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  1. 西尾市議会 2019-12-06
    2019-12-06 令和元年 文教委員会 本文


    取得元: 西尾市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-25
    西尾市議会 会議録の閲覧と検索 検索のやり直し 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2019-12-06: 令和元年 文教委員会 本文 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 別画面表示ツール ツール 印刷表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 行ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 130 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  ◯委員長神谷雅章選択 2 :  ◯委員長神谷雅章選択 3 :  ◯教育部長永谷和夫選択 4 :  ◯委員長神谷雅章選択 5 :  ◯委員松井晋一郎選択 6 :  ◯教育庶務課長特別支援学校設立準備室長原田高行選択 7 :  ◯委員松井晋一郎選択 8 :  ◯教育庶務課長特別支援学校設立準備室長原田高行選択 9 :  ◯委員松井晋一郎選択 10 :  ◯教育庶務課長特別支援学校設立準備室長原田高行選択 11 :  ◯委員長神谷雅章選択 12 :  ◯委員松井晋一郎選択 13 :  ◯委員鈴木正章選択 14 :  ◯委員長神谷雅章選択 15 :  ◯委員長神谷雅章選択 16 :  ◯教育部長永谷和夫選択 17 :  ◯委員長神谷雅章選択 18 :  ◯委員鈴木正章選択 19 :  ◯教育庶務課長特別支援学校設立準備室長原田高行選択 20 :  ◯委員鈴木正章選択 21 :  ◯教育庶務課長特別支援学校設立準備室長原田高行選択 22 :  ◯委員鈴木正章選択 23 :  ◯教育庶務課長特別支援学校設立準備室長原田高行選択 24 :  ◯委員長神谷雅章選択 25 :  ◯委員鈴木正章選択 26 :  ◯委員松井晋一郎選択 27 :  ◯委員長神谷雅章選択 28 :  ◯委員長神谷雅章選択 29 :  ◯教育部長永谷和夫選択 30 :  ◯委員長神谷雅章選択 31 :  ◯委員(稲垣正明) 選択 32 :  ◯教育庶務課長特別支援学校設立準備室長原田高行選択 33 :  ◯委員長神谷雅章選択 34 :  ◯委員(稲垣正明) 選択 35 :  ◯委員(神谷庄二) 選択 36 :  ◯委員長神谷雅章選択 37 :  ◯委員長神谷雅章選択 38 :  ◯子ども部長(山口留美子) 選択 39 :  ◯委員長神谷雅章選択 40 :  ◯委員(大塚久美子) 選択 41 :  ◯保育課長(榊原稔裕) 選択 42 :  ◯委員(大塚久美子) 選択 43 :  ◯保育課長(榊原稔裕) 選択 44 :  ◯委員鈴木正章選択 45 :  ◯保育課長(榊原稔裕) 選択 46 :  ◯委員鈴木正章選択 47 :  ◯保育課長(榊原稔裕) 選択 48 :  ◯委員長神谷雅章選択 49 :  ◯委員(大塚久美子) 選択 50 :  ◯委員鈴木正章選択 51 :  ◯委員長神谷雅章選択 52 :  ◯委員長神谷雅章選択 53 :  ◯子ども部長(山口留美子) 選択 54 :  ◯委員長神谷雅章選択 55 :  ◯委員(筒井 登) 選択 56 :  ◯子育て支援課長(森田真弓) 選択 57 :  ◯委員(筒井 登) 選択 58 :  ◯子育て支援課長(森田真弓) 選択 59 :  ◯委員(神谷庄二) 選択 60 :  ◯家庭児童支援課長(河合弘美) 選択 61 :  ◯委員鈴木正章選択 62 :  ◯学校教育課主幹(鈴木貴之) 選択 63 :  ◯委員鈴木正章選択 64 :  ◯子育て支援課長(森田真弓) 選択 65 :  ◯委員松井晋一郎選択 66 :  ◯教育庶務課主幹(石川 裕) 選択 67 :  ◯委員(大塚久美子) 選択 68 :  ◯保育課長(榊原稔裕) 選択 69 :  ◯委員(大塚久美子) 選択 70 :  ◯保育課長(榊原稔裕) 選択 71 :  ◯委員(稲垣正明) 選択 72 :  ◯保育課長(榊原稔裕) 選択 73 :  ◯委員(稲垣正明) 選択 74 :  ◯保育課長(榊原稔裕) 選択 75 :  ◯委員長神谷雅章選択 76 :  ◯委員鈴木正章選択 77 :  ◯委員松井晋一郎選択 78 :  ◯委員長神谷雅章選択 79 :  ◯委員長神谷雅章選択 80 :  ◯子ども部長(山口留美子) 選択 81 :  ◯委員長神谷雅章選択 82 :  ◯委員鈴木正章選択 83 :  ◯学校教育課長(伊藤嘉樹) 選択 84 :  ◯委員長神谷雅章選択 85 :  ◯委員長神谷雅章選択 86 :  ◯教育部次長(内藤貴久) 選択 87 :  ◯委員長神谷雅章選択 88 :  ◯委員鈴木正章選択 89 :  ◯文化振興課主幹兼市史編さん室長(石川浩治) 選択 90 :  ◯委員鈴木正章選択 91 :  ◯文化振興課主幹兼市史編さん室長(石川浩治) 選択 92 :  ◯委員鈴木正章選択 93 :  ◯文化振興課主幹兼市史編さん室長(石川浩治) 選択 94 :  ◯委員鈴木正章選択 95 :  ◯文化振興課主幹兼市史編さん室長(石川浩治) 選択 96 :  ◯委員長神谷雅章選択 97 :  ◯委員長神谷雅章選択 98 :  ◯教育部長永谷和夫選択 99 :  ◯委員長神谷雅章選択 100 :  ◯委員鈴木正章選択 101 :  ◯生涯学習課長(筒井清人) 選択 102 :  ◯委員長神谷雅章選択 103 :  ◯委員外議員(鈴木規子) 選択 104 :  ◯生涯学習課長(筒井清人) 選択 105 :  ◯委員外議員(鈴木規子) 選択 106 :  ◯生涯学習課長(筒井清人) 選択 107 :  ◯委員外議員(鈴木規子) 選択 108 :  ◯生涯学習課長(筒井清人) 選択 109 :  ◯委員長神谷雅章選択 110 :  ◯委員長神谷雅章選択 111 :  ◯子ども部長(山口留美子) 選択 112 :  ◯教育部長永谷和夫選択 113 :  ◯委員長神谷雅章選択 114 :  ◯委員鈴木正章選択 115 :  ◯子育て支援課長(森田真弓) 選択 116 :  ◯委員鈴木正章選択 117 :  ◯子育て支援課長(森田真弓) 選択 118 :  ◯委員鈴木正章選択 119 :  ◯学校教育課主幹(鈴木貴之) 選択 120 :  ◯委員鈴木正章選択 121 :  ◯教育庶務課主幹(石川 裕) 選択 122 :  ◯委員鈴木正章選択 123 :  ◯教育庶務課主幹(石川 裕) 選択 124 :  ◯委員鈴木正章選択 125 :  ◯図書館長(原田依子) 選択 126 :  ◯委員(稲垣正明) 選択 127 :  ◯保育課長(榊原稔裕) 選択 128 :  ◯家庭児童支援課長(河合弘美) 選択 129 :  ◯委員長神谷雅章選択 130 :  ◯委員長神谷雅章) ↑ ページの先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1 ◎開会・議事の件について ◯委員長神谷雅章) 出席者全員ですので、これより文教委員会を開会します。  本会議におきまして、本委員会に付託となりました案件は、さきに送付しました議案付託表のとおりです。  お諮りします。本委員会の議事は、お手元に配付しました次第の順序により進めてまいりたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり)  異議なしと認めます。よって、これより次第の順序により会議を行います。        ───────────────────────── 2 ◯委員長神谷雅章) 第1 陳情第19号 私立高校生の父母負担を軽減し、学費の公私格差を是正するために市町村独自の授業料助成の拡充を求める陳情書を議題とします。  本陳情を審査する上において参考となる補足説明がありましたら、関係部長から説明を求めます。教育部長。 3 ◯教育部長永谷和夫) 特にございません。よろしくお願いいたします。 4 ◯委員長神谷雅章) 補足説明はありませんでした。質疑はありませんか。 5 ◯委員松井晋一郎) 3問ほどありますので、1問ずつでよろしいでしょうか。  それでは質問いたします。こちらの陳情につきまして、西尾市内の私学助成の対象者数はどれほどか、まず伺います。 6 ◯教育庶務課長特別支援学校設立準備室長原田高行) 平成30年度と令和元年度の対象者数を申し上げます。平成30年度は592人、令和元年度は581人で、昨年より11人の減となっております。  以上でございます。 7 ◯委員松井晋一郎) それでは、次の質問です。西尾市の私学助成の額について、近隣市と比較しての状況はどのようか伺います。 8 ◯教育庶務課長特別支援学校設立準備室長原田高行) 西尾市は、平成20年度以降、年額一律1万2,000円でありましたが、令和元年度から所得による階層の区分ごとに補助金額を変更しました。補助金額としましては、所得に応じ年額2万4,000円、1万2,000円、1万円とし、低所得者層への増額を実施しております。  また、近隣の市町の状況でございますが、岡崎市、幸田町が一律1万2,000円で、刈谷市が一律1万8,000円です。
     なお、岡崎市は高所得者には助成されていません。碧南市、知立市、安城市、高浜市は収入などの条件により、碧南市及び知立市は1万2,000万円または1万5,000円、安城市は1万2,000円または1万8,000円、高浜市は1万2,000円または2万4,000円でございます。  なお、高浜市は高所得者には助成されておりません。  以上でございます。 9 ◯委員松井晋一郎) では、3点目を質問します。私学助成はいつから、どのような経緯で始められましたか。また助成額について、これまで増額、減額をしてきたことはあるか伺います。 10 ◯教育庶務課長特別支援学校設立準備室長原田高行) 西尾市における私学助成については、公私立学校間における授業料負担の格差是正を図るとともに、教育の機会均等の原則を確保し、私立学校教育の振興に寄与することを目的に、平成2年度に西尾市私立高等学校等授業料補助金交付要綱を制定いたしました。以後、この要綱に基づいて助成を行っております。助成額につきましては、平成2年度の制定当時は年額6,000円で始まり、徐々に増額を行い、平成20年度から年額1万2,000円となりました。令和元年度から、子どもの貧困対策の取り組みの一環として、所得基準により低所得者層を増額いたしました。  以上でございます。 11 ◯委員長神谷雅章) ほかに質疑はありませんか。    (「なし」の声あり)  ほかに質疑もないようでありますから、これをもって質疑を終わります。  これより、本陳情に対するご意見をお願いします。 12 ◯委員松井晋一郎) それでは、陳情第19号につきまして意見を述べさせていただきます。  平成22年度に公立高校の授業料が無償化されたことに伴い、国、県の私学助成も平成22年度から拡充されております。私学助成は、基本的に私立学校振興助成法等で対応すべきものであり、また本市の授業料助成制度は近隣市に比べ低いものではありません。また、今年度から子どもの貧困対策の取り組みの一環としまして、低所得者層に対する増額をしたことは評価できます。保護者の負担軽減を図ることは理解できますが、本市の厳しい財政状況において、さらに授業料助成を拡充することは困難でありますので、趣旨採択とすべきと考えます。  以上です。 13 ◯委員鈴木正章) 私も松井議員同様に、本陳情につきましては趣旨採択すべきものと考えます。  以上です。 14 ◯委員長神谷雅章) ほかにご意見はありませんか。    (「なし」の声あり)  なければ、これより採決に入ります。  陳情第19号につきまして、ただいまのご意見をまとめますと、私学助成は、基本的に私立学校振興助成法等で対応すべきものであること。そして、本市の助成制度が近隣市に比べて決して低くはないこと。また、今年度から子どもの貧困対策の取り組みの一環として、低所得者層に対する増額をしたことは評価できることで、本陳情の趣旨は理解できるものの、本市の厳しい財政状況においては授業料助成を拡充することは困難であること。  以上の理由により、趣旨採択とのご意見があります。  本陳情につきましては、趣旨採択とすることに賛成の諸君の挙手を求めます。    (賛成者 挙手)  挙手全員であります。よって本陳情につきましては、趣旨採択すべきものと決しました。        ────────────○──────────── 15 ◯委員長神谷雅章) 第2 陳情第20号 国の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める陳情書を議題とします。  本陳情を審査する上において参考となる補足説明がありましたら、関係部長から説明を求めます。教育部長。 16 ◯教育部長永谷和夫) 特にございません。よろしくお願いいたします。 17 ◯委員長神谷雅章) 補足説明はありませんでした。質疑はありませんか。 18 ◯委員鈴木正章) 3件ございますが、1件ずつでよろしいでしょうか。  それでは、最初の質問をお願いします。愛知県の私立高校の授業料の平均月額は現在幾ら程度なのか、お願いをいたします。 19 ◯教育庶務課長特別支援学校設立準備室長原田高行) 愛知県私学協会のホームページによりますと、令和元年度の生徒1人当たりの平均授業料は月額3万4,140円でございます。  以上です。 20 ◯委員鈴木正章) 続いて2つ目でありますが、国並びに県の私学の就学支援金助成はどれぐらいなのか、お聞かせいただきたいと思います。 21 ◯教育庶務課長特別支援学校設立準備室長原田高行) 国の支援は、県の補助と合わせて行われております。対象につきましては、父母の住民税の所得割額が50万7,000円未満の世帯で、5段階に区分されております。補助額につきましては、国、県合わせて月額9,900円から3万3,200円の授業料が補助されております。  なお、県には、ほかに入学納付金を住民税の所得割額が45万2,500円未満の世帯で、3段階に区分して10万円から20万円を補助する制度や、奨学金の無利息の貸し付けなどの制度がございます。  以上でございます。 22 ◯委員鈴木正章) それでは、3つ目の質問をお願いしたいと思います。  国が今行っています私学助成の予算などは、今年度は前年度と比較してどのようになっているのか、お聞かせをいただきたいと思います。 23 ◯教育庶務課長特別支援学校設立準備室長原田高行) 国の私立高等学校等経常費助成費等の補助につきましては、国の予算でございますが、令和元年度は1,031億円でございまして、昨年度に比べて10億円の増額となっております。  以上でございます。 24 ◯委員長神谷雅章) ほかに質疑はありませんか。    (「なし」の声あり)  ほかに質疑もないようでありますから、これをもって質疑を終わります。  これより、本陳情に対するご意見をお願いします。 25 ◯委員鈴木正章) それでは、陳情第20号 国の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める陳情書につきまして、私は趣旨採択の立場で意見を申し述べさせていただきます。  この陳情第20号については、私立高校の保護者の負担を軽減するということで、これは十分理解できるところでありますが、基本的には、この費用というのは私立学校振興助成法で対応すべきものであろうというふうに考えます。  また、平成22年度からは公立高校の授業料無償化にあわせて、公立高等学校に係る授業料の不徴収及び高等学校等の就学支援金の支給に関する法律により、私立高校などの生徒たちに就学支援金制度が実施されてきております。それ以後、私学助成の拡充は図られているというふうに考えております。  さらに来年度、令和2年度から就学支援金の上限額が引き上げられることも予定をされているところであります。  したがいまして、今回の陳情は、以上のような理由から趣旨採択すべきものと考えます。  以上であります。 26 ◯委員松井晋一郎) 私も、鈴木議員の意見に賛同いたします。 27 ◯委員長神谷雅章) ほかにご意見はありませんか。    (「なし」の声あり)  なければ、これより採決に入ります。  陳情第20号につきましてただいまのご意見をまとめますと、私学助成は、基本的には私立学校振興助成法で対応すべきものであること。また、平成22年度からは公立高校の授業料無償化にあわせて、私立高校の生徒たちにも就学支援金制度が実施されており、私学助成の拡充は図られているということであります。また、令和2年度から就学支援金の上限額が引き上げられることも予定されているということであります。よって、今回の陳情は趣旨採択すべきとのご意見がありました。  本陳情につきまして、趣旨採択とすることに賛成の諸君の挙手を求めます。    (賛成者 挙手)  挙手全員であります。よって本陳情については、趣旨採択すべきものと決しました。        ────────────○──────────── 28 ◯委員長神谷雅章) 第3 陳情第21号 愛知県の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める陳情書を議題とします。  本陳情を審査する上において参考となる補足説明がありましたら、関係部長から説明を求めます。教育部長。 29 ◯教育部長永谷和夫) 特にございません。よろしくお願いいたします。 30 ◯委員長神谷雅章) 補足説明はありませんでした。質疑はありませんか。 31 ◯委員(稲垣正明) 1点、質問させていただきます。  愛知県の私学助成に関する予算額はどのように推移しておりますか。 32 ◯教育庶務課長特別支援学校設立準備室長原田高行) 令和元年度の私学助成に関する全体予算額は、約626億2,000万円でございまして、昨年度に比べて約22億円の増額となっております。また、父母に対する私立高等学校等の授業料軽減補助につきましては、昨年より約2億円減の約136億円となっております。  なお、私立高等学校等の入学納付金補助金については、父母の住民税の所得割額が8万5,500円以上から45万2,500円未満の世帯では、年額約3万円が増額されました。  以上でございます。 33 ◯委員長神谷雅章) ほかに質疑はありませんか。    (「なし」の声あり)  ほかに質疑もないようでありますから、これをもって質疑を終わります。  これより、本陳情に対するご意見をお願いします。 34 ◯委員(稲垣正明) 陳情第21号につきまして、意見を述べさせていただきます。  陳情第20号の意見にもありましたように、私学助成は私立学校振興助成法等で対応すべきものであります。県は、国の私立高校等生徒等の就学支援金制度にあわせ、平成22年度から授業料軽減補助金を私立学校設置者に交付しており、また従前から入学納付金の補助や奨学資金の無利息での貸し付けなども行っており、入学納付金については拡充されてきました。県の財政も厳しい状況であり、助成の拡充は困難であると思われますが、保護者の負担軽減を図ることは理解できますので、趣旨採択すべきものと考えるものであります。 35 ◯委員(神谷庄二) 私も、稲垣議員と同じ趣旨採択でいいと思います。 36 ◯委員長神谷雅章) ほかにご意見はありませんか。    (「なし」の声あり)  なければ、これより採決に入ります。  ただいまのご意見をまとめますと、陳情第21号につきましては陳情第20号と同様で、私学助成については私立学校振興助成法等で対応すべきものであること。また、平成22年度からは授業料軽減補助金を私立学校設置者に交付しておりますし、従来から入学納付金の補助、奨学資金の無利息での貸し付けなどもあるということです。さらに、入学納付金については拡充されたとのことであります。県の財政が厳しい状況を鑑みますと、保護者の負担軽減を図ることの本陳情の趣旨はわかるものの、趣旨採択すべきものとのご意見がありました。  本陳情につきまして、趣旨採択とすることに賛成の諸君の挙手を求めます。    (賛成者 挙手)  挙手全員であります。よって本陳情については、趣旨採択すべきものと決しました。        ────────────○──────────── 37 ◯委員長神谷雅章) 第4 陳情第24号 国に対して「すべての子どもによりよい幼児教育・保育の無償化の実現を求める意見書」の提出を求める陳情書を議題とします。  本陳情を審査する上において参考となる補足説明がありましたら、関係部長から説明を求めます。子ども部長。 38 ◯子ども部長(山口留美子) 特にございません。よろしくお願いいたします。 39 ◯委員長神谷雅章) 補足説明はありませんでした。質疑はありませんか。 40 ◯委員(大塚久美子) 無償化に係る地方負担は、どのように措置されていますか。 41 ◯保育課長(榊原稔裕) 令和2年度以降は地方の負担軽減を配慮しつつ、国と地方で適切な役割を基本として、国では地方財政計画の歳出に全額計上し、一般財源を増額確保した上で、地方自治体は地方交付税の算定に当たって、地方負担の全額を基準財政需要額に算入するとともに、地方消費税の増額分を基準財政収入額に算入し、必要な地方財源を確保することになっておりますが、実際に交付税措置が全額なされるかどうかは現時点では不透明なところであります。 42 ◯委員(大塚久美子) もう1点、伺います。今回の無償化で給食食材費、いわゆる副食費が実費徴収化されたことにより、民間保育所などの運営費のもととなる公定価格にはどのような影響がありましたか。また、今後、国により副食費が無償化される場合には、どのような影響がありますか伺います。 43 ◯保育課長(榊原稔裕) 今回の無償化では、副食費が実費徴収化されたことに伴い、民間保育所等の運営費のもととなる公定価格からその分が減額されましたが、今後、国により副食費が無償化されれば保育料の無償化と同様、公定価格に加算されるため、保護者や施設の負担は軽減されると認識をしております。 44 ◯委員鈴木正章) 1つずつ、質問させていただきます。  まず最初の質問でありますが、民間保育施設の質の確保だとか、向上の充実強化についてはどのようなのか、お聞かせいただきたいと思います。 45 ◯保育課長(榊原稔裕) 国、都道府県、市町村の連携により認可外保育施設の質の確保、向上を図るため、認可化移行運営費支援事業の拡充、認可化移行調査助言・指導事業及び巡回支援指導員の配置の充実に加え、認可外保育施設の指揮監督の強化等を目的とする地方財政措置が講じられております。
     また、無償化の対象となる認可外保育施設は、国が定める指揮監督基準を満たすことが必要でありますが、認定をする愛知県の指導監督基準は国の基準に独自の項目を追加して、さらに強化がなされております。 46 ◯委員鈴木正章) 続いて、2つ目の質問でありますが、当市における待機児童、それから無償化による入園の状況と受け皿となる施設に対する課題について、何かあればお聞かせいただきたいと思います。 47 ◯保育課長(榊原稔裕) 本市では、現在、待機児童は発生しておらず、無償化による入園の急増は見られませんが、老朽化する保育所等の改築は喫緊の課題であります。現時点では、国の子育て安心プランに採択をされているため、国の保育所等整備交付金の補助率がかさ上げされておりますが、2021年度以降も地方自治体の財政負担の軽減のために、現プランの継続や新たなプランの創設など、国の財政措置を望むところであります。 48 ◯委員長神谷雅章) ほかに質疑はありませんか。    (「なし」の声あり)  ほかに質疑もないようでありますから、これをもって質疑を終わります。  これより、本陳情に対するご意見をお願いします。 49 ◯委員(大塚久美子) それでは、陳情第24号について意見を述べさせていただきます。  幼児教育・保育の無償化における地方負担については、地方交付税により必要な地方財源を確保することになっておりますが、実際に地方交付税措置が全額なされるかどうかは現時点では不透明な状況であるため、確実な財源措置が必要であると思われます。  次に、公定価格及び給食食材費、いわゆる副食費については、今後、副食費が無償化される場合には保育料の無償化と同様、民間保育所などの運営費のもととなる公定価格に加算されるため、保護者や施設の負担も軽減されると認識しているとのことです。  次に、国の保育所等整備交付金について、本市では待機児童は発生しておらず、無償化による入園の急増は見られませんが、老朽化する保育所等の改築は喫緊の課題であり、地方自治体の財政負担の軽減のために補助率がかさ上げされる子育て安心プランの継続や新たなプランの創設など、国の財源措置を望んでいるとのことです。しかし、無償化の対象となる認可外保育施設については、国、都道府県、市町村の連携により認可外保育施設の質の確保・向上を図るため、認可化移行運営費支援事業の拡充等に加え、認可外保育施設の指導監督の強化等を目的とする地方財政措置が講じられているとのことです。また、無償化の対象となる認可外保育施設は、国が定める指導監督基準を満たすことが必要でありますが、認定する愛知県の指導監督基準は国の基準に独自の項目を追加して、さらに強化がなされておりますので、特段、国としての措置は必要ないと思われます。  以上を踏まえ、陳情第24号 「すべての子どもによりよい幼児教育・保育の無償化の実現を求める意見書」の提出を求める陳情書については、趣旨採択とすべきものと考えます。 50 ◯委員鈴木正章) 私も、今、大塚議員が申された内容のとおり、趣旨採択でいいというふうに考えます。  以上であります。 51 ◯委員長神谷雅章) ほかにご意見はありませんか。    (「なし」の声あり)  なければ、これより採決に入ります。  陳情第24号につきましてご意見をまとめますと、保育の質の確保など、子どもの権利保障の観点から懸念される事項において、現時点において、交付税措置が全額なされるかどうか不透明である。国により副食費を無償化されれば、保育料無償化と同様に公定価格に加算されるため、保護者や施設の負担が軽減されることは認識している。本市においては、待機児童は現時点では発生しておらず、無償化による入園の急増は見込まれないと考えますが、老朽化した保育所等の改築は喫緊の課題で、地方自治体の財政負担軽減のため補助率がかさ上げされた子育て安心プランの継続や新たなプランの創設など、今後、国の保育所等整備交付金などの財政負担を期待するところで、無償化の対象とされている認可外保育施設については、国、県、市の連携により保育施設の質の確保・向上を図るため、認可化移行運営費支援事業の拡充などに加え、指導監督の強化等を目的とする財政措置が講じられ、指導監督基準においては国が定める基準に満たすことが必要であります。認定する愛知県の指導監督基準は、国の基準に独自の項目を追加して、さらに強化されていることから、特に国としての措置は必要ないと思われます。  以上の理由により、趣旨採択とのご意見であります。  本陳情につきまして、趣旨採択とすることに賛成の諸君の挙手を求めます。    (賛成者 挙手)  挙手全員であります。よって本陳情については、趣旨採択すべきものと決しました。        ────────────○──────────── 52 ◯委員長神谷雅章) 第5 陳情第25号 子育て支援など社会保障の施策拡充についての陳情書を議題とします。  本陳情を審査する上において参考となる補足説明がありましたら、関係部長から説明を求めます。子ども部長。 53 ◯子ども部長(山口留美子) 特にございません。よろしくお願いいたします。 54 ◯委員長神谷雅章) 補足説明はありませんでした。質疑はありませんか。 55 ◯委員(筒井 登) お尋ねいたしますが、西尾市での子ども貧困対策の計画はどのようになっているでしょうか、お尋ねいたします。 56 ◯子育て支援課長(森田真弓) 現在、策定作業中の第2期子ども・子育て支援計画の中で言及していきたいと考えております。  以上でございます。 57 ◯委員(筒井 登) 西尾市としての、子どもの貧困率は算出できているのか、あるいは今後西尾市独自で調査をされる予定があるのかどうか、お尋ねいたします。 58 ◯子育て支援課長(森田真弓) 平成28年度に県が実施した愛知子ども調査のデータをもとに算出をしており、西尾市の子どもの貧困率は5.2%でした。  なお、愛知県は5.9%、国は13.9%でございます。  市独自の調査につきましては、愛知子ども調査の数値があることから、現段階では実施を考えておりません。  以上でございます。 59 ◯委員(神谷庄二) 陳情項目1の(1)の2)ですけれども、同じところで2件ありますので一遍でやります。  まず初めに、ひとり親世帯に対する西尾市の計画の状況はどのようですか。  もう1点、西尾市におけるひとり親支援の具体的施策はどのようですか。 60 ◯家庭児童支援課長(河合弘美) 1点目ですが、ひとり親世帯等の自立支援計画は個別に策定していませんが、子ども・子育て支援計画の中で、ひとり親家庭の自立支援を盛り込んでおり、陳情項目にある給付金事業を含む生活相談、就労支援、各種手当、医療費助成などの実施を定めています。  次に2点目ですが、ひとり親家庭に対する給付金として、国の児童扶養手当、県の遺児手当に加え、市独自の遺児手当を支給しています。また、医療費の自己負担分を無料にする医療費助成、就労につながる資格取得のための通信教育や通学を支援する自立支援教育訓練給付金及び高等職業訓練促進給付金の給付、生活支援のヘルパー派遣などを実施しております。  なお、相談窓口には母子・父子自立支援員を配置し、ひとり親家庭の生活全般にわたる相談に応じ、各種手続の案内、福祉資金貸付のあっせん、関係窓口やハローワークへの同行など、きめ細かい支援をしております。  以上です。 61 ◯委員鈴木正章) それでは、陳情項目にあります(1)の3)でまず1つ。要求にあります就学援助制度の当市の水準について低いのかどうか、その辺についての見解をお聞きしたいと思います。 62 ◯学校教育課主幹(鈴木貴之) 西尾市の就学援助制度につきましては、西三河管内において高い水準であると考えております。陳情項目に示されております認定基準については、西尾市は生活補助基準ではなく、特別支援教育就学奨励費の需要額測定に用いる基準額に準拠しておりますが、それを今年度から1.05倍から1.3倍に引き上げております。また年度途中の申請ができることも保護者に通知しておりますし、今年度からは認定基準を引き上げるとともに体育実技用具費を新たな支給対象費目として追加し、拡充しております。  入学準備金の新学期開始前支給につきましても、西尾市では平成30年度から実施しており、今年度からは支給時期をさらに早めて、新学期開始年度前の前年度1月に支給をしております。 63 ◯委員鈴木正章) 続いてもう1項目、陳情項目1の(1)4)にありますこども食堂の関係でありますが、こども食堂について当市としては相談等があったのか。また、仮にあった場合の支援の取り組みは現在どのようになっているのか、お尋ねをいたします。 64 ◯子育て支援課長(森田真弓) こども食堂を開設したいといった相談などを数件伺っております。愛知県が実施するモデル事業の成果と県内の実情把握に努め、支援のあり方について検討してまいります。地域の実情に合った民間主導でのお話があれば、ぜひ実施に向けて協力させていただきたいと思っております。  以上でございます。 65 ◯委員松井晋一郎) それでは私から、(2)の小中学校の給食費無償化等についての項目について質問いたします。  給食費の無償化について、近隣市の状況はどのようでしょうか。また、本市の考えはどのようか伺います。 66 ◯教育庶務課主幹(石川 裕) 近隣市の状況でございますが、部分的に無償化を行っている市はございますが、年間を通じて完全に無償化を行っている市はございません。西尾市としましては、学校給食法の規定により、食材費に相当します学校給食費は児童・生徒の保護者が負担すべきものと考えております。 67 ◯委員(大塚久美子) 陳情項目の1の(3)の関係で伺います。認可保育所の整備・増設の計画は、現在どのようになっていますか。 68 ◯保育課長(榊原稔裕) 認可保育所の整備・増設につきましては、将来的な保育需要を鑑み検討をしております。 69 ◯委員(大塚久美子) もう1点、伺います。保育士資格の有資格者を確保するための具体的な対策は何かありますか。 70 ◯保育課長(榊原稔裕) 本市では毎年度、保育士資格をお持ちの方で保育士として働いてみえない方、いわゆる潜在保育士を対象に研修を実施し、保育士として働いていただけるよう努めております。 71 ◯委員(稲垣正明) 続いて、2)のところですけれども、指導監督基準を下回る認可外保育施設等に対し、指導監督基準へ引き上げるための独自の支援の実施はしてみえますか、お尋ねします。 72 ◯保育課長(榊原稔裕) 令和元年7月1日に施行をされました児童福祉法施行規則の一部を改正する省令によりまして、事業所内保育施設も設置の届出が必要となりました。市内の認可外保育施設は事業所内保育施設がほとんどで、この改正によりまして設置届けを県へ提出をいたしました。これをもとに、県により指導監督基準の適合状況について、実地指導調査がなされたところであります。県による指導内容が施設において円滑に実施されるよう、引き続き施設からの相談等に対応してまいります。 73 ◯委員(稲垣正明) 3)のところでありますけれども、西尾市の給食費の無償化はどのようですか。 74 ◯保育課長(榊原稔裕) 保育施設の給食費につきましては、主食代は引き続き無料としております。副食代は、一定以上の階層で月額4,500円を徴収しておりますが、保護者が養育している18歳未満の児童で、出生の最も早いものから数えて3番目以降の児童の副食代につきましては免除しておりますので、無償化以前の利用料負担を上回ることはありません。 75 ◯委員長神谷雅章) ほかに質疑はありませんか。    (「なし」の声あり)  ほかに質疑もないようでありますから、これをもって質疑を終わります。  これより、本陳情に対するご意見をお願いします。 76 ◯委員鈴木正章) それでは、陳情第25号 子育て支援など社会保障の施策拡充についての陳情書に対する意見につきまして、不採択の立場で今から意見を述べさせていただきたいと思います。  陳情項目1の子育て支援について、(1)の子どもの貧困対策については、現在策定中の第2期子ども・子育て支援計画の中で言及をしていくということであります。  それから、陳情項目(1)の1)は、愛知子ども調査のデータに基づき、西尾市の貧困率を算出しているということでありますし、陳情項目(1)2)のひとり親世帯等への支援については、西尾市子ども・子育て支援計画の中で、ひとり親家庭の自立支援及び日常生活支援を施策に盛り込み、生活相談や就労支援を初め、陳情項目にある給付金事業など各種の支援策を実施している。また、相談窓口には母子・父子自立支援員を配置し、きめ細かな対応をしている。  陳情項目(1)の3)の就学援助制度については、西尾市では、その水準が他の自治体と比較しても特段低いわけでもなく、今年度から認定基準を引き上げたり、新たな援助費目を追加したりして制度の拡充を進めている。  陳情項目(1)の4)の教育・学習支援については、平成30年6月より生活保護世帯と就学援助受給世帯の中学生を対象とした西尾市サポートスクールが開始されている。また、こども食堂については、愛知県が実施するモデル事業の成果と県内の実情を把握して、民間主導による実施の相談があれば支援について検討をしていきたいということであります。  陳情項目(2)の小中学校の給食費の無償化については、学校給食法の規定により、食材費に相当する学校給食費は児童・生徒の保護者が負担するということになっている。  陳情項目(3)の1)の認可保育所の整備・増設については、将来的な保育需要を鑑み検討を現在進めている。また、保育士の確保策については、毎年度、潜在保育士を対象に研修を実施し、保育士として働いていただけるよう鋭意努めている。  2)の指導監督基準を下回る認可外保育施設等については、県による指導監督基準の適合状況について実施調査指導がなされたことを受けて、指導内容が施設において円滑に実施されるよう、引き続き施設からの相談等に対応をしていく。  3)の保育施設の給食費については、主食代は引き続き無料としており、副食代は一定以上の階層で徴収をしていますが、条件により第3子以降の副食代は免除しているため、無償化以前の利用料負担を上回ることはない。  以上のようなことを踏まえ、本陳情につきましては不採択すべきものと考えます。  以上、意見であります。 77 ◯委員松井晋一郎) 私も、鈴木議員の不採択の意見に賛同いたします。 78 ◯委員長神谷雅章) ほかにご意見はありませんか。    (「なし」の声あり)  なければ、これより採決に入ります。  陳情第25号のただいまのご意見をまとめますと、陳情項目1.子育て支援について、子どもの貧困対策については、策定作業中の第2期子ども・子育て支援計画の中で言及していくと考え、子どもの貧困率の算出は愛知子ども調査のデータに基づき、既に西尾市の貧困率を算出しているということであります。ひとり親世帯等への支援については、西尾市子ども・子育て支援計画の中で、ひとり親家庭の自立支援を盛り込み、陳情項目にある給付金事業を含む生活相談、就学支援、各種手当、医療費助成などの支援策を実施している。そして、相談窓口においては母子・父子自立相談支援員を配置して、きめ細かな対応をしているということであります。  また、就学援助制度については、西尾市の水準が他の自治体と比較しても特段低いわけではなく、今年度から認定基準を引き上げたり、新たな援助項目を追加したりするなど、制度の拡充を進めている。こども食堂については数件、開設したいといった相談がありましたが、愛知県が実施しているモデル事業の成果と県内の実情の把握に努め、地域の実情に合った民間主導による相談があれば実施に向けて協力していくとのことです。給食費の無償化等については、学校給食法の規定により、食材費に相当する学校給食費は児童・生徒の保護者が負担すべきものと考えております。幼児教育・保育の無償化についての認可保育所の整備・増設等については、将来的な保育需要を鑑み、市として検討されているところです。  また、保育士確保については、毎年、保育士資格をお持ちの方、保育士として働いてみえない方、いわゆる潜在保育士を対象に研修を実施し、保育士として働いていただけるよう努めているということです。指導監督基準を下回る認可外保育施設等については、市内の認可外保育施設はほとんどが事業所内保育施設で、県により指導監督基準適合状況について実施指導調査がなされているところで、県による指導内容が施設において円滑に実施されるよう、引き続き施設からの相談等に対応していくとのことです。保育施設の給食費の無償化につきましては、主食代は引き続き無料としており、副食代については一定の階層で徴収していますが、条件により第3子以降の副食代は免除しているため、無償化以前より利用料負担を上回ることはないとのことです。  以上の理由により、不採択とのご意見があります。  本陳情につきまして、不採択とすることに賛成の諸君の挙手を求めます。    (賛成者 挙手)  挙手全員であります。よって本陳情については、不採択すべきものと決しました。        ────────────○──────────── 79 ◯委員長神谷雅章) 第6 議案第124号 西尾市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。本会議のほか、補足説明があれば説明を求めます。子ども部長。 80 ◯子ども部長(山口留美子) 特にございません。よろしくお願いいたします。 81 ◯委員長神谷雅章) 補足説明はありませんでした。質疑はありませんか。 82 ◯委員鈴木正章) 1点だけ確認します。  この条例が改正することによって、何か影響を及ぼすようなことがあるのかどうか、それについてお聞かせをいただきたいと思います。 83 ◯学校教育課長(伊藤嘉樹) この条例は、10月1日から始まりました幼児教育・保育の無償化に必要ということで、9月定例会で一部改正をいたしましたが、その後、条例のもととなります内閣府令に複数の誤りがあることが判明し、官報にて内閣府令が訂正されましたので、関係する部分の改正を行うものであります。  なお、内閣府令の誤りによる当該条例への影響は、字句の整理のみでありますので、制度的な影響は特にございません。 84 ◯委員長神谷雅章) ほかに質疑はありませんか。    (「なし」の声あり)  ほかに質疑もないようでありますから、これをもって質疑を終わります。
     これより議案第124号を採決します。  本案につきましては、原案どおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。    (賛成者 挙手)  挙手全員であります。よって議案第124号は、原案どおり可決すべきものと決しました。        ────────────○──────────── 85 ◯委員長神谷雅章) 第7 議案第128号 西尾市文化財保護条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。本会議のほか、補足説明があれば説明を求めます。教育部次長。 86 ◯教育部次長(内藤貴久) 特にございません。よろしくお願いいたします。 87 ◯委員長神谷雅章) 補足説明はありませんでした。質疑はありませんか。 88 ◯委員鈴木正章) それでは3項目、聞かせてください。  まず1つ目は、今回、議案第122号で、市として全体を附属機関としてというような議案が出ておりますが、あえて文化財保護委員だけ議案第128号で別途に計上したという、その辺の経緯についてお聞かせをいただきたいと思います。まず、この1件お願いします。 89 ◯文化振興課主幹兼市史編さん室長(石川浩治) 西尾市文化財保護条例が既に制定されているため、西尾市文化財保護委員会に関する規定をつけ加えるために単独で制定いたしました。 90 ◯委員鈴木正章) では、2つ目をお聞きします。  今回、この中身を見ますと、新たに6条を加えるというような大幅な見直しがあります。その加えた理由と、新たな6条分の内容は現行の状況と異なる部分があるのかどうかについて、あわせて関連がありますのでお聞かせをいただきたいと思います。 91 ◯文化振興課主幹兼市史編さん室長(石川浩治) 今回、6条を加えました理由としては、現在、西尾市文化財保護委員会の規則に定められています文化財保護委員会に関する条項を、文化財保護委員会を教育委員会の附属機関として条例に位置づけるために6条分をつけ加えております。  変更点があるかというご質問でありますが、基本的には、西尾市文化財保護委員会規則に定められているものと同じでありますが、第20条の守秘義務を新たに追加したことと、第21条を庶務として文言の整理を行っております。 92 ◯委員鈴木正章) 1つだけ、基本的な考え方としてお聞きしたいんですが、守秘義務ということでありますが、よく行政の場合はこういう言葉が出てきますが、これについては罰則だとか、何かそういうものというのは想定されているんでしょうか。これはここだけではなく、行政全般としていろいろなところで知り得たことは守秘義務ということでありますが、その辺、何かないと、やってもやらなくても一緒ということになってしまいますが、その辺はどうなんでしょうか。何かあるかどうかということです。ポーズだけでは余りよくないなと思うので、その辺の考え方についてお聞かせいただきたいと思います。 93 ◯文化振興課主幹兼市史編さん室長(石川浩治) 守秘義務の罰則については、本条例の中には規定しておりませんが、常識的に職務上知り得た秘密を、他に回してはいけないということを求めるという意味で記載がされております。 94 ◯委員鈴木正章) そういう意味では、要は守秘義務という情報というのは、これがそれに該当するかどうかというのはなかなか判断が難しい部分があるので、これはというようなことを徹底することはぜひしていただきたいと思いますし、また市全体としてどうするのかということは、この場所ではないですが、また別のところで一度ぜひ、守秘義務というものをどうするのかということは、しっかり徹底するということが大事なのかなということを指摘しておきたいと思います。  続いて、最後3つ目の質問で、この委員の方の報酬については特にこの中で述べられておりませんが、どこか別なところにあるのかどうか、その辺について、また金額についてもお聞かせいただきたいと思います。 95 ◯文化振興課主幹兼市史編さん室長(石川浩治) 先ほどの守秘義務につきましては、また委員の皆様にも説明をしていきたいと思います。  また、報酬についてですが、報酬については西尾市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の別表に定められておりまして、日額で6,700円でございます。 96 ◯委員長神谷雅章) ほかに質疑はありませんか。    (「なし」の声あり)  ほかに質疑もないようでありますから、これをもって質疑を終わります。  これより議案第128号を採決します。  本案につきましては、原案どおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。    (賛成者 挙手)  挙手全員であります。よって議案第128号は、原案どおり可決すべきものと決しました。        ────────────○──────────── 97 ◯委員長神谷雅章) 第8 議案第132号 西尾市八ツ面ふれあいセンターの指定管理者の指定について、第9 議案第133号 西尾市福地ふれあいセンターの指定管理者の指定について、第10 議案第134号 西尾市米津ふれあいセンターの指定管理者の指定について及び第11 議案第135号 西尾市西野町ふれあいセンターの指定管理者の指定についてを一括議題とします。ただし採決は1件ずつ行いますので、お願いします。本会議のほか、補足説明があれば説明を求めます。教育部長。 98 ◯教育部長永谷和夫) 特にございません。よろしくお願いいたします。 99 ◯委員長神谷雅章) 補足説明はありませんでした。質疑はありませんか。 100 ◯委員鈴木正章) 2つ、お願いします。  4館の来年度以降の指定管理料で、大体幾らぐらいを想定してみえるのかということと、その指定管理料はどのような考え方で定められていくのかについて、お聞かせをいただきたいというのが1つと、それから議案第135号の西野町が今回新たにということだと思いますが、参考資料にございますが、最終的に、ここに指定管理者を選定した経緯並びに大事なことは、決算管理をいただくということでありますが、その辺の会計処理の関係のことについては、きちんとその辺に熟知したというか、承知した方がお見えになるということでいいのかどうか、その辺について確認をさせていただきたいと思います。 101 ◯生涯学習課長(筒井清人) まず、1点目の指定管理料についてですけれども、各施設の指定管理料につきましては、年度ごとの指定管理料については基本協定書をもとに毎年度、指定管理者の方から提出される年度事業計画書により、市と団体の方で協議をして決定をしております。来年度以降の指定管理料についてですけれども、4館ともに年間約1,100万円程度の予算の方を見込んでおります。  次に、議案第135号の関係で、まず西野町ふれあいセンター運営委員会を選定した経緯についてでありますけれども、こちらにつきましては地元の方から、指定管理者として施設の管理運営をしていきたいという強い要望がありました。今回、指定管理者の候補者の方に選定をいたしました西野町ふれあいセンター運営委員会につきましては、平成27年度に西野町ふれあいセンターの管理運営の支援に特化した組織として設立をされ、現在、指定管理者となっている八ツ面ふれあいセンター友の会などと同様の組織でございます。同団体につきましては、設立以降、指定管理者に向けた準備や施設の管理運営の支援も行っており、地域に根差した管理運営が期待できると考えております。  また、今回、提出されました事業計画につきましても、八ツ面ふれあいセンター友の会などと同様の計画が提案をされており、同団体を任意指定で指定管理者とすることが公民館の設置目的及び趣旨に即していると判断をし、西尾市社会教育審議会での承認、そしてその後、教育委員会定例会において候補者の方を選定、決定をさせていただきました。  そのほか、決算会計処理についてのことでありますけれども、今回、西野町ふれあいセンター運営委員会の方のメンバーの会員の中に、実際に市の臨時職員として現在雇用している職員、そして過去に経験をした職員が合わせて4名ほど入っておりますので、そちらの方を中心にしっかり経理の方をしていただきたいというふうに考えております。  以上です。 102 ◯委員長神谷雅章) ほかに質疑はありませんか。    (「なし」の声あり)  ほかに質疑もないようでありますから、これをもって質疑を終わります。  ただいま委員外議員から発言の申し出がありました。  お諮りします。発言を許可することにご異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり)  ご異議なしと認めます。よって、発言の許可をします。 103 ◯委員外議員(鈴木規子) 本会議での答弁の中に、これまで3館が同じ指定管理を受けているわけですが、稼働率が毎年上昇しているという答弁がございました。もう少し詳しく、どのように稼働率が変化しているか、上昇しているか伺いたいと思います。 104 ◯生涯学習課長(筒井清人) それぞれの施設の指定管理者となる前の平成26年度、及び指定管理者となった平成27年度以降の稼働率でありますけれども、まず八ツ面ふれあいセンターにつきましては、平成26年度が44.98%、27年度が45.86%、28年度47.69%、29年度48.11%、30年度が54.4%であります。福地ふれあいセンターにつきましては、平成26年度が45.71%、27年度が47.38%、28年度が51.19%、29年度が53.81%、30年度が54.62%であります。最後に、米津ふれあいセンターにつきましては、平成26年度が41.68%、27年度が43.13%、28年度が47.71%、29年度が55.32%、30年度が56.35%と、3施設とも地元の指定管理者ならではの創意工夫をすることで、多くの方々に施設をご利用いただき、稼働率の方も上昇しております。  以上です。 105 ◯委員外議員(鈴木規子) 稼働率上昇は非常に結構なことだと思いますので、評価したいと思います。  今、伺ったところでは、それぞれ1%前後ずつアップしているわけですが、八ツ面ふれあいセンターでは29年度48%のものが30年度には54%に、また米津ふれあいセンターでは28年度が48%だったものが29年度は55%と、少し上昇率が高いわけです。こうしたときには、どのようなことがあったのか。特筆すべきといいますか、施設の利用について改善なり、あるいは目玉を出すなり、何なりがあったためかなと思うわけですが、そうしたことについて情報をお持ちでしたらお聞きしておきたいと思います。 106 ◯生涯学習課長(筒井清人) ただいまのご質問ですけれども、具体的な事例ということですと、その年度によって利用の関係で差が出て、必ずしも明確な根拠というものはないんですけれども、基本的に3施設につきましては、ふれあいセンターそのものが、どなたでも利用できるというのが大前提になっていますけれども、まずは地域の身近な施設として地元の多くの方々に来ていただいて、利用していただくということを大前提に運営の方をしていただいております。3施設につきましては特に地元の関係が深いということで、例えば学校等と連携をしてロビーを使って、園児であったり、児童であったり、生徒の作品展の方を常に実施したり、あと多くの学習の場の提供ということで、ロビー等を学習の場として工夫をされていることなど、また各施設、毎年1回フェスティバルというものを開催しておりますが、それ以外に指定管理者ということで、地元との協力を得ながら別に作品展等を実施するなど、地元の方、そして多くの方にご利用いただけるような工夫をしているという点がございます。  以上です。 107 ◯委員外議員(鈴木規子) わかりました。そういうことであるならば、それぞれの館で前年度と比較して、今年度の売りになったみたいなものを分析して整理をして、さらにそれを地元住民並びに市民にも宣伝をするという体制をとられてもよいのではないかと。地元が指定管理を受けたらこれだけのメリットがありますよということを、広報などでも訴えることをなさってもよいのではないかと思います。さらに今後、指定管理となられた折には、そうした積極的な戦略みたいなものをお持ちいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 108 ◯生涯学習課長(筒井清人) 今、特にすぐにということはお答えできませんけれども、そういったことも今後考えていきたいというふうに思います。  以上です。 109 ◯委員長神谷雅章) 以上をもって、委員外議員の発言を終了します。  これより議案第132号を採決します。  本案につきましては、原案どおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。    (賛成者 挙手)  挙手全員であります。よって議案第132号は、原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第133号を採決します。  本案につきましては、原案どおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。    (賛成者 挙手)  挙手全員であります。よって議案第133号は、原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第134号を採決します。  本案につきましては、原案どおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。    (賛成者 挙手)  挙手全員であります。よって議案第134号は、原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第135号を採決します。  本案につきましては、原案どおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。    (賛成者 挙手)  挙手全員であります。よって議案第135号は、原案どおり可決すべきものと決しました。        ────────────○──────────── 110 ◯委員長神谷雅章) 第12 議案第136号 令和元年度西尾市一般会計補正予算(第5号)本委員会関係分を議題とします。説明を求めます。子ども部長。 111 ◯子ども部長(山口留美子) ただいま議題となりました議案第136号 令和元年度西尾市一般会計補正予算(第5号)のうち、子ども部関係分についてご説明申し上げます。  初めに、歳入予算からご説明いたしますので10ページをごらんください。  15款2項2目民生費国庫補助金、2節児童福祉費補助金133万3,000円の追加は、説明欄、母子家庭等対策費補助金109万8,000円の増額で、マイナンバー情報連携に係る児童扶養手当システム改修に伴うもの、説明欄、子ども・子育て支援交付金23万5,000円の増額で、放課後児童健全育成事業に対する交付金の増額に伴うものでございます。  12ページ、16款2項2目民生費県補助金、3節児童福祉費補助金23万5,000円の追加は、説明欄、地域子ども・子育て支援事業費補助金の増額で、放課後児童健全育成事業に対する補助金の増額に伴うものでございます。  14ページ、21款5項8目過年度収入、1節過年度収入736万8,000円の追加のうち関係分は503万1,000円で、国庫及び県費の交付金・負担金の平成30年度の精算に伴う増額で、児童手当の国庫・県費分478万9,000円、児童扶養手当の国庫分23万9,000円、障害児施設措置費(給付費等)負担金の国庫・県費分3,000円でございます。  次に、歳出予算についてご説明いたしますので20ページをごらんください。  3款2項1目児童福祉総務費は3,069万1,000円の追加で、15節工事請負費97万円の追加は、三和小学校児童クラブの校舎内での移転に伴うカーテンの設置工事20万円、一色南部小学校児童クラブのトイレの改修工事77万円、19節負担金、補助及び交付金70万6,000円の追加は、説明欄、放課後児童健全育成事業費等補助金(民営児童クラブ)で、児童の増加等に伴う必要な経費、23節償還金、利子及び割引料2,901万5,000円の追加は、平成30年度の障害児施設措置費(給付費等)負担金の精算に伴う返還金で、国庫・県費負担金の返還金2,901万5,000円でございます。  2目保育園費は652万3,000円の追加で、23節償還金、利子及び割引料652万3,000円の追加は、平成30年度の保育所運営費負担金の精算に伴う返還金で、国庫・県費負担金の返還金652万3,000円でございます。  3目家庭児童支援費は1,570万6,000円の追加で、23節償還金、利子及び割引料1,570万6,000円の追加は、平成30年度分の国庫負担金等の精算に伴う返還金で、児童入所施設措置費の国庫・県費負担金の返還金111万2,000円、母子家庭等対策費の国庫補助金の返還金3万6,000円、子ども・子育て支援交付金の国庫・県費負担金の返還金1,455万8,000円でございます。  以上で、子ども部関係分の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願いいたします。 112 ◯教育部長永谷和夫) 続きまして、教育委員会関係分についてご説明申し上げます。  主な内容につきまして、一般会計歳入歳出補正予算事項別明細書により、歳入予算からご説明申し上げます。議案書12ページをごらんください。  18款1項7目教育費寄附金5,147万8,000円の追加は、教育振興推進に対する指定寄附金、歴史民俗資料館建設に対する指定寄附金及び美術博物館建設に対する指定寄附金の追加計上でございます。  次に、歳出予算についてご説明申し上げますので28ページをごらんください。  10款教育費、1項教育総務費、3目教育指導費3,789万4,000円の追加は、説明欄17教育振興基金積立事業で、基金積立金の追加計上でございます。  2項小学校費、1目学校管理費165万円の追加は、説明欄6小学校給食事業で、矢田小学校児童数増加対策に伴う仮設給食室への調理器具移設工事費でございます。  30ページをごらんください。  5項社会教育費、5目文化振興費879万4,000円の追加は、説明欄9美術博物館建設基金積立事業で、基金積立金の追加計上でございます。  6目資料館費479万円の追加は、説明欄2歴史民俗資料館建設基金積立事業で、基金積立金の追加計上でございます。
     10目図書館費108万円の追加は、説明欄4図書館施設維持管理事業で、光熱水費の不足分の追加計上でございます。  6項保健体育費、2目体育施設費178万8,000円の追加は、説明欄1体育施設管理事業で、(3)鶴城体育館維持管理事業は、再任用職員が嘱託職員に変更となったことに伴う386万4,000円の追加、(5)ふれあい広場管理運営事業は、昨年の台風による施設の閉館に伴う指定管理料の補償金52万円の追加、説明欄2体育施設整備事業で、一色B&G海洋センタープールの解体実施設計業務を業者委託する予定でしたが、台風により危険な状態となり、早急に解体を行うため、資産経営課で実施したことによる委託料259万6,000円の減額でございます。  以上、教育委員会関係分の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。 113 ◯委員長神谷雅章) 説明は終わりました。質疑はありませんか。 114 ◯委員鈴木正章) それでは項目が違いますので、それぞれ1つずつでいいですか。  まず20・21ページ、2款2項1目、説明11の障害児通所支援事業、これは平成30年度分の確定に伴うということでありますが、これの経過の中で、これは人が減ったのか、それとも使う回数が当初見込んだよりも少なかったのか、その辺の経緯についてお聞かせをいただきたいと思います。 115 ◯子育て支援課長(森田真弓) 返還となった経緯についてでありますが、ここ数年、給付費の支払額が大きく伸びていることを考慮して、負担金の申請額を算出いたしましたが、実際、人はふえているんですけれども、使用する実績が見込みを下回ったためでございます。 116 ◯委員鈴木正章) 1つ心配なのは、人はふえている、従来からの使用頻度も徐々に回数がふえているという状況の中で、30年度は減ったということは、例えば施設側の方から断られて、利用したくても利用できないという状況ではなかったかどうかについては確認をしてみえるかどうかについて、わかればお聞かせをいただきたいと思います。 117 ◯子育て支援課長(森田真弓) 事業所の方からは、そういうお答えは聞いておりません。 118 ◯委員鈴木正章) そういうことであれば結構であります。一番大事なことは、利用したいけれども何らかの理由でちょっと遠慮しているということで、結果として、こういったものを返還するということがあるとするなら、これはその対象になる人にとっては大変不幸なことだと思いますので、その辺については、少ないからいいということではないと思いますので、きちんと皆さんが希望しているものをやられるかどうかということを追跡といいますか、中身の確認について、ぜひしっかりお願いしたいというふうに思います。  続いて28・29ページ、10款1項3目25節、区分1の教育振興基金の積立金でありますが、指定寄附金をここに積み立てることは結構なんですが、よくわからないのが教育振興基金の積立金を活用した事例で、どのようなことを西尾市では基金を使ってやているのかについて、もし最近の事例があればお聞かせをいただきたいと思います。 119 ◯学校教育課主幹(鈴木貴之) 今年度の当初予算ベースにおける教育振興基金の主な活用事例、充当先につきましては、高校生を対象にしました奨学金支給事業、タブレット端末購入などの中学校コンピュータ管理事業であります。 120 ◯委員鈴木正章) 続いて、確認をさせていただきます。  28・29ページ、10款2項1目、説明6の小学校の給食事業で、先ほど矢田小学校の仮設への移設ということでありますが、要するに全てのものをここへ移動するという意味での経費なのかどうか、その辺を、もう少し詳しくご説明をお願いしたいと思います。 121 ◯教育庶務課主幹(石川 裕) まず、詳細につきましては、仮設給食室への調理器具の移設及び据えつけるための工事費と、それから据えつけた器具の配線配管を行うための工事費でございます。これらにつきましては、現在の給食室にある器具をそのまま使用するものもありますし、新たに追加購入するものもございます。それら全ての移設、あるいは購入、据えつけ、配線配管のための工事費でございます。 122 ◯委員鈴木正章) この165万円というのは追加分なのか、それとも新たに今回これをやるからという、どちらなんでしょうか。足らない分で計上なのか、その辺についてもう少しお願いします。 123 ◯教育庶務課主幹(石川 裕) 今回の計上額につきましては、不足分の計上でございます。 124 ◯委員鈴木正章) 続いて30ページ・31ページ、10款5項10目11節、区分5の光熱水費で、電気代が足らなくなったので追加ということですが、これは施設全体の電気料なのか、それとも特定なところでの費用増加なのか、その辺についてわかればお聞かせをいただきたいと思います。 125 ◯図書館長(原田依子) 内容といたしましては、電気料金が105万円、上下水道料金が3万円不足しているわけですけれども、電気料金につきましては市全体で一括で入札契約を行っており、平成31年3月までは株式会社エフパワーと契約しておりましたが、4月からは関西電力株式会社に変更いたしました。それによりまして、市全体でのコストは下がりましたが、料金算定の方法が変わりまして、図書館所管施設全体において平均30%ぐらい増加しております。また、水道料金においては、施設の老朽化により漏水が2度発生しておりますので、そのためでございます。  以上です。 126 ◯委員(稲垣正明) 20・21ページの2項児童福祉費のところで、2目の保育園費と3目の家庭児童支援費の返還金ですが、区分5の内容をもう少し詳しくお願いしたいと思います。 127 ◯保育課長(榊原稔裕) 保育課分につきましては、平成30年度の保育所運営費負担金は、30年12月の時点の所要額見込みにより、その年度で交付額が決まります。  したがいまして、30年12月の時点で所要額見込みが、実際には保育園児が88人減額したということになりますので、その分を返還するものであります。  以上です。 128 ◯家庭児童支援課長(河合弘美) まず、母子福祉事業費の114万8,000円の方の詳細でございます。こちらは、DV被害者の母子を母子生活支援施設に入所させる費用にかかる国庫及び県費負担金で、変更交付申請時に昨年度より3世帯ふえていたため増額を見込んでおりましたが、実績が下回ったということで返還金額が国、県合わせて111万2,000円、またひとり親の就労支援である高等職業訓練促進給付金、これは資格取得の専門学校などに通うための給付金でありますけれども、こちらの方が交付を受けた国庫補助金の実績による精算で、3万6,000円の返還となったものであります。  次に、地域子育て支援拠点事業ということで1,455万8,000円の返還金です。こちらの方は、返還金の対象となった経費は、平成30年度に交付された国庫及び県費の子ども・子育て支援交付金です。この交付金の対象事業は複数の課にまたがっており、地域子育て支援拠点事業など、子育て支援にかかわる10事業の補助金事務を家庭児童支援課が取りまとめて行い、地域子育て支援拠点事業費の中で一括して計上しております。今回の返還金につきましては、30年度の交付決定額と実績額との差額精算を行ったもので、事業によって実績の方が上回ったものと下回ったものがありますが、それらを通算して返還すべき金額を算定したものになりますが、特に返還金の金額が1,000万円を超えたものが放課後児童健全育成事業、児童クラブでございます。この理由といたしましては、変更交付申請時に児童クラブは冬休み、春休みの利用があるため余裕を持って見込んでおりましたが、実際には差異が生じたということで返還金が大きくなったものでございます。  以上です。 129 ◯委員長神谷雅章) ほかに質疑はありませんか。    (「なし」の声あり)  ほかに質疑もないようでありますから、これをもって質疑を終わります。  これより議案第136号中、本委員会関係分を採決します。  本案につきましては、原案どおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。    (賛成者 挙手)  挙手全員であります。よって本案は、原案どおり可決すべきものと決しました。        ───────────────────────── 130 ◯委員長神谷雅章) 以上をもちまして、本委員会に付託されました案件の審査は全て終了しました。  これをもちまして文教委員会を閉会します。                             終 発言が指定されていません。 西尾市議会 ↑ ページの先頭へ...