碧南市議会 2018-12-21
2018-12-21 平成30年第6回定例会(第5日) 本文
本案に対する
委員長報告は
原案可決であります。
本案は
委員長報告のとおり決することに賛成の
議員の
起立を求めます。
(
賛成者起立)
32 ◆議長(沓名 宏)
起立全員であります。
よって、議案第63号は原案のとおり可決されました。
次に、
議案第64号の討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論を省略いたします。
これより
議案第64号の採決をいたします。
本案に対する
委員長報告は
原案可決であります。
本案は
委員長報告のとおり決することに賛成の
議員の
起立を求めます。
(
賛成者起立)
33 ◆議長(沓名 宏)
起立全員であります。
よって、
議案第64号は原案のとおり可決されました。
───────────────────・・───────────────────
34 ◆議長(沓名 宏) 日程第13
議案第65号「
碧南市
市民活動センターの
指定管理者の指定について」を議題といたします。
本案は
総務文教委員会に付託してありました。
よって、
審査結果について
委員長の
報告を求めます。
35 ◆8番(
生田綱夫) 議長、8番。
36 ◆議長(沓名 宏)
総務文教委員会委員長。
37 ◆
総務文教委員会委員長(
生田綱夫) 去る12月11日の本会議におきまして、
総務文教委員会に付託されました
議案第65号について、
審査の結果の
報告をいたします。
本
委員会は12月12日に開催し、慎重
審査いたしました結果、
議案第65号「
碧南市
市民活動センターの
指定管理者の指定について」は
起立多数であり、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で、
審査結果の
報告を終わります。
38 ◆議長(沓名 宏) ただいま
委員長報告が終わりました。
ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」という者あり)
39 ◆議長(沓名 宏) 別に質疑もないようですから、これにて質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
山口春美議員から討論の通告がありますので、発言を許します。
40 ◆9番(
山口春美) 議長、9番。
41 ◆議長(沓名 宏) 9番。
42 ◆9番(
山口春美) おはようございます。
議案第65号「
碧南市
市民活動センターの
指定管理者の指定について」、
日本共産党碧南市
会議員団を代表して
議案に反対の立場から討論を行います。
指定管理制度は、平成15年9月の
地方自治法の一部改正により、地方自治体の公の施設の
管理運営に関して創設された制度です。
これまでの公の施設の
管理運営主体は、
公共性の確保の観点から市の
出資法人や
公共的団体等に限られていましたが、この改正によって
民間事業者や
NPO法人、
ボランティア団体等幅広い団体にも
管理運営を委ねることができるようになり、公の施設の
管理運営に民間の能力を積極的に導入していくことが可能となりました。
碧南市においては、平成17年3月18日付で条例、規則をつくり、
指定管理者は非公募の
任意制度としてスタートしました。その後、
禰宜田市長になってから、いわゆる民間の
公募型指定管理制度が始まり、
市民活動センター、
芸術文化村の
シアターサウス、
エメラルドホール、新川町
駅西駐車場、来年度からは明石公園と公の施設を民間に託すやり方が広がってきました。
公の施設は、住民の福祉を増進する目的で利用される施設です。
指定管理制度は、
公共事業に市場を広げて
企業利益を上げようと
経済界が
規制緩和を求め、
経済界は2兆円市場、
設備投資なしでもうけられるなどと歓迎しました。
碧南市では、現在15施設を
指定管理にし、うち6施設が公募の
指定業者です。
市民活動センターは、平成31年から36年までの5年間で8,875万円、年間1,775万円の
指定管理料です。あいくる施設内なので、
光熱費の負担はありません。
全国各地では、
社会福祉協議会などが
市民ボランティアとともに活動しています。大災害があった場合でも、全国の
ボランティアをまとめ活動していただく拠点となっています。
文字どおり住民の命と暮らしを守るべき場所が、特定非
営利活動法人とはいっても各自治体をまたにかけて事業を行っている方々に依存していいのでしょうか。
碧南市は、全国でも例のない
公立保育園5園を
社会福祉協議会に移設しているために、
社会福祉協議会が本来の仕事ができなくなっていると思われます。
議案66号の
心身障害者福祉センターは、非公募で
社会福祉協議会が受けています。
議案第67号のここるっくしんかわは、公募で
社会福祉協議会となります。
福祉センターあいくるは、10月18日、
指定管理審査委員会を開催して、5年間で1億3,297万円、年間2,638万円で決定したのに、議会では
付託委員会で質問されて初めて、来年度から
市直営に戻すことを明らかにしました。
あいくるは、2階
駐車場の雨よけを
建築確認申請もとらず設置し、
違法建築として撤去し、320万円の公金を無駄にしたばかりです。そのとき
社会福祉協議会と市当局がなれ合い、工事費は
碧南市負担、修繕費は10万円以上は
碧南市負担という自分たちが決めたルールさえ違反したのです。
市長を初め幹部が深々と謝罪のおじぎをしたのは形ばかりだったのでしょうか。平気で、本会議で
指定管理者制度のあり方を見直すべきだと日本共産党が指摘しているのに、腹の中で舌を出して答弁せずにいたのです。こういう態度が、公金をあずかる姿勢や行政をあずかる立場と相入れないのです。
あいくる
指定管理は、事実上、
光熱費で維持管理費ばかりでした。ならば、川口農業センターと前浜集落センターも
光熱費のみですから、あいくるのように
市直営に戻すべきでしょう。
新川と大浜まちかどサロンは、高齢者などが気軽に自由に集まれるサロンとして今から特に必要な施設です。ランチ会やいろいろなイベントをやっても、収益は相殺して市が吸い上げてしまうのでは、次への事業の資金も確保できません。ましてや、最低賃金で短時間労働のため年金も健康保険もなしの状況です。
こうした劣悪条件の管制ワーキングプアや5年ごとの契約で期限つき労働を甘んじて行っているのは許されません。最低1時間1,000円、その先は1,500円にするべきです。本人が希望されるなら、保険も年金もある労働条件にすることが必要です。わずか600万円、700万円の中から
光熱費を徴収することもなくすべきでしょう。
以上、公の施設に対して、市当局が積極的に役割を発揮することを改めて求め、討論とします。
43 ◆議長(沓名 宏) 以上で、通告による討論は終わりました。
これにて討論を終結いたします。
これより
議案第65号の採決をいたします。
本案に対する
委員長報告は
原案可決であります。
本案は
委員長報告のとおり決することに賛成の
議員の
起立を求めます。
(
賛成者起立)
44 ◆議長(沓名 宏)
起立多数であります。
よって、
議案第65号は原案のとおり可決されました。
───────────────────・・───────────────────
45 ◆議長(沓名 宏) 日程第14
議案第66号「
碧南市
心身障害者福祉センターの
指定管理者の指定について」から日程第17
議案第69号「
碧南市大浜まちかどサロンの
指定管理者の指定について」までの4案件を
一括議題といたします。
本4案件は
福祉健康委員会に付託してありました。
よって、
審査結果について
委員長の
報告を求めます。
46 ◆12番(
鈴木清貴) 議長、12番。
47 ◆議長(沓名 宏)
福祉健康委員会委員長。
48 ◆
福祉健康委員会委員長(
鈴木清貴) 去る12月11日の本会議におきまして、
福祉健康委員会に付託されました
議案第66号から
議案第69号までについて、
審査結果の
報告をいたします。
本
委員会は12月13日に開催し、慎重
審査いたしました結果、
議案第66号「
碧南市
心身障害者福祉センターの
指定管理者の指定について」は
起立多数、
議案第67号「
碧南市こどもプラザここるっくしんかわの
指定管理者の指定について」は
起立多数、
議案第68号「
碧南市新川まちかどサロンの
指定管理者の指定について」は
起立全員、
議案第69号「
碧南市大浜まちかどサロンの
指定管理者の指定について」は
起立全員、であり、以上の4案件はそれぞれ原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で、
審査結果の
報告を終わります。
49 ◆議長(沓名 宏) ただいま
委員長報告が終わりました。
ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」という者あり)
50 ◆議長(沓名 宏) 別に質疑もないようですから、これにて質疑を終結いたします。
これより本4案件について、順次討論及び採決に入ります。
まず、
議案第66号の討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論を省略いたします。
これより
議案第66号の採決をいたします。
本案に対する
委員長報告は
原案可決であります。
本案は
委員長報告のとおり決することに賛成の
議員の
起立を求めます。
(
賛成者起立)
51 ◆議長(沓名 宏)
起立多数であります。
よって、議案第66号は原案のとおり可決されました。
次に、
議案第67号の討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論を省略いたします。
これより
議案第67号の採決をいたします。
本案に対する
委員長報告は
原案可決であります。
本案は
委員長報告のとおり決することに賛成の
議員の
起立を求めます。
(
賛成者起立)
52 ◆議長(沓名 宏)
起立多数であります。
よって、議案第67号は原案のとおり可決されました。
次に、
議案第68号の討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論を省略いたします。
これより
議案第68号の採決をいたします。
本案に対する
委員長報告は
原案可決であります。
本案は
委員長報告のとおり決することに賛成の
議員の
起立を求めます。
(
賛成者起立)
53 ◆議長(沓名 宏)
起立全員であります。
よって、議案第68号は原案のとおり可決されました。
次に、
議案第69号の討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論を省略いたします。
これより
議案第69号の採決をいたします。
本案に対する
委員長報告は
原案可決であります。
本案は
委員長報告のとおり決することに賛成の
議員の
起立を求めます。
(
賛成者起立)
54 ◆議長(沓名 宏)
起立全員であります。
よって、
議案第69号は原案のとおり可決されました。
───────────────────・・───────────────────
55 ◆議長(沓名 宏) 日程第18
議案第70号「
碧南市前浜集落センターの
指定管理者の指定について」及び日程第19
議案第71号「
碧南市川口農業センターの
指定管理者の指定について」の2案件を
一括議題といたします。
本2案件は経済建設
委員会に付託してありました。
よって、
審査結果について
委員長の
報告を求めます。
56 ◆10番(鈴木良和) 議長、10番。
57 ◆議長(沓名 宏) 経済建設
委員会委員長。
58 ◆経済建設
委員会委員長(鈴木良和) 去る12月11日の本会議におきまして、経済建設
委員会に付託されました
議案第70号及び
議案第71号について、
審査結果の
報告をいたします。
本
委員会は12月14日に開催し、慎重
審査をいたしました結果、
議案第70号「
碧南市前浜集落センターの
指定管理者の指定について」は
起立多数、
議案第71号「
碧南市川口農業センターの
指定管理者の指定について」は
起立多数であり、以上の2案件はそれぞれ原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で、
審査結果の
報告を終わります。
59 ◆議長(沓名 宏) ただいま
委員長報告が終わりました。
ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」という者あり)
60 ◆議長(沓名 宏) 別に質疑もないようですから、これにて質疑を終結いたします。
これより本2案件について順次討論及び採決に入ります。
まず、
議案第70号の討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論を省略いたします。
これより
議案第70号の採決をいたします。
本案に対する
委員長報告は
原案可決であります。
本案は
委員長報告のとおり決することに賛成の
議員の
起立を求めます。
(
賛成者起立)
61 ◆議長(沓名 宏)
起立多数であります。
よって、議案第70号は原案のとおり可決されました。
次に、
議案第71号の討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論を省略いたします。
これより
議案第71号の採決をいたします。
本案に対する
委員長報告は
原案可決であります。
本案は
委員長報告のとおり決することに賛成の
議員の
起立を求めます。
(
賛成者起立)
62 ◆議長(沓名 宏)
起立多数であります。
よって、
議案第71号は原案のとおり可決されました。
───────────────────・・───────────────────
63 ◆議長(沓名 宏) 日程第20平成30年請願第6号「税の徴収のありかたと、教育施策拡充についての請願」を議題といたします。
本件は
総務文教委員会に付託してありました。
よって、
審査結果について
委員長の
報告を求めます。
64 ◆8番(
生田綱夫) 議長、8番。
65 ◆議長(沓名 宏)
総務文教委員会委員長。
66 ◆
総務文教委員会委員長(
生田綱夫) 去る12月6日の本会議におきまして、
総務文教委員会に付託されました平成30年請願第6号について、
審査結果の
報告をいたします。
本
委員会は12月12日に開催し、慎重
審査いたしました結果、平成30年請願第6号「税の徴収のありかたと、教育施策拡充についての請願」は
起立少数で不採択すべきものと決定いたしました。
以上で、
審査の結果の
報告を終わります。
67 ◆議長(沓名 宏) ただいま
委員長報告が終わりました。
ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」という者あり)
68 ◆議長(沓名 宏) 別に質疑もないようですから、これにて質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
岡本守正
議員から討論の通告がありますので、発言を許します。
69 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。
70 ◆議長(沓名 宏) 2番。
71 ◆2番(岡本守正) こんにちは。日本共産党の岡本守正でございます。
平成30年請願第6号「税の徴収のありかた、教育施策拡充について」の請願書に、
日本共産党碧南市
会議員団を代表いたしまして賛成討論をいたしますので、よろしくお願いいたします。
請願第6号は、税の徴収のあり方と教育施策拡充についての請願であります。
1、税の徴収、滞納問題への対応から行ってまいります。
国内消費が冷え込んでいる中で、大企業の利益最優先でどんどん利益を上げておりますが、国民にはその景気は実感できません。2014年、消費税5%から8%の増税で家計消費は大きく落ち込み、その後も冷え込んだまま回復をしておりません。
さらに、安倍政権の経済政策、いわゆるアベノミクスで大企業は純利益が大きく増大しているのに、利益は国民に回ってきておりません。GDP統計から見ても、労働者賃金は16年、17年連続して減っています。さらに、ワーキングプアと言われる年収200万円以下の方が2,000万人近くみえます。小規模事業者もまた大変な状況で、滞納者の多くは払いたくても払えない、支払えない方が大半です。
10年以前、熊本県宇城市三角町の三角港で軽ワゴン車が海に転落して、家族7人のうち6人が水死した事故がありました。亡くなった方は市税滞納で、宇城市に移動販売車1台ともう一台と2台が差し押さえられ、タイヤをロックされ、商売ができなくなり、悲観して死を選んだのです。
国税徴収法には差押禁止財産があり、第75条の中には、「営業に従事する者のその業務に欠くことができない器具その他の物」があります。移動販売車にはそれに当たるのは明白で、自営業者は道具を差し押さえられたら収入の道が断たれ、生活ができなくなります。目的とする滞納金の徴収も、これもできなくなります。
これらを考えれば本末転倒であります。滞納処分で市民生活を破壊してならないというのが国税徴収法の精神ですから、差し押さえ禁止財産が決められておるのは当然であります。
碧南市の差し押さえ状況は、平成27年789件、平成28年699件、平成29年582件あります。税の滞納解決は、その方の事情をよくつかみ、相談をし、対応するとともに、地方税法第15条滞納緩和措置、税の猶予、換価の猶予、予定の滞納処分の停止の使用を初め、分納、減免などで対応していただくようお願いをいたします。
2、教育施策の充実について。
1)小中学校の普通教室、特別教室にエアコン設置を来年の夏に間に合うようにしていただきたいということです。また、体育館のエアコン設置についても推進していただくようお願いいたします。
2)就学援助制度の対象を生活保護基準額の1.5倍以下の世帯としていただきたいということです。年度途中でも申請ができることを周知徹底し、支給内容を充実してください。入学準備金は、新学期開始前に確実に支給していただくということをお願いします。
3)愛知県が行った小学校児童、中学校生徒調査で、子供の貧困の問題で学校教育、学習支援への取り組みを望む声が大きくあります。児童生徒の居場所づくりや無料塾、子ども食堂の取り組みを支援してください。
群馬県は、給食無料の先進県で、自治体の6割を超えております。小学校の給食費の無料化を推し進めていただきたいと思います。未納者が生じないように、当面減額、多子世帯に対する支援などを行ってください。
賢明なる皆さんに御賛同をお願いいたしまして、賛成の討論といたします。
72 ◆議長(沓名 宏) 以上で、通告による討論は終わりました。
これにて討論を終結いたします。
これより平成30年請願第6号の採決をいたします。
本件に対する
委員長報告は不採択であります。
それでは、請願を採択することについて採決をいたします。本件を採択することに賛成の
議員の
起立を求めます。
(
賛成者起立)
73 ◆議長(沓名 宏)
起立少数であります。
よって、平成30年請願第6号は不採択されました。
───────────────────・・───────────────────
74 ◆議長(沓名 宏) 日程第21平成30年請願第7号「介護・福祉・医療など社会保障の施策充実についての請願」を議題といたします。
本件は
福祉健康委員会に付託してありました。
よって、
審査結果について
委員長の
報告を求めます。
75 ◆12番(
鈴木清貴) 議長、12番。
76 ◆議長(沓名 宏)
福祉健康委員会委員長。
77 ◆
福祉健康委員会委員長(
鈴木清貴) 去る12月6日の本会議におきまして、
福祉健康委員会に付託されました平成30年請願第7号について、
審査結果の
報告をいたします。
本
委員会は12月13日に開催し、慎重
審査いたしました結果、平成30年請願第7号「介護・福祉・医療など社会保障の施策拡充についての請願」は
起立少数で、不採択すべきものと決定いたしました。
以上で、
審査結果の
報告を終わります。
78 ◆議長(沓名 宏) ただいま
委員長報告が終わりました。
ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」という者あり)
79 ◆議長(沓名 宏) 別に質疑もないようですから、これにて質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
磯貝明彦
議員から討論の通告がありますので、発言を許します。
80 ◆1番(磯貝明彦) 議長、1番。
81 ◆議長(沓名 宏) 1番。
82 ◆1番(磯貝明彦) 平成30年請願第7号「介護・福祉・医療など社会保障の施策拡充についての請願」について、
日本共産党碧南市
会議員団を代表して、賛成の立場で討論をします。
この請願は、介護・福祉・医療などの社会保障の施策拡充について、市町村レベルでの施策充実及び要望書、意見書を国、県に提出を求めるものであります。
安倍政権は、骨太の方針2018で社会保障を歳出改革の重点分野と位置づけ、財界の要求に沿って一層の国民負担増と給付の抑制、削減を打ち出しました。そして、2016年から2018年度までの3年間を改革集中期間として医療や介護の社会保障の自然増を大幅に抑制してきました。
この骨太では、2019年から2021年度を基盤強化期間と位置づけ、さらなる自然増の抑制、患者、利用者への負担増や抑制、削減を徹底する方針となっています。
医療の分野では、現行は原則1割である75歳以上の窓口負担の見直しがされ、2割負担が既に提起されております。また、かかりつけ医以外の外来で受診した患者から追加負担を徴収する受診時定額負担の導入や、薬剤費の自己負担の引き上げなども明記されています。
介護の分野では、要介護1、2の人の地域支援事業への移行による介護保険サービスの利用抑制、介護保険を利用するためには欠かせないケアマネジャーによるプラン作成の有料化、老人保健施設や介護療養病床で現在は自己負担がない多床室の部屋料の有料化などが明記されています。
低所得者や高齢者が多く加入する国保では、国保財政の健全化のためとして市町村の法定外繰り入れを解消させる施策の強化を打ち出しています。国保の法定外繰り入れは、保険料の負担緩和などを目的として市町村が一般会計から財源を繰り入れるもので、繰り入れができなくなれば、今でも高過ぎる国保料はさらに引き上がります。
多くの高齢者や障害者の重要な生活の糧である公的年金で、来年度、給付額を実質削減するマクロ経済スライドを発動しようとしています。年金給付額は毎年度改定され、物価などが上がれば給付水準維持のため同程度の引き上げを本来行うことになっています。
マクロ経済スライドは、少子高齢化に伴う保険料徴収の減少と年金給付の増大に備えるためとして導入され、物価などの伸び率よりも年金額改定率を低く抑えて実質削減にする仕組みです。
安倍政権の骨太で強化基盤と示されたのは、国民の願う社会保障充実ではなく、国民負担、給付抑制の基盤強化でしかありません。消費税10%への大増税とともに、骨太の具体化をストップする世論が求められているのではないでしょうか。そのため、国や県に対して多くの市町村議会が意見書、要望書を出していくべきではないでしょうか。
以上で、賛成討論とします。
83 ◆議長(沓名 宏) 以上で、通告による討論は終わりました。
これにて討論を終結いたします。
これより平成30年請願第7号の採決をいたします。
本件に対する
委員長報告は不採択であります。
それでは、請願を採択することについて採決をいたします。
本件を採択することに賛成の
議員の
起立を求めます。
(
賛成者起立)
84 ◆議長(沓名 宏)
起立少数であります。
よって、平成30年請願第7号は不採択されました。
───────────────────・・───────────────────
85 ◆議長(沓名 宏) 日程第22「常任
委員会の
報告」を議題といたします。
まず、
総務文教委員会の
報告を求めます。
86 ◆8番(
生田綱夫) 議長、8番。
87 ◆議長(沓名 宏)
総務文教委員会委員長。
88 ◆
総務文教委員会委員長(
生田綱夫) 平成30年度の
総務文教委員会行政視察の
報告をいたします。
総務文教委員会は、お手元に配付の
報告書の記載のとおり、10月17日水曜日から10月19日金曜日の日程で視察を行いました。
10月17日水曜日は、スーパーエコスクール実証事業について調査するため、京都市立金閣小学校で行政視察を行いました。
スーパーエコスクール実証事業とは、文部科学省の委託事業であり、学校運営上必要な年間エネルギーの消費を実質ゼロとするゼロエネルギー化を目指すエコ改修を行うとともに、学校施設を環境教育の材料や環境学習の発信拠点とすることを目的とした事業です。視察を行った金閣小学校は、建築後50年以上が経過し、老朽化対策が課題の小学校でした。スーパーエコスクール実証事業にかかわる改修の具体例としては、太陽光発電設備や風力発電設備等再生可能エネルギー設備の設置のほか、窓をペアガラスにしたり、自然通風を活用するため自動開閉換気窓にするなど、エネルギー消費を抑えるための設備を導入していました。
碧南市においても、校舎建て替えの際には、十分エコ対策を行っているところではありますが、違う視点からの改修ということで参考になるのではと思われました。
次に、10月18日木曜日は、大阪府堺市へ、スポーツタウン・堺について行政視察を行いました。
堺市は、誰もが「いつでも」「どこでも」「いつまでも」スポーツに親しむ環境を提供し、スポーツを通じた都市活力の創出に向けたまちづくり、スポーツタウン・堺を標榜としており、20歳以上の市民の週1回以上のスポーツ実施率の向上や小中学生の体力合計点を上げていくことを目標にしており、取り組みとしては、有数のスポーツ施設を活用した事業やセレッソ大阪レディースや堺ブレイザーズといったトップチームを身近に感じることのできる事業を展開しています。また、J─GREEN SAKAIを現地視察しました。J─GREEN SAKAIは、サッカーコートについて天然芝5面、人工芝が11面、陸上トラック1面等を有する施設です。臨海部の埋立地に設置しており、立地に関しては
碧南市と状況が似ており、海からの強風対策、地盤対策については参考となる点もあると思われました。また、全国の女子中学生を集め、市内公立中学校に通いながら将来のなでしこジャパンを目指す人材を育成するための寮施設もありました。
碧南市と比べ、施設規模や事業規模が違うものの、特化した施設や市内からトップアスリートを輩出する環境をつくることは、
碧南市の知名度、経済効果の面、将来夢を持つ若者を支援する点において夢のある話であると感じました。
次に、10月19日金曜日は、山口県下関市へコミュニティスクールについて行政視察を行いました。
下関市のコミュニティスクールは、時代の変化とともに学校だけでは解決できない課題に対応するため、学校、地域、家庭が連携、協働を図り、地域とともにある学校を目指すための取り組みです。特徴としては、教育
委員会から任命された保護者や地域の方等が一定の権限と責任を持ち、学校運営に参画するための組織である学校運営協議会の設置や、各小中学校にコーディネーターを配置し、地域と学校の調整役となることでした。今後、学校運営の変化や課題などについて注視していく必要を感じました。今回の視察も、おのおのの分野の先進地ということで、大変参考になりました。
以上、簡単ではありますが、
総務文教委員会の視察
報告とさせていただきます。
89 ◆議長(沓名 宏) 次に、
福祉健康委員会の
報告を求めます。
90 ◆12番(
鈴木清貴) 議長、12番。
91 ◆議長(沓名 宏)
福祉健康委員会委員長。
92 ◆
福祉健康委員会委員長(
鈴木清貴) 平成30年度の
福祉健康委員会行政視察の
報告をいたします。
福祉健康委員会は、お手元に配付の
報告書記載のとおり、10月24日から10月26日の3日間で和歌山田辺市、大阪府泉大津市、そして兵庫県明石市を視察してまいりましたので、その視察内容の要点を御
報告させていただきます。
まず、第1日目は、和歌山県田辺市で、引きこもり支援についてを研修してまいりました。
田辺市では、平成13年度から引きこもり支援を実施しており、17年経過しています。支援実施に至った経緯は、不登校のまま卒業した若者への自立援助、また具体的な支援の必要性を問う
議員の一般質問でした。支援体制は、関係する保健・医療・雇用などの各分野における公的機関、民間機関とで構成する田辺市ひきこもり検討
委員会を組織し、
委員会では、意見交換や学習会も実施しています。支援までの流れは、電話、ファクス、メール、来所での受け付けから、相談内容によって福祉制度利用や民間支援団体へつなげることとなっています。本人の希望があれば、訪問相談も行っているとのことでございました。NPO団体が基礎的な生活リズムをつくるものから、就労支援まで受け皿として本人支援をしています。また、引きこもりの子供を持つ家族同士が交流する家族会も家族支援として機能しています。実にきめ細やかな支援を実施しています。
碧南市にも潜在する引きこもりの方への支援が必要ではないかと感じました。
次に、2日目は、大阪府泉大津市で胃がんリスク検査について研修してまいりました。
平成29年4月より開始され、対象者は40歳以上の市民で、生涯1回限りで、自己負担額は500円、ただし、生活保護受給者は無料となっております。この制度は、将来の胃がんの発症リスクが判明し、市民の胃がん予防意識の増進を図ることを目的に始まりました。導入に至る経緯は、胃がんが泉大津市のがん死亡の中で第3位で、標準化死亡比が全国比で高かったこと、また近隣市で先行実施されたため導入されました。市民は、胃がんリスク検査を単独で受診できるほか、肺がんなど各種検診の大半が自己負担額500円で受診が可能となっています。また、特定健診や肺がん検診、胃がんリスク検診を医療機関や保健センターだけでなく、市内2ヵ所のホテルにて受診できます。抽選会などのイベントを実施し、人気となっているとのことでした。検査後のフォローアップも充実させてみえました。B、C、D判定者に紹介状を発行します。受診後、精密検査実施機関から保健センターに結果を返却いただき、一次検診の結果、精密検査の結果をともに個人にひもづけてデータ管理しています。結果が返却されない場合は、看護師から受診者本人や精密検査実施機関に問い合わせを行ってみえるそうです。
碧南市でも、価格や受診方法の検討をして受診率の向上を目指してはどうかと感じました。
続いて、3日目は、兵庫県明石市で保育士の待遇充実について研修してまいりました。
明石市は、北と東を神戸市と接し、大阪へも通勤可能なため住宅都市として繁栄してきたため、出生数や転入により就学前児童数が予想を上回るペースで増加していて、平成30年4月現在、571名の待機児童が発生しています。平成30年度において16園の保育所等の整備を行うとともに、私立幼稚園を3歳児保育や預かり保育事業を実施可能な園に拡充することにより2,000人規模の受け入れ枠を新たに確保し、平成31年4月の待機児童の解消を目指してみえます。そのため、保育士を確保するため、平成30年度は当初予算と6月補正予算を合わせ2億5,500万円余を計上し、保育士総合サポートセンターを開設、潜在保育士等の就職支援、職業あっせんを行ってみえます。また、経験7年以上の中堅保育士や新人保育士の質の向上を図るため、兵庫大学と連携を図り、キャリアアップ研修を実施してみえます。市内の保育所等に採用された保育士に対し処遇改善を実施し、月額給与が増額分の2分の1、1万円を限度に助成を行い、その他最大150万円の採用一時金を支給、また、保育士の子供は優先的に市内保育所に入所させるなど、さまざまな取り組みにより保育士の確保と待機児童の解消に取り組んでみえました。お話を聞いているうちに、近い将来、小中学校の教室の不足や教員の不足が想像されました。
この3日間の研修を通して得た知識を
碧南市議会の中でも共有し、さらなる調査研究を進めていくことにより、今後の市政の発展につなげていきたいと考えております。
以上で、
福祉健康委員会の視察研修
報告とさせていただきます。ありがとうございました。
93 ◆議長(沓名 宏) 次に、経済建設
委員会の
報告を求めます。
94 ◆10番(鈴木良和) 議長、10番。
95 ◆議長(沓名 宏) 経済建設
委員会委員長。
96 ◆経済建設
委員会委員長(鈴木良和) 去る10月30日から11月1日の3日間、平成30年度
碧南市議会経済建設
委員会におきまして、行政視察研修を実施してまいりましたので、ここに
報告申し上げます。
お手元にそれぞれの調査事項を記載したものを配付させていただきますが、視察内容の要点について御
報告をさせていただきます。
10月30日は、熊本県八代市へ、八代商工業振興基本条例、中小小規模事業者向け支援施策について研修してまいりました。
商工業振興基本条例は、市の商工業の振興に関する理念条例であり、市、商工業者、商工団体等の役割を明らかにするとともに、商工業の持続的な発展を促進し、地域経済の活性に寄与することが目的です。この条例によって、これまで大規模小売店の出店時に商工会議所との接点が持てずにいたところ、商工会議所への入会の勧誘や地域貢献の依頼ができるようになったとのことでした。中小小規模事業者向け支援施策としては、市、市内及び県の経済をリードしていくことが期待される企業に対して支援する事業、企業研修に補助し、人材育成を支援することで産業の活性化を図る事業、地元企業の雇用確保と若者の就職と定住を目的にインターンシップを支援する事業、市内の新規創業者への補助金など、数々の事業を展開しておられました。
10月30日午前は、大分県豊後高田市へ、まちづくり、昭和の町について研修し、現地視察もしてまいりました。
豊後高田市は、人口2万3,000人弱ですが、昭和の町は毎年30万人以上が訪れる観光名所になっています。一時は、商店街を歩くのは人よりも犬や猫ばかりと表現される状態でした。昭和30年代以前に建てられ、商店街の衰退のために建て替えが進まなかった建物が、少しの手直しで昭和の店になることに気づき、昭和をまちの個性としてアピールしたまちづくりがされています。商店街に観光の要素をつけ加えたことに特徴があり、建物再生でなく、店に残るお宝を展示し、店やまちに物語をつくり、昭和の商品の再生、昭和の商人再生でまちの活性化、再生を実現しています。11店舗の修景から始まった認定店舗は、現在では40軒以上となっています。移住、定住施策の効果もあり、昭和の町でお店を始めたい人もふえているそうです。商業者、観光まちづくり株式会社、商工会議所、行政が一体となって連携し、活性化に御努力されています。
10月31日午後は、福岡県水産海洋技術センター豊前海研究所へ、アサリの養殖について研修してまいりました。
豊前海では、アサリの漁獲量が30年ほど前から急激に落ち込み低迷したままで、研究所では、アサリは近場で簡単に大規模な
設備投資が不要である点に着目し、アサリの幼魚育成装置を考案し、平成27年からは各漁業者へのこの装置によるアサリの稚魚生産マニュアルを配布し、技術指導も行い、資源回復に努めています。装置は非常に簡単で、塩ビ管とナイロン、メッシュを組み合わせ作成し、海に沈めて使用するものです。陸上で餌となる植物プランクトンを培養するより簡単で、コストが低く、アサリの栽培漁業、養殖への道を開く新たな技術になると期待されています。
碧南市の問題は、アサリの敵、ウミグモ、エイ等の駆除をまず行うべきですが、将来の三河湾のアサリ資源の枯渇問題、漁村の活性化につながるものがあると思いました。
11月1日は、福岡県宗像市の「道の駅むなかた」で現地視察をしてまいりました。
道の駅むなかたは公設民営で、宗像市が建築、農協、地元商工会、漁業、観光協会、市の5団体が出資して設立した、株式会社道の駅むなかたが運営しています。平成29年度は、来場者数171万人余り、売り上げは17億円近くになります。
指定管理の管理料は受け取らず、2億円を市に納入しています。情報提供施設の機能とともに、物産直売所、レストラン、パン工房、アンテナショップ、観光おみやげ館を構えています。近隣の漁港から水揚げされた新鮮な魚介類、朝どりした旬の野菜などを取り扱う物産直売所は、平日でも朝9時の開店前から人が集まり、来場者の約7割は地域外から訪れるとのことです。道の駅むなかたを参考に、
碧南市の目玉として水産物の販売に向け、検討ができないかと感じました。こうした先進事例を大いに参考とし、
碧南市としてよりよい事業実施をつなげていただければと思います。
以上で、経済建設
委員会の視察
報告とさせていただきます。
97 ◆議長(沓名 宏) 以上で常任
委員会の
報告を終わります。
これより
報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」という者あり)
98 ◆議長(沓名 宏) 別に質疑もないようですから、これにて質疑を終結いたします。
以上で常任
委員会の
報告を終わります。
───────────────────・・───────────────────
99 ◆議長(沓名 宏) 日程第23「議会運営
委員会の
報告」を議題といたします。
議会運営
委員会の
報告を求めます。
100 ◆17番(
杉浦哲也) 議長、17番。
101 ◆議長(沓名 宏) 議会運営
委員会委員長。
102 ◆議会運営
委員会委員長(
杉浦哲也) それでは、平成30年度の議会運営
委員会の行政視察の
報告を申し上げます。
我々議会運営
委員会は、お手元に配付しております
報告書の記載のとおり、11月6日火曜日から7日水曜日の日程で議会活性化の取り組み及び議会運営について行政視察を行ってまいりました。
まず1日目の戸田市議会では、常任
委員会の年間活動テーマ、議会モニター制度及び議長の所信表明会について研修をしてまいりました。
初めに、戸田市議会には4つの常任
委員会があり、各
委員会の年間活動テーマにおいては、平成20年末までは、本市同様に常任
委員会は
定例会会期中に開かれるだけでありましたが、平成21年3月に議会改革特別
委員会において年間テーマを設定し、毎月1回各常任
委員会を開催することを決定したそうです。
まず、3月に各
委員会の年間活動テーマを決定し、4月以降毎月1回
委員会と年3回ほどの先進地視察や関係する市内視察を行い、翌年1月に
委員会としての政策提言書を策定し、理事者側に提出しているとのことでありました。
その結果、一部ではありますけれども事業の予算化を実現しており、一定の成果を挙げているとのことでした。
次に、議会モニター制度についてですが、これについては、三重県四日市市議会を参考に、平成24年1月から議会モニター制度を導入されたそうです。議会モニターとは、議会運営等に関して市民からの意見や提言を幅広く聴取し、それを議会運営に反映させるもので、任期は1年、定員は15名以内、無報酬で公募しています。
しかし、本会議、各
委員会等に出席することが難しいという先入観から応募が少ない状況で、現在4名の方々が議会モニターとして活動されているそうです。この制度は、導入したものの、余りうまく運用できていないという実感があるということでありました。
次に、議長の所信表明会についてですが、議会改革の取り組みの1つとして、議長に立候補した候補者が議会として取り組んでいきたいことを表明する機会を設け、議会改革の進展と市民の議会に対する関心を高める効果が期待できるとのことから、平成22年12月に「戸田市議会議長選挙に係る所信表明会実施要領」を制定されたそうです。
所信表明会は議場で議長選挙の前に行い、所信表明は1人当たり10分以内で、過去8年の実績で延べ12人、平均5分程度だそうです。ただし、これに関しては法的な拘束力はないので、立候補した候補者以外の
議員に投票することは可能であるとのことでした。
続いて、2日目の多摩市議会では、
議員間討議、決算事務事業評価制度について研修を行ってまいりました。
初めに、全国市議会議長会の平成28年度までの調査では、
議員間討議を条例や規則等で規定している自治体数は814市中471市となっております。
多摩市議会では、平成19年10月に議会基本条例制定をめざす議会改革特別
委員会を設置し、それまで取り組んできた議会改革の蓄積を踏まえ、多摩市議会基本条例を制定されたそうです。
同条例では、「議会は、議事機関として、意思決定に当たっては
議員間の公平で自由な議論を尽くすもの」とされており、原則として
委員会活動を中心に
議員間討議を行っているとのことでした。
多摩市における
議員間討議の実績は、本会議での実績はなく、各常任
委員会及び特別
委員会において、
議案や陳情等の
審査の際に
議員間討議が自然に行われているそうです。
次に、決算事務事業評価制度については、多摩市議会では、平成17年から決算
審査において事務事業評価制度を開始し、議会の立場から、決算
審査と翌年度予算との連動が必要であることを訴えてきたそうで、当時は、9月
定例会中に決算特別
委員会を設置し、
審査を実施しており、9月中に決算
審査を行って、認定・不認定を行う仕組みであったそうです。また、そのころの事務事業評価制度は、会派ごとの事務事業評価であり、会派の数だけ評価が出ていたということでした。
その結果、議会全体として事務事業評価になっていないため、執行部側としては予算に結びつけることがしにくかったとのことでありました。
平成22年に施行された多摩市議会基本条例により、平成24年度から新たに予算決算特別
委員会において、これまでの会派ごとの事務事業評価から会派の垣根を越えた議会としての事務事業評価を行われることになったそうです。
この予算決算特別
委員会は、4つの分科会とともに6月
定例会の初日に設定され、4つの分科会の各所管事務の中で、どの施策を評価の対象とするか6月中に設定し、7月から9月の3ヵ月間にわたり、会派単位で調査、勉強会、意見交換会等を実施して、例年10月中旬に市長に対し、議会としての評価としてまとめ上げたものを手渡すとのことでした。
これに対しては、市長から翌年2月中旬に、議会が評価したものに対して予算に反映したかどうか、また、執行部の対応状況について文書にて回答がされるという仕組みということでありました。
甚だ簡単ですが、以上で議会運営
委員会の御
報告とさせていただきます。
103 ◆議長(沓名 宏) ただいま議会運営
委員会の
報告が終わりました。
これより
報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」という者あり)
104 ◆議長(沓名 宏) 別に質疑もないようですから、これにて質疑を終結いたします。
以上で議会運営
委員会の
報告を終わります。
───────────────────・・───────────────────
105 ◆議長(沓名 宏) この際、市長から発言を求められておりますので、これを許します。
106 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。
107 ◆議長(沓名 宏) 市長。
108 ◆市長(禰宜田政信) 閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
本
定例会に提出いたしました案件につきましては慎重に御審議を賜り、それぞれ御可決いただきましたことを心よりお礼を申し上げます。また、一般質問等を通じて市政各般にわたりまして建設的な御意見を賜りましたことをあわせて感謝申し上げます。
さて、本年7月にオープンしました
碧南緑地ビーチコートですが、広さ、照明、砂の質等において大変高い評価をいただいております。ビーチバレー大会愛知県予選を初め、東海ビーチサッカーリーグ、全日本ビーチハンドボール選手権大会、全国スラックラインクラス別大会など、各種ビーチスポーツの大会が数多く開催されており、県内のみならず全国から多くの方に
碧南を訪れていただいております。
今後も、さらなるスポーツ交流人口の増加及び地域活性化を目指し、ビーチバレーツアー・サテライト大会など全国規模の大会や、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の事前合宿の誘致活動を行ってまいります。
藤井達吉現代美術館では、1月12日土曜日より生誕130年佐藤玄々展が開催されます。身の回りのそ菜、小動物を精緻にあらわした木彫作品のほか、ブロンズ、石膏原型、墨画など多彩な作品が展示されております。さらに、昭和35年に完成した11メートルに及ぶ代表作、天女(まごころ)を3D映像で再現展示する予定でございます。多くの皆様に近代彫刻の天才の世界をお楽しみいただきたいと思います。ぜひとも美術館に足をお運びくださいますようお願い申し上げます。
また、1月27日日曜日に文化会館で開催いたします吉本新喜劇バラエティーショーin
碧南は、入場料1席3,500円ということでございますが、皆様のおかげをもちまして、2公演で約2,030席ありますが、全て満席ということになっております。まことにありがとうございました。
ちなみに、2月10日日曜日に、同じく文化会館で開催されます市制70周年記念
碧南第九演奏会の入場料も1席3,500円ということでございますが、まだ300席ほどありますということで、この演奏会では、
碧南市の職員、石井県議、そして私も合唱団の一員として歌いますので、関心をお持ちの方はぜひチケットを購入して、聞いていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
市民の皆様、
議員各位におかれましては、何かと気ぜわしい年末年始でございますが、健康に十分留意をされまして、そろって明るい新春を迎えられますことを御祈念申し上げまして、閉会の挨拶といたします。ありがとうございました。
───────────────────・・───────────────────
109 ◆議長(沓名 宏) 以上で、今期
定例会の付議事件は全て議了いたしました。
今期
定例会の会期は本日までであります。
よって、平成30年第6回
碧南市議会定例会はこれにて閉会いたします。
慎重御審議ありがとうございました。
(午前 11時 19分 閉会)
───────────────────○────────────────────
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
平成30年12月21日
碧南市議会
議 長 沓 名 宏
議 員 杉 浦 文 俊
議 員 磯 貝 幸 雄
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