• 辻町(/)
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  1. 碧南市議会 2018-06-14
    2018-06-14 平成30年第4回定例会(第1日)  本文


    取得元: 碧南市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    2018-06-14 : 平成30年第4回定例会(第1日)  本文 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                            (午前 10時 0分 開会) ◆議長(沓名 宏) ただいまの出席議員は22名であります。  よって、平成30年第4回碧南市議会定例会は成立いたしましたので、開会をいたします。 ───────────────────・・─────────────────── 2 ◆議長(沓名 宏) この際、皆さんに御報告いたします。  去る5月30日、東京において、第94回全国市議会議長会定期総会が開催され、その席上、議員在職10年以上の表彰がありましたので、ただいまから伝達をいたします。      (議長 演壇に立つ) 3 ◆事務局長(神谷直樹) それでは、お呼びいたします。  議員在職10年以上、杉浦哲也議員、前へどうぞ。      (表彰状授与)      (議長 議長席に着く) 4 ◆議長(沓名 宏) 表彰状の伝達は以上であります。  表彰状の伝達は以上であります。 ───────────────────・・─────────────────── 5 ◆議長(沓名 宏) これより会議に入ります。  本日の議事日程は、お手元に配付の議事日程表のとおりであります。 ───────────────────・・─────────────────── 6 ◆議長(沓名 宏) これより市長の招集挨拶を行います。 7 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 8 ◆議長(沓名 宏) 市長。
    9 ◆市長(禰宜田政信) 皆さん、おはようございます。  開会に当たりまして、一言御挨拶を申します。  本日、ここに平成30年第4回市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、諸般御多用の中、御参会いただきまして、ただいま議長宣言のとおりここに本定例会が成立いたしましたことを厚くお礼を申し上げます。  さて、5月30日に碧南市としては8回目の参加となるチャレンジデー2018が実施されました。議員の皆様も御参加いただきまして、まことにありがとうございました。  結果は、秋田県横手市95.9%に対しまして、81.9%と惜しくも敗れてしまいましたが、当日はあいにくの雨模様にもかかわらず約6万人の方が御参加いただきまして、参加率は歴代2位ということでございました。チャレンジデーも定着してきているかなというふうに思っておるところでございます。  今後も碧南市として健康寿命を延ばすことを念頭に、成人の週1回以上のスポーツ実施率60%を目指すとともに健康寿命日本一を目指してまいります。  また、海浜水族館では先日、昭和57年の開館より36年をかけまして、500万人目のお客様をお迎えすることができました。これもひとえに長年にわたり世代を超えて御利用いただいた全てのお客様のおかげと感謝をしております。  来年春には、ビオトープ等の新施設を公開する予定であります。工事期間中は皆様に御不便、御迷惑をおかけしますが、どうぞ楽しみにお待ちいただきたいと思っております。  さらに先日、碧南緑地ビーチコートで行われました全日本ビーチバレージュニア男子選手権大会愛知県予選会において2年連続で碧南工業高校のチームが優勝いたしまして、8月に大阪府で開催される第17回全日本ビーチバレージュニア男子選手権大会に出場されます。  ビーチコートを整備した碧南市にとっては大変朗報でございまして、ここ碧南市から日本、そして、世界を代表する選手が育つことを期待しておるところでございます。  さて、今回の定例会は同意議案1件、諮問議案4件、条例議案5件、補正予算議案1件、その他議案3件、報告案件2件、提出案件4件でございます。  同意議案は、碧南市公平委員会委員の選任についてです。  諮問議案は、人権擁護委員候補者の推薦について、条例議案では碧南市市税条例等の一部を改正する条例等でございます。  補正予算では、市立保育園園舎整備補助事業など2億7,106万円余の補正予算を上程しております。  慎重に御審議の上、速やかに御議決賜りますようお願いを申し上げまして、招集の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 10 ◆議長(沓名 宏) ただいま招集挨拶が終わりました。 ───────────────────・・─────────────────── 11 ◆議長(沓名 宏) 日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。  会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において3番大竹敦子議員及び18番石川輝彦議員を指名いたします。 ───────────────────・・─────────────────── 12 ◆議長(沓名 宏) 日程第2「会期の決定」を議題といたします。  今期定例会の会期については、あらかじめ議会運営委員会において審議されておりますので、その結果の報告を求めます。 13 ◆17番(杉浦哲也) 議長、17番。 14 ◆議長(沓名 宏) 議会運営委員会委員長。 15 ◆議会運営委員会委員長(杉浦哲也) 今期定例会の会期につきましては、去る6月5日に議会運営委員会を開催し、種々検討いたしました結果、本日から6月29日までの16日間が適当であると決まりました。なお、付議予定案件とその上程、処理方法及び会議日程等については、過日配付されました決定通知書のとおり取り扱うことと決まりました。  以上で、議会運営委員会の報告といたします。 16 ◆議長(沓名 宏) お諮りいたします。  今期定例会の会期は、ただいま議会運営委員会委員長の報告どおり、本日から6月29日までの16日間としたいと思いますが、これに御異議ございませんか。      (「異議なし」という者あり) 17 ◆議長(沓名 宏) 御異議なしと認めます。  よって、会期は16日間と決定いたしました。 ───────────────────・・─────────────────── 18 ◆議長(沓名 宏) この際、諸般の報告をいたします。  本日までに請願が1件提出され、これを受理しましたので、請願文書表をお手元に配付いたしました。  この請願については、会議規則第132条第1項の規定により、議長において、請願文書表記載のとおり、所管の総務文教委員会に付託いたしました。付託を受けた委員会は速やかに審査をし、その結果の報告を議長までお願いいたします。  次に、会計事務について御報告をいたします。  平成29年度4月分の一般会計、特別会計及び平成30年度4月分の一般会計、特別会計、水道事業会計、病院事業会計の例月出納検査報告書2件が監査委員から議長宛てに提出され、議会図書室に保管してありますので、随時ごらんください。  報告事項は以上であります。 ───────────────────・・─────────────────── 19 ◆議長(沓名 宏) 日程第3「一般質問」を行います。  質問の許可は、議事日程表記載の順といたします。  小池友妃子議員の一般質問を許します。 20 ◆7番(小池友妃子) 議長、7番。 21 ◆議長(沓名 宏) 7番。 22 ◆7番(小池友妃子) おはようございます。みらいクラブの小池友妃子です。  議長から発言の許可をいただきましたので、一問一答方式にて質問をさせていただきます。  碧南市に対する思いの強さが功を奏しているのか、議員になって3年目ですが、2度目のトップバッターです。今回も市民の皆様と話し合いを重ね、いただいた声をもとに市民の代表として質問をさせていただきます。碧南市の発展のために市民の皆様が行動してくださっている思いにぜひ前向きに応えていただきますよう、よろしくお願いいたします。  それでは、件名1、障がい者福祉サービスについてです。  平成30年3月に発行されましたへきなん障害者ハーモニープランですが、パブリックコメントでお寄せいただいた市民の皆様の声を反映した上で発行してくださったとお聞きしております。  まずは、市民の皆様の声を大切にしていただけたことに対し、関係者の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。  そのへきなん障害者ハーモニープランの発行をされ、改めて(1)碧南市の障害者福祉サービスで不足していると感じたものはどのようなものがございましたでしょうか、お聞かせください。 23 ◆福祉こども部長(岡崎康浩) 議長、福祉こども部長。 24 ◆議長(沓名 宏) 福祉こども部長。 25 ◆福祉こども部長(岡崎康浩) 平成30年3月に策定をいたしましたへきなん障害者ハーモニープラン第5期障害福祉計画、第1期障害児福祉計画のアンケートやヒアリングの結果で、特に多かった意見として3つほどありました。  1つ目としましては、重度心身障害児者や医療的ケアを要する障害児者に対する福祉サービスです。  2つ目としましては、特別支援学校などを卒業した障害者が通所するための通所系サービス、3つ目としましては、保護者の体調不良など緊急時などに障害児者を受け入れることのできる短期入所施設や親亡き後の生活を想定したときに必要となるグループホームや入所施設などの居住系のサービスが不足しているということで挙げられております。  以上です。 26 ◆7番(小池友妃子) 議長、7番。 27 ◆議長(沓名 宏) 7番。 28 ◆7番(小池友妃子) 親からの支援が難しくなってくる、成人してからの障害者福祉サービスが不足しているということがわかりました。  現在は、発達支援係ができ早期療育も始まり、幼いころから障害児福祉サービスは徐々に充実しては参りました。  先日、他市の事業所へ伺ったときも就園前あるいは就学前から、母子ともに一人一人の成長度合いに合わせたきめ細やかな対応をしている碧南市のサービスを取り入れていきたいとは思っているもののなかなか難しく、受給日数ばかりふえてしまい、育児の基本的な条件として親子間の愛情の交流が育たなくなり、悩むときもあるというお話をお聞きしました。  単に障害福祉サービスの受給日数をふやすだけでは、その子供自身の将来の健全な生活につなげるための支援体制の構築にはならず、保護者及び支援者が子供の特徴を早期に理解し、その子に合った適切なかかわり方を理解した上で生活をし実践していくことこそ、成長し自立していくために非常に大切なことであるということも幾つかの施設に足を運び、保護者、支援者、本人の話を聞く中で私自身も感じてまいりました。  成長する過程の中で、家庭以外の生活もふえてまいります。発達が気になる子供たちも小中学校へと進み、就職し社会に出ます。  教育という観点からの質問は、次回以降の本会議の一般質問でじっくり確認をさせていただきたいと思いますが、学校生活での支援体制のみ、数点質問させてください。  近年、発達のおくれが気になる子がふえてきており、発達支援係において児童発達支援ネットワーク事業が展開されております。そこで、お聞きいたします。  (2)学校での支援体制についてです。ア、発達支援係で行っている事業として、学校にどのくらいの頻度でどのような内容の支援を行ってくださっているのでしょうか、お聞かせください。 29 ◆福祉こども部長(岡崎康浩) 議長、福祉こども部長。 30 ◆議長(沓名 宏) 福祉こども部長。 31 ◆福祉こども部長(岡崎康浩) 小中学校へは作業療法士や言語聴覚士を派遣する巡回支援を実施しているところでございます。  作業療法士、それから、言語聴覚士が児童生徒の様子を観察いたしまして、先生方にはそれぞれの児童生徒の特性に合った支援のアドバイスを行っているという状況でございます。  平成29年度は6回実施をし、9名の児童生徒について支援を行ってまいりました。  平成30年度は現在12回の申し込みをいただいているという状況でございます。  以上です。 32 ◆7番(小池友妃子) 議長、7番。 33 ◆議長(沓名 宏) 7番。 34 ◆7番(小池友妃子) それでは、イ、こうした支援を受け、学校自体はどのような取り組みを行っているのでしょうか、お聞かせください。 35 ◆教育長(生田弘幸) 議長、教育長。 36 ◆議長(沓名 宏) 教育長。 37 ◆教育長(生田弘幸) 作業療法士、言語聴覚士のコンサルテーションでは、児童生徒の成長に必要な専門的訓練の方法をアドバイスしていただくことが多く、教員はそれを授業に取り入れて支援を実施しています。また、小中学校では、教育相談室の臨床心理相談員による相談活動やコンサルテーションを実施しています。  これらさまざまな相談活動やコンサルテーションを通して、児童生徒に支援を行う際、小中学校では個別の教育支援計画、指導計画を保護者とともに作成して、共通の目標のもと支援を連携して行えるよう配慮しています。  加えて小中学校内での支援体制としては、特別支援教育コーディネーターのコーディネートのもと、特別支援学級での授業や通級による指導、スクールアシスタントによるサポートなどがあります。 38 ◆7番(小池友妃子) 議長、7番。 39 ◆議長(沓名 宏) 7番。 40 ◆7番(小池友妃子) そうしましたら、次に、ウ、児童クラブでは、いかがでしょうか、お聞かせください。 41 ◆福祉こども部長(岡崎康浩) 議長、福祉こども部長。 42 ◆議長(沓名 宏) 福祉こども部長。 43 ◆福祉こども部長(岡崎康浩) それでは、平成30年度の当初で申し上げますと自閉症、ADHDなど発達障害と診断されている児童が8名、未診断ではあるけれども、疑いがあるとして加配対象としている児童57名が通所しているという状況でございます。  児童クラブにつきましては、障害をお持ちの児童への支援を目的とする施設ではありませんので、原則として集団生活が可能な児童ということが条件となっております。  障害を持ちながらも通所している児童に対しましては、個々の特性を観察し、何が苦手なのか、何に困っているかを十分理解した上で他の児童との良好な関係を築けるように配慮をいたしまして、集団生活を円滑に送ることができる環境を整えるように努めているところでございます。  以上です。 44 ◆7番(小池友妃子) 議長、7番。 45 ◆議長(沓名 宏) 7番。 46 ◆7番(小池友妃子) それでは、エ、碧南市地域自立支援協議会には現職教員の方もメンバーでいらっしゃいますが、現場で支援体制、連携強化をするに当たり、協議会での内容をどのように生かしていらっしゃいますでしょうか、お聞かせください。 47 ◆福祉こども部長(岡崎康浩) 議長、福祉こども部長。 48 ◆議長(沓名 宏) 福祉こども部長。 49 ◆福祉こども部長(岡崎康浩) 碧南市地域自立支援協議会のこども部会や就労支援部会には、学校教育課の指導主事が現職教員の代表として参加をいただいております。  各部会でいただいた情報を指導主事が校長会や特別支援教育コーディネーターの会合におきまして伝達をしたり、協議会に参加して説明をしてもらったりして支援体制の連携強化を図っているというところでございます。  今年度は学校からの要望によりまして、こども部会で改定をしました児童支援者のための支援マップを各学校の特別支援コーディネーターや特別支援学級の担任のほうに配布をいたしまして、改めて碧南市の支援体制の周知を図ったり、こども部会で作成をされましたきっずサービスガイドを各校に配布をし、必要な保護者に配布できるようにしたり、さらには支援体制の連携強化が図れるよう取り組んでいるところでございます。  以上です。
    50 ◆7番(小池友妃子) 議長、7番。 51 ◆議長(沓名 宏) 7番。 52 ◆7番(小池友妃子) 発達が気になる子供たちの支援は、保護者及び支援者が子供の特徴を早期に理解し、適切なかかわり方を学ぶことで、将来の健全な生活につなげるための支援体制を構築してまいります。  親はいつまでも支援し続けることはできません。成長過程の中で、その子自身の速度で将来どうやって生きていくのかを社会に出る1つ手前の学校生活でこそ専門家によるコンサルテーションを通じて、教員だけでなく保護者、本人も一緒になって考え、行動していくことが大切になってまいります。  発達が気になる子供たちがふえてきた今だからこそ、全ての子供たちの未来が安心して暮らしていけるような支援体制のほどをよろしくお願いいたします。  それでは、(3)社会人となってからの支援体制についてです。  (1)で、碧南市で足らない福祉サービスとして、重症心身障害者や医療的ケアを要する障害者を受け入れるサービスと御答弁をいただいております。  そこで、ア、不足している福祉サービスの現状についてお聞きいたします。  実際、このようなサービスは市内に何ヵ所ございますか。市内になければ、県内に何ヵ所あり、どのように活用されているのかをお聞かせください。 53 ◆福祉こども部長(岡崎康浩) 議長、福祉こども部長。 54 ◆議長(沓名 宏) 福祉こども部長。 55 ◆福祉こども部長(岡崎康浩) 重症心身障害者や医療的ケアを要する障害者を専門的に受け入れしている事業所は市内にはございませんけれども、緊急時などの際には、市内の福祉サービス事業所で受け入れ可能な事業所を探し、対応しているという状況でございます。  県内での事業所につきましては、平成30年4月1日現在の登録数になりますけれども、医療型、病院が運営しているようなもの、障害児の入所施設が7ヵ所、児童発達支援事業所が4ヵ所ございます。  また、重症心身障害者を主として受け入れをする放課後等デイサービス事業所が42ヵ所、児童発達支援事業所が30ヵ所ございます。  先ほど申しましたとおり、市内の事業所に可能な範囲で受け入れをしていただいておりますけれども、受け入れができない場合は圏域内の事業所で対応をしていただけるよう連携を図っているところでございます。  以上です。 56 ◆7番(小池友妃子) 議長、7番。 57 ◆議長(沓名 宏) 7番。 58 ◆7番(小池友妃子) それでは、イ、碧南市がこのようなサービスをふやすために現在取り組まれていることについて、お聞かせください。 59 ◆福祉こども部長(岡崎康浩) 議長、福祉こども部長。 60 ◆議長(沓名 宏) 福祉こども部長。 61 ◆福祉こども部長(岡崎康浩) 碧南市地域自立支援協議会の事業所部会などにおきまして、不足している障害福祉サービスを提供する事業所が新たに事業展開できないかどうか、それから、サービスの需要、事業開始に必要な条件などの確認や把握など、現在は情報交換を行っているというところでございます。 62 ◆7番(小池友妃子) 議長、7番。 63 ◆議長(沓名 宏) 7番。 64 ◆7番(小池友妃子) 取り組んでいただいており、ありがとうございます。  情報交換の終了後は事務所部会でも検討していただき、他市との連携をとりながら前に進めていただければと思います。  また、緊急時などに受け入れのできる短期入所やグループホームなどの居住系サービスや学校などを卒業した後の障害者が通所するサービスも足らないと(1)で御答弁をいただいております。  そこで、ウ、短期入所及びグループホーム利用の現状についてお聞きいたします。  短期入所できる施設及びグループホームは何ヵ所あり、何人収容でき、どのくらい足らないのかをお聞かせください。 65 ◆福祉こども部長(岡崎康浩) 議長、福祉こども部長。 66 ◆議長(沓名 宏) 福祉こども部長。 67 ◆福祉こども部長(岡崎康浩) 市内の短期入所施設は2ヵ所で、定員は4名となっております。グループホームにつきましては、3ヵ所で定員は14名となっております。いずれも常に定員いっぱいの状態でございます。  平成29年度の実績で言いますと、短期入所につきましては利用者94名のうち市内の事業所で75名、市外の事業所で19名、グループホームにつきましては利用者37名のうち市内事業所で16名、市外の事業所で21名という利用実績でございました。  市内の在住の方が市外の事業所を利用しているということから考えますと、利用できる数が不足しているということは考えられます。  また、利用はしたいけれども、市内に事業所がないなどの理由から福祉サービス利用申請をされていない方もいるのではないかというふうに思われますので、不足している数につきましては、把握することは難しいというふうに考えております。  以上です。 68 ◆7番(小池友妃子) 議長、7番。 69 ◆議長(沓名 宏) 7番。 70 ◆7番(小池友妃子) 先日、保護者の皆様から、自分たちに何かあり支援ができなくなったとき、子供たちが一人で生活できるように元気なうちから徐々に訓練を繰り返していきたい旨の御相談をいただきました。  そこで、エ、介護者がいなくなった場合の対応についてお聞きします。  現在、介護者がいなくなり、障害者が一人になった場合、どのように御対応してくださっていますでしょうか、お答えください。 71 ◆福祉こども部長(岡崎康浩) 議長、福祉こども部長。 72 ◆議長(沓名 宏) 福祉こども部長。 73 ◆福祉こども部長(岡崎康浩) 緊急時におきましては、市内の事業所を初め、関係機関で協議を行いまして、受け入れ可能な施設を探し対応しているという状況でございます。  以上です。 74 ◆7番(小池友妃子) 議長、7番。 75 ◆議長(沓名 宏) 7番。 76 ◆7番(小池友妃子) 今は皆さんが必死になって探してくださっていて何とかなっていますが、いずれどうすることもできなくなってくると思います。  短期入所施設及びグループホームにつきましては、当然話し合われているかとは思いますが、早急にどのように対応していくべきか、近々の課題として取り組んでいただきますようよろしくお願いいたします。  さらに、障害者の自立の1つとして、1人で休日の余暇を過ごせるようにすることも大変大切なことだという御意見もお伺いしております。  市長もへきなん障害者ハーモニープランの冒頭挨拶で、全ての障害のある人の地域での自立と社会参加の実現を目指して障害福祉施策を展開してまいりましたと述べられております。  そこで、オ、休日の居場所づくりについてお聞きいたします。  休日に親なしで、自宅から障害者のみで行ける居場所は現在あるのでしょうか。ない場合は、取り組む御予定があるのかどうかもあわせてお聞かせください。 77 ◆福祉こども部長(岡崎康浩) 議長、福祉こども部長。 78 ◆議長(沓名 宏) 福祉こども部長。 79 ◆福祉こども部長(岡崎康浩) 休日に障害者のみで、障害者を専門として受け入れる居場所ということでは、現在碧南市内にはございません。  障害児者の居場所としましては、福祉センターあいくるにおきまして、碧南市社会福祉協議会が実施しておりますころころは、ゆっくりと自分のペースで過ごせる居場所として場所を提供しているという状況です。  また、心身障害者福祉センターにおいて実施をしております障害者教室やサークル活動事業などがございますけれども、これらはいずれも平日の昼間のみの実施という事業でございます。  休日の事業実施につきましては、運営管理の問題など解決する課題も多くあるため、現在のところ実施する予定はございません。  以上です。 80 ◆7番(小池友妃子) 議長、7番。 81 ◆議長(沓名 宏) 7番。 82 ◆7番(小池友妃子) 市長はへきなん障害者ハーモニープランの冒頭で、近年、障害者の重度化と高齢化が進む中、福祉ニーズはますます複雑、多様化しており、私たちを取り巻く社会生活において全ての障害のある人が地域で安心して生活できるまちづくりが求められています。また、障害の有無によって分け隔てられることなく、障害のある人もない人も相互にともに支え合いながら暮らすことができる地域共生社会の実現が求められていますと述べられております。  健常者も障害者もお互いを理解し、共存しながら生活していくことは非常に大切なことです。多くの課題はあるかもしれませんが、休日に障害者の方だけで行ける居場所を検討していただきますようよろしくお願いいたします。  さて、碧南市は、「ひとが人間(ひと)としてあたりまえに暮らせる市民協働による地域で育む自立支援社会づくり」の構築を目標とされています。  しかし、障害者が日常的に自立をするための支援がどこで受けられるのかなど、どこに相談してよいかわからないことがございます。  そこで、カ、ライフステージごとの相談窓口についてお聞きいたします。  障害が発症してからお亡くなりになるまでの個々の障害者のライフステージに合わせた相談をできる窓口はどこになるのでしょうか。また、その窓口では、グループホームの空き状況や就職先情報などもお伝えしていただけるのかなども含めてお聞かせください。 83 ◆福祉こども部長(岡崎康浩) 議長、福祉こども部長。 84 ◆議長(沓名 宏) 福祉こども部長。 85 ◆福祉こども部長(岡崎康浩) 碧南市におきましては、福祉センターあいくる内にあります碧南市社会福祉協議会におきまして基幹相談支援センターを設置いたしまして、障害の種別や各種ニーズに対応できる総合的な相談支援や専門的な相談支援を実施しているところでございます。  センターでは、障害のある方が住みなれた地域で安心して生活できるよう福祉サービスの利用や各種制度の活用の支援から、生活上の困り事、不安なこと、家族、人間関係についての悩み事など、障害のある方や御家族などのさまざまな相談に乗って、必要に応じて情報提供などの支援を行っているという状況でございます。  また、障害者就労支援相談所では、障害者の特性に合わせた就職先の紹介や支援も行っているところでございます。さらに福祉課の窓口におきましても随時、相談を受け付けております。  福祉課と基幹相談支援センターとは常に情報を共有しながら、必要に応じて専門機関を初めとする関係機関と連携した対応をしております。  対象者の皆様へどのようにお伝えをしているかということでございますけれども、へきなんの障害者福祉ガイドブックや広報へきなん、碧南市や社会福祉協議会のホームページに掲載をしPRに努めているところでございます。  ライフステージごとということではなくて、障害をお持ちの方やその御家族を初めとする支援者の方々には、どちらの窓口でも結構ですので、お気軽に御相談いただきますようにお願いをいたします。  以上です。 86 ◆7番(小池友妃子) 議長、7番。 87 ◆議長(沓名 宏) 7番。 88 ◆7番(小池友妃子) ありがとうございます。どんなに小さいことでも、困ったらまずは福祉課か基幹相談支援センターへ相談に来てほしいということをぜひ対象者の方及び支援者の皆様に改めてお伝えをしていただきたいと要望いたします。困ったときの窓口がわかるだけでも安心をされてくると思います。  そして、一人でも多くの障害者の皆様が親亡き後も安心して暮らしていけるような地域づくりに全力で取り組んでいただきますことを再度強くお願いをして、件目1を終了させていただきたいと思います。  それでは、件名2、新公園の活用についてです。  ことし、レールパーク、油ヶ淵水辺公園がオープンいたしました。  特に碧南レールパークにつきましては、地域の方々の思いや地域の歴史、成り立ちも反映している上に、子供のころ棚尾駅が遊び場であった私にとりましては、駅ホームが再現されていたり、車輪とレールのモニュメントがあったりと思い出を娘たちに話しながら遊んだり、散歩したりできる公園になり、大変うれしく感じております。まずは、ありがとうございました。  さて、この2つの公園が今後どのように活用されていく御予定なのかを確認させていただきたいと思います。  まずは(1)碧南レールパークについてです。  ア、名鉄三河線が廃線となり、名鉄跡地整備事業として公園にした経緯をお聞かせください。 89 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 90 ◆議長(沓名 宏) 市長。 91 ◆市長(禰宜田政信) 平成16年3月末に名鉄三河線の碧南駅から吉良吉田駅の区間が廃線となり、このことを受けまして、平成20年度に碧南市では、廃線跡地の利用方法を検討すべく名鉄廃線跡地利用基本構想を策定しております。  その中で、現況調査等から求められる機能を「連続した緑地機能」、「地域の交流機能」、「安心安全機能」、「地域資源とのネットワーク機能」、「かつて鉄道のあった、地区の特色ある景観形成機能」として整理をいたしまして、緑地として整備する方針を定めております。  その後、平成24年、25年度にワークショップを開催いたしまして、基本・詳細設計を作成しております。  そして、平成27年度より工事に着手いたしまして、3ヵ年の整備期間を経まして、平成30年3月18日に碧南レールパークとして供用開始をしております。 92 ◆7番(小池友妃子) 議長、7番。 93 ◆議長(沓名 宏) 7番。 94 ◆7番(小池友妃子) 続きまして、イ、レールパークのコンセプトもお聞かせください。 95 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 96 ◆議長(沓名 宏) 市長。 97 ◆市長(禰宜田政信) レールパークのコンセプトは、平成24年に行いました基本設計において、「自然と触れ合いながら散歩やサイクリングなどが楽しめる遊歩道を整備するとともに、災害時における緊急車両の通路や避難路等として機能を付加することにより防災安全性を高めるなど、市民生活の安心・安全の向上と都市環境の改善を推進する。」としております。  なお、ことし3月オープンして以降、毎日多くの皆様が犬の散歩や健康維持増進のために御利用していただいておるということを拝見いたしまして、設置者としては大変うれしく思っておるところでございます。
    98 ◆7番(小池友妃子) 議長、7番。 99 ◆議長(沓名 宏) 7番。 100 ◆7番(小池友妃子) ありがとうございます。  平成24年度基本計画、基本設計策定の資料として、名鉄跡地緑地整備事業の概要についても拝見させていただきました。  そこにも確かに災害時における緊急車両の通路避難路などとして、機能を付加することにより防災安全性を高めるなど、市民生活の安心・安全の向上と都市環境の改善を推進すると記載がございました。  そこで、ウ、レールパークの市民活用方法についてお聞きいたします。  市民生活の安心・安全の向上と都市環境の改善を推進するために具体的にレールパークを活用し、どのようなことを進めていくお考えがあるのか、お聞かせください。 101 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 102 ◆議長(沓名 宏) 市長。 103 ◆市長(禰宜田政信) 本公園は、防災安全面では災害時等の緊急車両の通行用途のほか、各所に設置した応急給水栓による水の確保、火災時等の延焼遮断帯機能など、防災面での機能もあわせて持っております。  このように本施設は地域の公園としての利用のみならず、地域の防災活動や防災意識向上の場、また、地域活動やコミュニティー結束の場として多様な活動をしていただくことで、生活の安心・安全や都市環境向上につながるものと考えております。  具体的な活用でございますが、地区からはレールパークを活用しての防災活動等の予定は今のところ聞いておりませんが、今後、棚尾地区の自主防災会に対しまして、給水の拠点となる応急給水栓のPRや各広場において避難訓練、炊き出し訓練などを行う新たな場として活用していただけるよう情報提供していきたいと考えております。 104 ◆7番(小池友妃子) 議長、7番。 105 ◆議長(沓名 宏) 7番。 106 ◆7番(小池友妃子) 地域の防災活動や防災意識向上の場としてせっかく開設していただいたレールパークです。ぜひ、防災活動訓練の場として定期的に御活用していただきますよう働きかけをよろしくお願いします。  では、エ、イベントの予定についてお聞きします。  イベント名についてですが、旧棚尾駅部分には、既設ホームをステージの一部として活用しイベントを行うことができるようにつくられていますが、イベントとして今後、予定しているものがあるか、お聞かせください。 107 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 108 ◆議長(沓名 宏) 市長。 109 ◆市長(禰宜田政信) 現在、市主催としてのイベントは考えておりませんが、地元団体からはイベント等での活用のお考えがあるとお伺いしております。  棚尾まちおこしの会という市民活動団体が11月3日に行うたなを村まつりというイベントの中で、棚尾広場を会場の1つとして活用する計画があると伺っております。 110 ◆7番(小池友妃子) 議長、7番。 111 ◆議長(沓名 宏) 7番。 112 ◆7番(小池友妃子) ありがとうございます。  たなを村まつりは毎年開催されており、11月3日は毘沙門天の大祭もあり、非常に大勢の皆さんが市内外から来られます。このイベントをレールパークまで広げられるという御予定なんですね。非常に楽しみにしております。  レールパークのオープニングイベントでは、応急水栓のPR活動もされておりました。  ぜひ、今後もたなを村まつり等のイベントで地域の防災活動や防災意識向上も絡めていただいたり、また、名鉄ハイキングとコラボするなど、さらに人が集まってくることを企画していただきたいと思いますので、ぜひ、よろしくお願いいたします。  地元の団体を初め、多くの皆様に碧南レールパークを積極的に活用していただき、さらなる地元の活性化も図っていただきますよう要望し、次へ進みます。  (2)です。油ヶ淵水辺公園について、お聞きします。  平成18年度より事業を進めてきた油ヶ淵水辺公園は、県内で唯一の天然湖沼であり、広々とした水面を持つ油ヶ淵とその周辺を含めた区域に西三河地域で初めてできた唯一の県営都市公園です。4月29日に第1期開園として水生花園と自然ふれあい生態園の一部エリアが供用を開始いたしました。  そこで、お聞きいたします。  ア、油ヶ淵水辺公園は、どのような目的からつくられたんでしょうか。また、これまでの経緯と今後の計画について、お聞かせください。 113 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 114 ◆議長(沓名 宏) 市長。 115 ◆市長(禰宜田政信) 油ヶ淵は愛知県で唯一の天然湖沼であるとともに、広々とした水面を持っております。  このような特色を持つ油ヶ淵を周辺区域を含め公園として整備し、自然との触れ合いの場、地域の憩いの場及び市民協働の場となることにより、豊かで潤いのあるまちづくりを進める上で重要な役割を果たすものとの考えであるというふうにお伺いしております。  これまでの主な経緯でございますが、平成10年度に西三河地域に県営公園の建設ということで、油ヶ淵広域公園計画推進協議会が設立され、愛知県への要望活動を行っておりました。現在では、名称を油ヶ淵水辺公園整備促進協議会と変更いたしまして、公園の整備促進を図るため、継続的に国及び県への要望活動等を行っております。  また、愛知県においては、平成13年度に公園の基本構想、翌年度に基本計画が策定され、その後、事業認可を受けまして、平成18年度より事業に着手をしております。  そして、平成30年4月29日に碧南市側のEエリア及び安城市側のBエリアの一部が供用開始をされておるということでございます。  今後の計画でございますけれども、愛知県からは碧南市側については、Eエリアにおいて桃の園の一部、多目的広場付近及び碧南市と安城市を結ぶ周回園路の整備等が残っておりますので、これらについて準備、整備をしていくというふうに県からお聞きしておるところでございます。 116 ◆7番(小池友妃子) 議長、7番。 117 ◆議長(沓名 宏) 7番。 118 ◆7番(小池友妃子) 油ヶ淵水辺公園につきましては、基本構想及び基本計画で「油ヶ淵の自然と歴史 未来へつなぐ水辺風景の創造」、これを基本テーマとして1、油ヶ淵の水質浄化を推進し、きれいな水を取り戻す、2、地域固有の郷土性を演出し、人々が感動できる風景を創出する、3、多様な生物の生息環境を保全・創出し、人と自然の関係を理解する場を提供する、4、地域の交流拠点を形成し、県民の多様なニーズに対応する場を創出する、5、周辺の農地との連携を図り、豊かな実りや農の景観を継続するという5つの基本方針のもと、自然との触れ合いの場、憩いの場及び市民協働の場となり、愛着の持てる都市公園づくりとして計画されたとお聞きしております。全てのエリアが完成するまでにはまだまだ数十年かかります。  そこで、イ、第1期開園した水生花園と自然ふれあい生態園の一部エリアで、まずは5つの基本方針を主軸に碧南市として具体的にどのように活用されていく御予定でしょうか、お聞かせください。 119 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 120 ◆議長(沓名 宏) 市長。 121 ◆市長(禰宜田政信) 公園の活用ということでは、直近では6月9日に碧南市制70周年記念事業の油ヶ淵うきうきウォーキングが市の主催で開催されております。  その他、油ヶ淵美化ネット、緑のDNAバンクどんぐりの会、田んぼビオトープの会など、地元の団体が各自でイベントを開催しており、碧南市が構成メンバーとなっている油ヶ淵水辺公園整備促進協議会がそれらの活動を支援しております。  また、愛知県においても、指定管理者による多様なイベントを開催する予定であり、愛知県とともに今後も油ヶ淵水辺公園の活用促進を図ってまいりたいと考えています。 122 ◆7番(小池友妃子) 議長、7番。 123 ◆議長(沓名 宏) 7番。 124 ◆7番(小池友妃子) ありがとうございます。  市民の皆様から、せっかく油ヶ淵水辺公園が一部できたのだから、もっと碧南市内外より人を呼び込めるイベントを開催してほしいという声をお聞きしました。  私自身はさまざまなイベントを油ヶ淵付近で行われていることは知っていますが、このように感じられる方々がいらっしゃるということは、うまく情報宣伝されていないということなのでしょうか。  件名3でも御質問させていただきますが、せっかく企画したイベントを多くの市民の皆様に知っていただくための情報発信がうまくできていないようにも感じますので、ぜひ愛知県とともに情報発信の強化もしていただきまして、公園の活用促進につなげていただきますよう要望し、件名2を終了させていただきます。  それでは、件名3、竜の子街道プロジェクトについてです。  4月18日に4市合同の竜の子街道プロジェクト関係市議会議員研修会がございました。  それまで、副市長からは竜の子街道プロジェクトにかける思いは非常に感じてはくるものの、研修を受けた今でも竜の子街道プロジェクトにかかわっている皆様の思いが残念ながら余り感じてはきません。  先日、最近、衣浦グランドホテルとかにバイクスタンドができたんだけど、無料レンタサイクルでもまた始めるのという市民の皆様からの問いかけに、竜の子街道プロジェクトを宣伝しようと話をしましたが、いまいち反応が悪い状態です。  そこで、このままではいけないと思い、今回質問させていただくことにしました。  平成28年度にスタートした竜の子街道プロジェクトは、和食に欠かせない醸造、それを盛りつける器、これをテーマに常滑、半田、碧南、西尾の4市が連携して、地域間交流の拡大、広域観光の推進に関する事業を一緒に行うことで、交流人口の拡大と地域の活性化、地場産業の振興を目的としており、地方創生の推進交付金を内閣府からいただいて取り組まれている事業です。  28年度は竜の子エリア観光動向調査、モニターツアーの実施、多言語版の観光情報誌、多言語対応のプロモーション映像の作製、さらには醸造品、特産品を使った新商品の開発、それと、PR活動をされたとお聞きをしております。  そこで、(1)28年度の取り組み結果及び課題をお聞かせください。 125 ◆経済環境部長(鳥居典光) 議長、経済環境部長。 126 ◆議長(沓名 宏) 経済環境部長。 127 ◆経済環境部長(鳥居典光) 平成28年度の取り組みによる結果と課題でございますが、竜の子街道プロジェクトは、国の交付金を受けて実施しております。  交付金申請時点における目標値としまして、観光ツアーの造成1本、新メニューの開発2品、モニターツアーによるアンケート調査100人を掲げており、平成28年度末においては全ての目標値を達成しております。なお、具体的な内容につきましては、議員が先ほどおっしゃられたとおりでございます。  課題といたしましては、観光ツアーを実施いたしましたが、旅行代理店等と連携しての商品化には至っていないこと、新メニューとして開発されたレシピですが、定番商品化していただいた店舗が限定的であることなどが挙げられます。 128 ◆7番(小池友妃子) 議長、7番。 129 ◆議長(沓名 宏) 7番。 130 ◆7番(小池友妃子) 29年度は多言語による情報発信とPR活動を継続して実施しているほかに、新たな取り組みとして名古屋駅発着の日帰りバスツアーの企画と販売、特典つき竜の子エリア宿泊プランの販売、竜の子エリア関連グッズの作製、竜の子エリアのサイクリングマップの作製をされたということですが、(2)29年度の取り組みによる結果及び今年度への課題をお聞かせください。 131 ◆経済環境部長(鳥居典光) 議長、経済環境部長。 132 ◆議長(沓名 宏) 経済環境部長。 133 ◆経済環境部長(鳥居典光) 平成29年度の取り組みの結果でございますが、情報発信PR活動としまして、ホームページではグーグル翻訳による多言語対応、イベントページの新設などのリニューアルを行い、PR活動では大阪での愛知岐阜物産展へ出展するなど、外国人や県外に向けて認知度向上を図っております。  次に、日帰りバスツアーについては、4本企画され、実施に至ったものは残念ながら1本だけでございました。また、宿泊プランにつきましては、1月4日から3月末までの約3ヵ月間で33件、95名の利用でございました。  また、竜の子グッズは外国人にもお土産として買っていただけるものといたしまして、常滑焼のタツノオトシゴの形をしました箸置きを作製いたしました。  サイクリングマップは、4市を横断する長距離のものから気軽に走れる短いルートまで、8コースが設定されており、観光スポットや飲食店などを見て回れるものができ上がっております。  課題といたしましては、バスツアー、宿泊プランの利用が伸びていなかったことの反省を踏まえ、より魅力的なコース設定や効果的なPR方法を考えていく必要があるものと思っております。  竜の子グッズとサイクリングマップにつきましては、昨年度の遅い時期にできたということもあり活用には至っておりません。しかし、今年度ではそのグッズとマップを活用し、竜の子街道の認知度向上と竜の子エリアを楽しんでいただけるような企画を考えてまいります。 134 ◆7番(小池友妃子) 議長、7番。 135 ◆議長(沓名 宏) 7番。 136 ◆7番(小池友妃子) ありがとうございます。  28年、29年とさまざまな課題がある中で、いよいよことしは3年目に入ります。  4市合同の議員研修も開催され、成果を出していきたい年ではと思います。そこで、(3)これまでの取り組み結果をもとに30年度、地域再生のために取り組んでいくことを具体的にお聞かせください。 137 ◆経済環境部長(鳥居典光) 議長、経済環境部長。 138 ◆議長(沓名 宏) 経済環境部長。 139 ◆経済環境部長(鳥居典光) 今年度の計画を申し上げます。  まずは、周遊バスツアーを企画しておりまして、ことしの秋に愛知県大型観光キャンペーンが実施されますが、その中で企画される周遊バスツアーに竜の子街道エリアを周遊するコースを設定いただく予定でございます。10月から11月に酒蔵をめぐるコースや醸造品を生かした食事を楽しむコースを4回実施する予定となっております。  2つ目としまして、PRイベントへの出展です。  県開催の観光物産展への出展やセントレアでの物産展開催、グッズ販売のためのガチャガチャの器械購入等を計画しております。  3つ目に、タクシーを利用したツアー造成でございます。  現在、名鉄知多タクシーと協議を進めているところでございますが、竜の子街道エリア内の観光スポットを結ぶプランをタクシー会社が割安で販売し、観光客は各スポットからの移動にタクシーで移動するというものでございます。  4つ目に前年度に作成しましたサイクリングマップを活用したイベントの開催でございます。 140 ◆7番(小池友妃子) 議長、7番。 141 ◆議長(沓名 宏) 7番。 142 ◆7番(小池友妃子) 周遊バスツアーで少しお聞かせください。  ツアー企画プランなどの情宣方法は、具体的にどのようになさっていくお考えでしょうか。 143 ◆経済環境部長(鳥居典光) 議長、経済環境部長。 144 ◆議長(沓名 宏) 経済環境部長。 145 ◆経済環境部長(鳥居典光) 愛知県の大型観光キャンペーンで実施するバスツアーの一覧に掲載されます。
     全国の観光事業者に素材として取り上げられれば、各観光事業者の販売する商品パンフレット等に掲載されることとなります。  また、JRの全面協力も得られるものであることから、鉄道と組み合わせたツアーに取り上げる可能性もあるということでございます。 146 ◆7番(小池友妃子) 議長、7番。 147 ◆議長(沓名 宏) 7番。 148 ◆7番(小池友妃子) 取り上げられればとか、JRの全面協力があるとかという他人任せで本当に大丈夫なのかということがちょっと心配です。  では、(4)竜の子街道サイクリングマップの利用についてお聞きします。  先月配布された竜の子街道サイクリングマップ、現在碧南市内にも6ヵ所、ロードバイクスタンド設置店がございます。  そこで、お聞きいたします。  ア、レンタル自転車は御用意されるのでしょうか、お聞かせください。 149 ◆経済環境部長(鳥居典光) 議長、経済環境部長。 150 ◆議長(沓名 宏) 経済環境部長。 151 ◆経済環境部長(鳥居典光) ロードバイクスタンド設置箇所は飲食店や観光客が立ち寄れそうな事業所となっております。  今後、ロードバイクスタンドの設置を自転車店にも御協力いただくことで、レンタサイクルも可能になってくると思われます。  また、スタンドの設置はなくとも、マップにレンタサイクルを行っている事業者等を掲載することもよいかと思っております。マップの改訂版がつくられる際には参考とさせていただきます。 152 ◆7番(小池友妃子) 議長、7番。 153 ◆議長(沓名 宏) 7番。 154 ◆7番(小池友妃子) ありがとうございます。  その際には1つお願いがございます。昔、碧南市は駅などに黄色い無料の自転車、レンタル自転車を設置したことがあったと思います。そのときの利用者のマナーが非常に悪く、中止したという経緯もございますので、レンタル自転車を利用する方がマナーよく利用されるように設置が決まりましたら、その御対応もぜひお願いします。  また、ロードバイクスタンドも今後ふやしていく御予定だと思います。  碧南市近郊にどのくらいのロードバイク愛好者がいらっしゃるかわかりませんが、全国的には現在ふえてきているとお聞きしております。  私が持っているママチャリでは使用できないロードバイクスタンド、ぜひ、全国のロードバイク愛好者が竜の子街道でサイクリングをしてくださるよう働きかけをお願いいたします。  さて、知多半島では、知多半島ロゲイニングが開催されています。  配られた地図のもとに多数設置されたチェックポイントを制限時間内にランニングあるいはウォーキングで回り、得られた点数を競うアウトドア・ナビゲーションスポーツです。チェックポイントは多数設定されており、たどる順序が決められていません。どのルートで効率よく回るか、体力だけではなく、頭脳も求められる戦略的なおもしろさがあります。途中、休憩や飲食も自由にとることもできます。  チェックポイントでは、例えば昨年度、行政課題研修成果発表会で若手職員の皆様が発表されたインスタグラムを活用した新たな情報発信の提案、へきなんつなぐでヒントを得たのですか、ハッシュタグをつけ、竜の子街道のPRをしたい場所やものを世界各国へ配信することも考えてはと思います。  そこで、イ、竜の子街道を知っていただくために、竜の子街道サイクリングマップを利用した竜の子街道版ロゲイニングをインスタグラムと連動しながら開催してみてはいかがでしょうか。 155 ◆経済環境部長(鳥居典光) 議長、経済環境部長。 156 ◆議長(沓名 宏) 経済環境部長。 157 ◆経済環境部長(鳥居典光) 御提案いただきました竜の子街道ロゲイニングとインスタグラムを活用してということでございますが、これにつきましては、既に4市の事務局の中で若者に受け入れられやすいようにと、チェックポイントの写真をスマートフォンで投稿してもらうイベントの実施に向けて準備を進めているところでございます。  御提案のような時代に合ったイベントの展開に努めてまいりたいと思っております。 158 ◆7番(小池友妃子) 議長、7番。 159 ◆議長(沓名 宏) 7番。 160 ◆7番(小池友妃子) ありがとうございます。  ぜひ実現に向けての取り組みをお願いいたします。  ロゲイニングで4市を回るのは非常に時間がかかります。例えば、1ヵ月とか期限をつけ、自動車、自転車、電車など、さまざまな交通機関も使い、チェックポイントで写真を撮り、スマートフォンで投稿するといったことも考えていただけますとより多くの皆様が参加できてくると思いますので、御検討のほどよろしくお願いいたします。  では、(5)です。碧南市オリジナルのイベント提案についてです。  情報発信なくして碧南市も知ってもらうことはできません。そこで、地域の活性化、地場産業の振興目的として、碧南市独自としても竜の子街道プロジェクト碧南市版として、碧南市版ロゲイニングを開催したり、あるいはイベント提案を市民に募り、市民とともに盛り上げる竜の子街道プロジェクトを企画してみてはいかがでしょうか。 161 ◆経済環境部長(鳥居典光) 議長、経済環境部長。 162 ◆議長(沓名 宏) 経済環境部長。 163 ◆経済環境部長(鳥居典光) 碧南市版のロゲイニングの開催につきましては、市内の神社、仏閣、企業、店舗、風景など指定ポイントを写真に撮ってめぐるようなイベントを今年度、へきなん自転車散歩実行委員会さんが企画されているとお聞きしております。実行委員会の皆さんで盛り上げるイベントでございますので、見守ってまいりたいと思っております。  それから、竜の子街道プロジェクトの推進に向けてどんなイベントが行えるか、広く意見をいただくことはありがたいことだと思っております。4市が合わさって初めて竜の子の形になりますので、碧南市独自でどこまで進められるかわかりませんが、竜の子街道の名前や事業を広める中で、また、具体的な事業を実施する中で、多くの意見や提案をいただき、事業推進していきたいと考えております。 164 ◆7番(小池友妃子) 議長、7番。 165 ◆議長(沓名 宏) 7番。 166 ◆7番(小池友妃子) へきなん自転車散歩は市民主導のすばらしいイベントですが、これと竜の子街道プロジェクトは、趣旨が少し違うと私は思います。  また、へきなん自転車散歩が竜の子街道プロジェクトと目的が一緒であるというのであれば、行政は見守るだけで本当によいのでしょうか。へきなん自転車散歩を使って、竜の子街道をどう盛り立てていこうかと一緒に考えていかなくても大丈夫でしょうか。  また、市民の皆様を巻き込んでの取り組みは、発信力の強化にもつながってまいります。ぜひ、市民の皆様の意見をお聞きし、事業推進に努めていっていただきますよう、よろしくお願いします。  (6)さらなる発信力の強化についてです。  竜の子街道プロジェクトを多くの人々にまず知っていただくためには、発信力の強化が大切なことは、皆さんはおわかりのことと存じます。  そこで、お聞きいたします。  碧南市ホームページのトップページには、竜の子街道プロジェクトへのリンクボタンすらございません。  さらに、28年度と29年度の課題からもわかるように竜の子街道プロジェクトが市民にも認知されない理由の1つとして、他人任せ、営業力の弱さ、わくわく度の少なさが挙げられると思います。要は自分だったら、どんな企画だったら絶対に参加したいというわくわく感です。  今年度はグッズとマップを活用し、竜の子街道の認知度向上とこのエリアを楽しんでいただける企画を考えていただけるのであれば、自分が観光客だったらどうしたら竜の子街道に行きたいかを考え、わくわくしながら取り組んでいただきたいと思います。  市長のマニフェストにも発信力の強化という記載がございます。  ホームページの充実、宣伝広告の活動の強化、案内板の充実、景色づくりの推進、地場産品のPR活動など、竜の子街道プロジェクトでもぜひ取り入れながら取り組んでいただきたいと思います。  そこで、最後に、竜の子街道プロジェクトの認知度アップのために、すぐできる発信として、今後どのようなことを取り組まれていかれる御予定でしょうか、お聞かせください。 167 ◆経済環境部長(鳥居典光) 議長、経済環境部長。 168 ◆議長(沓名 宏) 経済環境部長。 169 ◆経済環境部長(鳥居典光) まず、竜の子街道プロジェクトのホームページのリンクにつきましては、確かに現在は、市のトップページから数回クリックしないと見えないところにございますので、わかりやすい位置に掲載していきたいと思っております。  竜の子街道プロジェクトにつきましては、もともとのテーマであります醸造を初めとする市域を超えた共通の文化、歴史が柱となるもので、4市が連携して認知度アップを努めていく必要があると考えます。  先ほど、今年度の取り組みとして大きく4つの事業を申し上げましたが、これらをホームページやSNS、パンフレット、報道発表等、さまざまなツールを活用しまして、発信して事業展開をしていきたいと考えております。 170 ◆7番(小池友妃子) 議長、7番。 171 ◆議長(沓名 宏) 7番。 172 ◆7番(小池友妃子) ありがとうございます。  すぐに竜の子街道プロジェクトへのリンクボタンを閲覧する皆様が見つけやすい場所へと移動をよろしくお願いいたします。  そして、ホームページやSNS、パンフレット、報道発表等、さまざまなツールをどのように活用し、発信していくかが非常に大切となってまいります。既に取り組んでいただいているとは思いますが、具体的に目標を決め、一人でも多くの方々に来ていただきたいというおもてなしの心を忘れずに取り組みをお願いいたします。  また、これまでの情報発信の知識を生かすだけでも真剣に取り組めば違うと思います。  例えば、オリジナルTシャツをつくり、4市の議員も行政側もそのTシャツを着て定例議会に出るのはもちろん、まちを歩くときも来て歩く。ポスターをつくり4市中に掲示をする、くるくるバス1台だけにラッピングするのではなく、全てのバスに、そして、市役所の公用車にもラッピングするなどは、まず、市民に周知するには非常に簡単にできることだと思います。  日本には魅力のあるまちがたくさんあります。その中で、竜の子街道を選んで観光に来ていただくことは生半可ではないのです。  竜の子街道プロジェクトをまずは4市の全市民が認知していただけるような発信をしていただき、他市へ、そして、世界の人々へ魅力を感じ、来てみたいと思っていただけるプロモーション活動をしていただきたいと思います。  竜の子街道に観光に来ていただけるよう4市で試行錯誤していただきながらも、情報発信はこれまで以上に強化していただくことをお願いし、私の一般質問を終了させていただきます。ありがとうございました。 173 ◆議長(沓名 宏) 以上で、小池友妃子議員の一般質問を終わります。  この際、暫時休憩いたします。                            (午前 11時 6分 休憩) ───────────────────・・───────────────────                            (午前 11時 15分 再開) 174 ◆議長(沓名 宏) 休憩前に続き、会議を開きます。  次に、大竹敦子議員の一般質問を許します。 175 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 176 ◆議長(沓名 宏) 3番。 177 ◆3番(大竹敦子) こんにちは。公明党の大竹敦子でございます。  議長より質問の許しをいただきましたので、通告に従って一般質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。  初めに、件名1、安心して暮らせる住宅環境の整備について、お聞きいたします。  (1)子育て世帯への空き家の利活用促進についてお聞きしたいと思います。  本市におきましても、関係各位の御尽力により、待望の碧南市空家等対策計画が策定されました。さらに実効性のある計画として、碧南市空家等対策補助金も来年7月1日より実施していただけるということで、大変感謝しているところでございます。  空き家を所有している所有者の方々も補助金が活用できることにより、一歩を踏み出しやすくなることは間違いありません。また、近隣住民の皆様にとっても、不安要因となっている危険な空き家への迅速な対応も進み、安心・安全な生活空間を保つことができます。今後、さらに空き家の利活用が進むことをこれを機会に願ってまいりたいと思います。  そこで改めまして、アとしまして、碧南市空家等対策補助金の創設の狙いについて、お聞きしたいと思います。  補助金の創設には、空き家の発生抑制、適正管理の推進、利活用の推進等とありますが、まちづくり、若者世帯の定住促進につながる施策になるのではないかと考えています。そうした観点からの市のお考えをお聞かせください。 178 ◆建設部長(中村正典) 議長、建設部長。 179 ◆議長(沓名 宏) 建設部長。 180 ◆建設部長(中村正典) 空家対策は、空家所有者に対して周辺住民に迷惑をかけないように適切な管理を促すとともに、空き家を流通させることにより空き家の発生を抑制し、現存する空家等を削減することを目的として取り組んでまいります。  碧南市空家等対策補助金は、周辺環境を悪化させるおそれのある危険な空家等の除却と市外からの定住促進を図るための既存空き家の改修に係る費用を補助するものでございます。  市外の若者世帯に碧南市に来ていただき、定住をしていただくことを期待しているところでございます。  危険な空き家を除却しまたは活用することにより、まちの活性化が図られ、安全で安心して住めるまちづくりに寄与できるものと考えております。 181 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 182 ◆議長(沓名 宏) 3番。 183 ◆3番(大竹敦子) まちの活性化を図り、市外からの若者世帯の呼び込みをしたいということで、市外からというのはちょっと書いていなかったので今初めて知ったという状況でございますけれども、また、まだこれから始まっていく施策ですので、空き家はこれからも高齢化の進展とともにふえ続けていくと思っています。  それをいかにまちの資源として活用し、若い世代に引き継いでもらえるようにするかという大きなビジョンを持って、ぜひ進めていただきたいと思います。  そのための計画として碧南市空家等対策計画を進め、碧南市空家等対策補助金もまちづくりにつながるよう、今後その内容の拡充も含めて進めていただきたいと思います。  そこで、お尋ねいたします。  イとしまして、空き家の利活用で子育て世帯への優遇制度の創設について、お聞きしたいと思います。  若い御夫婦にとって、子供たちの成長に伴い、必然的に住みかえが必要になるときが来ます。市の補助で改修した空き家については、市内の方が今は対象ということですが、これから始まる市の空家バンクに登録された物件について、若い方が入居される場合には、市内外を問わずリーズナブルに、例えば期限つきでもいいと思いますので、家賃補助などをつけて、若い方が借りていただきやすくなるように優遇装置を講じてはどうかと思います。活気あるまちづくりにつながる空き家の利活用になるのではないでしょうか、お聞きしたいと思います。
    184 ◆建設部長(中村正典) 議長、建設部長。 185 ◆議長(沓名 宏) 建設部長。 186 ◆建設部長(中村正典) 子育て支援という観点で空き家を利用することは効果的とは考えますが、家賃補助などにつきましては、一部の過疎地では行っている例はあると聞いておりますが、碧南市では現在のところ考えておりません。  空家等対策事業としては、住環境の整備、改善を図るため、危険な空き家の除却及び空家住宅の活用に対する支援として進めてまいります。  また、空家等の改修補助につきましては、市外在住であり当該空き家の居住予定者、いわゆる借り主に対して補助するものであり、子育て世代等の借り主のニーズに合わせた改修ができるように配慮したものでございます。  市内在住者の空家活用につきましては、従前の住宅耐震改修等補助金または新築住宅建設等促進補助金を活用していただくこととなります。  御質問の住環境における少子化、少子高齢化対策につきましては、社会情勢、経済情勢を踏まえ、関係部局と研究をしてまいりたいと考えております。  以上です。 187 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 188 ◆議長(沓名 宏) 3番。 189 ◆3番(大竹敦子) 今回、私の提案としては、市内在住にも広げた子育て世代に特化した施策の提案をしているところでございますが、言いかえてみれば、他市にとっては碧南市に住んでいる若者は市外在住者に当たるわけですので、経済的にもまだまだ安定していない子育て世代の市内からの流出を防ぎ、応援できるような住宅環境の整備をこの際、この空家対策の関係で、空家対策というか空家バンクの創設において要望しておきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  (2)居住支援制度の導入について、お聞きしてまいります。  若者世代への支援とともに重要なのは、高齢者などへの居住支援制度です。  高齢者、障害者の方々にとっても、住みなれたこのまちで安心して住み続けていただくことを考えていかなければなりません。  居住支援制度とは、アパートなどの民間賃貸住宅を借りようとする際、家賃などは支払うことができるにもかかわらず、保証人となってもらえるような親族がいないなど、高齢者、外国の方、また、障害者、ひとり親家庭など、住居を借りることが困難と思われる住宅確保要配慮者に行う支援制度のことです。  昨今、アパートの老朽化が進み、耐震性がないなどの理由で長年住んでいたアパートなどが建てかえられることとなり、退去を迫られるケースがふえています。そのため、新しい引っ越し先を探すために身寄りがないなどと大変苦労されているのが高齢者などの住宅確保要配慮者の方々です。  平成15年の日本賃貸住宅管理協会の実態調査によりますと、高齢者の入居に対して家主の約7割の方が拒否感があると回答しているという大変に厳しい状況も明らかになってきています。そうした方々が安心して入居の機会と居住の安定を確保できるように支援をするものです。  以前、私も障害をお持ちの方の住宅探しを手伝わせていただいた折に、礼金敷金なしの物件でしたが保証会社の認可が受けられず、そのアパートを契約することができなかったという厳しい現実を目の当たりにしました。  このとき、この住宅確保要配慮者と思われる方々への支援が必要だと強く感じたものです。  昨年、そうした居住支援制度を先進的に導入している川崎市へ視察に行かせていただきました。川崎市では国の住宅セーフティーネット法の成立、そして、高齢者世帯の増加など、住宅確保要配慮者の住宅確保、居住継続に関する課題が多くなってくる時代の必要性に応じ、円滑に民間住宅に入居できるように川崎市住宅基本条例を平成12年に策定するとともに、宅地建物取引業団体、協力不動産業店、障害者支援団体の協力を得て、市の指定を受けた保証会社と提携し、その保証会社を利用することで高齢者等の入居を支援するという川崎市居住支援制度を創設されていました。  具体的には、利用者はこの支援制度の協力不動産業者の物件を選択し、その契約保険会社に家賃及び共益費の35%の額を2年分の保証料として支払い、別途、2年間の特約つき火災保険に加入することを条件に賃貸住宅を契約することができます。万が一、その方の家賃滞納が発生してしまった場合には、上限7ヵ月分の家賃、また、死亡、退去時には家賃及び共益費の3ヵ月分を上限に原状回復費用、家財の処分費用を市と保険会社は半分ずつを負担し、家主に支払うということになっています。  この制度があることで、家主さんも安心して高齢者の方、また、そうした住宅確保要配慮者の方にお部屋を貸すことができるという制度になっているものです。ぜひ、居住支援制度の導入をお考えいただきたいんですが、御意見をお聞かせください。 190 ◆建設部長(中村正典) 議長、建設部長。 191 ◆議長(沓名 宏) 建設部長。 192 ◆建設部長(中村正典) 住宅確保要配慮者への住宅支援制度につきましては、民間共同住宅の空き家、空き室などを含めて、民間賃貸住宅等、容易に住めない方々を支援する制度だというふうに理解しております。  昨年、新しい住宅セーフティーネット法が施行され、愛知県においても住居支援協議会を通じたさまざまな制度や仕組みの構築などが進められているところでございます。  住宅確保の支援を要する対象者につきましては、御質問にありますように高齢者はもとより、低所得者、被災者、障害者、子育てをしている方、DV被害者など、外国人も含めてさまざまでございます。  その支援制度につきましても、住宅を提供する方の登録制度の創出や家賃債務の補償を初めとする情報提供、その他支援などを行うNPO法人の指定、また、制度に関連した計画の策定など、さまざまな手続等もございますので、現在のところ導入できるものとは考えておりませんが、愛知県の今後の動向や近隣市町の状況を見据える中で、この住居支援制度の研究をしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 193 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 194 ◆議長(沓名 宏) 3番。 195 ◆3番(大竹敦子) 検討していただくということですので、ありがとうございます。よろしくお願いいたします。できるだけ早く制度の整備を進めていただきたいと思います。  愛知県では既にこの支援制度が進められているということで大変喜ばしいことだとは思いますけれども、碧南市にそうした物件の提供等、システムがなければ碧南市に住んでいる方が住みなれた土地を離れざるを得なくことも多く考えられます。  時代のニーズは大変高まっておりますので、各自治体においてもこれからどんどんと制度が整備されていくと思います。よろしくお願いいたします。  それで、碧南市での支援制度が整うまでの期間、愛知県の支援窓口につなげる市の相談窓口の設置をしていただくとか、不動産会社などでは丁寧にそちらの窓口を教えていただくなど、そうした対応がしていただけるように市のほうからの配慮をお願いしたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。それは要望としておきますので、福祉部門を含めてよろしくお願いいたします。  それでは、件名2へ移ってまいります。  件名2は、防災、減災対策の充実についてでございます。  毎回の議会質問で地震や災害への対策についてお聞きをしてまいりましたが、今回は、2点についてお聞きします。  まず、(1)河川の水害対策についてお聞きします。  本年もまた、先週末、梅雨入りをしまして、雨の季節を迎えました。この地域にも先日台風5号が来ましたけれども、その影響はほとんどなく、大変安堵しておりますけれども、今後、襲ってくる異常気象による豪雨等への対策に気を引き締めて取り組んでいかなければならないと感じております。  市内では今期、中田川ポンプ場、蜆川ポンプ場など相次いで整備をされ、その効果に大変、大いに期待しているところでございます。付近の住民の皆様にとりましても大変心強く受けとめられていることと思います。  国では、昨年7月に起きた九州北部豪雨などで大きな被害を受けたことから、喫緊の豪雨対策として昨年、全国2万ヵ所の中小河川緊急点検が実施されました。その結果を受け、年末12月には中小河川緊急治水対策プロジェクトが取りまとめられたところでございます。  その一方、碧南市に沿って流れる一級河川、矢作川の整備が大変気になるところでございます。矢作川も平成21年度、国において矢作川水系河川整備計画が策定をされ、整備計画が示されました。それでは、整備計画図をお願いいたします。  これが計画図平成21年につくられたものですけれども、上塚橋があります。それより北の鹿乗川河口付近から上流の右岸が河川重要水防箇所重点区間とされ、堤防の整備が必要、そして、上塚橋から下流部の樹林化した箇所、緑色の斜線部分ですけれども、ここは樹木の伐開を必要としている。また、黄色の斜線部分のところには河道掘削、しゅんせつの整備が今後されるということがこのときに見られました。ありがとうございます。  この計画による矢作川の整備計画は約30年間となっております。  そこで、お聞きしたいと思います。  アとしまして、矢作川水系河川整備計画による碧南区域の矢作川の整備の進捗状況をお聞かせください。 196 ◆建設部長(中村正典) 議長、建設部長。 197 ◆議長(沓名 宏) 建設部長。 198 ◆建設部長(中村正典) 平成21年7月策定の矢作川水系河川整備計画における進捗状況について申し上げます。  まず、鹿乗川付近重要水防箇所、重点区間でございますが、ここは矢作川と鹿乗川の間の堤防ということになります。  整備計画では、この区間の堤防高が不足しておりましたので、平成20年度に堤防かさ上げ工事を行っており、既に完了をしております。しかし、鹿乗川右岸の低水護岸が昨年10月の台風で一部損壊をしておりまして、今年度補修工事を実施していると聞いております。  そのほかの碧南市の区間におきましては、堤防かさ上げ、堤防強化については、全て完了しているとお聞きしております。  それから、河道掘削及び樹木伐開につきましては、先ほど図面にございました鷲林付近、河口より6.4から6.8キロメートルの間でございますが、整備の進捗といたしましては、樹木伐開を平成21年度から23年度にかけて実施をしているというふうに伺っております。  以上です。 199 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 200 ◆議長(沓名 宏) 3番。 201 ◆3番(大竹敦子) 台風による護岸の一部損壊も今年度補修工事が始まっているということですので、速やかな対応で大変安心をいたしました。  また、碧南区間の堤防のかさ上げ、堤防強化については完了しているということですので、不安に思っている住民の皆様にもそのように御報告をさせていただきたいと思います。  そうは言いましても、碧南市で発生した豪雨の影響はいうまでもありませんけれども、下流域である碧南市は上流で発生した豪雨の影響も大きいのではないかと考えます。  そこで、お聞きします。  イとしまして、上流で発生した豪雨などの碧南市への影響と対策について、どのようにお考えでしょうか、お聞かせください。 202 ◆建設部長(中村正典) 議長、建設部長。 203 ◆議長(沓名 宏) 建設部長。 204 ◆建設部長(中村正典) 碧南市は矢作川の最下流部に位置するため、上流での降雨に影響され、河川水位が上昇することとなります。  河川整備計画では、平成12年の東海豪雨規模の豪雨を安全に流下させることとしており、碧南市内に関しては既にこの改修はできているというふうに伺っております。  したがって、国土交通省は引き続き安城市、岡崎市等の上流部での河床掘削、堤防改修を行っております。  また、矢作ダムにおける洪水調整機能の強化を図るため、今年度からダムの放水路の整備に着手すると聞いております。  平成28年5月に国土交通省により想定最大規模の浸水想定区域が公表されたところでございますが、碧南市は油ヶ渕周辺を中心に全域にわたって浸水するという想定になっております。  これは矢作川堤防が全域にわたって寸断されるということにより起こるものですが、下流域にある碧南市にとって上流での堤防決壊に対しての備えも必要であることがあります。  このため、水位情報が迅速に碧南市に入るよう、河川管理者とホットラインを構築し情報収集に努めることとしております。  想定を超える被害が頻発している昨今であります。このような予期できない豪雨のときは、いち早く情報を市民に流し、被害が最小限にとどめられるよう避難誘導を行うことも重要であると考えております。 205 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 206 ◆議長(沓名 宏) 3番。 207 ◆3番(大竹敦子) 御丁寧に説明をしていただきましてありがとうございました。  今は喫緊の課題として上流部であるということで、上流部の整備が進められているということがわかりました。  そこで、そのお答えの中で矢作ダムの洪水調整機能の強化のためのダム放水路の整備が今年度着手されると言われました。その工事内容とそれによる碧南市への影響はどうなのか、少し教えてください。 208 ◆建設部長(中村正典) 議長、建設部長。 209 ◆議長(沓名 宏) 建設部長。 210 ◆建設部長(中村正典) 平成12年の東海豪雨では洪水時のピークの前にダムが満杯になってしまい、十分な洪水調整が機能しませんでした。十分な洪水調整を行うためには、洪水初期におけるダムの水位を下げる必要がございます。  そのため、放水路を新たに新設し増強することでピーク時の前にダムが満水にならないようにするものでございます。  この事業は主に中流部において河川断面が不足していることによって起こる越流による浸水被害を抑制するもので、下流部にある碧南市では河川整備が完了しておりますので、特に影響するものでございません。 211 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 212 ◆議長(沓名 宏) 3番。 213 ◆3番(大竹敦子) 御丁寧にありがとうございました。よくわかりました。  下流部の碧南市は整備が完了しているので影響はないという部長の答えにちょっと安心をしております。とはいうものの、平成28年度に出された想定について言われましたように最大規模の想定というものの、碧南市全域にわたる浸水の想定は大変厳しい結果だと感じます。それがわかったことで迅速な対応がとれるように日ごろからの準備をお願いしたいと思います。  降雨時の避難、特に夜間は危険でございます。明るいうち、また、雨がひどくならないうちの避難ができるような避難誘導、指示伝達をよろしくお願いいたします。  SNSを使った伝達やホームページへの掲載も重要な情報でございますけれども、高齢者等への伝達方法としては弱いように思いますが、どのような方法が有力とお考えか、お聞かせください。 214 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 議長、市民協働部長。 215 ◆議長(沓名 宏) 市民協働部長。 216 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 災害時の高齢者等への伝達方法としては、防災メールのほか、同報無線や市や消防団の広報車による周知、キャッチのテレビやラジオによる災害情報の発信、また、避難行動要支援者名簿に登載されました避難支援者による援助など、あらゆる手段を用いて周知に努めてまいりたいと考えております。  とはいえ、地震とは違い、浸水の場合は事前に気象庁より降雨予報の情報が出ることが多いので、1年前に全戸配布いたしました洪水高潮のハザードマップで自分の住んでいる地域の特性をよく把握した上で、高齢者だけでなく市民の皆さんには少しでも早く自分の命を守る行動をしていただきたいと思います。 217 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 218 ◆議長(沓名 宏) 3番。 219 ◆3番(大竹敦子) ありがとうございました。  いろんなツールを使って高齢者の方も、また、本当に自分で身を動かすことが大変な方にとっては、地域の方の御支援をいただきながら確実に命を守る行動ができるように日ごろからよろしくお願いしたいと思います。  また、ハザードマップ等で御自身の住んでいるところを把握し、どのように避難をするかということについて、しっかりと認識を深めていただきたいということでございますけれども、ハザードマップもしっかりと御家庭に保管していただいて活用できるように周知をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、もう一回、写真をお願いします。  先ほど、7年前に、平成21年から23年ぐらいまでの間にここの矢作川の堤防の樹木伐開とかしゅんせつを行ったということなんですけれども、7年から10年経って、今このような状況になっているわけでございます。堤防付近の住民の方々にとっては矢作川の中州に生い茂っている樹木が豪雨の際とか、また、上流からの流木やがれき、また、ごみによって、ごみが流れてきたものがこの樹木によってせきとめられて川が氾濫するのではないかということに大変心配をしているというふうにお話を聞いておりますので、そこで、お尋ねしたいと思います。写真、ありがとうございました。  ウとしまして、早急に再び上塚橋付近の河道掘削、樹木伐開の実施を要望します。いかがでしょうか、よろしくお願いいたします。 220 ◆建設部長(中村正典) 議長、建設部長。
    221 ◆議長(沓名 宏) 建設部長。 222 ◆建設部長(中村正典) 樹木伐開の実施状況は、先ほどお答えしましたとおり、過去に実施しているということでございます。  しかしながら、川は生き物でございまして、時間とともに日々変化しておりまして、砂も時間とともに堆積し樹木も繁茂してまいります。  河川管理者である国のほうにお聞きしたところ、今後も河道の巡視や点検を行い、治水機能の低下が確認された場合には、必要に応じて伐採や河道の掘削を行うなど、河道の維持管理を実施していくというふうにお聞きしております。  碧南市といたしましても、状況を注視し河川管理者への要望を行ってまいりたいと考えております。 223 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 224 ◆議長(沓名 宏) 3番。 225 ◆3番(大竹敦子) 必要に応じてというお答えでございましたが、現在既にあの状況でございますので、強く要望していただくようにお願いをいたします。  あと20年で矢作川の氾濫のおそれのない自然豊かな地域を潤す川となるよう、地域住民の声をしっかり届けて整備につなげていただきたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。  私もしっかりと要望活動に動いて実施に向けて奔走したいと思いますので、よろしくお願いいたします。  (2)感震ブレーカーの設置について、お尋ねいたします。  豪雨対策のみならず、近い将来、20年以内とも言われていますこの地域を襲う南海トラフ巨大地震への対策も喫緊の課題です。  震度7を超える地震が想定されています。まずは身の安全を確保することが第一ですが、地震による通電火災を防ぐことも重要です。  その理由は、地震による火災の54%が電気関係によるものであるということがわかってきているからです。特に地震による停電が復旧し、再び電気が通じたときに起こる通電による出火が原因となる場合が多くなっているということです。  特に家が密集している地域では、火災による延焼を防ぐためにも、震度5以上の揺れを感知するとブレーカーを作動させ通電を遮断する感震ブレーカーの設置が有効です。感震ブレーカーの設置を愛知県も推奨しています。まだ余り周知されていませんので、一機2万円から8万円、タイプによってさまざまですが、その費用を補助しながら、早期に設置が進むようにしていくべきではありませんか。  そこで、お尋ねします。  感震ブレーカーの設置補助について、市のお考えをお聞かせください。 226 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 議長、市民協働部長。 227 ◆議長(沓名 宏) 市民協働部長。 228 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 感震ブレーカーにつきましては、平成28年9月議会でもお答えしましたが、その後の状況を少しお話ししますと、平成30年4月現在で西三河9市1においては、安城市のみが補助制度を導入しております。  また、愛知県内では、安城市のほか、名古屋市、岩倉市、稲沢市、半田市、武豊、東浦、大口、東郷の9市町が設置補助を行っている状況でありますが、岩倉市、大口、稲沢市につきましては、今年度までの補助と伺っております。  感震ブレーカーの有効性につきましては十分認識しているところでありますが、近隣各市の実施状況も踏まえまして、引き続き、調査検討をしてまいりたいと考えております。  なお、感震ブレーカーには分電盤タイプ、コンセントタイプ、簡易タイプの種類がありまして、簡易タイプであれば二、三千円程度で購入できます。  今後は出前講座や市ホームページなどで感震ブレーカーの設置について、積極的に周知を図ってまいります。 229 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 230 ◆議長(沓名 宏) 3番。 231 ◆3番(大竹敦子) まず、この感震ブレーカーの質問が2回目であったということで、大変びっくりしているんですけど、平成28年9月議会に質問があったということですので、その内容は確認をさせていただきました。  18番議員の感震ブレーカー設置の補助制度の質問に対して、大変、執行部からは詳しい回答がされておりました。  感震ブレーカー設置の補助制度については、近隣市の実施状況などを踏まえ、情報収集し検討するということにとどめられていました。今回の御答弁も近隣市、各市の状況を踏まえ検討していくということでございました。今年度で終わるというところもありましたけれども、感震ブレーカーの設置に補助をするということで、感震ブレーカーに対しての市民の認知は高まったのではないかというふうでその効果はあったのではないかと思っております。  また、話の中で他市の取り組みについて調査ということでしたが、先回の質問のお答えの中ではDID地区について限定的に補助しているところもあるということでした。碧南市内の新川地区、中央地区、棚尾地区など、市内の約5分の3はそのような人口集中地区に当たっているのではないでしょうか。このようなDID地区限定の設置補助は考えていませんか。 232 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 議長、市民協働部長。 233 ◆議長(沓名 宏) 市民協働部長。 234 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 先ほど御答弁させていただきましたが、3市町で今年度までの補助ということでございましたが、実績としてはほとんど数件程度の補助実績ということでございますので、繰り返しになりますが、補助制度の導入につきましては他市の状況を踏まえまして引き続き調査検討してまいります。 235 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 236 ◆議長(沓名 宏) 3番。 237 ◆3番(大竹敦子) 私のほうでは2万円から3万円かかるというふうに思っていましたが、御答弁に高価なものもあれば簡易型で二、三千円で手軽に購入できるということがわかりました。本当にありがとうございました。  しかし、市民の皆様が感震ブレーカー自体の存在を知らなければ、安価であっても購入することができないと思いますので、先ほど出前講座の際、感震ブレーカーの設置や避難する際、ブレーカーを落としてから避難をするよう啓発を行い、今後はホームページでも周知を図るというふうに言われましたが、出前講座やホームページでは弱いと思いますので、さらに周知する方法について、何かおありか教えてください。 238 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 議長、市民協働部長。 239 ◆議長(沓名 宏) 市民協働部長。 240 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 周知方法としましては、昨年度市内の小学校五、六年生に配布しました防災減災ブックに感震ブレーカーが紹介されております。今年度は対象を中学生に変更し配布していく予定でございます。児童生徒を通して家庭においても周知を広げてまいりたいと考えております。  また、実物を見ていただくとより印象に残ると思いますので、防災講演会やふれあいフェスティバルなど、大勢の人が集まる場で感震ブレーカーのチラシと一緒に実物を見てもらう機会を設けたいと思っております。 241 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 242 ◆議長(沓名 宏) 3番。 243 ◆3番(大竹敦子) ありがとうございます。  チラシも大変効果があると思いますので、よろしくお願いいたします。  夜間の停電を心配されているという答えが28年度のときにあったんですけれども、地震というのはいきなり発生しますので、もし万が一倒壊した家屋に挟まれて逃げることができなかった場合にブレーカーを落とすこともできませんし、そういうときに電気火災が起きることを考えると、揺れとともにブレーカーの落ちる感震ブレーカーが設置してあれば、少なくとも電気火災は防ぐことができる可能性が大いにありますので安心です。ぜひとも、市民への周知の強化をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  これで件名2終わりまして、件名3に移ります。  防犯対策の強化についてでございます。  最近、市内で盗難や空き巣の被害などが多く発生しています。また、変質者による被害も起きております。  市民からはそうした事件に対する不安の声も多く聞くようになりました。凶悪な事件のみならず、あらゆる犯罪をなくし、子供から高齢者まで全ての市民の安心・安全な生活を送るための施策に取り組んでいかなければなりませんので、そこで、お尋ねします。  (1)市内で起きている犯罪、事件について、お聞きします。  (ア)過去3年間の種類と件数について、教えてください。 244 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 議長、市民協働部長。 245 ◆議長(沓名 宏) 市民協働部長。 246 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 碧南警察署より刑法犯の認知件数が発表されておりますので、過去3年間の認知件数を申し上げます。  平成27年の刑法犯認知件数は480件、うち侵入盗が60件、自動車関連窃盗が44件、オートバイ盗が9件、自転車盗が56件、自販機狙いが7件でした。  平成28年の刑法犯認知件数は486件、うち侵入盗が65件、自動車関連窃盗が46件、オートバイ盗が4件、自転車盗が73件、自販機狙いが5件、強盗が3件でした。  平成29年の刑法犯認知件数は444件、うち侵入盗は66件、自動車関連窃盗は57件、オートバイ盗が4件、自転車盗が69件、自販機狙いが1件、強盗が1件となっております。 247 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 248 ◆議長(沓名 宏) 3番。 249 ◆3番(大竹敦子) 詳しく調べていただき、ありがとうございました。  約3年間、平均をしますと約480件で、月にしますと約40件、そうすると毎日少なくとも1件から2件の犯罪が起きているということになります。そう思うと、思ったより多いというふうに感じてしまいます。空き巣も多く発生し、とても安心して暮らせる環境とは言えない状況ではないでしょうか。  それに対して、市としての対策についてお聞かせください。 250 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 議長、市民協働部長。 251 ◆議長(沓名 宏) 市民協働部長。 252 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 碧南市では警備会社へ委託し、7月から3月の期間中、午後10時から翌日の午前4時まで、青色回転灯を装備した車に警備員2名が乗車し、市内全域の巡回パトロールを行っております。  この巡回パトロールは毎年、毎回パトロールに先立って警察署で指示を仰ぎ、ルートや犯罪防止強化ポイント等について、犯罪の現状を生かしたパトロールとなるよう実施しております。  また、町内会、区単位で組織されております自主防犯ボランティア団体に対し、防犯リーダー研修会を開催する等の支援を行っております。さらに、青色回転灯を装備しました専用車両で自主防犯パトロールを実施されている団体には車両の維持管理に要する費用に対する補助を行っております。 253 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 254 ◆議長(沓名 宏) 3番。 255 ◆3番(大竹敦子) パトロールをして市内を巡回しながら犯罪を抑止しているというお答えでしたけれども、夜間のパトロールは見回りの重点箇所を押さえて巡回していただいているようですけれども、犯罪の発生時間帯についてはどのようになっているのでしょうか。  自主防犯パトロールの団体については日中のパトロールをしていただいていると思いますけれども、市内全体は網羅されていないと思います。その点について、どのようにお考えか、再度お答えください。 256 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 議長、市民協働部長。 257 ◆議長(沓名 宏) 市民協働部長。 258 ◆市民協働部長(遠山隆夫) まず、犯罪の発生時間帯ですが、パトネットあいちで配信されました平成29年4月以降の状況でお答えします。  空き巣はほぼ日中に発生し、侵入盗、忍び込みは、そのほとんどが深夜に発生しております。自主防犯パトロール団体は、各地区で町内会や老人クラブ等で組織されております。各団体で活動時間は異なっており、地域の実態に合わせて活動していただいております。  残念ながら日中にパトロールをしていただいている団体は少なく、議員の言われるように市内全体を網羅できていないのが現状でございます。  日中は空き巣被害が多いことから、鍵かけの啓発を図るなど、警察と連携し各家庭の防犯意識を高めていきたいと思います。 259 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 260 ◆議長(沓名 宏) 3番。 261 ◆3番(大竹敦子) 昼夜にわたって巧みに市民のすきを狙っての犯罪であるということがわかりました。  そこで、(2)防犯カメラの設置についてお聞きします。  犯罪防止の抑止に効力を発揮する防犯カメラ設置について、現在市で学校関係、公共施設等、進めていただいていますが、市内の整備状況、今後の推進について、お聞かせください。 262 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 議長、市民協働部長。 263 ◆議長(沓名 宏) 市民協働部長。 264 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 市内の防犯カメラの設置状況についてですが、まず、市役所を初めとする公共施設では273台が設置されております。  また、区民館では30ヵ所のうち、18区民館21台が設置済み、商店街では14商店街のうち3商店街、7台が設置済みとなっております。  区民館、商店街へは補助制度を利用できる旨の案内をし、設置を進めております。  今年度も既に幾つかの町内会より設置の相談があり、設置を希望しない区民館を除いて、一、二年のうちに設置が完了すると思われます。 265 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 266 ◆議長(沓名 宏) 3番。 267 ◆3番(大竹敦子) 公共施設については、順調に設置が進められているなというふうには感じました。  さらに駅や公園などへの設置を進めていただきたいと思いますが、その点についてはいかがでしょうか。 268 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 議長、市民協働部長。 269 ◆議長(沓名 宏) 市民協働部長。 270 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 駅については、碧南駅、碧南中央駅、新川の3駅の市の駐輪場には、それぞれ防犯カメラを設置いたしております。  公園については明石公園に2台設置しております。ほかの公園につきましては、今後の状況により必要があればその都度検討してまいります。 271 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 272 ◆議長(沓名 宏) 3番。 273 ◆3番(大竹敦子) ありがとうございます。
     駅は先ほども犯罪の中にも自転車盗が多いので、しっかりと設置していただいて防犯していただきたいと思います。  また、公園の設置につきましては、子供たちが変質者などの被害の防止につながると思いますので、事件が起こる前に危険度を調査して、まだついていない公園等、しっかりと設置を進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  また、商店街等へも補助をしていただき、防犯カメラの設置を進めていただいているところでございますが、団体のみでなく、一歩進めて個人の民間の事業主の方や工場や店舗の軒先、看板などへも随時設置していただけるよう、みずからの財産を守り、なおかつ地域も守っていく施策も重要ではないでしょうか。  そこで、お尋ねします。  民間への設置、推進のための補助制度の導入をし、さらに防犯カメラの設置を進めてはどうでしょうか、お考えをお聞かせください。 274 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 議長、市民協働部長。 275 ◆議長(沓名 宏) 市民協働部長。 276 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 民間への設置ということですが、現在の碧南市の補助制度で商店街を対象としております。また、この補助要件に道路が3分の1以上、映ることとなっております。  平成29年度までに3商店街が補助制度を利用して防犯カメラを設置いたしました。  対象となる商店街は14ありまして、3商店街は設置を希望しない旨の回答をいただいておりますが、未設置の商店街は毎年案内をしておりまして、防犯カメラの設置の推進を働きかけしてまいりたいと思います。 277 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 278 ◆議長(沓名 宏) 3番。 279 ◆3番(大竹敦子) よろしくお願いいたします。  御答弁にありますように補助要件に道路の3分の1以上映るようにということですので、商店街への設置がふえれば、それだけ地域に防犯カメラによる防犯体制が網羅されてくるのでないかと思いますので、より一層の推進をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  (3)に移ります。  また、大変大きなニュースになっていました先月、5月7日、新潟市で小学2年生の女の子が殺害されるという大変悲惨な事件が起こりました。また、3年前に岡山県津山市で起きた事件でようやく犯人が逮捕されました。その犯人に至っては、それ以外にも複数の犯行が明らかになってきています。  先日は碧南市内でも、少女が1つ誤れば命にもかかわろうかという事件に巻き込まれております。子供たちへの犯罪は何としても防がなければなりません。許されるものではないと思いますので、そこで、お尋ねします。  (3)犯罪から子供たちを守る対策について、お聞かせください。  ア、学校での取り組みはどのようにされているのか、お聞かせください。 280 ◆教育長(生田弘幸) 議長、教育長。 281 ◆議長(沓名 宏) 教育長。 282 ◆教育長(生田弘幸) 5月に新潟市で痛ましい事件がありました。このような件が碧南市で起きることのないようにするため、学校ではさまざまな手段を講じております。  小学校では、通学団による集団登校、棚小、中央小は時期限定で行っています。下校する際は、低学年の児童は方面別下校をし、職員が付き添います。  通学団会を開き、危険箇所の確認をしたり、登下校時に気をつける点の指導を行ったりしています。  また、不審者対策の避難訓練を実施する中で、児童の防犯意識が高められるようにしています。昨年の郵便局の件のように、実際に不審者等の情報が入った場合には、起きた場所や状況に応じて、引き渡し下校を行うようにしています。  中学校では日没を踏まえ、下校時間の設定を細かくすることで、暗くならないうちに家に生徒が着けるように配慮しています。できるだけ複数で下校することを指導しています。テスト週間には、教員が校区各所に立って見守り活動を行っております。  また、不審者等の緊急情報が入った場合には、部活動を中止して下校させるとともに、生徒の安全確保のため、教員が校区内を見回ったり、付き添って下校したりします。  また、最近の携帯電話の普及に伴い、SNS絡みの犯罪が多く出ております。学校では校内でもSNSに関するトラブルが多く発生していることから、日ごろからSNSとのかかわり方について指導をしています。  所持する年齢の低年齢化が進んでいくことから、小学校段階からネットモラル教室を実施し、児童生徒が正しくネットを使えるようにしております。  以上です。 283 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 284 ◆議長(沓名 宏) 3番。 285 ◆3番(大竹敦子) ありがとうございます。  子供たちの安全を守るために、先生方にはさまざまな角度から手を尽くしていただき、教科への業務だけでも大変なところなのに本当にありがとうございます。心から感謝申し上げたいと思います。  また、ネットへの対応はこれから大人になるこの時期にきちんと身につけておいていただきたいと思いますので、よろしく指導をお願いいたします。  そして、何よりもそうした先生方、また、保護者の方の皆様の、また、地域の方の皆様の思いを受けて、子供たちがみずから身を守る術を身につけてくれることが大変重要だと思っております。  そこで、子供たちの身を守る武器として最も有力なのは防犯ブザーではないかというふうに思っております。  最近の防犯ブザーは作動させると自動的に保護者などにも身の危険と居場所を知らせるすぐれものも出ているそうでございます。事件があってからでは遅過ぎます。必ず未然に防がなければなりません。そのためには、できる限りの対策を講じるべきでございます。  そこで、お尋ねします。  イとしまして、防犯ブザーの活用と徹底について、お聞きします。よろしくお願いします。 286 ◆教育長(生田弘幸) 議長、教育長。 287 ◆議長(沓名 宏) 教育長。 288 ◆教育長(生田弘幸) 現在、市としては防犯ブザーの配布はしておりません。  防犯ブザーはランドセルを購入するとついてくるので、低学年では90%ほどの所持率となっております。  電池の更新の際につけるのをやめる児童も多く、学年が上がるにつれ所持率は低下しますが、女子児童については、保護者が心配することが多くあるため、男子児童に比較すると所持率は高くなっております。  こうした状況の中で、小学校だけでなく中学校も含め、不審者に遭遇した場合の避難や対応の指導をしています。特に一人でなく仲間と下校する。それから、安全な通学路を通ることを指導しています。  以前、中学生が不審者に遭遇した際に、友達が近所に駆け込んで助けを求めることで被害を避けることができたり、友達が不審車両のナンバーを覚えていたことで、その後、不審者の特定に役立ったりしたこともありました。  防犯ブザーだけでなく、不審者に遭遇した場合の対処法について指導することが重要であると考えております。  以上です。 289 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 290 ◆議長(沓名 宏) 3番。 291 ◆3番(大竹敦子) ありがとうございます。  防犯ブザーの所持率についてお答えいただきましたけれども、学年が上がるごとに低くなるということで、意識の低下を感じます。  また、防犯ブザーの携帯率というのは学校の登下校は高いのですね。学校の登下校につきましては先ほども御説明があったように先生方がしっかりと見守ってくださったりとかしておりますけれども、帰宅してからの外出時の携帯率が大変低くなっております。例えば、通学時には90%ぐらいの携帯率だったものが帰宅後の外出では二、三割ぐらいがたっと落ちるというふうに出ております。そういったときにできれば複数個、購入していただいて、行先別のバッグや手提げ袋に常につけて、帰宅後の外出時に常に持ち歩けるようにすることを推奨されているというふうに思っています。  さまざまな場面での周知をまた保護者の方にもしっかりとこのような使用方法の周知をお願いしたいというふうに思います。  最後になりますけれども、この碧南市は何年か前のときに住みやすいまちナンバーワンになったことがありますけれども、そのときは犯罪がないということが大きな理由の1つになっておりました。できればそうした状況を常に維持しながら、また、別な話ですけど、東北大震災のときの津波てんでんこという言葉がありますけれども、いざというときのために、日ごろからの防災意識の向上のための先生方や保護者の方の子供たちへの指導が大変重要だと思います。ぜひ、今後とも御指導いただきますようによろしくお願いいたしまして、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 292 ◆議長(沓名 宏) 以上で、大竹敦子議員の一般質問を終わります。  この際、昼食のため暫時休憩をいたします。                            (午後 零時 6分 休憩) ───────────────────・・───────────────────                            (午後 1時 10分 再開) 293 ◆議長(沓名 宏) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  次に、鈴木みのり議員の一般質問を許します。 294 ◆20番(鈴木みのり) 議長、20番。 295 ◆議長(沓名 宏) 20番。 296 ◆20番(鈴木みのり) みらいクラブの鈴木みのりです。午後のひととき、よろしくお願いします。  ただいま議長のお許しをいただきましたので、通告書に従って、一問一答にてお聞きをいたします。本気な御答弁よろしくお願いいたします。  さて、4年に1度開催されますサッカーのワールドカップ、ちょうどきょうからロシアで始まります。余り国民の認知度も高くないようで、期待もされていないようですが、私個人的には大変わくわくしているところであります。  さらには、市長もそうですが、母校の刈谷高校サッカー部が、今月インターハイ出場を決めてくれました。創立100周年にも花を添えてくれました。大会は8月7日から三重県で始まります。関心と時間のある方はぜひ応援に来てください。  なぜこんな話から入ったかといいますと、物事に本気で打ち込むと、人を感動させることができたり、元気と勇気を与えることができたりという、そこには真実があるからです。ある意味行政も同じだと思います。  例えば、先月、油ヶ淵水辺公園の一部供用開始の開園式典が行われました。皆さんも御案内のとおり、当日は晴天に恵まれ、県内各地から御来賓の方も多くお越しになられ、マスコミも来ていました。これは、アピールをする絶好のチャンスだったのではないでしょうか。碧南市にはいろんなキャラクターがいて、着ぐるみもいろいろあります。油ヶ淵に関係するギョッピーやしょうぶーはなぜそこにいなかったのでしょうか。一番の見せ場、晴れ舞台だったのではないでしょうか。本気で考えていたら、当然のように準備をされたはずです。  そこで、今回は碧南市の本気度を問いたいと思い、いろいろあったんですが、その中でも特に4点に絞ってお聞きをします。  件名1、碧南市の本気度について、(1)高齢者を交通事故死から守る本気度についてお聞きをいたします。  市長はこの数ヵ月、よく昨年の高齢者の死亡事故の話をされます。先月の30日にも、今までは愛知県交通安全協会碧南支部と言っていたのを改め、碧南交通安全協会としてスタートを切った定時総会がありました。余談ですが、そこで私も特別功労賞を表彰していただきましてありがとうございます。そこでも市長はその高齢者の話をされておりました。  そこで、どのぐらい昨年が異常だったのかということで、確認の意味で、ア、直近10年間の高齢者の交通死亡事故件数の推移についてお聞かせをください。 297 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 議長、市民協働部長。 298 ◆議長(沓名 宏) 市民協働部長。 299 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 碧南警察署より65歳以上の高齢者の死亡事故件数を聞き取り調査しましたので、過去10年間の件数を申し上げます。  碧南市内で発生した件数は、平成20年は5件中4件、平成21年は3件中0件、平成22年は2件中1件、平成23年は3件中1件、平成24年は1件中0件、平成25年は1件中0件、平成26年は3件中3件、平成27年は2件中2件、平成28年は2件中2件、平成29年は5件中5件となっております。 300 ◆20番(鈴木みのり) 議長、20番。 301 ◆議長(沓名 宏) 20番。 302 ◆20番(鈴木みのり) ありがとうございました。  いかに昨年が高齢者の死亡事故が多かったかということがわかったかと思います。  では、次に、イの本年度の予算で本気度が見えてこなかったがなぜかということで、実は3月議会の分科会においても若干聞いたんですが、高齢者の交通事故対策予算が1円もついていなかったのはなぜなんでしょうか。もう運次第ということで、諦めの境地で、死亡事故がないことを祈るだけなんでしょうか。予算をつけなかった理由をお聞かせください。 303 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 議長、市民協働部長。 304 ◆議長(沓名 宏) 市民協働部長。 305 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 平成30年度の交通安全対策費は9,996万円余で、前年対比570万円、率として5.4%の減であります。主な要因は、道路照明と防犯灯のLED化による電気料金300万円の減によるもので、そのほかは前年並みとなっております。  今年度は、碧南市交通安全都市推進協議会にて、スローガンを「ストップ・ザ交通事故 ~高めようモラル 守ろうルール~」とし、昨年の碧南市の高齢者の交通死亡事故の状況から、サブスローガンを「防ごう!高齢者の交通事故!」としております。また、この推進協議会の地域部会を今年度は全体会とし、市長、碧南警察署長にも御出席いただきまして、交通安全の決起を行っております。  また、高齢者を交通事故死から守るため、高齢者教室において碧南警察署員による講話を行い、また、愛知県警のあゆみチームを派遣し、寸劇、クイズ等を織りまぜた講話を実施し、楽しみながら交通安全周知を図っているところでございますが、今年度は特に老人クラブ未加入者やひとり暮らしの高齢者などを対象に、夜間の交通事故防止のため、医療機関に御協力いただきまして、反射材着用の普及に努めてまいりたいと考えております。 306 ◆20番(鈴木みのり) 議長、20番。 307 ◆議長(沓名 宏) 20番。 308 ◆20番(鈴木みのり) ありがとうございますと言いたいところなんですが、今おっしゃられた事業は、基本全て高齢者を対象とした例年やっているもののちょっとバージョンを変えたような内容が多いというふうに感じられて、私が言いたいのは、65歳以下の市民の皆さんが高齢者を守るための政策、事業ということを言っているわけで、そういった思いで次の質問に入るんですが、市民全員で高齢者を守るための条例を制定してはどうかという質問になります。  まずはこれ、理念条例になってしまいますが、例えば「守るぞ高齢者 碧南市民全員で」といったような感じのものをいろんなところに表示して、行政は本気で取り組んでいるんだというものをアピールすることから始めてみてはいかがでしょうか。そうすれば、そこからまたいろんな事業へと発展していくように思われるんですけれども、どうでしょうか。お答えください。 309 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 議長、市民協働部長。 310 ◆議長(沓名 宏) 市民協働部長。 311 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 碧南市交通安全条例を平成13年10月1日に条例制定しておりますが、この条例の第8条に高齢者の交通事故防止について定められておりますので、新たに条例を制定する考えはありません。 312 ◆20番(鈴木みのり) 議長、20番。 313 ◆議長(沓名 宏) 20番。 314 ◆20番(鈴木みのり) 条例に関しては了解といたしますが、実際にはその効果が見えてきませんのでいろいろ提案をしているんですけれども、先ほど言ったような「守るぞ高齢者 碧南市民全員で」といったような横断幕だとかのぼりだとかプレートなどをつくってみてはいかがでしょうか。お答えください。 315 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 議長、市民協働部長。
    316 ◆議長(沓名 宏) 市民協働部長。 317 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 先ほど御答弁させていただきましたが、碧南市交通安全都市推進協議会のサブスローガンであります「防ごう!高齢者の交通事故!」というのは碧南市独自のサブスローガンでございますので、今後あらゆる機会や方法で市民に周知を図ってまいりたいと思います。 318 ◆20番(鈴木みのり) 議長、20番。 319 ◆議長(沓名 宏) 20番。 320 ◆20番(鈴木みのり) ありがとうございます。ぜひそんなような形で、物として、目に見えるものとしてアピールしていただくようにお願いしたいと思います。  それと、聞くところによりますと、平成19年度に職員の方だけに配付をされました交通安全の誓いといったカードがあるそうですね。裏に家族からのメッセージが書けるようになっていたそうですけれども、実は私も、年老いた90になる親から、昨年珍しくお土産だということで、鈴をもらいました。何となくそれをバックミラーにぶら下げていました。当然運転中にいらっとすることがあります。そんなときにふっとそれを握ってみたら、心が非常に落ち着いてきて、安全運転に一役買っております。  同じように、せっかくそのカードをつくったのなら、職員だけにとどまらず、市民の方にそういうカードを配布して、大切な人、家族の人、子供なんかのプリクラですとかメッセージを書いたカードを車のどこかさわれるところに置いておいて、いらっとしたときにはそこに手を添えると、そうすると非常に落ち着くと思うんですけれども、どうでしょうか。 321 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 議長、市民協働部長。 322 ◆議長(沓名 宏) 市民協働部長。 323 ◆市民協働部長(遠山隆夫) そのような家族からのメッセージが車の中にあるということになれば、交通ルールを守る可能性が非常に高いということで、そんなような啓発品があれば、そちらのほうのPRにも努めてまいりたいと思っております。 324 ◆20番(鈴木みのり) 議長、20番。 325 ◆議長(沓名 宏) 20番。 326 ◆20番(鈴木みのり) ありがとうございます。よろしくお願いいたします。  次に、(2)観光で稼ぐの本気度についてお聞きをいたします。  4月6日、中日新聞にちょっと遠慮ぎみに、碧南市で県振興部の観光局長を講師に招き、観光で稼ぐためにはまずは情報発信をどんどんしてといった内容の講演記事が掲載をされておりました。私が大好きな話でしたので、どの程度の本気度かということでお聞きしたくて質問いたします。  まずは、アといたしまして、その4月6日の新聞記事については、当日50人ほどの参加者とありましたけれども、どんな参加者であって、どんな反応、感想を持たれたのか、そして、現実に何か実行に移されたものはあるのかお聞かせください。 327 ◆経済環境部長(鳥居典光) 議長、経済環境部長。 328 ◆議長(沓名 宏) 経済環境部長。 329 ◆経済環境部長(鳥居典光) 御質問の講演会につきましては、3月26日に碧南市観光協会の主催により、県の観光局長による「観光で稼ぐ」というテーマで開催されました。  講演では、政府は観光立国実現に向けて動いており、近年の訪日外国人旅行客は急速に伸びている。平成29年には2,800万人超の外国人が日本に来ており、国が掲げる平成32年に訪日外国人旅行客4,000万人の目標も達成するだろう。そうした中、何もしないのはもったいない。ただ、実際に稼ぐのは業者の皆さんですとお話しされておられました。  講演会に出席された方には、それぞれに今後の事業のヒントをお持ち帰りいただいたと思っております。  また、実行に移されたものといたしましては、明石公園隣接のホテルでは、桜まつりの案内を中国語でロビーに掲載するなど、碧南を少しでも楽しんでいただくための工夫を行っていただいておりました。 330 ◆20番(鈴木みのり) 議長、20番。 331 ◆議長(沓名 宏) 20番。 332 ◆20番(鈴木みのり) ありがとうございます。  次に、イ、撮影候補地としてアピールしてみてはどうかということなんですが、碧南には美しい海があり、湖があり、川があります。寺町の風景もあります。人口密度も余り多くないということを逆にメリットとして考えれば、いろんなこの通りを少しばかり封鎖しても大丈夫だと思います。映画やドラマ撮影など、ぜひ観光協会か市役所内にフィルムコミッションの事務局を設置されたらどうでしょうか、お答えください。 333 ◆経済環境部長(鳥居典光) 議長、経済環境部長。 334 ◆議長(沓名 宏) 経済環境部長。 335 ◆経済環境部長(鳥居典光) ドラマや映画の舞台となった場所には、多くの方が足を運んでおります。これまで何もなかったところが注目され、観光地になることもしばしばであると認識はしております。  愛知県内には、これまでに多くの映画やドラマのロケ地として利用された場所があります。撮影は地域のフィルムコミッションが支援することにより行われておりますが、こうした取り組みを県内全域に広げ、また、各地域のフィルムコミッションの活動等を支援するため、県の観光振興課が事務局となり、愛知フィルムコミッション協議会が組織されております。  撮影候補地としてアピールするためには、町並みや風景といった素材だけでなく、交通の利便性、撮影スタッフの宿泊施設、撮影への支援体制など、課題も多いと思われますが、県の協議会を通して情報収集するなど、研究してまいりたいと考えております。 336 ◆20番(鈴木みのり) 議長、20番。 337 ◆議長(沓名 宏) 20番。 338 ◆20番(鈴木みのり) 最近では豊橋のマラソンのドラマ、映画が有名になっておりますし、三河のほうでは、豊田市、常滑市なんかがこのコミッションを立ち上げてやられておりますので、ぜひ前向きに検討していただけるように要望しておきます。  若干腰が引けたような御答弁だったので、その辺は強気になって、要するに碧南に人を呼び、碧南で人を周遊させ、碧南で人を満足させると、そういった観点で考えてほしいものです。  次に、ウの広藤園について、4点ほどお聞きいたします。  (ア)碧南の名所に指定をされました経緯についてですが、ちょっと映像をお願いします。  ちょっと見にくいですかね。広藤園の藤15株と、指定では16株なんですけど、この看板には15株というふうに書いてあるんですけれども、今からちょうど200年ほど前、文政の初めのころ、小田廣作という方がこよなく藤を愛して、みずから棚をつくって育てたというのが起源とされております。映像ありがとうございました。  どうしてこういった個人の庭が、昭和50年、市の名所の指定になったのか、その経緯と、近隣にもこういった個人の庭が名所に指定されているところはあるんでしょうか、お聞かせをください。 339 ◆経済環境部長(鳥居典光) 議長、経済環境部長。 340 ◆議長(沓名 宏) 経済環境部長。 341 ◆経済環境部長(鳥居典光) 質問者様がおっしゃられましたとおり、広藤園につきましては、約200年前にこの地の住民が藤をこよなく愛し、木や竹を用いて藤の棚をつくったことが始まりとされております。  4月下旬から5月上旬には、約1,000平米の敷地に長い花房が広がる見事な風景と芳香が楽しめることが評判になり、広の長藤として碧南の観光名所となっております。  市指定文化財は現在48件ございますが、広藤園の藤は、天然記念物として、昭和50年に文化財としての指定を受けております。なお、天然記念物として市指定の文化財は2件ありますが、個人所有のものとしましては広藤園の藤のみでございます。 342 ◆20番(鈴木みのり) 議長、20番。 343 ◆議長(沓名 宏) 20番。 344 ◆20番(鈴木みのり) 個人の庭が指定ということはそこしかないということで、大変貴重な指定なものですから、ぜひ前向きにこれからもやっていきたいんですが、次のイとして、現状認識についてお聞きいたします。  映像をお願いいたします。  この藤の花、通常、よかったときの藤の状態です、これが。そして、次、お願いします。これがことしの寂しい限りの写真、これが一番ピークの日ですね。もう30センチあるかどうかぐらいで、来た方も首をかしげながらすーっと帰られていったのが非常に寂しい限りの写真です。ありがとうございます。  この状態を当局は御存じだとは思うんですけれども、どのような認識で、どのように対応しようと考えておられるのでしょうか、お答えください。 345 ◆経済環境部長(鳥居典光) 議長、経済環境部長。 346 ◆議長(沓名 宏) 経済環境部長。 347 ◆経済環境部長(鳥居典光) 近年、藤の花房が昔より短くなったとの声も聞かれます。また、ことしは春先の高温も影響してか、房の成長も途中でとまってしまい、花のつきも悪かったと感じておりますし、所有者からも同じような意見をいただいております。  加えて、藤のつるが上に向かって伸びることも原因として考えられます。花房が棚より高い位置から伸びていることから、棚より下には花房の先端部分が出るだけとなってしまい、さらにそのように感じられてしまいます。また、ことしは害虫が原因で花房の先端部分でつぼみのまま開花しない花も確認されております。 348 ◆20番(鈴木みのり) 議長、20番。 349 ◆議長(沓名 宏) 20番。 350 ◆20番(鈴木みのり) 本当におっしゃるとおりの状況で、私が小学生のころは本当に頭が、あるいは手が届くようなという状況だったんですが、ただ、50年度のときに棚自体を少し上げたものですから、若干届かなくなったということもあるんでしょうけれども、それで、ウのほうに行きますけれども、津島市の対策についてお聞きします。  これも先月の中日新聞に掲載されておりましたが、津島市は6年で約5億円弱の予算をかけて藤の棚を再整備されていくという内容のものでしたが、かなりの高額でしたので、公園の中の藤の棚ですので、全ての改装費というか改修費のお金なのか、この藤の棚だけなのか、わかる範囲で結構です。整備内容をお聞かせください。 351 ◆経済環境部長(鳥居典光) 議長、経済環境部長。 352 ◆議長(沓名 宏) 経済環境部長。 353 ◆経済環境部長(鳥居典光) 津島市の天王川公園には約5,000平米の藤棚があり、花の時期には多くの見物客が訪れる、県内でも有数の藤の名所です。  津島市の対策についての御質問でございますが、津島市のほうに確認をしましたところ、老朽化のため、5,000平米のうちの4,380平米を今年度から6年間かけて全面改修するというものであります。総額につきましては4億3,000万円ということで、一部はその中の伐採だとかの費用に充てるということでありましたが、それはごく少数でありまして、ほぼほぼこの金額が棚の整備に充てられるということでございました。 354 ◆20番(鈴木みのり) 議長、20番。 355 ◆議長(沓名 宏) 20番。 356 ◆20番(鈴木みのり) すばらしいね。津島市の本気度を感じられるような予算のかけ方なんですけれども、そうしますと、エとして、復活策の本気度についてお聞きします。  実はこの春、藤の棚の日本での第一人者、はままつフラワーパークの理事長であります塚本こなみさんに来ていただき、また、その後すぐに、当市の職員も2名浜松まで行かれたと聞いておりますが、どのようにしたら復活をするのか、どういったアドバイスをされたかということでお聞かせをください。 357 ◆経済環境部長(鳥居典光) 議長、経済環境部長。 358 ◆議長(沓名 宏) 経済環境部長。 359 ◆経済環境部長(鳥居典光) ことしの藤の状況から、広藤園の所有者と協議いたしまして、藤に関して実績のある樹木医、議員のおっしゃられた方でございますが、4月下旬に見ていただいております。樹木医の方には、藤の基本的な性質や剪定方法等のアドバイスをいただくほか、土壌検査のためのサンプルも持ち帰っていただいており、近いうちに検査結果と今後与える肥料等についての助言をいただけることになっております。  また、助言いただいたとおり、藤の花が散った後、大きく剪定をいたしました。従来の年2回の剪定作業も回数をふやす予定でおります。藤棚を改修する際の留意点につきましても助言をいただいております。  しかしながら、予算もそれなりに伴うものでありますので、まずはすぐにでも行える剪定と肥料の面からでの管理で進めてまいりたいと考えております。 360 ◆20番(鈴木みのり) 議長、20番。 361 ◆議長(沓名 宏) 20番。 362 ◆20番(鈴木みのり) ありがとうございます。  答弁でも助言のことを言われましたけれども、この塚本こなみさんのアドバイスというのは、私が聞いた限りでは、この広さでは、1,000平米ぐらいの広さでは、正直藤の木は一本あればいいというような発言もされておりました。さっきも映像があった15株、登録は16株、その後、個人的に接ぎ木をして18株ありましたので、この春4株切りまして、今、14本があるんですけれども、土のことも、先ほどの肥料の問題も、この藤の花というのは本当に特殊であるそうで、1割から2割だそうです、その影響はね。  全ての影響は何かというと、藤の花は唯一下から剪定するには限度があって、上からの剪定でなければだめな花なんだそうです。ですから、そのためにも、今のパイプの棚では人が乗れませんので、しっかりとした足場の棚にかえてくれたら塚本さんが見ていただけるというような話でしたので、いきなり全部とは言いません。一番のメーンの、奥のトイレの前の老木のところですね。土をとっていったところ。あそこの上あたりに頑丈な棚をつくっていただいて様子を見ることはできないでしょうか、お聞かせください。 363 ◆経済環境部長(鳥居典光) 議長、経済環境部長。 364 ◆議長(沓名 宏) 経済環境部長。 365 ◆経済環境部長(鳥居典光) 先ほど申し上げましたとおり、ことしにつきましてはその樹木医の方に見ていただいておりますので、まずはことし行った剪定の様子だとか、それから肥料を行った様子を見て、それで判断をしてまいりたいと考えております。 366 ◆20番(鈴木みのり) 議長、20番。 367 ◆議長(沓名 宏) 20番。 368 ◆20番(鈴木みのり) かたい決意でありがとうございます。  それでは、次の、エのARの認知度と今後の展開、周知についてお聞きをいたします。  ちなみに、今さらですけれども、ARとは拡張現実といって、わかりやすい事例としては、ポケモンGOですね。あんなような感じで、位置情報を使って実際の映像にデータを重ねて見られるということなんですが、何年か前に、碧南市は何ヵ所かこのARを整備されたと記憶しているんですけれども、まずは現状はどうなっているのかお聞かせをください。 369 ◆経済環境部長(鳥居典光) 議長、経済環境部長。 370 ◆議長(沓名 宏) 経済環境部長。 371 ◆経済環境部長(鳥居典光) 平成25年に、スマートフォンのARアプリを使った観光ツールとしてARへきなん観光を作成しております。  市内の100近い観光スポット等の情報を載せ、歴史をめぐる旅や産業観光の旅などのモデルコースも設定し、スマートフォンを手にしてコースを回ることができるというものであります。早い段階でARを活用して観光に取り組んだこともあり、当時は観光旅行に役立つAR観光アプリとしてネット上で紹介されたこともありました。  認知度に関しましては、直近の平成30年5月の一月間のARへきなん観光へのアクセス数でございますが、313件でございました。1日平均にしますと約10件ということでございます。 372 ◆20番(鈴木みのり) 議長、20番。 373 ◆議長(沓名 宏) 20番。 374 ◆20番(鈴木みのり) ありがとうございます。  市内に100ヵ所近いということで、10ヵ所ぐらいかと思っていましたので、そんなにあるとは知りませんでしたし、結構多いか少ないか微妙なんですけど、313件ってアクセスがあったということですね。  ただ、広藤園の方にもこの話をしたんですけれども、そんなの知りませんでしたというふうに言われたぐらいですから、当然、多くの市民の方も市外から来てもらった方たちも、そういうことができるということは余り知られていないと思うんですね。ですから、これからの展開と周知というのはどのように、一番いいのは、そこにそういう標榜をしていただければいいんですけれども、そういう場所ができないところも多分あると思いますので、どんなふうに工夫されるかちょっとお答えください。 375 ◆経済環境部長(鳥居典光) 議長、経済環境部長。 376 ◆議長(沓名 宏) 経済環境部長。 377 ◆経済環境部長(鳥居典光) 平成25年にサービスを提供しておりますので、新たにオープンしております碧南レールパーク、ビーチバレーコート、それから碧南海浜水族館のビオトープといったものも観光スポットとしてふえていく予定でございます。  まずはそういったものを、ちょっと費用面のこともあろうかと思いますが、そういった施設を追加掲載しまして、より便利で使いやすいものになるように検討はしてまいりたいと思っております。  周知につきましては、観光協会ホームページ上にあるARへきなん観光のバナーを目のつきやすい場所に移動するなど、できる限り取り組んでまいりたいと思っております。 378 ◆20番(鈴木みのり) 議長、20番。
    379 ◆議長(沓名 宏) 20番。 380 ◆20番(鈴木みのり) ありがとうございます。  平成24年当時といたしましては、全額補助される事業として緊急雇用創出制度を活用しての事業だったと思いますが、こういったものに飛びついてしまうと、後々の維持管理というのが大変ですので、これからは慎重に進めていただきたいと思いますが、やっている以上はしっかり皆さんに周知していただけるようにお願いしたいと思います。  それでは、次に、(3)ビーチコートの活用の本気度についてお聞きをいたします。  市長の招集挨拶の中でもありました。あるいは、きょううちのほうに配布されてきました広報へきなんでは、表紙にビーチバレーの練習風景が写っておりました。  せっかく行政が新しく始めるソフト事業にしてもハード事業にいたしましても、みんながみんな賛成することというのはなかなか多くはないと思いますが、やるからには本気でやっていただきたいですし、私たちも本気で応援していきたいと思っています。よって質問するわけなんですが、その前にちょっとコーヒーブレークじゃないですけど、映像をお願いします。  今、ここに左からA、B、C、Dとしてシャワーノズルの写真があります。さて、どれが今度できたビーチコートのシャワーノズルでしょうかというクイズなんですが、正解はDというふうに言いたいところですが、残念ながらCということなんですね。ありがとうございます。  冗談ではなくて、これがビーチサイドで浴びるシャワーに見えるんでしょうかということで、アの質問になるんですけれども、3月議会の分科会と、昨年の市長の答弁について確認というかお聞きしたいんですが、新規の施設としてビーチサイドにシャワーがないというのはあり得ないのではないのかということで分科会で質問したところ、管理棟ができたらそちらにはありますからと、考えておりませんと初めは言われ、再度確認と要望をしたところ、そういった場合はそちらの蛇口のほうにホースをつなげれば水を浴びることができますと答弁が、この議事録のほうにはそんなふうに書いてあります。  既設の建物であれば有効利用でわかるんですけど、新規でいろんな大会まで誘致すると言っているときに、ああいったホースはどうなのかなというふうに思ったんですが、びっくりしたことは、ゴールデンウイークの前ですかね、こっそりホームセンターで購入されたのかと思えるほどのああいったノズルをつけられておりました。  そして、市長は、まずはこういう形でとりあえず始めてみて、相当盛り上がってきたら、費用対効果を考えながら少しずつ力を入れていくというふうに、これも議事録で答弁されておりました。ここで言う相当というのはどのぐらい盛り上がった状態なのか、そして、費用対効果の費用というのは一体幾らなのかお聞かせください。 381 ◆教育部長(奥谷直人) 議長、教育部長。 382 ◆議長(沓名 宏) 教育部長。 383 ◆教育部長(奥谷直人) まず、ビーチコートのシャワーについてでございますが、一般的に施設整備においては、備品1つにおいても、機能やデザインにこだわったものを整備できればよいのですが、原則予算の範囲において、何を優先して整備するかが必要であると考えます。  今回のビーチコート整備では、砂の質、ナイター用のLED照明施設、放送設備など、競技運営を行う上で基本となる設備等の整備を重視する上で、コート内のシャワーにつきましては、質問者が求められるようなものを用意することができませんでした。  いずれにいたしましても、このシャワーヘッドの件のみならず、常に利用者の利便性の向上のための職員の気づき、工夫、改善を行っていくことが大切なことだと感じております。  次に、昨年の市長の答弁についてでございますが、ビーチコートの整備の目的は、スポーツ推進計画にうたわれています新たなスポーツの掘り起こしのため、ビーチコートを活用し、スポーツ機会の創出、スポーツ実施率の向上につなげていくものであります。  現在、仮使用という形で、ビーチバレーボール、ビーチサッカー、ビーチハンドボールの各団体に御利用いただくとともに、市内ではスポーツ推進員の皆様にも利用いただいております。  利用いただいた方々の声を集約してみますと、ビーチスポーツの競技団体の方からは、常設のコートの使い勝手のよさ、スポーツ推進員さんからは、砂の上といった今までと違った環境でスポーツが楽しめることなど、おおむね好評をいただいておるところでございます。  こういった形で利用が始まってきたところでございますので、今後も関係団体との連携を図る中、ビーチコートの利用が広がっていくよう進めてまいります。  また、東京オリンピックの事前合宿地としての選定、アジア競技大会の競技会場の決定の時期に向けて、市民の関心度、盛り上がりが高まるように取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 384 ◆20番(鈴木みのり) 議長、20番。 385 ◆議長(沓名 宏) 20番。 386 ◆20番(鈴木みのり) ありがとうございます。  私も決してこのコートを否定するわけではないわけで、一生懸命アピールしたいと。先月も愛知県のビーチサッカーとフットサルの協会の会長がお見えになって、そこで話したときにも、すばらしいと、ナイター設備もあって、これだけのものが常設であるというのは日本ではないんだというぐらい褒めていただきました。せっかく褒めていただけたので、私としてはもうさらに満点のということで、今、ああいう形で、ちょっとシャワーのことは嫌になったかもしれませんけれども、でも、やっぱりそういう細かなところに工夫して初めて皆さんに喜んでいただけるんじゃないのかなと、決してそんなに費用のかかる事業ではなかったので、そう思って聞かせていただきました。  そこで、次のイのほうに行きたいと思います。  熱中症等の対策として、日陰づくりについて何かお考えはありますでしょうか。夏のスポーツですので、お願いします。 387 ◆教育部長(奥谷直人) 議長、教育部長。 388 ◆議長(沓名 宏) 教育部長。 389 ◆教育部長(奥谷直人) 碧南緑地ビーチコート内においては、日陰づくりのため、貸出用備品として簡易組み立てテントを用意しております。簡易組み立てテントは、日差しの強い日に簡単に設置できること、利用人数によって設置する数を増減できること、設置する場所を自由に変えることができるなどのメリットがあり、利用者からは好評をいただいております。  以上でございます。 390 ◆20番(鈴木みのり) 議長、20番。 391 ◆議長(沓名 宏) 20番。 392 ◆20番(鈴木みのり) 先ほども言った、冒頭、市長のお話の中の先週の大会ですかね、お話しされまして、私も行きました。南側にこの言われたテントがたったったっとあって、選手の方たちがその中でいらっしゃいました。ただし、北側のほうは当然ありませんので、見に来た方は非常に暑そうに、まぶしそうにされて、日傘を持っている方はそれでよかったんですけど、そういう状況を見たときに、やっぱりということがあって、ここで私らしい提案というかお話をしたいんですが、よく店舗、花屋さんなんかの店先で、日差しが強い日などに手動でビニールシートというかテントが起き上がってきたりとか伸びてきたりだとかがあると思うんですけれども、あれ、オーニングといいますよね。そのオーニングという日よけがあるのは御存じかと思うんですが、ここに企業のコマーシャルを入れていただくネーミングライツを採用されたらどうでしょうか。バレーコートが6面ということは、南北に6、6で12ヵ所で、5メーター幅の3メーターぐらいの日よけが出るオーニングで、1ヵ所約20万以内で工賃を含めてできるというような見積もりを調べさせていただきました。どうでしょうか。 393 ◆教育部長(奥谷直人) 議長、教育部長。 394 ◆議長(沓名 宏) 教育部長。 395 ◆教育部長(奥谷直人) ネーミングライツを活用した備品の設置の御提案ということでございますけれども、企業からの協力、また、企業との連携は、今後のスポーツの推進にとって非常に重要な要素であると考えますので、寄付、協賛なども含めて検討してまいりたいと考えております。 396 ◆20番(鈴木みのり) 議長、20番。 397 ◆議長(沓名 宏) 20番。 398 ◆20番(鈴木みのり) ちょっと残念なのは、企業の協賛とか寄付とかという言葉で言われてしまったんですけど、そもそもネーミングライツというのはそういうものではなくって、公共団体が施設収入をふやして納税者の負担を軽減することが目的の広告概念で、命名権取引というような形のものがネーミングライツという。私もフットサルをやっていまして、刈谷とか高棚にたくさんありますけど、全てのフットサルのネットのところには広告が載っています。それで運営をしているというのが現状です。  ですから、せっかくあれだけのいい施設をつくったのであれば、いろんなスポーツ関係の会社、お店、あるいは私の知り合いの会社も2社出してもいいよという返事も既にもらっておりますが、せっかくそういう御協力いただける話があるので、もったいないので、ぜひ前向きに考えていただきたいなというふうに思います。  次も自信作なんですが、ウ、顔出しパネルの設置やAR展開してはどうかということで、最近何かとインスタ映えが話題になっております。そこで、川合俊一さんが今、協会の副会長だと思うんですけれども、等身大のパネル、これをつくっていただいて、腰あたりに穴をあけていただいて、顔出しの2ショットの写真が撮れるようにしたり、あるいは地元の有名選手がスパイクを打って、それをレシーブするような低さのところに穴をあけて、顔出しの、そういうパネルをつくって、来てもらった方に楽しく写真を撮ってもらって、インスタとしてアップしていただけたら、どんなにこれ、宣伝になるのかなと。  比較的パネルというのは非常に安くて、安いものだと1万円台から、写真であれば。絵を使っても数万円でできるということでしたので、どうでしょうか、その辺、お考えはないでしょうかということと、あとは、先ほど説明があちらであったAR展開は考えておられるかお答えください。 399 ◆教育部長(奥谷直人) 議長、教育部長。 400 ◆議長(沓名 宏) 教育部長。 401 ◆教育部長(奥谷直人) 碧南緑地ビーチコートにおける顔出しパネルの設置やARの活用によるPR等の御提案ということをいただきましたけれども、市といたしましては、情報発信を積極的に行っていくことはもちろんですが、特にビーチスポーツの競技者、愛好者へは、碧南緑地のビーチコートのよさを知っていただくため、ソーシャルメディア等のツールを使った愛好者同士での拡散に期待しておるところでございます。実際に既に利用いただいた方々からそれぞれのツールにて情報発信を行っていただいている状況もございます。今後もビーチコートの魅力が伝わるような情報発信を行ってまいります。  以上でございます。 402 ◆20番(鈴木みのり) 議長、20番。 403 ◆議長(沓名 宏) 20番。 404 ◆20番(鈴木みのり) ありがとうございます。  それでは、最後のきわめつけ提案ということで、コラボ事業について。  先月、テレビ番組で地元のMJというお店が紹介されておりました。通常は焼き芋を販売しているんですけれども、ことしからお芋のかき氷を開発して販売されているというものでした。これだと思って社長さんにお話をしにいったところ、もし市のほうから話があればやってもいいですよということでした。  それと別で、もう一つ、その4月6日の新聞記事では、へきなん美人ニンジンでケーキをつくってというようなことも書かれておりました。それも結構なんですが、それよりも想定外の発想で、へきなん美人のニンジンジュースでシロップをつくって、お芋のかき氷とへきなん美人ニンジンのかき氷という形で販売したらどうでしょうか。鮮やかな色彩で、これもインスタ映え間違いないと思いますし、これを食べたいがためにビーチコートに来ていただいても全然いけるんじゃないかと思いますが、いかがでしょうか。 405 ◆教育部長(奥谷直人) 議長、教育部長。 406 ◆議長(沓名 宏) 教育部長。 407 ◆教育部長(奥谷直人) 碧南緑地につきましては、近くに飲食店がないこともあり、イベントにおける飲食店の出店の有無は重要な要素であると考えております。  各イベントの規模、参加人数などの想定が難しいところがありますが、お越しいただいた方により満足していただけるよう、飲食店さんを巻き込みながら実施できればと考えております。  その中で、ビーチ、かき氷という、夏をイメージさせ、碧南をPRできる具体的な御提案と考えますので、そのような機会にはぜひお声かけさせていただきたいと思います。  以上でございます。 408 ◆20番(鈴木みのり) 議長、20番。 409 ◆議長(沓名 宏) 20番。 410 ◆20番(鈴木みのり) 何かさっきから大変非常に前向きな御答弁で、ちょっともぞもぞしていて、ありがたいんですが、本当ありがとうございます。そのように一度やってみてください。お願いいたします。  では、(4)市民病院改革の本気度についてお聞きをいたします。12月の約束どおり、市民病院についての質問です。  ア、4月より新病院長になったが、特別な決意、施策もないが、本気で病院長としてかじ取りをする気があるのかという、少し過激な質問になってしまいましたが、やはり80億円前後の組織を統括していくのに、企業会計とは名ばかりの現在の状況というのはいかがなものかということで、また、いつ聞いても、市のほうや市民のほうは見ていないと、議員のほうなんて見ていないと、いつも西三河南部西医療圏と名大の医局だけを見ているんだというような状況ではもう無理があると思ってお聞きするんです。どうでしょうか。 411 ◆病院経営管理部長(永谷洋二) 議長、市民病院経営管理部長。 412 ◆議長(沓名 宏) 市民病院経営管理部長。 413 ◆病院経営管理部長(永谷洋二) 本日は亀岡病院長が外来診察のため本会議に出席できませんので、私よりかわってお答えさせていただきます。  まずは、特別な決意、施策もないとの指摘でございますが、亀岡病院長は、病院長に就任した4月初日には、全病院職員を集めて病院の運営理念及び方針を表明しており、去る5月30日に行われた市民病院運営審議会の病院長挨拶においても、新病院長としての決意を委員の皆様にお伝えしております。  ただ、市民病院の病院長といえども、特別職ではない部長職の位置づけでありますので、議会に対しては所信を表明する場がなかっただけでございます。決して特別な決意、施策がないというわけではありませんので、申し添えておきます。  それでは、病院の運営理念及び方針について、病院長からメッセージを預かっておりますので、お伝えさせていただきます。  当院の基本理念は、温かな心のこもった医療であります。  この理念という言葉は、ミッションやビジョンということで表現できます。  ミッションとは、使命、目的、役割や存在意義であり、当院のミッションとしましては、公立病院としての役割を果たすこと、碧南市及び二次医療圏の中で地域医療を守ること、当院が地域医療の中心的な存在となることであります。  ビジョンとは、目標、夢、志、方向性であり、働きやすい職場づくり、病院の価値を高めることと考えております。  病院の価値を高めるということは、医療の質に収支を掛けたものであると考えます。医療の質を高めること、収支を改善することが相乗して病院の価値を高めるという概念で進めてまいりたいと考えております。  また、職員の行動規範は、真摯に誠実にをスローガンとして取り組んでまいりたいと考えております。組織の運営につきましては、病院理念に基づいて、運営構造の一番上にミッション、次にビジョン、日常診察として、スローガンである真摯に誠実にを実践することで、公立病院としての役割を果たし、地域医療の中心的な存在になれるようにしてまいりたいと考えております。  そのためにも、病院の働きやすい職場づくり、医療の質を高めること、収支を改善すること、ひいては病院の価値を高めることに取り組まなければならないと考えます。職員一丸となり、碧南市民病院のミッションを果たすべく努力してまいります。  最後に、私の運営理念及び方針について、市議会の場でお伝えする機会を与えていただきました議長、鈴木みのり議員に感謝いたします。  以上でございます。 414 ◆20番(鈴木みのり) 議長、20番。 415 ◆議長(沓名 宏) 20番。 416 ◆20番(鈴木みのり) 感謝をしていただいて光栄でございますが、やはりどんな職場であっても、部長でも課長でも、所内で何か問題があったら、すぐ議会のほうに、あるいは会派のほうに来て説明をするというのは通常あることなので、今言われたとおり、全然特別職じゃなくて部長であっても、一応トップですから、会ったときにこういうお話を最初にしていただけると非常に私たちも理解しやすいかなと思いますので、これからもそれはお願いします。  この質問を通告した時点なんですけれども、決算の報告も平成27年度のままでしたし、医師会での市民病院の病院長の名前、これは前院長になっていました。そして、さっきも見ましたけれども、きょう現在、今現在でもあいち医療情報ネットの医療紹介欄では、院長は前の院長のままです。こういったところにも本気度を感じられないというのは、これ、私だけなんでしょうかということですけど、どうでしょうか。 417 ◆病院経営管理部長(永谷洋二) 議長、市民病院経営管理部長。 418 ◆議長(沓名 宏) 病院経営管理部長。 419 ◆病院経営管理部長(永谷洋二) 病院のホームページの更新がおくれましたことにつきましては、経営管理部のミスでございます。私の責任でありますので、この場をかりておわびいたします。以後十分に気をつけてまいりたいと思います。 420 ◆20番(鈴木みのり) 議長、20番。 421 ◆議長(沓名 宏) 20番。 422 ◆20番(鈴木みのり) 結構です。了解しました。  ただ、ここにいらっしゃる皆さんの中で、もし自分が救急医療だとか急性期医療にかからなくてはいけなくなったときに、安城更生だとか刈谷、豊田だとか、あるいは名大だ、藤田学園だではなくって、間違いなく碧南市民病院にかかるんだという方がこの中にどれだけいるんでしょう。たまに職員の方に聞いてみると、そんなの絶対行かないですよというような返事が返ってくることがほとんどなんです。そんな市民病院でいいんでしょうか。  自治体が病院を持つということは、今はもうステータスではないんですね。住民が安心して任せられる良質な高度医療を提供できるかどうかということなんです。あるいは、せめてその前段階として、脳外科なら、あるいは心臓外科、小児外科なら碧南市民病院だとか、術式でいったら、カテーテルだったら絶対碧南市民病院だと、そういった売りがあれば、そこからまた違った展開も望めるでしょうけれども、そのぐらい今のうちの病院というのは追い込まれていると私は思っております。  では、次のイ。引き継いだ時点での改革案の進捗状況をどう理解しているのかということで、特に中期経営計画の数字の部分で修正をかけられておりますが、これこそ絵に描いた餅のような計画を27年度にしたから、そのツケが早々と来てしまって、2年で修正しなくてはならなくなったのではないでしょうか。  当時、運営審議会の委員より同様の質問があったかと思います。27年度の中期経営計画から29年度の改訂をどのように判断されているのでしょうか、お聞かせください。 423 ◆病院経営管理部長(永谷洋二) 議長、市民病院経営管理部長。 424 ◆議長(沓名 宏) 病院経営管理部長。 425 ◆病院経営管理部長(永谷洋二) 数字のお話の前に、中身のことでございますが、亀岡病院長は、中期経営改革改訂版に掲げる地域医療構想を踏まえた役割の明確化を念頭に、各アクションプランの達成度について把握され、計画どおりに達成できていない項目について、就任以来積極的に取り組んでおります。  例を挙げますと、大学医局への働きでは、市長、副市長とともに、積極的に訪問を行っております。  また、病棟機能の見直しとしましては、病棟、病床の配置について、医療の質を高め、収支を改善し、職員が働きやすい職場づくりを目標に置いて、具体的な検討を進めているところであります。  ほかにも、DPCを活用した改善策の検討につきましても、取り組み方法の検討を進めつつあり、経営改善に努めているところであります。  また、新しいお話ですけれども、今後の新しい診療科についても、今、検討中でございますので、また議会のほうにも御報告させていただく予定でございます。
     それで、数字のほうでございますけれども、平成27年に執行しました碧南市民病院中期経営計画につきましては、国からの指示により、新公立病院改革ガイドラインに沿って、平成29年3月に改訂をいたしております。  当該ガイドラインは、病院の経営を効率化し、平成32年度末において経常収支を黒字化することを目標とするか、さもなくば病院の再編や経営形態の見直しをすることを目標とするのか、ある意味選択を迫ったものであると考えております。  碧南市民病院では、経常収支を黒字化することを目標として選択し、数値目標を修正して新改革プランを策定しているところであります。  以上でございます。 426 ◆20番(鈴木みのり) 議長、20番。 427 ◆議長(沓名 宏) 20番。 428 ◆20番(鈴木みのり) ありがとうございます。  それでは、ついでにもう一つ。  公立病院の繰り入れについては、毎年度、総務省より繰出基準というのが通知が行われます。そこで、一般的にはこの基準で出された繰入金のことを基準内繰入金といって、それでもまだ足りないときに、自治体が独自に行う上乗せ繰入金のことを基準外繰入金といいますが、碧南市は直近3年間ではどんなバランスで繰り入れているんでしょうか。基準内、基準外を分けてお答えください。 429 ◆病院経営管理部長(永谷洋二) 議長、市民病院経営管理部長。 430 ◆議長(沓名 宏) 病院経営管理部長。 431 ◆病院経営管理部長(永谷洋二) 繰入金額としましては、平成27年度が12億3,100万円余、平成28年度が13億4,100万円余、平成29年度が14億600万円余で、直近3年間の繰入金総額は39億7,900万円余となり、全てが基準内繰入金であります。  ちなみに、基準外繰入金としましては、平成21年度に新型インフルエンザ対策費等として1億4,900万円余の繰り入れを行った実績がございます。  以上でございます。 432 ◆20番(鈴木みのり) 議長、20番。 433 ◆議長(沓名 宏) 20番。 434 ◆20番(鈴木みのり) ありがとうございました。  では、ウの市民病院あり方検討会の立ち上げをすべきではという点で5点ほどお聞きします。  まずは、先月5月31日、中日新聞の記事で、市民代表による会議でとありました。私は今まで再三にわたって市民を募ってあり方検討会を立ち上げたらと言ってきましたが、そのたびに考えておりませんと御答弁されてきたにもかかわらず、あっさりと記事になっておりましたので、ショックではありましたが、期待もしているところなんです。  そこで、(ア)市民代表による会議の15名ほどとはどのようなメンバーで、どういった選出方法で決められたのでしょうか、お答えください。 435 ◆病院経営管理部長(永谷洋二) 議長、病院経営管理部長。 436 ◆議長(沓名 宏) 病院経営管理部長。 437 ◆病院経営管理部長(永谷洋二) 御質問の市民代表による会議というのは、正式には市民病院の今後のあり方に関する協議という名称でございまして、平成30年1月に西尾市から申し入れがありました市民病院の今後のあり方に関する協議についての回答を協議検討するため設置した会議であります。  今回、市民病院の今後のあり方に関する協議の委員には、碧南市民病院運営審議会の委員にお願いしておりますが、市民病院の管理運営状況をよく把握されていること、各界を代表する委員から構成されているため、市民の多様な意見が反映できること、西尾市への回答をなるべく早く出す必要があることなど、総合的な見地から判断して選任いたしております。  なお、5月30日開催の市民病院の今後のあり方に関する協議には、18名の委員のうち3名が欠席され、15名が出席しているところであります。  以上でございます。 438 ◆20番(鈴木みのり) 議長、20番。 439 ◆議長(沓名 宏) 20番。 440 ◆20番(鈴木みのり) そうしますと、同じメンバーで2つの会議をやるということなんですが、(イ)の市民病院運営審議会とその市民代表による会議の違いというのは何かお答えください。 441 ◆病院経営管理部長(永谷洋二) 議長、病院経営管理部長。 442 ◆議長(沓名 宏) 病院経営管理部長。 443 ◆病院経営管理部長(永谷洋二) 碧南市民病院運営審議会は、碧南市病院事業の設置に関する条例第3条の規定により、市長の諮問に応じ、市民病院の管理及び運営について調査及び審議をするため設置しているものであります。管理及び運営でありますので、市民病院がその職務、権限として行う事務処理に関する事項について調査及び審議するものと解されます。事務局は、市民病院経営管理部医事経営課が担当しております。  一方、市民病院の今後のあり方に関する協議の目的は、先ほど答弁いたしたとおり、市民病院という組織主体そのものについて検討を行うものであり、碧南市民病院運営審議会とは明らかに設置目的が異なるものであります。  なお、市民病院の今後のあり方に関する協議の事務局については、総務部経営企画課が担当しております。  以上でございます。 444 ◆20番(鈴木みのり) 議長、20番。 445 ◆議長(沓名 宏) 20番。 446 ◆20番(鈴木みのり) 突っ込みどころ満載の御答弁でした。  せめて2つぐらい聞いておきたいんですけれども、今、答弁の中で、管理及び運営について調査及び審議するための会議体の開設ですけれども、誰が事務処理の会議体と解されているんでしょうか。私的には、そのまま読み解けば市民病院の運営について審議をする会議体というふうにとれるのではないでしょうか。  なぜかといいますと、2017年3月2日本会議におきまして、当時の部長が答弁しております。今後も市民病院の運営に関する審議については、この運営審議会で行ってまいりますとはっきり答弁されております。今の答弁と矛盾するのではないでしょうか、お答えください。 447 ◆病院経営管理部長(永谷洋二) 議長、病院経営管理部長。 448 ◆議長(沓名 宏) 病院経営管理部長。 449 ◆病院経営管理部長(永谷洋二) 事務処理に関する事項と申し上げましたけれども、これは市民病院で行う医療行為も含めての全ての事務処理に関する事項でございますので、御理解をお願いしたいと思います。 450 ◆20番(鈴木みのり) 議長、20番。 451 ◆議長(沓名 宏) 20番。 452 ◆20番(鈴木みのり) それでは、もう一つ。  お待ちどうさまでした。薄々感じていたと思われますが、市民病院のあり方検討会に関する協議は総務部に聞いてくださいということですので、総務部長に聞かざるを得ませんので、40年が公立病院の建てかえの目安と言われている中で、30年を超えてきました。市民病院のあり方、方向性についてはもう議論していかないと間に合わないと思うんですが、どうでしょうか。 453 ◆病院経営管理部長(永谷洋二) 議長、病院経営管理部長。 454 ◆議長(沓名 宏) 病院経営管理部長。 455 ◆病院経営管理部長(永谷洋二) 市民病院の経営につきましては、現在、市民病院のあり方に関する協議で行っているわけですけれども、これは、少し答弁したとおり、西尾市からの統合等の申し入れに対しての回答に限って協議するということで設置させていただいたものであります。  現在、新改革プランには、病院の規模、機能については現状を維持しますということで表現はされているのですけれども、市民病院の経営を立て直すには、これら規模、機能を含めたいわゆる聖域なき改革が必要と考えております。  当面はこのような経営改善に専念させていただきまして、市民病院のあり方の検討会については、これら経営改善の結果と、また、西尾市民病院との統合問題の結果を考えながら、その次に考えていくことになろうかと思っております。  以上です。 456 ◆20番(鈴木みのり) 議長、20番。 457 ◆議長(沓名 宏) 20番。 458 ◆20番(鈴木みのり) 苦しい御答弁ありがとうございました。  どちらにしても、碧南市のネックは、下水と病院、この2本立てです。だから、これに関してはこれからもずっと追っていきたいんですけれども、次のウとしての質問は、私のほうのこれ、勘違いというか、審議会の任期が3年だと思ってこの質問をつくったんですが、打ち合わせの中で1年ということがわかりましたので、問題ありませんので割愛をいたします。済みません。  次はエに行きます。  地方公営企業法第17条の2についてお聞きをいたします。  市民病院は、企業会計を言うのであれば、独立採算を貫いてほしいところなんですが、現実には非常に厳しく、その都度、(イ)でお話ししたように、水戸黄門の印籠のように、地方公営企業法第17条の2を持ち出して、正当性のある収入なんだというふうに言われ、一般会計から繰り入れております。普通の企業でいったら、これは明らかに借り入れなんです。  では、その中で、17条の2の1号と2号の割合を、直近3年で結構ですのでお答えください。  ちなみに、1号というのは収入をもって充てることが適当でない経費、そして、2号は能率的な経営を行ってもなおその経営に伴う収入のみをもって充てることが客観的に困難であると認められる経費というふうになっております。釈迦に説法かもしれませんが、念のため解説しました。お願いします。 459 ◆病院経営管理部長(永谷洋二) 議長、病院経営管理部長。 460 ◆議長(沓名 宏) 病院経営管理部長。 461 ◆病院経営管理部長(永谷洋二) 地方公営企業法第17条の2第1項の負担金としまして、市民病院が繰り入れした金額としましては、平成27年度が8億6,900万円余、平成28年度が9億5,000万円余、平成29年度が9億200万円余で、直近3年間の繰入金総額は27億2,200万円余となります。  うち、内訳ですが、同項第1号は救急医療に係る経費でありまして、平成27年度が1億1,000万円余、28年度が1億1,300万円余、29年度が1億1,200万円余で、直近3年間の繰入金総額は3億3,600万円余となります。  同項第2号の金額につきましては、リハビリ医療に要する経費、周産期医療に要する経費、小児医療に要する経費、高度医療に要する経費、医師確保対策に要する経費などで、平成27年度が7億5,900万円余、平成28年度が8億3,600万円余、平成29年度が7億9,000万円余で、直近3年間の繰入金総額は23億8,600万円余となっております。  以上でございます。 462 ◆20番(鈴木みのり) 議長、20番。 463 ◆議長(沓名 宏) 20番。 464 ◆20番(鈴木みのり) 本当にありがとうございます。  今までこの質問、何回聞いても、ありません、わかりませんということでしたが、やっとちょっと答弁をいただけたということで、すっきりしました。  ただし、この繰出基準というのは、麻薬というか、手を出しやすいような20項目、今は、たまたまうちは2つしか経費として認めていませんけど、まだあと18、いろんなことにこの17条の2項の2号というのはあります。これからもしっかりと監視をしていこうと思っております。  では、最後になりますけれども、(オ)真の独立した市民病院あり方検討会を立ち上げるべきではという、もう叫びになってきましたけど、これはできるまで言い続けようと思っています。最近では常滑市さんがかなりの人数で行われたようですが、どういったものであったのか、知っている範囲で結構ですのでお教えいただけますでしょうか。もしほかに直近でもっといい例があればそちらでも結構です。お願いします。 465 ◆病院経営管理部長(永谷洋二) 議長、病院経営管理部長。 466 ◆議長(沓名 宏) 病院経営管理部長。 467 ◆病院経営管理部長(永谷洋二) (オ)をお答えする前に、(エ)の補足でございますが、今答弁した繰出金でございますけれども、これらの経費には国から一般会計に対して地方交付税による財源措置がございます。ただ、碧南は不交付団体ですのでございませんが、他団体では国からいただける経費でございますので、よろしくお願いいたします。  それでは、(オ)についてお答えさせていただきます。  常滑市では、市民病院を移転新築するに当たりまして、市民合意を得るべく、市民公募委員を含めた、みんなで創ろう!新・常滑市民病院100人会議を発足させております。  通称100人会議では、市民と市民病院職員との意思疎通を図ることにより市民病院の現状と役割を理解していただき、将来の姿がどうあるべきか忌憚なく議論した結果、多くの市民の理解と合意を得る中で、市民病院の移転新築に至ったものであると聞いております。  以上でございます。 468 ◆20番(鈴木みのり) 議長、20番。 469 ◆議長(沓名 宏) 20番。 470 ◆20番(鈴木みのり) ありがとうございます。  すばらしいじゃありませんか。常滑市では非常に強いリーダーシップをとられた某Y副市長の存在が大きかったようですが、当市にもそんなすばらしい存在がいらっしゃったらいいなと強く感じます。  でも、今は西尾市さんのおかげで、こういった質問も現実味を帯びてきたかなと思います。どうですか。もう10代、20代、30代、40代、それ以上、50代、60代、70代、80代全ての年代から募って、正々堂々と本気で市民病院をどうしていくのかを議論してみてはいかがでしょうか。形骸化された、お決まりの顔ぶれの、体裁を繕った、そういった会議はもうやめましょう。  もう一度お聞きします。市民病院あり方検討会を立ち上げるお考えはありますか、ありませんか、お答えください。 471 ◆病院経営管理部長(永谷洋二) 議長、病院経営管理部長。 472 ◆議長(沓名 宏) 病院経営管理部長。 473 ◆病院経営管理部長(永谷洋二) 先ほどお答えしたのとダブりますけれども、当面は現在でも真に独立したと思われます市民病院の今後のあり方に関する協議におきまして、西尾市民病院との統合の問題に限って協議してまいりたいと考えております。  将来的には、市民病院という組織主体そのものについて検討を行う必要が生じれば、市民病院あり方検討会を立ち上げることもあろうかと思いますけれども、現在は未定でございます。 474 ◆20番(鈴木みのり) 議長、20番。 475 ◆議長(沓名 宏) 20番。 476 ◆20番(鈴木みのり) 想定内の御答弁、御苦労さまでした。  今回、私は碧南市の本気度をいろいろ知りたくて、そして、より一層楽しい碧南市になるよう、いろんなことを信じて質問、提案をさせていただきましたが、前半は非常にありがたい答弁が多かったんですけど、後半はどうも尻すぼみになってきてしまいましたけれども、これ以上はきょうはやめておきます。  しかし、今回の4点はどれもバーチャルではなくて、全て現実の問題であり、逃げることのできないことばかりです。本気で正面から取り組んでいただきたいと思います。  以上で質問を終わりますけれども、最後にもう一度、ワールドカップ日本西野ジャパンが頑張れということでよろしくお願いします。御清聴ありがとうございました。 477 ◆議長(沓名 宏) 以上で、鈴木みのり議員の一般質問を終わります。  この際、暫時休憩いたします。                            (午後 2時 10分 休憩)
    ───────────────────・・───────────────────                            (午後 2時 20分 再開) 478 ◆議長(沓名 宏) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  次に、山中謙治議員の一般質問を許します。 479 ◆11番(山中謙治) 議長、11番。 480 ◆議長(沓名 宏) 11番。 481 ◆11番(山中謙治) 新政会の山中謙治でございます。  初日ということで、4番目の一般質問で多少疲れてきたところもあるかと思いますけど、ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、通告書に基づいて、一問一答方式で2件の質問をさせていただきます。  執行部の皆様には、わかりやすい前向きな答弁をよろしくお願いいたします。  それでは、件名1、ものづくりセンターの稼働率向上についてお伺いします。  碧南には、全国でも珍しいというんですかね、ものづくりを専門にしたセンターがあります。ものづくりセンターは、ものに関する市民の交流及び青少年の創造活動の場を提供する拠点として、子供から高齢者までのものづくりを支援する施設であり、同一建物内には愛知建連の技能専門学校、シルバー人材センター、それから碧南市少年少女発明クラブが併設されているということです。  碧南市の公共施設の中でも大型であり、開館してから10年程度で非常に新しい施設でありますが、休日や日曜日に開催される行事ですね。年間30回ほど開催される自主事業や少年少女発明クラブ、シルバー人材センターの活動以外に、市民の方がどのように活用されているのかほとんどわかっていない状況にあるかと思います。  平成29年2月の市議会の協議会において、碧南市の公共施設総合管理計画(案)で示され、ものづくりセンターの課題としては、貸し室の稼働率が低いという報告がありました。また、マネジメント方針として、貸し室の利用状況を勘案し、一部転用の可能性の検討及び、民間の管理運営のノウハウを活用可能な指定管理者制度の導入を検討していきたいという報告等もありました。  そこで、(1)ものづくりセンターの稼働状況はどのようになっているか教えてください。 482 ◆経済環境部長(鳥居典光) 議長、経済環境部長。 483 ◆議長(沓名 宏) 経済環境部長。 484 ◆経済環境部長(鳥居典光) ものづくりセンターは、議員がおっしゃられますとおり、愛知建連技能専門校、シルバー人材センター、碧南市少年少女発明クラブが同一建物内にございまして、ものづくりに関する市民の交流及び青少年の活動の場を提供する拠点といたしまして、平成18年10月に開館した施設でございます。  現在貸し館対象としている部屋は8部屋ございます。また、貸し館をする場合は、午前の部、午後の部、夜間の部の3こまに分けておりまして、これが8部屋ございますので、1日24こま、年間で7,320こまが利用可能となります。  平成29年度利用実績で申し上げますと、年間2,037こまとなりますので、平均で27.8%の利用となっております。 485 ◆11番(山中謙治) 議長、11番。 486 ◆議長(沓名 宏) 11番。 487 ◆11番(山中謙治) 全体の利用状況が30%弱ということで、低い現状ですが、そのうち、併設されています(2)少年少女発明クラブとか自主事業、それから愛知建連の技能専門学校、シルバー人材センターの利用率はその中でどれぐらいの割合を占めているのかお答えください。 488 ◆経済環境部長(鳥居典光) 議長、経済環境部長。 489 ◆議長(沓名 宏) 経済環境部長。 490 ◆経済環境部長(鳥居典光) 貸し館対象の8部屋のみの実績で申し上げます。  発明クラブは年間499こま、利用率にしまして6.8%、自主事業は年間150こま、利用率2.0%、愛知建連技能専門校は年間1,167こま、利用率にしまして15.9%、シルバー人材センターは年間50こま、利用率0.7%でございます。 491 ◆11番(山中謙治) 議長、11番。 492 ◆議長(沓名 宏) 11番。 493 ◆11番(山中謙治) ありがとうございます。  貸し室の利用が非常に少ないというのが現状かと思います。  愛知建連の技能専門学校という特殊なものがありますから、そちらのほうが非常に多いのかと思いましたけど、それほど利用されているのが少ないという現状にちょっと驚いております。  それでは、(3)休日とか平日の稼働状況、日中、夜間の稼働状況についてはどのようになっているか教えてください。 494 ◆経済環境部長(鳥居典光) 議長、経済環境部長。 495 ◆議長(沓名 宏) 経済環境部長。 496 ◆経済環境部長(鳥居典光) まず、平日の利用につきましては、年間706こま、利用率15.2%、土日及び祝休日の利用につきましては、年間1,331こま、利用率49.5%、日中の利用につきましては、年間1,593こま、利用率32.6%、夜間の利用につきましては、年間444こま、利用率18.2%でございます。 497 ◆11番(山中謙治) 議長、11番。 498 ◆議長(沓名 宏) 11番。 499 ◆11番(山中謙治) ありがとうございます。  土日祝日というのは、やっぱりいろんな行事があったり、自主事業もあるかということで、比較的利用状況も多いんだろうと思います。ただ、それでもやっぱり半分ほどの量ということは、あれだけの施設を持ちながら、なかなか利用者がいないという現状があるかなと思います。  そこで、ものづくりセンターとして、(4)で、平日の貸し室の稼働率を上げるためにどのようなことを考えているか、具体的にありましたら教えていただけますでしょうか。 500 ◆経済環境部長(鳥居典光) 議長、経済環境部長。 501 ◆議長(沓名 宏) 経済環境部長。 502 ◆経済環境部長(鳥居典光) ものづくりセンターを利用できる者は、職業能力開発促進法の規定による認定を受けた職業訓練を行う者など、利用者の範囲を定め、一部専用利用できるようにしております。  しかし、利用率は決して高いとは言えず、職業訓練等で使われていない場合に限り一般利用できることとし、ものづくりセンターまつりや自主事業等を通して施設をPRし、利用促進に努めているところであります。  また、広く公共施設の有効活用という観点から、今年度から職業訓練等による利用がないときには、4階の実習室1で卓球の利用ができるようにし、3階の教室では教育委員会による適応指導教室に利用できるようにして、平日の稼働率向上を図っていきたいと考えております。 503 ◆11番(山中謙治) 議長、11番。 504 ◆議長(沓名 宏) 11番。 505 ◆11番(山中謙治) ありがとうございます。  利用率を上げるために検討されていることはよくわかるんですが、本来ものづくりセンターですから、ものづくりに関連することで利用率を上げるってことが一番大事じゃないかなというふうに思っています。特に平日に利用可能な方への利用を促していく方策が必要だと思います。  そこで、(5)平日の利用をふやすために、ものづくりをテーマにした、女性が利用したい教室を開催したらどうかと思っております。  例えば、現状、幼稚園とか保育園に入園するときに、シューズ袋とか歯ブラシ袋、手提げ袋などを持っていかなければならないということで、昔は家庭にミシンがあって、手づくりをして持っていくということがあったかと思いますが、今はどちらかといいますと家庭にミシンがない、置くスペースもない、ミシンもないというところがふえてきております。そうすることによって、手づくりのものをつくるということができない、ましてややったことがないというような状況かと思いますが、そういう状況下の中で、既製品を購入したり、おばあちゃんですよね。そういう人に頼んでつくってもらっているようであります。  しかし、そんな中でも、やっぱりただ既製品のものとかそういうものではなくて、自分のオリジナルをつくっていきたいという要望があります。ミシン等を使っていろんなものをつくれるようにしたらどうかと思うんですが、使い方を知らない方やつくれない方が多いようであります。そうした要望に応えるために、ものづくりセンターでさらなる稼働率をアップするためにも、女性の利用しやすい教室を検討したらどうでしょうかというふうに思っています。  実際、ものづくりセンターでは、シルバー人材センターの方が要望を受けて、手づくりの手提げ袋等を要望に即してつくって販売しているとのことであり、需要はそこそこあるということでありました。  ミシンの購入というのは、今、非常に費用のかかることであり、なかなか難しい面もあるかと思います。しかし、以前はミシンを使っていたということで、家庭に眠っている可能性のあるミシンも多々あるかというふうに思います。ものづくりセンターですから、多少の修理をするとかメンテナンスすることも可能であるでしょうし、そういったものに対して、寄付を依頼すれば集まる可能性もあるのではないかというふうに思います。  ミシンがあれば、そういったお子さんのものを手づくりでつくることもできますし、洋裁などの女性を対象にした教室がさらに充実して、平日の利用がふえて、稼働率が上がると思いますので、検討していただけないかというふうに思っています。  また、ものづくりセンターでは、さらに、備わっている木工機具を利用した教室も平日にふやすことを検討していただければ、平日利用が可能な女性等を含めて利用率が上がってくるのではないかというふうに思いますが、その件についてどのようにお考えですか。 506 ◆経済環境部長(鳥居典光) 議長、経済環境部長。 507 ◆議長(沓名 宏) 経済環境部長。 508 ◆経済環境部長(鳥居典光) 平日の利用促進のための具体的な御提案ありがとうございます。  現在ものづくりセンターが実施する教室につきましては、市民の交流、創造活動の場として、主に木工などを使って地場産業のよさやわざを体験いただいております。利用者や指導者の意見などを参考に年間事業計画を立て、ものづくりセンター運営審議会の御意見を聞きながら実施しているところでございます。  教室の内容につきましては、電動糸のこやボール盤などがありますので、木工に関するものが多くなっておりますが、木工に限るものではなく、多様化するニーズに応えるような実施に努めていきたいと考えております。  平日のミシン教室の開催につきましては、ミシンを初めとする新たな器具が必要となり、保管スペースも余裕がない状況といった課題はございますが、運営審議会や関係者の方々の意見も伺いながら検討してまいりたいと考えております。 509 ◆11番(山中謙治) 議長、11番。 510 ◆議長(沓名 宏) 11番。 511 ◆11番(山中謙治) ありがとうございます。  保管場所の問題が多々あるというようなことをお伺いしておりますが、前向きに考えていただきありがとうございます。  運営審議会で協議していくためには、市民にどのような要望があるのかを確認していく必要があるかなというふうに思います。  そこで、運営審議会で協議していただく前に、ものづくりをしている人、今後したい人、興味のある方の意見を聞く場を持つことができないか、事前にそういったものを、意見を得ていくということができないかということについてお伺いいたします。 512 ◆経済環境部長(鳥居典光) 議長、経済環境部長。 513 ◆議長(沓名 宏) 経済環境部長。 514 ◆経済環境部長(鳥居典光) 利用者をふやすため、多くの方から御意見をいただきたいと考えております。  例えば、教室に参加された方へのアンケートや、センター入り口に提案用紙を設置するなどが考えられますが、広く意見をお聞きしながら進めていけるように努めてまいります。 515 ◆11番(山中謙治) 議長、11番。 516 ◆議長(沓名 宏) 11番。 517 ◆11番(山中謙治) ありがとうございます。  なかなかものづくりセンターに行く機会がない人が多いので、アンケートのとり方とか提案の仕方を検討していただきたいというふうに思います。  続きまして、(6)予約の簡素化についてお伺いします。  ものづくりセンターは、平成24年からものづくりに関する団体、個人の方以外でも利用が可能になったが、予約は利用日の2ヵ月前の初日からとなっており、ものづくりセンターの窓口での受け付けというふうになっています。また、利用許可申請後においても、愛知県建設組合連合、シルバー人材センターなど、ものづくり優先利用団体から利用許可の申請があった場合には、利用許可を取り消されるという形になっているそうです。  こうした諸条件が利用がふえない一因ではないかと思いますが、それで、ア、そういった現場に行って予約をとるんじゃなくて、電話とかネットで予約ができるようなことができないかについてお答えください。 518 ◆経済環境部長(鳥居典光) 議長、経済環境部長。 519 ◆議長(沓名 宏) 経済環境部長。 520 ◆経済環境部長(鳥居典光) ものづくりに関すること以外での利用許可を行った場合においては、先ほど御説明いたしました専用利用団体から利用許可申請があった場合は、利用許可の取り消しをさせていただく場合がございます。その関係で、公共施設予約システムでの予約は受け付けていないという状況でございます。  受け付け初日の電話での受け付けも混乱を招くおそれがあるため行っておりませんが、初日以外は電話での仮予約は行っております。 521 ◆11番(山中謙治) 議長、11番。 522 ◆議長(沓名 宏) 11番。 523 ◆11番(山中謙治) ありがとうございます。  それでは、先ほど、イとして、予約を取り消されることがあるということでしたが、実際問題として、利用を取り消されたというケースはあるんでしょうか、教えてください。 524 ◆経済環境部長(鳥居典光) 議長、経済環境部長。 525 ◆議長(沓名 宏) 経済環境部長。 526 ◆経済環境部長(鳥居典光) 専用利用団体による利用予定をできるだけ早く正確に把握するように努めておりますので、これまで予約を取り消した事例はございません。  ただし、一般の貸し室利用がふえますと、そのような事態も予測されますので、専用利用団体との連絡を密にするとともに、一般の利用予約の際には、取り消しをさせていただく場合があることを丁寧に説明させていただきたいと考えております。 527 ◆11番(山中謙治) 議長、11番。 528 ◆議長(沓名 宏) 11番。 529 ◆11番(山中謙治) 御答弁ありがとうございます。  答弁の中で、過去にも予約を取り消したことがないということであり、お断りするぐらいそういった要望があれば、盛況になればさらにいいことであるんじゃないかなというふうに思います。  碧南市は、他市に比べて公共施設が非常に多くて、恵まれた状況にあるというふうには理解しております。しかし、他施設においても、必ずしも利用状況がよいところばかりだとは思われません。利用率をふやすためにいろいろ考えていただいていると思いますけど、最後は市長が責任をとっていただけると思いますので、担当職員の方は失敗を恐れず、民間ではよくあるんですけど、失敗を繰り返すことによって成功があるというようなことをよく聞きますから、失敗を恐れず、利用をふやすためにいろいろなことにチャレンジしてほしいというふうに思います。  それでは、件名2、防災・減災対策の進捗についてお伺いします。  防災・減災については、多くの議員の方がいろいろ御質問されると思いますが、今回は私の地域の、ちょっと限定されたことになるかと思いますけど、そのことについてお伺いしたいと思います。  まず、私どもの日進地区ですかね、蜆川流域は、過去にも何度も浸水被害に遭っており、治水対策が地域住民のかねてからの願いであり、以前から地元の選出の議員の方々が要望してきた結果、平成30年5月に蜆川排水機場が完成したことにより、安心・安全な地域づくりに前進したことに感謝しております。  先日5月に内覧会にて施設見学をさせていただいたときに、吸水口に除塵設備がありますが、既に発泡スチロール等のごみが流れ込んでいる状況がありました。潮位が高くなって伏見屋樋門が閉鎖され、蜆川排水機場が作動した場合、多くのごみが流入してきて能力が低下してしまうのではないかという心配があります。
     また、蜆川は、日進小学校のグラウンドの下を流れる八村川と蜆川が合流する地点で非常に水量も多くなりますし、ごみが集積する可能性もあります。それによって水の流れが悪くなって氾濫の可能性を有するのではないかということを危惧しておりますが、そこで、(1)蜆川排水機場の上流ですね。  ごみの流入を防ぐために、新たに鉄柵と言ったほうがいいのかもしれませんけど、そういったものを、上流でせきとめるようなものをつくっていくというような予定は基本的にあるのでしょうか、お答えください。 530 ◆建設部長(中村正典) 議長、建設部長。 531 ◆議長(沓名 宏) 建設部長。 532 ◆建設部長(中村正典) まず、議員の皆様には、起動式に御参加くださいましてまことにありがとうございます。この場をおかりしてお礼を申し上げます。  排水機場へのごみの流入ということでございますが、この流入を防ぐために、排水機場の導水路の終端というか末端に除塵設備を設置しているということでございまして、この除塵設備は、ごみの流入を防ぐため、ステンレスの柵と、その柵にひっかかったごみを自動的にかき出す除塵機という設備で構成をされているわけでございます。  これを通過したごみにつきましては、ポンプのほうに入っていくということになるわけですが、基本的に小さなものについては粉砕をされて流れていくという状況だというふうに聞いております。  それで、上流部に新たに鉄柵をつくるということになりますと、さらにそこにごみが集積をするということで、河川断面を縮小することとなります。また、大がかりな除塵設備が必要となりますので、現実的ではないというふうに考えております。  八村川、蜆川での大型ごみ等の対策につきましては、現状ではごみの堆積は見られませんが、水流を阻害しそうな状況でございましたら、しゅんせつ撤去をするように愛知県、管理者のほうに要望してまいりたいというふうに考えております。 533 ◆11番(山中謙治) 議長、11番。 534 ◆議長(沓名 宏) 11番。 535 ◆11番(山中謙治) ありがとうございます。  たまたま起動式のときに鉄柵の中に発泡スチロールが入っていたりとか缶が入っていたりということがあったものですから、そういった、もしも大雨によって流されてきた場合、そういうことが可能性があるんじゃないかということを危惧したものですから御質問させていただきましたけど、除塵施設もしっかりするようで問題がないというお答えでありました。  特に蜆川とかあの近辺は、農地だとかそういうところが多いものですから、ごみ以上に大きいのは泥ですかね。そういう関係のものが一番たまってくるんじゃないかなと思います。しゅんせつ撤去のほうも定期的にやっていただかなければならないと思いますけど、そういったことを愛知県に要望していただければというふうに思っています。  とりあえず大雨でどうこうなったという、今回できてからそういったことが起きたわけでもないものですから、今後どういうふうになっていくかはありますけど、今まで以上に安心な状態になったということで、喜んでいる次第でございます。  続きまして、平成28年の9月議会で、防災・減災対策についてちょっと質問させていただきまして、その後、平成29年3月には地震ハザードマップと洪水・高潮ハザードマップが作成されて、全戸に配布されました。  答弁の中で、今後どういうふうにしていくかということをいただいておりまして、改善された面もありますし、その後、改善されていないというんですかね、まだ進行中なのかもしれませんけど、の案件もありますので、その旨についてちょっと確認の意味でお伺いしたいというふうに思います。  (2)で、日進地区の避難所、一時避難所についてお伺いしますと。  まずは、以前は日進小学校の体育館が避難所と指定されていましたが、今現在は指定所が解除されて、日進小学校の校舎上層階が一時避難所という形に指定されております。  しかし、避難所として日進小学校体育館の標識が、今現状まだ残っております。禰宜田市長の平成30年の施政方針で、ハザードマップに合わせて変更していくというようなこともありましたですけど、早急に変更していただけるというふうに思っております。  また、当地区は、日進地区というのは東西に長くて、標高がやっぱり1メーターあるかないかという土地柄でありまして、農業を中心にしたところでもあるがゆえに、公共施設も余り高いところがないし、民間の施設を見ると高層ビルがほとんどないような状況です。避難所として指定したくても指定できる場所がないというのが現状だと、防災のほうでも非常に苦慮されていることだろうと思います。  ただ、地形上のことを考えますと、隣接する棚尾とか中央地区とか鷲塚に、そこについては、まだ標高の高いところがありますね。それは日進地区とか旭地区でなんですが、どうしても東西が長くなっているものですから、そちらに避難したほうがいい場合が多々あるかと思います。ただ、そこら辺のところは、各家でここに逃げましょうとかいうようなことをしているところもありますけど、なかなか打ち合わせがなくて、どういうふうにしたらいいかということを理解していない市民のほうが非常に多いかと思います。  そこで、避難所について、こういうようなところに行ったほうがいいですよというような案内をしたほうがよいと、行政として、こちらのほうに避難してくださいとか、こういうことについて地域で検討してくださいというようなことをしてもらったほうがいいかと思いますから、具体的に明確に案内したほうがいいように思いますが、そういった考えはありますでしょうか、お聞かせください。 536 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 議長、市民協働部長。 537 ◆議長(沓名 宏) 市民協働部長。 538 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 現在市内には34ヵ所の避難所がありまして、その定員は1万882人であります。また、発生が危惧されております南海トラフ巨大地震による避難者数は、最大で2万3,070人が想定されております。  御指摘のとおり、避難所は市内全地区に均等に配置されているわけではなく、また、想定されている全ての避難者が避難所で生活することができない状況でございます。  現在、市が町内別に避難先を指定する考えはありませんが、町内会によっては、避難先を独自に指定しているケースは幾つか聞いておりますので、日進地区として避難先を指定していきたいということであれば、防災課まで御相談いただけるようお願いいたします。  なお、避難所の看板につきましては、現在入札に向けて準備を進めており、今年度中には更新してまいりますので、よろしくお願いいたします。 539 ◆11番(山中謙治) 議長、11番。 540 ◆議長(沓名 宏) 11番。 541 ◆11番(山中謙治) ありがとうございます。  看板は入札後ということで、かわっていくということは理解いたしました。  先ほど答弁の中で、町内会によっては避難先を独自に指定しているケースがあるとのことですが、具体的にはどのようなことをされているのでしょうか。また、避難先を指定しないということで、地区別に独自で設定すればよいとのことであるが、そういったことをした場合に何か問題になることはないのでしょうか、お答えください。 542 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 議長、市民協働部長。 543 ◆議長(沓名 宏) 市民協働部長。 544 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 地区によっては、市が指定した避難所にこだわらず、地区独自で神社などを避難所として定め、町内別に避難先を指定している地区もございます。  また、過去の震災において、行政が指定した避難所ではない場所に大勢の住民が集まり、自主避難所として運営されたケースも多々あると聞いております。  このように、市が指定した避難所以外に地区等が独自で開設した避難所につきましては、災害時に市職員を避難所開設員として派遣することは困難ですが、避難者数に応じて支援物資を配給していくなど、避難所に準じた施設として支援を検討していきたいと考えております。 545 ◆11番(山中謙治) 議長、11番。 546 ◆議長(沓名 宏) 11番。 547 ◆11番(山中謙治) ありがとうございます。  災害の状況によって刻々と変わってきますから、避難所を指定されても、本当にそこが機能するかどうかがわからないような状況になるかと思います。行政に任せるわけではなくて、地域独自で検討していくことが必要だなというふうなことを実感しております。  先ほど言われましたように、想定の避難者数よりも避難を受け入れる施設がない、これはしようがない話で、それを見越した上でいろいろ新たに考えていくということが一番大事じゃないかというふうに思います。今後とも市の主導によっていろいろ地域と相談を進めていただけたらなというふうに思います。  続きまして、(3)日進小学校の防災倉庫の移転についてお伺いします。  避難予測に基づき、浸水等によって使用が困難なところについては、近くに適切な場所があるかどうか地域の防災会と相談の上移設を検討するということであったが、以前はそういうようなお答えであったんですけど、日進小学校は、以前にも述べたように、もともと池だったものですから、非常に液状化等も起こりやすいところだと思います。設置された場所は、日進小学校の校舎が一番遠いところでありまして、そこに行くまでが池なんですよね。だから、そういったところに行けないという可能性もあるし、ましてやその倉庫が液状化しやすいところにありますが、そういった倉庫について移転することを考えているのかをお答えください。 548 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 議長、市民協働部長。 549 ◆議長(沓名 宏) 市民協働部長。 550 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 市内には26ヵ所の防災備蓄倉庫がありまして、主に公共施設の敷地内に設置されております。  御指摘の日進小学校グラウンドの防災備蓄倉庫は、被害予測結果に基づく浸水想定区域であります。津波や洪水には使用が難しいと予想されますが、水害を伴わない地震であれば使用は可能となりますので、地域の自主防災会の方々と協議の上、適切な配置について、住民合意を図る中で調整してまいりたいと考えております。 551 ◆11番(山中謙治) 議長、11番。 552 ◆議長(沓名 宏) 11番。 553 ◆11番(山中謙治) ありがとうございます。  自主防災会と相談の上、検討していただけるということでありましたものですから、今後よろしくお願いしたいと思います。  先ほどちょっと言っちゃいましたところ、まとめて言っちゃいましたが申しわけなかったんですけど、確かに利便性を加味してやっていかないといかん。  日進小学校の備蓄倉庫は遠くにあるということでありまして、ちょっとどこに移動するかというのが非常に大きな問題、この地区にたくさんそういう土地があるわけでもないですし、問題があるかと思いますけど、備蓄倉庫を移動するに当たりまして、例えば全く違う場所に移動するのか、もしくは、日進小学校というのは防災の訓練だとかいろんなこともやっていますし、敷地内に可搬ポンプが設置されておりますものですから、そういったところの近辺に移動することが非常にいい可能性もあるかなというふうに思いますが、移動についてどのようにお考えかちょっとお伺いします。 554 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 議長、市民協働部長。 555 ◆議長(沓名 宏) 市民協働部長。 556 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 先ほど言われたように、日進地区はほとんどが浸水想定区域となっている状況を鑑みますと、地区外へ移転するのも1つの方法でありますが、通常時の訓練や資機材点検の際に、地区から遠い場所ですと、非常に使い勝手の悪い倉庫となってしまうおそれもあります。  水害で防災備蓄倉庫が使用不能となったときにのみ、他地区の既存の防災備蓄倉庫を共用するなど、さまざまな選択肢を考える中で、地元と協議を進めていきたいと考えております。 557 ◆11番(山中謙治) 議長、11番。 558 ◆議長(沓名 宏) 11番。 559 ◆11番(山中謙治) ありがとうございます。  いろいろ協議していただいて、その場所を検討していただければと思います。  それでは、次に、(4)で、愛知県が開発した新防災支援システムの運用の予定があるかについてお伺いします。  5月31日の新聞に、愛知県は市町村が担っている災害時の住民避難の判断や防災情報の発信などの業務を円滑化するために、防災支援システムを開発し、6月1日から運用を始め、災害時に業務量が膨大になる市町村職員の負担を減らし、的確な判断や情報供給を図る狙いがあるということで、新聞に発表がありました。  6月1日に運用を始めるところとして、この地域でありますと、幸田を皮切りに、6月中に愛知県の17の市町村がシステムを導入するという発表がありました。自前で同様のシステムを導入すると数千万円かかるのに対して、県のシステムを活用すれば、市町村の負担は毎年数十万円で済むとのことです。西三河でも岡崎市、刈谷市、安城市、みよし市が6月中に導入するとのことであり、碧南はこの県のシステムを導入する予定があるのかについてお伺いします。 560 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 議長、市民協働部長。 561 ◆議長(沓名 宏) 市民協働部長。 562 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 愛知県が開発しました新防災支援システムについては、昨年の9月に開催されました説明会で県から説明を受けておりましたが、当時はまだシステムが開発途中であり、即時導入は見送った経緯がございます。  本市におけるシステム導入につきましては、他市の情報を十分に検討し、来年度以降の導入を検討してまいりたいと考えております。 563 ◆11番(山中謙治) 議長、11番。 564 ◆議長(沓名 宏) 11番。 565 ◆11番(山中謙治) ありがとうございます。  以前質問させていただいたときに、名古屋大学と開発したシステムを使って企業との情報共有をし、減災のためのシステムを検討していくということがありました。今後検討していくというような答弁がありましたけど、この愛知県が開発したシステムとの活用方法は別物なのかについてお伺いいたします。 566 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 議長、市民協働部長。 567 ◆議長(沓名 宏) 市民協働部長。 568 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 名古屋大学が開発しているシステムは、スマートフォンアプリを利用し、災害時に道路情報を共有することを目的としているものですが、愛知県が開発したシステムは、災害時の住民避難の判断や災害情報の発信の業務を円滑化する新たな防災システムで、活用方法は全く異なるものでございます。  名古屋大学のシステムは、昨年度の総合防災訓練で、市職員の個人携帯にスマートフォンアプリをダウンロードして実証実験などを行うなど、検討を進めておりましたが、企業と協議する中でさまざまな課題も出てきており、即時導入は難しい状況にあります。市といたしましては、愛知県が開発したシステムの導入に向けて前向きに検討を進めてまいりたいと考えております。 569 ◆11番(山中謙治) 議長、11番。 570 ◆議長(沓名 宏) 11番。 571 ◆11番(山中謙治) ありがとうございます。  これだけの市町村が参加するということですから、非常に価値のあることではないかと思います。多くの市町村が参加すれば、それなりに正確な情報が集まると同時に、コストもさらに削減されるんじゃないかというようなこともありますから、ぜひ前向きに早目に考えていただければと思います。  どうしても防災のことに関しては、市の職員の大きな負担になるかと思いますし、いろんな形で情報を収集するのも大変だと思いますから、そういった、できるだけ使えるものは使って、より一層安心・安全な碧南市をつくっていただけるように御努力いただけたらと思っております。  以上をもちまして一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 572 ◆議長(沓名 宏) 以上で、山中謙治議員の一般質問を終わります。  この際、暫時休憩いたします。                            (午後 3時 0分 休憩) ───────────────────・・───────────────────                            (午後 3時 10分 再開) 573 ◆議長(沓名 宏) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  次に、加藤厚雄議員の一般質問を許します。 574 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 575 ◆議長(沓名 宏) 4番。 576 ◆4番(加藤厚雄) こんにちは。本当に爆睡に入っているような時間ですが、しっかりと、きょう最後の質問ですので、若干タブっているところもありますので、大竹議員も河川のことを聞きましたけど、あれは水害ですので、自分が聞くのは地震ってことで、災害のことということも考えたんですけれども、焦点を絞ったつもりが、各県とか各市町村の行政の取り組みということから考えて、こういったことが想定できるんじゃないかということで項目を挙げさせていただきました。  若干、だから、どこかの地域に特化したとかいうようなことはありませんし、全般的にいろんなことに広がりがあろうかと思いますけれども、簡潔に説明して、なるべく早く終われという要望もありましたので、やっていきたいかなというふうに思います。  件名1、これはあくまでも地震対策の現状と推進についてでありますので、各部署にわたるということで、(1)から(10)まで現状と推進ってわざわざ書いてありますけど、そういったことであります。  去年でしたか、ハザードマップもありまして、碧南市の(1)の住宅建築物の耐震化ってことで、耐震化診断というやつも載っていましたし、また、耐震の改修という項目も載っていましたが、今現在碧南市としてこの住宅建築物の耐震化はどこまで進んでいるかという、現状と推進両方一遍に聞きますので、よろしくお願いします。 577 ◆副市長(松井高善) 議長、副市長。 578 ◆議長(沓名 宏) 副市長。
    579 ◆副市長(松井高善) 住宅建築物の耐震化につきましては、碧南市建築物耐震改修促進計画に基づき、住宅の耐震診断、耐震改修事業などを進めております。  これまでのまず現状でございますが、木造住宅無料耐震診断は、昭和56年5月31日以前に着工された木造住宅を対象に、平成14年度から実施をしておりまして、平成30年3月末時点におきまして、累計約2,000軒となっております。  昭和56年5月31日以前で耐震性を満たしていないおそれがある住宅戸数の推計値でございますが、約2,800軒でございます。したがって、約30%が診断を受けていないという状況でございます。  また、非木造住宅の耐震診断は、平成27年度から診断費の一部補助を実施しており、現在までの実績でございますが、1軒でございます。  昭和56年5月31日以前で耐震性を満たしていないおそれのある非木造住宅戸数の推計値は500軒でございまして、ほとんどが実施をされておりません。非木造住宅の耐震診断が進まない原因といたしましては、診断費が高額であるということでございます。  続きまして、耐震改修の状況でございますが、耐震診断を実施した約2,000軒のうち、耐震工事等を市の補助を受けて実施した方、軒数は約320軒でございまして、16%でございます。  非木造住宅の改修補助は、平成28年度から実施をいたしておりますが、今のところ実績はございません。  耐震改修などの工事が進まない原因といたしましては、まず、耐震補強工事にかかわる費用が高い点、碧南市では平均300万円程度でございます。また、もう一つは、対象住宅に住む方が、高齢化に伴い、耐震をしていくという意識が低下しているということが考えられます。  まずは未診断の方に耐震診断を実施していただくように、今年度は未診断者全てにダイレクトメールを送付いたしまして、その後、耐震改修事業対象者も含めて説明会を開催するなど、より一層耐震化に向けて努力をしていく所存でございます。  また、現在、愛知県市町村及び建築関係団体で組織をいたします愛知県建築物地震対策推進協議会、ここにおきまして、対象者になるべく負担のかからない工法で耐震改修ができるように、事業者向けに講習会の開催をしておりまして、耐震改修事業者リストも公表しておりますので、市内の建築業者へも積極的な参加を促してまいります。  以上です。 580 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 581 ◆議長(沓名 宏) 4番。 582 ◆4番(加藤厚雄) 耐震化診断が進まなければ、当然耐震化の改修というのはできないんですけれども、木造に関しては基本的には市民の負担はありませんが、しかし、それが進まないというのは、改修が進まないのは費用が高いからというのはわかるんですけれども、木造の耐震診断は本人負担がないのにまだ受けていない方がみえるということはしっかりと行政のほうでアピールをしていってほしいかなというふうにまずは思います。  (2)、若干これ、聞いた方も午前中にありましたけれども、今回地震対策ですので、碧南市には当然川も、維持管理しているのが国の川から県の維持管理から市の維持管理から、また、海岸は基本的には市の管理じゃないかというふうに思いますけれども、この地震対策という、耐震化という観点から、どれだけ一体川があって、耐震化がなされているのか、また、なされていなければ、今後どのように推進していくかというのをお聞きいたします。 583 ◆副市長(松井高善) 議長、副市長。 584 ◆議長(沓名 宏) 副市長。 585 ◆副市長(松井高善) まず、碧南市内の河川の状況でございます。  国が管理をする河川が矢作川、鹿乗川の2河川、県の管理する河川が長田川、油ヶ淵、高浜川、新川、稗田川、蜆川の6河川、市の管理する河川が猿渡川、古江川、堀川、八村川の4河川でございます。  これらの堤防の耐震化の現状と推進につきましては、まず、矢作川では、河口部の約400メートルが実施済みでございます。今後は平成28年度に改訂をされた河川構造物の耐震性能照査指針に基づきまして、堤防の耐震について調査検討を行い、必要に応じて対策を検討していくと伺っております。  県管理の河川におきましては、蜆川下流部左岸が完了済みでございまして、右岸の耐震対策に平成29年度から着手をしております。  対策の実施に当たっては、第3次地震対策アクションプランに基づき、海岸管理者とも連携して着実に対策を進めていくこととされております。  蜆川上流部を含め、その他の河川はいずれも高潮区間ではないため、未実施でございます。  市管理河川では、碧南市公共施設等総合管理計画を上位計画といたしまして、個別施設計画を定めるべきところですが、高潮区間ではないため、未着手でございます。  次に、海岸堤防についてでございますが、国土交通省と農林水産省に所管が分かれております。対策実施済みのものは、農林水産省管理の川口地区1,850メートルの川側でございます。陸地側につきましては、平成32年度までを事業区間といたしまして、今年度から着手予定であると伺っております。  以上です。 586 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 587 ◆議長(沓名 宏) 4番。 588 ◆4番(加藤厚雄) 全部副市長が答弁をするというのは考えにくかったんですけれども、要は、もう河川と堤防については進んでいるから大丈夫ということでいいんでしょうかね。ちょっと確認です。 589 ◆建設部長(中村正典) 議長、建設部長。 590 ◆議長(沓名 宏) 建設部長。 591 ◆建設部長(中村正典) この耐震化につきましては、基準がいろいろと変わっており、阪神・淡路大震災、それから東日本大震災がございまして、基準のほうがどんどん高くなっていくということの中では、以前に耐震化をしたものであっても、今の基準には達していないというところもございますので、順次その耐震化をしていくということでありますと、全てが安全というわけではございませんけれども、一応今申し上げた部分については耐震化は終わっているということで御理解をいただきたいと思います。 592 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 593 ◆議長(沓名 宏) 4番。 594 ◆4番(加藤厚雄) じゃ、今の耐震化の基準からいうと、着工しているところも含めて、耐震強度はあるというふうに認識をいたしました。  (3)緊急輸送道路、これ、1次、2次、3次とありますけれども、緊急輸送道路のほうの特に地震に対する整備の状況と、それから、また、なされていなければ今後の推進についてお聞きいたします。 595 ◆副市長(松井高善) 議長、副市長。 596 ◆議長(沓名 宏) 副市長。 597 ◆副市長(松井高善) 緊急輸送道路は、災害直後から、避難、救助を初め、物資供給等の応急活動のために、緊急車両の通行を確保すべき重要な路線でありまして、高速自動車道、高速自動車国道や一般国道及びこれらを連絡する幹線的な道路を対象としております。第1次及び第2次緊急輸送道路を愛知県が、第3次緊急輸送道路を碧南市が指定しております。  第1次及び第2次緊急輸送道路における橋梁の耐震対策につきましては、これまでに落橋や倒壊等の致命的な損傷に至らないレベルの対策を進めてきておりまして、これについてほぼ完了をしております。  碧南市が管理をする橋梁の耐震対策につきましては、落橋防止対策が完了しております。  なお、液状化につきましては、産業道路のうち、港本交差点より南側の市道港南1号線区間において行った地質調査を分析しております。その結果、深い層には粘土を含んだ土質が多いことから、液状化は比較的浅い層で発生する可能性が高いため、道路の被害は軽度であり、速やかに応急復旧することで交通を再開することができると現在考えております。 598 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 599 ◆議長(沓名 宏) 4番。 600 ◆4番(加藤厚雄) ということは、これも今の基準でいえば大丈夫だってことで確認もしませんけれども、4番に行きますので。  これ、災害拠点病院と書いていますので、普通の人が聞くと単なる拠点の病院かなというふうに思いますので、この災害拠点病院とは一体どういう病院をいうのかというのと、どういった機能を備えているかという言葉の定義の説明がわかればよろしくお願いをいたします。 601 ◆副市長(松井高善) 議長、副市長。 602 ◆議長(沓名 宏) 副市長。 603 ◆副市長(松井高善) 災害拠点病院は、国の災害拠点病院整備事業実施要綱及び県の愛知県災害拠点病院設置要綱にて、災害拠点病院として必要な施設整備を備え、災害医療支援機能を有すること、これが指定を受ける条件となっておりまして、愛知県では現在35の病院が指定をされております。  愛知県でおおむね人口20万人に1ヵ所を目標に指定をしておりまして、碧海5市とお隣の西尾市から成る衣浦西尾広域二次救急医療圏におきましては、人口が68万人余のために、先ほどの基準で申し上げますと3病院が必要となりますが、現在安城更生病院と刈谷総合病院、西尾市民病院の3病院が災害拠点病院として指定をされております。したがいまして、碧南市民病院は現在災害拠点病院には指定をされておりません。  碧南市民病院におきましては、大規模な災害発生時におきましては、傷病者の手当がスムーズに行えるよう、トリアージあるいは災害訓練等を実施いたしまして、二次医療機関として近隣の医療機関や災害拠点病院等と連携をして、医療が市民の方々に提供できるように取り組んでおります。  以上です。 604 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 605 ◆議長(沓名 宏) 4番。 606 ◆4番(加藤厚雄) 災害拠点病院の強化ってことなんですけれども、碧南市においては、西三河の人口比率からいって安城と刈谷と西尾にあるからいいよということで、若干いろんな条件もあって、その条件に加味しないということなんでしょうけれども、西尾が災害拠点病院ってことになると、西尾のほうからあった統合って話がありましたわね。そうなると、もし統合してつくるってことになると、当然災害拠点病院の設備を全部整えるということでいいんでしょうか。 607 ◆病院経営管理部長(永谷洋二) 議長、市民病院経営管理部長。 608 ◆議長(沓名 宏) 病院経営管理部長。 609 ◆病院経営管理部長(永谷洋二) 西尾病院と統合するようなことがあればどうするのかという話ですけれども、災害拠点病院の要件を満たす病院を建設する場合は、西尾市民病院から継続して災害拠点病院に指定されると考えてはおります。  西三河南部西医療圏の南部地域から災害拠点病院が失われれば、空白地域になってしまいますので、社会的要請から災害拠点病院の要件を満たす病院は建設する必要があるかとは考えております。  以上です。 610 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 611 ◆議長(沓名 宏) 4番。 612 ◆4番(加藤厚雄) そうなると、今の市民病院が災害拠点病院になるには、何が足りなくて、どうすれば災害拠点病院になるのか、その要件をわかる範囲内でお願いします。 613 ◆病院経営管理部長(永谷洋二) 議長、病院経営管理部長。 614 ◆議長(沓名 宏) 病院経営管理部長。 615 ◆病院経営管理部長(永谷洋二) 災害拠点病院の、先ほど副市長が要綱について答弁しましたけれども、細かい要件を申し上げますと、施設の要件としましては、救急診療に必要な施設があること、これはございます。災害時に応急的に患者を収容するのに十分な部屋があること、これもあります。耐震構造であること、これも耐震構造です。通常時の6割程度の発電容量がある自家発電装置があること、これもございます。燃料や水を確保する施設があること、これもございます。ただ、ないのが、敷地内にヘリコプターの離発着場があること、これが施設としての要件では欠けております。  次に、設備の要件としましては、衛星電話を保有すること、これはございます。それから、広域災害救急医療情報システムの端末があること、これもございます。それから、救命医療を行う診療設備があること、これもございます。それから、非常時用の簡易ベッド、非常時に廊下とかに並べるベッドですね。これは保有しておりません。それから、応急医療医薬品テントなど、応急医療用の資機材があること、これはございます。それから、災害派遣に使用可能な緊急車両を保有することということで、この緊急車両は持っておりません。それから、トリアージタッグを保有することで、タッグはございます。ほかに、地域の医療機関を支援する人的体制も必要になりますが、これも体制は整っておりませんので、幾つかの要件は欠けておりますので、今現在では災害拠点病院の指定を受けるには要件が欠けておるということでございます。  以上でございます。 616 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 617 ◆議長(沓名 宏) 4番。 618 ◆4番(加藤厚雄) そこまでというより、例えばヘリポートぐらいあったほうがいいなというふうで、若干市民病院を災害拠点並みに強化するというような考えは今のところはないということでいいでしょうかね。 619 ◆病院経営管理部長(永谷洋二) 議長、病院経営管理部長。 620 ◆議長(沓名 宏) 病院経営管理部長。 621 ◆病院経営管理部長(永谷洋二) 一番大きなのはヘリコプターの離発着場でございますけれども、今の市民病院の敷地内にはヘリコプターの離発着場をつくるだけの敷地の余裕はございませんし、西尾市民病院ですと屋上に設備がありますけれども、そのような設計にはなっておりませんので、ちょっとハードルが高過ぎるということで、今現在では、ヘリコプターの離発着場を整備する予定はございません。 622 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 623 ◆議長(沓名 宏) 4番。 624 ◆4番(加藤厚雄) せっかく各県にドクターヘリが1台ずつ配備されて、ようやく全国に整ったかなというふうですけれども、ヘリコプターで飛べば安城も西尾もそう変わらんもんで、そこへ行けばいいということで、ただ、碧南だとそういった患者は来ないということですね。今後その辺のことをよく検討して、統合するなり老朽化するときには、その辺のことをしっかりと考えてほしいかなというふうに要望をしておきます。  それから、5番、これ、(5)の災害時の要配慮者、乳幼児からお年寄りから障害者から、特定の病気を持っているだとか、中にはまるっきり日本語がしゃべれない外国人もあろうかと思いますけれども、その中の一部が災害の要支援者台帳に載っておるのであって、配慮者全員は要支援者台帳には載っていないんですね。だから、その辺の今の現状と、今後それを拡大していくのか、従来のままの要支援者名簿でいくのか、その辺のことをまた教えてください。 625 ◆副市長(松井高善) 議長、副市長。 626 ◆議長(沓名 宏) 副市長。 627 ◆副市長(松井高善) 災害時における要配慮者の支援につきましては、災害対策基本法の規定に基づき、ひとり暮らしの高齢者や重度の障害がある方などを避難行動要支援者名簿として整備をしております。この名簿をもとに、災害の発生時には、民生委員さんと自主防災会が安否確認を行うということになっております。  また、避難所での生活が困難な方に対応するため、福祉避難所として、市内の高齢者施設、障害者施設のうち、計7施設と現在協定を締結しております。障害の状態や心身の健康状態などを考慮して、避難所での生活が困難と判断した場合には、必要性の高い方から福祉避難所へ移送していくということでございます。  ただし、現在本市では特別な支援体制はとっておりません。乳幼児や難病者、外国人の方など、災害時に配慮が必要と思われる人たちの支援体制につきましては、国の動向を注視するとともに、今後もさらに調査研究をする中で検討を進めてまいりたいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。 628 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 629 ◆議長(沓名 宏) 4番。 630 ◆4番(加藤厚雄) 若干きょうの午前中にも、障害者福祉のことで質問があったかと思いますけれども、もう一遍聞くけど、障害者というのは要支援者台帳には載っていないということでいいんですかね。 631 ◆福祉こども部長(岡崎康浩) 議長、福祉こども部長。 632 ◆議長(沓名 宏) 福祉こども部長。 633 ◆福祉こども部長(岡崎康浩) 要支援者台帳には載っております。  以上です。 634 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 635 ◆議長(沓名 宏) 4番。 636 ◆4番(加藤厚雄) 私の聞き違いかもしれませんけれども、障害者の中でもいろんな重度から軽度までありますので、また、障害者も載っている。先ほど私、聞いたんだけどね。そこに載っていないようなことを若干言われた部分もありますけれども、なるべく拡大解釈をして、要配慮者に対する支援の充実を要望しておきます。  (6)、次に行きます。  あと、物流体制ですね。先ほど、道路についても河川についても住宅についても聞きました。よく被災地で、水害とか地震だとか、物は届いても避難所にたまるばっかで、ちっとも、避難所というか、ボランティアセンターに物流は来るんだけど、そこから先が、集めるだけ集めて、避難所に配るのがおくれるというようなことも多々ありますけれども、現実こういった物流体制というのの今現在の状況と今後の機能強化についてお伺いをいたします。 637 ◆副市長(松井高善) 議長、副市長。 638 ◆議長(沓名 宏) 副市長。 639 ◆副市長(松井高善) 災害時の物資の集積場所につきまして、碧南市地震時応急復旧計画におきまして、庁舎1階ロビーと碧南高校の体育館と定められております。  また、本市に届けられる救援物資は、陸路で申し上げますと、緊急輸送道路、船舶の場合であれば、港本の4号地の耐震岸壁から、また、空路の場合におきましては、碧南高校と西端中学校のグラウンドが、この2ヵ所がヘリコプターの離発着場ということで計画されております。  この集められた物資におきましては、碧南市職員非常配備体制表のまず供給班が、救援物資の品目、数量を確認し、本部及び避難所と連絡をとって必要な物資を把握して、物資の配分、また、配送ルートを決定いたします。配送する車両が不足をする場合は、同じく碧南市職員非常配備体制表の調達班がございますが、この調達班がほかの機関に連絡をして依頼をして、車両を調達するということになっております。
     これらの計画などに基づきまして、災害時に支援物資を円滑に搬送するため、これらは総合防災訓練などの機会に、各機関の方々と連携をして訓練を実施するなど、実際のときの実効性の向上に努めてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 640 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 641 ◆議長(沓名 宏) 4番。 642 ◆4番(加藤厚雄) ほんで、これ、訓練をしていくってことなんですけれども、過去に訓練したことがあるのか、今後していくのか、ちょっとそれだけ確認を。 643 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 議長、市民協働部長。 644 ◆議長(沓名 宏) 市民協働部長。 645 ◆市民協働部長(遠山隆夫) 一応総合防災訓練では支援物資等の関係の訓練はしております。 646 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 647 ◆議長(沓名 宏) 4番。 648 ◆4番(加藤厚雄) じゃ、水道関係で、水の供給ってことで、上水道と下水道、これ、同じことを聞いていますので、耐震化の。上水道の管渠の件と、配水場のほうの現状、水道管とかがとまれば水も配れませんので。あと、下水道が完備されていなければ水は流れていきませんので、上水道と下水道と水道施設とまとめて、今の現状、耐震化と推進をお聞きいたします。 649 ◆副市長(松井高善) 議長、副市長。 650 ◆議長(沓名 宏) 副市長。 651 ◆副市長(松井高善) それでは、7番と8番を一緒にということでお答えしたいと思います。  まず、この大事な水の問題でございますが、水道施設の整備の現状といたしましては、平成14年度から耐震適合管を採用することにより、老朽化対策とあわせまして耐震化対策も進めております。この結果といたしまして、平成29年度末時点での管路の耐震化率は、口径50ミリメートル以上の管につきましては21.9%、また、基幹管路に限りますと74%強の耐震化を完了している、そういう状況でございます。  しかし、口径50ミリメートル以上の管では、市内にまだ370キロメートルを超える未耐震管が使用されておりまして、これらの耐震化に多くの期間を要することとなりますが、引き続き計画的な耐震化対策を継続して実施してまいります。  また、大規模地震が発生をし、愛知県からの水道水の送水がとまってしまうことがあった場合には、耐震性能が確認をされております碧南市の第2配水場の配水池、ここには2万1,000立米の水が非常用水源としてあるんですが、これを応急給水として実施をいたします。  発災後の初期には給水車等による運搬の給水から始めるわけでございますが、その後、水道の施設に被害がないことが確認された後には、幹線の配水管への通水を行うことで、これらに整備をされた応急給水栓、これによりまして市内のいろいろなところへ給水を実施するということでございます。  なお、運搬給水に関しましては、当市が保有する車載用給水タンク3基と、全国の水道事業体で組織をされた日本水道協会からの応援による給水車を中心として行うことを想定しておりますけれども、人員や資機材のさらなる検証が必要と認識をしておりまして、引き続き関係機関と検討を進めて、応急の給水体制の強化を図ってまいります。  引き続きまして、下水のほうでございます。  流域下水道施設は、県の管理施設でございまして、終末処理場と幹線管渠が主なものでございます。  地震対策につきましては、現在第3次あいち地震対策アクションプランに基づいて実施をしていると伺っております。  まず、終末処理場につきまして、汚水を処理するために必要な揚水、消毒、放流の地震対策が完了しておりまして、現在は作業員が常駐する建築構造物の耐震化ということで、平成29年度に管理棟、平成30年度には汚泥処理棟を実施する予定でございます。  また、幹線管渠につきましては、耐震診断の結果、地震対策の必要がないと伺っております。  一方、市が管理する汚水管渠でございますが、平成29年度末現在で約345キロメートルでございます。平成7年の阪神・淡路大震災以降、耐震に関する新たな指針が示されまして、市では、平成12年度から新たな指針に基づき整備をしておりまして、地震対策済みの割合は約48%でございます。  平成11年度以前に整備をした管渠の地震対策につきましては、下水道総合地震対策計画に基づき、避難所を優先した減災対策に努めているところでございますが、現在は未整備地域の下水道整備を優先しておりまして、平成37年度までには市街化区域内を完了すると、これを目標といたしております。  以上でございます。 652 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 653 ◆議長(沓名 宏) 4番。 654 ◆4番(加藤厚雄) 上水道のほうは、基幹の大きいパイプのやつが、耐震化が今言ったように74%。小さい50ミリのやつよりか、まずは大きい管のほうをなるべく、これは前にも聞いたんですけどね。一度しっかりとマネジメントをやって、100%に近づけるか、それか、それがだめだというふうなら、給水車、給水タンクを積む車、若干台数が少ないような気もしますので、その辺の強化を推進するということですので、しっかりと推進をしてください。  下水道に関しては、県が管理している大きな管は大丈夫ということですので、そこまで水を持っていければ流れるんじゃないかなというふうに思いますので、9番に行きます。  9番、災害廃棄物処理体制、私も結構いろんなところに視察に行きますと、東日本大震災でもそうですし、ごみが、廃棄物が山ほど積んであるんだよね。数年たっておるのにちっともなくならないというね。碧南市は一体どこに廃棄物やごみを収集して、どのようにして処理をするかという、今の計画と今後の計画をお聞きいたします。 655 ◆副市長(松井高善) 議長、副市長。 656 ◆議長(沓名 宏) 副市長。 657 ◆副市長(松井高善) 災害廃棄物処理体制につきましてでございます。  碧南市環境課員等で構成をされる環境班で対応いたしまして、応急復旧計画には、災害発生後の時系列に分けまして、一般廃棄物、災害廃棄物、し尿処理などの主な実行項目や留意点がまとめてございます。  協力支援体制といたしましては、いろいろな協定に基づきまして、市は衣浦東部ブロックや西三河地域の市町に応援要請いたしまして、それでも対応ができないという場合は、県を通じて県の全域あるいは県外への応援要請を行うことになっております。  また、今年度は災害廃棄物処理計画を策定予定でございます。これは、環境省が平成26年3月に策定をした災害廃棄物対策指針に基づいて、災害に対する処理体制の整備、災害廃棄物の円滑な処理の推進、市民の健康や安全の確保、生活環境の早期回復のために策定をするというものでございます。  具体的な内容といたしましては、災害時に出る生活ごみの処理やし尿処理への具体的な対応方法、また、災害廃棄物の仮置き場の設置運営、廃棄物ごとの中間処理や最終処分などがございます。  以上です。 658 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 659 ◆議長(沓名 宏) 4番。 660 ◆4番(加藤厚雄) その災害廃棄物処理計画をつくる予定って言ったんだけど、つくる予定というのは、つくるのかつくらないのか、市長も聞いてのとおり、つくる予定なので、つくる予定というのは、予定はあったけどつくらなかったのかどちらか、これだけははっきりと聞いておきたいんですけど、つくるんですよね。 661 ◆経済環境部長(鳥居典光) 議長、経済環境部長。 662 ◆議長(沓名 宏) 経済環境部長。 663 ◆経済環境部長(鳥居典光) 今年度つくってまいります。 664 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 665 ◆議長(沓名 宏) 4番。 666 ◆4番(加藤厚雄) しっかりとごみが山のように積まれることがないように、積まれたとしても、数年とは言わんけど、数ヵ月で何とかなるようないいやつをまたつくってください。場所がどこになるかというのも非常に問題ですので。  それで、10番、若干碧南市には標高がゼロメートル地帯もありますので、ない市町村はいいですけど、若干ありますので、通常とは違いますので、早く陸地に逃げれば一緒だと言えばそれまでですけれども、ほかの市町村とは違うような対処、また工夫が必要だというふうに思っています。これ、昔も一回聞いたんですけどね。今後どのように対処していくかというのをお聞きいたします。 667 ◆副市長(松井高善) 議長、副市長。 668 ◆議長(沓名 宏) 副市長。 669 ◆副市長(松井高善) 市の南部の主な川口、前浜地区や旭地区、西端地区部の一部の農地で標高がゼロメートルの地帯がございます。その対策といたしまして、現在矢作川河口堰のために買収をした川口の用地におきまして、国が防災拠点の整備を進めているというところでございます。  また、標高がゼロメートルの地帯に限らず、大きな地震が起きた場合、津波が来るまで少し時間がございますので、避難所や一時退避場所などの高い建物へすぐに避難を始めていただくように、ハザードマップや出前講座等で市民の方々に啓発を行っております。  逃げおくれて取り残された人がいる場合や、浸水で物資が車で搬送できない避難所などが出てきた場合には、一刻も早い救助、支援が行えるよう、警察、消防署、自衛隊など、関係機関のボートを活用するなどして対応に当たってまいる所存でございます。  以上です。 670 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 671 ◆議長(沓名 宏) 4番。 672 ◆4番(加藤厚雄) 余り力強い答弁じゃなかったんだけど、警察署と消防署の何を使ってどういうふうにするか、もう一度はっきりとおっしゃってください。 673 ◆副市長(松井高善) 議長、副市長。 674 ◆議長(沓名 宏) 副市長。 675 ◆副市長(松井高善) 警察署、消防署、自衛隊など、関係機関のボートですね。水で塞がっておりますので、ボートを活用するということでございます。 676 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 677 ◆議長(沓名 宏) 4番。 678 ◆4番(加藤厚雄) 細かいことを副市長に聞くのは非常に心苦しいので聞きませんけれども、また今度に、そういった各関係部署がどういった大きさのボートをどのくらい持っておるかということぐらいは本当は聞きたいんだけど、数字のことを後から聞くのは非常に心が苦しいですので、ここは聞きませんので、しっかりと強化体制を図っていきたいというふうに要望して、件名1、終了します。  じゃ、件名2、これ、教員の多忙化解消の取り組みについてってことで、各県とか各市町村の行政において、こういうことをすれば教員の多忙化が解消できるんじゃなかろうかなという項目を挙げただけですので、教育長や教育部長がこんなことをやったって解消にならへんぞって言えばそれまでですので、だから、そういったことをどういうふうに考えているかってことですので。  現実、教員が、こういった事業を取り入れることが事業の多様化になって、逆に忙しくなったりしても逆効果ですので、何とも言えないですけれども、あと、教員そのものが情熱を持ってしっかりとやってくれれば、心身ともに元気ならばそれでいいんですけれども、一個一個確認の意味でざっと聞いていきたいかなと。  (1)、多忙化といっても、実際問題、教員がどのくらい残業しておるかというのがいろんな新聞やマスコミを通してでも報じられていますけど、現実どうやって集計しているのかなという、タイムカードもあらへんしね。そういった問題と、そういった意識があるのかということで、みんながおるからずるずるおるのか、きちっと早く帰って心身ともに休めようと思って、自分で時間の管理をしているかというのが非常に疑問に思っていましたので、この在校時間管理の適正化ってことについてお伺いをいたします。 679 ◆教育長(生田弘幸) 議長、教育長。 680 ◆議長(沓名 宏) 教育長。 681 ◆教育長(生田弘幸) 御心配いただきまして本当ありがとうございます。  今年度から小中学校における朝の部活動を原則中止したことにより、教員の勤務時間にゆとりが出たという声を多く聞いております。  しかし、それだけで教員の多忙化を解消できるわけではありません。引き続き職員の在校時間についての現状を把握し、管理の徹底と指導をしています。特に在校時間は教員自身が記録を残し、タイムマネジメントの意識を高めながら自己管理に努めるよう指導しています。  県は、平成31年度中に月80時間以上の残業をする教員をゼロにすることを目標として掲げていますので、碧南市においてもその実現に向けて取り組んでいますが、ほぼ現在それに近い状態にあります。  以上です。 682 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 683 ◆議長(沓名 宏) 4番。 684 ◆4番(加藤厚雄) ここは、平成28年、また29年に盛んに言われ続けてきたことですけれども、教員がしっかりと元気で頑張っているんだったらいいんですけれども。  それで、(2)と(3)、メンタルヘルスの対策だとかストレスのチェックだとか、私は3月に、教育長にもしっかりとみずから休むんだよというのを言っておきますけれども、教員のこういったメンタルヘルスの対策、ストレスチェックというのを同時にお聞きいたします。 685 ◆教育長(生田弘幸) 議長、教育長。 686 ◆議長(沓名 宏) 教育長。 687 ◆教育長(生田弘幸) メンタルヘルス対策において何よりも大切なのは、学校の運営システムの改善と充実だと考えます。問題を1人で抱え込むことがないよう、学校運営体制を見直したり、仕事の負担が偏らないように、管理職や同僚との連携協力の中で職務をできるような体制を確立したりすることが肝要です。  そのため、管理職が教職員の面談や観察をきめ細かく行うことで心身の健康状態を把握し、早期に異常に気がつくよう、校長・教頭会議等では働きかけています。  また、時間外在校時間が月80時間を超え、疲労蓄積の自覚がある、または健康上の不安がある教職員で、産業医の面接を希望する者、校長が面接指導を必要と認める者には、産業医による健康相談を実施しています。  以上です。  次に、ストレスチェックの実施についてでありますが、平成29年度11月に、厚生労働省が推奨する職業性ストレス簡易調査票を使用し、全教職員にストレスチェックを実施しました。高ストレスに該当し、希望した場合には産業医による面接指導を受けることができるというものです。  ストレスチェックを実施することにより、職員自身のストレスへの気づきを促すとともに、メンタルヘルスの不調を未然に防止すること、また、ストレスと上手につき合うための情報提供を行うことができます。今後も継続して実施することで業務改善につなげ、働きやすい環境づくりを進めることができると考えております。  以上です。 688 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 689 ◆議長(沓名 宏) 4番。 690 ◆4番(加藤厚雄) 1ヵ月80時間、普通にいうと長いような気もしますけどね。20日行っても4時間だもんね。4時間ってことは、定時5時でも9時だもんな。じゃ、今までは100時間やっておったってことは、逆に10時から11時まで毎日おったってこと? それが、個人によって喜びを感じて働いている人と、そうじゃなくて疲れちゃっておると、心身ともに疲れている方も中にはみえますので、しっかりとその辺のことをさらに進めていってほしいかなというふうに思います。  あとは、いろんな学校教育の中の業務をやる中で、(4)、いろんな仕事の業務の改善というのもしっかりとやっていかないと、これはIT関係のやつもありますし、雑用や集計やらいろんなことがありますので、こういったことに向けた学校のマネジメントに関する研修をしっかりやっているのか、また、研修をやることによってストレスを感じておってもいけませんので、その辺の状況をお聞きいたします。 691 ◆教育長(生田弘幸) 議長、教育長。 692 ◆議長(沓名 宏) 教育長。 693 ◆教育長(生田弘幸) 今年度の学校経営案に多忙化解消の方策を具体的に記入するようという指示が県教委から出されました。各学校では、学校経営案において、教員の在校時間の実態把握、業務の簡素化、校務文書の見直し、個に応じた割り振り、会議の時間、方法の短縮と改善、教職員の意識改革などが盛り込まれ、業務改善に向けて学校全体でどのように取り組んでいくのかを明確化し、改善を進めているところであります。職員会議や研修会で業務改善について話し合い、教職員自身がアイデアを出し合いながら実践を積み重ねていく体制づくりを進めるように指導しております。  以上です。 694 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 695 ◆議長(沓名 宏) 4番。 696 ◆4番(加藤厚雄) あと、学校運営にはいろんなことを教職員も研修しているかと思いますけれども、今、県のほうにしても、また、ほかの市町村にしても、わざわざそこの地域に車や電車で出張して行かなくても、パソコンを使ってできることはやり、大分改善されているかと思いますけれども、そういった教職員のIT化についてお聞きいたします。 697 ◆教育長(生田弘幸) 議長、教育長。 698 ◆議長(沓名 宏) 教育長。
    699 ◆教育長(生田弘幸) 県教育委員会主催の教員研修では、eラーニングと呼ばれるインターネットを活用した研修が実施されており、出張研修が削減され、効率化が図られています。  また、碧南市内の全小中学校には校務支援システムが導入されています。このシステムによって、これまで手書き等で対応していた出席簿や給食実施簿等の諸帳簿や指導要録、通知表をシステム上で作成することが可能になり、業務の効率化を図ることができるようになっております。加えて、システム内で教員間の連絡やデータの収受が行えます。この機能によって、会議等削減に役立っております。  以上です。 700 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 701 ◆議長(沓名 宏) 4番。 702 ◆4番(加藤厚雄) しっかりと省略できるところは省略をして、事業がいっぱいふえればふえるほど逆に忙しくなるなと、自分も質問せんほうがいいんじゃないかなというのを感じることもありますけれども、それはそれとして、済みませんね。  それじゃ、まとめて(6)、(7)、(8)と。今、碧南市には外部講師というのが運動部のほうには来ているんですけれども、これも平成29年、30年度から新しい制度としてこの部活動指導員と、やはりそういった部活動においていろんな事故があった場合に誰が責任をとるんだということで、今、新たに部活動の指導員というのを教員がやってもいいし、外部からそういった方を研修指導してやっていくという制度ができたんですけれども、あくまでも外部講師というのは単なるそのスポーツの技術のコーチであって、現実は教員が指導したり監督したり引率をしているということなんですけれども、碧南市において、今、部活動指導員の配置というのはあるのかないのか、そして、これは当然外部のことを聞いているんですね。学校の先生が部活動の活動指導者、いいんだったら、今どのような研修を行っているのかというのと、指導ガイドラインの作成がどうなっているかというのを、同じ項目ですので、6、7、8と、大変でしょうけどまとめてお聞きをいたします。 703 ◆教育長(生田弘幸) 議長、教育長。 704 ◆議長(沓名 宏) 教育長。 705 ◆教育長(生田弘幸) まず、部活動指導員の配置ということですが、現在碧南市においては、この国からの事業の配置は行っておりません。技術指導だけでなく、保護者への連絡や生徒指導にかかわる対応、事故が発生した場合の現場対応も職務となる部活動指導員には、生徒指導上、安全管理上の課題に対応できる人材を配置しなければならず、慎重に対応していきたいと考えております。もちろん、碧南市独自のやり方で今、計画はしております。  現在碧南市では、中学校部活動外部講師委嘱事業を実施しており、各部活動の技術指導のサポートや顧問へのアドバイスがいただける仕組みが確立されております。そこで、本事業の適正な運用を重視していきたいとも考えております。  次に、研修会の開催ですが、毎年度運動部活動指導者研修会が県教委主催で開催されています。本研修会には、指導経験の浅い部活動顧問が参加して、指導方法を研修しています。加えて、外部講師と部活動を実施する中で、顧問は外部講師より専門的な指導方法を学ぶことができます。  運動部活動指導の研修には、このような各種目に応じた専門的な技術指導の研修も必要ですが、生徒一人一人の個性や人間関係の把握をする力、保護者への細やかな対応力なども指導者に求められます。その点に関して、顧問である教員は、日々教育活動である学級経営や保護者対応を通してそのような資質を高めております。  次に、ガイドラインの作成については、平成30年3月、スポーツ庁より運動部活動のあり方に関する総合的なガイドラインが出され、体制整備や適切な休養日、環境の整備、大会等の見直しについての方向性が示されました。  本ガイドラインを踏まえて、県から間もなく運動部活動のあり方に関する方針が出される予定であると聞いています。県の方針が出された際には、その方針にのっとり、本市の方針についても検討してまいりたいと考えております。  以上です。 706 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 707 ◆議長(沓名 宏) 4番。 708 ◆4番(加藤厚雄) 若干、部活動指導員の計画はあるけれども、国のガイドラインが出て、そのうち県から出れば、そうしないことには、やっぱり事故が起きた場合の責任がどうなるのかというガイドラインがはっきりしないと厳しいかなというふうですけれども、これは多忙化解消に向けてやる価値があるのかないのか、またガイドラインが県のほうから来たら検討してほしいかなと。  あと、(9)、これ、専門スタッフの今の配置の状況と推進を聞くんですけれども、これの配置が多くなれば多忙化解消になるのかならないのかということで、これ、ア、イ、ウ、エ、オ、カも書いてありますけど、カは今、聞きましたので、アのスクールカウンセラーとソーシャルワーカーと語学相談員と外国人生徒等の支援員とキャリア教育コーディネーターを一括してどんと聞きますので、よろしくお願いします。 709 ◆教育長(生田弘幸) 議長、教育長。 710 ◆議長(沓名 宏) 教育長。 711 ◆教育長(生田弘幸) まずはスクールカウンセラーですが、全ての中学校に県費で配置されております。新川中、中央中、西端中の3校は、小中連携校として、学区の小学校にも同じスクールカウンセラーが訪問しています。  また、県費配置のスクールカウンセラーとして、鷲塚小を拠点として、日進、棚尾、大浜の3小学校にも訪問しています。  加えて、市費措置で全小学校にスクールカウンセラーを配置しております。年間115時間ということですが。  スクールカウンセラーへの需要は高く、学校によっては予約が1ヵ月先までいっぱいというケースもあり、充実の必要性を感じております。  スクールソーシャルワーカーですが、県内では18市町村に導入されているということですが、現在のところ碧南市ではスクールソーシャルワーカーの導入はしておりません。碧南市には、福祉課、こども課、健康課等においてさまざまなセーフティーネットが構築されており、現在の時点ではスクールソーシャルワーカーの役割を十分に果たしていると認識しています。今のところ導入の予定はありませんが、今後とも国、県等の動向は注視してまいります。  次に、語学相談員でありますが、県の語学相談員が希望を出した学校を訪問しています。対応言語はポルトガル、スペイン語、フィリピノ語です。他市町村との絡みもあり、学校からの希望訪問回数に達していませんが、相談員が訪問し、文書翻訳や日本語指導補助をしています。  また、市として、相談員、外国人の児童生徒の協力者を6名お願いしております。対応言語はポルトガル語、スペイン語、インドネシア語、中国語です。フィリピノ語の方がほしいのですが、なかなか見つかっていないので、片言の日本語と英語での対応となっています。  次に、外国人生徒支援員ということでありますが、外国人生徒支援員としての配置ではありませんが、日本語初期指導教室を実施しています。NPO法人に委託し、指導員2名、補助員8名で、学期ごとに240時間のプログラムで、日本語能力が不十分な児童生徒の指導を行っています。今年度1学期は、新川学区と棚尾学区で開催しています。  次に、キャリア教育コーディネーター、配置は考えておりません。  キャリア教育については、中学校での職場体験を軸に、将来への職業観を育成しています。早い時期からのキャリア教育の必要性が叫ばれていることから、小学校においても、教科学習に地域講師からのお話などを取り入れながらキャリア教育を進めております。  そして、キャリア教育コーディネーターは高等学校においての導入が中心だと聞いておりますので、今後の動向を見ていきたいというふうにも考えております。  以上であります。 712 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 713 ◆議長(沓名 宏) 4番。 714 ◆4番(加藤厚雄) この配置現状を聞く前に、ちょっと1点押さえておかなくちゃいけないのが、語学相談員と外国人生徒の支援員を聞く前に、外国というか、日本語が上手にしゃべれない児童、小中学校で何人おるかを聞かないと、足らんか足りるかわからんもんで、急に聞いても困るというのもありましょうですけれども、私のほうだと300人ぐらいと聞いていますけど、それでいいでしょうか、返事だけ。 715 ◆教育長(生田弘幸) 議長、教育長。 716 ◆議長(沓名 宏) 教育長。 717 ◆教育長(生田弘幸) そのとおりであります。 718 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 719 ◆議長(沓名 宏) 4番。 720 ◆4番(加藤厚雄) 私の記憶が正しくてほっとしました。違っておったらどうしようかなと思いました。  だから、その人がポルトガル語かスペイン語かインドか中国かということは聞きませんけれども、今、きょう1から9まで言わせてもらいましたけれども、本当にこの中で県費から出る部分もあれば、市長、市で負担しなくちゃいけない部分もありますので、1から9までのうち、何を推進して強化をすれば、教員の多忙化解消につながるというふうに思っているのか、これ、全部やったところで、所詮は教員の確保とか、ここに載っておる項目じゃないと。  また、たまたま成人式に参加させてもらうと、過去の映像が出てきますけど、やはり思い出が授業風景は1個もないんだわね。行事とか運動会とか文化祭とか修学旅行とかね。となると、教員がやはりそういったところに携わらないと、本当の人間教育というところに情熱と力をつぎ込まれなくなるのか、私も学校で勉強した記憶を思い出すことはないですもんね。運動会とか文化祭への思い出は残っていますけど、勉強したという記憶はほとんど出てきませんので、そういったことからいうと、それを取り上げるというのがいいのか悪いのかという部分もありますけれども、教育長として、がしかし、やらないと、考えていかないと、教職員の多忙化解消の希望というのは、大体希望そのものはつくるものであり、生み出すものだもんで、待っておったって、これは県とか市がやってくれるというものじゃないですので、市の財源でこれ、やったほうがいいんじゃないかなというようなことがあれば、教育長の考えも聞きたいし、ないならないというふうにおっしゃっていただければよろしいんじゃないかと思いますけど。 721 ◆教育長(生田弘幸) 議長、教育長。 722 ◆議長(沓名 宏) 教育長。 723 ◆教育長(生田弘幸) 多忙化の解消に向けていろんな取り組みをしっかりしているんですけど、私が本当心配しているのは、教育力が低下すること。何でも削ったら、それじゃ、削っておいて果たして今よりも上がるなんていう虫のいい話はきっとないと思うんです。だからこそ、そこを何とかしていかなければならない。  例えば、部活動1つとると、これは今まで、それじゃ、間違ったことをやっておったのかと、教師は。そういうことではないと思うんです。必要であったと思うし、健全育成には欠かせないものだと今でも思っています。そして、朝をなくすことについても、私は苦渋の決断をしました。価値は今でも認めています。  しかしながら、やはりこれをクリアするには、そうしたことをしなければならない。しかし、教育力を落としたくないということで、今、本当に真剣になって考えながら、いろんな団体と、まだ明確ではありませんので言えませんが、タイアップして、ここのところを何とか今までぐらいのレベルには持っていきたいということで考えております。  以上です。 724 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 725 ◆議長(沓名 宏) 4番。 726 ◆4番(加藤厚雄) だから、今言ったように、ここの1から9までのやつは、さほどこれ、やったところで解消にはならないということなのか、私が一応思いつく範囲でこれ、全部出したんだけど、余り関係ないよということなのか、市長にもっと金が要らんと言うのか要ると言っているのかよくわからんのだけど、もう一遍ちょっと答弁を。 727 ◆教育長(生田弘幸) 議長、教育長。 728 ◆議長(沓名 宏) 教育長。 729 ◆教育長(生田弘幸) これ、大事なことを書いていただきまして、本当に多忙化に取り組む全てを書いていただいたというふうに認識しております。  お金については、当然いろんなことをやるのに無料でやれることは少ないですが、無料でやることもやりますが、ある程度部活動の支援には少しお金が要るかなというようなことを考えております。  以上です。 730 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 731 ◆議長(沓名 宏) 4番。 732 ◆4番(加藤厚雄) 若干、少しお金が要るということですので、私も少しというのが100万円なのか1億円なのか全然わからんけど、少しというのはよくわからないね。1億円は少しっちゃ少しだし、多いっちゃ多いですので。若干、少し要るというふうですので、しっかりと多忙化解消に向けて、だけど、所詮は教員の先ほど言った教育力だとか情熱だとか力というものが教育には欠かせないものだなというのと、私も教員、学校の先生に授業を教えてもらった記憶というのはない。1個だけあって、宿題を出さない先生がおった。あの人はいい先生だったというふうに思いますけれども、そういったふうにして、しっかりと教員多忙化に向けてのさらなる努力を要望いたしまして、私の質問を終了いたします。  以上です。 733 ◆議長(沓名 宏) 以上で、加藤厚雄議員の一般質問を終わります。  これにて本日の一般質問を終結いたします。 ───────────────────・・─────────────────── 734 ◆議長(沓名 宏) 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。  再開は明15日午前10時であります。  本日は、これにて散会いたします。                            (午後 4時 15分 散会) ───────────────────○────────────────────  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。    平成30年6月14日                   碧南市議会                     議 長  沓 名   宏                     議 員  大 竹 敦 子                     議 員  石 川 輝 彦 Copyright © Hekinan City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...