載るようになったらどうなるのかということがあるわけです。 169 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木規子議員、まとめてから端的に質疑をしてください。 170 ◯27番(鈴木規子) したがって、こうした不安感があるものを期間限定で、この間にしか認めませんと、その後は駄目ですよというような施策を行うということについて、改めて市長のお考えを伺いたいと思います。 171 ◯議長(長谷川敏廣) 市長。 172 ◯市長(中村 健) 商品券を発行するということ自体が、考え方によっては経済対策ですし、考え方によってばらまきにもなるというふうに思います。例えば、対象を一切区切らずに交付する方が、逆にばらまきなのではないかなという考え方もあると思いますし、今回、西尾市といたしましては、デジタル化を進めていくキーとなるマイナンバーカードの普及という目的と、その経済対策を絡めて発表させていただいたということで、それもばらまきではないかと言われれば、そういう見方はあると思いますが、ただ単に無制限にばらまくのではなくて、特定の政策の方向性と関連づけて考えた施策だというふうに考えております。  マイナンバーカードの活用の方法ですとか、政府がどう考えているかということについては、発表されている部分と心配、不安で可能性の部分があるというふうに思いますので、その可能性の部分について、こうなりますよという断言も逆にできないんですが、ただ利便性の向上だけを盛んにPRするのは、それが正しい姿だとは正直思っていませんので、懸念されるところもしっかり伝えた上で、けれどもこれからの社会を進めていくためには、マイナンバーカードは必要だという立場で、市としては周知を図っていきたいというふうに思っています。  あと、先ほど来、議員の皆様からいただいた質疑に対して、こちら側でしっかり答弁ができていなかった部分についてはおわび申し上げますとともに、委員会の際にはしっかりお答えできるようにしてまいりますので、よろしくお願いいたします。 173 ◯議長(長谷川敏廣) 小林敏秋議員。 174 ◯23番(小林敏秋) 先ほどから、マイナンバーを推進されるという気持ちはよくわかるんですけれども、まず手本となる職員の方がどのぐらい持っているのか、お尋ねいたします。 175 ◯議長(長谷川敏廣) 総合政策部長。 176 ◯総合政策部長(高原 浩) 申しわけございません。今、数字を手元に持っておりません。 177 ◯議長(長谷川敏廣) ほかに質疑もないようでありますから、これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第40号については、予算決算委員会に付託します。            ──────────○────────── 178 ◯議長(長谷川敏廣) 以上で、本日の日程は全部終了しました。  次回は、明日4月13日火曜日、午前10時より再開することとし、本日はこれにて散会をいたします。                             午前11時50分 散会 発言が指定されていません。 西尾市議会 ↑ ページの先頭へ...