豊田市議会 2018-03-15
平成30年予算決算委員会 地域生活分科会( 3月15日)
議案第52号 平成30年度豊田市財産区特別会計予算
議案第55号 平成30年度豊田市
水道事業会計予算
議案第56号 平成30年度豊田市
下水道事業会計予算
議案第68号 平成29年度豊田市
一般会計補正予算
〇
出席分科会委員(8名)
分科会長 清 水 郁 夫 副分科会長 杉 本 寛 文
分科会委員 松 井 正 衛 分科会委員 杉 浦 弘 髙
分科会委員 作 元 志津夫 分科会委員 神 谷 和 利
分科会委員 深 津 眞 一 分科会委員 鈴 木 孝 英
〇
欠席分科会委員(0名)
〇発言申出委員(0名)
〇説明のため出席した者の職・氏名
特別職
副市長 礒 谷 裕 司 事業管理者 今 井 弘 明
地域振興部
地域振興部長 中 野 正 則 自治推進室長 松 永 浩 行
旭支所長 竹 内 寧 足助支所長 近 藤 雅 雄
稲武支所長 林 行 宏 小原支所長 市 川 智 久
上郷支所長 河 合 賢 典 猿投支所長 藤 井 美 彰
下山支所長 兵 藤 寿 八 高岡支所長 野 田 洋 子
高橋支所長 三 浦 法 雄 藤岡支所長 山 内 真 琴
松平支所長 坂 井 京 子 市民安全室長 増 岡 義 弘
地域支援課長 小 澤 都司子
交通安全防犯課長 竹 内 敬 悟
防災対策課長 村 上 光 彦
消防本部
消防長 児 玉 増 夫 消防次長 山 内 純 朗
管理監 柴 川 晃 典 専門監 柴 田 東 八
専門監 松 原 弘 明 足助消防署長 近 藤 敦 之
北消防署長 村 瀬 一 也 専門監 内 田 政 巳
中消防署長 宇佐美 力 南消防署長 前 田 晃 一
総務課長 須 賀 基 文 警防救急課長 青 井 宏 次
予防課長 松 井 利 往 指令課長 福 岡 浩 治
足助消防署副署長兼課長 近 藤 雄 治 北消防署副署長兼課長 鈴 木 新 次
中消防署副署長兼課長 藤 本 誠 南消防署副署長兼課長 藤 村 克 巳
上下水道局
上下水道局長 伊 藤 裕 二 副局長 杉 本 尚 久
水道維持課長 神 谷 憲 秀 総務課長 鈴 木 満
経営管理課長 脇 迫 博 文 企画課長 成 瀬 光 明
料金課長 水 野 和 之 水道整備課長 堀 江 荘 平
上水運用センター所長 丹 羽 勝 彦
下水道施設課長 山 口 正 美
下水道建設課長 野 口 朝 司
産業部
森林課長 古 澤 彰 朗
〇職務のため出席した事務局職員の職・氏名
議会事務局
局長 太 田 錬 治 副局長 伊 藤 勝 介
副主幹 上 田 研 担当長 鈴 木 祥 宏
主査 東 郷 公 彦 主査 近 藤 乃 介
開会 午前10時22分
○分科会長(清水郁夫) ただいまから、
予算決算委員会地域生活分科会を開会します。
3月9日の
予算決算委員会で当分科会の所管とされました審査案件は、議案第31号始め11議案です。慎重審査よろしくお願いします。
分科会における発言は、挙手をし、分科会長と発声した上で起立してお願いします。
これより審査に入りますが、議案の説明につきましては、補正予算のみとし、当初予算については、当初予算説明会において説明を受けていますので、分科会での説明は省略し、質疑・意見について、所管別、議案ごとに行います。
質疑に当たっては、資料名及びページ数を示した上で簡潔にお願いします。
また、質疑・答弁をわかりやすくするため、質問者は、関連性のある質疑を除き、一問一答方式でお願いします。
なお、全体会での議案質疑と同一主旨の発言を重複して行うことはご遠慮いただきますようお願いします。
それでは、
消防本部所管分について審査を行います。
始めに、議案第31号平成29年度豊田市
一般会計補正予算を議題とします。
議案第31号について説明願います。
山内消防次長。
○消防次長(山内純朗) 平成29年度豊田市
一般会計補正予算説明書をもとに順次、主な補正内容についてご説明します。
まず、歳入です。62ページ、63ページ14款2項6目
消防費国庫補助金、
緊急消防援助隊設備整備費補助金と
消防防災施設整備費補助金です。国庫補助金が不採択になったことによる減額です。
続きまして、107ページの20款5項3目雑入、
消防団員退職報償金です。退職報償金の支給対象者が見込みより34人減少したことによる920万円余の減額です。
歳入は以上です。
次に、歳出の説明に移ります。242ページの9款1項1目常備消防費です。3,100万円余の増額ですが、消防本部分は350万円余の減額となります。
245ページの9款1項1目常備消防費、7
常備消防活動費(1)
通信機器管理費です。諸活動用無線機のバッテリー購入の契約差金による120万円余の減額です。
244ページの9款1項2目非常備消防費です。1,900万円余の減額です。
245ページの中段、1人件費(1)消防団員(基本団員)報酬1,903人です。災害出動の人員が見込みより少なかったことによる320万円余の減額です。
9款1項2目非常備消防費、2非
常備消防活動費(2)
消防団員厚生費です。消防団員の
退職報償金支給対象者が見込みより少なかったことなどによる970万円余の減額です。
9款1項2目非常備消防費、2非
常備消防活動費(6)
消防団運営交付金です。消防団員の人数に応じて交付する分団の運営費について、対象となる消防団員数が見込みより少なかったことによる190万円余の減額です。
9款1項2目非常備消防費、2非
常備消防活動費、3詰所・格納庫費です。移転を予定している
消防団乙部詰所格納庫用地の造成設計の契約差金などによる340万円余の減額です。
244ページの9款1項3目消防施設費です。3,100万円余の減額です。
245ページ、9款1項3目消防施設費、1
消防水利整備費(1)
消防水利施設管理費です。旧簡易水道地区の
水道管布設替えに伴う消火栓の新設と更新が少なかったため、670万円余の減額です。
9款1項3目消防施設費、2
消防庁舎建設費です。平成28年度から工事を実施しておりました足助消防署の車庫、水防倉庫の建設と
救助訓練施設工事の契約差金などによる2,500万円余の減額です。
246ページの9款1項5目災害対策費、8
震災対策消防施設設備整備費です。耐震性貯水槽の設置工法を変更したことなどによる2,700万円余の減額です。
以上で、平成29年度補正予算の説明を終わります。
○分科会長(清水郁夫) 説明が終わりましたので、質疑を許します。
杉本委員。
○副分科会長(杉本寛文) 私のほうから、
一般会計補正予算説明書247ページ、歳出9款1項5目災害対策費、8
震災対策消防施設設備整備費について1点お聞きします。
今回、2,700万円余の大幅な減額となっていますが、その理由についてお聞きします。
○分科会長(清水郁夫)
青井警防救急課長。
○警防救急課長(青井宏次) 減額の主な理由は、耐震性貯水槽の整備が低額で実施できたためです。
耐震性貯水槽の設置工法は、狭い場所に掘削しながら設置する、いわゆる潜函工法と、広い場所に大きく掘削しそのまま設置する開削工法があり、開削工法のほうが簡単で短期間でできることから工事費が低額となります。
今回、潜函工法を予定していた4基のうち、3基が設置位置の調整などにより開削工法で施工できたため、工事費が減額となりました。
なお、耐震性貯水槽の整備は、計画の7基全てが完了しております。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) ほかにありませんか。
〔「進行」の声起こる〕
○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて、本議案について意見等はありませんか。
〔「進行」の声起こる〕
○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて、議案第44号平成30年度豊田市一般会計予算を議題とします。
始めに、歳入について、質疑を許します。
質疑ありませんか。
〔「進行」の声起こる〕
○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて歳出について、質疑を許します。
杉本委員。
○副分科会長(杉本寛文) 私から順次質問させていただきます。
まず、1問目として、
一般会計予算説明書363ページ、歳出9款1項1目常備消防費、2消防本部費(11)
高齢者住宅防火促進費について、2点お聞きします。
1点目、予算説明会では定期的に高齢者宅を訪問する福祉関係者を通じて
住宅用火災警報器の設置を促進していくと説明がありましたが、具体的な活動内容としてはどのようなものかお聞きします。
○分科会長(清水郁夫) 松井予防課長。
○予防課長(松井利往) 具体的な活動内容は、平成29年11月から
ケアマネジャーの協力を得て、高齢者宅の訪問時に
住宅用火災警報器の設置調査と維持管理の必要性をリーフレットを使って高齢者に啓発しています。
ケアマネジャーからは「電池切れに気づき交換につながった」「設置や維持管理の必要性が伝わった」などの声があり、この活動によって高齢者に
住宅用火災警報器の設置や維持管理の意識づけができたと考えています。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 杉本委員。
○副分科会長(杉本寛文) 2点目として、今回の取組の中で
住宅用火災警報器の設置促進に向けた目標等はあるのかお聞きします。
○分科会長(清水郁夫) 松井課長。
○予防課長(松井利往) この事業では、年間800世帯の高齢者宅に
住宅用火災警報器が設置されることを目標とし、火災の早期発見に効果の高い
住宅用火災警報器の設置が促進されることで、逃げおくれによる被害の軽減が図れるよう普及啓発を行っていきます。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 杉本委員。
○副分科会長(杉本寛文)
一般会計予算説明書363ページ、歳出9款1項1目常備消防費、2消防本部費(14)
救急高度化推進費について2点お聞きします。
1点目、救急救命士の養成、育成、再教育の推進を目的とする
ドクターカー研修事業の実施とともに、
応急手当インストラクターを活用して市民の応急手当講習の受講機会の拡大を図ると説明がありましたが、市民の応急手当講習の受講機会拡大を図る必要性についてお聞きします。
○分科会長(清水郁夫)
青井警防救急課長。
○警防救急課長(青井宏次) 救命には、現場に居合わせた人による応急手当が早期に実施されることが重要なため、1人でも多くの方が応急手当を身につける必要があります。
このため、この講習会を多くの方が受けることのできる環境をつくることが大切です。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 杉本委員。
○副分科会長(杉本寛文) 2点目として、現在の
インストラクターの人数と具体的な活動内容、そして平成30年度に応急手当講習の受講機会の拡大を図るための取組についてお聞きします。
○分科会長(清水郁夫) 青井課長。
○警防救急課長(青井宏次)
応急手当インストラクターの登録者は、平成30年3月1日現在34人です。
活動内容は、看護師、保健師、
応急手当普及員などの資格を持つ方が育成研修で指導の技能を身につけて、消防職員とともに心肺蘇生法やAEDの取扱いなどを指導します。
受講機会を増やす取組は、少年期に応急手当になれ親しむ環境づくりとして平成29年度から小中学生に対する応急手当の指導を開始しており、平成30年度も
応急手当インストラクターを活用し、講習会が開催できていない小中学校に対して応急手当の普及を進めてまいります。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 杉本委員。
○副分科会長(杉本寛文)
一般会計予算説明書365ページ、歳出9款1項1目常備消防費、7
常備消防活動費(5)多様な119番通報費について3点お聞きします。
1点目、聴覚や言語障害のある方を対象として新たにネット119
緊急通報システムを整備するということですが、そのシステムの特徴についてお聞きします。
○分科会長(清水郁夫) 福岡指令課長。
○指令課長(福岡浩治) ネット119
緊急通報システム、以下、ネット119といいますが、主な特徴については4点あります。
まず1点目は、ネット119は事前登録制であることです。事前に利用者の住所や病歴を把握しておくことで緊急通報時の聴取時間の短縮に効果があります。
2点目は、
GPS測位機能を使い、通報者の位置情報を迅速に把握することができます。
3点目は、チャット方式により、リアルタイムで文字による
コミュニケーションが可能になります。
4点目は、豊田市以外で通報した場合でも、このシステムを導入している地域であれば、同様に活用ができます。
以上が主な特徴となります。
なお、ネット119については、2020年
東京オリンピック・
パラリンピック競技大会の開催を踏まえ、全国展開していくように国が導入を促進しています。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 杉本委員。
○副分科会長(杉本寛文) 2点目、
多言語コールセンターが実際に運用された事例があれば教えていただきたい。
また、1年間でどれぐらいの実績を見込んでいるのか、お尋ねします。
○分科会長(清水郁夫) 福岡課長。
○指令課長(福岡浩治) 実際の運用事例ですが、ことしの1月にポルトガル語で通報があったときに活用しています。
内容は、妊娠している方から、破水したようだと119番通報を受け、直ちに
多言語コールセンターの通訳を介した三者通話により災害場所や容体の聞き取りを行い、迅速に救急車を出動させたことで、容体を悪化させることなく病院へ搬送できました。
1年間の実績の見込みについては、平成29年の1年間では16件でしたが、今後は
ラグビーワールドカップ2019などの国際イベントの開催により、利用件数は増加すると見込んでいます。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 杉本委員。
○副分科会長(杉本寛文) 3点目として、多様な119番通報としては、今回整備されるネット119
緊急通報システムとメール119及び外国人向けの
多言語コールセンターがありますが、このような多様な119番通報手段の普及啓発はどのように考えているのかお聞きします。
○分科会長(清水郁夫) 福岡課長。
○指令課長(福岡浩治) 啓発に当たっては、これらの通報手段を活用する方々の特性を踏まえることが重要であると考えています。
具体的な取組として、まず
多言語コールセンターについては、日本語の会話が困難な人が対象となることから、豊田市国際交流協会と連携し、日本語教室での説明や宿泊施設、駅構内、バスの車内などにポスターを掲示しています。
次に、聴覚や言語に障がいのある方を対象とするネット119やメール119については、障がい福祉課と連携しながら進め、ダイレクトメールの送付や手話通訳者を介した個別説明会を開催します。
また、手話通訳者には養成講座などでこれらの制度の説明を行い、利用促進に協力していただけるよう啓発を行っていきます。
これらの取組を通じて多くの方に利用していただけるよう、幅広く普及啓発を図ってまいります。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 杉本委員。
○副分科会長(杉本寛文) 続きまして
一般会計予算説明書367ページ、歳出9款1項2目非常備消防費、2非
常備消防活動費(8)消防団70周年
記念行事開催費について1点お聞きします。
記念事業では、PR動画をつくると説明がありましたが、その動画を記念行事の中や、その後のPR活動にどのように生かしていくのかお尋ねします。
○分科会長(清水郁夫) 須賀総務課長。
○総務課長(須賀基文) 動画の活用につきましては、地域イベント、大学祭などでの消防団の入団促進活動、
消防団充実強化大会での上映会、そのほか、市ホームページ及び
消防本部フェイスブックでの配信を予定しています。
動画を活用し、消防団のやりがいや魅力をわかりやすく紹介することで、消防団活動への理解の促進につながるものと期待しています。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 杉本委員。
○副分科会長(杉本寛文)
一般会計予算説明書367ページ、歳出9款1項2目非常備消防費3詰所・格納庫費について1点お聞きします。
平成29年度と比べて4倍以上の大幅な増加となっていますが、その理由についてお聞きします。
○分科会長(清水郁夫) 須賀課長。
○総務課長(須賀基文) 主な増額理由は二つあります。
一つは、平成29年度当初予算になかった、年度内に工事を完了させる必要がある
消防団詰所格納庫の建設に係る工事費の増額です。
内容は、老朽化し、自治区からの移転要望のある猿投地区の
乙部詰所格納庫建設予定地の造成工事と、県道の拡幅に伴い移転する必要がある松平地区の
幸海詰所格納庫の建設工事となります。
二つ目は、新たに
市公共施設等総合管理計画に基づく個別施設計画の策定に向けた調査委託を計上したことによるものです。
この調査は、施設ごとの維持管理にかかわる対策の内容や、実施時期、費用の見直しなどを整理し、具体的な対応方針を定めるもので、消防団施設の計画を策定するために調査するものです。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 杉本委員。
○副分科会長(杉本寛文)
一般会計予算説明書367ページ、歳出9款1項3目消防施設費1
通信施設整備費(1)高
機能消防指令システム整備費について、1点お聞きします。
携帯電話からの110番通報の増加対策として、受信システムの改修を行うと説明がありましたが、発信者の位置情報がつかみにくい携帯電話の受信の増加に対する対策について、どのように考えているのかお尋ねします。
○分科会長(清水郁夫) 福岡課長。
○指令課長(福岡浩治) 携帯電話からの通報への対策では、ソフト面の強化も必要であると考えています。
まず、消防本部の取組として、動揺している通報者からでも通報内容が正確に聴取できる
コミュニケーション能力を高めるために、年間を通じて指令課員への教育を行っています。
次に、市民の方に対しては、119番通報の体験などを通して、まず落ちついて災害場所を伝えることが重要であることを、自治区の防災訓練や講習会において啓発しています。
また、地理に精通した
タクシー乗務員の方から精度の高い通報をしていただくことを目的に、平成30年3月13日に愛知県
タクシー協会豊田支部と119番通報に関する協定を締結しました。
今後もこれらの取組を継続的に行い、災害場所の特定にかかる時間の短縮に努め、携帯電話からの受信の増加に対応していきたいと考えています。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 杉本委員。
○副分科会長(杉本寛文) 最後の項目になります。
一般会計予算説明書367ページ、歳出9款1項3目消防施設費2
消防水利整備費(2)消火栓整備費について2点お尋ねします。
1点目として、平成30年度は80基の整備を予定していると説明がありましたが、今回の新設・更新の整備対象箇所はどのように決められるのかお尋ねします。
○分科会長(清水郁夫) 青井課長。
○警防救急課長(青井宏次) 整備箇所につきましては、上下水道局が行う水道工事の際に豊田市消防水利規定に基づいて整備しています。
水道工事が行われる区域での消火栓の位置は、水道管の太さや消防車が給水しやすい場所などを考慮し、上下水道局と協議して設置位置を決めています。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 杉本委員。
○副分科会長(杉本寛文) 最後の質問です。
2点目として、平成31年度以降の整備の方向性についてお尋ねします。
○分科会長(清水郁夫) 青井課長。
○警防救急課長(青井宏次) 平成31年度以降も、平成30年度と同様に上下水道局と協議しながら、年間80基程度を整備していく予定です。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) ほかにありませんか。
鈴木委員。
○分科会委員(鈴木孝英) 私からも順次、質問させていただきます。
まず、
一般会計予算説明書362ページ、歳出9款1項消防費全般について3点質問させていただきます。
1点目、第3次豊田市
消防整備基本計画の重点取組事業にかかる総事業費について伺います。
○分科会長(清水郁夫) 須賀課長。
○総務課長(須賀基文) 第3次豊田市
消防整備基本計画の策定課として総務課からお答えさせていただきます。
第3次豊田市
消防整備基本計画では、39の重点取組事業を掲げており、平成30年度当初予算として15億円余を計上しています。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 鈴木委員。
○分科会委員(鈴木孝英) 2点目ですが、三つの視点による重点取組事業は、主にどこに分類されているのか伺います。
○分科会長(清水郁夫) 須賀課長。
○総務課長(須賀基文) 第3次豊田市
消防整備基本計画では、39の重点取組事業を平成30年度当初予算では9款消防費の29事業に計上しています。
また、先ほどありました三つの視点、「高齢者」「次代の担い手」「とよたプライド」を掲げ、これらの視点を踏まえ、重点取組事業の選択をしています。
これに基づき、一例を紹介させていただきます。
一つ目の視点である高齢者では、高齢者の
住宅防火促進事業に取り組み、事業費は平成30年度
一般会計予算説明書363ページの9款1項1目常備消防費2消防本部費(11)
高齢者住宅防火促進費に、二つ目の視点である次代の担い手では、防火・防災拠点施設新戦略実行プランを、
一般会計予算説明書363ページの同じく2消防本部費(8)
防災学習センター運営費に、最後に三つ目の視点、とよたプライドでは、消防団装備の充実事業を、367ページの9款1項2目非常備消防費2非
常備消防活動費(4)消防団充実強化推進費に計上しています。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 鈴木委員。
○分科会委員(鈴木孝英) 3点目です。第3次豊田市
消防整備基本計画の推進体制にかかる事業費はどこに計上しているのか伺います。
○分科会長(清水郁夫) 須賀課長。
○総務課長(須賀基文) 第3次豊田市
消防整備基本計画の推進体制にかかる予算については、個別事業費としては計上しておりません。
なお、進捗管理、評価、事業見直しの判断などを行う仕組みは消防本部内に構築しています。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 鈴木委員。
○分科会委員(鈴木孝英)
一般会計予算説明書363ページ、9款1項1目常備消防費2消防本部費(7)高校生防火防災リーダー養成費について1点伺います。
平成29年度に新規事業として始まっていますが、平成29年度の活動を踏まえ、平成30年度の活動はどのようか伺います。
○分科会長(清水郁夫) 松井課長。
○予防課長(松井利往) このクラブの活動は2年間で、1年目である平成29年度の活動はクラブ員に対して消防団1日体験入団など、全6回のカリキュラムを実施しました。
2年目となる平成30年度は、1年目のクラブ活動で習得した知識、技術を防火防災リーダーとして校内行事やイベントで多くの高校生たちに情報発信できるよう、活動を支援していきます。
そして、平成30年度に実施する育成カリキュラムは、「1年間活動したクラブ員の体験型カリキュラムで防火防災力が身についた」「もっと消防の業務を体験したかった」などの意見を参考に見直していきます。
さらに、平成30年度も高校との連携を十分図りながら、各高校からクラブ員を募集し、将来、地域で活躍できる人材として育成していきます。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 鈴木委員。
○分科会委員(鈴木孝英)
一般会計予算説明書363ページ、9款1項1目常備消防費2消防本部費(8)
防災学習センター運営費について2点お伺いします。
1点目、平成29年度より400万円余の増額となっていますが、その理由についてお伺いします。
○分科会長(清水郁夫) 松井課長。
○予防課長(松井利往) 増額した理由は、消火体験コーナーの映像装置の修繕費用です。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 鈴木委員。
○分科会委員(鈴木孝英) 平成30年度の利用者数の目標と、今後の利用者数増加に向けた取組について伺います。
○分科会長(清水郁夫) 松井課長。
○予防課長(松井利往) 平成30年度の目標利用者数は2万1,000人としております。
今後の取組としては、大学やNPO団体と共働し、親子で楽しみながら災害時の備えが身につくように、車の中で快適な寝泊まり体験ができるワークショップや、新たに民間企業とも連携を図り、最新の機器や防災用品を紹介する企画展を行い、市民の関心を高め、利用者の増加につなげていきます。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 鈴木委員。
○分科会委員(鈴木孝英) 同じく、2消防本部費(11)
高齢者住宅防火促進費について2点お伺いします。
1点目、この事業の対象としている高齢者世帯とはどのような世帯か。
また、平成30年度に実施予定の世帯数はどれだけか伺います。
○分科会長(清水郁夫) 松井課長。
○予防課長(松井利往) この事業の対象は、介護保険サービスを受けている65歳以上の高齢者が暮らす戸建て住宅の世帯であり、平成30年度は約4,000世帯を予定しています。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 鈴木委員。
○分科会委員(鈴木孝英) この対象世帯の中で、
住宅用火災警報器が設置されていない高齢者世帯への普及啓発対策はどのようか伺います。
○分科会長(清水郁夫) 松井課長。
○予防課長(松井利往)
住宅用火災警報器の設置されていない高齢者世帯への普及啓発として、高齢者の住宅防火意識を高めるため、
ケアマネジャーの協力を得て
住宅用火災警報器の設置調査等を実施しています。
さらに、「どこで買えばいいのかわからない」「買っても取りつけができない」などの市民の声を取り入れ、
住宅用火災警報器の販売・取りつけについて、平成29年度に市と協定を締結した豊田市消防設備士会を訪問時に紹介し、
住宅用火災警報器の設置促進につなげていきます。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 鈴木委員。
○分科会委員(鈴木孝英)
一般会計予算説明書365ページ、9款1項1目常備消防費7
常備消防活動費(5)多様な119番通報費について3点お伺いします。
1点目、ネット119
緊急通報システムの導入スケジュールと、平成30年度の事業内容について伺います。
○分科会長(清水郁夫) 福岡課長。
○指令課長(福岡浩治) ネット119は、平成30年度の秋ごろの運用開始を予定しており、平成30年度の事業内容につきましては、システムの構築、聴覚や言語に障がいのある方への登録説明会の開催といった取組を計画しています。
なお、運用開始後も登録受け付けは継続していきます。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 鈴木委員。
○分科会委員(鈴木孝英) メール119の登録者数の状況について伺います。
○分科会長(清水郁夫) 福岡課長。
○指令課長(福岡浩治) メール119の登録者数は、平成30年3月13日現在51人となっています。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 鈴木委員。
○分科会委員(鈴木孝英) 3点目、
多言語コールセンターにおける平成30年度の取組について伺います。
○分科会長(清水郁夫) 福岡課長。
○指令課長(福岡浩治) 平成29年度に取り組んだ豊田市国際交流協会が開催する日本語教室での
多言語コールセンターの説明や、市内の宿泊施設、駅構内、バスの車内などへの啓発用ポスターの掲示などを継続しながら、平成30年度は新たに旅行会社やほかの公共交通機関等へも啓発範囲を拡大していきます。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 鈴木委員。
○分科会委員(鈴木孝英) 最後の質問です。
一般会計予算説明書365ページ、9款1項1目常備消防費10女性消防クラブ連絡協議会運営交付金について1点伺います。
女性消防クラブ連絡協議会は、事務・事業の適正化の対象として上げられています。一方で、女性消防クラブ員数は減少傾向となっていることを踏まえ、今後、各地域の女性消防クラブの支援等について、どのように考えているのか伺います。
○分科会長(清水郁夫) 松井課長。
○予防課長(松井利往) 各地域の女性消防クラブに対しては、地域での自立した活動が活性化するよう職員の出前講座や交付金等によって引き続き支援していきます。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) ほかにありませんか。
〔「進行」の声起こる〕
○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて、委員外委員発言の申し出についてお諮りします。
あらかじめ申し上げます。委員外委員発言は、分科会の審査に資する内容に限り認めるものです。議案の疑義解明につながらない意見表明や個人的な質疑は行わないようお願いします。
大村委員の、詰所・格納庫の耐震化状況についてを主旨とする発言申出を許可することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○分科会長(清水郁夫) ご異議なしと認め、大村委員の発言申出を許可します。
大村委員、発言席へお進みください。
○委員外委員(大村義則)
一般会計予算説明書の367ページ、9款1項2目非常備消防費、3詰所・格納庫費の(2)整備費でお聞きします。
予算、決算で系統的に聞いてきておりますので、その推移を確認したいと思います。
詰所・格納庫について、耐震改修が必要な施設は幾つあるのか。耐震化を完了している率はどのようであるのかお聞きします。
○分科会長(清水郁夫) 須賀課長。
○総務課長(須賀基文) 詰所・格納庫の数は、平成30年3月1日現在、180箇所あります。
そのうち、市が所有する施設は86箇所あり、うち1箇所の施設で耐震改修を行う必要があります。
この施設は、平成30年度に建設を予定しているため、平成30年度末には耐震改修が必要な市有の施設はなくなる予定です。
また、自治区などが所有する施設は94箇所で、そのうち集会所を間借りしているものなど、耐震強度が確認されてない施設と、耐震改修が必要な施設を合わせると54箇所となります。
平成30年3月1日現在、180施設のうち125施設の耐震化が図られており、割合は69.4パーセントとなります。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 以上で、質疑を終わります。
大村委員は傍聴席にお戻りください。
○分科会長(清水郁夫) 続いて、本議案について意見等はありませんか。
鈴木委員。
○分科会委員(鈴木孝英) 私は、9款1項消防費について意見を申し上げます。
本市の消防を取り巻く環境は、大規模自然災害への懸念や国際的な大規模イベントへの対応、また、課題として高齢化に伴う救急出動件数の増加、消防団員や女性消防クラブ員数の減少傾向に対する対応など、消防が抱える責務はますます大きくなっていると考えています。
こうした背景のもと、適切な人員配置や能力向上はもとより、関係諸団体を含めた体制強化を図ることで消防対応力の強化につなげることを期待します。
平成30年度からは第3次豊田市
消防整備基本計画がスタートします。計画をもとに今回、予算計上された各事業の確実な推進とPDCAを実行し、市民の暮らしを守ることを期待し意見とします。
○分科会長(清水郁夫) ほかにありませんか。
〔「進行」の声起こる〕
○分科会長(清水郁夫) ないようですので、以上で、
消防本部所管分を終わります。
暫時休憩します。
再開は午前11時10分とします。
休憩 午前11時02分
再開 午前11時07分
○分科会長(清水郁夫) 休憩前に引き続き会議を開きます。
続いて、上下水道局所管分について審査を行います。
なお、議案の関係上、産業部の職員が出席しておりますので、ご承知おき願います。
始めに、議案第31号平成29年度豊田市
一般会計補正予算を議題とします。
議案第31号について説明願います。
杉本上下水道副局長。
○副局長(杉本尚久)
一般会計補正予算について説明させていただきます。
平成29年度豊田市一般会計
特別会計補正予算説明書の104ページ、105ページをお願いします。
始めに歳入です。20款5項3目雑入17節雑入の説明欄、下から7項目め、簡易水道事業特別会計精算金は2億3,500万円余の皆増です。
次に、歳出です。184ページ、185ページをお願いします。
4款2項1目環境衛生費は3,100万円余の減額です。主なものは2水道事業負担金の減額で、旧簡易水道事業で平成28年度事業の企業債利率が確定したことなどによるものです。
234ページ、235ページをお願いします。
8款5項5目下水道管理費は4億2,000万円余の減額です。主なものは4下水道事業出資金の減額で、区画整理関連の事業量減少に伴うものです。
一般会計補正予算については以上です。
○分科会長(清水郁夫) 説明が終わりましたので、質疑を許します。
杉本委員。
○副分科会長(杉本寛文) 本議案について1点質問します。
一般会計補正予算説明書104ページ、歳入20款5項3目雑入17節雑入、簡易水道事業特別会計精算金とありますが、どのようなお金が一般会計に入金されたのかお尋ねします。
○分科会長(清水郁夫) 脇迫経営管理課長。
○経営管理課長(脇迫博文) 当該精算金は、平成29年3月末の簡易水道事業特別会計の打ち切り決算を受けまして、水道事業会計に引き継いだ現金及び債権・債務について精算処理を行った結果、2億3,500万円余の余剰金が発生したため、一般会計に返納させていただくものです。
なお、精算をした債権・債務の内容を申し上げますと、債権につきましては水道使用料など、債務につきましては請負工事費の支払いなどです。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) ほかにありませんか。
〔「進行」の声起こる〕
○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて、本議案について意見等はありませんか。
〔「進行」の声起こる〕
○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて、議案第36号平成29年度豊田市
水道水源保全事業特別会計補正予算を議題とします。
議案第36号について説明願います。
杉本上下水道局副局長。
○副局長(杉本尚久)
水道水源保全事業特別会計補正予算について説明させていただきます。
特別会計補正予算説明書の457ページ、458ページをお願いします。
歳入歳出予算それぞれ6,000万円余を減額し、予算の総額を4,900万円余とするものです。
それでは、主な歳入について説明します。
464ページ、465ページをお願いします。4款1項1目基金繰入金は6,400万円余の減額で、事業費が減少したことによるものです。
466ページ、467ページをお願いします。
5款1項1目繰越金は300万円余の増額で、前年度繰越額が確定したことによるものです。
続いて、歳出について説明します。
470ページ、471ページをお願いします。
1款1項1目水道水源保全費は6,000万円余の減額で、主なものは1水道水源保全費(1)水道水源林確保費の6,100万円余の減額です。
(4)合併処理浄化槽設置費補助金(定額)は300万円余の減額で、上乗せ補助をしている浄化槽転換補助の申請件数が当初見込みよりも減少したことによるものです。
水道水源保全事業特別会計補正予算については、以上です。
○分科会長(清水郁夫) 説明が終わりましたので、質疑を許します。
杉本委員。
○副分科会長(杉本寛文)
特別会計補正予算説明書470ページ、471ページ、歳出1款1項1目水道水源保全費において、全体の6割に当たる6,000万円余の減額があるが、その理由についてお尋ねします。
○分科会長(清水郁夫) 鈴木総務課長。
○総務課長(鈴木 満) 補正減額の主な理由ですが、水道水源林確保事業において、土地の取りまとめ方法や事業の進め方などについて庁内調整、検討を継続してまいりましたが、土地の選定に至らなかったためで、境界確定に要する境界調査、面積測定の費用など、6,100万円余を減額したことによります。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) ほかにありませんか。
〔「進行」の声起こる〕
○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて、本議案について意見等はありませんか。
〔「進行」の声起こる〕
○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて、議案第42号平成29年度豊田市
水道事業会計補正予算を議題とします。
議案第42号について説明願います。
杉本上下水道局副局長。
○副局長(杉本尚久)
水道事業会計補正予算について説明させていただきます。
別冊の平成29年度豊田市水道事業
下水道事業会計補正予算書の3ページをお願いします。
第2条業務の予定量の補正です。給水戸数がわずかに減少しましたが、給水人口及び年間総配水量、年間有収水量については増加しています。
それでは、主な収益的収入について説明します。
25ページをお願いします。1款1項営業収益1目給水収益は1,200万円の減額です。
続きまして、主な収益的支出について説明します。
27ページ、28ページをお願いします。
1款1項営業費用は7,300万円余の減額で、主なものは2目配水及び給水費と6目減価償却費によるものです。
また、7目資産減耗費は増額しました。
そのほか、維持管理費の減少や入札差金などに伴い、おおむね減額となっています。
30ページをお願いします。
主な資本的収入について説明します。
1款3項1目工事分担金は、6億9,300万円余の減額で、説明欄に記載の分担金の減少によるものです。
32ページをお願いします。
続いて、資本的支出について説明いたします。
1款1項建設改良費2目水道整備費は1億2,400万円余の減額で、主なものは3水道管整備費等で、事業費の確定などによるものです。
1款1項3目固定資産購入費は3,800万円余の減額で、主に1水道メーターの購入における入札差金によるものです。
水道事業会計補正予算については以上です。
○分科会長(清水郁夫) 説明が終わりましたので、質疑を許します。
杉本委員。
○副分科会長(杉本寛文)
水道事業会計補正予算書25ページ、収入1款1項1目給水収益について、簡易水道との統合初年度としては1,200万円の収益が予算より減額となっていますが、その理由についてお尋ねします。
また、今後の給水収益の見通しについてもお尋ねします。
○分科会長(清水郁夫) 水野料金課長。
○料金課長(水野和之) 給水収益の減額理由ですが、簡易水道事業の上水道事業への経営統合を踏まえ、豊田市全体の人口動向等を考慮し見込んだ当初予算に対して、旧簡易水道地区の水道料金収入が予想以上に下回ったことから減額補正するものです。
また、今後の見通しですが、豊田市全体として人口が増加傾向にあるのに加え、経済状況の好転に伴う総使用水量の増加も予想されることから、給水収益増加を見込んでいます。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) ほかにありませんか。
〔「進行」の声起こる〕
○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて、本議案について意見等はありませんか。
〔「進行」の声起こる〕
○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて、議案第43号平成29年度豊田市
下水道事業会計補正予算を議題とします。
議案第43号について説明願います。
杉本上下水道副局長。
○副局長(杉本尚久)
下水道事業会計補正予算について説明させていただきます。
先ほどと同じ豊田市水道事業
下水道事業会計補正予算書の35ページをお願いします。
第2条業務の予定量の補正です。
下水道接続戸数は増加しましたが、年間総処理水量及び一日平均処理水量はわずかに減少しました。
37ページをお願いします。
第5条企業債の補正です。起債対象事業費が確定したことにより、それぞれの事業の限度額を減額するもので、金額は記載のとおりです。
それでは、主な収益的収入について説明します。
57ページをお願いします。
1款1項営業収益1目下水道収益は、公共下水道の処理水量がわずかに減少したことにより700万円余の減額です。
1款2項営業外収益2目他会計負担金は5,300万円余の減額で、汚水処理等にかかる一般会計からの負担金が減少したことによるものです。
続いて、主な収益的支出について説明します。
59ページをお願いします。
1款1項営業費用は、主に維持管理費の減少や入札差金などに伴い減額補正をしております。
次に、主な資本的収入について説明します。
61ページをお願いします。
1款1項1目建設改良費等の財源に充てるための企業債は7億4,000万円余の減額で、建設改良費の確定に伴うものです。
1款2項1目出資金は3億3,000万円の減額で、事業量減少に伴う一般会計からの出資金が減少したものです。
62ページをお願いします。
続いて、資本的支出について説明します。
1款1項建設改良費1目管渠整備費は1億9,000万円余の減額で、主なものは1汚水管渠建設事業が減少したことによるものです。
下水道事業会計補正予算については、以上です。
○分科会長(清水郁夫) 説明が終わりましたので、質疑を許します。
杉本委員。
○副分科会長(杉本寛文)
下水道事業会計補正予算書62ページ、支出1款1項1目管渠整備費について1汚水管渠建設事業費が1億1,700万円余の大幅な減額となっていますが、その理由についてお尋ねします。
○分科会長(清水郁夫) 野口
下水道建設課長。
○
下水道建設課長(野口朝司) 減額の主なものは汚水管渠を布設するときの地下埋設物の移転補償費であります。
この理由は、当初予定していた水道管、ガス管等の移転を現地での試験掘削の確認と占用物の管理者との協議の結果、汚水管の位置変更などにより支障物件が減少したためです。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) ほかにありませんか。
〔「進行」の声起こる〕
○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて、本議案について意見等はありませんか。
〔「進行」の声起こる〕
○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて、議案第44号平成30年度豊田市一般会計予算を議題とします。
議案第44号について、質疑を許します。
杉本委員。
○副分科会長(杉本寛文) 1点質問させていただきます。
一般会計予算説明書346ページ、347ページ、歳出8款5項5目下水道管理費3合併処理浄化槽整備費について、平成28年度から合併処理浄化槽への転換・撤去を促進するために補助金額の見直しが行われ、2年経過しましたが、その間の状況と今後の対応についてお聞きします。
○分科会長(清水郁夫) 山口
下水道施設課長。
○
下水道施設課長(山口正美) 平成28年度から合併処理浄化槽への転換促進に向けてくみ取り便所からの転換、単独処理浄化槽からの撤去・転換に対する補助金の額を増額しています。
その効果もあり、1年目の平成28年度の合併処理浄化槽補助の実績につきましては、平成27年度の289件から354件に増加し、そのうち転換・撤去にかかるものは19件から126件に大幅に増加しております。
2年目の平成29年度の合併処理浄化槽補助の実績につきましては、2月末現在で325件であり、そのうち転換・撤去にかかるものは107件となり、平成28年度からわずかに下回る実績となっています。
今後は、この結果を受けまして補助区域の検証等による原因の分析等が必要であると考えています。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) ほかにありませんか。
〔「進行」の声起こる〕
○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて、本議案について意見等はありませんか。
〔「進行」の声起こる〕
○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて、議案第49号平成30年度豊田市
水道水源保全事業特別会計予算を議題とします。
議案第49号について、質疑を許します。
杉本委員。
○副分科会長(杉本寛文) 特別会計予算説明書234ページ、235ページ、歳出1款1項1目水道水源保全費、1水道水源保全費が5,900万円計上されていますが、昨年と比較して4,900万円の減額の理由についてお聞きします。
○分科会長(清水郁夫) 鈴木総務課長。
○総務課長(鈴木 満) 水道水源保全事業のうち、水道水源林確保事業の減額が主な理由になります。
水道水源林確保事業は、矢作ダム左岸の人工林を取得し、将来にわたり安全でおいしい水を提供するために森林の整備・保全をしていくことを目的としています。
この事業を効率的に進めるためには、森林の集約化がポイントとなることから、庁内調整や協議の結果、平成30年度は産業部森林課において市主導による新たな森林の集約化の方策を検討し、実施します。
その費用を1,500万円と見込んでおり、水道水源保全費全体では平成29年度に比較し4,900万円余の減額となっています。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) ほかにありませんか。
〔「進行」の声起こる〕
○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて、本議案について意見等はありませんか。
〔「進行」の声起こる〕
○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて、議案第55号平成30年度豊田市
水道事業会計予算を議題とします。
議案第55号について質疑を許します。
杉本委員。
○副分科会長(杉本寛文) それでは、順次質問させていただきます。
水道事業会計予算書28ページ、29ページ、継続費に関する調書の2、過年度議決済に係る分にある1款1項建設改良費、アセットマネジメントシステム整備事業の内容と進捗状況についてお聞きします。
○分科会長(清水郁夫) 成瀬企画課長。
○企画課長(成瀬光明) アセットマネジメントシステム整備事業は、平成29年度から約3年をかけて水道施設のライフサイクルコストを最適化するためのシステム構築として、豊田市水道事業設備台帳システムを整備することに加え、保有資産の適正な点検や診断、施設の健全性を適正に評価するためのストックマネジメント計画の策定を行います。
豊田市水道事業設備台帳システム構築の進捗状況は、浄水場、配水場などの施設の現状調査を進めており、全体の進捗として2割程度となっています。
また、ストックマネジメント計画策定の進捗状況として、水道管路の計画は予防保全型、事後保全型の管理手法について関係各課と調整しています。
一方、水道施設の計画は膨大な施設のデータの収集・処理を行っており、その内容を踏まえ、平成30年から平成31年度に計画を策定する予定です。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 杉本委員。
○副分科会長(杉本寛文) 同じく
水道事業会計予算書37ページ、収益的収入及び支出、支出1款1項1目原水及び浄水費、2浄水施設管理費(1)受水費について、27億5,000万円余は昨年と比較して約4,000万円の増額になっていますが、その理由についてお尋ねします。
○分科会長(清水郁夫) 丹羽
上水運用センター所長。
○
上水運用センター所長(丹羽勝彦) 増額理由は、竜宮水源送水場の耐震化工事や川田水源送水場の機械電気設備更新に伴い、自己水を停止し、1日当たり約5,500立方メートルの不足分を県水で賄うためです。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 杉本委員。
○副分科会長(杉本寛文)
水道事業会計予算書39ページ、収益的収入及び支出、支出1款1項4目業務費18節委託料について質問します。
委託料として2億5,000万円余が計上されていますが、委託される主な業務内容についてお聞きします。
○分科会長(清水郁夫) 水野料金課長。
○料金課長(水野和之) 主な業務内容は、上下水道営業関連業務委託1億9,700万円余と、水道使用における改編性業務4,100万円余で、委託料の大半を占める上下水道営業関連業務委託は、水道の使用開始・中止の受付、検針、上下水道料金の収納、滞納整理等に関する業務です。
また、いずれの業務も受託業者の業務経験や専門的ノウハウを活用し、迅速かつ正確に業務を進め、水道使用者等に効率的かつ安定的なサービスを提供するためのものです。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 杉本委員。
○副分科会長(杉本寛文)
水道事業会計予算書42ページ、資本的収入及び支出、収入1款4項1目国庫補助金、1県水応急給水支援設備設置事業とありますが、具体的にどういった事業でどのような施設なのか、また、市内にはその施設がどこに設置されているのかお聞きします。
○分科会長(清水郁夫) 神谷水道維持課長。
○水道維持課長(神谷憲秀) 県水応急給水支援設備ですが、これは県営水道の送水管から直接分岐し、災害時に避難所となる公共施設に応急給水設備を整備して、給水スタンド、接続ホース、開閉工具等を収納する格納庫を設置する事業です。
県の企業庁から市内に10箇所までと決められており、現在、上郷中学校、高岡中学校、前林中学校の中学校3校と、竹村小学校、堤小学校、高嶺小学校、若林東小学校の小学校4校の計7箇所に設置されています。
かつての支援設備であった毘森公園、崇化館中学校、衣丘小学校は、県営水道の布設替えに伴いまして、平成28年度に市の幹線からの設備となり、新たに県営水道の幹線に近接している上郷コミュニティセンター、竜神中学校、駒場小学校に設置してまいります。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 杉本委員。
○副分科会長(杉本寛文) 私からは最後の質問になります。
水道事業会計予算書45ページ、資本的収入及び支出、支出1款1項2目水道整備費の4災害対策事業費として14億1,000万円余が計上されていますが、このうち、整備に関する事業内容についてお聞きします。
○分科会長(清水郁夫) 堀江水道整備課長。
○水道整備課長(堀江荘平) 災害対策事業は地震による水道施設の被害を最小限にとどめ、震災時における生命維持や生活に必要な水の確保を図ることを目的に、主要な配水池、基幹管路などを優先に耐震化を進めています。
主な整備内容につきましては、主要な配水場を結ぶ基幹管路を幹線管路と位置づけ、畝部西町ほか地内の中切幹線管路と寺部町地内における豊田川田幹線管路の2路線を約1.1キロメートル整備する予定です。
また、主要な配水池等の耐震化につきましては、竜宮水源送水場の上水棟の耐震化と川田水源送水場と猿投配水場の場内管路の耐震化工事を実施する予定です。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) ほかにありませんか。
作元委員。
○分科会委員(作元志津夫) 私から1点確認させていただきます。
水道事業会計予算書45ページ。資本的収入及び支出、支出1款1項2目水道整備費で、先ほど耐震化についてご回答がありましたが、この耐震化につきましては水道施設耐震化プランに基づいて順次耐震化を進めていただいています。
そこで、その課題と平成30年度の取組についてお伺いします。
○分科会長(清水郁夫) 成瀬課長。
○企画課長(成瀬光明) 現在、水道施設耐震化プランに基づき優先順位を設定し、配水池等の既存施設を耐震補強する工法で検討しておりましたが、課題として、断水して工事を行わなければならない施設があることがわかりました。それにより、更新することで経済的に耐震化が図れるということがわかってまいりました。
今後は、その更新による耐震化を図ることの拠点を加えて、耐震化プランをゼロベースから見直し、平成30年度に(仮称)新水道施設耐震化プランの策定を行い、耐震化事業の進捗の向上を図っていきたいと考えております。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) ほかにありませんか。
〔「進行」の声起こる〕
○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて、本議案について意見等はありませんか。
〔「進行」の声起こる〕
○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて、議案第56号平成30年度豊田市
下水道事業会計予算を議題とします。
議案第56号について質疑を許します。
杉本委員。
○副分科会長(杉本寛文)
下水道事業会計予算書91ページ、資本的収入及び支出、支出1款1項1目管渠整備費、2汚水管渠建設事業として37億4,000万円余が計上されていますが、その事業内容についてお尋ねします。
○分科会長(清水郁夫) 野口
下水道建設課長。
○
下水道建設課長(野口朝司) 事業内容は、主に未普及解消アクションプランに基づく下水道の面整備事業で、その事業費の内訳は委託料、工事請負費などです。
平成30年度は、委託料では約100ヘクタールの基本設計、詳細設計を実施、工事請負費では高町ほかの71ヘクタールの面整備と継続費の3地区、鴛鴨地区、豊栄地区、四郷地区の整備などで国の社会資本整備総合交付金を受け、設計・施工一括発注方式を採用するなど、積極的な汚水管渠の整備を進めていきます。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) ほかにありませんか。
作元委員。
○分科会委員(作元志津夫) 私から大きく3点伺ってまいります。
まず、
下水道事業会計予算書78ページ、債務負担行為に関する調書、1当該年度提出に係る分、下水道管路施設包括的維持管理業務委託事業について、1点目として包括的維持管理業務の委託により期待される効果について伺います。
○分科会長(清水郁夫) 山口
下水道施設課長。
○
下水道施設課長(山口正美) この包括的民間委託の導入により期待される効果ですが、下水道ストックマネジメント計画の実施として、平成30年度から実施していく下水道管路施設の維持管理にかかる複数業務のパッケージ化と複数年計画による業務の効率化により、維持管理の質の向上やコスト縮減を図ることができると考えています。
また、下水道管路に起因する不具合や苦情等の住民対応業務についても、現地確認後、速やかに現地の対応が可能となり、対応の迅速化により住民サービスの向上につながることも一つの効果であると考えています。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 作元委員。
○分科会委員(作元志津夫) 2点目としまして、委託業務のチェック体制、これをどうしていくのかお伺いします。
○分科会長(清水郁夫) 山口課長。
○
下水道施設課長(山口正美) 委託業務のチェック体制につきましては、まず管路施設の調査・点検や修繕・改築計画の策定といった計画業務については業務仕様書によりその業務量及び頻度の指定を行い、市の担当職員により適宜業務状況の確認を行ってまいります。
また、日常の維持管理として実施する管路の詰まり等ふぐあいへの住民対応業務やマンホールのふたのずれ等による事故対策などについても、業務の着手、完了の義務づけにより履行状況の確認を行ってまいります。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 作元委員。
○分科会委員(作元志津夫)
下水道事業会計予算書91ページ、資本的収入及び支出、支出1款1項1目管渠整備費について1点お伺いします。
2汚水管渠建設事業で、特定環境保全公共下水道事業の平成29年度までの整備状況と平成30年度の取組についてお伺いします。
○分科会長(清水郁夫) 野口課長。
○
下水道建設課長(野口朝司) 特定環境保全公共下水道事業は、現在、足助地区で整備を進めており、整備状況は平成29年度までにおおむねの面整備工事は終わり、供用開始面積は平成30年4月に約17ヘクタールの追加を予定し、合計で91ヘクタールになります。
平成30年度の取組は、足助地区で導入しております真空システムで宅地内の真空ユニット設置などの整備を進め、接続促進を図っていきます。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 作元委員。
○分科会委員(作元志津夫) 最後の質問になります。
下水道事業会計予算書93ページ、企業債の前年度末及び当該年度末における現在高の見込みに関する調書についてお伺いします。
この現在高見込みについては、下水道事業会計は平成23年度の企業会計後、企業債残高を徐々に削減してきております。
ところが、平成30年度末の現在高見込みについては、平成29年度末の見込額と比較して横ばいとなっています。
そこで、建設改良事業の財源の考え方についてお伺いします。
○分科会長(清水郁夫) 脇迫経営管理課長。
○経営管理課長(脇迫博文) 建設改良事業のうち、新規の下水道整備につきましては、国からおおむね10年間で外生することが示されています。
本市におきましても、財源として国庫補助金や、企業債を有効に活用しながら当面の間、積極的な投資が必要であると考えてます。
なお、企業債の借入額や、残高の規模については健全経営の視点から十分に検討すべきものと認識していまして、収支バランスや世代間における負担の公平などを念頭に置いて適正な借入れを図ってまいります。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) ほかにありませんか。
〔「進行」の声起こる〕
○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて、本議案について意見等はありませんか。
〔「進行」の声起こる〕
○分科会長(清水郁夫) ないようですので、以上で上下水道局所管分を終わります。
暫時休憩します。
再開は午後1時ちょうどとします。
休憩 午前11時43分
再開 午後 1時00分
○分科会長(清水郁夫) 休憩前に引き続き会議を開きます。
続いて、地域振興部所管分について審査を行います。
始めに、議案第31号平成29年度豊田市
一般会計補正予算を議題とします。
議案第31号について、順次説明願います。
松永自治推進室長。
○自治推進室長(松永浩行) 平成29年度一般会計
特別会計補正予算説明書で説明をさせていただきます。
始めに、説明書に記載はありませんが、地域振興部の
一般会計補正予算全体の概要を説明します。
基本的には、例年同様、事業完了に伴う執行残や工事の入札差金による減額といったものが主なものとなります。
地域振興部全体の歳入では、1億9,600万円余の減額となります。対する歳出では、2億9,300万円余の減額となります。
特徴的なもの、補正額の大きいものなどについて説明をさせていただきます。
まず、歳入からご説明します。
一般会計補正予算説明書59ページ、上から2行目、3行目をごらんください。
14款2項1目総務費国庫補助金、ふるさと名物応援事業補助金及び過疎地域等自立活性化推進事業補助金です。当初、小原和紙の再生創造活性化事業について経済産業省のふるさと名物応援事業補助金からの助成を予定しておりましたが、より補助率の高い支援事業を検討した結果、総務省の過疎地域等自立活性化推進事業補助金からの助成を受けることとしました。
それに伴い、それぞれ620万円余の減額補正と1,000万円の増額補正します。
次に、
一般会計補正予算説明書65ページ、下から1、2行目をごらんください。
14款2項7目教育費国庫補助金、社会資本整備総合交付金、藤岡地域核整備費補助金です。藤岡支所・交流館建設工事の補助対象経費を精査し、補助金増額を要望したために680万円余の増額補正します。
次に、
一般会計補正予算説明書71ページ、上から3行目及び6行目をごらんください。
15款2項1目総務費県補助金、地域観光施設等整備費補助金及び自然公園施設整備費補助金です。
両補助金とも県の予算査定により本市への配分額が減額されたため、それぞれ320万円余、1,250万円余の減額補正します。
次に、
一般会計補正予算説明書91ページ、上から4行目をごらんください。
18款1項2目基金繰入金、地域づくり振興基金繰入金です。市内28地域の地域予算提案事業費及びわくわく事業補助金の執行見込額が当初予定を下回ったため、2,000万円を減額補正します。
藤岡支所庁舎・藤岡交流館整備基金繰入金です。藤岡支所・交流館の建設工事の契約時期が当初予定の平成29年9月から12月に変更となったことに伴い、平成29年度の出来高払いの見込額が減少したため、基金繰入金1億6,900万円余を減額補正します。
歳入の説明は以上です。
次に、歳出について説明します。
一般会計補正予算説明書135ページ、上から9行目をごらんください。
2款2項10目藤岡地域振興費8藤岡地域核整備事業費です。こちらも基金繰入金の減額補正と同様、藤岡支所交流館の建築工事の契約時期がおくれたことにより1億5,100万円余を減額補正します。
次に、
一般会計補正予算説明書137ページ、上から5行目をごらんください。
2款2項12目足助地域振興費1香嵐渓費です。土地開発基金により取得しました香嵐渓ビジターセンター用地及び土地開発公社により取得しました香嵐渓観光センター用地の買戻し費用などにより3,800万円余を増額補正します。
自治推進室の説明は以上です。
○分科会長(清水郁夫) 増岡市民安全室長。
○市民安全室長(増岡義弘) 引き続き、市民安全室所管分を説明します。
一般会計補正予算説明書の247ページ、二つ目の枠、上から8行目をごらんください。
9款1項5目災害対策費4危機管理対策費(1)災害用便槽整備費です。これは平成29年度に整備予定の下水道接続型災害用便槽において社会資本整備交付金が認定されず事業実施ができなかったため、工事負担金3,100万円を減額補正するものです。
同じく、上から12行目をごらんください。
9款1項5目災害対策費5防災設備費(1)災害時情報通信設備整備費です。これは本市の情報伝達の基幹となる防災行政無線を補完する手段として整備している280メガヘルツデジタル同報無線システム整備工事の内容を見直したため、工事請負費3,200万円を減額補正するものです。
その下の13行目をごらんください。
(2)藤岡支所防災施設整備費です。これは平成29年度から平成30年度までの継続事業ですが、藤岡支所の整備工事にあわせて支所に設置してある防災設備の長期的な経費削減を図るためにシステム構成を見直したため、工事請負費2,800万円を減額補正するものです。
説明は以上です。
○分科会長(清水郁夫) 説明が終わりましたので、質疑を許します。
質疑ありませんか。
〔「進行」の声起こる〕
○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて、本議案について意見等はありませんか。
〔「進行」の声起こる〕
○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて、議案第39号平成29年度豊田市財産区
特別会計補正予算を議題とします。
議案第39号について、説明願います。
松永自治推進室長。
○自治推進室長(松永浩行) 財産区
特別会計補正予算について説明します。
平成29年度一般会計
特別会計補正予算説明書でご説明させていただきます。
546ページの財産区集計表をごらんください。
二つの財産区が特別会計を有しており、盛岡財産区では151万円余を増額補正し、賀茂財産区では211万円余を増額補正します。
今回の主な補正内容は、両財産区とも平成28年度決算を受けた前年度繰越金による歳入増や歳出の執行残額について有効利用を図るため、基金積立金を増額補正するものです。
盛岡財産区では、歳出1款総務費で管理委員の出役日数が予定より少なかったことによる報酬の執行残など51万円余を減額補正し、2款基金積立金で203万円余を増額補正します。
次に、562ページをごらんください。
賀茂財産区では、歳出1款総務費で修繕料の執行残額など185万円余を減額補正し、2款基金積立金で397万円余を増額補正します。
詳細につきましては記載のとおりです。
財産区
特別会計補正予算の説明は以上です。
○分科会長(清水郁夫) 説明が終わりましたので、質疑を許します。
質疑ありませんか。
〔「進行」の声起こる〕
○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて、本議案について意見等はありませんか。
〔「進行」の声起こる〕
○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて、議案第44号平成30年度豊田市一般会計予算を議題とします。
始めに、歳入について、質疑を許します。
鈴木委員。
○委員(鈴木孝英) 私からは、
一般会計予算説明書107ページ、16款2項1目不動産売払収入の土地売払収入について2点お伺いします。
1点目ですが、こちらは小原地区、旭地区とも旧教職員住宅の売払いと承知しておりますが、区画数と金額について伺います。
○分科会長(清水郁夫) 市川小原支所長。
○小原支所長(市川智久) 小原地区の旧教職員住宅の区画数ですが、小原町の1区画と遊屋町の2区画です。
最低売払価格ですが、小原町の物件が979万6,000円、遊屋町の物件が604万5,000円と646万5,000円です。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 竹内旭支所長。
○旭支所長(竹内 寧) 旭地区の区画数ですが、杉本町と時瀬町にある旧教職員住宅の2区画で、最低売払価格は杉本町の物件が34万1,000円、時瀬町の物件が248万8,000円です。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 鈴木委員。
○委員(鈴木孝英) それでは、土地単価の妥当性について伺います。
○分科会長(清水郁夫) 市川支所長。
○小原支所長(市川智久) 土地の単価ですが、豊田市公有地価格査定委員会での審査により、通知のありました査定価格により設定しております。
なお、建物の価格につきましては、固定資産税の評価額に建物劣化調査結果などを勘案しながら決定しています。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 竹内旭支所長。
○旭支所長(竹内 寧) 土地単価につきましては、小原支所と同様、豊田市公有地価格査定委員会での審査により、通知のあった査定価格により設定しております。
建物につきましては、杉本町の物件は築40年で劣化が激しく、耐震性もないため、住居としての資産価値がないと判断し、土地の価格192万8,000円から解体費用158万7,000円を差し引いた価格を設定しました。
また、時瀬町の物件ですが、固定資産税評価額を参考に設定しました。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) ほかにありませんか。
〔「進行」の声起こる〕
○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて、歳出のうち2款について質疑を許します。
○分科会長(清水郁夫) 深津委員。
○委員(深津眞一) 私からは、数点質問させていただきます。
まず1点目として、
一般会計予算説明書161ページ2款2項1目地域振興費6犯罪のないまちづくり活動推進費(1)自主防犯活動支援費です。
自主防犯活動団体への支援の内容と成果についてお伺いします。
○分科会長(清水郁夫) 竹内
交通安全防犯課長。
○
交通安全防犯課長(竹内敬悟) 支援の内容は、防犯の専門家を招いた自主防犯活動団体研修会、活動の中心牽引役となるリーダーを養成するための地域防犯リーダー養成講座、年末防犯決起大会などを開催し、自主防犯活動団体の防犯意識のさらなる向上や効果的な活動方法、活動の活性化などを図ってまいりました。
このほか、自主防犯活動団体の活動用の帽子、ベスト、信号灯、啓発用ポケットティッシュなどの支給といった物的支援も実施してまいりました。
成果につきましては、自主防犯活動団体の防犯意識の向上、活性化などを図ることにより地域防犯力が向上し、平成29年の刑法犯認知件数は2,711件、前年比6.8パーセント減少といった結果に寄与しているものと考えます。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 深津委員。
○委員(深津眞一) 同ページ、2款2項1目地域振興費6犯罪のないまちづくり活動推進費(2)犯罪抑止活動費です。
犯罪多発地区深夜巡回業務の効果と平成30年度の運用についてお伺いします。
○分科会長(清水郁夫) 竹内課長。
○
交通安全防犯課長(竹内敬悟) この巡回活動につきましては、自動車関連窃盗、住宅対象侵入盗といった指定犯罪、指定罪種などの犯罪の未然防止と削減、市民の犯罪に対する不安の軽減を目的として実施しています。
効果につきましては、刑法犯認知件数は8年連続で減少を続けており、自動車関連窃盗は327件、前年比3.3パーセントの減少、住宅対象侵入盗168件、前年比22.6パーセント減少しており、この活動もこれらの減少に寄与しているものと考えています。
平成30年度も引き続き、通常は5班体制、年末年始、ゴールデンウイークなどの長期休暇時期には6班体制に増強して、青色回転灯装着車による巡回活動を今年度同様、引き続き継続してまいります。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 深津委員。
○委員(深津眞一)
一般会計予算説明書163ページ、2款2項1目地域振興費16住民自治推進費(5)空き家情報バンク登録促進費補助金です。
新設の空き家情報バンク登録促進費補助金の予算説明で、空き家の登録物件が不足しているとのことでしたが、その理由と補助の具体的な内容についてお伺いします。
○分科会長(清水郁夫) 小澤地域支援課長。
○地域支援課長(小澤都司子) 空き家の登録物件が不足している理由はいろいろ考えられますが、一番多い理由は、置いてある荷物を片付けられないということで、空き家の登録に結び付いていないのが現状です。
そのため、今回新設の補助金は空き家にある家財道具の運搬や処分に要する費用の一部を補助するもので、費用の10分の8以内とし、20万円を限度とします。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 深津委員。
○委員(深津眞一)
一般会計予算説明書171ページ、2款2項7目上郷地域振興費3支所・コミュニティセンター管理費です。
支所・コミュニティセンター管理費が昨年比1,000万円余の増額の内容についてお伺いします。
○分科会長(清水郁夫) 河合上郷支所長。
○上郷支所長(河合賢典) 1点目は、上郷コミュニティセンターふれあいホールの照明設備について、照度不足を解消するための再整備工事に630万円、二つ目が同ホールの舞台つりもの設備の交換時期の到来による改修に240万円、三つ目が上郷公園のトイレ塗装修繕などの修繕料158万3,000円で、これら三つの合計で1,000万円余の増額となっています。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 深津委員。
○委員(深津眞一)
一般会計予算説明書175ページ、2款2項9目猿投地域振興費6地域予算提案事業費です。
地域予算提案事業費総額が昨年比3,000万円余の増額の内容についてお伺いします。
○分科会長(清水郁夫) 藤井猿投支所長。
○猿投支所長(藤井美彰) 増額の主な理由としては、石野地域で行う地域資源を活用した石野の魅力づくり事業において、西中金駅の駅舎の隣にトイレを新築する費用として1,800万円余を計上しています。
あわせて、猿投台地域で行う矢作川河畔利用促進事業において、河畔の利用を促進するための計画を策定する費用、これを700万円余を計上したことなどにより事業費が増加したためです。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 深津委員。
○委員(深津眞一)
一般会計予算説明書179ページ、2款2項11目藤岡地域振興費9藤岡地域核整備事業費です。
さきの12月市議会定例会で議決され、平成30年度予算案では2億1,000万円余の増額となるなど、今後、工事も本格的になってくると思われます。
その事業内容と今後のスケジュールについてお伺いします。
○分科会長(清水郁夫) 山内藤岡支所長。
○藤岡支所長(山内真琴) 平成30年度は前年に引き続き、支所交流館の建設工事や外構工事を行います。
また、平成31年3月の支所供用開始に向けて、諸備品の購入や電気・電話回線等の引き込み等の整備のほか、支所・交流館の進入路の整備として、飯野川右岸の歩行者専用橋の橋台工事を実施します。
今後のスケジュールについては、平成31年度には現支所の庁舎解体工事、外構工事を実施予定です。
あわせて、支所・交流館の進入路である市道藤岡田中三反田線の整備工事を平成32年度にかけて実施する予定です。
新支所は平成31年3月オープン、新交流館は平成32年3月オープンの予定です。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 深津委員。
○委員(深津眞一)
一般会計予算説明書183ページ2款2項12目小原地域振興費10小原和紙のふるさと費(2)再整備費です。
予算説明会において(仮称)2020年国際紙フォーラムの開催に向けて和紙展示館、和紙工芸館等の機能強化のための設計を行う旨の説明がありましたが、具体的にどのような機能強化を想定しているのかお伺いします。
○分科会長(清水郁夫) 市川支所長。
○小原支所長(市川智久) 小原和紙の多様化、産業化の促進、次代の人材育成などを図るため2020年国際紙フォーラムを開催します。
このフォーラムの開催を機に、その後は多様な美術工芸の展示などにも取り組み、和紙のより一層の情報発信を行ってまいります。
和紙のふるさとの施設の老朽化、来館者の鑑賞環境の改善、インバウンド対策などの課題への対応と将来を見据えた施設の利用が図られるよう再整備を行ってまいりますが、具体的には照明器具など、老朽化した設備の更新、トイレの洋式化、空間展示が可能な展示室への改修などを想定しているところです。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 深津委員。
○委員(深津眞一)
一般会計予算説明書185ページ2款2項13目足助地域振興費6地域活動推進費(2)観光まちづくり事業推進費です。
観光まちづくり事業推進費が昨年比1,200万円余の増額の内容についてお伺いします。
○分科会長(清水郁夫) 近藤足助支所長。
○足助支所長(近藤雅雄) 観光まちづくり事業推進費の増額理由ですが、足助地域核エリアの再整備事案の策定に新たに取り組むためです。
香嵐渓、重要伝統的建造物群保存地区の古い町並みを抱える観光地でもあり、山間地域の拠点的地域でもある足助地域においても、近年、人口減少や高齢化が進行しており、足助支所を始めとした公共施設の老朽化、空き家・空き店舗の増加、観光客の減少や商業の衰退などさまざまな問題が顕在化してきています。
そこで、持続可能な地域への転換を目指して公民連携を始めとした新たな発想、新たな手法を取り入れ、まちの再生・自立に向けて市民、関係者の皆様とともに将来の足助地域のあり方を検討してまいります。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 深津委員。
○委員(深津眞一)
一般会計予算説明書189ページ2款2項14目下山地域振興費5地域予算提案事業費(4)地域生活道路環境整備費です。
予算説明会において、新たに平成30年度から交通の妨げとなっている支障木を伐採し、生活道路の安全性の向上を図る旨の説明がありましたが、事業を効果的に実施するため、どのような手順で伐採箇所を決めていくのかお尋ねします。
○分科会長(清水郁夫) 兵藤下山支所長。
○下山支所長(兵藤寿八) 伐採箇所の選定につきましては、各自治区からおおむね1キロメートル以内で伐採箇所の要望をしていただきます。
その上で、支所等で現地確認を行った上、地域会議において優先順位を決め、順次実施してまいります。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 深津委員。
○委員(深津眞一)
一般会計予算説明書191ページ2款2項15目旭地域振興費5地域予算提案事業費です。
昨年比210万円余の増額となっていますが、新規事業の有無と特色ある事業があれば、その内容をお伺いします。
○分科会長(清水郁夫) 竹内所長。
○旭支所長(竹内 寧) 平成30年度の地域予算提案事業として、9事業に取り組んでまいります。
このうち、新規事業として3事業を予定しており、210万円余の増額分は新規3事業の事業費を計上したことによるものです。
特色ある事業として、新規2事業を紹介させていただきます。
まず、旭特産品ブランド化推進事業です。この事業は、旭地区の特産品を我がまちの自慢の商品として認定する仕組みを構築し、イベントなどで地域を挙げてPR、販売し、地域産業の活性化につなげてまいります。
次に、旭産しだれ桃づくり事業です。この事業は、旭地区のシンボルとなりつつあるしだれ桃の苗木を耕作放棄地を活用して育成し、旭地区の各戸、景観整備を進める集落に配付して、しだれ桃による統一感ある景観整備を進めてまいります。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 深津委員。
○委員(深津眞一) 最後の質問です。
一般会計予算説明書195ページ、2款2項16目稲武地域振興費7どんぐりの里費(3)再整備費です。
予算説明会においてどんぐり横丁等リニューアル実施設計委託、交通結節点バス利用者待合所、駐輪場設置工事などを行う旨の説明がありましたが、その具体的な事業内容と今後のスケジュールについてお伺いします。
○分科会長(清水郁夫) 林稲武支所長。
○稲武支所長(林 行宏) 1点目のどんぐり横丁等リニューアル実施設計委託についてご説明申し上げます。
事業内容ですが、重点道の駅のどんぐり横丁の農産品等の売り場、加工場、飲食スペースの拡充とエレベーター設置を含む施設内動線の改良を図るものです。
今後のスケジュールですが、平成30年度に実施設計を行い、平成31年度に整備工事を予定しています。
次に、2点目の交通結節点バス利用者待合所、駐輪場設置工事についてご説明申し上げます。
事業内容ですが、バス利用者用の待合所は鉄筋コンクリートづくりで屋根は木造とします。面積は約5平方メートルで、4人掛けベンチを備えます。
駐輪場ですが、スチール製で面積は約15平方メートル、最大で10台の収容が可能です。
今後のスケジュールですが、実施設計に基づき、平成30年度の早期に工事発注を行い、10月中旬に完成、10月末の供用開始を予定しています。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) ほかにありませんか。
鈴木委員。
○委員(鈴木孝英)
一般会計予算説明書163ページ、2款2項1目地域振興費16住民自治推進費の(4)中山間地域空き家再生事業補助金について1点。
平成30年度より豊田市農山村等住宅取得補助制度から変更し、豊田市山村地域等定住応援補助金で年齢制限が加えられることになったと承知していますが、この空き家再生事業補助金における年齢制限についての考えをお聞かせ願います。
○分科会長(清水郁夫) 小澤課長。
○地域支援課長(小澤都司子) 空き家再生事業補助金を利用して移住される方は、地域面談により子育て世代が選ばれる傾向が高いですが、地域活動の即戦力となる方々も受け入れたいと考えている地域もあることから、幅広い年代層に利用していただくため、年齢による制限は設けていません。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 鈴木委員。
○委員(鈴木孝英)
一般会計予算説明書163ページ、2款2項1目地域振興費16住民自治推進費(5)空き家情報バンク登録促進費補助金について質問させていただきます。
空き家の提供物件を増やすための補助と説明を受けていますが、空き家情報バンクの利用状況と平成30年度の補助件数の見込みについてお伺いします。
○分科会長(清水郁夫) 小澤課長。
○地域支援課長(小澤都司子) 空き家情報バンクに利用者登録をしている移住希望の世帯数は、平成30年2月末現在で263世帯に対し、受付中の空き家の登録物件数は21件となっております。
また、補助金の予定件数については10件を見込んでいます。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 鈴木委員。
○委員(鈴木孝英)
一般会計予算説明書163ページ、2款2項2目安全対策費4高齢者交通安全費(1)交通安全教育費から1点質問させていただきます。
高齢者交通安全防犯世帯訪問事業における計画と平成30年度の件数、また個人情報の管理の徹底をどう行うのか伺います。
○分科会長(清水郁夫) 竹内課長。
○
交通安全防犯課長(竹内敬悟) 平成30年度の訪問計画につきましては、足助警察署管内で稲武小学校区を始め、6小学校区、豊田警察署管内では堤小学校区を始め18小学校区、合わせて24小学校区において訪問活動を計画しています。
訪問世帯数は、約9,000世帯となります。
個人情報の管理徹底につきましては、昨年発生しましたシルバー人材センターの推進員による訪問リストの紛失事案を受けまして、それまでの元台帳の管理に加え、新たに訪問リストの管理徹底などを図る改善を実施しました。
改善の内容としましては、訪問リストの取り扱い状況などを明確にするため、管理簿を作成し、シルバー人材センター職員による管理の徹底、訪問リストの記載の個人情報を必要最小限度のものに変更、推進員に対して指導・教育を実施し、個人情報の重要性の再認識などの業務改善を実施しました。
今後、同種事案の再発防止に努めていきたいと考えています。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 鈴木委員。
○委員(鈴木孝英)
一般会計予算説明書163ページ、2款2項2目安全対策費10交通安全市民会議負担金から1点、歩行者保護モデルカー活動を市民へどのように拡大していくのか伺います。
○分科会長(清水郁夫) 竹内課長。
○
交通安全防犯課長(竹内敬悟) 歩行者保護モデルカー活動の市民の皆様への拡大につきましては、現在委嘱事業所の活動車両が貼付しているステッカーとは別に市民用のステッカーを作成し、豊田市交通安全市民会議、区長会、交通関係団体などを通じて広く市民の皆様に活動参加を呼びかけ、配布してまいります。
さらに、4月に歩行者保護モデルカー活動総決起大会を手始めに市内の6地区におけるミニ決起大会の開催、横断幕の設置、各種イベントの開催における広報、啓発活動を実施し、活動の拡大を図ってまいりたいと考えています。
このほか、現在、みよし市、一宮市など、県内13市1区2町において推進しているこの活動を、愛知県市長会を通して他市にも新たな活動の参加を呼びかけてまいります。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 鈴木委員。
○委員(鈴木孝英) 最後の質問です。
一般会計予算説明書195ページ、2款2項16目稲武地域振興費7どんぐりの里費から1点、今回の整備により道の駅の利用者増の目標について伺います。
○分科会長(清水郁夫) 林稲武支所長。
○稲武支所長(林 行宏) 道の駅施設のどんぐり横丁、どんぐりの湯を訪れていただいた利用者の数は、平成26年度から平成28年度までの3か年平均で年間60万人余となっています。
今回のどんぐり横丁のリニューアルでは、売店、飲食コーナーの面積拡充、加工機能の強化、施設内の動線を改良することで、より魅力的な施設へ機能強化を図ってまいります。
リニューアル工事は平成31年度を予定しており、整備の完了後は現在の年間60万人の利用者数をプラス10万人した年間70万人を目標としてまいります。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) ほかにありませんか。
〔「進行」の声起こる〕
○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて、委員外委員発言の申し出について、お諮りします。
あらかじめ申し上げます。委員外委員発言は、分科会の審査に資する内容に限り認めるものです。議案の疑義解明につながらない意見表明や個人的な質疑は、行わないようにお願いします。
大村委員の地域集会施設の耐震化状況についてを主旨とする発言申出を許可することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○分科会長(清水郁夫) ご異議なしと認め、大村委員の発言申出を許可します。
大村委員、発言席へお進みください。
大村委員。
○委員外委員(大村義則)
一般会計予算説明書166ページの2款2項5目挙母地域振興費から197ページ2款2項16目稲武地域振興費まで、それぞれ地域振興費が各地域ごとに組まれています。
その地域振興事務費における地域集会施設の整備費補助金がそれぞれついています。自治区の区民会館などの施設の整備の補助です。その予算についてお聞きします。
耐震改修が必要な施設の数とあわせて耐震改修が完了している率はどのようであるのかお聞きします。
○分科会長(清水郁夫) 小澤課長。
○地域支援課長(小澤都司子) 市内の自治区が所有する集会所などの集会施設約670のうち、新耐震基準が施行された昭和56年6月1日より前に着工されたものは290施設です。
そのうち47施設が市の補助を受け、耐震診断を実施しています。
その結果、耐震補強工事が必要と診断されたものが38施設あり、そのうちの21施設がこれまでに耐震補強工事を実施しています。
工事が不要と診断された9施設を除いた281施設が全て耐震補強工事の必要な施設と仮定した場合、改修済みの割合は約7.5パーセントとなります。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 以上で、質疑を終わります。
大村委員は傍聴席にお戻りください。
続いて、委員外委員発言の申し出について、お諮りします。
岡田委員の空き家情報バンク制度の状況及び地域予算提案事業についてを主旨とする発言申出を許可することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○分科会長(清水郁夫) ご異議なしと認め、岡田委員の発言申出を許可します。
岡田委員、発言席へお進みください。
岡田委員。
○委員外委員(岡田耕一)
一般会計予算説明書163ページ、歳出2款2項1目地域振興費16住民自治推進費のうち(4)中山間地域空き家再生事業補助金及び(5)空き家情報バンク登録促進費補助金についてこれらをまとめて2点伺います。
まず1点目、これまでの実績を改修・登録・成約に分けてお示しいただき、また、苦情も含めた相談状況について主な内容についてお示しいただきたいと思います。
○分科会長(清水郁夫) 小澤課長。
○地域支援課長(小澤都司子) 空き家再生事業補助金の利用件数、空き家情報バンクの登録物件数と成約件数の過去3年の実績についてお答えします。
平成27年度の補助金の利用件数は12件、登録物件数は26件、成約件数15件。平成28年度の補助金の利用件数は14件、登録物件数は35件、成約件数19件。平成29年度は2月末現在で、補助金の利用件数は20件、登録物件数は32件、成約件数は34件です。
移住後の相談では、ペットの飼育方法による地域との問題や家の前の手入れなど入居の条件が実行されなかったことなどがあります。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 岡田委員。
○委員外委員(岡田耕一) 入居希望者に対して物件情報は正確に伝わっているのか、また平成30年度、そうした適切な情報伝達についての取組をお聞かせいただきたいと思います。
○分科会長(清水郁夫) 小澤課長。
○地域支援課長(小澤都司子) 物件情報につきましては、家主から空き家情報バンクへの登録依頼を受けて物件の現地確認を行い、間取りなどの基礎情報や所在する自治区などの情報を市のホームページに掲載し紹介しています。
また、希望者には現地見学にも対応しています。
さらに、契約の約9割で利用されている仲介業者によるものでは、借り主に対して当該物件に関する重要事項の説明など、必要なサポート受けられる体制をとっています。
今後も空き家情報バンクが定住対策に寄与するため、支所が中心となり、所有者と地域との連携を密にして、正確な情報提供に努めてまいります。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 岡田委員。
○委員外委員(岡田耕一)
一般会計予算説明書166ページ、歳出2款2項5目挙母地域振興費から16目稲武地域振興費まで地域振興費全体について、特に地域予算提案事業の関係で3点伺います。
まず1点目、地域会議から提案された地域予算提案事業において不採択、いわゆる予算が認められなかったものがあるのか、確認をさせていただきます。
○分科会長(清水郁夫) 小澤課長。
○地域支援課長(小澤都司子) 不採択や予算が認められなかった事業はございません。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 岡田委員。
○委員外委員(岡田耕一) 地域会議から地域予算提案事業を提出されると認識していますが、その地域会議に地域住民からさまざまな事業提案や意見が言える仕組みになっているのか。また、地域ごとにいろいろ違いがあるのか、説明していただきたいと思います。
○分科会長(清水郁夫) 小澤課長。
○地域支援課長(小澤都司子) 意見集約の方法は地域会議によってさまざまですが、地域の皆さんの意見を地域会議が伺いながら地域予算提案事業を立案、実施しているのが現状です。
例えば、住民アンケートや関係団体との意見交換会、住民参加による意見集約会などがあります。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 岡田委員。
○委員外委員(岡田耕一) 地域予算提案事業だけではないのですが、地域の皆さんから健康遊具、健康器具の設置要望がさまざまなところで出ております。
かつて、地域予算提案事業の中でも採択をされ、実行されたこともありますが、平成30年度としてこの事業の設置要望があったのか、なかったのかを確認させていただき、また、平成30年度以降どのような対応をされるのかお聞かせいただきたいと思います。
○分科会長(清水郁夫) 小澤課長。
○地域支援課長(小澤都司子) 平成30年度の地域予算提案事業では、健康遊具の設置に関する予定はありません。
今後の対応の可否につきましては、各地域会議が判断されるものと考えます。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 以上で質疑を終わります。
岡田委員は傍聴席にお戻りください。
続いて、歳出のうち3款について質疑を許します。
質疑ありませんか。
〔「進行」の声起こる〕
○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて歳出のうち8款及び9款について質疑を許します。
○分科会長(清水郁夫) 深津委員。
○委員(深津眞一) 私からは2点質問させていただきます。
1点目、
一般会計予算説明書369ページ、9款1項5目災害対策費3防災計画費です。
防災計画費が平成29年度比600万円余の減となっていますが、その理由はなぜか。
また、平成30年度の防災対策の取組に影響が出ることはないかお伺いします。
○分科会長(清水郁夫) 村上防災対策課長。
○防災対策課長(村上光彦) 平成29年度は、豊田市災害時受援計画の策定業務委託に864万円を計上しました。この計画の策定が終了したことによる減額が主な理由となっています。
なお、平成30年度は受援対象業務ごとに外部からの応援の受入れ態勢や手順を明確にして災害対応の実効力が向上するように取り組んでまいります。
具体的には、物資拠点が機能するよう輸送体制の構築や拠点運営の強化に向けた取組をさらに進めていくことを考えています。
このことからも、今後の防災対策の取組に影響が出ることはないと考えています。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 深津委員。
○委員(深津眞一) 2点目、
一般会計予算説明書371ページ、9款1項5目災害対策費6防災意識普及啓発費です。
防災マップ共働作成支援補助金10分の10が平成30年度当初予算に計上されていませんが、防災マップの作成に補助金はないのかお伺いします。
○分科会長(清水郁夫) 村上課長。
○防災対策課長(村上光彦) 防災マップ共働作成支援補助金は、当初、平成24年度より3年間の予定でスタートしました。
近年、多発する土砂災害や大規模地震などへの対応として平成29年度まで延長してきた次第です。
平成29年度までの6年間で、この実績としては328ある自主防災会のうち230団体で作成してきています。地域の備えとして一定の効果があったと考えています。
また、防災マップの作成は防災対策を地域が主体的に考える重要なツールと考えているため、自主防災事業補助金によって2分の1の補助を継続していきます。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) ほかにありませんか。
鈴木委員。
○委員(鈴木孝英) それでは、
一般会計予算説明書369ページ、9款1項5目災害対策費4危機管理対策費の(3)災害用便槽整備費から1点お伺いします。
平成30年度の設置概要と今後の計画について伺います。
○分科会長(清水郁夫) 村上防災対策課長。
○防災対策課長(村上光彦) 災害用便槽は、平成29年度末までに指定避難所115箇所のうち71箇所で整備しています。
平成30年度は竜神中学校、高岡中学校、堤小学校、高嶺小学校の4箇所に整備する予定です。
今後の計画は、未整備の40箇所のうち市の所管する施設34箇所を選考して整備を進め、市が所管しない県立高等学校、民間施設など6箇所についても施設管理者と協議を行って順次整備をしていきたいと考えております。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 鈴木委員。
○委員(鈴木孝英)
一般会計予算説明書371ページ、9款1項5目災害対策費4危機管理対策費(5)避難場所対策整備費から2点伺います。
1点目、平成30年度に整備する具体の施設と今後の整備計画について伺います。
○分科会長(清水郁夫) 村上課長。
○防災対策課長(村上光彦) この停電対策は、28中学校区に1箇所ずつ、地域の拠点となる避難所において整備することとしています。
平成29年度には、6箇所整備を行いました。
平成30年度は竜神中学校、若園中学校、前林中学校、末野原中学校、益富中学校の5箇所に整備を行う予定です。
今後の整備計画は、2021年度までに既に非常用発電設備が整備済みの浄水中学校と旭支所、今後、非常用発電設備を整備する小原支所を除いた14箇所の避難所に順次整備を行う予定です。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 鈴木委員。
○委員(鈴木孝英) 最後の質問です。
活用訓練や電力提供者の確保に向けた取組について伺います。
○分科会長(清水郁夫) 村上課長。
○防災対策課長(村上光彦) 平成30年度から自主防災訓練の取組項目にPHVによる災害時の外部給電を追加しています。
外部給電機能を用いた災害時の活用訓練を推進していきたいと考えています。
また、小・中学校の児童生徒が避難所体験を行う防災キャンプでも活用を進めていきたいと考えています。
また、電力提供者の確保につきましては、現在、本庁や旧町村支所を中心に外部給電機能を持つ車両を29台配置しています。
今後は、地域で外部給電機能を持つ車両を所有している方に対し災害時や訓練時にご協力いただけるよう働きかけていきたいと考えています。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) ほかにありませんか。
〔「進行」の声起こる〕
○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて、委員外委員発言の申し出について、お諮りします。
岡田委員の既設横断歩道の改修についてを主旨とする発言申出を許可することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○分科会長(清水郁夫) ご異議なしと認め、岡田委員の発言申出を許可します。
岡田委員、発言席へお進みください。
岡田委員。
○委員外委員(岡田耕一)
一般会計予算説明書331ページ、歳出8款3項1目安全維持費全体です。
本市として、国への規制緩和権限移譲の要望事項の一つとして、既設の横断歩道の改修事業も含まれていると理解していますが、平成30年度以降における実現可能性、今まで県の公安委員会が実施してきた横断歩道の改修事業を本市がかわりとなって行える実現可能性がどうなのか、また、それが実現するとすれば予算を今後どのように付け、年間にどのくらいの対応ができるのかお聞かせいただきたいと思います。
○分科会長(清水郁夫) 竹内課長。
○
交通安全防犯課長(竹内敬悟) 平成28年度、内閣府の地方分権改革に関する提案募集に本市は、道路管理者が横断歩道などの規制標識の改修工事などを行えるように規制緩和を求める提案を行いました。
その結果、都道府県警察と市町村などの間で相互に十分な意思の疎通を図る必要性は認めたものの、都道府県公安委員会以外のものが道路標識などの設置と管理を一体として行い、的確な交通規制を実施することは困難であるとの理由から、本市の提案に対する対応は不可であるとの回答でした。
よって、既設横断歩道改修の権限移譲は認められず、平成30年以降実現の可能性はありません。
以上です。
○分科会長(清水郁夫) 以上で、質疑を終わります。
岡田委員は傍聴席にお戻りください。
続いて、歳出のうち10款について質疑を許します。
質疑ありませんか。
〔「進行」の声起こる〕
○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて債務負担行為について質疑を許します。
〔「進行」の声起こる〕
○分科会長(清水郁夫) ないようですので、その他本議案について質疑はありませんか。
〔「進行」の声起こる〕
○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて、本議案について意見等はありませんか。
〔「進行」の声起こる〕
○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて、議案第52号平成30年度豊田市財産区特別会計予算を議題とします。
議案第52号について、質疑を許します。
質疑ありませんか。
〔「進行」の声起こる〕
○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて、本議案について意見等はありませんか。
〔「進行」の声起こる〕
○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて、議案第68号平成29年度豊田市
一般会計補正予算を議題とします。
議案第68号について説明願います。
増岡市民安全室長。
○市民安全室長(増岡義弘) 説明は、3月市議会定例会議案その2で説明させていただきます。
議案の6ページ、第1表繰越明許費補正をごらんください。
9款1項消防費、災害時情報通信設備整備事業です。
この補正予算を提出するのは、280メガヘルツデジタル同報無線システム整備工事において中継局の建設予定地の面ノ木地内において、降雪、凍結により工事が年度内に完了できない状況となっており、工期を平成30年5月31日まで延長するために繰越明許を設定させていただくものです。
繰越明許額については記載のとおりで、契約金額の変更はありません。
説明は以上です。
○分科会長(清水郁夫) 説明が終わりましたので、質疑を許します。
質疑ありませんか。
〔「進行」の声起こる〕
○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて、本議案について意見等はありませんか。
〔「進行」の声起こる〕
○分科会長(清水郁夫) ないようですので、以上で、地域振興部所管分を終わります。
以上をもちまして、当分科会の審査案件の全てを終了しました。
なお、
予算決算委員会における審査結果報告につきましては、分科会長にご一任いただきますようお願いいたします。
これをもちまして、
予算決算委員会地域生活分科会を閉会します。
閉会 午後 1時54分
平成30年 3月15日
地域生活分科会長 清水郁夫...