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  1. 碧南市議会 2020-12-18
    2020-12-18 令和2年第6回定例会(第5日)  本文


    取得元: 碧南市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    2020-12-18 : 令和2年第6回定例会(第5日)  本文 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                            (午前 10時 0分 再開) ◆議長新美交陽) ただいまの出席議員は22名であります。  よって、本日の会議は成立いたしましたので、これより令和2年第6回碧南市議会定例会第5日の会議を開きます。  これより会議に入ります。  本日の議事日程は、お手元に配付の議事日程表のとおりであります。 ───────────────────・・─────────────────── 2 ◆議長新美交陽) 日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。  会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において6番藤浦伸介議員及び19番杉浦哲也議員を指名いたします。 ───────────────────・・─────────────────── 3 ◆議長新美交陽) 日程第2議案第46号「碧南税外収入に係る延滞金に関する条例等の一部を改正する条例」を議題といたします。  本案は総務文教委員会に付託してありました。  よって、審査結果について、委員長報告を求めます。 4 ◆15番(林田 要) 議長、15番。 5 ◆議長新美交陽) 総務文教委員会委員長。 6 ◆総務文教委員会委員長(林田 要) 去る12月8日の本会議におきまして、総務文教委員会に付託されました議案第46号について、審査結果の報告をいたします。  本委員会は12月9日に開催し、慎重審査いたしました結果、議案第46号「碧南税外収入に係る延滞金に関する条例等の一部を改正する条例」は起立全員であり、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で、審査結果の報告を終わります。 7 ◆議長新美交陽) ただいま委員長報告が終わりました。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。
         (「なし」という者あり) 8 ◆議長新美交陽) 別に質疑もないようですから、これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論を省略いたします。  これより議案第46号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) 9 ◆議長新美交陽) 起立全員であります。  よって、議案第46号は原案のとおり可決されました。 ───────────────────・・─────────────────── 10 ◆議長新美交陽) 日程第3議案第47号「碧南都市公園条例の一部を改正する条例」を議題といたします。  本案は経済建設委員会に付託してありました。  よって、審査結果について、委員長報告を求めます。 11 ◆10番(杉浦文俊) 議長、10番。 12 ◆議長新美交陽) 経済建設委員会委員長。 13 ◆経済建設委員会委員長杉浦文俊) 去る12月8日の本会議におきまして、経済建設委員会に付託されました議案第47号について、審査結果の報告をいたします。  本委員会は12月11日に開催し、慎重審査いたしました結果、議案第47号「碧南都市公園条例の一部を改正する条例」は起立全員であり、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で、審査結果の報告を終わります。 14 ◆議長新美交陽) ただいま委員長報告が終わりました。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。      (「なし」という者あり) 15 ◆議長新美交陽) 別に質疑もないようですから、これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論を省略いたします。  これより議案第47号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) 16 ◆議長新美交陽) 起立全員であります。  よって、議案第47号は原案のとおり可決されました。 ───────────────────・・─────────────────── 17 ◆議長新美交陽) 日程第4議案第48号「令和2年度碧南一般会計補正予算(第8号)」から日程第9議案第53号「令和2年度碧南病院事業会計補正予算(第2号)」までの6案件を一括議題といたします。  本6案件は予算審査特別委員会に付託してありました。  よって、審査結果について、委員長報告を求めます。 18 ◆21番(沓名 宏) 議長、21番。 19 ◆議長新美交陽) 予算審査特別委員会委員長。 20 ◆予算審査特別委員会委員長(沓名 宏) 去る12月8日の本会議におきまして、予算審査特別委員会に付託されました議案第48号から議案第53号について、審査結果の報告をいたします。  本委員会は12月16日に開催し、慎重審査いたしました結果、議案第48号「令和2年度碧南一般会計補正予算(第8号)」は起立全員議案第49号「令和2年度碧南国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」は起立全員議案第50号「令和2年度碧南介護保険特別会計補正予算(第3号)」は起立全員議案第51号「令和2年度碧南後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第1号)」は起立全員議案第52号「令和2年度碧南下水道事業会計補正予算(第1号)」は起立全員議案第53号「令和2年度碧南病院事業会計補正予算(第2号)」は起立全員、以上の6案件はそれぞれ原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、審査結果の報告を終わります。 21 ◆議長新美交陽) ただいま委員長報告が終わりました。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。      (「なし」という者あり) 22 ◆議長新美交陽) 別に質疑もないようですから、これにて質疑を終結いたします。  これより本6案件について、順次、討論及び採決に入ります。  まず、議案第48号の討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論を省略いたします。  これより議案第48号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) 23 ◆議長新美交陽) 起立全員であります。  よって、議案第48号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第49号の討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論を省略いたします。  これより議案第49号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) 24 ◆議長新美交陽) 起立全員であります。  よって、議案第49号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第50号の討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論を省略いたします。  これより議案第50号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) 25 ◆議長新美交陽) 起立全員であります。  よって、議案第50号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第51号の討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論を省略いたします。  これより議案第51号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) 26 ◆議長新美交陽) 起立全員であります。  よって、議案第51号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第52号の討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論を省略いたします。  これより議案第52号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) 27 ◆議長新美交陽) 起立全員であります。  よって、議案第52号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第53号の討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論を省略いたします。  これより議案第53号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) 28 ◆議長新美交陽) 起立全員であります。  よって、議案第53号は原案のとおり可決されました。 ───────────────────・・─────────────────── 29 ◆議長新美交陽) 日程第10議案第55号「令和2年度碧南一般会計補正予算(第9号)」を議題といたします。  本案について、提案理由の説明を求めます。 30 ◆総務部長奥谷直人) 議長総務部長。 31 ◆議長新美交陽) 総務部長。 32 ◆総務部長奥谷直人) ただいま議題となりました議案第55号「令和2年度碧南一般会計補正予算(第9号)」について、提案理由の御説明を申し上げます。  令和2年度碧南一般会計補正予算(第9号)は、次に定めるところによる。  (歳入歳出予算補正)  第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ631万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ402億2,494万3,000円とする。  第2項、歳入歳出予算補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。  (繰越明許費補正)  第2条、既定の繰越明許費の追加は、「第2表繰越明許費補正による。  というものでございます。
     この追加上程緊急輸送道路対策事業における繰越明許費の追加及びひとり親世帯臨時特別給付金に係る補正をお願いするものであります。  それでは、4ページの「第2表繰越明許費」をお開きください。  1、追加といたしまして8款土木費、2項道路橋梁費緊急輸送道路対策事業の4,000万円は、財源となる交付金追加内示額を受け入れることにより年度内に工事の完了が見込めないため、繰り越すものであります。  それでは、歳入歳出補正予算事項別明細書により御説明を申し上げます。  10、11ページをお開きください。  2歳入、14款国庫支出金、2項国庫補助金、2目民生費国庫補助金、2節母子家庭等自立支援対策事業費補助金補正額は631万2,000円で、これは今回の歳出補正予算に計上しておりますひとり親世帯臨時特別給付金支給事業に対し交付されるものであります。  補助率は10分の10であります。  12、13ページをお開きください。  3歳出、3款民生費、2項児童福祉費、5目児童福祉手当費、18節負担金、補助及び交付金補正額は629万円で、これは6月補正予算追加上程にて計上いたしました011、01、ひとり親世帯臨時特別給付金支給事業において、新型コロナウイルス感染症の影響により生活実態が依然として厳しいひとり親家庭に対し生活を支援する目的で臨時特別的な給付措置として再度交付されるものでございます。  以上で、議案第55号の提案理由の御説明といたします。よろしくお願いいたします。 33 ◆議長新美交陽) 提案理由の説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。 34 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 35 ◆議長新美交陽) 1番。 36 ◆1番(山口春美) まず、4ページのところの繰越明許の関係ですが、具体的に繰り越す理由と繰り越した後の工事にかかる期日だとか、工事内容も含めて、どの程度繰越明許期間延長になるのか、具体的な中身を教えてください。  それから、説明のところで聞きます。  補正予算の概要のところの1ページのところで、ひとり親世帯臨時特別給付金のことについて伺います。  児童扶養手当は今後の最新でいつ支給になっていくのか、その支給と併せて上乗せして一遍にやっていくのか、どうなんでしょうか。  それで、未申請部分の方と言うと、この次のページに書いてありますように518件のうち、それぞれ第2子以降も含めて、未申請の方というのはどのぐらいみえるのか。この児童扶養手当と一緒にオンして支給するならば、その方がどれだけいるのか、それともばらばらにやっていくのか、教えてください。  それで、実際には25日が支給日になっていますので、手続上、その現況の制度に乗っかってやるならば1日でぱっとその受給者のところはいくと思うんだけど、今後の動向も含めて、その辺の支給方法について確認をしたいと思います。 37 ◆建設部長中村正典) 議長建設部長。 38 ◆議長新美交陽) 建設部長。 39 ◆建設部長中村正典) 繰越明許の関係でございます。  まず、今年度のこの港南1号線の舗装修繕でございますが、当初予算におきまして、6,960万円予定をしておりました。  このうち現在2,869万円余の契約が済んで、工事が終わっております。  残りの部分でございますが、この分につきまして、当初の交付金の充当はなかなか思うようにいかないということで少し見送っていたところでございますが、愛知県内で他の市町村で未執行の分が出たということで、これを受け入れてほしいという話がございまして、この受入れをする受皿として残りの残額を予定させていただくと。  当然2月、3月頃の発注になりますので、繰越しということで対応していきたいということでございます。  工期末につきましては、まだしっかり積算が済んでおりませんが、おおむね4月頃になろうかと思っております。  以上です。 40 ◆福祉こども部長杉浦秀司) 議長福祉こども部長。 41 ◆議長新美交陽) 福祉こども部長。 42 ◆福祉こども部長杉浦秀司) まず、この臨時給付金でありますけれども、児童扶養手当と一緒ではありません。児童扶養手当は次回は1月になりますので、この臨時給付金はできるだけ速やかにということで年内支給のほうを予定しております。概要で12月25日、いわゆる口座振込で行っていくというものであります。  未申請者がどれほどかということでございます。  世帯数で言いますと63世帯、第2子以降の人数で言いますと31名が未申請となっております。この未申請の方は1回目のこの臨時特別給付金が未申請になっておりますので、今回申請していただければ再支給分と併せて申請ができるという具合になっております。  1回目のいわゆる臨時給付金を受給された方は申請は不要となっておりますので、原則そのときの口座へ25日に振り込み予定をしております。  今後のスケジュールはということでございますが、21日月曜日にいわゆる案内チラシのほうを送付させていただき、22日には振り込み会計処理をして25日振込予定ということでございます。  ただ、未申請の方は今後申請をされますので、おおよそ申請から1ヵ月ぐらいの期間をもってできるだけ早く支給のほうをしてまいりたいと考えております。なお、この申請は来年の2月26日が一応締切りとなっておりますので、それまでにできるだけ早く申請をしていただいて、うちのほうは早い支給を行っていくということに今事務を進めておりますので、よろしくお願いいたします。 43 ◆議長新美交陽) ほかに。 44 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 45 ◆議長新美交陽) 1番。 46 ◆1番(山口春美) 確認をしますが、繰越明許のほうはこれで進捗率は100%ですか。  これで4,000万円が追加されて工事が済みますと何%ぐらいなのか、確認をさせていただきたいと思います。  それから、ひとり親の皆さん、本当にこのコロナの中で大変な思いをしてみえると思うんですが、児童扶養手当も所得制限があるので、これから漏れてしまう実質的には片親でやってみえる母子、父子の方もみえると思うんですが、どのぐらいおみえになるかは把握されてみえますか。  この人たちは全く対象にならないわけで、大体どのぐらいの所得を、1円でもオーバーすると対象にならないわけですよね。その方たちがどのぐらいいるのかなというのも、とても豊かな状況ではないと思うので教えてください。 47 ◆建設部長中村正典) 議長建設部長。 48 ◆議長新美交陽) 建設部長。 49 ◆建設部長中村正典) 港南1号線の進捗率でございますが、11月末現在で30%の進捗でございます。  まだ積算段階でございますので、実際の延長がまだ分かってございません。それ以上になるということで御理解ください。 50 ◆福祉こども部長杉浦秀司) 議長福祉こども部長。 51 ◆議長新美交陽) 福祉こども部長。 52 ◆福祉こども部長杉浦秀司) ひとり親の方の人数ということでありますが、児童扶養手当をいわゆる制限で受けられない、それは所得制限がありますので、そういう形だと思いますが、そこから漏れた部分について、市のほうではすこやか手当ということで、そこを対象としておりますが、この対象者が令和元年度でいいますと607世帯ぐらいかと思います。  それ以上のちょっと数値は、今手元には把握をしておりませんのでよろしくお願いします。 53 ◆議長新美交陽) ほかに。 54 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 55 ◆議長新美交陽) 1番。 56 ◆1番(山口春美) 3回目の最後ですが、財政緊急宣言でしたか、あのときにこのすこやか手当も対象を絞り込んだんですが、607人もおみえになるということで、中小企業の補助金も県がやっているのに25人以下の企業には該当しないということで、突然10億円、5億円のお金を補助金として出す方向で議員のポストインがされたんですが、その対象にならない部分というのは、このすこやか手当てでは見ているわけですから、今回のコロナ対策でも市は単独補助、援助を考えていくべきだと思うんですが、そういった検討はされないんですか。 57 ◆福祉こども部長杉浦秀司) 議長福祉こども部長。 58 ◆議長新美交陽) 福祉こども部長。 59 ◆福祉こども部長杉浦秀司) 第1回目の支給のときに市の単独事業としてこの部分を横出ししたということはさせていただきました。今回は第1回目のときと状況が違うことがあります。  当初学校が休校をして、お子さんがそれぞれ家庭へというようなこともございました。  そうした中で、一部こどもすこやか手当のところへ市単独として横出しをさせていただきましたが、現在は学校のほうは平常どおり運用されております。  また、そうした状況の違いも考えながら、今回は国の制度のほうをできるだけ速やかに早く出すということで、市単独は予定をしておりません。  以上です。 60 ◆議長新美交陽) ほかに。      (「なし」という者あり) 61 ◆議長新美交陽) ほかに質疑もないようですから、これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第55号は、会議規則第36条第1項の規定により、所管の予算審査特別委員会に付託することに御異議ありませんか。      (「異議なし」という者あり) 62 ◆議長新美交陽) 御異議なしと認めます。  よって、議案第55号は予算審査特別委員会へ付託することに決しました。  この際、委員会開催のため暫時休憩いたします。                            (午前 10時 24分 休憩) ───────────────────・・───────────────────                            (午前 10時 44分 再開) 63 ◆議長新美交陽) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  休憩中に予算審査特別委員会に付託した議案第55号について、所管の委員長から議案審査報告書の提出がありました。  よって、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。      (「異議なし」という者あり) 64 ◆議長新美交陽) 御異議なしと認めます。  よって、日程を追加いたします。 ───────────────────・・─────────────────── 65 ◆議長新美交陽) 日程第11議案第55号「令和2年度碧南一般会計補正予算(第9号)」を議題といたします。  本案は予算審査特別委員会に付託してありました。  よって、審査結果について、委員長報告を求めます。 66 ◆21番(沓名 宏) 議長、21番。 67 ◆議長新美交陽) 予算審査特別委員会委員長。 68 ◆予算審査特別委員会委員長(沓名 宏) 本日12月18日の本会議におきまして、予算審査特別委員会に付託されました議案第55号について、審査結果の報告をいたします。  本委員会は、本日、本会議休憩中に開催し、慎重審査いたしました結果、議案第55号「令和2年度碧南一般会計補正予算(第9号)」は起立全員であり、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、審査結果の報告を終わります。 69 ◆議長新美交陽) ただいま委員長報告が終わりました。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。      (「なし」という者あり) 70 ◆議長新美交陽) 別に質疑もないようですから、これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。      (「なし」という者あり)
    71 ◆議長新美交陽) 別に討論もないようですから、これにて討論を終結いたします。  これより議案第55号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) 72 ◆議長新美交陽) 起立全員であります。  よって、議案第55号は原案のとおり可決されました。  ただいま日程を追加いたしましたので、以下、日程番号を順次繰り下げます。 ───────────────────・・─────────────────── 73 ◆議長新美交陽) 日程第12議案第54号「第6次碧南市総合計画について」を議題といたします。  本案は総務文教委員会に付託してありました。  よって、審査結果について、委員長報告を求めます。 74 ◆15番(林田 要) 議長、15番。 75 ◆議長新美交陽) 総務文教委員会委員長。 76 ◆総務文教委員会委員長(林田 要) 去る12月8日の本会議におきまして、総務文教委員会に付託されました議案第54号について、審査結果の報告をいたします。  本委員会は12月9日に開催し、慎重審査いたしました結果、議案第54号「第6次碧南市総合計画について」は起立全員であり、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で、審査結果の報告を終わります。 77 ◆議長新美交陽) ただいま委員長報告が終わりました。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。      (「なし」という者あり) 78 ◆議長新美交陽) 別に質疑もないようですから、これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  山口春美議員から討論の通告がありますので、発言を許します。 79 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 80 ◆議長新美交陽) 1番。 81 ◆1番(山口春美) 議案第54号、第6次碧南市総合計画に対し、日本共産党碧南市会議員団を代表して、反対の立場から討論を行います。  禰宜田市長は2019年9月17日に総合計画審議会を開催し、以降2020年5月26日、8月24日、12月3日の3回、市議会に報告されました。  私は今年の3月初めからの新型コロナウイルスの感染拡大という歴史的な人類の被害に対して、今までの資本主義の企業やお金もうけ優先の社会のもろさが露呈され、とりわけ民営やコスト優先の新自由主義の弱点が新型コロナによってあぶり出された今この経験を生かしてコロナ後の社会を改善することが人類全ての課題になっていると指摘しました。  12月18日の本日段階、碧南市だけでも延べ感染者数60人となっています。コロナ第3波は過去最高の新規感染者となっています。  総合計画の今後10年間はまさにコロナ後の社会をどう変え、人権を守り、暮らしや命をどう守っていくのかが具体的な施策として示されなければなりません。  この12月議会には総合計画以外でも介護計画、環境基本計画、障害者計画、地域福祉計画、こども読書活動推進計画、住生活基本計画、市営住宅ストック総合計画と8件の個別施策の中長期計画が示されています。  この全ての計画に様々なそのアンケートに答え、審議会で発信させていただいた方々の思いに応えていくことは具体的な施策をお示しすることではないでしょうか。  菅内閣は国民に自己負担を押しつけ、日本学術会議への任命拒否など民主主義と学問や文化、国民の嗜好まで自由を奪おうとしています。新型コロナ対策での無策ぶりとも重なって、今や支持率は大暴落しています。  碧南市においても高齢者の移動手段、子育て世代、若者世代の定住、医療、福祉、介護の充実とスタッフの確保、子供たちの能力を花開かせる教育の質と環境の向上など課題を抱えながら、その解決策は10年先も示されていないのがこの総合計画です。  前計画の第5次総合計画では、成果目標値一覧表として156項目に対して2010年の現況数字と2020年度の目標値を掲げ、決算成果報告書に到達状況を明示してきました。しかし、達成項目や未達成項目のパーセント、いわゆる総括がされていません。  第6次総合計画にはその比較表すらありません。10年の間、いつまでに何をどれだけ施策にして、実現していくのかを全く示されていません。  くるくるバスを1時間ごとに拡充しないのですか。  高齢者タクシー券は24の自治体が県下で実施しているのに10年後もやらないのですか。  愛西市では年間24枚、80歳以上全てと65歳以上の単身高齢者世帯に支給し、年間700万円でやっています。碧南市には700万円のお金もないというのでしょうか。  年間20億円のふるさと応援基金、法人税を5万人以上の人口の自治体8割が実施している制限税率まで引き上げれば年間約5億円、2021年4月からは北部工業団地進出企業に10億円上限の固定資産税償却資産税の免除を行うと言っています。  全市の企業に新築、改築に5億円上限の補助も実施すると通知しました。  桁外れの補助制度を実施しても高齢者タクシー券の700万円は、ないとは言わせません。若者対策も宮下市営住宅吹上側90戸の広大な公共用地がありながらも引き延ばしし、出された結論は30戸から40戸の半減とし着手はいつかも示されていません。  現在の所得基準約18万円を引上げ、新婚共働き世帯でも入居できるように市独自の判断がなぜできないのでしょうか。同じ一戸当たりの建築費でも工夫次第で若者向けのデザイナーズハウスふうな多い収納、広い空間の市営住宅は造れます。  半分起債、半分国の補助金、現金要らずならば真っ先に取り組んで、新婚さんいらっしゃいと温かい手を差し伸べましょう。  保育園も民間頼みで、熟練の保育士と広い土地と施設を持っていますが、損得優先の禰宜田式新自由主義でベテラン保育士のこうした能力の芽を摘もうとしています。ベテラン保育士だからこそ、今の社会で困難を抱える親子に心身共に寄り添える力量があると思います。  この芽を摘んでしまっては、幾ら創意工夫など使い古された企業の手法を使っても、真の公務員としてやる気は失せてしまうでしょう。  市民病院もコロナ禍で患者数の減が打撃となっています。ここは辛抱で、悔いのないリニューアルと市長が医師、看護師に寄り添って本当に信頼関係が現場に満ち、働きやすい病院になるならば、医師確保も患者確保も必ずできます。  10億円以上の赤字では続けられないと近視眼的な見方で市長がびびるから、病院スタッフも不安になるのです。その一方で、10億円と5億円の上限補助制度を民間企業1社に行うというのですか。  約400人のスタッフを抱える病院の職場と7万人の市民の命と健康を守る市民病院です。国や県、大学医局にも働きかけながらケアに手厚い社会をつくる努力もしましょう。市民にも「市民病院を守る会」をつくり、現状を伝え、存続のための道筋こそ示してください。  総合計画の10年間が碧南は大きく変わり、市民の願いが実り、将来に希望が持てる中身になるように切望します。  市民と野党の共同で総選挙での政権交代を日本共産党は目指しています。  コロナ後の社会に7つの提案をしています。  ケアに手厚い社会、人間らしく働ける労働のルールある社会、一人一人の学びを保障する社会、危機にゆとりを持って対応できる強い経済、科学を尊重し国民に信頼される政治が行われる社会、文化芸術を大切にする社会、ジェンダー平等を実現する社会、政権交代で人間の尊厳と命と暮らしを守る政治と社会にします。  停滞した碧南市政を市民と共に変えていく決意を込め、討論を終わります。 82 ◆議長新美交陽) 以上で、通告による討論は終わりました。  これにて討論を終結いたします。  これより議案第54号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) 83 ◆議長新美交陽) 起立多数であります。  よって、議案第54号は原案のとおり可決されました。 ───────────────────・・─────────────────── 84 ◆議長新美交陽) 日程第13報告第9号「損害賠償に係る専決処分について」を議題といたします。  本件について、提案理由の説明を求めます。 85 ◆建設部長中村正典) 議長建設部長。 86 ◆議長新美交陽) 建設部長。 87 ◆建設部長中村正典) ただいま議題となりました報告第9号「損害賠償に係る専決処分について」御説明をいたします。  地方自治法第180条第1項の規定により、下記のとおり道路事故に係る和解及び損害賠償の額について専決処分したので、同条第2項の規定により議会に報告するというものでございます。  それでは、資料により御説明を申し上げます。  まず、1、損害賠償額でございますが、16万7,166円となります。  2、事故の内容につきましては、(1)発生日時は、令和2年11月14日土曜日、正午頃発生いたしました。  (2)発生場所は、碧南市西山町地内、市道西山17号線でございます。  (3)事故の状況につきましては、相手方運転の自動車が道路に停車中の別の車両を避けて走行したところ、道路内の側溝のグレーチング蓋を跳ね上げ、当該自動車の右側ドアを損傷したものでございます。  3、相手方の損傷の程度でございますが、自動車の右側ドアを損傷したものでございます。  次に、4の市の過失割合につきましては、本市の過失割合は100%でございます。  最後に、5の専決年月日につきましては、市と車両所有者との示談が成立した日となる令和2年12月10日でございます。  なお、この損害賠償金は公益財団法人全国市有物件災害共済会の道路賠償責任保険により補填されます。  以上、誠に簡単ではございますが、報告第9号の説明とさせていただきます。  どうぞよろしくお願いいたします。 88 ◆議長新美交陽) 提案理由の説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。 89 ◆7番(岩月ひろし) 議長、7番。 90 ◆議長新美交陽) 7番。 91 ◆7番(岩月ひろし) ただいま説明にありましたが、念のため確認をさせていただきます。  側溝のグレーチング蓋というのはこれ、碧南市が設置したものなんでしょうか。  それと、もしこれ、個人の方がグレーチング蓋を設置していた場合は市が責任を負う場合があるのか、それもお答えください。よろしくお願いします。 92 ◆建設部長中村正典) 議長建設部長。 93 ◆議長新美交陽) 建設部長。 94 ◆建設部長中村正典) このグレーチングの蓋につきましては、従来からあるU字溝に直接蓋をかけるタイプのものでございまして、これについては碧南市がかけたものではございません。  ただし、いろんなところの状況を聞く中では、ほかの場所の道路工事、側溝工事において余ってきた蓋、個人の蓋ということですが、これを移設したというふうに伺っているところでございます。  仮に個人様がグレーチングの蓋をかけたということでの補償ということになりますが、道路内におけるグレーチングにつきましては、保険のところで確認したところ、それでも碧南市のほうに責任があるというふうに伺っております。 95 ◆議長新美交陽) ほかに。 96 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 97 ◆議長新美交陽) 1番。 98 ◆1番(山口春美) 100%市の過失割合ということですので、やっぱり当然市に責任あるということになると思うんです。  土木、私やたら土木を褒めるんだけど、ここのところ1,000万円前後で改修なんかもしていただいて、坂口も半崎も札木も三度山もそうでしたけど、今コンクリートで少しの雨が入り込むような形で、グレーチングというのは滑るし、やめているんですが、この側溝がないからやっぱり民間の方がにわかにそういう使い古したものを使ってかぶせたと思うんですけど、やっぱり100%保証ということになってくると、やっぱりこういうものをちゃんと早めに改修し、今の最新型の側溝蓋をかけていくということに尽力する施策を持つ必要があると思うんですね。  でも、やっぱり町内会に聞けだとか、住民の意向を集めてこいだとか言って、なかなかそのみんなが立ち上がらないと、私有権もありますので、なかなか大変かと思いますけれども、そういった予算も、4年ぐらい待たないと今やってもらえないということで、早く残りのやつもやってほしいと思うんですが、16万円、お金を出せばいいやということに受け止めずに、やっぱり責任を100%問われたんだから、こういう側溝蓋のないところ、古いものについては変えていくという政策を持つべきだと思うんですが、これ、相当古いものなんですか。延長はどのぐらいのもので、そこは全部蓋がかかっていないのかしら。
     幅員も含めて教えていただいて、じゃ、ここは側溝蓋をかける、少なくとも全市見直すべきだけど、ここはやっていく方針を持たなければ100%過失の反省の色なしということになってしまうと思うんですが、いかがでしょうか。 99 ◆建設部長中村正典) 議長建設部長。 100 ◆議長新美交陽) 建設部長。 101 ◆建設部長中村正典) この側溝改良につきましては、地元の要望とか、その危険度に応じて予算をしていくということでございます。  ただ、こういった状況下でございましてなかなか進んでいないというところでございますが、極力我々としても危険なところについては早めに改良していきたいというふうに考えております。  今回の現場につきましては、こちらの20メートルぐらいがこういうグレーチングの蓋がかかっていたということでございます。  これが直ちに危険かというとそうではないということなんですが、たまたまこの事故があった場所がグレーチングが前に使ったところで多分一部切断をされていたというものがそのまま使われていたということで、それがてこの原理で跳ね上がったということでございますので、早速その部分については市のほうで取替えをさせていただいたということでございます。 102 ◆議長新美交陽) ほかに。 103 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 104 ◆議長新美交陽) 1番。 105 ◆1番(山口春美) 幅員はどのぐらいで、長さ20メーターということなんですが、取りあえずはやっぱりここを具体的に直していくということも近々の課題として持つべきじゃないんですか。  意外と安いじゃないですか、1,000万円弱で市長。  こういうお金をやっぱりきちっと5億円や10億円、補助金を出そうと言うならば、この1億円ぐらい積み増しして一遍にやっちゃうというぐらいの気迫を持ってやっていかないと、損害賠償だけ払っておけばいいやというものじゃないと思うけど。寝ておる場合じゃないと思うよ、市長の判断が必要。 106 ◆建設部長中村正典) 議長建設部長。 107 ◆議長新美交陽) 建設部長。 108 ◆建設部長中村正典) 先ほど申しましたけれども、危険度に応じて順次改良のほうはさせていただきたいと思います。  ここの道路幅につきましては、3.7メートルということで、たまたま停車する車がおりまして、そこを擦り抜けるということで、ちょうど側溝の上にタイヤが乗ったということで、今回の事故が起きたということでございます。よろしくお願いします。 109 ◆議長新美交陽) ほかに。      (「なし」という者あり) 110 ◆議長新美交陽) ほかに質疑もないようですから、これにて報告を終わります。 ───────────────────・・─────────────────── 111 ◆議長新美交陽) 日程第14令和2年請願第4号「看護師の全国を適用地域とした特定最賃の新設を求める請願」を議題といたします。  本件は福祉健康委員会に付託してありました。  よって、審査結果について、委員長報告を求めます。 112 ◆19番(杉浦哲也) 議長、19番。 113 ◆議長新美交陽) 福祉健康委員会委員長。 114 ◆福祉健康委員会委員長(杉浦哲也) 去る12月3日の本会議におきまして、福祉健康委員会に付託されました令和2年請願第4号について、審査結果の報告をいたします。  本委員会は12月10日に開催し、慎重審査いたしました結果、令和2年請願第4号「看護師の全国を適用地域とした特定最賃の新設を求める請願」は起立少数で、不採択すべきものと決定いたしました。  以上で、審査結果の報告を終わります。 115 ◆議長新美交陽) ただいま委員長報告が終わりました。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。      (「なし」という者あり) 116 ◆議長新美交陽) 別に質疑もないようですから、これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  岡本守正議員から討論の通告がありますので、発言を許します。 117 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 118 ◆議長新美交陽) 2番。 119 ◆2番(岡本守正) 2020年、令和2年請願第4号「看護師の全国を適用地域とした特定最賃の新設を求める請願」に日本共産党碧南市会議員団を代表いたしまして賛成討論をいたします。  自民・公明政権は、新自由主義の下で医療、福祉の削減、労働法の規制緩和を進めております。  公衆衛生面では、全国の保健所数を1990年の850ヵ所から472ヵ所に激減しました。  安倍政権は昨年9月、424の公立・公的病院を名指しで再編成を迫りました。市民病院は強い市民の力と前の碧南市医師会長さんが言われておりました。年間3,000人の救急外来をどこが引き受けてくれるんだということもありまして、絶対に市民病院を守ろうという強い市民の力がありました。  こういうことも含めて、安倍政権は医療費削減を目的にした医師数の抑制政策を続けております。  医師不足は都心部でも相当な深刻さであります。  人口1,000人当たりの医師数は2.4人ということで本当に深刻な状況が続いております。  それに伴い看護師不足も続いておるのです。大きな病院で、看護師不足で綱渡り状態が続いていると訴えられている病院もたくさんあります。  コロナ禍で医療機関は患者の診察を控え、手術などの延期により減収が続いております。さらに感染防止の施設設備、消毒液など備品購入が増え、経営は非常に厳しい状況になっております。  病院の経営悪化は職員の生活を直撃し、看護師の低賃金、過重労働の実態は続いており、その原因の1つに全産業の平均賃金より低い賃金水準があります。  賃金構造基本統計調査によれば、全産業平均よりも低い賃金の1つとして、同じ看護師として働く地域によって初任給の月給が看護師で約11万円の地域格差の実態があります。  本来公定価格である診療報酬で、看護師の労働に関する評価が公正されるべきでありますが、地域格差が大き過ぎて賃金水準が引き上がらず、看護師の地域偏差や離職者が増えてきております。  医療、看護現場で働く労働者の処遇の確保は国の責任で行われるべきものであります。  請願項目1、看護師の賃金の底上げを図り、安全・安心の医療、看護体制を確保するために、全国を適用対象とした看護師の最低賃金「特定最低賃金」を新設する請願の採択をお願いいたしまして賛成討論といたします。 120 ◆議長新美交陽) 以上で、通告による討論は終わりました。  これにて討論を終結いたします。  これより令和2年請願第4号の採決をいたします。  本件に対する委員長報告は不採択であります。  それでは、請願を採択することについて、採決いたします。  本件を採択することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) 121 ◆議長新美交陽) 起立少数であります。  よって、令和2年請願第4号は不採択されました。 ───────────────────・・─────────────────── 122 ◆議長新美交陽) 日程第15令和2年請願第5号「介護従事者の全国を適用地域とした特定最賃の新設を求める請願」を議題といたします。  本件は福祉健康委員会に付託してありました。  よって、審査結果について、委員長報告を求めます。 123 ◆19番(杉浦哲也) 議長、19番。 124 ◆議長新美交陽) 福祉健康委員会委員長。 125 ◆福祉健康委員会委員長(杉浦哲也) 去る12月3日の本会議におきまして、福祉健康委員会に付託されました令和2年請願第5号について、審査結果の報告をいたします。  本委員会は12月10日に開催し、慎重審査いたしました結果、令和2年請願第5号「介護従事者の全国を適用地域とした特定最賃の新設を求める請願」は起立少数で、不採択すべきものと決定いたしました。  以上で、審査結果の報告を終わります。 126 ◆議長新美交陽) ただいま委員長報告が終わりました。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。      (「なし」という者あり) 127 ◆議長新美交陽) 別に質疑もないようですから、これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  岡本守正議員から討論の通告がありますので、発言を許します。 128 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 129 ◆議長新美交陽) 2番。 130 ◆2番(岡本守正) 2020年、令和2年請願第5号「介護従事者の全国を適用地域とした特定最賃の新設を求める請願」に日本共産党碧南市会議員団を代表いたしまして賛成討論をいたします。  自民・公明政権による労働法の大改悪で非正規労働者が急増しました。  2019年の労働力調査によりますと正規労働者は3,494万人、61.7%、非正規労働者が2,165万人、38.3%に上ります。  安倍政権下で、安倍首相自身が議長を務めた「働き方改革実現会議」では、時間外労働の上限制限を月100時間、年間720時間、複数月平均80時間の残業を許容する過労死ラインを超えるまで容認をしました。8時間の労働基準法を事実上抹消するという大改悪まで強行をしてきました。  一連の労働法制大改悪推進の結果がコロナ危機で雇用と貧困を広げ、医療、介護の現場が大変な状況になっております。  高齢が進む中で、介護従事者の人材確保、離職防止対策は緊急の課題となっております。  全産業の中で、9万円低い介護従事者の賃金や人手不足の仕事の多忙さが背景にあります。時給はそれぞれの自治体の最低賃金に近い金額に設定されておるのが現状であります。  施設介護職員は4割程度が非正規雇用となっており、1時間単位の時給は最低賃金より少し高くなっている程度です。  契約時間の確保は不安定のため、事業所をかけ持ちをするなどの実態があり、さらに新型コロナ禍で衛生資材、消毒、利用者のメンタルケアなどの業務増、家族の休校、休園の対応で休まれる方も大変な状況で、それが人手不足に拍車をかけておるのが現状です。  利用者の安全や介護の質にも影響を及ぼしかねない事態になっている介護従事者の人材確保のために、請願項目1、介護従事者の賃金の底上げを図り、安全・安心の介護体制を確保するため、全国を適用対象とした介護従事者の最低賃金「特定最低賃金」を新設する請願を採択するようお願いをいたしまして、賛成討論といたします。 131 ◆議長新美交陽) 以上で、通告による討論は終わりました。  これにて討論を終結いたします。  これより令和2年請願第5号の採決をいたします。  本件に対する委員長報告は不採択であります。  それでは、請願を採択することについて、採決いたします。  本件を採択することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) 132 ◆議長新美交陽) 起立少数であります。  よって、令和2年請願第5号は不採択されました。 ───────────────────・・─────────────────── 133 ◆議長新美交陽) 日程第16令和2年請願第6号「介護・福祉・医療など社会保障の施策拡充についての請願」を議題といたします。
     本件は福祉健康委員会に付託してありました。  よって、審査結果について、委員長報告を求めます。 134 ◆19番(杉浦哲也) 議長、19番。 135 ◆議長新美交陽) 福祉健康委員会委員長。 136 ◆福祉健康委員会委員長(杉浦哲也) 去る12月3日の本会議におきまして、福祉健康委員会に付託されました令和2年請願第6号について、審査結果の報告をいたします。  本委員会は12月10日に開催し、慎重審査いたしました結果、令和2年請願第6号「介護・福祉・医療など社会保障の施策拡充についての請願」は起立少数で、不採択すべきものと決定いたしました。  以上で、審査結果の報告を終わります。 137 ◆議長新美交陽) ただいま委員長報告が終わりました。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。      (「なし」という者あり) 138 ◆議長新美交陽) 別に質疑もないようですから、これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  岡本守正議員から討論の通告がありますので、発言を許します。 139 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 140 ◆議長新美交陽) 2番。 141 ◆2番(岡本守正) 2020年12月、令和2年請願第6号「介護・福祉・医療など社会保障の施策拡充についての請願」に日本共産党碧南市議団を代表して賛成討論をいたします。  この請願は毎年、愛知県内の全ての自治体を訪問し、暮らし、福祉、教育を検証し、県民の生活のさらなる前進をしていただくために自治体キャラバンの皆さんから提出された請願です。  新型コロナ危機は、社会保障を切り捨て、自己責任を押しつけてきた新自由主義もここで終わっていかないとこの新型コロナ危機に対応できない、そういう状況になっております。  財界中心の政治の中で法人市民税の減額が続いております。  法人市民税の税率は、平成26年9月30日までは標準税率は12.3%でした。平成26年10月1日より9.1%引き下げられました。令和元年10月1日より6.0%と引き下げられ、大企業優先の政治が続けられております。  その一方で、弱い中小企業の倒産は過去5年間を見てみますと2015年8,812件、2016年8,446件、2017年8,405件、2018年8,235件、昨年の2019年8,235件と続いております。  このような状況の中で、財界、大企業中心の政治を国民の皆さんの力によって政治を切り替えていこうではありませんか。  こういう中、愛知県自治体キャラバンが出された介護、福祉、医療など社会保障の施策充実についてのその中の1つ、市民生活を守るための国保税の引下げで、子供の均等割軽減があります。  社会保険にはこれがないわけですけれども、この子供の均等割、既に田原市、一宮市、大府市、設楽町が実施をしております。碧南市も実施していくべきであります。  18歳までの医療費無料も愛知県下54市町村中、27市町村が実施しております。これにつきましては、既に半数の自治体が実施をしております。  愛知県全体で入院のみの実施は16市あります。西三河では入院のみで既に安城市、刈谷市、岡崎市、豊田市、豊田市は大学卒業までということ、24歳までになっておりますけれども、いずれも前進をしております。  碧南市で18歳まで医療費の無料を実現しようとするならば、入院で600万円、通院で5,200万円でできるということです。  18歳までの医療費の無料は、県内の50%が行っております。  碧南の市民の暮らし、福祉、医療、教育などの施策の前進のために、この請願を採択することをお願いいたしまして賛成討論といたします。 142 ◆議長新美交陽) 以上で、通告による討論は終わりました。  これにて討論を終結いたします。  これより令和2年請願第6号の採決をいたします。  本件に対する委員長報告は不採択であります。  それでは、請願を採択することについて、採決いたします。  本件を採択することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) 143 ◆議長新美交陽) 起立少数であります。  よって、令和2年請願第6号は不採択されました。 ───────────────────・・─────────────────── 144 ◆議長新美交陽) 日程第17令和2年請願第7号「就学援助制度の拡充と学校給食費の無料を求める請願」を議題といたします。  本件は総務文教委員会に付託してありました。  よって、審査結果について、委員長報告を求めます。 145 ◆15番(林田 要) 議長、15番。 146 ◆議長新美交陽) 総務文教委員会委員長。 147 ◆総務文教委員会委員長(林田 要) 去る12月3日の本会議におきまして、総務文教委員会に付託されました令和2年請願第7号について、審査結果の報告をいたします。  本委員会は12月9日に開催し、慎重審査いたしました結果、令和2年請願第7号「就学援助制度の拡充と学校給食費の無料を求める請願」は起立ゼロで、不採択すべきものと決定いたしました。  以上で、審査結果の報告を終わります。 148 ◆議長新美交陽) ただいま委員長報告が終わりました。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。      (「なし」という者あり) 149 ◆議長新美交陽) 別に質疑もないようですから、これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  山口春美議員から討論の通告がありますので、発言を許します。 150 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 151 ◆議長新美交陽) 1番。 152 ◆1番(山口春美) 請願第7号「就学援助制度の拡充と学校給食費の無料を求める請願」に対して願意に賛成の立場から、日本共産党碧南市会議員団を代表して討論を行います。  この請願は41年前から愛知自治体キャラバンとして愛知県内の自治体を訪問し、各市町村に対して医療、福祉、介護などの社会保障と、国や愛知県に対して意見書の提出を求め、事前の各自治体へのアンケート調査や当日の市担当者との懇談で確認された施策を取りまとめ、県民のための施策の実施状況の確認を市民目線で行っています。  参加人数は行政側が1年間で約930人、当局や議会関係者が約800人に及ぶものです。当然地元市民の団体、個人の参加も行われています。大きな県民運動として歴史を刻んできたものです。  今年も10月21日に行われ、議長、副議長も参加していただきました。まさに住民参加の運動と請願権、陳情権に立ったものです。  碧南市をはじめ各議会では所管委員会も異なりますので、碧南市に合わせて総務文教委員会に関係する請願項目を振り分けた文章になっています。  よって、請願趣旨は福祉健康委員会に提出した請願文書と同じものとなっています。  請願項目の第1は、就学援助制度の対象を生活保護基準の1.4倍以下にし、年度途中の申請や支給内容の拡充を求めるものです。  碧南市の就学援助制度は、2019年度決算時では小学校で303人、中学校では173人の合計481人が就学援助を受けています。  受給率は7.7%と県平均の8.8%を下回っています。これは入り口を狭めている証拠にほかなりません。  2019年、自治体キャラバンのまとめによれば、愛知県下では1.5倍は大府市、日進市、幸田町の3自治体、1.4倍は長久手市、豊明市の2自治体、1.3倍は18市町村となっており、碧南市を上回る所得基準で実施しているのが23団体となります。  碧南市では生活保護の1倍から1.2倍にしたとき、消費税増税分を加味したもので実質は生活保護水準と同等だと執行部は言われました。  格差貧困や非正規不安定労働が広がって、子育て世代の暮らしを圧迫しています。  碧南市はせめて1.4倍に引き上げ、子育て世代の救済と支援を行うべきでしょう。また、支給項目でも西尾市では、碧南市では対象になっていない体育実技用具費、通学費、クラブ活動費、生徒会費、PTA会費、校外活動の宿泊費、日本スポーツ振興センター掛金が対象になっています。  碧南市では7項目、西尾市では14項目と半分となっています。  自治体キャラバンでは16項目の県下で対象にしている項目を掲げ、比較していることは冊子を見れば一目瞭然です。ぜひ他市並みに項目拡充をすべきでしょう。  また、2項目めには子供の給食費の無料を求めています。  県下では豊根村が完全無料で、一部無料は17市町村です。  全国の都道府県教育委員会を通じて、市区町村教育委員会(1,740自治体)に対して、平成29年の学校給食(食材費)の無償化等の実施状況及び完全給食の実施状況の調査が行われました。  その結果、1,740自治体のうちで学校給食の無償化を実施している自治体は小学校、中学校共に76自治体(4.4%)、小学校のみ無償化が4自治体(0.2%)、中学校のみ無償化が2団体(0.1%)でした。  2020年4月に中核市レベルで初めて兵庫県明石市が学校給食の無償化を実施します。全13中学校完全無償化で、同市は新たに約3億5,000万円の負担を計上しました。  この財源を同年10月から国の幼児教育・保育の無償化で財源負担の年間約7億5,000万円が浮くために一部を学校給食の無償化の財源とする方向です。高校受験や部活動などで保護者の経済的負担が大きい中学生を優先することにしたそうです。  貧困対策の役割も期待しているとして、今後は小学生の給食無償化も検討すると言っています。  また、政令市レベルで大阪市も検討段階に入りました。  碧南市ではコロナ対策として安城市などが行ってきた給食費の一部無償化もやっていません。愛西市ではこの12月議会にコロナ対策の給食費無償化を12月から3月まで延長する議案が出されています。  また、今まで保育の一環として保育料に含まれていた保育園給食費を保育料無償化に伴って給食費を別途徴収しています。給食は食育の一環で、教育の一環です。メニューや栄養バランスなど将来自立に向けた大きな人間力を形成するものです。また、保育における給食も成長と発展を保障するものにほかなりません。  禰宜田市長は就学援助も給食費も負担軽減の声にそっぽを向きながら、2021年4月から北部工業団地進出企業に固定資産税と償却資産税の1割、上限10億円の補助と従業員25人未満の企業の新築、改築の5%、上限5億円補助を新たに開始することを議員の通知ポストに配付するだけで実施しようとしています。  桁外れの企業支援には議会承認も得ず進め、子供たちの就学援助や給食費は負担しないというのでしょうか。これでは子育て世代に魅力のある碧南市には到底なりません。  ぜひ市議会としてこの請願に賛成していただき、禰宜田市政のゆがみを市議会から正していくために力を合わせていこうではありませんか。心からお願いし、討論とします。 153 ◆議長新美交陽) 以上で、通告による討論は終わりました。  これにて討論を終結いたします。  これより令和2年請願第7号の採決をいたします。  本件に対する委員長報告は不採択であります。  それでは、請願を採択することについて、採決いたします。  本件を採択することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) 154 ◆議長新美交陽) 起立少数であります。  よって、令和2年請願第7号は不採択されました。 ───────────────────・・─────────────────── 155 ◆議長新美交陽) 日程第18令和2年請願第8号「コロナ禍のもと、子どもたちの安全と安心、学びと発達を保障する少人数学級の実現を求める請願」を議題といたします。  本件は総務文教委員会に付託してありました。  よって、審査結果について、委員長報告を求めます。 156 ◆15番(林田 要) 議長、15番。 157 ◆議長新美交陽) 総務文教委員会委員長
    158 ◆総務文教委員会委員長(林田 要) 去る12月3日の本会議におきまして、総務文教委員会に付託されました令和2年請願第8号について、審査結果の報告をいたします。  本委員会は12月9日に開催し、慎重審査いたしました結果、令和2年請願第8号は起立ゼロで、不採択すべきものと決定いたしました。  以上で、審査結果の報告を終わります。 159 ◆議長新美交陽) ただいま委員長報告が終わりました。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。      (「なし」という者あり) 160 ◆議長新美交陽) 別に質疑もないようですから、これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  山口春美議員から討論の通告がありますので、発言を許します。 161 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 162 ◆議長新美交陽) 1番。 163 ◆1番(山口春美) 請願第8号「コロナ禍のもと、子どもたちの安全と安心、学びと発達を保障する少人数学級の実現を求める請願」に対して、願意に賛成の立場から日本共産党碧南市会議員団と請願団体、子供の教育環境をよくしたいと願う全ての皆さんを代表して賛成討論を行います。  今日の新聞報道で萩生田光一文部科学大臣と麻生太郎財務大臣が小学校の学級編制基準を40年ぶりに改正し、5年かけて35人に引き下げることで合意しました。法改正も行い、2021年度予算案に反映させる予定です。  全国知事会をはじめとする地方自治体、数百の地方議会、校長会や教育委員会の全国団体も少人数学級を求めてきました。教育研究者有志の署名運動は短期に20万人近くが集まりました。全国各地で教職員、保護者、市民が多彩な取組を重ねてきました。  今回の合意はこうした国民みんなでつくり上げた重要な前進です。  しかし、碧南市議会は9月の陳情は部会長権限で賛否同数を不採択にし、12月議会も委員会で日本共産党以外全員が反対して不採択としました。世界や全国の動きをちゃんと見極めているのか、市民からの厳しい批判の声が上がっています。  同時に「小学生だけでは不十分、なぜ体も大きく、思春期で手厚い教育が必要な中学生も高校生もやらないのか。なぜ最低限の身体的距離を取るのも難しい35人なのか」と声が上がっています。  文部科学省も30人学級を求めていました。  欧米を見れば20人程度学級が当たり前です。日本は国内総生産(GDP)比で見ると、経済協力開発機構(OECD)加盟諸国で最低クラスの教育予算水準となっています。  空母2隻購入、アメリカからの武器の爆買い、グアムへの米軍基地移転費用の廃止など、税金の使い方を変え、教育予算に回すべきです。  コロナ禍の下で大きな利益を上げ続けている大企業への税金をしっかり頂いて、社会的な責任を果たさせるなど、税金の取り方を変えさせましょう。  今年3月2日からの新型コロナ感染による一斉休校から、子供たちは学ぶことや友だちと思い切り遊ぶことなどが大きな制約を受けた中で生活を余儀なくされています。  碧南市では、2020年5月1日現在小学校4,033人、123クラス、中学生2,180人、62クラスです。合わせて6,213人、185クラスとなっています。  小学校1年生は国が、小学校2年生と中学校1年生は県が35人学級を実施しています。そのほかは40人学級です。  小学校3年生では棚尾、鷲塚の2学年、小学校4年生では棚尾、小学校5年では大浜、鷲塚。小学校6年では棚尾、西端が38人以上のクラスとなっています。  中学校2年生では新川が39人、中学3年生では南中と東中の2校が40人となっています。  これらの小学校4ヵ所、中学校3ヵ所は、学校内に少人数授業用の教室があります。  新型コロナ対策として国は、3密回避のために間隔2メーターの確保を言いますが、現在の40人学級では3密回避はできません。ですから、西三河の中でもみよし市は28人以下に、知立市は小学校全体を35人学級に、豊田、安城市も部分的に市単独で少人数学級を実施しています。  日本共産党は、学校再開直後の分散登校では、各地の学校で一時的に10数人の授業となりました。子供一人一人の表情がよく分かる、コミュニケーションも取れる、一人一人の勉強のつまずきを丁寧に見られるなど効果はてきめんです。少人数学級が手厚い教育、柔軟な教育にいかに有効かが全国の経験となりました。  感染拡大の防止の点でも現在の40人学級は無理があります。  子供は直接触れ合って育つために、身体的距離のしゃくし定規な強要はできません。しかし、一番長く座っている授業の席は身体的距離の保障を目指すのが大人の責任です。  また、教職員は消毒などの新たな作業に追われ、疲れ果てています。  どこから見ても教職員増と少人数学級の実現は待ったなしです。日本共産党は学校再開にあたっての提言を発表し、10万人の教員増とそれを活用して子供に少人数学級をプレゼントしようと呼びかけました。  世論も広がっています。全国連合小学校長会会長は、ウィズコロナ時代では20人から30人が適当では、日経新聞の22日付と述べました。中央教育審議会の部会でも複数の委員が小人数学級に言及しました。  欧米は20人から30人学級で、日本の遅れは明らかです。10万人教員増にかかる予算は数千億円です。これは第2次補正予算に盛り込まれた予備費10兆円の数%に過ぎません。この措置を来年度以降、恒常しても先進国の最低の日本の教育予算の水準(教育公財政支出の対GDP比)は2.9から3.0%強となるだけで、経済協力開発機構(OECD)加盟国平均の4%にまだまだ及びません。  小中学校の全ての学年に30人以下の少人数学級が導入できるよう、国や県に意見書を提出することと同時に、導入されるまで市として実施できるよう検討すること、ソーシャルディスタンスを確保できるよう具体的な対策を求めるものです。  少人数学級は一人一人に目が行き届き、子供のつまずきや不登校などにも早い段階で気がつくことができると、学力向上の効果があるとされ、教育現場や保護者から長年求められてきたものです。  義務教育標準法が規定する学級の人数は2011年に法改正され、30年ぶりに小学校1年生で35人学級が実現しました。当時、文部科学省が策定した全学年に段階的に導入する計画は概算要求に盛り込まれたものの、財政がかかることを理由に小学校1年生しか認められず、今に至っています。  しかも、国の予算を握る財務省は少人数学級を明確な効果が上がったとは見られないと敵視し、現在行われている小学1年生の35人学級を40人に戻すべきと要求したことさえあるような状況です。  今年の新型コロナ感染を受けて、3密回避を理由に政府の教育再生実行会議のテーマとしてようやく議論の俎上に上がったところですが、その議論は来年5月をめどに提言としてまとめるという段階です。  文部科学省は2021年度予算案の概算要求に少人数学級の検討を盛り込んだものの、それは規模も進め方も示さない実行要求となっておりましたけれども、昨日の段階でこれが大きく前進したものです。  本当に法改正や予算が認められていき、さらに中学校まで広げていくことが国民の要求です。  総務文教委員会では、全員が不採択を主張しました。  しかし、少人数学級を全学年に導入できるかどうかの最大局面を迎えています。今こそ国や県に対して碧南市議会として意見書を上げるべきです。意見書を上げることさえ拒否することは、少人数学級への願いに背を向ける姿勢にほかなりません。  また、市としてどうしたら実施できるのか、直ちに検討を行うべきと考えます。  岡崎市では中根新市長の下で、少人数学級の検討会設置の条例が可決し動き出しています。  少人数学級は日本のどこに住んでいても保障すべきもので、国が実施すべきと考えます。  福岡市では今年9月の補正予算で、市として全学年で35人学級を実施する予算を組み、プレハブ校舎の設置や教室の改修を進める方針を示しています。  広島市でも平成20年から将来的には全ての学年で20人学級にすることを目標に、段階的に少人数学級を導入しています。それは目標を持ち、それに向けて計画的に進めなければ人材も教室も確保が一朝一夕では行えないからです。  市としてどうしたら実施できるのか、その検討を否定している場合ではありません。国の方針が決まってからでは遅過ぎると考えます。一日も早く市教委としての検討こそ始めるべきです。長時間過ごす学校では、新型コロナウイルスへの不安が高く、できる限りの対応を行う必要はあることです。  子供たちへの感染の不安は高く、国立成育医療研究センターが行ったコロナ×こどもアンケートでは、子供が相談したいことの第1位はコロナにかからない方法です。  子供も親も教職員も、1日も早く全ての学年で少人数学級が実現するよう待っています。  日本共産党は、次の総選挙で野党と市民の協働を成功させ、政権奪取をし、一刻も早く小中高全てで30人学級にするため国民とともに力を合わせる決意です。市民の願いに応えて、本請願を採択することを心から呼びかけ、私の討論を終わります。 164 ◆議長新美交陽) 以上で、通告による討論は終わりました。  これにて討論を終結いたします。  これより令和2年請願第8号の採決をいたします。  本件に対する委員長報告は不採択であります。  それでは、請願を採択することについて、採決いたします。  本件を採択することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) 165 ◆議長新美交陽) 起立少数であります。  よって、令和2年請願第8号は不採択されました。 ───────────────────・・─────────────────── 166 ◆議長新美交陽) 日程第19議員提出議案第8号「不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書」を議題といたします。  本案について、提案理由の説明を求めます。 167 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 168 ◆議長新美交陽) 3番。 169 ◆3番(大竹敦子) 意見書の朗読をもって説明と代えさせていただきます。  議員提出議案第8号「不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書」。  日本産婦人科学会のまとめによると、2018年に不妊治療の1つである体外受精で生まれた子供は5万6,979人となり、前年に続いて過去最高を更新したことが分かった。これは実に16人に1人が体外受精で生まれたことになる。また、晩婚などで妊娠を考える年齢が上がり、不妊に悩む人々が増えていることから、治療件数も45万4,893件と過去最高となった。  国においては2004年度から、年1回10万円を限度に助成を行う「特定不妊治療助成事業」が創設され、その後も助成額や所得制限などを段階的に拡充してきている。また、不妊治療への保険適用もなされてきたが、その範囲は不妊の原因調査などの一部に限られている。保険適用外の体外受精や顕微授精は、1回当たり数十万円の費用がかかり何度も繰り返すことが多いため、不妊治療を行う人々にとっては過重な経済負担になっている場合が多い。  政府におかれては、不妊治療を行う人々が、今後も安心して治療に取り組むことが出来るよう、下記の事項について早急に取り組むことを強く求める。  記。  1 不妊治療は一人一人に最適な形で実施することが重要であるため、不妊治療の保険適用の拡大に当たっては、選択肢を狭めることがないよう十分配慮すること。  2 不妊治療の保険適用の拡大が実施されるまでの間については、既存の助成制度の拡充を行うことにより、幅広い世帯を対象とした経済的負担の軽減を図ること。  3 不妊治療と仕事の両立できる環境をさらに整備するとともに、相談やカウンセリングなど不妊治療に関する相談体制の拡充を図ること。  以上で提案理由の説明とさせていただきます。  議員の皆様の賢明な御判断で御可決いただきますよう、よろしくお願いいたします。 170 ◆議長新美交陽) 提案理由の説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。 171 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 172 ◆議長新美交陽) 1番。 173 ◆1番(山口春美) 私は賛同者として名を連ねましたけれども、先ほどの少人数学級でも国の動きが大きく一夜にして変わるという状況にあります。  それで国が動き出したことは反対するのかしれませんが、先ほど共産党以外は全員反対されました。  この国の動きは毎日毎日変わっていると思うので、どういった形で最新は動きがあるのか、これ、黙っておっても進んでいくんじゃないかという声もあるんですが、どういうふうに受け止めてみえるのか、提案者に伺います。 174 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 175 ◆議長新美交陽) 3番。 176 ◆3番(大竹敦子) 御質問にお答えをしたいと思います。  私の今回の提案でございますが、これにつきましては、やはり今保険適用については検討中でございまして、2022年度からの供用開始を目指しているわけで、まだ今ははっきりとした状況が分かっていない状況の中で、少しでも今自由診療の中でそれぞれが妊娠に向けて治療してみえるわけですので、その保険適用について、そこで保険適用しないことによって不妊治療の幅が狭められることがないようにということでの今回提案でございまして、現在の国のほうでの調整についてはまだ不確かなところでございますので、よろしくお願いいたします。 177 ◆議長新美交陽) ほかに。      (「なし」という者あり) 178 ◆議長新美交陽) ほかに質疑もないようですから、これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第8号については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。      (「異議なし」という者あり) 179 ◆議長新美交陽) 御異議なしと認めます。  よって、議員提出議案第8号については、委員会の付託を省略することに決しました。
     これより討論に入ります。  討論はありませんか。      (「なし」という者あり) 180 ◆議長新美交陽) 別に討論もないようですから、これにて討論を終結いたします。  これより議員提出議案第8号の採決をいたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) 181 ◆議長新美交陽) 起立全員であります。  よって、議員提出議案第8号は原案のとおり可決されました。 ───────────────────・・─────────────────── 182 ◆議長新美交陽) この際、市長から発言を求められておりますので、これを許します。 183 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 184 ◆議長新美交陽) 市長。 185 ◆市長(禰宜田政信) 閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  本定例会に提出いたしました案件につきましては、慎重に御審議を賜り、それぞれ御可決いただきましたことを心よりお礼を申し上げます。  また、一般質問等を通じまして市政各案に渡りまして建設的な御意見を賜りましたことを併せて感謝を申し上げます。  さて、今年もあと僅かとなってまいりました。  今年1年はこれまでとは全く異なり、まさにコロナに翻弄され続けた1年でございました。  年明け早々の1月に日本国内初の新型コロナウイルス陽性者が確認をされ、各地で感染が拡大いたしました。3月には学校が一斉休校となりました。4月には市内でも陽性者が確認をされまして、市民病院での院内感染という事態が発生いたしました。  その後、国や県による緊急事態宣言、緊急事態措置が出され、外出自粛や営業時間の短縮の要請など、市民及び市内事業者の皆様には多大なる御理解、御協力をいただきました。  未曽有の事態が発生する中、市といたしましても市民の皆様の大切な健康と命を守ることを第一に全力で取り組んでまいりました。  その一方で、皆様の生活や経済活動などに大きな影響が生ずることがないよう国及び県と連携をし、特別定額給付金事業など支援を実施いたしました。  市独自の経済対策ではプレミアム付食事券事業をいち早く実施いたしました。  その後、第2波、第3波の到来があり、いまだ感染拡大が収まらない状態で年の瀬を迎えようとしております。  コロナ関連以外ですと3月に碧南スケートボードパークがオープンいたしました。4月には市長、市議選挙がございまして、私も引き続き碧南市政のかじ取りをさせていただくということになりました。  7月には#おうちで元気ッス!が開催され、新たな元気ッス!へきなんを体験することができ、サプライズ花火の打ち上げもございました。  そのほかにも、碧南レールパークがグッドデザイン賞を受賞したり、スナックサンド碧南焼きそばの販売がなされたり、碧南緑地ビーチコートを中心といたしまして、ビーチサッカーの日本代表候補者が強化合宿を開催したということで、限られたことではございますが、多くの方に碧南の魅力や誇りを感じていただけることも増えておるということでございます。  ふるさと応援給付金も前年に引き続きまして、本市の地場産品に全国の皆様より高い評価をいただいておりまして、寄附金額も順調に推移をしております。  現在80を超える地元事業者様に580を超えるお礼の品をそろえさせていただきまして、これも碧南の魅力の発見、発信につながっておるものと思っております。  新型コロナウイルス感染症の感染拡大に収束の兆しが見られない中、市民、議員の皆様には年末を迎え、何かと慌ただしさと不安を感じておられることかと思いますが、今が非常に重要な時期であります。  本日から年明けの1月11日まで、愛知県全域で酒類を提供する飲食店等に対する営業時間の短縮、休業の要請が出されております。  12月15日に出されました愛知・岐阜・三重3県知事共同メッセージにあるとおり、最大限の警戒感を持っていただき、具体的には県境を越える移動の細心の注意、帰省の際の感染防止対策の徹底、忘年会、新年会など飲食の場での注意、クリスマス、大みそか、初詣でなど季節の行事における感染防止対策の徹底、マスク着用、手洗い、手指の消毒、人と距離の確保など、基本的な感染防止対策の徹底をしっかり行っていただいた上で、健康にも、交通事故にも十分留意をされまして、皆様がそろって明るい新年を迎えられますことを御祈念申し上げるとともに、来年も皆様の御期待に応えるよう皆様の不安を取り除けるように市政に邁進することをお誓い申し上げまして、閉会の御挨拶とさせていただきます。  ありがとうございました。 ───────────────────・・─────────────────── 186 ◆議長新美交陽) 以上で、今期定例会の付議事件は全部議了いたしました。  今期定例会の会期は本日までであります。  よって、令和2年第6回碧南市議会定例会はこれにて閉会いたします。  慎重御審議ありがとうございました。                            (午後 零時 6分 閉会) ───────────────────○────────────────────  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。    令和2年12月18日                   碧南市議会                     議 長  新 美 交 陽                     議 員  藤 浦 伸 介                     議 員  杉 浦 哲 也 Copyright © Hekinan City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...