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平成30年予算決算委員会 産業建設分科会( 3月12日)
平成30年産業建設委員会( 3月12日)

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  1. 豊田市議会 2018-03-12
    平成30年予算決算委員会 産業建設分科会( 3月12日)


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    平成30年予算決算委員会 産業建設分科会( 3月12日)             予算決算委員会 産業建設分科会                           平成30年3月12日(月)                         午前11時34分〜午後3時13分                         於:南71委員会室 1 審査案件   議案第31号 平成29年度豊田市一般会計補正予算   議案第33号 平成29年度豊田市都市計画事業土地区画整理特別会計補正予算   議案第34号 平成29年度豊田市分譲住宅建設事業特別会計補正予算   議案第35号 平成29年度豊田市卸売市場特別会計補正予算   議案第41号 平成29年度豊田市産業用地造成事業特別会計補正予算   議案第44号 平成30年度豊田市一般会計予算   議案第46号 平成30年度豊田市都市計画事業土地区画整理特別会計予算
      議案第47号 平成30年度豊田市分譲住宅建設事業特別会計予算   議案第48号 平成30年度豊田市卸売市場特別会計予算   議案第54号 平成30年度豊田市産業用地造成事業特別会計予算出席分科会委員(9名)  分科会長  木 本 文 也      副分科会長 浅 井 保 孝  分科会委員 大 村 義 則      分科会委員 日惠野 雅 俊  分科会委員 鈴 木   章      分科会委員 安 藤 康 弘  分科会委員 榎 屋 小百合      分科会委員 塩 谷 雅 樹  分科会委員 宮 本 剛 志 〇欠席分科会委員(0名) 〇発言申出委員(1名)  委員外委員 岡 田 耕 一 〇説明のため出席した者の職・氏名  特別職    副市長        礒 谷 裕 司  産業部    産業部長       前 田 雄 治     商工振興室長      早 川 正 文    農林振興室長     矢 頭 更 三     ものづくり産業振興課長 古 巣 道 明    森林課長       古 澤 彰 朗     商業観光課長      清 水   章    農政課長       高 部 広 明     農地整備課長      鈴 木 一 臣    卸売市場長      柴 田 康 宏  農業委員会事務局    局長         加 藤 鎌 一  都市整備部    都市整備部長     岩 月 正 光     副部長         栗 本 光太郎    区画整理担当     今 井 好 弘     専門監         中 村   誠    都市整備課長     甲 村 尚 義     交通政策課長      中 垣 秋 紀    市街地整備課長    塚 本 直 樹     土橋区画整理事務所長  中 根 和 男    寺部区画整理事務所長 杉 山 勝 浩     区画整理支援課長    田 中 一 弘    公園課長       春日井 輝 政     緑の推進課長      小 沢 美 博    開発審査課長     恩 田 良 一     建築相談課長      林   美 樹    公共建築課長     稲 本 龍 治     定住促進課長      岡 田 茂 克  建設部    建設部長       山 口 美智雄     副部長         岡 本 哲 志    専門監        濱 田 盛 義     建設企画課長      倉 口   敦    幹線道路推進課長   稲 吉 健 司     土木管理課長      石 原 知 幸    道路維持課長     水 野   卓     道路予防保全課長    田 中   統    街路課長       三 浦   浩     土木課長        竹 村 浩 一    地域建設課長     宮 田 昌 和     河川課長        早 川   匡    河川課主幹      肥 田 哲 治     矢作川研究所長     中 川 啓 二 〇職務のため出席した事務局職員の職・氏名  議会事務局    局長         太 田 錬 治     副局長         伊 藤 勝 介    副主幹        上 田   研     担当長         鈴 木 祥 宏    主査         河 橋 敦 子     主査          佐 嶋   晃                          開会 午前11時34分 ○分科会長(木本文也) ただいまから、予算決算委員会産業建設分科会を開会します。  3月9日の予算決算委員会で、当分科会の所管とされました審査案件は、議案第31号始め10議案です。慎重審査よろしくお願いします。  分科会における発言は挙手をし、分科会長と発声した上で、起立してお願いします。  これより審査に入りますが、議案の説明については補正予算のみとし、当初予算については、当初予算説明会において説明を受けておりますので、分科会での説明は省略し、質疑、意見について、所管別、議案ごとに行います。  質疑に当たっては、資料名及びページ数を示した上で簡潔にお願いします。  また、質疑・答弁をわかりやすくするために、質問者は関連性のある質疑を除き、一問一答方式でお願いします。  なお、全体会での議案質疑と同一趣旨の発言を重複して行うことはご遠慮いただきますようお願いいたします。  それでは、産業部及び農業委員会事務局所管分について審査を行います。  始めに、議案第31号平成29年度豊田市一般会計補正予算を議題とします。  それでは、議案第31号について、順次説明願います。  早川商工振興室長。 ○商工振興室長(早川正文) それでは、一般会計補正予算、産業部の商工振興室分について説明させていただきます。  一般会計補正予算説明書の209ページをごらんください。  7款1項2目商業振興費、説明欄3商業活性化対策費(6)公共空間等整備事業補助金です。2,400万円余の減額ですが、これは予算編成時に交付を予定していた再開発ビルのトイレ整備等を事業者が実施しなかったことにより、交付額が当初見込みを下回ることとなったため減額をするものです。  次に、211ページをごらんください。  7款1項3目工業振興費、説明欄3産業立地政策推進費(1)企業誘致推進補助金です。2億9,000万円余の減額ですが、これは予算編成時に交付を予定していた企業側の事業の進捗状況等により、交付額が当初の見込みを下回ることとなったため減額をするものです。  次に、同じページの説明欄5、産業用地造成事業特別会計繰出金です。14億5,400万円余の増額ですが、これは花本産業団地拡張事業における用地を土地開発基金から取得するためのもので、産業用地造成事業特別会計に繰出金として支出いたします。  産業部商工振興室分の補正予算の説明は以上です。 ○分科会長(木本文也) 矢頭農林振興室長。 ○農林振興室長(矢頭更三) 引き続き産業部所管の農林振興室分についてご説明いたします。  一般会計補正予算説明書の196ページをごらんください。6款1項2目農業総務費です。6,600万円余の減額をしています。主な理由としては2点です。  まず、197ページ説明欄5(1)融資主体型補助金です。これは地域の中心となる経営体などが融資を活用して、農業用機械などを導入し、経営改善、発展に取り組む場合に支援する国の制度ですが、平成29年度は助成対象が1件で当初見込みより少なかったことによるものです。2点目としましては、6卸売市場特別会計繰出金の減額で、卸売市場特別会計において前年度繰越金を歳入に計上したことによるものです。  次に、200ページをお願いします。6款2項1目農地総務費は、1,200万円余の増額です。これは201ページ説明欄1地籍調査費における国の補正予算によるもので、平成30年度に執行するため、1,500万円余の繰越明許費の補正を計上させていただいております。同じく3目施設整備費は、7,300万円余の減額です。主な理由としましては、201ページ説明欄4水路整備費及び5農業基盤整備促進費における採択事業費の減額によるものと、7多面的機能支払費交付対象面積の農地転用による減額によるものです。  204ページをお願いします。6款3項1目林業費は、7,900万円余の減額です。主な理由としては3点です。まず205ページ、説明欄5あいち森と緑づくり事業等推進費において、県事業による間伐事業地の取りまとめを市が受託しているもので、対象地の採択基準が以前より厳しくなったことで、事業地が抑制される傾向にあるため減額となったものです。2点目は、9林道舗装費において、県の補助採択額に応じて事業量の調整を行ったことによるものです。3点目は12間伐材搬出利用促進費(3)中核製材工場用地整備費において、下水道受益者負担金の対象となる面積が全体面積5ヘクタールから、工場用地として使用する約3ヘクタールになったことによる減額です。  以上で産業部所管一般会計補正予算の説明とさせていただきます。 ○分科会長(木本文也) 説明が終わりましたので、質疑を許します。  鈴木委員。 ○分科会委員(鈴木 章) 一般会計補正予算説明書197ページ、6款1項2目農業総務費、2農政総合推進費(1)農業人材力強化総合支援費補助金です。1,300万円余の減額となっていますが、本事業の概要と減額の理由について伺います。 ○分科会長(木本文也) 高部農政課長。 ○農政課長(高部広明) この補助金は45歳未満で就農した個人に対し、年間で最大150万円、夫婦に対し最大225万円を最長5年間交付することで次世代を担う農業者の就農直後の経営確立を支援する国の事業です。  次に、減額の補正の主な理由としては、平成29年度の新規就農者が見込みより少なかったこと、平成28年度以前から交付を受けていた就農者が農業をやめていたことによるものです。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 鈴木委員。 ○分科会委員(鈴木 章) 次に、205ページ、6款3項1目林業費、5あいち森と緑づくり事業等推進費について、2,100万円余の減額となっていますが、この事業の概要と今後の事業の必要性について伺います。 ○分科会長(木本文也) 古澤森林課長。 ○森林課長(古澤彰朗) あいち森と緑づくり税を財源とした事業についてですが、平成21年度から10年間の予定でスタートしたものです。市が県から事業地の取りまとめの委託を受けて、その翌年度以降に県が森林整備を発注するものです。その事業規模は市域の間伐事業の半分程度を担っており、年間3億円前後の施業を実施している状況です。  次に、必要性です。国による(仮)森林環境税の導入方針が決定されてますが、豊田市に交付される金額は2億円余と見込まれています。広大な市域の森林整備を進めていくためには、間伐事業の約半分を担っていただいている県税事業が継続されることが必要だと認識しています。  今後、国の森林環境税の対象事業のガイドラインが示され、県税事業と国税事業のすみ分けが議論されていきますが、県税事業が継続されていくように、県の担当部局と調整をしていきたいと思っております。  以上です。 ○分科会長(木本文也) ほかにありませんか。              〔「進行」の声起こる〕
    ○分科会長(木本文也) ないようですので、続いて本議案について意見等はありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(木本文也) ないようですので、続いて、議案第35号平成29年度豊田市卸売市場特別会計補正予算を議題といたします。  それでは、議案第35号について説明願います。  矢頭農林振興室長。 ○農林振興室長(矢頭更三) それでは、卸売市場特別会計補正予算の説明をさせていただきます。特別会計補正予算説明書444ページをお開きください。  歳入、2款1項1目1一般会計繰入金が3,200万円余減額となっています。これは446ページ、3款1項1目繰越金、1前年度繰越金を計上し増額したことが主な要因です。   次に、452ページをお願いします。歳出、1款1項1目市場運営費需用費の光熱水費、委託料請負差金、公課費のうち消費税が確定申告により還付になったことから、500万円余の減額となっています。  卸売市場特別会計補正予算の説明は以上です。 ○分科会長(木本文也) 説明が終わりましたので、質疑を許します。  質疑はありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(木本文也) ないようですので、続いて本議案について意見等はありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(木本文也) ないようですので、続いて議案第41号平成29年度豊田市産業用地造成事業特別会計補正予算を議題とします。  議案第41号について説明願います。  早川商工振興室長。 ○商工振興室長(早川正文) それでは、産業用地造成事業特別会計補正予算の説明をさせていただきます。特別会計補正予算説明書599ページをごらんください。  歳入、1款1項1目一般会計繰入金14億5,400万円余の増額です。これは一般会計補正予算産業用地造成事業特別会計繰出金でご説明した花本産業団地拡張事業における用地を土地開発基金から取得するためのものです。  601ページをごらんください。  歳出、1款1項1目2産業用地造成費、1花本地区産業用地造成費の増額補正は、歳入でご説明した土地開発基金からの買戻しをするためです。  産業用地造成事業特別会計補正予算の説明は以上です。 ○分科会長(木本文也) 説明が終わりましたので質疑を許します。  質疑はありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(木本文也) ないようですので、続いて本議案について意見等はありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(木本文也) ないようですので、暫時休憩します。再開は午後1時とします。                        休憩 午前11時47分                        再開 午後1時00分 ○分科会長(木本文也) 休憩前に引き続き会議を開きます。  議案第44号平成30年度豊田市一般会計予算、歳入について質疑を許します。  大村委員。 ○分科会委員(大村義則) それでは、一般会計予算説明書88ページ、歳入15款2項1目、総務費県補助金です。説明欄の電源立地地域対策交付金です。2点お聞きします。  この電源立地地域対策交付金のうち、原子力発電関係の予算金額を確認します。 ○分科会長(木本文也) 古巣ものづくり産業振興課長。 ○ものづくり産業振興課長(古巣道明) 電源立地地域対策交付金5,107万円のうち、原子力発電施設等周辺地域交付金は、2,360万円余を見込んでおります。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 大村委員。 ○分科会委員(大村義則) それでは、2点目、使用済核燃料の最終処分に関する自治体の説明会について、2017年度の説明会の状況はどのようであったか、また2018年度はどのように予定されているか。原子力発電関係地域対策交付金等についてお聞きします。 ○分科会長(木本文也) 古巣課長。 ○ものづくり産業振興課長(古巣道明) 昨年、6月7日と9月26日に名古屋で開催されました。6月7日の説明会では、科学的特性マップ提示の意義と提示方法などに関する説明がありました。9月26日の説明会では、今後の処分地の選定に向け、7月28日に公表された科学的特性マップの説明や国民から意見を伺う意見交換会を開催していくことなどの説明がありました。2018年度の説明会開催予定ですが、現時点では開催の案内はありません。  以上です。 ○分科会長(木本文也) ほかにありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(木本文也) ないようですので、続いて歳出のうち5款について質疑を許します。  塩谷委員。 ○分科会委員(塩谷雅樹) 私からは1点、質問させていただきます。  一般会計予算説明書283ページ、5款1項1目労働費5就業支援費、(3)就労マッチング支援費について、就労マッチング支援の具体的な事業内容と期待される効果についてお伺いします。 ○分科会長(木本文也) 古巣課長。 ○ものづくり産業振興課長(古巣道明) 市内在住の就職を目指す外国人を対象に、就労に結びつく日本語教室や企業への職場見学、職場体験などの実施に加え、平成30年度からは受講者の年齢や職歴の違いなどを踏まえた職業選択ができるよう、新規にキャリアカウンセリングを実施します。これらにより、本人の適正に合わせた職業選択を支援し求職者数を増やすこと、職場への定着を期待しております。  以上です。 ○分科会長(木本文也) ほかにありませんか。  榎屋委員。 ○分科会委員(榎屋小百合) 私からは大きく2点お伺いします。一般会計予算説明書283ページ、5款1項1目労働費、5就業支援費(1)女性再就労支援費で3点お伺いします。  平成29年度と比較して予算を増額していますが、平成30年度の主な費用の内訳をお聞きします。 ○分科会長(木本文也) 古巣課長。 ○ものづくり産業振興課長(古巣道明) 主な費用は、とよた子育て総合支援センターのリニューアルにあわせて行う豊田市女性しごとテラスの拡充整備に伴う費用です。就労支援室ととよた子育て総合支援センター事務室施設整備費も含む施設整備費として4,180万円余、相談窓口拡充への対応を含めた運営管理委託求人求職システムの管理保守、プロモーションに係る費用などが3,690万円余、施設の賃料や清掃委託、光熱水費などが320万円余などです。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 榎屋委員。 ○分科会委員(榎屋小百合) 2点目としまして、取組の目標はどのように設定しているのかお聞きします。 ○分科会長(木本文也) 古巣課長。 ○ものづくり産業振興課長(古巣道明) 目標は、地方創生推進交付金の事業計画に豊田市女性しごとテラスにおける中小企業の雇用件数を目標として設定しております。平成30年度の目標数は36件で、2月のオープンから平成31年度末までに雇用件数を100件に設定しています。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 榎屋委員。 ○分科会委員(榎屋小百合) それでは、3点目、対象としてどのような年齢層を想定しているのか、また、その周知方法についてお聞きします。 ○分科会長(木本文也) 古巣課長。 ○ものづくり産業振興課長(古巣道明) 対象としては、20代後半から50代の女性としていますが、結婚や出産、育児等でいったん離職し、再就職を考える30代、40代の利用者が多いと想定しております。周知方法については、広報とよた、ホームページ、新聞、地元フリーペーパーなどでの周知のほか、市内こども園、幼稚園の保護者へチラシを配布しています。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 榎屋委員。 ○分科会委員(榎屋小百合) 次に、同じページの5款1項1目労働費6働き方改革推進費、(2)啓発事業費で2点お伺いします。1点目、平成29年度の事業をどのように評価し予算を策定したのかお聞きします。 ○分科会長(木本文也) 古巣課長。 ○ものづくり産業振興課長(古巣道明) 平成29年度は主に企業の経営総務系意識啓発セミナー優良企業事業所表彰のはたらく人がイキイキ輝く事業所表彰、事業所訪問事業を実施いたしました。このうち、セミナーは3回実施し、計267人の参加があり、優良事業所表彰は、イキイキ大賞に6事業所、優秀賞に5事業所を表彰し、これまでで最多の受賞者数となりました。事業所訪問については、新たに育成した働き方改革アドバイザーによる訪問も開始し、平成30年2月末現在で46事業所を訪問しております。これらの取組により、働き方改革に関心を持つ経営層が増えてきたと捉えており、平成30年度も引き続き予算化をしております。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 榎屋委員。 ○分科会委員(榎屋小百合) それでは、最後に平成30年度の具体的な取組と期待する効果についてお聞きします。 ○分科会長(木本文也) 古巣課長。 ○ものづくり産業振興課長(古巣道明) 経営層向け意識啓発セミナーは、豊田商工会議所や豊田市雇用対策協会一般社団法人豊田青年会議所と連携して開催することにより集客性を高めます。優良事業所表彰については、求職者へのアピールを強化し、事業所の人材確保につなげることで表彰制度への参加企業を増やします。  また、平成30年度も働き方改革アドバイザーを育成して、増やしていくことで事業所訪問数も増加していきます。期待する効果としては、これらの取組により働き方改革推進の機運醸成が進み、実際に取り組む事業所が増えることです。  以上です。 ○分科会長(木本文也) ほかにありませんか。  大村委員。 ○分科会委員(大村義則) それでは、同じく一般会計予算説明書283ページ、5款1項1目労働費説明欄5(2)若年者就業支援費でお聞きします。この支援の施策対象や施策内容をご説明いただきたいと思います。  また、数値目標があればご説明いただきたいと思います。 ○分科会長(木本文也) 古巣課長。 ○ものづくり産業振興課長(古巣道明) 主な対象は15歳からおおむね45歳までの職を探している若年者としています。内容は就職や仕事に関するそれぞれの不安、悩みなどに専門家が個別に対応するキャリアカウンセリングを毎月3回、1回3人まで実施します。また、就職に役立つスキルアップセミナーを年15回開催します。目標については、第8次豊田市総合計画の基本施策、多様な働き方と働く場の創出の中で目標を設定しております。キャリアカウンセリング対象者及び就労支援セミナー受講者のうち、就労した人数として2020年度の目標値は75人です。  以上です。 ○分科会長(木本文也) ほかにありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(木本文也) ないようですので、委員外委員発言の申し出についてお諮りします。  あらかじめ申し上げます。委員外委員発言は分科会の審査に資する内容に限り認めるものです。議案の疑義解明につながらない意見表明や個人的な質疑は行わないようにお願いいたします。岡田委員の市民山の家の廃止に向けた市の取組についてを主旨とする発言申出を許可することにご異議ありませんか。             〔「異議なし」の声起こる〕 ○分科会長(木本文也) ご異議なしと認め、岡田委員の発言申し出を許可します。  岡田委員、発言席へお進みください。  岡田委員。 ○委員外委員(岡田耕一) 一般会計予算説明書283ページ、5款1項1目労働費、4市民山の家費です。(2)施設整備費について2点発言申し出をしていますが、2点目の美術品を含めた帰属の考え方等の平成30年度で準備を検討することについては、産業建設員会の議案質疑で同趣旨の答弁がありましたので割愛し、1点のみお願いします。整備の必要性と事業の概要についてご説明いただきたいと思います。 ○分科会長(木本文也) 古巣課長。 ○ものづくり産業振興課長(古巣道明) 適切に営業ができるよう建物所有者として必要な維持管理を行います。施設整備費の内容ですが、建物検査における指摘事項の修繕及び経年劣化による一部のポンプ類の更新を予定しています。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 以上で質疑を終わります。岡田委員は傍聴席にお戻りください。
     続いて、6款について質疑を許します。  鈴木委員。 ○分科会委員(鈴木 章) それでは、一般会計予算説明書285ページ、6款1項1目、農業委員会費、1人件費、(1)農業委員会委員報酬4,028万3,000円のうち、1,536万円について2点お聞きします。  国の交付金制度を活用し、農業委員、推進委員の報酬に上乗せ支給することで期待される効果について伺います。 ○分科会長(木本文也) 加藤農業委員会事務局長。 ○農業委員会事務局長(加藤鎌一) 平成30年度から活用する農地利用最適化交付金制度においては、農業委員及び推進委員が参画する地域での話し合いや遊休農地の所有者の意向確認などにも、一定の報酬の支給が認められております。そのため、成果に直接つながらない活動にも積極的に取り組んでいただくことを期待しております。  また、このような活動の中で農家や農地の情報収集もできるものと考えております。特に世代交代や高齢により、営農が困難になった農家と地域の担い手を仲介することは、地域の状況に詳しい両委員の役割であり、このような農地が担い手に集積されることが期待されるところです。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 鈴木委員。 ○分科会委員(鈴木 章) 次に、国の交付金は農業委員及び推進員の仲介やあっせんによる成果に応じて交付されますが、具体的にはどのような場合が該当するのか伺います。 ○分科会長(木本文也) 加藤事務局長。 ○農業委員会事務局長(加藤鎌一) 国の実施要領では、農業委員、推進員の仲介や利用権設定のための契約書の署名押印に、両委員が立ち会った場合とされております。  また、農地中間管理機構や農業協同組合を通じた利用権設定も対象となりますが、実施要領に基づき、農業委員会事務局で該当成果の精査を行ってまいります。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 鈴木委員。 ○分科会委員(鈴木 章) それでは、次に289ページ、6款1項3目、農業振興費、6山間地営農等振興費、(1)山間地営農等振興費補助金についてお聞きします。本事業の概要と平成30年度予算が前年度当初予算と比較して、約1,800万円余の増額となっている理由及び補助の内容についてお聞きします。 ○分科会長(木本文也) 高部農政課長。 ○農政課長(高部広明) 本事業は主に耕作条件に不利な農山村地域において、農業者団体の農業機械整備等に対し支援し、農山村地域の農業振興を図るものです。  次に、増額の理由ですが、農業者団体からの要望が2件から5件へと増加したことによるものです。平成30年度においては、トラクターやコンバイン等の農業用機械の購入費やもみ乾燥調製施設等の施設整備費に対して支援していきます。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 鈴木委員。 ○分科会委員(鈴木 章) 次に、同じく6款1項3目農業振興費、13鳥獣対策費(2)鳥獣害防止総合対策費負担金について2点お聞きします。平成29年度予算と比較して、約1,400万円増額された理由とこれまでの事業評価について伺います。 ○分科会長(木本文也) 高部課長。 ○農政課長(高部広明) 増額の理由ですが、主に侵入防止柵の増加によるもので、これは平成29年度の国庫補助が満額採択されなかったことに起因するものです。  また、本事業の大部分は国費で賄われており、毎年度実施しています農家アンケートによりますと、鳥獣害による農作物被害金額は平成26年から平成28年までの3年間はほぼ横ばいであり、一定の成果は上げていると考えております。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 鈴木委員。 ○分科会委員(鈴木 章) それでは、平成30年度の取組と目標をどのように考えているか伺います。 ○分科会長(木本文也) 高部課長。 ○農政課長(高部広明) 平成30年度の主な取組としましては、集落ぐるみ対策による侵入防止柵の設置支援や捕獲おり、牢に対する支援を引き続き実施してまいります。  また、新たな取組としまして、捕獲率の向上を図るため、センサーを用いた捕獲おりの実証実験や新たに鳥類への対策に関して研究を進めてまいります。  次に、目標としては、最近の被害推移や豊田市鳥獣被害防止計画等に基づき、農作物被害金額、被害面積ともに、前年比でおおむね10パーセントから15パーセント程度の削減を目標としてまいります。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 鈴木委員。 ○分科会委員(鈴木 章) それでは、次に一般会計予算説明書297ページ、6款2項3目施設整備費、8用水保全費、(6)県営震災対策農業水利施設整備費(枝下用水地区)について2点伺います。枝下用水の耐震対策の必要性と事業の概要について伺います。 ○分科会長(木本文也) 鈴木農地整備課長。 ○農地整備課長(鈴木一臣) 豊田市を含む愛知県全域は、南海トラフ地震防災対策推進地域に指定されており、今後30年間に震度6弱以上に見舞われる確率が約50パーセントと予想されているため、平成25年度から耐震調査を実施し、耐震性が不足していることが判明したからです。また、この事業は平戸橋町の取水口から新生町の分水地まで約12キロの区間で開水路改築などを実施し、総事業費約243億円、実施期間は平成30年度から約20年間の予定です。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 鈴木委員。 ○分科会委員(鈴木 章) 耐震対策の実施延長が今の答弁で12キロと長い延長距離でありますが、区間分け等どのような方法で事業を実施するのか予定を伺います。 ○分科会長(木本文也) 鈴木課長。 ○農地整備課長(鈴木一臣) 全延長約12キロを4つの区間に分けて実施する予定で、最初に実施する区間は、水路が損壊することによる被害想定が大きい箇所で上原町から月見町のうち平芝町にあるトンネル区間を除く約3キロを予定しており、その後の実施区間については今後調整を進めます。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 鈴木委員。 ○分科会委員(鈴木 章) それでは、次に一般会計予算説明書301ページ、6款3項1目林業費、19間伐材搬出利用促進費(3)、(4)中核製材工場用地整備費の単年度及び継続費について、製材工場用地造成工事建設の平成29年度の実施状況と本格稼働までの進捗予定について伺います。 ○分科会長(木本文也) 古澤森林課長。 ○森林課長(古澤彰朗) 平成29年度は造成工事関係で市が4本の工事を施工しています。そのうち造成工事については、平成29年8月下旬に完成しています。下水道管渠敷設工事は平成30年4月下旬に、舗装工事及び附帯工事につきましては、平成30年6月から7月の完成を見込んでいます。製材事業者側の工場の建設については、これらの市施工の工事と並行しまして、昨年9月から始まっており、3月下旬に完成する予定でいます。4月以降については、舗装工事など残っている3本の市施工の工事を進めながら5月から機器類等の稼働試験を始めまして、夏には本格稼働を目指していきたいと思っています。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 鈴木委員。 ○分科会委員(鈴木 章) それでは、最後の質問です。同じく6款3項1目林業費、20間伐材促進について、平成30年度の間伐面積をどのように見込んでいるか、また、現在検討されている(仮)森林環境税が導入された場合、想定されている年間1,200ヘクタールの財源の内訳はどのようになる見込みか伺います。 ○分科会長(木本文也) 古澤課長。 ○森林課長(古澤彰朗) 平成30年度の市域の間伐面積です。1,050ヘクタールから1,150ヘクタール程度と見込んでいます。  次に、森林環境税が導入された場合の財源の内訳ですが、年間想定しております1,200ヘクタールのうち、市の関連事業では600ヘクタールを見込んでいます。内訳は切置き間伐で400ヘクタール、利用間伐で200ヘクタールです。この切置き間伐の400ヘクタールが(仮)森林環境税の対象となると見込んでいます。平成30年度の間伐予算で見ますと、特に特定財源のあるものを除きまして、約1億1,000万円程度を計上しているところです。1,200ヘクタールのうち、残りの600ヘクタール分につきましては、県税の対象事業となる予定です。  以上です。 ○分科会長(木本文也) ほかにありませんか。  塩谷委員。 ○分科会委員(塩谷雅樹) 私から1点、質問します。一般会計予算説明書301ページ、歳出6款3項1目林業費、19間伐材搬出利用促進費、(4)中核製材工場用地整備費からです。先ほど造成工事の進捗の答弁がありましたが、私からはこの誘致される中核製材工場の稼働準備の状況として、雇用における人材確保や人材育成等の状況についてお伺いします。 ○分科会長(木本文也) 古澤課長。 ○森林課長(古澤彰朗) 製材工場の操業に伴う新規雇用につきましては、平成29年4月に猿投農林高校からの2名を含む5名を採用しています。さらに、平成30年4月には、猿投農林高校及び田口高校からの豊田市出身者の3人を含む5名を採用すると聞いています。  今年度4月に採用されています5人については、現在奈良県の桜井本社工場で実務経験を積んでいまして、平成30年4月から採用されます5人も同じく桜井工場で実地研修を積んでいきます。豊田工場の稼働にあわせまして、豊田工場に配属されると見込んでいます。このほか、工場の運営に必要な嘱託等の職員については、地元の自治区やハローワークを通じて、求人を行い本格稼働をする夏に向けて採用活動を今から本格化させると伺っています。  以上です。 ○分科会長(木本文也) ほかにありませんか。  榎屋委員。 ○分科会委員(榎屋小百合) 私からは大きく3点お伺いします。一般会計予算説明書285ページ、6款1項2目農業総務費、3農業総合推進費、(3)農業人材力強化総合支援費補助金で2点お伺いします。  1点目、平成29年度当初予算と比較して、約2,000万円減額した理由と平成29年度の事業をどのように評価し予算を策定したのかお聞きします。 ○分科会長(木本文也) 高部課長。 ○農政課長(高部広明) 減額の理由ですが、近年の交付実績から新規の交付対象者見込みを13件から6件へと減らしたことが主な減額理由です。  次に、平成29年度の交付総件数が28件と横ばいの状況にあるこの制度は、100パーセント国費で賄われており、交付対象者からはこの資金があったから新規就農に踏み切れたという声をお聞きするなど、就農直後の経済的な不安を軽減できる有効な制度であると考えております。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 榎屋委員。 ○分科会委員(榎屋小百合) 2点目としまして、平成30年度の具体的な取り組み内容についてお聞きします。 ○分科会長(木本文也) 高部課長。 ○農政課長(高部広明) 国が定める農業人材力強化総合支援事業実施要鋼に基づき、引き続き新規就農者への交付事務を進めるとともに、作業日誌や帳簿等の書類確認や交付対象者への面談等により、就農状況の確認をし、適切な指導を行ってまいります。  また、平成29年4月の国の同要綱の改正により、新規就農者の着実な経営確立のため、今後交付期間の2年目が終了した交付対象者に対して、中間評価が必要となりました。そのためまずは平成30年度において、平成28年度の採択者を対象に中間評価を試行実施してまいります。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 榎屋委員。 ○分科会委員(榎屋小百合) 一般会計予算説明書299ページ、6款3項1目林業費、10とよた森林学校費、(1)森林環境教育・啓発費で1点お伺いします。平成29年度の事業をどのように評価し、予算を策定したのかお聞きします。 ○分科会長(木本文也) 古澤課長。 ○森林課長(古澤彰朗) 平成29年度の実績では、年間を通じて17講座、延べ61回の講座を開催し、受講者は292人、延べ830人の参加を得ることができました。募集定員に対する受講率も93パーセントと高いものとなっています。この継続した取組が都市と山村をつなぎ、森林林業に係る人材育成や市民の森林に対する理解度を高めていると評価しています。平成28年度ですが、間伐材利用コンクールにおいて、林野庁長官賞を受けるなど、全国的にも評価を受けている活動です。  今回策定した新豊田市100年の森づくり構想に基づき、平成30年度についても人材育成コースの5講座、森の応援団コース10講座を始めとして全17講座を実施していきたいと考えております。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 榎屋委員。 ○委員(榎屋小百合) 最後に、一般会計予算説明書303ページ、同じく林業費、23地域材利用拡大推進費で1点お伺いします。地域材利用拡大のうち木育事業に係る平成29年度の事業評価と平成30年度の取組についてお聞きします。 ○分科会長(木本文也) 古澤課長。 ○森林課長(古澤彰朗) 平成29年度は木育イベントを2回ゴールデンウイークと11月のKiTARAのオープン時に、ともに中心市街地にあるT−FACEにおいて行っております。ゴールンデンウイークの6日間では延べ3,400人が、11月の2日間の開催時では延べ3,200人の方が来場されました。12月には幼児教育の専門家監修のもとで、豊田森林組合で製作しました、木のおもちゃを寺部こども園に寄贈するなどの取組を行っております。いずれも、多くの子どもたちやその親世代が木に触れ、木に親しむ機会を提供することができました。また、開催に当たり、地域の木材関係者が協力連携をした取組とすることができました。平成30年度は引き続き木育イベントをゴールデンウイークと、秋に開催する予定をしております。加えて新たに木のおもちゃアイデアコンテストの開催も予定しております。市民が木材に触れる機会の提供と地域材のファンを増やしていく活動を推進していきたいと思っております。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 大村委員。 ○分科会委員(大村義則) それでは、一般会計予算説明書289ページ、6款1項3目農業振興費、説明欄13鳥獣対策費でお聞きします。イノシシ、シカを群れごと捕獲する大型の囲いわなおりべえ、これは一般質問で提案しましたが、その後、新年度どう検討されていくのかお聞きします。 ○分科会長(木本文也) 高部課長。 ○農政課長(高部広明) イノシシやシカを群れごと捕獲する大型の囲いわなについては、JAあいち豊田が平成29年8月末から9月初旬に小原地区、足助地区の2箇所に設置し、これまであわせてイノシシ5頭、シカ1頭が捕獲されております。JAあいち豊田では平成30年度も引き続き効果の検証を行う予定であり、JAあいち豊田と連携をとりながら市としてはその状況を引き続き見てまいります。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 大村委員。 ○分科会委員(大村義則) それでは、一般会計予算説明書303ページ、6款3項1目林業費、説明欄の23地域材利用拡大促進費でお聞きします。地域材の利用拡大を促進するというご説明ですが、中核製材工場の誘致により、地域材の処理量はどの程度になると想定しているのですか。また、木質ペレットを含めた木質バイオマスの対応をどのように進めるのかお聞きします。 ○分科会長(木本文也) 古澤課長。 ○森林課長(古澤彰朗) まず、地域材の処理量についてです。製材工場の原木取扱量は、操業5年目、これは平成34年度になりますが、ここで4万5,000立方メートルと計画しています。そのうち約3万立方メートルが豊田市産材の原木供給となる見込みです。  次に、木質バイオマスについてですが、先ほど申し上げましたとおり、製材工場は全体で4万5,000立方メートルの原木取扱いをしていきます。このうち1万5,000立方メートルがチップ用材として取扱う予定をしております。製材工場の中でチップ化をしまして、近隣のバイオマス発電等への供給が可能になっていく状況です。  以上です。 ○分科会長(木本文也) ほかにありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(木本文也) ないようですので、続いて委員外委員発言の申し出についてお諮りします。
     あらかじめ申し上げます。委員外委員発言は、分科会の審査に資する内容に限り認めるものです。議案の疑義解明につながらない意見表明や個人的な質疑は行わないようにお願いいたします。岡田委員の木質バイオマス活用促進費補助金についてを趣旨とする発言申し出を許可することにご異議ありませんか。             〔「異議なし」の声起こる〕 ○分科会長(木本文也) ご異議なしと認め、岡田委員の発言申し出を許可します。  岡田委員、発言席へお進みください。  岡田委員。 ○委員外委員(岡田耕一) 一般会計予算説明書301ページをお願いします。6款3項1目林業費、19間伐材搬出利用促進費のうち、平成29年度まで記載がありました、木質バイオマス活用促進費補助金です。平成30年度は記載がありませんので、事業が廃止になったと思われますが、一括して伺います。この間の事業評価並びに事業が廃止された理由についてお答えをいただきたいと思います。 ○分科会長(木本文也) 古澤課長。 ○森林課長(古澤彰朗) この事業については、ご指摘のとおり平成30年度から事業を廃止しています。この事業は利用価値の低い低質な間伐材を渡刈クリーンセンターの焼却炉の補助燃料として活用している事業でした。多いときで600トンを超える間伐材が利用され、木材利用推進の一つの手法として一定の役割を果たしてきたと考えております。しかしながら、最近では必要なごみ焼却量が確保できている状態です。補助燃料としての必要性が低下してきたということに加えまして、全国的な木質バイオマスの需要が出てきていまして、例え低質材であっても商品価値が高まり流通するようになってきております。確保できる木材の量も大幅に減少している実態もありますので、平成30年度から事業廃止にしました。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 以上で質疑を終わります。  岡田委員は傍聴席にお戻りください。  続いて、7款及び11款について質疑を許します。  日惠野委員。 ○分科会委員(日惠野雅俊) それでは、一般会計予算説明書307ページ、7款1項2目商業振興費についてです。305ページの8商業活性化対策費から続いていますが、説明書欄(5)創業出店促進事業費補助金についてです。300万円で、新規の補助制度ですが、具体的な補助内容について伺います。 ○分科会長(木本文也) 清水商業観光課長。 ○商業観光課長(清水 章) 地域商店街の機能強化を図るため、意欲ある出店者を支援するものです。商店街自らが策定する商店街活性化計画に掲げる不足業種を取り扱う創業者、出店者に対し店舗家賃の2分の1、上限10万円、最大で6か月補助するものです。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 日惠野委員。 ○分科会委員(日惠野雅俊) 307ページ、7款1項2目商業振興費9中心市街地活性化対策費(2)中心市街地活性化調査費です。2点伺います。  1点目、調査の内容について伺います。 ○分科会長(木本文也) 清水課長。 ○商業観光課長(清水 章) 中心市街地活性化基本計画の計画区域196ヘクタールですが、こちらの区域において営業店舗数、空き店舗数、営業店舗の業種業態、エリア別の業種、夜間営業のみの店舗数などといった現状分析、店舗実態を把握する調査を行います。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 日惠野委員。 ○分科会委員(日惠野雅俊) 2点目ですが、調査された結果の活用方法について伺います。 ○分科会長(木本文也) 清水課長。 ○商業観光課長(清水 章) 第3期中心市街地活性化基本計画の効果的な進捗、新たな施策を検討する基礎資料とするだけでなく、中心市街地の商業団体等で構成されているまちなか宣伝会議などに横展開をしまして、情報共有を図ることで、より効果的なイベント、情報発信、店舗維持の検討などに役立てていきます。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 日惠野委員。 ○分科会委員(日惠野雅俊) 同ページ、7款1項2目商業振興費10エリアマネジメント推進費、(1)公共空間活用推進費、2,200万円余、公共空間を活用するあそべるとよたプロジェクトの取組ですが、プロジェクト3年間の検証を踏まえた平成30年度の取組について伺います。 ○分科会長(木本文也) 清水課長。 ○商業観光課長(清水 章) あそべるとよたプロジェクトは、公共的空間である中心市街地の広場を市民が自由に使うことにより、日常的なにぎわいを創出する取組です。広場利用者が連携した合同イベントの開催、学生などの新たな利用者の発掘など、公共空間の活用にかかわる市民が増え、幅の広がりが出ているところです。3年間の実験から実証に向け、法的制度に基づいた仕組みの構築など課題を整理しており、平成30年度はKiTARA前の広場を新たに加えて、利用期間を通年に拡大してまいります。  また、長期飲食事業を試行してきました、ペデストリアンデッキ広場の運営体制の構築、地域と連携した活用推進、収益をまちに還元する仕組みの確立を進めていきます。そのほか、広場管理者等のエリアマネジメントの理解を深めるため、研修会等の開催や先進事例などの研究を行ってまいります。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 日惠野委員。 ○分科会委員(日惠野雅俊) 一般会計予算説明書309ページ、7款1項4目、金融対策費です。3信用保証料補助金ですが、拡充するということですが、拡充される内容と目標はどのようなのかお伺いします。 ○分科会長(木本文也) 清水課長。 ○商業観光課長(清水 章) 事業者が制度融資を利用した際に発生します信用保証料を補助するものですが、新たに創業融資資金を補助対象としまして、起業創業の後押しを図っていきます。具体的には経済環境適用資金の借入れにともなう信用保証料の75パーセントを補助するもので、過去3年間の借入れの利用実績は平均で25件となっておりますので、補助制度により50件を目標にしていきたいと考えております。  以上です。 ○分科会長(木本文也) ほかにありませんか。  塩谷委員。 ○分科会委員(塩谷雅樹) 私からは、一般会計予算説明書の307ページ、歳出7款1項2目商業振興費、10エリアマネジメント推進費、(1)公共空間活用推進費から1点質問をします。先ほど事業の具体的内容の説明がありましたが、その期待される効果についてお伺いします。 ○分科会長(木本文也) 清水課長。 ○商業観光課長(清水 章) 公共的空間である中心市街地の広場を市民が自由に使うあそべるとよたプロジェクトです。期待する効果として、広場の増加や通年利用などの拡充により、より多くの市民が公共的空間を活用することで中心市街地のにぎわいの創出と回遊性が向上されることを期待しております。  以上です。 ○分科会長(木本文也) ほかにありませんか。  榎屋委員。 ○分科会委員(榎屋小百合) 私からは大きくは2点お伺いします。一般会計予算説明書307ページ、7款1項2目商業振興費、9中心市街地活性化対策費、(3)まちなか賑わい・回遊性向上費で2点お伺いします。  1点目、平成30年度の具体的な取組内容についてお聞きします。 ○分科会長(木本文也) 清水課長。 ○商業観光課長(清水 章) 平成29年11月に開業いたしました、シネマコンプレックスを中心市街地のにぎわいづくりに生かすため、公民で組織をしています映画を活かしたまちづくり実行委員会と連携した取り組みを行ってまいります。平成30年度は同じく公民で組織していますまちなか宣伝会議と連携を図り、映画の世界観を体感できる町なか装飾などを実施し、映画を見るだけでなく、映画の世界観を体感するなどの機会をつくって、にぎわいの創出と来街者の回遊性向上を図ってまいります。  また、サッカーやラグビーなど大規模スポーツイベントの開催時などに、来街者へのおもてなし、豊田市の魅力を発信する取組を実施してまいります。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 榎屋委員。 ○分科会委員(榎屋小百合) 次に2点目、期待する効果とそれをどのように検証するのかをお聞きします。 ○分科会長(木本文也) 清水課長。 ○商業観光課長(清水 章) 中心市街地の公共施設や商業施設が連携を図り、一体となった取組を実施することで町なかのにぎわいの創出、ほかの施設への回遊性の向上を期待しております。効果測定といたしまして、例えば、スタンプラリーの参加者数や商業施設や公共施設の来館者数、歩行者通行量、アンケート調査などにより検証してまいります。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 榎屋委員。 ○分科会委員(榎屋小百合) 一般会計予算説明書311ページ、7款1項6目観光費、3観光まちづくり推進費で2点お伺いいたします。  1点目、観光おもてなし力の向上を図るとありますが、具体的な取組についてお聞きします。 ○分科会長(木本文也) 清水課長。 ○商業観光課長(清水 章) 国内外からの多様な旅行者に向け、心温まる接客や観光案内ができる人材を育成する取組を進めてまいります。具体的には観光客と接する機会が多いホテル、旅館や鉄道・バス事業者などを対象にセミナーを開催してまいります。セミナーは観光全般の基礎講座と歴史、グルメなどテーマ別の実践講座の二つの講座を考えております。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 榎屋委員。 ○分科会委員(榎屋小百合) 最後に、2点目、期待する効果とそれをどのように検証するのかをお聞きします。 ○分科会長(木本文也) 清水課長。 ○商業観光課長(清水 章) 受講者は事業所内で情報共有に努めていただくとともに、学んだ知識を日常の活動に生かし、おもてなしの心を持って接するという意識がより一層高まることを期待しております。  また、市内のさまざまな分野の事業者が集まることで、情報収集、意見交換の場となることから、豊田市のおもてなし風土の醸成も期待しております。検証につきましては、観光のマーケティング調査の中でリピーターの数値を示す観光客の来訪満足度で事業の効果を検証してまいります。  以上です。 ○分科会長(木本文也) ほかにありませんか。  大村委員。 ○分科会委員(大村義則) それでは、1点だけお聞きします。一般会計予算説明書309ページ7款1項3目工業振興費、説明欄4産業立地政策推進費のうち(2)企業誘致推進補助金と(3)企業立地奨励補助金、それぞれの補助金の内訳として、大企業分、中小企業分について事業所数をお答えください。また、補助金の額もお示しいただきたいと思います。 ○分科会長(木本文也) 古巣ものづくり産業振興課長。 ○ものづくり産業振興課長(古巣道明) まず、企業誘致推進補助金です。30事業所への交付を見込んでいます。内訳は中小企業は28事業所で合計9億2,400万円余の交付を、中小企業以外の企業は2事業所で、合計1億4,600万円余の交付を見込んでいます。  続きまして、企業立地奨励補助金です。企業立地奨励補助金は全て中小企業で、15事業所、2,700万円余の交付を見込んでいます。  以上です。 ○分科会長(木本文也) ほかにありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(木本文也) ないようですので、続いて、債務負担行為について質疑を許します。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(木本文也) ないようですので、そのほか本議案について質疑はありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(木本文也) ないようですので、続いて本議案について意見等はありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(木本文也) ないようですので、続いて議案第48号、平成30年度豊田市卸売市場特別会計予算について質疑を許します。質疑はありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(木本文也) ないようですので、本議案について意見等はありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(木本文也) ないようですので、続いて議案第54号、平成30年度豊田市産業用地造成事業特別会計予算について質疑を許します。質疑はありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(木本文也) ないようですので、続いて本議案について、意見等はありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(木本文也) ないようですので、以上で産業部及び農業委員会事務局所管分を終わります。  続いて、都市整備部所管分について審査を行います。  始めに、議案第31号、平成29年度豊田市一般会計補正予算を議題とします。  それでは、議案第31号について説明願います。  栗本都市整備部副部長。 ○副部長(栗本光太郎) 都市整備部の一般会計補正予算についてご説明します。補正前の歳出の総額は219億2,200万円余、補正後の総額は215億6,100万円余で3億6,100万円余の減額補正をお願いするものです。  主な減額要因としましては、北地区市街地再開発事業に係る地下駐車場のサイン整備を精査したこと、市営樹木住宅の購入費がプロポーザル方式の結果、安価に契約したことによる減額です。
     内容につきましては、一般会計補正予算説明書によりご説明します。歳入です。一般会計補正予算説明書60ページをお願いします。14款2項5目土木費国庫補助金です。4節都市計画費補助金のうち、61ページの説明欄、社会資本整備総合交付金の主な減額要因としまして、土橋地区及び寺部地区の土地区画整理費補助金における交付金や四郷駅周辺土地区画整理事業地区内における電線共同溝整備費補助金の当初配分によるものです。一方、増額の主な要因としまして、花園土地区画整理費補助金における平成29年度と平成30年度の交付金の年度間調整による、平成29年度配分額の増額によるものです。  62ページ、上段をお願いします。5節住宅費補助金です。63ページの説明欄、社会資本整備総合交付金をごらんください。地域住宅計画の精査により、樹木住宅の道路整備や商工費安全対策費への補助金の増加が見込まれるための増額です。  68ページをお願いします。15款1項4目土木費県負担金です。69ページの説明欄をごらんください。寺部土地区画整理費負担金は、愛知県からの公共施設管理者負担金において、負担金協定額の決定により減額するものです。  以上が主な歳入補正の内容で、総額では7,900万円余の減額補正となっています。  次に、歳出です。230ページをお願いします。8款5項2目土地区画整理費です。全体で5,600万円余の減額となっております。231ページ、説明欄をごらんください。主な理由としまして、2電線類地中化費では、四郷駅周辺土地区画整理事業地区内で施工する電線共同溝整備工事の実績による減額となっています。  次に、3公共施設管理者負担金が国の交付金の当初配分により、大幅に減額となっています。一方で事業進捗への影響を最小限に抑えるため、233ページ説明欄4都市計画事業土地区画整理特別会計繰出金を増額するものです。  続きまして、234ページをお願いします。8款5項6目公園費です。全体で1億500万円余の増額となっています。増額の主な理由としましては、235ページ説明欄1街区公園整備費では、井上10丁目公園の用地費及び物件移転費。また、3総合公園整備費では、毘森公園用地費を土地開発基金から取得するためです。一方、減額の主な理由としましては、2地区公園整備費では、新生公園整備工事において事業用地が確保できなかったため、今年度の施工を見送りにしたこと、また、4公園施設修繕費では、(2)公園施設長寿命化修繕費において、対象の3公園の健全度が保たれているため、今年度の施工を見送りしたことによるものです。  236ページをお願いします。8款5項8目都心整備費です。237ページ、中段の説明欄をお願いします。2都心環境計画推進費、(3)豊田市駅西口施設整備費及び(4)新豊田駅東口駅前広場整備費では、設計委託の契約実績による減額です。  また、3都心地区駐車場整備費、(1)北地区地下駐車場整備費では、地下駐車場のサインを都心空間デザインと整合を図ることによる減額です。  236ページ、8款5項9目総合交通対策費をお願いします。239ページの説明欄をお願いします。3バス運行推進費(2)基幹バス運行費です。これは計画収入に対し、実績収入が多かったことにより負担額を減額するものです。  240ページをお願いします。8款6項2目住宅建設費です。241ページ中段の説明欄をお願いします。1住宅建設費、(1)樹木住宅です。これはプロポーザルの結果により、当初の予定価格よりも安価に契約したことにより減額するものです。  続きまして、繰越明許費補正についてご説明します。別冊、一般会計補正予算書の25ページをお願いします。8款5項都市計画費のうち、公共施設管理者負担事業や平戸橋地区及び四郷駅周辺土地区画整理補助事業におきまして、主には建物の移転補償など、権利者の都合や申し出により、移転時期を見直したことで繰り越しをお願いするものです。   説明は以上です。 ○分科会長(木本文也) 説明が終わりましたので、質疑を許します。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(木本文也) ないようですので、続いて本議案について意見等はありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(木本文也) ないようですので、続いて議案第33号、平成29年度豊田市都市計画事業土地区画整理特別会計補正予算を議題とします。  議案第33号について説明願います。  栗本都市整備部副部長。 ○副部長(栗本光太郎) 土地区画整理特別会計の補正予算についてご説明いたします。一般会計補正予算説明書の364ページをお願いします。土橋、寺部、花園各土地区画整理事業の集計表です。補正額については記載のとおりで、総額で80万円余の増額です。  始めに、土橋土地区画整理事業について説明いたします。365ページをお願いします。歳入です。2款負担金では、国の交付金の配分調整により減額するものの、4款繰入金については、事業進捗への影響を最小限に抑えるため、増額補正をするものです。  一般会計補正予算書の50ページをお願いします。継続費補正については、平成30年度に必要な事業費の補正を行うもので、現在、国、県と事業計画の変更について協議を行っており、今後、事業計画の変更内容に従い、事業年度及び総額について適宜変更をお願いしたいと考えております。  次に、寺部土地区画整理事業です。一般会計補正予算説明書387ページをお願いします。歳入です。土橋地区と同様に2款負担金では、国の交付金の配分調整により減額するものの、1款事業収入では、保留地の処分実績に基づき増額補正するものです。  次に、花園土地区画整理事業です。405ページをお願いします。歳入です。土橋地区と同様に2款負担金では、国の交付金の配分調整により減額するものの、4款繰入金については、事業進捗への影響を最小限に抑えるため、増額補正をするものです。なお、歳出については、3事業ともに人事院勧告に基づく人件費等の増額による補正です。  説明は以上です。 ○分科会長(木本文也) 説明が終わりましたので、質疑を許します。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(木本文也) ないようですので、続いて本議案について意見等はありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(木本文也) ないようですので、続いて議案第34号、平成29年度豊田市分譲住宅建設事業特別会計補正予算を議題とします。議案第34号について説明願います。  栗本都市整備部副部長。 ○副部長(栗本光太郎) 分譲住宅建設事業特別会計の補正予算についてご説明します。一般会計補正予算説明書の425ページをお願いします。  歳入ですが、4款繰越金を増額するため、3款繰入金について一般会計からの繰入額を減額するものです。なお、歳出については、人事院勧告に基づく人件費等の増額による補正です。  説明は以上です。 ○分科会長(木本文也) 説明が終わりましたので、質疑を許します。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(木本文也) ないようですので、続いて本議案について意見等はありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(木本文也) ないようですので、続いて議案第44号、平成30年度豊田市一般会計予算、歳入についての質疑を許します。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(木本文也) ないようですので、続いて歳出のうち、8款について質疑を許します。  宮本委員。 ○分科会委員(宮本剛志) 私から大きく8点お伺いいたします。一般会計予算説明書315ページ、8款1項2目建築管理費、3公共建築物安全対策費について伺います。  1点目、公共建築物安全対策費の概要について伺います。 ○分科会長(木本文也) 稲本公共建築課長。 ○公共建築課長(稲本龍治) 公共建築物安全対策費の概要ですが、既存エレベーターの安全対策については、平成21年の法改正に対応する耐震対策や扉が開いたまま動き出さない機能の追加を、メーカーの対応が可能になった機種から順次進めています。  しかしながら、古い機種はメーカーの対応が進まない状況であることから、安全対策の推進を図るために、平成28年度時点で20年を経過したエレベーター39台の更新を5年計画で実施しております。公共建築物安全対策費は、この更新にかかる設計費用で、平成30年度は9台分の費用を計上しています。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 宮本委員。 ○分科会委員(宮本剛志) 次に、改修対象の内訳について伺います。 ○分科会長(木本文也) 稲本課長。 ○公共建築課長(稲本龍治) 9台の内訳ですが、消防本部2台、産業文化センター2台、旭高原元気村きらめき館、バーバラはうす、豊南交流館、稲武福祉センター、新豊田駅地下駐車場の各1台です。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 宮本委員。 ○分科会委員(宮本剛志) 3点目、安全対策が未実施の台数を伺います。 ○分科会長(木本文也) 稲本課長。 ○公共建築課長(稲本龍治) 平成29年度末の時点で、安全対策が未実施のエレベーターは81台となっております。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 宮本委員。 ○分科会委員(宮本剛志) 4点目です。安全装置の改修を含め、対策全体の進捗はどうなっているのかお伺いします。 ○分科会長(木本文也) 稲本課長。 ○公共建築課長(稲本龍治) 平成29年度末までに改修及び更新のエレベーター9台を加え、全213台中132台が対応済となっております。  したがいまして、平成29年度末の時点で進捗率は、昨年度末より3.2ポイント上がり、62.0パーセントとなります。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 宮本委員。 ○分科会委員(宮本剛志) 次に、一般会計予算説明書317ページ、8款1項3目建築審査費、3開発審査事務費について1点お伺いします。  豊田市開発事業に係る手続等に関する条例が10月に施行され、開発事業に関する手続が指導要綱から条例へと移行しましたが、移行に係る評価とその理由、また、今後の対応について伺います。 ○分科会長(木本文也) 恩田開発審査課長。 ○開発審査課長(恩田良一) 審査要綱から条例への移行に係る当方の評価ですが、移行はスムーズにでき、手続条例は順調にスタートできたと考えています。その理由ですが、大きく3点あります。1点目、近隣住民や自治区長への説明等、手続条例による新たな制度化について、全28地区、区長会での説明の機会を得ることにより、手続条例を全自治区長へと広めることができたこと。2点目、太陽光発電施設や資材置場等の造成の部分の土地の形質変更、これが新たに対象事業となりましたが、その具体的な手続等に関して、事業団体への説明、意見交換などとともに運用マニュアル原案を7月に前倒して公表させていただき、これにより、開発事業関係者の理解を深めることができたこと。3点目ですが、条例化により法令遵守効果があると考えております。  今後の対応としては、より実行力の高い手続条例に向けて、周知措置等を継続し、加えて業界団体との意見交換も重ねるなど、適切な開発事業の確保を図っていきます。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 宮本委員。 ○分科会委員(宮本剛志) 次に、一般会計予算説明書349ページ、8款5項6目公園費、10緑地整備費(1)鞍ケ池緑地について1点お伺いします。  民間活力導入検討の具体的な内容について伺います。 ○分科会長(木本文也) 春日井公園課長。 ○公園課長(春日井輝政) 鞍ケ池公園のさらなる魅力向上を目指して、平成29年度より利用者ニーズを把握するためのアンケート、また、民間導入の可能性を探るための意向調査等を実施し、確認してきました。平成30年度は引き続き企業ヒアリングを実施しながら、新たな公園管理の仕組みを検討してまいります。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 宮本委員。 ○分科会委員(宮本剛志) 同じく349ページ、8款5項6目公園費、10緑地整備費、(3)中央公園第二期整備費について1点お伺いします。  計画策定に向けた取組状況と今後の予定についてお伺いします。 ○分科会長(木本文也) 春日井課長。 ○公園課長(春日井輝政) 平成29年度の取組状況としては、学識者で構成する有識者会議を新たに立ち上げて、新たな拠点として必要な機能整理と基本構想案を検討してまいりました。平成30年度の予定としましては、引き続き有識者会議や市民ワークショップなど、市民参加のプロセスを経て、市民ニーズを踏まえながら基本計画案を策定し、市民合意を諮りながら都市計画決定手続の準備を進めてまいります。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 宮本委員。 ○分科会委員(宮本剛志) 次に、一般会計予算説明書351ページ、8款5項6目公園費、13花のあるまちづくり推進費、(1)から(7)全般について3点お伺いします。  1点目、事業目的を確認いたします。 ○分科会長(木本文也) 小沢緑の推進課長。 ○緑の推進課長(小沢美博) 事業の目的ですが、花のあるまちづくりを市民との共働で展開することで、花飾りで美しい町並み景観を形成し、都市環境の向上や都市の個性の確立などを図るとともに、市民が多様なまちづくりへの関心を高めるなど、官民連携による花のあるまちづくりを目指すものです。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 宮本委員。 ○分科会委員(宮本剛志) 2点目、平成29年度の実施状況についてお伺いします。 ○分科会長(木本文也) 小沢課長。 ○緑の推進課長(小沢美博) 平成29年度の主な事業内容ですが、モデル事業として、フラワーロードと豊田市駅周辺の花飾りを継続管理しています。普及啓発事業としましては、普及イベントであるとよたガーデニングフェスタwithとよた都市緑化フェアを開催しました。また、活動支援としまして、各種園芸講座、出張講座の開催、モデルガーデン四季の花園でのリーダー育成、花のあるまちづくり事業補助金の運用を行いました。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 宮本委員。 ○分科会委員(宮本剛志) 3点目です。平成30年度の事業内容について伺います。 ○分科会長(木本文也) 小沢課長。 ○緑の推進課長(小沢美博) 平成30年度の事業内容ですが、フラワーロード等のモデル事業の継続やとよたガーデニングフェスタ等の普及啓発、各種技術講習会の開催や花のあるまちづくり事業補助金等の活動支援を引き続き実施してまいります。  以上です。
    ○分科会長(木本文也) 宮本委員。 ○分科会委員(宮本剛志) 次に、一般会計予算説明書353ページ、8款5項8目都心整備費、3都心環境計画推進費、(8)新豊田駅東口駅前広場整備費について、1点お伺いします。  新豊田駅東口駅前広場整備の平成30年度の具体的な内容について伺います。 ○分科会長(木本文也) 甲村都市整備課長。 ○都市整備課長(甲村尚義) 平成30年度の具体的な内容としては、当駅前広場のうちロータリー部分について、空間デザインと整合を図りながら、道路舗装、照明施設、シェルター等の道路施設の再整備を行ってまいります。  また、ロータリー部に囲まれた広場部分については、平成28年度から取り組んできました市民ワークショップなどで出された利用者等の意見を踏まえ、広場空間の活用に必要な各種施設整備を段階的に行っていきます。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 宮本委員。 ○分科会委員(宮本剛志) 次に、一般会計予算説明書355ページ、8款5項9目総合交通対策費、6交通まちづくり推進費、(3)先進技術等移動支援事業費について2点お伺いします。  1点目、超小型電気自動車シェアリングサービスに関する取組予定について伺います。 ○分科会長(木本文也) 中垣交通政策課長。 ○交通政策課長(中垣秋紀) 超小型電気自動車シェアリングサービスについては、事業の定着化に向けて都心エリアにおいて利便性が高く、PR効果の高い場所に充電器付きのステーションを設置し、事業の見える化や魅力向上を図っていきます。  また、ラグビーワールドカップ2019に向けて、インバウンド対応として、外国人向けの利用メニューの企画や貸出しを行う予定です。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 宮本委員。 ○分科会委員(宮本剛志) 2点目、パーソナルモビリティに関する実証実験の内容について伺います。 ○分科会長(木本文也) 中垣課長。 ○交通政策課長(中垣秋紀) パーソナルモビリティについては、立ち乗り型を使い、公園などで施設関係者による活用や施設利用者への貸出しなどを行い、普及に向けた支援を行うほか、公道での実証実験を引き続き行ってまいります。特に、平成30年度においては、新しい形のパーソナルモビリティも導入し、実証等を行う予定にしております。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 宮本委員。 ○分科会委員(宮本剛志) 最後に、一般会計予算説明書355ページ、8款5項9目総合交通対策費、7バス運行推進費、(3)地域バス運行費について2点お伺いします。  1点目、高橋地区の一部でタクシー活用の実証運行を行いますが、その具体的な内容について伺います。 ○分科会長(木本文也) 中垣課長。 ○交通政策課長(中垣秋紀) 高橋地区のうち、山中町及び矢並町を対象地区とし、常用タクシーを予約して利用するタクシー活用実証実験を平成30年3月下旬から実施します。この実証実験は利用率が低迷している地域バスの鞍ケ池バスを休止して行うもので、現在の地域バスの運行区域を基本区域とし、一部区域外の病院やスーパーへも一定金額でタクシーで利用できるように設定をします。実証については、平成30年12月まで行い、成果を評価し実運用に変えていく予定です。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 宮本委員。 ○分科会委員(宮本剛志) 2点目、タクシー活用の今後の展開について伺います。 ○分科会長(木本文也) 中垣課長。 ○交通政策課長(中垣秋紀) 地域の移動手段として、タクシーの活用は自宅から目的地までドア・ツー・ドアによる移動が可能となり、高齢者など利用者の利便性が上がることや地域バスよりも経費を節減できること、また、バスのドライバー不足に対応できることなどのメリットがあると考えております。  今回、高橋地区で行う実証を踏まえ、タクシー活用が展開できる他の地域を選定して、平成30年度に実証を行い、実運用に向けた検証を行っていく予定です。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 塩谷委員。 ○分科会委員(塩谷雅樹) 私からは大きく3点の質問をさせていただきます。  始めに、一般会計予算説明書353ページ、歳出8款5項8目都心整備費、3都心環境計画推進費、(4)歩車共存道路整備費について。新規事業となっていますが、この事業の目的と平成30年度の具体的な事業内容についてお伺いします。 ○分科会長(木本文也) 甲村課長。 ○都市整備課長(甲村尚義) 新規事業である歩車共存道路整備の目的については、都心環境計画に基づき駅周辺の歩行者が安全で快適に回遊できる道路空間を創出するものです。平成30年度は豊田市駅東口駅前広場の南側に接続する市道西町若宮線において、測量や空間デザインを取り入れた道路空間の予備設計等を行ってまいります。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 塩谷委員。 ○分科会委員(塩谷雅樹) 次に、一般会計予算説明書357ページ、歳出8款5項9目総合交通対策費、8愛知環状鉄道整備促進費、(2)愛知環状鉄道設備整備費補助金について、共通ICカード導入に対する補助の総額と愛知環状鉄道沿線自治体の補助における本市の費用分担の割合についてお伺いします。 ○分科会長(木本文也) 中垣課長。 ○交通政策課長(中垣秋紀) 愛知環状鉄道沿線4市は、平成29年度と30年度の2か年で補助対象事業費の6分の1に当たる総額3億円を愛知環状鉄道株式会社への出資割合に応じ補助を行います。  本市の負担割合は、48.5パーセントで総額1億4,550万円を補助します。なお、出資割合については、沿線市における愛知環状鉄道の路線の延長により決められております。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 塩谷委員。 ○分科会委員(塩谷雅樹) 最後です。一般会計予算説明書357ページ、歳出8款5項9目総合交通対策費11ユニバーサルデザインタクシー普及促進費補助金について、ユニバーサルデザインタクシーの普及促進に向けた本市の目標についてお伺いします。 ○分科会長(木本文也) 中垣課長。 ○交通政策課長(中垣秋紀) 本市におけるユニバーサルデザインタクシーの普及目標は、平成32年度までに、現在、市内タクシー事業者が使用する車両約260台の3分の1程度がユニバーサルデザインタクシーとなることとしています。  以上です。 ○分科会長(木本文也) ほかにありませんか。  榎屋委員。 ○分科会委員(榎屋小百合) 私からは3点お伺いいたします。  一般会計予算説明書351ページ、8款5項7目自然保全費、3緑化推進費、(5)緑につつまれた都心創出費で1点お伺いします。取組の目的と平成30年度の取組概要についてお聞きします。 ○分科会長(木本文也) 小沢課長。 ○緑の推進課長(小沢美博) まず、取組の目的ですが、都心環境計画に基づき、緑や花を充実させることにより、快適で環境モデル都市にふさわしい都心を目指し、にぎわいあるまちづくりを進めていくことです。  平成30年度の取組としては、緑化の重点路線であります豊田市駅から豊田スタジアムまでの間の路線のうち、竹生線との交差点から梅坪堤線との交差点までの間において、高木の植え替えや、老朽化したフラワーロードのプランター工事、木陰の休息エリアの設置等を行い、ラグビーワールドカップ2019開催までに緑のしつらえを整えていきます。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 榎屋委員。 ○分科会委員(榎屋小百合) 次に、一般会計予算説明書353ページ、8款5項8目都心整備費、3都心環境計画推進費、(9)自転車利用環境整備費で1点お伺いします。平成30年度の整備の目的、整備内容についてお聞きします。 ○分科会長(木本文也) 甲村課長。 ○都市整備課長(甲村尚義) 全市的な自転車通行空間の取組である豊田市自転車利用環境整備計画や都心環境計画に基づき、都心地区の歩行者と自転車利用者の安全性の向上を図るため、平成30年度は市道蔵前陣中線ほか、一路線の月見線から国道155号153号の区間、約500メートルで矢羽根の設置を行ってまいります。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 榎屋委員。 ○分科会委員(榎屋小百合) 一般会計予算説明書355ページ、8款5項9目総合交通対策費、7バス運行推進費、(1)公共交通利用促進費で1点お伺いします。平成30年度の取組内容についてお聞きします。 ○分科会長(木本文也) 中垣課長。 ○交通政策課長(中垣秋紀) 公共交通利用促進費においては、バスマップの作成やバス停の維持経費のほか、新規に秋の観光シーズンにおいて、とよたおいでんバス車両へのWi‐Fi導入を図ります。また、タクシー活用などによる地域バスの再構築及び貨客混載などによるバス運送機能の多角化の検討業務を行い、将来にわたり持続可能な地域公共交通のあり方を探っていきます。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 他にありませんか。  大村委員。 ○分科会委員(大村義則) 一般会計予算それでは、大きく3つお聞きします。  説明書315ページ、8款1項2目建築管理費、説明欄3公共建築物安全対策費、エレベーターの更新設計委託です。先ほども質疑答弁がありましたが、この公共建築物に対するエレベーターの安全対策で、特に障がい者の方々への安全配慮の検討内容をお聞きします。 ○分科会長(木本文也) 稲本課長。 ○公共建築課長(稲本龍治) エレベーターの新設や更新時には、障がい者の方にも安心して利用していただけるよう対策を進めております。乗り場の床の隙間を10ミリ以下とすることは従来から行っており、視覚障がいの方に対しては、凹凸のあるわかりやすいボタンの採用や音声アナウンスの充実、聴覚障がいの方に対しては、かご内の表示を液晶パネルとし、そのときの状況に応じた詳細な情報の伝達を視覚的に可能にするほか、非常呼出しボタン作動時に、対応状況がわかるような文字表示などの機能の整備をしております。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 大村委員。 ○分科会委員(大村義則) 続いて、一般会計予算説明書の355ページ、8款5項9目総合交通対策費、説明欄7バス運行推進費でお聞きします。この新年度予算はバス路線を拡大する予算になっているのか。あるいは、既存路線のダイヤを拡大する予算になっているでしょうか、お聞きします。 ○分科会長(木本文也) 中垣課長。 ○交通政策課長(中垣秋紀) まず、基幹バスにつきましては、とよたおいでんバスさなげ足助線及び土橋・豊田東環状線について、利便性を向上するため増便等を含め、平成30年4月にダイヤ改正を行う予定にしております。  また、名鉄バスの自主路線、東山住宅線と九久平線の廃止代替を図るため、とよたおいでんバス旭・豊田線、豊田・渋谷線及び下山・豊田線の路線改変やダイヤ改正を平成30年10月に行う予定です。地域バスにつきましては、高橋地区の一部を運行する鞍ケ池バスを休止し、地域バスと同じエリアを対象にタクシー活用の実証実験を平成30年3月下旬から平成30年12月まで行う予定です。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 大村委員。 ○分科会委員(大村義則) それでは、最後になりますが、一般会計予算説明書359ページ、8款6項1目住宅管理費、説明欄2市営住宅管理事務費についてお聞きします。市営住宅の入居待ちは何人でしょうか。 ○分科会長(木本文也) 岡田定住促進課長。 ○定住促進課長(岡田茂克) 豊田市営住宅条例に定める公営住宅におきましては、平成30年3月1日時点、10住宅で128名の待機者がある一方、12住宅で67室の空き家が生じています。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 他にありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(木本文也) ないようですので、続いて、委員外委員発言の申し出について、お諮りします。  あらかじめ申し上げます。委員外委員発言は分科会の審査に資する内容に限り認めるものです。議案の疑義解明につながらない意見表明や個人的な質疑は行わないようにお願いいたします。  岡田委員の古瀬間墓園の予算増の理由と事業概要についてを趣旨とする発言申し出を許可することにご異議ございませんか。             〔「異議なし」の声起こる〕 ○分科会長(木本文也) ご異議なしと認め、岡田委員の発言申出を許可します。  岡田委員、発言席へお進みください。  岡田委員。 ○委員外委員(岡田耕一) 一般会計予算説明書349ページをお願いします。8款5項6目公園費、説明欄11墓園整備費、(1)古瀬間墓園の関係です。  まず1点目、予算増の理由と事業概要についてお聞かせください。 ○分科会長(木本文也) 春日井課長。 ○公園課長(春日井輝政) 古瀬間墓園では、平成29年度と比べ、9,400万円ほどの増額をしています。その主な要因としましては、現在、貸付をしています17番墓所におきまして、地下水が非常に高いことが判明しました。今後の貸出しを見据えまして、この地下水を排水する対策を行う工事費を計上しています。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 岡田委員。 ○委員外委員(岡田耕一) ほかの自治体も同様に、今、いろいろな形態の墓地公園の整備が進んでいるところもあります。本市において新たな形態の墓園整備の検討を平成30年度になされるかどうかお答えをいただきたいと思います。
    ○分科会長(木本文也) 春日井課長。 ○公園課長(春日井輝政) 近年、新たな納骨の形態が出ていまして、市民の多様なニーズがあることは承知しています。しかし、古瀬間墓園におきましては、今後しばらくの間も貸付が可能なこと、また、墓園内で新たな場所を確保することは困難なことなどがありますので、新たな形態の墓園整備について現在検討する考えはございません。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 以上で質疑を終わります。  岡田委員は傍聴席にお戻りください。  続いて、9款及び10款、11款について質疑を許します。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(木本文也) ないようですので、続いて債務負担行為について質疑を許します。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(木本文也) ないようですので、その他本議案について質疑はありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(木本文也) ないようですので、本議案について意見等はありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(木本文也) ないようですので、続いて議案第46号、平成30年度豊田市都市計画事業土地区画整理特別会計予算について質疑を許します。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(木本文也) ないようですので、続いて本議案について意見等はありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(木本文也) ないようですので、続いて議案第47号、平成30年度豊田市分譲住宅建設事業特別会計予算について質疑を許します。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(木本文也) ないようですので、続いて本議案について意見等はありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(木本文也) ないようですので、以上で都市整備部所管分を終わります。  暫時休憩します。再開は午後2時35分とします。                        休憩 午後2時26分                        再開 午後2時35分 ○分科会長(木本文也) 休憩前に引き続き会議を開きます。  建設部所管分について審査を行います。  始めに、議案第31号、平成29年度豊田市一般会計補正予算を議題とします。議案第31号について説明願います。  岡本建設部副部長。 ○副部長(岡本哲志) それでは、建設部所管の一般会計補正予算につきまして、説明させていただきます。平成29年度一般会計補正予算説明書60ページをお願いします。  まず、歳入の主なものについて説明します。14款2項5目土木費国庫補助金のうち、2道路橋りょう費補助金につきましては、4億8,500万円余の減額で説明欄の道整備交付金と社会資本整備総合交付金について、国の交付金金額の確定に伴い減額するものです。  同じく3河川費補助金につきましては、2億9,800万円余の増額で説明欄中ほどの一級河川安永川改修費補助金について、国の補正予算にあわせて増額するものです。  次に、74ページをお願いします。15款2項6目土木費県補助金のうち、3河川費補助金につきましては、2億8,200万円余の増額です。説明欄中ほどの一級河川安永川改修費補助金について、国の補正予算にあわせて県の補助金が増額となるため補正するものです。  これより歳出の説明をさせていただきます。一般会計補正予算説明書218ページをお願いします。8款2項3目道路新設改良費につきましては、5億2,000万円余の増額をお願いしております。主な増額理由は、説明欄1市道新設費と同じく221ページになりますが、2市道改良費1と3市道改良費2のうち、市道中垣内九久平1号線をはじめ、19路線の用地を土地開発基金から取得することによるものです。  一般会計補正予算説明書224ページをお願いします。8款3項2目歩道等整備費につきましては、1,400万円余の増額をお願いしております。主な増額理由は右ページ、説明欄中ほどの1歩道設置費と2公共施設歩道設置費のうち、市道京塚根大西線はじめ、6路線の用地を土地開発基金から取得することによるものです。  一般会計補正予算説明書226ページをお願いします。8款4項2目河川改良費につきましては、12億1,200万円余の増額をお願いしております。主な増額理由は、右の227ページ説明欄下の段になりますが、1河川改良費の(1)、(2)一級河川安永川におきまして、国の補正予算の追加配分により、工事請負費と公有財産購入費を増額するものです。  一般会計補正予算説明書232ページをお願いします。8款5項3目街路事業費につきましては、4億2,200万円余の増額をお願いしております。主な増額理由は右の233ページの説明欄2街路建設費のうち、(4)西岡吉原線をはじめ、6路線の用地を土地開発基金、土地開発公社から取得することによるものです。  続きまして、232ページに戻りまして、8款5項4目特定道路費につきましては、1億2,200万円余の減額です。主な減額理由は右ページ説明欄下の段になりますが、2高規格道路建設促進費のうち(2)上郷スマートインターチェンジ整備費におきまして、事業の進捗に伴って工事負担金や手数料等が減額になったこと及び3特定道路建設費のうち、235ページ記載の(2)内環状線建設費におきまして、交付金の確定に伴い、高橋細谷線の用地について、土地開発公社からの取得を見送ることによるものです。  続きまして、継続費、繰越明許費の補正について説明します。平成29年度一般会計補正予算書の21ページをお願いします。  第2表継続費補正につきましては、8款土木費、2項道路橋りょう費の市道改良事業、市道小原大草市場線その3につきましては、工事完了に伴い総額及び年割額を記載のとおり補正するものです。  続きまして、8款土木費、4項河川費の河川改良事業、一級河川安永川その4、その5及び22ページになりますが、その6につきましては、国の交付金の追加配分に伴い総額及び年割額を記載のとおり補正するものです。  次に、一般会計補正予算書22ページ、8款土木費、5項都市計画費の名鉄三河線若林駅付近立体交差設計負担事業につきましては、鉄道設計に係る耐震設計などへの対応に時間を要したため、年割額を記載のとおり補正するものです。  続きまして、同じく5項都市計画費内環状線建設事業、高橋細谷線安永川橋りょう及び内環状線建設事業竜宮橋につきましては、仮締切矢板の施工において、推定を上回る大きさの玉石や硬岩が確認されたため、鋼矢板の打込み工法の変更などにより、総額及び年割額を記載のとおり補正するものです。  一般会計補正予算書24ページをお願いします。第3表繰越明許費補正について説明します。表中ほどから8款土木費、2項道路橋りょう費。一つ目の橋りょう耐震補強事業、平成記念橋外1橋につきましては、平成記念橋の耐震補強工事において、試掘を行った結果、架設工法の変更が必要となったことなどにより、年度内の完了が困難となり繰越するものです。  二つ目の市道改良事業、都市計画道路豊田則定線(高橋)関連につきましては、愛知県が行う都市計画道路豊田則定線高橋の整備に伴い、工事費の一部を市が負担するもので、県事業の年度内完了が困難となったため、工事負担金を繰越するものです。  三つ目の市道改良事業、市道東部33号線につきましては、施設歩道の地下埋設物の移設に日数を要したことにより、年度内完了が困難となったため繰越するものです。  四つ目の市道改良事業、市道藤岡田中二反田線につきましては、愛知県が行う国道419号交差点改良事業の物件補償に伴い、補償費の一部を市が負担するもので、物件移転に日数を要したことにより繰越するものです。  五つ目の法定外道路改良事業につきましては、工事施工に伴う通行規制及び迂回路設定について地元との調整に日数を要したことにより、年度内完了が困難となったため繰越するものです。  六つ目の法定外道路公共補償事業につきましては、愛知県の砂防事業に伴う道路水路用地を取得する公共補償において、補償物件の年度内移転が困難となったため繰越するものです。  続きまして、同じく8款3項交通安全施設費の歩行者・自転車通行環境整備事業につきましては、自転車の通行位置を明示する事業ですが、都市計画道路平戸橋土橋線の工事施工に伴う沿道事業者との調整に日数を要したことにより、年度内完了が困難となったため繰越するものです。  続きまして、同じく8款4項河川費の上の段、河川改良事業、一級河川安永川につきましては、補償物件の年度内移転が困難となったため繰越するものです。  二つ目の初音川樋門改修事業につきましては、愛知県が行う逢妻男川護岸工事にあわせて施工を行う予定でしたが、県工事の工程が遅れたことにより、年度内完了が困難となったため繰越するものです。  一般会計補正予算書25ページをお願いします。同じく8款5項都市計画費のうち中ほど下の名鉄三河線若林駅付近連続立体交差事業につきましては、国の補助金の追加配分に伴い、鉄道をまたぐ歩道橋の付け替えに必要な設計などを行うため繰越をするものです。  建設部の説明は以上です。 ○分科会長(木本文也) 説明が終わりましたので質疑を許します。  質疑はありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(木本文也) ないようですので、続いて本議案についての意見等はありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(木本文也) ないようですので、続いて、議案第44号、平成30年度豊田市一般会計予算、歳入について質疑を許します。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(木本文也) ないようですので、続いて、歳出のうち8款について質疑を許します。  浅井委員。 ○副分科会長(浅井保孝) それでは、まず始めに、一般会計予算説明書323ページ、8款2項2目道路橋りょう維持費、7道路防災対策費(1)道路防災対策費になります。1点質問させていただきます。道路防災対策事業の取組内容と今後の予定について伺います。 ○分科会長(木本文也) 水野道路維持課長。 ○道路維持課長(水野 卓) 道路防災対策事業の取組内容は、豪雨など風水害に起因する道路災害に対する安全確保のため、市道のり面の危険個所を把握するとともに、災害の発生する可能性がある箇所については、詳細な防災カルテを作成し、定期的な点検監視を実施しております。  また、この点検によって危険度が高いと判断した箇所につきましては、優先順位をつけて防災対策工事を実施しております。  平成30年度の道路防災対策事業の予定につきましては、防災カルテ作成255箇所、防災カルテ点検136箇所、対策工事は市道小原簗平榑俣線をはじめ、19箇所を予定しております。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 浅井委員。 ○副分科会長(浅井保孝) それでは、2点目です。一般会計予算説明書325ページ、8款2項3目道路新設改良費、1市道新設費(8)市道藤岡北一色迫線外1路線で1点質問します。  国道419号迫八反田交差点改良に関連した市道藤岡北一色迫線外1路線の平成30年度の事業内容と交差点改良の進捗状況について伺います。 ○分科会長(木本文也) 竹村土木課長。 ○土木課長(竹村浩一) 市道藤岡北一色迫線は全体延長120メートルで幅員6メートルの道路であり、県が行う交差点改良にあわせて工事負担金を支出するものです。市道藤岡迫1号線については、全体延長210メートルで幅員5メートルの道路を新たに整備するものであり、平成30年度は約70メートルの区間において工事を行います。県が施工する交差点改良事業については、平成32年度の事業完了を目標に、平成30年度は国道419号の西側に取り付く市道藤岡北一色迫線の公共補償工事を行い、平成31年度から国道419号の改良工事に着手していくと聞いております。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 浅井委員。 ○副分科会長(浅井保孝) では、同じく8款2項3目道路新設改良費、2市道改良1について、2点質問させていただきます。(1)国道301号関連市道について、ラグビーワールドカップ2019に向けた国道301号野見山拡幅の整備状況と平成30年度の関連市道の事業予定、また、完成後の効果について伺います。 ○分科会長(木本文也) 稲吉幹線道路推進課長。 ○幹線道路推進課長(稲吉健司) 国道301号野見山拡幅は、愛知県豊田加茂建設事務所にて、ラグビーワールドカップ2019までに、4車線化の供用を目指して、事業が進められております。  現在、北側2車線が拡幅工事中であり、北側の工事完了後、車両交通を北側に移した、南側2車線の未整備区間の拡幅工事が進められる予定です。豊田市の関連市道整備は美里5丁目交差点で国道301号と交わる市道東部1号線と市道三塚線の両市道の右折帯の設置等を施工する予定です。完成後の効果としては、国道の4車線化と右折帯の設置によって、現在の2車線で一日当たり1万7,000台を超える交通量による渋滞が緩和され、円滑な自動車交通の確保が図られるとともに、歩道空間が幅員3メートル以上となり、両側に整備されることから、歩行者及び自転車の安全な通行も確保されます。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 浅井委員。 ○副分科会長(浅井保孝) それでは、同じく市道改良費1(2)市道鍋田1号線ほか3路線について1点伺います。  国道301号松平バイパスと交差する市道鍋田1号線のほか3路線の平成30年の事業内容とあわせて、松平バイパス整備の進捗状況について伺います。 ○分科会長(木本文也) 竹村課長。 ○土木課長(竹村浩一) 市道鍋田1号線ほか3路線について、平成30年度は工事延長約200メートル、片側歩道で幅員9メートルの道路整備とあわせ、国道301号松平バイパスが市道鍋田1号線の上を通過する箇所において、県が設置するボックスカルバートの工事負担金を支出するものです。  また、松平バイパスは平成27年度より、鍋田工区で工事用進入路に着手し、平成29年11月には、松平トンネル区間において掘削工事に着手しました。平成30年度は引き続きトンネル掘削工事を進め、平成32年度末の供用開始を目標として事業を進めていると聞いております。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 浅井委員。 ○副分科会長(浅井保孝) それでは、一般会計予算説明書345ページ、8款5項4目特定道路費について、2点伺います。5特定道路建設費全般について伺います。特定道路建設費のうち、(1)特定道路調査費について、平成30年度に実施する主な内容について伺います。 ○分科会長(木本文也) 倉口建設企画課長。 ○建設企画課長(倉口 敦) 特定道路調査費で実施する主な事業は、豊田市自転車利用環境整備計画及び豊田市交通事故多発地点の対策計画である豊田事故削減安心プラン2020に係る調査等です。豊田市自転車利用環境整備に関する調査の具体的な取組内容は、整備にあわせた効果の検証と整備後の課題の把握を行うため、平成27年度から平成29年度に整備が完了した6路線について整備後の通行状況をビデオ調査等、利用者へのアンケート調査を実施していくものです。その結果を踏まえ、学識経験者や警察、学校関係者等で組織する豊田市自転車利用環境整備推進会議にて、効果検証等を行い、自転車利用環境整備の推進を図ってまいります。  また、豊田事故削減安心プラン2020に関する調査の具体的な取組内容ですが、平成29年度の対策完了箇所及び経過観察箇所について、交通事故データやビッグデータ等を活用することで、対策前後の急ブレーキ発生状況、交通事故発生状況等を確認し、学識経験者や関係行政機関等で組織する豊田市幹線道路事故抑止対策連絡会議で対策効果の評価を行い、必要に応じて追加対策を検討・立案していくものです。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 浅井委員。 ○副分科会長(浅井保孝) 私から最後の質問になります。一般会計予算説明書347ページ、8款5項4目特定道路費、6特定道路改良促進費(2)国道153号(豊田北バイパス)関連整備費について1点伺います。  豊田北バイパス事業の平成31年度の開通予定に向けた交通安全対策について、市の取組予定について伺います。 ○分科会長(木本文也) 稲吉課長。 ○幹線道路推進課長(稲吉健司) 平成31年度に予定されている豊田北バイパスの平戸大橋開通にあわせて、国道及び周辺道路の交通安全対策について、平成30年度も継続し関連する地元自治区、国、県、警察等と協議を進めてまいります。具体的には、平戸大橋の西側に位置する豊田北バイパスと都市計画道路平戸橋土屋線が交わる新たな交差点に信号機を設置するほか、周辺道路に設置されている横断歩道の位置変更やガードパイプの設置等対策を予定しております。  また、道路案内標識につきましては、豊田北バイパスの事業主体である国土交通省名四国道事務所が中心となり、現在、関係機関と協議をしており、その結果を踏まえ各道路管理者が設置していく予定です。
     以上です。 ○分科会長(木本文也) ほかにありませんか。  塩谷委員。 ○分科会委員(塩谷雅樹) 私からは大きく4点の質問をさせていただきます。  まず始めに、一般会計予算説明書323ページ、歳出8款2項2目、道路橋りょう維持費、7道路防災対策費について、この道路防災とはどのような観点で危険箇所の洗い出しを行うかお伺いします。 ○分科会長(木本文也) 水野課長。 ○道路維持課長(水野 卓) 危険箇所の洗い出しは、のり面を有する市道に対しまして、高さ15メートル以上ののり面や自然斜面、また、高さ5メートル以上の盛り土箇所などにおきまして、災害に至る可能性の有る箇所や過去の災害履歴から、点検の必要が認められる箇所につきまして抽出しております。  また、道路パトロールや地域からの情報提供などにより、新たに危険、もしくは将来危険な状態が予想される箇所につきましては、追加して情報を収集しております。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 塩谷委員。 ○分科会委員(塩谷雅樹) 次に、一般会計予算説明書337ページ、歳出8款4項2目、河川改良費、9流域貯留施設整備費(2)白沢池からですが、この境川流域総合治水対策として、流域貯留施設整備における平成30年度の具体的な事業内容と期待される効果についてお伺いします。 ○分科会長(木本文也) 早川河川課長。 ○河川課長(早川 匡) 白沢池の改修事業は、農業用ため池に洪水調整機能を上乗せし、流域の浸水被害の軽減を図る事業です。平成30年度の事業内容につきましては、平成29年度に行った実施設計に基づき、大雨時に隣接する普通河川本田川の水を安全に取込む流入口と貯留した水を安全に排水する洪水吐口など、洪水調整機能に必要な主な構造物の工事を施工します。工事完了は平成32年度を目指しております。  期待される効果としましては、大雨のときに本田川の流量を調整することにより、流域の浸水被害の軽減を図るとともに、地域住民との意見交換を図りながら、ベンチや散策路などの施設の整備を行い、地域の憩いの場を創出してまいります。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 塩谷委員。 ○分科会委員(塩谷雅樹) 最後の項ですが、一般会計予算説明書347ページ、歳出8款5項4目特定道路費、5特定道路建設費(4)内環状線建設費(竜宮橋)(継続費)から、2点お伺いします。  1点目です。竜宮橋事業における平成30年度の事業内容についてお伺いします。 ○分科会長(木本文也) 三浦街路課長。 ○街路課長(三浦 浩) 6か年の継続事業として進めています竜宮橋の平成30年度の事業内容は、平成29年度に引き続き左岸側の橋脚の新設と既設橋の耐震補強工事を行うとともに、新たに右岸側においても橋脚及び既設橋の耐震補強工事に着手してまいります。  また、左岸側の堤防内に新たに橋台1基を建設する工事に着手します。この工事は、堤防の掘削が伴うことから、河川管理者である国へ工事を依頼して行うものです。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 塩谷委員。 ○分科会委員(塩谷雅樹) 最後の質問です。竜宮橋を含み、現在事業中である高橋細谷線の今後のスケジュールについてお伺いします。 ○分科会長(木本文也) 水野課長。 ○道路維持課長(水野 卓) 始めに、竜宮橋の工事のスケジュールにつきましては、既設橋の下流側に新設橋を架橋し、現在の交通を新設橋に切り替えた後、既設橋の上部工の修繕工事を行う予定であり、2022年度の完了を目標に進めてまいります。  次に、現在、事業中区間である都市計画道路高橋細谷線の4車線化整備のスケジュールとしましては、国道301号から都市計画道路梅坪堤線までの1.6キロメートル区間を2024年度の完了を目標に進めてまいります。  以上です。 ○分科会長(木本文也) ほかにありませんか。  榎屋委員。 ○分科会委員(榎屋小百合) 私からは大きく4点お伺いいたします。  一般会計予算説明書321ページ、8款2項1目道路橋りょう総務費、3道路橋りょう台帳等整備費で1点お伺いします。道路整備台帳を整備する趣旨と平成29年度当初予算と比較して、2,500万円増額の理由についてお聞きします。 ○分科会長(木本文也) 石原土木管理課長。 ○土木管理課長(石原知幸) 道路台帳の整備は、道路法第28条により、路線ごとに調書及び図面の作成や補正を行い、保管と閲覧の義務が定められています。その趣旨として、道路管理者は市道の新設・改良などに伴い、この管理事務を円滑かつ適正に遂行するために、路線名や路線の認定年月日、道路の区域、道路の構造等に関し、道路管理上の基礎的事項を把握しておく必要があるからです。  2,500万円の増額理由につきましては、主に豊田浄水特定区画土地区画整理事業により、整備した道路のうち56路線、道路延長13.8キロメートルを平成30年度に市道路線として供用開始するため、その路線の道路台帳を新規に作成するものです。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 榎屋委員。 ○分科会委員(榎屋小百合) 次に、一般会計予算説明書323ページ、8款2項2目道路橋りょう維持費、6橋りょう修繕・耐震対策費(1)平成記念橋(継続費)で2点お伺いします。  一点目、平成記念橋について、これまで実施してきた耐震補強工事の内容と平成30年度から実施する内容の違いについてお聞きします。 ○分科会長(木本文也) 田中道路予防保全課長。 ○道路予防保全課長(田中 統) 平成記念橋は、平成17年度から18年度にかけて上部工の落橋を防止するために、落橋防止システムを設置しました。  また、平成26年度から平成29年度にかけて橋脚の倒壊を防止するための橋脚補強を実施しました。平成30年度から平成32年度にかけて実施する耐震補強対策は、アーチ部の倒壊を防止するため、当て板補強や地震時の振動を減らすための制振装置の設置、アーチを支えるための支承の取り替えを実施します。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 榎屋委員。 ○分科会委員(榎屋小百合) 二点目、三か年の継続費が設定されていますが、工事の具体的なスケジュールをお聞きします。 ○分科会長(木本文也) 田中課長。 ○道路予防保全課長(田中 統) 耐震工事としては、平成30年度に当て板補強、平成31年度から平成32年度にかけて制振装置の設置、平成32年度に支承の取り替えを実施いたします。  また、修繕工事として平成30年度から平成31年度にかけて、アーチ部の塗装塗り替えを実施します。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 榎屋委員。 ○分科会委員(榎屋小百合) 一般会計予算説明書331ページ、8款3項1目安全維持費、3交通安全施設維持管理費(3)危険箇所維持補修費で一点お伺いします。  平成29年度当初予算と比較して、2,000万円増額の理由と平成30年度の取組についてお聞きします。 ○分科会長(木本文也) 水野課長。 ○道路維持課長(水野 卓) 平成30年度予算の増額の主なものは、高速道路ナンバーリングの整備です。高速道路ナンバーリングの取組は、整備が進む高速道路ネットワークにおいて、訪日外国人を始め、全ての利用者にわかりやすい道案内を実現するため、道路案内標識に表示されている高速道路名に路線番号を追加して表示するものです。  ラグビーワールドカップ2019や東京オリンピックを控え、平成29年2月に国からの道路標識、区画線及び道路標示に関する命令の一部改正を受け実施するものです。高速道路名が標示されている市が管理する道路案内標識は28基あり、ラグビーワールドカップ2019に間に合うよう、平成30年度にこの28基全ての道路案内標識の整備を予定しております。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 榎屋委員。 ○分科会委員(榎屋小百合) 次に、一般会計予算説明書337ページ、8款4項2目河川改良費、1河川改良費(7)ふるさとの川づくりで二点お伺いします。  一点目、平成30年度はどのような取組をされるのかお聞きします。 ○分科会長(木本文也) 中川矢作川研究所長。 ○矢作川研究所長(中川啓二) ふるさとの川づくり事業は、地域住民とともに行う川づくりや川遊びなどを通じて、地域の自然への愛着を醸成させ、地域住民と共働で守り続ける自然豊かな川づくりを目指していくものです。  平成30年度の取組としては、岩本川において、土砂の撤去を進めながら、地域住民の自主的な川づくりや親子川遊び体験会の支援をしてまいります。また、事業の効果を確認するため、地域の方にアンケート調査を行う予定です。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 榎屋委員。 ○分科会委員(榎屋小百合) それでは、最後に、今後の取組についてお聞きします。 ○分科会長(木本文也) 中川所長。 ○矢作川研究所長(中川啓二) 今後の取組としては、岩本川での活動をふるさとの川づくり事例として取りまとめ、地域へ情報提供を行い、新たな河川での事業を展開してまいります。  以上です。 ○分科会長(木本文也) ほかにありませんか。  大村委員。 ○分科会委員(大村義則) それでは、2点お聞きをします。  一般会計予算説明書323ページ、8款2項2目道路橋りょう維持費、説明欄6橋りょう修繕・耐震対策費(1)平成記念橋(継続費)の修繕・耐震対策費でお聞きします。  まず、総事業費の金額を確認したいと思います。その上でその事業費の妥当性を判断するためにお聞きします。落橋防止費の工事費、アーチ補強の工事費など、この修繕耐震対策費の費用を平成記念橋、近接の豊田大橋で比較してお示しいただきたいと思います。 ○分科会長(木本文也) 田中課長。 ○道路予防保全課長(田中 統) 平成記念橋の継続費としましては、平成30年度に2億5,000万円、平成31年度に4億5,000万円、平成32年度に2億5,000万円、総額として9億5,000万円を見込んでおります。  また、近接の豊田大橋につきましては、これまで実施してきました落橋防止工事、アーチ補強工事並びにこれらの工事にあわせて行った修繕工事を合計した工事費は約17億9,000万円です。平成記念橋において、これまで実施してきた落橋防止工事にかかった工事費は2億1,000万円です。今回、アーチ部の耐震補強、修繕工事としてお願いしております9億5,000万円をあわせた工事費は、約11億6,000万円を見込んでおります。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 大村委員。 ○分科会委員(大村義則) もう一つあります。一般会計予算説明書334ページ、8款4項の河川費全般でお聞きします。最近のゲリラ豪雨を始めとした集中豪雨が昨年も大変多く、甚大な被害が出ていますが、この河川費全般で集中豪雨による道路冠水や住宅等への浸水対策の強化を新年度予算はどのように具体化して進められるのかお聞きします。 ○分科会長(木本文也) 早川課長。 ○河川課長(早川 匡) 平成30年度の浸水対策の取組内容としましては、一級河川安永川や準用河川大見川などの河川改良による流す能力の向上や白沢池での流域貯留機能の整備による貯める能力を向上させるなどの河川施設の整備を進めてまいります。  また、市民への情報提供の迅速化や避難訓練の充実、開発事業における雨水の流出を抑制する施設の設置など、市民や事業者と連携した防災減災に向けたソフト対策への取組につきましては、豊田市総合雨水対策マスタープランの見直し作業の中で検討を進めてまいります。  以上です。 ○分科会長(木本文也) ほかにありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(木本文也) ないようですので、続いて、委員外委員発言の申し出についてお諮りします。  岡田委員の(仮)水辺ふれあいプラザ整備費の増額理由と本格実施に向けた取り組みについてを趣旨とする発言申し出を許可することにご異議ありませんか。             〔「異議なし」の声起こる〕 ○分科会長(木本文也) ご異議なしと認め、岡田委員の発言申し出を許可します。  岡田委員、発言席へお進みください。  岡田委員。 ○委員外委員(岡田耕一) では、一般会計予算説明書335ページをお願いします。8款4項1目河川総務費のうち、説明欄の4(仮)水辺ふれあいプラザ整備費です。まず、増額理由をお聞かせいただき、同時に今後地元での活用や本格整備に向けた取組が平成30年度はどうなっているのか、確認させていただきます。 ○分科会長(木本文也) 中川所長。 ○矢作川研究所長(中川啓二) 増額の理由につきましては、買収した用地の行政手続に係る許認可図書の作成費用を計上したためです。  また、本格実施に向けた取組としては、現在、事業着手までの暫定利用も視野に入れ、地域住民と積極的に意見交換を行っています。  以上です。 ○分科会長(木本文也) 以上で質疑を終わります。  岡田委員は傍聴席にお戻りください。  続いて、11款について質疑を許します。              〔「進行」の声起こる〕
    ○分科会長(木本文也) ないようですので、続いて継続費について質疑を許します。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(木本文也) ないようですので、その他本議案について質疑はありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(木本文也) ないようですので、続いて本議案について意見等はありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(木本文也) 以上で、建設部所管分を終わります。  以上をもちまして、当分科会への審査案件の全てを終了しました。  なお、予算決算委員会における審査結果報告につきましては、分科会長にご一任いただきますようお願いいたします。  これをもちまして、予算決算委員会産業建設分科会を閉会とします。                                  閉会 午後3時13分  平成30年3月12日                           産業建設分科会長 木本文也...