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  1. 碧南市議会 2021-03-26
    2021-03-26 令和3年第1回定例会(第5日)  本文


    取得元: 碧南市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    2021-03-26 : 令和3年第1回定例会(第5日)  本文 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                            (午前 10時 0分 再開) ◆議長(新美交陽) ただいまの出席議員は22名であります。  よって、本日の会議は成立いたしましたので、これより令和3年第1回碧南市議会定例会第5日の会議を開きます。  これより会議に入ります。  本日の議事日程は、お手元に配付の議事日程表のとおりであります。 ───────────────────・・─────────────────── 2 ◆議長(新美交陽) 日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。  会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において11番小池友妃子議員及び13番鈴木良和議員を指名いたします。 ───────────────────・・─────────────────── 3 ◆議長(新美交陽) この際、会計事務について御報告いたします。  令和3年1月分の一般会計特別会計公営企業会計例月出納検査報告書1件及び定期監査報告書1件が、監査委員から議長宛てに提出され、議会図書室にて保管いたしておりますので、随時御覧願います。  報告事項は以上であります。 ───────────────────・・─────────────────── 4 ◆議長(新美交陽) 日程第2議案第1号「碧南市使用料及び手数料条例の一部を改正する条例」を議題といたします。  本案は総務文教委員会に付託してありました。  よって、審査結果について、委員長の報告を求めます。 5 ◆15番(林田 要) 議長、15番。 6 ◆議長(新美交陽) 総務文教委員会委員長。 7 ◆総務文教委員会委員長(林田 要) 去る2月22日の本会議におきまして、総務文教委員会に付託されました議案第1号について、審査結果の報告をいたします。  本委員会は3月9日に開催し、慎重審査いたしました結果、議案第1号「碧南市使用料及び手数料条例の一部を改正する条例」は起立全員であり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
     以上で、審査結果の報告を終わります。 8 ◆議長(新美交陽) ただいま委員長報告が終わりました。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。      (「なし」という者あり) 9 ◆議長(新美交陽) 別に質疑もないようですから、これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論を省略いたします。  これより議案第1号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) 10 ◆議長(新美交陽) 起立全員であります。  よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。 ───────────────────・・─────────────────── 11 ◆議長(新美交陽) 日程第3議案第2号「碧南市心身障害者福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」から日程第5議案第4号「碧南市国民健康保険税条例の一部を改正する条例」までの3案件を一括議題といたします。  本3案件は福祉健康委員会に付託してありました。  よって、審査結果について、委員長の報告を求めます。 12 ◆19番(杉浦哲也) 議長、19番。 13 ◆議長(新美交陽) 福祉健康委員会委員長。 14 ◆福祉健康委員会委員長杉浦哲也) 去る2月22日の本会議におきまして、福祉健康委員会に付託されました議案第2号から議案第4号について、審査結果の報告をいたします。  本委員会は3月10日に開催し、慎重審査いたしました結果、議案第2号「碧南市心身障害者福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」は起立全員、議案第3号「碧南市介護保険条例の一部を改正する条例」は起立多数、議案第4号「碧南市国民健康保険税条例の一部を改正する条例」は起立全員であり、以上の3案件はいずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で、審査結果の報告を終わります。 15 ◆議長(新美交陽) ただいま委員長報告が終わりました。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。      (「なし」という者あり) 16 ◆議長(新美交陽) 別に質疑もないようですから、これにて質疑を終結いたします。  これより本3案件について、順次、討論及び採決に入ります。  まず、議案第2号の討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論を省略いたします。  これより議案第2号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) 17 ◆議長(新美交陽) 起立全員であります。  よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第3号の討論に入りますが、岡本守正議員から討論の通告がありますので、発言を許します。 18 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 19 ◆議長(新美交陽) 2番。 20 ◆2番(岡本守正) おはようございます。日本共産党岡本守正です。  議案第3号「碧南市介護保険条例の一部を改正する条例」に、日本共産党碧南会議員団を代表いたしまして、反対討論をいたします。  この条例は、第8期介護保険料を、現在の5段階の方が介護保険料の基準であります、この方の保険料、月4,860円を5,300円に、440円引き上げる条例です。第8期介護保険事業計画は、所得金額1,000万円以上の新設をし、これまでの12段階から13段階にしました。そして、65歳以上の第1号保険総人数は1万7,449人です。このうちの第1段階の方は、国民年金満額の方で、1人月額6万5,075円で、保険料は972円になっております。この方々から、1,060円値上がりをいたしました。厚生年金も年々引き下げられ、さらにコロナ禍市民生活はますます疲弊している状況の中で、値上げはとんでもないことです。  2018年から2021年、第7期計画では、介護サービス等の費用は最終年額約42億円、第8期、2021年、約46億円、2022年、約49億円、2023年、約51億円と見込んでおります。最終年度年額で比較すると、約9億円もの増額になっております。  こうした水増し計画により、第7期は約4億円の基金になりました。これを8期に組み込ませましたが、第8期は年間5,280円の介護保険料値上げをして、第7期計画よりも9億円の給付費増になりました。65歳以上の約1割が要介護サービス受給者で、国は要支援者サービスの改悪を行ってきました。介護認定介護度利用条件を改悪し、高い介護料、これも施設不足で入所困難、施設利用料国民年金者には支払い能力を超えております。このような状況で、全国で数十万の方々の介護難民を生み出すと言われております。  こういうこと、要支援者向け訪問介護通所介護介護サービスから外され、市町村の総合事業に移されました。これらを行うのに、国の負担割合を増やしていかなくてはなりません。保険料利用料減免制度の拡充で、必要な人に必要なサービス受給を保障することが必要です。  知立市、安城市、刈谷市は介護保険料値上げしないということがはっきりしております。碧南市も第7期介護保険料で4億円の基金ができました。これらを考えれば、値上げをしなくてもできる。よって、第8期介護保険料最終年度の9億円の増額は認めることができません。  よって、議案第3号「碧南市介護保険条例の一部を改正する条例」に反対し、討論といたします。ありがとうございました。 21 ◆議長(新美交陽) これより議案第3号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) 22 ◆議長(新美交陽) 起立多数であります。  よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第4号の討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論を省略いたします。  これより議案第4号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) 23 ◆議長(新美交陽) 起立全員であります。  よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。 ───────────────────・・─────────────────── 24 ◆議長(新美交陽) 日程第6議案第5号「令和2年度碧南市一般会計補正予算(第11号)」から日程第9議案第8号「令和2年度碧南市水道事業会計補正予算(第3号)」までの4案件を一括議題といたします。  本4案件は予算審査特別委員会に付託してありました。  よって、審査結果について、委員長の報告を求めます。 25 ◆21番(沓名 宏) 議長、21番。 26 ◆議長(新美交陽) 予算審査特別委員会委員長。 27 ◆予算審査特別委員会委員長(沓名 宏) 去る2月22日の本会議におきまして、予算審査特別委員会に付託されました議案第5号から議案第8号について、審査結果の報告をいたします。  本委員会は3月24日に開催し、慎重審査いたしました結果、議案第5号「令和2年度碧南市一般会計補正予算(第11号)」は起立全員、議案第6号「令和2年度碧南市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」は起立全員、議案第7号「令和2年度碧南市介護保険特別会計補正予算(第4号)」は起立全員、議案第8号「令和2年度碧南市水道事業会計補正予算(第3号)」は起立全員であり、以上の4案件はいずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、審査結果の報告を終わります。 28 ◆議長(新美交陽) ただいま委員長報告が終わりました。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。      (「なし」という者あり) 29 ◆議長(新美交陽) 別に質疑もないようですから、これにて質疑を終結いたします。  これより本4案件について、順次、討論及び採決に入ります。  まず、議案第5号の討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論を省略いたします。  これより議案第5号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) 30 ◆議長(新美交陽) 起立全員であります。  よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第6号の討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論を省略いたします。  これより議案第6号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) 31 ◆議長(新美交陽) 起立全員であります。  よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第7号の討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論を省略いたします。  これより議案第7号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) 32 ◆議長(新美交陽) 起立全員であります。  よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第8号の討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論を省略いたします。  これより議案第8号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立
    33 ◆議長(新美交陽) 起立全員であります。  よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。 ───────────────────・・─────────────────── 34 ◆議長(新美交陽) 日程第10議案第9号「令和3年度碧南市一般会計予算」から日程第17議案第16号「令和3年度碧南市病院事業会計予算」までの8案件を一括議題といたします。  本8案件は予算審査特別委員会に付託してありました。  よって、審査結果について、委員長の報告を求めます。 35 ◆21番(沓名 宏) 議長、21番。 36 ◆議長(新美交陽) 予算審査特別委員会委員長。 37 ◆予算審査特別委員会委員長(沓名 宏) 去る3月8日の本会議におきまして、予算審査特別委員会に付託されました議案第9号から議案第16号について、審査結果の報告をいたします。  本委員会は3月24日に開催し、慎重審査いたしました結果、議案第9号「令和3年度碧南市一般会計予算」は起立多数、議案第10号「令和3年度碧南市国民健康保険特別会計予算」は起立多数、議案第11号「令和3年度碧南市訪問看護事業特別会計予算」は起立全員、議案第12号「令和3年度碧南市介護保険特別会計予算」は起立多数、議案第13号「令和3年度碧南市後期高齢者医療保険特別会計予算」は起立多数、議案第14号「令和3年度碧南市水道事業会計予算」は起立多数、議案第15号「令和3年度碧南市下水道事業会計予算」は起立多数、議案第16号「令和3年度碧南市病院事業会計予算」は起立多数であり、以上の8案件はいずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、審査結果の報告を終わります。 38 ◆議長(新美交陽) ただいま委員長報告が終わりました。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。      (「なし」という者あり) 39 ◆議長(新美交陽) 別に質疑もないようですから、これにて質疑を終結いたします。  これより本8案件一括して討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  まず、山口春美議員の発言を許します。 40 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 41 ◆議長(新美交陽) 1番。 42 ◆1番(山口春美) おはようございます。  議案第9号「令和3年度碧南市一般会計予算」、議案第10号「令和3年度碧南市国民健康保険特別会計予算」、議案第12号「令和3年度碧南市介護保険特別会計予算」、議案第13号「令和3年度碧南市後期高齢者医療保険特別会計予算」、議案第14号「令和3年度碧南市水道事業会計予算」、議案第15号「令和3年度碧南市下水道事業会計予算」、議案第16号「令和3年度碧南市病院事業会計予算」に対して、一括して、日本共産党碧南会議員団を代表して、反対の立場から討論を行います。  昨年から1年以上、新型コロナウイルス感染の不安に突き落とされた私たち。非正規労働者の雇い止め、商店や工場の閉鎖など、暮らしや営業に大きな傷跡が残っています。  日本共産党は、第4波や変異型など、今後の感染を封じ込めるために、大規模なPCR検査の実施を求めています。碧南市は今日まで自主的な検査実施は行っていません。国による検査費用の捻出をさせ、モニタリング検査やエッセンシャルワーカーへの検査がどうしても必要です。ワクチン接種も入手のめどが持てていません。  こうした政府の後手後手コロナ対策とともに、東北新社やNTTと総務省などの次々出てくる接待行政に、国民の怒りが広がっています。新年度予算の歳入には、中部電力と東京電力の合弁会社JERAの発足による増収が約6億円計上されています。しかし、2030年カーボンゼロの目標をG7から求められているのに、JERAはアンモニア混焼20%で、80%は石炭の燃焼となります。しかも、アンモニアは全世界の輸入量に匹敵する膨大な量で、コストも、新たな自然破壊やCO2排出ともつながってまいります。やっぱり、再生可能エネルギーへの転換なしでは、2030年、未来への岐路に立ち、地球を守る方向に進めないことになります。  新型コロナウイルスの経験は、資本主義のもろさと労働力の疲弊とともに、地球をも破壊するという貪欲な生産と利益追求への道を立ち止まり、転換することを私たちに求めています。費用対効果などといって、いつまでも新自由主義の古臭い価値観を行政に押しつけるのはやめていただきたいものです。科学と知性の立場に立てば、今行政が行うべきは、目の前の命や暮らしを守ることに尽きます。  税収もコロナ禍で減収となる危機感を持っているなら、2021年度から平年度化となる法人税、市民税6%の影響で、約7億円の減収になることへの対策を取るべきです。最高税率は8.4です。今までの9.7から6%にされ、3.7%の減収を2.4%取り戻すことができます。コロナ禍の下でも、株価は上がり、内部留保金も増えています。大企業への社会的責任を求めることも、行政のコモン、いわゆる民主的規制をすることになります。日鉄ステンレスは2022年度から閉鎖で、240人の労働者と旧ナゴヤドーム13個分の工場用地が民々で売買されることになります。衣浦グランドホテルも今年4月で無期限休業となり、約40人の従業員の職場がなくなります。北部工業用地に、田畑を潰し、数億円を投入しても、身勝手な閉鎖、転出に歯止めをかけるのでしょうか。1社10億円限度の中小企業補助金も論外です。いびつな税金の使い方に、納税者は納得しません。  新年度予算一般会計は324億7,555万円、特別会計は、下水道事業の公営企業化により、4会計131億772万5,000円、3企業会計は185億9,967万7,000円で、合計641億8,295万2,000円の歳出規模です。前年度比1.8%、11億3,684万9,000円の増額となっています。  歳入の54.4%の構成比を占める市民税は、153億9,880万1,000円、うち個人市民税は43億9,420万円で5億7,940万円の減、法人市民税は5億1,670万円で7億900万円の減、昨年との2年間で合計15億円の減収となっています。8.4%法人税にすることは緊急の課題です。市長として、課税自治権を発揮して、市民のための財源を獲得してください。財政力指数は、単年度1.169、3年平均では1.216で、全国でも県下でも上位の水準で、市民をだますことはできません。  地方消費税交付金は16億2,900万円で前年度並み、消費税5%への引下げはコロナ禍の暮らしを守るため不可欠です。新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金は4億4,538万7,000円で、今後の第4波や変異型ウイルスに対して補償やPCR検査、病院の赤字補填には全く足りません。減収分の補填に、財政調整基金など15億円、減収補填債約4億円を合わせて、市債12億7,410万円、前年度比約4億円増で埋め合わせをするものです。総務費寄附金も、ふるさと応援寄附金として22億円を見込み、追加で本日4億円増額の26億円になっています。  歳出では、2款の総務費、会計年度任用職員463人、給与10億2,138万3,000円、その他職員461人で37億280万9,000円、合計924人の給与は47億2,419万2,000円となっています。半数が臨時職員になっており、給与は3分の1となっています。同一労働、同一賃金と短時間労働の立場から大きくかけ離れている実態です。フィンランドでは、首相が任期中に、1日6時間、週休3日制を目指しています。コロナ後の社会へ、人間らしい働き方を国中の大きな流れにしなければなりません。  2款1項5目の企画費では、平和首長会議負担金2,000円が計上されています。1月22日、核兵器禁止条約が発効しました。日本政府は、唯一の被爆国でありながら、条約の批准をしていません。また、西三河の中で非核平和自治体宣言をやっていないのは、碧南市や安城市、高浜市の3市だけです。これでは平和首長会議の呼びかけに誠実に賛同し行動しているとは到底言えません。核兵器をなくすために、碧南市としての具体的な意思表示としての非核宣言を今こそ行うべきです。  市民病院経営改善調査事業1,000万円は、市長部局で専門業者に経営分析を委託していくものです。市長は、2019年9月に289床、31床の病床削減のリニューアル計画を議会に示し、病床利用率を上げて、約2億円の増収につなげると言いました。その後、1年で、2020年11月には255床、65床減のリニューアル計画を表明、国の言う50床以上の病床削減には国庫補助を消費税財源から出すとの揺さぶりに応じているようです。しかし、コロナ禍の中で病床不足は明白で、クラスターを出した碧南市民病院が一時的に減収になるのは当たり前です。民間病院でも潰れそうになっているときに、診療科目も減らしていくというような削減計画は自殺行為です。国にコロナ減収の補填を求め、3床室へのトイレ設置など、ケアのしやすい、安全で快適なリニューアルを、現場の声を生かし、高い最新技術の設計工事者を選んで行うことが必要です。ぴかぴかになった市民病院には必ず患者さんが帰ってきます。市民の命と健康を守る拠点という原点から逸脱しないことではないでしょうか。  6目の広報広聴費で、シティプロモーション促進事業6,866万3,000円、予算がついています。しかし、西三河で碧南、西尾、高浜市だけが18歳までの医療費無料化をやらずに、魅力的なまちになるでしょうか。市民置き去りで、誰に向かってPRしているのですか。他市よりも1歩も2歩も進んだ施策や市民要求を誠実に実現することが何よりも、ここに住む人々が碧南市はいいところだよと積極的な宣伝、発信をしてくださると思いませんか。  3款民生費では、福祉タクシー券については、1回の利用枚数を2枚以上に緩和し使いやすいものにすること、高齢者タクシー券を早期に実現することも課題です。愛西市は、80歳以上と65歳以上の高齢者世帯を対象に、所得制限や他の条件なしで年間24枚の高齢者タクシー券を支給しています。年間700万円の事業費で行っています。第8期介護保険事業計画は、高齢者福祉施策も併せて拡大普及が求められていますが、緊急通報電話の設置目標もなしで、特段の拡大施策はありません。  2項児童福祉費では、愛生館の私立保育園等園舎整備補助事業として2億8,579万5,000円と、障害福祉施設等整備費補助事業1,000万円が予定されています。昨年開所の碧のうさぎ保育園に続き、私立保育園を誘致、新設するものです。  禰宜田市長は13年前、平成20年度、初当選のとき、既にレールのしかれていた公立保育園の社会福祉協議会への移管を黙認し、平成20年から23年までの4年間で5園を民営化しました。残った公立5園は定員削減を行い、2021年入園希望者は150人の減、社会福祉協議会5園は73人の減となっています。  市は、2020年から2025年の第2期子ども・子育て支援事業計画で、保護者のライフスタイルに応じた選択しやすい子育て支援施策の提供を掲げていますが、公立保育園4ヵ所は、ゼロ歳児、1歳児保育を行っていません。地域の選択から外される結果となっています。こうして羽久手保育園は、平成20年度には135人の定数を75人に半減、児童数も75人減、天道61減、築山45人減です。一方、私立は97人の増、2022年度の新私立開所でさらに125人増と、公私の逆転が起こっています。また、私立保育園は、建設費の4分の3を現金補助、借入金も元金、利子併せて市が負担します。愛生館は1年据置きの2023年度から借入金の返済が始まります。市民の大切な財産である公立保育園の土地や建物、保育士の専門性をなおざりにして、民間こども園に置き替えていくことは大問題です。2021年入園児童は羽久手保育園でたったの56人、天道80人の入園状況です。公立保育園4園で、ゼロ歳、1歳保育と11時間の標準保育時間の実施をすべきです。  また、元気っ子医療費助成制度は3億7,662万5,000円で、中学校までです。西三河では、碧南市、西尾市、高浜市が18歳までの拡大をしていません。県下54自治体のうち29自治体が18歳までや24歳までの対象拡大を行っている中、碧南市が決断できずにいます。入院費は年間500万円、通院費は約5,000万円で実施可能です。コロナで命の大切さを痛感している今だからこそ実施すべきときです。  後期高齢者福祉医療給付制度、いわゆるマル福制度は、2019年度で127人、720万円の実績です。生活保護申請に伴う扶養照会は義務ではないとの政府見解が通知され、マル福制度でも承諾書の添付が同様に問題になります。扶養を受けている有無は、自己申告であるはずです。本来65歳以上の高齢者は医療費無料であったものを改悪し続けてきました。非課税者、単身、75歳以上の3条件で申請受理し、扶養の有無は本人申請で行うよう改善してください。  4款衛生費では、変異型のコロナウイルスの検査となるPCR検査を市として実施し、費用補助を国や県とも協力して、体制を急ぎつくってください。また、市長マニフェストの保健センター移転計画に明確な方向性を示してください。  環境保全対策費では、第3次環境基本計画のスタート年となり、2030年と2050年を目標年次とします。しかし、具体的施策は現在の延長線上以上のものはなく、二酸化炭素の排出削減値も、2030年目標を26%減から15%減に引き下げてしまいました。2050年カーボンゼロの目標も、菅総理も表明せざるを得ない状況下に、80%削減のままです。  市長を先頭に、全職員で、NHKで放映した「2030未来への分岐点」、1月9日は温暖化、2月中は「飽食の悪夢~水・食料クライシス~」、2月28日は「プラスチック汚染の脅威」と、3回連続で放映しました。これをぜひ全職員で視聴していただいて、学習会を開き、全庁を挙げて、地球の気候変動への危機感を共有、全部署からの温暖化対策、食料・農業対策、脱プラスチック対策に取り組んでください。  子供たちが私たちの未来を本気で守ってと叫んでいます。知らないでは済みません。市民にいつまでも立ち番を押しつけるのではなく、ごみ減量のために、販売業者や製造業者とも協力して、元から使い捨てをなくしつつ、古紙などの回収を徹底するために、報奨金の引上げで、回収団体への継続を支援してください。  スマートハウス設置補助金は、年間40件ではなく、新築住宅補助は296件あるので、それに見合う目標で、本気の温暖化対策としてください。  太陽熱温水器、生ごみ堆肥化、剪定枝の堆肥化なども、目標と計画を明確にして、2030年に向け、具体化しなければなりません。  事業用次世代自動車購入費補助は340万円で、22台分を見込んでいます。2030年までにガソリン車ゼロの方針もあり、市役所の公用車やくるくるバスも脱ガソリンの切替えを推進してください。  地域猫不妊手術1万円、70匹、去勢手術5,000円、60件、合計100万円の補助は、制度設計が不備な状況です。県内では19自治体が類似の補助制度を行っていますが、飼い犬、飼い猫も補助対象にしているところなどがあります。大体、市内の動物病院にも全く話もなく、地域猫の団体加入を条件にするなど、対象を特定した制度であってはなりません。補助要綱も団体登録書類もいまだに公表せず4月1日からの実施とは、市長や部長はよく予算の決裁を下したものです。誰もが利用できる制度に見直し、改善を求めます。  可燃ごみ回収委託は、1億3,266万円、資源ごみ回収委託は1億9,285万8,000円で、合計約4億円です。本気のごみ減量に伴い、この委託料を減額して分別の業務、再利用に予算を振り向けてください。  5款労働費では、移住支援補助事業に115万円、これはほとんど実績なしの事業です。コロナ禍で派遣労働者、非正規労働者の雇い止めやパワハラ、セクハラ、マタハラなどの相談窓口をつくり、緊急の仕事確保も知立市では学生や非正規労働者に提供しましたが、労働者の人権を守る第三者的な立場こそ、今行政に求められている労働費の使い方です。  6款農林水産業費では、食育推進計画62万円、地産地消推進事業148万9,000円は、さきのNHKの2030番組の食料問題を見れば、何をなすべきか明確です。長期的に予算も増やして、地元農産物を保育園、学校、市内飲食店で使っていただくこと、食育計画も改定されます。一層目標数字も引き上げ、実効性のあるものにしてください。  あおいパークの風呂は故障して、3月2日再開したばかりです。市長公約の風呂改修を前倒しで実施し、炭酸泉など、新たな魅力を導入してください。コロナの体験をした私たちは、今地元を見直し、近場で楽しむマイクロツーリズムのレジャー志向となっています。行政が先手を打って、こうした角度からも、エコで地球に優しい施策が待たれています。  7款商工費では、創業チャレンジ支援事業に950万円、2020年は5件しか利用されませんでした。40歳以下の女性、次世代成長分野に区分された制度ではなく、一律150万円に、シンプルにすべきです。森喜朗氏が女性差別発言でオリンピック委員長辞任に追い込まれました。議会からの指摘にも改善しない、低いジェンダー感覚は恥ずかしいものです。  また、店舗改修補助金、住宅リニューアル補助制度など、業者、顧客、まちづくりの三方よしの施策こそ実施してください。  中小企業工場等立地促進補助金は1億4,147万3,000円で、14人の従業員の東洋製鉄1社に支給します。その一方で、日鉄ステンレスは2022年度から閉鎖、240人の労働者がいなくなり、旧ナゴヤドームの13倍分の土地が空洞化となります。さらに、固定資産税免除の優遇措置を取って誘致した衣浦グランドホテルも、今年4月いっぱいで無期限休業となり、約40人の従業員がいなくなります。資本主義の下で、企業は都合が悪くなれば撤退する新自由主義とコロナの影響が露呈しました。市当局は市民の公金を補助するのであれば、勝手な撤退に歯止めをかける事前協議をすることぐらいは取り決めるべきです。  くるくるバスは4,447万4,000円で、2020年9月9日、管理運行業務委託を入札にかけ、今までの三光陸運株式会社から、市外業者のレスクル株式会社知多営業所が落札しました。2020年10月1日から2023年9月30日までの3ヵ年の期間限定です。当時、10人いた運転手は、1人退社、7人がレスクルに雇用されました。レスクルは、自社から2名をくるくるバスの運転に充てています。三光陸運では、少しでも賃上げをと、3年前より入札価格を引き上げました。年間たった300万円弱の差でレスクルに落札となったのです。今まで年2回、3万円ずつ支給していた賞与もなくなりました。担当部署は運転手のボーナスカットの実態などを把握していません。  碧南市は公契約条例を制定しています。最低賃金など法遵守はもちろんですが、行政の仕事をしていて、条件悪化がないか注意を払うのは当然です。碧南市は、昨年9月と今年1月に2件の合計3回の重大な労災事故を起こしました。発注者責任として、安全で働きがいのある職場へのチェックの責務があります。  運転業務の直営化で、3年ごとに勤め先が変わらないようにすること、運転手さんも交えて、路線や便数の拡充を行い、市民に喜んでいただけるくるくるバスにする責任があります。バス拡充も検討する、研究すると言うばかりではなく、大府市や春日井市で策定している地域公共交通計画をつくり、本腰を入れてください。  竜の子街道プロジェクト100万円は、コロナでインバウンド頼みの事業が大破綻しました。まずは、常滑、半田、西尾、碧南の約42万人の住民が、4市をよく知り、飲食や観光でお互いに行き来することが一番ではないでしょうか。そのために、単発のきれいなチラシを連発するのではなく、手の平サイズのまちごとの店や公共施設の紹介と特典を載せた保存版ガイドブックを竜の子型の箱に入れて各地の拠点に置くなどの工夫をしてください。  8款土木費では、宮下住宅第3期工事も完成し、7月には入居完了となります。一般公募できる件数は5件だけで、現在チャレンジしている市営住宅応募者の入居には全く足りません。吹上側90戸の建て替え計画は40戸と縮小し計画を示しましたが、何の根拠もなく、いつ造るのかも明らかにしていません。さらに、空き家になった吹上町側の解体費用も予算化されませんでした。国は消極的ながら、若者向け公営住宅推進を掲げ、補助率も現行を死守しています。大きな住宅跡地を生かし、人口増に直結する所得基準を緩和した住宅を造るべきです。  景観事業は18万4,000円の予算です。平成22年から10年を経て、今年の6月から景観条例の制定を目指しています。前安倍内閣の美しい日本づくりの構想だったのですが、安倍内閣も退陣し、すっかり色あせてしまいました。莫大な公費を投入してきた大浜まちづくりにも生かされず、せめてモノトーンの色彩統一で行われれば、観光資源にもなるてらまちへとグレードアップができたことでしょう。  去る3月11日の経済建設部会で報告された景色づくり計画は、2020年6月19日の中間報告の焼き直しで、議会にはパブリックコメントにかける条例案も示しませんでした。条例は25条から成るもので、景観重要建築物も景観重要樹木の選定もゼロからの出発です。条例に伴う支援制度も補助制度もなく、一方的に上から住民に規制と義務だけ押しつけるものです。個人の権利にまで抵触する中身でありながら、景色計画も条例も、どんなメンバーでつくられたのか、一人も個人名は明かされていません。誰も責任を持たないような条例がどれだけ意義を発揮できるでしょうか。  大体、行政が、美しい田園風景を壊して工場用地にする、公園用地を資材置場にするなど、景観崩しを行っているではありませんか。自然や公園や公共施設は市民や国民の財産で、真の豊かさを体感できるものでなければなりません。今後の改善、施策の充実を求めるものです。  北部工業地整備事業は、2020年から2024年の4ヵ年計画となっていますが、工場の進出状況によって際限なく広げていくものです。大切な田畑を潰し、地球温暖化や食料問題にも逆行するものです。現在、操業開始した工場の従業員は40人とのことです。最低限、公害防止協定や撤退、休業、閉鎖のときの事前報告と協議の契約は締結してください。  碧南駅前線整備は、県道の肩代わりで2億4,638万円、2018年度から3ヵ年と合わせて5億円以上の工事費で、県補助は2億3,000万円です。今後5年間続き、事業費は約13億円と見込まれています。さらに、碧南駅西駅前広場整備は1億1,690万6,000円で、2017年度から合計で2億4,542万円、国費は僅か8,000万円ほどです。もともと名鉄敷地に市が工事を行うもので、今後用地購入費も出てきます。3年後の完成を目指し、総額約6億円の事業費です。しかし、周辺は契約駐車場のみで、パーク・アンド・ライドとしての駐車場はロータリーに内に22台あるだけで、当面無料の送迎用のみになります。駐輪場も、輪止めも屋根もなく、駅利用者には冷たい施設です。大金を使うのですから、電車利用を促進する具体的な目標を持って、計画見直しをしてください。  住宅耐震化は、2021年度から10年間の計画がつくられ、現在88.9%の耐震化率を10年後におおむね解消するという目標です。1,840戸の未耐震の促進には、年10件、2,229万2,000円では全く追いつきません。ただ10年朽ちるのを待つのではなく、低価格の工法を駆使して、年間100件レベルに引上げが必要でしょう。高知県香南市のように、80%補助を100%補助率にし、本気の構えを見せてください。  市営住宅の長寿命化や退去修繕をいち早く行って、風呂と風呂釜の改修を進めてください。市営住宅入居希望者は、何度でもチャレンジして外れた方は、失意の中帰られます。住宅は福祉の精神で、公営住宅施策を進めていただきたいものです。  9款消防費では、衣浦東部広域連合分担金は9億7,843万4,000円です。私は久方ぶりに衣浦広域連合議員を2020年度に経験、体験させていただき、改めて消防力が国基準に比べ、消防職員700人の基準に対して僅か449人しかいないこと、消防車や救急車の購入に対して国庫補助がない場合もあり、予算の原則である総計予算主義となっておらず、毎年国庫補助なしで予算編成をしていることが明らかになりました。まずは、碧南市からも、消防力の国基準に到達できるマンパワーと国庫補助拡充を求めてください。  新規事業では新入の消防団員に中型自動車免許証を取得していただけるための補助金約26万円を30人分、2,168万8,000円予算化しました。団員不足を補うためにも、女性や熟年層にも加入してもらい、役割分担を検討すべきではないでしょうか。  また、宮城県などにマグニチュード6.9の地震が来ました。碧南市では、市役所以南は電波が悪くピッチもキャッチも受信しづらくなっています。同報無線の増設、防災ラジオ、戸別受信機の設置を進め、遅れた情報伝達力を引き上げてください。明日来るかもしれない南海トラフの巨大地震や津波の被害は、南部地域はほとんど4メーター以下の海抜で、命も財産も多かれ少なかれ被害の発生は免れません。蜆川の河口水門、護岸強化の促進、川口町の防災拠点施設など、他人事に構えていては進みません、心して取り組んでいただきたいです。  10款教育費では、ついに子供たちを、学校の密状態の回避や一人一人に寄り添った教育のためにと、少人数学級を求める世論と運動が政治を動かしました。日本共産党は、コロナ禍で頑張っている子供たちに少人数学級をプレゼントしようと呼びかけ、全国で運動してきました。国が40年ぶりに義務標準法を改正し、35人学級実施に動き、今後5年間で小学校全学年35人学級にするとしました。愛知県では、小学校2年生を3年生に引き上げての実施です。碧南市内では、棚尾小学校3年生で1クラス増となり、29人となります。  総括質疑では、全小中学校で35人学級にしても教室はある、30人学級にした場合でも、7小学校区で27学級ですから1校当たり4室、5中学校で15学級ですから1校当たり3室が必要となり、これも学年で1部屋弱ということですから、入れ物はあるということが確認されました。  碧南市は国に引っ張られる形で35人学級となりましたが、他市のようにまず中学校2年生、3年生を35人にするなど、国待ちではなく実施すべきです。市長と教育長の英断を期待します。  新年度からGIGAスクールの実施も国によって実現します。エアコンも設置されました。今度は改正学校バリアフリー法で、エレベーター、各階ごとの車椅子対応トイレを、豊田市のようにジェンダー平等に配慮し、まず日進小学校のトイレで実施してください。いつもやらないばかりの答弁では、碧南市は遅れるばかりです。  美術館収蔵庫等増設・改修工事は、2023年4月開所に向けて、約5億円を超える事業費が債務負担行為として上がっています。日本共産党や市民が指摘してきたとおり、商工会議所跡地の狭い場所で、駐車場もないことが大きな出費につながっています。ぜひ周辺の駐車場確保に市長も乗り出し、大浜まちかどサロンとも一体化することをしてください。  国保会計では、国保税13億4,412万9,000円で、歳入合計は66億5,434万6,000円、歳出は保険給付費43億4,103万8,000円を見込んでいます。全国知事会や市長会が求めてきた国の交付費を1兆円増額して、均等割、平等割を廃止してというこの要望は、2022年度から国保就学前372人の均等割3万3,700円を半額にします。国は600万円、県と市が300万円ずつで実施します。国保の19歳まで、1,467人に全額免除しても約5,000万円弱です。前倒し実施を求めます。  介護保険会計は、介護保険料11億7,096万9,000円で、歳入合計は52億9,710万7,000円、歳出保険給付費は48億5,644万8,000円です。3年ごとに改正する第8期介護保険計画の下、西三河9市1町では、安城市、刈谷市、知立市が第7期の保険料を据え置きました。コロナ禍の下、碧南市は440円引き上げ、基準月額5,300円で、10市町で3位の高さとなります。介護保険料は、2021年から2023年の3ヵ年の介護給付費を65歳以上の人数で割り戻して決めます。碧南市は、第7期の最終年2020年に、給付総額42億円でした。第8期には最終年約51億円を見込み、9億円を増額しています。必要以上の水増しの見込みです。これを修正し、年間約1億円弱、3年分で3億円の引上げ分1人440円をなくし、保険料を据え置くことは十分可能です。県内でも、瀬戸市が5,627円を5,320円と、約300円、年間3,700円引き下げています。長久手市は10円ほどの引下げ予定です。  入所施設の費用の引上げや利用料2割、3割負担などを導入しました。碧南市内でも施設入所は月15万円を超しています。在宅介護といっても、厳しい介護認定の下で、必要なサービスは保証されません。高い介護保険料を払っても、このような状態では施設入所もサービスも受けることができません。介護保険の根本的な問題は解決していません。保険料利用料減免制度を拡充して、使える制度にしてください。  後期高齢者医療保険会計は、保険制度では、保険料8億6,337万9,000円で、歳入合計10億1,487万3,000円です。歳出は広域連合給付金10億934万3,000円で、総額10億1,487万3,000円となっています。  後期高齢者医療制度では財政運営期間を2年としており、2020年に引き続き、2021年は、平成30年、令和元年度の2年から比較すると、所得割を8.76から9.64に引き上げ、被保険者1人当たり4万5,379円を4万8,765円に引き上げ、1人当たりの平均保険料は年額で8万3,781円を9万2,191円に引き上げています。所得の低い世帯を対象に、法律で決められた軽減制度に上乗せして特例の軽減が行われてきましたが、令和元年度から8.5割、令和2年、7.75割、令和3年度は本則の7割となりました。1人当たり平均保険料額の増加には、この制度見直しによる影響も含まれています。  後期高齢者医療制度は、高齢者を年齢で区切り、75歳以上を被用者保険、組合健保や協会けんぽなどの被扶養者や、国民健康保険から切り離す制度です。他の年代よりも医療が必要な高齢者だけの医療保険であるため、被保険者の増加、疾病の増加、医療技術の高度化が直接保険料に反映します。75歳以上対象にした医療制度はなくすべきです。今国会では、菅内閣が75歳以上医療費2割負担を進めようとしていますがこれをやめさせ、碧南市のマル福制度は約9,000人の後期高齢者に対して僅か127人です。子の照会をやめて、全員、申請者が対象になるように、漏れなく適用してください。  水道会計では、水道会計も下水道会計も、長い間、予算実施計画明細書に、款項目節の個別説明項目の予算額が記入されていませんでした。これでは決算との比較もできません。今回は全て読み上げていただきましたが、次回からは、市民病院予算のように、予算詳細額を明記していただくよう改めてお願いします。  2020年度から10年間の経営戦略を策定され、その分析欄には、単年度収支を表す経常収支比率は、管路の更新及び取得に伴う減価償却費及び固定資産除却費の増加により、前年度と比較して低下しているものの、100%以上で推移しており、類似団体及び全国平均と比べても遜色ない。これは、有収水量1立方メートル当たりに要する経費、給水原価が低く、また、効率的に有収水量が収益、有収率に反映されていることが要因である。また、累積欠損金が発生しておらず、短期的な債務に対する支払い能力を表す流動資産が類似団体及び全国平均を大きく上回っている現状から、経営の健全化は十分保たれていると考えられる。企業債残高の規模を表す企業債残高対給水収益比率も、管路の更新に力を入れている中、類似団体及び全国平均と比較しても高い水準であり、料金回収率においても、給水人口の増加に伴う給水収益の増加以上に、減価償却費及び固定資産除却費の増加に伴う経費費用が増加した結果、前年度と比較して減少しているものの、類似団体同様、100%以上を維持しており、適切に料金収入の確保が行われていると考えられる。施設の利用や適正規模を判断する施設利用率は、類似団体、全国平均ともに下回っているために、今後の水需要の動向を慎重に見極めた上で、施設の規模の見直しを含めた効率的な運営計画を検討する必要があるとしているものの、どこから見ても優良状況となっています。  2019年度の厚生労働省の水道統計調査でも、口径350ミリの基幹管路の総延長2万3,706メーターのうち、1万7,208メートルが耐震化済みで、耐震管率は63.9%と、愛知県下2位の成績です。2021年度は、第2配水場長寿命化計画で6億4,775万3,000円が予算化、今後4年かけて総額15億円の工事となります。  歳入の水道料金は12億2,596万4,000円見込んでいます。しかし、衣浦グランドホテルは口径75ミリ、2020年度からなくなる日鉄ステンレスは150ミリ口径で、166万8,500円の収入見込みが来年からなくなります。  碧南市はコロナ禍の中、水道基本料金を4ヵ月だけ免除しましたが、全国にはもっと延長している自治体もあります。今後の課題としては、13ミリ口径と20ミリ口径の基本料金差をなくし、家庭用は一律月600円にしていただきたいものです。影響額は年1億円ですが、50ミリ以上の大口利用者に負担を求めていただきたいです。  下水道会計は、2020年度から企業会計となりました。国は独立採算制を求め、一般会計からの繰入れの抑制が意図されています。法の一部適用となります。汚水私費、雨水公費となります。下水道事業収益は総額25億9,227万8,000円で、そのうち下水道料金は6億1,653万4,000円、雨水処理分の一般会計繰入金は7億1,625万4,000円で、前年度2億円の減額です。支出の減価償却費は16億5,190万9,000円と計上されました。資本的収入及び支出では、汚水施設建設費で23億9,970万7,000円で、前年度比約4億円の減額です。雨水施設建設費は1億8,839万7,000円で、前年度比3億円の減額としています。  水道事業会計も当初は、施設改良に市負担が入っていますが、利益が上がってくると、だんだん補助率が下げられ、ついに地震耐震管整備の補助率ゼロとなりました。下水道会計においても、汚水、雨水の公的支出の負担割合や下水道料金の引上げにつながらないように、議会からのチェックが求められます。  国は令和8年度までに下水道整備率を95%にするよう求め、令和9年度からは国庫補助率削減の方針を出しています。碧南市は、令和3年度、36.8ヘクタール、令和4年度、34.4ヘクタール、令和5年度、32.8ヘクタールの3年間、合計104ヘクタールを、令和6年度、7年度、8年度とも続け、94.5%の整備率を目指すとしています。2020年末の企業債償還金は140億3,535万1,750円となっています。  供用開始内の接続を漏れなく行うためには、住宅リフォーム補助制度を実施し、トイレの改修に利用できるなど、具体的な支援策が必要です。何といっても、3件もの重大な労災事故が起きてしまいました。3月19日には労働基準局からの安全講習会も開催されましたが、改めて業務のチェックと今回学んだ安全のための観点をしっかり後世にも引き継いでいただくことを求めます。  病院会計では、2019年9月26日に突然、安倍内閣厚労省が全国424ヵ所の自治体病院を名指しで再編、統廃合の対象にしてきました。救急医療を3,500件、年間受け入れ、急性期病院としてがん治療に大きな成果を上げてきた医師会長や西三河南部西医療圏の会議で、「碧南市民病院は再編、統合の必要はない」と結論が出されました。西尾市民病院との統合もきっぱり拒否されました。  ところが、菅内閣は今国会に病床削減推進法案を提出し、早期成立を狙っています。コロナ禍で病院不足が浮き彫りになったのに、統廃合や病床、ベッド数を減らした医療機関に全額国費で給付金を出し、削減を加速させようとしています。それを進める財源に消費税の増税分を充てるとしています。  碧南市も、2019年9月のリニューアル計画では、319床を289床に、30床の削減としていました。ところが、2020年11月には255床で64床削減リニューアル計画にしました。国の削減計画に乗って、僅かな国補助を当てにしたのではないでしょうね。  予算の中には、2021年、2022年で7億円をかけてリニューアルを行います。2021年度は3億6,000万円です。コロナの経験から、ケアをしやすい、入院患者の皆さんに安全で安心の施設にすることが期待されています。  この計画では、4人床を3人床にするのですが、ここにトイレが入っていません。多人数が兼用するトイレは、衛生面やケアから見ても問題があります。3人だけが利用する室内トイレで、嘔吐物の処理などもできるようにするべきです。最近の部屋は、どこの施設もトイレを室内に設置するのが当たり前です。各地にも視察に行ってきてください。ケアする人も入れる十分な広さと引き戸、温座や洗浄機能はもちろん、非接触型の水回りなど、繊細な感覚で設計してください。私は施設が使いやすくぴかぴかになれば、患者さんは必ず戻ってくると、何度も言いますが、確信しています。  コロナの真っただ中にクラスターも出した市民病院です。他の民間病院も青息吐息で、国に支援を求めている中で、8億円の一般会計からの繰入れにびくついて、診療科目削減も検討するなど、まさに効率優先の物の見方です。市民病院の医師の皆さんは、深夜もいとわず、電話1本で自宅に往診に来てくれたと、私の身内も含めて、複数の方からの感謝の声が寄せられています。市長はこうした現場の努力をしっかり見て、受け止めているのでしょうか。  今までの異常な企業利益優先の社会や政治の在り方に、これでいいのかと素朴に疑問を持ち、資本主義の向こうの新しい社会への探求が始まっています。いつまでも費用対効果や他市並みといって、自分の頭で考えようとせず、周りばかりきょろきょろと気にするようなだらしない行政は真っ平です。市民と共に、地道にここに住む人たちの暮らしや命を守るために施策を進めることが、日本国憲法や地方自治の本旨です。今年は総選挙です。市民と野党の協働の力で政権交代をし、当たり前の人間に温かい政治と社会に向けて頑張りたいと思います。  以上で討論とします。 43 ◆議長(新美交陽) 次に、沓名宏議員の発言を許します。
    44 ◆21番(沓名 宏) 議長、21番。 45 ◆議長(新美交陽) 21番。 46 ◆21番(沓名 宏) ただいま一括議題となっております議案第9号「令和3年度碧南市一般会計予算」から議案第16号「令和3年度碧南市病院事業会計予算」までの8議案につきまして、一括して、志政会を代表いたしまして、賛成の立場から所見を申し上げます。  中国・武漢ウイルスの猛威が世界を震撼させ、はや1年が過ぎようといたしております。ワクチン接種の開始も始まり、早期収束を祈るばかりでございます。  このような状況の下における国内景気については、中国・武漢ウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況にある一方で、持ち直しの動きも見受けられますが、先行きの期待感とともに、内外の感染拡大による下振れリスクの高まりへの注意と、金融資本市場の変動等の影響も注視する必要があるかと思います。  そこで、ウイルスの感染拡大の影響による厳しい財政状況を鑑み、緊急性の高い事業や必要最小限の新規事業に絞り込んだ予算編成が行われた結果、令和3年度碧南市一般会計予算は、前年度当初予算と比較して4.4%増の324億7,000万円余であり、国民健康保険事業会計など4会計を合わせた特別会計予算は前年度と比較して1.9%増の131億円余、水道事業、下水道事業、病院事業を合わせた企業会計予算は前年度当初予算と比較して2.5%減の185億9,000万円余となりました。  禰宜田市長は、市の最優先課題として市民病院の立て直しを挙げられています。これはウイルスの発生以前から、地域医療の柱となる市民病院の経営改善を第一とする、言わば市民の命を守るという強いメッセージであり、早期の病院経営基盤の立て直しを切に期待するものであります。  また、新年度予算では、14案件となる継続事業が中心ではあるものの、碧南駅西駅前広場整備事業及び駅前線整備事業並びに北部工業地整備をはじめとするインフラ整備事業を、そして、地場産業への支援策として水産振興補助、また、コロナ対策としてテレワーク導入支援や助成金申請補助事業を折り込み、さらに、保育ニーズの変化を捉え市立保育園舎整備補助など、市民への影響や将来を見据えた内容として、まずは評価するものであります。  これは令和3年度各事業予算を審査するに当たって、予算審査特別委員会の開催の下、各分科会にて分科会員による慎重な審査により、いずれも原案賛成の結果が報告をされました。各分科会において、新年度予算及び執行については、我々志政会議員の提言事項等、各分科会員により指摘された事項については、誠意ある対応を望むところであります。  さて、歳入の根幹である市税については、前年度当初予算と比較して8.9%減の153億9,000万円余、このうち法人市民税については、国税化による税率引下げの影響が本格化することに加え、新型コロナウイルス感染症の影響による企業収益悪化による大幅な減収見込みにより、前年度当初予算と比較して、7億円余、57.9%の大幅な減を、個人市民税については、新型コロナウイルス感染症の影響による雇用所得環境悪化を見込み、前年度当初予算と比較して、5億7,000万円余、11.6%、大幅な減が見込まれました。また、財政調整基金の繰入金は、市税減収や市民病院の経営状況悪化に伴う出資金、負担金の増を主な要因として、前年度当初予算と比較して、13億9,000万円余、116.1%の大幅な増を見込むものであります。その結果、決算剰余金は加味しないものの、年度末残高では33億円台に推移することとなり、積み上げてきた基金を一気に取り壊すこととなりました。  今後の感染状況の拡大により、地域経済情勢のさらなる情報収集も含め、情勢に見合った、より弾力的な財政運営を図っていくことをお願いいたします。今後、病院経営や公共施設、インフラ老朽化などさらなる財政需要も見えていることから、急激な市民生活への影響を避けるためにも、一定の基金確保、そして財源確保による持続可能な財政運営についても心がけていただくよう、加えてお願い申し上げます。  また、7年を迎えたふるさと応援寄附金につきましては、令和2年度においては、さらなる飛躍を遂げました。パートナー企業における魅力あるお礼の品々は、国内でも有数の自治体として押し上げられたことは、碧南市の魅力の発信に大きく寄与した成果であります。引き続き、碧南ブランドの発信、パートナー企業との協働による地元特産物の掘り起こし、そして積極的なPRにより、地場産業の活性化に引き続き取り組んでいくことを要望いたします。  続きまして、歳出全般について。  第6次碧南市総合計画の基本方針の3本柱を軸に述べさせていただきます。  市民と共につくる災害に強いまちづくりでは、昨年も、国内各市において、台風、豪雨に見舞われた、深刻な被害を受けました。また、去る2月13日に発生した福島県沖を震源とする地震も、ちょうど10年前に起きた東日本大震災の恐怖を思い出すきっかけとなり、我々も過去の災害を教訓とし、風化することなく、後世に伝える責任を痛感いたしております。  そこで、関連する予算として、緊急輸送道路対策及び狭隘道路整備並びに住宅耐震化対策など、住生活や経済活動への備えとして、継続的に計上されております未来を守るという基幹的な施策であります。重点的な視点での取組を願うものであります。  最後に、多くの市民が笑顔で元気ににぎわいのあるまちづくりでは、ポストコロナに向けた国民意識にとって、より魅力ある地方に興味をいただくきっかけとなりつつあるのではないでしょうか。近年オープンした碧南緑地ビーチコートや碧南スケートボードパークは、県内外から広く愛好家を中心として人気を博している施設として定着化しつつあります。そして、さらに、令和4年度までの2ヵ年で、美術館収蔵庫の増築、改修が予算化されております。地域にとって、碧南市魅力向上の付加価値の増進となるよう取り組んでいただくようお願いをいたします。  ほかにも、子供から高齢者まで安全で安心な、安心して住むことのできる政策の展開につきましても併せてお願いをいたします。  次に、特別会計でありますが、国民健康保険、訪問看護事業、介護保険、後期高齢者医療保険のそれぞれの特別会計におきましては、保険財政基盤の健全化に向け努力されていることを評価いたすものであります。  次に、水道事業会計におきましては、第2配水場長寿命化への取組が本格化してまいります。第2配水場は、水道水を供給するための心臓部であり、地震などの災害時における給水確保の面からも、故障の危険を最大限低減させていいかなければなりません。安全で安定した排水の継続と、災害対策の強化として、計画的な更新整備を望むものであります。  最後に、病院事業会計であります。令和2年度の経営状況は、中国・武漢ウイルス感染症拡大を主因として、純損失11億6,000万円余を見込み、資金流出に歯止めがかからない状況となっております。難局を打破するため、関係課において、プロジェクトチームの編成や専門家によるデータ分析や提言など、経営改善に向けた本格的な取組を行うこととしております。経営改善による病院経営の継続、これがコロナ禍における重要な課題として、浮き彫りとなりました。地域に信頼され、選ばれる病院となり得るよう、市長、そして病院長が互いに目標を共に共有する中で、両輪となるリーダーシップによる再生を切にお願いするものであります。また、病院長も市の職員でありますので、今後は、本会議または委員会にも出席をしていただき、御意見を賜ればと思うところであります。  最後に、令和3年度は第6次総合計画のスタート元年となります。総合計画における本市の目指す将来像、「新たな力とともに創る 笑顔と元気のみなとまち へきなん」という新たなスローガンを、いま一度決意を持って邁進されるようお願いを申し上げます。  結びに当たり、議会事務局の神谷局長、また、議場に見える鳥居部長をはじめとする皆さん方、約40年にわたり奉公されました。心より厚く敬意を表するものであります。御苦労さんでございました。日本人が愛してやまない花は桜木、その桜が市内各地において満開を迎えようとしております。まさに卒業される皆さん方に花を添えるものであります。令和3年度の出発も満開の桜の下、船出できることを切に望むものであります。  以上、我々志政会は、令和3年度一般会計予算をはじめ、8議案全てを評価するものであり、賢明な議員各位の御賛同を得られるものと確信をいたしております。  以上で、私の賛成討論といたします。御清聴ありがとうございました。 47 ◆議長(新美交陽) 次に、加藤厚雄議員の発言を許します。 48 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 49 ◆議長(新美交陽) 4番。 50 ◆4番(加藤厚雄) 公明党の加藤厚雄でございます。  公明党を代表いたしまして、議案第9号「令和3年度碧南市一般会計予算」から議案第16号「令和3年度碧南市病院事業会計予算」までの8議案を一括して、賛成の立場を明らかにして討論をいたします。  令和3年度の当初予算は、昨年の4月に行われた市長選挙後、また、市長4期目の初めての予算であります。昨年の令和2年度は、新規の政策予算を控え、安心・安全対策やまち・ひと・しごと創生事業等の継続事業を基本とする骨格的予算でありました。その後、禰宜田市長は新型コロナウイルス感染症対策として、プレミアム付食事券発行事業や信用保証料補助事業等を行いました。  令和3年度は、新型コロナウイルス感染拡大により、景気は急速に悪化し、市税の大幅な減収であります。そして、市民病院の経営改善のための出資金、また負担金の増額により、財政状況はますます悪化をしていきます。この財政状況の中、重要課題である緊急性の高い事業や、最小限の新規事業に絞り込んだ予算について、我が党は総括質疑や委員会等で質問をさせていただきました。その中で、新型コロナウイルスのワクチン接種の計画がまだ未確定のため、予算に対する取組に、個別には納得のいかない事業予算もありますが、これについては今後予算要望をしていきます。  全体としては、議案第9号の一般会計額324億7,000万円余に対して評価をいたします。また、特別会計、議案第10号から第13号の合計131億円余、そして、企業会計、議案第14号から第16号の合計185億9,000万円余についても、それぞれ評価をいたします。その上で、今後の予算編成と予算執行について申し上げます。  新型コロナウイルスのワクチンの開発が進み、ワクチン接種という、今までに経験をしたことのない、市民に2回分で約9万回接種をするという一大プロジェクトが、令和3年度に碧南市において行われます。市民の命と暮らしを守るため、ワクチン接種を希望する全ての人ができるように、財政面においても必ずや支援をしてください。  次に、水道事業会計については、災害に対応した配水管や給水施設の整備は計画的に実施をしてください。  そして、病院事業会計については、非常に厳しい経営状況ではありますが、現状の打破に向けて、必ずや経営改革を進める努力を継続してください。  そして、最後に、神谷事務局長をはじめ、この3月で退職をされます職員の皆様に、長年にわたる懇親的な御尽力に敬意を表し、賛成の討論といたします。ありがとうございました。 51 ◆議長(新美交陽) 次に、小池友妃子議員の発言を許します。 52 ◆11番(小池友妃子) 議長、11番。 53 ◆議長(新美交陽) 11番。 54 ◆11番(小池友妃子) ただいま議長のお許しをいただきましたので、一括議題となっております議案第9号「令和3年度碧南市一般会計予算」から議案第16号「令和3年度碧南市病院事業会計予算」までの8案件につきまして、一括して、みらいクラブを代表し、賛成の立場にて討論を行います。  4期目の市政運営をスタートさせました禰宜田市長は、過日の施政方針で、市民の皆様の生命と生活を守ることを最優先としながら、引き続き、世界に誇れる碧南市を目指し、マニフェストの8つの約束と第6次碧南市総合計画の推進に、誠心誠意努めてまいりますと述べられました。そして、そのために、来年度から始まる第6次碧南市総合計画のテーマを「新しい力とともに創る 笑顔と元気のみなとまち へきなん」とし、次世代に向けた産業力の向上、子育て世代への支援、若者世代への魅力づくり、先端技術を用いた市民サービスの向上などを、本市特有の主要課題として挙げられました。  そこで、まず初めに、最優先とされました市民の皆様の命を守るということに関連させて、ちょっと気になるデータを紹介いたします。  厚生労働省は3月16日に2020年の自殺者数の確定値を発表しました。そこには、前年よりも912人増え2万1,081人となり、11年ぶりの増加になったとありました。特に女性は前年より935人も増え7,026人となり、また、年代別では、働き盛りである40代が3,568人で最多となりました。さらに、気になる数字として、19歳以下が前年比17.9%増の777人、20代が19.1%増の2,521人となり、若い世代の自殺者の増加が目立つ結果となりました。そして、このように自殺者が増えるのは、新型コロナウイルスによる生活の変化などが影響した可能性があると見ており、リーマンショック翌年以来の結果であるとも報告されていました。  このような状況の中で、厳しいかじ取りを市長はされるわけです。  まずは、当初予算でありますが、令和3年度は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、市税の大幅な減収及び市民病院のさらなる経営改善のための出資金、負担金、国民健康保険税の減収等に伴う繰出金の増により、財政状況は急激に悪化すると見込まれました。  そこで、市長は、市税収入の見込みを立てる中、ゼロベースによる個別査定により、必要性、効果、タイミング等を包括的な判断基準を持ち、事業規模の見直しや延伸ができないかなどを精査し、可能な事業については、事業規模の縮小や延伸を行い、普通建設事業費は前年度対比で2億4,246万円余、率にして11.8%の減とされました。また、新規事業につきましては、国、県の補助事業など、限られた事業のみの採択とされています。  一方、貯金と借金に当たる基金と公債費ですが、貯金に当たる主なものとしての財政調整基金のみを見てみても、令和2年度末基金残高59億円余に対して、令和3年度末基金残高は33億1,000万円余の見込みであり、25億9,000万円余を取り崩す見込みとなっております。このことについてはコロナの影響の大きさを痛感いたします。  しかし、公債費につきましては、リーマンショック後の平成21年度では20億8,194万円余であったものが、令和2年度では見込みとして10億9,129万円余と順調に減っております。令和3年度以降は反転し、緩やかな増加を見込んではおりますが、うまくバランスを取りながら、市民が安心して暮らせるために、市政運営を今後はより気を引き締めて行っていただくことを望み、また、私たちも注視していく所存でございます。  次に、みらいクラブの令和3年度予算編成要望書の内容も加味しながら、来年度施政方針に期待すべきこと及び気にかかることをピックアップし、所見を述べさせていただきます。  まずは、安心・安全施策です。  防災では、72時間の壁の対応としてドローンを配置してほしいという要望に対しては、災害協定を締結した民間企業と連携をし、災害時には積極的にドローンを活用していきたいという前向きな回答をいただき、安心しております。また、要配慮者の生命を守るため、新たに指定した福祉避難所の整備も進めていかれるということで、命の大切さを第一に考えてくださっていることを高く評価し、どんな状況下であったとしても、より快適に生活ができる環境づくりに努めていただくことを期待しております。  環境保全施策では、環境に配慮したバイオマス素材を配合した燃やすことのできるごみ袋を配布していただきました。そして、要望させていただきました、外国人も含め、誰もが分かりやすいごみの分け方、出し方についての推進も、多言語化対応しているスマートフォン対応アプリを御導入し、ごみの減量化も含め、様々な環境対策に取り組む姿勢を示されていることについては高く評価いたします。  病院事業会計につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、さらに厳しい経営状態となりました。しかし、市長は施政方針で、ここ数年の市政運営に当たりましては、まず、市民の皆様の命に関わる市民病院の経営改善を行うことが急務であると考えておりますと述べられました。そして、亀岡碧南市民病院長も市民病院のホームページ上での年始の挨拶で、病院の診察も、感染を制御しながら、病院の機能を落とさず、病院の価値を維持することができるような体制をつくってまいりますと述べられております。ぜひ、病院長をはじめ、病院関係者と思いを1つにし、市長としてのかじ取りとその先にある大英断をよろしくお願いいたします。  次に、福祉に関しまして、誕生から亡くなるまで途切れることのない生涯支援をお願いしたく、障害者や高齢者などが、それぞれ個性ある能力を生かして働ける環境及び安心・安全に暮らせる環境を整えていくことを要望させていただきました。これまで以上にきめ細やかな支援をいただきたいのはもちろんのこと、若年性認知症患者をはじめ、一見障害が分かりにくい人々への生活支援にもさらなる強化を努めていただきたいと思います。  次に、文化に関して申し上げます。  藤井達吉現代美術館ですが、既存の施設の改修は必要であるとは思いますが、収蔵庫の増設に関しては、本当に今の不測の時期に新築時と同額に近い約7億円もかけての増設をすべきものであるのか、若干気がかりなところがありますが、やると決めたからには、市政運営をする上で、多くの市民の皆様が納得できるような今後の美術館運営に期待しております。  次に、産業基盤の充実及び定住・移住・人口対策についてですが、農業、水産業、工業、地場産業、商工業等、碧南市で働く人々や定住している人々がより生き生きと活動ができ、住生活の安定の確保や質の向上につながる推進を期待しております。  次に、行財政改革について申し上げます。  要望もさせていただいています公共施設のリノベーションですが、平成30年3月に策定した市有財産利活用基本方針により、既存の施設を賢く活用するために、貸室を有する施設について分析を行い、最適な利活用のさらなる推進をお願いします。  次に、協働社会の構築についてですが、総括質疑でもさせていただきました地域まちづくり組織の設置について申し上げます。まずは、準組織である3団体を地域まちづくり組織として設置できるよう、横のつながりも強化していただき、お互いが刺激し合って、設置にこぎ着けるよう後押しをお願いするとともに、まだ団体もできていない大浜、中央、新川、西端の4地区に関しましては、早急な団体づくりにも御尽力いただけることを期待しております。  最後に、発信力の強化について申し上げます。  ふるさと納税制度につきましては、3月19日の中日新聞でも掲載されたとおり、2020年度は29億円の見込みで、前年度よりも8億円も増となり、とうとう愛知県下では幸田町を抜いて1位となり、過去最高の更新と報道されましたように、十分に市税の下支えをするものになっているということについては、かなり評価すべきことでございます。  また、SNSでの情報発信もこれまで以上に、昨年はタイムリーで興味をそそる配信をされており、このことについても評価させていただきます。  4月から開設される公式LINE、碧南市公式LINEでは、個人情報の収集を当面せず、関連するデータは全て国内の運営会社で保管し、中国など外部からアクセスできないようになっていることをLINE株式会社の公式見解が示されているということで、まずは安心しております。公式LINEもうまく情報配信するとして活用していただき、登録者の欲しい情報がタイムリーに届くよう期待しております。  以上、令和3年度当初予算に対するみらいクラブのとしての所見を述べさせていただきました。  私が尊敬する政治家の1人に西郷隆盛がいます。座右の銘である敬天愛人という言葉。敬天愛人は、天を敬い、人を愛すということ。天を敬うとは、自然の道理、人間としての正しい道、すなわち天道をもってよしとせよ、つまり人間として正しいことを貫くことであり、人を愛するということは、おのれの欲や私心のなくし、人を思いやる利他の心を持って生きるべしという教えです。そして、敬天愛人は禰宜田市長の座右の銘でもあり、くしくも議場の入り口には公正無私という同類の意味の額が掲げられています。  今後、ますます厳しい状況が来ようとも、人間が本来持つ良心に基づいた最も基本的な倫理観や道徳観で市民一人一人に寄り添いながら、リーダーとしての資質を十二分に発揮されることを信じ、8案件全ての当初予算に賛成すべきものであります。  議員各位におかれましても、100%満足の予算が現状の経済状況では厳しいこと、難しいことは十分理解されていると思いますので、多くの良識ある議員の皆様の賛同を求めるものであります。  以上で、みらいクラブの賛成討論を終わります。ありがとうございました。 55 ◆議長(新美交陽) 以上で通告による討論は終わりました。  これにて討論を終結いたします。  これより本8案件について順次採決をいたします。  まず、議案第9号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) 56 ◆議長(新美交陽) 起立多数であります。  よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第10号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) 57 ◆議長(新美交陽) 起立多数であります。  よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第11号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) 58 ◆議長(新美交陽) 起立全員であります。  よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第12号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) 59 ◆議長(新美交陽) 起立多数であります。  よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第13号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
         (賛成者起立) 60 ◆議長(新美交陽) 起立多数であります。  よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第14号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) 61 ◆議長(新美交陽) 起立多数であります。  よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第15号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) 62 ◆議長(新美交陽) 起立多数であります。  よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第16号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) 63 ◆議長(新美交陽) 起立多数であります。  よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。 ───────────────────・・─────────────────── 64 ◆議長(新美交陽) 日程第18議案第17号「損害賠償に係る額の確定について」を議題といたします。  本案は福祉健康委員会に付託してありました。  よって、審査結果について、委員長の報告を求めます。 65 ◆19番(杉浦哲也) 議長、19番。 66 ◆議長(新美交陽) 福祉健康委員会委員長。 67 ◆福祉健康委員会委員長杉浦哲也) 去る2月22日の本会議におきまして、福祉健康委員会に付託されました議案第17号について、審査結果の報告をいたします。  本委員会は3月10日に開催し、慎重審査いたしました結果、議案第17号「損害賠償に係る額の確定について」は起立全員であり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で、審査結果の報告を終わります。 68 ◆議長(新美交陽) ただいま委員長報告が終わりました。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。      (「なし」という者あり) 69 ◆議長(新美交陽) 別に質疑もないようですから、これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論を省略いたします。  これより議案第17号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) 70 ◆議長(新美交陽) 起立全員であります。  よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。 ───────────────────・・─────────────────── 71 ◆議長(新美交陽) 日程第19議案第19号「碧南市職員の公益的法人等への派遣等に関する条例の一部を改正する条例」を議題といたします。  本案について、提案理由の説明を求めます。 72 ◆総務部長(奥谷直人) 議長、総務部長。 73 ◆議長(新美交陽) 総務部長。 74 ◆総務部長(奥谷直人) ただいま議題となりました議案第19号「碧南市職員の公益的法人等への派遣等に関する条例の一部を改正する条例」につきまして、提案理由の説明をいたします。  参考資料により説明いたしますので、参考資料1を御覧ください。  1、改正の理由でありますが、地方公務員等共済組合法第18条第1項の規定により、令和3年4月1日から愛知県都市職員共済組合に職員を派遣することに伴い、職員を派遣することができる団体を追加するため、条例の一部を改正するというものであります。  2、改正の概要でありますが、派遣先団体の追加(第2条関係)といたしまして、職員の派遣先団体に愛知県都市職員共済組合を追加するというものであります。  3、施行年月日は令和3年4月1日とするというものであります。  今回の改正の経緯でありますが、愛知県都市職員共済組合において、令和2年12月2日に開催されました組合理事長選挙において、碧南市長が新理事長に就任をいたしました。これまでの例から、理事長が就任する市において、事務局長職の職員を派遣しており、碧南市長の理事長就任を受けて、組合代表幹事から令和3年2月25日付にて本市職員の派遣依頼があったことから、令和3年4月1日から本市職員を派遣するため、公益的法人等として職員を派遣する団体に愛知県都市職員共済組合を加えることとするため、本日上程をさせていただいております。  以上で、議案第19号の提案理由の説明といたします。よろしくお願いをいたします。 75 ◆議長(新美交陽) 提案理由の説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。 76 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 77 ◆議長(新美交陽) 1番。 78 ◆1番(山口春美) まず任期はどうなっているのか。それから、市政が始まって以来、ここの理事をやっていないようで、首長が、初めてなったのか、初めての経験ということなんですかね。  それで、今こういった類いの、公益的法人も含めて、一切の職員を派遣されている場所と人数を教えてください。それから議運のときに民間の方はどうしているんですかと言ったら、契約で行っているって言われたんですが、現に民間企業に派遣している職員というのは、具体的に何人、何ヵ所いるのか教えてください。 79 ◆総務部長(奥谷直人) 議長、総務部長。 80 ◆議長(新美交陽) 総務部長。 81 ◆総務部長(奥谷直人) まず市長の理事長の任期でございますが、4年間でございます。それと、碧南市長の都市共済組合の理事長の就任は初めてというものでございます。  続いて、職員の派遣状況ということでございますけれども、まずもって、条例による派遣ということでは、今、この条例上は、現行の条例においては、派遣先団体として、財団法人愛知県市町村振興協会、それと社会福祉法人碧南市社会福祉協議会、この2団体となっておりますが、愛知県市町村振興協会においては今派遣をしておりませんので、社会福祉協議会のほうには5名を派遣しております。この条例に基づく職員派遣については、まず5名でございます。  また、自治法のほうの派遣ということで、衣浦衛生組合等、こういった団体への派遣、3団体で4名、また、愛知県の実務研修生としての研修派遣として2名、それと民間派遣ということでPDエアロスペース社、こちらに1名の派遣ということで、合わせまして現在12名の職員を派遣しているところでございます。 82 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 83 ◆議長(新美交陽) 1番。 84 ◆1番(山口春美) 任期4年ということで、これで終わってしまうなと、三島さんというふうに思うんですが、昇格ということで、部長級で派遣されるので、現地は大体部長級で今までやってきたので、部長級に昇給、昇格してということなんでしょうか。現地の職員は何人ぐらいおみえになるんですかね。  それから、民間会社に派遣ということは、今接待行政なんかが国会でも問題になっているんですが、やっぱり力関係があるので、そんなに、この方はすごい望んで行かれたといううわさは聞いているんですけれども、そうじゃない方もみえると思うので、私は1,000万円近く公費を出している職員を民間会社に経験に2年間も行かせるなんてことはあってはならない、前、商工会議所に派遣して、それでも私はよろしくないということで、1年で引き揚げてもらったんですけれども、そういうふうに思うんですが、その辺も含めて見解を教えていただいて、まずは相手の職員の状況と今までもずっと部長級でやってきたのか教えてください。 85 ◆総務部長(奥谷直人) 議長、総務部長。 86 ◆議長(新美交陽) 総務部長。 87 ◆総務部長(奥谷直人) 愛知県都市職員共済組合の職員体制についてでございますが、職員数は全部で27名でございます。そのうち、構成市からの派遣が1名ということでございます。従前の派遣団体におきましても、事務局長は部長級が多かったというふうには承知はしております。  それと、民間会社への派遣ということでございますけれども、やはり職員としての資質の向上という部分もありますし、広い視野だとか先見性、そうしたものを持って意識改革をする職員をつくりたいという市の方針もございますので、単に、その職員も目的や意識を持って、使命感を持って、研修後も市の職員として市民に還元するという意識でもってやっておりますので、そういった目的を持って、今、宇宙産業等も踏まえた中で、PDエアロというところでそういった人材育成のほうを図っていくという、交流をしたいというものでございます。 88 ◆議長(新美交陽) ほかに。      (「なし」という者あり) 89 ◆議長(新美交陽) ほかに質疑もないようですから、これにて質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第19号は、会議規則第36条第1項の規定により、所管の総務文教委員会に付託いたします。 ───────────────────・・─────────────────── 90 ◆議長(新美交陽) 日程第20議案第20号「令和2年度碧南市一般会計補正予算(第12号)」を議題といたします。  本案について、提案理由の説明を求めます。 91 ◆総務部長(奥谷直人) 議長、総務部長。 92 ◆議長(新美交陽) 総務部長。 93 ◆総務部長(奥谷直人) ただいま議題となりました議案第20号「令和2年度碧南市一般会計補正予算(第12号)」について、提案理由の説明をいたします。  令和2年度碧南市の一般会計補正予算(第12号)は、次に定めるところによる。  (歳入歳出予算の補正)  第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4億2,305万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ412億1,594万6,000円とする。  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は「第1表歳入歳出予算補正」によるというものでございます。  今回は、国の第3次補正予算による新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の歳入計上及びふるさと応援寄附金増収見込みに伴う関連事業に係る補正予算をお願いするというものであります。  それでは、歳入歳出補正予算事項別明細書により説明をいたします。  10、11ページをお開きください。  2、歳入、14款国庫支出金、2項国庫補助金、1目総務費国庫補助金、8節新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の補正額は2,305万3,000円で、これは、国の第3次補正により、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金限度額として示されたうち、既に実施済みの事業に交付されるものであります。  続きまして、17款1項寄附金、1目1節総務費寄附金の補正額は4億円で、これはふるさと応援寄附金の収入増を見込むものであります。  12、13ページをお開きください。  3、歳出、2款総務費、1項総務管理費、6目広報広聴費、11節役務費の補正額は4,691万円で、これは004、01ふるさと応援寄附金事業において、ふるさと納税サイトの利用や寄附金の決済に係る手数料の増額であります。  その下、12節委託料の補正額は1億9,961万円で、これは003、01シティプロモーション促進事業において、寄附者に市政情報や寄附金の成果を発信するための委託料1,200万円、004、01ふるさと応援寄附金事業におけるお礼の品の配送委託料1億6,109万円、さらに004、02ふるさと応援寄附金事後管理事業における寄附者情報の管理や証明書発行等に係る委託料2,652万円であります。  その下、9目財政管理費、24節積立金の補正額は1億7,653万3,000円で、これは、今回の補正予算に伴う財源調整を行うため、002、01財政調整基金積立事業に1億7,653万3,000円を積み立てるものであります。この結果、財政調整基金の令和2年度末の積立見込額は60億7,653万4,000円余となる見込みでございます。  その下、4款衛生費、3項衛生諸費、1目上水道費及び7款1項商工費、2目商工業振興費につきましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の交付に伴う財源変更であります。  以上で、議案第20号の提案理由の説明といたします。よろしくお願いをいたします。 94 ◆議長(新美交陽) 提案理由の説明が終わりました。
     これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。 95 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 96 ◆議長(新美交陽) 1番。 97 ◆1番(山口春美) まず、12ページ、13ページのところで地方創生臨時交付金がコロナ関係で入ってきたんですが、今までやってきた事業の中に当てはめるということで、財源変更のみということで、今から変えても実際に執行することがなかなかできないということなので、そういうふうに思うんですが、具体的に何に充てるつもりでこの数字で表してみえるのかということと、それから、財調の中途半端な数字はどういう算出で書いてみえるのか、積み増しするのに、どういうふうに割り算をされたのか教えてください。  それから、シティプロモーション促進事業も、これもやっぱりあと3日か4日で新たに作ってやれないので、今まで作ってあったビラなんかをここに財源的にあてがうだけということに、結果としてなるんじゃないですか、繰越明許も書いていないので。それは何に当てはまるの、さっき新年度では6,800万円使うということになったんですが。  それで、ふるさと寄附は全体で26億円になるんですけど、何が一番当たっているの。大変人気の元は一体何なのか。何に集中しているのか、全体に散らばっているのか。動向について一度、幸田は何か多額のやつがあってそれがヒットしているということも聞くんですが、碧南市の場合は、割とあちこちに散らばっているように思うんですが、特に特筆するとどういうものに応援が集まっているのかもちょっと知りたいですね。お願いします。 98 ◆総務部長(奥谷直人) 議長、総務部長。 99 ◆議長(新美交陽) 総務部長。 100 ◆総務部長(奥谷直人) まずは12、13ページの上水道費、また商工業振興費の財源変更、これは何を交付金に充てているかということですが、上水道費につきましては、これは水道事業会計の負担金ということで、水道料金の基本料金、これの4ヵ月の免除分に充当をさせるというものでございます。それと商工業振興費につきましては、信用保証料補助、こちらのほうに充当をしていくための財源変更ということでございます。あとは、財政調整基金の積立額につきましては、今回の歳入歳出、その差ということで御理解をいただければと思います。  それから、ふるさと応援寄附金のシティプロモーション促進事業ということですが、これ、委託料としてチラシの発送等々ございますので、今御寄附いただいた方、これからお礼の品を発送するというものもございますので、そちらに充てさせていただく経費になります。  それから、全体的にふるさと応援寄附金の歳入、29億円を見込むというものですが、何にお礼の品がということですが、お礼の品自体が660品目を超えて、県内というか全国的にも有数な品数のところだということでございます。その中で、今回は訳ありというようなことで、これもコロナ対策の一環ということになるかと思いますけれども、地元の事業者支援という中で、そういったものをお礼の品にラインアップするということだとか、あとお米だとか、そういうものを幅広く今回支持いただいたという状況にございます。 101 ◆議長(新美交陽) ほかに。 102 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 103 ◆議長(新美交陽) 1番。 104 ◆1番(山口春美) シティープロモーションの1,200万円は、それじゃ細目で分けるとすると一体何になるんですか。これ、そのものがなかなか、私たちも今回は財調に積んじゃうものが約2億円弱あるんだけど、使途が全然分からないというのはいつまでも究極の課題なんですけれども、こういうのに使ったよということで、作ったビラがまだ残っていてそれを配るので、1,200万円で現物を作るってことはないわね、この時期に。ということを思うので、何の細目で、郵送料だけで1,200万円も使っちゃうのというふうに思います。  それから、便宜的に過去に使った基本料を一般会計でやって、交付金であのときあてがったじゃないですか、基本料金は。じゃなかった?ちゃんと満額に近い形で、交付金であてがって済ましているのに、何でこれ、また基本料金のところにあてがあうのか。私は、これからのPCRの検査の費用だとかそういうことに、やっぱり効果的に使っていくことが必要だと。過去のものに全部あてがっちゃうと、ここはこういうふうで済ますにしたって、はみ出た部分の2,000万円については、新年度予算で何とかそういう新たな事業にやってもらうと、商工課もやってはお金を余らせておるもんで、マッチしていないもんだから、1億2,000万円も余らかしているんだけど、そういうものじゃあかんので。ちゃんと適格に、救済に使ったりとか、やっぱりPCRの検査費用に予算を割いてほしいですね。安城なんかも300万円ぐらいですけれどもやっているわけだから。ということで、これはこれで認めますけど、それでよく財布の中に入れちゃうもんだから、分からなくなっちゃうので、これはしっかり覚えておいて、新年度に回して、実利のある補償やコロナ対策に活用してほしいです。 105 ◆議長(新美交陽) 答弁はいいですね。 106 ◆1番(山口春美) いやいや、してほしいな。帳面で消すだけじゃん、こんなの。  答弁ください。 107 ◆総務部長(奥谷直人) 議長、総務部長。 108 ◆議長(新美交陽) 総務部長。 109 ◆総務部長(奥谷直人) まずシティープロモーションの1,200万円ということですが、これは、碧南市のチラシ、そういったものをお礼の品と一緒に配送をしていただくための手数料ということ、委託料ということでございます。  それと、交付金の充当ということで、新たな事業へということではないのかということですけれども、先ほど、上程説明のほうでお話をさせて、説明させていただいたとおり、今回の国の3次補正の交付金、その中には2種類のものがございまして、今回追加補正させていただいたものにつきましては、令和2年度事業の地方負担分に充当するというものが2,343万9,000円、歳入で計上したものでございます。それで、今年度実施しました事業の中で、確かに交付金も充当させていただいているものはありますけれども、水道事業等々につきましては、それだけでは足りない部分もあるということで、今回、歳出の市負担分の大きいものについて、またさらに追加交付を受けたものを充当させていくというものでございます。  それとあわせて、今回の国の3次補正の分の1兆5,000億円の中のもののうち、地方単独事業の中で令和3年度から対策事業として充当する交付金としては、今、限度額として1億2,700万円余ということで示されております。こちらにつきましては、また改めて令和3年度の補正予算事業として計上し、実施していくという財源としていきたいというものでございます。 110 ◆議長(新美交陽) ほかに。      (「なし」という者あり) 111 ◆議長(新美交陽) ほかに質疑もないようですから、これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第20号は、会議規則第36条第1項の規定により、所管の予算審査特別委員会に付託することに御異議ありませんか。      (「異議なし」という者あり) 112 ◆議長(新美交陽) 御異議なしと認めます。  よって、議案第20号は予算審査特別委員会へ付託することに決しました。  この際、委員会開催のため暫時休憩いたします。                            (午後 零時 9分 休憩) ───────────────────・・───────────────────                            (午後 1時 50分 再開) 113 ◆議長(新美交陽) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  休憩中に総務文教委員会予算審査特別委員会に付託した議案第19号、第20号の2議案について、それぞれ所管の委員長から議案審査の報告書の提出がありました。  よって、この2議案を日程に追加し、議題といたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。      (「異議なし」という者あり) 114 ◆議長(新美交陽) 御異議なしと認めます。  よって、議案第19号、第20号の2議案を日程に追加いたします。 ───────────────────・・─────────────────── 115 ◆議長(新美交陽) 日程第21議案第19号「碧南市職員の公益的法人等への派遣等に関する条例の一部を改正する条例」を議題といたします。  本案は総務文教委員会に付託してありました。  よって、審査結果について、委員長の報告を求めます。 116 ◆15番(林田 要) 議長、15番。 117 ◆議長(新美交陽) 総務文教委員会委員長。 118 ◆総務文教委員会委員長(林田 要) 本日3月26日の本会議におきまして、総務文教委員会に付託されました議案第19号について、審査結果の報告をいたします。  本委員会は、本日、本会議休憩中に開催し、慎重審査いたしました結果、議案第19号「碧南市職員の公益的法人等への派遣等に関する条例の一部を改正する条例」は起立全員であり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で、審査結果の報告を終わります。 119 ◆議長(新美交陽) ただいま委員長報告が終わりました。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。      (「なし」という者あり) 120 ◆議長(新美交陽) 別に質疑もないようですから、これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。      (「なし」という者あり) 121 ◆議長(新美交陽) 別に討論もないようですから、これにて討論を終結いたします。  これより議案第19号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) 122 ◆議長(新美交陽) 起立全員であります。  よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。 ───────────────────・・─────────────────── 123 ◆議長(新美交陽) 日程第22議案第20号「令和2年度碧南市一般会計補正予算(第12号)」を議題といたします。  本案は予算審査特別委員会に付託してありました。  よって、審査結果について、委員長の報告を求めます。 124 ◆21番(沓名 宏) 議長、21番。 125 ◆議長(新美交陽) 予算審査特別委員会委員長。 126 ◆予算審査特別委員会委員長(沓名 宏) 本日3月26日の本会議におきまして、予算審査特別委員会に付託されました議案第20号について、審査結果の報告をいたします。  本委員会は、本日、本会議休憩中に開催し、慎重審査いたしました結果、議案第20号「令和2年度碧南市一般会計補正予算(第12号)」は起立全員であり、本案は原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  以上で、審査結果の報告を終わります。 127 ◆議長(新美交陽) ただいま委員長報告が終わりました。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。      (「なし」という者あり) 128 ◆議長(新美交陽) 別に質疑もないようですから、これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。      (「なし」という者あり) 129 ◆議長(新美交陽) 別に討論もないようですから、これにて討論を終結いたします。  これより議案第20号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) 130 ◆議長(新美交陽) 起立全員であります。  よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。 ───────────────────・・─────────────────── 131 ◆議長(新美交陽) この際、市長から発言を求められておりますので、これを許します。 132 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 133 ◆議長(新美交陽) 市長。 134 ◆市長(禰宜田政信) 閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  本定例会に提出いたしました全ての案件につきまして、慎重に御審議を賜り、それぞれ御可決いただきましたことを心より厚くお礼を申し上げます。  また、総括質疑、予算審査などを通じ、市政各般にわたりまして建設的な御意見を賜りましたことを併せて感謝を申し上げます。御可決いただきました新年度予算につきましては、施政方針で申し上げたとおり、第6次碧南市総合計画及び私の4期目のマニフェストでの8つの約束に沿った予算編成を基本としつつも、財政状況の急激な悪化を見込み、重要課題・事業の中でも緊急性の高い事業や必要最小限の新規事業に絞り込んだ予算編成を行っております。厳しい財政状況ではございますが、第6次碧南市総合計画に掲げる本市の将来像である「新しい力とともに創る 笑顔と元気のみなとまち へきなん」のまちづくりを着実に進め、世界に誇る碧南市を目指し、さらなる市政発展のため、全力で取り組んでまいりますので、今後とも市議会の皆様の御理解と御協力を賜りますようお願いを申し上げます。  新型コロナウイルス感染症関係でございますが、愛知県に出されておりました厳重警戒宣言及び厳重警戒措置が、3月21日をもって解除されました。これは市民の皆様、事業者の皆様の御努力と御協力のたまものと深く感謝を申し上げます。しかしながら、収束ということには至っておりません。春休みや年度の切替りということで、人の移動が活発になる季節を迎えております。引き続き基本的な感染防止対策に努めていただきますとともに、リバウンドの防止のためにも、市民の皆様には不要不急の外出、県をまたぐ移動、送別会、花見の宴会等の自粛を、事業者の皆様には業種別ガイドラインやイベント開催制限の徹底に御協力をお願いいたします。
     海浜水族館では、3月20日土曜日より春の特別展「ザ・擬態~ものまね名人登場~」が開催をされております。擬態とは、ほかのものや周囲の環境に容姿や姿に似せることで、生き抜くことを有利にするための工夫をした事例というようなことで紹介をさせていただいております。5月9日日曜日までの開催でございます。またあわせまして、謎が多く珍しい深海魚であるリュウグウノツカイの剥製の展示も行っておりますので、多くの方に御覧をいただきまして楽しんでいただければと思います。  明石公園におきましては、3月20日土曜日より碧南3大花まつりの1つである桜まつりが開催をされております。土日を中心に、感謝祭やマルシェ、大道芸パフォーマンスショーなど、イベントが開催をされます。また、今年は感染症対策として、おうちで桜まつりキャンペーン!と題しまして、桜の様子を動画で配信したり、テークアウト商品600円以上お買上げで使える300円引きクーポンをプレゼントしたり、工夫を凝らしております。桜まつりの期間は4月4日日曜日まででございます。おうちでも御家族などとお花見を楽しんでいただきますようお願いを申し上げます。  4月5日月曜日の市制記念日でございますが、芸術文化ホールにおきまして、市制73周年記念式典を開催いたします。まず初めに、碧南市在住のピアニストによります記念コンサートを開催し、その後、市政功労者表彰を行うものでございます。感染症対策を行いまして開催をいたしますので、議員各位におかれましても、ぜひ御来場いただきますようお願いを申します。  終わりに当たりまして、市民の皆様、議員各位におかれましては、年度末を控えまして何かと御多忙かと思いますが、健康に留意されまして、今後とも市政進展のため、御支援賜りますようお願いを申し上げまして、閉会の挨拶といたします。ありがとうございました。 ───────────────────・・─────────────────── 135 ◆議長(新美交陽) 以上で、今期定例会の付議事件は全部議了いたしました。  今期定例会の会期は本日までであります。  よって、令和3年第1回碧南市議会定例会はこれにて閉会いたします。                            (午後 2時 0分 閉会) ───────────────────○────────────────────  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。    令和3年3月26日                   碧南市議会                     議 長  新 美 交 陽                     議 員  小 池 友妃子                     議 員  鈴 木 良 和 Copyright © Hekinan City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...