津島市議会 > 2020-12-22 >
令和2年第4回定例会(第4号) 本文 開催日: 2020-12-22
令和2年第4回定例会(第4号) 名簿 開催日: 2020-12-22

  • 同和地区(/)
ツイート シェア
  1. 津島市議会 2020-12-22
    令和2年第4回定例会(第4号) 本文 開催日: 2020-12-22


    取得元: 津島市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-19
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2020-12-22: 令和2年第4回定例会(第4号) 本文 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 89 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 2 :  ◯8番(服部哲也君) 選択 3 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 4 :  ◯1番(西山良夫君) 選択 5 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 6 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 7 :  ◯11番(太田幸江君) 選択 8 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 9 :  ◯12番(本田雅英君) 選択 10 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 11 :  ◯12番(本田雅英君) 選択 12 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 13 :  ◯11番(太田幸江君) 選択 14 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 15 :  ◯5番(沖  廣君) 選択 16 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 17 :  ◯13番(森口達也君) 選択 18 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 19 :  ◯12番(本田雅英君) 選択 20 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 21 :  ◯13番(森口達也君) 選択 22 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 23 :  ◯10番(伊藤恵子君) 選択 24 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 25 :  ◯12番(本田雅英君) 選択 26 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 27 :  ◯11番(太田幸江君) 選択 28 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 29 :  ◯12番(本田雅英君) 選択 30 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 31 :  ◯10番(伊藤恵子君) 選択 32 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 33 :  ◯5番(沖  廣君) 選択 34 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 35 :  ◯5番(沖  廣君) 選択 36 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 37 :  ◯12番(本田雅英君) 選択 38 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 39 :  ◯10番(伊藤恵子君) 選択 40 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 41 :  ◯12番(本田雅英君) 選択 42 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 43 :  ◯12番(本田雅英君) 選択 44 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 45 :  ◯8番(服部哲也君) 選択 46 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 47 :  ◯1番(西山良夫君) 選択 48 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 49 :  ◯3番(伊藤久夫君) 選択 50 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 51 :  ◯10番(伊藤恵子君) 選択 52 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 53 :  ◯13番(森口達也君) 選択 54 :  ◯4番(加藤則之君) 選択 55 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 56 :  ◯11番(太田幸江君) 選択 57 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 58 :  ◯市長(日比一昭君) 選択 59 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 60 :  ◯健康福祉部長(水谷勝彦君) 選択 61 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 62 :  ◯総務部長(渕上晴弘君) 選択 63 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 64 :  ◯12番(本田雅英君) 選択 65 :  ◯健康福祉部長(水谷勝彦君) 選択 66 :  ◯12番(本田雅英君) 選択 67 :  ◯健康福祉部長(水谷勝彦君) 選択 68 :  ◯12番(本田雅英君) 選択 69 :  ◯健康福祉部長(水谷勝彦君) 選択 70 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 71 :  ◯10番(伊藤恵子君) 選択 72 :  ◯健康福祉部長(水谷勝彦君) 選択 73 :  ◯10番(伊藤恵子君) 選択 74 :  ◯健康福祉部長(水谷勝彦君) 選択 75 :  ◯10番(伊藤恵子君) 選択 76 :  ◯健康福祉部長(水谷勝彦君) 選択 77 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 78 :  ◯市長(日比一昭君) 選択 79 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 80 :  ◯市長(日比一昭君) 選択 81 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 82 :  ◯8番(服部哲也君) 選択 83 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 84 :  ◯13番(森口達也君) 選択 85 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 86 :  ◯議会事務局長(加藤正喜君) 選択 87 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 88 :  ◯市長(日比一昭君) 選択 89 :  ◯議会事務局長(加藤正喜君) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:        午前 9時00分 開議 ◯議長日比野郁郎君)[ 205頁]  おはようございます。  これより本日の会議を開きます。  直ちに議事日程の順序に従い、会議を進めます。  日程第1、議案第69号から議案第72号まで、議案第75号、議案第76号及び議案第78号から議案第96号までの各議案を一括議題といたします。  これより各委員長の報告を求めます。  まず、厚生文教委員長の報告を求めます。        厚生文教委員長 服部哲也君〔登 壇〕 2: ◯8番(服部哲也君)[ 205頁]  おはようございます。  厚生文教委員会に付託されました案件は、議案第69号「津島市高齢者福祉施設条例の一部改正について」ほか17件であります。  本委員会は、去る12月11日及び15日の2日間開催し、審査を行いましたので、その審査の経過と結果を報告いたします。  まず、議案第69号「津島市高齢者福祉施設条例の一部改正について」は、津島市わざ・語り・伝承の館を廃止することに伴い、所要の規定を整備するものとの説明であるが、現在、津島市老人クラブ連合会の指定管理者となっており、事務局もわざ・語り・伝承の館に置いているが、移転先について決まっているのかとの質疑に対し、総合保健福祉センター1階の部屋を移転先の候補として考えているとの答弁がありました。  次に関連して、廃止はいつ、どこで、なぜそのように決まったのかとの質疑に対し、平成29年3月に公共施設等総合管理計画の全体方針が決定し、平成30年の段階で適正配置計画が決定した。その中で、高齢者福祉施設については、機能移転し集約化を検討するという方針が出ている。そして、令和元年度に老人福祉施設の集約化検討チームをつくり、その中で3施設の集約化についての検討を行い、どのように集約化していくか引き続き現在も検討をしている。その後、令和2年5月に公共施設等総合管理推進会議に実施計画等を上げ、その会議の中で伝承の館については耐震基準を満たしていないため、先行して廃止することが望ましいということになり、令和2年度中に廃止する方針を決定し、現在に至っているとの答弁がありました。  次に、討論に入ったところ、反対の立場から、集約化や機能移転がしっかりと決まる前に廃止をするのはとんでもないことだと思う。高齢者福祉施設がどんどんなくなろうとしているが、この機能をしっかりと残すということは言われているので、機能移転をしっかりしてから廃止すべきとの意見がありました。  次に、採決結果を報告します。議案第69号は、賛成者多数で可決しました。  次に、議案第70号「津島市遺児手当支給条例の一部改正について」は、新型コロナウイルス感染症の発生または蔓延に起因するやむを得ない理由ということで、4月10日から施行日までの間に申請できなかった場合に新条例を適用するとの説明であるが、やむを得ない理由とはどういったことを指すのか説明願いたいとの質疑に対し、行政窓口の閉鎖あるいは申請者が災害等で避難所等における生活、交通機関の遮断、風水害等の自然災害、急病、出産等その他、自己の責めに帰さないやむを得ない事実があるというのが該当すると考えているとの答弁がありました。  この答弁に関連して、独り親になった場合に手当について周知すべきではないかとの質疑に対し、子育て支援課にお越しの際、関係する手続について説明しているが、ホームページや子育てアプリ等を使い、広く周知してまいりたいとの答弁がありました。  次に、採決結果を報告します。議案第70号は、賛成者全員で可決しました。
     次に、議案第71号「津島市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」は、改正内容として小規模保育事業所A型及び保育所型事業所内保育事業所の職員配置に係る特例を設けるとの説明であるが、特例について説明願いたいとの質疑に対し、特例については3点あり、1点目は、例えばゼロ歳児の子供1人だけの場合、小規模保育のA型の場合は保育所の配置基準1人とプラス1人必要となり、合計2人必要となるが、その2人のうち1人については保育士と同等の知識や経験を有する者と認められたものを配置すれば保育士資格のない人でもよいというもの。2点目として、当分の間、幼稚園教諭、小学校教諭または養護教諭の普通免許証を有する人は保育士とみなして数に入れてもよいというもの。3点目として、保育所は朝から晩まで8時間を超えて開所するところがほとんどで、開所時間を通して必要となる保育士の総数が利用定員上3対1や6対1で配置される人数よりも多く必要となる。そのため、利用定員上から必要となる保育士の数と、8時間を超えることを踏まえて必要となる保育士との総数に差が出るため、その差の分については保育士と同等の知識や経験を有する者を配置すればよいとするものとの答弁がありました。  次に、関連し、4年以上前に改正基準となる厚生労働省令が一部改正されているから基準どおり改正するのか、それとも津島市独自の路線でいくのか、4年間何を検討したのか、なぜこの時期になったのか説明願いたいとの質疑に対し、今回の改正が国基準どおりかについては国の基準どおりに改正をしている。4年前の平成28年当時、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部改正を受けて検討をしたと思うが、該当施設もなく影響がないものとして改正しなかったと思う。ただ、改正の基本的な考え方には省令の中でも従うべき基準や参酌すべき基準があるが、基本的にどちらも国の基準に準ずる形で改正することとしている。その部分から見れば、改正漏れだと言わざるを得ないと思うとの答弁がありました。  次に、討論に入ったところ、反対の立場から、子ども・子育て新システムが開始以来、待機児童をなくそうといいながら基準を緩和し続けている。今回も、特例とは言いながら緩和措置である。保育士の免許を持っていなくても、幼稚園教諭、小学校教諭、養護教諭の普通免許を持っている人は保育士とみなすと限定されており、この辺の保育の在り方について緩和するものであるので反対との意見がありました。  次に、採決結果を報告します。議案第71号は、賛成者多数で可決しました。  次に、議案第78号「津島市火災予防条例の一部改正について」は、改正内容の一つとして全出力50キロワット以下のものを除く急速充電設備については、消防署への設置の届出を要することとしたとの説明であるが、届出を受けたら現地確認は行わないのかとの質疑に対し、届出があったら現場を確認しに行き、条例の基準に適合していたら提出された正・副2部の書類のうち、副本のほうに消防署の検査確認済みの印を押して返却するよう事務を行うとの答弁がありました。  次に、採決結果を報告いたします。議案第78号は、賛成者全員で可決しました。  次に、議案第79号「津島市助産施設設置及び管理に関する条例の廃止について」は、廃止の内容として、津島市民病院事業の産婦人科病棟として利用していた3階南病棟の用途変更に伴い、分娩室及び新生児の入浴施設を有さなくなることから、保健上必要があるにも関わらず経済的理由により入院・助産を受けることができない妊産婦を入所させて助産を受けさせることを目的に、児童福祉法第36条に基づき設置した津島市助産施設を廃止するものとの説明であるが、廃止後の対象者への案内はどのように行うか説明願いたいとの質疑に対し、県内には一宮市、名古屋市、豊橋市、岡崎市に助産施設があるが、一宮市と名古屋市については市民の方の受入れのみであるため、基本的には豊橋市民病院の附属産院と岡崎市民病院の附属産院を案内する予定であるとの答弁がありました。  次に、採決結果を報告します。議案第79号は、賛成者全員で可決しました。  次に、議案第80号「令和2年度津島市一般会計補正予算(第8号)について」のうち、当厚生文教委員会所管に係る予算について、その質疑・応答の概要を報告いたします。  消防本部所管、常備消防費、人件費として280万円の減額との説明であるが、給料が100万円、これは6名分の昇任・昇格に伴う増額に対し、共済費の380万円減額は異常に減額幅が多いが説明願いたいとの質疑に対し、共済費については平成30年度には379万9,401円、令和元年度は499万6,763円と多額になっており、予算計上が甘かった。過去には災害が多発したことから共済費より流用したこともあったが、今後は適正に対応してまいりたいとの答弁がありました。  次に、福祉課所管、障がい福祉費で自立支援給付事業が7,664万5,000円の増額について、具体的な理由について説明願いたいとの質疑に対し、今年度上半期において居宅介護費が前年比で1.13倍、療養介護費が1.18倍、サービス利用計画が1.29倍とかなり伸びている。その他にも、グループホームが2か所、市内に今年度4月以降にできており、その関係でグループホームのサービス料が1.27倍、さらに就労継続支援のサービス事業所の利用料も1.29倍と非常に伸びており、その部分について下半期の伸び率を勘案したとの答弁がありました。  次に、健康推進課所管、予防接種・感染症予防事業、償還金利子及び割引料として51万円計上され、風しん抗体検査国庫補助金の額の確定に伴う過年度分返還金が生じたためとのことであるが、この内訳について説明願いたいとの質疑に対し、風しん抗体検査国庫補助金の返還金について、抗体検査委託料の交付決定額235万7,000円に対し、最終的に187万7,000円で48万円の返還、愛知県国民健康保険団体連合会事務手数料の交付決定額13万5,000円に対し、最終的に10万5,000円で3万円の返還であり、合わせて51万円の返還金となるとの答弁がありました。  次に、学校教育課所管、職員手当等が増額になっているのは時間外勤務手当が増えているということか説明願いたいとの質疑に対し、時間外勤務手当について当初見込んでいたより50万円ほど増額になる見通しであるとの答弁がありました。  次に、採決結果を報告いたします。議案第80号中、当厚生文教委員会所管に係る予算は、賛成者全員で可決しました。  次に、議案第81号「令和2年度津島市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について」は、繰越金を9,015万1,000円増額するとの説明であるが、補正後の総額は幾らになるのか説明願いたいとの質疑に対し、現在1億5,000万円のため9,000万円を積み立てると約2億4,000万円になるとの答弁がありました。  この答弁に関連し、積立金はどれぐらいあればいいと考えているかとの質疑に対し、税制改正で個人事業主の方の部分は保険税が目減りするため、そういったものの補填も必要で今後の不測の事態に備えて基金というものはある程度を確保していく必要があると考えているとの答弁がありました。  次に関連し、償還金利子及び割引料として補正額15万1,000円の増額は、令和元年度保険給付費等交付金のうち特定健康診査及び保健指導の負担金分の額の確定に伴い、超過交付分を返還するとの説明であるが、この内容について説明願いたいとの質疑に対し、特定健診診査と保健指導に対する国・県からの3分の2の補助分であり、特定健康診査については1,862万8,000円の申請額に対し、1,856万4,000円の実績でその差の6万4,000円分を返還、保健指導については34万6,000円の申請額に対し、25万8,000円の実績でその差8万8,000円を返還するとの答弁がありました。  次に、採決結果を報告します。議案第81号は、賛成者全員で可決しました。  次に、議案第82号「令和2年度津島市介護保険特別会計補正予算(第2号)について」、歳入、調整交付金が32万4,000円増額されているが、調整交付金の率について説明願いたいとの質疑に対し、今年度当初は3.5%ぐらいとの答弁がありました。  次に、採決結果を報告します。議案第82号は、賛成者全員で可決しました。  議案第83号「令和2年度津島市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について」、給料及び職員手当等の人件費150万円の計上は、人事院勧告に伴う減額や職員の異動に伴う増額との説明であるが、共済費の計上がない理由について説明願いたいとの質疑に対し、当初予算算定時において翌年度の共済費の負担金率が確定していないため、負担金率の上昇を見込み予算計上したためとの答弁がありました。  次に、採決結果を報告します。議案第83号は、賛成者全員で可決しました。  次に、議案第84号「令和2年度津島市民病院事業会計補正予算(第3号)について」、この補正は、マイナンバーカードの健康保険証利用に必要なオンライン資格確認の導入費用の増額が計上され、オンライン資格確認事業は社会保険診療報酬支払基金並びに国保中央会が整備するオンライン資格確認等システムと医療機関を専用回線で結び、マイナンバーカードや健康保険証の被保険者番号等の情報を基に健康保険の資格情報等を即座に照会できるもので、令和3年3月から全国で開始されるとの説明であるが、患者の窓口手続等はどう変わるのかという質疑に対し、オンライン資格確認の機械を設置することでマイナンバーカードを保険証として使われる方については、患者がマイナンバーカードを機械にかざして読み取ることになり、今まで保険証の確認を窓口で行っていた部分が患者本人での確認となる。窓口側としては若干負担が軽減されるが、設置当初については初めての利用のため案内という形での負担は出てくるかと思っている。また、被保険者側としてはマイナンバーカードを保険証として使う場合は、事前にその登録が必要となり一旦マイナンバーカードを保険証として使うという手続が必要となる。健康保険証をそのままお持ちになる方については、今までの窓口の対応と変わらないとの答弁がありました。  次に、関連し、今回の補正予算による経常収支の見通しはいかがかとの質疑に対し、経常収支としては1億7,000万円の赤字となる。また、9月の補正の段階で4億3,000万円の赤字だったが、赤字幅が圧縮されるという予算計上となっているとの答弁がありました。  次に、討論に入ったところ、反対の立場から、オンライン資格確認事業導入目的である資格喪失等による返戻件数は0.27%しかなく、患者がマイナンバーカードを持ち歩くことで紛失や犯罪が起こる危険性があるため反対との意見がありました。  次に、採決結果を報告します。議案第84号は、賛成者多数で可決しました。  次に、議案第87号「指定管理者の指定について」は、日本保育サービスが中央児童館の指定管理者になってから担当者として児童館の在り方をどのように評価しているのかとの質疑に対し、小さな子から高校生ぐらいまで誰が来ても快適に過ごせるような場であり、家の中にいてはなかなか経験できないことを経験できるように設けられており、いろいろなことを経験し、刺激も受けていただけるような施設だと認識しているとの答弁がありました。  次に、討論に入ったところ、反対の立場から、子供たちの豊かな発育のために児童館は公が運営すべきであるとの意見がありました。  次に、採決結果を報告します。議案第87号は、賛成者多数で可決しました。  次に、議案第88号「指定管理者の指定について」、こどもの家で子供たちが床に座っている姿を見て昭和の薫りのような違和感を感じたが、床に座らせる目的は何かあるのかとの質疑に対し、どういった形であるのが最善なのかというところは確認させていただき、学童とも話しながら考えていきたいとの答弁がありました。  次に、討論に入ったところ、賛成の立場から、放課後児童健全育成施設の指定管理の指定であるが、こどもの家の運営に関する会計は高額なものであり、利用料も頂くため会計処理の方法について確認していただきたい。会計システムが導入されていないのであれば、導入に向けた経費の補助を要望するとの意見がありました。  次に、採決結果を報告します。議案第88号は、賛成者全員で可決しました。  次に、議案第92号「指定管理者の指定について」、永楽集会所の指定管理者の選定に当たり、非公募にて行い、指定の期間は令和3年4月1日から令和6年3月31日までの3年間との説明であるが、非公募で行う施設の指定期間は5年にすべきではないかとの質疑に対し、基本的に指定期間は3年と伺っていたが、地元等で変わりそうもないところについては5年にしたらどうかという意見も伺ったので、今後のことは検討していきたいとの答弁がありました。  次に、採決結果を報告します。議案第92号は、賛成者全員で可決しました。  次に、議案第96号「津島市民病院事業の設置等に関する条例の一部改正について」、この改正は診療科目のうち産婦人科を婦人科に変更するものとの説明であるが、助産師数の状況と人工妊娠中絶の対応について説明願いたいとの質疑に対し、助産師5名のうち2名は退職され、来年4月1日現在では3名となる見込みです。また、現在在籍している産婦人科の医師が人工妊娠中絶を行うことができないため、中絶を行っていないのが現状であるとの答弁がありました。  次に、採決結果を報告します。議案第96号は、賛成者全員で可決しました。  次に、議案第72号「津島市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について」、議案第86号「指定管理者の指定について」は議案第89号「指定管理者の指定について」及び議案第91号「指定管理者の指定について」は採決した結果、いずれも賛成者全員で可決しました。  次に、当委員会に送付されました陳情2件について審査結果を報告します。  陳情第13号「介護・福祉・医療など社会保障の施策拡充についての陳情」及び陳情第14号「安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための陳情」は、採決した結果、いずれも賛成者少数で不採択とすべきと決しました。  以上、御報告申し上げます。 3: ◯議長日比野郁郎君)[ 210頁]  次に、総務建設委員長の報告を求めます。        総務建設委員長 西山良夫君〔登 壇〕 4: ◯1番(西山良夫君)[ 210頁]  おはようございます。  総務建設委員会に付託されました案件は、議案第75号「尾張津島観光センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について」ほか7件であります。  本委員会は、去る12月14日に開催し審査を行いましたので、その審査の経過と結果を報告します。  まず、議案第80号「令和2年度津島市一般会計補正予算(第8号)について」のうち、当総務建設委員会所管に係る予算について、その質疑・応答の概要を報告します。  初めに、市長公室・企画政策課の所管中、統計調査費、共済費として35万8,000円減額されているが、国勢調査の調査員の募集状況並びに調査の回答方法とその割合について説明願いたいという質疑に対し、最初に地元を熟知している町内会長に調査員の推薦依頼をさせていただき、確保できない場合、市の登録調査員などに依頼し、370人の方に調査員として従事をしていただいた。また、回答方法とその割合は、インターネット回答が39%、郵送回答が49.9%、聞き取り回収が11.1%であるという答弁がありました。  次に、市長広室・人事秘書課所管中、人事管理費、職員手当等として3,498万円が計上され、退職手当に係る増額とのことであるが、理由と年齢を説明願いたいという質疑に対し、勧奨退職が2名で59歳と56歳、自己都合退職が2名で42歳と29歳であるという答弁がありました。  この答弁に関連し、一般職員が9名減っており、どこの課が少なくなっているのか説明願いたいという質疑に対し、9名減の内訳は退職者4名減、市民病院へ異動による1名減、企業会計から一般会計へ異動による1名増、フルタイムの任期付職員が1名増、フルタイムの会計年度任用職員が6名減の合計9名減で、課名は子育て支援課、上下水道部、市民課、収納課であるという答弁がありました。  次に、シティプロモーション課所管中、ふるさと応援寄附金の返礼品事業として2億6,628万2,000円計上され、この増額は寄附金額の実績の伸びを見込み、歳入予算である寄附金額を1億8,000万円増額することに関連して、返礼品の費用を含む関連業務に係る委託料やポータルサイトの使用料などを増額するものとの説明であるが、市内の業者数、人気のある返礼品とその注文数についてはいかがかという質疑に対し、事業者は64件、人気のある返礼品は11月末現在でポータブルガス発電機が182件、オーダースーツが328件、トマトが1,859件などであるという答弁がありました。  次に、建設産業部・都市整備課の所管中、公園費として3,600万円計上され、公園緑地事業で天王川公園における公園維持修繕工事を行うための工事請負費とのことで、昨年度に続き今年度も寄附を頂いたものとのことであるが、この工事の具体的な内容について説明願いたいという質疑に対し、工種として3項目あり、1つ目は今年度社会実験を行った噴水施設の北側にパーゴラを1基設置、2つ目は水道施設整備、3つ目は休憩所周辺の人工芝の整備を予定しているという答弁がありました。  この答弁に関連し、今Park-PFIで公園事業が進められているが、今後の影響、関連性、市としての計画を説明願いたいという質疑に対し、Park-PFIについては基本的には民間の方々から天王川公園のカフェ、喫茶店等の利活用の提案をいただく。さらに、魅力向上になる施設整備を提案いただく。今回は噴水施設も整備され、暑い中、コロナ禍でも多くの市民に利用いただいた実績を一つの結果として捉えて、さらに魅力向上ができるような施設の整備やイベントの誘致などにつなげていきたいという答弁がありました。  次に、採決結果を報告します。議案第80号中、当総務建設委員会所管に係る予算は、賛成者全員で可決しました。  次に、議案第85号「指定管理者の指定について」、津島市斎場の指定管理者候補者選定に当たっての決め手はどのような点で評価されたのか、また優先交渉権者となったつしま斎苑管理グループは2つの団体で構成されているとの説明であるが、この団体の関係について説明願いたいという質疑に対し、つしま斎苑管理グループは選定の過程で独自の事業提案が民間事業者ならではのユニークな特色として評価された。共同体を構成しているイージス・グループ有限責任事業組合は、全国で斎場の管理業務を請け負い、令和2年8月現在、41自治体、51施設の斎場業務を受託しており、火葬業務をはじめ施設の管理運営業務を担い、もう一つの構成団体の三和テクノ株式会社は、浄化槽や自動扉の維持管理、排ガス調査、害虫駆除業務等、施設の維持管理を担うという答弁がありました。  この答弁に関連し、従来の斎場運営管理費と今回の指定管理者に支払う管理費は幾らで、その差額について説明願いたいという質疑に対し、令和2年度は約4,400万円で今回の指定管理者からは約3,200万円の提案があり、その差額、単年度1,200万円程度の経費削減効果が生じるという答弁がありました。  次に、討論に入ったところ、反対の立場から、決定した指定管理者に反対するものではないが、津島市民の人生の最後をお見送りする斎場という厳粛な場にまで、効率化や経費削減を持ち込む市の姿勢に反対するという意見がありました。  次に、採決結果を報告します。議案第85号は、賛成者多数で可決しました。  次に、議案第90号「指定管理者の指定について」、津島市観光交流センターの指定管理者の指定について、選定委員会審査及び選定結果から、選定方法及び選定理由のうち新規事業の内容が新しい発想や観点から提案されており、集客を図るには非常に効果的であるということであるが、提案された新規事業の計画について説明願いたいという質疑に対し、観光交流センターは大正、昭和のモダンな施設であり、その特徴を生かし新しいファン層を広げるイベント等を提案されたところが評価されたのではないかという答弁がありました。  次に、採決結果を報告します。議案第90号は、賛成者全員で可決しました。  次に、議案第93号「津島市職員の給与に関する条例等の一部改正について」、この改正は気管挿管や薬剤投与を行うことのできる救命救急士が出動した場合に支給していた救急出動手当の区分を、救命救急士が気管挿管や薬剤投与または処置拡大を行った場合に支給するよう改正するものであるが、救命救急士の資格を有している職員は何名おり、市として必要としている数に見合っているのか、また資格手当の状況についてはいかがか、この条例改正でどのくらい予算減になるのか説明願いたいという質疑に対し、救命救急士の資格を有している職員は18名で、消防職員は今76人で率にして23.68%である。救命救急士の有資格者は、今後徐々に増やしていければいいと考えている。また、資格手当については支給している自治体もある。今年度4月から9月の実績にこの条例を適用させた場合、約15万円の減額になる予定であるという答弁がありました。  この答弁に関連し、この条例は新型コロナウイルス感染症が指定感染症に指定されたことによる条例改正ということではあるが、今後、指定感染症から外れればこの条例改正というのは削除すると理解しているが説明願いたいという質疑に対し、国の指定感染症の指定の取扱いによって条例の改正や削除がされる可能性もあるという答弁がありました。  次に、討論に入ったところ、賛成の立場から、防疫等作業手当が支給されるということなので評価するが、資格を持つ救急救命士に対して資格手当等を支給すべきと要望するという意見がありました。  次に、採決結果を報告します。議案第93号は、賛成者全員で可決しました。  次に、議案第94号「津島市小集落地区改良住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正について」、改良住宅において敷金がなかった理由と入居できる条件、管理戸数を説明願いたいという質疑に対し、改良住宅はその設置の根拠が小集落地区改良事業、住環境整備事業の協力者に対する住宅の提供ということで、長期間お住まいいただくことを念頭に敷金を頂いていない。改良住宅への入居条件は、津島市小集落地区改良事業の施行に伴い住宅を失った者、またはその直系血族である。また、もう一つの条件が、市長が別に定める地域に市長が別に定める日以前に居住していた者、またその直系血族になる。管理戸数は令和2年6月末現在で369戸であるという答弁がありました。  この答弁に関連し、畳の表替えや破損のガラスの取替え等を入居者に求める規定を削除されたことに伴い、曖昧な部分を整理したとのことであるがどのような意味か説明願いたいという質疑に対し、畳表、ふすま等はこれまで経年劣化に伴うものであっても入居者に負担をかけたが、改めて検討し、今後経年劣化に伴うものについては入居者ではなく市のほうで負担する。5階建ての住宅等の受水槽等の清掃や法定点検についても、市が責任を持って管理し負担することにしたという答弁がありました。  次に、採決結果を報告します。議案第94号は、賛成者全員で可決しました。  次に、議案第95号「津島市市営住宅の設置及び管理条例の一部改正について」、市営住宅の敷金の金額、入居の資格と管理戸数はいかがか。また、不正入居とはどのような場合をいい、損害金についても説明願いたいという質疑に対し、市営住宅は住宅に困窮する低所得者等への住宅の提供、短期ということで、敷金の主な徴収目的は退去される際の入居者が持つ債務の精算を目的とし、家賃の3か月分である。入居の資格は、現に同居し、または同居しようとする親族があること、市内に居住または勤務場所を有していること、市町村税を滞納していないこと等である。管理戸数は令和2年6月末現在で379戸である。  また、不正入居については、入居条件には一定の収入以下であり、市に在勤・在住であること等があるが、これらを偽って入居、または1人であるのに2人世帯とか、そういったことを偽って入居された際が不正入居に該当する。不正によって一般的にお借りしたときの家賃より安い家賃で入居することができるため、その差額が損害金に当たるという答弁がありました。  次に、討論に入ったところ、賛成の立場から、条例改正において小集落地区改良住宅と市営住宅は改正内容が異なっているが、両者ともに公営住宅であるので改正内容も同じにすべきと考えるが、入居に際して連帯保証人制度を廃止することや修繕内容等の見直しがされているので賛成するという意見がありました。  次に、採決結果を報告します。議案第95号は、賛成者全員で可決しました。  次に、議案第75号「尾張津島観光センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について」及び議案第76号「津島市観光交流センター条例の一部改正について」は、いずれも賛成者全員で可決しました。  以上、御報告申し上げます。 5: ◯議長日比野郁郎君)[ 214頁]  以上をもって、各委員長の報告は終わりました。  ここで暫時休憩をいたします。  なお、休憩中に議会運営委員会が開催されますので御了承をお願いいたします。        午前 9時49分 休憩  ──────────────── ◇ ◎ ◇ ────────────────        午前10時30分 開議 6: ◯議長日比野郁郎君)[ 214頁]  休憩前に引き続き会議を開きます。  この際、御報告いたします。  先ほどの休憩中に議会運営委員会が開かれましたので、その協議の結果について御報告いたします。  ただいま議席に配付してありますとおり、市長提出議案1件及び人事案件2件、並びに議員提出議案1件が提出されました。よって、本件の取扱いについては、本日の日程に追加し、議題とすることに了承されました。  なお、本提出議案については、会議規則第36条第3項の規定により委員会への付託を省略することに了承されました。  以上、御報告申し上げます。  これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。  質疑もないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。  これより討論、続いて採決に入ります。  なお、討論発言の届出により、届出があった議案は1議案ごとに討論・採決を行います。  また、届出がなかった議案は複数議案の一括討論を行い、1議案ごとに採決を行います。  まず、議案第69号「津島市高齢者福祉施設条例の一部改正について」の討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。 7: ◯11番(太田幸江君)[ 215頁]
     それでは、議案第69号「津島市高齢者福祉施設条例の一部改正について」反対の立場で討論いたします。  この条例は、わざ・語り・伝承の館を閉館することに伴い、所要の規定を整備するものとのことですが、わざ・語り・伝承の館を廃止することに反対ですので、この条例にも反対いたします。この施設は、昭和42年、津島市図書館として建築され、平成13年3月に高齢者福祉施設、津島市わざ・語り・伝承の館として開館しました。この施設の目的は、高齢者の健康増進及び生きがい活動の向上や長年の経験による知識、技能の伝承などとともに、介護予防、健康増進のための講座開催や趣味活動の場として利用できます。市内に在住する、また在勤する60歳以上の方が利用できますが、伝承の事業、世代間交流事業では60歳未満の方も利用できますと書かれています。  先日の西山議員の一般質問においても、この施設は社会教育の要となる元図書館で、伝承事業、世代間交流事業も行われてきたこと、祭りのおはやしの練習や町内会など、高齢者だけでなく地域にとってもなくてはならない施設であることも指摘されていました。また、わざ・語り・伝承の館というこの名前に込められた当時の方々の思いを知ることができ、その思いもつないでいきたいと強く思いました。  反対理由の1点目は、市民や利用者に説明責任を果たしていないからです。平成29年3月に策定された津島市公共施設等総合管理計画に次いで、平成30年12月に個々の施設の配置方針等を取りまとめた津島市公共施設等適正配置計画が策定されました。それを受けて、令和元年に各施設の個別計画を進めていくための一つとして、高齢者施設の集約化検討チームが発足されましたが、その計画が完成する前に、令和2年5月に廃止を決定し、その3か月後ともならない8月には、担当課が廃止に向けての説明会を利用者に向かって行っています。  市は利用者に説明した、御理解をいただいたと言いますが、コロナ禍で活動を休止していた5月に廃止を決定し、活動を自粛していた8月には廃止の説明をしています。廃止決定から、短時間において廃止を利用者に伝えたことで説明責任を果たしたとは言えません。継続するには方法はないのかなどと利用者の声を聞くべきだ、この説明会は廃止ありきで私たちの声を聞こうとしないと、8月20日の説明会でたくさんの意見が出たのは当たり前のことです。市民一人一人がまちの課題を自分のこととして考え、お互いの知恵と力を生かし協力していくことが協働の第一歩とうたっている津島市の協働のまちづくりにこのことは反しています。  反対の理由の2点目は、きめ細やかな丁寧な代替案が示されていないからです。津島市公共施設等適正配置計画には、わざ・語り・伝承の館は短期集約化とされる施設とされています。短期集約化とは、2019年から2028年度の間に他の施設に機能を移転していくと計画された施設であり、対応年数、到来年数は2026年となっています。機能を集約化すると計画されているということは、ここで活動されている63団体、延べ利用者数約2万1,000人の方々のその行き先をしっかりと決めてからの廃止にしなければ、津島市公共施設等適正化計画にも反するものであります。  陶芸クラブの方、卓球クラブの方などが行き先がないことや、そして廃部を考えざるを得ないと困っているクラブもあります。本来なら、全クラブ、団体の移転先を決めてからの廃止ではないでしょうか。機能移転のできないクラブについては、移転先が決まるまで、わざ・語り・伝承の館で継続して活動を保障すべきです。また、これから迎える高齢化社会において、高齢者の居場所を増やすため、全庁挙げて受皿を確保すべきです。  以上、反対理由を述べましたが、平成29年3月に策定された津島市公共施設等総合管理計画、平成30年12月に策定されました津島市公共施設等適正配置計画は、このコロナ禍において計画の見直しをしなければならない事態であると思います。このことも要望に添えて反対討論といたします。 8: ◯議長日比野郁郎君)[ 216頁]  次に賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。 9: ◯12番(本田雅英君)[ 216頁]  議案第69号「津島市高齢者福祉施設条例の一部改正について」賛成の立場で討論いたします。  津島市わざ・語り・伝承の館は、1966年の建築から50年以上が経過しており、耐震性も有しておりません。旧図書館をわざ・語り・伝承の館として改装して、20年近くにわたり高齢者の皆さんだけではなく地域の皆さんにも非常に活用していただいた重要な施設ではありますが、利用者の安全面を考慮した場合、これ以上、公の施設として利用することは困難であることから、この施設を廃止する本議案に賛成をいたします。ただ、現在策定中の第8期高齢者福祉事業計画・介護保険事業計画でも検討されていると思いますが、高齢者の皆さんの生きがいづくりや地域包括ケアシステムの観点からすれば、わざ・語り・伝承の館のような気軽に集まれる場所というのは今後さらに必要となってまいります。廃止に当たりましては、現在の利用者の皆さん、またこの施設を事務所としております津島市老人クラブ連合会の皆さんがこれまでと同様に活動できるよう、きめ細かな調整をしていただくよう要望し、議案第69号「津島市高齢者福祉施設条例の一部改正について」賛成いたします。 10: ◯議長日比野郁郎君)[ 216頁]  ほかに討論はありませんか。  討論も尽きたようでありますから、これをもって議案第69号の討論を終結いたします。  これより議案第69号を採決いたします。  議案第69号は厚生文教委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立多数であります。よって、議案第69号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第70号「津島市遺児手当支給条例の一部改正について」の討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。 11: ◯12番(本田雅英君)[ 217頁]  議案第70号「津島市遺児手当支給条例の一部改正について」賛成の立場で討論いたします。  この条例は、愛知県遺児手当支給規則の一部改正に伴い、県の遺児手当の支給と同様に、災害、その他やむを得ない理由により認定の申請等ができなかった場合において、その理由がやんだ後15日以内に申請等がなされれば、当初の支給対象に遡って手当を支給できるようにするものであります。災害や今回の新型コロナウイルス感染症など、自分自身ではどうにもできないことが原因で期限内の申請等ができないことも十分考えられます。そのような場合に、ある程度柔軟に申請の機会を確保することが重要であると考えられますので、この議案に賛成いたします。  なお、本来遵守すべき手続の期限を延長するわけですので、その線引きが曖昧になることのないよう明確な線引きをして、公平な手続を確保していただくようお願いいたします。また、理由がやんでから15日というのは決して長い期間ではありません。期限を過ぎても申請ができる場合があるということをしっかりと周知しなければ、この15日以内の申請すらもできないということになってしまいますので、議案が可決された際にはしっかりと周知していただくよう要望し、議案第70号「津島市遺児手当支給条例の一部改正について」賛成いたします。 12: ◯議長日比野郁郎君)[ 217頁]  ほかに討論はありませんか。  討論も尽きたようでありますから、これをもって議案第70号の討論を終結いたします。  これより議案第70号を採決いたします。  議案第70号は厚生文教委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって、議案第70号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第71号「津島市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」の討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。 13: ◯11番(太田幸江君)[ 218頁]  それでは、議案第71号「津島市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」反対の立場で討論いたします。  この条例は、第6条にうたわれているように、保育の需要に応ずるに足りる保育所等が不足していることに鑑み、当分の間、小規模保育事業所A型及び保育所型事業所内保育事業所における職員の配置基準や資格要件について緩和されることにより特例規定を追加するとあるように、保育士不足による保育士の配置基準を緩和するものです。特例とはいえ、内容は保育士不足を補うために幼稚園教諭、小学校教諭、養護教諭の普通免許を有する者を保育士とみなす、または保育士と同等の知識及び経験を有すると市長が認める者を保育士とみなす緩和措置です。幾度となく繰り返されている保育の緩和措置は、子供の命と健康、健やかな発達を保障する理念から遠ざかるものです。今すべきことは、現実の困難に合わせて基準を緩和することではなく、保育士の待遇を改善し、配置基準等の働き方の改善をするべきと考え、反対といたします。 14: ◯議長日比野郁郎君)[ 218頁]  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。 15: ◯5番(沖  廣君)[ 218頁]  それでは、議案第71号「津島市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」賛成の立場で討論いたします。  今回の改正は、国の基準が改正されたことによるものでありまして、この改正により小規模保育事業所A型及び保育所型事業所内保育事業所における特別避難階段の規定の変更と、職員配置に係る基準緩和の特例を設けるものであるという説明を聞きました。全国的には保育士の確保が困難になっているようでありますが、津島市に1か所ある事業所では、本来の配置基準を満たしているとのことであります。そのため、当市において、今現在すぐに影響があるわけではありませんが、基本的には国が示す基準に合わせて改正すべきでありますので、この議案には賛成であります。  しかしながら、この改正につきまして、厚生文教委員会の中でも指摘がありましたが、一言言わせていただくならば、それは国の基準が改正されたのが平成28年であるにもかかわらず、それから4年経過した今改正が行われたということです。やはり、国の法律の政令、省令が改正されたときに、その時点で、市にそのときは影響はなくても速やかに条例改正を行い、後々、今回みたいに改正漏れがあったということがないように事務に取り組んでいただきたいと思います。このことを申し上げて賛成討論といたします。 16: ◯議長日比野郁郎君)[ 218頁]  ほかに討論はありませんか。 17: ◯13番(森口達也君)[ 218頁]  それでは、議案第71号「津島市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」賛成の立場で討論をいたします。  この条例は、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準、厚生労働省令でありますが、その一部改正に伴って、小規模保育事業所A型及び保育所型事業所内保育事業所に設置するべき特別避難階段の構造方法や職員配置の基準を緩和する特例を設けるものです。児童福祉法第34条の16では、市が家庭的保育事業等の設備や運営に関する基準を条例で定めるに当たっては、国が省令で定める基準に従って定めるとされており、厚生労働省令で定める基準に従って条例改正しようとする本議案は、改正内容については適切なものであると考えられます。  ただし、基準となる厚生労働省令は平成28年に既に改正されていたものであり、その改正から4年も経過して提案されている。つまり改正漏れであったものです。児童福祉法第34条の16第1項では、市町村が条例で定める基準は、児童の身体的、精神的及び社会的な発達のために必要な保育の水準を確保するものでなければならないとも規定しています。その条例に改正漏れがあるということは、児童福祉法で定める保育の水準を満たさなくなる可能性があるということです。また、この条例が定める基準を満たせるよう、関係事業者には尽力していただいているところであり、またこの条例に基づいて、市は必要な指導を行うことになるわけです。そのような重要な条例を改正漏れがあったのでは適切な指導は実施できません。日頃から条例の規定を意識していれば、これほど長期間、改正漏れの状態にはならないと思います。今後はこのようなことがないように、きちんと条例に従って事務を進めるよう強く要望いたします。  なお、本件議案の提案に当たり、委員会で改正漏れではないかとの指摘がされるまで全くそのような説明がありませんでした。議会に気づかれないように、こっそりと改正漏れを正そうとしたと言える非常に不適切な行為です。改正漏れなら改正漏れであるときちんと議会に説明していただかなければ適正な審議ができません。議会に対して誠実な説明をしていただくよう強く申入れし、議案第71号「津島市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」賛成といたします。 18: ◯議長日比野郁郎君)[ 219頁]  ほかに討論はありませんか。  討論も尽きたようでありますから、これをもって議案第71号の討論を終結いたします。  これより議案第71号を採決いたします。  議案第71号は厚生文教委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立多数であります。よって、議案第71号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第72号「津島市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について」の討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。 19: ◯12番(本田雅英君)[ 220頁]  議案第72号「津島市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について」賛成の立場で討論いたします。  この条例は、子ども・子育て支援法の一部改正に伴い、同法を引用する条項の項ずれを正す改正であります。子ども・子育て支援法の一部改正は令和2年6月10日に公布され、令和2年9月10日から施行されております。6月に公布されていたことから、9月議会での提案も可能だったのではないかと思います。県内においても9月議会に既に提案した市町があります。特に、今回の改正は条項ずれを正すという、それだけの非常に簡単なものでありますから、法改正があったことさえ把握していればすぐにでも議案は作成できたはずであります。このようなちょっとした遅れなどが最近の改正漏れや改正誤りを引き起こす一因にもなっております。今後は、適切な時期に議案として提案していただくよう要望しておきます。  なお、改正内容自体は法改正を正しく反映するものであることから、議案第72号「津島市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について」は賛成いたします。 20: ◯議長日比野郁郎君)[ 220頁]  ほかに討論はありませんか。  討論も尽きたようでありますから、これをもって議案第72号の討論を終結いたします。  これより議案第72号を採決いたします。  議案第72号は厚生文教委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって、議案第72号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第75号「尾張津島観光センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について」及び議案第76号「津島市観光交流センター条例の一部改正について」の一括討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。  討論もないようでありますから、これをもって議案第75号及び議案第76号の一括討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  まず、議案第75号「尾張津島観光センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について」を採決いたします。  議案第75号は総務建設委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって、議案第75号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第76号「津島市観光交流センター条例の一部改正について」を採決いたします。  議案第76号は総務建設委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって、議案第76号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第78号「津島市火災予防条例の一部改正について」及び議案第79号「津島市助産施設設置及び管理に関する条例の廃止について」の一括討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。
     討論もないようでありますから、これをもって議案第78号及び議案第79号の一括討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  まず、議案第78号「津島市火災予防条例の一部改正について」を採決いたします。  議案第78号は厚生文教委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって、議案第78号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第79号「津島市助産施設設置及び管理に関する条例の廃止について」を採決いたします。  議案第79号は厚生文教委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって、議案第79号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第80号「令和2年度津島市一般会計補正予算(第8号)について」の討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。 21: ◯13番(森口達也君)[ 221頁]  それでは、議案第80号「令和2年度津島市一般会計補正予算(第8号)について」賛成の立場で討論いたします。  まず、人事につきましては、正職員の減員であるものの、パートタイム会計年度任用職員が18人増員でありますが、昨年度、会計年度任用職員の給与に関する条例の制定についてが成立し、働き方改革の一環として、本年4月1日から全国一斉に施行される同一労働同一賃金、つまり同じ職場内で同じ仕事をする正規雇用の従業員と非正規雇用の従業員との待遇の賃金格差を解消するための考えを基に、処遇改善の上でのパートタイム会計年度任用職員の増員であり評価いたします。今後、業務面において滞りなく進み、市民サービス向上へとつながっていくことを期待するものであります。  次に、ふるさと応援寄附金の返礼品事業の増額補正でありますが、ふるさとつしま応援寄附金が7月から9月までの隔月で、前年度の同じ月の2.5倍以上の伸びとなっており、令和2年7月から9月までの寄附金額の実績と、令和元年7月から9月までの寄附金額の実績の伸びを基礎に、寄附金額に影響を与える要因なども考慮し、令和2年度中のふるさとつしま応援寄附金の総額として4億2,000万円の見込みであること、確実にこの事業の成果が出ており、評価できると思います。  次に、児童措置費の増額でありますが、民間幼稚園の保育料や預かり保育利用料を年度前半の実績を鑑みて、当初予算を上回る見込みのためとのことであります。少子化対策を推進する施策として、子育てを行っている家庭の経済的負担の軽減を図るために、昨年10月より幼児教育・保育の無償化が開始しました。安心して子供を預けられる体制の基盤形成として、保育サービスの量的拡充と質の向上は非常に重要なことであります。そのための保育料の増額であり、手厚い保育体制が構築されることを期待するものであります。  最後に苦言を申しますと、特に共済費の減額補正に関して、前年度との対比で想定しての予算計上でありますが、あまりにも現実的とは言えない予算の組み方をされているところがあります。今後は、当初予算時にもっと厳密な視点での予算編成を行っていただくことを指摘させていただき、議案第80号「令和2年度津島市一般会計補正予算(第8号)について」に賛成といたします。 22: ◯議長日比野郁郎君)[ 222頁]  ほかに討論はありませんか。  討論も尽きたようでありますから、これをもって議案第80号の討論を終結いたします。  これより議案第80号を採決いたします。  議案第80号は各委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって、議案第80号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第81号「令和2年度津島市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について」から議案第83号「令和2年度津島市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について」までの一括討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。  討論もないようでありますから、これをもって議案第81号から議案第83号までの一括討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  まず、議案第81号「令和2年度津島市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について」を採決いたします。  議案第81号は厚生文教委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって、議案第81号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第82号「令和2年度津島市介護保険特別会計補正予算(第2号)について」を採決いたします。  議案第82号は厚生文教委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって、議案第82号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第83号「令和2年度津島市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について」を採決いたします。  議案第83号は厚生文教委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって、議案第83号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第84号「令和2年度津島市民病院事業会計補正予算(第3号)について」の討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。 23: ◯10番(伊藤恵子君)[ 223頁]  それでは、議案第84号「令和2年度津島市民病院事業会計補正予算(第3号)について」に反対の立場で討論させていただきます。  本補正には、新型コロナウイルス感染症対策事業費が計上されておりますので、このことについては賛成をするものでありますけれども、反対の理由は、オンライン資格確認等関連事業費が計上されているからです。来年3月から病院の窓口でマイナンバーカードを使ってオンライン資格確認が行えるようにするというもので、マイナンバーカードを健康保険証の代わりに使うというものであります。当局は、来院された方が顔認証つきカードリーダーで確認するので事務が簡素化されると説明がありましたが、本当にそうでしょうか疑問であります。今でも、再来者など自動再来受付機や会計時の自動精算機など、操作に手助けが必要な方も多々いらっしゃると思いますが、顔認証つきカードリーダーで確認する際、操作が分からないときなど、窓口スタッフ、受付スタッフがその人のマイナンバーカードを取り扱うことも予想されるわけであります。  また、保険証として使うための初期登録がされていない場合は、病院の窓口で初期登録を行うことができることになっていますので、職員が操作を行えない方の代行をすることになるわけであります。コロナ禍で医療現場は逼迫した状況でありまして、医療関係者の疲弊が今本当に高まっている中、病院の受付業務まで混乱になることが懸念されるわけであります。マイナンバーは、国民一人一人に12桁の番号をつけ、あらゆる情報をひもづけしようとして強行されました。しかし、マイナンバーカード取得者は低迷し、コロナ対応での定額給付金やマイナポイントなど、あらゆる制度に結びつけて普及をしようと今政府は躍起になっているわけであります。マイナンバーカードは人に見せてはいけない、番号を教えていけない、個人情報漏えいから犯罪に巻き込まれるリスクが高いとこれまで注意をされてきました。  そもそも2013年に番号法(マイナンバー法)が成立した際、医療情報には特に機微性が高い情報が含まれ、漏えい等が生じた場合には個人のプライバシーに重大な損害を与えることになるから、別の法律をつくり扱い方を検討する。すなわち、この法律の下ではマイナンバーを医療情報には使わないということになっていたはずです。今でも、保険証の紛失、置き忘れなどが多々あると思いますけれども、マイナンバーカードを医療機関に持ち歩けば、置き忘れなどから他人が番号を入手し、犯罪に巻き込まれる可能性も高くなります。病院窓口での資格確認の一番の目的、最初の説明は就職、転職、引っ越ししたときなどに、新しいカードができる、保険証ができるまでの間、医療費を実費で払わなければならない。後で保険分は返還されますが、その一時的な負担と手間がなくなるというものであります。厚労省の研究報告書によれば、こうした件数は全体の0.27%、1,000人に3人いるかどうかです。そういう方たちは別に確認していただく方法、負担のないようにすればよい話で、そのために多くの国民を危険にさらす必要は全くありません。  令和元年、昨年度の6月にマイナンバーカードの普及とマイナンバーの利活用の促進に関する方針、デジタルガバメント閣僚会議というものが出しておりますけれども、これでは健康管理、マイナポータルを活用した本人同意に基づく特定健診情報の活用、連携、民間保険サービスにおける健診情報の活用など、マイナンバーカードの民間サービスにおける活用も推進するとあるわけであります。国民の個人情報というビッグデータが民間に活用されていくわけです。  昨日、閣議決定されました2021年度政府の予算案の中で、マイナンバーカード取得促進経費、これは2020年度比で約424億円増えまして、約1,904億円が使われると、こういった予算案になっているわけであります。納税はもちろん、ハローワーク、医療、介護、各種免許、教育、郵便局、カードもそうですが、金融機関等々、ありとあらゆる分野でスマートフォンとひもづけされ、それが民間企業にも流れ込んでいく、こういった方針が盛り込まれています。市民病院の窓口の混乱を防ぎ、来院した患者さんたちが犯罪に巻き込まれないためのセキュリティーの整備、犯罪に遭ったときの保証もなく、安易にマイナンバーカードの健康保険証化に進むことに反対をいたします。これまでの保険証で十分対応できる。保険証で診察できるということをしっかりと来院者等に周知をすること、これを求めて反対討論といたします。 24: ◯議長日比野郁郎君)[ 225頁]  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。 25: ◯12番(本田雅英君)[ 225頁]  議案第84号「令和2年度津島市民病院事業会計補正予算(第3号)について」賛成の立場で討論をいたします。  今回の補正予算では、9月議会の補正予算に続き、新型コロナウイルス感染症対策補助金の増額をはじめ多岐にわたる予算が計上されております。  初めに、ふるさとつしま応援寄附金の活用についてであります。  まずもって、御寄附をいただきました皆様に感謝を申し上げるところであります。新型コロナウイルス感染症の影響を乗り越えるための津島市民病院と津島地区休日診療所への応援として約3,400万円もの多額の御寄附をいただきました。このうち、今回の市民病院事業補正予算では、オンライン面会のためのタブレットの整備に200万円、救急医療で活用する超音波画像診断装置の整備に約1,200万円、医療職の福利向上のためのシミュレーション機器の整備に約600万円、合わせて約2,000万円を活用するとされております。これらは大変よいことであり、感謝を込めてこのことを幅広く周知するとともに、地域医療を支える市民病院として、皆様の御支援にしっかりと応えていっていただきたいと思います。  次に、新型コロナウイルス感染症に関する補助金の増額であります。市民病院は、重点医療機関としての役割を果たされております。医師、看護師をはじめとする医療職の方々、これを支えるその他の職員の方々、大変な中で日々頑張られており、改めて敬意を表するところであります。患者の受診控えなどもある中で、国からの補助金を有効活用していくことが大変重要となります。そういった観点から、今回の補正予算においては、9月補正予算で計上した補助金のうち、空床確保に対する補助金が約2億円、救急等の体制確保に対する補助金が2,400万円それぞれ増額となっております。また、発熱患者受入体制確保に対する補助金、約4,400万円が新たに計上されており、活用できる補助金をしっかりと活用することができていると認識をしております。  新型コロナウイルス感染症の脅威はまだまだ続いていくことが予想されます。市民病院におきましては、患者や職員の安全・安心のために、面会禁止の徹底などの予防対策の推進や周知啓発に一層力を入れていただくことを要望いたします。  続きまして、病床規模適正化事業補助金の減額についてでありますが、10月に行った病棟再編に伴い、用途変更する病床に対する補助金が9月補正予算で計上された額から約1,800万円も減額となっております。愛知県とのやり取りの中で、3階南病棟が対象外となったためとのことでやむを得ないものと思いますが、補助金の活用につきましては、より細かく国や県との確認などを行っていく必要があると感じました。今後の各種補助金などの申請におきまして、この点をより意識して取り組んでいただきたいと考えます。  最後に、オンライン資格確認の導入に伴う補正についてでありますが、これはマイナンバーカードの健康保険証利用に当たっての整備などで、医療機関への受診の仕方が大きく変わることになります。先ほどの反対討論、また厚生文教委員会において、導入に当たり経費が必要となる、個人情報を取り扱うものでセキュリティーの問題が心配といったことから反対の意見がありました。しかしながら、マイナンバーカードを健康保険証として利用し、医療機関を受診するということでありますので、オンライン資格確認は本人確認が非常にしやすい仕組みであると言えます。また、セキュリティーについては、個人情報の取扱いには細心の注意を払う必要がありますが、これはマイナンバーカードに限ったことではなく、健康保険証にしろ、運転免許証にしろ同様であると思われます。職員、そしてマイナンバーカードを利用する個人一人一人が個人情報保護の意識を持って対応していくことこそが必要であると私は考えております。  オンライン資格確認では、どういった保険に入っているのかという資格情報のほかに、本人の特定健診の情報、薬剤情報、医療費通知情報が瞬時に医療機関に提供されますので、診療の質が上がると考えられます。また、本人の高額療養費の限度額情報なども提供されますので、本人にとりましても医療機関への支払いがスムーズになるというメリットもあります。さらに、このオンライン資格確認は、厚生労働省のデータヘルスの集中改革プランの基盤となるもので、ひいては市民生活の向上に貢献するものであります。目先のことだけではなく、大局的な視点で見る必要があると考えております。また、医療・介護データの連結解析のための履歴照会システムの基盤になるという構想もあります。市民病院での導入が予定されている令和3年3月までに、市民に向けて分かりやすい周知、説明などをしっかりと行うことが必要となります。時間もあまりありませんが、きちんとした対応をしていっていただきたいと思います。  新型コロナウイルス感染症への対応、オンライン資格確認の導入など、医療現場はますます大変になってまいります。このような中で地域医療を守るために、また市民生活の安心を守るために、医師や看護師の方々などは大変頑張っておられます。こういったことに対し、日比市長はもっと市民病院に足を運び、医療職の方々に感謝の言葉、ねぎらいの言葉をかける必要があるのではないでしょうか。市長として、また病院設置者として、いま一度自身の責任について振り返り、適切な行動をしていただくことを強く要望いたします。  以上のように、今回の補正予算は、地域医療、市民生活に貢献するものであり、円滑な進捗と大いなる成果を期待いたしまして、議案第84号「令和2年度津島市民病院事業会計補正予算(第3号)について」に賛成といたします。 26: ◯議長日比野郁郎君)[ 226頁]  ほかに討論はありませんか。  討論も尽きたようでありますから、これをもって議案第84号の討論を終結いたします。  これより議案第84号を採決いたします。  議案第84号は厚生文教委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立多数であります。よって、議案第84号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第85号「指定管理者の指定について」の討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。 27: ◯11番(太田幸江君)[ 227頁]  それでは、議案第85号、津島市斎場の指定管理者の指定について反対の立場で討論いたします。  まず、決定された指定管理者の方に反対するものではないことを言い置きます。私どもは、9月議会でも斎場に指定管理者制度を導入することに反対しました。今回も同じ理由により反対します。  まず、津島市民の人生の最後を市が責任を持ってお見送りすることこそ、温かいまちづくりであり、斎場という厳粛な場にまで効率化、経費削減を持ち込むことはあってはならないと考えます。また、受付業務を民間業者に任せることになりますので、個人情報の管理が徹底できるのか懸念されます。そして、斎場管理において、今回この導入により市の経費が約1,200万円ほど軽減されるということですが、斎場管理は創意工夫の余地は少ないので、この創意工夫という点では人件費の部分が多くなると思います。このことにより、官製ワーキングプアを生み出すのではないかと、このことも懸念されます。  以上、3点から反対といたします。 28: ◯議長日比野郁郎君)[ 227頁]  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。 29: ◯12番(本田雅英君)[ 227頁]  議案第85号「指定管理者の指定について」賛成の立場で討論いたします。  津島市斎場への指定管理者制度の導入は、市全域で公の施設を有効的に活用、維持すべく、平成30年12月に策定された津島市公共施設等適正配置計画において位置づけられ、この方向性に基づき、令和3年度からの実施に向け提案がなされたものであります。指定管理者制度は、平成15年9月に施行された地方自治法の一部を改正する法律により設けられたものでありますが、その趣旨は、公の施設について、民間事業者等が有するノウハウを活用し、住民サービスの質の向上を図っていくことで、施設の設置の目的を効果的・効率的に達成することであります。  その趣旨を踏まえた際、斎場施設の運営には専門的知識に基づく適切な火葬炉設備の管理や十分な経験を基礎とした安定かつ確実な業務の遂行、このほか、人生の最後のお別れの場として利用される市民の方々の気持ちに寄り添ったきめ細かな接遇サービスの実施など、これら民間事業者などが持っている高い専門性に基づくノウハウを活用することにより、市民サービスの向上を図ることのできる余地は非常に大きいものがあるのではないかと考えます。  斎場への指定管理者制度の導入に対しましても、単なる価格競争や経費削減の側面から見て、その評価が行われるものではなく、今後の火葬需要や多様化する市民ニーズ等を的確に捉えた継続的かつ効率的な施設運営がなされるよう、制度本来の趣旨に沿い、住民サービスの向上を図り、施設の設置目的を効果的に達成することに向け、当局が適切に対応されることを要望し、議案第85号「指定管理者の指定について」を賛成といたします。 30: ◯議長日比野郁郎君)[ 228頁]  ほかに討論はありませんか。  討論も尽きたようでありますから、これをもって議案第85号の討論を終結いたします。  これより議案第85号を採決いたします。  議案第85号は総務建設委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
           〔賛 成 者 起 立〕  起立多数であります。よって、議案第85号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第86号「指定管理者の指定について」の討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。  討論もないようでありますから、これをもって議案第86号の討論を終結いたします。  これより議案第86号を採決いたします。  議案第86号は厚生文教委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって、議案第86号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第87号「指定管理者の指定について」の討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。 31: ◯10番(伊藤恵子君)[ 228頁]  それでは、議案第87号「指定管理者の指定について」中央児童館でありますが、これに反対の立場で討論をいたします。  児童館は、児童福祉法第40条に規定する児童厚生施設の一つであります。民間活力の導入という国の施策全体の中で、他の施設と同じく指定管理者制度に移行されました。保育の市場化、保育を利益の対象とする、こういった株式会社が当初も選定をされ、今回も引き続き候補とされました。子供たちの豊かな発育のためには、児童館は公に運営するべきだと考えております。保育の市場化を進める株式会社の指定管理者導入に、当初から私どもは反対をしているわけであります。  全国的に展開しているこういった事業者に対しては、そこで働く人の労働状況、こういったこともしっかり把握し、先ほどもありましたが、公でやっているよりかなり安価な価格でやっているわけでありますから、そこで働く人たちが官製ワーキングプア、公で働いているのにその収入で食べていけない、ワーキングプアになってしまうといったことも大問題となっているわけでありますから、こういったところをしっかりチェックしていく必要があることを申し添えて反対討論といたします。 32: ◯議長日比野郁郎君)[ 229頁]  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。 33: ◯5番(沖  廣君)[ 229頁]  それでは、議案第87号「指定管理者の指定について」賛成の立場で討論をいたします。  中央児童館は、児童福祉法第40条に規定する児童厚生施設として、児童の健康を増進し、豊かな人間性を育むところであり、児童の健全な育成を図ることを目的とした施設であります。今回、中央児童館の指定管理者には2社の公募があり、株式会社日本保育サービスが選定されました。この事業者は、中央児童館が指定管理となった平成18年度から継続して指定管理者として受託され、これまで安定した施設運営をしていることから、今回も公募の中から選定されたものだと私は思っています。また、株式会社日本保育サービスは、愛知県内のみならず、日本各地で児童館の運営をはじめ学童クラブや保育所の運営に携わっており、多くの施設を運営していることによるノウハウや知識、経験を生かしていただいて、今後も引き続き地域住民との協働や利用者のニーズに合わせた事業実施、サービスの提供を期待するところであります。  以上のことから、議案第87号「指定管理者の指定について」は賛成といたします。 34: ◯議長日比野郁郎君)[ 229頁]  ほかに討論はありませんか。  討論も尽きたようでありますから、これをもって議案第87号の討論を終結いたします。  これより議案第87号を採決いたします。  議案第87号は厚生文教委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立多数であります。よって、議案第87号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第88号「指定管理者の指定について」から議案第92号「指定管理者の指定について」までの一括討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。 35: ◯5番(沖  廣君)[ 229頁]  それでは、議案第88号「指定管理者の指定について」賛成の立場で討論いたします。  放課後児童健全育成施設、いわゆるこどもの家は児童福祉法第6条の3第2項に規定する小学校に就学している児童であって、労働等でその保護者が昼間家庭にいない児童に、授業の終了後に適切な遊び及び生活の場を与え、児童の健全な育成を図るために設けられた施設です。分かりやすく言うと、学校が終わった後、自宅に帰るまでのもう一つの家庭の役割をするような場所で、外遊びや室内遊びを中心に指導しており、宿題やおやつの時間もあります。今回、こどもの家の指定管理者は、市内のNPO法人放課後のおうちが選定されました。その選定理由には、地域の子供たちに切れ目ない支援を行うためには、できるだけ指導員が変わらないことが望ましく、継続的な運営が必要であると判断したという説明がありました。この事業者は、平成30年度から受託をしており、子供のことを第一に保護者や関係機関との連携を図りながら、この地域の実情に沿ったサービスの提供をしていますので、議案第88号「指定管理者の指定について」賛成といたします。 36: ◯議長日比野郁郎君)[ 230頁]  ほかに討論はありませんか。  討論も尽きたようでありますから、これをもって議案第88号から議案第92号までの一括討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  まず、議案第88号「指定管理者の指定について」を採決いたします。  議案第88号は厚生文教委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって、議案第88号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第89号「指定管理者の指定について」を採決いたします。  議案第89号は厚生文教委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって、議案第89号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第90号「指定管理者の指定について」を採決いたします。  議案第90号は総務建設委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって、議案第90号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第91号「指定管理者の指定について」を採決いたします。  議案第91号は厚生文教委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって、議案第91号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第92号「指定管理者の指定について」を採決いたします。  議案第92号は厚生文教委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって、議案第92号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第93号「津島市職員の給与に関する条例等の一部改正について」の討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。 37: ◯12番(本田雅英君)[ 231頁]  議案第93号「津島市職員の給与に関する条例等の一部改正について」賛成の立場で討論をいたします。  この条例は、職員が新型コロナウイルス感染症の患者、またはその疑いのある人を診察したり検査したりする業務、あるいはそういった方を救急搬送する業務について、防疫等作業手当を特例的に支給しようというものが主な改正目的であります。市民病院においては、内規により今回の条例改正と同額の特殊勤務手当が病院手当として既に支給されておりますが、この改正により、防疫等作業手当として救急搬送業務など、病院以外の業務に対しても支給できるようにしようとするものであります。国においても人事院規則が改正され、金額は異なりますが、同様の特殊勤務手当が従事者に支給されております。市民病院、消防本部の職員の皆さんには、新型コロナウイルス感染症に感染する危険性が伴う厳しい状況の中で、何か月にもわたりその職務に従事していただいているわけでありまして、津島市においても、その危険度に見合った手当を早急に支給することについて賛成するところであります。  しかしながら、市民病院において、既に内規により支給をしていたという点につきまして2点意見を述べさせていただきます。  まず第1に、条例改正の時期について、県内の他の自治体では6月議会において同様の条例改正を行っております。条例改正後に支給しています。これに対して、津島市では市民病院にのみ内規でもって手当を支給しており、その方法では支給対象も手当の種類も国家公務員の人事院規則のものとは異なるわけですから、他の自治体と同じ時期に今回のように条例改正しておくべきだったと思います。県からも条例で定めるべきと指摘されてから改正しているようでは恥ずかしい。頑張っている医療者に対して少しでも早く支給をしたいとの思いは分かりますが、やはり定められたことに沿って行うべきであり、法令の遵守をいま一度意識してしっかりとした対応を行っていただきたいと思います。  第2に、今回の防疫等作業手当とは直接関係ありませんが、病院手当の詳細を内規で定めていることについてであります。条例では、病院手当について、従事者全体の支給総額の上限のみを規定し、その支給に関して必要な事項、つまり手当の細かな種類や金額は別に定めることとしております。これを根拠に内規に必要事項を定めていたわけですが、その改正等については市長決裁ではなく、院長決裁で行われていたとのことです。この場合の決裁権者は市長になると思われますので、不適切な事務処理と言わざるを得ません。また、中には、医療に関する業務と言えるのか疑義があるようなものもあります。不適切な支給とは申しませんが、やはり公表されない内規で定めているところに不信感が生ずるわけであります。  この点につきましては、当局からは、今後規則で定めるように事務を進めるとの答弁をいただいておりますが、津島市民病院は地方公営企業法の一部適用による運営であることから、内規ではなく規則に定めて手当の支給を行うことが必要であると私は考えます。この点について検討し、ぜひとも早急に対応するよう要望して、議案第93号「津島市職員の給与に関する条例等の一部改正について」賛成といたします。 38: ◯議長日比野郁郎君)[ 232頁]  ほかに討論はありませんか。  討論も尽きたようでありますから、これをもって議案第93号の討論を終結いたします。  これより議案第93号を採決いたします。  議案第93号は総務建設委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって、議案第93号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第94号「津島市小集落地区改良住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正について」の討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。  討論もないようでありますから、これをもって議案第94号の討論を終結いたします。  これより議案第94号を採決いたします。  議案第94号は総務建設委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって、議案第94号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第95号「津島市市営住宅の設置及び管理条例の一部改正について」の討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。 39: ◯10番(伊藤恵子君)[ 232頁]
     それでは、議案第95号「津島市市営住宅の設置及び管理条例の一部改正について」賛成討論をさせていただきます。  今回、以前より提起しておりました市営住宅の入居時における連帯保証人制度を廃止したこと、基本的には入居者に修繕の経費を負担させないこと、また不正行為によって入居した際の請求額の算定に利用する利率を法定利率に変更することなど、入居者の軽減につながる改正となっておりますので賛成といたします。また、先ほど採択されました第94号の改良住宅の条例、改良住宅のほうでは敷金制度や不正受給への罰則規定がありません。同和対策法が廃止され18年も経過しておりますが、今上程されております市営住宅と改良住宅の平準化をすることが必要であります。今回、そうした見直しがされておりませんので、早急に公営住宅としての平準化を求めて賛成討論といたします。 40: ◯議長日比野郁郎君)[ 233頁]  ほかに討論はありませんか。 41: ◯12番(本田雅英君)[ 233頁]  議案第95号「津島市市営住宅の設置及び管理条例の一部改正について」賛成の立場で討論いたします。  この条例は、民法の改正などに伴い連帯保証人制度の廃止、未払い家賃などへの敷金の充当、修繕費用の負担区分の変更、不正行為により入居した者に対する請求額の算定に係る利率の変更などの改正を行うものであります。いずれも法令等の改正に倣って改正されるものであり、その改正自体には賛成いたしますが、当初において不具合のある議案が提出されるなど、相変わらず例規審査が機能していないことについては大至急対策を講じていただきたい。特に、比率の変更につきましては、これまで年5分の割合であったものを法定利率、現在のところ年3%でありますが、これに引き下げるということで、当初私ども議員に配付された議案では、公布日から施行すると規定されておりました。民法の該当部分では、既に令和2年4月1日から施行されており、公営住宅法の同様の改正も令和2年4月1日から施行されておりますので、この条例を公布日から施行したのでは、これらの法令とのずれが生ずるという疑義がありましたので、議会の開会前でありましたが、担当課にお尋ねしたところ、運用で令和2年4月1日に遡るとの回答がありました。当初の議案には、遡って適用する旨の経過措置が規定されておりませんから、令和2年4月1日から適用したいのであれば経過措置が必要であると指摘しましたところ、一旦議案が撤回され、改めて再提案されたものであります。  このような撤回、再提案となった原因の一つに、民法の改正が公布から施行まで2年以上も期間があり、その間にこの条例を改正する時間的余裕が十分にあったにもかかわらず、法律の施行日である令和2年4月1日から大幅に遅れてこの議案が上程されたことが上げられます。提案時の質問への総務部長の答弁によれば、法令の制定や改正があった際には法制執務支援業務の委託先からその旨の情報提供があり、なおかつ市の例規への影響についても各課に情報を提供されるそうであります。現に、この市営住宅についても、令和元年11月には既に条例改正すべきとの情報提供があったとのことであります。この条例だけではありませんが、あまりも提案の遅いものや改正漏れも多いので、適切な時期に提案していただくよう強く求めておきます。  また、問題となりました遡及適用につきましては、建設産業部都市計画課から条例審査の委託先に対して遡って適用したい旨の情報提供をしていなかったとのことですが、民法や公営住宅法の施行期日とずれが生じているわけですから、審査の委託先のほうで公営住宅法と同じように、令和2年4月1日から適用しなくていいのかと特記事項に記載し、確認を取るべきだったと思います。規定の文字や文章を審査するだけではなくて、実務をイメージして審査すれば、いつの分から適用させるのだろうか、公営住宅法とずれが生じているがいいのだろうかという疑問が生じるはずであります。それを指摘するのが例規審査ではないですか。  これは、例規審査がメールでやり取りするだけということに問題があると思います。例規審査の委託先に来庁してもらうなど、実務はどのように行うのか、担当課にヒアリングする必要があると思います。そうでなければ、また同じように改正漏れが起きると思います。このところ、あまりにも議案の間違いが多過ぎる。審査を委託する以前は、市の職員が直接審査しておりますし、その頃にはこんなことはなかったと思います。注意不足、担当課の間違い、そんなレベルのものではなく、審査の在り方に問題があるからこんなにも間違いが起きます。委託先から担当課へのヒアリングを導入するとか、委託自体を見直して職員の審査へ戻すとか、根本的に審査の仕組みを構築し直す必要がある。そのように意見を付しまして議案第95号「津島市市営住宅の設置及び管理条例の一部改正について」に賛成といたします。 42: ◯議長日比野郁郎君)[ 234頁]  ほかに討論はありませんか。  討論も尽きたようでありますから、これをもって議案第95号の討論を終結いたします。  これより議案第95号を採決いたします。  議案第95号は総務建設委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって、議案第95号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第96号「津島市民病院事業の設置等に関する条例の一部改正について」の討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。 43: ◯12番(本田雅英君)[ 234頁]  議案第96号「津島市民病院事業の設置等に関する条例の一部改正について」賛成の立場で討論をいたします。  この条例は、地域医療構想の推進において、周産期医療が全国的に集約化の流れにある中で、海部地域において周産期を中心的に担うのが海南病院で、津島市民病院は担わないと位置づけられたため、産婦人科病棟として利用していた3階南病棟を用途変更することに伴いまして、分娩室、そして新生児の入浴施設を有さなくなることから、産婦人科を婦人科に改めるというものであります。委員会では、集約化や今後の津島市の周産期についての日比市長の考えはとの質問がなされ、市長は周産期の医療を整えるということはなかなか現実的には低いものと考えている旨の答弁をされました。津島市民病院において、周産期医療に対応することができるにこしたことはありませんけれども、医師数に限りがあり、患者さんの安全ということを考えますと、この流れは致し方ないものと私も考えております。  今回の用途変更により、医療法に定める産婦人科の要件を満たさなくなったわけですので、この改正に異論はありませんが、この理由であれば、さきの9月議会で提案できたはずであります。提案時期の遅い議案があまりにも多い。しっかりと適切な時期に提案していただきたいと思います。また、産婦人科を婦人科にするにもかかわらず、別表に分娩料などが規定されておりました。明らかな改正漏れであると指摘いたしました。そう言ったところ、一旦議案を取り下げられまして再提案となったわけです。1回の議会で3つもの条例議案に間違いがあり、撤回、再提案となる大変恥ずかしい事態であります。改正する条項だけでなくて、第1条から別表までもう一度読み返す。改正漏れを起こさないための基本だと思いますので徹底していただきたい。  そして、このような初歩的な改正漏れがなぜ例規審査を通過してきてしまったのか、産科の看板を下ろすことで市民病院の分娩がなくなるということは、実務をイメージして審査すれば見逃すはずはありません。なぜ改正漏れの案が審査を通ってしまったのか原因を調査するとともに、先ほど市営住宅条例でも申し上げましたが、条例の審査については、審査の仕組み自体に問題があると考えますので、委託先による担当課へのヒアリングを実施し、委託自体の見直しなど、審査の仕組みの見直しを強く求めておきます。また、市民病院におきましては、担うべき役割をきちんと果たし、地域医療に貢献していくことが大切であり、そのために全力を尽くしていっていただくことを改めて要望いたしまして、議案第96号「津島市民病院事業の設置等に関する条例の一部改正について」に賛成といたします。 44: ◯議長日比野郁郎君)[ 235頁]  ほかに討論はありませんか。  討論も尽きたようでありますから、これをもって議案第96号の討論を終結いたします。  これより議案第96号を採決いたします。  議案第96号は厚生文教委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって、議案第96号は原案のとおり可決されました。  次に、日程第2、請願第5号「氷室作太夫家住居の保存活用に関する請願」及び請願第6号「日本政府に核兵器禁止条約へ参加・調印・批准を求める請願」を一括議題といたします。  まず、請願第5号について、厚生文教委員長から審査の結果報告を求めます。        厚生文教委員長 服部哲也君〔登 壇〕 45: ◯8番(服部哲也君)[ 236頁]  ただいま議題となりました請願第5号「氷室作太夫家住居の保存活用に関する請願」については、12月15日開催の厚生文教委員会において審査を行いましたので、その審査の経過と結果を報告します。  まず、請願第5号「氷室作太夫家住居の保存活用に関する請願」については、津島市下新田町5-192-2、氷室作太夫家住居の保存活用を進める会代表理事 伊藤 繁氏より、近年劣化が激しい市指定有形文化財、氷室作太夫家住居の建物調査の実施や保存活用計画を策定するなど、倒壊の危機に瀕しているその遺構を復元、整備し、保存、再生、そしてまちづくりの資産として活用するよう求めるものです。  審査に当たり、当局の参考意見を求めたところ、氷室作太夫家住居は平成元年に津島市に寄附され、平成2年3月31日に市文化財に指定し、平成4年度に整備計画を作成したものの事業化には至らなかった。これまでに、平成10年度に長屋及び母屋・土間修理、平成27年度に大屋根の緊急修理を行ったが、ここ数年は一般公開していない。教育委員会としては、文化財保護の観点から推進していくことが望ましいと考える。また、ほかにも文化財保護施策として、尾張津島天王祭の車楽舟行事の保存、伝承、津島秋まつりの山車や石採祭車の修理事業などに取り組んでいる。事業の推進については、市全体の他の事業とバランスを考えながら判断する必要があると考えているとの意見を聴取した後、委員に意見を求めたところ、賛成の立場から、貴重な文化遺産を適切に保存・管理して、市民の皆様に実物の歴史的建造物に触れ、御師の歴史や文化を感じていただく機会を提供することは有益かつ価値のあることであるとの意見。  次に、住居の建物調査の実施や保存活用計画の策定など早急に行う必要があると考えるが、ほかにも文化財保護施策として修理事業などに取り組んでいる現状があり、この住居の改修工事は相当な費用を要するため、優先順位をつけて進めるべきであるとの意見があり、採決した結果、賛成者全員で採択すべきと決しました。  以上、御報告申し上げます。 46: ◯議長日比野郁郎君)[ 236頁]  この際、申し上げます。  正午を経過しようとしていますが、議事の都合上、続いて会議を続行いたしたいと思いますので御了承を願います。  次に、請願第6号について、総務建設委員長から審査の結果報告を求めます。        総務建設委員長 西山良夫君〔登 壇〕 47: ◯1番(西山良夫君)[ 236頁]  それでは、ただいま議題となりました請願第6号「日本政府に核兵器禁止条約へ参加・調印・批准を求める請願」については、12月14日開催の総務建設委員会において審査をいたしましたので、その審査の経過と結果を報告します。  請願第6号「日本政府に核兵器禁止条約へ参加・調印・批准を求める請願」については、津島市瑠璃小路町1-39、海部津島革新懇代表 杉山良介氏より、日本政府に対し、核兵器禁止条約の参加・調印・批准を求める意見書を提出するよう求めた内容のものであります。委員に意見を求めたところ、賛成の立場から、世界中で核兵器をなくそうとの声が大きく広がっている。唯一の被爆国である日本政府は、被爆者の苦しみを世界に伝え、核兵器をなくすために尽力すべきである。他の自治体に先駆けて、非戦・核兵器廃絶都市宣言をした津島市議会議員としてこの請願に賛成するという意見があり、採決した結果、賛成者少数で不採択とすべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。 48: ◯議長日比野郁郎君)[ 237頁]  以上をもって、各委員長の報告は終わりました。  これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。  質疑もないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。  これより討論、続いて採決に入ります。  まず、請願第5号「氷室作太夫家住居の保存活用に関する請願」の討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。 49: ◯3番(伊藤久夫君)[ 237頁]  請願第5号「氷室作太夫家住居の保存活用に関する請願」について賛成の立場から討論いたします。  津島神社は、西の八坂神社と並び天王信仰の2大拠点であります。津島神社が東海地方をはじめ全国に約3,000社の末社を有することは御師の活躍によるものであり、歴史的価値が高いため、その住居が市指定文化財に指定されています。また、本市の歴史的風致の維持及び向上に関する方針に取り上げられています。御師の住居のほとんどは祢宜町にあったとされる中、氷室家住居は若干離れたところにあったためか、氷室家住居は奇跡的に残っています。氷室家住居跡ではなく、実物の氷室家住居であるところが大変重要なところです。  私は、6人の市民の方に氷室家住居について聞いてみました。全員がその存在を知りませんでした。私から、昔、出張神主や旅行代理店、旅館経営、そんなことを担っていた御師という仕組みがあったんですよ、そのうちの一つが氷室作太夫家というお話をいたしますと、皆さん興味深く聞いていただけます。貴重な文化遺産を適切に保存し、管理し、市民の皆さんに実物の歴史的建造物に触れ、御師の歴史や文化を感じていただく機会を提供することは大変有益で価値のあることであります。  以上をもって賛成の意見といたします。 50: ◯議長日比野郁郎君)[ 238頁]  ほかに討論はありませんか。 51: ◯10番(伊藤恵子君)[ 238頁]  それでは、請願第5号に文化財を保護する、こういった立場で賛成といたします。しかしながら、私は一般質問等々で取り上げております子供たちが毎日過ごす学校施設、災害時には避難所になるわけでありますけれども、この老朽化問題も今は本当に危険な施設として深刻な問題が山積をしております。修繕、改修、この学校施設も待ったなしの状況であるわけであります。多くの公共施設も同じように老朽化ということで、今回、わざ・語り・伝承の館も廃止するということになりました。これは、これまで津島市が計画的な整備計画を実施されていないことに大きな原因があったと思います。請願項目の建物調査、保存活用計画策定はこの氷室家住居だけではなく、市内全体の公共施設や文化財、こういったものをしっかりと計画を立てていく必要があると考えます。また、3番の計画に基づき復元、整備を進めるという件については、子供たち、市民の命を守ること、安全を最優先し、こういった観点から総合的に進められることを要望いたしまして賛成といたします。 52: ◯議長日比野郁郎君)[ 238頁]  ほかに討論はありませんか。  討論も尽きたようでありますから、これをもって請願第5号の討論を終結いたします。  これより請願第5号を採決いたします。  請願第5号は厚生文教委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって、請願第5号は採択することに決しました。  次に、請願第6号「日本政府に核兵器禁止条約へ参加・調印・批准を求める請願」の討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。 53: ◯13番(森口達也君)[ 238頁]  それでは、請願第6号「日本政府に核兵器禁止条約へ参加・調印・批准を求める請願」について、反対の立場で意見を述べさせていただきます。  広島、長崎への原爆投下から75年となる本年、核軍縮に関しては遅々として進んでいない状況の中、我が国は唯一の被爆国として、核兵器のない世界を目指すことは最重要であり、危機感を持って全世界的問題として取り組んでいかなければなりません。そのようなことから、来年1月22日の発効が決まった核兵器禁止条約に関しては、核兵器を違法とする初めての国際法規範であり、大きな意義があると考えます。しかしながら、核兵器禁止条約の第1条に、締約国はいかなる場合にも次のことを行わないことを約束するとして、核兵器、その他の核爆発装置を開発し、実験し、生産し、製造し、その他の方法によって取得し、占用し、また貯蔵すること、またこの条約によって締約国に対して禁止されている活動を行うことにつき、いずれかのものに対して援助し、奨励し、また勧誘すること、そしてこの条約によって締約国に対して禁止されている活動を行うことにつき、いずれかのものに対して援助を求め、また援助を受けることと明記されております。つまり、核兵器を保有する国に守ってほしいと依頼してはいけないということであります。  日本の安全保障は日米同盟によって成り立っています。現実として、我が国を射程に入れた核兵器が存在する実態があります。現段階で条約に批准することは、日米同盟を踏みつける行為となります。つまり、条約に批准するには、日米同盟を破棄しなければなりません。そのため、日本の役割として、条約発効後の締約国会合にオブザーバー参加を訴えるとともに、被爆地である広島、長崎への同会合の招致を求めるものであります。一方、意見書では、条約に署名、批准することを求めていますが、条約採択の過程やその後の各国の批准において核保有国が条約に署名しておらず、結果として核保有国と非核保有国の間で溝が深まり、分断が大きくなったことも事実です。  そこで、日本が核兵器国と非核兵器国との真の橋渡しの役割を担い、核軍縮を進め、核廃絶に向けた国際社会の取組をリードする重要な使命を担うものであると考えます。核のない世界を創造するという目標は共有するものの、廃絶に向けたアプローチを意にするとの観点から、本請願第6号「日本政府に核兵器禁止条約へ参加・調印・批准を求める請願」に反対することが適当と考えます。 54: ◯4番(加藤則之君)[ 239頁]  先ほどの討論と多少重複することがあるかもしれませんが、請願第6号「日本政府に核兵器禁止条約へ参加・調印・批准を求める請願」に対しては、十分に趣旨には理解はしますが、反対の討論をさせていただきます。  広島や長崎の被爆された方々、あるいは平和活動を行うNGOの方々が日本政府にこの条約の参加を求めていることは十分に理解をしております。そして、核兵器の廃絶を目指していくことは当然のことでありますし、今後も継続すべきことであると思っています。しかしながら、核兵器の脅威がいまだに存在することも現実であり、核軍縮に取り組む上では、人道的な観点のみならず、国を取り巻く安全保障の視点がとても重要であるというふうに考えます。  人道的な観点からいいますと、本請願にあります核兵器禁止条約の全貌を見ますと、まさにその指摘はそのとおりであると思います。しかしながら、この条約には、アメリカ、ロシア、イギリス、フランス、中国という核兵器保有国が全て反対をしております。これらの核兵器保有国を動かすことこそ、まさに核廃絶に必要な条件であるはずですが、現時点ではそれができておりません。そして、最初に申し上げた安全保障の現状を踏まえていないことから、ドイツ、韓国、さらにはNATO諸国といった核兵器の脅威と向き合う非核兵器国の支持も得られておりません。  具体的な安全保障の問題としては、北朝鮮の核及び弾道ミサイル開発の進展など、我が国のみならず、国際社会の平和と安定にとってもこれまでにない重大かつ差し迫った脅威が現実問題としてあります。このような状況下におきましては、対抗的な抑止も考えられるわけでありますが、非核三原則を国是とする我が国としては、現実問題として日米同盟の下で核兵器を有するアメリカの抑止力に頼る以外方法はありません。一方、日本は唯一の戦争被爆国であり、政府は核兵器禁止条約が目指す核兵器廃絶という目標を共有し、本年も国連総会におきまして核兵器廃絶決議案を提出し、150か国の賛成を得て採択をいたしました。採択は27年連続で、本年はアメリカ、イギリスが共同提案国に加わっております。フランス、ドイツやインドなど35か国が棄権をし、反対は中国、北朝鮮、ロシア、シリアの4か国というのが現状であります。  このような背景の下、今回の請願は重要かつ微妙な安全保障の問題を考慮することなく、即座に核兵器を違法とし、仮に参加・調印・批准するようなことになれば、アメリカによる抑止力の正当性を失い、結果として国民の生命と財産が危険にさらされることになるのではないでしょうか。日本政府としても、核兵器不拡散条約や包括的核実験禁止条約、また核兵器用核分裂物質生産禁止条約といった核兵器国も非核兵器国も加わることができる取組を今後とも各国に働きかけを強めていく、こんな報道もあります。そういった努力は重要で、核兵器禁止条約を今すぐに参加しないことが、必ずしも核軍縮や核廃絶への努力をしていないことにはならないのではないかと考えます。今後とも、核兵器廃絶に向けた努力を続けていくことは当然のことでありますが、現時点での安全保障の状況を鑑みますと、核兵器禁止条約への参加・調印・批准を求める意見書を提出することは適当でないと判断をし、本請願には反対をいたします。 55: ◯議長日比野郁郎君)[ 240頁]  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。 56: ◯11番(太田幸江君)[ 240頁]  それでは、請願第6号「日本政府に核兵器禁止条約へ参加・調印・批准を求める請願」に賛成の立場で討論をいたします。  2017年7月7日、国連加盟国の3分の2以上の122か国が賛成し、核兵器禁止条約が採択されました。条約は、今年発効要件となる批准した国と地域が50地域に達したということになり、来年1月22日に発効されることになりました。しかし、唯一の被爆国である日本政府は禁止条約に背を向け続けています。このことは被爆者だけでなく、世界中から失望と非難の声が上がっています。被爆者は自らの壮絶な体験から、核兵器と人類は共存できない、再び被爆者をつくるなと訴え続け、ヒバクシャ国際署名を行い、10月12日で1,261万2,793人の署名が集まっています。この数の中には、津島市民の2,000人余りの方の署名も含まれています。世論調査でも、70%以上の人が核兵器禁止条約に参加すべきと答えています。核兵器は今なお1万3,000発余りの核爆弾が存在し、2,000発近くの核ミサイルが発射できる状態にあると言われています。また、新しい高性能の核兵器や使いやすい小型兵器の開発と配備も進められ、人為的にも偶発的にも核兵器の使用の可能性が高まっています。  今年の平和記念式典において、田上富久長崎市長の平和宣言には、日本政府の核兵器禁止条約に参加を願う人々の思いが強く込められたメッセージが発せられました。一部を読ませていただきます。
     私たちのまちに原子爆弾が襲いかかったあの日からちょうど75年、4分の3の世紀がたった今も、私たちは核兵器のある世界に暮らしています。どうして私たち人間は核兵器をいまだになくすことができないでいるのでしょうか。人の命を無残に奪い、人間らしく死ぬことも許されず、放射能による苦しみを一生涯背負わされ続ける、このむごい兵器を捨て去ることはできないのでしょうかと問いかけました。新型コロナウイルス感染症が自分の周囲で広がり始めるまで、私たちがその怖さに気づかなかったように、もし核兵器が使われてしまうまで人類がその脅威に気づかなかったとしたら、取り返しのつかないことになってしまいますと警鐘を鳴らしました。  核兵器禁止条約は、核兵器をなくすべきだという人類の意思を明確にした条約です。核保有国や核の傘の下にいる国々の中には、この条約をつくるのはまだ早過ぎるという声があります。そうではありません。核軍縮があまりにも遅過ぎるのです。核兵器の怖さを体験した国として、一日も早く核兵器禁止条約の署名・批准を実現するようにと求めました。自治体の長として被爆者に寄り添い、日本政府に核兵器禁止条約の参加・署名・批准を呼びかけています。  広島、長崎の自治体だけでなく、日本政府に核兵器禁止条約への参加を求める地方議会の意見書は、2度の意見書を採択した岩手県議会をはじめ長野、三重、沖縄県議会を含め全自治体の29%に上る510自治体議会が採択しました。12月21日現在です。世界でも日本国内でも核兵器廃絶に向かおうと大きなうねりが起こっています。  津島市は、昭和57年3月23日に非戦・核兵器廃絶都市宣言を他の自治体に先駆けて宣言した誇りある市議会です。津島市議会として、この請願に賛成すべきであると思い、賛成といたします。真の橋渡しということは、この核兵器禁止条約をしっかりと批准し、調印してこそ成り立つ真の橋渡しだと私は考えています。そういう点からもこの請願に賛成といたします。 57: ◯議長日比野郁郎君)[ 241頁]  ほかに討論はありませんか。  討論も尽きたようでありますから、これをもって請願第6号の討論を終結いたします。  これより請願第6号を採決いたします。  総務建設委員長の報告は不採択でありますので、本請願について採決いたします。  請願第6号について採択することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立少数であります。よって、請願第6号は不採択とすることに決しました。  お諮りいたします。先ほどの休憩中に、各位のお手元に配付してありますとおり、議案第97号「令和2年度津島市一般会計補正予算(第9号)について」、議案第98号「津島市固定資産評価審査委員会委員の選任について」及び諮問第1号「人権擁護委員の推せんにつき意見を求めることについて」、並びに議員提出議案第5号「不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書」の以上4件が提出されました。よって、これを本日の日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。よって、議案第97号、議案第98号及び諮問第1号、並びに議員提出議案第5号の以上4件を本日の日程に追加し、議題とすることに決しました。  まず、議案第97号「令和2年度津島市一般会計補正予算(第9号)について」を議題といたします。  この際、市長から議案の大綱説明を求めます。        市長 日比一昭君〔登 壇〕 58: ◯市長(日比一昭君)[ 242頁]  ただいま上程されました議案について御説明申し上げます。  議案第97号「令和2年度津島市一般会計補正予算(第9号)について」は、1,981万円の増額であります。ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業に係る経費として1,981万円の増額をお願いするものであります。何とぞ適切なる議決を賜りますようお願いを申し上げ、議案の説明といたします。  なお、詳細につきましては、担当者から説明をさせますのでよろしくお願いいたします。 59: ◯議長日比野郁郎君)[ 242頁]  市長の議案大綱説明は終わりました。  これより、各部長から議案に対する説明を求めます。  まず、第1条歳出、第3款民生費について説明を求めます。        健康福祉部長 水谷勝彦君〔登 壇〕 60: ◯健康福祉部長(水谷勝彦君)[ 242頁]  それでは、議案第97号「令和2年度津島市一般会計補正予算(第9号)について」御説明申し上げます。  補正予算書の8ページ、9ページをお願いいたします。  ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、子育てと仕事を1人で担う低所得者、独り親世帯に特に大きな困難が心身に生じていることを踏まえ、令和2年第2回定例会におきまして追加補正予算計上し、支給を実施しているところでございます。しかしながら、独り親家庭はもともと経済的基盤が弱く厳しい状況にある中で、生活実態が依然として厳しい状況にあることから、給付金の基本支給対象者に対しまして、再度同様の基本給付を年内に支給するため増額するものであります。  第3款民生費、第2項児童福祉費、12目ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業費、補正額1,981万円の増額は、先ほど申しました令和2年第2回定例会において追加補正予算計上いたしましたひとり親世帯臨時特別給付金事業の執行実績等及び今回の基本給付の再支給分に係る不足分であります。  11節役務費2万円の増額は、給付事務に係る通知郵送料、給付金の振込手数料等であります。  また、18節負担金補助及び交付金1,979万円の増額は、児童扶養手当を受給する世帯等に対し、1世帯5万円、第2子以降1人につき3万円支給する独り親世帯への臨時特別給付金であります。  なお、基本給付の再支給予定件数といたしましては703件を見込んでおります。  以上で説明を終わります。 61: ◯議長日比野郁郎君)[ 243頁]  歳出の部の説明は終わりました。  続いて、歳入の部について総務部長から一括説明を求めます。        総務部長 渕上晴弘君〔登 壇〕 62: ◯総務部長(渕上晴弘君)[ 243頁]  それでは、歳入について御説明申し上げます。  予算書の6、7ページをお願いいたします。  第15款国庫支出金、第2項国庫補助金、第2目民生費国庫補助金の補正額は1,981万円の増額で、母子家庭等対策総合支援事業費国庫補助金でございます。  最初のページをお願いいたします。  議案第97号「令和2年度津島市一般会計補正予算(第9号)について」につきましては、第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,981万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ285億7,256万9,000円とするものでございます。  以上で説明を終わります。 63: ◯議長日比野郁郎君)[ 243頁]  以上をもって提出議案に対する説明は終わりました。  これより、ただいまの議案に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。 64: ◯12番(本田雅英君)[ 243頁]  議案第97号「令和2年度津島市一般会計補正予算(第9号)について」質疑をさせています。  3回ですので、まず1回目の質問といたしまして、今回再支給を行うことになったのはなぜかという、これの理由ですね、まず。そしてまた、今回の支給対象者と支給金額について分かりやすく説明していただきたいと思います。 65: ◯健康福祉部長(水谷勝彦君)[ 244頁]  ひとり親世帯臨時特別給付金につきましては、令和2年第2回定例会で補正予算計上し事業実施しておりますが、新型コロナウイルス感染症の影響により、独り親家庭の生活実態が依然として厳しい状況にあることを踏まえ、給付金の基本給付支給対象者に対しまして1世帯5万円、第2子以降1人につき3万円の基本給付を年内をめどに再支給する旨が国から示されたことを受けまして実施するものであります。また、支給対象者につきましては、1回目の基本給付と同様、1つ目として令和2年6月分の児童扶養手当の支給を受けている者、2つ目として公的年金給付等を受けていることにより児童扶養手当の支給を受けていない者で、児童扶養手当に係る支給制限限度額を下回る者及び3つ目として新型コロナウイルス感染症の影響を受けて家計が急変し、直近の収入が児童扶養手当の対象となる水準に下がった者となっております。以上でございます。 66: ◯12番(本田雅英君)[ 244頁]  それでは、この臨時特別給付金の再支給を受けるに当たって、その手続は必要なのかどうか。そしてまた、支給日はいつを予定しているのか、振込先はどのように把握するのか、この辺をひとつよろしくお願いします。さらに、支給対象者への案内通知は送られるのかどうかということですね。送るのであれば、送付はいつ頃を予定しているのか、この点についてお尋ねします。 67: ◯健康福祉部長(水谷勝彦君)[ 244頁]  ひとり親世帯臨時特別給付金の再支給に伴う申請手続といたしましては、令和2年12月11日時点で既に1回目の基本給付の支給を受けてみえる方、または申請をしてみえる方につきましては、今回の再支給分については特に申請手続をしていただく必要はございません。また、支給日につきましては12月24日木曜日でございますが、こちらのほうを予定しており、1回目の給付金の振込先口座に振込をさせていただく予定をしております。  なお、今回の支給に当たりましては、支給対象者宛てに基本給付の再支給についての御案内を早急に通知する予定をいたしております。以上でございます。 68: ◯12番(本田雅英君)[ 244頁]  今、部長答弁の中で、送付をされる案内通知の、これはいつ頃予定しているのかというお尋ねをしたんですが、その答弁が漏れていますね。  それともう一つ、3回目ですから、1回目の基本給付の支給を受けたが、その後、婚姻された場合、支給を受けて婚姻された場合、1回目の、そして市外へ引っ越した場合、こういった場合はどうなるかということですね。一方で、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて家計が急変し、直近の収入が児扶の手当の対象となる水準に下がった独り親ということですね。まだ1回目の基本給付が申請されてない方が、そういった場合、給付を受けられるのかどうか、その辺を説明していただけますか。 69: ◯健康福祉部長(水谷勝彦君)[ 245頁]  失礼いたしました。通知につきましては、本議会、今回お認めいただきましたら、本日、もしくは明日、早急に通知する予定で準備しておるところでございます。  それから、3つ目の質問でございましたひとり親世帯臨時特別給付金の1回目の基本給付が支給された後、婚姻した場合につきましても今回の再支給の対象となります。また、市外に転出された場合におきましては、1回目の基本給付を支給した自治体が再支給をすることとなっておりますので、現在は市外在住の方でも津島市からの支給となります。  次に、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて家計が急変し、直近の収入が児童扶養手当の対象となる水準に下がった場合で、1回目の基本給付の申請がまだお済みでない方につきましては、令和3年2月26日までに申請することにより、1回目と再支給分の支給を受けることができます。以上でございます。 70: ◯議長日比野郁郎君)[ 245頁]  ほかに質疑はありませんか。 71: ◯10番(伊藤恵子君)[ 245頁]  それでは、私のほうからも質問をさせていただきます。  まず、6月にも支給されたということで、児童扶養手当をもらっていない方、受け取っていない方も対象になったと。公的年金を受給している人や新型コロナウイルス感染症の影響を受けて家計が急変するという方が支給されたと思うんですが、6月時点で給付実績について、どのぐらいの方が給付されたのか教えてください。 72: ◯健康福祉部長(水谷勝彦君)[ 245頁]  令和2年第2回定例会で補正予算計上いたしましたひとり親世帯臨時特別給付金の状況につきましては、12月11日現在となりますが、基本給付は456世帯、児童数663名、給付金額2,901万円、また1世帯5万円の追加給付は193世帯、給付金額965万円であります。  なお、基本給付の内訳といたしましては、6月の児童扶養手当の支給を受けた方が419世帯、児童数615名、給付金額2,683万円、公的年金給付等を受けていることにより児童扶養手当の支給を受けていない者が15世帯、児童数18名、給付金額84万円、家計が急変し、直近の収入が児童扶養手当の対象となる水準に下がった者が22世帯、児童数30名、給付金額134万円となっております。以上でございます。 73: ◯10番(伊藤恵子君)[ 245頁]  前回も児童扶養手当を受給している方はもう分かっているのでそのまま手続ができると思うんですけれども、これまで児童扶養手当を受けていなかった方、公的年金等を受給していることによりこうしたことを受けてない、また新型コロナで収入が激変した人たちが申請忘れといいますか、申請していないケースも出てくるかと思うんですが、先ほど本田議員も質問されて、そういう方たちも6月に遡って支給されるということをお伺いしたんですけど、その辺の周知の仕方、6月の時点で児童扶養手当を受け取っていない方々が、申請された方もいらっしゃるんですけど、こういう漏れのないように周知していただきたいと思うんですけど、何かお考えでいらっしゃいますか。 74: ◯健康福祉部長(水谷勝彦君)[ 246頁]  周知の仕方につきましては、窓口で独り親に対する手当の相談があった場合につきましては併せて御案内しているところでございます。また、ホームページや子育てアプリ、「市政のひろば」で、また今回の件にも関しまして、1月号で再度の周知を図ってまいりたいと考えております。以上でございます。 75: ◯10番(伊藤恵子君)[ 246頁]  再度、皆さんの確認のために、2月26日までにこういう状況になった方が申請できるということと、あと口座は大体変わらないと思うんですけど、ひょっとして口座が変わった場合は変更手続をしていただかなきゃいけないので、申請者に対してもう少しこういうふうに申請してくださいということをお伝え願えますか。 76: ◯健康福祉部長(水谷勝彦君)[ 246頁]  先ほども御答弁申し上げましたが、離婚などにより独り親となり、また児童扶養手当の認定を受けていない方、また新型コロナウイルス感染症の影響を受けて家計が急変し、直近の収入が児童扶養手当の対象となる水準に下がった方など、基本給付分の申請が必要な方で、また申請をされていない場合、自動的に支給はされませんので、令和3年2月26日までに申請いただくことで、1回目の基本給付と再支給分の基本給付を合わせて受けることができます。また、口座振替のほうにつきましては、1回目に振り込まれた口座に振り込ませていただきますが、もし口座変更等ございましたら、そちらに関しましては入金できませんので、また一つ別の手続が必要となりますが、そのことも併せて通知等をしてまいりたいと考えております。以上でございます。 77: ◯議長日比野郁郎君)[ 246頁]  ほかに質疑はありませんか。  質疑も尽きたようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第97号は、会議規則第36条第3項の規定により委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。よって、議案第97号は委員会への付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。  討論もないようでありますから、これをもって議案第97号の討論を終結いたします。  これより議案第97号を採決いたします。  議案第97号は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって、議案第97号は原案のとおり可決されました。
     次に、議案第98号「津島市固定資産評価審査委員会委員の選任について」を議題といたします。  この際、市長から提案理由の説明を求めます。        市長 日比一昭君〔登 壇〕 78: ◯市長(日比一昭君)[ 247頁]  ただいま上程をされました議案第98号「津島市固定資産評価審査委員会委員の選任について」御説明申し上げます。  この案を提出いたしましたのは、委員のうち垣見和成君が令和2年12月31日をもって任期満了となりますので、その後任者を選任するものであります。  後任者といたしましては、津島市柳原町2丁目50番地1シャリエ津島204号、垣見和成君、昭和48年11月12日生まれを選任いたしたいと存じます。  何とぞ御賛同を賜りますようお願いいたします。 79: ◯議長日比野郁郎君)[ 247頁]  提案理由の説明は終わりました。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第98号「津島市固定資産評価審査委員会委員の選任について」同意を求めるの件は、これに同意することに御異議ありませんか。        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。よって、議案第98号「津島市固定資産評価審査委員会委員の選任について」同意を求めるの件は、これに同意することに決しました。  次に、諮問第1号「人権擁護委員の推せんにつき意見を求めることについて」を議題といたします。  この際、市長から提案理由の説明を求めます。        市長 日比一昭君〔登 壇〕 80: ◯市長(日比一昭君)[ 247頁]  ただいま上程をされました諮問第1号「人権擁護委員の推せんにつき意見を求めることについて」御説明申し上げます。  この案を提出いたしましたのは、委員のうち日比清誠君及び加藤栄一君が令和3年3月31日をもって任期満了となりますので、その後任者を推せんするものであります。  後任者といたしましては、津島市百島町字居屋敷19番地、日比清誠君、昭和41年2月22日生まれ、津島市明天町1丁目26番地、加藤栄一君、昭和29年4月8日生まれを推せんいたしたいと存じます。  何とぞ御賛同を賜りますようお願い申し上げます。 81: ◯議長日比野郁郎君)[ 248頁]  提案理由の説明は終わりました。  お諮りいたします。ただいま議題となっております諮問第1号「人権擁護委員の推せんにつき意見を求めることについて」は異議なしと決することに御異議ありませんか。        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。よって、諮問第1号「人権擁護委員の推せんにつき意見を求めることについて」の件は異議なしと決しました。  次に、議員提出議案第5号「不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書」を議題といたします。  この際、提出者から提案理由の説明を求めます。        8番 服部哲也君〔登 壇〕 82: ◯8番(服部哲也君)[ 248頁]  ただいま議題となりました議員提出議案第5号につきまして、お手元に配付されております文書の朗読をもって議案説明に代えさせていただきます。           不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書  日本産科婦人科学会のまとめによると、2018年に不妊治療の一つである体外受精で生まれた子どもは5万6,979人となり、前年に続いて過去最高を更新したことが分かった。これは実に16人に1人が体外受精で生まれたことになる。また、晩婚化などで妊娠を考える年齢が上がり、不妊に悩む人々が増えていることから、治療件数も45万4,893件と過去最高となった。  国においては2004年度から、年1回10万円を限度に助成を行う「特定不妊治療助成事業」が創設され、その後も助成額や所得制限などを段階的に拡充してきている。また、不妊治療への保険適用もなされてきたが、その範囲は不妊の原因調査など一部に限られている。保険適用外の体外受精や顕微授精は、1回当たり数十万円の費用がかかり何度も繰り返すことが多いため、不妊治療を行う人々にとっては過重な経済負担になっている場合が多い。  厚生労働省は、不妊治療の実施件数や費用などの実態調査を10月から始めているが、保険適用の拡大及び所得制限の撤廃も含めた助成制度の拡充は、早急に解決しなければならない喫緊の課題である。  そこで、政府においては、不妊治療を行う人々が、今後も安心して治療に取り組むことができるよう、下記の事項について早急に取り組むよう強く要望する。                    記 1 不妊治療は一人一人に最適な形で実施することが重要であるため、不妊治療の保険適 用の拡大に当たっては、治療を受ける人の選択肢を狭めることがないよう十分配慮するこ と。具体的には、現在、助成対象となっていない「人工授精」をはじめ、特定不妊治療で ある「体外受精」や「顕微授精」さらには「男性に対する治療」についてもその対象とし て検討すること。 2 不妊治療の保険適用の拡大が実施されるまでの間については、その整合性も考慮しな がら、所得制限の撤廃や回数制限の緩和など既存の助成制度の拡充を行うことにより、幅 広い世帯を対象とした経済的負担の軽減を図ること。 3 不妊治療と仕事の両立できる環境をさらに整備するとともに、相談やカウンセリング など不妊治療に関する相談体制の拡充を図ること。 4 不育症への保険適用や、事実婚への不妊治療の保険適用、助成についても検討するこ と。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  令和2年12月22日                               愛知県津島市議会  以上であります。 83: ◯議長日比野郁郎君)[ 249頁]  提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  質疑もないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議員提出議案第5号は、会議規則第36条第3項の規定により委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第5号は委員会への付託を省略することに決しました。  これより討論、続いて採決に入ります。  それでは、議員提出議案第5号「不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書」の討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。 84: ◯13番(森口達也君)[ 249頁]  それでは、議員提出議案第5号「不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書」について賛成の立場で意見を述べさせていただきます。  1999年の国の調査によると、不妊治療を受けている夫婦のうち、4割以上は検査、治療費の総額が100万円超という実態があり、その後、2004年度から特定不妊治療費助成制度が創設され、現行で1回15万円、初回のみが30万円の給付上限額として助成が行われております。近年、晩婚化などを背景に不妊治療を受ける夫婦が増加し、不妊治療を受けたことがある夫婦は18.2%で、夫婦全体の約5.5組に1組の割合と言われています。また、体外受精や顕微授精といった高額な治療で生まれる子供も増加し、2017年には約5万7,000人が誕生し、計算上では学校1クラスに二、三人いる割合です。  不妊治療の専門家によると、女性の年齢が上昇するにつれ、妊娠及び出産しづらくなるとの見解を述べておられます。政府は、先日決定した全世代型社会保障改革の最終報告で、2022年4月から不妊治療に公的医療保険を適用する方針を明記し、その保険適用までの間は現行の助成制度を大幅に拡充する方針を示しました。今後、安心して治療を受けられるよう、有効性、安全性を確立しながら、保険適用の拡大を進めていただくことを求め、議員提出議案第5号「不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書」に賛成といたします。 85: ◯議長日比野郁郎君)[ 250頁]  ほかに討論はありませんか。  討論も尽きたようでありますから、これをもって議員提出議案第5号の討論を終結いたします。  これより議員提出議案第5号を採決いたします。  議員提出議案第5号は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって、議員提出議案第5号は原案のとおり可決されました。  以上をもちまして、本議会に付議されました案件は全部議了いたしました。  よって、今期定例市議会はこれをもって閉会といたします。        午後 0時51分 閉会  ──────────────── ◇ ◎ ◇ ────────────────                閉   会   式        午後 0時51分 開式 86: ◯議会事務局長(加藤正喜君)[ 251頁]  ただいまから閉会式を行います。御起立願います。        〔全 員 起 立〕        〔議長 日比野郁郎君登壇〕 87: ◯議長日比野郁郎君)[ 251頁]  閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  議員の皆様方におかれましては、第4回津島市議会定例会に付議されました諸議案をはじめ、当面する市政の重要課題について、極めて真剣にして熱誠あふれる御審議を賜りましたことは、市勢伸展のため、誠に御同慶に堪えないところであります。ここに今定例会における議員の皆様方をはじめ理事者各位の御協力に対し、深く感謝の意を表する次第であります。  今定例会は、一般会計補正予算をはじめ各種条例の改正・廃止、指定管理者の指定などが提出され、付託委員会の審査を経て、本日可決いたしました。  当局におかれましては、審議の過程において表明された各議員の意見並びに要望を十分に尊重せられ、市政の運営に格別の御尽力をいただきますよう希望いたすものであります。  また、本定例会も新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、密閉・密集・密接を避け感染予防対策を講じて会議を行いました。議員及び理事者各位並びに傍聴者の皆様方には、御協力と御理解をいただきありがとうございました。  今定例会を振り返り申し上げさせていただきます。  まず、理事者から提出されました条例議案について、議長として理事者に申し上げます。12月7日に撤回されました議案第77号「津島市民病院事業の設置等に関する条例の一部改正について」は、議員より産婦人科から婦人科への診療科名の変更において改正漏れの指摘があり、市長より議案の撤回請求がされたものです。加えて、議案上程の前ではありますが、正確な運用目的の経過措置の追加を検討するため、条例改正の議案2件について撤回請求があり、撤回を許可いたしました。その後、再提出されました議案3件は、今定例会中に御審議をいただき、本日可決されました。  このような条例議案の不備は、議会における審議・審査以前の問題であり、不備ある議案を議会に提出することは、理事者の事務体制に疑念を抱くものであります。さらに、議会と市長の関係において、信頼を損なうおそれがあると考えます。昨年の第4回定例会においても、条例議案の不備による議案の撤回があり、当時の本田議長から理事者に事務処理の誤りに関し注意を促したところであります。今後においては、十分に確認した後、慎重なる議案の提出を望むものであります。
     今定例会においても一般質問が行われ、多数の議員から市政に対し質問がされました。次に、この一般質問の在り方について、議長として議員各位に申し上げます。  一般質問とは、地方公共団体の一般事務について見解を求め、問いただすものと理解をしております。このため、一般質問は、議員活動において重要な役割を担っており、質問事項の重複はやむを得ないと思いますが、直近の議会、または前に質問した議員への配慮は必要であると考えます。質問に入る際には、他の議員が質問したことを前置きし、発言していただきますようお願いを申し上げます。また、一般質問において、質問事項をより明確にするため、パネル等を用い質問されることがあります。パネル等の使用は、議会が言論の府であることを鑑み、質問の補助手段としての使用を認めるものであります。パネル等を使用される議員は事前に許可を得る必要があると思いますが、このことを再度確認させていただきます。  最後に、議会中の離席についてお願いを申し上げます。市議会会議規則において、議員は会議中はみだりにその席を離れてはならないと規定されております。もちろん体調に関する場合などやむを得ない場合は除きますが、議会中の離席については、議会の品位を重んじるようお願いをいたします。  いよいよ寒さの厳しい時期に向かいます折、皆様方におかれましては健康に留意され、輝かしい希望に満ちた新年を迎えられますようお祈り申し上げまして、閉会の御挨拶といたします。ありがとうございました。閉会の御挨拶とさせていただきます。        〔市長 日比一昭君登壇〕 88: ◯市長(日比一昭君)[ 252頁]  閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  令和2年第4回津島市議会定例会が11月30日から本日まで23日間にわたり開催されました。提案をいただきました議案につきましては、慎重な御審議と御議決を賜り、厚くお礼を申し上げます。ありがとうございました。御議決をいただきました議案の執行に当たりましては、厳正に速やかにいたしてまいりたいと思います。また、本日、独り親世帯への臨時特別給付金の補正予算を追加で提出させていただきました。お認めをいただきまして誠にありがとうございました。速やかに執行をさせ、年内に支給をさせていただきます。  令和2年も残すところあと僅かであります。依然、新型コロナウイルス感染者数が増加をしております。感染をしない、感染をさせないを徹底していただくとともに、これから迎える年末年始におきましても、感染防止対策の徹底をお願い申し上げます。市民の皆様、議員各位の皆様におかれましてはますます御自愛をされ、輝かしい新年をお迎えいただきますよう御祈念申し上げます。今後もさらなる市勢進展のため、御指導・御鞭撻を賜りますようお願いを申し上げまして挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 89: ◯議会事務局長(加藤正喜君)[ 252頁]  以上をもちまして閉会式を終わります。        午後 0時59分 閉式  ──────────────── ◇ ◎ ◇ ────────────────  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。         議  長   日比野 郁 郎         署名議員   本 田 雅 英         署名議員   伊 藤 久 夫 発言が指定されていません。 Copyright (c) Tsushima City Assembly Minutes, All Rights Reserved. ↑ 本文の先頭へ...