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  1. 津島市議会 2021-01-19
    令和3年第1回臨時会(第1号) 本文 開催日: 2021-01-19


    取得元: 津島市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-19
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2021-01-19: 令和3年第1回臨時会(第1号) 本文 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 37 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  ◯議会事務局長加藤正喜君) 選択 2 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 3 :  ◯市長日比一昭君) 選択 4 :  ◯議会事務局長加藤正喜君) 選択 5 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 6 :  ◯市長日比一昭君) 選択 7 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 8 :  ◯健康福祉部長水谷勝彦君) 選択 9 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 10 :  ◯総務部長渕上晴弘君) 選択 11 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 12 :  ◯12番(本田雅英君) 選択 13 :  ◯健康福祉部長水谷勝彦君) 選択 14 :  ◯12番(本田雅英君) 選択 15 :  ◯健康福祉部長水谷勝彦君) 選択 16 :  ◯12番(本田雅英君) 選択 17 :  ◯健康福祉部長水谷勝彦君) 選択 18 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 19 :  ◯10番(伊藤恵子君) 選択 20 :  ◯健康福祉部長水谷勝彦君) 選択 21 :  ◯10番(伊藤恵子君) 選択 22 :  ◯健康福祉部長水谷勝彦君) 選択 23 :  ◯10番(伊藤恵子君) 選択 24 :  ◯健康福祉部長水谷勝彦君) 選択 25 :  ◯市長公室長(安井賢悟君) 選択 26 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 27 :  ◯13番(森口達也君) 選択 28 :  ◯健康福祉部長水谷勝彦君) 選択 29 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 30 :  ◯12番(本田雅英君) 選択 31 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 32 :  ◯11番(太田幸江君) 選択 33 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 34 :  ◯議会事務局長加藤正喜君) 選択 35 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 36 :  ◯市長日比一昭君) 選択 37 :  ◯議会事務局長加藤正喜君) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                開   会   式        午前 9時00分 開式 ◯議会事務局長加藤正喜君)[ 3頁]  おはようございます。  ただいまから、令和3年第1回津島市議会臨時会の開会式を行います。御起立願います。        〔全 員 起 立〕        〔議長 日比野郁郎君登壇〕 2: ◯議長日比野郁郎君)[ 3頁]  明けましておめでとうございます。  開会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  本日、第1回津島市議会臨時会が招集されましたところ、議員をはじめ関係者の皆様方には御壮健にて御出席いただき、ここに開会できますことは誠に喜びに堪えないところであります。  本臨時会は、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種に関する体制整備の一般会計予算を審議する議会であります。議員の皆様方におかれましては、市民生活のよりよき安定と市民の要望する諸施策を市政に反映すべく、十二分に御審議を賜り、適切なる御議決をいたされますよう希望するものであります。  なお、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、1月13日、国において緊急事態宣言を愛知県も含め7府県に再発令されました。皆様方には感染予防に努め、健康にくれぐれも御留意をいただき、議会運営に格別の御協力を賜りますようお願いを申し上げ、開会の御挨拶といたします。        〔市長 日比一昭君登壇〕 3: ◯市長日比一昭君)[ 3頁]  おはようございます。  令和3年第1回津島市議会臨時会の開会に際しまして、私から一言御挨拶申し上げます。  本日、令和3年第1回津島市議会臨時会を招集いたしましたところ、議員の皆様におかれましては御出席を賜り、厚くお礼を申し上げます。  新型コロナウイルスワクチン接種の補正予算のため、臨時会の開催をさせていただきました。どうかよろしく御審議の上、適切なる御議決を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
     先週、愛知県に新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言が発出されました。ウイルスとの闘いの最前線で感染リスクを抱えながら御尽力をされている医療従事者の皆様に心から感謝を申し上げます。ありがとうございます。また、感染防止の観点から、昨日より市の公共施設の開館時間の短縮をさせていただいております。また、高齢者福祉施設につきましては、先週の土曜日から休館とさせていただいております。市民の皆様には引き続き御不便をおかけいたしますが、感染防止対策の徹底をよろしくお願い申し上げます。  本年も津島市が魅力と活力あふれるまちとなるよう、取組を推進してまいります。そして、津島市に住んでよかったと実感できるように市政運営を進めてまいります。皆様方の御理解と御協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。  市議会議員の皆様並びに市民の皆様には、一層の御理解・御協力を衷心よりお願いを申し上げまして、冒頭の挨拶とさせていただきます。本年もどうかよろしくお願いいたします。ありがとうございました。 4: ◯議会事務局長加藤正喜君)[ 4頁]  以上をもちまして、開会式を終わります。御着席願います。        午前 9時03分 閉式  ──────────────── ◇ ◎ ◇ ────────────────        午前 9時03分 開会 5: ◯議長日比野郁郎君)[ 7頁]  これより、本日の会議を開きます。  この際、御報告いたします。  本臨時会開会中、報道機関より取材のための撮影を許可されたい旨の申出がありました。よって、津島市議会傍聴規則第9条の規定により、これを許可することにいたしますので、御了承をお願いいたします。  次に、本臨時会は新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、マスク着用、並びに議員、傍聴者及び記者席の入り口の扉は開放し、密閉・密集・密接を避けるため、本会議の理事者の出席を一部制限し、会議を行うことにいたしました。議員及び理事者各位並びに傍聴者の皆様方には御協力と御理解をいただき、ありがとうございます。  また、議員の質疑・討論は質問席から、理事者の答弁は登壇にて発言をお願いいたします。  なお、質問席・登壇席にはアクリル板を設置しております。発言に際し、マスクを外すことを認めますので、御了承を願います。  以上、御報告申し上げます。  直ちに議事日程の順序に従い、会議を進めます。  日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。会議録署名議員には、会議規則第83条の規定により、議長において、西山良夫君及び服部哲也君を指名いたします。  次に、日程第2「会期の決定」を議題といたします。今期臨時会の会期は、本日の1日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。よって、会期は本日の1日間と決定いたしました。  なお、会議予定につきましては、各位に御通知いたしましたとおりでありますので、御了承をお願いいたします。  次に、日程第3「諸般の報告」をいたします。  監査委員より、令和2年11月分に関する出納検査結果の報告がありました。  次に、令和2年第4回定例会において可決されました不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書は、内閣総理大臣をはじめ各関係行政庁に提出をしておきました。  以上、御報告申し上げます。  次に、日程第4、報告第1号「専決処分の報告について」は、各位のお手元に配付してありますとおり、市長から地方自治法第180条第2項の規定による報告がありました。  次に、日程第5、議案第1号「令和2年度津島市一般会計補正予算(第10号)について」を議題といたします。  この際、市長から議案の大綱説明を求めます。        市長 日比一昭君〔登 壇〕 6: ◯市長日比一昭君)[ 8頁]  ただいま上程されました議案について、その大綱を御説明申し上げます。  議案第1号「令和2年度津島市一般会計補正予算(第10号)について」は、3億6,833万5,000円の増額であります。  何とぞ適切なる御議決を賜りますようお願い申し上げ、議案の説明といたします。  なお、詳細につきましては、担当者から説明をさせますので、よろしくお願いいたします。 7: ◯議長日比野郁郎君)[ 8頁]  市長の議案大綱説明は終わりました。  これより、各部長から議案に対する説明を求めます。  まず、第1条歳出、第4款衛生費について説明を求めます。        健康福祉部長 水谷勝彦君〔登 壇〕 8: ◯健康福祉部長水谷勝彦君)[ 8頁]  それでは、議案第1号「令和2年度津島市一般会計補正予算(第10号)について」、御説明申し上げます。  この補正予算につきましては、新型コロナウイルス感染症に係るワクチンについて、安全性が確認されたワクチンが承認された場合における円滑な接種を実施するための体制確保を図る必要があるため、追加で補正予算をお願いするものであります。  それでは、お手元にございます資料、新型コロナウイルスワクチン接種事業についてを御覧ください。  まず、1.概要についてですが、予防接種法及び検疫法の一部を改正する法律により、新型コロナウイルスワクチン接種について国の指示の下、都道府県の協力により市町村において予防接種を実施するものであります。なお、接種に係る費用は国の負担金補助金での対応となります。  次に、2.接種体制についてでありますが、先ほども申しましたように市町村において実施するため、実施主体は津島市であり、接種場所については、身近な地域において接種が受けられる仕組みとして原則、住民票所在地であります居住地で受けることとなります。  接種方法につきましては集団接種及び個別接種の併用での対応を想定しており、接種会場は集団接種の場合は、保健センター、文化会館、生涯学習センター等の公共施設を、個別接種の場合は、接種を実施していただける医療機関を想定しております。また、接種ワクチンは1人2回接種が想定されており、現段階ではファイザー社、アストラゼネカ社、モデルナ社のワクチンが想定されております。なお、接種費用につきましては、自己負担額は無料となります。  次に、3.接種順位についてでありますが、優先順位の1番目は、医師・看護師などの医療従事者等、2番目として65歳以上の高齢者の方、3番目として基礎疾患を有する方、高齢者施設等の従事者、4番目としてそれ以外の方となっております。なお、現段階では、1番目の医療従事者等の方の接種は2月下旬からの実施が想定されておりますが、ワクチンの状況等により不透明な部分がございます。  4.補正予算でありますが、今回の事業実施に当たる予算額全体といたしましては3億6,833万5,000円であります。  補正予算書の10、11ページをお願いいたします。  第4款衛生費、第1項保健衛生費、1目保健衛生総務費、補正額970万6,000円の増額は、新型コロナウイルスワクチン接種事業における業務量増加に対応するためのパートタイム会計年度任用職員5人分の人件費等であります。  2目予防費、補正額3億5,862万9,000円の増額は、新型コロナウイルスワクチンの接種体制確保に要する経費を各節に計上いたしておりますが、国・県の状況、情報等も変化しており、現段階におきまして想定できる内容等で予算を計上いたしております。  主なものといたしましては、7節報償費9,562万8,000円の増額は、集団予防接種における医師・看護師等に対する報償費であります。また、予防接種実施に伴う消耗品費、医薬材料費に係る需用費として758万3,000円、接種券等の通知郵送、国保連合会への事務手数料等として、役務費1,215万4,000円を計上いたしております。  12節委託料2億3,650万1,000円の増額のうち主なものは、個別接種におけるワクチン接種委託料1億4,117万4,000円、集団接種の会場設営、運営等に係る会場整理等委託料4,446万円であります。また、接種相談等の対応のためのコールセンター等事務委託料3,508万5,000円、接種券の作成等に伴う委託料631万5,000円、接種周知のためのチラシを広報紙等に折り込むための折込委託料475万6,000円等であります。  13節使用料及び賃借料170万3,000円の増額は、ワクチン接種事務のためのパソコン等及び集団接種会場として想定している文化会館の借り上げ料であります。  17節備品購入費505万2,000円の増額は、ディープフリーザー、酸素吸入救急蘇生セットなど接種事業に要する器具を購入するものであります。  恐れ入りますが、再度資料の新型コロナウイルスワクチン接種事業についてを御覧ください。  5.主な準備スケジュールでありますが、人的体制の整備として先ほどの補正予算において申しました接種事業におけるパートタイム会計年度任用職員について、1月下旬より募集してまいります。また、接種事業に対応するための健康管理システム改修について、1月下旬に契約し、2月中に対応することとしております。あわせて、接種券の印刷、郵送につきましても1月下旬に契約し、2月中に印刷、3月上旬での発送を予定しております。接種体制の調整・確保といたしましては、11月下旬より津島市医師会等へ接種実施に向けて情報提供をするとともに、継続して協議しております。また、接種に必要な物品等を1月下旬より購入してまいります。相談体制の確保といたしましても、1月下旬にコールセンター委託業者と契約する予定をいたしております。  最後に、6.接種日程、場所の周知方法についてですが、ホームページ、広報紙への随時掲載、班回覧、新聞、広報紙へのチラシ折り込み等により対応してまいりたいと考えております。  なお、先ほども申しましたように、状況につきましては国・県の状況、情報等も変化しており、ワクチンの動向も不透明な状況ではありますが、今後もワクチン接種に向けて情報収集を図り、準備を進めてまいります。以上で説明を終わります。 9: ◯議長日比野郁郎君)[10頁]  歳出の部の説明は終わりました。  続いて、歳入の部並びに第2条 繰越明許費について、総務部長から一括説明を求めます。        総務部長 渕上晴弘君〔登 壇〕 10: ◯総務部長渕上晴弘君)[10頁]  それでは、歳入について御説明申し上げます。  予算書の8、9ページをお願いいたします。  第15款国庫支出金、第1項国庫負担金、2目衛生費国庫負担金の補正額は2億8,234万8,000円の増額で、新型コロナウイルスワクチン接種対策費国庫負担金でございます。  第2項国庫補助金、3目衛生費国庫補助金の補正額は8,598万7,000円の増額で、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費国庫補助金でございます。  最初のページをお願いいたします。  議案第1号「令和2年度津島市一般会計補正予算(第10号)」につきましては、第1条で歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億6,833万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ289億4,090万4,000円とするものでございます。  第2条といたしまして、地方自治法第213条第1項の規定により、翌年度に繰り越して使用できる経費は「第2表繰越明許費」によるものでございます。以上で説明を終わります。 11: ◯議長日比野郁郎君)[10頁]  以上をもって、提出議案に対する説明は終わりました。  これより、ただいまの議案に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。 12: ◯12番(本田雅英君)[10頁]  それでは、議案第1号「令和2年度津島市一般会計補正予算(第10号)について」、お尋ねをいたします。  質問は3回ですので、まず1回目は5問、質問をさせていただきます。  今回の補正予算は、予防接種法及び検疫法の一部を改正する法律によりまして、国の指示の下に、県の協力により津島市が新型コロナウイルス感染症の予防接種を実施するため行うものであります。  予防接種法及び検疫法の一部改正について、どのように改正され今回の予防接種の実施につながるのか、まずこれをお尋ねいたします。そして、それぞれの法律の一部改正内容を要約して説明をいただきたいと思います。  2つ目は、今回の予防接種に関しまして、国が主導的な役割を担うという観点から、国から予防接種の実施に当たり手引書が出されております。その具体的な事務取扱が提示されたと伺っております。まずは、接種体制の基本設計についてお尋ねをします。原則、住民票所在地である居住地で予防接種を受けるとの説明をされました。予防接種の対象者の範囲についてお示しいただくとともに、津島市に住民票を置いたまま居住地以外で入院等をされている方はどうするのか。また、大学生なんかでも県外のほうに下宿してみえる方はどうするのか、まずこれが2つ目です。  3つ目は、接種方法については、集団接種、そして医療機関での個別接種の併用との説明でありました。集団接種で医療機関でない場所を接種会場として用いる場合は、医療法に基づきまして、保健所に診療所開設の届出などが必要となるわけでございます。医療法に基づく手続には医師の協力が必要となるため、これを津島市医師会にお願いすると思いますけれども、手続に漏れがないようにきちんと進めていただきたい。医療法に基づく手続についてはスケジュールの説明になかったので、どの時期に行うのか御説明をいただきたいと思います。  4点目に、1人2回接種が想定されているとのことでありましたけれども、接種方法は、1回目も2回目も集団接種か個別接種のどちらかを市民一人一人がその都度選択できるのかどうか。それとも、乳幼児の健康診査のように、特定の年齢の方を抽出して対象者を特定し、併せてその特定した対象者に対し、時期を特定して集団接種に来るよう案内をし、接種を実施するのか。どのように接種方法を案内するのか、現時点で決まっている範囲で説明をいただきたいと思います。  5点目には、集団接種と個別接種のいずれの方法でも、医師にお願いしなければ市は予防接種事業を実施できないと思います。現在は、予防接種の実施に向けて医師会との調整中であろうかと推察をいたします。開業されていらっしゃる病院等で日々患者と向き合い、地域医療の一翼を日々担っておられる医師会の会員の皆様におかれましては、今回の予防接種の実施に当たりまして開業時間帯等と重なる、特に、午前中において予防接種を引き受けてくださる医師の調整がなかなか厳しいんじゃないかなというふうに拝察をいたします。そこで、特に午前中に限り、市民病院の医師の先生方の御協力を得て予防接種を実施することを視野に入れてみてはいかがか、この点について御説明いただきたいと思います。        健康福祉部長 水谷勝彦君〔登 壇〕 13: ◯健康福祉部長水谷勝彦君)[11頁]  現在の新型コロナウイルス感染症の発生の状況に対処するため、予防接種の実施体制の整備等を行うことなどを定めた予防接種法及び検疫法の一部を改正する法律が令和2年12月9日に公布、施行されたところでございます。  そのうち、予防接種法の改正内容といたしましては2点あり、1点目は、予防接種に係る実施体制の整備といたしまして、新型コロナウイルス感染症に係るワクチンの接種について予防接種法の臨時接種に関する特例を設け、厚生労働大臣の指示の下、都道府県の協力により市町村において予防接種を実施するものとし、接種に係る費用は国が負担、予防接種により健康被害が生じた場合の救済処置や副反応疑い報告等については、予防接種法の現行の規定を適用するという内容になっております。  2点目は、損失補償契約の締結をいたしまして、政府はワクチンの使用による健康被害に係る損害を賠償すること等によって生じた製造販売業者等の損失を補償することを約する契約を締結できることとするというものでございます。また、検疫法につきましては、検疫法第34条の感染症の政令指定の期限については1年以内となっておりますが、感染症法による指定感染症の政令指定の期限と同様に1年以内に限り、延長できるようにするという内容でございます。  続きまして、接種対象者の範囲につきましては、原則、居住地において接種を受けられることとし、接種を受ける日に住民基本台帳に記載されている者を対象として行うものであります。例外といたしまして、長期間入院、入所している方等、やむを得ない事情がある場合には、住民票所在地以外で接種を受けることができることとなっております。  次に、医療機関以外で接種を行う場合に対する手続のスケジュールについてですが、医療機関でない場所を接種会場として用いる場合は診療所開設等の届出が必要でありますが、現段階においてワクチンの状況等が不透明なため、接種会場の決定には至っておりません。今後、医師会等と協議の上、接種会場が決定いたしましたら届出の手続を進めてまいりたいと考えております。  あわせて、運営方法の検討、従事者の確保、必要物資の確保・保管等の体制整備にも取り組んでまいります。また、接種方法といたしまして、集団接種、個別接種の2つの接種方法での対応を想定しておりますが、市が方法、場所等を決めてお願いするのではなく、通常の予防接種と同様に、市民の方の御意向により接種していただくこととなります。なお、集団接種の場合は、コールセンターや導入予定の予約システムを利用していただくことを想定しており、個別接種につきましては、それぞれの医療機関の予約方法に従い、予約していただくこととなります。  補足といたしまして、今後、市内の医療機関に3種類のワクチンが存在するとも考えられますが、現在、想定しております3種類のワクチンは全て2回接種となっております。国におきましては、現在のところ2回目の接種につきましても同じワクチンを接種する必要があるとしておりますので、同じ接種場所、もしくは同じワクチンを取り扱っている接種場所の選択をお願いいたしたいと思います。  接種方法の周知につきましては、ワクチンの配付状況にもよりますが、接種場所、接種時期が決まり次第、ホームページ、広報等への折り込み等により速やかに周知していきたいと考えております。  次に、新型コロナウイルスワクチン接種に対する市民病院からの協力につきましては、市民病院から接種会場に医師、看護師等の職員を派遣し、円滑な接種体制への協力を行うことを考えていると聞いております。また昨日、議員から御提案がありました医師の方の対応につきましても、市民病院事務局長へ相談したところ、市民病院長からワクチン接種に当たり、協力支援していくことを考えていると聞いているとのことであります。今後、ワクチン接種における詳細な対応等を決めていく中で、医師会及び市民病院の協力を得ながら協議・連携を図り、取り組んでまいります。よろしくお願いします。 14: ◯12番(本田雅英君)[13頁]  1問目のところですが、住民票の所在地が、入院、例えば施設の入所等については例外的に認めるということですが、先ほど申しましたように、県外で下宿している学生さんはどうなるのか、この辺についても、まず答弁いただきたいと思います。
     次に、補正予算の内容について、るるお尋ねしてまいりたいと思います。  今回の補正予算で、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種事業3億6,833万5,000円を増額しているわけですね。まず、集団予防接種に係る医師等の報償費として9,562万8,000円についてでございますが、国のほうの手引書によりますと、医療機関以外で接種を行う場合として、予診・接種に関わる者として、予診を担当する医師1名、接種を担当する医師または看護師1名、薬液充填及び接種補助を担当する看護師及び薬剤師1名を1チームとすること。そして、接種後の状態観察を担当する者を1名置くこととし、可能であれば看護師等の医療従事者が望ましいとうたっておるわけでございます。  補正予算の積算説明に併せて、集団予防接種体制に係る説明をいただきたい。また、集団予防接種の接種者数をどのくらいと見込んでいるのか、まず1点目の質問です。  2つ目は、個別医療機関予防接種委託料1億4,117万4,000円についてでございますが、医療機関に支払う個別医療機関予防接種委託料の接種費用は1回当たり幾らなのか。接種回数は1人2回であるとの説明でありましたが、個別医療機関予防接種の接種者数をどのくらい見込んでいるのかお示しをいただきたいと思います。  3点目は、相談対応のためのコールセンター等事務委託料として3,508万5,000円計上されています。市における新型コロナウイルス感染症に関する相談体制は、どこで何人で行うのか、相談体制について具体的に説明をいただきたいと思います。極めてまれとは思いますけれども、予防接種を受けた後に副反応が起きた場合の健康被害についての相談にも対応するのかどうか、健康被害が発生した場合はどのような対応を取るのか、これについてもお願いいたします。  4点目は、酸素吸入救急蘇生セット等器具購入費として505万2,000円計上されております。現時点でファイザー社、アストラゼネカ社、モデルナ社の3種類のワクチンを想定しているとの説明でありましたけれども、一部のワクチンはワクチンの有効性を保つために冷凍した状態、マイナス70度やマイナス20度で保存する冷蔵庫、ディープフリーザーが必要であると伺っております。ワクチンによっては、ディープフリーザーから出すことができる時間が2度から8度の条件下で10分程度と時間が制約されるものもあると伺っております。ワクチンの品質を保つため、ディープフリーザーは幾つ用意し、どのように活用するのかお示しをいただきたいと思います。また、ディープフリーザーのほかに購入する器具は何か、具体的に種類と用途について説明をいただきたいと思います。        健康福祉部長 水谷勝彦君〔登 壇〕 15: ◯健康福祉部長水谷勝彦君)[14頁]  まず最初に、先ほどの接種対象者の関係でございます。国の示されている中では、先ほど議員のほうからもございました、やむを得ない事情で住民票所在地以外に長期滞在している者の例という国の指導書の中では、こちらのほうの対象としまして、先ほど言われました遠隔地に下宿している学生という方も含まれておりますので、同じように住民票所在地以外でも受診できることとなります。  続きまして、先ほどの御質問の御答弁に入らせていただきます。  集団予防接種の実施体制といたしましては、予診担当医師2名、接種担当看護師2人、薬液充填看護師2人、接種状況確認看護師1人、その他、受付、案内等の事務等対応者7人を配置する体制を想定しております。また、集団接種に係る報償費につきましては、接種時間を780時間と想定し、医師平日2人、休日3人体制で2,496万円、看護師平日5人、休日7人体制で5,616万円と見込み、計上しております。なお、国におきまして全国民に提供できる数量のワクチンを確保することを目指していることから、津島市におきましても、市民約6万2,000人が2回接種するものとして見込んでおります。  しかし、現時点においてワクチンが未定であることから、集団予防接種、個別医療機関での予防接種の割合を50%ずつと見込み、それぞれ6万2,000人分と見込んでおります。また、個別医療機関での予防接種に対し、医療機関に支払う接種費用は1回当たり税抜き2,070円とされております。ただし、ワクチン代につきましては、国が確保・供給するため、接種費用には含まれておりません。  次に、コールセンターについてでありますが、津島市総合保健福祉センター内に設置する予定をしており、人員体制は電話相談等で4名、その他受付業務等2名の合計6名ほどの人員で対応することを想定しております。業務内容といたしましては、市民の方からの接種場所や予約に関することなど、電話による問合せ対応及び居住地以外で接種を受ける場合の申請受付等を想定しております。  なお、副反応等の専門的な問合せに対応するコールセンターにつきましては愛知県が設置する予定でありますが、健康被害が発生した場合の対応といたしましては、予防接種法に基づく健康被害救済給付の申請を受け付け、必要な調査等を行い、愛知県を経由して国へ報告することとなります。その後、国が接種との因果関係に係る審査・認定を行いますが、認定された場合は救済給付を行うこととなります。  それから、ワクチンを保管するディープフリーザー、低温冷凍庫のことでございますが、マイナス75度対応のディープフリーザーが2月に1台、4月以降に4台、合計5台が国から無償提供される予定であり、集団接種を実施する保健センターと御協力いただける個別接種を実施する医療機関への配付を予定しております。マイナス20度対応のディープフリーザーも国から4台無償提供されるとのことでありますが、提供時期等は決まっていない状況であります。今後、無償提供されましたら、個別接種を実施する医療機関への配付を予定いたしております。なお、国からの提供分だけでは不足することや配付が遅くなることも想定し、ワクチンを保管するディープフリーザーにつきまして、マイナス75度対応1台分、マイナス20度対応4台分を予算計上いたしております。  また、ディープフリーザー以外に購入する器具といたしましては、酸素吸入救急蘇生セット、気管挿管セット及び自動血圧計であり、集団接種会場でのワクチン接種後のアナフィラキシーショック症状等の万が一にも備えるため、準備するものでございます。その他集団接種におきまして、診察や接種等の目隠しや仕切りをするためのクロススクリーンを購入する予定をしております。以上でございます。 16: ◯12番(本田雅英君)[15頁]  最後の質問になりますが、周知方法についてお尋ねをいたします。  厚労省によりますと、新型コロナウイルス感染症のワクチンは、国内外で開発が進められているわけでございますが、現時点では国内で薬事承認されたワクチンはないわけでございます。これは早急に進むと思います。新型コロナウイルス感染症のワクチンは、当面国が確保できる量に限りがあるため、国が接種順位等、接種の時期を公表し、順次接種していくことになると聞いております。接種する優先順位について、先ほど部長のほうからも説明がありましたように、最初は医療従事者等、2番目は65歳以上の高齢者の方、3番目は基礎疾患を有する方や高齢者施設等の従事者、4番目はそれ以外の方になるとの説明でありました。  それぞれいつから接種できるのかどうか、津島市に居住をする医療従事者等については、市はどのように把握し、予防接種を実施されるのか、まず1点目、お伺いいたします。  2つ目は、65歳以上の高齢者への予防接種の周知で一番心配なことは、その周知が適正に行われるかどうかということであります。高齢者は非常に情報が伝わりづらい、だからこそ、高齢者への周知はより丁寧な対応が必要だと考えます。  そこで、高齢者の1人世帯の実態はどの程度なのか。そして、高齢者夫婦の世帯はどの程度あるのか。高齢者の1人世帯、そして、高齢者夫婦の世帯数はどの程度あるのか、市は把握しているのかどうか、お示しをいただきたいと思います。  一般的に高齢者のみの世帯等には、一度の周知では伝わりにくいというふうに考えますけれども、さらなる周知のため、どのような手段を講じるお考えなのかお聞かせいただきたいと思います。また、高齢者の方の中には、障害者もそうでございますが、要するに集団接種の場合、予防接種の会場への移動手段に大変お困りになる方がたくさん見えるんじゃないかなというふうに推察するわけでございます。行政としてどのような施策を講じるのか、具体的にお示しをいただきたいと思います。  3点目は、市民への周知法についてホームページ等で行うと説明をされましたけれども、どの時期にどんな情報を提供・周知するのか、具体的に説明をいただきたい。また、個別に周知をするのであれば、予算規模も含めて詳細に説明をいただきたいと思います。        健康福祉部長 水谷勝彦君〔登 壇〕 17: ◯健康福祉部長水谷勝彦君)[16頁]  ワクチン接種につきましては、ワクチンの種類や確保できる時期により変動いたしますが、現段階における国の想定では、優先順位の1番目の医療従事者等は2月下旬頃、2番目の65歳以上の高齢者の方は3月下旬頃、3番目の基礎疾患を有する方、高齢者施設等の従事者及び4番目のそれ以外の方は4月以降となっております。なお、医療従事者等の把握につきましては、愛知県が医師会や歯科医師会等を通じまして、対象者等の把握、照会などをし、予防接種に向けた調整を実施しているところでございます。  次に、高齢者世帯の状況でありますが、令和2年12月末現在で申しますと、高齢者1人世帯数は4,350世帯、高齢者夫婦世帯は3,298世帯でございます。高齢者の方に対する周知といたしましては、老人クラブ、コミュニティなどの各種団体やケアマネジャー等の御協力もいただきながら努めてまいりたいと考えております。  また、今回の新型コロナウイルス予防接種では、ワクチンによりましては集団接種中心で対応することとなることから、接種会場までお越しいただくことが高齢者の方々にとりまして難しい面があると認識しております。市といたしましては、休日での開催も想定しておりますので、可能な限り御家族等の方の支援などにより、会場までお越しいただくことに御理解・御協力をお願いしたいと思います。  しかしながら、高齢者1人世帯、高齢者夫婦世帯が一定数ある中におきまして、昨日、議員から御提案のありました介護サービス利用者の方に対し、事業所の協力を得ることにつきましては、今後、事業所と協議を図ってまいりたいと考えております。また、それ以外に接種会場へお越しいただくことが困難な高齢者の方に対しましては、より多くの接種会場の確保に努めるとともに、自動車の借り上げなどの対応も検討してまいりたいと考えております。  また、市民の方への周知方法につきましては、現時点におきましてワクチンが未定であることから、いつ、どのような情報が御周知できるか不透明な状況でございます。先ほども御答弁させていただきましたが、接種場所、接種時期等が決まり次第、ホームページ、広報への折り込みなどにより、速やかに市民の方へ周知していきたいと考えております。以上でございます。 18: ◯議長日比野郁郎君)[16頁]  ほかに質疑はありませんか。 19: ◯10番(伊藤恵子君)[16頁]  それでは、私のほうからも、議案第1号「令和2年度津島市一般会計補正予算(第10号)について」、質問をさせていただきます。  多岐にわたりますので、先ほどの本田議員と重複するところがあるかと思います。できるだけ重ならないような質問にしたいと思いますが、重なった場合はお許しいただきたいと思います。  まず、質問1回目は4点について、お伺いいたします。  1つ目は、先ほど来、議案説明や答弁の中にもありましたけれども、国の方針が非常に流動的だと、分かっていないということで、自治体の体制が急がれてはいるものの、まだワクチンは国内で未承認であったり、いつ、どのくらい届くのか、どのワクチンが届くのか不透明で、方針自体がなかなか定まらない状態であるということです。現時点で、今のワクチンの動向や確保など、現在の国の動きについて御説明をお願いしたいと思います。  2点目は、こうした方針の定まらない中で予算を組むのも本当に大変だったと思いますが、この時期に臨時議会で補正を組むことについて理由を御説明ください。  3点目は、津島市はまだ臨時議会が早いほうかと思うんですけど、近隣自治体の状況、これはどのようにしているのか。今、議会などで臨時議会などで対応しているのかどうか、分かっている範囲でお答えください。  そして、先ほど居住地が原則だと、接種会場は居住地が原則で、やむを得ない長期入院、下宿、そういったものは対応するということですけれども、ほかの予防接種、今は市内でもかかりつけ医が広域だと、市民の方も愛西市、あま市の医療機関がかかりつけ医だというときもあるわけですよね。今、ワクチンに対して非常に不安感がありますので、かかりつけ医の先生に打ってもらいたいという希望もあるかと思うんですけど、今回の場合、そういう自治体間の調整もないようですから、これはちょっと確認ですけど、かかりつけ医の先生がコロナワクチンの受託医院になった場合も、そこでは市民の方は、市外では受けられないということなのか、確認をしておきたいと思いますので、この4点をよろしくお願いします。        健康福祉部長 水谷勝彦君〔登 壇〕 20: ◯健康福祉部長水谷勝彦君)[17頁]  新型コロナウイルス感染症に係るワクチン予防接種につきまして、国におきましては安全性・有効性の確認を最優先に、今年の前半までに全ての国民に提供できる数量の確保を図ることとしており、ワクチンが薬事承認された際には、速やかに接種を実施できるよう、予防接種法及び検疫法の一部を改正する法律を令和2年12月9日に公布、施行いたしました。現時点で、国は3種類のワクチンを想定しておりますが、現在の状況といたしましては、ファイザー社及びアストラゼネカ社のワクチンにつきましては、それぞれ1億2,000万回分の合計2億4,000万回分、モデルナ社ワクチンについては5,000万回分の供給を受けることについて契約締結や基本合意に至っているところでございます。  また、今回の臨時議会で対応するに至った理由についてですが、昨年10月下旬の国からの新型コロナウイルスワクチン接種体制の確保事業の実施についての通知に基づき、情報収集や予算編成などに向けた準備に取り組んできたところでありますが、国の自治体に対する説明会が令和2年12月18日に実施されました。この説明会の中で出てくる情報等を踏まえ対応してまいりたいと考えたところ、12月議会において追加補正予算を提出させていただくことは時間的に非常に難しい面があり、今臨時議会での対応となったものでございます。  なお、海部管内の他の自治体の動きにつきましては、飛島村が既に1月の臨時議会で予算計上をしております。また、その他の自治体につきましては、12月議会で一部を予算計上しておりますが、今後の予算計上の時期等につきましては、現在協議中と聞いております。  それから、新型コロナウイルスワクチンの接種のことについてでございますが、先ほどから申し述べますように、接種を希望する方は原則、住民票所在地である居住地の市町村で接種を受けることとなっております。しかしながら、長期間の入院、入所等、また先ほど申しました大学等の学生さんで遠隔地に居住されている方、こういった方に関しては特例があるということを認識しております。以上です。 21: ◯10番(伊藤恵子君)[18頁]  市外のかかりつけ医の先生でずっと診ていただいた方でも、原則、今回は市内で居住地、住民票があるところで受けていただくということだと思います。  2番目の質問は、3点お願いしたいと思います。  先ほど来、接種順位が医療従事者、高齢者、基礎疾患を持つ人、介護職員ということなんですけど、この基礎疾患というもの、基礎疾患を持つ人というのはどういった疾患か教えていただきたいと思います。また、今回の予算で全市民6万二千何人の予算を組まれていると思うんですけど、国は当面、16歳以上で検討しているという報道を見ました。その辺、年齢について情報がありましたら教えていただきたいと思います。  2点目は、ワクチンについては様々な情報が入り、市民が不安に思っていると思いますが、ぜひ打ってくださいという勧奨もできないと思うんですね。どのように通知をされるのか。専門家は、接種は個人の自由で誰も強制できないので、自身できちんと納得してほしい。そのために、行政はしっかりとした科学的根拠を説明することや起きた副作用の情報を透明性を持って迅速に開示すること、副作用が起きた方に真摯に対応することが求められると指摘しております。副反応といいますか、この記事では副作用となっておりましたので、こう読ませていただきましたけど情報は先ほども、県の情報だということでしたけれど、国や県任せにせずに市でもできる限り情報を入手し、迅速に開示することが求められていますけれども、どのように考えているのかお示しください。  3点目は、医療従事者は2月下旬、高齢者は3月中旬というか下旬というか、時間が非常にないんですね。本当に時間がない中で準備しなければいけないと思うんですけど、今、市としてはどんな準備を、いろんな委託とか予算上は分かるんですけど、そのほかに様々な契約の問題とかいろいろあると思うんですけれども、そういう準備というものを少し説明していただいて、業務量が多くなることに対するパートタイム会計年度任用職員を配置するということなんですけれども、先ほど来の相談窓口の体制も含めて、今、市がやっている、やるべき事務事業について説明をお願いしたいと思います。        健康福祉部長 水谷勝彦君〔登 壇〕 22: ◯健康福祉部長水谷勝彦君)[19頁]  今回の予防接種に当たり、基礎疾患を有する方、こちらの方につきましては、慢性の呼吸器の病気、慢性の心臓病、慢性の腎臓病、慢性の肝臓病、インシュリンや飲み薬で治療中の糖尿病、または他の病気を併発している糖尿病などの病気や状態の方で、通院や入院をしている方が想定されております。また、お子さんの接種年齢等についての情報は現時点でない状況でございます。なお、接種順位につきましては、国の関係審議会等における検討や科学的知見により、見直されることがあるとのことでございます。  また、ワクチン接種に対して不安がある市民の方もお見えになるかと思いますが、ワクチンの接種に当たっては同意に基づき接種が行われるものであり、同意されていない方に対して接種が行われることではありません。不安のある中での接種を防ぐために、接種を受けるかどうか判断するために必要な情報につきましては、接種券を送付した際に一緒にリーフレットを同封することやホームページ等で情報提供していくことを予定しております。  続きまして、接種までの流れといたしまして、ワクチンの薬事承認が得られた後、ワクチン接種となりますが、接種を受ける体制が整いましたら、集団接種の場合はコールセンターや導入予定の予約システム、個別接種は各医療機関の予約方法に従い、予約して接種していただくこととなります。  また、今回のワクチン接種におきましては、国の指示の下、都道府県の協力により市町村において予防接種を実施するものとなっており、現在、市民の方の接種体制の構築に取り組んでいるところであり、主なものといたしまして、接種実施体制の調整・確保、相談体制の確保、システム改修、接種券等の印刷、郵送準備などでございます。具体的には、接種実施体制の調整確保といたしまして、津島市医師会と情報共有及び調整を図っております。また、相談体制の確保といたしまして、今後、市民の方からの問合せに対応するためのコールセンター設置等の準備、既存のシステムを必要に応じて改修するための準備、接種券等の印刷、発送に伴う準備に取り組んでいるところでございます。今後は、さらに具体的に医師会や委託業者との協議や打合せ、契約等を行うなど、予防接種体制の確保に努めてまいりたいと考えております。  こうした準備状況の中、人的体制といたしまして、現在担当している職員のみでは対応の厳しい面もあることから、パートタイム会計年度任用職員5人分の人件費を計上いたしております。業務内容は、集団接種に関わる準備から接種当日の受付等の業務に加え、ワクチン接種後の支払い事務等の対応を予定しているところでございます。以上でございます。 23: ◯10番(伊藤恵子君)[19頁]  最後の質問になりますけれども、2点についてお伺いします。  今、本当にルール、準備のための事務作業というものが、この一言には言い表せないようないろんなことがあると思うんですけど、特に、先ほど来の医師会との調整、どこにどれだけ置いてもらうためにはどういう整備が必要かというのもあると思うんですけど、今、医師会の先生たちの御協力を得て体制を取らなければならないとすごく思うんですけど、そこについて、調整について、もう少し今、どのようになっているのか御説明をお願いします。  最後に、この国の方針が流動的な中で、医療関係機関等への調整、様々な委託契約、市民への周知や相談、集団接種時の会場確保、いろんな膨大な事務作業があるということです。新型コロナウイルスワクチンに対応するために、各地で、今特別チームをつくって体制を強化しようとする自治体が増えているんですね。先日、中日新聞に報道されました清須市では、市職員でつくるワクチン接種対策チームを発足させたということです。これまで、市の健康福祉部が中心となり、通常業務をしながら対応してきた。チームは横断的に集められた16人で編成、健康福祉部長と危機管理部長をリーダーとして各課の情報を集約し、相談や接種体制の整備、予算編成などに対応するとしているんですね。体制が整ってから事務的な手伝いだけではなく、体制を整えるために健康推進課のみならず人的な配置をしなさいよというのは厚労省も準備する事項の中で言っております。人材体制の整備として、平時の業務量を大幅に上回る業務が見込まれるため、組織・人事管理などを担う部署も関与した上で、業務継続計画の発動も視野に全庁的な責任体制を確保することと。  これは、ぜひ危機管理を対応する公室長にお伺いしたいと思うんですけど、昨日、国会においても、新型コロナウイルスワクチン接種の調整担当として河野太郎行政改革担当相を充てる方針を固めたと。国も各市町村も、本当に今コロナを終息させるためにワクチン体制、健康被害のない、漏れのない、こういったことも必要だと思うので、市としてもこうした体制の強化が今即刻、体制が整ったからではなく体制を整えるために必要と考えますが、この辺の体制はどうお考えなのか、最後にお聞かせください。        健康福祉部長 水谷勝彦君〔登 壇〕 24: ◯健康福祉部長水谷勝彦君)[20頁]  私のほうからは、ワクチン接種に当たり、医師会との調整について御答弁申し上げます。  津島市医師会との調整についてでございますが、先ほども申しました昨年10月下旬の国からの通知後、医師会長と連絡を密に取り、情報共有を図っているところでございます。11月からは、津島市医師会の理事会におきましても情報提供や情報共有を図っております。また、医師会長及び医師会理事会への連絡や報告のほかに、医師会を通じて医療機関へのアンケート調査なども実施しており、近日中には医療機関向けの説明会を実施する予定でございます。今後につきましても、医師会とはさらに調整を細かく取りながら進めてまいりたいと考えております。以上でございます。        市長公室長 安井賢悟君〔登 壇〕 25: ◯市長公室長(安井賢悟君)[20頁]  現在、新型コロナワクチン接種に関しましては、健康推進課において必要な準備を進めているところでございます。具体的な実施につきましては、日々情報等、状況が変わってきている状況ではございますが、ワクチン接種が円滑に行われるよう、健康福祉部内での応援のほか、部をまたいだ応援体制も視野に入れ、健康福祉部と綿密な調整を図りながら実施体制の確保を図ってまいりたいと考えております。以上でございます。 26: ◯議長日比野郁郎君)[21頁]  ほかに質疑はありませんか。 27: ◯13番(森口達也君)[21頁]  それでは、私のほうからは1点お聞きしたいと思います。  健康管理システムの改修委託料が308万円含まれており、接種券の発行や接種記録分の改修とのことでありますが、接種対象者への接種券の発行の確認、接種済みの人、また接種したワクチン等の情報などを入力し、管理しなければならないと思います。接種は全市民が対象であり、データは膨大となり管理も大変であると思います。しかし、もし万が一、接種券の発行漏れや接種済みにもかかわらず未入力が生じてしまうと大変であります。  そこで、そのような不具合が生じないためのチェック体制はどのような対策を講じられるのか、お聞かせください。        健康福祉部長 水谷勝彦君〔登 壇〕 28: ◯健康福祉部長水谷勝彦君)[21頁]  新型コロナウイルスワクチンの接種券の発行に関しましては、健康管理システムの改修後、国において決められたデータ抽出の基準日を設定し、年齢の発送区分を考慮し、段階的に接種券等の印刷等を行うことになっております。  接種券につきましては、お一人につき1通通知することとしておりますので、発行漏れがないよう細心の注意を払い、処理を実施してまいります。ただし、基準日以降に転入された方につきましては、接種券等が少し遅れるような場合が想定されます。また、発送後の転入につきましては手続が必要となりますので、届かない場合などは設置しますコールセンターに御相談をお願いしたいと思っております。また、予防接種の入力などの接種情報につきましては、従前から2人で確認する体制としており、新型コロナウイルスワクチンの接種に関しましても同様の確認体制とする予定でございます。  そのほか、集団接種につきましてはワクチンの使用数と予診票の数を合わせる、個別接種につきましては請求書の金額と予診票の数を合わせるなどの対応をすることにより、確認してまいりたいと考えております。以上でございます。 29: ◯議長日比野郁郎君)[21頁]  ほかに質疑はありませんか。  質疑も尽きたようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第1号は、会議規則第36条第3項の規定により委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。よって、議案第1号は委員会への付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。 30: ◯12番(本田雅英君)[22頁]  議案第1号「令和2年度津島市一般会計補正予算(第10号)について」、賛成の立場で討論いたします。  国では、新型コロナウイルス感染症への対策として令和3年1月7日に埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県の1都3県を対象に緊急事態宣言を発出いたしました。また、1月13日には栃木県、岐阜県、愛知県、大阪府、兵庫県、京都府、福岡県の7府県を緊急事態宣言の対象区域に追加をいたしました。今回の緊急事態宣言は2月7日までですが、外出自粛などが求められました。新型コロナウイルス感染症については感染拡大を防止し、命と健康を守るため、国・県・市が総力を挙げて対策に取り組むことが大切であります。  新型コロナウイルス感染症に係るワクチンについては、令和2年12月9日に公布、施行されました予防接種法及び検疫法の一部を改正する法律(令和2年法律第75号)によりまして、国の指示の下に、愛知県の協力によりまして市が実施していくことになります。予防接種の対象者には無償で提供されるものであります。  新型コロナウイルス感染症のワクチンは、当面、国が確保できる量が限りがあるため、国が接種順位と接種の時期を決めて順次実施していくとされておるわけでございます。医療従事者等から始まりまして、次に重症しやすい高齢者に対し優先的に接種を呼びかけ、さらには基礎疾患のある人などの接種対象を広げていくこと、そういった方針であります。国や愛知県の動向を情報収集し、今回の補正予算を取りまとめ、臨時議会を開き上程することを決定した理事者の対応は、新型コロナウイルス感染症の予防接種事業の準備にいち早く取り組むことができるため、迅速であったと私自身は評価をいたしております。  新型コロナウイルス感染症の予防接種には優先順位がありますので、情報が錯綜し、予防接種をする最前線の医療機関等が混乱するおそれもあります。ぜひとも、集団予防接種や個別医療機関、予防接種をする医療の現場が混乱しないように医師会等に協力をいただきながら、丁寧に業務を進めていただきたいと希望いたします。
     また、先ほどの質疑応答で令和2年12月末現在で高齢世帯は、高齢夫婦世帯3,298世帯、高齢者の1人世帯4,350世帯、そういった答弁であったわけでございます。高齢者の方におかれましては、情報が非常に伝わりづらかったり、また予防接種会場への移動手段にもお困りになられたりする方があろうかと推察いたします。こういった社会的に弱い立場の方たちにも、きちんと適正な施策を講じられますよう要望いたします。  先ほどの伊藤議員の質疑の答弁で、この予防接種への具体的な実施体制については、健康推進課を中心に健康福祉部内での応援体制のほか、部をまたいだ応援体制を視野に入れ、実施体制を確保するとの答弁でありました。私は全庁的な取組が必要だと思います。  最後に、新型コロナウイルス感染症ワクチン予防接種事業を円滑に推進するため、市に対しまして全庁的にこの予防接種事業に取り組むチームを早急に設置することを強く要望いたしまして、賛成といたします。 31: ◯議長日比野郁郎君)[23頁]  ほかに討論はありませんか。 32: ◯11番(太田幸江君)[23頁]  それでは、議案第1号「令和2年度津島市一般会計補正予算(第10号)について」、賛成の立場で討論いたします。  今回の補正予算は、先ほど質問のありましたように、厚生労働省のワクチンが実用された場合の接種の仕組み等に関する情報に基づいて立てられています。新型コロナウイルスワクチンは、まだ解明されていない部分が多い上に、極めて新しい技術が用いられているため、有効性・安全性の確認が重要です。NHKが2021年1月に行った世論調査では、新型コロナウイルスワクチンについて接種したいかどうか聞いたところ、接種したいが50%、接種したくないが38%、分からない・無回答が13%あったと報道しています。ワクチンが必要だと理解しつつも、全く新しいワクチンを打つのはちょっと怖いという思いが表れているのではないかと専門家が指摘しています。そんな中でのワクチン接種です。市民の皆さんの信頼と連帯をつなぐ体制で臨まなくてはならないと思いますので、3点について要望いたします。  まず1点目は、新型コロナウイルスワクチンについての情報を市民と共有することを要望します。専門家は、全く新しいワクチンへの恐れが表れているのではないかと見られ、行政にはしっかりとした科学的根拠を説明することや、起きた副作用の情報を透明性を持って迅速に開示することが求められていると指摘しています。ワクチン接種の目的、そして、その有効性や安全性、また副反応などについて丁寧に、あらゆる手段を使って市民に知らせ、情報を共有することを要望します。  2点目は、ノーと言える権利を確保することを要望します。国において、岡部内閣参与がノーと言える権利は必ず確保すべきものと述べ、釜萢日本医師会常任理事らから、個人の判断ということがさらにしっかり担保されなければならないとの見解が示されました。津島市としても、ワクチンを接種するかしないかは、個人の判断であることをしっかりと位置づけていただきたいと要望します。  3点目は、市長が責任を持ってコロナワクチン接種準備会チームを発足することを要望いたします。先ほど、伊藤議員からもありましたように、清須市は新型コロナワクチン接種を速やかに始めるために、市職員でつくるコロナ接種チームを発足させたと1月15日付の中日新聞が報じています。16人で編成され、健康福祉部長と危機管理部長をリーダーとして各課の情報を集約し、相談や接種体制の整備、予算の編成などを担当するということを決めています。このことについては、厚生労働省も新型コロナウイルスワクチンの接種業務の準備、運営に当たっては、平時の業務量を大幅に上回る業務が見込まれるため、組織・人事管理などを担う部署も関与した上で、業務継続計画の発動も視野に入れて全庁的な責任体制を確保すると、新型コロナワクチンに関する自治体向け通知事務連絡等でも通達しています。先ほどから、3人の方からの質問をお聞きしていても膨大な事務量です。これが間違ったことになれば、市民の皆さんの命と健康に関わるわけであります。市長の責任において万全の体制を構築して、このワクチン接種には臨むべきだと思います。  以上、3点の要望を添えて、賛成といたします。 33: ◯議長日比野郁郎君)[24頁]  ほかに討論はありませんか。  討論も尽きたようでありますから、これをもって議案第1号の討論を終結いたします。  これより議案第1号を採決いたします。  議案第1号は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。  以上をもって、本議会に付議されました案件は議了いたしました。  よって、今期臨時会はこれをもって閉会といたします。        午前10時11分 閉会  ──────────────── ◇ ◎ ◇ ────────────────                閉   会   式        午前10時11分 開式 34: ◯議会事務局長加藤正喜君)[25頁]  ただいまから閉会式を行います。御起立願います。        〔全 員 起 立〕        〔議長 日比野郁郎君登壇〕 35: ◯議長日比野郁郎君)[25頁]  閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  議員の皆様方におかれましては、第1回津島市議会臨時会に付議されました諸議案をはじめ、当面する市政の重要課題について極めて真剣にして熱誠あふれる御審議を賜りましたことは、市勢伸展のために誠に御同慶に堪えないところであります。ここに、今臨時会における議員の皆様方をはじめ理事者各位の御協力に対し、深く感謝の意を表する次第であります。  市長をはじめとする当局におかれましては、審議の過程において表明された各議員の意見、要望を十分に尊重され、市政運営に格別の御尽力をいただきますよう希望いたすものであります。  なお、今議会も新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策を講じて会議を行いましたが、皆様方には感染予防に努め、なお一層の御自愛の上、御活躍を賜りますようお願い申し上げまして、閉会の御挨拶といたします。ありがとうございました。        〔市長 日比一昭君登壇〕 36: ◯市長日比一昭君)[25頁]  閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  このたびの令和3年第1回津島市議会臨時会に際しまして、提案をいたしました議案に慎重な御審議と御議決を賜り、厚くお礼を申し上げます。御議決をいただきました議案の執行に当たりましては、厳正に速やかにいたしてまいりたいと考えております。  市民の皆様におかれましては、御自身や御家族に感染させないためにも新型コロナウイルス感染症防止対策を徹底していただきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。議員各位におかれましては健康に留意をされ、市勢伸展のため、格段の御指導・御鞭撻を賜りますようお願いを申し上げまして、私からの挨拶とさせていただきます。 37: ◯議会事務局長加藤正喜君)[25頁]  以上をもちまして閉会式を終わります。        午前10時14分 閉式  ──────────────── ◇ ◎ ◇ ────────────────  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。         議  長   日比野 郁 郎         署名議員   西 山 良 夫         署名議員   服 部 哲 也 発言が指定されていません。 Copyright (c) Tsushima City Assembly Minutes, All Rights Reserved. ↑ 本文の先頭へ...