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  1. 西尾市議会 2014-03-01
    平成26年3月定例会(第7号) 本文


    取得元: 西尾市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-25
    西尾市議会 会議録の閲覧と検索 検索のやり直し 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2014-03-25: 平成26年3月定例会(第7号) 本文 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 別画面表示ツール ツール 印刷表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 行ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 89 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 2 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 3 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 4 :  ◯厚生委員長(鈴木武広) 選択 5 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 6 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 7 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 8 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 9 :  ◯文教委員長長谷川敏廣) 選択 10 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 11 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 12 :  ◯28番(鈴木規子) 選択 13 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 14 :  ◯12番(永山英人) 選択 15 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 16 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 17 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 18 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 19 :  ◯経済建設委員長(颯田栄作) 選択 20 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 21 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 22 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 23 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 24 :  ◯企画総務委員長(高須一弘) 選択 25 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 26 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 27 :  ◯11番(前田 修) 選択 28 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 29 :  ◯28番(鈴木規子) 選択 30 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 31 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 32 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 33 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 34 :  ◯厚生委員長(鈴木武広) 選択 35 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 36 :  ◯文教委員長長谷川敏廣) 選択 37 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 38 :  ◯経済建設委員長(颯田栄作) 選択 39 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 40 :  ◯企画総務委員長(高須一弘) 選択 41 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 42 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 43 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 44 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 45 :  ◯厚生委員長(鈴木武広) 選択 46 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 47 :  ◯文教委員長長谷川敏廣) 選択 48 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 49 :  ◯経済建設委員長(颯田栄作) 選択 50 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 51 :  ◯企画総務委員長(高須一弘) 選択 52 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 53 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 54 :  ◯11番(前田 修) 選択 55 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 56 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 57 :  ◯28番(鈴木規子) 選択 58 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 59 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 60 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 61 :  ◯議会運営委員長(中村眞一) 選択 62 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 63 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 64 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 65 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 66 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 67 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 68 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 69 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 70 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 71 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 72 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 73 :  ◯市長(榊原康正) 選択 74 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 75 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 76 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 77 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 78 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 79 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 80 :  ◯上下水道部次長(松田治高) 選択 81 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 82 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 83 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 84 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 85 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 86 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 87 :  ◯議長(小林敏秋) 選択 88 :  ◯市長(榊原康正) 選択 89 :  ◯議長(小林敏秋) ↑ ページの先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1                             午前10時00分 開議 ◯議長(小林敏秋) ただいまの出席議員は全員であります。よって、会議は成立しました。これより本日の会議を開きます。  本日の会議は、議事日程第7号により行います。            ───────────────────── 2 ◯議長(小林敏秋) この際、諸般の報告をします。  監査委員から、例月出納検査の結果の報告及び定期監査等の実施結果の報告があり、掲示板に掲げておきました。  以上で、報告を終わります。            ───────────────────── 日程第1・2・3・4・5・6・7・8・9 3 ◯議長(小林敏秋) 厚生委員会に付託されました日程第1 議案第8号から日程第9 議案第30号まで、以上9件を一括議題とします。各案に関し、委員長の報告を求めます。厚生委員長。       〔厚生委員長 鈴木武広 登壇〕 4 ◯厚生委員長(鈴木武広) 厚生委員会に付託となりました議案第8号を初め9件につきまして、審査の結果をご報告申し上げます。  去る3月11日、全員出席のもと委員会を開催し、慎重審査した結果、議案第8号、議案第19号、議案第20号、議案第21号、議案第24号、議案第27号、議案第28号、議案第29号及び議案第30号の9件は、いずれも挙手全員により原案どおり可決すべきものと決定しました。  以上で報告を終わります。       〔厚生委員長 鈴木武広 降壇〕 5 ◯議長(小林敏秋) 報告は終わりました。これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 6 ◯議長(小林敏秋) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  討論の通告はありませんので、議案第8号から議案第30号まで、以上9件を一括して採決します。各案に対する委員長の報告は可決であります。各案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕
    7 ◯議長(小林敏秋) 起立多数であります。よって各案は、原案のとおり可決されました。            ──────────○────────── 日程第10・11 8 ◯議長(小林敏秋) 文教委員会に付託されました日程第10 議案第1号及び日程第11 議案第12号、以上2件を一括議題とします。各案に関し委員長の報告を求めます。文教委員長。       〔文教委員長 長谷川敏廣 登壇〕 9 ◯文教委員長長谷川敏廣) 文教委員会に付託となりました議案第1号及び議案第12号の2件につきまして、審査の結果をご報告申し上げます。  去る3月12日、全員出席のもと委員会を開催し、慎重審査した結果、議案第1号は挙手多数により原案どおり可決すべきものと決定をしました。  議案第12号は、挙手全員により原案どおり可決すべきものと決定をしました。  以上で報告を終わります。       〔文教委員長 長谷川敏廣 降壇〕 10 ◯議長(小林敏秋) 報告は終わりました。これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 11 ◯議長(小林敏秋) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。議案第1号について、鈴木規子議員より原案反対の討論の通告が、永山英人議員より原案賛成の討論の通告がありましたので、順次発言を許します。  まず初めに、鈴木規子議員の発言を許します。鈴木規子議員。       〔28番 鈴木規子 登壇〕 12 ◯28番(鈴木規子) 私は、西尾市総合運動場整備基金に関する条例の制定について、反対の立場で討論をいたします。理由は、ともかく基金を積みたいという条例制定ありきで、市の施設整備についての考え方、内容説明が整合性に欠けるためであります。  本条例は、総合運動場を整備するために積み立てられる基金ということでありますが、今議会の当初の段階ではいつごろ、どのような施設を整備するのかについて長期計画になる、具体的な計画は考えていない、これから市民の意見を聞いていくと答弁しながら、条例の審査時には、時期は20年後、目標額は80億円。野球場30億円、陸上競技場13億円、ソフトボール場5億円、多目的グラウンド6,000万円、テニスコート7億円などを整備し、駐車場は1,200台で2億2,000万円、用地費21億円の計80億円を見込んでいると、非常に具体的な答弁でありました。これから市民に意見を聞いて決めていくなどとは思えない、用地費までも含めた具体的な内容であります。  この基金計画が議会に知らされた本年2月には全く漠然とした不確かなものでしたから、その変容には驚くばかりです。市が第5次総合計画当時から、旧市の東部の丘陵地に総合スポーツ公園構想があったこと、公式競技ができる大型施設が計画されていたことは承知しています。しかし、その地に建設されたのは総合体育館までで、プールは吉良町岡山につくられるなどして形が変わってきています。財政難もあり、当時からとても手がつかなかった遠大な計画だったわけです。そして、その後は市民要望の高い親子で遊べる公園が優先され、26年度、ようやく用地買収が完了しようというところまでこぎつけたところで、事業はまだまだこれからであることは皆さんご承知のとおりです。  現在、市では公共施設再配置計画が進行しております。今後30年、あるいは50年をにらみ老朽化する小・中学校を初め、574もの公共施設全ての更新、維持管理は不可能であるため、これらを計画的に統廃合し、ランニングコスト削減をすることで市民サービスを守ろうというものです。そして、財政状況から見て維持継続できるのは、多く見積もっても現有施設の半分までが限度と、全国多くの自治体で言われています。さらに現行の同計画は、いわゆる建物、箱のみが対象で屋外施設は含まれていませんし、ここにさらに上下水道、道路、橋梁など、ライフラインの更新負担が加わるわけで、必要とされる費用たるや莫大な金額に上ることは明らかであります。  また、市長の基金運用対象事業に関する説明では、この基金は関連して既存の施設をいじる場合は基金の運用は可能と言い、今ある屋外施設の統廃合、整備にも使うことができると言います。しかし、第7条を見てみますと「基金は、西尾市総合運動場の整備及びこれに伴う体育施設の整備の財源に充てる場合に限り処分することができる」とあるだけで、とても市長の説明のようには読めません。屋外施設全般に使うことも想定するなら、そのように条文を改めるべきであります。また、もしそうであるならば、さきの答弁のような建設費のみの合計80億円では到底、賄えるとは思えません。目標額は100億円、あるいは120億円としなければならないのではありませんか。  今基金条例では実施計画の内容、運用の及ぼす範囲とも不確かと言わざるを得ません。いかにも基金ありきで拙速ではありませんか。私とて、公式競技ができる施設もあればよいとは思います。思いますが、それなら手順を踏むべきと考えます。まずは一、二年時間をかけて、どういうものをつくるのか、どういうものが必要か、調査費をつけて検討することを考えるべきではないでしょうか。今ある屋外施設の老朽化、耐震性、利用状況、必要度等々も調査し、市民の意見を広く聞きつつ財政面でもきちんと数値を出して、統廃合、長寿命化、再配置の計画とすり合わせていくなら私は喜んで賛成いたしましょう。20年も先の予定ならば、ここで1年、2年待ってもそうは変わらないでしょうし、むしろ調査によって説得力が増せば全体としてスムーズに運ぶのではないかと考えます。  いずれにしても、合併特例による交付税措置もなくなっていきます。合併後の行財政改革は、いまだ道半ばであります。税収の増加も決して安定したものではなく、消費税増税による影響も見えない中、優先すべき防災・減災対策もあります。ここしばらくは慎重にじっくり構えた姿勢をとるべきとの立場から、本条例に反対の討論といたします。       〔28番 鈴木規子 降壇〕 13 ◯議長(小林敏秋) 次に、永山英人議員の発言を許します。永山英人議員。       〔12番 永山英人 登壇〕 14 ◯12番(永山英人) 市政クラブを代表しまして、西尾市総合運動場整備基金に関する条例制定について賛成の立場で申し上げます。  第7次総合計画の公式野球場を初めとした、総合スポーツ公園の将来整備を目標とした構想づくりは、さかのぼること平成時代の早い時期から動きがあり、数年に及ぶ市の総合計画に位置づけられましたが進展はありませんでした。その原因は、総合運動場という名称を使う背景にある森林法の改正により、保安林の解除が困難になり、平成8年にスポーツ公園基本計画が施設整備から自然環境の保全に見直され、現構想づくりを生かすには、今のスポーツ公園以外の場所に整備することも検討が必要という状況に置かれたものと思われます。それにしましても、平成8年の第5次総合計画スタートから今日までの長期間、整備の障害となるものへの対応や整備に向けた準備など、市の取り組みに疑問を残し、空白期間が惜しまれますが、先月、体育協会加盟21競技団体、約1万3,500人の会員の代表からの総合スポーツ公園建設についての要望書に対し、市長は総合運動場整備を前向きに捉え、この3月議会に西尾市総合運動場整備基金に関する条例を提案し、一歩を踏み出した姿勢に感謝を申し上げる次第であります。  もっとも、3年前の1市3町の合併で地勢は広がるものの、施設のまとまった、あるいは17万市民にふさわしい収容能力を持つスポーツ施設や、公式競技のできるスポーツ施設が不足していると指摘するのは、以前からスポーツ団体などや市民アンケートの意見、要望のとおりで、他市よりも見劣りする状況にあります。そして、さきの要望書で、総合運動場整備は防災拠点の役割も担うと訴えております。この整備の必要性を強く感じるところであります。  これから取り組むことは、具体的な整備構想へつなぐ検討委員会を立ち上げて十分検討するとともに、整備に向けて早い時期から費用を積み立てることであり、それにより議会や市民にも十分理解していただけるものと考えます。  以上、このように西尾市総合運動場整備基金に関する条例の制定に賛成の意を表明するものであります。       〔12番 永山英人 降壇〕 15 ◯議長(小林敏秋) 以上で、討論は終わりました。  これより、討論のありました案件を除き、議案第12号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 16 ◯議長(小林敏秋) 起立多数であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第1号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 17 ◯議長(小林敏秋) 起立多数であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。            ──────────○────────── 日程第12・13・14・15・16・17・18・19・20・21・22・23 18 ◯議長(小林敏秋) 経済建設委員会に付託されました日程第12 議案第7号から日程第23 議案第32号まで、以上12件を一括議題とします。各案に関し、委員長の報告を求めます。経済建設委員長。       〔経済建設委員長 颯田栄作 登壇〕 19 ◯経済建設委員長(颯田栄作) 経済建設委員会に付託となりました議案第7号を初め12件につきまして、審査の結果をご報告申し上げます。  去る3月13日、全員出席のもと委員会を開催し、慎重審査した結果、議案第7号、議案第9号、議案第10号、議案第11号、議案第15号、議案第17号、議案第18号、議案第22号、議案第25号、議案第26号、議案第31号及び議案第32号の12件は、いずれも挙手全員により原案どおり可決すべきものと決定しました。  以上で報告を終わります。       〔経済建設委員長 颯田栄作 降壇〕 20 ◯議長(小林敏秋) 報告は終わりました。これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 21 ◯議長(小林敏秋) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  討論の通告はありませんので、議案第7号から議案第32号まで、以上12件を一括して採決します。各案に対する委員長の報告は可決であります。各案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 22 ◯議長(小林敏秋) 起立全員であります。よって各案は、原案のとおり可決されました。            ──────────○────────── 日程第24・25・26・27・28・29・30・31 23 ◯議長(小林敏秋) 企画総務委員会に付託されました日程第24 請願第1号から日程第31 議案第14号まで、以上8件を一括議題とします。各案に関し、委員長の報告を求めます。企画総務委員長。       〔企画総務委員長 高須一弘 登壇〕 24 ◯企画総務委員長(高須一弘) 企画総務委員会に付託となりました請願第1号初め8件につきまして、審査の結果をご報告申し上げます。  去る3月14日、全員出席のもと委員会を開催し、慎重審査した結果、請願第1号は採決の結果、挙手全員により採択すべきものと決定をしました。  議案第2号、議案第3号、議案第4号、議案第5号、議案第6号、議案第13号及び議案第14号の7件は、いずれも挙手全員により原案どおり可決すべきものと決定をしました。  以上で報告を終わります。       〔企画総務委員長 高須一弘 降壇〕 25 ◯議長(小林敏秋) 報告は終わりました。これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 26 ◯議長(小林敏秋) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。請願第1号について、前田 修議員及び鈴木規子議員より原案反対の討論の通告がありましたので、順次発言を許します。  まず初めに、前田 修議員の発言を許します。前田 修議員。       〔11番 前田 修 登壇〕 27 ◯11番(前田 修) 請願第1号 西尾市議会議場に国旗・市旗を掲揚することについての請願書には賛成できません。この請願に反対する理由は、次の2点です。  私自身は、国旗・日の丸に対して戦争を想起させるという年代でもありません。嫌悪感を持つような、つらい戦争経験をした者でもありません。しかし、日の丸を受け入れられないでいる方々が日本国内には大勢、市内にも少なくない方々がおられることを知っておりますし、アジア諸国には嫌悪感どころか憎しみを持っておられる人も多数みえると認識しております。  反対理由の第1に、市議会の議場は市民のためにあって、さまざまな意見を交わす場であり、中立公正が求められる場です。ですから、ポスターや絵画なども飾らない、余計なものを持ち込まないシンプルなつくりになっていると承知をしております。そして議場は議論を交わす場であると同時に、職員も議員も互いに互いの意見をも尊重し合う、そういう議場そのものに誰もがとうとび敬意を表する場でもあると思っております。  また、審議する議案の中には日本に滞在する外国人の内容に関するものもあります。議会を傍聴に来る方たちも、さまざまな考えを持った人たちがいると思います。その議場に、仮に市民の少数の人であっても日の丸掲揚を好ましくない、不快感を持つ方がおられるのであるならば、掲揚しない方がいいと思います。それを、国旗が法律で定められたからとか、押しつけではないからとか、国民の義務とかで掲揚をするというのは少数派を切り捨てる、それこそ傲慢な考え方だと言わざるを得ません。私は、議員のあるべき姿として、市民の中に少数であっても違和感を持つ人があるなら、そういう方々にこそ心を寄せたいと思うのであります。  2つ目の理由です。昨今のニュースは、しきりに中国各地の反日デモや尖閣諸島回帰への中国監視船などの動きを伝えております。さらに韓国の従軍慰安婦として、みずからの恥を忍んでまで日本の謝罪を求める人たちは、今も苦痛と悔しさの地獄を生きているのではないかと思います。朝日新聞の記事には、当時、過去の歴史の恨みが、今、領土問題の形であらわれていると記しておりました。日本軍が、自国の国民をも殺害した沖縄戦の歴史もしかりであります。やはり、日本のあの戦争は過ちであったに違いありません。自国でも310万人もの犠牲者を出した日本も被害者ではありますが、アジア諸国にも膨大な苦痛と損害をもたらしたのは事実であります。しかし、その反省をするどころか、安倍首相のように挑戦的な態度を示しながら、侵略された国々が納得できるような謝罪やけじめをつけることのない日本の外交のありようが、今日まで続く怨念として、それぞれの民族の心に流れているのではないかと思います。  日の丸は、侵略戦争の旗印であったのです。日本は朝鮮半島を植民地にした、その象徴が日の丸であり、支配された側から見れば抑圧の象徴なのです。市民の中には、韓国人も中国の人もおられます。日本国民の中にも日の丸を振って若者を戦地に送った、夫や父親、兄弟を亡くした、家を失ったという苦しい思いを持つ人もたくさんいるのです。戦争の傷跡は、まだ最近の過去のことであって、歴史と言って遠い昔のようには片づけられない問題だと思います。その日の丸を見ると思い出すという、近い過去に感じている年配の人がまだまだたくさんいるとき、政治の場にある我々は謙虚に他人の苦痛を思い、先人の過ちの責任を担い、相互の信頼関係のたゆまざる強化、連携を維持しつつアジアの中で仲よく生きていくという覚悟こそが大事だと思うのです。この思いは、国会議員であれ、地方議会議員であれ、同じ覚悟で政治に携わるべきことだと思うのです。  99年8月に国旗国歌法が成立しましたが、当時も意見は二分されておりました。法案審議のときには、当時の小渕総理も野中官房長官も文部大臣も「人の考えを変えようというものではない。押しつけ強制はしない」と明言してきたのです。つまり、法制化によって何ら変わるものではないということです。この法律自体は実にシンプルで、国旗が「日の丸」であり、国歌が「君が代」であるということだけなのであって、地方がこぞって議場に掲揚を進める必要もなければ、他市に続いて実施する必要もありません。私も、自分の国を愛する心を持っていますが、どうしたら日本の国がよくなるか、市民がよりよく暮らせるか、いつも考えて行動しております。国を愛するからこそ、他国の言いなりになる日本の政治に反対しています。国を愛するかどうかを、日の丸をどう思うかで踏み絵にすべきことではないのです。  改めて申し上げます。そもそも、市議会の議場は市民のためにさまざまな意見を交わす場であり、それは少数の方の気持ちにも思いをはせながら中立公正な場であるべきです。これまでも西尾市議会の議場に日の丸も市旗も飾られてこなかったように、これからも掲揚すべきではないと考えます。  以上のことから、この請願は不採択とすべきであることを述べ討論を終わります。       〔11番 前田 修 降壇〕 28 ◯議長(小林敏秋) 次に、鈴木規子議員の発言を許します。鈴木規子議員。       〔28番 鈴木規子 登壇〕 29 ◯28番(鈴木規子) 私は、西尾市議会議場に国旗・市旗を掲揚することについて反対の立場で討論いたします。  本請願は、平成11年の国旗及び国歌に関する法律の制定を示し、国旗、いわゆる「日の丸」が我が国の象徴であり、日本人にとって自然、かつ身近なものとして既に定着していると述べ、将来の国家・社会の担い手である青少年や西尾市の企業や市民が、今後ますます国際化する世界の中で我が国に誇りを持ち、自国とともに他国や、その象徴である国旗を尊重する国際感覚を養うことは極めて大切な課題であるとして、そのために議場に国旗・市旗を掲揚することを求めるというものであります。私も、国旗及び国歌に関する法律については尊重するものです。しかしながら、この法律は国旗の掲揚や国歌斉唱を国民に義務づけた法律ではありません。同法の制定に当たっては、憲法第19条の思想、良心の自由を尊重すべきということから、国民に対してこれを強制、強要はしないとされ、内閣が特にこれを明言していることは皆さんご承知のとおりであります。  地域には、さまざまな価値を持つ住民が暮らしています。請願者が述べられるように、オリンピックを初め、さまざまな場面で国旗が使われており、身近なものになっていることはわかりますし、違和感を持つ国民、市民は少ないと思いますが、しかし国旗にまつわる歴史を振り返りますと、国民感情、市民感情は必ずしも一致しているとは言えない事実があります。市議会に求められるのは、多様な価値観を持った市民の存在を認めながら、話し合いによって合意形成を図りつつ市民中心のまちづくりを進めていくことです。西尾市の議員は、議場に国旗や市旗があってもなくても、議員一人一人が市民の代表としてその責務を全うしてまいりましたし、これからもそうです。  また、委員会の審議では、賛成意見として「儀礼である」、「礼儀である」との発言が繰り返しありました。しかし、それならば西尾市としての態度は既に示されており、国旗も市旗も本庁舎前に掲揚されています。請願者は、青少年育成のためと求めてもいますが、同様に小・中学校でも毎日国旗は掲揚されています。国を愛する気持ち、誇りに思う気持ちは目に見える形であらわされるものではなく、それぞれ心のうちにあるものです。私は国を愛する心は、単に国旗掲揚をもって醸成されるものではなく、その国において一人一人の国民が、どれほどその意思を尊重されているかによって醸成されるものであると捉えています。  以上、本請願に対する反対討論といたします。       〔28番 鈴木規子 降壇〕 30 ◯議長(小林敏秋) 以上で、討論は終わりました。  これより、討論のありました案件を除き、議案第2号から議案第14号まで、以上7件を一括して採決します。各案に対する委員長の報告は可決であります。各案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 31 ◯議長(小林敏秋) 起立全員であります。よって各案は、原案のとおり可決されました。  次に、請願第1号を採決します。請願第1号に対する委員長の報告は採択であります。請願第1号は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 32 ◯議長(小林敏秋) 起立多数であります。よって請願第1号は、採択することに決しました。            ──────────○────────── 日程第32 33 ◯議長(小林敏秋) 関係委員会に付託されました日程第32 議案第16号を議題とします。本案に関し、各委員長の報告を求めます。厚生委員長。       〔厚生委員長 鈴木武広 登壇〕 34 ◯厚生委員長(鈴木武広) 厚生委員会に付託となりました議案第16号本委員会関係分は、挙手全員により原案どおり可決すべきものと決定しました。  以上で報告を終わります。       〔厚生委員長 鈴木武広 降壇〕
    35 ◯議長(小林敏秋) 文教委員長。       〔文教委員長 長谷川敏廣 登壇〕 36 ◯文教委員長長谷川敏廣) 文教委員会に付託となりました議案第16号本委員会関係分は、挙手多数により原案どおり可決すべきものと決定をしました。  以上で報告を終わります。       〔文教委員長 長谷川敏廣 降壇〕 37 ◯議長(小林敏秋) 経済建設委員長。       〔経済建設委員長 颯田栄作 登壇〕 38 ◯経済建設委員長(颯田栄作) 経済建設委員会に付託となりました議案第16号本委員会関係分は、挙手全員により原案どおり可決すべきものと決定しました。  以上で報告を終わります。       〔経済建設委員長 颯田栄作 降壇〕 39 ◯議長(小林敏秋) 企画総務委員長。       〔企画総務委員長 高須一弘 登壇〕 40 ◯企画総務委員長(高須一弘) 企画総務委員会に付託となりました議案第16号本委員会関係分は、挙手全員により原案どおり可決すべきものと決定をいたしました。  以上で報告を終わります。       〔企画総務委員長 高須一弘 降壇〕 41 ◯議長(小林敏秋) 報告は終わりました。これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 42 ◯議長(小林敏秋) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  討論の通告はありませんので、議案第16号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 43 ◯議長(小林敏秋) 起立多数であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。            ──────────○────────── 日程第33 44 ◯議長(小林敏秋) 関係委員会に付託されました日程第33 議案第23号を議題とします。本案に関し、各委員長の報告を求めます。厚生委員長。       〔厚生委員長 鈴木武広 登壇〕 45 ◯厚生委員長(鈴木武広) 厚生委員会に付託となりました議案第23号本委員会関係分は、挙手全員により原案どおり可決すべきものと決定しました。  以上で報告を終わります。       〔厚生委員長 鈴木武広 降壇〕 46 ◯議長(小林敏秋) 文教委員長。       〔文教委員長 長谷川敏廣 登壇〕 47 ◯文教委員長長谷川敏廣) 文教委員会に付託となりました議案第23号本委員会関係分は、挙手多数により原案どおり可決すべきものと決定をしました。  以上で報告を終わります。       〔文教委員長 長谷川敏廣 降壇〕 48 ◯議長(小林敏秋) 経済建設委員長。       〔経済建設委員長 颯田栄作 登壇〕 49 ◯経済建設委員長(颯田栄作) 経済建設委員会に付託となりました議案第23号本委員会関係分は、挙手多数により原案どおり可決すべきものと決定しました。  以上で報告を終わります。       〔経済建設委員長 颯田栄作 降壇〕 50 ◯議長(小林敏秋) 企画総務委員長。       〔企画総務委員長 高須一弘 登壇〕 51 ◯企画総務委員長(高須一弘) 企画総務委員会に付託となりました議案第23号本委員会関係分は、挙手全員により原案どおり可決すべきものと決定をいたしました。  以上で報告を終わります。       〔企画総務委員長 高須一弘 降壇〕 52 ◯議長(小林敏秋) 報告は終わりました。これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 53 ◯議長(小林敏秋) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。前田 修議員及び鈴木規子議員より原案反対の討論の通告がありましたので、順次発言を許します。  まず初めに、前田 修議員の発言を許します。前田 修議員。       〔11番 前田 修 登壇〕 54 ◯11番(前田 修) 平成26年度西尾市一般会計予算について、予算に反対の立場から幾つか意見を申し述べたいと思います。  東日本大震災から3年がたちましたが、今もなお被災地域では深い悲しみとともに、生活と生業の再建のめどさえ立たないつらい日々を過ごされてみえる姿が新聞、テレビで報じられております。日本の社会と政治にとって、被災地域の住民の現状に心を寄せて救済と復興に取り組むことは、国、地方を問わず政治の大事な課題です。そして、全国の地方自治体も地域の防災計画の見直しと抜本的強化、自然エネルギーへの転換、命と暮らしを守る行政へと、本格的に踏み出すことが最重要課題となっていると思います。そういうときに、被災地に追い打ちをかけるようなTPP協議、消費税大増税、原発再稼働に踏み出そうとしておりますが、とんでもないことだと思います。  2014年度政府予算案は、暮らしよりも強い経済が優先され、消費税大増税や社会保障改悪を国民に押しつける一方で、大型公共事業や大企業減税、軍事費は2年連続の増額で、まさに大企業はえて民滅ぶ、暮らしを犠牲に戦争する国へという、安倍内閣の暴走を象徴する予算案となっております。年金給付の連続削減、70歳以上の医療費窓口負担2割化、生活保護費の給付削減、介護保険のサービス制限など、社会保障の改悪もメジロ押しです。消費税8%への引き上げ分だけで8兆円もの大増税で、さらに消費税増税分は全額社会保障に充てるとの政府の説明に反し、年金や医療、生活保護など社会保障の給付は軒並み削られました。一方で、大企業には復興特別法人税の1年前倒し廃止などで優遇です。消費税の増税は、総額8兆円の新たな負担増となり、年収500万円の夫婦と子ども4人世帯で、年間16万7,000円もの負担増になると試算されております。  大村愛知県政は3年前、日本一元気な愛知をつくりますと「日本一愛知の会」を立ち上げ、維新の会との連携を模索し、第三極を標榜してきましたが、福祉給付金の突然の削減発表を行ったり、昨年末に発表した新計画案「あいちビジョン2020」は、リニア新幹線開通を起爆剤とする大型開発推進計画です。愛知でも、「人からコンクリート」への政治の逆戻りが始まっております。名古屋駅のスーパーターミナル化、また知多半島と渥美半島を結ぶセントラル大橋、伊勢湾口道路計画を復活させる動きも出ております。さらに、設楽ダムの建設を容認し、大型公共事業の無駄遣いとともに三河湾のアサリ漁などへの影響も心配をされているところであります。福祉削って大企業奉仕、大型公共事業無駄遣いの愛知県政は自民党型政治そのものです。国政や県政が西尾市政に与える影響も大きく、西尾市の新年度予算にも色濃くあらわれております。以下、数点に絞って申し上げたいと思います。  消費税が5%から8%増税になり、自治体の財政への影響を伺いました。26年度については、歳出で3億5,000万円も増額になるとのことですが、初年度については地方消費税交付金の方がこれを上回るものということで、今後も不確定の要素も大きいとのことでありました。法人税は、昨年4.5%引き下げられましたから、法人市民税収入もまた減額するわけであります。引き下げが連続するその法人市民税は、20年前と比較をしてみますと、税率が43%から30%まで引き下げられたことと不況による影響で西尾市への、平成3年ごろには24億円あった法人税収入が、今年度は10億円にまで減っております。その法人税が、さらに30%から25.5%に引き下げられたわけであります。法人税減税で喜ぶのは黒字が出ている大手の企業です。以前から主張していますが、現在、12.3%である法人市民税の税率を全国の8割が上乗せしておりますが、仮に西尾市でも、資本金1億円以上の黒字の法人に14.7%の課税をすれば1億6,000万円もの増収が図られることになります。知立市が鉄道高架事業の財源のために実施しているように、西尾市も合併による財政難、あるいは防災、津波対策の財源にと、数年に限ってでも実施したらどうか提案をしたいと思います。  毎年、指摘をしておりますが、富裕層には証券優遇税制が設けられ、延長し続けてきました。しかし、26年度には延長期間が終了することになりました。西尾市への影響は27年度からでありますから、26年度は引き続き株の譲渡益への優遇措置が図られることになります。決算審査でも伺いましたが、西尾市での株の譲渡益は平成23年度で6,100万円、最高の方ですと1人で1,450万円も税金を安くしていることなどが明らかになったところであります。つまり、株を売って1億4,500万円もの利益を得た方に対して、西尾市は1,450万円減税してやるようなものであります。欧米では、高額な配当や譲渡所得には30%程度の税率となっていますし、庶民の預貯金の利息には20%で課税するのに、大金持ちの配当や株式譲渡益は10%にするという極めて不公平な税制を、西尾市の市民税としては26年度も引き継がれることになっております。  また、以前にも申しましたが、法人税収入の予算計上に当たってです。さかのぼりますが、23年度の当初予算では約9億円を見込んでおりましたが、補正予算で5億円を増額し、23年度末で14億円になりました。しかし、24年度当初では約10億円しか見込みませんでした。今議会では25年度の補正予算で、当初12億5,000万円であった法人市民税に15億円近くの補正増とし、25年度に27億円としたわけであります。しかし新年度、26年度予算では20億円しか計上しておりません。景気回復の兆しだと言うならば、前年比よりも7億円も少なく予算を立てる根拠は全くないと思います。予定できることも、補正予算で対応しようというのは正しくないと思います。地方財政法第30条には予算の編成として、全ての資料により厳選にその財源を補足し、経済の現実に適応するようその収入を算定し、これを予算に計上しなければならないとあります。法的な見解からも是正すべきですが、結局、当初の段階で市民税の収入を抑えることは、市民要望を抑えることにほかならないではありませんか。是正すべきだと思います。  また、市内の法人数を予算書から見ると号数の低い、特に1号、3号法人など中小零細業者の法人数が減り続けています。ここにも経済不況への影響がうかがわれ、廃業、倒産の実態がうかがえます。市が取り組んでいるのは、専ら進出企業への優遇策などで、利益の上がっている比較的大手の法人への手厚い対策は目につきますが、赤字続きで減税の恩恵も受けられない中小業者へどう支援できるのか、課題となっていると思います。投資への補助ではなく固定費補助、例えばリース料、固定資産税や家賃などへの直接補助することこそが求められていることがうかがえます。ぜひ、検討されたいと思います。  また、住宅リフォーム補助制度も、いよいよ国の補助制度として確立されました。地元の中小業者の仕事おこしとして、ぜひ検討されたいと思います。  次に、2款1項2目防災費についてです。施政方針でも防災は最重要課題と言われますが、そういう市政運営がされていると思う市民は少ないと思います。沿岸部の自治体にとっては、なおさらです。一色地区の町内会長や防災ボランティアの方が、市長に毎年要望を続けております。学校の屋上の手すり設置の予算すら計上されておりません。退避所のない地区にとって、県の被害想定を待つまでもなく計画すべきですし、各会派が要望している命山の検討も積極的に対応し、建設に向けての要綱や基準の作成などに今年度、早速、取りかかることを要求したいと思います。  海岸線を多く持つ市であるだけに、他市町に先んじて行うような積極的な対応をお願いしたいと思いますが、新年度予算ではそういった予定がされていないのが残念であります。  2款1項3目秘書費では、市長の海外行政調査参加負担金として9日間の欧州に出かける費用が計上されました。県市長会から、任期中に1回の参加をと呼びかけられ、それに応えるというものですが、県下の市長の中には、こういうご時世なのでご辞退したいという市長も見えるようですから、26年度から始まり真っ先に手を挙げるのもいかがなものかと言わざるを得ません。  2款1項7目資産経営費では、公共施設再配置事業が具体的に動き出す年度となりました。そもそも、この事業は政府の肝いりで総務省からの事務連絡にもあるように、公共施設の施設管理の策定を各自治体に指示しています。長寿命化計画や将来的な数値の見通し、適切な規模や施設数を割り出すことは必要だろうと思います。しかし、私がまず言いたいのは、25年度の年度内に計画を決めておいてから、26年度の6月になって地域に出向いて説明会を行い、理解してもらおうという、こういう進め方です。そしてまた、学校給食や保育園給食に見られるように、市の全体方針を明らかにしないままやりやすいところから、つまり編入合併した旧3町から施設の統廃合を進めようというやり方です。公共施設の数が多いので統廃合が必要だと言うならば、地域との合意にこそもっと時間をかけるべきですし、市の全体の方針を定めることに時間をかけた後、市内全体を見通し計画をつくるべきと思います。一般質問での議論は繰り返しませんけれども、少なくとも計画決定は説明会を行ってからにすべきであります。そういう進め方でなければ、やれ融和だ、やれ協働だなどという言葉が空虚なものに思えてなりません。よろしくお願いしたいと思います。  PFIやTPPも国策です。給食センターにはそぐわないのではないかという視点で、問題提起したところであります。余りに安上がりを求める議論ばかりであって、本来の給食のあるべき姿、西尾市の給食の自校方式が全国的にもすぐれていること、地元農産物の活用など、どんどん切り崩されていく。それは旧3町だけでなく、全市的な流れになろうとしていることへの警鐘を発したいと思うのであります。  また、予算審査の中では、ほかの議員からも公共施設再配置計画の策定記念シンポジウムに200万円も使うことに異論が出ておりました。計画を内外にアピールするような使い方はやめて、ほかに使うところがあるはずだというご意見でした。まことに、そのとおりだと共感した次第です。  2款1項9目交通防犯対策費では、防犯灯設置についてです。市が責任を持って設置することを、改めて要求したいと思います。交通の安全、子どもの塾帰りが遅くなったときの親の不安、犯罪防止に、なぜ市が責任を持たず地域に補助するという形式にこだわるのか。道路や側溝と同じように、市の責任で設置すべきであります。幹線道路から離れた世帯数の少ない町内会では夜道が暗く、防犯灯の要求箇所が多くなりますが、逆に町内会の財政力は脆弱だということになります。結局、地区の財政負担となり、防犯灯箇所が少なく、子どもの安全が守れないということになりませんか。よくよくご検討いただき、西三河でも多くの市が行っているように市の責任で設置すべきです。  2款1項13目地域支援協働費では、新年度に、市内全域における公共交通のあり方についての本格的な検討が進められることになりました。合併後の町でも、どのような方式を採用することで地域の利便性が向上するのか、各地域の理解の検討を期待したいところであります。同時に、利用者の負担や市の支援についても、周辺地域であることを考慮した配慮を求めたいところですし、計画ばかりを練って何年もかけるということのないようにスピーディーな対応をされたいと思います。とりわけ、可能な改善を直ちに取り組むことをお願いしました。現在のデマンドタクシー制度を改善し、バス停や駅だけでなく、買い物や医者にも行けるような方法に改めるよう、関係者の合意形成に取り組んでほしいと思います。  また、高齢者タクシー補助制度について、福祉部で対応していただきましたが、平成24年12月議会で質問した際に、市長からは、それも1つの方法だと共感していただき、それをきっかけに担当部長から検討していく旨の答弁をいただいたところです。そして25年3月議会の質問では、アンケートを行うという答弁をいただいて、その後のアンケート結果から、26年度実施されることになりました。一歩一歩でしたが、75歳以上でひとり暮らしという条件の厳しさはあるけれども、困っている方に喜ばれると期待したいと思います。  2款1項14目離島振興費では、佐久島のクラインガルテンに関連し、島への定住化策につながる予算計上を求めました。現在のところ、入居者のための事業になっているのではないかと指摘したところであります。市内や市外の方の福利厚生施設ではありません。この事業で、佐久島の新たな経済効果や新しいビジネスチャンスが広がり、新規の定住者につながるといって始めた事業です。しかし、その点はいまだに見通しがないと言わざるを得ません。あと10年、20年すれば島の人口動態がどうなるのか本気で考え、急いで手を打っているのか。島に住むことを希望される方が多いと言うならば、せっかくのそういう方があきらめてしまうことのないよう、市が空き家を改築したり、戸建ての市営住宅はできないかなどなど、現実Iターンを呼び込む手だてをとることを改めて訴えたいと思います。  クラインガルテンの建設計画は当初、行政主導でありましたが、佐久島の活性化事業は島民が主役です。島民の合意や市民の理解とともに、地に足のついた取り組みとして定住者が少しでもふえるような具体的な取り組みを期待したいと思います。  また、渡船の発着場が佐久島側でなく一色漁港側になったことで、島の人にとっては夜間の急病の救急搬送にこれまで以上に不安が募っています。対応を検討中とのことでしたが、島民が納得いく方法での対応をぜひお願いしたいと思います。  3款1項3目老人福祉費では、敬老事業についてです。敬老事業の敬老会は、合併前は三河温泉で1日ゆっくり過ごし、久し振りに友人に会える大事な機会として楽しんでいただいてきました。合併で費用が削減され、敬老事業は各地域で行うことになり、記念品の配布しかできなかったところが多くなりました。今度は、記念品を配布するという敬老事業なら費用を削減しようというわけです。一律1人当たり100円下げ敬老会を行っていれば、1人当たり300円を増額するというものです。確かに、地域の公民館で敬老会を催しているところに市の支援をふやしたいというのは理解できますが、これで果たして敬老会を行うところがふえるのでしょうか。合併でコミュニティ事業も町内会単位から小学校区単位になり、補助金も大幅に削減され、これまでのようなコミュニティ事業を継続することすらできなくなった中で、市は地域にあって敬老会を必要だと考えるなら、開催できないところをどうすれば開催できるようになるのか、そのことを考え、それこそを支援する必要があるのではありませんか。  3款1項7目の後期高齢者医療費では、療養給付費負担金と特別会計繰出金で約15億円の支出となっております。後期高齢者医療保険料は、平成26年、27年度2カ年の1人当たり平均保険料を前2カ年比で3.28%値上げし、8万2,500円とし、年金の削減、消費税増税に加え、後期高齢者医療の保険料の値上げと負担税のオンパレードであります。  同じく、3款1項8目の国民健康保険特別会計への繰出金が大幅に削減されました。これは、平成24年度に調定額で1人当たり、毎月1人につき1万円余の値上げを行いました。おかげで国保会計は大幅な黒字になり、見込み違いであったことが明らかになりました。国保税の値上げ額を見込み違いで黒字会計にしたのなら、市民からの取りすぎ分を還元すべきところを、市は一般会計の繰り入れ分だけを引き下げてしまったわけであります。  同じく、3款1項8目介護保険特別会計繰出金として15億円余が計上されております。2014年度は、介護保険の見直し準備の年度です。どういう準備をしようとしているのか政府が示しているのは、第1に、要支援1、2の認定された人への介護保険サービスが打ち切られ、ヘルパーによる訪問介護とデイサービスなどの通所介護を廃止し、自治体が実施する総合事業に置きかえる方針です。第2に、要介護1、2と認定されている人を特別養護老人ホームに入所できなくすることです。第3は、利用者の負担増です。年金収入280万円以上など、所得が一定額を超える人の利用料を2割に引き上げるとしております。  3款2項の児童福祉費では、例年、正規保育士の増員を求め、せめてクラス担任は臨時保育士で努力されることを引き続き求めたいと思います。特に今年度予算では、保育制度を大きく変える子ども・子育て支援新制度が2015年度から本格実施が予定されており、その準備の費用が計上されております。問題の1つは、直接契約です。新制度では、保育園には市に保育の責任がありますが、保育園以外は市に直接の責任がありません。また、施設への補助から利用者への補助に変わることも問題です。  一方で、児童クラブの入所年齢の引き上げなど拡充策もありますが、全体としては保育が大きく改変される、その準備の年としての経費が計上されております。  10款教育費での加配の補助教員の増員、就学援助費の申請のあり方、全教室への天井型の扇風機の設置など、例年、同趣旨の主張をしているところであり、引き続き取り組まれたいと思います。  また、養護学校設立に向けての具体的な一歩を踏み出していただく年度となりました。期待をしたいと思います。  10款5項4目公民館費ですが、合併後、公共施設の利用者数が減っていることも毎回、指摘してきました。登録団体制や有料化に起因していると思います。減ったということは、これまで利用してきた人が利用しなくなったわけですから、施設管理者はもっと深刻に受けとめるべきであります。その施設にふさわしい委託の検討も含め、もっと利用してもらえるよう改善されることを求めたいと思います。  10款6項1目保健体育総務費では、予算計上されておりませんがスポーツ総合公園についてです。建設準備基金が設けられ、3カ年ローリングの実施計画では毎年1億円の基金積み立てを計画しております。基金には、さまざまな性格を持った基金制度があると思います。年度末に財政的な余剰金を繰り入れておくものもあるでしょうが、十数年後に必要となる財源確保のため基金制度を設け、実施計画でも積立額を定めているものが、年度末になって余剰金があれば金額を積み立てるというやり方で、当初予算では計上されないというのは正当なやり方か疑問に感じております。当初予算どおりに執行されたら積み立て1億円は生まれてきませんし、当初から予算どおり執行することは考えていないということなのでしょうか。  そもそも、計画の概要すら明らかになっていない中で基金条例を設け、やることだけは先に決めるという手続に何人もの議員が異論を唱えていたと思います。最大会派の会長も反対されましたが、賛成した人の中にも複雑な気持ちの方もおられることを承知しております。どういうスポーツ公園をイメージしているのか関係者らがしっかり議論をし、構想をまとめ、市民合意で計画が進んでいくべきことからすると、今回の進め方は理解しにくい点があります。さらに、公共施設再配置の中で検討するとし、スポーツ施設の総量を抑制するというのですから、何をかいわんやです。市民が求めているのは、身近で気軽に利用しやすい施設です。市は、それらを統廃合するのを前提だと言うなら賛成できない市民も多いと思います。進め方も計画の中身も、問題を残したままのスタートとなってしまったことは否めません。  全体の中ではいつもの予算決算で、主張する項目は割愛したものもありますが、それらも新年度の検討に加えてもらうことも要求したいと思います。平成26年度予算全体の中には、市民要求に努めていただいた個々の問題では評価したい施策も数多くありますし、前年に比較して充実された取り組みもあるわけですが、国や県の無駄遣い、浪費による財政難が地方に押しつけられている現状などとあわせ、本予算には賛成しかねるものであります。  以上、申し述べ反対討論といたします。       〔11番 前田 修 降壇〕 55 ◯議長(小林敏秋) この際、暫時休憩します。                             午前11時04分 休憩                             ─────────                             午前11時15分 再開 56 ◯議長(小林敏秋) 休憩前に引き続き会議を開きます。  鈴木規子議員の発言を許します。鈴木規子議員。       〔28番 鈴木規子 登壇〕 57 ◯28番(鈴木規子) 私は、平成26年度西尾市一般会計予算に対し、反対の立場で討論いたします。以下、問題点を4点述べます。  合併から丸3年が経過し、4年目に入ります。新市の形、あり方を整え、市長が合併の最大の効果と唱えた行財政改革を具体的に示すときであり、それによって安定した財政計画、将来にわたる西尾市の市政運営の方針が明らかにされるべきときです。しかし、この将来に向けた飛躍のための市長のリーダーシップは示されないままである、これが問題の第1点です。  合併後から調査、検討された市の各種計画は総論ばかりで具体的な方針が見えず、結論は先送りされるばかりです。とてもスピーディーとは言えません。例えば、地域公共交通計画です。住民の足確保の具体策は、さらに今からつくる地域別委員会の協議を待つと言います。骨子となる部分の見直しは行われないままで、市民の意見を聞くといえば聞こえはいいですが、これでは何でもかんでも市民に丸投げになりかねません。名鉄蒲郡線も、県の補助金が減額されても当面続くからいいじゃないかとばかりに抜本的な対策には全く手をつけようとしないで、将来に向けた礎を築けるのでしょうか。大きな方針を決定することこそ市長の仕事です。補助金がなくなったらどうするのか。廃線を受け入れるのか、市単独でも運行するのか、その手法の検討すらしようとしない市長に心ある市民は失望しています。  反面、降ってわいたような一色産業廃棄物最終処分場問題には、すぐにもご自分が片づけるかのように声高におっしゃる。施政方針にもありますね。しかし、そう言いながら許認可権者である知事とのトップ会談は9カ月たった今も行われていないのですから、全くもって理解に苦しみます。市民の中には、市長は業者の土地買収のために時間稼ぎをしているのではないかという声すら出始めています。本来の自分の仕事、権限のあることには手をつけようとしないで、権限のないことに中途半端な手を出す、これは無責任です。  2点目は、行財政改革が不十分である点です。  26年度、税収12億3,000万円の増加見込みは大変に結構なことだと思いますが、これに甘えて行財政改革がおざなりになってはいないでしょうか。この1月に、合併当初に定められた3年間で40億円の削減は達成されたと言います。42億円の効果があった、すごいだろうと言わんばかりですが、本当にそれだけでいいのかです。私は、さらなる行革が必要であると考えます。  税収が上がれば、途端に行革のトーンが下がる傾向がありますが、我が市の場合、それは通用しません。26年度の普通交付税は31億円の見込みですが、一本算定効果がなくなるのは目の前ですし、実際、財政力指数は0.9台にあり、税収増によって交付税額が減ってしまうというジレンマを抱えています。年間、さらに10億円から12億円は削減していかなければならないのではありませんか。税収は増ではありますが、まだまだ景気が回復したとは言えません。アベノミクスはつくられたものという見方は依然として強いですし、中小企業に恩恵が届いているとは言えず、消費税増税の影響もこれからです。我が市の場合、景気によって法人税が大きく左右されますから、もう少し慎重に考えるべきで、法人税の上向きに浮かれてはならないと思います。その意味で議会も、みずからの努力として議員定数の削減も図るべきでしょう。安城市ですら30を28にすると、先日発表されたばかりです。  さて、3点目は防災・減災対策です。まだまだ取り組みが足りません。市長は、最重要課題であるとして16億7,000万円を投入と言いますが、その内容は既に決定されている事業の消化、移動系無線システム整備に飲料水兼用貯水槽1基のみで、新しい取り組みもなければ計画の前倒しもありません。もっと積極的であるべきです。今や防災に関しては国の補助、支援の枠もふえているのですから、貯水槽建設や体育館の非構造物対策などは、いつでも前倒し可能な体制であるべきと考えます。そうした手が十分に打たれているとは思えません。  新たなハザードマップは、県の被害想定の数値が出てから行うにしても、数値が出なくてもやらなければならない対策はわかっているはずです。先ほど、ほかの議員からもその部分での発言はありましたが、例えば全市的に見るならばソフト面は、災害時要援護者データの収集や家具転倒防止策など、手間隙はかかるけれども地道に行っていけば必ず成果が上がる対策があります。大きな金額ではなくても、予算化をすれば確実な成果となる事業があるにもかかわらず、市長の目はそうした方向に向けられていないことを私は非常に残念に思います。
     4点目は、市長の選択と集中への疑問です。  合併協議で段階的に削減する、西尾市に倣うとされた事業がありますが、部や課によって実行されているところと、そうでないところが出てきています。施設の使用料などでは、「利用料が上がったために皆が使わなくなった。もとに戻してくれ」などの声すら聞かれます。ちょっと待ってください。それでは、もともとの利用料を払っていた市民はどうなるのでしょうか。地域エゴのレベルとなってはならず、全体の利益を考えるべきであり、協議決定事項の確実な実施を改めて求めるものです。  さて、新年度は町内会要望の道路維持改修事業に1億2,500万円が上乗せされ、前年の当初5億7,500万円から23%もの伸びで6億9,950万円となっています。これで、約2,000件の要望の60%が達成されるとのことでありますが、それでも60%でしかないとも言えます。住民要望に応えることは必要なことではありますが、私はこうした課題で重要なのは、優先度の高いものから順に公平公正に事業が行われることだと思います。単に要望の何パーセントが達成できるかだけを判断基準で考えるなら、予算はどれだけあっても足りないわけで際限がありません。実際には、道路要望で言えば、前年に取り上げられなかったものは次年度に回るはずですから、ずっとやってもらえないということはないと思うのですが、これほどの予算をつぎ込みながら現状のままでは不満が残るばかりということになりかねません。町内会要望の採用の目安、判定の基準は明確でしょうか。住民に明らかにもされているでしょうか。こうした目安を住民にオープンにすべきと私は考えます。皆が納得できるシステムや実施状況の情報開示があれば住民は理解してくださると思いますし、理解してくださるように努力をしなければなりません。そうしたことを続けることで、予算増だけでない解決策があると思います。明らかに危険な案件を除いて要望の提出を、例えば2年に1回とするなど、単年度予算でない考え方も検討すべきではないでしょうか。制度のあり方を十分に検討して進めていくべき案件と思います。  さて、この増額分1億円ですが、くるりんバスに振り向けたらどうなるでしょうか。地域公共交通運行事業の新年度予算は4,458万円です。前年の5,020万円より減額となっていますが、ここに1億円を投入したらどうか。随分、取り組み方が変わってくるのではありませんか。私は、同じ1億円でどれほどの効果があるのかをもっと検証すべきと考えます。よりよい税金の使い方を希求していくのが行財政改革です。「融合」という名でのばらまきになってはならず、集中と選択によって生み出すのは将来にわたる効果でなければなりません。それこそが、市長の責任であると思います。  公共施設再配置のプロジェクトが始まります。非常に大きな投資となります。一色、吉良地区の官民連携のPFIの事業計画を注意深く見ていかなければなりません。加えて、広域ごみ焼却施設の建設も控えており、それこそ待ったなしの早急な基金積み立てが必要です。今議会で総合運動場整備基金を提出しながら、26年当初予算での計上がないのはまことに不思議ですが、実はまだまだ先の計画に予算を固定化してはならないと考えられてのことならば了とするものです。  いずれにしても、財政難はまだまだ続くと捉えなければなりません。市長には責任ある発言、リーダーシップの発揮を強く求めて、以上、私の原案反対討論といたします。       〔28番 鈴木規子 降壇〕 58 ◯議長(小林敏秋) 以上で、討論は終わりました。  これより議案第23号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 59 ◯議長(小林敏秋) 起立多数であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。            ──────────○────────── 日程第34・35 60 ◯議長(小林敏秋) 日程第34 委員会提出議案第1号 西尾市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について、及び日程第35 委員会提出議案第2号 西尾市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について、以上2件を一括議題とします。提案理由の説明を求めます。議会運営委員長。       〔議会運営委員長 中村眞一 登壇〕 61 ◯議会運営委員長(中村眞一) ただいま議題となりました委員会提出議案第1号 西尾市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について及び第2号 西尾市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定についての2議案について、一括して提案理由のご説明を申し上げます。  本改正は、いずれも議会改革の一環として協議してまいりました結果、法定会議として位置づけられる会議について、原則公開をするために所要の改正をするものであります。  それでは、初めに西尾市議会会議規則の改正内容についてご説明申し上げますので、委員会提出議案第1号をごらんください。  本案は、全員協議会、部会を新たに法定会議として位置づけるために改正するものであります。  改正内容でございますが、第7章に「協議又は調整を行うための場」を規定し、第158条の次に第159条として「地方自治法第100条第12項の規定による議案の審査又は議会の運営に関し協議又は調整を行うための場」に関する規定を追加し、別表のとおり、全員協議会と部会を法定会議として位置づけるものであります。  また、この改正にあわせ本則条文のうち第7条を初め、第152条までの10条については字句を改めるものであります。  最後に附則につきましては、この規則を平成26年4月1日から施行するものでございます。  次に、西尾市議会委員会条例の改正内容についてご説明申し上げますので、委員会提出議案第2号をごらんください。  本案は、常任委員会、議会運営委員会、特別委員会について、委員長からの傍聴の許可を得ることなく、原則公開することができるように改正するものであります。  改正内容でございますが、第19条は、第1項に「委員会は、これを公開する」、第2項に「委員会の傍聴について必要な事項は、議長が別に定める」と定め、これまで委員長の許可により傍聴を可能としていたものを、許可によらず原則公開とするものであり、あわせて見出しを「委員会の公開」と改めるものであります。  最後に、附則につきましては、この条例を会議規則と同様に平成26年4月1日からの施行とするものであります。  以上、まことに簡単ではありますが、提案理由の説明とさせていただきます。       〔議会運営委員長 中村眞一 降壇〕 62 ◯議長(小林敏秋) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 63 ◯議長(小林敏秋) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  お諮りします。ただいま議題となっております委員会提出議案第1号及び委員会提出議案第2号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者多数) 64 ◯議長(小林敏秋) ご異議なしと認めます。よって各案は、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。まず、初めに委員会提出議案第1号に対する反対討論の発言を許します。       (「なし」と呼ぶ者あり) 65 ◯議長(小林敏秋) 本案に対する反対討論はなしと認めます。次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。       (「なし」と呼ぶ者あり) 66 ◯議長(小林敏秋) 本案に対する賛成討論はなしと認めます。これにて委員会提出議案第1号に対する討論を終わります。  次に、委員会提出議案第2号に対する反対討論の発言を許します。       (「なし」と呼ぶ者あり) 67 ◯議長(小林敏秋) 本案に対する反対討論はなしと認めます。次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。       (「なし」と呼ぶ者あり) 68 ◯議長(小林敏秋) 本案に対する賛成討論はなしと認めます。これにて委員会提出議案第2号に対する討論を終わります。  これより委員会提出議案第1号を採決します。本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 69 ◯議長(小林敏秋) 起立全員であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。  次に、委員会提出議案第2号を採決します。本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 70 ◯議長(小林敏秋) 起立全員であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。            ──────────○────────── 日程第36 71 ◯議長(小林敏秋) 日程第36 議案第33号 西尾市副市長の選任の同意についてを議題とします。       〔副市長 小島統市 退場〕 72 ◯議長(小林敏秋) 提案理由の説明を求めます。市長。       〔市長 榊原康正 登壇〕 73 ◯市長(榊原康正) ただいま議題となりました議案第33号西尾市副市長の選任の同意について、提案理由のご説明を申し上げます。議案書1ページをごらんください。  本案は、西尾市副市長小島統市氏が、平成26年3月31日をもちまして任期満了となりますので、引き続き同氏を選任いたしたく、地方自治法第162条の規定により議会の同意をお願いするものでございます。  同氏は、すぐれた人格、識見を有し、平成22年4月1日に現職に就任以来、的確に職務を遂行したことから、副市長として最適任者であると判断いたしました。  なお、同氏の経歴の大要につきましては、議案第33号参考資料のとおりでございます。  以上で、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔市長 榊原康正 降壇〕 74 ◯議長(小林敏秋) 提案理由の説明は終わりました。  お諮りします。本案については人事案件でありますので、質疑を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者多数) 75 ◯議長(小林敏秋) ご異議なしと認めます。よって本案は、質疑を省略することに決しました。  お諮りします。ただいま議題となっております議案第33号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者多数) 76 ◯議長(小林敏秋) ご異議なしと認めます。よって本案は、委員会の付託を省略することに決しました。  お諮りします。本案については人事案件でありますので、討論を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者多数) 77 ◯議長(小林敏秋) ご異議なしと認めます。よって本案は、討論を省略することに決しました。  これより議案第33号を採決します。本案は、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 78 ◯議長(小林敏秋) 起立全員であります。よって本案は、これに同意することに決しました。       〔副市長 小島統市 入場〕            ──────────○────────── 日程第37 79 ◯議長(小林敏秋) 日程第37 議案第34号 平成25年度西尾市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)を議題とします。提案理由の説明を求めます。上下水道部次長。       〔上下水道部次長 松田治高 登壇〕 80 ◯上下水道部次長(松田治高) ただいま議題となりました議案第34号 平成25年度西尾市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)について、提案理由のご説明を申し上げます。  本案は、繰越明許費の変更をお願いするものでございます。  1ページをごらんください。  第1条は、繰越明許費の補正をするものでございまして、さきの議案第17号でご承認いただきました繰越明許費の額の変更を行うものでございます。  2ページをごらんください。  第1表、繰越明許費補正のとおり1億3,580万円を1億6,480万円に変更するものでございます。  変更の内容としましては、工事の関係機関の調整等に日数がかかり、本年度中に完了が困難となりました山下町地内の雨水工事費分を次年度に繰り越すものでございます。  以上、まことに簡単でございますが、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔上下水道部次長 松田治高 降壇〕 81 ◯議長(小林敏秋) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 82 ◯議長(小林敏秋) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  お諮りします。ただいま議題となっております議案第34号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者多数) 83 ◯議長(小林敏秋) ご異議なしと認めます。よって本案は、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。       (「なし」と呼ぶ者あり) 84 ◯議長(小林敏秋) 本案に対する反対討論はなしと認めます。次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。       (「なし」と呼ぶ者あり) 85 ◯議長(小林敏秋) 本案に対する賛成討論はなしと認めます。これにて討論を終わります。
     これより議案第34号を採決します。本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者 起立〕 86 ◯議長(小林敏秋) 起立全員であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。            ──────────○────────── 87 ◯議長(小林敏秋) 以上をもちまして、今期定例会に付議されました案件の審議はすべて終了しました。  閉会に当たり一言ごあいさつ申し上げます。  去る2月26日以来、28日間にわたり理事者並びに議員各位におかれましては、議事の進行にご協力をいただき厚く御礼を申し上げます。  市長からあいさつがあります。市長。       〔市長 榊原康正 登壇〕 88 ◯市長(榊原康正) 一言お礼のごあいさつを申し上げます。  去る2月26日、西尾市議会3月定例会を招集して以来、議員各位におかれましては何かとご多用の中、28日間にわたり終始熱心にご審議を賜り、提案をいたしました全議案につきまして、原案のとおり可決決定をいただきましたことは、議員各位の深いご理解とご協力のたまものでございまして、心から厚くお礼を申し上げる次第でございます。  ご審議の中でいただきましたご意見などにつきましては十分尊重いたしまして、今後の市政に生かしてまいる所存でございますので、議員各位の格別なご支援、ご協力を賜りますようにお願いを申し上げまして、お礼のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。       〔市長 榊原康正 降壇〕 89 ◯議長(小林敏秋) あいさつは終わりました。  これをもって、平成26年西尾市議会3月定例会を閉会いたします。                             午前11時42分 閉会  地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。                    西尾市議会議長 小 林 敏 秋                    西尾市議会議員 大河内 博 之                    西尾市議会議員 中 村 眞 一 発言が指定されていません。 西尾市議会 ↑ ページの先頭へ...