刈谷市議会 > 2020-12-18 >
12月18日-04号

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  1. 刈谷市議会 2020-12-18
    12月18日-04号


    取得元: 刈谷市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-28
    令和 2年 12月 定例会議事日程第18号                        令和2年12月18日(金)                             午前10時 開議日程第1 議案第66号 刈谷市国民健康保険税条例の一部改正について日程第2 議案第67号 刈谷市後期高齢者医療に関する条例等の一部改正について日程第3 議案第68号 刈谷市中小企業振興基本条例の一部改正について日程第4 議案第69号 指定管理者の指定について(刈谷駅北地区地域交流施設)日程第5 議案第70号 指定管理者の指定について(刈谷市民休暇村)日程第6 議案第71号 令和2年度刈谷市一般会計補正予算(第8号)日程第7 議案第72号 令和2年度刈谷市刈谷小垣江東部土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)日程第8 議案第73号 令和2年度刈谷市刈谷野田北部土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)日程第9 議案第74号 令和2年度刈谷市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)日程第10 議案第75号 令和2年度刈谷市介護保険特別会計補正予算(第3号)日程第11 議案第76号 令和2年度刈谷市水道事業会計補正予算(第2号)日程第12 議案第77号 令和2年度刈谷市下水道事業会計補正予算(第2号)日程第13 請願第5号 介護・福祉・医療など社会保障施策拡充についての請願日程第14 請願第6号 介護従事者の全国を適用地域とした特定最賃の新設を求める請願日程第15 請願第7号 看護師の全国を適用地域とした特定最賃の新設を求める請願日程第16 請願第8号 子どもの受動喫煙防止条例の制定を求める請願日程第17 請願第4号 刈谷城建設に対して中止を求める請願日程第18 請願第9号 子どもたちの豊かな育ちを保障する制度の充実・拡充を求める請願日程第19 議案第78号 令和2年度刈谷市一般会計補正予算(第9号)---------------------------------------本日の会議に付した事件 1 議案第66号 刈谷市国民健康保険税条例の一部改正について 2 議案第67号 刈谷市後期高齢者医療に関する条例等の一部改正について 3 議案第68号 刈谷市中小企業振興基本条例の一部改正について 4 議案第69号 指定管理者の指定について(刈谷駅北地区地域交流施設) 5 議案第70号 指定管理者の指定について(刈谷市民休暇村) 6 議案第71号 令和2年度刈谷市一般会計補正予算(第8号) 7 議案第72号 令和2年度刈谷市刈谷小垣江東部土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号) 8 議案第73号 令和2年度刈谷市刈谷野田北部土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号) 9 議案第74号 令和2年度刈谷市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)10 議案第75号 令和2年度刈谷市介護保険特別会計補正予算(第3号)11 議案第76号 令和2年度刈谷市水道事業会計補正予算(第2号)12 議案第77号 令和2年度刈谷市下水道事業会計補正予算(第2号)13 請願第5号 介護・福祉・医療など社会保障施策拡充についての請願14 請願第6号 介護従事者の全国を適用地域とした特定最賃の新設を求める請願15 請願第7号 看護師の全国を適用地域とした特定最賃の新設を求める請願16 請願第8号 子どもの受動喫煙防止条例の制定を求める請願17 請願第4号 刈谷城建設に対して中止を求める請願18 請願第9号 子どもたちの豊かな育ちを保障する制度の充実・拡充を求める請願19 議案第78号 令和2年度刈谷市一般会計補正予算(第9号)---------------------------------------出席議員(28名)     1番 谷口睦生          2番 加藤幹樹     3番 深谷英貴          4番 揚張慎一     5番 城内志津          6番 葛原祐季     7番 牛田清博          8番 近藤澄男     9番 渡邊妙美         10番 鈴木正人    11番 清水俊安         12番 加藤廣行    13番 外山鉱一         14番 中嶋祥元    15番 山崎高晴         16番 松永 寿    17番 佐原充恭         18番 伊藤幸弘    19番 黒川智明         20番 上田昌哉    21番 鈴木浩二         22番 稲垣雅弘    23番 新海真規         24番 鈴木絹男    25番 白土美恵子        26番 蜂須賀信明    27番 山本シモ子        28番 星野雅春欠席議員(0名)---------------------------------------説明のため議場に出席した者(18名)    市長        稲垣 武   副市長       鈴木克幸    副市長       近藤智展   教育長       金原 宏    企画財政部長    西村日出幸  総務部長      宮田俊哉    福祉健康部長    村口文希   次世代育成部長   竹谷憲人    産業環境部長    近藤和弘   都市政策部長    齊藤昭久    水資源部長     水野秀彦   教育部長      宮田孝裕    財務課長      高野 洋   健康推進課長    大西裕子    商工業振興課長   加藤直樹   市街地整備課長   早川幸治    水道課長      高須孝明   下水道課長     各務誠一---------------------------------------職務のため議場に出席した事務局職員(4名)      議会事務局長       斉藤公人      議事課長         坂東知道      課長補佐兼議事係長    酒井 隆      主事           加藤圭祐---------------------------------------                            午前10時00分 開会 ○議長(外山鉱一)  ただいまから、本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付しましたとおりですので、御了承願います。--------------------------------------- これより日程に入ります。 まず、日程第1から日程第3、議案第66号刈谷市国民健康保険税条例の一部改正についてから議案第68号刈谷市中小企業振興基本条例の一部改正についてまでの3議案を一括議題とします。 3議案については、さきに審査を付託しました福祉産業委員会の審査の経過並びに結果についての報告を委員長よりお願いします。 福祉産業委員会委員長・・・     (登壇) ◆福祉産業委員会委員長黒川智明)  御指名によりまして、さきの本会議において福祉産業委員会に付託されました議案第66号刈谷市国民健康保険税条例の一部改正についてから議案第68号刈谷市中小企業振興基本条例の一部改正についてまでの3議案について、委員会での審査の経過と結果を御報告申し上げます。 委員会は、12月9日午前10時より委員会室において、委員全員、当局より市長、副市長をはじめ関係部課長の出席の下開催しました。 付託されました案件については、関係課長より説明を聞いて審査をしました。 委員会での審査の内容を要約して御報告申し上げますと、まず議案第66号刈谷市国民健康保険税条例の一部改正についてでありますが、今回の条例の改正によって市民はどのような影響を受けるのかとの質疑があり、改正により不利益が生じる世帯はないが、フリーランスや自営業など事業収入だけの世帯においては、新たに軽減制度に該当することや、軽減割合が拡大することがあるとの答弁を受け、フリーランス等が恩恵を受けられるように改正した理由は何かとの質疑があり、国がフリーランスや自営業など様々な形で働く人を応援することで、働き方改革の後押しをすることを目的に、税制改正を実施し、個人所得課税の見直しを行うものであるとの答弁がありました。 以上の質疑、答弁の後、採決しました結果、議案第66号は原案のとおり可決することに決定しました。 次に、議案第67号刈谷市後期高齢者医療に関する条例等の一部改正についてでありますが、条文中に「年0.1%未満の割合であるとき、年0.1%の割合とする」とあるが、これによってどのような影響があるのかとの質疑があり、延滞金の割合は、市中金利の実勢を踏まえ、財務大臣から告示された平均貸付割合に規定の割合を加算したものであり、平均貸付割合がマイナスになった場合に、延滞金の割合が0.1%未満となることがないよう延滞金の割合の下限を定めるものである。現在の金利水準を鑑みると、延滞金の割合が0.1%を下回る可能性は非常に低いため、延滞金の計算に影響はないと考えているとの答弁の後、採決しました結果、議案第67号は原案のとおり可決することに決定しました。 次に、議案第68号刈谷市中小企業振興基本条例の一部改正についてでありますが、質疑、意見を伺ったところ、委員からの質疑等もなく、採決しました結果、原案のとおり可決することに決定しました。 以上、御報告申し上げましたとおり、議案第66号から議案第68号までの3議案は、いずれも原案のとおり可決することに決定しました。 よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(外山鉱一)  ただいまの委員長報告に対する質疑、討論を行います。 別に質疑、討論もないように思われますので、これで質疑、討論を終わります。 3議案についての委員長報告は、いずれも原案可決です。 これより一括して採決します。 議案第66号から議案第68号までの3議案について、いずれも原案のとおり可決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(外山鉱一)  異議なしと認めます。 よって、議案第66号から議案第68号までの3議案は、いずれも原案のとおり可決することに決定しました。--------------------------------------- 次に、日程第4、議案第69号指定管理者の指定についてを議題とします。 本案については、さきに審査を付託しました建設委員会の審査の経過並びに結果についての報告を委員長よりお願いします。 建設委員会委員長・・・     (登壇) ◆建設委員会委員長加藤廣行)  御指名によりまして、さきの本会議において建設委員会に付託されました議案第69号指定管理者の指定について、委員会での審査の経過と結果を御報告申し上げます。 委員会は、12月10日午前10時より委員会室において、委員全員、当局より市長、副市長をはじめ関係部課長の出席の下開催しました。 付託された案件については、関係課長より説明を聞いて審査しました。 委員会での審査の内容を要約して御報告申し上げますと、指定管理者であるNPO法人まちづくりかりやは、健全な利用を妨げる行為に対しどのように対応するのかとの質疑があり、他人に迷惑等を及ぼす行為や建物等に損害を加える行為などに対しては、刈谷駅北地区地域交流施設条例施行規則で施設への入館を禁じ、または退館させることができるとしているので、必要に応じて指定管理者からの声かけ等により注意を促していく。また、指定管理者からは、苦情やトラブルなどを未然に防止するため、従業員教育の強化や運営マニュアルを整備するなどの提案をもらっているとの答弁を受け、不測の事態が発生したときに、開館時間の変更など柔軟な運用ができるのかとの質疑があり、施設を適正に管理していくため、施行規則において遵守事項を定めているが、新たな問題が発生した場合は、必要に応じて規則の改定を検討していく。また、開館時間については、市長が特に認める場合は変更することが可能と定めているため、状況により判断していくとの答弁を受け、地域交流施設内と周辺について、清掃を障害のある方に依頼したり、福祉製品の販売をできるようにすべきと考えるが、どのような見解かとの質疑があり、障害者支援施設等の受注機会の増大を図っていくことは大変重要なことである。しかし、施設の管理上、サービスの供給体制や品質、提供コストなどが課題となることが想定されるため、今後、指定管理者に検討するようお願いしていくとの答弁がありました。 次に、施設ならではの新たな取組はあるのかとの質疑があり、コロナ禍における商店街の経営支援を目的としたフード宅配サービスとの連携イベントや、駅北口のにぎわいの創出を目的としたイベントなどを開催し、これまでの駅前にはない新たな取組に対応することが可能であると考えているとの答弁を受け、指定管理者の審査の基準はどのようかとの質疑があり、刈谷市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例の第4条における選定の基準に照らし、安定的な施設管理能力の有無をはじめ、施設の効用を最大限に発揮することが可能かどうかなど11の評価項目を設け、5段階評価の100点満点とし、60点以上を合格としているとの答弁がありました。 次に、NPO法人まちづくりかりやは、刈谷市に関わる事業としてはどのようなことをしているのかとの質疑があり、令和元年度の活動実績では、特定非営利活動に係る事業は、計24事業実施しており、そのうち本市が関わる事業は、カリアンナイトの企画運営や情報誌あくあの編集発行など、計7事業である。また、その他の事業として、刈谷駅コインロッカーと桜駐車場の管理業務の2事業がある。なお、今年度は、先日放映された刈谷市を舞台とした市制70周年記念事業テレビ番組制作への協力なども行っているとの答弁を受け、自主事業イベントに関する指定管理者からの提案内容はどのようかとの質疑があり、これまでにNPO法人まちづくりかりやが、商店街や地元企業などと取り組んできたカリアンナイトや、かりや3.11を忘れないなどとの連携イベントの開催について提案をもらっている。また、駅周辺で開催されている刈谷アニメコレクション刈谷産業まつりといったNPO法人まちづくりかりやとの関わりがこれまでなかったイベントにおいても、地域交流施設の活用を視野に入れた新たな連携イベントの開催について検討を行い、まちのにぎわいづくりに取り組んでいくと伺っているとの答弁を受け、指定管理者から飲食提供施設の設置について提案はあるかとの質疑があり、飲食提供施設の設置については、コロナ禍の中、出店判断が難しい状況となっているが、施設の利用促進や滞在環境などの向上を目的として、現在、検討を進めていると聞いているとの答弁がありました。 また、指定管理者プロポーザルで決定しなかったため賛成できないとの反対意見がありました。 以上の質疑、答弁、反対意見の後、起立採決しました結果、起立多数により、議案第69号は原案のとおり可決することに決定しました。 よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(外山鉱一)  ただいまの委員長報告に対する質疑、討論を行います。 20番上田昌哉議員・・・ ◆20番(上田昌哉)  この議案第69号、指定管理任意指定ですが、このことに関して、NPO法人まちづくりかりやの理事の方とお話しして反対させていただきますと、こういう理由で反対させていただきますと昨日の夜、話してきました。その理由を今から討論して、賛成される議員さんを何とか止めるという討論をやりたいと思っているんですが、私、商店街育ち商店街理事もやっていましたから、先ほど言われたカリアンナイト1回目とか、北海道に視察に行って最初からやっていましたから、そういうところでは刈谷駅前商店街さんとか桜町通り商店街さん、まちづくりかりやさんというのは本当に身内みたいなもんですが、あえてここは反対討論をさせていただきます。 前段でコワーキングにするときにあるコンサルタント会社に180万円をお支払いして出た結果がコワーキング、これは前もお話ししたんですが、最初からまちづくりかりやが駅前でやっている、駅前のことでいろんな当局も実績があるというのをお話しさせていただいて、さっき教えていただいたんですが、そういう中で何でコンサルタント会社かと、これは前段でここをまずベースとして、そこがまずおかしいよと、そういうことを前回お話しして、さらに任意指定プロポーザルというのは非常に競争原理が働いていいサービスができるんだと、逆に言わせていただくと、任意指定ということはよほどもうプロポーザルでやるより、それは一層ここは一点にお頼み申すんで、ここはしっかり議員の皆さんも、このまちづくりかりやって本当はどうなんだというのをやっぱり調査していただいて判断していただきたい。 確かにカリアンナイトとかいろんなことを今までやられてきたが、そこだけでいいところもありますが、あといろいろ検討していただきたいのは、今まで夢ファンドに何回か応募されていると思うんですね。しかし、例えば映画のときってどうだったんだ、結果はどうだったんだ。今回のドラマにしてもいろんな課題があったはずだと、どうだったんだ。さらにスペースAquaというところも管理していると思いますが、じゃ、スペースAquaの今現状はどうなんだ。あれも、がんばる商店街の9割補助というので愛知県の税金900万円ぐらい頂いてやって、昔、愛知教育大学の教授といろんなことをやっておられましたが、そのとき関係していたんでよく分かるんですが、そういう検証を一つ一つして、果たしてあの駅前、任意指定で。ちなみに昔、あそこに観光案内所があったんですね。あのときまちづくりかりやさんとかエリアワンさんというのは指名競争入札やったんですね。同じ箱物を管理するあの同じ場所ですよ。なのに今回は任意指定、前回は指名競争入札、この辺のどうなった。考え方によっては、あれから何年もたったからまちづくりかりやの実績が上がったから任意指定と。重い判断を議員としてやるわけですから、これは仲がいい、悪い、日頃の付き合い関係なしで、本当にまちづくりかりやさんのためになるか。これを考えたときに非常に企画が曖昧だということと、なかなか駅前、刈谷の顔のところですからビジョンというところが見えない。 非常にそういうところも鑑みながら考えた結果、今回は議案第69号に反対させていただきます。 ○議長(外山鉱一)  7番牛田清博議員・・・ ◆7番(牛田清博)  私も建設委員会を傍聴させていただいて、深い議論をされていることが分かりました。今、反対討論がありましたけれども、まちづくりかりやについては詳細をまだ調べておりませんけれども、今回の指定管理の業務の範囲は、当該施設の利用、維持管理、運営に関する業務ということになっています。また、今回の交流施設は、にぎわいの創出に寄与するとともに地域の活力を積極的に活用する施設を管理する、行うことが期待できるとしております。 市民の皆さんが言われるように、やっぱり市民活動がずっと刈谷市内に広がっているかというと、なかなかそうじゃないねという声がたくさん聞かれております。このようなある意味重たい目的を一つのNPOに任せることで達成ができるかと、かなり私も悩みました。それは銀座AB地区の現在の姿を見ても非常にきれいになったけれども、にぎわいがないねという声に象徴されるように、やっぱり市民の住民参加型のまちづくりというのは簡単にはできないと思っております。 でも、今回地域の住民が参加するNPO、今回はNPOですけれども、いわゆる非営利法人が今後は新しくできた労働者協同組合法とか、それに準ずる法人がどんどん出てくるといいなと思っていますけれども、そういう人たちが担ってこの目的が達成できれば刈谷市においても新しい一歩をつくることにつながると思っています。 ただ、それには行政からの支援も積極的にしていかないと現実は非常に難しいと考えております。このことは、先ほど申しましたように今回の刈谷駅の周辺だけじゃなくて銀座AB地区、それから刈谷市駅の周辺地域の開発も今後ありますので、決して今回の内容を丸投げということではなく、担当課もしっかり様々な支援をしていただきたい。例えば外部からのアドバイスを受けるなどもしていただきたい。そういうことを意見として付け加え、議案第69号については賛成といたします。 ○議長(外山鉱一)  ほかに質疑、討論もないように思われますので、これで質疑、討論を終わります。 本案についての委員長報告原案可決です。 これより採決します。 本案については反対の意見がありますので、電子採決します。 本案の賛否について、表決ボタンを押してください。     (議員表決) ○議長(外山鉱一)  表決漏れはありませんか。 表決漏れなしと認めます。 表決を終了します。 賛成多数と認めます。 よって、本案は原案のとおり可決することに決定しました。--------------------------------------- 次に、日程第5、議案第70号指定管理者の指定についてを議題とします。 本案については、さきに審査を付託しました市民文教委員会の審査の経過並びに結果についての報告を委員長よりお願いします。     (登壇) ◆市民文教委員会委員長(山崎高晴)  御指名によりまして、さきの本会議において市民文教委員会に付託されました議案第70号指定管理者の指定について、委員会での審査の経過と結果を御報告申し上げます。 委員会は、12月11日午前10時より委員会室において、委員全員、当局より市長、副市長、教育長をはじめ関係部課長の出席の下開催しました。 付託されました案件については、関係課長より説明を聞いて審査しました。 委員会における審査の内容を要約して御報告申し上げますと、市民休暇村において、任意でこれまでの指定管理者に再指定した詳細な理由は何かとの質疑があり、施設の老朽によって、令和3年度から4年度にかけ、休館を伴う大規模改造工事を予定しており、休館中においても、リニューアルオープン後の宿泊受付や附属施設の予約受付、管理など、一部の業務を継続する必要がある。また、大規模改造工事の期間中は、施設が通常とは大きく異なる状態になる上、工事の進捗に合わせて現場における様々な調整などが必要になることも考えられる。そのため、工事期間を含む2年間については、施設の状況やこれまでの経過等を熟知している従来の指定管理者が引き続き管理運営を行う必要があると判断し、今回の任意指定に至ったとの答弁がありました。 次に、平成29年、30年度のモニタリングシートを見ると、2年連続でC評価としている項目があるが、任意指定する指定管理者の評価はどのように行っているのかとの質疑があり、現在の指定管理者は、市民休暇村に指定管理者制度を導入した平成18年度以降、3期にわたって公募により指定を受けており、その間、おおむね80%を超える高い稼働率を維持するとともに、接客や料理に対しても90%以上の非常に高い利用者満足度を獲得し続けている。平成29年度、30年度の単年度で見ると、ホームページのリニューアルやSNSの活用など、新たな取組の提案があったものの、一部未実施であったことから、運営状況において、AからDの4段階評価のうちC評価とした。しかし、そのほか管理業務の実施状況や管理経費等の収支状況などを含め、指定期間全体を通しては、本市との基本協定書に定める内容を適切に遂行していることから、引き続き市民休暇村の管理運営を担う団体として適当であると評価をしているとの答弁がありました。 次に、通常、指定管理は5年としている中で、工事を伴うからといって2年にする必要はあるのかとの質疑があり、指定管理の期間は公募による5年というのが原則となるが、任意指定はあくまでも相当な理由があったときに行うことができるというものであり、2年というのは、任意指定をしなければならない最低限の範囲で設定をしているとの答弁がありました。 次に、平成31年度のモニタリングシートによると、利用者、売店の売上げが減少しているにもかかわらず指定管理料が増大している。その理由は何かとの質疑があり、施設の樹木の伐採費用や浄化槽の修繕費、また客室の浴衣やタオルを更新するための費用などの追加により指定管理料を増額しているとの答弁を受け、管理運営費の増額は、効率、コスト削減の視点から見てマイナス評価とはならなかったのかとの質疑があり、管理運営費が増加をしているが、事業費や人件費などの経費削減に努め、全体の増加幅を抑制した点を評価したとの答弁がありました。 以上、質疑、答弁の後、採決しました結果、議案第70号は原案のとおり可決することに決定しました。 よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(外山鉱一)  ただいまの委員長報告に対する質疑、討論を行います。 別に質疑、討論もないように思われますので、これで質疑、討論を終わります。 本案についての委員長報告原案可決です。 これより採決します。 本案について、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(外山鉱一)  異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決することに決定しました。 しばらく休憩します。                            午前10時28分 休憩                            午前10時35分 再開 ○議長(外山鉱一)  休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- 次に、日程第6から日程第12、議案第71号令和2年度刈谷市一般会計補正予算(第8号)から議案第77号令和2年度刈谷市下水道事業会計補正予算(第2号)までの7議案を一括議題とします。 7議案については、さきに審査を付託しました予算審査特別委員会の審査の経過並びに結果についての報告を委員長よりお願いします。 予算審査特別委員会委員長・・・     (登壇) ◆予算審査特別委員会委員長(鈴木正人)  御指名によりまして、さきの本会議において予算審査特別委員会に付託されました議案第71号令和2年度刈谷市一般会計補正予算(第8号)から議案第77号令和2年度刈谷市下水道事業会計補正予算(第2号)までの7議案について、委員会での審査の経過と結果を御報告申し上げます。 委員会は、12月4日、本会議終了後、議会会議室において開催し、付託されました案件については、より慎重に審査するため、企画総務、福祉産業、建設、市民文教の4つの分科会を設置し、それぞれ関係分を審査することに決定しました。 各分科会は、12月8日から11日までの4日間開催し、それぞれ審査を願いました。 さらに、12月17日午前10時より、議会会議室において委員会を開催し、各分科会委員長より、分科会での審査の経過と結果を報告願い、審査しました結果、7議案について、いずれも反対の意見があり、それぞれ起立採決しました結果、起立多数により、いずれも原案のとおり可決することに決定しました。 以上、御報告申し上げましたとおり、議案第71号から議案第77号までの7議案は、いずれも原案のとおり可決することに決定しました。 よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(外山鉱一)  ただいまの委員長報告に対する質疑、討論を行います。 20番上田昌哉議員・・・ ◆20番(上田昌哉)  議案第71号令和2年度刈谷市一般会計補正予算の中に、先ほど反対討論させていただいた議案第69号指定管理者の指定についての関連予算が入っていますので、先ほどの理由でこの補正に反対させていただきます。 ○議長(外山鉱一)  5番城内志津議員・・・
    ◆5番(城内志津)  議案第71号令和2年度刈谷市一般会計補正予算(第8号)、にじいろの会は賛成の立場で討論いたします。 初めに、コロナ対策については、若い世代が利用しやすいスマホを使った飲食店支援については市民の要望でもあり、また新規に福祉事業者への支援に取り組まれたことを評価しています。 一方、城内がこれまでも指摘しているように、生活福祉資金貸付の利用件数の激増や、外国人世帯は独り親世帯の生活困窮の深刻、学生らの学業継続の困難な実態がある中で、今回の補正予算においてもアウトリーチでの市独自の支援事業が打ち出されないことについては残念でなりません。本当に困っている人に手を差し伸べているのか、市民はこうした市政の在り方を見ています。子供たちも感じ取っています。誰もが元気、笑顔、希望を持てるまちづくりとなるよう、誰一人取り残さないような施策を行っていただくよう申し述べておきます。 では、次に、個別の事業4点について触れます。 まず1点目、歳出、財産管理事業600万円についてですが、この土地は条例に基づき無償貸与しているということで、半城土地区の住民が公共的な使い方を行っているということから反対はいたしませんが、契約書を作成する必要があることを指摘しておきます。 理由は、本来、刈谷市財産管理規則に基づけば、こうした普通財産には貸付期間があり、更新しながら適用していくものであるからです。また、今事業費は、木々の枝が電柱にかかり、土が流出するおそれがあることから緊急的に計上されたわけですが、もしもこの土地の維持管理の不手際が事故等の発生につながれば責任の所在はどうするのでしょうか。そうした懸念も含め、明確な書面を持たずに公有財産を慣例的な形で貸与を継続することは適正な市政運営とは言えないからです。 では、2点目、刈谷知立環境組合分担金約2億3,800万円の減額については、主に灰溶融炉作業の廃止によるもので、これまでは焼却した灰をスラグにする過程で、鉄や銅などのリサイクル可能な鉱物が取り出すことができましたが、今後は取り出せなくなります。対策としては、市民にごみの分別の徹底を求める必要があります。灰溶融炉のこれまでの意義を伝えることで、市民がごみ処理や環境に関心を持ってもらえる契機の一つになると考えますので、灰溶融炉の廃止と併せた啓発に取り組むよう申し述べておきます。 3点目、昨年に引き続き多額の減額補正が発生している保育園費とこども園費の人件費についてです。 減額理由の一つに育休を最大限に見込んでいるということがありますが、当初予算で組んだ育休の見込み数のうち実際に育休を取得した人数は、保育園費では2割程度、こども園費では1割程度ですので、過去3年間の育休取得の実績で見込むことが財源を有効に活用するためにも必要なことと考えます。 では、4点目、重原幼児園の解体や住吉小学校の外壁改修、朝日小学校のエレベーター、子育て支援センターの雨漏りや、また空調の改修など、アスベスト対策が必要な事業についてです。 施設保全課には、事前調査の実施や方法、調査員の資格の有無、アスベスト対策工事の方法や報告状況、現地確認の方法など、聞き取りを行い、資料等を確認させていただきました。まだ城内の力量不足で十分な確認ができているとは言えませんが、市は法的手続や現地確認を実施していることから、今事業等には反対はいたしません。ですが、市のアスベスト対策への認識の甘さがひたすら心配でなりません。まず、平成17年に建築物の図面に基づいてアスベストの確認を行い、飛散のおそれがあるアスベストについては除去しているとおっしゃいますが、実際には図面に全ての建材やアスベストが表記されているわけではありません。 また、除去済みであるとおっしゃいますが、実際ははりや柱の裏に残っていて、工事の際に曝露するケースが後を絶ちません。それらのことを防ぐために工事前には有資格者による事前調査が必要になってきますが、事前調査を実施しても、昨年度豊橋市の公共施設の解体工事で問題になったように、請負業者の中にはもうけを出すためにずさんな工事を行うケースが民間を含め頻繁に起こっています。担当課は、公共施設における請負業者とは信頼関係があるからとおっしゃいますが、実際に全国の公共施設でも問題は起こっており、請負業者への厳しい安全チェックが必要です。 また、今回、重原幼児園や依佐美中学校改造工事の内装で使用されているアスベスト建材の除去工事では、建材を湿潤させて適正に除去するとおっしゃいますが、大阪府守口市の庁舎の解体工事では、建材を破砕させて除去したことや、湿潤させても養生を怠り、外部にアスベストを飛散させた可能性があることが判明し、問題になっています。 アスベストによる健康被害は、曝露してすぐ現れるのではなく、10年後以降長い潜伏期間を経て発症します。アスベストによる死者は、特殊ながん、中皮腫では年間約1,500名、肺がんなどを含めると年間2万人近くの命を奪っていると言われています。今後の死者数は、過去のアスベスト使用量から見て増加するというのが専門家の見解です。 以上の実体から、市民や職員をアスベスト被害から守るため、全庁挙げてアスベスト問題の実体と危険性を認識する必要があります。そして、子供たちへの曝露は絶対に許しません。施設保全課はアスベスト対策への危機管理を高めること、事業所管の担当課は施設保全課に一任するのではなく、子供や先生、市民を立ち入らせないよう徹底した工事計画とアスベスト対策の安全確認を行うよう申し述べておきます。 では、最後に、今議案には多くの事業が15か月予算で計上され、事業を機動的に取り組むには有効と捉えていますが、15か月予算は歳出と債務残高の膨張につながりかねないと言われていますので、本予算の抜け穴とならないよう、引き続き健全な財政運営を努めていただきたく、本議案内容には反対するまでには至りませんので賛成討論といたします。 ○議長(外山鉱一)  27番山本シモ子議員・・・ ◆27番(山本シモ子)  私は、議案第71号刈谷市一般会計補正予算から議案第72号、73号、74号、75号、76号、77号の刈谷市下水道事業会計補正予算までの一部に反対がありますので、その討論をさせていただくものです。 それで、各委員会では、職員給与の部分は企画総務委員会で一括して行うということで、それぞれの委員会でもこの補正予算は係っているわけですが、特別会計でも、そこは触れていませんのでここで全体の討論となるものです。 反対の理由はただ1つです。それは、人事院勧告に基づき、市長等特別職、議会議員私たち、そして市職員、会計年度任用職員に係る減額の計上の補正予算となっています。日本共産党議員団は、さきの11月臨時会で特別職、議員の減額には賛成をし、一般職と会計年度任用職員の減額の議案に反対を表明しました。今議会にはその減額された補正が計上されていることから同意することはできません。 今年は新型コロナウイルス感染に始まり、市職員の皆さんの仕事への緊張は計り知れません。職員の役割は市民の命と暮らしを守るに従事するのみです。市役所を閉めるわけにはいかないのです。感染拡大を避けながら、業務にこれまで以上の仕事量だったのではないでしょうか。第3波襲来の感染の拡大が、今止まりません。緊張を持っての仕事は今後も続きます。最も市民の暮らしを守るために尽力する職員の一時金減額で、コロナ感染により仕事を失った人や学生、女性など、バイトもないなど大変な問題は山積みとなっています。医療従事者はとりわけ一時金がないという問題も深刻を増すばかりです。 しかし、そういう社会情勢を鑑みての人事院勧告となるわけですが、これは低い層を広くつくっていくものにしかなりません。経済は逆に負のスパイラルになるのではと指摘します。市役所に従事する市職員の収入の減額を招く減額補正予算となる今回の補正予算には、そういう点を指摘しなければなりません。よって、議案第71号から議案第77号までの市職員の減額補正に反対を表明します。 ○議長(外山鉱一)  ほかに質疑、討論もないように思われますので、これで質疑、討論を終わります。 7議案についての委員長報告は、いずれも原案可決です。 これより採決します。 7議案については、いずれも反対の意見がありますので、1件ずつ電子採決します。 まず、議案第71号の賛否について、表決ボタンを押してください。     (議員表決) ○議長(外山鉱一)  表決漏れはありませんか。 表決漏れなしと認めます。 表決を終了します。 賛成多数と認めます。 よって、本案は原案のとおり可決することに決定しました。 次に、議案第72号の賛否について、表決ボタンを押してください。     (議員表決) ○議長(外山鉱一)  表決漏れはありませんか。 表決漏れなしと認めます。 表決を終了します。 賛成多数と認めます。 よって、本案は原案のとおり可決することに決定しました。 次に、議案第73号の賛否について、表決ボタンを押してください。     (議員表決) ○議長(外山鉱一)  表決漏れはありませんか。 表決漏れなしと認めます。 表決を終了します。 賛成多数と認めます。 よって、本案は原案のとおり可決することに決定しました。 次に、議案第74号の賛否について、表決ボタンを押してください。     (議員表決) ○議長(外山鉱一)  表決漏れはありませんか。 表決漏れなしと認めます。 表決を終了します。 賛成多数と認めます。 よって、本案は原案のとおり可決することに決定しました。 次に、議案第75号の賛否について、表決ボタンを押してください。     (議員表決) ○議長(外山鉱一)  表決漏れはありませんか。 表決漏れなしと認めます。 表決を終了します。 賛成多数と認めます。 よって、本案は原案のとおり可決することに決定しました。 次に、議案第76号の賛否について、表決ボタンを押してください。     (議員表決) ○議長(外山鉱一)  表決漏れはありませんか。 表決漏れなしと認めます。 表決を終了します。 賛成多数と認めます。 よって、本案は原案のとおり可決することに決定しました。 次に、議案第77号の賛否について、表決ボタンを押してください。     (議員表決) ○議長(外山鉱一)  表決漏れはありませんか。 表決漏れなしと認めます。 表決を終了します。 賛成多数と認めます。 よって、本案は原案のとおり可決することに決定しました。--------------------------------------- 次に、日程第13から日程第16、請願第5号介護・福祉・医療など社会保障施策拡充についての請願から請願第8号子どもの受動喫煙防止条例の制定を求める請願までの請願4件を一括議題とします。 請願第5号から請願第8号までの請願4件については、さきに審査を付託しました福祉産業委員会の審査の経過並びに結果について報告を委員長よりお願いします。 福祉産業委員会委員長・・・     (登壇) ◆福祉産業委員会委員長黒川智明)  御指名によりまして、さきの本会議において福祉産業委員会に付託されました請願第5号介護・福祉・医療など社会保障施策拡充についての請願から請願第8号子どもの受動喫煙防止条例の制定を求める請願までの請願4件について、委員会での審査の経過と結果を御報告申し上げます。 委員会は、12月9日午前10時より委員会室において、委員全員、当局より市長、副市長をはじめ関係部課長の出席の下開催しました。 委員会での審査の内容を要約して御報告申し上げます。 請願第5号につきましては請願者代表より、請願第6号及び請願第7号につきましては紹介議員より、請願第8号につきましては請願者より趣旨説明したいとの申出がありましたので、これを許可し、それぞれ審査に先立ちまして、請願者代表、紹介議員及び請願者による趣旨説明を受けました。 その後、委員から意見を聞いたところ、まず請願第5号介護・福祉・医療など社会保障施策拡充についての請願についてでありますが、福祉施策の充実について、記載事項の全てを行おうと思うと財源等の問題がある。現在の介護保険の仕組み等の中で充実するということは、介護保険料等の個人負担がどうしても増えてしまうことから反対との意見。 次に、介護保険料の減免や子ども医療費助成など、市として既に実施しているものがあり、また、請願に書かれている全てのことに対応するには、財源が限られているため反対との意見。 次に、子供の給食費無償化について財源が限られているため、第3子以降を無償にするなど対象を絞るべきと考える。また、幾つかの請願事項が本市の現状と合っていないため反対との意見。 次に、社会保障予算の削減が続いている中で、市の施策としてできること、あるいは国や県への意見書の提出など、市民の生活に直結することばかりであるため賛成との意見。 次に、子ども医療費について、今年度4月から新たに高校生世代まで、入院に係る医療の自己負担額についても、市費による助成対象とされるなど、子供の健康維持と増進及び子育て世帯への経済的支援の促進が図られていると考えることから、反対との意見がありました。 以上の討論の後、起立採決しました結果、起立少数により、請願第5号は不採択とすることに決定しました。 次に、請願第6号介護従事者の全国を適用地域とした特定最賃の新設を求める請願についてでありますが、介護従事者の処遇改善は必要なことと考えるが、介護職員については平成20年度以降の賃金水準は上昇傾向が続き、賃金上昇率も統計調査から全産業平均よりも高い状況が確認をされているため反対との意見。 次に、介護従事者の処遇改善等を実施することが、離職防止などを防ぐ一つの方策だと認識はしているが、介護従事者の賃金の底上げの実施は利用者の負担につながると考えるため反対との意見。 次に、介護従事者の労働環境の改善は、賃金だけではなく働く場の環境改善も必要と考える。人材確保や体制強化、働き方改革も含めて総合的に考えることが必要と考えるため反対との意見。 次に、介護従事者の賃金を上げても、その介護従事者の介護保険料も上がってしまうため、介護保険制度そのものを見直すことが必要になってくる。また、特定最賃を全国一律にしてしまうと、様々な問題が発生すると考えるため反対との意見。 次に、介護報酬は国によって決められており、その中から従業員に賃金を払っている。特定最賃を新設し、全国的に賃金を上げないと人材不足が続いていくという業態であると考えるため賛成との意見がありました。 以上の討論の後、起立採決しました結果、起立少数により、請願第6号は不採択とすることに決定しました。 次に、請願第7号看護師の全国を適用地域とした特定最賃の新設を求める請願についてでありますが、一律の特定最賃を設定することにより、コロナ禍の医療機関の安定的な経営に影響を及ぼす可能性もあると考えるため反対との意見。 次に、個人の負担を上げることなしに医療を継続することは、現時点では困難であると考える。コロナ禍で医療機関が混乱している中、特定最低賃金を設定してさらに厳しい状況に追い込んでしまうのではないかと考えるため反対との意見。 次に、賃金は国が設定するのではなく、使用者である病院や医師会等の合意に基づき、適正な金額を定める必要があると考える。また、看護師の労働環境の改善は、賃金だけではなく、人材確保、職員体制強化、衛生資材の補充など総合的に進めていく必要があると考えるため反対との意見。 次に、コロナ禍で医療現場が混乱しているので特定最賃を新設するということでは効果は一時的になり、効果がないと考えるため反対との意見。 次に、看護師は全産業水準より賃金が低い中で、初任給が地域によって大きな差がある。また、看護師の賃金の底上げをして、処遇改善をしながら人材を確保して体制強化を進めるべきと考えるため賛成との意見がありました。 以上の討論の後、起立採決しました結果、起立少数により、請願第7号は不採択とすることに決定しました。 次に、請願第8号子どもの受動喫煙防止条例の制定を求める請願についてでありますが、個人のプライバシーの領域に入り込むような条例を求められているため反対との意見。 次に、まずは、子供が受動喫煙した場合の健康被害の周知と、受動喫煙防止の啓発活動による市民の意識向上を徹底することが必要と考えるため反対との意見。 次に、大人よりも子供は受動喫煙の影響を受けやすい。条例の制定により、安全安心な子供の住環境を担保していくことができると考えるため賛成との意見。 次に、子供はその環境にどうしても従わなければならない。家庭内等プライベートな空間に関する内容だが、刈谷市として、受動喫煙防止のための条例をつくり、きちんと市民へ啓蒙することで家庭内の子供の受動喫煙が減るものと考えるため賛成との意見。 次に、国による受動喫煙の法整備が進んだとはいえ、喫煙自体については法的に禁止されている行為ではないため、住居や自家用車などの個人のプライベートのエリアについては、条例で制限することは非常に難しいと考える。まずは受動喫煙に関する知識の普及、受動喫煙の防止に関する意識の啓発を行っていくことが、国や地方公共団体の責務であると考えるため反対との意見がありました。 以上の討論の後、起立採決しました結果、起立少数により、請願第8号は不採択とすることに決定しました。 以上、御報告申し上げましたとおり、請願第5号から請願第8号までの請願4件については、いずれも不採択とすることに決定しました。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(外山鉱一)  しばらく休憩します。                            午前11時05分 休憩                            午前11時10分 再開 ○議長(外山鉱一)  休憩前に引き続き会議を開きます。 休憩前の委員長報告に対する質疑、討論を行います。 7番牛田清博議員・・・ ◆7番(牛田清博)  委員会では不採択となりましたので、本会議でもう一度議員の皆様に賛成討論をさせていただきたいと思います。議案については、請願第5、6、7、8について討論をさせていただきます。 まず最初に、請願第5号介護・福祉・医療など社会保障施策拡充についての請願についてであります。 請願者の愛知自治体キャラバンは、41年間にわたり愛知県内の全自治体を回って、担当課と現状の制度についてお聞きしたり、お話をして毎回の請願をつくってきております。したがって、その自治体ごとに請願にまとめていますので、当然他市とは同じ内容ではありません。 また、請願内容は多岐にわたっていますけれども、趣旨説明でもありますように、今、国での社会保障予算の削減が続き、コロナ禍で75歳以上の窓口負担が2割になるという非常に厳しい状況になっていて、かかりつけ医以外の定額負担や、介護でも同様に削減が続いております。 そういう中で、刈谷市の施策としてできること、あるいは国や県への意見書として提出をしていただく、そういうことは本当に市民の暮らしに直結することばかりだと内容的には思っておりますので、ぜひ皆さん、最終賛同をお願いしたいと思います。 それから、請願第6号介護従事者の全国を適用地域とした特定最賃の新設を求める請願であります。 介護人材の求人倍率は、この西三河でも五、六倍になっております。特により厳しい地域だと考えていまして、常に人材不足の状態があるということであります。刈谷市で現在、第8期の介護保険事業計画、高齢者福祉計画のパブリックコメントを募集しておりますけれども、そこでのアンケートでも、訪問介護等の特に在宅を支える人たちの人材不足がどの事業者からも出されております。やっぱり厳しい労働実態の一方、全産業と比較して賃金が9万円も少ない等構造的に人材不足を引き起こす実体がかねてからあります。そのため今回の請願の趣旨にぜひ賛同いただいて、国への意見書を出していただきたいと思います。 それから、請願第7号であります。 看護師の全国を適用地域とした特定最賃の新設を求める請願であります。連日報道がありますけれども、東京でも昨日862人、刈谷市でも累計200人を超えるという感染拡大の状況で、まさに医療崩壊寸前の状況と、一部では医療崩壊が起こっているという報道もあります。これでも看護に関わる皆さんは、病院の厳しい経営で一時金のカット、あるいは看護師さんの中での幹部は全く出ないという状況も聞いております。何よりも使命感のみで、連日看護業務を必死にしているのが実態であります。実質的には全産業より低い賃金の中で、さらに初任給の格差が11万円もあるという、同じライセンスでありながら地域間格差が非常に大きい。そのような業種であります。安全安心な職員体制や医療看護現場で働く労働者の処遇の確保は、国の責任できちんと行うべきだと考えております。 そのような観点から、看護師の最低賃金の底上げなど処遇の改善、人材確保と体制強化を実現するため、看護師の特定賃金を申請する請願にぜひ賛同をお願いいたします。 それから、請願第8号であります。子どもの受動喫煙防止条例の制定を求める請願であります。 御存じのように2018年7月に健康増進法の一部を改正する法律が成立し、望まない受動喫煙をなくすためマナーからルールに変わりました。今年の4月1日から全面施行となっております。子供の受動喫煙では、子供の気道アレルギーが悪化してぜんそくが治りにくくなったり、あるいは乳幼児突然死症候群が増えるなどの健康影響が報告され、日本小児科学会でも子供の受動喫煙を減らすための提言が出されている状況であります。 また、今回の請願には3次喫煙についても示唆があり、おおむね専門家、厚労省でもその影響について呼びかけを強めている傾向にあります。奈良県生駒市役所では、たばこを吸いに外へ出ても、3次喫煙防止のために45分間はエレベーターに乗ってはいけないというふうに決めているそうであります。つまり45分間は呼気に有害物質が含まれるということであります。 2014年から10年間を計画期間としている健康日本21かりや計画でも、妊娠中からの禁煙への取組や禁煙の啓蒙を強める必要があると記述があります。子育て中の家庭における同居家族の喫煙者の割合は、2012年度ちょっと前の調査になりますけれども、この刈谷市でも4か月児36.6%、1歳児半38.4%、3歳児40.1%と、まだまだ高い状態が推移している。これを2023年には20%以下にするという目標値を議会でも決めております。この目標値を考えると、今より強く市民に啓蒙が必要となっているというふうに思います。 今回の請願は、子供の受動喫煙防止のための条例をつくって市民への啓蒙をしっかりしようという趣旨であり、市民の健康増進に直結するものと考えておりますので、日本共産党議員団としても大いに賛同するものであります。 ○議長(外山鉱一)  5番城内志津議員・・・ ◆5番(城内志津)  請願第8号子どもの受動喫煙防止条例の制定を求める請願について、にじいろの会は賛成の立場で討論いたします。 刈谷市自治基本条例には、子供への責務として、市民、議会及び市長その他の執行機関は、お互いの協力の下、次世代を担う子供たちが健全に成長できる環境をつくるよう努めなければならないと制定されており、子供を受動喫煙から守る取組を進めることは議会や市の責務であると言え、住居や車内等のプライベート空間であろうとも受動喫煙回避行動の協力を市民に求める必要があります。 請願要旨には、子供は自ら受動喫煙を避けることが難しくとありますが、例えば少年野球では子供から距離を置くこともなく喫煙をしている指導者がいますし、試合会場への移動は指導者や保護者が分担して行いますが、喫煙者の車での移動の際には、その間子供は車内に染みついたニコチンをはじめとする残留の化学物質による受動喫煙にさらされています。ベランダや家の軒下での喫煙により、家族に喫煙者がいなくても近隣住民の子供への受動喫煙が生じています。コロナ禍でテレワークが進んでいることから、被害が拡大しています。市民館は子ども会の拠点となり、子育て支援活動も行われる施設であるにもかかわらず、5地区の市民館以外は敷地内に喫煙所を設置しており、駅周辺同様公共施設として受動喫煙対策が大変遅れています。 千葉市では、今年度4月に千葉市受動喫煙の防止に関する条例を施行し、児童及び保護者が受動喫煙を正しく回避できるように受動喫煙の状況を可視する取組として、昨年度小学校4年生を対象とした尿中のニコチン値測定を実施しましたが、受動喫煙を受けていると思われる尿中ニコチン値が報告された児童のうち、95%が喫煙者と同居していたという衝撃的な結果となりました。 以上のように、本市も健康推進課を中心とし、各課等で啓発や教育は実施されていますが、まちのあちらこちらに見受けられる実態や千葉市の報告からも、子供が受動喫煙から守られていない状況は少なくないということから、市民への受動喫煙回避行動を求めるための具体的な対策を積極的に行っていく必要があり、条例制定はその根拠となり有効であることから本請願に賛成いたします。 ○議長(外山鉱一)  28番星野雅春議員・・・ ◆28番(星野雅春)  請願第8号子どもの受動喫煙防止条例の制定を求める請願について、清風クラブを代表して賛成の討論をしたいと思います。 私たちは、請願の内容を通してしっかり確認しなければならないということがあります。その第1は、受動喫煙が人々に深刻な健康被害を及ぼすという事実をまず認識しなければなりません。さらに、屋外で喫煙した場合でも、今お話があったように喫煙者の呼気や毛髪、衣服などにつくニコチンなどが大きな影響をするという第3次被害があるということも明らかになっていますし、このこともしっかり受け止めなければならないと思います。 私たちは、喫煙者を殊さら追い込んでぎすぎすした社会をつくりたいというわけではありません。受動喫煙で子供たちに命と健康を脅かす社会ではなくて、喫煙者も非喫煙者も協力して、子供をはじめ妊婦、高齢者など、受動喫煙で深刻な健康被害を受けやすい人たちの人格や人権、さらには尊厳を守ること、さらには刈谷市民の優しさに満ちあふれた約束事としてこの条例をつくりましょうよということがこの請願の趣旨であると私は受け止めております。 そうした意味で、この条例について、請願者の思いを共有しながら賛成討論としたいと思います。 ○議長(外山鉱一)  ほかに質疑、討論もないように思われますので、これで質疑、討論を終わります。 請願4件についての委員長報告は、いずれも不採択です。 これより採決します。 請願4件については、いずれも反対の意見がありますので、1件ずつ電子採決します。 まず、請願第5号の賛否について、表決ボタンを押してください。     (議員表決) ○議長(外山鉱一)  表決漏れはありませんか。 表決漏れなしと認めます。 表決を終了します。 賛成少数と認めます。 よって、請願第5号は不採択とすることに決定しました。 次に、請願第6号の賛否について、表決ボタンを押してください。     (議員表決) ○議長(外山鉱一)  表決漏れはありませんか。 表決漏れなしと認めます。 表決を終了します。 賛成少数と認めます。 よって、請願第6号は不採択とすることに決定しました。 次に、請願第7号の賛否について、表決ボタンを押してください。     (議員表決) ○議長(外山鉱一)  表決漏れはありませんか。 表決漏れなしと認めます。 表決を終了します。 賛成少数と認めます。 よって、請願第7号は不採択とすることに決定しました。 次に、請願第8号の賛否について、表決ボタンを押してください。     (議員表決) ○議長(外山鉱一)  表決漏れはありませんか。 表決漏れなしと認めます。 表決を終了します。 賛成少数と認めます。 よって、請願8号は不採択とすることに決定しました。--------------------------------------- 次に、日程第17、請願第4号刈谷城建設に対して中止を求める請願を議題とします。 本請願については、さきに審査を付託しました建設委員会の審査の経過並びに結果についての報告を委員長よりお願いします。 建設委員会委員長・・・     (登壇) ◆建設委員会委員長加藤廣行)  御指名によりまして、さきの本会議において建設委員会に付託されました請願第4号刈谷城建設に対して中止を求める請願について、委員会での審査の経過と結果を御報告申し上げます。 委員会は、12月10日午前10時より委員会室において、委員全員、当局より市長、副市長をはじめ関係部課長の出席の下開催しました。 委員会での審査の内容を要約して御報告申し上げます。 本請願につきましては、紹介議員より趣旨説明したいとの申出がありましたので、これを許可し、審査に先立ちまして趣旨説明を受けました。 その後、委員からの意見を聞いたところ、まず、新型コロナウイルスが市民生活、あるいは企業活動に多大な影響を与えており、不要不急の事業の中断や中止を求めることには一定の理解をするが、数多くの事業の中から、なぜ刈谷城復元に関わるこの事業を選択したのかが請願内容から読み取ることができない。従前より、事業の内容の早期開示を市に要望している。この事業の内容が市民や市にとってどれだけの価値があることなのか。なぜこれだけの費用を要するのかなど、市民に分かりやすく説明をするべきである。まずは、市の考えをしっかり示していただきたいと考えるため反対との意見。 次に、コロナ禍で市民から刈谷城建設の中止の声がにわかに広がってきている。また、市民や事業者へコロナ対策として多額の予算が組まれている。健全な行政運営を求めるためにも、基金の廃止と刈谷城建設を白紙に戻し、コロナ対策や市民が安心して楽しく暮らせるための投資を行うべきと考えるため賛成との意見。 次に、なぜ刈谷城ができると市民が刈谷に愛着を持ったり、ふるさとに誇りを持つことになるのか分からない。そして、市民は既に市民アンケートから分かるように愛着を持っている。また、刈谷城を造るというゴールは見えるが、市民がわくわくするようなストーリーがない。説明もなければイベントやワークショップもなく、周辺のまちづくりも盛り上がっていないと考えるため賛成との意見。 次に、コロナ禍のため、財政的なことはきちんと検討していただきたいが、公園の在り方はいろんな手法があり、例えばこの亀城公園全体をDMOの対象として取り上げていくような形で、運営も建設も含めた形を示して進めていただければと考えるため反対との意見。 次に、コロナ禍において、公園は自然の心地よさを感じ、ゆとりある空間で健康的に過ごすことができ、ストレスの軽減に役立つなど、身近な公共施設として果たす役割がさらに大きくなっている。亀城公園は、本市の発展の礎となった刈谷城址に整備された本市で最も古い公園として、これまでに多くの方に親しまれている。亀城公園を歴史的公園として整備することは、未来のまちづくりにとって必要な事業であり、財源についても、基金などを活用し、健全な財政運営にも努めていると考えることから反対との意見がありました。 以上の討論の後、起立採決しました結果、起立少数により、請願第4号は不採択とすることに決定しました。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(外山鉱一)  しばらく休憩します。                            午前11時30分 休憩                            午前11時35分 再開 ○議長(外山鉱一)  休憩前に引き続き会議を開きます。 休憩前の委員長報告に対する質疑、討論を行います。 5番城内志津議員・・・ ◆5番(城内志津)  請願第4号刈谷城建設に対して中止を求める請願について、にじいろの会は賛成しております。 1点目、民意が得られていないからです。もしも刈谷城復元事業が市民にとって文化的価値のあるもの、郷土愛が醸成されるもの、観光事業が期待できるもの、そして、コロナ禍でも心の支えとなる希望ある存在価値を見いだせるものであるならば、多額の税金を投じても事業の検討に値すると言えます。ですが、平成20年に市民からの要望により、前竹中市長の肝煎りの事業として第7次総合計画にも位置づけられ、調査研究や啓発活動に取り組んできたにもかかわらず、要望から12年経過した現在においても約2,600名を超える反対署名が提出されたこと、中止を求める請願が提出されたこと、これまでも刈谷城不要の声が沸き上がり続けていることからも、多くの市民からの理解が得られていない事業であることは十分証明されているのではないでしょうか。 2点目、健全な財政運営に支障を来すからです。今年度の9月23日に各部署に通知された本市の令和3年度予算編成方針では、約40億円超に上る減収と新たな日常の構築に向けた環境整備により多額の財政需要が見込まれるとされています。財政豊かな刈谷市とはいえ、現時点で数十億円にも上る刈谷城復元事業は本市の予算編成方針にかなっているとは言い難く、直面する急速な人口減少、少子高齢社会においては、次世代にわたって負担を強いる事業となることは十分想定されます。 また、これまでの本会議や委員会等での議員らの発言から見えてくることは、多くの市民が公園整備に求めていることは亀城公園については池を中心とした木々等の整備を進め、憩える公園にしてほしいという声であり、近隣公園、街区公園や遊園等については、ベンチの修繕、清掃やトイレの改修等の維持管理、健康遊具等の設置、防災機能の充実など、最も身近な公園を安全で快適にしてほしいという声であり、これ以上公園費において刈谷城復元事業に予算配分することは、市民ニーズを反映した健全な財政運営とは言えません。 以上のことからも、刈谷市自治基本条例の議会の責務に照らし合わせたとき、議会が果たすべき役割は刈谷城復元事業が今の社会情勢の中で民意が反映されている事業なのか、長期的な視野に立ち、健全な財政運営に資している事業なのかの見極めであり、このまま今事業を推し進めることは、増税やコロナ禍で苦しむ市民を置き去りにし、稲垣市政の公約である元気・笑顔・希望のまちづくりに禍根を残すことが懸念され、議員の皆様の適切な御判断で今請願を採択されますよう御賛同を求め、賛成討論といたします。 ○議長(外山鉱一)  23番新海真規議員・・・ ◆23番(新海真規)  清風クラブを代表しまして、請願第4号刈谷城建設に対して中止を求める請願に対する賛成討論を行います。 この請願は、刈谷城建設に対して反対されている多くの市民を代表して提出されたものであります。私たちもこれまで多くの市民と刈谷城建設の是非についての意見交換をしてまいりましたが、現状では圧倒的に多くの市民が建設に反対したり、疑念を抱いておられるということを確認しております。 この請願文書表にもあるように、消費税の増税やコロナ感染症の拡大による市民生活への影響は非常に大きなものであります。その上に法人市民税の国による召し上げで、当局が示す建設予算である30億円の約1.5倍にも及ぶ44億円以上の法人市民税が失われている状況でもあり、莫大な予算を必要とするこの事業に対する優先度は大きく後退を余儀なくされております。 請願者が訴えたかったのは、この事業に対する刈谷市民の意見が全く反映されておらず、現実に多くの反対意見が寄せられているにもかかわらず、市当局と僅かに20人ほどの議員によって強引に推し進められていることに対する不満が市民の中に充満していることをなぜ理解できないのかということであります。 ちなみに西尾市においても、この夏、西尾城の隅やぐらが完成いたしましたが、この費用は全て市民からの募金、寄附金で賄われました。この後にも天守閣を造る計画もあるんですが、その計画に対して西尾市では税金でお城を建てることは絶対にできない、天守閣も造るつもりだが市民の募金で建てなければ市民の城にはならない、何年かかってでも寄附金が集まるまで待って取りかかるということになるであろうという市民の声があることも確認しております。刈谷市と西尾市、同じお城の建造でもどちらが市民から愛される城になるか、どちらが現代にマッチした合理的な手法であるか、その差が大きいことは明らかであります。 請願事項の最後にもあるように、刈谷城建設よりも刈谷市民の暮らしが大切であります。市民に選ばれた刈谷市議会議員の良識ある判断をお願いしますという訴えは、このままでは刈谷市議会には良識というものがないという判断を刈谷市民がしなければならなくなるという警告でもあるように思わざるを得ません。刈谷市議会が良識を求められているということは非常に重く受け止めなければならないと考えております。刈谷市における民主主義の主役は、あくまでも15万市民であり、決して刈谷市当局や刈谷市議会でもありません。これほど多くの反対意見がある中で市民の声を無視するかのような暴挙は、議席をお預かりしている者としては断じて賛同できるものではありません。 以上の理由で、請願第4号刈谷城建設に対して中止を求める請願にもろ手を挙げて賛成いたします。 ○議長(外山鉱一)  27番山本シモ子議員・・・ ◆27番(山本シモ子)  私も、請願第4号刈谷城建設に対して中止を求める請願に、日本共産党議員団は賛成を表明します。よって、日本共産党議員団を代表して、ただいまの委員長報告に対して反対、請願への賛成討論をします。 刈谷城築城は、2010年、平成22年3月議会に亀城公園等整備基金条例の議案とともに基金積立金10億円余を補正予算で計上しました。原資は商業再開発で進めてきた南口再開発事業の残となっています。ここからが始まりです。私は、上程に質疑、異議ありとの主張をしました。 1つは、議案が上程されたこの同じ3月議会、まだ採決は見ていません。採決はこのように今日ここに立っていますが、最終本会議になります。まだ採決も見ていない同議会に補正予算が計上されたのです。議会軽視の最たるものと指摘をしました。 2つ目は、14億円の原資です。南口再開発基金で市民の税金を積み立ててきたものです。事業が完了したというのなら、基金を廃止し、その残金は一般会計に戻す作業を一切省き、市民の税金を右から左へ、今度は亀城公園等整備基金に積み立てたものです。市民が納めた税金の重みを軽視していると言っても過言ではないでしょう。基金は目標40億円から50億円、目的は歴史博物館の建設と亀城公園の整備であると答弁しました。いわゆるお城とは言いませんでした。しかし、当議員団は、お城建設目的基金であることを最初から指摘してきたものです。刈谷市にお城は必要でしょうか。日本共産党議員団が取り組んだ市民アンケートでは、取り組むたびに反対の意思表示は増えてきています。昨年の改選を前にして取り組んだ市民アンケートでは、7割が反対の意思を示しています。 請願者は、コロナ禍で経済活動が制限され収入が減り、市民生活も苦しくなってきています。このような状況の中で刈谷城建設は必要ないと考えます。よって刈谷城建設の中止を求めますと、その請願趣旨で主張しています。委員会では、コロナがあろうがなかろうがやめたほうがいい、いつまでこんなことしているのかと厳しく指摘した賛成議員が主張しています。同感です。熊本地震による熊本城の崩落を受け、現在建設計画を見合わせているところです。市民の皆さんからは、やめたと思っていた、まだやるのなどの声もあります。これはお城建設に待ったがかかったものと判断するに値するのではありませんか。市長の英断が待たれます。 日本共産党議員団は、基金条例議案の廃止、一貫してお城建設中止を求めてきました。基金残高は現在19億円余となっています。人類最大のウイルス感染が発症し、第3波襲来に、今危機的な状況です。コロナ禍は市民生活を脅かしています。コロナによって仕事を失った非正規労働者、若者や女性の皆さんの暮らし向きは本当に深刻です。年を越せない厳しい状況に追いやられている方もみえるでしょう。不要不急のお城建設のために市民の税金を眠らせている場合ではありません。亀城公園等整備基金は直ちに廃止、一般財源で市民生活応援に回すよう強く求めたいと思います。よって、刈谷城建設に対して中止を求める請願への賛成討論とします。議会の満場の一致を強く求めます。 ○議長(外山鉱一)  ほかに質疑、討論もないように思われますので、これで質疑、討論を終わります。 本請願についての委員長報告は不採択です。 これより採決します。 本請願については反対の意見がありますので、電子採決します。 本請願の賛否について、表決ボタンを押してください。     (議員表決) ○議長(外山鉱一)  表決漏れはありませんか。 表決漏れなしと認めます。 表決を終了します。 賛成少数と認めます。 よって、本請願は不採択とすることに決定しました。--------------------------------------- 次に、日程第18、請願第9号子どもたちの豊かな育ちを保障する制度の充実・拡充を求める請願を議題とします。 本請願については、さきに審査を付託しました市民文教委員会の審査の経過並びに結果についての報告を委員長よりお願いします。 市民文教委員会委員長・・・     (登壇) ◆市民文教委員会委員長(山崎高晴)  御指名によりまして、さきの本会議において市民文教委員会に付託されました請願第9号子どもたちの豊かな育ちを保障する制度の充実・拡充を求める請願について、委員会での審査の経過と結果を御報告申し上げます。 委員会は、12月11日午前10時より委員会室において、委員全員、当局より市長、副市長、教育長をはじめ関係部課長の出席の下開催しました。 委員会における審査の内容を要約して御報告申し上げます。 請願第9号につきましては、請願者代表より趣旨説明したいとの申出がありましたので、これを許可し、審査に先立ちまして趣旨説明を受けました。 その後、委員から意見を聞いたところ、まず、育児休暇を取得した際の継続入園については、一旦退園しても以前に在園していた児童については優先度を上げ、できる限り在園していた園に戻れるよう努めていると聞いている。放課後児童クラブの利用者負担金については、国は総事業費2分の1と示しているが、刈谷市では3分の1に抑えており、ほかの自治体では、夏休みなどの利用者負担金を別途加算しているところが多いが、刈谷市では、年間を通じて定額を維持している。これらのことから反対との意見。 次に、北部地域の産休明け保育、児童クラブの祝日保育、児童クラブの夜勤者の規制、通勤時間の考慮など賛同できる事項もあるが、幼保連携型保育を希望しない人が保育園に入れるようにするなど施設の拡充を求める要望に対しては賛同しかねる。また、育児休暇中の3歳児未満の保育の継続、児童クラブの保育料引下げなど、保育の対象とならない父母との公平性や近隣市とのバランスを考慮すると、今は早急な必要性が感じられない部分もあることから反対との意見。 次に、乳児園することで、ゼロ歳から2歳児の定員が増え、長年の懸案である待機児童の解消が期待される。まずは、待機児童が解消できるように取組を進めてほしいと思っている。また、児童クラブの保護者の要件については、夜間勤務の特例や通勤時間の考慮も進めており、同居の兄、姉、またおじ、おばについて、年齢にかかわらず保護者とはみなさない、そして保護者が自宅自営の場合も児童クラブへの入会を認めるなど、11月から変更をされており、子育て支援の充実、拡充に向け、着実に推進をしていることから反対との意見。 次に、もとより乳児園、幼児園については、反対を表明しており、もともとあった5歳までの保育園をなくし、3歳以上は幼児園で受け止めるということは問題である。また、3歳児未満の退園についても、退園するかどうかは家族の中で決めることであり、退園を強要していることが問題である。さらに、学童の祝日保育について、保育園は祝日保育を拡充してきたが、保育園の延長線上である学童に祝日保育がないということはおかしいと考える。これらのことから賛成との意見。 次に、育休中の3歳児未満の保育については、退園後に同じところに戻れる保証はなく、家族は、希望の出産計画で子供を産めず、この制度は親子にとっては酷な制度と言わざるを得ない。また、児童クラブの利用を保護者の夜間勤務を理由に保育の対象外としていることについて、本市の利用料は利用数や利用時間にかかわらず定額であるため、どのような夜間勤務であろうと利用可能とするべきである。これらのことから賛成との意見がありました。 以上の討論の後、起立採決しました結果、起立少数により、請願第9号は不採択とすることに決定しました。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(外山鉱一)  しばらく休憩します。                            午前11時54分 休憩                             午後1時00分 再開 ○議長(外山鉱一)  休憩前に引き続き会議を開きます。 休憩前の委員長報告に対する質疑、討論を行います。 20番上田昌哉議員・・・ ◆20番(上田昌哉)  請願第9号に対しまして、反対討論をさせていただきます。 これは本当に毎年出されて御立派な活動だと思います。すごく勉学にもなると思っていますし、大切な請願だとも思っています。反対すべき理由を今から述べていきますが、刈谷市の保育って現状どういうふうなイメージでやっているかというと、書かれているゼロ歳から5歳に関しては乳児園と幼児園と保育園、そして認可外保育園、あとは旧来の企業内保育所と企業主導型保育所と、こういうふうに考えてこれらを組み合わせながら刈谷市さんはやっている。つい忘れがちなのというのは、ゼロ、1、2歳を御自分の手でお育てになっている。ここもすごく忘れがちですが、一番大事なところだなと。 こういう中でこの請願事項1、子育て支援の充実のため、以下の内容を整備してくださいと、これは(1)から(2)、(3)、これは大体同意できるなと。特に(3)、前も本会議場で言いましたが、国道1号より上は4つしか、保育園と幼児園を合わせて現状では4つしかないと、そういう中では北部というところで産休明けというのは、これも大事なんだろうなと、これは非常に考えますし、本当に(2)に関しましても兄弟で同じ園というのは大事かなと。請願事項のところの1というのは結構賛同できるので、ここだけで出していただきたかったなという思いもありますが、やっぱり保育というところは現状も考えなきゃいけませんが、刈谷の人口動態というところも鑑みながら保育の質というのを考えていかなきゃいけないというところで、もう一回、刈谷の生まれてくる子供の数、現状をちょっと言っておきますが、平成25年というのは1,756人、平成28年が1,684人、そして令和元年は1,495人、急激に下がっている。急減に下がっているけれども、刈谷市さんは保育園を1個建てられるんだと。そういう中では、さっき言ったいろんな幼児園、保育園、企業の保育園とか認可外とか、この辺をどうやってうまくミックスしながらやっていくんだというところは、一つ要るんだなと。 次の2なんですが、児童クラブというのは祝日保育、これもだんだん大事なのかもしれません。(2)の児童クラブの保育料、保育料はいろんな委員の方も言っているように、刈谷というのはオール5,000円というところですごく頑張っていらっしゃるんだな。だから、保育料とかは、まず第3子以降無料とか第2子2分の1とか、幼稚園とかで昔やられていたようなところからいっていただけたらなという思いがありますし。 祝日保育、今までの公共のサービスだけじゃなくて民間で児童クラブを伝統的にやられている市もありますから、そういうのを活用しながらできるだけ働かれている方々が保育しやすい環境をつくっていくのが大事なんだなと。 (3)、確かにあまり思わなかったんですね。勤務時間、通勤時間、これも大切だなと思いましたね、これを見て。 (4)の保護者の夜勤の勤務時間、例えば朝、夜勤で帰ってきて7時から寝るお父さんは8時間睡眠で15時だから児童クラブは駄目、8時から寝るお父さんは8時間睡眠で16時だから児童クラブオーケー、ちょっと大まかにいうとこんなイメージなんですね。これはもうちょっと改善していただければ何とかなるんだと。 (5)なんですが、これを刈谷市って現状では係る人はほとんどいないというところを認知しているんですが、1や3番の拡充とか財源の保障というのも同意できますが、2のところで児童クラブのところでなかなか賛同できないというところがあるので、今回は反対でお願いします。 ○議長(外山鉱一)  27番山本シモ子議員・・・ ◆27番(山本シモ子)  請願第9号子どもたちの豊かな育ちを保障する制度の充実・拡充を求める請願に日本共産党議員団は賛成を表明し、代表して、ただいまの委員長報告に反対、請願に賛成討論を行います。 請願は、刈谷の保育をよりよくする会から1万3,946筆の署名数をもって、日本共産党議員団の牛田清博議員、私、山本シモ子議員、城内志津議員が紹介議員になって届けました。保護者、保育士の皆さんが誰もが安心して子育てができるよう願い、毎日の仕事、子育ての中で一生懸命に取り組んだ請願です。 請願項目1、子育て支援の充実のため、以下の内容を整備してください。その1つ、ゼロ歳から5歳児までの保育園を希望した人が全員入園できるようにしてください。2つ目、育児休暇取得の場合の3歳児未満の保育が保護者の希望を踏まえ、継続できるようにしてください。3つ目、刈谷の北部地域でも公立で産休明け保育を実施してください。 大きな2、児童クラブの保育の拡充を求めています。1つ、児童クラブで祝日保育を実施してください。2つ、児童クラブの保育料を引き下げてください。3つ目、勤務時間だけでなく通勤時間も考慮してください。4つ目、保護者の夜勤明けを理由に保育を対象外にしないでください。5つ目、保護者とは、子どもを養育している人のことです。18歳以上を保護者としないでください。これは請願は夏ぐらいから取り組んでおりますので、その後整備されたことをあえて申し述べます。 大きな3、現在の社会状況下、多分コロナ禍のことを言っていると思います。子どもたちの安全を十分に守りながら通常の保育体制を維持するための人員の確保と財源を保障してください。 このような請願です。保育園の願いと学童保育の願いが届けられています。刈谷市は待機児童解消を大義名分に4つもの就学前までの保育園を乳児園にした問題では、ゼロ歳から5歳まで希望した人が全員入園できるようにしてくださいと求めています。きょうだいそろって同じ保育園に通わせることは家族の喜びです。また、子供たちの成長にも欠かすことができないと言わなければなりません。子供の成長がうれしいはずなのに乳児と幼児になり、送迎の多大な負担を保護者にかけている問題は、幼稚園、今幼児園になりましたが、3歳以上児の預かり保育では成り立ちません。待機児童解消といいながら、地域に愛され、長く共働き子育てを応援してきた5歳児までの保育園をやめることは、到底保護者の皆さんに理解はされていません。 来年度入園申請をめぐっても、既に保護者の悩む声は聞かれています。幼稚園での預かり保育で枠を広げたかのように捉えているようですが、安心して子育てを願う保護者や関係者からは枠を狭めたものと言っても過言ではないでしょう。「育児休暇取得の場合の3歳児未満の保育が保護者の希望を踏まえ、継続できるようにしてください」は、育休を取得すると2歳児退園が保護者の大きな負担になっていることの現れです。上の子が2歳児で退園にならないよう、産むときの家族計画を考えてしまうと保護者の切実な訴えがあります。時期を考えていたら希望していたようには身籠もらずという状況にもなってしまいます。2歳児退園問題は直ちに見直すことです。こんな問題で子育て世帯に重い壁をつくってはなりません。 小学校の放課後を見守る学童保育は、保育園の延長線で整備されてきたものです。おおむね3年生までとした低学年の受入れが、子ども・子育て支援制度により6年生まで受入れになり、市はその整備を順次進めてきました。利用者の多いところは3クラブも進め、何よりもうれしいのは全小学校の敷地内に整備されたことです。そこで保育園で祝日保育も公立園で始めました。保育園の延長線で必要な学童保育でも、この祝日保育の希望が、高い要望が上がっていることが請願から受け止められます。祝日保育の実施を強く求めます。 私自身、お母さんたちと力を合わせて学童保育所をつくり、運営してきましたので、学童保育への思いがいっぱいあります。鋭意努力をしてきたことに心から敬意を表します。しかし、利用料5,000円は引下げを求めます。日本はおよそ20年以上、働く人の給料が上がっていない。いわゆる経済が止まった国と言われています。 また、保護者の夜勤明けの8時間の休息として、午後3時以降は保護者が在宅しているとの丁寧な縛りをつけて利用不可にしていることは、何とまあ恥ずかしいルールと言わなければなりません。今日はお父さんが家にいるから帰ってきていいよというのは家族が決めることであり、8時間の縛りはルールでも何でもないと指摘します。夜勤勤務は人が替わります。疲れて帰ってきて、ぐっすり睡眠も取れずの人もいるでしょう。ただいまと帰ってきたとき、疲れた体で笑顔で迎えているでしょうか。それぞれの問題ではありますが、休む、休まないは、個々に任せることです。保護者夜勤の8時間の受入れ拒否を外すよう、強く要望します。 これまで保護者を18歳以上に、また、おじやおばも保護者としてきた問題もなくしました。保護者とは子を養育している人になりました。求めている要望が前進したものです。働く保護者の子育て支援の柱になる保育、学童保育の充実の願いは、決してわがままなどではありません。このような当たり前の、そして切実な願いに背を向けて、どうして子育て支援と言えるのでしょうか。 よって、議会の皆さん、刈谷の保育をよりよくする会から提出された請願第9号子どもたちの豊かな育ちを保障する制度の充実・拡充を求める請願に採択を求めて、請願への賛成討論とします。 ○議長(外山鉱一)  ほかに質疑、討論もないように思われますので、これで質疑、討論を終わります。 本請願についての委員長報告は不採択です。 これより採決します。 本請願については反対の意見がありますので、電子採決します。 本請願の賛否について、表決ボタンを押してください。     (議員表決) ○議長(外山鉱一)  表決漏れはありませんか。 表決漏れなしと認めます。 表決を終了します。 賛成少数と認めます。 よって、本請願は不採択とすることに決定しました。--------------------------------------- 次に、日程第19、議案第78号令和2年度刈谷市一般会計補正予算(第9号)を議題とします。 本案の説明を願います。 企画財政部長・・・ ◎企画財政部長西村日出幸)  補正予算書の1ページをお願いいたします。 議案第78号令和2年度刈谷市一般会計補正予算(第9号)について御説明をいたします。 第1条といたしまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ8,280万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ809億608万1,000円とするものでございます。 第2条は繰越明許費の補正でございます。 2ページをお願いいたします。 第1表歳入歳出予算補正でございます。 まず、歳入でございますが、15款国庫支出金は3,280万8,000円の追加で、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金の追加でございます。 20款繰越金として、前年度決算において生じました繰越金5,000万円を追加するものでございます。 次に、歳出でございますが、4款衛生費は3,280万8,000円の追加で、ワクチン接種のために必要な体制を整備するため、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業を追加するもの、7款商工費は5,000万円の追加で、愛知県の営業時間短縮要請に応じて営業時間の短縮を実施した接待を伴う飲食店などに対して協力金を交付するため、感染防止対策協力金交付事業を追加するものでございます。 次ページ、3ページをお願いいたします。 第2表繰越明許費補正でございます。 追加につきましては、7款1項商工費の感染防止対策協力金交付事業で5,000万円の繰越しをお願いするものでございます。これは年度内に交付金の支払いが完了できない見込みのため、繰越し設定をお願いするものでございます。 以上でございます。 ○議長(外山鉱一)  ただいまの説明に対する質疑、討論を行います。 7番牛田清博議員・・・ ◆7番(牛田清博)  議案第78号令和2年度刈谷市一般会計補正予算(第9号)について、まず質疑をいたします。 今回計上されています補正予算の新型コロナウイルスワクチンの接種体制についてですけれども、内容の詳細を教えていただきたいと思います。 ○議長(外山鉱一)  福祉健康部長・・・ ◎福祉健康部長(村口文希)  事業の内容でございますが、主なものとして接種に必要な接種券や予防接種の通知などを作成する費用及びこれらを個人ごとに郵送する郵便料、そして対象者の抽出や接種券の発送管理及び接種記録の管理などを行う健康管理システムの改修、また問合せや接種に関する相談対応のためのコールセンターを設置、運営する費用などでございます。いずれも、今後国から示される詳細に基づきまして進めていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(外山鉱一)  牛田清博議員・・・ ◆7番(牛田清博)  ワクチンの期待は非常に市民も大きい一方、不安もたくさんあります。今、コールセンターを設置、運営する費用も入っているということです。様々な健康上の問題を抱えている市民も多く、不安に応えられるような体制の準備をぜひ行っていただきたいと思います。議案には賛成といたします。 ○議長(外山鉱一)  19番黒川智明議員・・・ ◆19番(黒川智明)  新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業について、ちょっと確認をさせていただきます。これは委員会付託がございませんのでここでしか聞けませんから、少し詳しく聞きたいと思っております。 ただいま牛田議員からの質疑、答弁を踏まえて、予防接種を実施するに当たり準備するための課題、これを想定させていただきました。これについて、まず4問質疑させていただきます。 初めに、この事業は全て国の財源で予防接種の準備を行うというものでございますけれども、先ほどもありましたが、国または県からの説明が行われたのかどうか、御答弁ください。 そして、2問目は予防接種の通知、先ほど説明がありましたけれども、この対象については住民票を持つ市民が対象と認識しておりますが、市外から市内の介護施設等を利用されている高齢者や大学生など、刈谷市の住民票を持たない在住者への対応をどのように考えているか御答弁ください。 それから、3問目が新型コロナウイルスの予防接種において、市民は御自身だけではなく家族のことも心配されていると思います。そこで、相談体制というのはしっかりとしなければいけないなと思いますので、この体制をどのように考えているかを御答弁ください。 そして、4問目でございますが、この感染症は季節性のインフルエンザの予防接種とは違って、恐らく1年を通した対応になると考えております。よって国、そして県、市、そして医師会の連携が今まで以上に重要と考えております。この事業を行う上で、国、県、医師会など、そして市がどのような役割分担を行っているか御答弁ください。 ○議長(外山鉱一)  福祉健康部長・・・ ◎福祉健康部長(村口文希)  今回の新型コロナウイルスワクチンの接種でございますけれども、国のほうから順次通知のほうが発出されております。いずれも、その時点時点においての通知となっておりますので、今後詳細がいろいろと細かく決められてくる中で、場合によってはその内容が変更となってくる可能性もございます。したがいまして、答弁では、現時点における私どもが把握している状況の中でお答えをさせていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 まず、4点御質疑いただきました。1つ目、国や県からの説明などについての御質疑であったかと思います。 本事業は、新型コロナウイルスワクチンが実用された際に迅速かつ適切に接種をすることができるよう、接種のために必要な体制を整備することを目的としております。したがいまして、今後、接種のための費用につきましては、国庫補助も含めて今回とは別に予算が必要となります。今回の体制整備に係る経費は一部上限などもあるようでございますが、全て補助対象とされており、本事業の財源も全て国庫補助金となります。なお、ワクチンの接種の仕組みなどは、これから国のほうから順次通知等が出されており、具体的な詳細につきましては今後改めて示されてくる予定となっております。 続きまして、住民票所在地以外での接種についての御質疑かと思います。 接種につきましては、原則住民票所在地の市町村に所在する医療機関などで受けることとされておりますが、出産のために里帰りをしている妊産婦や単身赴任者、それから入院や入所者など、やむを得ない事情による場合は例外を設けるという形で決まっております。ただし、こちらも詳細についてはまだ示されておりません。 続きまして、相談体制についての御質疑でございますが、ワクチンの接種事務を担う市町村は接種手続に関する一般相談対応が求められております。接種に関する問合せも多数寄せられることが想定されますので、コールセンターを設けて適切に相談に対応させていただきたいと考えております。 それから、最後に、それぞれの役割分担でございますけれども、今回の予防接種については国の主導の下、国において必要な財政措置を行い、都道府県は広域的観点から必要な調整を担って、市民に身近な市町村が接種事務を実施することになっております。具体的には国は、ワクチンの確保、接種順位の決定、それから健康被害救済に係る認定などを行い、県は、地域のワクチン卸業者との調整、市町村事務に係る調整、専門的相談対応などを行います。市は、接種勧奨や個別通知、接種に関する相談など、市民の実際の接種に関わる事務を行います。接種においては医師会の協力が不可欠であるため、情報やワクチンの確保などの情報共有や連携を図りながら、市民が速やかに実施できるように接種体制を整えてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(外山鉱一)  黒川智明議員・・・ ◆19番(黒川智明)  今回は、まずは説明がまだ国から来ていない中で御答弁いただきましてありがとうございます。 今回は、全て準備するものについては国の予算で事業を行うというものでございますが、今後市の対応の中で必要に応じて、また別で予算計上がされるということも想定されているということが分かりました。そして、国からは、順次通知を基に今回の予算された具体的なもの、国からの説明はこれからだということですので、順次対応していくということで、大変でしょうけれども、よろしくお願いしたいと思います。 それから、市民の住民票を持たない在住者への対応ですね。基本的な全国的なことでもありますけれども、感染者を減らす取組でございます。接種のために移動することですね。ここに所在地がないから元の所在地のところに移動するということがあることで、この感染リスクが高くならないように、可能な限り希望者が接種できることが重要だと考えております。柔軟に対応できる仕組み、これをつくっていただくことは、つまるところ刈谷市の感染防止策、これにつながると思いますのでよろしくお願いします。 それから、相談体制の確保については、先ほどちょっと御答弁の中でなかったんですけれども、期待する答弁としては。外国人についての対応というのも、この事業、先ほど申した目的のためのものでございますのでよろしくお願いしたいと思います。 それから、接種体制については、短期間の準備は本当に大変でしょうけれども、国の具体的な情報が入手できましたらあらゆる想定をしていただいて、それに対応するシミュレーションというのを抜けなくやっていただきたいと思いますし、国、県、市の役割、これをできるだけ明確にしていただいて、ミニマムトラブルとなるように、有効な事業となるようにお願いしたいと思います。 では、ちょっとだけ掘り下げさせていただいて、残り3問を質疑させていただきます。 まず1問目ですが、今現在、アメリカ、そしてイギリスで接種が開始されましたワクチン、これは保管の制約があります。一方で、ワクチン接種を行うには、通年ではということを想定すると長期間の対応ということが必要と考えます。その中でも短期間対応で集団接種をする場所や、長期には病院が指定されるというような形になるかなと思いますが、その考え方を教えてください。 そして、2問目ですが、感染症のワクチン接種、これは国、県、刈谷市、医師会が関わり合いますので、今回のワクチンの保管を含めて流通ルート、これが分かる範囲内ではありますけれども、どのように決めていくのか、この考え方を教えていただきたいと思います。 そして、最後の質疑は、副作用についてでございます。 市民は不安視をされていますので、中でまた、今後いろんなワクチン、多種のワクチンが接種できるようになってくるかなと想像します。ワクチンメーカーを選択して、市民のほうがですね、接種することが可能かどうか、これも分かる範囲内でお答え願いたいと思います。 ○議長(外山鉱一)  福祉健康部長・・・ ◎福祉健康部長(村口文希)  まず初めに、外国人への対応でございますけれども、国のほうで接種の予診票だとか、あるいは国のホームページの一部について多言語対応を予定しております。現時点では詳細は分かっておりませんので具体的には申し上げられませんが、接種券を郵送する際には外国人の方に対しても何らかの形で御案内をしてまいりたいと考えております。 次に、接種の考え方だとか方法でございますけれども、現在、関係機関と協議を行っているところでございます。集団接種を行う際には、駐車場の確保や3密を避けるために十分な広さのある会場の確保、また感染防止対策や効率的な動線の確保が可能な会場を設定するなどの必要があると考えております。今後、国からの通知などにより、ワクチンの種類、そして流通、保管、接種の優先順位、医療機関の接種受入れ可能人数などを勘案して決めてまいりたいと考えております。 次に、流通に関する御質疑でございますが、ワクチンの配分、供給は、国が都道府県別のワクチンの分配量を定め、都道府県が市町村の分配量を定めた上で地域別に定められた卸業者から医療機関などに納入がされます。ワクチンの接種状況や在庫管理につきましては、新たに国が導入するワクチン接種円滑システムで管理され、国、県、市町村、医療機関、そして卸業者がワクチンに関する情報を共有して、追加配分などを円滑に行っていくことが計画されております。 最後に、ワクチンの選択でございますけれども、ワクチンにつきましては、各接種会場で取り扱うワクチンは1種類とされております。複数が承認された際にも、各会場ごとにワクチンが定められるというふうに今のところは想定されております。市民の視点で見ますと、先ほど申し上げましたワクチン接種円滑システムにおきまして、接種希望者に対して居住地でワクチン接種を受けられる医療機関はどこなのか、そしてどのワクチンをその医療機関では取り扱っているのか、それから医療機関の現在の予約受付情報などを公開する予定がされておりまして、そちらの公開サイトにおいて市民の方が把握できるように計画がされております。 以上でございます。 ○議長(外山鉱一)  黒川智明議員・・・ ◆19番(黒川智明)  なかなか情報がない中で御答弁いただきましてありがとうございます。 短期対応は介護施設や体育館など集団接種、また長期対応では恐らく指定された、先ほど御答弁いただいた指定された病院などで個別の接種になるかなと思います。保管条件等いろいろな制約がある中で、インフルエンザワクチンとは違い経験がない中ですが、御答弁いただいたワクチン接種の円滑システムで全てが対応できるとは思いませんので、対応できないものが何かといったところも想定していただいて、国、県、市が連携して、安心、安定的に対応できるような体制をお願いしたいと思います。本当にありがたいことに見えるをされるということでございますので、利用者が接種するワクチン、これをまた市民が選択できるということも御答弁いただきまして安心をした次第でございます。 これは、また一方で、長期的にデータ、こういったものを収集や活用することも想定されているというふうに想像させていただきました。ワクチン接種の優先順位や冷凍庫などの手配など、こういうものについては、御答弁から国と、そして県とが決めていくということでございますので、また3月の補正予算も追加されるかも、今時点では分かりませんけれども、あるのかなと思います。ぜひ抜けなく準備されるようにお願いしたいと思います。 そして、先ほどいろいろと情報提供いただくということですけれども、ネット環境のない方、または高齢者の方にもしっかりとした周知をお願いいたします。あくまでも希望者が接種するわけでございますが、ワクチン開発は短期間の開発であります。データ収集においても、情報漏えいやトラブル対応などを留意されてスムーズに接種ができるようによろしくお願いしたいと思います。 確認が取れましたので、この議案には賛成いたします。 ○議長(外山鉱一)  しばらく休憩します。                             午後1時33分 休憩                             午後1時40分 再開 ○議長(外山鉱一)  休憩前に引き続き会議を開きます。 23番新海真規議員・・・ ◆23番(新海真規)  議案第78号補正予算のうち、感染防止対策協力金交付事業について伺います。 やや性急であることは承知しておりますが、答えられる範囲で御答弁を願いたいと思います。 まず、申請に必要な書類はどういったものがあるのか説明してください。 ○議長(外山鉱一)  産業環境部長・・・ ◎産業環境部長(近藤和弘)  この協力金は、県の感染防止対策協力金の交付を受けた事業者に対して交付をすることとしておりまして、その交付決定通知書の写し等を添付の上、市へ申請していただく予定をしておりますが、詳細につきましては決まり次第ホームページ等で周知をしてまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。 ○議長(外山鉱一)  新海真規議員・・・ ◆23番(新海真規)  前回も感染防止対策協力金が支給されているわけでありますが、前回は、申請は出したものの書類が全部そろわなくて期限切れを迎えて給付を受けられなかったという事業者もあったと聞いております。そういった事業者を少しでも減らすような努力をお願いしたいわけでありますが、申請期限はいつ頃までを想定してみえるのか。また、そのための周知をどのように行っていくのかを説明してください。 ○議長(外山鉱一)  産業環境部長・・・ ◎産業環境部長(近藤和弘)  まず、申請期限につきましては、今後決定される県の協力金の申請期限を踏まえて決定してまいりたいと考えております。なお、余裕を持って市へ申請を行っていただけるよう、今回、繰越明許費の設定をお願いしております。 次に、周知につきましては、ホームページに事業内容を掲載するとともに、商店街連盟や商工会議所を通じて事業者の皆様に周知をしてまいりたいと考えております。 なお、愛知県の感染防止対策協力金の実施につきましては、一昨日に開催されました刈谷市商店街連盟の理事会において既に私どものほうから周知をしております。 以上でございます。 ○議長(外山鉱一)  新海真規議員・・・ ◆23番(新海真規)  やっぱりあまり答えられる範囲は少ないようでありますが、県議会のほうでも既に審議が行われておりまして、その様子では、前の協力金の交付のときよりも緩いというか、拡大して給付が行われるということが理解できました。例えばもともと正月休みとして休む予定であった日にちもカウントして対象となるというようなものも含まれておりますし、安全・安心宣言施設に未登録のお店もこれから申請すれば遡って給付がされると、そういった幅広い支援が行われることを大変ありがたく思っています。 1日当たり4万円の内訳は、国が3万2,000円で県が8,000円と聞いております。今回はかなり手厚い給付になると思うんですが、その上にさらに市独自で1日当たり4,000円の給付を行うということであります。この市独自という点は、非常に刈谷市民の救済には役立つと思います。大変市民もありがたく感じていただけると思います。この決定を高く評価させていただいて賛成討論とします。 ○議長(外山鉱一)  27番山本シモ子議員・・・ ◆27番(山本シモ子)  私も、ただいま新海議員も質疑に臨んだ商工業振興費、感染防止対策協力金交付事業5,000万円の計上について、補正予算について触れていきたいと思います。 今、申請の手続に必要なもの、それから期間、期限などが質疑されておりました。私からは、今回のこの内容は5,000万円、1日4,000円、県が4万円としたので刈谷市も独自で4,000円、総額5,000万円の計上ですが、業種に縛りがあるのかどうかについてをお聞きします。 ○議長(外山鉱一)  産業環境部長・・・ ◎産業環境部長(近藤和弘)  業種に縛りといいますか、県の営業時間短縮要請の施設でございますけれども、接待を伴う飲食店、それから酒類の提供を行う飲食店、酒類を提供するカラオケ店というふうな事業所の縛りがございますので、こちらに対して市のほうも同じように協力金を支給していくということでございます。 以上でございます。 ○議長(外山鉱一)  山本シモ子議員・・・ ◆27番(山本シモ子)  なので、飲食店という業種になります。カラオケ店もそうですけれどもね。カラオケの中でも、あの狭い部屋の中で飲んだり食べたり楽しく歌ってということになりますので、カラオケ店も対象ですと言いました。今回のコロナ感染は、全ての人たちに重い負担を強いているのが実態です。全ての産業に厳しい経営状況を投げかけているものと思います。提案は、接待を伴う飲食店業種に限定となっています。営業をやめる店も出ているし、もうやめなければと今考えている方も私の元にもおります。協力要請に応えていただき、そこを保証していく、感染防止対策はこれしかありません。交付事業費の5,000万円に賛成をします。 第3波襲来の感染拡大で深刻な危機が広がっています。医療崩壊、他の業種、雇用なども困難を来しています。遅きに失したGoToトラベルは期限限定の中止など、コロナ対策に無為無策の菅政権の下で、感染防止対策は大本、国が責任を持つことを強く求めるものです。そのためには税金の使い方を大本からたださなければなりません。立ち消えていたイージス・アショアを整備するなどと、また軍事が頭をもたげていることは許されません。感染で疲弊し切った経済を守るためには、消費税を直ちに5%に戻し、暮らし応援をすることはコロナ対策の柱にも据えることができると私は願っています。 今回提案された補正予算、緊急対策になりました。このようにして今期の議会が終わるところでの追加提案となっていますので、賛成を表明して、これら国の在り方もきちんと指摘していきたいと思います。 ○議長(外山鉱一)  ほかに質疑、討論もないように思われますので、これで質疑、討論を終わります。 お諮りします。 本案は、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(外山鉱一)  異議なしと認めます。 よって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。 これより採決します。 本案について、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(外山鉱一)  異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決することに決定しました。--------------------------------------- 以上で、本日の議事日程は全て終了しました。 これをもちまして令和2年12月刈谷市議会定例会を閉会します。                             午後1時47分 閉会地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。          刈谷市議会議長  外山鉱一          刈谷市議会議員  鈴木正人          刈谷市議会議員  伊藤幸弘...