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2021-06-11 令和3年第4回定例会(第2日)  本文
2021-06-11 令和3年第4回定例会(第2日)  名簿

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  1. 碧南市議会 2021-06-11
    2021-06-11 令和3年第4回定例会(第2日)  本文


    取得元: 碧南市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    2021-06-11 : 令和3年第4回定例会(第2日)  本文 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                            (午前 10時 0分 再開) ◆議長(林田 要) ただいまの出席議員は22名であります。  よって、本日の会議は成立いたしましたので、これより令和3年第4回碧南市議会定例会第2日の会議を開きます。  これより会議に入ります。  本日の議事日程は、お手元に配付の議事日程表のとおりであります。 ───────────────────・・─────────────────── 2 ◆議長(林田 要) 日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。  会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において4番加藤厚雄議員及び18番新美交陽議員を指名いたします。 ───────────────────・・─────────────────── 3 ◆議長(林田 要) 日程第2「一般質問」を行います。  質問の許可は、議事日程表記載の順といたします。  なお、先日の議会運営委員会において、本年度も引き続き新型コロナウイルス感染症対策に取り組むことが決定しましたので、次の2点についてお伝えします。  まず、傍聴される方へお伝えいたします。今期定例会一般質問においては、議場内での密の機会を避けるため、議員及び執行部において一部離席をすることがありますので、御承知おき願います。  また、各議員にお伝えいたします。会議での定足数を満たすため、議席番号の奇数、偶数で交互の出席となるよう御協力をお願いします。  では、まず、議席番号の奇数の方、御退席の御協力をお願いいたします。順次質問者の交代の都度、議席番号の偶数の方との出席交代をお願いします。  磯貝忠通議員一般質問を許します。 4 ◆9番(磯貝忠通) 議長、9番。 5 ◆議長(林田 要) 9番。 6 ◆9番(磯貝忠通) おはようございます。志政会磯貝忠通です。よろしくお願いします。  さて、令和3年度も幕を開けまして、碧南市も人事異動で新しい顔ぶれとなりました。また、市役所に限らず、この4月からあらゆる組織で人が入れ替わり、スタートしておりますけれども、今回の私の質問は、地方自治の根幹を担っていただいております町内会を中心に、協働と個人情報についてお伺いをさせていただきます。
     市の職員さんも、定年退職されますと、待っていましたではありませんけれども、お住まいの町内会のほうからお声がかかって、町内会長、区長等貢献される方も結構いらっしゃるわけでありますけれども、そういう私も、かれこれ7年ほど前になりますけれども、碧南で一番マンモス地区と言われております、16町内会あります大浜下区の町内会長の頭であります区長を経験させていただきました。そこでその時の経験を踏まえて、最初の質問として、町内会組織についてお尋ねをいたします。  現在、全国的な傾向として、町内会、全国では自治会と呼んでいるところが多いわけでありますけれども、碧南では町内会と一般に言っておりますので、町内会と表現をさせていただきますが、その加入者が減ってきていることが問題となっております。そこでまず、碧南市民町内会への加入率はどれぐらいなのか。また、全国並びに近隣市の加入率も分かれば、参考までに併せてお答えをお願いします。 7 ◆市民協働部長生田和重) 議長、市民協働部長。 8 ◆議長(林田 要) 市民協働部長。 9 ◆市民協働部長生田和重) 碧南市の令和3年1月1日時点の町内会加入率でございますが、市全体では70.8%でございます。  全国の加入率でございますが、町内会が任意の地縁団体ということで、国の統一的な加入率調査というものはございませんで、各自治体独自調査ということになります。昨年度ございました全国市議会議長会の調査結果によりますと、全国815市に対しまして令和2年4月1日現在で調査し、回答があった657市の平均で73.1%ということでございます。  近隣市の状況でございますが、刈谷市が令和2年4月1日現在64.37%、高浜市が令和2年10月1日現在で54.8%、知立市が令和2年4月1日現在66.6%ということでございまして、安城市につきましては非公表というふうに伺っております。  以上です。 10 ◆9番(磯貝忠通) 議長、9番。 11 ◆議長(林田 要) 9番。 12 ◆9番(磯貝忠通) ありがとうございました。  碧南市民加入率は今の御答弁で70.8%ということで、まずまず平均的であるということが分かりました。  私の住んでいるこの大浜の下を例に取りますと、築山町、錦町、西浜町といったようなところは、この先祖代々続く旧家も多いし、道路も狭いところが多いため、この自動車社会の現代では、新たに市長がお住まいの南部の権現町、岬町、入船町などに移住される方も多く、北部の高齢地域と南部の振興地域というように、この大浜下そのものが今二極化をしております。  このような現象が、碧南市でもいたるところで見受けられます。  過去10年間の碧南市の人口は、都市計画マスタープランを見れば分かるんですが、年によって増えたり減ったりということもあるわけですけれども、この10年というスパンで見てみると、ほとんど変化がない。ただ、世帯数が右肩上がりで約1割近く増えておるわけです。このことは何も碧南市に限ったことではないんですけれども、すなわち一世帯あたり構成人数が減って、その新しい世帯の方が、町内会に入会していただければいいわけですけれども、そうでない場合、計算上は分母だけが膨らんで加入率が引き下がってしまっておるということが分かるわけであります。  加入しない理由と言っても仕方がありませんけれども、私が区長をやっていたときに、町内会とは何ですかと。ごみ当番はあるし、メリットは分からないし、役員はやりたくないという声をよく耳にしました。  また、町内会長からも、重労働の中、こんなことまで町内会長の仕事なんですか、というような疑問な声もありましたけれども、暗中模索、恐らくわけが分からないまま、今まさに4月からスタートされ、何となく分かり始めた頃1年がたち、年度末で終わりということになります。  これが毎年のように繰り返されておるわけですけれども、本来なら、複数年活動していただければ良いんですが、1年だけなら仕方ないね、というようなことで、何とか人材難の中、受けていただいているのが現状だと思います。  町内会といっても、それぞれの町内で活動の内容も違いますし、区費や細かなルールも異なります。  そこで、確認の意味でも、碧南市が要望する町内会の仕事と、町内会長、役所からいえば連絡委員ということになるわけでありますけれども、その役割を市民の方にも分かりやすく、お答えをお願いします。 13 ◆市民協働部長生田和重) 議長、市民協働部長。 14 ◆議長(林田 要) 市民協働部長。 15 ◆市民協働部長生田和重) 碧南市では、町内会等から推薦された方に、連絡委員を委嘱しておりますが、この連絡委員のほとんどの方が町内会長を務められているということから、各地区の代表と連絡委員というのは表裏一体の関係でございます。  市から委嘱しております連絡委員の役割といたしましては、町内会組織をとおして、広報の配布など市政の周知、啓発の依頼といったところでございますが、町内会長には、レクリエーションなどの住民交流を行い、地域のつながりを深めていただくこと、地域住民の意見の取りまとめなどを行い、行政へ要望等をしていただくこと、困ったときの助け合いなど、快適で住みよいまちをつくり上げていくといった役割があると考えております。  また、地域課題の増加に伴いまして、防犯パトロールや防犯灯の設置などの防犯活動、クリンピーなど、地域の清掃やごみ分別ステーションの運営、消防団員などの勧誘や、各種委員の選出なども、市のほうから連絡委員をとおして町内会に依頼するようになっております。  また、災害等に備える自主防災会の活動も、町内会が中心に行っている地域がほとんどであると承知しております。  このように様々な活動をしていただいている町内会の活動をサポートするため、市では連絡事務委託料のほか、地域振興事業補助金区民館等運営費補助金など地域への補助金を、他の自治体に比べても手厚く交付させていただいているところでございますが、最近では、働きながら町内会長をお勤めになるという方も増えてきておりますので、その負担感は、年々大きくなっていると認識しております。 16 ◆9番(磯貝忠通) 議長、9番。 17 ◆議長(林田 要) 9番。 18 ◆9番(磯貝忠通) ありがとうございました。  要するに町内会長連絡委員というのは別物で、2つの立場の違う仕事を同時に兼務するため、結果的に重労働となってしまっているということが分かりました。  それでは今の御答弁をいただきまして、2回目の質問でお聞きしますが、いずれにしても、連絡委員はハードな仕事には変わらないわけであります。  そこで、後任の町内会長の人選に苦労している現在、中には後任が決まらず、何度も町内会長を経験してみえる方もいらっしゃいますけれども、碧南市として、今後連絡委員としての仕事の負担軽減策について何かあるのか、お答えをお願いします。 19 ◆市民協働部長生田和重) 議長、市民協働部長。 20 ◆議長(林田 要) 市民協働部長。 21 ◆市民協働部長生田和重) 連絡委員、ほとんどの方が町内会長さんでもあられますが、の皆様からは、これまでに消防団の勧誘ですとか、資源ごみステーションの立ち番、広報等の配布に係る作業など、町内会負担軽減について、御意見をいただいております。  それぞれに様々な問題点やメリット、デメリットがございまして、御要望に即座に対応できていない部分もございますが、いただいております御意見につきましては、重く受け止めさせていただいており、関係各課で検討させていただいております。  現在、月2回配布をお願いしております、広報へきなんの発行回数、月2回ですが、これを1回にするといった、負担軽減案を検討しておるところでございまして、すでに連絡委員の皆様には御提案をさせていただいているところでございます。  以上です。 22 ◆9番(磯貝忠通) 議長、9番。 23 ◆議長(林田 要) 9番。 24 ◆9番(磯貝忠通) ありがとうございました。  検討しておるということは聞いておりましたけれども、もしそうなれば、連絡委員さん並びにその連絡網の中にいらっしゃる部長さん、班長さん、地区によっては、組長さんなどの業務としては大きく軽減されることだと思います。  協働というのは、釈迦に説法になるかも分かりませんが、一部の人に業務が過度に集中することではなく、多くの人が自らやれる範囲の中で幅広く協力しあうということが重要ですし、また、町内会からの要望のあるとおり、市民の方が負担を感じる部分が多くなればなるほど、町内会加入率にも影響してまいりますので、その意味では、一歩前進するのではないかと思います。  それでは次に、町内会に入っていない人に対しての安否情報確認作業についてお聞きをします。  東日本大震災から10年が経過し、現在でも、数多くの余震が発生をしております。  また、阪神淡路大震災からも26年が経過しました。  これほどの大規模ではないにしろ、自然災害は頻発し、誰もがいつどこで災害に遭遇しないとも限りません。  万一の事態に遭遇したとき、当然のことながら、町内会では未加入者の安否どころか、ここに誰が何人で住んでいたのか把握も困難であります。  東日本大震災では、現実問題として、孤立した高齢者障害者を救助しようにも、自治体の名簿が個人情報保護を理由に提供されなかったということがありました。  この協働と個人情報というのは、どちらかを優先すれば、一方で問題が生じる矛盾した命題でもあります。  今回の質問の中では、重要なところなのでお聞きをしますが、住民の一番近くに組織されている町内会自主防災会が、いち早く災害時において町内会加入者の安否を知るにはどうすればよいのか、お答えをお願いします。 25 ◆市民協働部長生田和重) 議長、市民協働部長。 26 ◆議長(林田 要) 市民協働部長。 27 ◆市民協働部長生田和重) 町内会を母体としました自主防災会民生委員の方々には、市が整備する避難行動支援者名簿を提供しておりますが、平時にこれらの団体へ名簿情報を提供するためには、本人同意が必要となっております。  また要支援者に該当しない方の情報は、そもそもこの避難行動支援者名簿掲載対象になっていないことから、地域住民全体の名簿を町内会が把握することは難しい状況でございます。  避難時や発災後の安否確認は、地域住民自主防災組織ボランティア団体等の地域の皆様による共助が大きな力となりますので、町内会加入者の情報の必要性も理解するところではありますが、今後の課題と考えております。  市としましては、機会あるごとに、日頃からの町内会や御近所とのお付き合い、この重要性を市民の皆様にも啓発してまいりたいと考えておりますので、御理解のほどお願いいたします。 28 ◆9番(磯貝忠通) 議長、9番。 29 ◆議長(林田 要) 9番。 30 ◆9番(磯貝忠通) ありがとうございました。  要するに、町内会に入っていない方の安否を自主的に知る方法はないということに、協働という観点からは誠に残念なことでありますけれども、個人情報の保護という観点では、致し方ないことかもしれません。  そこで2回目の質問として、逆に町内会に入って名簿を提出されておるわけですけれども、その人に対してはどうかとお聞きしますが、町内会が集める個人情報の取扱いについて、法的にどのような決まりがあるのか、お答えをお願いします。 31 ◆市民協働部長生田和重) 議長、市民協働部長。 32 ◆議長(林田 要) 市民協働部長。 33 ◆市民協働部長生田和重) 個人情報保護法では、平成29年5月30日から、個人情報の件数にかかわらず、全ての事業者が法律の対象となり、町内会自治会もその対象となっております。  そのため、町内会等個人情報を取り扱うときには、7項目ございますけれども、今から申し上げます。  個人情報を集めるときは、利用目的をあらかじめ具体的に特定すること。  個人情報を集めるときは、利用目的をあらかじめ公表するか、本人に知らせること。  取得した個人情報は、利用目的の範囲内で利用すること。  取得した個人情報は、盗難、紛失、漏えい等がないように、安全に管理すること。  個人情報を本人以外の第三者に渡すときには、あらかじめ本人の同意を得ること。  本人から請求があった場合は、個人情報の開示、訂正、利用停止など対応すること。  個人情報の取扱いに対する苦情を受けたときには、適切かつ迅速に対処すること、でございます。  以上7項目に注意して、適切に管理しなければならないとされておりまして、この7項目につきましては、4月の連絡委員の全体会で皆様に御説明をしたところでございます。  以上です。 34 ◆9番(磯貝忠通) 議長、9番。 35 ◆議長(林田 要) 9番。 36 ◆9番(磯貝忠通) ありがとうございました。  かなり細かい縛りがあることが分かりました。  第6次碧南市総合計画では、防災対策として、市民の防災意識の醸成を図るため、災害に対する備えや、隣近所の人々や地域のつながり、コミュニケーションの重要性を積極的に啓発します、とあります。これは大変重要なことで、その中でも町内会に入会していただくよう呼びかけていくことも、防災対策の第一歩であると思います。  今年度の4月15日号の広報へきなんでも、町内会について取り上げていただいておりましたが、町内会加入者には、直接、広報紙は届きませんし、広報紙を目にするにも限界があります。  今後とも、あらゆるチャンネルを使って、加入率の向上につながるよう、積極的に啓発をしていただくことをお願いし、次に、地域の防災を担う消防団についてお聞きをいたします。  少し古い話になりますけれども、私もかれこれ40年ほど前に消防団員を経験させていただきました。  かつては、主に商店や農業、鉄工業などの自営業の方や、その御子息の方たちが消防団員を担っておりましたけれども、現在では会社にお勤めの方も増え、人材不足でなかなか集まりにくくなっております。  ただ、ありがたいことに碧南市役所の職員さんの入団も増えていますが、私の区長としての経験則からいえば、入団してもらうまでに、御本人の了解はもちろんなんですが、それ以外に御家族や勤務先の、3者の御理解と御協力がなければならず、先ほどの町内会からの要望があるように、この3つをそろえるのに、町内会長にはもうかなりハードな重責がのしかかってまいります。  広報へきなんでは、めざせ!!地域のヒーロー消防団などで消防団を頻繁に取り上げ、消防団員の確保に努めていただいていることには感謝を申し上げます。  また、現役の消防団員の任期を2年から3年へと改めると同時に、毎年の募集団員を10人から7人に抑えるとともに、団員や輩出企業への支援も図られていますが、残念ながら毎年のことに、定員の充足には至っていないと聞いております。  そこでお聞きしますが、令和3年度の消防団員と消防予備隊員の充足率について、お答えをお願いします。 37 ◆市民協働部長生田和重) 議長、市民協働部長。 38 ◆議長(林田 要) 市民協働部長。 39 ◆市民協働部長生田和重) 消防団の条例定数は254名でございまして、令和3年4月1日現在の本団、それから本隊を含む人数は208名でございます。消防団、予備隊全体での充足率は81.9%でございます。  内訳を申し上げますと、まず、消防団につきましては、各分団、分団長以下20名に対しまして、1分団17名、2分団14名、3分団15名、5分団17名、6分団14名の77名。充足率は77%となっております。  次に、予備隊でございますが、各分隊、分隊長以下30名の定員に対して、1分隊29名、2分隊26名、3分隊26名、5分隊28名、6分隊18名の127名で、充足率は84.7%でございます。  以上です。 40 ◆9番(磯貝忠通) 議長、9番。 41 ◆議長(林田 要) 9番。 42 ◆9番(磯貝忠通) ありがとうございました。  衣浦東部広域連合の5市の中でも、令和2年度で定員割れとなっている市は、安城市を除いて残り4市となっており、近隣市でも大きな問題となっております。5市それぞれに仕組みが違うと思われますので、一概には言えませんが、中でも刈谷市と碧南市の充足率が低いということが消防年報で分かるわけであります。  また、消防団員の欠員は、地域防災に影響するだけでなく、現役の消防団にも必要以上の負担がのしかかってきます。
     このままでは、碧南市の消防団員は市の職員さんばかりという笑えない話にもなりかねません。  そのためには、女性、シニア、または市内企業にも幅広く協力をお願いすることが重要だと思いますが、刈谷市や安城市、知立市では、女性の消防団員が現にいらっしゃって活躍をされています。  そこで、碧南市も今後、男女共同参画推進の観点からも、女性の消防団員を考えていく必要があるのではないかと思いますが、そのお考えはないか、お答えをお願いします。 43 ◆市民協働部長生田和重) 議長、市民協働部長。 44 ◆議長(林田 要) 市民協働部長。 45 ◆市民協働部長生田和重) 議員がおっしゃられますように、消防団員の確保のためには、女性、シニア、また、市内企業にも幅広く協力をお願いすることが重要であると考えておりまして、本市では平成28年度より、企業防災力向上研修支援補助制度を創設いたしまして、市内企業の皆様にも御協力いただきながら、団員の確保に努めてきたところでございます。  女性消防団員につきましては、全国的にも増加傾向にあるということでございまして、碧南市においても碧南市消防団条例において、消防団員の任用については、市内に居住する者、または、市内の事業所に勤務する者で、年齢18歳以上の者。志操堅固及び身体強健な者としているところでございまして、団員をやっていただける方であれば、女性やシニアの方でも拒むものではございません。  しかしながら、消防団施設の更衣室やトイレなどが女性専用の設備ではなく、共用いただくことになりますので、その点を御理解して加入していただく必要があるというふうに思っております。  女性の入団につきましては、昨年度の地区連絡委員、それから消防団へ説明をさせていただいておりますが、入団の希望はございませんでした。  なお、女性用の施設整備等につきましては、今後女性消防団員の加入状況によっては、検討していく必要があると考えております。  以上です。 46 ◆9番(磯貝忠通) 議長、9番。 47 ◆議長(林田 要) 9番。 48 ◆9番(磯貝忠通) ありがとうございました。  女性団員の拡充を図るということは、この消防団を今までの男性のみの汗臭い組織から、大幅にモデルチェンジをすることを意味します。  なかなか難問かとは思いますが、毎年同じように消防団員の確保に苦心している以上、何らかの抜本的な解決策というのが必要だと思います。  ぜひ、現役の消防団町内会とも相談されることをお願いし、3番目のマイナンバーカードについての質問に移ります。  ちょうど1年前の6月議会での一般質問で、碧南市のマイナンバーカードの保有率についてお聞きをしました。  その時のお答えでは、令和2年5月31日時点での交付率は、10.9%とのお答えをいただきました。  その後、国のマイナポイント事業の後押しもあり、3月議会の予算審査の時点では19.7%まで、交付率がアップしているようでありますが、それでも全国平均より低いようでありました。  ある民報の報道番組を見ておりましたら、マイナンバーカードを申請しない理由というのをやっておりました。私は率直に、国に個人情報を詳細につかまれてしまうのかなと思っておりましたが、それはほんの少数で、意外と約半数の方が面倒、その次には、必要を感じないという調査結果でありました。  面倒というのは、申請は今、スマホですとかオンラインで簡単にできても、受け取るには市役所へ予約をして、平日に本人が直接窓口に出向かなければいけないということだそうであります。  そこでお聞きをしますが、それから現在まで、碧南市民の交付率はどれぐらいになったのか、お答えをお願いします。 49 ◆副市長(金沢宏治) 議長、副市長。 50 ◆議長(林田 要) 副市長。 51 ◆副市長(金沢宏治) 4月末現在の交付件数ではございますが1万6,435件、交付率で申し上げますと22.4%でございます。  なお、4月末現在の申請件数、これにつきましては2万4,555件、率といたしましては33.5%となっております。  カード発行後、遅くとも1週間以内に申請者の方に対して交付通知を差し上げておりますが、すぐに取りに来られない方もおみえになるため、申請率と交付率に差が生じております。  この4月末現在の交付率につきましては、全国平均では30.0%となっておりまして、交付率の高い順番に申し上げますと、特別区、政令指定都市、政令指定都市を除く市、町村の順となっておりまして、都市部ほど交付率が高い状況でございます。  西三河9市の状況を申し上げます。交付率の高い方から申し上げますと、豊田では34.0%、みよし市が33.0%、知立市が29.2%、岡崎市が28.8%、刈谷市が27.3%、高浜市が26.8%、安城市が26.5%、西尾市が25.4%となっておりまして、碧南市が一番低いという状況でございます。  以上でございます。 52 ◆9番(磯貝忠通) 議長、9番。 53 ◆議長(林田 要) 9番。 54 ◆9番(磯貝忠通) ありがとうございました。  ちょっと残念な結果でありますけれども、それでは今の御答弁をいただいて、2回目の質問をしますが、碧南市の交付率が西三河の自治体の中で最も低いという理由、分析をしておればお答えをお願いします。 55 ◆副市長(金沢宏治) 議長、副市長。 56 ◆議長(林田 要) 副市長。 57 ◆副市長(金沢宏治) マイナンバーカードにつきましては、主に免許証のように、本人確認書類としての機能と、コンビニ等に設置をしてございますマルチコピー機での住民票や戸籍、印鑑証明書の取得や所得税の電子申告といった、いわゆるデジタル手続きの機能があると考えております。  顔写真入りの本人確認書類としては、従前より運転免許証が主流になっておりまして、運転免許の保有率が低い都市部のようなマイナンバーカード需要、これにつきましては本市にはないということを想像しておるところでございます。  また、デジタル手続き、これにつきましては、先ほど申し上げましたが住民票等公的証明書の取得、これにつきましては、市域がそれほど広くない本市におきましては、市役所窓口以外に、4ヶ所の出張所もございます。日曜窓口も開設をしておりますので、コンビニエンスストアを利用しなくても、仕事を休まずに手続きができる環境にあると考えております。  このような理由から、マイナンバーカードの必要性を感じる市民が少ないこと、これが、申請率、交付率の低さにつながっているのではないかと分析をしております。  以上です。 58 ◆9番(磯貝忠通) 議長、9番。 59 ◆議長(林田 要) 9番。 60 ◆9番(磯貝忠通) ありがとうございました。  少し分析理由とすると弱い気もしないわけでもありませんけれども、碧南市では、土日でも市役所以外で各種証明書が取得できる便利さがあるがゆえに、メリットが感じられず、交付率が低いというお話をいただきました。  それでは次に、マイナンバーカードの中身、地方公共団体情報システム機構、通称J-LISについてお聞きをします。  マイナンバーカードは、国の仕組みに乗っかっている制度でありますが、自治体の中間サーバーとして、地方公共団体情報システム機構にカードの発行業務を委託しています。  これは碧南市のみならず、全自治体がここに業務委託をしていると思われますが、この地方公共団体情報システム機構という何となくこのうさんくさい名前の組織について、全国民宛てにここから郵便が届いていますので、どんな組織なのか私なりに調べてみました。  すると、公共団体情報システム機構法という法律に基づく地方共同法人というしっかりとした組織である、ということで一応安心をしました。  しかし、全国各所でこの団体を名乗る特殊詐欺というのが横行していますし、職員は民間企業から出向し、出向元企業に個人情報を持ち出されるのではないかという懸念もあるわけですが、確認の意味でお聞きをします。  この地方公共団体情報システム機構という組織がどういう組織なのか、碧南市で把握されているところを、市民の皆様に不安を与えないよう、詳細に教えてください。 61 ◆副市長(金沢宏治) 議長、副市長。 62 ◆議長(林田 要) 副市長。 63 ◆副市長(金沢宏治) 今、質問者からもございましたとおり、ちょっと重複するかもしれませんが、この地方公共団体情報システム機構につきましては、情報公共団体情報システム機構法というものに基づきまして、平成26年4月1日に設立されました地方共同法人で、地方公共団体の情報化推進、こういったものを支援するための各種事業、マイナンバー制度関連システムの構築などを行っておる組織でございます。  この機構の具体的な業務でございますが、住民基本台帳ネットワークシステム、及び、国県、地方公共団体をネットワークで結ぶLGWANというものがございますが、その管理、地方公共団体間における住民情報の参照などを行う際の中間サーバーの管理などを行っております。  他にも、公的個人認証サービス、コンビニ交付サービス、マイナンバーカードの発行、更新等の行政サービスを支える基盤となる各システムの運用、地方公共団体情報セキュリティー向上のための各種支援を行っておる団体でございます。  このうち、本市におきましては、マイナンバーカードを用いた住民票等のコンビニ交付サービスを利用しております。  以上です。 64 ◆9番(磯貝忠通) 議長、9番。 65 ◆議長(林田 要) 9番。 66 ◆9番(磯貝忠通) ありがとうございました。  本来は、これは国が責任を持って周知させるべき問題だと思いますが、副市長に御丁寧に御説明をいただき、安心をしました。  それでは、そこで多くの市民が一番気にしていることだと思いますが、この個人情報が流出するリスクと、碧南市のセキュリティー対策についてお聞きをします。  最近でも、大手コンビニのクレジットカードの不正チャージ事件から、大手無料通信アプリ業者からの中国への情報流出疑惑など、個人情報の漏えいから犯罪まで、ICTの時代だからこその警戒が必要になってきました。  マイナンバーカードは当面の間、行政利用のみで民間利用ができないことになっていますので、不正アクセスによるキャッシング等の被害は考えにくいわけでありますが、いずれは民間利用も進められていくことが予想されます。  また、今年4月には、秋田県の自治体で市民に渡す予定のマイナンバーカード1枚を紛失した事案がありました。  そこで、お聞きをしますが、個人情報が流出するリスクと、碧南市のセキュリティー対策は万全か、お答えをお願いします。 67 ◆副市長(金沢宏治) 議長、副市長。 68 ◆議長(林田 要) 副市長。 69 ◆副市長(金沢宏治) マイナンバー制度により個人情報が流出するリスクが懸念されるという御質問であろうかと思いますが、こうした不安を払拭するために、個人情報保護のために、安全対策が講じられております。  まず制度面では、行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、これいわゆるマイナンバー法と呼んでいますが、この規定によりまして、マイナンバー提供時には、本人確認を併せて行うことが義務づけられておりますし、マイナンバーを含む個人情報の収集、保管も禁止をされております。  システム面におきましては、地方公共団体情報システム機構が定めたルールに従い、行政機関の間での情報連携はマイナンバーではなく、専用の符号を用い、通信も暗号化するなど保護措置がとられております。  本市におきましても、これらの保護措置にのっとった事務はもとより、マイナンバーを扱う職員へのeラーニング等による個人情報保護研修による人的セキュリティー対策も実施をし、マイナンバー制度の安心・安全の確保を図っております。本市では、外部流出や不正アクセスによる情報の抜き取りといった事案は発生はしておりません。  なお、本市でのマイナンバーカード管理状況につきましては、地方公共団体情報システム機構から送付されましたマイナンバーカードは鍵の二重保管対策などをし、盗難などができない環境において保管をしております。  マイナンバーカードの安全性についてでございますが、具体的には、マイナンバーカードには、ICチップが搭載をされておりますが、このチップに入る情報は、住所、氏名などの情報のみが記載をされておりまして、年金や所得情報など、プライバシー性の高い情報は一切記録されておりません。  また、ICチップの情報を利用するためには、個人の暗証番号が必要で、これはキャッシュカードと一緒ですが、暗証番号を一定回数間違えると利用できなくなるということも保証されております。それと、カードの紛失、盗難の場合には、24時間365日稼働のコールセンターでマイナンバーカードの機能を停止することができますので、いわゆる第三者による成り済ましの利用を防ぐことが可能でございます。  ただし、市民の皆様が既に手にしておられますマイナンバーカードには、氏名、住所、生年月日などの個人情報も記載されております。免許証などほかの身分証明書と同様に、紛失には十分御注意いただきたいと思っております。  以上でございます。 70 ◆9番(磯貝忠通) 議長、9番。 71 ◆議長(林田 要) 9番。 72 ◆9番(磯貝忠通) ありがとうございました。  碧南市では管理体制もしっかりしておると。また、マイナンバーそのものには様々な安全対策が講じられておるということも分かりました。  しかし、幾らセキュリティー対策が万全でも、想定外の出来事や、ヒューマンエラー等も絶対にないとは限りませんので、万全の上にも万全に対応していただくことをお願いし、最後に、マイナンバーカードの活用方法についてお聞きをします。  これは意外と知られていないんですけれども、このマイナンバーカードには、ICチップの空き領域というのがありまして、そこには、自治体でも独自の機能を付加することが認められています。  現在のところ、まだ全国的にも交付率が伸び悩んでいますが、今後、ここの空き領域部分が、それぞれの自治体での知恵比べ、知恵の見せどころとなる可能性があります。  私は、ここに一部の自治体でも実施をされています地域通貨と連動させてみてはどうかと提案をさせていただきます。  地域通貨とは何かと申しますと、分かりやすく言えば、地域の活性化を目的とし、限定したエリア内、これは碧南市内を想定できるわけですけれども、エリア内で流通させ、決済手段として利用したりする通貨のことであります。  また、ここに、エコポイントや、協働を対価としたポイントなどを付加することもできますし、今広がりつつあるキャッシュレスの時代にも対応ができます。  そこでお聞きしますが、マイナンバーカードを活用した地域通貨の発行を検討してみてはいかがでしょうか。お答えをお願いします。 73 ◆副市長(金沢宏治) 議長、副市長。 74 ◆議長(林田 要) 副市長。 75 ◆副市長(金沢宏治) マイナンバーカードを活用した地域通貨の発行により市独自の事業を実施する場合につきましては、これはこのマイナンバーカードを取得して多くの市民の参加が可能な環境にあるかどうかというのが、まずは大きなポイントとなってくると思っています。  ただ、先ほども申し上げましたが、本市の交付率を見ますと、事業実施による効果がまだ大きく見込めないのではないかと考えております。  マイナンバーカードの普及の取組につきましては、国が中心になって実施をしておりまして、最近では、皆様御存じのとおり、マイナポイントとしてキャッシュレス決済で使える5,000円分のポイントが付与されるキャンペーンの実施、あるいは令和3年10月頃には健康保健証としての本格運用も予定をされております。  また、これは将来的なことでございますが、運転免許証としての活用も予定をされておるということをお聞きしております。  このように国もこのマイナンバーカードをデジタル社会の基盤として活用を進めていこうと考えておるところでございます。  碧南市といたしましては、まず、先ほど申し上げましたが、この普及、このPRに努めてまいります。そして、このマイナンバーカードを多くの市民の皆様が取得する状況になる段階で、碧南市として独自に活用できる行政手続き、サービスについて、他市の動向を注視しながら、研究をしてまいりたいと考えています。  以上です。 76 ◆9番(磯貝忠通) 議長、9番。
    77 ◆議長(林田 要) 9番。 78 ◆9番(磯貝忠通) ありがとうございました。  碧南市は、ここにおみえになられます市民協働部長をはじめ、多くの職員さんの御努力で、ふるさと納税で愛知県内1位となり、税収増に大きく貢献をされています。  総務省では、マイナンバーカードを2022年度末までに全国民が保有する目標を掲げ、また、自治体のポイントの活用に関する検討も進めております。  私は今ここに中間報告の概要書というものを持っておりますけれども、碧南市が地域通貨の発行についての制度設計をする時間は十分にあります。地域通貨は、仕組み次第では、市民の方にも、また、市内のお店にも、双方にメリットが出てくるウィン・ウィンの関係になる可能性もありますし、それにより消費が活性化すれば、税収も増え、費用対効果の高い施策となる可能性があります。  また、マイナンバーカードが1枚あれば、財布が身軽になり、市役所の窓口では、今、押印はほぼ廃止をされましたが、それ以上に面倒な住所、氏名、生年月日等を証明書ごとに何枚も記入するという手間もなくなるのではないかと思われます。  つまり、市の職員さんの仕事の効率化や市民サービスの向上にもつながるのではないかと思いますし、また、メリットが感じられないのならば、逆にメリットをつくり出すような、建設的な施策を考えてもよいのではないかと提案をさせていただき、私の質問を終わります。  ありがとうございました。 79 ◆議長(林田 要) 以上で、磯貝忠通議員一般質問を終わります。  この際、暫時休憩いたします。                            (午前 10時 49分 休憩) ───────────────────・・───────────────────                            (午前 11時 0分 再開) 80 ◆議長(林田 要) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  次に、祢宜田拓治議員の一般質問を許します。 81 ◆17番(祢宜田拓治) 議長、17番。 82 ◆議長(林田 要) 17番。 83 ◆17番(祢宜田拓治) 皆さん、こんにちは。  議長のお許しがありましたので、通告に基づき、一問一答方式で、一般質問をさせていただきます。  コロナの関係でマスクをしておって、大変マスクの中暑いしお聞き苦しいと思いますけど、御容赦ください。  昨年度は監査委員ということで、1年間、一般質問等を控えさせていただいておりましたが、1年ぶりに一般質問をさせていただきます。  市民の安心・安全、そして安寧なまちづくりのために、今回、コロナ禍ということで、1件のみの、質問をさせていただきます。執行部におかれましては、簡潔で前向きな御答弁をよろしくお願いします。  では件名1、交通安全対策についてを質問させていただきます。  まず(1)としまして、交通事故、交通違反の状況、傾向をお伺いします。  例年ですと、4月とか5月に、交通安全都市推進協議会が各地区でその部会を開催されておったと思います。私は新川地区ですので、新川公民館で地域部会が開かれておりました。  そこには、各地区の町内会長さんとか、老人会の役員さんとか、学校や幼稚園、保育園関係者、それからPTAの皆さんが、そして市会議員等が出席しておりまして、交通事故の件数や状況、違反防止等について、警察のたしか課長さんから説明やお願いがあったり、市からは、交通安全市民運動のお知らせがあったと記憶しております。  それと、交通事故死ゼロの日としての活動及び街頭監視活動、これはおおむね月1回、辻立ちの街頭指導を行うわけですけど、子供たちの安全確保のためにこれは行っておるんですけど、これらについての依頼もありました。  昨年、今年とコロナウイルスの関係で、部会が開かれず、書面だけの説明、依頼となりまして、肉声による詳しい説明がないため、いまいち、交通事故の状況や傾向や防止策、それと事故に繋がる違反の状況が分かりません。  部会での質問の中に、事故の多発場所を図で示して、その防止策を示してはどうかといったものもあったと思いますが、現在つかんでみえる情報でいいので、交通事故、違反の状況や傾向についてお答えください。 84 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 85 ◆議長(林田 要) 市長。 86 ◆市長(禰宜田政信) 令和2年度中の碧南署管内における人身事故件数は298件、死者は2名。これは碧南市内の分だけですけれども。負傷者356名、件数でマイナス36件、死者マイナス1名、負傷者数マイナス27名。これは、碧南署だから高浜も入っている。すみません、高浜も入っています。マイナス27名、いずれも減少傾向となっております。  愛知県内においても死者154名は16年続いた全国ワーストワンを2年連続で返上し、統計の残る1948年以降最も少ない数値となりました。  人身事故件数は2万4,879件、前年に比べ5,957件の大幅な減少となっております。  事故累計別では追突が最も多く8,600件、次いで出会い頭が7,167件、全体の約6割を占めております。  違反別では交差点事故に多い信号無視や一時停止が多く、横断歩道を横断中の歩行者妨害も多く事故につながっているため、愛知県においては歩行者妨害の取締りに特に力を入れ、運転手の多くは横断者保護のための一時停止をするようになってきております。 87 ◆17番(祢宜田拓治) 議長、17番。 88 ◆議長(林田 要) 17番。 89 ◆17番(祢宜田拓治) ありがとうございました。  人身事故の発生件数とか、負傷者あるいは死亡者数とも、減少傾向にあるということで、大変うれしく、また、関係各位の御努力のたまものだと感謝いたします。  でも、気を引き締めて、継続して交通安全指導をよろしくお願いします。  では次に(2)、交通事故予防対策についてをお伺いします。  まず、アとしまして、地域での予防対策についてでありますが、やはり交通弱者と言われます高齢者の皆さんへの、被害者とならないような注意喚起や自転車の安全走行の指導等が大切だと思いますが、最近多い高齢者によるうっかり運転や無謀運転、踏み間違い運転等による、交通事故の発生が大変気がかりであります。  運転免許の返納がなかなか難しい状況や生活環境がある中で、いかに長く無事故で運転できるようにするかが、大きな命題の1つだと思います。  この点については、地区の老人会や高齢者教室での頻繁な交通安全指導に委ねるべきだと思いますが、現在はどのような形で安全指導されているかお答えください。  交通安全指導といいますと、多くの方がそんなことは知っておるわと、あるいは、この前聞いた、と言われるかもしれませんが、もし熱心に耳を傾けていただけるような工夫を凝らしてみえるようでしたら、教えてください。 90 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 91 ◆議長(林田 要) 市長。 92 ◆市長(禰宜田政信) 昨年度はコロナ禍により実績はありませんでしたが、令和元年度は6公民館の高齢者教室と老人ホーム、1つございますが、そこで交通教室として、地域等からの要望に応じて、交通指導員や警察署に依頼して派遣をしております。  高齢者教室などで警察署を通じて愛知県警による交通安全教育チームあゆみによる寸劇風の講話であったり、市の交通指導員も交通安全まもりんジャーに扮して講演を行うなど話を聞いていただきやすいように工夫を凝らしております。  また、交通事故に遭わないように自ら予防していただくように、後付安全運転支援装置設置に対する補助制度をPRしたり、地域協働課や公民館に反射たすきやシールなどを配布しております。 93 ◆17番(祢宜田拓治) 議長、17番。 94 ◆議長(林田 要) 17番。 95 ◆17番(祢宜田拓治) ありがとうございました。  例年では、交通教室や高齢者教室でいろいろ工夫を凝らして、交通安全指導を行っているということで、この地道な活動が、交通事故件数の減少に寄与していると思われます。  また、市の交通指導員さんたちの交通安全まもりんジャーに扮しての講演は、必見の価値があるのかなと思いました。見てみたいなと思いました。ぜひ、後学のため、議員対象でも講演していただければと思います。  では、次にイ、学校での予防対策についてお伺いします。  毎年、4月の新入学時期に街頭指導をしていますと、集団登校の子供たちが、年長さんを頭にして新入生をサンドイッチにして、行儀よく1列に並んで登校しています。1年生は横断するときに手を高く上げて、私がおはようと言いますと、かわいらしい声でおはようございますと言ってくれます。中には、ふざけて車道に飛び出してしまいそうな、そんな子もいますので、気を抜けない時期でもあります。  集団登校の時期が過ぎますと、近所の子供たちが2人、あるいは3人4人と、ぱらぱらとやってきまして、中には学校に行かないと駄々をこねてぐずって、私がその子のおうちに電話して迎えに来てもらったり、そしてそのまま学校に車で送っていってもらったこともあります。  上級生になりますと、大半は元気に挨拶してくれますが、家庭の状況や学校での環境が見て取れるような、元気なく登校する子がいたり、挨拶しても黙って行く子もいます。  子供たちもいろいろ大変なことがあるかもしれませんが、何があっても、前途洋々だから元気を出して今日の大切な1日を楽しんでよ、と本当に言って励ましたくなります。  交通事故によって、子供たちの未来が遮断されたり、災難を受けることがないように、学校でも常に、注意喚起していただいていると思いますが、学校での交通安全教育や交通安全指導をしている地域の方たちへの挨拶については、どのように指導、教育されているかお示しください。  慣れや緩みが出る5年生、6年生への指導について、特段配意されていることがありましたら、併せて教えてください。 96 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 97 ◆議長(林田 要) 市長。 98 ◆市長(禰宜田政信) 学校からの依頼によりまして、新入学の1年生の歩行訓練や自転車に乗り始める3年生を対象にした自転車教室など交通指導員が行っております。  同じく3年生を対象に、碧南交通安全協会によるトラック巻き込みや横断歩道の渡り方の教室など、碧南警察署員の講話とともに、衣浦港トラック事業協同組合の協力を得て行っております。  交通指導員による保育園、幼稚園を対象にした教室や、保護者を対象にしたチャイルドシートの着用教室も行っております。 99 ◆教育長(生田弘幸) 議長、教育長。 100 ◆議長(林田 要) 教育長。 101 ◆教育長(生田弘幸) 児童生徒の挨拶のことが出ましたので、私からお答えいたします。  挨拶については、各学校において、その大切さや必要性を日頃から子供たちに話しております。交通安全指導していただいている方はもちろん、地域の方々にも挨拶をするように伝えておりますが、不十分な点があるということですので、再度、挨拶の大切さを児童生徒に話していくように、各学校に伝えていきます。  以上です。 102 ◆17番(祢宜田拓治) 議長、17番。 103 ◆議長(林田 要) 17番。 104 ◆17番(祢宜田拓治) ありがとうございました。  挨拶、お礼、感謝は、徳育の基本だと思いますので、挨拶をしっかりされて、現に元気な教育長さんの下、元気な子供さんを育成していただきたいと思います。  よろしくお願いします。  では、次にウ、市内企業での予防対策指導についてですが、企業、事業所への交通事故防止、違反防止の指導はどのようにされているかお尋ねします。  飲酒運転はもってのほかという運転規範は定着しているとは思いますが、魔が差さないよう継続的な指導をお願いしたいと思いますが、この点についてもお伺いします。  また、碧南署管内での飲酒運転違反の状況が分かれば教えてください。 105 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 106 ◆議長(林田 要) 市長。 107 ◆市長(禰宜田政信) 碧南高浜安全運転管理協議会による法定講習会をはじめ、参加企業による独自の講習会などに努めております。モデル事業所の選定や優良運転者の表彰など、交通安全に対する意識啓発のほか、季節ごとに行うキャンペーンの立哨活動への参加など、地域の交通安全活動にも貢献していただいております。  飲酒運転については重大な交通事故につながりやすいため、PRを強化しておりますが、愛知県全体としては減っていないのが現状だというふうに聞いております。  コロナ禍で外でお酒を飲む機会が減っているにもかかわらず、飲酒運転が減っていない現状を考えますと、コロナ終息後にさらに増えるといった危惧もございますので、少量でも飲酒した際には車の運転はしないよう、引き続き啓発に努めてまいります。 108 ◆17番(祢宜田拓治) 議長、17番。 109 ◆議長(林田 要) 17番。 110 ◆17番(祢宜田拓治) ありがとうございました。  飲酒運転は、事業所等にお勤めの方に限るわけではありませんが、やはり飲酒運転が減っていないということの現状と、また、事業所では、安全管理の一環として、交通安全指導を行っていただけていると、またそれも継続して行っていただけるという思いからして、ぜひ事業所さんでの、交通安全指導、飲酒運転撲滅運動等、しっかり推進していただきたいと、よろしくお願い申し上げます。  次に、エに移ります。事故発生場所の再発防止策についてお伺いします。  先ほどの地域部会のところでも少し触れたんですけど、地域部会では、事故の多発場所を図で示して、その防止策を示してはどうかという質問もあったと思いますが、やはり事故が発生しやすい道路の形状とか交差点周りの環境があると思います。  そこで、よく事故が発生したり、違反が繰り返される場所での再発防止策を考えてみえるかどうか、また実践しているか、お答えください。 111 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 112 ◆議長(林田 要) 市長。 113 ◆市長(禰宜田政信) 交通死亡事故が発生した場合などは、すぐに現場確認を行い、道路管理部局、警察、交通安全協会などの関係機関と連携をし、事故対策を行っております。  道路や交差点形状の変更など工事を伴うような改善は対応に時間がかかる場合もございますが、注意喚起看板の設置や反射鏡の設置につきましては、速やかに対応するようにしております。  また、特に人身事故等の発生率の高い危険な箇所につきましては、平成22年度より、路面を赤や青に塗り分けるカラー舗装をし、交通事故防止の対策に努めております。 114 ◆17番(祢宜田拓治) 議長、17番。 115 ◆議長(林田 要) 17番。
    116 ◆17番(祢宜田拓治) ありがとうございました。  御答弁の中に、人身事故等の発生率の高い危険な箇所については、平成22年度より路面を赤や青に塗り分けるカラー舗装をし、交通事故防止の対策に努めているとありましたが、カラー舗装はとても目立って良いと私も思います。事故が発生した交差点や通学の交差点には、みんな設置すればいいと思うんですけど、予算等もありますので、どこをどの順番にカラー舗装していくのかはどこが決めているのでしょうか。また、予算的に年何箇所ぐらい舗装できるかを教えてください。 117 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 118 ◆議長(林田 要) 市長。 119 ◆市長(禰宜田政信) 平成22年度から交通安全基金を活用いたしまして、市内交通事故多発箇所及び交通事故の発生が危惧されている地元からの要望箇所にカラー舗装を施工してまいりました。  施工箇所の決定につきましては、市地域協働課、土木港湾課が警察署と協議の上決定をしております。  現在までに市内39箇所に施工をしておりまして、令和3年度の舗装箇所は1ヵ所、予算額は70万円となっております。  必要な箇所への施工がおおむね完了してまいりましたので、今後につきましてはカラー舗装の維持補修を中心に行うということになります。 120 ◆17番(祢宜田拓治) 議長、17番。 121 ◆議長(林田 要) 17番。 122 ◆17番(祢宜田拓治) ありがとうございました。  必要箇所への施工がおおむね完了してきたと御答弁がありましたが、カラー舗装は大変目立って注意喚起にうってつけだと思いますので、維持補修も大切なんですけど、ぜひ、積極的なカラー舗装化を、お願いし、要望とさせていただきます。  次に、オとして、反射鏡の設置、修理についてを質問させていただきます。  街中を車で運転しておりますと、あちこちの、小さなT字交差点とか見通しの悪い交差点に、交通事故防止用の反射鏡、あるいはカーブミラーが設置されています。  私もいろいろな地区の知り合いとか友人から、設置をお願いされることがあるんですが、その際には、まず、町内会長さんに設置のお願いをして、町内会長さんから市に要望してもらうというのが、一応道筋なので、設置場所の町内会長さんに連絡してください、と言うんですけど、その方たちは、今の町内会長が誰だか分からんと、どこの人か知らんと、中には、言いにくいとか、言ってもやってくれなかったということもありまして、何とかしてと言われることが、ちょこちょこあります。  その際は、現地を確認して、要望を聞きましてから、市に設置のお願いをいたします。  もちろん、費用がかかりますし、順番で設置しているので、すぐには設置されませんが、市のほうから設置しました、という報告をいただきますと、早速確認して、依頼者にその旨を連絡します。  そうしますと、見通しが良くなった、これでぶつからんですむわと言われますと、やはり大変うれしいです。  そこで、反射鏡、カーブミラーは、現在、何基ぐらい設置されているのか、また、年間、おおむね、何基ぐらい設置する見込みなのか、お答えください。  また、車等がぶつかって、支柱が曲がってしまって、あっちのほうを向いていたり、鏡の面がへこんだりして見にくいもの等の修理や点検等についての状況もお答えください。 123 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 124 ◆議長(林田 要) 市長。 125 ◆市長(禰宜田政信) 反射鏡の数ということで、令和元年度末で1,006基という状態でございます。  また令和2年度の反射鏡の新設数は22基でございます。また、向きの変更などを、職員が対応した軽微な修繕については件数を把握しておりませんが、費用の発生した修繕は11基となっております。  1,000基を超える反射鏡を定期的に点検するのは難しく、日常的に利用する市民の方からの情報を頼りにしているのが現状でございます。  反射鏡は映らない死角があったり、実際より小さく映りやすいなど、過信をするあまり事故に結びつくケースもありますので、反射鏡はあくまでも補助的な役割で、最終的には運転者の目視による直接確認が義務となっております。  反射鏡設置の要望につきましては、多くの方が利用されることになるため、個人の方からではなく、町内会長をとおして要望書を提出していただいているところでございます。  要望いただきますと職員が現地を調査の上、設置効果などを慎重に判断をしているところであります。 126 ◆17番(祢宜田拓治) 議長、17番。 127 ◆議長(林田 要) 17番。 128 ◆17番(祢宜田拓治) ありがとうございました。  先日、新川の地元の知人から、新川町駅西名鉄協商パーキングの出口で、その方のお孫さんが車にぶつけられそうになったので、事故が起きないようにして欲しいと要望が寄せられました。  詳しく聞きますと、その子供さんが下校時に新川小学校のほうから新川橋に向けて右側通行で歩いておりまして、このパーキングの出口付近でぶつかりそうになったようです。  では、パーキングの出口付近の写真をお願いします。ちょうどパーキングから、県道新川町停車場線に出るところです。  知人のお孫さんは、写真の左角、これ、服屋さんがあるんですけど、左角から歩いて出てきまして、駐車場から道に出ようとする車とぶつかりそうになったようです。右に反射鏡が立っていますが、分かりますでしょうか。正面の車が止まっている右側の、塀のすぐ右側、反射鏡が立っております。  私が出向いて反射鏡等見ましたら、反射鏡がうんと左のほうを向いていまして、正面の塀がしっかり映っていました。左角の洋服屋さんの角から出てくる人、子供は、全然映っておりませんでした。やはり、子供さんが慌てておうちに帰ろうかなと思って走って、ぱっと出たところに、もしタイミングが悪ければ、正面衝突、ぶつかっていたかなと思われる状況でありました。  写真ありがとうございました。  早速、担当に連絡してお願いして、現地を確認してくださいと。今のままですと危ないので、ぜひ対処してくださいとお願いしましたら、本当に早く、鏡面を適正な方向に向けるような対処をしていただきました。本当にありがとうございました。  本当に素早い対応、感謝です。ありがとうございました。  事ほどさように、反射鏡やカーブミラーの設置や修理は、事故を未然に防ぐことが期待されますので、ぜひ地域からの要望があったり、巡回して、修理が必要だと思われる物があったら、スムーズな修理、対処をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。  では、最後のカ、あぶない!とびだしマークについて質問させていただきます。  これはまず、現物の写真を見ていただきたいので、映してください。  これはシールでして、最初見たときにこれは何だろうと。人が書いたにしては、3ヵ所か4ヵ所あるんですけど、きれいにあるもんですから、よく分かりませんでした。  アスファルトにしっかり貼ってありました。大きさは横が約70センチ、縦が15センチです。子供が飛び出ししないように、ここで止まってよ、という願いが込められているようであります。  次の写真をお願いします。  これは、足元のほうからやや遠くを写したわけですけど、ずっと交差点の向こうの交差点のところにもちょっと見えると思いますが、そのまた向こうにもチョンチョンチョンとありまして、4ヵ所ぐらいこれが貼ってあります。こういうのが、新川地区のほかにもないのかなと思って周りを歩いて調べたんですけど、ここしかなかったんですね。  これを最初に見たときに、これ、なんだろうと、どうなんだろう、これ、いいのかなとか、もう勝手に誰か貼ったのかなとか、今回議会でこのように質問させていただく際に、もしこれ、違反だったら取らなきゃいかんのかなとか、非常にやぶ蛇になっても困るなと思いながら、これ、いいことだもんですからぜひ推奨したいということで、質問をさせていただくようにいたしました。先ほど、質問しました、名鉄協商パーキングの出口付近の歩道に貼れば、事故の予防の一助になるのではと思った次第です。あぶない!とびだしシールは一体どういうものなのかをお答えください。 129 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 130 ◆議長(林田 要) 市長。 131 ◆市長(禰宜田政信) 自転車等の飛び出しが多く、地区から反射鏡設置の要望等があっても設置場所の確保が難しい場合に、その代替として設置をしているというものです。  現在では歩行者や自転車の方に目立つように、こういった、今日は大サービスです。こういった物をやっております。  黄色にパンダのついたデザインの物を使用しております。  飛び出し事故を防ぐために、運転手側だけでなく、歩行者、自転車側の注意喚起も重要となるため、設置が必要な箇所につきましては、状況確認の上、こうしたマークを設置したいと考えております。  今後とも交通事故防止のため、様々な対策を講じてまいりますので、よろしくお願いいたします。 132 ◆17番(祢宜田拓治) 議長、17番。 133 ◆議長(林田 要) 17番。 134 ◆17番(祢宜田拓治) ありがとうございました。  市長が本会議で資料を片手に説明されるというシーンはあまり経験していないものですから、とても新鮮でありました。また、よく分かりました。現物を見せていただきまして、とてもよく分かりました。ありがとうございました。  ぜひこの飛び出し事故を防止するいいシールがありますので、箇所を指定せず、できれば地域の方から要望がありましたら、積極的に設置をしていただければと思います。  またその前に、町内会長さん等に、こういうシールがあるので、危ない箇所に貼ったらどうかなという提案をしていただければ、なおいいと思います。よろしくお願いします。  先ほどの質問の、名鉄協商パーキングのところも、歩道が狭いもんですから、ぽっと飛び出しをしないような、そういったシールはちょうどぴったりだものですから、ぜひ、貼って、ハンマーでたたいてピタッとくっつくようにするようですけど。あまり、剥がれにくいということですので、持つんじゃないかなと思います。ぜひ、あちこち貼って、飛び出し事故防止に努めていただければと思います。よろしくお願いいたします。  これにて今回の質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。 135 ◆議長(林田 要) 以上で、祢宜田拓治議員の一般質問を終わります。  この際、昼食のため休憩いたします。                            (午前 11時 35分 休憩) ───────────────────・・───────────────────                            (午後 1時 0分 再開) 136 ◆議長(林田 要) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  次に、岩月ひろし議員の一般質問を許します。 137 ◆7番(岩月ひろし) 議長、7番。 138 ◆議長(林田 要) 7番。 139 ◆7番(岩月ひろし) 皆さん、こんにちは。志政会の岩月ひろしでございます。  議長より発言の許可を得ましたので、通告書に従い、質問をさせていただきます。  件名1、定住、移住、人口対策について。  第6次碧南市総合計画が今年度より始まり、本市の人口目標として、令和12年度には7万5,000人と設定されております。今より約2,000人の増加を見込んでいるわけですが、ゼロ歳から14歳の年少人口は約800人の減少を見込んでいます。  この見込みは、国全体の出生者数の減少からいって間違っているとは言えないとは思いますが、碧南市として人口増を目標に掲げている以上は、市内において、出生者数の増加を促す施策だけではなく、碧南市で生まれ、育った人々の定住の促進施策や、逆に碧南市に住んでみたい、子育てをしてみたい、そういった人々の碧南市への移住を促す施策も必要であると考えられるわけでございます。  これらのことは、禰宜田市長4期目のマニフェストに掲げられている子供子育て支援の充実や、公園の整備であったり、複合的な形で実施されていることであると思います。そこで、この場所では、論点を絞って何点かお尋ねしていきますので、よろしくお願いいたします。  (1)持家率向上施策について。家は一生に一度の大きな買物とも言われ、碧南に家を建てていただくことは、定住という観点からすると望ましい施策であると考えますが、アとして、現在実施している補助金事業はどのようなものがありますでしょうか、お答えください。 140 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 141 ◆議長(林田 要) 市長。 142 ◆市長(禰宜田政信) 持家率向上施策としましては、本市の定住促進を図るため、平成22年度から新築住宅建設等促進補助金制度を実施しております。  この補助制度につきましては、令和2年12月議会でも答弁させていただきましたが、市内に住宅を新築された方や、新築住宅等を購入された方に対して、当該物件の固定資産評価額の0.7%、上限40万円を補助金として支給をしております。  また、市内の事業所が生産した瓦を屋根材として使用した場合には、瓦使用面積1平方メートル当たり600円、上限10万円を加算しております。  令和2年度の補助金の実績といたしましては、296件で、補助額は2,183万4,500円でございます。なお、1件当たりの平均額は7万3,765円でございます。  また、瓦加算は全体件数のうち40件ございまして、補助額は、269万7,100円でございます。なお、瓦加算の1件当たりの平均額は6万7,428円です。 143 ◆7番(岩月ひろし) 議長、7番。 144 ◆議長(林田 要) 7番。 145 ◆7番(岩月ひろし) 御答弁ありがとうございました。  それでは次に、多世代が同居したり、碧南市内に居住することを促す施策についてお尋ねします。  この件は、会派の先輩議員である沓名宏議員、生田綱夫議員が様々な場所で要望されてきたことであります。  多世代が同居したり、近くに居住することは、家族の絆をより深め、家族で助け合い、出産、子育てをし、病にかかった場合には病院への送り迎え、自動車運転免許を返納した場合には、買物、外出支援といった、本市が抱える問題への、部分的ではあるかもしれませんが、解決策として有効な施策であると考えられます。  そこで、(1)のイの(ア)として、多世代の同居や、近居の促進施策として、近隣他市の実施状況はどうなっていますでしょうか、お答えください。 146 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 147 ◆議長(林田 要) 市長。 148 ◆市長(禰宜田政信) 多世代同居等促進施策の近隣他市の実施状況について説明をいたします。  近隣西三河8市に確認しましたところ、令和3年5月末時点で、刈谷市、安城市、知立市及び西尾市の4市で、多世代同居等に関する支援施策を実施しております。  各市により条件や補助額に違いがありますが、子供から高齢者までお互いに助け合うことにより安心して暮らしやすい住環境づくりや定住を促進する目的で、多世代が同居や近居するための住宅建築、住宅取得、リフォームなどに係る費用の一部を補助している状況でございます。 149 ◆7番(岩月ひろし) 議長、7番。 150 ◆議長(林田 要) 7番。
    151 ◆7番(岩月ひろし) 御答弁ありがとうございました。  それでは、(イ)として、本市においても実施できる施策はないかということですが、例えば、他市の施策にも見受けられますように、住宅を建設するにあたって、碧南市内に住んでいただくために、多世代同居等の場合に加算して補助金を出すといった施策はいかがでしょうか、お答えください。 152 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 153 ◆議長(林田 要) 市長。 154 ◆市長(禰宜田政信) 住宅建設に対する補助金は、先ほどお答えをしました新築住宅建設等促進補助制度を引き続き実施をしていきます。  既存住宅を活用するという観点からは、住宅の耐震化を目的として、耐震診断により耐震性がないと判定された住宅の建て替え工事や、耐震改修工事に補助を実施しております。  また、空き家の解消及び定住化の促進を目的として、市外からの居住者に対して、空き家バンクに登録された空き家に改修工事の補助を実施しております。  新たな定住、移住施策につきましては、子供から高齢者までの世帯が世代間で助け合い、安心して暮らせるための施策として、多世代同居等に対する補助制度を実施に向けて準備をしてまいりたいと考えます。 155 ◆7番(岩月ひろし) 議長、7番。 156 ◆議長(林田 要) 7番。 157 ◆7番(岩月ひろし) 前向きな御答弁ありがとうございました。  現状の新築住宅建設等促進補助制度を引き続き実施しながら、多世代同居等支援としては、新たに加算型として検討していただけると理解をしておきます。  それでは、次の質問に移らせていただきます。  (2)本市への移住施策について。ア、現在実施している補助金事業は何かございますでしょうか。また、(ア)として、近隣他市の実施状況はどうなっていますでしょうか、お答えください。 158 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 159 ◆議長(林田 要) 市長。 160 ◆市長(禰宜田政信) 近隣市の状況でございますが、碧海5市において本市と同様に定住、移住に関わる補助制度はないというふうに認識をしております。 161 ◆7番(岩月ひろし) 議長、7番。 162 ◆議長(林田 要) 7番。 163 ◆7番(岩月ひろし) 御答弁ありがとうございました。  それでは、(イ)として、引っ越し費用の補助や家賃補助はできないのでしょうか。  この施策は、岡山県の笠岡市で実施されている多世代同居等支援事業において、転居に係る引っ越し費用や不動産取得時の登記費用、賃貸住宅の場合には賃貸借契約に要する費用のうち、礼金と仲介手数料などに補助金を出している事例でございます。  碧南市内に転入される全ての人に実施するのはなかなか難しいでしょうから、多世代同居または近居の場合に絞って実施することができないでしょうか、お答えください。 164 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 165 ◆議長(林田 要) 市長。 166 ◆市長(禰宜田政信) そういうことも含めまして、他市の事例等をまた参考にさせていただきながら、この辺りも検討していきたいというふうに思います。 167 ◆7番(岩月ひろし) 議長、7番。 168 ◆議長(林田 要) 7番。 169 ◆7番(岩月ひろし) 先ほどの御答弁でありました、子供から高齢者までの世帯が世代間で助け合い、安心して暮らせるための施策として、多世代同居等に対する新たな補助制度を検討するにあたっては、できるだけ早い時期から多世代家族が近くに住んでいただくといった観点、同居に限らず、世代間の適度な距離感を保てる近居といった観点も、十分に御検討いただいた上で、施策を進めていただけたらと思います。  それでは、次の質問に移らせていただきます。  件名2、大規模災害時における水の確保について。  地震などの大規模災害では、施設の被災や電源供給の停止に伴う水供給施設の広域かつ長期的な断水が発生するなど、水インフラの脆弱性が顕在化しています。  本市においても、水インフラの耐震化等を進められていることとは思いますが、水の確保に向けた今の現状、そしてこれからの計画についてお尋ねしていきたいと思います。  (1)飲料水の確保について。まずは、命を維持する上で絶対不可欠な飲み水について。ア、本市の備蓄量は何人何日分ありますでしょうか。また、防災備蓄倉庫にあるペットボトル等はどれくらいありますでしょうか。大体の数字が分かればお答えください。 170 ◆開発水道部長(磯部悟嗣) 議長、開発水道部長。 171 ◆議長(林田 要) 開発水道部長。 172 ◆開発水道部長(磯部悟嗣) 碧南市の飲料水の備蓄量でございますが、第2配水場に2万1,000立方メートルの配水池が整備されており、常に貯水量が満タンになるように日々運転管理に努め、有事の際に対応できるようにしております。  これは、碧南市の人口約7万3,000人が、発災から3日分の生命維持に必要とされる飲料水1人1日3リットル、その後の約14日分の最低限必要な生活用水、1人1日20リットルの量に相当するものでございます。  これは、市が受水している県営水道の復旧目標である2週間を超える十分な水量を確保しております。  これに加え、現在、避難所や防災倉庫などに、飲料水として500ミリリットルのペットボトル7万3,292本と、1.5リットルのペットボトル2,700本を合わせ、4万696リットル分を備蓄しております。 173 ◆7番(岩月ひろし) 議長、7番。 174 ◆議長(林田 要) 7番。 175 ◆7番(岩月ひろし) 御答弁ありがとうございました。  碧南市として、飲料水の確保に努められていることは分かりましたが、使いやすいペットボトルに限りますと、大量に備蓄することが困難であると理解もできますので、外国人を含めた住民へのペットボトルの備蓄の啓発を、引き続きお願いしたいと思います。  それでは(1)のイとして、応急給水栓の箇所数と延伸計画はどのようになっていますでしょうか。また、県や隣接市との連携はどうなっていますでしょうか、お答えください。 176 ◆開発水道部長(磯部悟嗣) 議長、開発水道部長。 177 ◆議長(林田 要) 開発水道部長。 178 ◆開発水道部長(磯部悟嗣) 応急給水栓の箇所数でございますが、幹線配水管震災対策事業としまして、約17キロメートルの整備を平成29年度に完了しており、その幹線配水管上に応急給水栓をおおむね500メートルに1ヵ所ずつ、34ヵ所設置しております。これに加え、市内にある県の配水管にも、応急給水栓が7ヵ所整備されております。  また、幹線配水管の延伸計画でございますが、将来的には幹線排水管を軸に市内を7つのブロックに分け、各ブロックに補助幹線を整備することにより、災害時にはブロックごとに遮断または給水の再開が迅速に行えるよう計画をしております。  引き続き、補助幹線の整備を進めたいところではございますが、多大な事業費と年月を要することから、当面は公共下水道整備に伴う水道管の布設替えによる耐震化及び、重要給水施設への管路の耐震化を優先して進めてまいります。  次に、県営水道との連携といたしましては、市の水道管へ直接配水できるように支援連絡管が1ヵ所整備されております。  近隣市との連携といたしましては、緊急連絡管が高浜市と3ヵ所、安城市も3ヵ所整備されており、有事の際には相互で通水が可能であります。 179 ◆7番(岩月ひろし) 議長、7番。 180 ◆議長(林田 要) 7番。 181 ◆7番(岩月ひろし) 御答弁ありがとうございました。  それでは、(1)のウとして、上水道の耐震化の進捗状況はどのようになっていますでしょうか、お答えください。 182 ◆開発水道部長(磯部悟嗣) 議長、開発水道部長。 183 ◆議長(林田 要) 開発水道部長。 184 ◆開発水道部長(磯部悟嗣) 上水道の耐震化の進捗状況でございますが、令和元年度末での配水管の全延長約493キロメートルに対し、耐震化延長は約121キロメートルで、耐震化率は24.5%であり、順次耐震化を進めております。 185 ◆7番(岩月ひろし) 議長、7番。 186 ◆議長(林田 要) 7番。 187 ◆7番(岩月ひろし) 御答弁ありがとうございました。  耐震化率は24.5%ということですので、引き続き予算をしっかり確保していただき、できるだけ早く耐震化を進めていただけたらと思います。  それでは、次の質問に移らせていただきます。  先ほど御答弁いただきましたように、飲料水の確保に向けた本市の取組については分かりましたが、大規模災害時においては、家屋の倒壊や火災の発生により、大量の被災者が発生し、また、水道施設の被害により、病院なども含めて断水してしまう可能性も否定できません。  水道施設の復旧までの間における給水を実施する必要が出てくる可能性があると思うのですが、碧南市の所有する車載用給水タンクの数も限られており、また、本市の地理的状況から、自衛隊の給水活動や県の給水活動をすぐに期待することは困難であると想定できると思います。そして、道路の状況もどうなってしまうか定かではありません。  そこで、少なくとも江戸時代から庶民の生活用水として使われてきた井戸に着目して、順次お尋ねしてまいります。  私の家にも江戸時代から使用している井戸があり、昭和19年12月7日に発生した東南海地震、そして、昭和20年1月13日に発生した三河地震で被災した時も枯れることなく、現在も庭木の水やり、手洗い水として、毎日のように使用しております。  そこで、災害時においても役立つ井戸についての本市のお考え方を(2)としてお尋ねいたします。  (2)のア、井戸水提供の家について。  本市においては、災害や渇水などの緊急事態により水不足となってしまったときに、井戸のある家に無償で提供していただくといった制度があるわけですが、井戸水提供の家について、家を新築する時や、相続による世代交代などによって、古くからある井戸の数が減ってしまっているのではないか、との懸念がありますので、お尋ねいたします。  (2)のアの(ア)現状の数と増減傾向はどうなっていますでしょうか、お答えください。 188 ◆市民協働部長生田和重) 議長、市民協働部長。 189 ◆議長(林田 要) 市民協働部長。 190 ◆市民協働部長生田和重) 井戸水提供の家では、水質検査により適合されている家ということでお答えします。  過去5年間の状況でございますけれども、平成28年度190件、平成29年度179件、平成30年度179件、令和元年度176件、令和2年度159件となっており、減少傾向になっております。  以上です。 191 ◆7番(岩月ひろし) 議長、7番。 192 ◆議長(林田 要) 7番。 193 ◆7番(岩月ひろし) 御答弁ありがとうございました。  ただいま御答弁いただきましたように、井戸水提供の家の数は減少傾向にあるということですので、減少を食い止める施策として、(イ)今、現状実施されている年1回の水質検査に加えて、井戸を新たに掘ったり、また、既存の井戸のポンプの交換、パイプの耐震化、井戸の底ざらいといった保全に対して補助金を出すといった施策はどのようにお考えでしょうか、お答えください。 194 ◆市民協働部長生田和重) 議長、市民協働部長。 195 ◆議長(林田 要) 市民協働部長。 196 ◆市民協働部長生田和重) 井戸水提供の家は、先ほど申し上げましたが、令和3年4月1日現在では159件で、市内各地域から御登録をいただいているところでございます。しかしながら、地震などの災害発生後は地下水にどんな不純物が混入するか想定できないため、市といたしまして、井戸水を飲料用として推奨をしているわけではございません。  災害時には、飲料以外の使途に御提供いただけるということは非常にありがたいことではございますが、平時におきましては個人の御家庭での利用がほとんどかと認識しております。  よって井戸の新設や保全に対する補助金でございますが、議員も先ほどおっしゃられましたが、井戸水の水質検査を年1回公費で行わせていただいておりますので、現時点でこれに加えて、新たな補助制度を創設する予定はございません。  今後も引き続き広報等でPRするなど、井戸水提供の家の確保に努めてまいりますので、御理解のほどお願い申し上げます。 197 ◆7番(岩月ひろし) 議長、7番。 198 ◆議長(林田 要) 7番。 199 ◆7番(岩月ひろし) 御答弁ありがとうございました。  ただいま御答弁いただきましたように、井戸水提供の家の数は減少傾向にあるということですので、引き続き井戸水提供の家を確保していくために、現状ある使える井戸を減らさないようにする補助制度をぜひ御検討いただけたらと思います。  それでは、次の質問に移ります。  さきの質問の、井戸水提供の家は民間の敷地内にあることだと思いますが、昨今の隣人関係の希薄化、そして、外国人人口の増加による言葉の壁などの問題によって、提供することが義務ではないことによるトラブルが発生する懸念もあると思います。また、水をもらい受ける場面として、水も重いので、場合によっては自動車でみえることも容易に想像ができます。  市役所、公民館、学校、そして明石公園などの大きな公園には駐車スペースもある程度見込めるところから、お尋ねいたします。  (2)のイ、公共施設の井戸について。(ア)現状の数はどれくらいありますでしょうか。もし分からなければ分かる場所だけでもお答えください。 200 ◆市民協働部長生田和重) 議長、市民協働部長。 201 ◆議長(林田 要) 市民協働部長。 202 ◆市民協働部長生田和重) 市内公共施設の井戸につきましては、教育施設であります鷲塚小学校、西端小学校及び西端中学校の3ヵ所でございます。なお、井戸の水は災害用として設置したものではなく、ビオトープやスプリンクラーといった散水の目的で利用させていただいております。  以上です。 203 ◆7番(岩月ひろし) 議長、7番。
    204 ◆議長(林田 要) 7番。 205 ◆7番(岩月ひろし) 御答弁ありがとうございました。  公共施設の中で、西端中学校、西端小学校、鷲塚小学校に井戸があるとのことでしたので、学校についてお尋ねします。  碧南市内12校ある学校は、徒歩圏内である人も多く、また、場所も市内に住むほとんどの人が分かる場所に存在しています。学校は災害時の拠点や避難場所にもなっており、先ほど井戸水提供の家の質問で述べましたように、外国人の方たちも含めた水のもらいづらさを解消する観点、そして、井戸も生き物と俗に言われますように、できれば頻繁に使用した方がよいわけですので、学校に井戸があれば、ふだんは打ち水や校内の花や草木への水やり、そして、子供の頃から井戸というものになれ親しむことによって、水を考える力、大切にする心を養うといった教育的観点、いざ災害時においては、プールの水を利用するだけではなく、井戸があれば、手洗い水や煮炊き、そして場合によっては飲料水として使用することもできるわけでございます。  学校に大量の水を備蓄するよりも、井戸があった方が災害対応の観点からも禰宜田市長がふだんからおっしゃられている費用対効果の面で有効であると考えられるので、お尋ねいたします。  (2)のイの(イ)として、学校に井戸を新設または増設できないでしょうか。できましたら、教育長の御所見をお聞かせください。よろしくお願いします。 206 ◆市民協働部長生田和重) 議長、市民協働部長。 207 ◆議長(林田 要) 市民協働部長。 208 ◆市民協働部長生田和重) 大規模災害時の飲料水ということでは、先ほどお答えしましたように、備蓄や給水栓の活用といった形で確保したいと考えておりますが、現時点でそういったことから学校施設などに井戸を防災用に整備していく考えはございませんが、災害時の水の確保策ということでは、いろんな手段が多ければ多いほどよいと思われます。  平時には校庭の散水に、災害時には手洗い等に利用できますので、井戸の設置については今後の課題ということにさせていただきたいと思います。  以上です。 209 ◆教育長(生田弘幸) 議長、教育長。 210 ◆議長(林田 要) 教育長。 211 ◆教育長(生田弘幸) 市が学校敷地内に井戸を掘りたいということになれば、当然前向きに協力をしていきます。  以上です。 212 ◆7番(岩月ひろし) 議長、7番。 213 ◆議長(林田 要) 7番。 214 ◆7番(岩月ひろし) 御答弁ありがとうございました。  ただいま、教育長から、市が学校敷地内に井戸を掘りたいということであれば前向きに御協力いただけるとのことで、ハードルが1段下がっているわけでございます。学校であれば、外国人を含めた住民の皆様も、水を気兼ねなくもらいに来られる。また、水をもらうのに、たとえ車であったとしても、順番待ちをするスペースもある程度確保できるわけでございます。  立地の関係で、全ての学校に井戸を掘るといったことは難しいかもしれませんが、そういった場所へは、井戸から水を確保できる地域に比べて、給水回数を増やすこともできるわけでございます。学校の数は限られておりますので、井戸を掘ったり、今ある井戸を常に使える状態にしていただけたらと思います。  以上をもちまして、私の一般質問を終わりにいたします。  ありがとうございました。 215 ◆議長(林田 要) 以上で、岩月ひろし議員の一般質問を終わります。  これにて本日の一般質問を終結いたします。 ───────────────────・・─────────────────── 216 ◆議長(林田 要) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。  明日及び明後日は市の休日につき休会といたします。  再開は6月14日午前10時であります。  本日は、これにて散会いたします。                            (午後 1時 34分 散会) ───────────────────○────────────────────  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。    令和3年6月11日                   碧南市議会                     議 長  林 田   要                     議 員  加 藤 厚 雄                     議 員  新 美 交 陽 Copyright © Hekinan City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...