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2018-12-07 平成30年第6回定例会(第2日)  名簿
2018-12-07 平成30年第6回定例会(第2日)  本文

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  1. 碧南市議会 2018-12-07
    2018-12-07 平成30年第6回定例会(第2日)  本文


    取得元: 碧南市議会公式サイト
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    2018-12-07 : 平成30年第6回定例会(第2日)  本文 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                            (午前 10時 0分 再開) ◆議長(沓名 宏) ただいまの出席議員は22名であります。  よって、本日の会議は成立いたしましたので、これより平成30年第6回碧南市議会定例会第2日の会議を開きます。  これより会議に入ります。  本日の議事日程は、お手元に配付の議事日程表のとおりであります。 ───────────────────・・─────────────────── 2 ◆議長(沓名 宏) 日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。  会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において2番岡本守正議員及び18番石川輝彦議員を指名いたします。 ───────────────────・・─────────────────── 3 ◆議長(沓名 宏) 日程第2「一般質問」を行います。  質問の許可は、議事日程表記載の順といたします。  大竹敦子議員の一般質問を許します。 4 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 5 ◆議長(沓名 宏) 3番。 6 ◆3番(大竹敦子) おはようございます。公明党の大竹敦子でございます。  ただいま議長よりお許しをいただきましたので、通告に従いまして、2件の一般質問をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  件名1、糖尿病対策についてお尋ねいたします。  国内の糖尿病が強く疑われる成人が推計で1,000万人に上ることが昨年9月21日に発表された厚生労働省の平成28年国民健康栄養調査の結果でわかりました。調査を始めた平成9年の690万人からふえ続けた結果でございます。  糖尿病は放置するとさまざまな合併症を引き起こし、患者さんのQOLを著しく低下させるとともに医療費の増大にも大変かかわってまいります。  特に注目されている糖尿病性腎症の悪化による人工透析には1人月額40万円、年間500万円の医療費がかかっております。国保財政を圧迫しかねない金額でございます。
     そこで、国は糖尿病性腎症重症化予防プログラムを策定し、人工透析への移行防止を図っています。  碧南市におきましても医療費の適正化に向け、データヘルス計画を本年3月に策定し、糖尿病性腎症重症化予防の対策を進めていると認識しているところであります。  平成20年度から始まった特定健診は、糖尿病、高血圧など生活習慣病のもととなる内臓脂肪型肥満に着目し、健診によって保健指導対象者として抽出し、その対象者の持つリスクに応じた個別の保健指導を行うことで、その要因となっている生活習慣を改善し、生活習慣病予防を行うことを目的としています。  特定健診はその生活習慣病予防の入り口でもあります。まずは多くの方に受けていただくことが重要です。健診率の目標は市町村国保では60%になっております。  施行から10年が経過し、着実に健診率は向上しているものの依然として目標には届いていないのが現状かと思います。  そこで、(1)本市の特定健診の取り組みについてお伺いいたします。  アとしまして、本市の特定健診の過去5年間の受診率をお答えください。 7 ◆健康推進部長(杉浦秀司) 議長、健康推進部長。 8 ◆議長(沓名 宏) 健康推進部長。 9 ◆健康推進部長(杉浦秀司) 碧南市国保の過去5年間の特定健診の受診率は、平成25年度が42.6%、26年度42.2%、27年度42.0%、28年度42.8%、29年度43.6%となっています。  参考ではありますが、平成29年度の愛知県の市町村国保平均受診率は39.7%であります。  以上です。 10 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 11 ◆議長(沓名 宏) 3番。 12 ◆3番(大竹敦子) ありがとうございました。  真実としてはここ5年間の推移については微増ということです。  県平均39.7%を上回っており、低くはないと思いますけれども、目標は60%ですので、さらに受診率の向上に努めていただきたいと思います。  イとしまして、それでは、未受診者対策として実施している取り組みについて、お聞かせください。 13 ◆健康推進部長(杉浦秀司) 議長、健康推進部長。 14 ◆議長(沓名 宏) 健康推進部長。 15 ◆健康推進部長(杉浦秀司) 碧南市国保の特定健康診査は、毎年6月1日から11月30日まで、市内指定医療機関において実施をしているところであります。  5月15日号の広報や市のホームページで案内をするとともに、健康課より対象者へ受診券を送付しております。  次に、未受診者に健診を促すために9月15日号の広報において、受診についてお知らせをしています。  あわせて8月末日までの未受診者、これは過去3年間に健診を受診されたことのある方に対してですが、はがきによる受診勧奨の通知を国保年金課より送付させていただいています。  そして、実施期間内の未受診者を対象として1月に2回、土曜日の午前中に保健センターで特定健診を実施しており、12月15日号の広報でお知らせをするとともに未受診者、ここでは過去2年間に受診されたことのある方に対してですが、12月に健康課より封書による受診勧奨通知を行い、受診率の向上に取り組んでいるところであります。 16 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 17 ◆議長(沓名 宏) 3番。 18 ◆3番(大竹敦子) 土曜日の午前中にもやっていただくということで、細かく受診に関しての取り組みをしていただいていることがわかりました。  そこで、さらに受診率を向上させるための取り組みとしまして、例えば未受診の方の中には既に医療機関にかかっていて、健診の必要性を感じていらっしゃらない方もいるかもしれません。そうした方たちへの干渉として、かかりつけ医との連携で特定健診の受診率を上げることができると思います。  かかりつけ医さんからは、患者さんに健診を受けるようお声かけをしていただくか、または、医療機関において既に特定健診と同じ項目の検査をしているようであるなら、その検査結果を患者さん御本人の許可をいただき、情報提供料を市から払い、料金から検査データの情報提供をいただくという方法もございます。  鹿児島市では市内の医療機関と提携をし、データ情報提供事業、そして、成果を上げているそうです。本市でもこのようなデータ情報提供事業を導入し、受診率の向上を目指してはどうでしょうか。  これで全く健診も治療も受けていない方がはっきりし、受診勧奨をするべき方に対して適切に行うことができるのではないでしょうか。  そこで、ウとしまして、かかりつけ医との連携でさらなる特定健診の受診率向上についてのお考えをお伺いいたします。 19 ◆健康推進部長(杉浦秀司) 議長、健康推進部長。 20 ◆議長(沓名 宏) 健康推進部長。 21 ◆健康推進部長(杉浦秀司) 先ほど申し上げましたように特定健診は、原則市内の指定医療機関で実施をしており、対象者には健診の受診をするようかかりつけ医からは配慮をしていただいています。  また、再度の受診を勧める9月15日号の広報では、通院中の方については、主治医に相談するようにお知らせをしています。  こうしたことから、今のところ医療機関から検査データの情報を収集することについては考えていません。 22 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 23 ◆議長(沓名 宏) 3番。 24 ◆3番(大竹敦子) 既に医療機関との連携もできているということで安心いたしました。  かかりつけ医からの受診勧奨については、引き続き強く要望しておきたいと思います。  検査データ情報の提供は受けられないということは残念でございますが、特定健診の受診率は微増とはいうもののほぼ横ばい状態です。  今回の私からの提案した取り組みについても1つの参考としていただきまして、受診率向上のための新たな施策をお願いしたいと思います。  また、特定保健指導の実施率の向上も大切だと思いますが、あわせてお願いいたしたいと思います。どうでしょうか。 25 ◆健康推進部長(杉浦秀司) 議長、健康推進部長。 26 ◆議長(沓名 宏) 健康推進部長。 27 ◆健康推進部長(杉浦秀司) 毎年、特定健診実施の前、5月末でありますが、指定医療機関に対して、特定健診の説明会を実施しているところであります。  今後も受診率向上のために、かかりつけ医からの受診勧奨についてのさらなるお願いは実施をしてまいります。  また、健康診査だけでなく、特定保健指導の実施率も余り高くないので、その向上のために今年度より8月と1月の特定健診において、指導対象者と思われる人に対しましては、保健師より特定保健指導の声かけを始めたところであります。  特定健診の受診率及び特定保健指導の実施率を高めるには、対象となる方の健康への意識を高める必要があると考えています。  平成31年度、次年度は第二次のへきなん健康づくり21プランの見直しを予定していますので、新しい啓発の方法などを考えてまいりたいと思っています。  以上です。 28 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 29 ◆議長(沓名 宏) 3番。 30 ◆3番(大竹敦子) ありがとうございます。  来年度にプランの見直しをされるということでございます。  まずは今部長がおっしゃられたように特定健診を受けていただき、そこで少しでも数値に異常があった場合には、早目に特定保健指導、また、医療機関に受診をしていただく、このように市民の皆様の健康意識を高めていただけるようなプランの見直しを進めていただきたいと心から期待しておりますので、よろしくお願いいたします。  次に、(2)に移ります。  国では、本年度から保険者努力支援制度を本格施行しました。  国の予算ベースで800億円を各都道府県に委託し、医療費の適正化に向けた各自治体の取り組みを支援する制度です。保険者努力支援制度の各項目の達成度により点数が加算され、各自治体への交付金額が決定をされます。  その項目は、先ほど(1)で質問をさせていただいた特定健診受診率や特定保健指導実施率など、ほか12項目があります。  その中で、糖尿病性腎症重症化予防などの取り組みは最も配点が高くなっております。これは国が将来の医療費削減のための重要なポイントとされているからであり、本市も同じであります。  本市も今年度は、その支援制度により2,000万円余の交付金額の申請になるというふうに聞いております。大きな財源であり、あわせて医療費の削減もそれだけ進んでいることを示しているのではないかと思います。さらなる取り組みの推進をお願いいたします。  そこで、(2)といたしまして、糖尿病性腎症重症化予防の取り組みについて、お尋ねいたします。  ア、本市のまずは糖尿病患者の状況について、お聞かせください。 31 ◆健康推進部長(杉浦秀司) 議長、健康推進部長。 32 ◆議長(沓名 宏) 健康推進部長。 33 ◆健康推進部長(杉浦秀司) 新たに策定をいたしました碧南市国民健康保険第2期データヘルス計画における疾病別統計、医療費上位5疾病の中では、糖尿病に係る医療費が最も高い第1位で、患者数が3,886人、被保険者に占める割合は24.1%という結果でした。  また、糖尿病性腎症重症化予防に係る分析では、人工透析患者の分析を行った結果、透析患者の中で糖尿病を起因とする方が55.9%という結果でありました。 34 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 35 ◆議長(沓名 宏) 3番。 36 ◆3番(大竹敦子) 御丁寧に御答弁いただきまして、ありがとうございました。  この御答弁からもわかりましたように糖尿病の患者さんが多いことと、また、糖尿病が大きく人工透析の起因となっていることもわかりました。糖尿病の重症化予防は、喫緊の課題であると言わざるを得ません。  イとしまして、本市の糖尿病の重症化予防の取り組みについて、(ア)この事業の概要について、まずお聞きいたします。 37 ◆健康推進部長(杉浦秀司) 議長、健康推進部長。 38 ◆議長(沓名 宏) 健康推進部長。 39 ◆健康推進部長(杉浦秀司) 糖尿病性腎症重症化予防事業につきましては、糖尿病を有しかつ糖尿病合併症の発症及び重症化のリスクが高い方に対し、主治医、いわゆるかかりつけ医と密接な連携を行い、主治医の治療方針に基づいて重症化予防に向けた保健指導及び医療機関への積極的な受診勧奨を行うなど、その重症化予防を目的に平成29年度から実施している事業であります。  対象者についてですが、まず、腎症患者の病期については、1期、これは腎症前期、2期、早期腎症期、3期、顕性腎症期、4期、腎不全期、5期、透析療法期の5つのステージに区分をされています。  平成29年度は人工透析となる可能性が高い4期と3期の方、187名に予防事業の実施案内をさせていただき、定員16名に対し9名の方の参加をいただきました。  今年度は対象を2期の方にも拡大し、301名の方に案内をさせていただき、案内後の早い時期において電話勧奨を行った結果、定員12名に対し11名の方が現在事業に参加されている状況です。  主な事業の内容としては、最初に対象疾患とその合併症に対する食事療法や運動療法、ストレスマネジメント等について、テキストと補助教材を用いて学習をしていただきます。  次に、主治医から受け取った生活指導確認書を参考に、それらを日常生活にどのように組み込むかを担当看護師と話し合い、食事、運動、内服等に関する行動目標を設定していただきます。  その後は、立案した行動目標を実施し、手帳に自分で測定したデータを記録するセルフモニタリングをするとともに、定期的に担当看護師と一緒に実施状況を分析し、行動目標の再設定をするなど、面談や電話による保健指導を約6ヵ月間かけて実施していただくプログラムとなっています。  なお、平成29年度において、この事業に参加された9名全ての方が途中で中止されることなく保健指導を完了されました。  以上です。 40 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 41 ◆議長(沓名 宏) 3番。 42 ◆3番(大竹敦子) ありがとうございます。  平成29年度はリスクの高い3期、4期の方、そして、ことしはさらに対象者の方を2期から、愛知県の平均の指導のほうは3期からということになっておりますので、碧南市はそれよりも広い方々に手を広げていただいているということで感謝いたします。本当に力を入れていただいていることがわかりました。  案内の送付や電話をかけていただくなどして、さまざま手を尽くしていただいて、本年は昨年よりも2名多く参加をされております。本当に地道な勧奨の結果だと頭の下がる思いがいたしております。  個々に応じたプログラムを行うということで、その中身が濃くなっていることもわかりました。それでは、その効果と今後の課題について、(イ)としてお聞きします。 43 ◆健康推進部長(杉浦秀司) 議長、健康推進部長。 44 ◆議長(沓名 宏) 健康推進部長。 45 ◆健康推進部長(杉浦秀司) 平成29年度の実績といたしましては、保健指導前と保健指導後における血糖の状態を示す数値を比較したところ、9名中7名の方が維持、改善されているという結果となりました。  また、プログラムが進むにつれ、みずからの病期を理解し、前向きに生活習慣を改善しようという姿勢が見受けられたことや肥満度、体重の変化、血圧、食事療法、運動療法など一定の改善が図られた結果が得られています。  また、今後の課題についてでありますが、さらなる応募率の向上に取り組む必要があると認識いたしておりますので、勧奨通知や電話勧奨に力を入れることや先進自治体の状況を参考とする中で必要な取り組みを行っていきたいと考えています。  以上です。 46 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 47 ◆議長(沓名 宏) 3番。
    48 ◆3番(大竹敦子) ありがとうございます。  効果のあるプログラムとなっていますが、なかなか参加できる方が少ないようです。参加されている方の効果も大変出ているので、そうした参加されている方の年齢、性別などに傾向があるのか、教えてください。また、病期についてもあわせて教えてください。  また、今後の課題として応募率の向上と御答弁されましたけれども、定員12名で11名の参加ということで90%を超え、応募率は高いと思います。  勧奨の案内の範囲を拡大し、300人余りの対象者を挙げていただきました。この方たちに対してプログラムへの参加を勧奨することは、御本人の自覚を促す面からも必要かと思いますが、しかしやはり、参加していただくことに意義があります。  今後、この事業の定員を拡大されるお考えはあるのか、お聞かせください。 49 ◆健康推進部長(杉浦秀司) 議長、健康推進部長。 50 ◆議長(沓名 宏) 健康推進部長。 51 ◆健康推進部長(杉浦秀司) まず、参加されている方の性別、年齢、病期についてですが、平成29年度は性別では男性2名、女性7名。年齢では60代が6名、70代が3名。病期では全員が3期、顕性腎症期でありました。  平成30年度については、性別では男性3名、女性8名。年齢では50代2名、60代2名、70代が7名。病期では2期、早期腎症期の方が2名、3期、顕性腎症期の方が8名、4期、腎不全期の方が1名でありました。  傾向としましては、性別では男性に比べ、女性の方の参加が多く、年齢では特に平成30年度においては、比較的年齢の高い方が、病期では3期、顕性腎症期の方が多く参加していただいています。  次に、今後、定員を拡大する考えはということでありますが、当面3ヵ年の応募状況や先進自治体の状況等も参考とする中で、その後の定員について検討を進めてまいりたいと考えています。  以上です。 52 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 53 ◆議長(沓名 宏) 3番。 54 ◆3番(大竹敦子) 糖尿病性腎症重症化予防プログラムは、6ヵ月に渡る長期のプログラムですけれども、そのほとんどの方々が数値の維持とか改善という結果が出ているということで、大変効果が期待される取り組みであると思います。  できれば二、三百人中十何名ではなくて、これだけやればこれだけ効果のある事業なんだということをしっかりとアピールをしていただいて、対象となる方にはできる多く参加をしていただいて、効果を上げていただきたいと思います。  市民の皆様の健康な生活を守るためにも、今後のさらなる推進をよろしくお願いしたいと要望いたしまして、件名1を終わらせていただきますので、よろしくお願いいたします。  では、件名2に移ります。  スポーツ振興で活気あるまちづくりについて、お尋ねしたいと思います。  昨日のみのり議員さんの一般質問の中で、禰宜田市長はスポーツは市の活性化、夢と未来の力と言われたかと記憶をしております。大変、感慨深く聞かせていただきました。  私も件名2では、スポーツ振興で活気あるまちづくりということで、碧南市においてまさにスポーツがそうあっていただきたいとの思いで質問させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  市内には老若男女多くの方がスポーツに親しみ、心身ともに健康で健やかに生きがいを持って生き生きと暮らすことができることを目的に、多くのスポーツのできる施設が整備され、利用の際の制度も整えられてきました。  そして、市民の皆様もさまざまなスポーツに親しみ、余暇を楽しみながら暮らしておられます。  今回、(1)として、空調費の見直しと改正についてお尋ねをしますのは、スポーツ施設を利用される市民の皆様の楽しいはずのその時間が改正された空調費の取り扱いによって脅かされていると考えるからです。  この問題については、これまでも取り上げられていますので改めて申し上げることはないかもしれませんが、平成26年に使用料及び手数料条例が改正され、本格実施となった平成28年度より臨海体育館、東部プラザ、南部プラザのアリーナを使用する際、それまで使用料の中に組み込まれていた空調費が別途支払われる形になりました。  以来3年が経過しようとしておりますが、同じアリーナで種目の異なる2団体以上が使用する際、空調を使う、使わない、空調費を払う、払わないでもめることがたびたびあり、一向にこの問題について改善されることもなく、利用者の方々の悩みの種となって続いております。  今起きている問題を解決するには、一旦別途支払われていることになった空調費をまた、使用料の中に組み込むというのが最もよい方法だと思います。  そうすることは制度を逆行させるようで抵抗があるかもしれませんが、決して私はそう考えておりません。まず、この3年間の支払われた空調費のトータルを出し、年間どのくらいの空調費が支払われたかを積算し、それを12ヵ月に分けて組み込むということで、適正な使用料が設定できるではないかと考えるからです。  また、この3年間の状況に対し団体間の問題を解決することができなかった市の対応にも問題があったのではないかと思います。  それを今になって対応をし直してみても、現状の解決にはならないと思います。やはり使用料に空調費を組み入れた形の改正により問題解決を進めるべきだと思います。  利用者の皆様は、5年後の見直しの年に当たる来年度に使用料及び手数料が改正されることを大変期待しているところです。  そこで、お尋ねします。  ア、使用料及び手数料条例の見直しの時期とこれからのスケジュールについて、お尋ねします。 55 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 56 ◆議長(沓名 宏) 市長。 57 ◆市長(禰宜田政信) 使用料及び手数料の見直しですが、平成31年度10月に予定されております消費税率10%への引き上げ分を反映させるとともに各施設の維持管理運営経費の実績等を勘案し、適正な受益者負担の見直しを図り将来にわたって安定したサービスを提供するために行うものでございます。  そこで、今後のスケジュールでございますが、平成31年3月に見直しに係る組織として、庁内で使用料及び手数料検討分科会を立ち上げ、4月から9月にかけて検討作業を進めてまいります。  その後、幹部会での最終決定を経て議員の皆様に御審議いただくことを予定しております。具体的な議会への提案時期については未定でございます。  なお、執行年月日につきましても、予約期間や利用者、市民への周知期間を考慮する中で決めてまいりたいと考えております。 58 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 59 ◆議長(沓名 宏) 3番。 60 ◆3番(大竹敦子) ありがとうございます。  来年の消費税率10%への引き上げ分を反映することを考えているということは、その徴収方法もあわせて改正の時期は10月以降ということでしょうか。  検討分科会を年度末の3月に立ち上げ、4月から半年かけて検討作業をされるということでありますが、それでは、また来年の春から夏にかけての空調費の問題は解決されないまま、また、暑い時期を迎えてしまうということになりませんでしょうか。  利用者の皆様の思いをどのように執行部の方は受けとめてみえるのでしょうか。来年の夏の対策はどのようにお考えでしょうか。  空調費の問題だけでも一刻も早く進めて、春には周知するべきではありませんか、お考えをお聞かせください。 61 ◆総務部長(金沢宏治) 議長、総務部長。 62 ◆議長(沓名 宏) 総務部長。 63 ◆総務部長(金沢宏治) スポーツ施設の空調費について、前倒しでという御意見でございます。  先ほど、市長よりお答え申し上げたとおり使用料及び手数料検討分科会におきまして、全体的な見直しの中で判断してまいりたいと考えておりますので、御理解のほど、お願いいたします。  以上です。 64 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 65 ◆議長(沓名 宏) 3番。 66 ◆3番(大竹敦子) 御理解をと言われましても、こちらも御理解いただきたいところでございますが、来年度見直すということですが、消費税の関係で約半年おくれるわけです。  普通なら5年で見直しをするということは、5年目の今年度、平成30年度に見直しを行い、6年目に当たる31年度4月から改正された条例が施行となるものではないかと考えます。利用者の方たちもきっとそう考えていると思います。  何も問題なければ、いつでもいいのでしょうが、今のように支障が出ているときは別でございます。  現場の思いをどこまで執行部の方はわかっているのでしょうか。現状のまま迎える来年夏の対策はどうされるのか、お答えください。 67 ◆教育部長(奥谷直人) 議長、教育部長。 68 ◆議長(沓名 宏) 教育部長。 69 ◆教育部長(奥谷直人) まず、スポーツは競技種目ごとによってコートの大きさ、使用する備品類、明るさ、風の影響の有無など求められる環境が異なってまいります。  東部、南部市民プラザのアリーナでは、複数のスポーツなどを同時に利用することが多い中で、それぞれの利用者がそれぞれ相手方を理解し、配慮いただきながら御利用いただいております。  今後も、そのような理解のもとで御利用いただけるものと考えております。  市での対応といたしましては、以前より利用者やスポーツ関係団体の皆さんには、それぞれの立場を踏まえ、空調使用に対する使用料についての理解を促すとともに、本年度秋よりものづくりセンター4階実習室において、施設利用率向上と卓球利用の促進並びに空調問題の緩和のため卓球台を10台設置するなど取り組んでおります。  施設利用に関しての疑問、御意見などには、窓口でこれからも丁寧に対応してまいりたいと考えております。  以上でございます。 70 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 71 ◆議長(沓名 宏) 市長。 72 ◆市長(禰宜田政信) 夏の対策のことでございますが、冬も関係はあるわけでございますけど、空調は一応ついておりますので、暑さ対策はそう問題はないと思いますけれども、いずれにしましても空調費につきましても、いろいろな意見がございますので、しっかり説明責任は果たさなきゃならないという立場におきまして、じっくりとやっぱり検討していきたいというふうに考えておりますので、御理解をお願いいたしたいと思います。 73 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 74 ◆議長(沓名 宏) 3番。 75 ◆3番(大竹敦子) 市長から直々にお願いをされて大変恐縮いたしますけれども、今までよりも窓口などで丁寧に対応していただけるというふうにお答えがありました。その言葉、大変重く受けとめたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。  また、それぞれ相手の方が理解しと言われておりますけれども、確かに当初よりは少しは団体間の歩み寄りもできているかと思いますが、中には個人さんで理解が得られない方々がいることも確かであります。つい最近、本当に10月の終わりごろもありましたので、利用者の皆様はお互いに払うほうも、お願いするほうも払わされるほうも相当な忍耐を持って事に当たっているという状況はあります。  団体間での空調費のやりとりをするこの制度自体が碧南にはそぐわないものだと考えます。  また、会場をふやしていただいたことには大変感謝申し上げますし、今後も東プラの地下の会議室など、卓球ができる整備も進めていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  また、使用料及び手数料検討分科会を立ち上げるということですけれども、見直しにはどのような人がかかわってくるのか、この際、イとして、会議の構成メンバーを教えてください。 76 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 77 ◆議長(沓名 宏) 市長。 78 ◆市長(禰宜田政信) 会議の構成メンバーですが、使用料及び手数料を所管する全ての課の係長級の職員で組織する予定でございます。 79 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 80 ◆議長(沓名 宏) 3番。 81 ◆3番(大竹敦子) 現場では今も問題は未解決のままです。重ね、重ねになりますが、そこは柔軟にぜひとも会議の実施を早めていただきたいと考えます。  職員だけで見直しをするということになりますが、ウとして、見直しに当たり市民の意見をどのように反映されるのか、お尋ねいたします。 82 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 83 ◆議長(沓名 宏) 市長。 84 ◆市長(禰宜田政信) 見直しに当たりましては、先ほど申し上げました庁内で組織する使用料及び手数料検討分科会で作業を進めてまいります。  ただし、スポーツ施設の空調設備使用料につきましては、質問者から提案いただいた空調費の3年間の実績額を組み入れた使用料への見直し案のほか、御利用される皆様からさまざまな御意見、御要望を伺っております。  したがいまして、今回の見直しに当たりましては、他市の状況の確認や事前に空調設備使用料に関するアンケート調査などを実施し、その結果を踏まえ、見直しを検討していきたいと考えております。 85 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 86 ◆議長(沓名 宏) 3番。 87 ◆3番(大竹敦子) ありがとうございます。  今他市の状況という言葉が出ました。  いつも碧南市は、碧南独自のやり方ということで、なかなか他市とは同調しない部分もありますので、今回はこれをしっかりと他市とは関係なく碧南市の要望をしっかりと受けとめてまいりたいと思います。  利用者の方から、さまざまな御意見、御要望を伺っているということを言われました。ほかにどのようなものがあるでしょうか。  アンケートをとられるということですけれども、アンケートも今すぐとっていただきたいと思います。なるべく早目に実施していただきたいと思います。  では、そうした意見も取り入れた内容のアンケートなのでしょうか。内容と時期も教えてください。 88 ◆教育部長(奥谷直人) 議長、教育部長。 89 ◆議長(沓名 宏) 教育部長。 90 ◆教育部長(奥谷直人) まず、利用者の方々からは、ほかには空調設備使用料について、空調を利用する夏、冬の季節料金の導入などの御意見をいただいております。  次に、利用者アンケートについてでありますが、利用者の方々には、前回の施設使用料の全体見直しの際、他施設の使用料を引き上げた中で、アリーナ使用料は利用者の負担軽減と効率的な市民利用を図る視点から施設使用料を1割引き下げた上で空調施設使用料として新たに徴収することにしたものであること、料金改定後、区分利用時における空調使用料の申し込みの際、利用負担を他利用者間での話し合いで決めるまたは全て申込者が負担することとなるため、他利用者からの同意が得られないケースや調整に手間取るなどとして、一部利用者の方から利用方法の改善の申し入れがあることを踏まえ、今後の取り扱いの参考とするためのアンケートである旨を十分にお伝えした上で実施したいと思っております。  なお、アンケートの項目といたしましては、施設の利用実態、空調料金が別料金であることでの空調の使用勝手のよしあし、空調設備使用料の見直しの有無、料金体系のあり方などをお聞きしたいと考えております。
     また、実施時期につきましては、使用料の改定スケジュールを踏まえ、考えてまいります。  以上です。 91 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 92 ◆議長(沓名 宏) 3番。 93 ◆3番(大竹敦子) ほかの御意見はということで、季節料金という御要望もあったようです。  私は先ほど年間の空調費を12ヵ月に振り分けてはと申し上げましたが、これもやっぱり利用者の方々の御意見でございまして、やはり空調費を使用料に組み入れる方法を市民の皆様は望まれているように思います。  バドミントンの方でも夏の暑い日には空調を入れますと、やっぱりうまくいかないときがあるんですね。団体さんばっかりじゃないので、やっぱりそういうときには組み入れた形のほうが問題ないかなというふうに思います。  いずれにいたしましても、そのような体制になることを強く要望しておきたいと思いますので、なかなか決まった改定スケジュールを踏まえということでありますが、できるだけ早目にしていただきたいなというのが本当に心から願うところでございます。よろしくお願いいたします。  それでは、件名2、(2)に移ってまいります。  スケートボード場の整備についてお尋ねいたします。  この質問も昨日、20番議員さんから多くの御指摘を受けたものでございます。そのこともあわせて、前向きに御答弁いただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。  市長は9月議会の一般質問に答えられ、来年度、スケートボード場を釣り広場の東側にある港南緑地の人工砂浜を含めた親水空間を有効利用する形で整備していきたいと断言をされました。  私も以前、スケートボードをされる皆様の会議に参加させていただいたことがあり、そこでぜひ専用のスケートボード場を整備してほしいとのお声を聞いておりました。  私なりにスケートボード場に適した場所を検討したり、探したりをしておりましたけれども、なかなか適した場所が見つからず、声を出すこともできず、提案することができずにおりました。しかし、前回、市長が来年度中に完成を目指すとまで言われたことには、これまでの関係者の皆様の思いが実を結ばれようとしていると感じた次第です。  スケートボードは身近なスポーツのようでありますが、なかなか場所を選ぶスポーツでありますから、かえってその行為が迷惑行為となったり、非難されてしまうケースも多いスポーツであります。昨日も1つ事件があったように思っております。東京ですけどね。  肩身の狭い思いをしてスケートボードをしてきているので、何とかできないものかと思っておりました。今回、スケートボードが東京2020で正式種目にも決まり、若い世代が夢を持つことができるスポーツになりましたし、さらにこうしたことで、私の思いも強くなったことは間違いありません。  スケートボードを愛好する方々は、待ち望んできたスケートボード場が碧南市にできるということをさぞかし喜ばれているのではないかというふうに思っております。ただし、昨日もありましたように、整備する場所の問題があります。  選んだ港南緑地の人工砂浜を含めた親水空間は、私にとってほとんどなじみのない場所という印象でした。9月議会でも、なぜそこを選んだのかについて御答弁をされておりましたので、その選択の理由は承知いたしましたが、海に面していて景観がとてもいいとはいうものの、かえってそれがとても危険ではないか。車でしか行けないようなアクセスの悪さなども心配する声が上がっており、昨日はつり針の問題も出ました。その中で、本当にこれから、末永く親しまれるスケートボード場となっていくのか、大変心配であります。  しかし、愛好する若い皆さん方にお話を伺ってみると、若い方たちにはさまざまな思いがあり、若い方たちの集まる場所として決して悪い場所ではないのかもしれないと思うようになりました。新聞報道もされ、市長の決意の強さも感じております。  青天のへきれきで来年度中に完成ということで、時間がありませんので、若い方たちやまた、子供さんを持つ保護者の皆様の思いを含めて、今回質問させていただくことにいたしました。  アとしまして、今回のスケートボード場の考えている概要についてお聞かせください。 94 ◆開発水道部長(黒田敏裕) 議長、開発水道部長。 95 ◆議長(沓名 宏) 開発水道部長。 96 ◆開発水道部長(黒田敏裕) 計画をしておりますスケートボード場の概要でございますが、港南緑地にあります3メートルほどの低みとなった人工砂浜を現地の形状を生かし、スケートボード場とするもので、広さ的には幅が約15メートル、長さが約130メートルのエリアでございます。  現時点の構想ではございますが、この中にスケートボードを楽しむための障害物、これをセッションと言いますが、スロープ状のものを初め、すり鉢状のもの、パイプレール状のもの、階段などを複合的に配置したいと考えております。  また、初心者にも配慮した平面的なゾーンも設け、より多くの方が利用できるものにしたいと考えております。  また、その他附帯施設におきましてもへきなん総合型スポーツクラブや愛好者などからの御意見をお聞きする中で、休憩所、照明、放送設備などの要望がございまして、それらの施設の設置を検討しているところでございます。  今後、愛好者の声を幅広く取り入れ、より利用される魅力的な施設を計画したいと考えております。 97 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 98 ◆議長(沓名 宏) 3番。 99 ◆3番(大竹敦子) 御丁寧に説明いただき、ありがとうございました。  また、関係者の声もしっかり幅広く取り入れていただくということでございますので、よろしくお願いいたします。  そこで、もう少し詳しくお聞きしたいと思います。  休憩所というのはどのようなものになるのか、設置場所はどこをお考えなのか、教えてください。また、放送設備というのはイベント用か、その使用目的も教えてください。お願いいたします。 100 ◆開発水道部長(黒田敏裕) 議長、開発水道部長。 101 ◆議長(沓名 宏) 開発水道部長。 102 ◆開発水道部長(黒田敏裕) 休憩所につきましては、日差しを遮るための屋根つきの休憩所を3ヵ所ほど考えております。  場所は、現在人工砂浜のある背面壁の後ろ側、駐車場との間の場所を考えております。  また、放送設備につきましては、現在、碧南緑地のビーチコートと類似のものを考えておりまして、イベント時を初め、必要により施設に関する利用者へのアナウンス等にも使用することを考えております。 103 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 104 ◆議長(沓名 宏) 3番。 105 ◆3番(大竹敦子) 屋根つきということで、それでベンチのほうの設置もあるのかなというふうに思いますが、では、イ、の完成の時期と完成までのスケジュールもお願いいたします。 106 ◆開発水道部長(黒田敏裕) 議長、開発水道部長。 107 ◆議長(沓名 宏) 開発水道部長。 108 ◆開発水道部長(黒田敏裕) 完成までの想定スケジュールでございますが、平成31年度事業として予算で御承認いただけた際には、平成31年度の第1四半期に委託ではなく自前で愛好者の声を幅広く取り入れた設計を取りまとめ、その後、整備工事を発注しまして、平成31年度末には供用ができるよう進めたいと考えております。 109 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 110 ◆議長(沓名 宏) 3番。 111 ◆3番(大竹敦子) 関門があるわけでございますが、平成31年度の予算にこれが載せられるかどうかが大前提のようでございます。  関係者の方とは綿密な連携がとられていると伺っております。  予算が承認された場合に、場所が場所ですので、予算が通ったら、できれば基本設計の段階で議会への説明を要望しておきたいと思います。  ウとしまして、事故防止、防犯対策などの安全性の確保はどのようにされていくのか、大事なことですのでお聞かせください。 112 ◆開発水道部長(黒田敏裕) 議長、開発水道部長。 113 ◆議長(沓名 宏) 開発水道部長。 114 ◆開発水道部長(黒田敏裕) 事故防止、安全対策につきましては、まず、安全利用のための施設利用者、プレーヤーのルール、これを場内に掲げ、利用者間の安全確保を図りたいと考えております。  また、物理的には水際や必要箇所の防護柵や夜間の必要な照度を確保するための照明施設の設置を検討しております。  また、施設全体の保安と事故発生時における状況把握のため、監視カメラの設置等も検討しております。 115 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 116 ◆議長(沓名 宏) 3番。 117 ◆3番(大竹敦子) 監視カメラの設置はとても重要だと思います。  そして、安全に利用していただくことも最重要事項なので、しっかりマナーを守って安全に利用していただけるような周知の方法をお願いしたいと思います。  そして、昨日の御答弁で階段とかできないので、浮き輪やロープを準備するようなことも言われていましたが、海に落ちるような事故は決して起きてはいけないので、しっかり落ち度のないよう整備をお願いしたいと思います。  照明につきましては、照明の届く範囲をどこまで想定しているのか、昨日もお答えあったかもしれませんが、設置数を教えてください。また、照明時間についても利用できる時間にかかわってまいりますので、教えてください。 118 ◆開発水道部長(黒田敏裕) 議長、開発水道部長。 119 ◆議長(沓名 宏) 開発水道部長。 120 ◆開発水道部長(黒田敏裕) 御指摘のとおり水際でもございますので、利用者の安全を第一とした計画を考えております。  照明につきましては、現在6基から7基程度は必要かと想定しておりますが、詳細な設置数におきましては、決定しておりません。  基本的には、場内全体に行き届く範囲の照明を考えておりまして、場内のどの場所においても安全に遊戯を行う上で必要な照度を伴うよう設置数を検討してまいります。  また、点灯時間につきましては、愛好者などから夜間利用のニーズを聞き取る中で、適切な時間を設定していきたいと考えております。 121 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 122 ◆議長(沓名 宏) 3番。 123 ◆3番(大竹敦子) スケートボード場に設置された照明がどこまで届くかわかりませんけれども、スケートボード場はしっかりと照明が届くということですね。  そのスケートボード場を予定しているところの奥にあるトイレまでの空間が大変距離がありまして、大変暗くなっております。照明や防犯カメラの設置も必要だと思います。  また、トイレの電気も切れておりますので、あわせて要望したいと思いますけれども、そして、場所がとても不便なところであります。多くの方に利用していただくためにも、アクセスの利便性はとても大切です。  エとしまして、アクセスの利便性をどのように図っていくのか、お聞かせください。 124 ◆開発水道部長(黒田敏裕) 議長、開発水道部長。 125 ◆議長(沓名 宏) 開発水道部長。 126 ◆開発水道部長(黒田敏裕) 現地へのアクセスにつきましては、現地には駐車場もございますので、基本的には車で行っていただくことになろうかと考えております。  また、小学生等のお子さんにつきましては、遊戯中のけが等の心配もございますので、できれば保護者とともに行っていただき、御利用していただければと考えております。 127 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 128 ◆議長(沓名 宏) 3番。 129 ◆3番(大竹敦子) 自動車の方、保護者がつき添える子供たちはいいですが、やはり小学校高学年から高校生ぐらいの子供たちが自転車で行けるかどうか、重要なことです。初めから考えていないというように答弁は聞こえました。  例えばちょっとでも近くにしたいと考えるならば、2号地多目的グラウンドの裏の対岸から橋をかける、または港南橋を渡ってすぐの歩行者ツールの照明など、防犯対策の整備をすることが必要ですが、そこからスケートボード場のほうへ入ってくる。  広く、多くのスケートボードの愛好家の方たちが利用できるような何か策を一考していただきたいと強く要望しておきたいと思います。  今まで知らなかったのですが、スケートボード場の予定地の奥に同じぐらいの広さの芝生広場が広がっており、木々と芝生でとても気持ちのいい緑地があります。写真をお願いいたします。  小さなお子さんの遊べるモニュメントが設置をされ、次をお願いします。  中央にはきれいなあずまやがあります。お昼に関してはお天気がよければ最高の、それこそ景観のいい場所と言えるのかもしれません。しかし、次をお願いします。  これは対岸の岸から写したものですが、夜間は照明がほとんどなく、真っ暗で怖いような場所であり、あの照明のちょっと近くにトイレがあるんですね。本当にちょっと怖いような感じになります。  しかし、対岸の夜景はとてもきれいであります。ありがとうございました。  港南橋の歩行者ツールにもつながっているこの緑地なんですが、スケートボード場を利用される方たちは必ず足を踏み入れる場所になると思います。この場所の防犯、安全対策と有効利用もあわせて整備していく必要があると考えます。  市長もあの予定地は近隣に民家もなく、音も気にすることなく楽しむことができる。騒音の問題のない場所であると答弁で言われました。それであるならば、港南緑地一帯の防犯対策をし、安全性を高め、簡易なものでいいので野外ステージ、バーベキュー、キャンプ場として若者やファミリーにも楽しまれる場所にしてはどうかと考えますが、どうでしょうか。 130 ◆開発水道部長(黒田敏裕) 議長、開発水道部長。 131 ◆議長(沓名 宏) 開発水道部長。 132 ◆開発水道部長(黒田敏裕) まずは既存の親水施設に新たにスケートボード場を整備することにより、港南緑地の利用促進を図りたいと考えております。  その後の展開や整備につきましては、現在具体的な計画はございませんが、ただいまの提案につきましては、今後の港南緑地の活性化に資する1つの施策として参考にさせていただきたいと思っております。 133 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 134 ◆議長(沓名 宏) 3番。 135 ◆3番(大竹敦子) 多少離れた不便なところであると思われるあの場所をスケートボード場として最適と判断した理由は、若い方たちがそうしたものができる場所としても考えているからだと思っております。  何も整備をされないことで、無断でバーベキュー、テントを張られたり、キャンプをされたりしても危険で好ましくありません。釣り広場もあり、洗い場の施設があればキャンプ場に最適だということも考えます。  トイレもあります。バーベキューやキャンプ場としては何が問題なのか、しっかりとルールを決め、安全対策など、すぐにできることは同時に進めていくのが得策ではないでしょうか。  再度、お考えをお聞かせください。
    136 ◆開発水道部長(黒田敏裕) 議長、開発水道部長。 137 ◆議長(沓名 宏) 開発水道部長。 138 ◆開発水道部長(黒田敏裕) キャンプ場やバーベキュー施設を設けることにつきましては、都市公園法上は特に問題ないと考えておりますが、海辺に隣接しておりまして、海へのごみの不法投棄やお酒を飲まれる方もおみえになり、特に夜間における転落等に対する安全確保などにも課題がございまして、その管理体制について慎重に検討するものと考えております。  まずは既存の親水施設、ここに新たにスケートボード場として整備することによる港南緑地の利用増進、これを着実に図ることに注力したいと考えておりまして、その後の利用状況を踏まえ、いただいた提案を参考にさらなる本緑地の活性化について検討をしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 139 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 140 ◆議長(沓名 宏) 3番。 141 ◆3番(大竹敦子) 今言われたことを考えますと、やはり一緒に、同時に整備しないと何が起きるかわからないなと思います。  特に照明と防犯灯は奥の緑地の部分にもしっかりとつけていただいて、港南橋から下がるところも明るくしてください。 142 ◆議長(沓名 宏) 発言時間が終わりました。 143 ◆3番(大竹敦子) もし通れば、お願いします。ありがとうございました。 144 ◆議長(沓名 宏) 以上で、大竹敦子議員の一般質問を終わります。  この際、暫時休憩をいたします。                            (午前 10時 54分 休憩) ───────────────────・・───────────────────                            (午前 11時 5分 再開) 145 ◆議長(沓名 宏) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  次に、鈴木良和議員の一般質問を許します。 146 ◆10番(鈴木良和) 議長、10番。 147 ◆議長(沓名 宏) 10番。 148 ◆10番(鈴木良和) 皆さん、おはようございます。新政会の鈴木良和です。  議長より発言の許可をいただきましたので、通告書に基づき、一問一答方式にて質問させていただきます。執行部におかれましては、わかりやすい御答弁をよろしくお願いします。  碧南市内各地でのお祭り、イベント行事も無事に終わられ、市民の皆様は楽しい秋を満喫されたことと思います。  大浜てらまちウォーキングでは、市内外からのお客様がお見えになり、今までにないにぎわいを感じました。来年はこのイベントも20回目に当たりますので、官民協力して成功に向け準備されていかれることをお願いしたいと思います。  大浜中区山車保存会は、ことし初めて祭礼に女性の参加、また、中学生、高校生の皆さんにボランティアとして参加してもらいました。地区の皆さんからは、ことしのお祭りは若い人が多く参加され、女性も加わる華やかなお祭りでしたと感想をいただきました。  碧南市各地のお祭りを観光の一部に捉え、祭りからコミュニティーの再生を図る方策と考えていくべきと思います。  昔からの伝統を受け継ぐ普遍と、少子高齢化、女性の参加など将来に向けた変化を考えていく時期と思います。普遍と変化、これからの社会の流れを受け入れ、柔軟に対応し住みよい碧南にしていかれますようよろしくお願いします。  件名1、まちづくりについて、(1)神社仏閣の風景を生かしたまちづくりについて、ア、案内人と書くんですけど、あないびとと呼びます、案内人の活躍について。  大浜てらまち地区には案内人が活躍されてみえます。赤いジャンパーを羽織り、活動されています。  案内人の組織はいつ発足され、また、現在活躍されている人数及びその男女比と主な活動内容について、お聞きします。 149 ◆経済環境部長(鳥居典光) 議長、経済環境部長。 150 ◆議長(沓名 宏) 経済環境部長。 151 ◆経済環境部長(鳥居典光) 大浜地区を訪れる方々にまちの歴史や魅力の紹介、まち歩きの際の案内を行うボランティアグループとして、大浜てらまち案内人の会がございます。  発足は平成17年でございます。その年の大浜てらまちウォーキングに間に合うように、てらまち案内のボランティア育成ワークショップを経て発足いたしました。  現在、男性7人、女性11人の18人が登録されております。  主な活動内容としましては、大浜地区を訪れた方への案内のほか、月に1回の定例会や勉強会、市外の案内ボランティアの活動状況などの視察も行っており、知識の習得や案内スキルの向上にも努められております。  また、大浜てらまちウォーキング、市民ふれあいフェスティバルへの参加や出店のほか、独自にてらまち散歩も企画して大浜地区の魅力の発見、発信を行っております。 152 ◆10番(鈴木良和) 議長、10番。 153 ◆議長(沓名 宏) 10番。 154 ◆10番(鈴木良和) ありがとうございました。  先日、視察で昭和のまちというところをお邪魔したんですけれども、やはり案内人さんがお見えになったんですけれども、あそこはちょっと有料でして、お聞きしたところ大浜案内人は無料ということでお聞きしたものですから、大浜の人たちは気が大きいということで、心優しい人だなと思っていまして、続けていっていただきたいと思います。  続きまして、イ、大浜てらまち地区の来訪者について、来訪者の過去5年間の人数とどちら方面からの来訪者か、お聞きします。 155 ◆経済環境部長(鳥居典光) 議長、経済環境部長。 156 ◆議長(沓名 宏) 経済環境部長。 157 ◆経済環境部長(鳥居典光) 案内人の方々が大浜てらまち地区への来訪者を案内された過去5年の実績を申し上げます。  平成26年度、15回、196人。平成27年度、22回、392人。平成28年度、24回、307人。平成29年度、16回、195人。平成30年度は11月末現在でございますが、11回、148人となっております。  次に、どちら方面からの来訪者ということでありますが、県内は無論のこと、近隣の岐阜、三重、静岡、滋賀といった県外からの案内申し込みもございます。  また、海外からの来訪者ということで姉妹都市であるエドモンズ市からの派遣団やマレーシアからの訪問団の案内も過去には行っております。 158 ◆10番(鈴木良和) 議長、10番。 159 ◆議長(沓名 宏) 10番。 160 ◆10番(鈴木良和) この人たち以外にも来訪者、結構たくさんお見えになると思うんですけれども、予約が必要だとか、ちょこんと来てお願いするというのもしていただければ、来た人たちのおもてなしとして、今後お願いできたらなとは思います。  過去に5人ぐらいですかね、ぶらぶらしていて、私、近くで仕事をやっていたものですから、車をおりてここが伊賀越えの上陸地だよとか、あと西方寺さんだとか、こちらのほうに10ヶ寺がありますよというふうにおりて説明するんですけれども、ここで案内人センターがありますよとか、そういうのが周知、PRしていただければいいかなと思いますので、要望しておきます。よろしくお願いいたします。  案内人さんはどのぐらいの時間をかけて案内されているか。また、その案内の内容をお聞きします。 161 ◆経済環境部長(鳥居典光) 議長、経済環境部長。 162 ◆議長(沓名 宏) 経済環境部長。 163 ◆経済環境部長(鳥居典光) 来訪される方々の要望に応じて対応いただいております。  要望される主な案内時間は1時間30分から3時間程度となっておりますが、中には6時間といったケースもございました。  また、案内の内容もさまざまであり、訪問したいと希望されたお寺の案内、解説、10ヶ寺めぐり、美術館や食事どころの案内などが多いようでございます。  また、大浜てらまちエリア以外の案内の要望にも応えておりまして、応仁寺の案内を行った例もございました。 164 ◆10番(鈴木良和) 議長、10番。 165 ◆議長(沓名 宏) 10番。 166 ◆10番(鈴木良和) 大浜の隣に棚尾地区もございますので、棚尾地区、特に毘沙門さん付近には神社仏閣もございますので、そちらのほうもあるといいかなと思います。よろしくお願いいたします。  続きまして、ウ、観光物産館直営所の設置について。  大浜まちかどサロンの職員さんがたびたび来訪者から聞かれることは、お土産を買いたいが、どこにいけばお店屋さんがありますかとか、そういうことをよく聞かれるそうです。  ここ碧南に来られた方々のおもてなしとして観光物産館があればよいと思いますが、本市のお考えをお聞きします。 167 ◆経済環境部長(鳥居典光) 議長、経済環境部長。 168 ◆議長(沓名 宏) 経済環境部長。 169 ◆経済環境部長(鳥居典光) 観光物産館直営所の設置ということでございますが、直営所となりますと施設の設置、管理の課題を初め、運営面において物産を販売しようとする場合には、商品の陳列から在庫の管理、賞味期限や温度管理、出品業者との連絡調整、それから、商品によりましては販売免許が必要になってくるというような多くの課題があります。  したがいまして、慎重に検討せざる得ない課題だなと考えております。  ことし、大浜てらまち地区のみりん醸造事業者が直売店をオープンさせ、隣接するレストランや見学施設とあわせて多くの方が訪れているとお聞きしております。そのような形での進展に期待したいところでございます。 170 ◆10番(鈴木良和) 議長、10番。 171 ◆議長(沓名 宏) 10番。 172 ◆10番(鈴木良和) 先日、信長に関係ある清洲城にお邪魔したんですけれども、そのお城の近くにちょっとしたお土産品等がございますものですから、どこの観光地へ行ってもそういうお土産品を目にするものですから、民間のほうでもしやる、協働と言っちゃ何ですけれども、そういうものでPRできるこういう物産館があるといいかなと思います。  続きまして、次、エ、大浜てらまち地区から棚尾地区毘沙門への流れ、動線をどのように考えているかについて、お聞きします。 173 ◆経済環境部長(鳥居典光) 議長、経済環境部長。 174 ◆議長(沓名 宏) 経済環境部長。 175 ◆経済環境部長(鳥居典光) 11月3日にブラアイチin碧南を開催いたしました。  これは愛知県が地元自治体と共同で開催するまち歩きイベントで、地域の歴史や地形などを知ることにより、まちづくりや防災意識の啓発、観光促進を目的とするもので、昨年度から始め、4回目を碧南市で開催したものです。  ブラアイチin碧南では、議員御質問の大浜てらまち地区と棚尾地区を歩くルートを設定しまして、全長6キロメートル弱のコースで両地区を結ぶ導線として2本を設けました。  1本目は堀川からレールパークを経て、八柱神社から毘沙門さんへ抜けるもの、2本目は毘沙門通りから達吉の小径を経て、上源氏橋を渡り藤井達吉現代美術館へと続くものでありました。  このイベントで作成したマップを今後、大浜や棚尾を訪れる方のまち歩きに活かす機会があればと思います。  また、作成したルートを参考に両地区が連携したイベントの開催もできるのではないかと期待しております。 176 ◆10番(鈴木良和) 議長、10番。 177 ◆議長(沓名 宏) 10番。 178 ◆10番(鈴木良和) ひとつよろしくお願いいたします。  続きまして、観光客目線での案内パンフレットを地区の若い高校生、大学生に協力してもらい、ちょっと後なんですけど、2026年アジア大会までに商品、土産物を、今までにない若者らしいインパクトがあるパンフレットを時間をかけても結構ですので開発していくなど、将来に向けての種まきをしていただけたらなと思います。  続きまして、(2)水族館アンテナショップについて。  ア、水族館にアンテナショップについて、お聞きします。  私の6月議会一般質問に道の駅ふうなアンテナショップの建設について、お聞きしました。  執行部の皆さんの御答弁は、まず水族に関する商品を手初めに販売していきたいと考えていると言われ、また、将来的には碧南市の名物などを販売する地域のアンテナショップ的な要素を持ち、多くの方々に利用され、楽しまれる水族館を目指しますと言われました。  具体的なお考えが出てこられたか、お聞きします。 179 ◆教育部長(奥谷直人) 議長、教育部長。 180 ◆議長(沓名 宏) 教育部長。 181 ◆教育部長(奥谷直人) 水族館において、物品販売も集客に大きな影響があると考えております。  そこで、現在始まっておりますリニューアルに向けてのエントランス工事の中で、有料エリア内にわずかではありますが、販売スペースを設けてまいります。  ただし、限られたスペースでありますので、まずは水族館に来ていただいた記念となる魚など、水族に関係するお土産品を販売していきたいと考えております。  スペースの確保や販売方法などの課題もありますが、将来的に碧南のPRにつながる物品も取り扱い、地域のアンテナショップ的な要素を加えていければと考えております。  以上であります。 182 ◆10番(鈴木良和) 議長、10番。 183 ◆議長(沓名 宏) 10番。 184 ◆10番(鈴木良和) それでは、水族に関係するお土産品について、具体的にどんな販売品を考えているか、お聞きします。
    185 ◆教育部長(奥谷直人) 議長、教育部長。 186 ◆議長(沓名 宏) 教育部長。 187 ◆教育部長(奥谷直人) 水族館へ来ていただいた記念に碧南海浜水族館の名前の入ったパッケージのお菓子や小物類を手初めに販売する予定であります。  なお、レストランにおいても物品販売をしておりますので、取り扱う商品の重複がないように調整しながら進めてまいりたいと思っております。  以上です。 188 ◆10番(鈴木良和) 議長、10番。 189 ◆議長(沓名 宏) 10番。 190 ◆10番(鈴木良和) ありがとうございます。  地元のある煎餅屋さんと言うとすぐわかっちゃうんですけれども、小さいカニをイメージしたお菓子や何かをつくってみえるところもありますものですから、そういうのを利用すれば、また一層ちょっといいんじゃないかな、水族館らしいお土産というか、食べ物も出てくるんじゃないかなとは思います。  続きまして、申しわけありませんが、次、イ、とウ、は質問が類似しているので一括でお聞きします。  イ、竜の子街道プロジェクト推進に向けてのアンテナショップの活用についてと交流都市である由仁町、豊田市小原地区、塩竈市、エドモンズ市、プーラ市に関連するアンテナショップ計画についてお聞きします。 191 ◆教育部長(奥谷直人) 議長、教育部長。 192 ◆議長(沓名 宏) 教育部長。 193 ◆教育部長(奥谷直人) 水族館でのアンテナショップ設置につきましては、繰り返しになりますが、現在のリニューアル工事の中で限られたスペースを活用して、まずは魚など水族に関係するお土産品の販売を始めていくものでありますので、御提案のありました竜の子街道プロジェクトや姉妹都市などのアンテナショップとしての機能は難しいと考えております。  ただし、水族館も集客施設という側面から竜の子街道事業への貢献は可能であると考えておりますし、本市との交流のある自治体等の物品の販売も集客等にも有効であると考えております。  いずれにいたしましても、リニューアル後の施設運営を行う中で、アンテナショップ的な要素を持つ運営を模索してまいりたいと考えております。  以上です。 194 ◆10番(鈴木良和) 議長、10番。 195 ◆議長(沓名 宏) 10番。 196 ◆10番(鈴木良和) ありがとうございます。  多分、今でも置いてあると思うんですけれども、竜の子の箸置きのガチャガチャ等を水族館もしくはほかのちょっと皆さんが集まるところに置かれるということもPRの1つでとはないかと思いますので、ひとつよろしくお願いいたします。  2026年のアジア大会を見据えながら計画されていかれますよう、ひとつよろしくお願いいたします。  続きまして、件名2、玉津浦グラウンドの整備及び活用について。  (1)グラウンドの活用状況について、玉津浦グラウンドは主に軟式野球、ソフトボールの練習場、試合会場として、土曜日、日曜日と多くの市民の皆さんが使用されていると思います。  また、碧南市の行事としては消防出初め式、消防団操法大会会場として使われています。  大規模災害時、このような大きなグラウンドがどのように機能していくのか、そこで、ア、防災拠点としての活用についてお聞きします。 197 ◆副市長(松井高善) 議長、副市長。 198 ◆議長(沓名 宏) 副市長。 199 ◆副市長(松井高善) 私よりお答えさせていただきます。  玉津浦グラウンドにつきましては、地域防災計画で地区防災活動拠点と位置づけられておりまして、大規模災害時には県内外から広域的な応援を受ける際の警察、消防、自衛隊などの宿営の拠点や資機材、救援物資の集配の拠点ということで活用するということでございます。 200 ◆10番(鈴木良和) 議長、10番。 201 ◆議長(沓名 宏) 10番。 202 ◆10番(鈴木良和) ありがとうございます。  よろしければ、ほかに集配拠点がありましたら、教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。 203 ◆副市長(松井高善) 議長、副市長。 204 ◆議長(沓名 宏) 副市長。 205 ◆副市長(松井高善) その他の物資の集配の拠点ということでございますが、これ、校庭のグラウンドがヘリコプターの離発着場の指定を受けております碧南高校を考えております。  以上です。 206 ◆10番(鈴木良和) 議長、10番。 207 ◆議長(沓名 宏) 10番。 208 ◆10番(鈴木良和) ありがとうございます。  続きまして、イ、道の駅の設置場所としての考えについて、平成26年、27年と3名の議員さんが道の駅について質問されていました。  1つ、これも何回か質問されてみえると思います。  2026年にアジア大会が行われ、ここ碧南はビーチバレー大会会場として予定されています。  碧南市の地場産業をPRする絶好なチャンスが訪れます。世界中、日本中から多くの方々が碧南にみえると思います。PR会場が必要になります。  そこで、玉津浦グラウンドに道の駅設置はどうか、お聞きします。 209 ◆副市長(松井高善) 議長、副市長。 210 ◆議長(沓名 宏) 副市長。 211 ◆副市長(松井高善) この道の駅は道路利用者などのための休息、休憩機能、情報発信機能や地域連携機能を兼ね備えた休憩施設として、主に幹線道路沿線に設置をされておりまして、国土交通省のホームページによりますと、平成30年4月25日現在で、全国で1,145駅が登録をされております。  また、この一方、つくったものの過去に登録を抹消された道の駅もございまして、つくればよいというようなものでもございません。  地域がどのように活用するか、また、事業の採算性はあるか、こういうことなどをしっかりと見きわめないと将来、問題となってまいります。  この玉津浦グラウンドの土地は、御存じのように愛知県が所有するものでございまして、現在は碧南市がこれを占有し、グラウンドと利用者のための駐車場として使用するものでございます。  軟式野球、ソフトボールなど多くの市民の皆様に現在御利用いただいていることも考えますと、玉津浦グラウンドの道の駅の整備は、課題が多いものと現在考えております。  ただ、道の駅の設置につきまして、先ほど事業の採算性、地域の活性化、既存施設との連携などを考慮いたしまして、市域全体で研究をしてまいりたいと考えています。  以上です。 212 ◆10番(鈴木良和) 議長、10番。 213 ◆議長(沓名 宏) 10番。 214 ◆10番(鈴木良和) 丁寧な説明、ありがとうございます。  正直言って私の息子が商売をやっているものですから、経済建設委員会で視察にお伺いをしたむなかた道の駅は、結構繁盛していまして、繁盛しているところはいいんですけれども、多分もう淘汰されてというところもよく勉強して、今後につなげていっていただきたいと思います。  それでは、アジア大会期間中、臨海体育館をPR展示会場にする案はどうか、お聞きします。 215 ◆副市長(松井高善) 議長、副市長。 216 ◆議長(沓名 宏) 副市長。 217 ◆副市長(松井高善) 議員御質問のとおり、2026年アジア大会のビーチバレーボール会場ということで、国内外から多くの方が来られますので、これは碧南市をPRする絶好の機会ではないかと考えております。  平成26年に技能五輪の全国大会を臨海体育館で開催した際には、市外から多くの方が来場することを想定いたしまして、この臨海公園などで西三河物産市を開催いたしまして、碧南の物産を広くPRいたしました。  こういう経験を参考にいたしまして、会場を臨海体育館に限らず、どのように碧南市がPRできるかを検討していきたいと現在考えております。 218 ◆10番(鈴木良和) 議長、10番。 219 ◆議長(沓名 宏) 10番。 220 ◆10番(鈴木良和) ありがとうございます。  平成26年の技能五輪全国大会、私も議員じゃないときに参加していまして、2日間、市内外から本当に多くの皆さんがお見えになったことを思い出します。  アジア大会はどのぐらいの期間かわかりませんけれども、1週間近く期間があり、また、前後1週間ぐらいは準備期間として碧南に多くの方が御来場されると考えます。  技能五輪大会の何倍かの規模のイベントになることは間違いないと感じます。7年後のアジア大会が成功するための計画をひとつよろしくお願いいたします。  (2)グラウンド周辺の土地について。  ア、といたしまして、グラウンド南側隣接の子供広場利用状況と遊具の老朽化の状態について、お聞きします。 221 ◆副市長(松井高善) 議長、副市長。 222 ◆議長(沓名 宏) 副市長。 223 ◆副市長(松井高善) まず、このちびっ子広場につきましては、地区が用地を確保していただいた上で市へ要望いただきまして、市が設置をしている、そういうものでございます。  遊具等の設置と保守点検は市が行いまして、日常の管理、除草、草取りだとか花壇等の整備などは地区の皆さんの御協力のもとに児童の安全な遊び場として利用していただいている、そういうところでございます。  ちびっ子広場は児童やその保護者が自由に利用できる施設として設置をしておりますので、日々の利用状況については把握をしておりません。  遊具の保守点検は年4回行っておりまして、もちろんふぐあい等が発見されれば、その都度、修理などを行って安全に遊ぶことができるように整備を行っております。  以上です。 224 ◆10番(鈴木良和) 議長、10番。 225 ◆議長(沓名 宏) 10番。 226 ◆10番(鈴木良和) イ、グラウンド周辺植栽の管理と有効利用についてでありますが、植栽の管理を整備に変更してよろしくお願いします。  グラウンド駐車場と道路との間に植栽があります。  この植栽を再整備されていけば有効な土地が誕生してくるのではないかと思いますが、どうでしょうか。  今ちょっと映像的に地図が間に合わなかったものですから、わかりにくいかもしれませんけれども。  申しわけありませんが。  どうでしょうか。よろしくお願いします。 227 ◆副市長(松井高善) 議長、副市長。 228 ◆議長(沓名 宏) 副市長。 229 ◆副市長(松井高善) 玉津浦グラウンドは、昭和53年3月19日に完工しております。その後、駐車場及び周辺の植栽についても附帯設備として整備がされております。  この植栽の維持管理につきましては、年3回の草取りを実施いたしまして、歩道に出た枝であるとか、台風で倒れてしまった樹木を適切に処理いたしております。  現在、植栽の形態を変更するなどというような再整備は考えておりませんが、一部植栽がうっそうとしている箇所もございまして、これらを整備することにより、ある程度活用可能なスペースが生み出される、そういう可能性はあろうかと考えております。  以上でございます。 230 ◆10番(鈴木良和) 議長、10番。 231 ◆議長(沓名 宏) 10番。 232 ◆10番(鈴木良和) グラウンドのコンパクト化、また、植栽エリア等の見直しにより生み出された土地を活用し、2026年のアジア大会までに碧南市の活性化が図れる施設、道の駅などができないか、また、キッチンカーを集積できるスペースが確保できるかなと思います。  何度も言いますが、再整備されれば有効な土地が誕生すると思いますので、これ、要望します。  最後なんですけれども、今の私が思うに思いやりやコミュニケーションが欠けているような気がします。お隣同士のつき合いもなく、近所の人がお亡くなりになっても知らないほどです。コミュニティーの再生が急がれます。  子供から御老人までの幅広い年齢の方々が参加できるのは、お祭りしかないと思います。自治体行事の参加、消防団員の参加に役立つのではないかと思います。
     月日はかかると思いますが、間違いなく良心が築かれていくと信じます。  ふるさと納税を自治コミュニティー再生に使われますようよろしくお願いし、早いですけれども、質問を終わります。  執行部におかれましては、前向きな御答弁をありがとうございました。 233 ◆議長(沓名 宏) 以上で、鈴木良和議員の一般質問を終わります。  この際、暫時休憩をいたします。                            (午前 11時 38分 休憩) ───────────────────・・───────────────────                            (午後 1時 0分 再開) 234 ◆議長(沓名 宏) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。  次に、山口春美議員の一般質問を許します。 235 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 236 ◆議長(沓名 宏) 9番。 237 ◆9番(山口春美) 日本共産党の山口春美です。  この12月議会は、3月の予算議会の前哨戦とも言われています。私ども日本共産党の碧南市会議員団は、去る11月4日、エドモンズ訪米中の禰宜田市長にかわり、松井副市長に2019年度予算要望書を直接提出させていただきました。これには文書で回答いただくように求めておきましたけれども、いまだに何の音沙汰もありませんので、改めてこの見解を聞きたいと思います。  来年度の予算要望書に加えて、今回は禰宜田市長の在任任期1年を残して2021年度から2030年度までの第6次総合計画の策定準備が始まるので、人口増のための子育て支援、公募委員の拡大、平和行政の推進、法人税率を制限税率にして財源確保する4つの指摘を総合計画についてはさせていただきました。  そこで、第1件目の質問として、市長に改めてこの日本共産党の2019年度予算要望書について見解を、どこまで時間を使っていただいても結構ですので、回答していただけるならば最大限してください。 238 ◆総務部長(金沢宏治) 議長、総務部長。 239 ◆議長(沓名 宏) 総務部長。 240 ◆総務部長(金沢宏治) 今、総合計画につきましても、来年度当初予算につきましても、精査をしておる途中でございまして、この時点で予算編成、あるいは総合計画に対するコメントについては差し控えさせていただきます。 241 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 242 ◆議長(沓名 宏) 9番。 243 ◆9番(山口春美) また文書で回答いただくように改めて求めておきたいと思います。  それで、禰宜田市長の10年間は、子育て支援はほとんど新規事業はなくて、費用対効果、他市並み行政と言い続けて、財政再スタート宣言としては48項目、2億円の市民向け施策を削減してきました。次期計画ではぜひ、日本一、愛知一の子育て支援策を講じていただき、子供を産むなら碧南市、子育てするなら碧南市と言われるような夢と希望があふれる前向きな市にしていただきたいと切に思うものです。  そこで伺います。  1のアの部分ですが、思い切った子育て施策として、来年度予算と総合計画の中で、全国、県内で行っているすぐれた施策は早急に実施し、さらに一歩進んだ子育て支援がどうしても必要だと思いますが、まず第一には、西三河9市の中でも、安城市に続いてみよし市が高校までの入院費無料化を来年度からやられるようです。碧南市は、入院費無料化で500万円、通院費は約5,000万円で実施できるのですが、市長任期の最終年で、ぜひ西三河トップの水準にしていただきたく、高校までの医療費の入院だけではなく通院費も含めた実施について決意をしていただきたいと思いますが、その他の新たな施策があったらそれも披瀝していただきながらお答えください。 244 ◆健康推進部長(杉浦秀司) 議長、健康推進部長。 245 ◆議長(沓名 宏) 健康推進部長。 246 ◆健康推進部長(杉浦秀司) 高校生までの医療費無料化ということでございます。  現在、当市では中学生までの医療費無料化を実施しております。近隣市と比較しましても標準的だと私は思っております。現在のところ、拡大する考えはございません。 247 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 248 ◆議長(沓名 宏) 9番。 249 ◆9番(山口春美) 後にも言いますけれども、いつまでもそう言っている状況では、私はないと思います。わずかなお金でできるこの施策だったら、やっぱり基本は子供の医療費というのは無料であるべきなので、早く踏み切っていただきたい。何でいつまででも二の足を踏んでいるのか。みよし市と類似団体ではほぼ同じ水準になっているわけですから、ぜひしていただきたいというふうに思います。  それで、イのところの2つ目のところに行きます。  公立保育園でのゼロ歳児、1歳児保育の実施や標準保育時間11時間を現行保育料内にしていただくことは何度も言ってきていますが、来年度でいよいよ新しい碧のうさぎ保育園なども始まりますけれども、安心して働きながら子供を産み育てるためには、保育に欠ける子供を丸ごと預けられる保育園がどうしても必要です。通勤に間に合う距離にあるかどうかは大変重要な条件整備です。築山、羽久手、天道、日進保育園のゼロ歳、1歳児保育の実施はいつやるのかお答えください。 250 ◆福祉こども部長(岡崎康浩) 議長、福祉こども部長。 251 ◆議長(沓名 宏) 福祉こども部長。 252 ◆福祉こども部長(岡崎康浩) 公立園でのゼロ歳児のということでございますけれども、公立園におきましては、現在、子ども・子育て支援事業計画におきましては、市内全域を計画区域というふうに定めまして、市内全域でもって需要を満たしている状況でございますので、今後も公立園で拡大する考えはございません。よろしくお願いいたします。 253 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 254 ◆議長(沓名 宏) 9番。 255 ◆9番(山口春美) 来年度予算に限定して聞いているわけではなくて、今後10年間、市長もいなくなると思いますので、この10年間にわたって、さっきの高校までの医療費無料化、それから、公立保育園のゼロ歳児から始めていくことも一切やらないというふうに、そういうつもりで答えてみえるんですか。それはあり得ないでしょう。どこの段階で踏ん切りをつけていくのか。それはおくれが明らかですから、そこはどういうふうに受けとめて。とりあえず来年度予算ではやらないということですか。 256 ◆福祉こども部長(岡崎康浩) 議長、福祉こども部長。 257 ◆議長(沓名 宏) 福祉こども部長。 258 ◆福祉こども部長(岡崎康浩) 過去の集中改革プランの中で、3歳未満児がふえている現状を捉えて、運営主体を公立のまま運営することはもう限界にきているという判断をしました。その中で民営化を図るということがうたわれております。そういった意味で、先ほど申しましたが、未満児につきましては公立園でやっていく考えはないというものでございます。 259 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 260 ◆議長(沓名 宏) 9番。 261 ◆9番(山口春美) こんなところで公立保育園で今後やっていくことは考えないと言って、正式にそんな道筋を明確にされたことはないですよ。たまたま来年度、ゼロ歳児、1歳児が不足するからということで、ばたばた民間保育園を新たに募集するということを立ち上げてやられただけで、公立保育園は一切今後もゼロ歳児、1歳児は広げていきませんなんていうことは、方向転換されたという、こういう記憶はありませんけれども。ずりずりという形で、今後一切ゼロ歳児、1歳児のない、公立保育園として、保育園として成り立たない保育をこのまま10年間続行すると、こういうことですか。 262 ◆福祉こども部長(岡崎康浩) 議長、福祉こども部長。 263 ◆議長(沓名 宏) 福祉こども部長。 264 ◆福祉こども部長(岡崎康浩) 碧南市には公立園と社協園と民間園ということで、3つの形態でもって運営をしているということでございます。この形態でもって、今後も引き続き保育の需要には応えていきたいというふうに考えているものでございます。よろしくお願いいたします。 265 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 266 ◆議長(沓名 宏) 9番。 267 ◆9番(山口春美) それでは、ウのところの合計特殊出生率について改めて伺います。  厚生労働省はことしの6月1日に、平成29年の人口動態統計月報年計の概要の結果を発表しました。出生数は、全国では94万6,000人で、明治32年の調査以来過去最少、合計特殊出生率は1.43でした。愛知県は1.54です。碧南市はどうなんでしょうか。  この碧南市は、禰宜田市長が市長になった平成20年から24年のこの5年刻みの合計特殊出生率は1.63で、その前年の5年間の数字を下回ったのは、その当時、碧南と美浜町だけでした。今度この25年から29年がどうなったのかは大変注目するべきところなんですが、この辺については、碧南市の合計特殊出生率についてはどのように把握されてみえますか。 268 ◆福祉こども部長(岡崎康浩) 議長、福祉こども部長。 269 ◆議長(沓名 宏) 福祉こども部長。 270 ◆福祉こども部長(岡崎康浩) 碧南市の合計特殊出生率ということですが、今質問者がおっしゃられたとおり、直近の数字は平成20年から平成24年の1.63という数字でしかございません。25年から29年のものはまだ出ていないということでございます。 271 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 272 ◆議長(沓名 宏) 9番。 273 ◆9番(山口春美) 愛知県もそうですし、お隣の西尾市も、毎年毎年独自にその年の合計特殊出生率を割り出してみえます。それで、碧南市は一番都合の悪いところは見て見ぬふりと、なるべく公にしないという姿勢で、これだけ全県で一番の減り率が高かったこの碧南市が公立保育園も今後ゼロ歳児、1歳児、やらない、それから、高校までの医療費無料化も、他市より進んだことはやらないと、こういうことになっていたら、この先一体どうなるのかというふうに誰しも心配するところです。  平成29年度の、これ、出生数です。ダイレクトに子供の生まれた数ですが、衣浦東部の保健所管内では平均で9.4、約5,000人生まれました。それを5市で見ると、碧南市は552人、平成29年ですよ、の7.7%です。刈谷は10.1、安城は9.7、知立は9.8、高浜は8.4と。この数字だけ見ても碧南市は最低です。ですから、引き続き前年度より減ってしまうという可能性は大いにありというふうに、2年後には多分出てくるということなんですが、出てくるんですよね。この事態に目を背けてばかりはいられないでしょう。  本当に碧南市へ若い人たちが住みにいきたいなというふうに思い、若い人たちが安心して子供を産み育てることができるようにしていく。工場用地をつくったり、いろいろ策はあるかと思いますけれども、肝心かなめな子育て世代の皆さんの大変な生活の中にダイレクトに影響を及ぼす施策については、よその市よりも一歩でも出ちゃいかんと、こういう禰宜田市長の考えでは、一番大切な10年間の人口維持ということすら外国人頼みということになるんじゃないですか。私は、ここにやっぱりきちっとメスを入れるべきだと思うんですが、市長はどうお考えなんですか、過去の経験も含めて。 274 ◆福祉こども部長(岡崎康浩) 議長、福祉こども部長。 275 ◆議長(沓名 宏) 福祉こども部長。 276 ◆福祉こども部長(岡崎康浩) 先ほど質問者は出生数のことをおっしゃられましたけれども、碧南市の出生数を、これは住民基本台帳上の数字でございますけれども、平成28年度は年間573人だったものが、平成29年度は年間で606人と、33人増加している状況でございます。人口につきましても、平成27年5月に7万630人というところまで落ち込みましたが、平成30年11月末では7万3,095人ということで増加をしている状況でございます。  少子化ということで、出生率の向上に向けた取り組みとしましては、まち・ひと・しごと総合戦略の基本目標であります結婚、出産、子育て、環境づくりに掲げられました施策、あるいは事業を総合的に着実に実行することで少子化対策を進めていきたいというふうに考えております。よろしくお願いいたします。 277 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 278 ◆議長(沓名 宏) 9番。 279 ◆9番(山口春美) ぜひ独自の試算も早目に報告していただいて、人口をきちっと守るだけの科学的な数字を明らかにしていただきたいと思いますし、それに伴う施策を進めていただきたいと思います。  ごめんなさい。2のところで落としましたので、保育料の無料化、来年度の10月から保育料無料化と言っていますが、安倍内閣は消費税10%増税のあめ玉として3歳以上と住民税非課税世帯の保育料無料化を打ち出しています。まだ今のところいろいろマスコミでも言われているところにとどまっていますけれども、その一方で、給食費の別枠徴収をほのめかしているようです。  そこで、改めてこれらの実際の国の動きなどについて、どこまで掌握してみえるのか、一体幾らの給食費を徴収しようとしているのか等についてお答えください。 280 ◆福祉こども部長(岡崎康浩) 議長、福祉こども部長。 281 ◆議長(沓名 宏) 福祉こども部長。 282 ◆福祉こども部長(岡崎康浩) 無償化に伴う給食費ということでございますけれども、現在国のほうでは、給食費の負担方法の見直しを調整中であると、今後結論を出すというふうに聞いております。ということで、無償化に伴って給食代を幾らにするかというのはまだ今、我々としては未定でございます。 283 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 284 ◆議長(沓名 宏) 9番。 285 ◆9番(山口春美) 今年度の最新数字でもいいですが、実際に3歳以上の保育園、幼稚園の数と、それから、非課税世帯のゼロ歳児、1歳児、2歳児のみ無料になるわけですから、この世帯数も教えてください。 286 ◆福祉こども部長(岡崎康浩) 議長、福祉こども部長。 287 ◆議長(沓名 宏) 福祉こども部長。 288 ◆福祉こども部長(岡崎康浩) まず、3歳児以上につきましては、平成30年11月末現在でございますが、1,393人が給食代を徴収している世帯でございます。  失礼をいたしました。非課税世帯ということでございますが、23世帯でございます。 289 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 290 ◆議長(沓名 宏) 9番。 291 ◆9番(山口春美) 3歳以上の方は、新しい碧南の福祉の中で計算すると、保育園では1,393人、幼稚園では463人、3歳未満児の非課税の方が23人で、全体ではこの非課税の方、371人おみえになるんです。ですから、わずか6%しか、ゼロ歳児、1歳児、2歳児の非課税の人たちは保育料がただになりません。しかも、保育料は、この非課税の人たちはうんと安いので、給食費が、例えば、こども園の給食費は210円ということで来年度の募集の取り決めの中で碧南市は示しているようですが、例えばこれを20日間で計算すると4,200円になってしまいますから、保育料が無料になっても給食費が新たに負担になると、かえってふえてしまうという人たちが、特に所得の低い人たちの間に出てしまうと。3歳、4歳、5歳でもそうですよ。こういう矛盾をいっぱいはらんだ保育料の無料化になるわけです。金額のほうも約3億円ですが、今、保育料の収入は。その内訳についてはどういうふうに推測してみえるんですか、国の負担、市の負担。 292 ◆福祉こども部長(岡崎康浩) 議長、福祉こども部長。 293 ◆議長(沓名 宏) 福祉こども部長。 294 ◆福祉こども部長(岡崎康浩) 先ほど申しましたとおり、無償化につきましては、まだ詳細な部分が我々もわからない状況でございます。国のほうで議論されているということでございますので、その辺を注視してまいりたいと思っております。  幼稚園につきましては、現行も給食代を全ての方から徴収させていただいておりますので、無償化で新たな負担になる方はいないのではないかなというふうに考えております。  あと、保育所につきましては、低所得者への対応も議論されているということでございますので、保育料無償化を上回る負担増の人数というのは、今現状ではちょっとわからないということで回答させていただきたいと思います。 295 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 296 ◆議長(沓名 宏) 9番。 297 ◆9番(山口春美) 国は、今度の国会の中でも大変横暴に、強引に進めることが国民批判の対象になっていますけれども、この問題でも、やっぱり消費税10%ももともと本当にだめですし、そのあめ玉の施策も矛盾ばっかりということで、私はやっぱりみんなで安倍内閣の消費税10%をやらせないということが大切だというふうに思いますし、こういうふうに一方では負担軽減を国もさすがに言わなければいけない状況に追い込まれているときに、標準保育時間もやらずにいつまでも5%の割り増し料を取っている碧南市についても、やっぱりこれはあわせて考えて訂正をしていただかなければならないというふうに思います。ぜひかたくなな態度をやめていただいて、私たちが本当に碧南に住んでよかったと言えるような若い人たちの希望につながる市政にしていただきたいです。再来年選挙になるわけですから。  ウのところの非核宣言自治体の実施など、核兵器禁止を初め、平和施策の前進が進んでいますけれども、平和行政がとりわけほとんど平和首長会議に参加しているというだけで、やられていない中で、ぜひ実施をしていただきたいというふうに思いますが、これについては、今後10年間、総合計画の中でどういう位置づけをされるんでしょうか。 298 ◆総務部長(金沢宏治) 議長、総務部長。 299 ◆議長(沓名 宏) 総務部長。 300 ◆総務部長(金沢宏治) 日本は唯一の被爆国でございまして、再び戦争による惨禍がないことを願うこと、あるいは、核兵器の根絶を願うことにつきましては、当然のことだと認識をしております。  ただ、碧南市として、ここで改めて非核自治体宣言をするということは考えておりません。宣言をするというよりも、これまでも実施をしております小学校においての原爆被爆者、戦争体験者の方々から体験談を聞く会の開催、あるいは、終戦記念日などにおける黙とうの呼びかけなどの取り組みを行うことにより、戦争による惨禍の記憶を風化させない努力を行っていくことが大切だと考えております。  平成28年度からは、これまで碧南市遺族連合会の皆様が実施をしておりました平和記念祭を碧南市が主催をしまして、毎年4月に明石公園で実施をしております。また、今年度につきましては、同じく碧南市遺族連合会の主催で、8月3日から8月15日まで、文化会館におきまして、広島・長崎原爆パネル展を開催させていただいています。このような取り組みを継続、あるいは支援してまいりたいと考えております。  以上です。 301 ◆9番(山口春美) 議長、9番。
    302 ◆議長(沓名 宏) 9番。 303 ◆9番(山口春美) 全国1,788自治体ある中で、もう既にことしの10月3日の段階で1,646と92%がやっているんですね。残りの8%の中に碧南市が入っているんです。愛知県の中でもそうです。54自治体の中で大きく28市と11村ということでなっているわけですから、ぜひ、いつまでも少数派の8%の中に甘んじていることのないように非核自治体宣言をぜひしていただきたいと、碧南市長会議の一員としてちゃんとこれを受けとめてやっていただきたいなというふうに思いますので、要望しておきます。  2つ目の公共施設のトイレなど人に優しいまちづくりの現状について、改めて伺います。  足の悪い高齢者や障害者には和式トイレは使えません。碧南市の公共施設のトイレや出入り口など、人に優しいまちになっているのかどうか、改めて検証したいと思います。  そこで、1番目の質問で、文化会館を含む8公民館、それと公民館以外の文化会館、南部プラザ、東部プラザ、農業者コミュニティセンター、あおいパーク、前浜集落センター、川口農業センター、臨海体育館、芸文、図書館などのトイレの状況把握は、男女混合かどうか、和式か洋式か、温座がついているか、洗浄器がついているか、これらについてまずお答えください。 304 ◆総務部長(金沢宏治) 議長、総務部長。 305 ◆議長(沓名 宏) 総務部長。 306 ◆総務部長(金沢宏治) 今御質問の記載の公共施設のうち、市民が利用するトイレについてお答えをさせていただきます。  和式、洋式の個数でございますが、男子トイレにつきましては、和式が45、洋式が48個。洋式のうち、温座洗浄機能がある便座につきましては24個、温座機能のみの便座が1個でございます。女子トイレにつきましては、和式が88、洋式が69個。洋式のうち、温座洗浄機能がある便座が37個、温座機能のみの便座が9個でございます。多目的トイレにつきましては、全て洋式で26個。このうち、温座洗浄機能がある便座が23個、温座機能のみの便座が1個でございます。  以上です。 307 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 308 ◆議長(沓名 宏) 9番。 309 ◆9番(山口春美) それ、まとめて言われても全然わからないわけで、何でまとめるのかなというふうに思うんですが、碧南市は、建築課に聞きましたところ、平成15年の3月に第2次碧南市人にやさしい街づくりということで、学校ごとに子供たちがまとめてくれたのを皮切りに、ずっとトイレの状況、障害者トイレがあるかどうか、出入り口が自動ドアになっているかどうか等をまとめられて、以来15年間全く、人に優しいまちづくりとは言葉ばかりで、棚上げにした上で、とりわけ既設のトイレ出入り口等については放置されてきました。  それで、この間もC・Sミーティングで市長もお聞きになったように、西端保育園、男女共同のトイレというふうになっています。それから、この間、156人ですか、避難された南部プラザは、温座もないような冷たい洋式トイレが1ヵ所、2ヵ所、3ヵ所、1階には3ヵ所、女性のほうでね。2階には、男性のほうは洋式はありませんし、そんな状況です。洗浄式トイレも、障害者用でもないところがあるということで今言われました、3つですかね。そういうところは今後どうしていくんですか。どうですか、教えてください。 310 ◆総務部長(金沢宏治) 議長、総務部長。 311 ◆議長(沓名 宏) 総務部長。 312 ◆総務部長(金沢宏治) 今、るる公共施設の中で洋式がないところ、あるいは、洗浄器、温水機能、こういったトイレがないところの御質問でございますが、この施設を見ていますと、いろいろ施設自体の条件もございます。これから改修あるいは機能を変換していく、そういった中で、トイレの改修についても検討させていただきます。  以上です。 313 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 314 ◆議長(沓名 宏) 9番。 315 ◆9番(山口春美) 市長は今回のマニフェストで、トイレの美化をわざわざマニフェストに掲げておみえですが、それ以来、水族館だとか、今も文化会館が工事を完了してとてもきれいになったんですが、具体的にこれで終わりなんですか。文化会館についても、各階あるわけですから、各階はどうしていくのか、既設のものについてはどうしていくのか。市長自身はマニフェストの一環として、美化というのは掃除するだけですか。 316 ◆総務部長(金沢宏治) 議長、総務部長。 317 ◆議長(沓名 宏) 総務部長。 318 ◆総務部長(金沢宏治) 28年度からの実績で申し上げますと、水洗化、洋式化したということでは、霞浦児童遊園、それから、無我苑の市民茶室の安吾館、今おっしゃった水族館についても洋式化をして、羽久手グラウンド男子トイレ、あるいは、明石公園の女子トイレにつきましても洋式化をしております。あと、2号地の多目的グラウンド、羽久手グラウンド、玉津浦児童遊園、久沓公園、踏分公園、尾城公園、川端公園等々、洋式化等を積極的に推進しておりまして、今おっしゃった文化会館についても、次年度以降、順次トイレについては改修をしていきたいなということを考えております。  以上です。 319 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 320 ◆議長(沓名 宏) 市長。 321 ◆市長(禰宜田政信) これは私のマニフェストに書いてあります。トイレというのは非常に大事だと思っておりますので、今後とも積極的にきれいにし、なおかつ、洗浄あるいは温座等、ここらあたりを考慮しながらやっていきたいと考えております。 322 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 323 ◆議長(沓名 宏) 9番。 324 ◆9番(山口春美) 市長からそういう答弁をいただいたので、済みません、写真をお願いします。  西端の公民館の男女兼用のものです。右側に男性の小便器がありますので、あそこで男性が用を足しているところを通って左側に、手前が和式、奥が全てフル装備の洋式トイレです。ここに行かなければなりません。今、コンビニなんかでも2つ、どちらもフル装備の洋式トイレがつくってあって、真ん中に手洗いが1つあって、どちらも使える、1つには男性、女性の掲示がしてあって、こっちは女性の掲示がしてあってということで、そういうことで考えていけば、スペース的には手前のところには手洗いが4個もありますので改修できると思うんですが、公民館のこの先のあり方も含めて、ひとり暮らしの方の食事会を2ヵ月に1回ここでやっているんですよ。どうしていくのかも含めて、早急に、その気になれば直ると思うんですが、いかがでしょうか。 325 ◆教育部長(奥谷直人) 議長、教育部長。 326 ◆議長(沓名 宏) 教育部長。 327 ◆教育部長(奥谷直人) 先日の西端地区のC・S地区ミーティングでもお話しいたしましたけれども、西端公民館は昭和52年の設置で、敷地面積の関係から延床面積が市内で一番狭い公民館となっております。その床面積の中で公民館に必要な部屋等の配置を行ったことで、トイレが今御紹介いただいたような形態となっているというふうに考えております。今のトイレを質問者がおっしゃられたようなことでの改修は、公民館という機能でございますので、男女別のトイレということではもう少し改修が大規模になってくるのかなというふうに思います。でありますので、今の面積での改修は少し難しいと思っており、他の部屋の見直しを含めて、大規模な改修を必要とするものであると考えております。  なお、今後の公民館のあり方もおっしゃられましたので、今後の公民館のあり方といたしましては、碧南市公共施設等総合管理計画のマネジメント方針、こちらで大規模改修にあわせて地区管理の区民館との役割の見直しを含め、地域コミュニティーとしてのあり方を検討するとともに、他施設との集約化や複合化の可能性について検討するということとされております。よって、西端公民館は築40年を超えており、今後の改修等では、このマネジメント方針に沿って進めていくことと考えております。  いずれにしましても、当面トイレのみの改修は予定しておりませんが、公民館の管理を区にお願いしていますので、区の方と利用方法についての工夫を再度お話ししたいというふうに考えております。  以上です。 328 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 329 ◆議長(沓名 宏) 9番。 330 ◆9番(山口春美) 男女共同は、前浜集落センターも川口農業センターの屋内のトイレも、一応仕切りはあるんだけど男女がすれ違っていかなきゃいけないというところで、大変野蛮なトイレだと思います。  もう一度、せっかく撮ったのでトイレの写真の次をお願いします。  これは、棚尾公民館の何もない洋式トイレです。  お願いします。これが温座だけついているトイレです。  次が、これは西端公民館のフル装備のところです。こんなふうに、できればこれを全部に普及していただきたいんですが、それで、和式のみのところは鷲塚、日進の男性トイレ、それから、図書館2階の職員さんが主に使っている奥のトイレも、これは和式、男性、女性含めて和式しかありません。こういうところは少なくとも洋式に切りかえていくというのは、まだまだ先がありますからね、ぜひしていただきたいと思いますし、図書館のエメラルドホールのところのシアターサウスのところのトレーニングルームは、もともと指定管理に渡す前から壊れた状態でずっと閉鎖してあるそうですが、どうしてこういう状況になってしまうのか。通常の修繕も含めておざなりになっているのが、今、人に優しいまちづくりの実態ですよ、知っていますか。 331 ◆教育部長(奥谷直人) 議長、教育部長。 332 ◆議長(沓名 宏) 教育部長。 333 ◆教育部長(奥谷直人) 今質問者がおっしゃったような状況は承知しておりますけれども、それぞれの利用の状況を踏まえながら、必要な改修は行っていきたいというふうに考えております。 334 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 335 ◆議長(沓名 宏) 9番。 336 ◆9番(山口春美) 利用状況で、市長、修繕を棚上げにするんですか。あそこ、使えれば、シアターサウスで催しがあったときに、洋式が1つしかないですから、そこが満タンに行列になっちゃうんですよ。こっちも使えるので、壊れたところは少なくとも修繕するでしょう、市長、今答弁されたとおりに。何年も放ってあるんですよ。 337 ◆教育部長(奥谷直人) 議長、教育部長。 338 ◆議長(沓名 宏) 教育部長。 339 ◆教育部長(奥谷直人) 今お話をさせていただいたように、近くにあるトイレで、利用者の方々からいろいろお話を聞く中でも、そちらの利用のほうで十分ではないかということの判断でございます。 340 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 341 ◆議長(沓名 宏) 9番。 342 ◆9番(山口春美) 十分だからって使えないように戸閉めしてあったら、前、西端コミセンもそうでしたよね。新美交陽議員が言われて直していただいて、立派な障害者トイレになったんですけど、そんな戸閉めにして放っておいちゃいかん。公共施設のきちんとした管理はそちらの責任なのでというふうに思います。  それで、障害者トイレには少なくともさっきの3つ、南部プラザは冷たいままです、何もないところですが、ほかのところは大体フル装備の障害者施設になっています。でも、棚尾公民館でいったら、障害者しか使っちゃいかんと。私、月曜日に行ったらシルバーさんが管理してみえたんですけど、ここは一般の人も使ってもいいんですよねと言ったら、いや、いかんと。障害者の人がたまりかねて来たときに使えんと困るからと言われたんだけど、今、ユニバーサルデザインなので、どなたでも使ってくださいというふうにちゃんとしないと、その扱う方によってでこぼこがあってはいけないので、ぜひ障害者トイレに、近々の措置としてですよ、まだ先にちゃんと温座も水洗もつけてもらう、文化会館も全部やるということも含めてですけど、近々の措置として、少なくとも障害者トイレにどなたでもどうぞというやつを掲示していただきたいんですが、どうですか。 343 ◆教育部長(奥谷直人) 議長、教育部長。 344 ◆議長(沓名 宏) 教育部長。 345 ◆教育部長(奥谷直人) 障害者の方の利用されるトイレということは、ユニバーサルの中では多目的利用のトイレというふうに理解しておりますので、そのように承知していくように努めさせていただきます。 346 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 347 ◆議長(沓名 宏) 9番。 348 ◆9番(山口春美) 掲示をお願いします。  それでは、写真をお願いします。  これが農業者コミュニティセンターの玄関です。これは手前に引く形、向こうに押してもいいんですが、相当重いです。それで、自動化されていません。それから、西端公民館の正面玄関、これもドアで、この間C・Sミーティングをやったときでも、あんな粗末な段差解消と引き戸になっています。  お願いします。  大きな行事をやるときはこちら側も広げるときはあるんですが、こちらの引き戸で段差があんなふうにあります。こういう段差は、少なくともここだけじゃないかと思うんですが、どうなんでしょうか。そこの改修は、先ほど言われたように、何かわからない先の見通しのない答弁でしたけれども、少なくともこういうところはきちっとやっていくということが、トイレとともに、使っているわけですから、どうですかね。 349 ◆経済環境部長(鳥居典光) 議長、経済環境部長。 350 ◆議長(沓名 宏) 経済環境部長。 351 ◆経済環境部長(鳥居典光) 農業者コミュニティセンターにつきましては、私のほうからお答えをします。  農業者コミュニティセンターは、昭和60年建築で32年が経過しております。近年、玄関ポーチやロビー、和室等の雨漏りなど、老朽化の進行に伴うさまざまなふぐあいが生じており、御利用の皆様にはいろいろと御不便をおかけしております。  現在、屋根、外壁、その他機械設備等の外周も含めまして、総合的かつ効率的な改修方法並びに改修時期を検討しているところでございますので、よろしくお願いします。 352 ◆教育部長(奥谷直人) 議長、教育部長。 353 ◆議長(沓名 宏) 教育部長。 354 ◆教育部長(奥谷直人) 先ほどトイレのところでお話しさせていただいたとおりのことでございますので、まず、全体の中でどこから先にできるか、また、どういうふうに今後公民館のあり方を考えていくかということでございます。 355 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 356 ◆議長(沓名 宏) 9番。 357 ◆9番(山口春美) それでは、学校の施設のエレベーター設置ですが、これは今年度の今回の補正予算で新川小学校の給食用のエレベーターがやっと改修されるということで1,590万円がつきましたけれども、その他、中央小学校と5つの中学校についてはどうされるんですか。 358 ◆教育部長(奥谷直人) 議長、教育部長。 359 ◆議長(沓名 宏) 教育部長。 360 ◆教育部長(奥谷直人) 校舎へのエレベーターの設置につきましては、校舎改築時に愛知県人にやさしい街づくりの推進に関する条例に沿って設置してきております。今後も校舎改築時には県のひと・まち条例、バリアフリー法、文部科学省が示します小中学校施設整備基準に沿って必要な整備を行ってまいりますが、現在のところ、既存校舎以外の設置は予定しておりません。  以上です。 361 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 362 ◆議長(沓名 宏) 9番。 363 ◆9番(山口春美) 今後の増設の見通しはほぼないですよね。もう修繕で維持していくということなので、事実上もうやらないということですよ。でも、よそは障害者の人が入るときには必ずエレベーターをつけているのは豊田市ね。よそはそういうことをやっているんです。先ほどのコミセンや西端公民館も含めて、碧南市には、人にやさしい街づくり条例も規則もありません。県に寄っているだけで、だから、これはどこが所管するんでしょうか。いろんな課をまたいでいますよね。どなたが掌握をして進めていくのか。まず所管を明確にしていただきたい。  それで、独自の条例規則で、こういう既設のところにも、少なくとも施設に洗浄トイレのついたものが複数あるとか、和式トイレはなるべくやめていく方向だとか、こういう碧南基準をきちんと明確に定めていただいて、それによって、その物差しでどこから順番にやっていくのかというのも計画をつくっていただいて、そのためには全部で大体これぐらいの予算が要るだろうと年次計画をつくっていただく、こういう形で進めていく必要があると思うんですが。  それで、所管はまずどこか、こういう計画づくりは誰がやるのか。それから、今、県のほうは適合証を発行しています。民間さんの新築が多いようですが、こういうバリアフリーに合格すると適合証を発行しているんですが、碧南市は、新築だけに限らず、水族館なんかもすごくきれいになっているので、そういう既設のリフォームした後のものについても碧南適合証を発行して、公共施設やらみんなのところ、民間の施設のみんなが使うところに提示するなんていうことも含めて、人に優しいまちづくりは、まずどなたが所管しているんですか。 364 ◆建設部長(中村正典) 議長、建設部長。 365 ◆議長(沓名 宏) 建設部長。 366 ◆建設部長(中村正典) 人にやさしい街づくり条例、これにつきましては愛知県の条例でございますが、建設部のほうで所管ということになろうかと思います。これにつきましては、施設の建設、改修、こういったときの基準ということで我々は取り扱っておりますので、今のところ、市で条例をつくるということは考えておりませんが、改修の窓口ということでいうならば、建築課が窓口になるということでございます。 367 ◆総務部長(金沢宏治) 議長、総務部長。 368 ◆議長(沓名 宏) 総務部長。 369 ◆総務部長(金沢宏治) 今、建設部長のほうから、ハード面のことについての担当は建設部だということでお話をさせていただきましたが、碧南市の公共施設を総括する中で、ハードもソフトも含めたまちづくり条例というのは今のところ考えていません。せんだって、昨年になろうかと思いますが、碧南市公共施設等総合管理計画、これをつくらせていただきました。その中でもいろいろ計画、あるいは今後の方針、マネジメント方針をつくっておりますので、当面はこの碧南市公共施設等総合管理計画に基づき、公共施設等についての計画を推進していきたいというふうに考えています。  以上です。 370 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 371 ◆議長(沓名 宏) 9番。 372 ◆9番(山口春美) まさにここに禰宜田市長の優しさのない冷たい姿勢があらわれている。コミセンでも西端の公民館でも、車椅子の方が使われて、この間のコミセン祭りでも、本当に中に行きたくても、トイレに行きたくても、本当にごめんなさいと言わなきゃ入れないような状況なんですよ。やっぱり、いつまで待っていても公共施設の管理計画では利用をどう進めるのかというのは、この間冊子で出ましたけれども、こんな温座まで、水洗までカウントしていません。障害者トイレがあるかないかだけ。それもやっていただいたことは評価しますけれども、その後のフォローなんか何も書いていないですよ。だから、きちっと人にやさしい街づくり条例規則をつくって、所管を明確にし、それ全体で進んでいる状況を把握しながら、私たちが実際に公共施設を使うときに不便のないようにしていくというのは当たり前の公共の仕事じゃないですか。市長は最低限条例と仕組みづくり、それから、適合証も含めた弱者に優しいまちづくりの推進に全責任を負うべきだと思いますけれども、どうですか。たわ言を言っておっちゃいかん、やれないことを。建設したあかつきにはつけるって、学校の建設計画なんか今後ないんだから、ほとんど、近々には。こっちだって公共施設の中にはないんだから。そんなことでだまさないでください。 373 ◆総務部長(金沢宏治) 議長、総務部長。 374 ◆議長(沓名 宏) 総務部長。
    375 ◆総務部長(金沢宏治) 碧南市公共施設等総合管理計画の中では、公共施設の統合や廃止及び有効活用の推進方針ということをうたっています。例えば、エリアレベルの適正配置のイメージだとか、機能別の統廃合の考え方だとか、基本的な考え方はここに載っています。具体的にトイレだとかエレベーターにつきましては、そういった施設を改修、あるいは統廃合、そうしたときに、先ほどの県の条例にあわせた形での適合は当然していくというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。 376 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 377 ◆議長(沓名 宏) 9番。 378 ◆9番(山口春美) しちゃあかんよ、そんなこと。いきなりスケートボードのところをつくったり、そんなことばっかりは一生懸命やってみえるけど。22年の3月に、ホームページ、人にやさしい街づくり計画というところを碧南市でやるとこれしか出てこないんですけれども、なくなってしまった建築部の施設管理課の名前が書いてあります。ここに立派なことが書いてあるんですよ。高齢者や障害者にとって利用しやすい多目的トイレの設置や廊下、階段、トイレの手すりの設置などの整備を推進してまいりますと。高齢者や障害者を含む市民があらゆる施設を円滑に利用できるようなまちづくりを目的とした計画です。これ、忘れちゃったんですか、この15年以来、22年のホームページ以来。これ、なおざりですよ、このまま。削除も何もしていない。どう、知ってみえる?市長は。 379 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 380 ◆議長(沓名 宏) 市長。 381 ◆市長(禰宜田政信) ですから、これ、ハード的なものというのはお金がかかりますので、新設等につきましては、先ほどから出ておりますけど、愛知県の条例がございますので、それに基づいてやるということで。あとは、トイレにつきましては、やはり観光面その他を含めまして大事だと思いますので、これは積極的に進めていきたいと思いますけど、ほかも徐々にやっていくということで、計画をつくってやっていくというところまでは今考えておりませんので、よろしくお願いします。 382 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 383 ◆議長(沓名 宏) 9番。 384 ◆9番(山口春美) じゃ、言葉倒れで結局何も進まないということになりそうなので、やっぱり既設のものについてのきちっとした計画をつくっていただくように。これは責任回避ですよ。ちゃんと目の前に置いてどうしたらいいのかというのを考えてください。  次に、3番目の教師の多忙化解決と子供たちのためにということで質問させていただきます。  日本共産党は、教職員をふやし異常な長時間労働の是正を、学校をよりよい教育の場にということで、去る11月9日にこういう提言を発表させていただきました。この質問用紙とともに教育長にはお渡ししてあるんですが、これ、文案を読んでいただいたでしょうか、文章を読んでいただけたでしょうか。その感想について、一言でもいいのでいただきたいと思います。 385 ◆教育長(生田弘幸) 議長、教育長。 386 ◆議長(沓名 宏) 教育長。 387 ◆教育長(生田弘幸) じっくり読ませていただきました。提言にあるように、教職員の多忙化解消のために教職員をふやすことや、異常な長時間労働を是正することは重要であると考えております。  現在、働き方改革と呼ばれる中で、教職員の意識も変化してきており、以前よりも早く帰宅できる教職員もふえていますが、引き続き多忙化解消に向けての取り組みをしていく必要があると思います。  県は、月80時間以上の労働ゼロ、これを目標にしており、現在市としても部活動や行事の見直し、事務作業や公文書の軽減など、その達成に向けて取り組んでいます。また、市として、特にスクールカウンセラーやアシスタント、こころの教室相談員、図書館司書、これを採用する中で対応しています。  教員の定数についても、ここの提言にもふやすというような方向で書いてありますが、本当はそれが理想的なんですね。ところが、市単独の配置ではなくて、教育の機会均等の観点から、国や県に今後も要望をしていきたいと考えています。  いずれにしても、教育は人なりと言われるように、教える側の教員が心身ともに健康であることがよりよい教育につながるものと考えますので、引き続き多忙化解消に向けては取り組んでいきたいと思っています。  以上です。 388 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 389 ◆議長(沓名 宏) 9番。 390 ◆9番(山口春美) 私どもの提言は、以前は4こまといって1時間45分の授業を1こまとして4こまが通常だったものが、その後、土日の休みだとか英語教育、学習指導要領などがどんどんと変わってきた中で、全く教員をふやさずに来てしまったので、碧南市だけではなくて全国でこういったいわゆるブラック職場に該当するような状況が発生してきています。それで、いろいろな策を提示してあるんですが、10年間で9万人の教員増をしていく、大体1年間に1万人増していくという、これをぜひ国が責任を持って行っていかないと、今の状況では本当にきゅうきゅうとしてなかなかそんなに進まない。80時間が精いっぱいということですから、そんなことじゃ、それも過労死ラインですからねというふうに思います。それで、みんなで一緒に教員をふやすという、定数を増にしていくという運動を、ぜひ碧南市の教育長初め、先頭に進めていきたいなというふうに思っています。  ちょうどきょう、中日新聞などにも中教審が45時間以内の月の目標を決めるということで出されました。これも含めて、現況、きのうは100時間を超える方が、小学校ではクリアしたけれども中学校では24人おみえになるということで、30年度目標は、80時間超えの方が小学校でゼロ、中学校で20%以内ということでありましたけれども、もう30年度もほぼ終わりに近づいていますので、現況を教えてください。 391 ◆教育長(生田弘幸) 議長、教育長。 392 ◆議長(沓名 宏) 教育長。 393 ◆教育長(生田弘幸) 在校時間の調査は、6、11、2月の3回正式には調べておるんですが、碧南市は毎月調べるようにしております。前の議員のときにも言ったんですが、11月に小学校はゼロということで、中学校24人、ちょっと24人というのも私としては不本意であったというふうに考えておる数字ではありますが、昨年に比べますと相当減っている。41人から24人に中学校ではなっていますので、大幅な削減にはなっております。パーセントで言いますと、この11月の最新情報の中で、80時間超えが13%まだいるということであります。その辺のいろんな要因を今から調べまして、この年度末にはゼロを目指していきたいというふうに今思っております。  以上です。 394 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 395 ◆議長(沓名 宏) 9番。 396 ◆9番(山口春美) 80時間超えにしても、小学校はゼロで中学校が13%、中学校は何人になるのかしら、13%ということで、一応20%の県の目標はクリアしたということなんですか。 397 ◆教育長(生田弘幸) 議長、教育長。 398 ◆議長(沓名 宏) 教育長。 399 ◆教育長(生田弘幸) 県の目標は、既に相当前にクリアはしております。  以上です。 400 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 401 ◆議長(沓名 宏) 9番。 402 ◆9番(山口春美) それでは、この次、80%がクリアして、来年度が県は31年度で、両方、小学校も中学校も80時間超えをゼロにするということですが、碧南市はクリアしたということで、13%をゼロになるべくする努力をしながら、次の目標は、80時間といったって1日4時間ですからね、残業時間だけで。それはどこに照準を、きょうの45時間ということが今後、教育長にすぐ通知が来るそうですから、これが当面の目標になっていくんでしょうか。 403 ◆教育長(生田弘幸) 議長、教育長。 404 ◆議長(沓名 宏) 教育長。 405 ◆教育長(生田弘幸) 通知が来るというふうなことなのかどうかはちょっとわかりませんが、45時間以内という結構きつい数字だというふうに正直言って思います。しかしながら、何らかの手を打って、この時間を目標にするならばやっていくしかないということなんですが、特に進路指導の時間が多分にかかりまして、大体相談が夜7時からが多くて、それで、例えば3時から来てもらえんかというようなことになりますと、親のほうが仕事の職種にもよりますけど、なかなか休めん人がおって、特に休めん人は外国人の人が多いんです。そういった部分の保護者サービスを無視してしまうようなやり方はちょっとしたくないということでありますので、当然45時間がどういうふうになるのか、今ちょっと想像もつきませんが、目標としてはそれを目標にしたいというふうに考えております。  以上です。 406 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 407 ◆議長(沓名 宏) 9番。 408 ◆9番(山口春美) この後の解決策にもなるんですが、いつもそういうふうに進路指導のことを例に取り上げられます。そうするならば、中学校の少人数学級を先行してやるということもあり得ると思うんですね。今、中学校の1年生は35人学級です。2年生からやるというのも、3年生だけやるというのも、大きくなったり小さくなったりするので、中学校の2年、3年をまず少人数学級に踏み切って1クラスの人数を少なくすれば、それを処理する人数も少なくなるので、クリアの可能性が開けてくるというふうに思うんですが。西端中学校はしばらくいいので、あと4校ですよ、4人ふやせば2年生、3年生、4、4で、うまくいくともっと少なくて済みますけれども、そうなると、来年度の見通しはどうですか。そこまでは試算してみえなかったかね。 409 ◆教育長(生田弘幸) 議長、教育長。 410 ◆議長(沓名 宏) 教育長。 411 ◆教育長(生田弘幸) まだそこまでの試算はしておりません。 412 ◆議長(沓名 宏) 質問者に申し上げます。あともう30秒ですが、いいですか。 413 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 414 ◆議長(沓名 宏) 9番。 415 ◆9番(山口春美) わかりました。38秒あるよ。  タイムカードの導入については全国4割なんですが、それは碧南市ではやっていかれないのか。文化部活動の提言も出ました。週2回以上の休養日、平日は2時間以内、週末で3時間程度と。これらの政策をやっていくということはどうなんでしょうか。お答えください。 416 ◆教育長(生田弘幸) 議長、教育長。 417 ◆議長(沓名 宏) 教育長。 418 ◆教育長(生田弘幸) タイムカードのほうは、今そういう、入れるというような気持ちは持っておりません。県のほうでどうしてもそれを予算化して入れるというならば考えますが、市のほうでそれを買って入れるというような、そういった予算の使い方はしたくないなというふうに思っております。  以上です。      (「文化部」という者あり) 419 ◆教育長(生田弘幸) 文化部、どうでした? 420 ◆議長(沓名 宏) 質問者、もういい?だめですよ。回答者も、終わったら終わり。 421 ◆教育長(生田弘幸) 議長、教育長。 422 ◆議長(沓名 宏) 教育長。 423 ◆教育長(生田弘幸) 済みません。文化部のほうももちろん部活でありますので、同じような形である程度の形は示していく必要があると考えております。  以上です。 424 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 425 ◆議長(沓名 宏) 9番。 426 ◆9番(山口春美) 就学援助の1.5に引き上げることについてはどうでしょうか。お答えください。それら、今提言したことも全部前向きに受けとめて消化していただくように求めますが。 427 ◆教育部長(奥谷直人) 議長、教育部長。 428 ◆議長(沓名 宏) 教育部長。 429 ◆教育部長(奥谷直人) 就学援助につきましては、今のところ就学援助の所得基準を変更する予定はございません。今後も就学援助の審査においては、家庭の諸事情、学校長や民生委員の意見を考慮し、総合的に判断していきたいというふうに考えております。 430 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 431 ◆議長(沓名 宏) 9番。 432 ◆9番(山口春美) 消費税の動向もありますので、いつまでも1.2のほとんど生活保護水準並みですので、検討してください。お願いします。 433 ◆議長(沓名 宏) 発言時間が終わりました。  以上で、山口春美議員の一般質問を終わります。  この際、暫時休憩をいたします。                            (午後 1時 54分 休憩) ───────────────────・・───────────────────                            (午後 2時 10分 再開) 434 ◆議長(沓名 宏) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。  次に、鈴木清貴議員の一般質問を許します。 435 ◆12番(鈴木清貴) 議長、12番。 436 ◆議長(沓名 宏) 12番。 437 ◆12番(鈴木清貴) 皆さん、こんにちは。新政会の鈴木清貴でございます。議長のお許しをいただきましたので、通告書に基づきまして、一問一答方式で質問させていただきます。  市民の安心・安全、そして商工業者が安心して事業に励むことができる環境づくりのために、今回道路に着目しての質問をさせていただきますので、執行部におかれましては、前向きな御答弁をお願いいたします。  (1)都市計画道路名古屋碧南線の整備計画と進捗状況を確認させていただきます。  昨年、大浜地区の湊橋より碧南駅西交差点までの約380メートルが道路東側、藤井達吉現代美術館側の歩道整備を含み、ほぼ工事が完了しました。  市民及び観光客の歩行の安全に大きく貢献するものと確信するものです。今後も市内全域に歩道を整備していただきますよう、市民、特に小中学生の通学の安全を確保していただきますようお願い申し上げます。  さて、この港橋交差点から北へ延びる道路は、主要地方道岡崎碧南線となっております。都市計画道路名古屋碧南線と重複していると思われますが、この認識でよろしいでしょうか。 438 ◆建設部長(中村正典) 議長、建設部長。 439 ◆議長(沓名 宏) 建設部長。 440 ◆建設部長(中村正典) 議員の言われるとおり、港橋から道場山町交差点、この区間につきましては主要地方道岡崎碧南線でございまして、重複して都市計画道路の名古屋碧南線の計画となっております。 441 ◆12番(鈴木清貴) 議長、12番。 442 ◆議長(沓名 宏) 12番。 443 ◆12番(鈴木清貴) それでは、(1)都市計画道路名古屋碧南線の整備計画と進捗状況を確認させてください。 444 ◆建設部長(中村正典) 議長、建設部長。 445 ◆議長(沓名 宏) 建設部長。 446 ◆建設部長(中村正典) 都市計画道路名古屋碧南線は、当初、昭和25年に都市計画決定をされ、起点を刈谷市司町6丁目、終点を碧南市錦町4丁目とする延長約13.4キロメートルの高浜市を経由し3市にまたがる路線でございます。このうち、碧南市内の区間は、高浜市境から国道247号までの約4.8キロメートルで、計画幅員は18メートルとなっております。  整備の進捗状況でございますが、整備を終えた区間は、北から順に新川橋、新須磨交差点と天王交差点の周辺及び羽根町交差点周辺の約760メートルで、整備率は約16%でございます。  また、大浜地区の美術館から港橋までの約190メートルの区間は、東側の都市計画道路用地を取得し、暫定的に道路整備を行っております。
     整備計画といたしましては、平成18年度に碧南駅西交差点周辺の約370メートルの区間の事業に着手し、現在整備を進めており、昨年度、交差点から南の美術館までの区間の暫定供用を行ったところでございます。 447 ◆12番(鈴木清貴) 議長、12番。 448 ◆議長(沓名 宏) 12番。 449 ◆12番(鈴木清貴) 丁寧な御答弁ありがとうございます。  当初計画の決定が昭和25年と御答弁いただきましたが、現在の計画線に決定されたのは昭和47年ではないのでしょうか。お教えください。 450 ◆建設部長(中村正典) 議長、建設部長。 451 ◆議長(沓名 宏) 建設部長。 452 ◆建設部長(中村正典) 昭和25年は、旧都市計画法に基づきまして、旧建設省による都市計画決定がされておりまして、昭和47年でございますが、現在の都市計画法に基づき、衣浦東部都市計画として愛知県により決定されたものとなっております。  計画路線につきましては、これまでの経過において、道路の終点の変更による延長の増減がございますが、線形や幅員の変更はございません。 453 ◆12番(鈴木清貴) 議長、12番。 454 ◆議長(沓名 宏) 12番。 455 ◆12番(鈴木清貴) ただいまの答弁の中で、昭和25年の計画スタートからですと既に68年が経過しておることになります。68年かかって整備率が約16%ということでは、整備完了には単純に年0.23%の進捗率で換算しますと、残り365年が必要となります。このような単純計算で計画が進むとは思いませんが、(2)同路線の今後の整備スケジュールについてお尋ねします。 456 ◆建設部長(中村正典) 議長、建設部長。 457 ◆議長(沓名 宏) 建設部長。 458 ◆建設部長(中村正典) 先ほど申し上げましたとおりですが、現在、碧南駅西交差点周辺の整備を進めているところでございまして、他の区間の整備の予定は定まっていないというふうに伺っております。 459 ◆12番(鈴木清貴) 議長、12番。 460 ◆議長(沓名 宏) 12番。 461 ◆12番(鈴木清貴) ありがとうございます。  碧南駅西交差点周辺の整備を進めてみえられまして、他の未整備区間の整備予定は定まっていないとのお答えですが、いつ終わるともわからない整備計画が残るということでよろしいでしょうか。 462 ◆建設部長(中村正典) 議長、建設部長。 463 ◆議長(沓名 宏) 建設部長。 464 ◆建設部長(中村正典) 昨年度、都市計画道路である吉浜棚尾線の西端地区が開通をいたしました。また、平成19年度に碧南高浜線、平成22年度に西尾新川港線がそれぞれ全線開通をしております。このように都市計画道路の整備は長い年月がかかる事業でございます。都市計画道路として必要な路線は事業が長期にわたるものでございますので、計画は残っていくということでございます。 465 ◆12番(鈴木清貴) 議長、12番。 466 ◆議長(沓名 宏) 12番。 467 ◆12番(鈴木清貴) 御答弁ありがとうございます。  それでは、(3)同路線のうち、新川地区についての整備計画の詳細と進捗状況を確認したいと思います。 468 ◆建設部長(中村正典) 議長、建設部長。 469 ◆議長(沓名 宏) 建設部長。 470 ◆建設部長(中村正典) まず、都市計画道路の位置についてでございますが、高浜市境から南へ田尻交差点までの間は、現道の主要地方道名古屋碧南線を拡幅する計画ということでございます。田尻町交差点から南の区間は、この交差点と新川中学校南の市道山神浜尾線、これと、西側の市道久沓出崎線との交差点を結びまして、新たに道路を築造するという計画になっております。  さらに南の区間では、新川駅西交差点前の市道新川1号線、新川交差点までの一般県道新川町停車場線及び新川橋までの主要地方道名古屋碧南線の現道を拡幅するという計画でございます。計画幅員はいずれも18メートルでございます。  整備の状況でございますが、新川地区で道路整備は行われておりませんが、市が新川交差点周辺の拡幅用地を取得し、歩行者の歩行空間としての整備を行うなど、交通安全対策を講じているところでございます。 471 ◆12番(鈴木清貴) 議長、12番。 472 ◆議長(沓名 宏) 12番。 473 ◆12番(鈴木清貴) それでは、関連で確認いたします。名古屋碧南線と名鉄三河線の線路を挟んで東側を同じく南北に通る道場山安城線の整備実績について確認をします。市道か県道かもお教えください。 474 ◆建設部長(中村正典) 議長、建設部長。 475 ◆議長(沓名 宏) 建設部長。 476 ◆建設部長(中村正典) 御質問の道路は、都市計画道路の碧南高浜線という理解をしておりますが、福清水町交差点から北へ進みまして水門橋を超える区間、これは愛知県が整備しておりまして、県道道場山安城線として管理を行っております。水門橋より北の区間の多くはもともと現道がなく、碧南市が新たに道路築造した区間であり、現在、市道新川久沓線として管理を行っております。 477 ◆12番(鈴木清貴) 議長、12番。 478 ◆議長(沓名 宏) 12番。 479 ◆12番(鈴木清貴) 御答弁ありがとうございます。  先ほど碧南高浜線は平成19年度に全盛開通しましたと御答弁いただきました。何年かかって平成19年度に完成したのでしょうか。お尋ねいたします。 480 ◆建設部長(中村正典) 議長、建設部長。 481 ◆議長(沓名 宏) 建設部長。 482 ◆建設部長(中村正典) 碧南高浜線は、当初、昭和30年度に南中学校から碧南警察署までの区間を事業着手したことによりまして、完了までに53年を要したこととなります。 483 ◆12番(鈴木清貴) 議長、12番。 484 ◆議長(沓名 宏) 12番。 485 ◆12番(鈴木清貴) 先ほどのところでは単純計算で365年まだかかるというのと、53年で完成したという、このスピード、進捗の違いはどこから来ているものかお教えください。 486 ◆建設部長(中村正典) 議長、建設部長。 487 ◆議長(沓名 宏) 建設部長。 488 ◆建設部長(中村正典) 都市計画道路の整備はいずれも必要な道路でございますが、その必要性に加えまして、地域の状況や財政事情などのさまざまな要因から判断し、事業化を検討しております。路線ごとにスピードや進捗に違いが生じているということでございます。このことも踏まえまして、市として整備が必要な路線については、県に対しても早期事業化を要望し、事業の促進に努めているところでございます。 489 ◆12番(鈴木清貴) 議長、12番。 490 ◆議長(沓名 宏) 12番。 491 ◆12番(鈴木清貴) 御答弁ありがとうございます。  それでは、(4)同路線のうち新川地区について、今後の整備スケジュールをお教えください。 492 ◆建設部長(中村正典) 議長、建設部長。 493 ◆議長(沓名 宏) 建設部長。 494 ◆建設部長(中村正典) 先ほどの答弁と重複しますが、現在、碧南駅西交差点周辺の整備を進めております。新川地区も含め、他の区間での整備の見通しは立っていないということでございます。  なお、新川交差点付近のような部分的な改修につきましては、歩行者保護等の観点からも今後検討してまいりたいと考えております。 495 ◆12番(鈴木清貴) 議長、12番。 496 ◆議長(沓名 宏) 12番。 497 ◆12番(鈴木清貴) 御答弁ありがとうございます。  新川町駅前から新川町西交差点を西へ通過して国道247号、私ども、通称産業道路と呼んでおりますが、この産業道路につなぐ県道の計画道路を廃止して国道247号線と県道新川町停車場線の中間にあります県道名古屋碧南線までを市道として計画道路を残してみえます。このように、必要に応じて県道を市道に格下げをすることができることを確認したいと思います。 498 ◆建設部長(中村正典) 議長、建設部長。 499 ◆議長(沓名 宏) 建設部長。 500 ◆建設部長(中村正典) 議員のおっしゃった道路でございますが、都市計画道路といいますと新川町駅前線ということになります。これにつきましては、国道247号と主要地方道名古屋碧南線、この区間の高低差があるということがありまして、道路構造上、国道247号に接続することはできないということで廃止をしております。このときに、新川駅西交差点以西を廃止するということも検討しましたが、この地域の東西方向の道路網の状況がよくないということから、市道として計画を残すことになったということでございます。 501 ◆12番(鈴木清貴) 議長、12番。 502 ◆議長(沓名 宏) 12番。 503 ◆12番(鈴木清貴) このような手法をとって整備した、もしくは、今後整備する計画はありますでしょうか。 504 ◆建設部長(中村正典) 議長、建設部長。 505 ◆議長(沓名 宏) 建設部長。 506 ◆建設部長(中村正典) 都市計画道路の碧南駅前線でございますが、ここも県道を拡幅整備するという計画でございます。これにつきまして、現在碧南市が事業主体となって整備を行うことについて、愛知県と調整を進めております。これは、臨海公園のアクセス道路として、市としての整備の必要性が高い路線であることや、碧南駅西駅前広場の拡張整備を進めている時期であることに加え、地域のまちづくりの意識が高く、要望が強いこと、沿線住民の皆様の協力が得られるということから、市として整備を進めようとするものでございます。 507 ◆12番(鈴木清貴) 議長、12番。 508 ◆議長(沓名 宏) 12番。 509 ◆12番(鈴木清貴) 丁寧な御答弁ありがとうございます。  それでは、(5)碧南銀座商店街衰退の要因と対策についてお聞きしたいと思います。  古い写真を見つけましたので御紹介いたします。写真1をお願いいたします。  昭和28年当時の碧南銀座商店街の写真でございます。  道路は未舗装と思われますが、商店街路に人が行き交い、道の両側には看板が乱立しております。自転車、それと、その奥にオート三輪、四輪トラック、一番奥にありますのが東海銀行の建物が写っております。  写真2をお願いいたします。  これが、ほぼ同じ位置から撮影されました昭和62年当時の写真です。人の通りはほとんどなく、寂しい限りでございます。  2枚とも鶴ヶ崎区からお借りしてきました。  それでは、写真3をお願いいたします。  これもほぼ同じところから撮りましたもので、私が先日撮ってきたものでございます。商店の看板はほとんど見えなくなっております。街路灯のバナーが目立つぐらいでございます。  写真どうもありがとうございました。  碧南市の商業が輝いていた時期には、市内の法人格を持つ16の商店街振興組合と任意団体であります1発展会がありました。現在は4つの商店街振興組合と10発展会などで3商店街が消滅しております。新川地区を代表する碧南銀座商店街振興組合も、現在は新川銀座発展会と組織変更をしております。  このように、商店街が衰退してしまった要因は何なのでしょうか。いろんな要因が考えられるかと思いますが、主要と思われる要因と対策を、現状を確認しながらお答えいただけますでしょうか。 510 ◆経済環境部長(鳥居典光) 議長、経済環境部長。 511 ◆議長(沓名 宏) 経済環境部長。 512 ◆経済環境部長(鳥居典光) 御質問の碧南銀座商店振興組合でございますが、碧南市で把握している会員数を申し上げますと、昭和51年に90会員ございました。その後、平成10年が70、平成20年が58となっております。平成21年に組織、名称を変更し、現在の新川銀座発展会となりましたが、そのときの会員数が27で、平成30年は26となっております。平成21年の組織変更を挟み大幅に減っておりますが、ここ10年ではほぼ横ばいの状況です。  なお、碧南市全体の商店街加入数は、昭和51年が1,170、平成10年が1,133、平成20年が988、平成30年が645と減少傾向にございます。  要因といたしましては、車社会による郊外の大型店舗利用、働き方の多様化に伴うコンビニエンスストアやドラッグストア等の夜間営業店舗の利用、ネット通販の利用の広がりなど、社会情勢の変化によるものと思われます。  対策としましては、商店街の大売り出し、展示会などのイベントや研修会への開催補助、空き店舗活用の賃料補助などのさまざまな補助制度や一店逸品運動などの魅力ある商店づくりへの支援を進めているところでございます。 513 ◆12番(鈴木清貴) 議長、12番。 514 ◆議長(沓名 宏) 12番。 515 ◆12番(鈴木清貴) 御丁寧な御答弁ありがとうございます。  答弁の中では触れてみえませんでしたが、新川銀座発展会は、先ほど来話しております都市計画道路名古屋碧南線の真っただ中に存在しております。当然ながら、計画道路区域内には建築規制がかかっております。  そこで、(6)都市計画道路沿線の建築規制について確認したいと思います。 516 ◆建設部長(中村正典) 議長、建設部長。 517 ◆議長(沓名 宏) 建設部長。 518 ◆建設部長(中村正典) 都市計画道路を初めとして、都市計画施設の区域内における建築規制につきましては、都市計画法で規定されておりまして、都市計画法の第53条では、都市計画施設の区域内において建築しようとする者は許可を受けなければならないというふうにされております。また、同法の54条において、許可の基準として具体的に階数が2以下で地階を有しないこと、主要構造部が木造、鉄骨造、コンクリートブロック造、その他これらに類する構造であり、容易に移転し、または除却することが認められることが必要となっております。
     御質問いただいております名古屋碧南線の新川地区では、90件程度の許可をしているという状況でございます。 519 ◆12番(鈴木清貴) 議長、12番。 520 ◆議長(沓名 宏) 12番。 521 ◆12番(鈴木清貴) ありがとうございます。  いついつからこの地区の整備を始めますと行政が発表したら、建物を移転しなさい、どかしなさい、もしくは壊しなさいでは、安心して住むことも商売をすることもできません。68年前、昭和25年に計画は発表してありますといわれても、その当時、おぎゃーと生まれた子供でも現在68歳となります。しかも、まだ今後整備の予定もない状態では、商店の方はもちろん、沿線の住人の方も建物、すなわち店舗もしくは住宅を希望どおりに建て替えができないということではないでしょうか。  写真4をお願いいたします。  新川銀座商店街の中の住宅の写真でございます。建て替えられて約10年弱と思います。写真左側のほうですが、道路から約5メーター控えて門が建っております。  写真5をお願いいたします。  まきの積んであるお宅でございますが、同じく新川銀座商店街の中の住宅の写真でございます。建てられて5年弱と思います。こちらは道路から約10メーターほど控えて玄関がつくられてあります。  写真ありがとうございました。  このほかにも、セットバックをすると住むところがなくなってしまうとの理由で、道場山安城線へ移転されたお店もあります。建築規制がかかっていれば、その土地は規制部分の価値は低く評価されると思われます。すなわち、売ろうとしたときには思ったほど高く売れないということであります。売って出ていきたくても高く売れない、お店を建て替えようとするとセットバックしなければならない、売り場面積が狭くなる。その上、いつ整備が完了するかわからない、5年先か10年先か、孫子の代まで整備に着手しないかもしれない、そんな計画でよいのでしょうか。  整備計画のスケジュールが未定なのですから、どうでしょうか、建築規制を緩和されてはいかがでしょうか。そうすれば、どうぞ皆さん、好きにつくってもらって結構ですよ、好きに使ってくださいとなれば、安心して住むことも商売もできるのではないでしょうか。規制緩和する方法はありますよね。お答えください。 522 ◆建設部長(中村正典) 議長、建設部長。 523 ◆議長(沓名 宏) 建設部長。 524 ◆建設部長(中村正典) まず、都市計画に関しましては、社会経済情勢などの変化によりまして、変化に対応し、適切に見直しを行うことが求められておるところでございます。都市計画道路については、全国的に長期未着手路線を適切に見直す動きがございまして、愛知県からは、今年8月に都市計画道路見直し方針が示されております。この都市計画見直し方針を策定する過程において、建築制限の緩和についても検討をされ、長期建築制限による土地所有者の負担軽減を目的に、都市計画道路の見直しと並行して建築許可制度の柔軟な運用を検討するというふうにされております。近隣市の動向も見ながら、必要に応じて県とともに検討をしてまいりたいというふうには思っております。 525 ◆12番(鈴木清貴) 議長、12番。 526 ◆議長(沓名 宏) 12番。 527 ◆12番(鈴木清貴) 御答弁ありがとうございます。  碧南市の市民と商業者のために、都市計画道路の建築制限の緩和をぜひ進めていただくことをお願いしたいと思います。  執行部の皆さんには御丁寧な御答弁をいただきましてありがとうございます。前向きな御返事も少し頂戴できたのかなと思っておりますので、以上をもちまして、私の一般質問を終えたいと思います。どうもありがとうございました。 528 ◆議長(沓名 宏) 以上で、鈴木清貴議員の一般質問を終わります。  次に、岡本守正議員の一般質問を許します。 529 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 530 ◆議長(沓名 宏) 2番。 531 ◆2番(岡本守正) 日本共産党の岡本守正です。通告をしておりますそのとおりに質問していきますので、よろしくお願いいたします。  まず、件名1、碧南の耐震と空き店舗、空き家の補助制度について質問をさせていただきます。  (1)碧南市建築物耐震改修促進計画をさらに進めるために高知県香南市に視察に行き、建築物耐震改修促進を研修してきました。碧南市の住宅耐震改修等補助の充実について質問をさせていただきます。香南市は、住宅耐震改修目標、国の目標ですね、95%を達成したと、次の段階に進んでいくとのことでした。耐震改修率が早く進んだのは、私たちが研修の中で聞いた話ですと、まず、改修業者の一覧表を作成して、これを発表しておるということです。そして、住宅耐震補助を100万円まで補助率100%であるということと、耐震設計改修費が非常に安くできる新改修工事も紹介をしている。こういうことから早く進んでおるのではないかというふうに思います。  碧南市も耐震工事補助規定の80%をなくし、改修事業補助を100万円まで補助を行っていくべきだというふうに考えます。そして、耐震設計や耐震リフォーム工事者の一覧表をつくり紹介していくべきだというふうに思います。お答えください。 532 ◆建設部長(中村正典) 議長、建設部長。 533 ◆議長(沓名 宏) 建設部長。 534 ◆建設部長(中村正典) 耐震改修等の補助の拡充ということでございますが、耐震改修費補助事業は平成15年度より実施しております。補助内容につきましても、一般的な耐震改修補助は平成15年度より始めまして、平成23年度には当初補助額が60万円でしたものを100万円に増額を行っております。平成25年度からは段階的改修費補助、耐震シェルター設置などの補助メニューを追加しておりまして、そのほかにも、近隣市に先駆けて平成19年度からは建て替えの補助、除却費補助も実施しております。ということでございまして、現時点では改修事業費80%の要件、これの廃止は考えていないということで御理解をお願いいたします。  それから、工事業者の一覧の件でございますが、まず、耐震改修をするためには耐震診断が必要になるということでございまして、この判定結果によりまして、耐震改修に必要な工法だとか規模を決めるということになります。改修の設計が必要となってまいりますので、当市は、改修建築士、この一覧を作成しましてホームページにも掲載をさせていただいております。改修工事につきましては、この改修建築士を通じて工事業者へのあっせんをしていただくということを考えておりますので、よろしくお願いいたします。 535 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 536 ◆議長(沓名 宏) 2番。 537 ◆2番(岡本守正) 100万円までの増額、いわゆる増額になります、80%ですので。これについて、これからは改修事業で新改修が出てきておるようですので、100万円までで済む部分も出てくるのではないかというふうに思いますので、これをやってほしいということですけれども、今はやらないということを言ってみえるわけですけれども。  これまで何件の住宅耐震改修工事を行ったか、また、それぞれの改修工事費の上限と、安く済んだ家もあると思いますけれども、どれだけの改修工事費だったか、ちょっと教えてください。 538 ◆建設部長(中村正典) 議長、建設部長。 539 ◆議長(沓名 宏) 建設部長。 540 ◆建設部長(中村正典) 平成15年から平成29年度までに補助を受けて耐震改修を実施した件数でございますが、全部で99件でございます。そのうち、補助額を100万円に増額した平成23年度以降になりますと53件ということでございます。平成23年度以降の改修工事の全体の平均額でいきますと421万9,000円ということで、最も高い改修費としましては1,900万円余と、最も安い改修費でいきますと147万円ということで、ばらばらな状況でございます。  現状においては、平成23年度以降は、全ての方が限度額100万円の補助を受けているということの状況でございます。 541 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 542 ◆議長(沓名 宏) 2番。 543 ◆2番(岡本守正) 一番低い人でも140万円ということで、今の制度でも入ってしまうということですけれども、これからも耐震に新しい工事法が進めば、100万円ぐらいの感じでできるところも出てくるというふうに思います。100万円だと80%補助ということになりますと20万円追加という形ですので、今の状況だと皆100万円で80%の補助で入ってしまうけれども、これからは100万円ぐらいで済むような状況になるというふうに思いますので、80%補助、これを撤廃していただきたいというふうに思うんですけれども、その辺もう一度お考えをお願いします。 544 ◆建設部長(中村正典) 議長、建設部長。 545 ◆議長(沓名 宏) 建設部長。 546 ◆建設部長(中村正典) 技術革新によりまして耐震改修費が下がってくるということの中で100万円の100%補助はどうかということでございますが、改修の方法についてはさまざまでございますし、まずもって100%補助が適切なのかどうか、本人の持ち家を改修するという意味では応分の負担も要るではないかということも考えられますので、現段階で、今、100%補助にするという考えはないということで御理解をいただきたいと思います。よろしくお願いします。 547 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 548 ◆議長(沓名 宏) 2番。 549 ◆2番(岡本守正) それでは、平成32年までに住宅耐震を満たさない昭和56年以前の建物耐震改良計画があるわけですけれども、これが95%の目標達成、香南市はこれを達成したといわれておりますけれども、これについての目安はどうなっておるかということですけれども、それについてお答えください。 550 ◆建設部長(中村正典) 議長、建設部長。 551 ◆議長(沓名 宏) 建設部長。 552 ◆建設部長(中村正典) まず、平成29年度末での耐震化率でございますが、86.6%で、これまで耐震診断及び耐震改修補助事業を長期間にわたり実施しておりますが、まだ診断を受けていない方々も多くみられますし、診断を受けても耐震改修に取りかかっていないという方もおられます。現在も平成32年度の目標95%に向けて、平成30年度より碧南市住宅耐震化緊急促進アクションプランを作成しまして耐震化の促進に努めておりますが、現状はなかなか進まない状況で、耐震改修、建て替え、除却等の年間実績数においてもおおむね40件程度ということで推移をしているということになりますので、耐震化率は90%に満たないということが想定をされてきております。  今後は、国、県の動向を見ながら、次期耐震化促進計画、これを見直す中で、特に耐震改修促進に向けて新たな手法を検討してまいりたいというふうには考えております。  以上です。 553 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 554 ◆議長(沓名 宏) 2番。 555 ◆2番(岡本守正) やはり目標達成という形で進めていただきたいというふうに思います。いろんな思考もあると思うんですけれども、それを進めるためには先ほどから言っておるように100%、100万円までの100万円支給ということを今後も質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。そして、95%目標を行っていただきたいというふうに思います。  もう一つ、これが32年度までで終わってしまうわけですけど、その後の動向については、わかっておればお示しください。 556 ◆建設部長(中村正典) 議長、建設部長。 557 ◆議長(沓名 宏) 建設部長。 558 ◆建設部長(中村正典) 今後の計画につきましては、引き続き耐震化をしていくということは必要かと思っておりますので、次期耐震化促進計画につきまして、また延長するということでございますが、特段今のところそういった方針が出ているわけではございませんので、時期を見てまた検討してまいりたいというふうに思っております。 559 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 560 ◆議長(沓名 宏) 2番。 561 ◆2番(岡本守正) 次に移ります。  空き店舗利用促進のための改修と家賃補助について、香川県善通寺市に視察に行ってきました。空き店舗の利用状況を研修する中で、善通寺市は、空き店舗利用は平成15年から29年度までに72件が認定されて、うち50件が改修補助を利用されました。碧南市の商店街空き店舗整備利用制度と平成30年度より新しい制度ができました。創業チャレンジ補助制度が設立されまして、新制度の補助対象経費補助率特例などの内容についてお答えください。 562 ◆経済環境部長(鳥居典光) 議長、経済環境部長。 563 ◆議長(沓名 宏) 経済環境部長。 564 ◆経済環境部長(鳥居典光) 空き店舗に関する改修及び家賃補助についてでございますが、今年度から新たに創設しました市内で新たに事業を始めようとする方への創業チャレンジ補助制度において、建物の改装費と家賃の補助を行っております。  まず、建物の改装費でございますが、補助対象経費の2分の1以内を補助率とし、限度額100万円を補助するものでございます。空き店舗の期間が3ヵ月以上の物件を利用した場合は限度額は100万円と同じですが、補助率を3分の2に引き上げ、空き店舗の有効活用の促進を図っております。  家賃補助につきましては、1ヵ月につき最大5万円、最長6ヵ月分、30万円を補助する内容となっております。 565 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 566 ◆議長(沓名 宏) 2番。 567 ◆2番(岡本守正) こういう新しい制度ができたということですけれども、これの補助の利用状況と空き店舗の利用状況についてお答えください。 568 ◆経済環境部長(鳥居典光) 議長、経済環境部長。 569 ◆議長(沓名 宏) 経済環境部長。 570 ◆経済環境部長(鳥居典光) 創業チャレンジ補助制度でございますが、11月末現在、7件を認定しております。そのうち、空き店舗を利用したものは、飲食店での創業を予定している1件がございます。 571 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 572 ◆議長(沓名 宏) 2番。 573 ◆2番(岡本守正) 30年よりということですので、全く新しいこの1年間、まだ1年になっていませんけれども、その中で7件ということと、プラス1件が出てきておるということですけど、これに対して、先ほども新川の商店街なども、新川だけではないけど、ほかのところも大分シャッター通りに近いところがあるわけですけれども、そういうところの利用も含めて今後の宣伝ですね、こういうのがありますよという宣伝などはどういう形でされていくのか、お答えください。 574 ◆経済環境部長(鳥居典光) 議長、経済環境部長。 575 ◆議長(沓名 宏) 経済環境部長。 576 ◆経済環境部長(鳥居典光) 中小企業に対します補助制度になってこようかと思いますが、補助制度を集約している企業応援ナビというホームページや広報等であるとか、商工会議所を通じましてチラシ等を配布しているといったさまざまなものでPRのほうをしております。 577 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 578 ◆議長(沓名 宏) 2番。 579 ◆2番(岡本守正) 大いに宣伝して、私の近所もどうもそういう方が利用されたのではないかというふうに思っておりますけど、進めていくように大いに宣伝をしていただきたいというふうに思います。  (3)に移ります。  空き家等対策事業費補助について、碧南市空き家等対策事業費補助金交付規程で空き家等の除却及び利用、活用を支援することにより、安全で安心な住環境を確保し、本市への定住化の促進を図ることを目的としているというふうになっておりますけれども、現在、空き家と認定されているのは何件か、また、空き家バンク登録は何件かお答えください。 580 ◆建設部長(中村正典) 議長、建設部長。 581 ◆議長(沓名 宏) 建設部長。 582 ◆建設部長(中村正典) それでは、碧南市空き家等対策計画策定時において、調査等により空き家としてデータベースに登録したものということでお答えさせていただきます。  平成29年度につきましては128件、平成30年11月末現在で135件ということでございます。  また、空き家バンクにつきましては、協定の締結先の愛知県宅建協会との運用について、現在まだ協議中でございますので、登録件数はゼロ件でございます。近々協議が整いますので、年内には登録が可能となりますので、よろしくお願いいたします。 583 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 584 ◆議長(沓名 宏) 2番。 585 ◆2番(岡本守正) 補助金の対象となる事業が(1)空き家等除却費補助事業の5分の4、限度額が40万円、(2)として、空き家等改修費補助事業の3分の2の限度額100万円、空き家等の登録費補助事業の全額が10万円とあるが、それぞれこれまで何件利用されたのか、お答えください。 586 ◆建設部長(中村正典) 議長、建設部長。 587 ◆議長(沓名 宏) 建設部長。 588 ◆建設部長(中村正典) 空き家等対策事業の補助制度につきましては、平成30年7月1日より実施をしております。補助支援事業としては、言われたとおり、除却費に対する補助、改修費に対する補助、それから、登記登録費に対する補助の3つの項目でございます。  空き家等対策補助の実績についてですが、5ヵ月間を経過した中で、11月30日現在でございますが、まず、不良住宅の認定件数、これは条件になりますけれども、これが7件でございます。そのうち、除却費の補助申請件数というのは5件ということでございます。その他、空き家等の改修費補助と空き家等の登録費補助につきましては、ともにゼロ件ということでございます。 589 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。
    590 ◆議長(沓名 宏) 2番。 591 ◆2番(岡本守正) 新しい制度ということで、これから大いにPRをしていただきたいというふうに思います。  空き家とみなされているのも含めて、先ほどの件数と合わせてどれだけかお答えください。 592 ◆建設部長(中村正典) 議長、建設部長。 593 ◆議長(沓名 宏) 建設部長。 594 ◆建設部長(中村正典) 29年度の計画策定時において、居住などが認められない建物、建築物と思われるものということで319件を挙げさせていただいております。調査実施後、空き家データベースに登録しているものということで、先ほど申しました128件ということでございます。この数字でございますが、30年11月現在ということで申しますと、前者が322件、後者が135件となっておりますので、若干増加しているということでございます。 595 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 596 ◆議長(沓名 宏) 2番。 597 ◆2番(岡本守正) 件名2の西三河地方税滞納整理機構についてお伺いします。  自民党、安倍政権の政治の続く中、経済不調もますますひどい状況になっております。これまでの長い間の大企業優先の経済政策と中小企業切り捨て政策が原因で、中小の自営業者、そしてまた、働く者にとっては大変な厳しい状況です。そして、さらに年金暮らしの方々は年金を減らされておる、そういう高齢者の税滞納がふえておることは、周りの皆さんの意見を聞いておりますとふえております。ここ数年間の年次ごとに碧南市から西三河地方税滞納機構に引き継がれた方々はそれぞれ何人かお答えください。 598 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 議長、市民協働部長。 599 ◆議長(沓名 宏) 市民協働部長。 600 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 西三河地方税滞納整理機構への引き継ぎにつきましては、基本的に1年間で100件を目安で行っていますが、その家族の分も同時に引き継いでいますので、それらを合わせた人数と徴収実績についてお答えさせていただきます。  平成28年度で110人、金額は4,657万円余、平成29年度で109人、金額が2,246万円余、平成30年度につきましては、現在の引き継ぎ件数で115人となっております。 601 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 602 ◆議長(沓名 宏) 2番。 603 ◆2番(岡本守正) 碧南市のここ数年間の各年度滞納者数についてお答えください。 604 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 議長、市民協働部長。 605 ◆議長(沓名 宏) 市民協働部長。 606 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 過去の市税の滞納額でございますが、28年度で1億5,000万円、29年度で1億3,000万円という状況でございます。  人数につきましては、28年度で2,566人、29年度は2,560人でございます。 607 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 608 ◆議長(沓名 宏) 2番。 609 ◆2番(岡本守正) 2,000件をずっと超えておるということですけれども、もちろん家族の人数も入っておるというふうに思いますけれども、滞納者の差し押さえについては、年次ごとどれだけあったか教えていただきたいと思います。 610 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 議長、市民協働部長。 611 ◆議長(沓名 宏) 市民協働部長。 612 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 碧南市の差し押さえの執行状況でございますが、28年度では699件、差し押さえの金額が6,499万円余、平成29年度につきましては、件数が582件、差し押さえの金額が5,743万円余でございます。 613 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 614 ◆議長(沓名 宏) 2番。 615 ◆2番(岡本守正) 人数も大変な数ですけれども、差し押さえの金額、これも大変な状況でございます。  それでは、これらの物件の差し押さえの中身についてお教えください。 616 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 議長、市民協働部長。 617 ◆議長(沓名 宏) 市民協働部長。 618 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 済みません。中身についてはちょっと資料を持ち合わせておりません。 619 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 620 ◆議長(沓名 宏) 2番。 621 ◆2番(岡本守正) 中身について、不動産とか預金だとかそういうものです。これについてお答えください。 622 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 議長、市民協働部長。 623 ◆議長(沓名 宏) 市民協働部長。 624 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 29年度の資料しか持ち合わせてございませんが、差し押さえの不動産につきましては12件、給与等につきましては86件、年金が8件、生命保険が12件、あと、所得税の還付金が42件、その他の債権が1件という状況でございます。 625 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 626 ◆議長(沓名 宏) 2番。 627 ◆2番(岡本守正) この中には自動車とかそういうのもあるのではないかというふうに思うんですけれども、この中で、例えば営業の車を押さえられたとか、ある一定の県ですけどありまして、大変な事態になって、営業の車がなくなったら生きる望みがないという、そういう状況にもなりかねませんし、それから、前にもちょっと絡んだときに、子ども手当が出たということで、ここにあるじゃないかというのがずっと前にあったけれども、それについては、これは子供のお金だでだめだよということで済んだわけですけれども、全国的にはまだあると、9ヵ月後にそれがあるということで差し押さえられたという市もありましたけれども、そういうような事例は碧南市にはなかったと思うんですけど、その辺、どうですか。 628 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 議長、市民協働部長。 629 ◆議長(沓名 宏) 市民協働部長。 630 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 済みません。先ほど、差し押さえの件数の中で答弁漏れがございました。先ほど申し上げた中のほかに預貯金の部分で421件ございますので、申しわけございません。  昨年度につきましては、自動車の差し押さえの関係は、実績としてはございません。子ども手当についての差し押さえについては、碧南市では今のところありません。 631 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 632 ◆議長(沓名 宏) 2番。 633 ◆2番(岡本守正) 大変な不況の中、まず、全国的に見ますと、悪質な人も3%ぐらいはあると言われておるんですけれども、多くの市民は、本当に生活に困ったという状況が出てくるわけです。その中で、国保の特別会計が今こういう状況の中、お年寄りだとか自営業者とかそういう方々が、加入率が非常に高くなっておるわけですね。そういう中で、国の特別会計が50%ぐらい、ずっと以前はあったんですけど、今は17%ぐらいに下げられて、それを今は県になっていっておるんですけど、そういうところが負担をする、憲法25条のもと、国民皆会計皆保険で失業者、低所得者などの保険料を払えない人を多く含む社会保障制度として成り立ってきた、これが国が財源を絞っておるということですね。大変な状況で、それを支払うのがそれぞれの保険者になっておるわけですけど、この中でますますそういうのがふえてくるという形です。  碧南市は、税滞納も市の職員で対応できるんじゃないかというふうに思います。碧南市は、西三河地方税滞納機構から撤退すべきではないかというふうに思いますので、お答えください。 634 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 議長、市民協働部長。 635 ◆議長(沓名 宏) 市民協働部長。 636 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 西三河地方税滞納整理機構の設立以降、徴収率が飛躍的に伸びておりまして、同機構に徴収委託することは大変有効な手段であると考えております。  よって、現在の設置期間であります平成31年度までは少なくとも委託は継続する予定でございます。 637 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 638 ◆議長(沓名 宏) 2番。 639 ◆2番(岡本守正) 成果を上げておるということですね。適切に、僕との関係は1年はないんですけど、相談はずっと以前、数件ありました。こういう中、やはり生活保護のお金は必ず確保する、子供さんの子ども手当、これは確保する。これがやっぱり最低条件だということで、それ以上に踏み込まないと。それから、仕事に関係する車だとか、仕事に関するものは差し押さえないとか、そういうことを行っていかなくてはならないというふうに思います。  そういう中、これからも今の大企業中心の政治、経済が続くと、どうしてもしわ寄せは弱いところに来ます。そういう中で、これを面と向かって職員が対応しながら解決していく、これが必要ではないかと思いますので、西三河地方税滞納整理機構から撤退すべきだというふうに思っておりますので、これからもこれについて追及をさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。  それでは、件名3、中小企業振興基本条例と小規模企業振興基本条例について、質問をさせていただきます。  (1)中小企業振興に関する条例が、平成30年4月1日現在で416市町村で制定されております。近隣市では、安城、知立、高浜、刈谷、みよし市と制定されてきております。  新しい中小企業基本法は、地方分権の施策の一環として、中小企業政策は、基本的には各自治体が自分の地域の自然、経済、社会上、定まった個性に合わせて施策を立案し、そして実行する責任を持つということになったわけですので、これまでの地域振興策は、公共投資と大企業中心の経済であります。長く続いている経済不況もこのことによります。自民党、安倍政権下によるアベノミクス経済不況がまだ続いておるわけでして、この経済状況を変えていくには、地域経済の中心である中小企業や小規模事業者、農家や協同組合や地方自治体の持つ行政権と自治体職員の専門能力を活用し、基本条例制定を軸に連携しながら地域づくりを行っていく時代であります。  経済建設委員会は、熊本県八代商工振興基本条例と中規模業者に向けて9種類の支援を行っていくことを学んできた。その中で、やはり中小・小規模事業者と自治体が強く連携しているのがわかりました。碧南市は、中小企業振興基本条例について長い期間研究されてきました。早く制定すべきではないかというふうに考えます。お答えください。 640 ◆経済環境部長(鳥居典光) 議長、経済環境部長。 641 ◆議長(沓名 宏) 経済環境部長。 642 ◆経済環境部長(鳥居典光) この件につきましては何度も御質問いただいておりまして、同じような答弁になろうかと思いますが、中小企業振興条例は中小企業振興に関する基本的な方向性や姿勢を中小企業者、市民や商工団体等に示す理念条例であります。その中で、それぞれの役割や責務について規定されるものと理解しております。  本市では、企業訪問等を通して時代に即した、また、ニーズの高い中小企業振興施策を展開し、中小企業小規模企業者の活性化について、常に施策の推進に努めているところでございます。  条例を制定した自治体では、中小企業への振興対策とどこか変わってどのような効果があったかを確認していく必要があると考えております。その上で、中小企業の経営者や商工業団体を初めとする皆様から引き続き御意見をお聞きしながら、今後の方向性を検討してまいりたいと考えております。 643 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 644 ◆議長(沓名 宏) 2番。 645 ◆2番(岡本守正) 同じ回答がきておるわけですけれども、既に長いこと研究されてきておると思います。周りの市では、安城、知立、高浜、刈谷、みよし市と制定されておるわけです。やはりここでも1歩、2歩おくれておるのではないかというふうに思います。これは、やはりそれぞれの地域の経済を強くしていく、こういうところの理念ですね、これがやっぱり中小企業振興基本条例になっておるわけですので、各企業を訪問されておるわけですけれども、その中でも理念の問題がやはり必要ではないかというふうに思います。回答はもう少し研究をしていくということですけれども、早くやはりこれは踏み切っていかないと大変な状況になっていくのではないかと。商店街がやはり衰退していく、これは目に見えておりますし、ほかの小企業の破綻をしておるのを数例見ておりますので、ここでやはり地域経済を支える中小企業振興基本条例をちゃんとして、これに集まって、それぞれの企業の皆さんの知恵と、そして行政の知恵、これがやっぱり必要ではないかというふうに思います。そうしないと本当に大変な状況になっていくと思います。  それでは、もう少し考えるという悠長な考えじゃなくて、早く理念を、企業訪問はしておりますので、大体それはわかっておるというふうに思いますので、その辺、さらに拍車をかけるようにしてやっていただきたいというふうに思いますけど、その辺もどうですかね。 646 ◆経済環境部長(鳥居典光) 議長、経済環境部長。 647 ◆議長(沓名 宏) 経済環境部長。 648 ◆経済環境部長(鳥居典光) 本市におきましては、他市にないような、商工会議所と連携もする中で中小企業の訪問をしております。訪問する中で、それぞれの企業からきめ細やかな情報を得て細かな施策につなげておると自負しておるところでございますので、引き続き企業訪問等の実質的な施策を続けてまいりたいと考えております。 649 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 650 ◆議長(沓名 宏) 2番。 651 ◆2番(岡本守正) 全国的には大変な不況の中、昨年度は100個の自治体が基本条例をつくっております。そういうことを早くしていただきたいというふうに思います。  それから、次に移っていきますけれども、(2)の小規模事業者、日本の中小企業の90%を占めております。碧南市内の地域経済の担い手である小規模事業者はまずどれだけあるか、お答えください。 652 ◆経済環境部長(鳥居典光) 議長、経済環境部長。 653 ◆議長(沓名 宏) 経済環境部長。 654 ◆経済環境部長(鳥居典光) 小規模企業振興基本法によりますと、小規模企業者とは、常時使用する従業者の数がおおむね20人以下、商業、サービス業では5人以下と規定されております。市内の中小企業数につきましては正確な数字は把握できませんが、平成28年の経済センサス活動調査では、市内には3,099事業所があります。そのうち、従業員数10人未満の事業所数は2,370事業所、率にして76.5%であり、その多くを小規模企業者が占めている現状でございます。 655 ◆議長(沓名 宏) 質問者に申し上げます。あと30秒足らずですのでね。 656 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 657 ◆議長(沓名 宏) 2番。 658 ◆2番(岡本守正) 中小企業の皆さんの中の小規模76.5%ということです。大変な人数になります。こういう人たちと力を合わせるために、振興条例、制定していくべきではないかというふうに思いますので、お答えください。 659 ◆経済環境部長(鳥居典光) 議長、経済環境部長。 660 ◆議長(沓名 宏) 経済環境部長。 661 ◆経済環境部長(鳥居典光) 小規模企業振興条例を制定すべきということでございますが、市が行っております商工業者の皆様に対する振興施策につきましては、中小企業者と小規模企業者を分けることなく実施をしております。中小企業振興基本条例を検討する中で、中小企業者と小規模企業者を分けることなく考えていくべきものだと考えております。 662 ◆議長(沓名 宏) 以上で、岡本守正議員の一般質問を終わります。  これにて本日の一般質問を終結いたします。 ───────────────────・・─────────────────── 663 ◆議長(沓名 宏) 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。  明日及び明後日は市の休日につき休会といたします。  再開は12月10日午前10時であります。  本日は、これにて散会いたします。                            (午後 3時 25分 散会) ───────────────────○────────────────────  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。    平成30年12月7日
                      碧南市議会                     議 長  沓 名   宏                     議 員  岡 本 守 正                     議 員  石 川 輝 彦 Copyright © Hekinan City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...