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2008-06-27 平成20年第3回定例会(第4日)  名簿
2008-06-27 平成20年第3回定例会(第4日)  本文

  • 野中広務(/)
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  1. 碧南市議会 2008-06-27
    2008-06-27 平成20年第3回定例会(第4日)  本文


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    2008-06-27 : 平成20年第3回定例会(第4日)  本文 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                            (午前 10時 0分 再開) ◆議長久田昭一君) ただいまの出席議員は22名であります。  よって、本日の会議は成立いたしましたので、これより平成20年第3回碧南市議会定例会第4日の会議を開きます。  これより会議に入ります。  本日の議事日程は、お手元に配付の議事日程表のとおりであります。 ───────────────────・・─────────────────── 2 ◆議長久田昭一君) 日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。  会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において5番下島良一君及び16番竹内廣治君を指名いたします。 ───────────────────・・─────────────────── 3 ◆議長久田昭一君) 日程第2議案第35号「碧南消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例」を議題といたします。  本案総務委員会に付託してありました。  よって、審査結果について委員長報告を求めます。 4 ◆1番(宮田裕之君) 議長、1番。 5 ◆議長久田昭一君) 総務委員会委員長。 6 ◆総務委員会委員長宮田裕之君) 去る6月16日の本会議におきまして、総務委員会に付託されました議案第35号について、審査結果の報告をいたします。  本委員会は6月18日に開催し、慎重審査いたしました結果、議案第35号「碧南消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例」は起立全員であり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で、審査結果の報告を終わります。 7 ◆議長久田昭一君) ただいま委員長報告が終わりました。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      (「なし」という者あり)
    8 ◆議長久田昭一君) 別に質疑もないようですから、これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入りますが、討論通告はありませんので、討論を省略いたします。  これより議案第35号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案委員長報告のとおり決することに賛成諸君起立を求めます。      (賛成者起立) 9 ◆議長久田昭一君) 起立全員であります。  よって、議案第35号は原案のとおり可決されました。 ───────────────────・・─────────────────── 10 ◆議長久田昭一君) 日程第3議案第36号「碧南元気っ子医療費助成に関する条例の一部を改正する条例」及び日程第4議案第37号「碧南学校給食センター設置に関する条例の一部を改正する条例」の2案件一括議題といたします。  本2案件福祉文教委員会に付託してありました。  よって、審査結果について委員長報告を求めます。 11 ◆21番(宮地孝次君) 議長、21番。 12 ◆議長久田昭一君) 福祉文教委員会委員長。 13 ◆福祉文教委員会委員長宮地孝次君) 去る6月16日の本会議におきまして、福祉文教委員会に付託されました議案第36号及び議案第37号について、審査結果の報告をいたします。  本委員会は6月19日に開催し、慎重審査いたしました結果、議案第36号「碧南元気っ子医療費助成に関する条例の一部を改正する条例」は起立全員議案第37号「碧南学校給食センター設置に関する条例の一部を改正する条例」は起立多数であり、以上の2案件はそれぞれ原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で、審査結果の報告を終わります。 14 ◆議長久田昭一君) ただいま委員長報告が終わりました。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      (「なし」という者あり) 15 ◆議長久田昭一君) 別に質疑もないようですから、これにて質疑を終結いたします。  これより本2案件について、順次討論及び採決に入ります。  まず、議案第36号の討論に入りますが、討論通告はありませんので、討論を省略いたします。  これより議案第36号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案委員長報告のとおり決することに賛成諸君起立を求めます。      (賛成者起立) 16 ◆議長久田昭一君) 起立全員であります。  よって、議案第36号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第37号の討論に入ります。  下島良一君から討論通告がありますので、発言を許します。 17 ◆5番(下島良一君) 議長、5番。 18 ◆議長久田昭一君) 5番。 19 ◆5番(下島良一君) 議案第37号「碧南学校給食センター設置に関する条例の一部を改正する条例」に反対の立場から、日本共産党碧南会議員団を代表して討論を行います。  穀物の燃料への転換や、原油が投機の対象となり、食物への物価高騰学校給食に大きな影響を与えてきています。東京都内の自治体の54%が値上げを実施したり、検討を予定していると言われております。果物のカットを小さくし、分量や回数を減らす。国産が高い物は外国産を使用する。食材選定に当たっては価格を最優先とし、一定の質の低下はやむを得ないなど、質の低下への懸念も浮き彫りになっていると報道がされております。  愛知県下でも、9市町村で既に4月から10円から20円値上げが行われております。碧南市でも毎月40万円から50万円の赤字となっているのが現状であります。安い外国農産物を使用せず、質を落とさないように、地元野菜の利用に努めるとしていますが、いずれ、給食代値上げを検討せざるを得ない時期が来ると思います。  外国農産物の輸入に頼り、日本の食糧自給率は39%になっています。食糧危機が叫ばれる中、地元農産物を安定的に供給できる地元農家の育成を行い、地産地消の体制づくりが今後ますます重要になってきます。食の安全では、毒入りの中国ギョーザ問題も解決していませんが、相変わらず、牛肉の偽装や、中国産ウナギの産地偽装が発覚したと報道されていますが、後が絶ちません。  学校給食は、子供の大切な成長期の11年間を、学校給食センターが負っております。給食センター方式は、短い時間で大量調理を行うため、効率優先となり、人件費削減を行うために冷凍加工食品などが多用されることになり、安全性仕入れ価格の高騰が心配になります。手づくりの給食を行い、地産地消、食育教育を行っていくには、自園、自校方式が最善だと主張してまいりました。それは今となっては望めませんが、残念であります。  調理委託は、株式会社ヘキナンシティカンパニーの請負です。職員の入れかえが激しく、半数が3年以下の経験しか持たない状況です。調理員皆さん食育教育の責任の一端を担っていますが、市や県の栄養士が指導すれば偽装請負となり、問題で違法です。せめて、委託はやめて直営で運営することが望まれます。  第1給食センターは、平成18年10月に供用開始されました。残飯や調理くずをすりつぶして公共下水に流す方法は、環境基本計画市民に号令をかける行政としてあるまじき行為で、市民への背信行為であります。議会で、堆肥化し、農地に還元し、リサイクルをすると答弁がありましたが、実行に移されないのは議会や市民を愚弄するものであります。断じて許されるものではありません。しかも、外部業者に委託して責任逃れをするのは無責任であります。第2給食センターが新築移転し、供用開始しても堆肥化は実現せず、残飯、残菜はすりつぶして水を汚した上で、お金をかけて、浄化槽で汚水をきれいにして公共下水に流すという行為を今後も続けることになり、大問題であります。このことだけでも、一日も早く胸の張れる学校給食センターにすることを強く求めて、討論といたします。 20 ◆議長久田昭一君) 以上で、通告による討論は終わりました。  これにて討論を終結いたします。  これより議案第37号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案委員長報告のとおり決することに賛成諸君起立を求めます。      (賛成者起立) 21 ◆議長久田昭一君) 起立多数であります。  よって、議案第37号は原案のとおり可決されました。 ───────────────────・・─────────────────── 22 ◆議長久田昭一君) 日程第5議案第38号「碧南市営住宅設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」を議題といたします。  本案経済建設委員会に付託してありました。  よって、審査結果について委員長報告を求めます。 23 ◆18番(倉内成幸君) 議長、18番。 24 ◆議長久田昭一君) 経済建設委員会委員長。 25 ◆経済建設委員会委員長倉内成幸君) 去る6月16日の本会議におきまして、経済建設委員会に付託されました議案第38号について、審査結果の報告をいたします。  本委員会は6月20日に開催し、慎重審査いたしました結果、議案第38号「碧南市営住宅設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」は起立全員であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、審査結果の報告を終わります。 26 ◆議長久田昭一君) ただいま委員長報告が終わりました。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      (「なし」という者あり) 27 ◆議長久田昭一君) 別に質疑もないようですから、これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入りますが、討論通告はありませんので、討論を省略いたします。  これより議案第38号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案委員長報告のとおり決することに賛成諸君起立を求めます。      (賛成者起立) 28 ◆議長久田昭一君) 起立全員であります。  よって、議案第38号は原案のとおり可決されました。 ───────────────────・・─────────────────── 29 ◆議長久田昭一君) 日程第6議案第39号「平成20年度碧南一般会計補正予算(第1号)」及び日程第7議案第40号「平成20年度碧南病院事業会計補正予算(第1号)」の2案件一括議題といたします。  本2案件予算審査特別委員会に付託してありました。  よって、審査結果について委員長報告を求めます。 30 ◆14番(鈴木みのり君) 議長、14番。 31 ◆議長久田昭一君) 予算審査特別委員会委員長。 32 ◆予算審査特別委員会委員長鈴木みのり君) 去る6月16日の本会議におきまして、予算審査特別委員会に付託されました議案第39号及び議案第40号について、審査結果の報告をいたします。  本委員会は6月25日に開催し、慎重審査いたしました結果、議案第39号「平成20年度碧南一般会計補正予算(第1号)」は起立全員議案第40号「平成20年度碧南病院事業会計補正予算(第1号)」は起立全員であり、以上の2案件はそれぞれ原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で、審査結果の報告を終わります。 33 ◆議長久田昭一君) ただいま委員長報告が終わりました。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      (「なし」という者あり) 34 ◆議長久田昭一君) 別に質疑もないようですから、これにて質疑を終結いたします。  これより本2案件について、順次討論及び採決に入ります。  まず、議案第39号の討論に入りますが、討論通告はありませんので、討論を省略いたします。  これより議案第39号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案委員長報告のとおり決することに賛成諸君起立を求めます。      (賛成者起立) 35 ◆議長久田昭一君) 起立全員であります。  よって、議案第39号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第40号の討論に入りますが、討論通告はありませんので、討論を省略いたします。  これより議案第40号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。  本案委員長報告のとおり決することに賛成諸君起立を求めます。      (賛成者起立) 36 ◆議長久田昭一君) 起立全員であります。  よって、議案第40号は原案のとおり可決されました。 ───────────────────・・─────────────────── 37 ◆議長久田昭一君) 日程第8平成20年請願第6号「後期高齢者医療制度廃止を求める国への意見書提出と、市独自の75歳以上高齢者医療費無料化を求める請願」を議題といたします。  本件は福祉文教委員会に付託してありました。  よって、審査結果について委員長報告を求めます。
    38 ◆21番(宮地孝次君) 議長、21番。 39 ◆議長久田昭一君) 福祉文教委員会委員長。 40 ◆福祉文教委員会委員長宮地孝次君) 去る6月12日の本会議におきまして、福祉文教委員会に付託されました平成20年請願第6号について、審査結果の報告をいたします。  本委員会は6月19日に開催し、慎重審査いたしました結果、平成20年請願第6号「後期高齢者医療制度廃止を求める国への意見書提出と、市独自の75歳以上高齢者医療費無料化を求める請願」は起立少数であり、不採択すべきものと決定いたしました。  以上で、審査結果の報告を終わります。 41 ◆議長久田昭一君) ただいま委員長報告が終わりました。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      (「なし」という者あり) 42 ◆議長久田昭一君) 別に質疑もないようですから、これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  山口春美君から討論通告がありますので、発言を許します。 43 ◆4番(山口春美君) 議長、4番。 44 ◆議長久田昭一君) 4番。 45 ◆4番(山口春美君) 平成20年請願第6号「後期高齢者医療制度廃止を求める国への意見書提出と、市独自の75歳以上高齢者医療費無料化を求める請願」に対し、日本共産党碧南会議員団請願者高齢者に優しい国政と市政を求めるすべての皆さんを代表し、願意に賛成の立場から討論を行います。  この請願は、さきの市会議員選挙後からのわずかな期間に取り組まれたもので、提出時1,098名でしたが、その後の追加で1,200名を上回りました。  ことし4月1日から強行された後期高齢者医療制度は、4月20日投票の市会議員選挙の中でも、75歳の年齢で差別するやり方と、有無を言わさず年金から天引きするやり方に大きな怒りの声が広がりました。4月中旬に年金天引きの結果が明らかになると、負担の多さに重ねて怒りが広がりました。さらに、全国各地でも、碧南市でも、保険料の計算間違いなどが起こりました。碧南市では、独自の説明会も開かず、一遍の紙切れだけで周知を進めたものの、制度の中身もわからないのに、天引きだけは先行するやり方もひど過ぎます。そして、この6月13日には2度目の天引きも行われました。  これを目前に、福田内閣と自民、公明は、後期高齢者医療制度の見直し案を決めました。それは低所得者の負担軽減策の追加、一部の人の年金天引きを口座振替に変更できるようにするなど、当面の対策を並べました。  後期高齢者医療制度には、実施前から国民の厳しい批判が寄せられ、昨年の参議院選挙で与党が大敗したことを受けて、福田内閣は一部凍結を余儀なくされています。それにもかかわらず、福田内閣と自公は、実施からわずか2ヵ月半で再び見直しに追い込まれました。短い間に政府与党が見直しを繰り返さなければならないこと自体が、この制度の矛盾の深さを示しています。見直しの継ぎはぎは、わかりにくい制度をますますわかりにくく複雑にして、新たな矛盾を生むだけです。高齢者を年齢で差別する制度の根本が間違っているのであり、廃止して一から出直さない限り、矛盾は解決できません。  この制度が平成のうば捨て山と言われるのは、お年寄りを健保、国保、扶養家族から引き離し、寂しい山にぽつんと取り残すように別枠の医療制度に押し込めるからです。これが後期高齢者医療制度の根幹であり、矛盾の根源です。  後期高齢者は、いずれ避けることができない死を迎えることとなる。厚労省の社会保障審議会の見解ですが、こんな思いやりのかけらもない位置づけをして75歳以上を別枠の制度に追い込み、集中的に医療費を抑制するねらいです。  また、延命治療を望まないという選択も尊重すべきだという財界の提言に従い、病院から追い出して安上がりのみとりを奨励するなど、こんな冷酷な制度は許せません。しかも、高齢者の比率が高まるにつれ、また、医療技術が進歩して医療費がふえるにつれ、高齢者保険料を自動的に値上げする過酷な仕組みです。厚労省の資料をもとに試算すると、団塊の世代が後期高齢者となる2025年度には保険料が2倍を超えてしまいます。  小手先の見直しは、初めは低金利でも数年後に金利がはね上がるサブプライムローンが招いたアメリカの住宅ローン地獄のように、高齢者保険料地獄に導きます。制度の根幹を温存する限り、保険で受けられる医療の中身も貧しくなっていかざるを得ません。政府与党の見直しは、いわばうば捨て山の入山料の一部を一時的に引き下げるようなものです。山に連れていきさえすれば、いずれ医療費の削減や負担増の目的を果たせるという算段です。  後期高齢者医療制度の根幹に対する怒りが、政治的立場の違いを超えて広がっています。テレビ番組で、野中広務元官房長官は、銭勘定だけで人間としての尊厳を認めていないと述べました。中曽根康弘元首相は、至急これはもとに戻して、新しくもう一度考え直す、そういう姿勢をはっきりとる必要がありますと明言しています。  長野県の姨捨山を舞台にしたうば捨て伝説は、お年寄りを嫌っていた殿様が、お年寄りの深い知恵を目の当たりにして改心し、60歳になった年寄りは山に捨てるというおふれ書を廃止するという話です。論戦と世論の力で後期高齢者医療制度廃止に追い込み、この伝説のように、政治に敬老の精神を取り戻そうではありませんか。  碧南市は、地方自治体の本旨の立場に立って、国にこのような高齢者差別の制度を廃止するようにすることが求められています。中央社会保障推進協議会の発表によれば、後期高齢者医療制度の中止、撤回を求める地方議会の意見書採択が、この6月の地方議会の結果が入り始め、6月25日午前9時現在、594議会になっています。ところが、碧南市は国の言うとおりに75歳以上を国民健康保険制度から追い出して、今まで市独自に行ってきた車山市民保養所や、健康診査に対する補助制度の対象からも外してしまうという冷たさです。碧南市議会としては、戦争で生死をさまようような御苦労をされてきた高齢者皆さんや、ベビーブームのころに生まれ、高度経済成長期には金の卵として社会に貢献してきた団塊世代の私たち、今後に続く若い皆さんのためにも、高齢者を大切にすることを求めて全国の市町村議会のように制度の撤回を求めるために、国への意見書の提出を行うべきではありませんか。また、70歳から74歳の2割負担の導入も、政府自身が国民世論をおそれて実現できずにいるものです。  大体、年金生活者に医療費の2割負担を導入すれば、わずかな年金で暮らす人たちにとって、命も健康も金次第ということになります。お金の切れ目が命の切れ目となってしまわないように、2割負担中止を求めます。先進諸国では、現役を過ぎた高齢者に対する医療費無料は当然となっています。日本もかつては65歳以上の医療費無料化が行われていました。  高齢者がふえれば、これにかかわる予算をふやすのは当然です。政府は、現在の国民健康保険の破綻を招いた原因が、国の負担率を引き下げてきたことに大きな原因があることを直視すべきです。この国庫負担率をもとに戻し、国民健康保険制度を立て直すことに国が責任を果たすべきです。また、こうした社会保障の財源を、政府は消費税引き上げに求めようとしていますが、とんでもありません。大体、福祉のためと導入した消費税、1989年から2007年の18年間に国と地方を合わせて累計188兆円の消費税額となっています。その一方で、同時期に、大企業減税で法人三税は累計158兆円も減税してきました。今やマスコミでもこうした指摘をし、財源は大もうけをしている大企業からと、国民世論も広がっています。  さらに、碧南市では、全国2位の財政力を生かした日本一高齢者に優しいまちにするために、独自の医療費無料制度が実施可能です。碧南市の市民保養施設のある長野県茅野市は、75歳以上の非課税者と均等割のみの課税者の医療費を月300円のみで、あとは無料にしています。軽井沢では、この8月から70歳以上非課税者に同様に制度を行っています。原村は65歳以上無料化を実施しています。老人医療費無料化の発祥の地であります岩手県沢内村、現在合併して西和賀町になっていますが、65歳以上非課税者は無料、他は通院月1,500円、入院5,000円に抑えています。こうした自治体では、早期発見、早期治療で医療費を低くすることもでき、全国で最も老人医療費が低いのが茅野市となっています。  わずかな年金から保険料を天引かれ、病気になったときに医者にかかることも入院することもできないなどというようなことが、この豊かといわれる碧南市で、絶対にあってはならないと私は思います。碧南市は、ことし4月から、愛知県が打ち切った75歳以上ひとり暮らし非課税者の医療費無料化を市単独で実施されました。あと年間5,000万円増額すれば、非課税者全部に医療費無料化ができることも、執行部の試算で示されています。私は、少なくとも75歳以上の高齢者全員に、長い間の社会への貢献に感謝の意を込めて、医療費無料化を行うことはできると考えます。まずはこの請願を採択していただき、執行部とともに具体的な対象者や無料内容なども今後とも精査していくことが、市民の命と健康を守ることに責任を持つ市議会としての姿勢ではないでしょうか。  選挙後初の市民からの請願に対して、ぜひ、すべての議員の皆さん賛成していただき、この声を執行部に伝える大きな橋になっていただくよう心からお願いし、討論とします。 46 ◆議長久田昭一君) 以上で、通告による討論は終わりました。  これにて討論を終結いたします。  これより平成20年請願第6号の採決をいたします。  本件に対する委員長報告は不採択でありますので、採択を可とすることについて採決いたします。  本件を採択することに賛成諸君起立を求めます。      (賛成者起立) 47 ◆議長久田昭一君) 起立少数であります。  よって、平成20年請願第6号は不採択されました。 ───────────────────・・─────────────────── 48 ◆議長久田昭一君) 日程第9平成20年請願第7号「日本郵政株式会社が保有する『株式会社ゆうちょ銀行』『株式会社かんぽ生命』の株式売却停止を求める請願」を議題といたします。  本件は、総務委員会に付託してありました。  よって、審査結果について委員長報告を求めます。 49 ◆1番(宮田裕之君) 議長、1番。 50 ◆議長久田昭一君) 総務委員会委員長。 51 ◆総務委員会委員長宮田裕之君) 去る6月12日の本会議におきまして、総務委員会に付託されました平成20年請願第7号について、審査結果の報告をいたします。  本委員会は6月18日に開催し、慎重審査いたしました結果、平成20年請願第7号「日本郵政株式会社が保有する『株式会社ゆうちょ銀行』『株式会社かんぽ生命』の株式売却停止を求める請願」は起立少数であり、不採択すべきものと決定いたしました。  以上で、審査結果の報告を終わります。 52 ◆議長久田昭一君) ただいま委員長報告が終わりました。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      (「なし」という者あり) 53 ◆議長久田昭一君) 別に質疑もないようですから、これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  岡本守正君から討論通告がありますので、発言を許します。 54 ◆3番(岡本守正君) 議長、3番。 55 ◆議長久田昭一君) 3番。 56 ◆3番(岡本守正君) 平成20年請願第7号「日本郵政株式会社が保有する『株式会社ゆうちょ銀行』『株式会社かんぽ生命』の株式売却停止を求める請願」の願意に賛成し、日本共産党碧南会議員団を代表して討論を行います。  郵政事業は、民営化法により、2007年10月1日から全国2万4,700の郵便局ネットワークが郵政事業会社、郵便局会社、郵便貯金銀行、郵便保険会社に分割、民営化されました。これまで、郵政省、郵政公社時代は1円の税金も投入されずに、健全な事業運営で黒字でした。2003年の統計で、郵便局のネットワークとして、1日当たり7,330万通を配達する郵政事業、全世帯の85.7%が加入する郵便貯金事業、61.2%が加入する簡易保険事業として営まれてきました。また、1日当たり630万人が郵便局を利用していました。これは、郵便貯金事業を初めとして、公共の福祉、サービスの増進、これが中心でしたので、国民の皆さんの大多数が利用されてきました。これを、財界の思惑で、小泉内閣は強引に民営化してしまいました。その後、郵政事業は利潤追求が第一になり、全国4,696の集配郵便局を1,088に集約し、土日祝日の閉局、平日の時間外窓口廃止など、地元に根差したサービスが廃止されてきました。地域の簡易郵便局4,229のうち、417局が閉鎖に追い込まれました。病院や役場、大学などに設置されたATMも、この2年間で約700機を廃止いたしました。さらに、送金手数料が、印紙税の発生などを理由に大幅に値上げしました。民営化による利用者負担増やサービスの後退が続いています。  郵政民営化法で株式会社ゆうちょ銀行、株式会社かんぽ生命保険の株を、3年をめどに売却することが決められています。10年後に完全民営化を達成するとして3年ごとに見直しを図ることも決めております。株式売却で、公共の福祉、サービスよりも、株主本位の利益優先事業経営がさらに進みます。株式の公開で外国の巨大マネーゲームにさらされ、企業買収も予想されます。  このような事態にならないように、民営化見直しが始まっております。昨年12月12日、参議院で、郵政事業の株式の売却を停止させる法案が、民主党、共産党、社民党、国民新党の賛成多数で可決されました。通信、金融の全国一律サービスの提供を保障する上で、三事業一体経営を維持することが必要です。  政府保有の日本郵政や、日本郵政の保有する株式会社ゆうちょ銀行、株式会社かんぽ生命の株売却を停止すべきです。国に株式売却の停止を求める意見書を提出してくださるよう皆さんにお願いいたしまして、討論にかえさせていただきます。 57 ◆議長久田昭一君) 以上で、通告による討論は終わりました。  これにて討論を終結いたします。  これより平成20年請願第7号の採決をいたします。  本件に対する委員長報告は不採択でありますので、採択を可とすることについて採決いたします。  本件を採択することに賛成諸君起立を求めます。      (賛成者起立) 58 ◆議長久田昭一君) 起立少数であります。  よって、平成20年請願第7号は不採択されました。 ───────────────────・・─────────────────── 59 ◆議長久田昭一君) 日程第10意見案第1号「基幹農業水利施設の整備等に関する意見書」を議題といたします。  本件について、提案理由の説明を求めます。 60 ◆14番(鈴木みのり君) 議長、14番。 61 ◆議長久田昭一君) 議会運営委員会委員長。 62 ◆議会運営委員会委員長鈴木みのり君) ただいま議題となりました意見案第1号「基幹農業水利施設の整備等に関する意見書」について、提案理由の説明を申し上げます。なお、提案理由につきましては、意見書の朗読をもって説明にかえさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  矢作川流域に展開する西三河地域は愛知県下有数の先進的農業地域として、安全で安心な食料を安定的に供給するだけでなく、環境保全等の多面的機能の発揮などを通じて、住民の生活や地域社会の健全な発展に大きく寄与しており、今後とも、その大切な役割を適切かつ持続的に発揮していくことが強く求められている。  我が碧南市は、西三河地域において、高品質で安全・安心な農産物の生産のため、国の政策と呼応しながら農業の生産基盤や生活環境の整備などに努め、農業の振興を図ってきた。  本市における基幹的な農業水利施設などの農業生産基盤は、これまで国営土地改良事業を中心として整備が行われてきた。これらの施設の多くは順次更新等の時期を迎えており、将来にわたり農業の持続的発展を図るためには適切な管理や計画的な更新設備等を進める必要がある。  現在、本市を含む地域では「国営新矢作川用水農業水利事業」により基幹水利施設の更新が行われており、さらに「矢作川総合第二期地区」の国営土地改良事業地区調査が開始されているが、国営事業により造成された農業水利施設は国有財産であり、必要な農業用水を安定的に確保していくためにも、その管理・更新については引き続き国の責務として、地方と連携しながら行われるべきものである。  また、このような広域的で大規模な事業については、必要な時期、箇所に投資を集中することにより、短期間での効率的な事業実施が可能となる。  したがって、必要な予算と人員を全国レベルで調整しながら事業段階に応じて機動的に配置できる現在の国営土地改良事業制度は合理的かつ効率的であると考える。  現在、政府の地方分権改革推進委員会等において国と地方の役割分担の見直しが進められ、地方農政局は大半の業務を地方に移管し廃止すべきとの議論が行われているが、地方にとって、地域に密着した行政機関である地方農政局の役割は重要であり、その廃止により、地域の農業振興の基礎となる基幹水利施設の整備や管理に支障が生じることを強く懸念するものである。よって、以下の事項を強く要望する。  記。  1、国営土地改良事業制度を今後とも確保し、国営土地改良事業に必要な国の機関を存続すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するというのが提案理由でございます。  以上で、説明を終わります。 63 ◆議長久田昭一君) 提案理由の説明が終わりました。  これより質疑に入ります。      (「なし」という者あり) 64 ◆議長久田昭一君) 別に質疑もないようですから、これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております意見案第1号については、会議規則第36条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      (「異議なし」という者あり) 65 ◆議長久田昭一君) 御異議なしと認めます。  よって、意見案第1号については委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。      (「なし」という者あり) 66 ◆議長久田昭一君) 別に討論もないようですから、これにて討論を終結いたします。  これより意見案第1号の採決をいたします。  本案原案のとおり決することに賛成諸君起立を求めます。
         (賛成者起立) 67 ◆議長久田昭一君) 起立全員であります。  よって、意見案第1号は原案のとおり可決されました。 ───────────────────・・─────────────────── 68 ◆議長久田昭一君) この際、鈴木副市長及び杉浦副市長から発言を求められておりますので、順次これを許します。 69 ◆副市長(鈴木隆太君) 議長、鈴木副市長。 70 ◆議長久田昭一君) 鈴木副市長。 71 ◆副市長(鈴木隆太君) 議長のお許しをいただきまして、退任に当たり一言お礼を申し上げます。  私は、今月末、任期満了を持ちまして、碧南市副市長を退任させていただくことになりました。職員時代を含め、大変長い間、議員各位には格別なる御指導、御鞭撻をいただきまして、本日を迎えることができました。ここに厚くお礼を申し上げる次第であります。  退任に当たり、碧南市、碧南市議会のますますの発展、議員各位の一層の御活躍、御健勝を心から御祈念申し上げまして、まことに簡単措辞でありますが、お礼の言葉といたします。  大変ありがとうございました。      (拍手) 72 ◆副市長(杉浦昌彦君) 議長、杉浦副市長。 73 ◆議長久田昭一君) 杉浦副市長。 74 ◆副市長(杉浦昌彦君) 議長のお許しをいただきましたので、一言お礼のごあいさつをさせていただきます。  私、奉職から通算いたしまして40年間、市民皆さんのために、微力ではありましたが、一生懸命務めさせていただきました。この間、近視眼的なことも多々あったと思いますが、皆様の温かい御指導と御鞭撻をいただきましてここまで来られましたこと、感謝を申し上げる次第でございます。まことにありがとうございました。  皆様には、碧南市に訪れてみたい、住みたい、住んでよかった、そんなまちにしていただければと思っております。終わりに当たりまして、議員の皆様のますますの御活躍と御健勝、そして碧南市の一層の発展を御祈念申し上げまして、退任のあいさつとさせていただきます。  本当にありがとうございました。      (拍手) ───────────────────・・─────────────────── 75 ◆議長久田昭一君) 次に、市長から発言を求められておりますので、これを許します。 76 ◆市長(禰宜田政信君) 議長、市長。 77 ◆議長久田昭一君) 市長。 78 ◆市長(禰宜田政信君) 閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。  今定例会に提出いたしましたすべての案件につきまして、慎重に御審議を賜り、それぞれ原案のとおり速やかに可決いただきまして、まことにありがとうございました。また、一般質問を通じて、市政各般にわたり、建設的な御意見を賜りましたことをあわせて感謝申し上げます。今後とも、より積極的、建設的な御意見、御提言をよろしくお願い申し上げます。市政運営に十分に生かしてまいりたいと考えております。  さて、7月1日からは執行部も新体制となります。市議会の皆様方の御理解と御協力により、今後の行政課題に迅速に対応し、かつ市民に信頼される市政を推進してまいりたいと考えております。  また、お二人の現副市長様におかれましては、これまで市民の皆様のために全力で職務に精励されましたことに対しまして、心より感謝を申し上げます。今後ともさまざまな機会の中で、碧南市のよりよい発展のために御指導を賜りますように、心よりお願い申し上げます。  ことしは市制60周年に当たる節目の年でございます。7月19日には衣浦みなとまつり花火大会がございます。また、7月26日には、恒例となりました市民祭り元気ッス!へきなんが開催されます。多くの市民の皆様が交流をされまして、碧南市民としての一体感を感ずることができる場となれば幸いでございます。  このほかにも市制60周年に関連した事業が、今後も市内各地で行われます。市議会の皆様もぜひ御参加いただきまして、お祝いの機運を盛り上げていただきたいと思います。  季節は梅雨から盛夏へと向かいますが、市民の皆様、議員の各位におかれましては、健康に十分留意されまして、より一層の御指導、御支援を賜りますようお願い申し上げまして、閉会のごあいさつとさせていただきます。  ありがとうございました。 ───────────────────・・─────────────────── 79 ◆議長久田昭一君) 以上で、今期定例会の付議事件は全部議了いたしました。  今期定例会の会期は本日までであります。  よって、平成20年第3回碧南市議会定例会はこれにて閉会いたします。  慎重御審議ありがとうございました。                            (午前 10時 48分 閉会) ───────────────────○────────────────────  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。   平成20年6月27日                   碧南市議会                     議 長  久 田 昭 一                     議 員  下 島 良 一                     議 員  竹 内 廣 治 Copyright © Hekinan City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...