碧南市議会 2019-06-28
2019-06-28 令和元年第2回定例会(第4日) 本文
───────────────────・・───────────────────
8 ◆
議長(
鈴木みのり)
日程第1「
会議録署名議員の指名」を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第80条の規定により、
議長において4番
加藤厚雄
議員及び22番
磯貝幸雄議員を指名いたします。
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9 ◆
議長(
鈴木みのり) この際、去る6月18日の本
会議第3日の提出第4号、
株式会社ヘキナンシティカンパニーの
経営状況における、
鈴木清貴議員からの質問に対して、
執行部から
報告を受けております。
便宜、
事務局長をして要約して説明をさせます。
10 ◆
事務局長(
神谷直樹)
株式会社ヘキナンシティカンパニーの
経営状況についての
提出案件で、
予定貸借対照表の
流動負債欄に
未払い消費税が記載されていないことへの質問に対する説明を申し上げます。
過去
監査役から
未払い消費税は別の項目としたほうがよいとの指摘を受け、
決算書においては別に記載しましたが、予算につきましては、従来
どおり未払い金の中に
消費税を含めて記載をしておりました。
会計処理が不適切でないことは
監査役に確認していますが、会計の
継続性という面からするとわかりづらい
記載内容ですので、今後は予算においても
未払い消費税は別に記載し、対比しやすいよう変更をするということであります。
未払い金3,167万9,330円のうち、
未払い消費税は954万6,000円であります。
説明は以上であります。
11 ◆
議長(
鈴木みのり) 次に、
事業報告について御
報告いたします。
平成30年度
指定管理に関する
事業報告書が市長から
議長宛てに提出をされ、
議会図書室にて保管いたしておりますので、随時ごらん願います。
報告事項は以上であります。
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12 ◆
議長(
鈴木みのり)
日程第2
議案第28号「
碧南市
市税条例等の一部を改正する
条例」を議題といたします。
本案は
総務文教委員会に付託してありました。
よって、
審査結果について
委員長の
報告を求めます。
13 ◆7番(
小池友妃子)
議長、7番。
14 ◆
議長(
鈴木みのり)
総務文教委員会委員長。
15 ◆
総務文教委員会委員長(
小池友妃子) 去る6月18日の本
会議におきまして、
総務文教委員会に付託されました
議案第28号について、
審査結果の
報告をいたします。
議案第28号については、
山口春美委員より
修正案が提出されました。
修正の内容は、
令和元年10月1日より
法人市民税法人税割の
税率を現行の9.7%から8.4%に引き下げるものです。これは、
法人市民税の
国税化により
法人市民税法人税割の
税率を6%に引き下げる
原案に対し、減収の影響を最小限にするため8.4%にすることを要求するものです。
6月19日に開催いたしました本
会議にて慎重
審査いたしました結果、
修正案については
起立少数により否決、
原案については
起立多数であり、
議案第28号「
碧南市
市税条例等の一部を改正する
条例」は
原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で、
審査結果の
報告を終わります。
16 ◆
議長(
鈴木みのり) ただいま
委員長報告が終わりました。
ただいまの
委員長報告に対する
質疑に入ります。
何か
質疑はございませんか。
(「なし」という者あり)
17 ◆
議長(
鈴木みのり) 別に
質疑もないようですから、これにて
質疑を終結いたします。
これより
討論に入ります。
山口春美議員から
討論の通告がありますので、発言を許します。
18 ◆9番(
山口春美)
議長、9番。
19 ◆
議長(
鈴木みのり) 9番。
20 ◆9番(
山口春美) おはようございます。
議案第28号「
碧南市
市税条例の一部を改正する
条例」に対し、
日本共産党碧南市
会議員団を代表して、
反対の立場から
討論を行います。
反対の理由は、
条例第27条で規定している
法人市民税法人割の
税率を現行の9.7%を6%に3.7%も引き下げるものです。実施は、
消費税10%
増税と同じ、ことしの10月からです。その
影響額は、2020年度で3億3,000万円、2021年度の平
年度化で7億2,000万円もの大幅な減額となります。現在、
法人税率の
最低税率は9.7%、
最高税率は12.1%となっています。
平成26年度10月からの
引き下げ実施以前は、
最低税率12.3%、
最高税率14.7%でした。
法人税を
国税化して、
普通交付税の財源にするとの国の方針に沿ったものです。
碧南市は、今日までずっと
最低税率としてきました。リーマン・ショックで
大幅減収になったときも、
市民には、
平成24年9月財政再
スタート宣言を強行、
平成25年、26年度に
保育料引き上げなど、42項目の施策を削減しました。さらに26年度からは、
給食費、
風呂料金、霊柩車の
有料化など合計45項目、約2億円を超える
住民負担強化を強行してきました。しかし、
法人税率の
引き上げは、指一本動かさなかったのです。
今回の
税率引き下げは、前回の2.6%と比べても、3.7%と
引き下げ率も大きくなっています。今後、同水準の
法人税額として7億2,000万円もの減収になるのに、何の手だても打たずに看過することは、市長としての
課税自主権を放棄することにほかなりません。
企業の利益は納税によって社会に還元し、
福祉向上に役立てることは
自治体としての基本です。
総務省自治税務局市町村課の発行している
市町村税の
税率等に関する調べ、
平成30年4月1日現在によると、
全国人口5万人以上から50万人未満の市、490
自治体のうち、
最低税率9.7%は91団体、18.57%です。ほかの81.43%は何らかの
超過課税を行っています。西三河9市の中でも、知立市は
資本金1億円以上に
最高税率を課しています。愛知県も1.8%の
最高税率で、
平成29年度2,217億8,073万6,000円の
超過課税分の
超過課税を得ています。
大
企業は、現在、
史上最高の450兆円の
内部留保金をため込んでいます。
法人税、
市県民税、
事業税を合わせた
実効税率は、昭和59年度の43.3%のピーク時から、
平成30年度23.2%に引き下げられています。そのほかにも大
企業への
研究開発費を初めとする
優遇措置、
株利益に対する低い
税率など、幾重にも大
企業への
税軽減、
優遇措置が図られているもとで、
碧南市が他の81.43%の
自治体のように
超過課税に踏み切っても痛くもかゆくもないのが大
企業です。市長は、
制限税率にすれば
企業が逃げていくという根拠のない呪縛にとらわれています。
企業自身が
税率の大小よりも、
営業活動がしやすいかどうかで海外や国内への移動を考えると言っています。どんなに恩恵を受けても、都合よく進退を決めるのが
企業です。
アメリカの
トップレベルの
富裕層が、6月25日までに来年の
大統領選候補者に宛てた連名の書簡を発表し、
最高富裕層への
増税を行うよう主張しました。これによる
税収増は10年間で推計3兆ドル、約321兆円、書簡はこの財源を
気候変動対策や
学生ローン返済の
救済策に充てるべきだとしています。書簡を発表したのは、有名な
投資家ジョージ・ソロス氏ら19人で米国の1%を占める
富裕層のうち、さらに10人に1人のより豊かな最
富裕層です。書簡の中で、新たな税収は低中
所得層からではなく、財政的にも最も恵まれた者から得るべきだと述べ、
自分たち最
富裕層への
増税を主張しています。
世論調査では、最
富裕層からの適度な徴税は、
支持政党にかかわりなく大多数の支持を得ているとして、
大統領選候補者が国民のこの意識を認識し、賛同すべきだと指摘したそうです。
富裕層への
課税は、新しい考え方ではない、多くの中
所得層は既に
富裕税を
固定資産税という形で支払っているとして、我々が支持する1%の
富裕層中の10分の1の最
富裕層からの適度な
課税は我々の富から少しの
富裕税支払いを求めているだけだと述べています。
民主党予備選の
候補者のうち、
ウォーレン上院議員、オルーク前
下院議員、ブティジェッジ氏らはこの考えに賛同しています。
アメリカの出来事にとどまらず、日本の大
企業や
富裕層もこのように社会貢献することで
企業のイメージをアップすることができます。
企業活動によい影響としてめぐってくることでしょう。
本気で無責任な
企業の撤退などを防止するならば、
企業の
社会的役割を明記した
条例制定など、本気で
自治体として対策をとるべきです。
企業に対して堂々と物の言える市長や
自治体でこそ、対等、平等に
社会的責任を求めることができるのではないでしょうか。
今こそ、
碧南市も
制限税率8.4%にして、
市民のための税収、4億円以上の収入を獲得し、暮らしや福祉、教育、
防災対策に回すべきです。
総務文教委員会では、
日本共産党は
法人税率8.4%に変更する
修正案を提出しました。残念ながら、他の
委員の
皆さんの
反対で否決されてしまいましたけれども、これは
市民の願いであり、声です。
消費税増税や
社会保障削減、
マクロ経済スライドで減り続ける貧しい
年金制度を強行しながら、2,000万円の貯金をせよという
安倍内閣と匹敵する
市民いじめの市政は改めるべきです。いっときの
ふるさと応援寄附金が多額に寄せられようと、大変不安定なものです。確実に税収を得られる
法人税率にすることを強く求め、
討論とします。
21 ◆
議長(
鈴木みのり) 以上で、通告による
討論は終わりました。
これにて
討論を終結いたします。
これより
議案第28号の採決をいたします。
本案に対する
委員長報告は
原案可決であります。
本案は
委員長報告のとおり決することに
賛成の
議員の
起立を求めます。
(
賛成者起立)
22 ◆
議長(
鈴木みのり)
起立多数であります。
よって、
議案第28号は
原案のとおり可決されました。
───────────────────・・───────────────────
23 ◆
議長(
鈴木みのり)
日程第3
議案第29号「
碧南市
介護保険条例の一部を改正する
条例」及び
日程第4
議案第30号「
碧南市
病院事業の
設置等に関する
条例の一部を改正する
条例」の2
案件を
一括議題といたします。
本2
案件は
福祉健康委員会に付託してありました。
よって、
審査結果について
委員長の
報告を求めます。
24 ◆11番(
山中謙治)
議長、11番。
25 ◆
議長(
鈴木みのり)
福祉健康委員会委員長。
26 ◆
福祉健康委員会委員長(
山中謙治) 去る6月18日の本
会議におきまして、
福祉健康委員会に付託されました、
議案第29号及び
議案第30号について、
審査結果の
報告をいたします。
本
委員会は6月20日に開催し、慎重
審査した結果、
議案第29号、「
碧南市
介護保険条例の一部を改正する
条例」は
起立全員、
議案第30号「
碧南市
病院事業の
設置等に関する
条例の一部を改正する
条例」は
起立全員、以上の2
案件はそれぞれ
原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で、
審査結果の
報告を終わります。
27 ◆
議長(
鈴木みのり) ただいま
委員長報告が終わりました。
ただいまの
委員長報告に対する
質疑に入ります。
何か
質疑はありませんか。
(「なし」という者あり)
28 ◆
議長(
鈴木みのり) 別に
質疑もないようですから、これにて
質疑を終結いたします。
これより本2
案件につきまして、順次、
討論及び採決に入ります。
まず、
議案第29号の
討論に入りますが、
討論の通告はありませんので、
討論を省略いたします。
これより
議案第29号の採決をいたします。
本案に対する
委員長報告は
原案可決であります。
本案は
委員長報告のとおり決することに
賛成の
議員の
起立を求めます。
(
賛成者起立)
29 ◆
議長(
鈴木みのり)
起立全員であります。
よって、
議案第29号は
原案のとおり可決されました。
次に、
議案第30号の
討論に入ります。
岡本守正議員から
討論の通告がありますので、発言を許します。
30 ◆2番(
岡本守正)
議長、2番。
31 ◆
議長(
鈴木みのり) 2番。
32 ◆2番(
岡本守正) おはようございます。
日本共産党の
岡本守正です。
議案第30号「
碧南市
病院事業の設置に関する
条例の一部を改正する
条例」に、
日本共産党碧南市
会議員団を代表いたしまして、
反対討論を行います。
この
条例は、
碧南市
病院事業の
設置等に関する
条例の第12条第3項中、「1.08」を「1.1」に改める
条例です。施行は
令和元年10月1日、これは
消費税を8%から10%に上げるということであります。このことにより、
市民病院の影響は、
個室使用料の
特別室、個室、
文章料の
診断書、
証明書を合わせて
平成30年度の実績は7,027万2,960円。このうち
消費税8%は520万5,404円、これに
消費税が
増税されて2%が加われば、年間650万6,756円となり、
利用者にとっては、ことしの10月から年間130万1,351円の値上げとなります。
これまでも
自公安倍政権のもと
消費税10%が騒がれておりまして、
増税が行われようとしております。
安倍政権の
経済政策の失敗と内閣府を軸とした
忖度政治が続く中、
アメリカ追従の
防衛費の増加は続いております。大
企業の利益の
内部留保金はふえ続けておるし、一方では、
中小企業は
景気停滞にあえぎ、働く者の賃金はふえず、年金は削られ、この
消費不況に
市民生活は大変な状況であります。
消費税10%を中止し、財源は大
企業の
法人税の
実質負担率、今は10%でありますが、これを
中小企業並みの
法人税18%としますと4兆円あります。そして、大
株主優遇を正して、
最高税率を上げると3.1兆円あります。
アメリカ軍への
思いやり予算は
在日米軍駐留費負担であり、
アメリカ軍基地で働く
従業員の
労務費、
施設建設費、
光熱水料、
訓練費を日本の税金で負担しております。これが0.4兆円であります、合わせて7.5兆円。これを
国民生活に利用して、
消費税を
増税しない道を開いていこうではありませんか。
これをもちまして、
反対討論といたします。
33 ◆
議長(
鈴木みのり) 以上で、通告による
討論は終わりました。
これにて
討論を終結いたします。
これより
議案第30号の採決をいたします。
本案に対する
委員長報告は
原案可決であります。
本案は
委員長報告のとおり決することに
賛成の
議員の
起立を求めます。
(
賛成者起立)
34 ◆
議長(
鈴木みのり)
起立多数であります。
よって、
議案第30号は
原案のとおり可決されました。
───────────────────・・───────────────────
35 ◆
議長(
鈴木みのり)
日程第5
議案第31号「
碧南市
水道事業給水条例等の一部を改正する
条例」を議題といたします。
本案は
経済建設委員会に付託してありました。
よって、
審査結果について
委員長の
報告を求めます。
36 ◆6番(
小林晃三)
議長、6番。
37 ◆
議長(
鈴木みのり)
経済建設委員会委員長。
38 ◆
経済建設委員会委員長(
小林晃三) 去る6月18日の本
会議におきまして、
経済建設委員会に付託されました
議案第31号について、
審査結果の
報告をいたします。
本
委員会は6月21日に開催し、慎重
審査いたしました結果、
議案第31号「
碧南市
水道事業給水条例等の一部を改正する
条例」は
起立多数であり、
原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で、
審査結果の
報告を終わります。
39 ◆
議長(
鈴木みのり) ただいま
委員長報告が終わりました。
ただいまの
委員長報告に対する
質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」という者あり)
40 ◆
議長(
鈴木みのり) 別に
質疑もないようですから、これにて
質疑を終結いたします。
これより
討論に入ります。
岡本守正議員から
討論の通告がありますので、発言を許します。
41 ◆2番(
岡本守正)
議長、2番。
42 ◆
議長(
鈴木みのり) 2番。
43 ◆2番(
岡本守正) 2回目に登壇いたしました。
議案第31号「
碧南市
水道事業給水条例等の一部を改正する
条例」に
日本共産党碧南市
会議員団を代表いたしまして、
反対討論いたします。
消費税率が
令和元年10月1日に8%から10%に
引き上げられるに伴い、
碧南市水道事業給水
条例、
碧南市下水道
条例、
碧南市道路占用
条例、それぞれの料金の計算に用いる係数を100分の108から、100分の110に改めるというものです。この
条例は、
消費税を10%に値上げするということに伴うものであります。
消費税導入から30年、2014年から5%から8%に
増税がされました。それから5年がたち、
安倍政権による
増税と物価値上げ、社会保障の削減、実質賃金の低下、年金削減、暮らし、健康、命と営業に大きな影響を与え、貧困と格差を拡大しております。
安倍内閣は5月13日に、ついに景気動向指数が6年6ヵ月ぶりに悪化したと発表しました。これまで
安倍政権は、2014年
消費税を8%に
増税し、これが大きな影響があったというふうに考えます。ことしの10月に10%に上がります。まさに
消費不況が続いている中での
増税はあり得ない、こう思います。
碧南市の水道料金は、
平成29年度給水戸数は2万6,450戸、水道料金は12億203万4,295円であります。
消費税が2%値上げすれば、
市民負担が2,404万6,859円負担がふえます。水は人の暮らしに欠かせません。この大切な水に
消費税を10%に値上げすることは許されない。さらに下水道
条例により、下水道利用家庭に使用料、5億3,360万円に2%の
増税が年間970万円余り加わってまいります。
消費不況が続く中、
市民泣かせの
消費税値上げに
反対をし、
討論といたします。
以上です。
44 ◆
議長(
鈴木みのり) 以上で、通告による
討論は終わりました。
これにて
討論を終結いたします。
これより
議案第31号の採決をいたします。
本案に対する
委員長報告は
原案可決であります。
本案は
委員長報告のとおり決することに
賛成の
議員の
起立を求めます。
(
賛成者起立)
45 ◆
議長(
鈴木みのり)
起立多数であります。
よって、
議案第31号は
原案のとおり可決されました。
───────────────────・・───────────────────
46 ◆
議長(
鈴木みのり)
日程第6
議案第32号「
令和元年度
碧南市一般会計補正予算(第1号)」及び
日程第7
議案第33号「
令和元年度
碧南市介護保険特別会計補正予算(第1号)」の2
案件を
一括議題といたします。
本2
案件は予算
審査特別
委員会に付託してありました。
よって、
審査結果について
委員長の
報告を求めます。
47 ◆13番(林田 要)
議長、13番。
48 ◆
議長(
鈴木みのり) 予算
審査特別
委員会委員長。
49 ◆予算
審査特別
委員会委員長(林田 要) 去る6月18日の本
会議におきまして、予算
審査特別
委員会に付託されました
議案第32号及び
議案第33号について、
審査結果の
報告をいたします。
本
委員会は、6月26日に開催し、慎重
審査いたしました結果、
議案第32号「
令和元年度
碧南市一般会計補正予算(第1号)」は
起立全員、
議案第33号「
令和元年度
碧南市介護保険特別会計補正予算(第1号)」は
起立全員であり、以上の2
案件はいずれも
原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で、
審査結果の
報告を終わります。
50 ◆
議長(
鈴木みのり) ただいま
委員長報告が終わりました。
ただいまの
委員長報告に対する
質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」という者あり)
51 ◆
議長(
鈴木みのり) 別に
質疑もないようですから、これにて
質疑を終結いたします。
これより本2
案件について、順次
討論及び採決に入ります。
まず、
議案第32号の
討論に入りますが、
討論の通告はありませんので、
討論を省略いたします。
これより
議案第32号の採決をいたします。
本案に対する
委員長報告は
原案可決であります。
本案は
委員長報告のとおり決することに
賛成の
議員の
起立を求めます。
(
賛成者起立)
52 ◆
議長(
鈴木みのり)
起立全員であります。
よって、
議案第32号は
原案のとおり可決されました。
次に、
議案第33号の
討論に入りますが、
討論の通告はありませんので、
討論を省略いたします。
これより
議案第33号の採決をいたします。
本案に対する
委員長報告は
原案可決であります。
本案は
委員長報告のとおり決することに
賛成の
議員の
起立を求めます。
(
賛成者起立)
53 ◆
議長(
鈴木みのり)
起立全員であります。
よって、
議案第33号は
原案のとおり可決されました。
───────────────────・・───────────────────
54 ◆
議長(
鈴木みのり)
日程第8
令和元年請願第1号「公的
年金制度の改善を国へ求める請願」を議題といたします。
本案は
福祉健康委員会に付託してありました。
よって、
審査結果について
委員長の
報告を求めます。
55 ◆11番(
山中謙治)
議長、11番。
56 ◆
議長(
鈴木みのり)
福祉健康委員会委員長。
57 ◆
福祉健康委員会委員長(
山中謙治) 去る6月13日の本
会議におきまして、
福祉健康委員会に付託されました
令和元年請願第1号について、
審査結果の
報告をいたします。
本
委員会は6月20日に開催し、慎重
審査をいたしました結果、
令和元年請願第1号「公的
年金制度の改善を国へ求める請願」は
起立少数で不採択と決定いたしました。
以上で、
審査結果の
報告を終わります。
58 ◆
議長(
鈴木みのり) ただいま
委員長報告が終わりました。
ただいまの
委員長報告に対する
質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」という者あり)
59 ◆
議長(
鈴木みのり) 別に
質疑もないようですから、これにて
質疑を終結いたします。
これより
討論に入ります。
磯貝明彦
議員から
討論の通告がありますので、発言を許します。
60 ◆1番(磯貝明彦)
議長、1番。
61 ◆
議長(
鈴木みのり) 1番。
62 ◆1番(磯貝明彦) 皆様、おはようございます。
日本共産党磯貝明彦です。
請願第1号「公的
年金制度の改善を国へ求める請願」について、
日本共産党碧南市
会議員団を代表して、
賛成の立場で
討論します。
2004年の
年金制度改正によって、
マクロ経済スライドが導入されました。
マクロ経済スライドは、毎年行う年金額の改定の際、指標となる物価の上昇により年金額の
引き上げを低く抑え、実質削減する仕組みです。
安倍政権は2013年から19年度の7年間、
マクロ経済スライドを2度発動するなどして、物価は5.3%上昇したのに、年金額は0.8%のマイナス改定で、実質6.1%も大幅削減をしました。
マクロ経済スライドの実質削減は、現役時代に低年金だった労働者ほど年金額はより多く目減りする仕組みとなっております。これでは高齢者の生活悪化とともに、年金の格差拡大に拍車をかけるものです。
マクロ経済スライドは直ちに廃止あるいは凍結していくべきではないでしょうか。
国連社会権規約
委員会は、日本の高齢者、特に高齢女性の貧困の増大を懸念し、繰り返し最低年金の導入を日本に勧告、しかし、政府はこれを拒否しています。税による社会的年金国際調査機関によると、世界114ヵ国にある制度ですが、日本にはありません。全額国庫負担による最低保障年金の実現は、高齢者と働く全ての人の切実な願いです。国民年金、基礎年金額の半分は、国庫負担です。満額で3万3,000円、全ての高齢者に3万3,000円を支給することで、無年金・低年金者をなくしていくべきではないでしょうか。
安倍内閣のもとで、年金の支給開始年齢を70歳程度まで
引き上げる大改悪計画が検討されております。現在、国民年金の支給開始年齢は原則65歳です。5歳
引き上げられれば、その後に受給する世帯は損害をこうむります。年金をもらえず、亡くなる人もふえます。支給開始年齢をこれ以上上げるべきではありません。
6月3日、金融庁が発表した年金暮らしの夫婦の平均収入と支出の差が、月5万5,000円、30年間で2,000万円不足と、このことにより国民から公的
年金制度に対して不安が巻き起こっております。
日本共産党は、年金を自動削減する仕組みである
マクロ経済スライドにより、現在41歳以下の人は夫婦でさらに30年間で1,600万円カット、合わせると老後までに3,600万円必要と指摘しています。100年安心の年金と言いながら、老後は年金に頼るな、貯蓄せよは詐欺同然のやり方ではないかと批判しております。
日本共産党は、
マクロ経済スライドを廃止し、減らない年金に充てる約1兆円の財源を提案しております。今の年金保険料は年収1,000万円を超えると保険料がふえないという高所得者優遇の仕組みになっております。これを健康保険と同じ2,000万円まで
引き上げることによって、1.6兆円の保険料収入がふえます。その際に、
アメリカがやっているように、高所得者の年金給付の伸びを抑制する仕組みを入れれば、給付増分を差し引いても、毎年約1兆円保険料収入をふやすことができます。この1兆円を減らない年金の財源に充てるということであります。
この提案に対して、安倍首相が国会答弁で、
マクロ経済スライドをやめるという考え方はばかげた政策だと批判しております。しかし、
マクロ経済スライドにこのように執着していれば、今、政治に求められているのは、貧しい年金の現実を直視し、安心の年金に変えるための責任を果たすことではないでしょうか。公的
年金制度の改善を国に求める意見書を出していくべきです。
以上で
賛成討論といたします。
63 ◆
議長(
鈴木みのり) 以上で、通告による
討論は終わりました。
これにて
討論を終結いたします。
これより
令和元年請願第1号の採決をいたします。
本案に対する
委員長報告は不採択であります。
それでは、請願を採択することについて、採決をいたします。
本件を採択することに
賛成の
議員の
起立を求めます。
(
賛成者起立)
64 ◆
議長(
鈴木みのり)
起立少数であります。
よって、
令和元年請願第1号は不採択されました。
───────────────────・・───────────────────
65 ◆
議長(
鈴木みのり)
日程第9
令和元年請願第2号「後期高齢者医療費の自己負担を2割にしないことを求める請願」を議題といたします。
本件は
福祉健康委員会に付託してありました。
よって、
審査結果について
委員長の
報告を求めます。
66 ◆11番(
山中謙治)
議長、11番。
67 ◆
議長(
鈴木みのり)
福祉健康委員会委員長。
68 ◆
福祉健康委員会委員長(
山中謙治) 去る6月13日の本
会議におきまして、
福祉健康委員会に付託されました、
令和元年請願第2号について、
審査結果の
報告をいたします。
本
委員会は6月20日に開催し、慎重
審査いたしました結果、
令和元年請願第2号「後期高齢者医療費の自己負担を2割にしないことを求める請願」は
起立少数で、不採択とすべきものと決定いたしました。
以上で、
審査結果の
報告を終わります。
69 ◆
議長(
鈴木みのり) ただいま
委員長報告が終わりました。
ただいまの
委員長報告に対する
質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」という者あり)
70 ◆
議長(
鈴木みのり) 別に
質疑もないようですから、これにて
質疑を終結いたします。
これより
討論に入ります。
磯貝明彦
議員から
討論の通告がありますので、発言を許します。
71 ◆1番(磯貝明彦)
議長、1番。
72 ◆
議長(
鈴木みのり) 1番。
73 ◆1番(磯貝明彦) 請願第2号「後期高齢者医療費の自己負担を2割にしないことを求める請願」に対して、
日本共産党碧南市
会議員団を代表して、
賛成の立場で
討論します。
この請願は、財政制度審議会などで議論が行われている75歳以上の医療費負担を2割にすることについて、高齢者が安心して医療が受けられるようにするため
引き上げを行わないよう求める意見書を国に上げることを求めています。
安倍政権は、社会保障の自然増削減を基本方針として、医療制度の連続改悪を行っております。75歳以上の高齢者の負担増につながるものとして、後期高齢者医療保険料の特例軽減の廃止、そして縮小を初め、入院時の食事や水光熱費の負担
引き上げ、紹介状なしでの大病院を受診した際の追加負担徴収、高額医療費の自己負担上限の
引き上げなどを強行してきました。さらに政府は、後期高齢者の窓口負担を2割にしようとしています。これでは年金など、わずかな収入で生活をつないでいる高齢者をますます医療から遠ざけ、重症化を招くことにもつながります。政府は、社会保障の削減をやめて充実に転換し、憲法25条に定められた社会保障の増進義務を果たすべきであります。国に対して、高齢者いじめの窓口負担2割化に
反対の意見書を出すべきです。
以上で
賛成討論とします。
74 ◆
議長(
鈴木みのり) 以上で、通告による
討論は終わりました。
これにて
討論を終結いたします。
これより
令和元年請願第2号の採決をいたします。
本件に対する
委員長報告は不採択であります。
それでは、請願を採択することについて、採決いたします。
本件を採択することに
賛成の
議員の
起立を求めます。
(
賛成者起立)
75 ◆
議長(
鈴木みのり)
起立少数であります。
よって、
令和元年請願第2号は不採択されました。
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76 ◆
議長(
鈴木みのり) この際、市長から発言を求められておりますので、これを許します。
77 ◆市長(禰宜田政信)
議長、市長。
78 ◆
議長(
鈴木みのり) 市長。
79 ◆市長(禰宜田政信) 閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
今
定例会に提出いたしました全ての
案件につきまして、慎重に御審議を賜り、それぞれ
原案のとおり速やかに御可決賜りまして、心よりお礼を申し上げます。
また、一般質問を通じまして、市政各般にわたり、建設的な御意見、御提案を賜りましたことを重ねてお礼を申し上げます。
6月18日火曜日に名誉
市民であります山中寛三様が御逝去されました。満100歳でございました。山中先生は、昭和22年5月に山中従天医館を開設されて以来、約72年にわたり地域医療を支え、
市民の健康管理に尽力いただきました。その間にも、保育園に学校医として御活躍いただく一方、
碧南市健康を守る会の発足、発展に尽力されました。
山中先生の功績をしのび、謹んで哀悼の意を表しますとともに、心から御冥福をお祈り申し上げます。
なお、8月1日木曜日の午後2時より、文化会館におきまして市葬をとり行いますので、御会葬いただきますようお願いを申し上げます。
7月1日より、中村優花さんにへきなん広報大使をお願いすることが決定いたしました。
本市出身の中村さんは、
平成31年3月28日に東京都港区赤坂で開催されました全国のミスキャンパスの中から日本一を決定するミス・オブ・ミス・キャンパスクイーンコンテスト2019において、最高賞であるグランプリを獲得されております。今後、広報大使として自身のSNSでの市の情報発信や、市イベントへの参加など、全国に向けて、本市の魅力発信に協力することに承諾をしていただきました。永島聖羅さんに続く2人目の広報大使でございます。さまざまな場面で御活躍していただき、本市を大いに盛り上げていただければと思っております。
8月3日土曜日には、
市民会議の皆様の御尽力により、恒例の
市民まつり、元気ッス!へきなんが開催されます。昨年は台風の影響で中止となってしまい、寂しい思いをされた方も多いかと思います。
ことしは、チャラボコ団体による
令和元年記念パレードが行われ、ほかにも、総踊りはもちろんのこと、パフォーマンスステージ、元気ッス!商店街、チャレンジランドなど、さまざまな企画が予定をされております。前日の8月2日金曜日には、昨年好評だった前夜祭も開催されます。
碧南市における最大の
市民参加イベントですので、ぜひ御参加をいただきますようお願い申し上げます。
藤井達吉現代美術館では、8月10日土曜日から「空間に線を引く─彫刻とデッサン」が開催されます。彫刻家のデッサンは魅力に富んでおり、画家のデッサンにはない美しさがあると言われております。ことしの企画展では、戦後から現代までに活躍した彫刻家約20名のデッサンと、それに関連する彫刻を展示し、その魅力と創作の秘密に迫るものでございます。ぜひ皆様お誘いの上、御臨場賜りますようお願い申し上げます。
季節は梅雨から盛夏へと向かいますが、
市民の皆様、
議員各位におかれましては、健康に十分留意され、より一層の御指導、御支援を賜りますようお願いを申し上げまして、閉会の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
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80 ◆
議長(
鈴木みのり) 以上で、今期
定例会の付議事件は全部議了いたしました。
今期
定例会の会期は本日までであります。
よって、
令和元年第2回
碧南市議会定例会はこれにて閉会いたします。
慎重御審議ありがとうございました。
(午前 10時 53分 閉会)
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地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
令和元年6月28日
碧南市議会
議 長 鈴 木 みのり
議 員 加 藤 厚 雄
議 員 磯 貝 幸 雄
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