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平成30年予算決算委員会 産業建設分科会( 9月12日)
平成30年産業建設委員会( 9月12日)

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  1. 豊田市議会 2018-09-12
    平成30年予算決算委員会 産業建設分科会( 9月12日)


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    平成30年予算決算委員会 産業建設分科会( 9月12日)               予算決算委員会 産業建設分科会                            平成30年9月12日(水)                          午前10時43分~午後2時3分                          於:南71委員会室 1 審査案件   議案第104号 平成30年度豊田市一般会計補正予算   承認第  4号 平成29年度豊田市一般会計決算   承認第  6号 平成29年度豊田市都市計画事業土地区画整理特別会計決算   承認第  7号 平成29年度豊田市分譲住宅建設事業特別会計決算   承認第  8号 平成29年度豊田市卸売市場特別会計決算   承認第 14号 平成29年度豊田市産業用地造成事業特別会計決算出席分科会委員(8名)
     分科会長  加 藤 和 男      副分科会長 水 野 博 史  分科会委員 杉 浦 弘 髙      分科会委員 作 元 志津夫  分科会委員 神 谷 和 利      分科会委員 山 田 主 成  分科会委員 岩 田   淳      分科会委員 日 當 浩 介 〇欠席分科会委員(0名) 〇発言申出委員(2名)     委員 大 村 義 則      委員    岡 田 耕 一 〇説明のため出席した者の職・氏名  特別職    副市長        杉 山 基 明     副市長         礒 谷 裕 司  産業部    産業部長       前 田 雄 治     商工振興室長      早 川 正 文    農林振興室長     矢 頭 更 三     商業観光課長      清 水   章    森林課長       古 澤 彰 朗     ものづくり産業振興課長 脇 迫 博 文    農政課長       谷 原 美 保     農地整備課長      鈴 木 一 臣    卸売市場長      柴 田 康 宏  農業委員会事務局    局長         岡 本 武 久  都市整備部    都市整備部長     岩 月 正 光     副部長         栗 本 光太郎    区画整理担当     恩 田 良 一     専門監         中 村   誠    都市整備課長     甲 村 尚 義     交通政策課長      中 垣 秋 紀    市街地整備課長    田 中 一 弘     土橋区画整理事務所長  角 谷   元    寺部区画整理事務所長 杉 山 勝 浩     区画整理支援課長    中 根 和 男    公園緑地整備課長   春日井 輝 政     公園緑地管理課長    小 沢 美 博    開発審査課長     水 野   卓     建築相談課長      林   美 樹    公共建築課長     稲 本 龍 治     建築予防保全課長    堀 井 敬 直    定住促進課長     岡 田 茂 克  建設部    建設部長       山 口 美智雄     副部長         岡 本 哲 志    専門監        濱 田 盛 義     街路課長        三 浦   浩    建設企画課長     倉 口   敦     幹線道路推進課長    稲 吉 健 司    土木管理課長     石 原 知 幸     道路維持課長      竹 村 浩 一    道路予防保全課長   田 中   統     土木課長        塚 本 直 樹    地域建設課長     宮 田 昌 和     河川課長        早 川   匡    河川課主幹      肥 田 哲 治     矢作川研究所長     中 川 啓 二 〇職務のため出席した事務局職員の職・氏名  議会事務局    局長         伊 藤 勝 介     副局長         奥 村   洋    副主幹        上 田   研     担当長         太 田 吉 朗    主査         河 橋 敦 子     主査          伊 藤 圭 一                          開会 午前10時43分 ○分科会長(加藤和男) ただいまから、予算決算委員会産業建設分科会を開会いたします。  9月11日の予算決算委員会で、当分科会の所管とされました審査案件は、議案第104号の1議案及び承認第4号始め5件です。慎重審査よろしくお願い申し上げます。  分科会における発言は、挙手をし、分科会長と発声した上で、起立してお願い申し上げます。  これより審査に入りますが、審査案件の説明につきましては、補正予算のみとし、決算案件については、決算説明会において説明を受けていますので、分科会での説明は省略し、質疑・意見について、所管別、審査案件ごとに行います。質疑に当たっては、資料名及びページ数を示した上で簡潔にお願い申し上げます。  また、質疑・答弁をわかりやすくするため、質問者は、関連性のある質疑を除き、一問一答方式でお願いします。  なお、全体会での議案質疑と同一主旨の発言を重複して行うことは、ご遠慮いただきますようお願いします。  それでは、農業委員会事務局を含めた産業部所管分について審査を行います。  始めに、議案第104号平成30年度豊田市一般会計補正予算を議題とします。  それでは、議案第104号について説明願います。  矢頭産業部農林振興室長。 ○農林振興室長(矢頭更三) 産業部所管のうち一般会計補正予算についてご説明いたします。  平成30年度豊田市一般会計補正予算説明書の26ページ、27ページをごらんください。  歳出6款2項3目施設整備費です。右側の27ページの1用水保全費、(1)県営農業水利施設保全対策費(枝下用水3期地区)は、枝下用水の水利施設である遠隔自動データ収集装置や雨量計、非常用電源装置などを3か年で更新する県営事業の負担金です。1年目である今年度の事業内容を県が変更し増額したため、増額補正をさせていただくものです。  説明は以上です。 ○分科会長(加藤和男) 説明が終わりましたので、質疑を許します。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(加藤和男) ないようですので、議案第104号について意見等はありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(加藤和男) ないようですので、続いて、承認第4号平成29年度豊田市一般会計決算、歳入について質疑を許します  作元委員。 ○分科会委員(作元志津夫) それでは、私から1点質問させていただきます。予算執行実績報告書21ページ、14款国庫支出金、22ページ、15款県支出金で林業費全体の財源確保について1点質問します。国県補助金当初予算額との増減比較と、国県補助金の確保策についてお伺いします。 ○分科会長(加藤和男) 古澤森林課長。 ○森林課長(古澤彰朗) 林業費に充当されました国県補助金の当初予算額に対する決算額の増減比較でございますが、国庫補助金につきましては、予算額・決算額ともに同額の200万円で増減はございませんでした。県補助金は林道補助でございますが、予算1億5,400万円余に対しまして、決算額は1億7,000万円余でございます。1,500万円余の増額となっております。国県補助金等歳入の確保策についてでございますが、林業専用道の開設におきまして、木材生産の向上にかかる事業計画を策定することなど、補助金のより有利な定額補助を活用するなど、財源確保に努めてまいりました。 ○分科会長(加藤和男) ほかにありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(加藤和男) ないようですので、続きまして、委員外委員発言の申し出についてお諮りします。  あらかじめ申し上げます。委員外委員発言は、分科会の審査に資する内容に限り認めるものです。議案の疑義解明につながらない意見表明や個人的な質疑は、行わないようにお願いします。  大村委員の電源立地地域対策交付金の交付額及び住民説明会への豊田市の参加状況についてを主旨とする発言申し出を許可することにご異議ありませんか。             〔「異議なし」の声起こる〕 ○分科会長(加藤和男) ご異議なしと認め、大村委員の発言申し出を許可します。  大村委員、発言席へお進みください。  大村委員。 ○分科会委員外委員(大村義則) それでは、一般会計決算説明書の46ページから47ページ、歳入15款2項1目、総務費県補助金電源立地地域対策交付金でお聞きします。毎年、この項目をお聞きしておりますので、系統的に確認したいという趣旨であります。  1点目、いわゆる原子力発電使用済核燃料の地層処分の研究所である深地層研究所にかかわる交付金が幾らで、小原村当時からの分を含めた総額は幾らになったのかお聞きします。 ○分科会長(加藤和男) 脇迫ものづくり産業振興課長。 ○ものづくり産業振興課長(脇迫博文) 平成29年度に交付されました電源立地地域対策交付金のうち、瑞浪市にございます瑞浪超深地層研究所にかかる原子力発電施設等周辺地域交付金は、2,360万円余でございます。旧小原村当時から交付を受けた総額でございますが、4億3,187万円余でございます。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 大村委員。 ○委員外委員(大村義則) 2点目としまして、原子力発電の使用済核燃料の地層処分に関する住民説明会は全国でどのように開催され、その説明会に豊田市としては参加したのか確認します。 ○分科会長(加藤和男) 脇迫課長。 ○ものづくり産業振興課長(脇迫博文) 平成29年7月に国が公表しました科学的特性マップに関する全国説明会は平成29年10月から開始され、これまで全国で55回実施しております。平成29年度につきましては、愛知県では10月25日に開催されておりますが、本市は参加していません。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 以上で質疑を終わります。  大村委員は傍聴席にお戻りください。  続いて、歳出のうち5款について質疑を許します。  作元委員。 ○分科会委員(作元志津夫) 私から1点質問させていただきます。予算執行実績報告書207ページ、5款1項1目労働費、5就業支援費(1)女性再就労支援費について2点伺います。  まず1点目でございますが、相談件数137件、就職者数1件の結果を踏まえ、評価と課題について伺います。 ○分科会長(加藤和男) 脇迫課長。
    ものづくり産業振興課長(脇迫博文) 女性しごとテラス延べ利用者実績でございますが、当初想定80人に対しまして、相談件数137件、セミナー参加者67人と順調な一方で、就職者数は当初想定の4人に至りませんでした。この理由といたしましては、平成29年度は開設期間が短く、就職決定に至るまでに十分な時間の確保が難しかったためと考えております。女性しごとテラスでは、就労に迷いがある女性をターゲットとしておりまして、短期間での結果につながりにくいという点も踏まえながら、引き続き就労支援を進めてまいります。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 作元委員。 ○分科会委員(作元志津夫) 2点目になります。企業からの登録件数、問い合わせ件数ハローワークとの連携はどのように実施したのかお伺いします。 ○分科会長(加藤和男) 脇迫課長。 ○ものづくり産業振興課長(脇迫博文) 平成30年2月から3月における企業からの求人情報の登録でございますが、44事業所、74件でございまして、求人等に関する企業からの問い合わせ件数は41件でございました。女性しごとテラスハローワークとの連携については、仕事の方向性や条件が定まっていない方に対しまして、面接相談を行いながら、ハローワークから提供を受けた求人情報を紹介することなどによって、一人ひとりに合わせたきめ細かいサポートで就職を支援しております。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) ほかにありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(加藤和男) ないようですので、続きまして、委員外委員発言の申し出についてお諮りします。  あらかじめ申し上げます。委員外委員発言は、分科会の審査に資する内容に限り認めるものです。議案の疑義解明につながらない意見表明や個人的な質疑は、行わないようにお願いします。  岡田委員の市民山の家の宿泊者増加の理由及び廃止に向けた準備についてを主旨とする発言申し出を許可することにご異議ありませんか             〔「異議なし」の声起こる〕 ○分科会長(加藤和男) ご異議なしと認め、岡田委員の発言申し出を許可します。  岡田委員、発言席へお進みください。  岡田委員。 ○委員外委員(岡田耕一) 予算執行実績報告書207ページ、5款1項1目労働費、説明欄4市民山の家費でございます。1点目、前年度と比べまして、1,000人以上の宿泊者が増えております。以前、駆け込み的なことは考えられないという発言も執行部からございましたが、増加の想定される理由、市として積極的にPRなどがあったのか、ご説明いただきたいと思います。 ○分科会長(加藤和男) 脇迫課長。 ○ものづくり産業振興課長(脇迫博文) 平成29年度の宿泊者数は平成28年度と比較して1,236人の増加となっております。宿泊者数につきましては、平成5年度の2万560人をピークに、年々減少傾向にある中で、近年の宿泊者数の前年度比較を見てみますと、平成26年度が1,007人の減少、平成27年度は405人の増加、平成28年度は1,124人の減少となってございまして、年度によって宿泊者数が増減しています。このような増減につきましては、例えば、大雪などの自然環境をはじめとする複合的な要因が理由だと考えております。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 岡田委員。 ○委員外委員(岡田耕一) では、2点目、最後でございます。廃止の決定はまだされておりませんが、廃止の方針が出されまして、執行部としてどのような準備・調査がなされたのかお答えいただきたいと思います。 ○分科会長(加藤和男) 脇迫課長。 ○ものづくり産業振興課長(脇迫博文) 平成29年度は廃止の検討に向けて、市民からご意見をいただくことに注力をしてまいりました。具体には、平成29年4月から区長会や高齢者クラブ連合会をはじめとする各種団体との意見交換会や利用者のアンケート、また、市のイベントに出向き、市民向けのアンケートを実施してまいりました。これらを踏まえ、昨年11月には市民山の家リゾート安曇野の廃止案につきまして、パブリックコメントを実施し、市民の意見を集約し、平成30年3月市議会定例会に、豊田市民山の家の条例を廃止する条例を上程させていただきました。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 以上で質疑を終わります。  岡田委員、傍聴席にお戻りください。  続きまして、6款について質疑を許します。  山田委員。 ○分科会委員(山田主成) それでは、6款から大きくは6点お伺いいたします。  平成29年度予算執行実績報告書214ページ、6款1項3目農業振興費、5地場産業振興費(1)地産地食推進費について1点お伺いします。ジビエ振興を図るために、具体的にどのような取組をされたのかお伺いします。 ○分科会長(加藤和男) 谷原農政課長。 ○農政課長(谷原美保) 平成29年度は市民がジビエを身近に感じられる仕掛けづくりを目標に大きく二つの取組を行いました。一つ目は、普及啓発イベントの実施及び支援です。市内3ホテルと連携し、ジビエを使用した料理を各ホテルで開発し提供する、晩秋のとよたグルメフェアを実施したほか、稲武地区を中心としたジビエ料理を提供する飲食店を回る、いなぶジビエグルメ街道スタンプラリーのPR支援を行いました。  二つ目は、ジビエを通じた農商工連携支援です。おいでん・さんそんセンターを中心に足助高校、行政、獣肉加工施設商業関係者等で発足した商品開発会議がとよた里山猪肉キーマカレーを共同開発し、商品PRのための発表会等を行いました。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 山田委員。 ○分科会委員(山田主成) それでは、予算執行実績報告書215ページ、同じく6款1項3目農業振興費、7地域資源活用産業育成支援費(2)6次産業化促進費について2点お伺いいたします。  まず、1点目、とよた食と農ビジネススクールを開講したということでございますが、成果についてお伺いします。 ○分科会長(加藤和男) 谷原課長。 ○農政課長(谷原美保) 平成28年度から2年間で市内企業が出張で使う手土産を開発することを目的に、とよた食と農ビジネススクールを開講し、最終的には、5事業者が8商品を開発しました。また、完成後は市内企業6社に向けて発表会と商談会を行ったほか、希望した3社については、大手グルメサイトに接待の手土産として商品を掲載し、販路支援を行いました。この取組をきっかけに、市内有力企業やキヨスクなど、市内外で販路を拡大した事例も出始めており、収益力向上を目指した農業の推進について一定の成果があったと考えております。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 山田委員。 ○分科会委員(山田主成) それでは、2点目、6次産業化認定事業者の現状と課題をどのように捉えているのかお伺いします。 ○分科会長(加藤和男) 谷原課長。 ○農政課長(谷原美保) この認定制度は国の6次産業化推進事業によるもので、農林漁業の推進と食糧自給率の向上を図ることを目的としており、事業計画が認定されるとさまざまな優遇措置を受けることができます。現在、豊田市では、15事業者が認定を受けていますが、平成28年度が2件、平成29年度はゼロ件と認定事業者数は停滞しているのが現状です。6次産業化を進めるリスクや不安を農業者が抱えていることもあり、まずは、成功事例に学びつつ、効果的な情報発信やビジネススクールなどによる農家への動機づけ、商品開発から販路拡大までの一貫した相談支援体制の整備などが課題であると認識しております。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 山田委員。 ○分科会委員(山田主成) 同ページ、6款1項3目農業振興費、10環境保全型農業推進費(1)環境保全型農業推進協議会負担金について1点お伺いします。豊田・みよし環境保全型農業推進協議会はどのような取組をしているのか。お伺いします。 ○分科会長(加藤和男) 谷原課長。 ○農政課長(谷原美保) この協議会はあいち豊田農業協同組合、豊田市、みよし市、おいでん・さんそんセンターなどで構成され、平成26年4月に設立されました。協議会では、赤トンボが飛ぶような水田農業を目指し、赤トンボであるアキアカネが生まれ育つ営農環境を調査研究し、その圃場で栽培されたお米を赤とんぼ米と呼び、栽培グループの指導、支援、赤とんぼ米普及啓発活動に取り組んでいます。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 山田委員。 ○分科会委員(山田主成) 予算執行実績報告書221ページ、6款2項3目施設整備費、3ため池整備費(5)県営防災ため池整備費、(6)県営老朽ため池整備費、関連がありますので、あわせて3点お伺いします。  まず一つ目、防災ため池整備老朽ため池整備があるがどのような事業なのかお伺いします。 ○分科会長(加藤和男) 鈴木農地整備課長。 ○農地整備課長(鈴木一臣) 防災ため池整備は、地震での決壊による災害を未然に防止する事業で、老朽ため池整備は、ため池基準を満たしていない堤防などを改修する事業です。両事業で実施しているため池は、決壊した場合に、人家や公共施設などに甚大な被害を及ぼす恐れのある市が指定した、61池の防災重点ため池です。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 山田委員。 ○分科会委員(山田主成) 2点目、市が指定した61池の防災重点ため池の整備状況についてお伺いします。 ○分科会長(加藤和男) 鈴木課長。 ○農地整備課長(鈴木一臣) 両事業で実施している61の防災重点ため池のうち、耐震調査の結果、改修が必要なため池は32池あり、そのうち改修が完了した池は鞍ケ池、寺部池、割目池、西中山大池など6池、実施中は東保見大池、新池など7池で、残り19池は順次実施していく予定です。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 山田委員。 ○分科会委員(山田主成) それでは、3点目、西日本豪雨ではため池が決壊し、被害が発生いたしました。豪雨対策について何か検討しておられるのか、お伺いします。 ○分科会長(加藤和男) 鈴木課長。 ○農地整備課長(鈴木一臣) 豪雨対策については、国からの緊急点検の通知により、点検を実施した結果、応急措置が必要なため池はありませんでした、  また、今年度中に平成30年3月末時点の最新降雨データにより、洪水吐の流下能力を確認する調査を防災重点ため池の61池で実施する予定です。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 山田委員。 ○分科会委員(山田主成) 予算執行実績報告書225ページ、6款3項1目林業費、6あいち森と緑づくり事業等推進費について1点お伺いします。  平成30年度であいち森と緑づくり事業が10年間の事業終期を迎えますが、過去9年間の事業実績と評価をどのように捉えておられるのかお伺いします。 ○分科会長(加藤和男) 古澤課長。 ○森林課長(古澤彰朗) 平成21年度から始まっております、あいち森と緑づくり事業の平成29年度までの9年間の間伐累計面積は3,730ヘクタールでございます。この9年間の豊田市の予算による間伐累計面積は4,076ヘクタールでございます。市の事業とあいち森と緑づくり事業の割合は、おおむね1対1となっておりまして、市の広大な森林面積の整備につきましては、あいち森と緑づくり事業は不可欠な財源であると評価しているところでございます。平成31年度から始まる予定の森林環境譲与税(仮称)とあわせまして、今後も森林整備を進め、森林のもつ公益的機能の回復に向けて取組を進めてまいりたいと思います。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 山田委員。 ○分科会委員(山田主成) 最後の質問でございます。予算執行実績報告書228ページ、6款3項1目林業費、21間伐材搬出利用促進費について1点お伺いいたします。  ウッディーラー豊田が平成30年4月に法人化されましたが、平成29年度任意団体であったときの実績とその評価についてお伺いします。 ○分科会長(加藤和男) 古澤課長。 ○森林課長(古澤彰朗) ウッディーラー豊田の平成29年度の活動につきましては、木のよさを知ってもらうための木製品の作成とイベントセミナー関係を実施しております。木製品の作成・設置に関しましては、都心部での木製フェンス、テーブル、ベンチ、あるいは、ウッドデッキの設置等を行っております。T-FACE、B館6階のリニューアル工事にも参画をしています。イベントの出店で申し上げますと、木製ベッドあるいはブースなど、多様な使い方ができる木製フレームなどの提案を行い、セミナーでは地域材利用セミナーを開催いたしまして、木材関係事業者との連携を深めております。  こうした活動のほか、農林水産省所管山村活性化対策事業認定の準備を進め、みずから財源確保を図るなど、豊田市産材の利用促進を担う中核的組織ができたと評価しています。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) ほかにありませんか。  作元委員。 ○分科会委員(作元志津夫) それでは、私からは大きくは3点質問させていただきます。  まずは、予算執行実績報告書214ページ、6款1項3目農業振興費、5地場産業振興費(4)豊田地域農業活性化対策負担金について1点伺います。  ブランド化推進のための品評会やPRなどでの取組の成果についてお伺いします。 ○分科会長(加藤和男) 谷原課長。 ○農政課長(谷原美保) 平成29年度は16のブランド推進品目のうち、10品目について品評会を実施し、生産者の栽培技術向上を図りました。特に第70回関西茶業振興大会では、かぶせ茶、てん茶の部で最高位の農林水産大臣賞を市内農家が受賞し、また、すぐれた茶の産地に送られる産地賞においても、かぶせ茶の部で豊田市が選出されました。  豊田市農産物ブランド化推進協議会では、地産地食の推進にも取り組んでおり、豊田の農産物や加工品を取り扱う飲食店、小売店を地産地食応援店として登録し、共通のPRツールによる啓発や推進イベントを実施したほか、とよたエコポイントの交換商品として、とよたの農産物を掲載するなど、市民に対し地産地食への理解促進を図りました。地産地食応援店登録件数は平成28年度から16店舗増加の144店舗、エコポイントの豊田の農産物への交換数は平成28年度から41件増加の133件と徐々にではありますが、豊田の農産物を買い支えようという意識の向上を図ることができてきたと考えております。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 作元委員。 ○分科会委員(作元志津夫) 2点目になります。予算執行実績報告書228ページ、6款3項1目林業費、21間伐材搬出利用促進費について1点伺います。  中核製材工場建設に伴い、原木の集荷体制の構築に向けた取組、成果についてお伺いします。 ○分科会長(加藤和男) 古澤課長。 ○森林課長(古澤彰朗) 原木集荷体制を構築するため、木材生産の課題整理、あるいは、解決策を協議し、原木安定供給に向けた協議体でございます需給調整会議を設置いたしました。この構成員は豊田市をはじめ、豊田森林組合、愛知県森林組合連合会、製材事業者、愛知県の5者でございます。原木の需給スケジュールや原木価格の調整など、具体的な調整を進めております。  また、豊田森林組合の第3次中期経営計画の策定支援を行いまして、林産機能の強化、雇用体系の見直しによる人材確保の準備など林産基盤の強化を進めてまいりました。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 作元委員。 ○分科会委員(作元志津夫) 3点目、予算執行実績報告書230ページ、6款3項1目林業費特記事項について、2点お伺いします。  まず1点目、間伐面積は全体で969ヘクタール、そのうち、あいち森と緑づくり事業が408ヘクタールとありますが、過去3年間のあいち森と緑づくり事業の事業費についてお伺いします。
    ○分科会長(加藤和男) 古澤課長。 ○森林課長(古澤彰朗) あいち森と緑づくり事業の平成27年度森林整備事業費は、3億6,000万円余で平成28年度は3億5,000万円余、続きまして、平成29年度は2億6,000万円余でございました。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 作元委員。 ○分科会委員(作元志津夫) 続きまして、今後の市の間伐実施計画の財源として、先ほど少し答弁がありました平成30年度から予定される森林環境譲与税(仮称)の見込み額、あいち森と緑づくり事業の状況についてお伺いしたいと思います。 ○分科会長(加藤和男) 古澤課長。 ○森林課長(古澤彰朗) 今後の豊田市の間伐実施計画は第3次豊田市森づくり基本計画におきまして、年間1,200ヘクタールの計画をしているところでございます。  森林環境譲与税(仮称)の額でございますが、まだ試算の段階ではございますが、平成31年度に6,000万円程度の交付が見込まれ、2億円程度まで徐々に増額されていく予定でございます。あいち森と緑づくり事業は平成30年度で、いったんの終期を迎えますが、平成31年度以降もさらに10年間の事業継続が見込まれております。森林整備の重要な財源となりますので、引き続き今までと同様に3億円程度の事業量が確保できるように、愛知県と調整をしてまいりたいと思います。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) ほかにありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(加藤和男) ないようですので、続きまして、7款、8款及び11款について質疑を許します。  山田委員。 ○分科会委員(山田主成) それでは、7款から2点お伺いいたします。  予算執行実績報告書233ページ、7款1項2目商業振興費、7商業活性化対策費(7)駐車サービスシステム整備補助金について1点お伺いいたします。  フリーパーキングシステム改修の経費だと思いますが、整備内容とその成果をお伺いいたします。 ○分科会長(加藤和男) 清水商業観光課長。 ○商業観光課長(清水 章) 整備内容でございますが、フリーパーキングシステム導入から15年が経過し、老朽化していた認証機器の更新と2回認証で最大5時間まで無料で利用できるフリーパーキングプラスの導入に係るシステム改修でございます。  成果といたしまして、機器の老朽化で認証されないといったふぐあいなどが解消されたこと、また、まだ実績は少ないですが、フリーパーキングプラスにより、回遊性、利便性が図られつつあると考えております。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 山田委員。 ○分科会委員(山田主成) 予算執行実績報告書236ページ、7款1項3目工業振興費、4産業立地政策推進費(4)企業誘致推進補助金について1点お伺いいたします。  産業構造の多角化を図るために、重点産業分野を設けていますが、奨励金を交付した事業所のうち、重点産業分野に該当する事業所及び産業分野についてお伺いいたします。 ○分科会長(加藤和男) 脇迫課長。 ○ものづくり産業振興課長(脇迫博文) 平成29年度の交付実績中、重点産業分野に該当する事業所数は4事業所でして、産業分野は食品製造分野が2事業所、次世代自動車分野が1事業所、環境エネルギー分野が1事業所となっています。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 作元委員。 ○分科会委員(作元志津夫) それでは、私から質問させていただきます。  まず、予算執行実績報告書232ページ、7款1項2目商業振興費、7商業活性化対策費(1)商業活性化対策費について1点伺います。  商業アドバイザー派遣事業の取組実績と評価について伺います。 ○分科会長(加藤和男) 清水課長。 ○商業観光課長(清水 章) 地域コミュニティを担う商業機能の強化といたしまして、平成29年度は稲武商工会の4店舗に対し、アドバイザー派遣による経営支援を行いました。高齢の経営者やその後継者などに対し、中小企業診断士などの専門家4名が経営方針や事業承継、新規事業や販路拡大などに関してアドバイスをいたしました。  店舗からは「売り上げが上がった」「事業を引き継ぐことに対する後継者の不安が払拭された」「経営意欲の向上が図られた」などの声を聞いており、地域の商業機能の維持に成果があったと評価しております。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 作元委員。 ○分科会委員(作元志津夫) 続きまして、予算執行実績報告書236ページ、7款1項3目工業振興費、4産業立地政策推進費について、大きくは3項目、質問としては4点伺います。  まず、(1)産業誘致活動費について1点伺います。企業進出意向調査の分析結果と今後の活用についてお伺いします。 ○分科会長(加藤和男) 脇迫課長。 ○ものづくり産業振興課長(脇迫博文) 平成29年度に実施をいたしました企業進出意向調査の結果といたしましては、24社が本市を新規立地の候補地としていただいており、必要とする用地面積は合計41ヘクタールでありまして、本市に対する産業用地の需要を確認したところでございます。  引き続き企業誘致施策の基礎資料として活用するとともに、意向希望の企業を中心としまして、今後、企業訪問を実施することなどにより、さらなるニーズの洗い出しを進めてまいります。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 作元委員。 ○分科会委員(作元志津夫) 続きまして、(3)南部地域産業用地整備費について1点伺います。  南部地域産業用地整備のうち、交通量調査の結果についてお伺いします。 ○分科会長(加藤和男) 脇迫課長。 ○ものづくり産業振興課長(脇迫博文) 第8次豊田市総合計画の土地利用構想において、産業誘導拠点として位置づけられております豊田南インターチェンジ周辺で、交差点6箇所の交通量を調査いたしました。調査結果でございますが、渋滞のピーク時間や、交差点での信号待ちの終了時における停止線から車の列の長さ、いわゆる滞留長や、青信号終了時におけるさばき残りの車の長さ、いわゆる渋滞長と言われるものなど、現地の状況を確認してございます。  今後、産業用地の検討に当たりまして、これらの結果を踏まえつつ、対策等について整理をしてまいりたいと思っております。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 作元委員。 ○分科会委員(作元志津夫) 続きまして、(4)企業誘致推進補助金について2点伺います。  一つ目、3億円余の減額理由についてお伺いします。 ○分科会長(加藤和男) 脇迫課長。 ○ものづくり産業振興課長(脇迫博文) 企業誘致推進補助金でございますが、操業開始後の交付申請時に家屋や償却資産などの資料を提出していただき、奨励金を交付するという手続になっています。  今回、3億円余の減額につきましては、当初予算編成時に平成29年度中の操業開始と交付を予定しておりました対象事業者が操業開始時期を平成30年度以降に見直したことによる減額に加えまして、企業からの交付申請時において、投下固定資産総額が当初見込みを下回ったことによるものでございます。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 作元委員。 ○分科会委員(作元志津夫) 続きまして、奨励金の具体的交付内容について伺います。 ○分科会長(加藤和男) 脇迫課長。 ○ものづくり産業振興課長(脇迫博文) 企業誘致推進条例に基づきまして、事業所の新増設等に対して、企業立地奨励金をはじめとします各種奨励金を交付しています。奨励金の交付実績は予算執行実績報告書に記載のとおりでございますが、このうち製造業の新規立地事業所数は15事業所でございました。また、雇用促進奨励金の交付4事業所における豊田市民の新規雇用者数は36名でございました。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 作元委員。 ○分科会委員(作元志津夫) 最後の質問になります。予算執行実績報告書237ページ、7款1項5目消費者行政費、2消費者行政推進費について1点伺います。  消費生活相談業務で相談件数が増加した理由と対応について伺います。 ○分科会長(加藤和男) 清水課長。 ○商業観光課長(清水 章) 相談件数増加の理由ですが、身に覚えのない代金の請求に関する架空請求はがきの相談が増えたのが要因でございます。その対応として、はがきの問い合わせ先には連絡をしないようにアドバイスをするとともに、国民生活センターへの情報提供を行っております。  今後も相談員の研修機会の充実を図り、被害未然防止講座での啓発や相談業務での適切な助言や対応につなげてまいります。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) ほかにありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(加藤和男) ないようですので、続きまして、委員外委員発言の申し出についてお諮りします。  大村委員のKiTARAの現状及び企業誘致推進補助金の交付割合についてを主旨とする発言申し出を許可することにご異議ありませんか。             〔「異議なし」の声起こる〕 ○分科会長(加藤和男) ご異議なしと認め、大村委員の発言申し出を許可します。  大村委員、発言席へお進みください。  大村委員。 ○委員外委員(大村義則) それでは、大きくは二つの項目で質問いたします。  まずは、予算執行実績報告書232ページ歳出7款1項2目商業振興費、5再開発施設費(1)管理費について3点順次お聞きします。  記載にありますようにKiTARAで管理費が増えています。そこで、KiTARAについて、①開発エリアの空きスペースがありましたがそれはどうなったのか。そして、今後の見通しはどうなのかをお聞きします。 ○分科会長(加藤和男) 清水課長。 ○商業観光課長(清水 章) 再開発ビルの管理会社である豊田喜多町開発株式会社に確認をいたしましたところ、現在、空き区画は3区画あり、このうち2区画は11月に開業予定、残りの1区画については未定と聞いております。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 大村委員。 ○委員外委員(大村義則) それでは、②として、中に入りました映画館について、入場者数が月別にどう推移したのかお聞きします。 ○分科会長(加藤和男) 清水課長。 ○商業観光課長(清水 章) 同じく豊田喜多町開発株式会社に確認したところ、オープンした11月は6日間で3,501人、12月は1万9,128人、1月は1万6,694人、2月は1万4,843人、3月は3万2,635人、4月は2万2,318人、5月は1万7,309人、6月は1万3,446人、7月は1万9,406人、8月は3万9,860人と聞いております。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 大村委員。 ○委員外委員(大村義則) それでは、この項の最後の質問です。③映画館の年間の賃料を改めてお聞きします。そして、同じKiTARAの中にあるほかの店舗の賃料との比較でこの妥当性を判断したいと思いますので、映画館の賃料とほかの店舗の賃料をご説明いただきたいと思います。 ○分科会長(加藤和男) 清水課長。 ○商業観光課長(清水 章) 映画館の賃料の契約は映画館の床を所有する共有者と豊田喜多町開発株式会社とで締結しておりまして、市の受け取る賃料につきましては、税別で年間1,100万円余となっております。他の店舗との賃料の比較でございますが、地権者とテナントの間で行われる私的な契約のため、市としては把握できず、比較することはできません。 ○分科会長(加藤和男) 大村委員。 ○委員外委員(大村義則) それでは、二つ目の項目でお聞きします。  予算執行実績報告書236ページ、歳出7款1項3目工業振興費、説明欄4産業立地政策推進費(4)企業誘致推進補助金について1点だけお聞きします。交付された交付金の内容ごとに交付された大企業と中小企業のそれぞれの数、そして、それぞれの金額、そして、その金額の割合を大企業と中小企業との比率でお答えください。 ○分科会長(加藤和男) 脇迫課長。 ○ものづくり産業振興課長(脇迫博文) ただいまの議員のご質問は大企業と中小企業に分けてというご趣旨だったと思いますが、補助金の根拠としています企業誘致推進条例では、中小企業者と中小企業者以外のもの、これはいわゆる大企業でございますが、この区分で規定をさせていただいていますので、この区分に沿ってお答えさせていただきたいと思います。  まず、企業立地奨励金の交付件数は全体14事業所でございまして、交付金額は6億8,805万円余でございます。内訳は中小企業者が12事業所で4億8,613万円余、中小企業者以外の者が2事業所で2億192万円でございます。  次に、再投資奨励金の交付件数が6事業所でございまして、交付金額は2億4,525万円余でございます。内訳は中小企業者が5事業所で1億772万円余、中小企業者以外の者が1事業所で1億3,753万円余でございました。雇用促進奨励金の交付件数は4事業所でございまして、交付金額は900万円となってございます。内訳は全て中小企業者の事業所で36人の新規雇用を確認してございます。各種奨励金の交付金額のうち、中小企業者以外の者が占める割合でございますが、企業立地奨励金では、約29パーセント、再投資奨励金では、約56パーセント、雇用促進奨励金は全て中小企業のため、ゼロパーセントとなってございます。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 以上で質疑を終わります。  大村委員、傍聴席にお戻りください。
     続きまして、継続費及び繰越明許費について質疑を許します。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(加藤和男) ないようですので、続きまして、承認第4号について意見等はありませんか。  作元委員。 ○分科会委員(作元志津夫) それでは、予算執行実績報告書21ページ、14款国庫支出金、22ページ、15款県支出金、230ページ、6款3項1目林業費特記事項について意見を申し上げます。  質疑を通じて平成29年度の森林施業に係る歳入確保として、国県補助金の積極的な確保の工夫が確認できました。国県補助金の積極的な活用のみならず、この予算執行実績報告書にあらわれない県単独のあいち森と緑づくり事業をこれまでに、年間約3億円程度活用し間伐が進められてきました。その点は大いに評価できるものと考えます。  しかし、豊田市の森林施業を取り巻く財源環境は大きな転換期に差しかかっております。来年の消費税増税の影響や平成36年度から課税が始まる予定の森林環境税(仮称)。その5年前の平成31年度から交付税及び譲与税配分金特別会計への借入金を原資にスタートする森林環境譲与税(仮称)。さらには、あいち森と緑づくり税も平成31年度からさらに10年間継続見込みとされたものの引き続き注視していかなければなりません。こうした環境を十分認識し、第3次豊田市森づくり基本計画での年間1,200ヘクタールの間伐を達成するため、引き続き国県の補助金等の確保に努力されることをお願いし意見とさせていただきます。 ○分科会長(加藤和男) ほかにありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(加藤和男) ないようですので、続きまして、承認第8号平成29年度豊田市卸売市場特別会計決算について質疑を許します。  作元委員。 ○分科会委員(作元志津夫) 私から1点質問させていただきます。  予算執行実績報告書374ページ、卸売市場特別会計、2事業の概要で1点伺います。  経営展望の策定を実施したとのことでありますが、策定した背景と今後の活性化に向けた特筆する点についてお伺いします。 ○分科会長(加藤和男) 柴田卸売市場長。 ○卸売市場長(柴田康宏) 経営展望は平成28年1月、農林水産省の第10次卸売市場整備基本方針で、地方卸売市場にも策定が義務づけられたものです。開設者、市場関係業者が一体となって、卸売市場の置かれている状況を客観的に評価し、今後の市場運営の方針等を明らかにするのがその目的です。  この経営展望の策定のため、市場関係業者と何度も意見交換ができたことも大きな間接的効果になりました。市民に安全な食を提供し、元気を生み出す地域拠点市場という将来ビジョンを実現するため、販売力、集荷力、情報の受発信の強化、強い市場づくりなど、八つの行動計画を実施していきます。  また、この経営展望をもとに卸売市場法の改正や施設の長寿命化計画にも対応を図ってまいります。  なお、この経営展望は豊田市公設地方卸売市場のホームページで公開しております。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) ほかにありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(加藤和男) ないようですので、承認第8号について意見等はありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(加藤和男) ないようですので、承認第14号平成29年度豊田市産業用地造成事業特別会計決算について質疑を許します。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(加藤和男) ないようですので、承認第14号について意見等はありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(加藤和男) 以上で、産業部所管分を終わります。  暫時休憩します。再開は午後1時とします。                        休憩 午前11時35分                        再開 午後 0時56分 ○分科会長(加藤和男) 休憩前に引き続き、会議を開きます。それでは、都市整備部所管分について審査を行います。  始めに、議案第104号平成30年度豊田市一般会計補正予算を議題とします。  それでは、議案第104号について説明願います。  栗本都市整備部副部長。 ○副部長(栗本光太郎) 都市整備部の補正予算について説明させていただきます。一般会計補正予算説明書30ページ、31ページをお願いします。  歳出でございます。8款1項2目建築管理費です。説明欄1公共建築物設計費におきましては、昨今の建築工事などの入札不調等を勘案し、事業の効率的な執行を図るため、委託料の増額補正をお願いするものです。  36ページ、37ページをお願いします。  8款5項2目土地区画整理費です。説明欄1都市基盤整備調査費におきましては、区画整理事業を計画中である八草地区で想定される活断層の位置等の調査を実施するため、委託料の増額補正をお願いするものです。  次に、同じく8款5項6目公園費であります。説明欄1公園維持管理費におきましては、鞍ケ池公園の水辺テラスやデッキの床や柵の経年劣化が進み、大規模な修繕が必要となったため、増額補正をお願いするものです。  説明欄2緑地整備費におきましては、ラグビーワールドカップ2019開催を契機に進めるバリアフリー整備の一環として、鞍ケ池公園のトイレの洋式化を行うため、増額補正をお願いするものです。  次に、同じく8款5項8目都心整備費であります。説明欄1都心環境計画推進費におきましては、都市環境計画に基づき、豊田市駅駅舎の整備進捗を図るため、事業化に必要な駅舎の構造設計等の負担金について増額補正をお願いするものです。  次に、一般会計補正予算書の8ページをお願いします。第2表繰越明許費であります。8款1項土木管理費でございますが、消防団乙部詰所格納庫改築をはじめとする2件の公共建築物設計事業におきましては、発注の平準化の一環として年度間の閑散期での事業執行を図るため、繰越しをお願いするものです。  続きまして、8款5項都市計画費でございますが、最上段の八草地区活断層調査事業におきまして、学識者で構成する活断層検討委員会の開催が現地調査に相応の時間が必要となるため、また、中段の鞍ケ池公園トイレ改修事業におきましては、発注の平準化の一環として、年度間の閑散期での事業執行を図るため、また、最下段の豊田市駅駅舎構造設計負担事業におきましては、設計内容等の必要な検討期間を確保し、適正な事業執行を図るため、いずれも繰越しをお願いするものです。  続きまして、10款8項文化体育費でございますが、最下段の豊田スタジアムピッチ照明改修事業におきましては、ラグビーワールドカップ2019の開催要件を満たすため、照明機器設置後に照度実測や機器の再調整を行い、ラグビーワールドカップ2019組織委員会からの最終承認を得る期間が必要であることから繰越しをお願いするものです。  説明は以上です。 ○分科会長(加藤和男) 説明が終わりましたので、質疑を許します。  水野委員。 ○副分科会長(水野博史) それでは、議案104号について私から質問させていただきます。一般会計補正予算説明書36ページ、37ページ、歳出8款5項2目土地区画整理費、1都市基盤整備調査費から2点質問いたします。  1点目、この補正予算は八草地区の活断層の調査事業と今説明がありましたが、八草地区の土地区画整理事業の進捗状況をお伺いします。 ○分科会長(加藤和男) 田中市街地整備課長。 ○市街地整備課長(田中一弘) 八草地区は土地区画整理の事業化に向け、平成29年8月に区画整理準備会が発足し、平成30年2月から仮同意書の収集に着手、平成30年6月に区画整理組合発起人会の設立に必要な仮同意の基準である仮同意率85パーセントを達成いたしました。  今後は、本年秋ごろに発起人会が設立され、事業化に必要な調査や計画策定を行ってまいりますが、一般的には、発起人会設立後、おおむね4年後から5年後に事業開始となる見込みでございます。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 水野委員。 ○副分科会長(水野博史) それでは、2点目です。今回の補正予算で調査を行う理由についてお伺いします。 ○分科会長(加藤和男) 田中課長。 ○市街地整備課長(田中一弘) 地元の熱心な活動によりまして、想定より半年早く仮同意書が得られたことで、前倒しをしまして、活断層調査ができる状況になってまいりました。本調査により、活断層の正確な情報を把握し区画整理の早期事業化につなげるため、補正予算をお願いするものでございます。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) ほかにありませんか。  日當委員。 ○分科会委員(日當浩介) 私は一般会計補正予算説明書37ページ、歳出8款5項6目公園費、1公園維持管理費(1)鞍ケ池公園維持管理費から2点伺います。  1点目、水辺テラスデッキの修繕とのことですが、修繕の内容について伺います。 ○分科会長(加藤和男) 小沢公園緑地管理課長。 ○公園緑地管理課長(小沢美博) 修繕の内容ですが、芝生広場の西側に設置されています水辺テラスにつきましては、デッキ材の張かえ265平方メートルと外柵の取りかえ54メートルを行います。そして、ボート乗り場につながります水辺デッキ部分につきましては、外柵の取りかえ78メートルを行います。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 日當委員。 ○分科会委員(日當浩介) 2点目、現在も使用中と伺っておりますが、修繕までの利用者の安全確保について伺います。 ○分科会長(加藤和男) 小沢課長。 ○公園緑地管理課長(小沢美博) 本格的修繕が完了するまでにつきましては、対象エリアに注意看板を設置するとともに、利用者の安全が確保できない箇所につきましては、立入禁止等の措置をとります。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) ほかにありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(加藤和男) ないようですので、続きまして、議案第104号について意見等はありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(加藤和男) ないようですので、続きまして、承認第4号平成29年度豊田市一般会計決算、歳入について質疑を許します。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(加藤和男) ないようですので、続きまして、歳出のうち2款及び8款について質疑を許します。  水野委員。 ○副分科会長(水野博史) それでは、私から8款について大きくは6点質問させていただきます。  始めに、予算執行実績報告書253ページ、歳出8款5項1目都市計画総務費、2都市計画総務事務費(2)都市景観事務費から2点質問します。  1点目として、屋外広告物の公衆の危害とはどのようなことがあるのかお伺いします。 ○分科会長(加藤和男) 林建築相談課長。 ○建築相談課長(林 美樹) 屋外広告物における公衆の危害とは、立て看板の転倒などの直接的な危害のほか、広告物による道路における見通し不良や信号機、道路標識の妨害など間接的な危害があります。このような危害を防止する対策の一つとして、張り札や立て看板等の簡易広告物の除却を行っています。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 水野委員。 ○副分科会長(水野博史) 2点目として、簡易除却数が110件とありますが、どの程度の効果があるのか。また、他市の状況はどのようか、お伺いします。 ○分科会長(加藤和男) 林課長。 ○建築相談課長(林 美樹) 簡易除却の件数については、国道、県道等市内の幹線道路を中心に実施しており、過去3年の実績は平成26年度698件、平成27年度272件、平成28年度123件と減少傾向にあります。これは道路上の張り紙、張り札、立看板といった簡易な違反広告物が少なくなった結果であると判断しております。  また、他市の状況は県内の中核市の岡崎市では241件、豊橋市では119件で本市と同様に減少傾向にあります。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 水野委員。 ○副分科会長(水野博史) 続きまして、予算執行実績報告書256ページ、歳出8款5項2目土地区画整理費、8事業助成補助金(1)平戸橋土地区画整理事業補助金から2点質問させていただきます。  1点目、平戸橋地区は平成25年から着工しておりますが、平成29年までの事業の進捗状況をお伺いします。 ○分科会長(加藤和男) 中根区画整理支援課長。 ○区画整理支援課長(中根和男) 平戸橋地区の進捗状況につきましては、平成25年度に区画整理組合が設立され、平成26年度に仮換地指定後、平成27年度は道路等詳細設計や物件調査を行っております。平成28年度からは建物等移転補償や宅地造成、並びに道路築造工事を実施しており、平成29年度末までに建物等移転は全体39件中31件が完了しました。宅地造成工事は全体3.2ヘクタールのうち約1.4ヘクタールで造成に着手し、そのうち約0.4ヘクタールが完了しております。  また、事業費決算ベースでの平成29年度末の進捗状況につきましては、約49パーセントとなっております。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 水野委員。
    ○副分科会長(水野博史) 2点目です。保留地販売はいつから開始を予定しているのか。そして、販売する宅地数やその方法はどのように考えているのかお伺いします。 ○分科会長(加藤和男) 中根課長。 ○区画整理支援課長(中根和男) 保留地販売につきましては、平成31年度以降に上下水道、ガス、電気などライフラインの整備完了後、施工者である平戸橋土地区画整理組合が順次販売を開始する予定です。  また、一般に販売する保留地は想定宅地数23区画で販売方法は原則公募による抽せんを予定していると伺っております。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 水野委員。 ○副分科会長(水野博史) 続きまして、予算執行実績報告書261ページ、8款5項6目公園費、9緑地整備費(3)矢作川水辺プロジェクト費から2点質問いたします。  始めに、平成29年度に行った実証実験の内容とその評価をお伺いします。 ○分科会長(加藤和男) 春日井公園緑地整備課長。 ○公園緑地整備課長(春日井輝政) 平成29年度の実証実験の内容につきましては、白浜公園と千石公園におきまして、フリーマーケットやKiTARAのオープンと連携をしましたドライビングシアターなど、5回の実証実験を行い、多くの方にご参加をいただいております。その結果を踏まえまして、高橋から久澄橋の間のコアエリアにつきましては、市民ニーズを把握し、河川空間の新たな利活用の可能性を示し、今後の空間活用に必要となる施設整備を取りまとめた矢作川かわまちづくり計画を矢作川利用調整協議会と調整を図りながら、かわまちづくり支援制度にかかる計画として、国土交通省への登録をすることができました。この登録とともにコアエリアが都市・地域再生等利用区域に指定され、河川空間での民間事業者による営利活動が可能となりました。これらの取組によりまして、必要な空間が整備され、多様な主体によるさまざまな利活用を促進し、新たなにぎわいづくりの創出に期待できると考えております。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 水野委員。 ○副分科会長(水野博史) 2点目として、今説明のありました矢作川かわまちづくり計画の内容と河川空間の整備時期をどのように考えているのかお伺いします。 ○分科会長(加藤和男) 春日井課長。 ○公園緑地整備課長(春日井輝政) 矢作川かわまちづくり計画の内容につきましては、国土交通省と連携いたしまして、豊田大橋からのアクセス性を向上させる橋詰空間の整備や堤防の緩傾斜化、スロープの整備、また河川敷におきましては、ゲート広場や散策路の整備、親水性の高い水際の整備等を計画してございます。これらの整備時期につきましては、ラグビーワールドカップ2019大会を見据え、平成30年度より、白浜公園側から国土交通省とともに順次着手をしてまいります。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 水野委員。 ○副分科会長(水野博史) 続きまして、予算執行実績報告書264ページ、歳出8款5項8目都心整備費、6都心環境計画推進費(3)停車場線歩行者専用化試行費から2点質問いたします。  1点目、歩行者専用化試行の取組を行ったとのことですが、その目的と期待する効果をどのように考えているのかお伺いします。 ○分科会長(加藤和男) 甲村都市整備課長。 ○都市整備課長(甲村尚義) 取組の目的といたしましては、豊田市停車場線を含む豊田市駅東口の駅前空間が将来、人中心の利用形態に展開していくことを都心環境計画で位置づけております。交通課題の実証実験として、当路線の通行どめ規制による交通に係る周辺影響や課題の検証などを行うものです。  期待する効果といたしましては、この取組を通じて確認される交通課題等、一つずつ解決した上で、実証実験を重ね地域との合意形成を図りながら、フルモール化に移行していくことにより、駅前が安全安心でコンパクトな歩行者空間となり、非日常のにぎわい創出がされ、まちの活性化につながるものと考えております。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 水野委員。 ○副分科会長(水野博史) それでは、2点目です。平成29年度の取組内容とその成果についてお伺いします。 ○分科会長(加藤和男) 甲村課長。 ○都市整備課長(甲村尚義) 平成29年度の取組内容といたしましては、7月のおいでんまつり、11月のあそべるとよた4DAYS、12月のラグビーフェスタなど、豊田市停車場線の通行どめ規制によるイベントにあわせ、将来の歩行者専用化に向けた交通影響調査及び検証を行いました。  その成果といたしましては、通行どめ規制による大きな影響は見受けられなかったものの、通行どめ規制による迂回ルートにおいて、一部の駐車場出入り口の形態や交差点形状などが交通課題であることが確認できました。  今後は、これらの交通課題を着実に解決し、フルモール化の本格運用を目指してまいります。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 水野委員。 ○副分科会長(水野博史) 続きまして、予算執行実績報告書等267ページ、8款5項9目総合交通対策費、6交通まちづくり推進費(3)先進技術等移動支援事業費から質問いたします。  超小型電気自動車シェアリング事業やパーソナルモビリティの普及に向けた課題をどう捉えているのか。そして、またその課題解決に向けて今後どのように取り組んでいくのかお伺いします。 ○分科会長(加藤和男) 中垣交通政策課長。 ○交通政策課長(中垣秋紀) 超小型電気自動車シェアリング事業の普及に向けては、利用者の利便性を向上させるため、現在は認められていない道路上でのステーション整備や自動運転技術を活用した自動配回送といった取組が必要であると考えております。  また、パーソナルモビリティの普及については、より簡単に利用できるように保安要員を置かず、単独走行ができることや走行できる道路条件等のさらなる規制緩和が必要であると考えております。これらの課題を解決するため、本市も選定を受けました内閣府の近未来技術等社会実装事業や特区制度などを活用し、さらなる規制緩和を国に働きかけていきたいと考えております。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 水野委員。 ○副分科会長(水野博史) それでは、最後になります。  予算執行実績報告書270ページ、歳出8款6項2目住宅建設費、2定住対策事業費(1)住宅取得費補助金から2点質問いたします。1点目、農山村地域での定住を目的としました住宅を取得する補助金ですが、その補助金の概要をお聞きします。 ○分科会長(加藤和男) 岡田定住促進課長。 ○定住促進課長(岡田茂克) 豊田市農山村等住宅取得費補助金は農山村地域等において、地域活動への参加を前提に定住するための住宅を取得した場合に、その費用の一部を補助するものです。補助金額としては、建物の取得に要する費用の10分の1以内で上限50万円と土地の取得に要する費用の10分の1以内の上限50万円で最大100万円を交付するものです。過去3年間の補助金の実績としては、平成27年度は55件、平成28年度は64件、平成29年度は87件と交付件数は増加しています。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 水野委員。 ○副分科会長(水野博史) それでは、2点目です。平成29年度補助金を交付した地区の内訳がどのようになっているのかお伺いします。 ○分科会長(加藤和男) 岡田課長。 ○定住促進課長(岡田茂克) 平成29年度に補助金を交付した87件の地区の内訳は、石野地区が35件と最も多く、ついで足助地区が18件、小原地区と松平地区がそれぞれ9件ずつ、稲武地区が6件、下山地区が5件、猿投台地区と高橋地区がそれぞれ2件ずつ、旭地区が1件となっています。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) ほかにありませんか。  日當委員。 ○分科会委員(日當浩介) 私からは大きくは4点質問いたします。予算執行実績報告書260ページ、8款5項6目公園費、9緑地整備費(1)鞍ケ池公園の魅力向上と維持管理費縮減のための民間活力導入計画から2点伺います。  1点目、この項目に対する平成29年度の執行額について伺います。 ○分科会長(加藤和男) 小沢課長。 ○公園緑地管理課長(小沢美博) この項目の検討に必要となります鞍ケ池公園民間活力導入検討業務委託の費用といたしまして、1,792万8,000円を執行いたしました。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 日當委員。 ○分科会委員(日當浩介) 2点目、検討の内容と今後のスケジュールについて伺います。 ○分科会長(加藤和男) 小沢課長。 ○公園緑地管理課長(小沢美博) 検討内容と今後のスケジュールですが、平成29年度におきましては、利用者ニーズの把握とマーケットサウンディングを行いまして、民間の参入意向があることを確認しました。平成30年度につきましては、参入形態ごとに必要なコストや期間、条件等を整理いたしまして、導入する参入形態の検討を進めてまいります。今後、平成31年度以降、導入に向けて必要となる手続等の検討を具体的に進めていく予定です。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 日當委員。 ○分科会委員(日當浩介) 次に、予算執行実績報告書261ページ、8款5項6目公園費、9緑地整備費(3)矢作川白浜公園などの矢作川かわまちづくり計画の策定について1点お伺いします。  規制緩和を行うために取り組んだ内容について伺います。 ○分科会長(加藤和男) 春日井課長。 ○公園緑地整備課長(春日井輝政) 規制緩和につきましては、矢作川かわまちづくり計画の登録とともに、コアエリアが都市・地域再生等利用区域に指定され、河川敷での民間事業者の営利活動が可能となりました。この指定を受けるために、矢作川利用調整協議会での議論を重ね、2回の市民参加のワークショップや5回の実証実験を通じて利活用に関する市民ニーズを把握し、内容を取りまとめてまいりました。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 日當委員。 ○分科会委員(日當浩介) 次に、予算執行実績報告書264ページ、8款5項8目都心整備費、6都心環境計画推進費(7)豊田市駅西口施設整備費と(8)新豊田市駅東口駅前広場整備費は関連がありますので、一括で伺います。  今後の整備に対する計画の費用でありますが、計画に当たり、にぎわい創出につながるための特徴について伺います。 ○分科会長(加藤和男) 甲村課長。 ○都市整備課長(甲村尚義) 豊田市駅西口施設整備の特徴といたしましては、豊田市駅西口ペデストリアンデッキの改築において、隣接建物と連携した利用やイベント活用ができる広場空間を確保するとともに、西口バスターミナルにおいては、バス待ち機能などの充実を図ってまいります。  また、新豊田駅東口駅前広場整備の特徴といたしましては、プレイヤーの多岐にわたる使い方を重視しながら、市民団体による広場運営の調整を図りながら、段階的に整備していくハーフメイド方式を取入れてまいります。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 日當委員。 ○分科会委員(日當浩介) 最後になります。予算執行実績報告書270ページ、8款6項2目住宅建設費1公営住宅等関連事業推進費から1点伺います。  平成29年度に策定されました住宅マスタープランの費用でございますが、住宅促進のための転出抑制に対応した特筆する方針について伺います。 ○分科会長(加藤和男) 岡田課長。 ○定住促進課長(岡田茂克) 定住促進のための転出抑制として、駅周辺を中心とした交通利便性が高い地域や職場や学校の近くといった職住近接のほか、さまざまなニーズへの対応が求められています。このため第3次豊田市住宅マスタープランでは、土地区画整理事業等によるまちづくりや土地の高度利用の促進、地区計画制度の活用等による人口集積など、駅周辺及び既成市街地を中心とした地区における住宅供給促進の強化を図ることとしています。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) ほかにありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(加藤和男) ないようですので、続きまして、委員外委員発言の申し出についてお諮りします。  大村委員の市営住宅の入居状況及び県営住宅との連携についてを主旨とする発言申し出を許可することにご異議ありませんか             〔「異議なし」の声起こる〕 ○分科会長(加藤和男) ご異議なしと認め、大村委員の発言申し出を許可します。  大村委員、発言席へお進みください。  大村委員。 ○委員外委員(大村義則) それでは、一つの項目について質問いたします。  予算執行実績報告書269ページ、歳出の8款6項1目住宅管理費、説明欄2市営住宅管理事務費で3点お聞きします。  まず①、市営住宅の入居待ちが何世帯あるのかお聞きいたします。 ○分科会長(加藤和男) 岡田課長。 ○定住促進課長(岡田茂克) 平成29年度末における市営住宅の入居待ちは11施設で132世帯ありました。一方、21施設で150世帯分の空き室が存在しました。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 大村委員。 ○委員外委員(大村義則) ②として、この入居待ちに対する改善策について考えをお聞きします。 ○分科会長(加藤和男) 岡田課長。 ○定住促進課長(岡田茂克) 市営住宅では、多くの入居待ちがある一方、多くの空き室があることから、入居希望者の要望を把握し、空き室を紹介することで少しでも入居待ちをなくすように努めています。  また、平成29年の住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅の供給の促進に関する法律の改正を受け、今後は、民間ストックを活用した居住支援にも取り組んでいく方針です。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 大村委員。
    委員外委員(大村義則) 3点目として、今、市営住宅の中での空き室をうまく連携しているという話がありましたが、県営住宅との連携をどのようにされているのかお聞きします。市営住宅と同じように県営住宅の空き戸数というのがあると思いますので、空き戸数がどうなっていて、連携はどう図られたのかという趣旨でお聞きします。 ○分科会長(加藤和男) 岡田課長。 ○定住促進課長(岡田茂克) 平成30年4月の県営住宅で募集対象とした空き戸数は合計で46戸ありました。入居案内や受付についてはともに愛知県住宅供給公社豊田公営住宅センターで行っており、市営住宅、県営住宅を問わず、公営住宅をご希望の方へご紹介や説明ができるように連携を図っております。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 以上で質疑を終わります。  大村委員は傍聴席へお戻りください。  続きまして、委員外委員発言の申し出について再度お諮りします。  岡田委員の空き家状況分析調査の業務委託の概要及び今後の活用についてを主旨とする発言申し出を許可することにご異議ありませんか             〔「異議なし」の声起こる〕 ○分科会長(加藤和男) ご異議なしと認め、岡田委員の発言申し出を許可します。  岡田委員、発言席へお進みください。  岡田委員。 ○委員外委員(岡田耕一) では、予算執行実績報告書242ページをお願いいたします。8款1項3目建築審査費、6建築安全対策事務費でございます。こちらは分科会長が言っていただきましたとおり、市内の空き家について現状分析調査を行ったということで、業務委託を行ったとも聞いております。まず、その概要についてお示しいただきたいと思います。 ○分科会長(加藤和男) 岡田課長。 ○定住促進課長(岡田茂克) 業務委託の概要としましては、住宅地図調査の過程で把握した空き家と思われる建築物情報と豊田市が所有する空き家情報を重ね空き家の実態調査を行うとともに、地区別の分析を行いました。結果としては、市内全域の建物数11万2,911のうち、空き家数は2,474あり、空き家率は2.2パーセントでありました。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 岡田委員。 ○委員外委員(岡田耕一) では、その調査結果に基づきまして、これをどのように生かしていくのかお示しいただきたいと思います。 ○分科会長(加藤和男) 岡田課長。 ○定住促進課長(岡田茂克) 調査結果については、第3次豊田市住宅マスタープランで掲げる将来都市像や目標値の達成に向けた施策検討に活用するほか、特定空家等の基準作成のための調査に活用していきます。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 以上で質疑を終わります。  岡田委員、傍聴席にお戻りください。  続きまして、9款について質疑を許します。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(加藤和男) ないようですので、続きまして、継続費及び繰越明許費について質疑を許します。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(加藤和男) ないようですので、続きまして、承認第4号について意見等はありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(加藤和男) ないようですので、続きまして、承認第6号平成29年度豊田市都市計画事業土地区画整理特別会計決算について、質疑を許します。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(加藤和男) ないようですので、続きまして、承認第6号について意見等はありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(加藤和男) ないようですので、続きまして、承認第7号平成29年度豊田市分譲住宅建設事業特別会計決算について質疑を許します。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(加藤和男) ないようですので、続きまして、承認第7号について意見等はありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(加藤和男) ないようですので、続きまして、債権放棄状況の報告を行います。  報告に当たっては、債権名、放棄額等を簡潔に説明願います。  栗本都市整備部副部長。 ○副部長(栗本光太郎) 平成29年度債権放棄実績報告の項目4産業建設分科会の欄をごらんください。  定住促進課所管の市営住宅等使用料です。11件の市営住宅の家賃27万4,470円について、記載の期日で債権を放棄しました。上段の1件は債務者が死亡し、全ての相続人が相続を放棄したため催告の継続が困難となり、債権管理条例に基づき徴収停止の適用をしたものです。下段の10件は、債権金額が1万円未満と少額で取り立てに要する費用に満たない状態のため、債権管理条例に基づき徴収停止を適用したものです。  説明は以上です。 ○分科会長(加藤和男) 説明は終わりましたので、質疑を許します。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(加藤和男) ないようですので、以上で都市整備部所管分を終わります。  それでは、建設部所管分について審査を行います。  始めに、議案第104号平成30年度豊田市一般会計補正予算を議題とします。  それでは、議案第104号について説明願います。  岡本建設部副部長。 ○副部長(岡本哲志) それでは、建設部の補正予算につきまして、説明させていただきます。資料2予算関係議案の要旨29ページをお願いいたします。  債務負担行為補正について説明させていただきます。表の1行目から後退用地整備事業、道路側溝修繕事業、地域道路側溝修繕事業、路面舗装修善事業及び地域路面舗装修繕事業の五つの事業につきまして、債務負担行為補正を行うものであります。補正理由といたしましては、これらの事業はいずれも生活基盤整備による生活環境の向上及び早期発注による工事の平準化を図るものです。各事業の補正額につきましては記載のとおりです。  説明は以上です。 ○分科会長(加藤和男) 説明が終わりましたので、質疑を許します。  質疑ありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(加藤和男) ないようですので、続いて、承認第4号平成29年度豊田市一般会計決算、歳入について質疑を許します。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(加藤和男) ないようですので、続きまして、歳出のうち8款について質疑を許します。  岩田委員。 ○分科会委員(岩田 淳) それでは、私から承認第4号平成29年度豊田市一般会計決算歳出8款について何点か質問させていただきます。  まず1点目、予算執行実績報告書244ページ、8款2項2目道路橋りょう維持費、4道路修繕費(2)路面舗装修繕費より1点お聞きいたします。この路面修繕事業においての修繕箇所はどのように選定しているのかお聞きします。 ○分科会長(加藤和男) 竹村道路維持課長。 ○道路維持課長(竹村浩一) 平成25年度から平成27年度にかけて、都市計画道路などの幹線道路や地域を結ぶ主要道路を対象に全市道の約3割となる延長729キロメートルの路面性状調査を行いまいした。その結果に基づき舗装のひび割れやわだち掘れなど、路面劣化の著しい箇所において、路線の重要度を考慮し、優先順位をつけ計画的に修繕を実施しております。  また、路面性状調査を行っていない路線においても、日常で行う道路パトロールや市民からの情報提供により、路面状況を把握し、緊急性や劣化の度合いにより、補修や修繕を実施しております。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 岩田委員。 ○分科会委員(岩田 淳) 次に同じく予算執行実績報告書244ページ、8款2項2目道路橋りょう維持費、5橋りょう修繕費(2)橋りょう長寿命化修繕費から2点お聞きいたします。  まず1点目、橋りょう長寿命化修繕においては、95橋を修繕しておられますが、主な修繕の工法内容をお聞かせください。 ○分科会長(加藤和男) 田中道路予防保全課長。 ○道路予防保全課長(田中 統) 平成29年度に実施した橋りょう長寿命化修繕の主な工法は、橋の床版への水の浸透を防止するため、防水層の設置を目的とした橋面の舗装打ちかえ工や支承部への雨水の止水を目的とした伸縮装置の取りかえ工などがあります。橋梁の劣化の要因となる水の侵入を防ぎ、防水機能を向上させることにより、長寿命化を図りました。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 岩田委員。 ○分科会委員(岩田 淳) では、2点目、橋りょう定期点検に関しては、平成29年度は217橋の橋梁の点検を実施されております。その点検の結果は4段階で分類することになっていると理解しております。そこで、平成29年度に実施した217橋の点検結果を分類ごとにお答えいただき、全体の定期点検はどの程度まで進んでおられるのかあわせてお聞きします。 ○分科会長(加藤和男) 田中課長。 ○道路予防保全課長(田中 統) 平成29年度に実施した217橋の橋りょう定期点検による診断結果は、最も状態のよい橋の機能に支障が生じていない状態である区分1の橋梁が76橋、橋の機能に支障は生じていないが予防保全の観点から措置を講じることが望ましい状態である区分2の橋梁が114橋、橋の機能に支障が生じる可能性があり、早期に措置を講ずるべき状態である区分3の橋梁が27橋でした。  なお、最も状態が悪い橋の機能に支障が生じている、または生じる可能性が著しく高く、緊急に措置を講ずべき状態である区分4の橋梁はありませんでした。定期点検全体での進捗は、平成29年度末時点で市道橋1,185橋のうち、982橋の点検が完了しております。残りの203橋については、平成30年度に点検を実施しており、これにより全市道橋の一巡目の定期点検が完了する見込みです。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 岩田委員。 ○分科会委員(岩田 淳) 続きまして、予算執行実績報告書245ページ、8款2項2目道路橋りょう維持費、7耐震対策費から1点伺わせていただきます。  この3年間の橋梁耐震補強の状況は平成27年は6橋、平成28年は4橋、平成29年は記載のとおり8橋が実施されておりますが、そこで耐震対策を優先的に実施する橋梁の数はどれだけあって、また、全体の耐震対策はどの程度進んでいるのかお聞きします。 ○分科会長(加藤和男) 田中課長。 ○道路予防保全課長(田中 統) 耐震対策を優先的に実施する橋梁は90橋あり、このうち橋脚を有する橋梁が49橋あります。そのため、落橋防止対策の90橋に対して、橋脚補強は49橋に対して行います。橋梁の耐震対策の進捗ですが、平成29年度末までに落橋防止対策を81橋が完了し、割合として90パーセントとなります。また、橋脚補強は35橋が完了し、割合として約71パーセントになります。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 岩田委員。 ○分科会委員(岩田 淳) 続いて、予算執行実績報告書245ページ、8款2項3目道路新設改良費、1市道新設費よりお聞きいたします。  この執行経費の決算額は、平成28年度執行額の7億3,400万円に対して、2億5,000万円余の減額となっておりますが、主な理由をお聞かせください。 ○分科会長(加藤和男) 塚本土木課長。 ○土木課長(塚本直樹) 減額の主な理由といたしましては、事業用地の取得において、平成28年度と比べて大規模な補償物件がなかったことや用地取得面積が減少したことによるものでございますが、事業におきましては、平成28年度と同数の7路線に取り組み事業進捗を図りました。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 岩田委員。 ○分科会委員(岩田 淳) 続きまして、予算執行実績報告書は249ページ、8款3項2目歩道等整備費から1点伺います。  こちらでは歩道設置費をはじめとした公共施設歩道設置費、歩行者・自転車通行環境整備費、これらを合わせた決算額が4億600万円余となっております。こちらも平成28年度決算額に対して8,300万円余の減額となっておりますが、減額となった主な理由をお聞かせください。 ○分科会長(加藤和男) 塚本課長。 ○土木課長(塚本直樹) 減額の主な理由といたしましては、平成28年度の工事施工をもって4路線の整備が完了したことにより、工事費が減少したことによるものです。  なお、平成29年度は新規路線や継続中路線の設計業務並びに用地取得に取り組むことにより、事業進捗を図ってまいりました。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 岩田委員。 ○分科会委員(岩田 淳) 続きまして、予算執行実績報告書は252ページ、8款4項2目河川改良費、6河川計画策定費(1)矢作川水辺プロジェクト費からお聞きさせていただきます。  平成29年度の実施内容では、水辺空間の新たなにぎわいづくりのための基本検討を行っておりますが、具体的な内容とラグビーワールドカップ2019の開催時にはどのような状況となっているのかをお聞かせください。
    ○分科会長(加藤和男) 早川河川課長。 ○河川課長(早川 匡) 具体的な内容としましては、鵜の首橋から篭川合流までの全体エリアにおいて、回遊性を高める散策路やサイクリングロード、利便性を向上させる駐車場の廃止などの検討を行い、整備の素案をまとめました。また、久澄橋から高橋までのコアエリアでは、親水性を高める水際整備や天然アユが住みやすい環境整備の素案をまとめました。  今後は、コアエリアにおいて国と連携し、河川敷の誘客力を高める施設などの整備を進め、ラグビーワールドカップ2019開催時には、国内外からの来訪者が河川敷などで展開される関連イベントとともに、アユ釣りでにぎわう自然豊かな矢作川の風景も楽しんでいただける状況となることを想定しております。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 岩田委員。 ○分科会委員(岩田 淳) 続きまして、予算執行実績報告書257ページ、8款5項3目街路事業費、3街路建設費より1点、お聞きいたします。  こちらは重点取組項目として、ラグビーワールドカップ2019を見据えた都市基盤整備の取組として、都市計画道路の早期整備を掲げられていますが、そこで都市計画道路、梅坪堤線などのラグビーワールドカップ2019開催に向けた市道整備の進捗状況をお聞かせください。 ○分科会長(加藤和男) 三浦街路課長。 ○街路課長(三浦 浩) 街路建設費では、ラグビーワールドカップ2019関連整備として、梅坪堤線及び平戸橋土橋線の2路線の整備を進めております。始めに、梅坪堤線は県事業であります豊田則定線高橋拡幅整備事業と連携し進めております。平成29年度は交差点の南側、延長90メートルの拡幅整備が完了し、平成30年度に北側の延長110メートルの整備を進め、完了する予定です。  次に、平戸橋土橋線は越戸平戸橋地区と中心市街地を結ぶ幹線道路として、国が進める豊田北バイパスや平戸橋区画整理事業等と連携し、事業を進めております。平成29年度は平戸橋工区において延長140メートル、荒井工区において延長110メートルの整備を行いました。平成30年度に豊田北バイパス及び国道153号線との接続や切かえの整備を進め、平成31年3月の全線開通を目指して進めてまいります。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 岩田委員。 ○分科会委員(岩田 淳) 続きまして、予算執行実績報告書258ページ、8款5項4目特定道路費、4特定道路建設費より2点お伺いさせていただきます。  まず1点目、この特定道路建設費は前年度比で約10億円余の増額となっております。その増額となった理由をお聞かせください。 ○分科会長(加藤和男) 三浦課長。 ○街路課長(三浦 浩) 主な増額の理由は二つあります。まず、一つ目ですが、高橋細谷線安永川橋梁新設工事に支障となる枝下用水放水路の移設工事におきまして、硬岩掘削量が増加したことによる増額のほか、施工効率の低下及び土どめ工の対策に時間を要したため、平成28年度から平成29年度に繰り越しました5億円を含め、6億2,000万円余の増額となりました。  二つ目は、平成29年度から新たに竜宮橋橋梁の整備工事に着手したため、3億7,000万円余の橋梁工事費が加わったものです。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 岩田委員。 ○分科会委員(岩田 淳) それでは、2点目です。内環状線を担う高橋細谷線の各工区の進捗状況を確認させていただきます。 ○分科会長(加藤和男) 三浦課長。 ○街路課長(三浦 浩) 高橋細谷線の野見御立工区、竜宮橋工区、長興寺第一工区の三つの工区を順にご説明いたします。  始めに、野見御立工区では、平成29年度に国道301号線から県道細川豊田線までの区間におきまして、本線の舗装の仕上げ及び関連市道の工事を行い、延長250メートルの四車線化整備が完了いたしました。  続く県道細川豊田線から矢作川までの区間におきまして、本線の下を横断するボックスカルバート及び側道を含む延長150メートルの新設道路の工事を行いました。  次に、竜宮橋工区は平成29年度より新設橋脚1基及び既設橋脚の耐震補強1基の施工に着手し、1期目の渇水期で予定されていた工事を無事完了しております。この工事は3か年の継続工事として進めております。  最後に、長興寺第一工区ですが、平成29年度から安永川橋梁部の新設橋台2基を施工しております。また、継続的に用地取得を進めており、平成30年度から本線の整備に本格的に着手してまいります。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 岩田委員。 ○分科会委員(岩田 淳) それでは、最後の質問になります。予算執行実績報告書258ページ、8款5項4目特定道路費、5特定道路改良促進費から1点お伺いさせていただきます。  豊田南北バイパスに関連する市道全体の整備状況と平成29年度に実施した内容及び整備効果、また、ラグビーワールドカップ2019開催時にはどのような状況になっているのか合わせてお聞かせください。 ○分科会長(加藤和男) 稲吉幹線道路推進課長。 ○幹線道路推進課長(稲吉健司) 豊田南バイパスについては、関連する市道が9路線あり、平成29年度までに4路線の工事に着手しております。工事の進捗率は約32パーセントになります。  また、豊田北バイパスについては、関連する市道が17路線あり、平成29年度までに6路線の工事に着手しております。工事の進捗率は約30パーセントです。平成29年度の整備内容は豊田南バイパスが2路線延長126メートル、豊田北バイパスは5路線延長854メートルを整備し、そのうち歩道整備をしたものが3路線あり、延長は392メートルとなっております。全体の整備効果としましては、既設市道の機能回復のほか、通学路などの歩行者の多い路線では歩道の新設や拡幅を行い、交通安全対策もあわせて進めております。  なお、ラグビーワールドカップ2019開催時のバイパスの状況につきましては、豊田南バイパスは引き続き東新町地内の豊田西バイパスから北側に工事が延伸されている状況で、豊田北バイパスの平戸大橋はラグビーワールドカップ2019の開催にあわせ、都市計画道路平戸土橋線と接続し供用となる見通しです。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) ほかにありませんか。  日當委員。 ○分科会委員(日當浩介) 私からは大きく4点質問いたします。予算執行実績報告書244ページ、8款2項2目道路橋りょう維持費、4道路修繕費(2)路面舗装修繕費から2点伺います。  1点目、工事箇所が年々増加傾向にございますが、路面状態の状況と課題について伺います。 ○分科会長(加藤和男) 竹村課長。 ○道路維持課長(竹村浩一) 路面状態の状況ですが、平成25年度から平成27年度にかけて、路面性状調査を行った結果、調査延長の約2割に当たる140キロメートルが早急に修繕が必要と診断されました。  また、毎年1,000箇所を超える路面劣化の著しい箇所において、部分補修を行っているのが実情です。課題としましては、路面性状調査を行っていない路線について老朽化の状況把握が日常で行う道路パトロールや市民からの情報提供に頼らざるを得ないことが挙げられます。  また、市道の管理延長は年々数キロメートル単位で増加する一方、既設道路の路面劣化の進行により、事業費の増加が予想される中、いかに事業費の節減と平準化を図るかが課題と考えております。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 日當委員。 ○分科会委員(日當浩介) 2点目、路面劣化による事故防止のための今後の対応について伺います。 ○分科会長(加藤和男) 竹村課長。 ○道路維持課長(竹村浩一) 今後の対応としましては、日常の道路パトロールや定期的な点検による保守点検の強化を図るとともに、計画的に修繕を実施してまいります。  また、実証実験中でもあるプロブ情報の活用の検討など、効率的・効果的な事業の実施に努めてまいります。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 日當委員。 ○分科会委員(日當浩介) 予算執行実績報告書252ページ、8款4項2目河川改良費、6河川計画策定費(1)矢作川水辺プロジェクト費から1点伺います。当初予算に対しまして、2,000万円余の増額でございますが、この理由について伺います。 ○分科会長(加藤和男) 早川課長。 ○河川課長(早川 匡) 久澄橋から高橋までのコアエリアの整備検討を進めるに当たり、現在国が施工しています矢作川河道掘削工事の進捗に伴い新たに創出されました河川敷において、さらなる河川空間の利活用を推奨している国と今後の利活用方針について調整する必要が生じたため、その検討費用を増額したものです。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 日當委員。 ○分科会委員(日當浩介) 次に予算執行実績報告書257ページ、8款5項3目街路事業費、3街路建設費、(3)名鉄三河線若林駅付近連続立体交差事業の調査設計について2点伺います。  1点目、平成29年度におけるこの事業内容について伺います。 ○分科会長(加藤和男) 三浦課長。 ○街路課長(三浦 浩) 平成29年度の事業費としましては、継続費で5億200万円余、単年度予算で1億9,700万円余、合わせて7億円余となります。内容といたしましては、平成28年度から3年間の継続費にて進めている仮の線路や鉄道高架の詳細設計を引き続き行いました。  次に、単年度予算で行いました調査設計の内容については、仮踏切部の道路設計4箇所及び仮線路施工時に必要となります仮側道2路線、合計1キロメートルの設計を行ったほか、用地取得に必要な建物調査を25件行いました。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 日當委員。 ○分科会委員(日當浩介) 2点目、課題と今後のスケジュールについて伺います。 ○分科会長(加藤和男) 三浦課長。 ○街路課長(三浦 浩) 始めに、課題についてですが、国の交付金や用地の取得に必要な都市計画事業認可を国や県との協議を調え、平成30年4月に取得することができました。  続いて、工事に着手するには、計画的な用地取得に加え、鉄道事業者と工事協定を締結する必要があります。この締結に向けたより詳細な構造や施工分担、工程、費用などの協議調整を短期間で整えることが計画どおりに事業を進める上での課題と認識しております。  今後のスケジュールですが、早期の工事着手に向けまして、引き続き積極的に用地取得を進めるとともに、平成30年度は駅部の設計や工事に支障となる農業用水、河川施設等の多岐にわたる関係機関との協議調整を進め、平成36年度の仮線路から鉄道高架への切かえを目指し、事業推進を図ってまいります。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 日當委員。 ○分科会委員(日當浩介) 最後の項目になります。予算執行実績報告書258ページ、8款5項4目特定道路費、3高規格道路建設促進費から2点伺います。  1点目、平成29年度における事業内容について伺います。 ○分科会長(加藤和男) 稲吉課長。 ○幹線道路推進課長(稲吉健司) 高規格道路建設促進費は上郷スマートインターチェンジの整備費で平成29年度の内容は主に土地開発公社から用地取得したほか、現上郷サービスエリア内のスマートインターチェンジとなる区域において、下水道等の支障移転費を中日本高速道路株式会社に負担いたしました。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 日當委員。 ○分科会委員(日當浩介) 2点目、上郷スマートインターチェンジの今後の整備スケジュールについて伺います。 ○分科会長(加藤和男) 稲吉課長。 ○幹線道路推進課長(稲吉健司) 今後の整備スケジュールは平成29年度2月にスマートインター本線の用地契約が完了できたことから、現在、中日本高速道路株式会社が工事発注の準備を進めております。平成30年度内の工事再開を目指しております。  工事は擁壁やボックスカルバートなどの大規模な構造物を施工するため、約2年の施工期間が必要となります。完成は平成32年度末の予定ですが、豊田市としましては、一日も早い供用に向けて、関係機関の調整に取り組んでまいります。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) ほかにありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(加藤和男) ないようですので、続きまして、委員外委員発言の申し出についてお諮りします。  岡田委員の(仮)水辺ふれあいプラザ用地の利用状況及び方向性についてを主旨とする発言申し出を許可することにご異議ありませんか             〔「異議なし」の声起こる〕 ○分科会長(加藤和男) ご異議なしと認め、岡田委員の発言申し出を許可します。  岡田委員、発言席へお進みください。  岡田委員。 ○委員外委員(岡田耕一) 予算執行実績報告書250ページをお願いいたします。歳出8款4項1目河川総務費、4(仮)水辺ふれあいプラザ整備費でございます。  まず1点目、執行金額としては毎年定例の草刈りの費用でございますが、用地の利用状況について、ご確認させていただきたいと思います。 ○分科会長(加藤和男) 中川矢作川研究所長。 ○矢作川研究所長(中川啓二) 用地の利用状況につきましては、一部の区域において、引き続きビオトープとして利用しております。  また、地元に草刈りなどを委託し日常の管理を行っております。  以上です。 ○分科会長(加藤和男) 岡田委員。 ○分科会委員外委員(岡田耕一) では2点目、暫定利用の検討状況と方向性について伺います。昨年のこの場の答弁では、今後は土地利用されていない区域の暫定利用も視野に入れ、地域住民と積極的に意見交換を行いながら、運営方法や施設内容の見直しを行っていく旨のご答弁がありました。その結果、平成29年度としてどのような利用の検討がなされ、方向性が出されましたか。お答えください。 ○分科会長(加藤和男) 中川所長。 ○矢作川研究所長(中川啓二) 平成29年度は施設内容や運営方法について、地域住民との検討会を4回開催いたしました。検討会の中で暫定利用について意見交換を行っており、引き続き地域の活性化につながる施設づくりを進めてまいります。  以上です。
    ○分科会長(加藤和男) 以上で質疑を終わります。  岡田委員は傍聴席にお戻りください。  続きまして、11款について質疑を許します。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(加藤和男) ないようですので、続きまして、継続費及び繰越明許費について質疑を許します。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(加藤和男) ないようですので、続きまして、承認第4号について意見等はありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(加藤和男) ないようですので、以上で建設部所管分を終わります。  以上をもちまして、当分科会の審査案件の全てを終了いたしました。  なお、予算決算委員会における審査結果報告につきましては、分科会長にご一任いただきますようお願いいたします。  これをもちまして、予算決算委員会産業建設分科会を閉会いたします。                                  閉会 午後 2時03分  平成30年9月12日                           産業建設分科会長 加藤和男...