初めに、1
概要でございますが、40歳以上の
国民健康保険加入者を
対象として行う
特定健康診査の結果から、
生活習慣病の
発症リスクが高く、
生活習慣の改善による
生活習慣病の
予防効果が多く期待できる方に対して、
生活習慣を見直すためのサポートとして行っております
特定保健指導を、
令和3年度から
株式会社スギ薬局と
官民連携により
実施いたします。
具体的には、現在、
保健師等の
西尾市
職員が行っております
特定保健指導対象者との面談を
株式会社スギ薬局に委託するものでございます。
次に、2
メリット等でございますが、
1つ目は、
職員(
保健師)の
人員不足を解消できる。
2つ目は、
指導を受けられる
会場がふえるとともに、土・日・祝や夜間も利用可能となることから
利用率の
向上が見込める。
3つ目は、
利用率の
向上により、
国保事業の
経営努力に対して交付される
特別交付金、
補助金でございますが増額される。
4つ目は、
民間ならではの
事業、例えばWeb上の
支援システムを活用した
指導等が展開できることでございます。
次に、3
特定保健指導実施時期でございますが、
特定健康診査(6月から1月)
実施後に
対象者に通知し、
初回面接後、3カ月から6カ月間で
特定保健指導を
実施いたします。
次に、4
特定保健指導実施場所でございますが、今のところ市内の6
店舗となりますが、希望される
スギ薬局店舗でございます。
次に、5 その他でございますが、
1つ目として、
株式会社スギ薬局は
西尾市と包括
連携協定を結んでおり、
健康維持・増進に関する
事業、
市民サービスに資する
事業などを
連携しております。
2つ目としまして、
株式会社スギ薬局と
連携した
特定保健指導推進事業は、
令和2年度ワクワク
西尾創生
提案制度において優秀採択されているものでございます。
以上、
議題2の
説明とさせていただきます。
<協議>
3
◯部員(
神谷雅章) 今、
メリット等で
職員の
人員不足を解消できるということで、今まで
西尾市の
職員が行っていたことを
スギ薬局に全面委託するに当たって、経費的にどれぐらい経費が助かるのか教えてください。
4
◯健康福祉部次長(
村松清志) 今回、
スギ薬局に委託することによりまして、予算額としましては650万円を見込んでおります。従前は、正規の
職員2名、それから非常勤の
職員4名という体制で行っておりました。正規
職員は専従ではございませんけれども、今回の委託によりまして
特定保健指導以外の保健
指導に従事できるということで、恐れ入りますが具体的に金額等は幾らかという部分は今お答えできませんけれども、一部
職員不足も含めて、そういったことを委託することによって経費が削減できるというふうに見込んでおります。
以上でございます。
5
◯部員(
神谷雅章) 今、
人員不足についてご
説明いただきまして、2名、4名の6名の
職員が今まで
特定保健指導の
対象者をやっていたと、この6名が違うところに配置をするということで、逆に今後、人を入れるに当たって、これだけの人が余っていると言っては悪いけれども、そこで緊急に入れなくても、ここで補填できるよという形でよろしいでしょうか。
6
◯健康福祉部次長(
村松清志) 今回、
保健師につきましては1名退職して、1名新規採用されたわけですが、そういう意味ではふえておりませんけれども、もともと
保健師が不足しているといいますか、募集してもなかなか来ないというような状況でありまして、そういった意味で、今回、余っているというか、もともと少ない中でやっているということで、その部分を民間に委託して担ってもらうということで、そういった意味では、まだ十分、主なやるべき仕事というのはございますので、あと非常勤の方につきましては仕事がその分なくなるということで、常勤
職員2名について影響があるかなというふうに考えております。
以上でございます。
7
◯部員(
神谷雅章) あと2点ほど、お聞きします。
国保事業の
経営努力に対して、交付される
特別交付金があります。この
特別交付金は市に入って、市はそれをどのように活用を考えているのかお聞きします。
8
◯健康福祉部次長(
村松清志)
特別交付金につきましては、ある意味インセンティブという形で交付されるものでございます。こういった
経営努力で受診率が上がったりすると国から交付されますから、
国民健康保険事業の財源として使えるということでございます。そういった意味で、いろいろな
事業に努力していけば、その分だけ国から交付されますので、そういった流れになっております。
以上でございます。
9
◯部員(
神谷雅章)
スギ薬局が努力されて、こういう
利用率の
向上がありますということで
補助金がつくと、予算650万円を
スギ薬局に交付するということですが、それに対して100万円入れば550万円という形の考え方でよろしいのか、ちょっとお聞きします。
10
◯健康福祉部次長(
村松清志) まず、交付される金額につきましては、申しわけございませんが点数化ということで、具体的にこれをやるから幾らということではなくて、他市の成績にもよって変動いたしますし、具体的にこの分が幾らということは申し上げられませんが、そういうことで少なからず交付金はもらえるということと、あと先ほども言いましたけれども、それだけ委託することによって
人員不足だとか、そういったことで人件費の削減につながるというふうに思っております。
以上でございます。
11
◯部員(
神谷雅章) もう1点、お願いします。ちょっと細かくて申しわけないですが、委託するということですので、今まで市が行っておりました。では、逆に委託内容等については、
スギ薬局からどのような報告を検討されているのかお聞きします。
12
◯健康福祉部次長(
村松清志) 委託内容につきましては、従前から直営で行っていたことを
スギ薬局に委託するということでございます。当然、それに伴うデータ等の提供を受けます。その辺につきましては、直営でやっていることと変わらずに、そもそも
特定保健指導としてやるべき部分について、国の
指導に従って
スギ薬局にやっていただくということで
指導してもらうと。その結果につきましては、市にフィードバックされますので、それを活用させていただくというような内容でございます。
13
◯部員(
稲垣正明) 3番のところに
対象者ということが書いてありますけれども、
対象者の人数はどの程度かということと、
スギ薬局の6
店舗で対応していくということですけれども、この人員の配置ですが、どういう具合になっているのか、その辺お願いします。
14
◯健康福祉部次長(
村松清志) 今、具体的な人数はすぐに回答できませんけれども、大ざっぱな話でさせていただきますと、40歳以上の
対象者の方のうち、メタボと言われる方の約20%程度を
特定保健指導として
指導させていただいているというようなことで、人数がはっきり出なくてすみません。
それからもう1点、今、
スギ薬局も委託する以上、現に動いているわけなんですが、ほかの団体等にもやっていますが受ける体制でおります。基本的に、そういった技能を持った管理栄養士を配置しておりまして、予約されて、その方がその部署に行って保健
指導を行うということで、もちろん受ける体制は確保されております。
以上でございます。
終
発言が指定されていません。
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