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  1. 碧南市議会 2015-09-10
    2015-09-10 平成27年福祉文教部会 本文


    取得元: 碧南市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    2015-09-10 : 平成27年福祉文教部会 本文 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                            (午前 10時 33分 開会) ◆部会長(新美交陽) ただいまから、福祉文教部会を開会いたします。  本日の協議事項は、配付してあります通知書のとおりであります。 ───────────────────・・─────────────────── 2 ◆部会長(新美交陽) 協議事項(1)「碧南市教育大綱の策定について(報告)」を議題といたします。  本件について、説明を求めます。 3 ◆庶務課長(三島 翁) 部会長、庶務課長。 4 ◆部会長(新美交陽) 庶務課長。 5 ◆庶務課長(三島 翁) ただいま議題となりました協議事項(1)「碧南市教育大綱の策定について(報告)」を参考資料1により御説明いたします。  1、策定の趣旨ですが、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第1条の3第1項において、地方公共団体の長は、当該地方公共団体の教育、学術及び文化の振興に関する総合的な施策の大綱を定めるものとされたため、碧南市教育大綱を策定するものです。  2、大綱の期間ですが、平成28年度から平成32年度までの5年間としております。  3、大綱の策定経過ですが、碧南市総合教育会議を開催しております。  (1)会議の概要ですが、市長及び教育委員会で組織され、平成27年8月までに2回開催し、大綱について協議しました。  (2)開催経過ですが、第1回、平成27年6月23日火曜日、第2回、平成27年8月20日木曜日に開催しました。  4、大綱案につきましては参考資料2のとおりですが、後ほど御説明させていただきます。  5、今後の日程ですが、(1)パブリックコメントの実施としまして、平成27年9月16日水曜日から10月15日木曜日まで行い、パブリックコメントの結果を踏まえ、(2)第3回碧南市総合教育会議を平成27年11月17日火曜日に開催し、碧南市教育大綱とする予定でございます。その後、(3)大綱の公表としまして、平成27年11月下旬に公表していく予定でございます。  それでは、大綱案につきまして御説明させていただきます。  参考資料2、碧南市教育大綱(案)をごらんください。  1ページをお願いいたします。  はじめにの2、大綱の策定に当たっての考え方ですが、本市における教育に関する目標や施策の根本となる方針については、第5次碧南市総合計画、計画期間、平成22年度から平成32年度に掲げております。
     したがいまして、総合計画の基本構想の施策の大綱及び基本計画の主要施策の方向の教育文化分野を本市の教育大綱と位置づけたいというものです。  ただし、総合計画を策定して5年が経過しているため、この間の子ども・子育て支援新制度やいじめ防止対策推進法の施行、スポーツ推進計画の策定などを踏まえて、主要施策の方向について必要な見直しを行ったものであります。  3、大綱の期間ですが、先ほど御説明したとおりで、平成28年度から総合計画の目標年度であります平成32年度までの5年間とするもので、ただし、本市の教育を取り巻く状況に応じて、期間の途中においても見直しを行うものでございます。  2ページ以降が大綱の内容となっておりますが、総合計画から見直した点につきまして、参考資料3により御説明いたします。  参考資料3、碧南市教育大綱(案)抜粋、第5次碧南市総合計画との対照表の1ページをごらんください。  表の左側が大綱案、右側が総合計画となっております。大綱案のほうには、総合計画から見直した箇所に下線表示をしております。  1ページ、上から3行目の目標、5行目の基本的方向ですが、総合計画の施策の大綱の教育文化分野の人を育み活かす創造のまちづくりの部分としております。その中で一部見直した点としまして、同じページの中ほどのスポーツの「振興」を「推進」、その2行下、ヘキスポスタッフの「25周年」を「30周年」に改めました。  次に、3ページをごらんください。  主要施策の方向の中で見直した点について御説明いたします。  第1節、人を育み活かすまちづくり、1、信頼と安心のある幼児教育の推進では、2)子育て支援機能の充実の2行目になりますが、「家庭での教育力の向上のため」を加え、その2行下になりますが、「幼稚園ではすべての園で預かり保育を実施しており、子供の見守りと未就園児の親子に対する遊びの場を提供しながら、教育活動を通じて子育て中の親子の交流や質の高い幼児期の総合的な教育支援を実施するなど、子どもを育てる環境の整備に努めます。」としております。  また、3)幼児教育体制の整備では、「保護者のニーズに応じた教育施設、保育施設が選択できる体制を整備します。平成27年4月より施行した「碧南市子ども・子育て支援事業計画」に基づき、幼児教育から学校教育への円滑な移行を図るため、小学校と連携し、幼児教育の資質向上に努めます。」としております。  4ページをごらんください。  2、生きる力を育む義務教育の充実の項目ですが、5ページをお願いいたします。  3)いじめ防止に向けた取り組みを新たに加えました。  「「碧南市いじめ防止基本方針」に基づき、教育委員会、学校、家庭、地域、その他の関係機関と連携して、「いじめをしない、させない、見逃さない」ための組織的な取り組みを積極的に展開します。また、いじめの防止等のための対策を推進するため、関係機関等の連携強化やいじめ防止に関する措置を実効的に行うための組織を整備します。そして、子どもたち一人一人が大切にされているという実感をもつとともに、互いに認め合える人間関係をつくり、集団の一員としての自覚と自信を身に付けることができる学校づくり、まちづくりに努めます。」。  また、5)の学校施設の整備・充実では、安全、「良好な教育環境」の確保に向け、学校施設の「老朽化対策」を推進します。また、「学校内のICT環境の充実」に努めますという表現に改めております。  同じページの最下段、3、生涯学習を通じて学び続ける学習環境の充実の項目になりますが、6ページになりますが、1行目の1)生涯学習推進体制の強化ですが、総合計画に記載の生涯学習推進計画の改定は平成24年度からの計画に改定済みですので、大綱では削除しました。  同じページの4、多くの市民が参加するスポーツの振興では、1)スポーツ「推進」体制の強化としまして、「平成27年3月に策定した「スポーツ推進計画」に基づき」としております。  7ページをお願いいたします。  3)スポーツ施設の整備と利活用では、「市民が公平かつ優先的に利用できるように、既存の公共施設予約システムを有効に活用します」とし、その2行下になりますが、「市民から要望の多いウォーキングジョギングコースの整備について、手軽に安全にウォーキングができるよう、既存施設の有効活用も視野に入れながら検討を進めます」としております。  5、青少年の健全育成環境の充実の項目ですが、8ページになりますが、上から2行目、「携帯電話やスマートフォン等」という表現にしました。  9ページをごらんください。  第2節、地域文化を守りみんなが誇れるまちづくり。  1、芸術文化の振興では、2)自主運営事業の充実の5行目になりますが、「作品の充実」を「作品の収集・保存」としております。  10ページをごらんください。  2、文化財の保護と活用では変更はしておりません。  11ページをごらんください。  3、活用される学術資源の充実では、1)利用者に応じたサービスの提供の中で、「碧南の図書館友の会」に改めております。  3)博物館活動の充実では、藤井達吉現代美術館総合計画策定後の平成27年10月に博物館登録されたことを踏まえ、海浜水族館、青少年海の科学館と藤井達吉現代美術館を併記する形としました。  最下段になりますが、「藤井達吉現代美術館においては、当地出身で日本近代工芸の先駆者のひとりであった藤井達吉の顕彰、こどもたちを始め幅広い世代へ向けた教育普及事業まちづくりの拠点施設としての役割という柱のもと、美術に関わる情報を発信し、生活の豊かさや心のゆとりをもたらす美術館となるように努めます。」としました。  最後に、4)施設の整備では、海浜水族館の「リニューアル計画を推進します。」としております。  以上で碧南市教育大綱の策定についての説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 6 ◆部会長(新美交陽) 説明が終わりました。  これより質疑に入ります。 7 ◆部会員(長田知久) 部会長。 8 ◆部会長(新美交陽) 長田部会員。 9 ◆部会員(長田知久) 第2回の総合教育会議において、いじめのところだったと思うんですけれども、杉浦健次委員といった何人かの委員さんが、大綱においてちょっとここは違うんじゃないかというような意見があったと思うんですけれども、変更するべきだとかいろんな意見があったと思うんですけれども、その辺の意見がどのように反映されたのか。傍聴のときにいただいた資料は回収されてしまって明確な変更がわからないので、その意見を踏まえて変更があったかないかと、また、あれば具体的にどのように変えられたのかの御説明をお願いします。 10 ◆学校教育課長(川隅義孝) 部会長、学校教育課長。 11 ◆部会長(新美交陽) 学校教育課長。 12 ◆学校教育課長(川隅義孝) ただいま御意見をいただきましたことにつきまして、いじめ防止に向けた取り組みの項目の中に新たに文章をつけ加えました。  特に、大綱の6ページでございます。一番下の行のところでございますが、また以下の文でありますが、「いじめ防止等のための対策を推進するため、関係機関等の連携強化やいじめ防止に関する措置を実効的に行うための組織を整備します。」ということで、今回の碧南市いじめ防止基本方針に沿って、新たにつくられた組織づくりのことを記入させていただきました。 13 ◆こども課長(山田昌宏) 部会長、こども課長。 14 ◆部会長(新美交陽) こども課長。 15 ◆こども課長(山田昌宏) こども課につきましては、委員の皆様から、教育委員会からこども課に組織が移って、どういったことをこども課としてこちらに考えておるのかとか、そういうことがありました。  内容がこども課ということもあって、幼稚園と保育園がともに組織として成っているということもあって、教育委員会にあったときの幼稚園という形ではなく、こども課の保育園と一緒というような枠組みの中での記載ということもあって、少し内容的に幼稚園の部分が保育園にも影響して読み取りにくいという御意見があったものですから、最初のところに家庭での教育力の向上ですとか、もう少し内容的に教育という部分を前面に出すような形で、わかりやすいような形でつくり変えさせていただいたということと、3)の幼児教育の体制というところにおきましては、やはりこちらにつきましては、子ども・子育て支援計画の中で言っておる内容でもって、保育園、幼稚園、そういったものを保護者に選んでいただけるような、というような意味合いを含めまして変更させていただいたということでございます。  以上です。 16 ◆部会長(新美交陽) ほかに。 17 ◆部会員(長田知久) 部会長。 18 ◆部会長(新美交陽) 長田部会員。 19 ◆部会員(長田知久) 今、言われた大きく2点の意見の変更というのは確かにそのとおりだなということであると思うんですけれども、今の最後は加藤委員だったかな、それぞれの委員の意見を反映した結果というのは、メンバーには確認はしっかりとれているんでしょうかね。 20 ◆庶務課長(三島 翁) 部会長、庶務課長。 21 ◆部会長(新美交陽) 庶務課長。 22 ◆庶務課長(三島 翁) 第2回の総合教育会議でいただいた意見につきましては、部会への報告、あるいはパブリックコメントの計画の日程の都合上、その会議の場で、修正点については事務局のほうへお任せいただくということで確認をいただいております。  ただ、発言された委員の方には、定例の教育委員会、そういった場で修正点については御説明していきたいというふうに考えております。 23 ◆部会長(新美交陽) ほかに。 24 ◆部会員(山口春美) 部会長。 25 ◆部会長(新美交陽) 山口部会員。 26 ◆部会員(山口春美) このはじめにというところで書いてあるように、まさに政治的中立でなければならない教育に市長が一緒になってこの大綱をつくるという点では、基本的にはよからぬ方向になっているというふうに指摘せざるを得ないものであります。  それで、いろいろ私がインターネットで見たら、伊丹市がことしの6月につくっておられるんですが、このかいわいでは9月議会に一斉に出ているんですか。 27 ◆庶務課長(三島 翁) 部会長、庶務課長。 28 ◆部会長(新美交陽) 庶務課長。 29 ◆庶務課長(三島 翁) この教育大綱の策定につきましては、近隣市の状況の中では、今年度中に策定するというような状況は伺っておりますけれども、具体的なスケジュールと、また議会への報告の仕方については、各市それぞれのやり方でやっておるようですので、詳細については把握しておりませんので、よろしくお願いします。 30 ◆部会員(山口春美) 部会長。 31 ◆部会長(新美交陽) 山口部会員。 32 ◆部会員(山口春美) 割と近隣では先行しているというふうになるんですかね。そうだということで、中身について、大体総合計画を踏襲するような中身で余り変わらないんですが、唯一総合計画で目こぼししていた総合教育センターというのが改めて盛り込まれて、どんなものをイメージして、また、ここにずーっと、5年間忘れられていたと思うんだけど、急にもこもこと出てきたんだけど、どういうものを想定して、どのぐらいの規模で、フリースクールも取り込んで、教育委員会はそこに全部行っちゃうんですか。どういうものをイメージして、大体総合計画の中に書かれて、これがこっちへ移動したのに、再度同じものを想像して書かれているのか。イメージを全く持てないので教えてください。 33 ◆庶務課長(三島 翁) 部会長、庶務課長。 34 ◆部会長(新美交陽) 庶務課長。 35 ◆庶務課長(三島 翁) 参考資料2の6ページ、1)教育内容や環境の充実の欄の下のほうの教育相談室を整備し、適応指導教室の併設及び教員の研修のための総合教育センターの設置のところの御質問かと思いますけれども、現在、教育相談室については市役所の庁舎の中にございます。  また、一方、フリースクールについては臨海体育館のほうで実施しておりまして、場所が離れているよりも同じ場所でやったほうがより効果的に実施できるのではないかというような考え方もあります。  また、教員の研修のための部屋についても、市役所の部屋ですとか、会議室ですとか、そういったところを使っているんですが、なかなか使いにくい、あいていないときもあって使いにくいというようなこともあって、そういったものを一体化した施設があったほうがより活動しやすいというところからの記載でございます。  ただ、これについては、施設というハードの部分が大きいところもありますので、今後、市の公共施設のあり方を検討していく中で、こういったことも含めて検討していく必要があるのかなというふうに考えております。 36 ◆部会員(山口春美) 部会長。 37 ◆部会長(新美交陽) 山口部会員。 38 ◆部会員(山口春美) まさしくハードの部分も、私たちが受け持っているのは教育施設の充実だと思うので、ハードの部分も必要なんですが、近隣ではどこにあって、現場からいつも前回の総合計画をつくるときもつくってほしい、つくってほしいというのがあったんですかね。ふだんはしーんとして何にもそんな要望なんかないように思うんだけど、具体的に場所とか、今後考えるというけど、公民館を廃止して、そこを、公民館ぐらいのところを教育センターといえば事済むようなレベルなのか、どこに、まず近隣市にあって、一度見させてもらいに行きたいなと思うんだけど。  設置義務はないのね。設置義務はない。一定規模以上だったら持つとか、そういうものはないのね。 39 ◆庶務課長(三島 翁) 部会長、庶務課長。 40 ◆部会長(新美交陽) 庶務課長。 41 ◆庶務課長(三島 翁) 申しわけありません。近隣市の状況、例えば安城市とか刈谷市とかでは、そういったセンターの名前を聞いてはおりますけれども、詳しいこと、また設置義務については、現在のところちょっと把握しておりませんので、よろしくお願いします。 42 ◆部会員(山口春美) 部会長。 43 ◆部会長(新美交陽) 山口部会員。 44 ◆部会員(山口春美) そんな不確かなものを何でまたここへ、捨てられておったものをここへ拾ってきてくっつけたの。誰が発案したんですか。教育長じゃないの。市長?市長が載っけたからこっちへ載せなさいと。 45 ◆教育部長(鈴木重幸) 部会長、教育部長。 46 ◆部会長(新美交陽) 教育部長。 47 ◆教育部長(鈴木重幸) 参考資料3の対照表がございますが、そこにありますように、現在の総合計画の中にも教育センターというのがうたってあるわけですので、あえてここで新たに出したということではございませんので、お願いいたします。 48 ◆部会員(山口春美) 部会長。 49 ◆部会長(新美交陽) 山口部会員。 50 ◆部会員(山口春美) 何か欲しいと言うもんで書いただけだと言われたんだけど、そんな法的根拠も、近隣市でどういうものがあってこういう点ですごいすばらしいとかいうのも説得力ないですよね、きょうの答弁では。何で拾ってきちゃったのか知らんけど、今から廃止しようという国の大号令のもとで今、計画づくりが始まっている中で。 51 ◆部会長(新美交陽) 質問、それ。 52 ◆部会員(山口春美) そんな程度で納得できないわ、そんな答弁。 53 ◆庶務課長(三島 翁) 部会長、庶務課長。 54 ◆部会長(新美交陽) 庶務課長。 55 ◆庶務課長(三島 翁) 総合教育センターという機能、教員が研修しやすい、部屋が確保しやすい、あるいは教育相談からフリースクールにつながるそういう対応がしやすいと、そういうものから求めるものとして、そういうものが一緒になった施設が教育現場のほうからは望ましいと、そういった考え方のもと、それを実現できるような形で検討していきたいというものと捉えております。 56 ◆部会員(山口春美) 部会長。 57 ◆部会長(新美交陽) 山口部会員。 58 ◆部会員(山口春美) 策定委員さんというのがみえたわけですよね。何人か聞いて、その方の中で教員関係者だとか、総合教育センターというのを特に熱望される方というのが誰かいないとここには入らないと思うんだけど、何人ぐらいでつくられたの。 59 ◆庶務課長(三島 翁) 部会長、庶務課長。 60 ◆部会長(新美交陽) 庶務課長。 61 ◆庶務課長(三島 翁) 今回の教育大綱につきましては、基本的には第5次碧南市総合計画と位置づけるというものでございますので、この部分の記載については、平成21年度当時、総合計画が策定されたときの委員さん等を中心に協議された内容というふうに認識しております。 62 ◆部会員(山口春美) 部会長。 63 ◆部会長(新美交陽) 山口部会員
    64 ◆部会員(山口春美) 策定委員は何人よ、だから、こいつの。何人でつくったの。大綱そのものは何人でつくったの。市民も参加しているのか、2回ぐらいやられたと言われたよね。何人でつくられたの。 65 ◆庶務課長(三島 翁) 部会長、庶務課長。 66 ◆部会長(新美交陽) 庶務課長。 67 ◆庶務課長(三島 翁) 教育大綱の策定につきましては、法律で市長と教育委員会で協議して策定するということになっております。その協議する場が碧南市総合教育会議という場で、市長、教育委員会で2回にわたって協議していただいた内容でございます。      (「6名ということ」という者あり) 68 ◆庶務課長(三島 翁) 市長と教育委員会5人で6名でございます。 69 ◆部会員(山口春美) 部会長。 70 ◆部会長(新美交陽) 山口部会員。 71 ◆部会員(山口春美) 教育委員会って、いつも一般質問でどういうことが取り上げられてこういうふうに答弁しますということで確認をとってみえるようですが、私、何度も言っているけど、少人数学級のことでも、少人数授業にこだわっている教育長に対して、もう時代おくれだと。今、全国的にも10の都道府県で小学校、中学校全学年の少人数授業をやっているし、西三河の中でも安城、豊田、知立がやって、知立なんかはもう6年生まで全部やってしまおうという勢いですよね、まだ。なっているんだけど、いつまでもそれは入ってこないと。それから、クーラーの普通教室への実施も今回もまた知らんと言っているけど……。 72 ◆部会長(新美交陽) 質問は大綱にひとつ関してやってください。 73 ◆部会員(山口春美) 違う、違う。こんなハードの総合教育センターが法的根拠もないし、誰が熱望しているのかわからない。右から左へ横並びにやって、議会の中で切望しているエレベーターの設置だとか、そういうものについては全く触れていないということは全然不備だと思いますよ。何を聞いて一般質問の報告をし、回答の許可も得てやってみえるんですか。そういうのに心を動かされないの、皆さん。冷たい教育委員ばっかだね。違いますか。 74 ◆部会長(新美交陽) 山口部会員、質問を明確にひとつよろしくお願いします。 75 ◆部会員(山口春美) 何でクーラーだとかエレベーターだとか、そういうハードの部分、少人数学級だとかそういうものをあえて却下しちゃっているの。 76 ◆庶務課長(三島 翁) 部会長、庶務課長。 77 ◆部会長(新美交陽) 庶務課長。 78 ◆庶務課長(三島 翁) この教育大綱については、あくまで教育の根本的な方針という部分の記載でございますので、例えばクーラー等については、5)の学校施設の整備・充実の中で、例えば良好な教育環境の確保、こういった表現の中に、例えば今後求められる施設の整備というものに大きく含まれてくるというものと考えております。 79 ◆部会員(山口春美) 部会長。 80 ◆部会長(新美交陽) 山口部会員。 81 ◆部会員(山口春美) 6ページのさっきの総合教育センターの上のところで、図書館司書の配置や蔵書の充実に努めるということは、もう残り4人の中学校司書を設置して、全小中学校に設置するということもここの文章の中に内緒で詰め込んであるということですか、さっき言ったみたいに。お答えください。どっちの方向よ。とまっているのか、前へ進むのか、後退するのか。      (「大綱で教えてくださいよ」という者あり) 82 ◆部会員(山口春美) 大綱だよ。大綱の中の6ページのところに書いてある。図書館司書の配置や蔵書の充実に努めるということは、今も充実しているからこのまんまということなのか、前に一歩でも二歩でも進むのか、どっちなんですか。 83 ◆学校教育課長(川隅義孝) 部会長、学校教育課長。 84 ◆部会長(新美交陽) 学校教育課長。 85 ◆学校教育課長(川隅義孝) ただいまの図書館司書配置、また、蔵書の件につきましては、小学校も中学校もともに各学校の実情、また、要望等を考慮しながら、改善に努めていくというようなことで、この中で、また今後よりよいものにしていきたいというふうに考えております。 86 ◆部会員(山口春美) 部会長。 87 ◆部会長(新美交陽) 山口部会員。 88 ◆部会員(山口春美) 平成26年には学校長の要求内容に全中学校の図書館司書設置というのが書いてあったので、ぜひその方向で進めていただきたいと思います。  さっき言った伊丹のほうには、ここはまだ完全給食が中学校でやられていないので中学校の完全給食だとか、通学路に対する安全・安心見守りカメラの設置とか、極めて具体的に書いてあるので、やっぱり6人の人たちが勝手に決めたみたいなので、総合計画からずりっとこっちへずれ込んだだけというところになっているので、やっぱりそういう具体的な、子供たちや教師の方や現場の声が、親の声も含めて反映されるような方向でやっていただきたいと思いますが、具体的にこの文書だけで終わって、推進計画の列記したものだとか、そういうものは持たないんですか、1年、2年、長期、短期、中期とか、そういうものは。これだけで進めるんですか。 89 ◆庶務課長(三島 翁) 部会長、庶務課長。 90 ◆部会長(新美交陽) 庶務課長。 91 ◆庶務課長(三島 翁) こちらは大綱ということで、いわゆる総合計画という位置づけで考えておりますので、その中で毎年実施計画が、3年ごとのローリングプランで見直しておりますが、そういったところで具体的に検討していくものと考えております。 92 ◆部会員(山口春美) 部会長。 93 ◆部会長(新美交陽) 山口部会員。 94 ◆部会員(山口春美) 私は、本来ならば、この枕言葉の中に、国際的な水準で子どもの権利条約なんかについて、日本の国は批准したのに実施がされていないということが国際的な批判で何度も勧告が来ているんですが、そういった背景だとか、来年から参議院選挙で18歳から投票権になるので、中学3年生は3年後には主権者になるわけです。だから、主権者としてのそういう位置づけを育んでいくことだとか、そういうことだったから、さっき言ったように、具体的に現場で出ている少人数学級だとか、クーラーの普通教室への設置、あるいはバリアフリーを人に優しいまちづくりの先頭を切って公共施設がやっていくべきなので、エレベーターの設置なんかも具体的な計画を、年次を追ってきちっと明確にしたものをやっぱり添付して、本当にやる気があるならね。仕方ないでここへ書いたということじゃなくて、本気にやる気があるならやっぱりきちっと、5年間の年度計画というのも実計で任せずに出していただきたい。これは市長というよりも教育長が予算獲得という意思を私たちに表明していただく意味でもそういうものが必要じゃないかと。それでないと進まないと思います。 95 ◆部会長(新美交陽) 要望ですね。  ほかはよろしいですか。 96 ◆部会員(大竹敦子) 部会長。 97 ◆部会長(新美交陽) 大竹部会員。 98 ◆部会員(大竹敦子) 総合計画、10年間のものを今回中間ということと、見直しを新たにされたということで大変期待をしておりますが、5年たっている状況の中で、例えば資料の2の大綱の4ページで幼児教育・保育内容の充実ということで、4行目のところに幼・保・小の連携を強化しということで、どういうふうな考え方を持ってみえるかわからないんですけど、例えばこれも5年前から進めているわけで、今、10年後を目指したときにどの程度、例えばこの件に関して、幼・保・小の連携ということを考えると、どの程度進行している状況なのかというのは教えていただけませんか。 99 ◆こども課長(山田昌宏) 部会長、こども課長。 100 ◆部会長(新美交陽) こども課長。 101 ◆こども課長(山田昌宏) 幼・保・小の連携ということなんですが、今、5歳児の子が小学校へ上がるときに1日の体験入学をやったりですとか、先生同士、入学後の子供の情報交換を行ったりだとか、そういうことを行いながら、幼稚園、保育園の子が学校に上がった後も含めまして、うまく生活に溶け込んでいくような連携を今図っておるところでございます。  今後、またいろんな国の制度、市の制度の変更の中でいろいろなかかわり合いを持てて、より子供が学校に早くなじめるような交流等が図られればいいなというふうには思っておるところでございます。  以上です。 102 ◆部会員(大竹敦子) 部会長。 103 ◆部会長(新美交陽) 大竹部会員。 104 ◆部会員(大竹敦子) わかりました。お願いいたします。  やはりこれ、どっちかというと抽象的な言葉だと思うので、ちょっと聞きたいと思うんですけれども、やっぱりそれを推進していくことがこの大綱の役目であるし、大事な部分だと思いますので、次の2)の子育て支援機能の充実ということで、2行目の家庭での教育力の向上のための子育て講座というものとか、子育ての相談の充実に努めるというふうにあるんですけれども、先回も市役所で行われたお話の中で、名前は忘れちゃったんですけれども、子育てにおいてアイフォンを使って子守歌をやったりとかという、そういう今の若い方たちの子育てに対して、やはり子育てのあるべき姿みたいなものの講座だとか、そういう話というのはもっとどんどんやっていただきたいなというふうに思っているので、こういう言葉が載っている以上、今後どんな計画で進めていくおつもりがあるのか聞かせていただけたらと思うんですが。 105 ◆こども課長(山田昌宏) 部会長、こども課長。 106 ◆部会長(新美交陽) こども課長。 107 ◆こども課長(山田昌宏) 今、幼稚園、保育園でもこういった子育て講座等をやって、ちょっと今資料がすぐに確認できなくて申しわけないんですが、年に何回、たしか11回、12回ぐらい、各保育園、幼稚園等でも行っていると記憶しています。  ただ、こういったものをもし拡大していけるならしていきたいということもありますし、あと、今、メール配信もやっております、子育ての関係の。そういったものも回数がふえていっておったり、登録者数がふえていったりしておりますので、そういったものを利用する中で、家庭でも子育てにしっかりやれるような体制をしっかりつくっていけたらなというふうに思っております。  以上です。 108 ◆福祉こども部長(奥谷直人) 部会長、福祉こども部長。 109 ◆部会長(新美交陽) 福祉こども部長。 110 ◆福祉こども部長(奥谷直人) 今、御意見いただいたところにつきましては、この大綱につきましては、幼稚園の子育て支援機能をどうしていくかということをまずここに書かせていただいておる中で、今のこども課長のほうからお話しさせていただいた部分として幼稚園の子育て機能、これをいかにこういったところで地域の子育てを応援していくかということですが、全体といたしましては、子ども・子育て支援事業計画を作成した中で、地域の全ての子供さんのほうのそういった体制をとるということですので、幼稚園に限らず、全体の、児童センター、また、ここるっくだとか、ららくるだとかという拠点施設も充分機能と連携をとりながらやっていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。 111 ◆部会員(長田知久) 部会長。 112 ◆部会長(新美交陽) 長田部会員。 113 ◆部会員(長田知久) 作成に当たってのことを聞きたいんですけれども、今回は総合計画の教育とリンクする部分においてそこを持ってきたという形だったんですけれども、今回32年で終了ということで、総合計画の終了と一緒の時期なので、次回からというか、この教育大綱、32年ということなので、次の計画においてはどのような形が正しいということをちょっと聞きたいんですけれども、総合計画の教育部分を持ってくるのか、それとも総合計画からは教育に関するものは大綱として位置づけるということで別枠にするのか、どんな方法なのかをお聞きしたいんですけれども、お考えがありますでしょうか。 114 ◆庶務課長(三島 翁) 部会長、庶務課長。 115 ◆部会長(新美交陽) 庶務課長。 116 ◆庶務課長(三島 翁) 教育大綱については、市の教育の根本的な方針というものになりますので、また、総合教育会議も市全体の教育の中の大きな目的を明記するものだと思います。ですので、少なくとも全く違ったものであることはこの大綱を策定する目的ではないかなというふうに考えております。  ただ、具体的にどうなるかというのは、次回策定する時期に、市長、教育委員会でまた協議されていくものと考えております。 117 ◆部会員(長田知久) 部会長。 118 ◆部会長(新美交陽) 長田部会員。 119 ◆部会員(長田知久) 私、気になったのは、教育においてやっぱり教育委員会というものがあった中で、今回は、教育委員会の現役の委員さんのかかわりがちょっと薄いかなということを感じましたので、次回の策定においてはその辺の教育部分においてのかかわりを、今回の総合教育会議に2回諮りましたというのではなくて、何かしらのかかわりを強く持てるような形に持っていってもらえるように要望させていただきたいと思います。お願いします。 120 ◆市長(禰宜田政信) 部会長、市長。 121 ◆部会長(新美交陽) 市長。 122 ◆市長(禰宜田政信) 総合計画というのは、各界、各層のいろんな意見、議会も含めましてでつくりますので、市全体としての教育のあり方としては総合計画とほぼイコールになってきたほうがむしろ自然じゃないかというふうに私は思っておりますが。ということで、大体そう変わりはないものだというふうに思っております。 123 ◆部会長(新美交陽) ほかに。 124 ◆部会員(神谷 悟) 部会長。 125 ◆部会長(新美交陽) 神谷部会員。 126 ◆部会員(神谷 悟) 1点だけお聞きします。  大綱の6ページの1)教育内容や環境の充実の2行目の少人数指導のための教職員の加配によりというように教育環境を充実すると書いてありますが、国の方針やら、先ほども知立市や豊田市とか言ってみえましたけど、近隣市とはちょっと違うような動きになっているような気がしますが、その辺は具体的に言えないかもしれませんけど、これからまだ充実をさせていこうとしておるのか、いやいや、今のまんまで加配によりでなっておるんですか、その辺はどうなんでしょうか。お聞きしたいと思います。 127 ◆学校教育課長(川隅義孝) 部会長、学校教育課長。 128 ◆部会長(新美交陽) 学校教育課長。 129 ◆学校教育課長(川隅義孝) まず、少人数学級の現在の碧南市の状況でありますが、小学校1、2年生と中学校1年生で実施しております。  その中で、少人数学級にすることによって学級が1つふえているという、その学級数でありますが、小学校1年生については3つの学校でふえております。小学校2年生については3つの学校、中学校1年生については2つの学校でふえております。  なお、現在実施されていない学年においては、例えば少人数学級にすることによって学級がふえる学校というのが小学校3年生で4つ、小学校4年生で4つ、小学校5年生で3つ、小学校6年生で3つ、中学2年生で2つ、中学校3年生で2つというような現状があります。  具体的にお答えできませんが、現状はそのようであるということであります。  以上です。 130 ◆部会員(神谷 悟) 部会長。 131 ◆部会長(新美交陽) 神谷部会員。 132 ◆部会員(神谷 悟) わかりました。  国の方針とか近隣市とか、いろいろ状況を踏まえて、子供たちが平等に、碧南市と西尾市と違うとか、そういうところがないように、ちょっとそっちのほうも考えながら進めていってほしいなと要望しておきます。 133 ◆部会員(山口春美) 部会長。 134 ◆部会長(新美交陽) 山口部会員。 135 ◆部会員(山口春美) 7ページの子供の健康づくりなんですが、ここは言葉上、地域との協力により食育から始まって、着地も給食ということで、1つ気になるのは、効率的な学校給食提供体制ということが新しい言葉で入っているので、第1と第2と合併してやっていくつもりかなというふうに邪推するんだけど、効率的な学校給食提供体制というのをわざわざ書かれた意図はどこにあるのかということと、それから、食育から食育で終わっているんだけど、児童・生徒の健康教育促進という意味では全校の歯磨き促進を、一番手軽で効果があるということで言っているので、そういう具体的なことも1つぐらい書いて、食育から食育で終わって、子供の健康づくりで終わっている、この文章そのものもちょっとたるいなと思うんだけれども、もうちょっと具体的なことも含めて、効率的なことも教えてください。 136 ◆庶務課長(三島 翁) 部会長、庶務課長。 137 ◆部会長(新美交陽) 庶務課長。 138 ◆庶務課長(三島 翁) 7ページ、4)のこどもの健康づくりの推進のところの効率的な学校給食提供体制の記載については、現在の総合計画の記載と変わっておりませんので、今回新たに記載したというものではございません。  効率的ということで言えば、センターでの給食づくり、あるいは効率的な給食の配送、そういったものに努めているという状況でございます。 139 ◆部会長(新美交陽) ほかに。 140 ◆部会員(山口春美) 部会長。 141 ◆部会長(新美交陽) 山口部会員。 142 ◆部会員(山口春美) ここはアレルギー給食を含めて、碧南だけが未達成ということなので、そういったこともやっぱり、都合の悪いことは全部やめちゃっているので、歯磨き、アレルギー給食なんかはぜひ書くべきだというふうに思います。  それから、最後のところの博物館のところで、15ページですけれども、今も、ことしも2,000万円の修繕費を対応してもらってなかなか大変なんですが、リニューアル計画を推進すると。計画を推進するということは、今から5年間だから、私は完成して着地しているぐらいのめどでやっていただきたいと思うんだけど、計画推進なんか今でも計画推進だと思っている、思っている、思っているということで5年たっちゃったらだめなので、そういう老朽化で尻上がりに管理費だとかそういう修繕費なんかも募るので、早く来年、ことしじゅうに詳細設計、来年に実計、それから建設ぐらいで、5年後には完成して、華々しく道の駅を兼ねるようなすてきな水族館をつくっていくということで、そのぐらいのスパンじゃないの、5年間といったら。計画は削除してもらって、リニューアルを実現できるように努力しますとか、もっと前向きな文章に変えて、計画だけ掲げておってはだめよ。どうですか。どんなおつもりだったの。誰が責任を持っておるの、この6人の中で。 143 ◆部会長(新美交陽) 答弁できますか。 144 ◆水族館・科学館長(増田元保) 部会長、水族館・科学館長。 145 ◆部会長(新美交陽) 水族館・科学館長。
    146 ◆水族館・科学館長(増田元保) ここのリニューアル計画というのは、今やっているものと少し先の話で、今、ちょっとごちゃごちゃになっちゃって、我々も使い方が余りうまくないなと思っているんですけれども、今、進めているのは、リニューアル構想をつくりますよということで、リニューアル構想の中で将来的に開館50年、今の建物が50年まではもちますよということで、それの延命を今ずっと進めてきています。その延命と近隣もリニューアル、あるいは増改築で現代の御時世に合ったものにだんだん変えていますので、附帯施設等を増築していくということで進めさせてもらっています。  ですから、ここに書いてあるリニューアル計画というのは、総合計画の中にあるのは、開館50周年目ぐらいには建物自身が使えなくなってくるということですので、この部分に関してはずっとずっと先の話ということだと思います。 147 ◆部会員(山口春美) 部会長。 148 ◆部会長(新美交陽) 山口部会員。 149 ◆部会員(山口春美) 今、30年で、あと20年だったかね。そうすると、まだ5年ではとてもじゃない計画をやっぱり推しているだけで。ちゃんと図面を書いたじゃないですか。あれをもう全然棚上げにしちゃったって……。 150 ◆教育部長(鈴木重幸) 部会長、教育部長。 151 ◆部会長(新美交陽) 教育部長。 152 ◆教育部長(鈴木重幸) リニューアル計画の中に水族館、科学館の全体のリニューアルもあるんですが、その中で先行してビオトープの関係もやっていきます。したがって、その計画の進め方については、実施計画でも上げさせていただいておりますように、この大綱の5年間の中で進めていくもんですから、そういう意味でのリニューアル計画というふうに思っていただければ。 153 ◆部会員(山口春美) 部会長。 154 ◆部会長(新美交陽) 山口部会員。 155 ◆部会員(山口春美) 何、残は何年なの、30周年だったかね。あと20年だった?  もう一回それを教えてほしいのと、ビオトープをやるならやるで5年間、ちょうどぴったり合うもんだから、ビオトープの完成を目指すというふうに書けばいいじゃない。計画をまた推しておらんで。 156 ◆水族館・科学館長(増田元保) 部会長、水族館・科学館長。 157 ◆部会長(新美交陽) 水族館・科学館長。 158 ◆水族館・科学館長(増田元保) 今、32年を過ぎましたので、正確には18年ぐらいになります。  それと、ビオトープに関しましては、今、27年から29年にかけての実施計画の中で進めていきますので、29年度末にはビオトープのほうは完成するという予定でございます。 159 ◆部会員(三島 博) 部会長。 160 ◆部会長(新美交陽) 三島部会員。 161 ◆部会員(三島 博) 1つだけ聞いておきます。  7ページの一番上で、次の章でもいじめのことが出てくるんですけれども、いじめに対して5年前に総合計画をつくったときのいじめの実態と、それからその取り組みだとか、あるいは教育委員会の対応の仕方だとか、いじめそのものの陰湿さだとかが5年の間に随分変わってきて、大綱にはもうこれでうたわれておって、組織を整備するというふうに書いてあるんですけれども、実効的に行うための組織の整備ということで、具体的にはどのようなことを考えておるのか、あるいはいじめ防止専門委員会だとか、次の章に出てきますけれども、そういうことなのか、その辺をもう少し教えてください。 162 ◆学校教育課長(川隅義孝) 部会長、学校教育課長。 163 ◆部会長(新美交陽) 学校教育課長。 164 ◆学校教育課長(川隅義孝) まず、こちらの章には碧南市いじめ防止基本方針に基づいた内容で市全体として取り組んでいくということで書かせていただいております。  いじめ防止基本方針の大まかな内容でありますが、いろんな教育委員会、学校、家庭、地域、またその他の関係機関が連携して組織的に行っていくということ、それからまた、新たにいじめにかかわる組織をつくっていく青少年問題協議会、また、いじめ問題専門委員会、それから、いじめ問題再調査委員会といった組織を新たにつくっていくということで、重大問題が発生したときにきちんと対応できる体制をつくっていくといった、そういった趣旨のものが書かれておりまして、あとは子供たちがいじめにかかわらず、日ごろから心の教育、心身ともに健やかに育っていくような、そういった指導をしていくといった旨のことをうたっております。  そして、現状、子供たちのいじめに関してでありますが、各学校の生徒指導関係の者が毎学期いじめの調査、報告をしておりまして集約しております。発生件数等については、全国的に見て余り多いほうではありません。また、重大事件等も発生しておりませんが、学校としましても、その数が多い少ないということよりも一つ一つの事案がどのようなものであるか、少なくても丁寧に見て指導していくようにということで取り組んでおります。  以上です。 165 ◆部会員(大竹敦子) 部会長。 166 ◆部会長(新美交陽) 大竹部会員。 167 ◆部会員(大竹敦子) 9ページのスポーツ施設の整備と利活用というところで、市民から要望の多いウォーキングジョギングコースの整備というふうに書いてありまして、アンケートの結果、やはりウォーキングとかジョギングとかを希望されている、手軽に行えるスポーツということで、そういうことについて、今、名鉄の跡地の公園のほうも整備が進んでいるわけですけれども、この大綱から考えて、公園緑地課のほうとタイアップして何か進めていくような、そういったことは考えているんでしょうか、これを受けて。こうやって教育関係の大綱の中に明確に書いてあるわけですから、これ、進めていただきたいと思っているので、何かありますか。 168 ◆スポーツ課長(中根雄介) 部会長、スポーツ課長。 169 ◆部会長(新美交陽) スポーツ課長。 170 ◆スポーツ課長(中根雄介) 今、質問者がおっしゃられたように、名鉄跡地のウォーキング施設に改修をということで、担当課としては要望しております。  あと、矢作川河川敷についてもそういった検討の場に入るときには要望しております。また、水路敷をウォーキングコースにというようなことも意見が求められるたびに要望しておりますので、またそういった機会を見て実現に向けて努力してまいりますので、よろしくお願いします。 171 ◆部会員(大竹敦子) 部会長。 172 ◆部会長(新美交陽) 大竹部会員。 173 ◆部会員(大竹敦子) よろしくお願いします。  やっぱり市民の方がちょっとやってみたいなとか、いいなと思えるような仕掛けをつくることってすごい大事だと思いますので、やはり市民の皆さんが健康で生き生きと暮らせるためには大事な施設だと思いますので、進めていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。ありがとうございます。 174 ◆部会長(新美交陽) ほかに。      (「なし」という者あり) 175 ◆部会長(新美交陽) ほかに質疑もないようですから、これにて報告を終わります。  執行部入れかえのため暫時休憩します。                            (午前 11時 25分 休憩) ───────────────────・・───────────────────                            (午前 11時 27分 再開) 176 ◆部会長(新美交陽) それでは、休憩前に引き続き、会議を開きます。  協議事項(2)「碧南市いじめ防止基本方針の策定について(報告)」を議題といたします。  本件について、説明を求めます。 177 ◆学校教育課長(川隅義孝) 部会長、学校教育課長。 178 ◆部会長(新美交陽) 学校教育課長。 179 ◆学校教育課長(川隅義孝) ただいま議題となりました協議事項(2)「碧南市いじめ防止基本方針の策定について(報告)」を参考資料1により御説明いたします。  1、策定の趣旨ですが、本市におけるいじめの根絶に向けて、児童・生徒の尊厳を保持するとともに、家庭、学校、地域、市その他の関係機関の連携のもと、実効あるいじめ防止対策を総合的かつ効果的に進めるため、いじめ防止対策推進法第12条の規定に基づき、本市におけるいじめの未然防止、早期発見及びいじめへの対処の基本的な方針を示すものとして、碧南市いじめ防止基本方針を策定いたします。  2、基本方針の策定体制ですが、経緯としまして、国、県の動きを受け、碧南市では策定委員会を設置して、基本方針について協議をしてまいりました。  策定委員会は、いじめ防止にかかわる機関から選出された7名の委員により構成されており、小中学校長会、青少年育成推進員連絡会、小中学校幼稚園PTA連絡協議会、民生委員児童委員協議会、人権擁護委員、臨床心理相談員、刈谷児童相談センターです。  そして、計2回の委員会を開催してまいりました。その後、8月20日の定例教育委員会、8月25日の政策会議で御協議いただきました。  次に、3、基本方針案の内容についてですが、これは後ほど説明させていただきます。  4、今後の日程でありますが、9月16日から10月15日の1ヵ月間、市民意見を反映するためパブリックコメントを実施します。そして、11月17日に定例教育委員会総合教育会議で確定した後、11月中に基本方針の発表をしてまいります。また、関係条例等の整備につきましては、28年3月までに行ってまいります。  それでは、基本方針案の内容について御説明いたしますので、参考資料2、碧南市いじめ防止基本方針(案)をごらんください。  1ページめくっていただくと目次がありますが、はじめにから始まり、第1章から第5章までありまして、最後にいじめ問題の組織的な体制として各機関の相関図があるという構成になっています。また、資料としまして、市の基本方針の後にいじめ防止対策推進法の条文をつけています。この後、順に説明させていただきます。  1ページ目ですが、はじめにということで基本方針を策定するに至った経緯と、今後のこの基本方針をもとに市としていじめ防止等に努めていく決意を記載しています。  2ページ目ですが、第1章ではいじめ防止に関する基本的な考えを記載しています。  まず、いじめについて共通の捉え方をするため、いじめについての定義を行いました。いじめの定義については、法律の第2条第1項に規定されていますが、法律の条文のうたい方を少しかみ砕いた表現としまして、市民にわかりやすい表記としてあります。  いじめ防止等への基本的な考え方としましては、教育委員会、学校、家庭、地域、その他関係機関と連携して、いじめをしない、させない、見逃さないための組織的な取り組みを積極的に展開することで子供たち一人一人が大切にされているという実感を持つとともに、互いに認め合える人間関係をつくり、集団の一員としての自覚と自信を身につけることができる学校づくり、まちづくりに努めていくというものです。  同じく2ページ目ですが、第2章の関係者の責務について説明いたします。  いじめ防止等に関して、いじめの未然防止、いじめの早期発見、いじめに対する措置、それぞれの場面ごとにおける各関係者の責務を記載しています。各関係者としまして、教育委員会、学校、保護者、地域の順にそれぞれの立場における内容を記していますが、各関係者が連携して取り組みの充実を図るというものです。  4ページ目ですが、第3章の市としての取り組みについて説明いたします。  まず、1、関係機関の連携及び調査機関の設置について説明いたします。  (1)碧南市青少年問題協議会ですが、これは法の第14条第1項の規定による組織です。  碧南市では、同様の趣旨により既に碧南市青少年問題協議会が条例により設置をされて運営されていますので、この青少年問題協議会をいじめ問題対策連絡協議会と位置づけることとしました。  具体的な活動としましては、年1回の定例会議の中でいじめの定期的な報告や基本方針の見直しを協議していく予定です。  次に、(2)碧南市いじめ問題専門委員会ですが、これは法の第14条第3項及び第28条第1項の規定による組織です。  青少年問題協議会が関係機関の連携に係る役割を担うのに対して、いじめ問題専門委員会は、いじめ問題を実効的に行うための組織になります。主な役割としましては、5ページ目のイにありますとおり、重大事態が発生した場合に教育委員会の附属機関として調査を行うことになります。  なお、重大事態の定義については、法第28条第1項で定義されていまして、内容としては四角の中に記載のとおりです。ただし、その判断は個別の事案ごとの内容や当該児童・生徒、保護者の思いを十分に考慮しながら行うことになります。  市としての取り組みの説明に戻ります。  その他の市の取り組みとして、2、教職員の資質の向上、3、インターネットを介したいじめに対する対策の推進、4、広報・啓発活動を掲げています。  6ページ目ですが、第4章の学校としての取り組みについて説明いたします。  市の基本方針の中では、学校としての取り組み内容は、いじめ防止に対しての総論的な記述となっています。これは、全ての学校において学校いじめ防止基本方針が策定されていまして、より具体的な内容については、各学校の学校いじめ防止基本方針において記載がされているためです。  同じく6ページ目ですが、第5章の重大事態の対処について説明いたします。  重大事態の定義については先ほど御説明したとおりですが、ここでは、対応の流れを中心に説明いたします。  重大事態が発生した場合には、教育委員会または学校のどちらかが調査主体となり、その事態の調査を行います。  学校が調査主体となる場合は、校内に設置されています、いじめ・不登校対策委員会を母体として、生徒指導主事部会等が協力をして調査や対応を行います。教育委員会は支援チームを派遣するなど、学校の調査及び対応を指導、助言します。教育委員会が学校だけでは調査、確認が困難であると判断した場合には教育委員会が調査主体となりますが、この場合には、教育委員会の附属機関である碧南市いじめ問題専門委員会に調査を依頼することになります。ただし、重大事態の場合には、基本的には教育委員会が調査主体になると思われます。  なお、教育委員会または学校が行う調査の趣旨ですが、事実関係を明らかにするための調査であって、因果関係を特定し、民事・刑事上の責任追及やその他の訴訟等への対応を目的とするものではありません。教育委員会及び学校が事実に向き合うことで当該事態への対処や同種の事態の再発防止を図ることが目的の調査となります。  この調査により明らかになった事実関係について、いじめを受けた児童・生徒及びその保護者に対して、個人情報に十分配慮しながら適切に情報を提供します。  調査が終わると、教育委員会から市長へ調査結果を報告しますが、市長がその調査結果について必要があると認めるときは、市長の附属機関である碧南市いじめ問題再調査委員会に再調査を依頼します。市長が再調査を行った場合には、市長はその結果を議会に報告します。また、市長及び教育委員会は、その調査結果を踏まえた必要な措置を講ずることになります。  なお、市長による再調査ですが、重大事態が発生した場合に必ず行うということではありません。市長が教育委員会または学校が行った調査に対して、再調査の必要があると判断した場合のみ行うことになります。  実際のケースとしては、保護者からの強い要望がある場合などが想定されます。市の担当部局としましては、こども課が担当となります。  以上が、重大事態が発生した場合の流れとなります。  8ページ目ですが、ただいま説明いたしました重大事態への対応を含めたいじめ問題への組織的な体制をフローチャート形式で図示したものを掲載しています。  9ページ目以降ですが、資料としていじめ防止対策推進法を添付しています。  以上、碧南市いじめ防止基本方針の策定についての説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 180 ◆部会長(新美交陽) 説明が終わりました。  これより質疑に入ります。 181 ◆部会員(大竹敦子) 部会長。 182 ◆部会長(新美交陽) 大竹部会員。 183 ◆部会員(大竹敦子) 先ほどの大綱にも、いじめに関して新たに組み込まれたということで、本当に大きな事故が決してあってはいけないですし、小さないじめも本当にその当事者にしてみれば大変な思いをされているということがありますので、先ほど学校教育課長さんが言われたように、小さなこともしっかり取り組んでいかれるというふうに言われて大変心強く思っているところですけれども、まず初めに聞きたいのが、6ページのところの学校としての取り組みということがありまして、私もいじめ問題に関しては一般質問でも提案、提言をさせてもらってきているので、すごく興味というか、しっかり取り組みたいと思っているんですけれども、第4章の下の段のところで、いじめは決して許されないことの理解を促し、児童・生徒と関係者が一体となっていじめの撲滅に努めますということで、本当にいじめは決して許されないということを言葉だけで終わらせてはいけないと思っていまして、今の現状、いじめというのは、いじめられた子のほうが立場が弱くて学校に来られないとか、保健室で何とか授業を受けるとか、そういったことではなくて、いじめ防止対策推進法の、これは13ページに載っているんですけれども、いじめに対する措置というところで、これも言ったと思うんですけど、第23条の4項でいじめを行った児童等についていじめを受けた児童等が使用する教室以外の場所において学習を行わせるなど、いじめを受けた児童等その他の児童等が安心して教育を受けられるようにするために必要な措置を講ずるものとするというふうな文言がありまして、これは私すごくおっと思って、すごいな、ここまでやれたら本当にいじめというのはなくなっていくんじゃないかなと思うんですけれども、やはりいじめられる子に対してのケアはとても大事だと思うんですけれども、いじめる子の心のやっぱり傷というか、先ほどもありましたけれども、一人一人が大切に思われている、大切にしてもらっているという気持ちというのを一番持っていないのがいじめをする子ではないかなと思うと、本当にケアが大事なのかなと思う。  今の文言で、碧南市ではこういう対応ができているのかどうか聞かせてください。 184 ◆学校教育課長(川隅義孝) 部会長、学校教育課長。 185 ◆部会長(新美交陽) 学校教育課長。 186 ◆学校教育課長(川隅義孝) 学校におきましては、各学校に教育相談室を設けておりまして、子供たちがいじめを受けていると感じた際、そういった場所で子供たちが思いを人に伝えられるというような、そういう場所を設けております。また、スクールカウンセラーとか、心の教室相談員、そういった人的な配置もしております。  また、生徒指導主事を中心として各学校でアンケート調査をしたり、また、時に個別な面談をしたり、そして各教員においては道徳の授業、道徳教育等で心の教育の推進といったところで、さまざまな方面から子供たちの心を育てるような取り組みをしており、いじめを少しでも早く発見できるような体制に努力しております。 187 ◆部会員(大竹敦子) 部会長。
    188 ◆部会長(新美交陽) 大竹部会員。 189 ◆部会員(大竹敦子) よくわかりますけれども、やっぱりいじめをする子というのは、経験的にも再発というか、またやってしまうということがあるんですね。だから、本当に心の奥にある影を、やっぱり集団的に取り組むのではなくて、個別的に、家族の対応も含めて対応してあげていただきたいなというふうに思うんです。  そういったときに、やっぱり、私も前から言っているんですけど、スクールソーシャルワーカーさんという方が市においてはお一人でもいてくださったらとても心強いのではないかなと思うので、ぜひぜひ採用していただきたいなと思います。  それからもう一つ、いじめは、やはり起きた場合の対処も大変重要ですけれども、予防するということが大事ですので、自分がいじめられているなとか、学校へ行きたくないなというふうに思ったときにやはり相談する窓口というのがとても大事で、この間も、何年か前に言ったんですが、可児市がやっているいじめの対応のチラシなんですけれども、相談をするのは学校の先生、友達、そういったものではなくて、全く加害者、被害者の関係のわからない第三者に窓口を持っていけるように、だから、いじめられている子がどういうふうな思いをしているかということを先入観なく受けとめてもらえる人にまずは相談できることが一番大事じゃないかなと思うので、ぜひ第三者機関ということで、先ほどいろいろ言われていますけど、起きてからの第三者機関も大事ですけど、相談する際の第三者機関、第三者として全く関連性のない機関の窓口をつくっていただきたいと思うんですけど、その辺どうでしょうか。わかりました? 190 ◆学校教育課長(川隅義孝) 部会長、学校教育課長。 191 ◆部会長(新美交陽) 学校教育課長。 192 ◆学校教育課長(川隅義孝) 学校教育課長ですが、ただいまお話のあったところでは、各学校にも先ほど申し上げました心の教室等、相談員を配置したりしているんですけれども、市としましても、市のほうで臨床心理士等が入った教育相談室、また、電話等で対応できる心の110番等のいろんな取り組み、さまざまな方法で子供たちの悩みを受け入れられるような、そういった取り組みは実施しております。  以上です。 193 ◆部会員(大竹敦子) 部会長。 194 ◆部会長(新美交陽) 大竹部会員。 195 ◆部会員(大竹敦子) 御本人もそうですし、家族もそういう相談できるところとして信頼できる場所をぜひ市としても常につくっていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いします。  以上です。 196 ◆部会員(長田知久) 部会長。 197 ◆部会長(新美交陽) 長田部会員。 198 ◆部会員(長田知久) 基本方針ということで細かいことではなくて、基本的な考え方をちょっとお聞きしたいんですけれども、まず、法律で言っているいじめを行った児童等の等というのには、これは教職員も含むという形なのでしょうかね。 199 ◆学校教育課長(川隅義孝) 部会長、学校教育課長。 200 ◆部会長(新美交陽) 学校教育課長。 201 ◆学校教育課長(川隅義孝) いじめ防止基本方針におきましては、子供たちと子供の関係を挙げておりまして、大人または教職員等にかかわる部分になりますと、またこれは体罰、虐待、その他不当な行為ということでのほかの処分にかかわるような事例ということで取り扱っていく内容ということに考えております。 202 ◆部会員(長田知久) 部会長。 203 ◆部会長(新美交陽) 長田部会員。 204 ◆部会員(長田知久) そういった考えのもとに、碧南市でも2ページの頭のところでは生徒と生徒の関係ということで書かれているんですけれども、最近になると、ニュース等ではいじめというのは黙認しておるのもいじめに加担にしているのと一緒だよということで、担任等々が実は把握しているけれどもそれに対応できないということで、生命というさっきの重大な事例につながることがあるんですけれども、本市としては、現状の碧南市の教員の状況を見た上でそこまで踏み込まなくてもいいという考え方なのか、それともそこには考えをしていなくて、あくまで法令でいう児童という関係だけをもってこの基本方針を立てられたのか、どういう考えでしょうかね。 205 ◆学校教育課長(川隅義孝) 部会長、学校教育課長。 206 ◆部会長(新美交陽) 学校教育課長。 207 ◆学校教育課長(川隅義孝) 教員と子供にかかわる部分でのそういったいじめに関するような出来事が起こらないという想定ではおりません。万が一そういったことがあれば、違った法に触れるような行為として対応してまいるわけですけれども、あくまでもこれは子供たちと子供たちの中でのいじめ問題といったところでの、また、先ほど申しました説明の中にありました処罰等を対象に行っていくものではないというところで、再発防止、未然防止といったところでの取り組みを中心に記述しております。  以上です。 208 ◆部会員(長田知久) 部会長。 209 ◆部会長(新美交陽) 長田部会員。 210 ◆部会員(長田知久) あと、もう一点、いじめというものが私自身は、神話の世界でもいじめの話が出てくるみたいに、いじめ自体はなくすことはできないと思っております。  ここの中で、先ほどの大綱でもいじめをしない、させない、見逃さないといった何かスローガンじゃないですけれども、こういうことがうたわれてはいるんですけれども、基本方針の中ではそれがより1章の基本的な考え方では具体的に書かれているのかなというふうにとればいいんですけれども、いまいち大綱を踏まえたいじめの、大綱でわざわざいじめの方針をつけ加えられたので、そこのところが見えてこないんですけれども、その辺はどのようにお考えでしょうかね。 211 ◆学校教育課長(川隅義孝) 部会長、学校教育課長。 212 ◆部会長(新美交陽) 学校教育課長。 213 ◆学校教育課長(川隅義孝) 大綱におきましても、いじめ防止基本方針におきましても、いじめ問題を関係者、教育委員会、学校、家庭、地域等関係機関が連携していじめ問題に取り組んでいくというようなところでの共通の認識であります。  また、いじめ防止基本方針においても、連携していじめをなくしていく、また、組織的に新たな組織をつくり、重大事態に対してはきちんと対応できる体制であると、そういったいじめを地域全体で撲滅していくといった、よりどころになるものということで設定しておりますので、具体的な内容については各学校での学校いじめ防止基本方針で述べられていくことで、そちらでまた各学校が取り組んでいくことになります。  以上です。 214 ◆部会員(長田知久) 部会長。 215 ◆部会長(新美交陽) 長田部会員。 216 ◆部会員(長田知久) わかりました。じゃ、今後の考え方としては、いじめは撲滅できる、なくすことができるということで持たれているということでよろしいですか。 217 ◆学校教育課長(川隅義孝) 部会長、学校教育課長。 218 ◆部会長(新美交陽) 学校教育課長。 219 ◆学校教育課長(川隅義孝) いじめを撲滅していくという思いであります。子供たちのいじめに対する意識をより改善していくというようなところで、さまざまないじめに対する受け取り方がありますので、それをみんなで真剣に考え、あったからいけないではなくて、あったときに本当に次はなくなるようにという思いで取り組んでまいりたいということであります。 220 ◆部会員(長田知久) 部会長。 221 ◆部会長(新美交陽) 長田部会員。 222 ◆部会員(長田知久) ありがとうございます。  あることが悪いとなってしまうと、どうしても表に出てこなくなってしまうので、今言われたみたいに、撲滅を目的にはするけれども、ないことを前提じゃなくて、そういうふうに取り組んでもらえるならば安心をさせていただきますけれども、興味深く見詰めさせていただきますので、よろしくお願いします。 223 ◆部会長(新美交陽) ほかに。 224 ◆部会員(三島 博) 部会長。 225 ◆部会長(新美交陽) 三島部会員。 226 ◆部会員(三島 博) いろいろ、委員会、組織がありますが、その構成をお伺いいたします。  まず、いじめ・不登校対策委員会というのを各学校でつくることになっていますが、これはどんな、教員なのか、ちょっとそこのところを教えてください。あと二つ三つ聞きますけれども。 227 ◆学校教育課長(川隅義孝) 部会長、学校教育課長。 228 ◆部会長(新美交陽) 学校教育課長。 229 ◆学校教育課長(川隅義孝) いじめ・不登校対策委員会ですが、各学校によって委員となる方々は異なると思いますが、知っている範囲ですと、民生委員の方であるとか、児童相談員の方でありますとか、主任児童委員の方、外部的にそういった方々、またPTA関係の方、そういった方に入っていただいている学校を把握しております。  以上です。 230 ◆部会員(三島 博) 部会長。 231 ◆部会長(新美交陽) 三島部会員。 232 ◆部会員(三島 博) つまり、教員だけじゃなくて、そういう人も入っておると、こういうことだね。  じゃ、次に、碧南市いじめ問題専門委員会、これはどんな人ですか。ここに書いてあるか、ここは。法律の専門家、医師、そうだね、ここに書いてありますね。法律の専門家、医師、学識経験者。 233 ◆学校教育課長(川隅義孝) 部会長、学校教育課長。 234 ◆部会長(新美交陽) 学校教育課長。 235 ◆学校教育課長(川隅義孝) 法律の専門家ですとか、医師、学識経験者、また、臨床心理士や福祉の専門家などを対象と考えております。 236 ◆部会長(新美交陽) よろしいですか。 237 ◆部会員(三島 博) 部会長。 238 ◆部会長(新美交陽) 三島部会員。 239 ◆部会員(三島 博) 碧南市いじめ問題再調査委員会、これは、どんな人で構成されていますか。 240 ◆学校教育課長(川隅義孝) 部会長、学校教育課長。 241 ◆部会長(新美交陽) 学校教育課長。 242 ◆学校教育課長(川隅義孝) こちらにつきましても同様な方々を考えておりますが、同じ人員ではその機能をなしませんので、またそういった方々を、違った人を選んでいくということで考えております。 243 ◆部会員(三島 博) 部会長。 244 ◆部会長(新美交陽) 三島部会員。 245 ◆部会員(三島 博) 先ほど、いじめ・不登校対策委員会は各学校によって違うという話ですが、学校が策定する学校いじめ防止基本方針というのも各学校によって異なりますか。 246 ◆学校教育課長(川隅義孝) 部会長、学校教育課長。 247 ◆部会長(新美交陽) 学校教育課長。 248 ◆学校教育課長(川隅義孝) 各学校よりその内容を出していただいておりますが、26年の4月に初めてつくられたものであります。国のいじめ防止基本方針を受けまして、またそういった県のものでありますとかを参考にしながらつくっておりますので大まかな骨子は同様でありますが、各学校の具体的な取り組みを盛り込むような形で作成しておるところであります。これも、毎年内容については見直しをしていくということになっております。 249 ◆部会員(三島 博) 部会長。 250 ◆部会長(新美交陽) 三島部会員。 251 ◆部会員(三島 博) そうすると、その学校の地域的な特性だとかいろんなことをその学校なりにそれを考えて、それぞれの学校によって少しは違う方針が書かれておると、こういうことになりますね。 252 ◆学校教育課長(川隅義孝) 部会長、学校教育課長。 253 ◆部会長(新美交陽) 学校教育課長。 254 ◆学校教育課長(川隅義孝) 例えばの例でありますが、スクールガードを活動の中に盛り込んでみえるところとか、それから老人クラブ、そういったものを盛り込んで書かれている学校もあります。 255 ◆部会員(三島 博) 部会長。 256 ◆部会長(新美交陽) 三島部会員。 257 ◆部会員(三島 博) 2ページのいじめの未然防止の括弧の中の2の、学校は、児童・生徒の活動や努力を認め、自己肯定感を育む授業づくりと、こう書いてあるんですけれども、ちょっとここの意味を、どんなことなのかちょっと教えてください。自己肯定感を育む授業というのを。想像できんこともないけれども、ちょっと具体的に。 258 ◆学校教育課長(川隅義孝) 部会長、学校教育課長。 259 ◆部会長(新美交陽) 学校教育課長。 260 ◆学校教育課長(川隅義孝) 自己肯定感を感じられない子供が社会的に気にかかるような時代になってきております。  自分はだめだとか、そんなふうな考えを持ってしまう子たちに、また、そうでない子たちも同様でありますが、自信を持たせる、さまざまな場面で子供たちのよいところを見つけて褒め、よいところを伸ばしていくようにというようなことで各学校が取り組んでおりますので、具体的にこの場面でということではありませんが、本当に子供たちをよく見て、よいところを褒めてあげるというようなことで、日々各学校で取り組んでおります。  以上です。 261 ◆部会員(三島 博) 部会長。 262 ◆部会長(新美交陽) 三島部会員。 263 ◆部会員(三島 博) 自己肯定感ということがちょっとわかりにくいんだけれども、今の説明で。 264 ◆部会長(新美交陽) ほかに。 265 ◆部会員(山口春美) 部会長。 266 ◆部会長(新美交陽) 山口部会員。 267 ◆部会員(山口春美) この上位法は25年の策定されたときなんですが、私たちはこの法律には反対しています。厳罰や道徳教育で取り締まっていこうということが基本になっていることだとか、日本弁護士連合会の意見書の中でも、約二十数点にわたって問題点が書かれているということなどもその要因です。  それで、先ほど三島部会員が言われたように、14条では警察も入って組織をつくっていくと、連絡会議を。警察、法務局だとかいろいろ入っているんですが、少なくともこういうことは問題だということで、先ほど言われたのは、警察は入っていなかったんですけれども、入らないということね、碧南市の場合は。これ、問題意識を感じていただいているということで受けとめたいと思うんですが、そうですか。 268 ◆学校教育課長(川隅義孝) 部会長、学校教育課長。 269 ◆部会長(新美交陽) 学校教育課長。 270 ◆学校教育課長(川隅義孝) これまで設置されておりました青少年問題協議会については、警察の関係者も入っております。入っていないという状況ではなく、そのようで組織を行っております。  以上です。 271 ◆部会員(山口春美) 部会長。
    272 ◆部会長(新美交陽) 山口部会員。 273 ◆部会員(山口春美) そうすると、いじめ問題対策連絡協議会は、法律の14条にうたわれたこのメンバーで全部受けとめていくと。今、口頭で言われたときには、福祉関係者や専門家だとか言われて、特に警察だとかというのは出てこなかったように思うんですが、実は入っているんですかね。  もうほとんどほかの法律も一緒で、上位法にもうたわれているものは、そのメンバーも含めて全部同じ顔色で、法律的にそろえていくということですか。 274 ◆学校教育課長(川隅義孝) 部会長、学校教育課長。 275 ◆部会長(新美交陽) 学校教育課長。 276 ◆学校教育課長(川隅義孝) 青少年問題協議会には先ほどの警察は入っておりますが、いじめ問題専門委員会、再調査委員会のほうには含まれておりません。候補としては今のところ考えていないという状況であります。 277 ◆部会員(山口春美) 部会長。 278 ◆部会長(新美交陽) 山口部会員。 279 ◆部会員(山口春美) 法の30条のほうにも、だから、そこはちょっと問題意識を持たれて、ここには入れないほうがいいんだろうというふうに前向きに私は受けとめるんですが、そういうことではなくて、基本は何、法律に沿って、人選も含めてここに書かれていることを踏襲していこうという気持ちでみえるの。市長がかかわる再調査委員会のメンバーをもう一回改めて教えて。 280 ◆学校教育課長(川隅義孝) 部会長、学校教育課長。 281 ◆部会長(新美交陽) 学校教育課長。 282 ◆学校教育課長(川隅義孝) 人選につきましては、他市の状況も参考にしながら今取り進めるところでありまして、候補として現在考えているのが弁護士、医師、臨床心理士、学識経験者といったところであります。 283 ◆部会員(山口春美) 部会長。 284 ◆部会長(新美交陽) 山口部会員。 285 ◆部会員(山口春美) じゃ、どちらも警察が候補に上がっているけれども、法律では。うちは、それは入れないということですね。  厳罰の点でいうと、法律のところで、14ページのところに出席停止等がありますよね。基本的には、その問題を抱えた子供が、いじめる子ですよ、が出席停止になれば教育する場がなくなってしまうので余計問題が深刻になってしまうということで、これが世論的にもその法律のときに大問題になったんですが。  うちは7小学校と5中学校だから、その気になれば本当に全部掌握できると思うんですが、今、机上の論議をやっているんですが、今現在、いじめがあって困っている学校だとか、出席停止を命ずるような事態になっていたこと、今も過去も含めてあったんでしょうか、なかったんでしょうか。 286 ◆学校教育課長(川隅義孝) 部会長、学校教育課長。 287 ◆部会長(新美交陽) 学校教育課長。 288 ◆学校教育課長(川隅義孝) ここ近年ではそういった事例を聞いておりません。各学校でそういったいじめが起きた場合には、その子がまた再度学校の中でよりよい生活を送れるようにという思いで指導してまいりますので、それで処罰して終わりというような形ではなくて、その子供がまた学校生活によりよく戻っていけるようなことで考えております。 289 ◆部会員(山口春美) 部会長。 290 ◆部会長(新美交陽) 山口部会員。 291 ◆部会員(山口春美) 本当に子供の貧困と密接な関係にあって、愛情もないし、いろいろ、食事さえ与えられないという子たちがいる中で、そういう居場所がなくなっている子供たちを、例えば学校の図書室で司書さんが力量のある方だったら一から教育し直すとか、小学校1年生からもう一回勉強し直すとか、そういうゆとりのある1対1のことなんかも人材がいればやれるということで、そういう気持ちを持っていてくださるなら、現場の中から生まれてきた見解だと思うので、ぜひそういう声を尊重していただきたいんですが、今、実際に、この間も私、NHKのいじめなくそうのやつに西端小学校が取り組んでくださって全部メッセージを書いたということで行ったんですが、あれ以降どうなっているのか知らないですけれども、そういう創意ある、何でもいいけど、とにかく効き目のありそうなことは全部やってみようという取り組みだとか、教師間のそういう創意を生かした取り組みだとかがあるのかないのか。それから、生徒会でいじめ問題を取り上げていて、真摯に話し合える場というのはちゃんと保障されているのか。子供も主権者だから、先ほど言ったように。子供がやっぱり生徒会、児童会などで話し合うといいと思うんだけど、それはどうなんでしょうか。位置づけも含めてね。 292 ◆学校教育課長(川隅義孝) 部会長、学校教育課長。 293 ◆部会長(新美交陽) 学校教育課長。 294 ◆学校教育課長(川隅義孝) いじめを具体的に対象とした取り組み、アンケートであるとか、また、そういった集会等も行いますが、いじめに関してはそういった取り組みも大事ですが、日々の学校行事であるとか授業の中で、本当に子供たちが一緒に仲よく生活して活動することが楽しいと、そういう活動をしていくことがいじめ防止につながっていくと考えておりますので、具体的にという、そういった取り出しのいじめ、特化した取り組みもありますが、日々の中でお互いよい人間関係で教育活動を進めるようにということで各学校取り組んでおります。 295 ◆部会員(山口春美) 部会長。 296 ◆部会長(新美交陽) 山口部会員。 297 ◆部会員(山口春美) だから、学校内でも風通しよく、その上下も含めて、新人のまだ力のない先生が相談できるキャリアのある先生だとか力量のある先生がいて、本当にフランクに話ができるような雰囲気になっているところはいじめの発見も早いだろうし、問題解決もできるというふうに思うので、そういう学校がこの12校の中のほとんどなのか、それも含めてやっぱり状況把握をしていただきたいなと。こんなことがないほうがいいに決まっているものだから、やっぱり学校側の風通しのよさや民主主義や自由に物が言える雰囲気があるかどうかというのはとても大切だというふうに思うので、そういうところになっているというふうに思ってもいいですかね。  今、実際にはどうなんです、いじめの発生件数としては。全国的には少ないと言われたけど、ないわけじゃないものだから。 298 ◆学校教育課長(川隅義孝) 部会長、学校教育課長。 299 ◆部会長(新美交陽) 学校教育課長。 300 ◆学校教育課長(川隅義孝) ないわけではありませんので、いろいろ各学校から報告されてきている事例はあります。ただ、年度末、ほぼ100%に近い解消率ということで、その学級で非常に熱心に取り組んでおり、大きく解決できずに大問題になっているというような事案は今のところ聞いておりません。 301 ◆部会員(大竹敦子) 部会長。 302 ◆部会長(新美交陽) 大竹部会員。 303 ◆部会員(大竹敦子) 5ページの教職員の資質の向上ということがあるんですけど、これも本当にすごく大事だなというふうに感じています。  やはり子供たちを取り巻く環境としては先生が一番大事だと思いますので、いじめの問題を抱えたときの先生の心理的な御負担も大きいんだと思いますし、子供たちをどういうふうに指導していくのかということも大事だと思いますので、ぜひ、研修の充実というふうにありますけど、しっかりと力を入れていただきたいなというふうに思いますので、一言だけよろしくお願いします。 304 ◆部会長(新美交陽) 要望ですね。 305 ◆部会員(山口春美) 部会長。 306 ◆部会長(新美交陽) 山口部会員。 307 ◆部会員(山口春美) その一方で、体罰を必ずやってはならないということはもう徹底されてみえると思うんですが、戸塚ヨットスクールへ行かれた議員の皆さんもみえて、これは生かしますみたいな感想文が書いてあったので、こんなのを生かされたら困っちゃうなと思うんですが、ぜひ体罰はきちっとだめと、わざわざ明文化されていないですけれども、それは確認できますよね、どうですか。 308 ◆学校教育課長(川隅義孝) 部会長、学校教育課長。 309 ◆部会長(新美交陽) 学校教育課長。 310 ◆学校教育課長(川隅義孝) 体罰については各校長会等でも繰り返し職員に伝えてもらうようにお話をしておりますので、もう学校の中でそういったことのないように繰り返し話をしてもらっております。 311 ◆部会員(山口春美) 部会長。 312 ◆部会長(新美交陽) 山口部会員。 313 ◆部会員(山口春美) 私は、生まれてくる子は悪い子で生まれてくる子は1人もいないので、みんないい子で生まれてくるので、やっぱり子どもの権利条約だとかをきちっと、教員も子供たちも学んでいくということがとても大切だというふうに思いますので、隅に置かずに、きちっと学校の中に明文化して掲げたり、いろんな機会にこの冊子を読み合ったりしていくことをぜひ薦めていただきますように、そこが基本だと思います。子供は人権です、命です。だから、そこを基本に据えていただくということをぜひ実行に移していただきたいというふうに強く求めておきたいと思います。 314 ◆副部会長(磯貝幸雄) 部会長。 315 ◆部会長(新美交陽) 磯貝副部会長。 316 ◆副部会長(磯貝幸雄) いろんな意見が出たわけですが、私、自分たちの子供のころと比べると、今の子たちは怖いものはもうなくなってきたという時代に生きているのかなと。  私たち、親が怖い、祖母が怖いとか、それから警察、先生とかそういう人たちが、頭の中にはそういう教育を受けて、逆らっちゃいかんよとか、そういう、何かあると警察に捕まると怖いよとか、そういうものを教育を受けていたわけですが、今は親もみんな優しく、子供の少ない時代になってきたので、子供にそういう教育をしてきたと思って、そうすると、子供に怖いものは、多分学校の先生も叱るのに手を出しちゃいかんとか、確かに手を出すことがいいじゃなくて、そういうことが現実にあって、それを、中でいくと、やっぱり抑えるというのか、子供を抑えるものがないというのは、やっぱり何かやってもそう大して叱られないわとか、そういうことが子供の中に必ず精神的に起きていると思います。  ですので、やっぱり私のスポーツの教え子の中に、これ、個人名を出しちゃいかんのですが、碧南市内の子じゃないんですが、やっぱり中学校のときにいじめをやったほうの子がいまして、そして、その子が後に少年院に行ったり、それから構成員になっちゃったりとか、こんな現実も実際あります。  ですから、そういう部分のことも、もうちょっと子供にそういう現実をしっかりと僕は教育の中で教えていくべきじゃないかなと。それから、法律的な部分ももう少し子供たちに、こういうことをするとこういうことが起きるとか、そういう難しい重い話なんだけど、そういうことがもう今は抑えをある程度法律的な部分でしていかんとなかなか難しい時代じゃないかなと思っていますので、学校でそういう、私たち、例えば運転免許をもらうときに、事故を起こすとこういうふうなことが起きますよみたいなものを見せられるわけですね。そうすると、あれは大人になってもビデオを見せられて、ああ、事故をやっちゃいかんな、事故を起こすとこういうことが起きるなみたいなのをすごく感じるわけですよ。  だから、子供にももう少しそういうものを、現実なものを見ていただいたりしていただくというのが僕は子供にとっては大事なことかなと思っていますので、授業の中でそういう話ってありましたかね。 317 ◆学校教育課長(川隅義孝) 部会長、学校教育課長。 318 ◆部会長(新美交陽) 学校教育課長。 319 ◆学校教育課長(川隅義孝) 今、おっしゃられたような内容については、学校の中では個別にする場合は今まではあります。そういったちょっと問題となるような出来事があった際にそういうことはありますが、全体の場については、やはりこうするとこんなふうになって大変だよという指導ではなくて、こうするといい、皆が気持ちよく仲よくできて学校が明るくなるねというような、そういったさまざまな場面で子供たちに話していくような意識でおります。  以上です。 320 ◆副部会長(磯貝幸雄) 部会長。 321 ◆部会長(新美交陽) 磯貝副部会長。 322 ◆副部会長(磯貝幸雄) その方向性はいいと思うんですけど、ただ、現実にやっぱり子供たちも中学生ぐらいになったらそういうことを話をしていくというのは、例えば中学校をおりたらすぐ社会人になる子もおるわけですからね。だから、そういうのも今後必要かなと思っています。ちょっと重い話ではあるんですが、そういう現実的な話もしていっていただけるとありがたいなと思っています。要望です。 323 ◆部会長(新美交陽) ほかに。      (「なし」という者あり) 324 ◆部会長(新美交陽) ほかに質疑もないようですから、これにて報告を終わります。  この際、昼食のため暫時休憩いたします。                            (午後 零時 11分 休憩) ───────────────────・・───────────────────                            (午後 1時 15分 再開) 325 ◆部会長(新美交陽) それでは、休憩前に引き続き、会議を開きます。  協議事項(3)平成27年陳情第2号「定数改善計画の早期策定・実施と義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める陳情」を議題といたします。  まず、陳情書の朗読を求めます。 326 ◆議事課長(大野孝男) 部会長、議事課長。 327 ◆部会長(新美交陽) 議事課長。 328 ◆議事課長(大野孝男) それでは、ただいま議題となりました平成27年陳情第2号を朗読いたします。  定数改善計画の早期策定・実施と義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める陳情書。  平成27年8月7日。  碧南市議会議長、鍔本達朗殿。  陳情者、碧南市日進町4丁目1番地、碧南市教員組合執行委員長、藤浦一。事務局確認ほか313名であります。  陳情趣旨は省略いたします。  陳情事項。  1、少人数学級のさらなる拡充を含めた定数改善計画を早期に策定し、実施すること。  2、義務教育費国庫負担制度の堅持とともに、国庫負担率を2分の1へ復元すること。  朗読は以上であります。 329 ◆部会長(新美交陽) 次に、本陳情に対して執行部から参考意見がありましたらお願いします。 330 ◆学校教育課長(川隅義孝) 部会長、学校教育課長。 331 ◆部会長(新美交陽) 学校教育課長。 332 ◆学校教育課長(川隅義孝) 補足の説明はございません。 333 ◆部会長(新美交陽) これより質疑、意見等に入ります。  ありませんか。 334 ◆部会員(長田知久) 部会長。 335 ◆部会長(新美交陽) 長田部会員。 336 ◆部会員(長田知久) 私、以前一般質問で、少人数学級で加配についての学力等々への成果というものをお聞きして、教育長のほうはあると、そのように感じているというようなお話だったんですけれども、私たちはなるほどなというふうな答えじゃなかったので、いまだに疑問を持っております。  ちょっと1点確認したいんですけれども、ここの中で少人数学級への要求として、保護者、県民からも一人一人の子供のきめ細かな対応ができるという声を聞かれているというようなことで、保護者も求めているような文面になっておるんですけれども、学校の現場にかかわる教育委員会としてはそのような声を把握しているのか。実際にあるならどのぐらいの声が上がっているのかというのはありますかね。 337 ◆学校教育課長(川隅義孝) 部会長、学校教育課長。 338 ◆部会長(新美交陽) 学校教育課長。 339 ◆学校教育課長(川隅義孝) 具体的な数というようなものは把握していませんが、各学校の少人数指導の教員の年度末のまとめた報告書でありますとか、記述した内容を読み取りますと、やはり丁寧に見ていくことができるというような教員側の意見はあります。保護者などに対しては、今、少人数でやっている学級については、保護者としてはそれが普通のような感覚で捉えているようなところがあるようには思います。  以上です。 340 ◆部会長(新美交陽) ほかに。 341 ◆部会員(山口春美) 部会長。 342 ◆部会長(新美交陽) 山口部会員
    343 ◆部会員(山口春美) 私たちは1人であっても陳情をきちっと受けとめるんですが、参考のために314名ですが、全体の市職員の教員の数というのは何人ぐらいおみえになるんですか。 344 ◆学校教育課長(川隅義孝) 部会長、学校教育課長。 345 ◆部会長(新美交陽) 学校教育課長。 346 ◆学校教育課長(川隅義孝) 細かな数字、ちょっと今持っておりませんが、おおよそ400人ということになっております。 347 ◆部会員(山口春美) 部会長。 348 ◆部会長(新美交陽) 山口部会員。 349 ◆部会員(山口春美) そうなの。管理職を除くとほぼ全員ぐらいの要望で、熱い思いを寄せられてみえると思うんですが、少人数学級と少人数授業については見解が分かれるところで、そうは言っても教育長も少人数学級のほうがいいにこしたことはないというふうに思ってみえると思うんだけど、1年生から20人を越すと加配してくださるんだけど、要するに習熟度ごとでやっているところについては、やっぱりちょっと到達がおくれているから分かれるというような場合もあるので、1年生から自分はだめなほうのグループに入っちゃったなというのはやっぱり子供は感じると思うし、そうじゃなくて、完全に30人のところを15人、15人で分けてやるなら、やっぱり少人数のほうがやりやすいということの証明でもあるわけで、いずれにしても子供の数が少なくて、全生活をやって、この子はいじめられて、ここのところは顔色がよくないなとか、おもしろくなさそうだなとかそういうことも含めて、子供の教育というのは読み、書き、そろばんだけじゃないものだから、全生活でやっていくということでこれだけ多くの人たちが求めていると思うんですね。  残念ながら、これ、国に出す意見書だけなので、ぜひ教育長に向けてやってくださいと出せばいいのになと思うんだけど、ぜひそういう意味では、長くは言いませんが、とにかく大賛成で碧南市もぜひやっていただきたいと。  逆流で40人学級にしてもだめだとかいう文科省の流れがあったんですが、それはさすがに高松教育長もそれは拒否されると思うので。みんな一緒じゃないですか、子供の数、少ないほうがいいに決まっているというのは、素朴にそうだと思いますので、ぜひお願いします。 350 ◆部会長(新美交陽) 御意見ですね。  ほかに。 351 ◆副部会長(磯貝幸雄) 部会長。 352 ◆部会長(新美交陽) 磯貝副部会長。 353 ◆副部会長(磯貝幸雄) 私は少し反対のほうの意見として言わせていただきたいと思います。  私もスポーツの指導をやっていまして、40人とか50人とかを見ておるわけですが、確かに人数が5人減ったらそれで見方が変わるかというのはちょっと考え方が違って、碧南市みたいに指導者の2つある目が加配によって目が4つになる、これのほうが小さな手間のかかる子や問題のある子には目が届くのかなという気がします。自分のそういう指導者としての経験からいっても、ある程度学年が来れば、課題を与えれば自分で、例えば練習したり勉強したり、そういうことができるようになるんですが、学年の低いうちはやっぱり指導される方が、見る方が目を、たくさんの目で見たほうがいいと、私はそう思っていますので、少人数学級についてはちょっと賛成できないということで思っております。 354 ◆部会長(新美交陽) ほかに。 355 ◆部会員(山口春美) 部会長。 356 ◆部会長(新美交陽) 山口部会員。 357 ◆部会員(山口春美) 少人数学級は国のほうにはないので、だから、碧南市でやっていることでいえば、5時間で帰っちゃわれるもんね。週に4日間でしたかね。  だから、いつもいるわけじゃなくて、その教科ごとにだとかになるので、幾ら4つの目といったって、やっぱり1クラスの人数が相当変わってくるので、30人学級、35人学級にすれば。その先生と合わせて学年全体で、複数の先生たちが力を合わせていじめでも何でもみんなで検討するんでしょう、風通しよく。学年主任がおり、いろいろおって学校集団があるので。先生は5時間で帰っちゃうんですよ。だから、職員会議も出ないんじゃないの、場合によっては。4日しか、1日欠けちゃうわけだからね。だからそういう意味ではやっぱり不完全だと思うので、やっぱり一番いいのは少人数学級と。ですよね。 358 ◆部会長(新美交陽) 質問ですか。 359 ◆部会員(山口春美) 合意を求めておる。 360 ◆部会長(新美交陽) 御意見ですね。  ほかに。 361 ◆部会員(大竹敦子) 部会長。 362 ◆部会長(新美交陽) 大竹部会員。 363 ◆部会員(大竹敦子) 先ほどのいじめの問題からも引き続いてくるんですけれども、やっぱり先生というのが一番クラスにおける人間関係もしかり、学習面もしかり、先生の取りまとめようでやはりクラスが変わってくるし、子供たちも変わってくると思うと、私たちは教師が最大の教育環境というふうに、そういう思いでいますので、その先生方がこういう環境をつくってほしいという訴えをされているわけですので、やはりよりよい教育を碧南市で進めていくためには、必要なのであれば私はこれを賛成していきたいなというふうに思います。  以上です。 364 ◆部会長(新美交陽) ほかに。 365 ◆部会員(神谷 悟) 部会長。 366 ◆部会長(新美交陽) 神谷部会員。 367 ◆部会員(神谷 悟) この陳情書ですが、今回、会派が分かれたということで、2人で一生懸命議論等をさせていただきました。  そんな中で、世間ではいろんな事件とか事故等があって、非常に教育環境の変化が昔とは違う、自分たちが育ってきたときとは全然違うような環境になっておると思うし、子育てのほうも共働き世帯とかいろんなことで環境の変化が著しいというところで、やはりこの機会にもう少し、次世代を担う子供たちのために教育のほうを分厚くしたほうがいいんじゃないかというような意見もありました。  また、全国で結構子供たちが平等に、同じようにやっぱり教育を受けるべきだという話になりまして、今回は賛成させていただきます。 368 ◆部会長(新美交陽) ほかに。 369 ◆部会員(沓名 宏) 部会長。 370 ◆部会長(新美交陽) 沓名部会員。 371 ◆部会員(沓名 宏) 私ども新政会は一貫してずっと少人数学級に対しては賛成のスタンスをとっておりません。  まず、少人数学級、30、昔という言い方はいけませんが、市長等とは50人だとか、それぐらいなのかな。      (「55人」という者あり) 372 ◆部会員(沓名 宏) 55人。だで、歴史といいますか、それをだんだん50だ、45だ、40だ、どこまでいくのが少人数であって、最後はマンツーマンになるのかな。極論じゃないですよ。どこまでいくのが。  それから、未来を考えた場合に当然、少子高齢化だけが話題になっていますが、子供が少ないといっておるのにだよ、今から教員をふやしていくと、今度、逆行するんじゃないですか。またそうすると、教員が多いからもっともっと少人数にされたらどうですか、そんな意見が出てきそうで私は危惧しております。 373 ◆部会長(新美交陽) ほかに。 374 ◆部会員(沓名 宏) 部会長。 375 ◆部会長(新美交陽) 沓名部会員。 376 ◆部会員(沓名 宏) 国庫負担においては、これは国策であります。国の方針がそういうふうで決められた以上、碧南市がどうのこうのできるわけではありませんので、私はこれにおいても国がお決めになってしっかりした教育を担っていただければ結構ですので、以上で私どもの会派のお答えといたします。よろしくお願いします。 377 ◆部会長(新美交陽) ほかに。 378 ◆部会員(三島 博) 部会長。 379 ◆部会長(新美交陽) 三島部会員。 380 ◆部会員(三島 博) 少人数学級のいい面と悪い面とありまして、それは極論はあれだけれども、30人がいいのか、35人がいいのか、あるいは40人か、いろいろ意見が分かれて、今の予算の面でいえば、学区をたくさんつくればふえるし、それから、多様な子供たちが一緒になって勉強するというような面からすれば、余り減っても同じような人ばっかが集まっちゃうのもどうかと思うものですから、難しい面だと思いますけれども、今、新政会としては沓名部会員と同じ意見です。 381 ◆部会長(新美交陽) ほかに。 382 ◆部会員(山口春美) 部会長。 383 ◆部会長(新美交陽) 山口部会員。 384 ◆部会員(山口春美) やっぱり国際的なレベルで見ても20人ぐらいの子供たちと先生が本当にフランクに、じゃ、きょうはあっちに調べに行きましょうとか言って外国なんかではやっているわけで、本当に詰め込みだとか上から覚えるだけという教育だけではなくて、そういう五感を生かした教育を、それこそメダカのやつでも効果があったということを言われたんですが、そういう教育が新たな新世界の教育として示されているわけで、そういう意味ではどこまでも、ゼロに近いほどの少人数じゃなくて、今40を35に何とかしてほしいというのが多くの皆さんの声だと思うので、そのぐらいの人数だったら学級全体もみんなお友達ということで、西端なんかは2クラス、3クラスなので、学校中の学年の子供たちとみんな遊んでいるみたいで、そういう意味では、そんな子供が少なくなって個性が広がらないなんていうことはないので、ぜひ御心配なく、三島部会員が賛成していただければ賛成で通るので、ぜひ、三島部会員が一番濃いかな。よろしくお願いします。 385 ◆部会長(新美交陽) 御意見ですね。  ほかに。      (「なし」という者あり) 386 ◆部会長(新美交陽) ほかに質疑等もないようですから、これにて質疑等を終結いたします。  お諮りいたします。  本陳情を採択すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。      (賛成者起立) 387 ◆部会長(新美交陽) 起立少数であります。  次に、本陳情は願意に沿いがたいとの理由により不採択すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。      (賛成者起立) 388 ◆部会長(新美交陽) 起立多数であります。  よって、本陳情は願意に沿いがたいとの理由により不採択すべきものと決しました。 ───────────────────・・─────────────────── 389 ◆部会長(新美交陽) 次、協議事項(4)平成27年陳情第3号「国の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める陳情」を議題といたします。  まず、陳情書の朗読を求めます。 390 ◆議事課長(大野孝男) 部会長、議事課長。 391 ◆部会長(新美交陽) 議事課長。 392 ◆議事課長(大野孝男) それでは、ただいま議題となりました平成27年陳情第3号を朗読いたします。  国の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める陳情書。  陳情趣旨は省略いたします。  陳情事項。  1、国に対し、地方自治法第99条により、次の点を内容とする「意見書」を提出してください。  1)父母負担の公私格差を是正するための就学支援金を、加算支給世帯の拡大、加算支給額の増額、「施設設備費」を対象にするなど、一層拡充すること。  2)平成21年度に創設され、平成26年度で廃止された「高校生就学支援基金」の制度復活、または代替の制度を創設すること。  3)国庫補助金とそれに伴う地方交付税交付金を充実し、私立高等学校以下の経常費補助の一層の拡充を図ること。  平成27年8月18日。  陳情者代表、━━━━━━━━━━━━、鈴木千鶴ほか2団体であります。  碧南市議会議長、鍔本達朗殿。  朗読は以上であります。 393 ◆部会長(新美交陽) 次に、本陳情に対して執行部から参考意見がありましたらお願いします。 394 ◆庶務課長(三島 翁) 部会長、庶務課長。 395 ◆部会長(新美交陽) 庶務課長。 396 ◆庶務課長(三島 翁) 特に意見はございません。 397 ◆部会長(新美交陽) それでは、これより質疑、意見等に入ります。  ありますか。 398 ◆部会員(長田知久) 部会長。 399 ◆部会長(新美交陽) 長田部会員。 400 ◆部会員(長田知久) 私のところの会派でもいろんな意見がありましたので、うちの会派は特に特色がある会派なので。会派の意見というわけではなく、私の意見ということでも言わせてもらいます。  私自身としましては、高校に今行くのが当たり前になってきていて、生徒たち、子供たちが本当に何を学びたいかということで勉強に向き合っているのかというのは疑問に思っておりますが、このように私学といった特色ある、個性ある学びの場において、その機会を、できるだけチャンス、機会を潰すような方向ではないほうが望ましいと思いますので、これにおいては賛成をしたいと思います。よろしくお願いします。 401 ◆部会長(新美交陽) ほかに。 402 ◆部会員(山口春美) 部会長。 403 ◆部会長(新美交陽) 山口部会員。 404 ◆部会員(山口春美) 陳情者の意見に基づいて意見書の提出をしてあげていただきたいと思いますので、賛成です。 405 ◆部会長(新美交陽) ほかに。      (「なし」という者あり) 406 ◆部会長(新美交陽) ほかに質疑等もないようですから、これにて質疑等を終結いたします。
     お諮りいたします。  本陳情を採択すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。      (賛成者起立) 407 ◆部会長(新美交陽) 起立全員であります。  よって、本陳情は採択すべきものと決しました。 ───────────────────・・─────────────────── 408 ◆部会長(新美交陽) 協議事項(5)平成27年陳情第4号「愛知県の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める陳情」を議題といたします。  まず、陳情書の朗読を求めます。 409 ◆議事課長(大野孝男) 部会長、議事課長。 410 ◆部会長(新美交陽) 議事課長。 411 ◆議事課長(大野孝男) それでは、ただいま議題となりました平成27年陳情第4号を朗読いたします。  愛知県の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める陳情書。  陳情趣旨は省略いたします。  陳情事項。  1、県に対し、地方自治法第99条により、次の点を内容とする「意見書」を提出してください。  「父母負担軽減に大きな役割を果たしている授業料助成を拡充するとともに、経常費助成についても国から財政措置がなされている『国基準単価』を土台に、学費と教育条件の公私格差を着実に是正できる施策を実施すること」。  平成27年8月18日。  陳情者代表、━━━━━━━━━━━━、鈴木千鶴ほか2団体であります。  碧南市議会議長、鍔本達朗殿。  朗読は以上であります。 412 ◆部会長(新美交陽) 次に、本陳情に対して執行部から参考意見がありましたらお願いします。 413 ◆庶務課長(三島 翁) 部会長、庶務課長。 414 ◆部会長(新美交陽) 庶務課長。 415 ◆庶務課長(三島 翁) 特に意見はございません。 416 ◆部会長(新美交陽) これより質疑、意見等に入ります。  質疑はありませんか。 417 ◆部会員(山口春美) 部会長。 418 ◆部会長(新美交陽) 山口部会員。 419 ◆部会員(山口春美) 陳情書や意見書に書いてある乙ランクの子供たちというのは、碧南市でいうとどれぐらいいるんでしょうか。乙Iランクも。そんなことはわからないですかね。 420 ◆庶務課長(三島 翁) 部会長、庶務課長。 421 ◆部会長(新美交陽) 庶務課長。 422 ◆庶務課長(三島 翁) 乙Iランクについては、世帯年収610万円未満程度の世帯を指しているかと思いますが、申しわけございません、碧南市の私学へ通ってみえる方の所得構成については把握しておりませんので、よろしくお願いします。 423 ◆部会長(新美交陽) ほかに。      (「なし」という者あり) 424 ◆部会長(新美交陽) ほかに質疑等もないようですから、これにて質疑等を終結いたします。  お諮りいたします。  本陳情を採択すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。      (賛成者起立) 425 ◆部会長(新美交陽) 起立全員であります。  よって、本陳情は採択すべきものと決しました。 ───────────────────・・─────────────────── 426 ◆部会長(新美交陽) 協議事項(6)平成27年陳情第5号「私立高校生の父母負担を軽減し、学費の公私格差を是正するために市町村独自の授業料助成の拡充を求める陳情」を議題といたします。  まず、陳情書の朗読を求めます。 427 ◆議事課長(大野孝男) 部会長、議事課長。 428 ◆部会長(新美交陽) 議事課長。 429 ◆議事課長(大野孝男) それでは、ただいま議題となりました平成27年陳情第5号を朗読いたします。  私立高校生の父母負担を軽減し、学費の公私格差を是正するために市町村独自の授業料助成の拡充を求める陳情書。  陳情事項。  1、平成28年度予算において、「教育の機会均等」の理念をひきつぎ、私立高校生の父母負担を軽減し、学費の公私格差を是正するために、私立高校生に対する現行の市町村独自の授業料助成を拡充してください。  陳情の趣旨は省略いたします。  平成27年8月18日。  陳情者代表、━━━━━━━━━━━━、鈴木千鶴ほか2団体であります。  碧南市議会議長、鍔本達朗殿。  朗読は以上であります。 430 ◆部会長(新美交陽) 次に、本陳情に対して執行部から参考意見がありましたらお願いします。 431 ◆庶務課長(三島 翁) 部会長、庶務課長。 432 ◆部会長(新美交陽) 庶務課長。 433 ◆庶務課長(三島 翁) 特に意見はございません。 434 ◆部会長(新美交陽) これより質疑、意見等に入ります。 435 ◆部会員(三島 博) 部会長。 436 ◆部会長(新美交陽) 三島部会員。 437 ◆部会員(三島 博) 先ほどの山口部会員じゃないけど、今度、何ランクじゃなくて、私学へ行っておる高校生は何人おりますか。大体でいい、わかる範囲。 438 ◆庶務課長(三島 翁) 部会長、庶務課長。 439 ◆部会長(新美交陽) 庶務課長。 440 ◆庶務課長(三島 翁) 現在、碧南市のほうで私学助成、行ってみえる方に対して助成を行っておりますが、その人数が平成26年度の実績で申し上げますと260人です。  1学年、ことしの3月に卒業して私学へ行った今1年生の方が110人ということですので、それを3倍しますと300人程度だというふうに考えております。 441 ◆部会員(三島 博) 部会長。 442 ◆部会長(新美交陽) 三島部会員。 443 ◆部会員(三島 博) それで今、年に1万円補助していますね、市は。      (「1万2,000円」という者あり) 444 ◆部会員(三島 博) 1万2,000円だったか、そうすると、その費用としては、掛けるこの人数、今、260人だけど、1年生で勘案すると330人か、そのぐらいになって、掛ける1万2,000円がこの私学補助の経費というか、予算になるんですかね。 445 ◆庶務課長(三島 翁) 部会長、庶務課長。 446 ◆部会長(新美交陽) 庶務課長。 447 ◆庶務課長(三島 翁) おっしゃるとおりでありまして、平成26年度ですと260人の方を対象に、決算額としましては310万円余でございます。 448 ◆部会員(山口春美) 部会長。 449 ◆部会長(新美交陽) 山口部会員。 450 ◆部会員(山口春美) 毎年可決するんですが、市が全然制度を動かさないもんだから、ちゃんと議会の声をきちっと聞いていただきたいなというふうに思いますが、授業料は別個にしても、入学金は、甲ランクは20万円となって無償化されたと。乙ランクは乙Iが6万5,000円、乙IIが4万8,000円で据え置かれたままで15万円前後の負担が残っていますということになって、これも県が若干持っていったり、それで碧南市が足らない15万円のうちの幾らかを持てば相当御要望に達するということなんだけど、授業料以外に入学金の補助というのがあるんですよね。だから、これはうちはやっていないから。だから、それもそうだし、1万2,000円もずーっと制度が始まって以来なので、ぜひこれ、陳情を採択していただいて、市が動かないと。聞きっ放しじゃいかんので。ぜひ、入学金あるいは授業料、どちらでも前進させていただきたいと思います。 451 ◆部会長(新美交陽) 御意見ですね。 452 ◆部会員(大竹敦子) 部会長。 453 ◆部会長(新美交陽) 大竹部会員。 454 ◆部会員(大竹敦子) 今の御意見に賛成なんですけど、こうやって毎回陳情は毎年同じような内容で出てきていまして、全会一致で上げさせてもらっているわけで、そういう、一回一回陳情がこれで可決されたことに対して、市の教育部として何かその結果についてことしはどうしようとかという話し合いはその都度持たれているのかどうか教えてください。今回こういうふうに決まったけどどうするねみたいな。 455 ◆庶務課長(三島 翁) 部会長、庶務課長。 456 ◆部会長(新美交陽) 庶務課長。 457 ◆庶務課長(三島 翁) 担当においてそういった御意見を受けまして、ただ、近隣市の補助制度等も参考にしながら、まず、標準的なレベルというところを実施していきたいというところの現在のところの判断でございます。 458 ◆部会員(沓名 宏) 部会長。 459 ◆部会長(新美交陽) 沓名部会員。 460 ◆部会員(沓名 宏) これ、確認なんですけれども、近隣市もたしかみんな同歩調でしたかね。 461 ◆庶務課長(三島 翁) 部会長、庶務課長。 462 ◆部会長(新美交陽) 庶務課長。 463 ◆庶務課長(三島 翁) 現在把握しておりますのは、岡崎、安城、西尾、知立、高浜市、みよし市が碧南市と同じ1万2,000円と認識しております。高浜市につきましては、低所得の方については2万4,000円を支給しているという制度を聞いております。あと、刈谷市、豊田市は若干碧南市より金額が高いということで聞いております。 464 ◆部会長(新美交陽) ほかに。 465 ◆部会員(神谷 悟) 部会長。 466 ◆部会長(新美交陽) 神谷部会員。 467 ◆部会員(神谷 悟) 今の話で、低所得者の方にちょっと厚めにあげるとか、また、自分の家のことでちょっと申しわけないんですけど、息子が私学に行って特待とか半特というのかな、あの時代で。そういうのでも一律もらえたということで、その辺で、やっぱりただで行ける人にも1万2,000円を配っておるのか、半分で行っておる人にも1万2,000円を配っておるのか、その辺も全然考慮されんでも一律で配っておるんですかね。 468 ◆庶務課長(三島 翁) 部会長、庶務課長。 469 ◆部会長(新美交陽) 庶務課長。 470 ◆庶務課長(三島 翁) 確かに授業料を減額されて行ってみえる方、生徒さんもみえると思います。  碧南市のほうで年額1万2,000円の補助制度ですので、年額1万2,000円以下の授業料の方については支給をしていないという状況でございます。 471 ◆部会員(神谷 悟) 部会長。 472 ◆部会長(新美交陽) 神谷部会員。
    473 ◆部会員(神谷 悟) 多分、自分の息子も半特で私学へ行っておったんですが、ちょうどその時代はもらえておったので、その辺を考えると自分は要らなかったんですけど、そういうふうでもうちょっとそういうのも調べて、また、年収とかも調べて、そっちの厚いほうにあげられるともっと子供たちが私学に行きやすくて、いろんな学科とか何かもあるので、そういう自分の学びたい学校も行けると思うので、その辺もまたちょっと考えていただきたいなと要望しておきます。 474 ◆部会長(新美交陽) ほかに。 475 ◆部会員(三島 博) 部会長。 476 ◆部会長(新美交陽) 三島部会員。 477 ◆部会員(三島 博) 先ほどもいろんな意見が出て、聞きっ放しじゃなくて、たまたまこれ、議長に出ておるで要望書はそうかもわからないけれども、陳情。それでもやっぱりこういういろんな意見があるもんだから、そいつをちょっと前向きに考えて、今のいろんな意見を取り上げてやれるところはやってほしいというようなふうに思いますが、そういう考えはありませんか。 478 ◆庶務課長(三島 翁) 部会長、庶務課長。 479 ◆部会長(新美交陽) 庶務課長。 480 ◆庶務課長(三島 翁) 確かに、低所得の方に厚く支給している市なんかもございますので、そういった制度もひとつ研究する必要はあるかと思います。  ただ、もう一方で、金額として、月にしますと1,000円ということになりますので、所得に応じてそういった差をつける金額かどうかということと、年間の授業料との金額の差から所得に応じて差をつけたほうがいいのかどうかというところは、また1つ検討が必要なところかと考えております。 481 ◆市長(禰宜田政信) 部会長、市長。 482 ◆部会長(新美交陽) 市長。 483 ◆市長(禰宜田政信) うち独特の制度としてまなびさぽーと制度というのがありまして、これは、要は家が相当貧しくてという人に対して相当程度補助を出しているわけですね。こういうのは余りないんですよね、他市には。だから、そういうことも総合的に考えてもらえればありがたいと。 484 ◆部会長(新美交陽) ほかに。      (「なし」という者あり) 485 ◆部会長(新美交陽) ほかに質疑等もないようですから、これにて質疑等を終結いたします。  お諮りいたします。  本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。      (賛成者起立) 486 ◆部会長(新美交陽) 起立全員であります。  よって、本陳情は採択すべきものと決しました。  以上で、協議事項は終了いたしました。  これにて福祉文教部会を閉会いたします。                            (午後 1時 46分 閉会) ───────────────────○──────────────────── 以上は、碧南市議会協議会福祉文教部会の記録である。   平成27年9月10日                碧南市議会協議会福祉文教部会                  部会長  新 美 交 陽 Copyright © Hekinan City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...