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平成30年教育社会委員会( 9月14日)
平成30年予算決算委員会 教育社会分科会( 9月14日)

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  1. 豊田市議会 2018-09-14
    平成30年予算決算委員会 教育社会分科会( 9月14日)


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    平成30年予算決算委員会 教育社会分科会( 9月14日)               予算決算委員会 教育社会分科会                           平成30年9月14日(金)                         午前11時00分〜午後2時58分                         於:南71委員会室 1 審査案件    議案第104号 平成30年度豊田市一般会計補正予算    承認第  4号 平成29年度豊田市一般会計決算    承認第 10号 平成29年度豊田市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計決算出席分科会委員(9名)  分科会長  桜 井 秀 樹      副分科会長 北 川 敏 崇  分科会委員 岡 田 耕 一      分科会委員 梅 村 憲 夫  分科会委員 小 島 政 直      分科会委員 太 田 博 康  分科会委員 清 水 郁 夫      分科会委員 板 垣 清 志  分科会委員 中 村 孝 浩
    欠席分科会委員(0名) 〇発言申出委員(1名)     委員 根 本 美 春 〇説明のため出席した者の職・氏名  特別職    副市長         杉 山 基 明     副市長       礒 谷 裕 司    教育長         山 本 浩 司  生涯活躍部    生涯活躍部長      田 中 茂 樹     副部長       辻   邦 惠    市民活躍支援課長    勝 野 二 徹     文化振興課長    久 野 賢 児    スポーツ課長      村 中 正 史  子ども部    子ども部長       寺 澤 好 之     副部長       杉 坂 盛 雄    次世代育成課長     佐 野   均     子ども家庭課長   塚 田 知 宏    保育課長        古 井 幸 久     保育課主幹     水 野 貴 代  教育行政部    教育行政部長      太 田 庸 介     副部長       近 藤 卓 也    文化財課長       森   泰 通     図書館管理課長   堀 野   強    美術館副館長      築 山 忠 司     教育政策課長    近 藤 孝 浩  学校教育部    学校教育部長      澤 平 昭 治     副部長       竹 田 康 孝    学校教育課長      鈴 木 直 樹     教育センター所長  加 藤 秀 昭    青少年相談センター所長 野 田   靖     学校づくり推進課長 鳥 居   寿    保健給食課長      小木曽 哲 也  都市整備部    公園緑地整備課長    春日井 輝 政     公共建築課長    稲 本 龍 治 〇職務のため出席した事務局職員の職・氏名  議会事務局    局長          伊 藤 勝 介     副局長       奥 村   洋    副主幹         上 田   研     担当長       太 田 吉 朗    主査          加 納 祐 太                          開会 午前11時00分 ○分科会長(桜井秀樹) ただいまから、予算決算委員会教育社会分科会を開会します。  9月11日の予算決算委員会で当分科会の所管とされました審査案件は、議案第104号の1議案及び承認第4号始め2議案であります。慎重審査よろしくお願いします。  分科会における発言は、挙手をし、分科会長と発声した上で起立してお願いします。  これより議案審査に入りますが、審査案件の説明につきましては、補正予算のみとし、決算案件につきましては、決算説明会において説明を受けていますので、分科会の説明は省略し、質疑・意見については所管別、審査案件ごとに行います。  質疑に当たっては、資料名及びページ数を示した上で簡潔にお願いします。  また、質疑・答弁をわかりやすくするため、質問者は関連性のある質疑を除き、一問一答方式でお願いします。  なお、全体会での議案質疑と同一趣旨の発言を重複して行うことはご遠慮いただきますようお願いします。  それでは、始めに教育行政部及び学校教育部所管分について審査を行います。  始めに、議案第104号平成30年度豊田市一般会計補正予算を議題とします。  それでは、議案第104号について説明願います。  竹田学校教育部副部長。 ○副部長(竹田康孝) 学校教育部の補正予算について説明をさせていただきます。  説明は一般会計特別会計補正予算書で行わさせていただきます。  9ページをお願いいたします。  第3表債務負担行為補正です。最下段の小学校空調機器整備事業です。  小学校への空調機器の整備を、平成30年度、平成31年度の2年間で行うため、47億5,000万円の限度額を設定するものです。  説明は以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 説明が終わりましたので、質疑を許します。  北川委員。 ○副分科会長(北川敏崇) 私から2点質問します。  1点目、事業者の選定方法はどのように行うのかお伺いします。 ○分科会長(桜井秀樹) 鳥居学校づくり推進課長。 ○学校づくり推進課長(鳥居 寿) 事業者の選定につきましては、事業期間の短縮、確実な施工体制の確保、市内事業者の参画など、各種提案と実施事業費を含めた総合評価を行うことを考えております。評価・選定につきましては、学識経験者を含めた選定委員会を設置し、競争性、公平性及び透明性を確保いたします。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 北川委員。 ○副分科会長(北川敏崇) 小・中学校の空調設備の保守管理費や光熱費などの維持管理費を幾ら想定しているのかお伺いします。 ○分科会長(桜井秀樹) 鳥居課長。 ○学校づくり推進課長(鳥居 寿) 現時点の試算では、定期的なフィルターの清掃やフロンガスの点検などの保守管理で最大年間約1億5,000万円、ガス・電気の光熱費は最大で年間約2億4,000万円を見込んでおります。  保守管理費は、事業者が決定し設置する機器が明確になる段階で必要点検項目を精査し、経費の抑制に努めてまいります。  光熱費につきましては、平成29年度に実施した学校ごとのガス・電気の試算結果を踏まえ安くなる方式を採用します。  なお、今後、学校と協議し、運用マニュアルを作成し、運用面でも省エネ化を図るように努めてまいります。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) ほかにありませんか。  中村委員。 ○分科会委員(中村孝浩) 私からは1点質問させていただきます。  岡崎市の10年間のPFI方式と豊田市の契約方法の違いについてお伺いします。 ○分科会長(桜井秀樹) 鳥居課長。 ○学校づくり推進課長(鳥居 寿) 岡崎市は、設計と工事を一括で発注し、一定期間の維持管理を含んだ契約となる方法です。豊田市は設計と工事の一括までは岡崎市と同じになりますが、維持管理を切り離し、設置完了した空調機器を買い取る方式を考えております。  維持管理については、小・中学校合わせた業務として行う予定で、市内の事業者を優先に検討してまいります。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) ほかにありませんか。  小島委員。 ○分科会委員(小島政直) それでは、2点伺います。  始めに、設置する空調設備はどのような熱源方式になるのか伺います。  また、設置される室内機が、全小・中学校全て同じタイプになるのかどうか、あわせてお聞かせください。 ○分科会長(桜井秀樹) 鳥居課長。 ○学校づくり推進課長(鳥居 寿) 空調設備の熱源は、都市ガスが供給されている学校はガス方式、それ以外の学校では電気方式を予定しております。  室内機は全て天井つり型で、教室の背面に設置するタイプを設置する予定でございます。教室の広さによっては、設置台数や機器の能力が異なります。  操作につきましては、教室でも職員室でも操作が可能となるように運用面でも省エネを図ってまいります。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 小島委員。 ○分科会委員(小島政直) 熱中症対策としまして、暑さ指数を計測していくと伺っておりますし、安心をしておりますが、教室内の温度がどれぐらいの数値になったら空調設備を活用するのかお聞かせください。 ○分科会長(桜井秀樹) 鳥居課長。 ○学校づくり推進課長(鳥居 寿) 文部科学省では、教室の望ましい温度の基準が17度以上28度以下とされております。この温度を目安にしたいと考えております。  具体的には、今後、学校と協議の上、児童・生徒の学習、学校生活環境等に考慮した運用マニュアルを作成し、熱中症対策に努めてまいります。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) ほかにありませんか。  岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) では、私から数点お願いいたします。  まず1点目でございます。通常、ご家庭であれば、同じエアコンでも木造よりもRCだとか鉄筋・鉄骨のほうが広いところに効くという表現をよくチラシなどで見ますが、学校の校舎の場合も木造であったりRCだったりいろいろありますが、設置する空調機器は全て先ほどの答弁ではタイプとしてはつり下げタイプということでありましたが、製品としては同一のものになるのかどうか、また耐用年数もあわせてお聞かせいただきたいと思います。
    ○分科会長(桜井秀樹) 鳥居課長。 ○学校づくり推進課長(鳥居 寿) 校舎の構造によって必要となる空調機器の能力は異なります。木造校舎と鉄筋コンクリート造校舎では、耐熱性の能力の違いにより屋根や外壁を通じて屋外から伝わる熱の大きさが異なります。一般的には、鉄筋コンクリート造校舎より木造校舎のほうが必要な空調機器の能力が大きくなる傾向です。そのため各学校の構造や断熱の仕様にあっては、適切な能力の機器を設置します。  それから、耐用年数でございますが、13年でございます。ただ、現在、職員室、図書室などに空調が入っております。設置後15年から25年の使用実績がありますので、規定よりも長く使用できると考えております。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) 契約発注の考え方ですが、地域経済の貢献も考えますと分割発注という考え方もあったと思いますが、そのあたりの考え方についてお聞かせいただきたいと思います。 ○分科会長(桜井秀樹) 鳥居課長。 ○学校づくり推進課長(鳥居 寿) 空調機器を早期に設置するため、分割にせず一括で市内の全ての小・中学校に一斉に取りつけてまいります。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) 限度額が47億5,000万円という設定でございますが、1台当たりどのぐらいを想定しているのか、積算根拠についてお聞かせいただきたいと思います。 ○分科会長(桜井秀樹) 鳥居課長。 ○学校づくり推進課長(鳥居 寿) 小・中学校の空調整備は、平成29年度に空調の熱源方式の違いによるコストの比較や、空調設備を設置する教室の部屋数などを検討した導入基本調査を実施しております。この調査に基づいて限度額47億5,000万円を積算しております。  普通教室、特別教室の部屋の大きさがさまざまでございますが、1教室当たり250万円から300万円程度を想定しております。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) では、最後に、通常建物というのは最上階、1階よりも上のほうが熱がこもりやすく熱くなるということを言われておりますが、整備に当たりまして最上階から整備をするというような整備方針があるのかどうか、最後に確認させてください。 ○分科会長(桜井秀樹) 鳥居課長。 ○学校づくり推進課長(鳥居 寿) 整備に当たっては、児童の安全や学習環境への配慮を最優先とした上で学校の意見を確認して事業者と協議し、早期設置を目指してまいります。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) ほかにありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(桜井秀樹) ないようですの、続いて、議案第104号について意見等はありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(桜井秀樹) ないようですので、続いて、承認第4号平成29年度豊田市一般会計決算・歳入について質疑を許します。  質疑ありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(桜井秀樹) ないようですので、続いて、歳出のうち10款について質疑を許します。  中村委員。 ○分科会委員(中村孝浩) 私から何点か質問させていただきます。  始めに、予算執行実績報告書286ページ、歳出10款1項2目事務局費、3教育行政計画策定費について1点質問します。  3回の審議会の中での主な意見やパブリックコメント等の声をどのように計画に反映したのかお伺いします。 ○分科会長(桜井秀樹) 近藤教育政策課長。 ○教育政策課長(近藤孝浩) 審議会におきまして委員から、コミュニティ・スクールの充実について、地域の方が子どもの体力向上や学習支援などのさまざまな課題解決に貢献できるとの意見があり、これについては重点施策の「家庭・学校・地域の共働の推進」の中で重点事業として反映いたしました。  また、パブリックコメント等の状況につきましては、85件のご意見をいただいております。特に重点施策への関心が高く、例を挙げれば、中学校も少人数学級になってよい、補助教員が入るとよいとの意見がありました。これは重点施策「一人ひとりの学びの確保」において反映いたしました。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 中村委員。 ○分科会委員(中村孝浩) 次に、予算執行実績報告書287ページ、歳出10款1項2目事務局費、4教育行政外部評価費について1点質問します。  外部の有識者委員の主な意見についてお伺いします。 ○分科会長(桜井秀樹) 近藤課長。 ○教育政策課長(近藤孝浩) 有識者委員からの意見の例といたしましては、学校でのものづくり教育プログラムの拡充事業におきまして、ものづくり都市としての意気込みを感じる事業である。ものづくり体験は子どもの自己肯定感を高めるためにも有効であるといった意見がございました。  また、一方で、スポーツ推進委員活動の充実事業におきましては、高齢者がスポーツを通じて地域社会に参画して生きがいを感じられるように、福祉、教育など幅広い分野と連携しながらスポーツ推進を図るべきとの意見もございました。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 中村委員。 ○分科会委員(中村孝浩) 同じく予算執行実績報告書287ページ、歳出10款1項3目奨学費、3奨学生交付金について2点質問します。  1点目、過去3年間の申請状況と交付率についてお伺いします。 ○分科会長(桜井秀樹) 近藤課長。 ○教育政策課長(近藤孝浩) 過去3年間の申請状況と交付率についてでございますが、申請状況につきましては、応募の基準を満たしました申請者の数、また交付率につきましては、それに対する交付決定者数でお答えをさせていただきます。  平成27年度でございますが、申請者数49名に対しまして全員交付決定し、交付率は100パーセントでございます。平成28年度は、申請者数65名に対しまして53名に交付決定いたしました。交付率は82パーセントでございます。平成29年度は、申請者数63名に対し50名に交付決定いたしました。交付率は79パーセントでございます。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 中村委員。 ○分科会委員(中村孝浩) 2点目ですが、市としての交付率をどのように受けとめているのかお伺いします。 ○分科会長(桜井秀樹) 近藤課長。 ○教育政策課長(近藤孝浩) 申請者に対します交付率が低下の傾向にございます。したがいまして、これを課題と考えております。また、国・県の制度改正の動向を注視しつつ、本市の奨学金のあり方を研究してまいりたいと考えております。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 中村委員。 ○分科会委員(中村孝浩) 次に、予算執行実績報告書296ページ、歳出10款6項1目学校教育総務費、2学校教育総務事務費について1点お伺いします。  教職員多忙化解消プラン策定における配慮した点についてお伺いします。 ○分科会長(桜井秀樹) 鈴木学校教育課長。 ○学校教育課長(鈴木直樹) 豊田市教職員多忙化解消プランの策定に当たって配慮した点は、主に次の3点です。  1点目は、平成29年3月に策定・公表された愛知県の教員多忙化解消プランを踏まえ、同一方向で取組を行うこととされているため、プランの最終目標年度、在校時間の達成すべき目標、取組の柱等については、県のプランと整合性を図ったことです。  2点目は、4つの柱に基づく取組について、少しでもプランの実効性を担保するため、本市の現状を踏まえつつ、学校閉庁日の設定や在校時間管理の徹底、研修や出張、学校へ配布するチラシ等の削減など、教職員、学校、市教育委員会が具体的に取り組む内容や取組開始時期等を明確に示すことで取組の進捗状況を把握できるようにしたことです。  3点目は、教職員のワーク・ライフ・バランスの改善だけでなく、教員が本来最も時間をかけるべき子どもと向き合う時間の確保を目標に設定したことです。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 中村委員。 ○分科会委員(中村孝浩) 次に、同じく予算執行実績報告書296ページ、歳出10款6項1目学校教育総務費、8共働の学校づくり推進費について3点質問します。  1点目、地域学校共働本部の主な内容や成果と課題についてお伺いします。 ○分科会長(桜井秀樹) 鈴木課長。 ○学校教育課長(鈴木直樹) 地域学校共働本部の主な活動内容は大きく三つです。  一つ目は、登下校の見守り活動や校内環境整備など環境、安全への支援、二つ目は、クラブ等の指導や校外学習の引率など学習の支援、三つ目は、居場所づくりや土曜学習、地域貢献活動などの地域・学校の共働活動です。  各本部では、年々活動が活発となり、これまでの登下校の見守りや校内環境整備などの学校支援活動に加え、居場所づくりや土曜学習など地域の特性を生かした地域と学校との共働活動への広がりを見せております。  課題としては、本部の設置拡大に向けて地域コーディネーターの人材を確保することや、学校や地域との連携を円滑に進めるために、地域コーディネーターの力量向上を図ることが課題であると認識しています。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 中村委員。 ○分科会委員(中村孝浩) 2点目ですが、今後の進め方についてお伺いします。 ○分科会長(桜井秀樹) 鈴木課長。 ○学校教育課長(鈴木直樹) 今後、未設置の学校に地域学校共働本部の良い取組や先進事例等を紹介しながら、地域の特性、実態に応じた本部の設置を進めていき、平成31年度末までに全小・中学校への設置を目指してまいります。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 中村委員。 ○分科会委員(中村孝浩) 3点目ですが、ボランティアの確保状況についてお伺いします。 ○分科会長(桜井秀樹) 鈴木課長。 ○学校教育課長(鈴木直樹) 平成29年度は53の地域学校共働本部で2,095人のボランティアの方の登録をいただき、学校を核とした各種活動が展開されました。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 中村委員。 ○分科会委員(中村孝浩) 次に、予算執行実績報告書301ページ、歳出10款6項3目教育センター費、6教職員研修費について1点質問します。  専門職としての研修とのことですが、その成果や参加者の主な声についてお伺いします。 ○分科会長(桜井秀樹) 加藤教育センター所長。 ○教育センター所長(加藤秀昭) 豊田市では、教員人材育成プランに基づき、キャリアステージを四つに分けて研修を行っています。まず、初任者から6年目までを基礎能力開発期、次に7年目から11年目までを基礎能力活用期、続いて12年目からを教職経験活用期、最後に学校経営を担う立場を専門性発揮期としてそれぞれのステージに応じて求められる資質や能力を明確に示しています。  キャリアステージ別で研修を行うことにより、研修を計画する側も研修の狙いに応じた企画ができ、また、受講者も自分のキャリアを意識し、習得すべき対応力や指導力を身につけることができます。  研修に参加した教員からは、自分の役割を自覚し、具体的な指導の方向を知ることができた。保護者との連携について改めて考えることができたなど研修に満足する意見が出ています。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 中村委員。 ○分科会委員(中村孝浩) 次に、予算執行実績報告書309ページ、歳出10款7項2目文化財保護費、2文化財等保護保存費(7)と、312ページ、歳出10款7項2目文化財保護費、12文化財施設費(1)については、関連がありますので一括して3点質問します。  1点目、歌舞伎伝承館の入館者における豊田市の評価についてお伺いします。 ○分科会長(桜井秀樹) 森文化財課長。 ○文化財課長(森 泰通) 歌舞伎伝承館では、市内各地で行われていた農村歌舞伎の資料などを集めて紹介するとともに、関連する講座等を定期的に行ってきました。  小原交流館の中という立ち寄りやすい立地にあることも相まって、当初目標の1万5,000人を上回る1万6,118人の入館者を迎えることができたことを評価しております。  また、小原郷土館の機能を歌舞伎伝承館に移転したことで効率的・効果的な施設の管理運営が可能になったとともに、小原郷土館の入館者数が年間1,000人に満たなかったことを踏まえれば、地域の歴史・文化をより多くの人たちに伝えていくことにも大きく寄与することができたと評価しております。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 中村委員。
    ○分科会委員(中村孝浩) 2点目ですが、入館者増に向けた取組についてお伺いします。 ○分科会長(桜井秀樹) 森課長。 ○文化財課長(森 泰通) 歌舞伎伝承館では、引き続き、農村歌舞伎に関する講座等を定期的に開催するほか、今後は四季桜の観光客を見込んだイベントの実施や豊田市郷土資料館で行われた企画展の出張展示などを行い、さらなる入館者増につなげていきたいと考えております。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 中村委員。 ○分科会委員(中村孝浩) 3点目ですが、5月28日開催のこけら落とし公演の評価についてお伺いします。 ○分科会長(桜井秀樹) 森課長。 ○文化財課長(森 泰通) 5月に小原交流館のホールで開催いたしました歌舞伎伝承館こけら落とし公演には、例年の五月公演を行う小原歌舞伎保存会に、旭、藤岡、石野の保存会を加えた4団体が出演しました。その結果、例年の五月公演のおよそ倍となる1,000人の来場者がありました。多くの人たちが市内各地の農村歌舞伎の魅力に触れるとともに、歌舞伎伝承館が開館したことを周知する良い機会となったと評価しております。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 中村委員。 ○分科会委員(中村孝浩) 最後になりますが、予算執行実績報告書323ページ、歳出10款8項4目青少年教育費、4いじめ・不登校対策事業について1点質問します。  いじめ解消に向けた早期相談票の活用状況と課題についてお伺いします。 ○分科会長(桜井秀樹) 野田青少年相談センター所長。 ○青少年相談センター所長(野田 靖) 平成29年度には、いじめの早期相談票の提出が小学校で37件、中学校で10件ありました。  パルクとよたでは、いじめの早期相談票をもとに学校への聞き取りやスクールソーシャルワーカーといじめ事案検討会を行い、今後の対応や支援方法等を協議し、学校とともにいじめをさまざまな角度から捉えて対策を進めました。  課題としては、いじめにはさまざまな様態がございますので、例えばパソコンやスマートフォンなどでの誹謗中傷によるいじめを早期発見すること、教員のいじめに対する認識と対応力を向上させること、一つひとつの事案の解決まで慎重、丁寧に対応する体制を整えることなどと認識しています。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) ほかにありませんか。  小島委員。 ○分科会委員(小島政直) それでは、始めに、予算執行実績報告書286ページです。10款1項2目事務局費に関して2点伺います。  決算額が前年度比9億8,000万円余の増となっておりますが、その要因について伺います。 ○分科会長(桜井秀樹) 鳥居学校づくり推進課長。 ○学校づくり推進課長(鳥居 寿) 増額となった主な理由でございますが、教育施設整備基金のほうへ積み立てを10億円行ったためでございます。  平成28年度は、今後予測される児童・生徒数の増加に対応する学校増築事業などのために10億円を積み立てました。平成29年度は、小・中学校の空調機器整備などに対応するため、20億円を積み立てまして、その差額が10億円となっております。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 小島委員。 ○分科会委員(小島政直) 5教育施設整備基金積立金の考え方、方向性についてお聞かせください。 ○分科会長(桜井秀樹) 鳥居課長。 ○学校づくり推進課長(鳥居 寿) 教育施設整備基金は、学校などを始めとする教育施設の整備等に活用するための基金でございます。当面は、小・中学校の空調機器整備や学校のトイレ改修等の経費などへの充当を想定しております。  今後も教育施設の整備費は継続的に多くの経費が必要となることから、他の基金の残高の状況等も踏まえ、可能なときに積み立て、必要なときに活用できるように備えてまいります。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 小島委員。 ○分科会委員(小島政直) 次に、予算執行実績報告書299ページ、300ページです。歳出10款6項2目教育指導費の6教育問題研究費、(1)教育指導研究費に関して2点伺います。  七つの委員会を設置したとのことですが、委員会のメンバーはどのような構成で、またどのような内容なのでしょうか。メンバーの構成及び委員会名と代表的な委員会の内容についてお聞かせください。 ○分科会長(桜井秀樹) 鈴木課長。 ○学校教育課長(鈴木直樹) 今日的かつ将来的な教育課題に対して、計画的・効果的に教育を推進するために七つの教育推進委員会を設置しております。構成メンバーは、いずれの委員会も校長・教頭・教員の代表10名程度で構成し、必要に応じて養護教諭等のオブザーバーを加えております。  委員会につきましては、学力向上少人数指導推進委員会、二つ目に新しい学びのスタイル推進委員会、三つ目に体力向上推進委員会、四つ目にラグビーワールドカップ東京オリンピック・パラリンピック教育推進委員会、五つ目にコミュニティ・スクール推進委員会、六つ目に特別支援教育推進委員会、七つ目に英語外国語活動教育推進委員会の以上七つです。  代表的な内容を紹介します。  学力向上少人数指導推進委員会では、新しい学習指導要領の趣旨に合わせた授業モデルや、学力テストにおける豊田市の傾向を分析し、重点的に指導すべき授業の指導案を作成するとともに、少人数教育による効果的な指導方法のあり方について研究を行いました。  次に、新しい学びのスタイル推進委員会では、モデル校で実施した授業の動画を全校配信するとともに、ICT機器を効果的に活用して、児童・生徒が主体的・対話的に話し合う授業のあり方について研究を行いました。  もう一つ、コミュニティ・スクール推進委員会では、コミュニティ・スクールや地域学校共働本部で実施されている取組のまとめを行うとともに、全校展開に向けた啓発や新たに設置された本部の活動の情報共有等を行いました。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 小島委員。 ○分科会委員(小島政直) 道徳教育推進のため、どのような検討・研究がなされたのかお聞かせください。 ○分科会長(桜井秀樹) 鈴木課長。 ○学校教育課長(鈴木直樹) 平成29年度には、小学校で道徳の教科書が初めて採択されました。採択された教科書を活用して、学習指導要領で定められた年間35時間の道徳の授業が充実して行われるように教育課程編成委員会を設置して、小学校1年生から6年生までの1年間の授業計画を作成しました。平成30年度には、この事業計画に基づき市内全小学校で道徳の授業が実施されております。また、引き続き、委員会にて評価の仕方についての検討も進めています。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 小島委員。 ○分科会委員(小島政直) 予算執行実績報告書300ページです。(4)教育研究指定校活動費に関して3点伺います。  国・県の研究委嘱校、研究推進校、研究継続校に指定された学校はどこなのか伺います。 ○分科会長(桜井秀樹) 鈴木課長。 ○学校教育課長(鈴木直樹) 平成29年度の研究委嘱校については、若林西小学校が平成30年までの指定を受けました。研究推進校については、平成28年度に指定した浄水小学校、浄水北小学校、浄水中学校、追分小学校の4校が平成29年度に研究発表を行いました。また、平成29年度には東保見小学校と藤岡南中学校が新たに研究推進校に指定をし、平成30年度に研究発表を行います。研究継続校につきましては、過去に研究発表を行った学校を指定しており、若園小学校、小原中部小学校、前山小学校、広川台小学校、竜神中学校、足助中学校の6校となっております。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 小島委員。 ○分科会委員(小島政直) それでは、どのように学校教育の充実が図られるのかお聞かせください。 ○分科会長(桜井秀樹) 鈴木課長。 ○学校教育課長(鈴木直樹) まず若林西小学校では、学習指導要領により道徳が教科となったことを受けて、考え、議論する道徳の授業のあり方について研究を進めており、平成30年10月に研究の成果を発表します。  平成29年度中の研究推進校である浄水地区の三つの小・中学校で行われましたコミュニティ・スクールの研究発表では、地域との共働活動の取組だけでなく、地域学校共働本部の設置よるメリットなどが紹介され、全市的に推進している地域学校共働本部の設置や、コミュニティ・スクールの指定への後押しとなりました。  追分小学校の研究からは、小規模校における複式学級での効果的な授業の取組や少人数による児童の主体性を伸ばす授業、地域の特性を生かした取組などが発表されました。この発表では、小規模校の教員の力量向上の視点で指導の参考となるとともに、地域を愛する児童の育成について小規模校の目指す教育の具体的な姿を市内外に発信することができました。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 小島委員。 ○分科会委員(小島政直) それでは、どのようにこの教育実践を評価しているのか、お聞かせください。 ○分科会長(桜井秀樹) 鈴木課長。 ○学校教育課長(鈴木直樹) 研究発表校が今日的な教育課題や新学習指導要領に関する内容について研究をし、その取組内容を研究発表会を通じて広く発信することで各学校における指導方法の改善や教員の力量向上等に役立てられております。これは子どもたちの健全な心身の育成や生きる力を育む教育活動の推進に効果があり、大きな役割を持っていると評価しております。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 小島委員。 ○分科会委員(小島政直) 続きまして、予算執行実績報告書304ページ、10款6項7目給食センター費、3給食材料費に関して1点伺います。  ラグビーワールドカップの開催に関連した学校給食の提供は、どのように企画・検討されたのか、お聞かせください。 ○分科会長(桜井秀樹) 小木曽保健給食課長。 ○保健給食課長(小木曽哲也) 2019年ラグビーワールドカップと2020年東京オリンピック・パラリンピックを契機に、国際都市豊田市を担う子どもの育成を目指し、豊田市内の小・中学校の教職員の代表者10名及びオブザーバーの栄養教諭等により教育推進委員会を組織しました。  教育推進委員会の中で平成30年9月から豊田スタジアムで試合を行う国やラグビー発祥の国、イングランドなどにちなんだ給食を隔月で実施することを決め、それを受けまして栄養教諭等がその国の食文化が伝わる献立を作成いたしました。  ニュージーランドにちなんだ給食につきましては、今月10日に足助、藤岡給食センター、本日14日には南部給食センター管轄の学校で提供いたします。  今後も順次他の給食センターでも実施し、市内全小・中学校に提供していく予定でございます。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 小島委員。 ○分科会委員(小島政直) それでは、予算執行実績報告書335ページです。10款8項9目美術館費、8教育普及活動費に関して2点伺います。  ホームページの改修を行ったとのことですが、どのような点を工夫し、どこに重点を置いて刷新されたのかお聞かせください。 ○分科会長(桜井秀樹) 築山美術館副館長。 ○美術館副館長(築山忠司) ホームページの改修に関しまして工夫した点は、文字情報を整理し、視覚的に見やすくしたことです。画面展開を簡素化して見たいページに早く到達できるようにしたことです。  重点を置いた点は、多言語化と携帯端末対応です。具体的には、日本語、英語表記をそれぞれ独立した画面表示にしたことや携帯端末でも見やすい画面表示となるようにしたことです。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 小島委員。 ○分科会委員(小島政直) 次に、このホームページの改修をどのように評価しているのか、また、閲覧者の声を把握しているのかどうか、把握しているとしたらどのように反映したのかお聞かせください。 ○分科会長(桜井秀樹) 築山副館長。 ○美術館副館長(築山忠司) 閲覧者の声を把握する手段としまして、ホームページにお問い合わせフォームがございます。改修前はわかりにくい、見づらいというご意見をいただいたことがあり、これらの課題を解消するため、文字情報の整理や画面展開の簡素化などに努めました。改修後は、そのようなご意見はないため、利用者にとって使いやすくなったと一定の評価はいただいていると考えております。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 北川委員。 ○副分科会長(北川敏崇) 私から大きくは8点についてお伺いします。  まず始めに、予算執行実績報告書287ページ、10款1項2目事務局費、4教育行政外部評価費から2点質問します。  1点目、豊田市の点検・評価事業は、第2次豊田市教育行政計画を着実に推進するため、重点的な取組を中心に抽出した事業について、半年かけて集中して評価する方法で実施していると聞いていますが、平成29年度における実施状況はどうであったかお伺いします。 ○分科会長(桜井秀樹) 近藤課長。 ○教育政策課長(近藤孝浩) 平成29年度の点検評価は、評価委員として教育委員のほかに2名の外部有識者を加えて実施いたしました。点検評価の方法は、選定をしました8事業について、事業説明会と4回の視察、ヒアリングにより事業内容を把握した上で評価会議を開催いたしました。評価会議での取りまとめ結果につきましては、12月に議会へ報告をし、市民への公表を行いました。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 北川委員。 ○副分科会長(北川敏崇) 2点目です。事業の評価結果はどうであったかお伺いします。 ○分科会長(桜井秀樹) 近藤課長。 ○教育政策課長(近藤孝浩) 事業評価は妥当性、有効性、効率性の三つの評価指標を用いて実施をいたしました。対象となった8事業のうち、三つの評価指標とも高い評価を得た事業が3事業、二つの評価指標において高い評価を得た事業が4事業、いずれの評価指標においても高い評価が得られなかった事業が1事業ありました。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 北川委員。 ○副分科会長(北川敏崇) 続きまして、予算執行実績報告書289ページと291ページ、10款2項2目、それから10款3項2目小学校と中学校の教育振興費の1教材備品整備費から一つ質問します。
     ICT機器を計画的に整備してきたが、その整備状況と学校の利用状況はどうかをお伺いします。 ○分科会長(桜井秀樹) 加藤所長。 ○教育センター所長(加藤秀昭) 平成27年度から学校情報化プランに基づき、パソコンと電子黒板機能を備えたプロジェクターをセットしたICTカートを2学級に1台の割合で計画的に整備を進めてまいりました。平成29年度にICTカートを小学校・中学校合わせて400台整備を行い、計画していた788台の整備が完了いたしました。これによりICT機器の月平均の利用時間につきましては、小学校で前年度より2.5時間増加して17.9時間、中学校では3.1時間増加して19.4時間となり、ICT機器の整備に合わせて利用時間は着実に延びている状況です。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 北川委員。 ○副分科会長(北川敏崇) 続きまして、予算執行実績報告書290ページと293ページ、10款2項3目、10款3項2目小学校と中学校の学校建設費、3施設整備費から1点お伺いします。  バリアフリー化整備工事の実績と今後の整備計画についてお伺いします。 ○分科会長(桜井秀樹) 鳥居課長。 ○学校づくり推進課長(鳥居 寿) 小清水小学校は、多目的トイレスロープ段差解消、保健室にシャワーブースの設置を実施しました。元城小学校、東広瀬小学校は、それ以外にエレベーターを設置しました。また、高岡中学校では、保健室にシャワーブースを設置しております。  平成29年度末の整備率でございますが、エレベーター、多目的トイレスロープ段差解消の整備率は56.3パーセントで、シャワーブースの整備率は70.9パーセントとなります。  今後の整備計画につきましては、障がいのある子どもの入学希望などを把握しながら順次整備を進めていく予定でございます。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 北川委員。 ○副分科会長(北川敏崇) 続きまして、予算執行実績報告書296ページ、10款6項1目学校教育総務費、5通学路整備費から1点、通学路整備要望件数の内訳と、その整備状況についてお伺いします。 ○分科会長(桜井秀樹) 鈴木課長。 ○学校教育課長(鈴木直樹) 平成29年度は211件の通学路の整備要望がございました。そのうち学校強化の案件である安全のみどり線の設置修繕の要望は59件ありました。その整備状況は、対策した案件が42件、次年度以降の対策案件が3件、その他通学路ではない路線や歩道への整備要望などにより対策を行わないとした案件が14件です。  そのほか152件の整備要望については、国、県、公安委員会、市の関係部局の委員で構成する通学路整備推進会議により、整備の必要性や対策方法等を協議した後、各道路所管で優先順位を決め、計画的に整備が進められています。  整備状況につきましては、対策した案件が53件、次年度以降の対策案件が15件、他部局との継続調整案件が23件、そのほか横断歩道や信号機の設置など優先度やルール等により対策を行わないとされた案件が61件ありました。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 北川委員。 ○副分科会長(北川敏崇) 続きまして、予算執行実績報告書300ページ、10款6項2目教育指導費、6教育問題研究費、(9)小規模特認校制度推進費から1点。小規模特認校制度推進費を活用して転入している児童数及び主な転入理由とその評価についてお伺いします。 ○分科会長(桜井秀樹) 鈴木課長。 ○学校教育課長(鈴木直樹) 小規模特認校は、全学年が単学級以下の豊かな自然に恵まれ、少人数ならではの特色ある活動が地域とともに実施されている小学校で、現在市内で14校を指定しています。  小規模特認校制度には、おおむね通学時間が1時間以内で1年以上の通年の通学ができ、小規模特認校の教育活動に賛同していることを条件に入学・転入できる制度となっております。平成29年度当初は、平成28年度より1人増え27人が制度を利用しました。  転入の理由には、特色ある学校活動に興味がある。少ない人数の中で丁寧に学習指導をもらいたい、などにより転入しております。  評価につきましては、保護者アンケートにより、自信が持てるようになった、毎日伸び伸び学習している、といった意見をいただいています。また、毎年度ほとんどの転入児童が継続して制度を利用していることから、小規模特認校でのきめ細かな教育や特色ある教育活動に賛同する保護者が満足する事業となっているものと評価しております。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 北川委員。 ○副分科会長(北川敏崇) 続きまして、予算執行実績報告書302ページ、10款6項4目学校保健費、3健康づくり推進費から1点。小児生活習慣病予防事業の取組内容についてお伺いします。 ○分科会長(桜井秀樹) 小木曽課長。 ○保健給食課長(小木曽哲也) 小児生活習慣病予防事業といたしまして、フッ化物洗口、血液検査、個別栄養相談の三つのことに取り組み、児童・生徒の健康づくりを推進いたしました。  フッ化物洗口につきましては、小学校75校、中学校2校で実施し、虫歯の予防を図りました。  血液検査につきましては、小学4年生以上の2万4,000人余の児童・生徒を対象に実施いたしました腹囲測定と血圧検査の結果に基づき、507人の児童・生徒に対し血液検査の受診勧奨を行いました。受診勧奨いたしました児童・生徒のうち、342人の児童・生徒が血液検査を行い、その結果、小児メタボリックシンドロームと判定された73人の児童・生徒に対して医療機関への受診勧奨を行いました。  また、個別栄養相談につきましては、小児メタボリックシンドロームまでには達していないが、その予備軍と判定された児童・生徒を中心に受講を勧奨いたしました。その結果、348人の児童・生徒が個別栄養相談を受講し、管理栄養士の指導のもと、食事や生活習慣の改善に取り組みました。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 北川委員。 ○副分科会長(北川敏崇) 続きまして、予算執行実績報告書312ページ、10款7項2目文化財保護費、11歴史学習推進費から1点。とよた歴史マイスターの活動状況と今後の課題についてお伺いします。 ○分科会長(桜井秀樹) 森課長。 ○文化財課長(森 泰通) とよた歴史マイスターは、豊田市郷土資料館とともに、展示の企画運営や解説、郷土学習スクールサポートや各種講座の運営などの活動に取り組んでおります。平成29年度の登録者数は102人で、前年度より38人増加しました。また、活動への延べ参加者数は625人となり、前年度より401人増加しております。  今後の課題としましては、整備を予定する新博物館において、市民が活動する場の実現を目指すために、例えば歴史マイスター自らが調査研究した成果を踏まえて展示を行うなど、活動内容の充実に向けて取り組んでいくことが必要と考えています。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 北川委員。 ○副分科会長(北川敏崇) 最後の質問です。予算執行実績報告書335ページ、10款8項9目美術館費、8教育普及活動費から2点質問します。  1点目、ガイドボランティアは何人登録しているのか、また、主な活動と実績についてお伺いします。 ○分科会長(桜井秀樹) 築山副館長。 ○美術館副館長(築山忠司) 平成29年度のガイドボランティアの登録者は29人でした。  主な活動は、木曜日を除く毎日、午後2時から実施しますギャラリーツアーです。平成29年度は275回開催し、参加者2,725人、また、団体対応として37件、1,302人の合計4,027人に参加いただきました。また、月に2回程度、1点の作品をじっくり読み解くギャラリートークを19回開催し、644人に参加いただきました。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 北川委員。 ○副分科会長(北川敏崇) 2点目です。ガイドボランティア活動20周年記念事業として記念誌作成等がありますが、そのほかの活動は何があるかお伺いします。 ○分科会長(桜井秀樹) 築山副館長。 ○美術館副館長(築山忠司) 20周年記念事業としまして、11月に開催しましたミュージアムフェスタにおいて、来館者がいつでも参加できるよう1時間ごとにギャラリーツアーを実施しました。ほかにも外部講師を招いたレクチャーや講演会を実施しました。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) ほかにありませんか。  岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) では、私から7項目ほど20数点にわたりますが、簡潔に伺いますのでお願いいたします。  まず、学校教育部の観点でございます。途中で教育行政部にまた戻りますが、お願いします。まとめている関係で。  予算執行実績報告書290ページ、293ページ、10款2項3目と10款3項3目学校建設費で3施設整備費(4)緑のカーテン整備費の関係でございます。  小学校で26校から22校に減っております。中学校では7校から6校になっております。この減少した理由並びに市教育委員会として緑のカーテンに関する方針等があるのかお聞かせをいただきたいと思います。 ○分科会長(桜井秀樹) 鳥居課長。 ○学校づくり推進課長(鳥居 寿) 小・中学校で実施校が減少した理由でございます。  学校において維持管理が困難であることや保全改修工事により緑のカーテンの設置場所が確保できなかったというのが理由でございます。  それから、緑のカーテンに関する市の方針でございます。  緑のカーテンの設置事業は、環境教育への活用、地域共働による活動の推進、教室の夏の暑さ対策、この三つを目的として平成23年度から実施をしております。平成29年度では、小学校22校、中学校6校で実施をしております。このことを通じて子どもたちの成長や地域のきずなを深めることにつなげていくことを目標としております。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) では、その下のところですね、(5)学校芝生化整備費でございます。こちらはかつて行われておりましたスタジアムの使用済み芝の校庭芝生化を現在やっているかどうか、有無と、学校芝生化の本市の方針並びにこちらも6校から5校に小学校のほうで減っておりますが、そちらのご説明をいただきたいと思います。 ○分科会長(桜井秀樹) 鳥居課長。 ○学校づくり推進課長(鳥居 寿) まず、減った理由でございます。  減少した理由は、平成28年度に稲武小学校の芝を稲武郷土資料館の隣にある水別広場へ移設を行ったためでございます。学校において日常の維持管理が困難であることや、芝生が学校内にあるよりも広場に移設してスタジアムの芝は稲武地区で育てていることをより多くの人に知っていただくという目的で1校減っております。  それから、方針でございます。  学校芝生化の整備事業につきましては、夏の暑さ対策や地域との共働のきっかけづくり、それからスタジアムの使用済み芝の有効活用を目的に平成23年度から行っております。夏の暑さ対策や砂ぼこりの防止に一定の効果がございますけれども、維持管理費が高額であることや、通常の維持管理に対して学校への負担が大きいことなどから平成25年度から新規の芝生事業の整備は行っておりません。そのため新規事業はございません。  以上でございます。 ○分科会長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) では、予算執行実績報告書299ページをお願いいたします。10款6項2目教育指導費のうち、説明欄の4中高連携費でございます。  こちらにつきましては、開催時期が大体秋だと思うんですが、これについての参加者からの声並びに評価、そして、その他の課題認識とその対策についてまとめてお答えをいただきたいと思います。 ○分科会長(桜井秀樹) 鈴木課長。 ○学校教育課長(鈴木直樹) まず、開催時期の声と評価についてお答えします。  平成29年度の高等学校魅力発見フェスタの開催日につきましては、高等学校や中学校の校長等で組織する豊田市中高連携協議会で各学校の行事やフェスタを実施する高校生による準備期間等を考慮して10月22日の日曜日となりました。  開催後、中高連携協議会では、各校長からテストのスケジュールや学校行事等から良い時期での開催であったと意見をいただいており、おおむね適切な時期での開催であったと捉えております。  そのほかについてですけれども、高等学校魅力発見フェスタはどのような場になっているかと言いますと、参加する中学生やその保護者にとって進路を考える貴重な機会になっているだけでなく、運営する高校生にとっても他の高校の生徒との交流の機会となっておりまして、地元の仲間という連帯感が高まっております。  課題については、会場から遠方の地域の中学校から参加しにくいという声もありました。平成29年度は、おいでんバスの10周年記念企画と連携して中学生の乗車を無料にしたところ、参加者全体に占める中学生の割合が非常に多くなりました。  評価としましては、地域にある公共交通機関の利用促進とあわせて取り組んだこのフェスタが、中学生が地元の高等学校の魅力を発見し、夢や希望を持って進学するという狙いに対して、高い効果があったと捉えております。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) では、続きまして、予算執行実績報告書301ページをお願いいたします。10款6項3目教育センター費のうちの6教職員研修費でハラスメントに関する研修が行われたのかどうか、それに対してどのような受講状況であったのか、また教職員間におけるセクハラ・パワハラの相談があったのかどうか、またそういった状況の把握がどのようになっているか、あわせてそれらの対応についてまとめてお答えをいただきたいと思います。 ○分科会長(桜井秀樹) 加藤所長。 ○教育センター所長(加藤秀昭) ハラスメント研修に関して、校長、教頭を対象にした管理職研修で良好な人間関係を築きながら人格を尊重した指導を行うことの大切さについて講義を行いました。また、全教員を対象に学校間がつながっている校務支援システムを使ったEラーニングでわいせつ、盗撮、セクハラ防止研修を行いました。  研修では、具体的な事例を示して、ハラスメント防止のためには、風通しのよい職場環境をつくることが大切であることを学ぶようにしております。  次に、教員間におけるセクハラ・パワハラの状況把握とその対応についてお答えしたいと思います。  各学校では、職員会議や打ち合わせ等の機会を捉え、セクハラやパワハラを始めとした非違行為防止に向けたチェックシート等を活用し、啓発と状況把握に努めております。  管理職は、教職員を対象とした相談機関や窓口等を広く知らせるとともに、教職員から職場の人間関係の悩みや相談等があった場合には、十分な聞き取りや実態把握を行い、改善に向けた厳しい指導も状況に応じて行っております。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 質問の途中でありますが、暫時休憩します。再開は午後1時といたします。                        休憩 午前11時56分                        再開 午後 1時00分 ○分科会長(桜井秀樹) 休憩前に引き続き会議を開きます。  岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) では、予算執行実績報告書323ページをお願いいたします。10款8項4目青少年教育費のうち、4(1)いじめ・不登校対策事業費の関係でございます。  まず、小・中学校それぞれのいじめの認知件数並びに相談件数をお示しをいただきまして、実際にいじめに対する対応、そして解消件数についてもあわせてお答えをいただきたいと思います。
    ○分科会長(桜井秀樹) 野田所長。 ○青少年相談センター所長(野田 靖) それでは、ご質問にお答えいたします。  まず、小・中学校それぞれのいじめの認知件数、相談件数についてでございますが、平成29年度中に学校から報告があったいじめの認知件数については、小学校が1,873件、中学校が686件でした。これは毎月学校から報告される数を集約したものでありまして、けんかやトラブルなど軽微と思われるものも含めて学校がいじめと認知した件数であります。  次に、認知されたいじめのうち、青少年相談センターに相談が上がった件数は、いじめの早期相談票を使った学校からの相談が小学校で37件、中学校で10件でした。また、保護者から直接あった相談は28件でした。  これについては以上です。  続いて、実際のいじめに対する対応と解消件数についてでありますけれども、学校ではいじめを認知した場合、校内でのいじめ対策委員会を開催し対応を協議しています。そのうち青少年相談センターに内容を報告して連携が必要と判断された場合は、いじめの早期相談票が提出されます。  青少年相談センターでは、学校や保護者からの相談に対し、学校への聞き取りをし、スクールソーシャルワーカー等が今後の対応や支援の方法を協議し、学校と連携していじめの解消の対応に取り組んでおります。  平成29年度の解消件数は、小学校・中学校合わせまして2,559件のいじめ認知件数に対し、年度末までに2,474件が解消となりました。年度末までに解消しなかった85件については、年度を超えて継続指導を行い、解消するまで見守ってまいります。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) では、続きまして、同じところでございますが、小・中学校それぞれの不登校の人数並びにその対応、解消人数についてもお願いします。 ○分科会長(桜井秀樹) 野田所長。 ○青少年相談センター所長(野田 靖) それでは、まず小・中学校それぞれの不登校人数についてですが、平成29年度に病気やけがが理由ではなくて年間30日以上学校を欠席した不登校児童・生徒は、小学校で137人、中学校で379人でした。  続きまして、実際の不登校に対する対応と解消人数についてでありますが、青少年相談センターでは、不登校児童・生徒の相談に対しては、スクールソーシャルワーカーが学校を訪問したり、心の相談員による相談やスクールカウンセラーによる相談、カウンセリング、また適応指導教室による支援などを行っております。  不登校の解消につきましては、何をもって解消とするかの判断が困難ですが、30日以上学校を欠席していた児童・生徒が、その後欠席がゼロとなった人数については、小学校が12人、中学校が13人でした。ただし、この中には保健室や相談室に登校したり、または夕方に登校するという児童・生徒もおりまして完全に不登校が解消したというわけではありません。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) この項の最後ですが、これらの事業に対する評価についてお聞かせください。 ○分科会長(桜井秀樹) 野田所長。 ○青少年相談センター所長(野田 靖) では、答弁させていただきます。  いじめ・不登校対策事業については、スクールソーシャルワーカーや心の相談員、スクールカウンセラー等の専門職による相談活動や学校支援により問題の早期対応・早期解決に一定の成果を上げています。  しかしながら、いじめや不登校の背景には、家庭、子どもにかかわるさまざまな要因が絡み合っている場合が多いため、子どもたちの状況把握に努め、関係機関とさらなる連携強化を図って対応していく必要があると考えております。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) では、続きまして、教育行政部の関係について順次質疑を行いたいと思います。  若干戻りますが、予算執行実績報告書310ページからまたお願いいたします。10款7項2目文化財保護費、説明欄の6博物館費でございます。  現在策定作業を行っていただいている策定委員会でございますが、策定委員会の委員さんの中でも意見の相違等があると思います。また執行部との考えと違う部分があるかもしれませんが、その相違点が平成29年度としてどうであったのか、またそれが平成30年度に向けて集約としてどのような形になっているのかお示しをいただきたいと思います。 ○分科会長(桜井秀樹) 森課長。 ○文化財課長(森 泰通) 新博物館基本計画策定委員会では、さまざまな立場の18名の委員から多くの意見をいただき、平成29年度から今年度にかけて計画内容を取りまとめてきました。  会全体としての執行部との大きな意見の相違はないと認識しておりますけれども、例えば平成30年3月に実施しました第4回の策定委員会では、施設規模について議論する中で、収蔵庫やセミナールームが狭いのではないかといった意見がございました。  収蔵庫につきましては、新博物館以外の収蔵庫も併用しながら、温湿度管理が必要な文化財などに絞って新博物館へ収蔵することで十分に運用が可能と考えていることを説明し、ご理解をいただいております。  また、セミナールームにつきましては、当初は3クラス程度の同時受け入れを考えておりましたが、本市の小・中学校の実情も踏まえ、現在は4クラスの受け入れが確実にできる規模を想定しております。  現在はパブリックコメントを実施しており、今後は市民や各種団体からの意見を踏まえつつ、10月に行う第7回の策定委員会において委員会の最終的な意見の収斂を図っていく予定です。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) 続きまして、10款7項5目図書館費をお願いいたします。予算執行実績報告書315ページからになりますが、図書館費として一括して伺いたいと思います。  今までのご答弁の中で、指定管理者制度に移行する運営費は平成28年度実績としては6億円ほどと伺っておりますが、平成29年度の図書館管理課職員の人件費並びに指定管理料を合わせた形での執行金額は幾らとなったのか合計金額をお示しいただきたいと思います。 ○分科会長(桜井秀樹) 堀野図書館管理課長。 ○図書館管理課長(堀野 強) 指定管理者制度導入1年目の平成29年度決算における指定管理料と図書館管理課人件費の総額は6億2,200万円余です。  なお、これは先ほど岡田委員から発言がありましたが、詳細には平成28年9月市議会定例会において指定管理導入にかかる経費を6億円というふうに私どもの当時の宮川部長が答弁しております。  当然、指定管理者を募集する際に予定価格等を公表しておりまして、指定管理料と図書館管理課の人件費で6億円を達成する。ただし、平成29年度から平成31年度の3年間につきましては、図書館システム等の更新業務などがあり、まだこの経費については6億円に抑まらない旨も想定済みでございます。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 岡田委員 ○分科会委員(岡田耕一) では、中央図書館費として順次伺ってまいります。  (1)管理運営費の関係でございます。  まず1点目、指定管理料の額と、それに含まれるものの概要、特に資料購入費についてお答えをいただきたいと思います。 ○分科会長(桜井秀樹) 堀野課長。 ○図書館管理課長(堀野 強) 平成29年度の指定管理料は5億5,126万3,160円でございます。主な経費は、人件費、施設管理費、事業運営費になります。  お尋ねの資料購入費につきましては、この事業運営費の中に含まれております。これにつきましては、私どもが協定で定めた金額がありますので、これを十分に達成しておりますので実績のみ報告をさせていただきます。資料購入費の総額は9,832万1,612円でございます。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) では、図書のリクエストについても平成28年度と対比しながら平成29年度の実績、どのように対応されたのかお聞かせください。 ○分科会長(桜井秀樹) 堀野課長。 ○図書館管理課長(堀野 強) リクエスト制度への対応でございますが、主に未所蔵本についてお答えをしたいと思います。  平成28年度は2,244件、平成29年度は2,267件でございまして、ほぼ同数値と捉えてください。  対応につきましては、二つ方法があります。  相互貸借とよんでおりますが、他市の館から借り入れる方法と新規購入する、その2種類がございます。平成29年度に運営体制が変わり、より効果的・効率的に運営するために、相互貸借を中心にまずシフトを切ったところがございます。発刊から1年以上経ったものというのはなかなか手に入りにくく、また、届けるのに装備をかける関係で実は時間がかかります。それで改正点としては、そういうところになります。ただ、数値的にはほぼ同様のサービスができております。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) ここでちょっと再質問させていただくのですが、件数としてはほぼ横ばいということで、借りてくるものもたくさんあったと思うんですが、このリクエストの金額としてもし把握されていれば、平成28年度、平成29年度を比較したいのですが、数字は出ますでしょうか。 ○分科会長(桜井秀樹) 堀野課長。 ○図書館管理課長(堀野 強) 平成28年度、平成29年度の金額のことでございますが、資料購入費、平成28年度は600万円余です。平成29年度につきましては300万円余でございます。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) では、3点目でございますが、職員体制について指定管理者の職員体制につきましてお聞きしたいと思います。  年度当初及び年度末にどのように変化があったのか、人数も含めてそれぞれの体制をお聞かせいただきたいと思います。 ○分科会長(桜井秀樹) 堀野課長。 ○図書館管理課長(堀野 強) 年度当初と年度末の職員体制を説明します。  当初につきましては、館長1名、副館長2名、主任担当者3名、こども図書室室長1名、それ以外のスタッフが68名、合計75名です。平成29年度末を見ますと、その他スタッフが9名増になり、合計84名でございます。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) では、この体制で増えたということはわかるわけでございますが、やめた方もおみえになるかなとも思います。指定管理者の中で平成29年度中に採用され退職された方が何名おられたのか、特に司書についてもお示しをいただきたいと思います。 ○分科会長(桜井秀樹) 堀野課長。 ○図書館管理課長(堀野 強) 平成29年度中に退職した職員数でございますが、10名でございます。うち司書資格者が8名でございます。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) では、一般質問にもありましたが、平成29年度決算としてお聞きをしたいと思いますが、平成29年度末における図書館司書の経験年数はどういった方がおみえになったのかお示しをいただきたいと思います。 ○分科会長(桜井秀樹) 堀野課長。 ○図書館管理課長(堀野 強) 平成29年度末の時点でご説明をします。  司書有資格者の経験年数は、10年以上の人が8名、5年以上10年未満が10名、3年以上5年未満が8名、3年未満が24名となっております。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) では、この間、レファレンスも充実しているということもさまざまな場で発言がされておりましたが、その実績につきまして、平成28年度と比較しまして、対応件数だとか、あと主な内容を例示してご説明をいただきまして、それに対する評価もあわせてお聞かせをいただきたいと思います。 ○分科会長(桜井秀樹) 堀野課長。 ○図書館管理課長(堀野 強) まず、レファレンスの件数についてお答えします。  平成28年度は1万6,131件、平成29年度は1万4,873件で、平成28年度比で92.2パーセントです。  レファレンスの主な内容につきましては、豊田市にゆかりがある人物や地名の由来など、地域資料に関するものや新聞記事の詳細が知りたいという相談が多いようです。  最後に評価ですが、先ほど件数を提示させていただいたのですが、実は平成29年4月から6月の分につきましては、その場で簡単に処理が終わるクイックレファレンスと呼んでおりますが、その件数のカウントが含められておりません。  平成28年度と同様のレファレンス件数で比較しますと、単純比較できるのが7月から3月になります。そうしますと平成28年度比111.6パーセントとなります。  それから、私どものご意見箱ですとか、利用者アンケート等もとっているんですが、利用者から初めは知りたいことをうまく伝えられない、そういうお客様もいるんですが、的確に聞き出してもらえて助かった、それからとても熱心に対応していただけて気持ちがよかったという声もいただいて全般的に好評だったと認識しております。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) では、次に、4こども図書室費について伺いたいと思います。  執行金額3万3,000円余でございますが、その概要と開館日数についてもあわせてお聞かせいただきたいと思います。 ○分科会長(桜井秀樹) 堀野課長。 ○図書館管理課長(堀野 強) まず、執行概要についてご説明します。  これは全国市有物件の建物共済保険料です。  次に、開館日数ですが、平成29年度のこども図書室の開館日数は、平成28年度と同様の259日です。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 岡田委員。
    ○分科会委員(岡田耕一) こども図書室につきましても指定管理者に管理していただいているものと理解しておりますが、資料購入数、資料購入金額を平成28年度と比較して平成29年度実績をお示しいただきたいと思います。 ○分科会長(桜井秀樹) 堀野課長。 ○図書館管理課長(堀野 強) まず、資料購入数についてご説明をします。  平成28年度は1,857冊、平成29年度は763冊、平成28年度比41.1パーセントです。  購入金額につきましては、平成28年度が272万5,220円、平成29年度が101万4,558円で、平成28年度比37.2パーセントです。  こども図書室の資料購入費につきましては、例年が大体100万円程度で近年推移しております。平成28年度については、特にこれまで使っていた児童書の劣化がひどいなど、全体的な見直しを行い、劣化で対応に苦しい本について大量に買い換えたため、執行額がとりわけ大きくなっております。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) では、この項、最後4点目でございますが、これらの事業に対する評価をお聞かせください。 ○分科会長(桜井秀樹) 堀野課長。 ○図書館管理課長(堀野 強) こども図書室については、直営当時から市民との共働という理想的な形式でボランティアの力を借りて運営をしてまいりました。これは本市の共働の中でもいい例だと自負しております。  導入に当たりましても、指定管理者に一番求めたのは、ボランティアと共働して、ボランティアを支えながらうまく運営していくこと、市民力をうまく活用することを非常に重きを置きました。  そういったこともございまして、またボランティアの皆様方も非常に子どもたちのためにということで共働意識をさらに強めていただき、運営にご尽力いただいて、それ相応の成果が出ております。この特色が生かされていることが私としては一番重要なことと感じております。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) では、私から最後になります。予算執行実績報告書10款8項9目美術館費、335ページでございます。11作品収集費で伺います。  まず1点目、購入作品13点とお聞きしておりますが、その概要につきまして、作家だとか、購入金額、また、その作家の作品に対する評価等をあわせてお聞かせをいただきたいと思います。 ○分科会長(桜井秀樹) 築山副館長。 ○美術館副館長(築山忠司) 平成29年度は13点の作品を購入し、23点の寄贈を受けました。その中から購入価格の高い3点の作品の概要を説明させていただきます。  まず1点目、2点目は、愛知県出身の作家、杉戸 洋の絵画です。購入価格は2点とも同額の842万4,000円です。専門家からなる豊田市美術館美術品収集委員会では、これら2点の作品は、作家の特徴である叙情あふれる豊かな世界観が表現されているという点が評価されています。  3点目は、兵庫県出身の作家、山口啓介の絵画です。購入価格は475万2,000円です。同じく美術品収集委員会では、23年前に描かれた作品ですが、当時の世界的な核問題を意識し、絵画的にまとめ上げた秀作と評価されました。  次に、主な寄贈作品ですが、高橋節郎の作品7点、寄贈を受けています。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) では、最後に、これらの購入、寄贈を受けたものも含めまして、今後、企画展だとか特別展をどのように検討されているのか計画がありましたらお示しをいただきたいと思います。 ○分科会長(桜井秀樹) 築山副館長。 ○美術館副館長(築山忠司) 美術館では、作品収集と展覧会の関連性を意識して活動しております。先ほどの3点の作品につきましては、過去に美術館の企画展で取り上げた作家の作品であり、今後、作家の活躍とともに展示の機会が増えることが期待されております。  また、その他の作品につきましても、これまで収集してきた作品とともに、所蔵品を紹介する常設展での展示を始め、学芸員の研究活動を通して企画展へと結びつけるなど、展覧会活動の充実につなげていきたいと考えております。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) ほかにありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(桜井秀樹) ないようですので、続いて、歳出のうち11款について質疑を許します。  質疑ありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(桜井秀樹) ないようですので、続いて、継続費及び繰越明許費について質疑を許します。  質疑ありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(桜井秀樹) ないようですので、続いて、承認第4号について意見等はありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(桜井秀樹) ないようですので、以上で教育行政部及び学校教育部所管分を終わります。  暫時休憩します。再開は午後1時30分といたします。                        休憩 午後 1時22分                        再開 午後 1時30分 ○分科会長(桜井秀樹) 休憩前に引き続き会議を開きます。  続いて、子ども部所管分について審査を行います。  始めに、承認第4号平成29年度豊田市一般会計決算、歳入について質疑を許します。  質疑ありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(桜井秀樹) ないようですので、続いて、歳出のうち3款について質疑を許します。  板垣委員。 ○分科会委員(板垣清志) 3款民生費、4項1目児童福祉総務費、予算執行実績報告書156ページの16子どもの居場所づくり推進費について1点質問させていただきます。  地域子どもの居場所づくり事業の実施地区数及び運営主体の3年間の推移を教えていただきたいと思います。 ○分科会長(桜井秀樹) 佐野次世代育成課長。 ○次世代育成課長(佐野 均) 実施地区の数及び運営主体は、平成27年度は23地区で実施し、内訳は自治区等が17地区、学校支援地域本部が3地区、NPO等が3地区、平成28年度は25地区で、自治区等が18地区、学校支援地域本部が4地区、NPO等が3地区、平成29年度は29地区で、自治区等が19地区、地域学校共働本部が7地区、NPO等が3地区となっております。  近年は、地域学校共働本部が運営する地域子どもの居場所づくり事業が増えてきております。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 板垣委員。 ○分科会委員(板垣清志) 予算執行実績報告書158ページ、3款4項2目児童措置費の1教育・保育給付費について1点質問させていただきます。  平成29年度決算が32億円余、平成28年度決算が26億円余と、認定こども園が4園増えたことなどにより歳出ベースでは5億9,000万円余の大幅な増であったわけでありますけれども、国や県からの補助金はどうなっているのかお伺いいたします。 ○分科会長(桜井秀樹) 古井保育課長。 ○保育課長(古井幸久) 教育・保育給付費に係る国県支出金の歳入は、平成29年度決算額が13億4,000万円余、平成28年度決算額が11億9,000万円余でした。歳出決算額は大幅な増額となっておりますが、それが全て市の負担増につながっているというわけではなく、国県支出金も1億5,000万円余の増額となっております。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 板垣委員。 ○分科会委員(板垣清志) 3款、最後でございます。同じく158ページ、3児童手当給付費について1点質問させていただきます。  前年比1億4,000万円余と減が多くなっておりますけれども、その原因を教えていただきたいと思います。 ○分科会長(桜井秀樹) 塚田子ども家庭課長。 ○子ども家庭課長(塚田知宏) 決算額が減少した原因は2点あります。  1点目は、支給対象児童数の減少です。児童手当支給の基礎となる中学生以下の支給対象児童数は、平成29年度では5万9,668人で、前年度と比較して711人減少したため支給総額が減少しました。  2点目は、特例給付世帯の増加です。受給者の所得が一定額以上ある場合、特例給付として通常の世帯に支給される額の2分の1ないし3分の1の手当額が支給されます。この特例給付の受給世帯に属する児童の数が平成29年度は8,109人で、前年度と比較して634人増加したため1人当たりの支給額が減少しました。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) ほかにありませんか。  中村委員。 ○分科会委員(中村孝浩) 私から何点か質問させていただきます。  始めに、予算執行実績報告書155ページ、歳出3款4項1目児童福祉総務費、5児童虐待防止費について3点質問します。  CAPプログラムの事業内容とその成果についてお伺いします。 ○分科会長(桜井秀樹) 塚田課長。 ○子ども家庭課長(塚田知宏) 子ども自身が虐待やいじめなどさまざまな暴力を未然に防ぐための具体的な方法を学ぶこと、保護者や学校関係者などの大人が子どもに向けられるさまざまな暴力への知識を持ち、適切な対応ができるようにすることを目的としたCAPプログラムをこども園、小学校を中心に45箇所、3,055名に対し実施しました。  受講者の内訳は、子どもが2,097名、保護者が529名、教職員が429名でした。  受講者からは、聞くだけでなく、子どもたちにも発言する機会があり、より身につくと感じたや、育児について考え直すよい機会になった、定期的に受講したいなどの感想をいただくなど児童虐待防止に向けた啓発を図ることができました。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 中村委員。 ○分科会委員(中村孝浩) 2点目ですが、過去3年間の虐待の発生状況についてお伺いします。 ○分科会長(桜井秀樹) 塚田課長。 ○子ども家庭課長(塚田知宏) 子ども家庭課把握分と児童相談所把握分を合わせた豊田市内における児童虐待の件数は、平成27年度が293件、平成28年度が478件、平成29年度が471件でした。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 中村委員。 ○分科会委員(中村孝浩) 3点目ですが、その平成29年度に発生した471件の解決状況についてお伺いします。 ○分科会長(桜井秀樹) 塚田課長。 ○子ども家庭課長(塚田知宏) 平成29年度に対応した471件の解決状況は、平成30年8月末時点で終結が402件、継続指導中が69件となっています。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 中村委員。 ○分科会委員(中村孝浩) 次に、予算執行実績報告書158ページ、歳出3款4項2目児童措置費、1教育・保育給付費について2点質問します。  1点目に、子ども・子育て支援制度という国の制度に基づき市が主体となって取り組む事業ですが、平成29年度における民間保育師に向けた処遇改善の内容についてお伺いします。 ○分科会長(桜井秀樹) 古井課長。 ○保育課長(古井幸久) 国が平成29年度に新たに設置した処遇改善は、副主任保育師などの中堅の役職を創設し、その職務・職責に応じた処遇改善を行うことにより、キャリアアップの仕組みの構築を支援するもので、処遇改善の具体的な内容は、副主任保育師等になった場合には、最大月額4万円の処遇改善が図られます。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 中村委員。 ○分科会委員(中村孝浩) 最後になりますが、子ども・子育て新制度に基づき、国が主体となって取り組む企業主導型保育事業における豊田市の取組と評価についてお伺いします。 ○分科会長(桜井秀樹) 古井課長。 ○保育課長(古井幸久) まず、市の取組につきましては、豊田商工会議所と連携しまして、会議所の会員の皆様が参加する会議において制度の紹介を行ったほか、保育課窓口において認可外保育施設の設置相談があった場合には、積極的にこの制度の紹介を行うとともに、申請までの相談やアドバイスを丁寧に行ってきております。
     次に、企業主導型保育事業に対する評価ですが、平成30年4月時点におきましてゼロ歳児から2歳児、132人の受け皿となっていることから待機児童対策として効果は非常に高いと考えております。そのため、次年度以降も国が事業を継続することになれば積極的に設置を促進してまいります。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) ほかにありませんか。  小島委員。 ○分科会委員(小島政直) それでは、始めに予算執行実績報告書155ページです。3款4項1目児童福祉総務費、4育児電話相談費に関して2点伺います。  とよた急病・子育てコール24の育児相談3,132件の利用について、曜日別、時間帯別、相談者別の特徴をお聞かせください。 ○分科会長(桜井秀樹) 塚田課長。 ○子ども家庭課長(塚田知宏) 曜日別では、土・日・祝日の利用が多く1,193件、全体の約38パーセントを占めました。時間帯別では、午後5時から9時までの4時間に相談が増える傾向があり、この4時間に受け付けた相談件数は1,119件、全体の約36パーセントを占めました。相談者別では、母親からが2,855件、約91パーセントを占め、相談の対象となった児童の年齢は、2歳未満が2,120件、約68パーセントを占めていることから、小さいお子さんを育てている母親の利用が圧倒的に多い状況です。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 小島委員。 ○分科会委員(小島政直) 次に、とよた急病・子育てコール24の市民への浸透度、評価についてお聞かせください。 ○分科会長(桜井秀樹) 塚田課長。 ○子ども家庭課長(塚田知宏) 市民への浸透度につきましては、乳幼児健診に来た保護者に実施したアンケートでは、平成29年2月の約38パーセントから平成30年2月は約61パーセントに認知度が高まりました。月平均の相談件数も平成28年度の167件から平成29年度は261件に増加しており、PRの成果があらわれていると考えております。  また、相談件数が増加していることや、先ほどの利用傾向からもわかるように、子育て中の保護者の市役所閉庁時の相談先として機能していることなどから、市民にとっての有効な相談先となってきていると評価しております。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 小島委員。 ○分科会委員(小島政直) 次に、予算執行実績報告書156ページ、3款4項1目児童福祉総務費、16子どもの居場所づくり推進費について2点伺います。  実施地区29地区のうち新規地区について、また未実施地区への展望についてお聞かせください。 ○分科会長(桜井秀樹) 佐野課長。 ○次世代育成課長(佐野 均) 平成29年度は新規が6地区、休止が2地区で、平成28年度と比較し4地区増えた29地区で実施しております。  新規の6地区は、自治区が主体となっている緑ヶ丘、枝下、東山と地域学校共働本部が主体となっている土橋、平井、市木小学校です。  未実施地区への展望として、近年は実施地区が着実に増えてきているところでありますが、実施に向けては活動場所やスタッフの確保といった地域の理解と協力が必要であり、引き続き、未実施地区に丁寧に働きかけることでさらなる実施地区の拡大を図っていきます。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 小島委員。 ○分科会委員(小島政直) それでは、この事業について特徴がある取組がありましたらお聞かせください。 ○分科会長(桜井秀樹) 佐野課長。 ○次世代育成課長(佐野 均) 特徴ある取組としては、例えば東田自治区では、夏休みに地域の大人や中学生が小学生の宿題などを一緒に行う学習会を行っていたり、平戸橋二区では、児童が高齢者クラブの方と一緒にサツマイモの苗を植え、収穫し、食べるといった1年を通じたイベントを実施したりしています。  また、地域学校共働本部では、低学年の児童が余裕教室を利用して宿題や遊びで放課後を過ごした後、高学年の下校時刻に合わせて一緒に下校するといった取組も行われております。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 小島委員。 ○分科会委員(小島政直) 次に、予算執行実績報告書161ページ、3款4項4目保育園費です。7施設整備費に関して2点伺います。  (1)の修繕工事及び(2)の長寿命化工事の主な内容についてお聞かせください。 ○分科会長(桜井秀樹) 古井課長。 ○保育課長(古井幸久) 修繕工事の主な内容ですが、34園の遊具の修繕や12園の空調設備の修繕を実施しました。  また、長寿命化工事につきましては、広沢こども園、美和こども園において、主に屋根の防水施工や外壁の塗装などを実施しました。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 小島委員。 ○分科会委員(小島政直) (3)のトイレの再整備の内容について、洋式便器の割合が5割以下の園数と方向性についてお聞かせください。 ○分科会長(桜井秀樹) 古井課長。 ○保育課長(古井幸久) 洋式便器の割合が5割以下の園は、公立こども園67園中16園でしたが、平成29年度に2園整備しまして現在は14園です。  今後の方向性ですが、平成30年度にも2園の整備を予定しており、今後も段階的に実施をしてまいります。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) ほかにありませんか。  岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) では、私からは予算執行実績報告書155ページをお願いいたします。3款4項1目児童福祉総務費のうち、説明欄の8病児保育事業費でございます。  平成29年度は平成28年度と比べまして執行金額が大幅に減額されておりますが、その理由及び2施設での実績として人数、執行金額をお示しをいただきまして、それに対する評価もあわせてお聞かせをいただきたいと思います。 ○分科会長(桜井秀樹) 古井課長。 ○保育課長(古井幸久) 減額理由につきましては、平成28年度は豊田厚生病院が床の張りかえ等の修繕を419万円余実施しまして、それに対して費用負担をしたためであります。  また、病児保育事業は、感染症の流行などにより利用者数も大きく増減することがあり、平成29年度は平成28年度に比べ利用者が減少しており、そのことも減額の要因となっております。  次に、施設ごとの実績と執行額につきましては、すくすく子どもクリニックが776名で1,700万円余、豊田厚生病院が298名で1,000万円余です。  それに対する評価ですが、感染症の流行により利用が集中する場合や施設内での感染防止のため、異なる疾患を同室でお預かりすることができないなどの理由で時々利用をお断りする場合もありますが、おおむね利用者のニーズに応えられていると評価しております。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) では、新たな施設開設に向けて平成29年度として市はどのような対応をとられたのかお聞かせください。 ○分科会長(桜井秀樹) 古井課長。 ○保育課長(古井幸久) 平成30年度からトヨタ記念病院が企業主導型保育事業で病児保育事業を開始したことから、当面はその利用状況を注視しながら考えてまいります。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) では、続きまして、予算執行実績報告書156ページをお願いいたします。3款4項1目児童福祉総務費、説明欄の16子どもの居場所づくり推進費の地域子どもの居場所づくり事業でございます。  こちらはまず開催日数及び利用者数につきまして、延べの数字でそれぞれお答えをいただきたいと思います。 ○分科会長(桜井秀樹) 佐野課長。 ○次世代育成課長(佐野 均) 地域子どもの居場所づくり事業は、それぞれの地区で実施頻度や規模が異なりますので平成29年度事業全体の開催日数でお答えします。  延べ3,171日で、参加人数につきましては、延べ5万1,620人でありました。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) 運営費につきまして、今回4施設が前年度と比べて増えているものの、執行金額はあまり増えていません。その理由をお聞かせください。 ○分科会長(桜井秀樹) 佐野課長。 ○次世代育成課長(佐野 均) 平成29年度は、実施地区が4箇所の増加に対し、執行金額は140万円余の増額となっております。これは実施に係る委託料が330万円余増額したものの、平成28年度と比較して修繕費が177万円余減額となったことなどによるものであります。  なお、平成28年度の修繕費は、逢妻ふれあい子ども館のエアコンを修繕したものであります。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) では、利用者は5万1,620人というお答えでございましたが、利用者が1日1人当たり使うに当たりまして、市としてコスト負担はどうなっているのかお示しいただきたいと思います。 ○分科会長(桜井秀樹) 佐野課長。 ○次世代育成課長(佐野 均) 平成29年度の子どもの居場所づくり事業に係る執行額は3,092万1,229円でありますので、先ほど答弁しました延べ参加人数5万1,620人で割った1日1人当たりのコストは599円となります。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) では、この居場所づくり事業の評価と課題について、どのような認識を持っているのかお聞かせください。 ○分科会長(桜井秀樹) 佐野課長。 ○次世代育成課長(佐野 均) 運営に携わっていただいているスタッフの方からは、月数回の区民会館での活動であっても、これをきっかけに子どもたちが集まるようになったといった声もあり、子どもたちが身近な場所で地域の大人と交流できる居場所の確保ができていると評価しております。  課題としましては、運営スタッフが固定化することで活動プログラムが単調になるといったことがありまして、市としましても、研修会を実施し、他の地区との意見交換の場を設けることなどで活性化が図られるようにしております。  また、自治区主体の居場所づくり事業ではスタッフの高齢化が進んでいるが、新たなスタッフの確保は難しいとの声を聞くこともあり、市の子どもの居場所づくり推進にも相談に乗りながら解決に向けた対応を行っております。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) では、次に、下の17放課後児童健全育成費でございます。   まず1点、先ほどと同趣旨となりますが、利用者1人1日当たりのコストをお示しいただきたいと思います。 ○分科会長(桜井秀樹) 佐野課長。 ○次世代育成課長(佐野 均) 平成29年度の放課後児童健全育成事業に係る執行額は、人件費、管理運営費、施設整備費などを合わせた総額で9億724万4,587円でありましたので、これに参加した児童の延べ数58万3,346人で割った1人1日当たりのコストは1,555円となります。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) では、豊田市の場合、保護者負担は月額5,500円と理解しておりますが、近隣他市並びに中核市等と比較してこの金額というのは、どの程度の水準なのかお示しください。 ○分科会長(桜井秀樹) 佐野課長。 ○次世代育成課長(佐野 均) 近隣自治体では、みよし市5,100円、刈谷市5,000円、日進市5,200円、長久手市5,000円、県内中核市では、岡崎市7,000円、豊橋市7,000円、県外中核市では、例えば埼玉県川越市で8,000円、兵庫県姫路市で6,000円となっておりまして、近隣自治体と比較すると若干高く、県内、県外の中核市と比較すると低くなっております。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) では、支援委託に限らず、支援員、補助員の確保の現状とその対応についてお聞かせください。 ○分科会長(桜井秀樹) 佐野課長。 ○次世代育成課長(佐野 均) 直営及び委託クラブにおいては、必要となる支援員の配置ポストは満たして運用しておりますけれども、実際の運営におきましては、勤務ローテーションもあるため、配置ポスト数よりも多い支援員、補助員を確保する必要があります。特に夏休みなどの長期休みは、参加児童が大幅に増加することから、直営のみならず、委託事業者においても支援員や補助員の確保に苦慮しているとの声を聞きます。  そこで、平成29年度は直営クラブの支援員を折り込みチラシなどで募集する際に運営事業者の案内もするなど、市域全体での支援員の確保に努めております。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 岡田委員。
    ○分科会委員(岡田耕一) では、3款最後でございます。3款4項4目保育園費、予算執行実績報告書160ページをお願いいたします。  160ページになりますが、10款5項1目の幼稚園費と関連しますので、こちらで考え方として一緒に伺ってもよろしいでしょうか。  説明欄の5こども園地域活動費でございます。1点伺います。  (2)(3)(4)(5)の事業は、保育園費・幼稚園費いずれも事業としては減っております。この理由と事業評価についてあわせてお聞かせください。 ○分科会長(桜井秀樹) 古井課長。 ○保育課長(古井幸久) 昨年度に比べて事業が減っている理由としましては、衛生面での問題などから飲食物の提供に関するルールを見直した結果、取りやめとなった事業があることです。  また、予算の範囲内で事業を実施していることから、育児講座などは講師謝礼の金額の違いにより、その年々の内容によって実施回数が異なるためです。年度により実施回数などを増減することもありますが、園ごとの創意工夫により子どもたちのためになる事業を実施しているものと評価しております。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) ほかにありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(桜井秀樹) ないようですので、続いて、歳出のうち4款について質疑を許します。  中村委員。 ○分科会委員(中村孝浩) 私から1点質問いたします。  予算執行実績報告書178ページ、歳出4款1項4目母子保健費、3母子健康づくり対策費について1点質問します。  先日の新聞報道で厚生労働省研究班が公表しました産後1年までの妊産婦の死因の一因が、がんや心疾患より自殺が最も多かったとされましたが、少なくとも自殺した方は102人いたとされました。本市の状況についてどう捉えているのかお伺いします。 ○分科会長(桜井秀樹) 塚田課長。 ○子ども家庭課長(塚田知宏) 本市における妊産婦の自殺の状況につきましては、把握しておりません。しかし、妊産婦自殺の原因の一つとされている産後うつにつきましては、本市としましても重要な課題と捉えており、平成29年10月に開始した産後ケア事業、平成30年4月から産婦健診で導入したエジンバラ産後うつ病質問表など対策を強化しているところです。  産科医療機関とも連携しながら、育児支援専門員や保健師がリスクのある妊産婦を支援し、産後うつなどメンタルヘルスの悪化による妊産婦の自殺予防に努めてまいります。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) ほかにありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(桜井秀樹) ないようですので、続いて、歳出のうち10款について質疑を許します。  中村委員。 ○分科会委員(中村孝浩) 私から何点か質問します。  予算執行実績報告書306ページ、歳出10款7項1目社会教育総務費、4家庭教育費について3点質問します。  1点目、親ノートの活用結果や主な声についてお伺いします。 ○分科会長(桜井秀樹) 佐野課長。 ○次世代育成課長(佐野 均) 親ノートは、小学1年生から4年生版と小学5年生から中学生版の2種類がありまして、新しく1年生と5年生になる児童の保護者に配布しております。  各学校に対し配布依頼を行う際には、PTA総会、個別懇談会等の効果的な配布機会に配布していただくよう依頼をしております。  また、就学前健診時に新1年生の保護者に配布した学校もあり、子育ての不安を解消し、子育てのこつをつかんでもらったり、子どもの気持ちに寄り添った子育てにつなげられているのではないかと考えております。  主な声として、保護者から事例も多くわかりやすくて読みやすい、身近な困りごとの参考になるといった声をいただいており、活用していただいていると考えます。 ○分科会長(桜井秀樹) 中村委員。 ○分科会委員(中村孝浩) 2点目に、親育ち交流カフェの開催箇所、参加数が減少している理由についてお伺いします。 ○分科会長(桜井秀樹) 佐野課長。 ○次世代育成課長(佐野 均) 減少の理由として、平成28年度に親育ち交流カフェを実施したものの、継続して平成29年度の開催につながらなかった地区や参加者が少なかったため講演会に切りかえた地区があったことなどが挙げられます。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 中村委員。 ○分科会委員(中村孝浩) 最後になりますが、利用者増に向けた取組についてお伺いします。 ○分科会長(桜井秀樹) 佐野課長。 ○次世代育成課長(佐野 均) 平成29年度は、地域の人がファシリテーターを努めるなど、参加者に身近に感じてもらえるように取り組まれた地区や、学校区の垣根を越えて山間地の保護者を集めて開催するなどの工夫を行った団体もありました。  これらの取組を広く伝えることで各地区での開催の参考にしていただき、参加者の増加につなげていきたいと考えております。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) ほかにありませんか。  岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) では、予算執行実績報告書320ページをお願いいたします。10款8項3目青少年活動費、説明欄の6青少年健全育成費の(1)新成人を祝う会開催費でございます。  まず1点目でございますが、各会場、基本的には中学校の卒業生を中心とした企画運営をされたと思いますが、ことしは全てそうであったのか確認させていただきたいと思います。 ○分科会長(桜井秀樹) 佐野課長。 ○次世代育成課長(佐野 均) 新成人を祝う会は、地区コミュニティ会議が中心となって市内27地区で開催しており、実行委員会形式で企画・運営を行っております。  実行委員会には、地区の中学校を卒業した新成人も加わっており、ほとんどの地区で地区の中学校の卒業生が中心となっております。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) では、2点目でございますが、その地区の中学校の卒業生以外で参加された方がどの程度おられたのか、把握されているかお聞かせいただきたいと思います。 ○分科会長(桜井秀樹) 佐野課長。 ○次世代育成課長(佐野 均) 地区の中学校の卒業生ではない新成人の参加率については、把握をしておりません。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) では、3点目、出席率が5パーセント以上減少しておりますが、その理由をどのように分析されているのかお聞かせください。 ○分科会長(桜井秀樹) 佐野課長。 ○次世代育成課長(佐野 均) 平成29年度の新成人を祝う会の対象者数は、平成28年度と比較して約350名増加しました。この内訳は、企業の寮などに住んでいる準世帯の新成人が約410名の増加、一般世帯の新成人が約60名の減でありました。  対象者が大きく増加した準世帯の参加率が例年とほぼ同様の1パーセント程度にとどまった結果、全体の参加率が5.6パーセント下がることになっております。  準世帯の参加率が低い理由ですが、こちらは正確に把握はできておりませんが、市外の出身地で成人式に参加していることも要因の一つであると考えております。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) 市外の出身者の場合は、出身地で成人式を受けていただければいいのですが、そうではなくて豊田市内で受けたい方もおられると思います。そうした場合に市外出身者でもこの当地で参加しやすい雰囲気づくりだとか、会場の設定が平成29年度としてなされたのかどうか最後にお答えをいただきたいと思います。 ○分科会長(桜井秀樹) 佐野課長。 ○次世代育成課長(佐野 均) 現在行っている地区分散での開催方法は、新成人をその地域で祝うことを趣旨としております。準備の段階では、各地区の新成人を祝う会の事務を主に行っていただく交流館の主任主事が集まる会議におきまして、市外出身者も参加することに対する配慮をお願いしているほか、新成人を祝う会の当日には、受付時や記念式典で声かけなどの配慮をするようお願いしております。こうしたことから市外出身者向けに別の会場を用意するなどの検討は行っておりません。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) では、予算執行実績報告書321ページをお願いいたします。10款8項3目青少年活動費、説明欄7地域子ども会活動費補助金の関係でございます。  1点目、廃止単位子ども会のうち、合併統合されたものがあったのかどうか確認させていただきたいと思います。 ○分科会長(桜井秀樹) 佐野課長。 ○次世代育成課長(佐野 均) 市の補助金を受けて活動した子ども会は、平成28年度と比較し9団体減少となっております。内訳としまして、1団体が分離により増加しておりますので10団体が減少しています。  減少した10団体のうち6団体は、他の団体と合併統合し、残る4団体につきましては、補助金を受けずに活動を継続しているか、または廃止をしていると考えますが、詳細については把握しておりません。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) 今、補助金を受けずに活動されているのはまだいいのですが、ずっと子ども会が減っている傾向は変わりません。その中で子ども会減少に歯止めをかけるような打開策は何か考えられたのかお聞かせいただきたいと思います。 ○分科会長(桜井秀樹) 佐野課長。 ○次世代育成課長(佐野 均) 団体数の減少につきましては、地域の子どもの減少や役員のなり手がいないといったこと、各子ども会が個別に抱えている課題などさまざまな要因がありまして、有効な打開策を見出すことは難しいと考えております。  子ども会数の減少につきましては、市としても豊田市子ども会育成連絡協議会や自治区の方々などと情報共有する中で、必要な対応策について協議・調整するなどの取組を行っておりましたし、今後も続けてまいりたいと考えております。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) 今、打開策は難しいということでございましたが、その他、今、頑張っていらっしゃるところに対するその他の活動支援、検討状況がどうであったのかお聞かせください。 ○分科会長(桜井秀樹) 佐野課長。 ○次世代育成課長(佐野 均) 平成29年度は補助金交付以外の支援策について具体的な検討は行っておりませんが、引き続き、市子ども会育成連絡協議会を通じて子ども会の運営状況に関する情報収集や情報交換を行う中で必要な支援につなげてまいります。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) では、続きまして、その二つ下、9になります。青少年健全育成関連団体活動支援補助金でございます。  前年度と比べまして10パーセント以上減額されておりますが、その理由並びに事業概要をお聞かせいただきまして、これだけ減っていると活動に支障がないか心配になりますが、そのあたりをご説明ください。 ○分科会長(桜井秀樹) 佐野課長。 ○次世代育成課長(佐野 均) 始めに、事業概要ですけれども、当該事業の補助金は2種類ありまして、豊田市子ども会育成連絡協議会、ボーイスカウト豊田地区協議会、ガールスカウト三河北地区協議会の3団体を対象とする補助金と青少年健全育成を目的とする活動を行う団体に対して18万円を上限に交付する補助金となっております。  主な減額理由ですが、公社の補助金の申請団体が1団体減ったことによる18万円の減額と事業精算後の補助金返還によるものであります。このため各団体の活動に支障は生じておりません。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) では、今それぞれさまざまな団体があるということでございましたが、各団体からの要望だとか、相談事項に対してどのように対応されているのか、また、その他活動の支援策の検討状況についてあわせてお聞かせいただきたいと思います。 ○分科会長(桜井秀樹) 佐野課長。 ○次世代育成課長(佐野 均) まず、補助金を交付している団体からは、イベントの開催場所に関する相談や事業のPR、メンバー募集などの啓発に対する協力の依頼などがありました。これらの相談や依頼事項に対しましては、施設管理者との調整に立ち会ったり、広報への掲載やチラシ等の配布に協力するなどの対応を行っております。  その他活動支援策の検討状況でございますが、それぞれの団体につきましては、自主的な企画や運営で活動しておりまして、補助金の交付や相談などの支援以外では、平成29年度は特に具体的な支援策の検討は行っておりません。しかしながら、各団体と情報交換を行う中で、ご意見を聞きながら必要な支援策に今後つなげていきたいと考えています。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) 最後に、少しページが戻ってしまいますが、予算執行実績報告書306ページをお願いいたします。10款7項1目社会教育総務費でございます。説明欄6のPTA活動費でございます。
     小・中学校それぞれの加入率をお聞かせいただきまして、それに対する課題があるのかどうか、また、その対応・対策があればあわせてお聞かせください。 ○分科会長(桜井秀樹) 佐野課長。 ○次世代育成課長(佐野 均) 小・中学校それぞれのPTA加入率については把握をしておりませんが、豊田市PTA連絡協議会への会費納入の状況から考えますと、小・中学校ともほとんどの保護者が加入しているのではないかと考えております。  次に、PTA活動に関する課題認識、その対応等につきましてですが、各単位PTAの活動につきましては、それぞれの団体が主体となって事業の企画や会の運営をしておりますので、抱えている課題も異なると考えますが、全体として共働き世帯の増加などによりPTAの役員活動やPTA活動に負担を感じている保護者もいると認識をしております。  市としましては、豊田市PTA連絡協議会を通じた情報発信や、事業の実施を通じましてPTA活動に対する保護者の理解を深め、PTA活動に参加した保護者が参加してよかったと感じられるよう支援してまいりたいと考えております。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) ほかにありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(桜井秀樹) ないようですので、続いて、継続費及び繰越明許費について質疑を許します。  質疑ありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(桜井秀樹) ないようですので、続いて、承認第4号について意見等はありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(桜井秀樹) ないようですので、続いて、承認第10号平成29年度豊田市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計決算について質疑を許します。  質疑ありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(桜井秀樹) ないようですので、承認第10号について意見等はありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(桜井秀樹) ないようですので、続いて、債権放棄状況の報告を行います。  報告に当たっては、債権名、放棄額等簡潔に説明願います。  杉坂副部長。 ○副部長(杉坂盛雄) 債権放棄実績報告の項目3教育社会分科会の欄をごらんください。  次世代育成課所管の放課後児童健全育成費です。  48件の放課後児童クラブの参加者負担金118万1,500円について、記載の期日で債権放棄しました。  放課後児童クラブの参加者負担金は、私債権で時効期間は2年であります。48件については、平成18年度から平成25年度に係る債権で、市外転出により連絡先が不明で催告の継続が困難な状況となっております。そこで、時効期間が経過し、所在不明等の理由により徴収が困難であるため、債権管理条例に基づき消滅時効を適用したものです。  次に、保育課所管の保育園・幼稚園給食費です。  2件の給食費7,380円について、記載の期日で債権を放棄しました。  給食費も私債権で時効期間は2年であります。  放棄した1件につきましては、こども園在園中は園長が園児の送迎時等に保護者へ直接納付を依頼し、あわせて電話、自宅訪問による納付勧奨を行いました。  もう1件は、納付期限時には既に退園していたものであります。卒園・退園後は保育課から文書催告を実施しましたが、納付に至りませんでした。このたび時効期間が経過し、所在不明等の理由により徴収が困難であるため、債権管理条例に基づき消滅時効を適用したものです。  説明は以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 説明が終わりましたので、質疑を許します。  質疑ありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(桜井秀樹) ないようですので、以上で子ども部所管分を終わります。  子ども部の皆様、ありがとうございました。  続いて、生涯活躍部所管分について審査を行います。  なお、議案の関係上、都市整備部の職員が出席しておりますので、よろしくお願いします。  始めに、議案第104号平成30年度豊田市一般会計補正予算を議題とします。  それでは、議案第104号について説明願います。  辻生涯活躍部副部長。 ○副部長(辻 邦惠) 生涯活躍部の補正予算について説明いたします。  豊田市一般会計補正予算説明書の44ページをごらんください。  10款8項7目文化施設費及び8目体育施設費で合わせて3施設の整備費の増額補正をお願いするものです。  補正の理由は、いずれもラグビーワールドカップ2019の開催を契機に施設のバリアフリー化等を推進したいためです。  45ページをごらんください。  7目文化施設費の1市民文化会館費につきましては、トイレの洋式化や大ホール棟へのエレベーター設置、市民ロビー等の特定天井の改修などを行うため1億5,300万円を、2地域文化広場費については、トイレの洋式化とプールの特定天井の改修を行うため3,900万円を、8目体育施設費の1豊田市運動公園費については、トイレの洋式化や車椅子対応とする改修に1億4,100万円を計上いたしました。  続いて、豊田市一般会計補正予算書の8ページをごらんください。  第2表繰越明許費です。  10款8項文化体育費の欄をごらんください。ただいま説明をいたしました市民文化会館バリアフリー化整備事業、地域文化広場改修事業、豊田市運動公園トイレ改修事業の3事業につきましては、いずれも工期の関係から平成31年度に繰越明許を行うものです。  説明は以上でございます。 ○分科会長(桜井秀樹) 説明が終わりましたので、質疑を許します。  中村委員。 ○分科会委員(中村孝浩) それでは、一般会計補正予算説明書の45ページ、10款8項7目文化施設費1市民文化会館費(1)施設整備費、2地域文化広場費(1)施設整備費、また10款8項8目体育施設費1豊田市運動公園費(1)施設整備費は、関連がありますので一括して2点質問します。  1点目に、トイレのバリアフリー化の仕様についてお伺いします。 ○分科会長(桜井秀樹) 稲本公共建築課長。 ○公共建築課長(稲本龍治) トイレの仕様でございますが、標準的な仕様といたしまして、洋式化は和便器の上に器具を乗せる簡易的なものではなく、和便器そのものを撤去いたしまして、床をふさぎ新たに洋便器を設置し、設置接続を行ってまいります。  運用上施錠管理が可能なトイレについては、洗浄便座を取りつけます。また、洋式化したことにより窮屈にならないようトイレブースの拡張を行います。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 中村委員。 ○分科会委員(中村孝浩) 2点目ですが、建築工事は入札不調が多いとお伺いしておりますが、この事業の契約を円滑に進める方法としてどんな工夫があるのかお伺いします。 ○分科会長(桜井秀樹) 稲本課長。 ○公共建築課長(稲本龍治) 今回の事業については、年度後半の業者の閑散期に工事を発注する平準化対応としてスケジュールの調整を行い、他工事の契約状況を考慮しながら発注時期を検討し、入札不調の防止に努めてまいります。これは受注業者や技術者が減少し入札不調が多発する中、事業を進める上で有効な手段であり、円滑な事業の進行に効果的であると考えております。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) ほかにありませんか。  岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) では、私も同じページ、一般会計補正予算説明書の44ページ、45ページでお願いいたします。  10款8項7目文化施設費及び8目体育施設費でございます。関連がございますので私も一括で2点伺います。  特にトイレの関係で伺いますが、市民文化会館、地域文化広場、そして豊田市運動公園、それぞれ車椅子対応トイレが何基になるのか、また、オストメイト対応トイレはそれぞれ何基になるのかお示しいただきたいと思います。 ○分科会長(桜井秀樹) 久野文化振興課長。 ○文化振興課長(久野賢児) まず、市民文化会館です。  現在、車椅子対応可能なトイレの数は、施設全体で5箇所です。そのうちオストメイト対応トイレは1箇所でございます。なお、改修後も変わりはございません。  次に、地域文化広場でございます。  現在、車椅子対応可能なトイレの数は、施設全体で5箇所です。オストメイト対応トイレはございません。なお、改修後も変更はございません。  最後に、運動公園です。  現在、車椅子対応可能なトイレの数は、施設全体で18箇所になっております。オストメイト対応トイレは1箇所です。なお、改修後でございますが、車椅子対応トイレは4箇所増えて22箇所になります。オストメイト対応トイレは変わりません。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) では、基本的に和式トイレを洋式化するということでございますが、当然、和式トイレは残ってまいりますが、和式トイレの必要性、洋式トイレ化に対してどのような必要性に対する調査がなされたのか、もしやっていればお聞かせをいただきたいと思います。 ○分科会長(桜井秀樹) 久野課長。 ○文化振興課長(久野賢児) 詳細な調査は行っておりませんが、施設利用者等から寄せられる声には、他人が座った便座に座ることに抵抗感がある、もしくは使えないといったご意見もありまして和式便器を必要とする声があります。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) ほかにありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(桜井秀樹) ないようですので、続いて、議案第104号について意見等はありませんか  岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) 特にトイレに関して発言をさせていただきたいと思います。  今回、基本的にはトイレに関してでございますが、洋式化を進めるということでございます。今確認しましたところ、オストメイトに関しましては、市民文化会館、豊田市運動公園につきましては、そのままあるのでわざわざ増設は必要ないかもしれませんが、地域文化広場につきましては、車椅子対応はされているものの、オストメイト対応トイレはゼロのままということでございます。こちらにつきましても時代の流れ、さまざまな社会情勢を考えますと、早期にいずれかのタイミングで1箇所もしくは2箇所整備いただくことを期待したいと思います。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) ほかにありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(桜井秀樹) ないようですので、続いて、承認第4号平成29年度豊田市一般会計決算、歳入について質疑を許します。  質疑ありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(桜井秀樹) ないようですので、続いて、歳出のうち2款について質疑を許します。  清水委員。 ○分科会委員(清水郁夫) それでは、私のほうから質問させていただきます。  予算執行実績報告書78ページ、2款2項1目地域振興費、10市民活動センター費から質問させていただきます。  市民活動センターの登録団体数は、平成24年度末の224団体から平成29年度末の280団体と、ここ数年増加傾向と聞いています。それに対して施設利用者の数は8万5,000人から9万人の間で推移しており、横ばいと聞いております。このように団体数が増えているのに利用者数が伸びていないのはなぜかお伺いします。 ○分科会長(桜井秀樹) 勝野市民活躍支援課長
    市民活躍支援課長(勝野二徹) 利用状況が伸びていない原因といたしましては、既に市民活動センターの部屋が飽和状態に近いためであると考えております。例えば平成29年度の稼働率は66パーセントでしたが、これは土日の夜間やお盆、年末年始といった団体の多くがあまり活動しない時期、時間帯も含めての稼働率ですので、実際は各団体の利用したい日時が集中し、部屋がなかなか予約できないといった声を聞いています。  このため平成30年度からを計画期間とする第3期市民活動促進計画の取組として、市内には市民活動に利用可能な施設が多くありますので、そうした施設の情報を一元化し、わかりやすい施設情報の提供と施設の有効活用を進めていきたいと考えています。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) ほかにありませんか。  岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) では、私からも予算執行実績報告書78ページ、2款2項1目地域振興費、12市民活動促進補助金の関係で2点伺います。  まず1点目、平成28年度のはじめの一歩部門は、1年目は6団体でありましたが、平成29年度は3団体になっております。平成28年度の活動ステップアップ部門は、1年目は3団体だったものが平成29年度は1団体になっております。これらはそのまま普通はスライドするのかなと思うのですが、減っている理由についてお聞かせをいただきたいと思います。 ○分科会長(桜井秀樹) 勝野課長。 ○市民活躍支援課長(勝野二徹) はじめの一歩部門の2年目の申請をしなかった2団体のうち、1団体は他の助成金が得られたことが理由で、他の1団体は助成がなくても2年目の活動ができると判断されております。  活動ステップアップ部門の2年目の申請をしなかった2団体については、どちらも記念誌をつくることを目的に1年目の申請をされたもので、当初から2年目の申請の予定がない団体でありました。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) あと最後でございます。全ての部門について言えることですが、補助金交付後の活動状況の把握、仮に活動を中止された場合は、その理由について把握されている範囲でお答えいただきたいと思います。 ○分科会長(桜井秀樹) 勝野課長。 ○市民活躍支援課長(勝野二徹) 平成25年から平成29年度までの5年間で補助金を交付した団体は、41団体になります。このうち38団体は補助金を通じて活動の充実を図り現在も継続しておりますが、3団体が活動を廃止しています。  廃止の理由といたしましては、主として活動していた人が転勤であるとか結婚で遠方に行ってしまったこと、また、メンバーの脱退により人数が減り活動の継続が困難になったことであります。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) ほかにありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(桜井秀樹) ないようですので、続いて、歳出のうち3款について質疑を許します。  中村委員。 ○分科会委員(中村孝浩) それでは、予算執行実績報告書128ページ、歳出3款1項1目社会福祉総務費、15シルバー人材センター運営費補助金について3点質問いたします。  1点目、直近の会員数の動向についてお伺いします。 ○分科会長(桜井秀樹) 勝野課長。 ○市民活躍支援課長(勝野二徹) 過去3年間の会員数は、平成27年度が2,359人、平成28年度が2,241人、平成29年度が2,197人で減少傾向となっております。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 中村委員。 ○分科会委員(中村孝浩) 続きまして、2点目ですが、仕事の依頼と受注の比率についてお伺いします。 ○分科会長(桜井秀樹) 勝野課長。 ○市民活躍支援課長(勝野二徹) 夏季に依頼が多い除草、春、秋に依頼が多い剪定については、依頼時期が集中するため、多数の依頼をいただくものの、会員の高齢化もあり要請に応えられない場合があります。その際は、事前相談、調整の際に受注できない旨を伝えております。  これらは問い合わせの段階で判断するものがほとんどでありまして、統計をとっておりませんので仕事の依頼と受注の比率については把握しておりません。  除草、剪定の依頼が多い一方、会員は施設管理等屋内での就労希望が多く、地域や事業所からの要請と会員の就業ニーズにアンマッチが見られております。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 中村委員。 ○分科会委員(中村孝浩) 3点目ですが、派遣事業の実績と今後の取組についてお伺いします。 ○分科会長(桜井秀樹) 勝野課長。 ○市民活躍支援課長(勝野二徹) 派遣事業は、従来の委託からの転換や新規のものはサービス業を中心に実績が伸びております。具体的には、受注件数は平成28年度は83件、平成29年度は136件で53件増加しております。  派遣就業実人員は、平成28年度が233人、平成29年度が263人で30人の増、会員賃金につきましては、平成28年度が9,400万円余、平成29年度が1億500万円余でありまして1,100万円余の増となっております。  今後は、企業への周知を充実し、会員のニーズに合った多様な就業機会の開拓を行うとともに、入会促進のためのPRの強化に努めてまいります。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) ほかにありませんか。  岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) では、予算執行実績報告書150ページをお願いいたします。3款3項1目老人福祉総務費、説明欄の17高齢者活動推進費(3)高齢者活動事務交付金でございます。  高齢者クラブの関係でございますが、こちらにつきましてクラブ数が載っておりますが、前年度と比較して減っております。これらにつきまして合併統合があったのかどうか、まずは確認したいと思います。 ○分科会長(桜井秀樹) 勝野課長。 ○市民活躍支援課長(勝野二徹) 平成25年度から平成29年度までの過去5年間では、廃止クラブのうち合併統合によるものはありませんでした。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) では、純粋にこれは前年度と比べて廃止という形になるわけでございますが、事前にクラブから相談があり、また、それで廃止を取りやめただとか、そういうことも含めまして相談があったのかどうか、また、廃止された場合の理由がわかればお聞かせをいただきまして、廃止をやめていただくような歯止め策は、何か具体的な取組がありましたらお答えをいただきたいと思います。 ○分科会長(桜井秀樹) 勝野課長。 ○市民活躍支援課長(勝野二徹) 多くの場合、高齢者クラブ連合会の事務局には事前に単位クラブから相談があります。その場合、事務局では、地区高齢者クラブ連合会役員などとともに聞き取りを行い、活動継続に向けての話し合いを行っております。  廃止理由の多くは、入会者の減少と会員の高齢化、役員のなり手不足などでございます。  廃止の歯止め策の考えでございますが、これは高齢者クラブ連合会では、高齢者クラブの魅力をより高める必要があると考えておりまして、改革委員会を組織し対策を検討しています。平成29年度におきましては、他市の先進事例を参考に会員証の提示で協力店舗で割引などのサービスが受けられる会員特典制度を設けた高齢者クラブ会員証の発行について検討、調整を行いました。  なお、平成30年4月から会員証を発行し、高齢者クラブのPRと会員増加に向け取り組んでいるところでございます。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) ほかにありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(桜井秀樹) ないようですので、続いて、歳出のうち4款について質疑を許します。  清水委員。 ○分科会委員(清水郁夫) それでは、私のほうから4款について質問させていただきます。  まず、予算執行実績報告書171ページから172ページで、4款1項2目健康増進対策費、5健康づくり豊田21推進費、(5)とよた健康ウオーキング推進費で質問させていただきます。  平成29年度に実施した第1回とよたウオーキングイベントの具体的内容とその評価についてお聞きします。 ○分科会長(桜井秀樹) 村中スポーツ課長。 ○スポーツ課長(村中正史) 具体的な内容としましては、スタンプを集めながら歩くウオークラリーと、クイズを解き、宝を集めながら歩くビンゴトレジャーの2種類を実施しました。  ウオークラリーは、参加者の体力に応じて選択いただけるよう、8キロ、6キロ、4キロの三つのコースを設定しました。豊田スタジアムをスタートし、町なかの公共施設などをめぐりながらスタンプやキーワードを集めてゴールは豊田市駅といたしました。  ビンゴトレジャーは、町なかの公共施設に隠された宝の名前をクイズを解きながら歩いて集め、専用の用紙に記入することでビンゴを完成させるといったゲーム要素を取り入れた内容といたしました。  いずれも気軽に参加しやすい内容としたことで、2日間で約3,400人の参加を得ることができました。  事業の評価といたしましては、ゴール後に実施したアンケートによりますと、参加者の約94パーセントが来年もまた参加したいと答えており、またふだんウオーキングをしていない方の約77パーセントが今後ウオーキングに取り組みたいと回答されたことから、ウオーキングのきっかけづくりができたと考えております。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) ほかにありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(桜井秀樹) ないようですので、続いて、歳出のうち10款について質疑を許します。  小島委員。 ○分科会委員(小島政直) それでは、始めに、予算執行実績報告書318ページ、10款8項2目文化活動費です。4文化事業開催費、(3)文化事業負担金に関して1点お尋ねします。  サのおいでんアート体験フェア、6,200人という多くの方々に参加をいただきました。このフェアの内容についてお聞かせください。 ○分科会長(桜井秀樹) 久野課長。 ○文化振興課長(久野賢児) 主な内容でございますが、スカイホール豊田を会場にしまして、豊田文化団体協議会に加盟する文化団体等が一堂に会しまして、それぞれの専門家が芸能、音楽、美術、文芸などのさまざまな分野の講師となりまして、39のブースでワークショップ形式による体験や音楽や舞踊などの楽しめる14のステージ公演を実施いたしました。  親子連れを中心に幅広い世代で楽しめる、体験を主体としたイベントを実施し、6,200人の参加者がございました。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 小島委員。 ○分科会委員(小島政直) 続きまして、予算執行実績報告書324ページ、325ページです。10款8項5目男女共同参画費、3男女共同参画推進費、(6)女性のライフプラン・キャリア形成支援費について、アの女性活躍シンポジウムの開催に関して、内容と参加者の声についてお聞かせください。 ○分科会長(桜井秀樹) 勝野課長。 ○市民活躍支援課長(勝野二徹) 女性活躍シンポジウムは、平成29年3月に策定した豊田市女性活躍推進計画を推進するためのキックオフイベントとして実施し、愛知県の副知事及び市内で活躍している女性3名による女性活躍をテーマとしたパネルディスカッションのほか、市内企業の協力を得て時短レシピの紹介や女性起業家紹介パネル展示などを開催いたしました。  参加者アンケートでは、市内で活躍する女性の実体験を聞くことで自分の中に新しい気持ちが生まれ、やる気が出た。豊田市民らしい、これは女性は家庭を守るという考え方を当然と思ってきたが、もっと社会に目を向け、自分らしい生き方をしたいなどの意見がございました。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 小島委員。 ○分科会委員(小島政直) イのライフプランニングセミナーに関して、これも同じく11講座の内容と参加者の声についてお聞かせください。 ○分科会長(桜井秀樹) 勝野課長。 ○市民活躍支援課長(勝野二徹) ライフプランニングセミナーは、子育てなどで離職中の女性を対象に、自分らしい活躍のイメージづくりを行うなど意識醸成を図ることを目的に開催しました。  11講座のうち7講座は、実際に市内で起業した女性を講師に迎え、ペーパーアートで起業した体験談などのワークショップを行い、そのほかの4講座は女性の活躍を積極的に推進している企業の方を講師に迎え、教育費から考えるわが家のマネープランなどのセミナーを行いました。  参加者アンケートでは、とにかく何か一歩動いてみようと思えた。あまり悲観的にならず前向きな考え方がよいと思えた。子育てをしていて、いらいらしない日はないので、いらいらした気持ちとのかかわり方を知ることができてよかった。そういった意見がございました。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 小島委員。 ○分科会委員(小島政直) ウのキャリアプランニングセミナーに関して、こちらの4講座の内容と参加者の声についてお聞かせください。 ○分科会長(桜井秀樹) 勝野課長。 ○市民活躍支援課長(勝野二徹) 市内の事業所で働く女性を対象に、プレゼン力、質問力、段取り力などキャリアアップに必要なスキルの習得を行うセミナーや、働く女性同士が情報交換できる出会いの場づくりとして交流会を開催いたしました。  参加者アンケートでは、問題点と改善方法がわかりやすかった。質問の仕方で相手の回答が変わることが実感できた。いろいろな立場で働いている女性がいることや、働く母の悩みは同じだと知ることができ、心強かったなどの意見がございました。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 小島委員。 ○分科会委員(小島政直) 次に、(7)働き方改革推進費に関して1点伺います。
     新規事業をどのように評価しているのかお聞かせください。 ○分科会長(桜井秀樹) 勝野課長。 ○市民活躍支援課長(勝野二徹) 新規事業である事業所における介護離職の防止支援につきましては、産業部と連携して進めており、啓発冊子の作成、配布と、配布後のフォローとして働き方改革アドバイザー講師派遣事業につなげ、事業所の相談等に対応するものです。  現状では、介護離職に関する課題に直面している市内事業所はまだ多くはございませんが、今後急速に介護が必要な人の数が増えることが見込まれており、従業員の仕事と介護の両立は企業経営の面からも重要な取組であることから、今の段階から検討、準備を進めるきっかけづくりになったものと評価をしております。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 小島委員。 ○分科会委員(小島政直) 続きまして、予算執行実績報告書326ページ、10款8項6目社会体育費、8夢の教室開催費に関して2点伺います。  派遣された夢先生、どのような人ですか伺います。 ○分科会長(桜井秀樹) 村中課長。 ○スポーツ課長(村中正史) 夢先生として派遣している人は、日本サッカー協会に夢先生として登録されているさまざまな種目のトップアスリートやそのOB、OGなどです。  夢先生には、トヨタ自動車運動部に所属する選手、中京大学の元オリンピアンなども登録されており、これらの方々も派遣させていただいております。  なお、平成29年度は、スポーツ選手だけでなく、技能五輪世界大会で優秀な成績を修めた技術者も派遣しております。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 小島委員。 ○分科会委員(小島政直) それでは、この事業をどのように評価しているのかお聞かせください。 ○分科会長(桜井秀樹) 村中課長。 ○スポーツ課長(村中正史) いくつもの挫折を乗り越えて夢に向かって努力してきた夢先生の体験談を聞いた子どもたちからは、失敗してもあきらめずに頑張りたいという声や、教員からは積極性や協調性、豊かな人間性を育むことができるいい事業だという意見があり、子どもの育成にとって効果が大きい事業であると評価しております。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 小島委員。 ○分科会委員(小島政直) 予算執行実績報告書329ページです。10款8項7目文化施設費、8文化ゾーン費、(1)文化ゾーン施設整備費に関して1点伺います。  交通量調査を実施した内容を今後どのように生かしていくのかお聞かせください。 ○分科会長(桜井秀樹) 久野課長。 ○文化振興課長(久野賢児) 美術館の企画展開催に合わせまして文化ゾーン周辺の交差点6箇所につきまして、車と歩行者に関する交差点方向別の交通量や渋滞長、滞留長、信号現示を調査いたしました。  この交通量調査で得られたデータを平成30年度に策定をいたします文化ゾーンの駐車場や交通アクセス等を取りまとめる交通計画の解析データとして活用いたします。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) ほかにありませんか。  清水委員。 ○分科会委員(清水郁夫) 私のほうから10款について数点質問させていただきます。  まず、予算執行実績報告書307ページ、10款7項1目社会教育総務費、8ものづくり科学創造推進費、(2)施設整備費。とよた科学体験館のプラネタリウムの入場券等の自動券売機の更新によって、利用者の利便性はどのように向上したかお伺いします。 ○分科会長(桜井秀樹) 勝野課長。 ○市民活躍支援課長(勝野二徹) 今回の更新は、従前のボタン式自動券売機が老朽化したため、新たにタッチパネル式の自動券売機を導入いたしました。自動券売機では、プラネタリウムの入場券とミニワークショップの参加券を販売しておりますが、タッチパネル式にしたことで画面にプラネタリウムのイメージ画像やミニワークショップの説明を表示することができ、利用者がメニューを選びやすくなり、利便性の向上につながっているものと考えています。  さらに、更新した自動券売機はユニバーサルデザインになっておりまして、硬貨の投入口等が機械の下側にあり、小さいお子さんや車椅子の方等も利用しやすくなっています。  また、券売機をパソコンと連動することで売上枚数を管理できるようになり、効率的な管理運営が行われるようになりました。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 清水委員。 ○分科会委員(清水郁夫) 予算執行実績報告書317ページ、10款8項2目文化活動費、4文化事業開催費、(2)東京キャラバン。東京オリンピック・パラリンピックの機運醸成を目的に公認文化プログラムとして実施した「東京キャラバンin豊田」の内容と成果についてお聞きします。 ○分科会長(桜井秀樹) 久野課長。 ○文化振興課長(久野賢児) 豊田市駅西口ペデストリアンデッキを利用しまして、東京等で活躍するアーティストや豊田市ゆかりの活動団体として棒の手やサンバチーム、さらには公募のパフォーマーがリーディングアーティストである近藤良平氏の指示のもと、これまでにない新たな試みにより、1日限りの即興による作品創作を行いました。出演者、観覧者を含め延べ1,450人の参加がありました。  成果としましては、平成30年度に実施しましたメインイベントに向けまして、市内外の多様な出演者が相互にイメージを共有することで一体感を醸成するとともに、多くの参加者に文化創造の魅力や楽しさを発信できたと考えております。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 清水委員。 ○分科会委員(清水郁夫) それでは、予算執行実績報告書327ページ、10款8項6目社会体育費、14オリンピック応援事業費です。  平成29年度のオリンピック・パラリンピック応援事業の具体的な内容についてお聞きします。 ○分科会長(桜井秀樹) 村中課長。 ○スポーツ課長(村中正史) 平成29年度は、平昌オリンピック・パラリンピックや東京オリンピック・パラリンピック等への出場を目指す豊田市ゆかりのアスリートをわがまちアスリートとして応援する事業を展開いたしました。  特に平昌オリンピック・パラリンピックでは、出場するわがまちアスリートを市民が一体となって応援できるよう、豊田市駅などに横断幕を、コモ・スクエアの柱に選手の写真を、スカイホール豊田に選手紹介のタペストリーを掲出したほか、KiTARAの映画館等でパブリックビューイングを5回開催いたしました。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) ほかにありませんか。  中村委員。 ○分科会委員(中村孝浩) 私からは2点質問させていただきます。  始めに、予算執行実績報告書307ページ、歳出10款7項1目社会教育総務費、9ものづくり文化のまち推進費、(1)ものづくり教育推進費について1点質問します。  サポート活動の内容と成果についてお伺いします。 ○分科会長(桜井秀樹) 勝野課長。 ○市民活躍支援課長(勝野二徹) 小学校の授業単元の中で、竹鉄砲やスーパー土団子づくり、LEDを使ったものづくりなど、科学、ものづくりの楽しさ、おもしろさを体験を通して学習する教育プログラムを実施しました。  アンケートによりますと、利用校の満足度は9割以上でありまして、翌年度に再度応募する小学校も多いことから、この取組が子どものものづくりに対する興味・関心を高める成果が上がっているものと考えております。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 中村委員。 ○分科会委員(中村孝浩) 2点目ですが、予算執行実績報告書330ページ、歳出10款8項8目体育施設費、3豊田市運動公園費について1点お伺いします。  2019年、2020年における事前トレーニング合宿地に向けた整備内容についてお伺いします。 ○分科会長(桜井秀樹) 村中課長。 ○スポーツ課長(村中正史) 利用者の利用環境を高めるとともに、事前トレーニングでの利用も想定し、平成29年度は陸上競技場の老朽化修繕を実施いたしました。具体的には、ロッカールームを始めとする建物内部の内装材の張り替えなどを実施いたしました。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) ほかにありませんか。  岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) では、私は、予算執行実績報告書318ページ、10款8項2目文化活動費の説明欄の6青少年音楽活動費の関係でございます。  こちらは前年度比で500万円以上の減額の執行となっております。少年少女合唱団、またジュニアマーチングバンド、そしてジュニアオーケストラ、それぞれの執行金額についてお聞かせをいただきたいと思います。 ○分科会長(桜井秀樹) 久野課長。 ○文化振興課長(久野賢児) まず、少年少女合唱団の執行金額です。平成28年度は870万7,366円、平成29年度は931万5,488円です。  次に、ジュニアマーチングバンドです。平成28年度は2,048万1,272円、平成29年度は2,079万1,072円でございます。  最後に、ジュニアオーケストラです。平成28年度は1,868万6,632円、平成29年度は1,221万5,901円でございます。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) ちょっと確認をさせていただきたいのですが、最初の二つにつきましてはほぼ同額というか、若干微増という形ですが、ジュニアオーケストラ、結構ここだけ減額が大きいのですが、この説明だけお願いいたします。 ○分科会長(桜井秀樹) 久野課長。 ○文化振興課長(久野賢児) 減額の主な理由につきましては、ジュニアオーケストラの指導者の変更によるものでございます。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) 3点目、今後の活動に今のことも踏まえまして支障を来さないか確認をさせていただきます。 ○分科会長(桜井秀樹) 久野課長。 ○文化振興課長(久野賢児) 新たな指導者といたしまして名古屋フィルハーモニー交響楽団にお願いをいたしました。変更に当たりましては、移行期間を設けまして段階的に指導を引き継ぐなど支障が出ないように配慮いたしました。  また、楽器ごとの指導者としては、充実した部分もございまして活動に支障を来すことはありません。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) では、続きまして、予算執行実績報告書319ページをお願いいたします。10款8項2目文化活動費、説明欄の8郷土作家美術品収集費でございます。  こちらは前年度と比較しまして大幅な減でございますが、前年度は特別な事業がありましたが、こちらの平成29年度の事業概要及び執行金額の内訳について、まずはご説明をいただきたいと思います。 ○分科会長(桜井秀樹) 久野課長。 ○文化振興課長(久野賢児) 文化振興課で所蔵します郷土作家等の美術作品を適正に管理するため、作品の移動整理を実施いたしました。そのための委託料として19万9,800円を執行いたしました。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) では、平成29年度までに収集された作品の状況についてお示しをいただきまして、それらの活動状況並びに事業評価をお聞かせください。 ○分科会長(桜井秀樹) 久野課長。 ○文化振興課長(久野賢児) 平成29年度末現在で郷土作家等の美術品の所蔵点数は874点となっております。平成29年度中の美術品の購入等はなく、平成28年度末から点数の変更もございません。  現在、この活用状況でございますが、市役所ほか各施設等で合計139点を展示しておりまして、随時展示がえを行いながら、できるだけ多くの作品を鑑賞いただけるよう活用に努めております。  平成29年度は、新たにテーマを設けた庁舎展示も実施をしているところでございます。施設内に美術作品があることによりまして、心和む気持ちになり、身近な空間の中で芸術に触れる機会を創出するとともに、郷土作家等の紹介の機会にもなっていると評価しております。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) 続きまして、予算執行実績報告書326ページをお願いいたします。10款8項6目社会体育費、説明欄の11地域スポーツクラブ育成支援費でございます。  平成29年度末における設置状況をお聞かせいただきまして、そして、そこで課題認識とその対応・対策、今後の方向性についてお聞かせいただきたいと思います。 ○分科会長(桜井秀樹) 村中課長。 ○スポーツ課長(村中正史) 平成29年度末においては、11のクラブが活動しております。
     課題の一つとして、運営スタッフや指導者の人材不足が挙げられます。その対応としまして、11のクラブが加入する(仮称)スポーツクラブ連合会を設立し、各クラブの運営ノウハウや指導者情報を共有し、各クラブの体制強化や指導力の向上を図っていきたいと考えております。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) では、最後に、予算執行実績報告書331ページをお願いいたします。10款8項8目体育施設費、説明欄の14中央公園費でございます。  まず1点目、指定管理料をお示しください。その中には光熱水費が入っておりますが、それも別にお答えをいただきたいと思います。  そして、稲武の芝生養生の委託管理費、そして、改修費がどれだけ、何を改修したかということは既に聞いておりますが、その金額が幾らなのかということもあわせて、まずはお答えをいただきたいと思います。 ○分科会長(桜井秀樹) 村中課長。 ○スポーツ課長(村中正史) 平成29年度の中央公園の指定管理料は5億8,400万円余です。そのうち光熱水費は1億2,700万円余です。  次に、稲武芝生養生場の委託管理費は4,700万円余です。最後に改修費等ですが、合計で5億7,400万円余です。主な内容としまして、中央公園園路舗装修繕工事で3億4,700万円余、大型遊具修繕で1億600万円余、電話交換機設備修繕で3,100万円余を執行いたしました。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○分科会委員(岡田耕一) 最後ですが、平成29年度の歳入から歳出を引いていただきまして、実質的な市の持ち出し額が幾らになるのかお示しいただきたいと思います。 ○分科会長(桜井秀樹) 村中課長。 ○スポーツ課長(村中正史) 歳出は管理運営費や施設整備費で12億7,000万円余、歳入は施設使用料や国庫補助金で2億3,000万円余、差し引き10億4,000万円余であります。  これに対する豊田スタジアムからもたらした平成29年度の経済効果は、予算決算委員会全体会で答弁させていただいたJリーグでの約16億5,000万円のほか、ジャパンラグビートップリーグで約2億9,000万円、サッカー日本代表戦で約3億円、合計約22億4,000万円と見込んでいます。また、先日のB'zのコンサートでは、過去のコンサート時の調査結果から約15億円の経済効果があったと考えております。  このように豊田スタジアムの利便性や魅力を一層高める投資は、コンサートや国際大会といった大型イベントなどの誘致・開催を促し、このまち全体の経済の活性化に非常に大きく貢献していると考えております。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) ほかにありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(桜井秀樹) ないようですので、続いて、委員外委員発言の申し出について、お諮りします。  あらかじめ申し上げます。委員外委員発言は、分科会の審査に資する内容に限り認めるものであります。議案の疑義解明につながらない意見表明や個人的な質疑は行わないようにお願いします。  根本委員の豊田スタジアムの運営に係る実質的な支出額及びピッチの利用日数についてを趣旨とする発言申出を許可することにご異議ありませんか。             〔「異議なし」の声起こる〕 ○分科会長(桜井秀樹) ご異議なしと認め、根本委員の発言申出を許可します。  根本委員、発言席へお進みください。  根本委員。 ○委員外委員(根本美春) それでは、予算執行実績報告書331ページ、10款8項8目体育施設費の14中央公園費で2点通告しておりました。1点目の豊田スタジアムの管理運営費、施設整備費のところで豊田スタジアムのランニングコスト、管理委託料や修繕の費用などの支出に対して使用料など収入を差し引きした市の持ち出し分については、今、質疑と答弁がありましたので、2点目の利用状況としてピッチを利用した年間の日数をお聞きします。 ○分科会長(桜井秀樹) 村中課長。 ○スポーツ課長(村中正史) 平成29年度のピッチ利用の年間日数は16日でした。  以上です。 ○分科会長(桜井秀樹) 以上で質疑を終わります。  根本委員は傍聴席にお戻りください。  続いて、継続費及び繰越明許費について質疑を許します。  質疑ありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(桜井秀樹) ないようですので、続いて、承認第4号について意見等はありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(桜井秀樹) 以上で生涯活躍部所管分を終わります。  以上をもちまして、当分科会の審査案件の全てを終了しました。  なお、予算決算委員会における審査結果報告につきましては、分科会長にご一任いただきますようお願いいたします。  これをもちまして、予算決算委員会教育社会分科会を閉会します。                                  閉会 午後 2時58分  平成30年9月14日                           教育社会分科会長 桜井秀樹...