豊田市議会 > 2018-06-18 >
平成30年教育社会委員会( 6月18日)

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  1. 豊田市議会 2018-06-18
    平成30年教育社会委員会( 6月18日)


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    最終取得日: 2022-12-21
    平成30年教育社会委員会( 6月18日)               教育社会委員会                          平成30年6月18日(月)                        午前10時00分〜午前11時39分                        於:南71委員会室 [議  題] 1 付託議案   議案第71号 豊田市体育施設条例の一部を改正する条例   議案第73号 豊田市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める          条例の一部を改正する条例   議案第85号 工事請負契約の締結について(豊田市美術館展示室等照明設備改修工          事)   議案第86号 工事請負契約の締結について(豊田市立竹村小学校施設保全改修工事          )   議案第87号 工事請負契約の締結について(豊田市立元城小学校施設保全改修工事          )   議案第88号 工事請負契約の締結について(豊田市立若林東小学校施設保全改修工          事)   議案第89号 工事請負契約の締結について(豊田市立猿投中学校施設保全改修工事          )
      議案第90号 工事請負契約の締結について(豊田市立藤岡中学校施設保全改修工事          )   議案第91号 工事請負契約の締結について(豊田市立松平中学校施設保全改修工事          )   議案第92号 工事請負契約の締結について(豊田市立豊田特別支援学校空調設備改          修工事) 2 陳情   陳情受理番号第7号 客観性・透明性を確保した豊田市中央図書館の評価制度を求め             る陳情書 3 重点目標説明各種審議会行政計画策定等に係る報告   ・教育行政部   ・学校教育部   ・子ども部   ・生涯活躍部 4 委員の派遣 5 常任委員会確認事項出席委員(9名)  委員長   桜 井 秀 樹      副委員長  北 川 敏 崇  委  員  岡 田 耕 一      委  員  梅 村 憲 夫  委  員  小 島 政 直      委  員  太 田 博 康  委  員  清 水 郁 夫      委  員  板 垣 清 志  委  員  中 村 孝 浩 〇欠席委員(0名) 〇委員外議員(0名) 〇説明のため出席した者の職・氏名  特別職    副市長         杉 山 基 明     副市長       礒 谷 裕 司    教育長         山 本 浩 司  生涯活躍部    生涯活躍部長      田 中 茂 樹     副部長          邦 惠    市民活躍支援課長    勝 野 二 徹     文化振興課長    久 野 賢 児    スポーツ課長      村 中 正 史  子ども部    子ども部長       寺 澤 好 之     副部長       杉 坂 盛 雄    次世代育成課長     佐 野   均     子ども家庭課長   塚 田 知 宏    保育課長        古 井 幸 久     保育課主幹     水 野 貴 代  教育行政部    教育行政部長      太 田 庸 介     副部長       近 藤 卓 也    文化財課長       森   泰 通     図書館管理課長   堀 野   強    美術館副館長      築 山 忠 司     教育政策課長    近 藤 孝 浩  学校教育部    学校教育部長      澤 平 昭 治     副部長       竹 田 康 孝    学校教育課長      鈴 木 直 樹     教育センター所長  加 藤 秀 昭    青少年相談センター所長 野 田   靖     学校づくり推進課長 鳥 居   寿    保健給食課長      小木曽 哲 也  総務部    契約課長        能 見 秀 行  都市整備部    公共建築課長      稲 本 龍 治 〇職務のため出席した事務局職員の職・氏名  議会事務局    局長          伊 藤 勝 介     副局長       奥 村   洋    副主幹         上 田   研     担当長       太 田 吉 朗    主査          加 納 祐 太                          開会 午前10時00分 ○委員長(桜井秀樹) ただいまから、教育社会委員会を開会します。  6月13日の本会議で当委員会に付託されました案件は、議案第71号始め10議案です。慎重審査よろしくお願いします。  なお、議事の都合上、総務部及び都市整備部の職員が出席しておりますので、よろしくお願いします。  議案審査に入る前に、委員の皆様に申し上げます。  委員会での質疑については、本会議での議案質疑と同一趣旨の発言を重複して行うことはご遠慮いただきますようお願いします。  また、意見を述べる際は、議案に対する賛成または反対の立場を明らかにした上で発言し、個人的な要望は差し控えるようにお願いします。  続いて、執行部の皆様に申し上げます。  議案の説明に当たっては、目的・効果・事業主体など、簡潔・明瞭にご説明願います。  また、質問の趣旨や内容について確認したい場合は、必ず委員長の許可を得てから行ってください。  なお、委員会における発言は挙手をし、委員長と発声した上で、起立してお願いします。  これより、議案審査に入ります。  議案第71号豊田市体育施設条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案第71号について説明願います。  生涯活躍部副部長。 ○副部長( 邦惠) 提出議案の要旨で説明します。6ページをごらんください。  提案理由は、市民サービスの向上と施設の効率的な管理運営を図るため、現在、直営で管理している豊田市若園運動広場指定管理者制度を導入したいからです。指定管理者制度の導入時期は、平成31年4月1日となります。  なお、指定区分は公募とし、近隣施設である豊田市高岡公園体育館及び高岡公園と一体で募集することを考えています。  説明は以上です。 ○委員長(桜井秀樹) 説明が終わりましたので、質疑を許します。  中村委員。 ○委員(中村孝浩) 私からは2点質問させていただきます。  1点目に、現地を確認する中で、一体運営する観点から、隣接する若園スポーツクラブ指定管理をしたほうがよいと考えますが、高岡公園体育館等との一体の指定管理になった背景についてお伺いします。 ○委員長(桜井秀樹) 村中スポーツ課長。 ○スポーツ課長村中正史) 現在は、直営管理のため、急に現場対応が必要となった場合は、スポーツ課の職員が職場や自宅等から駆けつけております。そのため、利用者をお待たせするようなことがあり、改善していくべきと考えておりました。そこで、今般、近隣施設との一体的な管理とし、立地を生かした迅速な対応を図っていくこととしました。  なお、委員の言われるよう、指定管理を検討する際、隣接する若園スポーツクラブにお願いすることも考え、同クラブに指定管理についての考えをお聞きしました。そうしたところ、同クラブに指定管理について受託の意向が確認できませんでした。そこで、近隣施設である高岡公園体育館等指定管理業者に一体で管理していただくこととしました。  以上です。 ○委員長(桜井秀樹) 中村委員。 ○委員(中村孝浩) 2点目に、高岡公園体育館等との一体運営とされていますが、具体的な効果についてお伺いします。 ○委員長(桜井秀樹) 村中課長
    スポーツ課長村中正史) 主な効果は3点あると考えています。  1点目は、高岡公園体育館等との一体管理とすることで立地を生かした迅速な対応が可能となることです。  2点目は、公募による競争原理に加え、高岡公園体育館等との一体管理によるコスト削減が見込まれることです。  3点目は、スポーツ施設管理運営ノウハウを持つ業者が管理することで、利用者満足度の向上につながる自主事業が期待できることです。  以上です。 ○委員長(桜井秀樹) ほかにありませんか。  清水委員。 ○委員(清水郁夫) この施設は平成22年4月から供用開始されておりますが、これまでどのような管理を行っているのかお聞きします。 ○委員長(桜井秀樹) 村中課長。 ○スポーツ課長村中正史) この施設は、平成22年4月の供用開始からこれまで、市が直接管理をしております。直接管理において清掃、樹木管理などは、平成28年度までは若園スポーツクラブに委託しておりましたが、同クラブから受託困難な申し出があり、平成29年度からはシルバー人材センターに委託しております。  また、駐車場の施錠等の管理は、平成24年度までは同クラブに委託しておりましたが、平成25年度からは警備業者に委託しております。  その他、修繕や備品購入、利用者対応は市が直接行っております。  以上です。 ○委員長(桜井秀樹) ほかにありませんか。  岡田委員。 ○委員(岡田耕一) 私からは、3点お願いします。  まず1点目です。先ほどコスト削減という具体的な効果も出されました。この若園運動広場の現在の維持管理コストがどの程度なのかお示しいただきたいと思います。 ○委員長(桜井秀樹) 村中課長。 ○スポーツ課長村中正史) 若園運動広場維持管理費は、清掃や駐車場管理などの委託費に年間約470万円、このほかに利用者対応各種事務処理などに要する市職員の人件費に年間約15万円、合計約485万円を要しております。  以上です。 ○委員長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○委員(岡田耕一) では、コスト削減をここからどのくらい図るかという観点になります。今回、高岡公園及び体育館との一体管理ということになりますが、若園運動広場の分の指定管理料、いわゆる上乗せ分がどのぐらいになるのか。先ほどの約485万円との差し引きで、どのくらい削減効果が出るかということを確認したいです。今後の若園運動広場分指定管理料をどの程度見込んでいるのかお示しをいただきたいと思います。 ○委員長(桜井秀樹) 村中課長。 ○スポーツ課長村中正史) 若園運動広場における指定管理コスト削減についてですが、現在検討中のため具体的な金額はお答えできませんが、公募による競争の原理に加え、近隣施設との一体的な管理によるスケールメリットや管理の効率化による経費削減を見込んでおります。  以上です。 ○委員長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○委員(岡田耕一) では、最後に、利用の条件について確認をさせていただきたいと思います。  現在は午前8時から午後8時までの4区分について時間割が設定されており、料金も無料となっております。ほかの施設を見ますと、早朝5時から8時に利用できる広場等もありますが、今回ここの運動広場に関しまして、早朝の時間帯の利用の考え方があるのかどうか、最後に確認させていただきたいと思います。 ○委員長(桜井秀樹) 村中課長。 ○スポーツ課長村中正史) 市内には午前5時から利用可能な運動広場もあります。しかし、当該運動広場は、住宅地に隣接していることから、近隣住民の生活に配慮して午前8時からの利用としております。そのため指定管理への移行後も同様に午前8時からの利用としていく予定です。  以上です。 ○委員長(桜井秀樹) ほかにありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○委員長(桜井秀樹) ないようですので、続いて、本議案について意見等がありましたら、賛成または反対を明らかにしてお願いします。  意見等ありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○委員長(桜井秀樹) ないようですので、これより採決します。  議案第71号につきましては、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。             〔「異議なし」の声起こる〕 ○委員長(桜井秀樹) ご異議なしと認め、議案第71号については、原案のとおり承認することに決定しました。  続いて、議案第73号豊田市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案第73号について説明願います。  杉坂子ども部副部長。 ○副部長(杉坂盛雄) 提出議案の要旨で説明をさせていただきます。  8ページをごらんください。  議案第73号豊田市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例です。  この条例案を提出しますのは、厚生労働省令である放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部改正に準じて放課後児童支援員基礎資格を変更するほか所要の改正を行いたいからです。  このたびの基準省令の改正で新たに高等学校を卒業していない者について、放課後児童支援員認定資格研修を受講できる資格が定められました。これにより広く経験豊富で優秀な人材を放課後児童支援員として登用することが可能となります。  なお、詳細な改正内容は記載のとおりです。  説明は以上です。 ○委員長(桜井秀樹) 説明が終わりましたので、質疑を許します。  小島委員。 ○委員(小島政直) それでは、2点お尋ねします。  国が定めている基準が改正してこの条例の一部改正がされるわけですが、なぜ今、国が基準を改正したのか、その改正した背景についてお聞かせください。 ○委員長(桜井秀樹) 佐野次世代育成課長。 ○次世代育成課長(佐野 均) まず、本条例第10条第3項第4号につきましては、教員免許の更新制度との関係でわかりにくい規定となっておりまして、国に問い合わせが多く寄せられていたことを踏まえ、根拠法令を学校教育法から教育職員免許法に変更したもので、実質的な内容を変更するものではありません。  また、同条例第10条第3項第10号につきましては、国の地方分権改革に関する提案募集で自治体から提案された内容を受けて、平成29年の地方からの提案等に関する対応方針が閣議決定され追加されたものです。  以上です。 ○委員長(桜井秀樹) 小島委員。 ○委員(小島政直) それでは、条例の改正によるメリットについて、本市における該当者はどれぐらいいるのかお聞かせください。 ○委員長(桜井秀樹) 佐野課長。 ○次世代育成課長(佐野 均) 今回追加した第10号については、放課後児童支援員基礎資格の要件が拡大となりますので支援員の確保にメリットがあると考えております。  直営及び委託運営の放課後児童クラブに確認したところ、現時点で該当者は5人となっております。  以上です。 ○委員長(桜井秀樹) ほかにありませんか。  中村委員。 ○委員(中村孝浩) 私からは、2点質問させていただきます。  先ほど国の省令改正があったということですが、今回、市の条例改正に至った背景についてお伺いします。 ○委員長(桜井秀樹) 佐野課長。 ○次世代育成課長(佐野 均) 今回の条例改正は、平成30年4月1日に施行された厚生労働省令の第10条第3項の一部改正を受けて対応するものです。  児童福祉法及び省令では、条例を定めるに当たっては、放課後児童健全育成事業に従事する者及びその員数については、厚生労働省令で定める基準に従い定めるとされております。  条例改正する第10条第3項、第4号及び第10号につきましては、放課後児童支援員の資格要件に関する内容のため、国の基準に従う必要があり、条例改正を行うものです。  以上です。 ○委員長(桜井秀樹) 中村委員。 ○委員(中村孝浩) 2点目に、第10号は市長が適当と認めたものと規定されますが、支援の質のばらつき等について、どのように取り組むのかお伺いします。 ○委員長(桜井秀樹) 佐野課長。 ○次世代育成課長(佐野 均) 質のばらつき等への取組として、まず第10号の基礎資格として5年以上の放課後児童健全育成事業の従事経験の有無を確認します。このことに加え、実務経験や研修の受講履歴などに照らして、アレルギーや感染症の対応等で必要となる知識の理解力、災害などの緊急時の判断能力、保護者へのお便りや掲示物の作成に必要な事務処理能力などを総合的に勘案し、適当と認められるかどうかの判断をすることになります。  さらに、県の放課後児童支援員認定資格研修や市独自の研修などにより、個々のスキルのばらつきを解消するとともに、全体の資質向上につなげていきます。  以上です。 ○委員長(桜井秀樹) ほかにありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○委員長(桜井秀樹) ないようですので、続いて、本議案について意見等がありましたら、お願いします。  意見等ありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○委員長(桜井秀樹) ないようですので、これより採決します。  議案第73号につきましては、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。             〔「異議なし」の声起こる〕 ○委員長(桜井秀樹) ご異議なしと認め、議案第73号については、原案のとおり承認することに決定しました。  続いて、議案第85号工事請負契約の締結についてを議題とします。  議案第85号について説明願います。  近藤教育行政部副部長。 ○副部長(近藤卓也) 議案第85号工事請負契約の締結について、提出議案の要旨で説明させていただきます。  19ページをお願いします。  議案第85号は、豊田市美術館展示室等照明設備改修に関する工事請負契約です。  この工事は、良質な鑑賞空間を提供するため、豊田市美術館の既設の照明設備LED照明に改修するものです。  契約金額、相手方、契約方法は、要旨欄に記載のとおりです。  完成予定は、平成31年2月28日を予定しております。  説明は以上です。 ○委員長(桜井秀樹) 説明が終わりましたので、質疑を許します。  北川委員
    ○副委員長(北川敏崇) 私から2点質問します。  照明器具をLEDに更新する理由についてお伺いします。 ○委員長(桜井秀樹) 築山美術館副館長。 ○美術館副館長(築山忠司) 作品保護の観点から美術館では照度を低く設定することが多々ありますが、LED照明は低い照度でも鑑賞しやすく、また紫外線や赤外線がほとんど含まれておらず、発光しても発熱しないことから、美術品の劣化防止につながります。  加えて、消費電力が少なく長寿命のため、電気料金や蛍光灯、白熱灯の球替え等の費用の軽減にもつながります。  以上です。 ○委員長(桜井秀樹) 北川委員。 ○副委員長(北川敏崇) 一般の来館者にとってLED化によって何が変わるのかお伺いします。 ○委員長(桜井秀樹) 築山副館長。 ○美術館副館長(築山忠司) LED照明の特徴として、同じ明るさであれば蛍光灯や白熱灯よりも細部が見やすいという特性があること、また、調光や発色も変えられ、より自然光に近いものに設定することができるので鑑賞条件の向上が期待されます。  以上です。 ○委員長(桜井秀樹) ほかにありませんか。  中村委員。 ○委員(中村孝浩) 私からは1点質問させていただきます。  今回の契約でほかの2社と比べて評価された主な点についてお伺いします。 ○委員長(桜井秀樹) 能見契約課長。 ○契約課長能見秀行) 今回の入札は標準型の総合評価方式で実施をしておりまして、加算点は、施工計画、市内貢献策、労働者の労働条件の向上等に関する提案及び企業の技術力、信頼性、社会性を評価項目としております。  今回落札者の加算点は8.9点で、2位の入札参加者の加算点8.6点との差はわずかでしたが、入札価格が最も安価だったため、価格を加味した最終的な評価値では、落札者が2位の参加者を約1ポイント上回りました。  落札者が評価された主な内容としては、市内貢献策として市内業者の活用などに関する提案があり、また、労働者提案として賃金の上乗せ支給、あるいは労働者の健康管理などの提案がありました。  以上です。 ○委員長(桜井秀樹) ほかにありませんか。  小島委員。 ○委員(小島政直) LED照明を利用した場合のメリットは先ほどの答弁で確認をしましたが、もしこの照明設備を更新しなかった場合、どのような影響があるのか、更新しなかった場合の影響についてお聞かせください。 ○委員長(桜井秀樹) 築山副館長。 ○美術館副館長(築山忠司) 蛍光灯照明器具メーカーでは、照明器具の生産終了を公表しているところもあり、今後、他のメーカーも同調することが予想されます。このため、照明器具の入手が難しくなる可能性があります。  以上です。 ○委員長(桜井秀樹) ほかにありませんか。  岡田委員。 ○委員(岡田耕一) では、私から3点お願いしたいと思います。  先ほどご答弁があったところで、労働者提案があったという契約の関係ですが、その中で賃金の上乗せ支給を評価したということでした。この確認は適切に今後行われるのかどうか、確認をさせていただきたいと思います。 ○委員長(桜井秀樹) 能見課長。 ○契約課長能見秀行) 業者からいただきました提案については、竣工後に賃金台帳等を確認させていただき、全て確認をさせていただく予定としております。  以上です。 ○委員長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○委員(岡田耕一) 再質問ですが、台帳が本当にごくまれに、書類等の改ざん、廃棄等もある中で、それが本当に正しいかどうかというのは、やはり現場のヒアリング等も必要になるのではないかと思います。そのあたりの考え方について確認をさせていただきたいと思います。 ○委員長(桜井秀樹) 能見課長。 ○契約課長能見秀行) 例えば直接下請業者等の労働者にヒアリングさせていただくというようなことはありませんが、検証の内容として、労働者本人が確かに賃金をもらったというような証明書等も検証書類としてもらうことにしております。そのような確認をさせていただく予定です。  以上です。 ○委員長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○委員(岡田耕一) では、あと2点お願いします。  先ほどのLEDに変えることにより、コスト削減効果もあると理解しますが、その効果は具体的にどの程度なものになるのかお示しをいただきたいと思います。 ○委員長(桜井秀樹) 築山副館長。 ○美術館副館長(築山忠司) 一般的にLED電球消費電力が少なく、おおむね2分の1程度になると想定しております。そのほか先ほども答弁させていただきましたが、長寿命のため球切れによる交換等の費用の削減にもつながると思います。  以上です。 ○委員長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○委員(岡田耕一) 具体的な数字というのは出ないものですか。 ○委員長(桜井秀樹) 築山副館長。 ○美術館副館長(築山忠司) 消費電力について、あくまでも試算ですが、消費電力で年間300万円ほどの削減になると思っております。  以上です。 ○委員長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○委員(岡田耕一) では、最後になりますが、昨年の12月市議会定例会におきまして、このような答弁がありました。美術館の駐車場は、改修期間中は工事用車両駐車スペースとして使用する予定ですが、現時点ではどのように使用するかは未定ということでした。あれから6か月経っております。今後の考え方について確認をさせていただきたいと思います。 ○委員長(桜井秀樹) 築山副館長。 ○美術館副館長(築山忠司) 美術館駐車場は、工事期間中は一部工事車両駐車スペースとして使用します。現時点では範囲などの詳細は決まっておりません。今後、工事事業者と打ち合わせをしていく中で決めていきたいと思っております。  また、工事期間中、市民文化会館の利用者が使用できるように配慮していきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(桜井秀樹) ほかにありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○委員長(桜井秀樹) ないようですので、続いて、本議案について意見等がありましたら、お願いします。  意見等ありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○委員長(桜井秀樹) ないようですので、これより採決します。  議案第85号については、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。             〔「異議なし」の声起こる〕 ○委員長(桜井秀樹) ご異議なしと認め、議案第85号については、原案のとおり承認することに決定しました。  続いて、議案第86号から議案第91号までの工事請負契約の締結については、内容に関連がありますので一括議題とします。  なお、説明・質疑・意見は一括で行い、採決は個々に行います。  議案第86号から議案第91号について説明願います。  竹田学校教育部副部長。 ○副部長(竹田康孝) 提出議案の要旨20ページから25ページで説明させていただきます。  老朽化した学校施設の保全改修工事に関する工事請負契約の締結です。  議案第86号が竹村小学校、議案第87号が元城小学校、議案第88号が若林東小学校、議案第89号が猿投中学校、議案第90号が藤岡中学校、議案第91号が松平中学校となります。  契約目的、契約金額、相手方、契約方法はそれぞれ記載のとおりです。  この工事は、学校施設の安全・安心を確保し、学習環境の改善及び省エネルギー化を図るため校舎棟などを改修するものです。  工事概要としては、備考欄に記載がありますように、校舎棟及び体育館の屋根、外壁、校舎棟の内部、校舎棟のトイレ、給排水等の配管、照明器具の改修を行います。竹村小学校、元城小学校、猿投中学校については、体育館のトイレの改修も行います。  完成は平成31年1月または同年2月の予定をしております。  説明は以上です。 ○委員長(桜井秀樹) 説明が終わりましたので、質疑を許します。  中村委員。 ○委員(中村孝浩) 私からは、2点質問させていただきます。  1点目は、議案第89号についてですが、平成28年度6月議会定例会の議案で、豊田市立猿投中学校の校舎増築工事が議決され、改修工事が行われましたが、なぜそのときに今回の保全改修ができなかったのかお伺いします。 ○委員長(桜井秀樹) 鳥居学校づくり推進課長。 ○学校づくり推進課長(鳥居 寿) 保全改修を実施しなかった理由につきましては、保全改修における教室照明改修や配管更新について、夏休みに集中して行い、8月末に完了する必要があります。  一方、猿投中学校校舎増築工事は、完成した増築校舎棟への渡り廊下接続のため、既設校舎棟の改修工事を夏休みに行う必要がありました。  夏休み以外にも学校運営を行いながら、職員室、校長室、放送室などを移動する改修工事がありました。  この二つの工事を同時期に実施するのはあまりにも学校運営に大きな影響があり、また、夏休み内での完了が求められる改修工事である教室の照明改修が終わらない恐れがありましたので校舎増築工事を優先して行いました。  以上です。 ○委員長(桜井秀樹) 中村委員。 ○委員(中村孝浩) 2点目は、関連がありますので議案第86号から議案第91号に対して一括で質問させていただきます。  今回の保全改修工事は、省エネルギー化を図るとしていますが、これまで実施した学校の効果や課題をどう捉え、今回の事業内容に折り込んでいるのかお伺いします。 ○委員長(桜井秀樹) 鳥居課長。 ○学校づくり推進課長(鳥居 寿) 省エネルギー化を図る目的として、平成26年度から教室の照明器具をLEDタイプに変更しています。  これまでに導入した学校のLED照明による電気削減の調査は行っていませんが、一般的にLED照明は蛍光灯と比べて高い省エネ効果があり、電気代の節約につながるなどのメリットがあると言われています。  建築物の設備機器の省エネルギー化は、技術の進展が早いため、今後も省エネルギー化の高い技術については注視し、保全改修事業への採用の検討を行ってまいります。  以上です。 ○委員長(桜井秀樹) ほかにありませんか。  北川委員。 ○副委員長(北川敏崇) 私から3点質問します。  1点目、保全改修事業が10年を経過しますが、整備内容を見直したものがあるのか伺います。 ○委員長(桜井秀樹) 鳥居課長。 ○学校づくり推進課長(鳥居 寿) 保全改修は、平成20年度から計画的に進めています。平成25年度から体育館の屋根、外壁の改修及び体育館のトイレの改修を追加しています。また、平成26年度からエコ改修として校舎棟の屋根の断熱化、庇ライトシェルフの設置、教室のLED化を追加しました。ただし、庇ライトシェルフは一定の効果を上げていますが、工事費の増大による財政負担への影響など、今後エアコンを導入することにより同様な効果があることから、平成29年度から設置していません。
     なお、追加項目が実施されていない学校につきましては、平成30年代の早い時期に開始する次期改修工事で行ってまいります。  以上です。 ○委員長(桜井秀樹) 北川委員。 ○副委員長(北川敏崇) 2点目です。保全改修の進捗についてお伺いします。 ○委員長(桜井秀樹) 鳥居課長。 ○学校づくり推進課長(鳥居 寿) 保全改修は、対象校87校のうち、平成29年度末に62校となり、約71.3パーセントの整備を完了しています。平成30年度は8校の整備を予定しており、平成30年度末で70校となり、約80.5パーセントの整備が完了する予定です。  以上です。 ○委員長(桜井秀樹) 北川委員。 ○副委員長(北川敏崇) 最後の質問です。平成33年度までに全小・中学校へエアコンを整備すると伺っていますが、保全改修をどのように進めていくのかお伺いします。 ○委員長(桜井秀樹) 鳥居課長。 ○学校づくり推進課長(鳥居 寿) 保全改修の対象校が残り17校となります。平成31年度以降は全小・中学校のエアコン整備を優先して進めていく計画ですが、保全改修についても市全体の事業調整を行いながら、今後の財政状況や国庫補助金の採択状況を踏まえ、平成30年代のなるべく早い時期に完了できるように努めてまいります。  以上です。 ○委員長(桜井秀樹) ほかにありませんか。  小島委員。 ○委員(小島政直) それでは、議案第86号から議案第91号について一括してお尋ねします。  まず、本会議上での議案質疑で特別支援学校の件をお聞きしましたが、今回のこの保全改修、小・中学校6校における子どもたちへの配慮、騒音による勉強への影響や車両の出入りに関する安全面についてお聞かせください。 ○委員長(桜井秀樹) 鳥居課長。 ○学校づくり推進課長(鳥居 寿) 工事中の騒音対策につきましては、工事の打ち合わせに学校も参加し、学校行事と工事作業の予定など情報共有と実施時期を調整します。特に大きな音の出る作業はなるべく夏休みに集中して行うことや、学校と事前に作業時間の調整を行うなど、騒音による授業への影響が最小限になるように配慮します。  車両の出入りに関する安全面への対策につきましては、登下校の時間帯を避け、工事車両の出入りを行うとともに、特定の大型車両が敷地内に進入する場合はガードマンを配置するなど、工事期間中は安全確保を第一に児童・生徒や学校運営に極力影響のないように進めてまいります。  以上です。 ○委員長(桜井秀樹) 小島委員。 ○委員(小島政直) それでは、各学校における保護者への説明に関して、どのような機会を通して説明をされるのか、また、保護者の方から意見、要望等があったらどのように反映されるのかお聞かせください。 ○委員長(桜井秀樹) 鳥居課長。 ○学校づくり推進課長(鳥居 寿) 保護者への説明につきましては、本契約後に学校から保護者会や学校だよりを通じて情報提供を行ってまいります。  現在のところ保護者からの意見、要望はいただいておりませんが、今後、保護者からの意見、要望があれば速やかに対応していきます。  以上です。 ○委員長(桜井秀樹) ほかにありませんか。  岡田委員。 ○委員(岡田耕一) では、私から4点お願いしたいと思います。  先ほどの質疑・答弁の中で省エネルギー化の観点がありましたが、特に私からはLED照明に特化したところでお伺いしたいと思います。今回の方針により、わかる範囲でコスト削減効果についてお示しいただきたいと思います。 ○委員長(桜井秀樹) 鳥居課長。 ○学校づくり推進課長(鳥居 寿) LEDによるランニングコストは具体的にはどれぐらいなるか、というコスト削減はわかりませんが、現在、蛍光灯と比較して一般でおおむねランニングコストは半分と言われております。  以上です。 ○委員長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○委員(岡田耕一) 次に、完成予定日の設定についてお伺いをしたいと思います。  それぞれの学校で、規模や工事内容は多少違いますのでばらつきがあるというのは理解しますが、どの学校も年度末ぎりぎりに完成予定日を設定するという考え方もあると思いますが、それぞれ細かく完成予定日を設定した根拠、考え方についてお示しをいただきたいと思います。 ○委員長(桜井秀樹) 稲本公共建築課長。 ○公共建築課長(稲本龍治) 完成予定日、必要工事期間の考え方ですが、これまでの実績をもとに、屋根、外壁の修繕と対象となる床面積から算定する工事期間と、トイレ再整備に係る工事期間をそれぞれ算出し、いずれかの多いほうに国から求められている3割程度の余裕を加味して設定をしております。  以上です。 ○委員長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○委員(岡田耕一) では、契約に関してですが、この入札要件における地域要件、豊田市における本店・支店があるというのと同時に、それぞれの学校の立地における地域要件というのが加味されたのか、そのあたりについてお答えをいただきたいと思います。 ○委員長(桜井秀樹) 能見契約課長。 ○契約課長能見秀行) 今回の6件の入札は、いずれも地域要件として、豊田市内に本店を有する業者に限定した発注としております。  また、総合評価における地域点の加点等ですが、今回の入札方式は、比較的大規模かつ一定以上の技術力が求められる工事として簡易型の総合評価方式を採用しております。したがいまして、より簡素な方式でかつ地域性を重視した特別簡易型の総合評価で実施しているような地域点の加点はありません。  以上です。 ○委員長(桜井秀樹) 岡田委員。 ○委員(岡田耕一) では、最後ですが、トイレの改修が今回も行われますが、この関係についてお伺いをしたいと思います。  ハード整備とともに、トイレの美しさを維持するためには、子どもたちが一生懸命掃除をしていただく、また、例えばおやじの会やPTAが子どもたちと一緒になってトイレを清掃し、すばらしい環境を維持管理するところもあるようです。トイレの清掃の今までの実態と今後について、教育委員会として指示やお願いがあるのかどうか確認をさせていただきたいと思います。 ○委員長(桜井秀樹) 鳥居課長。 ○学校づくり推進課長(鳥居 寿) トイレの改修は、維持管理がしやすいように、床は水で洗い流さず、モップなどで拭き取る乾式化やトイレの腰壁は汚れが落としやすい化粧ボード張りとして、拭き掃除によって清潔を保てるようになっております。また、男子小便器は床の間にすき間ができる壁かけタイプとすることにより、床の清掃がしやすくなっています。  トイレの維持管理につきましては、教員による管理指導を行っていただいており、児童・生徒が毎日15分から20分かけて清掃を行っています。  日常清掃で落ちない汚れに対しては、今後、専門業者の意見も聞きながら必要となる対応をとってまいりたいと思います。  以上です。 ○委員長(桜井秀樹) ほかにありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○委員長(桜井秀樹) ないようですので、続いて、本議案について意見等がありましたらお願いします。  意見等ありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○委員長(桜井秀樹) ないようですので、これより採決します。  始めに、議案第86号については、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。             〔「異議なし」の声起こる〕 ○委員長(桜井秀樹) ご異議なしと認め、議案第86号については、原案のとおり承認することに決定しました。  続いて、議案第87号については、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。             〔「異議なし」の声起こる〕 ○委員長(桜井秀樹) ご異議なしと認め、議案第87号については、原案のとおり承認することに決定しました。  続いて、議案第88号については、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。             〔「異議なし」の声起こる〕 ○委員長(桜井秀樹) ご異議なしと認め、議案第88号については、原案のとおり承認することに決定しました。  続いて、議案第89号については、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。             〔「異議なし」の声起こる〕 ○委員長(桜井秀樹) ご異議なしと認め、議案第89号については、原案のとおり承認することに決定しました。  続いて、議案第90号については、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。             〔「異議なし」の声起こる〕 ○委員長(桜井秀樹) ご異議なしと認め、議案第90号については、原案のとおり承認することに決定しました。  続いて、議案第91号については、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。             〔「異議なし」の声起こる〕 ○委員長(桜井秀樹) ご異議なしと認め、議案第91号については、原案のとおり承認することに決定しました。  続いて、議案第92号工事請負契約の締結についてを議題とします。  議案第92号について説明願います。  竹田学校教育部副部長。 ○副部長(竹田康孝) 提出議案の要旨の26ページで説明をさせていただきます。  豊田市立豊田特別支援学校空調設備改修工事に関する工事請負契約の締結です。  契約目的、契約金額、相手方、契約方法は記載のとおりです。  この工事は、特別支援学校の施設の安全・安心で快適な学習環境を確保するため、老朽化した空調設備を改修するものです。  工事概要としては、備考欄に記載があるように、空調設備改修と附帯する電気設備工事、建築工事を行います。工事は、学校運営への影響が最小限になるように工事期間を平成30年度及び平成31年度の2か年で計画的に進めてまいります。完成は、平成31年11月の予定をしております。  説明は以上です。 ○委員長(桜井秀樹) 説明が終わりましたので、質疑を許します。  北川委員。 ○副委員長(北川敏崇) 私から3点質問します。  豊田特別支援学校は、平成6年4月の開校からおよそ24年が経過しています。改修時期の考え方についてお伺いします。 ○委員長(桜井秀樹) 鳥居学校づくり推進課長。 ○学校づくり推進課長(鳥居 寿) 豊田市では、公共建築物延命化実行計画に基づき、公共施設の空調設備の改修時期について、過去の修繕履歴や改修等の実績を踏まえ改修時期をおおむね20年としています。平成28年度に現地調査を行い、設備の劣化が確認できたため今回改修が必要と判断しました。  以上です。 ○委員長(桜井秀樹) 北川委員。 ○副委員長(北川敏崇) 2点目です。学校運営をしながら全館の空調設備の老朽化更新を行う予定ですが、どのように工事を進めていくのかお伺いします。 ○委員長(桜井秀樹) 鳥居課長。 ○学校づくり推進課長(鳥居 寿) 設備改修に当たっては、空調が使えない時期がないように整備エリアを区切り、機器の更新ができたエリアから新しい機器に切りかえてまいります。そのため工事期間を平成30年度及び平成31年度の2か年として計画的に進めてまいります。  平成30年10月から平成31年6月の期間は、職員室、校長室、会議室などの管理関係室と使う頻度の少ない特別教室を整備します。平成31年の夏休み、春休みの期間については、教室やケアルーム、ワークスペースなど児童・生徒が日常主に活動する部屋を整備します。  以上です。 ○委員長(桜井秀樹) 北川委員
    ○副委員長(北川敏崇) 最後の質問です。特別支援学校の空調改修工事と保全改修工事が同時期に行われますが、児童・生徒や学校運営への影響を最小限にするため、工事時期の調整や安全対策など、どのようにするのかお伺いします。 ○委員長(桜井秀樹) 稲本公共建築課長。 ○公共建築課長(稲本龍治) まず、工事時期の調整ですが、特に影響のある屋内の工事につきまして、本契約後速やかにお互いの工事工程案を作成し、運営スケジュールを加味しながら、両者の工事に入るタイミングや期間の調整をしてまいります。  工事の着手以降は、その工事内容の進捗を確認しながら、予想される不具合に対し、随時計画の修正を行い、運営への影響を最小限とするよう努めてまいります。  それから、安全管理につきましては、労働安全衛生法に基づき指名しました統括安全衛生管理義務者により現場全体の安全を総合的に管理して、事故及び災害の防止の徹底を図っていくとともに、業者間で定期的な定例会議を持つことや、学校との協議、調整を密に行い、児童・生徒の安全確保に努めてまいります。  以上です。 ○委員長(桜井秀樹) ほかにありませんか。  中村委員。 ○委員(中村孝浩) 私からは2点質問させていただきます。  1点目は、空調設備改修による節電などの効果についてお伺いします。 ○委員長(桜井秀樹) 鳥居課長。 ○学校づくり推進課長(鳥居 寿) 節電効果として、中央熱源方式から個別熱源方式に変更することで、部屋ごとの温度管理や使用しない部屋は空調を行わないなど運用による節電が可能となります。  また、個別熱源方式に変更することにより、初期費用と維持管理費用を合わせた経費が最も安価となり、現行の冷温水発生器から約3割の減額となる試算結果が出ています。  以上です。 ○委員長(桜井秀樹) 中村委員。 ○委員(中村孝浩) 2点目ですが、今回は熱源器を冷温水発生器からガスヒートポンプ方式に変更しますが、安全性や維持管理の面は変わらないのかお伺いします。 ○委員長(桜井秀樹) 鳥居課長。 ○学校づくり推進課長(鳥居 寿) ガスヒートポンプ方式は、広く普及している一般的な方式であり、安全性に問題はないと考えています。また、専門業者による保守点検など必要な維持管理を適正に行うことでより一層安全面に配慮してまいります。  以上です。 ○委員長(桜井秀樹) ほかにありませんか。  小島委員。 ○委員(小島政直) それでは、一般競争入札の簡易型総合評価方式での入札ですが、この落札者についてどのような点を評価したのかお聞かせください。 ○委員長(桜井秀樹) 能見契約課長。 ○契約課長能見秀行) 今回の入札は簡易型の総合評価方式で実施をしており、加算点は、施工計画、労働者提案及び企業の技術力、信頼性、社会性を評価項目としております。  今回参加のあった2社のうち1社は、予定価格を超過しており、有効な応札が1社のみであったためほかとの比較はできませんが、落札者の加算点は29.13点で、特に施工計画と労働者提案で高い評価を得ております。  落札者が評価された主な内容としては、施工計画として工程管理や安全管理などに関する具体的な提案があり、また労働者提案として賃金の上乗せ支給、あるいは熱中症対策などの提案がありました。  以上です。 ○委員長(桜井秀樹) ほかにありませんか。  岡田委員。 ○委員(岡田耕一) では、私から1点だけお願いしたいと思います。  今回の選定に当たり、イニシアルコストとランニングコストを20年間で比較した結果、ガスヒートポンプ方式に決定していますが、では実際に冷温水発生器、それから電気ヒートポンプ式、またガスヒートポンプ式、それぞれの耐用年数が実際どうなのかお示しをいただきたいと思います。 ○委員長(桜井秀樹) 鳥居課長。 ○学校づくり推進課長(鳥居 寿) それぞれの熱源方式の耐用年数につきましては、おおむね20年を想定しております。方式による違いはありません。  以上です。 ○委員長(桜井秀樹) ほかにありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○委員長(桜井秀樹) ないようですので、続いて、本議案について意見等がありましたらお願いします。  意見等ありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○委員長(桜井秀樹) ないようですので、これより採決します。  議案第92号につきましては、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。             〔「異議なし」の声起こる〕 ○委員長(桜井秀樹) ご異議なしと認め、議案第92号については、原案のとおり承認することに決定しました。  以上をもちまして、当委員会に付託されました案件の全てを議了しました。  なお、本会議における審査結果の報告につきましては、委員長にご一任いただきますようお願いします。  引き続き、陳情受理番号第7号を議題とします。  要旨について事務局から説明させます。  伊藤事務局長。 ○事務局長(伊藤勝介) それでは、資料1、お手元の陳情文書表をごらんください。  陳情受理番号第7号、受理年月日は平成30年6月8日、件名は、客観性・透明性を確保した豊田市中央図書館の評価制度を求める陳情書です。提出者は、豊田市上丘、豊田市の図書館を考える市民の会 代表の杉本はるみ様です。  陳情の要旨ですが、豊田市が行う指定管理の報告と評価について述べられた上で、裏面中ほどにある客観性と透明性を確保した図書館評価に基づき、よりよい図書館サービスを実現するために、以下の2項目を陳情するものです。  (1)として、図書館評価について、行政による評価とは別に、図書館協議会委員・公募委員・有識者(図書館専門家等)など第三者による評価委員会をつくり、毎年度、評価をしてください。  (2)として、第三者による評価委員会の評価結果を公表し、市民に説明し、意見を聴取する会を開催してくださいです。  説明は以上です。 ○委員長(桜井秀樹) 本件について、意見等がありましたらお願いします。  岡田委員。 ○委員(岡田耕一) 陳情受理番号第7号客観性・透明性を確保した豊田市中央図書館の評価制度を求める陳情書に関して、賛成の立場で意見を述べさせていただきます。  陳情者が求めている(1)図書館評価について、行政による評価とは別に、図書館協議会委員・公募委員・有識者など第三者による評価委員会をつくり、毎年度、評価してくださいについては、本市として有識者・市民公募委員等の第三者を交えた図書館協議会にて運営状況の報告や意見交換を定期的に行われ、指定管理者は協議会で得られた意見を図書館運営に生かすので評価委員会の設置は不要と考えているかもしれません。しかしながら、図書館運営に強い関心を持っており、豊田市中央図書館を愛してくださっている陳情者の方々の立場からすると、陳情項目については当然の思いであり、それを否定する必要性は全くないと感じます。可能な限りこうした対応をすべきだと思っております。  また、(2)につきまして第三者による評価委員会の評価結果を公表し、市民に説明し、意見を聴取する会を開催してくださいについても、第三者による評価結果の公表と意見聴取する会の確保については、本市が進めている市民との共働の観点から言えば、当然の要求だと思います。  よって、陳情項目が実現されることを私としても賛意を表するとともに、私自身、議員として豊田市議会として豊田市中央図書館指定管理者制度移行の検証を決算審査等において適切に行うことをお約束し、陳情受理番号第7号に対する賛意を表明し、意見とさせていただきます。  以上です。 ○委員長(桜井秀樹) ほかにありませんか。  北川委員。 ○副委員長(北川敏崇) 私は、自民クラブ議員団を代表して、陳情受理番号第7号に不同意の立場で意見を述べます。  本市では、豊田市中央図書館を含む全ての指定管理施設において管理運営評価を行っています。この管理運営評価は大きく2種類あり、一つ目は、年度評価と呼ばれるもので、毎年度、市の所管部局において指定管理者の管理運営の状況を評価し、その結果を踏まえて翌年度の管理運営の改善を図るというものです。  もう1つは、年度評価を積み上げて指定管理期間を総合的に評価するものであり、豊田市中央図書館においても平成29年度の年度評価が実施され、その結果を踏まえて各種管理運営業務の改善がなされているところです。  また、豊田市中央図書館には、図書館協議会という教育委員会の附属機関が置かれています。この図書館協議会は、小・中・高等学校の校長や幼稚園・保育所の園長、そのほか学識経験者や図書館において市民活動を行う団体の代表者、公募による市民で構成されている、いわゆる第三者機関です。この図書館協議会において、指定管理者が行う管理運営業務についても議論されていることから、評価の体制も既に十分に整えられていると考えます。  よって、本陳情には不同意です。  以上です。 ○委員長(桜井秀樹) ほかにありませんか。  中村委員。 ○委員(中村孝浩) 私は、陳情受理番号第7号客観性・透明性を確保した豊田市中央図書館の評価制度を求める陳情について、反対の立場で意見を申し上げます。  本市は、これまでに豊田市中央図書館における指定管理者制度の導入に向け、陳情者の団体を含め丁寧に説明をし、指定管理者制度の導入後もサービスの向上を図ってきました。例えば指定管理者制度の導入後は、開館時間の延長、ICタグシステムの導入、図書館システムの更新と図書館本来の目的である専門性の向上のため、陳情者の懸案でもありました司書率も指定管理者制度導入前の25.2パーセントから目標の50パーセントを超える62.5パーセントへと充実を図っています。  また、入館者数におきましても、平成28年度に比べ約3万人増の85万1,000人に増加し、着実に指定管理者制度導入の成果が出ています。  よって、陳情事項として数点要望されていますが、現在の状況を考えますと、今回初めての指定管理者制度の導入につき、通常5年のところを3年にしていることから、3年間の評価を見きわめたく、図書館のみ毎年評価とする必要がないことから、反対の意見とします。 ○委員長(桜井秀樹) ほかにありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○委員長(桜井秀樹) ないようですので、以上で陳情受理番号第7号を終わります。  引き続き、平成30年度重点目標の説明等をしていただきます。  執行部の皆さんは準備をお願いします。  委員の皆様方はそのままお待ちください。  続いて、重点目標説明各種審議会行政計画策定等に係る報告を議題といたします。  始めに、委員の皆様に申し上げます。  この議題は、執行部の方針・目標をお聞きすることが主目的でありますので、質疑におきましては、執行部の意図が不明な場合など、確認したい点がある場合のみ行ってください。  なお、進行につきましては、お手元に配付してあります日程表のとおりです。  これより教育行政部及び学校教育部の重点目標について説明をしていただきますが、限られた時間ですので効率よく説明をお願いします。  また、説明時間の中で、審議会等の審議事項及び行政計画の策定についても報告をお願いします。  それでは、教育行政部及び学校教育部の説明をお願いします。  近藤教育行政部副部長。 ○副部長(近藤卓也) 平成30年度重点目標の冊子の101ページをお願いします。  教育行政部では、平成30年度は重点目標3項目と重点取組項目4項目を設定しました。  始めに、部門の目標ですが、目標1は、第3次豊田市教育行政計画の推進に係るものです。  昨年度策定したこの計画を着実に推進するため、広く周知を図るとともに、推進体制の構築、点検評価方法の改善を行ってまいります。  目標2は、文化芸術行政に係るものです。  図書館、美術館などの教育施設を生かし、市民が学び、育ち合う機会の提供や環境づくり、あわせて都心のにぎわいづくりにも貢献できるよう取組を進めてまいります。  目標3は、市文化財行政に係るものです。  市民が郷土の歴史や文化について理解を深め、将来にわたって継承していくとともに、豊田に愛着と誇りを持てるような取組を進めてまいります。  続きまして、重点取組項目について説明します。  重点目標の冊子102ページをお願いします。  項目番号1は、第3次豊田市教育行政計画の推進と効果的な点検・評価方法の確立です。教育政策課の取組です。
     第3次豊田市教育行政計画でキーワードに掲げる地域ぐるみでの学び合いを進めるため、地域や保護者、学校などへ計画の理念や目標の周知を図ってまいります。また、計画事業を着実に進めるため、推進体制の構築及び推進状況の確認、点検、評価方法の検討を行ってまいります。  重点目標の冊子103ページをお願いします。  項目番号2は、身近で使いやすい駅前図書館づくりの推進です。図書館管理課の取組です。  指定管理者制度やICタグを活用した新図書館システムの利点を最大限に生かして、図書館サービスの充実や利用者環境の向上を図り、身近で使いやすい図書館運営を目指してまいります。また、駅前という立地特性を生かし、さまざまな事業者や団体等と連携して都心のにぎわいの創出にも貢献する取組を進めてまいります。  子どもの読書活動につきましては、第3次子ども読書活動推進計画のアクションプランに基づき、関係6課が連携して施策、事業を進めてまいります。  重点目標の冊子104ページをお願いします。  項目番号3は、魅力的な展覧会の開催と安全で良質な鑑賞空間への改善です。美術館の取組です。  今年度は、改修工事に入るため企画展は1件のみですが、幅広い層に楽しんでもらえる展覧会としてブリューゲル展をマスコミと連携し、現在開催しております。また、工事休館中の愛知県美術館の所蔵作品とコラボした常設展も同時開催しております。  この展覧会後に改修工事のため休館となりますが、休館中は来年度の大型企画展やあいちトリエンナーレの準備、音声ガイドや案内ビデオの制作、アウトリーチ活動などを行ってまいります。  改修工事につきましては、安全で良質な鑑賞空間となるよう、特定天井の改修、照明器具のLED改修、防水改修等を行います。  重点目標の冊子105ページをお願いします。  項目番号4は、郷土の歴史・文化への愛着や誇りを育むための事業推進です。文化財課の取組です。  豊田の歴史や文化、自然の魅力を伝え、郷土愛を育む新博物館について、基本計画を策定してまいります。  文化財を生かしたWE LOVE とよたの推進では、とよた歴史マイスターの活動や郷土学習スクールサポート事業などの取組を進めます。また、設立10周年を迎える豊田市棒の手保存会と共催で豊田市こども棒の手演技大会を開催します。足助地区では、旧鈴木家住宅の整備の継続や修理現場の公開を行ってまいります。また、重要伝統的建造物群である歴史的町並みを保存するため、修理・修景事業も引き続き推進してまいります。  重点目標の説明は以上です。  続きまして、平成30年度の審議会等における審議事項について説明させていただきます。  お手元の資料2−1の表をごらんください。平成30年度審議会等における審議事項についての表です。  平成30年度に予定しております教育行政部所管の審議会等は、表の下から3段目以下に記載されている文化財保護審議会及び図書館協議会です。  始めに、文化財保護審議会です。所管は文化財課です。  市の文化財を保護継承していくために、文化財の指定や保存、活用などについて審議を行います。会議は4回開催する予定です。  続きまして、図書館協議会です。所管は図書館管理課です。  今年度は指定管理者による図書館の運営状況及び評価、子ども読書活動推進計画事業の進捗などについて報告や意見交換などを行ってまいります。会議は2回開催する予定です。  引き続き、審議会の開催報告をさせていただきます。  資料の2−2、上段をごらんください。豊田市文化財保護審議会です。  去る5月31日に今年度第1回の会議を開催しました。審議事項はありません。  報告事項として、策定が完了した歴史文化基本構想など、記載の5項目です。  引き続き、行政計画の策定について報告をさせていただきます。  資料3−1をごらんください。  教育行政部所管の行政計画は、3の豊田市新博物館基本計画の1件です。所管は文化財課です。  行政計画策定報告書で説明させていただきます。  資料3−2をごらんください。  策定目的は、郷土の歴史・文化財と、それにかかわる自然を通じて、市民の郷土愛の醸成やまちの魅力の共有と発信に資する博物館の基本計画をつくることです。  施設での事業活動や必要となる機能・規模等を定めてまいります。策定期間、主なスケジュールは記載のとおりです。  資料3−3です。行政計画策定経過報告書をごらんください。  去る5月29日に第5回、本年度第1回目ですが、策定委員会を開催しました。会議では、目指す姿、施設整備の方向性、展示等の考え方について協議を行いました。  教育行政部の説明は以上です。 ○委員長(桜井秀樹) 竹田学校教育部副部長。 ○副部長(竹田康孝) 重点目標の冊子の106ページをお願いします。  学校教育部は、四つの目標を設定しました。  目標1では、子どもの視点から、子どもの未来を生き抜く力の育成を目指します。  目標2では、教職員の視点から、教職員の資質・能力の向上を図ります。  目標3では、学校環境の視点から、安全・安心で快適に学べる教育環境の整備を進めます。  目標4では、地域とのつながりの視点から、地域ぐるみの学校づくりを進めます。  重点目標の冊子107ページをお願いします。  学校教育部の重点取組項目は4点です。  項目番号1、一人ひとりの学びの確保では、多様化・複雑化する教育ニーズに対応し、児童・生徒の個性・能力を伸ばすため、一人ひとりの能力に応じたきめ細やかな教育を推進します。  具体的な取組としては、サポートティーチャーや少人数学級などきめ細かな教育を推進します。また、いじめ、不登校、貧困対策、特別支援教育、外国児童・生徒教育などの事業を推進します。  特別支援教育の推進におきましては、平成30年度から特別支援学級で医療的ケアの必要な児童に対して、訪問看護ステーションと連携した医療的ケアを行います。  重点目標の冊子108ページをお願いします。  項目番号2、課題を解決する力の育成では、課題発見と解決に向けた主体的・対話的で深い学びを進めるとともに、その推進を支える教育環境などを整備します。  具体的には、主体的・対話的で深い学びの実現に向けた研究や研修を実施します。また、児童が主体的にICT機器の活用ができるようにするため、ICT機器の整備やICT機器を活用する授業に向けた研修を実施します。教員の育成については、各種の研修を通じ教員の資質・能力の向上を図ってまいります。  昨年度策定した多忙化解消プラン、部活動ガイドラインにつきましては、運用状況の把握と検証を行ってまいります。  重点目標の冊子109ページをお願いします。  項目番号3、安全・安心で快適な教育環境の整備では、教室不足や老朽化対策として学校の増改築や改修、トイレの再整備などを引き続き行ってまいります。  学校へのエアコン設置では、平成30年度は中学校のエアコン設置に向けた設計を行います。また、公共施設等総合管理計画の推進として、学校施設の個別施設計画を策定してまいります。北部給食センターPFI事業については、実施設計を行い、その後、建設工事に入っていきます。  重点目標の冊子110ページをお願いします。  項目番号4、家庭・学校・地域の共働の推進です。  地域ぐるみの学校づくりのため、地域学校共働本部の設置やコミュニティ・スクールの指定の拡大を進めます。また、WE LOVE とよたにつながる活動として、高等学校魅力発見フェスタの実施や、タグラグビーなどラグビーワールドカップ2019を契機とした教育活動や給食を実施してまいります。  以上が重点目標の説明です。  引き続き、審議会について説明をさせていただきます。  資料2−1、平成30年度審議会等における審議事項についてをごらんください。  学校教育部からご報告する審議会は、最下段、学校給食センター運営委員会です。運営委員会では、前回給食費を改定した平成22年度以降の食材の価格の変動の状況、文部科学省が定める栄養価の摂取状況、近隣市町村の状況などを判断材料として給食費の改定が必要かどうか、改定が必要な場合は、その額や時期などについて審議してまいります。今年度は3回の開催を予定しております。  以上で学校教育部の説明は終わります。 ○委員長(桜井秀樹) 説明が終わりましたので、質疑を許します。  質疑ありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○委員長(桜井秀樹) ないようですので、以上で教育行政部及び学校教育部について終わります。  教育行政部学校教育部の皆さん、ありがとうございました。  これより子ども部の重点目標について説明をしていただきますが、限られた時間ですので効率よく説明をお願いします。  また、説明時間の中で審議会等の審議事項についても報告をお願いします。  それでは、子ども部の説明をお願いします。  杉坂子ども部副部長。 ○副部長(杉坂盛雄) それでは、子ども部の重点目標についてご説明します。  重点目標資料の39ページをお開きください。  まず、部門の目標ですが、子ども部では、次代を担う子どもたちが健やかに成長し、若者が生き生きと活躍するまちの実現を目指し、妊娠から出産に始まり、乳幼児期から青年期までそれぞれの成長過程に応じた支援を切れ目なく展開していくという視点で、以前より目標2から目標5の四つの目標を設定しております。これらは第2次豊田市子ども総合計画に沿った内容となっております。  それに加え、平成30年度は、目標1に、(仮称)第3次子ども総合計画の策定を掲載しました。  部門の目標の一つ目は、今申し上げました(仮称)第3次子ども総合計画の策定です。  今年度より2か年をかけて策定します。  二つ目は、安心して子どもを産み育てられる支援体制の充実です。  妊娠期、出産期、乳幼児期の各段階に応じた健康管理体制や相談情報提供の機会の充実に努めます。  三つ目は、全ての子どもが必要な保育と幼児教育が受けられる環境づくりです。  待機児童対策や多様な保育ニーズへの対応、施設整備の推進により質の高い保育と幼児教育が受けられる環境づくりに努めます。  四つ目は、子どもの権利の保障と青少年の健全育成です。  子どもの権利が保障され、児童虐待やいじめなどの悲惨な事件が起こらない社会の実現を目指します。また、子どもの自ら育つ力を醸成し、青少年の自立や社会参加の促進に努めます。  五つ目は、地域ぐるみによる子育て社会の創造です。  子育てについて、家庭はもとより、学校、地域、企業、行政などがそれぞれの役割を担い、地域ぐるみで支え合う社会の実現に努めます。  重点目標資料40ページをお開きください。  重点取組項目として六つの項目を挙げています。  項目番号1、(仮称)第3次子ども総合計画の策定では、(1)において、子どもや青少年の現状を把握するため、市民意向調査や関係団体等とのヒアリングを実施し、諸課題の抽出を行います。  また、(2)では、計画骨子を検討するために、庁内検討会議を立ち上げ、関連計画との整合性を図ってまいります。  市民や学識経験者等による(仮称)第3次子ども総合計画に対する検討については、子どもにやさしいまちづくり推進会議において実施する予定になっており、子ども会議での子どもの意見も反映させながら計画骨子についての協議を進めてまいります。  重点目標資料41ページをごらんください。  項目番号2、総合的な放課後対策と次世代人材の育成の促進では、まず(1)の総合的な放課後対策の推進において、引き続き、放課後児童クラブの参加児童数の増加への対応と地域子どもの居場所づくり事業の実施箇所の拡大を進めてまいります。  また、(2)では、子どもの権利相談室開設10周年記念シンポジウムを開催する予定です。  (3)では、高校生や大学生の社会参加を促進する取組を推進してまいります。  そして、自立に困難を抱える若者への支援として、(4)にあります若者サポートステーションの運営の充実にも努めます。  重点目標資料42ページをお開きください。  項目番号3、児童虐待防止のさらなる強化では、児童虐待の発生を防ぐには、早期の発見と対応が重要となります。そのため、(1)にありますように、専門的知識を持つ育児支援専門員の体制強化を図り、要保護・要支援児童に対するきめ細やかな対応を実施していきます。  また、(2)にありますように、母子健康手帳交付時の面接を強化し、参加医療機関等との連携により妊娠期から積極的支援を行っていきます。  さらに、(3)では、重篤な児童虐待事案を二度と発生させないため、検証委員会での検討を進め、再発防止のための仕組みや体制を構築します。
     重点目標資料43ページをお願いします。  項目番号4、ひとり親家庭等への支援策の充実では、(2)にあります子育て世代向けの情報発信について、マイナポータルを活用した各種手当に関する情報提供手段を検討します。  (4)においては、(仮称)第3次子ども総合計画の策定において、新たに重点項目として加えた子どもの総合的な貧困対策について、検討部会を立ち上げ、関係部局と連携して対策を検討していきます。  重点目標資料44ページをお開きください。  項目番号5、待機児童対策の推進では、毎年重点取組項目に掲げ、ゼロ歳児から2歳児の受入れ枠の拡大に取り組んでおり、この4月も平成26年度から5年連続で待機児童をゼロとすることができました。  その中で平成30年度は、さらなる待機児童対策の推進のため、公立園では(1)の老朽化した高嶺こども園の改築設計と改築工事に、(2)では、中山こども園の増築工事を行います。  また、(3)では、幼稚園認可園の保育所認可化のため、若林こども園の改修工事と住吉こども園の改修設計を行います。  また、私立園に対しては、(4)の私立幼稚園1園の幼保連携型認定こども園への移行支援、(5)の企業主導型保育事業の推進や私立園の誘致を進めてまいります。  重点目標資料45ページをお願いします。  項目番号6、多様な保育ニーズへの対応、良好な環境整備では、就園率の高まりが見られる3歳児の幼児教育ニーズに対応するため、こども園の民間移管を計画的に進めてまいります。  平成30年度は、(1)にあります竜神こども園の指導監査、畝部・堤こども園での共同保育の実施と、寿恵野・竹村こども園の移管法人の選考を行います。  また、(2)では、とよた子育て総合支援センターあいあいのリニューアルを行い、講座等のメニュー拡充や市民団体等との連携強化を図りながら、子育て支援機能の充実を図ります。  以上で重点項目の説明を終わります。  続いて、審議会報告をさせていただきます。  お手元の資料2−2、審議会報告の下段をごらんください。  子ども部次世代育成課所管の子どもにやさしいまちづくり推進会議について報告させていただきます。  平成30年度から2か年かけて(仮称)第3次子ども総合計画を策定する予定であり、今年度は会議を3回開催します。第1回会議を5月9日に開催しました。協議事項及び報告事項は記載の4件です。  協議事項では、一つ目として、当日に市長から諮問のあった(仮称)第3次子ども総合計画策定について、重点取組項目や策定体制などの協議を行いました。  二つ目として、(仮称)第3次子ども総合計画の基礎データとなる子ども・子育てに関する市民意向調査の調査項目などについて協議しました。  報告事項では、一つ目として、第2次豊田市子ども総合計画の平成29年度事業実施状況について確認を行いました。  二つ目として、子どもにやさしいまちづくり推進会議に位置づけられているいじめ問題対策連絡協議会から、いじめ防止に関する取組について報告を行いました。  以上で審議会の報告を終了し、子ども部の全ての説明を終わります。 ○委員長(桜井秀樹) 説明が終わりましたので、質疑を許します。  質疑ありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○委員長(桜井秀樹) ないようですので、以上で子ども部について終わります。  子ども部の皆さん、ありがとうございました。  これより生涯活躍部の重点目標について説明をしていただきますが、限られた時間ですので効率よく説明をお願いします。  また、説明時間の中で審議会等の審議事項についても報告をお願いします。  それでは、生涯活躍部の説明をお願いします。  生涯活躍部副部長。 ○副部長( 邦惠) 生涯活躍部の重点目標について説明します。  重点目標冊子の33ページをごらんください。  生涯活躍部は、市民のさまざまな活躍を支える環境づくりに重点を置いて、二つの目標と五つの重点取組項目を掲げて取り組んでまいります。  部門の目標の一つ目は、市民が活躍する元気で明るいまちの実現です。  市民が年齢に関係なく社会とかかわりを持ち、多世代と交流しながら思い思いの活動に取り組み、充実し楽しんで暮らしていることにより、元気で明るいまちを実現していくことを部門の目標に掲げました。  そこで、これまでは参加に消極的だった市民も巻き込んで市民活動や文化・スポーツ活動の裾野が広がることを積極的に進めるとともに、そうした市民による活動が一層深まり、広がっていく環境づくりに取り組んでまいります。  目標の二つ目は、文化・スポーツ資源を生かしたWE LOVE とよたの推進です。  市民主体によるさまざまな活動は、年々広がっていますが、本市の質の高い文化・スポーツの施設や、イベントなどを市民がもっと楽しみ、活用する余地はまだあると考えています。  そこで、ラグビーワールドカップ2019を始め、全国レベルの大会や多様なイベントなどを最大限に生かし、市民がこれらを大いに楽しみ、共有し、情報発信することにより、WE LOVE とよたの取組を一層推進してまいります。  続いて、重点取組項目について説明します。  重点目標冊子34ページをごらんください。  重点取組項目の一つ目は、市民活動の促進と多様な市民の活躍支援の充実です。  個人、企業、教育機関など、多様な主体による市民活動の促進や、年齢や性別にかかわらず市民が能力、希望に応じて活躍できる環境づくりに取り組みます。  取組内容、(1)の市民活動の促進では、退職予定者を対象に活動を始めるきっかけとなる情報提供を行うなど、市民活動の裾野の拡大につながる取組を進めます。また、交流館において営利的活動を可能にするなど、交流館の柔軟な運営を進めることで、多様な市民活動の展開を支えます。  (2)の多様な市民の学びと活躍の支援充実の主な取組として、新たな高齢者像と活躍支援のあり方を検討することや、とよたシニアアカデミー等のシニア世代の学びを通じた活躍支援を強化することで、高齢者が活躍できる環境の充実を図ります。また、女性の多様な活躍を支援するため、男女共同参画プラン等の策定に向けた市民意識等の把握や来年6月に開催する男女共同参画全国都市会議の準備を進めます。  重点目標冊子35ページをお願いします。  重点取組項目の二つ目は、文化・芸術が市民生活に一層浸透する取組の展開です。  ラグビーワールドカップ2019をきっかけとして、本市の文化・芸術をさらに盛り上げていくために、市民主体によるさまざまな文化・芸術活動の促進を図ります。  取組内容(1)の多様な文化・芸術活動の促進として、ことし2月に連携協定を締結した名古屋フィルハーモニー交響楽団によるまちなかコンサートを始め、文化・芸術に出会う機会の拡充や活動の場づくりに取り組みます。  (2)のあいちトリエンナーレ地域展開事業の開催は、幅広い市民を巻き込んで来年度開催するあいちトリエンナーレ2019のプレイベントとして、9月から来年2月にかけて中心市街地などを会場に現代アート作品の展示等を行います。  また、(3)の東京キャラバンin豊田は、東京オリンピック・パラリンピックの公式文化プログラムで、東京都等と共催して7月22日に鞍ケ池公園で開催します。本市ゆかりの団体と東京などから参加するアーティストが一緒になって新たな表現をつくり出すイベントを展開してまいります。  (4)のとよた市民アートプロジェクトの推進は、公募したアートサポーターを主体に、アートイベントの企画・運営を行うもので、今年度は(2)のあいちトリエンナーレ地域展開事業と連携してまちなかを盛り上げる企画を試行します。  なお、これら四つの取組の推進により、多くの市民が文化・芸術への関心を高め、さまざまな活動に継続的に参加していくことを目指してまいります。  重点目標冊子36ページをお願いします。  重点取組項目の三つ目は、全ての世代に対するスポーツをする機会の拡充です。  ラグビーワールドカップ2019や東京オリンピック・パラリンピックといった絶好の機会を捉えて日常的にスポーツ活動に親しむ市民の裾野の拡大を進めます。  取組内容(1)の子どもの体力向上に向けた取組、(2)成人のスポーツ活動の推進、(3)高齢者のスポーツ習慣の形成では、各世代の課題を踏まえて状況に合ったスポーツ習慣づくりを推進します。  幼児期におけるコーディネーショントレーニングの推進や第2回となるとよたウオーキングの開催、働く世代のスポーツ習慣形成のための働きかけ、ラジオ体操を活用した運動習慣づくりなどに取り組みます。  (4)するスポーツを支える基盤強化では、市民の運動習慣形成を支援することなどを目的に、地域スポーツクラブと体育協会で組織する(仮称)スポーツクラブ連合会の設立に向けた調整や企業、大学等との連携強化を進めてまいります。  重点目標冊子37ページをお願いします。  重点取組項目の四つ目は、トップレベルのスポーツを楽しみ、応援する機運の醸成です。  国際大会を始め数々の魅力的なスポーツイベントを身近に体験できる環境や、本市ゆかりの多数のトップアスリートの活躍などの本市の特性を最大限に生かして市民とともにトップレベルのスポーツを楽しみ、応援する機運醸成を図ります。  取組内容(1)の大規模スポーツイベントの開催については、5月に開催した新たな国際大会であるバレーボールネーションズリーグ女子豊田大会、8月開催の全国高等学校総合体育大会、いわゆるインターハイ卓球大会を始めとして、記載のとおり今年度も多様なスポーツイベントの誘致に成功しており、市民を始め多くの皆さんが楽しむ大会となるよう盛り上げを図ってまいります。  加えて、これらの大規模スポーツイベントをコミッション事業として生かしていくため、経済波及効果の検証や、来訪者の満足度向上のための取組など、さまざまな試みを関係部署、関係機関と連携して進めてまいります。  また、(2)わがまちアスリートと地元チームの応援では、引き続き市を挙げて地元ゆかりのアスリートとチームを応援する機運づくり、環境づくりを進めてまいります。  重点目標冊子38ページをお願いします。  重点取組項目の五つ目は、多様な市民の生涯活躍を支える施設環境の整備です。  活発化・多様化していく市民活動を支える基盤である各施設の安全・安心の向上に取り組むともに、活動の場の充実を図ってまいります。  取組内容(1)の市民活動を支える交流館整備の推進では、平成31年度末にオープン予定の藤岡交流館の移転改築を藤岡支所との合築により進めるほか、老朽、劣化やバリアフリー対応、機能不足への対応など、各交流館の改修等に取り組みます。  (2)文化・芸術活動を支える環境整備の推進では、豊田市民文化会館や豊田市コンサートホールの老朽化やバリアフリー対応に係る取組を進めます。また、新博物館の整備を見据えて、交通計画を始めとする文化ゾーン一帯の基盤整備について、市民参加も得ながら部局横断的に対応を検討、整理します。  (3)生涯スポーツを支える施設整備の推進では、ラグビーワールドカップ2019に向けた豊田スタジアムの改修を進めるほか、(仮称)松平地域体育館、(仮称)梅坪台運動広場の整備に向けて取り組みます。あわせて今後のスポーツ施設の整備を進めるための基本となる方針の作成に取り組んでまいります。  続きまして、審議会等における審議事項について報告させていただきます。  資料の2−1をごらんください。  資料の上から八つ目になりますが、スポーツ課が所管するスポーツ推進審議会です。  先ほども重点目標の中で触れましたが、今後の施設整備に関する基本方針の作成や第3次豊田市生涯スポーツプラン行動計画の進捗について審議をお願いします。審議会は3回開催する予定です。  以上で生涯活躍部の説明を終わります。 ○委員長(桜井秀樹) 説明が終わりましたので、質疑を許します。  質疑ありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○委員長(桜井秀樹) ないようですので、以上で生涯活躍部について終わります。  生涯活躍部の皆さん、ありがとうございました。  委員の皆様は、そのままお待ちください。  引き続き、委員の派遣についてを議題とします。  事務局に説明させます。  伊藤事務局長。 ○事務局長(伊藤勝介) それでは、お手元に配付の資料4、委員の派遣をごらんください。行政視察についてです。  1.派遣日程は、平成30年7月10日火曜日から12日の木曜日までです。  2.派遣先及び内容です。10日火曜日に静岡県静岡市でふじのくに地球環境史ミュージアムについて、11日水曜日に神奈川県大和市で児童に対する英語教育について、12日木曜日に千葉県我孫子市で放課後子ども教室についてです。  3.派遣委員につきましては、記載のとおりです。  なお、随行につきましては、上田副主幹と加納主査です。  説明は以上です。 ○委員長(桜井秀樹) 説明が終わりましたので、質疑を許します。  質疑ありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○委員長(桜井秀樹) ないようですので、お諮りします。  ただいま説明がありました行政視察につきましては、豊田市議会委員会条例第34条に規定する委員の派遣として実施し、所定の手続をとることとし、変更等があれば委員長にご一任願いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。             〔「異議なし」の声起こる〕 ○委員長(桜井秀樹) ご異議なしと認め、このように実施します。  次に、常任委員会確認事項についてを議題とします。
     お手元の右肩に資料5と書かれたものをごらんください。  これは6月7日の常任・特別委員長会議並びに常任委員長会議にて確認されたものです。  まず1ページの(1)行政視察についてです。実施時期、視察先及び内容につきましては、先ほど説明のあったとおりです。また、視察後の意見交換会につきましては、7月23日に開催します。  なお、視察報告書につきましては、原則として視察後1週間以内に委員長まで提出していただくことになっておりますのでよろしくお願いします。  続きまして、4ページをお願いします。  (2)閉会中の継続調査について、(3)傍聴・会議録につきましては、記載のとおりです。  続きまして、5ページをお願いします。  (4)各種審議会・協議会等の報告についてです。これにつきましては、アとして、平成14年度から法令等で規定のあるもの以外は議員は委員として参画しないため、議会への情報提供として実施するものです。  続いて、イについて、6月定例会は、先ほどの重点目標の説明の際にあわせて行っていただきましたが、9月定例会以降は付託議案の審査後にそれぞれ報告していただくということになります。  続いて、(5)行政計画策定に関する報告についてですが、各定例会において行政計画策定の進捗状況の報告を受けるものです。  続いて、(6)委員外議員発言についてですが、発言申出は、開催2日前の午後2時までに委員外議員発言申出書を提出するものとしております。  続いて、(7)確認の機会の付与についてです。豊田市議会基本条例第9条に定める執行部への確認の機会の付与は、委員会審議においても適用され、執行部からの申し出を委員長が許可することにより、委員の発言に対する確認を行うことができるものとしております。  詳しい流れにつきましては、6ページ、7ページにありますので、後ほどご確認ください。  続いて、8ページをお願いします。  (8)市議会報告会についてですが、平成29年度と同様に常任委員会ごとに関係団体を選定し、活動報告、意見交換を実施することとしております。  続いて、(9)市民シンポジウムについてですが、今年度は教育社会委員会が担当することになっております。  常任委員会の確認事項は以上です。  以上、常任委員会の確認事項とします。  以上をもちまして、教育社会委員会を閉会します。                        閉会 午前11時39分  平成30年6月18日                           教育社会委員長 桜井秀樹...