碧南市議会 > 2021-01-26 >
2021-01-26 令和3年市議会協議会 本文
2021-01-26 令和3年市議会協議会 名簿

  • 無償化(/)
ツイート シェア
  1. 碧南市議会 2021-01-26
    2021-01-26 令和3年市議会協議会 本文


    取得元: 碧南市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    2021-01-26 : 令和3年市議会協議会 本文 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                            (午前 10時 0分 開会) ◆会長(新美交陽) ただいまから、第1回碧南市議会協議会を開会いたします。  本日の協議事項は、配付してあります通知書のとおりであります。 ───────────────────・・─────────────────── 2 ◆会長(新美交陽) 協議事項(1)「令和3年度~令和5年度碧南市実施計画について(報告)」を議題といたします。  本件について、説明を求めます。 3 ◆総務部長(奥谷直人) 会長、総務部長。 4 ◆会長(新美交陽) 総務部長。 5 ◆総務部長(奥谷直人) ただいま議題となりました協議事項(1)、令和3年度~令和5年度碧南市実施計画(報告)について御説明申し上げます。  令和3年度~令和5年度碧南市実施計画について、別添のとおり策定したので報告するというものでございます。  それでは、参考資料2を御覧ください。  まず、1ページを御覧ください。  実施計画の概要でございます。  1、計画策定の趣旨につきましては、第6次碧南市総合計画に基づいた実施計画と位置づけております。  2、計画の構成及び3、計画の運用につきましては、従前どおりで変更はございません。  4、対象事業につきましては、ここに掲載の(1)から(5)に掲げる事業としております。  なお、企業会計、特別会計であっても、この4、対象事業の(4)第6次碧南市総合計画に掲げられているまちづくりに基づく事業、(5)市長マニフェストに掲げられている事業に該当するものについては、個別の事業を今回の計画書では掲載するようにいたしました。  2ページをお開きください。  本計画の策定にあたっての基本的な考え方を御説明いたします。  まず、本計画のポイントといたしまして、四角囲みのところに記載しております3点にまとめておるものでございます。
     1点目といたしましては、本計画では第6次碧南市総合計画で掲げる本市の将来像である「新たな力とともに創る 笑顔と元気のみなとまち へきなん」のまちづくりを目指すため、同計画のまちづくり戦略に掲げている市民とともにつくる災害に強いまちづくり、産業と港を活かしたまちづくり、誰もが笑顔で元気に暮らせる賑わいのあるまちづくりに基づく事業を実施するというものでございます。  2点目は、令和3年度における一般会計は、新型コロナウイルス感染症による不透明な先行きから、継続事業を基本としつつ、好調なふるさと応援寄附金増額や市民病院への繰出金の増額により総額323億円余の予算編成、これは前年度当初予算対比の4.0%増となりますが、令和4年度は313億円余、令和5年度は309億円余で推移するものと見込んでおります。  なお、市税収入につきましては、法人市民税、法人税割の国税による影響が本格することや新型コロナウイルス感染症の影響による急速な景気の悪化に伴い、法人市民税及び個人市民税の大幅な減収を見込んでおります。市税全体でおおむね15億円余の減収を見込んでおるところでございます。  また、令和4年度以降は新型コロナウイルス感染症の終息を見込み、流行前の水準に回復していくものと見込んでおるところでございます。  3点目といたしましては、今後の見通しとして、新型コロナウイルス感染症の影響により厳しい財政状況が見込まれる中、特に経営改善を目指す市民病院への繰出金の大幅増等が見込まれ、財政調整基金の繰入金は令和3年度に25億9,000万円余、令和4年度に19億9,000万円余、令和5年度に14億円余を見込んでおります。  本市が将来にわたって持続可能な市政運営を行っていくためにも、予算全体の根本的な見直しが必要不可欠であり、費用対効果の低い事業については継続事業であっても廃止や見直しを行い、予算規模の縮小に努めることとしております。  以上が今期実施計画のポイントでございます。  次に、1、財政計画についてでございます。  (1)歳入、ア、市税でございますが、令和3年度における個人市民税は対前年度比11.6%の減、43億9,000万円余を見込んでおります。法人市民税は対前年度比57.8%減の5億1,000万円余を見込んでおります。  市税収入全体で令和3年度は153億円余、先ほど申しましたが対前年度比で15億円余の減、令和4年度は166億円余、令和5年度は172億円余で推移するものと見込んでおります。  イ、法人事業税交付金は令和3年度より交付率が3.4%から7.7%に引き上げられるものの交付基準の経過措置に伴い本市配分額が引き下がるため、前年度比16.1%減の2億円余を見込んでいるところであります。  ウ、地方特例交付金は個人住民税における住宅借入金等特別税額控除の実施に伴う減収及び自動車税環境性能割及び軽自動車税環境性能割に係る軽減措置の減収補填分として8,000万円を見込んでおります。  また、令和3年度のみ、新型コロナウイルス感染症に係る固定資産税及び都市計画税の軽減措置による減収補填として、新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金を4億4,000万円余、見込んでおるところであります。  そのため、令和3年度は前年度比1,249.7%増の5億2,000万円余を見込んでおります。  エ、財産収入は市有財産利活用基本方針に基づき、市有地売却等を推進し、令和3年度は対前年度比28.9%増の1億2,000万円余を見込んでおります。  オ、寄附金はふるさと応援寄附金については毎年着実に寄附額を伸ばしておりますが、新型コロナウイルス感染症による景気の悪化に伴う影響を鑑み、対前年度比4.8%増、金額にいたしますと1億円増の22億円の収入を目指します。  3ページに移ります。  カ、市債は、令和3年度は新型コロナウイルス感染症の影響による市税の大幅減収に対応すべく5億1,000万円余の減収補填債の発行を見込んでおります。  市債全体で前年対比49.9%増の12億7,000万円余の発行を見込んでおります。  次に、(2)歳出でありますが、ア、物件費は好調なふるさと応援寄附金事業に係る委託料及び小・中学校GIGAスクール構想推進事業におけるタブレット端末のリース料等により対前年度比3.6%増の68億円余を見込んでおります。  イ、維持補修費は、市営住宅長寿命事業のほか、緊急輸送道路対策事業等、緊急性の高い事業のみ採択としたため、前年度対比21.7%減の4億6,000万円余を見込んでおります。  ウ、補助金等、投資及び出資金は、中小企業工場等立地促進事業や大濱漁協の施設建設補助等から補助費等については対前年度比11.6%増の72億6,000万円余、経営状況の厳しい市民病院に対する繰り出しの増を主な要因として投資及び出資金については対前年度比85.5%増の8億4,000万円を見込んでおります。  エ、普通建設事業は、前年度からの継続事業として、都市計画碧南駅前線整備事業や名鉄碧南駅西駅前広場整備事業を計上したほか、新規事業として私立保育園舎整備補助事業を採択しております。  事業採択は必要最小限とし、対前年度比10.8%減の17億円余を見込んでおります。  オ、公債費は、令和元年度市債に対する償還が始まり、対前年度比5.4%増の11億5,000万円が見込まれます。  令和5年度には減収補填債の償還が始まり、今後も公債費の増が見込まれます。  カ、繰出金では国民健康保険税の減収等に伴う国民健康保険特別会計への繰出金の増により対前年度比5.4%増の22億3,000万円が見込まれます。  次に、(3)財政調整基金の繰入額と年度末残高の推移ですが、令和5年度の年度末残高を13億円余と見込んでおります。  次に、(4)経常収支比率と財政力指数の見込みでありますが、経常収支比率は市民病院への繰出金の増加等を要因に令和3年度は100%を上回ると見込んでおります。  財政力指数はおおむね1.1前後で推移すると見込んでおるところであります。  4ページをお開きください。  次に、2、事業計画についての説明でございます。  まず、(1)第6次碧南市総合計画「まちづくり戦略」でございます。  第6次総合計画で、この10年間で特に重点的に取り組む3つの施策、柱として、ア、市民とともにつくる災害に強いまちづくり、イ、産業と港を活かしたまちづくり、ウ、誰もが笑顔で元気に暮らせる賑わいのあるまちづくりを掲げ、これらに基づいた事業については9ページから35ページで、これらの項目ごとに事業を整理しているところでございます。  次に、5ページの(2)碧南市まち・ひと・しごと創生総合戦略を推進する事業につきましては、この後、件目2におきまして、第2期碧南市まち・ひと・しごと創生総合戦略について御説明申し上げますが、第1期総合戦略と同様、ここに記載のアからエの4つの基本目標に基づき事業を実施してまいります。  この実施計画に掲載した事業は、4つの基本目標のいずれかに関連した事業となっており、36ページから41ページに整理して記載をしております。  6ページをお開きください。  6ページは総合計画施策分野別集計表を掲載しております。  総合計画の4つの施策の大綱から実施計画事業を分類し集計をしたものとなっております。  7ページを御覧ください。  7ページは総合計画まちづくり戦略別集計表を掲載しております。  こちらは総合計画のまちづくり戦略から実施計画事業を分類し集計をしたものとなっております。  9ページをお開きください。  9ページ以降は、実施計画事業まちづくり戦略の体系に基づき掲載をしております。  事業数は全部で105事業であります。このうち新規事業を中心に主な事業についての御説明をいたします。  9ページ2段目、消防団員準中型自動車免許取得促進事業は、消防団に入団し1年未満の団員に対し、準中型自動車免許の取得に要する経費を補助する事業でございます。  13ページをお開きください。  13ページ2段目、県営排水施設保全対策事業は、碧南干拓排水機場及び川口排水機場の将来的な機場統合を含んだ更新を見据え、両機場の老朽した機械設備の更新や長寿命を実施し、優良農地の保全を図る事業でございます。  14ページをお開きください。  最下段、大濱漁協製氷施設建設補助事業でございますが、こちらは老朽により製氷・貯氷能力が低下し、給氷体制に支障を来している大濱漁協の製氷施設の更新を補助することで、漁協の生産活動の向上を図るものでございます。  15ページを御覧ください。15ページ、2段目でございます。  テレワーク導入支援補助事業でございますが、こちらは碧南市内の事業に新規にテレワークを導入するに当たり、国の助成金等を活用した中小企業に上乗せで補助を行い、テレワークの普及を図るものでございます。  その下、助成金申請支援補助事業は、事業者が国の助成金申請をする際に申請の委託をした場合にその委託費用の一部を補助し、事業者が国の助成金を活用しやすくなるようにする事業でございます。  18ページをお開きください。  18ページの3段目、事業用次世代自動車購入費補助事業は、事業活動に伴う温室効果ガス削減及び大気環境の改善を図るため、次世代自動車購入費の一部を補助するものでございます。  19ページを御覧ください。  19ページ1段目、私立保育園等園舎整備補助事業は、碧南市子ども・子育て支援事業計画に基づき、待機児童を発生させないため令和4年4月1日を開園予定として新しい私立認定こども園を創設する社会福祉法人に対し、補助金を交付し社会福祉の向上を図るものでございます。  同じページ、19ページ最下欄でございます。  碧南市子ども家庭総合支援拠点事業は、子ども家庭総合支援拠点の設置のため、要保護・要支援家庭児童の記録を効率的に管理し、児童相談所及び市町村間の情報共有や転居ケース等における対応を迅速かつ効果的に行うため、児童相談システムを導入することで切れ目のない支援体制の確立を図るものでございます。  20ページをお願いいたします。  20ページ3段目、4段目、小学校GIGAスクール構想推進事業及び中学校GIGAスクール構想推進事業、学校教育課分は、小中学校へICT支援員を配置し、教員が授業や校務においてICTを活用するための支援を行うことにより授業の活性及び充実を図るというものでございます。  22ページをお開きください。  22ページ、2段目、3段目でございます。  小学校GIGAスクール構想推進事業及び中学校GIGAスクール構想推進事業、庶務課分でございますが、こちらは国の進めるGIGAスクール構想の実現のため、高速大容量の通信ネットワークの管理と児童生徒1人1台端末を整備するなどICT環境整備の充実を図り、情報活用能力の育成を目指すものでございます。  25ページをお開きください。  25ページ、3段目でございます。  美術館収蔵庫等増設・改修事業は、所蔵作品数が増加し、今後も増え続ける作品を保管するために新たに収蔵庫を増設するとともに、消防法適法及び魅力維持対策や施設の経年劣化等による長寿命を図るもので、令和5年4月のリニューアルオープンを目指すものでございます。  26ページをお開きください。  26ページ、2段目でございます。  市民病院経営改善調査事業は、市民病院の経営改善を早急に実現するため、市長部局においてプロジェクトチームを編成し、専門家によるデータ分析や意見を参考に今後の病院経営について検討するための事業でございます。  その下、病院事業負担金繰出事業(基準外)は、質の高い医療サービスの維持を図り、市民の安心・安全を補償するため、病院事業運営に要する経費の繰り出しを行っておりますが、厳しい経営状況が続いており、経営改善策の効果が発揮される令和5年度までの3年間、基準を上回る8億円の繰り出しを行うというものであります。  このページの最下段、市民病院病棟改修事業は、特に老朽が著しい入院病棟の改修を行うことにより、施設の長寿命及び社会状況の変化に対応した病院機能の向上並びに入院患者の生活環境及び職員の職場環境の改善を図り、収益の向上を目指すものでございます。  27ページを御覧ください。  27ページ、3段目でございます。  障害福祉施設等整備費補助事業は、近年需要が高くなってきております児童発達支援事業所及び放課後等デイサービス事業所について、令和4年4月に開設を予定している社会福祉法人に対し補助金を交付することで障害者福祉の向上を図るというものでございます。  28ページをお開きください。  28ページ、2段目でございます。  地域包括支援センター運営事業は、碧南社協地域包括支援センター、西端出張所、碧南東部地域包括支援センター及び碧南市南部地域包括支援センターの運営を委託し、高齢者等の身近な相談窓口として高齢者支援の充実を図るというものであります。  その下、認知症高齢者等個人賠償責任保険事業は、市が契約者となり加入する個人賠償責任保険事業を行うことにより、認知症高齢者等及びその家族が地域で安心して生活することができる環境の整備を図るというものでございます。  最下段、介護人材確保支援事業は、介護職の魅力をPRし介護の裾野を広げるためのイベント等の開催、介護職定着のための勉強会を開催する事業でございます。  少し飛びますが、33ページをお開きください。  33ページの2段目、LINE公式アカウント事業は、全世代に普及するLINEにおいて、碧南市公式アカウントを導入し、友だちとなった市民に必要な情報を即時に提供する事業でございます。特に従来、市からの情報提供しづらい若者層を大きなターゲットとしておるところでございます。  34ページをお開きください。  34ページの1段目でございます。  AIを活用した総合案内サービス事業は、AIを活用した総合案内サービス、「AIチャットボット」を市ホームページ上で運用することで、市民満足度、発信力の向上を推進するとともに、多言語にも対応し、より開かれた市政を目指すものでございます。  35ページを御覧ください。  35ページ、2段目でございます。  庁内ネットワーク機器更新事業は、本庁舎内のネットワーク環境を無線対応とするためのネットワーク機器更新をする事業でございます。  今年の12月に機器を更新、作業し、翌年1月より無線環境を整えるように予定をしております。  以上で、まちづくり戦略別事業計画の説明といたします。  36ページから41ページにおきましては、実施計画事業が碧南市まち・ひと・しごと創生総合戦略を推進する事業の4つの基本目標のどれに当たるかを一覧で掲載しておりますので、また、後ほど御確認いただければと思います。  42ページ、43ページをお開きください。  こちらが令和3年度から令和5年度の一般会計財政計画と各種の財政指標の推移をグラフしたものでございます。  42ページの予算区分の主な内容につきましては、冒頭で御説明したとおりでございます。  今後3年間の予算規模といたしましては、令和3年度が323億円余、令和4年度が313億円余、令和5年度は309億円余と計画をしているところでございます。  以上で、協議事項1の説明といたします。よろしくお願いいたします。 6 ◆会長(新美交陽) 説明が終わりました。これより質疑等に入ります。 7 ◆審議員(山口春美) 会長。 8 ◆会長(新美交陽) 山口議員。 9 ◆審議員(山口春美) まず、2ページのところで、なかなか新型コロナの影響も含めてこの令和3年度どうなっていくのか不安定ということが書いてありますが、その中でも国税による影響力というふうに書いてあるので、さっきの42ページのところでもいいんですが、国税による各年度、2021、22、23のそれぞれの影響額というのは数字的にはどのぐらいカウントされているんでしょうか。
    10 ◆総務部長(奥谷直人) 会長、総務部長。 11 ◆会長(新美交陽) 総務部長。 12 ◆総務部長(奥谷直人) それぞれの年度においての国税の影響見込額を申し上げます。  内容について、歳入の増になる部分と歳入の減になる部分がありますので、それ、トータルしたものをまず申し上げます。  令和3年度の影響額といたしましては、こちらがプラスの3億6,600万円余、令和4年度におきましてはマイナスの2億7,200万円余、令和5年度はマイナスの1億8,600万円余というように試算しております。 13 ◆審議員(山口春美) 会長。 14 ◆会長(新美交陽) 山口議員。 15 ◆審議員(山口春美) プラスマイナスでやってしまったので、純粋な国税による影響額というのももう一度クリアしてほしいのと、私前から言っているようにこんな歴史上かつてないような非常事態の中で、法人税の最高税率を8割の5万人以上の人口の自治体、取っているわけですから、今ここでわざわざ最低税率にしておく理由もないと。  特段の財政的な措置が必要だという、こういう時期にどっぷりと入っているので、やっぱり直接その法人税を最高税率にすることによって、この法人税そのものが低くなるのかもしれないので、今まで予想していたようには入らないかもしれないですけれども、この時期にやっぱり最高税率にして皆さんと同じ8割の自治体と同じ土俵に入れておくべきだと。  それが最低限度の行政を預かる、この税の仕組みを熟知してあらゆる機会に主要な市民のための財源確保に努力されている当局の姿勢だというふうに思いますので、もう一度法人税に対しての財源措置も含めたプラス分ですか、プラス分も相殺された結果のことを言われたんですが、マイナス部分とそして、最高税率にするとどうなっていくのか。  これは今大企業はそれでも株が上がって、内部留保もそのまま傷つけずにいますし、この春闘でもやっぱり内部留保にいよいよ手をつけて社会的な責任を発揮すべきだと。労組のほうも、労働組合のほうまで言っている状況の中で碧南市がのほほんと今までどおり最低税率でやっていただきますということではいかないというふうに思うので、ぜひ前向きな答弁をお願いします。 16 ◆総務部長(奥谷直人) 会長、総務部長。 17 ◆会長(新美交陽) 総務部長。 18 ◆総務部長(奥谷直人) それでは、法人市民税の国税による影響分、こちらを3年度分申し上げます。  令和3年度につきましてはいずれもマイナスでございますが、2億1,300万円余、令和4年度は8億2,600万円余、令和5年度は7億1,500万円余でございます。  それで、こういうときだからこそ、また税率の見直しをということですが、こういうときだからこそ国等が減税等を図っている段階でおりますので、事業者さんにはここで、そういった中で、企業努力の中で、より先に税収を生んでもらう体質をつくっていただければなというのが市の考えでございます。  財源補填ということであれば、先ほど説明いたしました来年度の大きく法人市民税が減収になるということの中で減収補填債、こちらのほうを今のところ5億1,000万円余を予定しておりますので、こういったところで財源補填を考えておるということでございます。 19 ◆審議員(山口春美) 会長。 20 ◆会長(新美交陽) 山口議員。 21 ◆審議員(山口春美) 財源補填債というのは、あくまで市民のこれからの借金で、未来の市民に肩代わりをさせていくもので、建物を造って、それをみんなで平等に分け合うのとは違って、あらゆる純粋なる借金なので、それはあてがうからということには理由にならないと思うんですが、差引きマイナス2億円と言われたので、令和3年のその補填財源ですね、この減収に伴う、これ、何をもってみえたの。プラスの3億6,000万円ということは5,005億円ぐらいのプラス要因があるんですが、その次がマイナス2億円ということで6億円ぐらいの要因、それから、その次の年は1億円のマイナスと言われたので6億円ぐらいの補填があるんですが、それは何ですか。補填の数字も改めて言ってください。 22 ◆総務部長(奥谷直人) 会長、総務部長。 23 ◆会長(新美交陽) 総務部長。 24 ◆総務部長(奥谷直人) それぞれ増額となった要因のものにつきましては、1つ目としては地方消費税の交付金でございます。  こちらが税率が8%から10%に引き上げられた、見直されたことによって、地方分が1.7から2.2%、こちらに率が引き上げられています。それの影響額としてこの3年間、それぞれ3億7,000万円ほど見込んでおります。  それともう一点、先ほども説明しましたが法人事業税交付金、こちらを令和3年度は2億900万円余、令和4年度1億8,200万円、令和5年度1億5,500万円、こちらは年度ごとに減額になっておるのは先ほど説明させていただいた配分の見直しによるというものでございます。 25 ◆審議員(山口春美) 会長。 26 ◆会長(新美交陽) 山口議員。 27 ◆審議員(山口春美) 今年は総選挙の年で、政権交代を私たち目指しているんですが、多くの皆さんが5%の消費税あるいはゼロにせよという、こういう政党会派もあるわけで、この8%から10%の地方消費税に基づくものは、これ、また不安定です。令和3年以降。  ということもありますので、自力の自主財源ということでは法人市民税の税率をここまで取ってもいいよということで、市民にはほとんどの部分が固定資産税は下げているよと市長も言われたんだけれども、最高税率で取っている以上、やはり公平感を確保する意味でもぜひ踏み切っていただきたいと。  それでなければ市民のほうにほとんど継続事業にとどめましたということ、平気でおっしゃってみえますが、そういう、こんなときだからこそ社会保障だとか、ケアを充実するお金を回すべきなのに、こんなことを平気で言ってみえるということには承服できかねますので、ぜひそれをお願いします。 28 ◆会長(新美交陽) ほかに。 29 ◆審議員(山口春美) 会長。 30 ◆会長(新美交陽) 山口議員。 31 ◆審議員(山口春美) それと4ページの歳出のところで、4ページの下から2段目のところで、移動手段の利便向上によりと市長のマニフェストの中でも唯一、救われるものかなということで言葉だけ書いてあるこのことですが、実際にこの3年間の歳出の中に何がこれに値するんですか。 32 ◆会長(新美交陽) 何ページ。 33 ◆審議員(山口春美) 4ページの下から2行目の冒頭に移動手段の利便向上によりという日常生活を支えるためのと、誰もが笑顔で元気に暮らせる、これ、何もないんですよ、中身がね。中身がないんだけど、その中で移動手段の財源確保と書いてある。担当も含めて。歳出のほうに何が入っているんですかと。具体的に何も入っていない。 34 ◆総務部長(奥谷直人) 会長、総務部長。 35 ◆会長(新美交陽) 総務部長。 36 ◆総務部長(奥谷直人) この4ページは、事業計画については第6次の総合計画に掲げる将来像のそれぞれの3つの重点施策である戦略を書いてあるものでございますので、10年間を目指した内容のものということで、その御承知のとおり実施計画でございますので、この3年間のローリングということの中で事業出しはさせていただいていますので、そういうふうで御理解いただければと思います。 37 ◆審議員(山口春美) 会長。 38 ◆会長(新美交陽) 山口議員。 39 ◆審議員(山口春美) だけど、これ、3年間実計の中だものだから、多少このオレンジとパープルを買うわね、バスを。課長さん、部長さん。  それで少なくとも西尾のバスが入ったので、10人乗りですけれども、フラットな扉の大きいやつがよその市のバスですけど入ってきたと。  相変わらずうちは屋根がへこんだだけで、同じ形のバスを平気で買ってみえるんだけど、少なくともこうやって書く以上、私は何も書いていないけれども、タクシー券のこともあるのかね、これ。利便性の向上の中に。  僅かな予算で書かれていないものも多分あると思うので、もしかしたら私に内緒でここでタクシー券の実施が入っているのかもしれない、それが入っているなら教えていただきたいですし、ここで見る限り経常予算とそれからバスを2台買うことをしかないじゃないですか、3年間で。  そのバスぐらいは少なくとも今までと、ちょっと反省して西尾も刈谷も知立も低床バスで形をデザイン、変えてみえるので、いよいよここ、オレンジとパープルから始まって、低床にするのかなという期待を込めて私前しか向きませんから、希望を持つだけですから、思っていたんだけど、そこも入っていないの、部長、課長。 40 ◆経済環境部長(永坂智徳) 会長、経済環境部長。 41 ◆会長(新美交陽) 経済環境部長。 42 ◆経済環境部長(永坂智徳) 今御質問がございましたくるくるバスの運用の見直しについてでございますが、現時点では具体的な運行変更等の予定がないために、この3年間のローリング計画の中では入れてございません。  今後さらなる調査研究を行う中で、碧南市に最適な公共交通の在り方を引き続き、研究をしてまいりたいと思っています。 43 ◆審議員(山口春美) 会長。 44 ◆会長(新美交陽) 山口議員。 45 ◆審議員(山口春美) そんなん、研究し始めてかれこれ何年という形で、この間、成人式で市長の挨拶を聞いたら69歳と、私と変わらないじゃんと思ったんだけど、今後10年間も経ったら死んじゃうよね、お互いに。  そうだから、早めにそんな、3年間とあれば、本当に天地がひっくり返るんですよ。そんなことぐらいはちゃんとやってほしいし、もう一回確認しますが、高齢者タクシー券は入っていないの、じゃ。200万円か300万円でできるのよ。福祉。 46 ◆健康推進部長(山本政裕) 会長、健康推進部長。 47 ◆会長(新美交陽) 健康推進部長。 48 ◆健康推進部長(山本政裕) 今経済環境部長のほうからくるくるバスにつきまして、新たな交通システムで総合的に研究するというふうに言われております。  高齢者のタクシーチケットにつきましても、そういった研究結果を踏まえて、市に必要な方の支援について検討していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 49 ◆審議員(加藤厚雄) 会長。 50 ◆会長(新美交陽) 加藤議員。 51 ◆審議員(加藤厚雄) 2ページの最初のほうに書かれている新型コロナウイルスによって費用対効果の低い事業は継続事業であっても廃止や見直しを行うと。  本年度はこの対象事業の確保にはなっておったけれども、廃止したのはあるのか。また、理由は多分この費用対効果が低いという判断したという理由でしょうけれども、3年度はこれで廃止した事業があるのか、ないのかというのをちょっとお聞きします。 52 ◆総務部長(奥谷直人) 会長、総務部長。 53 ◆会長(新美交陽) 総務部長。 54 ◆総務部長(奥谷直人) 細かい事業とはなりますけれども、会議等だとか、団体運営の見直しによってそういった補助金の廃止というか、縮減をしたり、あと、具体的に申し上げますと隔年事業でありましたけれども、これ、予算の事業になってしまうかもしれませんがへきなん都市デザイン文化賞事業だとか、あと、街区公園事業を予定していたものを延期したとか、そういうものがございます。 55 ◆審議員(加藤厚雄) 会長。 56 ◆会長(新美交陽) 加藤議員。 57 ◆審議員(加藤厚雄) だもんで、一番当初に対象事業というのが(1)から(5)まで書いてあるもんで、対象事業とならないやつはいいんですけれども、これ、この税収の件から言うと、次回からは逆なことを言うと廃止した事業の項目だけでも列挙してもらえないと、見直ししたやつはまだ残るもんでいいんですけれども、だから、これをこの場で全部言えと言っても急に各課が影響あるでしょうから言えないと思うんですけれども、来年度というか、次回ということから言えば、廃止した事業の一覧表も欲しいかなというふうに思いますけど、作ってくれますか。 58 ◆総務部長(奥谷直人) 会長、総務部長。 59 ◆会長(新美交陽) 総務部長。 60 ◆総務部長(奥谷直人) 努力させていただきます。  それと今ここで書いてあるところにつきましては、今年度今言いました事業とあと、経年、今後の事業についても全庁的に実施計画の予算の打合せをしておる際、査定をしている際に見直してほしいという指示をしているものでございますので、それを踏まえて、来年度以降、また、努力させていただきます。 61 ◆審議員(山口春美) 会長。 62 ◆会長(新美交陽) 山口議員。 63 ◆審議員(山口春美) 2ページ、3ページ、4ページも全部、この3年間の実計に当たってと枕詞でこれ、表題が書いてあるので、3年間のことを言っていると思うんですけれども、この3ページのところのGIGAスクールでさっきの項目的にも歳出の冒頭の物件費、維持管理のイのところ、物件費のところで68億円を見込むということが最後に書いてありますね、GIGA教室で。  この中身は令和2年度も含めてということですか。この68億円の内訳を結局、これ、どう足したって68億円にならないので、もう一度改めて伺います。令和2年が入っているんじゃないの。 64 ◆総務部長(奥谷直人) 会長、総務部長。 65 ◆会長(新美交陽) 総務部長。 66 ◆総務部長(奥谷直人) 68億円は、42ページの総額のところであります。  42ページの計画表の歳出の2、物件費が68億円ということで、前年度より3.6%増額をしています。ということで御承知ください。 67 ◆審議員(山口春美) 会長。 68 ◆会長(新美交陽) 山口議員。 69 ◆審議員(山口春美) それじゃ、教育だけの物件費でもなく、全部の物件費の総額をここへ持ってきて68億円と言い切っちゃう。  この中身で言うと、GIGAに関係することは、それじゃ、年間1億円あればいいの、維持管理も。機器のリース料も含めて、割り込んで入れているんじゃないんですか。  ざくっと市民に言うときは年間1億円だよと。もっとたくさんだと思ったけど。 70 ◆総務部長(奥谷直人) 会長、総務部長。 71 ◆会長(新美交陽) 総務部長。 72 ◆総務部長(奥谷直人) 先ほどの3ページの記載ですけれども、主に、最初に今年度の事業の中で増加、また、減額した、また、事業の要因を述べて、最終的にそれが何%伸びて、総額幾らですよと記載しておりますので、そちらのほうはよろしくお願いします。  それから、GIGAスクール構想のタブレットのリース料については、先ほど新規事業の中で述べさせていただきまして、計画書の22ページ、こちらの庶務課分ということで、小中学校それぞれですので、議員おっしゃったように、毎年合わせて1億円ということを見込んでおるというところでございます。  よろしくお願いします。 73 ◆審議員(山口春美) 会長。 74 ◆会長(新美交陽) 山口議員。 75 ◆審議員(山口春美) そして、教育関係だと少人数学級が今年度というのか、2021から始まるんですが、これが小学校2年生から始まるのか、国はそのつもりだけど、愛知県は県がやっているので、小学校2年生。それ、県が小3にいくのか、それとも中学校2年にいくのかというのはまだ不透明で、その部分については財政的には全く市単でやっていないから影響なしということで、変わるとするならば少人数授業対応の人材をどこにくっつけるかということだかを変更するということでいいですかね。いつ頃明確になってくるでしょうか。3月議会には明確になるのかしら、どこでやっていくのかというのは。でないと、先生が確保できませんよね。 76 ◆教育部長(岡崎康浩) 会長、教育部長。 77 ◆会長(新美交陽) 教育部長。 78 ◆教育部長(岡崎康浩) 35人学級のお話だと思いますけれども、国のほうではまだ法案等の作成に作業を急いでいるという状況だということで、まだ、法案等も出ておりませんので、今後は国の動向を注視してまいりたいというふうに考えております。 79 ◆会長(新美交陽) ほかに。 80 ◆審議員(山口春美) 会長。 81 ◆会長(新美交陽) 山口議員。 82 ◆審議員(山口春美) 13ページのところで、護岸工事です。これは2号地だったかね。13ページの一番初め、港湾の。2年度で約6,000万円弱ということなんですが、これ、市単でやるんですか。市単でやるのは初めてだと思うんですが、この出ているだけで完了するのか、どのぐらいの距離で、場所も教えてください。国、県の補助金はついていないんですか、これは。
    83 ◆建設部長(中村正典) 会長、建設部長。 84 ◆会長(新美交陽) 建設部長。 85 ◆建設部長(中村正典) この護岸工事に関しましては、2号地の港南緑地のところということになります。  今のところ、この3ヵ年につきましては、令和3年度が約延長にして9メートル、令和4年度、5年度で20メートル、全部で29メートルということで予定をしております。  それ以外につきましては、今のところ調査の中では早急にということはありませんけれども、今後調査をしていく中でさらに行う必要はあるというふうには考えておりまして、この予算につきましては、あくまでも維持管理ということの中で単独事業でございまして、国や県の補助はございません。 86 ◆審議員(山口春美) 会長。 87 ◆会長(新美交陽) 山口議員。 88 ◆審議員(山口春美) スケートボード場のところは済んでいるわね、私たち、自力で直しちゃったもんで。その中の入り江のところですか。どこのところ?釣り広場でしょう、その向こうは。港南緑地というと。違うのかね。どの辺を。 89 ◆建設部長(中村正典) 会長、建設部長。 90 ◆会長(新美交陽) 建設部長。 91 ◆建設部長(中村正典) スケートボードのところから東に向かうというか、奥のほうに向かっていくということでございます。 92 ◆審議員(山口春美) 会長。 93 ◆会長(新美交陽) 山口議員。 94 ◆審議員(山口春美) 14ページのところの冷蔵庫のことですが、一番下、大濱漁協の製氷施設です。大きいお金です、約5億円弱ということで。これは国県補助なしなんですかね。 95 ◆経済環境部長(永坂智徳) 会長、経済環境部長。 96 ◆会長(新美交陽) 経済環境部長。 97 ◆経済環境部長(永坂智徳) この製氷棟の建設に係る事業でございますが、国のほうから愛知県を経由して税抜の事業費の2分の1の補助が入ることになっております。  内訳を申し上げますと3億5,350万円が国からの補助、あと、市単独で7,000万円の補助ということを考えております。 98 ◆審議員(山口春美) 会長。 99 ◆会長(新美交陽) 山口議員。 100 ◆審議員(山口春美) その下の北部工業用地で7億円ですが、この中には少ししか出ていないんですが、令和2年から6年ということで、この最終年でたくさんついてくるのかね。事業全体がここに出ていない6年に大きくこの残が出てくる。令和2年、参考のために教えていただきたいのと、これもやっぱり国県補助はなく市単で、しかも民間にぼんと上げて、勝手に道路を造ってくださいというものだったかね。道路の中には市道、県道、国道とあるので、そのそれぞれの割合によって直していくということですかね。新たな整備道路で、その辺、国県、市の割合も含めて教えてください。 101 ◆建設部長(中村正典) 会長、建設部長。 102 ◆会長(新美交陽) 建設部長。 103 ◆建設部長(中村正典) まず令和3年度につきましては、県費補助事業ということで予定をしております。これが約1億円程度ということですが、これの半分を県費ということで予定をしております。あとは単独事業ということでなっております。  4年度以降につきましては、これは北部工業地の工場の進出状況によって変わってきますので、それに合わせた形で順次やっていくということで、全てが計上されているわけではございません。 104 ◆審議員(山口春美) 会長。 105 ◆会長(新美交陽) 山口議員。 106 ◆審議員(山口春美) 県が1億円の半分の5,000万円ということ?半分で県が1億円、他は市単ということで、ここで言うと、はした金だもんね、こっちの4年と5年は。約3億円として、1億円なら2億円の負担ということになるんだけど、それはこの辺、5億円は令和2年についておるのか、令和6年についておるのか。一応総額としてカウントしておいただけということですか。7億円と書いてあるじゃん、総額。令和2年から令和6年が。  あまりみんな勉強していないんだね、これ。あまり力を入れておらんの、実施計画に。私、聞いちゃいかんことを聞いた?何で、そんな。書いてあるじゃん、ここに7億円と。どこに5億円があるのかなと思うじゃん。どういうこと。難しいことを聞いたか?前年度……。いやいや、やっぱりあれだよ、令和3年が頭出しだもん。最後、最終年度にあるのかな。 107 ◆建設部長(中村正典) 会長、建設部長。 108 ◆会長(新美交陽) 建設部長。 109 ◆建設部長(中村正典) 7億円というのが総額になるんですが、これ、先ほど言ったように、まだこれから進捗していく中で、令和6年度以降、増えていくということと、それから、4年、5年につきましては、先ほど言ったように企業の進出状況によって変わってくるということでございます。  令和2年度につきましては、農水管の委託事業等をやっておりますので約1億円ということになっています。  先ほど、令和3年度の県費については、約5,000万円が県費ということでございます。補助としてはその倍という、1億円ということです。 110 ◆審議員(山口春美) 会長。 111 ◆会長(新美交陽) 山口議員。 112 ◆審議員(山口春美) 不要不急のものは後回しと言われたんですが、この5,000万円を除く市単の2億円というのは、進出企業と見合って出入口になるわけだから、必要不可欠ということで2億円でやっていくということですかね。こんなのこそ不要不急だし、幾ら整備しても出てくるか出てこないかは相手次第ということなので。どういうことですかね。 113 ◆建設部長(中村正典) 会長、建設部長。 114 ◆会長(新美交陽) 建設部長。 115 ◆建設部長(中村正典) 現段階で進出企業様が、予定をしてみえる方がございます。これに対応するための費用ということでございます。 116 ◆審議員(山口春美) 会長。 117 ◆会長(新美交陽) 山口議員。 118 ◆審議員(山口春美) 16ページ、2号地の進出企業で1億4,000万円の、一番下です、中小企業工場等立地促進事業。これは県のものではなく、先日、議員ポストに投げ込んだ、審議もしない市単の補助金なのか。1億4,000万円って結構なお金なんですが、企業はもう確定しているんですか、令和3年ということになると。  14億円のお金の投資がされて、そのうちの1割でいくのか、5%というのもあったので、こっちは1割のほうかね。そこら辺の具体的な中身、いきなりここへ出てきて、事業名も分からず。これ、市単のものですか、県のものですか。市の単独補助金として1億4,000万円なのか、教えてください。 119 ◆経済環境部長(永坂智徳) 会長、経済環境部長。 120 ◆会長(新美交陽) 経済環境部長。 121 ◆経済環境部長(永坂智徳) この事業でございますが、衣浦港2号地、工業用地に進出する中小企業に対しまして、初期投資経費等の一部を補助することで中小企業者の工業用地への進出を促進するために実施をしている事業でございます。  今回の対象は、東洋製鉄株式会社でございます。 122 ◆審議員(山口春美) 会長。 123 ◆会長(新美交陽) 山口議員。 124 ◆審議員(山口春美) 市単の新しく投げ込みでスタートさせるという事業で、建設費の1割負担なのか、5%のほうだったのか、どちらだったのか。  それで、既に完成がこの令和3年、2021年度中に完成し操業が始まるという、こういう段階まで来ているんですか。臨特で報告があった? 125 ◆経済環境部長(永坂智徳) 会長、経済環境部長。 126 ◆会長(新美交陽) 経済環境部長。 127 ◆経済環境部長(永坂智徳) 今御質問の事業につきましては、実施計画には載っておりませんが、北部産業地への立地促進補助事業のことでしょうか。先ほど御説明申し上げたとおり、議員さんに投げ込みをさせていただいた事業は、実際の予算が発生しておりませんので、今回の実施計画には記載はしてございません。 128 ◆審議員(山口春美) 会長。 129 ◆会長(新美交陽) 山口議員。 130 ◆審議員(山口春美) とすると、県事業費の中小企業の立地促進事業に乗っかったやつで、従来の。それで、1割補助の市の半分が1億4,000万円なのか、これが総額で、県費と半分こずつだものだから7,000万円が市単なのか。東洋製鉄は臨海対策特別委員会にその動きなんかも御報告があったものなんですか。確認します。いきなりここでぴょこんと出てくるので。 131 ◆経済環境部長(永坂智徳) 会長、経済環境部長。 132 ◆会長(新美交陽) 経済環境部長。 133 ◆経済環境部長(永坂智徳) ここに出てくる事業は、先ほど申し上げたとおり、これまでも、平成29年度から実施をしている事業でございます。  平成29年度には2号地に進出された新急株式会社、平成31年度には同じく2号地に進出をされた小笠原木型、令和2年度には岸本製作所等に補助しておるものと同様の事業でございます。 134 ◆審議員(山口春美) 会長。 135 ◆会長(新美交陽) 山口議員。 136 ◆審議員(山口春美) だから、この補助率と、それから市単なのかということは、県市の制度が合わさった大村政策、そのうちの、だから、これが市単で1億4,000万円なのか、総額2億8,000万円で、そのうちの半分なのか。今までの書き方だと総額で書いてあったから、市単は7,000万円ということでいいの。 137 ◆経済環境部長(永坂智徳) 会長、経済環境部長。 138 ◆会長(新美交陽) 経済環境部長。 139 ◆経済環境部長(永坂智徳) この事業はあくまでも市単独の事業でございまして、補助率等につきましては、土地家屋償却資産の課税標準額の総額の10%、上限が10億円というものでございます。 140 ◆審議員(山口春美) 会長。 141 ◆会長(新美交陽) 山口議員。 142 ◆審議員(山口春美) これじゃん。投げ込んだよ、そのときに。言っておきますけど。北部だけじゃなかったよ。北部だけじゃなくて、広げたやつも投げ込んだの、市単でやりますので。今まで県と一緒にやっておった、ぐるみでやっておったやつが市単でもやりますよと。何か25人以下の従業員のやつは対象になっていないのでというやつでしょう、部長様。いいかね。  17ページ。  いいよ、それで分かった、分かった。部長がちょっと認識不足なだけだよ。  17ページ。  反論があるなら言って、反論があるなら。投げ込んだだて。25人以下のところは市単でやりますよとか言っちゃって。いいの?言うなら言ってよ。私、発言封じはしないので。 143 ◆経済環境部長(永坂智徳) 会長、経済環境部長。 144 ◆会長(新美交陽) 経済環境部長。 145 ◆経済環境部長(永坂智徳) 先ほどから議員御質問の部分につきましては繰り返しになりますが、向こう3年間のローリング計画の中では予算を伴いませんので、実施計画には記載をしてございません。  投げ込みをさせていただいた事業につきましては、今後、企業誘致を図るために制度をするという形の中でお伝えを申し上げた制度でございます。 146 ◆審議員(山口春美) 会長。 147 ◆会長(新美交陽) 山口議員。 148 ◆審議員(山口春美) 何で、予算がついておるじゃん、ここ。何でだ。だから、これのことを聞いておるんだよ、1割負担の市単だと言ったやん。だから、ここについておるじゃん、2021の事業費の中に1億4,000万円と。総事業費じゃないじゃん。  令和3年から令和3年、単年度で1億4,000万円ついておって、2号地の東洋製鉄だと。市単で10%補助だと言われたでしょう。これ、お金がついておるじゃん、今から予算書についてくるでしょう、3月議会に。新年度予算に。  何が実計になんか入っていませんだ。実計じゃん、これ。今、今日、実計を審議しているのよ。 149 ◆経済環境部長(永坂智徳) 会長、経済環境部長。 150 ◆会長(新美交陽) 経済環境部長。 151 ◆経済環境部長(永坂智徳) これ、先ほど投げ込みをさせていただいた2つの事業ではございませんので、誤解のないようにお願いしたいと思います。 152 ◆審議員(山口春美) 会長。 153 ◆会長(新美交陽) 山口議員。 154 ◆審議員(山口春美) 違ってもいいけど、実計は入っておるでしょう。実計には入っていますから、あなたたち、書いてきて。  17ページのLED促進、防犯灯の。700万円で2021が最終年度になっていますが、これで西端で、これで終わったですか。 155 ◆市民協働部長(鳥居典光) 会長、市民協働部長。 156 ◆会長(新美交陽) 市民協働部長。 157 ◆市民協働部長(鳥居典光) 西端で最後になります。 158 ◆審議員(山口春美) 会長。 159 ◆会長(新美交陽) 山口議員。 160 ◆審議員(山口春美) 100%やれたかね。 161 ◆市民協働部長(鳥居典光) 会長、市民協働部長。 162 ◆会長(新美交陽) 市民協働部長。 163 ◆市民協働部長(鳥居典光) 防犯灯につきましては、100%でございます。
    164 ◆審議員(山口春美) 会長。 165 ◆会長(新美交陽) 山口議員。 166 ◆審議員(山口春美) 17ページの明石公園のところで、水辺広場の撤去工事ということで4,000万円ですね。ここのところ、ずっと指定管理になってから続いているんですが、そもそも指定管理になったときにプロポーザルで決めて、いろんな計画を各年度ごとに出してみえて、汽車を走らせるだの何だのとあったんだけど、そのとおりにいっているのかどうか。こんな計画はプロポーザルの中でも出ていなかったと思うんだけど。  池を潰しちゃって、ロボットの噴水も取っちゃって、何にするんですか。具体的なその後の利用計画が出されているなら私たちにも見せてほしいし、こんなところで頭出しするんじゃなくて。どんなふうになっているんですかね。  あわせて、この間の事故の関係で、私、見に行ったら、事務所と大きな遊具が置いてあるところの階段のところが段差になっていて、完全にあれ、工事ミスですよね。1階段だけ段差の高さが違うので。私たちがたったったったっと降りていくとこけちゃうの。それで、向こうの指定管理になられてからか、管理協会のときも書いてあったのかもしれないですが、段差に気をつけてくださいというやつがぺたぺたと手書きで書いてあって、見苦しい限りだけど、あれを直すには相当、全階段、もう一回寸法をはかり直して均等にしなきゃ直らないんだけど、ああいうのは十分承知してみえて、この中に入っているんですか、改修費。今年度予算でやるならやられるんだけど、まだ具体になっていないと思うんだけど。 167 ◆開発水道部長(磯部悟嗣) 会長、開発水道部長。 168 ◆会長(新美交陽) 開発水道部長。 169 ◆開発水道部長(磯部悟嗣) まず、水辺広場の件でございますが、まずはこの池を撤去いたしまして、人工芝を貼りまして、平らな状態にしまして指定管理者のほうにお客様に対してどういうものがよいのかという試験的なことをやっていただきます。  その後、どのようなものがいいかということの結論を出したいと考えております。  それから、階段につきましては、高さが違うということは承知をしております。  注意喚起をしておる中で公園の中の施設のそういういろいろなもの、これの優先順位をつける中で順番としていずれかは改修のほうはしていきたいと考えております。 170 ◆審議員(山口春美) 会長。 171 ◆会長(新美交陽) 山口議員。 172 ◆審議員(山口春美) 明石公園は臨海体育館と一緒で、地元業者じゃなくて財団なり、国絡みのゼネコンが造ったもので、やっぱりそういう点では当たり前の下段の淵が食い込みもなく、ただくっつけてあるだけということも含めて、やっぱりこういうところに出すと大きな手抜きがやられているなということを、こんな何年も経ってからですけれども、明らかになって、初歩的なことですよ、階段の段差を均一じゃなくすれば危ないということなんかは建築屋さんだったら誰でも知っているので、そういうことも含めて痛い教訓にしながらぜひそういう大手のところに安易にお願いするのは、地元でみえればさっとお願いできるのに、体育館もそうだったじゃないですか。すごい教訓にしたいということで、ちゃんと記憶にとどめておきたいと思いますよ、お互いに。  さっさと人工芝にしちゃうというのも問題だわ。池を直すと、あれ、暑いときにはなかなかの景観だもんね、幾らコケが生えておったって。池があるということはいいので、ちょっと安易にやり過ぎだなと、この経過報告も含めてきちっと議会に報告してください。 173 ◆審議員(杉浦哲也) 会長。 174 ◆会長(新美交陽) 杉浦議員。 175 ◆審議員(杉浦哲也) じゃちょっと、3ページの市債の部分なんですけれども、ここに市債全体で前年度対比49.9%ということで書いてあるんですけど、その5億1,000万円の減収補填債の発行以外の、そうすると7億6,000万円ということだと思うんだけど、これの来年度予算の主な事業を教えてください。 176 ◆総務部長(奥谷直人) 会長、総務部長。 177 ◆会長(新美交陽) 総務部長。 178 ◆総務部長(奥谷直人) まずは1つ目といたしまして、私立保育園園舎整備補助事業、2つ目といたしまして名鉄碧南駅西駅前広場の整備事業、都市計画道路の碧南駅前線の整備事業、大きいところで申しますと以上のような内容になるかと思います。 179 ◆審議員(杉浦哲也) 会長。 180 ◆会長(新美交陽) 杉浦議員。 181 ◆審議員(杉浦哲也) ありがとうございます。  もう一件で、今日、説明の中で、新規事業を中心に説明をされたんですけど、ここの最後の表、41ページまでのところで新規事業が21本ここには書いてあるんですけれども、このうちで先ほども国県だとかいろいろな話が出ているんですけど、自主財源、要は単独でやられるものというのは何本ぐらいありますか。  自主財源のみでやられる新規事業というのは、このうちのどれなのか、ゼロなのか、ちょっとその辺を教えてください。 182 ◆総務部長(奥谷直人) 会長、総務部長。 183 ◆会長(新美交陽) 総務部長。 184 ◆総務部長(奥谷直人) まず、ちょっと順番に申し上げますと新規事業の中では、9ページの消防団の団員の中型自動車の免許取得補助事業、こちらは市の単独事業となります。  続きまして、13ページの2段目、県営排水施設保全対策事業、これ、県営事業でございますが、こちらは市負担分の拠出ということでございますので、これには特定財源は入ってございません。  それと、15ページですけれども、3段目の助成金申請支援補助事業、少し飛んでいただいて、20ページの小中学校のそれぞれGIGAスクール構想の推進事業の学校教育課分のICT支援分です。  それと、26ページの2段目の市民病院経営改善調査事業、あとは33ページまで飛んでいただきますと、2段目のLINE公式アカウント事業、それから35ページの1番目のAIを活用した総合案内サービス事業、あとは35ページの庁内ネットワーク機器更新事業ということで、主なところとしては漏れておるかもしれませんが、以上のものかと思います。お願いします。 185 ◆審議員(山口春美) 会長。 186 ◆会長(新美交陽) 山口議員。 187 ◆審議員(山口春美) 19ページの小林病院の私立保育園ですが、約3億円の補助金、これは市単、県費補助、どのぐらい入っているんですか。単年度で完成で、令和4年初頭にオープンということですかね。 188 ◆福祉こども部長(杉浦秀司) 会長、福祉こども部長。 189 ◆会長(新美交陽) 福祉こども部長。 190 ◆福祉こども部長(杉浦秀司) この補助金につきましては、国から約1億3,000万円余の交付金の歳入を予定しているところでありますので、市の補助分といたしましては、約1億5,000万円余ということであります。  それから、令和4年4月からの開園を予定しております。  以上です。 191 ◆審議員(山口春美) 会長。 192 ◆会長(新美交陽) 山口議員。 193 ◆審議員(山口春美) 23ページのところで、コロナが終息するということをにらんで、下から3番目、少年スポーツ海外交流補助金ということで150万円、これ、廃止しなさいということで言ったんですけれども、相変わらず粘って、粘って、令和4年、5年でつけてみえるんだけど、これ、やめたほうがいいんじゃないですかね。何でここに固執しておるの。誰だ、この固執しておるの。市長か。やめてください。150万円って僅かなお金かもしれないけど、対象はすごいたくさんみえて、その中で厳選された僅かな人たちが行くだけだものだから、種目によっても違うし。これだけのお金はやっぱり全般的ないろんな機器の整備やら何やらのお金に使うべきで、こういうコロナの時期も含めて、令和4年、5年で解決すればいいけれども、また新たな問題も出てくると思うので、なかなか固めていくというのは大変だなというふうに思うので、ぜひやめてください。お願いします。 194 ◆会長(新美交陽) 答弁はいいんですね。 195 ◆審議員(山口春美) いいです。 196 ◆会長(新美交陽) ほかに。 197 ◆審議員(山口春美) 会長。 198 ◆会長(新美交陽) 山口議員。 199 ◆審議員(山口春美) 26ページのところで、市民病院のリニューアル計画です。26ページの一番下段です。  8億円という、当初のこちらに報告された限りで、あのときはまだ第3波がこのようになっていませんでした。やっぱりトイレで感染することも含めて、そこで働く人たちの、本当にこの大変な中でやってみえて、なるべく感染症にも、コロナだけじゃないですもんね、感染症というと。強い病院にするためにも、非接触だとか、いろんなこと、トイレも個室することも含めて対応すべきだというふうに思っておるけど、持ち帰って検討したかね。何の検討もなく、一遍発表したものはこれで押すんだということで8億円で出してみえたんだけど、やっぱり本当に市民病院を再生するためには、今の資本主義の体制ではなく、本当にこのコロナの感染からケアを手厚くするという観点から、新しい社会の構想に向けての観点で考えないと。1回造れば30年ですから、それこそ。幾らリニューアルしても。次の新しい世代に入ってくるんです、成熟し切った資本主義の腐敗が始まっている中で。  だから、ちゃんと金額も増やして、私が言ったトイレの個室、それから非接触型、そういうものを徹底してやっていただくためには8億円では不足だと思うんですが、何で反省しない? 200 ◆病院経営管理部長(遠山隆夫) 会長、病院経営管理部長。 201 ◆会長(新美交陽) 病院経営管理部長。 202 ◆病院経営管理部長(遠山隆夫) 前にも御説明させていただいてきましたが、院内で病院長はじめ、各セクションの一応代表者によって病棟改修検討委員会を設置しております。  そこの中でいろいろ御意見を聞きながら決めておりますので、一方的にこちらが決めておるわけではございませんので、よろしくお願いいたします。 203 ◆審議員(山口春美) 会長。 204 ◆会長(新美交陽) 山口議員。 205 ◆審議員(山口春美) 議会の中あるいは市民の中あるいは患者の中というのもやっぱりきちっと聞く耳を持つべきだ。みんなの大切な市民病院で、しかも、継続か、存続か、あるいは縮小かということが問われている中でのこのリニューアルですから。  私は、邪推すると、去年のクリスマスのときに、12月25日に厚生労働省が50床以上のベッド数を削減したところには1ベッド100万円の補助金を出すというふうに改めて期限が迫っていますよという通知が来ました。そうしたら、すぐに65床の削減ということで、市長はこの金に目がくらんだかと。5,000万円欲しさに削減、病床数を減らしたのかなと邪推しないわけでもないですけれども、こういう今、菅さんのこんな時期に、飽和状態になっているような医療の体制を維持することは、公立病院でこそやっぱり頑張ってやらなきゃいけないときにその尻馬に乗ってしまうということは絶対に許されないので、そうだとするならば、やっぱりそれも含めて改善をし、やっぱり議会の声も、それから市民の声も、患者の声も、それから働く人たちの声も生かして、やっぱり8億円ということに限定しないで、ぜひ今後のオープン後には、必ずこれは市民に貢献できる施設になりますので、もう一度、そんなかたくなにならずに見直してくださるようにお願いします。 206 ◆会長(新美交陽) ほかに。 207 ◆審議員(加藤厚雄) 会長。 208 ◆会長(新美交陽) 加藤議員。 209 ◆審議員(加藤厚雄) 今日は実施計画の報告を受ける場所であって、審議をする場所ではない。議長、要望とか意見ばかりを聞く場所じゃないんですよ。あくまでも実施計画の報告を受けてのその報告の内容とか、何かだったらいいんですけど、要望とか意見をだらだらと言う場所じゃない。  それと、指名もしていないのにしゃべらせるというのはよくない、議長。 210 ◆会長(新美交陽) 分かりました。  山口春美議員、十分注意して、ひとつ発言していただきたいと思います。 211 ◆審議員(山口春美) 会長。 212 ◆会長(新美交陽) 山口議員。 213 ◆審議員(山口春美) 加藤厚雄議員がいつもそういうふうに議員の発言制限をする。今日この場で聞かずに、今後の3年間に責任が持てますか。市民に説明ができますか。部長でも答弁できないことがあったじゃないですか。当たり前のことを、3年間、どういうふうに数字をばらまいたんですかと聞いておるだけの話が答えられないこともあったじゃないですか。  あなた、分かっているの。私、分かりませんよ、何も。分からないから聞いている。議員にとっては発言は最大の使命ですから、市民の代わりに。私の配下には7万人の市民がいますから。7万人の市民がみんな分かるように今日聞いています。  30ページ。  一番上の駅前線の整備事業で平成30年から令和8年ということで、14億円ですね。今年が2億6,000万円で、あと2億5,000万円、2億5,000万円となっているんですが、この中に愛知県中央信用組合の用地も含まれていて、その下に、31ページのところの一番頭に1億1,000万円で入っているのが名鉄の用地というふうに言われました。名鉄は無償譲渡で何とか判こを押していただきたいというふうに言っていたのに、結局は1億円も請求してくる。あんたの土地に造ってあげるんだよと、土地ぐらいただで出すのは当たり前でしょうと。駅舎の中の椅子1本作らない、名鉄。私たち、名鉄の本社まで出かけていって交渉しましたけれども、本当に舌ベロ一つ出さない名鉄に対してやっぱりそのぐらいのことを言うべきなのに、とうとう1億円を出すと。  この用地の内容は、下が名鉄の広場の、これ、全てですか、1億1,000万円。上の中にけんしんの広場の一角にも当たるんですが、これは入っているのか、入っていないのか。今後、約1億円では済まないような大きさだと思うんですが、それはどういうふうに私たちは踏まえていていいんですか。 214 ◆建設部長(中村正典) 会長、建設部長。 215 ◆会長(新美交陽) 建設部長。 216 ◆建設部長(中村正典) まず、碧南駅前の広場の用地ですけれども、令和3年度に名鉄の分ということで7,700万円余の予定でございます。そのほかについては、駅前広場の工事費ということでございます。  それから、けんしんの費用につきましては、現段階で令和4年度以降で考えておりますが、コロナの影響もございまして財政状況も厳しい中で少し計上されていないということで、所管としては4年に用地取得をして5年に整備ということで考えております。 217 ◆審議員(山口春美) 会長。 218 ◆会長(新美交陽) 山口議員。 219 ◆審議員(山口春美) この中に明記はされていないけど、2億5,000万円のうちで約1億円じゃないか、さっき7,000万円と言われたんだけど。名鉄のほうが平米数も含めて知りたいところなんですが、それより多いか、少ないかということも含めて。  それで、名鉄がこれで終わってしまうので、駅前線を残した広場整備が。それで、パーク・アンド・ライドといって、私たち、岡山の駅も見させてもらったんですけれども、最終駅ですから、名鉄の。ここに大浜の下、碧南駅以降の人たちはみんな自転車で来るわけじゃないと思うんですよ。車で来る方もみえると思うし。  固定の車の駐車場は月ぎめ幾らとあるけれども、緊急の定期的に出ていかない人たちがたまに名古屋や刈谷へ行こうと思うと、最終駅から本当だったら名鉄の利用客を増やす意味でも、パーク・アンド・ライドというので、そういう不定期的な中央駅みたいな駐車場を持つ必要があると思うんだけど、そういう計画を市は持っていない?造る予定もない?最終駅として、それで定義が当てはまるの。パーク・アンド・ライドの場所も造らんと。  要するに、よそへ行く人たちが、みんな、おじいちゃん、おばあちゃんが自転車であそこへ行って、500台の駐輪場で事が足りるわけじゃないと思うので、車で来た人の受皿というのは全く今のところ予定されていなくて、こんな大きなお金を使って整備するのに、やっぱり最終駅から乗り込んで名鉄、利用してほしいじゃない、違うの。7,000万円の土地も買ってあげるし。名鉄にあなたたち、ぞっこん奉仕しようと思っているわけでしょう。  私たちも駅の大切なその三河線を廃止することはできないので、もっともっと利用したいというふうに思うんだけど、それは何で入れないの。ここの中に、まだ令和8年までやるから、駅前広場のところには入らんでしょう、この上のやつには。30ページの駅前線の中には入らんでしょう。こっちの31ページの広場の中に入ってくるんじゃないですか、その計画をつくろうと思うと。上のほうでやるつもり? 220 ◆建設部長(中村正典) 会長、建設部長。 221 ◆会長(新美交陽) 建設部長。 222 ◆建設部長(中村正典) まず、けんしんの土地に関しましては、駅前広場整備事業中での取得でございます。  それで、令和4年に取得をするということで所管としては考えておりますが、まだ、そこに至るまでにいっていないということでございます。  30ページの碧南駅前線整備につきましては、これは道路の部分の用地買収及び物件補償ということでございますので、それでパーク・アンド・ライドにつきましては、今駅前広場はあくまでもそういった形での整備ではなくて、キス・アンド・ライドということで、一般車両の乗降はこの駅前広場の中でできるように考えていきたいというふうに思っております。  パーク・アンド・ライドにつきましては、民間駐車場もこの辺りかなりありますので、そういったところも含めての今後の状況を見ながらということにはなろうかと思います。 223 ◆審議員(石川輝彦) 会長。 224 ◆会長(新美交陽) 石川議員。 225 ◆審議員(石川輝彦) 個々の事業については、恐らく次の予算のときに細かく報告があると思いますので、考え方についてちょっとお伺いします。  3ページ、一番最後、経常収支比率、とうとう令和3年度100%を上回る見込みということが書いてありますが、これ、今日報告を受けても、この100%をというかまた、目標の80%以下、これに向けてというのが全く見えてこないものですから、ここの今この100%からもっと下げていく、通常に戻していくお考えをちょっと、何をやろうとしておるのか、お願いしたいと思います。 226 ◆総務部長(奥谷直人) 会長、総務部長。 227 ◆会長(新美交陽) 総務部長。 228 ◆総務部長(奥谷直人) 本市の経常収支比率をちなみに令和元年度で申しますと90.4でございます。  こちらの全国の市の中では184番目ということで、従前75から80%が望ましいと言われておったものが団体から見ますと90ぐらいでもほぼほぼこの位置ということではございます。  そういう前提の中で、令和3年度ですが、先ほどから説明させていただいていますように市民病院等への基準外繰り出し、こちらが財政調整基金の財源としたものが当たっていくということで自主財源から越えた部分で100%、経常的な部分で超えてしまうということですが、令和5年度までの市民病院への繰り出し、これが一段落していけばまずは今言った令和元年の90%、こちらを目指すような努力ということで、それぞれ経常的な事業の見直しを図っていくということで考えていきたいと思います。 229 ◆会長(新美交陽) ほかに。
    230 ◆審議員(岡本守正) 会長。 231 ◆会長(新美交陽) 岡本議員。 232 ◆審議員(岡本守正) 18ページの細かいことですけれども、環境基本計画推進事業というのがございます。162万1,000円ということですけれども、この環境講座とか、会議というのが載っておるんですけれども、CO2を減らしていくというのが目的になるというふうに思うんですけど、まずこの会議は月に何回開かれておるのか。そして、内容については、人数なんかを教えてください。 233 ◆経済環境部長(永坂智徳) 会長、経済環境部長。 234 ◆会長(新美交陽) 経済環境部長。 235 ◆経済環境部長(永坂智徳) 今のお尋ねでございますが、環境基本計画を推進していく上でということだと思いますが、碧南市民環境会議という組織がございます。  公募の市民13名、事業所の代表の方5名で組織をされておられまして、市民、事業所、行政の三位一体となって活動を行っていくというものが毎月1回、定例会を開催するとともに質問者がおっしゃったような講座であるだとか、各種事業を実施しております。 236 ◆会長(新美交陽) ほかに。 237 ◆審議員(岡本守正) 会長。 238 ◆会長(新美交陽) 岡本議員。 239 ◆審議員(岡本守正) コロナ禍の一番大きなCO2削減の問題につきまして、いわゆる国に対して意見なんかは出ておるんですか。 240 ◆経済環境部長(永坂智徳) 会長、経済環境部長。 241 ◆会長(新美交陽) 経済環境部長。 242 ◆経済環境部長(永坂智徳) 基本的には1基礎自治体で完結するような問題でもないものですから、あくまでも環境基本計画の中では国、県と連携をする中で推進をしていくというような記載になっておりまして、個別具体にCO2削減という部分につきましては、今回実施計画事業で言いますと新規事業用の次世代自動車購入費補助事業が挙げられております。  以上です。 243 ◆会長(新美交陽) ほかに。 244 ◆審議員(岡本守正) 会長。 245 ◆会長(新美交陽) 岡本議員。 246 ◆審議員(岡本守正) 碧南には、昔の名前でいいますと中部電力碧南火力発電所があって、国も5つの発電機の中で2つは廃止というようなことはあったわけですので、この環境会議の中で、国に対しての要請というのか、要望というのか、そういうのを中電に対しての要望については上げていくべきではないかというふうに思います。 247 ◆経済環境部長(永坂智徳) 会長、経済環境部長。 248 ◆会長(新美交陽) 経済環境部長。 249 ◆経済環境部長(永坂智徳) 今御質問の内容につきましては、現在経済産業省におきまして、非効率石炭火力発電所の方向性について議論をされている途中でございまして、結論が出ていない段階におきまして、国、県への働きかけ等は予定をしておりませんし、碧南市民環境会議の中でもそういった議題等は挙がっておりません。 250 ◆審議員(岡本守正) 会長。 251 ◆会長(新美交陽) 岡本議員。 252 ◆審議員(岡本守正) ぜひこの環境会議の中で国に対して上げていくようにしていくべきだというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  それと次、27ページの障害者福祉の充実ということの中で、新規事業という形、障害福祉施設等整備費補助事業の中、先ほども、施設そのものについては開設されておるという、中身の問題として、児童発達支援事業というふうに漠とした形になっておりますけれども、これらの人の年齢だとか、例えば、にじの学園やなんかとの関係でどういうふうに区別をされていくのか、教えてください。 253 ◆福祉こども部長(杉浦秀司) 会長、福祉こども部長。 254 ◆会長(新美交陽) 福祉こども部長。 255 ◆福祉こども部長(杉浦秀司) 27ページの施設整備ですけれども、まずは先ほど質問のあった新設のこども園、これと併せて整備をされるものでありまして、その1つとして児童発達支援事業でありますけれども、まず、これは未就学の障害を持ったお子さんの日中の通所施設となってまいります。  日常生活における基本的な動作あるいは知識、技能の付与、集団生活への適応訓練などを行っていくものであります。  一方、放課後等デイサービス事業は、学校通学中のいわゆる障害の持っておられる方、18歳まででありますが、こういった方のいわゆる通所事業所でありまして、授業の終了後あるいは休業日に施設に通いながら生活能力の向上のための必要な訓練あるいは社会との交流の促進等を行っていくという事業でありまして、にじの学園につきましては、お子さんの発達にいわゆる少し心配がある方が保護者、親子で通園をし、療育を行っていくという施設になっております。  以上です。 256 ◆審議員(山口春美) 会長。 257 ◆会長(新美交陽) 山口議員。 258 ◆審議員(山口春美) 22ページのところで、小学校、日進と棚尾もそうですが、トイレ改修ということで書いてあります。市長はトイレをきれいにするということをメイン政策に掲げてずっとやってみえて、この間、成人式も前の日に1階のトイレを開放していただいて、TOTOではなかったですけれども、とても広く、タンクレスなのかな、ちょっと小さなタンクに代えたのか、とても広くて振袖の子が下がぬれなくてとてもよかったということで、ありがとうございます。それで、トイレ政策は、このトイレと書いてあるのはここだけだと思うんだけど、引き続きどうしていくのか。  それから、小中学校の非接触型トイレ開栓の改修というのは具体的にはやっていかない、やっぱりあの地下鉄の東京のメトロの感染は蛇口でなったそうですね。だから、それも含めて今ほとんど新設のところはよっぽどいいと思うんだけど、この蛇口でやっていませんか。そこら辺の調査も含めてトイレ施策はどうなったのか、改めて聞きます。ここも中心的に答えていただいて。 259 ◆教育部長(岡崎康浩) 会長、教育部長。 260 ◆会長(新美交陽) 教育部長。 261 ◆教育部長(岡崎康浩) 今、まず御質問の小中学校の長寿命事業というところで回答させていただきますが、これまで経年劣化ですとか、改修歴を考慮する中で屋根防水ですとか外壁改修ということで進めてまいりました。  令和元年度をもって校舎の屋根防水、外壁改修が完了しまして、令和2年度からは体育館の屋根防水あるいは外壁改修ということで進めてまいります。  今後、今お話がありましたトイレ改修あるいは校舎内部の改修を計画的に進めていくということで、今回この実施計画のほうに上げさせていただいたというものでございます。  以上です。 262 ◆副市長(金沢宏治) 会長、副市長。 263 ◆会長(新美交陽) 副市長。 264 ◆副市長(金沢宏治) 今トイレ政策のことのトータル的なお話だと思うんですけれども、市長のマニフェストの中に公共施設のトイレの美化、促進という話も載っております。  今までも順次やってきておったんですが、今回この実施計画上ではなかなか財源が難しいというところもございます。ただし、財源が復活したり、そういった機を捉えて公共施設のトイレの美化も順次進めていうふうに考えています。  以上です。 265 ◆審議員(山口春美) 会長。 266 ◆会長(新美交陽) 山口議員。 267 ◆審議員(山口春美) じゃ、非接触型ということを意識して今後は、文化会館なんかは石けん水はなしにして、詰まっちゃうもんね、ここでも。そういうものも意識して、来年度の日進だとか、その次の棚尾小だとか、全部の小学校、中学校も、そんな大したお金じゃないと思うので、やっぱり至急、蛇口の改善ぐらいはコックにしたりすることはすぐできるんだよ。これじゃなくて、コックに替えればいいだけなので。こうやってやればいいだったら。それも含めて、やっぱり現実的にコロナ対策ということで学んだ経験をこういうところに生かしてほしいので、総点検してください。最悪、蛇口からコックにしてほしい、こういうものに。 268 ◆教育部長(岡崎康浩) 会長、教育部長。 269 ◆会長(新美交陽) 教育部長。 270 ◆教育部長(岡崎康浩) 今回、トイレ改修につきましては、今まで大体トイレ、タイル張りできておったりなんかするということがあります。それから、管のほうが老朽して詰まったり、漏水というようなことがありますので、今回は壁あるいは管の改修ということで、今言われました非接触というところまではちょっと考えていないという状況です。 271 ◆会長(新美交陽) ほかに。 272 ◆審議員(岡本守正) 会長。 273 ◆会長(新美交陽) 岡本議員。 274 ◆審議員(岡本守正) 25ページの美術館収納等増設・改修事業ということで、5億7,000万円を組まれているんですけれども、ここの能書きの中にも収納作品が増えてきておるということで、美術館の近くにあります事業所の方がたくさんの美術品をくださるということですけれども、それにつきましては、何点ほどそこの事業所だけで入ってくるのか、ちょっと教えてください。 275 ◆教育部長(岡崎康浩) 会長、教育部長。 276 ◆会長(新美交陽) 教育部長。 277 ◆教育部長(岡崎康浩) 石川三碧コレクションという形で過去103点の御寄贈を既にいただいております。 278 ◆審議員(岡本守正) 会長。 279 ◆会長(新美交陽) 岡本議員。 280 ◆審議員(岡本守正) そこ1点だけで103点ということになりますと、まだこれからもうここに書いてあるように今後も増え続けるということなりますと、増設は1階はトラックヤードを中心としたものと思いますので、あと、2階、3階、じきにいっぱいになってしまうのではないかというふうに思うんですけど、その辺はどうなんですか。 281 ◆教育部長(岡崎康浩) 会長、教育部長。 282 ◆会長(新美交陽) 教育部長。 283 ◆教育部長(岡崎康浩) 今回増設をさせていただくことによりまして、すぐにいっぱいになるということではないというふうに考えております。  収集に至っては収集方針に基づいたもの、そして、収集部会に諮り碧南市の美術館としてふさわしいものを入れていくということで考えておりますので、御理解いただきたいと思います。 284 ◆会長(新美交陽) ほかに。      (「なし」という者あり) 285 ◆会長(新美交陽) ほかに質疑もないようですから、これにて報告を終わります。 ───────────────────・・─────────────────── 286 ◆会長(新美交陽) 協議事項(2)「第2期碧南市まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定について(報告)」を議題といたします。  本件について、説明を求めます。 287 ◆総務部長(奥谷直人) 会長、総務部長。 288 ◆会長(新美交陽) 総務部長。 289 ◆総務部長(奥谷直人) ただいま議題となりました協議事項(2)「第2期碧南市まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定について(報告)」について、説明をいたします。  第2期碧南市まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定について、別添のとおり策定したので報告するというものでございます。  今回の報告は、昨年8月24日開催の市議会協議会において第2期人口ビジョン及び第2期総合戦略の骨子案を報告し、議員の皆様から御意見をいただきました。  その後、庁内組織であります碧南市まち・ひと・しごと創生総合戦略推進本部とその下部組織での策定部会での検討及び産官学金労言の専門的な意見や子育てや女性の団体代表、公募市民の方で構成しております碧南市まち・ひと・しごと創生総合戦略推進会議での意見聴取、審議の場を重ね、策定したものでございます。  では、まず、参考資料2、第2期碧南市まち・ひと・しごと創生総合戦略(人口ビジョン)案について御説明をいたします。  表紙を御覧ください。  1、人口ビジョンの策定にあたって、2、人口の現状分析、3、本市の課題と重点的に取り組むべき施策、4、人口の将来目標と推移の4つの項目により構成をしておるところでございます。  それでは、1ページを御覧ください。  人口ビジョンの策定にあたっては、人口の現状を分析した上で目指すべき将来の方向性を示すというものでございます。  次に、2、人口の現状分析、(1)本市の人口の推移では、平成27年までの減少を最後に、平成28年より右肩上がりに増加しており、令和元年に7万3,000人を超えておるというところでございます。  2ページを御覧ください。  (2)年齢3区分別人口の推移では、平成17年において生産年齢人口が減少傾向に転じるとともに、老年人口が年少人口を上回る傾向となっております。  また、将来的には老年人口の割合が令和22年、2040年には31.9%となり、市全体のほぼ3人に1人が老年人口になると予想をされております。  3ページをお開きください。  イ、老年人口の推移でございますが、老年人口は先ほど言いましたように増加傾向であり、令和2年では75歳以上は老年人口全体の約半数に当たる51%、85歳以上は約16%となっております。  老年人口をさらに細分して、その推移を把握して今後の施策を検討することが重要と考え、今回から掲載したものでございます。  4ページを御覧ください。  (3)本市の自然増減の推移のア、出生・死亡者数の推移では、平成26年からは死亡者が出生数を上回っている状況が続いておるということでございます。  5ページを御覧ください。  イ、合計特殊出生率の推移でございます。  全国平均よりは依然として高い値ではございますが、近年では県平均とほぼ同じ値となってきておるというものであります。  6ページを御覧ください。  (4)本市の社会増減の推移のア、転入・転出者数の推移でございますが、平成20年からは転出超過になり、平成27年からは転入超過という状況でございます。  7ページを御覧ください。  イ、2019年市町村別の社会増減の状況では、2019年、令和元年での市町村別転入者数、転出者数ともに近隣市からの移動が多い状況となっております。
     また、転入超過は西三河からで、転出超過は西三河以外というものとなっております。  なお、この内容は過去の経緯を追うことができませんので、2019年のみのデータとなりますが、傾向を把握するため、今後は年次ごとに状況を把握していきたいというふうに思っております。  8ページを御覧ください。  ウ、本市の日本人と外国人の社会増減の推移では、平成24年以降、外国人の増加傾向が続いております。  9ページを御覧ください。  本市の外国人の推移のア、本市の外国人人口及び総人口に占める外国人人口の割合の推移では、外国人の人口が令和元年には過去最大となっており、近年では総人口に占める割合が7.5%と推移をしております。  10ページを御覧ください。  イ、本市の外国人の年齢3区分別人口の推移では、外国人の生産年齢人口、年少人口とも平成24年から令和2年の推移を見ると約2倍の人口増となっております。  11ページを御覧ください。  ただいま述べてきたことをまとめていくということでございますが、3の本市の課題と重点的に取り組む施策というものでございます。  (1)人口の変化が地域に与える影響と課題ということでは、超高齢社会の進展、出生数・生産年齢人口の減少、都市のスポンジ、また、12ページに進んで、外国人の増加の4項目を掲げております。  この4項目につきましては、第6次碧南市総合計画において碧南市の主要課題として掲げた内容のうち、総合戦略に関する部分を抜粋した形となっております。  12ページの中段、(2)本市が重点的に取り組む施策としましては、ア、生産年齢人口を増やす施策、イ、出生数、合計特殊出生率を増やす施策、ウ、日本人の移住・定住を促進する施策、エ、外国人との多文化共生を推進する施策、オ、高齢者の生きがいを供する施策の5つの施策に取り組むとしており、総合戦略の基本目標ごとに数値目標を設定し、それぞれの施策を展開することとしています。  13ページを御覧ください。  4、人口の将来目標と推移としましては、(1)人口の将来目標では、先ほど申し上げました5つの重点的に取り組む施策を展開することで2060年、令和42年における人口を7万人といたします。これは第1期の人口ビジョンと同じ目標数値となっており、第6次碧南市総合計画の人口推移とも整合を図っているところでございます。  14ページを御覧ください。  (2)将来年齢3区分別の人口推移ではございますが、こちらは国立社会保障人口問題研究所、日本の地域別将来推計人口をお示ししておりますが、平成27年から令和2年にかけて本市の総人口、グラフの中では水色の棒グラフになりますが、こちらはこの推計人口を上回って増加をしているということが読み取れます。  これは近年景気の動向が上向いたことも影響いたしますが、物づくりのまちとして産業基盤や働く場を整備したことが生産年齢人口の増に大きく寄与したものであり、今後も総合戦略に掲げる様々な施策を実施することで、さらに生産年齢人口を増やし、将来の人口目標の達成を目指すことを示しておるところでございます。  以上で、参考資料2、人口ビジョンの説明といたします。  次に、参考資料3、第2期碧南市まち・ひと・しごと創生総合戦略(総合戦略)案についての御説明に移ります。  この総合戦略は、今説明いたしました人口ビジョンの人口目標を達成するため、本市が重点的に取り組むべき施策として掲げました生産年齢人口を増やす施策はじめ、5つの項目について、どのように展開していくかをお示しするものでございます。  まず、表紙を御覧ください。  第2期の総合戦略では、1、策定にあたって、2、総合計画との関係性、3、計画期間、4、推進体制、5、基本方針及び施策の展開により構成をしております。  それでは、1ページを御覧ください。  1、策定にあたってでございますが、この本文の中ほど記載の国の第2期総合戦略では、「継続は力なり」とし、4つの基本目標と2つの横断的な目標を掲げております。  本市では第2期の策定に当たり、この考えを踏襲し、第1期総合戦略の基本目標である1、しごとづくり、2、新しい人の流れづくり、3、結婚・出産・子育て環境づくり、4、元気あふれる地域づくりを維持しつつ、横断的な目標については基本目標の中で新たな視点として捉え、まち・ひと・しごと創生に取り組む計画を策定するものでございます。  2ページでございます。  2、総合計画との関係性でございますが、総合計画と総合戦略は、それぞれの目的や対象となる施策の範囲が必ずしも同じではないことから、総合戦略と総合計画は別に定めております。  ただし、総合計画は市の最上位計画でありますので、総合戦略は総合計画との整合性を図り、総合計画を補強、補完するものとして位置づけております。  また、総合計画を実現するための実施計画とも関連づけ、事業の実効性を確保してまいります。  3ページをお開きください。  3、計画期間では、令和3年度から令和7年度までの5年間を計画期間としておるところでございます。  次に、4、推進体制では、碧南市まち・ひと・しごと創生総合戦略推進本部の幹部で構成される庁内組織、各関係課長で構成される策定部会、また、碧南市まち・ひと・しごと創生総合戦略推進会議により策定を進めてまいりました。  今回の策定に当たりましては、推進本部を4回、策定部会を3回、推進会議を3回行ってまいりました。今後もこの推進体制によりPDCAサイクルによる進行管理と必要に応じた随時見直しを図っていくというものでございます。  4ページを御覧ください。  5、基本方針及び施策の展開であります。  (1)基本方針では、第1期の総合戦略と同様の4つの基本目標を掲げつつ、これらを実現するために新たな視点として「多様な人材の活用を推進する」、「新しい時代の流れを力にする」を取り入れることとしております。  (2)施策の展開については、総合戦略では4つの基本目標ごとに施策の効果を客観的に検証できるよう数値目標を設定するとともに、基本目標を実現していくための具体的な施策を提示しております。  また、具体的な施策については、その基本的な考えと主な事業やその取組に合わせて進捗を評価し、的確な進行管理を図るため、重要業績評価指標KPIを設定しております。  基本目標の数値目標や重要業績評価指標、KPIの目標値は、原則として総合戦略の計画終了年度である令和7年度としておるところでございます。  (3)SDGsについては、今回の総合戦略ではSDGsの理念を取り込んでおり、4つの基本目標ごとに該当する17のゴールを表記しております。  5ページを御覧ください。  ここからは具体的な記載でございます。  基本目標1、しごとづくりでございます。  こちらは本市の特徴でもある製造業を中心とした産業集積を活かし、革新的な技術の創出や成長産業への展開を促進するとともに、衣浦港を拠点とした物流機能を強化することで生産性、利便性の向上を図りますとしております。  主に、1)中小企業支援、2)農水産業支援、3)産業基盤整備の3つを重点内容として掲げ、該当するSDGsの内容についてはマークを記載しておるところであります。  1、数値目標でございますが、就業者数と設備投資額の2つを掲げております。  毎年経年評価できる指標となっておるところであります。  就業者数については、今の第1期の総合戦略では経済センサスのデータを利用しておりましたが、こちらは5年に1度しか統計データが発表されないため、毎年度の評価をすることが難しいということで、今回から課税データを参照することに改めたことにより、今の計画の目標数値と基準値や目標値が大分異なっておるというものであります。  また、第1期総合戦略の数値目標では、新規企業、開業数というものを掲げておりましたが、こちらも正確な統計データを把握することが難しいということで、今回は設備投資額を掲げ、企業の動向を示す値として新たに設けたというものでございます。  2の施策では、総合戦略の施策を5つ掲げ、具体的な内容は総合計画の基本施策に記載があることから、第6次総合計画との関係性を示す書き方となっております。  なお、総合計画に記載がある内容のさらに具体的な内容については、各個別計画に委ねておるというところでございます。  6ページを御覧ください。  3、KPI、重要業績評価指数でございますが、6つの項目を掲げ、それを達成するための具体的な主な事業として、4、主な事業に事業内容を記載しているところでございます。  少し飛びます、9ページをお開きください。  次に、基本目標2、新しい人の流れづくりでございます。  こちらは本市の地域資源である歴史・文化・伝統・農業・漁業・醸造業などの地場産品に加え、特色ある公共施設などを全国に発信するシティプロモーションを推進し、関係人口や交流人口を増やすことで新たな人の流れをつくりますとしております。  主に、1)交流人口の増、2)駅周辺の利便性向上、3)ふるさと応援寄附金の推進の3つの重点内容として掲げております。  1、数値目標といたしましては、第1期総合戦略から観光入込客数をそのまま使用し、転入超過数については、ふるさと応援寄附金件数に改め、この2つを数値目標としております。  観光入込客数は、今回策定を機に明石公園などの入込客数をより正確な算出方法に見直し、それに伴い目標値の修正を行いました。また、スケートボードパークなど、新たな市内の施設を集計対象施設として追加をしております。  ふるさと応援寄附金件数については、本市のふるさと納税者、関係人口を碧南のファンになっていただき、交流人口にまで発展させることを目標にシティプロモーションを展開していることから、今回数値目標として設定したところであります。  なお、転入超過数は、移住や定住の指標の意味合いが強いことから、今回数値目標からは外しております。  2、施策では9つ、3、KPIでは9つ、それぞれ上げ、KPIを達成するための具体的な主な事業として、4、主な事業に事業内容を掲載しております。  13ページをお開きください。  次に、基本目標3でございます。基本目標3、結婚・出産・子育て環境づくりでは、若い世代や女性が輝ける機会の拡大を図るとともに、安心して子どもを産み、育てられる環境をつくることで移住や定住を促しますとしております。  主に、1)結婚出産支援、2)仕事と家庭の両立支援、3)学校教育の充実、4)快適な居住環境の整備の4つを重点内容と掲げております。  1、数値目標でございますが、女性の就業者率と合計特殊出生率の2つを掲げております。  前回、第1期の計画においては婚姻数と出生数というふうにしておりましたが、合計特殊出生率と類似した数値目標であるため、今回は合計特殊出生率に一本をし、新たに女性の就業者率を掲げ、仕事と子育ての両立など、ワーク・ライフ・バランスに注目した数値目標としております。  14ページの2、施策では16項目、15ページの3、KPIでは3つ掲げ、KPIを達成するための具体的な主な事業として、4、主な事業に事業内容を掲載しております。  17ページをお開きください。  基本目標の4つ目でございます。  基本目標4、元気あふれる地域づくりでは、誰もが健康で安心して暮らせる地域づくりのため、日頃からの地域住民の交流を促進します。  また、高齢者になっても元気に働き、生きる楽しみや生きがいを感じられるよう若者からのスポーツや生涯学習活動を支援しますとしております。  主に、1)まちの担い手づくり、2)健康寿命の延伸、3)外国人との共生の3つを重点内容と掲げております。  1、数値目標では高齢者の就業者率と住みやすさ満足度の2つを掲げております。  高齢者の就業者率では、高齢者の元気度、健康度を示すものとして新たな数値目標としております。  また、第1期では保健・医療に関する満足度、市民協働に関する満足度、スポーツに関する満足度は市政アンケートの各項目を掲げておりましたが、今回は市政アンケートの全19目の満足度から住みやすさ満足度として、新たな数値目標として設定をしているところでございます。  2、施策では13項目、3、KPIでは12の項目を掲げ、KPIを達成するための具体的な主な事業として19ページ以降ですが、4、主な事業に事業内容を掲載しておるところでございます。  最後でございますが、今後の予定といたしましては、パブリックコメントを実施し4月に市民の皆様に公表してまいりたいと思っています。また、今後の事業の進捗状況につきましては、第1期と同様に毎年度の決算において主要施策成果報告書でお示しする予定でございます。  以上で、協議事項2の説明といたします。よろしくお願いいたします。 290 ◆会長(新美交陽) 説明が終わりました。これより質疑等に入ります。 291 ◆審議員(山口春美) 会長。 292 ◆会長(新美交陽) 山口議員。 293 ◆審議員(山口春美) 2ページ、将来人口のところが書いてありますが、ここには数字が打ち込んでありません。  それで、このそれぞれの一番右側のところ、これ、27年度、随分向こうへ行っちゃうんだけど、ここの平成27年度が目標値だもんね。違ったかね。  25が目標値だものだから随分こっちへ行っちゃうんだけど、それぞれ、特に25の目標のところを、それから、最終の24年先のこと、2045の数字が書いていないじゃん、これ。ほかのところは書いてあるよ、みんな。数字が欠落しちゃっておるので、これを教えてください。  特に7万人を目指すと、実際に外国人も増えて、6万人だったんだけど、さっき増えたよという希望的な観測で7万人を目指すと言うけど、完全に6に近いほうだもんね、6万人に近いところで水色の総数が書いてあるので、総人口。ここの数字を教えてください。これ、1枚入れないかんじゃん、数字の表を。えらいこと大ざっぱだね、今回。パブリックコメントがいつかも言わんし。前のやつを参考せよということか。 294 ◆総務部長(奥谷直人) 会長、総務部長。 295 ◆会長(新美交陽) 総務部長。 296 ◆総務部長(奥谷直人) 今御指摘いただきました2ページのところですけれども、こちらにつきましては、グラフの下を見ていただきます。注意書き、出展が国勢調査とあと、国立社会保障・人口問題研究所の将来人口の推計となっていますので、本来、私どもがこの2期で目指すという将来的な人口の推移については14ページということで、先ほど説明をさせていただきました。  ただ、人数がちょっとここに記載がないよということでございますので、その辺りは少しまた、今から資料の修正等を考えてみたいと思います。  それと7万人を目指すということですが、先ほど言いました第1期も7万人で、国の第2期のまち・ひと・しごと創生総合戦略の中では2040年が本市が7万人、国は1億人という人口目標を書いておりませんので、今回継続は力ということと、今言いました14ページ見ていただくように、生産人口の伸びということで人口推計は上振れしていくということを見込みの中で各種施策を展開していくということで御理解ください。お願いします。 297 ◆審議員(山口春美) 会長。 298 ◆会長(新美交陽) 山口議員。 299 ◆審議員(山口春美) 両方、案だわね、今日のところは。案で数字も書かずに書いてあるので、3月議会で議決案件になるんですか、パブリックコメント。パブリックコメントいつからいつまでかも示していただいて。そのときに最終的な決定した冊子を発表するに当たっては、この2ページのところは数字を入れ込むと。ここの表の中に入れなくても、一覧表をぺたっとくっつけて……。今持っているんでしょう、一覧表。24年先のやつまで含めて。これをぺたっと貼ってくれなきゃ。 300 ◆総務部長(奥谷直人) 会長、総務部長。 301 ◆会長(新美交陽) 総務部長。 302 ◆総務部長(奥谷直人) 今の御指摘いただきましたので、今からその数字のほうをこのグラフの中に記載していきたいと思います。  パブリックコメントについては2月1日から1月間、それと、これは総合計画ではございませんので議決をいただく計画ではございませんので、ほかの各種報告を議会のほうに報告をさせていただいています個別計画と同様にそのパブリックコメントを踏まえた、あと最終案をつくりましたら、それにつきましては、今市としては成果物として印刷はしておりませんので、ネット上で公開をし、また、議員の皆様にもそれで見ていただきたいというふうに考えております。 303 ◆審議員(山口春美) 会長。
    304 ◆会長(新美交陽) 山口議員。 305 ◆審議員(山口春美) 今日が案を取る最終議会の参加ですか。それは大騒ぎで、この数字もないような数字を見させてもらわないかんし。  5ページのところで、合計特殊出生率、平成25年から29年で157ということで書いてあります。2番目の参考資料の2のほうの13ページでは、これは市独自にはじかれたのかな、2のところの13ページのところで、1.53ということで、これ、下がっていますよね、1.57から。私、保健所に何回聞いても、合計特殊出生率はこれが最終になっているんです、平成29年が。  やっぱり頑張っているところは市独自で合計特殊出生率を出しながら、他市も比較しながらやっているんだけど、この2番目の参考資料の1.53すると他市のところと比べてどうなのか。えらい落ち込んでおるじゃない。  前回の平成29年度までの合計特殊出生率でも、何度も言いましたが、衣浦5市の中で最下位ですよ、西尾も含めて。最下位なのであかんじゃんと、これは若い人たちはネットで比較していますからね、全部。碧南、あかんよと。幾らそんな待機児童ゼロか知らないけど、あかんよというふうになっておるの。こんどき1.53になったときはどうだったの。これ、どういうことではじき出したのか、ぜひ、私も興味津々なので。  5ページのところ、次の資料の5ページのところ、参考資料の13ページのところ、1.53になっているけど、これ、どうやって出されたのか。他市はどうだったのか。目標の1.65にするためには子供を何人産まないかんだね。  13ページ、これ、とても興味深い数字ですよ、どうやってはじかれたか知らないけど。ここが生命線、今後の碧南市にとっては。 306 ◆総務部長(奥谷直人) 会長、総務部長。 307 ◆会長(新美交陽) 総務部長。 308 ◆総務部長(奥谷直人) まず、参考資料2のほうの5ページにつきましては、ここに出展元が書いてありますように、従前からお示しした国が示している数値でございます。  13ページでございますけれども、こちら単年度分ということで1.53、一昨年の分ということですが、国の数値の発表がないものですから、いろいろと合計特殊出生率の計算方法というのがございまして、それを基に独自に試算してみたものでありまして、ですので、そのデータ、いわゆる年齢ごとの女性の人数だとかというのは本市しか持っていないものですので、ちょっと他市との比較はないんですけれども、ただ、5ページを見ていただくと少しやっぱり他市のほうにも、その前もよりも伸びが減っている状況にあるかと思いますので、そういうふうでの数値の出し方ということと、将来的にはここの参考資料の5ページにあります1.65というのを数値目標のほうとして掲げさせていただいておるということであります。 309 ◆審議員(山口春美) 会長。 310 ◆会長(新美交陽) 山口議員。 311 ◆審議員(山口春美) さっきの実計、具体的な財政計画の5年間です。その中の半分いっちゃうわけだわ、これ。3年間は半分以上いっちゃうの。  そこの中に、じゃ、合計特殊出生率を上げるための5年後には1.65というと、カエルが柳に飛びつくような数字ですよ。  それで、高校までの医療費無料、碧南市、やらない。それで高浜、安城、隣接する自治体だと前のやつでも安城が1.75、高浜が1.66で、高浜並みにしましょう、若干低いけど。というレベルなんですよ。5年後の計画が。  それで高校までの医療費もやらんで、やれるの。少なくともよそがやっていることについてはやらなきゃ。何でやらないんだ。これ、さっき私、聞かなかったから、内緒で入ってへんだろうね。入れてくださいよ、よそと全部一緒にして、やれ保育園の待機児童ないよとか、また、優れた点は言えるけど、穴ぼこがいっぱいあいておるのにそこを飛び抜けて来てくださいじゃ駄目なので。何でやらない、18歳まで医療費無料。6,000万円ですよ。何をやったらこんなに広がると思っておるの。 312 ◆総務部長(奥谷直人) 会長、総務部長。 313 ◆会長(新美交陽) 総務部長。 314 ◆総務部長(奥谷直人) 1.65を目指した施策をということですけれども、もう一つとしては本市の今回の計画の中では、この13ページの数値目標の1つ上にある女性、20歳から50歳までの就業者年数、これについて特にうちの特徴として人口ビジョンで見ていただいたように転入人口が増加傾向、これも若い世代の人口増加ということがございますので、しっかりとした仕事づくりでもって移住、定住を市として施策をしっかりと展開していくということと、それから、従前の子育て施策についてはそれを引き続き目標を持ってやっていくということで考えております。 315 ◆審議員(山口春美) 会長。 316 ◆会長(新美交陽) 山口議員。 317 ◆審議員(山口春美) これで言うと、女性の働くのが85%だと何人ぐらい増えるんですか。ざっと言うと。そこまでは計算していない。私、パイオニアとして働き続ける、女性のパイオニアとして。やっぱりちゃんと数字目標を出して。  「100分de名著」、見た?昨日。あれでも言っているように、今後、フィンランドでは1日6時間で週休3日間を首相の任期中にやっていくということが出されているんだけど、男女ともやっぱり人間らしい働き方に取り戻していくの。夫が頑張っている、その過労死するような働き方をやめて、社会全体で女性も働きながらみんなが人間らしく働くという世の中に差しかかっていく、5年後というのはそういう時代になっていくんですよ。総合計画で言ったら10年後というのは、そういう時代になるんです、いや応なしに。  それも含めると、やっぱりこれは少ないと言うべきかと思うんだけど、女性も全然男女平等でみんなが働きやすい社会づくりを私たち日本共産党としては求めているので。いいと思うんだけど、何人増やせばいいんだ、何人増やせば。 318 ◆総務部長(奥谷直人) 会長、総務部長。 319 ◆会長(新美交陽) 総務部長。 320 ◆総務部長(奥谷直人) 20歳から50歳までの女性の市民の方の中で、給与収入また、事業収入で課税があるという方をここで計上して数値目標にしておるところでございますが、20歳から50歳までということで、令和元年度は人口としては1万3,000人分で、就業人数としては1万800人ということでございますので、目標数値が1つ前ですので、令和元年度ですので1万800人ということで82.5、今年のデータでいくとそれが1万850人で40人ほど増えていますので、率として1.5%ぐらい増えているということですので、それを5%ほどということですので、そういう数字を考えていきたいと思っています。 321 ◆審議員(山口春美) 会長。 322 ◆会長(新美交陽) 山口議員。 323 ◆審議員(山口春美) 今で言うと前年度比で約40人増えたね、女性が。正規で働くとしましょう。月に15万円以上、課税になるけどパートで安月給でも一定数超えると課税になっちゃうんだけど、正規として考えた場合、40人ぐらい増えていると。  それを2.5ポイント上げるとなると、やっぱり少なくても100人以上、正規で働く女性を増やすということが必要なので、特に医療、介護、高齢者施設などのケア労働をちゃんと手厚く保護しながらやっていくという、介護計画にも今から昼から審議されると思うけど、大きく市内にどれだけの施設を雇用して、そこで正規の女性労働者を増やしていくのかにも大きく関わってくる問題で、いよいよ資本主義のこういういろんな欠陥を乗り越えて、新自由主義を乗り越えて、新しい社会に向かっていく一歩に5年後はなっているんですよ、残念ながら。なので、そういうふうに向けてやってださい。大体100人増やすということでいいかね。 324 ◆審議員(岩月ひろし) 会長。 325 ◆会長(新美交陽) 岩月議員。 326 ◆審議員(岩月ひろし) 参考資料3の3ページ、4の推進体制の(2)の2段落目のところに、本市においてはこの産・官・学・勤・労・言とこの文字があるんですけど、これ、ちょっと産、官、学、は大体分かるんですが、次の勤、労、言は、労は労働組合なのか、労働者なのか、そこらのちょっと文字の説明と、その後に子育て女性や団体の代表、公募市民の方などから幅広い意見を反映するために創生総合戦略推進会議というのを設置しているのは分かるんですが、例えば土日とか、夜間にこの会議が開催されているのか、ちょっと分からないもんで、そこら辺、分かるようでしたら教えてください。お願いいたします。 327 ◆総務部長(奥谷直人) 会長、総務部長。 328 ◆会長(新美交陽) 総務部長。 329 ◆総務部長(奥谷直人) 推進会議の産・官・学・勤・労・言ということでございますが、産は産業界ということで、具体的には市と推進会議の委員となっていただいているのが商工会議所の専務理事、商店街連盟の会長、あいち中央農業協同組合の碧南地区の担当理事さん、大濱漁業協同組合の代表理事組合長さんにお願いをしておるところでございます。  官のところは国、県の機関ということで中部地方整備局、また、県の総務部の職員をお願いしておるところでございます。  学については学問の分野ということで、本市では四日市大学の岩崎学長に委員としてお願いをしております。  金につきましては、金融関係ということで、日本政策金融公庫の岡崎支店の支店長、それから、また、碧南高浜金融協会の会長さんにお願いをしておるところでございます。  労というのは労働関係のということで、刈谷公共職業安定所の碧南出張所の所長と連合愛知三河西地域協議会の幹事さんにお願いをしておるところでございます。  言というのはマスコミ関係ということでございますので、株式会社キャッチネットワークの代表取締役副社長さんをお願いしておるところでございます。  あと、子育て関係と女性団体関係ということですが、子育て関係につきましては、本市の子ども・子育て会議の会長、女性団体につきましては、碧南市女性団体連絡協議会の会長ということでございます。  それと、3回ほど推進会議を開かせていただきましたが、全て平日で開催をさせていただいたということでございます。 330 ◆会長(新美交陽) ほかに。 331 ◆審議員(岡本守正) 会長。 332 ◆会長(新美交陽) 岡本議員。 333 ◆審議員(岡本守正) 人口ビジョンの12ページということですね。碧南市は外国人の割合が7.2%ということです。  子供さんたちは多くは日本語教育とか、就学支援の充実、少しずつやられてきております。それだけではなくて、外国人と地域住民との交流がやっぱり必要です。  狭い意味で笹山町だと早くから笹山に居住を構えてみえる方もございます。その中で、市営住宅から家を買って出ていかれた方もあるわけです。  その中で学区制のことだとか、そういう問題でこの小学校はどこに通学するんだとか、どこの中学校に行くんだという御意見がございます。そういうことでこの小学校に行っておる子が、また、よその小学校に行くということが大変なことがあるわけですので、そういうことも含めて、地域住民とちょっと離れた感じで、そこまで考えてみえる外人の方もあるものですから、そういうところの状況を説明できるような部分が欲しいなというふうに思いますけれども、そういう点ではどうなんですか。 334 ◆会長(新美交陽) 答えられますか。  質問が明確じゃないわけです。 335 ◆副市長(金沢宏治) 会長、副市長。 336 ◆会長(新美交陽) 副市長。 337 ◆副市長(金沢宏治) ちょっと漠とした御質問でなかなかお答えしにくいんですが、御質問のとおり碧南市においては外国人の方がたくさんおみえになるということで、御質問者もおっしゃっておる家を買われて、定住される方も多いということで、外国人の方への対応ということはそれぞれの部署で3年ほど前には翻訳機だとか、いろんなことも対策は取っています。  それぞれの課題が、1つのところで集約してお答えするというのはなかなか難しいと思っています。  防災アプリでも外国人対応はさせていただいておりますし、ホームページでも外国人対応もさせていただいています。  そういったことを含めて、今やってはおるんですが、そこからまた細かい話となるとやはり所管にお尋ねいただくというしか方法はないかなと思っておりますが、まず、そういうところで御意見をいただければありがたいと思います。  以上でございます。 338 ◆会長(新美交陽) ほかに。 339 ◆審議員(山口春美) 会長。 340 ◆会長(新美交陽) 山口議員。 341 ◆審議員(山口春美) 14ページの良好な住宅地の整備ということで、14項目施策があるというふうに書いてあるんですが、具体的なこういう項目の中身は書かれるんですか、そのパブリックコメントで公表するときに。その14項目の中に、私も何度も言っているんですが、具体的に目の前に差し迫っている宮下住宅の吹上側は30から40造ると言われましたけれども、ほかのときはどうするのか。ほかの余った土地はどうするのか、あるいは、いつから着手するのか、空き地はいつ片づけるのか、こういうことも全く書かれていないと思うんだけど、この中に入っているのか。  若者住宅、若者が入れるような住宅を構成するということが市独自の判断で補助金も含めてできるようになっているので、私は新婚さんいらっしゃいの大旗を掲げて、共働きの正規で働く新婚世帯も市営住宅に入ると、宮下住宅の吹上側に入ることができるということを明記するべきだと思うんだけど、避けておるじゃん。こういうこと、いちいち私の言うことを避けているからうまくいくわけがない。16.5%の合計特殊出生率なんかにいくわけがないと思うけど、入っているの、入っていないのか、やりなさいよ。 342 ◆総務部長(奥谷直人) 会長、総務部長。 343 ◆会長(新美交陽) 総務部長。 344 ◆総務部長(奥谷直人) 今議員のおっしゃいました良好な住宅地の整備の14という数字でございますが、これは表題にございますように第6次総合計画との関係性ということで、上位計画である総合計画との関係性を明示するというのが先ほどもお話ししたとおりでありまして、そこの総合計画での基本政策の番号、ここ1から20個の項目がありまして、その中の基本政策の14番目の項目とここは関係性を持っているということでございます。  具体的な施策としては総合計画でございますので、それが実行する場合には実施計画等々と予算で計上していくという内容でございますので、ここの内容は総合計画を見ていただくという関係性を持つというところで御理解ください。 345 ◆審議員(山口春美) 会長。 346 ◆会長(新美交陽) 山口議員。 347 ◆審議員(山口春美) それじゃ、なかなかパブリックコメントそのものも難しいのに、そんな項目めくってまでかける人なんての、高等技術でないとできないのでやれないと思うんだけど、18ページの高齢者の暮らしの充実、高齢者の生きがいづくりということで、さっきも言いましたが、くるくるバスで移動手段を充実させてほしいというの、介護保険のアンケートの中でも書かれてありました。  このアンケートではどうなったのか知らないけど、そんな意見は出ていなかったのかどうか。しかも、さっきも言ったように5ヵ年計画のうちの3年間の実計で全然動きが出てきてないので、やっぱりここの中にはそういうのをやらせてもらいながら、私たち75歳になる年になりますので、5年間の中には一番のピークの高齢者ということで、認知症が4人に1人と私も市役所の周りを歩き回るかもしれないけど、みんなが求めているのは自分がちゃんと免許証を返納したときでも、どこかへ行くこと、最低限の生活維持ができるということを求めているのに3年間足踏みじゃん、経済環境部長は。  それでこんなことが言えるの、5年間の計画の真ん中過ぎちゃうのよ、こいつは何としてもオレンジ、パープルで低床バスをやりながらもう一台増やして、1時間に1本に組み直す。こんなことがやれんで、あんた、部長さん、言えますか、こんなこと、立派なこと。お答えください。 348 ◆副市長(金沢宏治) 会長、副市長。 349 ◆会長(新美交陽) 副市長。 350 ◆副市長(金沢宏治) 今御質問をいろいろいただいていますが、ここのまち・ひと・しごとの計画のつくり方というのが、そもそもその細かな話というのは実施計画なり当初予算でお示しをさせていただいています。      (「示していないじゃん、全部」という者あり) 351 ◆副市長(金沢宏治) いやいや、ですから、今後、当初予算のほうでは全ての事業をお見せすることになります。実施計画は、先ほど申し上げたある一定の事業の上を掲げたものについてはお示しをしておると。ここでまち・ひと・しごとというのは、今言いました、まち・ひと・しごとのそれに特した形で総合計画とのリンクをここに書いてあるということで、ここの計画では細かな事業を書くことにはなっておりませんので、ここの場面でいろんな細かな事業というのはちょっと控えさせていただきます。  以上でございます。 352 ◆会長(新美交陽) ほかに。      (「なし」という者あり) 353 ◆会長(新美交陽) ほかに質疑もないようですから、これにて報告を終わります。  この際、執行部退席のため暫時休憩します。                            (午後 零時 23分 休憩) ───────────────────・・───────────────────                            (午後 零時 30分 再開) 354 ◆会長(新美交陽) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  協議事項(3)「碧南市民病院の医療事故について(報告)」を議題といたします。  本件について、説明を求めます。 355 ◆病院長(亀岡伸樹) 会長、病院長。 356 ◆会長(新美交陽) 病院長。 357 ◆病院長(亀岡伸樹) 日頃より市民病院に御理解と御支援いただきまして、ありがとうございます。  ただいま協議事項となりました市民病院の医療事故につきまして、私から一言申し上げます。  まず、初めに今回の事故によりお亡くなりになりました患者様につきまして、心より御冥福を申し上げます。  この事例の概要ですが、外傷による頭蓋骨骨折により、硬膜外に血腫を認め、開頭術により血腫を除去するための手術の最中に、大量に出血が起こり止血が困難となり、残念ながら心停止となったものであります。  想定ができなかった大量の出血に対し、よりよい止血手技が取れず救命できなかったことについて、病院を代表しておわび申し上げます。今後、医療技術のさらなる向上、そして、医療の質の向上に努め、碧南市の中核病院としての役割を果たしてまいりたいと考えております。  市議会におかれましても、ただいまから詳しく御説明申し上げますので、御意見等をよろしくお願いいたします。  以上、お願いいたします。
    358 ◆病院経営管理部長(遠山隆夫) 会長、病院経営管理部長。 359 ◆会長(新美交陽) 病院経営管理部長。 360 ◆病院経営管理部長(遠山隆夫) 説明に入る前に今回の報告では、相手方の御親族様に配慮するため、具体的な日にち、氏名等はお示しできませんのであらかじめ御了承願いたいと思います。  また、相手方の御親族様との合意により、資料は当日配付とさせていただきましたのでよろしくお願いいたします。  それでは、協議事項(3)参考資料1により説明いたしますので、資料を御覧願いたいと思います。  碧南市民病院の医療事故について(報告)。  平成23年10月に発生した碧南市民病院の医療事故について、次のとおり報告するものであります。  1、患者の状況でありますが、(1)患者としましては、事故当時でありますが、西三河在住の60歳代の女性の方で、(2)病名は、左急性硬膜外血腫、左頭蓋骨骨折であります。  2、事故の内容としましては、救急外来に受診された際に今申し上げた傷病名により硬膜外に血腫を認めました。  意識障害が進行性に悪化していなかったため、翌日に開頭により血腫の除去術を行いましたが、術中に大量の出血が起こり、止血困難のため心停止に至ったものであります。  詳細な経過につきましては、参考資料2、経過報告で説明しますので、資料を御覧願います。  1、受診の当日では21時13分に緊急搬送され、外科系の当直医師の診察により左急性硬膜外血腫の所見を確認しております。  緊急手術の可能性もあり、脳神経外科医師に連絡し診察を依頼しております。  22時50分には、5階西病棟に入院となりました。  23時38分に脳神経外科医師の診察が行われ、受傷後に数時間が経過している創部であり、意識障害が進行性に悪化していないことにより、夜間の緊急手術よりスタッフが充実している昼の時間帯の手術のほうが安全で適切であると判断し、翌日に手術を行うという医学的判断を行ったということであります。  2、受診の翌日では、13時20分より手術を開始しました。  その後、術中に出血源と考えられた切れた血管の止血処置は行うことができましたが、頭蓋骨と硬膜の間から大量の出血があり、止血が困難となりました。  輸血や止血等、懸命に処置を行いましたが、血圧が低下し15時4分に心肺停止に至ったということであります。  参考資料1にお戻りください。  3、問題点でありますが、術中のCTでは骨折の範囲が上矢状静脈洞まで及んでいませんでした。血腫により一時的に止血されていたと考えられます。  しかし、開頭し血腫を除去したことで減圧され、出血が再度起こり始めたと考えられます。  こうした場合には1つの止血方法として、出血点が分かるまで骨窓を広げ、サージカル綿で圧迫止血をしたり、ほかの方法としては血腫除去にこだわらず血腫をそのままにして、硬膜と骨縁にテントを張るようにつり上げ、骨による圧迫で止血を試みる方法があり、止血できた可能性があったということであります。  次に、今回の医療事故は、平成23年10月に起こったものであり、これまでの経過について御説明いたします。  4、経過としましては、平成24年9月及び平成25年5月に相手方代理人弁護士より質問書が届き、その返答を行っています。  その後、特に連絡はありませんでしたが、令和元年12月及び令和2年9月に再度相手方代理人弁護士より申入れ書が提出されました。  死亡を回避するために適切な医療措置が取られていたかどうかについて、相手方と議論を重ねてきましたが、折り合いがつきませんでした。  昨年12月に相手方代理人弁護士より和解を進めたいという意向があり、病院としても一定の責任を認め、和解を進めることを受け入れたところでございます。  5、和解交渉でありますが、本人は既にお亡くなりになっておりますので、代理人を通じて親族と交渉してまいります。  以上で、説明とさせていただきます。 361 ◆会長(新美交陽) 説明が終わりました。これより質疑等に入ります。 362 ◆審議員(山口春美) 会長。 363 ◆会長(新美交陽) 山口議員。 364 ◆審議員(山口春美) 病院長はわざわざ来ていただいて、今コロナ第3波の大変な時期に本当に御苦労さまです。  単純に私たち素人から見ると、転んで骨が折れたということで、翌日のうちに亡くなってしまうということは大変なショックだったと思うんですが、どんな状況でその、この間も6メーター下に転倒された方が、碧南市の公共施設絡みであったんですが、相当な高いところから相当な衝撃で転倒されたんでしょうか、その深部の中まで出血していたということは。 365 ◆医療安全管理室長(杉浦厚司) 会長、医療安全管理室長。 366 ◆会長(新美交陽) 医療安全管理室長。 367 ◆医療安全管理室長(杉浦厚司) 患者様の背景を詳しくはちょっと個人情報の問題もあるんですけれども、病気がちで非常にてんかんをベースに持っておられて、常日頃から自宅内でも転倒を繰り返している方で、ぎりぎり何とか独り暮らしをやれていたという背景があるので、単純な転倒でも頭蓋骨骨折は起こり得る背景があった患者さんでした。 368 ◆審議員(山口春美) 会長。 369 ◆会長(新美交陽) 山口議員。 370 ◆審議員(山口春美) 相当、10年近くということで年月が経っているんですが、この経過で24年、25年にも、令和元年にもあったということなんですが、どうして、通常このぐらいかかるんですか、10年ぐらい。 371 ◆医療安全管理室長(杉浦厚司) 会長、医療安全管理室長。 372 ◆会長(新美交陽) 医療安全管理室長。 373 ◆医療安全管理室長(杉浦厚司) 病院としては、ある中堅の脳外科医がきちんと対応しておりまして、病院の責任論になると、あまり、それほどちゃんとした医療を行われていると判断し、それを主張し続けておりましたけれども、出血に関しては、文章に書いてあるように、こういったよりよい止血手技が取り得たのではないかというところだけは鑑みまして、和解に至った次第であります。 374 ◆会長(新美交陽) ほかに。 375 ◆審議員(山口春美) 会長。 376 ◆会長(新美交陽) 山口議員。 377 ◆審議員(山口春美) 和解に至ったということで、急展開ということだと思うんですが、いろいろ双方弁護士同士で相談してみえて。  そこはもう一つ、何か代理人の方が高齢になられて、これ以上長くやれんわとか、そういうことなんですか。 378 ◆病院経営管理部長(遠山隆夫) 会長、病院経営管理部長。 379 ◆会長(新美交陽) 病院経営管理部長。 380 ◆病院経営管理部長(遠山隆夫) ここの経過にもございますが、争点としては死亡回避するために適切な医療処置が行われているかどうかということで、相手方と一応議論は進めておりました。  ただ、その部分が私どもの主張がある程度向こうの代理人の方に理解していただけたというふうに考えておるんですが、その部分ではなくて、止血の問題等ですね、その部分の争点で和解をしたいという申入れがありましたので、私どもとしても和解を受け入れてこれから交渉に進めていきたいと思っております。 381 ◆会長(新美交陽) ほかに。 382 ◆審議員(山口春美) 会長。 383 ◆会長(新美交陽) 山口議員。 384 ◆審議員(山口春美) 参考のために、こうした医療事故で今紛争中の件数というのは何件ぐらい持っているんですか、市民病院は。 385 ◆病院経営管理部長(遠山隆夫) 会長、病院経営管理部長。 386 ◆会長(新美交陽) 病院経営管理部長。 387 ◆病院経営管理部長(遠山隆夫) 医療事故としてのこの紛争というか、そういうことではないですが、今私どもの顧問弁護士に相談させていただいている件数としては6件を相談させていただいております。  ただ、これが全て損害賠償につながるというものではございませんので、よろしくお願いいたします。 388 ◆会長(新美交陽) ほかに。 389 ◆審議員(加藤厚雄) 会長。 390 ◆会長(新美交陽) 加藤議員。 391 ◆審議員(加藤厚雄) これ、転倒により頭蓋骨骨折はある程度分かるんですけど、この硬膜外血腫というのは詳しく説明してもらえませんか。どういう病状なんでしょうか。 392 ◆医療安全管理室長(杉浦厚司) 会長、医療安全管理室長。 393 ◆会長(新美交陽) 医療安全管理室長。 394 ◆医療安全管理室長(杉浦厚司) 脳の実質の外に頭蓋骨との間に硬膜という比較的硬い膜があります。それぞれ血管があるんですけれども、その硬膜の外側の骨との間の血管が切れて、硬膜をぐーっと押しつける感じで、それが大きくなってくると脳を実質圧迫して、脳障害が起きるという病態であります。 395 ◆会長(新美交陽) 分かりましたか。 396 ◆医療安全管理室長(杉浦厚司) ちょっと剖検の解剖のあれが準備できるといいんですけれども、なかなか難しいと思いますけれども、脳の実質ではありません。  脳と頭蓋骨という大きな骨の間にもう一つ硬膜というのがあります。その硬膜の外側だから硬膜外。硬膜下というやつもありますし、脳の中の実質出血、要するにこの病名に関しては出血する場所と理解していただいてよろしいかと思います。 397 ◆審議員(加藤厚雄) 会長。 398 ◆会長(新美交陽) 加藤議員。 399 ◆審議員(加藤厚雄) だから、その硬膜外のこの血腫というのは何。 400 ◆医療安全管理室長(杉浦厚司) 会長、医療安全管理室長。 401 ◆会長(新美交陽) 医療安全管理室長。 402 ◆医療安全管理室長(杉浦厚司) 出血した後に、血の固まりみたいなものを言います。  完全に固まっているわけではないかもしれませんけれども、血の塊、凝結しかけた血だよということになります。 403 ◆会長(新美交陽) ほかに。 404 ◆審議員(岡本守正) 会長。 405 ◆会長(新美交陽) 岡本議員。 406 ◆審議員(岡本守正) これが話が進んでいくと、これで保険で払われていくというふうに思いますけれども、この保険について、1,000万円ぐらい毎年かけられておったと思うんですけど、こういうことがほかに6件はどういう形になるか分かりませんけれども、今のこの1,000万円の保険でそれが対応されていくのか、今までどおり1,000万円ぐらいの保険で済んでいくのかどうか、お聞きします。 407 ◆病院経営管理部長(遠山隆夫) 会長、病院経営管理部長。 408 ◆会長(新美交陽) 病院経営管理部長。 409 ◆病院経営管理部長(遠山隆夫) 今現在入っている保険が1事故につき一応2億円までということの補償になっております。今回の部分については、さほどそれほどかからないとは承知しておりますが、それによって保険料のほうもそんなに次年度から掛金が上がるというふうな認識はしておりません。 410 ◆会長(新美交陽) ほかに。      (「なし」という者あり) 411 ◆会長(新美交陽) ほかに質疑もないようですから、これにて報告を終わります。  以上で、協議事項は終了いたしました。  これにて第1回碧南市議会協議会を閉会いたします。                            (午後 零時 44分 閉会) ───────────────────○──────────────────── 以上は、碧南市議会協議会の記録である。   令和3年1月26日                碧南市議会協議会                  会長  新 美 交 陽 Copyright © Hekinan City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...