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  1. 碧南市議会 2020-03-23
    2020-03-23 令和2年第1回定例会(第4日)  本文


    取得元: 碧南市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    2020-03-23 : 令和2年第1回定例第4日)  本文 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                            (午前 10時 0分 再開) ◆議長(鈴木みのり) ただいまの出席議員は22名であります。  よって、本日の会議は成立いたしましたので、これより令和2年第1回碧南市議会定例第4日の会議を開きます。  これより会議に入ります。  本日の議事日程は、お手元に配付の議事日程表のとおりであります。 ───────────────────・・─────────────────── 2 ◆議長(鈴木みのり) 日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。  会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において7番小池妃子議員及び15番祢宜田拓治議員を指名いたします。 ───────────────────・・─────────────────── 3 ◆議長(鈴木みのり) この際、会計事務について御報告いたします。  令和元年度1月分の一般会計特別会計水道事業会計病院事業会計例月出納検査報告書1件及び定期監査報告書1件が、監査委員から議長宛てに提出をされ、議会図書室にて保管してありますので、随時御覧願います。  報告事項は以上であります。 ───────────────────・・─────────────────── 4 ◆議長(鈴木みのり) 日程第2議案第1号「碧南市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例」及び日程第3議案第3号「碧南市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例」の2案件を一括議題といたします。  本2案件は総務文教委員に付託してありました。  よって、審査結果について、委員長の報告を求めます。 5 ◆7番(小池妃子) 議長、7番。 6 ◆議長(鈴木みのり) 総務文教委員委員長。 7 ◆総務文教委員委員長(小池妃子) 去る2月18日の本会議におきまして、総務文教委員に付託されました議案第1号及び議案第3号について、審査結果の報告をいたします。  本委員は3月4日に開催し、慎重審査いたしました結果、議案第1号「碧南市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例」は起立全員、議案第3号「碧南市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例」は起立全員であり、以上の2案件はいずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
     以上で、審査結果の報告を終わります。 8 ◆議長(鈴木みのり) ただいま委員長報告が終わりました。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。      (「なし」という者あり) 9 ◆議長(鈴木みのり) 別に質疑もないようですから、これにて質疑を終結いたします。  これより本2案件について、順次、討論及び採決に入ります。  まず、議案第1号の討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論を省略いたします。  これより議案第1号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) 10 ◆議長(鈴木みのり) 起立全員であります。  よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第3号の討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論を省略いたします。  これより議案第3号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) 11 ◆議長(鈴木みのり) 起立全員であります。  よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。 ───────────────────・・─────────────────── 12 ◆議長(鈴木みのり) 日程第4議案第4号「碧南市道路構造技術的基準を定める条例の一部を改正する条例」から日程第7議案第7号「碧南市都市公園条例の一部を改正する条例」までの4案件を一括議題といたします。  本4案件は経済建設委員に付託してありました。  よって、審査結果について、委員長の報告を求めます。 13 ◆6番(小林晃三) 議長、6番。 14 ◆議長(鈴木みのり) 経済建設委員委員長。 15 ◆経済建設委員委員長(小林晃三) 去る2月18日の本会議におきまして、経済建設委員に付託されました議案第4号から議案第7号について、審査結果の報告をいたします。  本委員は3月6日に開催し、慎重審査いたしました結果、議案第4号「碧南市道路構造技術的基準を定める条例の一部を改正する条例」は起立全員、議案第5号「碧南市都市計画法に基づく開発行為等の許可の基準に関する条例の一部を改正する条例」は起立多数、議案第6号「碧南市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」は起立全員、議案第7号「碧南市都市公園条例の一部を改正する条例」は起立全員であり、以上の4案件はいずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で、審査結果の報告を終わります。 16 ◆議長(鈴木みのり) ただいま委員長報告が終わりました。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。      (「なし」という者あり) 17 ◆議長(鈴木みのり) 別に質疑もないようですから、これにて質疑を終結いたします。  これより本4案件について、順次、討論及び採決に入ります。  まず、議案第4号の討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論を省略いたします。  これより議案第4号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) 18 ◆議長(鈴木みのり) 起立全員であります。  よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第5号の討論に入りますが、岡本守正議員から討論の通告がありますので、発言を許します。 19 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 20 ◆議長(鈴木みのり) 2番。 21 ◆2番(岡本守正) おはようございます。  議案第5号「碧南市都市計画法に基づく開発行為等の許可の基準に関する条例の一部を改正する条例」に、日本共産党碧南会議員団を代表いたしまして、反対討論をいたしますので、よろしくお願いいたします。  この条例の一部を次のように改正する。第2条第4号及び第3条第4号中、0.3ヘクタールを0.1ヘクタールに改めるというものです。これは、碧南市都市計画マスタープラン、2019年から2030年の53ページに、西端地域まちづくり構想まちづくりの基本方針に、西端地域北部既存工場周辺において、新たに生産・流通ゾーンの形成を図るとあり、新たに35.5ヘクタールの優良農地工場地帯にしやすくするための条例改正であります。  世界の先進国の中で、日本の食料自給率が38%を下回り、一番低い状況であります。日本政府は、2025年には自給率を45%に引き上げる目標を掲げております。優良農地の保全に努めていくべきであるというふうに思います。西端北部地域優良農地で、新たに35.5ヘクタールの優良農地工場地帯に移行していけば、乱開発と公害の発生が懸念されます。  集落も点在していることもあり、よって、議案第5号「碧南市都市計画法に基づく開発行為等の許可の基準に関する条例の一部を改正する条例」に反対し、討論といたします。 22 ◆議長(鈴木みのり) 以上で、通告による討論は終わりました。  これにて討論を終結いたします。  これより議案第5号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) 23 ◆議長(鈴木みのり) 起立多数であります。  よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第6号の討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論を省略いたします。  これより議案第6号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) 24 ◆議長(鈴木みのり) 起立全員であります。  よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第7号の討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論を省略いたします。  これより議案第7号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) 25 ◆議長(鈴木みのり) 起立全員であります。  よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。 ───────────────────・・─────────────────── 26 ◆議長(鈴木みのり) 日程第8議案第9号「令和元年度碧南一般会計補正予算(第5号)」から日程第11議案第12号「令和元年度碧南介護保険特別会計補正予算(第4号)」までの4案件を一括議題といたします。  本4案件は予算審査特別委員に付託してありました。  よって、審査結果について、委員長の報告を求めます。 27 ◆13番(林田 要) 議長、13番。 28 ◆議長(鈴木みのり) 予算審査特別委員委員長。 29 ◆予算審査特別委員委員長(林田 要) 去る2月18日の本会議におきまして、予算審査特別委員に付託されました議案第9号から議案第12号について、審査結果の報告をいたします。  本委員は3月17日に開催し、慎重審査いたしました結果、議案第9号「令和元年度碧南一般会計補正予算(第5号)」は起立全員、議案第10号「令和元年度碧南国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」は起立全員、議案第11号「令和元年度碧南公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)」は起立全員、議案第12号「令和元年度碧南介護保険特別会計補正予算(第4号)」は起立全員であり、以上の4案件はいずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で、審査結果の報告を終わります。 30 ◆議長(鈴木みのり) ただいま委員長報告が終わりました。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。      (「なし」という者あり) 31 ◆議長(鈴木みのり) 別に質疑もないようですから、これにて質疑を終結いたします。  これより本4案件について、順次、討論及び採決に入ります。  まず、議案第9号の討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論を省略いたします。  これより議案第9号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) 32 ◆議長(鈴木みのり) 起立全員であります。  よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第10号の討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論を省略いたします。  これより議案第10号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立
    33 ◆議長(鈴木みのり) 起立全員であります。  よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第11号の討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論を省略いたします。  これより議案第11号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) 34 ◆議長(鈴木みのり) 起立全員であります。  よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第12号の討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論を省略いたします。  これより議案第12号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) 35 ◆議長(鈴木みのり) 起立全員であります。  よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。 ───────────────────・・─────────────────── 36 ◆議長(鈴木みのり) 日程第12議案第22号「令和元年度碧南一般会計補正予算(第6号)」を議題といたします。  本案について、提案理由の説明を求めます。 37 ◆総務部長金沢宏治) 議長、総務部長。 38 ◆議長(鈴木みのり) 総務部長。 39 ◆総務部長金沢宏治) ただいま議題となりました議案第22号「令和元年度碧南一般会計補正予算(第6号)」について、提案理由の御説明を申し上げます。  令和元年度碧南市の一般会計補正予算(第6号)は、次に定めるところによる。  (歳出予算の補正)  第1条、歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳出予算の金額は、「第1表歳出予算補正」による。  (繰越明許費の補正)  第2条、既定の繰越明許費の追加は、「第2表繰越明許費補正」によるというものでございます。  この追加上程につきましては、緊急的に行う公共施設空調設備更新及び新型コロナウイルス感染拡大の影響による事業繰越しに伴う補正をお願いするものでございます。  それでは、3ページの「第2表繰越明許費補正」をお開きください。  1、追加といたしまして、4款衛生費、2項清掃費、分別収集事業では、3月上旬に納品予定でございました市指定の燃やすことのできるごみ袋が、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、中国での製造及び納品が遅延したため、その購入額である1,936万6,000円を繰り越すというものでございます。  その下、10款教育費、5項社会教育費公民館費臨時事業では、今回の歳出補正予算に計上いたします棚尾公民館児童センター空調設備更新工事費を繰り越すものでございます。  最下段の、10款6項保健体育費少年スポーツ海外交流補助事業では、サッカー少年団を3月下旬に台湾に派遣予定でございましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により派遣を延期するため、補助金150万円を繰り越すというものでございます。  それでは、歳出補正予算事項別明細書により御説明を申し上げますので、8ページ、9ページをお開きください。  2歳出、2款総務費、1項総務管理費、9目財政管理費、25節積立金の補正額は499万4,000円の減で、これは、今回の補正予算に伴う財源調整のため、財政調整基金への積立てを減額するものでございます。この結果、今年度末の財政調整基金積立見込額は52億1,108万円余となるものでございます。  10款教育費、5項社会教育費、2目公民館費、15節工事請負費の補正額は499万4,000円で、これは、006、01公民館費臨時事業におきまして、設備の老朽化に伴う棚尾公民館1階児童センター空調設備の更新を予定するものでございます。  以上で、議案第22号の提案理由の説明といたします。よろしくお願いをいたします。 40 ◆議長(鈴木みのり) 提案理由の説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。 41 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 42 ◆議長(鈴木みのり) 9番。 43 ◆9番(山口春美) それぞれ、ざっと書いてあるとおりの説明だったんですけれども、繰越明許のごみ袋の現況はどうなっているのか。それで、広報なんかでも若干遅れるということでお知らせがあったんですが、いつまでに届けられるのかというのを、まず1点伺います。  それから、当然棚尾公民館については予算計上されていたわけですから、今年度2019年度予算に。事前に把握していたというふうに思うんですが、繰越明許にする原因というものは具体的には言われませんでした。もともと新規で入れ込む、何でそれが把握できなかったんですか、予算計上のときに。突然使えなくなっちゃったということですかね、もう年度も来ているのに。今は閉館中ですか、この児童クラブを含めて。繰越明許ということですけれども、いつ把握したのか、何で予算時点でもうちょっと早く把握できなかったのか。それから、今後の繰越明許の時期的にはいつ頃完了する予定なのか。今、発注そのものがこのウイルスの関係でも遅れてくるんじゃないかというふうに思うんですが、その辺は確認は取られているのか、その着地の時期も改めて伺います。  それから、少年スポーツ海外交流ですけれども、繰越明許ということで、今現在、予算の審査のときには参加団体も決まっていないというふうに言われました。なかなか今ウイルスの終息が、オリンピックのやるやらないも含めて、来年の1月ぐらいまでもしかしたら続くかもしれないというこういう中ですので、まだ決まっていないなら、やはり無理くりこの繰越明許で継続しなくても、やっぱりこれは未使用と、未執行という形でやってもいいんじゃないかというふうに思うんですが、念のために、これって自己負担は要るんですか。ほかの部活や県大会には費用弁償は全くなく派遣されてみえるのに、これには多額な、総額としては150万円ですから多額なお金で、しかも台湾までということになると、旅費そのものはツアーで行けば安いかもしれませんが、自己負担はどれだけ伴うのか。これはあまりにも偏り過ぎていると思うので、これは、この時期も含めて取りやめにすべきだというふうに思うんですが、どうなんでしょうか。  それから、先日ウイルスの対応についての報告があって、どんな会議かも分からない、一方的な執行部からの説明にとどまりました。私たちは質問もできませんでしたので改めて伺いますが、この時期の補正予算ですから、当然このウイルス対策については検討されたものと思います。実際に、給食センターの調理員が1ヵ月休みになりますし、業者さんも品物が入らないということなんかも含めて、実際に市内業者の影響等はどうされたのか。それで、国ではそういうところの補填をやりますよということを今日の新聞にも書いてあるんですけれども、国保や公共料金の遅配になってしまうところの配慮、減免等はどうされるのか、その辺の内部の動きが全く伝わってきません。  そして、予算を伴うものは予備費で対応するということですけれども、その予備費の使途も含めて、具体的にはどうなっていくのかというのが全く見えていないので、これ、最後の機会ですからね。今日が補正予算6号目ということで、なぜ組み込まれなかったのか。そのためには、私たちの質問をきちっと受け止めるべきだったと思うんですが、何でもかんでもやっていくのは安倍さんと一緒と、独断専行は駄目よと何度も言われて、やっぱり専門家の意見を聞きなさいというのが、今修正されつつある道理だと思うんですが、お願いします。 44 ◆議長(鈴木みのり) 山口議員、簡潔な質疑でお願いします。 45 ◆9番(山口春美) ほら、また議長が止めるでしょう。こういう時間……。 46 ◆議長(鈴木みのり) よろしくお願いします。質疑でお願いします。 47 ◆9番(山口春美) 補正予算はこれで最後ですよ。今日が最後で、しまってしまっては駄目なので伺います。 48 ◆経済環境部長(永坂智徳) 議長、経済環境部長。 49 ◆議長(鈴木みのり) 経済環境部長。 50 ◆経済環境部長(永坂智徳) 燃やすことのできる市の指定ごみ袋につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大の影響によりまして、中国の上海工場で製造が遅延したことによりまして、市民の皆様には大変御心配をおかけしているところでございます。  現在、第45リットル、600枚入りが3,200箱、枚数にいたしまして192万枚が名古屋港のほうに入港してございます。近日中に納品がされる予定でございますので、その部分と、あと市の在庫分と合わせまして、今月中に、例年どおり町内加入世帯には100枚、町内未加入世帯には80枚を配布できる予定でございます。  以上です。 51 ◆教育部長(奥谷直人) 議長、教育部長。 52 ◆議長(鈴木みのり) 教育部長。 53 ◆教育部長(奥谷直人) 私からは、棚尾公民館の空調機器の更新と、少年スポーツ海外交流補助事業についてのお答えをさせていただきます。  まず、公民館費の臨時事業の棚尾公民館空調設備ですけれども、状況としましては、今年の1月の下旬ぐらいに、少しこの空調機のブレーカーが落ちるというような不具合がありましたので、業者さんに点検をしてもらったのが2月9日、そのときに、空調機の2つあるうちの1つのコンプレッサーに故障があったということです。それで、その後どう対応しようかということですが、それが2月20日、そのコンプレッサーがもう既に廃盤ということでありまして、空調機そのものの取替えが必要になったということでございます。  それで、さっき議員のほうからおっしゃったように、コロナウイルスの影響で、今後の空調機器の入荷について不透明だということでございますので、今ある在庫の中から対応できるものということで、早急に、今、空調の暖房も効かない状況でございますので、夏場までにということで6月目安ということで、5月中には空調機の更新をしたいということで、ここで補正のほうを追加させていただいているという状況でございます。  もう一点の、少年スポーツの海外派遣の件ですが、派遣団体が決まっていないじゃないかというような話をされましたけれども、それは、前回分科でお答えしたのが、令和2年度、来年度については、団体については4月から募集を始めますよということでお話をさせていただいておると思います。今年度、今日繰越しをさせていただくものにつきましては、先ほど上程説明の際、総務部長がさせていただいたとおり、今年度、サッカー協会さんのほうから申請がありまして補助決定をしておりました。その補助決定をしていたものが、3月28日から2泊3日で台湾を予定していたんですけれども、コロナウイルスの関係で実施時期を延期したいという申出がありましたので、予算を繰越しさせていただいて、しかるべき行ける時期に今回のメンバーで参加をしていくように、日程変更の中で派遣を実現させたいという御要望がありましたので、それによって予算を繰り越させていただいたということです。  今回150万円の補助ということですが、派遣人数は24人を予定しています。そのうち選手が21名ということで、1人4万5,000円の負担をいただくということで計画をしておったものでございます。  以上です。 54 ◆総務部長金沢宏治) 議長、総務部長。 55 ◆議長(鈴木みのり) 総務部長。 56 ◆総務部長金沢宏治) 私からは、国からのこの対策についての考え方ということの御質問だと思いますが、実は、愛知県のほうからは、3月19日木曜日の夜遅く、安倍総理の指示という中で幾つか頂いておりますが、これは、既に報道等で出ておるその内容と全く一緒でございまして、改めてここで御説明するようなものはないんですが、その時期についてはまだ明確にはなっておりません。1つの例としましては、電気料金の支払い猶予だとか地方税の徴収の猶予等、迅速に対応してほしいだとか、これを各地方公共団体に要請をするという談話的な話の中でまだとどまっておりまして、具体的なやり方、手法については、まだ国あるいは県からは来ておりません。  以上です。 57 ◆議長(鈴木みのり) ほかに。 58 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 59 ◆議長(鈴木みのり) 9番。 60 ◆9番(山口春美) 少年サッカー海外交流ですが、1人4万5,000円ということで既に決まっていて、じきに、来週は行く予定だったということなんですが、当分こんな状況ではなかなか行くこともできないと思うので、未執行で今回は諦めていただく、当事者の皆さんもそんな気持ちじゃないですかね。それで、自己負担が伴うものの、毎回このメンバーは変わると思うんですが、新しい方も入ってきてね。150万円からのお金が結果的には自動的に入ってくるということで、こういう部分については、やっぱりほかの大会なんかの参加費から費用弁償なんかに回していただきたいというふうに思います。  ごみ袋のほうは、結果的にはタイムラグがあるので、この時点では繰越明許をやらなくても済んだけれども、だって3月中にやれるんでしょう。やれないの?やれるから渡るのは4月になっちゃうのかということをもう一回確認します。4月にまたいで、4月1日なのでそうなるのかということです。  それから、いろいろ指示が来ていて、自治体もそのうち動かなければならなくなっていくというふうに思いますが、予備費は今1円も使っていないということですね。萩生田さんが、4月から学校については開校だというふうに言われたので、どこかの段階でそれは検討して、もう既に検討しているのかもしれませんが、碧南市も4月1日から開校ということになるんでしょうか、確認だけ取ります。給食調理員の方や納入業者の方にも関わることですので、教えてください。 61 ◆経済環境部長(永坂智徳) 議長、経済環境部長。 62 ◆議長(鈴木みのり) 経済環境部長。 63 ◆経済環境部長(永坂智徳) 市の指定のごみ袋でございますが、今年度納品予定の全てが納品されるわけではなくて、先ほど申し上げた192万枚、全体の中の一部が納品をされると。それとあと市の在庫分を合わせて、全戸配布には支障がないということでございます。残りの枚数につきましては、4月の中旬頃になるということで聞いております。 64 ◆教育長(生田弘幸) 議長、教育長。 65 ◆議長(鈴木みのり) 教育長。 66 ◆教育長(生田弘幸) 4月以降のことに関しましては、学校については、今のところ4月6日に小学校の入学式、7日に中学校の入学式の予定で進んでおりますが、3月26日に愛知県の教育長がありまして、そこで最終決定をさせていただきたいと思います。  以上です。 67 ◆議長(鈴木みのり) ほかに。      (「なし」という者あり) 68 ◆議長(鈴木みのり) ほかに質疑もないようですので、これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第22号は、会議規則第36条第1項の規定により、所管の予算審査特別委員に付託することに御異議ありませんか。      (「異議なし」という者あり) 69 ◆議長(鈴木みのり) 御異議なしと認めます。  よって、議案第22号は予算審査特別委員へ付託することに決しました。  この際、委員開催のため暫時休憩いたします。                            (午前 10時 33分 休憩) ───────────────────・・───────────────────                            (午前 11時 5分 再開) 70 ◆議長(鈴木みのり) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  休憩中に予算審査特別委員に付託した議案第22号について、所管の委員長から議案審査報告書の提出がありました。  よって、これを日程に追加し、議題にいたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。      (「異議なし」という者あり) 71 ◆議長(鈴木みのり) 御異議なしと認めます。  よって、日程を追加いたします。 ───────────────────・・───────────────────
    72 ◆議長(鈴木みのり) 日程第13議案第22号「令和元年度碧南一般会計補正予算(第6号)」を議題といたします。  本案は予算審査特別委員に付託してありました。  よって、審査結果について、委員長の報告を求めます。 73 ◆13番(林田 要) 議長、13番。 74 ◆議長(鈴木みのり) 予算審査特別委員委員長。 75 ◆予算審査特別委員委員長(林田 要) 本日3月23日の本会議におきまして、予算審査特別委員に付託されました議案第22号について、審査結果の報告をいたします。  本委員は、本日、本会議休憩中に開催し、慎重審査いたしました結果、議案第22号「令和元年度碧南一般会計補正予算(第6号)」は起立全員であり、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で、審査結果の報告を終わります。 76 ◆議長(鈴木みのり) ただいま委員長報告が終わりました。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。      (「なし」という者あり) 77 ◆議長(鈴木みのり) 別に質疑もないようですから、これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。      (「なし」という者あり) 78 ◆議長(鈴木みのり) 別に討論もないようですから、これにて討論を終結いたします。  これより議案第22号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) 79 ◆議長(鈴木みのり) 起立全員であります。  よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。  ただいま日程を追加いたしましたので、以下、日程番号を順次繰り下げます。 ───────────────────・・─────────────────── 80 ◆議長(鈴木みのり) 日程第14議案第13号「令和2年度碧南一般会計予算」から日程第21議案第20号「令和2年度碧南病院事業会計予算」までの8案件を一括議題といたします。  本8案件は予算審査特別委員に付託してありました。  よって、審査結果について、委員長の報告を求めます。 81 ◆13番(林田 要) 議長、13番。 82 ◆議長(鈴木みのり) 予算審査特別委員委員長。 83 ◆予算審査特別委員委員長(林田 要) 去る2月28日の本会議におきまして、予算審査特別委員に付託されました議案第13号から議案第20号について、審査結果の報告をいたします。  本委員は3月17日に開催し、慎重審査いたしました結果、議案第13号「令和2年度碧南一般会計予算」は起立多数、議案第14号「令和2年度碧南市国民健康保険特別会計予算」は起立多数、議案第15号「令和2年度碧南市訪問看護事業特別会計予算」は起立全員、議案第16号「令和2年度碧南市介護保険特別会計予算」は起立多数、議案第17号「令和2年度碧南市後期高齢者医療保険特別会計予算」は起立多数、議案第18号「令和2年度碧南水道事業会計予算」は起立多数、議案第19号「令和2年度碧南市下水道事業会計予算」は起立多数、議案第20号「令和2年度碧南病院事業会計予算」は起立多数であり、以上の8案件はいずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で、審査結果の報告を終わります。 84 ◆議長(鈴木みのり) ただいま委員長報告が終わりました。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。      (「なし」という者あり) 85 ◆議長(鈴木みのり) 別に質疑もないようですから、これにて質疑を終結いたします。  これより本8案件一括して討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  まず、山口春美議員の発言を許します。 86 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 87 ◆議長(鈴木みのり) 9番。 88 ◆9番(山口春美) 日本共産党の山口春美です。  議案第13号「令和2年度碧南一般会計予算」、議案第14号「国民健康保険特別会計予算」、議案第16号「介護保険特別会計予算」、議案第17号「後期高齢者医療保険特別会計予算」、議案第18号「水道事業会計予算」、議案第19号「下水道事業会計予算」、議案第20号「病院事業会計予算」に対して、一括して日本共産党碧南会議員団を代表して、反対の立場から討論を行います。  昨年10月からの消費税10%増税と、新型コロナウイルスによる深刻な経済低下が現在起こっています。約1ヵ月に及ぶ小中高校の休校、公共施設や文化・スポーツのイベント中止によって廃業まで追い詰められている業者や、働く市民の暮らしへの影響が深く広く広がっています。国と碧南市は、これらの状況把握を急ぎ、的確な対応が求められています。融資、国保や公共料金の払込み猶予や軽減措置なども求められています。  日本共産党は、国会でも碧南市でも、新型コロナウイルスに対する国民の不安解消と早期収束のために力を尽くしています。  こうした中で、禰宜田市長は、4月12日告示の市長選挙をにらんで、新規事業なしという冷たい2020年度予算案を提案されました。同時に提案されている2019年度第6次補正予算にも、財調基金積立減額、公民館の空調設備更新工事のみで、経済対策、コロナ緊急対策費はありません。  日本共産党は、新型コロナと消費税増税のダブル不況打開の緊急経済提言を示しました。倒産、リストラ、失業を防ぐため、中小企業への無担保無保証の拡大、雇用調整交付金を10分の10に引き上げる、フリーランスの所得補償制度を早急につくる、休校、イベント自粛での減収や損失の補償等、市レベルでも同様に対応すべきです。  今回、碧南市の防災倉庫には、マスクも消毒液も使い捨てビニール手袋も、備蓄は一つもなく、児童クラブなどの休校の受皿にされた施設で市からの支給なしという状況です。いかに災害対策に身が入っていなかったかが改めて立証されました。同報無線や防災ラジオ、戸別受信機も増設や新設もせず、費用対効果などと言ってごまかしてきました。  人の命や健康は何事にも勝ります。何でもお金の損得で推しはかる企業論理では、お金のない人、弱い人が置き去りにされる貧しい碧南市政になってしまいます。ごみ焼却場の火事、コロナウイルスと、何度未曽有の災害を経験すればこうした人権軽視が改まるのでしょうか。真摯に反省し、可能な限りの防災備品の備蓄項目の見直し、拡充、碧南市で最も立ち後れている情報伝達力の向上を求めます。  歳入歳出の主な問題点と対案を示して、討論を行います。  新年度予算案は、一般会計は311億379万7,000円、特別会計は、下水道事業の公営企業化により、4会計128億5,815万5,000円、3企業会計は190億8,415万円で、合計630億4,610万3,000円の歳出規模です。前年度比8.5%、49億2,359万9,000円の増額となっています。  歳入の60%の構成比を占める市税は169億870万円、うち個人市民税は49億7,360万円で、7,520万円の微増、法人市民税は12億2,570万円で7億8,000万円の減収となっています。平成26年度10月から始まった国税化によって、12.3%の2.6%を国税に取られ、9.7%となっていました。2019年10月からは、さらに3.7%減の6%にされました。平年度化によるこの7億円の減収となるわけです。禰宜田市長は、この地方自治権を脅かす国税化に対して何の対策も行おうとしていません。ここに、大企業優遇、弱者に冷たい禰宜田市政の本質が現れています。  碧南市も8.4%の最高税率にすれば、2.4%分の財源確保ができます。国税化のピーク時では、約8億円の減額となる予測です。市長としての課税自治権を発揮して、市民のための財源を獲得することは当然ではないでしょうか。  財政力指数は、単年度1.252としています。前年度は1.265で、県下7位となりました。地方消費税交付金は16億3,100万円で、前年度比2億6,000万円の増です。実施計画では、約4億円の増を見込んでいましたが、約半分の予算計上です。消費税10%増税は、確実に日本の経済も地域経済も破綻へと追いやっています。コロナウイルス対策としても、消費税は5%に引き下げさせなければなりません。430兆円といわれる内部留保金を大企業から吐き出させ、社会貢献を求めるべきときに来ています。国の社会保障のために使うという大うそ、碧南市も同様に扶助費に使うとしていますが、市民の新たな施策の財源にすべきです。  12款分担金、負担金、13款使用料手数料は、現年度費2億円の減です。これは、主に保育料無償化によるものです。その一方で、20款雑入には、保育園給食代として2,274万9,000円が、公立保育園の給食代分として予定されています。そのほかに、私立園分は、園が直接徴収し副食代として使います。本来、保育園給食代は保育料に含まれていたもので、食事を伴わなければ成長を保障することはできません。北名古屋市をはじめ、全国100を超える自治体では副食費を無料化しています。碧南市では、約6,000万円で無料化可能です。実施すべきでしょう。  総務費寄附金も、ふるさと応援寄附金として21億円を見込んでいます。それに対して、歳出では、11億6,000万円を返礼品その他に予定しています。しかし、残る9億円は一体どこに使われるのか全く不明です。後から、寄附者に、あれこれ後づけの使途を示すやり方はごまかしです。莫大な収入が手に入り、あぶくのように扱うやり方は、公金を扱う本来のやり方ではありません。そして、一過性の寄附金を不動のものとして勘違いしてもいけません。一般財源化ではなく、使途を明確にすることです。碧南市民は、県下7位の財政力や、ふるさと寄附金がこれほど寄せられているのに、ちっとも豊かさは実感できません。市長の費用対効果という企業論理と、他市並み施策という蓋つきの行政の結果です。  消費税と関連しての自動車所得税5,600万円の廃止、2019年度から新設の環境性能割交付金5,900万円、2款地方譲与税には、2024年から、市民約4万人から1人1,000円徴収する森林環境税5,600万円が5年間前倒しで見込まれています。  歳出では、2款の総務費、1項4目の人事管理費に、会計年度任用職員人件費8億389万3,000円が計上されています。約2億円の増額ですが、1日7時間半を限度に碧南市は臨時職員を募集しているために、短時間臨時職員7時間半が302名、うち4分の1の111名は7時間半、5日間勤務です。7時間半を超えるフルタイム任用職員は市民病院の35人のみです。結局、この制度は臨時職員を固定化するもので、同一労働、同一賃金とは程遠いものです。しかも、1年間任期で更新される不安定さは何の解決もしていません。正規職員への道を大きく開くべきです。  2款2目賦課徴収費では、やっと西三河滞納機構が解散し、碧南市職員が納税徴収に責任を持っていただくことになりました。この間の行き過ぎた滞納徴収と横柄な態度が目に余った滞納機構ですが、きっちり総括をするべきでしょう。今後は、市職員が人権を守る立場から、減免制度も駆使して徴収業務に当たっていただきたいです。労働者の滞納をなくすための特別徴収は、自ら決めた100%の目標に向け最大の努力をしてください。  3款民生費では、公立保育園のゼロ歳児保育と11時間の標準保育の実施をサボり続け、羽久手保育園では僅か58名の入園状況です。狭いと言われた新川保育園ですら、ゼロ歳児保育と長時間保育の実施で122名の入園予定ですから、半数にも及びません。公立保育園をさらしものにして、市当局は、企業型保育園の120名の募集を行っています。一体子供のために保育行政を行っているのか、無償化の財源負担を回避するために行っているのでしょうか。心の貧しさを表しています。公立保育園を他の保育園の見本にして、豊かな保育で全面発達を行うのが市の務めです。  4款衛生費、2項清掃費では、資源ごみ回収委託料に1億8,095万4,000円の予算化がされています。市民からは、一体いつまで立ち番を強要するのかと怒りの声が上がっています。販売元責任を求めるためにも店頭回収を徹底すること。ごみ焼却場の火災で改めて浮き彫りになった乾電池、リチウム電気、蛍光灯など、碧南市、高浜市の大型店だけが店頭回収箱を置いていません。市内店舗に働きかけもできなくて、よくも市民に立ち番だけをいつまでも強要できますね。店頭回収の促進、古紙回収補助金の引上げで、本気で資源ごみを減量しましょう。半分減らせば、9,000万円の委託料削減につながります。  5款労働費では、派遣労働、非正規労働、パワハラ、セクハラ、マタハラなどの相談窓口をつくり、新型コロナウイルスの関係で調整弁になっていないか状況を把握すべきではありませんか。労働者の人権を守る第三者的な立場こそ、今行政に求められている労働費の使い方ではないでしょうか。  6款農林水産業費では、食育推進計画推進事業で33万3,000円の予算です。形ばかりのものではなく、本気で学校給食への地産地消を促進してください。  7款商工費では、創業チャレンジ支援事業に650万円、3年間限定の制度です。40歳以下の女性に補助を優遇するジェンダー平等と相入れない施策です。みんな公平に150万円の補助で今後も継続すべきです。店舗改修補助金にも拡充してください。  企業再投資促進事業は、1億850万3,000円を2件予定しています。特定企業への多額な補助ではなく、多くの中小零細業者にも住宅リフォーム補助制度など、なぜやれないのでしょうか。これも禰宜田市政と大村県政のゆがみの象徴です。  くるくるバスは4,530万3,000円で、バス1台1,290万7,000円が含まれています。最新のみどりバスですら、入り口が狭くて乗りづらい、車両に行き先案内も自動で出ません。しかも、流しのテープには御乗車ありがとうございますも入っていません。他のバスも比較して、低床、自動行き先表示つき、座席は汚れやすい布製ではなく、肌触りのよい親水性のないものにすべきです。  日本共産党は、せめて1時間ごとのくるくるバスをと運動を広げています。八の字型をやめ、北と南を独立、専用化し、市役所で乗り換えること、バス1台を増やし、紫色は外周コースから外すこと、久沓のバス停がないので新たな設置が必要です。5台のバスで運転手の処遇もよくすることなど、約3,000万円の委託料を引き上げて、運転手の皆さんにも知恵を出していただいてコースの見直しを行うこと、西尾市からのくるりんバスを、碧南市の負担で市民病院まで延伸することなど、強く求めます。  8款土木費では、宮下住宅の吹上側90戸の建て替え計画を実施すること。地域優良賃貸住宅は市営住宅と同じ国庫補助がつき、入居の所得基準の緩和ができます。要するに、碧南市がその気になれば、所得緩和も、新婚世帯も働く世帯も入居でき、安価の家賃に設定することができることが明らかになりました。現公営住宅法の最大の欠点である、低い所得制限で弱者ばかりが集まり、多様な世代のまちづくりが破壊されていることに問題意識の目を向け、碧南市が、若者発信、住宅は人権、福祉の立場で、他市の羨む吹上町の宮下住宅にしてください。  9款消防費では、防災行政の抜け穴が明らかになっています。新型コロナウイルスが収まったら、必ず各防災倉庫にマスク、消毒液、ビニールの使い捨て手袋、ごみ袋の備蓄をしてください。同報無線の増設、防災ラジオ、戸別受信機の設置を進め、遅れた情報伝達力を引き上げてください。明日来るかもしれない南海トラフの巨大地震や津波の被害は、南部地域ではほとんど4メートル以下の海抜で、命も財産も、多かれ少なかれ被害の発生は免れません。蜆川の河口水門、護岸強化の促進、これはテレビでも全国放送されました。川口町の防災拠点施設など、他人ごとに構えていては進みません。心して取り組んでいただきたいです。  10款教育費では、美術館の入札不調で2年間の休館が延びました。文化会館も、トイレを直すと言っていますが全階ではありません。臨海体育館もお粗末です。思い切って予算化し改善してください。  国保会計では、国保税14億4,160万円で、歳入合計は65億257万4,000円、歳出は、保険給付費42億8,965万9,000円を見込んでいます。全国知事や市長が求めるように、国の交付金を1兆円増額して、均等割、平等割は廃止していきましょう。碧南市は、自ら子供の均等割の廃止を実施してください。  介護保険料は、介護保険料10億5,192万4,000円で、歳入合計は52億1,091万9,000円、歳出保険給付費は47億6,392万3,000円です。3年ごとに改正する第8期介護保険計画つくりが行われ、2021年から2023年までを対象にします。既に、国は入所基準の費用の引上げや、利用料2割負担など、改悪をしようとしています。碧南市内でも、施設入所は月15万円を超えています。在宅介護といっても、厳しい介護認定の下でサービスを受けることができません。介護保険の抜本的な問題点は解決していません。  国は、戦闘機の爆買いや、辺野古基地は技術的にできないのに、機動を使って、辺野古基地つくるなの運動を妨害しています。こうしたお金は介護に回して、介護で働く人が、誇りを持って働き、生活できるようにするべきです。碧南市では3年ごとに介護保険料を引き上げてきましたが、基金を使って引上げをしないようにしてください。保険料、利用料を、減免制度を拡充して使える制度にしてください。  後期高齢者医療保険会計では、愛知県後期高齢者医療広域連合の定例が2月7日に開かれ、名古屋市内で行われました。同連合は、75歳以上を対象とする後期高齢者医療保険を運営しています。後期高齢者医療制度は、高齢者を年齢で区切り、75歳以上を被用者保険(組合健保や協会けんぽなど)の被扶養者や国民健康保険から切り離す制度です。他の年代よりも医療が必要な高齢者だけの医療保険であるため、被保険者の増加、疾病の増加、医療技術の高度化が直接保険料に反映します。  2020年から2021年度の平均保険料は9万2,191円、2018年から19年度の8万3,781円から10%の引上げになります。日本共産党は反対討論に立ち、所得の低い方を狙い撃ちするものと批判しました。保険料を引き上げる条例案、保険料引上げを前提とする特別会計予算案が、賛成多数で残念ながら可決されました。  また、軽減の措置縮小も行われます、低所得者のための軽減措置が縮小され、均等割額の軽減が、8割軽減が7割、8.5割軽減が7.75割に縮小されます。広域連合議会では、それぞれ、16万8,258人、8億2,100万円、17万1,657人、6億2,800万円が影響すると答えています。碧南市の2020年予算の保険料総額は8億5,708万3,000円で、歳入総額は10億329万7,000円、歳出では、県広域連合給付金で9億9,769万3,000円となっています。2年ごとの保険料見直し、75歳以上を対象にした医療制度はなくすべきです。  水道会計では、歳入の水道料金は13億3,619万2,000円です。歳出では、2019年度から2024年度までの6年間をかけて、第2配水場の長寿命化事業を行います。3億3,938万1,000円が2020年度の事業費です。これは、6年計画の総事業費では約13億円という大型の改良工事です。これに対する市の負担金はゼロ円です。今までの利益で、9億3,000万円を下水道料金、下水道事業に長期貸付けを行ってきました。  日本共産党は、13ミリ口径と20ミリ口径の基本料金が月1,000円も違い、13ミリ口径と同一料金に引き下げるべきと求めてきました。その差額の月1,000円で8,137戸ですから、約1億円ももうけてきたのです。公共事業は大もうけをしてはいけません。同じ家庭用水道料金なら同一にというのが当たり前です。独占企業にあぐらをかいてはいけません。重ねて引下げを求めます。  下水道会計では、2020年度から企業会計となりました。国は独立採算制を求め、一般会計からの繰入れの抑制が意図されています。法の一部適用となります。汚水は自前、雨水は公費とされています。下水道事業収益は、総額27億3,881万6,000円で、そのうち下水道料金は6億円、雨水処理分の一般会計繰入金は約9億円です。  支出の減価償却費は17億727万9,000円と計上されました。そのうち、汚水分と雨水分のそれぞれの区分けは明記されていません。けれども、これは重要です。雨水費の分はちゃんと市が補填することになっておりますので、今後はその内訳を明記していただきたいと思います。  資本的収入及び支出では、汚水施設建設費で27億1,630万1,000円、雨水施設建設費は4億7,088万1,000円です。水道事業会計も、当初は施設改良に市の負担金が入っていましたが、利益が上がってくるとだんだん補助率が下げられ、ついに、地震耐震管整備の補助率ゼロとされてしまいました。下水道会計においても、汚水、雨水の公的資金の負担割合や、下水道料金の引上げにつながらないように、議会からのチェックが求められます。  病院事業会計では、9月26日に突然安倍内閣厚労省が、全国424ヵ所の自治体病院を名指しで再編統廃合の対象にしてきました。碧南市民病院の医師や看護師さんなどは、自分の職場に難癖がつけられたのですから衝撃だったのではないでしょうか。亀岡院長も、救急医療を3,500件年間受け入れ、急性期病院としてがん治療に大きな成果を上げてきたと、医師会長や西三河南部西医療圏の会議で、碧南市民病院は再編統合の必要はない、319床でと結論が出され、安堵されたのではないでしょうか。  しかし、市長は、市長では国にリストの撤回を求めたかもしれませんが、独自の行動はされたのでしょうか。国の理不尽な名指しに対して、ノーの声を明確に上げたのでしょうか。碧南市民病院の審議でも、亀岡院長が真摯に国のデータの不合理さを訴えた直後にも、市長が口にしたのは、9億円の赤字ではやってはいけないの言葉でした。私たち日本共産党市議団は、3月17日、愛知県の担当者に申入れを行ってきました。日本共産党のみよし市議も一緒に行きましたが、みよし市議会では、議会も市長も明確に市民病院を守る立場を鮮明にしているそうです。120床で約8億円の赤字には触れていません。  赤字を言う一方で、議会が承認した13億円のリニューアル予算を勝手に棚上げし、1年遅れにしたのも浮き足立っていませんか。病院を守ると明言すべきです。その立場に立つならば、1年遅れにした分を取り戻し、ぴかぴかにリニューアルすることが先決です。狭くて点滴機もつけて入れないトイレなど、患者さんを迎える以前の市長の責任です。2020年度は、15億円で3年間のリニューアル予算がつきました。  永谷部長は3月末で定年退職されます。大変な時期に重責を果たされ、本当に御苦労さまでした。どなたが後を引き継ぐのでしょうか。医師や看護師など400名を超える職場です。心を通わせ、よく現場を見て、市当局が行うべきことを誠実に行うことを願います。  4月12日からの市会議員選挙に向け、日本共産党は、新型コロナウイルスの不安の解消、早期収束を求め、市民病院を守り改修を促進すること、1時間ごとのくるくるバス、18歳までの通院費、入院費の医療費無料化などを掲げ、市民とともに、閉塞状態で冷たい碧南市政を変え、みんなが希望の持てる碧南市にするために頑張る決意を述べ、討論とします。 89 ◆議長(鈴木みのり) 次に、山中謙治議員の発言を許します。 90 ◆11番(山中謙治) 議長、11番。 91 ◆議長(鈴木みのり) 11番。 92 ◆11番(山中謙治) 新政の山中謙治です。  議長のお許しを頂きましたので、ただいま一括議題となっております議案第13号「令和2年度碧南一般会計予算」から議案第20号「令和2年度碧南病院事業会計予算」までの8議案につきまして、一括して、新政を代表いたしまして、賛成の立場から討論を申し上げます。  日本における景気経済は、輸出が、世界経済の動向により、製造業を中心として弱さを見受けられるものの、雇用・所得環境の改善により緩やかな回復が期待されています。しかしながら、海外経済の動向や金融資本市場の変動に加え、最近では、消費税率の引上げによる消費意欲の低迷、さらにコロナウイルスによる経済、産業、暮らしなど多方面への影響に注意するとともに、自治体運営にはスピード感を持った対応が求められています。  また、愛知県では、2022年秋のジブリパークのオープン、2026年のアジア競技大会の開催、2027年のリニア中央新幹線の開業と、国内外に向けたビッグプロジェクトが立て続けに予定され、これらの着実な実施は、成果とともに、愛知県のさらなる飛躍への好機として期待されています。本市も、世界に誇る碧南市として、県と一層連携して行動を取ることを望むものであります。  このような状況の下、来る4月19日には市長・市議会議員選挙が予定されることから、政策的な新規事業を組み込まれない、継続事業を中心とした予算編成が行われた結果、「令和2年度碧南一般会計予算」は、前年度当初予算と比較して7.4%増の311億円余であり、本年度より企業会計に移行した水道事業会計を除く4会計合わせた特別会計予算は、前年度と比較して23.7%減の128億5,000万円余、水道・下水道・病院事業を合わせた企業会計予算は、前年度当初予算と比較して55.3%増の190億8,000万円余となりました。  政策的な新規事業は織り込まれていないものの、禰宜田市長3期目に着手した名鉄碧南駅前周辺整備、北部工業地整備、ビーチスポーツの推進とスケートボードパークの活用など、将来を担う重要案件の取組が継続事業として計上されていることは、3期目の集大成予算でもあります。  超高齢化社会への進展に伴う人口構造変化への対応として、まさに夢、希望、輝きある碧南市の実現に向け、仕事づくりと交流人口の増加策として大きな期待を抱くものであります。  これら令和2年度各事業予算を審議するに当たり、予算審査特別委員開催の下、各分科において、分科会員による慎重な審査により、いずれも原案賛成の結果報告をされました。各分科において、新年度予算案及びその執行についての数多くの要望事項が、各分科会員により指摘されました。その要望された事項について、誠意ある対応を望むところであります。  さて、歳入の根幹である市税については、前年度当初予算と比較して2.7%減の169億円余、このうち法人市民税については、地方法人課税偏在是正による法人市民税法人税割国有化と、大手自動車関連企業における大幅な減収見込みにより、前年度当初予算と比較して7億8,000万円余、39%の大幅な減が見込まれました。
     また、財政調整基金の繰入金は、前年度当初予算と比較して2億7,000万円余、30.4%増であります。令和2年度末の残高見込みでは40億円台を維持するものの、将来の財政需要を的確に捉え、安定的な市政運営を行う上で必要不可欠な市の貴重な財産であります。リーマンショック時には、60億円を超す取崩しが行われましたことを教訓として、できる限り基金依存からの脱却と確保をお願いするものであります。  また、6年目を迎えたふるさと応援寄附金につきましては、自治体間の競争が激化する中、地道に掘り起こしてきたパートナー企業やお礼の品を高く評価された結果、昨年度から3倍もの予算計上となりました。さらなる飛躍に向け、碧南ブランドの発信、パートナー企業との協働により、地元特産物のPR、地元産業の活性化に引き続き取り組んでいただくことを要望いたします。  続きまして、歳出には、大きな柱として安心・安全対策が挙げられています。昨年中も、震度5を超える地震や、激甚災害に指定された豪雨や台風により、全国各地で大きな被害をもたらしました。市民防災力向上に寄与する市民の自主的な避難所開設、運営意識の醸成に対する予算化はもとより、地域防災力の要となる消防団員の処遇改善による確保策、防災活動の地域拠点となる伊勢町公園整備など、安全で安心して暮らせるまちの実現に向けて積極的な取組をお願いいたします。  また、行財政運営におきましては、市民改善提案や、AI、RPAなど先端技術の導入、若手社員のプロジェクトチームによるシティプロモーション活用など、大いに評価するところであります。会計年度任用職員制度の導入も本年度より実施されますので、働き方改革も積極的に推し進めるとともに、人、物、金の資源をフルに生かした、合理的かつ効果的な運営と対外的な発信を行うことで、市民、職員、議会一体で盛り上げていきたいと思います。  次に、特別会計でありますが、国民健康保険、訪問看護事業、介護保険、後期高齢者医療保険のそれぞれの特別会計におきましては、保険財政基盤の健全化に向けて努力されていることと評価するものであります。とりわけ介護保険については、高齢者福祉の増進と介護保険事業の円滑な実施を図るために定める第8期碧南市高齢者ほっとプランの策定が行われます。高齢者が、安心して元気で生き生きと老後を過ごせることができるよう、地域でともに役割を持ち支え合う、地域共生社会実現に向けた計画策定を切にお願いいたします。  次に、下水道事業におきましては、地方公営企業法の適用により、公営企業会計がスタート元年となります。また、令和2年度中には、将来にわたり事業を安定的に継続するための経済戦略策定も義務づけられています。安定的な事業継続と、整備計画に基づく着実な事業推進をお願いするとともに、整備が完了した地域におきましては、下水道接続向上に向け、いま一層のPRをお願いいたします。  最後に、病院事業であります。昨年度は、厚生労働省より、機能分化やダウンサイジング等の必要性を改めて検証すべき病院に指定されました碧南市民病院は、地域に根差した固有の病院であり、地域病院の確保の観点ではなくてはならない病院であります。一方、令和元年度における経営状況については、純損益が9億5,000万円を見込むことからも、資金の流出も著しく、この状況が続くと枯渇も間近になってくることから、早期の経営健全化と、病院基本理念となる「温かな心のこもった医療」の提供により、地域に信頼され選ばれる病院になることを、経営環境は厳しくなる一方ではありますが、一層の努力をお願いいたします。  4期目の出馬表明に当たり、災害対策や市民病院改革についての課題を挙げられていました。また、施政方針においても、財政運営に厳しさを増すものと推測しているとも述べられています。今こそ、本市が目指す将来像「ひとのわで 楽しさつくる みなとまち へきなん」に向けて、さらなる決意を持って邁進されるようお願い申し上げます。  令和2年度当初予算に対する私の見解を述べさせていただきましたが、予算審査に当たって、市長をはじめ職員の皆様には、市民の立場に立ち真摯に取り組まれることを強く要望いたします。  以上で、我々新政は、令和2年度一般会計予算をはじめ、8議案全てを評価するものであります。  最後に、これまで碧南市の発展のために長年にわたり御尽力いただきました、今年度で退職されます市民病院経営管理部長永谷部長をはじめ、市職員及び教職員の皆様に心より感謝を申し上げまして、賛成討論とさせていただきます。御清聴ありがとうございました。 93 ◆議長(鈴木みのり) 次に、石川輝彦議員の発言を許します。 94 ◆18番(石川輝彦) 議長、18番。 95 ◆議長(鈴木みのり) 18番。 96 ◆18番(石川輝彦) 市民クラブの石川輝彦でございます。  議長のお許しを頂きましたので、ただいま一括議題となっております議案第13号「令和2年度碧南一般会計予算」から議案第20号「令和2年度碧南病院事業会計予算」までの8議案につきまして、会派を代表し、賛成の立場から所見を述べさせていただきます。  昨年11月から流行を始めた新型コロナウイルスは、今年に入り世界各国に広がり、WHOは、パンデミック(世界的な流行)とみなされると表明されております。また、本日の中日新聞朝刊では、世界での感染者数が30万人を超え、この1週間で倍増、日本政府では、新型コロナウイルスの対策に対する財政支出を、リーマンショックを超える30兆円で調整すると報道されています。碧南市では、既に県の政策に乗り、一部の対応策を出していただいておりますが、この新型コロナウイルスの影響をしっかりと見極める中で、令和2年度の市政運営を行っていただきたいと、まず初めにお願いしておきます。  では、予算案に入ります。まず一般会計ですが、前年度比7.4%増の311億300万円余、当初予算で初の300億円超えとなり、総括質疑でも議論がなされたところであります。歳入の根幹である市税では、個人市民税は、企業回復による賃上げや雇用情勢の回復により1.5%の増を見込まれていますが、新年度は新型コロナウイルスの影響が大変心配です。しっかりとアンテナを張っていただき、市政運営を行っていただきたいと考えております。  また、ふるさと応援寄附金ですが、今の好調さから、21億円の強気の収入を目指す予算となっています。このふるさと応援寄附金は、一過性が強い収入源であると感じています。好調なうちに碧南市の魅力を全国に根づかせ、今後の碧南市の産業の発展、そして税収の増につながるよう、さらなる御尽力をお願いするものであります。  税収の確保からもう一点、新たな都市計画マスタープランの改定により、市北部、西端地区に、産業地と住宅地が位置づけられました。今となって様々な問題点が浮き彫りとなっているようですが、行政としてスピード感ある施策や事業を取り入れることで、今後の碧南市に寄与できる体制、体質をつくり上げていただきたいと考えています。  それでは、施政方針と同様、第5次碧南市総合計画に沿って所見を述べさせていただきたいと思います。  まず、1つ目の「手と手を取り合う結び合いのまちづくり」についてです。  市民協働の推進では、町内活動や、市民が自主的に行う公益的活動、各種団体が連携してまちおこしを行う事業に対し、積極的に支援するという方針は評価するものであります。しかしながら、予算面ではあまり変化がないように感じています。これは、市の職員が活動団体と一緒に考え、汗をかくということだということを信じ、エールを送っておきたいと思います。  次に、防災・減災対策であります。市民も入ったワークショップを開催し、市民自らが避難所の開設や運営を迅速かつ的確に行えるようマニュアル等を定めていくことは、大いに共感し評価するところであります。避難所への避難者が避難所の運営者となれるよう、分かりやすく使いやすいものとなるよう期待しています。  高齢者ドライバーの事故防止においては、理由はどうあれ、2年間の約束であった安全運転サポート車の購入補助制度が1年間でなくなってしまったことに対し報告がなかったことは解せませんが、昨年途中で始まった後づけペダル踏み間違い装置の設置補助が継続し、予算化されました。引き続き、交通安全の推進に御尽力いただきますようお願いいたします。  次に、2点目の「住み続けたい快適なまちづくり」です。  矢作川リフレッシュ事業におきましては、引き続き、市内南北を貫く幹線道路として整備されることは評価します。堤防の強靱化も含めた事業となるようお願いするとともに、上塚橋西交差点の渋滞対策も並行して行っていただけるようお願いしておきます。  商工業の振興におきましては、多くの施策や事業を展開していただき、お礼を申し上げます。新型コロナウイルスの影響を見極める中で、引き続き市が主体となって、市内の商工業を守り、活性化していくような仕組みづくりをつくり上げていただきたいと思います。  次に、3点目、「健やかに育み支えあうまちづくり」です。  私たち市民クラブが要望しているICFシステムの導入では、子供たちの発達支援でさらなる普及を目指していただけるとのことで、ありがとうございます。12月議会でも提言させていただいたように、このシステムは高齢者や要介護者にも適用できる考え方でありますので、多くの施策に反映していただけるよう要望しておきます。  次に、4点目、「人を育み活かす創造のまちづくり」です。  仕事と子育ての両立支援を目指し、様々な施策や事業を展開していただいています。本当にありがとうございます。団塊の世代が後期高齢者となる2025問題も目前となり、仕事と介護の両立支援も必要となってきます。引き続き、市民の声にアンテナを張っていただき、安心して働くことのできる社会となるようお願いしておきます。  次に、公共施設の老朽化対策についてここで触れたいと思います。学校教育施設、社会教育施設ともに、長寿命化対策はしていただいています。しかし、今行っているものは問題の先送りなのではないかと心配しています。今、長寿命化対策しか行わなければ、いずれはまた公共施設の老朽化の問題にぶち当たります。そのときは、もう長寿命化対策ができない状態に陥っているかもしれません。未来を見極め、しっかりと計画を立てる中で進めていただけるよう要望しておきます。  新たな人の流れづくりとして、ビーチコートやスケートボードパークを作っていただきました。この施設により臨海部に人が集まり、そしてリピーターが増え、活性化し続けるよう、この周辺の土地利用も検討していただけるよう要望しておきます。  5つ目の「信頼される開かれたまちづくり」です。  これまで、数多くの職員提案により効果を上げられてきたことは大いに評価するところです。引き続き、職員が提案してよかった、碧南市の職員になってよかったと感じる制度となるようにお願いしたいと思います。  また、信頼され、開かれた行政を構築するためには、早い情報収集と決断、そして的確な正確な情報展開が必要です。引き続き、緊張感ある行政運営をお願いするものであります。  次に、特別会計でありますが、令和2年度から、公共下水道事業が特別会計から企業会計に移行し、4会計となりました。この4会計、国民健康保険、訪問看護事業、介護保険、後期高齢者医療保険のそれぞれの特別会計におきましては、健全運営に向けて、引き続き努力されることを望むものであります。  次に、企業会計です。令和2年度より3会計となり、55.3%増の190億4,000万円余となりました。  まず、令和2年度に新しく企業会計に入った下水道事業についてです。今回、事業の完了目標は1年延期されました。これ以上遅れることがないよう、事業の進捗管理と予算の確保に向けて取り組んでいただきたいと思います。  水道事業におきましては、安全な水道水の安定供給とともに、災害対策の強化を図るため、第2配水場の長寿命化を引き続き事業化していただいたことは評価いたします。令和6年度完成予定で事業化されていますが、災害はいつ来るか分かりません。少しでも早い完成を望むものです。  病院事業におきましては、これまでの、西尾市からの市民病院の今後の在り方に関する協議についてに続き、今年度は、厚生労働省から、地域医療構想の実現に向けて議論を進めていただきたい病院に名前を連ねました。しかし、病院長を中心として協議を進められてきた結果、この西三河南部医療圏において必要な病院と位置づけられたことは大いに評価するところですが、今の市民病院の経営状態が市の経常収支比率を圧迫していることは事実です。今の赤字経営をどのように改善していくのか、30年経過した市民病院の建物をどうするのか、今後、地域の急性期病院として、どのように市民の命を守る市民病院として維持していくかなど協議を進め、市民から愛され、質の高い医療の提供に努めていただくことをお願いしておきます。  以上、令和2年度当初予算に対する私の所見を述べさせていただきました。私たち市民クラブは、令和2年度一般会計予算をはじめ、8議案全てを評価するものであり、賢明な議員各位の御賛同を得られるものと確信しております。  最後に、永谷部長をはじめ、今年度で退職される職員の皆さんに対し、これまでの長きにわたる御尽力にお礼を申し上げ、市民クラブを代表しての私の賛成討論とさせていただきます。ありがとうございました。 97 ◆議長(鈴木みのり) 次に、加藤厚雄議員の発言を許します。 98 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 99 ◆議長(鈴木みのり) 4番。 100 ◆4番(加藤厚雄) 公明党の加藤厚雄でございます。  議長よりお許しを得ましたので、公明党を代表いたしまして、議案第13号「令和2年度碧南一般会計予算」から議案第20号「令和2年度碧南病院事業会計予算」までの8議案を一括して、賛成の立場を明らかにして討論をいたします。  令和2年度の当初予算は、4月に市長選挙を控えており、新規の政策予算を控え、安心・安全対策や、まち・ひと・しごと創生事業等の継続事業を基本とする骨格予算を評価いたします。  その上で、2月18日の本会議の施政方針において、禰宜田市長は、新型コロナウイルス感染症のことについては、認識はしていましたがあえて触れませんでした。また、この新型コロナウイルスの感染症の拡大により、観光業ではキャンセルが相次ぎ、中国での工場の稼働停止、そして小中学校等の休校、これに加えて、イベントの中止等により、碧南市を取り巻く経済財政環境は、3月23日の今日現在大きく変化しつつあります。令和2年度の予算編成は、施政方針で述べたように、産業振興施策等の着実な実施に加え、新型コロナウイルス感染症拡大による碧南市の経済の落ち込みを最小限に抑えなければなりません。  そこで、4月からの予算執行に当たり、提言をいたします。  まずは、政府の感染症の対策は、3月10日、感染の拡大防止や医療体制の整備、中小企業、小規模事業者への資金繰りの対策の強化、学校の休校に伴う保護者への支援などを盛り込んだ緊急対応策第2弾を発表しました。  その内容は、我が国経済の屋台骨を支える中小企業の倒産や失業者の増加は、景気の腰折れに直結をいたします。このため、政府の対応策では、売上げが急減している中小企業や個人事業主などを対象にした特別貸付制度を創設し、実質無利子、無担保で資金繰りを支援いたします。休業手当などを助成する雇用調整助成金の特例措置については、日本と中国の人の往来急減により影響を受ける事業主としたこれまでの対象を、新型コロナウイルス感染症の影響を受ける全事業主に広げました。  また、学校の臨時休校に伴い、保護者が仕事を休んだ場合の所得減に対応するため、新たな助成金制度を設けました。正規・非正規雇用を問わず、企業に助成をいたします。フリーランスなど、企業から業務委託を受けて働く人についても支援をします。  そして、学校給食の停止を受けて、給食費の保護者への返還も決め、給食食材の納入業者や酪農家に対する負担軽減策も実施します。  これらのいずれの措置も全国規模で一斉に行われるだけに、碧南市においては、相談などで役所の窓口に申請者が集中することが予想されますが、申請方法など、丁寧な周知に努めていただきたい。また、政府は、必要に応じて追加の経済対策を検討する姿勢を示しています。不測の事態を含め、碧南市は変化に応じた機動的な対応が不可欠となってきます。  そして、碧南市においても、今後の対策として予算が生じることもあるでしょうが、補正を組むまでは、予備費等を使い対応策を検討していただきたい。例を挙げれば、感染拡大を想定した体制の整備、相談窓口の体制強化、そして、高齢者や障害者など重病化しやすい人へのマスクの配付、最後に、経済的打撃を受けた中小企業への支援などがありますが、前向きに検討をしていただきたい。  最後に、永谷部長はじめ、この3月で退職されます職員の皆様に、長年にわたる献身的な御尽力に敬意を表し、賛成の討論といたします。 101 ◆議長(鈴木みのり) 以上で、通告による討論は終わりました。  これにて討論を終結いたします。  これより本8案件について、順次採決をいたします。  まず、議案第13号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) 102 ◆議長(鈴木みのり) 起立多数であります。  よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第14号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) 103 ◆議長(鈴木みのり) 起立多数であります。  よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第15号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) 104 ◆議長(鈴木みのり) 起立全員であります。  よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第16号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) 105 ◆議長(鈴木みのり) 起立多数であります。  よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第17号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) 106 ◆議長(鈴木みのり) 起立多数であります。  よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第18号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) 107 ◆議長(鈴木みのり) 起立多数であります。  よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第19号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。
     本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) 108 ◆議長(鈴木みのり) 起立多数であります。  よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第20号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) 109 ◆議長(鈴木みのり) 起立多数であります。  よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。 ───────────────────・・─────────────────── 110 ◆議長(鈴木みのり) 日程第22報告第1号「損害賠償に係る専決処分について」を議題といたします。  本件について、説明を求めます。 111 ◆福祉こども部長(遠山隆夫) 議長、福祉こども部長。 112 ◆議長(鈴木みのり) 福祉こども部長。 113 ◆福祉こども部長(遠山隆夫) ただいま議題となりました報告第1号「損害賠償に係る専決処分」について、提案理由の説明を申し上げます。  地方自治法第180条第1項の規定により、事故に係る和解及び損害賠償の額について専決処分したため、同条第2項の規定により下記のとおり報告するというものであります。  1、損害賠償額、80万5,490円。  2、交通事故の内容。  (1)発生日時、令和元年12月19日木曜日、午後1時45分頃。  (2)発生場所、刈谷市田町地内。  (3)事故の状況。発生場所において、直進するところを誤って右折レーンに入ってしまい、直進車線に戻ろうとしたところ、相手方運転の自動車右側後方に衝突したというものであります。  3、相手方の損傷の程度。頸部を捻挫し、及び背部を挫傷し、並びに相手方所有の自動車後方バンパー等を損傷したというものであります。  4、本市の過失割合は100%。  なお、損害賠償額は、全国市有物件災害共済の自動車損害共済により全額補填をされております。  5、専決年月日は、令和2年2月18日であります。  以上で、報告第1号の説明といたします。よろしくお願いいたします。 114 ◆議長(鈴木みのり) 説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。 115 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 116 ◆議長(鈴木みのり) 9番。 117 ◆9番(山口春美) お互いの車の車種について伺います。金額的には随分高いと思うんですが、80万円ということですから、無傷でなかったはずだけれども、こちらの修繕費用はどのぐらいだったんですか、どの程度の状況だったのか。それから、部長がお答えになっているのでそちらの所管だと思うんですが、どちらの所管の方が事故をされたのか教えてください。 118 ◆福祉こども部長(遠山隆夫) 議長、福祉こども部長。 119 ◆議長(鈴木みのり) 福祉こども部長。 120 ◆福祉こども部長(遠山隆夫) 相手方のお車でございますが、トヨタのバンガードという車種でございます。こちらの車については、ダイハツのハイゼットカーゴでございますが、修理費については把握しておりません。  金額についてですが、80万5,490円ということでございますが、今回の内訳につきましては、人身賠償について、頸部捻挫、背部挫傷等で通院が1日分ございます。この分の治療費、通院費、慰謝料で合計3万5,370円、相手方の修理代が55万120円、それにプラス、あとレンタカー代を請求されておりますので、こちらのほうが22万円の請求で、合わせて80万5,490円でございます。  所管につきましては、社会福祉協議の職員が事故を起こしたということでございます。 121 ◆議長(鈴木みのり) ほかに。 122 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 123 ◆議長(鈴木みのり) 9番。 124 ◆9番(山口春美) 相手方の年代は、それから性別も教えてください。 125 ◆福祉こども部長(遠山隆夫) 議長、福祉こども部長。 126 ◆議長(鈴木みのり) 福祉こども部長。 127 ◆福祉こども部長(遠山隆夫) 住所、勤務先等は聞いておりますが、年齢については承知をしておりません。 128 ◆議長(鈴木みのり) ほかに。      (「性別も?」という者あり) 129 ◆福祉こども部長(遠山隆夫) 議長、福祉こども部長。 130 ◆議長(鈴木みのり) 福祉こども部長。 131 ◆福祉こども部長(遠山隆夫) 性別は男性でございます。 132 ◆議長(鈴木みのり) ほかによろしいですか。      (「なし」という者あり) 133 ◆議長(鈴木みのり) ほかに質疑もないようですから、これにて報告を終わります。 ───────────────────・・─────────────────── 134 ◆議長(鈴木みのり) 日程第23令和2年請願第1号「公立・公的病院の再編統合計画に関する意見書提出を求める請願」を議題といたします。  本件は福祉健康委員に付託してありました。  よって、審査結果について、委員長の報告を求めます。 135 ◆11番(山中謙治) 議長、11番。 136 ◆議長(鈴木みのり) 福祉健康委員委員長。 137 ◆福祉健康委員委員長(山中謙治) 去る2月18日本会議におきまして、福祉健康委員に付託されました令和2年請願第1号について、審査結果の報告をいたします。  本委員は3月5日に開催し、慎重審査いたしました結果、令和2年請願第1号、公立・公的病院の再編成統合計画に関する意見書提出を求める請願は起立少数で不採択とすべきものと決しました。  以上で、審査結果の報告を終わります。 138 ◆議長(鈴木みのり) ただいま委員長報告が終わりました。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。      (「なし」という者あり) 139 ◆議長(鈴木みのり) 別に質疑もないようですから、これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  磯貝明彦議員から討論の通告がありますので、発言を許します。 140 ◆1番(磯貝明彦) 議長、1番。 141 ◆議長(鈴木みのり) 1番。 142 ◆1番(磯貝明彦) 請願第1号「公立・公的病院の再編統合計画に関する意見書提出を求める請願」について、日本共産党碧南会議員団を代表して、賛成の立場で討論をします。  安倍首相が議長を務める経済財政諮問会議では、地域医療構想の実現に向け、2025年における病床機能ごとの病床数の見込みが、必要量に比べて大きな開きがあるとして、病床数の削減や病院の再編統合を推し進める議論をしております。  このことによって、全国にある公立・公的医療機関1,455病院中、全体の約3割に当たる424病院について、病床数削減や再編統合など、具体的対応方針の再検証を要する病院名を名指しし、昨年の9月にこのリストを公表しております。その後440病院に改めておりますが、これは、国の医療負担を減らすために安倍政権が打ち出したものであります。国が一方的に、地域医療を担う自治体病院に再編統合を言ってくることは、地域の命と健康に直結する大問題であり、地域医療を壊すものであります。  このリストには、碧南市民病院がありました。2月19日に開かれた西三河南部西地域医療構想推進委員において、碧南市民病院は年間3,500件の救急搬送を受け入れている、仮に同病院がなくなった場合、他病院での受入れの余裕はなく、再編統合は地域医療の崩壊につながりかねないと判断され、再編統合等の必要はないとの結論が出されております。  しかし、県の担当者によれば、今がスタート地点に立ったところだと言っております。今回の国からの要請されていることは、碧南市民病院が存続していくのなら、将来に向けて、圏域の中でどのように存続させていくのかを話し合って決めてから国へ報告するとのことであります。今の形の市民病院でなくなる可能性があり、市民の方たちが利用しづらくなることも考えられます。国からのリストがある以上、このことは消えません。  また、現在、新型コロナウイルスの感染が心配になってきていますが、このような自然災害のときにも、今の形の市民病院が重要となってきます。今の市民病院の形を変えず、市民の命綱としての市民病院を充実させていくことが必要です。そのためにも、リストの白紙撤回を国に対して求めていくべきではないでしょうか。  以上で、賛成討論とします。 143 ◆議長(鈴木みのり) 以上で、通告による討論は終わりました。  これにて討論を終結いたします。  これより令和2年請願第1号の採決をいたします。  本件に対する委員長報告は不採択であります。  それでは、請願を採択することについて、採決いたします。  本件を採択することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) 144 ◆議長(鈴木みのり) 起立少数であります。  よって、令和2年請願第1号は不採択されました。 ───────────────────・・─────────────────── 145 ◆議長(鈴木みのり) この際、市長から発言を求められておりますので、これを許します。 146 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 147 ◆議長(鈴木みのり) 市長。 148 ◆市長(禰宜田政信) 閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  本定例に提出いたしました全ての案件につきまして、慎重に御審議を賜り、それぞれ可決いただきましたことを心より厚くお礼を申し上げます。  また、総括質疑、予算審査などを通じまして、市政各般にわたり建設的な御意見を賜りましたことを併せて感謝を申し上げます。御可決いただきました新年度予算につきましては、施政方針で申し上げたとおり、重要課題であります安心・安全対策や、まち・ひと・しごと創生事業等の継続事業を基本とする予算を編成いたしました。今後も、人口増加や財源確保に向けた投資をバランスよく行いながら、「夢・希望・輝きあふれる碧南市」を目指して取り組んでまいりますので、今後とも市議会の皆様の御理解と御協力を賜りますようお願いを申し上げます。  さて、現在、全国的にも問題となっております新型コロナウイルス感染症でございますが、県内や近隣市でも感染者が相次いで確認されるなど、感染拡大が続いております。碧南市におきましても、政府の方針に従いまして、小中学校の一斉休校、施設の閉鎖やイベントなどの中止、延期等を決定しております。市民の皆様には大変御迷惑をおかけしますが、感染予防のための御理解と御協力をいただきますようお願いを申し上げます。  状況は日々刻々と変化をしております。市民の皆様には、必要な情報を迅速に提供するなど、不安解消に努めてまいります。現在は、市ホームページにおいて、関連情報の掲載を随時行っております。市民の皆様におかれましては、国、県、市が発表する公式情報に基づき、落ち着いて行動をしていただきますようお願いをいたします。  また、今後も、手洗いやせきエチケット等の感染対策を徹底するとともに、万が一発熱等の風邪の症状が見られるときは自宅で療養するなど、外出を控えていただきたいと思います。市といたしましても、感染から市民の皆様を守ることを第一に考え、全力で対応してまいりますので、御理解と御協力をお願い申し上げます。  次に、3月20日より碧南スケートボードパークが利用開始となっており、連日多くの皆様が来ていただいてにぎわっておるところでございます。この施設は西三河では初の施設でございまして、ナイター照明もございまして、24時間利用ができるというものでございます。利用料金、駐車場料金ともに無料となっております。海と空を見渡し、海風を感じながら思い切り楽しむことができる施設となっておりますので、市内外を問わず多くの皆様の御利用をお待ちしております。この施設が、碧南緑地ビーチコートとともに、若者が集まる魅力的なまちづくりにつながるものと大いに期待をしているところでございます。  最後になりますが、今年度もあと僅かになりまして、私の3期目の任期もあと1ヵ月ほどとなりました。この4年間、市議会及び市民の皆様方の御理解と御協力によって、市政のかじ取り役を務めさせていただきましたことを厚くお礼を申し上げます。  また、市議会議員の皆様におかれましても、4年間、碧南市発展のために御尽力をいただき、誠にありがとうございました。今後とも市政発展のため御支援賜りますようお願いを申し上げまして、閉会の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
    ───────────────────・・─────────────────── 149 ◆議長(鈴木みのり) 以上で、今期定例の付議事件は全部議了いたしました。  今期定例の会期は本日までであります。  よって、令和2年第1回碧南市議会定例はこれにて閉会いたします。  慎重御審議ありがとうございました。                            (午後 零時 25分 閉会) ───────────────────○────────────────────  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。    令和2年3月23日                   碧南市議会                     議 長  鈴 木 みのり                     議 員  小 池 妃子                     議 員  祢宜田 拓 治 Copyright © Hekinan City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...