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  1. 西尾市議会 2021-03-01
    令和3年3月定例会(第1号) 本文


    取得元: 西尾市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-25
    西尾市議会 会議録の閲覧と検索 検索のやり直し 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2021-02-24: 令和3年3月定例会(第1号) 本文 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 別画面表示ツール ツール 印刷表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 行ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 300 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 2 :  ◯市長(中村 健) 選択 3 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 4 :  ◯1番(黒辺一彦) 選択 5 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 6 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 7 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 8 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 9 :  ◯1番(黒辺一彦) 選択 10 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 11 :  ◯副議長(松崎隆治) 選択 12 :  ◯副議長(松崎隆治) 選択 13 :  ◯副議長(松崎隆治) 選択 14 :  ◯副議長(松崎隆治) 選択 15 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 16 :  ◯副議長(松崎隆治) 選択 17 :  ◯副議長(松崎隆治) 選択 18 :  ◯副議長(松崎隆治) 選択 19 :  ◯副議長(松崎隆治) 選択 20 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 21 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 22 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 23 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 24 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 25 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 26 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 27 :  ◯市長(中村 健) 選択 28 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 29 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 30 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 31 :  ◯総務部長(齋藤利彰) 選択 32 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 33 :  ◯13番(前田 修) 選択 34 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 35 :  ◯健康福祉部次長(岩瀬茂樹) 選択 36 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 37 :  ◯13番(前田 修) 選択 38 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 39 :  ◯健康福祉部次長(岩瀬茂樹) 選択 40 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 41 :  ◯13番(前田 修) 選択 42 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 43 :  ◯健康福祉部次長(岩瀬茂樹) 選択 44 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 45 :  ◯13番(前田 修) 選択 46 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 47 :  ◯健康福祉部次長(岩瀬茂樹) 選択 48 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 49 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 50 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 51 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 52 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 53 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 54 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 55 :  ◯交流共創部長(内藤貴久) 選択 56 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 57 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 58 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 59 :  ◯子ども部長(山口留美子) 選択 60 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 61 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 62 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 63 :  ◯子ども部長(山口留美子) 選択 64 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 65 :  ◯13番(前田 修) 選択 66 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 67 :  ◯子ども部長(山口留美子) 選択 68 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 69 :  ◯13番(前田 修) 選択 70 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 71 :  ◯子ども部長(山口留美子) 選択 72 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 73 :  ◯13番(前田 修) 選択 74 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 75 :  ◯子ども部長(山口留美子) 選択 76 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 77 :  ◯13番(前田 修) 選択 78 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 79 :  ◯子ども部長(山口留美子) 選択 80 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 81 :  ◯13番(前田 修) 選択 82 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 83 :  ◯子ども部長(山口留美子) 選択 84 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 85 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 86 :  ◯総合政策部長(高原 浩) 選択 87 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 88 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 89 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 90 :  ◯総合政策部長(高原 浩) 選択 91 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 92 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 93 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 94 :  ◯市民病院事務部長(西尾隆治) 選択 95 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 96 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 97 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 98 :  ◯市民病院事務部長(西尾隆治) 選択 99 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 100 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 101 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 102 :  ◯市民病院事務部長(西尾隆治) 選択 103 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 104 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 105 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 106 :  ◯市民病院事務部長(西尾隆治) 選択 107 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 108 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 109 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 110 :  ◯市民病院事務部長(西尾隆治) 選択 111 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 112 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 113 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 114 :  ◯市民病院事務部長(西尾隆治) 選択 115 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 116 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 117 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 118 :  ◯市民病院事務部長(西尾隆治) 選択 119 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 120 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 121 :  ◯建設部長(岸本正二) 選択 122 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 123 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 124 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 125 :  ◯健康福祉部次長(岩瀬茂樹) 選択 126 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 127 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 128 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 129 :  ◯健康福祉部次長(岩瀬茂樹) 選択 130 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 131 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 132 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 133 :  ◯健康福祉部長(簗瀬貴央) 選択 134 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 135 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 136 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 137 :  ◯健康福祉部長(簗瀬貴央) 選択 138 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 139 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 140 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 141 :  ◯健康福祉部長(簗瀬貴央) 選択 142 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 143 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 144 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 145 :  ◯健康福祉部長(簗瀬貴央) 選択 146 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 147 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 148 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 149 :  ◯健康福祉部長(簗瀬貴央) 選択 150 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 151 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 152 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 153 :  ◯健康福祉部長(簗瀬貴央) 選択 154 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 155 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 156 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 157 :  ◯健康福祉部長(簗瀬貴央) 選択 158 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 159 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 160 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 161 :  ◯健康福祉部長(簗瀬貴央) 選択 162 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 163 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 164 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 165 :  ◯健康福祉部長(簗瀬貴央) 選択 166 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 167 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 168 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 169 :  ◯健康福祉部長(簗瀬貴央) 選択 170 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 171 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 172 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 173 :  ◯健康福祉部長(簗瀬貴央) 選択 174 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 175 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 176 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 177 :  ◯健康福祉部長(簗瀬貴央) 選択 178 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 179 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 180 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 181 :  ◯健康福祉部長(簗瀬貴央) 選択 182 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 183 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 184 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 185 :  ◯建設部長(岸本正二) 選択 186 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 187 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 188 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 189 :  ◯教育部長(永谷和夫) 選択 190 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 191 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 192 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 193 :  ◯教育部次長(齋藤武雄) 選択 194 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 195 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 196 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 197 :  ◯消防長(岩瀬長彦) 選択 198 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 199 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 200 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 201 :  ◯教育部次長(齋藤武雄) 選択 202 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 203 :  ◯13番(前田 修) 選択 204 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 205 :  ◯教育部次長(齋藤武雄) 選択 206 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 207 :  ◯13番(前田 修) 選択 208 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 209 :  ◯教育部次長(齋藤武雄) 選択 210 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 211 :  ◯13番(前田 修) 選択 212 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 213 :  ◯教育部次長(齋藤武雄) 選択 214 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 215 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 216 :  ◯総務部長(齋藤利彰) 選択 217 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 218 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 219 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 220 :  ◯総務部長(齋藤利彰) 選択 221 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 222 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 223 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 224 :  ◯総務部長(齋藤利彰) 選択 225 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 226 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 227 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 228 :  ◯総務部長(齋藤利彰) 選択 229 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 230 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 231 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 232 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 233 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 234 :  ◯総合政策部長(高原 浩) 選択 235 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 236 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 237 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 238 :  ◯総合政策部長(高原 浩) 選択 239 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 240 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 241 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 242 :  ◯総合政策部長(高原 浩) 選択 243 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 244 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 245 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 246 :  ◯産業部長(加藤英之) 選択 247 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 248 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 249 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 250 :  ◯産業部長(加藤英之) 選択 251 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 252 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 253 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 254 :  ◯産業部長(加藤英之) 選択 255 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 256 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 257 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 258 :  ◯建設部長(岸本正二) 選択 259 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 260 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 261 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 262 :  ◯建設部長(岸本正二) 選択 263 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 264 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 265 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 266 :  ◯建設部長(岸本正二) 選択 267 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 268 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 269 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 270 :  ◯健康福祉部次長(岩瀬茂樹) 選択 271 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 272 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 273 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 274 :  ◯健康福祉部長(簗瀬貴央) 選択 275 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 276 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 277 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 278 :  ◯健康福祉部次長(岩瀬茂樹) 選択 279 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 280 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 281 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 282 :  ◯健康福祉部次長(岩瀬茂樹) 選択 283 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 284 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 285 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 286 :  ◯市民病院事務部長(西尾隆治) 選択 287 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 288 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 289 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 290 :  ◯上下水道部長(榊原伸尚) 選択 291 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 292 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 293 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 294 :  ◯上下水道部長(榊原伸尚) 選択 295 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 296 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 297 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 298 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 299 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 300 :  ◯議長(長谷川敏廣) ↑ ページの先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1                             午前10時00分 開会 ◯議長(長谷川敏廣) ただいまの出席議員は全員であります。よって、令和3年西尾市議会3月定例会は成立しましたので開会をいたします。  今期定例会に提出されました案件は、単行議案をはじめ33件であります。諸議案につきましては、後刻、市長等からそれぞれ説明がありますが、十分な検討を加え、市民の負託に応えるべく努力したいと存ずるものであります。  したがって、議員各位におかれましては円滑に議事を進められ、適正、妥当な議決に到達しますようお願い申し上げ、開会のあいさつといたします。  市長からあいさつがあります。       〔市長 中村 健 登壇〕 2 ◯市長(中村 健) 本日、ここに令和3年西尾市議会3月定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては公私とも何かとご多用の中、ご参集いただき、提出議案につきましてご審議を賜りますことに対し、厚くお礼を申し上げる次第でございます。  さて、今議会に提案をいたします案件は33件で、その内訳は、専決処分が1件、単行議案が15件、令和2年度補正予算案が8件、令和3年度当初予算案が9件でございます。  まず、専決処分につきましては、新型コロナウイルスワクチンの接種体制を確保するための補正予算について専決処分をさせていただきましたので、そのご報告を申し上げ、ご承認をお願いするものであります。  単行議案につきましては、西尾の抹茶おもてなし条例の制定をはじめとする条例関係が14件、西尾市資料館の指定管理者の指定が1件でございます。  次に、令和2年度補正予算案につきましては、一般会計で9億7,095万2,000円の追加補正を、特別会計で4億2,490万円の減額補正を、企業会計では4億1,168万3,000円の減額補正をお願いするものでございます。  令和3年度当初予算案につきましては、一般会計で589億4,000万円、前年度対比0.6%の増、特別会計で302億8,165万5,000円、前年度対比0.2%の減、企業会計で232億5,713万1,000円、前年度対比0.8%の増、総額では1,124億7,878万6,000円で、前年度対比0.4%の増となっております。  以上、提出議案の概要を申し上げましたが、各議案につきましては上程の都度、担当者が説明をいたしますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げまして、開会のごあいさつとさせていただきます。       〔市長 中村 健 降壇〕 3 ◯議長(長谷川敏廣) あいさつは終わりました。黒辺一彦議員。 4 ◯1番(黒辺一彦) 私は、ただいま長谷川議長不信任の動議を提出いたします。 5 ◯議長(長谷川敏廣) 暫時休憩をいたします。                             午前10時03分 休憩                             ─────────                             午前10時09分 再開
    6 ◯議長(長谷川敏廣) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいま黒辺一彦議員から、議長不信任の動議が提出されました。本動議は、会議規則第16条の規定に基づき、提案者のほかに2人以上の賛成者が必要であります。所定の賛成者を確認したいので、提案者を含め、本動議に賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 7 ◯議長(長谷川敏廣) 起立9人であります。本動議につきましては、所定の賛成者がありますので、動議は成立をしました。  お諮りします。この際、本動議を日程に追加し、日程の順序を変更して直ちに議題とすることにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者多数) 8 ◯議長(長谷川敏廣) ご異議なしと認めます。よって、本動議を日程に追加し、日程の順序を変更して直ちに議題とすることに決しました。  この際、議長不信任についてを議題といたします。説明を求めます。黒辺一彦議員。       〔1番 黒辺一彦 登壇〕 9 ◯1番(黒辺一彦) それでは、動議に対する理由を説明させていただきます。  議長は、地方自治法104条では「議場の秩序を保持し、議事を整理し、議会の事務を統理し、議会を代表するものである」とされています。また、西尾市議会基本条例の議長の責務には「議長は議会を代表して、公正で民主的かつ効率的な議会運営に努めるもの」とされています。すなわち議長は議会構成上、欠くことのできない重要な地位にあり、その地位は議会全体の権威と結びつくもので、中立性と尊厳性が必要であると言えます。しかしながら、長谷川議長の昨今の議会運営は著しく中立性を欠くものであり、その対応は西尾市議会の権威を失墜させるばかりでなく、疑義を生じさせるものであり、長谷川議長は到底その職にふさわしいと認めることができません。  具体的事例として申し上げますと、昨年12月18日、最終本会議終了後、市民クラブが開催した反省会、いわゆるコンパニオン宴会について、西尾市議会を全国的に著しくおとしめる事件を起こしてしまったことについてであります。この事件が発生した直後から、我々至誠クラブは市民及びほかの議員に対して、事件に関する説明責任を果たす旨、議長及び市民クラブに再三にわたって要請をしてまいりました。これに対して議長及び市民クラブは、12月28日仕事納めの当日に、ようやく非公式な形ながらも議員に対しての謝罪、説明の会を開催いたしました。その会議の中において多くの議員が議長に対して、議会としての今後の対応を質問しましたが、議長からは明確な回答がなく、年が明けてからお答えすると発言したのみでありました。そして、その年が明けた後、議長及び市民クラブには、この事件に関して説明しようとする具体的な動きが全く見られなかったことから、我々至誠クラブとしても議長に対して、年末に行われた会議の質問に対する説明責任を果たすようにと、これもまた何度も求めてまいりました。しかし議長からは、市民クラブ内で意見を聞いた後、回答すると、議長としての中立性をみずから否定し、議長からの具体的な説明をいただけなかったのであります。その挙げ句に、1月18日に議長名で出された「議員各位に対する会食に関する説明会での意見等について」という表題の回答文では、わずか14行ほどの簡単な説明に終始しており、年末に行われた市民クラブのコンパニオン宴会に対する、釈明の場で突きつけられた質問に対する回答とは到底思えない不誠実なものでありました。これが、西尾市議会の名誉を徹底的におとしめてしまった大事件に対するてん末書かと思いますと、議長みずからが、いまだに事の重大さを理解していないのではないかと大いなる疑義を抱くようになりました。言いかえれば、議会の長としての資質を疑われる文書の内容であったのです。  そのほか、議長の過去における裁きについて申し上げます。  まずは、コロナ禍の影響を受け、全国的に議会視察の自粛の傾向にある中にありながら、議会運営委員会の視察を認めてしまったことであります。しかも、通年は1泊2日であったこの視察の1日延長も議長は認めております。ちなみに、西三河9市のうち議会運営委員会の視察を行ったのは西尾市議会だけだと聞いております。この場合、議長としての責任は、視察延長を認めることでなく、視察そのものの中止を指示するべきことが正しい判断であったと思います。蛇足ながら、議長のこのような甘い考え方が、先ほど申し上げたコンパニオン宴会につながってしまったものと思われてなりません。要するに議長は、議長が所属する市民クラブの言いなりになることなく、議長として冷静かつ的確な判断をしていれば、こんな事件は起きなかったはずであります。  また、フェイスブックの事件もありました。この事件では、議長は議案が議会開会前にリークされたことを問題視しましたが、結果において、何の問題もないことが明らかになっております。これを針小棒大に捉えて大騒ぎし、これまで議会運営委員会開会前に配付されていた議案書が、議会運営委員会当日に配付することとするという規則に改められてしまいました。この事実は、開かれた議会を標榜している西尾市議会の進むべき方向を後退させるものであり、議長としての資質を問われてもやむを得ないことと考えます。  最後に、最近の話としまして、PFIに関するSPC側からの議会に説明する機会の申し入れについて申し上げます。  地元新聞の報道によりますと、この申し入れを拒否したのは議長の独断であると読み取ることができます。多くの会派、議員等からは、SPC側からの説明の申し入れを容認する意見があったはずであります。それにも関わらず、議長は独断でSPC側にこの申し入れを断り、その後、議会に報告されたのであります。いわゆる、事後報告でありました。このような議長の独断専行による行為は、到底認めるわけにはまいりません。  以上、申し上げたとおり長谷川西尾市議会議長が、これ以上議長職にとどまるということは、今後の西尾市議会にとって新たなリスクを生じせしめる可能性が否定できません。このような理由によって、長谷川敏廣議長を信任するに至らないと考えるものであり、ここに議長不信任動議を提出するものであります。  以上、議長不信任に関する動議の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願いいたします。       〔1番 黒辺一彦 降壇〕 10 ◯議長(長谷川敏廣) 説明は終わりました。本件は私の一身上に関する事件でありますので、副議長と交代するため、この際、暫時休憩をします。       〔副議長は議長席へ・議長 退場〕                             午前10時17分 休憩                             ─────────                             午前10時19分 再開 11 ◯副議長(松崎隆治) 休憩前に引き続き会議を開きます。  この事件につきましては、議長の一身上に関する事件であります。地方自治法第117条の規定により、退席を求めております。  先ほど説明は終わりましたので、質疑に入りたいと思います。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者多数) 12 ◯副議長(松崎隆治) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  お諮りします。ただいま議題になっております議長不信任については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者多数) 13 ◯副議長(松崎隆治) ご異議なしと認めます。よって、本案は委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。まず、本件に対する反対討論の発言を許します。       (「なし」と呼ぶ者多数) 14 ◯副議長(松崎隆治) 反対討論はなしと認めます。次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。鈴木規子議員。       〔27番 鈴木規子 登壇〕 15 ◯27番(鈴木規子) 私は、この動議に対して賛成の立場で討論いたします。  長谷川議長の議長就任以降の状況を見てみますと、まさに理由で述べられたことがありました。本来、議会は開かれたものであり、1つ1つの事象について、また事件についてできる限り広く議論を呼び起こし、29人の議員の知恵と活発な議論から、よりよい結論を導くべきものと心得ます。ところが長谷川議長の手法というのは、会派の中で話をする、会派の代表者だけを集める、あるいは会派の代表者と個々に意見を聴取して、いわば密室に近い状態で結論を導く。特に就任以後、後半にかけてはそうした対応が非常に多くなっておりました。誠に残念なことであります。宴会事件については今さら言うまでもありませんが、私は、このことのみを言うのではなく、長谷川議員が議長としてどのような対応をしたかが問題であると思います。公私混同せず、所属クラブの意向とはまた別に議長としての立ち位置、議長としての発言、議長としての結論が必要であっただろうと思います。ところが、それはなされなかった、議長職としてうまく機能しなかったと言わざるを得ません。  さらに理由の中では述べられませんでしたが、ついせんだって、急遽上程されて決定されました議会の運営についてであります。予算決算委員会、これを会派・党代表者会議で提案され、その中でのみ議論をされ、全員が集まって説明を受ける場としてしか会は成立せず、全員協議会、あるいは議員間討議など必要な手続を踏むことなく上程され、決定されてしまったということがあります。市民クラブが手本とした神奈川県横須賀市では、2年半、3年近い協議を重ねた結果、そうした予算決算の手法に移行したと聞いております。ところが本議会では、たった一月あるかないかでの結論でありました。まさに、議長は独断専行であると言わざるを得ないわけであります。私は、よりよい開かれた議論活発な議会を求めて、この議長不信任動議には賛同するものであります。皆さんの同意を求めて、討論といたします。       〔27番 鈴木規子 降壇〕 16 ◯副議長(松崎隆治) ほかに討論はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者多数) 17 ◯副議長(松崎隆治) 討論なしと認めます。これにて討論を終わります。  これより、議長不信任について採決します。本案に賛成する諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 18 ◯副議長(松崎隆治) 起立少数であります。よって、本案は否決されました。  さきに除斥されました議長、長谷川敏廣議員の入場を求めます。       〔議長 入場〕 19 ◯副議長(松崎隆治) 議長と交代するため、この際、暫時休憩します。                             午前10時25分 休憩                             ─────────                             午前10時26分 再開 20 ◯議長(長谷川敏廣) 休憩前に引き続き会議を開きます。            ─────────────────────                             午前10時26分 開会 21 ◯議長(長谷川敏廣) これより本日の会議を開きます。  本日の会議は、議事日程第1号により行います。            ───────────────────── 22 ◯議長(長谷川敏廣) この際、諸般の報告をします。  今期定例会に提出されました陳情につきましては、陳情書概要としてさきに送付したとおりであります。  次に、監査委員から、例月出納検査の結果の報告、定例監査等の実施結果の報告及び監査等の実施結果の報告があり、掲示板に掲げておきました。  以上で、報告を終わります。            ───────────────────── 日程第1 23 ◯議長(長谷川敏廣) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において大塚久美子議員及び小林敏秋議員を指名します。            ──────────○────────── 日程第2 24 ◯議長(長谷川敏廣) 日程第2 会期の決定を議題とします。  お諮りします。今期定例会の会期は、本日から3月22日までの27日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者多数) 25 ◯議長(長谷川敏廣) ご異議なしと認めます。よって、会期は27日間と決定しました。            ──────────○────────── 日程第3 26 ◯議長(長谷川敏廣) 日程第3 施政方針演説を行います。市長。       〔市長 中村 健 登壇〕 27 ◯市長(中村 健) 冒頭いろいろございましたけれども、少し気持ちを入れ替えてお聞きいただければ幸いに存じます。  令和3年市議会3月定例会の開会に当たり、私の市政運営に対する所信の一端と、令和3年度当初予算における主要施策の概要を申し上げ、議員各位並びに17万市民の皆様にご理解とご協力を賜りたいと存じます。  小中高校の臨時休校、政府から発出された緊急事態宣言、そしてなかなか収束が見込めない感染状況、この1年を振り返ると、新型コロナウイルス感染症という未曽有の危機に対し、多くの国民が不安や戸惑いを感じ、社会全体も大きく混乱しました。先行きが見通せない中、市民の生命や健康を守るという行政としての役割を果たすべく、特別定額給付金事務をはじめ、水道基本料金の無料化、PayPayのポイント還元を活用した経済対策、事業者向け補助金制度の創設、感染症対策条例の制定など、国や県と足並みをそろえつつ、市独自の対策・支援策も積極的に打ち出してまいりました。新年度を目前に控え、いまだ収束の兆しが見えませんが、新型コロナウイルス感染症対策を最優先に位置づけ、引き続き注力してまいります。市民の皆様には、新型コロナウイルス感染症を他人事として捉えず、各自でできる感染防止対策を徹底していただくとともに、感染者に対しての差別や誹謗中傷を決してしないようにお願い申し上げます。このようなときだからこそ、広い視野と大きな心を持ち、「ONE NISHIO」でこの難局を乗り越えていきましょう。  また、4月には合併10周年を迎えます。今の西尾市は「西尾の抹茶」、「一色産うなぎ」、「三河一色えびせんべい」に代表される各種の農水産物、「西尾祇園祭」、「三河一色大提灯まつり」、「鳥羽の火祭り」に代表される各種の祭り、国宝である金蓮寺弥陀堂、六万石城下町としての情緒、吉良氏にまつわる名所旧跡に代表される各種の歴史遺産、温泉、豊かな自然、そして西尾市が誇る至宝である岩瀬文庫など、全国でもまれに見るほどの豊富な地域資源を有しています。それに加え、製造業の企業立地件数は、経済産業省の2019年工場立地動向調査結果において県内トップの成果を上げるとともに、大規模工場の誘致にも成功し、全国的に多くの自治体が人口や雇用の流出に苦しむ中、本市は順調に発展の道を歩むことができています。そして、今後も持続的な発展を遂げていくためには、西尾・一色・吉良・幡豆それぞれの地域の強みや多様性を活かしつつ、市民・事業者・行政が「ONE NISHIO」となってまちづくりを推進していくことが重要です。「住みたい」、「住み続けたい」と多くの人が思い、住む人が誇りを持てるまちを目指していきたいと考えています。  以上のことから、令和3年度の市政運営のスローガンとして「ONE NISHIO ~チーム西尾市で心一つに~」を掲げ、コロナ禍を乗り越え、夢や希望の持てるワクワクする西尾市の創生に向け、鋭意取り組んでまいります。  初めに、予算編成について申し上げます。  自主財源の根幹となる令和3年度の市税収入は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、市民税の大幅な減収を見込んでおり、令和2年度当初予算と比較し、約18億円の減収となる約287億円を見込んでいます。さらに普通交付税の合併算定替特例の縮減も最終年度を迎え、未曽有の非常事態ともいえる厳しい財政状況の中で編成した一般会計予算は589億円、特別会計及び企業会計を合わせた総予算では1,125億円を見込んでおります。例年にない困難を極めた予算編成ではありましたが、歳入では、引き続き企業誘致の推進を図るとともに、国・県補助金の積極的な獲得、交付税措置など、できるだけ有利な条件での起債活用、ふるさと納税制度の一層の推進により財源確保に努めたところです。  一方、歳出では、あらゆる事務事業をゼロベースで精査するなど、経費削減を徹底した中におきましても、新型コロナウイルス感染症対策、防災・減災対策、デジタルトランスフォーメーション、合併10周年記念事業、駮馬瀬戸地区工業用地開発関連事業、保育園の改築などをはじめとする子育て支援事業、子ども・若者総合相談センター設置などの重点施策には、優先的に予算配分を行うこととしました。  次に、今後の地方創生の取り組みにつきましては、本市に住みたいと感じていただける人をふやし、人口減少に歯止めをかけるという観点から、いかにして他地域との差別化を図り、本市独自の魅力や地域の価値をつくり出していくかということが重要であると考えております。現在、策定中の第2期西尾市まち・ひと・しごと創生総合戦略に位置づける施策・事業を着実に具現化するとともに、職員の知恵をまちづくりに生かす「ワクワク西尾創生コンテスト」、企業や各種団体の知恵を市政に反映させる官民連携の仕組み「Cラボ西尾」、市民の知恵を地域の活性化などに生かす「クラウドファンディング活用支援事業」の3本の矢を地方創生のエンジンとして位置づけ、成果にこだわりながら力強く推進してまいります。  次に、組織機構改革では、都市整備部を新設し、都市計画、公園、建築・住宅部門の機能強化を図ってまいります。駮馬瀬戸地区工業用地への大規模工場進出を起爆剤と捉え、近年の社会情勢を踏まえた都市計画の見直しや人口増の受け皿となる住宅地や道路インフラの整備をはじめ、名鉄西尾・蒲郡線の存続を見据えた利用者増も視野に入れ、長期的に本市の発展につながる新たなまちづくりを進めてまいります。  それでは、第7次西尾市総合計画の将来都市像「自然と文化と人々がとけあい 心豊かに暮らせるまち 西尾」の6つの柱に基づき、主要事業についてご説明申し上げます。  第1の施策は、「活力と魅力あふれる産業づくり」についての取り組みです。  初めに、観光施策につきましては、コロナ禍の令和2年度は多くの観光行事を見合わせざるを得なかったことにより、地域活力の停滞を招きましたが、令和3年度は感染拡大防止策を徹底した上で、行事が実施できるように取り組んでいく姿勢が重要であると考えております。  合併10周年を迎える令和3年度は、観光親善大使をシティプロモーション特命大使にリニューアルし、本市にゆかりがあり、スポーツ、文化芸能、産業、教育などさまざまな分野で活動実績があるなど、今後の活躍が期待される方や団体への委嘱を予定しています。  ワクワク西尾創生提案制度で採用されました誘導フラッグ設置事業につきましては、木造二重の二之丸丑寅櫓と全国的にも珍しい屏風折れ土塀を整備した歴史公園でのイベント開催時に、西尾駅周辺から歴史公園までの動線上の歩道に誘導フラッグを設置することにより、さらなる誘客や初めて本市を訪問される方にもわかりやすい誘導を行うとともに、地元商店街をはじめとする町なかのにぎわい創出を図ってまいります。また、稲荷山茶園公園への観光トイレの整備に着手するとともに、学生から提案されたアイデアをもとに、これまで有効利用されていなかった西尾駅ペデストリアンデッキを、イベントや待ち合わせなどができる多目的スペースとして生まれ変わらせます。これらの取り組みを通じ、本市の地方創生をさらに深化させてまいります。  Cラボ西尾を介し、株式会社スギ薬局から提案のありました「にしお健康ツーリズム」につきましては、観光と健康づくり分野横断の取り組みとして、官民連携による事業化を図ってまいります。事業化に当たりましては、社員の健康増進に積極的に取り組む企業にご協力いただきながら、特定健康診査において生活習慣病の発症リスクが高いとされた方などを対象に、市内の観光施設への宿泊を伴う健康づくりに特化したプログラムを作成するとともに、モニタリングを実施してまいります。  また、コロナ禍により令和2年度は開催を見合わせましたアイドルグループ「ももいろクローバーZ」のコンサートを、合併10周年記念事業として開催するとともに、冬期に開催されるイベントが少ない現状において、新たな冬の風物詩となるよう歴史公園を主会場に、プロジェクションマッピングやジャズコンサートなどを中心としたイベント「ドラゴンキング☆ストリート」を開催してまいります。  次に産業振興では、「with コロナ」時代を見据え、引き続き経済対策に取り組んでまいります。  消費拡大対策事業としてのPayPayを活用したポイント還元キャンペーンにつきましては、対象業種を大企業やコンビニなどを除く全業種に拡大し、令和3年3月に実施を予定していましたが、新型コロナウイルス感染症の感染状況に鑑み延期することといたしました。実施時期につきましては、感染状況を踏まえて判断してまいります。また、特別支援サイト「西尾コネクト」の中で、テイクアウトを実施している飲食店を紹介する「西尾エール飯」や、インターネットを通じて商品取引を行う市内事業者をまとめた「西尾ショッピング」などの活用を図り、販路拡大の支援を実施してまいります。  地場産業の活性化や自主財源確保に寄与するふるさと応援寄附金制度は、返礼品制度が創設された平成27年以降、順調に寄附額を増加させており、令和2年度は令和元年度比36%増の約6億円を見込んでいます。令和3年度は、新たな返礼品の開拓や既存返礼品のブラッシュアップ、利用者増が見込まれるポータルサイトの改良など、全国に「ふるさと西尾」の名前を売り込むためのPR活動に取り組んでまいります。  中心市街地の活性化では、西尾駅前をはじめとする町なかのにぎわい創出を図るために、「城下町マーケット」や「みどり川四九朝市」を引き続き支援してまいります。また、平成30年10月にオープンしました西尾コンベンションホールが、コロナ禍により計画を大きく下回る利用状況となっています。民間企業が運営する施設ではありますが、本市玄関口のシンボルとして極めて重要な施設であると認識しています。運営会社には経営努力を求めるとともに、令和2年度同様、令和3年度も緊急経済対策や利用増進に向けた協力をしてまいります。  佐久島活性化では、佐久島に住所地を移し、活性化事業に従事する総務省の地域おこし協力隊制度の活用をはじめ、佐久島クラインガルテンの利用対象に法人を加え、働きながら休暇をとるワーケーションの活用や、弁天サロンの貸し部屋をリモートワークに利用できるプランを用意するなど、コロナ禍の新たな生活スタイルとして地の利を生かした活性化に取り組んでまいります。また、「Cラボ西尾」を介して、民間事業者から提案がありました自動運転パワースクーターの実証実験フィールドを佐久島で受け入れてまいります。  福地南部地域活性化事業につきましては、JA西三河が策定中の憩の農園の整備計画がおおむねまとまりつつあると伺っております。市の地理的中心部に位置する優位性を活かし、一色さかな広場や道の駅にしお岡ノ山などの既存施設との相乗効果が期待できる整備計画となるように、JA西三河と連携を図りながら進めてまいります。
     水産業では、海苔の養殖に使用する網を保管する冷凍施設の改修など、生産基盤の維持を支援してまいります。あわせて、地域ブランド「一色産うなぎ」について、資源確保のための親ウナギの放流や老朽化した養鰻水道の布設替えの支援を継続してまいります。  合併以降、重点的に取り組んでいる企業誘致では、これまでの取り組みにより、令和元年度は9社、令和2年度も9社が新規操業しており、現在10社が建設中または計画中であります。引き続き、充実した支援制度とワンストップサービスで立地をサポートし、積極的な企業誘致及び企業留置に取り組んでまいります。  本市の持続的な発展につながる駮馬瀬戸地区工業用地への企業進出につきましては、令和5年度の造成事業完了を目指し、企業庁と連携しながら各種事業に取り組んでおります。令和3年度は、工業用地へのアクセス道路の整備を進めるとともに、開発区域の市街化編入の手続に係る都市計画図書の作成など行い、着実に開発計画を進めてまいります。また、未曽有の自然災害や企業の用地ニーズを踏まえ、工業系用地の候補地を新たに選定し、その成果を令和3年度から策定に着手する都市計画マスタープランに反映させてまいります。  市内に立地している製造業に対する支援としましては、市内のものづくり企業とともに東京の大規模展示会に参加し、出展企業の販路拡大と「ものづくりのまち西尾」の知名度向上に努めてまいります。  また、市内中小企業の人材確保を図るため、ワクワク西尾創生事業の1つとして、学生と企業をマッチングする「ローカルではたらこう」を企画し、若者の地元企業への定着を促進してまいります。令和3年5月には、合併10周年記念事業として、本市で「第37回全国削ろう会 西尾大会」の開催が予定されています。市としましても本大会を支援し、職人による伝統的大工道具の実演や来場者みずからが技術や道具に触れる体験を通して、産業技術の伝承と人材育成の場とするとともに、開催地・西尾市を大いにPRしてまいります。  第2の施策は、「利便性と快適性を高める基盤づくり」についての取り組みです。  令和2年8月に実施しました第39回市政世論調査の結果では、西尾市が住みにくいと回答された理由として、交通の便が悪いと回答された市民が最も多く、公共交通対策は引き続き積極的に取り組む必要があります。コロナ禍により、公共交通全体の利用者が減少したものの、令和2年4月に再編したバス路線につきましては、名鉄東部交通バスの廃止路線を引き継いだ六万石くるりんバスの平坂中畑線、寺津矢田線を中心に順調に回復しており、新たに設置したバス停も多くの方に利用いただいております。令和3年9月までの試験運行期間中に、再編事業の効果測定やアンケート調査などを実施し、10月からの本格運行に活かすとともに、その後も継続的に利用状況や地域の意見を取り入れながら、適宜利便性の向上に努めてまいります。  名鉄西尾・蒲郡線につきましては、コロナ禍により令和元年度の利用者は5年ぶりに減少に転じ、令和2年4月から10月までの上半期に至っては、前年度比26.4%の大幅減となりました。令和3年度から7年度までの存続は決まっていますが、大変厳しい状況です。にしがま線応援団をはじめとする民間の皆様のお力添えをいただきながら、市としましても鉄道路線の廃線は地域の衰退に直結するという考えのもと、駮馬瀬戸地区工業用地への大規模工場進出を人口増の絶好機と捉え、利用者増加に向けた施策を検討し、永続的な存続を見据えた取り組みを進めてまいります。  緊急時の災害輸送や企業立地を積極的に進めるためにも幹線道路の整備は重要です。国の事業では、国道23号名豊道路岡崎バイパスの4車線化及び未整備区間の早期整備を引き続き強く要望してまいります。県の事業では、広域連携の交通軸となる都市計画道路衣浦岡崎線の4車線化の推進、本市市街地と西幡豆町を結ぶ都市計画道路西尾幡豆線のうち、鵜ケ池町地内から吉良町地内までの区間の早期整備完了を強く要望してまいります。加えて、本市の南北の幹線道路であります都市計画道路安城一色線につきましては、上町、下町地区及び一色町の諏訪神社から国道247号までの区間の整備が始まっており、早期整備完了を強く要望してまいります。  市の事業としましては、県立特別支援学校の建設にあわせて整備を進めている市道須脇15号線をはじめ、市道斉藤市子6号線、市道平坂93号線、市道新在家上矢田1号線、市道吉田224号線などの整備を進め、その他、交通安全対策といたしまして、市道江原室町線の歩道設置を進めてまいります。  定住促進と住環境整備の向上に寄与する区画整理事業では、国森をはじめ6地区を引き続き支援し、面的整備を進めてまいります。また、新たな都市構造や将来の土地利用構想など、都市づくりの長期的な将来ビジョンを示す都市計画マスタープランの策定に着手いたします。  上水道のインフラ整備では、引き続き重要管路耐震化事業、老朽管更新事業及び漏水調査事業を計画的に進めてまいります。  公共下水道事業では、下水道総合地震対策計画に基づき、引き続き下水道施設の耐震化に取り組んでまいります。また、雨水対策では、近年、多発傾向にある集中豪雨や台風に対し、下水道施設整備などのハード対策のみならず、ソフト対策にも取り組むため、新たに内水浸水想定区域を示した内水ハザードマップを作成することにより、市民への適切な避難行動の啓発に努めてまいります。  第3の施策は、「地域を支える文化と人を育む環境づくり」についての取り組みです。  初めに、子ども・若者支援について申し上げます。ひきこもりやニートなど、社会生活を円滑に営む上での困難を有する子ども・若者及びその保護者などに対する総合相談窓口として、令和3年6月、中央ふれあいセンター内に新たに「子ども・若者総合相談センター」を開設いたします。センターでは、相談内容に応じた支援計画の立案、カウンセリングを行うとともに、修学や就職への支援はもとより、行政手続や医療機関の受診などに随行する同行支援や自宅への訪問支援を行うなど、当地域トップクラスの幅広い支援体制を整え、子どもや若者の社会的自立を支援してまいります。  子育て支援では、重点施策である保育環境の充実に取り組んでまいります。子ども・子育て支援新制度における保育の必要性の認定基準について、令和7年度から3歳未満児の保護者の就労時間の下限を、現在の1カ月90時間以上から60時間以上へと変更することを見据え、ハード、ソフト両面で保育需要の増加に対応する必要があります。ハード面では、令和3年4月ににしのまち保育園が定員を現行よりふやし、新たに一時保育事業も受け入れる形で、公設公営施設から民設民営施設へと生まれ変わります。令和3年度は、私立中野郷保育園及び福地北部保育園の建て替えに対する補助を引き続き実施するほか、新たに私立miraiと~ぶこども園の建て替え及び吉田・離島保育園2園を統合・民営化する(仮称)吉田こども園を新築するための補助を実施し、今後も引き続き多様な保育需要に対応してまいります。  また、吉良学校給食センターの改修にも着手し、令和4年4月から一色・吉良・幡豆地区の公立保育園と公立幼稚園3園へ給食を提供する体制を整え、食物アレルギーや離乳食対応の専用調理室を新設し、子どもたちの発達段階にあわせた安全・安心な給食を提供してまいります。  次に、ソフト面では、保育士などの確保に向けた県内初の取り組みとしまして、保育士などの養成施設の新卒者を対象に、市内の認可保育所、幼稚園などに勤務する意思を有する方に対し、保育士等就職準備金を貸し付け、就職を支援してまいります。また、保育園などのICT化を進め、スマートフォンやQRコードを利用した登降園管理システムを導入し、保育士の負担軽減を図ってまいります。さらに、未就園の親子への支援としまして、新たに開園するにしのまち保育園内に子育て支援センターを拡充してまいります。  本市独自の子育て世帯への経済的支援としましては、お子さんの誕生を祝う「西尾すこやか祝い金」、県内市町村でトップクラスの手厚さを誇る特定不妊治療費に対する助成のほか、18歳までの子を3人以上養育している場合の3番目以降の園児に対する保育料、長時間保育料、副食費の無料化、児童クラブでは、同一世帯で同時に2人以上が利用する場合の2人目以降の保育料の2分の1減額などを引き続き実施してまいります。  未婚・晩婚対策では、令和2年度に引き続き官民連携で婚活パーティーを実施するとともに、一定の要件を満たす新婚世帯が市内に新築または購入するマイホームへの補助を通じ、結婚新生活への支援や移住定住を促進してまいります。  次に学校教育では、市独自で多様な人材を学校現場に配置し、児童・生徒一人一人の教育的ニーズを踏まえた教育活動を展開する「きめ細やかな教育」を引き続き推進し、個に応じた資質や能力を伸ばしたいと考えています。中でも、学校現場からのニーズの高い特別支援教育・日本語指導・生徒指導関係については、その分野の教育活動の支援を担える人材や学校現場に専門的な助言や指導ができる人材を重点的に配置してまいりたいと考えております。  県立特別支援学校及び新学校給食センターの建設につきましては、令和元年度から進めてきた建設予定地の土地造成工事が令和2年8月に完了し、令和2年9月から建物の建築工事などに着手しております。県立特別支援学校の令和4年4月開校、新学校給食センターの令和3年9月稼働に向けて、引き続き整備を進めてまいります。新学校給食センターでは、食物アレルギー対応や、より徹底した衛生管理のもとに安全・安心な学校給食を提供してまいります。また、調理場の見学や研修室での学習などを通して食育の推進を図ってまいります。  学校施設整備では、児童・生徒が一堂に参集する行事の開催が難しい現状を踏まえ、体育館や校長室などの校内で開催する行事や活動を撮影した映像を、各教室のテレビで視聴できるデジタル放送設備を整備し、コロナ禍に対応した教育環境の充実を図ってまいります。また、児童・生徒数の増加による教室不足への解消につきましては、花ノ木小学校及び平坂中学校の普通教室増設のための設計を進めるとともに、給食配膳室や調理室の空調設備、令和4年度までの事業完了を見込むトイレの洋式化、屋上防水や外壁塗装などの施設の長寿命化も計画的に進めてまいります。  令和2年度に児童・生徒1人に1台整備を進めているタブレット端末につきましては、その整備により個々の児童・生徒の関心にあわせた調べ学習など、一人一人の学習状況に応じた個別学習が可能になり、ICT機器やデジタル教材の活用の幅も一層広がります。  一方で、学校教育においてはICT環境整備そのものが目的ではありません。整備されたICT環境の効果的な活用により、児童・生徒の主体的な学びを引き出すことのできる授業改善に取り組み、児童・生徒の資質・能力をより確かに育成していくことを目指します。  歴史文化振興では、令和3年度は、吉良氏が西尾に進出するきっかけとなった承久の乱から800年となる節目の年であり、吉良氏800年祭のメイン事業が行われます。地域の文化遺産を活用した観光コンテンツとして市内外にPRするだけでなく、市民に自分のまちのルーツを知っていただくことで、シビックプライドの醸成にもつなげてまいりたいと考えております。  歴史文化施設の整備では、歴史公園において令和2年度、木造二重の二之丸丑寅櫓と屏風折れの土塀を整備したところであり、今後は令和3年度に策定する西尾市文化財保存活用地域計画や西尾城跡保存活用計画に基づき、歴史公園及びその周辺を歴史文化エリアとして整備する計画を進めてまいります。建設後40年が経過する文化会館につきましては、長寿命化に係る改修設計に着手してまいります。また、開館から17年が過ぎた岩瀬文庫では、収蔵庫の空調設備改修を行い、かけがえのない資料をこれからも最適な環境下で保存してまいります。  図書館では、コロナ禍においても利用可能な電子書籍の充実や、令和2年度に導入いたしました「読書通帳」を活用した子どもの読書活動を推進し、図書館の利用促進を図ってまいります。  スポーツ振興では、フルマラソン大会の「にしおマラソン」を、令和4年3月6日に開催できるように準備を進めているところです。コースは、文化会館周辺をスタートし、市役所経由で吉良町、一色町を通り、矢作川を北上し、ゴールを総合グラウンドとするコースを計画しています。合併10周年記念事業の最後を彩る本大会は、スポーツ振興と観光振興を合わせたスポーツツーリズムを大会のコンセプトとし、参加者、応援者、ボランティア、市民が一体となって楽しめるわくわくする大会を目指してまいります。また、プレイベントとして予定している川内優輝講演会などを通して大会開催に向けた機運の醸成を図り、先行枠、一般枠の順に募集が開始できるように進めてまいります。  スポーツ施設の整備では、平成5年度に開館した総合体育館の天井材の落下防止に対する安全性確保のため、非構造部材耐震化対策の設計に着手します。また、駮馬瀬戸地区へのテニスコート整備に向けた設計業務に着手してまいります。ほかにも善明市民運動広場のソフトボール場の改修工事を行い、利用者の利便性向上を図ってまいります。  スポーツ施設の再配置につきましては、スポーツまちづくりビジョン2040の基本的な考え方に基づき、令和3年度から2年間で本市のスポーツ振興の方針を整理する中で、スポーツ施設の再配置による施設整備の手法やスケジュールを定めてまいります。また、本市とパートナーシップ協定を結ぶデンソーエアリービーズには、日本代表クラスの選手も多数在籍しています。本市にゆかりのある選手が東京オリンピックの代表に選出された際は、パブリックビューイングを開催するなど、市を挙げて応援してまいりたいと考えております。  第4の施策は、「安心できる暮らしを支える健康・福祉のまちづくり」についての取り組みです。  新型コロナウイルス感染症は、全世界に恐怖、混乱、分断をもたらし、多くの人は今もなお不安を感じていることと思います。今ほど健康づくりの大切さや当たり前の日常が幸せに感じられるときはないのではないかと、しみじみ感じています。まだまだ予断を許さない状況ですが、人と人が集まり、語り合い、触れ合うことが当たり前にできる人間らしい日常が戻ってくることを願ってやみません。令和3年1月14日には、愛知県全域に2回目の国の緊急事態宣言が出され、本市における感染者数の推移からも非常に厳しい状況であると認識しており、新型コロナウイルス感染症対策を最優先に取り組んでまいる所存です。  感染防止策としましては、現在、新型コロナウイルスワクチンの予防接種の準備を進めているところです。国主導による医療従事者への接種を皮切りに、市におきましても高齢者への優先接種を開始し、その後、基礎疾患を有する方や高齢者施設などの従事者、一般の方へと順次対象者を広げてまいります。予防接種の実施に当たりましては、全庁挙げて応援体制を整え対応してまいります。また、引き続き国や県が発信する感染防止に関する情報を、ホームページやLINEを通じて遅滞なく周知してまいります。市民病院では、引き続き安全で安心な医療サービスの提供と経営の安定化に努めてまいります。  最大の懸案である医師の確保につきましては、粘り強く愛知県や大学医局などへ医師派遣を依頼するとともに、大学医局や医療機関などと協議・連携・調整を行う一般任期付職員「タレント・アクイジション・ディレクター」を募集してまいります。  近年、研修医の採用枠は毎年1人ずつ増加しており、令和3年度には5人を採用できる予定であります。現状、大変きびしい経営状況にありますが、将来的な医師確保の面からも経営改善につながっていくものと期待しています。  市民病院の今後のあり方につきましては、碧南市民病院から西尾市民病院との経営統合は行わない方針を決定したとの回答書が届き、大変残念に思っております。しかしながら、今後も碧南市民病院との連携は不可避であると考えております。両市民病院間の医療連携を引き続き協議・研究していく中で、この地域の医療を守り、維持できる方策を検討してまいります。また、施設整備につきましては、令和2年12月、AIを活用して画像分析を行うことで検査時間の短縮と患者の負担を軽減できる最新型のCTを、大学病院などを除き全国で初めて導入しました。令和3年度も、西三河南部西地域の中核病院として地域住民の方の健康を保持するため、また災害拠点病院としての責務を全うするため、医療機器や施設の整備を行ってまいります。  市民の健康づくりでは、40歳以上の国民健康保険加入者を対象とした特定健康診査の結果をもとに、生活習慣病の発症リスクが高い方に行っている特定保健指導の一部を、令和3年度から株式会社スギ薬局へ委託し、官民連携で実施してまいります。この事業は、ワクワク西尾創生提案制度で優秀採択されたものであり、これまで平日に市職員が行っていた面談を、土日祝日や夜間にも実施することにより、利用率の向上を図ることができると考えています。  高齢者福祉施策では、各地域の高齢者支え隊会議などを通じ、地域の困り事や課題の把握から解決に向けた協議を行い、地域包括支援センターや生活支援コーディネーターなどが中心となり、それぞれの地域の実情に応じたインフォーマルサービスの整備を進めてまいります。  また、認知症対策といたしまして、認知症の症状を体験することにより、認知症の方に寄り添った支援につなげるため、主に介護支援専門員などの専門職に対し、バーチャルリアリティの技術を活用した認知症の中核症状を体験する講座を実施する予定です。  また、老朽化が著しい社会福祉施設の改修では、地域福祉基金を活用し、総合福祉センターの空調機更新や一色老人福祉センターの空調機、ボイラー設備などの改修に着手し、市民の憩いの場の長寿命化に取り組んでまいります。  第5の施策は、「安全とうるおいのある環境づくり」についての取り組みです。  東日本大震災から間もなく10年がたとうとしています。私たちは、あの未曽有の大惨事を決して風化させてはなりません。当時の記録や教訓を生かし、南海トラフ地震に伴う被害を最小限に食い止めるため、防災・減災対策に引き続き重点的に取り組んでまいります。  津波避難タワーにつきましては、令和3年度に一色町生田地区と吉良町大島地区の2カ所で整備を進めてまいります。施設には、風雨をしのぐための屋根や防災備蓄品などの設置を考えています。また、誰もが避難しやすいように階段の一段一段を小学校と同じ高さとすることや、ヘリコプターによる救助スペースの設置も検討しているところです。地域の皆様に愛される施設となるように、地元の子どもたちから愛称の募集も計画しています。  新たな事業では、津波一時待避所とする消防署吉良分署の屋上へ手すりを設置するための実施設計や、大規模災害発生時に予想される帰宅困難者に対し、帰宅ルートなどが確認できる帰宅困難者支援マップを作成するとともに、津波一時待避所となっている市の施設に大地震発生時に揺れを感知すると開錠されるキーボックスを設置し、夜間など職員が不在時でも鍵を取り出して建物内に入ることができるようにしてまいります。  継続事業では、指定避難所への災害用トイレ、防災資機材庫、備蓄食料の計画的な整備に引き続き取り組むとともに、新型コロナウイルス感染症対策の最新情報を常に収集し、避難所運営に対応してまいります。また、地震などの災害発生後、復興の基礎資料として重要な役割を果たす地籍調査事業の区域に一色町の津波浸水想定区域を加え、実施してまいります。  消防では、消防団用ポンプ自動車や高規格救急車などの消防車両更新と大規模地震などに備え、40立方メートル級の耐震性貯水槽を吉良町宮崎地内と田貫町地内の2カ所で整備し、消防力の強化充実を図ってまいります。また、令和3年度から現在の総務課を消防総務課に名称を変更し、各担当でそれぞれ実施していた訓練及び教養を一括で計画・実施することにより、現場活動全体のレベルアップを図るとともに、消防本部に新設する指令課では、消防署の指揮調査、通信指令担当を集約し、指令体制を担ってまいります。  河川海岸堤防の整備では、寺津漁港海岸の堤防耐震化を順次進めており、令和3年度も継続して進めてまいります。また、市が管理する6漁港のうち、現在、耐震対策を進めているのは寺津漁港のみとなっていますが、令和3年度は令和2年度に引き続き、栄生漁港の耐震診断を実施してまいります。  県事業では、第3次あいち地震対策アクションプランに基づき、海抜ゼロメートル地帯など、地盤が低く住宅が密集して大きな被害が想定される地域の海岸堤防から耐震化を進めていただいているところでありますが、本市の河川・海岸堤防の耐震化が早期に完了するよう、引き続き国や県に対し強く働きかけてまいります。また、令和2年度の日本語版洪水ハザードマップの作成に加えて、令和3年度は近年増加している外国人の方に対応するため、国籍別人口を参考に、より多くの方が利用できる言語や、やさしい日本語でお示しする洪水ハザードマップを新たに作成いたします。  市民の憩いの場となる公園・緑地の整備では、緑地の保全や緑化の推進、公園整備の方針となる「緑の基本計画」の策定に着手いたします。また、水洗方式へのトイレ改修を古川緑地内の2カ所で行い、快適に利用していただく環境を順次整えてまいります。さらに、潤いのある水辺空間の創出のため、令和2年度設計を行いましたみどり川コミュニティ道路の散策路を整備してまいります。  環境施策では、老朽化により処理能力が低下しているペットボトル圧縮梱包機を更新するとともに、クリーンセンターの焼却施設につきましては、西尾市、岡崎市及び幸田町の2市1町で進めております広域ごみ処理施設の供用開始まで長寿命化させるため、計画的に更新してまいります。また、令和3年度は、第2次西尾市環境基本計画の中間年度に当たり、現行計画における目標達成状況を把握、評価した上で見直し、総合的に推進してまいります。  地球温暖化対策では、住宅用地球温暖化対策設備導入費や電気自動車などの低公害車購入費に対する補助の継続や、西尾市地球温暖化対策実行計画(事務事業編)を着実に推進し、温室効果ガスの抑制に取り組んでまいります。  一色町生田地区における新たな産業廃棄物最終処分場建設計画に対する取り組みにつきましては、これまでも解説動画、広報にしお、市民説明会などを通じて周知してまいりましたが、市民に広く、そして深く知っていただくにはまだまだ時間を要します。市民生活への影響、一色中学校をはじめとする教育環境への影響、一色産うなぎをはじめとする地場産業への影響など、懸念されることをわかりやすく伝えることにより、市民一人一人が一色町生田地区だけの問題ではないことを理解し、主体的に捉えていただけるように引き続き周知してまいります。  また、住民投票条例などの先進自治体における事例を調査研究するとともに、「産廃建設阻止!西尾市民会議」を核として他の市民団体などと連携し、一色町生田地区への新たな産業廃棄物最終処分場建設計画は西尾市全体の問題として、これまで同様に反対の姿勢を貫き、取り組んでまいります。  第6の施策は、「市民と行政が共に考え、行動するまちづくり」についての取り組みです。  令和元年度に創設いたしました官民連携ワンストップ対話窓口「Cラボ西尾」につきましては、令和3年度に予定しておりますにしお健康ツーリズムをはじめ、PayPayを利用したキャッシュレス決済や、ソフトバンク株式会社社員による市民向けのスマホ教室など、少しずつその種が芽を吹き始めてまいりました。今後も、行政課題の解決・改善につながる民間事業者ならではの柔軟な提案を積極的に受け付け、「ONE NISHIO」によるまちづくりに邁進してまいりたいと考えております。  次に、重点施策の1つであります今後のデジタル化に向けた取り組みについて申し上げます。  令和2年8月に開設いたしました西尾市LINE公式アカウントは、職員一丸となりPRに努めた結果、令和2年12月10日時点で1万人、開設後半年余りとなる令和3年2月1日時点では4万人を超える友だち登録者数となりました。現在、LINE公式アカウントを導入している県内33市町中、友だち登録者数、人口に対する友だち登録割合ともにトップであります。これまでもスマート自治体の実現に向け、キャッシュレス決済の推進やAI・RPAの活用に取り組んでまいりましたが、「With コロナ」時代で人々の生活が多様化する中、デジタル技術の活用をさらに加速させたいと考えています。令和2年12月に立ち上げました西尾市DX推進本部におきまして、令和2年度中にデジタル化全般に係る基本方針を策定し、市を挙げて推進する体制を整えます。令和3年度は、市のLINE公式アカウントを情報発信やデジタルサービスの窓口としてのプラットホームとして位置づけ、行政手続をいつでも、どこでもスマートフォン1つで申請から本人確認、決済までを完結できるスマート手続など、テクノロジーの活用で便利な市民生活の実現を目指し、デジタル化という手段を通じて、市民、産業界、観光者、職員など全ての関係者の利便性を、より高めるための具体的なアクションプランの策定に着手してまいります。  令和2年度から、広報にしおの「伝える力」を高め、生き生きとした情報が「伝わる」広報を目指し、全面リニューアルしたところでありますが、令和3年度は市ホームページをリニューアルし、アクセス集中時でも安定的に作動し、スマホからでも見やすいすっきりとしたデザインに変更し、市政情報をより迅速かつ確実に提供できるように再構築してまいります。  合併10周年を迎える令和3年度は、市民とともにこの節目を祝い、ふるさとへのシビックプライドを醸成する機会であり、本市の持続的な発展につなげる節目の年です。令和3年4月の記念式典、吉良氏800年祭講演会を皮切りに、令和4年3月のにしおマラソンまでの間、年度を通してさまざまな記念事業を展開してまいります。記念式典では、「スポーツ都市」を宣言し、にしおマラソンやデンソーエアリービーズを応援する機運を高めるとともに、西尾シティプロモーション特命大使の委嘱などを予定しています。ほかにも、市の関係団体などが主催する冠事業や市民公募事業への支援を通じ、市を挙げて合併10周年の機運を高めてまいります。  市の最上位計画であります総合計画につきましては、現行計画の期間が令和4年度で終了するため、令和3年度から新たな総合計画の策定に着手してまいります。策定に当たりましては、同じく令和3年度から策定に着手する都市計画マスタープラン、緑の基本計画、工業系用地適地選定業務と整合性を図りながら進めてまいります。  行財政改革では、第5次実行計画に掲げた24の取り組みのうち、令和3年度は令和2年度から水道料金などで始めた公共料金の一括払いの拡充や投票区・投票所の見直しを進めるとともに、実施中の17事業を着実に前進させ、経費削減を進めてまいります。同時に、第6次実行計画の策定にも着手し、切れ目のない行財政改革に取り組んでまいります。  多文化共生につきましては、令和2年度、生活に関するあらゆる相談を多言語で受け付ける一元的相談窓口を設置し、ポルトガル語及びベトナム語の相談員の配置に加え、翻訳機器及びテレビ電話通訳システムを導入したところです。令和3年度は、さらなる多文化共生のまちづくりを推進するため、令和2年度から手がけている多文化共生プランを策定し、外国籍住民に係る施策を総合的かつ体系的に取り組んでまいります。  新市が発足してから間もなく10年が経過します。合併による最大のスケールメリットは人件費の削減、財政健全化、組織機構の専門化です。人件費の削減では、およそ2割の職員数を削減し、財政健全化では令和元年度の普通会計決算ベースで、合併前と比較して市債の借入金残高は120億円余りを削減し、積立金は10億円増となり、組織機構の専門化では、合併前の平成22年度の9部32課に対し、令和3年度は17部56課3支所へふえることとなり、行政サービスの質の向上を図ることができたと考えています。その他観光では、地域資源を有効活用した広域的な事業、道路などのインフラ整備では、旧市町の垣根を越えたまちづくりを展開することができました。  今後も20年後、30年後、50年後の西尾市を見据えた中長期的な視点に立ち、市政を運営してまいります。  また、市政に対する意見や要望などを聴き、まちづくりに生かすため「市政懇談会」をはじめ「女性議会」や「学生議会」、「まちづくりトーク」や「出張・市長のどこでもトーク」を引き続き実施してまいります。  西尾市方式PFI事業の見直しにつきましては、令和3年1月、きら市民交流センターの支所機能部分が開所し、令和3年4月には生涯学習機能を兼ね備えた公共施設として開館いたします。きら市民交流センターは、社会教育法の規定により利用の制限を受ける公民館ではない地域交流センターとすることで、より多くの方の利用が期待できる施設となります。吉良町公民館にかわる吉良地区の新たな公共施設として、地域の皆様に愛され、多くの人が集う場所となるように運営してまいります。他の施設につきましては、進捗におくれが生じていることは反省点として受け止めつつ、当事者間で対立を先鋭化させることは、市民にとって不幸な公共施設再配置になりかねません。立場や見解が違うことを認識した上で、どのように1つ1つの課題を解決していくか順に結論を出し、現実的に進めるため、事業者の皆様に改めて前向きなご協力をお願い申し上げたいと考えております。  私が市長に就任から約3年8カ月が経過しました。市長就任から3年経過時における公約の進捗状況は、「子育て・教育」が95.8%、「医療・福祉」が68.8%、「まちづくり・交通分野」が75%、「環境・防災」が68.8%、「市役所と市民参加」が81.3%で、全体の進捗率は79.3%です。残された任期におきましても、少しでも100%に近づけるように日々尽力してまいります。  以上、令和3年度の市政運営に臨む私の考え方を申し上げました。  世界情勢を見ると、分断や対立を招く排他的な自国第一主義は行き詰まりを見せ、結束や協調の重要性が再認識されています。  また、私たちの生活においては新型コロナウイルス感染症の影響により、これまで当たり前と思ってきたことの幾つものが当たり前でなくなり、価値観の変容を迫られています。不安、戸惑い、恐怖を感じる中、先行き不透明なコロナ禍を克服し、明るい西尾の未来へとつなげていくためには、チーム西尾市として心を1つにして、まちづくりに取り組んでいく必要があります。  議員各位並びに17万市民の皆様にご理解とご協力を心よりお願い申し上げ、私の施政方針とさせていただきます。       〔市長 中村 健 降壇〕 28 ◯議長(長谷川敏廣) 施政方針演説は終わりました。  この際、暫時休憩いたします。                             午前11時27分 休憩                             ─────────                             午前11時40分 再開 29 ◯議長(長谷川敏廣) 休憩前に引き続き会議を開きます。            ───────────────────── 日程第4 30 ◯議長(長谷川敏廣) 日程第4 議案第1号 専決処分の承認についてを議題とします。提案理由の説明を求めます。総務部長。       〔総務部長 齋藤利彰 登壇〕 31 ◯総務部長(齋藤利彰) ただいま議題となりました議案第1号 専決処分の承認について、提案理由をご説明申し上げます。議案書2ページをごらんください。  本案は、地方自治法第179条第1項の規定により、本年2月8日付で専決処分をいたしました、令和2年度西尾市一般会計補正予算(第11号)について、同条第3項の規定により報告し、その承認を求めたいとするものでございます。  この予算は、新型コロナウイルスワクチン接種の実施に当たり、早急に接種体制を確保する必要が生じましたので、その経費について歳入歳出予算を補正する専決処分をしたものでございます。  3ページをごらんください。  第1条、歳入歳出予算の補正は、既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ8億4,398万円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ801億4,467万4,000円と定めたいとするものでございます。  第2条の繰越明許費につきましては、6ページをごらんください。  第2表 繰越明許費補正としまして、4款1項保健衛生費、人件費(会計年度任用職員2人)537万6,000円及び予防接種事業8億5,927万3,000円を翌年度へ繰り越してまいります。  それでは、主な内容につきまして、歳入歳出補正予算事項別明細書により、歳入予算から順次ご説明申し上げますので10ページをごらんください。  16款国庫支出金、1項2目衛生費国庫負担金5億473万3,000円の追加は、新型コロナウイルスワクチン接種対策費負担金の計上でございます。  2項3目衛生費国庫補助金3億3,924万7,000円の追加は、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金の計上でございます。  次に、歳出予算をご説明申し上げますので12ページをごらんください。  4款衛生費、1項2目予防接種費8億9,425万円の追加は、ワクチン接種に係る事務費及び接種事業費の計上で、主なものとしまして、7節報償費、区分1謝礼6,164万6,000円は、集団接種に従事する看護師への謝礼、12節委託料、区分12新型コロナウイルスワクチン接種業務委託料4億1,408万2,000円は、医療機関による個別接種及び地域の公共施設での集団接種の実施に係る経費、15ページをごらんください。  区分15コールセンター運営業務委託料8,836万7,000円は、市民からの問い合わせに対応するためのコールセンター設置運営に係る経費、区分20集団接種会場運営業務委託料1億6,405万4,000円は、集団接種会場の維持・運営に係る経費でございます。  14ページをごらんください。  14款予備費は5,027万円の減額で、財源調整によるものでございます。  以上で、令和2年度西尾市一般会計補正予算(第11号)に係る専決処分の承認についての説明を終わります。よろしくご審議の上、ご承認くださいますようお願い申し上げます。       〔総務部長 齋藤利彰 降壇〕
    32 ◯議長(長谷川敏廣) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。前田 修議員。 33 ◯13番(前田 修) いよいよワクチン接種が始まろうとしているわけですが、最初に12ページをお願いします。  国が賄うべき経費とされておりますけれども、この中の財源内訳に5,000万円余の一般財源がありますが、支出の何に充当されているのかお聞きしたいと思います。 34 ◯議長(長谷川敏廣) 健康福祉部次長。 35 ◯健康福祉部次長(岩瀬茂樹) ワクチン接種の費用につきましては、全額国庫負担とされておりますが、上限額が設定され、9月末までに接種が完了する想定での所要経費が対象とされております。しかしながら、予算を編成する時点において周期が延長されることが予想されたため、本市におきましては4月から12月までの予算を確保いたしました。そのため、10月から12月までの3カ月分のコールセンター委託料2,772万円と、個別接種を実施するに当たり、ディープフリーザーが不足した場合に備えた2,255万円を一般財源としております。  今後、改めて10月以降の補助についても内容が示されましたら、適切に対応してまいりたいと考えております。 36 ◯議長(長谷川敏廣) 前田 修議員。 37 ◯13番(前田 修) 上限額が示されている国の経費については、引き続いて自治体から国に対する要望を、ぜひ強めていただきというふうに思っております。  ワクチン接種が始まりますけれども、だからといって感染対策がおろそかになってはいけないわけですが、ワクチン接種の費用は国でも実務は自治体ですから、自治体の感染対策と接種という大変な事業を担うことになるわけであります。今の状態では不足するであろう、例えば健康課などの体制は必要な支援をするということを伺っておりますので結構ですが、言われておりますのが接種を行う医師と看護師の確保するめどが立っていないという報道もあるわけですけれども、この地域ではどのようかお聞きしたいと思います。 38 ◯議長(長谷川敏廣) 健康福祉部次長。 39 ◯健康福祉部次長(岩瀬茂樹) 接種に従事する医師と看護師の確保でございますが、本市におきましては医師会の協力のもと、2月上旬に接種に関する協力意向調査を実施いたしました。現時点では、集団接種は58の医療機関から、また個別接種は48の医療機関の協力が得られる予定となっております。また、看護師につきましても医師会の協力のもと、市内の医療機関等で働く看護師176名の方の協力をいただけることになっておりますので、現時点では目標は達成しているかなという状況にはございます。 40 ◯議長(長谷川敏廣) 前田 修議員。 41 ◯13番(前田 修) 3つ目にお聞きしたいんですが、ワクチンの安全性ですとか有効性とか副反応のリスクですとか、救急処置がどうなっているのかとか、そういった対応について不安の声も現実にはあるわけですが、これは情報不足であったり、あるいは偏った危険をあおるような報道だったりすることも要因かというふうに思うんですが、相談体制とかコールセンターの運営、このあたりの概要はどのようかお聞きしたいと思います。 42 ◯議長(長谷川敏廣) 健康福祉部次長。 43 ◯健康福祉部次長(岩瀬茂樹) ワクチンの安全性等についての相談業務につきましては、愛知県の方が行うこととなっており、専門的な相談窓口を3月中旬までに設置してまいるとのことを伺っております。また、本市におきましては、接種に関する予約や予診票の再発行等の一般相談に対する相談窓口を設置する予定でございますが、安全性等の専門的な相談についても、速やかに県の相談窓口につなぐことができるように体制を整えてまいりたいと考えております。  なお、ワクチンの安全性等に関する情報は、国が示す内容を市のホームページやSNSを通じて可能な限り啓発し、不安の軽減に努めてまいりたいと考えております。 44 ◯議長(長谷川敏廣) 前田 修議員。 45 ◯13番(前田 修) 4つ目ですが、委託料の区分の中に12の委託先がありますけれども、それぞれどこですか。 46 ◯議長(長谷川敏廣) 健康福祉部次長。 47 ◯健康福祉部次長(岩瀬茂樹) 委託料の関係でございますが、9の予防接種システム改修業務、10の接種券等作成業務、11の予診票処理業務に関しましては、既存の予防接種管理システムを使用することから、現在、運用を委託しております株式会社ヒミカに委託してまいります。12のワクチン接種業務につきましては、集団と個別のワクチン接種業務を西尾市医師会に委託してまいりたいと思っております。13のワクチン管理業務につきましては、ファイザー製ワクチンを保存するディープフリーザーを設置していただける病院に、ワクチンの出納の管理業務を委託してまいる予定でございます。  また、14の派遣看護師調整業務委託料につきましては、今回、医師会経由で募った看護師の勤務の割り振りをした結果、調整しきれなかった人数を派遣会社に委託して看護師を確保する目的の委託料となっております。現時点では、予想を上回る看護師の確保ができたため、委託料の執行については未定でございます。15のコールセンター運営業務、また20の集団接種会場の運営業務につきましては、株式会社近畿日本ツーリスト中部に委託する予定で準備を進めております。16の予約システム導入業務に関しましては、LINEの機能を用いて行うことを想定しておりますので、既存システムとの連携ができる株式会社デジタルガレージに業務委託する予定でございます。  また、17清掃業務、18警備業務及び19感染性廃棄物処理業務につきましては、コールセンター及び接種会場での業務をそれぞれ市内関連業者に委託することを想定しております。 48 ◯議長(長谷川敏廣) ほかに質疑もないようでありますから、これをもって質疑を終わります。  お諮りします。ただいま議題となっております議案第1号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者多数) 49 ◯議長(長谷川敏廣) ご異議なしと認めます。よって本案は、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。       (「なし」と呼ぶ者あり) 50 ◯議長(長谷川敏廣) 本案に対する反対討論はなしと認めます。次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。       (「なし」と呼ぶ者あり) 51 ◯議長(長谷川敏廣) 本案に対する賛成討論はなしと認めます。これにて討論を終わります。  これより議案第1号を採決します。本案は、原案のとおり承認することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 52 ◯議長(長谷川敏廣) ご着席ください。起立多数であります。よって本案は、原案のとおり承認することに決しました。  この際、暫時休憩をいたします。                             午前11時55分 休憩                             ─────────                             午後1時00分 再開 53 ◯議長(長谷川敏廣) 休憩前に引き続き会議を開きます。            ───────────────────── 日程第5 54 ◯議長(長谷川敏廣) 日程第5 議案第2号 西尾の抹茶おもてなし条例の制定についてを議題とします。提案理由の説明を求めます。交流共創部長。       〔交流共創部長 内藤貴久 登壇〕 55 ◯交流共創部長(内藤貴久) ただいま議題となりました議案第2号 西尾の抹茶おもてなし条例の制定について、提案理由をご説明申し上げます。議案書17ページをごらんください。  本案は、「抹茶のふるさと西尾」を誇りに思うとともに、さらなる「西尾の抹茶」の普及や客人に振る舞うことを通したおもてなし機運の醸成を目指すため、条例を制定したいとするものであります。  それでは、条例の内容についてご説明申し上げますので18ページをごらんください。  本条例は理念条例として、前文では、本市における茶文化の歴史と、市民が抹茶に関わる機会が多いことなどを表記しながら、「西尾の抹茶」の普及や客人に振る舞うことを通したおもてなし機運の醸成を推進していきたい旨を表記しております。  次に、第1条は条例の目的、第2条は、用語の定義を定めております。  第3条から第5条では、基本理念にのっとり、市の役割と茶関係者の役割及び市民の役割を定めております。  第6条では、「西尾の抹茶」によるおもてなしを推進する上で、市、茶関係者及び市民は連携及び協力をしていく旨を定めております。  最後に附則でございますが、本条例は公布の日から施行したいとするものでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔交流共創部長 内藤貴久 降壇〕 56 ◯議長(長谷川敏廣) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 57 ◯議長(長谷川敏廣) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第2号については、経済建設委員会に付託をいたします。            ──────────○────────── 日程第6 58 ◯議長(長谷川敏廣) 日程第6 議案第3号 西尾市児童クラブ保育料条例の制定についてを議題とします。提案理由の説明を求めます。子ども部長。       〔子ども部長 山口留美子 登壇〕 59 ◯子ども部長(山口留美子) ただいま議題となりました議案第3号 西尾市児童クラブ保育料条例の制定について、提案理由のご説明を申し上げます。議案書21ページをごらんください。  本案は、令和3年4月から児童クラブ保育料の収納事務を、コンビニエンスストア等の収納代行業者へ委託をするために制定するものでございます。  それでは、条例の内容についてご説明申し上げますので22ページをごらんください。  現在、児童クラブの保育料は、西尾市児童クラブ規則で規定しておりますが、公金の徴収または収納事務を私人へ委託することについては、地方自治法施行令第158条第1項に歳入項目が定められており、さらに地方自治法第228条第1項で、使用料等は条例で定めなければならないと規定されていることから、保護者の費用負担及び保育料の減免について、条例を制定するものでございます。  第1条は、この条例の趣旨について定めており、児童福祉法第34条の8の規定に基づき、市が実施する放課後児童健全育成事業の利用者が負担する費用について、必要な事項としております。  第2条は、保育料の徴収について定めており、第1項は、保育料の金額について、第2項は、同一世帯で同時に2人以上が利用する場合の保育料の減額について、第3項は還付について定めております。  第3条は、保育料の減免について、第4条は委任規定について定めております。  最後に附則でございますが、この条例は令和3年4月1日から施行したいとするものでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔子ども部長 山口留美子 降壇〕 60 ◯議長(長谷川敏廣) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 61 ◯議長(長谷川敏廣) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第3号については、文教委員会に付託をいたします。            ──────────○────────── 日程第7 62 ◯議長(長谷川敏廣) 日程第7 議案第4号 西尾市保育士等就職準備金貸付条例の制定についてを議題とします。提案理由の説明を求めます。子ども部長。       〔子ども部長 山口留美子 登壇〕 63 ◯子ども部長(山口留美子) ただいま議題となりました議案第4号 西尾市保育士等就職準備金貸付条例の制定について、提案理由のご説明申し上げます。議案書25ページをごらんください。  本案は、就職準備金を貸し付けすることにより、保育士等の確保を図るため制定するものでございます。  それでは、条例の内容についてご説明申し上げますので26ページをごらんください。  本条例は、全15条及び附則からなっております。  第1条は、本条例の目的を定めるもので、保育士等の養成施設等に在学し、保育士等として勤務する意思を有する者に対して就職準備金を貸し付け、その就職を支援することにより、市内における保育士等の確保を図るものでございます。  第2条は、本条例における保育所等をはじめとする用語の定義を定めるものでございます。  第3条は、貸付対象を保育所等に就職するために必要な資金とするもので、第4条は、就職準備金の貸し付けを受けることができる対象者を、第1号から第4号に該当する者とし、第2項は、貸し付ける人数を定めるものでございます。  第5条は、貸付金額等を定めるもので、50万円以内で無利子としております。  第6条は、貸し付けの申請について、第7条は、貸し付けの決定及び契約の締結等について定めるものでございます。  第8条は、契約の解除について定めるもので、第1号から第7号のいずれかに該当するに至ったときは、解除できることとしております。  第9条は、返還債務の免除について定めるもので、この就職準備金は貸し付けを受けた者が養成施設等を卒業後、直ちに保育士等として従事した期間によって返還を免除するもので、第1項で、免除する従事期間の区分を定め、第2項は、保育士等として従事した者が、病気等の理由により継続して従事できず、再び従事した場合のみなし規定を定めるものでございます。  第10条は、就職準備金の返還について定めるもので、第1号から第3号に該当する場合において、貸し付けを受けた額の金額または免除を受けた額を控除した額を返還の額とし、第2項は、前項において返還理由が生じた場合における返還の方法と期間を定めるものでございます。  第11条は、特別な事情による返還の免除等を定めるもので、第12条は、返還債務の履行の猶予について定めるものでございます。  第13条は、返還すべき就職準備金の繰上げ返済について、第14条は、期限までに返還しなかった場合の延滞金について、第15条は、委任規定を定めるものでございます。  次に、附則でございますが、本条例の施行は、令和3年4月1日からとするものでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔子ども部長 山口留美子 降壇〕 64 ◯議長(長谷川敏廣) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。前田 修議員。 65 ◯13番(前田 修) まず、最初に第3条で伺いますが、ここに就職するために必要な資金とありますけれども、これは具体的に就職するためとは何を指すのかをお聞きしたいということと、申請できる時期について特に記述がありませんが、どのようでしょうか。 66 ◯議長(長谷川敏廣) 子ども部長。 67 ◯子ども部長(山口留美子) 就職するために必要な資金は、保育所等で使用する被服等の購入、通勤に要する自動車等の購入、また転居が伴う場合の転居費用など、就職する際に使用する資金全てが対象となります。申請できる期間ですが、令和4年度の就職につきましては、令和4年1月4日から1月31日までとなります。
    68 ◯議長(長谷川敏廣) 前田 修議員。 69 ◯13番(前田 修) 次に、第4条で伺いたいと思いますか、2号に、その他これに類似する貸付給付という記述がありますけれども、これは具体的にどのようなことを指すんでしょうか。 70 ◯議長(長谷川敏廣) 子ども部長。 71 ◯子ども部長(山口留美子) 愛知県社会福祉協議会が、県からの委託を受けまして実施している保育士修学資金貸付制度があります。この制度は、学費、入学準備金及び卒業年度における就職準備金の貸し付けも行っております。この制度の就職準備金の貸し付けが該当となります。今のところ、これ以外におきまして、現時点では把握ができておりません。  なお、日本学生支援機構の奨学金等の貸付給付の併用は可能としております。 72 ◯議長(長谷川敏廣) 前田 修議員。 73 ◯13番(前田 修) その4条の2項にありますが、就職準備金を貸し付ける人数については、毎年度予算の範囲内で定めるとありますが、そうなりますと、この予算の範囲内の人数というのが申請数との関係でどうかということになるわけですけれども、そうなりますと申請があっても、その可否を判断するということになる可能性があるのかなと思うんですが、その点は、この予算の範囲内というのはどういう考え方を持ってみえるんでしょうか。 74 ◯議長(長谷川敏廣) 子ども部長。 75 ◯子ども部長(山口留美子) この制度を計画する段階で、ここ数年の大学等を卒業されて市内の保育士として働かれている人数を勘案しておりまして、今こちらで想定しているのは、予算的にとっているのは30名ですけれども、今、平均でとっている方の倍ぐらいの数字を見込んでおりますので、予算内におさまるのではないかというふうには思っております。 76 ◯議長(長谷川敏廣) 前田 修議員。 77 ◯13番(前田 修) 3点目に、第7条で伺いたいと思いますが、7条に貸付けの可否及びその額を決定するとありますけれども、ということになりますと50万円に満たないケースが想定されるということだと思うんですが、これはどういう考え方のもとに条文化されているんでしょうか。 78 ◯議長(長谷川敏廣) 子ども部長。 79 ◯子ども部長(山口留美子) 申請者自身が継続勤務の不安など、返済となった場合の資力を考えて50万円に満たない申請をされるケースを想定しております。ほとんどの方は、50万円満額を申請されると期待しております。 80 ◯議長(長谷川敏廣) 前田 修議員。 81 ◯13番(前田 修) 申請があればそれに応じてということは、申請が50万円だけれども、それを下げるということではないことはわかりました。  最後に第9条の2項ですけれども、保育士となって2年の間に返済するか、しないで済むかがあるんですが、その間に休業をすることがあるということで、再就職の意思があれば返還が免除されるとありますが、その期間には定めはないんでしょうか。 82 ◯議長(長谷川敏廣) 子ども部長。 83 ◯子ども部長(山口留美子) これは病気とかけが、被災等、本人が就労の継続の意思があってもできない、やむを得ない理由の場合を認めるものです。その期間を差し引いて、2年間の従事が必要となります。要因の期間はさまざまですので、期間の定めはしておりません。  なお、退職された場合は、この状況は該当にはなりませんのでよろしくお願いいたします。 84 ◯議長(長谷川敏廣) ほかに質疑もないようでありますから、これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第4号については、文教委員会に付託をいたします。            ──────────○────────── 日程第8 85 ◯議長(長谷川敏廣) 日程第8 議案第5号 西尾市附属機関に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。提案理由の説明を求めます。総合政策部長。       〔総合政策部長 高原 浩 登壇〕 86 ◯総合政策部長(高原 浩) ただいま議題となりました議案第5号 西尾市附属機関に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由のご説明を申し上げます。議案書31ページをごらんください。  本案は、本市において一定の要件を備えた協議会を、地方自治法第138条の4第3項及び第202条の3第1項に規定する附属機関として位置づけたいとするものでございます。  改正の内容をご説明申し上げます。32ページをごらんください。  別表の市長の部に、西尾市保育所及び幼稚園給食運営協議会を、教育委員会の部に、西尾市文化遺産保存活用協議会及び西尾市岩瀬文庫書庫・西尾市立図書館おもちゃ館保存活用計画策定委員会を追加するものでございます。  附則第2項につきましては、西尾市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の別表に各附属機関の委員を加えるものでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔総合政策部長 高原 浩 降壇〕 87 ◯議長(長谷川敏廣) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 88 ◯議長(長谷川敏廣) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第5号については、企画総務委員会に付託をいたします。            ──────────○────────── 日程第9 89 ◯議長(長谷川敏廣) 日程第9 議案第6号 職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。提案理由の説明を求めます。総合政策部長。       〔総合政策部長 高原 浩 登壇〕 90 ◯総合政策部長(高原 浩) ただいま議題となりました議案第6号 職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由のご説明を申し上げます。議案書35ページをごらんください。  本案は、行政手続における押印の見直しに伴い、新たに職員となった者が任命権者に提出する宣誓書の押印欄を廃止するため改正するものでございます。  36ページをごらんください。  改正内容でございますが、第1号様式及び第2号様式で定める宣誓書の様式から押印欄を削除するものでございます。  次に、附則でございますが、この条例は令和3年4月1日から施行したいとするものでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。       〔総合政策部長 高原 浩 降壇〕 91 ◯議長(長谷川敏廣) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 92 ◯議長(長谷川敏廣) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第6号については、企画総務委員会に付託をいたします。            ──────────○────────── 日程第10 93 ◯議長(長谷川敏廣) 日程第10 議案第7号 西尾市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。提案理由の説明を求めます。市民病院事務部長。       〔市民病院事務部長 西尾隆治 登壇〕 94 ◯市民病院事務部長(西尾隆治) ただいま議題となりました議案第7号 西尾市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由をご説明申し上げます。議案書37ページをごらんください。  本案は、市民病院に勤務する会計年度任用職員について、正規職員と同様に、特殊勤務手当の種類に危険手当を加えるために当該条例の改正をしたいとするものでございます。  それでは、改正内容をご説明申し上げますので、議案書38ページをごらんください。  条例第14条は、フルタイム会計年度任用職員、第19条は、パートタイム会計年度任用職員の特殊勤務手当に関する規定でございまして、今回の改正では、その種類にそれぞれ危険手当を支給対象として加えたいとするものでございます。  次に附則でございますが、第1項は、この条例を令和3年4月1日から施行したいとするものでございます。  第2項は、改正後の条例の適用は、施行日以後の勤務に係る特殊勤務手当について適用するとするものでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔市民病院事務部長 西尾隆治 降壇〕 95 ◯議長(長谷川敏廣) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。牧野次郎議員。 96 ◯26番(牧野次郎) まず、1点目としてお尋ねをしますのは、今回、会計年度任用職員で危険手当を受けられることになる、その対象となる業務は具体的にどのような方になるのか、お知らせをいただきたい。 97 ◯議長(長谷川敏廣) 市民病院事務部長。 98 ◯市民病院事務部長(西尾隆治) 今回、対象とする業務は、放射線業務と臨床検査業務になります。具体的には、放射線管理区域内においてプロテクターを着て血管造影検査やCT検査などを行う放射線業務と、細菌やウイルスの検出や培養、採血などを行う臨床検査業務となります。 99 ◯議長(長谷川敏廣) 牧野次郎議員。 100 ◯26番(牧野次郎) 今、ご説明があったように血管造影検査だとか細菌やウイルスの検出、培養、採血、こうした業務ですから、危険手当がついて当然かというふうに思いますが、現在、この対象となる業務に就かれている方の人数はどうなっているか、会計年度任用職員でどれだけ見えるかお聞きをします。 101 ◯議長(長谷川敏廣) 市民病院事務部長。 102 ◯市民病院事務部長(西尾隆治) 会計年度任用職員の対象人数でございますが、現在、想定している人数で申し上げますと、画像情報室の対象者が5名、臨床検査室で9名、外来の看護科の放射線科で11名、手術室の看護科で3名、合計28名を想定しております。 103 ◯議長(長谷川敏廣) 牧野次郎議員。 104 ◯26番(牧野次郎) なかなかたくさんの方が、これまで危険手当がついていなかったということで、今回、改正されるということは喜ばしいことだというふうに思うわけでありますが、2点目として、今回、危険手当を支給できるようにした理由についてはどのような事情か、お尋ねをします。 105 ◯議長(長谷川敏廣) 市民病院事務部長。 106 ◯市民病院事務部長(西尾隆治) 今回、支給対象とする理由でございますが、正規職員以外にも会計年度任用職員が、これらの放射線業務や臨床検査業務に関わっていくというケースが想定されることから、同一労働、同一賃金の観点からも、このたび会計年度任用職員を支給対象として加えたいという思いでございます。 107 ◯議長(長谷川敏廣) 牧野次郎議員。 108 ◯26番(牧野次郎) 先ほどちょっと言われたと思うんですが、フルタイムの方もパートタイムの方も同一労働、同一賃金ということでありますから、同じように危険手当が支給されるということでよろしいか、もう一度確認をさせていただきたいと思います。 109 ◯議長(長谷川敏廣) 市民病院事務部長。 110 ◯市民病院事務部長(西尾隆治) 危険手当はフルタイム、パートタイム両方ともに支給をしてまいります。 111 ◯議長(長谷川敏廣) 牧野次郎議員。 112 ◯26番(牧野次郎) この業務ごとに危険手当というのは、日額110円または1回1,000円を超えない範囲内において別に定めるというふうになっているわけですが、実際、業務ごとにどれだけの手当の額となるのか。また、先ほど28名と言われましたが、全体の影響額がどれだけになるのか、お知らせをいただきたいと思います。 113 ◯議長(長谷川敏廣) 市民病院事務部長。 114 ◯市民病院事務部長(西尾隆治) 今回、支給対象とします会計年度任用職員の想定の支給金額でございますが、放射線業務に係る会計年度任用職員の手当分としまして年額約39万円、臨床検査業務に係る会計年度任用職員の手当として年額約26万円、合計約65万円を想定しております。 115 ◯議長(長谷川敏廣) 牧野次郎議員。 116 ◯26番(牧野次郎) 総額は、今言われた内容でわかりました。ただ、実際日額なのか、あるいは1回の勤務ということなのか、もう一度そこら辺を、それぞれの業務ごとに手当の額がどういうふうになるのか、お知らせをいただきたい。 117 ◯議長(長谷川敏廣) 市民病院事務部長。 118 ◯市民病院事務部長(西尾隆治) この危険手当は日額で支給をしますので、全て日額110円ということで考えております。 119 ◯議長(長谷川敏廣) ほかに質疑もないようでありますので、これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第7号については、厚生委員会に付託をいたします。            ──────────○────────── 日程第11 120 ◯議長(長谷川敏廣) 日程第11 議案第8号 西尾市使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。提案理由の説明を求めます。建設部長。       〔建設部長 岸本正二 登壇〕 121 ◯建設部長(岸本正二) ただいま議題となりました議案第8号 西尾市使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由をご説明申し上げます。議案書39ページをごらんください。  本案は、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の一部を改正する法律が公布されたことなどに伴い、当該条例の一部を改正したいとするものでございます。  それでは、改正の内容についてご説明を申し上げますので、議案書40ページをごらんください。  別表第3の低炭素建築物新築等計画認定申請手数料において、表現を愛知県の改正に整合させるものでございます。  また、本改正における金額の変更につきましては、国の事務連絡に基づいて見直しを行うものでございます。  次に、議案書41ページをごらんください。  建築物エネルギー消費性能適合性判定手数料及び変更に伴う手数料につきましては、適合性判定の範囲が拡大されることに伴い追加をするものでございます。
     次に、議案書43・44ページをごらんください。  別表第3備考第3項につきましては、複数建築物の連携による性能向上計画認定を受ける場合において、ほかの建築物の適合性判定手数料の扱いを示したものでございます。  このほか、別表第3及び備考における条項の改正は、法改正に伴う条ずれを修正するものでございます。  なお、改正される手数料の額は愛知県と同額でございます。  最後に附則でございますが、この条例は令和3年4月1日から施行したいとするものでございます。  以上で、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔建設部長 岸本正二 降壇〕 122 ◯議長(長谷川敏廣) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 123 ◯議長(長谷川敏廣) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第8号については、経済建設委員会に付託をいたします。            ──────────○────────── 日程第12 124 ◯議長(長谷川敏廣) 日程第12 議案第9号 西尾市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。提案理由の説明を求めます。健康福祉部次長。       〔健康福祉部次長 岩瀬茂樹 登壇〕 125 ◯健康福祉部次長(岩瀬茂樹) ただいま議題となりました議案第9号 西尾市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由をご説明申し上げます。議案書45ページをごらんください。  本案は、新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部を改正する法律(令和3年法律第5号)が令和3年2月13日に施行されたことに伴い、西尾市国民健康保険条例における新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者等に対する傷病手当金の規定を改正したいとするものでございます。  それでは、改正内容についてご説明申し上げます。議案書46ページをごらんください。  附則第7項中「新型インフルエンザ等対策特別措置法(平成24年法律第31号)附則第1条の2に規定する新型コロナウイルス感染症」という規定を「病原体がベータコロナウイルス属のコロナウイルス(令和2年1月に、中華人民共和国から世界保健機関に対して、人に伝染する能力を有することが新たに報告されたものに限る。)である感染症」に改めるものでございます。  なお、このことに伴う傷病手当金の支給要件の変更はないものでございます。  次に、改正附則でございますが、この条例は公布の日から施行するものでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔健康福祉部次長 岩瀬茂樹 降壇〕 126 ◯議長(長谷川敏廣) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 127 ◯議長(長谷川敏廣) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第9号については、厚生委員会に付託をいたします。            ──────────○────────── 日程第13 128 ◯議長(長谷川敏廣) 日程第13 議案第10号 西尾市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。提案理由の説明を求めます。健康福祉部次長。       〔健康福祉部次長 岩瀬茂樹 登壇〕 129 ◯健康福祉部次長(岩瀬茂樹) ただいま議題となりました議案第10号 西尾市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由をご説明申し上げます。議案書47ページをごらんください。  本案は、税制改正において基礎控除を10万円引き上げるとされたことに伴い、地方税法施行令の一部を改正する政令(令和2年政令第264号)が施行されたことに伴い、西尾市国民健康保険税条例の一部を改正したいとするものでございます。  それでは、改正内容についてご説明申し上げます。議案書48ページをごらんください。  第23条第1号から第3号中の国民健康保険税の減額に係る所得の基準について、基礎控除額相当分の基準額を現行の33万円から43万円に改正するとともに、被保険者のうち、一定の給与所得者と公的年金等の支給を受ける者の数の合計数から1を減じた数に10万円を乗じて得た額を加算する規定を加えるものでございます。  次に、附則第3項中の「総所得金額」とあるのは「総所得金額及び山林所得金額」と改め、65歳以上の公的年金等にかかる15万円の課税の特例について、改正後の第23条の規定の読み替えとして、第23条の「110万円」とあるのは「125万円」とするものでございます。  次に、改正附則でございますが、この条例は公布の日から施行し、改正後の西尾市国民健康保険税条例の規定は、令和3年度以後分の年度分の国民健康保険税について適用し、令和2年度分までの国民健康保険税については、なお従前の例によるものとするものでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔健康福祉部次長 岩瀬茂樹 降壇〕 130 ◯議長(長谷川敏廣) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 131 ◯議長(長谷川敏廣) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第10号については、厚生委員会に付託をいたします。            ──────────○────────── 日程第14 132 ◯議長(長谷川敏廣) 日程第14 議案第11号 西尾市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。提案理由の説明を求めます。健康福祉部長。       〔健康福祉部長 簗瀬貴央 登壇〕 133 ◯健康福祉部長(簗瀬貴央) ただいま議題となりました議案第11号 西尾市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由をご説明申し上げます。議案書49ページをごらんください。  本案は、次期事業運営期間の介護保険料率を設定する等のため、西尾市介護保険条例の一部を改正したいとするものでございます。  それでは、改正内容についてご説明申し上げます。議案書とあわせて、議案第11号参考資料1ページをごらんください。  第3条第1項の改正は、介護保険法第129条第3項の規定により、令和3年度から令和5年度までの第1号被保険者の保険料基準額を年額6万2,400円(月額5,200円)から、年額6万3,600円(月額5,300円)に改めるものでございます。  各段階の保険料率につきましては、所得段階第1段階は2万8,080円を2万8,620円に、第2段階は4万560円を4万1,340円に、第3段階は4万3,680円を4万4,520円に、第4段階は5万6,160円を5万7,240円に、第5段階は6万2,400円を6万3,600円に、第6段階は7万1,760円を7万3,140円に、第7段階は7万8,000円を7万9,500円に、第8段階は9万3,600円を9万5,400円に、第9段階は9万9,840円を10万4,940円に、第10段階は10万6,080円を11万1,300円に、第11段階は11万2,320円を11万7,660円に、第12段階は12万4,800円を13万380円に、第13段階は15万6,000円を15万9,000円にそれぞれ変更するものでございます。  また、所得区分の変更として、第7段階は、合計所得金額が120万円以上200万円未満を120万円以上210万円未満に、第8段階は、合計所得金額が200万円以上300万円未満を210万円以上320万円未満に、第9段階は、合計所得金額が300万円以上350万円未満を320万円以上400万円未満に、第10段階は、合計所得金額が350万円以上500万円未満を400万円以上500万円未満にそれぞれ変更するものでございます。  参考資料2ページをごらんください。  第2項から第4項の改正は、令和3年度から令和5年度までの軽減後の保険料率を、所得段階第1段階は1万5,600円を1万5,900円に、第2段階は2万4,960円を2万5,440円に、第3段階は4万560円を4万1,340円に変更するものでございます。  次に附則でございますが、第3条第1項の第6号から第13号までにつきましては、保険料率の算定に使用する合計所得金額に関して、給与所得または公的年金等に係る所得の金額の合計額から、租税特別措置法に規定される10万円を控除して得た額を用いるよう新たに加えるものでございます。  最後に改正附則でございますが、第1項は、この条例を令和3年4月1日から施行したいとするものでございます。  第2項は、保険料の経過措置を定めたものでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔健康福祉部長 簗瀬貴央 降壇〕 134 ◯議長(長谷川敏廣) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。牧野次郎議員。 135 ◯26番(牧野次郎) 5点ほど、お願いします。  まず1点目として、今回の一部改正において、第8期における保険料収納必要額はどれほどと見込まれたか。また、その必要額を出した総事業費の見込みはどのようであったかお聞きをします。 136 ◯議長(長谷川敏廣) 健康福祉部長。 137 ◯健康福祉部長(簗瀬貴央) 第8期における保険料収納必要額でございますが、3か年の合計で89億7,005万円を見込んでおります。また、介護保険事業費につきましては、3か年合計で約358億5,000万円を見込んでおります。 138 ◯議長(長谷川敏廣) 牧野次郎議員。 139 ◯26番(牧野次郎) それでは、ここから出てくる保険料収納額としての必要額はどの程度見込まれたのか、お尋ねをします。 140 ◯議長(長谷川敏廣) 健康福祉部長。 141 ◯健康福祉部長(簗瀬貴央) 介護保険事業といたしまして、342億8,000万円ほどを見込んでいるという状況でございます。 142 ◯議長(長谷川敏廣) 牧野次郎議員。 143 ◯26番(牧野次郎) その保険料収納必要額というのが、今回100円の基準額の引き上げで、そのうちどれだけの影響額になるのか、お知らせをいただきたい。 144 ◯議長(長谷川敏廣) 健康福祉部長。 145 ◯健康福祉部長(簗瀬貴央) 今のご質疑につきましては、100円を引き上げることによって、その影響額がどのようになるかというご質疑でよろしいでしょうか。すみません。資料を持ち合わせておりませんので答弁ができません。 146 ◯議長(長谷川敏廣) 牧野次郎議員。 147 ◯26番(牧野次郎) 2点目としてお尋ねをしますが、保険料収納必要額が89億7,005万円、その見込みというのは7期の計画と比較してどの程度ふえているか。額として、あるいはパーセントとしてお答えをいただきたい。 148 ◯議長(長谷川敏廣) 健康福祉部長。 149 ◯健康福祉部長(簗瀬貴央) 保険料収納必要額の7期との比較でございますけれども、4億5,850万6,000円の増を見込んでおりまして、率にして5.4%の増を見込んでおります。介護保険事業費について、7期の見込みに対して14億4,000万円増加すると見込んでおりまして、率にして2.4%増加するというふうに見込んでおります。 150 ◯議長(長谷川敏廣) 牧野次郎議員。 151 ◯26番(牧野次郎) 今、言われた内容ですと、第7期と比較して総事業費の方では2.4%で、保険料収納必要額は5.4%増というご説明だったかと思いますが、この差がどのようになっているのか、どのように考えればよいのかお尋ねをしたいと思います。 152 ◯議長(長谷川敏廣) 健康福祉部長。 153 ◯健康福祉部長(簗瀬貴央) 保険料の必要額というのは、全体の事業の中で必要な額ということで算定をさせていただいております。介護保険の事業費について、2.4%増の差でございますけれども、介護保険を安定的に運営していくということもございますので、現在の積立金の金額ですとか、今後、必要な金額を総合的に判断して、これらの金額が決まってきているということでございます。 154 ◯議長(長谷川敏廣) 牧野次郎議員。 155 ◯26番(牧野次郎) 当然、安定的運営ということは考えられるだろうし、その上で保険料収納額を出されていくのは当然でありますが、安定的運営という点では、何よりも一番大事なのは被保険者の方のご理解かというふうに思います。今、このようにコロナ禍で高齢者の方はじめ、収入が減ったり大変な生活状況の折に、引き下げか、せめて据え置きすることはできなかったのかなというふうに思うわけでありますが、引き上げでは結局、被保険者の理解が、こうした時期には得られないのではないかと思いますが、いかがでしょうか。 156 ◯議長(長谷川敏廣) 健康福祉部長。 157 ◯健康福祉部長(簗瀬貴央) 今回の第8期の保険料額につきましては、令和3年度からの3年間の給付費を推計して算定をしております。この給付費の財源内訳につきましては、半分が公費で賄うと、残りの半分が40歳以上の方の保険料で賄うというふうに定められております。現在の7期の3年間の給付費は、毎年3億円前後の数字で増加しているという状況でございまして、8期の保険料額につきましては、介護給付費準備基金の取り崩しや、所得段階の第9段階から第12段階までの保険料率を見直すことで、上昇をできる限り抑えたというふうなことをしたつもりでございます。  なお、事業の開始や失業等で収入等が減少し、保険料の支払いが困難となった方につきましては、減免や納付の猶予のほかに、分納の相談で対応をさせていただきたいというふうに考えております。 158 ◯議長(長谷川敏廣) 牧野次郎議員。 159 ◯26番(牧野次郎) それでは、4点目としてお尋ねをしますが、第7期から第8期へということで保険料、あるいは所得階層別の状況は近隣の自治体でどのように動くのか、そうした情報は持ってみえますでしょうか。 160 ◯議長(長谷川敏廣) 健康福祉部長。 161 ◯健康福祉部長(簗瀬貴央) 西三河の近隣8市の状況につきましては、今年の1月8日現在の情報になりますけれども、保険料基準額は一番高い市が5,844円になります。一番安い市が4,650円ということになりまして、西尾市は5,300円ということで、ちょうど真ん中という状況になっております。ただ、これらの数字につきましては確定的なものではなくて、暫定的なものであるというふうにご理解をいただきたいと思います。 162 ◯議長(長谷川敏廣) 牧野次郎議員。 163 ◯26番(牧野次郎) 近隣自治体の中では据え置きだとか、引き下げだとか、そういう動きはなかったんでしょうか。 164 ◯議長(長谷川敏廣) 健康福祉部長。 165 ◯健康福祉部長(簗瀬貴央) 現時点で、据え置きというところは2市ございまして、刈谷市と知立市でございますが、引き下げというところはございません。 166 ◯議長(長谷川敏廣) 牧野次郎議員。 167 ◯26番(牧野次郎) 所得段階別の状況も西尾市は、今度は比較的高額所得層の部分の所得金額を引き上げたことで、結局、所得段階では中間の方に、少なくとも基準額の方に移行していく方が多くなるということはされていると思いますが、回りの自治体では所得段階別で、例えば第1段階のより負担割合を下げるとか、そのようなことをされているという自治体の情報はつかんでみえますでしょうか。 168 ◯議長(長谷川敏廣) 健康福祉部長。 169 ◯健康福祉部長(簗瀬貴央) 申しわけございませんが、そこまで詳しく情報を収集しているという段階ではございません。 170 ◯議長(長谷川敏廣) 牧野次郎議員。 171 ◯26番(牧野次郎) では、所得段階別で言いますと、これは先ほど言ったように高額所得層は、どちらかというと基準額の方に多く移行する人が出てくるだろうということで考えれば、さらに一番所得の少ない第1段階、第2段階はこれまでと同じように割合は0.45、これを引き下げるというようなお考えはなかったのかどうかもお聞きします。
    172 ◯議長(長谷川敏廣) 健康福祉部長。 173 ◯健康福祉部長(簗瀬貴央) 今のご質疑は、さらに圧縮すべきではないかという考えは市になかったかというご質疑かと思いますけれども、今回の引き上げの金額が妥当であるというふうに考え提案をさせていただいたというところでございます。 174 ◯議長(長谷川敏廣) 牧野次郎議員。 175 ◯26番(牧野次郎) 最後5点目でありますか、先ほどこれまでの準備基金、あるいは繰り越し等を取り崩して保険料が上がらないように抑制的にしたということでありましたが、基金や繰り越しを今回、保険料の縮減にどれだけ活用されているかお尋ねをします。 176 ◯議長(長谷川敏廣) 健康福祉部長。 177 ◯健康福祉部長(簗瀬貴央) 今回の保険料額の算出に当たって、介護保険給付費準備基金を4億円取り崩して保険料の上昇を抑えるために使わせていただいたというところでございます。 178 ◯議長(長谷川敏廣) 牧野次郎議員。 179 ◯26番(牧野次郎) ちなみに第7期の事業計画の中で、これは必要な計画の総事業費が縮減されたというふうに思われます。そうすれば当然、その事業の中で保険料は予定どおり取っているわけですから、一般的に見れば剰余金が、剰余金といっても利益ではないわけですが、剰余金が出てくるというふうに思います。その剰余金が、結局第7期の事業計画の中ではどれほどだったのか。それを今回、基金で、先ほど4億円と言われましたが、それ以外の繰り越しなどでも剰余金は反映しているのではないかなと思いますが、そうした剰余金というのは全て活用できる、対象となるものはどれほどだったのかということも、あわせてお尋ねをしたいと思います。 180 ◯議長(長谷川敏廣) 健康福祉部長。 181 ◯健康福祉部長(簗瀬貴央) 今回、基金として積み立ててきたというのが、7期の剰余分を積み立ててきているということになりまして、今回、基金をほぼ取り崩すということになりますので、7期の中で剰余金を積み立てた額が4億円になり、それを今回、全て取り崩すというふうにご理解いただければよろしいかと思います。 182 ◯議長(長谷川敏廣) ほかに質疑もないようでありますから、これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第11号については、厚生委員会に付託をいたします。  この際、暫時休憩をいたします。                             午後2時00分 休憩                             ─────────                             午後2時15分 再開 183 ◯議長(長谷川敏廣) 休憩前に引き続き会議を開きます。            ───────────────────── 日程第15 184 ◯議長(長谷川敏廣) 日程第15 議案第12号 西尾市地区計画の区域内における建築物制限条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。提案理由の説明を求めます。建設部長。       〔建設部長 岸本正二 登壇〕 185 ◯建設部長(岸本正二) ただいま議題となりました議案第12号 西尾市地区計画の区域内における建築物制限条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由をご説明申し上げます。議案書53ページをごらんください。  本案は、西三河都市計画西山地区計画が都市計画決定されたことなどに伴い、当該条例の一部を改正したいとするものでございます。  それでは、改正の内容についてご説明を申し上げますので、議案書54ページをごらんください。  別表第1、適用区域表及び別表第2、建築物に関する制限表において、西山地区整備計画区域を追加し、建築物の制限をするものでございます。  最後に附則でございますが、この条例は令和3年4月1日から施行したいとするものでございます。  以上で、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔建設部長 岸本正二 降壇〕 186 ◯議長(長谷川敏廣) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 187 ◯議長(長谷川敏廣) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第12号については、経済建設委員会に付託をします。            ──────────○────────── 日程第16 188 ◯議長(長谷川敏廣) 日程第16 議案第13号 西尾市学校給食センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。提案理由の説明を求めます。教育部長。       〔教育部長 永谷和夫 登壇〕 189 ◯教育部長(永谷和夫) ただいま議題となりました議案第13号 西尾市学校給食センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由をご説明申し上げます。議案書57ページをごらんください。  本案は、現在建設工事を進めております新学校給食センターが、本年9月から稼働する予定でございますので、新学校給食センターの設置と、既存の一色、吉良及び幡豆の各学校給食センターの廃止を行うため、当該条例の一部を改正したいとするものでございます。  それでは、改正内容をご説明いたしますので58ページをごらんください。  第1条の改正は、第2条第2項の表中の、西尾市一色学校給食センターの項及び西尾市吉良学校給食センターの項を削り、新学校給食センターの名称を「西尾市学校給食センター」とし、その位置を西尾市須脇町高河原84番地として追加するものでございます。  次に、第2条の改正は、第2条第2項の表中の、西尾市幡豆学校給食センターの項を削るものでございます。  最後に、附則でございますが、第1条は令和3年9月1日から、また第2条は、令和4年4月1日から施行したいとするものでございます。  施行日を分ける理由につきましては、一色及び吉良学校給食センターの廃止後から、吉良学校給食センターを園児専用に改修するまでの間は、旧幡豆郡内の保育園給食を幡豆学校給食センターから提供する必要があり、廃止日が異なるためでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔教育部長 永谷和夫 降壇〕 190 ◯議長(長谷川敏廣) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 191 ◯議長(長谷川敏廣) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第13号については、文教委員会に付託をいたします。            ──────────○────────── 日程第17 192 ◯議長(長谷川敏廣) 日程第17 議案第14号 西尾市地域交流センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。提案理由の説明を求めます。教育部次長。       〔教育部次長 齋藤武雄 登壇〕 193 ◯教育部次長(齋藤武雄) ただいま議題となりました議案第14号 西尾市地域交流センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について、提案理由をご説明申し上げます。議案書59ページをごらんください。  本案は、西尾市地域交流センターの印刷機使用料につきまして、所要の条例整備を行いたいとするものでございます。  それでは、改正内容をご説明いたしますので60ページをごらんください。  第9条第1項の改正につきましては、地域交流センターの使用料の定めに印刷機の使用料を定めた別表第3を加えるもので、同条第2項につきましては、別表第3に係る使用料の納付日の定めを追加するものでございます。  次に、別表第3につきましては、用紙の種類、印刷枚数ごとに使用料の額を定めるものでございます。  最後に附則でございますが、施行日を令和3年4月1日からとしたいとするものでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔教育部次長 齋藤武雄 降壇〕 194 ◯議長(長谷川敏廣) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 195 ◯議長(長谷川敏廣) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第14号については、文教委員会に付託をいたします。            ──────────○────────── 日程第18 196 ◯議長(長谷川敏廣) 日程第18 議案第15号 西尾市火災予防条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。提案理由の説明を求めます。消防長。       〔消防長 岩瀬長彦 登壇〕 197 ◯消防長(岩瀬長彦) ただいま議題となりました議案第15号 西尾市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由をご説明申し上げます。議案書61ページをごらんください。  本案は、対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取り扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令の一部を改正する省令が公布されたことに伴い、条例改正の必要が生じたものでございます。  なお、総務省令の改正でございますが、今後、電気自動車等の高性能化に伴い、出力の高い急速充電設備の需要の増加が予想されることから、急速充電設備に係る規定が見直されたものでございます。  改正内容についてご説明いたしますので、62ページをごらんください。  第16条の2は、急速充電設備に関する規定であり、第1項の改正は、全出力の上限を従来の50キロワットから200キロワットまで拡大すること及び火災予防上、必要な安全対策として、制御機能・構造や設置要件などを明確にするための条文の整理と各号の追加でございます。  63ページをごらんください。  第53条は、火を使用する設備等の設置の届出に関する規定であり、急速充電設備を届出対象へ新たに追加するものでございます。  最後に附則でございますが、第1項は、施行日を令和3年4月1日としたいとするものでございます。  第2項は、経過措置について定めるものでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔消防長 岩瀬長彦 降壇〕 198 ◯議長(長谷川敏廣) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 199 ◯議長(長谷川敏廣) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第15号については、企画総務委員会に付託をいたします。            ──────────○────────── 日程第19 200 ◯議長(長谷川敏廣) 日程第19 議案第16号 西尾市資料館の指定管理者の指定についてを議題とします。提案理由の説明を求めます。教育部次長。       〔教育部次長 齋藤武雄 登壇〕 201 ◯教育部次長(齋藤武雄) ただいま議題となりました議案第16号 西尾市資料館の指定管理者の指定について、提案理由をご説明申し上げます。議案書65ページをごらんください。  本案は、公の施設に係る指定管理者の指定について、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。  本施設は、新たな官民連携手法による公共施設再配置第1次プロジェクトにより改修する施設で、管理運営については当プロジェクトの特定事業契約の中で、運営事業者及び運営期間が規定されております。  したがいまして、指定管理者は、契約相手である特別目的会社の西尾市桜町奥新田2番地、株式会社エリアプラン西尾代表取締役岩崎智一とし、また指定の期間は令和3年10月1日から令和13年3月31日までとするものでございます。  なお、議案第16号参考資料として、指定管理者の概要及び西尾市資料館業務計画書案概要版を添付しておりますので、ご確認いただきたいと存じます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔教育部次長 齋藤武雄 降壇〕 202 ◯議長(長谷川敏廣) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。前田 修議員。 203 ◯13番(前田 修) 1点だけ伺いたいと思いますが、今、説明がありましたようにPFI事業の見直し対象外ということで、契約に沿った運営委託だし、指定管理ということは承知をしておりますけれども、ちょっと伺いたいと思いますのは、西尾市のホームページで指定管理者制度のことについて記述がありますけれども、民間の事業者などを含めた広い範囲の団体から公募し、事業計画や収支計画などの提案内容から判断して、施設の管理者を決めていくことができる、経費削減や利用者に対するサービスの向上が期待されると、これが指定管理制度だというふうに紹介がされております。今回の指定管理の進め方というのは、今、説明がありましたように4年前の契約に沿ってやるもので、運営委託会社も決まっていて、サービス対価である運営費、指定管理費も4年前に決まっていて、ところが今回、業務計画書(案)として出されているように、どういうことをやってくれるのかというのは決まっていなかったわけですね。今回、これから決まっていくということです。ですから、何をやるのかわからないけれども、4年前にやっていただく人と金額は定まっていた、今回はそこらあたりを決めていきたいということで間違いないわけですか。 204 ◯議長(長谷川敏廣) 教育部次長。 205 ◯教育部次長(齋藤武雄) 市民サービスの向上に資することを目指してやっていくものと考えております。 206 ◯議長(長谷川敏廣) 前田 修議員。
    207 ◯13番(前田 修) 今回の指定管理の委託料は予算上1,000万円弱かと思うんですけれども、その程度の金額が計上されて、それでどういった仕事をしていただくのか、これから決まってくるであろう業務計画書(案)というのが議案にも添付されているんですが、この案の中身の詳細をここで伺おうとは思っておりませんが、4年前に決まったサービス対価の金額が妥当かどうか、そして今回、業務計画を向こうが提案してきたものに対して、市もよくそれを精査して必要な意見も言って、きちんと管理していただくと、こういう仕事が、これから運営が始まるまでには業務計画書ができるようになると思います。それに当たって、例えば人件費などもありますけれども、一体人数は何人配置してくれるのかということを考えてみましても、学芸員、スタッフ、施設責任者とかいろいろ記述がありますけれども、300万円とか600万円という人件費を見ますと、一体どういう配置をしてくれるんだろうかなというふうに思わざるを得ないんですが、そういった協議は、要は指定管理費が適正かどうかを、これから業務計画書を協議するに当たって、市の担当者もしっかりそこのところは意見を聞きながら積算をして、これだけ払う経費に妥当な計画が定められたということの協議をしてもらえるのか。要は、そこは市が意見を言える場として、この計画書をしっかり市の立場で要求できるものなのか、そういう立場でこれから取り組んでいかれようとしているのか、そこのところはお聞きをしたいと思います。 208 ◯議長(長谷川敏廣) 教育部次長。 209 ◯教育部次長(齋藤武雄) サービス対価は定まっているものですから、そこの中で最大限の効果を得られるように我々としては協議するように最善を尽くしてまいりたいと考えております。 210 ◯議長(長谷川敏廣) 前田 修議員。 211 ◯13番(前田 修) 1つ確認ですが、サービス対価は定まっている、それでどういう業務をしてもらうかをこれから決めていく、それに当たっては市もしっかり積算をして、この事業ならこのぐらいの金額がかかると相手方にも言って、これは幾らかかるんですかというやり取りもしながら、人件費はどういう金額の人が何人配置されるのかも確認しながら、そういったことを市も積算をして適正な価格かどうか判断をしていただくと、こういうふうに受け止めてよろしいんでしょうか。 212 ◯議長(長谷川敏廣) 教育部次長。 213 ◯教育部次長(齋藤武雄) 全てを、必ずしも全部積算できるものばかりとは限らないとは思っておりますけれども、可能な限り市としては最大限の効果を得られるようにお願い、協議をしてまいるということになるかと考えております。 214 ◯議長(長谷川敏廣) ほかに質疑もないようでありますから、これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第16号については、文教委員会に付託をいたします。            ──────────○────────── 日程第20 215 ◯議長(長谷川敏廣) 日程第20 議案第17号 令和2年度西尾市一般会計補正予算(第12号)を議題とします。提案理由の説明を求めます。総務部長。       〔総務部長 齋藤利彰 登壇〕 216 ◯総務部長(齋藤利彰) ただいま議題となりました議案第17号 令和2年度西尾市一般会計補正予算(第12号)について、提案理由をご説明申し上げます。  今回の補正予算は、事業費の確定見込みに伴う歳入歳出の過不足調整に加え、学校給食センター建設事業など、国の補正予算による補助採択等を受けた事業に係る歳入歳出の増額等を主体として予算編成を行ったものでございます。  1ページをごらんください。  第1条、歳入歳出予算の補正は、既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ9億7,095万2,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ811億1,562万6,000円と定めたいとするものでございます。  第2条の繰越明許費につきましては、6ページをごらんください。  第2表、繰越明許費補正、6款3項水産業費、水産業振興補助事業1億4,195万円は、国の補正予算によるもの、7款1項商工費、商工業事業者融資事業1億円は、新型コロナウイルス感染症に係る保証制度が6月末で延長になったことに伴うもの、8款2項道路橋梁費、市道新設改良事業(国補助分)1億4,141万円は、国の補正予算によるもの、8款5項都市計画費、公園整備事業(市単独分)700万円は、実業家の前澤友作氏からの寄附金500万円を受けて実施するもの、同じく社会資本総合整備計画事業3,900万円及び10款1項教育総務費、学校給食センター建設事業13億7,148万9,000円は、いずれも国の補正予算によるもの、10款2項小学校費、小学校施設整備事業9,749万8,000円及び公共施設再配置第1次プロジェクト事業(施設整備費)6,936万1,000円、10款3項中学校費、中学校施設整備事業6,500万円及び公共施設再配置第1次プロジェクト事業(施設整備費)1億2,945万円は、いずれも国庫補助の追加内示によるもので、これらの事業につきましては翌年度へ繰り越して実施してまいります。  なお、このうち社会資本総合整備計画事業につきましては、現時点における補助採択年度が不確定であるため、令和3年度当初予算との重複計上としております。  第3条の地方債につきましては、7ページをごらんください。  第3表、地方債補正の「追加」につきましては、新たに法人市民税法人税割、地方消費税交付金等の減収見込みを補うための減収補填債を借り入れるための増額でございます。  なお、減収補填債を借り入れるのは、リーマンショック後の平成21年度以来でございます。  8ページをごらんください。  「変更」につきましては、事業費の確定見込みに伴う増減及び国の補正予算または追加補助採択に伴う増額でございます。  それでは、主な内容につきまして歳入歳出補正予算事項別明細書により、歳入予算から順次ご説明申し上げますので12ページをごらんください。  1款市税でございますが、1項1目個人市民税及び2項1目固定資産税はそれぞれ5億円の追加、3項1目軽自動車税環境性能割は1,000万円の減額、5項1目入湯税は740万円の減額、6項1目都市計画税は2,000万円の追加、7項1目鉱産税は89万9,000円の追加で、いずれも実績見込みによるものでございます。  2款地方譲与税、2項自動車重量譲与税は5,000万円の減額、14ページをごらんください。  5款株式等譲渡所得割交付金は6,300万円の追加、6款法人事業税交付金は1,000万円の追加、7款地方消費税交付金は8,000万円の減額、10款環境性能割交付金は4,000万円の減額で、いずれも愛知県の交付見込み等によるものでございます。  15款使用料及び手数料、1項使用料3,039万1,000円の減額は、各施設使用料の減額でございます。  18ページをごらんください。  2項手数料は920万円の減額で、2目衛生手数料730万円の減額は、し尿くみ取り手数料及びクリーンセンター手数料の減額、3目農林水産業手数料190万円の減額は、家畜診療手数料の減額でございます。  16款国庫支出金、1項1目民生費国庫負担金2,557万円の減額は、児童手当負担金の減額などでございます。  2項国庫補助金は3,600万9,000円の減額で、1目総務費国庫補助金1億866万8,000円の減額は、特別定額給付金給付に係る事務費及び事業費補助金の減額など、2目民生費国庫補助金4,095万8,000円の減額は、母子家庭等対策費補助金の減額など、3目衛生費国庫補助金246万6,000円の減額は、母子保健衛生費補助金の減額など、20ページをごらんください。  4目土木費国庫補助金7,187万9,000円の追加は、国の補正予算による社会資本整備総合交付金の追加計上など、6目教育費国庫補助金4,420万4,000円の追加は、国の補正予算による学校給食センター建設及び国の追加補助内示による小・中学校のトイレ改修工事に係る学校施設整備費補助金の計上などでございます。  17款県支出金、1項県負担金は5,792万7,000円の減額で、1目民生費県負担金282万8,000円の追加は、障害者自立支援給付費負担金の追加計上など、3目教育費県負担金6,075万5,000円の減額は、特別支援学校造成工事建設負担金などの減額でございます。  22ページをごらんください。  2項県補助金は1,093万1,000円の追加で、1目総務費県補助金225万5,000円の追加は、南海トラフ地震等対策事業費補助金の追加計上、2目民生費県補助金5,360万円の減額は、子ども医療費補助金の減額など、3目衛生費県補助金47万8,000円の追加は、医療機関院内感染拡大防止対策事業費補助金の計上、4目労働費県補助金75万円の減額は、愛知県首都圏人材確保支援事業費補助金の減額、5目農林水産業費県補助金6,973万9,000円の追加は、国の補正予算による水産業振興対策事業費補助金の追加計上など、6目商工費県補助金214万円の減額は、新あいち創造産業立地補助金の減額など、7目土木費県補助金259万9,000円の減額は、あいち森と緑づくり事業交付金及び25ページ、住宅・建築物安全ストック形成事業費補助金の減額、9目教育費県補助金245万2,000円の減額は、私立幼稚園授業料等軽減補助金の減額でございます。  3項7目教育費委託金は24万円の減額で、社会に開かれた教育課程推進事業委託金などの減額でございます。  18款財産収入、1項財産運用収入は30万9,000円の減額で、1目財産貸付収入74万円の追加は、建物貸付収入の追加計上、2目利子及び配当金104万9,000円の減額は、各種基金積立金利子収入の減額でございます。  2項1目不動産売払収入5,577万4,000円の追加は、用途廃止された道路敷など土地売払収入の追加計上でございます。  19款1項寄附金は530万9,000円の追加で、3目民生費寄附金49万9,000円の追加は、交通遺児就学援助に対する指定寄附金の計上、7目土木費寄附金481万円の追加は、前澤友作氏からの寄附金500万円を公園等整備に対する指定寄附金として計上したものでございます。  26ページをごらんください。  20款1項基金繰入金13億625万2,000円の減額は、財政調整基金繰入金などの減額でございます。この結果、本年度の財政調整基金からの取り崩しはゼロ円となります。  22款諸収入、5項雑入は2億1,096万3,000円の減額で、5目補償金3,718万5,000円の減額は、河川改修に伴う付け替え道路公共補償金などの減額、6目雑入1億7,377万8,000円の減額は、収入印紙等販売代金の減額などでございます。  28ページをごらんください。  23款市債16億6,930万円の追加は、第3条地方債の補正でご説明したとおりでございます。  続きまして、歳出予算のご説明を申し上げます。  今回の歳出予算は、大半が今年度末時点で不用見込みとなる予算の減額補正でありますことから、説明につきましては款ごとに補正額を申し上げ、その後、主な補正内容についてのみご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。  なお、款ごとの補正額につきましては、4ページもあわせてごらんください。  32ページをごらんください。  1款議会費は769万8,000円の減額で、主な補正内容としまして、1項1目議会費、説明欄3議員研修視察事業365万8,000円の減額は、行政視察に係る費用弁償及び旅費などの減額でございます。  2款総務費は3億5,377万2,000円の減額で、主な補正内容としまして、38ページをごらんください。  1項13目地域振興費、説明欄10地域公共交通運行事業2,109万9,000円の追加は、バス運行事業補助金及びふれんどバス運行事業補助金の追加計上など、19目資産経営費、説明欄2公共施設再配置事業429万3,000円の追加は、弁護業務委託料の追加計上など、40ページ、20目特別定額給付金給付費1億2,968万8,000円の減額は、事業費の確定による減額でございます。  42ページをごらんください。  3款民生費は4,336万円の減額で、主な補正内容としまして、1項2目障害者福祉費、説明欄3の(1)自立支援給付事業1億1,839万2,000円の追加は、障害福祉サービス費の追加計上、44ページ、4目福祉医療費1億1,568万7,000円の減額は、感染症の影響による子ども医療費などの減額、8目特別会計繰出金、説明欄1国民健康保険特別会計繰出事業1億7,501万4,000円の追加は、財政安定化支援事業繰出金などの追加計上、2項1目児童福祉総務費、説明欄11障害児通所支援事業4,013万7,000円の追加は、障害児通所給付費の追加計上でございます。  46ページをごらんください。  4款衛生費は2億401万4,000円の追加で、主な補正内容としまして、1項1目保健衛生総務費、説明欄8西尾市民病院施設等整備基金積立事業1億円の追加及び、50ページをごらんください。  2項6目クリーンセンター運営費、説明欄6広域新焼却施設整備基金積立事業2億円の追加は、それぞれ同基金へ積み立てを行うもの、3項1目上水道総務費、説明欄1離島水道対策事業240万2,000円の追加は、南知多町水道事業会計負担金の追加計上、2目特別会計支出金、説明欄1水道事業会計繰出事業420万円の追加は、感染症対策として実施した水道基本料金無料化に係る水道事業会計補助金の追加計上でございます。  52ページをごらんください。  5款労働費は6,751万5,000円の減額で、主な補正内容としまして、1項1目労働諸費、説明欄6雇用安定支援事業4,700万円の減額は、雇用安定支援補助金の実績見込みによる減額でございます。  6款農林水産業費は7,105万9,000円の追加で、主な補正内容としまして54ページをごらんください。  3項1目水産業振興費、説明欄4水産業振興補助事業1億4,195万円の追加は、国の補正による水産業競争力強化緊急施設整備事業補助金の計上、4項1目土地改良総務費、説明欄3県営事業負担金のうち、たん水防除事業負担金958万円、排水施設保全対策事業(ストックマネージメント)負担金777万2,000円、57ページ、震災対策農業水利施設整備事業負担金923万円、防災ダム事業負担金539万円の追加及び説明欄5県営、団体営土地改良事業補助金3,840万3,000円の追加は、いずれも国の補正による追加計上でございます。  56ページをごらんください。  7款商工費は5,737万8,000円の減額で、主な補正内容としまして、59ページ、1項2目観光費、説明欄4観光行事開催事業2,987万円の減額は、感染症の影響による観光事業委託料の減額によるものでございます。  58ページをごらんください。  8款土木費は2,338万5,000円の減額で、主な補正内容としまして60ページをごらんください。  2項2目道路新設改良費、説明欄2市道新設改良事業(市単独分)7,428万7,000円の減額は、事業費の確定による減、説明欄5市道新設改良事業(国補助分)1億2,557万円の追加は、国の補正による斉藤市子6号線に係る用地購入費及び物件補償費の追加計上など、64ページをごらんください。  5項3目公園費、説明欄7社会資本総合整備計画事業2,550万円の追加は、公園施設改修工事費の追加計上でございます。  なお、本事業費のうち、公園施設長寿命化に係る改修工事費3,900万円につきましては、現時点における補助採択年度が不確定であるため、令和3年度予算との重複計上となっております。  66ページをごらんください。  9款消防費は1,164万7,000円の減額で、主な補正内容としまして、1項2目非常備消防費、説明欄2消防団活動事業502万7,000円の減額は、感染症の影響による費用弁償の減額などによるものでございます。  10款教育費は11億2,794万7,000円の追加で、主な補正内容としまして68ページをごらんください。  1項4目給食センター費、説明欄5学校給食センター建設事業13億2,220万4,000円は、国の補正による新学校給食センター建設事業費の追加計上で、令和3年度事業を前倒しして計上し、翌年度へ繰り越すものでございます。  70ページをごらんください。  2項1目学校管理費、説明欄4小学校施設整備事業8,049万8,000円、説明欄51公共施設再配置第1次プロジェクト事業、(1)施設整備費6,936万1,000円の追加、72ページをごらんください。  3項1目学校管理費、説明欄4中学校施設整備事業2,706万8,000円、説明欄51公共施設再配置第1次プロジェクト事業、(1)施設整備費1億2,945万円の追加は、いずれも国庫補助の追加内示による小・中学校のトイレ改修に係る事業費の追加計上、80ページをごらんください。  6項2目体育施設費、説明欄5総合運動場整備基金積立事業1億円の追加は、同基金へ積み立てを行うものでございます。  82ページをごらんください。  12款公債費は970万円の減額で、令和元年度借入債の利率確定等によるものでございます。  14款予備費1億4,238万7,000円の追加は、財源調整によるものでございます。  以上で、令和2年度西尾市一般会計補正予算(第12号)についての説明を終わります。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔総務部長 齋藤利彰 降壇〕 217 ◯議長(長谷川敏廣) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。牧野次郎議員。 218 ◯26番(牧野次郎) 今回の補正予算については、歳入面で財政調整基金の取り崩し12億円を全部やめて、減収補填債4億7,970万円を起債していくという形で、一番大きな運営の基礎がされているのかなというふうに思うわけでありますが、それが一般的に家計の中でも、貯金をふやすためにお金を借り入れるというのは、これは余りあり得ない話ですけれども、今回の減収補填債については、コロナ禍でどこの自治体でも財政が厳しい状態になって、そうした中で特別の何らかの減収補填債を活用することが、有利に取り計らわれているというようなことがあるのかどうか、お尋ねをしたいと思います。 219 ◯議長(長谷川敏廣) 総務部長。 220 ◯総務部長(齋藤利彰) 減収補填債につきましては先ほどご説明したとおり、税の減収分等についての借り入れを行うものでございまして、この償還金につきましては、後年度におきまして普通交付税の基準財政需要額に算入されるという有利な起債でございますので、そのようなことも含めまして、今回借り入れをして行っていくということでございますので、よろしくお願いいたします。 221 ◯議長(長谷川敏廣) 牧野次郎議員。 222 ◯26番(牧野次郎) そうすると、特に今回減収補填債は、取り扱いについてはこれまでと同じだというふうにお聞きするわけですが、国の方も利率をなるべく安く借りれるようにということで、民間の金融機関等の借り入れから地方金融機構債の借り入れをして、利率を抑えるようなことも言われていると思いますが、そうしたことはあるのかどうか。実際に、この減収補填債の起債の先はどこに予定をされているのか、お尋ねをしたいと思います。 223 ◯議長(長谷川敏廣) 総務部長。 224 ◯総務部長(齋藤利彰) 借入れ先につきましては、現時点では確定しておりません。確定した時点で、利率については決まっていくかと思われますので、よろしくお願いいたします。 225 ◯議長(長谷川敏廣) 牧野次郎議員。 226 ◯26番(牧野次郎) この減収補填債の対象での借り入れについては、先ほど法人市民税の法人税割と、もう1つが利子割の2種類を言われたと思いますが、それぞれの対象となる額を教えていただきたいと思います。 227 ◯議長(長谷川敏廣) 総務部長。 228 ◯総務部長(齋藤利彰) 今回、借り入れの対象となります税目は6税目ございまして、読み上げさせていただきます。  法人市民税法人税割が2億4,340万円、利子割交付金に対して2,050万円、法人事業税交付金に対しまして1,860万円、そして地方消費税交付金としまして1億2,100万円、市たばこ税に対しまして6,760万円、地方揮発油譲与税に対しまして860万円、以上の6項目になります。  以上でございます。 229 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木規子議員。 230 ◯27番(鈴木規子) では3点、お願いいたします。 231 ◯議長(長谷川敏廣) 3点で項目ごとに1点ずつ、そして再質問かどうかも交えて事前に報告してから質疑してください。
    232 ◯27番(鈴木規子) 36・37ページ、2款1項10目の電算管理費、12節委託料の区分52スマート自治体推進業務委託料でありますが、これが当初予算では1,879万円余でありましたが、この1,051万円の減額理由であります。当初の目的を、見込みどおりに果たしたのかどうかについて伺います。 233 ◯議長(長谷川敏廣) 総合政策部長。 234 ◯総合政策部長(高原 浩) ご質疑のスマート自治体推進業務は、当初予算が1,877万7,000円でございました。  まず、この委託料の内訳を申し上げますと、3種類ございまして、1つ目がRPAのプログラムの作成業務、2つ目が公式LINEアカウントの運営業務、3つ目が自動オートサービス、AIチャットボットでありますが、このサービスの3種類であります。このうち、RPAのプログラム業務につきまして、作成するプログラムの内容、難易度によって値段が異なりまして、見込んでいたよりも平均の単価が安く抑えられたこと、それと自動オートサービスにつきましては、当初、本市単独で導入をする予定をしておりましたけれども、県内の市町村で共同で構築することになりまして、これによりまして初期の導入経費が大幅に抑制することができたということでございます。  今回、事業費が確定したことによる不用額として減額補正をさせていただきますけれども、こういった理由でございますので、事業については当初の予定どおり実施できるものと考えております。  以上です。 235 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木規子議員。 236 ◯27番(鈴木規子) 3点に分けてということで説明があったわけですが、この3のAIによる自動オートサービスについては、これは、これ以降のものについても単独ではなく県内で共同運用していく見込みがあるのかどうか、伺っておきたいと思います。 237 ◯議長(長谷川敏廣) 総合政策部長。 238 ◯総合政策部長(高原 浩) 先ほど申し上げましたのが、構築作業を共同で行ったということでございますので、運用については、それぞれでこの先もやっていくということであります。  以上です。 239 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木規子議員。 240 ◯27番(鈴木規子) 構築を共同でやった、そうするとおよそ実施しようとする事業について、全部共同で構築ができたという理解でよいのでしょうか。 241 ◯議長(長谷川敏廣) 総合政策部長。 242 ◯総合政策部長(高原 浩) はい、そのとおりでございます。 243 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木規子議員。 244 ◯27番(鈴木規子) では、2点目であります。54・55ページ、6款2項1目の林業総務費のうち、区分10であります。あいち森と緑づくり事業委託料86万6,000円の減額となっております。当初は2,097万円余でありましたが、予定どおりに市民に周知をして事業が消化できたのかどうか、伺っておきたいと思います。金額は少額ではございますけれども、考え方について伺いたいということですので、よろしくお願いいたします。 245 ◯議長(長谷川敏廣) 産業部長。 246 ◯産業部長(加藤英之) あいち森と緑づくり事業委託料の減額理由につきましては、駒場町の事業実施箇所の調査・測量等、実施に伴う県費補助の事業費確定による減額でございます。このあいち森と緑づくり事業は県の事業見直しにより、令和元年度から森林所有者の要望による伐採だけを行う里山林健全化事業というのが対象外となりまして、当該森林に保全団体を有する提案型里山林整備事業だけとなったことで、市民への事業周知は行っておらず、森林所有者等からの要望、あるいは相談に基づき実施している状況でございます。  今年度の実施箇所は駒場町の1カ所で、森林所有者である東光寺からの要望を受けまして、2.9ヘクタールの森林を整備するものであり、要望された事業内容につきましては、全て予定どおり実施見込みでございます。  以上です。 247 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木規子議員。 248 ◯27番(鈴木規子) 再質疑です。これまでのあいち森と緑づくりでは、竹林の伐採が挙がっておりまして大変に期待をしていたんですが、変更になったということで残念なわけですが、そうしますと条件がなかなか厳しくなった。保全団体は市内にどれほどあるのか、把握はしておられますか。 249 ◯議長(長谷川敏廣) 産業部長。 250 ◯産業部長(加藤英之) 市内の保全団体の把握につきましては、申しわけございません。把握はできておりません。  以上です。 251 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木規子議員。 252 ◯27番(鈴木規子) 再々質疑です。県の事業としては、里山保全と思われます。そうしますと、今、保全団体は把握しておられないということでしたけれども、点の整備だけにとどまることなく、面的な整備が必要になるのではないかと思うわけです。そうしますと、市としても県と連携をして、そういう団体に働きかけをするべきではないかと思うわけです。せめて、保全団体がどこにどのぐらいあって、どのような計画を持っているのかということについて、あらかじめ把握をしてこの事業について周知をしていくということが望ましいと思いますが、どのようにお考えでしょうか。 253 ◯議長(長谷川敏廣) 産業部長。 254 ◯産業部長(加藤英之) 議員のおっしゃるとおり、この事業につきまして県の見方としましては、治山・治水などの広域的機能の維持をするための事業で、県民生活の安全のため重要であるというふうに認識していると思います。また、西尾市につきましては、森林を所有しております自治体ということで、この事業の果たす役割は重要であるというふうに考えております。  今後は、そういった保全団体につきましては把握してないということでございましたので、今後、そういった保全団体はどういうものがあるかということを調査していきまして、もし把握できましたら、そういった団体に周知をしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。 255 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木規子議員。 256 ◯27番(鈴木規子) 3点目です。64・65ページ、8款6項1目の12節、建設総務費についてであります。これも金額は決して多くはありませんけれども、市民の関心も高い課題でございますので伺いたいと思います。  説明欄のブロック塀等撤去費補助金であります。これが、285万円の減額補正となっております。当初と比べますと、いささか消化率が低くないかということであります。コロナ禍もありましたけれども、どのような状況だったのか確認をしておきたいと思います。 257 ◯議長(長谷川敏廣) 建設部長。 258 ◯建設部長(岸本正二) 減額の理由でございますが、当初予算では申請件数を100件程度と見込んでおりましたが、補正時点での施工状況の実績などによりまして、申請件数を65件と推測し、35件分を減らしたことによるものでございます。申請が減った原因としましては、近年、この地方において地震などによる大きな災害が起きていないため、危機感の薄れやコロナ禍による経済面の影響などが考えられると思っております。 259 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木規子議員。 260 ◯27番(鈴木規子) 再質疑です。市では、危険箇所についてどの程度把握をしておられるのでしょうか。 261 ◯議長(長谷川敏廣) 建設部長。 262 ◯建設部長(岸本正二) 小学校の通学路に関した危険箇所は756カ所を把握しておりまして、こちらにつきましては平成30年度までに調査及び啓発を終えております。また、保育園の近隣につきましては276カ所の危険箇所情報を持っておりまして、このうち現在までに57カ所の調査が終わっております。危険なブロック塀の調査時点において、所有者に危険性などの説明を行うとともに、補助制度についての案内もあわせて行ってはおりましたが、現在はコロナウイルス感染防止対策などにより、人との接触機会を減らすために啓発活動などは控えている状態でございます。 263 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木規子議員。 264 ◯27番(鈴木規子) 再々質疑です。756カ所、非常にたくさんあるわけですが、これらについては一応全部を見ておられるということでありました。この756カ所については、危険度はつけているのでしょうか。当然ながら、危険度の順位の高いものから急いでやっていただかなくてはならないと思うわけですが、そのあたりはどのようでしょうか。訪問しても、なかなか行き合えないというような場面もあると思います。そうしますと、その危険度の高いところについては市の職員単独ではなく、地域の町内会長や自主防災会の方たちと一緒にお邪魔をするというような、地域と協働した働きかけというものも有効ではないかと思うわけですが、そのあたりどのようか、2点について伺いたいと思います。 265 ◯議長(長谷川敏廣) 建設部長。 266 ◯建設部長(岸本正二) 先ほども申したとおり756カ所の危険箇所につきましては、調査時点で点検項目により危険度の判定をして把握はしております。危険度の高い箇所を優先に、再度、啓発に努めてまいりたいと考えております。  コロナ禍の状況にもよりますが、残っております箇所につきましては、来年度中にも調査・啓発などの活動を行い、改修の必要性を訴えるとともに調査制度の説明及び事業の理解を得ることで、危険なブロック塀を減らしてまいりたいと考えております。  先ほどご提案のとおり、鈴木規子議員の提案も考慮しながら、これから啓発活動を行っていきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。 267 ◯議長(長谷川敏廣) ほかに質疑もないようでありますから、これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第17号については、予算決算委員会に付託をいたします。  この際、暫時休憩をします。                             午後3時20分 休憩                             ─────────                             午後3時35分 再開 268 ◯議長(長谷川敏廣) 休憩前に引き続き会議を開きます。            ───────────────────── 日程第21 269 ◯議長(長谷川敏廣) 日程第21 議案第18号 令和2年度西尾市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)を議題とします。提案理由の説明を求めます。健康福祉部次長。       〔健康福祉部次長 岩瀬茂樹 登壇〕 270 ◯健康福祉部次長(岩瀬茂樹) ただいま議題となりました議案第18号 令和2年度西尾市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について、提案理由をご説明申し上げます。議案書1ページをごらんください。  本案は、令和2年度の歳入歳出の額の確定等と、それに伴う関係分の金額の調整をお願いするものでございます。  第1条にありますとおり、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億2,498万6,000円を減額し、この予算の総額を歳入歳出それぞれ156億7,390万4,000円と定めたいとするものでございます。  それでは、予算の内容につきまして事項別明細書によりご説明申し上げますので、6ページをごらんください。  初めに、歳入についてご説明申し上げます。  4款1項1目一般会計繰入金1億7,501万4,000円の追加は、繰入金額の確定に伴う計上で、内訳といたしましては、保険基盤安定繰入金が2,984万6,000円の増額、その他一般会計繰入金が9,632万4,000円、財政安定化支援事業繰入金が4,884万4,000円をそれぞれ追加するものでございます。  4款2項1目国民健康保険事業安定化基金繰入金は4億円の減額でございます。  続きまして、歳出について説明を申し上げますので8ページをごらんください。  7款1項3目償還金168万9,000円の増額は、過年度国保補助金等返還金によるものでございます。  8款1項1目予備費2億2,667万5,000円の減額は、財源調整によるものでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔健康福祉部次長 岩瀬茂樹 降壇〕 271 ◯議長(長谷川敏廣) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 272 ◯議長(長谷川敏廣) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第18号については、予算決算委員会に付託をいたします。            ──────────○────────── 日程第22 273 ◯議長(長谷川敏廣) 日程第22 議案第19号 令和2年度西尾市介護保険特別会計補正予算(第3号)を議題とします。提案理由の説明を求めます。健康福祉部長。       〔健康福祉部長 簗瀬貴央 登壇〕 274 ◯健康福祉部長(簗瀬貴央) ただいま議題となりました議案第19号 令和2年度西尾市介護保険特別会計補正予算(第3号)について、提案理由をご説明申し上げます。議案書1ページをごらんください。  本案は、年度末を控え、これまでの推移に基づいた保険給付費などの最終的な減額調整をお願いしたいとするものでございます。  第1条にありますとおり、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ8,378万2,000円を減額し、この予算の総額を歳入歳出それぞれ127億2,993万9,000円と定めたいとするものでございます。  それでは、予算の内容につきまして、事項別明細書によりご説明申し上げますので6ページをごらんください。  初めに、歳入についてご説明申し上げます。  3款1項国庫負担金2,000万円の減額、2項1目調整交付金205万9,000円の減額は、いずれも歳出における2款保険給付費の減額に伴い、負担割合に応じて計上するものでございます。  6目介護保険事業費補助金814万4,000円の追加は、介護保険電算システム改修費に対する補助金を計上するものでございます。  4款1項支払基金交付金2,700万円の減額、5款1項県負担金1,250万円の減額、8款1項1目介護給付費繰入金1,250万円の減額は、いずれも歳出における2款保険給付費の減額に伴い、社会保険診療報酬支払基金、県及び市の負担割合に応じて計上するものでございます。  4目その他一般会計繰入金1,786万7,000円の減額は、12月補正予算でご承認いただきました人件費の減額及び介護保険電算システム改修費に対する補助金分を減額するものでございます。  続きまして、歳出についてご説明申し上げますので8ページをごらんください。  1款1項1目一般管理費は、財源内訳の変更でございます。  2款1項1目居宅介護サービス等給付費1億円の減額は、サービス利用件数が見込みを下回ったことにより減額するものでございます。  2目地域密着型介護サービス等給付費、3目介護施設サービス給付費、6目居宅介護サービス計画等給付費、6項1目特定入所者介護サービス等費は、財源内訳の変更でございます。  10ページをごらんください。  6款1項1目予備費1,621万8,000円の追加は、財源調整によるものでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔健康福祉部長 簗瀬貴央 降壇〕 275 ◯議長(長谷川敏廣) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 276 ◯議長(長谷川敏廣) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第19号については、予算決算委員会に付託をいたします。            ──────────○────────── 日程第23
    277 ◯議長(長谷川敏廣) 日程第23 議案第20号 令和2年度西尾市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を議題とします。提案理由の説明を求めます。健康福祉部次長。       〔健康福祉部次長 岩瀬茂樹 登壇〕 278 ◯健康福祉部次長(岩瀬茂樹) ただいま議題となりました議案第20号 令和2年度西尾市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について、提案理由をご説明申し上げます。議案書1ページをごらんください。  本案は、保険料の減が見込まれること及び保険基盤安定繰入金の確定に伴い、過不足調整をしたいとするもので、第1条にありますとおり、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億1,649万1,000円を減額し、この予算の総額を歳入歳出それぞれ23億924万3,000円と定めたいとするものでございます。  それでは、予算の内容につきまして、事項別明細書によりご説明申し上げますので6ページをごらんください。  初めに、歳入についてご説明申し上げます。  1款1項後期高齢者医療保険料9,280万円の減額は、1目特別徴収保険料5,922万円の減額と、2目普通徴収保険料3,358万円の減額で、主に当初の見込みより被保険者数の減が見込まれることによるものでございます。  2款1項2目保険基盤安定繰入金2,369万1,000円の減額は、交付額確定に伴うものでございます。  続きまして、歳出についてご説明申し上げますので8ページをごらんください。  2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金1億1,649万1,000円の減額は、保険料等の減によるものでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔健康福祉部次長 岩瀬茂樹 降壇〕 279 ◯議長(長谷川敏廣) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 280 ◯議長(長谷川敏廣) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第20号については、予算決算委員会に付託をいたします。            ──────────○────────── 日程第24 281 ◯議長(長谷川敏廣) 日程第24 議案第21号 令和2年度西尾市佐久島診療所事業特別会計補正予算(第2号)を議題とします。提案理由の説明を求めます。健康福祉部次長。       〔健康福祉部次長 岩瀬茂樹 登壇〕 282 ◯健康福祉部次長(岩瀬茂樹) ただいま議題となりました議案第21号 令和2年度西尾市佐久島診療所事業特別会計補正予算(第2号)について、提案理由をご説明申し上げます。議案書1ページをごらんください。  本案は、新型コロナウイルス感染症の医療機関内での感染拡大防止対策や診療体制の確保などの経費に対する愛知県による補助金の追加でございます。  第1条にありますとおり、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ35万9,000円を追加し、この予算の総額を歳入歳出それぞれ5,037万7,000円と定めたいとするものでございます。  それでは、予算の内容につきまして、事項別明細書によりご説明申し上げますので6ページをごらんください。  初めに、歳入についてご説明申し上げます。  3款1項1目診療所県補助金35万9,000円の追加は、医療機関院内感染拡大防止対策事業費補助金の見込みによるものでございます。  続きまして、歳出についてご説明申し上げます。8ページをごらんください。  1款1項1目診療所費は、医療機関院内感染拡大防止対策事業費補助金の見込み額による財源の組み換えでございます。  2款1項1目予備費35万9,000円の追加は、歳入歳出の差額を予備費で調整をしたいとするものでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔健康福祉部次長 岩瀬茂樹 降壇〕 283 ◯議長(長谷川敏廣) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 284 ◯議長(長谷川敏廣) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第21号については、予算決算委員会に付託をいたします。            ──────────○────────── 日程第25 285 ◯議長(長谷川敏廣) 日程第25 議案第22号 令和2年度西尾市病院事業会計補正予算(第2号)を議題とします。提案理由の説明を求めます。市民病院事務部長。       〔市民病院事務部長 西尾隆治 登壇〕 286 ◯市民病院事務部長(西尾隆治) ただいま議題となりました議案第22号 令和2年度西尾市病院事業会計補正予算(第2号)につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。  今回の補正は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う関連経費について、収益的収入及び資本的収入の補正をお願いするものでございます。  それでは、1ページをごらんください。  第1条は、本補正予算の総則でございます。  第2条は、収益的収入及び支出の予定額で、収入の第2項医業外収益に3億3,147万3,000円を追加し、18億5,363万9,000円とし、第1款病院事業収益を89億1,307万3,000円とするものでございます。  第3条は、資本的収入及び支出の予定額で、収入の第6項補助金に5,261万9,000円を追加し8,824万円とし、第1款資本的収入を9億6,526万8,000円とするものでございます。  2ページから7ページまでの補正予算実施計画、予定キャッシュ・フロー計算書、予定貸借対照表につきましては、地方公営企業法の規定に基づき参考資料として添付したものでございます。  8ページ・9ページの補正予算説明書をごらんください。  収益的収入及び支出の収入、1款2項3目補助金、区分1国県等補助金3億3,147万3,000円の追加は、新型コロナウイルス感染症対策としての病床確保や、マイナンバーを活用したオンライン資格確認の推進などに対する県補助金等の追加計上でございます。  資本的収入及び支出の収入、1款6項1目国県補助金、区分1国県補助金5,261万9,000円の追加は、回診用X線撮影装置やオゾンガス消毒器など、新型コロナウイルス感染症対策として購入した器械備品に対する県補助金の追加計上でございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔市民病院事務部長 西尾隆治 降壇〕 287 ◯議長(長谷川敏廣) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 288 ◯議長(長谷川敏廣) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第22号については、予算決算委員会に付託をいたします。            ──────────○────────── 日程第26 289 ◯議長(長谷川敏廣) 日程第26 議案第23号 令和2年度西尾市水道事業会計補正予算(第2号)を議題とします。提案理由の説明を求めます。上下水道部長。       〔上下水道部長 榊原伸尚 登壇〕 290 ◯上下水道部長(榊原伸尚) ただいま議題となりました議案第23号 令和2年度西尾市水道事業会計補正予算(第2号)について、提案理由をご説明申し上げます。  今回の補正予算は、事業量の変更に伴う負担金等の収入と、人件費及び一般工事費等の支出の過不足調整を主体に編成し、収入で7,150万円、支出で2億1,410万3,000円の減額補正をお願いするものでございます。  1ページをごらんください。  第1条は、総則でございます。  第2条は、業務の予定量で、第4号で定めた主要な建設改良事業を既定の予定額から、配水管布設及び布設替工事の額を880万円減額して8億8,800万円に、志貴野水源送水場浄水設備更新事業の額を5,616万円減額して4億6,776万円に改めたいとするものでございます。  第3条は、既定の収益的収入及び支出の予定額から、収入の第1款水道事業収益、第1項営業収益の額を2,500万円減額し、28億7,587万1,000円に改め、第1款水道事業収益の総額を35億3,779万7,000円に改めたいとするものでございます。  支出の第1款水道事業費用、第1項営業費用の額を6,022万9,000円減額し、30億4,769万4,000円に、第2項営業外費用の額を1,152万4,000円追加し、5,129万8,000円に改め、第1款水道事業費用の総額を31億1,637万2,000円に改めたいとするものでございます。  第4条、資本的収入及び支出につきまして2ページをごらんください。  既定の予定額から、収入の第1款資本的収入、第2項工事負担金の額を4,650万円減額し、2億1,117万9,000円に改め、第1款資本的収入の総額を5億7,642万6,000円に改めたいとするものでございます。  支出の第1款資本的支出、第1項建設改良費の額を1億6,539万8,000円減額し、16億151万6,000円に改め、第1款資本的支出の総額を17億894万9,000円に改めたいとするものでございます。  前ページ下段にお戻りください。  この結果、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額12億5,142万1,000円を11億3,252万3,000円に、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1億3,351万2,000円を1億2,131万円に、建設改良積立金4億1,501万1,000円を3億831万5,000円に改めたいとするものでございます。  2ページにお戻りください。  第5条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費で、1号で定めた職員給与費の額を既定の予定額から3,540万円減額し、2億2,390万1,000円に改めたいとするものでございます。  3ページから12ページまでの補正予算実施計画及び予定キャッシュ・フロー計算書などにつきましては、地方公営企業法の規定に基づく、予算に関する説明書でございます。  13ページ、補正予算説明書をごらんください。  収益的収入及び支出のうち、収入の1款1項1目給水収益4,100万円の減額は、大口使用者の使用水量が減少したことによる減額、3目その他営業収益1,600万円の追加は、下水道事業等に伴う配水管移設補償費の増額でございます。  支出の1款1項1目原水及び浄水費1,240万4,000円の減額は、給料及び手当等の過不足調整による減額、2目配水及び給水費3,963万8,000円の減額は、給料及び手当等の過不足調整、事業量の変更に伴う工事請負費及び量水器取替補修費の請負差額による減額、4目業務費494万3,000円の減額及び14ページに移りまして、5目総係費324万4,000円の減額は、給料及び手当等の過不足調整による減額でございます。  2項3目消費税及び地方消費税の1,152万4,000円の追加は、特定収入割合の増加により、控除対象外消費税が増加したことによる増額でございます。  資本的収入及び支出のうち、収入、1款2項1目工事負担金4,650万円の減額は、事業量の変更に伴う附帯工事負担金等の減額でございます。  支出、1款1項1目一般工事費1億6,539万8,000円の減額は、給料及び手当等の過不足調整、事業量の変更に伴う工事請負費及び委託料の請負差額による減額でございます。  以上で、令和2年度西尾市水道事業会計補正予算(第2号)についての説明を終わります。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔上下水道部長 榊原伸尚 降壇〕 291 ◯議長(長谷川敏廣) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 292 ◯議長(長谷川敏廣) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第23号については、予算決算委員会に付託をいたします。            ──────────○────────── 日程第27 293 ◯議長(長谷川敏廣) 日程第27 議案第24号 令和2年度西尾市下水道事業会計補正予算(第3号)を議題とします。提案理由の説明を求めます。上下水道部長。       〔上下水道部長 榊原伸尚 登壇〕 294 ◯上下水道部長(榊原伸尚) ただいま議題となりました議案第24号 令和2年度西尾市下水道事業会計補正予算(第3号)について、提案理由をご説明申し上げます。  今回の補正予算は、事業費の確定による収入・支出の補正をお願いするものでございます。  1ページをごらんください。  第1条は、総則でございます。  第2条は、業務の予定量で、第4号主要な建設改良事業、管渠建設工事を既定の予定額から7,114万8,000円減額して13億4,927万6,000円に改めたいとするものでございます。  第3条は、収益的収入及び支出の予定額を補正するもので、収入の第1款下水道事業収益、第2項営業外収益の額に2,499万9,000円を追加し、26億3,089万7,000円に改め、第1款下水道事業収益の総額を40億1,229万8,000円に改めたいとするものでございます。  支出の第1款下水道事業費用、第1項営業費用の額を3,228万円減額し、34億5,334万5,000円に、第2項営業外費用の額を700万円減額し、4億2,322万7,000円にそれぞれ改め、第1款下水道事業費用の総額を39億4,801万9,000円に改めたいとするものでございます。  第4条は、資本的収入及び支出の予定額を補正するもので、収入の第1款資本的収入、第1項企業債の額を1億5,830万円減額し、8億6,180万円に改め、第1款資本的収入の総額を22億6,930万6,000円に改めたいとするものでございます。  2ページをごらんください。  支出の第1款資本的支出、第1項建設改良費の額を1億5,830万円減額し、17億1,418万4,000円に改め、第1款資本的支出の総額を33億8,813万3,000円に改めたいとするものでございます。
     第5条は、企業債を補正するもので、公共下水道事業債の限度額を7億7,200万円、農業集落排水事業債の限度額を3,350万円にそれぞれ改めたいとするものでございます。  3ページから11ページまでの補正予算実施計画及び予定キャッシュ・フロー計算書などにつきましては、地方公営企業法の規定に基づく予算に関する説明書でございます。  12ページ、補正予算説明書をごらんください。  収益的収入及び支出のうち収入、1款2項6目消費税及び地方消費税還付金2,499万9,000円の追加は、事業費の確定により、納付から還付となったことによるものでございます。  支出、1款1項1目管渠費800万円の減額、3目処理場費1,920万円の減額、9目資産減耗費1,044万2,000円の減額は事業費の確定、8目減価償却費536万2,000円の追加は、固定資産額の確定によるものでございます。  2項2目消費税及び地方消費税1,000万円の減額は、当初は納付を見込んでおりましたが、事業費の確定により還付となったことによるものでございます。  2項3目雑支出300万円の追加は、4条予算非課税売上に対する課税仕入れ分の消費税を控除対象外消費税として計上するものでございます。  13ページをごらんください。  資本的収入及び支出のうち収入、1款1項1目企業債1億5,830万円の減額は、事業費の確定による起債額の変更によるものでございます。  次に支出、1款1項1目管渠建設改良費1億5,830万円の減額は、事業費の確定によるものでございます。  以上、令和2年度西尾市下水道事業会計補正予算(第3号)についての説明を終わります。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔上下水道部長 榊原伸尚 降壇〕 295 ◯議長(長谷川敏廣) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 296 ◯議長(長谷川敏廣) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第24号については、予算決算委員会に付託をいたします。  この際、予算決算委員会委員の選任についての件を日程に追加し、直ちに議題とすることにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者多数) 297 ◯議長(長谷川敏廣) ご異議なしと認めます。よって、この際、予算決算委員会委員の選任についての件を日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。            ───────────────────── 298 ◯議長(長谷川敏廣) 予算決算委員会委員の選任についてを議題とします。  予算決算委員会委員の選任については、西尾市議会委員会条例第2条第1項及び第8条第1項の規定により、議員全員を指名します。  予算決算委員会の正副委員長互選のため、この際、暫時休憩をいたします。                             午後4時08分 休憩                             ─────────                             午後4時40分 再開 299 ◯議長(長谷川敏廣) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいま予算決算委員会において、正副委員長を互選した結果の報告がありました。  予算決算委員会委員長に鈴木正章議員、同副委員長に大河内博之議員、以上のとおり報告をいたします。            ──────────○────────── 300 ◯議長(長谷川敏廣) 以上で、本日の日程は全部終了しました。  次回は明日、2月25日木曜日、午前10時より再開することとし、本日はこれにて散会します。                             午後4時40分 散会 発言が指定されていません。 西尾市議会 ↑ ページの先頭へ...