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  1. 碧南市議会 2021-06-10
    2021-06-10 令和3年第4回定例会(第1日)  本文


    取得元: 碧南市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    2021-06-10 : 令和3年第4回定例会(第1日)  本文 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                            (午前 10時 0分 開会) ◆議長(林田 要) ただいまの出席議員は22名であります。  よって、令和3年第4回碧南市議会定例会は成立いたしましたので、開会いたします。 ───────────────────・・─────────────────── 2 ◆議長(林田 要) この際、皆さんに御報告いたします。  全国市議会議長会から、令和3年5月26日付で議員在職25年以上の特別表彰並びに昨年度全国市議会議長会、自治会・町内会の縮小、解散問題に関する特別委員会委員としての功績に対し、感謝状の授与がありましたので、ただいまより伝達いたします。      (議長 演壇に立つ) 3 ◆事務局長(杉浦智彦) それでは、順番にお呼びいたします。  議員在職25年以上、岡本守正議員、前へお願いいたします。      (表彰状授与) 4 ◆事務局長(杉浦智彦) 次に、全国市議会議長会、自治会・町内会の縮小、解散問題に関する特別委員会委員としての感謝状を伝達いたします。  新美交陽議員、前へお願いいたします。      (感謝状授与)      (議長 議長席に着く) 5 ◆議長(林田 要) 表彰状及び感謝状の伝達は以上であります。  なお、全国市議会議長会定期総会の会議資料は、議会図書室にて保管いたしておりますので、随時御覧願います。 ───────────────────・・─────────────────── 6 ◆議長(林田 要) これより会議に入ります。  本日の議事日程は、お手元に配付の議事日程表のとおりであります。 ───────────────────・・───────────────────
    7 ◆議長(林田 要) これより市長の招集挨拶を行います。 8 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 9 ◆議長(林田 要) 市長。 10 ◆市長(禰宜田政信) 皆さん、おはようございます。  開会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  本日、ここに令和3年第4回市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、諸般御多用の中、御参加いただき、ただいま議長宣言のとおり、ここに本定例会が成立いたしましたことを厚くお礼を申し上げます。  まず初めに、うれしいニュースがございます。本市を活動の拠点とされておりますトヨタ自動車ビーチバレーボール部に所属します石島雄介選手白鳥勝浩選手のペアが、6月5、6日に東京都立川市で開催されました東京2020ビーチバレーボール日本代表チーム決定戦におきまして見事優勝されまして、東京オリンピックへの出場権を獲得されました。  夢に向かい、ひたむきに努力を重ねたお二人とチーム関係者の皆様に心から敬意を表するとともに、オリンピック本戦での活躍を期待しております。市民の皆様も一丸となって応援をお願いいたします。  次に、新型コロナウイルス関連でございますが、皆様御承知のとおり、現在愛知県には緊急事態宣言が出されております。市民の皆様、市内事業者の皆様には長期間にわたり大変な御努力をいただいておりまして、改めて感謝を申し上げます。再三のお願いになりますが、不要不急の行動の自粛や、マスクの着用、手洗い、3密の回避などの基本的な感染予防対策を地道に粘り強く、徹底的にお願いをいたします。  新型コロナウイルスに対し、現在最も効果が期待されておりますワクチン接種でございますが、本市におきましては、65歳以上の方への個別接種が5月17日から市内の医療機関において開始されております。また、これとは別に、高齢者施設に入所されてみえる方への施設内接種も4月30日から始まっております。市民病院での集団接種につきましては、6月12日から接種を開始し、毎週土曜日、日曜日に実施をしていく予定でございます。  本市におきましては、これまで大きな混乱なく、ワクチン接種を進められております。これも医師会を中心といたしました、かかりつけ医の皆様と市民の皆様の御理解、御協力のたまものと深く感謝を申し上げます。65歳以上の方のワクチンにつきまして、6月中には確保ができる見込みとなっております。接種を希望される皆様には順次接種ができますので、慌てることなく、御予約いただきますようお願いを申し上げます。  また、現在、全国的に問題となっておりますワクチン接種における急なキャンセルなどによる余剰分の取扱いでございますが、本市ではこれまでも高齢者施設従事者の方と調整することで対応してまいりましたが、今後は障害者施設の従事者、保育士、教職員へと接種対象を広げ、可能な限り無駄なく接種を行ってまいりたいと考えておりますので、御理解いただきますようお願いを申します。  さて、今回の定例会でございますが、諮問議案4件、条例議案7件、補正予算議案1件、その他議案2件、報告案件5件、提出案件4件でございます。  諮問議案は、人権擁護委員候補者の推薦についてでございます。  条例事案では、碧南市職員の服務の宣誓に関する条例等の一部を改正する条例等でございます。  補正予算では、電子図書館システム導入事業など、一般会計で1億346万1,000円余の補正予算を上程しております。詳細につきましては後ほど御説明を申し上げます。  その他の議案を含めまして、すべての議案につきまして、慎重に御審議を賜り、速やかに御議決いただきますようお願いを申し上げまして、招集の御挨拶とさせていただきます。  ありがとうございました。 11 ◆議長(林田 要) ただいま招集挨拶が終わりました。 ───────────────────・・─────────────────── 12 ◆議長(林田 要) 日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。  会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において3番大竹敦子議員及び17番祢宜田拓治議員を指名いたします。 ───────────────────・・─────────────────── 13 ◆議長(林田 要) 日程第2「会期の決定」を議題といたします。  今期定例会の会期につきましては、あらかじめ議会運営委員会において審議されておりますので、その結果の報告を求めます。 14 ◆17番(祢宜田拓治) 議長、17番。 15 ◆議長(林田 要) 議会運営委員会委員長。 16 ◆議会運営委員会委員長祢宜田拓治) おはようございます。  今期定例会の会期につきましては、去る6月1日に議会運営委員会を開催し、種々検討いたしました結果、本日から6月28日までの19日間が適当であると決まりました。なお、付議予定案件とその上程、処理方法及び会議日程等については、過日配付されました決定通知書のとおり取り扱うことと決まりました。  以上で、議会運営委員会の報告といたします。 17 ◆議長(林田 要) お諮りいたします。  今期定例会の会期は、ただいま議会運営委員会委員長報告どおり、本日から6月28日までの19日間といたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。      (「異議なし」という者あり) 18 ◆議長(林田 要) 御異議なしと認めます。  よって、会期は19日間と決定いたしました。 ───────────────────・・─────────────────── 19 ◆議長(林田 要) この際、会計事務について御報告いたします。  令和2年度4月分の一般会計、特別会計及び令和3年度4月分の一般会計、特別会計及び公営企業会計例月出納検査報告書2件が監査委員から議長宛てに提出され、議会図書室にて保管いたしておりますので、随時御覧願います。  報告事項は以上であります。 ───────────────────・・─────────────────── 20 ◆議長(林田 要) 日程第3「一般質問」を行います。  質問の許可は、議事日程表記載の順といたします。  なお、過日開催されました議会運営委員会において、本年度も引き続き新型コロナウイルス感染症対策に取り組むことが決定いたしましたので、次の2点についてお伝えいたします。  まず、傍聴される方へお伝えいたします。  今期定例会の一般質問においては、議場内での密の機会を避けるため、議員及び執行部において一部離席をすることがありますので、御承知おき願います。  また、各議員にお伝えいたします。  会議での定足数を満たすため、議席番号の奇数、偶数で交互の出席となるよう御協力をお願いします。  では、まず、議席番号奇数の方、退席の御協力をお願いいたします。  順次、質問者の交代の都度、議席番号の偶数の方との出席交代をお願いいたします。  山口春美議員の一般質問を許します。 21 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 22 ◆議長(林田 要) 1番。 23 ◆1番(山口春美) 皆さん、おはようございます。傍聴者の皆さんもおはようございます。  6月議会のトップバッターとして質問をさせていただくことになりました。  昨年の4月の市会議員選挙以来、本当に今まで、あの当時、この何百倍ものコロナ感染者が出る4波まで続くなどということは誰も予想できなかったことですが、この新型コロナ緊急事態宣言の中での議会となりました。  私は、公約に掲げたコロナから命と暮らしを守ること、市民病院、18歳までの医療費無料化等の公約実現のために、この6月議会でも頑張る決意ですので、ぜひ前向きな御答弁をお願いいたします。  コロナ第4波の緊急事態宣言が6月20日まで行われている中で、菅総理がオリンピックを強行することに国民の怒りが広がっています。  日本共産党は、オリンピックは中止して、コロナ封じ込めに全力を挙げることを、政府の緊急要請を行ってきました。その内容は、安全・迅速なワクチン接種、大規模検査、十分な補償の3本柱からなっています。これに沿って、この碧南市でも市長に対応について質問いたします。  まず第1に、安全で迅速なワクチン接種をということですが、日本のワクチン接種は世界の118位、5月3日段階です。  そこで、アとして、現在の接種予約の状況は、65歳以上の人数、予約人数、接種人数、かかりつけ医、市民病院、その他に分けてお答えください。  2回接種完了時の予想時期はどのぐらいになるのかについても、まず伺います。 24 ◆健康推進部長(山本政裕) 議長、健康推進部長。 25 ◆議長(林田 要) 健康推進部長。 26 ◆健康推進部長(山本政裕) 本市におきましては、5月7日に65歳以上の方、1万7,646人に接種券を送付させていただいております。  予約状況につきましては、碧南市民病院で実施する集団接種につきましては、6月12日土曜日から8月1日日曜日までの毎週土日に、合計5,760回分の接種枠がありますが、ほぼ予約済みの状況でございます。  また、当初22の医療機関でスタートした個別接種につきましては、現在28の医療機関にて接種を実施しております。この個別接種につきましては、個々の医療機関で予約等の接種管理を行っていただいておりますので、リアルタイムな予約状況は把握できておりませんが、6月5日実施の調査時点でお答えしますと、約2万2,500回分の予約を受け付けております。  接種状況につきましては、4月30日から順次進めておる高齢者施設の入所者へは450回の接種をしてまいりました。また、一般の65歳以上の方への接種につきましては、5月17日の週から始めております。  今後は、接種管理システムでの集計で報告する予定ですが、稼動の遅れから入力も遅れておりますので、今回は現段階でのワクチン配送量から算出した数値で申し上げますと、約6,500回の接種をしております。  また、当初の計画においても、7月末にて、65歳以上の方への接種をおおむね完了できることを確認しております。  実際は計画よりも多くの方が接種を希望していると考えられます。各医療機関にて計画以上の対応をしていただいているというところでございます。  以上です。 27 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 28 ◆議長(林田 要) 1番。 29 ◆1番(山口春美) そうしますと、65歳以上の予約人数については、2万5,000というふうに言われましたけれども、数字が、対象者が1万7,000ですから、変わってくると思います。  実際の予約数は、80%ぐらいだと聞いておりますが、そうでしょうか。  それから、接種回数についても、1回目ということでカウントされてみえるのか、約40%、何らかの形で1回は受けられた、この中には2回目も入っているよということでしょうか、確認します。 30 ◆健康推進部長(山本政裕) 議長、健康推進部長。 31 ◆議長(林田 要) 健康推進部長。 32 ◆健康推進部長(山本政裕) 当初の計画では70%の計画を見込んでおったんですが、この予約状況、接種状況を確認する中で、約80%の方がそういった対象の枠に入ってきておるというふうに聞いております。  現時点、接種人数でございますが、6,950回ほどの方が接種されておるわけなんですけれども、1回でカウントすると、約40%の方が接種されておるというふうにカウントしております。  以上です。 33 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 34 ◆議長(林田 要) 1番。 35 ◆1番(山口春美) ありがとうございます。  予想よりも多くの方が予約をされ、ほぼその方たちの予約が完了したという点では、本当に予約までは順調に行っているなというふうに思います。  それでイの64歳以下の接種についてですが、今後、病気を持っている方も申請されるんでしょうかね。申請された上で、人数を把握し、年齢にかかわらず、病気持ちの人は先行していく、その中には障害者や様々な方も入ってくるという形でやっていかれるのか。  今日の新聞では、あま市では、16歳から24歳は夏休みを利用して、先にやっていくなんていうところもあるようですが、ここについては、イの点についてはどういった順番でやっていかれるのか、今のところ、どんな予定なのか教えてください。 36 ◆健康推進部長(山本政裕) 議長、健康推進部長。 37 ◆議長(林田 要) 健康推進部長。 38 ◆健康推進部長(山本政裕) 64歳以下の接種についてでございますけれども、65歳以上の方への接種のめどが立ちますと、基礎疾患を有する者等、この等でございますが、1番目に基礎疾患を有する者、2番目に60歳から64歳の方、3番目に高齢者施設等の従事者への接種へと移行してまいります。  それぞれの対象人数でございますが、1番目の基礎疾患を有する者につきましては、市内の医療機関への調査にて約9,000人と把握しております。2番目の60歳から64歳の方は、約3,800人。ただし、この中には、先ほど申し上げました基礎疾患を有する者と重複しているという方もみえると思っております。3番目の高齢者施設の従事者等は約500人と想定をしております。  移行時期でございますが、個別の医療機関ごとに65歳以上の方への1回目の接種が終了していく、おおむね7月の中旬から8月の上旬には移行していくことを想定しております。そのため、現在準備を進めておるところでございます。なお、接種場所につきましては、高齢者と同様に、個別接種の市内の医療機関と集団接種としての市民病院を想定しております。  以上です。 39 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 40 ◆議長(林田 要) 1番。 41 ◆1番(山口春美) さっき初めの挨拶で市長が、保育園や学校等にやると言ったのは、余ったらそれをやっていくということで、この中には入っていないようですが、それはどの段階で、余ったやつじゃなくて、やっぱりちゃんと保育園、幼稚園、学童保育なんかも含めて対象にしていくことが、たくさんの人と接点があるという点では非常に心配だと思うので、どこの段階に組み入れる、あくまでも余ったやつで、通常の年齢通りにやっていくということになるんでしょうか。 42 ◆健康推進部長(山本政裕) 議長、健康推進部長。 43 ◆議長(林田 要) 健康推進部長。 44 ◆健康推進部長(山本政裕) 当面の間は、高齢者の従事者の方が今それを担っていただいておるんですけれども、先ほど市長が言っていましたように、保育士だとか教員というふうに順次移行していく予定でおります。
     その接種の中身としましては、個別の医療機関におけます、そういったワクチンロスの対応、また、今週末から行います、市民病院での集団接種における、そういったワクチンロス、また、まだはっきりとしたことが分かっておりませんけれども、大規模の接種会場も三河のほうでできるという話もありますので、そういったときの対応だとか、総合的にそういった方々を接種していくというところで、できるだけそういう方も早く対応していきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。 45 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 46 ◆議長(林田 要) 1番。 47 ◆1番(山口春美) ウのワクチンの供給数ですが、私どもは国への緊急要望の中でも、やっぱりきちっと先行きを明確に示して、ワクチンの確保量だとかを示すべきだと、もうここで混乱が生まれているので、本当に大変だと思うんですが、おおよその見込み、特に7月末あたりになると2回目が始まり、また、基礎疾患を有する方々も始まってくるということでダブってくる部分も多いので、その辺についてはどんなふうに見通しておみえでしょうか。 48 ◆健康推進部長(山本政裕) 議長、健康推進部長。 49 ◆議長(林田 要) 健康推進部長。 50 ◆健康推進部長(山本政裕) ワクチンの見通しでありますけれども、65歳以上の方へのワクチンにつきましては、7月までに、全高齢者が2回接種できる分の供給数をいただけるとの連絡を受けております。  なお、64歳以下の方へのワクチンにつきましては、今後、愛知県のほうから供給数量、また供給時期について連絡があるかと思っております。  以上です。 51 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 52 ◆議長(林田 要) 1番。 53 ◆1番(山口春美) それでは、エのところの、これまでの市のやり方でよかった点、改善すべき点ということなんですが、非常に先進的なスタッフの方が努力していただいて、私たちも不安なく予約が取れて、私は6月末と7月末なんですが、打つことができてよかったなというふうに思うんですが、この時点で、何かよい点、改善すべき点、あったら教えてください。 54 ◆健康推進部長(山本政裕) 議長、健康推進部長。 55 ◆議長(林田 要) 健康推進部長。 56 ◆健康推進部長(山本政裕) 本市におきましては、碧南市新型コロナウイルスワクチン接種等検討専門会議を早期に組織し、早い段階から、医師会、薬剤師会、看護師会、碧南市民病院との調整ができ、全面的な協力をいただけたことで、大きな混乱もなく、接種を開始できたものと考えております。  あわせて、愛知県も含めて積極的に調整した結果、接種に関わる医療従事者への接種が早く進められたことも、その後の接種開始をスムーズにしたものと考えております。  また、医療従事者に準ずる者として、高齢者施設(入所、通所とも)の従事者等への接種も併せて進めてきており、多くの方が接種を終えられていることから、クラスターの発生を危惧する施設での安心につながっていると考えております。  その一方で、改善すべき点としまして、接種券発送から予約につきましては、今後の課題と受け止め、市民の皆様の御負担と御心配が少なくなるよう、よりよい方法を検討してまいります。 57 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 58 ◆議長(林田 要) 1番。 59 ◆1番(山口春美) 碧南も高浜もネットで予約する場合に、2回目に接続できなかったり、できていても、画面上で明らかにならなかったりすることがあったようで、改善をされていただいたと思うんですが、今後はかかりつけ医のない若い方たちも入ってくるので、その辺のかかりつけ医の振り分けについても、ちょっと心配なところもあるなというふうに思うんですが、その辺は大丈夫でしょうか。 60 ◆健康推進部長(山本政裕) 議長、健康推進部長。 61 ◆議長(林田 要) 健康推進部長。 62 ◆健康推進部長(山本政裕) 特にかかりつけ医のない方々につきましては、どういったところに流れていくのかというところで、全体的に集団接種のほうの枠を広げたらいいのか、個別の近くの医療機関のほうに行かれるのかというところを確認する中で、専門会議等で、その枠につきましては今後検討していきたいというふうに思っております。 63 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 64 ◆議長(林田 要) 1番。 65 ◆1番(山口春美) オのところの集団接種会場を市民病院、事実上市民病院だけでここまで来ることができて、相当、費用面でもスタッフの確保の面でも、他の集団接種、先行で行った自治体やテレビなんかで見ていると、混乱していたようですが、そういう面ではよかったと、費用面でも相当な軽減になっているんじゃないかというふうに思うんですが、今後も、先ほど若干、もしかしたらやるかもしれないと言われましたけれども、どんな方向で、費用面については特に安く済んだよということが言えるんじゃないかなと思うんですが、確認します。 66 ◆健康推進部長(山本政裕) 議長、健康推進部長。 67 ◆議長(林田 要) 健康推進部長。 68 ◆健康推進部長(山本政裕) まず、市民病院にて集団接種を実施することとした一番の理由なんですが、費用面ではなく、救急体制を新たに構築することがなく、安心・安全を得られることだと考えております。  その上で、特設会場を設けず、集団接種会場を碧南市民病院で実施できたことによる費用削減効果ということでお答えをさせていただきますと、特設の集団接種会場を設置、維持することとなりますと、受付から問診、接種、経過観察等、各利用形態に合わせた会場の設営が必要となり、またそれに合わせた備品ですとか消耗品等も新規に必要となりますので、そういった費用につきましては削減できているものと考えられます。  しかし、市民病院でありますけれども、休日を利用して、接種会場を運営することとなっておりますので、余分にかかる電気料等の経費につきましては、ワクチン接種体制確保事業にて負担すべきであり、そうしたことを勘案しますと、費用面では影響は大きくないものと考えております。  以上です。 69 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 70 ◆議長(林田 要) 1番。 71 ◆1番(山口春美) カの協力した医院やスタッフへの支援金の支給をということで、かかりつけ医の方は、接種直前には確認の電話を入れてくださるんですね。みんな顔を大体知っている患者さんが中心になるので、ワクチンが余った場合でも、その近くの人に声をかけて、やってもらうなど、とても小回りが効いていいと思うんですが、それら全て現場の人たちの努力によってやられているので、費用面も、当初は2,070円で、これじゃ足が出ちゃうよという話だったんですが、その後どうなっているのかも含めて、市独自の支援金も、10万円を支給しているんですが、10万円で本当にいいのかなというふうに思うので、確認します。 72 ◆健康推進部長(山本政裕) 議長、健康推進部長。 73 ◆議長(林田 要) 健康推進部長。 74 ◆健康推進部長(山本政裕) 国によるワクチン接種に係る新たな支援策として、時間外、休日の接種に対する接種単価への加算に加えて、接種回数に応じた接種単価への加算等の手厚い支援が加わったこともありますので、現段階では予定はしておりませんが、そういった加算等も併せて総合的に考えてまいりたいと思います。 75 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 76 ◆議長(林田 要) 1番。 77 ◆1番(山口春美) コロナでの受診控えも含めて、大体最終的には週100回以上打つと、4,000円ぐらいになるそうで、1件当たり、それとともにぜひ、刈谷市は20万円出しているそうですから、ぜひ、私たちの気持ちをお金にして、差し上げてください。  ワクチンはそういうふうで進みつつあるんですが、2つ目の頻回、定期的なPCR検査の実施です。  そうなりますと、半年以上は全くワクチンにもかかれないという人も出てくると思うので、やっぱりデルタというのか、変異型のインド式のものが、物すごく感染力も強くてなってくるということも言われています。  ですから、早くこれは、第1波、2波、3波、4波の経験から言うと、早く感染者を見つけて、ここで隔離したりして、やっていくということが、この波をつくらない大きな要因になるので、これを思い切って広げていくことだと思うんです。  1つのアとして、幼保や小中、高校、公共施設、医療機関、高齢者施設障害者施設への感染状況について、取りあえず碧南市ではどうだったのか、今までの中で。休校、クラス閉鎖などの状況と実施基準はどうなっているのか、伺います。 78 ◆健康推進部長(山本政裕) 議長、健康推進部長。 79 ◆議長(林田 要) 健康推進部長。 80 ◆健康推進部長(山本政裕) 検査陽性者の状況把握につきましては、県が実施しており、市は詳細を把握することができませんが、市のほうに報告等を受け、把握しております範囲にてお答えをさせていただきたいかと思います。  幼稚園、保育園では6人、休園事例は1件ありました。小中学校では8名、臨時休校等はありませんでした。市民病院では12人、介護保険事業所では18人、障害福祉サービス事業所では4人であります。その他、公共施設で、児童クラブで1名。なお高等学校につきましては、把握はしておりません。  学校の臨時休業の実施につきましては、文部科学省の学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル、学校の新しい生活様式に基づき、臨時休業もしくは学年・学級閉鎖の対応をしていくことになります。  具体的には、感染者本人への行動履歴等のヒアリングを行っている保健所と相談し、学校医の助言も踏まえ、校内での感染の広まり状況に応じて、学校の全部または学年・学級の臨時休業を決定していきます。  このような状況が確認されなければ、引き続き感染症対策の徹底を図り、学校の教育活動を継続していくというふうに聞いております。 81 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 82 ◆議長(林田 要) 1番。 83 ◆1番(山口春美) 学校なんかは閉鎖はしなかったけれども、クラスの中での消毒等をやるに当たっては、1日だけでは大変だったと思うんですが、そういうのもなかったということですかね。あくまで個人で、家庭感染ということで、やらなかったんでしょうか。 84 ◆教育部長(岡崎康浩) 議長、教育部長。 85 ◆議長(林田 要) 教育部長。 86 ◆教育部長(岡崎康浩) 先ほど小中学校での感染者があったということでございますけれども、特に濃厚接触者の広がりもないという中で、保健所との相談の中では、通常の消毒等で十分だということで指導いただいておりますので、そういった日常的な感染対策としての消毒等で賄っているという状況でございます。  以上です。 87 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 88 ◆議長(林田 要) 1番。 89 ◆1番(山口春美) イのところの4月16日に厚労省のコロナウイルス感染対策推進本部から各市町村に、週に1回の高齢者施設等でPCR検査をやるようにという通知が来ているんですが、これについてはどう受け止め、実際に3月に1回やられたと思うんですが、その後についてはどうなのか、把握してみえたら教えてください。人数も教えてください。 90 ◆健康推進部長(山本政裕) 議長、健康推進部長。 91 ◆議長(林田 要) 健康推進部長。 92 ◆健康推進部長(山本政裕) 令和3年4月16日付で、厚労省より、高齢者施設等への重点的検査等の実施についての事務連絡が発出をされております。  これに先立ちまして、愛知県では、令和3年3月に、県全域を対象とした、高齢者施設等職員への集中的検査を実施しております。この市内の実施状況でございますが、高齢者施設においては、15施設のうち、8施設、272件の実施がされております。  県では、引き続き感染拡大防止を図るため、集中的検査を5月12日から6月30日までの期間、期間中1人当たり最大6回を上限として実施されており、おおむね週に1回のペースとなっております。市内施設では6月3日現在、5の施設、205件が実施をされております。  検査を受ける方につきましては、減少傾向となっております。これは碧南市が高齢者施設の従事者に優先的にワクチン接種を行ってきたことによるものだと考えております。 93 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 94 ◆議長(林田 要) 1番。 95 ◆1番(山口春美) そこで、今、感染者が出ても、おおよそ濃厚接触者にはならずに、行政検査はほとんどやらないという状態になっています。  それでも、やっぱり働いている人などはとても心配なので、抗原検査や抗原検査キットの配付をしていったらどうかというふうに提案させていただくものです。  日本のPCR検査の数は世界の141位、人口1人当たりの数字が144位です。5月3日現在です。  それで、豊橋市では、高齢者、障害者の通所施設や保育園、児童クラブなどの職員を対象に、抗原キットを配付するということで、先日も新聞報道がされていました。大学でもやっていくということで、でも、県ごとにすると3,500セットぐらいなので、僅かなものなんですが、そういうところをやっぱり市が、県、国任せではなく、交付金も来ているわけですから、その検査を望む方に、児童クラブも出ているので、そういった補助を出したり、現物を支給したりすることは、やっていくべきだと思うんですが、本当に3ヶ月の間でばっと広がったでしょう、この第4波も。だからこれから絶対ないということはないので、ワクチンと追いかけっこなんですが、やっぱりやるべきだと思うんですね。  それはどうでしょうか。 96 ◆健康推進部長(山本政裕) 議長、健康推進部長。 97 ◆議長(林田 要) 健康推進部長。 98 ◆健康推進部長(山本政裕) 抗原検査キットの配付につきましては、国において、陽性者の早期発見を目的に、症状が現れた高齢者施設等の職員に対して、緊急的に使用できる抗原簡易キットの配付を予定しております。  これを受けまして、愛知県は、クラスター発生及び感染拡大を抑制するための支援策の1つとして、抗原簡易キットの配付を予定しておりまして、高齢者施設には既に周知がなされております。  なお、一定の条件を満たす場合は、高齢者施設以外の介護保険事業所にも一定量が配付される予定でありまして、対象となる事業者には市から周知をさせていただいております。  以上です。 99 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 100 ◆議長(林田 要) 1番。 101 ◆1番(山口春美) 次に、エのところで、県も動き出してはいるんですけど、ぜひ市でやっていただきたいということです。私たち、写真をお願いします、今、選挙も西尾市でやっているので、共産党の選挙に関わる人たちも、こういう、これは説明文です、はい、どうぞ、こういうキットを、共産党と書いてありますが、配りながら、PCR検査をやっています。  やっぱり法人なんかでも、いろいろ補助金は差し上げているんだけど、検査費用というのは結構かかるものですから、やっぱり刈谷、安城等では、行政側が補助金を出しているので、この西三河かいわいで法人等に検査費用の補助をやっているところを把握してみえますか。  やっていても知らん顔で、碧南市はやらないじゃいけませんよ。ちゃんと把握して、やっているなら、やっぱりよそと同じように、別に共産党に補助金が欲しいというわけじゃないですので、いろいろそういう法人だとか、そういうところも含めて、補助を考えていく必要はあるんじゃないかと。  会社についても、今後ワクチンはやるんだけれども、出てくる可能性があるのでね。それも大規模になると思いますので、どうですか。 102 ◆健康推進部長(山本政裕) 議長、健康推進部長。 103 ◆議長(林田 要) 健康推進部長。 104 ◆健康推進部長(山本政裕) 介護事業所におけますPCR検査の助成につきましては、近隣では刈谷市や安城市などが行っているというふうに聞いております。  しかし、あまり実績はないというふうには聞いております。といいますのは、検査が必要な場合は、愛知県のサービス提供体制確保事業、こちらの方の助成で実施しているというふうに聞いております。  いずれにしましても、感染の疑われる方が滞りなく、行政検査が受けられる体制は取られておりますので、検査費用の助成につきましては、現時点で考えておりません。 105 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 106 ◆議長(林田 要) 1番。 107 ◆1番(山口春美) それでは、3番目の自粛と補償は一体での立場から、第4波への十分な支援と補償ということで伺います。  特に、喫茶店、飲食店等でやっぱり食事を介して感染するということも十分に考えられるので、こういった制度が必要だと思うんですが、碧南市の現状と、それから、実績について、まず伺います。 108 ◆経済環境部長(永坂智徳) 議長、経済環境部長。 109 ◆議長(林田 要) 経済環境部長。 110 ◆経済環境部長(永坂智徳) 御承知のとおり、緊急事態措置、または蔓延防止等重点措置に伴いまして、飲食店の休業や時短営業、外出自粛等が求められております。
     飲食店の休業や時短営業につきましては、休業協力金が愛知県により実施をされております。現在は、売上高に応じて、1日につき4万円から10万円が支給される制度となっております。  また、飲食店の休業や時短営業、外出自粛の影響を受け、売上が50%以上減少した休業協力金の受給資格がない事業者に対しましては、国が実施をしております月次支援金が支給をされます。これは、中小法人等で月額上限20万円、個人事業者は月額上限10万円が支給される制度で、緊急事態措置等が発出されている月まで支給をされます。  さらに、愛知県では、国の月次支援金の対象とならない、売上が30%以上、50%未満減少している事業者に対して、愛知県中小企業者等応援金を実施することが公表されております。これは一般枠といたしましては、中小法人等で上限40万円、個人事業者は上限20万円が、4月から6月までの期間を対象に1回に限り支給をされます。  また、酒類販売業者枠、お酒の提供を行っておられる事業者におかれましては、国の月次支援金の対象とならない、売上が30%以上、50%未満減少している事業者に対して、中小法人等で月額上限20万円、個人事業者は月額上限10万円が、緊急事態措置等が取られている月分支給をされます。なお、この酒類販売業者枠につきましては、月次支援金の対象となる事業者に対しましても、さらに、中小法人等に月額上限20万円、個人事業者は月額上限10万円の上乗せが実施をされます。  このように、緊急事態措置等による自粛に伴う事業者等への補償につきましては、国及び県において適切に対応されているものと考えており、市といたしましては、これらの支援金を最大限活用していただくように、市内事業者に寄り添いながら、周知に努めているところでございます。 111 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 112 ◆議長(林田 要) 1番。 113 ◆1番(山口春美) 4月補正で市単の制度を、法人20万円、個人10万円の制度をやったんですけれども、それ以降6月1日の広報でお知らせしただけで、7件しか申請がされていないと聞きました。  それで、今後増えてくるとは思うんですが、とにかくこういうチラシも1枚も所管にないし、町に出回っていません。全部ネットで取るようになっていて、しかも、半額しか補助がないと。使った費用の半分ということでね。所得の比較はなしで、どんな方にも差し上げるという点では評価できるんですが、何しろPRがもう一つ欠けているなというふうに思います。  そこで、岡崎市は、市内飲食店への感染防止対策協力金ということで、これはダイレクトに10万円ずつ、どんな小さな喫茶店も、申請すれば、出してあげると。ただし、県の安心・安全ステッカーを貼っていただくことが条件になります。  それから、豊田市では、新型コロナウイルス環境整備補助金ということでやっていて、これは8割負担です。8割までを対象にするということで、碧南の2分の1とは違います。この中には30項目がその対象の中に入っていて、この抗原キットの購入費なんかも入っているんですね。  まだ、ほとんど知られていないので、碧南の制度は。だから、今からでも9月までの実施ですので、まだまだ間に合いますから、9月30日まで、ぜひ中身を変えて、もう比率が高い、2分の1しか出さないということも。それから、せめてカラーのきれいなチラシを10枚や20枚作って、130軒、飲食店組合には加盟者が見えるそうですよ。そこにちゃんと行って、安心・安全ステッカーも含めて、普及の促進に商工課が頑張るべきだと思うんですが。  ステッカーは、この130件の飲食店にどのぐらい入っているんですか。 114 ◆経済環境部長(永坂智徳) 議長、経済環境部長。 115 ◆議長(林田 要) 経済環境部長。 116 ◆経済環境部長(永坂智徳) まずもって、先ほどお答えしたとおり、自粛に伴う事業者に対する補償につきましては、国及び県が実施をするものと考えております。  その上で、国、県、そして基礎自治体である市にはそれぞれの役割があると認識をしておりまして、今後も基礎自治体として、地元企業の存続に必要な制度を検討し、時期を逸することなく実施をしてまいりたいと考えております。  質問者がおっしゃられたような他市の事例について、個別具体にはお答えはいたしませんが、碧南市の経営改善支援補助事業と類似制度ではございます。補助割合だけを捉えますと、本市は補助対象経費の2分の1補助、それに対して、80%補助ということでございますが、補助対象経費の考え方がまるで違います。  一例だけ申し上げますと、碧南市の経営改善支援補助事業は、マスクや消毒液等の消耗品も含めて補助対象にしております。今、質問者が言われたような事例ですと、マスクや消毒液等の消耗品等は補助対象に含めていないという部分もございます。  そういった部分の中で割合だけ捉えられると、そちらの方が優位に捉えられますけれども、基本的には遜色ない制度だというふうに考えております。  以上です。 117 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 118 ◆議長(林田 要) 1番。 119 ◆1番(山口春美) 渡した資料をよく見ていただいたんだなということで評価しますので、ぜひやってくださいね。  次に、市民病院の問題に移ります。  市民病院を守るために、2021年度、今年度予算で1,000万円を計上した経営改善の委託業者は決まったのでしょうか。どんな結果になったのか、まず教えてください。随意契約なら随意契約、日にちも教えてください。 120 ◆総務部長(奥谷直人) 議長、総務部長。 121 ◆議長(林田 要) 総務部長。 122 ◆総務部長(奥谷直人) まず、委託先業者でございますが、こちらは、現在市民病院のコンサルタント業務等を請負っております株式会社日本経営と碧南市民病院経営分析支援業務として随意契約を6月1日付で締結いたしました。 123 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 124 ◆議長(林田 要) 1番。 125 ◆1番(山口春美) これは、随意契約は、この金額1,000万円は多いですから、当然公表の対象になっていくと思うんですが、公表はされたのか、この入札に対する随意契約は審査委員会を設置して、検討するべきなんですが、どうなったんでしょうか。  そして、なぜここに随意契約で決めたのか。仕様書や実績や協定や覚書はあるのかないのか、教えてください。 126 ◆総務部長(奥谷直人) 議長、総務部長。 127 ◆議長(林田 要) 総務部長。 128 ◆総務部長(奥谷直人) まず、この随意契約の結果を公表しているかということですが、公表はいたしておりません。随意契約において公表すべき事項といたしましては、地方自治法の施行令の第167条の2第1項第3号に規定するものについては公表を必要とする。この第3号に規定するというものにつきましては、福祉関係団体、授産施設等との契約、これの項目について、契約規則のほうで申し上げておりますので、今回の契約には、それは該当はしていかないということでございます。  ただ、随意契約で500万円を超える業務でございますので、碧南市の入札等審査委員会、こちらについて、そこで審査した結果をもって契約をしたというところでございます。 129 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 130 ◆議長(林田 要) 1番。 131 ◆1番(山口春美) 審査委員会をいつやって、副市長がトップですか。それで、どういう理由で随意契約にして、具体的な何項目かあるんでしょう、その中のどれに当てはまってして、公表もしないと、どんな論議がされたのか、何分ぐらいの会議だったんですか。しゃんしゃんしゃんと終わったんですか。 132 ◆総務部長(奥谷直人) 議長、総務部長。 133 ◆議長(林田 要) 総務部長。 134 ◆総務部長(奥谷直人) 入札等審査会の会長は副市長でございます。  審査の日時につきましては、すみません、ここではちょっと持っておりませんので。ただ、500万円以上を超える随意契約の案件につきましては、1件ずつ、その場で審査をさせていただきまして、今回の業務といたしましては、この契約を随意契約としたということでございますけれども、今回の業務の目的が、市民病院がこれまで行ったこととは違う視点を入れての経営分析をより早期に分析、改善策を立案していることとしているため、そのために、市民病院の経営状況に精通していること、また、委託先業業者が、市側が求める分析調査への対応が可能で、同様な業務の受託実績もあることなどを踏まえ、随意契約としたということで、審査をしていただいたということでございます。 135 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 136 ◆議長(林田 要) 1番。 137 ◆1番(山口春美) この業務委託は、市長が、10億円を超える市民病院はもうこれ以上続けられないみたいな発言から始まっているんですよ。初めにお金ありきの、新自由主義の、お金を削減するための検討会ということになるという可能性が濃厚です。  初めから結論ありきで、シャンシャンシャンの審査委員会、それから、実績も明確に言われなかったですけど、この業者は、行政側から求められる病院の改革については初めてだそうです。どういう実績があるのかもはっきり言われませんでした。  何をもって、この業者に1,000万円ジャストでやったのか、価格は幾らなのか知らないですけれども、それも言ってくださいよ。  非常に、私たちの手に触れないところで、構成メンバーも、検討委員会も庁内だけで決められて、市民病院のスタッフも入らないと聞きましたが、どんなふうですか。  アドバイザーはどうなっているんですか。全く答えていないじゃないですか。実績、協定、覚書、あるのかないのか。 138 ◆総務部長(奥谷直人) 議長、総務部長。 139 ◆議長(林田 要) 総務部長。 140 ◆総務部長(奥谷直人) まずもって、どういう業者かということでございますけれども、先ほど申し上げましたように、特にこの業務につきましては、スピード感を持って、今後の市民病院の運営の経営改善について、市側としての意見を集約していきたいということでございますので、その業務において、実績、市民病院の業務内容をしっかりと熟知している業者ということで、そこの業者を選定させていただいたということです。  公立病院の実績はということですが、民間病院のそういった経営改善等の業務を請負っている業者でございますので、そういったノウハウをしっかりとこちら側に、しっかりとその業務のそういった内容をこちら側の業務についても使っていただけるというふうに理解をしておるところでございます。  それと、今後の進め方としてということでございますけれども、まず、プロジェクトチームにつきましては、従前から申し上げていますように、庁内のメンバーで行わせていただきたいということでありまして、座長は副市長ということと、メンバーでございますけど、委員でございますけれども、総務部長の私、総務部長と総務部のそれぞれの各課長、それと市民病院の部課長もこの会議のほうに参画をしていただくということで、進めていきたいというふうに思っております。 141 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 142 ◆議長(林田 要) 1番。 143 ◆1番(山口春美) 6人ですか、じゃ。メンバーのことを言われなかったけど、実績、あまたある業者の中から1,000万円でぽんと1,000万円満額ですか。それも言われなかったんだけど、決めるというからには、民間病院であろうと、どういったところに関わってきたのかの披瀝ぐらいはあってしかるべきだというふうに思います。どうですか。 144 ◆総務部長(奥谷直人) 議長、総務部長。 145 ◆議長(林田 要) 総務部長。 146 ◆総務部長(奥谷直人) すみません。随意契約の契約金額については、990万円でございます。  それから、メンバーにつきましては、副市長を座長とするということと、総務部、先ほど言いましたメンバーで、8人ほどを今予定したいなというふうに思っております。また、事務局は経営企画課ということでございます。  どういったところのそういった業務かということですが、包括的に、先ほど言いましたように、今市民病院の業務を行っている中で、市がこういうことを考えている、採算性も含めて、こういう業務を委託先に協議、調整、調査した中で、それに応えていただけるということもございまして、その中で、他のそういった病院の、民間であるかと思うんですけれども、しっかりとそういった業務をこなしておるということでの評価でございます。 147 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 148 ◆議長(林田 要) 1番。 149 ◆1番(山口春美) こういう形で、初めに結論ありきという感じで、臭いがぷんぷんするんですが、やっぱりきちっと議会に早期にこの業者決定も含めて、改めて、私たちも病院の何らかの形の会議を議会の側でも持つべきではないかと、こんな一方的に進めている現状に危惧を感じていますからね、ぜひ御報告いただきたいというふうに思います。  それで、そういったことを一方で行いながら、リニューアルの計画が進められていると思うんですが、あれから1個も報告はないんですが、リニューアルの改修については、もんで、変えて、もんで、変えてという、そういう作業はやってみえるんですか。  何が変わっているのか、そのままずっと凍結したままで、ずっと時間ばかりが過ぎているのか、どうなんでしょうか。  病院内の職員や患者や市民のリニューアル、患者さん、市民のリニューアル計画の周知や意見要望の把握をちゃんと取っているんですか。私、前回も言いましたけれども、何の動きもないようですが。 150 ◆病院経営管理部長(遠山隆夫) 議長、病院経営管理部長。 151 ◆議長(林田 要) 病院経営管理部長。 152 ◆病院経営管理部長(遠山隆夫) 市民病院の病棟改修につきましては、上の階の病棟から順に、開始する階とその下の階の一部の病棟の稼働を止めて、ほかの病棟には順次、入院の受入れを行いながら進めていく予定でございます。  このため、改修を始める際には、改修計画などをホームページや院内掲示、広報などにより周知を図る予定でございます。  意見要望につきましては、患者アンケート調査や、病棟看護師などが患者様からお聞きしている要望、意見を参考にしております。 153 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 154 ◆議長(林田 要) 1番。 155 ◆1番(山口春美) 聞いておると言ったって、患者さんにこれから直すだけど何がいいのって聞くの?それで何が実際に出されたのか、そんなことは考えられんけどね、業務で手いっぱいの中で。  ちゃんと今こういうことをやっています、御意見があったらというのを、ホームページやらポストやら、そういうものを設置したりして、ちゃんと患者さんの意見を聞いてほしいです、市民の声も。  それから、3つ目には、前回も言ったんですが、コロナ感染患者、今6室用意して、私が患者さんが入るよと言ったら、あなた、絶対入らないと言っていたけど、結局6人満床ですよね、今。  そういう中で、市民病院として経験が生かされていかなければいけないと思うんだけど、具体的な場所の確認は出ているんでしょうか、反映場所。  この間は、ノブだとかドアだとか、全部その非接触型で、本当は理想はやるといいけれども、蛇口だったら、こういうノブにするだとか、細かくちゃんと点検、チェックする人たちがみえるかね。1回造っちゃえば、30年間は使うんでしょう。どうですか。 156 ◆病院経営管理部長(遠山隆夫) 議長、病院経営管理部長。 157 ◆議長(林田 要) 病院経営管理部長。 158 ◆病院経営管理部長(遠山隆夫) 今は病棟改修の内容で、非接触型の関係の話も出ましたので、そちらのほうの答弁をさせていただきますが、まず、非接触型の水回りにつきましては、手洗いにおいては、非接触型のものを考えております。  ただ、全自動のトイレにつきましては、看護師により、患者様の体調管理を行う上で、自動で流れるものは好ましくないという意見を聞いておりますので、設置は考えておりません。  そのほか、手を触れずにトイレドアの開閉をという御意見ですが、現在自動開閉式の多目的トイレが各病棟に1ヶ所ずつ、合計8ヶ所あります。開くのボタン、閉じるのボタンを押す方法でありますが、高齢者の患者様には、現状の多目的トイレの方が分かりやすいという御意見がありますので、そのままの利用を考えております。  トイレにつきましては、済ませるまでにどこも触れずに行うことはできませんので、トイレの開閉に伴う安全性の確保の問題もありますので、これ以上の自動ドアの設置については考えておりません。  あと、患者アンケートの調査の御意見でございますが、例を申し上げますと、病棟のトイレが狭いだとか、和式は要らない、点滴しながらトイレが使いにくいと、あと病室での荷物を置くスペースが手狭だという御意見はいただいております。 159 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 160 ◆議長(林田 要) 1番。 161 ◆1番(山口春美) それで、4番目に、大元の病床削減に対する問題です。  国会も、今この病床削減法を強行しようとして、16日までの会期ですが、私たちは延長を求めていますけれども、これが通ってしまうかもしれない。コロナの真っ最中、お医者さんにもかかれずに死ぬ、入院もできずに死んでしまう方がおみえになるというのに、やっていこうとしています。  碧南市も当初は35のリニューアル計画でしたが、それを65に、倍に増やしていかれたということで、ここら辺で、やっぱり国の圧力、それから、公的病院の削減を狙った、こういう動きと全く呼応しているんじゃないか、1,000万円の、さっきの10億円超えたらやっていられないというものと合わせて。  これらは消費税財源を使って、国補助金が出るということになっているんですが、碧南市の場合、65床ということで、こういったすり合わせがもう既にされていて、お金は幾らになっていくのか、どんな具体化がされているんでしょうか。 162 ◆病院経営管理部長(遠山隆夫) 議長、病院経営管理部長。 163 ◆議長(林田 要) 病院経営管理部長。 164 ◆病院経営管理部長(遠山隆夫) 国においては、地域医療介護総合確保基金を活用しました病床ダウンサイジング支援事業を行っておりまして、地域医療構想の実現のため、一般病床を有する病院が病床数の適正化に必要な病床数の削減を行う場合、削減病床に応じた額が交付されるということになっております。  まだ調整はしておりませんが、補助交付要綱から推測しますと、1床当たりの単価につきましては、病床稼働率によって異なりまして、当院の場合は、平成30年度の病床機能報告により、病床稼働率が70%以上、80%未満に該当しまして、1床当たりの単価は182万4,000円でございます。  64床を削減する予定でございますので、補助金の金額にしましては、1億1,673万6,000円の計算になります。
    165 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 166 ◆議長(林田 要) 1番。 167 ◆1番(山口春美) 私たちには、消費税は社会保障の充実のために使いますと言って、こんな命を削るために消費税を使ってほしくないというふうに思います。  市から見たって1億円1回ぽっきりでしょう。毎年1億円くれると言っても問題なんだけど、1回ぽっきりの1億円に尻尾を振って、これに沿っていくという行政ではありませんので、財政レベルが。こんなものに引きずられてやっていってはいけないと思うので、そういう64床というのも、やっぱりもう一度見直すべきだというふうに思いますので、これは1回ぽっきりなのか、毎回来るのか。1回ぽっきりでしょう。 168 ◆病院経営管理部長(遠山隆夫) 議長、病院経営管理部長。 169 ◆議長(林田 要) 病院経営管理部長。 170 ◆病院経営管理部長(遠山隆夫) そうですね。病床ダウンサイジング支援事業でございますので、そのダウンサイジングした、その削減したときのみでございます。 171 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 172 ◆議長(林田 要) 1番。 173 ◆1番(山口春美) 5番目の現在の病床利用率ですが、先ほど言ったように、感染者6床も含めて、感染患者の受入れ数と、スタッフの充足状況、重症の方もみえるということなので、そういったことではどうですか。  西尾の市民病院では会計任用看護師などの雇い止めがされている、30名ぐらい断ったということで、もう一遍断ると、なかなか看護師確保は難しいんですが、碧南市ではやっていないと私は思っているんですが、新規採用人数を、医師、看護師、会計年度任用職員ごとに前年度比でお示しください。 174 ◆病院経営管理部長(遠山隆夫) 議長、病院経営管理部長。 175 ◆議長(林田 要) 病院経営管理部長。 176 ◆病院経営管理部長(遠山隆夫) 現在の病床利用率でございますが、令和3年6月1日現在でございますと、56%でございます。最近では60%前後で推移しております。  先ほど言われました感染患者の受入れ数につきましては、愛知県において発表はされておりませんので、答弁は控えさせていただきます。  スタッフの補充状況でありますが、医師につきましては、令和元年度の採用は8人、退職は9人、令和2年度の採用は17人、退職は13人となっております。  看護師につきましては、令和元年度の採用は17人、退職は24人で、令和2年度の採用は14人、退職は22人となっております。  会計年度任用職員のうちで、看護師及び看護助手であるケアスタッフについては、令和元年度の採用は8人、退職は9人、令和2年度の採用は6人、退職は9人となっております。  なお、会計年度任用職員の雇い止めは行っておりませんので、よろしくお願いいたします。 177 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 178 ◆議長(林田 要) 1番。 179 ◆1番(山口春美) 全体的に退職者と比較すると減っているという形になっております。  感染病棟でいえば、60%どころか80%ぐらいに、そこだけ取れば、なってしまうんじゃないかというふうに思いますので、やはり今、入退院の手続も全部看護師さんが持ってくるのでね、相当な仕事量になっているなということを思います。  ぜひ今後の雇い止めは絶対やらないことと、やっぱり今の充足に応じた人の確保、頑張っていただきたいと思います。  6番の3人トイレの組み込みは先ほど答弁されましたが、私は30年後にも悔いのないように、3人床の中にどなたか座っていってみえるか知らないけど、やっぱり入院される方としては、部屋の中にトイレがあるということがいいと思うので、やっぱりやるべきだというふうに思います。  7番目のリニューアル日程と開設時期を改めて教えてください。  それで、1,000万円のさっきの業務契約の中で、診療科目が減ってくるとした場合に、このリニューアル計画と大きく異なるところが生まれてくるんじゃないかというふうに思うんですが、その辺はどう配慮してみえるんでしょうか。 180 ◆病院経営管理部長(遠山隆夫) 議長、病院経営管理部長。 181 ◆議長(林田 要) 病院経営管理部長。 182 ◆病院経営管理部長(遠山隆夫) 現在のリニューアルの関係の進捗状況を申し上げますと、現在、株式会社青島設計と、令和3年3月1日から8月31日までの修正設計業務委託を行っております。看護師や職員スタッフから聞き取った要望を委託業者に伝えて、設計図に落とし込む作業を行っているところでございます。  今後は、修正設計後に部材などを決定しまして、改修費用の積算を行いまして、令和3年11月に改修業者を選定していく予定ではございます。  ただし、今現在、計画では工事期間は令和4年1月から5年の3月までを考えておりますが、この第4波の新型コロナウイルス感染症の感染状況も考えますと、感染状況によりまして、期間が変更になることも十分考えられると思っております。  また、先ほど言った診療科目云々のという話ですが、その話については、まだ病院の方としては全然検討はしておりませんので、改修計画には全然反映されておりません。  以上です。 183 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 184 ◆議長(林田 要) 1番。 185 ◆1番(山口春美) この設計が完了する8月31日前後には、やっぱり議会にもちゃんと、その着地はどうなるのかというのを見せてくださるように要望しておきます。  3つ目の子育て支援と国保拡充、ジェンダー平等について伺います。  (1)の18歳までの通入院医療費の無料化なんですが、これも毎回やっているんですが、今度13日から西尾の市長選挙が始まりまして、市長も立候補者が出て、現職と立候補予定者双方とも18歳までの入院費に限定しているんですが、やっていく公約を掲げています。もしこうなれば、どちらに転んでも、西尾がゴーということになるから、碧南と高浜だけになるんですが、この期に及んでもまだやらないということで考えてみえるんですかね。  そういうことは、子育ての人たちに心を寄せない、子供たちを大切な宝物ということで認識が甘い、こういう冷たい姿勢の証明になるんですが、お答えください。 186 ◆健康推進部長(山本政裕) 議長、健康推進部長。 187 ◆議長(林田 要) 健康推進部長。 188 ◆健康推進部長(山本政裕) この件につきましては、幾度となく御答弁をさせていただいておりますが、現在のところ中学校卒業後の医療費無料化については考えておりませんので、よろしくお願いいたします。  ただし、西尾の市長選挙があるというのは十分認識をしております。西三河6市の3対3というところのバランスが崩れる可能性もありますので、その実施時期というものにつきましては注視していきたいというふうには思っております。 189 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 190 ◆議長(林田 要) 1番。 191 ◆1番(山口春美) 3対3の認識はちょっとおかしいと思う。いや、17市町あるんですよ、西三河は。その中でもうやっていないのは、だから、西尾がもしやれば、碧南と高浜だけ。幸田町は来年度通院費もやるために今年の予算で調査費をつけているそうです。初めて通院費に風穴が開くんですね。  だから、私たちは遅れてやるなら恥ずかしいよ。だから、通院費もやるようにということで、合計あれば6,000万円。実際には病気の方も、健康な人が多いので、もっとそれ以下で済むと思うので、やっぱりこれは私たちの心をちゃんと行政が受け止めて、子供たちは大切な、もう未来への希望のものですから、ぜひ市長、決断してくださいね。どうですか。部長に答えさせずに。 192 ◆健康推進部長(山本政裕) 議長、健康推進部長。 193 ◆議長(林田 要) 健康推進部長。 194 ◆健康推進部長(山本政裕) そういった各地の動向をきっちりと見せていただく中で対応を考えていきたいというふうに思っております。  以上です。 195 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 196 ◆議長(林田 要) 1番。 197 ◆1番(山口春美) 市長は黙って聞いていないで、やっぱり5,000万円をちゃんと用意しておいてくださいね。来年度予算で頼みますよ。  それから、2つ目の国民健康保険の傷病手当について、コロナ感染で傷病手当の受給はあったかということで、初めて国保の傷病手当に風穴が開きました。コロナ限定ということですが、実際に碧南市ではどうだったんでしょうか。 198 ◆健康推進部長(山本政裕) 議長、健康推進部長。 199 ◆議長(林田 要) 健康推進部長。 200 ◆健康推進部長(山本政裕) 令和3年6月1日時点の傷病手当金の支給件数と金額を申し上げます。  令和2年度は0件、令和3年度は1件で、金額は1万494円の支給をしております。  以上です。 201 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 202 ◆議長(林田 要) 1番。 203 ◆1番(山口春美) それで、世帯主、事業主は、これは対象にならないんですね。お店で2人で国保に入ってみえて、旦那さんに妻が雇われているという形にすると、妻は対象になるけれども、旦那さんはならないという形になって、それじゃいかんということで、事業主も対象にしているところ、イのところですが、全国で9自治体あります。  それから、傷病手当ではないけど、見舞金でやっているところが11自治体。北海道の美幌町で30万円、一律1回ね、から長野県の辰野町7万円まで、11自治体でやっています。  私たちが知らないと思って、よそではこうやってやっているのに、碧南市は何も出さないと、国で決められた制度以内ということで、大変冷たいと思うんですが、やっぱりこれ件数は本当に少ないですよ。でも、やっぱり1回病気になってしまうと、休んでいる間、全くの収入がなくなってしまうという、自営業の方も、農家の方もそうですけれども、ということなので、他市に倣って、20自治体があるわけですから、傷病手当対象にするなり、給付金の傷病手当や見舞金の検討はすべきじゃないですか。額は少ないですから。全部交付金でやっていますよね。しかも、期間限定ですから。これをやっていくということはどうですか。 204 ◆健康推進部長(山本政裕) 議長、健康推進部長。 205 ◆議長(林田 要) 健康推進部長。 206 ◆健康推進部長(山本政裕) 新型コロナウイルス感染症において、県内で事業主を対象とした傷病手当金を支給しているところは東海市のみであります。  これにつきましては、いわゆる市単ということになりまして、コロナ感染症におきましての傷病手当金につきましては財政支援があるというものでございますので、引き続き碧南市につきましては、そういった形で対応させていただきたいというふうに考えております。 207 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 208 ◆議長(林田 要) 1番。 209 ◆1番(山口春美) これも、コロナが長引けば期間延長になっていくと思うので、期間の限定はせず、恒常的にやっていく、あるいはほかの疾病にもやっていくという、こういうところに一歩踏み込んだというふうに思いますので、ぜひ共々、国保の皆さんに額は少額ですので、やっていきましょう。  それから、ウのところの国民健康保険の各種通知における世帯主限定扱いの改善を求めるものですが、例えば75歳に夫が後期高齢になってしまうと、それは別保険ですから、もう残るのは2人会社の場合、1人の妻だけということになって、それでも夫の名義で支払い請求なんかが来るんですよね。  やっぱりこれも家制度の夫婦別姓の関係もあって、この古い体質の表れだというふうに思うんですが、全国ではこれを修正することができるような自治体もあるようですが、碧南市はどうなっているのか、周辺、全国、愛知県内、どうなっているのか教えてください。 210 ◆健康推進部長(山本政裕) 議長、健康推進部長。 211 ◆議長(林田 要) 健康推進部長。 212 ◆健康推進部長(山本政裕) 地方税法の規定によりまして、市町村は国民健康保険の被保険者である世帯主に対しまして、国民健康保険税を課すこととされております。  また、世帯主が国民健康保険の被保険者でない場合には、その世帯主を被保険者である世帯主とみなし、いわゆる擬制世帯主に国民健康保険税を課すこととされており、各種通知も擬制世帯主に送付をさせていただいております。  しかし、平成13年の厚生労働省保険局長の通知におきまして、希望があった場合には、世帯主の変更の届出をすることなく、国民健康保険の被保険者を世帯主とすることができるとされ、この要件として、擬制世帯主に滞納がないこと、変更後も保険税の納付義務や各種届出義務の確実な履行が見込め、滞納があった場合には本来の世帯主に戻すこととなっております。  本市におきましては、現状そういった要望はありませんので、原則どおりの擬制世帯主に保険税を付加させていただきたいとは考えております。通知の内容につきましては、今後の検討課題というふうに思っております。  近隣市の状況でございますけれども、刈谷市につきまして、いわゆる内縁の同居人が擬主のみのところは実施をしております。  高浜市につきましては、厚生労働省の通知のとおり実施をしているというふうに聞いております。  以上です。 213 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 214 ◆議長(林田 要) 1番。 215 ◆1番(山口春美) そうすれば、通知どおりだったら、その条件が合えば、自動的になる、申請をしなくてもなるということですかね。  でも、多くの市民の皆さんは知らないので、やっぱり擬制世帯主のことも説明文書でアップしなければいけないし、刈谷、高浜がやっているなら、碧南市もやっていただきたいと。  権利の問題ですし、国保に入っていない人が何でこうなるのというのは、しょっちゅう問合せがあると思うので、やっぱり整理整頓して、平成13年度厚生労働省通知に沿ってやっていただきたいと思います。  それでは、3点目のジェンダーの問題に行きます。  今国会でLGBT、性的少数者が与野党間協議で合意された法案が通るか通らないかということですが、自民党が差別的な発言をして、これが通らない様相が強くなっています。何としてもオリンピックを控えているのだから法律を通していくという日本の後進性が浮き彫りになってしまいますよと、私は考えます。  そこで、碧南市当局に伺います。  ジェンダー平等の立場から見直し改善している施策はあるのか、近隣市の状況は、婚姻、各種手当など見直しの施策の認識はあるのか、教えてください。 216 ◆市民協働部長(生田和重) 議長、市民協働部長。 217 ◆議長(林田 要) 市民協働部長。 218 ◆市民協働部長(生田和重) 日本では、同性のカップルの婚姻が認められていないため、近年では、同性カップルであることを自治体が証明するパートナーシップ制度という仕組みを導入する例がございます。このパートナーシップ制度による証明をもって事実婚とみなし、市営住宅の入所要件等としている自治体もあるようでございます。  近隣では、西尾市が令和元年9月にパートナーシップ制度を導入しましたが、現在のところ、本市では導入の考えはございません。  LGBTや性的マイノリティーといった方々につきましても人権が尊重されることは当然のことと理解しておりますが、こと、人権に関わる事項をパートナーシップ制度のように地方自治体が個々に制度化し、対応するということについては違和感を持つところでございます。  先ほど議員おっしゃられましたように、超党派の議員連盟がまとめたLGBT理解増進法案の今国会での提出が見送られそうだということを報道で聞いておりまして、残念に思っておりますけれども、国において、こういった機運が高まっているということは感じられますので、今後とも注視していきたいというふうに考えております。 219 ◆1番(山口春美) 議長、1番。
    220 ◆議長(林田 要) 1番。 221 ◆1番(山口春美) そうですよね。本当にその点では同感ですが。  でも、国がやらないから、法的にも駄目だからということで、救済の手が差し伸べられ、全国で100自治体がパートナーシップ制度を導入し、人口の3分の1に当たる人たちがそういうエリアに住んでいることになります。カップルは1,500カップルあるそうです。  市営住宅の入居だとか、いろんな病院の付添いだとか、みとりだとか、そういう問題だとか、各種手当なんですけど、本来だったら、人権としてもらえるものが受けられないということについては、やはり地方自治体が関係して頑張るということがあるので、やっぱり西尾と豊明が愛知県内ではやっています。  こんなお金もかからないし、ぜひ、そういう所管を抱えている以上、男女平等、ジェンダーシップの所管を抱えていて、SDGsも掲げている中で、ぜひやっていただきたいなというふうに思いますが、さらにどうでしょう。どのぐらいになったらやるの。半分になったらやる、どべになったらやるの? 222 ◆市民協働部長(生田和重) 議長、市民協働部長。 223 ◆議長(林田 要) 市民協働部長。 224 ◆市民協働部長(生田和重) 先ほど申し上げましたように、こういった人権に関わる施策というのは、国のほうで責任を持って制度化していただきたいというふうに思っております。  ですので、県内で幾つの自治体がやったらやるとか、やらないとか、そういう問題ではないという認識でございます。 225 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 226 ◆議長(林田 要) 1番。 227 ◆1番(山口春美) それでは、時間もないので、学校の関係で、男女混合名簿の実施はどうか、この動きはどうか、今後の、前向きに進んでいると聞いていますが、制服の押しつけについてはどうか、セーラー服、詰め襟の学生服を着ることの苦痛もありますので、どうか。それから、公共施設のトイレは男女別、みんなのトイレ設置を普及することはどうかということについてお答えください。 228 ◆教育長(生田弘幸) 議長、教育長。 229 ◆議長(林田 要) 教育長。 230 ◆教育長(生田弘幸) 市内の全小中学校でこの4月より男女混合名簿を使用しております。近隣市も今年度より混合名簿を使用しています。また、県立高等学校では、令和4年4月までに全県立高等学校で男女混合名簿の導入を目指していると聞いております。  次に、制服でありますが、市内の中学校の制服は、男子は学生服にズボン、女子はセーラー服にスカートとなっております。制服については、このような規定がありますが、本人からの申出があれば、学校として、本人とその保護者とともに考え、その生徒がよりよい学校生活を送ることができるように話し合っていく考えを持っており、規定通りに制服を押しつける指導はしておりません。  以上です。 231 ◆市民協働部長(生田和重) 議長、市民協働部長。 232 ◆議長(林田 要) 市民協働部長。 233 ◆市民協働部長(生田和重) トイレにつきましては、ユニバーサルデザインのトイレということになると思いますが、スペースの問題などもございますので、既設の公共施設については、すぐにというわけにはいかない部分があろうかと思います。  市では、都市計画マスタープランにおきましてユニバーサルデザインを取り入れた施設整備を進めることとしております。  新たな施設整備や大幅な施設改修の際には、このような視点を取り入れたトイレとなるように配慮をしておりますし、今後ともその考え方に変わりはないと考えております。 234 ◆議長(林田 要) 発言時間、残り17秒です。 235 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 236 ◆議長(林田 要) 1番。 237 ◆1番(山口春美) 制服は自由であるべきだと思います。今、校則の見直しなども共産党、商店の皆さん等を含めて、アンケートなども取っています。  それから、これからはそういうジェンダーの問題、重視されていく時代ですので、公共施設の中のトイレのチェック、そして新しいものや改修に対しては必ずそういうことを組み入れていくように強く要望して終わります。ありがとうございました。 238 ◆議長(林田 要) 以上で、山口春美議員の一般質問を終わります。  この際、暫時休憩いたします。                            (午前 11時 18分 休憩) ───────────────────・・───────────────────                            (午前 11時 30分 再開) 239 ◆議長(林田 要) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  次に、大竹敦子議員の一般質問を許します。 240 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 241 ◆議長(林田 要) 3番。 242 ◆3番(大竹敦子) 皆さん、こんにちは。公明党の大竹敦子でございます。議長より発言の許可をいただきましたので、件名1のみで質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。  ようやく6月に入りまして、65歳以上の方へのワクチン接種も始まりました。6月4日現在、70%の方の接種予約が完了し、30%の方が1回目のワクチンの接種を終えたとの報道がありました。先ほどの答弁では予約は80%の見込みで、接種は40%ということで、本当に近隣市においても、とても優秀な成績で進んでいるというふうに考えます。  ワクチン接種は決して競争ではありませんけれども、これも多くの市民の皆様の御協力のたまものであり、多くの医療関係者の皆様、関係各課の皆様の御努力のおかげと感謝いたしております。  今後も、希望される高齢者の方へのワクチン接種が無事故で進み、8月には64歳以下の方へと順調にワクチン接種が進みますよう願うものであります。そのため、医療関係者の皆様、関係各課の皆様には大変御苦労をおかけすることになりますが、コロナウイルス感染拡大を阻止し、以前のような経済活動及び人々の暮らしを一日も早く取り戻すために御尽力のほどをよろしくお願いいたします。  コロナ禍にありまして、改めて表面化してきまして、看過できない問題として、女性及び子供たちに特に深刻な影響を及ぼしているということが分かってまいりました。その原因は、女性に多い非正規労働者がコロナ禍で職が失われたことにあり、生活の上でも経済的にも、女性を取り巻く状況が大変厳しく、中でも、特に単身の方やひとり親家庭の方などには厳しい状況にあるということが分かっております。また、このような親の経済状況が子供たちへ与える様々な影響も見過ごすことはできません。  今は新型コロナウイルスという前代未聞の感染拡大の中であります。いまだかつてない大変な非常時にあると考えられます。このような非常時に対応できる整備が整っているかどうかは、平時からの整備がどうかが鍵を握っていると考えます。今回明るみに出ました、女性、また子供に係る問題は、女性や子供などへの配慮が十分にされているのか、それとも後回しにされていなかったかが問われております。  改めて碧南市の状況を振り返ってみるとき、十分されていると言えないのではないかということは私自身強く感じました。非常時のみならず、日常的にも、もっと女性や子供への思いやりを感じるまちづくりのための施策が必要でなかったかと強く感じました。  そこで、今回からは、コロナ禍で表面化した問題や将来の碧南市の発展のために必要と考える、女性と子供のための提案をさせていただくことにいたしました。本日は、まず、その第1弾を提案させていただきます。女性や子供に対する禰宜田市長の思いやりあふれる御答弁をお願いしたいと思います。  それでは、質問に入らせていただきます。  件名1、女性・子供が安心して暮らせる支援体制の強化についてお聞きいたします。  (1)、妊産婦医療費助成制度の導入についてお尋ねいたします。  妊産婦医療費助成制度は、費用の心配なく、妊産婦が安心して医療を受けることができるよう、窓口での医療費の負担分を助成し、無料化を目指す制度です。  この制度は、2018年12月に成立しました成育基本法、成育過程にある者及びその保護者並びに妊産婦に対し必要な成育医療等を切れ目なく提供するための施策の総合的な推進に関する法律の中での社会的経済的状況にかかわらず安心して次代の社会を担う子供を生み、育てることができる環境が整備されるように推進するという基本理念の実現に照らしても、必要な制度であると思われます。  まして、コロナ禍で経済的にも大変不安の多い中です。出産を迎える妊産婦の方々にとって、医療費の無料化は大きな安心につながると考えます。  今、碧南市の人口状況は、平成20年をピークに減少しています。2060年の碧南市の人口目標を、碧南市の人口ビジョンでは7万270人としています。そのため、現状では減少傾向にある出生数についても伸ばすことを考え、2030年に現在1.63の合計特殊出生率を1.8にまで伸ばすことを目指しております。現状を翻して、この目標を達成するには、碧南市独自の施策を打ち、現状を打開していかなければなりません。  この碧南市の人口ビジョンの中の目指すべき将来の方針でも、結婚・出産・子育て環境づくりとして、若い世代や女性が輝ける場の拡大を図るとともに、結婚の意志のある若者をサポートし、夫婦が希望する時期に安心して子供を産み、育む環境をつくりますとうたわれております。  もちろん人口増加をするのには、様々な角度からのアプローチはあると思いますが、ぜひ、女性が安心して子供を産み育てられる碧南市であるために、妊産婦医療費助成制度を導入し、産婦人科にかかる医療費の無料化を進めていただきたいと思います。お考えをお聞かせください。 243 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 244 ◆議長(林田 要) 市長。 245 ◆市長(禰宜田政信) 現在、愛知県内で、妊婦あるいは妊産婦に対する医療費助成を行っているところは4市町ございまして、そのうち、東海市では、妊娠中の方が母子健康手帳の交付を受けた日から出産の前日までにかかった保険適用による医療費の自己負担分の全額を助成しております。  この制度は、妊産婦の経済的負担の軽減を図ることで、安心して医療が受けられ、妊婦の健康維持と、胎児が健やかに育ち、出生できるための環境づくりに寄与するものあり、先ほど議員が言われました、成育基本法の出生に始まり、新生児期、乳幼児期から大人になるまでの一連の成長の過程にある人とその保護者、妊産婦に対し必要な成育医療等を切れ目なく提供するための施策に通じるものと考えられます。  本市では、一連の成長過程における助成事業として、未熟児養育医療、元気っ子医療を実施しております。  妊産婦医療費助成制度は全国で4県、栃木、富山、岩手、茨城では県内すべての自治体が実施をしておりまして、そこで県が市町村に2分の1を助成していることから、愛知県及び近隣市の動向を注視し、今後の検討課題とさせていただきたいと考えております。 246 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 247 ◆議長(林田 要) 3番。 248 ◆3番(大竹敦子) 市長、ありがとうございました。すみません。御答弁いただきまして、感謝いたします。  2番目といたしまして、愛知県及び近隣市の動向を注視され、今後検討していただけるとのことですけれども、碧南市の人口動向を考えるとき、近隣市の動向を見ている場合ではなく、碧南独自で子育て施策、女性応援施策を早く進めていくべきだと思います。  その点、碧南市は他市に秀でた施策として、不妊治療の公費助成の拡大をし、他市に先駆けて進めてきた経緯があります。来年度からは、不妊治療の公的保険適用も始まります。ぜひ、妊産婦医療費助成制度を前向きに検討していただきたいと思っております。  そこでお聞きします。  仮に東海市のように、碧南市で妊婦医療費を無料化した場合、どのぐらいの予算が必要になるのか、お聞かせください。 249 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 250 ◆議長(林田 要) 市長。 251 ◆市長(禰宜田政信) 東海市にお聞きしましたところ、医療費助成受給者1人当たりの助成額は2万2,000円ということで、本市の令和2年度の出生者数が563人ですので、2万2,000円掛ける563人ということで、およそ1,200万円となります。 252 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 253 ◆議長(林田 要) 3番。 254 ◆3番(大竹敦子) ありがとうございました。  おおよそ1,200万円の予算が必要ということが分かりました。この金額も多いのですけれども、私自身がもっと驚いたのは、昨年の出生数が563人だったということです。調べれば分かることですけれども、改めて聞かせていただき、本当にこの先が大変不安です。  この数が1人でも多くなるような企画を早急に打ち立てていく必要を感じます。できることは何でも取り組んでいくぐらいの意気込みが市として必要ではないでしょうか。  先日、6月5日の中日新聞に出生数過去最少という見出しで、晩婚化や晩産化が進み、若者が結婚や出産を控える傾向も伺える、また、支援も不十分という記事が出ておりました。記事の最後には、ニッセイ基礎研究所の方の、妊娠や子育てで個人の頑張りに頼らない環境を整えていくべきだとのコメントも紹介をされていました。  1,200万円という金額を出していただきました。妊婦さん全員が医療機関にかかるわけではありませんので、1人が2万2,000円で済むと限りません。妊娠中には特有な病気があり、入院の必要な場合もあります。特にコロナ禍ではその医療費は若い夫婦の家庭に大きくのしかかります。そのため、中には受診を控えてしまう妊婦さんもいるかもしれません。  1,200万円は決して少ない金額ではありませんが、若い御夫婦、女性にとって安心して子供を産み育てられる碧南市にしていただくため、ぜひ妊産婦医療費助成制度の導入に向けて、検討をしていただくよう重ねてお願い申し上げまして、この点は要望とさせていただきます。よろしくお願いいたします。  (2)に移ります。  それでは、次の提案です。出産応援事業の実施についてです。  出産は女性にとって最も大きな人生の出来事であり、これまでに経験したことのない出来事の連続であり、赤ちゃんとの新しい生活のスタートであります。周囲からの祝福に包まれ、喜びもありますが、育児の大変さやつらさを感じることも多くあるでしょう。  でも、それら全てを含めて、市として応援をしていくという思いで、何らかの形で出産応援事業の展開をしてはどうでしょうか。  過去に出産祝い金の支給がありましたが、今回の私の提案は、3万円でも、また、1万円はちょっと少ないかなと思っておりまして、5万円でもいい、ある一定程度の金額で、ベビー用品のリストから金額相当分の希望する商品をチョイスして、それを若い御夫妻に送るというものです。この方法であれば、家計の状況によらず、コロナ禍でもあり、何かと物入りな出産の時期に、子供のための支度を、経済的負担も軽くしてあげることができます。  ぜひ、新しい家族を迎えた御夫婦へのお祝いを出産応援事業として実施するのはどうでしょうか、お聞かせください。 255 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 256 ◆議長(林田 要) 市長。 257 ◆市長(禰宜田政信) 出産祝い金は、出産育児一時金の支給額の引上げや、子育て支援事業の拡充により、当初の目的を果たしたものとして、平成25年4月より廃止をしております。これは思ったより成果がなかったということもあります。  また、その廃止後は、産婦健康診査の公費補助、今年度からは新生児聴覚検査の公費補助も実施しております。これらにより、出産に伴う経済的な負担が軽減されるとともに、母親や新生児の健康を確認することで、出産に伴う不安の払拭にも努めております。  また、生後2ヵ月頃に、全ての新生児を訪問対象とした、赤ちゃんお誕生おめでとう訪問においても、母子の健康を確認させていただきながら、子育てに関する相談に乗るとともに、ささやかな日用品などをお渡ししております。  こうしたことから、出産応援事業について、現段階では予定をしておりませんが、新しい家族を迎えた御夫婦を応援できるよう今後もいろいろ考えてまいりますが、基本的にはこれは国がやらないと、地方自治体がやっても、必ずしもその自治体にずっとそこにいらっしゃるとは限らないので、人口増につながるかどうかは、それは分からないんですね。  そういう意味では、国全体でこうやってやっていだたくと、全体的に子供が増えれば、それで人口は増えてくるんですけど、こういう各自治体が自分のところでやっても、そこの自治体の人口増につながるとはイコールにならないので、この辺りがちょっと本当にやっていいかどうか、ちょっと検討するところです。  以上です。 258 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 259 ◆議長(林田 要) 3番。 260 ◆3番(大竹敦子) 市長のお考えがよく分かりましたけれども、そう言われましても、私はこの応援事業については、とてもいいものだなと思ったのは、実はこれは東京都が昨年からやっているということで、東京都は1人10万円の出産応援事業なんですね。東京都の合計特殊出生率は1.15、もうとっても低いので、何としても東京都として、出生率を上げたいというその狙いがどれだけ強いかというのを感じております。  東京都が動くと、その後、国が動くという、そういうこともこれまでにいろいろありましたけれども、そういった状況から考えると、やはり碧南市は、碧南市の今の状況を考えると、少しでも何か若い方たちに夢とか、碧南市民でよかったな、また、子供たちもずっと碧南市におってほしいなというようなふうにつながるのでないかと思いますので、ぜひ検討をしていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  これはもうここで、一旦、これは今後またちょっと提案させていただくかもしれませんけれども、要望としておきます。  (3)、女性の立場からの防災備蓄用品の拡充についてお尋ねいたします。  アとしまして、生理用品の備蓄についてお尋ねいたします。  コロナ禍にあって、改めて女性の問題として、生理の貧困が表面化をしてまいりました。碧南市におきましても、その問題にすぐに対応していただき、5月31日より生理用品の無償配付をしていただきました。市民の方からも賛同の声、喜びの声をいただいております。本当にありがとうございます。  今回は、ちょうど備蓄の商品、品物の入替えの時期ということもあったというふうにお聞きしましたけれども、排出していただいたこと、大変ありがたく感謝しているところでございます。碧南市民として、代表してお礼を申し上げたいと思います。
     コロナ禍による前代未聞の厳しい社会情勢は、特に女性や女の子、女子に対して、雇用や生活面において深刻な影響を及ぼしています、先ほどから言っておりますが。ワクチン接種が今後進むことによりまして、事態が改善の方向へ進むことを望みますけれども、今回明らかになりました生理の貧困の問題のこともありますので、今後、防災備蓄品を考える際、特に女性の生活困窮者や貧困家庭の子供さんへの配慮も考慮していただき、整備を進めていただきたいと思います。  その点から考えますと、生理用品、碧南市は備蓄をしていただいておりますけれども、それは感謝をいたしておりますが、現在の各防災備蓄倉庫には約4パック程度の備蓄の数だというふうに考えますと、とても少なく感じております。今後これを増やしていただくお考えはないか、お聞きいたします。 261 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 262 ◆議長(林田 要) 市長。 263 ◆市長(禰宜田政信) 生理用品は、今年度古いものを更新して、現在4,000枚を備蓄しております。備蓄量が少ないということでありますので、近隣各市の状況を踏まえ、備蓄量を増やす方向で検討を進めていきたいと思いますので、よろしくお願いします。 264 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 265 ◆議長(林田 要) 3番。 266 ◆3番(大竹敦子) ありがとうございます。ぜひお願いいたします。  備蓄をしていただいて、量を増やしていただけるということで安心いたしました。  話が飛んでしまうかもしれませんけれども、今後は学校の保健室等にも置いていただけるとうれしいです。突然前触れもなく、準備していなかったときなどには大変苦労いたします。本当に、子供たちもそういった場合に安心して、学校に通うこともできますので、どれほど増やしていただけるか分かりませんけれども、期待してお待ちいたしますので、よろしくお願いいたします。  生理用品に関しましては、なかなか備蓄をしている中で、今回のような緊急の事態に排出をしていただくこともあると思いますけれども、備蓄の中にそうした学校での生理用品の配置でありますとか、また、日常的にも貧困で大変厳しい方がおみえになるということが今回分かりましたので、そうした方への配付ができるように、備蓄のほうで、しっかりと量を確保していただきたいと思います。  次に、イとして、液体ミルクの備蓄についてお尋ねいたします。  液体ミルクの備蓄も、授乳中のお子様をお持ちのお母さんにとって大きな安心につながってまいります。市長がよく言われます費用対効果はあまりよくありませんが、他市並みといった観点では、よそも備蓄をされておりますので、ぜひ備蓄されるべきものの1つであると考えます。  液体ミルクは、常温保存ができ、お湯がなくても赤ちゃんに飲ませられますので、特に災害時には大変便利なミルクでございます。しかし、賞味期限が短いことがデメリットでございますが、最近は缶タイプのものが出てきたので、1年を超える長期の保存も可能になってきております。1年ぐらいたったものを3ヵ月健診などで配られれば、お母さんたちにも喜ばれると思います。  どれだけの数量を備蓄するかは、当局にお任せいたしますので、年間の出生数の備蓄でも私は構わないと思っております。どうぞお考えをお聞かせください。 267 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 268 ◆議長(林田 要) 市長。 269 ◆市長(禰宜田政信) 液体ミルクは、現状では、議員も言われたように、保存年限が短いということが主な理由で備蓄をしていないということでございます。  災害発生時には企業からミルクの提供を受けられるよう協定を締結しておりまして、今のところ備蓄については予定がありません。  市では、災害発生後の避難生活に備え、飲料水などの食料品や、衣類、日用品などの非常持出品について、非常持出袋を用意して備えていただくよう市民の皆様にお願いをしております。  食料などの備蓄品は、避難生活のために特別なものを用意するのではなく、できるだけ普段の生活の中で利用されている食品等がよいとされております。特にミルクなど賞味期限の短いものにつきましては、各御家庭におきまして、備える、そして、ある程度期間がたったら、食べる、そして、買い足すという、この備蓄サイクルをつくっていただくことをお願いしたく、今後とも市民の皆様に啓発を進めていきたいと考えております。 270 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 271 ◆議長(林田 要) 3番。 272 ◆3番(大竹敦子) まず、液体ミルクについては、保存期間が短いことがネックであり、備蓄品として適していないと市は判断をされていること、また、災害時には提携した企業からのミルクの提供が受けられるように準備しているという御答弁でありました。  しかし、私はそこに大変な不安を感じます。災害時には、店舗の在庫からまず提供されると思いますが、災害時は、一般市民の方も様々な必要なものを購入するために、そうした店舗を利用されます。店舗の在庫にも限りがありますので、その点、数量的な面での心配があります。  提携企業からは、必要なものを申請書によって調達するように認識していますが、その際、市が申請したものがちゃんと届けばいいですけれども、なければ希望に添えませんということになるのではないでしょうか。  そのために、液体ミルクには限りませんけれども、企業との提携で災害時に物品の提供があるものについてはリストがあると思いますけれども、ミルクについて、その点明確にされているのでしょうか。発災後すぐの時期にはぜひ液体ミルクの提供をお願いしたいと思いますが、そのリストには、企業から受けられるミルクの種類は粉ミルクですか、液体ミルクですか。また、数量は明確になっているんでしょうか、お聞かせください。 273 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 274 ◆議長(林田 要) 市長。 275 ◆市長(禰宜田政信) 各企業との協定書には、その企業や店舗等で取り扱っている商品等について、主な取扱品目を包括的に掲載させていただいており、特に商品リストが数量を指定してあるわけではございません。  液体ミルクなどの物品等は、災害時に市からの要請に基づき、必要数を確保していただき、購入することになります。市内ほとんどのスーパー、ホームセンター、ドラッグストアなどと協定が結ばれていますことを考えれば、液体ミルクも確保できると考えております。  繰り返しになりますが、特にミルクなどのように賞味期限が短い物品や日常的に利用されている食品につきましては、各御家庭での備蓄が原則と考えておりますので、御家庭で備えていただくよう啓発していくことが重要と考えております。  ただ、最近は、先ほどもございましたけれども、1年半程度の長期間保存可能な液体ミルクも発売されるようになってきておりますので、以前より備蓄しやすい環境になっておりますので、その辺りの状況を勘案する中で、この液体ミルクの備蓄についても今後検討していきたいと考えております。 276 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 277 ◆議長(林田 要) 3番。 278 ◆3番(大竹敦子) 大変前向きな御答弁をいただいたと思ってよろしいでしょうか。今後検討いただけるということで大変感謝いたします。  赤ちゃんのミルクは時と場所を選びません。我慢させることができないものです。取りあえずの数量だけでも備蓄してあると大変安心です。必ず必要なものとして、液体ミルクは備蓄しておくべきだと考えます。  乳児のいる家庭であれば、各家庭でミルクを備蓄しておくことはとても必要なことです。丹波市では、兵庫県の丹波ですね、では乳児の4ヵ月健診で、液体ミルクを災害時の備蓄用にとして無償配布し、液体ミルクの家庭での備蓄の啓発に努めていると聞いております。  まだまだ液体ミルクを知らない方もおみえになります。液体ミルクを災害時用に備蓄しておき、安心を確保しながら、その液体ミルクを活用して、家庭での備蓄の啓発に役立ててはと思います。どうかよろしく検討のほど、お願いいたします。  では、最後に、(4)、ヤングケアラーの支援についてお尋ねをしてまいります。  まず、ヤングケアラーについての把握状況ですけれども、ヤングケアラーとは、18歳未満で、病気や障害のある親、兄弟、祖父母などの介護や身の回りの世話を担う子供たちの総称であります。その役割がお手伝いの範囲であれば、問題はありませんが、年齢や成長の度合いに見合わない負担になっていたり、その負担がなければ、ケアが必要な家族の方の生活が成り立たなくなり、そのためケアを子供たちが強いられることになり、本人の通学や生活、友人関係にも支障の出るケースがあり、最近問題になっているのでございます。  その背景には、核家族化が進んでいることや、高齢化に伴い、介護が必要な人も増えていることが挙げられています。いわゆる現代社会の引き起こした問題とも言えます。  そして、また、ヤングケアラーとなっている本人もその自覚がないことも問題です。しかし、結果として、心身ともに疲労を抱え、学業にも影響はあり、学力の低下につながってしまいます。一刻も早く支援の手を差し伸べる必要があるのが、ヤングケアラーでございます。  そこで、碧南市におけるヤングケアラーの把握状況についてお尋ねします。 279 ◆教育長(生田弘幸) 議長、教育長。 280 ◆議長(林田 要) 教育長。 281 ◆教育長(生田弘幸) 今年度5月に日本ケアラー連盟が示す定義と例を基にして、5月末現在の状況を市内12校に調査したところ、該当すると思われる児童生徒がいることが分かりました。  この調査は、児童生徒へのアンケート調査ではなく、児童生徒の学校での様子や家庭環境等から教員が該当すると思われる児童生徒について回答した調査結果であるため、今後きちんとした実態把握をするためにも、該当の児童生徒の様子を継続的に見守っていきたいと考えております。そして、必要に応じて関係機関と連携して支援を考えてまいりたいと思っております。  以上です。 282 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 283 ◆議長(林田 要) 3番。 284 ◆3番(大竹敦子) ありがとうございます。5月に既にヤングケアラーについての調査を行っていただいていたということで感謝いたします。  ヤングケアラーはなかなか表面化しにくい実態があります。しかし、学校を欠席したり、遅刻しがちであったり、疲労やストレスを抱えている様子など、学校での生活態度が早期発見につながっております。学校の教員の皆様を通しての調査ということで、まさに時宜を得た調査がされたこと、大変感謝いたします。  その結果、本市にもヤングケアラーに該当する児童生徒がいるということが分かったとの御答弁でした。個人情報的な面もありますので、はっきりした御答弁はいただけないと思いますけれども、厚生労働省が4月にまとめた調査結果においては、例えば中学2年生の場合、5.7%、17人に1人の割合であったそうでございます。  碧南市では、割合としてはどのような状況だったのでしょうか。また、どのようなことから該当すると思われたのでしょうか。今後、きちんと実態の把握に努めていかれるということですので、現在の把握状況で結構ですので、よろしくお願いします。 285 ◆教育長(生田弘幸) 議長、教育長。 286 ◆議長(林田 要) 教育長。 287 ◆教育長(生田弘幸) 今回の調査では、児童生徒の出席状況や家庭環境、保護者との懇談、児童生徒との面談などから、教員が今後も注意深く見守り続ける必要がある児童生徒数として回答がありました。  今回、市内12校で行った調査では、小学生では全体の0.05%、中学生では全体の0.83%が、ヤングケアラーに該当すると思われる児童生徒という結果になっております。  以上です。 288 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 289 ◆議長(林田 要) 3番。 290 ◆3番(大竹敦子) ありがとうございました。  やはり出席状況、家庭環境などから該当するということが分かったわけだと思います。  数は少ないようで安心はしたんですけれども、児童生徒の方にとっては、そのままの状態が続けば、将来にも影響が出てくることがあります。保護者の方との面談もされているということですから、早急な対応で児童生徒の支援につながるよう、関係機関との連絡、連携をよろしくお願いいたします。  そこでお尋ねします。  イとしまして、早期発見のため、教員の理解を深める研修の実施と学校及び市の担当窓口に専門家の相談員を設置した相談体制、支援体制の整備についてお尋ねしたいと思います。  令和元年度、ヤングケアラーを要保護児童・要支援児童と位置づけられました。これにより、碧南市にも設置をされております要保護児童対策地域協議会でのヤングケアラーへの対応が求められることになります。  まずは、先ほどお答えをいただきましたように、学校での生活態度が早期発見につながりますので、学校での早期発見のための体制をつくる必要があると考えます。  そこでまず、学校現場の教員の皆様の理解を深めていただくための研修を実施していただき、専門家の相談員を学校に配置し、教員や子供の相談体制をつくるべきです。そして、児童生徒の日常的な世話を必要とする家族への対応につきましては、市の担当窓口とも連携を図り、支援体制を確立していくべきであります。  市のお考えをお聞かせください。 291 ◆教育長(生田弘幸) 議長、教育長。 292 ◆議長(林田 要) 教育長。 293 ◆教育長(生田弘幸) まず、生徒指導主事主任会において、ヤングケアラーを取り上げ、早期発見に努めることを確認しております。  ヤングケアラーも見守っていく必要のある児童生徒として捉え、児童相談所、こども課、福祉課、民生委員・児童委員といった関係機関と連携し、また、教育相談員をはじめとし、全小中学校に配置されている心の教室相談員、スクールカウンセラーといった相談員も活用しながら、相談や支援を行ってまいりたいと考えております。  以上です。 294 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 295 ◆議長(林田 要) 3番。 296 ◆3番(大竹敦子) ありがとうございました。  こういったヤングケアラーがいるという認識を碧南市の教員の皆様の中で持っていただくことがまずは第一だと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。  また、相談体制としましては、子供たちが自ら公的な相談窓口に行くのはハードルが高く、利用しにくい面があるということから、子供たちが相談しやすい、SNSを活用した会員制交流サイトなど、オンライン相談の整備が国でも進められておりますので、詳細がはっきりしてまいりましたら、いち早く児童生徒たちへの周知に努めていただきますよう、よろしくお願いいたします。  以上で、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。よろしくお願いいたします。 297 ◆議長(林田 要) 以上で、大竹敦子議員の一般質問を終わります。  この際、昼食のため休憩いたします。                            (午後 零時 7分 休憩) ───────────────────・・───────────────────                            (午後 1時 10分 再開) 298 ◆議長(林田 要) 休憩を閉じ、会議を開きます。  岡本守正議員の一般質問を許します。 299 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 300 ◆議長(林田 要) 2番。 301 ◆2番(岡本守正) 日本共産党の岡本守正です。一般質問をさせていただきます。  件名1、碧南市緑の基本計画と緑町公園について質問をいたします。  (1)、碧南市緑の基本計画2019年から2030年について、ア、第6章、緑のまちづくり施策の方針で、街区公園や都市緑地について、レクリエーション系統配置方針図に示されている公園、緑地で、現在完成もしくは進行中の公園について、何ヵ所あるか、お答えください。 302 ◆開発水道部長(磯部悟嗣) 議長、開発水道部長。 303 ◆議長(林田 要) 開発水道部長。 304 ◆開発水道部長(磯部悟嗣) 令和元年10月策定の緑の基本計画では、緑のまちづくり施策の方針として、緑を環境保全系統、レクリエーション系統、防災系統、景観系統の4つに分類し、それぞれの配置方針について示しております。  この中で、御質問のレクリエーション系統配置方針図に示されている公園・緑地の中で、完成したものは2公園であります。  1つは、令和3年3月25日に大浜南部地域で供用開始した伊勢町公園、もう一つは、令和3年3月26日に旭地区で供用開始した霞浦公園でございます。  また、進行中の公園という御質問につきましては、現在、設計や工事を市において実施している公園はございません。
    305 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 306 ◆議長(林田 要) 2番。 307 ◆2番(岡本守正) 続いては、次、イに移ります。  日常的なレクリエーションの場所となる計画図があります。その図には、緑町、植出町付近に計画マークがあります。この2つの町には公園は全くありません。  これについてお答えください。 308 ◆開発水道部長(磯部悟嗣) 議長、開発水道部長。 309 ◆議長(林田 要) 開発水道部長。 310 ◆開発水道部長(磯部悟嗣) 緑町と植出町におきましては、現在供用開始している公園はございません。  配置方針図で、計画として位置づけられているものにつきましては、緑町公園でございます。 311 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 312 ◆議長(林田 要) 2番。 313 ◆2番(岡本守正) 緑町公園が位置づけられておるということですけれども、昨年設置されました霞浦公園について質問させていただきます。  開園されました、これについて、次は緑町公園設置計画をそのときに約束をされていました。公園設計はいつから始まるのか、お答えください。 314 ◆開発水道部長(磯部悟嗣) 議長、開発水道部長。 315 ◆議長(林田 要) 開発水道部長。 316 ◆開発水道部長(磯部悟嗣) 昨年の9月議会では、令和3年度にワークショップ等を開催し、地元住民の皆様とともに検討し、実施設計を取りまとめ、令和4年度に整備工事を実施する予定であるものの、新型コロナウイルス感染症の影響により、来年度の予算編成に向けて厳しい財政状況も踏まえ、再度検討する必要があると答弁をさせていただいております。  現在は、新型コロナウイルス感染症の影響から、新規の公園整備の財源確保が困難となり、今後の整備につきましては未定となっております。 317 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 318 ◆議長(林田 要) 2番。 319 ◆2番(岡本守正) 新型コロナ時期だからこそ、市民生活と本当に密着して、つながっていく公園、これが遅れておるということは大変遺憾だというふうに思っております。  この霞浦公園設置について、どれぐらい費用がかかったか、お答えください。 320 ◆開発水道部長(磯部悟嗣) 議長、開発水道部長。 321 ◆議長(林田 要) 開発水道部長。 322 ◆開発水道部長(磯部悟嗣) 霞浦公園の設計及び整備に要した費用は、6,020万円余でございます。 323 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 324 ◆議長(林田 要) 2番。 325 ◆2番(岡本守正) 公園は、本当に市民と密接なつながりがあるということでございますので、映像をちょっとお願いいたします。これは、公園の西から東に向けてちょっと撮った映像です。  もう一つちょっとお願いします。これは、北から南に向かって撮った映像でございます。止めてください。  この緑町公園の予定地ということで、この緑町公園の広さは、霞浦よりも少し狭いということで、1,830平方、昔の言い方でいくと、2反弱という形になりますけど、既にこれは、随分長い間かかって、確保されてあります。これは、約束を守って、いわゆる緑町公園、建設をしていくべきだというふうに思います。  街区公園や都市緑地は地域の日常的な利用する場所として位置づけられておるわけでして、各地域にバランスよく配置をしていくということでかなり配置はされております。  この地域は全くそれがないのと、公園や緑地としては、神社とか仏閣、そういう部分も含まれておるわけですけれども、当然この緑町や植出地域にはありません。ですから、全くないという状況ですので、当然緑町公園設置を進めていくべきだというふうに思います。  皆さんが支援されたり、市の職員が頭を絞って、ふるさと応援寄附金、これが大変たくさん集まっております。総務費の寄附金29億2,589万5,000円とあります。これらのほんの一部を利用して、緑町公園設置計画を進めていくべきです。お答えください。 326 ◆開発水道部長(磯部悟嗣) 議長、開発水道部長。 327 ◆議長(林田 要) 開発水道部長。 328 ◆開発水道部長(磯部悟嗣) 新型コロナウイルス感染症による経済活動への影響や市の財政状況について不透明であることは依然変わりはございません。  整備着手につきましては、今後の予算編成の中で見極めてまいりたいと思っております。 329 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 330 ◆議長(林田 要) 2番。 331 ◆2番(岡本守正) 突然と実施計画から外されちゃったわけですけれども、この外された理由が当然納得はできません。  新型コロナ期ですので、市民の皆さんが萎縮することなく、身近なところで注意して散歩したり、軽い体操をしたり、レクリエーション行動ができるように設置すべきだというふうに思いますので、もう一度お答えください。 332 ◆開発水道部長(磯部悟嗣) 議長、開発水道部長。 333 ◆議長(林田 要) 開発水道部長。 334 ◆開発水道部長(磯部悟嗣) 繰り返しとなりますが、緑町公園の整備着手につきましては、今後の予算編成の中で見極めてまいりたいと考えておりますので、御理解のほど、よろしくお願いいたします。 335 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 336 ◆議長(林田 要) 2番。 337 ◆2番(岡本守正) 納得できませんので、引き続き、次のときも追及させていただきますので、よろしくお願いします。  件名2、農業用水路護岸について質問をさせていただきます。  (1)の農業用水路の点検はどのように行われているのか、お答えください。 338 ◆経済環境部長(永坂智徳) 議長、経済環境部長。 339 ◆議長(林田 要) 経済環境部長。 340 ◆経済環境部長(永坂智徳) まず初めに、現在、碧南市にある農業用の用水路でございますが、開水路がおよそ9,180メートル、暗渠化されたパイプラインがおよそ15万6,860メートル、全体でおよそ16万6,040メートルございまして、これらは、碧南市土地改良区が管理する施設でございます。  続きまして、御質問の回答でございますが、用水路を含めた農業用施設は、各地区の地元農業者が中心となり、碧南市土地改良区と連携をして、日々の施設点検や維持管理を行っております。  また、開水路につきましては、雨水排水路としての機能を有し、特に市街化区域内においては、その重要性も高く、市といたしましては、農業者や地域住民の方からの情報提供に迅速に対応するとともに、目視による確認が中心とはなりますが、雨季や大雨が予想される場合などに、実施をしております。 341 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 342 ◆議長(林田 要) 2番。 343 ◆2番(岡本守正) (2)の農業用水路堤防で危険な場所はコンクリート護岸が必要ではないかということでございます。  映像をちょっとお願いします。これが整備されておる排水路、これは天神町ですね。  次にちょっと、もう一枚。これは、最初のとき、崩れたときの排水路の映像だというふうに思います。  それで、コンクリート護岸が必要だということは重々分かっておられるというふうに思いますけれども、無論、農業用水は底の部分は全部コンクリートで張ることはできませんが、車が通る道路付近、水量が多く流れる場所などは必要ではないか、お答えください。 344 ◆経済環境部長(永坂智徳) 議長、経済環境部長。 345 ◆議長(林田 要) 経済環境部長。 346 ◆経済環境部長(永坂智徳) 先ほど見せていただきました画像の水路は、天神町3丁目地内の連合用水と呼ばれる農業用の用水路でございます。この水路は、コンクリート製のコンクリート柵板を積み重ねて設置をした組立水路と呼ばれる水路でございまして、水路の底は土のままとなっております。  この組立水路は、日照りの続く土壌乾燥状態や降雨の続く土壌飽和状態に対応する浸透効果や排水効果などが期待できる構造で、農業用の用水路としては、古くから採用されております。  御提案いただいた案でございますが、組立水路と比較をしますと、多くの予算が必要となること、また、用水として常時通水をしておりますので、長期にわたって断水ができないということ、また、先ほど御説明申し上げました浸透効果や排水効果などを失うことになりますので、直ちに、水路底板部を含め、3面をコンクリートにした水路への改修は予定しておりません。  なお、道路内の水路につきましては、車両に対応した構造となっております。 347 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 348 ◆議長(林田 要) 2番。 349 ◆2番(岡本守正) 2回目の質問をいたします。  ちょっと映像をお願いします。これが今回崩れたところです。非常に長いところがずっと続いております。  もう一つ。これも先ほどのところをもう少し遠くから見た感じのやつです。この水路は、やはり壊れやすいということですね。  天神町3丁目と鴻島町1丁目を流れる用水路堤防が壊れたのがこれで2回目です。1回目はもう少し短い部分と、それから、東中から下ってくるところの道路に近いほうが、やはり崩れました。こういうことですね。2回目はとにかく距離的にすごい長く崩れたわけです。  こういうことですね。用水路が崩れないように応急処置が今されておるんですけれども、これも本当に有効かどうか。どんどん堤防が真ん中までひびが入っておりますので、これをやらないと、応急処置だけでは済まないと思います。  秋の収穫が終わったら、やはり強化堤防にしていくべきだというふうに思います。これは大変距離的に長いし、そして、これの幅も大分、水路の幅も大きいし、どうしても必要だというふうに思いますので、これについてお答えください。 350 ◆経済環境部長(永坂智徳) 議長、経済環境部長。 351 ◆議長(林田 要) 経済環境部長。 352 ◆経済環境部長(永坂智徳) 天神町3丁目周辺にお住まいの市民並びに農業者の皆様におかれましては、大変御心配をおかけしております。  今回破損した箇所の補修工事につきましては、既に契約済みでございまして、6月3日に現場着手をしております。  また、御指摘の同様な危険箇所も再調査をいたしまして、必要な補強対策について検討をしてまいります。 353 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 354 ◆議長(林田 要) 2番。 355 ◆2番(岡本守正) どうもありがとうございます。  やはりかなり距離的に長い感じが今回は特にしますので、やはりちゃんとしていただくということで、よろしくお願いをいたします。  私の知っている限りは2回ということですが、過去もあったのではないかというような気もするんですけれども、それはちょっと分かりませんので、とにかくちゃんとしていただければ、安心して水路を農業用水として利用できるというふうに思いますので、よろしくお願いをいたします。  そして、次、件名3、小学校、中学校体育館の空調について質問をさせていただきます。  (1)、小中学校の夏の暑い時期の体育館授業はどのような状況で行われているのか、お答えください。 356 ◆教育長(生田弘幸) 議長、教育長。 357 ◆議長(林田 要) 教育長。 358 ◆教育長(生田弘幸) 夏の時期に体育館で授業等行う場合は、出入口や窓は全て開け、換気をよくして、熱が籠もらないようにし、大型扇風機やスポットクーラーも活用しながら、行っています。  また、活動に応じて、10から15分に一度、休憩と給水の時間を確保しています。それ以外にも、喉が渇けば、随時水分を補給してよいことにしています。  当日の天候等を考慮するとともに、児童生徒の体調や水分補給にも十分配慮しながら、授業等を行っております。  以上です。 359 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 360 ◆議長(林田 要) 2番。 361 ◆2番(岡本守正) それでは、(2)として、愛知県内の小中学校体育館空調施設の状況は、現在どのようになっているのか、お答えください。 362 ◆教育部長(岡崎康浩) 議長、教育部長。 363 ◆議長(林田 要) 教育部長。 364 ◆教育部長(岡崎康浩) 文部科学省が昨年度、全国の公立学校施設の空調設備の設置状況を調査しております。令和2年9月1日現在でありますけれども、愛知県内の小中学校体育館の空調設置率は0.6%という結果でありました。  以上です。 365 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 366 ◆議長(林田 要) 2番。
    367 ◆2番(岡本守正) 愛知県、ちょっと低い感じがいたします。ですけれども、これからの気象状況から見ますと、これは愛知県全体だけじゃないかもしれませんけれども、進めていかなくてはならないのではないかというふうに思います。  (3)の市内小中学校体育館への空調施設について質問させていただきます。  映像をお願いします。これは、鷲塚小学校の体育館です。こんなところで、特にここの体育館は南が入口になっておりますので、風が本当に入らなくて、大変な状況になっております。  次ちょっとお願いします。これは日進小学校の体育館です。  次、お願いします。これは東中学校の体育館でございます。  こういうことですね。大変な気象状況になってきますので、また大変な時期、しかも、今はコロナということで、いろんな注意をしながら行われておるようですので、大変な状況だというふうに思います。  それで、市内の小中学校体育館への空調設置についてを質問させていただきます。  この地域、夏の温度は30度以上の日が続いていきます。学校体育館は、中は40度にも達してしまうということを言われる教員の方もあります。何とかしてほしいということを聞きます。  間もなく、そういう季節に入っていくわけですので、ここで、思い切って空調の設置をしていく必要があるというふうに思うんですけど、刈谷市は、小中学校体育館空調の設置に向けて、小学校15校、中学校6校の設計委託を9,000万円計上されました。そして、みよし市は、中学校だけですけれども、4校、体育館空調設置に向けて、設計費を580万円計上されました。  こういうところ、西三河でも、少しずつ設置が進んでいくというふうに思います。  そして、この状況は、碧南市も小中学校体育館の空調をしていく時期、時だというふうに思いますので、これについてお答えください。 368 ◆教育部長(岡崎康浩) 議長、教育部長。 369 ◆議長(林田 要) 教育部長。 370 ◆教育部長(岡崎康浩) 小中学校の体育館は、先ほどの映像にもありましたが、天井が高く、広く、気密性に欠け、断熱性能も低い構造となっております。また、利用形態が様々であるため、エアコンの室内機を設置する場所にも制約があります。エアコンを設置するためのコストや技術的な課題が多いというふうに認識をしております。  したがいまして、現時点で体育館へのエアコン設置は考えておりません。  以上です。 371 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 372 ◆議長(林田 要) 2番。 373 ◆2番(岡本守正) 設置は考えていないということを言われましたけれども、本当にこのままの状態では大変な状況になると思います。  世界的に見て、パリ協定など、世界の気候が上がっていくというところで、COP21で国連気候変動枠組条約第21回の締約国会議がありまして、昨年12月にいわゆる産業革命、1850年ぐらいの気象を、11.5度以内に抑えるために、今世紀後半にガス排出量を実質ゼロにするということを決めております。森林や海などの吸収部分を上回る温室効果ガス排出はしないと決めております。  現在、既に世界の気温は1.0上昇をして、対策がこのまま続けば、5.4度にも上がると言われております。185ヵ国がこれまで出した対策を実行しても、約3度上昇するとされております。3度上昇すれば、毎年45万人が熱波に苦しむなど、大きな影響が出ると言われております。  これを30年後までに1.5度まで引き下げる努力をすることを決めました。現在既に、北極圏の氷が溶け出しており、北極圏の凍土の氷も溶け出しております。気温上昇は世界に広がっております。当然、日本にも影響が広がっておるというふうに思います。異常気象で、日本でも水害などの状況が広がってきております。  こういう中、碧南の学校の体育館の、先ほどは今すぐは入れないということでしたけれども、やはりエアコンを導入されて、これからの災害のことも含めて考えるなら、入れていく必要があるというふうに思います。  今度は、体育館の空調の導入をもう一度お伺いをして、これについてお答えください。 374 ◆教育部長(岡崎康浩) 議長、教育部長。 375 ◆議長(林田 要) 教育部長。 376 ◆教育部長(岡崎康浩) 先ほども教育長が御答弁申し上げましたが、夏の暑い時期に体育館で授業を行う場合は、感染症対策や熱中症対策を講じるとともに、大型扇風機やスポットクーラーも活用しながら行っているところでございます。  繰り返しになりますが、現時点で体育館へのエアコンの設置は考えておりませんので、よろしくお願いいたします。 377 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 378 ◆議長(林田 要) 2番。 379 ◆2番(岡本守正) 西三河の中でも、いろんな考えを持たれると思います。  単純にこういう形で進むとは思いませんけれども、空調などは、本当に碧南市でも大きな災害が起きないとも限りません。そういう場合は、当然、学校の体育館なども利用されるような状況にもなっていきます。  そういうことも含めて、これからの市民全体のこともですけど、学校の教育の中で、やはり体育館で体を動かしていく、そういう中、やはり生徒さんがちゃんとできるような、本当に私どもの小さい頃と比べると、温度は本当に高くなっております。40度にも達していくということになりますと、大変なことになります。  そうしますと、これらのことを考えていくならば、もっとも今は学校の体育館はコロナの関係で利用されておりませんけれども、一般の人も借りて、体育なども行われてきておるわけですので、そういうところのことを考えるなら、これからも体育館の重要性を含めて、これからもエアコンの設置のことについて追求をしてまいりますので、よろしくお願いをいたします。  以上です。 380 ◆議長(林田 要) 以上で、岡本守正議員の一般質問を終わります。  この際、暫時休憩いたします。                            (午後 1時 42分 休憩) ───────────────────・・───────────────────                            (午後 1時 55分 再開) 381 ◆議長(林田 要) 休憩を閉じ、会議を開きます。  次に、藤浦伸介議員の一般質問を許します。 382 ◆6番(藤浦伸介) 議長、6番。 383 ◆議長(林田 要) 6番。 384 ◆6番(藤浦伸介) 皆さん、こんにちは。想政会の藤浦伸介でございます。  ただいま議長から発言の許可を得ましたので、通告書に従い、一問一答方式で質問をさせていただきます。執行部におかれましては、分かりやすい明瞭な御答弁をお願いします。  今定例会の一般質問は、本日のみ質問者が4名ということで、今日にあっては私が最後、ラストでございます。コロナの影響を受ける以前と比べれば、1日当たりの質問者数は少ないというものの、ここまでで今日はお疲れのことと思いますが、もう少し頑張りましょう。お願いします。  それでは、まず、件名1、避難行動要支援者名簿についてお聞きします。  今から10年前の東日本大震災をはじめ、毎年のように全国で大きな自然災害が発生しています。防災に関する質問は、これまでも多くの議員が行ってきました。私自身も昨年お聞きしたところでありますが、今回は、避難行動支援者名簿についてお尋ねします。  災害時には、一時的あるいは長期的に地域住民が避難所へ身を寄せることが想定されますが、自力で避難所へ行くことのできない方や、避難後、介護を必要とする方もおみえになります。こうした状況に備え、情報をあらかじめ収集しておくことは必要不可欠であります。  このような現状を踏まえ、全国の自治体では、避難行動要支援者名簿が整備されているところです。  そこで、(1)、名簿に登録される方の定義、あるいは条件及び登録者数の推移はとしてお尋ねします。  この名簿には、そもそもどのような方が登録されるのか、また、対象となり得る方を市が抽出しておくのか、そして、どのように名簿を作成、収集するのか、また、名簿にはどのような情報が掲載されているのか、登録者数の推移と併せてお聞かせください。 385 ◆健康推進部長(山本政裕) 議長、健康推進部長。 386 ◆議長(林田 要) 健康推進部長。 387 ◆健康推進部長(山本政裕) 名簿の登録者は、シルバーカードの作成者、これは基本的に70歳以上の独り暮らし高齢者及び70歳以上のみの高齢者世帯等の方が対象となります。及び在宅で要介護3から5までの者、高齢者のみの世帯で市に名簿の登録を申し出た者、身体障害者手帳1級または2級の者、療育手帳A判定またはB判定の者、精神障害者保健福祉手帳1級または2級の者、移動に介助を要する療養者になります。  避難行動要支援者名簿につきましては、平成25年度に災害対策基本法が改正され、市町村に整備が義務づけられました。毎年度、新規の対象者には市から郵送で調査票及び同意書を送付し、避難する予定の避難所、緊急連絡先、災害時における外での移動手段、その他の身体状況の記載と避難支援等関係者、これは消防署及び警察署、民生委員・児童委員協議会、社会福祉協議会、地域包括支援センター、自主防災会の6団体になりますが、こちらへの情報提供の可否について伺い、同意のある方の情報は、事前に避難支援等関係者に提供してまいります。  また、同意のある方については、3年に1回、民生委員の皆さんにより、登録してある本人の状況や移動手段、避難支援者、これは地域住民の皆さんで災害時にできる範囲内で避難支援・安否確認をしてくれる方になりますが、その方がいるかを確認しております。  同意のある方の人数は、平成30年度が4,492人、令和元年度が4,808人、令和2年度が5,115人となっております。なお、令和2年度の調査票の未提出者の方は、946人となっております。  以上です。 388 ◆6番(藤浦伸介) 議長、6番。 389 ◆議長(林田 要) 6番。 390 ◆6番(藤浦伸介) 大変詳細にお答えいただき、ありがとうございました。  名簿登録者数は毎年増えているということが分かりましたが、内訳、今おっしゃっていただいた人数のうち、シルバーカードが例えば何人だとか、要介護認定を受けてみえる方が何人だとか、その内訳を教えてください。  また、未登録者数の方が相当いらっしゃるわけですけれども、その要因はどのように考えてみえますかということも併せてお聞かせください。 391 ◆健康推進部長(山本政裕) 議長、健康推進部長。 392 ◆議長(林田 要) 健康推進部長。 393 ◆健康推進部長(山本政裕) 令和2年度末に同意のある方5,115人の内訳は、シルバーカード作成者が3,910人、要介護3から5の方が273人、障害者手帳等の所持者が875人、登録の申出があった方が57人となっております。  調査票を提出されない要因につきましては、把握のほうはできておりませんが、新規対象者と合わせて、前年度までの調査票の未提出者は、再度調査に回答いただくようにお願いしており、未提出者は令和元年度末の1,223人から令和2年度末の946人と277人減少しております。引き続き、制度の趣旨を御理解いただき、御回答いただけるよう努めてまいります。  以上です。 394 ◆6番(藤浦伸介) 議長、6番。 395 ◆議長(林田 要) 6番。 396 ◆6番(藤浦伸介) 御答弁ありがとうございました。  確かに名簿の提出は強制できるものではなく、御本人や御家族の同意を得た上での情報収集となるわけですが、制度の趣旨からすれば、あからさまに名簿の登録に対して反対という方はほとんどいないのではないかと思いますが、この趣旨を御理解いただくよう、丁寧な説明に心がけ、御回答いただけることを願っています。  他方で、昨年度で5,000人以上の方が登録されてみえ、相当な数であります。これらの中には、介護の認定を受けておらず、70歳以上のいわゆる元気で自立されてみえる独居、あるいは70歳以上のみの高齢者世帯の方も含まれていると思いますが、こうした方々は自力で避難することも可能ではないかと思いますので、今後名簿を整理する上で精査されるとよいのではと個人的には思います。  では、続きまして、(2)、要介護・要支援認定者の名簿は整理されているのかということでお尋ねします。  先ほどの御答弁で、避難行動要支援者名簿に登録されるのは、シルバーカードや障害者手帳を所持されてみえる方のほか、介護保険の要介護3から5の認定を受けている方ということでしたが、要介護1、2の認定を受けてみえる方及び、要支援もあります、要支援1、2の認定を受けてみえる方々の名簿は地域ごとに整理されてみえますか。お聞かせください。 397 ◆健康推進部長(山本政裕) 議長、健康推進部長。 398 ◆議長(林田 要) 健康推進部長。 399 ◆健康推進部長(山本政裕) 避難行動要支援者名簿の対象者の定義は先ほど御説明したとおりですので、要支援及び要介護1、2の方のうち、70歳未満の方や御家族などと同居されている方などは、市に登録の申出がない場合、名簿作成の対象外となってしまいます。  なお、在宅の要介護・要支援者につきましては、碧南市介護サービス機関連絡協議会から御提案をいただきまして、災害時における居宅介護サービス利用者の安否確認及び居宅介護サービスの提供等を円滑に実施するための協定を締結しております。  協議会においては、現在、ケアマネジャーを中心に、要支援者を含む在宅の介護サービスの利用者について、利用者の状態や介護サービスの利用状況等をまとめた利用者台帳の整備を進めていただいております。  今後は、地域ごとに担当する介護サービス事業所を定めまして、安否確認の情報収集を行い、地域包括支援センターへ情報を集約していくことを考えておられます。  なお、7月1日号の広報で、碧南市介護サービス機関連絡協議会の取組などを紹介する予定でおります。  以上です。 400 ◆6番(藤浦伸介) 議長、6番。 401 ◆議長(林田 要) 6番。 402 ◆6番(藤浦伸介) なるほど。その協定は、とてもすばらしい取組だと思います。  介護サービス機関連絡協議会は、通称サ連協と呼ばれています。私自身、介護職の端くれとして、サ連協に属している法人・団体の一員でありますが、現場からもその取組を応援したいと思います。  では、ちょっと2回目、質問させていただきますが、ただいまの答弁で言われましたサ連協、サービス機関連絡協議会が取り組んでみえる利用者台帳と、それから、避難行動要支援者名簿を統合する考えはありませんか。お聞かせください。 403 ◆健康推進部長(山本政裕) 議長、健康推進部長。 404 ◆議長(林田 要) 健康推進部長。 405 ◆健康推進部長(山本政裕) 避難行動要支援者名簿は、災害時の避難支援や安否確認に活用され、避難された後は、各避難所等において避難者名簿を作成し、対応していくことになります。  避難行動要支援者名簿及び避難者名簿、協議会のほうが作成されます避難者台帳につきましては、共通する情報もあり、避難行動の支援や安否確認から、避難後の対応を円滑に進めるため、どのように連携しているか、今後に向けて検討したいというふうに考えております。 406 ◆6番(藤浦伸介) 議長、6番。 407 ◆議長(林田 要) 6番。 408 ◆6番(藤浦伸介) いざ災害が発生したとき、名簿が複数存在していますと、片方に名前が載っているが、もう片方には名前が載っていないというケースは容易に想定されまして、避難所において混乱することが予想されます。  それぞれの名簿は、目的と使い道が少し異なりますが、重複する部分は大いにあると思います。名簿を作成する際に、避難行動要支援者名簿と、サ連協が作成している利用者台帳の両方の目的を兼ねた同意を本人から得ることで解決されるのではないかと思いますので、今後検討されるときに考慮していただければと思います。  それでは、次に、(3)、災害時における避難所への誘導はについてお尋ねします。  地震や台風、水害など、いつ、どのような災害が発生するか分からない昨今ですが、台風についてはおおよそ予想はできるんですけれども、こうした災害時において、それらの台帳に登録されている方々はどのように避難所へ誘導するのか、また、介護のサービスを利用されている最中に、災害が発生した場合はどうされるのか、その手法について教えてください。
    409 ◆健康推進部長(山本政裕) 議長、健康推進部長。 410 ◆議長(林田 要) 健康推進部長。 411 ◆健康推進部長(山本政裕) 避難行動要支援者名簿に登載された避難支援者等によって、避難所への避難支援が行われることとなっております。  しかし、災害が発生した際に避難支援者等が必ずしも支援できるとは限らないため、要支援者自らが、隣近所や友人などと、ふだんからコミュニケーションをしっかりと重ね、いざというときに助けてもらえるような関係をつくっておくことが重要だと考えております。  また、デイサービスなどでは、非常災害対策として、災害時の計画を立て、定期的な避難訓練を行うこととなっておりますので、介護サービスの利用中に災害が発生した場合は、それに沿って避難誘導がなされます。  以上です。 412 ◆6番(藤浦伸介) 議長、6番。 413 ◆議長(林田 要) 6番。 414 ◆6番(藤浦伸介) 確かに、地域におけるつながり、普段からのコミュニケーションが大切だと思います。各地区の自主防災会においても同様の思いは持っていることでしょう。  また、介護のサービス利用中に災害が発生した場合を想定した避難訓練は、全ての事業所が定期的に行うことを義務づけられているわけですが、訓練時に実際に避難所まで赴いているかどうかということも重要なポイントです。  市におかれましては、介護保険の保険者として、事業所の実地指導などの場面で御確認されていることと思いますが、もし、そこまでの訓練をされてみえないという事業所があれば、実施を促していただきたいと思います。  では、続きまして、(4)、避難後のケアはとしてお尋ねします。  名簿に登録されている方々のうち、介護を必要としている方がいるわけですが、そのような方が避難所へ避難された際、うまくケアする仕組みは検討されてみえますか。お答えください。 415 ◆健康推進部長(山本政裕) 議長、健康推進部長。 416 ◆議長(林田 要) 健康推進部長。 417 ◆健康推進部長(山本政裕) 大規模災害時には、碧南市職員非常配備体制表によります第1医療班が避難所を巡回し、保健医療を行うほか、避難所での健康相談窓口を開設いたします。  また、多数の避難者が長期に避難所で生活する場合、避難所内に避難した住民による避難所運営委員会が組織されます。避難者の中に配慮が必要な方がいる場合につきましては、避難所運営委員会に要配慮者支援班が組織され、要配慮者の状況把握に努めるとともに、避難所内で支援が可能な方を確認、依頼することや、市担当者を通じて専門職やボランティアの派遣を要請していくことになっております。  また、在宅での介護サービスの利用者については、碧南市介護サービス機関連絡協議会において、避難所ごとに担当事業所を決め、安否確認を行うほか、事業所間での情報共有や被災後に提供可能なサービスの調整など、少しでも早く介護サービスを提供できるように方策を検討しておられます。  以上です。 418 ◆6番(藤浦伸介) 議長、6番。 419 ◆議長(林田 要) 6番。 420 ◆6番(藤浦伸介) 御答弁ありがとうございました。  市職員による非常配備体制にサ連協によるフォローが加わりますと、とても安心感が得られます。それぞれ、これまでに国内各地で発生した災害時における様々な経験をベースに、碧南市オリジナルともいえるケア体制構築に取り組んでいることと推察いたします。  しかし、これで十分ということではなく、まだまだ不足しているかもという危機感も持ち、備えていただければと思います。  しかしながら、こうした計画は、実際に災害が起こった場合、このとおりに進まない可能性は非常に高いです。私が市職員時代に派遣されました宮城県塩釜市でも、そうした体験談は非常にたくさん聞きました。  そこで、(3)と(4)につきましては、机上論ではなく、防災訓練などで実際に演習しておくことで、より一層確かな仕組みになると考えます。そうした訓練を行う予定はありますでしょうか。お聞かせください。 421 ◆健康推進部長(山本政裕) 議長、健康推進部長。 422 ◆議長(林田 要) 健康推進部長。 423 ◆健康推進部長(山本政裕) 避難所での避難所運営委員会の役割につきましては、現時点では、地域住民が避難所を自ら運営していく意識を醸成していく段階だと感じております。  今後も住民自らが避難所を開設、運営していくための意識啓発を進めてまいります。 424 ◆6番(藤浦伸介) 議長、6番。 425 ◆議長(林田 要) 6番。 426 ◆6番(藤浦伸介) 御答弁ありがとうございました。  私を含め、過去に複数の議員が防災に関して質問した際、御答弁としては、地域住民の意識の醸成が不可欠といった内容が大半でした。それは本当にそのとおりだと思っております。  しかしながら、こればかりは行政が強制的にどうこうできるものではなく、市民の自主性に委ねるしかありません。一人一人に直接話をして、訴えることができればいいんですが、その手法はどちらかといえば非現実的です。  先日、6月6日の中日新聞に、「大震災きっかけで備え」という見出しの小さな記事がありました。そこには6月5日未明に石川県白山市で発生した火災のことが記されていました。民家をはじめ、12棟が延焼した大きな火事でしたが、その町内会は、東日本大震災以降、避難訓練はもちろん、災害時に迅速な避難ができるよう、住民が高齢者宅に声かけをするようにしてきたおかげで、けが人を1人も出すことなく、無事に避難することができたとありました。  命あってこその暮らしです。私自身、市民の皆さんには、普段からコミュニケーションの大切さを根気よく説明していきたいと思っていますし、災害時には、死者を1人も出さない、出させないと強く願っていますので、執行部の皆さんにおかれましても、共に頑張ってまいりましょう。  以上で、件名1についての質問を終わります。  続きまして、件名2に移ります。  レールパークの有効活用についてです。  平成30年3月にオープンし、昨年、2020年度グッドデザイン賞を受賞した碧南レールパークですが、こちらは、市民のみならず、市外の方々からも人気の公園であり、今年3月には大浜口広場から碧南駅前広場まで延伸区間も利用開始となりました。  公園の沿線上は、ところどころに遊具もあり、子供から高齢者まで、散歩やジョギングなど、気軽に楽しめる空間となっています。私自身、ダイエットのために何度も歩いたことがありますが、御覧のとおり結果は表れておりませんけれども、日中でも夜間でも非常に歩きやすく、とても気に入っております。  そんなレールパークですが、今この議場内には恐らくいらっしゃらないと思いますが、インターネットやケーブルテレビのキャッチで御覧になられる方の中で、もしかしたら、現地に行かれたことがない方もみえるかもしれませんので、少しですが、映像で紹介します。  映像をお願いします。  こちら、三河旭の東側で、始点といいますか、終点といいますか、こちらですね。こちらが、三河旭駅だったところの広場です。そして、ここは棚尾駅だったところの広場、ステージもやることができるようなつくりになっています。そして、こちら、玉津浦駅だったところですね。大浜口広場、2月まではここも起点というか、終点でした。  そして、沿線には、こんないろんな形の遊具があります。使い道が分からないというような部分も説明書のパネルがあります。それぞれの遊具に大人用というステッカーが貼ってありまして、そうじゃないものもございます。そして、あまり見かけない遊具、これも子供用ですが。そして、これもそこに乗って、ぐるぐる回るというものになっています。こうしたものには、6歳から12歳までという子供用のステッカーがあります。  沿線上にこうした、この時期だからでしょうが、アジサイの花や、あと、公園の広場のところには、花壇のような草木も植わっております。  これは、今年の3月に開通しました碧南駅前から大浜口広場までのところですね。路面の舗装が少し異なっております。あと、路面上に、片方から0.5キロ、残り1.8キロというのが分かるようなものですね。そして、こんな眠っているマークのプリントもあります。  以上です。ありがとうございました。  実際に、端から端まで歩くと、大体30分ぐらいの距離なんですが、今し方、約1分半ほどのバーチャルで御紹介させていただきました。  このような魅力的なこの公園につきまして、お尋ねします。  まず、(1)、公園の概要についてです。  今年3月に碧南駅前広場まで延伸したため、今後これ以上拡張されることはないと思っていますが、いま一度、距離や遊具の箇所数、道幅など公園の概要について、お答えください。 427 ◆副市長(金沢宏治) 議長、副市長。 428 ◆議長(林田 要) 副市長。 429 ◆副市長(金沢宏治) 碧南レールパークにつきましては、平成27年度から工事に着手をいたしておりまして、3ヵ年の整備期間を経まして、平成30年3月18日に大浜口広場から三河旭広場、これが約2.3キロ、この区間をまずは供用開始しております。  その後、質問者もおっしゃいましたが、昨年度、碧南駅から大浜口広場までの区間、これが延長約140メートルございまして、これを整備いたしまして、令和3年3月29日に全体延長約2.4キロとして、現在、多くの市民の皆様に御利用いただいておるところでございます。  レールパークは、鉄道廃線跡地という特色を生かしまして、幅が約4メーターの園路舗装による回遊型公園ということで整備をしております。園内には大浜口、玉津浦、棚尾、三河旭の4つの広場や、各所には遊具や休憩施設などがございまして、公園全体では、遊具が47基、休憩施設3ヵ所ございまして、ダイエットに有効な健康遊具も取りそろえております。  棚尾広場はイベント時の活用も考慮したステージを有する広場として整備しておりまして、また、三河旭広場の巨人ブランコをはじめとした遊具は、これは平成25年、当時の棚尾小学校、日進小学校の3年生、4年生の児童と共に遊具に関するワークショップを通してデザインをしたもので、魅力あるものになっておると思っております。  防災面におきましては、災害時等における緊急車両の通行機能の確保、7ヵ所の応急給水栓、また、100トンの耐震性貯水槽などの防災機能を有しております。  さらに、遠方の方にこの公園を利用していただくために、駐車場につきましては、雨池町地内に18台、志貴崎町地内に6台、棚尾本町地内に5台、計29台が駐車できるよう整備をしております。  以上です。 430 ◆6番(藤浦伸介) 議長、6番。 431 ◆議長(林田 要) 6番。 432 ◆6番(藤浦伸介) 遊具は47基もあるんですね。数えながら歩いたことはありませんでしたが、今度数えてみようと思います。  また、三河旭広場の遊具については、ワークショップの経緯を記したパネルもあることは承知しております。これに携わった児童たちは、碧南の資産として残るものに関わることができたということで、さぞかし喜んでいるのではないかと思います。  さらに、防災面にも配慮され、申し分ありません。  駐車場の台数は若干少なめかもしれませんが、もともと駅だった広場の近くに整備されており、非常に便利だと思っております。  ところで、先ほどお見せしたスライドにもありましたが、遊歩道沿いに手入れの行き届いている花々が見受けられました。これらの手入れは、どなたが行っているんでしょうか。教えてください。 433 ◆副市長(金沢宏治) 議長、副市長。 434 ◆議長(林田 要) 副市長。 435 ◆副市長(金沢宏治) 園内にある花につきましては、ふれあい作業所や花いっぱい活動団体の方に植付けや手入れをお願いしております。  以上です。 436 ◆6番(藤浦伸介) 議長、6番。 437 ◆議長(林田 要) 6番。 438 ◆6番(藤浦伸介) 御答弁ありがとうございました。  至るところにきれいな花々がありまして、歩行中に足を止めて写真を撮ってみえる方が、何回か、そういった場面に遭遇したことがありますが、とてもよいことだと思っています。  では、続きまして、(2)、これまでの実績及び今後の活用予定はとしてお尋ねいたします。  先ほど来より御説明もありましたが、大変魅力的な公園でありますので、ウォーキングイベントやマルシェなどのイベントを開催することで、まちのにぎわい活性化が大いに期待されます。  レールパークを会場としたイベントのこれまでの実績と今後の御予定があればお聞かせください。 439 ◆副市長(金沢宏治) 議長、副市長。 440 ◆議長(林田 要) 副市長。 441 ◆副市長(金沢宏治) 過去に実施したイベントにつきましては、平成30年3月の供用開始に合わせて、開通イベントを開催しております。  このイベントでは、レールパーク各広場を中心に、ウォークラリーや応急給水体験、ミニ電車の乗車体験、シャボン玉体験、大浜中区山車保存会の皆様によるからくり人形の実演、うどんや弁当、団子などの飲食の販売も行っております。  また、このイベントに合わせまして、名古屋鉄道株式会社主催により、電車沿線ハイキングも同時に開催をされております。  その後、この電車沿線ハイキングにつきましては、令和3年1月30日にも開催され、当日は碧南市観光協会も出店をいたしまして、チーズスタンプラリー特別セットの販売や観光PR、しょうぶーグッズの無料配布も実施をしております。  なお、今後このレールパークを利用しての電車沿線ハイキングの開催については未定であるということを聞いております。  このほか、平成30年11月3日には、これは愛知県主催によりまして、歴史と地形から地域の魅力を再発見する、ブラアイチ・イン碧南が開催され、レールパークをはじめとした大浜・棚尾地区を県内の方々に楽しく巡っていただくイベントが開催されております。  また、このブラアイチ開催日同日と、令和元年11月3日でございますが、棚尾まちおこしの会の方々が、レールパーク周辺や棚尾広場を会場の1つとして、たなを村まつりを開催いたしまして、水風船つりや輪投げなどのゲームコーナー、うどんやポップコーンなどのバザーコーナー、音楽会などのステージショー、ミニ電車の乗車体験、こういったものを実施していただいております。  この棚尾まちおこしの会の皆さんは、令和2年度も引き続き、このイベントを開催する予定をしておりましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止しており、今年度につきましても中止を決定しておりまして、現時点では、この他のイベントも、今のところは予定は聞いておりません。  以上でございます。 442 ◆6番(藤浦伸介) 議長、6番。 443 ◆議長(林田 要) 6番。 444 ◆6番(藤浦伸介) 御答弁ありがとうございました。  3年前の開通イベントの際には、私は個人的ではありますが、棚尾広場で開催されたセレモニーの後の余興でクラウンとして出演させていただいた思い出があります。その後、三河旭広場から大浜口広場まで歩きましたが、親子連れや小中学生をはじめ、老若男女問わず、大勢の方々が歩いてみえた光景が今でも目に浮かびます。  ほかにも幾つかイベントが行われたとのことですが、そういうイベントがありますと、公園のPRにもなり、なおかつ、まちの活性化につながるのではと思いますが、現時点では、今後の予定がないということで承知いたしました。  では、(3)としまして、市民や団体がこの公園を会場とするイベントを企画することについて、どうでしょうか。これは自由に行っていいのか、事前に申請して許可を得るのか。その辺りについて見解があれば、お聞かせください。 445 ◆副市長(金沢宏治) 議長、副市長。 446 ◆議長(林田 要) 副市長。 447 ◆副市長(金沢宏治) 碧南市の都市公園条例というのがございまして、その第5条第1項では、物品の販売などの行為、これを制限しておりますが、同じく第4項では、行為が住民の都市公園の利用に支障を及ぼさないと認める場合に限り、許可を与えることができるということをうたっております。
     臨海公園をはじめとするほかの公園ですね、これにつきましては、市民ふれあいフェスティバル、きらきらウォーク、また、町内会が行う夏まつり、民間の皆様が行うマルシェ、こういったことにつきましては、事前申請により内容を審査させていただきまして、ごみや駐車場、火気の取扱いなどについて協議する中で、お使いになっていただいております。  このレールパークにつきましても、せっかく棚尾広場のステージ、こういったものもございます。各広場を活用するなど、積極的にイベントなどを行っていただきたいと考えております。  以上です。 448 ◆6番(藤浦伸介) 議長、6番。 449 ◆議長(林田 要) 6番。 450 ◆6番(藤浦伸介) 今し方積極的に行っていただきたいとの御答弁ありがとうございました。  ちなみに、使用を許可する場合には、使用料が発生するのではないかと思われますが、どうでしょうか。また、それらが免除されるという可能性はありますでしょうか。  ただいまの答弁で例示されました、市民ふれあいフェスティバルや町内会が行う夏祭りなどはどうでしょうか。お聞かせください。 451 ◆副市長(金沢宏治) 議長、副市長。 452 ◆議長(林田 要) 副市長。 453 ◆副市長(金沢宏治) 使用料ですが、市が主催または共催、共に開催ですが、共催をしている団体や町内会が行う場合は無料としておりますが、営利を目的とする民間団体などが行うイベントは有料ということにしております。  有料の場合ですが、これも碧南市都市公園条例に基づきまして、物品の販売その他これに類する行為を行う場合につきましては、1ヵ所につき日額1,500円をいただいております。ただし、園内の電源設備を利用する場合につきましては、これに200円を加算し、1,700円をいただいております。  以上です。 454 ◆6番(藤浦伸介) 議長、6番。 455 ◆議長(林田 要) 6番。 456 ◆6番(藤浦伸介) 御答弁ありがとうございました。  市民や団体によるイベントの実施も十分可能だと受け止めました。  私見ですけれども、行政が主導でイベントを行うよりも、市民や団体が主体となって実施することのほうが、まちの活性化につながると思っております。  先ほどの御答弁で言われたように、ごみや駐車場、火気の取扱いなどが課題であることは十分理解できます。そうした課題の解決法を市民が自ら考えることで、市民がまちに興味を持ち、まちの仕組みやルールを知り、まちを盛り上げることにつながり、まちおこしになると考えています。  先ほどの御答弁で、棚尾まちおこしの会が毘沙門さんの秋の大祭である11月3日にたなを村まつりの会場の一部として、レールパークが活用されていると言われました。これにもっと多くの市民や団体が関わり、これが恒例事業になるのであれば、10月の大浜てらまちウォーキングと並び、大きなにぎわいを起こす可能性は十分あると考えます。  また、このほかにも、例えば、火気を一切使用せず、ハンドメイドクラフトのみに特化したマルシェなど、SDGsにも配慮したイベントが実現できるかもと思ったら、わくわくします。  今回この質問の件名は、レールパークの有効活用についてであります。今年、行政が策定されました第2期碧南市まち・ひと・しごと創生総合戦略において、基本目標、新しい人の流れづくり、この中の施策として、油ヶ淵水辺公園、明石公園、碧南レールパーク等の都市公園の整備、または利用の促進というものが挙げられていました。  この中でのレールパークを取り上げて、今回質問させていただいたわけですが、これを実現するために、市民と行政とが協働で盛り上げる活用法を見いだしたいと考えています。  今後、執行部におかれましては、市民や団体から具体的な提案が上がってきましたら、親身になって聞いていただきたいですし、行政の立場からも助言やアイデアを出していただき、この魅力的な公園を活用して盛り上げていただきたいと思います。  私も、これからこの公園を何度も何度も歩きまして、さらにダイエットに励みながら、画期的なアイデアを考えたいと思います。  以上で、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 457 ◆議長(林田 要) 以上で、藤浦伸介議員の一般質問を終わります。  これにて本日の一般質問を終結いたします。 ───────────────────・・─────────────────── 458 ◆議長(林田 要) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。  再開は明11日午前10時であります。  本日は、これにて散会いたします。                            (午後 2時 33分 散会) ───────────────────○────────────────────  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。    令和3年6月10日                   碧南市議会                     議 長  林 田   要                     議 員  大 竹 敦 子                     議 員  祢宜田 拓 治 Copyright © Hekinan City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...