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2021-06-14 令和3年第4回定例会(第3日)  本文
2021-06-14 令和3年第4回定例会(第3日)  名簿

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  1. 碧南市議会 2021-06-14
    2021-06-14 令和3年第4回定例会(第3日)  本文


    取得元: 碧南市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    2021-06-14 : 令和3年第4回定例会(第3日)  本文 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                            (午前 10時 0分 再開) ◆議長(林田 要) ただいまの出席議員は22名であります。  よって、本日の会議は成立いたしましたので、これより令和3年第4回碧南市議会定例会第3日の会議を開きます。  これより会議に入ります。  本日の議事日程は、お手元に配付の議事日程表のとおりであります。 ───────────────────・・─────────────────── 2 ◆議長(林田 要) 日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。  会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において5番小林晃三議員及び19番杉浦哲也議員を指名いたします。 ───────────────────・・─────────────────── 3 ◆議長(林田 要) 日程第2「一般質問」を行います。  質問の許可は、議事日程表記載の順といたします。  なお、過日開催されました議会運営委員会において、本年度も引き続き新型コロナウイルス感染症対策に取り組むことが決定しましたので、次の2点についてお伝えいたします。  まず、傍聴される方へお伝えします。今期定例会一般質問においては、議場内での密の機会を避けるため、議員及び執行部において一部離席をすることがありますので、御承知おき願います。  また、各議員にお伝えします。会議での定足数を満たすため、議席番号の奇数、偶数で交互の出席となるよう御協力をお願いします。  では、まず、議席番号の奇数の方、御退席の御協力をお願いいたします。順次質問者の交代の都度、議席番号の偶数の方との出席交代をお願いします。  杉浦文俊議員一般質問を許します。 4 ◆10番(杉浦文俊) 議長、10番。 5 ◆議長(林田 要) 10番。 6 ◆10番(杉浦文俊) 皆さん、おはようございます。市民クラブ杉浦文俊です。  議長より発言の許可をいただきましたので、通告に基づき、一問一答方式にて質問をさせていただきます。執行部におきましては、簡単明瞭かつ前向きな御答弁をお願いいたします。
     新型コロナウイルスの脅威は衰えを見せることなく、ましてや感染拡大防止の兆しも見えにくい状況です。碧南市でも、令和2年4月から12月までの陽性感染者数94名に対し、令和3年1月から5月の陽性感染者数は273名と、そして、本日までの合計は379名と非常に感染率が高くなってきている状況です。マスクを着用し、3密を避け、不要不急な行動を控えることに協力いただいていても防ぎきれない状況となっています。そのような中、新型コロナワクチン接種が始まり、コロナ撲滅に明るい兆しが見え始めてきました。  今回は、先月より開始した新型コロナワクチン接種をはじめとするコロナ禍対策について順次質問をさせていただきます。  5月17日より始まりました高齢者個別接種は80%の予約、40%の方々が接種を開始されていると聞きます。近隣市と比べても高い水準であり、ひとえに医師会、協力医療機関、行政、そして市民の皆様の協力によるものと感じます。しかしながら課題も見えることから、改善をしつつ、また、今後予想されると思われる事態に対応策を講じ、順次開始される集団接種一般接種も問題なくスムーズな対応を願うものであります。  (1)高齢者対象新型コロナワクチン進捗状況について。  ア、対象者への配布状況及び予約状況について。  (ア)人数及び割合については、先日の答弁で回答いただきました。4月30日現在の人口7万2,753人に対して、24.3%相当の1万7,646人に配布したとのことでありました。  (イ)予約状況についても、先日答弁がありましたので答弁は結構です。実際の予約状況については、集団接種で5,760回、28医療機関で実施する個別接種にて2万2,500回の予約があり、配布枚数に対し80%相当と確認いたしました。  では、(ウ)重複予約可能性対応策についてお聞きします。  クーポン券が配られ接種できる環境になれば誰もが早く接種し、安心感を得たいと思うのは非常に理解ができます。しかしながら、接種できる時期と命に関わるかもしれない不安が入り交じると、本当に接種できるだろうかと心配になり、当初予約した接種会場以外でも予約をしてしまうという話を耳にします。1人の方が重複予約を入れてしまうと、どうしてもほかの方が早めの予約を入れづらくなってしまいます。先日お答えいただいた予約、集団接種で二重予約、三重予約の現状と対応策が取られているのかお聞きします。 7 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 8 ◆議長(林田 要) 市長。 9 ◆市長(禰宜田政信) 実際に個別接種集団接種を重複して予約している方が見受けられました。このため、5月21日にはがきにて、碧南市民病院集団接種を御予約いただいた方へお越しいただく際の注意事項等と併せて、他の医療機関接種予定であればキャンセルしていただくようお願いをさせていただきました。 10 ◆10番(杉浦文俊) 議長、10番。 11 ◆議長(林田 要) 10番。 12 ◆10番(杉浦文俊) 既に対応されているということで安心いたしました。重複予約があると必ずどこかはキャンセルすることになります。予約の取消しの連絡をすればよいということではなく、ほかの方の予約自体が遅れてしまうため、予約は行ける日に1回を望むものであります。  では、(エ)問診票にあるかかりつけ医への事前確認項目削除に対しての対応についてお聞きします。  予診票に、接種の可否についてかかりつけ医事前確認をしたか尋ねる項目があり、医師への問合せが相次いであり、接種会場で混乱が起きたことから、厚生労働省は項目がなくても安全に接種できるとして削除を決め、5月28日付で自治体に連絡がきたかと思われますが、既に問診票を配布されている高齢者に対応の変化があるのかお聞かせください。 13 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 14 ◆議長(林田 要) 市長。 15 ◆市長(禰宜田政信) 予診票において、その病気を診てもらっている医師に今日の予防接種を受けてよいと言われましたかという項目が削除されたことについては、持病等による不安をお持ちの方であれば、ふだん診ていただいている医療機関での接種を希望してみえると考えていますので、大きな変化はないと考えています。  また、そうした不安がなく、ふだんと異なる医療機関での接種を希望され、かつ、この項目が、いいえ、または空欄であった場合でも、問診医が病気や処方薬等に注意して問診を行った結果、接種可能と判断した場合は接種が可能となりますので、問題はないと考えております。  また、新しい予診票につきましては、高齢者に続く次の優先接種対象者接種券を送付する際に同封させていただく予定にしております。 16 ◆10番(杉浦文俊) 議長、10番。 17 ◆議長(林田 要) 10番。 18 ◆10番(杉浦文俊) 問診医の先生の判断で、項目の回答にかかわらず接種可能であると理解しました。  実際、私の聞くところでは、市外の病院に通っている方が、この項目があるために確認をするのに時間がかかり、予約が遅くなってしまったと耳にしました。また、次回からの配送には新しい問診票になるのであれば、こういった混乱も少なくなり、医師への負担も軽減されるのではと期待しています。  イ、5月17日から開始された高齢者接種について。  (ア)副反応が出た場合の対応についてお聞きします。  市から郵送された予診票と一緒に厚生労働省発行のチラシがあります。そこには副反応が起こる可能性について明記されています。接種部位の痛み、発熱、疲労、倦怠感などが現れる可能性があります。いずれも通常起こり得る反応であるとされますが、アナフィラキシーといった重篤な副反応が出る場合もあります。現段階でそういった報告はありますか。 19 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 20 ◆議長(林田 要) 市長。 21 ◆市長(禰宜田政信) これまでに重篤な副反応に関する報告は、市としては受けておりません。しかし、副反応につきましては、厚生労働省が作成した資料では、50%以上の方が接種部位の痛み、疲労、頭痛が。10%以上の方が筋肉痛、悪寒、関節痛、下痢、発熱、接種部位の腫れが現れる可能性があるとされていますので、程度の差こそあれ、接種される際には何らかの副反応が現れる可能性があるものとお考えいただきたいと思います。  このため、接種後の経過観察において副反応が出た場合につきましては、集団接種会場碧南市民病院であることから、待機の看護師にて応急対応を行い、必要に応じて救急外来へ搬送することを想定しております。なお、経過観察所周りには、ストレッチャー、酸素ボンベアドレナリン注射を含めた救急カート等を常時用意しております。一方の個別接種においては、各医療機関において応急セットを用意し、副反応の状況によっては救急搬送することを想定しております。  いずれにしましても、接種会場医療機関とすることにより、安心・安全な接種が進められるよう、万全の対策を講じておるところでございます。 22 ◆10番(杉浦文俊) 議長、10番。 23 ◆議長(林田 要) 10番。 24 ◆10番(杉浦文俊) 副反応に対しての備えはしてあると確認しました。市のホームページ上では、症状が出た場合にはかかりつけ医に相談とあるが、実際接種した医療機関であるのか、集団接種した場合はどうするのかお答えください。 25 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 26 ◆議長(林田 要) 市長。 27 ◆市長(禰宜田政信) 接種を受けた医療機関へ御相談をいただかなければならないわけではありません。むしろ、かかりつけ医がある場合はそちらでの相談が基本となり、かかりつけ医がない場合などは、接種した医療機関または内科医に御相談をいただくことになります。 28 ◆10番(杉浦文俊) 議長、10番。 29 ◆議長(林田 要) 10番。 30 ◆10番(杉浦文俊) 接種した医療機関でなくてもよいと理解しました。  厚生労働省が行った健康状況調査の6月9日の中間報告では、ファイザー社製で1回目の接種での副反応は、接種部位の痛みは約90%、発熱、約3%、疲労、倦怠感、約23%、頭痛、約21%とあります。2回目の接種での反応は、接種部位の痛みは約90%、発熱、約39%、疲労、倦怠感が約70%、頭痛が約50%とありました。2回目接種のほうが反応が出る確率が高く、また、高齢者より若い方のほうが確率が高い状況にありました。今後、2回目接種が済まれた方が増えると、副反応での相談が相次ぐかもしれません。また、59歳以下の接種が始まれば、若者の副反応への不安を和らげながら接種を広げる必要があります。  いずれも通常起こり得る反応であることを理解した上で、副反応への対応と接種を広める取組をお願いいたします。  次に、(イ)接種済み者確認方法についてお聞きします。  国が整備した新型コロナワクチン接種記録システムVRSは、ワクチン接種をデータで管理するもので、国はシステム提供をするのみで管理は各自治体で行うことになります。記録方法は国が配布する専門のタブレットが必要となりますが、各医療機関に問題なく配布されている状態でしょうか。 31 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 32 ◆議長(林田 要) 市長。 33 ◆市長(禰宜田政信) 新型コロナワクチン接種管理システムであるVRS、バクシネーションレコードシステムと、これはバクシネーションというのは予防接種という意味でございますけれども、これにて使用する専用タブレットにつきましては、当初から個別接種を予定していた医療機関配布済みでございます。 34 ◆10番(杉浦文俊) 議長、10番。 35 ◆議長(林田 要) 10番。 36 ◆10番(杉浦文俊) 5月下旬よりこのシステムが稼働したことにより、ワクチン接種した方の情報が確認できるようになります。ワクチン接種は任意ですが、接種の確認が取れない対象者に対して、今後、接種を促す予定はありますか。 37 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 38 ◆議長(林田 要) 市長。 39 ◆市長(禰宜田政信) 広報6月15日号において、高齢者の方への接種勧奨をしてまいります。また、65歳以上の方へは、重症化リスクの大きさから接種をお忘れにならないよう、個別に案内することも検討をしております。 40 ◆10番(杉浦文俊) 議長、10番。 41 ◆議長(林田 要) 10番。 42 ◆10番(杉浦文俊) 対応を考えているということで安心いたしました。あくまで任意でありますが、多くの方が接種を忘れてしまわないように、定期的な呼びかけをお願いいたします。  (ウ)ワクチンの破棄が出ないための対応策について。  これは市長の招集挨拶で答弁に近いものをいただきましたが、確認のためにお聞きします。 43 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 44 ◆議長(林田 要) 市長。 45 ◆市長(禰宜田政信) ワクチンの廃棄が出ないための対応策として、まずは優先接種の対象となっている医療従事者、この中には医師、看護師、薬剤師、消防職員が入っております。そして、高齢者施設等従事者余剰ワクチンが発生した際の待機者としてリスト化をし、発生時には順次連絡することで接種いただいております。また、これらの方に続きまして、保育施設及び児童養護施設従事者へと順次待機者を拡大していく予定であります。 46 ◆10番(杉浦文俊) 議長、10番。 47 ◆議長(林田 要) 10番。 48 ◆10番(杉浦文俊) 11歳以下は接種できない状態です。接する期間が多い保育施設及び児童養護施設従事者へと順次接種できるように対応されているということで安心しました。  (2)新型コロナワクチン一般接種進捗状況について。  ア、今後、一般接種の進め方について。  (ア)今後のスケジュールについてお聞きします。  一般接種開始までの案内の送付や予約開始等の今後のスケジュールについては、先日答弁にて回答をいただきましたが、それから日がたっていますので改めて質問をさせていただきます。 49 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 50 ◆議長(林田 要) 市長。 51 ◆市長(禰宜田政信) 65歳以上の方への優先接種に続きまして、次の優先接種対象である基礎疾患を有する者、60歳から64歳への方へと移行してまいります。高齢者の1回目接種と2回目接種との混在が解消される7月中旬頃に接種を開始できるように調整を進めております。 52 ◆10番(杉浦文俊) 議長、10番。 53 ◆議長(林田 要) 10番。 54 ◆10番(杉浦文俊) 7月の中旬には接種を開始できるように調整していくということで、より具体的な回答、ありがとうございます。  (イ)基礎疾患者への対応について。  国の示すとおり、基礎疾患者は優先的に接種することとなります。慢性の呼吸器の病気、心臓病、腎臓病等をはじめとする14の基礎疾患者についてどのように確認をするのでしょうか。 55 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 56 ◆議長(林田 要) 市長。 57 ◆市長(禰宜田政信) 基礎疾患を有する方につきましては、国により14の病気や状態等が示されております。基礎疾患をお持ちであると考えている方につきましては、事前に申請を受け付ける機会を設けるようにしてまいります。 58 ◆10番(杉浦文俊) 議長、10番。 59 ◆議長(林田 要) 10番。 60 ◆10番(杉浦文俊) 基礎疾患者は、先日の答弁で9,000人ほど接種することを予想し、その方々は、申請を受け付ける機会を設けるということで、自己申告になると確認させていただきます。  (ウ)予約までの混乱を避けるための対応策についてお聞きします。  高齢者以外へのクーポン券の配布については、一斉に送付すると予約時の混雑が懸念される等の理由により、年齢層別に高い年齢から時期をずらして段階的に送付することも可能と示されています。64歳以下の市民全員にクーポン券を配布し、予約が開始されると混乱を生じる可能性があります。避けるための対応策はどのように考えているのでしょうか。 61 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 62 ◆議長(林田 要) 市長。 63 ◆市長(禰宜田政信) 一度に多くの方に接種券を発送することで混乱を生じることが予想されますので、年齢階層ごとに発送することにしております。  6月10日の夜に開催されました第8回新型コロナウイルスワクチン接種等検討専門会議において、基礎疾患のある方と64歳以下の方への接種券の配送計画について承認をいただきましたので、ここで報告させていただきます。  基礎疾患のある方と60歳から64歳の方につきましては6月21日に、50歳から59歳の方につきましては7月5日に接種券を配送いたします。その他の年代の方につきましては、接種の進捗状況を確認する中で今後決定してまいります。 64 ◆10番(杉浦文俊) 議長、10番。 65 ◆議長(林田 要) 10番。 66 ◆10番(杉浦文俊) 非常に具体的な答弁をありがとうございます。  高齢者接種完了のめどが立っていないとなかなか次の段階のスケジュールを公表することはできないかと思います。これも碧南市の高齢者接種がスムーズに行われていると取らせていただきます。  そして、7月中旬には配布された方々の接種が開始されるとのことですので、正式な日程が決定次第、また報告をお願いいたします。また、49歳以下は進捗状況を見てとのことですので、そちらも随時報告をお願いいたします。  (エ)ワクチン接種を早めたほうがよい職種について碧南市独自の考えは。  自治体によっては接種を早めたほうがよいとし、教職員などを先立って接種させている場合もありますが、碧南市としての考えはいかがでしょうか。 67 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。
    68 ◆議長(林田 要) 市長。 69 ◆市長(禰宜田政信) 本市におきましても、愛知県から新型コロナワクチンの弾力的な接種の運用についてとしての通知がございましたので、これに基づき高齢者施設及び障害者施設の従事者、保育士や幼稚園の教職員と示されているこれらの職種の接種を早めることとして進めております。 70 ◆10番(杉浦文俊) 議長、10番。 71 ◆議長(林田 要) 10番。 72 ◆10番(杉浦文俊) 接種対象とならない11歳以下の子供と触れ合う機会が多い教員なども必要ではないかと思いますので、ぜひ今後の検討材料にしてください。  (オ)職域接種の状況についてお聞きします。  ワクチン接種に関する地域の負担を軽減し、接種の加速化を図っていくため、令和3年6月21日から企業や大学等において、職域単位でワクチンの接種を開始することを可能としています。職域接種に当たっては、モデルナ社製ワクチンを使用し、接種に必要な医療従事者や会場などは自治体による高齢者等への接種に影響を与えないよう、企業や大学等が自ら確保することと記されています。碧南市における職域接種の状況についてお答えください。 73 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 74 ◆議長(林田 要) 市長。 75 ◆市長(禰宜田政信) 職域接種につきましては、現在、国や県の考え方を待っている状況でございます。  市内の大手企業も前向きに検討していただいているところであります。具体的な進め方が明確になり次第、関係各所との調整を進める予定としております。 76 ◆10番(杉浦文俊) 議長、10番。 77 ◆議長(林田 要) 10番。 78 ◆10番(杉浦文俊) 前向きに検討していただいているのであれば、ありがたいことです。ぜひ協力していただきたいと思います。  職域接種が始まれば、市民の一部は企業内での接種となります。一般接種クーポンの発送前であれば医療機関集団接種への予約の必要もなくなり、申込み者や病院にとっても混乱を避けることができます。まずは国からの情報提供に注視しながら、引き続き調整をお願いいたします。  イ、外国人への対応についてお聞きします。  碧南市には5,000人を超える外国人が在住し、その方々に正確な情報を基に適切な対応策を実施することが必要になってきます。そこで、住民票が碧南市にある外国人に対して、混乱が起きないよう優しい対応はされるのか、お聞かせください。 79 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 80 ◆議長(林田 要) 市長。 81 ◆市長(禰宜田政信) 本市における外国人への対応につきましては、現在、保健センターにおきまして、火曜日と木曜日に2名の通訳を配置しております。これはポルトガル語、ベトナム語で対応可能でございます。また、土日の集団接種会場におきましてもこの2名を配置し、対応しております。その他、ポケトークなどにより、臨機応変に対応を行っていく予定です。 82 ◆10番(杉浦文俊) 議長、10番。 83 ◆議長(林田 要) 10番。 84 ◆10番(杉浦文俊) 今後、一般接種では外国語対応を充実させる必要があると考えます。そうした多言語案内文を送付したりするのはいかがでしょうか。 85 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 86 ◆議長(林田 要) 市長。 87 ◆市長(禰宜田政信) 接種券の配布時に多言語のチラシを同封することやホームページの活用等を含めまして検討してまいります。 88 ◆10番(杉浦文俊) 議長、10番。 89 ◆議長(林田 要) 10番。 90 ◆10番(杉浦文俊) 混乱が起こらないよう、きめ細やかな対応をお願いいたします。基礎疾患のある方と60歳から64歳の方については6月21日に、50歳から59歳の方については7月5日に接種券を配送し、7月中旬には接種が開始されるということですので、高齢者接種で上がった郵送から予約までの課題を整理し、対応をしていただきたいと思います。また、職域接種については、その企業に勤める方はもちろんのこと、対象とならない市民も予約の際に影響しますので、引き続きの調整をお願いいたします。  (3)学校でのコロナ禍対応について。  ア、休校、学級閉鎖の判断基準と対応については先日の答弁でお聞きしたとおり、文部科学省から出されているマニュアル、学校の新しい生活様式に沿った対応をされるということを確認させていただきました。  先日の答弁に関連して質問をいたします。  学校の新しい生活様式では、学校が感染源になることは避けなければならないが、現段階では15歳未満で明らかな感染拡大の傾向は見られないとし、地域一斉の臨時休校は望ましくないとしています。つまりは、答弁であったとおり、各学校内で感染の広まりの状況に応じて、学校の全部または学年、学級の臨時休業を決定していきます。  実際に全国の事例を見ると、感染者が発生した学校、1万3,104校のうち臨時休業を実施しなかった学校が74%の9,753校、学校全体の臨時休業を行った学校が18%の2,324校、特定の学年の学級の臨時休業を行った学校が10%の1,292校とし、休業日数は3日未満が65%、うち1日未満が30%と報告されています。長くても3日以内には再開するため、学業には大きな影響はないかもしれません。実際に臨時休業を行った近隣市の中学校では、期間が長かったためリモート授業を行い、30分授業とし、休憩を20分と対応しながら授業を行ったと聞きます。碧南市でももし臨時休業となった場合の学びの保障はどのように考えているのか、タブレットを活用した取組を考えているのか、お答えください。 91 ◆教育長(生田弘幸) 議長、教育長。 92 ◆議長(林田 要) 教育長。 93 ◆教育長(生田弘幸) 学校の全部もしくは学年、学級が臨時休業となった場合、学習プリントの各家庭への配布や今年度より導入しているタブレットの活用などにより、学びを止めないようにしていきたいと考えております。そのため、現在、各家庭でのWi-Fi環境の調査をしているところです。  臨時休業等が短期間の場合には、学習プリント等の配布によって対応し、長期間に及ぶ場合はタブレットの活用も考えているところですが、学年によってタブレットの操作については習熟度にも差があり、現状としては小学校の低学年では難しいのではないかと考えています。いずれにしましても、各学年の状況に応じてより適切な学習支援の方法を選択していきたいと考えております。 94 ◆10番(杉浦文俊) 議長、10番。 95 ◆議長(林田 要) 10番。 96 ◆10番(杉浦文俊) 学校でのタブレットの支給が始まりまだ課題もあるようですが、臨時休校の可能性もあることから、引き続き環境整備をお願いいたします。  イ、生徒のマスクの着用状況についてお聞きします。  (ア)授業や給食、放課の際の着用状況について。  生徒の学校内での生活、授業や給食、放課時のマスクの着用状況についてお聞かせください。 97 ◆教育長(生田弘幸) 議長、教育長。 98 ◆議長(林田 要) 教育長。 99 ◆教育長(生田弘幸) 感染症対策としてマスク着用は必要です。授業や放課は原則マスク着用をしています。しかし、児童生徒たちの息苦しさや熱中症予防、ストレスの軽減などの配慮も必要であると考えております。  例えば、授業の途中で水分補給の時間を設けるなどしております。また、給食時においては、配膳、食器返却時はマスクを着用します。食べるときだけマスクを外し、学級全体が黒板の方向を向き、黙食をしております。給食を配り終えて、いただきますの挨拶が済んでからマスクを外して食べ始め、食べ終わった生徒からマスクを着用しております。 100 ◆10番(杉浦文俊) 議長、10番。 101 ◆議長(林田 要) 10番。 102 ◆10番(杉浦文俊) 昨年度から学校内での生徒のマスクの徹底は周知のとおりでありますが、先生方の御指導や生徒たちの協力の下、こうしたマスクの徹底が行われ、学校内での感染防止になっていることを確認させていただきました。  では、(イ)体育の際のマスクの着用状況についてお聞きします。  大阪府高槻市では、持久走をしていた小5児童が亡くなるといった事故がありました。マスクは顎にしていたということではありますが、体育の際のマスクの着用の判断はどのように考えているのでしょうか。 103 ◆教育長(生田弘幸) 議長、教育長。 104 ◆議長(林田 要) 教育長。 105 ◆教育長(生田弘幸) 体育で運動を行うときは、十分なソーシャルディスタンスを確保し、マスクを外して行うようにしております。熱中症にも注意を払いながら、休憩や給水時間を計画的に設けて実施しております。ただし、運動していないときや教師が説明したりするときなど、十分なソーシャルディスタンスが確保できないときはマスクを着用することもあります。 106 ◆10番(杉浦文俊) 議長、10番。 107 ◆議長(林田 要) 10番。 108 ◆10番(杉浦文俊) 県の方針と同様に、原則は体育の際はマスクをしないということを確認しました。  これから暑い季節となります。寝不足や夏ばてといった生徒一人一人の身体の状態、急な気温の変化といった環境、慣れない運動や休み明けといった状況等、熱中症のリスクは多くあります。引き続き熱中症に適切な対応をお願いいたします。  ウ、透明マスクの導入について。  透明マスクは、今私がしているものも近畿大学で開発された透明マスクの一部になります。コロナ禍の影響で子供たちがマスクをつけて1年以上が経過しました。子供の脳は目から入った情報と耳からの情報に特に環境の影響を受けやすく、マスクをした相手の目だけでは表情の判断が難しく、様々な表情を理解する力が育ちにくいと言われています。口元が見える透明マスクを学校現場に支給することを検討してみてはいかがでしょうか。 109 ◆教育長(生田弘幸) 議長、教育長。 110 ◆議長(林田 要) 教育長。 111 ◆教育長(生田弘幸) 低学年の児童にとっては、口元が見えないために不安を感じることがあるかもしれませんが、学年が上がるにつれて目の様子を見て表情を読み取ることができるようになります。透明マスクについては、まだ十分に効果が検証されていないことや常時マスクをつけて生活する上で、不織布マスクや布マスクに比べ高価なため、費用面で取替えが何度もできず、衛生面にも不安を感じることもあります。今後その効果や費用、他自治体での導入状況も確認する中で、検討課題とさせていただきます。 112 ◆10番(杉浦文俊) 議長、10番。 113 ◆議長(林田 要) 10番。 114 ◆10番(杉浦文俊) ぜひ検討してください。  先ほどの答弁で、目の様子を見て表情を読み取ることだってできるようになる。確かに判断能力は日々成長を遂げていくものです。しかしながら、それは経験によって養われるものではないでしょうか。マスクを外す機会が多いのは家庭であり、家庭でそのような経験を積むことはできますが、やはり家族と他人では培われるものが違います。また、家庭を離れた環境において接する機会の多い大人は先生方であります。大人が笑顔であれば子供たちは安心するでしょう。  また、11歳以下の子供はワクチン接種が見込めていない中、すぐマスクを外してもよいという環境は訪れません。ワクチン接種をしたから安心というわけではなく、免疫がいつまで続くか、変異株の影響、もしかすると再感染の懸念もあります。まだまだマスク着用の日々は続きます。  今回は、学校の教育現場目線で提案させていただきましたが、幼稚園、保育園ではより一層必要ではないかと感じます。ぜひ、幼稚園、保育園でも検討していただき、予算的に難しいということであれば、まずは先生方に支給を開始するといったことも検討材料に入れていただくことをお願いして、私の一般質問を終わらせていただきます。 115 ◆議長(林田 要) 以上で、杉浦文俊議員一般質問を終わります。  この際、暫時休憩いたします。                            (午前 10時 39分 休憩) ───────────────────・・───────────────────                            (午前 10時 50分 再開) 116 ◆議長(林田 要) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  次に、生田充夫議員の一般質問を許します。 117 ◆8番(生田充夫) 議長、8番。 118 ◆議長(林田 要) 8番。 119 ◆8番(生田充夫) 皆様こんにちは。想政会の生田充夫です。どうぞよろしくお願いいたします。  ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、通告書に従い、一括質問、一括答弁方式にて質問させていただきます。  コロナ禍ということもあり、質問事項、内容は最小限にまとめてありますので、よろしくお願いいたします。  今回の私の質問は1件で、SDGsに関する取組についてであります。  持続可能な開発目標、SDGsとは、2001年に策定されたミレニアム開発目標、MDGsの後継として、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された持続可能な開発のための2030アジェンダに記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール、169のターゲットから構成され、地球上の誰1人取り残さないことを誓っています。  SDGsは発展途上国のみならず先進国自身が取り組むユニバーサル、普遍的なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。SDGsの実施が始まって6年目、達成期限の2030年まで残り10年となった2020年1月にSDGs達成を加速させるべく、行動の10年として世界中の人々に呼びかけられています。新型コロナウイルス感染症が拡大する以前から、深刻な貧困、格差、気候危機の急激な悪化、根強く残るジェンダーの不平等、大幅な資金不足など多くの課題を抱え、SDGs達成の目途が立っていませんでした。コロナ禍でこの5年間の前進も大きく押し戻されてしまっている現状があります。  コロナは、SDGsの17の分野の1つでも立ち行かなければほかの分野に連鎖してしまう、影響を与えてしまうことを如実に表しております。もし、コロナ感染症拡大以前に、格差の是正、保健医療サービスの充実など、SDGsの進展がもっとあったならここまでの打撃はなかったと言われています。コロナ感染症以前の経済、社会、そして自然との関わり方こそが新型コロナ感染症を招いてしまった。より包摂的、平等、クリーンで、より持続可能な世界に転換するよりよい復興を通じて、この人類の悲劇を乗り越えていくことが不可欠であります。その羅針盤となるのがSDGsであります。国民がそれぞれの立場で何ができるのか、関心のある分野、関係性のある分野、自分にできることから考え、よりよい社会づくりに関わっていくことが重要であると考えます。  愛知県では、今年の2月5日、6日と2日間、SDGs AICHI EXPO 2020と題してオンラインセミナーを開催しております。私もオンラインで参加しました。開催記念講演では池上彰さんが、SDGsの成果と10年後に向けた課題として講演しました。岡崎市では、今年の2月8日にオンラインSDGs実践セミナーを開催しました。当日の資料はメールでいただきました。また、安城市でも、今年の2月17日、地域に根差すSDGsの未来のかたちと題して、オンラインセミナーを開催しております。そして、安城市では、令和3年度より企画政策課の課の名前を健幸=SDGs課と変更しました。  このように、SDGsは、様々な自治体で発信されていて身近なものとなってきており、取り組む必要性を私自身感じています。  ここで、1つ私が関心を持ったSDGsの先進事例を紹介します。  これは福岡県大牟田市のもので、教育の分野についてのものです。大牟田市では、持続可能な開発のための教育、ESDを推進しています。ESDとは、エデュケーション・フォー・サステーナブル・ディベロップメントの略称で、環境、貧困、人権、平和などの地域や国際社会の課題やその解決策について学び、実践することで、持続可能な社会づくりの担い手を育む教育のことです。ESDを進めるに当たって、市長を本部長、教育長を副本部長、各部局の部長を委員とする大牟田市ESD推進本部を設置しており、2017年に大牟田版SDGsを作成しています。ESDの事例の1つ、福祉学習、福祉教育として、共生社会の構築に向けた認知症ケアがあり、この取組は誰1人取り残さないというSDGsの理念にも合致しています。  中学生の具体的活動事例は、独り暮らしの高齢者の自宅訪問です。独り暮らしの高齢者をめぐる課題は多く、この課題に対応していくために地域でのサポートは有効な手段です。高齢者に係る学習を進めてきた中学生たちは、今日的課題として大きなウエートを占めていることを知り、自分たちにできることとして独り暮らしの高齢者の自宅訪問を民生委員の方々の協力の下行いました。訪問では、少人数のグループに分かれた中学生たちが公民館に赴き、まず、地区の高齢者や各地区のコミュニティーの状況について話を聞きます。その後、民生委員の方々と共に戸別訪問を行い、独り暮らしの高齢者に手作りプレゼントを渡して話をしていきます。訪問後は再度公民館に集合し、民生委員や公民館の役員の方々と意見交換を行います。その中で中学生たちは自分事として高齢社会に向き合い、自分に何ができるのか、また、次々と空き家が増え、高齢化が加速度的に進行していく地元の様子を見て、持続可能な地域社会の構築のために考えなければならないことなどを住民の方々と意見交換しました。  この具体的事例のようなことがSDGsの推進の1つになり、事例を少しずつ積み上げていくことが重要であると感じました。  このようなことから、私の質問の(1)として、SDGsに取り組む市の姿勢、方向性について、また、(2)といたしまして、今後、SDGsに取り組む施策について教えていただきたく思います。よろしくお願いいたします。 120 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 121 ◆議長(林田 要) 市長。 122 ◆市長(禰宜田政信) まず、(1)のSDGsに取り組む市の姿勢、方向性についてでございますが、SDGsということで、サステーナブル・ディベロップメント・ゴールズというのの略ということですが、これの17の目標につきましては、官民ともそれぞれの立場で推進する必要があると考えております。  自治体の取組として、愛知県がガイドブックの作成や近隣市においてセミナーの実施等が行われているということは承知しております。本市におきましては、昨年度策定し、今年度からの計画期間とする本市の最上位計画であります第6次碧南市総合計画や第2期碧南市まち・ひと・しごと創生総合戦略の施策の方針等にSDGsのロゴを掲示しております。これは、第6次碧南市総合計画の計画満了期間は2030年であり、持続可能でよりよい世界を目指す国際目標として国連サミットで採択されたSDGsの目標年度とも一致しているところであります。  また、昨今では、新型コロナウイルス感染症による影響により、生活や仕事の在り方についての課題が投げかけられている中、人生100年と言われる長寿社会をどう支えていくか、労働力を依存する外国人とどう共生していくかといった本市の課題にもSDGsの誰1人取り残さないという理念は共通するところによるものであります。よって、第6次総合計画に基づく実施計画において、具体的な事業を展開していくことがSDGsの理念の下で産業やまちのにぎわいを進めているものであると考えております。  次に、(2)今後のSDGsに取り組む施策についてでございますが、まずはSDGsをより深く理解していく必要があります。そこで、私をはじめ副市長、教育長と部課長を対象としたSDGsの研修会を7月に実施してまいります。一方、市民の皆様向けには、広報へきなん8月1日号においてSDGsの紹介をし、その後、広報掲載の記事の内容に応じて17の目標を位置づけたアイコン、ロゴを示していきたいと考えております。
     また、今後の事業とSDGsの具体的な関わりにつきましては、来年度の実施計画を策定する際に、SDGsの該当する17の目標を事業ごとに掲載していくことを予定しております。このように、実施計画事業をSDGsに位置づけることで、市の取組の見える化を図ってまいります。  いずれにしても、まず、職員がSDGsの理解を深め、事業への位置づけを意識することで、市としてSDGsへの取組を進めていくとともに、市民の皆様へのSDGsの周知、理解、関心を広げてまいりたいと考えております。  以上です。 123 ◆8番(生田充夫) 議長、8番。 124 ◆議長(林田 要) 8番。 125 ◆8番(生田充夫) ありがとうございます。  市職員の研修をはじめ、市民への周知に取り組んでいただけるということで前向きに進めていただけることが分かりました。  SDGs達成のための行動の10年を通じて言われております3つのこと、1つ目として、あらゆる場所の全ての人が参加すること、2つ目として、即効性のある大胆な行動を起こすこと、3つ目として、新たな発想と解決策を促進させることの実現を目指して着実に進めていただくことを期待して、私の一般質問を終えます。ありがとうございました。 126 ◆議長(林田 要) 以上で、生田充夫議員の一般質問を終わります。  この際、暫時休憩いたします。                            (午前 11時 6分 休憩) ───────────────────・・───────────────────                            (午前 11時 15分 再開) 127 ◆議長(林田 要) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  次に、小池友妃子議員の一般質問を許します。 128 ◆11番(小池友妃子) 議長、11番。 129 ◆議長(林田 要) 11番。 130 ◆11番(小池友妃子) こんにちは。みらいクラブの小池友妃子です。  議長より発言の許可をいただきましたので、通告書に従って、一問一答方式にて質問をさせていただきます。  件名1、新型コロナウイルス感染症関連について。  5月7日に65歳以上の市民の皆様にワクチン接種クーポン券が届き、個別医療機関での個別接種は5月17日から、市民病院での集団接種は6月12日からスタートしました。ワクチン接種は任意であるというものの、1日でも早くワクチン接種をと希望されている皆様が接種できるようにすることは、行政として今一番取り組むべき課題であると考えます。  本定例会ワクチン接種の質問は私で3人目であります。重なる質問もあるかと思いますが、市民の命に関わる非常に大切なことですので、市民一人一人が理解できる言葉で丁寧に、そして分かりやすく御答弁いただきますようお願いいたします。  (1)コロナウイルスワクチン接種について。  ア、ワクチンの接種に関わる現況について。  (ア)これまでのコロナウイルスワクチンの接種の状況についてお聞かせください。 131 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 132 ◆議長(林田 要) 市長。 133 ◆市長(禰宜田政信) まず、市内の医師、歯科医師、看護師、薬剤師の医療従事者につきましては、6月5日の市民病院での接種をもちまして、4月以降の新規採用の医療従事者も含めまして、おおむね2回の接種を完了いたしました。今後は、高齢者施設や障害者施設の従事者等の希望者を順次、市内の医療機関にて接種していただく予定です。  なお、65歳以上の方への接種状況につきましては、過日、1番議員へお答えをさせていただいたとおり、現段階で個別医療機関へのワクチン配送量から算出した令和3年6月8日時点での数値で約6,500回の接種をしているところですが、一昨日と昨日の土日の碧南市民病院での集団接種において642人の方へ接種をしておりますので、これを加算いたしますと約7,200回の接種をしている状況です。これは接種券を配送した1万7,646人の方が2回接種するのに必要な接種回数、3万5,292回に対しては20.3%に相当いたします。 134 ◆11番(小池友妃子) 議長、11番。 135 ◆議長(林田 要) 11番。 136 ◆11番(小池友妃子) では、このワクチンなんですが、当初、今回使用されていますファイザー社のワクチンは5日間の保存期間であり、取扱い方法や発送、配布方法が難しいというお話を聞いておりましたが、どうも最近では1ヵ月間保存ができるとの説明に変わっております。これはワクチンの成分なり何かが変わったのでしょうか。 137 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 138 ◆議長(林田 要) 市長。 139 ◆市長(禰宜田政信) 5月31日にファイザー社製新型コロナワクチンの添付文書が改訂されまして、保存方法が変更されました。それまでは冷蔵庫、これは2度から8度ということですが、それで5日間であったものが、同温度帯で1ヵ月保存することが可能となりました。これによりまして、各医療機関への冷蔵状態でのワクチン配送のサイクルを、それまでの週2回から2週間に1回とする運用が可能となりましたので、接種を担っている医療機関にとっても、配送を担っている薬剤師会にとっても業務の負担が軽減できたものと考えております。 140 ◆11番(小池友妃子) 議長、11番。 141 ◆議長(林田 要) 11番。 142 ◆11番(小池友妃子) 保存方法が変わったんですね。初めてのことは様々なことが起こると思います。しかし、その結果、ただでさえ忙しい医療機関や薬剤師会の皆様の業務負担の軽減につながったことはよかったです。  それでは、次に、(イ)コールセンターの状況についてです。  予約開始当初、市民の方からコールセンターへ電話をかけてもつながらないよという連絡をいただくことがあったんですが、現在の状況はいかがでしょうか。 143 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 144 ◆議長(林田 要) 市長。 145 ◆市長(禰宜田政信) 5月7日に接種券を配送した直後は、1日に400件以上お問合せをいただき、電話がつながりづらい状況もあったと承知しております。しかし、5月最終週では、1日平均150件というようなことで落ち着いてきていると考えています。  最近のお問合せの内容としては、希望する医療機関での予約が取れないというものが最も多くなっていますが、各医療機関においても全力で対応してみえるものと考えますので、時間を空けて再度お問合せいただくようお伝えをするとともに、かかりつけの患者様でなくても接種していただける医療機関を紹介もさせていただいているところです。  以上です。 146 ◆11番(小池友妃子) 議長、11番。 147 ◆議長(林田 要) 11番。 148 ◆11番(小池友妃子) コールセンターの担当者の皆さんの対応が御丁寧であると市民の方から声も届いております。お忙しいにもかかわらず、相談者に寄り添った対応に感謝いたします。ありがとうございます。  集団接種のリスクを気にされていらっしゃる方もいらっしゃいます。かかりつけ医でなくても、コールセンターに連絡すれば個別医療機関を御紹介いただけるということにつきましては、ホームページ上に記載はあるものの、ネット環境に疎い方々は見ることができず、コールセンターへ不安で電話をされている方も多いと思います。市民の不安を1つずつ解消するためにも、例えば町内会の回覧板などを活用するなどして、個別接種ができることを市民の皆様に情報共有していくことなども考えていただけると、情報が取りにくい方々も御安心されると思います。よろしくお願いいたします。  では次に、(ウ)住所不定者の接種についてです。  外国人を含め、住所不定者については、ワクチン接種をすることができるのでしょうか。また、その場合、クーポン券が御手元に届いていないのですが、どうしたら接種できるのでしょうか。 149 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 150 ◆議長(林田 要) 市長。 151 ◆市長(禰宜田政信) そうした方が接種を希望する場合は、居住場所等の市町村の窓口に相談をしていただくことになります。接種券がない場合は、住民登録をされている市町村にて接種券を再発行してもらう必要があります。また、いずれの市町村にも住民登録がない場合は、相談を受けた市町村にて接種券を発行することとされております。 152 ◆11番(小池友妃子) 議長、11番。 153 ◆議長(林田 要) 11番。 154 ◆11番(小池友妃子) 定額給付金制度のときもいろいろと問題はありましたが、住所不定者がいるようなところを行政自ら訪ねていき、住所不定者の皆さんにワクチン接種ができるということを伝えていただけることも必要ではと考えます。どんな環境下でいる方であれ、接種を希望されている方々には、接種できる環境づくりをお願いいたします。  次に、(エ)次の接種対象者が接種可能となるタイミングについてお聞きいたします。  他の議員からも同じような質問がありましたので、再度分かりやすく御答弁をいただきたいのと同時に、特に基礎疾患を有する者については接種のタイミング等を今分かる範囲で分かりやすくお示しください。 155 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 156 ◆議長(林田 要) 市長。 157 ◆市長(禰宜田政信) 65歳以上の方への優先接種に続いて、次の優先接種対象である基礎疾患を有する者、60歳から64歳の方となります。基礎疾患を有する者につきましては、満12歳以上で、令和3年度中に65歳に達しない者であって、慢性の呼吸器の病気、慢性の心臓病、これには高血圧も含むわけでございますが、それから慢性の肝臓病等の14の病気や状態で通院、入院をしている方、また、基準BMI30以上ということですが、これを満たす肥満の方とされております。  なお、このような方を事前に把握ことはできませんので、あいち電子申請システムを活用して、あくまで自己申告にて基礎疾患の内容やかかりつけ医療機関等について入力し、申請をしていいただくことによりまして、後日、接種券を郵送させていただきます。また、コールセンターにて同様の内容を聞き取りさせていただくことで申請をしていていただくこともできます。  この申請手続につきましては、市内のかかりつけのお医者さんからお声をおかけしていただきますが、ホームページ、市施設や市内医療機関等にチラシを設置することで周知してまいります。 158 ◆11番(小池友妃子) 議長、11番。 159 ◆議長(林田 要) 11番。 160 ◆11番(小池友妃子) ありがとうございます。  基礎疾患をお持ちの方は自己申告で電子申請システムを活用するんですね。そして、周知方法はかかりつけ医からのお声かけ等によって周知してくださるということで、1日でも早く接種したい方もいらっしゃると思いますので、よろしくお願いいたします。  次に、(オ)接種対象年齢についてです。  12歳以上が接種可能となりましたが、いつの時点で12歳になっていることが条件なのでしょうか、お聞かせください。 161 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 162 ◆議長(林田 要) 市長。 163 ◆市長(禰宜田政信) これは、接種の時点で12歳以上であるということが条件となります。 164 ◆11番(小池友妃子) 議長、11番。 165 ◆議長(林田 要) 11番。 166 ◆11番(小池友妃子) (カ)です。ワクチン接種の完了めどについてです。  ワクチン接種を望まれる方がある程度完了するめどとしては、どの辺りを接種完了目標とされていますでしょうか。 167 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 168 ◆議長(林田 要) 市長。 169 ◆市長(禰宜田政信) 新型コロナウイルス感染症に関する予防接種の実施期間は、令和4年2月28日までとされていますので、本市の接種計画も同様の期間としておりますが、愛知県が実施する大規模接種及び企業等が実施する職域接種と組み合わせることで、前倒しも可能となってくると考えております。 170 ◆11番(小池友妃子) 議長、11番。 171 ◆議長(林田 要) 11番。 172 ◆11番(小池友妃子) 第1回目接種後、第2回目接種まで3週間を空けます。そうすると、令和4年2月に12歳になる人は2回目が打てるのか、また、3月1日以降に12歳になる人はワクチン接種はどうなっていくのかなども今後決まってくると思います。この点につきましても決まりましたら、早急に市民の皆様へ丁寧な情報提供をよろしくお願いいたします。  では、次に、イ、個別接種についてです。  (ア)かかりつけ医の定義についてお聞きいたします。  各医療機関によって、かかりつけ医の定義が違うのではという声を耳にしました。碧南市が定めた個別接種可能なかかりつけ医の定義をお示しください。 173 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 174 ◆議長(林田 要) 市長。 175 ◆市長(禰宜田政信) かかりつけ医による接種を進めることの意義は、患者様の体調を継続的に管理している医師が接種を行うことで、安全な接種を進められるということにあります。このため、患者様によって通院の間隔も異なり、これによりかかりつけの定義は一律に設定できるものではないと考えておりますので、各医療機関での判断となります。  なお、かかりつけ医以外での接種でも構わない方につきましては、かかりつけ患者様以外の方も接種できる医療機関を紹介させていただいております。 176 ◆11番(小池友妃子) 議長、11番。 177 ◆議長(林田 要) 11番。 178 ◆11番(小池友妃子) 各医療機関かかりつけ医の定義が違うんですね。各医療機関へ予約しようとした際に、接種開始当初は、かかりつけ医でないという理由でお断りされた方がいたということを耳にしました。そのような場合に、予約を受け付けることができない方々には、かかりつけ医以外でも接種できる医療機関があるからコールセンターへ一度問合せてみてくださいと医療機関からも伝えていただけると、市民の皆様もかかりつけ医でなくても接種できる個別医療機関があることを知ることができ、安心されると思いますので、医療機関への御連携のほど、よろしくお願いいたします。  続きまして、(イ)接種できる個別医療機関の拡大についてです。  現在、接種できる医療機関は何ヵ所あり、今後も拡大していく可能性はあるのでしょうか。 179 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 180 ◆議長(林田 要) 市長。 181 ◆市長(禰宜田政信) 当初は、市内22医療機関での個別接種でスタートしました。しかし、なかなかかかりつけ医での接種ができずお困りの方も多く見られましたので、順次協力いただける医療機関を追加し、現在では、小児科等の65歳以上のかかりつけ患者様のおみえにならない医療機関も含めまして、28の医療機関で対応しております。 182 ◆11番(小池友妃子) 議長、11番。 183 ◆議長(林田 要) 11番。
    184 ◆11番(小池友妃子) 小さな子を持つ親は、かかりつけ医が小児科である可能性もあります。小児科をはじめ接種できる医療機関が数多くあることは、安心にもつながってまいります。今後も個別接種医療機関になっていない医療機関へ御協力依頼のほど、よろしくお願いいたします。  続いて、ウ、集団接種について。  (ア)二重予約対策についてです。  個別接種集団接種の二重で予約した方々がいて、集団接種の予約が入らなくなってしまったようですが、どのような対策を取られたのでしょうか。 185 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 186 ◆議長(林田 要) 市長。 187 ◆市長(禰宜田政信) これは先ほど10番議員へお答えをさせていただきましたとおり、はがきにて重複した接種予定をキャンセルしていただくようお願いをしております。これによりまして、十数件の方から集団接種の予約をキャンセルする連絡をいただいております。また、個別接種医療機関にて、2回目のみ接種予約をしていた方から、個別接種の予約をキャンセルする連絡があったという報告を十数件聞いております。 188 ◆11番(小池友妃子) 議長、11番。 189 ◆議長(林田 要) 11番。 190 ◆11番(小池友妃子) ウェブ予約をしたのがお子さんやお孫さんなど若い方で、二重予約のままにしてしまっている方々も今後出てくるかもしれません。無断キャンセルが原因で、大切なワクチンを廃棄することがないよう対策もお願いいたします。  (イ)市民病院での集団接種日時の拡大についてです。  市民病院での集団接種では、1回目の予約しか取れていない方が多いとお聞きしております。その人の2回目の接種についてどのようにお考えでしょうか。また、1日でも早く希望者が接種できるように、市民病院での接種日時を増やすなど拡大対策を取っていかれるのでしょうか、お聞かせください。 191 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 192 ◆議長(林田 要) 市長。 193 ◆市長(禰宜田政信) この件につきましては、説明が分かりづらかったこともありまして、多くの方が1回しか予約できないこととなっておりました。これを受けまして、毎週日曜日も集団接種を行うことで調整することができましたので、6月12日の土曜日の開始時点から全ての土日で集団接種を実施することとし、こちらでもう一回の接種日時を割り振らせていただいた結果をはがきで郵送させていただいております。 194 ◆11番(小池友妃子) 議長、11番。 195 ◆議長(林田 要) 11番。 196 ◆11番(小池友妃子) ありがとうございます。さすがですね。素早い対応に感謝いたします。  では、(ウ)歯科医師によるワクチン接種についてです。  ワクチンを打つことができる医師や看護師の不足に対応するため、厚生労働省は4月23日、新型コロナウイルスワクチンを歯科医師も打つことができる特例を認める方針を決めました。碧南市でもこの特例を認め、歯科医師によるワクチン接種を進めていく御予定はありますか。 197 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 198 ◆議長(林田 要) 市長。 199 ◆市長(禰宜田政信) 碧南市では、ワクチン専門会議にて接種方法などを検討してきたことで、医師会のみでなく、早い段階で看護師会、薬剤師会との協力体制を構築することができました。このため、接種者として協力いただける看護師さんが非常にたくさん手を挙げていただきましたことから、現段階では、歯科の先生方に御協力をお願いする予定はございません。 200 ◆11番(小池友妃子) 議長、11番。 201 ◆議長(林田 要) 11番。 202 ◆11番(小池友妃子) 非常に多くの看護師さんが自ら接種者として手を挙げてくださっていることを知り、胸が大変熱くなりました。すてきな情報を教えてくださりありがとうございます。  では、(エ)東部プラザでの集団接種についてです。  接種を希望される方がより早く接種できるようにするために、東部プラザでの集団接種も開始される御予定はございますか。 203 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 204 ◆議長(林田 要) 市長。 205 ◆市長(禰宜田政信) 多くの方が医療機関での安心した接種を望んでいるものと考えており、現段階では東部市民プラザを特設会場とした接種に対する要望は低いものと考えております。  こうした中、先週の金曜日に新聞掲載をされましたが、西三河地区で、愛知県が運営する3ヵ所の大規模集団接種会場が設置されることになりました。このうち碧南市につきましては、安城更生病院を活用することができるとされております。毎週土日に1日、最大840人に接種することとされており、本市におきましても、複数日程が確保できるものと考えており、大変期待をしているところであります。また、この機会を広く御利用いただけるよう、6月21日に60歳から64歳の方に、7月5日に50歳代の方に接種券を発送し、御案内する予定をしております。  しかし、今後より多くの曜日や時間帯での接種の機会を求める声が上がった際の選択肢として、引き続き東部プラザの会場の確保はしていきたいと考えております。 206 ◆11番(小池友妃子) 議長、11番。 207 ◆議長(林田 要) 11番。 208 ◆11番(小池友妃子) 分かりました。接種状況は刻々と変化しております。接種希望の皆さんがより安心し、安全な方法で一日も早く接種できるようになることをお願いし、次に進みます。  続きまして、(2)子供たちの学習環境についてです。  近年、様々な家庭の事情により、御家庭で勉強することが困難な子供たちがいます。さらにコロナ禍となり、働く親のテレワークなども始まり、これまで以上に家庭の中で落ち着いて勉強する場所がないと悩み、声を届けてくれる中高生が増えてきました。  そこでまず、ア、図書館の利用についてです。  現在、座席が3密を避けるために予約制となっているとお聞きしました。全図書館の座席数と現在の利用方法と利用率について、まず教えてください。 209 ◆教育部長(岡崎康浩) 議長、教育部長。 210 ◆議長(林田 要) 教育部長。 211 ◆教育部長(岡崎康浩) 現在は新型コロナウイルス感染症対策のため、館内の座席数は通常の半分程度となっておりますが、机がある座席数は、本館は47席、中部分館は29席、南部分館は10席となっております。直近3ヵ月の1日の平均利用件数で申し上げますと、本館が19件、中部分館が13件、南部分館は2件という結果でありました。利用する場合は申請書に御記入をいただき、3時間以内の利用でお願いをしているところでございます。  以上です。 212 ◆11番(小池友妃子) 議長、11番。 213 ◆議長(林田 要) 11番。 214 ◆11番(小池友妃子) 個人的には、利用時間が3時間と決められたことにより、集中して勉強する子が増えたのではと推測します。そして、一旦3時間を経て席を離席しても、座席を待っている人がいなければ、また3時間利用できると思いますので、やるときはやる、休むときは休むとめり張りがつき、効果も上がると思います。  しかし、御答弁の利用率には平日も入っています。だから1日の利用平均は満席にはなっていないものの、土日などの利用はもともとコロナ禍以前でもテスト期間中は朝早くから並ばないと席が取れなくて困っていると聞いたことが多々ございますので、座席数が半分になっている今、特にテスト期間中はこれまで以上にすぐ満席になっているのではと推測いたします。そこで、利用方法の変更等の周知活動はどのようになさっているのでしょうか。 215 ◆教育部長(岡崎康浩) 議長、教育部長。 216 ◆議長(林田 要) 教育部長。 217 ◆教育部長(岡崎康浩) 新型コロナウイルス感染症対策のために利用方法に変更がある場合は、図書館のホームページ、公式ツイッターや館内の掲示板などで周知をしているところです。また、座席が残り少ない場合は、公式ツイッターで座席の状況をお知らせしております。  以上です。 218 ◆11番(小池友妃子) 議長、11番。 219 ◆議長(林田 要) 11番。 220 ◆11番(小池友妃子) 次に、イ、公民館等の利用についてです。  公民館などの中にある図書室で勉強する子もいます。また、利用料を支払い友人同士で会議室などを借りて勉強している子もいるとお聞きしています。そこで、子供たちが勉強できる貸室の利用率はどのくらいなんでしょうか。 221 ◆教育部長(岡崎康浩) 議長、教育部長。 222 ◆議長(林田 要) 教育部長。 223 ◆教育部長(岡崎康浩) 令和2年度の7つの公民館全体の貸室の利用率は36.2%でありました。部屋別で申し上げますと、会議室は30.7%、研修室は33.8%、和室は27.4%という結果でありました。  以上です。 224 ◆11番(小池友妃子) 議長、11番。 225 ◆議長(林田 要) 11番。 226 ◆11番(小池友妃子) 7割は空いているわけなんですね。  では、ウ、公共施設を利用した学習環境の整備についてです。  西尾市では、公民館などで当日予約が入っていない有料貸室を学生の学習目的に限って無償で貸し出すということをしていらっしゃいます。図書館や公民館など無償貸室の利用座席数が半数になり、利用できる人数に限りが出てきました。家庭で勉強が困難な子供たちがせめてこれまでと同じ座席数を確保して利用できるようにするために、例えば図書館に隣接している芸文や文化会館、南部プラザなどの会議室など、当日予約が入っていない場合だけでも、西尾市のように学習目的に限って無償で貸し出すということは可能でしょうか。 227 ◆教育部長(岡崎康浩) 議長、教育部長。 228 ◆議長(林田 要) 教育部長。 229 ◆教育部長(岡崎康浩) 現在、各公民館では、学習目的を含め多目的な利用のために、図書室を無料にて開放しているところであります。図書室は貸室ではないために利用率の統計は取っておりませんが、ふだんの席数は十分に確保されているというふうに考えております。  ただし、議員おっしゃるとおり、テスト週間中などにつきましては、一部の公民館で満席になってしまうような状況はあるということでございます。学習目的に限って貸室を無料で貸し出すという御提案でございますけれども、他の有料利用者とのバランス、文化会館、公民館などは社会教育利用が優先されることなどを考慮すると、無料開放の実施は難しいというふうに考えております。また、夜間の無料開放を実施した場合、児童生徒に夜間の外出を促す形となり、青少年健全育成上望ましくない面もあるのではないかというふうに考えております。ということで、現時点で学習目的に限って無料での貸出しというのは考えておりませんので、御理解のほどよろしくお願いしたいと思います。  以上です。 230 ◆11番(小池友妃子) 議長、11番。 231 ◆議長(林田 要) 11番。 232 ◆11番(小池友妃子) 実際、図書室の利用は、公民館が空いている時間ですので、図書室は夜間でも利用可能なのに、貸室を無料開放すると行政が児童生徒に夜間の外出を促すことになるという理由はちょっとおかしいのではと個人的には思います。なおかつ、お金を払えば児童生徒であっても夜間の貸室利用もできるわけですので。さらに、児童の定義は12歳までの小学生、生徒は中高生です。今回の図書館や図書室で勉強したいという要望は、中高生である生徒からです。最近は、飲食店等で夜であっても勉強している生徒を見るようにもなりました。飲食店などで何時間も勉強するより、公共施設で勉強するほうが親としても、地域住民にとっても安心できるのではないでしょうか。もう少し勉学に励みたいと願う生徒の思いに寄り添い、それこそ行政として、安心・安全な居場所として図書館や図書室が満席な場合に貸室を提供することも大切なことなのではないかなと私は思います。  また、図書館の席や図書室につきましては、事前予約はできないにしろ、現状はツイッターなどで空き状況を知ることができたり、電話で確認が取れるということも、いま一度市民へ情報提供していただいておくと、より市民が利用しやすいのではと思います。そして、現段階では、利用者が満席の場合は会議室等が空いている場合、お金を出せば借りることができるということも窓口で利用者に伝えていただけると、利用料は安いわけですから安心して勉強する生徒たちも出てくると思います。こちらも併せてお願いいたします。子供たちの勉強への意欲を妨げることはせず、勉学に励む子供たちに前向きなエールを送れるぐらいの行政であってほしいと私は思います。  碧南市市民憲章に、清新な文化の町に若い力を育て、文化と教養のまちをつくりますとあります。若い力を一緒に育てていただきたいと思います。いま一度、前向きに御検討いただけるようお願いをし、次へ移ります。  (3)子供たちの精神的サポートについてです。  コロナウイルスに感染する子供や濃厚接触者となり学校をしばらく休む子供たちも出てまいりました。コロナ感染者及び濃厚接触者になった園児、児童生徒への精神的負担をなくすために、保育及び教育現場などではどのようなサポートをされていらっしゃいますか。 233 ◆福祉こども部長(杉浦秀司) 議長、福祉こども部長。 234 ◆議長(林田 要) 福祉こども部長。 235 ◆福祉こども部長(杉浦秀司) 私からは、園児に関してお答えをさせていただきます。  幼稚園、保育園等では、様々な感染対策を実施するとともに、その意味を分かりやすく園児に伝える工夫を行っています。一例として、低年齢児に対しては職員による劇を行うことにより、新型コロナウイルス感染症について分かりやすく説明を行うなどの工夫をしています。また、手洗いやつい立てを設置する意味を教えることにより、積極的に感染対策を実施できるように促しています。  その中で、感染、濃厚接触等で長期の欠席を必要とする園児に対しては、保護者と連絡を密に取り合い、園児の自宅での様子を把握するなど、そのサポートに努めています。また、長期欠席から久しぶりに幼稚園、保育園等に登園する園児にはふだんどおりの園での生活が送れるよう、保育現場では職員がしっかりサポートを行っているところであります。  なお、具体的な保育現場での取組につきましては、特別なことを園児に対して行うわけではなく、園児がこれまでと変わりない生活を送ることができる環境を整えることが一番だと考えています。登園時の挨拶の様子に変わりがないか、クラスでのほかの園児との生活状況や園児の健康状態に変化がないかなど、ふだんの活動の中で園児の様子を注意深く見守りながら保育を実施しています。  これまで幼稚園、保育園等での新型コロナウイルス感染症が原因で精神的なサポートを必要とする事例は報告を受けていませんが、万一、以前よりも元気がないなど、園児の様子に何らかの変化が感じられる場合は、保護者と連絡を取りながら適切な対応を考えてまいります。  以上です。 236 ◆教育長(生田弘幸) 議長、教育長。 237 ◆議長(林田 要) 教育長。 238 ◆教育長(生田弘幸) 私からは、小中学生の精神的サポートについてお答えします。  新型コロナウイルス感染症関連による欠席は、子供たちに大きな精神的負担をかけます。そのため、当該子供と保護者に対して学校の良好な関わり方が精神的な負担を軽くするために大変有効であると考えております。欠席期間中は、子供の健康状態の確認や子供や保護者からの相談に素早く対応するために、定期的に連絡を取るようにしております。学習の遅れについては、授業の進度に合わせてプリントや参考資料を家庭に届け、電話で補足をしております。登校できるようになってからも、授業の遅れた分を対応するなどしております。また、登校に向けて不安に思っていることなどは事前に確認し、対応していくことで不安なく登校できるようにしております。さらに、登校後も欠席していた子供のみならず、学級全体の子供の様子を丁寧に観察し、いじめ等の問題が起きないように学校全体で取り組んでおります。 239 ◆11番(小池友妃子) 議長、11番。 240 ◆議長(林田 要) 11番。 241 ◆11番(小池友妃子) 先生方の子供たちに対するサポートについては、頭が下がる思いです。実際、濃厚接触者になったお子さんがいらっしゃる方から聞いた話では、先生方の対応がとても親切丁寧で、休んでいるときも何度も連絡をしてくださったりとお聞きしております。また、休み明けの登校日には、親子でかなり不安があったけれども、先生方が子供たちを温かく見守ってくださり、お友達もふだんと変わらずいてくれたので、とても安心されたとの声も届いております。しかし、万一のときには皆さん不安でいっぱいです。今後も変わらず御対応のほど、よろしくお願いいたします。  それでは、最後に、(4)乳幼児を持つ母親の精神的サポートについてです。  2020年の自殺者数の確定値が2万1,081人と前年より912人増えて、11年ぶりの増加になったことを厚生労働省が発表されました。中でも30代の女性は、ほぼ倍となっております。コロナ禍となり、働きながらの子育てが厳しい状況になってきた方がいるとお聞きしております。知り合いの中では、数人離職したり、勤務日数が少なくなりお金に困る方も出てきています。経済的なことでの不安より、育児も家事もうまくいかなくなったという声も何となく届くようになりました。  仕事、家庭、子育てなど1人で悩む女性、精神的につらくなると鬱になったり、虐待をしてしまったり、そして最悪の場合は、自ら命を絶つ選択をしてしまう方も全国的には出てきております。  宮崎県延岡市では、1人で悩まないようにと女性向けに無料リモート相談試行事業を実施されています。碧南市では、子を持つ母親の精神的なサポートをしてくれる相談先などはあるのでしょうか、お聞かせください。 242 ◆健康推進部長(山本政裕) 議長、健康推進部長。 243 ◆議長(林田 要) 健康推進部長。 244 ◆健康推進部長(山本政裕) 乳幼児を持つ母親の相談場所としましては、健康課では、希望者に行う新生児訪問、生後2ヵ月頃の全てのお子さんに対して行う赤ちゃんお誕生おめでとう訪問や育児相談、歯科相談、栄養相談、生後5ヵ月までのお子さんを対象とした赤ちゃんサロンで相談の機会を設けていますし、乳幼児健康診査においても御心配事等を聞き取らせていただいております。こうした御相談をいただく機会については、市ホームページでも紹介をしております。また、電話による相談も随時受け付けております。その際は内容により、保健師、栄養士、歯科衛生士が対応をさせていただいております。  電話相談から実際にお会いして相談に乗る必要があると思われる方につきましては、保健センターへの来所や訪問を希望している方につきましては、家庭訪問での相談を実施しております。また、産後不安を持つ母親から相談を受けた医療機関から保健センターへ直接情報提供をいただくことで、医療機関と連携したサポートを行うこともございます。このようにニーズに沿った相談方法で、母親に寄り添った支援に努めております。
     以上です。 245 ◆11番(小池友妃子) 議長、11番。 246 ◆議長(林田 要) 11番。 247 ◆11番(小池友妃子) 昨年、産後ケア事業を利用された方もいたとお聞きしております。連絡ができる方はいいのですが、強く心を病んでいらっしゃる方が自らが連絡することはできないのではと思います。また、近年共働きも増え、夜間や土日、祝日でないと相談できない方もいらっしゃいます。子育て期間は短いようで長いです。母子共に命を守るために行政自らが寄り添っていくことができる事業の取組をこれからも前向きに取り入れていただきますよう、よろしくお願いいたします。  以上で、私の一般質問を終わります。  コロナが終息するまではまだまだ時間がかかります。今後とも市民の不安な気持ちに心を寄せて支援を充実させていただきますよう、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。 248 ◆議長(林田 要) 以上で、小池友妃子議員の一般質問を終わります。  これにて一般質問を終結いたします。 ───────────────────・・─────────────────── 249 ◆議長(林田 要) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。  再開は明15日午前10時であります。  本日はこれにて散会いたします。                            (午前 11時 56分 散会) ───────────────────○────────────────────  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。    令和3年6月14日                   碧南市議会                     議 長  林 田   要                     議 員  小 林 晃 三                     議 員  杉 浦 哲 也 Copyright © Hekinan City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...