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  1. 碧南市議会 2009-12-16
    2009-12-16 平成21年市議会協議会 本文


    取得元: 碧南市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    2009-12-16 : 平成21年市議会協議会 本文 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                            (午前 10時 9分 開会) ◆会長(倉内成幸君) ただいまから、第7回碧南市議会協議会を開会いたします。  本日の協議事項は、配付してあります通知書のとおりであります。 ───────────────────・・─────────────────── 2 ◆会長(倉内成幸君) 協議事項(1)「平成21年度まちづくり事業特別委員会研修結果について(報告)」を議題といたします。  研修結果について、報告をお願いいたします。 3 ◆まちづくり事業特別委員会委員長(原田ちよ子君) 会長、まちづくり事業特別委員会委員長。 4 ◆会長(倉内成幸君) まちづくり事業特別委員会委員長。 5 ◆まちづくり事業特別委員会委員長(原田ちよ子君) まちづくり事業特別委員会の視察報告をいたします。  研修は、11月5日、6日に、新潟県柏崎市と上越市に行きました。まちづくり委員、私を初め三島委員、大竹委員、板倉委員、生田委員、竹内委員、木村委員、杉浦委員と執行部の方、事務局の筒井様で視察をしてきました。  柏崎市の調査事項としましては、まちづくり交付金事業による港を拠点としたまちづくり。柏崎市市役所で説明を受け、現地視察、みなとまち海浜公園マリンスポーツ交流センター観光交流センター夕海に行きました。柏崎港地区、港と周辺エリアに市民憩いとレジャー施設、柏崎港観光交流センター夕海を平成19年7月14日に開所されましたが、2日後に新潟県の中越沖地震が発生し、一時閉鎖され、20年6月6日に復旧開館されました。  一般から愛称を募集し、名づけられました夕海というところです。業務委託で、建物管理運営は柏崎市、まちづくり交付金事業で海浜公園、マリンスポーツ交流センターとそこの現地に視察してきました。  そこでは、イルカウォッチングを漁船が運航し、運行は毎日ではなく、主に土日、21年度は71回運行し、729人の乗客数、観光遊覧船は2,300人ということで、自然の海のイルカを生かした観光が、1人4,000円でも県外、市外と利用者が予想より多かったということでした。中越地震からの観光復活も兼ね、月1回のペースで各種イベントを開催し、また、国体の効果もあり、前年度の6倍もの集客の効果があったということです。  また、上越市では、高田の雁木通り地区を視察しました。城下町高田の歴史資源を生かした町なか回遊観光による中心街の活性化であります。高田は、平野部の都市にもかかわらず、有数の豪雪地帯であり、江戸時代の城下町の町割りが現存しているところであります。民家、私有地の軒先を出して、雪の多い冬季間の生活道路を確保しています。  雁木が町屋等歴史建造物をまちづくりの資源として生かしたまちの活性化を目指していました。これをこのまちの観光にし、古い歴史を守るため、修繕、改修等に、市が限度額30万円まで助成していました。また、広い染物屋を市が買収し、改修しまして、拠点施設として、会議室、ホールなど利用も多いということでした。市民や観光客を対象とした町屋見学会や、市民と協働イベントの開催で、見学者が増大したということです。碧南市も、今後、市民協働事業を推進し、まちの活性化を期待するところであります。  なお、研修内容の詳細につきましては、このまちづくり特別委員の研修結果報告書に詳細が、写真など、また丁寧に書いてここに印刷しておきましたので、ごらんいただきたいと思います。  以上で、報告を終わります。 6 ◆会長(倉内成幸君) ただいままちづくり事業特別委員長から研修結果の報告がありました。  この際、何かお聞きしたいことは。 7 ◆審議員(山口春美君) 会長。
    8 ◆会長(倉内成幸君) 山口議員。 9 ◆審議員(山口春美君) 11ページのところに、柏崎のところで、今年度の事業評価ということで書いてありますので、ちょうど碧南市と、西端でいうと1年先の時期をやっているのかなというふうに思うんですが、そうなると、当然平成20年には事後評価の準備段階で、ちょうど今、西端でやっている委員会の開催とかをやってみえたと思うんですね。  この間の委員会では別にほかの方も特に質問等はなかったんですが、碧南と比べて、この事後評価やその前段階については相違を感じられたのか。非常に私は秘密主義だなというふうに思うんですけれども、そういう点で違和感はなかったのかということと、それから、上越市のほうでは30万円の補助金をやって景観をそろえていくということをやってみえるそうなので、視察に行ってみえて、各委員さんも市への提言というコーナーがあって、その復命書を書くことになっているので、それらを集めて、ぜひ市にも提言するべきだと思うんですが、その復命書というのは、実際には市のほうにきちっと打診しているんでしょうかね。その復命書のとりあえず参加された方たちの市への提言というところでいえば、具体的にはどんなことがあったんでしょうか。委員長としてはお目を通してみえるのか。それから、事後評価についても、せっかく行かれて、ちょうどタイムリーに時期も合っているので、そういう復命書の中の文章というのは、市当局に対して提案したり、指摘したり、発議したりされているんでしょうか。 10 ◆まちづくり事業特別委員会委員長(原田ちよ子君) 会長、まちづくり事業特別委員会委員長。 11 ◆会長(倉内成幸君) まちづくり事業特別委員会委員長。 12 ◆まちづくり事業特別委員会委員長(原田ちよ子君) 個々に事務局のほうに提出して、議長さんのほうに提出しています。 13 ◆審議員(山口春美君) 会長。 14 ◆会長(倉内成幸君) 山口議員。 15 ◆審議員(山口春美君) どうでしたか。せっかくだもんだから、ここは本当にたるんでいる、おくれているところなんですね、碧南市は。  景観条例なんかはいまだにやっていないというところなので、ぜひやっていくように恐らく出されていると思うので、そこに積み上げられたままではいけないので、恐らく一緒に行かれた同行者も含めて、執行部のほうには何らかの形で伝わっていると思うんですが、具体的にはどういう扱いをされてみえたのか、議長としてはどうでしょうか。 16 ◆会長(倉内成幸君) 一応読んで、提言するようなことがあれば提言をさせていただくと、そういうことでやっておりますので。 17 ◆審議員(山口春美君) 会長。 18 ◆会長(倉内成幸君) 山口議員。 19 ◆審議員(山口春美君) 今回はやっていないね。 20 ◆会長(倉内成幸君) 今回はまだやっておりません。  ほかにありませんか。      (「なし」という者あり) 21 ◆会長(倉内成幸君) ほかにないようですので、これにて特別委員会の研修報告を終わります。 ───────────────────・・─────────────────── 22 ◆会長(倉内成幸君) 協議事項(2)「第5次碧南市総合計画(案)について(報告)」を議題といたします。  本件について、説明を求めます。 23 ◆総務部長(新美善次郎君) 会長、総務部長。 24 ◆会長(倉内成幸君) 総務部長。 25 ◆総務部長(新美善次郎君) ただいま議題となりました協議事項(2)「第5次碧南市総合計画(案)」につきまして、資料に基づき御説明を申し上げます。  それでは、参考資料1の1ページをごらんいただきたいと思います。  まず、1の趣旨でございますが、平成20年度より策定を進めてまいりました第5次碧南市総合計画基本構想及び基本計画の体系につきまして、現段階での策定状況について報告をさせていただくというものでございます。  次に、2、経過といたしまして、(1)地区懇談会、アンケートの実施ということでございますが、平成20年9月より市内7地区での地区懇談会を、また、平成20年10月には対象者2,000人に対する市政アンケート、また、平成20年12月には碧南高校、碧南工業高校の生徒557名に対しまして、高校生アンケートを実施してまいりました。  (2)碧南市総合計画審議会の開催についてということでございますが、37名の方に委員をお願いし、審議会を2回、また、委員の方に4つの分科会に分かれていただき、分科会を3回開催し、計画策定に関する審議を行ってまいりました。  (3)助言者からの指導ということでございますが、大学教授、准教授で構成する助言者4名の方から各分科会にて講話を1回開催し、その後、指導及び助言を2回いただいております。  (4)庁内での検討内容ということでございますが、職員の部長級で組織する策定幹部会を2回、課長補佐、係長級で組織する策定作業部会を4回、そのほか担当者ヒアリングなどを実施し、計画策定に関する協議を行ってきております。  続きまして、3の基本構想の内容についてでございます。  (1)計画の趣旨についてでございますが、この基本構想は、第5次碧南市総合計画の基本理念、土地利用構想、重点的な取り組み、施策の大綱を定めることにより、本市が目指す将来像を描き、その達成のための基本的な考え方を明らかにして、まちづくりの指針とするものであります。  (2)計画期間は、平成22年度から平成32年度の11年間と定めております。  (3)基本理念につきましては、「結びあうまちへ」、「育むまちへ」、「活かすまちへ」、「創造するまちへ」、「安心・安全なまちへ」、「開かれたまちへ」、「広がりのあるまちへ」の7つの理念を定めました。詳細につきましては、後ほど参考資料2のほうで説明をさせていただきます。  (4)将来像(全体のテーマ)でございますが、先ほどの7つの基本理念を踏まえ、「ひとのわで 楽しさつくる みなとまち へきなん」と定めました。  (5)将来指標といたしまして、平成32年の総人口を7万7,000人と設定いたしております。  (6)土地利用構想につきましては、目指すべき都市構造を広域的な都市軸の形成、集約型の市街地の形成、良好な居住環境の形成、産業拠点施設の形成、市の特性を生かした都市環境の形成の5つと定めました。  (7)まちづくりへの重点的な取り組みといたしまして、協働へのスタート、清らかな水と豊かな緑、海への可能性と定めております。  (8)施策の大綱(分野別方針)でございますが、これにつきましては、基本理念に基づきまして、「手と手を取り合う結び合いのまちづくり(市民生活・環境分野)」でございます。そして、「住み続けたい快適なまちづくり(都市基盤整備産業振興分野)」でございます。「健やかに育み支えあうまちづくり(医療保健・福祉分野)」であります。そして、「人を育み活かす創造のまちづくり(教育文化分野)」でございます。そして、最後に「信頼される開かれたまちづくり(行財政分野)」、以上の5つを定めております。  続きまして、4、基本計画の策定についてということでございます。  (1)計画の趣旨でございますが、この基本構想の実現に向け、今後取り組むべき基本施策を5分野ごとに体系に定めております。  (2)計画期間は、基本構想と同様に平成22年度から平成32年度の11年間と定めております。  (3)計画の内容につきましては、基本構想で定めた施策の大綱、先ほどの分野別方針でございますが、施策の大綱ごとに重点的なテーマを定め、それぞれの施策の体系化を行い、その方向性を定めております。  その内容といたしまして、ア、第1章として、「手と手を取り合う結び合いのまちづくり」、先ほどの市民生活、環境分野でございますが、新たな市民協働のまちづくり、環境に配慮したまちづくり、快適な生活を営めるまちづくり、安全で災害に強いまちづくりの4つを定めております。  イ、第2章といたしまして、「住み続けたい快適なまちづくり(都市基盤整備産業振興分野)」でございますが、これには質の高い都市基盤のまちづくり、バランスのとれた産業振興のまちづくりの2つを定めております。  次に、ウ、第3章といたしまして、「健やかに育み支えあうまちづくり(医療保健・福祉分野)」の関係でございます。この関係では、質の高い保健・医療活動を展開するまちづくり、思いやりあふれる福祉のまちづくりの2つを定めております。  エ、第4章といたしまして、「人を育み活かす創造のまちづくり(教育文化分野)」におきましては、人をはぐくみ生かすまちづくり、文化や財産を結ぶまちづくりの2つを定めております。  最後に、オ、第5章といたしまして、「信頼される開かれたまちづくり(行財政分野)」におきましては、市民協働型行政のまちづくり、健全な財政を推進するまちづくりの2つを定めております。  次に、5の今後の予定ということでございますが、(1)パブリックコメントを12月11日から来年の1月8日まで実施してまいります。  (2)碧南市総合計画審議会から市長への答申ということでございますが、本日の全協におきましての議員各位の御意見、あるいはパブリックコメントでの意見を踏まえ、来年1月18日に第3回の碧南市総合計画審議会を開催し、第5次碧南市総合計画策定への答申をいただく予定でございます。  (3)助言者からの指導、助言といたしまして、今後、さらに4人の助言者の方々に最終的な面での御指導をいただく予定でございます。  (4)碧南市総合計画策定幹部会、作業部会を開催いたしまして、庁内の意見の取りまとめ、最終調整を図ってまいります。  (5)第5次碧南市総合計画基本構想の議案上程ということでございますが、これにつきましては、地方自治法第2条第4項の規定に基づき、3月定例会に上程させていただく予定でございます。  続きまして、別冊になっておると思いますが、参考資料2「第5次碧南市総合計画基本構想(案)」について、要点を中心に説明をさせていただきます。  資料の10ページをまずお開きいただきたいと思います。  ここには、2、碧南の課題といたしまして、7項目を掲げております。  まず、暮らしやすさの向上におきましては、今後、碧南市を単なる住む場だけでなく、楽しみ、安心して住み続けることができる暮らしをつくる場としてまちの魅力を高めていかなければならないといたしております。  次の地域力の向上でございます。これは、町内会だけではなく、今後は地域の中からボランティアやNPOなどの新たな担い手を創出することが必要といたしております。  11ページに進みまして、安心・安全なまちの構築におきましては、ライフライン、河川、橋梁、施設の耐震化などの整備、自主防災組織、消防団の充実などの防災面での取り組みが必要といたしております。また、医療、福祉、保健の充実と連携の必要性を示しております。  続いて、市民と行政の連携と協働におきましては、今後の本市の市民協働の必要性とその手法などを示しております。  続いて、環境保全への取り組みにおきましては、地球温暖化対策などの必要性と3Rの推進を示しております。  12ページに移りまして、行政運営の経営志向の強化におきましては、現在の不透明な経済状況の中、財政基盤の整備、行財政改革、安定的な財源の確保などを示しております。  最後の新たな可能性を求めてにおきましては、衣浦港のさらなる高度化、衣浦ポートアイランドの活用などを示しております。  続きまして、14、15ページのほうをお開きいただきたいと思います。  ここでは、第1章といたしまして、基本理念と将来像を示しております。まず、まちづくりの基本理念を「結びあうまちへ」、「育むまちへ」、「活かすまちへ」、「創造するまちへ」、「安心・安全なまちへ」、「開かれたまちへ」、「広がりのあるまちへ」の7つといたしております。これは、今後10年間の本市の向かうべき方向性を示しておりまして、市民協働、地域力の芽生え、子育て支援、財産の活用、生きがいや楽しさの創造、防災、防犯、保健、医療、情報公開、情報収集、広域的事業の推進などを盛り込んでおります。  15ページには、こうした基本理念に基づきまして、碧南市の将来像を「ひとのわで 楽しさつくる みなとまち へきなん」と定めております。ここで言うところの「ひと」とは、個人だけではなく、地域、企業、事業所、団体など碧南市にかかわるすべての方々を示しております。また、「わ」につきましては、平和の「和」であり、車輪の「輪」であり、循環の「環」でございます。本市にかかわるすべての方々が、穏やかな環境の中、一緒になり、これから進んでいこうという意味を込めております。  楽しさをつくるということでございますが、今まで本市におきましては、積極的に基盤整備などを実施して住みやすい環境づくりを行ってまいりましたが、今後もそうした基盤整備は行ってはまいりますが、さらに、住むだけではなく、住むことを楽しめることが必要であり、また、その楽しさはみんなでつくり上げていくことが重要であるという意味でございます。  続きまして、18ページをお開きいただきたいと思います。  ここでは、これからの展望といたしまして、総人口、年齢3区分別人口、世帯数、就業者数を推計いたしております。人口の面におきましては、平成17年10月の国勢調査以降、平成20年10月までは年0.9%で増加をしてきております。しかし、それ以降、景気の悪化などにより、年1.05%の割合で減少をいたしております。全国的には平成16年をピークに人口減少に転じてきておりますが、愛知県が現在策定を進めております2010年から2015年までの新しい政策の指針の人口推計におきましては、愛知県は全国よりも人口のピークが約10年おくれておりまして、平成27年から平成32年にピークを迎えるだろうといたしております。また、この西三河地域につきましても、平成27年度までは年1.05%の増と見込んでおるところであります。こうしたことを踏まえ、本市の人口減少の傾向は平成22年10月まで続き、その後、増加に転じることといたしまして、平成32年の総人口を7万7,000人と設定いたしております。  続きまして、20ページをお開きいただきたいと思います。  第2章、まちづくりを展望した土地利用構想でございます。  1、土地利用の基本的な考え方といたしまして、今まで築き上げてきたまちの財産を生かし、防災や環境に配慮した安全で快適な生活空間の形成と、産業が調和した機能的で文化性の高い都市づくりを推進するというものであります。  2、目指すべき都市構造の考え方といたしまして、1)広域的な都市軸の形成、2)集約型の市街地形成、3)良好な居住環境の形成、4)産業拠点施設の形成、5)市の特性を生かした都市環境の形成の5点を掲げております。  22ページに移りまして、3、土地利用方針でございます。住居系、商業系、工業系、農地、自然環境の5つを設定し、その利用方針を定めております。なお、第2章の土地利用構想に関しましては、建設部が策定を進めております都市計画マスタープランとの調整を図っているものでございます。  続きまして、24ページに進みまして、第3章、新たなまちづくりへの重点的な取り組みについてということでございます。先ほどの基本理念と将来像を踏まえ、本市の重点的な取り組みといたしまして、協働へのスタート、清らかな水と豊かな緑、海への可能性、この3つを定めております。  まず、1点目の協働へのスタートにおきましては、本市の将来像である「ひとのわで 楽しさつくる みなとまち へきなん」の実現に向けて協働の仕組みづくりを進め、市民協働へのスタートを切っていくことといたしております。  次に、次ページの2、清らかな水と豊かな緑でございますが、本市は、水や緑に囲まれた自然豊かなまちでもあります。以前は失われつつありましたその清らかさなどは、市民の方々との努力で徐々に取り戻してまいりました。これからは、地球温暖化や生物多様化などの環境問題も含め、市民を初めとして多くの方々と取り組み、楽しさを創造し、暮らしていくためにも、さらに美しい郷土をつくり上げていくことを重点的な取り組みといたしました。  26ページに進みまして、3、海への可能性についてでございます。衣浦港、臨海工業地帯は、本市だけではなく、この地域の産業活動や財産基盤を支えております。今後もこの地域の機能拡充や整備を行っていくことが、本市の発展の大きな方策でございます。また、臨海部には多くの緑地やグラウンドがございます。こうした憩いの場をさらに拡大し、にぎわいの地域へと進展させていかなければならないと思っております。  衣浦ポートアイランドにつきましては、第1期工事が着手されておりますが、この上部利用につきまして、本市にとって新たに有効な土地利用が生み出されるように、県を初めとする関係機関に働きかけていく必要性を示しております。  27ページに進みまして、ここからは施策の大綱でございます。これは、基本理念で定めた7つを分野別方針として5つに分類し、基本計画につなげていくものであります。  28ページをお開きください。  1の「手と手を取り合う結び合いのまちづくり」、これは市民生活、環境分野でございますが、4つのポイントにまとめさせていただいております。  まず、(1)新たな市民協働のまちづくりとして、これは、先ほど重点的な取り組みで説明したとおりでございまして、男女共同参画社会の構築も定めております。  (2)環境に配慮したまちづくりにおきましては、生物多様性、地球温暖化防止などを含めた持続可能な社会づくりと新エネルギーなどの活用を定めております。  次ページに進みまして、(3)快適な生活を営めるまちづくりにおきましては、ごみの収集、処理、住宅や上下水道の整備、緑地、水辺、景色などを守りはぐくむ仕組みづくりを定めております。  (4)安全で災害に強いまちづくりにおきましては、震災対策といたしまして、上下水道施設、公共施設、道路、河川、橋梁の整備を進めてまいります。また、常備消防体制の充実や自主防災活動や消防団活動の推進を図るとともに、防犯や交通安全などの事項を定めております。  30ページに進みまして、2、「住み続けたい快適なまちづくり」、これは都市基盤整備産業振興分野でございますが、2つのポイントにまとめております。  (1)質の高い都市基盤のまちづくりでございますが、国・県・市道、生活道路の整備、水害対策を定めております。また、臨海工業地帯の高度化や衣浦ポートアイランドの土地利用への取り組みの推進や地域情報化などを定めております。  (2)バランスのとれた産業振興のまちづくりにおきましては、農業、漁業、商業、工業の各産業の振興と連携、地場産業、中小企業の支援などや商店街の振興、新たな観光事業について定めております。  31ページの3、「健やかに育み支えあうまちづくり」、これは医療保健、福祉分野でございますが、2つのポイントにまとめております。  (1)質の高い保健、医療活動を展開するまちづくりにおきましては、福祉、保健、医療への取り組みと連携、各保健事業の運営や安定化などを定めております。  (2)思いやりあふれる福祉のまちづくりにおきましては、地域福祉のあり方や高齢者、障害者、子育て支援、人権擁護や消費者保護について定めております。  32ページに移りまして、4、「人を育み活かす創造のまちづくり」、これは教育文化分野でございます。2つのポイントにまとめております。  (1)人をはぐくみ生かすまちづくりでは、学校、家庭、地域の子供をはぐくむための取り組み、生涯学習や青年活動への支援などを定めております。  (2)文化や財産を結ぶまちづくりでは、本市の文化や文化財、公共施設の連携などによるさらなる発展や後継者の育成、ボランティアの発掘などを定めております。  33ページに移りまして、5、「信頼される開かれたまちづくり」、これは行財政分野でございますが、2つのポイントにまとめております。  (1)市民協働型行政のまちづくりでは、市民に信頼される市民サービスと行政運営、市政情報の収集、公開、広域行政などについて定めております。  (2)健全な財政を推進するまちづくりにおきましては、堅実な財政運営と安定的な収入の確保、地域経営的視点での行政運営を定めております。  以上、基本構想(案)の説明とさせていただきまして、続いて、参考資料3の基本計画の骨子の案について、概略を説明させていただきます。  基本計画につきましては、基本構想を受けて、実現に向けた基本的な施策を分野別に体系化し、内容を明らかにするものであります。先ほど体系につきましては説明をさせていただきましたので、時間の都合もございますので、全体の施策の体系、方向性の説明は省略をさせていただきますが、簡単に掲載の方法、構成について説明をさせていただきたいと思います。
     資料の1ページをごらんいただきたいと思います。ここでは、施策の大綱第1章、「手と手を取り合う結び合いのまちづくり」、第1節、新たな市民協働のまちづくりを受けまして、1ページの1、市民協働の推進と、2ページの2、コミュニティーの活性化の2つに分類をさせていただいております。さらに、それぞれ幾つかの主要施策に細分化して、その施策の方向を定めるという構成となっております。以降、こういう形で基本計画の構成が成り立っております。  本日は、基本計画と市の骨子案ということで、細節ごとに施策の体系、施策の方向をお示しいたしておりますが、そのほかに、現況、問題点と課題を、また、主要施策ごとに基本事業、目標値を定めるよう、現在、作業を進めているところでございます。  以上、簡単ではありますが、参考資料3の基本計画の骨子案の説明とさせていただきます。  以上をもちまして、協議事項2の説明を終えさせていただきます。よろしくお願いをいたします。 26 ◆会長(倉内成幸君) 説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  何かありますか。 27 ◆審議員(山口春美君) 会長。 28 ◆会長(倉内成幸君) 山口議員。 29 ◆審議員(山口春美君) 一通り目を通させていただきましたけれども、率直に言って、この作業を通じて、市の職員の皆さんが、この新たな一歩が生まれない今の現況をなぞっているだけという、こういう中で失望され、意欲をなくしていって、その結果が12月議会のさまざまなほころびとなって出てきているんだなというふうに思いました。  それで、禰宜田市長から、とりあえずは自分の任期の2年間も含めて、大いにこの碧南市の未来構想の夢を描いていただければいいわけですので、この基本構想と基本計画を通じて、これが目玉だと、これが新規事業として将来10年後の碧南市、ここが変わってくるというところをぜひ教えていただきたいと思います。  先ほど言われた重点事業ということは、この中では読み取れません。先ほど言われましたね、重点事業を選び出したということで言われているんですけど、1つも何が重点なのかというのが見えてきませんので、今から具体的な施策や目標数字を出すと、基本事業や目標数字を各課で出していくということなので、まだ道半ばということなのかもしれませんが、その重点事業について、この段階では何が、例えば10本の指に入るものでいえば、何がトップに出て何が順位に出て、特筆するべきものはどれがあるのか。総務部長は今長い間言われたので、ぜひ市長の口から、胸を張ってこれをきょう提案されてみえると思うので、10年後、碧南市がこういうふうに変わりますと。本当に美辞麗句を並べただけで、「ひとのわ」ができるんですかね。こんな足元で土が崩れておるような問題も12月議会で抱えながら。 30 ◆総務部長(新美善次郎君) 会長、総務部長。 31 ◆会長(倉内成幸君) 総務部長。 32 ◆総務部長(新美善次郎君) 先ほども説明しましたように、この本日の報告につきましてはまだ途中だということで、今後、先ほど言いましたような項目については、現在、作業を進めておるところでございます。基本的には、本日の協議会での先生方の御意見や、これできょう報告をさせていただいた後、パブリックコメントにかけますし、そういった形で最終的には詰めていきたいというふうに思っております。  ただ、今言われた重点的な取り組み、今回は、基本的には24ページのところに書いてございます新たなまちづくりへの重点的な取り組み、構想の24ページ、25ページ、26ページに3つの項目立てをさせていただいております。基本的にはこれが重点的な取り組みということで、協働へのスタート、清らかな水と豊かな緑、それから海への可能性、このことをベースに、各施策について推進していくということでございます。  具体的な施策のことについては、全体的にこういったことを背景にして事業を展開していくということでございますので、それぞれのキーワードとしては、それぞれが出てくるというふうに御理解いただければと思っております。  以上です。 33 ◆審議員(山口春美君) 会長。 34 ◆会長(倉内成幸君) 山口議員。 35 ◆審議員(山口春美君) 私は、9月議会でも12月議会でも、この10年先をにらんだ、総合計画の策定もにらんだ質問をさせていただいたんですけれども、すべからくだめ、だめ、だめと。  今、世界の情勢や日本の全国的な情勢からすると、自治基本条例、子どもの権利条例、それから倫理条例、これらは時の話題としても、それから地方自治として、また、地方分権の大きな大黒柱としてやっていくという点でも、この10年後の計画の総合計画の中には、非核宣言もそうですけれども、組み込んでしかるべきだというふうに思うんですが、屋台骨もないと。  ここで重点的な取り組みと言われたことも、結局は現況をなぞっているだけと。さきの次世代育成事業でも、もう端的に21年度事業をやっているものを続行するのみということばっかりで、別に新規事業も何もないということになっていますけれども、そういう大黒柱としての大きな市全体の進むべき方向を条例化してやっていくということは、どう盛り込まれるの。1つもないじゃん。 36 ◆総務部長(新美善次郎君) 会長、総務部長。 37 ◆会長(倉内成幸君) 総務部長。 38 ◆総務部長(新美善次郎君) 先ほど、自治基本条例等、条例の制定ということを前から提案しておるけれども、この辺が浮かび出ていないというようなことの御発言がございましたけれども、自治基本条例につきましては、まちづくりの基本的な考え方を示すものというふうに認識しておるわけですが、このことにつきましては、今、言いました3つの取り組みの中の1つとして協働へのスタートということで、現在、碧南市の市民との協働のあり方についてどうするかということで、ことしと来年度の2年間で方向性を定めるという形になっております。  したがって、その中でそういった議論を今後していくという考え方にしておりますので、そういった形で御理解をいただければと思います。 39 ◆審議員(山口春美君) 会長。 40 ◆会長(倉内成幸君) 山口議員。 41 ◆審議員(山口春美君) 市長、ぜひあと2年間ですので、この2年間も含めてあなたがたまたま、任期は2年間ですよ、時期は何も私たちも含めて確定していないわけですから、この壮大な10ヵ年計画をつくることになったということで、何を禰宜田カラーとして、特に碧南市民の深いニーズを把握して、これはもう絶対自信を持って進めていくと。あの日の出町でもお年寄りに優しいまちづくり、私たちは子育てしやすいまちづくりとお年寄りに優しいまちづくりを2大項目として掲げて公約を言っているんですけれども、そういうものはどこにあるんでしょうか。  それで、この自治基本条例についても、本来なら構想や計画の中で、やっぱりこれを制定するということを柱にして、その中からどうしていくのか。今、問題点が、どこが整合性がないのかというのを検証していくリトマス試験紙として自治基本条例をつくっていくということがあって、その先進地の例や何かと比較して、こうだ、こうだ、こうだというふうになっていかなきゃいけない。  子どもの権利条例だって、国際的な日本のおくれている立場、これは10年後にもそのままではいけないので、各自治体からこれをアップしていく、こういう子供の参加と発言をきちっと保障していく自治体のシステムづくりというのがとっても大切なので、まずこれを掲げてからやっていく。  非核宣言についてもそうですよ。今、世界の流れがこうなっている中で、それを大黒柱として打ち出していくということ。  だから、ソフトな部分で、言葉はきれいだけれども具体的には何も進んでいかないということに、結果としては、この10年後の未来図が見通せない中身になっているんじゃないですかね。 42 ◆市長(禰宜田政信君) 会長、市長。 43 ◆会長(倉内成幸君) 市長。 44 ◆市長(禰宜田政信君) 今、自治基本条例とか子どもの権利条例、あと非核宣言等の話が出ましたけれども、別に条例をつくることが目的ではないわけで、要は、その精神をしっかり受けとめて、碧南に合ったものをいかにつくって、皆さんが幸せになるかということが目的でございますので、そういうことも含めて、当然、今後、協働を進める会等において検討していくわけでございますので、それにゆだねたいと。  それから、この計画につきまして、私もそれなりに自分の考え方を述べまして、その上に各界各層の人たちの御意見を集約する形で、こうやってつくってきております。質問者が何を期待されているかはよくわかりませんが、10年後の碧南市、要するに環境に恵まれて、文化が非常に豊かで文化の薫る、そしてまた産業的にもバランスのとれた市になればそれでいいと。あとは、そういう市を持続的にどうやって持っていくかということが我々の責任であるというふうに考えております。それ以上のことが何かあるかですね。それを今の席でいろいろ御意見をいただければ、生かせるものは生かしていきたいと考えておりますので、ぜひ積極的な御提言をお願いしたいと、こういうふうに考えております。 45 ◆審議員(板倉虎彦君) 会長。 46 ◆会長(倉内成幸君) 板倉議員。 47 ◆審議員(板倉虎彦君) この案を見て、ボランティア、それから町内会制度云々がかなり出てきていますけれども、現実問題として、これで区の助成金を減らすと、減らすというのは、区費を払っておる人だけにするという話も聞きますし、うちの地区あたりは4割カットになるはずですし、それと、区長のなり手もないと。それから、消防団も困っておると。それで、おまけに町内会に入らんでも袋はもらえるわなので、区費も払う必要がないということで、一番根本的なことをどう考えておるかと、そいつを伺いたいですけど。ここがボランティアだ、町内会でこうなるような、一番それは散見されるもので、しかし、現実問題として、今の町内会や何かを維持する、区を維持するものは、かなり人的、金の面も今から苦戦すると思いますので、ぜひそこのところをお伺いしたいと思います。 48 ◆副市長(都築 明君) 会長、都築副市長。 49 ◆会長(倉内成幸君) 都築副市長。 50 ◆副市長(都築 明君) 本当に、今、お尋ねいただきました町内会と行政の今後のあり方というのが、文字通り市民協働のスタートするに当たっての課題であるということで、現在、協議を進めているわけです。  何といっても、今、町内会の組織、大変こう言ってはなんですけれども、1年限りの組織なんですけれども、町内会といってもどちらかというと、俗に昔から氏神さんを中心とした区の組織なんですけれども、その区の組織に、区の仕事と同時に行政が地域にお願いすることも全部集まっておると。だから、区長さんたちはもうすべての業務を抱え込んで、それを消化するのに手いっぱいの状態だという状況であります。  これからの関係を全部区のほうへぶつけるというやり方が本当にいいのかどうかという中で、地域と市との協働のあり方をもう一遍見直そうということであります。例えば自主防災会や何かでも、これも区の組織で運営しているわけで、自主防災会の会長さんも区長さんがやってみえるというようなことですけれども、これも一遍ある程度経験者が継続性を持つような地域の組織に変えられんだろうか。自主パトロールなんかもそうなんですけど、ですから、全部区が抱え込んじゃうような地域組織から、区は区としてやらなきゃいけないことは当然区の組織でやっていくんですけれども、地域組織は、その中心としては従前の区の組織もかかわってくるわけですけれども、もう少し永続性を持った形で皆さんが参加していただけるような組織に変えていくことができないだろうかということを、今、そういうことを含めまして論議しているところでありますので、やっぱり今までの従前からの町内会組織の見直しが大きいのかなと思っております。 51 ◆審議員(山口春美君) 会長。 52 ◆会長(倉内成幸君) 山口議員。 53 ◆審議員(山口春美君) 今、そういうふうに言われたことを、ちゃんと文章化してここに入れればいいじゃないですか。  もともと町内会組織というのは、住民自治組織なんですよ。それを行政の下請機関として運用する。それで、呼び名がいけないので連絡委員だとか、そういうふうにして都合よく使っていく。そういう基本的な姿勢が問題なので、今、自治基本条例の中でそういう碧南市の憲法として、その行政と市民との立場を明確にしていく。それに違反した施策や条例等がないかどうかを検証していく。私は禰宜田さんに提案して、勉強させていただきますというふうに言われたので、十二分に自治基本条例を初めこれらの勉強された上で臨まれてみえるのかなと思ったら、そんなことはそっちのけで、碧南市なりのことをやっていくんだと。  これは先進者や先進の例が切り開いてきているんですよ、そこはそこで努力しながら。だから、これが全国的に広まっているということには、やっぱり今の地方自治法では欠けた部分を自治体独自の色をつけていく、カラーをつけていく、基本的な立場を明確にしていくという点で出されているんですよ。だから、きちっと自治基本条例を打ち立てていかないと、それらが言葉だけのことに成り下がってしまうということなんです。  例えば、安城市では広報なんかは別建ての自治体組織で、自治体のパート職員で依頼をして独自に配っていると。こういうことをやるんですか、やらないんですか。これ、いつまででも都合いいところは使っておいて、防災組織は別建てにしていくとか、いろいろ言ってみえるけど、少なくとも広報は別建てでやってみえる安城市なんかもあるわけですから、そういうことを実際に組み込んでいく。今から各課でやっていくなら、そういうことをやって、本当に町内会が自分たちの自治組織として、例えば、うちは、三度山町は300名いるんですけれども、町内会長さんは冠だけで、予算も全部区のほうに持っていかれて何の権限もないんですけど、私は、本来なら300人程度の自治体組織として、いろんな問題を、住民の声を吸いやすくする。それから、災害があったときにも、少なくともその300人のエリアの中をこの町内会長がきちっと把握することができる。これは1年交代でもやれますよ、それぐらいの規模の町内会なら。  町内会組織とはという本もいっぱい出ていますので。あなたたちがそれを誤解しているの、自治組織だということを。それで、都合よく使っている。イロハのイの字ですよ、今、憲法やらいろんなもので民主的な国民の地域でのあり方、それから国民としてのあり方とか書いてあることを、あなたたちがねじ曲げて都合よく連絡委員として併用させながら使っている。ここにやっぱりメスが入らなければうそですよ、1つずつ。  子どもの権利条例にしてもしかり、倫理条例にしてもしかり、うやむやのまま間違いが起こるような職場の中で、新しい清潔な政治なんかは生まれてこないです。こういうことが全部滑落している。何をか目指さんやというふうに思いますよ。やめていく部長さんもたくさんみえるので、これから新しい部長さんや課長さんが誕生していく。この人たちへの大きなプレゼントとして、この10年先の将来課題をやっぱり指し示すべきだというふうに思うんだけど、市長がだめなら、部長さんたちがもっと頑張らないかん。自分の所管の中ではこれはどうしても今どきの課題だし、碧南に欠けているのでやっていただきたいということで、ここの中に盛り込まないかんのが、どっと既設のものばっかり。ここですよ、本当に。 54 ◆市長(禰宜田政信君) 会長、市長。 55 ◆会長(倉内成幸君) 市長。 56 ◆市長(禰宜田政信君) 今、この協働は、へきなんの協働を考える会というのがありまして、先日それがスタートしたわけですが、それに非常に造詣の深い3人の専門家の大学の教授がきちっとくっついた状態で、全国的な事例その他、さっきの自治体の基本条例その他もよく熟知した上で皆さんと議論しながらつくり上げていくわけでございますので、安心をしていただきたいと思います。碧南にふさわしいものをつくっていきたいと思っております。 57 ◆審議員(下島良一君) 会長。 58 ◆会長(倉内成幸君) 下島議員。 59 ◆審議員(下島良一君) 今、論議を聞いておって、私は、行政やこの市政というのは条例にもたれて仕事をやっていくものだと思うんですよ。この構想だとか、こういう計画というのは、それは言葉だけかもしれないけれど、実際にこの10年間の間に碧南市はこういう条例をつくって、この条例に基づいて行政を進めていくんだという、そういう方向性が出されるべきで、この方向性は陰に隠しておいて、それで、言葉だけでここにこんな言葉があったから、この言葉を持ち出して条例をつくっていくと。自分たちが足かせをなるたけかけないで、この基本構想やこういうものに足かせをかけないでやっていこうと。私は、この基本計画やこういうものは、私たちの足かせ、行政の足かせになって、これがあるからこうしてこの時期につくっていこうというふうになるべきだと思うんですよ。それが、今回は欠落をしておる。  永島市長が10年前につくったときには、やはりそういうものを表に出して、そして、それにもたれて議論をしながら市政を進めてきたというふうに思うんですよ。だから、美術館問題も、何も100%悪かったわけじゃない。やり方としてはやっぱり問題がいろいろあったわけで、構想やそういうものには出しながらやってきた。だからやれたと思うんですよ。だから、私は、言葉だけでこういうものをつくって、足かせを自分たちがなるたけなくすというやり方はよろしくないんじゃないかというふうに思います。  それから、もう一つ、この25ページのところで、清らかな水と豊かな緑というふうに題目を立てられたんですが、この清らかというのは、私は非常に違和感を感じます。これを、この一番先に大きな題目にこの清らかというのを持ってくるというのは、何を目指して清らかというのか、市民はわからないんじゃないかと思うんです。確かに堀川も今きれいにはなってきておるけど、そこへ海水パンツで飛び込んで、昔のように泳ぐことができるような、そういう清らかさを想像させるような文言をトップに持ってくるというのは、私はいかがなものかというふうに思うんですよ。だって、そんな昔のように矢作川の水や田んぼの水がどんどんと入ってきておるという状況じゃないからね、今、清らかなといったって。私は、ちょっとこういう文言を、ここにきれいな言葉として入れるのはどうかと思います。 60 ◆副市長(都築 明君) 会長、都築副市長。 61 ◆会長(倉内成幸君) 都築副市長。 62 ◆副市長(都築 明君) 先ほども市長のほうから、条例をつくることが目的ではないと。だから、1つの過程の中で条例設置が必要なら、それは1つの過程の中で条例はつくっていく。要は、そういう仕組みをつくって、行政である以上、自治体運営にしても、市民協働のそういう仕組みをつくっていくことが大事であり、その仕組みに基づいて、実際、生活の中でそれが実態として実証されるようなことが大事であるわけですから、そういった仕組みづくりをつくっていこうということで提案しておるわけです。  そして、その地域との関係においては、総合計画の基本計画骨子案の2ページで、コミュニティーの活性化というところで掲げさせていただきました。だから、これに基づいて具体的にその仕組みづくりを、この10年間というんですか、この期間の中でつくっていこうと。それで、実体的にもそういう仕組みに基づいた地域行政を進めていこうということであるということでありますので、その点はよろしくお願いしたいと思います。  それから、清らかというのは感性の問題、言葉の感性の問題ですので、見て清らかさをなのか、もう少し泳げるほどの清らかさを求めるかということはありますけれども、少なくとも、私どもとしては、碧南の高度成長の中で少し失ってきたものもあるのかなという中で、やはりその清らかさを見た目でも取り戻す努力をこの中でしていくべきだということで、清らかという表現を使わせていただいております。 63 ◆会長(倉内成幸君) ほかに。 64 ◆審議員(岡本守正君) 会長。 65 ◆会長(倉内成幸君) 岡本議員。 66 ◆審議員(岡本守正君) 先ほども出たわけですけど、町内会、自治会組織。今、本当に現実には消防団のことで町内会長さんは頭を悩まされておるわけでして、これに、先ほど、本当はいかんわけですけれども、神社のことが入ってくる。とりあえずいろいろなところでいろんな工夫はされて、少しずつ離そうとはしておる。特に、神社の場合は、私らは離す、しかし、そのトップに立っていくのはどこどこの町内会長に行っちゃうわけですので、その辺、自治会組織そのものがもう少し整理をしていかなくてはならないというふうに思います。  消防団の問題は、先ほど副市長が答えられておったように、精査して、ちゃんとしていかないかんというふうに言われておりましたので、ちゃんと切り離すような状況でやっていきたい。ただし、そこにはやっぱり町内会の力が必要になってくる、間違いなく必要になってくるわけでして、町内会長と一緒になって消防団のことをやっていくと、まちの中のことがよくわかるねということを言われておるものですから、積極的な町内会長はそれでいいですけど、当てられたような感じで嫌々なられた町内会長だとそうはいけないものですから、本来の自治組織といろんな組織とのちゃんとしていくやつがこの10年間に出ていかなくてはならないというふうに思いますので、その辺、ちゃんとしていただきたいということで、これは意見です。  それから、もう一つ、基本構想の30ページのバランスのとれた産業振興のまちづくりということで、魅力ある商店街づくり。今の状態を見ておると、魅力ある商店街というよりも、商店街そのものがつぶれてしまいそうな、そういう状況なんですね。現実につぶれちゃったところもある。こういうところをいかに本当に創意してつくり直していく、それが必要だというふうに思いますので、その辺、専門の方が3人も入ってきたでというようなことを言われておるわけですけれどもう少しちょっと展望が見えてくるような説明をお願いしたいんだけど。 67 ◆経済環境部長(岡田三郎君) 会長、経済環境部長。 68 ◆会長(倉内成幸君) 経済環境部長。 69 ◆経済環境部長(岡田三郎君) 今、おっしゃられましたように、商店街自体、振興組合から発展会へ格下げ、言葉は悪いですが、そういう任意の団体に移られてみえる状況が多々あるわけでございますが、今、商店街連盟さんのほうとお話をしておりますのは、個々のそういう振興組合なり発展会という組織ではなしに、碧南市全域をとらえたそういう商店さんの組織を新たにつくる中で、そういう方がそういう商店の発展につながるような事業等々をやっていただけるような方向で、そういう組織づくりをまずやっていただくということで、今、お話をさせていただいております。 70 ◆審議員(岡本守正君) 会長。 71 ◆会長(倉内成幸君) 岡本議員。 72 ◆審議員(岡本守正君) 環境の問題ですけれども、前の分野別、これはローリングプランの中に入ってくる部分だと思いますけど、太陽光の1キロワット当たりの補助が7万円というふうになっておるんですね。この辺もやっぱり不満です。  というのは、中電を抱えておりまして、大規模焼却税、昨年は県に召し上げられちゃったわけですけれども、今回、間違いなく入ってくるということで、そういう税収のほんの一部を300万円ほど回して、キロワット10万円に、安城並みにする必要があるんじゃないかというふうに思いますので、こういうところも、先ほどの清らかな水、すべて通じてきておると思うんですよね。だから、そういうふうにしていくべきだというふうに思うんですけど、その辺、7万円というのが出てきたのは、どんなところから試算されてきたんですかね。 73 ◆経済環境部長(岡田三郎君) 会長、経済環境部長。 74 ◆会長(倉内成幸君) 経済環境部長。 75 ◆経済環境部長(岡田三郎君) 7万円につきましては、実計のほうでまた御質問があればお答えをさせていただければと思っておったんですけれども、1キロワット7万円というのは国の補助のベースでございますので、そういうところも見る中で、今回、1キロワット当たり7万円ということで決めさせていただいております。  以上でございます。 76 ◆審議員(石井 拓君) 会長。 77 ◆会長(倉内成幸君) 石井議員。 78 ◆審議員(石井 拓君) ぜひ聞いておきたいことがあって、経済動向に左右されない財政の運営を行うということでところどころ出ております。それについて、骨子については63ページに財源の確保のあたりで一部載っていますけれども、結局、財源、つまり税収というのは、やっぱり人口の問題と、あと企業の業績だと思っておりますので、あと企業の業績につれ、人口もふえると思っています。  だから、本当に経済対策と産業振興の今後10年、10年後を目指す内容の話ですので、どのように考えられるのか、具体的にお話ができるならぜひ伺っておきたいと思っておりますので、お願いいたします。 79 ◆総務部長(新美善次郎君) 会長、総務部長。 80 ◆会長(倉内成幸君) 総務部長。 81 ◆総務部長(新美善次郎君) 向こう10年間のそういった経済対策だとか、安定的な市政運営のための財源確保といった部分については、経済動向によってやっぱりこれまでも非常に大きく市政運営は影響されてきておるのが現実でございます。  現実には、昨年、ああいう形で実施計画を策定しましたけれども、それを見送らざるを得ないような大きな影響が出たというようなことで、今後、そういった形があるのかないのかはちょっとわかりませんけれども、基本的には、少し前のような形での碧南市として税収が戻るということは恐らくないだろうというふうに認識いたしておりまして、基本的には身の丈に合った、歳入構造に合った形での歳出構造にシフトしていかないと、これはできないということがございますので、そういったことをここ数年でそういう形の市政運営を目指して、今、作業的には、内部的にはそういう形で事務経費の削減は努めておるところでございます。 82 ◆審議員(石井 拓君) 会長。 83 ◆会長(倉内成幸君) 石井議員。 84 ◆審議員(石井 拓君) 歳出のかけ方は身の丈に合ったでいいと思うんですが、やっぱり10年の計画ですので、歳入のほうはもちろん身の丈以上とは言いませんけれども、碧南の資源、あるいは考え方、技術、そういったものを利用して、ふえる方向の計画をぜひ市としても考えていただきたいと思っております。要望です。  以上です。 85 ◆会長(倉内成幸君) ほかに。 86 ◆審議員(杉浦和彦君) 会長。 87 ◆会長(倉内成幸君) 杉浦議員。 88 ◆審議員(杉浦和彦君) 1点だけお尋ねをしておきます。
     この冊子の基本構想案の18ページの人口の推移のところなんですけどが、基本人口、総人口の目安として7万7,000人を想定していらっしゃいますけれども、どうもこれが、今の石井議員の発言の中にもありましたけれども、私は、これがどうやら過大過ぎやしないだろうかなという気がしてならないわけです。  先ほどの総務部長の御説明の中でも、碧南市としては、平成20年10月をピークにして少しずつ下がっているんだというお話もありました。しかし、上位計画である愛知県の計画の中には、少しずつ上がっているんだというような説明がありました。恐らく愛知県のやつに合わせなきゃいけないものだから、一生懸命背伸びをしているんだろうと思いますけれども、やっぱり新しい産業を興さないと、絶対にこれは達成できない数字だろうと思うんです。  これがベースになって、この基本構想、基本計画がベースになってほかの碧南市のいろんな将来計画がみんなここに来るわけです。ですから、7万7,000という数字を余り高く挙げますと、ほかの計画が全部狂ってきちゃうわけです。これにするためには、7万7,000にならないことはないだろうと思いますけどが、そのためには、やっぱり産業構造を変えていかなきゃいかん。それはさっぱりここにうたわれていないような気がするんですよ。  この7万7,000を挙げられた理由を、まず聞かせてください。 89 ◆総務部長(新美善次郎君) 会長、総務部長。 90 ◆会長(倉内成幸君) 総務部長。 91 ◆総務部長(新美善次郎君) 人口の推計につきましては、説明の中でもお話しさせていただきましたが、今までの人口の推移だとか、県が示しておる数値、そういったものを含めて、先ほどちょっと御指摘ございましたような形で出させていただきました。  これがちょっと過大じゃないかというような話でございますが、基本的には、私どもとしては、この数字に向けて施策を展開していきたいということで、その中身としては、土地利用の中でも工業用地をどこか適地ができるような形で、今後、模索していきたいというようなことも出ておりますので、そういった部分では産業振興にもそういった部分での力を入れていきたいということは、この中でもうたい込んでおります。 92 ◆会長(倉内成幸君) よろしいですか。 93 ◆審議員(杉浦和彦君) 会長。 94 ◆会長(倉内成幸君) 杉浦議員。 95 ◆審議員(杉浦和彦君) もう一回聞きますけれども、今までの第4次計画でも、それから第3次計画のときにもそうなんですけどが、やっぱり人口総数が最終的には大きく狂ってくると、達成率も狂ってきちゃうわけですよね。  ですから、その辺をさらによく精査されると同時に、今、後半の部分でお答えになった新しい産業をきちんと興していく。それにはどういう形、我々は、この碧南市は、少なくともここ20年余りの間は臨海で食わせてもらったわけですよ。臨海の数字が伸びていったものだから今日があったんですけどが、臨海万般で、臨海に新しくこれから伸びる大きな産業はないわけですよ。そうしたら、どういうふうにするんだということをもっときちんと明確に打ち出していかないといかんじゃないだろうかなという、そんな感じがしてならないわけです。  じゃ、それは要望しておきましょう。 96 ◆審議員(山口春美君) 会長。 97 ◆会長(倉内成幸君) 山口議員。 98 ◆審議員(山口春美君) これは基本計画のほうの1ページを見ると、施策の方向性ということでとどまっているので、あと1ヵ月したら1月13日以降に各課の具体的な施策をここに書き込んでいくわけですよね。  わずか1ヵ月、あるいは年度末でこの計画そのものは完成なので、3ヵ月の間に各課の具体的施策を出していくというのは、時間的にも非常にきつい作業なので、恐らくもうこれに市民協働の仕組みづくりということの施策の方向性の中に、ここに枝先がぶら下がって、具体的な施策としては5つか6つかついていくわけで、それは案があるんじゃないの。それも全部セットで本当は出してもらったり、それからアンケート結果もどこかで公表してもらったかね、高校生557人も含めて。  通常の市民アンケートはいいわね、公表してあるけど、そういう高校生も全部公表してもらっているとするならば、こういう中身も知りたいし、審議会委員についても、きょうこの場で本当は明らかにしてもらって、大学のその4名と、それから市民会議の補足された3名も本会議でも言われなかったんだけど、そういう方たちの名前も、それから具体的な指導の中身も、本当は書きあらわしていただきたいというふうに思うんですけれども、具体的な施策としては全く白紙なの、今。幾つかは手元にあるんじゃないのかね。 99 ◆総務部長(新美善次郎君) 会長、総務部長。 100 ◆会長(倉内成幸君) 総務部長。 101 ◆総務部長(新美善次郎君) 構成につきましては、御指摘のとおり、この事業の下に基本的な事業という形でそれぞれ詳細に事業計画というものは出てくるわけでございます。  それについては、ちょうど、先ほど説明しましたとおり、今、作業中でございます。全部まだ集約できておるわけじゃございません。それをもとに、最終的には年明けの審議会等で議論させていただいて、それを受けて諮問というような段取りになってまいります。      (「それはいかんですよ。完成形じゃいかんよ、ingがなきゃ」という者あ      り) 102 ◆会長(倉内成幸君) 手を挙げてお願いします。 103 ◆審議員(山口春美君) 会長。 104 ◆会長(倉内成幸君) 山口議員。 105 ◆審議員(山口春美君) ぜひ、今持ってみえるとするならば、その1月18日以前に、やっぱりingの段階で私たちに出してもらわんと。構想のぼかっとしたやつで、具体的な施策も伴わない中で、私たちは今、審議をしなきゃいけないので。私なんかに言わせると、このまず第1の市民協働の仕組みづくりというところで、自治基本条例というのをばーんとつくっていくということを打ち出して、枝葉でもいいわ。条例づくりだけじゃないのよ。ニセコの講師を呼んで、若い課長クラスの人たちがこの策定作業の中で学んでいくと。そこで公務員としての地方自治を担う一員としての誇りとやりがいを見つけ出していくという、こういう作業なしには、出先のこういう問題だけでは解決できないので、私は、ここに自治基本条例を出す、それから倫理だとか市民情報公開だとか、そういうものの中には必ず市職員の倫理条例を書いて、その条例づくりの中で、皆さんがもう一度初心に帰って積み上げていっていただくという作業がなければうそだと思うんだけど、いつ、その具体的な施策、今考えてみえるものだけでも1つや2つはあるんじゃないのかね、これ。  方向性だけだからますますぼかっと、もとがぼかっとしている、その方向性もぼかっとしている、具体的な施策はなしと。こういうところで私たちは一般論として論議せざるを得ない状況になっているんだけど、具体的な施策を一々提案なんかできないから、あるんでしょう、いつ出してくれるの。 106 ◆総務部長(新美善次郎君) 会長、総務部長。 107 ◆会長(倉内成幸君) 総務部長。 108 ◆総務部長(新美善次郎君) きょうのこの報告は、最初から言っておりますように、現段階での策定状況についてこういう形ですということの報告が主眼でございます。今後、きょういただいた御意見等も審議会等へも報告させていただいて議論をいただく中で、最終的に取りまとめという形になろうかと思います。  具体的な事業が今どうかということでございますが、全体的にまだ私どもの事務局としてつかんでおるわけじゃございませんので、今、それぞれで作業中ということでございますので、申しわけありませんが、ここで御紹介するものはちょっとありません。 109 ◆審議員(石川長海君) 会長。 110 ◆会長(倉内成幸君) 石川議員。 111 ◆審議員(石川長海君) 20ページの関係ですけれども、10年後を目指したまちづくりの中で、これを読んでいますと駅を中心とした開発をしていこうというふうに書いてありますけれども、今現在の駅の状況とか乗降客とか、この辺、今、不景気でちょっと車社会から離れておると思うんですけれども、何にしても道路を整備して、駅を中心にしたまちづくりにすると、資本も相当投下しなきゃいけないと思うんですけれども、この辺はもっと違った意見が出たんじゃなかったですかね。  20ページの第2章。 112 ◆総務部長(新美善次郎君) 会長、総務部長。 113 ◆会長(倉内成幸君) 総務部長。 114 ◆総務部長(新美善次郎君) 20ページの土地利用構想の部分につきましては、最初の説明の中でもありましたように、前段として都市マスの関係の議論もいただいておるわけでございまして、基本的には、この部分はその部分を反映させていただいた形でまとめさせていただいておるということでございます。 115 ◆審議員(石川長海君) 会長。 116 ◆会長(倉内成幸君) 石川議員。 117 ◆審議員(石川長海君) 今、部長さんのお話ですと、このまま開発をしていこうということですが、進めていこうとか、そういったふうになっていく可能性があるんだけれども、現実的になかなか難しいんじゃないかなと私は思うんですけど。 118 ◆副市長(都築 明君) 会長、都築副市長。 119 ◆会長(倉内成幸君) 都築副市長。 120 ◆副市長(都築 明君) 今までの計画や、それから現にまちの生い立ちの中で、駅周辺に一定の商店を含むまちが形成されておることは確かでありますし、そのことについては、地域の皆さんが大変ノスタルジー的なものも含めて強い思いを持ってみえることも確かであります。  ただ、その金のかけ方という中では、本格的に駅前再開発だとか、その効果の問題、これらについては今後さらに議論は進めていくわけですけれども、ただ、駅を中心に発展してきたまちの1つの経過的なものについては、それはやはり無視はできないので、やはり駅を中心として皆さんが生活を営み、実際に商店もそれで生きてきてみえるわけですから、それの振興策を基本的にはしていこうと。  ただ、本格的な駅前再開発だとか、そこまで全部が全部いけるかどうかは別ですけれども、例えば駅前のロータリーの形だとか、そういったものをもう一度景観的にも見直すだとか、そういうことの意味でのことは、やっぱり振興策としてとっていかなきゃいけないというふうには思っております。 121 ◆審議員(三島 博君) 会長。 122 ◆会長(倉内成幸君) 三島議員。 123 ◆審議員(三島 博君) ポートアイランドのことでお伺いいたします。  12ページで、衣浦ポートアイランドは新たな産業基盤として大きな可能性を秘めておりと、先ほどから税収不足で新たな産業基盤という話もいろいろ出ております。関連して30ページ、やはりポートアイランドは、産業物流基盤、広域的なネットワーク拠点など多くの可能性を持っており、新たな整備、利用に向けた取り組みを推進しますと、こういうふうになっております。この前の本会議でも質問がありましたけれども、ポートアイランドの将来計画、こういうことを推進していこうというふうに思っておられる具体的な将来構想とか進め方、そういうようなことはどのように考えておられますか。 124 ◆建設部長(西岡敏博君) 会長、建設部長。 125 ◆会長(倉内成幸君) 建設部長。 126 ◆建設部長(西岡敏博君) ポートアイランドの関係でございますが、この間の本会議でもお答えさせていただいておりますように、現時点での衣浦港港湾計画というものは平成13年度に策定がなされておりまして、将来像として、地域から世界へ、流通から循環へ、轂となって躍進し続ける港湾というような将来像のもとに、それぞれ港湾計画基本方針が定められておりまして、それが、20年前半を目途とした計画となされております。  最近の動きの中では、この港湾計画を改定するべきという時期も来ているし、考え方も少し変えていくという中での動きという中で、私どものこの総合計画の中には、この港湾計画を改定時には、碧南市として物が言える、意見が出せるような形として進めていきたいという内容としておりますので、具体的にこうだ、ああだという内容というイメージではないと思っております。 127 ◆審議員(三島 博君) 会長。 128 ◆会長(倉内成幸君) 三島議員。 129 ◆審議員(三島 博君) そうすると、具体的に、例えば工業をここへ誘致するだとか、企業を誘致するだとか、あるいは観光的な利用があるだとか、そういうことを具体的に想定してここに書かれておるわけではないですか。新しい産業基盤云々だとか、そういうことが書かれておるんですけれども。 130 ◆建設部長(西岡敏博君) 会長、建設部長。 131 ◆会長(倉内成幸君) 建設部長。 132 ◆建設部長(西岡敏博君) 済みません、私の説明の仕方がまずかったかもしれませんが、いずれにしましても、港湾という世界の中で、港湾計画の中に盛り込みが進んでいかない限りは難しい面があるということが申し上げたかった部分でありまして、もちろん、都市再開発用地ですとか、物流基地の用地ですとか、そういったものは十分意識する中での考えというふうに御理解いただきたいと思います。 133 ◆市長(禰宜田政信君) 会長、市長。 134 ◆会長(倉内成幸君) 市長。 135 ◆市長(禰宜田政信君) だから、ポートアイランドにつきましては、私としては、できるだけ税収が確保できる最大限の方策で、いろんな制約だとか条件とか、立地条件その他あるわけでございますけれども、工業用地、あるいは倉庫その他でとりあえず最大限税収のもとになるような方向で土地利用を考えたいと、そういう方向で県とも交渉していきたいと、こういうふうに考えております。 136 ◆審議員(三島 博君) 会長。 137 ◆会長(倉内成幸君) 三島議員。 138 ◆審議員(三島 博君) 確かに、将来的な税収を見込んだ新たな産業基盤の造成ということが大事だと思います。  少し関連しますけど、同じ30ページで、既存の製造業の多くは市街地に住工混在の状態で散在しており、その解消を進めることが求められておりますと、以下いろいろ書いてありますけれども、こういうことに対して、幾らか具体的な構想を持っておられますか。 139 ◆建設部長(西岡敏博君) 会長、建設部長。 140 ◆会長(倉内成幸君) 建設部長。 141 ◆建設部長(西岡敏博君) 住工混在というものは、町なかに町工場、さんちゃん企業みたいな小さな工場があるというのが、私どもの碧南市の中には、俗に用途地域からいいますとピンク色の部分でございますが、たくさんあります。それを、工業、工場(こうじょう)といいますか、工場(こうば)と住居が分離できる状況を醸し出していきたいという意味合いであります。 142 ◆会長(倉内成幸君) ほかに。 143 ◆審議員(三島 博君) 会長。 144 ◆会長(倉内成幸君) 三島議員。 145 ◆審議員(三島 博君) もう少し具体的なあれはないんですか。ざっくばらんと、そういう。 146 ◆副市長(都築 明君) 会長、都築副市長。 147 ◆会長(倉内成幸君) 都築副市長。 148 ◆副市長(都築 明君) 碧南市は臨海工業地帯に工業団地をつくりまして、市内の中小企業のかなりの部分がそちらのほうに進出してもらったといういきさつがあります。  それから大分月日もたちました。そういった意味では、三島議員が言われるように、次にそれにかわるようなものはどこか市内でないかという話についてはよくわかる話でございまして、具体的な土地を言っていいのかどうかあれなんですけれども、市としては、今、調整区域内で北部のほうでひとつ検討していこうということで、ここ一、二年は実は市の財政も景気もこんな状態ですけれども、ここ数年の間の中では、ひとつ北部のほうでそういった地域を調査研究していこうということで動いていこうということを考えています。 149 ◆建設部長(西岡敏博君) 会長、建設部長。 150 ◆会長(倉内成幸君) 建設部長。 151 ◆建設部長(西岡敏博君) 済みません。先ほどお答えの中で、私、色を間違えましたので訂正させてください。ピンクは近隣商業でありますので、準工業地域につきましては紫色でございましたので、御無礼いたしました。よろしくお願いいたします。 152 ◆審議員(生田あきひさ君) 会長。 153 ◆会長(倉内成幸君) 生田議員。 154 ◆審議員(生田あきひさ君) 碧南市の取り組みの状況をいろいろ考えて、また、市民の皆さんとお話ししておりますと、非常に今まで財政的に恵まれておりましたので、福祉関係に対して非常に多くの予算を使い、福祉への取り組みが非常に多過ぎると思うわけですね。  問題は税収になるわけでございますけれども、結局、福祉というものは、子育てするなら碧南市、子供を産むなら碧南市、まさにそうした方々が碧南市のアパートに入り込んできて、そうしたことを終えた後、今度ひとり立ちするときはよその市に建物を建てて住むと、まさしくそういうふうな傾向も見られておるのではないかというふうに私は思うのであります。  結局、税金を納められる人間がいかに碧南市に住むかというふうなこともしっかり考えて、やっぱり行政というものはバランスのとれたものをやらないかんと思いますので、その辺にしっかりと根幹を置いて進めておいてもらいたい。私の意見でございます。 155 ◆会長(倉内成幸君) 意見ですね。  ほかに。 156 ◆副会長(磯貝幸雄君) 会長。 157 ◆会長(倉内成幸君) 磯貝副会長。 158 ◆副会長(磯貝幸雄君) 基本計画の24ページの公共交通機関のところで、今、くるくるバスの文言のところに広域的な利用の視点も踏まえてというようなことが載っております。ふれんどバスも三河線が廃止になって、これも他市へ出ていっておるわけですが、私は前々から碧南、西尾に広域なバスをということで言ってまいりましたが、ここの空港バスがあるのでという、前にそういう意見をいただきました。空港バスも廃止になったということで、碧南、西尾というのは、ある種、中学生が進学を考えるときに、西尾、安城方面に進学をいろいろと考えたときに、どうしても交通の便が不便だということで進学もなかなか選べないような部分もあるということで、何とか西尾へバスを通すということで、西尾から名鉄線に乗って安城とか、また、吉良にも行けるじゃないかというようなことも考えまして、この広域的な部分というのをどのように考えておられるかなと。  ふれんどバスも込みで、そういう西尾線とつなぐということが何か考えられないかなということで、御意見をいただきたいんですけど。 159 ◆経済環境部長(岡田三郎君) 会長、経済環境部長。 160 ◆会長(倉内成幸君) 経済環境部長。 161 ◆経済環境部長(岡田三郎君) くるくるバスにつきましては、西尾方面ということで、再三、これは一般質問でも御質問をいただいておるわけでございますが、今のバスの停留所等々の関係からすると、非常に難しいのかなというふうに思っておりますが、今、御意見をいただきましたので、そういったことも一度内部的には検討させていただきたいというふうに思っております。  それと、ふれんどバスにつきましては、基本的には廃線に伴ってこれを運行しておるということでございまして、要は、高校生ですとか会社へ通われる方の足として、今、行っておりますので、これが即代替にそちらへ行くあれになるのかというと、これはまた関係の市町村との関係もございますので難しい面もありますが、そういった面も含めて一度検討させていただきたいというふうに思っております。 162 ◆副会長(磯貝幸雄君) 会長。
    163 ◆会長(倉内成幸君) 磯貝副会長。 164 ◆副会長(磯貝幸雄君) 今の答弁で、吉良に、一色高校に行く人数と西尾の方面に高校生が通う人数というのは、西尾のほうが多いんじゃないかなというような気がいたします。西尾、安城方面に。そういうことも考えると、ふれんどバスを少し市費でも延長して西尾線まで持っていくという、市まで持っていくというのは大きな要望とさせていただきますのでよろしくお願いします。  続きまして、2番、3番の名鉄三河線の件です。それから、先ほど出ました駅の広場及び周辺の整備ということも全部つながるんですが、前々から出ておる、これは北新川の高架事業の件です。これも構想から10年以上たったということで、市長さんもかわられて、前も一般質問でもさせていただいたわけですが、早く結論を出していただかないと、次の段階に、これはもう新川のほうとしてはまちづくりが進まないということもあります。ですので、もうこれを高架にするか、せんかというのは、大分調査して考えられてきたと思っておりますので、早くこれはもう結論を出していただけるといいなというようなことですので、細かいことで申しわけなかったですけど、そういうことのお願いを早く決断していただきたいなということでございます。要望です。 165 ◆会長(倉内成幸君) 要望ですね。 166 ◆審議員(木村健吾君) 会長。 167 ◆会長(倉内成幸君) 木村議員。 168 ◆審議員(木村健吾君) 今回の総合計画は10年後を見据えた総合計画で、僕は、基本理念の7つのテーマを定められてテーマをつくられた、これは非常にいいことだと思いますので、これはこのとおり進めていただきたいというふうに思いますが、ただ、市民というやつは、どうしても税収だとか、そういうことを関係なくて、とにかく、今、市長さんがかわられて2年目ですけれども、どうしても比較されるわけだ、去年とことしと、おととしとことしと。  今の声が非常に暗い、要するに、活性化というんですか、にぎわいがないと。御案内のように、元気ッス!へきなんも縮小され、また、きらきらウォークも、木もああいうぐあいに伐採されて非常に距離が狭くなって、非常に縮小されたという、何か華やかなあれが全然ないという声が非常にあります。  今回の基本理念を踏まえまして、この全体のテーマ、「ひとのわで 楽しさつくる」ということをせっかくつくられたものですから、先ほども町内会の予算の話が出ました。ここの予算の話が出るなんてことは、私ども、余り聞かなかったですけれども、こういうことがどんどん減らされますと、やっぱり市民というやつは比較されますので、この辺を、楽しい活気のあるまちづくりといいましょうか、碧南市がこういうときこそやっぱりひとつ何かそういう華やかなこともつくっていかないかんじゃないかということを実は私は思っておるわけでありますので、これからこれは今までの4次計画と同じように実施計画をつくられて、ローリングをどんどんやっていかれると思いますけれども、この辺の市民の声はやっぱり十分聞いてもらって、町内会も激減しないように、喜ぶような町内会組織にしてほしいし、まちをひとつ明るく、こういうことをひとつこれからも進めてほしいなという、私は希望を思っておりますので、実施計画の中でしっかりとやっていただきたい。できるだけそういうものに対しては予算を余り減らさないように、ひとつお願いしたいと、そういうように思います。要望です。 169 ◆会長(倉内成幸君) 要望ですね。  ほかに。 170 ◆審議員(下島良一君) 会長。 171 ◆会長(倉内成幸君) 下島議員。 172 ◆審議員(下島良一君) 具体的なところで恐縮ですが、基本計画の骨子の9ページのところで、ごみの処理の広域化で進めていくということが書かれておるわけですが、私は、剪定枝や生ごみのリサイクルというのは市独自でやっていくべきで、こんな広域化でやるなんていうことは、結局は経費がかかるばっかりでだめだと思うし、今までもこういう市独自でやっていくという方向じゃなかったのかなと思うんですが。  それから、その下のEMぼかしの利用方法の周知を徹底すると、こう言っておるわけですが、EMは10年やってきました。悪いけど、私の思うには余り大して効果はない。  やっぱり新たな方向としては、私の提案した段ボール箱は最適だと思う。なぜかというと、これはEMが要らない。EM菌をともかく配るだけでも経費がかかる。つくってもらうだけでも。段ボールは経費がかからん。それで好気性だから発酵が早い。そういう点で、やっぱり新たな模索をしないと、10年前にやってきて、10年たってこれまだこんな一生懸命やったって、効果は上がらんと私は思う。  それから、その次の農業のところでちょっと言いたいんだけど、27ページ、農業施設の更新、これはいろいろ起きると思うんですよ。でも、幹線水路の暗渠化なんていうのは莫大な金がかかる。今は民主党政権になって、こういうのはどんどん切られると思う。暗渠化をやったから生産性が上がるわけじゃないものね。これは、大型事業で組み込んでやってくれば建設会社がもうかるということでやってきたことで、結局、今後はこれは私は切られると思う。  そうじゃなくて、碧南の農業の基盤整備をしていくなら、土地利用をどう進めるかということでいくと、もっと農地の暗渠化、農地を暗渠にして、そして、もっと農業の高度利用ができるようにしていく。ここが私は重要だと思うので、優良農地を確保すると、こう書いてあるんだけど、これは碧南のような低い低湿地のゼロメートル地帯で農業をやっておるところは、暗渠化を進めるということを徹底してやって基盤整備を高めていくと。そうすれば病気にも強くなるし、連作障害もなくなる。こういうのをやっぱり進めるべきだと思うんですよ。  そういうことが、もっと、10年後ですからね。10年後を見据えていくなら、やはり今までやってきたことを踏襲しておるだけではだめだと思う。こういうのを私は提案しておきたいと思います。 173 ◆会長(倉内成幸君) 最初の広域のは。いいですか。 174 ◆審議員(下島良一君) 会長。 175 ◆会長(倉内成幸君) 下島議員。 176 ◆審議員(下島良一君) すべて提案ですので、ごみ処理についてはちゃんと答えてほしいし、考え方を聞きたい。広域化でやっていくなんていうのは、安城にお願いするというような考え方だもんね、剪定枝や何かでも。 177 ◆会長(倉内成幸君) その点についてどうですか。 178 ◆経済環境部長(岡田三郎君) 会長、経済環境部長。 179 ◆会長(倉内成幸君) 経済環境部長。 180 ◆経済環境部長(岡田三郎君) おっしゃられた市単独を含めて検討してまいりますので、そのあたりは御理解をいただきたいということで思います。 181 ◆会長(倉内成幸君) ほかに。 182 ◆審議員(岡本守正君) 会長。 183 ◆会長(倉内成幸君) 岡本議員。 184 ◆審議員(岡本守正君) PIの利用のが若干出たんですけど、実際、碧南市になるには、いつなるわけ。わからんな。港湾計画とは関係ないな。 185 ◆副市長(都築 明君) 会長、都築副市長。 186 ◆会長(倉内成幸君) 都築副市長。 187 ◆副市長(都築 明君) 碧南市のものになるということじゃなくて、完成した暁にも、当然ながらあれは県のものです。ただ、言われるのはしゅんせつそのものが完成がいつかという、そういう意味ですか。 188 ◆審議員(岡本守正君) 会長。 189 ◆会長(倉内成幸君) 岡本議員。 190 ◆審議員(岡本守正君) 両方です。いわゆる市の。 191 ◆副市長(都築 明君) 会長、都築副市長。 192 ◆会長(倉内成幸君) 都築副市長。 193 ◆副市長(都築 明君) 領地の話については、つまり税法上の、つまり固定資産税が取れる領地の話だね。領地の話については完成した場合に碧南市の、現に今でも碧南市で固定資産税をかけていますから、碧南市の領地は領地です。 194 ◆審議員(岡本守正君) 会長。 195 ◆会長(倉内成幸君) 岡本議員。 196 ◆審議員(岡本守正君) 違う、埋めている中のやつだよ。 197 ◆副市長(都築 明君) 会長、都築副市長。 198 ◆会長(倉内成幸君) 都築副市長。 199 ◆副市長(都築 明君) PIですね。はい、碧南市のやつです。 200 ◆会長(倉内成幸君) お互いに手を挙げてお話しいただきたい。  ほかにありませんか。 201 ◆審議員(鈴木みのり君) 会長。 202 ◆会長(倉内成幸君) 鈴木議員。 203 ◆審議員(鈴木みのり君) 余りにも、今、この総合計画の中間報告の中で、要望大会というか、何か趣旨が変わってきたような感じがしますので、実施計画のほうで、その辺、またちょっと私は聞きたいんですが、ここでは手続の問題といいますか、ちょっとわからない部分がありまして、10年前、平成10年に、まず12月、市長が審議会のほうに諮問をして1年間かけて作業部会等々をやった中で、1年後に答申を受けて、答申を受けた後にこの市議会協議会のほうに中間報告をされ、最後、部会と調整を庁内でされて本会議に議案上程という手続をされているわけです。  それで、今回、ここを見ますと、今後の予定のところに、(2)で再度また、これ、よくわからないんですが、総合計画審議会から市長への答申をまたすると、こういう二度手間ということはあり得る……。その手続のことだけちょっと確認しておきたいということです。 204 ◆総務部長(新美善次郎君) 会長、総務部長。 205 ◆会長(倉内成幸君) 総務部長。 206 ◆総務部長(新美善次郎君) 手続のお話でございますが、第4次の場合は、今、御指摘のように、こういった全協の場で議会の皆さんに報告させていただいたのは、諮問を受けてから報告をされたということが事実でございます。ただ、今回はそういう形はとっておりません。  諮問を受けてからとなると、かなりもう固まった段階の話になってしまいますので、今は、パブリックコメントを今からかけますので、その前に、パブリックコメントをかける状態の形で議員の皆様に中間的な形で報告をさせていただいて、きょうの御意見をいただいた内容だとか、それからパブリックコメントでいただいた市民の方からの御意見だとか、そういったことを盛り込めるものは盛り込んだ形で、最終的に諮問をいただくという形になります。 207 ◆審議員(鈴木みのり君) 会長。 208 ◆会長(倉内成幸君) 鈴木議員。 209 ◆審議員(鈴木みのり君) そうしますと、今、ここで話した我々の意見も含め、この1年間審議会の方たちが何回も、5回も協議されてきたことを踏まえ、プラスした上で、もう一回、その審議会をいつ開くか、その日にちがわかれば、その日にちで答申を受けるという流れですか。一応その日にちの確認をお願いします。 210 ◆総務部長(新美善次郎君) 会長、総務部長。 211 ◆会長(倉内成幸君) 総務部長。 212 ◆総務部長(新美善次郎君) それも先ほど説明いたしましたが、来年の1月18日の第3回の総合審議会で答申を受ける形になっております。 213 ◆審議員(鈴木みのり君) 会長。 214 ◆会長(倉内成幸君) 鈴木議員。 215 ◆審議員(鈴木みのり君) だから、1月18日ですよね、年末年始の時間的なことを考えたときに、それだけの判断をされるんですか。ちょっとその辺が解せないところなんですが、大丈夫なんでしょうか。よければいいですけど。 216 ◆総務部長(新美善次郎君) 会長、総務部長。 217 ◆会長(倉内成幸君) 総務部長。 218 ◆総務部長(新美善次郎君) 現実には、こういった形で途中できょう基本構想、それから基本計画のでき上がっておる部分について報告させていただいておると。  これは、そもそもこれまで審議会で十分議論させていただいた中での現時点での集約版ということですので、その後、先ほど言った作業がございます。それを踏まえるものもあるだろうと思いますので、若干の修正がかかった形で諮問がいただけるというふうには思っております。 219 ◆会長(倉内成幸君) ほかに。 220 ◆審議員(山口春美君) 会長。 221 ◆会長(倉内成幸君) 山口議員。 222 ◆審議員(山口春美君) 個別の施策なんかは、私も一般質問で言ったり、来年度の予算要望なんかにも組み込んで言ってあるので、それを全部組み込んでいただきたいというふうに思うんですが、私、総合計画というのは、やっぱり財政計画を伴わないと空計画になるということで一遍指摘したことがあるんですが、250億円、60億円で総予算としてはやっていくのか、そのうちの例えば福祉の進んでいるところなんかは民生費が3割程度ということでやっているんですけれども、どのぐらいで割り振っていくのかと。財政計画は3年間ローリングプランでぼっていくけれども、やっぱりここの欠落しているのは、おおよその10年先の財政計画をきちっと示すこと。それなくしては空の計画になってしまうので、そういうことです。  それから、先ほど言われた個々の事業計画というのは、この1年間で事業計画も含めて新規事業として所管としてはどんなことをやりたいのかというのが恐らくは話されているはずなので、盛り込まれているはず。これを携えなければ、パブリックコメントでこれを市民に見せたって、具体的な意見というのは出しにくいんじゃないかと思うんですよ。  何が何でも固まってしまったということではなくて、やっぱり施策を伴うものでなければ。施策といっても次世代育成なんかを見るとますます抽象的なことなので、あんなことじゃいかんけれども、もうちょっと具体的な施策が5個、10個とそれぞれについてくると思うので、これをやっぱりやった上で、もう一回パブリックをやるとかでないと、やっぱり市民に形ばっかりやっておるだけの話になっちゃうんじゃないですか。議会にも、具体的な施策を乗っけて、もう一回中間報告をやってもらわなきゃいかんと思うんですよ。  この計画だとないでしょう。これで終わりでしょう。それは約束してください。それから、アンケートの結果も、策定の助言者を含めたメンバーもちゃんと明記をした上で、責任ある報告をしてほしいんです、もう一回。きょうなんかだめ、こんなの。やるでしょう。 223 ◆市長(禰宜田政信君) 会長、市長。 224 ◆会長(倉内成幸君) 市長。 225 ◆市長(禰宜田政信君) きょう申し上げたいことが1つございまして、先ほど足かせをはめなきゃいけないだとか、個別なやつをきちっと入れる、これはやっぱり時代が物すごい勢いで変化をしておる。そして、昨年の9月のサブプライムローンの件等につきましては、だれも予想ができなかったことが起こってくると。世界はグローバル化しておりますので、そういうことの中で、余りきちっと固定をすることがいいという意見も余り賛同しかねると。やはりある程度柔軟性を持った計画でもいいというふうに考えております。 226 ◆会長(倉内成幸君) ほかにありませんか。      (「なし」という者あり) 227 ◆会長(倉内成幸君) ほかに質疑もないようですので、これにて報告を終わります。  この際、昼食のため暫時休憩をいたします。                            (午前 11時 53分 休憩) ───────────────────・・───────────────────                            (午後 1時 0分 再開) 228 ◆会長(倉内成幸君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  協議事項(3)「平成22年度~平成24年度碧南市実施計画について(報告)」を議題といたします。  本件について、説明を求めます。 229 ◆市長(禰宜田政信君) 会長、市長。 230 ◆会長(倉内成幸君) 市長。 231 ◆市長(禰宜田政信君) ただいま議題となりました「平成22年度~平成24年度碧南市実施計画について」につきましては、後ほど総務部長より御報告申し上げます。  これは、第4次碧南市総合計画の基本構想及び基本計画に基づいておりまして、その目標年次が平成22年度で、総合計画が目標とする「元気でいこう思いやりと文化のみなとまち碧南」に向けた総仕上げの時期でございます。  来年度は、先ほど報告いたしました第5次碧南市総合計画によりまして、次の10年に向けての新たなスタートを切る重要な年でございます。3年間の計画期間におきましても、財政状況が大変厳しい状況が想定されますが、良識と思いやりにあふれる市政を目指しまして、今後のまちづくりの方向性を見出していく上で重要な計画でございます。  議員各位におかれましても、本計画の推進につきまして、格別の御理解と御協力を賜りますようお願いを申し上げます。  以上でございます。 232 ◆総務部長(新美善次郎君) 会長、総務部長。 233 ◆会長(倉内成幸君) 総務部長。 234 ◆総務部長(新美善次郎君) それでは、私のほうから、参考資料1に基づきまして説明をさせていただきます。  資料1ページをごらんいただきたいと思います。
     実施計画は、先ほど市長のあいさつの中でも話がありましたように、第4次碧南市総合計画のキャッチフレーズであります「元気でいこう思いやりと文化のみなとまち碧南」と、その理念であります生活者の視点に立ち、市民と行政のパートナーシップによるまちづくりを基本とした向こう3ヵ年の事業及び財政計画でございます。  それでは、2ページ、3ページをごらんいただきたいと思います。  本実施計画につきましては、ここに記載の実施計画の策定に当たっての基本方針に基づきまして、原則としまして、普通建設事業においては1事業5,000万円以上の事業を重点事業として計画いたしております。今年度策定する実施計画につきましては、平成22年度が第4次碧南市総合計画期間の目標年次でございますので、その到達点を確認するとともに、次の10年を展望する第5次総合計画に向けてステップを図る時期であるというふうに考えております。  今回の計画策定に当たっての重点的施策といたしましては、市民とのパートナーシップによる協働のまちづくりを推進する取り組みといたしまして、市民協働関連事業、それから、地震防災の応急的な対策について必要な水準を確保、維持する取り組みといたしまして、地震等防災対策関連事業、それから、地球温暖化等の環境問題に対する環境負荷の少ない持続可能な社会の構築への取り組みといたしまして、地球温暖化対策関連事業、そして、身近な緑地、水辺空間、まちの景観などを整備、保全する取り組みといたしまして、自然環境景観保全対策関連事業などでございます。  なお、5ページのほうに、事業計画の策定に当たっては、単価コストの徹底した見直しと事業内容の抜本的な見直しを図ることを初めとして、9項目に留意をして取りまとめたものであります。実施計画におきましては、策定時における各事業単位で各年度の事業費、事業内容を記載させていただいております。この事業と事業内容につきましては、現時点における内容ということでありますので、経済状況の変化や事業の緊急性を考慮いたしまして、今後の予算編成、あるいは毎年のローリングプランの中で精査をし、変更することもあり得るということで御理解をいただきたいと思います。  それでは、個別の分野別事業計画について御説明をいたしますので、6ページをお開きいただきたいと思います。  事業数は全体で108事業。今回、新たにのせましたものは32事業でございます。説明に当たっては、新規、あるいは拡充した事業を中心に御説明を申し上げます。  初めに、1、市民生活と環境(共生のまちづくり)につきまして、(1)地球に優しい環境の形成、1)環境保全・公害防止でございますが、2段目の地球温暖化対策実行計画策定事業といたしまして、地球温暖化対策の推進に関する法律に基づき、温室効果ガス排出量の削減を進めるための実行計画を策定するものでございます。次の3段目の低公害車購入補助事業といたしまして、市民の環境意識の高揚を図るため、自家用低公害車の購入者に対しまして、購入費の一部を補助するものでございます。  続きまして、(2)生活環境の形成、1)住環境でございますが、市営住宅ストック総合活用計画改定事業といたしまして、今後の市営住宅の適正な維持管理のための計画を策定するものでございます。その下の住生活基本計画策定事業といたしまして、生活基本法に基づきまして、これまでの住宅マスタープランにかわる新しい計画といたしまして、住生活基本計画を策定するものでございます。  次に、7ページに進みまして、3)公園でございます。3段目の公園施設長寿化対策事業といたしまして、利用者が安心して利用できる公園とするため、すべての公園を対象とした施設の更新計画を策定するものでございます。その下のミニ街区公園整備事業、近隣公園整備事業につきましては、地域の交流拠点、憩いの場として計画的に公園整備を進めていくものであります。  4)緑地と水辺でございますが、八村川幹線上部整備事業といたしまして、暗渠化した八村川の上部を再整備いたしまして、小学校の通学路、地域の憩いの場として活用するものでございます。  8ページに移りまして、(3)安全な市民生活、1)消防・防災・救急でございます。下から3段目の消防団用軽積載車導入事業といたしまして、消防団活動を支援するための消防車両を各消防団へ配置するものであります。最下段の地域防災計画全面改訂事業といたしまして、愛知県が地域防災計画を改定する時期に合わせまして、市の地域防災計画についても全面的に見直しを行うものであります。  10ページに進みます。2、都市基盤・産業振興(交流のまちづくり)、(1)都市基盤整備、1)の道路・橋梁でございますが、これは3段目の道路台帳デジタル化整備事業といたしまして、緊急雇用対策事業を活用し、道路台帳情報のデジタル化を図るものでございます。下から2段目の矢作川河川敷有効利用基本設計策定事業といたしまして、平成20年度に作成をいたしましたゾーニング案に基づきまして、矢作川河川敷の有効利用のための基本設計を策定するものであります。最下段の橋梁長寿命化修繕事業といたしまして、15メートル以上の橋梁を対象にいたしまして、橋梁の長寿命化に向けた補修工事を計画的に行うための修繕計画を策定するものでございます。  11ページに移りまして、2)市街地整備でございますが、3段目の碧南駅周辺公共施設整備事業といたしまして、碧南駅周辺の土地利用計画を策定いたしまして、駅前広場及び周辺道路の整備を図るものでございます。  続いて、4)衣浦港と臨海部整備でございますが、みなと賑わい計画策定事業といたしまして、衣浦港全体の将来像を示す基本構想を策定するものであります。国道247号取付市道整備事業といたしまして、国道247号から衣浦臨海工業地帯6号地へ接続する新たな進入路を整備するものでございます。  12ページをお願いします。(2)水循環、1)治水・浸水対策でございますが、雨水調整池築造事業といたしまして、県が行う蜆川ポンプ場建設に合わせまして、治水対策として、蜆川水系に調整池を設置するものでございます。その下の鷲塚下水路築造事業といたしまして、公共下水道整備の時期に合わせまして、老朽化した排水路の整備を行うものでございます。  13ページに移りまして、(3)産業振興、2)工業・商業でございますが、新築住宅建設促進補助事業といたしまして、市内に住宅を新築した方、または新築住宅を取得した方に対しまして、その費用の一部を補助するというものでございます。また、市内の事業所で生産されたかわらを利用した場合には、加算補助を実施するというものでございます。  15ページをお願いいたします。  次に、3、医療と保健・福祉(支え合うまちづくり)に移ります。(1)健康・地域医療、1)の保健衛生でございますが、ここでは母子保健事業電算化システム(健康カルテシステム追加)事業といたしまして、既存の電算処理システムに母子保健事業に関する情報を追加し、健康カルテの充実を図るものでございます。  (2)保険・年金、2)介護保険でございますが、介護基盤緊急整備特別対策事業といたしまして、第4期介護保険事業計画におきまして整備を見込んでおります介護保険事業の整備を行う法人に対しまして、助成を行うものでございます。  16ページに進みます。  (3)社会福祉、2)障害者、障害児福祉でございますが、障害者相談支援強化事業、精神も含めましてといたしまして、精神障害者に対応できる精神保健福祉士による相談業務を実施いたしまして、支援の充実を図るものでございます。  17ページに移りまして、3)児童福祉と子育て支援でございます。棚尾保育園園舎整備補助事業、新川保育園園舎整備事業といたしまして、社会福祉協議会が行う保育園の施設整備に対して助成するものでございます。その下の保育園保育室エアコン設置事業といたしまして、夏休みのない保育園に通う児童が安心して保育を受けられる環境を整えるために、全保育室にエアコンを設置するというものでございます。最下段の児童養護施設整備費補助事業といたしまして、現在、江口町に建設が予定されております児童養護施設建設を行う法人に対しまして、建設費の一部を助成するものでございます。  4)低所得者福祉でございますが、セーフティーネット支援対策事業といたしまして、生活保護の受給者の就労意欲の喚起に努めるとともに、その世帯の子供の健全育成を支援しながら、受給者が早期に自立できるよう支援を充実させるものでございます。続いて、医療扶助レセプト電子化(生保業務データシステム)事業といたしまして、医療扶助のレセプトがオンライン受領できるようにするため、国、厚生労働省でございますが、国が構築するレセプト情報提供システムを導入いたしまして、生活保護医療扶助の適正化を図るものでございます。  19ページに進みまして、4、教育と文化(創造のまちづくり)、(3)スポーツ振興、1)スポーツ振興でございます。臨海体育館改修事業といたしまして、老朽化による漏水を防止するため、臨海体育館の屋根の改修工事を実施するものでございます。  20ページをお願いいたします。  5、市民参加・行財政(協働のまちづくり)、(1)行・財政運営、1)行政運営でございますが、基幹系情報システム開発事業といたしまして、住民記録などの基幹系システムを更新いたしまして、運用・保守経費の削減を図るものでございます。  2)財政運営でございますが、航空写真撮影・異動判読業務委託事業といたしまして、デジタル航空写真を活用いたしまして、固定資産税の算定に必要な土地、家屋に関する現況調査の効率化を図るものでございます。続いて、固定資産税(土地)鑑定評価業務委託事業といたしまして、固定資産税の評価がえに向けまして、基準日となります平成23年1月1日現在における市内全域の標準値の鑑定を行うものでございます。  以上で、分野別事業計画の説明とさせていただきます。  続きまして、21ページをごらんいただきたいと思います。これは、資料の5ページ以降で説明をいたしました各事業を総合計画の体系別に集計し、一覧表にしたものでございます。各年度の事業費といたしましては、最下段の総合計欄をごらんください。22年度は81億3,400万円余を、23年度は96億円余を、24年度は91億5,100万円余を予定いたしており、3年間で268億円余の事業費を予定いたしております。  次に、22ページをごらんください。重点事業でございますが、市民協働関連事業につきましては、先ほど20ページのところでお話しさせていただきましたが、先ほどの各分野の個別事業をまとめた形でここに掲載をさせていただいております。3年間の事業計画間の全体事業費といたしましては、8,600万円余を計画いたしております。  23ページをごらんください。  ここは、地震等防災対策関連事業をまとめております。3年間の事業計画間の全体事業費として、34億3,500万円余を計画いたしております。  24ページに進みまして、ここでは地球温暖化対策関連事業をまとめております。3年間の全体事業費といたしましては、1億600万円余を計画したものでございます。  25ページの自然環境・景観保全対策関連事業ということでまとめております。3年間の事業計画間の全体事業費といたしましては、5億7,700万円余を計画いたしております。  26ページに進みます。  平成22年度から24年度までの一般会計財政計画表でございます。各年度の歳入総額でございますが、中ほどに歳入合計欄を記載しておりますので、それをごらんいただきたいと思いますが、平成22年度では歳入合計が260億940万円余、平成21年度当初予算と比較いたしまして12%の減額を見込んでおります。平成23年度は271億7,200万円余で、平成22年度比では4.1%の増額を見込んでおります。続いて、平成24年度につきましては265億900万円余で、平成23年度比で2.4%の減額を見込んでおります。  それでは、区分によりまして概略を御説明いたします。  1、市税につきましては、平成22年度は、21年度当初予算と比較いたしまして、市税全体といたしましては数億円程度の増収を見込んでおります。しかしながら、市税につきましては、景気の停滞並びに個人所得の落ち込みによりまして、個人市民税と法人市民税のいずれも減収を見込んでおります。一方、固定資産税につきましては、償却資産の減価による減収があるものの、大規模償却資産に係る固定資産の県による課税が発生しないため、21年度当初予算と比較いたしますと、大幅な増額となる見込みでございます。23年度以降につきましても、償却資産の減価による減収を見込んでおりますが、景気の改善により、市税全体といたしましては160億円規模で推移するものと見ております。  続いて、13、国庫支出金、14、県支出金につきましては、実施予定の普通建設事業につきまして国県の支出金を積み上げたほか、予定される国県支出金を計上させていただいております。  17、繰入金は、市税の減収分の補てん財源とするため、各年度にそれぞれ財政調整基金からの繰り入れを計上いたしております。  18、繰越金は、各年度8億円とさせていただきました。  20、地方債は、適債事業について見込むとともに、臨時財政対策債を財源不足の補てん分として見込んでおります。耐震化のための校舎改築費用や必要な事業を実施するため、一時的に公債費を上回る借り入れを予定しておりますが、引き続き財政健全化に向けた取り組みは継続をしてまいりたいと思っております。  次に、歳出でございますが、1、人件費は職員数の減を見込んでおりますが、退職者の人数により退職金に変動があるため、伸び率にそれぞれの年度で差が出ております。  次に、2、物件費でございますが、施設の運営管理に係る経費や事務的な経費についてこちらで計上しておるわけでございますが、今後も経費の節減に努めていく考え方でございます。  3、維持補修費は、過去の実績をもとに積算をいたしております。  4、扶助費につきましては、過去の実績をもとに積算をいたしました。扶助費の主なものは、医療福祉に関する各種手当となっております。  5、補助費等でございますが、主なものは、病院事業への地方公営企業法に基づく負担金、あるいは補助金、衣浦衛生組合や広域連合への負担金、中小企業振興対策補助費等でございます。22年度は前年比マイナス29%となっておりますが、これは、今年度発生いたしました臨海部企業等への市税還付金等によるものの影響でございます。  6、普通建設事業は、冒頭に御説明いたしましたが、基本方針に記載いたしました基本方針に基づき、事業効果の高い施策を緊急度に応じて計画したものでございます。なお、西端地区のまちづくり交付金事業が今年度に完了するため、22年度では大きく減少をいたしております。23、24年度におきましては、小学校の校舎改築を1校ずつ予定させていただいております。  7、公債費でございますが、各年度、市債借り入れに伴う元利償還額を償還計画に基づき計上いたしております。  9、投資及び出資金でございますが、病院事業、水道事業への出資金でございます。  10、貸付金は、勤労者等の金融対策並びに商工業者への金融対策事業等の貸し付けでございます。  11、繰出金は、国民健康保険、後期高齢者医療、介護保険及び公共下水道事業の特別会計へ繰り出しを行うものであります。  27ページに移ります。  これは、平成元年度から実施計画策定の平成24年度までの主な項目の推移をグラフであらわしたものであります。平成元年度から平成20年度までは決算額、平成21年度は当初予算額、平成22年度から平成24年度は実施計画見込み額を使用させていただいております。  27ページの上段の歳入合計と市税収入の推移におきましては、地方税、特に市税は19年度にピークを迎え、21年度に大幅な現象となっておりますが、それ以降は微増傾向と見通しを立てております。  27ページ下段、義務的経費の推移におきましては、人件費は平成12年度以降減少傾向でございます。この数年間は団塊世代の職員の退職を迎えるため、その影響により横ばいとなる見込みでございます。一方、物件費、扶助費、補助費等は、今年度までは毎年増加する傾向にあることが見てとれますが、今後は、予算規模にあわせて見直しを図ってまいります。  28ページの上段は普通建設事業・公債費の推移、下段は自主財源・依存財源の推移でございます。上段の普通建設事業でございますが、事業の実施状況によりまして変動はございますが、全体的には減少傾向となっております。下の段の自主財源・依存財源の推移でございますが、引き続き自主財源の確保を図り、弾力的な財政運用に努めてまいりたいと考えております。  以上をもちまして、平成22年度から24年度までの実施計画の説明とさせていただきます。よろしくお願いをいたします。 235 ◆会長(倉内成幸君) 説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  ありませんか。 236 ◆審議員(山口春美君) 会長。 237 ◆会長(倉内成幸君) 山口議員。 238 ◆審議員(山口春美君) 22年と23年で禰宜田市政の最終年度ということで、公約総仕上げの年を、この3ヵ年の中のちょうど中間年に控えているわけで、ざっと見たところ、余り魅力的な新規事業もないし、これで選挙を迎えられるとかなり厳しい状況に追い込まれるんじゃないかなというふうに、率直に思います。  それで、6ページのところの市営住宅のストック総合活用計画改定事業ということで、最終年度の24年に300万円というふうに書いてあるんですけれども、今、今月も市営住宅の空き家募集がなしです。宮下住宅についてはもう今既に20軒ぐらい空き家が出ていて、ずっと修理もせずに募集もかけていないんですけれども、私は、こういうところにこそ知恵を生かして、例えばふすまや畳の入れかえなんかについては、ふすまなんかはシルバーさんが張りかえなんかはやってくださるものだから、ここで安く単価契約をしてやっていく。それから、畳の張りかえについても単価契約でやっていく。それから、個々のお部屋の改修については、それぞれの一人親方なんかを募集して、なるべく低廉な家賃でそこそこ住めるようにしていくと。今、100万円近くかかるから、もうとても手が入れられないということで、A級、B級の業者に振り分けて、そこから一人親方のところに下請に出させるというような形でやっていて、そのお金が惜しくてずっととめちゃっているんですけれども、やっぱりこの退去後の改修をもう少し知恵を生かしてやりながら、今後、最長では10年ぐらい、一番最後の計画で、このままで推移するならば10年以上たつわけで、一番先に着手するものでも、スムーズにいっても六、七年はまだ時間があるわけですから、高齢者を中心に入ってみえるこの住宅の中で高いニーズもあるので、当面、宮下住宅の20軒を超えるような空き家募集については、ぜひ毎年毎年計画的にやっていくべきだというふうに思うんですね。  現行のままのほうのこんな状況の中で、ありきたりの今までどおりのやり方じゃなくて、そういう知恵も生かして、施設の有効利用というのは市長も言ってみえるところなので、やっていくべきだと思う。切実に市営住宅への入居を切望してみえて、この間の空き家募集でも本当に高い倍率で推移しているので、ぜひこれはやってほしいと思うんですが、この中では新規事業じゃないのでゼロゼロという形で書いてあると思うんですが、このストック総合活用計画事業の説明も含めて、今年度、来年度の宮下住宅の空き家募集についての見通しを明確にお示しください。 239 ◆建設部長(西岡敏博君) 会長、建設部長。 240 ◆会長(倉内成幸君) 建設部長。 241 ◆建設部長(西岡敏博君) まず、市営住宅ストック総合活用事業の関係でございますが、まず、公営住宅の計画的な建てかえ、改善等を実施するための計画書でございます。これによりまして、公営住宅ストック総合改善事業補助金が受けていけることになるということでございまして、当市では平成15年度に策定をしておりまして、16年度から平成25年度までの10ヵ年が計画期間とされているものでございます。  この24年度に計画の改定をしていくための費用として300万円のお願いをしておるという内容でございまして、宮下住宅につきましては、御案内のとおり、低家賃という話の中で御利用をいただいております。退去時の改修ですとか通常の維持管理につきましては、計画的といいますか、必要の検証を含めてやっておることでございますので、建てかえにつきましてはこのストック計画の中で考えていくということになりますが、通常の維持管理につきましては、計画的な維持管理の中で空き部屋等々の考え方をする中で、その範囲の中でやっていきたいということであります。 242 ◆審議員(山口春美君) 会長。 243 ◆会長(倉内成幸君) 山口議員。 244 ◆審議員(山口春美君) この間、水洗トイレ化などの工費もつぎ込んできたわけで、そういう住宅が20戸前後も活用されずにいるということ自体、市長の方針からいっても施設の有効活用という観点から大きく逸脱しているんじゃないかというふうに思うんですよ。  今年度、じゃ、どれだけやるのか。来年度、どれだけやるのか。そういった計画、次々、高齢者も多いので、亡くなられたりして空き家になる率も、ほかの住宅よりは多いと思うんです。当面、今、20戸あたりあいているでしょう。その最短距離で、実際に工事着手まで、立ち退きが発生するときまで何年ですか、今の計画だと。それが前倒しになるのか、後ろ倒しになるのか、このストック計画。あるいは、その下の住生活の基本計画というのも、もう一つ意味がわからないので示していただきたいと思うんですが、どういう目的でもって最終年度の24年度から300万円のお金を使ってストック計画をつくるのか、1,200万円のお金を使って来年度から住生活基本計画は、どういう中身のものをつくっていくのかも含めて、宮下住宅の現況を御存じかね、何戸あいているかわかる。聞いてみて、課長に。建築課長に、おらへんか。現況をちゃんとつかまないかんよ。お金をつぎ込んでいるんだからね。  最小限はわかるわ、建てかえが迫っているということもあるけど、まだ10年も先のことを今からとめて足踏みしてお金をつぎ込まないというのは、これは公共施設を有効に使っていないあらわれですよ。一番、今、本当に困窮しているので、失業しておうちがないという方がたくさんみえるので、ぜひこれはあけていただきたい。ちょっと現況を教えてもらえんかしら。 245 ◆建設部長(西岡敏博君) 会長、建設部長。 246 ◆会長(倉内成幸君) 建設部長。 247 ◆建設部長(西岡敏博君) まず、この市営住宅ストック総合活用計画の改定といいますのは24年度に実施するというものでありまして、先ほど申し上げましたとおり、現計画が16年から25年度まででありますので、24年度に計画をつくり直すということであります。  宮下住宅の関係でありますけれども、市営住宅の低家賃維持ということでありますので、そうした部分を考慮する範囲で維持管理に努め、御利用いただいていきたいと思っております。  それから、住生活基本計画策定事業といいますのは、簡単に言っちゃいますと、住宅マスタープランと住生活基本計画の内容はほぼ同じでございます。呼び名が変わってきたというふうに御理解いただきたいと思います。18年度に住生活基本法というものが施行されておりまして、その中で住生活基本計画という言い方になってきております。  以上です。 248 ◆審議員(山口春美君) 会長。 249 ◆会長(倉内成幸君) 山口議員。 250 ◆審議員(山口春美君) 前計画では、再生マスタープランでは、宮下住宅はデイサービスセンターも含んだ計画なんかの案も二、三の案が提示されていて、それは決定ではないんですけれども、恐らくこの計画どおりに踏襲していかれると、これ以上後回しにはできないというふうに思うんですが、その計画でいくと、何年が最短で、部分的に着手して、一遍でやるわけじゃないものね、三度山住宅のように部分的にやっていくので、最短の建てかえ計画でいうと、あと何年今住んでみえる方がみえるのかということと、それから、せっかく水洗トイレも含めてやってみえるわけですから、できれば私は今年度中に、来月の空き家募集ではやっていただきたい、ずっととめているままでいかんので。そこの辺の見通しはどうなんですか。もう首を長くしてみんな待ってみえるよ。 251 ◆建設部長(西岡敏博君) 会長、建設部長。 252 ◆会長(倉内成幸君) 建設部長。 253 ◆建設部長(西岡敏博君) 6月議会でしたか、9月議会の御質問にお答えしたとおりです。  この市営住宅ストック総合活用計画を策定していく段階で宮下住宅の建てかえ年度等々を検討していくというお答えをしておると思いますが、現時点もその内容であります。 254 ◆会長(倉内成幸君) ほかに。 255 ◆審議員(下島良一君) 会長。 256 ◆会長(倉内成幸君) 下島議員。 257 ◆審議員(下島良一君) いろいろあるんですが、蜆川のポンプ場の建設ですが、県の計画がいよいよ具体化されて、碧南市のやる仕事が出てきたと、こういうふうに理解しておればいいんでしょうか、ここのところでは。  それから、次の13ページの新築住宅の促進事業は5,200万円。かわら利用もですが、これは、新築住宅についてはすべての住宅ということですか。地元の大工さんや事業者の支援ということなんですか。大手のツーバイホームもすべてなんですか。単価はどのくらいを見込んでおるんでしょうか。  それから、あおいパークについては、実施設計までは碧南市がやるけれども、24年はもう具体的に事業者が決まってやっていくという段取りになるんですかね。今の状況、あおいパークを見ておると、バローができたことによっての影響か、非常に閑散としてきて、一時のにぎわいがあおいパークになくなっておるということで、もう野菜だけではバローのような企業が来ると対抗できないと、みんなあそこのバローへ吸い込まれていっちゃっておるというふうに言われて、野菜の価格も幾ら下げても売れないというようなことで、深刻な状況が見えておるんですが、その3点、どうでしょうか。 258 ◆開発水道部長(金原敏治君) 会長、開発水道部長。 259 ◆会長(倉内成幸君) 開発水道部長。 260 ◆開発水道部長(金原敏治君) 蜆川のポンプ場の関係で出させていただいたのは、雨水の流出解析業務を委託するために1,700万円の事業費を充てるというものであります。 261 ◆審議員(下島良一君) 会長。 262 ◆会長(倉内成幸君) 下島議員。
    263 ◆審議員(下島良一君) 県計画はどこまで出てきてこういうふうになるの。県のポンプ場の、まだ私たちはそのポンプ場の規模だとか、いつから県がかかわってくるのかなんていうことは一度も聞いていなくて、碧南市の事業だけがここへ出てきてというのがよくわからないじゃない。 264 ◆開発水道部長(金原敏治君) 会長、開発水道部長。 265 ◆会長(倉内成幸君) 開発水道部長。 266 ◆開発水道部長(金原敏治君) いつからということもありますが、これを事業化するのにこの雨水流出解析業務をしなきゃいかんということで、これによって事業年度が確定するというふうに思います。      (「設置するって書いてあるじゃん。それじゃ、解析するだけだよ、これ。      1,700万円」という者あり) 267 ◆開発水道部長(金原敏治君) そのための調査であります。 268 ◆会長(倉内成幸君) いいですか。  まだ質問がありましたね。あとは。 269 ◆経済環境部長(岡田三郎君) 会長、経済環境部長。 270 ◆会長(倉内成幸君) 経済環境部長。 271 ◆経済環境部長(岡田三郎君) まず、新築住宅建設促進補助事業の関係でございますが、これにつきましては、対象となる新築住宅でございますが、これは18年度まで実施をしておりました。それと同じで、分譲住宅であろうが、要は分譲マンションですとか、そういうものすべてを対象としております。  ただ、今回、前は課税標準額の1%であったものを今回1.4%に引き上げまして、上限を、前は10万円であったものを40万円にするというものでございます。  それと、あおいパークの関係でございますが、これにつきましては、本年度、あおいパークの拡張計画を策定する上で、基本構想を今やらせていただいております。それで、22年度が基本設計、23年度に実施設計をしていくというものでございますので、今の考え方でいきますと、24年度以降にそういったものを踏まえる中で拡張の工事に入ってまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 272 ◆審議員(山口春美君) 会長。 273 ◆会長(倉内成幸君) 山口議員。 274 ◆審議員(山口春美君) 7ページのところで、各種の公園や長寿化等も入っているんですけれども、この間公社で買った緑町の用地というのは来年度には入ってくるんでしょうか。この時期には間に合わなかったのかもしれないですけれども、来年度と見ていいですか。 275 ◆開発水道部長(金原敏治君) 会長、開発水道部長。 276 ◆会長(倉内成幸君) 開発水道部長。 277 ◆開発水道部長(金原敏治君) 緑町の用地につきましては、今計画の中にはまだのってございません。 278 ◆会長(倉内成幸君) ほかに。 279 ◆審議員(山口春美君) 会長。 280 ◆会長(倉内成幸君) 山口議員。 281 ◆審議員(山口春美君) だから、所管としては来年度着手。そんなに大きなものじゃないでしょう、こんなに、8,200万円もするようなものじゃないでしょう。どうなんでしょうかね。どのぐらいで見ておれば。内部的にはどうなの。いつまでも公社に置いておくの。 282 ◆開発水道部長(金原敏治君) 会長、開発水道部長。 283 ◆会長(倉内成幸君) 開発水道部長。 284 ◆開発水道部長(金原敏治君) 公園の整備計画は、順次実施計画に基づいて予算化しておりますので、現段階で、今回の実施計画の中では、緑町の公園用地については事業計画化されておりません。当面、開発公社のほうで先行取得していただくという内容のものであります。 285 ◆会長(倉内成幸君) ほかに。 286 ◆審議員(板倉虎彦君) 会長。 287 ◆会長(倉内成幸君) 板倉議員。 288 ◆審議員(板倉虎彦君) 13ページの2の工業・商業の下のほうの商工業振興事業と、その下の勤労者のあれですけれども、金融機関へ資金の預託になっていますけれども、利子補給的な意味もあるのかどうなのか。  それから、資金に対して金融機関に保証しておるのかどうなのかという点と、もう一点、連結の貸借対照表で、引当金ですけれども、退職手当引当金が44億円ですね。今、企業会計からいくと、いわゆるその時点で会社を閉めたと。例えば市役所がつぶれることはないですけれども、今時点で退職金を払うということが、今、前提になってきていますもので、その額の見立てがもしあったら。日航あたりも問題になっていますけれども、その数字は具体的にはどれだけかと、その2点をお願いします。 289 ◆経済環境部長(岡田三郎君) 会長、経済環境部長。 290 ◆会長(倉内成幸君) 経済環境部長。 291 ◆経済環境部長(岡田三郎君) まず、13ページの商工業振興融資事業の預託金、あわせて勤労者等の金融対策事業、これも預託金でございますが、これにつきましては、そこで資金需要があられる方に対して、その融資ができるだけスムーズにいくように預託をしておるものでございまして、それによって、そこで利子補給がされるだとか、そういうものではございません。  以上でございます。 292 ◆会長(倉内成幸君) ちょっと待ってください。今、質問のは協議事項4のほうでしたので、失礼しました。  ほかに。 293 ◆審議員(板倉虎彦君) 会長。 294 ◆会長(倉内成幸君) 板倉議員。 295 ◆審議員(板倉虎彦君) そうすると、預託ですから、当然金利はゼロですね。 296 ◆経済環境部長(岡田三郎君) 会長、経済環境部長。 297 ◆会長(倉内成幸君) 経済環境部長。 298 ◆経済環境部長(岡田三郎君) まず、商工業振興資金の預託金につきましては、ゼロでございます。  それから、商工業の中央金庫の預託事業につきましては、定期金利ということで、0.4%の金利をいただいております。  それから、労働金庫の預託金でございますが、これにつきましてはゼロということでございます。 299 ◆会長(倉内成幸君) ほかに。 300 ◆審議員(板倉虎彦君) 会長。 301 ◆会長(倉内成幸君) 板倉議員。 302 ◆審議員(板倉虎彦君) そうすると、ゼロで、金融機関の取っておるのはそれなりに調達資金をマイナスして、いわゆる商工業や何かの、それから住宅に対しての低金利で金融機関は貸し出しておるわけですね。そこまでの管理はどういうふうになっておるか。そうでないと、預託の意味がないと思いますけど。 303 ◆経済環境部長(岡田三郎君) 会長、経済環境部長。 304 ◆会長(倉内成幸君) 経済環境部長。 305 ◆経済環境部長(岡田三郎君) 金利をそれによって引き下げしておるかということまでちょっと把握をしておりません。申しわけございません。先ほど申し上げましたように、預託をするということは、そういう資金需要がある方に対してスムーズな融資ができるということのために預託をさせていただいておるというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 306 ◆審議員(板倉虎彦君) 会長。 307 ◆会長(倉内成幸君) 板倉議員。 308 ◆審議員(板倉虎彦君) そうすると、今の金の余っておる時代に、銀行は保証債務をしていないと、それでは、銀行としてはもうかるだけで、借りる人は何のメリットもないという感じになっちゃいますけどね、この資金自体が。 309 ◆経済環境部長(岡田三郎君) 会長、経済環境部長。 310 ◆会長(倉内成幸君) 経済環境部長。 311 ◆経済環境部長(岡田三郎君) お答えになるかどうかわかりませんが、先ほどから申し上げておりますように、そういった資金ニーズがある方にとりましては、そういう預託をすることによって、そういった面の資金の融資がスムーズにできるということでやらせていただいておるということでございますので、お願い申し上げます。 312 ◆審議員(木村健吾君) 会長。 313 ◆会長(倉内成幸君) 木村議員。 314 ◆審議員(木村健吾君) 19ページの学校教育の関係で、棚尾小学校はいよいよ来年で終わる。あとは大浜小学校、新川小学校、鷲塚小学校と、順次耐震の問題でやられるというふうに思いますが、前に、今、プールが南中のプールと日進小学校のプールだけがコンクリートのプール。ことしの状況を見ていますと、結構コンクリがはげてきて、けがする人が出てきておると、現実にあったわけでありますが、これは前に載っておったような気がするけど、この実施計画の中にのせなくてもいい金額で、今後、進められるのかどうか。南中と日進、この2つだけは今コンクリなんですよ。あとみんな改修されて。この状況がどうなっておるかということ。 315 ◆教育部長(内山茂広君) 会長、教育部長。 316 ◆会長(倉内成幸君) 教育部長。 317 ◆教育部長(内山茂広君) この中には載っておりませんけれども、計画といたしまして、日進小学校については平成25年度、南中のプールにつきましては24年度あたりという、済みません、そのぐらいでということでは考えております。 318 ◆審議員(木村健吾君) 会長。 319 ◆会長(倉内成幸君) 木村議員。 320 ◆審議員(木村健吾君) 最初、21年からだんだん延びてきちゃっておりますので、その辺をとにかく実施計画とか、その予定をちょっともう少し早めてやってもらえたらと、これは要望です。今、聞きましたけれども、地元は22、23年でやってもらえるんじゃないかというような声が出ておりましたので、その辺のことを強く言っておきたいと思います。 321 ◆会長(倉内成幸君) ほかに。 322 ◆副会長(磯貝幸雄君) 会長。 323 ◆会長(倉内成幸君) 磯貝副会長。 324 ◆副会長(磯貝幸雄君) 18ページの生涯学習のシステムの改修事業ですが、これは確認ですが、施設の3分割から4分割にする、それからキャンセルの方法を変えるという、そういう項目で、もう入っているということでよかったですか。 325 ◆教育部長(内山茂広君) 会長、教育部長。 326 ◆会長(倉内成幸君) 教育部長。 327 ◆教育部長(内山茂広君) 予約のいわゆるこま割りといいますか、それだとか、それからキャンセルのことも全体的にこのシステムを構築する中で検討してまいります。御指摘のとおりであります。 328 ◆副会長(磯貝幸雄君) 磯貝会長。 329 ◆会長(倉内成幸君) 副会長。 330 ◆副会長(磯貝幸雄君) その場合、3分割から4分割になる時期というのは、この22年、23年、24年、どの辺から実施されそうですか。 331 ◆教育部長(内山茂広君) 会長、教育部長。 332 ◆会長(倉内成幸君) 教育部長。 333 ◆教育部長(内山茂広君) この22年度の予算というのは、リース料3ヵ月分を考えております。ということは、23年の1月から稼働ということにはなるわけですけれども、ちょっと細かなところまでいくとまだはっきりしていませんので、一応23年の1月ぐらいからということで考えていただければと思います。 334 ◆会長(倉内成幸君) ほかに。 335 ◆審議員(石川長海君) 会長。 336 ◆会長(倉内成幸君) 石川議員。 337 ◆審議員(石川長海君) 10ページの都市基盤整備で、上から2番目の項目ですけれども、曳舟橋の、今、改良工事がなされておるんですけれども、この愛知県への工事負担金2億5,000万円というのは、工事の内容を少し教えてください。 338 ◆建設部長(西岡敏博君) 会長、建設部長。 339 ◆会長(倉内成幸君) 建設部長。 340 ◆建設部長(西岡敏博君) 橋梁の部分でございます。これは、市が78.8%の負担金ということで2億5,000万円、県が6,700万円で21.2%、合計3億1,700万円の橋梁の上部工の工事であります。 341 ◆会長(倉内成幸君) ほかに。 342 ◆審議員(山口春美君) 会長。 343 ◆会長(倉内成幸君) 山口議員。 344 ◆審議員(山口春美君) もう一回ごめんなさいね。7ページのところの公園は、開発公社の市取得年度というのは明記した上で取引するので、その年度でいうと何年になっているのでしょうか。  それから、15ページのところの来年度に予定している介護保険事業所の民営化というのはどんなことでしたかね。 345 ◆開発水道部長(金原敏治君) 会長、開発水道部長。 346 ◆会長(倉内成幸君) 開発水道部長。 347 ◆開発水道部長(金原敏治君) 公社で先行取得をしていただくということで、5年間の債務負担、要は、5年後には再取得して、事業に入るということです。一番遅くなってですね。  先ほど申し上げましたように、今回の3ヵ年の事業計画の中には実施するという計画ではございません。 348 ◆健康推進部長(亀山敏夫君) 会長、健康推進部長。 349 ◆会長(倉内成幸君) 健康推進部長。
    350 ◆健康推進部長(亀山敏夫君) 御質問は、15ページの介護保険の介護基盤緊急整備特別対策事業のことでございますかね。  これにつきましては、認知症の対応型共同生活介護の施設でございます。グループホームを整備していくという関係でございます。この関係につきましては、県費補助がいただけるということで、この総額を県費補助がいただけるというところでございます。 351 ◆会長(倉内成幸君) ほかに。 352 ◆審議員(山口春美君) 会長。 353 ◆会長(倉内成幸君) 山口議員。 354 ◆審議員(山口春美君) 19ページのところで、この間も中学校の司書の問題でもう少し明確にならなかったんだけど、感触としては、5つある中学校のうち一人、二人司書を採用して輪番で回っていくのかなという感じで受けとめたんですが、それすらも書いていないですけれども、来年度の新規事業で。どうなっているんですか。  それから、南中プールは平成24年度だったらここに書けばいいじゃないの。何で書かないの。 355 ◆教育長(長田良次君) 会長、教育長。 356 ◆会長(倉内成幸君) 教育長。 357 ◆教育長(長田良次君) 私のほうからは、図書館司書ということの配置でありますが、この前の回答のように、そこに書いてあります中学校生徒指導の加配事業とハートフレンド派遣事業を優先して取り組んでいくという構えでありますので、今、ここには入れてございませんのでお願いします。 358 ◆教育部長(内山茂広君) 会長、教育部長。 359 ◆会長(倉内成幸君) 教育部長。 360 ◆教育部長(内山茂広君) 南中のプールの件でありますけれども、ちょっと言葉足らずでありまして、私どもとして、そういうことを希望しておるということであります。  やはり校舎の耐震改築のほうが優先しておりますので、そのことで、このようにここには載っていないということで御理解いただければと思います。 361 ◆会長(倉内成幸君) ほかに。 362 ◆審議員(山口春美君) 会長。 363 ◆会長(倉内成幸君) 山口議員。 364 ◆審議員(山口春美君) 和彦さんの一般質問にはそんなようなことを言われたよ、ゼロではないというふうに受けとめて、和彦さんもそういうふうにやじってみえたじゃん。やるだ、やるだと言って。何、市長が立ちはだかっておるのかね、南中も含めて。  どういうこと。ゼロになっちゃったの。そういう感触ではなかったけどな、この間。和彦さん、違うの、ゼロなの。      (「ゼロじゃないよ」という者あり) 365 ◆審議員(山口春美君) 違うでしょう。何でそうなっておるの。 366 ◆市長(禰宜田政信君) 会長、市長。 367 ◆会長(倉内成幸君) 市長。 368 ◆市長(禰宜田政信君) 司書の件につきましては、別にやらないと言っておるわけじゃなくて、そのやり方をもう今検討中でございますので、明確には答弁できないと、こういう段階でございます。やる方向であるには変わりないので、全中学校に配置するという話にはなっていないということをこの前は答弁させていただきました。 369 ◆会長(倉内成幸君) ほかにありませんか。 370 ◆審議員(鈴木みのり君) 会長。 371 ◆会長(倉内成幸君) 鈴木議員。 372 ◆審議員(鈴木みのり君) 細かなことで幾つか本当はあるんですが、ここでは1つだけ市長のお考えを聞きたいなというのがありまして、さっきの4次のほうでも、スポーツの総合運動公園が中長期という案でずっと、当初は300万円の予算が30万円になり、最後は消えてしまい、今回の構想の中にも整備の事業の題目はあります。  ただ、54ページにはその題目はありますけれども、実際、この基本計画になったら、この3年間になったら、スポーツ振興、3年間でやることは雨漏り工事だけ。これが本当にスポーツ振興かということと、先月の中日新聞のところでも、運動不足を感じているというアンケートで73.数%の高い数字。うちも50%、週1回スポーツをやるということをお題目を上げたけれども達成できず。やっぱり環境が整っていないという現状がある中で、もちろん経済状況はわかるんですけれども、本当にスポーツのことを考えたときに、これだけのことしか出てこないって本当に寂しいんですが、市長のお考え、もちろん3年間ではこうかもしれないけど、その後はこうなんだよと、もしあるのであれば、お気持ち、お考えをお聞かせください。 373 ◆市長(禰宜田政信君) 会長、市長。 374 ◆会長(倉内成幸君) 市長。 375 ◆市長(禰宜田政信君) ただいまのスポーツ施設の件につきましても、先ほども中学校の司書配置と同じような意味合いで、幾つかまだやれるかとか、検討している、あるいは県との関係でやっているとかいろいろございます。そういう意味で、ある程度見えてきた段階で、こういうところにのってくるというふうに御理解をいただきますように。別に消極的な状態で取り組んでいるわけではございませんので、よろしく御理解をお願いしたいと。二、三年のうちにも出てくるやつもあると思います。 376 ◆審議員(鈴木みのり君) 会長。 377 ◆会長(倉内成幸君) 鈴木議員。 378 ◆審議員(鈴木みのり君) 見えてくればということですが、私としては市長を信じるしかないので、これは強く期待、要望いたします。 379 ◆会長(倉内成幸君) ほかに。 380 ◆審議員(下島良一君) 会長。 381 ◆会長(倉内成幸君) 下島議員。 382 ◆審議員(下島良一君) 先ほどあおいパークの計画はわかったわけですが、これは拡張ですので、土地なんかは市が確保していくという方向で、建設は民間手法を取り入れてと、こういう方向性は出てきておるの。 383 ◆経済環境部長(岡田三郎君) 会長、経済環境部長。 384 ◆会長(倉内成幸君) 経済環境部長。 385 ◆経済環境部長(岡田三郎君) 先ほど御答弁申し上げましたように、今、基本構想を策定中でございますので、その結果を踏まえる中で、拡張をして整備すべきだというような方向性が出てまいりました時点におきまして、土地につきましては市のほうが取得をしてまいりたいというふうに考えております。 386 ◆審議員(下島良一君) 会長。 387 ◆会長(倉内成幸君) 下島議員。 388 ◆審議員(下島良一君) もう一つ、17ページの児童養護施設の整備で、もう来年度予算を早々とつけておるわけですが、これは、隣地の農家は承諾しないと、判こも押さないと、こう言っておるわけで、調整区域の中にある農地が永久的に日陰になると。今の設計では、農業委員会の指導基準、ハウスを建てても建屋の2分の1は隣地農地の被害が起きないようにということで指導しておるわけで、農家同士でもハウスをつくる場合にはあけよと、こう言っておるわけで、やっぱりそういう点からいくと、今の児童施設の設計には無理があると思うんですよね。農地に対しての配慮が足らな過ぎる。  そういう点で、やっぱり今度の前浜での説明会も19日にあるわけで、今度、農業委員会も議題で上ると思うんですね、農家が将来的にあそこで農業を続けていく以上は、替え地を出すという話もあったけど、うちはあそこの農地をずっと代々大事にしていたから替え地は要らんと、こう言って農家は言っておるわけで、そういう点でいくと、この児童養護施設について、来年度、予算をつけて強行していくというやり方は、やっぱりまずいんじゃないですか。もっともっとやっぱり理解を深めていく、設計変更も行って地域や農家の人たちの経営を守っていくと、こういう立場に立たんと、そこで農園をつくって、そして子供たちに農園をと言っておるけど、一方じゃ農家を泣かせておるということでは、全く地域の理解が得られないと、こういうことになっていくんじゃないですか。 389 ◆福祉こども部長(高橋正実君) 会長、福祉こども部長。 390 ◆会長(倉内成幸君) 福祉こども部長。 391 ◆福祉こども部長(高橋正実君) まず、隣地とのことでございますが、正直言いまして、隣地とのことは、我々は直接は関与しておりません。  隣地とのことは、言い方は悪いんですが、上手にやってくれよという要望をしております。日陰だとか、そういったようなことについては、建築の確認申請の段階で認められればそうなっていくのかなというようなことを思っております。 392 ◆会長(倉内成幸君) ほかに。 393 ◆審議員(岡本守正君) 会長。 394 ◆会長(倉内成幸君) 岡本議員。 395 ◆審議員(岡本守正君) 19ページの先ほどのスポーツ振興、臨海体育館改修事業で、屋根の改修事業、これが入ってきたんですけれども、具体的に24年度で空調が入ってくるのか、そのような答弁をされておったんですけど、その辺はどうですか。 396 ◆教育部長(内山茂広君) 会長、教育部長。 397 ◆会長(倉内成幸君) 教育部長。 398 ◆教育部長(内山茂広君) 一般質問の中にもありましたように、先行して雨漏り対策をしていくということで、空調機の関係については、できるだけ早い時期に実施計画にのせて予算化をしていきたいというふうに考えております。 399 ◆会長(倉内成幸君) ほかに。 400 ◆審議員(岡本守正君) 会長。 401 ◆会長(倉内成幸君) 岡本議員。 402 ◆審議員(岡本守正君) そうすると、24年度には入らない感じ。答弁書はこう書いて出しちゃったんですけど。 403 ◆教育部長(内山茂広君) 会長、教育部長。 404 ◆会長(倉内成幸君) 教育部長。 405 ◆教育部長(内山茂広君) そのときも答弁をしておりますのは、できるだけ早い時期に予算化してまいりたいということでしか答えておりません。 406 ◆会長(倉内成幸君) ほかにありませんか。      (「なし」という者あり) 407 ◆会長(倉内成幸君) ほかに質疑もないようですから、これにて報告を終わります。 ───────────────────・・─────────────────── 408 ◆会長(倉内成幸君) 協議事項(4)「総務省方式改訂モデルによる平成20年度決算財務4表の公表について(報告)」を議題といたします。  本件について、説明を求めます。 409 ◆総務部長(新美善次郎君) 会長、総務部長。 410 ◆会長(倉内成幸君) 総務部長。 411 ◆総務部長(新美善次郎君) ただいま議題となりました協議事項(4)「総務省方式改訂モデルによる平成20年度決算財務4表の公表」について御報告申し上げます。  まず、1の公表の経緯でございますが、この財務4表の公表につきましては、総務省から示されました地方公共団体における行政改革の更なる推進のための指針により行うものでございまして、これにより、貸借対照表、行政コスト計算書、純資産変動計算書及び資金収支計算書の財務4表を平成21年度までに整備し、公表するよう国から求められておるところでございます。総務省からは、この新たな財務書類4表の作成方法といたしまして基準モデル及び総務省方式改訂モデルの2つのモデルが示されておりますが、本市におきましては、地方財政状況調査、いわゆる決算統計でございますが、その数値を活用した形での総務省方式改訂モデルを選択いたしまして、平成20年度決算をもとにこの財務4表を作成したので、公表をするというものでございます。  次に、2の財務4表についての内容でございますが、(1)貸借対照表、これは現在までの資産及び財源の状況を示すものでございます。(2)行政コスト計算書、これは会計年度の費用及び収入(使用料、手数料等)の状況を示すものであります。(3)純資産変動計算書、これは貸借対照表の純資産について、会計年度中の増減を示すものであります。(4)資金収支計算書、これは会計年度の現金の収支を示すものであります。具体的な数値につきましては、後ほど参考資料2で説明をさせていただきたいと思います。  続いて、裏面の3、連結対象会計ということでございますが、総務省の作成要領に基づきまして、(1)から(5)に掲げる会計、団体及び法人を連結の対象とさせていただいております。なお、(3)の一部事務組合・広域連合につきましては、その構成市等の負担割合に応じて連結することとなっておりますが、このうち愛知県後期高齢者医療広域連合につきましては、現在、豊橋市のほうでこの連合の財務4表を作成中でございますので、平成20年度決算では連結対象から外させていただいております。次年度以降からは、その部分も含んでの連結対象とする予定でございます。また、(5)の第三セクターの部分につきましては、出資比率50%以上の団体、法人を連結対象とさせていただいております。  それでは、財務4表の内容について説明を申し上げますので、参考資料2のほうをごらんいただきたいと思います。まことに活字が小さくて非常に見づらくて申しわけありませんが、これは1つの様式という形でこういう形をとらせていただきましたので、よろしくお願いしたいと思います。  まず、1ページから4ページまでが普通会計ベースでのいわゆる財務4表でございまして、その以降、5ページから8ページまでは連結ベースでの財務4表ということでございます。  それでは、普通会計ベースでの4表につきまして説明をいたします。  まず、1ページの貸借対照表をごらんいただきたいと思います。この貸借対照表は、現在までの資産、それからその財源の状況を示すものでございます。この貸借対照表は、左側のほうの借方に資産の部、右側の貸方にその財源であります負債の部、純資産の部を計上いたしております。資産とその財源でありますので、借方と貸方は必ず一致するということでございます。このため、貸借対照表はバランスシートとも呼ばれておるところでございます。  碧南市の資産合計は、借方の末尾に記載をしてございますが、1,429億7,600万円余の資産がございまして、負債合計、貸方の中央のところに負債合計が記載してございますが、これが141億2,700万円余、そして、純資産の合計は1,288億4,900万円余、これらを財源として先ほどの資産を取得したという形になるものでございます。  そのうち資産の部の内容でございますが、上から見ていただきたいと思いますが、上から、1の公共資産合計は1,197億7,500万円余、2の投資等合計が122億1,800万円余、その下の3の流動資産合計が109億8,100万円余というふうになっております。  そのうち1の公共資産の内容につきましては、主に土地、建物の、そこに書いてある(1)の有形固定資産が主なものでございます。また、その次の(2)の売却可能資産といたしましては、6億2,800万円余を時価評価により計上いたしておりますが、これは、普通財産で未利用となっている土地を換算したものでございます。  次に、2の投資等の部分でございますが、そのうち2の(5)回収不能見込み額として2億9,700万円余を計上いたしております。これは、平成20年度以前に発生した債権に係るものでございまして、主に税の滞納繰越分でございます。  また、3の流動資産につきましても、回収不能見込み額として7,700万円余を計上いたしております。これは、平成20年度中に発生した債権に係るものでございまして、これも主なものは税の未収金ということでございます。  次に、貸方の負債の部のほうでございます。1の固定負債合計は115億8,100万円余と、それから2の流動負債合計25億4,500万円余からなっております。どちらも主なものは地方債でございまして、平成20年度末の地方債残高は100億7,200万円余となるものであります。固定負債と流動負債の区分につきましては、1年以内の返済義務がないものについて固定負債に、あるものを流動負債に分けて計上をいたしております。  その中の純資産の部という部分があるわけでございますが、そのうちの1、公共資産等整備国庫補助金等104億5,300万円余、2の公共資産等整備一般財源等1,143億2,600万円余、3、その他一般財源等42億200万円余と、それから4の資産評価差額、これがマイナス1億3,300万円余からなっております。このうち、3のその他の一般財源等は企業会計での利益剰余金に当たるわけでございまして、将来的に資産形成以外に利用できる一般財源と言えるもので、先行して公表している自治体の中には、ここがマイナス計上されているというところもあるやに聞いておりますが、この部分が大きなマイナスになることは好ましいことでは、言うまでもありません。平成20年度決算におきましては、碧南市ではプラス計上となっておりまして、健全な財務状況と言えると思います。ただ、平成21年度以降、急速な税収減の影響は大きいものがございまして、今後の経年比較、そういったことが今後、分析として必要であるというふうに認識をいたしております。  次に、2ページに移っていただいて、2ページの行政コスト計算書をごらんいただきたいと思います。  この表は、平成20年度の費用及び収益の状況を示すものでございまして、企業会計の損益計算書に当たるものであります。地方公共団体には、基本的には収益や利益という概念がないため、収益にかわる収入として、使用料、手数料、あるいは分担金、負担金、寄附金、そういったものを計上いたして、利益にかわり、純経常行政コストを計上することとなっております。そこで、経常行政コストは一番上のところに括弧書きで経常行政コストと書いてありますが、内訳を少し紹介させていただきます。  これは、資産形成に関係しない支出ということでございまして、具体的には、表の上から、いわゆる人件費など人にかかわるコストとして39億8,300万円余、それから、その次の2、物件費など、いわゆる物に係るコストとして87億6,200万円余、その次、3、扶助費などの社会保障給付、あるいは繰出金などの他会計等への支出額など、いわゆる移転支出的なコストについては114億5,600万円余、そして、4、その他、支払利息などのコスト3億4,400万円余となっております。  次に、その下の表がくくってあるかと思いますが、経常収益の部というものがございます。この内訳としては、1、使用料・手数料、これが6億5,100万円余、そして、2、分担金・負担金・寄附金、これが1億1,900万円余となっております。  経常行政コストの計、先ほどの計でございますが、これがトータルで245億4,700万円余、それから、先ほどの経常収益合計が7億7,000万円余、これらを差し引いたものが純経常行政コストになりまして、差し引いた部分では、一番下でございます、237億7,700万円余となり、平成20年度1年間において碧南市が行政運営に要する経費としてこれだけの経費、237億円余の費用が必要だったということになるものでございます。  次に、3ページの純資産変動計算書をごらんいただきたいと思います。  純資産変動計算書は、貸借対照表の純資産が会計年度中にどのように増減したかを示すものでございまして、企業会計の株主資本等変動計算書、あるいは広域法人会計の正味財産増減計算書に当たるものでございます。  このうち、一番上のところに書いてあります期首純資産残高は1,264億1,200万円余、表の末尾の期末純資産残高が1,288億4,900万円余で、差し引きまして24億3,600万円余の資産増ということになるものでございます。  次に、4ページの資金収支計算書をごらんいただきたいと思います。  この資金収支計算書は、平成20年度の現金収支を示すものでございまして、いわゆる企業会計のキャッシュフロー計算書に当たるものでございます。表外の注記といたしまして、地方債、それから基金取り崩し、繰越金以外の歳入合計と、それから公債費、基金積み立て以外の歳出総額の収支であります基礎的財政収支、いわゆるプライマリーバランスを記載することとなっております。そうしたルールに基づきまして、そこに表記させていただいております。  表の中の1、経常的収支額は63億9,000万円余の黒字、それから、表2の公共資産整備収支額は27億5,700万円余の赤字でございます。そして、3の投資・財務的収支額は41億8,400万円余の赤字となっておりまして、最終的な収支、いわゆる期末歳計現金残高というふうにあろうかと思いますが、これが21億4,500万円余の黒字を計上しておるということになるものでございます。また、注記の末尾に掲げております、先ほど言いました基礎的財政収支につきましても、トータルでは11億7,300万円余の黒字という状況でございます。  経常的収支の部に市税等のすべての一般財源を計上することになるため、基本的収支がマイナスになることは基本的にはありませんが、経常的収支の部の地方債発行額、基金取り崩し額は経常経費の不足分を補う赤字補てん的な意味合いのものでございますので、経常的収支の黒字以上の額が計上されている場合は、当然注意が必要となるものでございます。  5ページから8ページまでは連結ベースでの財務4表でございますので、先ほど説明させていただきました普通会計ベースでの状況と、内容的にはそう大差はありませんので、説明は省略とさせていただきます。
     以上の4表の数値から読み取れる碧南市の財政状況はどうかということでございますが、平成20年度末時点では、市税収入を中心とする純資産が潤沢にある、豊かであるということによりまして、健全であると言えるものでございます。しかしながら、平成21年度当初予算では、基金繰入金を47億円余、赤字地方債であります臨時財政対策債を8億9,000万円など歳入に繰り込んでおります。その結果、恐らく平成21年度の決算におきましては、先ほど申しました基礎的財政収支は赤字に転換するのではないかというふうに見込んでおるものでございます。  また、経常収支の不足を借金と貯金の取り崩しで賄うわけでございますので、純資産も、その上では減少することになってまいります。市といたしましても、一層のコスト削減に努め、過剰な資産形成は抑制し、負債をふやさないよう行政のスリム化を図っていく必要があろうかと思っております。  この財務4表につきましては、ことし初めて報告をさせていただきましたが、今後は他市との比較、あるいは経年比較など、そういった部分でこのデータを分析し、資産、債務の適正な管理の推進に努めてまいりたいというふうに考えております。  以上で、平成20年度決算財務4表の報告とさせていただきます。よろしくお願いをいたします。 412 ◆会長(倉内成幸君) 説明が終わりました。  これより質疑に入ります。 413 ◆審議員(杉浦和彦君) 会長。 414 ◆会長(倉内成幸君) 杉浦議員。 415 ◆審議員(杉浦和彦君) 1点だけお尋ねをいたします。  これからは、そういたしますと、この財務4表そのものは決算議会で当然一緒に添付されるというふうに理解してよろしゅうございますか。 416 ◆総務部長(新美善次郎君) 会長、総務部長。 417 ◆会長(倉内成幸君) 総務部長。 418 ◆総務部長(新美善次郎君) 9月議会の決算議会に間に合うのが、ほかとの資料の関係で、去年からしております健全化判断比率もそういう形でやっておるわけですが、結構この資料をつくるまでの大変な時間を要するということで、努力はいたしますが、2年目ということで、その辺はできる限り努力に向けていきたいと思いますが、ちょっと約束できるか自信がございませんので、ひとつその辺は御理解いただきたいと思います。 419 ◆会長(倉内成幸君) よろしいですか。 420 ◆審議員(杉浦和彦君) 会長。 421 ◆会長(倉内成幸君) 杉浦議員。 422 ◆審議員(杉浦和彦君) それでは、もしできなければこういう形で発表するということですか、来年度以降。 423 ◆総務部長(新美善次郎君) 会長、総務部長。 424 ◆会長(倉内成幸君) 総務部長。 425 ◆総務部長(新美善次郎君) 基本的には、こういう形を今想定させていただいております。  ただ、決算議会に間に合えば、それに合わせてやられたほうが合理的かなと思いますので、その辺は努力をさせていただきたいと思います。 426 ◆審議員(板倉虎彦君) 会長。 427 ◆会長(倉内成幸君) 板倉議員。 428 ◆審議員(板倉虎彦君) 先ほど言いましたけど、いわゆる未達分、賞与の引き当ての額を教えていただきたいと思います。 429 ◆総務部長(新美善次郎君) 会長、総務部長。 430 ◆会長(倉内成幸君) 総務部長。 431 ◆総務部長(新美善次郎君) 賞与引当金、公会計におきましては、現実には賞与引当金だとか退職手当引当金というのは、予算的には計上しておるわけではございませんが、いわゆる企業会計ベースでそういったものがどういう形で行政サイドもあるかということを見るために算出はいたしております。  その部分でいきますと、貸借対照表の貸方の負債の部の2の流動負債の中の(5)賞与引当金、これが2億62万4,000円と、20年度決算ベースではそういう形の数字でございます。 432 ◆会長(倉内成幸君) ほかにありませんか。 433 ◆審議員(山口春美君) 会長。 434 ◆会長(倉内成幸君) 山口議員。 435 ◆審議員(山口春美君) これは、決算カードなんかと同じように、総務省のホームページで公表されるものなんでしょうか。  それは簡単に分析等も、決算カードには書いてあるわね、いろんな市町村の計数なんかについて総務省の見解が書いてあるんだけど、そういうような扱いでやっていくんですかね。 436 ◆総務部長(新美善次郎君) 会長、総務部長。 437 ◆会長(倉内成幸君) 総務部長。 438 ◆総務部長(新美善次郎君) その辺のことは、まだちょっと具体的な指示は来ておりませんが、基本的には総務省の部分とリンクになるわけですので、恐らく見られるという形になろうかと思います。 439 ◆審議員(山口春美君) 会長。 440 ◆会長(倉内成幸君) 山口議員。 441 ◆審議員(山口春美君) 平成20年度は西端と荒子の保育園が横流しして資産が減っているわけですけど、ここの中にはどういうふうにあらわしているんですか。  それとあわせて、出資金の50%以上ではないので、社協はこの第三セクターにも何も入らないんだけど、実際には、市のこれだけの委託事業を受けて、委託と言っちゃいかんけど、横流しだもんで委託じゃないんだけど、だけど、市からのお金を何億円ともらっていて、全体の構成比からいうと非常に高い比率で受けているものについて、こういうところに連結対象として入っていかないということ自体が、碧南が法の網の目をくぐって、別に政府の方向性が何でも完全無欠で100%正しいという立場ではないんですが、大体こんなことを企業会計にあわせて比較すること自体も問題なんですが、それにつけても社協がそういう団体に入らない中で、これを出している横流しの資産、横流しの人材、横流しのお金、これらをどういうふうにカウントできるんですか。例外的なことをやると、こういうところが反映しなくなっちゃうけど。違う? 442 ◆総務部長(新美善次郎君) 会長、総務部長。 443 ◆会長(倉内成幸君) 総務部長。 444 ◆総務部長(新美善次郎君) 最初に言われました保育園の資産の関係につきましては、20年度での移動の部分につきましては、これに反映いたしております。  それから、社会福祉協議会の部分が反映していないじゃないかということでございますが、これは、あくまでも国が示すルールに基づいてこういった項目を全部決算統計の中から置きかえて数値化したものでございますので、碧南市独自でそれをやめるだとかということはやっておりません。したがって、ルールの範囲内でございますので、連結対象となるのは、先ほど言いましたように、出資50%の部分でございますので、これは入ってはおりません。 445 ◆審議員(山口春美君) 会長。 446 ◆会長(倉内成幸君) 山口議員。 447 ◆審議員(山口春美君) 20年度は、19年度にもしこの表ができていたら、19年度、20年度を比較して、西端と荒子の分が減ってきているわね。そうすると、21年度、来年度発表されるこのグラフには、この1ページのところの1の(1)の3)のところで39億円という資産が、これ、保育園なんかも入っておるわね、きっと。これが、大浜分が減って、幾らか知らないけど、例えば37億円になってくるとか、そういうふうになってくるの。  それで、人間の資産はどうするんだ、派遣や。 448 ◆総務部長(新美善次郎君) 会長、総務部長。 449 ◆会長(倉内成幸君) 総務部長。 450 ◆総務部長(新美善次郎君) 今回、初めてですので、経年変化みたいな部分での分析はまだちょっとできませんので、もう少しこの辺が来年、再来年行って、その辺の経年変化という部分でどうなっていくかという流れがわかりますし、ほかに、基本的にはそういった経年変化だとか、それから他の団体との比較、碧南市がどういった数字になるかというのを比較した上でいろんな改善点だとかが出てくるので、そのためにこういったものを財政の健全化のために資するということが目的でございますので、もう少しこれを積み上げていきたいというふうに思っております。 451 ◆審議員(山口春美君) 会長。 452 ◆会長(倉内成幸君) 山口議員。 453 ◆審議員(山口春美君) 社協園をつくっていくに当たって、一つ一つの園の資産価値というのを一遍出されたことがあるんだけど、これを、数字をはじくに当たって、今、パソコンの中には一つ一つ公立保育園の鷲塚が幾ら、日進が幾らというふうに積み上げて39億というお金ができておるんじゃない。ずっと資産があって、減価償却もこっちに出てきてということになるんじゃないのかね。インプットされておるんじゃないの。だから、その分の大浜保育園分が、来年度もし同じ数字が発表されるなら、減額して発表されてくるような、コンピューターシステムの中に試算されておるんじゃないのか。違う? 454 ◆総務部長(新美善次郎君) 会長、総務部長。 455 ◆会長(倉内成幸君) 総務部長。 456 ◆総務部長(新美善次郎君) 会計的なもの、非常に専門的な話になっちゃいますので、今、それの強い財務課長がおりますので、そちらについては財務課長が答えます。私が間違ったことを言ってもいけませんので。 457 ◆財務課長(金原 功君) 会長、財務課長。 458 ◆会長(倉内成幸君) 市長。 459 ◆財務課長(金原 功君) 今回の数字は、最初に申し上げた総務省改訂モデルと基準モデルがあります。私のほうは改訂モデルを使っていますので、基本的には、国に報告しておる決算統計がございますよね、その数値をいろいろ入り繰りをやっていますので、個々の保育園の資産だとか、そういうことではありませんので、基準モデルになると、最終的にはそういうことを一つ一つやっていくんですが、今はそういうことじゃなくて、データの置きかえというふうなことでやっておりますので、御理解ください。 460 ◆審議員(板倉虎彦君) 会長。 461 ◆会長(倉内成幸君) 板倉議員。 462 ◆審議員(板倉虎彦君) 5ページの、私が先ほど言ったのを言っていないですもんね。引当金で退職手当等引当金で、今、企業会計からいうと、それじゃ、市役所がこの12月に閉めたときに、1,000人からおる連結の賞与をどれだけ払わないかんかと、その見立てはどれだけだという企業会計的な観点からはどういうものだと。市はつぶれることはないと思いますけどね、夕張みたいなケースはありましたけど。 463 ◆総務部長(新美善次郎君) 会長、総務部長。 464 ◆会長(倉内成幸君) 総務部長。 465 ◆総務部長(新美善次郎君) その関係につきましては、5ページ、まさに言われたとおり、現在は、公会計については退職引当金という形での予算計上はしておりません。  ただ、そういった形で見れば、どういうものかということがここに書いてあるわけでございまして、5ページの連結貸借対照表の負債の部の貸方のほうの1の固定負債の中の(4)引当金、うち退職手当等引当金、これが掲げております。これが、役所がつぶれることはありませんけれども、一斉にやめたとした場合の金額としては、ここに書いてある44億7,200万円余がそういったことに当たるものでございます。 466 ◆審議員(板倉虎彦君) 会長。 467 ◆会長(倉内成幸君) 板倉議員。 468 ◆審議員(板倉虎彦君) それでは、積立不足はないでいいわけですね。 469 ◆総務部長(新美善次郎君) 会長、総務部長。 470 ◆会長(倉内成幸君) 総務部長。 471 ◆総務部長(新美善次郎君) だから、先ほど言いましたように、公会計におきましては、そういった形で現実にその金額を積んでおるわけじゃございません。  財政調整基金の中でそれをカウントさせていただいておりまして、現在はこれに近い、今の現在末では47億円ぐらいが財政調整基金ということでありますが、全部が退職手当に充てるということでもありません。 472 ◆審議員(板倉虎彦君) 会長。 473 ◆会長(倉内成幸君) 板倉議員。 474 ◆審議員(板倉虎彦君) 企業会計の場合は、この前、大手も大分積んだんですけれども、現実問題として、12月1日で全部退職した場合の退職金支払いはどんなものになるかということを、私は、企業会計的な数字ですから聞いただけです。 475 ◆総務部長(新美善次郎君) 会長、総務部長。 476 ◆会長(倉内成幸君) 総務部長。 477 ◆総務部長(新美善次郎君) したがいまして、今回、これは、今までの官庁の会計処理というのが現金主義、単式簿記という形です。企業会計は、御案内のとおり、発生主義の複式簿記という形で、全然違うわけですね。  そういった形がありますので、官庁の行政の会計を企業会計ベースで見るとどうなるかというのが、きょうこうやって示しておるものでございます。したがって、退職手当引当金という形は本当はありませんけれども、もしそうした場合にどれだけの金が必要だというのが、今、書いてあるとおりです。 478 ◆審議員(生田あきひさ君) 会長。 479 ◆会長(倉内成幸君) 生田議員。 480 ◆審議員(生田あきひさ君) 行政コスト計算書を見ていただけば非常によくわかると思いますけど、先ほど私の話したことが一目瞭然、正当化されておりまして、福祉が非常に高く占めておるわけでございます。  余りにも碧南市がこういうことをやっておると、近隣都市と比べてみても突出しておるということは余りよくないと思いますので、市の行政幹部の方、この辺にもよく目をやりまして、バランスのとれた行政をやっていただくことを強く望んでおきます。 481 ◆会長(倉内成幸君) ほかにありませんか。      (「なし」という者あり) 482 ◆会長(倉内成幸君) ほかに質疑もないようですから、これにて報告を終わります。  以上で、協議事項は終了いたしました。  これにて第7回碧南市議会協議会を閉会いたします。                            (午後 2時 31分 閉会) ───────────────────○──────────────────── 以上は、碧南市議会協議会の記録である。   平成21年12月16日                碧南市議会協議会                  会長  倉 内 成 幸 Copyright © Hekinan City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...