• 課税誤り(/)
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  1. 西尾市議会 2020-12-01
    令和2年12月定例会(第5号) 本文


    取得元: 西尾市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-25
    西尾市議会 会議録の閲覧と検索 検索のやり直し 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2020-12-18: 令和2年12月定例会(第5号) 本文 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 別画面表示ツール ツール 印刷表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 行ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 323 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 2 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 3 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 4 :  ◯厚生委員長(磯部雅弘) 選択 5 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 6 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 7 :  ◯13番(前田 修) 選択 8 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 9 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 10 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 11 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 12 :  ◯文教委員長(藤井基夫) 選択 13 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 14 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 15 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 16 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 17 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 18 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 19 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 20 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 21 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 22 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 23 :  ◯経済建設委員長(犬飼勝博) 選択 24 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 25 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 26 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 27 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 28 :  ◯企画総務委員長(青山 繁) 選択 29 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 30 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 31 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 32 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 33 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 34 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 35 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 36 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 37 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 38 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 39 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 40 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 41 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 42 :  ◯厚生委員長(磯部雅弘) 選択 43 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 44 :  ◯文教委員長(藤井基夫) 選択 45 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 46 :  ◯経済建設委員長(犬飼勝博) 選択 47 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 48 :  ◯企画総務委員長(青山 繁) 選択 49 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 50 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 51 :  ◯13番(前田 修) 選択 52 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 53 :  ◯28番(筒井 登) 選択 54 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 55 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 56 :  ◯28番(筒井 登) 選択 57 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 58 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 59 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 60 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 61 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 62 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 63 :  ◯議会運営委員長(鈴木正章) 選択 64 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 65 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 66 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 67 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 68 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 69 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 70 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 71 :  ◯9番(本郷照代) 選択 72 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 73 :  ◯1番(黒辺一彦) 選択 74 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 75 :  ◯9番(本郷照代) 選択 76 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 77 :  ◯1番(黒辺一彦) 選択 78 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 79 :  ◯9番(本郷照代) 選択 80 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 81 :  ◯1番(黒辺一彦) 選択 82 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 83 :  ◯9番(本郷照代) 選択 84 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 85 :  ◯1番(黒辺一彦) 選択 86 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 87 :  ◯9番(本郷照代) 選択 88 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 89 :  ◯1番(黒辺一彦) 選択 90 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 91 :  ◯9番(本郷照代) 選択 92 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 93 :  ◯1番(黒辺一彦) 選択 94 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 95 :  ◯9番(本郷照代) 選択 96 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 97 :  ◯28番(筒井 登) 選択 98 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 99 :  ◯9番(本郷照代) 選択 100 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 101 :  ◯28番(筒井 登) 選択 102 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 103 :  ◯9番(本郷照代) 選択 104 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 105 :  ◯28番(筒井 登) 選択 106 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 107 :  ◯9番(本郷照代) 選択 108 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 109 :  ◯28番(筒井 登) 選択 110 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 111 :  ◯9番(本郷照代) 選択 112 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 113 :  ◯28番(筒井 登) 選択 114 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 115 :  ◯9番(本郷照代) 選択 116 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 117 :  ◯28番(筒井 登) 選択 118 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 119 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 120 :  ◯1番(黒辺一彦) 選択 121 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 122 :  ◯17番(稲垣一夫) 選択 123 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 124 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 125 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 126 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 127 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 128 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 129 :  ◯18番(鈴木正章) 選択 130 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 131 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 132 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 133 :  ◯18番(鈴木正章) 選択 134 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 135 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 136 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 137 :  ◯18番(鈴木正章) 選択 138 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 139 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 140 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 141 :  ◯18番(鈴木正章) 選択 142 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 143 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 144 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 145 :  ◯18番(鈴木正章) 選択 146 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 147 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 148 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 149 :  ◯18番(鈴木正章) 選択 150 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 151 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 152 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 153 :  ◯18番(鈴木正章) 選択 154 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 155 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 156 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 157 :  ◯18番(鈴木正章) 選択 158 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 159 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 160 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 161 :  ◯18番(鈴木正章) 選択 162 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 163 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 164 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 165 :  ◯18番(鈴木正章) 選択 166 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 167 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 168 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 169 :  ◯18番(鈴木正章) 選択 170 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 171 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 172 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 173 :  ◯18番(鈴木正章) 選択 174 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 175 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 176 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 177 :  ◯18番(鈴木正章) 選択 178 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 179 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 180 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 181 :  ◯18番(鈴木正章) 選択 182 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 183 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 184 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 185 :  ◯18番(鈴木正章) 選択 186 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 187 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 188 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 189 :  ◯18番(鈴木正章) 選択 190 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 191 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 192 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 193 :  ◯18番(鈴木正章) 選択 194 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 195 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 196 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 197 :  ◯18番(鈴木正章) 選択 198 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 199 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 200 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 201 :  ◯18番(鈴木正章) 選択 202 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 203 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 204 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 205 :  ◯18番(鈴木正章) 選択 206 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 207 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 208 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 209 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 210 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 211 :  ◯18番(鈴木正章) 選択 212 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 213 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 214 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 215 :  ◯18番(鈴木正章) 選択 216 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 217 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 218 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 219 :  ◯18番(鈴木正章) 選択 220 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 221 :  ◯29番(山田慶勝) 選択 222 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 223 :  ◯29番(山田慶勝) 選択 224 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 225 :  ◯18番(鈴木正章) 選択 226 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 227 :  ◯29番(山田慶勝) 選択 228 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 229 :  ◯18番(鈴木正章) 選択 230 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 231 :  ◯29番(山田慶勝) 選択 232 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 233 :  ◯18番(鈴木正章) 選択 234 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 235 :  ◯29番(山田慶勝) 選択 236 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 237 :  ◯18番(鈴木正章) 選択 238 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 239 :  ◯29番(山田慶勝) 選択 240 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 241 :  ◯18番(鈴木正章) 選択 242 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 243 :  ◯28番(筒井 登) 選択 244 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 245 :  ◯18番(鈴木正章) 選択 246 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 247 :  ◯28番(筒井 登) 選択 248 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 249 :  ◯18番(鈴木正章) 選択 250 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 251 :  ◯28番(筒井 登) 選択 252 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 253 :  ◯18番(鈴木正章) 選択 254 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 255 :  ◯28番(筒井 登) 選択 256 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 257 :  ◯28番(筒井 登) 選択 258 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 259 :  ◯28番(筒井 登) 選択 260 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 261 :  ◯18番(鈴木正章) 選択 262 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 263 :  ◯28番(筒井 登) 選択 264 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 265 :  ◯18番(鈴木正章) 選択 266 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 267 :  ◯28番(筒井 登) 選択 268 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 269 :  ◯18番(鈴木正章) 選択 270 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 271 :  ◯28番(筒井 登) 選択 272 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 273 :  ◯18番(鈴木正章) 選択 274 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 275 :  ◯28番(筒井 登) 選択 276 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 277 :  ◯18番(鈴木正章) 選択 278 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 279 :  ◯28番(筒井 登) 選択 280 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 281 :  ◯28番(筒井 登) 選択 282 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 283 :  ◯28番(筒井 登) 選択 284 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 285 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 286 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 287 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 288 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 289 :  ◯17番(稲垣一夫) 選択 290 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 291 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 292 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 293 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 294 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 295 :  ◯総務部長(齋藤利彰) 選択 296 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 297 :  ◯18番(鈴木正章) 選択 298 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 299 :  ◯子ども部長(山口留美子) 選択 300 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 301 :  ◯13番(前田 修) 選択 302 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 303 :  ◯子ども部長(山口留美子) 選択 304 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 305 :  ◯13番(前田 修) 選択 306 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 307 :  ◯子ども部長(山口留美子) 選択 308 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 309 :  ◯13番(前田 修) 選択 310 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 311 :  ◯子ども部長(山口留美子) 選択 312 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 313 :  ◯13番(前田 修) 選択 314 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 315 :  ◯子ども部長(山口留美子) 選択 316 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 317 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 318 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 319 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 320 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 321 :  ◯議長(長谷川敏廣) 選択 322 :  ◯市長(中村 健) 選択 323 :  ◯議長(長谷川敏廣) ↑ ページの先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1                             午前10時00分 開議 ◯議長(長谷川敏廣) ただいまの出席議員は全員であります。よって、会議は成立しました。これより本日の会議を開きます。  本日の会議は、議事日程第5号により行います。            ───────────────────── 2 ◯議長(長谷川敏廣) この際、諸般の報告をします。  専決処分書につきましては、お手元に配付しておきました。  以上で、報告を終わります。            ───────────────────── 日程第1・2・3・4・5・6・7 3 ◯議長(長谷川敏廣) 厚生委員会に付託されました日程第1 陳情第12号から日程第7 議案第117号まで、以上7件を一括議題とします。各案等に関し、委員長の報告を求めます。厚生委員長。       〔厚生委員長 磯部雅弘 登壇〕 4 ◯厚生委員長(磯部雅弘) 厚生委員会に付託となりました陳情第12号はじめ7件につきまして、審査の結果をご報告申し上げます。  去る12月7日、全員出席のもと委員会を開催し、慎重審査した結果、陳情第12号は「西尾市としては継続的に福祉施策の推進に努める中で、要望にも前向きに取り組んでいることは評価できること、また国も少子高齢化社会への対応に大変力を入れているとともに、市においても、市民のニーズに基づいた各福祉計画などに沿って施策を展開しており、今後も国や県と連携を図りながら福祉施策の充実が期待されるところです。  一方で、新型コロナの影響で、来年度は深刻な財政状況となることは避けられず、福祉サービスの持続をするには、新たな財政負担には慎重な検討が必要である」との理由により、採決の結果、挙手多数により不採択とすべきものと決定しました。  議案第93号、議案第105号、議案第106号、議案第107号、議案第116号及び議案第117号の6件は、いずれも挙手全員により原案どおり可決すべきものと決定しました。  以上で報告を終わります。       〔厚生委員長 磯部雅弘 降壇〕 5 ◯議長(長谷川敏廣) 報告は終わりました。これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 6 ◯議長(長谷川敏廣) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。
     これより討論に入ります。陳情第12号について、前田 修議員より原案賛成の討論の通告がありましたので発言を許します。前田 修議員。       〔13番 前田 修 登壇〕 7 ◯13番(前田 修) 陳情第12号 介護・福祉・医療など社会保障の施策拡充についての陳情書について、原案賛成の討論をします。  毎年、提出され、要望項目は多岐にわたっていますが、介護・国保・福祉全般にわたり国の社会保障制度の改悪と相まって、粘り強く続けられている要望活動で、中には西尾市では取り組まれている項目もありますが、それぞれ関係する人には切実な要望項目ばかりであります。今回は、特にコロナ禍における医療機関への収益の減少分の支援や医師、看護師の手当や確保についても国に要望を求めているところでありますが、特に安倍政権のもとで社会保障は、この7年間で4兆3,000億円も減らされ、2020年度以降も医療では75歳以上の窓口負担2割、介護では要介護1・2の生活援助サービスの保険外し、ケアプラン作成の有料化なども進めようとしております。陳情項目のそれぞれに詳述することはしませんが、若干申し述べたいと思います。  まず、陳情項目1の介護保障についてです。介護保険料は、3年ごとの改定のたびに引き上げられ、西尾市の次の第8期計画では6万3,600円に改定されようとしていますが、介護の制度がスタートした2000年度と比べれば倍の額になっております。年金は減らされ、そこから天引きされる保険料が引き上げられ、消費税まで引き上がるという状況の中、計画策定に当たっての利用者アンケートでも、サービスは現状維持でも保険料は抑えてほしいという人が7割にもなっているのも当然の声であります。ぜひ、この声に応えて、せめて低所得者層を押さえて高額所得段階を設け多段階にする、また減免制度の拡充などが求められております。  また、総合事業については、西尾市でも本格的に始まってきましたが、現行相当サービスの必要な方への継続利用や期間を区切って卒業させ、運動教室に移行させることのないよう、サービスが必要な人への必要な提供がきちんと行われていくことを求めているものであります。国の経費削減方針等も相まってか、西尾市でも総合事業への移行が増加している現状から、アセスメントが適正かどうかの検証や利用者の生の声を聞く手だても必要ではないかと思います。  さらに、特別養護老人ホームや小規模多機能型施設などの建設で待機者を早急に解消すること、介護人材確保のために市が積極的に支援することなど、いずれの項目も市民の切実な要望であると思います。  国保の改善については、県が保険者となって以降も多くの自治体が法定外繰入れを継続し、保険料が高額にならないよう努力されていますが、西尾市ではゼロベースが続いており、高い国保税も市民に耐え難いものとなっております。減免制度の拡充や、子どもの均等割はなくしてほしいとの子育て支援を求める陳情項目も切実なものと思います。  ほかにも生活保護については、特にコロナ禍における生活の悪化への対応、エアコンの設置、就労支援や生活指導を丁寧に行っていただくことを求めています。  子どもの医療費を18歳まで無料に拡充すること、子育て支援、障害者・障害児施策の拡充、予防接種、健診事業の拡充など、いずれも切実な要望項目ばかりでありますし、他市では既に実施している項目も少なくありません。ぜひ、当陳情について採択されるよう皆さんのご賛同をお願いし、賛成討論といたします。       〔13番 前田 修 降壇〕 8 ◯議長(長谷川敏廣) 以上で、討論は終わりました。  これより討論のありました案件を除き、議案第93号から議案第117号まで、以上6件を一括して採決します。  各案に対する委員長の報告は可決であります。各案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 9 ◯議長(長谷川敏廣) ご着席ください。起立多数であります。よって各案は、原案のとおり可決されました。  次に、陳情第12号を採決します。陳情第12号に対する委員長の報告は不採択であります。陳情第12号は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 10 ◯議長(長谷川敏廣) ご着席ください。起立多数であります。よって陳情第12号は、不採択とすることに決しました。            ──────────○────────── 日程第8・9・10・11 11 ◯議長(長谷川敏廣) 文教委員会に付託されました日程第8 陳情第11号から日程第11 議案第102号まで、以上4件を一括議題とします。各案等に関し、委員長の報告を求めます。文教委員長。       〔文教委員長 藤井基夫 登壇〕 12 ◯文教委員長(藤井基夫) 文教委員会に付託されました陳情第11号はじめ4件につきまして、審査の結果をご報告いたします。  去る12月8日、全員出席のもと委員会を開催し、慎重審査した結果、陳情第11号は「ひとり親世帯等に対する貧困対策支援計画については、西尾市子ども・子育て支援計画の中で、陳情項目にある各種支援の実施が定められている。こども食堂の取り組みについては、今年度から本市において1カ所開始されており、運営する団体等の経費に対し、市から補助金が交付されている。産前産後の家事・育児支援については、各種のサポート事業が実施されている。就学援助制度について、本市の水準はほかの自治体と比較しても特別低いわけでもなく、令和元年度からは認定基準を引き上げ、新たな援助費目を追加して制度の拡充を進めている。  また、保護者に対する周知回数をふやすとともに、多言語版の案内文書でも周知がなされている。子どもの給食費の無償化については、小中学校の給食費は学校給食法で、食材費に相当する学校給食費は児童・生徒の保護者が負担すべきものと定められている。就学前教育・保育施設等の給食費は、3歳以上の園児の主食代は無料とされている。副食代については、一定以上の階層で徴収されているが、条件により第3子以降の副食代は免除されている。保育施設の抜本的な対策で、配置と面積に係る基準については、1歳児クラスの配置基準では国の基準を上回る保育士が配置されている。認可保育所の整備・増設については、将来的な保育需要を鑑み、大規模改修等の際、あわせて検討する。保育士資格の有資格者を確保するための対策については、潜在保育士を対象に研修を行い確保に努めており、市内で働こうとする方への支援制度も検討されている。公立施設の廃止・民営化・統廃合の考えについては、全体のバランスを考え、将来的な保育需要を鑑み、検討されている。また、公私間格差の是正についても、公立園の保育士の給与水準と同様となるよう市から運営事業者への補助がされ、格差は解消されている。障害児施策については、児童福祉法にも定められていて、現行どおりで考えている。また、令和元年10月から法改正により、3歳から5歳の児童発達支援等の利用者負担は無償化されている。  国に対する意見書については、国や県の新型コロナウイルス感染症に対する各種の補助金等の制度が創設されている。陳情項目に対して水準を上回る施策もあり、充実が図られている。また、さらに厳しい財政が予想される中、市政全体のバランスを考慮して事業の検討がなされるべきである」以上の理由により、採決の結果、挙手多数により不採択とすべきものと決定をいたしました。  議案第101号及び議案第102号は挙手全員により、議案第100号は挙手多数により原案どおり可決すべきものと決定をいたしました。  以上で報告を終わります。       〔文教委員長 藤井基夫 降壇〕 13 ◯議長(長谷川敏廣) 報告は終わりました。これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 14 ◯議長(長谷川敏廣) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。陳情第11号について、牧野次郎議員より原案賛成の討論の通告が、鈴木規子議員より原案反対の討論の通告がありましたので、順次、発言を許します。  初めに、牧野次郎議員の発言を許します。牧野次郎議員。       〔26番 牧野次郎 登壇〕 15 ◯26番(牧野次郎) それでは、陳情第11号 子育て支援など社会保障の施策拡充についての陳情書について採択されることを求め、原案に賛成の討論をします。  陳情項目では、初めにひとり親世帯への自立支援給付金事業、日常生活支援事業の実施・拡充を求めています。  西尾市においては、両事業とも実施しているものでありますが、残念ながら日常生活支援事業は今年度の利用はないとのことでした。厚生労働省からは、今年3月にひとり親家庭・日常生活支援事業の実施についてということで通知がされ、事業の適正な運営が図られるよう、その周知徹底が求められています。ひとり親家庭は、新型コロナウイルスの影響で雇用や生活が大変に厳しくなっています。政府もようやく重い腰を上げて、ひとり親世帯への臨時給付金の再支給を決定したわけであります。ひとり親世帯への日常生活支援のメニューはさまざまにありますが、ぜひとも西尾市でできるひとり親家庭への支援を、さらに拡充していただきたいというふうに思います。  2項目めは、教育・学習支援への取り組みについて求めています。  西尾市では平成30年から、中学生を対象とした西尾市サポートスクールを総合福祉センターで始めたところでありますが、いかんせん会場は1カ所であり、利用する子どもは限られているのが実情です。貧困の連鎖を断ち切る支援として、さらに拡充を求めるものであります。  陳情の3項目めでは、産前産後の家事・育児支援の拡充が求められています。  西尾市では、産後2カ月までの乳児がいる家庭の家事支援、その後も不安がある場合には、養育支援としてサポートが6カ月間利用できるとのことであります。しかし、産前についての支援はありません。今年8月には厚生労働省が、産前産後サポート事業ガイドラインも出されているところで、その対象期間を妊娠初期(母子健康手帳交付時)などから、産後1年ごろまでの時期を目安としています。ぜひ、支援期間に産前も含み、産後についても1年程度とされ、家事・育児支援の拡充に向けての研究を願いたいものであります。  また、中項目2の就学援助の拡充については、この間、いろいろと前向きに制度を改善していただいてきたところであり、今後、制度が十分に必要な家庭、児童・生徒に行き届くようになるか、しばらく様子を見たいと思いますが、今年は新型コロナの影響で少なくない家庭が休業、失業などにより所得が減少して生活が困窮する家庭も出ていると思います。前年度所得基準だけの判断だけではなく、生活の現況に即して制度が活用できるように図られたいと思います。  小中学校と就学前の給食費の無償化については、完全無償化するには小中学校で年間約7億5,000万円、保育園・幼稚園で約1億5,000万円と多額な財源が必要になり、一気にということは難しいものがあります。しかし、西尾市は給食費を値上げして、西三河では高浜市に続いて2番目の金額になりました。少しでも子育て支援として、給食費の軽減に努めていただきたいと思います。  中項目の4は、いずれも保育の充実を求めるものであります。この間、何度も私ども共産党市議団は3歳未満児保育や一時保育の充実、保育士の処遇改善の努力を求めてきたところでありますが、以上のように子育て支援などの施策拡充は、いずれも切実な要望項目ばかりであります。  したがいまして、この陳情につきましては採択が適当というふうに思います。議員皆様のご賛同をお願いしまして、陳情第11号の賛成討論とします。       〔26番 牧野次郎 降壇〕 16 ◯議長(長谷川敏廣) 次に、鈴木規子議員の発言を許します。鈴木規子議員。       〔27番 鈴木規子 登壇〕 17 ◯27番(鈴木規子) 私は、本陳情について原案反対の立場で討論いたします。  反対する理由は、項目1の(3)給食費の無料化、そして(4)の公立施設を廃止・統廃合・民営化はせず、維持・拡充を求めるとの2点です。  子育て支援など社会保障の拡充については、当然なから誰しもが望むことであります。高齢者等の介護については、かねて介護の社会化が叫ばれて、20年前の介護保険制定により一定の成果を上げてきたことは皆さんも御存じのとおりです。  陳情者は、県民の要望である市町村の福祉施策を充実するよう求めていますが、子育て支援についても同様に、本来、国の責任において保障・拡充されるべきものであります。給食費を無料にし、公立施設は統廃合せず、民営化せず拡充を求めておられますが、それらを個々の自治体に求めるには財政的に当然無理があります。周知のように、国の子育て支援は遅々として進まず、ようやく近年、児童手当の拡充などが行われるようになってきたところで、各自治体は懸命の努力で支援を拡充しているのが現状です。  陳情内容についての本市の現状は、ただいまの委員長報告にあったように相応に子育て支援に力を尽くしていると私は考えます。財政力豊かな刈谷市や豊田市を含む西三河のうちでも、上位につけている施策も多々あります。教育支援でいえば、昨今、国の方針による全小中学校への一斉にタブレットを配布する20億円、エアコン設置20億円と大型投資が続いています。国は号令をかけるだけで費用負担はわずかなものにとどまり、市町村負担の急増やむなきに至っているところはそれほど知られてはいません。特に、財政力指数が1に近い本市では四苦八苦です。  さらに、今年2月からの新型コロナウイルス感染症による混迷、景気減退は激しく、次年度の税収は本市でも30億円の減収と見込まれていますが、私はこれだけでおさまるとは到底思えません。さらなる行財政改革は必須要件であり、全ての施策について選択と集中を行わなければ、子育てだけでなく17万市民の生活を守ることができなくなるのです。給食を無料化した場合、小中学校で7.7億円が市の支出となります。保育園も含めるとおよそ8、9億円、これをどこにどう使うのが市民のために最良か、これを考えなければなりません。保育園民営化に当たっては、職員給料にも公私間格差が生じないよう、本市独自の補填策も講じつつ進めている点も示し、陳情者にも市民にも改めて理解を求めたいと考えるものです。  以上、私の原案反対の討論といたします。       〔27番 鈴木規子 降壇〕 18 ◯議長(長谷川敏廣) 以上で、討論は終わりました。  これより、討論のありました案件及び委員会で挙手多数となった案件を除き、議案第101号及び議案第102号、以上2件を一括して採決します。各案に対する委員長の報告は可決であります。各案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 19 ◯議長(長谷川敏廣) ご着席ください。起立多数であります。よって各案は、原案のとおり可決されました。  次に、陳情第11号を採決します。陳情第11号に対する委員長の報告は不採択であります。陳情第11号は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 20 ◯議長(長谷川敏廣) ご着席ください。起立多数であります。よって陳情第11号は、不採択とすることに決しました。  次に、議案第100号を採決します。議案第100号に対する委員長の報告は可決であります。議案第100号は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 21 ◯議長(長谷川敏廣) ご着席ください。起立多数であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。            ──────────○────────── 日程第12・13・14・15・16・17・18・19・20・21・22・23 22 ◯議長(長谷川敏廣) 経済建設委員会に付託されました日程第12 議案第94号から日程第23 議案第118号まで、以上12件を一括議題とします。各案に関し、委員長の報告を求めます。経済建設委員長。       〔経済建設委員長 犬飼勝博 登壇〕 23 ◯経済建設委員長(犬飼勝博) 経済建設委員会に付託となりました議案第94号はじめ12件につきまして、審査の結果をご報告申し上げます。  去る12月9日、全員出席のもと委員会を開催し、慎重審査した結果、議案第94号、議案第99号、議案第103号、議案第104号、議案第108号、議案第109号、議案第110号、議案第111号、議案第112号、議案第113号、議案第114号及び議案第118号の12件は、いずれも挙手全員により原案どおり可決すべきものと決定しました。  以上で報告を終わります。       〔経済建設委員長 犬飼勝博 降壇〕 24 ◯議長(長谷川敏廣) 報告は終わりました。これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 25 ◯議長(長谷川敏廣) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  討論の通告はありませんので、これより議案第94号から議案第118号まで、以上12件を一括して採決します。各案に対する委員長の報告は可決であります。各案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 26 ◯議長(長谷川敏廣) ご着席ください。起立多数であります。よって各案は、原案のとおり可決されました。            ──────────○────────── 日程第24・25・26 27 ◯議長(長谷川敏廣) 企画総務委員会に付託されました日程第24 請願第2号から日程第26 議案第95号まで、以上3件を一括議題とします。各案等に関し、委員長の報告を求めます。企画総務委員長。       〔企画総務委員長 青山 繁 登壇〕 28 ◯企画総務委員長(青山 繁) 企画総務委員会に付託となりました請願第2号はじめ3件につきまして、審査の結果をご報告申し上げます。  去る12月10日、全員出席のもと委員会を開催し、慎重審査した結果、請願第2号は「中立の立場で双方から意見を聴取するのは議会の役割である。訴訟が連続している中で、当事者であるSPCから事情を聞くべきであるとする採択の意見もあるが、請願の理由の中で、本来は支払う必要がなかった業者への増加費用は既に1億円を超えている。裁判費用や弁護士費用、担当職員の人件費等を含め、これまで市からはPFIの見直しを進めたことによってかかった費用に関して何の発表もありませんなど、いろいろ指摘されている内容について一部正しくない。参考人の発言内容について、議会として本当にそうなのかについての判断できる材料を持ち合わせていない。業者側を参考人招致として意見を聞くことは賛同するが、事実関係や責任の所在等々、検証することは極めて難しく、かえって市民の混乱や不安を招くことも考えられる。解決を望む市民の声を真摯に受けることは大変重要と考えるが、本請願理由の解決方法を見出すことについては可能性は低いと判断する」との理由により、採決の結果、挙手多数により趣旨採択とすべきものと決定しました。  陳情第13号は、「国保の改善については、滞納者の収入や家族構成を調査し、生活実態の把握に努めている。法令に定める給与などの差押禁止額を遵守しており、差押禁止額以上の差し押さえは行っていない。税の徴収、滞納問題への対応などは、児童手当はもとより、法令に定める差押禁止財産の差し押さえは行われておらず、関係法令に基づき適正な差し押さえを行っている。そして、納税緩和措置について徴収の猶予、換価の猶予は相談に際し、必要に応じて制度の内容を個別に説明しており、制度の要件に該当しない方については、個々の事情に応じて分納などの相談を行っている。また、滞納処分の停止及び延滞金の減免も行っている」との理由により、採決の結果、挙手全員により不採択とすべきものと決定しました。  議案第95号は、挙手全員により原案どおり可決すべきものと決定しました。  以上で報告を終わります。       〔企画総務委員長 青山 繁 降壇〕 29 ◯議長(長谷川敏廣) 報告は終わりました。これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 30 ◯議長(長谷川敏廣) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。請願第2号について、牧野次郎議員及び鈴木規子議員より原案賛成の討論の通告が、陳情第13号について、牧野次郎議員より原案賛成の討論の通告がありましたので、順次発言を許します。  まず初めに、請願第2号について牧野次郎議員の発言を許します。牧野次郎議員。       〔26番 牧野次郎 登壇〕 31 ◯26番(牧野次郎) 請願第2号 西尾市方式のPFI問題関連事業者(エリアプラン西尾等)の議会招致を求める請願書について、共産党議員団は原案に賛成であり、参考招致を実質求めないことになる趣旨採択でなく、きちんと採択して、この際、参考人招致を行うことを求め討論をいたします。  当請願で求めているのは、市議会でエリアプラン西尾の参考人招致を求めるという1点であります。趣旨採択とは、議員の皆さんも御存じのように、願意は十分理解できるが実現が困難である場合等に便宜的に使われる方法です。
     一方、議会における参考人招致については、地方自治法115条の2に定められ、議会は会議において当該普通地方公共団体の事務に関する調査または審査のために必要があると認めるときは参考人の出頭を求め、その意見を聞くことができるものとなっているものであります。  このように、地方自治法では参考人招致は議会の調査権として保障されているものであり、西尾市議会基本条例でも15条で、参考人制度及び公聴会制度を活用して議論に反映させるよう努めるものとされているところであります。参考人招致を求める請願に、その場しのぎの趣旨採択という形でお茶を濁し、実際には参考人招致を行わないでやり過ごすことになる議決をすることは、議会として、議員としてふさわしい態度ではありません。  また、皆さんはPFI事業のこれまでの見直しを進める中で、SPCエリアプラン西尾に対しいろいろな疑念を感じていなかったのでしょうか。市の発表と、SPCの発表との内容のそごを解明したいと思われたことはないのでしょうか。例えば、市のPFI事業の検証報告書でも、VFMの効果が不明であることが明らかとなっていますが、算出したのかどうか、算出したのならその詳細をなぜ明らかにできないのか。増加費用の請求について、現場経費として月額170万円もの給与を払っているような実態と合わない請求をするのか、これらが税金であることを認識しているのか。また、見直し対象外施設の工事費は施工業者側の設計単価そのもので、競争入札することもなく市民にとっては高くつくものとなっているが、市民からの批判についてどう考えるのか、少しでも安く請け負うように協議する考えがないのか。また、既にPFI事業としては破綻しているが、そういう認識にあるのか、市からむしり取るような考えは捨てて、適正な損害賠償を請求することで事業契約を廃棄する考えはないのかなどなど、こうしたさまざまなことを私たちは議会という場所で、エリアプラン西尾の責任者に伺いたいと思うのであります。  参考人招致は、百条委員会のように出頭拒否や虚偽の発言をしたら罪に問われるということがないために、全てを明らかにするということは困難なことも予測されます。しかし、幾らエリアプラン西尾といえども、議会という公のもとでの発言については政治的・道義的に責任がある、そうした姿勢が示されることも期待をしてもよいのではないでしょうか。ぜひとも請願を採択させて、エリアプラン西尾の参考人招致をしていこうではありませんか。皆さんの賛同を求め、請願第2号の賛成討論といたします。       〔26番 牧野次郎 降壇〕 32 ◯議長(長谷川敏廣) 次に、請願第2号について鈴木規子議員の発言を許します。鈴木規子議員。       〔27番 鈴木規子 登壇〕 33 ◯27番(鈴木規子) 私は、本請願に原案賛成の立場で討論いたします。  請願者である西尾市民は、公開された市議会の場にPFI問題の関連事業者エリアプラン西尾等を参考人招致し、この3年半、何に問題があったのか、誰に責任があるのかを検証し、解決方法を見出してほしいとしています。多くの市民が、さきの選挙戦で大きな争点となり、西尾市方式PFIを強力に推進してきた当時の榊原市長ではなく、凍結・見直しを掲げた現市長が大差で勝利しました。多くの市民の支持を得た結果、見直しが行われているわけであります。しかし、この3年半、見直しは順調には進みませんでした。事業者が市の見直しを認めず、5施設の新設は宙に浮いたまま裁判所での調停は膠着状態です。さらに本年4月、事業者が一方的に行った一色支所棟の仮囲いに伴う増加費用をめぐる訴訟においては、中村市長が政治的判断として控訴しなかったことを契機に、事業者側からの費用請求はとどまることを知らず、4月に3,600万円、これは判決ですからやむを得ないとしても、9月には8,200万円と既に1億円を超えています。一体これからどうなるのかと、多くの市民が心配するのは当然です。しかるに、この1年以上、中村市長からは市民への直接の事情説明が行われていません。市長の公約であった「説明責任を果たす」ということがない、これは極めて大きな問題であり、市民が不信感を抱くのは当然でありましょう。  一方、そうは言いながら判決による支払い3,600万円はともかく、議会では市長提案の増加費用8,200万円支払いの議案は賛成多数で可決していることをはじめとして、事業者からの幾多の要求にも応じる姿勢を示しているわけです。議案に反対する議員がどれほど疑義を述べても、のれんに腕押しでも、僅差で賛成が多数であれば可決となります。本請願についての議会質疑で市側が、市長だけで行っているわけではない、全て議会の議決を得ていると答弁しているとおりです。その意味では、請願者は市長にだけでなく議会に対してもしっかりせよ、このままでいいのか、どうやって解決に導くつもりなのかを叱咤激励しているものと考えます。当然のことながら本請願を待つまでもなく、議会はみずからの権限を持ってエリアプラン西尾を議会に呼ぶことができるのです。現に、これまでも議会内にはそういう声がありましたが、残念ながら煮詰まりませんでした。議会基本条例でせっかく設置を決めた議員間討議も、一度も行われていないのです。PFI問題こそ議員間討議を重ね、議員が解決に向けての理解を深めるべきだと私は強く思います。本請願は、市長だけでなく議会もしっかりせよと市民から突きつけられた要求であることを考えれば、今、ちまたで言われている趣旨採択などという対応は到底考えられません。  さて、ここまで私の見解を申し上げましたが、本請願については甚だしい市民から疑われるような状況があったようであります。この請願は、令和2年11月17日に提出されておりますが、その3日後の11月20日、請願者から提出した請願に関しての確認という文書が議会事務局、議長あてに提出されております。正しくは、長谷川議長と岩瀬事務局長と都築議事課長についてでありますが、この文面によれば、議会事務局から犬飼市議に対して請願を取り下げてはどうかというようなことが言われたらしい。請願内容を実行しようがないから、取り下げた方がいいというような趣旨の話がなされたようであります。これについて、どこが確かなのか議会でのやり取りの中では確定されませんでしたが、およそ請願者がこのような文書を議長あてに出すなどということは考えられません。  さらにこの請願者は、憲法で保障された請願権を西尾市議会はどう考えるのか、多くの請願に対してそういう態度をとっているのかというところまで踏み込んで言っておられるわけです。もし、仮にこうしたことがなかったのであれば議長は直ちに請願者に、こうした事実はないとはっきり述べられるべきでありました。しかし、これに対しての回答では、そうしたことは触れられておりません。市民に、西尾市議会が正しい方向に向いていないと思われるような事態もある中で、この請願がどのような対応をされるのか、扱いをされるのか私は非常に懸念をしております。私は、西尾市議会は市民の求め、請願者の求めに真摯に応じるべきと考え賛成討論といたします。       〔27番 鈴木規子 降壇〕 34 ◯議長(長谷川敏廣) 次に、陳情第13号について牧野次郎議員の発言を許します。牧野次郎議員。       〔26番 牧野次郎 登壇〕 35 ◯26番(牧野次郎) 続いて、愛知自治体キャラバン実行委員会から提出をされました社会保障の施策拡充についての陳情書のうち、企画総務委員会に付託されました陳情第13号について、共産党市議団は採択を求めるものであり、原案賛成の討論をいたします。  陳情は、税の徴収、滞納問題への対応で差押え禁止財産の差し押さえは行わず、滞納者の実情をよくつかみ相談に対応し、納税・換価の猶予、滞納処分の停止の適用や分納・減免の活用を求めているものであります。  申請型の換価の猶予制度は2015年4月から実施され、納税緩和制度の活用が各地に広がりましたが、地方自治体ではまだまだおくれが見られており、とりわけ西尾市では一昨年の徴収猶予は申請、許可ともに1件もなかったものであります。今年は、新型コロナウイルスの影響により2月以降の任意の期間の収入が前年比でおおむね20%以上減少し、一時に納付が難しい場合は徴収猶予の特例が設けられました。その利用状況は、10月末で国民健康保険税を含めた市税全体で258件、猶予総額は5,420万円近くとなっています。  一方、そうした中で市税全体の現年課税分の収納率については、同じ10月末時点で前年同時期の61.64%に対し61.74%と、0.1ポイントの増となっています。これまで私ども共産党市議団は、納付困難である旨の申し出があった場合には、納税者の視点に立って、その申し出の内容を十分に聴取し、誠実な意思を示していると認められる場合は、換価の猶予制度の積極的活用を促してきたところです。また、その方が徴収の実も上がるということを含め、求めてきたところでありますが、現況で言えばコロナ禍での特例を設けた上でも、徴収率によい効果が出ているものであります。  私どもは、新型コロナウイルス感染症による納税猶予の特例の延長を求めると同時に、新型コロナウイルス感染症の影響によるものだけでなく、さまざまな要因で納税が困難になった方は新型コロナ特例の基準に照らし同等に、困難な状況にあるなら同じように納税の猶予の取り扱いがされるべきだと思います。困っている納税者に対して安心して分納ができ、また延滞金の負担が減免され差し押さえ等の解除もできるといったメリットなどもPRして、職権型、申請型に関わらず納税換価の猶予など的確な活用を求める陳情に賛成をするものであり、議員皆さんのご賛同をお願いして原案賛成の討論とします。       〔26番 牧野次郎 降壇〕 36 ◯議長(長谷川敏廣) 以上で、討論は終わりました。  これより、討論のありました案件を除き、議案第95号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 37 ◯議長(長谷川敏廣) ご着席ください。起立多数であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。  次に、請願第2号を採決します。請願第2号に対する委員長の報告は趣旨採択であります。請願第2号は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 38 ◯議長(長谷川敏廣) ご着席ください。起立多数であります。よって請願第2号は、趣旨採択とすることに決しました。  次に、陳情第13号を採決します。陳情第13号に対する委員長の報告は不採択であります。陳情第13号は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 39 ◯議長(長谷川敏廣) ご着席ください。起立多数であります。よって陳情第13号は、不採択とすることに決しました。  この際、暫時休憩します。                             午前10時56分 休憩                             ─────────                             午前11時05分 再開 40 ◯議長(長谷川敏廣) 休憩前に引き続き会議を開きます。            ───────────────────── 日程第27 41 ◯議長(長谷川敏廣) 関係委員会に付託されました日程第27 議案第115号を議題とします。本案に関し、各委員長の報告を求めます。厚生委員長。       〔厚生委員長 磯部雅弘 登壇〕 42 ◯厚生委員長(磯部雅弘) 厚生委員会に付託となりました議案第115号本委員会関係分は、挙手全員により原案どおり可決すべきものと決定しました。  以上で報告を終わります。       〔厚生委員長 磯部雅弘 降壇〕 43 ◯議長(長谷川敏廣) 文教委員長。       〔文教委員長 藤井基夫 登壇〕 44 ◯文教委員長(藤井基夫) 文教委員会に付託となりました議案第115号本委員会関係分は、挙手多数により原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で報告を終わります。       〔文教委員長 藤井基夫 降壇〕 45 ◯議長(長谷川敏廣) 経済建設委員長。       〔経済建設委員長 犬飼勝博 登壇〕 46 ◯経済建設委員長(犬飼勝博) 経済建設委員会に付託となりました議案第115号本委員会関係分は、挙手全員により原案どおり可決すべきものと決定しました。  以上で報告を終わります。       〔経済建設委員長 犬飼勝博 降壇〕 47 ◯議長(長谷川敏廣) 企画総務委員長。       〔企画総務委員長 青山 繁 登壇〕 48 ◯企画総務委員長(青山 繁) 企画総務委員会に付託となりました議案第115号本委員会関係分は、挙手全員により原案どおり可決すべきものと決定しました。  以上で報告を終わります。       〔企画総務委員長 青山 繁 降壇〕 49 ◯議長(長谷川敏廣) 報告は終わりました。これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 50 ◯議長(長谷川敏廣) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。前田 修議員及び鈴木規子議員より、原案反対の討論の通告がありましたので、順次発言を許します。  初めに、前田 修議員の発言を許します。前田 修議員。       〔13番 前田 修 登壇〕 51 ◯13番(前田 修) 議案第115号、一般会計補正予算について反対討論を行います。  最初に問題点として述べたいのは、マイナンバーカードについてです。今回の補正予算分は、システム構築業務委託と機器借上料として130万円ほどの計上で、今後、申請がふえることに対応できるようパソコンの増設をするというものです。いよいよ国の方針に沿って、市民の多くに交付するための基盤づくりを行うものとなっております。西尾市でも、マイナポイントで1人当たり5,000円分を付与するとの鳴り物入りで拡大を図っても、まだ12%だった取得率が、やっと19%ほどになったにすぎません。全体としては、国民も市民も必要に迫られている状況にはないわけです。それを今度は国民保険証のかわりにもなる、免許証にもなると無理やり推し進めております。さらに、2023年度をめどに小中学生の学習履歴や試験の成績をマイナンバーカードにひもづけして、オンライン化で管理する方針を示しました。小学校のときの成績やら、評価やら、子どものときに犯した過ちなどが一生ついて回るなど、とんでもないことであります。個人情報漏洩の危険もいまだに解消はされておりません。銀行口座にマイナンバーをつけ、預金への課税を狙う政府の強引な進め方に沿ったものとして納得し難い事業です。  次に、GIGAスクール構想に係る経費です。コロナ禍にあって、学校のオンライン化を進める声も強くなっています。今回のような事態に必要な場合もあると思います。また、ネットワーク基盤の整備自体は否定しませんが、問題は整備後に予定されているGIGAスクール構想です。この構想は、経済産業省が未来の教室と持ち上げ、文部科学省は教師や教室にとらわれない学びとたたえております。また、産業界は一大ビジネスチャンスと待ち構えております。しかし、友人や教師とさまざまに関わりながら成長していくのが子どもたちであり、生きる力や確かな学力を育てるのが情報活用能力とは思えません。  さらに、全生徒の家庭環境の違いや教員の指導力に対する課題も解決したとは言い難い現状だと思います。何より、教育の平等、機会均等が叫ばれる一方で、学びの貧困という事態もクローズアップされております。財源的にも将来にわたって国に補償されるものでもなく、今後、必要な教育予算を圧迫することになるに違いありません。  私たちは、こういう構想の進め方には反対で、むしろ少人数学級の推進、校舎の整備、教員の過重労働解消、教員の増員、こういう現実の学びの保障にこそお金を使うべきだと主張しているところです。政府は今、少人数学級の予算の攻防が大詰めと言いますが、こういうところにこそお金を使うべきではないかと思います。  最後に、公共施設再配置施設整備委託料としての旧上横須賀郵便局の解体工事に係る予算についてです。もちろん、解体することに異を唱えるものではありません。全体の予算が3,672万円、その内訳は解体費が2,600万円、アスベストによる追加で695万円、管理費に45万円、そして開発費に330万円ということです。  まず、開発費に納得いきません。説明では、開発企業から買い取るというスキームになっているために、開発企業への報酬として支払うものだとのことで、その額は10%だということでありました。つまり、通常の工事なら請負業者に直接支払うことで発生しないのに、SPCに事業権を付与し、デベロッパーが請負業者に発注したものをSPCが買い取るという、屋上屋を重ねているがゆえに発生している経費にほかなりません。確かに、契約書に開発費として計上できることになっておりますが、発注者である開発企業には何のリスクも伴わないような解体事業に10%もの経費は正当なものとは考えられません。さらに、通常の工事なら解体工事3,672万円を競争入札で行って、その9割、8割で落札するというものであります。しかし、現在の西尾市方式は発注者だけは先に決まっていることで、設計の積算された金額そのままが請負金額となるわけで、とすれば業者にとってこんなうまい公共事業はありませんし、逆に市の側にすれば、こんな高くつく発注の仕方はないわけです。既に、西尾市方式は仕様発注となり、分割でなく一括支払いとなり、PFI方式の体はなくなっております。工事費だけは高いものとなる西尾市方式で、これからの一色中学校体育館や寺津小中学校の改修や、さらにきらアリーナ棟まで数十億円にもなる工事を発注先だけ決まっていて、設計の積算金額丸ごと支払い、さらに10%も上乗せするような、こんなやり方がまかり通っていいはずがありません。既に、PFI事業としては破綻しています。学校の改修だけはおくらせるわけにはいかないと思いますが、こういう進め方には賛成できません。  以上申し上げ、反対討論とします。       〔13番 前田 修 降壇〕       (「議長、議事進行について確認させてください」の声あり) 52 ◯議長(長谷川敏廣) 筒井 登議員。 53 ◯28番(筒井 登) 私も渡されております今の前田議員の討論のところ、表に「厚生委員会全員可決、前田 修原案反対」とあるんですが、全員可決の中で、大体私もわからないでもないですが、PFI関係のことをおっしゃったんですから、この表が違うのかなと思うんです。これは確認していただけませんか。厚生委員会のところで行が確定されておりまして、厚生委員会全員可決、原案反対討論で前田 修議員と書いてあるわけです。これはおかしくないですか。 54 ◯議長(長谷川敏廣) 暫時、休憩します。                             午前11時16分 休憩                             ─────────                             午前11時17分 再開 55 ◯議長(長谷川敏廣) 休憩前に引き続き会議を開きます。  筒井議員に申し上げますが、今は委員長報告に対する討論でありますので、委員長の全体の中の討論でありますので、前田 修議員の討論は問題ないと思います。筒井 登議員。 56 ◯28番(筒井 登) この表の説明と合致していないよという話を私は申し上げているんです。ですから、これが厚生のところの行で確定されているものですから、これを確認させていただきました。全体であれば全体でいいんですが、中身を聞きますと全体だろうなと推測はされます。前田議員の今の討論をお聞きしていますと。ですけれども、この表の説明がおかしいのではないかということを確認しているわけでございます。 57 ◯議長(長谷川敏廣) 特に問題ないと思いますので続けます。  暫時休憩します。                             午前11時18分 休憩                             ─────────                             午前11時19分 再開 58 ◯議長(長谷川敏廣) 休憩前に引き続き会議を開きます。  今のご意見に関しましては、後日、検討させていただきます。ありがとうございます。  鈴木規子議員の発言を許します。鈴木規子議員。       〔27番 鈴木規子 登壇〕 59 ◯27番(鈴木規子) 私は、令和2年度西尾市一般会計補正予算(第9号)に対し、原案反対の立場で討論いたします。賛成できない理由は、2点あります。  1点目は、10款5項社会教育費の12節委託料として計上されている公共施設再配置整備委託料2,504万8,000円についてです。この委託料は、きら市民交流センターの什器備品、多目的ホールの机やいすなどの購入設置を、SPCエリアプラン西尾に委託するものといいます。4月補正の段階では直営で計上していたが決定しておらず、SPCと協議を重ねたが、どうも合意に至らなかったということのようで、質疑応答で担当局長は残念であったと答弁をしています。SPC側は、当初契約ではSPCが行うとなっていたから、引き続き行うと主張したようでありますが、それはおかしい。吉良支所棟については、SPCの要望で市が買い取りを決めたものであります。買い取りが決定した時点で、SPC側がみずから当初の契約を変更し、吉良支所棟は市の所有となったわけです。BOT方式、ビルド・オペレート・トランスファー、すなわち建設、維持管理運営、そして将来市への譲渡の予定であったものが、SPCみずからがBTO方式に変更したわけで、所有権は市に移転をしているわけであります。ですから、その後の吉良支所棟に関しては、契約の制約を受けることはないはずです。  したがって、買取り後は什器備品の整備も運営も市の手に委ねられたと解するべきです。市長は、なぜそれを主張しなかったのですか。幾ら、SPCが当初契約どおりを求めたとしても、既に契約の形は変わっています。SPCは、自分たちに都合のいい主張と要求を重ねているにすぎません。見直しを宣言しながら、市長、SPCの言いなりに負けてしまったのでは話になりません。今や、PFI事業は契約は残っているものの、エリアプラン西尾は資金調達もできず、一色3館の改修にしても吉良にしても事業が終了するごとに、その費用を市が一括で支払っているではありませんか。これでは、PFI法に基づいた事業とは言えません。まだ、多くの事業が残っていますが、当初契約を盾にとった随意契約の塊という極めて不健全な状態であり、SPCは適正な競争入札を拒んでいることを市は主張すべきと考えます。吉良支所棟の什器備品は、適正妥当な競争入札によれば、現行予算よりも7割、8割で済むと見込めるものであり、委託料の計上は市民の利益に反していると考え、反対するものです。  これは、予算であるとは言いますが、最初からこんな状態でよい結果になるとは到底思えません。  2点目も同じく、公共施設再配置施設整備委託料3,672万5,000円ですが、これは上横須賀郵便局の解体業務です。SPCによる積算は、スポーツドームや老人憩の家など複数の事業を合わせたパッケージとなっていたようで、個別具体的なものではなかったといいます。  さて、それでは3,672万5,000円が適正なのでしょうか。ここには開発費として329万円が含まれていますが、SPCが直接事業を発注するのではなく、開発企業が発注する手数料だと言います。もちろん、市直営であれば不必要な経費で、西尾市方式特有のものです。市は一定の見積りをとって金額を決めたと言いますが、開発費については不明瞭と言わざるを得ません。市長にはいま一度、今の契約の状況を確認の上、SPCへの対応を見直していただき、このような納得のいかない予算計上が続くことのないよう求めて、私の原案反対討論といたします。多くの皆さんの賛同を求めて終わります。       〔27番 鈴木規子 降壇〕 60 ◯議長(長谷川敏廣) 以上で討論は終わりました。
     これより議案第115号を採決します。本案に対する各委員長の報告は可決であります。本案は、各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 61 ◯議長(長谷川敏廣) ご着席ください。起立多数であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。            ──────────○────────── 日程第28 62 ◯議長(長谷川敏廣) 日程第28 意見書第2号 防災・減災、国土強靱化対策の継続的な推進を求める意見書を議題とします。提案理由の説明を求めます。議会運営委員長。       〔議会運営委員長 鈴木正章 登壇〕 63 ◯議会運営委員長(鈴木正章) ただいま議題となりました意見書第2号 防災・減災、国土強靱化対策の継続的な推進を求める意見書につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。  本意見書は、国土強靱化対策を迅速かつ継続的に実施していくとともに、インフラの老朽化対策なども強靱化対策と並行して実施する必要があり、国においては引き続き防災・減災、国土強靱化対策を強力に進められるよう強く要望するため、衆参両院議長及び内閣総理大臣をはじめ、関係閣僚あてに提出するものであります。  以下、本意見書の本文を朗読し、説明にかえさせていただきます。 ┌──────────────────────────────────────────┐ │       防災・減災、国土強靱化対策の継続的な推進を求める意見書        │ │ 近年、全国各地で記録的な豪雨や大規模な地震等による甚大な被害が相次ぎ、気候変動の影│ │響により頻発・激甚化している自然災害が懸念される中で、市民の生命・財産を守る防災・減│ │災、国土強靱化は、その重要性が増しており、喫緊の課題となっている。         │ │ こうした状況の中、国においては、重要インフラ施設等で特に優先的に実施すべき対策を │ │「防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策」として、平成30年度から令和2年度の間│ │に集中的に進めることとしており、地方においてもこれを活用し、必要な対策を実施している│ │ところである。                                   │ │ 本市においては、沿岸部を中心に海抜ゼロメートル地帯を広く抱え、発生が危惧される南海│ │トラフ地震では海岸堤防の沈下など甚大な被害が予測され、また、集中豪雨に伴う河川氾濫で│ │は広範囲にわたる浸水被害が懸念される中で、市民の生命・財産を守るため、令和2年8月に│ │「西尾市国土強靱化地域計画」を策定し、インフラ施設等の強靱化に向けた確実な推進に取り│ │組んでいるところである。                              │ │ 今後も、災害リスクを低減し、強靱な社会・経済基盤を構築するためには、国土強靱化対策│ │を迅速かつ継続的に実施していくとともに、インフラの老朽化対策なども強靱化対策と並行し│ │て実施する必要がある。                               │ │ よって、国においては、引き続き防災・減災、国土強靱化対策を強力に進めていくため、下│ │記事項について特段の措置を講じられるよう強く要望する。               │ │                    記                     │ │1 地方公共団体の行う国土強靱化対策が迅速かつ確実に実施できるよう、社会資本整備に必│ │要となる予算の確保、補助制度を拡充するとともに、3か年緊急対策の実施期間終了後も、国│ │土強靱化の取り組みの加速化・深化を図るため、緊急対策と同様な予算を継続的に確保するこ│ │と。                                        │ │2 災害発生時の迅速かつ円滑な対応のため、地方公共団体の支援を行う国の地方支分部局、│ │とりわけ地方整備局及び国道、河川、港湾の直轄事務所・出張所の人員や体制の維持・充実を│ │図ること。                                     │ │ 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。               │ └──────────────────────────────────────────┘  どうか、満場の皆さんのご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。       〔議会運営委員長 鈴木正章 降壇〕 64 ◯議長(長谷川敏廣) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 65 ◯議長(長谷川敏廣) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  お諮りします。ただいま議題となっております意見書第2号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) 66 ◯議長(長谷川敏廣) ご異議なしと認めます。よって本案は、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。       (「なし」と呼ぶ者あり) 67 ◯議長(長谷川敏廣) 本案に対する反対討論はなしと認めます。次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。       (「なし」と呼ぶ者あり) 68 ◯議長(長谷川敏廣) 本案に対する賛成討論はなしと認めます。これにて、討論を終わります。  これより、意見書第2号を採決します。本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 69 ◯議長(長谷川敏廣) ご着席ください。起立多数であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。            ──────────○────────── 日程第29 70 ◯議長(長谷川敏廣) 日程第29 議員提出議案第2号 西尾市子ども条例の制定についてを議題とします。提案理由の説明を求めます。本郷照代議員。       〔9番 本郷照代 登壇〕 71 ◯9番(本郷照代) 議員提出議案第2号 西尾市子ども条例の制定について、市民クラブを代表いたしまして提案理由を申し上げます。  子ども条例につきましては、委員会や会派活動等を通じ、多くの議員が研究をしてまいりました。そして、本日ここにその成果として議案提出に至ったものでございます。  お手元の資料をごらんください。  本条例案の制定の目的でありますが、提案理由及び第1条の規定にもありますように、子どもの育成に関し関係者の役割を明らかにし、安心して子どもを産み、育てる環境を整備し、全ての子どもたちが心身ともに健やかに育つ社会をつくっていくことを目的としております。  本条例案の構成といたしましては、前文並びに本文は6章20条及び附則からなり、第2章においては子どもの権利を規定、第3章においては関係団体の役割を規定、第4章では市の取り組みを規定しており、この条例は公布の日から施行したいとするものであります。  なお、本条例案は理念条例であることから、市が行う事業や施策等について拘束性を持たせるものではないことを申し添えさせていただきます。  本年は、特に新型コロナウイルス感染症という経験したことのない災禍が全世界を覆い、子どもたちも大変我慢した生活を強いられております。今こそ社会全体で子どもを見守り育てていくこと、これが大変重要であるとの共通認識を抱き、そして議員各位の賛同をお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。       〔9番 本郷照代 降壇〕 72 ◯議長(長谷川敏廣) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。黒辺一彦議員。 73 ◯1番(黒辺一彦) それでは、何点かご確認をさせてください。  1番目としては、本条例の作成に至った経緯にあります、前文にあります西尾市の課題ということで、核家族化、少子化、貧困、虐待、いじめ・不登校、有害情報の氾濫について、西尾市における現状はどのようか確認します。 74 ◯議長(長谷川敏廣) 本郷照代議員。 75 ◯9番(本郷照代) 本市の子どもたちを取り巻く状況については、去る9月の決算委員会でも磯部議員の方から質疑があり、その答弁を黒辺議員もお聞きになっていると思います。全国的には貧困率など低いという認識でおりますが、虐待、いじめなどに関しては、日本全体の状況と似通ったことが起こっていると思います。そのように把握しております。 76 ◯議長(長谷川敏廣) 黒辺一彦議員。 77 ◯1番(黒辺一彦) もう1点は、その後に1989年、国連の子ども権利条約の引用がなされておりますが、この子ども権利条約は30年前のものですが、現状はどのように把握されておりますか。 78 ◯議長(長谷川敏廣) 本郷照代議員。 79 ◯9番(本郷照代) 1989年に国連の方で制定されました。そして、日本は世界158番目に批准をいたしました。その後、各自治体に条例を制定することが努力義務とされておりましたが、なかなか順調に進んでいるとは言い難い状況だと思います。しかしながら、その条約が締結されて以来、5年ごとに各国が、各地域が国連の方に進捗状況を報告するという義務がありますので、それによりますと2019年2月に国連こどもの権利委員会が日本への勧告を行いました。その公表によりますと、総括所見のうち、とりわけ緊急措置をとるべき分野として差別の禁止、子どもの意見の尊重、体罰、家庭環境を奪われた子ども、リプロダクティブヘルツ、性と生殖に関する健康及び精神保健、少年法に関する課題を挙げておりました。締約国の国となって25年、日本においてまだまだ乗り越えなければ課題が山積している、このように把握しております。 80 ◯議長(長谷川敏廣) 黒辺一彦議員。 81 ◯1番(黒辺一彦) 今、ご説明にありましたとおり、この子ども条約自体は30年前にうたわれて、日本においては1994年から批准をされているということで、25周年になるということですね。その部分で言うと、この令和の時代に新しく子ども条例を制定するのであれば、前文にも現状の課題をうたうべきだと思いますし、プラスアルファで言うならばコロナ禍やSDGs、そしてGIGAスクール構想などというキーワードも、この前文にうたうべきではないかなと思いますが、その辺の考え方はどのようでしょうか。 82 ◯議長(長谷川敏廣) 本郷照代議員。 83 ◯9番(本郷照代) 条文そのものの改正は、今後あり得ることかなというふうに認識しておりますが、とりわけ前文においては恒久的な内容であるべきと認識をしておりまして、このようにさせていただきました。 84 ◯議長(長谷川敏廣) 黒辺一彦議員。 85 ◯1番(黒辺一彦) 自分の考えとしては、どんな時代の中で子ども条例がつくられたのかという、背景がわかる部分というのが前文にうたわれるのかなと思っておりましたので、ご質疑させていただきました。  もう1点は、今回の子ども条例の必要性、効果について少し確認をさせていただきます。  これまでの歴史的な背景としましても、西尾市は子ども・子育て支援計画の策定というものがなされておりますが、子ども条例は制定してこなかったという部分がある。それは、市にとって子ども条例を制定する必要がないというふうな考えから計画をつくって、それで実施してきたと思いますが、なぜ今、子ども条例を制定する必要があると考えますか。 86 ◯議長(長谷川敏廣) 本郷照代議員。 87 ◯9番(本郷照代) 先ほども申しましたように、日本では1994年に条約を批准いたしました。それを受けて、各自治体に努力義務として言われてきたという認識でおりまして、ただ子どもたちが実際に暮らす自治体、あるいは地域に合った、沿った条例を制定することにより、今、西尾市でも子ども・子育て支援計画の基本理念にのっとって「にっこり しあわせ おとなもこどももいっしょに育つまち 西尾」づくりを推進できるように、社会全体の共通認識をうたうことが必要と考えました。  また、なぜ今かとおっしゃいますが、それは令和2年年明けから、先ほど説明申し上げました新型コロナウイルス感染症という本当に未曾有の災禍に襲われ、緊急事態宣言、外出自粛、また突然の学校休校など、大変不自由で不安な生活を強いられることになりました。折しも、2019年は国連子どもの権利条約批准が25周年という記念の年を迎えまして、改めて全ての子どもが持つ権利を守ることが私たち大人の責任と義務である、こういう認識を持つに至りました。そして、この重要性を明文化する必要を感じました。  そして、先ほど私は市民クラブを代表としてと間違えて申し上げてしまいましたが、公明党さんにも大変理解いただきましてお名前をいだたきましたので、大変失礼いたしまして訂正させていただきます。ありがとうございます。 88 ◯議長(長谷川敏廣) 黒辺一彦議員。 89 ◯1番(黒辺一彦) 自分が質疑したのは、既に支援計画がある、実際の施策自体は進んでいる中で、その上位に当たると思われる子ども条約というものが後から出てくるというのが、今さら感を感じてしまうというところです。また、計画には反映されるものではないというところでも、少し何でだろうというのが出てしまいました。  もう1点、確認ですが、この条例制定後の運用や周知方法はどのように考えておられますか。 90 ◯議長(長谷川敏廣) 本郷照代議員。 91 ◯9番(本郷照代) 今後は、子どもが健やかに育つような子ども・子育てガイドブックなどに盛り込んで周知を図っていただきたいなと思いますし、私たち議会としても議会だよりに掲載するなど、広く皆さんに知っていただきたいなと思いますし、ますます子どもたちが健やかに産まれ育つ環境づくり、これは子ども・子育て支援計画で幾つか挙げられておりますけれども、これを推進するに当たって、非常に関係各課が連携して事に当たっていくという、そういう機運の醸成を図っていっていただけたらと思います。  また、共通の認識を持っていただくということが、殊さらに求めたいといいますか、思っているところであります。  以上です。 92 ◯議長(長谷川敏廣) 黒辺一彦議員。 93 ◯1番(黒辺一彦) 最後に確認ですが、今の周知方法ですが、普段どおり議会だよりとか広報にうたっていきますよということなんですが、議員提出の条例制定ということであれば、議会としてパンフレットをつくって、どのように進めていきますよということを議員がPR活動をしたり、ティッシュペーパーでこういうものをつくりましたということで、議員自体がそういうものを駅前で配布している自治体もありますが、そういうことで議員提出条例の周知に向けて、議員の中でそういうPR活動をしていくような検討はされましたか。 94 ◯議長(長谷川敏廣) 本郷照代議員。 95 ◯9番(本郷照代) 黒辺議員も平成30年、私と一緒に大分市に子ども条例について勉強に行っていただきました。そのときの大分市議会の取り組みは大変参考になるものでありまして、見習いたいと思いました。  今後、いろいろな形で私たち議会も責任を持って、この条例が有効に、そして実効性の向上を求めながら進んでいけたらなと思っております。
    96 ◯議長(長谷川敏廣) 筒井 登議員。 97 ◯28番(筒井 登) 紹介議員にお尋ねをいたしますが、私どもが子ども条例の制定について署名をしなかった理由は御存じでしょうか。 98 ◯議長(長谷川敏廣) 本郷照代議員。 99 ◯9番(本郷照代) 承知しております。 100 ◯議長(長谷川敏廣) 筒井 登議員。 101 ◯28番(筒井 登) 恐れ入りますが、どういう理由で私どもが署名をしなかったかという、承知しているという内容をお聞かせください。 102 ◯議長(長谷川敏廣) 本郷照代議員。 103 ◯9番(本郷照代) 私の推測ではありますが、私たちとしては平成30年からの懸案事項であったこと、そして令和元年からいろいろ会派で勉強を始めたこと、条文などもつくってきたことが十分に皆様に、事前でのお知らせが不十分であったかなと、そんなふうに私は推測をしております。 104 ◯議長(長谷川敏廣) 筒井 登議員。 105 ◯28番(筒井 登) 紹介議員はご理解してみえるようですが、とにかく市民クラブを代表してとおっしゃったんですが、こういう重要な条例を制定する場合は、全員の理解を求めるということで進まれるのが筋ではなかろうかと思います。  それと、今おっしゃったとおり御存じのようですが、私ども何の説明もなく賛成の署名をしろというのは横暴だということで、筋が通らないということで私たちは署名に応じなかったということでございます。それは承知しておいていただきたい。  それから、こういった条例を上げられる以上、教育委員会や子ども部とどのくらいの折衝をされて、ご理解を得た上で条例を制定されたのか、その経緯をお聞かせいただきたいです。 106 ◯議長(長谷川敏廣) 本郷照代議員。 107 ◯9番(本郷照代) 平成30年の視察後、私どもでは条例をいつか制定したいと公言しておりました。それで、私たちは条例制定に関しては素人でありますから、具体的に申し上げますと、大分、旭川、茅野、そして青森、川崎市など各自治体の条例文を参考にさせていただき、たたき台をつくって、まずは子ども部に、そして後に教育部、そして教育長にも貴重な意見を、訂正やら修正やらをしていただきました。そして、例規審査の必要もあるということですので、例規の方も総務の方でチェックをしていただきました。  以上です。 108 ◯議長(長谷川敏廣) 筒井 登議員。 109 ◯28番(筒井 登) 先ほども申し上げましたが、関係各課により一層というような紹介議員のご説明があったように記憶しておりますが、関係各課も今までしっかりやってきておられると思っております。特に私は、教育長にいらないことだと、やじってくれというふうにお話をしたんですが、私は子ども部や教育委員会に対して、僣越な行為ではなかろうかというふうに思っておりますが、そういうふうにはご理解されませんでしたでしょうか。 110 ◯議長(長谷川敏廣) 本郷照代議員。 111 ◯9番(本郷照代) ですから、申し上げましたように関係各課にお話をしてやらせていただいてもよろしいかと、もし執行部の方でおつくりになるなら控えますがという、そのお話はとうにさせていただきました。それで、私たちも議会基本条例をつくり、そしてその発露として平成30年には歯と口腔衛生に関する、健康に対する推進条例も1号として出しましたので、そういう議会としての視察後を政策的に生かすという1つの形と理解いただきたいと思います。 112 ◯議長(長谷川敏廣) 筒井 登議員。 113 ◯28番(筒井 登) この後、議題に上がるはずの予算決算委員会の変更についてもそうですが、とにかく子ども条例という重要な内容のものであれば、市民クラブを代表としてとおっしゃったんですか、市民クラブだけで決めずに広く理解をいただいて、その後、賛同を求めるというのが筋だと思いますが、いかがでしょうか。 114 ◯議長(長谷川敏廣) 本郷照代議員。 115 ◯9番(本郷照代) 先ほど訂正をさせていただきましたが、それはご承知おきいただくこととして、大変貴重な意見と拝聴しておきます。 116 ◯議長(長谷川敏廣) 筒井 登議員。 117 ◯28番(筒井 登) これは議題外と叱られるかもしれませんが、予算決算委員会もそのようにやっていただきたいわけです。市民クラブの皆さんにも、そのようにやっていただけるように要望をいたしておきます。 118 ◯議長(長谷川敏廣) ほかに質疑もないようでありますから、これをもって質疑を終わります。  お諮りします。ただいま議題となっております議員提出議案第2号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) 119 ◯議長(長谷川敏廣) ご異議なしと認めます。よって本案は、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。黒辺一彦議員。       〔1番 黒辺一彦 登壇〕 120 ◯1番(黒辺一彦) 議長のお許しをいただきましたので、至誠クラブを代表して議員提出議案第2号 西尾市子ども条例の制定について、本案反対の立場で討論させていただきます。  とはいえ、まず初めにお伝えしたいことは、本議案についての提出の全てを否定するものではありません。むしろ、賛成討論の側面も持ち合わせているところはご承知おきいただきたいと思います。  議員提案での条例制定を目指すことは、地方自治法でも予算を除いて条例などの議案を議員、委員会が提出する権利を定めていますから、すばらしいことですし、子ども条例の制定についても2年前、本郷文教委員長のもと大分市へ視察をさせていただき、条例制定から市民への広がりを感じられる、これまたすばらしい取り組みであると私自身も感銘を受けました。子ども条例制定の暁には、前文にもあるように子どもの育成を社会全体で支援し、西尾市の子どもたちが心身ともに健やかに育つ社会が実現されていく一助になっていくと考えます。しかし、だからゆえに今回の西尾市子ども条例について、あえて一言言いたいのです。  1点目として、以前の会派・党代表者会議の中で、今回の条例は理念条例であって、市の施策には影響を及ぼすものではないとのご説明がありました。何の影響もないものを、なぜ今、制定する必要があるのか率直に疑問に思いました。この西尾市子ども条例には、先ほどの前文があります。ここに現状の課題や条例制定の意義がうたわれているはずですので確認をしてみますと、全国的に言われている子どもに関する定説的な課題は言われていますが、その中でも西尾市の将来に向けて憂慮すべき点は何なのかがはっきりしません。  また、国連の子ども権利条約を引用して4本の柱とする権利、生きる権利、育つ権利、守られる権利、参加する権利を守らなければならないとありますが、1989年といえば約30年前のこと、令和の現在ではこの条約がどのように変容し、注目される課題は何であるかを示していけば、条例の意義や効果がより明確になると考えます。これでは、西尾市の部分をどこの市に変えても変わらない平凡な条例になってしまうと思います。内容についても、子どもの権利の部分で、国連の子ども権利条約に触れる程度で、誰に理解してもらうためのものかわかりにくいと思います。伝える主体である子どもたちにも、もっとわかりやすくする方がよいと考えます。  また、子どもに対しても、保護者に対しても相談することができる規定など、そういうことを加えることで当事者意識を得やすくなるとも思います。  後半は、西尾市に対して施策を推進しなければならないという条文が多く目につきます。質疑でも聞いたように、既に西尾市には子ども・子育て支援計画が存在し、その計画に沿ってさまざまな支援は着々と実施されています。その場合、この条例は本当に何の役に立つのか、運用も含めて改めて検討が必要と考えます。他自治体でも平成15年から二十三、四年あたりで次世代育成支援行動計画や子ども・子育て支援法が施行されたことによる流れの中で、多くの子ども条例ができてきております。しかし、今の流れとしては、それぞれの自治体が強く問題視していることを細分化して、虐待条例や情報モラルに特化したものが検討されている自治体も多くあります。そうした議論も、もっと全体ですべきだと考えます。  そして2点目は、今回の条例の進め方です。議員立法での政策や条例を提出していく際の手順についてもいろいろ調べてみました。すると、国会、県議会においても議員の提出議案は基本、全会一致を目指すとのことでした。与党でつくったものだから何でも通るでしょうとか、自民党一強なら何でもやりたい放題ではないかと思ったら大間違いでした。与党の議員提出法案は、基本、内閣提出法案を邪魔しないようにということになっており、野党が反対をして審議が空転することのないように根回しが必要だと、そういうことでありました。その点は、今回の条例制定のスケジュールやプロセスには大変残念に思います。特に、我々の会派においては、教育委員長の経験がある磯部議員や子育て真っ最中の私などは、子ども条例について大変興味を持っておりました。ですから、先ほどの質疑でも積極的に発言をさせていただきましたが、また冒頭でもお話をしました大分市についても、私が最も感銘を受けたのは、条例の制定に向けて立ち上げられた議員政策研究会の取り組みです。これは議長の発案で、会派を超えた政策研究の取り組みです。各会派、議員から自由にテーマを募集して、10から15ほどの条例のテーマが出され、その中から決定され、役員会は2年間で28回、推進チームの会議は実に37回、また執行部からの意見聴取や市民、学識経験者との意見交換会やパブリックコメントなども経て、2年をかけての条例制定がなされているとのことでした。しかも、条例制定後にはパンフレットやチラシを作って議員全員で街頭配布活動を行う、議員の当事者意識は相当高くなったと言えます。今回の条例には、どれほどの方が関わったのでしょうか。そして誰のための、何のための条例でしょうか。子どもたちや市民の顔が見えません。せっかくの子ども条例です、もっとよくなるはずです。議員提案で制定することが夢だったと言われるなら、もう一度、議論させていただきたい。条例制定は、あくまでも手法であって目的ではありません。  今回の議案提出は、見直しのできるよい機会になったと思います。市民、子どもたちに受け入れられる、もっと実のある条例になるように早期実現に向けて我々も努力させていただきたいと思います。これからも全力投球で市政運営にも、議会運営にもご協力することをお約束いたしますとともに、満場の皆さんのご賛同をお願いし、反対討論とさせていただきます。       〔1番 黒辺一彦 降壇〕 121 ◯議長(長谷川敏廣) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。稲垣一夫議員。       〔17番 稲垣一夫 登壇〕 122 ◯17番(稲垣一夫) 議員提出議案第2号について、市民クラブを代表しまして賛成の立場で討論いたします。  子どもは、その一人一人が、これからの国や地域をつくっていくかけがえのない存在です。これは申し上げるまでもなく、本条例案前文の巻頭部分であります。安心して子ども産み、育てることができる社会の実現は、地域はもとより国全体で取り組まなければならない最重要課題です。2019年の人口動態統計によれば、出生数は過去最少の86万5,000人余りで、調査開始以来、過去最少の更新をし、合計特殊出生率も1.36と依然低いものとなりました。人口減少社会の到来を受け、労働力不足や現役世代の社会保障費の負担増など、多くの課題が未来を担うこどもたちに重くのしかかってまいります。また、時代の変化とともに核家族化、虐待、子どもの貧困など、子どもたちを取り巻く環境は非常に厳しいものとなっています。  本条例案は、提案理由にも重なりますが、子どもの育成を社会全体で支援し、この地域の子どもたちが心身ともに健やかに育つ社会をつくっていくことであり、そのためには保護者、学校と地域、事業者、市、そして市民が連携協力して子どもの育成を支援していくことが重要であります。  なお、本条例案は議員が提案したものであるため、具体的な施策等を規定するものとなっておりません。子育てに関する市政策が効果的に推進されるよう定めるものであり、本条例案の精神が生かされ、全ての子どもが健やかに育つ社会の実現に向けた議会としての責任表明というべきものです。地方分権の進展とともに、地方自治体の権限と責任は拡大し、議会の果たす役割も大きくなっております。今こそ、議会からの発信によって、本条例案の精神が市民生活に共有され、社会全体で子どもの成長を支援していくことではありませんか。  以上、私の賛成の討論といたします。       〔17番 稲垣一夫 降壇〕 123 ◯議長(長谷川敏廣) 次に、本案に対する反対討論の発言を許します。       (「なし」と呼ぶ者あり) 124 ◯議長(長谷川敏廣) 本案に対する反対討論はなしと認めます。次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。       (「なし」と呼ぶ者あり) 125 ◯議長(長谷川敏廣) 本案に対する賛成討論はなしと認めます。これにて討論を終わります。  これより、議員提出議案第2号を採決します。本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 126 ◯議長(長谷川敏廣) ご着席ください。起立多数であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。  この際、暫時休憩をします。                             午後0時05分 休憩                             ─────────                             午後1時00分 再開 127 ◯議長(長谷川敏廣) 休憩前に引き続き会議を開きます。            ───────────────────── 日程第30 128 ◯議長(長谷川敏廣) 日程第30 議員提出議案第3号 西尾市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。提案理由の説明を求めます。鈴木正章議員。       〔18番 鈴木正章 登壇〕 129 ◯18番(鈴木正章) 議員提出議案第3号 西尾市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について、提案者を代表して提案理由を申し上げさせていただきたいと思います。  本案は、予算決算委員会の設置及び行政機構の改革に伴う常任委員会の所管について改正をするものでございます。  お手元の資料をごらんいただきたいと思います。  第2条第1項の改正並びに同条第2項のただし書き及び同項第5号の追加は、予算決算委員会の設置に係る改正、また第2条第2項第4号の改正は、行政機構の改革に係る改正であります。  次に、附則でありますが、この条例は令和3年1月1日から、ただし第2条第2項第4号の改正規定は、令和3年4月1日から施行したいとするものであります。  議員各位の賛同をお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。       〔18番 鈴木正章 降壇〕 130 ◯議長(長谷川敏廣) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。鈴木規子議員。 131 ◯27番(鈴木規子) この条例の改定に伴って、予算決算委員会運営要綱なるものが配布されております。この要綱は条例案に伴うものでありますので、質疑を申し上げたいと思います。  まず、文言がおかしいところがありますが、それは後に回すとして、分割付託が駄目だということが理由として挙げられていますが、何がどう駄目なのか。今までの説明では、2回ほど議長の私的な説明会なるものが行われたわけでありますが、その中の説明では判然といたしません。形式だけにこだわった問題ではないのかというふうに思われるわけですが、どのようか。現在、それぞれの委員会で予算にしろ、決算にしろ採決しておりますけれども、それが駄目なのかどうなのかお知らせをいただきたいと思います。1点ずつで行います。 132 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木正章議員。 133 ◯18番(鈴木正章) ただいまお尋ねの件につきましては、行政実例の中で議案不可欠の原則という言葉で言われております。予算は不可分であって、委員会としての最終審査は1つの委員会において行うべく、2つ以上の委員会で分割審査すべきものではないというふうに言われております。ただし、現行、私どもが今進めている方法で実際に行われているのも事実でありますが、より正しい方法にすべきであるという思いであります。 134 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木規子議員。 135 ◯27番(鈴木規子) 現行、行われている方法が駄目だというわけではない、よりよい方向であるということであります。そうであるならば、これほど急いで条例を改定する必要はなく、もっともっと議論を深めるべきではないかということを、まず申し上げておきます。  さらに、分科会での採決が駄目だということをたびたび説明会では言われました。分科会での採決が駄目というのであれば、刈谷市では行っております。また、議会運営委員会がさきに視察をして大変感心をし、手本としたいというかほく市でも同じように分科会で採決が行われております。それらと整合性がないわけであります。その点は、どうなのか。さらに、分科会では採決はしない、西尾市では意思表示を確認するという表現が使われましたが、それは具体的にどういうことなのか、お知らせください。 136 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木正章議員。 137 ◯18番(鈴木正章) まず1つ目の分科会の件ですが、最初に申し上げましたように基本的な考え方として、1つの委員会で行うべきであるという考えの中で、私どもは今回、その方式を採用してまいりたいということであります。それぞれの議会において、それぞれ判断をされ、いろいろな方式を取り入れてみえるものであろうというふうに私は考えております。  それから、2つ目の意思表示の部分でありますが、あくまでこれも原則で申し上げました1つの委員会の中でやるということでありますので、各分科会の中で議決をするのではなく全体で、そろったところで皆さんにやっていただくと。ただ、参考意見としてどのような意見があったかということを分科会の委員長に取りまとめをしていただいて、ご報告をいただくという方式を考えたところであります。  以上です。 138 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木規子議員。 139 ◯27番(鈴木規子) 答弁漏れです。なぜ急ぐのかについての答弁がありません。さらに、採決が駄目と言いながらやっているところもあると、整合性についての説明がありません。さらに、意思確認をするというふうにおっしゃいますが、分科会の会長はどのように意思確認をするのか、これは非常に大きな問題でありますので、具体的に明瞭にお答えをいただきたいと思います。 140 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木正章議員。 141 ◯18番(鈴木正章) 急ぐのかというのは、それぞれの思いの中でありまして、私は新しい制度は新年度の区切りでするのがふさわしいというふうに思っておりますし、令和3年度から実施することがよかろうということで、今回このような提案をさせていただいているというふうにご理解をいただければと思います。  それから、整合性がないというご判断でありますが、私は何ら問題ないという理解でいるということで、その辺、何が整合性がないのかちょっとわかりかねます。私は、問題はないというふうに判断をしております。  それから、3つ目の意思表示でございますが、現在も委員長はいろいろな形で取りまとめをし、皆さんの反対意見、賛成意見を踏まえながら、いろいろな形で意見の取りまとめをする経過があるわけであります。それと大きく変わるものではないというふうに私は考えるところであります。 142 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木規子議員。 143 ◯27番(鈴木規子) いろいろな形で取りまとめを今でも委員長はしているとおっしゃるけれども、それには採決という態度表明がはっきりあるから言えるわけです。それがない時点で、どうやって分科会長は意思確認をするのかということを伺っております。全くお答えになっておりませんので、お願いします。  それから、分科会での採決が駄目と言いながら、他市ではそのようにしている、かほく市でもそうしている、刈谷市でもそうしているけれども、市民クラブの主張されるところでは採決は駄目というわけですから、そこの整合性はとれてないのではないか、どうするんですかというふうにお聞きをしているわけです。わからないということでは答弁になりませんので、お願いします。 144 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木正章議員。 145 ◯18番(鈴木正章) まず1つ目でありますが、やり方はそれぞれの議会の中でルールは決められていくというふうに承知をいたしております。そういった意味で、それぞれの市議会は、自分のところで一番この方式がよかろうという形の中で、取り組んでみえるというふうに私は理解をしております。当市としては、ご提案しました内容のやり方がいいということで、今回、提案をさせていただいたというふうにご理解いただきたいと思います。  それから、刈谷市の事例でありますが、採決というのは便宜上で、実際は確認したところ行っていない状況だというふうに私は聞いておりますが、私の認識が違っていたらあれですが、そのように承知をしているところであります。 146 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木規子議員。 147 ◯27番(鈴木規子) 先ほど来、答弁が不十分です。きちんと答えておられませんので聞いています。私は特別な例を言ってるわけではない、かほく市がよかったと、手本にしたいとおっしゃっていた。ところが、かほく市の議事録を見れば、分科会で採決をしておられるわけです。また、刈谷市については採決をしていないとおっしゃったので、私は刈谷市の議員に直接尋ねました。採決していますよということでした。でしたら、最初からそういう事例を挙げなければいいんです。挙げておいて違うと、整合性を問われると、それはわからないとおっしゃる、こんなくしゃくしゃで提案理由の説明になるのかと私は疑義を申し上げているわけであります。  したがって、私の問いかけに対しては十分にお答えがなかったというふうに理解をして、次に進めます。
     執行部の出席は、どことどこなのでしょうか。分科会は課長級までの出席として、全体会議はどのように行われるのか。本会議場で全体会議を行うとして執行部の存在はどうなるのか、まずこの2点について伺います。 148 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木正章議員。 149 ◯18番(鈴木正章) まず、1つ目の分科会の出席でありますが、現在、委員会に出席してみえる理事者側のメンバーということを想定いたしておりますし、全体会につきましては、現在の本会議が終了後、切りかえてということでありますので、現在、出席していただいている理事者側が対象になるというふうに考えております。 150 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木規子議員。 151 ◯27番(鈴木規子) 全体会議は本会議となるのかならないのか、この点はどうですか。 152 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木正章議員。 153 ◯18番(鈴木正章) 全体会議は、あくまで全体会議でございますので、本会議でございません。 154 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木規子議員。 155 ◯27番(鈴木規子) そうすると、実質的な予算についても決算についてもですが、特に決算については、きちんとこれまでと同じような質疑応答が担保されるのか、私は非常に危ういと思っております。どのように行われるのでしょうか。さらに、この予算決算委員会の設置というのは、特に決算委員会の形骸化につながると思うわけですが、どうでしょうか。どこで、どのように質疑応答が行われるのか。なおかつ、それが市民に開かれたものになるのかという点でお尋ねをしたいと思います。 156 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木正章議員。 157 ◯18番(鈴木正章) 決算につきましては、現在、行われている4常任委員会が分科会という形になります。そこで、それぞれの担当する分野について決算審査をしていくということでありますし、それについてはメンバー以外の方の同席も可ということでありますし、発言も可ということにいたしております。そういった意味では、現在の特別委員会の進め方とは、一本でやっておりますが、今回はそれを4つに分けてそれぞれ行うということで、何ら形骸化には当たらないのではないかという理解をいたしております。  以上です。 158 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木規子議員。 159 ◯27番(鈴木規子) 予算決算委員会の形骸化、これは審査が十分に担保されない、現行の11名の決算委員は本市の全ての1,000億円以上の決算について審査をしておりますが、分科会に分けますと全体を通しての把握ができなくなるおそれがあります。それを称して私は形骸化と申し上げたわけですが、鈴木議員は全くそのようには考えておられないということでよいでしょうか。 160 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木正章議員。 161 ◯18番(鈴木正章) 私は、形骸化にはならないというふうに理解をいたしております。なぜならば、予算については同じように4常任委員会に分かれて、いろいろな形で皆さんが審査をしてみえるわけでありまして、決算についても同じような形で、今度の新しい決算予算委員会では行うということでありますので、何ら形骸化には当たらない、大事なことは特定の9人の方でなくて、30人全員で決算についても審査に当たると、このことが非常に重要な内容になると思います。 162 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木規子議員。 163 ◯27番(鈴木規子) 全く私の問いかけに答えておられません。今の決算委員会のやり方であれば、1,000億円以上の決算について全体を通して把握ができる。ところが、4分科会に分かれるとなるとそういうわけにはいかないと、これはまずいのではないかというふうに申し上げているわけですが、それに対しては全くお答えがありませんので、答弁不十分ということできちんとお答えいただきたい。 164 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木正章議員。 165 ◯18番(鈴木正章) 同じ答弁の繰り返しになりますが、私は予算でも同じような方式で同じ金額を、同等とは申し上げませんが、同じような内容の審査の仕方で進めるということでありますし、決算についても同じような内容でありますので、決して形骸化にはならない、30人全員で内容を審査するということによって、より深まる内容になるというふうに理解をいたしております。 166 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木規子議員。 167 ◯27番(鈴木規子) 全体を通して把握することができないという点について、どうお考えですかということを私は再三お聞きをしております。また、予算と決算は違います。予算については、今のやり方とそれほど大きく変わることはない。さらに、予算でありますので決算とは性格が違います。決算については、市の財政がどのように動いているかということを把握する必要がある。全員でやるべきだとおっしゃるのであれば、これは全体で決算委員会をやればいいわけです。もしくは、決算委員会の11人の数をふやすという方法もあるわけですが、そうしたことなくこの方式にするということに合点がいきませんのでお尋ねをしております。鈴木議員が、私がお尋ねしている意味がわからないとおっしゃるのであれば、わからないとお答えください。 168 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木正章議員。 169 ◯18番(鈴木正章) 鈴木規子議員は、そういう思いで私に対して質疑された、私は答弁した内容が私の思いであります。  以上です。 170 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木規子議員。 171 ◯27番(鈴木規子) では、分科会は議事録を作成するのかしないのか、予算決算委員会としての議事録はどのような形になるのか、お聞きをします。 172 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木正章議員。 173 ◯18番(鈴木正章) 分科会については、基本的には通常の委員会と同じように発言内容については記録として残るという理解をいたしております。私は分科会として申し上げましたので、両方残るという理解をしていただきたいと思います。 174 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木規子議員。 175 ◯27番(鈴木規子) 予算委員会としての議事録は分科会で行い、それを議事録を作成すると、決算についても同じように作成をするということで間違いないわけですか。それは、どの範囲で行われるのか、お聞きをしておきたいと思います。 176 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木正章議員。 177 ◯18番(鈴木正章) 質疑の趣旨がちょっと、どの範囲というのがよくわかりませんが、とりあえず4常任委員会が分科会という形になりますので、その単位で、現在行われている予算決算の審査を行うというふうに考えていただければと考えております。ただ、これからのいろいろな取り組みの中で、若干、組み合わせ等が変わる場合もあるかもしれませんが、それはその都度、全体会議の中で特例的に、例えばこれについてはここの分科会でというようなことが絶対ないということは申し上げられないというところだけは申し上げておきたいと思います。  以上です。 178 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木規子議員。 179 ◯27番(鈴木規子) わかりました。いまだに要綱、そして予算決算委員会の全容については、はっきりしていないところもあるというお答えであったというふうに理解をいたします。  全体会議での質疑について伺います。報告されなかった質疑については、どのような扱いになるのでしょうか。分科会で審議がされました。その分科会については全てが報告されるのか、そうでないのかということは判然としませんけれども、とりあえず分科会は分科会長と言うべきでしょうか、この要綱の中では用語の選択もおかしいところがありますので、とりあえず分科会の長は自分の分科会で行われたものを報告をすると、そしてそれを踏まえて全体会議で報告と質疑応答が行われるというふうに説明会では言っておられましたけれども、その全体会での報告、また質疑についてはどのように行われるのか、お聞かせください。 180 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木正章議員。 181 ◯18番(鈴木正章) 報告は、その分科会長が協議した内容について概略をご報告いただく、これは今も同じ形でご報告をいただいているというふうに承知をいたしております。それに対して各委員の方から必要な、聞きたい内容があれば質疑を出していただくことになるというふうに私は理解をいたしております。どの範囲、何件だとか、人がどうだとか、そういう制限を特に定めているものではないというふうに私は承知をいたしております。 182 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木規子議員。 183 ◯27番(鈴木規子) それでは、全体会議開催の前に分科会の会議録はでき上がるのでしょうか。私は、決算について特にお聞きをしておりますので、これまでのような決算委員会の形状がどこまで維持できるのかということをきちんと説明をいただきたいと思いますので、伺っております。今までのご説明を伺いますと、分科会では概略の報告であると、各委員からは質疑応答してもらえばいいけれども、全体会は、さらにそれを選択したものであるというように聞こえますので、そのあたりがどうなのかを伺います。それで、全体会議開催の前に分科会の会議録はでき上がるのかどうかであります。これは幾ら全員で議論しても、どういうことが実際に分科会で行われているのかということが把握できなければ、会議そのものが成り立ちませんので、お尋ねをしているわけであります。 184 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木正章議員。 185 ◯18番(鈴木正章) 議事録は今でもそうでありますが、発言内容を文字に起こすということは、とても短時間では私は無理だというふうに思いますし、原稿もそのような形で、決算委員会についても後ほどそういうものが起こされるというふうに承知をいたしております。  それから、全体会については、分科会長からの報告に基づいての質疑の内容ということで承知をいたしておりますので、よろしくご理解いただきたいと思います。 186 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木規子議員。 187 ◯27番(鈴木規子) それでは、文言が適切でないと思われるものがありますので、それを少し整理をしたいと思います。  2条の5では、その職務を代理するという「代理」という文言が使われておりますが、「代行する」とあるべきではないか。そして、2条の6では、分科会委員以外の委員は当該分科会に出席し、発言することができるとありますが、「分科会委員以外の委員」という表記は日本語としていかがなものかと思うわけであります。このあたりはどのように整理をしておられるのか、伺います。 188 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木正章議員。 189 ◯18番(鈴木正章) ただいまお尋ねの件につきましては、本日、条例の修正という中身で、関連でそのことをお聞きになってみえると思いますが、要綱の文字の一字一句についてはご意見として承り、また次の機会に、それについては議論するということで答弁にかえさせていただきたいと思います。 190 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木規子議員。 191 ◯27番(鈴木規子) この条例を上程するに当たって、まだまだ要綱が不完全であるということが、さらにわかったわけであります。  そこで、お尋ねをします。この分科会委員以外の委員は発言ができるとありますが、どの範囲で質疑ができるという意味なのか、この表現では判然としないのでご説明をいただきたい。 192 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木正章議員。 193 ◯18番(鈴木正章) 質疑したいことは全て質疑ができるものであるというふうに考えておりますが、ただし理事者側の方の答弁では開示できない内容もあるかもしれないということは、今までのいろいろな審議についてあったことと何ら変わるものではないというふうに考えます。  それから、私が先ほど申し上げました議案の中身は修正ができるということではなく、要はその内容については、また次の機会に申し出をいただきたい、今日ここでは、それは議論すべき内容ではないということを申し上げたつもりでおりますので、中身がどうのこうのということを申し上げたつもりではございませんので、よろしくご理解をいただきたいと思います。 194 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木規子議員。 195 ◯27番(鈴木規子) 冗談じゃありませんよ、説明が不十分だったんです。2回説明会が行われましたが、一方的に1時間、そして45分と切られました。45分の終了間際に多くの議員から、まだまだ質疑が足りないと、聞きたいことはあるという声が出ましたが、それは聞き入れられることなく上程され、今ここに至っているわけであります。また言ってくれればいいですというのは、それは尊大ではありませんか。もっと、きちんとお答えをいただかなければ困ります。答えられないということで、次へいきます。  表記の問題です。分科会委員長という表記になっておりますが、これは分科会長とするべきではないかと思います。いかがお考えでしょうか。 196 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木正章議員。 197 ◯18番(鈴木正章) 問題ないと考えます。 198 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木規子議員。 199 ◯27番(鈴木規子) それでは、この条例案はともかく、要綱については市の文書の方でチェックを受けられたか。チェックを受けるという言い方はおかしいですね、日本語としてどのようかということは整理をされたのでしょうか。 200 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木正章議員。 201 ◯18番(鈴木正章) 確認をしていただいたというふうに理解をしております。 202 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木規子議員。 203 ◯27番(鈴木規子) 私は確認は不十分であると思いますし、今そこで議会事務局長が首を縦に振ったり、右に振ったりして提案者に指示をされているようでありますが、そのような状況でなければ上程できないような案であるというふうに理解をして、次へいきます。  第7条であります。お手元の第7条を見ていただきたいわけでありますが、監査委員は予算決算委員会及び分科会への出席を要しないとあります。およそ決算委員会に監査委員が出席しないなどということはあり得ない、十分な審査ができないわけであります。また、監査意見書などなど監査委員がお出しになった書類もあるわけですが、そういうことが全く考えられていない条項であると思います。ただし書きで、出席要請がある場合はこの限りではないとありますが、こんなことを書かなければいけないような監査委員出席に及ばずという条項は通常考えられません。これは、どのような意図のもとに挿入されたものかお尋ねします。 204 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木正章議員。 205 ◯18番(鈴木正章) 監査委員につきましては、監査委員の今書いてあるとおりの内容で、それ以上、それ以下でもございません。そのように、ご理解をいただければと思います。 206 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木規子議員。 207 ◯27番(鈴木規子) 私は、到底理解ができません。監査委員の出席なしの分科会、また決算全体会議でいいというふうに、この議案は提案されているということであります。そうなりますと、議会は、また議員として十分な仕事ができないということが徐々に明らかになってきた、この監査委員出席に及ばずというのは、ほとんど駄目押しだと思いますけれども、こんなことでは市民からは、議員の報酬を下げなければいけないだろうという声が出ると思われますが、提案者はどうお考えですか。 208 ◯議長(長谷川敏廣) 議題外です。条例審査ですので、それに基づいて質疑をしてください。鈴木規子議員。 209 ◯27番(鈴木規子) 提案者がみずからお認めになったごとく、予算決算についての方式は各自治体に任されております。各自治体が行った予算決算についての議決は、無効ということにはならないわけであります。それを何で急ぐのかと言ったら、急ぐから急ぐんだということでありますが、現行の決算委員会を予算と同じような4つの委員会に分割をしなくてもできますし、実際に決算委員会を設けているところでも、決算委員を適宜人数を決めて行っているところもあります。  したがって私は、決算委員の人数を変えて、任期4年のうち2年は決算審査に携わるような仕組みも今のままで構築することができると思うわけですが、提案者はどのようにお考えになったのか、お聞きをしたいと思います。 210 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木正章議員。 211 ◯18番(鈴木正章) 鈴木規子議員のお考えは、しかと拝聴させていただきましたし、また全国にはいろいろなやり方で取り組んでみえる議会があることも承知いたしております。ただ私は、常任委員会でやることによって、より専門的な審査ができるということと、それから決算予算を同じ方がやるということによって、それの連続性という部分のところも大事にすべきであろうというふうに考えるところであります。  以上です。 212 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木規子議員。 213 ◯27番(鈴木規子) 同じ議員が同じように審議をするのに、やり方を変えると、より専門的な審査ができるというのは意味がわかりません。  それでは、私はこういうやり方をお考えにならなかったのかどうかということをお聞きしました。お答えがありませんので、お願いをいたします。 214 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木正章議員。 215 ◯18番(鈴木正章) 今、申し上げましたように鈴木規子議員の考えは考えということで、お聞きをしましたということでありますし、私どももいろいろな事例等は承知の中で、今回、提案をさせていただいているということでご理解をいただきたいと思います。 216 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木規子議員。 217 ◯27番(鈴木規子) わかりました。検討しなかったということですね。それでは、本会議で全議員で決算審査を行うということは検討されましたでしょうか。 218 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木正章議員。 219 ◯18番(鈴木正章) 今回は、全体会議という名称の中で全員で行うという形をとらせていただいております。また、当然、最初に理事者側から予算なり決算については提案があり、そこで説明があり、当然、議論なりいろいろなことがあって、予算決算委員会に付託をされるというような形に流れとしてはなるというふうに承知をしております。 220 ◯議長(長谷川敏廣) 山田慶勝議員。 221 ◯29番(山田慶勝) いろいろな疑問が浮かびましたので、2点ほどお聞きしたいんですが、この議案については議会改革検討委員会というのは、私たち合併後の平成23年から5年間ぐらいかけてずっと議会改革検討というのは全員でやってきました。その中で、今回の予算委員会、決算委員会というものも十分検討いたしまして、今のままの方法がいいということでそのときに決定したんです。そのときの委員長は、たしか後半かもわからないけれども、現在の提案者の鈴木正章議員がやられていたと思います。そこで、今回のようなやり方でやっていきましょうと決めたんですよ、全員で。それは全員でやりました、議会改革検討委員会は。これは実際に、平成28年7月に横須賀市議会を視察しております。そのときの写真を見ますと、市民クラブの3期以上の大半の方だとか。 222 ◯議長(長谷川敏廣) 山田議員、今この条例の審査について、それは必要ですか。 223 ◯29番(山田慶勝) 必要です。背景を言っております。だから、議会改革検討委員会で全員で決めたことを、わずか数年の間にこれを変えようという条例改正の提案を今やっているわけですけれども、その5年間にどういうことでこれを変えられるのか、そこら辺の理由ですが、北陸3市へ行かれて急にこの話が出てきたんですよね。何か北陸3市へ行ってからおかしくなったんじゃないかなと思うんですけれども、そこら辺の考え方をちょっとお聞きしたいと思います。 224 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木正章議員。 225 ◯18番(鈴木正章) 今、おっしゃられた23年からの議会改革特別委員会、たしか最後の方で私が山田議員にかわって委員長になったということは承知しておりますが、今、発言のあった内容をやったのかどうか、ちょっと私は記憶の中で定かではございませんので、それがそのとおりかどうかは今ここではご答弁できかねますので、また後ほど議事録を調べて、私がそういうことに関わったかどうかについては、確認をさせていただいてからということにさせていただきたいと思います。  それから2つ目でありますが、それから5年後というようなお話でございましたが、今回、この7月の議会運営委員会の視察の中で、今年度の重点課題である予算決算特別委員会についてしっかり勉強し、それについてぜひ前向きな形でやりたいということを申し上げた中で、7月以降、いろいろな形で準備を進めてきたという経過の中でありますので、その辺について、よろしくご承知おきをいただければと思っております。  以上です。 226 ◯議長(長谷川敏廣) 山田慶勝議員。 227 ◯29番(山田慶勝) 再質問ですが、先ほどの議論の中で、現在のやり方は法令違反だと、そこで今回のやり方に変えると、それが主な理由だとおっしゃったものですから、そこら辺の考え方をよく聞きたかったんです。法令違反ということであれば、次にやるやり方でも、本会議から予算委員会に付託いたします。それは1つの委員会ですけれども、常任委員会を分科会として、その4分科会に予算委員会から付託するんですよね。そうすると、これは現実として4常任委員会に本会議からいくのと、予算委員会から4分科会にいくのと、これは法的にいってどこに違いがあるのか、そこら辺は確かめられたんですか。法律的にいって法令違反というなら、そこら辺をしっかりと考えておられるかどうか、お聞きしたいと思います。 228 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木正章議員。 229 ◯18番(鈴木正章) 今、山田議員からおっしゃられた現行が法律違反と、私は法律違反という言葉は一切申し上げていないというふうに自分の頭の中では整理をいたしております。いろいろな方法があるという中で、要は行政実例で指摘をされている議案の不可分の原則という内容の中で、よりベターという言い方がいいのかどうかわかりませんが、より審査形態のいいものに今回は変えていこうということで、今回、提案しているというふうにご理解いただきたいと思いますし、それから先ほど分科会にということでありますが、あくまで分科会は分割審査をお願いするということで、付託をするわけではございませんので、その辺はよろしくご理解をいただきたいと思います。 230 ◯議長(長谷川敏廣) 山田慶勝議員。 231 ◯29番(山田慶勝) 昭和29年にあったという行政実例ですが、それが実際にどういう実例であったのか調べられましたか。今、西尾市がやっている方式は、本会議から確かに常任委員会に付託いたします。常任委員会で慎重審議、より詳細な質疑をやります。その質疑の状況を皆さんの採決をとった方向性として最終本会議で今日のように委員長報告でやります。委員長報告についての質疑、討論をやった後、議長はどのように言うかというと「委員長報告は以上のとおりです。本議案について採決いたします。本議案は、原案のとおり」とやるわけです。分割の各常任委員会の報告とは全然別個に「本案は、原案のとおり賛成の諸君の起立を願います」とやりますが、そこのところは何十年も前から、西尾市議会も60年以上の歴史の中でずっと議論してきたことで、それが法律違反、あるいは行政実例でも違反だというのは、もう十分議論してきているんです。そういう状況の中で今があります。私も、行政実例がどういうものかということを総務省に実際に確認しましたけれども、総務省でも今のやり方は悪いとは言ってないです。だから、議会でいい方向にやってもらえばそれで結構ですということですので、そこのところを余り強調して今のやり方は行政実例に違反だとやると、かえって今度はやることが煩雑になりますよ。一旦、決算委員会、予算委員会に付託したものを、今度は分科会に変えて分科会でやると、そこでは審査しない、だから最終的な結論は出せないと。それで予算委員会に、今度は分科会から質疑の報告をすると、それは詳細に報告をしていただくと、最終的には予算委員会で皆さんの意見を採決しますというやり方なんですよ。そこは非常に、きちんとやると逆に法令違反が生じてくる話になりますので、そこら辺は十分に検討されているのかどうか、そこのところをお聞きしたいと思います。
    232 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木正章議員。 233 ◯18番(鈴木正章) 同じ答弁になりますが、私は法令違反であるということは一言も申し上げておりませんので、その辺はよろしくご理解をいただきたいと思います。私は、要は予算は不可分という内容の中で、2つ以上の委員会でやらないというところの是正という意味で、今回提案しました予算決算委員会は、より審査の形態がいいのではないかということでご提案をしているというふうにご理解いただきたいと思います。 234 ◯議長(長谷川敏廣) 山田慶勝議員。 235 ◯29番(山田慶勝) ちょっと意味がよくわかってないようなので、最後にお伺いいたしますけれども、今回のこの条例が通った場合に、今後の本会議の進め方、予算委員会の進め方、それから分科会での進め方、それぞれの会議次第はつくられておりますか。これは2問目です。 236 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木正章議員。 237 ◯18番(鈴木正章) ちょっとご質疑のあった会議次第、シナリオという意味なのか、その辺がよく、何がシナリオですか。流れは、本会議で予算なり決算が、予算決算委員会にいろいろな手続を経て付託をされます。それが終わりますと、全体会議という形を開催し、そこで付託された予算をどういう形で分科会の方に分割で審査をしていくのかというところを整理し、そして各常任委員会が開催された後に形を分科会という形に変えて、いろいろな形で審査をしていただくと、こういう流れでありまして、それが終了後、改めて予算決算委員会で分科会長からご報告をいただき、最終的に予算決算委員会として皆さん方全員のもとで、その内容について了とするのか可とするのかということ等について議論をし、本会議の方にそれをフィードバックし、本会議の方で最終的に決定をするという流れであるというふうに私は思っております。ただ、分科会の流れについては、従来から行っていた予算決算の流れと基本的には変わるところはありません。 238 ◯議長(長谷川敏廣) 山田慶勝議員。 239 ◯29番(山田慶勝) 全然趣旨がわかっておられないようですが、流れはそういうことなんですけれども、実際に本会議をやり、委員会をやり、分科会をやるという段階で、今でも会議次第というものをつくって、それに沿って余り変わらないように委員長、議長は話していくわけです。それがきちんとできていないと法令違反に引っかかりますよと、これからいろいろなことで、そういうことにならないように会議次第というものを前もってつくっていかなければいけない、それを皆さんに説明してくれないといけないわけですよ。それもできてないような状況で、1月1日施行と言ってるわけですが、そんなことがすぐやれますか。これは大変なことですよ。その会議次第をしっかり私たちにも見せてくださいよ。そうでないと、ここのところはおかしい、あそこがおかしいといろいろな議論がこれから出てきますので、それを本会議、あるいは委員会が実際に始まった段階でやり出したら議論になりませんので、質疑がくちゃくちゃになりますから、取り回しというのは非常に大事なんです。法令違反がないようにやっていかなければいけないから。だから、こういう条例を出すなら、それの会議次第を早くつくって出してくださいと、これは本会議や委員会の条例ですから、そういうものもきちんと用意して、皆さん疑問がないような状況で進めていってほしいということなんです。だから、慌てては駄目なんですよ。だから、そこら辺の方を言ってください。 240 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木正章議員。 241 ◯18番(鈴木正章) 次第については、それに当たる長たる方が、きちんと整理をすべきものだというふうに私は理解をしております。 242 ◯議長(長谷川敏廣) 筒井 登議員。 243 ◯28番(筒井 登) 若干、お尋ねを申し上げます。先ほどの法令違反の根拠、稲垣一夫議員もせんだっての会議の中で、昭和29年の行政実例として具体的におっしゃいました。局長からも、そのような説明を聞いたように聞いております。法令違反であるものが、今、山田議員がおっしゃったように60年間、それを見直しもせずに、手直しもせずにやられたこと自体が私はおかしいと思っております。ということは、法令違反ではないのではないかというふうに思っておりますが、そのあたりはどうでしょうか。 244 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木正章議員。 245 ◯18番(鈴木正章) 先ほど、山田議員にもお答えしましたように、私は、現在やっている西尾市の方式が法令違反だとは一言も申し上げておりませんので、そのようによろしくご理解をいただきたいと思います。 246 ◯議長(長谷川敏廣) 筒井 登議員。 247 ◯28番(筒井 登) 今、説明員がそのようにおっしゃったんですが、説明員も10日の会議には出席してみえたわけです。稲垣一夫議員が、昭和29年の行政実例で見れば違反するということで、直さなければいけないという発言をされました。ですから、説明員が知らないという話は通用しないと思います。 248 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木正章議員。 249 ◯18番(鈴木正章) 私は、そのことを一言も発言をしておりませんので、お願いをしたいと思います。それ以上、それ以下で申し上げることはないということであります。よろしくお願いいたします。 250 ◯議長(長谷川敏廣) 筒井 登議員。 251 ◯28番(筒井 登) 私がこれを申し上げますのは、事務局長からも今までのやり方は法令違反だという話、それを受けて稲垣一夫議員がそのようにおっしゃった可能性があるわけですが、分割付託にするというきっかけが法令違反だからということであれば、それは改めなければいけないですが、今ここでちょっと時間をいただいて読ませていただきますが、昭和29年9月3日の行政実例の話ですが、予算については「予算は不可分であって、委員会としての最終的審査は1つの委員会において行うべく、2以上の委員会で分割付託すべきものではない」と書いてあるんですが、ただ2)として「決算は、特別委員会に付託されている例が少なくないが、各常任委員会に分割付託しているところもある」と、要するに分割付託をしているところもあると追記のように書いてあります。これが何で法令違反だと、要するに法令違反でなければ従来どおりでいいということなんですね。そのあたりはどうでしょうか。 252 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木正章議員。 253 ◯18番(鈴木正章) 確かに今、筒井議員が述べられたことは、行政実例に準じてそういうことが書いてあると思います。先ほどの、どなたの答弁だったかわかりませんが、私も申し上げましたが、いろいろな形が日本全国でやられている中で、それぞれの議会がこの方式だと決めた方式でやられていることについては、何ら法令的には問題はないということは私も理解をしております。ただ私は、ある意味では指摘のあった議案の不可分の原則により近づけるという意味で、今回、予算決算委員会に改正をすべきということで、本日提案をさせていただいているというふうにご理解をいただきたいと思います。 254 ◯議長(長谷川敏廣) 筒井 登議員。 255 ◯28番(筒井 登) 私がお尋ねしておりますのは…。 256 ◯議長(長谷川敏廣) 筒井議員、次の質疑に入ってください。 257 ◯28番(筒井 登) 次の質疑ですか。肝心なところで答弁不十分ですよ。 258 ◯議長(長谷川敏廣) すみません、3回という原則がありますので。 259 ◯28番(筒井 登) では、答弁不十分そのままでいいんですか。基本のところが法律違反だというところから今度の改定をしていこうという、そのもとのところが覆される可能性があるわけです、この資料で。肝心なところで3回だからという、ルール違反などと言わずに議長の方から補足すべきですよ。  では、次の質疑に入ります。これは、私は廃案すべきではないかと思っておりますが、説明員にその考えをお聞かせいただきたいです。 260 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木正章議員。 261 ◯18番(鈴木正章) 提案者として、廃案にする意思はございません。  以上です。 262 ◯議長(長谷川敏廣) 筒井 登議員。 263 ◯28番(筒井 登) お尋ねしますが、神奈川県横須賀市に視察に行かれて、今、説明員の鈴木正章議員も写真に写っております。それを見ますと、20年6月から23年3月まで2年9カ月、18回の会議の後に制定にこぎ着けたとあります。その視察に行って、それを参考になさらずに、西尾市の場合は今月2回のいい加減な会議が開会されて、それで議会運営委員会にかけられたと、それで今日迎えているわけです。そのあたりの拙速だという考え方はないんでしょうか。 264 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木正章議員。 265 ◯18番(鈴木正章) 私も今、発言がございましたように横須賀市の視察には参加をさせていただいておりますし、同時期に行われた他の地域の視察にも行っております。今回も、議会運営委員会の方で3カ所ほど行かせていただいております。いろいろなところの、いろいろなノウハウをいろいろお聞かせをいただいて、今回、提案をさせていただいております。私は、決して拙速ではないという判断のもとに、本日は提案をさせていただいているというふうにご理解をいただきたいと思います。 266 ◯議長(長谷川敏廣) 筒井 登議員。 267 ◯28番(筒井 登) 失礼ながら、我々に説明がありましたのが今月に入ってからです。それで皆様御存じのように、渡された資料の裏には「令和3年1月1日から施行する」とあるわけです。一番初めに説明されたのが12月3日で、先ほどもどなたかがおっしゃったように審議の時間がなくて、10日に2回目が開かれたわけです。それで、このまま上げていって、結局、先ほどの子ども条例ではないですが、我々が署名しなかった理由は、説明も何もないのに賛同してくれと、そういう要請を受ける方がおかしいと説明員は思いませんか。 268 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木正章議員。 269 ◯18番(鈴木正章) 今の発言は、筒井議員の思いであろうということを深く理解をさせていただきました。 270 ◯議長(長谷川敏廣) 筒井 登議員。 271 ◯28番(筒井 登) 説明員に申し上げたように、横須賀市に視察に行っておられるわけです。それで2年9カ月かけて、18回の審議も一部の会派でやっているわけではないですよ。広く会議を求めて一定の結論に出たということではなかったんですか、横須賀市は。どうですか。 272 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木正章議員。 273 ◯18番(鈴木正章) そのような報告書が書いてあれば、大分前のことなので私も報告書の中身のことが今頭に入っておりませんので、後でしっかり見させていただきますが、そのように書いてあれば、それはそのとおりであろうというふうに思います。 274 ◯議長(長谷川敏廣) 筒井 登議員。 275 ◯28番(筒井 登) あなたが横須賀に行ってなければ私もこんなことは言いませんが、はっきりと目立つように写真に載ってるんです。ですから、そういう意味で、では行政視察は何だったのかという話なんです。行政視察の目的は何なんですか。そういった目的でやってきて、それで今、拙速ではないと。西尾市議会のどこでやったんですか、それを拙速ではないという根拠を教えてください。 276 ◯議長(長谷川敏廣) 鈴木正章議員。 277 ◯18番(鈴木正章) 今回、議会運営委員会等では4月からそのことを発議し、こういう形でやりますよということを推し進めてきたということでありますし、それから会派の中では代表者会議の中で説明をし、またそれぞれ会派ごとに今回の予算決算委員会についての内容については全員の方に、一応こういう考え方というご説明を事務局がしてきているということでありますし、また議長名において全体会議も行っているというふうに承知をいたしております。  また、先ほど申し上げましたようにいろいろな事例の、いろいろよい内容等を、私どもはその中からセレクトという言い方がいいかどうかわかりませんが、いろいろな意味で参考にさせていただいて、今回、提案をさせていただいているということでありますので、ご理解いただきたいと思います。 278 ◯議長(長谷川敏廣) 筒井 登議員。 279 ◯28番(筒井 登) ただいまの説明員から、議会事務局が議員に説明してきたという発言がありました。事務局として、そういった説明をしたという記憶はありますか。 280 ◯議長(長谷川敏廣) 質疑は提案者の方にしてください。 281 ◯28番(筒井 登) 提案者はどうやって確認するんですか。提案者は、事務局から説明してきたと言うんだから、その裏づけを事務局に求めるのは何で悪いんですか。 282 ◯議長(長谷川敏廣) 次の質疑に入ってください。 283 ◯28番(筒井 登) ばかなことは言わないでください。これで強引に、こんな重要な条例を制定していくんですか。事務局、説明してくださいよ。鈴木議員にどれだけ説明したんですか。 284 ◯議長(長谷川敏廣) ほかに質疑もないようでありますので、これをもって質疑を終わります。  お諮りします。ただいま議題となっております議員提出議案第3号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。       (「異議あり」と呼ぶ者あり) 285 ◯議長(長谷川敏廣) ただいま鈴木規子議員から、委員会付託を省略することに対し、ご異議がありました。  お諮りします。本案について、委員会の付託を省略することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 286 ◯議長(長谷川敏廣) ご着席ください。起立多数であります。よって本案について、委員会の付託を省略することは可決されました。  これより討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。鈴木規子議員。       〔27番 鈴木規子 登壇〕 287 ◯27番(鈴木規子) 私は、本議案に反対の立場で討論いたします。  まず、こうした条例改正、今回は改悪というべきでありますが、これに至るまでの時間が余りにも短く、議員間での議論が行われておらず、提案者が示す要綱についても、その内容が確定されておらず、説明会での市民クラブの議員の発言と異なる提案者の発言でありました。要綱について、その内容がいまだ確定されていないことは、大きな欠陥であると言わざるを得ません。3日前の議会運営委員会の場ですら議事課長が、これから手直しをしていくと発言するのですから、その状況がわかるではありませんか。本日、この本会議の場でも、さらにそのことがひどくなっているということがわかりました。  条例案に反対する議員の共通した見解は、どのように決めるにしても拙速すぎる、もっと時間をかけて全ての議員で議論をすべきであるし、来年6月の選挙を控えた今、決めることはなく、改選後に新しい議員たちで決めるべきというものであることを冒頭に申し上げておきます。  頭から、賛成も反対もするものではありません。ともかく拙速であるというのが全ての議員に共通した見解であります。  さて、条例にある委員会の大まかな流れとしては、予算決算委員会というものをつくった上で、その下に4つの常任委員会と同じ形で分科会を置く、議案は分科会ごとに分けて審議し、採決は行わない。その後、全体会議を開いて分科会報告、全体間で質疑を行い、討論、採決に至るということのようであります。先ほど申し上げたように判然とはしておりません。本案は、市民クラブから提案されたもののようで、改変の理由は、予算決算は1つの議案であるため、分割して審議をしてはならない、現在の予算決算のやり方は法令違反である、予算決算には多くの議員が関わるべきということでありましたが、議会事務局が強行に支援して本日の議案となったものでもあります。しかし、先ほど来の質疑応答からもわかるように、法令違反との根拠を尋ねると出所は地方議会事務提要に掲載されている昭和29年の行政実例で、議案不可分の原則だとは言いますが、違反という根拠法令はないという無責任さです。ここでの行政実例は、当時の山口県議会からの紹介に当時の自治長の課長が対応したもので、その文言だけをもって法令違反とは言えないのは明らかです。行政実例では、先ほど山田議員が紹介されましたけれども、委員会としての最終審査は1つの委員会において行うべく、2以上の委員会で分割審査すべきものではないとあります。そして、これは予算についても条例についても同様であるとあります。しかし、自治省は68年前にこう言いながら、平成18年に至るまで50年の余、議員は1つの常任委員会にしか所属できないという規定を続けたため、事実上、行政実例で示したようなやり方ができなかったという現実を改めて認識すべきです。  さらに、予算と条例についてはわかったとして、書き込んでいない決算はどうなのでしょうか。今のやり方は、全面否定されなければならない内容なのでしょうか。少なくとも、3日前の議会運営委員会では全面否定でありました。今日になって、提案者があのように柔軟というか、前言を翻すというか、そういうふうにおっしゃられるのは到底理解ができません。私は、議案不可分の原則は承知していますが、同時に予算決算のやり方は各自治体議会の判断で決定すればよいとの裁量権が認められていることも知っています。このことは、先ほど山田慶勝議員が発言されたとおり、国に確認をとっているということであります。私も、同様に確認をとっております。自治体の予算決算の議決は、無効にはならないのです。全国の多くの議会で、本市と同じような審査が行われています。真に法令違反ならば、昭和29年に即刻全自治体で制度改定が行われたはずであります。現に、5年前に実施されていた議会基本条例制定時の議会改革検討委員会では、有識者で地方自治を専門とする龍谷大学の土山教授を授権者として招いた上で、予算決算委員会についても議論され、本市では現行のやり方を続けると決定されています。議案不可分とはいっても、本会議で全議員による採決が行われての議決は担保されており、そこに至る議事運営の中で、自治体ごとの工夫があって現行のやり方が採用されているのです。従前の決定を無視した今回の余りにも突然の改変提案には驚くばかりであり、到底賛成することはできません。仮に百歩譲って、予算についてはともかくとしても、今の決算委員会のやり方を改変することは決算審査の弱体化、形骸化につながるという大きなデメリットがあります。他市のことをとやかく言いたくはありませんが、刈谷市の各分科会の決算審査は60分、4分科会で240分と聞けば、本市の決算委員会、4日間の密度とは大きく異なるのは明らかであります。  さらに根本的に問題なのは、決算を4つに分けて審査すると、本市の決算全体を俯瞰した審議ができなくなります。少なくとも、今は委員となった11名の議員が、全ての決算を承知できるという大きなメリットがあることを忘れてはなりません。市民クラブの複数の議員が、決算委員をやらない議員、参加しない議員がいる、全員参加にしてそれをただそうとおっしゃいました。それが理由だとすれば全く本末転倒、おかしな改変理由ではありませんか。現行制度のままでも改善はできます。先ほど、質疑で私が行ったように決算委員会の人数をふやすこと、決算委員の人選を適正妥当なものにして、4年任期のうち2回は決算委員になるようにすればよいでしょう。そして、少なくとも1年生議員を決算委員長に据えるなどという乱暴な人事を行わないことです。およそ他の自治体では、決算委員長は議長経験者ですし、これまでの西尾市議会でもそうでした。この4年間の人事は、尋常ではありませんでした。  今、申し上げたようにしても、それでも改善されないとなったならば、サボれないように会派で決算委員会への出席を義務化すればよいのです。今回の改変では、今のやり方よりも分科会委員長、全体会議の長の仕事量は爆発的にふえます。分科会での質疑応答を全体会議で報告しなければなりませんし、全体会議では委員長の報告に対して全議員からの質疑が行われるようです。音声データは反訳される時間はないと思われますし、議会事務局の事務量も膨大なものになるでしょう。そうしたところまでも考えられた上の提案であるのかどうか、私は極めて心配であります。現に、この3月から、今の委員長はこの分科会長をやることになるということがわかってから、市民クラブの中でも一部の議員に非常に動揺が起きたようであります。そんな大変なことになるのか、知らなかったと、私もそれを聞いて驚きました。市民クラブの提案とおっしゃいますけれども、どれほどの意思の共有が、意見交換がなされていたのかわかりません。私は、聞いたことを聞いたように申し上げただけですので、事実については確認はいたしません。ただ、そういう話が出てくるようではいかがなものかと申し上げているわけです。無責任なのはどちらかであります、稲垣一夫議員、今おっしゃいましたが。今でこそ本会議での委員長報告は短いですが、その昔は2時間から3時間に及ぶ委員長報告が行われた時代もありましたから、そのように戻るのではないでしょうか。当然、分科会、全体会議の開催で日数もふえるでしょう。来年、引退する議員や退職する職員には関係ないでしょうが、これは非常に大きな改変であると私が申し上げるゆえんであります。  少し長くなりますが、この間のやり取りについては、説明会の記録も多分残されていないでしょうから、後々検証するために少しきちんと討論の理由として述べていきたいと思います。  ここに至るまでの1カ月と10日間の経緯を時系列で述べます。  議員に内容が示された会派・党代表者会議が行われたのが11月6日、このときの審議はないに等しく、会議の開催時間は、さきの子ども条例と国への意見書と合わせて合計たったの47分間でした。その後、各各派・党、会派に属さない議員に対しては、意見があれば11月25日の議会運営委員会までに提出するようにとのことでした。これは、提案者が先ほどもお述べになったとおりですが、ただその後が違います。その25日の議会運営委員会では、持ち寄られた意見は披瀝されることもなく、拙速との議会運営委員の発言も封じる形で強行に採決がなされ、市民クラブの賛成多数で12月議会への上程が決定されたものです。  ちなみに、私の意見については、長谷川議長は受け取りを拒否しておられます。議会制民主主義という言葉は今の西尾市議会には存在しない、すなわち多数決で言論を封じる突然の暴挙であります。11月25日の議会運営委員会以降、さすがにこのままではまずいと思ったのかどうか、長谷川議長は私的な説明会なる会議を開いて、運用の要綱についての質疑応答、意見を述べる場を2回、合計1時間45分設けましたが、説明会はいずれも議長による一方的な開会と閉会宣言のため、2回目の終了間際にも、まだまだ意見がある、もっと議論をすべきだという声が上がりましたが、無視した挙げ句の本日の上程であります。説明会では、質疑に対応したのは議会事務局で、市民クラブ議員からの説明発言はほとんどないという摩訶不思議な状況でありました。加えて、議会事務局の説明自体も要領を得ず、一体予算決算委員会はどのような進行、運営になるのかはいまだに判然としていません。ただ繰り返されたのは、分割した委員会審議の後で採決することはまかりならないということと、違法だ、違法だという言葉でありました。ただ、要綱のうち議員の質問権、質疑権を制限する条項についてはさすがに削除されましたが、当然です。逆に言えば、とんでもない制限を加えた要綱が、議会事務局も関与して作成されていたという事実が驚きであります。さらに、この説明会のときに議会事務局が引用した他市の事例にも誤りがありました。例えば刈谷市議会では、分科会では採決を行っていないとのことでしたが行われていますし、さきの議会運営委員会で視察に行ったというかほく市でも、議事録によれば分科会ごとに採決が行われています。ほかにも同様に採決を行っている市町は多いようですから、調査不十分極まりないということは明白です。  このように、議会運営委員会で提案された理由が次々と、それが反論に耐えられない状況になっているわけであります。  あと、要綱の中で明らかに不当な条項を指摘するならば第7条です。監査委員は、予算決算委員会に出席を要しないという条項です。求めれば出席できると書いておけば済む問題ではありません。一体、決算審査を何と考えているのか理解不能です。これは到底ベターな選択にはなり得ません。予算決算委員会を設置するとしても、いろいろなやり方があります。一例を挙げておきたいと思います。函館市議会です。その1、議長等を除いた全議員による予算決算常任委員会を設置、これは分科会を活用とあります。2として、分科会を必要としない人数による予算決算常任委員会を設置する。3、総務常任委員会へ一般会計、当初予算、補正予算、決算を付託する。そして、必要に応じて連合審査会を開催するというふうに挙げられております。  いずれにしても、他市では予算決算委員会の設置には相当な年数をかけています。先ほど来、披瀝された、平成28年に本市の議会運営委員会が視察に行った横須賀市議会でも同様であります。繰り返しになりますが、この横須賀市議会では20年10月から22年6月まで、1年8カ月の間に18回、22年の6月から具体的な内容の詰めに入り、23年3月まで計2年半をかけて予算決算委員会の全容を決定しております。そして、この横須賀市議会の視察は、議会事務局長は当初、至誠クラブの面々もここでは横須賀市議会のことをよかったと、見習うべきだと言ってるではないかという事例として引用をしました。しかし、読み上げるだけで私にはさっぱりわかりませんでしたので、原本を確認しました。求めに応じて全議員のタブレットにも、この委員会の視察記録は入れ込んであるはずであります。それを見ますと、10人の意見が書かれております。十分に検討する必要があるが3件、参考となるという記載が2件、そしてデメリットが多いとしているのが5件であります。視察は、きちんと原本を確認して、どのようであったかということを承知をした上で引用をされるべきであると考えます。特に提案者には、これを求めたいと思います。  本議案は、不十分な調査と偏った見解のもとに提出されたものと考えざるを得ません。これは、それぞれの議員の考え方で澄まされる問題ではありません。十分に練り直し、全議員の賛同を得て上程、決定すべきものと考え私の反対討論といたします。       〔27番 鈴木規子 降壇〕 288 ◯議長(長谷川敏廣) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。稲垣一夫議員。       〔17番 稲垣一夫 登壇〕 289 ◯17番(稲垣一夫) 議員提出議案第3号について、賛同者を代表しまして賛成の立場で討論いたします。  今回の西尾市議会委員会条例一部改正案のメインは、予算決算委員会の設置であります。議案は一体不可分のもので、これを分割して扱うことはできないとする議案不可分の原則があり、行政実例として示されているところであります。予算決算委員会の設置は、この議案不可分の原則を遵守するものであるほか、実務面としては同一の議員が予算決算を一連として審査することで、分科会における詳細審査、常任委員会の専門性を生かす審査、前年度決算を次年度予算に生かせる審査といったことも行っていけます。議員全員が予算決算審査に当たることにより、今までの決算審査に見られた特定の議員への負担を解消することも大きな利点と言ってよいでしょう。予算決算委員会は、過去からも研究はなされており、直近では議会改革検討委員会において横須賀市議会の先進例を視察するほか、研究してまいりました。結果として、予算決算委員会の設置は次回に結論を持ち越しとなりましたが、その後は議会運営委員会に引き継がれ、また会派においても研究がされ、当市民クラブにおいては、特に昨年から断続的に勉強会を開催するなど議論を深めてまいりました。  今回の議案提出や運営案に関する説明の過程において拙速とのご意見もあるようですが、研究を重ね、予算決算委員会の設置も下地も整っております。また、予算決算委員会を研究するに際し先進市議会からお話をお伺いし、あるいはお尋ねをしました。当市よりも大規模の議会もあれば、小規模の議会もありますが、学ぶべき事柄は多くあります。過去からのよいことは重んじていかなければなりません。予算決算の審査過程の変更には幾つかの戸惑いもあるかもしれませんが、今の時代に合った議会にしていかなければなりません。本課題につきましては、今の議員が責任を持って解決に努めるべきであります。  以上、私の賛成討論といたします。       〔17番 稲垣一夫 降壇〕 290 ◯議長(長谷川敏廣) 次に、本案に対する反対討論の発言を許します。       (「なし」と呼ぶ者あり) 291 ◯議長(長谷川敏廣) 本案に対する反対討論はなしと認めます。次に、本案に対する賛成討論の発言を認めます。       (「なし」と呼ぶ者あり) 292 ◯議長(長谷川敏廣) 本案に対する賛成討論はなしと認めます。これにて討論を終わります。  これより議員提出議案第3号を採決します。本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 293 ◯議長(長谷川敏廣) ご着席ください。起立多数であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。            ──────────○────────── 日程第31 294 ◯議長(長谷川敏廣) 日程第31 議案第119号 令和2年度西尾市一般会計補正予算(第10号)を議題とします。提案理由の説明を求めます。総務部長。       〔総務部長 齋藤利彰 登壇〕
    295 ◯総務部長(齋藤利彰) ただいま議題となりました議案第119号 令和2年度西尾市一般会計補正予算(第10号)について、提案理由をご説明申し上げます。  この予算は、新型コロナウイルス感染症から市民生活を守るため、国の追加対策として、低所得のひとり親世帯への臨時特別給付金の基本給付の再支給を年内に実施するための経費を計上するものでございます。  予算書1ページをごらんください。  第1条、歳入歳出予算の補正は、既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ6,700万円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ793億69万4,000円と定めたいとするものでございます。  それでは、歳入歳出補正予算事項別明細書により、歳入予算から順次ご説明を申し上げますので、6ページをごらんください。  16款国庫支出金、2項2目民生費国庫補助金6,700万円の追加は、ひとり親世帯臨時特別給付金の再支給に係る母子家庭等対策費補助金の追加計上でございます。  次に、歳出予算をご説明申し上げますので8ページをごらんください。  3款民生費、2項児童福祉費、1目児童福祉総務費6,700万円の追加は、低所得のひとり親世帯に5万円を支給するなどの支援を行う、ひとり親世帯臨時特別給付金の再支給を年内に実施するための追加計上でございます。  以上で、令和2年度西尾市一般会計補正予算(第10号)についての説明を終わります。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔総務部長 齋藤利彰 降壇〕 296 ◯議長(長谷川敏廣) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。鈴木正章議員。 297 ◯18番(鈴木正章) 1つだけ、お聞きしたいと思います。母子家庭に1世帯5万円ということですから、割合にすれば1,340世帯ということだと思いますが、年内に払うということですが、これは市の方で対象者がわかっているので振り込み方式なのか、それとも申請に基づくやり方なのか、その支払いの手続のことだけ教えてください。 298 ◯議長(長谷川敏廣) 子ども部長。 299 ◯子ども部長(山口留美子) これは、夏以前に振り込みました第1回目の支給の再支給となりまして、第1回目の支給をされた方については、そのまま振り込みになります。新たに第1回目を申請していなくて2回目の申請の該当になられた方は、申請が改めて要るようになります。 300 ◯議長(長谷川敏廣) 前田 修議員。 301 ◯13番(前田 修) 今の質疑にも関連することですけれども、自動的に振り込まれる児童扶養手当の受給者、そしてまた申請しなければ給付されない人とあるわけですけれども、前回の実績ではどれほどの数だったんでしょうか。 302 ◯議長(長谷川敏廣) 子ども部長。 303 ◯子ども部長(山口留美子) 1回目の給付金の現在までの支給で自動的に振り込まれた方は、令和2年6月分の児童扶養手当の受給者で902人、申請が必要な方が公的年金給付等を受けていることにより、児童扶養手当の支給を受けていない方、受けることができていない方76人、また新型コロナウイルス感染症の影響を受けて家計が急変し、直近の収入が児童扶養手当の対象となる水準に下がった方が37人で、申請が必要な方は合計113人いらっしゃいました。 304 ◯議長(長谷川敏廣) 前田 修議員。 305 ◯13番(前田 修) 今回、どのような人が申請しなければならないのかと、前回申請された人は今回そのまま支給されるとも伺っておりますけれども、今回、新たに申請しなければならないという方はどういう方になりますか。 306 ◯議長(長谷川敏廣) 子ども部長。 307 ◯子ども部長(山口留美子) 申請が必要な方については、第1回目の給付費を受けていない方で、今回の支給の対象となる方です。具体的に、公的年金給付等を受けていることによって児童扶養手当の支給を受けることができていなかった方、今、児童扶養手当の対象ではないけれども、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて家計が急変された方については申請が必要となります。 308 ◯議長(長谷川敏廣) 前田 修議員。 309 ◯13番(前田 修) コロナ禍において、ひとり親世帯で厳しい状況にある方が漏れなく給付されることが必要だと思いますけれども、前回、申請すべき人にはきちんと周知をされて申請できたというふうにお考えか、まだまだ申請してもらう人はあったのではないかとお考えか、その点はどのように考えますか。 310 ◯議長(長谷川敏廣) 子ども部長。 311 ◯子ども部長(山口留美子) 申請が必要な方のうち、公的年金給付等を受けていることによって、児童扶養手当の支給をされていなかった方については、8月の市の遺児手当の現況届の際に個別に案内通知をしておりますので、周知は徹底できていると考えております。また、それに加えましてホームページ、広報にしお9月号で広く周知を行っておりますので、おおむね申請はできているものと考えております。 312 ◯議長(長谷川敏廣) 前田 修議員。 313 ◯13番(前田 修) 次ですけれども、コロナ禍において特に収入が減った人、ひとり親家庭でパートや仕事が随分減ってしまって収入が減った人などは、今回、申請することができるし、それは前回にさかのぼって受給することができるという話も伺っておりますけれども、今回はどのように周知をするお考えをお聞きしたいと思います。 314 ◯議長(長谷川敏廣) 子ども部長。 315 ◯子ども部長(山口留美子) 1回目の支給を受給された方につきましては、年内支給を予定しておりますので、本日、可決をいただければ本日中に支払い通知及び案内チラシを発送する予定でおります。また、現在まで未申請の方につきましては、ホームページまたは公式LINEアカウント等を使いまして広く周知を図ってまいります。 316 ◯議長(長谷川敏廣) ほかに質疑もないようでありますから、これをもって質疑を終わります。  お諮りします。ただいま議題となっております議案第119号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者多数) 317 ◯議長(長谷川敏廣) ご異議なしと認めます。よって本案は、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。       (「なし」と呼ぶ者あり) 318 ◯議長(長谷川敏廣) 本案に対する反対討論はなしと認めます。次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。       (「なし」と呼ぶ者あり) 319 ◯議長(長谷川敏廣) 本案に対する賛成討論はなしと認めます。これにて討論を終わります。  これより議案第119号を採決します。本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 320 ◯議長(長谷川敏廣) ご着席ください。起立多数であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。            ──────────○────────── 321 ◯議長(長谷川敏廣) 以上をもって、今期定例会に付議されました案件の審議は全て終了しました。  閉会に当たり一言ごあいさつを申し上げます。  去る11月30日以来、19日間にわたり理事者並びに議員各位におかれましては、議事の進行にご協力をいただき厚くお礼を申し上げます。  市長からあいさつがあります。市長。       〔市長 中村 健 登壇〕 322 ◯市長(中村 健) 一言お礼のごあいさつを申し上げます。去る11月30日、西尾市議会12月定例会を招集して以来、議員各位におかれましては何かとご多用の中、19日間にわたりまして終始熱心にご審議を賜り、提案をいたしました全議案につきまして、原案のとおり可決決定をいただきましたことは、議員各位の深いご理解とご協力のたまものであり、心から厚く御礼を申し上げる次第でございます。  審議の中でいただきましたご意見などにつきましては十分尊重いたしまして、今後の市政に生かしてまいる所存でございますので、議員各位の格別なご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。  さて、今年もあと13日を残すのみとなりましたが、議員各位におかれましては健康には十分にご留意をいただき、輝かしい令和3年の新春をお迎えになられますようご祈念申し上げまして、閉会のごあいさつといたします。ありがとうございました。       〔市長 中村 健 降壇〕 323 ◯議長(長谷川敏廣) あいさつは終わりました。  これをもって、令和2年西尾市議会12月定例会を閉会します。                             午後2時39分 閉会  地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。                    西尾市議会議長 長谷川 敏 廣                    西尾市議会議員 松 崎 隆 治                    西尾市議会議員 稲 垣 正 明 発言が指定されていません。 西尾市議会 ↑ ページの先頭へ...