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  1. 西尾市議会 2017-11-02
    2017-11-02 平成29年 企画総務部会 本文


    取得元: 西尾市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-25
    西尾市議会 会議録の閲覧と検索 検索のやり直し 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2017-11-02: 平成29年 企画総務部会 本文 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 別画面表示ツール ツール 印刷表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 行ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 127 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  ◯企画部次長宮地将人選択 2 :  ◯企画部次長宮地将人選択 3 :  ◯部員鈴木規子選択 4 :  ◯企画政策課長齋藤武雄選択 5 :  ◯部員山田慶勝選択 6 :  ◯企画政策課長齋藤武雄選択 7 :  ◯部員山田慶勝選択 8 :  ◯企画政策課長齋藤武雄選択 9 :  ◯企画部次長齋藤秀明選択 10 :  ◯部員鈴木武広選択 11 :  ◯企画部次長齋藤秀明選択 12 :  ◯部員鈴木武広選択 13 :  ◯企画部次長齋藤秀明選択 14 :  ◯部員鈴木武広選択 15 :  ◯企画政策課主幹(簗瀬貴央) 選択 16 :  ◯部員鈴木武広選択 17 :  ◯企画部次長齋藤秀明選択 18 :  ◯部員松井晋一郎選択 19 :  ◯企画部次長齋藤秀明選択 20 :  ◯部員松井晋一郎選択 21 :  ◯企画部次長齋藤秀明選択 22 :  ◯部員松井晋一郎選択 23 :  ◯企画部次長齋藤秀明選択 24 :  ◯部員松井晋一郎選択 25 :  ◯企画部次長齋藤秀明選択 26 :  ◯部員松井晋一郎選択 27 :  ◯企画部次長齋藤秀明選択 28 :  ◯部員松井晋一郎選択 29 :  ◯企画部次長齋藤秀明選択 30 :  ◯部員松井晋一郎選択 31 :  ◯企画部次長齋藤秀明選択 32 :  ◯部員山田慶勝選択 33 :  ◯企画部次長齋藤秀明選択 34 :  ◯部員山田慶勝選択 35 :  ◯企画部次長齋藤秀明選択 36 :  ◯部員山田慶勝選択 37 :  ◯企画部次長齋藤秀明選択 38 :  ◯部員鈴木規子選択 39 :  ◯企画部次長齋藤秀明選択 40 :  ◯部員鈴木規子選択 41 :  ◯企画部次長齋藤秀明選択 42 :  ◯部員鈴木規子選択 43 :  ◯企画部次長齋藤秀明選択 44 :  ◯部員鈴木規子選択 45 :  ◯企画部次長齋藤秀明選択 46 :  ◯部員鈴木規子選択 47 :  ◯企画部次長齋藤秀明選択 48 :  ◯部員鈴木規子選択 49 :  ◯企画部次長齋藤秀明選択 50 :  ◯部員鈴木規子選択 51 :  ◯企画部次長齋藤秀明選択 52 :  ◯部員鈴木規子選択 53 :  ◯企画部次長齋藤秀明選択 54 :  ◯部員鈴木規子選択 55 :  ◯企画部次長齋藤秀明選択 56 :  ◯部員鈴木規子選択 57 :  ◯企画部次長齋藤秀明選択 58 :  ◯部員鈴木規子選択 59 :  ◯企画部次長齋藤秀明選択 60 :  ◯部員鈴木規子選択 61 :  ◯企画部次長齋藤秀明選択 62 :  ◯部員鈴木規子選択 63 :  ◯危機管理局長(小塚義人) 選択 64 :  ◯部員鈴木規子選択 65 :  ◯企画部次長齋藤秀明選択 66 :  ◯部員鈴木規子選択 67 :  ◯企画部次長齋藤秀明選択 68 :  ◯部員鈴木規子選択 69 :  ◯企画部次長齋藤秀明選択 70 :  ◯部員鈴木規子選択 71 :  ◯企画部次長齋藤秀明選択 72 :  ◯部員鈴木規子選択 73 :  ◯企画部次長齋藤秀明選択 74 :  ◯部員松井晋一郎選択 75 :  ◯危機管理局長(小塚義人) 選択 76 :  ◯部員松井晋一郎選択 77 :  ◯企画部次長齋藤秀明選択 78 :  ◯部会長(渡辺信行) 選択 79 :  ◯部会長(渡辺信行) 選択 80 :  ◯企画部次長齋藤秀明選択 81 :  ◯部員(颯田栄作) 選択 82 :  ◯企画部次長齋藤秀明選択 83 :  ◯部員(颯田栄作) 選択 84 :  ◯副市長(長島幹城) 選択 85 :  ◯部員鈴木規子選択 86 :  ◯企画部次長齋藤秀明選択 87 :  ◯部員(鈴木正章) 選択 88 :  ◯企画部次長齋藤秀明選択 89 :  ◯部員(鈴木正章) 選択 90 :  ◯企画部次長齋藤秀明選択 91 :  ◯部員(筒井 登) 選択 92 :  ◯企画部次長齋藤秀明選択 93 :  ◯部員鈴木規子選択 94 :  ◯企画部次長齋藤秀明選択 95 :  ◯資産経営戦略局長(長谷義弘) 選択 96 :  ◯部員鈴木武広選択 97 :  ◯資産経営戦略課長(加瀬雅史) 選択 98 :  ◯部員鈴木武広選択 99 :  ◯部会長(渡辺信行) 選択 100 :  ◯部会長(渡辺信行) 選択 101 :  ◯部員鈴木武広選択 102 :  ◯部員松井晋一郎選択 103 :  ◯資産経営戦略課長(加瀬雅史) 選択 104 :  ◯部員松井晋一郎選択 105 :  ◯資産経営戦略課長(加瀬雅史) 選択 106 :  ◯部員松井晋一郎選択 107 :  ◯資産経営戦略課長(加瀬雅史) 選択 108 :  ◯部員松井晋一郎選択 109 :  ◯企画部次長齋藤秀明選択 110 :  ◯部員松井晋一郎選択 111 :  ◯企画部次長齋藤秀明選択 112 :  ◯部員松井晋一郎選択 113 :  ◯資産経営戦略課長(加瀬雅史) 選択 114 :  ◯部員(鈴木正章) 選択 115 :  ◯資産経営戦略課主幹(鈴木貴之) 選択 116 :  ◯資産経営戦略課長(加瀬雅史) 選択 117 :  ◯部員(颯田栄作) 選択 118 :  ◯資産経営戦略課長(加瀬雅史) 選択 119 :  ◯総務部長(渡辺裕介) 選択 120 :  ◯部員(颯田栄作) 選択 121 :  ◯税務課長(高須英樹) 選択 122 :  ◯消防長(太田孝行) 選択 123 :  ◯部員(颯田栄作) 選択 124 :  ◯消防次長(岩瀬長彦) 選択 125 :  ◯企画部次長齋藤秀明選択 126 :  ◯部員(鈴木正章) 選択 127 :  ◯企画部長(近藤芳英) ↑ ページの先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1 1 西尾市まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づく施策の取組状況について    資料 議題1資料 西尾市まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づく施策の取組状             況(平成29年度)     企画部次長より次のように説明。 ◯企画部次長宮地将人) ただいま議題となりました議題1 西尾市まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づく施策の取組状況について、ご説明申し上げます。資料1西尾市まち・ひと・しごと創生総合戦略 総合戦略に基づく施策の取組状況をごらんください。  これは、総合戦略に係る施策の取組状況や、KPI(重要業績評価指標)の見直しなどについて記載したものでございます。  1ページをごらんください。  1 西尾市の人口動態でございます。  (1)推計人口につきましては、平成27年10月1日に実施されました平成27年国勢調査の人口をもとに、住民基本台帳などから、その後に出生・死亡・転入・転出といった人口増減を加味して算出をいたしました推計値の人口になっておりまして、平成28年10月1日現在の人口は16万8,743人でございます。平成27年度と比較いたしまして753人増加しており、依然として増加傾向にございます。  続きまして、(2)自然動態につきましては、平成27年10月から平成28年9月までの出生数が1,470人、死亡の数が1,555人となり、85人の減少となっております。  続きまして、(3)社会動態につきましては、転入者数が6,619人、転出者数が5,907人などとなり、838人の増加となっております。自然増減1)と、社会増減2)から見る平成28年の増加人口は753人となります。  続きまして、2ページをごらんください。  2 施策の取り組み状況でございます。  主な事業の平成28年度の取組状況と今後の展望等について、総合戦略における4つの基本目標ごとに記載しております。  基本目標1の西尾市の特色を活かして、「雇用」を維持・拡大するについてご説明いたします。  担い手経営安定推進事業では、担い手の高齢化と後継者不足の問題を解決するため、新規就農者への支援を行った。また、農地利用の最適化と効率化を推進し、将来にわたって営農を可能とするため農地集積に協力した農地の出し手に協力金を交付した。新規就農者及び地域の中心となる経営体へ、今後も引き続き支援を行うとしております。  水産業振興補助事業では、アサリ資源の確保のため、アサリ稚貝採捕及び放流を行った。また、シラスウナギ資源の維持増大のため、親ウナギの放流を行った。本市の貴重な地域資源であるアサリ及びウナギの減少は深刻な状況であり、資源回復のためにも引き続き事業を継続するとしております。  以降、同様の形式で主な事業といたしまして、ふるさと応援寄附金制度、工業系用地適地選定調査事業、企業立地支援のための補助金等交付事業、高齢者能力活用推進事業、西尾市民げんきプラザ運営事業について取組状況等を記載しております。  3ページをごらんください。それ以外の関連事業につきましては、その他の事業として事業名を記しております。
     次に、掲載しております表は、基本目標1の政策目標指標とKPIの実績となります。政策目標指標の従業員数につきましては、平成26年度に実施した経済センサスの結果が公表され、実績値は8万2,327人となりました。また、平成29年3月31日時点でのKPIの実績値では、特産品による新商品開発数(累計)は3件、東京での物産展における西尾市の認知度34%、地域ブランド認定数(累計)2件、事業承継支援実績(累計)1件、創業支援事業に基づく創業者数(累計)33人となりました。おおむね順調に推移しております。  これ以降4ページから11ページまで、基本目標1と同様に基本目標2から基本目標4の事業の取組状況と今後の展開、平成29年3月31日時点での政策目標指標とKPIの実績を記載しております。  続きまして、12ページをごらんください。  昨年度、国から交付を受けている地方創生加速化交付金の事業実績でございます。交付金を受けるに当たり、事業実施後の評価が必要となっており、産官金連携によるものづくり企業経営力強化サポート事業、西尾市事業創造・人材育成事業、醸造・器・和の心が奏でる新たな観光ルート「竜の子街道」造成事業の3事業について、事業の実施内容や事業評価、今後の方針などを事業実績としてまとめております。  次に、13ページをごらんください。  4 総合戦略の改訂について、ご説明申し上げます。  (1)KPIの目標値の見直しでございますが、記載の6つの項目について目標値の修正を行っております。  まず、特産品による新商品開発数(累計)ですが、地元事業者の協力もあり、西尾ナポリタン、竜の子グルメ、抹茶鍋の3件が開発完了しております。今後も、当市の特産品を使った新たな商品を開発していくため、目標を6件に上方修正いたしております。  次に、西尾駅乗降客数については順調に伸びておりまして、実績値が目標の1万300人を超える1万323人となりました。要因の1つといたしましては、景気回復により自動車産業の期間工などがふえ、乗客数がふえていると考えられます。今後も、このような状況を加味し、着実に乗降客数をふやしていくことを目標に1万600人といたしました。  次に、地域子育て支援拠点の利用者数でございますが、平成28年度は実績値が11万1,097人となりました。近年で最も高い利用者数となっており、引き続き高い利用者数を維持していくことを目標に11万1,100人といたしました。  次に、ふれんどバス年間利用者数と路線バス年間利用者数でございますが、先ほどの西尾駅乗降客数と同じように、景気がよくなってきたことによる利用者数の増等による定期券の利用者がふえたことが要因でございます。今後も、同水準を維持することを目標に28万人と52万7,000人に上方修正をいたしております。  次に、佐久島渡船年間利用者数でございますが、メディア等により佐久島が取り上げられておりまして、若い層を中心に多くの方に来島いただきました。現状といたしまして、気候のいい時期の休日や祝日は臨時の渡船を出して対応しているなど、これ以上の受け入れの大幅な増加は難しい状況となっておりますので、目標を平成28年度の実績から微増の見込みで13万人に上方修正をいたしております。  続きまして、14ページをごらんください。  施策の内容や主な事業等について修正を行うものを、19ページまで記載しております。  なお、今回の改訂を反映させた総合戦略につきましては、この後できるだけ速やかに作成し、議員の皆様に配付させていただくことを予定いたしております。  以上で、議題1 西尾市まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づく施策の取組状況についての説明とさせていただきます。  以上でございます。    質疑なし 2 西尾市ふるさと応援寄附金制度の状況について    資料 議題2資料 西尾市ふるさと応援寄附金制度の状況について     企画部次長より次のように報告。 2 ◯企画部次長宮地将人) ただいま議題となりました議題2 西尾市ふるさと応援寄附金制度の状況について、ご説明を申し上げます。議題2資料をごらんください。  西尾市ふるさと応援寄附金の4月から9月末までの受付状況等でございます。  1.寄附件数及び寄附金額でございますが、寄附件数は2,810件、寄附金額は5,128万5,500円でございます。  次に、2.使い道の指定でございますが、寄附金額の多いものから順に一部申し上げますと、市長にお任せ610件1,089万円、教育に関する事業597件967万5,000円、福祉に関する事業410件769万2,000円でございます。  次に、3.返礼品上位10品を掲載しております。一色産うなぎや肉が人気となっております。  次に、4.制度の変更でございますが、平成30年度より市民への返礼品の送付を中止いたします。理由は、平成29年4月1日付の総務大臣通知において、ふるさと納税に関する事務の遂行に当たっては、制度の趣旨に沿った責任と良識ある対応が強く求められており、「各地方公共団体は、当該地方団体の住民に対して返礼品を送付しないようにすること」とされていることへ対応するためでございます。市民への周知は、広報にしお及び市ホームページを通じて行ってまいります。  以上、議題2 西尾市ふるさと応援寄附金制度の状況についての説明とさせていただきます。  以上でございます。 <協議> 3 ◯部員鈴木規子) さまざまに物議を醸しているふるさと応援寄附金なんですが、使い道の指定はこの項目だけで、この項目の中で、特に具体的な事業を挙げているものはまだないというふうに承知をしていますが、それでよろしいかどうか。  それともう1点ですが、全国の例では品物ではない事例、例えば花を摘むとか、外の人がそのまちを訪れて、そのまちでないとできないようなことをやると、房総の方ではそのようなこともあるやに聞いているんですが、西尾市では、そういうような事例は検討されたことがあるかどうか伺いたいと思います。 4 ◯企画政策課長齋藤武雄) まず1点目の寄附の目的というか、使い道の指定でございますけれども、具体的な事業自体は、ここには事業名というような形ではございませんけれども、総合運動場整備だとか美術館の関係、西尾城址整備といったものについては、具体的な事業に結びついているものというふうに理解しておりますが、逆に、それ以外のものについては、もう少し幅広に捉えておりまして、その幅広の範囲の中の事業で対応できるように活用しております。  そして、2点目の品物以外の返礼品ということでございます。この点につきましても、現在の返礼品に至るまでの中で、検討自体はいろいろしておりますけれども、現時点では、まだそういったものはあらわれておりません。しかしながら、例えば佐久島などの観光資源、それ以外にも観光協会等と協議をしながら、品物だけではなかなか特色というものが、今後、競争の中では特色を出していけない部分もあるかと考えますので、そういったものも含めて、西尾市として他市にないものを出せるような形で検討してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 5 ◯部員山田慶勝) 4の、30年度より市民への返礼品の送付を中止しますということですが、これは西尾市民が西尾市に納税するのはだめだけれども、西尾市民が他市に納税した場合にはいいという解釈ですか、どうですか。 6 ◯企画政策課長齋藤武雄) まず、納税自体は、西尾市民であってもしていただくことは引き続きできます。しかしながら、返礼品自体をお送りすることだけは差し控えるということが、まずポイントでございます。他市へは、西尾以外の市町村が、基本的には独自に判断をしていくという結果によって異なってくるということで、ほかの市町村が返礼品を送るとか送らないということは、それぞれで判断をされていると思います。しかしながら、周辺自治体では大半が、そういったことは控えていくことになるだろうというふうには伺っております。  以上でございます。 7 ◯部員山田慶勝) もし、そういうことで、全国一斉に足並みをそろえないということになってくると、西尾市だけが西尾市民への返礼品は中止しますと、他市は相変わらずやりますということになってくると、西尾市民は西尾市へ納税するより、他市へ納税した方が返礼品があるからいいのではないかという傾向になりかねないことになるんですよね。その辺は国の方にもきちんと言わないと、全国一斉にそういうことをやらないと、ちょっと問題になるのではないかなと思いますが。 8 ◯企画政策課長齋藤武雄) 私どもも国の通知に基づいてということで、この件に関しましては県を通じてヒアリング等も受けておりまして、国の考え方としては、速やかにという形で対応を求めておりますけれども、しかしながら一方で、この件については法律等で規定しているものではないものですから、自主的判断に委ねられているという部分もございますので、懸念する部分がないとは言えませんけれども、私どもとしてはルールにのっとって頑張っていくというふうに考えております。  以上でございます。 3 旧一色支所劣化度調査結果について    資料 議題3資料 旧一色支所劣化度調査結果について     企画部次長より次のように説明。 9 ◯企画部次長齋藤秀明) ただいま議題となりました旧一色支所劣化度調査結果について、ご説明申し上げます。議題3資料をごらんください。  株式会社愛建総合設計研究所に調査を依頼し、本年9月26日から29日にかけて劣化度調査を行いました。劣化度調査の概要は、コンクリート圧縮強度や中性化深さを確認するためのコンクリートコア抜きによる調査を12カ所、鉄筋の腐食状況、かぶり厚さ及び中性化深さの確認を行うためのコンクリートはつりによる調査を5カ所行いました。調査位置は、1ページ以降の調査箇所位置図のとおりであります。オレンジ色はコンクリートコア抜き取りによる調査箇所、水色はコンクリートはつりによる調査箇所を示しています。また、平成24年度に行いました構造体劣化調査の位置を緑色で示しております。調査結果につきましては、4ページをごらんください。  なお、グレーに着色された部分につきましては、平成24年度の調査結果を記載しております。  上段、(1)コンクリートコア抜き取りによる調査をごらんください。  コンクリート圧縮強度の最小値は、1階の試験番号1-3の13.4ニュートンパーミリ平方メートル、最大値は3階の3-3の34.8ニュートンパーミリ平方メートルと、かなりばらつきが大きい結果となっており、数値が大きいほどコンクリート強度が高いことを示しています。コンクリート中性化深さは、3階の3-1で36.9ミリメートル、4階の4-24で39.7ミリメートル、5階の5-1で47.1ミリメートル、5-3で47.5ミリメートルと、上階ほど中性化が進行している結果となっています。  下段、(2)コンクリートはつりによる調査をごらんください。  コンクリートコア抜き取りによる調査と同様、コンクリートはつりによる中性化深さの調査でも、上階ほど中性化が進行している結果となっています。  なお、かぶり厚さとは、鉄筋を覆うコンクリートの厚さのことで、コンクリートはアルカリ性で鉄筋がさびるのを防ぎますが、表面から徐々に中性化し、鉄筋がさびる原因となります。特に4階、5階は中性化深さが鉄筋まで到達している部分もあり、コンクリート内にある鉄筋が腐食グレードIII、断面欠損または目視観察では認められないが、鉄筋の全周または全長にわたってさびが生じている状態となっています。  以上、調査結果から、平成24年度に行われた前回調査結果とほぼ同じ結果となり、建物の長寿命化が難しい施設であるとの判断には変わりありませんでした。  以上で、議題3の説明を終わります。 <協議> 10 ◯部員鈴木武広) 今、調査結果をお聞きしました。平成24年度にも調査をしておられるということで、そのことも踏まえて、今回の調査結果を担当課の皆さんはどのように判断をされているのか。簡単に言うと、解体をしなければいけないのか、残していいのか。今の次長の説明ですと、著しく危ないというようなお話をいただきましたけれども、もう少し詳しくお話をしていただきたい。 11 ◯企画部次長齋藤秀明) 4ページの上段の中性化深さの結果から見ますと、4階については39.7ミリメートル、5階については47.1ミリメートル、13.1ミリメートル、47.5ミリメートルということで、4階、5階については非常に中性化が進んでいると見ております。今回の調査につきましては、前回の劣化度調査と比べてどうか、前回の劣化度調査と遜色はありませんという結果でありまして、平成25年12月20日の全員協議会の場で、西尾市公共施設再配置実施計画の素案についての説明がされております。その中で、一色支所の解体に踏み切った経緯が述べられております。その1つの中に中性化があります。中性化で劣化が進んでいるという報告と、施設維持管理コストが非常にかかるという理由、それと構造上、使い勝手がよくない建物であると、それと3階、4階、5階については未利用施設であるという総合判断から、解体という苦渋の決断に至ったとあります。それを踏まえますと、同じような結果ではないかなとは考えております。  以上です。 12 ◯部員鈴木武広) よくわかりました。ですから結論としては、解体をしなければいけないという結論だと私は思います。  それで、今回の調査結果ですが、調査期間を見ますと29年9月26日から9月29日ということで、調査結果はいつわかったんですか。 13 ◯企画部次長齋藤秀明) 調査結果につきましては、9月26日か27日に調査をしたということで、第一報につきましては10月の上旬に来ました。10月の中下旬に正式な結果が来たということであります。  以上です。 14 ◯部員鈴木武広) 私、びっくりしているんですけれども、この調査結果というのは当然、例えばプロジェクトチームが発足をしたなら、すぐに劣化度調査を当然していると思っていたんですが、何でこんなに遅くなったのでしょうか。常識から考えれば、このことはすごく大事なことなので、当然、調査を早くして、結果を早く知りたいというのが普通の物の考え方だと思うんですが、その点についてはどうなんですか。遅くなった理由は。 15 ◯企画政策課主幹(簗瀬貴央) プロジェクトチームに関することですので、私の方から答弁をさせていただきます。  ご承知のとおり、プロジェクトチームに建築技師が含まれていないというメンバー構成でございましたので、高野建築技師の応援を求めていくということ、そして発注する際の仕様書を高野建築技師の応援を求めて作成していったというような事情から、最終的に9月の下旬に調査を行うということに至ったということでございます。  以上でございます。 16 ◯部員鈴木武広) 近ごろ一色の方からも、存続してほしいというような要望も出ていることは私も承知をしておりますが、この調査結果を踏まえて非常に危ないということがわかったわけでございます。にもかかわらず、もしも皆さんの、市長の言われる市民の意見を聞いて残すということになった場合、例えば避難場所として使うというような理由があるかと思いますが、そのときに、もしもそこに避難をしていて、たまたま事故が起きたというような場合、これは当然、市の責任にもなってくると私は思うんですが、そういうこともあわせますと、今後、この調査結果は重視しなければいけないと思いますが、担当課としてはどのような考えを持ってみえますか。 17 ◯企画部次長齋藤秀明) この調査結果につきましては、本部会が終わりましたら、なるべく早い時期に調査結果の集計表とともに、コンサルタント会社から出てきました調査報告書につきましてホームページに掲載しまして、市民の皆様の声を伺うべきであると考えております。  以上です。 18 ◯部員松井晋一郎) それでは、まず劣化度調査が今回行われました。会社の方も書いてありますけれども、まず確認です。手法に関しては同じようなものだと思いますが、その点は同じような形で調査をされたのか。そしてまた、会社をもし変えたのであれば、会社は違えど調査結果は同じような結果であったというような認識でよろしいのか、まず伺います。 19 ◯企画部次長齋藤秀明) 調査方法につきましては、コア抜き取りと中性化試験につきましてはJISで決められておりますので、JISに基づき行っております。結果につきましても、JISに基づいた同じような様式で報告されております。  以上です。 20 ◯部員松井晋一郎) 今回、4年前と比較して、結果としては遜色がないというような表現をされました。また、先ほどの説明の中では、中性化が進んでいるというような表現もされたわけですけれども、ではこのまま2年、3年たっていた場合というのは、当然、中性度、鉄筋等の腐食というものは進んでくると考えられるわけですが、その点はどうでしょうか。 21 ◯企画部次長齋藤秀明) 今の状態ですと、例えば室内でありますコンクリートはむき出しのままでありますので、当然、中性化は進んでいくものと想定されます。 22 ◯部員松井晋一郎) 今、一時待避所の要望書も出ております。当然、劣化が進んでいくことによって、一時待避所等に耐え得るのかどうかということも注視していかなければいけないわけです。  そこで前回、25年のときのご説明の中で長島副市長が、当時、言われたことの中でこういうのがございますので、ちょっと読ませていただきます。耐震補強工事というものを一色支所は平成17年、18年に行っておりますが、この中に対しての見解としまして「耐震補強工事というのは、巨大地震によって施設内の利用者が避難するまでの間、建物の倒壊を防ぐことを目的とした改修工事でありますので、これによりまして建物の老朽化をおくらせたり、長寿命化が図られたりということにはならないわけでございます」というふうに見解を述べられておりましたが、この点に関しては、今現在も変わっていないということでよろしいでしょうか。 23 ◯企画部次長齋藤秀明) はい、変わっておりません。 24 ◯部員松井晋一郎) わかりました。それでは、耐震補強と今回の劣化度調査の結果というものは、分けて物事としては考えなければいけないというような解釈をさせていただきたいと思います。  先ほど、周知をしていく方法でホームページを使うというような形をとられました。しかし、必ずしも意見聴取をする中では、ホームページというものを入り口にされていない方も多々おみえになるかと思いますけれども、例えば広報にしおや回覧板といいますか、そういった紙媒体によるものの周知というのも必要であるかと思いますが、その点の見解を伺います。 25 ◯企画部次長齋藤秀明) たしか11月16、17日に一色・吉良地区におきまして市長と語る意見交換会がございます。その場におきまして、まず紙媒体での配布を予定しております。あと、必要であれば今回の劣化度調査につきましては、マスコミの方々にも提供させていただこうと考えております。  以上です。 26 ◯部員松井晋一郎) 今回、これだけ関心が高くなっている、さまざまな皆様のご意見が議場の方にも議員各位にも、それから皆様の方にも入っているわけです。ということは、この劣化度調査の結果というもの、また先ほど私も申し上げましたが、耐震化と劣化度との差異というものに対して正確な情報を提供することによって、さまざまな意見を聴取するというのが必要であると考えますので、例えば市民説明会というもので配る。では、果たして何百人の方なのかということになります。当然、マスコミの方にも配信することによって、そういう新聞媒体というのもあるでしょうけれども、もう少し能動的というか、積極的に情報開示をするためには広報にしおとか、多数のページをとるのでなければ、特に重要な情報であると思いますので、そういった配信方法というのは必要ではないか。その中で、いろいろな方のご意見を伺うのが公平性を担保する中では必要ではないかと思いますが、いかがでしょうか。 27 ◯企画部次長齋藤秀明) 広報掲載については、広報の紙面だとか発行日の関係がありますので、秘書課と調整させていただきます。紙媒体につきまして、特に私が考えたのはホームページに公開させていただいて、例えば知り合いの建築士、工務店などと相談していただくのがいいのかなと、そういう手だてもいいのかなと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 28 ◯部員松井晋一郎) 知り合いの建築士がどうとかというあたりがちょっとよくわからないんですが、もう一回お願いします。 29 ◯企画部次長齋藤秀明) ホームページを見られてダウンロードされた方が、知り合いの建築事務所、設計事務所、施工会社と相談されるのがいいのかないうと回答であります。 30 ◯部員松井晋一郎) それは、あくまでも希望的な観測であって、それを担保するものは何もないわけですよ。今回、そういった要望書が出ているとか、防災とか、地域の実情に応じた要望が出ているのも確かですし、またこういった議員間の中でも情報共有ができていない。また、多くの方たちというのはうわさ話とか、そういった不確定なものをもってして判断するということも当然、十分考えられるわけです。例えば、ここに4年前の会議録の中にもございます。確かに長島副市長は、当時、言われていたと、耐震補強で老朽化、長寿命化を図れることができるわけではないですと言っていますけれども、実際そこら辺を混同して、それがちまたに流布していることが現状としてあるわけです。そういうことを考えると、特にこういった検査を、お金をかけてしっかりとした検査をされたのであれば、前回との比較も含めた中でご提示することによって、ある種、同じ情報の中でフラットな立場の中で、それぞれの考えを持ち寄る、市民の意見を抽出するというようなことが可能であると考えるんですが、その点は広報の仕方ということを、いま一度考えていただきたいと思うんですがいかがでしょうか。 31 ◯企画部次長齋藤秀明) 広報につきまして、秘書課の広報担当と調整させていただきます。 32 ◯部員山田慶勝) 中性化深さのデータを見ますと、1階、2階は非常に浅いですよね。3階においても浅いところが2カ所、深いところが1カ所、4階はやっていないけれども、5階がまた浅いところもあるんですけれども、こういうデータから潰れるとしたら1、2階ですよね、上が重いわけですので。本当にこれは危険な建物の判断というのは、コンサルタント会社がされたんですか。 33 ◯企画部次長齋藤秀明) はい、コンサルタント会社がしております。 34 ◯部員山田慶勝) 1階、2階程度の中性化というのは、普通の建物でもこれぐらいではないですか。3.8ミリメートルとか、5ミリメートルですよ。うちも鉄筋コンクリートなんですけれどもね。 35 ◯企画部次長齋藤秀明) 3.8ミリメートルですけれども、これは通常の値ではないかなと思います。
     以上です。 36 ◯部員山田慶勝) そこら辺、コンサルタント会社と、あなたは技師なのでよくわかっているはずなんですけれども、コンサルタント会社とやりとりはあったんですか。一緒に調査するとか。 37 ◯企画部次長齋藤秀明) 調査については、建築技師が立ち会って調査箇所については指示しております。圧縮強度試験につきましては、こちらのコンサルタント会社の社内でやっておりますので、私どもは立ち会っておりません。  それと考察について、私たちは一切加わっておりません。というのは、市の意見が入ってはいけないと思いましたので、コンサルタント会社の提出された文書のままであります。  以上です。 38 ◯部員鈴木規子) 何点かありますので、2点ずつぐらいに絞って伺いたいと思います。  鈴木部員は、非常に危険であると、とんでもないと、結論としては解体ではないかというふうにおっしゃったわけですが、私はこの数字を見て前回とは随分違うなという印象を持ちました。また4階、5階については、前回とそうは変わらないということについてもわかりました。でも、1階、2階、3階についてはどうなのかというところで、どのくらい使えるのかと、このままで使えるのかということについても所見をいただきたいと思います。まず、それが1点目。  それと、一色支所については耐震性は問題がないと、大丈夫だということがはっきりしているわけです。今回の調査結果は、前回の調査と同じ手法であると、相違点も特にないということでしたけれども、前回はどこの会社だったのかということであります。 39 ◯企画部次長齋藤秀明) この中性化深さから見る限りでは、1、2、3階につきましては使えるものとみていいかなと思います。ただ、4階、5階については中性化が鉄筋以上に進んでいるところもありますので、これについては危険かなと感じております。  それと、前回の調査会社につきましては中央コンサルタンツであります。  以上です。 40 ◯部員鈴木規子) 前回は各階1カ所だけ、特にまた階段付近を特定して行われたわけですけれども、何か理由があったのか、これをまず伺いたい。  それと、今回は箇所数がふやされて、前回よりも良好な数値が出ているわけですが、どちらもどのような理由によるものか、お聞きをしておきたいと思います。 41 ◯企画部次長齋藤秀明) 前回は私、立ち会っておりませんけれども、考えられるのは、階段付近以外については壁の仕上げがされておりましたので、そこでコンクリートコアを抜きますと、また壁の改修が必要となります。階段付近につきましては、コンクリートが打ちっ放しであったがために、容易に抜くことができるということの判断からだと思います。  前回、各階1カ所の3カ所のコア抜きでありました。今回は、より正確にしたいがために箇所数をふやさせていただいています。各階3本ずつと、はつり調査を前回は1カ所だったものを5カ所調査しておりますので、より正確な数字ではないかなと考えております。  以上です。 42 ◯部員鈴木規子) 前回よりも、より正確な調査を求めてはつりも入れたと。それで見る限り、前回よりも大丈夫だと、平均強度にしても、コンクリート中性化の深さにしても、今、3.8で通常の建物と変わらないというようなお答えがあったわけです。そうしますと、これは1階、2階、3階はこのままでも使えるという答弁がありました。このままで何年ぐらい使えるという見通しなのか、何らかの補強が必要なのか、補強すればもっと長い間使える、要は長寿命化ができるということなのか、このあたりについて伺いたいと思います。  それと、その前提として4階、5階については耐久性がないことはわかりました。既に、一色町時代から使われていなかったわけで、あかずの間の状態になっていたと聞きます。ですから4階、5階については今さらではないかと。特に4階、5階について危険だからということを強調される意味がよくわからないんですが、もしこのまま使用を続ける場合、4階、5階をこのままにしておいても支障はないのか、それとも撤去が必要なのか、この点をあわせて伺いたいと思います。 43 ◯企画部次長齋藤秀明) 最初の1、2、3階について何年ほど使えるかという質問に対しては、この数字だけでは判断できません。劣化の報告書の中には、1階は10年、2階は30年、3階は10年程度であるだろうという報告がなされております。4、5階についてはどうかという問い合わせでありますけれども、例えば地震のときに4、5階が潰れてしまうとだるま落とし式に3階、2階、1階と荷重がかかってしまいますので、これは危険なことだと思いますので、どうしても残すのであれば4階、5階をカットすることも考慮しなければならないと考えます。  以上です。 44 ◯部員鈴木規子) このままで10年から、2階は30年ということであります。前回調査では全く聞けなかった数字が出てきたわけで、より正確な調査が行われたというふうに評価をしたいと思います。  それで、このままで使えるということなのか、それとも何らかの補強をすればもっと長い間使える、長寿命化できるのかという問いについてはお答えがありませんでしたので、お願いをいたします。 45 ◯企画部次長齋藤秀明) このまま4、5階をカットした前提であれば長寿命化することによって使える可能性はある考えております。 46 ◯部員鈴木規子) そうしますと4階、5階を撤去する場合、これはどのぐらいの費用がかかるのか、検討はつけておられるのか。 47 ◯企画部次長齋藤秀明) 今現在、例えば4階、5階で切った場合、屋根がなくなってしまいますので、4階、5階を切った後、屋根を施工する。それと、普通の解体のように重機で壊すことはできません。1つずつカットして、クレーンでおろさなければならないなどを考えますと、数千万円から1億円近くかかるのではないかと想定されます。  以上です。 48 ◯部員鈴木規子) それは今後の状況次第でということで、数千万円から1億円というと大分幅がありますが、とりあえずこういうことも可能だというふうに伺っておきます。  長寿命化はできるということでありました。コンクリートの劣化を防ぐには、どの程度の費用がかかるというふうに見込んでおられるのか、伺います。 49 ◯企画部次長齋藤秀明) 申しわけありません。全くわからない状態であります。 50 ◯部員鈴木規子) これは、中性化を防止するために一部薬剤を入れるということは聞いておりますので、それらについては今後、研究はできるというふうに聞いておいてよろしいでしょうか。 51 ◯企画部次長齋藤秀明) 薬剤があるということは調べました。ただ、これらの薬剤については小規模な劣化を食いとめるための薬剤でありまして、建物全体について行うものではないと認識しておりますので、今現在、薬剤などで中性化を食いとめるということはできないものと私は考えております。 52 ◯部員鈴木規子) 私は考えておりますということですので、そのようにお聞きをしておきます。  こうしたコンクリートの劣化は、多くの公共施設に共通しているわけですけれども、劣化が進んだ状態で利用している施設は、市内の施設では結構あるのではないかというふうに思うわけですが、どのように把握をしておられるでしょうか。 53 ◯企画部次長齋藤秀明) 特に把握はしておりませんけれども、容易に想定されます。劣化が進んでいる建物はあると思われます。 54 ◯部員鈴木規子) 言うまでもなく、学校施設は非常に劣化度が心配であるというふうに、これは文教の方でも聞いておりましたので、特段に一色支所の劣化度がひどいというふうには思えない、そういう範疇には入らないだろうという理解がなされると思います。  そこで次の設問なんですが、もし何らかの転用を考えるならば改修が必要だと思うわけですが、そうした部分での試算はなされているのか伺います。例えば、公民館的に集会施設とした場合とか、市民ギャラリー的な使用などが要望としても出ているわけですけれども、現時点ではどのように考えておられるでしょうか。 55 ◯企画部次長齋藤秀明) 現時点では考えておりませんというか、試算もされておりません。  先ほど、口を挟みまして回答を求めてしまいましたけれども、学校の方の劣化度、これは平成24年度にやった資料を見ますと、一色支所程度にひどい施設はありませんでした。  以上です。 56 ◯部員鈴木規子) 市民ギャラリー、美術館という声もありますけれども、改修は全く考えておられないのか。やはり、市民説明会をこれからやるに当たっては、要望されているようなものについて試算はどうかということも、当然、質問が出ると思います。市としても準備をしておく必要があるのではないかと思いますが、どうなんでしょうか。全く、全然ないのか。仮にそうだとすれば、そのまま利用するという場合も想定されるわけで、そうした場合は維持管理のコストをどの程度と見込んでいるのか、お聞きをしたいと思います。  私が伺いたかったのは、改修についてどのぐらいかかるかということなんですけれども、念のため維持管理で言うと、この間の28年の決算では庁舎の委託料1,120万円、光熱費が290万円と、1,400万円程度だったわけですが、このまま利用するという場合はどのぐらいの維持管理費を見込んでいるのか、あわせて伺いたいと思います。 57 ◯企画部次長齋藤秀明) そのまま利用の意味が2つあるかなと思いますが、そのまま利用ということは今現在のまま利用、今現在のまま使わないということでよかったですか。その用途によって大分違うと思います。 58 ◯部員鈴木規子) だから、用途も考えて試算はしていないんですかと聞いているわけです。それが全然ないとおっしゃるから、ではどうするのという話です。 59 ◯企画部次長齋藤秀明) 市長との対話までには、ある程度の試算をしたいと考えております。 60 ◯部員鈴木規子) このままの維持管理では、どのぐらいかかるのか。 61 ◯企画部次長齋藤秀明) 先ほど、28年度決算で1,400万円と教えていただきました。その程度なのかなと、今は感じております。  以上です。 62 ◯部員鈴木規子) ただし、これは一色支所として使っている場合のものですので、お断りをしておきますが、あと周辺の皆さんからは命山として捉えられている面があるわけですけれども、先ほどもちょっと伺いましたけれども、収容人員は一時でどのぐらい可能なのかと、これまでの数字もあるわけですが、再度、確認をしておきます。 63 ◯危機管理局長(小塚義人) 現在、一時待避所につきましては1平方メートル1人で計算しております。  以上でございます。 64 ◯部員鈴木規子) 1平方メートル1人として、全体でどのぐらいということでしょうか。 65 ◯企画部次長齋藤秀明) 現在の庁舎の床面積が3,640平方メートルございます。ただ、1階は使えないとすると3,000少しではないかなと考えておりますので、平方メートル1人だとする3,000人程度でしょうか。  以上です。 66 ◯部員鈴木規子) 今回の調査を受けて市民への説明、その他もろもろ含めて、今後の進め方をどういうふうに考えておられるのか伺いたいと思います。発信の方法については、先ほど松井部員からも提案があって、これは当然の要望であるというふうに捉えたわけですが、意見の集約、方針の決定など、お考えがあれば伺っておきたいと思います。 67 ◯企画部次長齋藤秀明) まずは今現在、アンケートを予定しております。あと、市民協働ガイド等を利用させていただきまして、意見の集約をしたいと考えております。  以上です。 68 ◯部員鈴木規子) 今、凍結されて検証が進む、検証した結果、市民からの意見も聞いた結果で今後の方針が出るわけですけれども、これは市営住宅の建設が前提なら解体することになるでしょうけれども、建設ありきでないのであれば急いで解体する必要はないと思います。その点、どう考えておられるのか。これが1点目。  地域の声をしっかり聞くことが可能ですし、重要だと思いますが、この点についてどうお考えか確認をしておきたいと思います。 69 ◯企画部次長齋藤秀明) 例えば、市営住宅の建設をとりやめたとすれば、そんなに急ぐことではないと考えております。市民の意見を頂戴する、集約するということは大変意義ある、必要であると考えております。  以上です。 70 ◯部員鈴木規子) 改めて1階から3階まで、10年から30年使用に耐え得るという数字が出てまいりましたので、これを踏まえて地域の声をしっかり聞くということを1番に、そしてその後、あそこの場所をどのようにするかということは、その次であるというふうにお聞きをしておいていいかどうか。優先順位は、この順番でよろしいですね。そうでないと、今回の西尾市方式の見直し、さらに今回は一色支所が大きなテーマになっているわけですが、これは市民との信頼関係を、これからどう構築していくかということについても大きな課題として出てきているわけですので、私はこの優先順位であろうと思うわけですが、担当としてはどのようにお考えでしょうか。 71 ◯企画部次長齋藤秀明) 優先順位はそのとおりでありますが、ただSPCとの協議次第で、市営住宅はそのままつくると言われてしまうと、なかなか検討の時間がないなと感じているのは正直なところであります。  以上です。 72 ◯部員鈴木規子) 私、これで終わるつもりだったんですけれども、そこでSPCとの協議が出てくるということは、市の方針とSPCの協議と、それは順番逆ではありませんか。あくまで市の方針であるというふうに思いますが、担当としては違うという考えでしょうか。 73 ◯企画部次長齋藤秀明) 申しわけありません。市民の声を聞くのが第一だと考えております。  以上です。 74 ◯部員松井晋一郎) 先ほど鈴木部員の質問の中で、一時待避所というか、1平方メートル1人で何百人というような数字を出されました。これを安易に、例えば地震、大災害を想定したときの一時待避所というふうに行政サイドが話してしまうと、その施設が、例えば今言われている南海トラフ等に耐えれる、起こったときにそこに行けば、1平方メートル当たりで何百人という人間が行くというふうに流れてしまうわけですです。果たして、今から4年前のときの答弁の中に、これは巨大地震によって施設内の利用者が避難するまでの間、建物の倒壊を防ぐというような文言があるわけです。ということは、これを今の現状に置きかえれば、そこの施設内にいる人間が、そこの施設から出てきてほかに避難してくださいと言ってるように思えるわけです。ここで1平方メートル何人、それで何百人、何千人という数値を出してしまうのはおかしい。そもそも改修工事を行う中で、こういった地震等に耐え得るような改修を想定して今、鈴木部員との対話をされていたのか。もし、そこまでのことができないのであれば、ここに書いてあるとおり、耐震補強と劣化というものは分けて考えなければいけないわけだから、安易に逃げれる場所にこれだけの人数、こういった平方メートルがありますというのはおかしいと思うんですけれども、危機管理局長にそこら辺の見解を聞きたい。  それからあと、そういった地震に耐え得るような改修工事は物理的に可能なのか。今、コンクリートの話もありましたけれども、鉄筋の腐食というものもあるわけです。これは不可分一体のものであるというふうに私も調査で聞いておりますので、そこら辺のことも踏まえてご見解を1点、お聞きします。 75 ◯危機管理局長(小塚義人) 初めに、先ほど1平方メートル1人ということで、うちの方で一色支所の避難収容人数につきましては、中に机とか、いろいろなものがあるものですから、今600人を想定しておりました。すみません。そういうことでお願いします。  あと、建物が使えるかどうかというのは、学校の体育館でもそうなんですけれども、建物が壊れていれば当然、一時待避所としては使用できません。  以上です。 76 ◯部員松井晋一郎) 答弁漏れですが、要は、これから利活用を考えるという話もございまして住民の意見を聞く、これは非常に大事なことであります。しかし、ここに書いてある4年前の見解の中では、地震が起こった場合、逃げてくださいと、逃げるのをおくらせるための耐震補強ですというような見解が書いてございます。ということは、ここを一時待避所的な意味合いで表現をしてしまうと、壊れるかもしれないと言っている建物に対して、避難者が押し寄せる可能性が十分考えられるわけです。  それから、今、鈴木部員とのやりとりの中で利活用が美術館なのか、市民交流の場なのか、いろいろな活用の方法があると。では、その際に利活用をさせるということは、ここに対して、何らかの構造体に対して耐震に耐え得る、少なくとも逃げるなら震度7とかを想定した形での改修工事を施さなければいけない。それで、コンクリートだけではなく、これは鉄筋ですから、鉄筋の腐食も調査に入っているわけです。ということは鉄筋も含めた改修、それも地震に耐え得るような構造体に改修をするというような考えがあるのかどうかということを伺っているわけです。 77 ◯企画部次長齋藤秀明) まず、地震が起きたときに耐え得るかどうか。前回の全員協議会での発言のとおり、まずは建物から逃げていただく、逃げるまでの時間を稼ぐために耐震補強がされております。逃げた後、地震がおさまった後、建物が安全かどうかを確認して、それから中に入っていただくという考え方で建築基準法なり、耐震補強をしているということで、地震が来たからすぐ、その建物に入りなさいということではありません。  もう1つ、利活用につきましても同じです。地震が来て震度7でも倒れないかどうかというのはわかりませんので、まず逃げていただく。それで逃げた後、建物が残っていれば、その中で避難をしていただく。例えば、救助が来るまでとか、余震をやり過ごしていただくというようなことになるかと思います。  以上です。 78 ◯部会長(渡辺信行) 質疑の途中ですが、この際、暫時休憩します。                             午後2時36分 休憩                             ─────────                             午後2時45分 再開 79 ◯部会長(渡辺信行) 休憩前に引き続き会議を開きます。  企画部次長から発言の申し出がありましたので、発言を許可します。 80 ◯企画部次長齋藤秀明) 先ほど、鈴木武広部員の方から、調査結果の納品についての問い合わせがあったときに、私が第一報を10月上旬と申し上げてしまいました。間違いでありまして、9月29日でありました。おわびして訂正させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 81 ◯部員(颯田栄作) 今、いろいろな意見を私も聞いていて思ったんですけれども、これは前の市長からの再配置のまちづくりでやってきたことが、建物を壊すようになってから劣化ばかりで、全然前へ進んでいないということなんですけれども、コンクリートという性質上から考えて、これは石と違い人工でつくったものというのは、コンクリートというのは石と練ってつくってから五、六十年は強度を増してコンクリートの性質が出るんですけれども、80年を超したら急速に劣化が始まるという性質なんです。だから私は、今ここで寿命を延ばすとか、いろいろな建物にということではなくて、再配置でいいまちづくりができたので、ぜひこれに基づいて進めて、ある程度、皆さんの意見も入れながら進めていっていただきたいと思いますけれども、これは担当としてどういうふうに、今は説明にいっぱいで先のことは見えていないような気がしているんですけれども、どうでしょうか。そういう答弁は、ここでは難しいですか。 82 ◯企画部次長齋藤秀明) 颯田部員言われるとおりでありまして、コンクリートはおおむね80年ぐらいから急速に強度が落ちてくるというのは本当であります。今の支所棟につきましては、ちょうど50年経過しておりますので、これから劣化が、強度も落ちてくる時期ではないかなと考えております。それらも考慮しながら考えていきたいと思っております。  以上です。 83 ◯部員(颯田栄作) だから私は、ここは5年、7年とかけてきた計画なので、ただやめるだけではなくて、ある程度、進めていきたい方の意見として述べたいと思いますけれども、聞いていると、今やっていることを壊してくれというような感じがしているんですけれども、全然前向きな意見がないんだけれども、これはやらなくてもいいと、進めようという両方の議員の関係でこのようになってしまうのか。市として、市長がかわってしまったんですけれども、やりますということは言えませんか、いかがでしょうか。副市長、新しくなられてどうですか。 84 ◯副市長(長島幹城) 市長が凍結をして見直しの検討をするということでございますので、我々としては、その方向で進めていくということしか申し上げられません。  以上です。 85 ◯部員鈴木規子) ここで颯田部員にコメントするのも何ではありますけれども、市民の同意が十分に得られていれば、こういう話にはならないわけです。市民への説明が足りなかった、前市長も前副市長も説明が足りなかったということを認められた。今回、市長はかわってきちんと説明をして意見を聞いて、また検証もして今後を考えていくと、見直すというふうに言っておられるわけですので、颯田部員は颯田部員のお考えがあるとは思いますけれども、そう職員を責めてもしょうがないですよ。  それと、先ほど80年たてばコンクリートは劣化すると、これは当たり前です。だから、市はこれまで60年と言ってきた。それを何とか少しでも延ばせないかということで、長寿命化ということを言っているわけですから、混乱するようなことは言わないでいただきたいなというふうに、ちょっと思いました。  そこで先ほど、今後、何らかの転用を考えるならばというところで改修が必要と思いますが、試算はされているのかというふうにお聞きをしました。これは、別に無理に答えていただきたくてお尋ねをしたわけではありません。イノベーション、改修についてまだ検討も何もしていないのであれば、そのようにお答えをいただかないと、かえって混乱が深くなりますので確認をしておきたいと思います。  そしてまた、住民の説明会までにそういうことができればいいですけれども、なかなかこれは難しいと思いますので、私は、これを無理やり求めているわけではありませんので、現状をきちんと説明をしていただきたいと思います。  今回の市民への説明が足らなかったというのは、実際の数字を述べられていないこと、それから結論ありきでの説明でしかなかったというところが、大きなボタンのかけ違いを生んでいるというところを確認をしながら、再度、お尋ねをしておきたいと思います。 86 ◯企画部次長齋藤秀明) ありがとうございます。正直、まだばたばたしておりまして何ら試算はしておりません。できればという希望ですけれども、説明会までには一、二点でも試算をしたいなとは考えております。  以上です。 87 ◯部員(鈴木正章) 1つだけ、お聞かせください。今、話題になっております旧一色支所の本館でありますけれども、これの耐震性については調べられたデータがあるのかどうか、あるとすれば今の耐震性、要は既に旧一色町時代に一部耐震性らしき工事をしていますが、それを踏まえてどうなのかという数字がわかればお知らせください。 88 ◯企画部次長齋藤秀明) 一色町時代に耐震改修工事をやっております。よく話に出てきます構造耐震指標というものを1.5でやっております。それは今、吉良支所が1.25で、この建物は免震でありますので1.5であると同じであります。
     以上です。 89 ◯部員(鈴木正章) 確認ですが、現在ある一色本館は1.5あるということでいいということですか。 90 ◯企画部次長齋藤秀明) はい、1.5ということで設計して工事が施工されております。 91 ◯部員(筒井 登) 今、職員の皆さんは大変だなと思いながらやりとりを聞いておりましたが、前市長の榊原氏もPFIについて、選挙中に声なき声を聞き、見直すべきことは見直すという公約で臨んでおられますので、それを改めるに何の問題もないというふうに考えておりますが、担当の方もその方向でやっていただくと。要するに、榊原市長の公約もそうであったという認識のもとに、見直すべきは見直すという考えでやっていただくべきだと思いますが、そのあたりについてどのようにお考えか、ご答弁をお願いしたいです。 92 ◯企画部次長齋藤秀明) 見直すべきところは見直すべきと考えております。  以上です。 93 ◯部員鈴木規子) 1階は10年、2階は30年、3階は10年ということが述べられたわけですが、ぜひ住民への説明会のときには2階部分のコンクリート中性化の深さ3.7、5.2、3.8、1階は3.8、多いところで15.9、3階も6.8とか4.1という、通常の家屋とそれほど変わらない数字であるということは、この数字だけでなく、どの程度かということも、ぜひ住民の方にはわかるような説明をしていただきたいというふうに思いますが、そのお考えがあるかどうか最後に1点だけ確認をさせてください。 94 ◯企画部次長齋藤秀明) そのように説明していきたいと考えております。  以上です。 4 旧一色支所、旧吉良支所及び吉良町公民館におけるアスベスト調査結果について    資料 議題4資料 旧一色支所、旧吉良支所及び吉良町公民館におけるアスベスト             調査結果について     資産経営戦略局長より次のように説明。 95 ◯資産経営戦略局長(長谷義弘) ただいま議題となりました議題4 旧一色支所、旧吉良支所及び吉良町公民館におけるアスベスト調査結果について、ご説明申し上げます。お手元の議題4資料をごらんください。  まず、1 アスベストの調査理由ですが、今回の調査は大気汚染防止法に基づき、アスベストが含まれている建物の解体工事等を行う際には届出の義務が課せられていることから、解体前に事業者によりアスベストが含まれているかを確認するため行われた調査でございます。  次に、2 アスベストの調査結果につきましては、旧一色支所については2階から5階の天井、旧吉良支所の本庁舎及び倉庫については壁など、吉良町公民館については外装と1階から3階の天井などからアスベストが検出されました。アスベストが検出された箇所につきましては、資料の2ページから7ページまでの平面図で、斜線で示している部分になります。  なお、アスベストについては、そこにあること自体が直ちに問題ではなく、それが解体工事等により飛び散ることで人が吸い込むことが問題となります。今回の調査結果でご報告しました施設につきましては、アスベストが露出しているものではなく、建材の中に含まれていることから飛散のおそれはありません。このため、現状の施設利用に際しての問題はないと考えています。ただし、これらの施設を解体する、あるいは用途変更を伴う改修を行う場合については、アスベスト除去が必要となるものであります。  最後に、3 今後の対応につきましては、アスベストのより詳細な状況を把握した上で、撤去工事の工法や発注方法を検討することが早急な課題となります。  以上、議題4の説明とさせていただきます。 <協議> 96 ◯部員鈴木武広) まず最初に、アスベストの今回の調査結果はいつわかったんでしょうか。 97 ◯資産経営戦略課長(加瀬雅史) アスベスト調査の結果でございますが、SPCからご報告がありました。それを施設ごと時系列で答弁申し上げます。  まず旧一色支所でございますが、通知をされましたのが6月9日です。調査報告書の提出がありましたのは7月10日でございます。旧一色支所内部でございますが、調査の実施の通知がございましたのが8月10日でございます。口頭により報告がありましたのが9月7日です。報告書の提出がございましたのが10月10日となっております。  続きまして、旧吉良支所、吉良町公民館でございますが、調査の通知がございましたのが8月21日、口頭での報告が9月13日、報告書の提出が10月2日でございます。  以上でございます。 98 ◯部員鈴木武広) 調査結果は、こういうふうだということはわかりました。旧一色支所の件ですが、先ほどからいろいろ議論されておりますけれども、私の考えとしては4階、5階は撤去して、その上に屋根をつけるということになりますと、先ほどの説明ですと5,000万円から1億円ということになると思いますが、それ以上の、防水加工もしなければいけないということから、当然もっとお金がかかるということも踏まえて、私は解体をした方がいいのではないかなという考えでおります。そして、旧一色支所や旧吉良支所、吉良町公民館もアスベストが見つかったわけですよね。見つかったということは、すぐには解体ができないということなんです。それは当然、先ほどの説明にもありましたとおり、届出の義務が課せられているがため、すぐに解体に入るということができないことは当然SPCも知っているわけです。  そこで、SPC側も手がつけられないということはわかっていますので、当然これまでの協議の中で、そういう話もあったかというふうに思います。にもかかわらず、突如10月27日付で工事中止の通知書を送りつけたということは、協議をすることを全然していないということになるわけですね。少なくとも、アスベストがあるということをもっと細かく調査するには、少なくても二、三カ月はかかるということも踏まえると、このことがわかっているにもかかわらず通知書を送りつけた理由が私には理解できないんです。ですから、その点、どのような経過があったかお知らせください。これまでSPCは協議をすると言ってきて、いい方向できたと言っているんです。そのことを踏まえて、お答えください。 99 ◯部会長(渡辺信行) 暫時休憩します。                             午後3時01分 休憩                             ─────────                             午後3時02分 再開 100 ◯部会長(渡辺信行) 休憩前に引き続き会議を開きます。 101 ◯部員鈴木武広) 今の質問は大変難しいと思います。私の情報によると、双方ともに誠意を持って協議をしてきたということを、お互いが言っているわけですね。ですから、その辺のところをただす意味においても、私はこういう質問をさせていただきましたけれども、要するに職員の皆さんは答弁には苦労するというふうに私は判断しますので、これ以上、答弁を求めません。  以上です。 102 ◯部員松井晋一郎) 旧一色支所に関してですが、1階の調査結果が出ておりませんが、1階はアスベストが使われていないという見解でしょうか。 103 ◯資産経営戦略課長(加瀬雅史) ご指摘のとおり、1階からは出ておりません。 104 ◯部員松井晋一郎) ただ旧吉良支所とか吉良町公民館が1階から使われているので、1階だけ使われていないというのがちょっと不自然だなと思ったものですから質問させていただきました。  また、どちらにしても、これを利活用するにしろ解体するにしろ、このアスベストの除去というものは緊急に行わなければいけない、それも粉じんが飛ばないような工法という形なんですけれども、業者サイドからはアスベストが出た後に、施工に関しての予算建てはこうだというような話があったのか、またそういった工法に関しての情報としては何か協議がされたのか伺います。 105 ◯資産経営戦略課長(加瀬雅史) 旧一色支所のアスベスト除去についての概算の費用ですが、大体2,000万円から3,000万円というふうに想定をしております。工期につきましては3カ月程度というふうに想定しております。  以上でございます。 106 ◯部員松井晋一郎) 旧吉良支所や吉良町公民館に関しても同じような形で話が出ているのか、伺います。 107 ◯資産経営戦略課長(加瀬雅史) 旧吉良支所及び吉良町公民館につきましては、外壁の塗装に含まれるということでございますので、まだ概算の工事費というのは算出できておりませんが、まず名鉄沿線ということもございまして、仮設に要する費用がかさむということから、8,000万円程度になるのではないかというふうに想定しております。  以上でございます。 108 ◯部員松井晋一郎) どちらにしても、金額がかかっても安全対策というのはしっかり行っていかなければいけない。また今回、一時中断というか、今ストップしている状況下においても、この建物を利活用するかどうかというのは、どちらにしてもアスベストの問題というのは進めなければいけないのかなというふうに思うんですけれども、このアスベストの除去の作業に関してもストップをしてしまうのか、これはまた別建てで早急に対応しなければいけないものとして扱っていくのか、その点の見解を伺います。 109 ◯企画部次長齋藤秀明) アスベスト除去の発注方法によるかなと思いますけれども、SPC側に任せた場合についてはストップ、例えば市の方から別で発注することであればSPCと関係ありませんので、そのまますぐにでもできるのかなと考えております。  以上です。 110 ◯部員松井晋一郎) SPC側に頼んでいる場合はストップということですけれども、どちらにしてもやらなければいけないものだと思うんです。その点については皆さんの方で、どういったタイムスケジュールでやっていくのか。また、この問題というのは、当然、公になっていくことになりますので、市民の方からも不安の声というのは今後、出てくることが容易に想定されます。ということは、これも一緒に今ストップしていますのでちょっと待っていてくださいというのは、非常に対応としてはいかがなものかなというふうに思うんですけれども、その点の考えをお聞かせください。 111 ◯企画部次長齋藤秀明) 私の方から後半のストップについてでありますけれども、先ほど説明のありましたとおり、今そのまま使うに当たっては危険ではないということでありますので、そのままストップしていても支障はないのかなと考えております。 112 ◯部員松井晋一郎) 最後に、撤去箇所はふえる可能性があるというようなことを言われました。ということは、これ以外にも出てくることが予想されるということなんですけれども、これはどういった根拠で話をされているのか。まだ調査によっては面積がふえるとか、調査ができていない場所があるとか、そういうのがあるということなんでしょうか。 113 ◯資産経営戦略課長(加瀬雅史) 29年5月でございますが、環境部から通知がございまして、建物の内外装仕上げに用いる仕上げ塗材にあっては、アスベストが含有する可能性があるというふうな指摘がございまして、今回、含有していることが検出されたということでございます。  今後は、取り壊しとか改修工事を計画するに当たって、こういった新基準での規制が新たに加わるということが想定できるということでございます。  以上でございます。 114 ◯部員(鈴木正章) 2つ、お聞かせをいただきたいと思います。  今、議論になっていましたアスベストの除去については、当初、総額の工事費の中に含まれる内容なのかどうかということを、まず1つお聞かせいただきたいと思います。  それから2つ目ですが、問題ないということでありますが、このことは非常に住民の皆さんは敏感になるところでありますが、特に旧吉良支所の外装の軒天が外に出ている部分、それから吉良の公民館の外装の壁ということになると、外にむき出しの部分、これは通常の状態で、台風やいろいろなことがあるわけですが、自然の状態の中で問題が本当にないのかどうか。問題ないとするならば、それはどういうことで問題ないということなのか、非常にアスベストは健康被害云々ということで皆さん敏感になっていますので、こうやって公になった以上は、こういう意味で絶対安全なら安全ですよということをきちんと説明しないと、例えば建物の中は天井の上ですから大丈夫というのはわかりますが、外に露出している部分が本当に安全なのかどうかという、その辺の内容について、もう少し詳しくご説明をお願いします。 115 ◯資産経営戦略課主幹(鈴木貴之) 1点目のご質問でありますけれども、当初の工事費の契約金額の中に含まれておりますのは、吉良町公民館の1階部分と3階部分につきましては事前に把握しておりましたので、今回の契約金額の中に含まれております。  以上です。 116 ◯資産経営戦略課長(加瀬雅史) アスベストにつきましては、まず露出していて吹きつけられたアスベストで、なおかつ劣化していると飛散する危険性があるというふうに言われております。今回の旧吉良支所につきましても、みずから確認をいたしまして劣化をしていないというふうに判断いたしましたので、安全であるというふうに申し上げました。  以上でございます。 117 ◯部員(颯田栄作) 今のアスベストの関連ですけれども、吉良の場合、ひさしに吹きつけてあるのは倉庫の天井のことですか。要するに、吹きつけに入っているというのはそのことですよね、壁などには恐らく吹きつけないので、よく駐車場の鉄骨にねずみ色で吹きつけてある、石綿板のことではなくてそういうものですか。 118 ◯資産経営戦略課長(加瀬雅史) 旧吉良支所の現場でいきますと、塗材にアスベストが含まれた状態で吹きつけまたはローラーで仕上げてございました。もともとアスベストとコンクリートが一緒になった建材でございますから、一部剥がれている箇所が見受けられましたけれども、飛散をしているという状況ではなかったということでございます。今、おっしゃった鉄骨に吹きつけてあると、綿状になったアスベストというものもございますが、それであっても劣化していないということであれば飛散のおそれはないというふうな判断になります。  以上でございます。 5 特別徴収義務者の一斉指定について    資料 議題5資料 特別徴収義務者の一斉指定について     総務部長より次のように説明。 119 ◯総務部長(渡辺裕介) ただいま議題となりました議題5 特別徴収義務者の一斉指定について、ご説明申し上げます。お手元の議題5資料をごらんください。  所得税の源泉徴収義務のある事業所は、地方税法及び各市町村の税条例の規定により、個人住民税の特別徴収、いわゆる給与天引きが義務づけられておりますが、一部の給与所得者は特別徴収されず普通徴収、通常納付書、もしくは口座振替の納付により納税されている状況でございます。このため、法令遵守及び納税の公平性を図るためにも、岡崎市、碧南市、刈谷市、安城市、西尾市、高浜市、知立市、幸田町の西三河地域8市町が連携して、平成31年度に特別徴収義務者を一斉指定することになりました。  実施時期につきましては平成31年5月で、これは平成31年度市民税・県民税特別徴収額決定通知書の発送時期でございます。一斉指定の対象事業者につきましては、退職者、専従者を除く受給者総数3人以上の事業者でございます。指定方法につきましては、納税義務者が勤務する事業者に対して、当該納税義務者の市民税・県民税特別徴収税額決定通知書とともに、市民税・県民税特別徴収義務者指定通知書を送付いたします。  最後に、今後の取り組みの計画につきましては、啓発チラシの配布、説明会の開催、税理士会など関係団体に対する制度の周知や協力要請、報道機関への情報提供、広報・ホームページの掲載などによる広報啓発活動、普通徴収の事業者に対する特別徴収義務者指定の予告通知を予定しております。  また、添付しましたチラシ「西三河8市町特別徴収徹底宣言!」につきましては、事業者に対して配布する啓発チラシで、西三河地域8市町で協働制作したものでございます。  以上、議題5のご説明とさせていただきます。 <協議> 120 ◯部員(颯田栄作) Q&Aの4番のところで、事務の増加、人手が足りない、従業員の出入りが多いなどでやれないと、うちは能力がないと言って行わないのはどうなるのか、わかったら教えてください。 121 ◯税務課長(高須英樹) 今、こちらの方の問いの4番ですが、今回、31年度から一斉指定するんですけれども、そのときに皆さんには法令上、このようにやっていかなければならない、法令に遵守してやっていくということで、先ほど颯田部員からご質問があった能力がないという場合については1年間、そういう申請をしていただければ猶予させていただきます。その1年間の間で、能力を磨いていただくようにご指導させていただきたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。 6 平成30年西尾市消防出初式について    資料 議題6資料 平成30年西尾市消防出初式について     消防長より次のように説明。 122 ◯消防長(太田孝行) ただいま議題となりました議題6 平成30年西尾市消防出初式について、ご説明申し上げます。お手元の議題6資料1ページをごらんください。  恒例となりました西尾市消防出初式を、平成30年1月6日の土曜日、午前10時から西尾市文化会館の南駐車場において実施します。  続きまして、2ページをごらんください。  式次第ですが、一部訂正がございます。台風21号の影響で、平成29年度西尾市消防団観閲式が中止になったことから、式典で行う予定でありました消防団員優良表彰を出初式で行うことといたしましたので、次第の第6市長式辞の次に追加をしますので、訂正をお願いいたします。  この出初式は、市の消防力を市民に披露し、消防職・団員の士気高揚を図ることを目的に開催いたします。当日は、かくし絵の披露のほか、機能別消防団員の実技訓練や一斉放水などを予定しております。  また、今回も出初式に使用する標語を一般公募しまして、特に優秀な作品を実技訓練の中で披露するとともに、入賞者を出初式に招いて表彰をいたします。  なお、市民と直接触れ合う写真撮影のコーナー等を設けまして、出初式を盛り上げたいと考えております。何かとご多用な時期とは存じますが、ご臨席賜りますようお願い申し上げます。  以上で、議題6の説明とさせていただきます。 <協議>
    123 ◯部員(颯田栄作) 今の式次第のところで、11番の職員の実技訓練ですが、これは私が気がつかなかっただけで今までもありましたか。 124 ◯消防次長(岩瀬長彦) 毎年、実施させていただいています。記憶にもしあるなら、三連はしごを使ったはしご乗りが職員の実技訓練になります。  以上です。 7 その他  (1) 市長と語る意見交換会(西尾市方式PFI事業)について      企画部次長より次のように説明。 125 ◯企画部次長齋藤秀明) 議題その他 市長と語る意見交換会(西尾市方式PFI事業)について、ご報告申し上げます。資料はございませんので、よろしくお願いいたします。  市長と語る意見交換会(西尾市方式PFI事業)についてを、11月16日の吉良地区、翌17日の一色地区の開催に続きまして、寺津地区において11月30日木曜日18時30分より、寺津ふれあいセンターで開催いたします。また、西尾市全体を対象といたしまして、12月8日金曜日に当西尾市役所で同時刻で開催をいたします。  市民への周知方法といたしましては、寺津地区におきましては町内会への回覧の依頼とホームページで、西尾市全体につきましては広報12月1日号とホームページでの情報発信を予定しております。議員の皆様におかれましては、寺津地区の開催につきましては町内会への回覧チラシができ次第、状差しに入れさせていただきます。西尾市全体の開催につきましては、広報紙またはホームページにてご確認いただきますようお願いいたします。  以上、議題その他 市長と語る意見交換会(西尾市方式PFI事業)についての報告を終わります。  (2) PFI事業の中止・凍結に伴う2課の仕事量、仕事の中身について 126 ◯部員(鈴木正章) 1件だけ、お聞かせいただきたいと思います。PFIが中止・凍結になりました。期間は3月末までというふうに、先日の全体会議でお聞きをしております。これに伴って、PFIに2課がかかわっていると思いますが、当然、仕事の量だとか仕事の中身というのは大きく変わってくるのかなというふうに思うんですが、全然変わらないのかもしれませんが、今回、これを受けて2課の仕事は、例えばボリューム量だとか仕事の中身が変わるのかどうか、その辺についてお聞かせいただきたいと思います。 127 ◯企画部長(近藤芳英) 今のところPFIの検証と現在の資産経営戦略局両方で、協力しながら当たっていきたいというふうに考えております。  以上です。                             終 発言が指定されていません。 西尾市議会 ↑ ページの先頭へ...