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  1. 豊田市議会 2018-09-25
    平成30年 9月定例会(第5号 9月25日)


    取得元: 豊田市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-21
    平成30年 9月定例会(第5号 9月25日) 平成30年9月豊田市議会定例会会議録(第5号)  平成30年9月25日(火) 午前10時開議  日程第1  議案第99号から議案第112号まで及び承認第4号から承認第16号ま        でについて  日程第2  同意第6号及び同意第7号について  日程第3  議員提出意見書第2号について  出席議員(44名)    1番 宮本 剛志    2番 水野 博史    3番 岩田  淳    4番 浅井 保孝    5番 杉本 寛文    6番 鈴木 孝英    7番 日當 浩介    8番 吉野 英国    9番 大石 智里   10番 榎屋小百合   11番 原田 隆司
      12番 田代  研   13番 塩谷 雅樹   14番 古木 吉昭   15番 中村 孝浩   16番 北川 敏崇   17番 窪谷 文克   18番 木本 文也   19番 板垣 清志   20番 山田 主成   21番 羽根田利明   22番 深津 眞一   23番 山口 光岳   24番 清水 郁夫   25番 加藤 和男   26番 牛田 朝見   27番 太田 博康   28番 鈴木  章   29番 神谷 和利   30番 桜井 秀樹   31番 安藤 康弘   32番 山野辺秋夫   33番 小島 政直   34番 根本 美春   35番 岡田 耕一   36番 大村 義則   37番 作元志津夫   38番 日惠野雅俊   39番 三江 弘海   40番 近藤 光良   41番 都築 繁雄   42番 杉浦 弘髙   43番 梅村 憲夫   44番 松井 正衛  欠席議員(0名)  説明のために出席した者の職・氏名    市     長    太田 稔彦    副  市  長    杉山 基明    副  市  長    礒谷 裕司    経営戦略部長     石川 要一    企画政策部長     安田 明弘    総務部長       大谷 哲也    市民部長       中川 惠司    地域振興部長     中野 正則    生涯活躍部長     田中 茂樹    子ども部長      寺澤 好之    環境部長       田口 厚志    福祉部長       伴  幸俊    保健部長       竹内 清美    産業部長       前田 雄治    都市整備部長     岩月 正光    建設部長       山口美智雄    消防長        児玉 増夫    教育長        山本 浩司    教育行政部長     太田 庸介    学校教育部長     澤平 昭治    上下水道局事業管理者 今井 弘明    上下水道局長     伊藤 裕二    会計管理者      梅村  茂  職務のために出席した事務局職員の職・氏名    事 務 局 長    伊藤 勝介    副  局  長    奥村  洋    副  主  幹    上田  研    担  当  長    太田 吉朗    主     査    河橋 敦子    主     査    伊藤 圭一    主     査    佐嶋  晃     ◎開議宣告 ○議長(鈴木 章) ただいまの出席議員は44名です。  前会に引き続き会議を開きます。                         開議 午前10時00分    ◎議事日程決定 ○議長(鈴木 章) 本日の議事日程は、お手元に配付しました日程表のとおりですので、ご了承願います。  これより本日の日程に入ります。    ◎議案第99号から議案第112号まで及び承認第4号から承認第16号までについて ○議長(鈴木 章) 日程第1、議案第99号から議案第112号まで及び承認第4号から承認第16号までについてを議題とします。  各常任委員長から審査結果の報告を求めます。  加藤産業建設委員長。 ○産業建設委員長(加藤和男) 産業建設委員会の審査結果の報告を申し上げます。  去る9月6日の本会議において、当委員会に付託となりました案件は、議案第102号始め6議案でした。  9月12日午前10時から南71委員会室において委員会を開催し、慎重審査しました結果、いずれの議案も全会一致にて原案を妥当と認め、承認することに決定しました。  以下、主な審査経過について報告いたします。  議案第107号工事請負契約の締結(平成記念橋橋りょう耐震補強補修工事)について、「本工事による耐震性能がどの程度向上すると考えているのか」という質疑があり、「今回実施する耐震補強によって耐震性能は、平成7年の兵庫県南部地震や平成23年の東北地方太平洋沖地震、平成28年の熊本地震クラスの大規模地震に耐えるものになる」という答弁がありました。  次に,議案第109号工事請負契約の締結(一級河川安永川開水路整備工事吉森橋関連その1))について、「市道長興寺竜宮2号線は、消防署の緊急車両も利用するが、工事に伴う影響はどのようか」という質疑があり、「吉森橋をかけかえるため、市道長興寺竜宮2号線の通行止めを予定している。下流でかけかえ工事中である森下橋が完成し、迂回路として利用できるようにした後、本工事の通行止めを行うことにより、緊急車両を含む道路交通への影響が少なくなるよう配慮する。迂回路の設置については、地域住民に対し回覧等による事前周知を図るとともに、施工時には看板の設置や交通誘導員の配置などにより安全対策を図っていく」と答弁がありました。  このほかにも審査の過程において、委員外議員発言を含めさまざまな質疑がありましたが、慎重審査しました結果、冒頭で申し上げましたとおり、いずれの議案も全会一致にて承認することに決定しました。  以上をもちまして、産業建設委員会の審査結果の報告とします。 ○議長(鈴木 章) 桜井教育社会委員長。 ○教育社会委員長(桜井秀樹) 教育社会委員会の審査結果の報告を申し上げます。  去る9月6日の本会議において、当委員会に付託となりました案件は、議案第101号始め3議案でした。  9月14日午前10時から南71委員会室において委員会を開催し、慎重審査しました結果、全会一致にて原案を妥当と認め、承認することに決定しました。  以下、主な審査経過について報告いたします。  議案第101号豊田市立保育所条例の一部を改正する条例について、「2020年に移管する寿恵野こども園竹村こども園移管法人が、ことし9月下旬ごろに決定するとのことだが、現時点での応募・選定状況はどのようか」という質疑があり、「応募状況については、選考への影響を考慮し差し控えるが、選定状況については、平成30年5月に豊田市保育園・幼稚園移管法人選考委員会移管法人の選考を諮問した。選考委員会では、応募書類の審査、保護者や応募法人からのヒアリング、応募法人が経営している施設の調査などを実施し、慎重に審議していただいている。平成30年9月末に選考委員会からの答申を受ける予定であり、答申結果を踏まえ移管法人を決定していく」と答弁がありました。
     次に、議案第106号工事請負契約の締結(豊田スタジアム大型映像装置増設工事)について、「大型映像装置追加整備ピッチ照明設備の改修など、豊田スタジアムの機能向上に向けた整備がもたらす効果はどのようか」という質疑があり、「整備後は、迫力ある映像や明るく照らし出されるピッチなど、今まで以上に臨場感あふれる観戦環境を提供できることから、来場者の満足度が高まり、集客やスタジアムファンの増加につながる。また、国際水準のスタジアムとしての機能がさらに向上することで国際大会などの大規模大会の誘致に向けて優位になると考えている。この整備による豊田スタジアムの魅力向上がもたらす集客力の増加は、スポーツツーリズムをより一層推進させ、本市のさらなる経済効果を生み出すと期待している」と答弁がありました。  また、「今回の契約金額の妥当性はどのようか」という質疑があり、「モニターのLEDパネルについては、メインの大型映像装置で採用した単価と同額であり、また、その他の部分についても国の積算基準に基づいているため妥当と考えている」と答弁がありました。  このほかにも審査の過程において、委員外議員発言も含めさまざまな質疑がありましたが、慎重審査しました結果、冒頭申し上げましたとおり、全会一致にて承認することに決定しました。  以上をもちまして、教育社会委員会の審査結果の報告とします。 ○議長(鈴木 章) 古木地域生活委員長。 ○地域生活委員長(古木吉昭) 地域生活委員会の審査結果の報告を申し上げます。  去る9月6日の本会議において当委員会に付託となりました案件は、議案第103号の1議案でした。  9月18日午前10時から南71委員会室において委員会を開催し、慎重審査しました結果、全会一致にて原案を妥当と認め、承認することに決定しました。  以下、主な審査経過について報告いたします。  議案第103号豊田市香嵐渓施設条例の一部を改正する条例について、「現在行っている申請や変更などの書類の手続にはどのような煩雑さがあるか」という質疑があり、「香嵐渓施設内で物販や飲食などの収益事業等を行う場合は、使用する施設や場所などにより、使用許可行政財産目的外使用許可行政財産の貸し付け、借地の転貸借契約の四つの異なる手続で対応している。このため、施設の使用希望があった場合、使用する場所に応じた手続を案内することになる。特に使用する場所に市有地と借地が混在している場合、一つの事案で行政財産目的外使用許可と借地の転貸借契約の二つの手続が必要となることもある」と答弁がありました。  また、「香嵐渓施設から除外される収益事業施設については、今後どのような扱いになるのか、市民や観光客への影響はどのようか」という質疑があり、「除外する施設は、条例上の位置づけはなくなるが、香嵐渓施設を構成する施設であることに変わらない。したがって、山村地域の活性化に寄与するといった香嵐渓施設設置目的に資する形で今後も活用していく。市民や観光客への影響については、飲食や物販といった現在行われている事業の内容は、基本的に変わらないためマイナスの影響はないと考える。一方で、指定管理者を始めとした事業者の裁量が増えることで市民や観光客のニーズを踏まえたサービスの向上といったプラスの効果を期待している」と答弁がありました。  このほかにも審査の過程においてさまざまな質疑・意見がありましたが、慎重審査しました結果、冒頭申し上げましたとおり、全会一致にて承認することに決定しました。  以上をもちまして、地域生活委員会の審査結果の報告とします。 ○議長(鈴木 章) 山口企画総務委員長。 ○企画総務委員長(山口光岳) 企画総務委員会の審査結果の報告を申し上げます。  去る9月6日の本会議において当委員会に付託となりました案件は、議案第99号及び議案第100号の2議案でした。  9月19日午前10時から南71委員会室において委員会を開催し、慎重審査しました結果、全会一致にて原案を妥当と認め、承認することに決定しました。  以下、主な審査経過について報告いたします。  始めに、議案第99号豊田市職員の自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例について、「本制度を利用した職員数と主な研修先はどこか」という質疑があり、「本制度を利用した職員数については、制度を導入した平成20年4月1日以降4人である。研修先については、大学等課程の履修として、矢作川研究所の職員がウィーン大学で生命科学を専攻している。また、国際貢献活動として、国際協力機構JICAによる政府開発援助の事業において保育師が幼児教育に携わるなどしている」と答弁がありました。  次に、議案第100号豊田市手数料条例の一部を改正する条例について、「仮設建築物許可の制度変更による効果はどのようか」という質疑があり、「今後は、国際的規模競技会等プレ大会等を含めると開催期間が1年を超える催しに使用する仮設建築物が建築できるようになる」と答弁がありました。  このほかにも審査の過程においてさまざまな質疑がありましたが、慎重審査しました結果、冒頭申し上げましたとおり、全会一致にて承認することに決定しました。  以上をもちまして、企画総務委員会の審査結果の報告とします。 ○議長(鈴木 章) 日惠野予算決算委員長。 ○予算決算委員長日惠野雅俊) 予算決算委員会の審査結果の報告を申し上げます。  去る9月6日の本会議において当委員会に付託となりました案件は、議案第104号及び議案第105号の2議案、承認第4号始め13件でした。  委員会を3日間、各分科会を5日間開催し、慎重審査しました結果、承認第4号、承認第5号、承認第11号及び承認第13号については賛成多数、その他の案件は全会一致にて原案を妥当と認め、承認及び認定することに決定しました。  以下、主な審査経過について報告します。  始めに、議案第104号平成30年度豊田市一般会計補正予算債務負担行為補正小学校空調機器整備事業について、「事業者の選定方法はどのように行うのか」という質疑があり、「事業者の選定については、事業期間の短縮、確実な施工体制の確保、市内事業者の参画など、各種提案と実施事業費を含めた総合評価を行うことを考えている。評価・選定については、学識経験者を含めた選考委員会を設置し、競争性、公平性及び透明性を確保する」と答弁がありました。  次に、承認第4号平成29年度豊田市一般会計決算、歳出2款1項13目のうちWE LOVE とよた推進費について、「イベントや交流会の開催等により、WE LOVE とよたを推進したとのことだが、イベントの内容と効果はどのようか」という質疑があり、「主催イベントとしては、市民が主体となったWE LOVE とよたフェスタを2月にスカイホール豊田で開催した。このフェスタは、子育て、山と川、ものづくりなどの10の分野に分け、豊田の魅力を知り体験できる内容を市民目線のアイデアで133の団体が出展し、約6,000名の参加者があった。そのほかにも豊田青年会議所が主催したつながるマルシェ、産業フェスタKiTARAオープンに合わせて開催されたあそべるとよた4DAYS等イベントにも出展し、WE LOVE とよたの発信を行った。また、交流会を5回開催し、市内で活動しているそれぞれのプレーヤーがお互いを知り、つながり、連帯感を高める場として延べ207名が参加した。これらにより多くの市民が参画し、WE LOVE とよたの機運の醸成につながる効果があったと評価している」と答弁がありました。  次に、歳出8款5項6目のうち緑地整備費について、「矢作川水辺プロジェクト費の平成29年度に行った実証実験の内容とその評価はどのようか」という質疑があり、「平成29年度の実証実験として、白浜公園及び千石公園においてフリーマーケットKiTARAオープンと連携したドライブインシアターなどの実証実験を5回実施した。その結果を踏まえ、高橋から久澄橋間のコアエリアについて市民ニーズを把握し、河川空間の新たな利活用の可能性を示し、今後の空間活用に必要な施設整備を取りまとめた矢作川かわまちづくり計画矢作川利用調整協議会と調整を図りながら、国土交通省のかわまちづくり支援制度に係る計画として登録をすることができた。この計画登録とともに、コアエリアが都市・地域再生等利用の区域に指定され、河川空間での民間事業者による営利活動が可能となった。これらの取組により必要な空間が整備され、多様な主体によるさまざまな利活用を促進し、新たなにぎわいづくりの創出が期待できると考えている」と答弁がありました。  そのほか委員長及び分科会ともにさまざまな質疑・意見が出され、慎重審査しました結果、冒頭申し上げましたとおり、委員会としては、いずれの案件も承認及び認定することに決定しました。  以上をもちまして、予算決算委員会の審査結果の報告とします。 ○議長(鈴木 章) 以上で各委員長の報告を終わります。  ただいまの各委員長の報告に対する質疑を許します。  質疑ありませんか。           〔「進行」の声起こる〕 ○議長(鈴木 章) ないようですので、以上で質疑を終わります。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので順次発言を許します。  36番、大村義則議員。 ○36番(大村義則) 私は、日本共産党豊田市議団を代表して、議案及び承認案件について通告に従い討論を行います。  まず、3議案に関して議案番号に沿って討論をいたします。  議案第101号豊田市立保育所条例の一部改正について、反対討論を行います。  議案は、畝部こども園堤こども園民間移管することにより、市の施設として廃止するものであります。質疑を通じて二つのこども園では既に民間事業者の保育師が担任を持って配置され、市の保育師は10人引き上げられていることが確認されました。その民間保育師の賃金は、民間の事業者の負担で支払われているということでありましたが、指揮命令は市の職員である園長のもとで勤務しております。一般的にこのようなケースは請負か派遣ということになるのでありますが、どちらの雇用形態だとしても現状の体制は偽装請負か違法派遣になる疑いがあります。  質疑に対する説明では、協定書によるものだとのことでありましたが、法的、制度的な整合性は示されませんでした。何よりも民間移管は来年度からとなっており、だからこそこの議案で廃止を決定するというのに、既に担任まで持って民間事業者が実質的な運営にかかわっているのはおかしいではありませんか。民間移管に伴う保育師の研修の必要性は認めますが、雇用関係が明確にされないままの民間移管計画は中止すべきであり、議案第101号には反対すべきであります。  議案第104号平成30年度豊田市一般会計補正予算について、賛成討論を行います。  小学校のエアコン設置を大幅に前倒しして整備する判断を下した措置について高く評価いたします。今後、事業計画を精査され、来年の夏には全ての小・中学校の教室に可能な限りエアコンが設置され稼働できるように急いで準備されるべきことを申し上げておきます。  なお、本補正予算における歳入の減額補正として提案されている大規模償却資産算定誤りについて一言申し上げておきます。  過去においても平成19年度当初予算で基準財政需要額算定誤りがありました。やはり合併に伴う誤りでありましたが、今回のように大きな額の減額は予算執行にも多大な影響を与えるものであり、同じ誤りを繰り返さないように今後における行政上の引き継ぎをきちんと行うべきことを申し上げておきます。  議案第112号財産の取得((仮称)松平地域体育館整備用地(九久平町地内))について、賛成討論を行います。  松平地域体育館整備のための用地取得は必要なものであり、賛成であります。質疑を通じてこの整備計画区域の一部が土砂災害特別警戒区域に一部かかっていることが確認されました。今後、地域の皆さんが避難所としても利用する可能性があるところでありますので、十分な土砂災害の対策をとりながら整備を進めるべきことを申し上げて討論といたします。  次に、四つの承認案件についてそれぞれ認定に反対する討論を行います。  承認第4号平成29年度豊田市一般会計決算の認定について、反対討論を10点にわたり申し上げます。  ①歳入、歳出全般について、全国54中核市の中での比較で市民1人当たりで市税収入は全国1位の収入がありながら、それを使う歳出では、民生費が51位、土木費が1位といういびつな税金の使い方になっている点は問題であり、予算編成の段階から改めるべきであります。  ②歳入、市民税のうち法人市民税は、市内大企業が過去最高益を更新と報道される中でも、逆に170億円余減少しました。なぜこのような減少になるのか、その原因は何かと市に問うても、法人税割の仕組みからいって正確にはわからないとしています。考えられることは、表向きの税率にはあらわれない大企業優遇税制による実際の税負担率の低下だと思われます。特にリーマンショックの期間に税金がかからないように制度化された海外子会社配当益金不算入の措置が大きいと思われます。それは市内大企業が発表した決算において税引き後の純利益のほうが営業利益よりも多いことを見れば端的であります。  海外展開を広げる多国籍大企業が利益を拡大しながらさまざまな税法上の軽減措置を受ける一方で、数では市内の事業者の多数を占める1号法人、小規模事業者の圧倒的な部分は法人税割の税金を納められていません。つまり赤字です。答弁によれば5,806の1号法人のうち3,847事業所は法人税割が納められておらず、それは66パーセントを占めています。アベノミクスは大企業を潤しても、それがピラミッドの底辺にはトリクルダウンしないことを税収の実態で示したものであります。  大企業からの税収が伸び悩む中、少なくとも多くの中核市が行っているように、標準税率を超えて超過課税を行うこと、不均一課税で大企業に対して超過課税を行うべきことを申し上げたいと思います。  ③歳入、原子力発電関係電源立地地域対策交付金についても指摘しておきます。  答弁によれば決算額は2,360万円余であります。平成14年度から交付を受けているものであり、平成29年度決算までの総額は4億3,187万円にもなることが質疑で確認されました。これらの交付金が使用済み核燃料最終処分場選定における危険性を持ったものである点を深刻に受けとめ、全額返納すべきであります。  さらに言えば、放射性廃棄物の持ち込みを規制する条例を制定した自治体が既に全国で22自治体あり、豊田市としてこのような条例制定を検討すべきであることを申し上げておきたいと思います。  次に、歳出について申し上げます。  ④の歳入で指摘したように、大企業は利益を拡大しながら法人税割を減らしています。そのような中で企業誘致推進補助金でその大企業に3億3,900万円余が支払われ、大企業への補助金の大盤振る舞いが執行された点は、税金の使い方の方向が違うのではないかと指摘したいと思います。補助金を出しても法人税割は減るばかりではありませんか。  ⑤保育施策の拡充において企業主導型保育事業が進められましたが、先日も中日新聞に問題点が報道されたように、この方式は運営における市の関与がなく、責任の所在が設置する企業にあるのか、委託された運営側にあるのか明確でないなど、子どもの成長を保障する観点から問題があることを指摘しておきたいと思います。  ⑥豊田スタジアムを中心とした中央公園費の歳出では、使用料収入などを差し引いても管理や整備にかかった市の持ち出し分は10億4,000万円に及ぶことが明らかとなりました。答弁ではワールドカップによる経済効果も強調されましたが、そうであれば建設以来100億円を超えるであろう市の持ち出し分を含めてスポーツイベントによる都市経営に対して、市民の福祉や暮らしに対する税金の使い方とのバランスのあり方をもっと市民に説明する責任があるということを申し上げたいと思います。毎年申し上げておりますが、豊田スタジアムの管理のあり方を今後検討する必要があることを再度提起しておきたいと思います。  ⑦KiTARAは建設以来、空きスペースが3区画残っておりました。質疑により2区画は11月に埋まるということでありましたが、1区画はいまだ未定ということであります。にぎわいの創出と言って進められましたが、呼び込み型の開発に多額の税金を投入する手法に頼るのではなく、地域の内発的な発展を目指すべきことを申し上げておきたいと思います。  ⑧中央図書館の株式会社への指定管理の結果、図書の貸し出し利用者数は前年度比96.2パーセントに、貸し出し冊数は95パーセントに減りました。図書館の本来の目的から見ても指定管理制度導入には問題が多かったさとを改めて指摘するものであります。  ⑨太田市長による教育再生首長会議の会費として年2万円の支出が確認されました。全国の市町村首長の中でこの教育再生首長会議に会費を払っている首長は1割にも満たない状況にあるのは、この組織が特定の教科書採択に自治体の首長の介入を呼びかける教育再生機構と密接に関係があるからであります。  質疑により、太田市長は、この会議へは平成28年度、平成29年度とも実態として出席していないということでありましたので、速やかに会費の支出はおやめになることを提起しておきたいと思います。  ⑩豊田市の公務労働に携わっている市職員は、答弁によれば、正規職員3,368人に対して非正規職員は2,411人ということであり、特に非正規率の多い職場として挙げられた保育職では、正規817人に対して非正規729人ということでありました。官製ワーキングプアを増大させるような非正規雇用を改めるべきであり、市が率先して正規雇用を増やしてくことが求められます。  一方、職員による年間の残業は、答弁によれば、総人数2,098人、総時間31万5,771時間で、1人当たりにすると150時間に達していたことがわかりました。特に一番多く残業を行った職員は年間879時間にも達していました。さらなる残業時間の削減とそれができるような職場体制、職員定数の拡大が必要であることを申し上げておきます。  以上のように、これらの税金の使い方が地方自治体の本来の目的である住民福祉の向上と離れているという点を指摘し、本決算の認定には反対すべきであることを総括的に申し上げてこの討論といたします。  承認第5号平成29年度国民健康保険特別会計決算について。  他の健康保険組合など健康保険の制度と比べても所得に対する負担率が国民健康保険は非常に高い、払いたくても払えないというまでに高騰しております。さらに、子どもの人数が増えれば加算される均等割が含まれており、少子化対策が叫ばれている中で、それに逆行する制度のままであります。このように高い国保税が執行された決算は認められません。  承認第11号平成29年度介護保険事業特別会計決算について。  介護保険料の値上げが続いている一方で、施設入所での多くの待機者、認定段階による利用制限に象徴されるような保険あって介護なしの実態を改善すべきであります。特に総合事業の開始に伴い、基準緩和サービスを行っている事業所に配置している職員で専門の資格を持った職員の割合を問う質疑をしましたが、把握できないとのことでありました。介護の現場における専門資格を問わない職員体制が容認され、基準緩和された総合事業の問題を指摘しておきたいと思います。  介護保険は任意加入ではない、高い保険料を払うのは義務となっています。それでいて必要なサービスを受けようとしたときに、その水準がどんどん低下していく、これで保険制度と言えるのでしょうか。認定できません。  承認第13号平成29年度後期高齢者医療特別会計決算について。  低所得者に対する保険料の軽減措置が改定されました。所得割軽減が5割軽減から2割軽減に減る対象となる方は、年金収入が153万円から211万円の方で、対象の人数は何と3,996人、影響は1万6,600円の増額となる。保険料が払えなかった滞納件数は1,870件、差し押さえの件数は39件であったことが質疑を通じて確認されました。  75歳になった途端、それまで加入していた公的医療保険から無理やり切り離され、別建ての医療制度に囲い込み、負担増と差別医療を押しつけ、差し押さえまで行う。世界でも例のない高齢者いじめの仕組みであり、廃止されるべき制度であります。認定に反対の討論といたします。  以上で全ての討論を終わります。 ○議長(鈴木 章) 18番、木本文也議員。 ○18番(木本文也) 私は、自民クラブ議員団として、今定例会に上程された全ての議案、承認案件について、賛成の立場で討論いたします。  まず始めに、議案第101号豊田市立保育所条例の一部を改正する条例であります。  これは平成31年度から幼稚園認可園である若林こども園を保育所認可に移行すること及び堤こども園畝部こども園民間移管することの手続を進める議案であります。  始めに、若林こども園の保育所認可でありますが、本市での待機児童対策ゼロに向けた取組の一つであります。今後も予想されるゼロ歳児から2歳児の保育ニーズに対応するものであり、条件の整ったところから積極的に移行していくべきであり、若林こども園の保育所認可も着実に進めていかなければなりません。  次に、堤こども園畝部こども園民間移管でありますが、今年度の竜神こども園に続き平成27年度から5年間における教育・保育の量の見込み等を定めた子ども・子育て支援計画において3歳児の幼児教育の受入れ枠が不足すること、特に上郷地区、高岡地区で不足することが明らかになっています。これを受けて第2次豊田市こども園民間移管計画を策定し、計画的な3歳児の幼児教育の受入れ枠の拡大を進めていることを評価するとともに、今後も保護者や地域の皆さんに寄り添った円滑な移管に向け慎重に進めていくことを期待し、本議案に賛成させていただきます。  次に、議案第104号平成30年度豊田市一般会計補正予算であります。  まず始めに、債務負担行為補正小学校空調機器整備事業に47億円余、これは本年7月の小学校児童が熱中症により亡くなった事件への対応であります。我々自民クラブ議員団は、以前より小・中学校の環境整備を市当局に対し要望活動を進めており、今回も事件翌日、エアコン設置、事件の検証などいち早く要望させていただきました。  市当局は、今回の状況を真摯に受けとめ、いち早く小学校のエアコン設置の前倒し、予算措置を決定したことは高く評価いたします。あわせて現在整備中である中学校のエアコン整備は、平成31年度に完了を目指すものであります。  言うまでもなく、子どもたちは本市の宝であり、その教育環境の整備は後退することのないよう引き続き取組をお願いするものです。  次に、歳出10款8項はラグビーワールドカップ2019に向け、市内公共施設である地域文化広場、豊田市運動公園、市民文化会館などのエレベーター、トイレの洋式化、バリアフリー化、安全・安心のための改修事業であります。言うまでもなく、ラグビーワールドカップ2019は、世界的なイベントであり、多くのお客様を豊田市にお迎えするためのおもてなし対策の一つであり、引き続き各分野における取組の強化、充実を期待するところであります。  次に、議案第106号工事請負契約の締結(豊田スタジアム大型映像装置増設工事)並びに議案第110号工事委託契約の締結(豊田スタジアムピッチ用照明設備改修工事委託)は、いずれもラグビーワールドカップ2019の開催要件を満たすものであって、世界的イベントを実施する上で欠かすことのできない議案であります。  豊田スタジアムの照明設備、映像装置を充実することにより、プレイヤーはもちろんのこと、多くの観客に感動を享受いただくためにも欠かせないものであります。工事の進行管理に向けては、安全対策はもちろんのこと、地域の皆さんに情報提供に努め、円滑な工事完了を目指すことを要望しておきます。  次に、承認第4号平成29年度豊田市一般会計決算であります。  同決算は、歳入決算額1,931億円余、1.2パーセントの減額、歳出決算額1,845億円余、1.1パーセントの減額となりました。  こうした中、当初予算に掲げられた第8次豊田市総合計画、特に重点的、分野横断的に取り組む三つの重点施策を着実に推進されました。具体には、超高齢社会への適応として、福祉の総合相談窓口の開設、医療センター整備、産業の強靱化では、ものづくり創造拠点SENTANの開設、中核製材工場整備、ほかにもKiTARAオープン、区画整理時など高く評価いたします。  法人市民税収入が減収となったものの、財政調整基金を始め資金積立基金や市債を有効に活用し、適切に財源確保に努められました。また、各種財政指標からも本市の健全さが維持されております。しかしながら、今後も新たな歳入確保に積極的に対応いただき、市長をトップに職員一丸となって行財政運営に取り組むことを期待いたします。  以上、冒頭申し上げましたが、全ての議案、承認案件に対して賛成認定の意見とさせていただきます。 ○議長(鈴木 章) 15番、中村孝浩議員。 ○15番(中村孝浩) 私は、市民フォーラムを代表して今定例会に上程されました全ての議案に賛成、また、承認に対しては認定の立場で意見を申し上げます。
     始めに、議案第101号豊田市保育所条例の一部を改正する条例についてであります。  民間移管に関する質疑を通して、畝部こども園堤こども園の共同保育運営状況は、両園とも順調に実施できており、保育師確保への支援も行っていることを確認しました。また、今年度より民間移管した竜神こども園は、安定的な園運営や保護者の評価も好評であり、今後も保護者アンケート調査による改善点への対応を行うとしており、順調な民間移管の遂行を評価します。  さらに、引き続きの民間こども園に対する支援に加え、今後、移管予定のこども園も同様の取組により子育てするなら豊田市と言われることを期待して賛成とします。  次に、議案第103号豊田市香嵐渓施設条例の一部を改正する条例についてであります。  民間事業者のノウハウを生かした柔軟な運営により、事業の収益性アップにつながることと、多様なサービスが提供されることで香嵐渓の新たな集客や利用者の満足向上につながる取組に期待します。  また、今後は、指定管理者に香嵐渓全体をマネジメントする視点を持たせ、魅力向上につなげることや、他の施設への柔軟な運営の拡大と積極的に市民や指定管理者の声を反映することで指定管理者制度導入の目的である公共施設へ民間の能力を活用したサービス向上につながることを期待して賛成の意見とします。  次に、議案第104号平成30年度豊田市一般会計補正予算小学校空調機器整備事業では、近年の酷暑の対応として、小学校にエアコンを早期設置するために、当初計画を前倒しし、設計施工を一括発注することに加え、維持管理は市内業者を優先に進めることを確認しました。また、財源確保に向け国の補助金を活用するために関係機関と連携したことを評価します。今後は、児童生徒の安全に十分配慮して工事を進め、目標期限内に整備完了することを期待します。  続きまして、承認第4号平成29年度豊田市一般会計決算について、歳入・歳出全般で申し上げます。  企業業績による法人市民税の大幅な減少となる中、将来に備えて普通建設事業費を充当し、施政方針に掲げた継続事業の総仕上げ及び第8次豊田市総合計画に位置づけた実践計画事業の着実な推進を図るため、市債や基金の積極的な活用を行いました。  また、今後の持続可能な財政運営のため、歳入補正の対応として基金を積み立てるとともに、公債費を抑制した取組を評価します。  次に、平成29年度豊田市一般会計決算歳出のうち、我々市民フォーラムが政策提言した項目など2点について意見を申し上げます。  始めに、歳出3款4項4目、1人件費についであります。保育師の負荷軽減に向けた取組として事務職員が4名増員され、対象園が拡大されたことは評価しますが、依然として保育師の負荷が高い状態が続いています。今後は、より実効性のある行動計画を策定し、取組を確実に推進することで離職者の低減や人材確保により保育師の質の向上につながることを期待します。  次に、歳出7款1項3目、3工業振興推進費、(3)ものづくり創造拠点運営費では、ものづくり創造拠点は三つの組織を集約し、開所以来多くの利用実績があり、企業情報や課題の共有など相乗的な効果が得られたことに加え、若手技術者の育成支援による商品開発につながったことを評価します。今後は、中小企業における事業承継と人材確保などの課題解決に向けた本市の取組に期待します。  最後に、平成29年度の財政運営は、依然として健全な財政構造を保持しているものの、平成33年度以降、法人市民税の減収や普通交付税の合併特例などの歳入構造の大きな転換期を迎えるとともに、歳出に至っては、公共施設等総合管理計画に基づく施設の更新や大規模改修費が増えます。さらに、超高齢社会の進展に伴う社会保障費の増加が確実に見込まれ、こうした状況を踏まえ、財政構造のソフトランディングが求められています。  今後は、花本産業団地等の産業誘致や駅周辺の地区計画制度の運用による定住施策などの歳入確保と第2次地域経営戦略プランや、事業・事務の最適化の取組など市民生活への影響を考慮しつつ、これまで以上に行財政改革や施策の選択と集中を徹底し、財政構造の変化に備えた取組に期待します。  以上、冒頭申し上げましたが、全ての議案・承認事項に対して賛成・認定の意見とさせていただきます。 ○議長(鈴木 章) 12番、田代 研議員。 ○12番(田代 研) 私は、公明党豊田市議団を代表し、本定例会に上程されています全ての議案に対して賛成、承認案件に対して認定の立場で討論を行います。  始めに、議案第101号豊田市立保育所条例の一部を改正する条例についてです。  若林こども園の保育所認可への許可変更により新たにゼロ歳児から2歳児の受入れ枠25人拡大、土曜日保育の実施と保育時間の延長により待機児童解消とともに利便性の向上が図られます。また、増員が必要になる保育師の確保については、他園の民間移管による職員の引揚げや新規採用などにより対応していくことが質疑を通して確認できました。これらのことを評価し、本議案の賛成討論といたします。  次に、議案第104号平成30年度豊田市一般会計補正予算債務負担行為補正小学校空調機器整備事業についてです。  当初、平成32年度、平成33年度に予定されていた小学校普通教室への空調機器整備が2年前倒しし、平成31年6月末に設置完了を目指すことが確認できました。学校運営との調整や空調機器の需要増大に伴う業者不足なども懸念されるため、空調機器を買い取る方式により設置することで早期の設置が可能になることを評価し、賛成の討論といたします。  次に、承認第4号平成29年度豊田市一般会計決算についてです。  始めに、歳出3款1項1目、12子どもの学習支援事業費についてであります。  学習支援事業においては、単に学習指導だけではなく、ボランティアとのかかわりやさまざまな行事を通して自立に向けた生活習慣や社会性の育成の場になっています。また、参加する子どもの様子から必要に応じて家庭訪問を行うなど、家庭全体の支援にも取り組んでいることが確認できました。その結果として、子どもたちの学習意欲の向上や学習習慣の形成につながり、進学を希望する中学校3年生の参加者12名全員が高校や専門学校へ進学することができたことを評価し、一層の支援の拡充を期待し、賛成の討論といたします。  次に、歳出3款4項1目、5児童虐待防止費、(2)児童虐待防止対策費についてであります。  本市では、児童相談所や学校、こども園等26の機関で構成される豊田市要保護児童・DV対策協議会を設置し、関係機関の連携を密にすることで児童虐待の早期発見、早期対応に努めています。また、子ども家庭課による豊田市子育て生活包括支援センターによる母親の支援により、児童虐待防止が図られていることが確認できました。安心な環境が整ったことを評価し、賛成の討論といたします。  最後に、平成29年度の財政運営全体としては、市税収入の減額に対応するため、財政調整基金等の切り崩しにより財源を確保し、市民生活の安全・安心に係る取組を着実に実施しており、加えて初年度であった第8次豊田市総合計画について、超高齢社会への適応を始めとした三つの重点施策事業を円滑に推進したことを評価いたします。  今後、税制改正や普通交付税の減少の拡大に伴い大幅な減収が予想されております。さらなる事務事業最適化と歳入規模に合った予算の編成に取り組んでいただき、引き続き、健全な財政運営に努めていただくことを期待し、承認第4号平成29年度豊田市一般会計決算の認定の討論といたします。  以上、公明党豊田市議団として全議案に対して賛成、承認案件に対しては認定を表明し、議員の皆様の賛同をお願いして討論とさせていただきます。 ○議長(鈴木 章) 35番、岡田耕一議員。 ○35番(岡田耕一) 私は、今9月定例会に上程されている議案、承認案件の全てに賛成いたします。  そこで、通告に従い、議案第101号、議案第104号、議案第106号、議案第110号、議案第112号に対しましては賛成すべきときの立場で、承認第4号につきましては認定すべきとの立場で討論を行います。  まずは議案第101号豊田市立保育所条例の一部を改正する条例についてであります。  私は、市立こども園民間移管に対しまして、この間、反対ではないものの、市民、保護者の理解が得られるよう適切かつ慎重に進めるよう求めてまいりました。そして、この間、大きなトラブルもなく成果も上がっていると認識しております。  また、今回の堤こども園畝部こども園民間移管については、スムーズに移管を進めるため、市と移管法人による共同保育を実施され、保護者が安心して子どもを預けることができる環境や雰囲気づくりを進めていると理解します。  そして、今後の職員採用の平準化に関して心配でありました平成31年度における保育職員採用の影響につきましては、民間移管に伴い職員を引き揚げることとなるものの、ゼロ歳児から2歳児の受入れ枠の拡大なども考慮し、平成31年度も積極的に採用されることがわかりました。  さらには、保育所認可園に移行される若林こども園の施設改修工事のスケジュールや、園児、保護者への安全配慮につきましても7月から工事着工され、3月末には完了予定とのことで、仮囲いなどにより工事部分と園児の活動エリアとを完全に区分するほか、昼寝の時間等は大きな音の出る工事は避けるなどの配慮をしていることが理解できました。  よって、本議案は、ゼロ歳児から2歳児の受入れ枠の拡大、待機児童の解消など保育需要への対応に有効であることはもちろん、各種課題に対しても適切に対応されていることを評価し、賛成いたします。  次に、議案第104号平成30年度豊田市一般会計補正予算に対しまして主に歳出10款8項の各施設整備費と債務負担行為補正小学校空調機器整備事業について、賛成の討論を行います。  まずは、歳出10款8項7目及び8目の地域文化広場改修事業、市民文化会館バリアフリー化整備事業、運動公園トイレ改修事業はいずれも市民利用にとりまして利便性向上のための必要な事業として高く評価いたします。  ただ、つけ加えるのなら、車椅子対応トイレについては、市民文化会館で5箇所、地域文化広場が5箇所、運動公園が18箇所から22箇所と増設されるものの、オストメイト対応トイレについては、市民文化会館、運動公園はいずれも1箇所のまま、地域文化広場については既設も新規設置もないままであります。これらの早期拡充は必要と考えます。  次に、債務負担行為補正小学校空調機器整備事業についてであります。  当初、小学校における空調機器整備事業は、平成33年度内の完了を予定されていたものの、児童の暑さ対策、熱中症対策として2年前倒しして平成31年度完了を目標とされる本債務負担行為補正を高く評価いたします。  ただ、今後、どの自治体も学校への空調機器の早期設置を目指し、事業者の争奪戦になることも想定されます。教室当たり250万円から300万円程度を想定している整備費が適正な金額で契約されること、また児童の安全や環境学習への配慮を最優先し、早期設置されることを期待し、議案第104号に対する賛成の討論といたします。  次は、議案第106号工事請負契約の締結(豊田スタジアム大型映像装置増設工事)について、賛成の立場で討論いたします。  本議案は、ラグビーワールドカップ2019開催会場であります豊田スタジアムに2箇所目の大型映像装置を設置するものであります。また、私自身、平成15年9月定例会におきまして、豊田スタジアムに2箇所目の映像装置設置を求める一般質問も行っておりますので、その点では異議を挟む余地はありません。  ただ、1点目、適正な性能であるか、2点目、適切な規模と撤去座席数、3点目、価格の妥当性は大きくは3点について疑問がありましたので確認させていただきました。  1点目につきましては、ラグビーワールドカップ2019組織委員会からは、テレビ放送並みの品質を備えた良質のスクリーンを求められた結果、既存の映像装置と同じ地上デジタル放送のハイビジョン画質とされたこと。  2点目につきましては、組織委員会から求められました画面サイズ184平方メートルに対して設置による座席数の減少が懸念されたため、今後の活用や他のスタジアムの状況などを参考にしながら調整され、他の観客席からの見やすさも考慮し、125平方メートルとされたこと。  3点目につきましては、映像装置は既設品と同じ単価であり、現在のスタジアムのスタンドに安全かつ適切に設置する工事としては妥当な額であること。  以上、本議案は必要かつ妥当な契約と判断し、賛成いたします。  次は、議案第110号工事委託契約の締結(豊田スタジアムピッチ照明設備改修工事委託)について、賛成の立場で討論いたします。  本議案も議案第106号同様、ラグビーワールドカップ2019開催に必要な改修であることを認めつつも、本改修が1点目、過剰な性能ではない適切な性能か、2点目、最善の改修と言えるのか、3点目、契約金額が妥当かの大きくは3点について確認させていただきました。  1点目につきましては、今回の改修は、4K、8Kと言われるスーパーハイビジョンなど次世代の放送技術に対応できる2,250ルクス以上の照度を確保し、JリーグやFIFA・国際サッカー連盟が求める照度をクリアする世界基準の機能であり、妥当と認めます。  2点目につきましては、現行の投光器は耐用年数は15年ですが、設置当初から17年間使用されているため、全て撤去し、他の施設などで再利用しない判断も妥当と考えます。  また、今回の整備により、今後、国際大会やトップレベルの大会などの誘致において優位性が一層高まり、多くの大規模イベントで活用できるとともに、大きな経済波及効果が期待できる点も評価いたします。  3点目、設計金額は、国の積算基準に従い積算され、それに基づく契約金額であり、妥当と認めます。  以上、これらは妥当であり、今後、有効活用が見込めることを評価し、賛成いたします。  次に、議案第112号財産の取得((仮称)松平地域体育館等整備用地(九久平町地内))についてであります。  本議案は、松平地区待望の地域体育館等の整備のための用地取得であり、スポーツ振興、健康増進のため必要な施設であり、賛成いたします。  ただ、現況が主に山林であり、今後の整備スケジュールと周辺が文教地区であるため、その安全配慮を確認させていただきました。  前者については、用地取得する30筆の内訳が山林24筆、宅地4筆、雑種地、ため池が1筆ずつあり、農地については、7月の仮契約時点では登記地目上では畑が含まれていたものの、現況が山林となっているため、8月に登記地目を山林に変更しており、現在、農地が含まれていない。また、保安林については、事業区域に含まれていないことが確認でき、今後のスケジュールに大きな影響がないことが確認できました。  後者については、小・中学校、こども園の周辺及び主要交差点付近に交通整理を配置し、生徒・児童・園児を始め周辺の安全確保に努めること。騒音・振動対策については、低騒音・低振動型の重機を使用するとともに、学校や園との連携を密にして学校行事等に支障が生ずる場合には、必要に応じて工程の見直しなどを行うことが確認できました。  以上、本議案の必要性と同時に各種不安も払拭できましたので、議案第112号に対する賛成討論といたします。  最後に、承認第4号平成29年度豊田市一般会計決算につきましては、主に歳出について3点申し上げます。  まずは2款2項1目地域振興費のうち、市民活動促進補助金についてであります。  はじめの一歩部門の2年目の申請をしなかった2団体のうち、1団体は他の助成金が得られること、もう1団体は本助成がなくても2年目の活動ができると判断されるなど、本助成だけに頼らず活動でき、適切にステップアップできていることが確認できました。  また、平成25年度から平成29年度までの5年間で補助金を交付した団体は41団体あり、このうち38団体は補助金を通じて活動の充実を図り、現在も継続されていることが確認できました。これは本助成事業が適切かつ効果的であるとの証拠であると理解し、評価いたします。  次に、10款7項5目図書館費についてであります。  私自身、中央図書館の指定管理者制度の導入につきましては、決算を見ても市直営で責任を持って効率的に運営できたとの認識であります。  しかし、開館時間の延長やICタグによる自動貸し出し、また図書館司書拡充によるレファレンス対応能力の向上は、指定管理者制度下にあってもその実績は評価いたします。  また、運営費に関してですが、直営時代の運営軽費約6億円と比較し、平成29年度決算における6億2,200万円余かかっておりますが、3年間は図書館システム更新業務などの対応軽費がかかるということを理解いたします。  また、資料購入費についてでありますが、リクエストでの購入費が平成28年度の600万円余から300万円余と半減しているものの、全体では9,800万円余であり、年度協定書で定められた金額以上を購入していることは評価いたします。ただ、他の指定管理者制度導入図書館であったような売れ残り図書の引き取り図書館にならないよう今後我々はしっかり注視していくべきとの意見を申し添えておきたいと思います。  そして、職員体制と退職職員についてであります。平成29年度当初は、館長以下75名でスタートされましたが、年度末はスタッフが9名増え合計84名となりました。このように職員体制が充実されたことを評価いたします。  ただ、平成29年度中に退職された職員数10名のうち司書有資格者は8名おられたことは残念であり、その理由について可能な限り把握され、優秀な人材流失防止につなげられることを期待します。  また、図書館司書の経験年数についてですが、平成29年度末時点での司書有資格者50名のうち経験年数が3年未満の方が24名と約半数となっております。今後、レファレンス実績の共有と経験を重ねた司書の指定管理者間の異動や退職についても議会として継続して注視すべきであると申し添えておきます。  最後に、10款8項8目体育施設費のうち中央公園費について申し上げます。  豊田スタジアムを主要施設とした中央公園の歳出は、管理運営費及び施設整備費で12億7,000万円余、歳入は施設使用料や国庫補助金などで2億3,000万円余であり、差し引き10億4,000万円余が実質的な赤字額という状況となります。  これは平成28年度の8億1,000万円と比較しても大幅増でありますし、今後のスタジアムの大規模修繕等を考えますと、今後さらに増大することも容易に想像できます。  豊田スタジアムがもたらした平成29年度の経済効果は合計22億4,000万円余と見込まれるとのことで、この点からは評価できます。  ただ、これら経済波及効果は、あくまでもどれだけ金が動くのかの指標であり、どれだけの富が生まれるかではありません。また、市の歳入、税収でもないということはしっかり認識しなければなりません。  今後、豊田スタジアムの利便性や魅力を一層高める投資や大型イベントなどの誘致、開催は必要だと理解します。ただ、それと同時に、利用料金制導入等による指定管理料の見直しによる経費削減策やネーミングライツ導入などの歳入増の取組も必要であるとの意見も申し添えておきます。  以上、まだまだ改善、見直しの余地は見受けられるものの、歳入も含め全体としては市民福祉の向上、安全・安心なまちづくり、未来への投資も考えられた適切な執行であると高く評価し、承認第4号平成29年度豊田市一般会計決算に対し認定すべきとする討論といたします。  以上で全ての討論といたします。議員各位の賛同を期待します。 ○議長(鈴木 章) 以上で討論を終わります。  これより採決します。  議案第99号及び議案第100号について採決します。  議案第99号及び議案第100号については、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の挙手を求めます。             〔挙手 全員〕 ○議長(鈴木 章) 挙手全員です。  よって、議案第99号及び議案第100号については、原案のとおり可決されました。  続いて、議案第101号について採決します。  議案第101号については、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の挙手を求めます。             〔挙手 多数〕 ○議長(鈴木 章) 挙手多数です。  よって、議案第101号については、原案のとおり可決されました。  続いて、議案第102号から議案第112号までについて採決します。  議案第102号から議案第112号までについては、各委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の挙手を求めます。             〔挙手 全員〕
    ○議長(鈴木 章) 挙手全員です。  よって、議案第102号から議案第112号までについては、原案のとおり可決されました。  続いて、承認第4号及び承認第5号について採決します。  承認第4号及び承認第5号については、委員長報告のとおり認定することに賛成の議員の挙手を求めます。             〔挙手 多数〕 ○議長(鈴木 章) 挙手多数です。  よって、承認第4号及び承認第5号については、認定されました。  続いて、承認第6号から承認第10号までについて採決します。  承認第6号から承認第10号までについては、委員長報告のとおり認定することに賛成の議員の挙手を求めます。             〔挙手 全員〕 ○議長(鈴木 章) 挙手全員です。  よって、承認第6号から承認第10号までについては、認定されました。  続いて、承認第11号について採決します。  承認第11号については、委員長報告のとおり認定することに賛成の議員の挙手を求めます。             〔挙手 多数〕 ○議長(鈴木 章) 挙手多数です。  よって、承認第11号については、認定されました。  続いて、承認第12号について採決します。  承認第12号については、委員長報告のとおり認定することに賛成の議員の挙手を求めます。             〔挙手 全員〕 ○議長(鈴木 章) 挙手全員です。  よって、承認第12号については、認定されました。  続いて、承認第13号について採決します。  承認第13号については、委員長報告のとおり認定することに賛成の議員の挙手を求めます。             〔挙手 多数〕 ○議長(鈴木 章) 挙手多数です。  よって、承認第13号については、認定されました。  続いて、承認第14号から承認第16号までについて採決します。  承認第14号から承認第16号までについては、委員長報告のとおり認定することに賛成の議員の挙手を求めます。             〔挙手 全員〕 ○議長(鈴木 章) 挙手全員です。  よって、承認第14号から承認第16号までについては、認定されました。    ◎同意第6号及び同意第7号について ○議長(鈴木 章) 日程第2、同意第6号教育委員会委員の選任について及び同意第7号固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題とします。  同意第6号及び同意第7号について、説明者、太田市長。 ○市長(太田稔彦) それでは、まず同意第6号教育委員会委員の選任についてでございます。  教育委員会委員の藤田由美子さんが平成30年9月30日をもって任期満了となられます。よって、新たに砂子典子さんを教育委員会委員として選任したいので提案させていただくものです。  続いて、同意第7号固定資産評価審査委員会委員の選任についてでございます。  固定資産評価審査委員会委員6名のうち、平成30年9月30日をもって3名の委員が、また、平成31年1月10日をもって3名の委員が任期満了となられます。よって、再度、牧野日彦さん、川上明子さん、白鳥亜紀さん、塚本章雄さんの4名を、新たに石川尚人さん、光岡新吾さんの2名を固定資産評価審査委員会委員として選任したいので提案させていただくものです。よろしくご審議いただきますようお願いいたします。 ○議長(鈴木 章) 以上で説明が終わりました。  ただいまの説明に対し、ご意見はありませんか。           〔「進行」の声起こる〕 ○議長(鈴木 章) ご意見ないようですので採決します。  お諮りします。  同意第6号については、市長提案のとおり選任同意することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」の声起こる〕 ○議長(鈴木 章) ご異議なしと認めます。  よって、同意第6号については、砂子典子さんを選任同意することに決定しました。  続いて、同意第7号については、市長提案のとおり選任同意することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」の声起こる〕 ○議長(鈴木 章) ご異議なしと認めます。  よって、同意第7号については、石川尚人さん、川上明子さん、白鳥亜紀さん、塚本章雄さん、牧野日彦さん、光岡新吾さんを選任同意することに決定しました。    ◎議員提出意見書第2号について ○議長(鈴木 章) 日程第3、議員提出意見書第2号自動車関係諸税の抜本改革についての意見書(案)が提出され、所定の賛成者がありますので、これを議題とします。  議員提出意見書第2号について、説明者、山口光岳議員。 ○23番(山口光岳) 意見書案が皆様のお手元に配付されておりますので、これを朗読させていただきまして提案説明にかえさせていただきます。  議員提出意見書第2号自動車関係諸税の抜本改革についての意見書(案)  世界経済においては、米中の輸出品関税引上げが、さながら貿易戦争に発展しつつあり、その影響は我が国の自動車業界が最も打撃を受けることとなる。  自動車産業を取り巻く状況は、AI、IoTなど新技術・情報化の中で、大転換の時代を迎え、生き残りをかけたグローバル競争激化の中にあって国内市場は低迷を続け極めて厳しい状況にある。  そのような中、2019年10月に消費税10パーセントへの増税が実施される。過去の増税において若干の駆け込み需要もあったが、自動車の販売台数は低迷の一途をたどっている状況であり、このことは地方財源の減収を突きつけられていることにほかならない。  さらに、地方にとって必需品である自動車の増税は、国民負担増による国内市場の縮小・低迷に拍車をかけることにつながる。  そこで、自動車関係諸税の抜本改革を実現することが裾野の広い自動車産業の活性化と日本経済の回復、地域における雇用の維持、税収の確保を通じた地方経済の持続的な成長、ユーザーである国民負担の軽減と移動の自由の確保に寄与するものと確信する。  以上により、平成31年度改正において、政府におかれては自動車関係諸税の抜本的な見直しを下記のとおり実行されるよう強く要望する。                記  1 車体課税を抜本的に見直し、簡素化・負担の軽減  (1)自動車重量税の当分の間税率を廃止すること  (2)自動車税・軽自動車税(四輪車等・二輪車)の負担軽減措置を講ずる    こと  (3)環境性能割は、環境変化に鑑みた負担軽減措置を講ずること  2 燃料課税を抜本的に見直し、簡素化・負担の軽減  (1)当分の間として措置される税率を廃止すること  (2)複雑な燃料課税を簡素化すること  (3)タックス・オン・タックスを解消すること  3 2019年4月以降期限切れを迎える各種税措置については、2019年10月    までの間、延長すること  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  平成30年9月25日  豊田市議会  以上、全議員の賛同をお願いし、提案説明とさせていただきます。 ○議長(鈴木 章) 以上で説明が終わりました。  続いて、質疑に入りますが、ただいまのところ通告がありませんので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっています意見書案については、豊田市議会会議規則第36条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」の声起こる〕 ○議長(鈴木 章) ご異議なしと認めます。  よって、意見書案の委員会付託は省略することに決定しました。  これより討論に入りますが、ただいまところ通告がありませんので、以上で討論を終わります。  これより採決します。  議員提出意見書第2号については、原案のとおり可決することに賛成の議員の挙手を求めます。             〔挙手 全員〕 ○議長(鈴木 章) 挙手全員です。  よって、議員提出意見書第2号については、原案のとおり可決し、地方自治法第99条の規定により意見書として関係機関へ提出することに決定しました。    ◎閉会宣告 ○議長(鈴木 章) 以上で本日の議事日程は終了し、本会議に付議されました案件全てを議了しました。
     よって、会議を閉じ、平成30年9月豊田市議会定例会を閉会とします。                         閉会 午前11時27分 ○議長(鈴木 章) 市長、あいさつをお願いします。 ○市長(太田稔彦) 平成30年9月市議会定例会の閉会に当たりまして、ごあいさつを申し上げます。  まず、台風21号及び北海道胆振東部地震により亡くなられました方々に心から哀悼の意を表するとともに、被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。  さて、先ほどは提案させていただきました案件につきまして、熱心にご審議を賜り、全てにご決定をいただきましたことに深く感謝申し上げます。  議員の皆様方から数々のご意見や貴重なご提言をいただきました。今後も心して市政経営をしてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。  さて、ラグビーワールドカップ2019日本大会の開幕まで9月20日で1年となりました。本市で試合を行うチームとして新たにナミビアとサモアが決まり、シティドレッシングも新しくしたところでございます。  また、とよた産業フェスタの開催期間中の9月23日には、豊田商工会議所青年部の皆さんが主催して、スクラムの人数で世界記録に挑戦するイベントが行われ、2,586人のスクラムでギネス世界記録に認定されたところでございます。  ラグビーワールドカップに向け議員各位並びに多くの市民の皆様の盛り上げに対し心より感謝申し上ます。今後も引き続き、ご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。  また、9月21日から30日まで秋の交通安全市民運動を展開中です。交通事故抑止活動に取組み、安全・安心なまちづくりを着実に進めてまいりますので、議員各位におかれましても一層のご指導・ご協力を賜わりますよう重ねてお願い申し上げ、閉会のあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(鈴木 章) 本日、ここに平成30年9月豊田市議会定例会を閉じるに当たり、一言あいさつ申し上げます。  市長も述べられましたが、台風21号及び北海道胆振東部地震により亡くなられた方々に心から哀悼の意を表するとともに、被災された皆さんに心からお見舞いを申し上げます。  また、さきの台風21号では、本市においても多くの被害が発生しました。今定例会も台風の影響で日程を一部変更する事態となりました。  議員各位及び市長始め執行部の皆様におかれましては、いま一度防災・減災についての取組を確認し、安全・安心なまちづくりを推進していただきたいと思います。  さて、会期中におきます議員各位の活発な審議によりまして今定例会に提出されました案件全てを議了し、閉会することができましたことに心からお礼申し上げます。  今定例会においては、平成29年度決算の認定を始めとし、議会として重要な案件を審査していただきました。とりわけ予算決算委員会の各分科会におきましては、十分な時間をかけ施策の実施効果を確認していただきました。  執行部におかれましては、平成30年度の予算執行においても国政の動向など広く情報収集に努めるとともに、希望に満ちあふれた元気で明るいまちの実現に向け適切な事業執行をお願いいたします。  また、平成31年度当初予算の編成作業においては、今後厳しい財政状況が予想される中、今定例会で議論されたさまざまな意見を十分に反映され、本市の将来に向けて長期的な視野を持ちながら予算編成を進められることを期待いたします。  暑かった夏も過ぎ、秋から冬へと季節が大きく変わる時期を迎えました。皆様におかれましては、健康にご留意され、ますますご活躍いただきますよう祈念申し上げまして、閉会のあいさつとさせていただきます。  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。   平成30年9月25日            豊田市議会議長   鈴 木   章            豊田市議会副議長  太 田 博 康            豊田市議会議員   羽根田 利 明            豊田市議会議員   都 築 繁 雄...