• 188(/)
ツイート シェア
  1. 西尾市議会 2020-04-01
    令和2年4月臨時会(第1号) 本文


    取得元: 西尾市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-25
    西尾市議会 会議録の閲覧と検索 検索のやり直し 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2020-04-28: 令和2年4月臨時会(第1号) 本文 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 別画面表示ツール ツール 印刷表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 行ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 242 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 2 :  ◯市長(中村 健) 選択 3 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 4 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 5 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 6 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 7 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 8 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 9 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 10 :  ◯環境部長鈴木雅博) 選択 11 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 12 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 13 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 14 :  ◯環境部長鈴木雅博) 選択 15 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 16 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 17 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 18 :  ◯環境部長鈴木雅博) 選択 19 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 20 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 21 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 22 :  ◯環境部長鈴木雅博) 選択 23 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 24 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 25 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 26 :  ◯環境部長鈴木雅博) 選択 27 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 28 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 29 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 30 :  ◯環境部長鈴木雅博) 選択 31 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 32 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 33 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 34 :  ◯環境部長鈴木雅博) 選択 35 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 36 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 37 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 38 :  ◯環境部長鈴木雅博) 選択 39 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 40 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 41 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 42 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 43 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 44 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 45 :  ◯総務部長(齋藤利彰) 選択 46 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 47 :  ◯13番(前田 修) 選択 48 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 49 :  ◯総合政策部長(高原 浩) 選択 50 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 51 :  ◯13番(前田 修) 選択 52 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 53 :  ◯上下水道部長(榊原伸尚) 選択 54 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 55 :  ◯13番(前田 修) 選択 56 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 57 :  ◯市長(中村 健) 選択 58 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 59 :  ◯13番(前田 修) 選択 60 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 61 :  ◯産業部参事(打田 淳) 選択 62 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 63 :  ◯13番(前田 修) 選択 64 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 65 :  ◯産業部参事(打田 淳) 選択 66 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 67 :  ◯13番(前田 修) 選択 68 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 69 :  ◯産業部参事(打田 淳) 選択 70 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 71 :  ◯13番(前田 修) 選択 72 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 73 :  ◯産業部参事(打田 淳) 選択 74 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 75 :  ◯13番(前田 修) 選択 76 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 77 :  ◯産業部参事(打田 淳) 選択 78 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 79 :  ◯13番(前田 修) 選択 80 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 81 :  ◯産業部参事(打田 淳) 選択 82 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 83 :  ◯13番(前田 修) 選択 84 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 85 :  ◯交流共創部長(内藤貴久) 選択 86 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 87 :  ◯13番(前田 修) 選択 88 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 89 :  ◯総務部長(齋藤利彰) 選択 90 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 91 :  ◯13番(前田 修) 選択 92 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 93 :  ◯教育部長(永谷和夫) 選択 94 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 95 :  ◯13番(前田 修) 選択 96 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 97 :  ◯教育部長(永谷和夫) 選択 98 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 99 :  ◯13番(前田 修) 選択 100 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 101 :  ◯産業部長(加藤英之) 選択 102 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 103 :  ◯13番(前田 修) 選択 104 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 105 :  ◯総務部長(齋藤利彰) 選択 106 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 107 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 108 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 109 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 110 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 111 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 112 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 113 :  ◯産業部参事(打田 淳) 選択 114 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 115 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 116 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 117 :  ◯産業部長(加藤英之) 選択 118 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 119 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 120 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 121 :  ◯市長(中村 健) 選択 122 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 123 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 124 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 125 :  ◯産業部参事(打田 淳) 選択 126 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 127 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 128 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 129 :  ◯産業部参事(打田 淳) 選択 130 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 131 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 132 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 133 :  ◯産業部長(加藤英之) 選択 134 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 135 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 136 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 137 :  ◯教育部長(永谷和夫) 選択 138 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 139 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 140 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 141 :  ◯教育部長(永谷和夫) 選択 142 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 143 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 144 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 145 :  ◯教育部長(永谷和夫) 選択 146 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 147 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 148 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 149 :  ◯上下水道部長(榊原伸尚) 選択 150 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 151 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 152 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 153 :  ◯上下水道部長(榊原伸尚) 選択 154 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 155 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 156 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 157 :  ◯上下水道部長(榊原伸尚) 選択 158 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 159 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 160 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 161 :  ◯上下水道部長(榊原伸尚) 選択 162 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 163 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 164 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 165 :  ◯上下水道部長(榊原伸尚) 選択 166 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 167 :  ◯総務部長(齋藤利彰) 選択 168 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 169 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 170 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 171 :  ◯上下水道部長(榊原伸尚) 選択 172 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 173 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 174 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 175 :  ◯産業部参事(打田 淳) 選択 176 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 177 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 178 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 179 :  ◯産業部参事(打田 淳) 選択 180 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 181 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 182 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 183 :  ◯産業部参事(打田 淳) 選択 184 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 185 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 186 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 187 :  ◯産業部参事(打田 淳) 選択 188◯議長稲垣一夫) 選択 189 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 190 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 191 :  ◯産業部参事(打田 淳) 選択 192 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 193 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 194 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 195 :  ◯総務部長(齋藤利彰) 選択 196 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 197 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 198 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 199 :  ◯市長(中村 健) 選択 200 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 201 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 202 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 203 :  ◯市長(中村 健) 選択 204 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 205 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 206 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 207 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 208 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 209 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 210 :  ◯上下水道部長(榊原伸尚) 選択 211 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 212 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 213 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 214 :  ◯上下水道部長(榊原伸尚) 選択 215 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 216 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 217 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 218 :  ◯上下水道部長(榊原伸尚) 選択 219 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 220 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 221 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 222 :  ◯上下水道部長(榊原伸尚) 選択 223 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 224 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 225 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 226 :  ◯市長(中村 健) 選択 227 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 228 :  ◯13番(前田 修) 選択 229 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 230 :  ◯上下水道部長(榊原伸尚) 選択 231 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 232 :  ◯3番(藤井基夫) 選択 233 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 234 :  ◯上下水道部長(榊原伸尚) 選択 235 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 236 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 237 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 238 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 239 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 240 :  ◯議長稲垣一夫) 選択 241 :  ◯市長(中村 健) 選択 242 :  ◯議長稲垣一夫) ↑ ページの先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1                             午前10時00分 開会 ◯議長稲垣一夫) ただいまの出席議員は全員であります。よって、令和2年西尾市議会4月臨時会は成立しましたので開会します。  今期臨時会に提出されました案件は、単行議案を初め3件であります。後刻、市長等から説明がありますが、十分な検討を加え、市民の負託に応えるべく努力したいと存ずるものであります。  したがって、議員各位におかれましては、円滑に議事を進められ、適正、妥当な議決に到達しますようお願い申し上げ、開会のあいさつとします。  市長からあいさつがあります。市長。       〔市長 中村 健 登壇〕 2 ◯市長(中村 健) 本日、ここに令和2年西尾市議会4月臨時会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては公私とも何かとご多用の中、ご参集いただき、提出議案につきましてご審議を賜りますことに対し、厚く御礼を申し上げる次第でございます。  さて、今議会に提案をいたします案件は3件で、その内訳は単行議案が1件、令和2年度補正予算案が2件でございます。  まず、単行議案につきましては、工事請負契約でございます。  令和2年度補正予算案につきましては、新型コロナウイルス感染症対策に係る経費の追加に対応するための一般会計10億1,469万1,000円の追加補正及び水道基本料金の無料化による水道事業会計の補正でございます。  議案につきましては、上程の際、担当者が説明をいたしますので、よろしくご審議を賜りますようお願いを申し上げまして、開会のごあいさつといたします。       〔市長 中村 健 降壇〕 3 ◯議長稲垣一夫) あいさつは終わりました。            ─────────────────────                             午前10時02分 開議 4 ◯議長稲垣一夫) これより本日の会議を開きます。  本日の会議は、議事日程第1号により行います。            ───────────────────── 5 ◯議長稲垣一夫) この際、諸般の報告をします。  監査委員から、例月出納検査の結果の報告があり、掲示板に掲げておきました。
     以上で、報告を終わります。            ───────────────────── 日程第1 6 ◯議長稲垣一夫) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において犬飼勝博議員及び鈴木武広議員を指名します。            ──────────○────────── 日程第2 7 ◯議長稲垣一夫) 日程第2 会期の決定を議題とします。  お諮りします。今期臨時会の会期は、本日1日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者多数) 8 ◯議長稲垣一夫) ご異議なしと認めます。よって、会期は1日間と決定しました。            ──────────○────────── 日程第3 9 ◯議長稲垣一夫) 日程第3 議案第45号 工事請負契約についてを議題とします。提案理由の説明を求めます。環境部長。       〔環境部長 鈴木雅博 登壇〕 10 ◯環境部長鈴木雅博) ただいま議題となりました議案第45号 工事請負契約について、提案理由のご説明を申し上げます。議案書1ページをごらんください。  本案は、西尾市クリーンセンター焼却施設更新工事の施行に伴い、工事請負契約を締結する必要が生じましたので、西尾市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。  この工事は、必要な設備機器の調達に特許等の制約があることや、施設の構造を熟知し、長年の整備経験を有する業者によらなければ確実な施工が難しく、入札に付することが適当でないと判断し、4月15日に1者による見積り徴収を行い、3億8,720万円で千葉県千葉市美浜区中瀬二丁目6番地1、三井E&S環境エンジニアリング株式会社と随意契約を行いたいとするものでございます。  工事の概要でございますが、施設稼働から20年が経過し、大型設備機器の更新時期を迎え、施設の延命化工事の必要性から、燃焼設備、排ガス処理設備、ボイラータービン設備等の対象機器を更新するものでございます。  なお、工期につきましては、議決の日から令和3年3月10日までとしております。  また、参考資料といたしまして施工業者などの内容と、裏面には見積てん末書の写しを配付させていただいております。  以上で、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願いいたします。       〔環境部長 鈴木雅博 降壇〕 11 ◯議長稲垣一夫) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。鈴木規子議員、1問ずつお願いいたします。 12 ◯27番(鈴木規子) まず、今回の焼却施設更新工事に係る内容であります。工事開札結果報告書に概要は記載されておりますけれども、もう少し詳細を伺いたいと思います。 13 ◯議長稲垣一夫) 環境部長。 14 ◯環境部長鈴木雅博) 更新工事の詳細な内容でございますが、14ある設備のうち、今回9つの設備の対象機器を更新するものでございます。工事内容につきましては、焼却設備では、焼却炉にごみが入る際、炉内の圧力を一定に保つエアシール装置の更新、排ガス処理設備といたしましては、処理工程で使用する薬剤供給装置の更新、ボイラータービン設備では、高い質の蒸気をつくる過熱器官の更新、また高圧の蒸気を水として再利用する高圧蒸気復水器の更新、計装設備といたしましては、中央操作室において現場で機器を制御する機器の更新など、劣化した機器を取りかえることによって延命化を図るものでございます。 15 ◯議長稲垣一夫) 鈴木規子議員。 16 ◯27番(鈴木規子) 再質疑です。契約額の内訳はどのようでしょうか。 17 ◯議長稲垣一夫) 環境部長。 18 ◯環境部長鈴木雅博) 工事の主なものの内訳でございますが、焼却設備が約2,950万円、排ガス処理施設が約2,040万円、ボイラータービン設備が約1億190万円、計装設備が約5,040万円などで、直接工事費といたしまして2億7,880万円、その他現場管理費や一般管理費などの間接費といたしまして7,320万円、消費税が3,520万円でございます。 19 ◯議長稲垣一夫) 鈴木規子議員。 20 ◯27番(鈴木規子) では、この点についての再々質疑です。これらは、順当な耐用年数に応じて、今回、行われるものと理解してよいでしょうか。 21 ◯議長稲垣一夫) 環境部長。 22 ◯環境部長鈴木雅博) そのとおりでございます。 23 ◯議長稲垣一夫) 鈴木規子議員。 24 ◯27番(鈴木規子) 2点目です。参考資料としては見積てん末書が添付されておりますけれども、これは1回目と2回目の違いはどのようなものでしょうか。 25 ◯議長稲垣一夫) 環境部長。 26 ◯環境部長鈴木雅博) この更新工事に関しましては、設計費用に基づき予定価格を算出してございます。1回目の見積り開示におきまして、この予定価格を示した額を下回ることができませんでしたので、第2回目の見積り開示を行い、その2回目におきまして予定価格を下回ることとなったものでございます。  なお、1者随意契約でございましても、予定価格を上回っての契約はできませんので、見積り金額の違いといたしましては、この業者の責任のあらわれと思いたいとするものでございます。 27 ◯議長稲垣一夫) 鈴木規子議員。 28 ◯27番(鈴木規子) わかりました。業者の努力というふうに理解をしまして、3点目です。  本市の場合、三井造船が行っているわけですけれども、この三井造船が携わる他市町の状況については、調査、確認はしておられるのでしょうか。 29 ◯議長稲垣一夫) 環境部長。 30 ◯環境部長鈴木雅博) 本市のクリーンセンターと同規模で、また更新工事を実施してございます各市町の状況につきましては、奈良県の大和郡山市と佐賀県の唐津市がございました。いずれも複数年にわたる基幹整備の更新工事を実施いたしております。契約方法といたしましては、本市と同様、三井E&S環境エンジニアリング1社による随意契約でございます。  なお、本市と同様に工事内容を精査をして実施している市は、2自治体のうち1市でございました。 31 ◯議長稲垣一夫) 鈴木規子議員。 32 ◯27番(鈴木規子) 精査した結果は、個別にどのようなものだったか伺います。 33 ◯議長稲垣一夫) 環境部長。 34 ◯環境部長鈴木雅博) 精査の結果につきましては、人件費と汎用物品等、こういったものに対して指摘がございまして、その指摘を今回の設計に反映させていただいているというところでございます。 35 ◯議長稲垣一夫) 鈴木規子議員。 36 ◯27番(鈴木規子) それでは、この更新工事に関しては、ここのところずっと日本環境工学設計事務所に依頼をして、アドバイスを受けているわけでありますけれども、この具体的な効果はどのようだったでしょうか。今回、反映されているかどうかという点について伺います。 37 ◯議長稲垣一夫) 環境部長。 38 ◯環境部長鈴木雅博) 精査業務につきましては、今回、更新工事を行っているわけですけれども、更新工事以外にも毎年行っている定期的な整備工事、そしてリサイクル施設の整備工事などにも、この精査内容を適用させて設計を組んでおります。  したがいまして、市としましては、精査業務を行ったことによる一定の効果が得られているものと感じております。 39 ◯議長稲垣一夫) ほかに質疑もないようでありますから、これにて質疑を終わります。  お諮りします。ただいま議題となっております議案第45号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者多数) 40 ◯議長稲垣一夫) ご異議なしと認めます。よって本案は、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。       (「なし」と呼ぶ者あり) 41 ◯議長稲垣一夫) 本案に対する反対討論はなしと認めます。次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。       (「なし」と呼ぶ者あり) 42 ◯議長稲垣一夫) 本案に対する賛成討論はなしと認めます。これにて討論を終わります。  これより議案第45号を採決します。本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 43 ◯議長稲垣一夫) ご着席ください。起立多数であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。            ──────────○────────── 日程第4 44 ◯議長稲垣一夫) 日程第4 議案第46号 令和2年度西尾市一般会計補正予算(第2号)を議題とします。提案理由の説明を求めます。総務部長。       〔総務部長 齋藤利彰 登壇〕 45 ◯総務部長(齋藤利彰) ただいま議題となりました議案第46号 令和2年度西尾市一般会計補正予算(第2号)について、提案理由をご説明申し上げます。  今回の補正は、新型コロナウイルス感染症対策に係る経費の追加に対応するため、所要の予算を計上するものでございます。  1ページをごらんください。  第1条、歳入歳出予算の補正は、既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ10億1,469万1,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ583億7,754万7,000円と定めたいとするものでございます。  それでは、主な内容につきまして歳入歳出補正予算事項別明細書により、歳入予算から順次ご説明を申し上げますので6ページをごらんください。  16款国庫支出金、2項6目教育費国庫補助金1,364万5,000円の追加は、学校の臨時休業に伴う給食中止に係る学校臨時休業対策費補助金の計上でございます。  17款県支出金、2項6目商工費県補助金は2億104万6,000円の追加で、休業要請協力金支給事業費補助金の計上でございます。  20款繰入金、1項1目財政調整基金繰入金は8億円の追加で、財源調整によるものでございます。  次に、歳出予算をご説明申し上げますので8ページをごらんください。  4款衛生費、3項2目特別会計支出金3億5,037万9,000円の追加は、水道基本料金6カ月分を無料化するための水道事業会計補助金の計上でございます。  5款労働費、1項1目労働諸費6,724万円の追加は、雇用調整助成金の支給決定を受けた市内事業者に対して、事業主負担分を助成する雇用安定支援補助金及び補助金支給事務に従事する会計年度任用職員の報酬等の計上でございます。  7款商工費、1項商工費は4億8,369万3,000円の追加で、1目商工業振興費4億7,609万3,000円の追加は、県の休業要請に協力した事業者に対する新型コロナウイルス感染症対策協力金及び市内飲食店利用者へポイント還元を行う消費拡大対策業務委託料などの計上、10ページをごらんください。2目観光費760万円の追加は、県の休業要請協力金の交付を受けることができない市内の宿泊施設を支援する宿泊施設維持補助金、及び温泉施設を支援する源泉施設維持補助金の計上でございます。  10款教育費、1項4目給食センター費536万6,000円、2項小学校費、1目学校管理費775万1,000円及び3項中学校費、1目学校管理費335万1,000円の追加は、いずれも学校の臨時休業に伴う給食中止に係る学校給食食材費補償金の計上でございます。  12ページをごらんください。  14款予備費は9,691万1,000円の追加で、財源調整によるものでございます。  以上で、令和2年度西尾市一般会計補正予算(第2号)についての説明を終わります。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔総務部長 齋藤利彰 降壇〕 46 ◯議長稲垣一夫) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。前田 修議員。1件ずつ、ページ数、款、項、目、節を言っていただくとありがたいです。よろしくお願いいたします。 47 ◯13番(前田 修) 最初に、補正予算全般について伺いたいと思いますけれども、今回、新型コロナウイルス感染症に係る緊急対策ということですけれども、西三河、あるいは県下各市でさまざまな支援策を講じているわけですが、他市の状況は把握してみえるのか、各市どのような取り組みをしているのか、最初にお聞きをしたいと思います。 48 ◯議長稲垣一夫) 総合政策部長。 49 ◯総合政策部長(高原 浩) 新型コロナウイルス感染症への対策につきましては、各市におきまして事業者向けの支援と個人向けの支援を柱に、さまざまな支援策が講じられているところであります。近隣市の状況を申し上げますと、まず事業者向けの主な支援策といたしましては、県の休業協力要請に全面的に協力する事業者への協力金、感染症拡大の影響を受ける事業者が融資を受ける際の信用保証料に対する補助制度の新設または拡充、国の雇用調整助成金への上乗せ補助などが挙げられます。  次に、個人向けの主な支援策につきましては、水道料金の基本料金減額や市営住宅の提供などの取り組みが挙げられます。 50 ◯議長稲垣一夫) 前田 修議員。 51 ◯13番(前田 修) 西尾市の場合は、いろいろ今回提案もされておりますが、時に大きいものは水道料金に関係するものですけれども、今、話のあったように各市さまざまな取り組みをしております。例えば、収入減による影響が一番大きいのはひとり親世帯だとして、子ども1人当たりに3万円を支給している市町村や、あるいは碧南市のように地域での消費喚起を促すということで、プレミアム券を発行したりしております。水道の基本料金もいいと思いますけれども、何か狙いがはっきりしないというか、インパクトがというような意見もあるわけですが、ここに決められた議論の経緯はどのようだったのか、お聞きをしたいと思います。 52 ◯議長稲垣一夫) 上下水道部長。 53 ◯上下水道部長(榊原伸尚) 水道の基本料金の検討の経緯といたしましては、コロナ対策で市民の経済的な負担を軽減するために料金の免除と事務的な面も考慮して検討してまいりまして、今回の緊急対策の1つとして、水道料金の基本料金を半年間無料にするということで検討してまいりました。それで、事務費的にも、あと時期的にもほぼ全市民に行き渡るということで、この施策を実施させていただくことになりました。 54 ◯議長稲垣一夫) 前田 修議員。 55 ◯13番(前田 修) 水道のことは、また牧野議員から質疑があると思いますが、要は各部、各課からいろいろな支援策がある中で、こういうふうに決めていきたいという関係する部長や課長らが議論の末、こういう支援策に決まっていったのかどうか、そういう議論が重ねられたのかどうか、その点だけお聞きをしたいと思います。 56 ◯議長稲垣一夫) 市長。
    57 ◯市長(中村 健) 各部、各課の方から、自分たちの業務として何ができるかというところのアイデアを募っている部分もありますけれども、そこだけでスピード感の面から十分でない面があれば、トップダウンも含めて全体的な対策を決めさせていただいたというところであります。 58 ◯議長稲垣一夫) 前田 修議員。 59 ◯13番(前田 修) 次にいきますけれども、9ページ、7款1項の商工費であります。県の休業要請に対する協力金ですけれども、県の協力要請に応じて協力した業者に対して交付するわけですが、休業要請に応える企業の見込みというか、協力金の見込みはどれほどでしょうか。 60 ◯議長稲垣一夫) 産業部参事。 61 ◯産業部参事(打田 淳) 休業要請の協力金についての見込みは、愛知県の休業協力要請の対象となる市内施設、約800施設を見込んで予算を計上しております。 62 ◯議長稲垣一夫) 前田 修議員。 63 ◯13番(前田 修) 今、約800ということでしたけれども、これは対象施設の100%という数字なのか、それとも要請に応えていただける業者数の割合を見込んだということなのかという点ですが、対象事業者数全体の何割をこの休業要請に応じると見込んでいるのか、お聞きをしたいと思います。 64 ◯議長稲垣一夫) 産業部参事。 65 ◯産業部参事(打田 淳) 休業要請の業種が、遊興施設等6種類、それから食事提供施設という形で示されておりますけれども、それに該当するところを100%見込んで計上しております。 66 ◯議長稲垣一夫) 前田 修議員。 67 ◯13番(前田 修) 予算上、見込んでいただいたということですが、今、話題になっているところのパチンコ店などが休業要請に応じてもらえないといっておりますけれども、休業要請に応じていただけないような業種に対する働きかけなどについては、何か考えがあるんでしょうか。 68 ◯議長稲垣一夫) 産業部参事。 69 ◯産業部参事(打田 淳) 今回は県からの休業要請ということでありまして、行政の強制力はないということなので、あくまでも協力をしてほしいというお願いという位置づけであります。 70 ◯議長稲垣一夫) 前田 修議員。 71 ◯13番(前田 修) 同じくその点で、2点目にお聞きをしたいと思いますけれども、県の制度から外れた業者はどういった職種があるのでしょうか。 72 ◯議長稲垣一夫) 産業部参事。 73 ◯産業部参事(打田 淳) 県の制度から外れた業者の職種としましては、主に病院などの医療施設やスーパーマーケットなどの生活必要物資販売施設、それから電車などの交通機関等があります。 74 ◯議長稲垣一夫) 前田 修議員。 75 ◯13番(前田 修) もちろん、休業してもらっては困ってしまうようなところは対象施設から外されているのは当然ですけれども、この間、こういった提案があって、問い合わせも随分受けているのではないかと思うんですけれども、例えば休業したくても県の基準では休業できないとか、4月17日、18日では急で対応できないとか、このような声もあったのではないかと思いますが、どのような問い合わせの状況だったかお聞きしたいと思います。 76 ◯議長稲垣一夫) 産業部参事。 77 ◯産業部参事(打田 淳) 本市では、4月23日からコールセンターを立ち上げて、そのコールセンターと商工振興課を合わせまして、大体今、1日で多いときは50件前後の問い合わせがございます。問い合わせの内容としましては、自分の業種が対象となるかとか、申請書類にどのようなものをつけるかとか、いつごろから出せるのかといった問い合わせがあります。  以上です。 78 ◯議長稲垣一夫) 前田 修議員。 79 ◯13番(前田 修) 理容店、美容院などが組合か非組合かで県下でも随分大きな世論になって、制度も改善をされておりますし、面積基準も、その日に決まっていたことが夜には変わるというような、県の職員も仕事が大変だなということなんですけれども、対象から除外をされるというのは、業種もさることながら面積だったり、休業を始める日も急には対応できなかったりする場合もあると思うんですけれども、そういう基準から外れて休むに休めないといった業者もあるわけであります。  そこで、例えばこの連休中にも休業してもらえるなら、自治体独自に20万円の協力金を出しますよというような、市独自の休業対象を広げて協力金を支給するという自治体もあるわけです。ご承知のとおりと思いますけれども、市長も記者会見で、今後も随時拡充していくとおっしゃられておりましたけれども、こういったことも含めて自治体独自の拡充策もスピード感を持って検討されるということでよかったかどうか、お聞きしたいと思います。 80 ◯議長稲垣一夫) 産業部参事。 81 ◯産業部参事(打田 淳) 市としましても、国、県や他市の情報収集をしながら対応を検討してまいりたいと思っております。 82 ◯議長稲垣一夫) 前田 修議員。 83 ◯13番(前田 修) 10ページ・11ページ、上段の2目観光費の宿泊施設維持補助金で伺いたいと思います。  宿泊施設で、県の休業要請を受けられない施設ということで予算計上されておりますけれども、これはどういった施設でしょうか。 84 ◯議長稲垣一夫) 交流共創部長。 85 ◯交流共創部長(内藤貴久) 今回の宿泊施設維持補助金につきましては、愛知県市町村新型コロナウイルス感染症協力制度の公表以前から検討、準備してきたものであります。その後、先ほど前田議員がおっしゃったように県の制度が日々変わってきておりまして、県からはホテルまたは旅館に対する協力金制度が公表され、宴会場のような集会の用に供する部分の休業が対象となっておりましたが、先週24日には、宴会場などの集会の用に供する部分がない宿泊施設においても、26日から5月6日まで休業した場合、県の協力金の対象に加えられるということになりました。  これらのことから、議員ご質疑のありました県の休業協力金を受けることができない施設といたしましては、現在では、26日から休業できなかった施設のみとなりますので、申請件数につきましては制度の変更に伴い減少するものと考えております。 86 ◯議長稲垣一夫) 前田 修議員。 87 ◯13番(前田 修) 県の休業要請から外れてしまった旅館業者などにも、西尾市は独自に支援しようとして今回のような予算措置をされたけれども、県の方が緩和してくれたので結構利用せずに済むのかなということですけれども、このように県の基準から外れてしまっている業者というのは、旅館、民宿だけではないだろうというふうに思います。まだ、ほかにもさまざまな施設があると思うんですけれども、まだほかにも基準から外れてしまっている施設があると、これからも考えたいと思っているのかどうか、その点をお聞きしたいと思います。 88 ◯議長稲垣一夫) 総務部長。 89 ◯総務部長(齋藤利彰) 先ほど前田議員も申されたように、国、県の支援につきましても日々刻々と変化している状況でございますので、さまざまな状況をよく注視をさせていただきながら、必要な支援につきましては柔軟かつ迅速に対応をしてまいりたいと考えております。 90 ◯議長稲垣一夫) 前田 修議員。 91 ◯13番(前田 修) 10ページ・11ページ、10款教育費の食材費の補償金の関係ですけれども、この補償金制度の詳細はどのようでしょうか。 92 ◯議長稲垣一夫) 教育部長。 93 ◯教育部長(永谷和夫) 新型コロナウイルス感染症対策による学校の臨時休業に伴い、学校給食も休止することになり、食材の納入業者にも大きな影響が生じております。これに伴い、発注後にキャンセルすることになった食材費を補償するものでございます。この補償金は、国が4分の3、市が4分の1を負担します。  なお、今回の計上分は3月分の食材費に対するものでございます。 94 ◯議長稲垣一夫) 前田 修議員。 95 ◯13番(前田 修) 国が4分の3出していただけるので、この制度そのものは、ぜひ実施していただきたいというふうに思うんですけれども、あわせて休校との方針で給食の食材が廃棄されて、それを補償するというようなことにもなるのかと思うんですが、むしろ買い取って自主登校の子どもや児童クラブの子どもや、そういったところに牛乳を配布しているというような自治体がテレビで紹介されていた記憶があるんですが、そういったことは考えられないのかどうか、お聞きしたいと思います。 96 ◯議長稲垣一夫) 教育部長。 97 ◯教育部長(永谷和夫) 栄養バランスのとれた豊かな学校給食は、望ましい食習慣を形成したり、健康な生活を送る上でもとても大切な役割を担っておりまして、現在の児童・生徒の食生活については、教育委員会としてもとても心配をしているところでございます。その中で、親の就労などにより児童の居場所確保を目的とした自主登校教室、それ以外にも児童クラブなどに通う児童にだけ給食などを提供することにつきましては、自宅で過ごしている多くの子どもたちとの兼ね合いもありますので、全ての子どもたちに平等に支援するものではないため、教育委員会として提供するということは残念ながらできません。 98 ◯議長稲垣一夫) 前田 修議員。 99 ◯13番(前田 修) そういった食材や牛乳を業者に補償して、それが廃棄されるということも中にはあり得るわけですね。それに対して、そんなことなら買い取って必要なところにあげればいいのではないかと思うんですが、私が言った自主登校や児童クラブなどというのは1つの例であって、部長おっしゃられるように、それは不公平感が生じてしまうということもあり得るかもしれませんので、それはよく考えれば、ここにはあげても全然不公平感ないようなところもあるのではないかと思います。障害児施設もあるでしょうし、介護施設もあるでしょうし、そういう答弁でなくて何か考えられませんか。廃棄されてしまうような食材、野菜なのか牛乳など何か使えるものがあるのか、私もその辺、細かいところまではわかりませんが、それは別に教育部局でなくてもどこの担当の方でも構いませんが、せっかくなら食材を使わせてもらいたいと思うようなところがあるかと思うんですけれども、広い話ですとどなたに聞いていいのか、副市長がいいのかわかりませんが、もったいない話ですよね。何か使えるところはないですか、お考えいただきたいと思います。 100 ◯議長稲垣一夫) 産業部長。 101 ◯産業部長(加藤英之) まず学校給食は、学校が休校になりまして牛乳が売れなくなったということで、酪農家から何とか支援がないかというお話がありました。農林水産課の方で、使われなくなったというと語弊がありますが、提供できなくなった牛乳を市が、市役所職員とJA西三河職員、西尾信用金庫の職員が買い取りました。それは、3月25日と4月1日の2回ございまして、第1回目は2,637パック、第2回目が758パックを購入して支援をしてまいりました。  以上でございます。 102 ◯議長稲垣一夫) 前田 修議員。 103 ◯13番(前田 修) それは牛乳のことですから、まだほかにもあるのではないかと思うんですが、次の質疑にいきます。最後ですが、今回、補正予算として計上しないまでも、国の方針に沿ってさまざまな支援策がほかにもあると思います。例えば、税の減免や税の猶予などもあると思うんですけれども、それらはどのようにお考えでしょうか、お聞きしたいと思います。 104 ◯議長稲垣一夫) 総務部長。 105 ◯総務部長(齋藤利彰) 国の方針による税関係の施策といたしまして、まず税の減免につきましては、感染症対策における税制上の措置といたしまして、地方税法の改正が今後予定をされております。その中で、固定資産税について、中小事業者等が所有する償却資産及び事業用家屋に係る固定資産税の軽減措置等が、令和3年度から適用されまして、減収額については全額国費で補填されるとお聞きをしているところでございます。また、税の徴収の猶予につきましては、現状においても感染症の発生に伴い納税が困難な方への対応措置といたしまして、市ホームページへの掲載や収納課窓口にチラシを置くなどして個々の事情をお聞きしつつ、地方税法に基づく徴収猶予制度の周知を図っているところでございます。  なお、今後、予定されております地方税法の改正によりまして、収入が大幅に減少した場合において、無担保かつ延滞金なしで1年間徴収猶予できる特例が設けられる予定でございます。  今後、必要に応じて市税条例の改正を行ってまいりますが、制度については市ホームページや市の広報を初め、収納課における納税相談の窓口などで周知を図ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 106 ◯議長稲垣一夫) 鈴木規子議員。 107 ◯27番(鈴木規子) 水道と感染症対策協力金、それから給食センターと、それぞれ1点ないし3点ずつありますが、どのように進めましょうか。 108 ◯議長稲垣一夫) 1点ずつ、順番にお願いいたします。 109 ◯27番(鈴木規子) それでは水道事業について、2目特別会計支出金の補助金、繰出事業についてでありますが、どのように事業を進めるのかについて、周知も含めて具体的に伺いたいと思いますが、これは水道事業の方で伺った方がいいですか。 110 ◯議長稲垣一夫) それでは、水道事業の方でお願いします。 111 ◯27番(鈴木規子) わかりました。それでは、同じく9ページの新型コロナウイルス感染症対策協力金支給事業についてです。前田議員がお聞きになったわけですが、県におくれて休業する事業所に対してはどうするのかということ、余り明確ではなかったので再度お聞きをします。  それと、どのような動きを、知事は、県が50万円出すと大見えを切っているわけですが、実は市町村が25万円を補填するという形で、何と情けない状況だろうと思いながら、この補正予算に向かい合っているわけですが、県におくれて計上する事業所に対してはどうするのか。 112 ◯議長稲垣一夫) 産業部参事。 113 ◯産業部参事(打田 淳) 今回、この協力金に外れてしまった業種等についてどうするのかと、どんな支援かというご質疑だと思いますが、先ほど前田議員にも説明したとおり、国や県の情報収集、他市の状況等を調査してから対応してまいりたいと思っておりますが、それ以外に今、業種として飲食業が大変困窮しているという状況から、今回、挙げましたPayPayのポイント還元という支援を行いたいというふうに思っております。 114 ◯議長稲垣一夫) 鈴木規子議員。 115 ◯27番(鈴木規子) 県の要請におくれたものについては、順次対応するというふうに理解をいたします。ちょっと混同されている嫌いがありますけれども、次の点を伺います。  対象とならない事業所や個人事業主に対して、市はどのように判断をしたのか、検討はされたのかどうか。犬山市では、対象とならない事業所や個人事業主について15万円でしたか、交付するというふうに言っていたりするわけですが、いかがでしょうか。 116 ◯議長稲垣一夫) 産業部長。 117 ◯産業部長(加藤英之) ただいまのご質疑でございますが、対象にならない業種に関しまして、西尾市では現在、検討はしておりません。この要綱どおりの対象になった業種のみ支払うという形で進んでおりますので、よろしくお願いします。 118 ◯議長稲垣一夫) 鈴木規子議員。 119 ◯27番(鈴木規子) 市長に伺います。今後、検討する考えはあるかどうか。 120 ◯議長稲垣一夫) 市長。 121 ◯市長(中村 健) その休業協力金が、この1回だけになるかどうかということもありますので、そういった状況も踏まえて考えていきたいと思います。 122 ◯議長稲垣一夫) 鈴木規子議員。 123 ◯27番(鈴木規子) 1問目について答弁漏れです。どのような進め方になるのか、私は県の方が先なのかと思っていたんですが、どうも市の方でやってから、県が後で対応するというようなことを聞きましたので、その進め方についてご説明ください。 124 ◯議長稲垣一夫) 産業部参事。 125 ◯産業部参事(打田 淳) 愛知県の要請を受けて休業した地元企業者が、まず市の方へ申請の手続をしていただきまして、市から一旦、地元の事業者の方へ50万円を給付します。その後、愛知県から、その実績でもって協力金総額の2分の1を補助金としていただくというスキームになっております。 126 ◯議長稲垣一夫) 鈴木規子議員。 127 ◯27番(鈴木規子) では、10ページにまいります。商工費の1項商工費、1目の区分12の消費拡大対策ポータルサイト作成業務委託料600万円、補正予算の概要で言いますと消費拡大対策事業でありますが、これはPayPayなるものというお話が出ていました。飲食業についてはPayPayで支援をするということでありますが、これはいつからいつまで行われるものなのか。それと、PayPayとは連携協定を結んでいるということでありますが、この具体的な内容について伺いたいと思います。 128 ◯議長稲垣一夫) 産業部参事。 129 ◯産業部参事(打田 淳) 期間は6月中のスタートを見据えて二、三カ月間行うことを考えておりますが、新型コロナウイルス感染症の状況を見きわめながら実施してまいりたいと思います。この内容でございますが、利用者の方が飲食店でPayPayで精算すると、PayPayの方から10%のポイント還元があるというもので、その10%ポイント還元の原資は市が提供するといったものになります。 130 ◯議長稲垣一夫) 鈴木規子議員。 131 ◯27番(鈴木規子) 6月のスタートで二、三カ月、その分の予算計上がこれだけということだと思うわけですが、コロナ感を見きわめながら行いたいということになりますと、これは延長する可能性もあるというふうに受け取れます。そうした場合、このPayPayだけ、一事業者にだけ偏るという危険性といいましょうか、危惧といいましょうか、それが生じると思いますが、そうしたことについてはどのようにお考えでしょうか。市長、伺えますか。 132 ◯議長稲垣一夫) 産業部長。 133 ◯産業部長(加藤英之) 6月から開始という答弁をさせていただきました。今現在、4月でございまして、議会で承認をいただきまして予算が確立してから、PayPay側と業務協定を結んで進めていくわけでございますが、期間がございます。その期間中、当然、PayPay等の連携も進めていくわけでございますが、それ以外のキャッシュレスの事業者からもお話がございましたら、同時に進めていく考えでおりますが、今のところPayPayと連携協定を結んでおります。その内容の中には、西尾市内のキャッシュレス決済導入の勧説という内容が盛り込まれておりまして、西尾市としては、それを進めていかなければならない状況でございますので、PayPayでまずは主に進めていきまして、その後、他の事業者とも連携していくことは可能であると考えておりますので、よろしくお願いします。 134 ◯議長稲垣一夫) 鈴木規子議員。 135 ◯27番(鈴木規子) では、11ページであります。10款教育費の給食センター費、学校給食の食材について、発注後にキャンセルした場合の食材、3月分についての予算計上であると伺いました。これは、今回の特例ということなのかどうなのか、どのようなルールによるものかということを伺いたいと思います。それから、対象事業者の状況について、どのように把握をしておられるのか。漏れなくであるということは当然だと思いますが、お尋ねします。 136 ◯議長稲垣一夫) 教育部長。 137 ◯教育部長(永谷和夫) まず、今回3月分というのは、国の補助金の制度が3月分であったということで、3月分の計上をしております。その後につきましては、当然、今こういう状況でございますので、引き続き新たな制度が講じられるというようなことをお聞きしておりますので、また必要に応じて予算措置をしてまいりたいというふうに考えております。  あと、基本的に上限云々ということでございますが、今のところは全て関係する分については補償してまいるということでございます。 138 ◯議長稲垣一夫) 鈴木規子議員。 139 ◯27番(鈴木規子) 対象事業者の状況についてお答えがありませんが、お願いします。 140 ◯議長稲垣一夫) 教育部長。 141 ◯教育部長(永谷和夫) 対象事業者の状況ということでございますが、今のところ具体的には22ほどの業者が該当しております。 142 ◯議長稲垣一夫) 鈴木規子議員。 143 ◯27番(鈴木規子) 発注した食材ということですが、具体的にどのような業者が、どのようなものを納入しているか、そのあたりについてはお聞かせいただけますでしょうか。この給食が中止になった時点から、市内のいろいろな小売の方たちから、この先どうなるんだろうという質問を多くの議員が受けております。それで、国がこのように判断したことについては歓迎をしているわけですが、どのように漏れなく対応がなされているかどうかということを確認したいという意味でお尋ねをしておりますので、よろしくお願いします。 144 ◯議長稲垣一夫) 教育部長。
    145 ◯教育部長(永谷和夫) 今回の措置につきましては、西尾市について、実際に購入した後というものはほとんどございませんで、あと業者についても発注をしておりましたが、実施的にはキャンセルすることができたというものがほとんどでございます。とはいうものの、業者の方がその分を負ってしまうというような状況もあることから、国の制度もございましたので、こちらの方から積極的に確認をしまして納入業者の方と、先ほどの22業者ほどですがやりとりをしております。これにつきましては、給食でございますので各種生鮮品であるとか、野菜であるとか、お肉であるとか、魚であるとか、いろいろなものがございますので、全ての業種にわたってでございます。 146 ◯議長稲垣一夫) 牧野次郎議員。 147 ◯26番(牧野次郎) それでは、1点ずつ質疑をさせていただきます。  まず、歳出の4款衛生費の下水道事業会計繰出事業の水道事業会計補助金について、お尋ねをします。これは上下水道部長も、一般会計の補正の方で聞いてくれということでしたので、こちらでお尋ねをさせていただきますが、まず今回、水道基本料金の無料化は、基本料金を6カ月間無料ということでありますが、口径ごとの6カ月の軽減額が13ミリメートルで3,630円、それから150ミリメートル口径では41万4,150円と、これは率にすると150倍程度の大きな格差があります。口径ごとの給水栓数と口径ごとの影響額、これはどのように見られているかお尋ねをします。 148 ◯議長稲垣一夫) 上下水道部長。 149 ◯上下水道部長(榊原伸尚) 口径、給水栓数、影響額の順に申し上げますと、口径13ミリメートルは2万5,989件で約9,430万円、口径20ミリメートルは3万8,612件で約2億3,400万円、口径25ミリメートルは1,131件で約1,930万円、口径40ミリメートルは333件で約1,700万円、口径50ミリメートルは143件で約1,110万円、口径75ミリメートルは53件で約950万円、口径100ミリメートルは2件で約58万円、口径150ミリメートルは2件で約83万円を見込んでおります。 150 ◯議長稲垣一夫) 牧野次郎議員。 151 ◯26番(牧野次郎) 今のご説明でもわかるように、13ミリメートルと150ミリメートルでは軽減額で115倍ほどの格差があるということと、それから25ミリメートル以上、これは一般家庭以外の事業所等がほとんどですが、そうしたところの栓数が、数で言うと2.5%のところに軽減額で計算しますと15%の軽減が及ぶということになります。これは一般家庭と企業とで大変な不公平感を感じることになるわけでありますが、このことについてはどのように考えますでしょうか。 152 ◯議長稲垣一夫) 上下水道部長。 153 ◯上下水道部長(榊原伸尚) 今回の基本料金の軽減額につきましては、西尾市水道事業給水条例第24条に基づきまして口径別に基本料金を定め、2カ月に一度請求しておりますので、家庭だとか企業だとか会社など、用途別で分けたものではございませんので、ご承知おきをお願いいたします。 154 ◯議長稲垣一夫) 牧野次郎議員。 155 ◯26番(牧野次郎) 当然、事業者、企業には新型コロナウイルスの感染による影響は及んでいるわけでありますが、それはまちまちであって、先ほどの協力金の話でもそうですけれども、製造業から販売、サービス業さまざまなところでの影響がまちまちであります。また、莫大な内部留保を持っているような大企業も、大変な体力のある企業も一律支援という内容であります。事業所などには影響や事業継続性を考慮した、実情に応じた別の支援策を講じた方が、よりベターではないかなというふうに思われるわけですが、いかがでしょうか。 156 ◯議長稲垣一夫) 上下水道部長。 157 ◯上下水道部長(榊原伸尚) 今回は、ほぼ全ての市民に対しスピーディーにかかる経費も少なく、先ほど市長が申し上げましたプレミアム商品券や食事券などの効果と同様の効果が見込めますので、先ほど申しました13ミリメートル、20ミリメートルで約97%の方が対象ですけれども、それらをスピーディーに支援できるということで、今回、実施をさせていただきました。 158 ◯議長稲垣一夫) 牧野次郎議員。 159 ◯26番(牧野次郎) それでは2点目でありますが、今回、水道料金を無料化にするための条例改正は必要になるのか、それとも給水条例の34条の、市長が特別の理由があると認めた場合の料金等の減免・免除規定を活用することになるのか、その点についてお尋ねをします。 160 ◯議長稲垣一夫) 上下水道部長。 161 ◯上下水道部長(榊原伸尚) 今、議員がおっしゃいました西尾市水道事業給水条例第34条を適用しております。 162 ◯議長稲垣一夫) 牧野次郎議員。 163 ◯26番(牧野次郎) これは市長の判断ということでありますが、先ほど来、答弁のあったような内容であります。この財源ですが、これは水道事業の黒字を充ててもいいのではないかなというふうにも思うわけでありますが、財政調整基金を取り崩した一般会計の中で、そこから補助金という形で繰り入れをする、この理由についてはどのようにお考えか。 164 ◯議長稲垣一夫) 上下水道部長。 165 ◯上下水道部長(榊原伸尚) 現在、水道事業につきましては、議員おっしゃるとおり黒字経営で行っておりますが、主たる収入である給水収益は減少傾向にありまして、また管路の老朽化、地震対策、施設の更新など多額な費用が今後まだかかってきますので、健全経営を維持するためにも今回の基本料金無料化については財政当局とも相談して、一般財源で補助金として補填していただくということで今回は実施をしております。 166 ◯議長稲垣一夫) 総務部長。 167 ◯総務部長(齋藤利彰) 先ほど、上下水道部長がご答弁申し上げましたことに加えまして、今回の無料化につきましては水道事業会計の経営上の施策とは異なりまして、新型コロナウイルス感染症による社会的な影響などを考慮して、本市独自の支援策を講じるものでございまして、市全体で取り組む一環として、できるだけ手間をかけずに、できるだけ即効性のある効果を、ほぼ全ての市民に向けて発揮できる策として選び取った手法でございまして、このため同会計の経営状況いかんにかかわらず本支援策の施行により、その経営に何かしらの影響を生じさせるべきではないという考え方から、今回の影響額については一般会計からの繰り出しにより負担することといたしました。 168 ◯議長稲垣一夫) 牧野次郎議員。 169 ◯26番(牧野次郎) どこからお金を出すにしても、最終的には企業会計なのか、それとも市が持ち出すのか、今回の考え方では市の財政調整基金を取り崩してということですから、これは同じように市全体の財政に大きな影響がかかるということです。黒字の水道事業そのものから市民の負担の軽減をということは、またさらに進めていただけることかなというふうに期待をしておきます。  3点目として、現在の水道料金の請求と領収書の様式ですが、この様式については一体どれほどの基本料がかかっているのか。また、どれだけ今回無料化で軽減されるか、これがわかるような様式になっておりません。市民に市の姿勢を理解していただくためには、軽減額がどれだけ及んでいるかということがわかるようにされる考えはないか、お聞きをします。 170 ◯議長稲垣一夫) 上下水道部長。 171 ◯上下水道部長(榊原伸尚) 水道メーターの検針時におきまして、使用水量のお知らせのロール紙をポストへ投函しております。スペースの問題もありまして、軽減額の記載は難しいものと考えております。軽減額等の周知につきましては、現在、市ホームページにて口径別6カ月分の軽減額を掲載しております。  また、軽減額は記載できませんが、ロール紙のお知らせ欄に「生活支援策として水道基本料金を免除」と記載する予定にしております。 172 ◯議長稲垣一夫) 牧野次郎議員。 173 ◯26番(牧野次郎) 続いて、5款の労働費の雇用調整助成金の上乗せ補助についてお尋ねをします。  まず、制度の詳細、それから必要経費の積算についてはどのようか、お尋ねをします。 174 ◯議長稲垣一夫) 産業部参事。 175 ◯産業部参事(打田 淳) 国は、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた雇用調整助成金の特例として、助成率の引き上げや支給限度日数の別枠、雇用保険に加入していないパート等も助成金の対象となりました。これを踏まえまして本市は、国の特例措置にあわせ助成率引き上げ後の事業主負担分を市が補助することで、事業主の負担を軽減し、雇用をつなぎとめてまいります。必要経費の積算につきましては、中小企業は約200件を見込み、1件当たり28万円として5,600万円、大企業は10件を見込み、1件100万円として1,000万円、支給事務の人件費として124万円、合計で6,724万円となります。 176 ◯議長稲垣一夫) 牧野次郎議員。 177 ◯26番(牧野次郎) これは、休業手当の事業主負担をなくしていくということでありますが、一般に休業手当は6割以上というふうになっております。その休業手当について、今回は、また限度額を8,330円というふうになっているわけですが、これは市が上乗せをすることによって事業主の負担を軽減するだけでなくて、それが結局、かえって雇用者の手当を増額することにつなげてもいいものかどうか、お尋ねをします。 178 ◯議長稲垣一夫) 産業部参事。 179 ◯産業部参事(打田 淳) 今、国は1日当たりの上限を8,330円と定めておりまして、そこについての市の上乗せというものは考えておりません。 180 ◯議長稲垣一夫) 牧野次郎議員。 181 ◯26番(牧野次郎) ぜひ、国も雇用調整助成金について、これは休業手当の範囲内でしか今回は出していないわけです。国会の中でも、この雇用調整助成金が給料の8割を補償せよというところまでの論議が、今、盛んに進んでいるわけでありまして、ぜひとも西尾市でも上乗せするなら、働いている人たちの休業手当がふえるようにということも、ぜひ検討していただきたいというふうに思います。ニュースなどでは、雇用調整助成金の申請について、相談は十何万件もあるけれども利用がまだほとんどないという実態が伝えられております。迅速な対応と同時に十分な制度の周知、それから手続の簡素化が求められていると思いますが、どのようでしょうか。 182 ◯議長稲垣一夫) 産業部参事。 183 ◯産業部参事(打田 淳) 国の方でも議員おっしゃるとおり、書類の簡素化とか、人を投入してスピードアップに努めております。今回の市の補助につきましては、国の支給決定がされた後に市に申請に来られるというふうに想定しておりますので、そちらも迅速な処理をやってまいりたいと思います。 184 ◯議長稲垣一夫) 牧野次郎議員。 185 ◯26番(牧野次郎) 続いて、PayPayによるキャッシュレス決済についてお尋ねをさせていただきますが、この事業について、まず利用金額の上限だとか、また市内の飲食店でのPayPayの加入状況、あるいは市民のPayPayのユーザー登録状況など事業の詳細について、先ほどご説明があった以外の内容についてお知らせをいただきたいと思います。 186 ◯議長稲垣一夫) 産業部参事。 187 ◯産業部参事(打田 淳) まず、利用金額の上限でありますが、これについては今後、検討して設定してまいります。市内飲食店の加入状況でございますが、約4割がPayPayに加入していると伺っております。また、市民のユーザー登録の状況ですが、これはPayPay株式会社に確認したところ、把握はできておりませんということでありました。 188 ◯議長稲垣一夫) 牧野次郎議員。 189 ◯26番(牧野次郎) PayPayの登録者も限定され、その上で飲食に限ってテイクアウトだけの還元ということで、新型コロナウイルスの打撃を受けた業種というのは飲食店以外にも多数あります。もちろん、先ほどありましたように観光業界のこともあるんですが、それ以外でも多くの方が業種で打撃を受けているわけであります。こうしたところへ、今回の飲食店だけに限定するのではなく、さらにほかの業種にも、これを広げていくというような考えもありますでしょうか。 190 ◯議長稲垣一夫) 産業部参事。 191 ◯産業部参事(打田 淳) なぜ飲食店だけ支援を打つのかということでございますけれども、飲食業界は今回の自粛期間のほか、場合によっては県の休業協力金を受けられないというところもありまして、大変困窮しているところであります。全ての業界に支援するということは予算的には難しいということで、また何も政策を打たないよりは、多少なりとも支援するということが必要と考えております。 192 ◯議長稲垣一夫) 牧野次郎議員。 193 ◯26番(牧野次郎) あと1点ですが、歳入の方でお尋ねをさせていただきたいわけでありますが、今回、この歳入では新型コロナウイルス感染症対応の地方創生臨時交付金が、まだ国の方が補正で確定していないのか、その関係で出てきていないわけですが、その内容というのは1兆円というふうに言われております。これは活用する事業だとか、そういうものはどのように決まっているのか、そのことについてお尋ねをさせていただきたいと思います。 194 ◯議長稲垣一夫) 総務部長。 195 ◯総務部長(齋藤利彰) 新型コロナウイルスの感染拡大を受けた緊急経済対策の一環として、国の本年度の補正予算案に議員の言われました1兆円が計上されました地方創生臨時交付金でございますが、現状におきましては交付額の見込みも含め、その詳細については判明しておりませんが、活用できる事業といたしまして、国からは、各団体の交付上限額の範囲内で、感染症対策に自由に活用できるものとされておりまして、また4月1日以降であれば交付決定前に始めた事業でも交付対象になる予定であるということでございます。さらに、休業や営業時間短縮の要請に応じた施設などに支払う協力金などにも充当ができるようになったとお伺いをしております。 196 ◯議長稲垣一夫) 牧野次郎議員。 197 ◯26番(牧野次郎) 簡単に言えば、1兆円では足りないわけです。1兆円ですと、県も市町村もそれぞれ分配をした中で、以前の経過から考えると、およそ6億円に達するかどうかというような話もされております。今回の補正だけでも基金を8億円崩して、そうした中で行っているわけですが、これは市長にお尋ねしたいんですが、引き続き国に対して交付金の充実と、また臨時財政として必要な手だてを国にきちんと求めていかなければならないかなというふうに思いますが、市長はどのようにお考えですか。 198 ◯議長稲垣一夫) 市長。 199 ◯市長(中村 健) おっしゃるとおりだと思っています。現状でも全国知事会ですとか、全国市長会からの緊急要望ということで、1兆円のみでなくて予備費を使っての1兆5,000億円の増額を求めておりますし、我々が財政調整基金ですとか、既存の事業の見直しだけでどれだけ財源が確保できるかというと、正直限りがあります。我々の方の地方自治体では通貨発行権があるわけではないので、そこは国の方で責任を持って財源を確保していただかないと、この状況が長引けば長引くだけ市民生活はもちろんですが、行政の運営の方にも大きな支障が生じてまいりますので、そこは引き続きしっかりと要望していきたいというふうに考えております。 200 ◯議長稲垣一夫) 牧野次郎議員。 201 ◯26番(牧野次郎) ぜひ、国の方にも強く財政措置を求めると同時に、また中小企業向けの融資制度、これは既に借りているマル信、マル西の利子補給制度、あるいは事業者の固定費の支援、税や料金、負担金の軽減、それから中止になったイベントによる補償だとか子ども家庭への支援、休業要請協力金の上乗せ、横出しなど先ほども話にありました。それから、低所得者世帯や多子世帯への特別な給付金などなど、今後、新型コロナウイルス感染症拡大が長引けば長引くほど、対策はさらに必要になってまいると思います。ぜひとも国に強く働きかけると同時に、また市長、今後の新型コロナウイルス感染症の拡大の対策事業をどのように考えてみえるのか、最後にお尋ねをしたいと思います。 202 ◯議長稲垣一夫) 市長。 203 ◯市長(中村 健) 今回の緊急対策は、第一弾として取りまとめさせていただきましたが、当然、これで全て完了だというわけではありませんし、今後の感染拡大の状況にもよりますけれども、そこは柔軟かつスピーディーに市としても責任持って、市民生活を守るというメッセージを発しながら対策を講じていきたいと考えております。 204 ◯議長稲垣一夫) ほかに質疑もないようでありますから、これにて質疑を終わります。  お諮りします。ただいま議題となっております議案第46号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) 205 ◯議長稲垣一夫) ご異議なしと認めます。よって本案は、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。       (「なし」と呼ぶ者あり) 206 ◯議長稲垣一夫) 本案に対する反対討論はなしと認めます。次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。       (「なし」と呼ぶ者あり) 207 ◯議長稲垣一夫) 本案に対する賛成討論はなしと認めます。これにて討論を終わります。  これより議案第46号を採決します。本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 208 ◯議長稲垣一夫) ご着席ください。起立多数であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。            ──────────○────────── 日程第5 209 ◯議長稲垣一夫) 日程第5 議案第47号 令和2年度西尾市水道事業会計補正予算(第1号)を議題とします。提案理由の説明を求めます。上下水道部長。       〔上下水道部長 榊原伸尚 登壇〕 210 ◯上下水道部長(榊原伸尚) ただいま議題となりました議案第47号 令和2年度西尾市水道事業会計補正予算(第1号)について、提案理由のご説明を申し上げます。  今回の補正は、新型コロナウイルス感染症に係る緊急対策として、水道基本料金の無料化による収入の補正をお願いするものでございます。  それでは、議案書1ページをごらんください。  第1条は総則でございます。  第2条は、当初予算で定めた収益的収入の補正予定額で、収入の第1款水道事業収益、第1項の営業収益の額を3億5,037万9,000円減額し、29億87万1,000円に改め、第2項の営業外収益の額を3億5,037万9,000円増額し、6億6,167万円に改めたいとするものでございます。  第3条は、当初予算で定めた他会計からの補助金の額60万4,000円を3億5,098万3,000円に改めたいとするものでございます。  2ページから7ページまでの補正予算実施計画等につきましては、地方公営企業法の規定に基づき参考資料として添付したものでございます。  8ページ、補正予算説明書をごらんください。  収益的収入及び支出のうち、収入の1款1項1目の給水収益3億5,037万9,000円の減額は、水道基本料金6カ月分の無料化による給水収益の減額でございます。  2項3目の他会計補助金3億5,037万9,000円の増額は、一般会計からの補助金による増額でございます。  以上、令和2年度西尾市水道事業会計補正予算(第1号)についての説明を終わります。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔上下水道部長 榊原伸尚 降壇〕 211 ◯議長稲垣一夫) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。鈴木規子議員。 212 ◯27番(鈴木規子) 2点、お尋ねをします。  まず、どのように事業を進めるかをお尋ねしようと思ったわけですが、周知の部分で、検針のときに検針した用紙の備考欄に、「軽減措置」と記載するというようなご説明がありましたけれども、それだけでは極めて不十分ではないかと思うわけです。この半年間の軽減について、市民は知らないうちに安くなって、また知らないうちに戻っているというようなことも大いに想定されます。ですから、周知方法については、もう少し十分にやっていく必要があるのではないかと、そうでなければ3億5,000万円もの税金を投入して、効果がどうなんだろうかという懸念があります。これについてどのようか、お考えを伺いたいと思います。 213 ◯議長稲垣一夫) 上下水道部長。 214 ◯上下水道部長(榊原伸尚) 周知につきましては、先ほど牧野議員にご答弁したとおり、それに加えて市の広報に、まず6月号には一文でしか載らないんですけれども、7月号にも掲載を予定しておりまして、そのあたりで周知を図ってまいりたいと考えております。 215 ◯議長稲垣一夫) 鈴木規子議員。 216 ◯27番(鈴木規子) 今回、特例措置として軽減するというようなことをプリントすると、備考欄に入れるというふうにおっしゃっていたわけですが、それには期間は入るのかどうか。これは期間を入れないと効果が上がらないと思うわけですが、確認をします。 217 ◯議長稲垣一夫) 上下水道部長。 218 ◯上下水道部長(榊原伸尚) 使用水量のお知らせには適用欄を、文字数が限られておりまして、入れる文言は先ほど申し上げたとおり「生活支援策として水道基本料金を免除」というものを、これは2カ月に1回の検針ごとにポストに投函させていただくものですけれども、期間は入れなくて、3期分のお知らせに記載をしていくということになります。
    219 ◯議長稲垣一夫) 鈴木規子議員。 220 ◯27番(鈴木規子) 文字数が限られているのはわかりましたけれども、もう少し検討を加えていただきたいと要望しておきます。  もう1点です。今回、こうした水道料金軽減措置を行う市町が刈谷を初めとして、岡崎、その他これからも出てくるものと思われますが、愛知県の県水については価格を下げるというような動きはあるのでしょうか、どうでしょうか。 221 ◯議長稲垣一夫) 上下水道部長。 222 ◯上下水道部長(榊原伸尚) 愛知県の県水につきましては、今のところないということで確認をしております。 223 ◯議長稲垣一夫) 鈴木規子議員。 224 ◯27番(鈴木規子) これは、先ほどの協力金についても、県知事は結構な大見えを切っているわけです。それからすると市長いかがでしょうか、県に働きかけをするということを考えても私は罰は当たらないと思うわけですが、いかがでしょうか。 225 ◯議長稲垣一夫) 市長。 226 ◯市長(中村 健) 愛知県市長会という組織がありまして、随時、市長会の幹部と県の幹部が懇談をしているようでありますので、そういったところで市としての意見は、県にもしっかり協力してほしいというところは伝えていきたいと思っていますので、その中で、県水を下げるのが現実的にどうかちょっとわかりませんけれども、ご意見も参考にしながら伝えていきたいというふうに思います。 227 ◯議長稲垣一夫) 前田 修議員。 228 ◯13番(前田 修) 1点だけ、岡崎市は8割軽減をされると伺っておりますが、何で西尾市のように無料にしないのかと言ったら、市の方は、無料にしてしまうとシステムエラーが起こる可能性があるというようなことをおっしゃったようですが、西尾市のシステムはそういった可能性はないのか、対策はとられているのかお聞きしたいと思います。 229 ◯議長稲垣一夫) 上下水道部長。 230 ◯上下水道部長(榊原伸尚) 当市は、システムを改修する業者とも打ち合わせをして今回行っておりますので、本来なら、市長からもスピーディーにということで、5月の請求分から始めたかったんですけれども、システム改修に伴うチェックに時間がかかるものですから、6月請求分からということで始めさせていただきます。 231 ◯議長稲垣一夫) 藤井基夫議員。 232 ◯3番(藤井基夫) 1点だけ確認をさせていただきます。この事業は、佐久島は対象になっているんでしょうか。 233 ◯議長稲垣一夫) 上下水道部長。 234 ◯上下水道部長(榊原伸尚) 今回は、西尾市水道事業の給水使用者が対象になっていますので、佐久島については御存じのとおり、南知多町からの給水になっておりますので対象外になっております。ただ、これも市長から、同じ西尾市民ですので、同等の支援ができるように検討しろということで指示を受けていますので、南知多町とも協議しながら検討してまいります。 235 ◯議長稲垣一夫) ほかに質疑もないようでありますから、これにて質疑を終わります。  お諮りします。ただいま議題となっております議案第47号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) 236 ◯議長稲垣一夫) ご異議なしと認めます。よって本案は、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。       (「なし」と呼ぶ者あり) 237 ◯議長稲垣一夫) 本案に対する反対討論はなしと認めます。次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。       (「なし」と呼ぶ者あり) 238 ◯議長稲垣一夫) 本案に対する賛成討論はなしと認めます。これにて討論を終わります。  これより議案第47号を採決します。本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 239 ◯議長稲垣一夫) ご着席ください。起立多数であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。            ───────────────────── 240 ◯議長稲垣一夫) 以上をもって、今期臨時会に付議されました案件の審議は全て終了しました。  理事者並びに議員各位におかれましては議事の進行にご協力いただき、厚く御礼申し上げます。  市長からあいさつがあります。       〔市長 中村 健 登壇〕 241 ◯市長(中村 健) 一言お礼のごあいさつを申し上げます。  今議会に提案いたしました議案につきまして、原案のとおり可決決定をいただきましたことは、議員各位の深いご理解のたまものでございまして、心から厚く御礼を申し上げる次第でございます。  ここ何日かの新型コロナウイルスの感染症の発生状況を見ておりますと、愛知県内もそうですし、全国的にも感染者数が減っておりますけれども、このゴールデンウィークを前に、この気持ちが緩んでしまうと、これまで自粛してきたことが台なしになってしまいかねないと思っていますので、議員各位の皆様方におかれましても、いま一度地元に帰って、地元の支援者の方々ですとか地域の方々に、もう少し我慢してほしいということで強く要望といいますか、お願いをしていただいて、ご協力を賜りたいというふうに思います。  今後とも、市政運営に鋭意努力をしてまいる所存でございますので、議員各位の格別なご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げまして、お礼のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。       〔市長 中村 健 降壇〕 242 ◯議長稲垣一夫) あいさつは終わりました。  これをもって令和2年西尾市議会4月臨時会を閉会します。                             午前11時28分 閉会  地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。                     西尾市議会議長 稲 垣 一 夫                     西尾市議会議員 犬 飼 勝 博                     西尾市議会議員 鈴 木 武 広 発言が指定されていません。 西尾市議会 ↑ ページの先頭へ...