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  1. 西尾市議会 2019-06-01
    令和元年6月定例会(第5号) 本文


    取得元: 西尾市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-25
    西尾市議会 会議録の閲覧と検索 検索のやり直し 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2019-06-26: 令和元年6月定例会(第5号) 本文 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 別画面表示ツール ツール 印刷表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 行ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 180 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  ◯議長(石川伸一) 選択 2 :  ◯議長(石川伸一) 選択 3 :  ◯議長(石川伸一) 選択 4 :  ◯厚生委員長松崎隆治) 選択 5 :  ◯議長(石川伸一) 選択 6 :  ◯議長(石川伸一) 選択 7 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 8 :  ◯議長(石川伸一) 選択 9 :  ◯議長(石川伸一) 選択 10 :  ◯議長(石川伸一) 選択 11 :  ◯議長(石川伸一) 選択 12 :  ◯議長(石川伸一) 選択 13 :  ◯議長(石川伸一) 選択 14 :  ◯議長(石川伸一) 選択 15 :  ◯議長(石川伸一) 選択 16 :  ◯文教委員長本郷照代) 選択 17 :  ◯議長(石川伸一) 選択 18 :  ◯議長(石川伸一) 選択 19 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 20 :  ◯議長(石川伸一) 選択 21 :  ◯議長(石川伸一) 選択 22 :  ◯議長(石川伸一) 選択 23 :  ◯議長(石川伸一) 選択 24 :  ◯議長(石川伸一) 選択 25 :  ◯議長(石川伸一) 選択 26 :  ◯議長(石川伸一) 選択 27 :  ◯議長(石川伸一) 選択 28 :  ◯議長(石川伸一) 選択 29 :  ◯議長(石川伸一) 選択 30 :  ◯経済建設委員長(渡辺信行) 選択 31 :  ◯議長(石川伸一) 選択 32 :  ◯18番(鈴木正章) 選択 33 :  ◯議長(石川伸一) 選択 34 :  ◯議長(石川伸一) 選択 35 :  ◯29番(山田慶勝) 選択 36 :  ◯議長(石川伸一) 選択 37 :  ◯18番(鈴木正章) 選択 38 :  ◯議長(石川伸一) 選択 39 :  ◯29番(山田慶勝) 選択 40 :  ◯議長(石川伸一) 選択 41 :  ◯18番(鈴木正章) 選択 42 :  ◯議長(石川伸一) 選択 43 :  ◯29番(山田慶勝) 選択 44 :  ◯議長(石川伸一) 選択 45 :  ◯18番(鈴木正章) 選択 46 :  ◯議長(石川伸一) 選択 47 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 48 :  ◯議長(石川伸一) 選択 49 :  ◯18番(鈴木正章) 選択 50 :  ◯議長(石川伸一) 選択 51 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 52 :  ◯議長(石川伸一) 選択 53 :  ◯18番(鈴木正章) 選択 54 :  ◯議長(石川伸一) 選択 55 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 56 :  ◯議長(石川伸一) 選択 57 :  ◯18番(鈴木正章) 選択 58 :  ◯議長(石川伸一) 選択 59 :  ◯議長(石川伸一) 選択 60 :  ◯13番(前田 修) 選択 61 :  ◯議長(石川伸一) 選択 62 :  ◯27番(鈴木規子) 選択 63 :  ◯議長(石川伸一) 選択 64 :  ◯13番(前田 修) 選択 65 :  ◯議長(石川伸一) 選択 66 :  ◯1番(黒辺一彦) 選択 67 :  ◯議長(石川伸一) 選択 68 :  ◯議長(石川伸一) 選択 69 :  ◯議長(石川伸一) 選択 70 :  ◯議長(石川伸一) 選択 71 :  ◯議長(石川伸一) 選択 72 :  ◯議長(石川伸一) 選択 73 :  ◯議長(石川伸一) 選択 74 :  ◯議長(石川伸一) 選択 75 :  ◯議長(石川伸一) 選択 76 :  ◯議長(石川伸一) 選択 77 :  ◯議長(石川伸一) 選択 78 :  ◯議長(石川伸一) 選択 79 :  ◯議長(石川伸一) 選択 80 :  ◯議長(石川伸一) 選択 81 :  ◯議長(石川伸一) 選択 82 :  ◯議長(石川伸一) 選択 83 :  ◯議長(石川伸一) 選択 84 :  ◯議長(石川伸一) 選択 85 :  ◯議長(石川伸一) 選択 86 :  ◯議長(石川伸一) 選択 87 :  ◯企画総務委員長(中村眞一) 選択 88 :  ◯議長(石川伸一) 選択 89 :  ◯議長(石川伸一) 選択 90 :  ◯13番(前田 修) 選択 91 :  ◯議長(石川伸一) 選択 92 :  ◯議長(石川伸一) 選択 93 :  ◯議長(石川伸一) 選択 94 :  ◯議長(石川伸一) 選択 95 :  ◯議長(石川伸一) 選択 96 :  ◯議長(石川伸一) 選択 97 :  ◯議長(石川伸一) 選択 98 :  ◯議長(石川伸一) 選択 99 :  ◯議長(石川伸一) 選択 100 :  ◯議長(石川伸一) 選択 101 :  ◯厚生委員長松崎隆治) 選択 102 :  ◯議長(石川伸一) 選択 103 :  ◯文教委員長本郷照代) 選択 104 :  ◯議長(石川伸一) 選択 105 :  ◯経済建設委員長(渡辺信行) 選択 106 :  ◯議長(石川伸一) 選択 107 :  ◯企画総務委員長(中村眞一) 選択 108 :  ◯議長(石川伸一) 選択 109 :  ◯議長(石川伸一) 選択 110 :  ◯議長(石川伸一) 選択 111 :  ◯副議長(永山英人) 選択 112 :  ◯副議長(永山英人) 選択 113 :  ◯副議長(永山英人) 選択 114 :  ◯事務局長(岩瀬幸雄) 選択 115 :  ◯副議長(永山英人) 選択 116 :  ◯副議長(永山英人) 選択 117 :  ◯副議長(永山英人) 選択 118 :  ◯15番(石川伸一) 選択 119 :  ◯副議長(永山英人) 選択 120 :  ◯副議長(永山英人) 選択 121 :  ◯副議長(永山英人) 選択 122 :  ◯副議長(永山英人) 選択 123 :  ◯副議長(永山英人) 選択 124 :  ◯副議長(永山英人) 選択 125 :  ◯事務局長(岩瀬幸雄) 選択 126 :  ◯副議長(永山英人) 選択 127 :  ◯副議長(永山英人) 選択 128 :  ◯副議長(永山英人) 選択 129 :  ◯副議長(永山英人) 選択 130 :  ◯17番(稲垣一夫) 選択 131 :  ◯副議長(永山英人) 選択 132 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 133 :  ◯14番(永山英人) 選択 134 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 135 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 136 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 137 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 138 :  ◯事務局長(岩瀬幸雄) 選択 139 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 140 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 141 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 142 :  ◯14番(永山英人) 選択 143 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 144 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 145 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 146 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 147 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 148 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 149 :  ◯事務局長(岩瀬幸雄) 選択 150 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 151 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 152 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 153 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 154 :  ◯9番(本郷照代) 選択 155 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 156 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 157 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 158 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 159 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 160 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 161 :  ◯9番(本郷照代) 選択 162 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 163 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 164 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 165 :  ◯23番(小林敏秋) 選択 166 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 167 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 168 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 169 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 170 :  ◯副市長(長島幹城) 選択 171 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 172 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 173 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 174 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 175 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 176 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 177 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 178 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 179 :  ◯市長(中村 健) 選択 180 :  ◯議長(稲垣一夫) ↑ ページの先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1                             午前10時00分 開議 ◯議長(石川伸一) ただいまの出席議員は全員であります。よって、会議は成立しました。これより本日の会議を開きます。  本日の会議は、議事日程第5号により行います。            ───────────────────── 2 ◯議長(石川伸一) この際、諸般の報告をします。  監査委員から、定例監査等の実施結果の報告及び例月出納検査の結果の報告があり、掲示板に掲げておきました。  以上で報告を終わります。            ───────────────────── 日程第1・2・3・4・5・6・7 3 ◯議長(石川伸一) 厚生委員会に付託されました日程第1 議案第67号から日程第7 議案第90号まで、以上7件を一括議題とします。各案に関し、委員長の報告を求めます。厚生委員長。       〔厚生委員長 松崎隆治 登壇〕 4 ◯厚生委員長松崎隆治) 厚生委員会に付託となりました議案第67号初め7件につきまして、審査の結果をご報告申し上げます。  去る6月13日、全員出席のもと委員会を開催し、慎重審査した結果、議案第67号、議案第68号、議案第65号、議案第66号及び議案第69号の5件はいずれも挙手多数により、また議案第77号及び議案第90号の2件はいずれも挙手全員により、原案どおり可決すべきものと決定しました。  以上で報告を終わります。       〔厚生委員長 松崎隆治 降壇〕 5 ◯議長(石川伸一) 報告は終わりました。これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 6 ◯議長(石川伸一) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。議案第67号、議案第68号、議案第65号、議案第66号及び議案第69号について、牧野次郎議員より原案反対の討論の通告がありましたので、発言を許します。牧野次郎議員。       〔26番 牧野次郎 登壇〕
    7 ◯26番(牧野次郎) ただいま厚生委員会委員長から報告のありました議案のうち、議案第67号、68号、65号、66号及び69号については、10月からの消費税10%への引き上げに伴って、市の手数料、使用料などに消費税増税相当分を転嫁するための議案であり、いずれも原案に反対するものであって討論いたします。  反対する理由の1点目は、消費税の10%への引上げ増税そのものに反対だからです。  消費税は、もともと所得の少ない人に重くのしかかる最悪の不公平税制です。また、消費税は社会保障の財源にと増税のたびに言われてきましたが、実際には、社会保障のためには使われてきませんでした。27年間に国民が支払った消費税は304兆円、国民1人当たり約240万円になりますが、このうち87%に当たる263兆円が大企業の法人税の減税・減収の穴埋めにされてきているのです。また、中小企業も大変で、6割の中小企業は消費税を売り上げに上乗せできず、身銭を切って納め、大企業には消費税分を削るよう要求されると下請会社は、その消費税分も負担しなければならず、中小業者が大変苦しめられてきています。  一方、輸出大企業は、商品の仕入れにかかったとされる消費税は全額還付され、そのまま懐におさめることができます。税率が上がれば上がるほど還付金がふえる、輸出大企業にとってはぬれ手でアワとなる不公平な税制で、このような消費税の増税は貧困と格差を拡大するばかりであります。経済情勢は2014年の8%の増税を契機に、家計消費は世帯当たり25万円も落ち込み、働く人の実質賃金は年平均10万円も落ち込み、世界経済の減速も加わって、政府自身が景気悪化の可能性を否定できなくなっています。過去3回の消費税増税は、どれも政府の景気判断は好景気回復期の時期に実施されました。89年の消費税3%はバブル経済のさなかであり、97年の5%、14年の8%への増税も、政府の景気判断は回復というもとでのものでした。それでも5%、8%への増税は、どちらも消費不況の引き金を引く結果となりました。今回の10%への増税は、政府自身が景気悪化の可能性を認める中でのものであり、それを強行するならば歴史的にも前例のない無謀極まるものとなります。米中貿易戦争も深刻化して世界経済の減速が進む中で、アメリカ、中国などは景気対策のための大型減税を実施しています。こうした中で、5兆円もの大増税で家計の購買力を奪ってしまうことは、世界の流れに照らしても逆流であり、日本経済も国民の家計も破壊する自滅行為というほかありません。  また、委員会の中では、今から消費税増税を中止したら混乱を招くことになると、こうした話が出ました。そうでありましょうか。私は、消費税の増税を今のまま進めることこそが、大変な混乱を招くものだというふうに思います。安倍首相は、消費税率の10%への引き上げに向けて十二分の対策をと言って、いただいたものを全てお返しする、このように国会で何度も言われましたが、返すぐらいなら最初から増税しなければいいのです。例えば、その中で複数税率の導入でも混乱をいたします。税率が8%に据え置かれるのは、食料品や宅配の新聞だけです。酒類のみりんは税率10%、食料品のみりん風調味料は8%、同じ新聞でも宅配は8%、コンビニや駅の売店で買えば10%と複雑です。これにキャッシュレス決済時のポイント還元が加わると、中小商店で買った食料品は、持ち帰れば8%から5%の還元分を差し引いた3%で、店内で食べれば5%になるなど、買う場所、買い方、買う方法で5通りもの税率が生まれるなど、ややこしいことこの上ありません。町の八百屋さんで大根1本買うのに、カードで買う人がいるでしょうか。大混乱そのものであります。  今回、消費税引上げ分を転嫁、値上げされようとする使用料などには、さらに福祉目的の利用も同様に消費税分の転嫁がされることや、公民館など、文化的な利用も一律転嫁されることは、憲法の健康で文化的な最低限度の生活をする権利も自治体が後退させることになるのではないでしょうか。市当局は、1つ1つの影響額は知れているようなことを言われますが、消費税とは、人として生きていく上でのあらゆる消費にかかり、そうしたものが積み重なることで多大な負担になるものなのであります。まさに、貧困と格差を広げるようなことに自治体は手を貸すべきではありません。市は、市民に利用料、手数料など転嫁しても一般会計の歳入分は、市はそもそも納税義務者ではありませんから、もらいっ放しということになります。確かに、施設維持管理などに消費税分の支出はありますが、多くを占める人件費には消費税はかかりません。その上、市には地方消費税交付金の増税分で1億1,000万円の歳入増が見込まれるわけでありますから、市民に一律に使用料や手数料などを転嫁する必要はないもので、転嫁というより便乗と言っても過言ではありません。このような消費税の10%への引き上げに伴う各種の使用料、手数料など公共料金への転嫁を進める議案には到底賛同できません。  また、今議会には、消費税増税を転嫁するための多くの議案が提出されておりますが、反対理由は同様であり、個々に討論をすることはしませんが、いずれも反対をするものであり、討論とさせていただきます。       〔26番 牧野次郎 降壇〕 8 ◯議長(石川伸一) 以上で、討論は終わりました。  これより、討論のありました案件を除き、議案第77号及び議案第90号、以上2件を一括して採決します。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 9 ◯議長(石川伸一) ご着席ください。起立多数であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第67号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 10 ◯議長(石川伸一) ご着席ください。起立多数であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第68号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 11 ◯議長(石川伸一) ご着席ください。起立多数であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第65号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 12 ◯議長(石川伸一) ご着席ください。起立多数であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第66号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 13 ◯議長(石川伸一) ご着席ください。起立多数であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第69号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 14 ◯議長(石川伸一) ご着席ください。起立多数であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。            ──────────○────────── 日程第8・9・10・11・12・13・14・15 15 ◯議長(石川伸一) 文教委員会に付託されました日程第8 陳情第8号から日程第15 議案第85号まで、以上8件を一括議題とします。各案等に関し、委員長の報告を求めます。文教委員長。       〔文教委員長 本郷照代 登壇〕 16 ◯文教委員長本郷照代) 文教委員会に付託となりました陳情第8号初め8件につきまして、審査の結果をご報告申し上げます。  去る6月14日、全員出席のもと委員会を開催し、慎重審査した結果、陳情第8号は「本市では、職員の配置については、公立・私立保育園ともに国の基準を上回る独自の配置基準を設けている。一方、公立保育園における正規保育士の給与は一般の事務職員と同水準、臨時職員の賃金については一般の事務職員よりも高い水準となっている。また、私立保育園についても、市独自の補助を行っているため特段の差異はない」との理由により、採決の結果、挙手全員により不採択すべきものと決定いたしました。  陳情第14号は、「幼児教育・保育の無償化の費用負担については消費税増収分を活用し、必要な地方財源を確保することになっている。次に、本市内の認可外保育施設では、現在、認可化を希望する施設はなく、保育の必要性の認定を受けている方で、認可外保育施設を利用している例もない。保育の受け皿整備については、国が市町村に財政的な支援を行っており、本市も既にその適用を受けている。加えて、本市における保育園の保育士の給与水準や処遇については特段の差異はない」との理由により、採決の結果、挙手全員により不採択すべきものと決定しました。  議案第80号、議案第81号、議案第82号、議案第83号、議案第84号及び議案第85号の6件は、いずれも挙手全員により、原案どおり可決すべきものと決定をいたしました。  以上で報告を終わります。       〔文教委員長 本郷照代 降壇〕 17 ◯議長(石川伸一) 報告は終わりました。これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 18 ◯議長(石川伸一) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。陳情第8号及び陳情第14号の2件について、牧野次郎議員より原案賛成の討論の通告がありましたので、発言を許します。牧野次郎議員。       〔26番 牧野次郎 登壇〕 19 ◯26番(牧野次郎) 陳情第8号 保育士の人材定着・確保のため、職員配置基準と公定価格を抜本的に改善し、大幅増員と賃金の引き上げを求める意見書の提出を求める陳情書について、委員長報告では不採択ということでありますが、私ども共産党市議団は原案の陳情に賛成であり、討論させていただきます。  陳情は、国に対して保育士の人材定着確保のため、職員の配置基準と公定価格の抜本的な改善を求める意見書の提出を求めているところでありますが、保育士の低賃金は、国の基準が低過ぎることによってもたらされています。認可保育所の運営費、いわゆる公定価格を算出する際の人件費が低過ぎることが、全産業平均より月約10万円も賃金が低い事態をつくり出し、保育士不足の最大の原因となっています。  西尾市では、公私間の格差を解消するために民間園に対して、公立園保育士との処遇に格差が生じないように市独自の補助を行っているところです。それでも中畑保育園を運営委託していた法人が、保育士の人材確保が困難な状況が続いて、運営から撤退されるという事態も起こりました。また、市が独自に補助をしなければならないのは、国の配置基準と公定価格が低いためであります。国の保育士の基準額は月20万円程度、さらに実際の保育現場では公立保育園でも同じでありますが、配置基準が低いので、その基準以上に保育士を加配せざるを得ない。そのため、実際の1人当たり賃金補助はさらに低くなるわけであります。10月から始まる3歳以上児を対象にした幼児教育・保育の無償化では、新たな保育需要が喚起され、待機児童がさらに増加することも予想されております。保育要求が高まり、保育施設が増設されれば、保育士確保が今以上に難しくなることが予測されます。  また、西尾市の保育園の入園基準に係る就労時間の下限について、市は現在、3歳以上児については毎月60時間以上の就労というふうにしていますが、3歳未満児は毎月120時間以上の就労とされている、この規定を令和2年度から令和6年度までに90時間とし、令和7年度から60時間にしていくとのことであります。3歳未満児の入園基準の就労時間が120時間から60時間になった場合、200人の児童がふえるとの予測もされ、保育士の人材定着と確保が一層求められます。愛知県では保育労働実態調査が、一昨年11月から去年の2月までの4カ月間に及び行われました。公立・民間の保育士1万646人が回答され、休憩時間に事務を行っている、あるいは時間外労働が1カ月平均18.9時間に対し、14時間以上のサービス残業をしていることも明らかになりました。保育の仕事は、子どもたちの大切な命を預かり、重要な時期に成長を見守り、支える役割を担う大変に責任の大きい仕事であると同時に、保育のための準備や記録、研修や会議などの仕事に加え開所時間も長くなる中、仕事は大変にきつくなっています。政府による待機児解消に向けての取り組みは量の確保にとどまり、保育の質が置き去りになっていて、保育士の低賃金、長時間過密労働の実態を改善する施策はなされていません。  さらに今年度は、先ほど申した公定価格について引き上げもされていないということは、保育士の処遇改善を進める動きと逆行することです。保育士は、憲法で保障された国民一人一人の人権を生かし、守っていく専門職です。保育士が働き続けられるよう、職員配置基準と公定価格の抜本的な改善を国の責任で行っていくことが重要で、ぜひとも国に対し、保育士の人材定着・確保のため、職員配置基準と公定価格を抜本的に改善し、大幅増員と賃金の引き上げを求める意見書の提出をされるよう求めて、陳情第8号の賛成の討論とします。  続いて、陳情第14号 すべての子どもたちによりよい幼児教育・保育の無償化の実現を求める意見書の提出を求める陳情書についての原案賛成の討論です。  陳情は、幼児教育・保育の無償化は現物給付により行うこと。実施に必要な全ての財源については、2020年度以降も国の責任において全額国費で確保すること。給食は、引き続き実費徴収は行わないことや、全ての子どもに認可保育と同等の保育を保障できるよう、無償化の対象とされている認可外保育について、認可化を促進する措置を講じることなどを求めています。  陳情の言う、現物給付でなく利用費で支給されるのは、指導監督基準を満たした認可外保育に、また指導監督基準以下の認可外施設も、5年間の経過措置期間中が対象とされているところです。改定案は、消費増税と同時に実施するため急ごしらえでつくられ、担当官庁も検討の場がなかったと制度は詰めきれておらず、それは認可外施設をめぐる問題に集中的に示されています。ですから、幼児と保育の一部を無償化する法案が衆議院で可決された翌日、5月10日ですが、新聞各紙も「子育て支援見切り発車」との見出しで、認可外保育施設指導監督基準を満たさない施設も5年間、公的給付の対象としたことなどを取り上げ、「大きな課題が保育の質の確保だ」と問題視する記事や、「幼保無償化、おくれる安全」として認可外保育施設の指導監督強化の実効性が不透明なことを指摘する記事、また「安全確保拭えぬ不安」と、認可外保育施設の事故で子どもを亡くした当事者の不安を紹介するなど、幼児教育・保育無償化が保護者や保育現場が求める政策とのずれに対しての懸念が噴出をしています。無認可施設の指導基準すら満たさない施設も5年間は給付の対象にしたことは、保育士が1人も配置されていなくてもいいことにもなり得、劣悪な施設であっても国がお墨つきを与え、子どもの安全に問題がある施設も、そのまま経営継続が可能になるわけであります。保育事故で子どもを失った親たちからは、子どもの命を危険な状況にさらす、受け入れられないと厳しい批判が上がっています。  また、陳情にあるように、民間保育所と公立保育所への国の補助の割合が大きく異なることも問題です。無償化に係る市町村の負担割合は対象施設によって異なり、公立は10分の10全額全てを自治体で負担する。民間園は国が2分の1、県と市町が4分の1ずつ、認可外保育も同様となっています。公立園は、子どもたちの健やかな発達を保障する環境を自治体の責任で整備してきました。政府が無理に進める保育の市場化では保育の質が低下して、認可外保育では園庭なしは当たり前で、窓なし、保育士も半分以下でいいといった、もはや預かりさえすれば何でもいい状態でもあります。そんな中で、公的保育制度が保育全体の水準低下を押しとどめてきているのではないでしょうか。それが、今回の無償化の財政負担は、公立園だけが100%自治体負担のままというのでは、公立園が多いほど自治体の負担がふえるため、勢い公立園の廃止・民営化に拍車がかかるおそれも指摘をされています。今、緊急に必要なのは、待機児童解消に向け、公立を含む認可保育所の整備です。そのために保育士が安定的に働けるよう、抜本的な処遇改善を急ぐことも重要です。  以上の理由により、すべての子どもたちによりよい幼児教育・保育の無償化の実現を求める意見書を提出するよう求めまして、陳情第14号の原案賛成の討論といたします。       〔26番 牧野次郎 降壇〕 20 ◯議長(石川伸一) 以上で、討論は終わりました。  これより、陳情第8号を採決します。陳情第8号に対する委員長の報告は不採択であります。陳情第8号は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 21 ◯議長(石川伸一) ご着席ください。起立多数であります。よって陳情第8号は、不採択とすることに決しました。  次に、陳情第14号を採決します。陳情第14号に対する委員長の報告は不採択であります。陳情第14号は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 22 ◯議長(石川伸一) ご着席ください。起立多数であります。よって陳情第14号は、不採択とすることに決しました。  次に、議案第80号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 23 ◯議長(石川伸一) ご着席ください。起立多数であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第81号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 24 ◯議長(石川伸一) ご着席ください。起立多数であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第82号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 25 ◯議長(石川伸一) ご着席ください。起立多数であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第83号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 26 ◯議長(石川伸一) ご着席ください。起立多数であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第84号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 27 ◯議長(石川伸一) ご着席ください。起立多数であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第85号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 28 ◯議長(石川伸一) ご着席ください。起立多数であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。            ──────────○────────── 日程第16・17・18・19・20・21・22・23・24・25・26・27・28・29・30・31・32 29 ◯議長(石川伸一) 経済建設委員会に付託されました日程第16 陳情第6号から日程第32 議案第73号まで、以上17件を一括議題とします。各案等に関し、委員長の報告を求めます。経済建設委員長。       〔経済建設委員長 渡辺信行 登壇〕 30 ◯経済建設委員長(渡辺信行) 経済建設委員会に付託となりました陳情第6号初め17件につきまして、審査の結果をご報告申し上げます。  去る6月17日、全員出席のもと委員会を開催し、慎重審査した結果、陳情第6号は「1日8時間の労働で暮らせる雇用、労働環境の整備や人間らしい働き方を求めることは、労働者の生活向上、健康面など賛同できる部分もあるが、労働力不足が深刻化する中、中小零細企業にとっては大きな負担となり、労働者の雇用にも影響が出かねない。高度プロフェッショナル制度の対象者に対しては、一定の休日確保を義務づけている。そして、裁量労働制については労使協定を結ぶ必要があり、企業側が一方的に拡大や導入を行えるものではない。時間外労働の上限については原則が定められているし、臨時的な特別な事情がある場合でも限度が定められている。勤務の終了と開始の11時間間隔については、健康の観点から理解できる部分もあるが、企業の業務に合った休息時間の設定と制度化が必要となる。夜勤交代制労働は、必要性の高い業種があると理解しているので、一概に労働期間を短くすることは適切でない。「整理解雇の4要件」については、多くの中小企業では、大企業のように段階的な雇用調整を行う余裕がない。4要件が確立される根拠となった過去の判例には、一定規模以上の企業を舞台としたものが多く、必ずしも中小零細企業の実情に即しているとは言えない」との理由により、採決の結果、挙手多数により不採択すべきものと決定しました。  陳情第13号は、「労働者の生活向上など賛同できる部分もあるが、最低賃金の引き上げを行うことは、中小零細企業の大きな負担となる。最低賃金法第9条第2項に「地域別最低賃金は、地域における労働者の生計費及び賃金並びに通常の事業の賃金支払能力を考慮して定められなければならない」とあり、地域の実情を踏まえずに最低賃金を全国一律にすることを検討することは適切でない。中小企業への支援策として、商工会議所や商工会を経由して産業振興事業や経営改善事業などを実施している。金融面では、各種融資制度を実施するとともに信用保証料補助を充実させ、中小企業の負担軽減を図っている。生産性向上特別措置法に該当する設備については、償却資産に係る固定資産税の特例割合をゼロとし、中小企業の設備投資を支援している」との理由により、採決の結果、挙手多数により不採択すべきものと決定しました。  議案第71号、議案第74号、議案第78号、議案第57号、議案第61号、議案第62号、議案第63号、議案第60号、議案第70号、議案第75号、議案第76号及び議案第64号の12件は挙手多数により、原案どおり可決すべきものと決定しました。  議案第79号は、挙手全員により原案どおり可決すべきものと決定しました。  議案第72号及び議案第73号は、挙手少数により否決すべきものと決定しました。  以上で報告を終わります。       〔経済建設委員長 渡辺信行 降壇〕 31 ◯議長(石川伸一) 報告は終わりました。  議案第72号及び議案第73号に対しまして、小林敏秋議員ほか15名から修正案を添えて修正動議の提出がありました。この際、提出者の説明を求めます。鈴木正章議員。       〔18番 鈴木正章 登壇〕 32 ◯18番(鈴木正章) それでは、提案理由の説明をさせていただきたいと思います。  議案第72号 西尾市下水道条例の一部を改正する条例の制定についてに対する修正案、及び議案第73号 西尾市農業集落家庭排水処理施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてに対する修正案を、地方自治法第115条の3及び会議規則第17条の規定により提出をいたします。両議案につきましては関連がありますので、一括して提案理由を説明させていただきたいと思います。  今回の両議案の内容の修正案につきましては、本年10月から消費税率が8%から10%に引き上げられることに伴う改正のみにとどめる内容であります。我々は決して、今回、提案のあった公共下水道使用料及び農業集落家庭排水処理施設設置使用料の改定に反対するものではありません。しかし、本年10月からの消費税率の引き上げが予定されており、この後に使用料も引き上げられることは受益者への急激な負担増となるため、市民感情から見ても避けるべきであると考えています。  また、今回、市長から提出されました原案のとおり、使用料の改定を行った場合、受益者に対し大変大きな負担を強いることになるため、このような大幅な使用料の改定は段階的に引き上げるべきと考えます。  したがいまして、使用料の改定に係る部分を削除するものであります。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。       〔18番 鈴木正章 降壇〕
    33 ◯議長(石川伸一) 修正案の説明は終わりました。これより質疑に入ります。まず、委員長報告に対する質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 34 ◯議長(石川伸一) 質疑なしと認め、これをもって委員長報告に対する質疑を終わります。  次に、修正案に対する質疑はありませんか。山田慶勝議員。 35 ◯29番(山田慶勝) 今、修正案が出されましたけれども、段階的に値上げということをおっしゃったわけですが、まさに今回、それを目的に段階的に値上げしようとした案でございます。  今、下水道料金を取り巻く環境をよく理解しているのかどうか、極めて疑問に思うような提案でございます。現在、西尾市の下水道処理に要するコストは、1平方メートル当たり235円です。そのうちの100円を使用料として現在、徴収している状況でございます。  一方で、国の下水道事業の経営努力に関する総務省基準というものがございまして、これによりますと1立方メートル当たり150円を徴収しなさいという指導が来ております。この150円を超える85円が基準内繰入として認められているのが現状なんです。使用料徴収している100円から150円の部分は、基準外繰入ということになっております。この状況に西尾市の場合、これが現在、年間約5億1,000万円ございます。その基準外繰入、基準内繰入合計でいきますと、毎年11億2,200万円という金額が一般会計から繰り入れられておりまして、これは非常に一般会計の大きな負担となっております。今回の値上げ案は、この100円を150円ではなくて125円に、半分だけ値上げしようとしていることでございまして、受益者負担として極めて慎重な対応の処理だと私は思っております。1立方メートル当たり125円というのは、たとえ値上げしたとしても、総務省の推奨している単価150円までの半分の値上げであるし、全国平均単価、要するに全国平均の市町村が徴収している下水道料金は137円と言われています。それに対しても、下回っているという状況でございます。  また、愛知県内で見ましても県下49市町のうちで、現在、下から2番目の状況です。そういう利用料を徴収しているんです。たとえ125円に値上げしても県下18番目、45市町村でいきますと半分ぐらい、そのあたりの状況でございます。こういう状況をよく理解して修正しようとしているのか、そこら辺が私は非常に疑問に思っておりますので、ご答弁願いたいと思います。  それからもう1つは、2点目、下水道料金を取り巻く環境を十分理解して修正案を出されていると言うならば、なぜこの時期に修正案を出そうとするのか、そこのところが非常に疑問であります。下水道料金の改定については、持続可能な企業経営の実現を図るため、平成30年3月に市民代表、そして学識経験者を交えた西尾市上下水道事業審議会に諮問し、11月に答申がなされたものでございます。審議会は、市民に公開の中で進められ、答申内容は市議会にも12月部会、そして5月部会で詳細に報告されております。また、下水道料金改定を市民に周知するため、今年度の3月1日付広報で詳しく掲載しております。今年3月の市長の施政方針演説の中でも述べられております。異論を唱えるなら、なぜこれまでに機会は十分あった中でやらなかったのか、なぜ審議会から答申を受けて、議会に条例案が議案として上程されてから修正しようとするのか、そこら辺の意図が私には全く理解できません。市政の混乱を招くようなやり方は、保守系の議員としてやるべきことではないと私は思っておりますので、これまでの議会の常道に反すると私は思っておりますので、その辺のご答弁をしていただきたいと思います。 36 ◯議長(石川伸一) 答弁を願います。鈴木正章議員。 37 ◯18番(鈴木正章) 今2つ、ご質問をいただいたというふうに思います。  まず1番目の、今回、国が示した150円を125円に、今まで100円だったものを125円ということでありますが、段階的でないのはなぜか。私どもはこの25円上げるのも、これが急激であるというふうに判断をいたしておりますので、さらにもう少し緩やかな形での値上げをすべきであるという判断をしたところであります。  それから2つ目の、いろいろな答申について云々でありますが、今回、議会に初めて金額という形で提示されますのは、この6月議会であります。  したがいまして、その議会で私どもとしては修正をさせていただく提案をするというところでありますので、そのようにご理解いただきたいと思いますし、いろいろ部会等で説明があり、当然、それを受けて私どもは地元へ帰り、地元の市民といろいろそのことについて情報交換をする中で、市民の方からのご意見として、もう少し緩やかな改正を望みたい、値上げそのものについては当然やむを得ないが、これについてはぜひ考慮してほしいという意見をかなり市民の方からお聞きし、それを会派の中で整理をし、今回の提案に至ったという経過であります。  以上であります。 38 ◯議長(石川伸一) 山田慶勝議員。 39 ◯29番(山田慶勝) ただいま段階的にということでございましたけれども、100円から125円、そして125円からその先というようなことで、2段階に分けているんですよね。だから、そこら辺を十分理解していただきたいということでございます。  今、下水道普及率は、人口割で農業集落排水と合わせまして84.8%と言われています。あとの15%ぐらいの人たちは、11億2,000万円という繰入金が全く自分たちに関係ないところへ繰り入れられているという、今そういう不公平があるんです。そこら辺のことを、下水道を使用している人たちに十分説明されたのかどうか、そこのところをよく考えていただきたいと思います。  それから、今後、下水道をさらに普及させようと思っておりますけれども、非常に予算的に厳しくなってきますと、合併浄化槽の推進ということがされると思います。合併浄化槽にいきますと、たとえ5人槽でやったとして年間の維持費は、法定点検代が年間4万円、電気代が1万円かかります。年間5万円です。今、値上げしようとしている125円ですと、月に約1,900円、年間約2万5,000円なんですよね、標準家庭で1件当たりが。そうしますと、値上げしても合併浄化槽の半分なんですよ。そこら辺をきちんと説明しないと、それは何でも値上げしない方がいいという話になりますよ。  それから、下水道企業会計の経営努力に関する総務省基準というのが示されております。その総務省基準が示されている限りは、下水道料金が西尾市よりも高いところでも、今後、料金値上げを検討してくるんです。今は全国137円ですが、総務省基準は150円なんです。だから、西尾市より低い下水道料金のところも値上げを今後、検討せざるを得ない状況なんです。例えば西三河9市、この近隣で考えましても、岡崎と刈谷はもう既に検討に入っている状況です。そういう中で、西尾市が今回、審議会にかけて答申をいただいて値上げの条例案を出したと、それを議会が否決したとなりますと、近隣市に今度は迷惑がかかるんです。そういうことを皆さん理解してやっているのか。西三河9市と、これからも付き合っていかなければならない。いろいろな会議に一緒に行きます。研修会も一緒にやります。そういう中で、西尾市は何をやっているんだと言われる、それを私は心配しているんです。長いこと議員をやっていると、そういうことは当然理解していただかないと、今まで西三9市は一体的にやっているんですから、そういうことを十分理解してやっていただかないと非常に問題が起きると思います。そこら辺、どう考えているのかお聞かせ願いたいと思います。 40 ◯議長(石川伸一) 一言山田議員に申し上げます。質疑は簡潔にお願いしたいと思います。それと、ご意見は極力避けていただき、質疑に集中していただくようお願いいたします。鈴木正章議員。 41 ◯18番(鈴木正章) 改めて、125円と150円で段階的ではないかというご質問でありましたが、私どもは150円まで上げることを別に反対しているわけではありません。先ほども言いましたように、値上げそのものはやむを得ないと。ただ、その値上げの仕方を2回でやるのか、3回でやるのか、4回でやるのか、その辺はもう少し段階的にやるべきであるということと、もう1つ、時期として、その前に行政としてやるべきことを本当に全てやって市民の皆さんにお願いをしているのかどうか。さらにもう1つは、過去100円ということでありましたが、そういう状況であることを承知の上で、ずっと今まで何も価格については改定をしてこなかったという行政の思いもあるわけであります。それを見て、ここで国がやられたからすぐやるということが果たしてどうなのかという部分で、もう少し緩やかにやるべきであるというのが私どもの考え方であります。  それから、9市とのお付き合いの中のことでどうだというご質問がございました。今まで私ども西尾市としては、いろいろなことをやる中で他の周りの状況をよく判断し、それを参考にして、今まで西尾市としては1つのスタンスとしてきたというふうに私は、短い議員経験の中で理解をいたしております。しかも、今回はそうではなく、西尾市がトップバッターでやろうというこの姿勢、ちょっとその辺はどうなのかなということを考えるのも1つの理由になっているというふうに申し上げたいと思います。  以上です。 42 ◯議長(石川伸一) 山田慶勝議員。 43 ◯29番(山田慶勝) 現在、西尾市は県下でも下から2番目で一番低い状況なんです。だから今回、西尾市はそういうことを提案したということなんですよね。  それから、値上げに反対ではないということを盛んにおっしゃっているんですが、もし値上げに反対でなければ、今回、この修正案を出すときに、同時にいつごろ、幾らで値上げしてくださいという修正案を出すべきなんです。これは完全に否決なんですよね。だから、そこら辺の提案の仕方が非常におかしいということ。  それからもう1つは、地方自治体を管轄する総務省の指導に反発するようなやり方なんですよ、今回のやり方は。これが、今後、地方交付税だとか、総務省というのは御存じのように地方自治体、市町村を管轄する総務省ですから、地方交付税や補助事業などの採択に影響してくる可能性もあるわけです。だから、そういうことをよく理解してやっていただかないと、保守系議員の最大会派ですから、そこら辺はよく考えてやっていただきたいなと思います。その考え方を、お聞かせください。 44 ◯議長(石川伸一) 鈴木正章議員。 45 ◯18番(鈴木正章) 3つほど今、ご質問いただいたかと思います。  県下で下から2番目ではないかと。それは先ほど申し上げましたように、過去2番目の数字であることをずっと今まで放置をしてきたというのは、それなりに西尾市としての考えがあってやってみえたということなのかなと、そのことがよかったのか悪かったのか、それは過去のことですから今から問いませんが、そのことに私は問題があったのではないかなというふうに理解をしております。  それから2つ目、いつやるのかということでありますが、先ほども申し上げましたが、要は市民に負担をお願いする以上、市としてやるべきことは全てやったのかどうかというところの検証をしてから、私どもとしては具体的な内容について意見を述べさせていただきたいということで、今回は提案しておりません。  それから3つ目、総務省の関係でありますが、私は詳しいその辺の内容等については情報を持っておりません。本当にそういう状況になるのかどうかということについては判断をしかねますので、回答については控えさせていただきたいと思います。  以上です。 46 ◯議長(石川伸一) 鈴木規子議員。 47 ◯27番(鈴木規子) それでは、お尋ねをいたします。  趣旨は理解できると、何度もおっしゃっているわけであります。急激な値上げだからいけないと。そうであるならば本修正案で、例えば25%ではなく15%など、段階的な修正にしなかったのはなぜか、これが1点目であります。  2点目として、いつ改定するならよいかということに対して、市としてやるべきことはやったのか問うてからであると。これはどういうことを、やるべきことをやったのかというのは、この下水道に関してなのか、一般会計全般に対してなのか判然としません。そのところをはっきりさせていただきたいというのが1つ。  そして、その点をはっきりした上で、今修正案で工程表を示すべきではないかと思うわけですが、その点については何もおっしゃっておりませんので、工程表を示さないまま否決をするのか、この3点について伺いたいと思います。 48 ◯議長(石川伸一) 鈴木正章議員。 49 ◯18番(鈴木正章) なぜ、段階的な提案がないのかというのは、先ほどから申し上げておりますように私どもとしては、くどいようでありますが、市民に値上げをお願いする以上、行政としてやるべきことは本当に全部できているのか、その辺の部分のところを私どもはまだ詳細については承知をしていないというか、これから確認をし、それに基づいてこうすべきではないのかという提案をすることが正しいのかなというふうに思っておりますし、そのことは大きな意味で言えば政策論でありまして、それに対して私どもとしては政治的判断を今回はさせていただいたというふうにご理解をいただければ、今の3つの質問については全てお答えになるのかなというふうに思っております。  以上です。 50 ◯議長(石川伸一) 鈴木規子議員。 51 ◯27番(鈴木規子) 再質疑をする前に答弁不十分であります。急激な値上げがまずいと言っておきながら、精査ができていないとおっしゃる。これは、明らかに矛盾しています。急激がまずいと言うならば、25%を何パーセントかにするべきであった、それに対してどうなのかという問いに全く答えておられませんので、答弁不十分というところで、もう一度答弁を求めたいと思います。  それから、市としてやるべきことはやったのかどうかというのは、今上下水道会計についてなのか、それとも一般会計全般について、市政全般についてなのかという点についてはお答えがありません。今から細かに精査をするというのであれば、当然これは下水道会計についてであろうと思うわけですが、そうなのかどうなのかきちんとお答えをいただきたい。加えて、工程表も持っていないのか、持っているのかいないのかだけでもお答えをいただきたいと思います。議長、答弁不十分ということでよろしいでしょうか。 52 ◯議長(石川伸一) 鈴木正章議員、よろしいですか。 53 ◯18番(鈴木正章) まず1つ目は、基本的には下水道会計のことについてというふうにお答えをしたいと思います。工程表については、具体的な工程表は持っておりませんというふうにお答えをしておきたいと思います。  それからもう1つ、パーセントについては100円から150円ということであります。今回が二十数パーセントだったというふうに思いますが、どれだけというところについての整理は、私の方としては今のところ持っておりません。それは申し上げましたように、あくまでこれは政策的な部分を、どう政治的に判断をするのかという部分のところで、この金額というのは決まってくるのかなというふうに思っております。  以上です。 54 ◯議長(石川伸一) 鈴木規子議員。 55 ◯27番(鈴木規子) まず、段階的な代替案、修正案としなかった理由について、どれだけの内容かということを精査できていないということであります。そうであれば、趣旨は十分に理解できるというのはうそということになりませんか。趣旨を十分に理解しているのであれば、かつ急激な値上げはまずいというのであれば、段階的な代替案が出るはずでありますが、それはわからないとおっしゃるのであれば、わからないとお答えをいただきたいと思います。  今会計に市としてやるべきことはやったかどうかというのは、この下水道会計についてでありますが、これらは答申にはるる述べられており、データも示されていると考えますが、答申内容を承知しておられないということなのかどうか伺います。 56 ◯議長(石川伸一) 鈴木正章議員。 57 ◯18番(鈴木正章) 今回、提案される中で細かい資料、データ等が出ております。そのことは承知をいたしております。ただし、これからやられるべき、例えば1つ言えば接続率については日々活動し、動いてみえるわけであります。これらの状況はどういうふうに動いていくのかというのは、これからしっかり見ないと、その辺がわからないわけであります。過去の数字がデータとして出ていることは十分承知をいたしております。今後の、これから先のことについて、どういう活動をし、どういうことをすればどうなるのかという、そのシミュレーションの部分については、まだ私どもとしては十分把握をしていない部分がありますので、その辺の部分は政治的な判断の中で、どの時期に、どういうふうにするのか判断をすべきことなのかなというふうに思っているところであります。  答申内容については、今、申し上げましたようにいろいろ細かいデータが出てきて、このようにすべきであるということ、また急激にこれでいいのかとか、いろいろ委員の皆さんの意見が出ていることについては十分承知の上で、今回、この修正案を出させていただいております。  以上です。 58 ◯議長(石川伸一) ほかに質疑もないようでありますから、これをもって修正案に対する質疑を終わります。  この際、暫時休憩をいたします。                             午前11時02分 休憩                             ─────────                             午前11時15分 再開 59 ◯議長(石川伸一) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより討論に入ります。陳情第6号及び陳情第13号について、前田 修議員より原案賛成の討論の通告が、議案第72号及び議案第73号について、鈴木規子議員及び黒辺一彦議員より原案賛成の討論の通告が、前田 修議員より原案及び修正案反対の討論の通告がありましたので、順次発言を許します。  まず初めに、陳情第6号及び陳情第13号について前田 修議員の発言を許します。前田 修議員。       〔13番 前田 修 登壇〕 60 ◯13番(前田 修) 下水道の議案でヒートアップしているところ恐縮ですが、まず陳情第6号に対する原案賛成の討論を行います。  陳情者からは6つの項目で要望されておりますが、いずれも今の労働環境、社会不安からの切実な要望であり、また今の国の働き方改革が、これらの労働者の要望にこたえられていないという危機感を募らせて、幾つかの点で指摘をされてみえます。現在の長時間過密労働や低賃金、夜勤交代制、不安定雇用、過労死、差別的な処遇、セクハラ、パワハラ、マタニティーハラスメントなどなど、心身の健康を損なう人が後を絶ちません。そういう現状にあって、労働時間の法制化などの規制強化は大きな世論となっております。  一方で、政府が行っている働き方改革では、労働者の要望にこたえられていないどころか、高度プロフェッショナル制度や裁量労働制の拡大、解雇しやすい仕組みなど、労働法制の形骸化を進めております。  陳情者の要望は、労働者が気持ちよく働け、長時間、ハラスメント、不合理な格差、雇いどめ、そういう不安にさいなまれることなく働ける職場となるよう、時間外や休日労働の制限、勤務時間、インターバル制度の導入や解雇要件の法制化などを求めてみえます。いずれも労働環境の整備を進める上で重要で、切実な項目ばかりと思います。ご賛同いただきますようにお願いをいたします。  次に陳情第13号、最低賃金の引上げなどを求める陳情書です。  普通に働いても貧困から抜け出せない、そういう労働者をなくし、8時間働けば普通に暮らせる社会をつくる上でも、労働者全体の賃金を底上げする最低賃金の大幅引き上げは急務です。陳情者も指摘しているように、都道府県ごとの格差によって働き手が地方から都市部に流れ、地方の高齢化と格差に拍車をかけています。さらに、国内の人手不足から外国人労働者に頼ろうとしているとき、外国人労働者は賃金の高い都会へと集中するであろうことの指摘がありますが、いよいよ全国一律制は避けて通れないときになっていると思います。何より正規、非正規という雇用体系の違いによる待遇格差を是正すること、若者や女性など、多様な働き方をしながら将来の生活に希望が持てる社会環境こそが必要です。あわせて、最低賃金を底上げするためには、経営基盤の弱い中小企業への支援の強化が求められています。この間、賃上げした企業の法人税負担を軽くするために、所得拡大促進税制の中で中小企業は要件が緩和されて、税額控除額も増額されるなどの拡充も図られております。しかし、法人税を支払っていない欠損法人は全企業の中で64%を占め、その多くが中小企業であるという現状で、支援が受けられ、賃上げが可能な企業は黒字の企業に限られるなど、かなり限定されております。委員の意見にも、最低賃金の引き上げでは中小企業は成り立たないとの発言もありましたが、だからこそ陳情項目にあるように中小企業負担を軽減するための直接支援として、中小企業と、そこで働く労働者の社会保険料や税の減免制度を実現することこそが不可欠なものとなっていると思います。  ご承知のように、これら最低賃金引上げや全国一律制、中小企業者への支援策を厚生労働省も検討を始めております。また、全国的には少なくない市議会において、時給1,000円以上にし、1,500円を目指す方向を打ち出す意見書が採択されている地方議会もあることを申し添え、賛成討論といたします。ご賛同をお願いいたします。       〔13番 前田 修 降壇〕 61 ◯議長(石川伸一) 次に、議案第72号及び議案第73号については関連がありますので一括して討論を行います。  まず、鈴木規子議員の発言を許します。鈴木規子議員。       〔27番 鈴木規子 登壇〕 62 ◯27番(鈴木規子) 私は、議案第72号 西尾市下水道条例の一部を改正する条例の制定について、原案賛成の立場で討論いたします。  本市の下水道事業では、平成4年に供用開始以降、ずっと現行の使用料体系を維持してきましたが、今回、27年ぶりに値上げをしたいというものであります。今回、現行基本額、1使用月につき500円を700円とし、排出量、すなわち使用料の平均単価1立方メートル100円を125円とするもので、標準的な3人家族の世帯の場合は月額1,450円が1,900円に、また5人世帯では2,290円が2,900円になる見込みとされています。下水道料金の引き上げに際して、主な5つの問題点について考察します。  まず、27年の長きにわたる料金据え置きによって財政面での負担が増加し、一般会計からの基準外の繰出金が年々増加している点です。長期にわたる下水道整備のための市債、すなわち借金の元利償還金の増大や汚水処理量の増加に伴う維持管理費の増大によって、使用料収入と、これで賄うべき汚水処理費との間に大きなギャップが生じています。西三河9市の中では、本市はずっと一番安い料金体系が続いてきたわけですが、企業会計への移行を目前に控えたこの時期、今の段階でこのギャップの解消を進めなければ、一気に大幅な値上げを引き起こす事態になりかねません。  下水道事業には、水道事業法と地方財政法に定めがあります。雨水の処理分については公費負担ですが、御存じのとおり汚水の処理経費については受益者負担の原則がうたわれており、経費回収率は本来100%であるべきところ、本市では公共下水では67%、農業集落排水では70%にとどまっているとのことであります。使用料で賄うべき費用が回収できていないわけです。そのため、一般会計からの繰り出しは11億2,000万円に及んでおり、そのうち基準外繰出は平成28年度は4億4,500万円、29年度4億7,400万円、30年度が4億8,700万円、31年度では5億1,100万円となり、年々増加の一途をたどっているのです。  2つ目の考察は、改定額の算出と妥当性についてです。  具体的な処理費用を確認したところ、汚水処理原価1立方メートル当たりの汚水処理費用は325円とのことであります。このうち、公費負担分を除いた使用料で賄うべき費用は150円となっています。利用者負担はこのうちの100円のみで、1立方メートル当たりの不足分50円は税金で補てんしていることから、この半額の25円を利用者負担に加えた125円を改定額としています。言うまでもなく、基準外繰入は公共下水利用者への補てんであって、全ての市民に還元されているものではないことも留意する必要があります。この値上げによる繰出金の削減効果は、年間約2億5,000万円で、令和10年までの9年間でおよそ23億6,000万円が見込まれるといいます。削減できた分は、教育や福祉に充てることができるのです。ここが重要ではないでしょうか。既に、合併から7年が経過しました。合併後10年の交付税の特例措置は縮減に移り、5年間で70億円も来なくなると言われてきましたが、特例は3年後にはゼロとなります。これから税収が大幅に伸びない限り、今まで可能だった施策ができないことにもなってしまいかねません。今年度のように、急遽浮上した小・中学校の教室のエアコン設置には22億円の支出もあれば、次年度か次々年度には吉良中学校の校舎建てかえも考えなければなりませんし、学校施設の老朽化対策は待ったなしです。既に始まった保育料の無償化など、子育て支援や高齢者対策も途中でやめたというわけにはいきません。一般会計の支出増は目に見えており、賢明な議員諸君には当然理解していただける点であろうと思います。  3つ目として、上下水道事業審議会の審議内容を見ていきます。  昨年1年間、この課題を検討してきた同審議会では、上記の状況から27年ぶりの値上げはやむを得ないとの判断を市長に答申したものです。私も初回から、ずっと欠かさず傍聴してまいりましたが、委員の皆さんは適正な企業運営を求めながらも、市民生活への影響を極力抑えるよう協議を重ねておられました。そして答申では、来年度から企業会計に移行することでもあり、本来ならば経費回収率を100%として健全な財政運営を目指すべきだが、一度に50円上げるのでは市民の負担も大きくなることを懸念して、今回は半額の25円とし、今後、段階的に上げられたい。あわせて、市街化調整区域における未整備区域については、回収率100%を見込めない区域の整備は凍結すべきとされたのです。  また、附帯意見として、改定は段階的に行い、今後3ないし5年で経費回収率100%を見込む使用料体系の検討が必要と、特に付記されています。今回の改定自体が段階的な措置であるという審議会の指摘に注目すべきと考えます。  4つ目として、西三河9市の下水道使用料を見ていきます。  本市の現行の3人世帯の月額使用料は、先ほども述べたとおり1,450円ですから、岡崎市の1,850円、豊田市の1,800円、碧南市1,600円、安城・刈谷市の1,500円と比較して一番安いわけです。本議案のとおり1,950円となれば、一番高いことになってしまいます。しかし、だからといってこのまま放置してもよいのでしょうか。先送りして現状が解決できるのでしょうか。それでは余りにも無責任ではありませんか。西尾市の財政力指数は0.98で、現在、西三河最下位であります。8位の高浜市の1.03よりも低く、今まで政策を初め、さまざまな面で比較されてきた安城市の1.28、碧南市1.33、刈谷市1.38には遠く及ばない状況下にあります。残念ながら財政力指数が一番低い、すなわち西三河で一番貧乏なのです。  さて、愛知県全体の使用料についてみれば、県内最低の小牧市でも1,438円であり、平均値は1,923円です。本市の場合は、値上げをしても県内49市町の18位といいますから、平均的な位置にとどまるわけです。ちなみに、最高額の東栄町では3,300円といいます。市町には財政力の問題もあれば、地域的な問題もあるのです。また、岡崎市の財政力指数は1.02ですが、これから改定を検討する話も聞こえております。原案のとおり値上げをすれば西三河9市の中で一番高くなってしまう、トップバッターで上げることはないのではないかと、先ほど提案者からの発言もありました。しかし、西三河の中での順位ばかりを気にして、現状認識を誤ってはならない。もっと広い目で、この問題を考えるべきであると思います。  5つ目は、老朽管路対策が待ったなしである点です。  下水道事業では、管路の耐震対策だけでなく、布設から40年、50年を経過する老朽管路の対策が大きな課題となっています。現在も少しずつは行っていますが、今後の管路布設がえや予防保全の改築工事には莫大な経費が想定されます。一昨年、福岡市博多駅前の繁華街で、突然4車線道路が車幅全体に陥没し、大混乱した事件を覚えておられると思います。道路と違って、地中にある下水管のトラブルは目に見えず、陥没や漏水など、事故になってからわかるという点が非常に厄介なものでもあります。計画的かつ予防的に取り組むことで、その費用を平準化させることが一定程度できますが、大きな事故が起きてからでは遅いのです。  したがって、こうした老朽管路対策にも本腰で取り組んでいかなければなりません。  先ほど、今後の接続率がわからないというような発言がありましたが、それだけではなく、もっと大きな問題があるということにも目を向けるべきと考えます。本市の場合、流域面積が広いだけに非常に困難を伴う重要な問題と言わなければなりません。  私は先月、千葉県柏市の下水道事業、管路の改築・修繕に係る官民の連携計画を視察してきました。市街地での陥没、つまり悪臭等の年間300から500件のトラブルを抱え、35年を過ぎるとふぐあいが多くなる管路のうち、40ないし50年経過する部分を改築、予備保全する事業でしたが、これは先延ばしすればするほど費用も増大し、手がつけられなくなる重大な課題であることがよくわかりました。  以上、申し述べましたが、私は審議会と答申で示された資料や各種データから見て、今回の値上げは万やむを得ないと受けとめます。誰しも値上げは嫌でしょう。しかし、目の前で嫌だからといって先々さらに負担が急増したり、別のところで負担させられていることを市民は望むでしょうか。私は、今改定に至った状況と内容を、市民の皆さんに詳細に丁寧に説明をすることによって理解し、協力いただくことこそ重要であると考えます。議決を担う議会の説明責任でもあると思います。受益者負担の原則、そして今回、薄く広く負担をいただくことによって一般会計からの持ち出しを減らし、さらなる市民サービスの拡充につなげるべきと考え、本議案については賛成をしたいと考えます。  先ほど出されました修正案では、原案の25%プラス消費税分2%アップに対し、急激にすぎる、消費税分の2%しか認めないと主張しておられます。しかし、これではいつになれば一般会計からの補てん、すなわち赤字補てんが軽減されるのでしょうか。これから毎年2%ずつ上げるというのでしょうか。消費税でさえ3年ないし5年の間を置いて上げているのに、非現実的すぎます。また、これでは余計な事務経費がかかり過ぎます。では、この急激にどう対応するのかとの問いかけに対して、工程表は出せない、下水道会計の今後が見えない、接続率の計画も不明とおっしゃるわけであります。審議会の答申には目をつむり、このままずっと現行使用料を続けるというのでしょうか。少なくとも代案は示されるべきであります。市民病院の赤字を議会でも批判していますが、基準外の繰り出し、すなわち赤字である点は現状の下水道でも同じではありませんか。原案では大岡裁きの三方一両損のように、現時点では市も赤字分について一定の負担をし、市民にも同じだけ負担をしていただく、それらによって下水道会計を賄っていきましょうということと私は捉えています。原案は、全部ではなく一部を今の世代に見てもらいたいと言っているのです。代案もないまま、これを認めないというのは論外であります。単なる責任逃れでしかないと断ぜざるを得ません。使用料は据え置き、赤字分はこのまま市が補てんすべきと主張をされるのであれば、それは単なる先延ばしであります。政治的判断であると繰り返されましたが、これから精査をするとおっしゃるのでは反対のための反対としか見えません。これでは孫や子の世代にツケを回すことにしかならず、世代間の公平が図れません。原案賛成の部分で改定の趣旨について述べましたが、改めて後世の市民から無責任のそしりを免れないことを指摘し、修正案には賛同できないものであります。最大会派らしい代案及び主張をしていただきたいと思うところであります。  では、議案第73号 西尾市農業集落家庭排水処理施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、原案賛成の討論であります。  私は、さきの議案第72号の下水道会計について、原案賛成の立場で討論をいたしました。農業集落家庭排水処理施設の使用料についても、議案第72号の公共下水道使用料と同様の値上げ幅とされています。農業集落排水事業における汚水処理原価は、公費負担分を含めると現在336.56円ですが、このうち使用料で賄うべき原価は162.58円といいます。現行の使用料単価は1立方メートル当たり114円であることから、下水道の利用料単価と同一の125円を求めるのは妥当であると考えるものであります。いずれも先延べすることなく、現行の基準外補てんである赤字分の約半額を利用者負担として求めることは、世代間の公平性を担保し、一般会計の財源不足に資することは必要な措置であると考え、原案に賛成し、修正案に反対するものであります。  以上、満場の皆さんにはよくよくお考えの上、判断をしていただきたいと思います。  以上で討論を終わります。       〔27番 鈴木規子 降壇〕
    63 ◯議長(石川伸一) 次に、前田 修議員の発言を許します。前田 修議員。       〔13番 前田 修 登壇〕 64 ◯13番(前田 修) 日本共産党市議団を代表して、下水道条例と農業集落家庭排水事業の一部改正について反対討論をいたします。あわせて、消費税だけを引き上げ、あとは段階的に引き上げるならいいという突っ込みどころ満載の修正案にも反対するものであります。  この条例改正は、1つに消費税10%の増税を見越して税率分の引き上げをするものですが、消費税の逆進性、低所得者への負担増となる税制度であることなど、先ほど牧野議員が述べたとおりでありますので、ここのところは割愛をいたします。  今回の改正は、下水道使用料を25%値上げするものであり、標準家庭の使用料を20立方メートルとするならば、使用料を1カ月約1,500円を2,000円に、年額約6,000円引き上げるものであります。説明によりますと、下水道審議会の答申を根拠としておりますが、私は、審議会の議論の中身にこそ異論を申し上げたいと思うのです。  先ほどの賛成討論にもありましたが、一般会計の繰入額を削減せよという趣旨のもので、そのためには回収率を引き上げよというのであります。審議会では、回収率を3年から5年の間には100%にせよと言っております。この審議会の答申をそのまま受け入れ、加入者の負担を引き上げることが果たして妥当なのでしょうか。そもそも、下水道料金の適正価格をどこに置くか、それに不足する額が一般会計から繰り入れされることになるわけで、一般会計の繰入額が多いから、それを削減するためにというのは本末転倒であります。審議会の担当者も述べておりますが、経費回収率を算出する場合の経費には維持管理費と資本費が入っております。資本費は、企業債償還の元金と利子であります。つまり、下水処理場建設費用や下水道管の設置工事費の建設工事にかかった費用から国の補助金を除いた分、約50%が市債ですから、市が負担した分全部です。その資本費に、日常の維持管理費等合計した経費を加入者の使用料で100%回収しようとしております。私は、かかった工事費の50%、市の負担した全部を下水道使用者に負担させることに異論を持っております。  公共下水道の普及率は行政の文化のバロメーターとも言われ、まちの住環境の向上と河川などの水環境の保全など、多くの役割を果たすものであります。下水処理場建設や下水管設置工事費など、ライフラインの整備、道路や橋梁と同じように環境、衛生問題の改善であり、本来、税金で賄う必要があるとの考えもあります。だからこそ、下水道使用者に対する使用料の算出根拠として、下水処理にかかる維持管理費、建設工事の市負担分の全てを受益者負担の原則として使用料を算出していることは、いかがなものかと申し上げたいと思います。  さかのぼりますが、建設省は下水道処理場の維持管理費は100%、そして下水道事業債の元利償還金である資本費については、段階的に使用料の対象経費に入れるよう提言し、県からの通達もあり、西尾市でも徐々に資本費の何割かを経費として算入したのが始まりで、いよいよ資本費の市の負担分100%を下水道使用者に負担を強いることになりました。先ほど来、法定繰入、法定外繰入の用語も使われておりますが、しかしもともと資本費の使用料への算入は法律で定められているものではなく、市町村の長の裁量権に委ねられているものであります。  そもそも、西尾市でも、下水道が供用開始された30年ほど前は、資本費という建設費に係る市の負担全額を使用料に転嫁する考えはなかったと思います。しかも、全国的に取り組まれた下水道事業は、係る経費や市民負担のことは二の次、三の次で、公共事業投資の重要な柱としてやみくもに行われてきたと言わざるを得ません。以前から、公共下水が最も経費がかかり、農業集落排水が2番目で、合併浄化槽が3番目と言われてきたゆえんです。最も経費がかかることは承知の上で、他の公共事業が縮減されてきたときでも下水道事業だけは進められてきたのです。愛知県は、経費が膨大になるので補助率4分の1をやめてしまい、その分は市の地方債を増額してきた。それも、今回は資本費として加入者が負担するわけです。現在、当たり前のように言われている資本費の回収率を上げなければ、一般会計の繰り入れが大変だなどという主張の背景には、国や地方の政治の責任が大きいにもかかわからず、余りに無責任ではないかと思います。  現在、西尾市では、供用開始をした区域内での水洗化率は84%、市内全体では農業集落排水を含め13万人で、市内全体の人口の76%が下水道加入者となっております。この加入者だけに、資本費の市負担分の全部を負わせるという考えが納得されるのでしょうか。加入していない世帯の資本費も、加入者が支払うことになるのではありませんか。こういったことには触れずに今回25%の引き上げ、3から5年の間には50%の引き上げになるのが原案。修正案は、段階的な値上げならいいと言いますが、これも理解されないと思います。私は、むしろ一般会計からの一定程度の繰り入れも当然であり、そこのところの議論こそを審議会も担当者もしっかり取り組んで、市民合意を得ることを要求したいと思います。  農業集落排水事業では、委員会でも述べましたが、20カ所ある集落排水地区のうち11地区では新規加入の申し込みを終了しております。この理由は、現在の接続人口が8割ほどになり、あとは計画時に予定した人口が接続すれば計画に達するので、新規の申し込みは受け付けないとしております。しかし、委員会の審査でも明らかになりましたが、実際の流入水量は50%から60%台となっております。まだまだ十分に接続してもらって加入者をふやして、料金収入の増加を見込むことが可能だという指摘をさせていただきました。計画段階に加入者が希望した計画人数は30年も前のことですから、子どもたちの転居や世帯数の減少や1世帯当たりの人口の減少、さまざまな要因からも改めて調査をし、個々の状況を掌握し、新規の加入の可否について見直し、少なくとも稼働率60%台で新規加入を中止するようなことはないように求めたところです。副市長から、前向きな答弁をいただいたと思います。こういう状況をそのままで利用者に負担増をお願いするというのも、理解されないのではないかと言わざるを得ません。もちろん、1人でも加入者がふえるように関係職員が不断の努力をしてみえることは評価を惜しみません。  もう1点だけ申したいと思います。西尾市は国の方針に沿って、公共下水道事業を2020年4月に地方公営企業法による企業会計へ移行させる方針であり、今回の値上げもその方針に沿ったものだと思います。公営企業会計は、使用料収入による独立採算が原則であり、値上げの圧力が高まることが懸念されております。下水道普及率が低い段階でありながら、資本費を含め、全ての経費を加入者の利用料で賄うというのは多くの課題を抱えることになり、拙速に進めるべきではないと思います。あわせて、企業会計への全部適用は西三河でも豊田、安城の2市と西尾だけで、あとは一部範囲を適用するとしております。これも、多くの自治体で会計上の配慮、利用者への配慮をしたためであり、改めてこの点も指摘しておきたいと思います。  以上申し上げ、反対討論といたします。       〔13番 前田 修 降壇〕 65 ◯議長(石川伸一) 次に、黒辺一彦議員の発言を許します。黒辺一彦議員。       〔1番 黒辺一彦 登壇〕 66 ◯1番(黒辺一彦) 議案第72号 西尾市下水道条例の一部を改正する条例の制定について、原案賛成の立場で討論させていただきます。  まずもって下水道料金の改定など、一般的に料金の値上げについては、市民の立場で申し上げれば抵抗があるというのが正直な意見であります。値上げをとめれば、ある市民の方は喜ぶのでしょう。しかし、下水道事業の経営は、これまで整備資金として借り入れてきた市債、いわゆる借金の返済や処理水量の増加に伴い維持管理費が増大するなど、その処理費用を利用料全てで賄うことができておらず、足りない分を一般会計から補てんするというのが常態化しており、繰り入れの基準を超えた不足額は、先ほどから言われていますとおり年間5億円に上ります。本来、この5億円は特定の市民だけでなく、広く市民全体が対象となるようなサービスに回されるべきものです。下水道料金は、本来、受益者負担の原則によって下水道を使用している市民が、その受益の対象として必要な使用料として支払うべきものであり、この議案は、本来あるべき姿に向けて現状を是正するものであると考えます。  この議案の提出に当たっては、公開で行われた上下水道審議会において、学識経験者だけでなく、年齢、性別、職業いずれも特定の方々に偏ることのない幅広い市民が中心となって、適正な水道使用料のあり方などについて、市民から選ばれた方たちが、その個人の利益や考え方に固執することなく熱心に議論をされ、その結果は昨年11月15日に答申がなされました。答申の日に議員にも配られましたその答申書によれば、本来、経費回収率が100%を見込む使用料平均単価を目指すべきであるが、大幅な使用料改定は市民の生活設計に支障を来すおそれがあることから、今回の使用料改定では、使用料平均単価を1立方メートル当たり100円から125円とし、今後、段階的に使用料を改定していくべきとされており、下水道使用者という特定の市民に対しても、その負担が増大することに配慮した内容になっております。今回、提出されている議案第72号も、その答申内容を尊重したものになっていると言えます。この答申を受けた市長の対応につきましても今年度の施政方針演説で、下水道事業の維持可能な企業経営の実現を図るため、使用料の改定を行っていくことを表明しており、その後、広報にしお3月1日号においても下水道事業の使用料を見直すことが既に周知されており、その点においても、下水道使用者への配慮がうかがえると言えます。  これまで下水道への継続促進、そしてその先にある市民の健康的な生活環境の維持改善を図るため、歴代の市長や職員だけでなく、市を挙げた一大施策として議会も一体となって皆さんに説明し、理解、納得をいただくために並々ならぬ努力をされてきたことは、ここにおられる多くの皆さんも御存じのとおりであります。先人の努力のおかげもあり、平成30年度末現在では公共下水道の接続率は79.7%、つまり下水道を使えるようになった地区の、およそ8割の方が下水道を使っていただいているということです。こうしたさまざまな方の努力と配慮に対し、私たち市民の代表である市議会議員がとるべき行動はどうあるべきか。下水道使用料の改定を認めず、一般会計からの繰り出しによる赤字補てんを続け、現状に目を背けるのではなく、諸先輩方がしてこられたように議会としても、まだ接続されていない2割の方への早期接続のお願いに加え、下水道を使っておられる市民一人一人に下水道事業の経営状況と受益者負担の原則について丁寧に説明し、納得をしていただける努力をしていくことではないでしょうか。  今回の下水道料金の改定は、先ほどは急激な変化をもたらすとおっしゃられましたが、平均的な一般家庭での料金、影響額は月およそ500円とのことです。その負担増に対する市の基準外繰出の削減効果は2億5,000万円となっております。また、下水道使用料の平気単価を100円から125円に上げることで、西三河9市においては最低額から最高額になるとのことですが、県内の公共下水道事業を実施している49市町で見ますと、安い方から2番目であったのが、高い方から18番目になるとのことであり、値上げをした後においても西尾市よりも下水道使用料が高い市町が多いのであります。しかも、国が推奨する経営努力に関する総務省基準は150円と言われており、近隣市町も使用料の値上げの検討を始めているところであり、今回の西尾市の改定はまさに注目していると言われます。それぞれの市町における下水道の処理方法や所有する資産も違えば、市の財政状況も異なります。西尾市の財政状況は、西三河地域では上位ではありせん。その点においても、もはや無限に下水道事業の赤字補てんのための繰り出しを続けていくほど余裕はないと言っても過言ではありません。限られた貴重な財源により最大の効果が発揮されるよう、議員先輩諸兄の責任ある大局的なご判断をお願いいたします。  続きまして、議案第73号 西尾市農業集落家庭排水処理施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、こちらも原案賛成の立場で討論いたします。  賛成理由につきましては、先ほどから述べてきました議案第72号と同様でございます。その上で、農業集落家庭排水事業において、現在早急にすべきことは約450戸、8.5%の未接続の市民の皆さんに対し、執行部任せではなく議会も一体となって説明し、理解、納得をしていただくための努力と、上下水道事業審議会から答申もありますように、将来の農業集落排水事業の公共下水道事業への接続を見越した運営を、効率性の向上に向けた検討を進めることであります。下水道使用料同様、農業集落家庭排水処理施設の使用料につきましても、一般会計からの繰り出しによる赤字補てんを続け、現状に目を背け続けることなく、改定による効果として限られた財源が適切に投入されているかどうか、それをチェックしていくことが求められていると考えます。未来にツケを回さない、我々には責任を持って説明していくことが求められているのだと思います。今回の原案は、決して便乗値上げではありません。時間をかけて議論を尽くしてくれた審議会の答申に対する敬意と、限られた貴重な財源により最大の効果が発揮される市政運営のために、議員先輩諸氏の責任ある大局的なご判断を切にお願いしまして、私の原案賛成討論とさせていただきます。       〔1番 黒辺一彦 降壇〕 67 ◯議長(石川伸一) 以上で、討論は終わりました。  この際、暫時休憩いたします。                             午後0時00分 休憩                             ─────────                             午後1時00分 再開 68 ◯議長(石川伸一) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより、討論のありました案件、委員会で挙手多数となった案件及び表決の申し込みがあった案件を除き、議案第79号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 69 ◯議長(石川伸一) ご着席ください。起立多数であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。  次に、陳情第6号を採決します。陳情第6号に対する委員長の報告は不採択であります。陳情第6号は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 70 ◯議長(石川伸一) ご着席ください。起立多数であります。よって陳情第6号は、不採択とすることに決しました。  次に、陳情第13号を採決します。陳情第13号に対する委員長の報告は不採択であります。陳情第13号は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 71 ◯議長(石川伸一) ご着席ください。起立多数であります。よって陳情第13号は、不採択とすることに決しました。  次に、議案第71号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 72 ◯議長(石川伸一) ご着席ください。起立多数であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第74号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 73 ◯議長(石川伸一) ご着席ください。起立多数であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第78号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 74 ◯議長(石川伸一) ご着席ください。起立多数であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第57号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 75 ◯議長(石川伸一) ご着席ください。起立多数であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第61号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 76 ◯議長(石川伸一) ご着席ください。起立多数であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第62号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 77 ◯議長(石川伸一) ご着席ください。起立多数であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第63号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 78 ◯議長(石川伸一) ご着席ください。起立多数であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第60号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 79 ◯議長(石川伸一) ご着席ください。起立多数であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第70号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 80 ◯議長(石川伸一) ご着席ください。起立多数であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第75号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 81 ◯議長(石川伸一) ご着席ください。起立多数であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第76号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 82 ◯議長(石川伸一) ご着席ください。起立多数であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第64号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 83 ◯議長(石川伸一) ご着席ください。起立多数であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第72号を採決します。まず、本案に対する修正案を採決します。本修正案に賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 84 ◯議長(石川伸一) ご着席ください。起立多数であります。よって、修正案は可決されました。  次に、議案第73号を採決します。まず、本案に対する修正案を採決します。本修正案に賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 85 ◯議長(石川伸一) ご着席ください。起立多数であります。よって、修正案は可決されました。            ──────────○────────── 日程第33・34・35・36・37・38・39・40 86 ◯議長(石川伸一) 企画総務委員会に付託されました日程第33 陳情第7号から日程第40 議案第86号まで、以上8件を一括議題とします。各案等に関し、委員長の報告を求めます。企画総務委員長。       〔企画総務委員長 中村眞一 登壇〕 87 ◯企画総務委員長(中村眞一) 企画総務委員会に付託となりました陳情第7号初め8件につきまして、審査の結果をご報告申し上げます。  去る6月18日、全員出席のもと委員会を開催し、慎重審査した結果、陳情第7号は「1項の総定員法や定員合理化計画については、国において国家公務員の適正な定員管理を行うことは必要であること。2項の国の出先機関の廃止・縮小・委譲については、一概に行政サービスの低下につながるものではなく、地方分権を進めるために必要であること。3項の道州制導入については、今後、国において詳細が議論される状況であり、その是非を判断できる状況にはないこと。  以上、3項目とも国の政策にかかわる大きな課題で、その一つ一つが慎重かつ十分な議論を要するものであり、今後の国の動向を見守りながら判断すべきである」との理由により、採決の結果、挙手全員により不採択すべきものと決定しました。  陳情第9号は、「第1項のナショナルミニマムを保障することは国の責務であり、本市としては国の動向を見守っていくべきである。第2項の地方交付税の法定率引上げについては、国の方で課題の解消に向け対応しており、現時点では、今後の国の動向を見守るべきである。第3項は、行政努力は必要不可欠であり、また本市の行政改革への積極的な取り組みが国に一定程度の評価を得る形となっていることなど、交付税算定の一部に行革努力が反映されることには必要性が認められる。第4項の人員確保のための財源保障については、今後、超高齢・人口減少社会を迎える中で、国に頼るばかりでなく、本市みずからも職員数・人件費の抑制に努めるべきであり、会計年度任用職員制度については、国において地方財政措置を検討しているところであり、国の動向を見守るべきものである。第5項の公共施設の耐震化や建てかえを行うための財源措置は、補助金や地方債など、既に十分充実してきている。第6項の基金への積み立てを理由とした地方交付税等の削減については、現在行われていないが、今後のため積立可能な財源は、より使途の明確な特定目的基金への積み立てを最優先に行うことで、国の要請にこたえていくことが可能である。  以上、6項目とも国の政策にかかわる大きな課題であり、その一つ一つが慎重かつ十分な議論を要するものであることから、今後の国の動向を見守りながら判断すべきである」との理由により、採決の結果、挙手多数により不採択すべきものと決定しました。  陳情第10号は、「消費税率10%への引き上げの中止については、既に引き上げを前提とした景気対策や、引き上げによる財源を原資とした事業にも着手し始めており、さらに本市においても、今後、持続可能な市民サービスを提供していくため、「地方消費税交付金」の増等による財源確保は必要不可欠であることなどから、現時点での引き上げの中止は困難である」との理由により、採決の結果、挙手全員により不採択すべきものと決定しました。  陳情第11号は、「辺野古の新基地など、米軍基地建設問題が争点となった沖縄県知事選挙や県民投票結果における民意は十分理解できるが、本問題は国と沖縄県で慎重かつ十分な議論を要するもので、動向を見守ることが妥当である」との理由により、採決の結果、挙手多数により不採択すべきものと決定しました。  陳情第12号は、「公共サービス基本法に基づき、従事者の適正な労働条件の確保に考慮しつつ調査研究を進め、条例案を本年度の早い時期には作成し、令和2年3月定例会に議案提出の予定であり、現在の取り組みを見守るとともに、「公契約法」については国の状況等を注視していくことが望ましい」との理由により、採決の結果、挙手多数により不採択すべきものと決定しました。  議案第59号、議案第58号及び議案第86号の3件は、挙手全員により原案どおり可決すべきものと決定しました。  以上で報告を終わります。       〔企画総務委員長 中村眞一 降壇〕 88 ◯議長(石川伸一) 報告は終わりました。これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 89 ◯議長(石川伸一) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。陳情第7号から陳情第12号までの5件について、前田 修議員より原案賛成の討論の通告がありましたので、発言を許します。前田 修議員。
          〔13番 前田 修 登壇〕 90 ◯13番(前田 修) 陳情第7号、9号、10号、11号、12号の5陳情に対する原案賛成の討論を行います。  まず、陳情第7号は行政サービスの機能の充実を求める内容となっています。今、政府は、財政赤字の原因は公務員の人件費にあるかのように主張し、公務員の削減を進め、省庁再編や地方の出先機関の統廃合や民営化、民間委託を進めています。その結果、愛知県ではハローワークや国立病院、測候所の廃止・縮小が実施されました。地方自治体にとっても重大な問題です。さらに、定員管理に関する方針に基づき、毎年2%以上、5年で10%の削減を今も進めており、現場では正規職員がふやせず、かわりの非常勤職員は3年で一般公募か雇いどめかという不安定雇用で、官製ワーキングプアと批判されております。  本陳情は、地域住民の安全・安心を確保し、地域経済を活力あるものとするためにも、国の出先機関などの縮小・廃止・移譲や定員削減ありきで進めないこととあわせ、国の役割を地方自治体に負わせる道州制を導入しないことを求めているものであり、ぜひ国に意見書を提出したい陳情項目であります。  陳情第9号は幾つかの要望がありますが、まず憲法に基づくナショナルミニマムを保障し、そのための地方財政を拡充することを求めています。ナショナルミニマムは国民の生活環境の最低水準で、憲法の第25条を受け、生活保護法など社会保障制度の基礎となっているものであります。国は、制度改定のたびに社会保障や扶助基準の引き下げなどを行い、地方自治体は、そのサービス不足を補完するような役割を果たさざるを得ず、またその財源は自治体任せというのが実態であります。ナショナルミニマムを保障し、そのための地方財政の拡充を求めることこそが必要であります。  次に、会計年度任用職員制度についてですが、陳情は、臨時・非常勤職員が増加する中、一般職の非常勤職員の任用等に関する制度を明確化し、財源保障を求めております。危惧されるのは、非常勤の固定化と促進をすることになるのではないか。期末手当支給の制度化でさえ、地方自治体からは財政負担増加の不安も出されていますが、フルタイム勤務が必要な職であっても、短時間にしていく流れをつくることになるのではないか。ましてや制度によって、今、働いている臨時・非常勤職員の雇いどめや労働条件の切り下げも、あってはならないことであります。本陳情は、適正な任用等を確保し、適正な給付を規定するというなら、国の財源保障こそが必要であることを求めているものであります。  ほか、数点割愛しましたが、今、国に求められるのは地方自治に必要な財源を確保し、幼児・保育の無償化など、新たな国の施策には必要な財源を国の責任で確保することです。ご賛同をお願いします。  陳情第10号は、消費税10%の引き上げの中止を求めています。消費税の持つ問題点は、先ほど牧野議員が述べたとおりですので繰り返しませんが、この10月に行おうとする増税は、消費が落ち込み、設備投資も伸びず、中小・小売店の経営不振も明らかなときの増税は過去にも例がなく、地域経済にも大きな打撃を与えることは避けられないことが報じられております。消費税引上げの中止を求める意見書を国に提出しようではございませんか。  陳情第11号です。本陳情は、沖縄の民意を真摯に受けとめ、米軍基地建設を白紙に戻すよう国に意見書提出を求めています。一昨日のテレビでも、沖縄戦から33年目になる慰霊の日を報じていましたが、沖縄戦の悲惨さは言うまでもありませんが、米軍は県民の土地を奪い広大な基地を建設し、戦後74年たっても、なお沖縄本土面積の約15%を米軍基地が占め、米軍による事件、事故、騒音を初めとする環境問題などに苦しみ、悩まされ続けております。今年2月の県民投票では、移設反対が投票者数の7割を占めました。基地建設強行の政府の対応には、80%が支持しないと言っています。政府は、憲法に定める地方自治の本旨に基づき、県民の意思の尊重、地方自治権を真摯に受けとめるべきであります。地方自治を守ろうという精神は、沖縄も全国の地方議会も同様であります。沖縄県民の民意を尊重した対応を国に求めるべく、意見書な提出しようではございませんか。  以上、陳情第12号とあわせ5陳情へのご賛同をお願いし、賛成討論とします。       〔13番 前田 修 降壇〕 91 ◯議長(石川伸一) 以上で討論は終わりました。  これより、陳情第7号を採決します。陳情第7号に対する委員長の報告は不採択であります。陳情第7号は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 92 ◯議長(石川伸一) ご着席ください。起立多数であります。よって陳情第7号は、不採択とすることに決しました。  次に、陳情第9号を採決します。陳情第9号に対する委員長の報告は不採択であります。陳情第9号は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 93 ◯議長(石川伸一) ご着席ください。起立多数であります。よって陳情第9号は、不採択とすることに決しました。  次に、陳情第10号を採決します。陳情第10号に対する委員長の報告は不採択であります。陳情第10号は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 94 ◯議長(石川伸一) ご着席ください。起立多数であります。よって陳情第10号は、不採択とすることに決しました。  次に、陳情第11号を採決します。陳情第11号に対する委員長の報告は不採択であります。陳情第11号は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 95 ◯議長(石川伸一) ご着席ください。起立多数であります。よって陳情第11号は、不採択とすることに決しました。  次に、陳情第12号を採決します。陳情第12号に対する委員長の報告は不採択であります。陳情第12号は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 96 ◯議長(石川伸一) ご着席ください。起立多数であります。よって陳情第12号は、不採択とすることに決しました。  次に、議案第59号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 97 ◯議長(石川伸一) ご着席ください。起立多数であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第58号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 98 ◯議長(石川伸一) ご着席ください。起立多数であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第86号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告とおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 99 ◯議長(石川伸一) ご着席ください。起立多数であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。            ──────────○────────── 日程第41 100 ◯議長(石川伸一) 関係委員会に付託されました日程第41 議案第89号を議題とします。本案に関し、各委員長の報告を求めます。厚生委員長。       〔厚生委員長 松崎隆治 登壇〕 101 ◯厚生委員長松崎隆治) 厚生委員会に付託となりました議案第89号本委員会関係分は、挙手全員により原案どおり可決すべきものと決定しました。  以上で報告を終わります。       〔厚生委員長 松崎隆治 降壇〕 102 ◯議長(石川伸一) 文教委員長。       〔文教委員長 本郷照代 登壇〕 103 ◯文教委員長本郷照代) 文教委員会に付託となりました議案第89号本委員会関係分は、挙手全員により原案どおり可決すべきものと決定をいたしました。  以上で報告を終わります。       〔文教委員長 本郷照代 降壇〕 104 ◯議長(石川伸一) 経済建設委員長。       〔経済建設委員長 渡辺信行 登壇〕 105 ◯経済建設委員長(渡辺信行) 経済建設委員会に付託となりました議案第89号本委員会関係分は、挙手全員により原案どおり可決すべきものと決定しました。  以上で報告を終わります。       〔経済建設委員長 渡辺信行 降壇〕 106 ◯議長(石川伸一) 企画総務委員長。       〔企画総務委員長 中村眞一 登壇〕 107 ◯企画総務委員長(中村眞一) 企画総務委員会に付託となりました議案第89号本委員会関係分は、挙手全員により原案どおり可決すべきものと決定しました。  以上で報告を終わります。       〔企画総務委員長 中村眞一 降壇〕 108 ◯議長(石川伸一) 報告は終わりました。これより、各委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 109 ◯議長(石川伸一) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  討論の通告はありませんので、これより議案第89号を採決します。本案に対する各委員長の報告は可決であります。本案は、各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 110 ◯議長(石川伸一) ご着席ください。起立多数であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。  私は、ここで議長の職を辞したいと思います。  この際、暫時休憩します。                             午後1時29分 休憩       〔議長 退席〕       〔副議長 議長席に着く〕                             午後1時30分 再開 111 ◯副議長(永山英人) 休憩前に引き続き会議を開きます。  休憩中に石川伸一議員より、議長の辞職願が提出されました。  お諮りします。この際、議長辞職の件を日程に追加し、日程の順序を変更して、直ちに議題とすることにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者多数) 112 ◯副議長(永山英人) ご異議なしと認めます。よって、この際、議長辞職の件を日程に追加し、日程の順序を変更して、直ちに議題とすることに決しました。  議長辞職の件を議題とします。  地方自治法第117条の規定により、石川伸一議員の退席を求めます。       〔石川伸一 退場〕 113 ◯副議長(永山英人) 事務局長に辞職願を朗読させます。 114 ◯事務局長(岩瀬幸雄) 朗読いたします。 ┌──────────────────────────────────────────┐ │                 辞  職  願                  │ │ 私は、このたび一身上の都合により議長の職を辞したいので、地方自治法第108条の規定に │ │より許可くださるようお願いいたします。                       │ │  令和元年6月26日                                │ │                         西尾市議会議長 石川伸一     │ │   西尾市議会副議長 永山英人様                         │ └──────────────────────────────────────────┘ 115 ◯副議長(永山英人) お諮りします。石川伸一議員の議長の辞職を許可することにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者多数) 116 ◯副議長(永山英人) ご異議なしと認めます。よって、石川伸一議員の議長の辞職を許可することに決しました。  石川伸一議員の入場を求めます。       〔石川伸一 入場〕 117 ◯副議長(永山英人) 石川伸一議員からあいさつがあります。石川伸一議員。       〔15番 石川伸一 登壇〕 118 ◯15番(石川伸一) 議長退職に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。  この1年間、大きな間違いもなく過ごせたのではないかなと思っております。これも、ひとえに議員各位のご指導、ご協力のたまものであると心より感謝申し上げます。  1年間を振り返りますと、いろいろなことがございました。再議というものを初めて経験をさせていただきました。また、先日の植樹祭では、天皇陛下、皇后陛下のお顔を間近で拝見することができ、大変貴重な経験をさせていただきました。  私の感じたことは、二元代表制のもと、議会と理事者側は車の両輪ということでよく例えに使われておりますが、果たして本当にそうなんだろうかと、理事者側と議会は本当に対等な立場なのだろうかと、そんな疑問を抱きつつ1年間を過ごさせていただきました。本当にありがとうございました。心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。(拍手)       〔15番 石川伸一 降壇〕
    119 ◯副議長(永山英人) ただいま議長が欠員となりました。  お諮りします。この際、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者多数) 120 ◯副議長(永山英人) ご異議なしと認めます。よって議長の選挙を日程に追加し、選挙を行うことに決しました。  これより議長の選挙を行います。選挙の方法は、投票によることにします。議場の閉鎖を命じます。       〔議場 閉鎖〕 121 ◯副議長(永山英人) ただいまの出席議員数は30人であります。投票用紙を配付します。       〔投票用紙 配付〕 122 ◯副議長(永山英人) 投票用紙の配付漏れはありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 123 ◯副議長(永山英人) 配付漏れなしと認めます。投票箱を改めさせます。       〔投票箱 点検〕 124 ◯副議長(永山英人) 異状なしと認めます。念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票を願います。  点呼を命じます。 125 ◯事務局長(岩瀬幸雄) 点呼を行います。      黒 辺 一 彦 議員  犬 飼 勝 博 議員  藤 井 基 夫 議員      磯 部 雅 弘 議員  青 山   繁 議員  松 崎 隆 治 議員      大 塚 久美子 議員  大河内 博 之 議員  本 郷 照 代 議員      神 谷 雅 章 議員  渡 辺 信 行 議員  松 井 晋一郎 議員      前 田   修 議員  石 川 伸 一 議員  鈴 木 武 広 議員      稲 垣 一 夫 議員  鈴 木 正 章 議員  颯 田 栄 作 議員      中 村 眞 一 議員  長谷川 敏 廣 議員  稲 垣 正 明 議員      小 林 敏 秋 議員  神 谷 庄 二 議員  新 家 喜志男 議員      牧 野 次 郎 議員  鈴 木 規 子 議員  筒 井   登 議員      山 田 慶 勝 議員  岡 田 隆 司 議員  永 山 英 人 議員       ──────────────────────────────── 126 ◯副議長(永山英人) 投票漏れはありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 127 ◯副議長(永山英人) 投票漏れなしと認めます。投票を終了します。議場の閉鎖を解きます。       〔議場 開鎖〕 128 ◯副議長(永山英人) 開票を行います。会議規則第31条第2項の規定により、立会人に松井晋一郎議員及び前田 修議員を指名します。よって、両議員の立ち会いをお願いします。       〔開  票〕 129 ◯副議長(永山英人) 選挙結果の報告をします。  投票総数30票、これは先ほどの出席議員数に符合しております。   そのうち有効投票   29票       無効投票   1票   有効投票中    稲 垣 一 夫 議員  21票    神 谷 雅 章 議員  5票    前 田   修 議員  2票    鈴 木 規 子 議員  1票  以上のとおりであります。  この選挙の法定得票数は7.25票であります。よって、稲垣一夫議員が議長に当選されました。  ただいま議長に当選されました稲垣一夫議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により告知をします。  稲垣一夫議員、議長当選承諾のごあいさつをお願いします。       〔17番 稲垣一夫 登壇〕 130 ◯17番(稲垣一夫) 議長就任に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいまの選挙におきまして、多くの議員の皆様からのご信任をいただき、新しい時代、令和になって最初の年に第55代西尾市議会議長の要職につかせていただくことになりましたことは、私にとりまして身に余る光栄であり、心から厚く御礼申し上げます。この議長という職を引き受ける以上、本市の発展、そして円滑な議会運営に全身全霊をかける覚悟でございます。  本市議会は、市政の発展、住民福祉の向上を目指し、着実に歩み続けてまいりましたが、その反面、官民連携で進めるPFI事業の見直し、一色産廃処分場の問題、そして西尾市民病院の今後のあり方など、重要な課題が山積みであります。また、いつ起こっても不思議でないと言われております東南海・南海地震や、近年、頻繁に起きる集中豪雨などの異常気象などに対応するため、災害に強いまちづくりは喫緊の課題であり、これからの重要な課題を解決することは市議会の責務でもあります。市民の皆さんの期待にこたえ、先頭に立ち問題解決に向け邁進してまいりますので、議員の皆様、そして市長初め、執行部の皆さんにおかれましては格別のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、簡単ではございますが就任のあいさつとさせていただきます。よろしくお願いいたします。(拍手)       〔17番 稲垣一夫 降壇〕 131 ◯副議長(永山英人) 稲垣一夫議員、議長席にお着き願います。  議員各位のご協力、誠にありがとうございました。       〔副議長 退席、新議長 着席〕 132 ◯議長(稲垣一夫) 永山英人議員。 133 ◯14番(永山英人) この際、副議長の職を辞したいと思います。 134 ◯議長(稲垣一夫) ただいま、永山英人議員から副議長辞職の申し出がありました。  この際、暫時休憩いたします。                             午後1時50分 休憩                             ─────────                             午後1時51分 再開 135 ◯議長(稲垣一夫) 休憩前に引き続き会議を開きます。  休憩中に永山英人議員から、副議長の辞職願が提出されました。  お諮りします。この際、副議長辞職の件を日程に追加し、日程の順序を変更して、直ちに議題とすることにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者多数) 136 ◯議長(稲垣一夫) 異議なしと認めます。よって、この際、副議長辞職の件を日程に追加し、日程の順序を変更して、直ちに議題とすることに決しました。  副議長辞職の件を議題とします。  地方自治法第117条の規定により、永山英人議員の退席を求めます。       〔永山英人 退場〕 137 ◯議長(稲垣一夫) 事務局長に辞職願を朗読させます。 138 ◯事務局長(岩瀬幸雄) 朗読いたします。 ┌──────────────────────────────────────────┐ │                 辞  職  願                  │ │ 私は、このたび一身上の都合により副議長の職を辞したいので、地方自治法第108条の規定 │ │により許可くださるようお願いいたします。                      │ │  令和元年6月26日                                │ │                         西尾市議会副議長 永山英人    │ │   西尾市議会議長 稲垣一夫様                          │ └──────────────────────────────────────────┘ 139 ◯議長(稲垣一夫) お諮りします。永山英人議員の副議長の辞職を許可することにご異議ございませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者多数) 140 ◯議長(稲垣一夫) 異議なしと認めます。よって、永山英人議員の副議長の辞職を許可することに決しました。  永山英人議員の入場を求めます。       〔永山英人 入場〕 141 ◯議長(稲垣一夫) 永山英人議員からあいさつがあります。永山英人議員。       〔14番 永山英人 登壇〕 142 ◯14番(永山英人) 副議長退任に当たり、一言ごあいさつをさせていただきます。  昨年7月の臨時議会にて、皆様のご推挙をいただきまして副議長に就任させていただきました。あれから1年、議員各位、そして市長初め、執行部の皆様方には温かいご指導とご協力をいただきまして、無事副議長の職を務め終えることができました。  今、西尾市は非常に厳しい場面の中にあり、私自身も至らない部分が多々あったと思いますが、議長のリーダーシップのもと、私も副議長としてのこの1年間、貴重な経験と勉強をさせていただきました。  今後は、この経験を生かしながら一議員として西尾市政の発展、そして市民の幸せづくり、まちづくりのサポートをしていきたいと思っております。この1年間、大変ありがとうございました。(拍手)       〔14番 永山英人 降壇〕 143 ◯議長(稲垣一夫) ただいま副議長が欠員となりました。  お諮りします。この際、副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者多数) 144 ◯議長(稲垣一夫) 異議なしと認めます。よって副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行うことに決しました。  これより副議長の選挙を行います。選挙の方法は、投票によることにします。議場の閉鎖を命じます。       〔議場 閉鎖〕 145 ◯議長(稲垣一夫) ただいまの出席議員数は30人であります。投票用紙を配付します。       〔投票用紙 配付〕 146 ◯議長(稲垣一夫) 投票用紙の配付漏れはありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり)
    147 ◯議長(稲垣一夫) 配付漏れなしと認めます。投票箱を改めさせます。       〔投票箱 点検〕 148 ◯議長(稲垣一夫) 異状なしと認めます。念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票を願います。  点呼を命じます。 149 ◯事務局長(岩瀬幸雄) 点呼を行います。      黒 辺 一 彦 議員  犬 飼 勝 博 議員  藤 井 基 夫 議員      磯 部 雅 弘 議員  青 山   繁 議員  松 崎 隆 治 議員      大 塚 久美子 議員  大河内 博 之 議員  本 郷 照 代 議員      神 谷 雅 章 議員  渡 辺 信 行 議員  松 井 晋一郎 議員      前 田   修 議員  永 山 英 人 議員  石 川 伸 一 議員      鈴 木 武 広 議員  鈴 木 正 章 議員  颯 田 栄 作 議員      中 村 眞 一 議員  長谷川 敏 廣 議員  稲 垣 正 明 議員      小 林 敏 秋 議員  神 谷 庄 二 議員  新 家 喜志男 議員      牧 野 次 郎 議員  鈴 木 規 子 議員  筒 井   登 議員      山 田 慶 勝 議員  岡 田 隆 司 議員  稲 垣 一 夫 議員       ──────────────────────────────── 150 ◯議長(稲垣一夫) 投票漏れはありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 151 ◯議長(稲垣一夫) 投票漏れなしと認めます。投票を終了します。議場の閉鎖を解きます。       〔議場 開鎖〕 152 ◯議長(稲垣一夫) 開票を行います。会議規則第31条第2項の規定により、立会人に石川伸一議員及び鈴木武広議員を指名します。よって、両議員の立ち会いをお願いします。       〔開  票〕 153 ◯議長(稲垣一夫) 選挙結果の報告をします。  投票総数30票、これは先ほどの出席議員数に符合しております。   そのうち有効投票   29票       無効投票   1票   有効投票中    本 郷 照 代 議員  20票    神 谷 雅 章 議員  7票    牧 野 次 郎 議員  2票  以上のとおりであります。  この選挙の法定得票数は7.25票であります。よって、本郷照代議員が副議長に当選されました。  ただいま副議長に当選されました本郷照代議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により告知します。  本郷照代議員、副議長当選承諾のごあいさつをお願いします。       〔9番 本郷照代 登壇〕 154 ◯9番(本郷照代) 副議長就任に対し、一言ごあいさつを申し上げたいと存じます。  ただいまは、多くの議員の皆様のご推挙をいただきまして、副議長の職につかせていただくことになりました。誠に光栄に存じ上げるとともに感謝申し上げ、その職責の重さをひしひしと感じているところでございます。  今後は稲垣議長のもと、西尾市が直面いたします問題に対して、市議会が公正、円滑に運営されますこと、そしてまた市民の負託にこたえ続けられる議会であることを思い、誠に身に余る重責ではございますけれども、粉骨砕身努めてまいる所存でございます。どうか皆様におかれましては、より一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう心よりお願いを申し上げまして、就任のごあいさつとさせていただきます。どうか、よろしくお願い申し上げます。(拍手)       〔9番 本郷照代 降壇〕 155 ◯議長(稲垣一夫) この際、暫時休憩します。                             午後2時07分 休憩                             ─────────                             午後2時20分 再開 156 ◯議長(稲垣一夫) 休憩前に引き続き会議を開きます。  この際、常任委員会委員の選任、議会運営委員会委員の選任及び愛知県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙についての件を日程に追加し、日程の順序を変更して、直ちに議題とすることにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者多数) 157 ◯議長(稲垣一夫) 異議なしと認めます。よって、この際、常任委員会委員の選任、議会運営委員会委員の選任及び愛知県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙についての件を日程に追加し、日程の順序を変更して直ちに議題とすることに決しました。  まず、常任委員会委員の選任についてを議題とします。  委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、企画総務委員会委員に黒辺一彦議員、犬飼勝博議員、松崎隆治議員、渡辺信行議員、鈴木武広議員、新家喜志男議員、鈴木規子議員、稲垣一夫、以上8人です。厚生委員会委員に藤井基夫議員、大河内博之議員、本郷照代議員、前田 修議員、永山英人議員、颯田栄作議員、山田慶勝議員、岡田隆司議員、以上8人です。文教委員会委員に大塚久美子議員、神谷雅章議員、松井晋一郎議員、鈴木正章議員、稲垣正明議員、神谷庄二議員、筒井 登議員、以上7人です。経済建設委員会委員に磯部雅弘議員、青山 繁議員、石川伸一議員、中村眞一議員、長谷川敏廣議員、小林敏秋議員、牧野次郎議員、以上7人を、それぞれ指名します。  次に、議会運営委員会委員の選任についてを議題とします。  委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、松崎隆治議員、神谷雅章議員、永山英人議員、石川伸一議員、颯田栄作議員、長谷川敏廣議員、小林敏秋議員、山田慶勝議員、以上8人を指名します。  各常任委員会及び議会運営委員会の正副委員長互選のため、この際、暫時休憩します。                             午後2時27分 休憩                             ─────────                             午後3時00分 再開 158 ◯議長(稲垣一夫) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいま、それぞれの常任委員会及び議会運営委員会において、正副委員長の互選をした結果の報告がありました。         企画総務委員会委員長     犬 飼 勝 博 議員              同副委員長     松 崎 隆 治 議員           厚生委員会委員長     大河内 博 之 議員              同副委員長     前 田   修 議員           文教委員会委員長     神 谷 雅 章 議員              同副委員長     松 井 晋一郎 議員         経済建設委員会委員長     青 山   繁 議員              同副委員長     長谷川 敏 廣 議員         議会運営委員会委員長     松 崎 隆 治 議員              同副委員長     颯 田 栄 作 議員  以上のとおり報告します。  次に、愛知県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙に先立ち報告します。  西尾市議会において選挙された石川伸一議員から、6月25日付で辞職願が提出され、その補欠議員選出の依頼が愛知県後期高齢者医療広域連合長からあったものであります。            ───────────────────── 159 ◯議長(稲垣一夫) 愛知県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙を行います。  お諮りします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思います。これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者多数) 160 ◯議長(稲垣一夫) 異議なしと認めます。よって選挙の方法は、指名推選によることに決定しました。  次に、指名の方法についてご協議願います。本郷照代議員。 161 ◯9番(本郷照代) この際、動議を提出したいと思います。  指名の方法につきましては、選考委員長の小林敏秋議員が指名されるよう提案したいと思います。 162 ◯議長(稲垣一夫) ただいま本郷照代議員から、小林敏秋議員が指名されたいとの動議が提出されました。  本動議は、会議規則第16条の規定に基づき、他に2人以上の賛成者が必要となります。所定の賛成者を確認したいので、提案者を含め、本動議に賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 163 ◯議長(稲垣一夫) ご着席ください。起立3人以上であります。本動議につきましては所定の賛成者がありましたので、動議は成立しました。  お諮りします。この動議のとおり決定することにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者多数) 164 ◯議長(稲垣一夫) 異議なしと認めます。よって、小林敏秋議員が指名することに決定しました。  それでは小林敏秋議員、指名を願います。 165 ◯23番(小林敏秋) 私としては、稲垣一夫議長を指名します。 166 ◯議長(稲垣一夫) お諮りします。ただいま小林敏秋議員が指名しました、私、稲垣一夫を愛知県後期高齢者医療広域連合議会議員の当選人と定めることにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者多数) 167 ◯議長(稲垣一夫) 異議なしと認めます。よって、ただいま指名されました、私、稲垣一夫が愛知県後期高齢者医療広域連合議会議員に当選したことをご報告し、会議規則第32条第2項の規定による告知にかえさせていただきます。  一言、当選のごあいさつを申し上げます。  ただいま、愛知県後期高齢者医療広域連合議会議員にご推挙いただき誠にありがとうございました。高齢者が増加する中、後期高齢者医療制度の円滑な運営が図られるよう、その目的の達成のため努力してまいりますので、格別のご支援とご協力をお願い申し上げ、私のあいさつにかえさせていただきます。よろしくお願いいたします。(拍手)            ──────────○────────── 日程第42 168 ◯議長(稲垣一夫) 日程第42 議案第91号 西尾市監査委員の選任の同意についてを議題とします。  地方自治法第117条の規定により、渡辺信行議員の退席を求めます。       〔渡辺信行 退場〕 169 ◯議長(稲垣一夫) 提案理由の説明を求めます。副市長。       〔副市長 長島幹城 登壇〕 170 ◯副市長(長島幹城) ただいま議題となりました議案第91号 西尾市監査委員の選任の同意について、提案理由のご説明を申し上げます。
     本案は、市議会議員より選出の監査委員松井晋一郎氏が、令和元年6月25日に退職となりましたので、その欠員を補充するため渡辺信行氏を本日より選任いたしたく、地方自治法第196条第1項の規定により議会の同意を得たいとするものでございます。よろしくご審議の上、ご同意を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。       〔副市長 長島幹城 降壇〕 171 ◯議長(稲垣一夫) 提案理由の説明は終わりました。  お諮りします。本案については人事案件でありますので、質疑を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者多数) 172 ◯議長(稲垣一夫) 異議なしと認めます。よって本案は、質疑を省略することに決しました。  お諮りします。ただいま議題となっております議案第91号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者多数) 173 ◯議長(稲垣一夫) 異議なしと認めます。よって本案は、委員会の付託を省略することに決しました。  お諮りします。本案については人事案件でありますので、討論を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者多数) 174 ◯議長(稲垣一夫) 異議なしと認めます。よって本案は、討論を省略することに決しました。  これより議案第91号を採決します。本案は、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 175 ◯議長(稲垣一夫) ご着席ください。起立多数であります。よって本案は、これに同意することに決しました。  渡辺信行議員の入場を求めます。       〔渡辺信行 入場〕            ──────────○────────── 日程第43 176 ◯議長(稲垣一夫) 日程第43 閉会中継続調査申出事件を議題とします。  本件につきましては、お手元に配付しました閉会中継続調査申出事件のとおり、閉会中も継続して調査をしたい旨、会議規則第104条の規定により各委員長から申し出がありました。  お諮りします。本件につきましては各委員長の申し出のとおり、これを閉会中の継続調査事件とすることにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者多数) 177 ◯議長(稲垣一夫) 異議なしと認めます。よって本件については、各委員長から申し出のとおり閉会中の継続調査事件とすることに決しました。            ──────────○────────── 178 ◯議長(稲垣一夫) 以上をもって、今期定例会に付議されました案件の審議は全て終了しました。  理事者並びに議員各位におかれましては議事の進行にご協力をいただき、厚く御礼申し上げます。  市長からあいさつがあります。市長。       〔市長 中村 健 登壇〕 179 ◯市長(中村 健) 一言お礼のごあいさつを申し上げます。去る6月4日、西尾市議会6月定例会を招集して以来、議員各位におかれましては何かとご多用の中、23日間にわたりまして終始熱心にご審議を賜り、厚く御礼を申し上げる次第でございます。  議案第72号及び議案第73号につきましては修正可決となりましたけれども、公共下水道と農業集落排水事業の使用料の現時点での料金について、適正ではないといいますか、値上げが必要だというところについては、大半の議員の皆様方から問題意識として共有できているというふうに感じておりますので、改めて議会の皆様から、またご意見などを聞かせていただいて、市の対応を改めて決定してまいりたいというふうに思っております。  また、その他の議案につきましても、ご審議の中でいただきましたご意見を十分尊重いたしまして、今後の市政に生かしてまいる所存でございますので、議員各位の格別なご支援、ご協力を賜りますようにお願い申し上げまして、お礼のあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。       〔市長 中村 健 降壇〕 180 ◯議長(稲垣一夫) あいさつは終わりました。  これをもって、令和元年西尾市議会6月定例会を閉会します。                             午後3時10分 閉会  地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。                      西尾市議会議長  石 川 伸 一                      西尾市議会副議長 永 山 英 人                      西尾市議会議長  稲 垣 一 夫                      西尾市議会議員  磯 部 雅 弘                      西尾市議会議員  鈴 木 正 章 発言が指定されていません。 西尾市議会 ↑ ページの先頭へ...