2
◯産業部長(
金原英樹) ただいま議題となりました第2回産業立地セミナーin西尾の開催について、ご説明を申し上げます。
本事業におきましては、平成28年度に株式会社デンソーの取締役副社長にご講演をいただきまして、第1回目を開催いたしました。そのときは大変高い評価をいただいた事業でございまして、今回、駅前に先月オープンいたしました西尾コンベンションホールで第2回を開催するものでございます。
議題2資料をごらんください。
まず事業目的ですが、産業立地セミナーin西尾は、地域経済の厚みづくり、地域に根差した企業をふやすことを目的に市内外の企業を一堂に集め、「ものづくりのまち西尾」の魅力を広域的に情報発信をし、将来を見据えた企業との関係を構築する戦略的かつ効果的なセミナー及び交流会を開催するものであります。
次に、2のセミナー及び交流会の概要をごらんください。
開催日は11月16日金曜日、場所は西尾コンベンションホールで、対象者は製造業、物流等の企業関係者等でございます。
1部のセミナーでは、市長から「ものづくりのまち西尾」の魅力と産業立地施策を説明していただくとともに、特別講師としてアイシン精機株式会社の水島寿之取締役副社長をお招きして、「100年に1度の大変革期を迎えた自動車業界」というテーマで特別講演を予定しております。
また第2部では、市内・市外の参加企業間や本市職員との情報交換を兼ねた交流会を開催いたします。また、会場の一角には「頑張るものづくり企業in西尾」という冊子の掲載企業から、15社の企業にパネル等の展示をしていただきまして、情報発信をしていただく予定でございます。
最後に、参加申し込み状況でございますが、2枚目にあります案内チラシをもちましてダイレクトメールを送付したり、企業訪問等でご案内いたしました。その結果、10月10日現在で企業、団体数は85社、申し込み人数は198人となっております。
以上で、議題2の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
<協議>
3
◯部員(
稲垣一夫) 今、部長の方から、10月10日現在の申し込み状況の報告がございましたが、現在、多少ふえているかどうか、その辺をお伺いします。
4
◯企業誘致課長(
山本吉明) 最新のものですと申込者数が88社で、人数にいたしまして209名が最新の申し込みの数となっております。
以上です。
5
◯部員(
前田 修) これは、コンベンションホールで今年度はやられるということですが、使用料はどのぐらい予定されてみえるんですか。
6
◯企業誘致課長(
山本吉明) 全部で291万4,000円で、予算的にはやる予定になっております。
以上です。
7
◯部員(
前田 修) コンベンションホールの使用料というと、どうなるんですか。
8
◯企業誘致課長(
山本吉明) 大ホールと多目的ホールを使用しまして、19万2,250円というふうな予算となっております。
3 市内企業との展示会共同出展について
資料 議題3資料 市内企業との展示会共同出展について
チラシ
産業部長より次のように説明。
9
◯産業部長(
金原英樹) ただいま議題となりました市内企業との展示会共同出展について、ご説明を申し上げます。議題3資料の1 事業概要をごらんください。
企業誘致課では、「ものづくりのまち西尾」の知名度向上並びに地域産業の競争力強化及び稼ぐ力の向上を目指しまして、市内のものづくり企業とともに大規模展示会に共同出展をしております。本事業につきましては、平成25年度から継続的に実施しておりまして、昨年度までに市内企業22社が参加しております。今年度におきましても、東京ビッグサイトで開催される第11回オートモーティブワールドにおける第5回自動車部品&加工EXPOに市内企業5社とともに共同出展をいたします。
次に、2の展示会の詳細をごらんください。
展示会の名称は先ほど申し上げたとおりで、会期は平成31年1月16日水曜日から18日金曜日でございます。
展示会の概要につきましては記載のとおりで、今年度の共同出展企業につきましては、別紙募集チラシにより募集をいたしましたところ、資料に記載してあります5社でございます。
なお、会期の最終日1月18日には、市長みずからトップセールスを行う予定でございます。
以上、議題3の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
<協議>
10
◯部員(
稲垣一夫) 今回、大野精工初め5社ということでございますが、過去に出展していただいたのは22社というご説明がありましたが、その辺の、企業の出展したときの反応というのはいかがでしょうか。
11
◯企業誘致課長(
山本吉明) 終わった後にアンケート等をとらせていただいておりまして、他社の営業力、技術力等が参考になった、販路拡大のきっかけになった、あるいは展示会に出展する企業ということで、企業イメージが向上し、社員の募集時に有利に働くなどの意見をいただいておりまして、また実際に新規受注や外部委託先の獲得などにつながったといった意見もいただいております。
以上です。
4 物損事故による損害賠償の専決処分について
環境部長より次のように説明。
12
◯環境部長(
新實正志) ただいま議題となりました議題4 物損事故による損害賠償の専決処分について、ご説明申し上げます。資料はございませんので、よろしくお願いいたします。
事故の概要は、平成30年8月23日木曜日、午後10時30分ころ、西尾市一色町酒手島地内におきまして、酒手島町内会の資源ステーションに翌日の回収準備のため、市が配布しました資源物回収用コンテナのうち蛍光管回収用のコンテナが、台風20号の通過により強風であおられまして、駐車中の車両2台に接触する事故が発生したということでございます。それによって車両が損傷したものでございます。
示談の内容といたしましては、市の過失割合が100%で、相手方の車両2台の修理費39万7,311円を支払うものでございます。
なお、損害賠償につきましては、専決処分により処理をさせていただきました。
今後の再発防止策といたしましては、強風が予想される場合は暴風警報の発令にかかわらず、状況に応じてコンテナの配布を中止するとともに、各町内会に資源物回収の中止を連絡してまいりたいと考えております。また、常日ごろから、蛍光管回収用のコンテナの飛散防止のため、コンテナの配布時には重りとして空き瓶回収用コンテナを中に入れるよう、委託業者には指示をしているところでございます。
以上、議題4の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
<協議>
13
◯部員(
藤井基夫) この案件は、代表町内会のところで話をされましたが、ちょっと関連としまして委託業者のコンテナ運搬の件ですけれども、これはたしか決められた時間に配布するということになっていたんですけれども、この件も、それ以前に配布をされてしまって、この事故が起こってしまったと思うんですが、その後の対応というものはなされたのでしょうか。
14
◯ごみ減量課長(牧
裕之) 配布につきましては、前日に配布するということで、この場合ですけれども警報が出てございませんでしたので、その辺は時間の配布の指示はしてございません。ただし、先ほども説明の中でありましたけれども、コンテナを配布するときに飛ばないように重しとして、ほかの重いコンテナになりますけれども、それを入れて飛ばないような工夫はしてくださいということは指示をしております。
以上です。
15
◯部員(
藤井基夫) 細かいことを言いますと、シルバーの方なんですけれども、決まった人が守らないということなんですけれども、その辺はご承知でしょうか。
16
◯ごみ減量課長(牧
裕之) その件につきましては、シルバー人材センターの担当職員の方に、こういう職員がいるということは承知しているかという話と、もしそういう話があれば改めていただくように指示をさせていただきました。
以上です。
5 西尾市制65周年記念環境イベント環境Wave21の開催について
資料 議題5資料 西尾市制65周年記念環境イベント環境Wave21
環境部長より次のように説明。
17
◯環境部長(
新實正志) ただいま議題となりました議題5 西尾市制65周年記念環境イベント環境Wave21の開催について、ご説明申し上げます。議題5資料をごらんください。
開催主旨でございますが、環境Wave21は、ごみの減量とリサイクルの推進、また各種団体による環境活動に関する取り組みを通して、市民の皆さんに環境に対する理解を深めていただくことを目的としております。17回目を迎えます今年度は、市制65周年を記念して「西尾市制65周年記念環境イベント 環境Wave21」として、行政とボランティアグループ、企業の皆さんが協働で企画・運営してまいります。
開催の日時と場所は、12月2日の日曜日、午前10時から午後2時までで、ホワイトウェイブ21とクリーンセンターでございます。緑のカーテンコンテストの表彰式を初め、環境応援ステージやフリーマーケット、企業等による環境関連品の紹介・展示など、ボランティアグループや企業の皆さんが協力して、さまざまな催しを実施いたします。イベントのプログラムは裏面のとおりでありまして、近年では、大変多くの皆さんをお迎えしております。議員の皆様も、ご家族、ご友人をお誘いの上、ぜひご来場いただきますようご案内申し上げます。
以上、第5の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
<協議>
18
◯部員(
大塚久美子) 全体の事業費は幾らほどかかっているかということと、65周年ということで、今までも大変大盛況で中身も皆さんの喜ばれる内容でしたが、今年、何か新しい取り組みというか、内容などがありましたらお知らせください。
19
◯環境業務課長(
岩瀬 一) まず1点目、事業費でございますが、予算額が、細かくなりますが37万3,608円ということで予算を組まさせていただいております。
それから今年度、新たな取り組みといたしまして、新規として応援ステージの方でヒップホップダンスということで、1つの団体が新たに加わっていただきました。それから下水道のPRということで、矢作川流域の関係のPRをさせていただきます。それから映画の上映ということで、にしお映画製作実行委員会の方々のご協力もいただく予定でございます。あと、中部電力の環境パネルの展示も予定しております。
以上でございます。
20
◯部員(
神谷庄二) 予算が37万円ということですが、見るといろいろなことをやってみえるんですが、それでこの37万円で無理なく事業がやれているのか、その辺はどうでしょうか。
21
◯環境業務課長(
岩瀬 一) 細かいことを言えば、欲を言えば、もう少しというところもあるかと思いますが、このイベントが行政と市民の皆さんの協働というところで、各種団体の方たちも、それなりにご努力をいただいているということでありまして、本当に必要最小限のところでやらさせていただいております。
以上でございます。
6 建築基準法の認定手数料区分の追加について
資料 議題6資料 建築基準法の認定手数料区分の追加について
建設部長より次のように説明。
22
◯建設部長(
加藤雄二) ただいま議題となりました建築基準法の認定手数料区分の追加について、ご説明申し上げます。議題6資料をごらんください。
建築基準法の一部を改正する法律の技術的助言が新たに示されたことに伴い、認定の手数料区分を追加するものでございます。
認定の内容といたしましては、建築基準法上の道路に接していない建築物の敷地において、一定の要件を満たすものについては、接道規制の適用除外の手続を行う際、建築審査会の同意を要せずに市で認定ができるようになりました。これに伴いまして、別表第3米印の項目を新たに手数料区分として追加するものでございます。手数料の額につきましては、愛知県の手数料と同額でございます。
なお、
西尾市議会12月定例会に関係条例の一部改正を提出してまいりますので、よろしくお願いいたします。
以上で、議題6の説明とさせていただきます。
<協議>
23
◯部員(
前田 修) これは、一定の要件を満たせば道路に接しなくてもよいということに読み取れてしまいますが、この一定の要件というのはどのようなものでしょうか。
24 ◯建築課長(古澤拓司) 建築基準法で言う道路は、そもそも市道認定をされた道路に接する道路ということを言っているんですけれども、実際には農道等、立派な公道もあるわけです。そういうものを助けようということで、そういうところに接した敷地で、延べ面積200平方メートル以内の戸建ての住宅については、西尾市で認定行為を行ってよろしいという案です。
25
◯部員(颯田栄作) 今の
前田議員の関連ですが、道路というものは幅は関係ないですか。
26 ◯建築課長(古澤拓司) 道路というのは、そもそも4メートル以上のものを道路と言っているんですけれども、4メートルなくても、もともと1.8メートル以上ある道路で、中心線より2メートルのセットバックをしていただくことによって、これは一応道路という、みなし道路という解釈をしております。
7 西尾市市営住宅長寿命化計画の中間報告について
資料 議題7資料 西尾市市営住宅長寿命化計画の中間報告について
西尾市市営住宅長寿命化計画改定業務について
建設部長より次のように説明。
27
◯建設部長(
加藤雄二) ただいま議題となりました西尾市市営住宅長寿命化計画の中間報告について、ご説明させていただきます。
当計画は、市営住宅全体の修繕、更新、廃止に係るものです。平成25年3月に改訂し、計画期間を平成25年度から平成34年度とした現計画の見直しを行っております。
議題7資料1ページの左側をごらんください。
1 業務の発注状況につきましては、平成30年6月11日にランドブレイン株式会社名古屋事務所と業務委託契約を締結いたしました。
2 業務フローをごらんください。業務の大まかな流れを示しております。
まず、(1)aからeの作業により、市営住宅の現状と入居者の意見を整理してまいります。eでは、入居者全戸を対象にアンケート調査を実施し、満足度やニーズなどを把握してまいります。
次に、(2)fからjの作業により、長寿命化の方針と事業手法の選定などを行ってまいります。g及びhでは、国立社会保障・人口問題研究所の人口推計をもとに国土交通省が提供しているプログラムにより、将来的に西尾市において必要とする市営住宅の戸数を推計し、統廃合や建てかえ計画などを検討してまいります。
最後に、(3)kからnの作業で、事業の実施に向けた予定を設定してまいります。kでは、既存施設の改善のための改修方針を検討し、lでは、統廃合や建てかえ計画を実施するための事業手法、例えばPPP・PFIの手法を初めとした民間活力の活用なども検討してまいります。
進捗状況をごらんください。現時点では、aからhまでの作業を進めています。
今後は、現在、進めている作業の進捗にあわせ、iからnを順次進めてまいります。
4 今後の予定をごらんください。
平成31年2月に当計画の策定案を、
経済建設部会で報告してまいりたいと考えています。その後、2月から3月をめどにパブリックコメントを実施し、最終調整の上、平成31年3月中に業務を完了し、翌年度の同部会におきまして、同計画改訂版の報告をさせていただきたいと考えております。
次ページ以降は、現時点における成果を報告させていただきます。
なお、各作業とも途中経過でございますので、確定した数字がお示しできないことと、お示ししたものが修正されることが考えられますので、ご承知おきください。
2ページをごらんください。
当計画は、平成21年度に策定以来、2度目の改定となり、社会情勢の変化に対応するものであります。
1 市営住宅を取り巻く現状では、平成30年4月時点における市営住宅の現状を西尾、一色、吉良、幡豆の4地区においてお示ししています。
3ページをごらんください。
2ページでお示しした市営住宅を、老朽化の状況とあわせて地図に落としたものでございます。赤い四角が、既に法定耐用年限を超えているものを含めて、今後10年のうちに耐用年限を迎える住宅、青い四角が当面の間、耐用年限を超えない住宅、紫色の丸が県営住宅を示しています。東部の山間地を除いて、市の全域において市街化区域及びその周辺に配置されていることがわかります。また、管理戸数100を超える大規模な住宅は、宮浦住宅、中野郷住宅、対米住宅の3住宅あります。地図上では、少し大きな四角で示してございます。
4ページをごらんください。
上段2の1は、西尾市における将来世帯数の推計でございます。中段2の2は、将来世帯数の推計に基づき、県営住宅等も含めた公営住宅の需要数を推計したものです。減り幅の推移は縮小傾向にあるものの、継続的に減少する予測となっています。下段2の3は、公営住宅需要を世帯人員別に分類したものです。複数人の家族世帯は減少し、60歳以上の高齢者ひとり暮らしの割合が増加していくことがわかります。
最後に、5ページをごらんください。
1ページの作業フローのうち、h 事業手法の選定の作業内容でございます。3段階の判定を行い、修繕、改善、用途廃止、建てかえの選定をいたします。
1次判定では、団地の管理方針や改善の必要性、可能性等に基づき仮設定をいたします。具体的には、安全性に対する改善の必要性や敷地の高度利用の可能性、立地条件を初めとした団地や敷地の現状や条件等を踏まえた判定となります。
2次判定では、ライフサイクルコストや当面の事業量、将来のストック量を踏まえた判定を行います。
最後に、3次判定では、計画期間中の事業費の平準化や他の事業主体との連携見込みなどを踏まえて、計画期間における事業手法を決定していきます。現時点では、第一次判定作業を行っているところであり、その成果が下段の表であります。継続管理する団地としては、犬塚住宅、住崎住宅の2住宅であり、それ以外の住宅については判定を保留するものとして、2次判定で検討していく住宅として位置づけられています。
次に、2次判定を実施し、業務を進めてまいります。
以上、議題7の説明とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
<協議>
28
◯部員(
大塚久美子) 長寿命化計画の最初のときにも、アンケート調査が入居者の方にあったと思います。そのときの結果に対して、どのように建築課としては対応して進めてきたかということと、また今回、アンケートを新たに行って、今、集計をしているところだと先ほどお話がありましたので、それは住んでいる方の何人にアンケートを収集することができたのか。また、その中の意見というのは、今後の進め方に対してどのように反映をしていくかというところを、お知らせ願えますか。
29 ◯建築課主幹(永田浩樹) 以前の計画のときのアンケートについて、どのように対応したかという件でございますが、こちらにつきましてはアンケート結果を踏まえて現計画の方を、とりあえず反映させていただいております。ただし、物理的な条件等々ございますので、必ずしも100%反映できたかどうかという疑問は残っております。
続きまして、今回のアンケートについてでございますが、市営住宅全戸961戸に配布いたしました。その結果、回収の方は536戸でございました。人数というか、戸数で提示させていただきましたので、よろしくお願いします。
また、その結果について、どのように反映していくかということにつきましては、できる範囲でご意見等をお伺いして、また入居者の移転等のご希望等もお伺いしながらやってまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
30
◯部員(
大塚久美子) アンケートをするという目的のためのアンケートになってはいけないと思います。前回も課題が残っているならば、その課題に対して、今後どうしていきますということを、住んでいる方たちは聞かされていないですので、この間アンケートをとったけれども、その後どうなったのかというところは、いろいろなところからお話がありますので、アンケートをとって、これに対してはこういうふうにしていきますということを、全戸に対しアンケートをとったならば、お示しをしていっていただきたい。こういうふうな計画があって、パブリックコメントなどもありますけれども、そういうことは住んでいらっしゃる方にはなかなか伝わりにくいと思いますので、そういう方たちにきちんと進行状況だとか、今後、こういうところで建てかえを考えていますということを、しっかりお話をしていかれるように考えていらっしゃるでしょうか。
31 ◯建築課主幹(永田浩樹) アンケートの結果について、どの程度お示しできるかとか、こういう意見をいただいて、これをこのように反映しましたというところにつきましては、なるべく考えてまいりますので、よろしくお願いいたします。
また、住民の方への報告、今後、建てかえがいつやられるかといったものにつきましては、前回、大河内議員からも一般質問等でご質問がございましたとおりでございまして、一応案ができました段階で議会への報告後ですけれども、概要版を各住宅に回覧のような形で回させていただこうかとは考えておりますので、よろしくお願いいたします。
32
◯部員(
藤井基夫) 今後、10年のうちに法定耐用年限を迎える住宅とあります。自分なりに耐用年数と年限の違いを昨日調べましたが、よくわからない。ざっくり、耐用年限の方がひどいのかなという印象を受けたんですが、その辺の詳細を少しご説明ください。
33 ◯建築課主幹(永田浩樹) 耐用年限、年数の使い分けが余りうまくできていなくて申しわけありませんでした。一応年限、つまり法律の方で、こういう建物については何年までという期限が定められてございます。それについて耐用年限という表現にさせていただいておりますので、建物が法律上、まあまあ使えるでしょうという期限を示したものだとお考え願えればいいかと思います。
34
◯部員(
藤井基夫) それで、現在3カ所あるわけですけれども、この住宅に新規入居募集はあるんでしょうか。もし、あった場合は入居させるのでしょうか。その辺を、お聞かせください。
35 ◯建築課主幹(永田浩樹) 法定耐用年限を迎えるものは3カ所ではなくて、資料の3ページで赤色で示したものが、今後10年のうちに耐用年限を迎える住宅になっておりますので、結構あります。
ちなみに数をご報告させていただきますと、耐用年限の10年以内を過ぎるものとしては637戸、全体の率として52%のものがここに当たってしまうと考えております。
以上でございます。
36
◯部員(
藤井基夫) それで入居募集は。
37 ◯建築課主幹(永田浩樹) 現在、入居募集そのものはまだ行っております。ただ、法定耐用年限についても、必ずしも住めないという状況ではなくて、耐震基準等々は満足してございまして、設備基準も一定設けております。法律的な耐用年限ということですので、余り住まわせない方がいいのかというところもあるんですが、実態として、市営住宅の数も足らないという実情もありますし、実際、ものを見ますと手は入れておりますので、安全性にそれほど欠けたものではないと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
38
◯部員(
前田 修) 年度末に向けての今回は中間報告ということですので、まだすっきりと、わかりにくくなっているところはあるんですけれども、3ページの100戸を超える大規模な住宅という赤とか青の四角いマークというのが4つあるんですけれども、これは3住宅あるということになっていますが、その点はどうなのかということと、それから1ページの、PPP・PFI手法を含めた民間活用に検討がされるわけですが、あえて黒いゴシックで強調しているのは何か意味があるのでしょうか。
39 ◯建築課主幹(永田浩樹) 中野郷だけ大きな四角が2つあるかと思いますけれども、住宅として今100を超えるというのは3住宅の宮浦、中野郷、対米でございます。四角が4つあるというのは、中野郷住宅におきましては法定耐用年限を超えるものと超えないものがありますので、あえて2つ書いたような形になっております。
あと、資料の方でPPP・PFIを特に強調したというのは、これはすみません。さしたる意味はございませんので、よろしくお願いいたします。
40
◯部員(
前田 修) 現在は、業務フローではaからhまでやっておられて、今後、iからlまでやるということなんですけれども、ですから詳細はまだ現在のところではわからないということですが、5ページをお願いしたいと思いますが、下の第1次判定。これから2次、3次をやるということですが、第1次判定の赤い枠の表の中で、改善不要、改善が必要、それから優先的な対応が必要、その中でも改善が可能、改善不可能となるんですけれども、改善が不可能で建てかえという部分の公営住宅はないと。改善が可能だということで、巨海や中野郷や対米となってくるんですけれども、そもそも10年の計画は、それぞれ建てかえという方向が定められていたんですが、これはまだ改修するという考えもあるということなんですか。
41 ◯建築課主幹(永田浩樹) 議員が今おっしゃられたとおり、中間でございます。今回、このフローにお示ししたとおり、1次判定、2次判定、3次判定と3回判定を行ってまいります。今段階では、お金がかかろうが、どの程度かけても直せるかどうかというレベルのものなので、直せるという判定なんですが、今後、2次判定おいて現実的なコストとの比較をしてまいります。その中で、建てかえた方が有利である、もしくはほかの手法の方が有利であるということを判定してまいった場合には、優先的な対応が必要で改善不可能という部分に移行する可能性はあるということでございます。よろしくお願いいたします。
42
◯部員(
前田 修) 優先的な改善または建てかえとあるわけですので、建てかえの方向にもなるということでおっしゃられるなら、そういうことかなというふうに受けとめたいと思いますが、4ページで示された将来人口・世帯数の推計は、あえてこういう形になっておりますが、これを見ますと公営住宅に入居される世帯や人数は随分少なくなってくる見通しだというふうに思いますが、これに即して住宅数をこれから検討するということになれば幾つか建てかえずに、今あいているところにみんな入っていただいて、例えば対米住宅、巨海住宅は建てかえずに解体するだけで、現在ある、あいているところに入っていただきますという考えもあり得るということなんでしょうか。
43 ◯建築課主幹(永田浩樹) 今、4ページの資料でお示ししたとおり、確かに必要世帯数は減少する見込みでございます。それにおきまして、今後、市営住宅のあり方等において、今現在の数が必ずしも必要かどうかという部分では、この数字に見合った形で必要なくなる可能性は十分残されております。それの対応として、今、老朽化して使いにくくなっている住宅などを潰して廃止していくだけという手法も、今後、検討の中ではやってまいりますが、ただ言われたとおり、現段階ではっきりしたことがお示しできないことはお許しください。
以上です。
44
◯部員(
前田 修) そうなると、老朽化した公営住宅は幾つかあるんですけれども、ここは古くなっても改修もしませんよ、建てかえませんよと、あとどこかへ行っていただきますよということになると、これは先ほどの今後の計画の中で示されたように、あとは年度末の31年3月に調整が完了して、あと5月に報告ということになるわけですね。そうなりますと、ほぼ決まったものが報告をされてということになりますが、ここの市営住宅はこうなりますよと、例えば建てかえますよ、建てかえませんよと、改修だけですよというのは、それぞれの市営住宅の意見も聞くと、そこに住んでみえる方の意見も聞くということも経て、最終的にこの計画が決まっていく必要があると思うんですけれども、その辺の手続はどのあたりでやられるんでしょうか。
45 ◯建築課主幹(永田浩樹) 今の予定といたしましては、今後の予定の中にありますとおり2月ごろにパブリックコメントという形で、一般市民の方たち等のご意見も承って、それで調整していこうかと考えております。また、現在、居住してみえる方につきましては、アンケートをとらせていただいておりますので、一定の方向性はいただいているのかなとは考えております。
以上です。
46
◯部員(
前田 修) 一定の方向性といっても、住んでみえる方の意見はさまざまだと思います。退去するという人もあれば、できれば住み続けたいという人もあるわけですから、そこら辺の市民の声をどういうふうに受け入れるのかということなんですけれども、1ページの今後の予定の中では、2月に計画(案)ということがほぼできるわけです。ということは、どこの住宅は建てかえる、どこの住宅は建てかえない、あるいは民間アパートの借り上げの方法も検討される、そういった人口も減るという状況の中で、ここの住宅はこうなりますよというのが2月には示されるとなると、パブリックコメントというのは通常、ホームページでやったりするものですから、これは市民に広くこの案が知らされるかというと、なかなかそうは言えない状況がありますし、特に市営住宅に住んでみえるような高齢者などの世帯の方には、ぜひ直接、こういう案だと。案ができてからというのが、私はちょっとすっきりしないけれども、こういう案にしたいという前段階の市民の意見を聴取することをきちんとやらないと、せっかく決まったものをこうですよといって報告して押しつける、押しつけるという言い方は失礼だけれども、結果的にそうなってしまうのではないかというふうに思いますので、住んでみえる方の意見聴取というのは、今、言われたアンケートをしましたということではなくて、もう一度よく、この計画策定段階でしっかり取り組んでいただくことを検討していただきたいと思いますが、その点どうですか。
47
◯建設部長(
加藤雄二) 言われることは、確かにそうだと思います。現実、今、巨海住宅では、住み続けたいという意見のアンケートを見させていただいたところ、そういう方もみえますし、そういったところを見ますと、もう一回やっておいた方が必ずしもいいのではないかというような気に、今、お話を聞きましてなりましたので、その辺でやっていきたいと思います。
48 ◯建築課主幹(永田浩樹) 入居者への聞き取りという部分でございますけれども、今計画の中で、最終的にこの計画内でお示ししますのは、事業手法として計画的な修繕を行うこと、改善を行うこと、住宅を廃止すること、建てかえを行うことという大きく4つに分けて言っております。ただし建てかえ等、財政的な負担が大きいものに関しては、必ずしもそればかりということはしにくいと思いますので、今計画の中で、まずお示しするのは4つに分けることまでを行ってまいります。その財政負担の大きいもの等々につきましては、こんな方法もほかにもあるのではないかという提言までしてまいりたいと考えております。その提言についての実効性をいざ考えるというのは、実施計画をその後つくりますので、その実施計画の前段階で、例えば、今、言われた民間の住宅の空き家などを利用する方法なども検討するためには、それを実際どの程度供給していただける可能性があるのか、またはそれの実効性、補助金などはどの程度のものがもらえるのか、市に対して、財政的にどの程度有利になるのかといった部分も検証する必要がございますので、より詳細な検証をもう少し後に出していただきたいと考えております。
ですから、今計画で出させていただくのは4つに分けることプラス、こんな方法があるという提言までにしたいと考えております。先ほど言われたように、実施計画の段で、もう一度意見を聞くチャンスがございますので、その段では、入居者の方たちへしっかりした聞き取り等も行っていきたいと考えております。また、そのときには関係団体、民間の住宅などを使うということであると、不動産などの関係団体等の聞き取りなども必要になるかと考えますので、もう少し後の段階で証左までやっていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
終
発言が指定されていません。
西尾市議会 ↑ ページの先頭へ...