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2019-03-26 平成31年総務文教部会 本文
2019-03-26 平成31年総務文教部会 名簿

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  1. 碧南市議会 2019-03-26
    2019-03-26 平成31年総務文教部会 本文


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    2019-03-26 : 平成31年総務文教部会 本文 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                            (午後 1時 30分 開会) ◆部会長生田綱夫) ただいまから総務文教部会を開会いたします。  本日の協議事項は、配付してあります通知書のとおりであります。 ───────────────────・・─────────────────── 2 ◆部会長生田綱夫) 協議事項(1)「碧南市津波避難計画の策定について(報告)」を議題といたします。  本件について、説明を求めます。 3 ◆防災課長川村哲弘) 部会長防災課長。 4 ◆部会長生田綱夫) 防災課長。 5 ◆防災課長川村哲弘) それでは、私から、協議事項(1)「碧南市津波避難計画の策定について」を説明させていただきます。  参考資料1をごらんください。  1の趣旨でございますけれども、本市は、津波対策の推進に関する法律第9条第2項の規定に基づき、平成27年、28年度の2ヵ年で行った名古屋大学との共同研究事業により策定した各種防災計画ハザードマップ及び避難勧告等判断伝達マニュアルの内容を踏まえ、津波から命を守ることを目的として計画を策定しております。  次の2の計画の概要でございますけれども、(2)の計画の期間につきましては、今後、被害想定各種防災計画の改訂に合わせて適宜改訂を行っていくため、期間は設けておりません。  (3)の計画の策定体制につきましては、高い専門性を持ち、共同研究の成果を生かすことができることから、名古屋大学との共同研究事業として策定いたしました。  (4)の計画の内容のアにつきましては、悪条件下で最大クラスの津波が発生した場合を想定し、最高津波高は3.5メートル、津波到達時間は津波高30センチの到達時間の55分とし、津波浸水域は浸水深1センチ以上としております。  なお、この想定は、平成29年5月に全戸配付したハザードマップと同様でございます。  次に、イの津波対象地域の指定としては、町単位とし、その避難対象人口は約4万人としております。  裏面をお開きください。  ウとして、本市における避難困難地域の検討について御説明いたします。  (ア)としまして、住民が避難を開始する時間は、東日本大震災で実際に避難を開始した平均時間から20分といたしました。  (イ)として、避難行動は徒歩を原則とし、歩行速度は、内閣府が規定した障害者や高齢者など歩行困難者歩行速度、1分当たり30メートルと設定し、避難可能な直線距離を700メートルとしております。
     (ウ)として、津波到達時間内に避難可能直線距離700メートルで津波被害のない区域への避難が困難となる地域が避難困難区域となります。  本市における避難困難区域につきましては、3ページの避難困難区域図において、赤く着色されている箇所、一部緑の円の下に重なっている赤い部分も含めてですけれども、これが避難困難区域となります。  また、文字が小さくて大変申しわけございませんけれども、町名の下に記載されている数字が、この避難困難区域内に居住している人口でございます。  さらに、この区域内に居住する住民のうち、避難困難区域内に立地する避難施設収容可能人数を超える人口が避難困難者となります。  まず、本市の川口町においては、520人収容可能な川口結いの家や150人収容可能な中部電力川口寮といった避難施設があるため、川口町の人口369人を上回るため、避難困難者は発生いたしません。  次に、前浜町、中江町におきましては、合わせて541人の人口に対しまして前浜集落センター収容人数が229人であるため、541から229人を引いた312名が避難困難者になると想定されております。  (エ)としまして、避難困難者への対応としまして、昨年11月に、前浜地区においてワークショップを開催し、避難行動について啓発を行うとともに、避難ルートの検証や徒歩による避難訓練を行っております。このワークショップの詳細につきましては、後ほど御説明いたします。  続いて、エから4ページのケまでにつきましては、計画本編に記載されている項目の見出しが記載をされております。  エとしまして初動体制、オとして避難誘導等に従事する者の安全の確保、カとして津波情報等の収集・伝達、キとして避難勧告等伝達方法、クとして津波防災普及啓発事項、ケとしまして津波避難訓練となります。  以上で、参考資料1の説明とさせていただきます。  続きまして、参考資料2をごらんください。  参考資料2は、今回策定した津波避難計画の本編となるものでございます。本編1ページの第1章総則では、この計画の目的、範囲、また、3ページからは用語の説明や本市の統計資料などが13ページまでまとめてありますが、説明は省略させていただきます。  次に、14ページをお開きください。  第2章の津波避難対策では、先ほど申し上げた前提条件の設定などが記載されており、対象となる地震・津波の想定モデルは、過去地震最大モデルと理論上最大モデルの双方で、一番被害が大きくなるものを採用しております。  15ページをお開きください。  こちらは津波浸水想定区域で、ハザードマップと同じでございます。  また、16ページから19ページまでは、地震発生後の津波の浸水分布を時系列的に並べたものになります。  20ページをお開きください。  第2節、避難対象地域の指定の表5をごらんください。  こちらは、先ほど15ページで津波浸水想定区域内の人口となります避難対象地域人口としましては、右下合計の4万521人を想定しております。  次に、21ページをお開きください。  第3節、避難困難地域の検討では、津波からの避難の基本や緊急避難場所等への指定など、津波発生時の避難行動避難場所の安全性などの方向性について示しております。  23、24ページは、市の指定する35ヵ所の避難所一覧を、25から27ページは、83ヵ所の一時退避場所一覧を、28ページは、避難目標地点の設定や津波避難ビルの指定を、29ページは、避難路、避難経路の検討など平成27年2月に策定した愛知県市町村津波避難計画策定指針を参考に、記載をしております。  30ページの避難可能直線距離の設定では、31ページの4)の避難可能直線距離として、先ほど700メートルとして説明しましたが、算出根拠としましては、津波到達予想時間の55分から避難開始するまでの時間20分を差し引いた35分に、ガイドラインに基づく1分間に30メートル掛けた1,050メートルが移動できる距離となりますけれども、実際には、避難所までは直線では移動ができないということから、1.5で割り戻した700メートルで算出をしております。  次に、32、33ページの避難困難区域及び避難困難者の想定は、先ほど説明したとおりでございますけれども、避難困難者の方につきましては、避難所や一時退避場所まで避難する計画としております。  34ページをお開きください。  避難困難区域への対応では、昨年11月に前浜地区で実施しましたワークショップの概要について説明させていただきます。  まず、参加者は町内会役員を中心とした地域住民名古屋大学、市の防災課で計20名ほどが参加いたしております。  35ページには前浜地区の選定の理由、36ページには周辺道路の状況について記載をしております。  37ページをお開きください。  ワークショップでは、まず、津波避難に関する啓発を行った後に、参加者を2つのグループに分けて、AルートBルートに分かれてそれぞれ前浜集落センターから南部市民プラザまで、経路上の危険箇所を確認しつつ、避難ルートの検証や避難行動に必要となる時間の確認等を行っております。  初めに、国道247号線を使うAルートは、全て歩道が設置されており、安全に避難ができるというふうに考えておりますけれども、一部、図17で紫色に着色している部分において、歩道上にマンホールがあるなど液状化が発生した場合は、車椅子での通行が困難になる可能性を検証しております。  一方、二ツ橋を通るBルートについては、市道を通るルートでございますけれども、隣接する家屋が多いため、ブロック塀木造家屋が倒壊する可能性があることを確認しております。  このAルートBルートいずれのルートも橋梁を通るため、橋梁と道路の接合部分に多少の段差が生じる可能性はありますが、どちらの橋梁も落橋防止の対策は済んでおり、徒歩による通行は可能であるというふうに考えております。  また、避難にかかった時間はそれぞれ約20分でありましたので、先ほど申し上げた避難可能時間35分以内ということで、こちらも徒歩による避難は十分可能であるというふうに考えております。  避難訓練後は、意見交換質疑応答などを行い、また、ことし1月には再度、ワークショップ参加者に対しまして振り返りと避難行動に関する啓発を実施しております。  これらワークショップ等の結果を踏まえ、前浜地区におきましては、地震発生後、速やかに避難を開始していただき、できるだけ多くの方が南部市民プラザ大浜小学校の体育館、またトヨタ自動車のアリビオ寮へ避難していただくことを基本としております。  また、計画本編に記載はしておりませんけれども、体が不自由などの理由で避難することがどうしても困難な場合は、耐震化がされていることが条件でございますけれども、自宅の2階に垂直避難することを考慮していただくこともワークショップではお伝えしております。  次に、39ページから41ページにつきましては、地域防災計画に基づく初動体制を記載しております。  42ページをお開きください。  こちらは、避難誘導に従事する者の安全確保について記載しておりますが、災害発生後に津波が予想される場合、市内の水門、防潮扉など閉門作業消防団員または消防署員が従事しますけれども、この水際線に従事する者の命を守るということが基本でございますので、その退避ルール消防団震災活動マニュアルにも記載することとしております。  次に、43ページから47ページには津波情報等の収集・伝達を、48ページから50ページには避難勧告・指示の発令を、51ページには津波防災教育啓発事項を、52ページには津波避難訓練を、53ページには、その他の留意事項として、要配慮者支援対策として避難行動支援者名簿の作成及び提供を、54ページには観光客や外国人に対する対策等を記載しております。  以上で、参考資料2の説明とさせていただきます。  続きまして、参考資料3をごらんください。  こちらは、本編の附属資料となるもので、津波の浸水地域から標高が高く、浸水しない地域まで逃げていただくための目標となる地点を表示したものでございます。  2ページをお開きください。  A3カラー刷りの資料となりますけれども、こちらが碧南市全体を示した図面となります。凡例に従い、津波により浸水する箇所が着色してあり、赤い丸が避難所、緑の丸が一時退避場所、また、ピンクの星印、これが避難目標地点となります。災害発生時には、まず、このピンクの星印である津波の想定されていないところまで避難していただき、まずは命から守る行動をしていただくことが基本となります。  3ページ以降は、避難方法等を記載してありますので、適宜ごらんいただけるようお願いいたします。  また、次年度はこの資料をもとに避難施設までの避難経路や距離、時間など必要な事項を記載し、津波避難に関する啓発事項も含めたパンフレットを市内全戸に配付するとともに、出前講座自主防災会などに対しまして啓発活動をしていきたいというふうに考えております。  以上で、津波避難計画の策定についての説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 6 ◆部会長生田綱夫) 説明が終わりました。  これより質疑に入ります。 7 ◆部会員(山口春美) 部会長。 8 ◆部会長生田綱夫) 山口部会員。 9 ◆部会員(山口春美) 県は、27年度に指針をつくっているわけで、津波避難計画を策定する必要がある市町村ということで27市町村、名古屋市も入れてカウントしていますけれども、碧南市はなぜ4年後になったのか。  それで、この中では、この策定時期は何番目なんですか。遅いほうなんですか。 10 ◆防災課長川村哲弘) 部会長防災課長。 11 ◆部会長生田綱夫) 防災課長。 12 ◆防災課長川村哲弘) まず、碧南市については、この津波の計画をつくるのは愛知県では最後です。  なぜ最後になったかといいますと、27年、28年度にハザードマップのほうをつくっておるんですけれども、そこで津波の研究をする中で、実際、この津波避難計画を机上でつくるのは簡単なんですが、実際に現地に行って市民の声を聞きながらつくっていきたいというふうに思ったものですから、その辺でちょっと時間がかかってしまったということで今年度策定ということになりました。 13 ◆部会員(山口春美) 部会長。 14 ◆部会長生田綱夫) 山口部会員。 15 ◆部会員(山口春美) これで4月にまた人事異動で部長が変わってしまわれるんですが、そこの最後にできたというのも、非常に危険な区域に指定されているにもかかわらず、碧南市の率直な現状があらわれているなと言わざるを得ないと思います。  それで、市街化部分だけ、このさっきの一番最後の2ページのところのカラーのコピーですが、書いてあるんですが、今焦点になっているスケートボード場だとか港湾会館だとか、こういうところも当然ピンクの一番浸水がたくさん来る、碧南市内でいえばピンクが最高ですよね、ここに該当するんじゃないですか。  ここを全く無視して色塗りしちゃったというのは、たまたま市街地だけ問題にしたんですって多分言われると思うんだけど、でも、焦点になって新たにつくろうとしているスケートボードだとか、現にこの宿泊客もいる港湾会館だとかグランドホテルなんかも、グランドホテルは高いのかな、ここ、やっぱり視野に入れないと欠落していくと思うんですが、なぜ色塗りさえしていないんですか。 16 ◆防災課長川村哲弘) 部会長防災課長。 17 ◆部会長生田綱夫) 防災課長。 18 ◆防災課長川村哲弘) 色塗りしていないんじゃなくて、ここは津波の浸水想定がないところになります。 19 ◆部会員(山口春美) 部会長。 20 ◆部会長生田綱夫) 山口部会員。 21 ◆部会員(山口春美) スケートボード場は下へおりていかないかんもんね。下へわざわざおろして、ほぼ海面と同じ高さのところで若者よ、遊びなさいというふうに言うわけで、ないはずがないですよ、そんな。津波が真っ先でしょう。釣り広場もですよ。3メーター来たらひたひたまでもう来ちゃうし、3メーターって言うけれども実際には地震ともども来るので、その3メーターのジャストじゃないよということは何度も県の指針のほうで言っているし、そこで遊んでいる人たち、釣りでやっている人、スケートボードで遊んでいる人たちは絶対に一番初めに水を見る人たちじゃないんですか。 22 ◆防災課長川村哲弘) 部会長防災課長。 23 ◆部会長生田綱夫) 防災課長。 24 ◆防災課長川村哲弘) 先ほどないと言いましたけれども、よく見ると、黄色くちょっと着色されておるんですけど、実際には、今回のこのシミュレーションとして、まず条件としては、震度7の地震が起こった場合、まず、水際線の堤防は全て倒壊します。倒壊する条件でやっております。  そんな中で、津波が押し寄せてくるよということで、一応それでシミュレーションすると、まず、この参考資料の16ページをごらんいただきたいんですけれども、参考資料2の16ページですね。  これが、地震が発生して、まず30分後の絵になるんですが、まず、地震が発生したときにどういうことになるかというと、まず、条件として市内一円の土地が全部、まず80センチ沈みます。  先ほど言ったように、コンクリートの護岸は倒壊、それから、あと条件としては水門だとか防潮扉は全壊、あと、土堤防等は、油ヶ淵とか、そういうところなんですけど、あそこは75%沈下する、あと、地震が起こったタイミングは朔望平均満潮位として、満潮のときに津波が、地震が起こるよという条件のもとで津波が来るという想定をしておりまして、その条件でいくと、まず、この16ページにあるように、まず蜆川の左岸側の堤防が崩壊して、そこからまず満潮である水が徐々に入ってくる、そういったような形になります。あとは、この矢作川の右岸が、ここも一部堤防が倒壊をするものですから、この辺からまずは満潮の水が徐々に沈水してくるというようなシミュレーションになっております。  先ほど言ったスケートボードパーク場のあたりなんですけれども、当然、護岸のほうは倒れるという条件なんですけれども、地盤が少し高いといったこともあって中までは浸水はしてこないというような想定になっております。 25 ◆部会員(山口春美) 部会長。 26 ◆部会長生田綱夫) 山口部会員。 27 ◆部会員(山口春美) このちっちゃい地図の16ページで言われたけど、大きい地図の13ページで見ると、スケートボードだとかは黄色とかグリーンでやってあるわね、若干ピンクもあるけれども。ここでいる人たちは海に放り出されるわけ。  矢作川とか蜆川とか言ってみえたけど、この衣浦湾、三河湾そのものが上昇してくるわけだから、こっちの海から来るというのもあるでしょう。こっちから来るのと、こっちから来るのだけじゃなくて、この海そのものが満潮のときを想定して津波が来るわけだから。  だから、ここにつくることに対して名古屋大学は、これはいいことですねって言われたの、この一番危険なところに人が集客するような施設をもって新たにつくるということに対して。 28 ◆防災課長川村哲弘) 部会長防災課長。 29 ◆部会長生田綱夫) 防災課長。 30 ◆防災課長川村哲弘) 今言われた参考資料3の13ページのところで、確かにこの着色してあるところは水が浸水してくるところなんですけど、この着色していない白いところは浸水しないところになりますので、まずはそちらのほうに逃げていただくということが基本となりますので。 31 ◆部会員(山口春美) 部会長。 32 ◆部会長生田綱夫) 山口部会員。 33 ◆部会員(山口春美) ここ、4メーターでした?標高4メーター?それで、3メーターしか来ないから1メーター余裕はあるよということですか、この臨海部全体が。前、そういうふうにずーっと言ってみえたよね。 34 ◆防災課長川村哲弘) 部会長防災課長。 35 ◆部会長生田綱夫) 防災課長。 36 ◆防災課長川村哲弘) 基本的には、碧南市の水際線は伊勢湾台風でもって護岸がつくられておるものですから、全て一律4メーター以上はあります。 37 ◆部会員(山口春美) 部会長。 38 ◆部会長生田綱夫) 山口部会員。 39 ◆部会員(山口春美) でも、余り望ましくはないわね、こんな海岸べりに。危険、7の地震が来ると言われているところで、おっとっとってこの4メーターのところで立っておるだけならいいけれども、さらわれちゃうから、津波が来たら。だから、そんなここを真っ白けだから、こっちにむしろ田畑なんかは浸水するものだから、かえっていい場合もあるんだけれども。  県の指針のほうは、なるべく海岸部だとかこの地域の中にいてはだめということを再三言っているでしょう、指針のほうは。これでもう全部この堤防のほうに出てくださいと、野良仕事をしている人は堤防のほうに出るだね、川口町の。もうこれだけ真っ赤っかになってしまうと、本当、救いようがなくて恐ろしいなと思うんだけど。  部落の人たちは松林を中心に上がるか、あるいは、これ、本当はふさわしくないけど、結いの家に逆流して向こうに行かなきゃいけない。こっちから野良仕事をしている人は堤防にとにかく上がれと。これは一番禁止しているところじゃないですか、県の指針が。早くこのピンクエリアから出なさいということを言っているんだけど、実際にはなかなか出られないからね。  それしかないもんだから、やっぱりそれは幾ら結いの家でも、この間、訓練したら窓際に出るだけだけど、中は使ってみえるから、中は当然おばあちゃんたちが入ってみえるもんで、避難者が行くところはベランダで出て、こうやって見ておるしかないって言われたので、そのときはそのときでベッドでぎゅうぎゅう詰めて520人って言ってみえるけど、詰められる、入れるようになるのかどうかと思うんだけど。実際の訓練はベランダだけだったでしょう。 40 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 部会長、市民協働部長。 41 ◆部会長生田綱夫) 市民協働部長。
    42 ◆市民協働部長(遠山隆夫) まず、津波のときの避難については命を守るということで、あくまでも避難所じゃありませんので、避難できるということで512人の計算をしております。  ですから、ベランダのところでも大体1平米弱、0.7平米ぐらいあれば1人避難できるという計算のもとにいけば、512人結いの家でも避難できるので、そこにみえる方は結いの家目がけて避難していただければ、とりあえず津波が来るのは55分後ですので、それまでには自分の命は守れるという考え方をしております。 43 ◆部会員(山口春美) 部会長。 44 ◆部会長生田綱夫) 山口部会員。 45 ◆部会員(山口春美) 15のところの川口の避難の矢印は、それぞれこの橋がつながっているところからこの堤防に駆け上がれということだわね。 46 ◆防災課長川村哲弘) 部会長防災課長。 47 ◆部会長生田綱夫) 防災課長。 48 ◆防災課長川村哲弘) 先ほどの参考資料2のほうの35ページの避難困難区域のこの図面を見ていただきたいんですけれども、基本的に、この緑色の丸で囲った部分までが歩ける限界の距離700メートルとなっておりますので、今部会員が言われたような参考資料3の15ページにつきましては、まず、川口町は海が徒歩で逃げられる場所がないものですから、まずは結いの家、もしくは川口の中部電力の川口の寮に向かって避難していただく。  海岸べたといいますか、そちらにおる人は、なるべくそちらの道路際のほうに逃げてくださいというような目標を示した図面というふうになっております。 49 ◆部会員(山口春美) 部会長。 50 ◆部会長生田綱夫) 山口部会員。 51 ◆部会員(山口春美) 15ページのところの大きな図面ですよ、地図ですよ、星マークがそれぞれあるけれども、この橋と橋との間は約500メートルだから、別にここにもっとたくさん向こうに渡るような手段をとらなくても大丈夫なんですか、この。 52 ◆防災課長川村哲弘) 部会長防災課長。 53 ◆部会長生田綱夫) 防災課長。 54 ◆防災課長川村哲弘) 全て耐震済みかどうかちょっとわからないんですけれども、ここにちょっとした15メートルぐらいの橋がかかっておりますけれども、そこを通って道路のほうに上がっていただくというような形になっております。 55 ◆部会員(小池友妃子) 部会長。 56 ◆部会長生田綱夫) 小池部会員。 57 ◆部会員(小池友妃子) 35ページのところの前浜地区選定理由があるんですが、そもそもこれが策定計画をつくって、この目的としては津波から命を守ることを目的とするということで、今後、いろいろな防災訓練とかに入っていくと思うんですけれども。  まず、住民の参加ワークショップを実施されていると思うんですが、これはどのくらいの人数で、どういう人たちが参加したのかをまずお聞かせください。 58 ◆防災課長川村哲弘) 部会長防災課長。 59 ◆部会長生田綱夫) 防災課長。 60 ◆防災課長川村哲弘) 先ほどもちょっと申し上げたんですけれども、町内会の役員をメーンとしまして、役員が16名ぐらいほどいました。 61 ◆部会員(小池友妃子) 部会長。 62 ◆部会長生田綱夫) 小池部会員。 63 ◆部会員(小池友妃子) 役員というのは町内会の役員さんですか。 64 ◆防災課長川村哲弘) 部会長防災課長。 65 ◆部会長生田綱夫) 防災課長。 66 ◆防災課長川村哲弘) そのとおりでございます。 67 ◆部会員(小池友妃子) 部会長。 68 ◆部会長生田綱夫) 小池部会員。 69 ◆部会員(小池友妃子) そうすると、ほかにも前浜地区に511名住んでいらっしゃるということで、説明の中に、どのくらいで、地震発生してから何分後、何分後でどこに来るということがこれでわかるんですけれども、今後、大きな大災害に備えてこの511人がきちっと命を救う形、逃げる訓練をしていかなきゃいけないんですが、それは具体的に今、これを策定した後、今後どのような展開をしていこうと考えていらっしゃるとかというのはあるんでしょうか。 70 ◆防災課長川村哲弘) 部会長防災課長。 71 ◆部会長生田綱夫) 防災課長。 72 ◆防災課長川村哲弘) 今回、この策定に当たって、まず第1回の津波避難訓練というのを現地で行ったんですけれども、当然これを策定した後に、今後、前浜地区に対しては引き続き、継続的に津波避難訓練をしていただくよう当然働きかけもしていきますし、そういうふうに取り組んでいただけるようにも指導のほうはしていきたいなというふうには考えております。 73 ◆部会員(小池友妃子) 部会長。 74 ◆部会長生田綱夫) 小池部会員。 75 ◆部会員(小池友妃子) 1回やったということなんですが、それはどのくらいの人数の方が実際やられたのかというのは教えていただいていいですか。 76 ◆防災課長川村哲弘) 部会長防災課長。 77 ◆部会長生田綱夫) 防災課長。 78 ◆防災課長川村哲弘) 今回、このワークショップ津波避難訓練をしたのが16名ということになります。 79 ◆部会員(山口春美) 部会長。 80 ◆部会長生田綱夫) 山口部会員。 81 ◆部会員(山口春美) 2ページの地図のところですよ。2ページのところの川口町の、これは川口農業センターですか、丸が避難所という形でついていますが、これは鉄筋なので2階があれば十分ということでここに来ることになっているの。  ここの、この図面でいうと左側のところに、その例の国土交通省がつくる避難場所、防災拠点をつくることになっているんだけど、これでは2メーターなので、この現況の避難所として位置づけていくには余りにも低いんじゃないのかね。  だから、ここの国土交通省のやつは早く、急いでやってもらわないと、実際には、これだけピンクばっかりのところなので、結いの家にもなかなか行けないとかという人たち、この辺の集落の人たちも若干みえるもんね。川口町に行くんだけど、それでもまだ来ちゃうという場合も想定して、ここは急いでやってみえるのか、国土交通省は。できたばっかりのものはだめかん、液状化してすぐ壊れちゃう? 82 ◆防災課長川村哲弘) 部会長防災課長。 83 ◆部会長生田綱夫) 防災課長。 84 ◆防災課長川村哲弘) まず、川口農業センターのことからお答えしますと、川口農業センターは避難所ではあるんですけど、やっぱり地盤が低いということで、まず、そこに一時退避という想定はしておりません。あくまでもやはり結いの家と、それから中電の川口寮を想定しておりまして、川口農業センターも屋上があることはあるんですけれども、やっぱり人数もちょっと少ないというのもありますし、やっぱり高さが低いというのもございまして、川口町の町内会の方たちは町内会で川口の結いの家と中電に避難するというふうにもう全て決めておるそうです。  先ほど言った国交省の土を盛るという話なんですけれども、今現在、盛っておる最中というふうには聞いておりますけれども、最終的には、そこが何らかの退避施設になれたらいいなぐらいの、まだそれぐらいの感覚で今思っているというところです。 85 ◆部会員(山口春美) 部会長。 86 ◆部会長生田綱夫) 山口部会員。 87 ◆部会員(山口春美) 強度はもちろんあるし、川口センターの屋上以上にもなるもんね、高さ的には、もし完成すれば。強度なもので液状化もしないような対策も含めてやられて、とりあえずそこに逃げればみずから避難できるという形になるのか。  避難所よりも一時避難所のほうがレベルが高いんですか。この赤の丸も大きいし、こっちのほうがレベルが高いのかなと思ったんだけど。 88 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 部会長、市民協働部長。 89 ◆部会長生田綱夫) 市民協働部長。 90 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 一時退避避難場所というのは、あくまでも命を守るための場所です、そこに逃げてください。避難所というのは、そこで生活する場所です。ですからもう完全に違います。  ですから、川口の方はもう一時避難場所に避難していただいて、まず、とりあえず命を守っていただく。避難所生活になりましたら、中央とか新川のほうの避難所のほうに移っていただいて、避難生活をしていただくという形になるとは思っています。 91 ◆部会員(山口春美) 部会長。 92 ◆部会長生田綱夫) 山口部会員。 93 ◆部会員(山口春美) 使えないということだね、だから高さ的にも。無理で。      (「はい」という者あり) 94 ◆部会員(山口春美) それも地元の人は徹底しているのね。 95 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 部会長、市民協働部長。 96 ◆部会長生田綱夫) 市民協働部長。 97 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 災害についてもいろいろありますので、津波だとかという話であれば使えないということです。 98 ◆部会員(加藤厚雄) 部会長。 99 ◆部会長生田綱夫) 加藤部会員。 100 ◆部会員(加藤厚雄) 最大の地震ということで話させてもらうと、これもつくってありますので、29ページに避難経路が載っていて、それで、37ページに避難ルートの検証というところがあって、そこにも書いてありますけれども、沿道に木造家屋があり倒壊する可能性があると。ほれと、あと、ブロック塀が倒れていると。  私、もうずーっと言っていますけど、早いところ、これ、可能性があるといって対策は何も言っていませんでしたので、早く空き家対策と狭隘道路の解消をしないと、2メーターぐらいの道路に建物が壊けてブロック塀が倒れてと、また、そうでなくても皆さん、車をとめるのかどうするか知りませんけれども、走行中にね。完璧に人が通れないような状況というのが碧南市には、今言ったように狭隘道路が118キロありますので、この対策というのは、部署が違いますけれども、どのように空き家と狭隘道路を考えているのかというのをお聞きします。 101 ◆防災課長川村哲弘) 部会長防災課長。 102 ◆部会長生田綱夫) 防災課長。 103 ◆防災課長川村哲弘) これの計画をもとに、来年度、パンフレット等をつくっていくんですけれども、そのパンフレットの中に、先ほど言いましたブロック塀だとか、それから狭隘道路、その辺の啓発も含めて記載をしていって、的確な避難誘導のほうをしていきたいというふうに考えております。 104 ◆部会員(加藤厚雄) 部会長。 105 ◆部会長生田綱夫) 加藤部会員。 106 ◆部会員(加藤厚雄) 私はずーっと議会でも聞いていたんだけど、全て抽象論です。全て抽象論で、今までどおり1年間に1キロ、118年かけてやるという返事なんですよ。だから、これも今言ったように118年かけてやるの、狭隘道路は。 107 ◆副市長(松井高善) 部会長、副市長。 108 ◆部会長生田綱夫) 副市長。 109 ◆副市長(松井高善) 計算上でいくと118年ということになりますが、担当も申しておりますけれども、その重要性というのは十分認識をいたしておりますので、粛々と進めていくということでよろしくお願いします。 110 ◆部会員(加藤厚雄) 部会長。 111 ◆部会長生田綱夫) 加藤部会員。 112 ◆部会員(加藤厚雄) だから、もう一点は、今、空き家も結構市のほうが指導をして、また大分除却された部分もあるんですけれども、これ、明らかに今言ったように避難ルートで倒壊する可能性があるというやつはもう早目にやっておかないと、倒壊してそのルートが通れませんじゃ話にならないので、本当に狭隘道路も空き家対策も本当にここだけはやっておかないと、完璧に避難するときに困るというようなところを優先的でもいいですので、若干力を入れていかないと私はだめなような気もするんだけど、もう一回答弁を求めていいですかね。 113 ◆防災課長川村哲弘) 部会長防災課長。 114 ◆部会長生田綱夫) 防災課長。 115 ◆防災課長川村哲弘) 何度も同じ回答になってしまうんですけれども、我々としては、来年度のパンフレットにその辺の重要性も含めてしっかりと記載のほうはしていきたいというふうに考えております。 116 ◆部会員(山口春美) 部会長。 117 ◆部会長生田綱夫) 山口部会員。 118 ◆部会員(山口春美) 11ページのところの大浜地域の南プラ中心に書いてあるんですが、伊勢区画整理というと、2メーターメーターのところですか、この色は、オレンジ色と黄色の中間でなっているんですが。  ここは今から高層のものをつくって、一定の避難的な役割をするものを計画していくんじゃないんですか。ここにもちゃんとその方向性をきちっと明記すべきだと思うんだけど、一切、伊勢の周辺のことは書いていないんですけど、私もここら辺の具体的な場所というのが特定できないんですけど、このピンクが集中している矢印がこっちへずーっと並んでいて、ピンクが集中している辺じゃないですか、伊勢って。この11ページの図の。 119 ◆防災課長川村哲弘) 部会長防災課長。 120 ◆部会長生田綱夫) 防災課長。 121 ◆防災課長川村哲弘) 部会員言われる場所が、色でいいますと大体1メートルから2メートルの浸水区域にはなります。 122 ◆部会員(山口春美) 部会長。 123 ◆部会長生田綱夫) 山口部会員。 124 ◆部会員(山口春美) 伊勢の計画はもうこれで区画整理もほぼ終えんして、次の子育てセンターにするのか保健センターにするのか、何だかわからないけど、とにかく一定の高さのある頑強なものをつくって、命を守る施設としても位置づけを明確にして決めていってもいいんじゃないの、ここはもう。これ、何の対策もないじゃん、この11ページは、矢印が書いてあるだけで。南プラにまず逃げるんだけど、この伊勢の辺の人たちだって困るわけでしょう。最低南プラに行かないかんだもんね。どうよ。 125 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 部会長、市民協働部長。 126 ◆部会長生田綱夫) 市民協働部長。 127 ◆市民協働部長(遠山隆夫) あくまでもこれは現在の状況でやっていますので、今ないものに対して避難しろということも書けませんし、あるものでそれを目指して避難していただくと。  新しく計画でどういう形になるかわかりませんけど、このエリアの中でそういう施設が建つようでしたら、当然防災の担当としてはその防災拠点としてでもやっていただくようなことは申し上げていっていきたいと思います。 128 ◆部会員(山口春美) 部会長。 129 ◆部会長生田綱夫) 山口部会員
    130 ◆部会員(山口春美) 目標年度も持たずに、毎年のように新しい情報が入ってきたらどんどん加えていくということなので、やっぱり方向性が出てきたら、この辺にきちっと大きな、緑マークか、一時避難所、一時か、避難所でも。二重丸はできるね、中は赤もある、外は一時避難所という形で、ここにちゃんと、ちょうどど真ん中、何もないので、書くような方向性を早く出していただきたいなというふうに思います。これ、要望しておきますけれども。まだあるよ、いっぱい。 131 ◆部会長生田綱夫) 要望です。 132 ◆部会員(小池友妃子) 部会長。 133 ◆部会長生田綱夫) 小池部会員。 134 ◆部会員(小池友妃子) 先ほど部長のほうで結いの家とか一時ですよというお話をされました。私はそこからがすごい大切なことだと思うんですけれども、もちろん一時、命を救うために一時のところに逃げなきゃいけないんですが、その後、高いところにさらに逃げて、避難所のほうに行かなきゃいけないと思うんですが、大災害のときに、周りがもう通れないですよね、水もすごくて。どうやって運ぶのかということが、例えば結いの家だったら、そこで今住んでいる方もいて、健康な人でもなかなかそういったときには難しい状態になると思うんですが、寝たきりの人とかも命を救わなくてはいけないので、どのような方法で、新川なら新川、高いところに運んでいくのかということは考えていらっしゃるんでしょうか。 135 ◆防災課長川村哲弘) 部会長防災課長。 136 ◆部会長生田綱夫) 防災課長。 137 ◆防災課長川村哲弘) 当然こういった地域ですと、周りが水浸しになって孤立してしまう場合も当然ございますので、そういった際は、当然救助ということが必要になってきますので、警察であるとか、消防であるとか、あとは防災ヘリ、そういったところと連携をとって船であったり、ヘリコプターであったりで救助に行って、安全な避難所に運ぶという形になります。 138 ◆部会員(小池友妃子) 部会長。 139 ◆部会長生田綱夫) 小池部会員。 140 ◆部会員(小池友妃子) それはもうその時間的にも、例えばここで同じように東北大震災みたいなことが起こったとしたときに、時間的にもっと早く来てくれれば助かったのにって命にならないような対策というのも、もう連携としてとっていらっしゃるという理解でよかったでしょうか。 141 ◆防災課長川村哲弘) 部会長防災課長。 142 ◆部会長生田綱夫) 防災課長。 143 ◆防災課長川村哲弘) 救助する側のほうも当然その人数が限られていますので、当然、碧南市が被災したときは多分近隣のほうも多分同じような被災をしておりますので、どういった形になるかわからんですけれども、要請のほうはしっかりと行っていきたいというふうに思います。 144 ◆部会員(小池友妃子) 部会長。 145 ◆部会長生田綱夫) 小池部会員。 146 ◆部会員(小池友妃子) 本当に碧南市、本当に海に、水に囲まれているところで、もちろん大災害が起こったときに人口的には少ない地域なのかもしれないんですが、命という意味では本当に大切なことなので、市を挙げて県や国に要望していっていただいて、1人でも多く救っていただけるような対策をしっかりとっていただきたいと思います。これは要望です。 147 ◆部会長生田綱夫) 要望ですね。 148 ◆副部会長(神谷 悟) 部会長。 149 ◆部会長生田綱夫) 神谷副部会長。 150 ◆副部会長(神谷 悟) 非常に精度のいいマニュアルをつくっていただいてありがとうございます。  今の関連なんですが、このマニュアルを見て思ったんだけど、東日本のとき、塩釜に視察行ったときかな、二、三日は水が引かなかったって言っておったんだけど、その辺でこれはどのぐらいの、例えばこのオリーブの辺とか、川口の辺、さっきの結いの家とか、あの辺はどのぐらいで大体水が引いていくという想定は出ておるのか、出ていないのか教えてください。 151 ◆防災課長川村哲弘) 部会長防災課長。 152 ◆部会長生田綱夫) 防災課長。 153 ◆防災課長川村哲弘) 度合いにもよるんですけど、どれだけかかるという想定は今持ってはいないですけれども、国土交通省のほうに排水ポンプ車がございますので、そこに働きかけて、一日も早く水が引くようには要請はしていきたいというふうに思います。 154 ◆副部会長(神谷 悟) 部会長。 155 ◆部会長生田綱夫) 神谷副部会長。 156 ◆副部会長(神谷 悟) 一日も早く水が引くのは本当に大切なことだと思うんですけど、せっかくこれをつくっていただいて、一番孤立しやすいというか、全部碧南市のを見たんだけど、やっぱりオリーブさんのところと川口と前浜がもう孤立しちゃって、結構水もたくさん深いということで、この一時というのは一時なんだけど、先ほど小池部会員も言われておったんだけど、命は守れるんだけど、そこで二、三日はというふうなことも考えないかんということで、これからちょっと備蓄品とか水とかを多くしていくよとか、そういう今後の取り組みは考えているのでしょうか。お聞きします。 157 ◆防災課長川村哲弘) 部会長防災課長。 158 ◆部会長生田綱夫) 防災課長。 159 ◆防災課長川村哲弘) 今備蓄品のほうは避難所で粛々とやっておるんですけれども、今言われたような、孤立してしまうということで追加でといいますか、備蓄することは考えていないんですけれども、そういったところがなれば一日も早くまずは救助をしてもらうということを優先に考えていきたいというふうに思います。 160 ◆副部会長(神谷 悟) 部会長。 161 ◆部会長生田綱夫) 神谷副部会長。 162 ◆副部会長(神谷 悟) まずは救助が一番大切かもしれんけど、やっぱり広域なので、もう自分の命を守るのは自分たちで守らないかんのは確かなんだけど、でも、やっぱりそう簡単に碧南市だけ来てくれるということは絶対あり得ないので、少しはそういうことも考えてこれからちょっと、せっかくつくったので、その辺も考えながらやっていってほしいなと思いますので、要望しておきます。 163 ◆部会員(山口春美) 部会長。 164 ◆部会長生田綱夫) 山口部会員。 165 ◆部会員(山口春美) 県は津波避難計画のチェックリストというのを11項目にわたってやっていますよね。当然これをチェックされてつくられたと思うんだけど、この中に、例えば3の、3)で、避難路等の指定、設定、それから4の4で避難路の指定等があります。  それで、本文のほうの29ページのところに、若干避難路、避難経路の検討、避難路として定め周知に努めると、こうなっているんだけど、具体的には何もないです、こっち。そのぐらいしかないですよね、避難路について記述されているのは。  この間、予算委員会で私が避難路を指定し、市が、そこの両脇に並ぶブロック塀については、ちゃんと耐震診断の義務づけが1月からされていますよと、法整備で。そうしたら、建築課だよっていってそれっきりになっているんだけど。  建築課だよでもいいけれども、縦線も含めて、建築課のほうの耐震計画の中では避難路についても今後、すごく微妙な書き方で、まだきちっと確立していないので、今後さらに精査、検討して確定していくということは明記してあるの。  そこの中に1月の法改正が入ってきたんですよ。でも、建築課のほうは触っていない。とすると、ここに書いてあるチェックリストの中からいっても、あなたたちが、通常な大きな非常品の運搬道路についてはやられたそうだわ、建築課も。だけど、本当に必要なのは川口や前浜や、そこらの人たちが実際に行く避難路を決めたの、決めていないの、これ、何も書いていないけど。  決めて指定し、そこの両脇の人たちに、あなたたちには耐震調査の義務がかかっていますよということを知らしめないかんのだけど、1月から法施行されているので。それ、検討してもらった、あれから、予算委員会から終わってから。それ、必須ですよ、逃げるまず大前提として。 166 ◆防災課長川村哲弘) 部会長防災課長。 167 ◆部会長生田綱夫) 防災課長。 168 ◆防災課長川村哲弘) 建築のほうとも話をしたんですけれども、まず、この法律で、この碧南市において該当する道路というのが、第1次と第2次の緊急輸送道路がこの法にかかってくる道路となります。  なので、ハザードマップの記載があるんですけど、この第1次と第2次の緊急輸送道路がここの避難路という位置づけになってくるというふうに聞いておりますので、今回、我々がつくろうとしておる避難路とはちょっと趣旨が違うといいますか、災害が起こったときに、例えば応援だとか、復旧だとか、そういったものがスムーズにできるように通行の支障になるような、支障になっては困る道路をまず指定をするということで進んでおるというふうに聞いております。 169 ◆部会員(山口春美) 部会長。 170 ◆部会長生田綱夫) 山口部会員。 171 ◆部会員(山口春美) 昔のユニーが、それが倒れちゃうと、アンダーのところにとまってしまうので、それや建てかえも含めてこれは修正されても、ほかには危険なところはないそうだわ、大型の緊急車両の通るところはね。  だけど、このチェックリストでいうと、目標地へ最短時間で到達できる避難路、避難経路をして設定だよ、これ、どうやってクリアしたの、今回の計画をつくるに当たって。避難路の指定については市町村が指定しているか、安全性を確保されているか、機能性は確保されているか、このチェック項目3つあるんだけど、どうやってクリアされたの。何にも書いていないけど、これ。 172 ◆防災課長川村哲弘) 部会長防災課長。 173 ◆部会長生田綱夫) 防災課長。 174 ◆防災課長川村哲弘) 我々、この防災、津波の避難計画をつくるに当たって、この避難路というのは、その建築でいう避難路とは違いまして、我々が独自で定める避難路という形になります。今回で定めておる、まず避難路というのが、先ほどの参考資料3でいうところの星印が書いてあるようなところから避難所まで、安全なところまで行く道路が避難路という位置づけをしておりまして、避難経路というのは津波が想定してある大きな矢印ですね、これがいわゆる避難経路という位置づけをしておりますので、来年度は、これをもとにもうちょっと具現化していって、わかりやすくしていきたいというふうに思っております。 175 ◆部会員(山口春美) 部会長。 176 ◆部会長生田綱夫) 山口部会員。 177 ◆部会員(山口春美) だから、チェックリストの避難路の指定については、市町村が指定しているかというのはしていないので、今は、同じように川口町、田んぼの農作業をしている人が行くにしたって、あっち行ったらいいのか、こっち行ったらいいのか一番近いところ行けばいいんだけど、それは自由意思じゃないもんね。これ、指定するって書いてあるもの、この経路について、避難路について。それを入れた図面をちゃんとこのもっと細密化するのかしないかわからないけどつくらないと。その指定したところに、当然だわね、ブロック塀が倒れていたりしたらいかんので、その義務づけがされたのが1月ですよ。だから、それは別のことを言っていて、そこどまりになっているの、建築課は。あなたたちだよ、やることは。ここの義務づけされているので、それを公布することと、危険ですというところをチェックすることと、それをやるのはあなたたち、何者でもない、まさに皆さん方がやらないと。建築課なんかそれで終わっているもの。  だから、ちゃんとこれから経路まで含めて明記し、そして、みんなで避難訓練やるときにはこの道を使おうねということまで徹底されるんでしょう。西端だって宮下住宅の上なんかやぶがあって、どうやって行くのかというのもここに書いてあるじゃないですか。西端のところも、結構あそこも浸水地域で過去に経験があるので。それ、全然避難路については何にも書いていないよ、だから。星のところまで自分で手繰っていってくださいでないだら。 178 ◆防災課長川村哲弘) 部会長防災課長。 179 ◆部会長生田綱夫) 防災課長。 180 ◆防災課長川村哲弘) あくまでも来年は、これをもとに具体的な図面をつくっていくんですけれども、部会員言われるような義務づけがあるという指定の仕方はないです。碧南市のこういったブロック塀というのが存在しないということです。 181 ◆部会員(山口春美) 部会長。 182 ◆部会長生田綱夫) 山口部会員。 183 ◆部会員(山口春美) それから、県はなかなか厳しく決めてみえて、情報も欠けているわね。15%そこそこのメールの取得率では全然無理なので、情報も全然不足しているけれども。  例えばその他の留意事項で、ここはあおいパークぐらいしか書いていないけど、具体的には、県のほうは観光客、海水浴客、釣り客等も書いてあるんですよ。うちなんか釣り広場もあるし、さっき言ったスケートボードもあるし、それから港湾会館があるし、そういう人たちにやっぱり同報無線も必要ですけれども、サイレンや旗や電光掲示板により伝達するということも書いてあります。  だから、釣り広場や、もし何が何でもスケートボード場をつくるのなら、工事場にある赤や黄色のくるくる回転灯で、しかも音が出て、ウーウーウーウーっていえるような設備が絶対必要だということが書いてあるじゃないですか。  港湾会館はJアラートが直でつないでおるかね。それで、館内放送は多分やられると思うけど、即座に今津波が来ていて大変ですということは徹底できるの、港湾会館。除いちゃいかんよ、この臨海部も。 184 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 部会長、市民協働部長。 185 ◆部会長生田綱夫) 市民協働部長。 186 ◆市民協働部長(遠山隆夫) さきの本会議でも申し上げましたけど、来年度からは、緊急速報メールですか、エリアメールというのを導入します。それはもう携帯電話を持っていたら自動的に入ります。津波警報が来ましたと。  ですから、携帯電話を持っている方は全て入りますので、同報無線だとかという聞こえる、聞こえんよりも確実に情報は伝わりますので、大丈夫だと思っております。 187 ◆部会員(山口春美) 部会長。 188 ◆部会長生田綱夫) 山口部会員。 189 ◆部会員(山口春美) だけど、この市町村津波避難計画の策定指針を十二分に読まれてつくられたんでしょう。その中にきちっとそういうことが書いてあるの。特に釣り広場なんて津波が来たら、波に飲まれちゃうこともあるので、やっぱり回転灯だとか、それから音だとかさまざまな方法を駆使して、特に外にみえる人たちには伝わらないわけだから、やりましょうって言っているよね。これ、どこでどうやって名古屋大学の人たちと一緒にクリアして、これを省いちゃったのか知らないけれども、この指針に基づいたってやっぱり必要性はあるんじゃないの。 190 ◆防災課長川村哲弘) 部会長防災課長。 191 ◆部会長生田綱夫) 防災課長。 192 ◆防災課長川村哲弘) 今言われておるのは、54ページの観光客等の避難対策というところに今記載がされておるんですけど、ここにあおいパーク等の観光施設があり、観光客や釣り人が訪れる、こうした一時的な来訪者の安全を確保するため、津波警報等の迅速かつ的確な伝達方法のための対策を検討することとするということで、来年度につきましては、先ほど部長が申し上げましたようにエリアメールを導入しますので、確実に伝達のほうはしていけるというふうに考えております。 193 ◆部会員(加藤厚雄) 部会長。 194 ◆部会長生田綱夫) 加藤部会員。 195 ◆部会員(加藤厚雄) いろいろたくさんやっても、気にかけている人はわかるんですけれども、当然防災訓練に来ている人もいいですし、町内の役員もいいですし、市役所職員もいいんですけれども、伊勢湾台風があっても高齢者というか、防災メールもやっていない人は、テレビもそうしょっちゅうずーっとやっておるわけじゃないもんで。だから、その避難所がわからないというね。確かにリュックサックの非常袋も配ったけどとかと言っちゃっておるし、ハザードマップもあるよと言うけど、そんなの見たことないとかね。  何か工夫をしてもらって、冷蔵庫に張るようなマグネット方式でもいいし、財布とか名刺に入るような細かく折るやつでもいいし、先ほどの緊急メールにしても、やっていない人はやっていないもんね。メールも携帯もスマホも持っていないという方もみえるもんで、それをやっても確かにいまだにどこに避難をすればいいかという人も出るかもしれませんですけれども、なるべく少なくするために何か持ち運べられるような、何か広報の1ページにそれが載っておったみたいなふうだと、全然広報を見ない人は広報を見ませんので、だから、本当に広報を見なくても、何か別バージョンで何か折りたたむような財布とか、何か新しい工夫をして多くの人に、あっ、そういえばこういうのあったなというような、今のところ何か工夫しているということはありません? 196 ◆防災課長川村哲弘) 部会長防災課長。 197 ◆部会長生田綱夫) 防災課長。 198 ◆防災課長川村哲弘) 今のところ、そういったことは考えていないんですけれども、来年度、パンフレット等をつくっていくものですから、他市の先進的な事例もちょっと踏まえまして、そういったものがあれば取り入れるところは取り入れていきたいというふうに考えております。 199 ◆部会員(山口春美) 部会長。 200 ◆部会長生田綱夫) 山口部会員。 201 ◆部会員(山口春美) 前、防災にみえた加藤さん、後ろにみえるんですけれども、テレビに登場して、企業の中でも防災計画なんかをつくっていくということで頑張っていこうとしたら移転になっちゃったもんだから。  当然、この津波計画をつくられたら、この会社の中では仕事をしてみえるので通常は音が入らないわね、よっぽど呼び出しのマイク装置がある、大企業なんかはあるけれども、そこら辺で同じような津波避難の対策について、例えばJアラートが入るようになっているのか、全労働者に周知徹底できるような音響設備がどのぐらい整っているのか、そういう調査はされたことあるんですかね。4メーターあるから大丈夫って平気で仕事しておるわけじゃないでしょう。地震が起こったり津波が来そうなときは当然避難するんだよね、自分たちの2階も含めて。  そのとき、つくりつつあったじゃないですか、加藤さんが訪問してね。だから、それがどこまで到達しているのか、実際に音響設備がない中小業者の中では、知らんだりしていることはないとは思うけど、そういうことはないよね。そこをチェックしているかね。 202 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 部会長、市民協働部長。 203 ◆部会長生田綱夫) 市民協働部長。 204 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 私は前から申し上げていますけど、碧南の場合は、津波があるということを想定していただいて、地震があったらまず逃げていただく。津波警報が出ていないから逃げないじゃなくて、まず逃げていただく。だから、津波警報が出ていないから、連絡がないから逃げなかったって、そんなことじゃなくて、逃げていただく。まず、垂直避難をしていただくということが大前提ですので。それが海溝型なのか直下型地震なのかというのは後にならないとわかりませんので、だからとりあえず逃げていただく。ですから、大丈夫だと思っています。 205 ◆部会員(山口春美) 部会長。 206 ◆部会長生田綱夫) 山口部会員。 207 ◆部会員(山口春美) 音響設備が一時に、工場の中に伝わるようになっているのかどうかということもチェックしていないでしょう。一応そういう計画は持っていて、当然働いていても、がっと揺れたらさっと逃げるというふうには本能的にはなるかもしれないけど、それがちゃんと企業ごとに計画が策定されていて、当然避難訓練なんかもやられていて、こういうものも企業にも配るわけでしょう。真っ白けになっているけど、地図上では。でも、一番危険なところで働いてみえるわけだもんね。  その到達度合いが、情報なんかとらんでも自分で逃げてこいって言わっせるけど、そう言ったって、私たち、議会でこうやって論議しているわけだもんで、到達がどのぐらいになっているのかぐらいは報告してもらわないと。 208 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 部会長、市民協働部長。 209 ◆部会長生田綱夫) 市民協働部長。 210 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 臨海工業地帯防災連絡協議会だとか、うちの企業応援係が回っていただいてBCPを作成するだとか、いろいろ防災については周知をしておりますので、各企業で避難訓練をしていますので、何%というのは私どもは把握していませんけど、ちゃんと避難訓練等は考えていただいておりますので大丈夫だと思っています。 211 ◆部会員(山口春美) 部会長。 212 ◆部会長生田綱夫) 山口部会員
    213 ◆部会員(山口春美) だろうだろうと言っていて、実は半分ぐらいしかやっていなくて、特に中小のところは全然なかったということで結果としてわかってしまうといかんので、状況を一遍、そう言ったって、それをまとめるのが担当だもんだから、次の担当者、次の部長さんを中心にぜひ、臨海部を抱えて、そこの人たちの命も守らないかんという、私たち、責務があるので、到達状況を一遍どこかの段階で教えてくださいよ。やられていると思ってあぐらをかいておったらとんでもなかったということじゃないように。お願いします。 214 ◆部会長生田綱夫) 要望です。  ほかに。      (「なし」という者あり) 215 ◆部会長生田綱夫) ほかに質疑もないようですから、これにて報告を終わります。  以上で、協議事項は終了いたしました。  これにて総務文教部会を閉会いたします。                            (午後 2時 32分 閉会) ───────────────────○──────────────────── 以上は、碧南市議会協議会総務文教部会の記録である。   平成31年3月26日                碧南市議会協議会総務文教部会                  部会長  生 田 綱 夫 Copyright © Hekinan City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...