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平成30年豊田スタジアムを生かしたまちづくり特別委員会(10月 5日)
平成30年議会ICT化推進特別委員会(10月 5日)

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  1. 豊田市議会 2018-10-05
    平成30年豊田スタジアムを生かしたまちづくり特別委員会(10月 5日)


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    最終取得日: 2022-12-21
    平成30年豊田スタジアムを生かしたまちづくり特別委員会(10月 5日)         豊田スタジアムを生かしたまちづくり特別委員会(要点)                          日 時 平成30年10月5日(金)                        午前9時00分〜午前9時36分                        場 所 南73委員会室 〔議  題〕 1 視察後の意見交換について 2 その他 3 次回以降の開催日程について 〇出席委員(11名)  委員長   神 谷 和 利      副委員長  安 藤 康 弘  委  員  作 元 志津夫      委  員  清 水 郁 夫  委  員  山 口 光 岳      委  員  木 本 文 也  委  員  田 代   研      委  員  北 川 敏 崇  委  員  浅 井 保 孝      委  員  吉 野 英 国  委  員  岩 田   淳 〇欠席委員(0名)
    〇職務のため出席した事務局職員の職・氏名  議会事務局    担当長  藤 野 晃 浩 1 視察後の意見交換について (1)静岡県袋井市(エコパスタジアム) 【施設】  ・施設内にミュージアム(記念品展示)があると、来場者の興味を引くと思う。ぜひ検討してほしい。  ・観客席とピッチの距離については、豊田スタジアム優位性を感じた。  ・第一種陸上競技場を備えている事は利用の面からすると強みである。  ・スタジアムの勾配は5%で、ベビーカーや車いすなどの観戦者にも配慮している。 【公園全体】  ・園内道路利用して駅伝大会を行っているとのことであり、豊田市内では学校の駅伝大会での道路規制が厳しくなっているとのことである。本市においても中央公園内で大会開催できるように構想の中で検討すべきである。  ・スタジアムのすぐ隣に1万人規模アリーナがあり、稼働率が高い。豊田市でもスカイホールとセットで考えていくべきだと思う。  ・動く歩道や車いすにやさしい点など、ユニバーサルデザインを採用しており、幼い子から高齢者にまで配慮した施設と感じた。  ・総合公園を目指すには、色々な利用方法対応できることが必要だと感じた。  ・広い敷地でゆったりとした雰囲気であり、足を運んでみたくなる施設である。 【駐車場アクセス】  ・施設駐車場は4,000台を確保しており、豊田スタジアムと比べると非常に多い。豊田スタジアムの検討すべき課題だと思う。  ・JR愛野駅と掛川駅の両駅を利用できる立地であり、さらには高速道路から来やすく、アクセス立地がよい。 【運営管理】  ・2002FIFAワールドカップ国体などのビッグイベント開催した経験は強みである。  ・陸上競技場を併設しており、年間利用状況は土・日曜日・祝日でほぼ100%、また駅伝大会での利用など、稼働率が高く、素晴らしい。  ・平日の稼働率をどう上げていくかが課題とのことで、結婚式利用なども稼働率を上げていく一つの手段である。 【ラグビーワールドカップ2019大会に向けて】  ・大型スクリーン2機の中身だけを改修したということで、豊田スタジアムも将来改修の際はそういった費用削減方法考えるべきである。  ・WiFiの整備は今大会でのみ使用ということだが、非常にもったいない。大会に向けて整備し、その後どのように活用するか考えていくことが重要だと思う。 【豊田中央公園構想との関係】  ・2002FIFAワールドカップ国体、ねんりんピック開催場所であり、やはり総合運動公園として整備されたところは単独のスタジアムとは違うなと感じた。今後、本市考えなければいけないのは、中央公園の中のスタジアムだけの利活用では立ち行かないということ。今後の中央公園整備に関して、議会としても提言していかなければいけない。  ・今後の中央公園整備の中で、駅からスタジアムスカイホールからスタジアムをもっと身近に感じるこのとのできる工夫をして、大きな公園一つという形にすればいいものが出来るのではないか。 (2)岩手県釜石市 【施設】  ・レガシーと言う視点で、5万円以上の寄付を行うとスタンドの座席に名前が入れてもらえる。豊田市はレガシーとして何を残すのか考えていく必要がある。  ・最大限コンパクトなスタジアム、背伸びをせずに足りない部分仮設対応といった考えは素晴らしい。北京やピョンチャンの五輪施設について今では廃墟となっているというニュースを見た。大会に向けて最初は国がお金を出して施設を建設してくれるが、その後の維持費に本当にお金がかかるから、廃墟となっていく。  ・東大阪市へ視察に行ったが、ではワールドカップとはいえ短期間のイベントという認識であるという話があった。大会後の利活用考えた時に、仮設という考えは決してマイナスイメージではないと思った。  ・他自治体より寄附をうけて「絆」シートを設置している点など、費用を掛けずに工夫している。  ・今大会で唯一の新設スタジアムであったが、着々と準備が進んでいることを実感した。  ・デザインコンセプトが羽ばたき、船出ということで、将来を見た時に、震災からの復興職員の想いとストーリーが相まって、身の丈に合った取組を着実に行っていることは、豊田市も参考にすべきである。  ・市のおよそ9割が森林という特徴を活かして地元産材を活用したシート整備をしている点は、将来に語り継いでいけるようなスタジアムになっていくと思う。 【災害対応配慮】  ・災害時に発生した材木や、地域材利用して倉庫やトイレ整備している点は、森林の多い豊田市でも参考になる。  ・スタンド下貯水槽を設置し、雨水を貯め、災害時のトイレ等に活用する点、またハイブリッド芝利用などは豊田スタジアムにも参考になる。  ・震災を経験している自治体のため耐震性貯水槽、裏山にすぐ非難ができるような通路など、様々な工夫をしている。 【駐車場アクセス】  ・花巻市から在来線で2時間かかったが、鉄道の隣に高速道路整備しており、高速道路開通後の交通状況を見てみたいと感じた。  ・アクセスが不便とのことだが、それを逆手にとって、大会後にうまく活用し、釜石自体が盛り上がっていくのではないかと期待する。 【運営管理】  ・釜石市議会議長が「今は震災から7年、まだ周りの関心が高いのでいいが、大会後、時が経ち、予算がないことで、施設運営に苦慮する心配はある」と言われたことが印象的であった。 【ラグビーワールドカップ2019大会に向けて】  ・開催都市への立候補については様々な市民意見議会での意見があったとのこと。結果として知事、市長の政治判断により立候補決定となった。開催までの経緯は比較にならないが、県・市の共催としてハングリー精神をしっかり学ぶべきだと思った。 【その他】  ・災害復興をうまく結び付けている。特にメディアに関しては、海外も含めて23社と連携を取っている。  ・昨年はニュージーランドの選手の招待に成功し、イベントを行っている点は見習うべきである。  ・県内の温泉地宿泊施設として、観光とマッチングさせている点は豊田市も生かせる。  ・復興シンボル的存在であり、根本的に他の開催都市とは異なる。説明を聞くと仮設が完成した状態を見たいと感じた。最も感じたのは職員の皆さんのやる気、予算の少ない中での知恵、アイデア出しという点である。これは今、豊田市に一番欠けている事ではないか。この部分を意識改革していかないとスタジアムに限らず、市政運営全般が危惧される。 (3)宮城県仙台市 【公園全体】  ・緑豊かな中にスタジアムが調和した模範的な総合公園である。  ・公園内のおしゃれなカフェ、メニューも充実している点は利用者増に効果的だと思う。  ・緑化ホール利用者に向けたテーマが明確にされている。  ・天候により、来場者数が大きく変動する。本市中央公園構想についても、鞍ヶ池公園屋根付き広場などを参考にしていく考え方も必要だと思う。  ・公園については「作ったから」ではなく「行きたくなる」というのが重要である。  ・スタジアムの場合、試合・イベントなどによって待ち時間が発生するが、そういったときに公園散策ができるとよい。 【駐車場アクセス】  ・併設駐車場の台数は少ないが、2つの駅に挟まれており、アクセスは非常によいと感じた。 【運営管理】  ・園内に様々な施設がある中、複数の指定管理者でしっかり管理されている点は参考になる。  ・維持管理の点で、震災後の雇用施策として除草作業の人を増やして対応している。これが綺麗な管理となっている。  ・一定規模カフェ、売店の運営はリピーターの確保収益確保につながると思う。  ・市民意見をきちんと聞いており、管理に活かしている点は素晴らしい。  ・綺麗に管理されており、歩いていても気持ちがいい。豊田市の場合は管理が行き届いていないことが多いように感じ、問題が発生した事後処理が多いと中心となっているように感じる。市として樹木医を置いて、しっかり樹木管理をしてはどうか。  ・スタジアムや美術館のような大型公共施設は10年、20年に一度は手を入れていかないと老朽化が進むことを、頭に入れて予算確保していく必要がある。 【豊田中央公園構想との関係】  ・本市中央公園構想では何をコンセプトにしていくのか、どういった公園にしていくのか、という方向性を出すには、スタジアムスカイホール、駅前、水辺プロジェクト中央公園など、これらのプロジェクトを組んだチームとして、豊田市のしっかりした構想を練っていかないといけない。  ・子ども連れ、幅広い世代が訪れるとなると駐車場の問題は切り離せない。中央公園整備では、スタジアム駐車場にも使えて、緑もある中央公園というのが成立するのかなと思う  ・中央公園整備では、市の所蔵作品を活用し、アートをテーマにしてはどうか。 【その他】  ・体育館のアリーナでは、隣の利用者から見えない仕切りネットが設置されており、利用者に対する配慮を感じた。 2 その他  ⇒ 特になし。 3 次回以降の開催日程について                  〔委員長から確認〕  ⇒ 第7回を10月22日(月)午前9時から、第8回を11月13日(火)午前10時から、第9回11月22日(木)午前10時から、第10回を11月29日(木)午前10時から開催することで決定。    平成30年10月5日           豊田スタジアムを生かしたまちづくり特別委員長  神谷 和利...