碧南市議会 2021-03-11
2021-03-11 令和3年経済建設部会 本文
2021-03-11 : 令和3年
経済建設部会 本文 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 (午前 10時 0分 開会)
◆部会長(
杉浦文俊) ただいまから、
経済建設部会を開会いたします。
本日の
協議事項は、配付してあります通知書のとおりであります。
───────────────────・・───────────────────
2 ◆部会長(
杉浦文俊)
協議事項(1)「
行政財産(
道路用地)の
用途廃止について(報告)」を議題といたします。
本件について、説明を求めます。
3 ◆
土木港湾課長(
生田由也) 部会長、
土木港湾課長。
4 ◆部会長(
杉浦文俊)
土木港湾課長。
5 ◆
土木港湾課長(
生田由也) それでは、
行政財産(
道路用地)の
用途廃止につきまして説明をさせていただきます。
初めに資料の説明をします。
協議事項1、参考資料1を御覧ください。
今回の
用途廃止案件は1件で、1ページに申請地・地目・地籍、申請者の住所・氏名、
申請理由が表にしてございます。
2ページ以降は、位置図、
公図合成図、平面図、
現況写真が添付してございます。
それでは、1ページの表に従いまして、番号1の案件を説明させていただきます。
申請地は、伊勢町4丁目地内で、地目は
公衆用道路、地積は2.43平方メートルでございます。
申請者は、御覧のとおりでございます。
申請理由につきましては、申請地である
道路敷地は申請者が所有する土地に隣接しており、
伊勢土地区画整理事業に伴い旧
市道用地の保留地と併せて不要となる
隅切り部の用地を申請者が自己の敷地の一部として利用するためでございます。
2ページの位置図、3ページの
公図合成図、4ページの平面図及び5ページの
現況写真におきまして緑色の着色部分が申請地となります。
用途廃止後は、4ページの平面図のとおり敷地一帯として利用する予定でございます。
以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。
6 ◆部会長(
杉浦文俊) 説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
7 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
8 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
9 ◆部会員(
山口春美) 3ページのところでこの27、28、29、36、35、34ということで、これはそれぞれ筆の違う方で構成されている一角ですよね。
各隅切りが取ってあって、いわゆる公道ですよね、ここは。
何でこの人たちは、もともとその
道路設計の中で隅切りということで分けた後に分譲したので、その結果を受けてやっているので、隅切りがないと交差点ができないと。道路の
使い勝手が悪いということで設計されてみえるんじゃないかと思うんだけど、36に対して、こちらの4のところがその一角だわね、これ。36の一角をそのまんま拡大したのがこれですか、4ページの。そうするとみんな協力してこの隅切りがやってあるのに、この人だけやだよと言ってこの
用途廃止をわざわざ、逆行だわね。隅切りを逆行して自分のために使わせてほしいということではないのか、反対か。
(「反対」という者あり)
10 ◆部会員(
山口春美) 反対か。
4ページのところの
申請者画地というのは何、自分のこの36の方の利用する面積を明記したということ、隅切りを作るということか。どっち。
11 ◆
土木港湾課長(
生田由也) 部会長、
土木港湾課長。
12 ◆部会長(
杉浦文俊)
土木港湾課長。
13 ◆
土木港湾課長(
生田由也) この4ページをちょっと見ていただいくといいんですけれども、丸と一点破線になっている赤く記してあるところがこれ、
伊勢土地区画整理の範囲になっております。
今回の36番という方は、もともと道路に囲まれていたんですけれども、今回その
伊勢土地区画整理に伴いまして新たに道路ができますので、ここにもともとあった道路が不要となってまいります。
その部分でちょうど
区画整理との区域境のところにですね、今言った隅切りが残ってしまいますので、こちらのほうを払下げしたいということになります。
14 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
15 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
16 ◆部会員(
山口春美) そうするとこの36の図面は、4ページの図面とどうなる、黄色の
保留地販売はこの36の方が買いたいと思っているの。
他人のものになって、この人はこちらの広い、これが道路ですか、その黄色の下が。ここから出入りするので、これがどのぐらいあるのかしら、この細長い保留地を。売るのか。
17 ◆
土木港湾課長(
生田由也) 部会長、
土木港湾課長。
18 ◆部会長(
杉浦文俊)
土木港湾課長。
19 ◆
土木港湾課長(
生田由也) そうです。南のところの広い幅になっているのが、これが新しい道路になります。
この保留地につきましては、事前に地権者の方とちょっとお話をさせていただいて、おおむね了承を得ておるということで面積としては約160平米程度あるということです。
20 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
21 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
22 ◆部会員(
山口春美) 160平米で地権者も決まっていて、販売も決まっていて、隣接してぺったりと、この36の人はお一人だわね、これ。下に書いてあるこの赤い丸はあれなので、この廃止して隅切りもぴたっとしてしまいたいということかね。
23 ◆
土木港湾課長(
生田由也) 部会長、
土木港湾課長。
24 ◆部会長(
杉浦文俊)
土木港湾課長。
25 ◆
土木港湾課長(
生田由也) 今の黄色の部分と今のこの今回の隅切りの部分を一体として利用したいという、36番の方がですね、ということになります。
26 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
27 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
28 ◆部会員(
山口春美) 直接あれなんですが、3ページのところのこの道路敷ですけど、これって
相互通行になっていますか、一方通行ですか。
この赤いずっとぐるりの道は。
29 ◆
土木港湾課長(
生田由也) 部会長、
土木港湾課長。
30 ◆部会長(
杉浦文俊)
土木港湾課長。
31 ◆
土木港湾課長(
生田由也) もともとは
相互通行になっております。
32 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
33 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
34 ◆部会員(
山口春美) もともとはというのはどういうこと。
この公道でしょう、これ。それで一方通行がやたら多いんだけど、
伊勢区画整理の中は。ここは公道に、双方向になっている、全部。
35 ◆
土木港湾課長(
生田由也) 部会長、
土木港湾課長。
36 ◆部会長(
杉浦文俊)
土木港湾課長。
37 ◆
土木港湾課長(
生田由也) 4ページをちょっと見ていただいて、南北に走る西側の道路、これにつきましては、新たに先ほど言った大きな南の道路に接続します。
相互通行になります。
東側の道につきましては、ここは交差点であるためちょっと危険ということで、警察のほうと協議でこちらは止めるということで一方通行というか、相互には行けるんですけれども、こちらには出ることはできません。
38 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
39 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
40 ◆部会員(
山口春美) 東とか西とか言われても分からんだけど。4ページで言うと何、この……。
(「4ページだと右側と言うんですか、右側が東になりまして」という者あり)
41 ◆部会員(
山口春美) これは
通行止めになっておるわね。
そうすると、1)のところの矢印のところも
通行止め。これは違うの。
42 ◆
土木港湾課長(
生田由也) 部会長、
土木港湾課長。
43 ◆部会長(
杉浦文俊)
土木港湾課長。
44 ◆
土木港湾課長(
生田由也) こちらは違います。
こちらは新しい大きな道路に出るようになります。
45 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
46 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
47 ◆部会員(
山口春美) これが、3の図がこの4の図のどこにあたるの。4の図は3の図のどこにあたるんだ。分かりにくい図面だわ。
48 ◆
土木港湾課長(
生田由也) 部会長、
土木港湾課長。
49 ◆部会長(
杉浦文俊)
土木港湾課長。
50 ◆
土木港湾課長(
生田由也) ちょっと分かりにくいんですけど、3の図のこの赤でぐるっと囲ったものが4の黄色の部分でちょっと見えにくくなっておるんですけど、ロの字型にこういうふうに。
51 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
52 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
53 ◆部会員(
山口春美) これの外回りの色のついていない全体で。この160がどこにあるのか全然分からへんじゃん、これだと。
166平米のこの
外環道路が歪曲しているのも、この3ページのほうに分からなんで、どこに保留地があるの、この人の。
54 ◆
土木港湾課長(
生田由也) 部会長、
土木港湾課長。
55 ◆部会長(
杉浦文俊)
土木港湾課長。
56 ◆
土木港湾課長(
生田由也) 3ページの
公図合成図、ちょっと
区画整理の線が落としていないもんですからちょっと分かりにくくなっておるんですけど、39番と40の1番あたりを線が入ります。
地図を見てもらうと2ページの位置図を見てもらうと、このように
土地区画整理の新たな土地とか区画が書いてある図面ですね。それの今回ちょっと赤丸で示したところのちっちゃな緑が今回の買収で周囲をロの字型のもともとの道路があったということになります。
57 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
58 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
59 ◆部会員(
山口春美) この160平米を買われる人は全く関係ないので、合意だとか、そういうものは得ているんですか、この36の方は。お一人の単独でやってみえるの。
60 ◆
土木港湾課長(
生田由也) 部会長、
土木港湾課長。
61 ◆部会長(
杉浦文俊)
土木港湾課長。
62 ◆
土木港湾課長(
生田由也) ちょっと詳しくは分からないんですけど、
区画整理課のほうで一応36番の方の合意ということになっております。
63 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
64 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
65 ◆部会員(
山口春美) それじゃ、この方はまだおうちも建っていないし、160の人はね。160平米の今後いくんだけど、そのお隣の方が土地を買ったということは御存じなく、ここを使われるわけだね、今後。
伊勢区画整理がそういう形で双方向にはなっているけれども、
行き止まり道路が非常に多いということで
使い勝手が悪いみたいなことを言われています。
それで、実際に開通していくのでこの既設の道路との接続線も何か安全性が問われるような場所も何ヵ所かあって、ガソリンスタンドの急な分かれ道だとか、それから、新たに市がまた造ろうとしている9メーター立ち退きの道だとか、そういうのもあって、なかなか本当にこれで住みよい
まちづくりになるのかなというふうには思わざるを得ないところもあるので、このお金が授受、1坪足らずだけれども、お金はちゃんと授受されるんだね、1坪で20万円として13万円ぐらいかな。買うんだね、この人が。
そういうことも含めて、ちゃんと
交通安全標識だとか、カーブミラーだとか、そういうものもちゃんと整えて。
いつから供用開始、既にしているということでいいですか、そういうのも含めて。安全。
66 ◆
土木港湾課長(
生田由也) 部会長、
土木港湾課長。
67 ◆部会長(
杉浦文俊)
土木港湾課長。
68 ◆
土木港湾課長(
生田由也) 道路については、一応供用開始はされておりますけど、事業としてはまだ終わってはおりませんので、9割程度ということだそうです。
69 ◆部会員(生田綱夫) 部会長。
70 ◆部会長(
杉浦文俊) 生田部会員。
71 ◆部会員(生田綱夫) この写真を見ると、売却地のところに側溝があるんですけど、この側溝がこれで寸断されるということで、この後の側溝の費用とかはどうなるのかというのと。
それから、通常ですと赤道の不要の地点を売却する場合に下水とかが入っているとその下水の工事代金も含めた価格で売るというような話があるんですけど、この場合はこの側溝の工事代金が入っている状況で売るのかどうなのかというところを教えてください。
72 ◆
土木港湾課長(
生田由也) 部会長、
土木港湾課長。
73 ◆部会長(
杉浦文俊)
土木港湾課長。
74 ◆
土木港湾課長(
生田由也) こちらの側溝につきましては、この保留地で契約が済めば、
区画整理のほうで取壊しをやるということを聞いております。
南のほうに、この側溝は途切れちゃいますので、新たな道路のほうへ側溝を伸ばして、こちらへ流すというふうになります。
75 ◆部会長(
杉浦文俊) 費用についての答弁はありますか。費用は。
76 ◆
土木港湾課長(
生田由也)
区画整理事業で費用を負担するということになります。
77 ◆部会長(
杉浦文俊) ほかに質問はございませんか。
78 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
79 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
80 ◆部会員(
山口春美) この人だけの敷地回りの雨水か何かの排水ではなく、先ほど言われたように今後付け替えるということなら、水路利用として生きているということになるじゃん、ここには
用途廃止ということで水路のことは書いていないけど。
水路利用として使っているものに対して、それじゃ、その上他人に渡しちゃうのかということになるんだけど、一言もそういうことは書いていないじゃないですか。
これ、前後は生きているわけでしょう、これ。だから延長するわけだもんで。
水路敷が不要になった場合は廃止するけど、まだ使っている場合は廃止できないじゃないの、基本的には。
お隣の形状が変わっちゃったら、自分の敷地の。隣のやつもあるかもしれんだけど、これは緑色の、要するに南だ何だと言うけど、この先にぐるりとまだ水路が残っているわけでしょう、黄色のところも含めて。黄色との間の水路はなくなるの、お隣との間は。
81 ◆
土木港湾課長(
生田由也) 部会長、
土木港湾課長。
82 ◆部会長(
杉浦文俊)
土木港湾課長。
83 ◆
土木港湾課長(
生田由也) 黄色との間の水路につきましては、これは道路の中に暗渠化というか、埋設して造り替えております。
先ほど左側の道路、これは途切れちゃいますので、先ほどの大きなこのカーブした道路に側溝はそのまま接続してそちらに流すというふうになります。
契約した後に、こちら不要となった側溝については取り壊すという手順になるかと思います。
84 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
85 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
86 ◆部会員(
山口春美) だから、水路としては今現在生きているわけでしょう。この人だけの宅内排水ではなく、前後左右も含めてこれ、生きているんじゃないの。
4ページのこの小さな緑のところの上、下に水路敷があって、この右左は従前あるんだけど、それは今後お隣との間の水路は要らない、暗渠としてやっているので不要になったのかね。
暗渠にしてあるにしたって、その上を個人地がまたいじゃいかんもんで。違うじゃないのか。その水路敷で活用しているものについては払下げしないんじゃないの、基本は。
87 ◆
土木港湾課長(
生田由也) 部会長、
土木港湾課長。
88 ◆部会長(
杉浦文俊)
土木港湾課長。
89 ◆
土木港湾課長(
生田由也) 写真のちょっと位置を見てもらいますと、途中で側溝が隅切りのほうへ向かっていますけれども、これを真っすぐ行って、今
区画整理がもはやできている道路があるんですけれども、そこに真っすぐちょっと、見にくいんですけどあります。そこへ真っすぐつないで、そちらに流すようになります。
90 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
91 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
92 ◆部会員(
山口春美) そうならこのままでいいじゃん。
これ、塀も花壇みたいなのも全部立派にやってあるのに、わざわざこれを買い取って何をしようとしておるの、この人。
水路で使っているだったら、このままでいいじゃん。何をそんなわがままを言っておるだ、この人。建て替えしようと思っているの、隅切りぎりぎりまで。
いや、水路まだ生きているもんねって、あんたたち、そんなにっちもさっちもいかないようなこと言うけど、えらい寛大な措置じゃん、そんな。側溝を付け替えてまでやってあげるなんて。
93 ◆建設部長(中村正典) 部会長、建設部長。
94 ◆部会長(
杉浦文俊) 建設部長。
95 ◆建設部長(中村正典) これはこの36番の方が土地を増やしたいということで意思があって進めているもので、たまたま
土地区画整理事業との区域境だもんですから、もともとあるこの道路とそれから水路、この部分については区整理事業で保留地にしてこの36番の方に売却するということになります。
道路の部分については先ほど土木課長が説明しておるように南側に新しい道路ができるので不要になりますと。もともとある水路についてもこの道路の中に暗渠化をしましたのでこの水路も不要になりますということで、
区画整理事業によって道路と水路敷が不要になったのでここを保留地にして売却するということでございますので、特段こちらから押売をしたわけではございません。
96 ◆部会長(
杉浦文俊) 一言申し上げます。
区画整理の内容ではなく
用途廃止のことについての質問をお願いいたします。
97 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
98 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
99 ◆部会員(
山口春美) だから市有財産をこの人は払下げをして獲得したいわけでしょう。黄色のところは同一人物じゃない人が買うわけでしょう。
(「同一人物」という者あり)
100 ◆部会員(
山口春美) 同一人物なの。そんなのに便宜を図ってあげるのかい、これで。
敷地を増やしたい、ここにちょこっとあるとおかしいということで。同一人物か。それじゃ、行ってこいでお金をもらわんね、こりゃ。黄色のやつで。
101 ◆部会長(
杉浦文俊) ほかに質疑もないようですから、これにて報告を終わります。
───────────────────・・───────────────────
102 ◆部会長(
杉浦文俊)
協議事項(2)「西三河都市計画道路3・5・92号碧南駅前線の変更(案)(碧南市決定)について(報告)」を議題といたします。
本件について、説明を求めます。
103 ◆都市計画課長(川村哲弘) 部会長、都市計画課長。
104 ◆部会長(
杉浦文俊) 都市計画課長。
105 ◆都市計画課長(川村哲弘) それでは、
協議事項(2)西三河都市計画道路3・5・92号碧南駅前線の変更(案)(碧南市決定)について御説明いたします。
参考資料1を御覧ください。
なお、今回駅前広場の面積を変更するという内容でございますけれども、この駅前広場は都市計画道路、碧南駅前線の一部となっておりますので、このような表題となっております。
また、令和2年6月19日の
経済建設部会に碧南駅西駅前広場の拡張計画についても報告をさせていただいておりますけれども、今回は都市計画決定の変更に必要な手続であることや広場の配置が港湾協議により変更になったことにより再度報告させていただくものでございます。
1の事業の概要の(1)事業の目的でございますが、名鉄の駅舎の建て替えに伴いまして、駅前ロータリーの混雑の解消や障害者等の移動の円滑化並びに良好な景観の形成を図るため、駅前広場を拡張するというものでございます。
(2)事業期間につきましては、平成29年度から令和5年度までの7年間としております。
また、各年度の整備内容につきましては、6月の報告内容と同様でございますけれども、現在の進捗状況を報告させていただきます。
令和元年度では、駅前広場の第1期工事として待合所の建設と駅南広場の整備を繰越工事にて行い、待合所については令和2年9月1日に供用開始をしております。
令和2年度は、待合所から南の碧南レールパークへと接続する通路部分を整備し、令和3年2月25日に供用開始をしております。また、ロータリー拡張計画に伴い建物の物件調査の実施をしております。
令和3年度は、待合場南側の駐輪場及びバスレーンの整備と駅前広場の用地約1,578平方メートルを取得する予定をしております。
令和4年度は、駅前広場の拡張部の物件補償が3件及び用地取得430平方メートルを令和5年度は、ロータリーの整備工事を予定しておりますけれども、予算措置が大変厳しいこともあり、実施計画上では予算措置がされておりませんので未定となっておりますが、予算の確保の見通しができた段階において、速やかに事業を推進してまいりたいと考えております。
続きまして、2の都市計画変更の概要についてですが、碧南駅西駅前広場の面積を次のとおり変更するというもので、変更内容は駅前広場の区域変更で面積を約1,200平方メートルから2,200平方メートルに変更するというものでございます。
3の計画平面図については、まず、3ページを御覧ください。
駅前広場の白抜きの黄色で囲まれたところが現在の駅前広場の都市計画決定区域となっておりますが、これに赤色で塗り潰した区域を追加するというものでございます。これを拡大したものが5ページとなりますので、御覧ください。
青色の一点鎖線で囲まれた現在の都市計画決定区域、面積1,200平方メートルを赤色の実線で囲んだ面積2,200平方メートルに変更するもので、国の交付金等を受けるためには都市計画決定の変更が必要となるというものでございます。
戻りまして、2ページの4の整備計画につきましてですが、初めに4ページを御覧ください。
こちらは計画前の計画平面図であり、新駅舎は東に移動する形で建設されたところでございます。
現状の駅前ロータリーはバスと一般の乗用車が錯綜し、また、乗降のためのスペースが6台分しかないことで時間によっては交通集中による渋滞等が発生している状況にございます。
次に、5ページを御覧ください。
こちらの図面につきましては、拡張後の計画平面図となります。
なお、6月の部会報告では交差点から駅へ進入し、再び同じ交差点から戻る、Pの字のような形で示しておりましたが、その後の警察との協議により変更となっております。
駅構内は一方通行の時計回りとなり、入り口と出口が分離されてUの字のような形となり、真ん中に路外駐車場として22台分の送迎用の短時間駐車場を予定しており、この拡張によりまして、これまで6台しか駐車できなかったものが16台分増加することになります。
また、駅舎前の赤く塗ってある部分がバスレーンとなります。
ふれんどバスやくるくるバス、障害者乗降場のための専用のレーンでございまして、待合所から張り出しの屋根もありますので、濡れずに乗り降りできるものとなっております。
この整備により一般送迎の車両は路外駐車場に停車することになり、バスとは分離が図られるため、より利便性が高まるものと考えております。
また、駅へ侵入した車両は駅から大浜交番前を通ってバローの方面に行くこともできますし、逆にバローのほうからは交番の前を通って左折のみとなりますけれども、再度ぐるーっと回ってもらい駅前に入ることもできます。
なお、この計画平面図につきましては、現時点での参考図としておりますので、今後関係機関との協議により変更する場合もございますので、よろしくお願いいたします。
2ページの4の整備計画の表に戻ってもらいまして、下から2段目の駐輪場につきましては、現在は北駐輪場が732台分ありますが、名鉄から借地している駐輪場の一部を返還してほしいという申出がございましたので協議の結果、駅南側の通路部分を新たに借地しまして275台分を建設し北と南、合わせて合計855台とすることで駅の利用者の利便性を図っております。
5の都市計画策定の経緯ですけれども、令和2年6月30日に地元説明会を実施し愛知県との事前協議が8月17日、回答が9月4日となっております。
その後、9月15日号の広報に掲載しまして9月24日に計画案の広告及び縦覧を9月24日から10月8日まで行っております。
令和3年1月28日の都市計画審議会で御審議をしていただき、議決していただいております。
その答申を受けまして知事協議を1月29日に行い、協議の回答が2月15日にありましたので都市計画決定の変更の告示を令和3年2月22日に行っております。
以上で、西三河都市計画道路碧南駅前線の変更(案)の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
106 ◆部会長(
杉浦文俊) 説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
107 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
108 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
109 ◆部会員(
山口春美) そもそも碧南駅も含めて、この辺の開発についての基本的な市の立場なんですが、名鉄駅の最終駅ということで碧南の先端から言えば特に南部方面の唯一の駅ということで、この駅を経由してなるべくこれからエコの時代ですし、車を使わずに公共の電車で名古屋方面、刈谷方面に出ていけるようにしていきたいということが一番の碧南駅の性格だと思うんですが、いろいろ北新川の高架化も含めて、名鉄は都合が悪くなればすぐ撤退するかもしれないと。もしかしたら北新川以降で廃線もあるかもしれないということで、効果についてはなかなか私もそんな多大な投入だということで思うんですけれども、何しろ民間さんのやることは口出ししないもんだから、いつカットされるか分からないというこういう状況なんですが、何としても碧南市の最南端の駅ということで、この碧南駅の保存と拡充、強化に力を尽くしてみえると思うんです。
となると、自転車ばっかりで下の人は車がないのかね。自転車でみんな来る人ばっかりかね。
下の人で自転車でがーがーがーがー800台も来て、ここに止めるにしたって、中央駅のように車できてここから乗り換えていくということが、この月ぎめ駐車場なんか僅かだから、これから北駐輪場はそのまま残るので、名鉄さんが何か高い駐車場を飛び込みの駐車場を作ろうとしているんですかね。
やっぱりパーク・アンド・ライドということは絶対これから必要だと思うんだけど、何で市は自転車の人ばっかりで、これも枯渇するんですか、800台があっても。なお枯渇すると見ているのか、それなら駐輪場も含めて2階建てにしたり、それから、輪っぱを挟むような形で雨が降っても濡れないようにしたりして、どうしても駐輪場がもっと必要だということならそういう措置も必要だろうし、雨ざらしで線も書かず。ここに置くということの計画ですよね、今駐輪場も。
さらに駐車場もやっぱり中央駅駐車場以上にはなければ、500円程度の中央駅のように200円ということは言いませんので500円程度でいかないと、下の人たちが出ていくのにこれだけの、そうは言っても渋滞するもんね、通勤・通学の時間には。
だから、そういうことを考えんでこれ、やたら増やしていくんだけど、そこはどうなっているんですか。
110 ◆都市計画課長(川村哲弘) 部会長、都市計画課長。
111 ◆部会長(
杉浦文俊) 都市計画課長。
112 ◆都市計画課長(川村哲弘) まず、駐車場の件なんですけれども、実はこの碧南駅周辺には民間含めて約7ヵ所ぐらい駐車場がございまして、台数としては約200台ぐらいが確保できておるという状況でございます。
逆に一方、中央駅のほうは約100台ぐらいしか確保できていないもんですから、碧南中央駅よりは碧南駅のほうが充足はしておるかなという形です。
今回路外駐車場を22台分、作るんですけど、まずは無料開放で当然やっていくんですけれども、今後の利用状況を見まして、ここを一部時間貸しにしたりだとか、そういったことは今後の検討課題かなというふうには思っております。
113 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
114 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
115 ◆部会員(
山口春美) 中央駅で100台というのは、民間さんも含めて、月ぎめも含めてでしょう。飛び込みでやれるということで。
ここ碧南駅は飛び込みのところはないじゃないですか、美術館だって困っているんだもん。そんな、ぱっと止められるような駐車場がなくて。
月ぎめばっかりでしょう、ここ、駅周辺はとにかく月ぎめでそんなにたくさんないじゃないですか。
これで本当にコインで止めたり、あるいはこれがあって入るたびに500円取られてというのはないでしょう、ここ。碧南駅も。
中央駅は100台が全部200円でやるところか、これ。ちょっと何で、課長さんだもんで知っておるでしょう、こんなことぐらい。
116 ◆都市計画課長(川村哲弘) 部会長、都市計画課長。
117 ◆部会長(
杉浦文俊) 都市計画課長。
118 ◆都市計画課長(川村哲弘) 中央駅は基本的には公共駐車場とちょろっとだけ民間駐車場があるみたいなんですが、ちょっと数のほうを把握していないんですけど、ほぼほぼ公共駐車場が200円ということで、ここの碧南駅につきましては、今時間貸しはないということで、先ほど言いましたその路外駐車場について今後検討していきたいというふうに考えております。
119 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
120 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
121 ◆部会員(
山口春美) 名鉄は土地は買ってあげて、もともと名鉄のために交付金使って作ってあげるんだけど、返してくれという南側の駐輪場のところに駐車場を作るような予定があるの。
北新川なんかでも700円とかで名鉄のやつがあるわね、その時間でその日のやつの固定じゃないやつを。
そこがなきゃ、パーク・アンド・ライドってできないじゃん、飛び込みの人が。通勤・通学で年がら年中使っている人はいいよ、月ぎめで。それだって大したことない、この図面で言うと。
20台確保しましたと言うけど、無料なところをずーっと止められたら、通常の送迎の人たちが困らない、ここで。
こんな真ん中で、無料でいつでもどうぞと具合を見ちゃ、1日止めておる人が多ければまた、考えますなんてことで、このお金使ってもらっちゃ困るけど、ちゃんとそれならそれでやっぱりきちっとした2階建ての、私たち岡山に見に行ったときは2階建てでしたよ、そんなに高いものじゃないけど、そこでスロープで上がっていって、下も2階も使えるようなやつを月ぎめじゃなくて、その日のパーク・アンド・ライドで作っていたけれども、そんな不安定なことじゃいかんと思うんだけど。
駐輪場は満ぱんなの、800でまだ足らんぐらいなの。
122 ◆都市計画課長(川村哲弘) 部会長、都市計画課長。
123 ◆部会長(
杉浦文俊) 都市計画課長。
124 ◆都市計画課長(川村哲弘) 自転車の駐輪場につきましては、年度当初と言いますか、4月、5月は結構満杯という話は聞いております。
125 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
126 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
127 ◆部会員(
山口春美) そうしたら、今度南の駐輪場は土地も含めて市のものになるんでしょう、借地か。
それで何で買うときに交換条件を言わんの、そんな。ここも買ってあげるけどこっちも頂戴と言わないもんで。
これ、どこの駅だってちゃんとした駐輪場ありますよ、屋根つきの。これ、あっぱっぱーでしょう。
128 ◆都市計画課長(川村哲弘) 部会長、都市計画課長。
129 ◆部会長(
杉浦文俊) 都市計画課長。
130 ◆都市計画課長(川村哲弘) 駐輪場につきましては、現段階では屋根を設置するということは考えておりません。
131 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
132 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
133 ◆部会員(
山口春美) そんな駅、今から整備するのに。しかも中央駅も目玉の駅だと言うんだけど、一番最南端でなるべく名鉄を使っていただきながら、この名鉄の三河線そのものを存続するという熱い思いがあるじゃない、市民も、行政側も。
だから、この大金を使ってここ投入するわけだもんで、場当たり的にそんなことやってなくて、やっぱりきちっと南部方面の人はここへみんな車で来てもらって、止めながらここから行ってもらうということも含めて、やっぱり行政側が音頭を取っていかないかんじゃないの。
まず、駐輪場の屋根つき、きちっとした車輪止めを入れて、整理員がつかなくてもいいようにしていくこと。それから、一部をちゃんと駐輪場で月ぎめ500円、700円と言ったら名鉄と一緒だからそんな、何の魅力もないので500円でやっていくように、これだけまだまだあるのでやっていくべきだと思います。
それから、駅前の道路のことでは、いろいろ総括質疑を聞いてみると2軒しか残らないと。しかも公有地とそれから、まだ立ち退きがあっても民有地の中なので、その後、お店が出てくるには何、民々で売買する、不動産屋が入って売買する、こういうやり方でしか新たなお店の展開はないということ、私たち岡山まで見に行ってあんた双方向になって、外でコーヒーが飲めるようなすてきな
まちづくりになるかなと思っていろいろ提案してきたんだけど、残る人はたった2軒で、電気屋さんと、それでほかの人たちは入れやへんじゃん、ここのまちを。
結局、道は立派になったけれども、まちは売手も買手もこないという惨状になるんじゃないかと思うんだけど、そこはどうなのよ。
134 ◆部会長(
杉浦文俊) 本
協議事項に沿った内容の質問をしていただき、答弁もそれに沿った答弁をお願いいたします。
さきの質問に対して答弁はございますか。
135 ◆都市計画課長(川村哲弘) 部会長、都市計画課長。
136 ◆部会長(
杉浦文俊) 都市計画課長。
137 ◆都市計画課長(川村哲弘) 先ほどの内容は碧南駅前線の話だと思うんですけれども、本会議でもお答えさせていただきましたけれども、今のところ交渉しておる中では完全に撤退する方は1名のみということで、あとは何らかの形で存続する。また、存続する意思があるという話は聞いております。
138 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
139 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
140 ◆部会員(
山口春美) 私が聞いている限りでお店屋さんで残るのは2軒と。
そのうち私が知っているのは電気屋さんが交代して1軒と。あと、残り1軒だなあと。若い入口のところの人が残るのかなと思っていたんですが、それじゃない人が、おじいちゃん、おばあちゃんが改めて店を開くかというふうになっていくのね、それじゃ。
今のところで予算は総額幾ら使ったんですか。今後、この仕切り直しをしていく、今後についてはどのぐらい予算を使っていく予定なのか、道路と駅と分けて教えてください。
141 ◆都市計画課長(川村哲弘) 部会長、都市計画課長。
142 ◆部会長(
杉浦文俊) 都市計画課長。
143 ◆都市計画課長(川村哲弘) この駅前線につきましては、まず、令和2年度までで予算ベースになるんですけれども約2億3,300万円、最終的に令和5年度を目指しておるんですけれども、最終的には6億4,000万円程度になろうかなというふうに考えております。
144 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
145 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
146 ◆部会員(
山口春美) 全部、このロータリーも含めて。この駅から何から含めて。そんなばかじゃないよ。
147 ◆都市計画課長(川村哲弘) 部会長、都市計画課長。
148 ◆部会長(
杉浦文俊) 都市計画課長。
149 ◆都市計画課長(川村哲弘) あくまでも駅前広場についてだけです。
150 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
151 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
152 ◆部会員(
山口春美) 今日、都市計画道路3・5・92号線というのは道路のほうも入っておるんじゃないの、これ。
今日の議題、これ、聞いておるんだけど。
153 ◆都市計画課長(川村哲弘) 部会長、都市計画課長。
154 ◆部会長(
杉浦文俊) 都市計画課長。
155 ◆都市計画課長(川村哲弘) 碧南駅前線ということで言いますと、令和2年度までで約2億7,000万円です。
最終的には令和8年度までかかる予定なんですけれども、約13億8,000万円程度と考えております。
156 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
157 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
158 ◆部会員(
山口春美) 合わせて25億円ですよ。
県の補助金がどれだけ入ってくるのか、これは駅、ロータリー。
それから、用地買収、今後に入っているので名鉄は1億円、新年度予算に入っているというものの、今後の見通しも含めて教えてください。
159 ◆都市計画課長(川村哲弘) 部会長、都市計画課長。
160 ◆部会長(
杉浦文俊) 都市計画課長。
161 ◆都市計画課長(川村哲弘) まず、県費補助の関係なんですけれども、駅前広場は国庫補助で約40%が国庫補助になります。
駅前線ですね、市道駅前線のほうは県費補助で50%の補助金となります。
162 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
163 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
164 ◆部会員(
山口春美) それだけの大きなお金を使うので、やっぱり立ち退きも含めて移転補償費も相当使っています。
やっぱり最後の駅ということで、さっき言った駐輪場の屋根つき、車輪止め、そして、可能ならば2階建てになるような考えも含めて、名鉄ともさらに交渉し無償譲渡も含めて検討していただきたいということと、やっぱり今中央駅でもコロナの時期だから多少すいてはいるけれども、やっぱり安価でシルバーさんもすごい親切に対応してもらえているのでほぼ満タン状態です。
中央駅に1本に絞るという意味もないので、ここ碧南駅整備するならば。やっぱりこっちからも下のほうの人たち、わざわざ市役所のほうまで出てこなくてもここから電車に乗れるように、そういう500円の駐車場をちゃんと市が責任を持って設置していくなり、民間さんあてにしておったって分かんないもんね。
だから、具体的にここの用地で今後やっていくという筋道をちゃんとつけてほしい。何度も何度も議会から、ほかの議員さんからも言われているじゃないですか。
やっぱり、それ、最低限の公共交通機関を生かしていく手だてだと思いますので、ぜひそれはお願いしたいと思うんですけど、どうですか。
台数も数えていないなんて全体で考えているのか。
165 ◆都市計画課長(川村哲弘) 部会長、都市計画課長。
166 ◆部会長(
杉浦文俊) 都市計画課長。
167 ◆都市計画課長(川村哲弘) 現段階では考えておりませんけれども、御意見としてお聞きしておきます。
168 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
169 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
170 ◆部会員(
山口春美) 市長、まだ3年任期があるんだけど、その後はないと思うんだけど、新川町の永島市長の頃も含めて、あの当時新川町駅に相当力を入れてみえたんだけど、やっぱり市長がやめちゃえばまた閑散とした状況になっていってしまうということで、せっかくつくったものを未来永劫、本当によかったねと言われるためには、やっぱり日頃使うそういう市民からのニーズにきちっと応えていくってことが必要だと思うので、今なら間に合うじゃないですか。
それ、やっぱり考えてもらって、総合的に。間違っておるかね、私の言っておること。
171 ◆市長(禰宜田政信) 部会長、市長。
172 ◆部会長(
杉浦文俊) 市長。
173 ◆市長(禰宜田政信) 今駐車場等についてはスマホの機能がめちゃくちゃ果たしていて、どこにどういうパーキングがあって、どうだかんだとあるので、碧南市全体で車で行かれる人はちゃんと、例えば今新川町のところ、まだいっぱい空いているし、そんなことは自分で考えてやれる状態になっているので、できるだけ費用対効果が発生するようにこういう開発も行っていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。
174 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
175 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
176 ◆部会員(
山口春美) 新川町駅はあれだけ距離が離れていると、なかなかそこに止めて駅の利用というのはいかないのでうまくいっていないんですよ。だから、指定管理に放り投げちゃってほかってあると。
従来の場所にあったもんだからそれを受け継いだということだけで、もうちょっと近くにやっぱりないと、駅駐車場ということにはなりません。
高浜だってすぐ構内にあるし、刈谷だって構内にあるのでしようがないけど、高いけど、私たち名古屋に行くときは刈谷なんかに止めちゃうんですけれども、やっぱりそういうふうに考えていかなきゃ、あそこがあるからというの、新川町駅に止めていくなんてことを考えりゃ、せっかく新しく作るんだもの、こうやって。そりゃあかんでしょう。
177 ◆市長(禰宜田政信) 部会長、市長。
178 ◆部会長(
杉浦文俊) 市長。
179 ◆市長(禰宜田政信) 要はそういう駐車場等は、そういう需要に合わせて民間もどんどん、もし必要ならどんどんできてきますので、あまり心配しておりません。
180 ◆部会長(
杉浦文俊) ほかに質疑は。
181 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
182 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
183 ◆部会員(
山口春美) そういう考え方は市民を置き去りだわね、本当に。そんな、勝手にスマホで調べていけと。
ちゃんと公共駐車場に止めて名鉄駅に乗りましょうということでやっていかないと、名鉄さんも本当に木で鼻をくくったような対応の仕方なのだけど、それにしたって大事な公共交通機関だもんだから、やっぱりそれは市長として自分でスマホで調べて行ってきやがれのこと言われちゃうと、美術館も含めてあそこにみんな呼ぶんでしょう、てらまちウォークだとかいろいろ拠点もあって。
そのときに月ぎめ駐車場を使いましょうとか、民間さんでやってもらいましょうというのはあまりにもひどいので、民間がやるにしてもそういう音頭を取ってやっていく、こういうふうで市が必要としているので、例えば愛知県中央信用組合の跡にできんかねとか、いろいろ方向性を持って仕切っていくということは必要じゃないの、自然成長じゃなくて。と思いますけど、あまりにも無責任だね。
184 ◆部会長(
杉浦文俊) 御意見でしょうか、御質問でしょうか。
185 ◆部会員(
山口春美) 何か副市長が言いたそうにしておるけど。
186 ◆部会長(
杉浦文俊) では、御意見ということでよろしいですね。
ほかに質疑もないようですので、これにて報告を終わります。
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187 ◆部会長(
杉浦文俊)
協議事項(3)「特定生産緑地の指定について(報告)」を議題といたします。
本件について、説明を求めます。
188 ◆都市計画課長(川村哲弘) 部会長、都市計画課長。
189 ◆部会長(
杉浦文俊) 都市計画課長。
190 ◆都市計画課長(川村哲弘)
協議事項(3)特定生産緑地の指定について(報告)について御説明いたします。
参考資料の1を御覧ください。
まず、1番の背景ですけれども、生産緑地につきましては、生産緑地法第10条第1項の規定により、指定から30年が経過する日である申出基準日、本市では令和4年12月4日となりますが、この日以後に買取りの申出ができることとなります。
このことを受けまして、平成29年に生産緑地法が改正されまして申出基準日が近く到来する生産緑地について、農地等利害関係人の同意を得る中で申出基準日より前に特定生産緑地として指定することで買取りの申出が可能となる期日を10年延長する制度が平成30年4月1日に施行されたところでございます。
また、本市では令和元年9月30日に碧南市生産緑地地区の区域の規模に関する条例を制定しまして、一団の農地等を生産緑地地区に指定する際の面積要件を500平方メートル以上から300平方メートル以上に緩和したところでございます。
2の目的ですけれども、現在本市の生産緑地が平成4年の指定当初の6割程度に減少している状況を踏まえまして、特定生産緑地を指定することで申出基準日以後も引き続き生産緑地が保全され、良好な都市環境の形成を図ることを目的としております。
3の内容ですけど、この特定生産緑地につきましては、令和2年2月10日付で既に該当者に案内を送付しており順次受付をしておりますけれども、最終年度である令和4年度の事務の集中を分散させるため、令和2年度、令和3年度、令和4年度と3回に分けまして指定を行うものでございます。
指定対象につきましては、3ページから8ページを御覧ください。
こちらは今回指定する特定生産緑地指定一覧でございまして、左から一団番号、一団を構成する筆、地目、面積が記載されており、8ページの下段には今回指定する団体数、筆数、面積が記載してございます。
1ページに戻っていただきまして、(2)指定箇所につきましては、9ページの特定生産緑地管理図を御覧ください。大きい図面になります。
赤色の線で囲まれた中が市街化区域となりますが、その後の緑の線で囲まれたところが現在の生産緑地地区となります。
このうち赤色で着色したところを特定生産緑地地区として今回指定するものでございます。
また、それぞれ番号が付番してありますが、これは生産緑地の一団番号であります。
1ページに戻ってもらいまして、(3)の指定面積ですが、10万8,398.61平方メートル、10.84ヘクタールとなります。
次に、アとして現在の生産緑地の推移等でございますが、アとして平成4年12月4日当初告示の面積が69.38ヘクタール、2ページへ進みまして、イの令和2年12月18日告示時の面積は41.5ヘクタール、ウとして当初告示に対する令和2年の比率は59.8%で、40.2%の減少となります。
次に、イとして現行の生産緑地41.5ヘクタールに対しまして、今回特定生産緑地として指定する10.85ヘクタールの割合が26.1%となります。
(4)指定対象者数につきましては104名、参考までに現行の生産緑地の所有者数は全部で350名でございますので、割合としては約3割となっております。
(5)指定の告示日及び通知日は令和3年2月26日でございます。
4の近隣市の状況でございますけれども、刈谷、安城、知立につきましては計2回の指定を予定しておりまして、令和3年12月に第1回目を指定、岡崎、豊田、西尾、高浜につきましては令和4年度の1回のみで指定を予定しておるとお聞きしております。
以上で、特定生産緑地の指定についての報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
191 ◆部会長(
杉浦文俊) 説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
192 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
193 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
194 ◆部会員(
山口春美) 制度が発足してから本当に長い間、国にだまされたと言って悔しい思いをしてきた生産緑地を持たれる農家の方の強い要望で、もう一度こういう現実が分かった以上、再認定をしてほしいという声が高まってきて、やっとここまで来たかという感じを思います。
350名の従来の生産緑地の指定対象の方の3割ぐらいが今回認定を申請されたということで、本当にこれだけ高いニーズがあったんだなということを思います、こういう中で。
これから2030年に向けて地球の温暖化対策にも、それから、治水、浸水地域もたくさん抱えた碧南市なので浸水も、それから、様々な効果的なことがあります。
それで、そうは言っても同じようにこれからも本人が農業を続けられなくなったり、入院したりした場合は、同じ要件で解除もできちゃうんでしょう。
この条件も同じで、解除のほうも緩和してやるので、ちょっと気楽な気持ちで再認定したらということでみんな思われたんじゃないでしょうか。解除のほうは同じ基準でやるんですかね。
195 ◆都市計画課長(川村哲弘) 部会長、都市計画課長。
196 ◆部会長(
杉浦文俊) 都市計画課長。
197 ◆都市計画課長(川村哲弘) 解除のほうはこれまで従来どおり、その買取り申出をしていただければ解除のほうはできますけれども、今までは30年だったものが今回からは10年ずつ更新、更新になっていきます。
198 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
199 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
200 ◆部会員(
山口春美) この間、公共用地として市が買取りをしたり、当然買い取ってほしくないもんだから御破算にしたいので高い坪単価を示して、なるべく公共用地で買わない。
じゃ、生産緑地を解除しますということになるように、みんなこれまでそれなりの努力をされてきたと思うんだけど、この公共用地にしたり市民農園にしたりする、こういうことはこれまでにどれだけ例があったんでしょうか。
201 ◆都市計画課長(川村哲弘) 部会長、都市計画課長。
202 ◆部会長(
杉浦文俊) 都市計画課長。
203 ◆都市計画課長(川村哲弘) 過去に買取り申出をされて市が購入したものは、霞浦公園とそれから、あと緑町公園です。
204 ◆部会長(
杉浦文俊) ほかに。
205 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
206 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
207 ◆部会員(
山口春美) それでも2ヵ所は大きな土地で買取りをしていただいたということで、多分価格の折り合いがついたと思うんですが、今後も104名の方が引き続き生産緑地でやられていく中で、そういう買取りが出てくるというふうになると今までと違うんですよね。
今までコロナを経験していない私たちのこのもうけ優先のこの社会の考え方とは違って大きく変わってくるので、やっぱり二酸化炭素なんかのことも含めて緑化の拡充する意思をきちっと持って、市は市民農園をするなり、いろいろ買取りが出てきたときには価格の折り合いも含めてやっぱり緑地として残していく形をぜひ取っていただきたい、今後10年間は。
それに邁進していただきたいというふうに思う、この10年間は絶対出てこないと期待したいところなんだけど、そうは言っても世代交代なんかがあると出てきたときに、やっぱりそういう努力もしていかないと、何十年もやっている中でたった2筆だもんねということも行政としては考えていますか。
208 ◆都市計画課長(川村哲弘) 部会長、都市計画課長。
209 ◆部会長(
杉浦文俊) 都市計画課長。
210 ◆都市計画課長(川村哲弘) 今回の特定生産緑地につきましては、現在生産緑地に指定されておる方がそのまま希望の方へ移行していくんですけど、碧南市としてはさらにということで追加再指定のほうも別のほうで動いておりますので、そちらのほうで緑化のほうは推進していきたいというふうに考えております。
211 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
212 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
213 ◆部会員(
山口春美) 個別にアンケートを送って、もしそういう制度変更があったら生産緑地として残したいよという人が答えられて、ほぼこの数に匹敵しているんですかね。
再度受け止めていくというのは何、いつのこと、令和4年12月4日ということか、この日まではまだいいよということですか、告示するまでは。
214 ◆都市計画課長(川村哲弘) 部会長、都市計画課長。
215 ◆部会長(
杉浦文俊) 都市計画課長。
216 ◆都市計画課長(川村哲弘) 今回、現在も生産緑地の方でこの特定生産緑地に移行する方のチャンスとしてはこの令和2年度、令和3年度、令和4年度、3回チャンスがございますので、この機会で意向のほうをしていただければというふうに考えております。
217 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
218 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
219 ◆部会員(
山口春美) アンケートの結果よりも差異があるということ、やっぱり。
まだ若干迷ってみえるなとか、まだ申請されるんじゃないかという感じを受け止めてみえるんですか今。
220 ◆都市計画課長(川村哲弘) 部会長、都市計画課長。
221 ◆部会長(
杉浦文俊) 都市計画課長。
222 ◆都市計画課長(川村哲弘) 案内は全員の方に送らせてもらっておるんですけど、まだ、申請が出てきていない方も当然みえますので、それの意向も含めまして来年度、再度もう一回その意向のほうはお聞きしたいというふうに考えております。
223 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
224 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
225 ◆部会員(
山口春美) じゃ、農業水産課ともどもその相談はちゃんと受け止めてみえるんですよね、何か窓口があって。農協さんとかに相談されるんですかね。
そのときに前向きに生産緑地で残してほしいんだと、人類を救ってくださいと言うぐらいのことを言って、頼んでね。
226 ◆都市計画課長(川村哲弘) 部会長、都市計画課長。
227 ◆部会長(
杉浦文俊) 都市計画課長。
228 ◆都市計画課長(川村哲弘) もちろん農協さんとも相談はさせていただいております。
229 ◆部会長(
杉浦文俊) ほかに質疑等。
(「なし」という者あり)
230 ◆部会長(
杉浦文俊) ほかに質疑等もないようですから、これにて報告を終わります。
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231 ◆部会長(
杉浦文俊)
協議事項(4)「碧南市景色づくり計画の策定について(報告)」を議題といたします。
本件について、説明を求めます。
232 ◆都市計画課長(川村哲弘) 部会長、都市計画課長。
233 ◆部会長(
杉浦文俊) 都市計画課長。
234 ◆都市計画課長(川村哲弘) それでは、
協議事項(4)碧南市景色づくり計画(景観計画の策定)について御説明いたします。
なお、碧南市景色づくり計画につきましては、令和2年6月19日に行いました
経済建設部会において詳細な内容を説明しておりますので、その後のパブリックコメントの意見や景色づくり委員会での意見並びに字句の修正点などについて御説明いたします。
まず、参考資料1を御覧ください。
1の計画策定の趣旨ですが、平成19年に策定した碧南市景色づくり基本計画の考え方を継承しつつ、景観法に基づく景観計画へ移行することで、本市が持つ様々な景色資源の利活用などを行うことにより新たな地域力を育み、生き生きと暮らせるまちの形成を資することを目的とするというものでございます。
なお、前回は計画名を碧南市景観計画として報告しておりましたけれども、景色づくり委員会の意見も踏まえまして、碧南市景色づくり計画として名称を改めております。
これは碧南市景色づくり基本計画の意思を継ぐする計画であると同時に、景観という言葉より景色、風景や景色といった言葉のほうがなじみやすいということで変更させていただいております。
2の計画の期間につきましては、令和3年からおおむね10年間としております。
3の計画の策定体制につきましては、前回から追加したものとしてイの開催経過の(ア)碧南市景色づくり委員会、2ページのkの第11回令和2年11月13日から令和2年12月8日までの間で書面決議により開催し、意見をお聞きしております。
また、(ウ)その他でパブリックコメントを令和2年7月8日から8月7日まで行った結果、1件の意見をいただいております。
その後、都市計画審議会を10月27日に中間報告、令和3年1月28日に諮問を行いまして審議をしていただいております。
4の計画(案)の概要につきましては、参考資料2の碧南市景色づくり計画を御覧ください。
まず、26ページをお開きください。
ここに線的要素1)旧海岸線基本軸、ア、概要、イ、歴史と景色特性となっているところですけれども、従前はここのアが1)、イが2)とそういった表現になっており、旧海岸線基本軸の1)と重複しておりましたので改めさせていただきました。
なお、このような表現が72ページにまでなっておりましたので字句の修正を行っております。
続きまして、55ページをお開きください。
目印のシンボルの中の火の見やぐらの後ろに町名が記載されていないという意見がございましたので、火の見やぐらの後ろに棚尾本町を追記いたしました。
続きまして、77ページをお開きください。
行為の種類の3つの制度の表について、どのような行為が対象となるのかは分かるとよいという意見がございましたので、表の左から2列目の欄に具体的な対象となる行為を追記いたしました。
続きまして、92ページをお開きください。
(4)の指定の候補の中の9つの写真ですが、パブリックコメントにおきまして、景観重要建造物に火の見やぐらを候補として追加してほしいとそういう意見がございましたので、景色づくり委員会とも相談しまして、従前は碧南市役所の庁舎を掲載してありましたので、これを火の見やぐらへ変更することにいたしました。
なお、ここに記載されたものはあくまでも一例でございまして実際に景観重要建造物として指定するに当たっては建物所有者の合意の上、景観審議会の意見を聞き、指定をするかどうか判断することになります。
続きまして、94ページをお開きください。
景観重要樹木の鷲塚小学校のクスノキと市の保存樹木に指定している霞浦神社のケヤキを追加してほしいというという意見もございましたので、それぞれ追記をしております。
そのほか、細かい字句の整理などを適宜行っておりますが、以上が6月の
経済建設部会で説明した資料からの主な変更点となります。
77ページの表を、戻ってもらってお開きください。
この碧南市景色づくり計画を策定し条例が施行されますと、行為の規模に応じて一定規模を超える大型店舗や工場などが建設された際に、ここの表の右から3列目の行為の届出といったものを提出してもらうことが義務づけられるということになります。これがおおよそ年間で7件程度を見込んでおります。
また、市民に直接影響のあるものとして建築確認申請が必要な建築物を建てる場合に、右から2列目のチェックシートの提出というものがありますけれども、これを出してもらうことになり、こちらについては義務ではございませんけれども、今後の景観行政を推進する上で必要なことと考えておりますので、提出をしていただくよう建築士会などを通じて働きかけてまいります。このチェックシートにつきましては、年間で約520件程度を見込んでおります。
一番右の地域説明会の開催については年間で約5件程度見込んでおり、事業者におきましては、周辺地区に配慮し説明会を開催していただくよう働きかけてまいります。
景色づくり計画の推進に当たっては、事業者や市民に過度の負担がかからないような計画となっておりますが、引き続き市民や事業者と話し合いを重ねる中で景観に対する意識を高め、時代の変化に応じた碧南市の景色づくりをつくり上げていきたいというふうに考えております。
以上が碧南市景観づくり計画の(案)の概要でございます。
参考資料1の2ページにお戻りください。
5の今後の予定につきまして、(1)令和3年3月下旬となっておりますけれども、この部会終了後、速やかに計画の策定及び公表を予定しております。
(2)として令和3年3月15日から4月13日までですけど、この景色づくり計画を推進するにあたり、景観法の規定により条例を定めるべき行為となる部分につきまして新たに景観条例を制定するため、条例のパブリックコメントを行います。
(3)として令和3年6月議会で碧南市景観条例を上程しまして、制定の予定をしております。
(4)として制定後は約3ヵ月間の周知期間を設けまして、令和3年10月に碧南市景観条例の施行を予定しております。
以上で、碧南市景色づくり計画の策定についての説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
235 ◆部会長(
杉浦文俊) 説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
236 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
237 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
238 ◆部会員(
山口春美) これはもともと美しい日本をつくるとかというキャッチフレーズの下でやられて、そのリーダーシップの安倍さんもなくなり、それで、この10年以上かけてずーっともんでみえて、何をやっておるのかなーという感じだったんですけど、何でそんなにやっとかかったの。
そう大した中身でもないし、6月とさっきの字句が変更になって、コロナで予定どおりやれなかったということも含めて、同じもの出してみえて、このペーパーレスのときに。
何だろうと思ったんだけど、そう何で10年もかけてじっくりじっくりやっておらした。
239 ◆都市計画課長(川村哲弘) 部会長、都市計画課長。
240 ◆部会長(
杉浦文俊) 都市計画課長。
241 ◆都市計画課長(川村哲弘) 参考資料の1の1ページから2ページにかけて、第8回から第9回で約5年間ぐらい飛んじゃうんですけれども、実は24年、25年に一度は建築士会のほうと話をさせていただいて、こういった形で規制をかけたいよということでお示しさせていただいたんですけれども、内容がちょっと厳しいじゃないかとか、その事業者に負担になるじゃないかとか、そういった意見がありまして、何回も何回も建築士会と協議を重ねておったんですけれども、ちょっと長い年月かかってしまったんですけど、ようやく決着がついたということで今回出させていただきました。
242 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
243 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
244 ◆部会員(
山口春美) この間、行政のほうがもともと西端の北部のほうで言えば、あのエリアはわざわざそういうお気持ちがあったのか知らないけど、緑地や田畑の美しい景色というところから除外されてみえるんだけど、ここをずんずんずんずん農地転用を外して、工場団地で緑を奪っていっちゃったということも含めて、この当時10年前、ちょうど今日、東日本震災の10年目でありますけれども、この10年間の間にコロナもあったし、いろいろ状況変化があって、やっぱり緑を大切にせないかんとか、そういう位置づけがぐっと何度も言いますが上がっているんですよね。
この間、美術館なんかも造って、あそこのまちをてらまちウォーキングなんかやるもんだから、せめて色の統一なんかもやるための景観条例だとか、そういうものだったら、今後の観光の資源にもなるんじゃないかと。そのぐらいの協力を、きつきつのものじゃなくてもカラーぐらいは統一して、コンセプトを、まち全体に住民の皆さんと一緒にもみ上げて、足助のようにやったらいいんじゃないかと言ったけど、そのカラーの統一もモノトーンでということぐらいの1つもやれないままずりずりで行政が一貫して景色をつくるどころか、壊しながらここまで来たと思うんですね。
利害関係のある建築士に言わせるとそんな厳しい厳しいと言われてしまってというていたらくな状況ですよ、この景色づくりという、名前はいいけど。
私たち国会ではこの法令は基本的には賛成しています。ただし、広告掲載などのものについて厳しく取り締まるのはいけませんよということで、その部分に対してだけ反対討論をしているんですけれども、ここの中で広告の規制はないよね、どう、入っているんですか。
245 ◆都市計画課長(川村哲弘) 部会長、都市計画課長。
246 ◆部会長(
杉浦文俊) 都市計画課長。
247 ◆都市計画課長(川村哲弘) 広告というのは屋外広告物の話はここには記載されておりますけれども、屋外広告物につきましては県条例のほうを参照しておりますので、まずはその県条例に従ってやっていきたいというふうに考えております。
248 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
249 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
250 ◆部会員(
山口春美) だから電信棒なんかはぼこぼこのついたやつだよね、貼れないようにしちゃったりしているんだけど。
どこの、この工作物の関係で入るの、それは。83ページあたりで。ポスターだとかそういうものの掲示、それ、民主主義として、それこそ香港のように国民が立ち上がった場合に、そういうものを貼ることすら、この条例をあれにして取り締まってくるようなことになってはならないので。どこにあるの、それ。
251 ◆都市計画課長(川村哲弘) 部会長、都市計画課長。
252 ◆部会長(
杉浦文俊) 都市計画課長。
253 ◆都市計画課長(川村哲弘) 屋外広告物につきましては、この計画書の95ページに記載がありますけれども、先ほど言いましたようにこれにつきましては、現在愛知県の屋外広告物条例に基づいて行っておりますので、当面の間はこれを遵守していきたいというふうに考えております。
254 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
255 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
256 ◆部会員(
山口春美) 民主主義のことも多少抵触しているということが言えるね、それじゃ。
何でもかんでもオーケーというわけじゃないでしょう、ここで規制するから。
257 ◆都市計画課長(川村哲弘) 部会長、都市計画課長。
258 ◆部会長(
杉浦文俊) 都市計画課長。
259 ◆都市計画課長(川村哲弘) 当然県条例に基づいて屋外広告物の許可のほうは市のほうでさせていただいております。
260 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
261 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
262 ◆部会員(
山口春美) それから、ちょうどたまたまここ94ページのところに市内の樹木のことが書いて、これ、民間のものは全然1つもないんですか、市のものだけで。
263 ◆都市計画課長(川村哲弘) 部会長、都市計画課長。
264 ◆部会長(
杉浦文俊) 都市計画課長。
265 ◆都市計画課長(川村哲弘) この中で民間のものが、ケヤキ並木を除いて全部民間のものになり、松並木もそうですね。松並木の川口町とケヤキ並木を除いては、あと、鷲塚小学校を除いて民間のものになります。
266 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
267 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
268 ◆部会員(
山口春美) それで青い椅子を置くのとは違うの。
あれが景観いいところだねとここに座って、いい景観を見ましょうというのじゃなかったのかね。
それで、無我苑で言うと今江戸小彼岸桜が咲いているんだけど、民有地で咲いていて50年もたつもんだから上のほうが枯れてきちゃったそうで、おうちの人は年もたっているのでしようがないねと言っているんだけど、あんなすてきな、花木は駄目だとか言っておったね、藤は入っておるけど。入っていないんだけど、そういうものも、これ、10年かけてあっち行ったりこっち行ったり、青い椅子を置いたりしてみんなで景観を探してきたんでしょう。
それがこれ、ここにこう集約されているの、これ。木の部分で言うと。足らんじゃない、無我苑のが。
269 ◆都市計画課長(川村哲弘) 部会長、都市計画課長。
270 ◆部会長(
杉浦文俊) 都市計画課長。
271 ◆都市計画課長(川村哲弘) あくまでもここに記載されておるのは一例ですので、今後増えていく可能性も当然ございます。
272 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
273 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
274 ◆部会員(
山口春美) 今後景観重要樹木に指定することが考えられますと書いてぼかしてあるんだけど、これはどうするの、この条例が発足したら。指定するの。
275 ◆都市計画課長(川村哲弘) 部会長、都市計画課長。
276 ◆部会長(
杉浦文俊) 都市計画課長。
277 ◆都市計画課長(川村哲弘) 建造物もその樹木のほうも同じなんですけれども、こういった形で今後、まずは候補を挙げていただいて、候補の中で景観審議会が今後条例に基づいて立ち上がるんですけれども、その中でこれは市として指定したほうがいいんじゃないかということであれば今後指定していく方向になると思います。
278 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
279 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
280 ◆部会員(
山口春美) それじゃ、これは計画案だものだから、条例案はまだこれから6月議会だけど、条例案の中に具体的にそういう何、市の景観重要樹木にすることができるという条例文をつけ、そのための審査会だとか、そういうものも発足し、やっていくということだね。
今後そういう無我苑の前の桜もここに樹木指定されれば、例えば樹木医を呼んで見てもらったりすることもできるという、こういう登録するだけじゃなくて、それのサポートも市はやっていくつもりでわざわざこれを6月議会に出すんでしょう。
どんな条文になっているのかな。それは蓋を開けてみないと分かんない。
281 ◆都市計画課長(川村哲弘) 部会長、都市計画課長。
282 ◆部会長(
杉浦文俊) 都市計画課長。
283 ◆都市計画課長(川村哲弘) 条例につきましては、来週パブコメに入りますので、この週が明ければ公表されますので。
樹木だとか、その建造物が指定されますとその樹木、建造物を持っているその管理者の方には当然管理義務というのが今後生じてきますけれども、管理義務というのは例えば建造物で言うと例えば消火器を置かなければならないだとか、樹木で言えばその草刈りをしなければいけないだとか、そういった管理義務が生じてくるんですけど、まだちょっと現段階ではそのサポートと言いますか、まだ補助を出すとか、そういった話はちょっとまだ今後の検討課題というふうに考えております。
284 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
285 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
286 ◆部会員(
山口春美) それじゃ、条例案としてこの文書そのものは6月におおよそやってあるもんだから、パブリックコメント。
今度、今日は条例案として出すということですか、パブリックコメントを。ならば私たちも条例案として出してほしいんや。パブリックコメントにかける。このままかけるんでしょう、要するに。
何条のものをつくるの、全体の。
それで義務ばかり課しておるやつなんか、何の御褒美もない、サポートもしてくれないものなんかい手を上げないがね、普通。草刈りやれとか何、要らんことじゃん、人のうちの樹木にということになってきて、その樹木選定すれば何らかのお世話いただけるとか、何かのメリットがなきゃそんな、ただ草刈れってお尻叩かれるためにみんな登録するかね、そんなの。
287 ◆都市計画課長(川村哲弘) 部会長、都市計画課長。
288 ◆部会長(
杉浦文俊) 都市計画課長。
289 ◆都市計画課長(川村哲弘) あくまでも条例はそういった形で出させていただきますけれども、そういったサポートにつきましては今後の補助、そういったのは今後の検討課題というふうに考えております。
290 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
291 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
292 ◆部会員(
山口春美) 初めからは終わりまで何のためのやつかよう分からんだけど、この西三河や県内でこれ、これが発足しているところはどこでした。
293 ◆都市計画課長(川村哲弘) 部会長、都市計画課長。
294 ◆部会長(
杉浦文俊) 都市計画課長。
295 ◆都市計画課長(川村哲弘) この景観計画につきましては、県内で11市町ございまして、策定をしているところが。
まず、名古屋市、豊田市、犬山市、常滑市、半田市、瀬戸市、みよし市、岡崎市、蒲郡市、東浦町、長久手市になります。
296 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
297 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
298 ◆部会員(
山口春美) 西三河では岡崎とみよし市だけ。
それと、あるとないとでは随分違うんですか、これ。
やっぱり違うわと、みよしと何、岡崎は。景観条例があるもんで違うなというふうに思えるぐらい。
299 ◆都市計画課長(川村哲弘) 部会長、都市計画課長。
300 ◆部会長(
杉浦文俊) 都市計画課長。
301 ◆都市計画課長(川村哲弘) この景観条例で特にあるのはそのやっぱり城下町に関しては岡崎だとか、名古屋とか、そういったところはこういった形で規制が必要かなというふうに考えておりますけれども、ちょっとほかのところはそれなりにという形です。
302 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
303 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
304 ◆部会員(
山口春美) 必ず条例は事前にわざわざ部会を開かないけど、案としてパブリック前に私たち議員にもそれぞれ配ってくださるのね、条例案でだよ。パブリックコメントに条例案をかけるならということを約束していただきたいし、私たちの知らない間にこの文書だけで条例がどんなものが出てくるのか分かんないもんで、それは確約してほしいのと。
それから、やっぱりこのセットバックで自分のうちの周りをきちっと整理整頓していくなんかの、他の所管をまたぐ制度なんかも含めて、この町並みをきれいにしていくことだとか、また、あれ、逆に路地として、ひと頃は路地、路地と言って大浜
まちづくりのときは狭い道をセットバック、路地でやっていくというようなことも評価していたんだけど。
他のことも含めて、それから何、廃材を山積みにした緑町公園みたいなのは行政がやるべきことだよね、景色づくりのためには。はよさっさと公共用地はちゃんと初めの目的どおりにやっていくなど、あんたたち、自分の上の灰をちゃんとまず、きちんとしていかな。市民にそんな、入れ入れとかやるべきことで、そういうことは絶対に起こらないようになるのね、景観を弊害しておるじゃん、率先して。違うかね、私はゆがんだ見方をしている。
305 ◆建設部長(中村正典) 部会長、建設部長。
306 ◆部会長(
杉浦文俊) 建設部長。
307 ◆建設部長(中村正典) まず、条例のパブリックコメントの件なんですけれども、この条例につきましては、景観法で条例で定めなければならないということがございまして、これについて条例を制定するということなんですが、手続条例ということになっていますので、それと、あと一番大きいのが先ほどの規制をかける部分の表ですね、表の部分を条例で定めなければならないということがございますので、全てここのこの計画に持たれたものの手続的なところを条例にかけるということでございます。
パブリックコメントの案については15日からパブリックコメントをかけますので、そちらのほう見ていただいて、御意見がいただければ6月議会の条例制定の際には委員会のほうで説明させていただきますので、そちらでよろしくお願いしたいということでございます。
308 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
309 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
310 ◆部会員(
山口春美) 今日11日だもんで、土日またぐと予算委員会の開催とともに条例案がホームページ上にアップされるわけだよね。だったらこれに何でつけないのかな、何ページか知らないけど、何ページにわたるのかね。
私たち、全然見もしないやつを市民に先にパブリックコメントをかけてしまうので、そこの中には規制するものは1つもないということですか、じゃ。
市民の様々な形での規制が、さっき草取れというのも規制の1つだわね。規制する条例だったらそんな議会が知らんでおるうちに勝手につくってもらって、パブリックをかけてもらってやってもらっちゃいかんじゃないの。何が規制項目なのかもこの中で分かんないよ。
さっき70件、何か出てくるとか、行為の届出が7件あって、チェックシートは520件で、それから、地元説明会5件ぐらいあると、新たに建物の隣につくるとか、そういうときにはあるんでしょうね、きっと。
というふうに書いてあるけれども、規制の項目も当然入ってくると思うので、それを議会が知らんでパブリックコメントに先にかけちゃうというのはちょっといかんと思うので、早めに早く紙媒体で各議員にお届けください。
311 ◆建設部長(中村正典) 部会長、建設部長。
312 ◆部会長(
杉浦文俊) 建設部長。
313 ◆建設部長(中村正典) 先ほど言われた行為の制限をかける、除外をするということのものをこの条例の中で定めるということで、先ほど説明したこの表のところ、これがまさしく条例に上がるということでございますので、これを景観計画から逸脱するというものはございませんので、これを了承していただければ景観条例のほうも内容的には網羅されておると。
そのほかは手続ということになりますので、御了解いただきたいというふうに思います。
314 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
315 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
316 ◆部会員(
山口春美) これは、計画づくりは努力義務だよね。強制だったらもっと11市町と言わず、もっとたくさんつくっているので努力義務だと思うんですが、それ、答えてもらって。
努力義務だと言われる公共交通計画なんかは全然つくろうとしない、これ、市長も本当はこれ、つくりたくないんじゃないの、今の顔色を見ていると。10年もかけてのらりくらりとやって。
何がねらいでつくろうと思ったの、よその計画なんかはちっともつくらないじゃん。
ここで10年前にやると言っちゃったで、引くに引けんでここまで来ちゃうかという形でやったのか。何が突出して岡崎、三好でやるのに碧南市がその次に続くなら、子供の医療費無料化だって全部そのぐらいの速さでやってもらいたいけど、何かきっかけでこうなっちゃったの。美しい日本にしたかった、けど、トップがいなくなっちゃった。
努力義務だよね、まず。
317 ◆都市計画課長(川村哲弘) 部会長、都市計画課長。
318 ◆部会長(
杉浦文俊) 都市計画課長。
319 ◆都市計画課長(川村哲弘) この景色づくり計画をつくるのは当然努力義務と言いますか、その景観行政団体のみがつくれる計画となっております。
320 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
321 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
322 ◆部会員(
山口春美) これ、自動で団体になるの。これをつくると自動で、これが6月議会で可決したら自動でなるんですか。それに何でなりたかったの。グレードアップしているの?
323 ◆都市計画課長(川村哲弘) 部会長、都市計画課長。
324 ◆部会長(
杉浦文俊) 都市計画課長。
325 ◆都市計画課長(川村哲弘) 景観行政団体につきましては、既に平成23年2月27日にこの碧南市は景観行政団体になっておりますので、先ほど言いました景観行政団体のみがこの計画をつくることができるというふうに法ではなっております。
326 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
327 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
328 ◆部会員(
山口春美) それは経過の中で書いていないじゃん、23年の2月に。
何でなりたかったの、これも手を挙げないとならんのでしょう。
329 ◆市長(禰宜田政信) 部会長、市長。
330 ◆部会長(
杉浦文俊) 市長。
331 ◆市長(禰宜田政信) 碧南市も室町時代からの港町として発展してきたところなので、いいところもあるので、市民の皆様の御理解を得る中でいいところは残せればいいなということで、例えばてらまちとかそういう部分等についても、なかなかああいう場所ないんで。
しかし、市民の皆様の権利関係もありますので、どういうふうにこうやってまとめていくかということで時間がかかったということでございますので、よろしくお願いします。
332 ◆部会長(
杉浦文俊) ほかに質疑はございませんか。
(「なし」という者あり)
333 ◆部会長(
杉浦文俊) ほかに質疑もないようですから、これにて報告を終わります。
執行部入替えのため暫時休憩します。
(午前 11時 25分 休憩)
───────────────────・・───────────────────
(午前 11時 25分 再開)
334 ◆部会長(
杉浦文俊) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
協議事項(5)「碧南市建築物耐震改修促進計画(案)について(報告)」を議題といたします。
本件について、説明を求めます。
335 ◆建築課長(小笠原盛明) 部会長、建築課長。
336 ◆部会長(
杉浦文俊) 建築課長。
337 ◆建築課長(小笠原盛明) それでは、ただいま議題となりました
協議事項(5)碧南市建築物耐震改修促進計画(案)について御報告申し上げます。
参考資料1を御覧ください。
まず、趣旨です。1の趣旨ですが、今年度改定を進めてきました碧南市耐震改修促進計画の内容について報告するものであります。
2、計画策定の目的は、平成27年度に改定しました碧南市建築物耐震改修促進計画の計画期間の満了を迎えるにあたり、国の基本方針及び上位関連計画等を踏まえた計画内容の見直しを行うものであります。
3、計画期間は令和3年度から令和12年度までであります。
4、計画案については参考資料2の碧南市建築物耐震改修促進計画(案)にて、主な内容について御説明いたします。
参考資料2をお願いします。
では、資料の1ページをお願いします。
第1章、建築物耐震改修促進計画の趣旨です。
こちらには計画策定の背景と次の2ページに計画の位置づけを掲載しております。
3ページを御覧ください。
第2章、想定される地震の規模及び被害概況です。
こちらのページには南海トラフ地震についての震度予測、次の4ページには全壊・焼失棟数など想定される被害状況を掲載しております。
5ページを御覧ください。
第3章、計画の基本的事項です。
3の1、対象区域は、碧南市全域とします。
3の2、計画期間は、令和3年度から令和12年度までの10年間です。
3の3、対象建築物は、全ての建築物を対象とし中でも昭和56年5月31日以前に着工された住宅及び耐震性のない特定既存耐震不適格建築物を主な対象として耐震化を図ります。また、本計画期間中に耐震化が困難な住宅については減災化を促進します。
6ページをお願いします。
3の4、特定既存耐震不適格建築物です。
特定既存耐震不適格建築物は、法第14条に示される建築物で所有者は耐震診断を行い、その結果、地震に対する安全性の向上を図る必要があると認められるときは耐震改修を行うよう努めなければならないとされております。
特定既存耐震不適格建築物には、6ページの(1)多数の者が利用する建築物、7ページの(2)危険物の貯蔵場または処理場の用途に供する建築物、8ページ、9ページに掲載の(3)地震発生時に通行を確保すべき道路沿道の建築物があります。
8ページの地震発生時に通行を確保すべき道路沿道の建築物は、緊急輸送道路及び指定避難所までの予想道路を閉塞するおそれのある建築物で、10ページの図の3.4.3に地震発生時に通行を確保すべき道路を示しております。
13ページをお願いします。
第4章、住宅・建築物の耐震化の現状及び目標です。
4.1住宅の耐震化。
(1)住宅の耐震化の現状は、現在の碧南市の耐震化率を固定資産税台帳を基に下の表4.1.1住宅の耐震化の現状(令和2年度)のとおり推計しています。
令和2年度の全住宅の耐震化率は88.9%で、前計画の平成25年度の耐震化率83%より耐震化が進んでおりますが、令和2年度までの目標である耐震化率95%は達成できておりません。
また、種類別、構造別で見ますと戸建住宅の木造に関しては耐震性を満たさない住宅戸数が2,530戸と総数が多いため、戸建住宅の木造の耐震化をさらに促進していく必要があります。
14ページをお願いします。
(2)住宅の耐震化の目標です。
住宅の耐震化率については国や県の目標を踏まえ、令和12年度までにおおむね解消としますが、中間年の令和7年度における耐震化率の目標を95%とします。
下の図4.1.1住宅の耐震化率の現状及び目標のとおり、建て替えや耐震改修により耐震性を満たす住宅の増加や耐震性を満たさない住宅の除却等の推移が現状継続した場合、令和7年度の耐震率は93.7%と推計されます。
また、1ページ戻っていただいて13ページに掲載の表4.1.2住宅の耐震化の推計値(令和7年度)のとおり、令和7年度の木造戸建住宅の耐震化率の推計値のみ90.3%と中間目標値に達していないため、特に戸建住宅の耐震化についてさらなる推進を図る必要があります。
16ページをお願いします。
4.3特定既存耐震不適格建築物については、(1)多数の者が利用する建築物、(2)危険物の貯蔵場または処理場の用途となる建築物、(3)地震発生期に通行を確保すべき道路沿道の建築物については、令和12年度までに耐震性のない建築物の棟数を5分の1に削減させることを目標とします。
17ページの下の4.4住宅・建築物の減災化の目標は、住宅・建築物の倒壊から人命と生活を守るを目標とし施策に取り組みますとしております。
18ページをお願いします。
第5章、建築物の耐震化及び減災化を促進するための施策です。
5.1耐震化及び減災化の促進に係る基本的な考え方は、耐震化及び減災化に向け取組方針に基づいて国や県、地区及び建築関係業者とも連携して促進させていきますとしております。
(1)耐震化促進の取り組み方針は、意識啓発及び知識の普及、耐震化を促進するための環境整備、耐震化・減災化を促進するための支援、建物所有者、地区、建設関係業者、行政との連携による取り組みを基本的な取り組み方針としております。
こちらの具体的な施策としては22ページより掲載をしておりますので、22ページをお願いします。
5.2耐震化に関する意識啓発及び知識の普及については、住宅・建築物の所有者に対し地震発生による危険性並びに建築物耐震化・減災化の必要性に係る意識啓発及び知識の普及に努めていきますとしております。
具体的な施策として(1)地震防災ハザードマップの公表・配布、(2)耐震診断・耐震改修に係るPR・情報提供、(3)イベント等による周知・啓発、(4)耐震診断ローラー作戦。
24ページをお願いします。
(5)耐震相談会の開催、こちらにつきましては、令和元年11月に安価な耐震改修相談会を実施しておりまして14名の相談者の方が参加しております。
(6)学校教育との連携。
(7)リフォーム工事に合わせた耐震改修の誘導。
(8)住宅に係る耐震改修促進税制の周知。
(9)低コスト耐震化工法の普及・啓発。
26ページをお願いします。
(10)耐震改修済ステッカーの配布、こちらは耐震改修実施者に対して改修済ステッカーを配付しております。
(11)その他の周知・啓発に関する施策として、ダイレクトメールの送付による周知・啓発などを実施しております。
27ページを御覧ください。
5.3耐震化を促進するための環境整備です。
県や建築関係団体等と連携して、設計者・施工者リストの作成、安価な耐震改修技術講習会を推進するとともに、地区や自主防災会への働きかけを行い、建物所有者等が耐震化に取り組めるように環境の整備を進めていきますとしております。
具体的施策として、(1)設計者・施工者リストの作成、こちらは愛知県建築士会碧南支部と連携し、市独自の設計者リストなどを作成し公表しております。
(2)安価な耐震改修技術講習会の開催、こちらはNPO法人と連携し安価な耐震改修技術講習会を開催しております。
(3)地区との連携、こちらは自主防災会と連携の下、日進地区をモデル地区とした地区防災カルテの作成を行っております。
28ページをお願いします。
5.4耐震化を促進するための支援策です。
住宅・建築物の耐震化を促進していくため、建物所有者・建物種類の特性に応じて、適切な耐震化促進施策を実施しますとしております。
(1)住宅の支援策では木造住宅の無料耐震診断、耐震改修、除却・建替に係る支援及び非木造住宅の耐震診断・改修に係る支援を行っております。
29ページの(2)特定既存不適格建築物については、所有者に対する意識啓発を行うとともに、愛知県と連携して必要に応じての指導・助言等をしていきます。
また、特に耐震化の緊急性、重要性のある施設に対しては補助制度の検討をしてまいります。
30ページをお願いします。
5.5減災化促進対策です。
建築物の減災化対策については、耐震基準を目指しているか否かを問わず、全ての建築物を対象として推進します。
具体的な策としては、(1)減災化対策の促進として、木造住宅の段階的耐震改修補助、シェルター整備費補助を実施しております。
(2)ブロック塀等の安全対策では、避難所や避難地等へ至る経路に面した危険なブロック塀等に対し撤去に要した費用の一部について助成をしております。
(3)窓ガラスの飛散防止対策・天井の落下防止対策では、避難所や学校施設の窓ガラス飛散防止対策などを実施しております。
33ページをお願いします。
(6)空家・特定空家等の対策では、所有者に対して適切な維持管理、除却についての働きかけに取り組んでおり、空家等対策補助制度などを実施しております。
34ページをお願いします。
第6章、その他建築物耐震化・減災化の促進に関する事項です。
6.1液状化対策・津波対策は、地震時における液状化、津波浸水範囲について、地震防災ハザードマップを利用し、建物の所有者等に周知するとともに地域防災計画に基づき対策に取り組みます。
6.2避難路等の現状把握及び沿道住宅・建築物耐震化の基礎資料の整備は、地理情報システムを活用した避難路沿道住宅・建築物耐震化の基礎資料の整備を行っています。
また、地震の発生時により公共機関が停止した場合に徒歩で帰宅する方を支援するため、徒歩帰宅支援マップを作成し市ホームページに掲載しております。
6.3地震発生後における応急危険度判定制度等の活用では、2次災害が発生することがないよう応急危険度判定の迅速な実施を目指し、その対策に取り組んでいます。
最後に36ページをお願いします。
第7章、計画の進捗管理です。
7.1フォローアップについては、中間年である令和7年度に耐震化の進捗状況や社会情勢の変化に応じてフォローアップを行い、必要に応じて計画の見直しまたは施策の見直しを行います。
7.2国・県の動向に応じた見直し、7.3碧南市地域防災計画に応じた見直しについては、それぞれの計画等の改正に合わせ、計画、施策の見直し等を行います。
以上で、計画書の主な内容の説明とさせていただきます。
それでは、参考資料1にお戻りください。
5、今後の日程です。
パブリックコメントを令和3年3月12日から令和3年3月26日まで実施する予定です。
以上で、
協議事項(5)碧南市建築物耐震改修促進計画(案)についての説明とさせていただきます。よろしくお願いします。
338 ◆部会長(
杉浦文俊) 説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑はございませんか。
339 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
340 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
341 ◆部会員(
山口春美) まず、こういう計画をつくるときには必ず元号でなく、元号も書いてもいいんだけど西暦で書いていただきたい。5年、10年後というといちいち計算せないかんもんだから、ここは5ページのところも元号で書いてあるだけで、西暦でやっぱり表紙のところにこの元号と併せて西暦表示をしていただきたいというふうにまず思います。
それで、今日東日本大震災の10年目ということで、とりわけあのときのことを私もあのテレビで津波が襲ってきた様子、逃げ惑う人たちの様子を見てびっくりしたんですけれども、本当に忘れてはならないことだなというふうに思います。
そして、この南海トラフの地震も控えているこの当市としては、ぜひこれは本気で積極的に進めていただきたいなというふうに思います。
そして、全然不可能ではない、手が届くと思うんですね、努力すれば。ということで質問をさせていただきたいと思いますが、まず、7ページのところで危険物の貯蔵場所、処理場ということが書いてあって、今回、前日金工の会社が来年3月末に撤退するというんだけど、あそこって放射能のものが含めてあったように思うんだけど、ここの中にはその日金工のものは入っているんですかね。
342 ◆建築課長(小笠原盛明) 部会長、建築課長。
343 ◆部会長(
杉浦文俊) 建築課長。
344 ◆建築課長(小笠原盛明) ちょっと今資料を調べますので、しばらくお待ちください。
一応2号のこちらの建築物のほう、法第14条第2号、こちらのほうには、一応日鉄ステンレス株式会社の工場が一応入ってはおります。
345 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
346 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
347 ◆部会員(
山口春美) これはこれで大問題ですけど、一応この出すときには省いて数字を出すのかね、そこ、日鉄の関係では。数字は書いていないでいいのか。ここは触らないでそのまま。
348 ◆建築課長(小笠原盛明) 部会長、建築課長。
349 ◆部会長(
杉浦文俊) 建築課長。
350 ◆建築課長(小笠原盛明) 一応数値のほうにつきましては、17ページですね。こちらのほうに令和2年度現在ということで69という数値が入って、この中に今のこのこちらの工場の数値が入ってはおります。
(「幾つ、1で」という者あり)
351 ◆建築課長(小笠原盛明) 1です。
352 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
353 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
354 ◆部会員(
山口春美) その前の16ページのところで、民間建物の多数の者が利用する建築物で耐震性なしの29件というのは大体、もし名前が分かれば教えていただきたいんですが、工場とか、どんなところなんですかね。
355 ◆建築課長(小笠原盛明) 部会長、建築課長。
356 ◆部会長(
杉浦文俊) 建築課長。
357 ◆建築課長(小笠原盛明) ちょっと名前はちょっと控えさせていただきたいと。
(「大体どういうものが」という者あり)
358 ◆建築課長(小笠原盛明) 共同住宅とか工場ですね。あと、事務所とか倉庫という形になります。
359 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
360 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
361 ◆部会員(
山口春美) 今回休館に入ったグランドホテルなんかは、当然耐震は確保できているんだよね、56年以降だわね、あれ。
いいですよ。答えてください。
362 ◆建築課長(小笠原盛明) 部会長、建築課長。
363 ◆部会長(
杉浦文俊) 建築課長。
364 ◆建築課長(小笠原盛明) グランドホテルは耐震化されていると。
365 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
366 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
367 ◆部会員(
山口春美) 13ページのところで令和7年の目標値ということですかね、推計値、目標値でもないんだ、推計値だもんでね。これが耐震性を満たないところが2,000戸ということで、ここに耐震調査をやってくださいというのをこれ、済んだのかね。もっていきながら安価でできる工法もありますよということでセールスをしていく。
そして、碧南市は100万円の補助は8割補助ですね。それに加えて4分の3の設計補助がつくので、どんなに安くても2割負担がかかってきちゃうんですよ。ここがネックでこれをどっちみち120万円、耐震化を確保していただくために出すでしょう、碧南市は。それを8割とか、4分の3とか、3分の2か、3分の1は自前だよと。こっちのほうの2割分は自前だよというふうにやっちゃうと、100万円の工事をやっても20万円出さないかんくなるの。高齢者の人たちね。
これを2,000戸のおうちもどんなうちが多いのか、よく私も何度も言うんですが、先々80歳の2人暮らしで建てる気持ちもないし、このまま建て替えもないし、老朽化のまま過ごしていくんだという人たちがどれだけいるのか。
そういう人たちに対して、高知県の香南市、私たちも見に行ったけど何で100%できたんですかと言ったら、これを、補助率を上限だけ決めておいて100%にしている。補助額そのものはそんなに変わらないですよ、碧南市も。
だけど、パンフレット持っていって、ローラー作戦をやります。まだ、耐震診断をやっていないですねというふうに言ったときに100万円出してもらえば、設計も込み込みでそこのボーダーラインはあまり厳しく取っていないと市は言われたので、言ってみりゃ120万円あれば、あなた持ち金なしでもやれますからやりませんかというふうにセールスをしてほしい。分かります、言っておること。
368 ◆建築課長(小笠原盛明) 部会長、建築課長。
369 ◆部会長(
杉浦文俊) 建築課長。
370 ◆建築課長(小笠原盛明) まず、一応ダイレクトメールで耐震改修のお願いをしておるんですけれども、それは耐震診断をしたけれども、耐震改修をまだやっていない人、この人たちが大体8割近くいるんですよ。
371 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
372 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
373 ◆部会員(
山口春美) 2,000の8割か。
374 ◆建築課長(小笠原盛明) 部会長、建築課長。
375 ◆部会長(
杉浦文俊) 建築課長。
376 ◆建築課長(小笠原盛明) まず、耐震診断をした戸数が現在のところ2,217戸で、あと、改修、除却、建て替えを行った件数が377戸。よって、1,840戸が、まだ要は2,217戸のうち1,840戸が耐震改修を行っていないという形になっております。
あと、香南市の件ですけれども、私どももちょっと調べさせていただいて、要は確かにあそこは補助の上限額が多分130万円ぐらいです。うちの120万円とそう変わらない。
けど、向こうはすごく耐震化率が上がって皆さんやるようになるというのは、向こうは安価な耐震工法がすごい普及しているんですよね。
要は設計士と施工者がペアになって、ペア、連携を取って進めていると。その中で例えば高齢者でも1回耐震診断をやったけど見積りを取るとすごい高い、じゃ、やめておこうとなるんですよ。そこに安価な工法ができたもんで、あなたどうですかといちいち、とりあえず回ると、そうすると大体安価のほうだと多分130万円ぐらい、ほとんど補助の中でやれますよ、あとはもともとするよというの中で、だからあそこは耐震化率、物すごく上がっているんです。
うちはまだ安価な耐震化工法の普及の体制がまだこれからという中で、今取りあえず元年からその安価な耐震化工法の講習会とか、そういうのを要は設計士さん、あと大工さん、取りあえず知ってもらって理解してもらわんとあかんもんで、それを行って、あとは意見交換会も令和元年度にうちらも含めて行っております。
ちょっと今年度はコロナの関係でそういうのができなかったんだけれども、まずは施工者、設計士が連携を取れる、一緒になってやれば絶対耐震化率は安価な工法なら上がるもんで、その仲を取り持つのは市ですもんで、それで取りあえず意見交換方、何回か行って、なるべくそういうテスト、設計士と施工者、この人ペアでやれば安くできますよ、あとはさっき工事費の今80%ということで今大体耐震改修をやると平均350万円ぐらいかかるもんで、今やっても今上限を超えちゃうもんであまり意味ない。
今安価な耐震改修が普及したときに同時に100%にするとか、そういう検討をしていこうと思っております。
377 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
378 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
379 ◆部会員(
山口春美) まだ道半ばなんだ。あれから数年たったので、常滑を私は例に挙げましたよね。すごい業者さんが団結して、それをやっていると。
これ、建築課でもらったやつなんだけど、すごい数ページにわたってそりゃ専門的な方でないとなかなか分からない。このローラー作戦を実施しませんかというこのぺらで、裏表ぐらいで大体100万円ぐらいでできますよみたいな、安価でできる工法の集約版を書いてもらって、それをもってローラー作戦で行く。
課長も100%にしたほうが進むというふうに言われたもんだから、どっちみち120万円出すつもりならば100%補助で、あなた持ち金なくてもやれるよというふうで、それでもあと5年で死んじゃうでいいわという人はしようがないけど、80ぐらいの人だとそうだもんね。だから、そこをローラー作戦と言うけど、この1,800人を対象に行くんでしょう、1,800件を。
やらない、ここからまずは診断を取ってくださいということをやるの。診断と併せてローラー作戦をやります。それから、安価でできる工法もやります。120万円でできますよという3点セットで全部ローラーをかけちゃえば、私は令和12年にはおおむね解消するということで書いてあるもんだから、私もっと前倒しでこれ、これをやるためにはそれ、やっていこうとしているんでしょう今、課長の胸の中は。
解消するって言われたじゃん。
380 ◆建築課長(小笠原盛明) 部会長、建築課長。
381 ◆部会長(
杉浦文俊) 建築課長。
382 ◆建築課長(小笠原盛明) まずは安価な耐震工法を確立せんとあかんのです。そのためにはさっき申し上げたように建築士、大工さんの連携をする。これがなくては絶対できないです。
要はそういうことをまずもって連携を、リストをつくってそういうのでやっていく。さっき100%、これは今じゃなくてその普及を安価な耐震化工法が普及したときに同時に100%すればよりという、そういう意味合いで自分は言ったわけです。
383 ◆部会長(
杉浦文俊) ほかに。
384 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
385 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
386 ◆部会員(
山口春美) 7年、あと5年しかないので、その香南市にも視察に行っていただける段をつくって、このコロナがおさまったら。
ぜひどういう宣伝をやっていて、どういう形でそれを徹底しているのかというのをぜひ知ってもらって。
私もこの間、キッチンリフォームをやったんだけど、その方も全然知らなくて、でもやっぱり100万円かそこらでやれるよと言うんだわね、その業者さんも。どんな方法か知らないけど。
そういう人もみえるので、早めにこういうパンフレットを作って、それを頼むにはこの業者さんがみえますよと商工課、パフェのパンフレットだ、プリンのパンフレットっていっぱい出しておるじゃん。あのぐらい出してやって、この高齢者のところやあと1,800件をどういう人たちの人に建築、設計の人たちも含めて協力してもらえるなら手当を出してもいいのでセットでいって、100件ぐらい10人の人が回れば1,000件行けるもんね。
ということでやって、ぜひ早めの時期に、令和7年には全達成、95ということだけどあとちょっとだもんね。ぜひそれをやりながら100%補助にしてもらう、どっちみち出すのは一緒だもん、120万円。分かりますかね、言っておることが。
387 ◆建築課長(小笠原盛明) 部会長、建築課長。
388 ◆部会長(
杉浦文俊) 建築課長。
389 ◆建築課長(小笠原盛明) 取りあえずこういうパンフレットの中で、ここの建築士とここの大工さん、頼めば安くできますよという、そういうのを盛り込んだ、そういう手出しができるように早く努めていきたいと考えております。
390 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
391 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
392 ◆部会員(
山口春美) ホームページは業者さんの名前はアップしてあるので、あと広報を、やれるよと言う人は1人や2人、おるんでしょう。全然おらんのか。
その人たちにパンフレットをこういうふうに書き表すと分かりやすいよというやつをやって、ホームページにアップしてもらって、ホームページでうち心配だなと思っている人が検索したときにどういう方法があるのか、幾らぐらいかかるのかというのは何も分かんないので。
例えばこういう例がありますよというのをアップしてほしい。そうすると着実に、みんなそれぞれ不安に思ってみえると思うの、シェルターでもやるというぐらいの人が、数は少ないんだけど見えるんだから。と思いますので、よろしい。
393 ◆建築課長(小笠原盛明) 部会長、建築課長。
394 ◆部会長(
杉浦文俊) 建築課長。
395 ◆建築課長(小笠原盛明) 確かに安価な工法について、ホームページにはアップされていなかったもんですから、早急にアップしたいと思っております。よろしくお願いします。
396 ◆部会長(
杉浦文俊) ほかに質疑はございませんか。
(「なし」という者あり)
397 ◆部会長(
杉浦文俊) 質疑もないようですから、これにて報告を終わります。
それでは、昼食のため暫時休憩いたします。
(午前 11時 56分 休憩)
───────────────────・・───────────────────
(午後 1時 0分 再開)
398 ◆部会長(
杉浦文俊) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
協議事項(6)「碧南市公共下水道年度別整備予定地区について(報告)」を議題といたします。
本件について、説明を求めます。
399 ◆下水道課長(生田秀晴) 部会長、下水道課長。
400 ◆部会長(
杉浦文俊) 下水道課長。
401 ◆下水道課長(生田秀晴) それでは、
協議事項(6)、碧南市公共下水道年度別整備予定地区について(報告)を御説明いたします。
参考資料1を御覧ください。
碧南市では向こう3ヵ年の整備予定事項を公表し、市民の皆様方に下水道への理解を得る中で事業の推進を図っております。
今回は令和3年度から令和5年度までの整備予定地区を公表するというものでございます。
それでは、2ページの碧南市公共下水道整備計画図を御覧ください。
なお、3ページにつきましては、2ページ整備計画図の新川地区、旭地区及び中央地区付近を拡大したものでありますので、併せて参考にしてください。
整備計画図の紫色で縁取りした部分が公共下水道の全体計画区域で、面積は1,611.1ヘクタールでございます。
薄い水色で着色した部分は令和2年度までに整備済みとなる区域で面積は1,304.9ヘクタールでございます。
全体計画区域に対する整備率としては81%となる予定でございます。
令和3年度の整備面積といたしましては、整備計画図の赤色で着色した区域で新川地区が21.3ヘクタール、旭地区が2.8ヘクタール、中央地区が12.7ヘクタールで、合計36.8ヘクタールを予定しております。
令和4年度の整備面積といたしましては、整備計画図の緑色で着色した区域で、新川地区が5.4ヘクタール、旭地区が14.4ヘクタール、中央地区が14.6ヘクタールで合計34.4ヘクタールを予定しております。
令和5年度の整備面積といたしましては、整備計画図の黄色で着色した区域で新川地区が6.9ヘクタール、旭地区が19.9ヘクタール、中央地区が6ヘクタールで合計32.8ヘクタールを予定しております。
なお、整備計画図の中央付近の緑色の着色に赤斜線となっている部分の主要地方道岡崎碧南線拡幅事業区域内につきましては、県の道路事業の進捗に合わせて下水道の整備を実施してまいります。
以上で、説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
402 ◆部会長(
杉浦文俊) 説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
403 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
404 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
405 ◆部会員(
山口春美) 3年合計で104ヘクタールということで、整備済み区域の1,304.9ヘクタールと合わせると1,408.9ヘクタールということで、残り202というふうになります。
そうすると、この調子でいくとあと6年で全部完了ということになりますよね。
令和5年、西暦で書いてほしいですけど、令和5年から6年間で完了ということになりますよね。国の補助金がいついつまでにやると補助金がアップするという、かつて説明されたことはどんな、これ、国土強靱化か社会資本整備か、どんな名目でどんな内容だったんですかね。
406 ◆下水道課長(生田秀晴) 部会長、下水道課長。
407 ◆部会長(
杉浦文俊) 下水道課長。
408 ◆下水道課長(生田秀晴) 一応、国の指導としましては令和8年度までに市街化区域内の主に下水道整備ですけれども、そちらのほうを、95%をめどに整備を進めてくださいと。
まずもってそこまで手厚くじゃないですけれども、補助金を今までどおり交付をしてきますが、しかし、令和9年度以降については、補助金については確約できませんというような内容であります。
それを受けまして、先ほど部会員さんおっしゃられましたように令和2年度の整備済みが1,300ヘクタール余、令和3年、令和4年、令和5年でおおむね100ヘクタール余、私ども令和8年度までにと、あと100ヘクタールほど、整備計画図でいう着色していないところ、そこを全てで一応令和8年度までに整備を実施していく予定で、令和8年度末の段階で整備率としましては一応現在見込みとすれば94.5%というふうに見込んでおります。
あと、残りの部分につきましては、西端地区の北のほう付近の調整区域だとか、前浜地区での同じく調整区域の辺り、その辺が残るというような予定をしております。
以上です。
409 ◆部会長(
杉浦文俊) ほかに。
410 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
411 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
412 ◆部会員(
山口春美) そうすると令和5年から令和8年までは倍のスピードでやっていくということになるんですか、この32というふうに書いてあるんですが、大体60から70ヘクタールぐらいで。でないと94.5までいかないんじゃないですか。どんなあんばいで。
それで、さらに1,611の中で先ほど言った書いていない部分、違う、その全体計画1,611の中でだよね、やるんでしょう。
その中で、何が何でも公共下水道を引っ張ってくるんじゃなくて、点在しているところは合併浄化槽で対応していくということで、この整備エリアそのものを見直していくということも一方では必要かと思うんだけれども、西端の外れっこのほうなんかはどちらがいいのかというのはよく吟味するということを前も言ってみえたと思うんだけど。
エリア外しも含めて、94.5%の残りの5.5%というのはそのエリア外しも含めてということですか。トータル的に整備面積の100%が達成できるということなのかしら。
国は5割でしたか、補助は。これが完全になくなるということ、5割が。令和9年から。
413 ◆下水道課長(生田秀晴) 部会長、下水道課長。
414 ◆部会長(
杉浦文俊) 下水道課長。
415 ◆下水道課長(生田秀晴) まず、順番に申し上げさせていただきます。
国の補助金は基本的には2分の1であります。
まず、整備の面積なんですけれども、もう一度改めて御説明させていただきます。
今年度末までに1,300ヘクタール余、今回公表させていただく令和3年、4年、5年で100ヘクタール余、それ以降の地図でいう着色のしていない市街化区域のところ、そこで100ヘクタール余、それで大体1,500ヘクタール余になると思います。
残りの100ヘクタールほどが先ほど申し上げましたように西端地区、前浜地区付近の調整区域で合計1,611.1ヘクタールをというふうな計画であります。
区域の縮小でありますが、確かにそのような考え方もあるため、私どもも現在縮小する、特に西端、前浜地区の調整区域の辺りを縮小できるか、できないかの検討を始めたところであります。
以上です。
416 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
417 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
418 ◆部会員(
山口春美) 厳密に言うと5.5、94.5の残りの部分はその外していく部分で埋まるの、100ヘクタールで。除いた部分が100ヘクタールと言われたね、過疎地が。それを入れるとあと、それが5.5で全体面積、終わるということで見ていいの。
419 ◆下水道課長(生田秀晴) 部会長、下水道課長。
420 ◆部会長(
杉浦文俊) 下水道課長。
421 ◆下水道課長(生田秀晴) 図面でいう着色部分と白い部分全部を整備すると、おおむね94.5%、残りの5.5%が西端地区や前浜地区の周辺の調整区域であります。
422 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
423 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
424 ◆部会員(
山口春美) それが100ヘクタールだよね。
そいで、碧南市は地域も小っちゃいし、国が言うように令和9年から補助金なくするから令和8年までやっちゃえということに一生懸命やればついていけられるかもしれない、財政力もあるので。
よその自治体でどうなっています、そんなことを言われて。これ、全国の一斉の号令だわね、どんな普及率ですか。今整備率、各市は。
425 ◆下水道課長(生田秀晴) 部会長、下水道課長。
426 ◆部会長(
杉浦文俊) 下水道課長。
427 ◆下水道課長(生田秀晴) 近隣市町の整備率の状況を申し上げます。
令和元年度末で刈谷市さんが92.6%、安城市さんが80.7%、知立市さんが67.6%、高浜市さんが63.0%の状況であります。
私どもは78.5%という状況の中で、刈谷市さんや安城市さんについては、国の通達を満足でき得る予定でおるというお話も伺っておりますが、高浜市さんや知立市さんにつきましては、少し無理があるということもあって、国の指導には満足でき得ないというふうにうかがっております。
428 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
429 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
430 ◆部会員(
山口春美) 碧南が国の指示どおりに一生懸命汗水垂らしてやれば何とかなるけれども、刈谷あたりは境川が一歩先に整備されていたのでこの整備率も高いと思うんですが、なかなか厳しいところですよね。
そうしますと各年度ごとの整備費用ですが、3、4、5あるいは令和8年までの各年度も分かるなら、実計で出ていたかね、念のため教えてください。各年度の整備費用。
431 ◆下水道課長(生田秀晴) 部会長、下水道課長。
432 ◆部会長(
杉浦文俊) 下水道課長。
433 ◆下水道課長(生田秀晴) すみません。各年度の工事費用について資料を持ち合わせておりません。
434 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
435 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
436 ◆部会員(
山口春美) そうすると94.5ぐらいまでいくのであれなんだけど、費用が出ていないというのはあかんじゃん。例えば売買でいくのか、借金バンバンして。
それから、加入者を増やしてその料金収入なんて知れているかもしれないけど、それを前倒しで投入していくということも含めて、ゼロになるなら、それよりはこれを前にやったほうがいいと思うんだけど、各段にそれじゃ、6、7、8はこの倍以上に上がってくるということで見ておっていいの、そういう、ここまでは実計で出ておるわね、5年までは。実計もと言えば分かるじゃないのか。
437 ◆下水道課長(生田秀晴) 部会長、下水道課長。
438 ◆部会長(
杉浦文俊) 下水道課長。
439 ◆下水道課長(生田秀晴) 単年度の整備面積としましては、現在今回公表させていただいた3年、4年、5年については35ヘクタール前後ぐらいです。
それ以降の6年、7年、8年もおおむね35ヘクタール前後ぐらいの整備で、先ほどから申し上げておるように令和8年度には94.5%の整備率になるという予定をしております。
440 ◆部会長(
杉浦文俊) ほかに質疑はございませんか。
441 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
442 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
443 ◆部会員(
山口春美) 実計の数字をもっと、誰も持っておらんの、大体15億円ぐらいやってへんかった、半分国で。大体そのぐらいの調子でいくってことかね、今後も。
444 ◆下水道課長(生田秀晴) 部会長、下水道課長。
445 ◆部会長(
杉浦文俊) 下水道課長。
446 ◆下水道課長(生田秀晴) すみません。資料がありませんが、僕の覚えで言いますと、一応10億円から15億円ぐらいの整備費で実施をしていくということで、この予定で令和8年度までを予定しておるというものであります。
447 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
448 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
449 ◆部会員(
山口春美) 各整備済みのところも含めて、もう一回おさらいで今回はこの3年間がピックアップされたんだけど、過去の部分も含めて整備率と加入率を教えてもらって、ここがたるんでいると、加入率が緩いとお金も入らないもんで、次の整備に回せないじゃないですか。
どこまで遡ってもらえるか分からんだけど、各地域ごとの整備面積、100%のところもあるんだよね、もう。分からんのかね、これ、ついておるんか、碧南の公共下水道って。
450 ◆下水道課長(生田秀晴) 部会長、下水道課長。
451 ◆部会長(
杉浦文俊) 下水道課長。
452 ◆下水道課長(生田秀晴) 整備率の直近の推移ですけれども、平成30年度末で76.2%、令和元年度末で78.4%、今回令和2年度末で81%の見込みであります。
それのそれぞれの整備エリアに対する接続状況でありますが、同じく接続率の直近の動向としましては、平成30年度末で82%、令和元年度末で81%、今回ですけれども一応12月末の時点でということで現在78.7%ということで、大体整備率が80%に対して、そのうちのおおむね8割の方が接続していただけておるという状況が毎年の動きであるという状況であります。
453 ◆部会長(
杉浦文俊) ほかに質疑はないようですので、これにて報告を終わります。
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454 ◆部会長(
杉浦文俊)
協議事項(7)「碧南市公共下水道供用開始区域の追加について(報告)」を議題といたします。
本件について、説明を求めます。
455 ◆下水道課長(生田秀晴) 部会長、下水道課長。
456 ◆部会長(
杉浦文俊) 下水道課長。
457 ◆下水道課長(生田秀晴) それでは、
協議事項(7)、碧南市公共下水道供用開始区域の追加について(報告)を御説明いたします。
参考資料1を御覧ください。
今回追加いたします供用開始区域でありますが、令和2年度に公共下水道の整備が完了し、下水道が使用できる区域になります。
なお、括弧書きの数値につきましては、平成8年度の供用開始当初からの累計となります。
1、公共下水道の使用及び下水の処理開始年月日は令和3年4月1日でございます。
2、供用開始区域面積は42.4ヘクタールで、累計は1,289.8ヘクタールでございます。
3、供用開始区域世帯は1,044世帯で、累計は2万4,040世帯でございます。
4、供用開始区域人口は2,640人で、累計は5万9,710人でございます。行政区域人口は、令和2年12月31日現在で7万2,800人となっております。
6、下水道普及率は3.63%で、累計は82%でございます。
7、下水を排除及び処理すべき区域でございますが、2ページの碧南市公共下水道供用開始区域図を御覧ください。
なお、3ページにつきましては、2ページ供用開始区域図の供用開始該当付近を拡大したものでありますので、併せて参考にしてください。
青色で着色した部分が今回追加します供用開始区域で、町目の全部が対象となる区域としまして、植出町4丁目及び5丁目、笹山町7丁目、新道町2丁目から4丁目まで、踏分町1丁目でございます。
また、町目の一部が対象となる区域といたしまして、植出町1丁目から3丁目まで、笹山町1丁目及び4丁目から6丁目まで、新道町1丁目、福清水町2丁目及び4丁目、踏分町2丁目、堀方町1丁目から3丁目まで、緑町1丁目から4丁目まででございます。
以上で、説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
458 ◆部会長(
杉浦文俊) 説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑はございませんか。
459 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
460 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
461 ◆部会員(
山口春美) 2,640人を新たに供用開始区域に入るということなんですが、受益者負担金はいただいているのかね、この人たちは。接続のときにもらうんでしたっけ、工事を始めるときにもらうんじゃなかったかね。
462 ◆下水道課長(生田秀晴) 部会長、下水道課長。
463 ◆部会長(
杉浦文俊) 下水道課長。
464 ◆下水道課長(生田秀晴) 供用開始が来年度4月1日からでありますので、受益者負担金は来年度が1期目の徴収と言うか、区域になります。
465 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
466 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
467 ◆部会員(
山口春美) 2021がね。そうすると大体受益者負担金の全員いただいたときのお金と下水道料金を全員いただいたときのお金の見込みというのは計算しているんですか。この2,640人の。
468 ◆下水道課長(生田秀晴) 部会長、下水道課長。
469 ◆部会長(
杉浦文俊) 下水道課長。
470 ◆下水道課長(生田秀晴) すみません。資料を持ち合わせておりません。
471 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
472 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
473 ◆部会員(
山口春美) 碧南の公共下水道の平成30年しか私、手元にないんですが、11ページのところにずっと書いてあるんですけれども、おおよそ大体1人当たり3,000円ぐらいかね、下水道料金って、月に。そんなに使う人はいない。
水道料金と一緒で。課長が知らんでどうするの。
474 ◆下水道課長(生田秀晴) 部会長、下水道課長。
475 ◆部会長(
杉浦文俊) 下水道課長。
476 ◆下水道課長(生田秀晴) 一応標準的な下水道使用料としましては、1世帯で月20立米の使用という部分が標準的ということで、それを使用料金に代えますと一応税抜きで1,600円です。
477 ◆部会長(
杉浦文俊) ほかに質疑はございませんか。
478 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
479 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
480 ◆部会員(
山口春美) 2,000万円か、1,000世帯だから、供用開始区域が。それ、月にそのぐらいでいくと。
ということで、受益者負担金も含めてやっぱりこれをきちっともらわないと駄目なので、下水道事業は企業会計にこの昨年から、2020からなられて、お客さんだもんね、私たちは。何のサービスももらっていないけど。
ちゃんとそれをいただくことと、企業会計に入ることによって水道料金はコロナ対策で基本料金を4ヵ月分まけてもらったけど、下水道料金はやってもらえていないので、何らかのサービスはするのかね、企業さんだもの。
481 ◆下水道課長(生田秀晴) 部会長、下水道課長。
482 ◆部会長(
杉浦文俊) 下水道課長。
483 ◆下水道課長(生田秀晴) 今部会員おっしゃられますように本年度より企業会計化をしておりますが、しかし、まだちょっと決算が出ていないもんですから、なかなか方向性なり、明確な状況が分かっていないのも現状だもんですから。
決算が出て、決算を見て判断しながら、その先のことを検討してまいりたいと思っております。
コロナに対する水道と同様の基本料金の減免というところでありますが、下水道といたしましては全ての市民さんに恩恵がなく、部分的に下水の使用エリアでないお方等もあるため、一応不公平感が生じるというところを回避しまして水道と同じような対応をしなかったという判断に至りました。
484 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
485 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
486 ◆部会員(
山口春美) 供用開始の対象世帯と対象人口で言えば、これが大体普通のペースですか。
1,000世帯の2,600人ぐらいが対象ということですかね。それで、その方たちが全部入っていただけることを見込んだ場合に幾ら収入があるのかというのもちゃんと握った上で営業しないと、どんどんどんどん整備をしても入る人がなかなかいないということじゃいかんので。
今実際にはパートさんが訪問するという形だけでやってみえるもんで、さっき言った企業会計になったもんだから何らかのサービスという意味ではそのリフォーム補助などを使って先ほども耐震では120万円出して、そのお金だけあればやれるようにしてほしいということで100%補助にしてほしいということで言ったんですけれども、これは古いおうちだとか、56年以降だと全然対象にならないので、そういう人たちにもリフォーム補助をつけながら、この水道、トイレ関係をリフォームしてもらうのに大いにやってもらって、この料金徴収が上がっていけば、それは市長が言う損得感情の入るほうも全然当てになる話なもんだから、やっぱりそういうこともきちっと制度的にこのサポートしながらやっぱり文化的な生活をお金のない人や生活がえらい人が置き去りにならないような対策というのがとても必要だというふうに思うので、それをもってしてこの料金をきちっと確保しているから信頼関係の中で整備も認めていくよと、私たちの税金で国の補助金といっても私たちの税金ですから、やるわけですから、そういうことはやっぱり一方ではやってもらわないかんというふうに思いますけどね。
いかがですかね、打つ手なしじゃん。
487 ◆下水道課長(生田秀晴) 部会長、下水道課長。
488 ◆部会長(
杉浦文俊) 下水道課長。
489 ◆下水道課長(生田秀晴) 今回先ほどより申し上げさせていただきました1,044世帯供用開始人口2,640人というのは、整備面積が42.4ヘクタールという状況の下であります。
前の
協議事項で申し上げましたように35ヘクタール前後の整備というふうな予定をしておりますので、もう少し目減りがあるぐらいの世帯、人口が毎年毎年拡大していくというふうな見込みをしております。
サービスのお話しですけれども、繰り返しになりますが、まずもっては不公平感を生じさせないということで95%の整備まで現行のまんま頑張っていきたいというふうに思っております。
490 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
491 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
492 ◆部会員(
山口春美) マンホールカードを発行したりするサービスなんかもあって、マニアの人たちが集めている。
先ほども耐震化では耐震化済みというシールを貼ってくださるそうだけど、前から言っているけど私たち一生懸命下水道料金払って、私のうちは雨水利用までしていますが、そういう人に対しては何らふーんと言っておられるだけだもんだから、ちゃんとぴっかぴかのすてきなシールを公共下水接続済みということが分かるエコ的なキャラクターでもいいので、そういうものをきちっと貼って、入っていることが褒めていただけるようにしていただきたいなと。
住宅のほうはやると言われるので、そのぐらいのシールのお金ぐらい出るでしょう。ぜひそれは今後入ってもらいたい、このすてきなシールがもらえますよと言って加入促進をやっていく、入っても入らんでも一緒くたじゃんということじゃ何のメリットもないので、やってください。
493 ◆部会長(
杉浦文俊) 御要望ということでよろしかったですね。
494 ◆部会員(
山口春美) はい。よろしいですか、それをぜひ具体化してください。
全国でやっているところ、ないでしょう。ぜひそういう先進的な取組も含めて。やっぱり業者さんが加入のセールスをしやすいようにお願いします。
495 ◆部会長(
杉浦文俊) 御要望ということですね。
ほかに質疑はございませんか。
(「なし」という者あり)
496 ◆部会長(
杉浦文俊) ほかに質疑もないようですから、これにて報告を終わります。
執行部入替えのため暫時休憩いたします。
(午後 1時 30分 休憩)
───────────────────・・───────────────────
(午後 1時 31分 再開)
497 ◆部会長(
杉浦文俊) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
協議事項(8)「ゼロカーボン達成に向けた取組みの推進に関する陳情」を議題といたします。
まず、陳情書の朗読を求めます。
498 ◆議事課長(小笠原輝) 部会長、議事課長。
499 ◆部会長(
杉浦文俊) 議事課長。
500 ◆議事課長(小笠原輝) それでは、ただいま議題となりました令和3年陳情第1号を朗読いたします。
令和3年2月12日。
碧南市議会議長、新美交陽殿。
陳情者、榊原平。住所はここに記載のとおりでございます。
ゼロカーボン達成に向けた取組みの推進に関する陳情書。
陳情の趣旨は省略いたします。
陳情事項1、ゼロカーボンシティ宣言を検討するなど、2050年までの二酸化炭素排出実質ゼロの達成に向け、地球温暖化対策を行うこと。
2、地球温暖化や気候変動に関することなど、市民や事業者への周知啓発を行うこと。
3、自然災害に対する適用力を高め、持続可能な地域づくりを行うこと。
4、市民、事業者、他都市などとの連携、協働に努め、環境学習の充実と環境行動の支援を行うこと。
朗読は以上であります。
501 ◆部会長(
杉浦文俊) 次に、この件に関して陳述者として榊原平さんに御出席いただきまして、御意見をお聞きしたいと思います。
意見陳述をする前に、進行方法について申し上げます。
碧南市議会申合せに基づき、まず陳述者から5分程度意見を述べていただきます。その後、部会員から陳述者に対し質疑を行います。
なお、陳述者に念のため申し上げます。御発言の際には、その都度部会長の許可を得て発言くださいますようお願いいたします。また、部会員の皆様に対し質疑をすることができませんので、あらかじめ御了承願います。
それでは、榊原平さん、よろしくお願いいたします。
502 ◆陳述者(榊原 平) 部会長。
503 ◆部会長(
杉浦文俊) 陳述者。
504 ◆陳述者(榊原 平) 榊原平と申します。
碧南市の隣の安城市に住んでおります。
私は気候危機について、東京大学山本良一名誉教授が発起人を務める学者や自治体、市民と連携して取り組む気候非常事態宣言ネットワークの発起人の1人に加えていただいております。
私は、この碧南市において2050年までの温室効果ガス排出実質ゼロを目指し、ゼロカーボンシティ宣言の検討を行うよう採択を行ってほしくて個人として陳情に参りました。
私の住む安城市の3月議会では、主要会派のそれぞれから紹介議員を出していただき、同じ趣旨で請願として提出しております。
安城市でも請願の意見陳述をしてもらっているところです。
今日3月11日は、東日本大震災からちょうど10年に当たります。自然災害の恐ろしさに驚愕させられたことを覚えていることと思います。
そして、近年、国内外で猛暑や豪雨などの温暖化が原因と見られる異常気象による災害が増加しています。
御存じのとおり菅総理は去年10月、所信表明演説でグリーン社会の実現を目指し温室効果ガス排出を2050年までに実質ゼロとする方針を表明されました。
また、同年11月には衆参両院において、地球温暖化問題はもはや気候変動の域を超えて、気候危機の状況に立ち至っているというとの認識を共有し、脱炭素社会の実現に向けて国を挙げて実践していくこととの決意が示され、気候非常事態宣言が全会一致で採択されました。
2050年までの温室効果ガス排出実質ゼロ、すなわちゼロカーボンシティ宣言を表明した自治体は京都市、東京都、横浜市、神奈川県をはじめ、おとといの3月9日の時点で311自治体となり、人口を合計すると1億157万人と既に1億人を超えて急拡大しております。日本の人口の80%となっているのです。
近隣の自治体では豊田市、みよし市、岡崎市、半田市がゼロカーボン宣言をしており、火力発電所を持つ武豊町も2月にゼロカーボンシティ宣言をし、続けて、大府市、田原市、蒲郡市も先日、ゼロカーボンシティ宣言を行ったところです。
小泉進次郎環境大臣は、ゼロカーボンシティ宣言の呼びかけの中で、気候変動問題は私たち一人一人、この星に生きる全ての生き物にとって避けることのできない喫緊の課題であると述べておりますとおり、パリ協定の目標を達成し脱炭素社会の実現に向けて持続可能な
まちづくりをしていくためには、国民一人一人、誰1人取り残すことなく社会全体が参加する必要があります。
それが安城市に住む私が隣町である碧南市議会に陳情させていただいているわけでもあります。
地球温暖化に伴い激しさを増す自然災害に対して、適応力を高めていかなくてはなりません。また、そのために持続可能な地域づくりをしていかなければなりません。
これには自然と社会との共生の実現、ごみを一切出さない循環社会の実現、地産地消の地域づくりを推し進めること、既存の労働者が公正に持続可能な経済に移行できるように、公正な移行を行っていかなければなりません。
今コロナ禍にあって、私たちは新しい生活様式を取るようになり、大きな社会変革のときにあると思います。
国連SDGsが目指す持続可能な地域を実現していくために、市民、事業者全員が力を合わせて脱炭素社会に向けて今すぐ行動変容することが求められております。
そして、1つしかない大切なきれいな私たちの地球、瑠璃色の地球を守って子供たちに残していきましょう。これが私からの心からのお願いです。
御清聴ありがとうございました。
505 ◆部会長(
杉浦文俊) ありがとうございました。
以上で、意見陳述は終わりました。
これより陳述者に対する質疑に入ります。
質疑はございませんか。
506 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
507 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
508 ◆部会員(
山口春美) 御苦労さまです。日本共産党の
山口春美と申します。
私も先日NHKの2030未来への分岐点という番組で、3回にわたって地球温暖化と食料問題とハイプラスチックの問題を見て、本当に森七菜さんという二十歳の女優さんが危機感を持って私たちに啓発している姿を見て、本当に何だかしらこの10年が鍵だなというふうにとても思いました。
残念ながら碧南市は2030年までに15.7マイナスの目標を、環境基本計画の、もうすぐ発効していただける第3次の中で言って、50年度計画では今のところはまだ変えていないのでマイナス80ということで20%残しているんですね。
安城さんにも御迷惑をかけているんですが、1から5基の中部電力の火力発電所もありまして、10年で1基、2基はやるけれども、3、4、5については未定ということになっているもんですから、周りの皆さんにも大変な御迷惑をかけているんだなというふうに自覚はしています。
それで、安城市さんは環境都市宣言を行われて、剪定だの堆肥化なんかも取り組まれてよく私たちも視察に行っては碧南市でもやるようにということを言っています。
その請願を出されたということですが、まだ結論は出ていないんですかね。それで、安城市の意向は、安城市の中ではそういうふうに掲げている以上、高い目標を掲げてみえるのか、私もちょっと安城のことまでは調べてこなかったので、分かれば教えてください。
509 ◆陳述者(榊原 平) 部会長。
510 ◆部会長(
杉浦文俊) 陳述者。
511 ◆陳述者(榊原 平) 安城市のほうではまだ、おっしゃられるとおり今請願として出したところで、主要会派から紹介議員を出していただいているところですが、まだ採択はされていないところです。
ですが、いろいろ内々に伝わってくるところだと一応前向きに考えているという、それから、先般の3月議会代表質問でも質問が上がりまして考えているところで、ゼロカーボン宣言するときには何か大きなものを打ち立てなきゃいけないというようなお話があって、今それを検討していているところだというような形で答弁があったというふうにお聞きしております。
512 ◆部会長(
杉浦文俊) ほかにございますか。
まず、陳述者の方、まず許可を得てから発言のほうよろしくお願いいたします。
513 ◆部会員(沓名 宏) 部会長。
514 ◆部会長(
杉浦文俊) 沓名部会員。
515 ◆部会員(沓名 宏) こんにちは。碧南市議会の沓名と申します。
今日は部会の中で陳述に見えました。7名の方で審議をさせていただいております。
今日最後に多分、賛否を取るかと思います。
ですが、この陳情は意見書も何もついていないもんですから、これで終わりです。本会議に上がることはありません。幾ら採択されてもですよ。
そうすると碧南市議会の総意は一切出ませんから、その辺は理解されて陳述を出されたのでしょうか、お聞きいたします。
516 ◆陳述者(榊原 平) 部会長。
517 ◆部会長(
杉浦文俊) 陳述者。
518 ◆陳述者(榊原 平) 私はその点については存じていません。
理解があるかというと理解はなく、この内容についてのみ検討していただきたいということで陳情のほう出させていただいています。
519 ◆部会員(沓名 宏) 部会長。
520 ◆部会長(
杉浦文俊) 沓名部会員。
521 ◆部会員(沓名 宏) 先ほど、安城さんのことを言われましたけど、安城さんは請願というものを出されており、確か紹介者もみんなついておるんじゃないかな、多分採択をされると思われます。思われますですね。ですから、本会議に多分上がって可決をされると思います。ですから、先ほど申したとおり碧南市においては今日これで終わりですになっちゃいます。ふーんで、そうなってしまいますので、ちょっとその辺だけ御理解ください。よろしくお願いします。
522 ◆部会長(
杉浦文俊) ほかに質疑はございませんか。
523 ◆副部会長(小池友妃子) 部会長。
524 ◆部会長(
杉浦文俊) 小池副部会長。
525 ◆副部会長(小池友妃子) 今日はありがとうございます。
1つ、1点だけ私のほうから確認をさせていただきます。
榊原さんはこのところを見ると御住所が安城市になっているんですが、あえて碧南に持ってこられた理由というのが何であるのか、教えてください。
526 ◆陳述者(榊原 平) 部会長。
527 ◆部会長(
杉浦文俊) 陳述者。
528 ◆陳述者(榊原 平) 私は安城市に住んでおりまして、こちらの隣町にある碧南市のほうにも陳情を出した、これは碧南だけではなくて近隣の市にも出させていただいているんですが、その理由は今回のこの気候変動の問題というのは決して私の住んでいる安城市だけの問題じゃなくて国民一人一人、自治体、事業者、全てに関わってくる。
先ほど小泉進次郎環境大臣の言葉も意見陳述の中で読み上げたんですが、一人一人に関わってくる問題だということで、ぜひこの隣町である碧南市においても今回のこのゼロカーボンについて考えていただく必要があるという思いがあって、結局皆さんにこれから生きていくということに関わっていくということなので、隣に住んでいる安城市のほうから参って陳情を出させていただきました。
以上です。
529 ◆部会長(
杉浦文俊) ほかに質疑はございませんか。
(「なし」という者あり)
530 ◆部会長(
杉浦文俊) ほかに質疑もないようですから、これにて質疑を終結いたします。
以上で、陳述者からの意見聴取を終わります。
次に、本陳情に対して執行部から参考意見がありましたらお願いします。
531 ◆環境課長(金原厚夫) 部会長、環境課長。
532 ◆部会長(
杉浦文俊) 環境課長。
533 ◆環境課長(金原厚夫) 参考意見は特にございません。よろしくお願いいたします。
534 ◆部会長(
杉浦文俊) これより質疑、意見等に入ります。
意見はございませんか。
535 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
536 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
537 ◆部会員(
山口春美) 先ほど、沓名部会員から言われたことですが、市外の方とは言え、今の社会の問題提起を私たち碧南市議会に提起をしていただいたというふうに私は受け止めています。
そこで、私たちがこれを真剣に受け止めて採択するとなれば、市長も副市長も見てみえるわけで、ゼロカーボンシティの検討をすることは市当局も含めたことなので、この議会の意思を受け止めて執行部に対してこうした中身を進めていくことを私たちはぜひ求めていかなければならないし、議会としてもそういう意味で力を発揮するべきだと思うんです。
陳情をどう処理するのかというのは私たちもかねがね陳情は闇から闇に葬られてしまうので、請願と同様の扱いをするべきだと。
たまたま請願紹介議員がいなかったりした場合には陳情にならざるを得ないという状況になってしまうので同じ扱いを行うべきだということで、これは議会側の扱いの問題の不備で私たちの。
陳情者には全く責任はないわけで、それは隅々まで分かってみえる人ばかりではないので。
私たちはこういうことを経験しながら、やっぱり請願と同様な扱いをして責任を持っていくべきだというふうにむしろ自分たちの胸に手を当てて反省するべきだと思います。
そういう意味ではぜひ市長にも聞いていただいてみえますので、私たち前向きにこれらを受け止めたいというふうに思います。
審議する部員の皆さん方に改めて伺いますが、この間のNHKの3回にわたるスペシャルは御覧になった方、みえますか。みえない、みえない。森七菜ちゃん。
やっぱり今すごいそのことが警鐘を乱打されているんですね。こないだBSの朝日でも2時間にわたっていろんな問題を言っていました。
本当にこの10年間で私たちが今の生活スタイルを変えないと。何でも使い捨て、使い捨てでやっているこういう世の中にしていると、必ず10年後の分かれ道に、この地球の壊滅的な状況に行くのか、それとも、それを食い止めていくのかの二者択一の選択が迫ってくるということを、警鐘を乱打して言っていました。
だから、私たちは傍観者ではいられないというふうに思うんですね。
ぜひ、先ほども言ったようにせっかくつくった環境基本条例なんですが、執行部は平成20年度比マイナス15.7に、マイナス29を下げちゃったわね。前へ進んだってことか、これは。
それで、2050目標は80のまんまですか。それ、パブリックコメントも終わって、それを製本もせずに、私たちに配りもせずに何かこのままずりずりと紙がもったいないということで終わっちゃうみたいですけれども2050、このゼロカーボンシティということではこれをゼロにする必要があると思うんだけど、どういうことですかね、この15.7のことも含めて。
538 ◆部会長(
杉浦文俊) 執行部に対しての質問でよろしいですか。
539 ◆環境課長(金原厚夫) 部会長、環境課長。
540 ◆部会長(
杉浦文俊) 環境課長。
541 ◆環境課長(金原厚夫) この3月に策定する環境基本計画につきましては、10年目標ということで、このまま何も対策をしなければ15.3%増えていくという想定をした中で、我々としては国の計画に合わせて今80%と言われるのは恐らく国側の長期目標として2050年度に平成26年度比8%削減というのは国が多分掲げられている目標だと思いますが、それに合わせて国の10年間の削減目標に計算を算定し直すと碧南市については15.7%削減をするということで、プラマイでいいますと31%差が出るわけですが、何もしない場合と今からする場合ということで出てきます。
我々といたしましては、この新しい第3次碧南市環境基本計画をこの3月発出しますので、来年度初め、もちろん今からでございますが、粛々とその計画の掲げた目標を実行、市民の皆さん、事業者の皆さんと併せて実行することで、あくまでも数字としては15.7が目標値とはなっていますが、もちろんそれ以上になれるように我々としても頑張っていきたい、その目標に合わせていろんな策を打っていきたいというふうに考えております。
以上です。
542 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
543 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
544 ◆部会員(
山口春美) 3月9日の衆議院で日本共産党の田村貴昭議員が2030年度に国は2013年度比26%の削減目標を掲げているんだけど、45%の削減が必要だということを言っています。
それらの先ほど言ったテレビの報道なんかも見ても、やっぱりこれ以上10年後の社会に向けて私たちは英知を集めなければならないということで示しているんですが、その中で、15.7%で終わって、国の目標ではないかと言うけど、この碧南市の地球温暖化対策実行計画の中に2050はマイナス80ということで掲げてあるんですよ。
これをまずは碧南市も100%、ゼロにする必要があるというふうに思いますので、全くその目標が小さいと、遅れているというふうに思います。
それでこの間、国は買物レジ袋の廃止だとか、今もコンビニのスプーンなんかを廃止するような動きも取っているんですが、やっぱり国がその気になればあっという間にこの社会的に、今まではマイバッグを持っていくのが当たり前という形でこの動きが出ているので、やっぱり国は第一の責任者だと思うんですが、そういっても私たちは何をなすべきかというこのテレビの番組の中ではやっぱりこの事実をきちっとみんなが知ることだということを言われたので、やっぱりこれを遅滞なく市民に徹底することを含めて、新たな今の生活このままでいいですかという問いかけを本気になってやっていく。これが私たちの子供や孫たちにちゃんと地球をあるがままの姿で残していけるかどうかの責務だというふうに思うんですね。
そういう意味では今こういう時代の曲がり角に来て、コロナの中で私たちは本当にいろんなことを学びましたので、やっぱりこういう地球温暖化が様々なこの弊害を呼び起こしていくんだということを痛いほど1年間かかって、このコロナ禍の中で私たちは学びました。
こういうことをちゃんと具体的な政治の場に生かしていく、グレタちゃんも含めて若い人たちが、自分たちが30年先には地球がなくなって壊滅的な状況になるかもしれないのに黙って学校なんか行っていられないということで国会の前に立ち、その行動が日本国内も世界中の若者たちを奮い立たせて今大きな若者の行動にもなっています。
だから、ここに座っている私たち、市会議員という政治家の一端を担っているんですが、そういう人たちはやっぱりこのことをしっかりと受け止めて前に進んでいくべきだというふうに思いますし、ゼロカーボンに向けてこの10年間本当に大切なときなので、やっぱり執行部も含めてありとあらゆる環境対策、省資源、そして、廃プラも含めたあらゆる対策に取り組んでいく必要があると思うし、やっぱり大本は火力発電所、原発をなくして自然エネルギーに行く道を国が総力を挙げて道筋をつくっていくことが必要だというふうに思いますけれども、そのための地方自治体が今80%も入ってみえるということなので、この世論と運動が核兵器廃絶にもつながったように大きく生きてくることが必要だと思いますので、ぜひ碧南市議会の経済環境部員の皆さんにも、この陳情に賛成していただきたいなと思います。それでないと私たちの精神性を問われると思いますよ。
545 ◆部会長(
杉浦文俊) ほかに質疑、意見等はございませんか。
546 ◆部会員(藤浦伸介) 部会長。
547 ◆部会長(
杉浦文俊) 藤浦部会員。
548 ◆部会員(藤浦伸介) 志政会の藤浦です。
陳述者の榊原さん、今日はお越しいただきましてありがとうございました。熱い思い、しかと聞かせていただきました。
ゼロカーボン達成に向けた取組の推進に関する陳情につきまして、こちらの内容を拝見させていただきますと陳情の項目事項は4点あります。
このうち項目の2から4につきましては、先ほど来、話に出ておりますが、今月公表予定となっています第3次碧南市環境基本計画に盛り込んである内容であると認識しております。
ただし、ゼロカーボンに向けた取組について全く疑問がないわけでありません。ゼロカーボンシティが今どんな取組をしているかは環境省のホームページに掲載されております。
先ほど榊原さんもおっしゃってみえましたが、300を超える自治体が宣言をしているというのも拝見させていただいております。
そちらを見ますと、先ほど例にも出されました東京都や京都市、それから、横浜市など先進的な自治体でも徹底した省エネや、あと、再エネの最大限導入を軸にしたおおむね2030年までの対策が中心で、2050年というこの目標としている年度に向けた行動計画というのは描き切れていない状況であります。その点については、今後明らかにしていくという表明にとどまっているということです。
長期的な環境エネルギー政策には脱炭素化に資する今後の技術革新次第といった不確実性があり、国ですら2050年に向けた計画までは具体的に描き切れていないということで、より小規模な自治体における行動計画も先ほどの例のように2030年までは具体的に、2050年に向けてはビジョン的にというのが現状なのかなというふうに考えております。
そういった状況を踏まえて、我々碧南市議会ではこういった陳情に対しまして一部採択というような制度はないんですけれども、我々志政会としましては全体的、この陳情の趣旨に対して賛成でありましても1つの疑問や賛成しかねる部分があった場合は残念ではありますが、願意に沿い難いという判断をさせているところなんですけれども、そうしますと今回のこの項目1のゼロカーボンシティ宣言の検討という部分において、市がそういう宣言をするということに対してかなりの覚悟と責任を伴うものでありまして、先ほど申し上げました技術革新次第という不確定要素がある中で自治体が意気込みのみで宣言するということはちょっと疑問を感じざるを得ません。
したがいまして、二酸化炭素排出ゼロについては国において徹底的な議論を展開していただき、また、我々国民の中でも議論や理解を期待するものでありますが、今回の陳情につきましては、趣旨に対しては賛同できますが、まだ醸成ができていないと判断し願意に沿い難いとさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
549 ◆部会長(
杉浦文俊) ほかに質疑、意見等はございませんか。
550 ◆部会員(
山口春美) 部会長。
551 ◆部会長(
杉浦文俊)
山口部会員。
552 ◆部会員(
山口春美) そういうふうに言われますけれども、今欧米諸国では現実に再生エネルギーの道へかじを切り替えて、現実、政治は進んでいるんですよ。
なぜ日本が進まないのかと言うと、やっぱり相変わらずあんなに福島の原発事故を起こしたのに安全神話と原発に頼る、これを諦めようとしない。
それから、火力発電所については古いやつは廃止するけれども、新たな建設も含めて、武豊なんかは実際にやっていこうとしているんだけれども、これ、建設していこうというこういう企みがある下でやっぱりきちっとこの再生エネルギーにかじを切ることができない状況です。
東日本の直後に、4月にうちの吉井英勝、当時の議員がジャーナリストに向けて後援会をやったんですが、そのときにも言っているんですけど、本当に今配電線なんかを全部個々の電力会社が持っているもんだからブツブツになっていて、それで結局太陽光で発電したものや風力発電なんかでやってもなかなかそれが末端に届かないということがあって、そういうことも含めてヨーロッパなどでは政府が音頭を取ってこの再生エネルギーが流れていく、そういう道筋を科学的にも取ることができる技術を持っているし、日本だってやれるんですよね。
だけど原発に固執している、石炭火電に固執しているということで遠回しにしているだけで、それをうのみにして私たち立派な政治家が技術的にはやれないなんてことを言っちゃ駄目だと思うんです。
米軍基地を全部返してもらって、ここに太陽光をばーっと引くと。約半数以上は電力確保ができるんですよ。そういう現実的な問題もあってヨーロッパでは既にやっている。
それぐらいのことをやらなきゃ。自公政府に任しておいて原発を再稼働だけに一生懸命なっている今も、まだ今日の今日まで。そういう政治をやめさせていくためにも、本気で国民の一人一人が、そして、地方自治体の一つ一つが50年先に地球をちゃんと残したいと、子供たちに、未来にというふうに決意をするならば、やっぱりこれを掲げて国に表明していく、このことが大切だと思うんです。
今藤浦議員が言われたことだと、結局傍観者ですよ。
10年間いいの、その傍観者でということになるので、私はみんなと一緒にエコな生活、資源を無駄遣いしない、本当につましく生きるというのか、そういう生活にコロナを契機にかじを切るべきだというふうに思っているし、大きくなっていくと思う。それに逆らうような政治は淘汰されていくようにしなければならないと私は思います。
だから、そんなのは理由になりませんよ。ヨーロッパで現在やっていて、先進諸国はいっぱいありますからというふうに思いますね。
553 ◆部会長(
杉浦文俊) ほかに質疑、意見等ありませんか。
554 ◆副部会長(小池友妃子) 部会長。
555 ◆部会長(
杉浦文俊) 小池副部会長。
556 ◆副部会長(小池友妃子) 私たちみらいクラブとしての意見を申させていただくんですが、碧南市には国内最大の発電会社が実はあります、火力発電所が。
そちらの会社で20年10月13日の首相宣言よりも先駆けて、実は2050年の脱炭素化に臨む方針を社長が示されています。
それによるとその再生可能エネルギーとクリーンな燃料の導入を進めることで発電時にCO2を排出しない、火力発電によって実現するための取組をするということで動かれています。
今後、碧南火力の発電所でもアンモニアと石炭を混焼する実証を始めるという考えが持たれていて、40年代にはアンモニア100%で発電する整備の運用も目指されて動かれています。そこだけではなくて、様々な企業が碧南市にはあるんですが、それぞれいろいろ調べる中では様々な取組をしている会社が増えてきているのも事実です。
市民の中でも、私のところにも意識を持って動かれている皆さんの声もところどころ、今まで以上に声を聞くようにもなってきました。
先ほど、執行部の方も申されたんですけれども、3月に今月ですね、作成が上がってくる第3次碧南市環境基本計画なんですけれども、これにも先ほど言われていたように目標に合わせていくということで、先ほど藤浦部会員も言っていたんですけれども、この陳述の2番から4番というのはもちろん私も見させてもらったんですが、ほぼ陳述内容と同じものがこの計画にも盛り込まれていました。
そうすると国のほうもカーボンニュートラルも目指すと宣言して前進しているわけですので、私たちみらいクラブとしては今回のその陳情事項というものは碧南市も今取り組むということで進んでいるものでありますので、賛成をさせていただきたいと思います。
557 ◆部会長(
杉浦文俊) ほかに質疑、意見等はございませんか。
558 ◆部会員(新美交陽) 部会長。
559 ◆部会長(
杉浦文俊) 新美部会員。
560 ◆部会員(新美交陽) 碧政会といたしましては、この陳情に対して採択をするということを表明させていただきます。
561 ◆部会長(
杉浦文俊) ほかに質疑、意見はございませんか。
(「なし」という者あり)
562 ◆部会長(
杉浦文俊) これにて質疑等を終結いたします。
お諮りいたします。
本陳情を採択すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
563 ◆部会長(
杉浦文俊) 起立半数であります。
念のため、本陳情は不採択すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
564 ◆部会長(
杉浦文俊) 起立半数であります。
採択及び不採択どちらも同数であり、よって、委員会条例第17号第1項の規定により、部会長において、本陳情に対する可否を採決いたします。
本陳情について、部会長としてまず安城市さんに提出された際は団体名で請願ということもありました。
しかし、本市に対しては安城市民の榊原平さん個人名ということであり、若干違うということに少し理解に苦しみますが、本当にこの審議をすべきことなのかということも迷いましたが、今の碧南市の制度では審議することとなっていますので、採択という結果を申し上げます。
先ほど、ほかの部会員も申し上げましたが、碧南市において環境基本計画にこの内容が合致するということがまず第1点、そして、もう一点としてはゼロカーボンシティ宣言を宣言する、しないは別として検討していくことは内閣というか、国の方針としても当てはまりますので、本陳情については採択といたします。
よって、陳情第1号については採択することに決しました。
以上で、
協議事項は終了いたしました。
これにて
経済建設部会を閉会いたします。
(午後 2時 5分 閉会)
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以上は、碧南市議会協議会
経済建設部会の記録である。
令和3年3月11日
碧南市議会協議会
経済建設部会
部会長 杉 浦 文 俊
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