津島市議会 2020-03-25
令和2年第1回定例会(第4号) 本文 開催日: 2020-03-25
この答弁に対し、入試を志願する段階において、津島市民病院の修学支援制度について説明ができることが望ましいがいかがかとの質疑に対し、学校見学会において、生徒及び保護者の方には市民病院も見学していただいており、卒業後、市民病院で働けることや修学支援制度についても御案内しているとの答弁がありました。
次に、健康福祉部・福祉課所管、社会福祉総務費、報酬363万8,000円について、パートタイム会計年度任用職員3人分とのことであるが、内訳について説明願いたいとの質疑に対し、福祉グループの事務補助に関する職員1人分96万円、生活保護の就労支援員1人分199万1,000円、令和2年度から設置する手話通訳者1人分68万7,000円であると答弁がありました。
この答弁に対し、手話通訳者の職務内容、設置要望の有無及び近隣の設置状況について説明願いたいとの質疑に対し、職務内容は、市役所に来庁する聴覚障害者の方の手続や相談の際に、意思疎通の支援を行う。勤務日は毎週水曜日と木曜日、勤務時間は午前9時から正午、午後1時から4時までの6時間を想定している。令和2年度の予算計上については、設置要望も頂いていることもあるが、手話通訳者の設置は障害のある方に対し、行政が当然に行うべき合理的配慮の一つとして認識されているためであり、近隣市は令和元年度以前に設置済みであると答弁がありました。
次に、障がい福祉費、扶助費16億518万円について、自立支援給付費11億6,993万1,000円、地域生活支援事業費1億2,311万1,000円、障がい児通所給付費2億4,131万7,000円がそれぞれ計上されているが、令和元年度との比較について説明願いたいとの質疑に対し、令和2年度の当初予算と令和元年度の補正後の予算との比較では、自立支援給付費が8.1%の増、地域生活支援事業費が5.3%の増、障がい児通所給付費が8.3%の増であるとの答弁がありました。
この答弁に対し、自立支援給付費の増額についての考えはいかがかとの質疑に対し、相談支援専門員が有効なサービスを提案し、受けられるサービスの限度に近いところまで受けられる環境が整ったこと、また事業所も以前より増え、受け入れやすい環境が整ってきたことにより、急激な伸びを示していると認識していると答弁がありました。
次に、民生雑入、生活保護費返還金、滞納繰越分26万6,000円について、返還金の実質的滞納額及び滞納処理について説明願いたいとの質疑に対し、返還金の実質的滞納額は約920万円を見込んでいる。滞納処理については、実態を確認し、内容の精査及び整理を実施するとの答弁がありました。
この答弁に対し、現年度分の返還についての対応はいかがかとの質疑に対し、小まめな訪問、電話等でも連絡を取って状況を確認することを心がけ、引き続き努力していくとの答弁がありました。
次に、高齢介護課所管、老人福祉費、老人保護措置費6,394万4,000円について、養護施設への入所者措置費等とのことであるが、新型コロナウイルス感染症の対策について説明願いたいとの質疑に対し、毎日のように厚生労働省から通知が届いており、養護老人ホーム等についても、高齢者の介護施設における感染対策を実施するよう通知が届いているため、周知徹底しているとの答弁がありました。
次に、社会福祉費、地域包括ケア推進費3,031万6,000円について、令和元年度、令和2年度と比較しての変更点並びに令和2年度の取組について説明願いたいとの質疑に対し、令和元年度から地域包括ケアシステムの所管課が福祉課から高齢介護課に変わったことにより、今までの高齢介護課の事業であった在宅医療・介護連携推進事業を新たに所管し、高齢者を対象とした取組を進めてきた。令和2年度は、地域包括ケアシステムに関連する医療、介護、予防、住まい、生活支援などを一体的に進める体制を構築し、取り組んでいくとの答弁がありました。
次に、人件費が630万円ほど減額となっている理由について説明願いたいとの質疑に対し、大きな要因は時間外勤務の減少であり、職員1人が育児休暇取得中であることも影響しているとの答弁がありました。
次に、新たに計上されている報償費16万1,000円について、その内容を説明願いたいとの質疑に対し、年4回開催される地域包括ケアシステム推進協議会の外部委員6名に対する報償費であり、他会議との整合性を考慮し計上したとの答弁がありました。
次に、子育て支援課所管、児童措置費、民間保育所等緊急整備費補助金7,500万円について、民間保育所が実施する施設整備に対し、国の基準に基づき補助金を交付するもので、令和2年度はふじなみこども園の改築工事を見込んでいるとのことであるが、工事費の財源内訳について説明願いたいとの質疑に対し、ふじなみこども園の工事費は1億5,000万円であり、財源内訳は、事業所が7,500万円、国または県が5,000万円、市が2,500万円であるとの答弁がありました。
この答弁に対し、公立保育所について、民間保育所と同様の制度があるのかの質疑に対し、公立保育所においては、この補助制度はないとの答弁がありました。
さらに、この答弁に対し、ふじなみこども園の改築工事については、実施計画において令和3年度まで記載されているが、他の保育所について、今後の計画はあるのかとの質疑に対し、ふじなみこども園以後の予定はないとの答弁がありました。
次に、児童福祉総務費、消耗品費177万3,000円について、令和元年度と比較し、大幅に増額されている理由について説明願いたいとの質疑に対し、昨年10月に始まった幼保無償化に要するコピー用紙、ファイル、宛名ラベルなどの予算であり、無償化に要する経費であるため、令和2年度まで支援事業費県補助金として全額補助されるものであるとの答弁がありました。
次に、こどもの家指定管理委託料9,310万5,000円について、放課後児童クラブに対する委託料とのことであるが、こどもの家として活用する東小学校の余裕教室の整備予算について説明願いたいとの質疑に対し、セキュリティー対策としてのセンサーは学校教育課の予算で計上しており、子育て支援課として、教室引き戸のシリンダー交換、学童専用の靴箱、仕切りとして使用するパーティションを予算計上している。また、学童の中で必要な備品等については、指定管理料に含め予算計上しているとの答弁がありました。
次に、児童福祉施設費、備品修繕料159万3,000円について、共存園保育所及び新開こども園の修繕費とのことであるが、その内容について説明願いたいとの質疑に対し、共存園保育所は滑り台の修理で14万9,600円、扇風機の取替えで8万7,670円であり、新開こども園は調理室水洗の取替えで1万9,140円、平成9年式と平成10年式のエアコン2台の取替えで99万8,800円、扇風機の取替えで6万7,870円、照明器具の取替えで6万9,850円である。また、両園の緊急修繕料として20万円を計上しているとの答弁がありました。
この答弁に対し、各保育所のエアコンは老朽化している。園児のためにも早急に取り替えるべきと考えるがいかがかとの質疑に対し、順次取替えを進めていくとの答弁がありました。
次に、健康推進課所管、予防費、胃がんリスク検診委託料77万8,000円について、胃がんリスク検診とは、胃がんの発生要因の一つであるヘリコバクターピロリ菌の有無が分かる血液検査で、検査結果が陽性の方を治療につなげ、胃がん等の発症予防に努めるものとの説明であるが、対象者について説明願いたいとの質疑に対し、対象者は40歳以上の市民で、検診を受けられるのは生涯で1回きりである。
また、過去に胃がんリスク検診を受けた方、除菌治療を受けた方、治療中の方、手術歴がある方、勤務先等で検査を受ける機会がある方は除外となっているとの答弁がありました。
次に、総合保健福祉センター費、工事請負費1,626万4,000円について、今年度購入した総合保健福祉センターの東側に隣接する用地を来客用の駐車場とするための整備工事費とのことだが、工期及び駐車場台数について説明願いたいとの質疑に対し、5月連休明けから3か月程度で工事を実施し、9月頃に使用できるようにする。また、駐車場台数は32台ほどであるとの答弁がありました。
次に、衛生使用料、保健センター使用料80万2,000円について、令和元年度から実施している総合保健センター3階の会議室等の貸館使用料であるとの説明であるが、令和元年度予算の約148万円から減額している理由について説明願いたいとの質疑に対し、中央公民館を利用していた団体のうち11団体ほどの利用を見込んでいたが、実際は5団体であったことが減額の大きな理由であると答弁がありました。
この答弁に対し、利用率について説明願いたいとの質疑に対し、4月から12月までの実績では、第1会議室16.2%、第2会議室16.8%、第3会議室11.4%、和室6.5%、調理室4%、講師控室は利用者がいなかったとの答弁がありました。
さらに、この答弁に対し、貸館業務を行っているにもかかわらず、利用率が低い。利用率を上げる必要があるがいかがかとの質疑に対し、広報やホームページ等で積極的にアピールしていくとの答弁がありました。
次に、保険年金課所管、諸収入、保険・介護予防一体的事業受託金885万1,000円について、高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施における事業費及び人件費を愛知県広域連合から受け入れるものとのことであるが、事業内容について説明願いたいとの質疑に対し、事業内容については、高齢者の方に対し、個別訪問による支援とふれあいサロンの場を活用した支援等を予定しているとの答弁がありました。
次に、文教建設分科会の質疑・応答の概要を御報告いたします。
建設産業部・都市計画課所管、都市計画総務費、印刷製本費として12万円が計上され、令和2年度から実施する定住促進対策事業の制度を周知するためのチラシ作成費用であるとの説明であるが、チラシは何枚作成するのか説明願いたいとの質疑に対し、A4サイズのものを1万枚予定しているとの答弁がありました。
この答弁に対し、作成したチラシは主にどのような場所に配布するのかという質疑に対し、不動産会社、ハウスメーカー、またはハウジングセンターなど家を建てるための多くの世帯が訪れる場所を想定しているとの答弁がありました。
さらに関連し、チラシを配るだけでなく、PRの仕方が重要であると思うがいかがかとの質疑に対し、市内・市外を問わずシティプロモーション課と共に連携し、熱意を持ってPRをしていくと答弁がありました。
次に、建築管理費、空き家・空き店舗利活用費補助金として90万円計上され、昨年度までは国の補助を活用し、1件100万円を補助し、2件の実績があったが、令和2年度は国の補助が活用できないことから、1件当たりの補助限度額30万円、3件分計上したとの説明であるが、想定しているエリアの中心市街地にはどれくらいの物件を把握しているのかという質疑に対し、天王通り、本町等を中心とした旧市街地の空き家率は18.8%と推計している。その全ての空き家を利用することは困難であるが、利用していただける方を探していきたいという答弁がありました。
この答弁に関連し、2件の実績について、担当課としてどのような手段で成約に結びつけたのかという質疑に対し、産業振興課が行っている空き家のマッチング事業からの紹介や、一軒一軒のポスティングによる周知を繰り返した結果であるとの答弁がありました。
さらに関連し、これまでの1件100万円の補助でもなかなか厳しい中、30万円という金額についてどう考えるのかという質疑に対し、もっと補助ができればいいと思うが、出店について他の地域と迷っている方には、たとえ少額の30万円でも動機づけになるのではと考えている。しっかりPRしていくという答弁がありました。
次に、同費、空家等解体促進費補助金として400万円計上され、倒壊のおそれのある空き家等の解体に対し、1件当たり20万円を上限に補助するもので、前年度の10件分から令和2年度は20件分に増額実施するものであるという説明であるが、増額した理由について説明願いたいという質疑に対し、令和元年度は10件以上の申込みがあり、予算を流用し12件分の補助をしたが、現在も定期的に問合せがあるため、令和2年度は倍の20件分を予算計上したという答弁がありました。
この答弁に関連し、対象となる空き家は危険で利活用ができない空き家なのか、少し手入れをすれば利活用ができるが、維持管理ができないから解体するという空き家なのかどうなのかという質疑に対し、住宅地区改良法の基準に照らし、不良住宅と認定されたものを対象にしていると答弁がありました。
この答弁に対し、認定までの流れはどうかという質疑に対し、申請を受けた場合、職員による現地調査を行い、チェック表に基づく採点の結果、不良住宅と認定した物件にだけ補助を行うものであるという答弁がありました。
次に、同費、民間木造・非木造耐震改修費等補助金として700万円計上されているが、令和元年度度の実績と令和2年度の見込みはどうかという質疑に対し、令和元年度の実績は、耐震改修5件、除去3件、ブロック塀の除去14件で、令和2年度は、耐震改修5件、除去5件、ブロック塀の除去10件を見込んでいるとの答弁がありました。
次に、歳入、住宅使用料、市営住宅家賃(現年度分)として3,195万5,000円、改良住宅家賃(現年度分)として4,270万7,000円がそれぞれ計上されているが、この積算根拠を説明願いたいという質疑に対し、令和元年度の月額調定額に平成30年度決算時の収納率を掛けて算出していると答弁がありました。
次に、都市整備課所管、道路整備費、工事請負費として5,610万円が計上され、地域要望に対応するものであるという説明であるが、この予算でどれぐらいの要望に応えることができるのかという質疑に対し、平成27年度から令和元年度までの工事要望は、道路が248件、排水路が42件、交通安全が17件の積み残しがあり、そのうち令和2年度の予算で、道路14件、排水路2件、交通安全1件の要望に対応することとしており、残りの事業費としては、道路で14億円、排水路で10億円、交通安全で5億円ほどの積み残しであるという答弁がありました。
この答弁に対し、工事予定の箇所について、地域への周知方法はいかがかという質疑に対し、この予算が認められたら現地で測量をし、設計が完了した時点で町内会へ通知するという答弁がありました。
次に、公園費、中央公民館解体後の跡地利用のため、公園整備委託料として385万円計上されているが、具体的にどうしていくための委託料なのか説明願いたいという質疑に対し、民間のビジネスチャンスの拡大と都市公園の魅力を向上させるため、Park-PFIを用いる事業者の場合は公園で許可できる年数が10年から20年に延長される。また、公園内の建物の建蔽率が公園の敷地に対して2%であったものが12%まで拡充できるなど、平成29年に都市公園法が改正された。アンケート結果では、飲食店などの要望が多く、誘致ができる公募案を作成するものであるという答弁がありました。
次に、同費、工事請負費として3,907万9,000円計上され、主なものは、天王川公園の藤棚改修とのことであるが、他の都市公園に対する工事予算は計上されているのかという質疑に対し、令和2年度から東公園の整備も少しずつ行うこととしており、100万円を東公園に充てるという答弁がありました。
この答弁に対し、具体的にどのような整備を予定しているのかという質疑に対し、現在プールの南側に半面のバスケットコートがあるが、寄附されたゴールがもう一基あり、もう半面整備する予定であるという答弁がありました。
次に、交通安全対策費、光熱水費として2,319万3,000円計上され、道路照明灯の電気代で令和元年度より増額となっているが、照明灯のLED化の検討はしていないのかという質疑に対し、建て替えに併せてLED化を行っているが、全てを一気にLED化することは電気代が高いときは得だが、原油価格が下落する場合はメリットが薄れる。社会資本整備総合交付金を活用し交換する場合、工事費は補助金、起債があり、メリットは大きく、現状は老朽化した照明灯をLED化していると答弁がありました。
この答弁に対し、令和2年度予算ではどれぐらいLED化になるのかという質疑に対し、10灯の建て替えを予定しており、事業費は約900万円であると答弁がありました。
次に、産業振興課所管、商工総務費、企業誘致補助金として7,047万円計上されているが、内訳について説明願いたいという質疑に対し、工事費を補助するインフラ整備補助金は宇治区域の4社、白浜区域の2社の進出企業で、計6社分5,300万円、固定資産税の一部を補助する企業立地促進補助金が3社分で、1,747万円であると答弁がありました。
次に、関連し、宇治、白浜、鹿伏兎の3区域の現状はどうかという質疑に対し、宇治区域で4社、白浜区域で4社、鹿伏兎区域で1社の合計9社の誘致に成功しており、進捗状況を面積割で言うと、宇治区域は7.2ヘクタールのうち44%、白浜区域は6.5ヘクタールのうち49%、鹿伏兎区域は7.2ヘクタールのうち51%で、全体として約21ヘクタールのうち48%の進捗であるという答弁がありました。
次に、農業振興費、農地集積協力交付金として984万7,000円計上されているが、この予算の根拠を説明願いたいという質疑に対し、地域から制度について説明を聞きたいなどの積極的な働きかけ等もあり、百町、青塚町辺りで6,564アール分、123件を集積する見込みで予算計上したと答弁がありました。
次に、観光費、尾張津島天王祭委託料として3,035万円計上され、令和元年度より二百数十万円増額となっているが、この理由について説明願いたいという質疑に対し、中之島において花火の打ち上げを行っている。この花火打ち上げについて、令和元年度までは観覧船が近くに寄らないためのくい打ち作業を都市整備課で行っているが、祭り業務を一体化したほうが効率がよく、令和2年度から観光協会への委託業務に移し替えたためであるという答弁がありました。
次に、教育委員会・学校教育課所管、教育総務費、事務局費、いじめ問題対策委員会委員4人分及びいじめ問題調査委員会委員4人分として、報酬5万4,000円が計上されているが、委員会の内容について説明願いたいという質疑に対し、いじめ問題対策委員会は津島市や全国のいじめの状況、いじめ防止対策など実際のいじめ案件の事例を用意し、その中で委員から意見等を頂いている。
一方、いじめ問題調査委員会は、自殺などの重大案件が発生し、市長が必要とした場合に設置される委員会で、こちらは現在まで開催されていないという答弁がありました。
この答弁に対し、重大案件はないということだが、小・中学校におけるいじめ問題の件数と不登校の人数はそれぞれどうかという質疑に対し、令和2年2月末現在、いじめ件数は、小学校全体で69件、中学校全体では21件であり、不登校の人数は、小学校で32人、中学校で74人であるという答弁がありました。
次に、学校教育指導費、小学校費、中学校費のそれぞれにおけるパートタイム会計年度任用職員の報酬分が昨年度までの賃金との差引き合計で数千万円の増額となっている。
さらに、トイレ改修やプログラミング教育等、教育に係る予算が増える中、人的な部分でもかなり厳しい状況が予想されるが、どのような方針なのかという質疑に対し、子供たちの教育環境を整える面で、ハード面も重要であるが、人的な手配などのソフト面を充実させていくことが学校現場にとって一番大きな支援になるという答弁がありました。
次に、小学校費、中学校費において、学校プールに係る経費についてはいかがかとの質疑に対し、水道代やプールのろ過器等の費用があるという答弁がありました。
この答弁に対し、経費は年間総額で約790万円だと聞いているが、休止している総合プールと学校プールの今後の在り方について、学校教育課、社会教育課、あるいは財政課も交えた議論がなされているのかという質疑に対し、令和2年度の予算査定において、学校プールについては現状は維持修繕でやっていくという方針であり、屋内プールの改修については様々検討しているが、これといった解決策が見当たらない状況であるという答弁がありました。
さらに、この答弁に対し、このままの状態だと、学校プール、屋内プール共にさらに老朽化が進み、共倒れになるのが目に見えているので、取り返しがつかなくなる前にぜひ検討をしていただきたいという要望意見。
スポーツ庁もスポーツ予算を増額し、社会体育施設の耐震化、学校体育施設のうち、プールと武道場の新築、改築に対し2分の1の補助を打ち出している現状があるので、定住策として若い世代を呼び込むためにも魅力のある市の形を考えていただきたいという要望意見がありました。
次に、社会教育課所管、社会教育総務費、文化財保護事務として1,768万7,000円が計上されているが、そのうち堀田家住宅と氷室家住居に係る経費はそれぞれ年間幾らかという質疑に対し、堀田家住宅が約360万円、氷室家住居が約80万円であるという答弁がありました。
この答弁に対し、氷室家住居については最低限の管理経費だと思うが、市の文化財であるので、市として今後どのように考えているのかという質疑に対し、所管課としては保存・保護していくという気持ちは持っているので、文化財保護審議会の委員の意見も参考にしながら、今後の方向性を検討していくという答弁がありました。
次に、文化財修理費補助金として779万4,000円計上され、前年度予算は434万円だったが、この増額の理由について説明願いたいという質疑に対し、修理内容や修理をする団体の数によって補助金は増減することとなる。令和2年度は尾張津島天王祭の祭礼用具の修理を予定しており増額となっているとの答弁がありました。
次に、公民館費、工事請負費として6,677万円が計上され、中央公民館の解体費用とのことだが、今後のスケジュールについて説明願いたいという質疑に対し、4月に入札事務に入り、5月に工事業者を決定し、天王祭後から12月までの間の四、五か月を見込んでいるという答弁がありました。
次に、総務分科会の質疑・応答の概要を御報告いたします。
消防本部所管、人件費が前年度より約460万円減額されている。職員数は前年度と同じだが、理由は何か説明願いたいという質疑に対し、危機管理課に1名出向している。その1名分が令和元年度予算では消防本部に入っていた。令和2年度予算については1名新規採用予定で同じく77名だが、危機管理課に出向している職員分が入っていないので、人件費が減額になっていると答弁がありました。
次に、PCB廃棄物処理委託料として328万7,000円計上され、蛍光灯の安定器ということだが、どこの蛍光灯の安定器なのかという質疑に対し、消防庁舎を改築する前の古い庁舎の蛍光灯に入っていた安定器で、約200キロであるという答弁がありました。
次に、歳入、物品売払収入として25万1,000円計上され、救急車の売払いとのことだが、古い車両を売却するときは1円でも高く売却してほしいと思うが、売却方法についてはいかがかという質疑に対し、市内の自動車会社の3者から4者で見積り合わせを行って払い下げるという答弁がありました。
次に、新年度予算では、ポンプ操法の予算は入っていないが、例年だと幾らかという質疑に対し、令和元年度は旅費で、操法の手当1回1,500円の1,250人分で187万5,000円計上していた。令和2年度は全てなくなる代わりに訓練を増やし、訓練手当の支給人数を増加したので、旅費全体では約90万円の減額である。また、操法に関する被服費等々がなくなるので、被服の購入費が減額になっている。
しかし、報酬を個人に支給するので、革手袋や火災時に使用するケブラーの手袋等々の購入費については増額になっているという答弁がありました。
この答弁に対し、訓練回数を増やすということであるが、どれぐらい増やしたのかという質疑に対し、例年だと5,650人分、1回当たり1,000円で565万円計上していたが、1,142人を増やしたため、訓練手当が679万2,000円となり、114万2,000円の増額になるという答弁がありました。
次に、市長公室・企画政策課所管、移住支援事業補助金として100万円が計上されているが、他の自治体はどのような状況かという質疑に対し、県内54市町村のうち、今年度は50市町村が実施し、津島市を含めた4市町村は未実施になっている。来年度は津島市と他の1市も行っていくという答弁がありました。
この答弁に対し、事業内容について説明願いたいという質疑に対し、支給対象としては、東京23区に5年以上居住していた、または東京圏に5年以上住んでいて、東京23区に勤めていた、通勤していた人が対象となるが、連続して5年以上という基準が、4月からは10年以内で通算5年以上に緩和されるという答弁がありました。
次に、人事秘書課所管、各課専門研修参加負担金として423万4,000円計上されているが、前年度に比べ約230万円減額されている理由は何かという質疑に対し、令和元年度当初予算では、救急救命士養成講習として約210万円強計上していたが、令和2年度は講習を計上していないことが減額理由であるという答弁がありました。
この答弁に対し、職員のためにも、減額された金額をスライドさせて、他の課の研修に参加させてスキルを上げることが重要ではないか。人事秘書課に考えてもらいたいがいかがかという質疑に対し、職員の資質向上、スキルアップということで研修は非常に有効なものだと思っている。全庁的な財政状況を見て、少しでも職員に多くの研修を行っていただけるよう人事秘書課としても頑張っていきたいと思うという答弁がありました。
次に、危機管理課所管、災害時メール配信等更新委託料として86万3,000円計上され、メールだけではなく、電話、ファクス、SNSを行うということだが、具体的にSNSの種類は何かという質疑に対し、フェイスブック、ツイッター、LINE等を予定しているという答弁がありました。
次に、新型コロナウイルス感染対策を行っている中で、大規模災害が起きた場合の対策を考えないといけないが、どうかという質疑に対し、新型コロナウイルスの対策については、特に健康推進課に協力を得ながら情報を収集して進めている。もし、複合の災害になれば、危機管理課は5名体制なので非常に困難であると考えている。そのときは、現在中心的な役割としてやっていただいている健康推進課に移していくのがよいと考えるが、地震については危機管理課でやっていかなければならないと思っているという答弁がありました。
次に、シティプロモーション課所管、ふるさと納税関連情報管理委託料として8,919万5,000円計上されているが、令和元年度に対してどれぐらい増えているかという質疑に対し、2.6倍であるという答弁がありました。
次に、シティプロモーション推進費、予算の概要から、定住促進事業189万8,000円について、報償費、車用マグネット等購入費、パンフレット・ポスター印刷費と記載されているが、予算の内訳及び内容を説明願いたいという質疑に対し、車用マグネット費については154万円で、縦30センチ、横50センチのマグネットを1,000部。パンフレット・ポスターの印刷製本費については34万4,000円で、A3の両開きでA4の形となるものを3万部、その他報償費8,000円など、合わせて189万8,000円を見込んでいるという答弁がありました。
次に、総務部・総務課所管、法制執務支援委託料として431万7,000円計上されているが、例規審査をかけて、議案上程されてくる中で、間違い箇所がある。どのように思っているのかという質疑に対し、議案の誤り等については大変申し訳なく思っている。職員の実力が伴っていないところもあるが、研修等々で常に底上げをしている。今後も、例規については公務員の基本的な部分の仕事だと認識しているので、誤りのないようにしていきたい。また、委託業者の認識不足があった部分があるので、一層しっかりと見ていただくよう要望しているという答弁がありました。
次に、財政課所管、歳入に関し、法人市民税の減収を見込んでいるが、企業誘致で実際に企業が来ている中で、どうして減額を見込むのかという質疑に対し、地方法人課税の偏在是正の一環として市民法人税の税率が引き下げられた影響で減額と推計していると答弁がありました。
次に、税務課・収納課所管、固定資産税の滞納者の主な理由について説明願いたいという質疑に対し、固定資産はあるが、所得が少ないという方が多いためであるという答弁がありました。
次に、コンビニ収納対応システム改修委託料として85万8,000円計上されているが、改修内容について説明願いたいという質疑に対し、督促状でコンビニ納付ができるようにすることと、納期を過ぎたものに関しても再発行の納付書を発行させていただいて、ある程度期間を設定し、コンビニでも納付できるようにするものであるという答弁がありました。
次に、市民生活部、市民協働課所管、町内会等業務助成金として2,947万9,000円計上されているが、世帯単価などについて説明願いたいという質疑に対し、大きく分けて5項目あるが、行政業務協力金として一律1町内3万円、世帯割単価780円、ごみステーション1か所当たり1,080円、防犯灯1基当たり480円、消火器1本当たり480円の合計が助成金となるという答弁がありました。
次に、子育てトークショー委託料(地域づくり助成事業)として100万円計上されているが、新規事業のため事業内容を説明願いたいという質疑に対し、子供を核とした地域の居場所づくりで、子育てトークショーの開催のほか、子供でつながる地域の居場所づくり講座、人材育成講座、それぞれ3回予定している。
また、子供と高齢者のかけ橋事業の4つの取組であるという答弁がありました。
次に、人権推進課所管、歳入、南文化センター費県補助金として803万4,000円計上されているが、各種事業について説明願いたいという質疑に対し、事業には周辺地域巡回事業、デイサービス事業、地域交流促進事業がある。周辺地域巡回事業については巡回時の職員人件費、デイサービス事業については、医療、福祉、生活相談、機能訓練や教室を開催するときの看護師、作業療法士や講師の報償費などである。
地域交流促進事業については、各種クラブ活動や教養、文化活動等を開催するときの講師の報償費等であると答弁がありました。
この答弁に関連し、高齢化や人口減少などの理由があると思うが、南文化センターの利用者は減少しているか。利用者の減少によって補助金の減額はあるのかという質疑に対し、南文化センターでも利用者が年々減っているが、高齢化もその理由の一つと考えている。
また、複数のクラブの解散も利用者減少の原因と考えている。
補助金については、それぞれの事業に基準額があり、基準額以上の事業を行っているためほぼ影響はなく、講師の報償費などは受講人数には影響されていないので、補助金への影響はないという答弁がありました。
さらに関連し、人権擁護委員の委嘱権者は誰かという質疑に対し、法務大臣で、推薦は津島市長であるという答弁がありました。
次に、生活環境課所管、歳入、周辺環境対策協力費として300万円計上されているが、内容について説明願いたいという質疑に対し、海部地区環境事務組合の新開センターが設置されているが、それに対する協力金で、固定資産税課税標準額の1.4%相当額を歳入するものであるという答弁がありました。
次に、採決結果を報告します。議案第2号「令和2年度津島市一般会計予算について」は、賛成者多数で可決しました。
次に、議案第3号「令和2年度津島市国民健康保険特別会計予算について」、厚生病院分科会の質疑・応答の概要を報告します。
特定健康診査等事業費、特定保健指導委託料110万1,000円について、動機づけ支援及び積極的支援に係る委託料とのことであるが、動機づけ支援及び積極的支援の対象年齢について説明願いたいという質疑に対し、動機づけ支援は40歳から74歳までが対象であり、積極的支援は40歳から64歳までが対象であるとの答弁がありました。
この答弁に対し、動機づけ支援及び積極的支援について、年齢で区切っている理由について説明願いたいとの質疑に対し、厚生労働省からの特定健康診査及び特定保健指導の実施に関する基準により区分しているとの答弁がありました。
さらに、この答弁に対し、厚生労働省の基準があるとのことだが、行政として説明責任についてはいかがかとの質疑に対し、保険者としてしっかりと説明できるよう国・県へ確認すると答弁がありました。
次に、国民健康保険税の安定化の観点から、歳入の確保は重要であると考えるが、収納活動についてはいかがかとの質疑に対し、令和元年度は収納課職員と共に担当職員が10日間収納活動を実施した。令和2年度については、令和元年度以上に収納活動に取り組んでいくとの答弁がありました。
次に、一般会計繰入金2億2,388万6,000円について、低所得者減免等の法定外繰入金額について説明願いたいとの質疑に対し、法定外繰入金額は6,613万6,000円であると答弁がありました。
この答弁に対し、予算値での加入世帯数及び加入人数見込みについて説明願いたいとの質疑に対し、世帯数は7,977世帯、被保険者数は1万2,843人を見込んでいるとの答弁がありました。
さらに、この答弁に対し、1人当たりの法定外繰入金額及び前年度対比について説明願いたいとの質疑に対し、1人当たりの法定外繰入金額は約5,000円であり、前年度と同額であるとの答弁がありました。
次に、収納率向上特別対策事業費として1,626万5,000円計上されているが、口座振替率について説明願いたいとの質疑に対し、令和元年度の本算定時で53.4%であるとの答弁がありました。
この答弁に対し、令和元年度
の窓口対応における新規
の口座振替率についてはいかがかと
の質疑に対し、2月末現在で44.4%であると
の答弁がありました。
さらに、この答弁に対し、令和2年度
の目標値及び口座振替率向上
の取組について
説明願いたいと
の質疑に対し、令和2年度
の目標値は46%であり、口座振替率向上
のため窓口対応
の職員同士で情報
を共有していくと
の答弁がありました。
次に、採決結果
を報告します。議案第3号「令和2年度津島市国民健康保険特別会計予算について」は賛成者多数で可決しました。
次に、議案第4号「令和2年度津島市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算について」は、賛成者全員で可決しました。
次に、議案第5号「令和2年度津島市コミュニティ・プラント事業特別会計予算について」、文教建設分科会
の質疑・応答
の概要
を報告します。
歳入、受益者分担金として86万9,000円が計上され、3件分と
の説明であるが、令和元年度
の実績はどうだったかという質疑に対し、令和元年度
の実績は1件であったと答弁がありました。
次に、採決結果
を報告します。議案第5号「令和2年度津島市コミュニティ・プラント事業特別会計予算について」は、賛成者全員で可決しました。
次に、議案第6号「令和2年度津島市介護保険特別会計予算について」、厚生病院分科会
の質疑・応答
の概要
を報告します。
一般管理費、報酬172万7,000円について、パートタイム会計年度任用職員1
人分と
のことであるが、業務内容について
説明願いたいという質疑に対し、第8期高齢者福祉計画及び介護保険事業計画
を策定するに当たり、事務量
の増加が見込まれるため、職員
の事務負担軽減
を図るため窓口業務や電話対応に従事するものであると
の答弁がありました。
次に、高齢者福祉計画及び介護保険事業計画策定委託料303万5,000円について、その内容
を説明願いたいと
の質疑に対し、計画策定は、今年度と令和2年度
の2年で進めることとしている。今年度は実施したアンケート
の調査結果や国・県など
の動向、今後
の人口推計等
の分析
を行い、その結果
を踏まえ、令和2年度に目標設定や計画素案
の作成
を実施すると答弁がありました。
次に、賦課徴収費、介護保険システム改修委託料181万5,000円について、その内容
を説明願いたいと
の質疑に対し、令和3年度から開始するコンビニ収納代行に対応するため
の介護保険システム
の改修委託料であると
の答弁がありました。
この答弁に対し、近隣市
の介護保険料
のコンビニ納付対応状況について
説明願いたいと
の質疑に対し、近隣では、愛西市、蟹江町、稲沢市が収納代行
を既に行っていると
の答弁がありました。
さらに、この答弁に対し、収納代行手数料について
説明願いたいと
の質疑に対し、1件当たり63.8円であると
の答弁がありました。
次に、高額介護サービス費1億1,615万8,000円について、令和元年度と比較し、増額されている理由について
説明願いたいと
の質疑に対し、これまで
の実績、金額、件数が右肩上がりで伸びてきており、上半期まで
の実績
の部分
を加味し、前年度対比12.2%増で予算計上したと
の答弁がありました。
次に、高額医療合算介護サービス費負担金2,243万1,000円について、令和元年度と比較し、大幅に増額されている理由について
説明願いたいと
の質疑に対し、例年、予算計上には直近
の過年から伸び率等
を算出しているが、平成30年度が制度改正により特異値となったため算出に用いることができず、平成28年度から平成29年度
の伸び率
を勘案して積算したためであると
の答弁がありました。
次に、
包括的支援事業・任意事業費、緊急通報システム事業委託料として359万3,000円計上されているが、一般会計から特別会計に移行することによる違いについて
説明願いたいと
の質疑に対し、地域自立生活支援事業における家庭内
の事故等へ
の対応
の体制整備に資する事業というメニューに充てた。その内容は、配食サービスにアセスメントが必要だった
のと同様に、緊急通報についてもアセスメント
を行う必要があると答弁がありました。
次に、使用料及び賃借料226万7,000円について、令和元年度と比較し増額されている理由について
説明願いたいと
の質疑に対し、現在、国保連合会から送られてくる膨大なデータ
を職員が目視でチェックしているが、事務量も多く、正確性が職員個別
の経験則に左右されるため、事務量
の縮小と平準化
を図るため
のシステム導入費用であると
の答弁がありました。
次に、介護予防・日常生活支援総合事業費、パートタイム会計年度任用職員2
人分として報酬333万2,000円が計上されているが、前年度から
の変更点について
説明願いたいと
の質疑に対し、1名は保健師であり、従前は一般会計で計上していたが、総合事業
の中で一般介護予防事業によりウエート
を置くため、特別会計で計上した。もう一
人はアルバイトであり、総合事業
の事務負担軽減
のために予算計上したと答弁がありました。
次に、介護給付費準備基金繰入金として8,000万円計上されているが、その理由について
説明願いたいと
の質疑に対し、第7期
の計画において、繰入金
を3年間に分けて投入することとしており、3年目に当たる令和2年度には1億4,000万円ほど投入する予定であったが、令和2年度は1号保険者
の保険料分が約6,000万円積み立てられる見込みであるため、令和2年度に1億4,000万円から6,000万円
を引いた8,000万円計上するものであると
の答弁がありました。
この答弁に対し、第8期計画
の介護保険料に反映させるためにも、令和2年度において8,000万円投入する必要はないと考えるがいかがかと
の質疑に対し、特別会計であるため、給付費等と
の歳入歳出状況
を把握することで、年度末に余剰金がある程度把握できるため対応
を検討する。令和2年度については、歳入、歳出
の精査に気
をつけ進めていくと
の答弁がありました。
さらに、この答弁に対し、令和2年度中に処置
をしていただきたい。一円でも多く基金
を積み立て、基金
を取り崩して介護保険料
を抑制することは大事であると考えるがいかがかと
の質疑に対し、第7期においても基金
を取り崩して介護保険料
を抑制しており、第8期についても介護保険料
の抑制は当然
のことと考えていると答弁がありました。
次に、採決結果
を報告します。議案第6号「令和2年度津島市介護保険特別会計予算について」は、賛成者多数で可決しました。
次に、議案第7号「令和2年度津島市後期高齢者医療特別会計予算について」、厚生病院分科会
の質疑・応答
の概要
を報告します。
後期高齢者医療保険料、特別徴収保険料及び普通徴収保険料について、いずれも令和元年度と比較し増額されているが、その理由について
説明願いたいと
の質疑に対し、令和2年度においては、被保険者数が360
人増加すると見込んでおり、併せて2年に1度
の料率変更により所得割率が8.76%から9.64%
の0.88%
の増、均等割額が4万5,379円から4万8,765円
の3,386円増となることが要因であると
の答弁がありました。
この答弁に対し、1
人当たり
の平均保険料についてはいかがかと
の質疑に対し、令和元年度予算では1
人当たり7万3,501円、令和2年度は7万9,410円になり、5,909円
の増であると
の答弁がありました。
さらにこの答弁に対し、保険者軽減特例は変更される
のかと
の質疑に対し、低所得者に対する軽減については、現在8.5割軽減が7.75割軽減となり、現在8割
の方は令和2年度には7割
の本則になると
の答弁がありました。
次に、採決結果
を報告します。議案第7号「令和2年度津島市後期高齢者医療特別会計予算について」は、賛成者多数で可決しました。
次に、議案第8号「令和2年度津島市民病院事業会計予算」について、厚生病院分科会
の質疑・応答
の概要
を報告します。
資本的収入、出資金1億8,160万7,000円について、病院建設に係る企業債
の元金償還等に対する一般会計から
の出資金と
の説明であるが、当初
の計画より出資額が減額されている。一時借入金
の縮小について、現状と考えはいかがかと
の質疑に対し、出資金は計画的に金額
を積算した上で毎年、財政当局に要望している。また、一時借入金
を少しでも早くなくすこと
を目的として営業努力等
を進めていると答弁がありました。
次に、以前、医師
の人事評価制度
を提案したが、現状はいかがかと
の質疑に対し、医療職とも話
をしながら進めているが、診療科によって評価方法が異なり、なかなかまとまらない状況であるため、もうしばらく時間
を頂きたいと
の答弁がありました。
この答弁に対し、早急に制度
を構築してスタートさせるべきと考えるが、いつからスタートする
のかと
の質疑に対し、令和3年度4月からスタートできるよう制度構築
を進めていくと
の答弁がありました。
次に、収益的支出、給食委託料1億6,818万9,000円について、その積算根拠
を説明願いたいと
の質疑に対し、1食当たり
を材料費261円、加工費354円
の計615円、年間食数
を27万3,500食と見込んでいると
の答弁がありました。
この答弁に対し、前年度より増額された理由について
説明願いたいと
の質疑に対し、食数は前年度よりも4,000食ほど減少するが、食材で約10%、加工費で約7%程度増額となる見込みで予算計上しているためであると
の答弁がありました。
さらに、この答弁に対し、契約方法について、他
の公立病院と比較していかがかと
の質疑に対し、多く
の公立病院では1食当たり
の単価ではなく、年間総合計金額で
の契約が一般的ではないかと考えていると
の答弁がありました。
次に、関連して給食委託業者にとっては、食数
の増減が影響する単価契約は厳しい面がある。契約方法
を見直してはどうかと
の質疑に対し、近隣病院
の状況
を確認していくと
の答弁がありました。
次に、令和2年度
の開業医訪問計画について
説明願いたいと
の質疑に対し、開業医訪問計画については、地域医療センターにおいて作成しており、紹介件数
を増やすことに加え、緩和ケア病棟
の稼働率向上
を目的にしていると
の答弁がありました。
次に、地域
包括ケア病床
の稼働実績及び計画について
説明願いたいと
の質疑に対し、本年度
の稼働率は、1月まで
の累計実績で73.6%であり、令和2年度
の計画では88.1%として積算していると
の答弁がありました。
この答弁に対し、地域
包括ケア病床
の稼働率
の向上については評価委員会でも指摘があったが、どのような対応策
を考えている
のかと
の質疑に対し、今年度中に計画
を作成し、開業医、クリニック、介護施設などへ
のPR
を進めていくと
の答弁がありました。
次に、令和2年度診療報酬改定に伴う影響について
説明願いたいと
の質疑に対し、年間として、新規項目により約3,800万円増、点数変更により約3,000万円増、合わせて約6,800万円増
の増収
を見込んでいると
の答弁がありました。
この答弁に対し、令和2年度診療報酬改定などから、医業収益については危機意識、スピード感
を持つべきと考えるが、市長
の見解はいかがかと
の質疑に対し、具体的に指摘
を頂いた項目
を丁寧に拾い上げ、計画
を出し、実行し、必ずいい方向に進めていくように進めていくと
の答弁がありました。
次に、室料差額収益1億2,301万4,000円について、令和元年度と比較し増額されている理由について
説明願いたいと
の質疑に対し、昨年までは過去3年まで
の実績により計算していたが、令和2年度は計算方法
を見直して、直近1年半
の実績に基づいて算出したことが影響したと
の答弁がありました。
次に、公衆衛生活動収益5,518万6,000円中、予防接種見込み件数について
説明願いたいと
の質疑に対し、1,420件程度
を見込んでいると
の答弁がありました。
この答弁に対し、以前、積算方法について指摘したが、改善された見込み件数となっている
のかと
の質疑に対し、システム上、各予防接種
の種類別で
の把握は難しい状況であるため、令和2年度予算は、これまでどおり過去
の実績から算出している。年間
の把握は難しいが、月単位で把握できる方法
を考えていくと
の答弁がありました。
次に、医療相談収益4,045万2,000円中、人間ドック、脳ドック、レディースドックについて、決算審査において実績がマイナス
の状況であったが、状況はいかがかと
の質疑に対し、人間ドックに関しては実績にかなり近いところになると考えているが、脳ドックについては医師が3年ほど前と比較し1
人減っているため、現状
を維持する
のが困難である。レディースドックについては同じような数字で推移する
のではないかと考えていると
の答弁がありました。
この答弁に対し、人間ドックから
の院内受診状況について
説明願いたいと
の質疑に対し、人間ドック及び健康診断等
を受けた方へ
の精密検査
の案内
の中に、当院でも受診可能であること
を記した
文書を入れ、当院で
の受診
を促していくと
の答弁がありました。
次に、4月からスタートする会計年度任用職員制度はどの程度影響する
のか
説明願いたいと
の質疑に対し、増員分
を除いた影響額は、医師
の費用弁償で約530万円増、看護師及び看護助手については給与費で約2,870万円増、費用弁償で約40万円増、医療技術職については給与費で約90万円増、費用弁償で約3万円増、事務職については給与費で約1,450万円増、費用弁償で約30万円増となる。
また、職種全体として、法定福利費で約1,400万円増、退職積立金で約650万円増となり、合計で約7,040万円
の増額
を見込んでいると
の答弁がありました。
次に、評価委員会でも指摘があった医師
の負担軽減
のため
の医師事務補助員
の設置について
説明願いたいと
の質疑に対し、現状は5名体制であるが、理想は11
人であるため、そこに近づけるため1
人でも2
人でも少しずつ増やしていくと
の答弁がありました。
次に、診療情報管理士及び看護助手
の状況について
説明願いたいと
の質疑に対し、診療情報管理士は、現在、任期付職員
を含め6名であり、来年度1名増員予定である。看護助手は予算上、フルタイムで38
人、パートタイムで4
人を要求しているが、現状は臨時職員と任期付職員
を含め34
人で不足しているため、積極的に募集していくと
の答弁がありました。
次に、医師確保
の訪問計画について
説明願いたいと
の質疑に対し、医局訪問
の計画については、基本として令和元年度と同様に継続し、必要に応じて増やしていくと答弁がありました。
次に、令和2年度から循環器内科
の医師が増員となると
のことであるが、病院としてPRすべきではないかと
の質疑に対し、ホームページ等で
の案内や6月号
の市広報、またクローバーテレビなどで広報
を進めていくと
の答弁がありました。
次に、医療機器保守点検委託料1億6,211万円について、増額
の内訳
を説明願いたいと
の質疑に対し、主なものはアンギオ装置が約750万円増、画像診断
のワークステーションが約130万円増、また全自動血液凝固測定装置
の保守開始に伴い約80万円増となり、合計で約1,100万円
の増額
を見込んでいると
の答弁がありました。
次に、新規事業
の介護事業所ICT導入支援事業補助金30万円について
説明願いたいと
の質疑に対し、訪問看護ステーションにおいて、ICT
を活用して介護
の記録から請求業務まで
を一気に行うことができる介護ソフト及びタブレット端末に係る導入経費
の一部助成
を受けるものであると答弁がありました。
次に、機械備品購入に関し、その内容及び新規購入物について
説明願いたいと
の質疑に対し、主なものは、手術用顕微鏡、人工呼吸器、院内
のイントラネットシステム
の関連機器、血球
の分析装置、マンモグラフィー
の画像診断ソフト等であり、新規で購入するものは、循環器内科で行う体温管理システムであると
の答弁がありました。
次に、令和2年度予算計上に当たり、予算執行
をどのような責務で取り組んでいく
のかという質疑に対し、まずは一時借入金
をなくすために職員一丸となって取り組んでいく。毎年毎年黒字とし、いろいろな改善に取り組み、少しでも前に行く。今日よりも明日が少しでもよくなるよう全員一丸で取り組んでいくと答弁がありました。
次に、市長に対し、開設者として求められていること、管理者としてすべきことはいかがかと
の質疑に対し、職員一
人一
人が本気になることで、そこから見えてくるものがある。それが自分
の生きがいであるという気持ちが必要である。まだまだ力不足
のところはあるが、病院と一体となって頑張っていくと
の答弁がありました。
次に、採決結果
を報告します。議案第8号「令和2年度津島市民病院事業会計予算」については、賛成者全員で可決しました。
次に、議案第9号「令和2年度津島市下水道事業会計予算」について、文教建設分科会
の質疑・応答
の概要
を報告します。
収益的収入、営業収益、下水道使用料として2億8,117万5,000円計上され、前年度に比べ接続戸数は増加しているが、使用料は減額した予算計上となっている。その理由について
説明願いたいという質疑に対し、流域関連公共下水道事業
の使用料は増加傾向であるが、単独公共下水道事業
の使用料が減少傾向
の上、大口事業所
の使用料が入らなくなり、対前年度比93%
を見込み予算計上したと答弁がありました。
次に、営業外収益、他会計補助金、前年度比1,177万9,000円増額
の2億6,161万1,000円計上されているが、他会計補助金
の内訳について
説明願いたいと
の質疑に対し、単独公共下水道事業については、不明水処理に要する経費5,234万7,000円など、流域関連公共下水道事業については、分流式下水道等に要する経費1億5,007万7,000円、流域下水道建設に要する経費347万5,000円などで、そのほか基準外として、健全経営推進費4,536万7,000円であると答弁がありました。
次に、採決結果
を報告します。議案第9号「令和2年度津島市下水道事業会計予算」については、賛成者全員で可決しました。
次に、議案第10号「令和2年度津島市上水道事業会計予算」について、文教建設分科会
の質疑・応答
の概要
を報告します。
収益的支出、水道事業費用、受水費として4億8,213万5,000円計上されているが、県営水道へ
の依存率と県水
の単価について
説明願いたいという質疑に対し、依存率は80%で、単価は73円から73.5円
の間であるという答弁がありました。
次に、総係費、新水道ビジョン策定委託料として1,265万円計上されているが、見直し
のポイントについて
説明願いたいという質疑に対し、現在
の施策は安定した水
の供給、管路更新、配水場設備
の更新や耐震化
を目標としてきたが、今後は持続可能な経営体制
の確保、30年後、40年後
を見据え、この10年間で何ができる
のかに重点
を置いた施策
を検討するものであると答弁がありました。
次に、収益的収入、給水収益として12億4,515万円計上されているが、令和元年度
の予算計上時と消費税率が違うので、税抜き
の額で令和元年度と令和2年度
の予算額
を説明願いたいという質疑に対し、税抜きで令和元年度が11億4,919万3,000円、令和2年度が11億3,195万5,000円であるという答弁がありました。
この答弁に対し、給水戸数は令和元年度2万6,900戸に対し、令和2年度2万7,100戸で、戸数は増えるのに収益が減る理由
を説明願いたいという質疑に対し、戸数は増えるが、核家族化で世帯人数が減るので、1世帯で使用する給水量が減少する見込みであるという答弁がありました。
次に、採決結果
を報告します。議案第10号「令和2年度津島市上水道事業会計予算」については、賛成者全員で可決しました。
以上、御報告申し上げます。
3:
◯議長(
本田雅英君)[ 275頁]
ここで暫時休憩いたします。
なお、休憩中に議会運営委員会が開催されますので御了承お願いいたします。
午前10時11分 休憩
──────────────── ◇ ◎ ◇ ────────────────
午前10時55分 開議
4:
◯議長(
本田雅英君)[ 275頁]
休憩前に引き続き会議
を開きます。
この際、御報告いたします。
先ほど
の休憩中に議会運営委員会が開かれましたので、その協議結果について御報告いたします。
ただいま議席に配付してありますとおり、市長提出議案1件及び議員提出議案1件が提出されました。
また、「海部地区水防事務組合議会議員
の補欠選挙」が了承されました。よって、本件
の取扱いについては、本日
の日程に追加し、議題とすることに了承されました。
なお、本提出議案については、会議規則第36条第3項
の規定により委員会へ
の付託
を省略することに了承されました。
以上、御報告申し上げます。
次に、厚生病院委員長
の報告
を求めます。
厚生病院委員長
太田幸江君〔登 壇〕
5: ◯12番(
太田幸江君)[ 275頁]
おはようございます。
厚生病院委員会に付託されました案件は、議案第13号「津島市介護保険条例
の一部改正について」ほか9件であります。
本委員会は、去る3月12日及び17日に開催し、審査
を行いましたので、その審査
の経過と結果
を報告いたします。
まず、議案第14号「津島市放課後児童健全育成事業
の設備及び運営に関する基準
を定める条例
の一部改正について」、その質疑・応答
の概要
を報告いたします。
改正内容として、放課後児童健全育成事業
の設備
の基準及び職員に関する経過措置
を5年間、令和7年3月31日まで延長するものと
のことだが、延長する理由について
説明願いたいと
の質疑に対し、学童クラブ全てにおいて、1
人当たり
の専用区分面積は基準以上であるが、入所児童数について、5つ
の学童クラブ
の基準
を超えているため、経過措置
を延長することとしたと
の答弁がありました。
この答弁に対し、5年後には全て
の学童クラブにおいて条例
の基準
を満たすことができる
のかと
の質疑に対し、令和2年度から東こども
の家について、東小学校
の余裕教室
を活用し、2つ
の支援単位に分け、1支援単位
の児童数
を減らす。今後5年間
の間に学校
の余裕教室
を活用し、支援単位
の分割に努力していくと
の答弁がありました。
次に、採決結果
を報告します。議案第14号は、賛成者全員で可決しました。
次に、議案第15号「津島市国民健康保険税賦課徴収条例
の一部改正について」、改正内容
の1つ目として、津島市国民健康保険運営協議会から
の答申に基づき、国民健康保険税
の税率
を改定する。2つ目として、基礎課税額及び後期高齢者支援金等課税額に係る被保険者均等割額及び世帯別平等割額
の改定に伴い、国民健康保険税
の減額に関し、前年
の総所得金額等に応じて7割・5割・2割
を軽減する規定
を整備するものと
の説明があるが、低所得者世帯
の7割・5割・2割
の軽減はどの程度見込んでいる
のかと
の質疑に対し、7割軽減
の世帯が23.7%、5割軽減が14.9%、2割軽減が12.4%であると
の答弁がありました。
この答弁に対し、所得が400万円以上
の世帯状況について
説明願いたいと
の質疑に対し、400万円以上500万円未満
の世帯は2.8%、500万円以上600万円未満
の世帯は1.4%、600万円以上700万円未満
の世帯は0.8%、700万円以上1,000万円未満
の世帯は0.4%、1,000万円以上
の世帯は全体
の1.1%であると
の答弁がありました。
次に、採決結果
を報告いたします。議案第15号は、賛成者全員で可決しました。
次に、議案第16号「津島市立看護専門学校
の設置及び管理に関する条例
の一部改正について」、改正内容として、昨年交付された大学等
の修学
の支援に関する法律
の施行に伴い、授業料
のほか、入学料についても免除する規定
の整備
を行うものと
のことであるが、令和2年度入学生と現1・2年生における対象者数について
説明願いたいと
の質疑に対し、入学生で3名、現1年生で4名、現2年生で2名が申請予定であると
の答弁がありました。
次に、採決結果
を報告いたします。議案第16号は、賛成者全員で可決しました。
次に、議案第19号「令和元年度津島市一般会計補正予算(第4号)について」
のうち、当厚生病院委員会所管に係る予算について、その質疑・応答
の概要
を報告いたします。
初めに健康福祉部、子育て支援課所管中、児童措置費、負担金及び交付金8,367万1,000円
の減額は、民間保育所等に対する補助金・給付費において、予定していた補助対象
の職員
を採用できなかったことや入所児童数及び利用者が減少したことなどから減額補正するものと
の説明があるが、減額補正額が多額であるため、今後は厳格に審議し予算計上する必要がある
のではないかと
の質疑に対し、予算については、民間保育所等
の意向
を調査して計上しているが、結果として毎年減額補正
をしている。令和2年度においては、民間保育所等
の意向に過去2年間
の実績
を加え、精査した上で予算計上していると
の答弁がありました。
次に、健康推進課所管中、予防費、予防接種委託料2,635万8,000円
の減額について、その内容
を説明願いたいと
の質疑に対し、減額
の主なものは、風疹
の追加的対策事業で1,752万8,000円
の減額、小児用肺炎球菌で246万9,000円
の減額、4種混合で152万3,000円
の減額であると
の答弁がありました。
次に、がん検診等委託料1,934万5,000円
の減額について、その内訳
を説明願いたいと
の質疑に対し、胃がん検診で1,240万円減額、子宮がん検診で242万5,000円
の減額、肺がん検診で151万7,000円
の減額であると
の答弁がありました。
次に、討論に入ったところ、賛成
の立場から、補正予算(第4号)において、社会福祉費、児童福祉費、生活保護費等で約1億5,000万円
の減額となっており、減額金額があまりにも多い。予算編成はもっと厳格に行うべきである。既に令和2年度
の予算計上
を終えているが、計上したからには実績が伴うよう努力してもらい、多額
の減額補正とならないようにしていただきたいと
の意見がありました。
次に、採決結果
を報告いたします。議案第19号は、賛成者全員で可決しました。
次に、議案第20号「令和元年度津島市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について」、一般被保険者療養給付費
を増額補正、退職被保険者療養給付費
を減額補正しているが、1
人当たり
の療養給付費について
説明願いたいと
の質疑に対し、1
人当たり約24万9,000円であると
の答弁がありました。
次に、被保険者数及び外国
人の割合について
説明願いたいと
の質疑に対し、令和元年度4月時点
の被保険者数は1万3,324
人であり、外国
人の割合は約2.8%であると
の答弁がありました。
次に、採決結果
を報告いたします。議案第20号は、賛成者全員で可決しました。
次に、議案第21号「令和元年度津島市介護保険特別会計補正予算(第4号)について」、介護予防・日常生活支援総合事業費3,794万8,000円
の減額について、減額補正額が多額であり、予算対比において、かなり
のパーセンテージ
を占めている。減額
の理由について
説明願いたいと
の質疑に対し、総合事業は3年経過しようとしているが、過去
の伸び率が流動的であるため、非常に大幅に見込んでしまったと
の答弁がありました。
次に、討論に入ったところ、賛成
の立場から、介護予防・日常生活支援総合事業費が約3,800万円という大幅な減額となっている。今後、予算計上は厳格に行ってほしい。また、介護認定者数が増えることに伴い給付費も増加するため、しっかり取り組んでもらいたいと
の意見がありました。
次に、採決結果
を報告いたします。議案第21号は、賛成者全員で可決しました。
次に、議案第22号「令和元年度津島市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について」は、採決した結果、全員一致で可決しました。
次に、議案第23号「令和元年度津島市民病院事業会計補正予算(第2号)について」、収益的支出、給与費1億4,000万円
の減額と
のことであるが、補正予算後
の人件費比率について
説明願いたいと
の質疑に対し、補正予算後
の年間執行見込みとなるが、約56%と見込んでいると
の答弁がありました。
次に、採決結果
を報告いたします。議案第23号は、賛成者全員で可決しました。
次に、議案第24号「令和元年度津島市一般会計補正予算(第5号)について」
のうち、当厚生病院委員会所管に係る予算については、採決した結果、全員一致で可決しました。
なお、議案第13号「津島市介護保険条例
の一部改正について」は、介護保険法施行令
の一部
を改正する政令が公布されていない状況において、慎重に審査
を要するため、継続審査
を申し出ることといたしました。
以上、御報告申し上げます。
6:
◯議長(
本田雅英君)[ 278頁]
次に、文教建設委員長
の報告
を求めます。
文教建設委員長
垣見啓之君〔登 壇〕
7: ◯7番(
垣見啓之君)[ 278頁]
文教建設委員会に付託されました案件は、議案第18号「市道
の路線認定及び廃止について」ほか1件であります。
本委員会は、去る3月13日に開催し、審査
を行いましたので、その審査
の経過と結果
を報告します。
まず、議案第18号「市道
の路線認定及び廃止について」は、賛成者全員で可決しました。
次に、議案第19号「令和元年度津島市一般会計補正予算(第4号)について」
のうち、当文教建設委員会所管に係る予算について、その質疑・応答
の概要
を報告します。
建設産業部都市計画課所管、建築管理費、民間木造住宅耐震診断業務委託料として68万7,000円減額され、当初30件
の見込みに対し、実績が15件という
説明であるが、この減額は耐震診断がかなり進んだ
のか、見込み誤りな
のか
説明願いたいという質疑に対し、平成30年度は26件
の実績であったが、令和元年度は15件で、件数が減少したものであるという答弁がありました。
この答弁に対し、令和2年度
の当初予算は何件分
を計上している
のかという質疑に対し、25件分
を計上しているという答弁がありました。
次に、住宅管理費、東洋町住宅給水設備改修工事実施設計委託料として81万2,000円減額され、入札へ
の辞退や入札額
の不調により落札業者
の決定に至らなかったことから、方針
を見直し、委託料
を全額減額するものと
の説明であるが、落札できなかった理由について
説明願いたいという質疑に対し、3回
の入札
を実施したが、オリンピック関連で業者として繁忙期が続いたこと、また事業費が80万円程度で、事業者側
の受託意欲が高まらなかったことが原因であると考えているという答弁がありました。
次に、公園費、緑化推進事業、工事請負費として1,050万円計上されているが、工事内容について
説明願いたいという質疑に対し、神守第1公園
の盛土工事や側溝
の整備
を行うものであるという答弁がありました。
この答弁に対し、神守第1公園は災害時
の避難所にもなると思うが、公園
の面積と何
人ぐらいが入れる
のかという質疑に対し、面積は2,500平方メートルで、収容人員は約1,000名
を予定しているという答弁がありました。
次に、教育委員会、学校教育課所管、教育振興費、扶助費、要・準要保護就学援助費に関し、小学校費146万4,000円、中学校費55万6,000円それぞれ減額となっているが、この理由について
説明願いたいという質疑に対し、小学校では366
人の見込み人数に対し335
人、中学校では221
人の見込みに対し208
人で、人数
の減によるものであるという答弁がありました。
この答弁に対し、受給率はどれくらいかという質疑に対し、当初予算時で、小学校分で11.1%、中学校分で12.4%
を見込んでいたという答弁がありました。
次に、採決結果
を報告します。議案第19号中、当文教建設委員会所管に係る予算は、賛成者全員で可決しました。
以上、御報告申し上げます。
8:
◯議長(
本田雅英君)[ 279頁]
次に、総務委員長
の報告
を求めます。
総務委員長
山田真功君〔登 壇〕
9: ◯16番(
山田真功君)[ 279頁]
総務委員会に付託されました案件は、議案第11号「津島市議会
の議員その他非常勤
の職員
の公務災害補償等に関する条例
の一部改正について」ほか4件であります。
本委員会は、去る3月16日に開催し、審査
を行いましたので、その審査
の経過と結果
を報告します。
まず、議案第17号「津島市消防団条例
の一部改正について」、団員
の報酬
の支給回数
を年6回から年2回に改めるということだが、経緯及びメリット
を説明願いたいという質疑に対し、経緯については、愛知県下、単独で消防
を行っている25か所
を調査したところ、約半分が年2回
の支給である。そういったところ
を鑑み、当市においても年6回から年2回に改めるものである。メリットとしては、事務
の効率化が図られるということであるという答弁がありました。
この答弁に対し、団員報酬が年2回
の支給になった
のに対し、費用弁償は年6回である。一緒にしなくていい
のかという質疑に対し、費用弁償については、個々に訓練などに出ているので、給与として
の性質が高いため、今までどおり年6回とするという答弁がありました。
さらに、この答弁に対し、この条例改正は、主な理由が業務
の効率化であると
の説明だが、費用弁償
の年6回
の支給が残ることにより、大きな業務
の効率化がなされたわけではないと理解するがいかがかという質疑に対し、報酬については、階級により金額が異なる。条例改正では、報酬
の中から個人に支給する金額が1回当たり5,000円ずつ
の年間1万円で、数字的にも分かりやすく、事務
の軽減になると考えているという答弁がありました。
さらに関連し、報酬
の中から個人支給する1万円
を差し引いた金額
を親睦会費とすると
のことであるが、親睦会費は定額が望ましいと考えるがいかがかという質疑に対し、消防団
の話合い
の中で決められているという答弁がありました。
次に、採決結果
を報告します。議案第17号は、賛成者全員で可決しました。
次に、議案第19号「令和元年度津島市一般会計補正予算(第4号)について」
のうち、当総務委員会所管に係る予算について、その質疑・応答
の概要
を報告します。
初めに、消防本部
の所管中、消防団員
の退職報償金として282万4,000円が計上され、今年度既に8名が退団し、新たに11名
の退団予定者があり、531万8,000円
の退職報償金が必要となり、予算が不足するためと
の説明であるが、令和元年度当初では何
人の退職
を見込んでいた
のかという質疑に対し、令和元年度は15名
を見込んでいたという答弁がありました。
この答弁に対し、新たに11名
の退団予定者があったと
のことだが、この中には団長と副団長も含まれていると思うが、それぞれ
の退職報償金は幾らかという質疑に対し、団長が97万9,000円、副団長が53万4,000円であるという答弁がありました。
次に、関連し、退職報償金
の資格要件は何かという質疑に対し、消防団員として5年以上務め、かつ勤務成績が優良
の方に支給されるという答弁がありました。
この答弁に対し、5年以上務め、退職報償金が未払い
の方は直近3年間で何名いる
のかという質疑に対し、平成29年度は退団された方が15名で、そのうち5年以上で支給対象者が10名、5年以上で未払い
の方がゼロ名、5年未満
の方が5名、平成30年度は退団された方が21名、そのうち5年以上で支給対象者が10名、5年以上で未払い
の方が1名、5年未満
の方が10名、令和元年度は退団される方が69名、そのうち5年以上で支給対象者が19名、5年以上で未払い
の方が31名、5年未満
の方が19名であるという答弁がありました。
さらに、この答弁に対し、5年以上務めて退職報償金が未払い
の方は、出席率が低く、各分団長から退職報償金
を払えないと言われた
人であると
のことであるが、今回
の一連
のおわび文
を書かれて、共済親睦費や団幹部会費
を使って旅行へ行った団本部
の方
の退職報償金はどう判断する
のかという質疑に対し、退団については基金に積み立てており、基金から支払うという答弁がありました。
さらに、この答弁に対し、退職報償金は掛金だから出すという
説明だが、元は一般財源なので、訂正したほうがよいと思うがいかがかという質疑に対し、訂正し、一般財源であるという答弁がありました。
この答弁に関連し、他市では不祥事など
の場合は退職報償金
を支払わないという前例もあると思うが、それに当たらないと判断した
のかという質疑に対し、不祥事
を起こしたということには該当しないと思うという答弁がありました。
さらに関連し、5年以上務めて退職報償金が未払い
の31名
のほか、7名
の方が名前だけ
の団員と
のことであるが、この38名
の方に報酬は支払われていたか。その場合、金額は幾らかという質疑に対し、報酬は支払われていた。金額は報酬3万1,000円が38名分で117万8,000円であるという答弁がありました。
この答弁に対し、透明性
の高い消防団になっていただきたいが、38
人分
の報酬
を各分団が失うことにより影響が予想されるが、本当に必要なものであれば、消防後援会会費から充ててもらいたいと思うがいかがかという質疑に対し、後援会長と相談しながら、団員
のよりよい活動につなげられるよう相談して検討
を進めてまいりたいという答弁がありました。
さらに関連し、117万8,000円は実際は訓練も出動もしていない、出初め式等にも参加していないが、各分団に報酬として払われていた。市長にお尋ねするが、この117万8,000円は正しく活動された消防団員
の方に支払われるべきものだと思うがいかがかという質疑に対し、このようなことが長年続いていた。今回
を機に透明性
の高いものに変えていく。長年このようなことが続いていたということは把握できなかった部分もあるが、大変申し訳ないことであったと思っているという答弁がありました。
次に、市長公室、危機管理課
の所管中、地域防災組織育成事業助成金に関し、200万円
の減額は高台寺小学校区自主防災会に対する助成事業として、自主防災組織育成助成金
の申請
をしたが、不採択となったためと
の説明であるが、よくあることな
のかという質疑に対し、県に確認したところ、宝くじ
の収入が減ったこと等で枠が少なくなり、海部地区で1枠から2枠
の採択であるという答弁がありました。
次に、市民生活部、市民協働課
の所管中、コミュニティ推進費として、コミュニティ推進協議会助成金250万円
の減額は、東小学校区コミュニティ推進協議会へ
の助成事業が不採択となったためと
の説明であるが、不採択
の理由は何かという質疑に対し、毎年2校区ずつ申請し、平成30年度、令和元年度と1校区ずつ不採択が続いたが、詳しい理由は分からないという答弁がありました。
次に、採決結果
を報告します。議案第19号中、当総務委員会所管に係る予算については、賛成者全員で可決しました。
次に、議案第11号「津島市議会
の議員その他非常勤
の職員
の公務災害補償等に関する条例
の一部改正について」、議案第12号「津島市印鑑条例
の一部改正について」及び議案第24号「令和元年度津島市一般会計補正予算(第5号)について」
のうち、当総務委員会所管に係る予算については、いずれも賛成者全員で可決しました。
以上、御報告申し上げます。
10:
◯議長(
本田雅英君)[ 282頁]
以上
をもって、各委員長
の報告は終わりました。
これより、ただいま
の委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
質疑もないようでありますから、これをもって質疑
を終結いたします。
これより討論、続いて採決に入ります。
なお、討論
発言の届出があった議案は1議案ごとに討論・採決
を行います。
また、届出がなかった議案は、複数議案
の一括討論
を行い、1議案ごとに採決
を行います。
それでは、議案第2号「令和2年度津島市一般会計予算について」
の討論に入ります。
まず、反対討論
の発言を許します。
11: ◯11番(
伊藤恵子君)[ 282頁]
それでは、ただいま上程されました議案第2号「令和2年度津島市一般会計予算について」、反対討論
をいたします。
まず今回
の予算では、巡回バス
の運行委託料3,067万円、そして接続便運行委託料デマンドタクシー25万円が計上されております。これは大縄町など、本当に巡回バスになかなか乗れないという市民
の要望がかなった試運転ではありますけれども、市民
の要望がかなったものだと評価
をいたします。
また、巡回バスについては、永和駅まで延伸するということも大変喜ばれることだと思います。
また、社会福祉総務費68万7,000円、手話通訳
の方が配置されるということ、また中学校
のトイレ改修工事実施設計委託料1,170万4,000円、天王中学校武道場天井撤去工事実施設計委託料230万円が計上され、それぞれこれも中学生
の皆さん
のトイレが今度改修されることや、天王中学校
の武道場、つり天井で地震
の際に危ないというこの天井が撤去されるという、こういったことについては評価
をいたします。
もう一つ、西尾張地方税滞納整理機構と、今まで法的根拠
のなかった税
の滞納
の取立てという機構があったわけでありますけれども、これも今予算案ではなくなっているということも評価したいと思います。
そして、今度
の予算では、子育てしやすい環境PR、転入・転居世帯に対する補助制度
を創設し、定住促進
を図ると201万8,000円が計上されております。こういったものは評価するわけでありますけれども、市長は施政方針
の中で、国内出生数が90万
人を下回ったこと
を上げ、津島市としても出生数
の減少傾向に歯止め
をかけるべく様々な子育て支援に取り組むと表明されました。
しかし、平成29年度
の津島市
の合計特殊出生率、これは15歳から49歳まで
の方が産む子供
の数
の平均
を示すもので、人口増になるには2.07が目安となっている、こういった出生率であります。これが平成29年、津島市は1.19、全国は1.43、愛知県は1.54からも大変厳しい、大きく下回っているわけであります。
平成28年度に作成した津島市人口ビジョンでは合計特殊出生率、2010年は1.38でしたので、これ
を2030年には1.80、2050年には2.07
を目標とするという、こういった計画も立っているわけであります。
ところが、津島市は10年前
の1.38から増えるどころか、1.19と激減している
のが現状です。国
のこうした状況だけではなく、津島市
の現状もしっかりと捉え、人口減少に歯止め
をかけるため
の施策が本当にこれだけでよい
のか、しっかりともう一度真剣に検証する必要があると考えます。
歳入につきましては、国は地方交付税
を全体で2.5%増額し、基準財政需要額に新たな算定項目として、地域社会再生事業費
を創設するということであります。少子高齢化が進行している自治体
の経費
を割増しすることも検討しているということであります。
しかし、津島市
の今予算案では、地方交付税
の額は前年と同じとしています。確かな額がつかめないと
の理由だと思われますが、こうした国
の動き
をしっかりとつかみ、人口減少に歯止め
をかけるために市内外にアピールする、こういったこと
をやっていくという積極的な対策
を早急に進めていくべきです。
また、法人市民税に関しては、地方法人課税
の偏在是正
を理由に、地方へ入る税率が下がるなど、前年度より法人市民税が6,294万円減収する予算となっています。この偏在是正
のため
の法人事業税交付金、国から入るお金は4,400万円は入るものの、これまで
の市税として納められていた法人市民税は2,000万円弱減少
の見込みとなっています。偏在是正
のためには国がもう少し予算
を出すべきであって、地方自治がまたもやこうした減収で地方自治
を脅かされるものになる
のではないかと考えます。
一方で、昨年10月から
の消費税10%へ
の値上げで、津島市に交付される地方消費税交付金は前年度より2億5,500万円増えて14億100万円となりました。そのうち社会保障財源化分は7億3,385万7,000円ということでありますけれども、そもそも消費税は低所得者
の方ほど負担が重くなる逆進性
のある税制です。税金は能力に応じた負担が原則です。2020年度は消費税が所得税
を上回ると予想されており、特に所得
の少ない
人へ
の大重税となっていることは大問題です。
この消費税増税
の大不況に追い打ち
をかけた
のが今回
の新型コロナウイルス感染
の問題です。8%に消費税が上がったとき
の景気悪化が解消されないまま今回
の10%へ
の増税、そして新型コロナウイルス
の経済危機、こういった事態でありますので、今回
のこの経済危機から国民生活
を守るためには、今、自民党内部からも声が出ている消費税
を5%に戻し、内需
を拡大し、景気
を底上げすることが緊急に必要だと考えます。このことは地方からも声
を上げるべきだと考えます。
また、マイナンバー関連で約8,500万円、国庫補助金が収入として計上されています。歳出では、マイナンバーカード発注業務などに携わるなど
の業務が増えるということで、パートタイム会計年度任用職員が2名から8名へと増員されるとしています。マイナンバー制度が始まってから4年がたつのに、普及率は全国的にも15%と低迷しており、政府がこの普及率
を上げるために躍起なっていることがうかがえます。消費税増税対策
の一環であるキャッシュレス決済
のポイント還元
の仕組み
を使い、カード
を持っている
人を優遇するとか、公務員に事実上強制的にマイナンバー取得要請
を出したり、医療機関窓口で
のカード利用開始に向けた準備なども加速させています。
しかし、カードが国民
の中に広がらない
のは、多く
の人が必要性
を感じないとともに、個人情報管理などに不安
を抱いているからです。普及ありき、国
の全額補助だからと事業
を進めてよい
のか、市民
の暮らし
を守る行政としてしっかり考えなければならないと考えます。
その他、歳出
の問題としましては、ごみ袋
の作成費が3,032万4,000円なのに、販売代金が5,108万7,000円と2,076万3,000円も利益
を上げていること。海部地区環境事務組合負担金4億534万7,000円が計上され、昨年より1,700万円余減額されておりますけれども、建設費
の起債償還が終わっておりますので、本来ならばもっと減額されてもよいのに、基幹的工事が10億円から50億円に増額されるなど、一部事務組合でいろんな事業等がほとんど議論もなく進められていることに、市としてはもっとチェックしていかなければならないと考えます。
また、中央公民館
を廃止し、苦肉の策で総合福祉センター
を貸館にした貸館委託料が元年度は148万8,000円が、今新年度予算案では49万7,000円と大幅に減額されており、中央公民館
の代替になっていないことが明らかになっています。
また、地元要望
の道路、水路など工事請負費は5,610万円計上されておりますけれども、まだ積み残しが30億円ほどもあるという状況であること、また就学援助制度
の給食費は100%支給が当たり前になっているのに、県下で唯一、津島市だけが70%にとどまり、新年度予算にも改善されていないこと。
また、総合プール
の屋内プールや、10月から閉鎖される生涯学習センター大ホール
の改修等
のめどが示されていないことなど、反対
の理由として上げておきたいと思います。
今回、特に新型コロナウイルス
の感染問題は本当に市民に大きく影響があります。子供たち、保護者、労働者、業者、高齢者、市民
の皆さんがこの問題、大変な問題です。市民
の中で特に収入が激減している業者
の方やフリーランスや、また非正規労働者、解雇されたり、そういう問題もこの市内でも起こっているわけであります。今、国
の指示待ちではなく、感染症に対する総合窓口
を早急に設置し、速やかに補正予算も組みながら対応していただくこと
を求めて討論とさせていただきます。
12:
◯議長(
本田雅英君)[ 284頁]
ほかに討論はありませんか。
次に、賛成討論
の発言を許します。
討論はありませんか。
13: ◯5番(
加藤則之君)[ 284頁]
今ほど、反対討論もございましたので、議案第2号「令和2年度津島市一般会計予算について」、賛成
の討論
をさせていただきます。
今年度
の一般会計予算は、前年度比で見てみますと、財政調整基金から
の繰出金4億2,000万円も入れ、7億円余り
の増で203億8,000万円余りであります。
その中で、支出
を見てみますと、他会計へ
の繰出しとして、市民病院会計や国民健康保険、後期高齢者医療、そして介護保険特別会計、さらには下水道会計などへ
の繰出しで2億5,000万円増
の41億9,000万円。そして、扶助費が2億2,000万円増と、そしてさらに人件費など必要な支出
を除きますと投資的経費、つまり純粋に一般会計から支出できる予算は僅か6億4,000万円余りと大変厳しい財政運営であります。限られた予算
の中で
の苦しいやりくりであります。そのような状況
の中で
選択と集中、さらには効率的で適材適所
の予算配分が求められます。
そのような中で、まず平成27年度より行われてまいりました社会資本整備総合交付金
を活用した都市再生整備事業も令和元年度に一区切りとなりますが、それにつながる令和2年度から
の歴史的風致維持向上計画に基づき、街なみ環境整備事業、これは950万円ですけれども、それから令和2年度から
の10年間
の工期で開始されます津島神社や天王川公園へ
のアクセス向上
のため
の市道、橋詰見越線にまずは街路照明灯工事費や道路詳細設計費が組まれております。
さらには、令和2年度に解体されます天王川公園
の中央公民館跡地周辺
の再整備手法として、民間活用導入手法であるPark-PFIによる施設整備
の事業化
のため
の調査研究費も計上されております。
また、継続事業ではありますが、企業誘致促進策としてインフラ整備補助金が6社で5,300万円、企業立地促進補助金が3社で1,747万円が計上されております。
今後、地域
の雇用拡大と将来
の税収増につながる予算として大いに期待していきたいというふうに思っております。
また、文化財など
の保存継承
の支援策として、天王祭祭礼用具修理費や石採祭車修理補助金
の予算も計上されております。
そして、子育て世代
の定住促進事業として、新築住宅取得に際し、3か年で最長100万円
の補助策、また今後
の中心市街地
の空洞化や防災・防犯
の観点から
の空家等解体促進補助金など、これから
の津島市にとって避けては通れないまち
の在り方に対する予算も含まれております。
その他、教育や子育て関連では、小学校に続き中学校
のトイレ改修実施設計事業費や、プログラミング教育へ
のスタートとして、小学校デジタル教材整備事業費が350万円余り組まれております。
また、防災関連では、国土強靱化地域計画策定事業、そして防災ハザードマップ
の更新事業や災害時メール配信等更新事業など、昨今
の自然災害
の頻発化や激甚化に対して
の備えとして
の防災関連事業費も組まれております。
以上、主立った有効な事業
を継続も含めて上げさせていただきましたが、先ほど
の反対討論
の中にもございました人口減少
の中で出生率が下がっておると。こんなこともございますので、ぜひとも将来
の津島市につながる予算として、ぜひとも市民が望む、そして市民にとって必要不可欠なつしま成長戦略につながる事業にしていただくこと
を要望しまして賛成といたします。
14:
◯議長(
本田雅英君)[ 286頁]
ほかに討論はありませんか。
15: ◯13番(
森口達也君)[ 286頁]
それでは、議案第2号「令和2年度津島市一般会計予算について」、賛成
の立場で討論
をさせていただきます。
日比市政
の折り返しとなる令和2年度予算、つしま成長戦略第2弾
の実現
を重点目標に位置づけ、限られた予算で効率的に、また効果的な財政運営が求められます。
まず、地方公務員法及び地方自治法
の一部
を改正する法律が令和2年4月1日に施行されることにより、会計年度任用職員制度が始まります。これは働き方改革
の一環として同一労働、同一賃金、つまり同じ職場内で同じ仕事
をする正規雇用
の従業員と非正規雇用
の従業員と
の待遇や賃金格差
を解消するため
の考え
を基に、地方公務員
の臨時非常勤職員として採用されている方へ
の処遇改善
の施策として
の退職手当、勤務時間が週当たり一定時間以上
の会計年度任用職員に対して、新たに期末手当分
の予算が計上されたものであり、今後も即戦力として地方行政
の重要な担い手としてさらに力
を発揮していただけること
を期待しております。
次に、保健衛生費
の予防費、成人保健事業
の中で新規事業として胃がんリスク検診事業が計上され、対象が40歳以上と
のことでありますが、我が国における悪性腫瘍死亡率
の中で胃がん
の占める割合は、男性で2位、女性で4位と今日においても胃がんは主要な悪性疾患
の一つで、近年減少傾向にあるもの
の日本人に多い病気です。そのため40歳
を超えたら毎年検診
を受けることが望ましいと言われており、今後、早期発見、早期治療へとつながっていくこと
を期待いたします。
また、防災費
の国土強靱化地域計画策定委託料が計上されておりますが、我が国は東日本大震災において未曽有
の大災害
を経験し、その教訓
を踏まえて強くしなやかな国民生活
の実現
を図るため
の防災・減災等に資する国土強靱化基本法が制定されました。それ
を踏まえて各自治体において、将来へ
の投資として事前
の備え
を積み重ねていくことと、地域
の活性化につなげていくチャレンジという観点からも、国土強靱化地域計画
の策定が求められておりました。そのような意義からも、着実にこの地域計画
を策定し、しっかりと取組
を推進し、今後、豊かで安全・安心な地域
を構築していくこと
を期待いたします。
また、それ以外にも中学校
の学校管理費として、市内中学校トイレ改修工事実施設計委託料や小学校
の教育振興費として、新学習指導要領対策指導者用デジタル教材費など
の教育に係る重要な予算も今回計上されております。
あと、歳入に関して、自主財源
の大きなウエート
を占める市税収入が前年度当初予算額と比べて0.1%増でありますが、これはほぼ横ばいであると判断いたします。
しかし、ここで懸念される
のは新型コロナウイルス
の影響により経済が停滞することです。今後、市民生活や市財政へ
の影響がどれだけ出てくる
のか予断
を許さない状況であり、さらに一層財政状況が厳しくなることが想定されます。いかにして無駄
を省き、市民生活向上
のために必要な事業
を優先的に実施していく
のかが求められてくると思います。
今後
の状況
を的確に見極めながら、適切なかじ取りによる予算執行
を強力に推し進めていただくこと
を要望し、議案第2号に賛成といたします。以上です。
16:
◯議長(
本田雅英君)[ 287頁]
ほかに討論はありませんか。
討論も尽きたようでありますから、これ
をもって議案第2号
の討論
を終結いたします。
これより議案第2号
を採決いたします。
議案第2号は、予算・決算特別委員長報告
のとおり決することに賛成
の諸君
の起立
を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
起立多数であります。よって、議案第2号は原案
のとおり可決されました。
次に、議案第3号「令和2年度津島市国民健康保険特別会計予算について」
の討論に入ります。
まず、反対討論
の発言を許します。
討論はありませんか。
17: ◯12番(
太田幸江君)[ 287頁]
議案第3号「令和2年度津島市国民健康保険特別会計予算について」、反対
の立場で討論いたします。
委員会では全員一致で賛成とありますが、私は委員長
をしておりましたので採決に加わりませんでしたので、ここで反対
をさせていただきます。
反対理由
の1点目は、令和2年度
の国民健康保険特別会計予算は増税予算であるからです。
歳入において、一般被保険者国民健康保険税うち医療費給付費2,227万6,000円、後期高齢者支援金1,232万6,000円、介護納付金604万2,000円、合わせて4,064万4,000円が増額されています。歳入、つまり保険料が増額しています。
これは議案第15号「津島市国民健康保険税賦課徴収条例
の一部改正について」で上程されていますが、この条例
の税率が改定されると、津島市
の国保税は1
人当たり平均4,000円
の引上げとなります。4
人家族では1万6,000円
の増額となるわけであります。払いたくても高過ぎて払えない国保は抜本的に見直しが必要となっており、全国知事会においても1兆円
の公費投入
を求めているほどです。これ以上
の保険
の増額は許せませんので反対
の理由といたします。
2点目は、自治体間
の競争
をあおるような特別交付金には反対するからです。
特別交付金である保険者努力支援分1,860万5,000円が県から補助されています。保険者努力支援分とは、各自治体
の取組に点数
をつけ、それに応じて国が交付金
を交付する仕組みです。特定健診受診向上など、加入者
の健康
を守る重要なものもありますが、来年度実施分からは各自治体が保険料抑制
のために行っている法定外繰入れ
をなくす観点で指標が新設され、マイナス点が導入されることが委員会で明らかになっています。
保険者努力支援分制度
の中
の1番
の項目、国保
の固有
の指針1として収納率
を上げる、このことが書かれています。このためにも滞納させないため
の対応が厳しくなる
のではないかと懸念されます。
また、保険料
を引き下げるため
の法定外繰入れ廃止など
を各自治体がする
のではないかという危険も感じます。
3点目として、マイナンバーカード導入
のため国民健康保険電算システム改修委託料545万6,000円、健康管理システム改修委託料27万5,000円
の予算が盛り込まれているからです。
2021年3月から健康保険証としてマイナンバーカードが利用できるようになります。マイナンバーカード
を健康保険証として利用できるようにした背景としては、マイナンバーカード
の普及率があまりにも進まないからです。津島市においても約11%であると
のことです。
政府は、2020年度末にはほとんど
の住民がカード
を保有すること
を目標としています。この目標
を達成するため
の一つ
の施策として、マイナンバーカード
を健康保険証として利用できるようにした
のです。国民
の個人情報
を一括に管理しようとするマイナンバーカード、情報化時代において情報漏えい
の可能性は極めて高いと考えます。国民が必要としていないマイナンバーカード
の普及に湯水
のごとく私たち
の税金
を使うことに反対です。
以上、3点
の理由から議案第3号に反対いたします。
18:
◯議長(
本田雅英君)[ 288頁]
ほかに討論はありませんか。
次に、賛成討論
の発言を許します。
討論はありませんか。
19: ◯7番(
垣見啓之君)[ 288頁]
それでは、議案第3号「令和2年度津島市国民健康保険特別会計予算について」、賛成
の立場で討論させていただきます。
今回
の予算ですが、まず歳入については、被保険者数
の減少が見込まれる中、国民健康保険事業基金
をこれまでと同様に活用し、3,500万円
の繰入れ
を行い、保険税
の急激な上昇
を抑えるとともに、保険税
の算定における資産割額
を廃止し、保険税率
の改定
を行うなど国民健康保険事業
の財政運営
の安定化が図られています。
歳出については、医療給付ばかりでなく、医療費
の抑制につなげるため
の予防的な措置である特定健康診査事業における健康診査において、これまでかかっていた自己負担額
を無料化し、また人工知能
を活用した未受診者に対する受診勧奨に取り組むために499万5,000円が計上され、受診率
の向上
を図るなど、市民
の健康に留意したものとなっており、必要な予算計上であると思います。
平成30年度からは事業
の健全な運営
のため都道府県化がなされていますが、保険税
の収納率は93%ということでありますので、この部分については口座振替
の推進など、より一層
の向上に取り組んでいただきたいということ
を申し上げまして、本予算に賛成といたします。
20:
◯議長(
本田雅英君)[ 289頁]
ほかに討論はありませんか。
討論も尽きたようでありますから、これ
をもって議案第3号
の討論
を終結いたします。
これより議案第3号
を採決いたします。
議案第3号は、予算・決算特別委員長報告
のとおり決することに賛成
の諸君
の起立
を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
起立多数であります。よって、議案第3号は原案
のとおり可決されました。
次に、議案第4号「令和2年度津島市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算について」及び議案第5号「令和2年度津島市コミュニティ・プラント事業特別会計予算について」
の討論に入ります。
まず、反対討論
の発言を許します。
討論はありませんか。
次に、賛成討論
の発言を許します。
討論はありませんか。
討論もないようでありますから、これ
をもって議案第4号及び議案第5号
の討論
を終結いたします。
それでは、議案第4号「令和2年度津島市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算について」
を採決いたします。
議案第4号は、予算・決算特別委員長報告
のとおり決することに賛成
の諸君
の起立
を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
起立全員であります。よって、議案第4号は原案
のとおり可決されました。
次に、議案第5号
を採決いたします。
議案第5号「令和2年度津島市コミュニティ・プラント事業特別会計予算について」は、予算・決算特別委員長報告
のとおり決することに賛成
の諸君
の起立
を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
起立全員であります。よって、議案第5号は原案
のとおり可決されました。
次に、議案第6号「令和2年度津島市介護保険特別会計予算について」
の討論に入ります。
まず、反対討論
の発言を許します。
討論はありませんか。
21: ◯11番(
伊藤恵子君)[ 290頁]
それでは、議案第6号「令和2年度津島市介護保険特別会計予算について」に反対
の立場で討論
をいたします。
予算案には、条例も今回出ておりましたけれども、これは継続になっておりますが、消費税増税による軽減策として第1段階から第3段階まで
の保険料
の軽減措置がされております。その措置に対しては必要最低限なことだとは感じますけれども、しかし、この財源は消費税ということで、暮らし全体から見れば、第1段階から第3段階
の低所得者
の方たちは重い負担が本当に軽減される
のか非常に疑問であります。
2000年に始まったとき
の65歳から
の介護保険料
の基準額は2,800円、3年ごと
の見直しで現在5,600円、倍になっているわけであります。年金から天引きは有無
を言わさず徴収され、非常に生活実態が心配されるところです。
また、一月に1万5,000円未満
の年金しかない方など普通徴収
の方は、この2月末
の徴収率は78.96%と年々払えない
人が増えている
のが現状です。
この制度は40歳以上全て
の人に保険料がかかる制度、生活保護
の方もかかるわけであります。生活保護
の方は生活保護
の支給から出るわけでありますけれども、この市が払えないと判断し不納欠損
をした、この同じ
人にもまた次
の年から保険料が課せられる、こういった不条理な制度になっています。
来年度は第8期
の高齢者福祉介護保険計画が策定されるわけでありますけれども、暮らし
を脅かす保険料
の値上げ
を抑え、減免、軽減、境界層措置等、あらゆる手だてで安心できる制度設計
を構築する必要があると思います。
また、こうして高い保険料
を何とか食事代
を削ってでも払っている、年金で特別徴収、天引きされるので払わざる
を得ない、こういった方も含めて、要介護状態
のときにサービスが本当に受けられるかということが問題であります。国民が介護保険料
を払っている
のは、要介護状態になったときにサービスが受けられるという期待があるからだ。こういったことで、介護保険制度創設に携わった厚労省
の元老健局長
の堤 修三さんは業界誌で、給付は保険料
を支払った被保険者と
の約束だ、介護保険は国家的詐欺となりつつあるように思えてならないと批判していることもうなずける
のではないでしょうか。要介護状態になったときに必要なサービスが受けられる
のか、こういったこともありますし、利用料
の問題で受けたいサービス
を受けられない、こういった問題もあるわけであります。
一部
の地域では、保険料
の減免とともに、この利用料も国は駄目だと言っておりますけれども、独自
の軽減措置
をして利用
を促進している。介護が必要な
人に必要な介護サービス
を受給してもらう、こういった制度があるのに、津島市はこの制度がいまだありません。早急に利用料
の軽減も設ける必要があると考えます。
全体的に言えば、介護保険特別会計予算は年々増額となっています。これは高齢化だけ
の問題ではなく、高齢者施策は、予防、健康推進、見守りなど何でもかんでも介護保険会計に詰め込まれていくからではないかと思うわけであります。
高齢者福祉は介護保険とは別枠で、一般会計予算で行うべきことは行わなければ、介護保険会計はますます増大していきます。そして、その一端
を担う保険料
の負担は増すばかりであります。高齢者
の社会参加促進に大きく寄与している公共施設
を無料開放して、大いに使ってもらうことが予防ともなります。健康寿命
を延ばし、ひいては医療費や介護費
の抑制にもつながることなど、これは実証されているわけでありますから、高齢介護課だけではなく、市全体
の問題としてこうした高齢者対策
を進めるべきだと考え、反対討論といたします。
22:
◯議長(
本田雅英君)[ 291頁]
この際、申し上げます。
正午
を経過しようとしておりますが、議事
の都合上、続いて会議
を続行したいと思いますので御了承お願いいたします。
ほかに討論はありませんか。
次に、賛成討論
の発言を許します。
討論はありませんか。
23: ◯8番(安井貴仁君)[ 291頁]
議案第6号「令和2年度津島市介護保険特別会計予算について」、賛成
の立場から討論いたします。
介護保険特別会計
の令和2年度予算は、歳入歳出それぞれ53億2,372万8,000円計上されております。地域支援事業費中、
包括支援事業・任意事業費が1億387万2,000円計上され、地域
包括支援センター事業
のほか、高齢者配食サービス事業、生活支援コーディネーター事業など各種事業が計上されていますが、令和2年度当初予算より、かねてから厚生病院委員会において指摘・提案がされておりました緊急通報システム事業が一般会計より本特別会計へ計上されております。アセスメント
を行うことで、一般会計から介護保険特別会計へ移行されるという点
をしっかりと踏まえ、委託料に含めた形で計上されておりました。この点
を評価いたしたいと思います。
また、しかしながら、基金繰入金中、介護給付費準備基金繰入金が8,000万円計上されております。介護給付費準備基金から
の繰入金でありますが、例年
の状況から大幅に残り、年度末に減額補正
を行うことが予想されます。このままでは、現在策定が進んでおります第8期介護保険事業計画に反映
をさせることができません。厚生病院委員会においても、委員
の中から指摘がありましたが、この点も踏まえ12月
定例会をめどに見定めていくというような当局から
の答弁もありました。適切に処理
をしていただきたいこと
を要望とさせていただきます。
また、介護予防・日常生活支援総合事業費においては、今
定例会において減額補正がされております。その上で、令和2年度予算が計上されておりますが、この点
をしっかりと留意し、適切に事業
を遂行し予算執行
を行っていただくこと
を併せて要望させていただきまして賛成といたします。
24:
◯議長(
本田雅英君)[ 292頁]
ほかに討論はありませんか。
討論も尽きたようでありますから、これ
をもって議案第6号
の討論
を終結いたします。
これより議案第6号
を採決いたします。
議案第6号は、予算・決算特別委員長報告
のとおり決することに賛成
の諸君
の起立
を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
起立多数であります。よって、議案第6号は原案
のとおり可決されました。
ここで午後1時まで休憩いたします。
午後 0時02分 休憩
──────────────── ◇ ◎ ◇ ────────────────
午後 1時00分 開議
25:
◯議長(
本田雅英君)[ 292頁]
休憩前に引き続き会議
を開きます。
次に、議案第7号「令和2年度津島市後期高齢者医療特別会計予算について」
の討論に入ります。
まず、反対討論
の発言を許します。
討論はありませんか。
26: ◯12番(
太田幸江君)[ 292頁]
議案第7号「令和2年度津島市後期高齢者医療特別会計予算について」、反対
の立場で討論します。
後期高齢者医療制度は制度発足以来、75歳以上という年齢で医療給付、健康診断など差別的に扱う年齢による医療差別制度だとして強く批判されてきました。後期高齢者医療は2年ごとに保険料
の見直しが行われ、基本的に保険加入者が増えれば、ほぼ自動的に保険料が引き上げられることにつながっています。
また、制度発足時から高い保険料と医療差別から国民から強く批判され、国は均等割
を軽減特例として最高9割軽減せざる
を得ませんでした。しかし、この軽減特例も福祉切捨て
の中で年々改悪され、削減され、廃止されようとしています。
令和2年度は2年に1度
の後期高齢者医療制度
の保険料
の改定年度であり、今年度は保険料が大幅に引き上げられます。後期高齢者医療制度
の保険料は所得割と均等割で決められています。令和元年度と令和2年度
を比べてみますと、令和2年度
の所得割率は9.64%となり、前年度
の値よりも0.88%増となり、均等割額は4万8,765円となり、前年度より3,386円も増えています。このため1
人当たり
の平均保険料が7万9,410円となり、前年度より5,909円も増えることになります。
また、低所得者
のため
の保険料軽減特例も改悪され、現在8.5割軽減
の方が令和2年度では7.75割軽減となり、今まで6,806円だった方が1万972円になり4,166円
の増額となります。対象者は1,701
人です。また、現在8割軽減
の方は令和2年度から7割軽減となり、今までは9,075円だった方が1万4,629円になり5,554円
の増額となります。対象者は1,789
人です。合わせて3,490
人の方に影響が及びます。
高齢者
の皆さんは年金が減額され、医療や介護
の負担は年々増えています。その上、昨年10月には消費税が10%に増税され厳しさは増すばかりです。消費税増税は社会保障
の充実
のためだったはずです。国は半年もたたないうちからこのような弱い者いじめ
を始めています。私どもは後期高齢者医療制度そのものにも反対しておりますが、このような高齢者
を苦しめる高い保険料
を認めることはできませんので、この条例に反対いたします。
27:
◯議長(
本田雅英君)[ 293頁]
ほかに討論はありませんか。
次に、賛成討論
の発言を許します。
討論はありませんか。
28: ◯6番(沖 廣君)[ 293頁]
議案第7号「令和2年度津島市後期高齢者医療特別会計予算について」、賛成
の立場で討論させていただきます。
現在、我が国では、少子化と高齢化
の急速な進展により人口減少、超高齢化社会
を迎えております。当市においても市内人口
の減少傾向が続く中、高齢化率は年々増加しており、今後は団塊
の世代
の方々が75歳
を迎える2025年
を見据えた対策が急務となっていることは、今さら私が言うまでもありません。
今議会に提案されました予算は、原則75歳以上
の方が加入する医療費
の増加に対応すべき予算が適正に措置されていると私は思っています。病気
を未然に防ぎ、早期発見・早期治療につなげていくことが大変重要であります。特に高齢者
の方に対する生活習慣病など
の対策は、これまで
の保健事業と介護予防
の制度ごとに実施されておりましたが、令和2年度からは新たな高齢者
の方
の生活習慣病
の発症予防や重症化予防
の取組として、県内でもいち早く保健事業と介護予防
を一体的に実施することにしており、今後
の医療費や介護給付費
の抑制につながる取組であると期待できることと私は思っています。
これら
のことから、当市にとって令和2年度に必要な予算が適正に編成されていると思いますので、議案第7号については賛成としたいと思います。以上です。
29:
◯議長(
本田雅英君)[ 293頁]
ほかに討論はありませんか。
討論も尽きたようでありますから、これ
をもって議案第7号
の討論
を終結いたします。
これより議案第7号
を採決いたします。
議案第7号は、予算・決算特別委員長報告
のとおり決することに賛成
の諸君
の起立
を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
起立多数であります。よって、議案第7号は原案
のとおり可決されました。
次に、議案第8号「令和2年度津島市民病院事業会計予算」について
の討論に入ります。
まず、反対討論
の発言を許します。
討論はありませんか。
次に、賛成討論
の発言を許します。
討論はありませんか。
30: ◯17番(長屋大和君)[ 294頁]
議案第8号「令和2年度津島市民病院事業会計予算」について、賛成
の立場で討論いたします。
津島市民病院におかれましては、平成29年度、平成30年度
の経常収支黒字化に続き、今年度も同様に黒字となり、3年連続で
の経常収益黒字化
を達成できる見込みと
のことです。令和2年度予算におきましても黒字予算となっております。一時期
の経営不振から
の脱却が着実に図られているものと推察いたします。これは、病院
のスタッフ
の皆さん
の日々
の取組
の積み重ね
の成果であります。
経常収益黒字化という経営改善
の計画は評価すべきこととは思いますが、委員会において以前に指摘があり、対応すると
の答弁があったにも関わらず不十分な対応であったりするなど
の事例が見受けられ、市民病院職員
の意識や姿勢
の改善が必要だと感じました。中でも手当
の見直しにつきましては、大きな課題になっている医師
の働き方改革に影響するものであると思われます。働き方改革
の期限は数年後なのでまだ時間があるように感じますが、それに向けて今から計画的に取り組んでいくという姿勢が必要であると考えます。市民病院全体
のさらなる向上
を図っていただき、より円滑な病院運営
を行っていただくこと
を要望いたします。
令和2年度は診療報酬改定
の年であり適切な対応が求められます。施設
の大規模修繕にも取り組まなければなりません。厚生労働省が示した再編統合に対する再検証もしなければなりません。4月には回復リハビリテーションが休止いたします。新型コロナへ
の対応も予断
を許しません。このように病院においては大変厳しい状況が続くことも予想されます。
しかし、一方で循環器内科や整形外科
の常勤医師
の増員、海部医療圏における公立・公的病院
の連携強化といった明るい話題も耳にしております。病院職員
の皆様がさらなる医療
の質
の向上、病院経営
の改善に取り組んでいただくこと
を期待いたしまして、議案第8号に賛成といたします。
31:
◯議長(
本田雅英君)[ 294頁]
ほかに討論はありませんか。
討論も尽きたようでありますから、これ
をもって議案第8号
の討論
を終結いたします。
これより議案第8号
を採決いたします。
議案第8号は、予算・決算特別委員長報告
のとおり決することに賛成
の諸君
の起立
を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
起立全員であります。よって、議案第8号は原案
のとおり可決されました。
次に、議案第9号「令和2年度津島市下水道事業会計予算」についてから、議案第12号「津島市印鑑条例
の一部改正について」まで
の討論に入ります。
まず、反対討論
の発言を許します。
討論はありませんか。
次に、賛成討論
の発言を許します。
討論はありませんか。
討論もないようでありますから、これ
をもって議案第9号から議案第12号まで
の討論
を終結いたします。
これより議案第9号
を採決いたします。
議案第9号「令和2年度津島市下水道事業会計予算」については、予算・決算特別委員長報告
のとおり決することに賛成
の諸君
の起立
を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
起立全員であります。よって、議案第9号は原案
のとおり可決されました。
次に、議案第10号
を採決いたします。
議案第10号「令和2年度津島市上水道事業会計予算」については、予算・決算特別委員長報告
のとおり決することに賛成
の諸君
の起立
を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
起立全員であります。よって、議案第10号は原案
のとおり可決されました。
次に、議案第11号
を採決いたします。
議案第11号「津島市議会
の議員その他非常勤
の職員
の公務災害補償等に関する条例
の一部改正について」は、総務委員長報告
のとおり決することに賛成
の諸君
の起立
を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
起立全員であります。よって、議案第11号は原案
のとおり可決されました。
次に、議案第12号
を採決いたします。
議案第12号「津島市印鑑条例
の一部改正について」は、総務委員長報告
のとおり決することに賛成
の諸君
の起立
を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
起立全員であります。よって、議案第12号は原案
のとおり可決されました。
次に、議案第14号「津島市放課後児童健全育成事業
の設備及び運営に関する基準
を定める条例
の一部改正について」
の討論に入ります。
まず、反対討論
の発言を許します。
討論はありませんか。
次に、賛成討論
の発言を許します。
討論はありませんか。
32: ◯12番(
太田幸江君)[ 296頁]
議案第14号「津島市放課後児童健全育成事業
の設備及び運営に関する基準
を定める条例
の一部改正について」、賛成
の立場で討論します。
平成26年9月30日に制定された津島市放課後児童健全育成事業
の設備及び運営に関する基準
を定める条例には、第9条に専用区間
の面積は、児童1
人につきおおむね1.65平方メートル以上でなければならない。第10条4、1
の支援単位
を構成する児童
の数は、おおむね40
人以下とすると定めておりますが、令和2年3月1日現在において、津島市
の8学童クラブ全て
の施設において、1
人当たり1.65平方メートル以上
の専用区分面積
の基準は満たしているものの、8学童クラブ中5クラブが1
の支援単位基準
の40
人を超えているということ
の説明がありました。そのため5年間延長が必要となり、この条例改定が上程されました。
津島市
の学童保育は保護者
の方々が立ち上げ、そこに通う保護者と行政と二
人三脚でつくり上げてきた歴史があります。現在においてもNPO法人放課後
のおうち
を中心として、保護者と、そこで働く指導員
の方々
の献身的な活動で支えられています。今回
のコロナ対策においても突然
の学校休校対応として、過密状態
の下、学童保育は朝8時から夕方7時まで子供たち
を受け入れています。子供たちにとっても、働く保護者
の方々にとってもなくてはならないものであります。
行政
のすることは条例に基づいて保育環境
を整えることです。5年間
の経過措置
を延長することですが、今度こそ厚生病院委員会でも報告がありましたように、この条例内容
をしっかりと実現していただきたいと強く要望いたしまして賛成討論といたします。
33:
◯議長(
本田雅英君)[ 296頁]
ほかに討論はありませんか。
34: ◯14番(宇藤久子君)[ 296頁]
議案第14号「津島市放課後児童健全育成事業
の設備及び運営に関する基準
を定める条例
の一部改正について」、賛成討論
をさせていただきます。
この一部改正は、平成26年に国
の法律に従って学童クラブ
を利用されるお子さんたち
の環境
の向上
のため、市内
の学童保育における運営
の基準
を明らかにした条例
の一部改正になります。
今回
の条例改正では、児童福祉法
の中で言われている児童
の身体的、精神的及び社会的な発達
のために必要な水準
を確保するもの、つまり1つ
の学童クラブ室
の利用児童
を40
人以内とし、また児童1
人当たり
の専用区画
の面積
を1.65平方メートル以上とすることで、お子さんたちが放課後
を過ごす生活空間
の質
を確保するため
の経過措置
の期限
を5年間延長するものです。
平成30年12月に策定した津島市公共施設等適正配置計画において、各こども
の家については、各施設
の更新時期と、学校余裕教室
の発生状況に応じて学校施設へ
の集約化
を検討していくという方針ですが、現状
の過密な保育環境から目
をそらすことなく、今後
の5年
の間には、子供たち
の放課後
の生活環境など
の改善
を成し遂げようとする意欲に敬意
を表します。
今後、市が学童保育
の水準
をこれまで以上に向上させること
を期待いたしまして、賛成といたします。
35:
◯議長(
本田雅英君)[ 297頁]
ほかに討論はありませんか。
討論も尽きたようでありますから、これ
をもって議案第14号
の討論
を終結いたします。
これより議案第14号
を採決いたします。
議案第14号は、厚生病院委員長報告
のとおり決することに賛成
の諸君
の起立
を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
起立全員であります。よって、議案第14号は原案
のとおり可決されました。
次に、議案第15号「津島市国民健康保険税賦課徴収条例
の一部改正について」
の討論に入ります。
まず、反対討論
の発言を許します。
討論はありませんか。
36: ◯12番(
太田幸江君)[ 297頁]
議案第15号「津島市国民健康保険税賦課徴収条例
の一部改正について」、反対
の立場で討論いたします。
国民健康保険特別会計は、平成30年度より愛知県が事業主体となり、一体的に運営されることになりました。令和2年度から津島市において保険料制度が4方式から資産割が削減され、所得割、均等割、平等割
の3方式に変更されます。そのため所得割、均等割、平等割が増額され、1
人当たり平均4,000円
の引上げとなります。
津島市
の国民健康保険料
の令和元年度は、税率で計算しますと250万円所得で40歳未満
の御夫婦、子供さんが2
人いるこの4
人家族で保険料は年額32万9,874円となり月額で2万7,489円になります。所得
の1割以上が国保税として支払うことになります。
また、均等割
を計算すると令和元年度は3万600円掛ける4
人で12万2,400円となりますが、令和2年度では3万2,600円掛ける4
人で13万400円となります。令和2年度
の均等割額は令和元年度より1
人当たり1,100円
の引上げとなりますので、4
人家族では令和元年度より4,400円
の増額となります。もともと高い保険料にこれが増額されるわけであります。その他、所得割も均等割も引き上げられていくわけであります。大変な保険料となります。
日本共産党は国や県が公費
を1兆円投入する、これが全国自治会
の要望であります。これ
をすぐさますることによって、均等割と平等割
をなくし、協会けんぽ並み
の保険料に引き下げること
を提案しています。今でも高くて払えない国保税
を引き上げることに対しては反対ですので、この条例に反対いたします。
37:
◯議長(
本田雅英君)[ 298頁]
ほかに討論はありませんか。
次に、賛成討論
の発言を許します。
討論はありませんか。
38: ◯6番(沖 廣君)[ 298頁]
では、議案第15号「津島市国民健康保険税賦課徴収条例
の一部改正について」、賛成
の立場で討論させていただきます。
今議会に提案されましたこの条例
の一部改正につきましては、平成30年度から実施されております国保制度改革により、これまで市町村が個別に財政運営
を行っていたもの
を都道府県が財政運営
の責任主体となり、安定的な財政運営や効率的な事業
の確保など
の国保運営に中心的な役割
を担い、財政基盤
の強化など
の安定化
を図ることとなりました。
この制度改革により制度
の仕組みが変わり、令和2年度以降においても保険税
の上昇が見込まれることから、急激に上昇しないように津島市国民健康保険事業基金
を活用するとともに、保険税
の算定における資産割額
を廃止し、保険税率
の改定
を行うなど、国民健康保険事業
の財政運営
の安定化が図られています。
以上
のことから、当市にとっても必要な改正であると思いますので、私は賛成といたします。
39:
◯議長(
本田雅英君)[ 298頁]
ほかに討論はありませんか。
討論も尽きたようでありますから、これ
をもって議案第15号
の討論
を終結いたします。
これより議案第15号
を採決いたします。
議案第15号は、厚生病院委員長報告
のとおり決することに賛成
の諸君
の起立
を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
起立多数であります。よって、議案第15号は原案
のとおり可決されました。
次に、議案第16号「津島市立看護専門学校
の設置及び管理に関する条例
の一部改正について」から、議案第18号「市道
の路線認定及び廃止について」まで
の討論に入ります。
まず、反対討論
の発言を許します。
討論はありませんか。
次に、賛成討論
の発言を許します。
討論はありませんか。
討論もないようでありますから、これ
をもって議案第16号から議案第18号まで
の討論
を終結いたします。
これより議案第16号
を採決いたします。
議案第16号「津島市立看護専門学校
の設置及び管理に関する条例
の一部改正について」は、厚生病院委員長報告
のとおり決することに賛成
の諸君
の起立
を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
起立全員であります。よって、議案第16号は原案
のとおり可決されました。
次に、議案第17号
を採決いたします。
議案第17号「津島市消防団条例
の一部改正について」は、総務委員長
の報告
のとおり決することに賛成
の諸君
の起立
を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
起立全員であります。よって、議案第17号は原案
のとおり可決されました。
次に、議案第18号
を採決いたします。
議案第18号「市道
の路線認定及び廃止について」は、文教建設委員長報告
のとおり決することに賛成
の諸君
の起立
を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
起立全員であります。よって、議案第18号は原案
のとおり可決されました。
次に、議案第19号「令和元年度津島市一般会計補正予算(第4号)について」
の討論に入ります。
まず、反対討論
の発言を許します。
討論はありませんか。
40: ◯11番(
伊藤恵子君)[ 299頁]
それでは、議案第19号 令和元年度津島市一般会計補正予算(第4号)に反対
の意見
を述べさせていただきます。
今回
の補正予算には、小学校
のトイレ改修工事費4億6,181万1,000円、藤浪中学校武道場改修工事2,299万2,000円、通学路歩道等整備費6,326万4,000円と、皆さんに非常に喜ばれる補正予算もあるわけで、この点では大いに評価いたしまして、私が所属する文教建設委員会では賛成
をいたしました。
しかし、全体で見ますとマイナンバー関連
の予算が計上されていることや、中央公民館
の代替として貸館業務が始まった総合保健福祉センター
の利用が低く減額補正となっております。また、がん検診委託料、成人保健事業など、当初
の予算から大変大きく減額されていると、目標が達成されていなかったことがうかがえますので、当補正予算には反対
をいたします。
41:
◯議長(
本田雅英君)[ 299頁]
ほかに討論はありませんか。
次に、賛成討論
の発言を許します。
討論はありませんか。
討論も尽きたようでありますから、これ
をもって議案第19号
の討論
を終結いたします。
これより議案第19号
を採決いたします。
議案第19号は、各委員長報告
のとおり決することに賛成
の諸君
の起立
を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
起立多数であります。よって、議案第19号は原案
のとおり可決されました。
次に、議案第20号「令和元年度津島市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について」から、議案第24号「令和元年度津島市一般会計補正予算(第5号)について」まで
の討論に入ります。
まず、反対討論
の発言を許します。
討論はありませんか。
次に、賛成討論
の発言を許します。
討論はありませんか。
討論もないようでありますから、これ
をもって議案第20号から議案第24号まで
の討論
を終結いたします。
これより議案第20号
を採決いたします。
議案第20号「令和元年度津島市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について」は、厚生病院委員長報告
のとおり決することに賛成
の諸君
の起立
を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
起立全員であります。よって、議案第20号は原案
のとおり可決されました。
次に、議案第21号
を採決いたします。
議案第21号「令和元年度津島市介護保険特別会計補正予算(第4号)について」は、厚生病院委員長報告
のとおり決することに賛成
の諸君
の起立
を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
起立全員であります。よって、議案第21号は原案
のとおり可決されました。
次に、議案第22号
を採決いたします。
議案第22号「令和元年度津島市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について」は、厚生病院委員長報告
のとおり決することに賛成
の諸君
の起立
を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
起立全員であります。よって、議案第22号は原案
のとおり可決されました。
次に、議案第23号
を採決いたします。
議案第23号「令和元年度津島市民病院事業会計補正予算(第2号)について」は、厚生病院委員長報告
のとおり決することに賛成
の諸君
の起立
を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
起立全員であります。よって、議案第23号は原案
のとおり可決されました。
次に、議案第24号
を採決いたします。
議案第24号「令和元年度津島市一般会計補正予算(第5号)について」は、厚生病院委員長及び総務委員長報告
のとおり決することに賛成
の諸君
の起立
を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
起立全員であります。よって、議案第24号は原案
のとおり可決されました。
次に、日程第2、議案第13号「津島市介護保険条例
の一部改正について」
を議題といたします。
本件については、厚生病院委員長から閉会中
の継続審査としたい旨
の申出がありました。
お諮りいたします。本件については、議席に配付しました閉会中
の継続審査申出書
のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
御異議なしと認めます。よって、議案第13号は厚生病院委員長から申出
のとおり、閉会中
の継続審査に付することに決しました。
次に、日程第3、請願第1号「国に加齢性難聴者
の補聴器購入に対する公的補助制度
の創設
を求める意見書
の提出
を求める請願」及び請願第2号「公共施設
の使用料
を値上げしないこと
を求める請願」
を一括議題といたします。
まず、請願第1号について、厚生病院委員長から審査
の結果報告
を求めます。
厚生病院委員長
太田幸江君〔登 壇〕
42: ◯12番(
太田幸江君)[ 301頁]
ただいま議題となりました請願第1号「国に加齢性難聴者
の補聴器購入に対する公的補助制度
の創設
を求める意見書
の提出
を求める請願」については、3月17日開催
の厚生病院委員会において審査
を行いましたので、その審査
の経過と結果
を報告いたします。
請願第1号「国に加齢性難聴者
の補聴器購入に対する公的補助制度
の創設
を求める意見書
の提出
を求める請願」は、津島市江東町3丁目171-2、新日本婦人
の会津島支部代表 桜井久美子氏より、国に対し加齢性難聴者
の補聴器購入補助制度
の創設
を求める意見書
を提出するよう求めるものです。
次に、採決結果
を報告いたします。請願第1号「国に加齢性難聴者
の補聴器購入に対する公的補助制度
の創設
を求める意見書
の提出
を求める請願」は、賛成者なしで不採択とすべきものと決しました。
以上、御報告申し上げます。
43:
◯議長(
本田雅英君)[ 301頁]
次に、請願第2号について、総務委員長から審査
の結果報告
を求めます。
総務委員長
山田真功君〔登 壇〕
44: ◯16番(
山田真功君)[ 301頁]
ただいま議題となりました請願第2号「公共施設
の使用料
を値上げしないこと
を求める請願」については、3月16日開催
の総務委員会において審査
をいたしましたので、その審査
の経過と結果
を報告します。
請願第2号「公共施設
の使用料
を値上げしないこと
を求める請願」は、津島市江東町3丁目171-2、新日本婦人
の会津島支部代表 桜井久美子氏より、公共施設
の使用料
を値上げしないよう求めるものです。
審査に当たり当局
の参考意見
を求めたところ、施設
の維持管理には経費がかかり、利用者
の使用料と市民
の税金によって賄われている。使用料は施設
を利用する方としない方と
の負担
の公平
を考え、応分
の負担
を受益者負担
の原則に基づき、適正に設定する必要がある。
現在、市
の使用料は統一的な基準がない中、長年見直しがされていない。また、老朽化が進む施設
の今後
の維持管理
のため
の費用確保も非常に重要な課題である。こうしたことから、市では適正に負担
を分かち合い、将来にわたって安定したサービス
を提供していくため、使用料見直し
の統一的な基準となる公共施設使用料
の見直し方針
を策定することとした。
見直し方針については、市民
説明会兼意見交換会、書面による意見募集等を通じて市民
の皆様から御意見
を頂き、また有識者で構成する会議からも御助言等
を頂きながら策定等
を進めてきた。頂いた御意見は真摯に受け止め、新使用料
の上限
を抑える減額、免除
の適用範囲に高齢者等が使用する場合
を加えるなど、できる限り見直し方針に反映した。使用料
の改定については、見直し方針に基づき、令和3年4月
を目指して進めていきたいと考えているという意見
を聴取した後、特段
の意見もなく採決した結果、賛成者なく不採択とすべきものと決しました。
以上、御報告申し上げます。
45:
◯議長(
本田雅英君)[ 302頁]
以上
をもって各委員長
の報告は終わりました。
これより、ただいま
の委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
質疑もないようでありますから、これをもって質疑
を終結いたします。
これより討論、続いて採決に入ります。
それでは、請願第1号「国に加齢性難聴者
の補聴器購入に対する公的補助制度
の創設
を求める意見書
の提出
を求める請願」
の討論に入ります。
まず、反対討論
の発言を許します。
討論はありませんか。
次に、賛成討論
の発言を許します。
討論はありませんか。
46: ◯11番(
伊藤恵子君)[ 302頁]
それでは、請願第1号「国に加齢性難聴者
の補聴器購入に対する公的補助制度
の創設
を求める意見書
の提出
を求める請願」に賛成
の立場で討論
をいたします。
まずこの請願では、初めに、難聴が認知症
のリスクになると指摘
をしています。昨年、政府は認知症施策推進大綱
を決定し、その中で、難聴は認知症
の危険性
を高める可能性がある危険因子であること
を明確に述べています。2017年
の国際アルツハイマー病会議でも難聴は認知症
の最も大きな危険因子である。難聴者対策は認知症
を予防する一番大きな因子と指摘
をされ、今注目
を浴びているところでございます。
ところが、日本は欧州諸国に比べて補聴器購入
のため
の公的助成など難聴対策が本当に遅れています。日本では両耳
の聴力が70デシベル以上
の高度・重度
の難聴者
の身体障害者手帳保持者でなければ公的支援
を受けられません。WHO(世界保健機関)では中等度、41デシベルから補聴器
をつけること
を推奨しています。少し聞こえにくくなったこと、これ
を放置しておくことで認識できない音がどんどん増えてしまうと、こういった理由からです。しかし、補聴器は基本的な性能
を持ったもので片耳10万円、両耳で20万円以上となり、年金でなかなか購入できない
のが現状です。
参議院
の財政金融委員会で補聴器購入に補助制度
を求めた日本共産党
の大門みきし参議院議員に対し、麻生太郎財務大臣は、厚労省から
の提案がまだないが、やらなければならない必要な問題だと述べています。津島市でも認知症対策に力
を入れる方針が出ています。
また、総合計画
の中に取り入れられようとしているSDGs(持続可能な開発目標)という3.8
の中に、全て
の人々に対する質
の高い必須
の保健サービス
のアクセス達成という項目が掲げてあります。今、自治体独自でこうした制度
を創設しているところも徐々に増えています。
この議会で次に上程されようとしている中高年
のひきこもり対策、この意見書
の中でもこうした問題が大きな一因
を占める、こうしたことに財政措置
を国に求めるものです。厚生病院委員会
の中で賛成者なくと言われましたけれども、これは本当に今国
を挙げて認知症対策に乗り出しているときに非常に重要な請願だと考えます。反対する方
の意見
を聞きたかったんですけれども、反対意見もなかったですので、ぜひ皆さん、賛成いただいて、こうした請願
を国に上げていただきたいと思っております。以上です。
47:
◯議長(
本田雅英君)[ 303頁]
ほかに討論はありませんか。
討論も尽きたようでありますから、これをもって請願第1号
の討論
を終結いたします。
これより請願第1号
を採決いたします。
厚生病院委員長
の報告は、不採択でありますので、本請願について採決いたします。
請願第1号について、採択することに賛成
の諸君
の起立
を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
起立少数であります。よって、請願第1号は不採択とすることに決しました。
次に、請願第2号「公共施設
の使用料
を値上げしないこと
を求める請願」
の討論に入ります。
まず、反対討論
の発言を許します。
討論はありませんか。
次に、賛成討論
の発言を許します。
討論はありませんか。
48: ◯12番(
太田幸江君)[ 303頁]
請願第2号「公共施設
の使用料
を値上げしないこと
を求める請願」に賛成
の立場で討論いたします。
今回、公共施設
の使用料値上げというか、見直し案で上がっている施設は大変多岐にわたっており、貸館グループとしては、文化会館、西地域コミュニティセンター、大崎会館、わざ・語り・伝承
の館、総合保健福祉センター、児童科学館、生涯学習センター、神島田公民館、図書館、これが貸館業務として見直し
をしようとしているところです。今まで無料だったわざ・語り・伝承
の館、そして社会教育
の場である図書館も貸館業務にするという案であります。
また、スポーツ施設としてもこの値上げ案
を出されているわけです。そして高齢者
の福祉施設である老人福祉センター、神島田祖父母
の家も今無料でありますが、これも有料化するというような動きがあるわけです。
12月議会、3月議会とその概要
を私は一般質問してまいりました。なぜなら、やはりたくさん
の市民
の方が健康に、そして社会参加する、公共施設はそのためにあるものです。公共施設は子育て支援、市民
の社会参加、高齢者
の生きがいづくり、災害時
の助け合い、コミュニティ
の推進等、現在
の社会状況からも果たすべき課題は重要となっています。国も県も市もこれから迎える高齢者社会において、健康づくり、予防施策、生きがいづくりと、この言葉がキーワードになっているわけです。スポーツに親しみ、文化に親しむことで市民が健康で楽しく暮らすことができ、まちが活気づき、そのことによって医療費
の削減、介護費
の削減につながること、これはもう試され済み
のものであります。スポーツ庁からもその数字としても上げられているわけです。
使用料が上がるということがどういうこと
を起こすか。今回、保健センター
の利用率
の推移
を見ても分かると思います。公民館で1,100円ぐらいでやっていたクラブが、保健センターに行って、その倍にはならなくても1,700円、1,800円という値段
を払うことが大変苦しいということもあったと思います。11クラブ・同好会が保健センターに行く予定だった
のが、5同好会・クラブで済んでいるになってしまったということが見えているわけです。使用料
を上げるということは、やはり使う方が少なくなる、稼働率が落ちるということではないでしょうか。
とにかくまちが元気になること、そしてそれが財政
を潤すことにつながる。痛み
を分け合ってどんどん縮小する
のではなく、笑う門に福来りです。ぜひみんなが元気になる施策でまち
を活性化すること
を考えていただきたい。どうしても稼働率
の低い施設
の稼働率
を上げる、そういう施策
をやっていただきたいと思います。
このこと
をやることによって、市は1,000万円が入ってくるというようなこと
をおっしゃられましたが、それ以上
のものがこの公共施設
を気軽に使う、その状況
をつくることこそが、もっと大きな利益があると思います。特に高齢者福祉施設ですが、3施設で年間延べ利用率が6万3,000
人です。今回、ふれあいサロン
の参加者、年間どのぐらいですかとお聞きしたところ、7,000
人ですというお答えでした。6万3,000
人の方が自主的に、誰
の手も借りず、自分たちで講師料
を払ったり、施設
のお金
を払ったり
をしながらでも自分たちで自主運営している方が他
の施設でもたくさんあると思います。その市民
の力
をしっかりと後押しする
のが行政です。ぜひ公共施設
の値上げ
をしないで、この声に耳
を傾けていただきたいと思います。
私はこの請願に賛成いたします。
49:
◯議長(
本田雅英君)[ 305頁]
ほかに討論はありませんか。
討論も尽きたようでありますから、これをもって請願第2号
の討論
を終結いたします。
これより請願第2号
を採決いたします。
総務委員長報告
の報告は、不採択でありますので、本請願について採決いたします。
請願第2号について、採択することに賛成
の諸君
の起立
を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
起立少数であります。よって、請願第2号は不採択とすることに決しました。
次に、日程第4「第5次総合計画策定調査特別委員会調査経過報告」
を議題といたします。
第5次総合計画策定調査特別委員長
の報告
を求めます。
第5次総合計画策定調査特別委員長
加藤則之君〔登 壇〕
50: ◯5番(
加藤則之君)[ 305頁]
それでは、第5次総合計画策定調査特別委員会は、新しいまちづくり計画
の策定に向けて
の調査・研究
を図る目的で令和元年5月15日設置されたものであります。
初めに、本年度における委員会
の開催状況について御報告いたします。
本委員会は、令和元年8月28日、11月22日、令和2年2月18日及び3月19日
の計4回開催
をし、当局から現在まで
の進捗状況など
の報告
を受け、その後、意見交換
を行いました。
令和元年8月28日開催
の第1回委員会では、第5次総合計画策定方針について
説明を求めました。
当局より、前年度は市民意識調査と本市
の基礎的概況
の調査等
を実施し、本年度はワークショップ等による市民参加、また全庁的な職員
の参画による策定作業を通じてまちづくり
の方向性
を共有しつつ、昨年度に実施した各種調査において整理したまち
の課題へ
の取組方針
の素案
をまとめていく。
また、策定
の趣旨として第4次総合計画に基づき市政運営
を進めてきたが、社会経済環境は大きく変化し、幅広い多様な課題へ
の対応が求められ、今後
の自治体運営は今まで以上に厳しさが増すことが予想される。こうした中で持続可能なまちにするため、長期的な視点によるまちづくり
の方針
を示し、市政
を総合的かつ計画的に運営していくため
の指針として策定する旨
の説明がありました。
そして、計画
の策定に当たり5つ
の重要視点として、1つ、総合計画
の位置づけと役割
を明らかにし、個別計画、ビジョン等
の関係性
を明らかにすること。2つ、市民・団体・職員
の意見
を吸い上げ、まちづくり
の方向性が共有できるものであること。3つ、各行政分野
の施策推進に当たり、担当部局において、施策・事業
の意義や効果
を意識できる計画であること。4つ、予算と連動した計画運営ができる仕組み
を有するものであること。5つとして、簡素で実効性
のある計画とし、合理的かつ効率的な進捗管理
を行うことができるものであること。
以上
の5つ
の重要視点
を上げ、計画
の構成は現在
の総合計画
の構成
を踏襲し、基本構想、基本計画、実施計画
の3層構造とする旨
の報告がありました。
策定体制は、市民参画として市民ワークショップ等により実現したい理想
の暮らしや住環境、まち
の姿など
を検討し、その成果
を計画策定に生かす。なお、まちづくり
の方向性
を市民と共有するため、つしま未来会議
を開催し、10年後に実現
を目指す理想
の暮らしやまち
の姿
を検討していくと
の説明もありました。
また、庁内体制としては、全職員が参加できるよう庁内各課が主体となって計画策定に必要な資料作成や施策
の設定・検証
を行う。そして各課長で構成する総合計画策定会議
の設置や、市長・部長等で構成する行政経営会議をもって総合計画策定委員会に代えることとし、重要事項
の審査、調整、計画案
の決定
を行う。
また、津島市総合計画審議会条例に基づき設置する総合計画審議会は、市長
の諮問した総合計画案について調査・審議
を行い、答申
を行う。そして議会では、基本構想
を議決することになると
の説明がありました。
その後、市民意識調査結果
の概要、津島市
の基礎的概況
の概要
説明があり、最後に、現在進行中
の第4次津島市総合計画総括評価シートまとめ
の説明があり、分野別
の1.市民とともに歩む自立した行政経営、これは協働・行財政運営についてであります。
2.健やかに生き生きと暮らせるまち、保健・医療・福祉
の分野であります。
3として、生活と産業
の調和した安心・安全なまち、これは産業・環境・市民生活であります。
4として、豊かな心と文化
を育むまち、教育・文化・人権であります。
5つ、快適な暮らし
を支える基盤
の整ったまち、交通・都市基盤・水環境であります。
以上、5項目
の成果と課題
の説明があり、その後、質疑、意見交換に入りました。
まず地方創生総合戦略も策定され、総合計画
の中に盛り込まれると思うが、どのようにリンクさせる
のか
説明願いたいと
の質疑に対し、総合計画と総合戦略
を一体化すること
を考えている。現在
の総合戦略
を1年延長させて、再来年度2021年度に総合計画と総合戦略
の一体化
を考えていきたいと
の答弁がありました。
次に、市民参加
のワークショップはどのような方が参加される
のかと
の質疑に対し、高校生が7名、30歳代が3名、40歳代が4名、50歳代と60歳代が各2名、70歳代が7名
の25名であると
の答弁がありました。
次に、11月22日開催
の第2回委員会では、総合計画
の枠組み、基本構想
の骨子について
説明を求めました。
初めに、津島市
の現状と課題について。
津島市
の現状分析については、津島市
の動向、都市間比較、さらには社会経済潮流
の変化と求められる対応として、基礎的概況
の中から主立ったものの
説明がありました。
その内容は、人口減少が続いていること。さらに20歳代
の若い世代や30歳代
の子育て世代
の転出超過が大きいこと。産業では、業種別従業員数割合は製造業
の割合が低く、人口当たり
の市民所得は、周辺都市や愛知県平均より低い。そしてインフラ・空間
の変化としては、都市
の低密度化によりこれまで以上に空き家・空き地対策が必要になる。また、技術・社会
の変化として新技術
の活用による地域課題解決、地域
の防災力・消防力
の強化などが求められてくると
の説明がありました。
次に、市民意識調査では、まちづくりで重要となるキーワードは子育て支援が圧倒的に多く、続いて成長市場
の創出・地域活性化、若年者
の雇用対策、防災・減災
の構築、質
の高いインフラ
の整備などが多くなっていると
の説明ありました。
さらに2040年
の津島市
の未来予測は、人口については減少幅が県平均
の2倍であること、財政では、人口1
人当たり
の公有財産建築維持管理費が増加することが報告としてありました。
そして、第5次津島市総合計画基本構想等
の骨子(案)について、計画
の位置づけ、計画
の構成と期間、そして将来展望と長期的なまちづくり
の視点について
の説明があり、この中で、新たに新技術
の開発と産業・生活
の変化として、Society5.0
の実現に向けAI、IoT活用など
のイノベーション
の創出や持続性
の高い社会構造、まちづくり
の必要性などが盛り込まれました。
また、基本構想
の将来都市像については、キーワード
を市民や職員から得て検討する予定で、将来像
を1つに絞り込むことが難しければ複数
の将来像
を示すことも検討していきたいと
の説明がありました。そして第4回津島市議会
定例会に津島市総合計画条例
の制定
の議案
を上程し、議決
を得ると
の説明がありました。これは地方自治法
の一部改正により基本構想
の策定義務がなくなり、国より各自治体
の判断に委ねられたことによるものであります。
次に、基本計画
の総論では、まちづくり
の戦略において、中・長期的展望で力点
を置く施策
を定め、庁内が横断的に連携する施策
をまちづくり戦略として定めること
を検討。この中に、次期津島市まち・ひと・しごと創生総合戦略
を位置づけるとともに、国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)
の考え方
を踏まえた内容にすること
を検討し、まちづくり戦略
のテーマは、若手・中堅職員で構成する総合計画策定ワーキンググループでも検討すると
の説明がありました。
また、分野別計画においては、基本施策
の5項目
の構成案
の説明があり、現時点では現行計画
を基にしているが、より実効性
のある計画になるよう構成
を検討し、見直していくと
のことでありました。
最後に、つしま未来会議について
の報告があり、これから10年間
のまちづくりについて、生活者、市民
の視点で自由に話し合い、今後、求められる具体的なまちづくり
のアイデアなど
を検討するために、市内在住、在勤、在学
の方25名に参加いただいた。9月7日、10月5日、10月26日
の計3回開催し、高校生から高齢者まで
の幅広い年齢層
の方に御参加いただき、活発な意見が出されたと
の報告があり、その後、質疑、意見交換に入りました。
初めに、第4次総合計画に出てくる事業は、多くが市民活動とともに行われるものであり、市民
の方々がサービス
の提供者にもなる。このような場合、行政側は市民活動
の場
を整える責任があり活動しやすい場
を提供していく。あるいは新しい後継者
を育成するため
の知見や情報
を提供していくことが必要である。つまりそれなり
のお願い
をするだけ
の準備
をしていかなければならない
のではないか。
そして、ボランティア
をやったこと
の責任
を取ってあげることができなければ、何らかの補填する方法も今後一緒に考えていただきたいと
の要望に対し、市民協働
の考え方で進めているが、確かに行政からお願いばかりでなく、それなりに市民
の方々に対しても準備
をしながら市としても連携していかなければいけないと思っている。併せてボランティアに対する損害賠償関係については、担当課に確認させていただくと
の答弁がありました。
次に、全体として国際化・グローバルな視点が少し少ないと思う。海外と
の往来も多くなってくるため、インターナショナルな人材
を津島から輩出していくような視点が必要ではないか。また、キャッチフレーズとして、この総合計画が市民にとって総花的ではなく、深く絞り込んだ内容で勇気や元気が出るキャッチフレーズ
を期待したい。これ
を10年間掲げ続ければ市民
の方々にもしっかり浸透していくと思う。しっかりとした元気
の出るキャッチフレーズ
を作成していただきたいと
の意見がありました。
この意見に対し、グローバル化・国際化に関する記載が少ないと
の指摘については、今後評価部分に入れていく。第5次総合計画
の分野別
の中には第3章
の中に入れてあるため、そこ
の中で反映していく。キャッチフレーズについては、分かりやすく、10年間続く合い言葉にできるよう、つしま未来会議やワーキンググループ
の中で検討していくと
の答弁がありました。
次に、総合計画はいろいろな分野
の大元であるが、関連性も含め、どこまで記載する
のかと
の質疑に対し、総合計画は上位計画であるため、大きなくくりで市民に分かりやすい計画にしていく。中身については、担当課で作成していく計画
の中で細かいこと
を策定していくという答弁がありました。
さらに、要望として、グローバル化
の視点と、津島市で本当に誇り
のある平和行政
をどこかにうたってほしい。そしてもう一つは、人権
の中にはジェンダー平等、これらも気にしていただきたいと
の要望もありました。
次に、市民意識調査について
説明願いたいと
の質疑に対し、無作為で市内在住
の18歳以上
の方2,300
人を対象にアンケート
をし、回答率は41.1%であったと
の答弁がありました。
次に、グローバル化ということが第5次総合計画に記載されており、SDGs
の目標達成に向けた取組が必要と
のことであるが、認識はいかがかという質疑に対し、国連サミット採択事項であるため認識しており、2030年までに目標
を達成しなければならないと国でも目標として掲げている。愛知県も取組
を始めており、SDGs
の17
のアイコンについて、どの施策が何に該当するか
を、今後各課に照会
をかけ進めていくと
の答弁がありました。
次に、つしま未来会議に多く
の高校生が参加しており、活発な意見が出たと思うが、主立ったものについて
説明願いたいと
の質疑に対し、若い世代
の津島市
の自慢できるところ、好きなところは、名古屋に行きやすいところ、祭りなどで伝統
の祭りがあるため、これら
を生かしていきたいと
の意見があったと
の答弁がありました。
この答弁に対し、確かに名古屋に近く、地価が安く、家も建てやすい。病院も多い。医療施設、安心・安全
の要もある。もっとこの辺もPRしていく必要がある
のではないかという意見に対し、確かに津島市は良いところだということ
をうまくPRできていないことが課題である。引き続きうまく展開できるようにしていくと
の答弁がありました。
ほかには、総合計画は中長期
のビジョンであるが、中間年で
の改定など、今まで以上に仕組みなど
を見直していっていただきたいと
の意見などもありました。
次に、令和2年2月18日
の第3回委員会では、総合計画
の構想素案、そして計画素案について
の説明を求めました。
基本構想は、将来
のまちづくり
の方針及び市政
の基本的な考え方
を示すもので、将来都市像は3案
を併記した。この案は、若手・中堅職員によるワーキンググループ、また市民
の皆様に参加いただいた未来会議などで出されたアイデア等
を基に作成しており、今後、意見、修正案等
を参考にして最終的に決定する。
人口と土地利用
の考え方については、計画目標年
の令和12年
の人口展望
を5万6,600
人から5万9,500
人を10年後
の将来人口とし、土地利用
の考え方については、現在策定中
の都市計画マスタープランと整合性
を図りながら都市構造について示す予定であると
の説明がありました。
基本計画については、前回
の資料ではまちづくり戦略としていたが、より分かりやすくするため重点戦略に変更した。また、分野別計画は各課に依頼し調整中であり、施策
の目指す姿、現状と課題、まちづくり
の指標、施策
の方向
を掲載していくと
の説明と、各施策
の該当ページにはSDGs
のアイコン
を掲載していきたい旨
の説明がありました。
続いて、質疑、意見交換に入り、初めに市民意識調査も大事だが、内側
の情報だけで構成されており、外から見た津島市
の視点がないと感じる。人口流出も、なぜ津島市が選ばれない
のか
を客観的に見ていく必要がある。そして市
の基礎的概況で顕在ニーズだけ
を拾い、市民が気づいていない潜在ニーズ
を酌み取っていない気がすると
の意見がありました。
また、津島といえば市民病院、歴史、防災、子育て、これらが重要で、津島市
の魅力
をただ単に明記するだけでなく、市民病院は宝であり、歴史といえばイベントではなく文化であり、防災に関してももっと大きくうたっていただきたい。そして、子育ても津島
の魅力発信につなげていっていただきたいと
の意見もありました。
次に、計画に示されている10年後
の将来人口よりも、現実はもっと厳しい状況になることが予測されるが、どのように考えている
のかという質疑に対し、社会情勢、人口減少、転出数
の増加など
の予測は大変困難であるが、できる限り計画
の枠内で進めていきたいと
の答弁がありました。
そして、多く
の意見が出たが、あくまで総合計画
の基本構想・基本計画、これに基づき施策
をいろいろ打ち出し、最終的には3か年
の実施計画に具体的なこと
を打ち出していく。そういった意味ではほぼ完璧であるが、分野別計画において、例えば基本施策構成案
の第1章、ぬくもりあふれる安心
のまち
の子育て支援
の中で、子育て世代
包括支援センターなど、分かりやすく明記していっていただきたいと
の要望もありました。
さらに分野別計画
の全てが津島市
のまちづくりにつながっていくため、全庁的な横
の連携と意識
を持ってやっていただきたいと
の意見や、重点戦略
の推進でSDGs
の理念や、まち・ひと・しごと創生総合戦略
のまちづくり
の仕組み
を展開する中
のSociety5.0
の推進などは、環境問題とともに情報化社会
の次なる社会
の到来
を意味している。総合計画は10年間
の計画であるが、過去
の10年間
の計画はこれから
の2年か3年で変わってしまう社会
の到来
を考えていかなければならない
のかもしれない。そういったことにも対応できるような総合計画になるよう要望すると
の意見もありました。
以上、本年度における当委員会
の概要
を報告させていただきましたが、第5次総合計画は令和3年度から
の実施になります。現在進行中
の第4次総合計画
の総括も含め、成果と課題
を新しい総合計画に生かしていただき、市民
の皆様と行政、そして議会がお互いに信頼し合いながら津島市
のまちづくり
をよりよく進めていくことができるよう、今後も市当局と協働し、残り1年、さらなる調査・研究
を継続することに決しました。
以上、御報告申し上げます。
51:
◯議長(
本田雅英君)[ 310頁]
第5次総合計画策定調査特別委員長
の報告が終わりました。
ただいま
の委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
質疑もないようでありますから、これ
をもって第5次総合計画策定調査特別委員会
の調査経過報告
を終わります。
次に、日程第5「下水道事業調査特別委員会調査経過報告」
を議題といたします。
下水道事業調査特別委員長
の報告
を求めます。
下水道事業調査特別委員長
伊藤恵子君〔登 壇〕
52: ◯11番(
伊藤恵子君)[ 310頁]
下水道調査特別委員会は、下水道事業
の効率的かつ安定的な経営
を行うため、調査・研究
を図る目的で令和元年11月25日に設置されたものであります。
当委員会は、特に平成29年度から流域関連公共下水道事業が特別会計から地方公営企業法
の適用により、企業会計に統合されたことにより危惧される問題点について、調査・研究
を進めること
を重点としました。
年度における委員会
の開催状況について報告します。
本委員会は、令和元年12月25日、令和2年2月12日、3月5日に開催し、下水道事業
の経営状況について
を議題として調査
を進めました。
具体的な調査事項としては、流域関連公共下水道事業
の事業開始から現在、平成30年度まで
の決算状況について、流域関連公共下水道事業
の工事進捗状況について、現在
の事業計画について効率的な計画となっている
のかであります。
12月25日開催
の第1回委員会では、初めに下水道事業
の経営状況について、流域関連公共下水道事業特別会計は、事業費が発生した平成13年度から平成28年度まで
の歳入総額は137億2,731万657円、歳出総額は135億9,546万8,489円である。平成29年度より企業会計になることで収益的収支(3条予算)、資本的収支(4条予算)
を計上し、財務諸表
を作成し、1年間
の経営状況
を明らかにすることとした。
平成29年度下水道事業
の収益的収支
の状況は純利益1,883万9,340円であるが、内訳は単独公共下水道事業が純利益4,826万9,487円、流域関連公共下水道事業は純損益2,943万147円。平成30年度
の収益的収支
の状況は純利益4,378万5,939円であったが、単独公共下水事業が純利益5,808万4,761円、流域関連公共下水道事業が純損失1,429万8,822円であり、合算によって純利益が生じている状況である。
資本的収支
の状況は、平成29年度
の収入15億5,871万7,460円、支出17億8,936万6,842円。平成30年度は収入6億4,459万2,300円、支出8億7,127万7,016円で、不足する額は補填財源により補填していると
説明があった後、質疑に入りました。
まず、一般会計から
の繰出金
の基準と内訳について
説明願いたいと
の質疑に対し、平成30年度では、3条予算で分流式下水道等に要する経費1億8,429万8,000円、流域下水道事業利子償還分449万2,000円、下水道
の規制に要する経費428万9,000円、基準外として退職給付引当金分481万2,000円等、合計2億296万6,000円。4条予算として、流域下水道事業
の元金
の起債償還に係るもので3,157万8,000円、地方公営企業職員に係る児童手当に要する経費40万8,000円、基準外で出資金5,394万1,000円、合計8,551万9,000円と他会計補助金40万8,000円である。3条予算、4条予算合計で他会計補助金及び出資金等
の合計が2億8,889万3,000円であると
の答弁がありました。
次に、流域関連公共下水道工事
の進捗について。
平成14年に事業着手し、平成31年まで
の進捗状況は、神守処理分区93.1%、唐臼南処理分区100%、新開北処理分区56.4%、唐臼北処理分区100%、莪原西処理分区95.6%、平成29年度に事業計画
を変更し追加した喜楽処理分区、江東処理分区、宮川処理分区、中地処理分区、南本町処理分区
の進捗率はゼロ%で全体計画区域では進捗率は56.2%となっている。来年度
の整備箇所としては、愛宕町5丁目地内ほかで約4ヘクタール
を予定していると
の説明の後、質疑に入ったところ、まず平成16年度から工事が開始され、令和7年度までが当初
の計画であったと思うが、年々事業規模が縮小されている。進捗状況はどうか、計画どおり進む予定な
のかと
の質疑に対し、今
の状況でいくとかなり遅れることになると
の答弁がありました。
この答弁に対し、当初、平成14年度に計画された神守分区も100%計画が進んでいない。平成29年計画は手つかずになっているなど、県に実施計画
を出しながら事業が進められていない状況について
説明願いたいと
の質疑に対し、喜楽処理分区がある2号幹線、神守町から愛西市町方はまだ建設途中であり、喜楽処理分区
を津島市が整備するという意思表示
をしないと延伸してこないという経緯があり、平成29年度に事業計画
を変更し区域
を拡大したが、2号幹線はまだ整備されておらず未着手となっている。南本町と中地、宮川
を受ける幹線もまだ途中で未着手となっている。神守、莪原については、調整区域が点在している部分が残っていると
の答弁がありました。
さらにこの答弁に対し、未着手となっている事業は、津島市として経営状況
を考えれば手
を挙げるべきではなかった
のではないかと
の質疑に対し、当初は区域拡大という考えが非常に強く県に要望した経緯があったが、県に対しても市
の現状
を話し、厳しい考え方にしていかなければならないと
の答弁がありました。
この答弁に関連し、計画
の見直しはどのように進められる
のかと
の質疑に対し、通常5年から7年で見直す
のが一般的であると
の答弁がありました。
次に、接続率について。
下水道事業会計
の健全な経営観点から接続率向上が不可欠である。収益として反映される水量
を基本とした積算では48%、使用料割合における接続率も48%であると
の説明を受けた後、質疑に入りました。
接続促進
のため
の訪問活動で不在
のところへ
の対応はどうされている
のかという質疑に対し、訪問
の目的
を書いた
文書、チラシとともに不在票
を投函していると
の答弁がありました。
この答弁に対し、訪問した状況
の詳細
を次回に報告してほしいという要望が出されました。
次に、2月12日開催
の第2回委員会では、前回、第1回
の委員会で各委員から資料請求があった追加資料について当局より
説明を受け、その後、現在
の事業計画について効率的な計画となっているか
の視点で調査
を進めていくこととしました。
まず、第1回委員会で資料請求があった追加資料として、1つ目は、下水道接続促進啓発活動に係る訪問結果について。
現在も継続中ではあるが、令和2年1月末現在
の訪問件数は、訪問予定数1,181件に対し978件訪問し、在宅365件、不在613件であった。未接続者へ
の主な聞き取り
の内容は、いずれ
の地域も大半が浄化槽
を使用していることから不便性
を感じない。また、高齢世帯や年金暮らしで接続するため
の大きな負担が障害となっているということがうかがえる結果となっている。
2つ目は、接続率について。
平成30年度
の基礎となる水道メーター
の件数割合における接続率は47%という結果となった。
3つ目は、地方公営企業へ
の一般会計から
の繰出金について。
基本的な考えは総務省より通知されているとして、委員会にその項目
の一覧表が提出されました。
なお、出資金については、平成30年度より見直し
を行い、これまで補助金として支出していた一部
を出資金として支出することとした。下水道事業会計に対する出資金は、単独及び流域関連公共下水道事業
の建設に要する経費に充てるために支出される経費
を出資金として、4条予算である企業債
の元金償還金
の一部に充てるために支出されるものであり、平成29年度までは他会計補助金として繰り出していたもの
を出資金に区分変更したものである。建設改良等に係る経費
を出資金として、企業債
の元金償還
の一部に充てていると
の説明がありました。
4つ目は、建設や負担金などに伴う経費積算根拠について。
流域下水道維持管理負担金は流域下水道
の維持管理等に要する経費で、県が算定した単価
を乗じた額
を流入水量に応じて県へ負担するものである。
次に、流域下水道建設負担金は県が行う流域下水道事業
の建設事業費に対し、県と流域関連市町が国費
を除いた県が3分の2、市町が3分の1
を負担していると
の説明がありました。
以上
の説明を受け、質疑に入ったところ、下水道接続促進啓発活動に係る訪問結果について、訪問件数と在宅・不在という数値が出ているが、共働きで昼間は留守となる家庭などにはどのように対応される予定な
のかという質疑に対し、改めて時間帯も考えながら再度訪問
をしていきたいという答弁がありました。
この答弁に対し、不在通知に都合
のいい時間帯
を連絡くださいなど
のお願いはしていない
のかと
の質疑に対し、特にお願いはしていないが、連絡先は記入しているので、何らか問合せがあればと思っていると
の答弁がありました。
次に関連し、接続しない理由に浄化槽が壊れるまで考えていないという意見が上位にあるが、不便
を感じていないという方へはどのように
説明している
のかという質疑に対し、合併浄化槽は近年応分
の処理能力もあるが、個人管理されて初めて機能整理されるものである。下水道は水質等、一括管理できる施設であり、使用していただくよう
説明しているが、納得していただくまで
の条件には至っていない
のが現状であると
の答弁がありました。
この答弁に対し、何軒ほどが新築で浄化槽
を設置されたばかりな
のか把握しているかという質疑に対し、軒数までは把握していないと
の答弁がありました。
さらにこの答弁に対し、もっと危機感
を持ってそれぞれ
のお宅
の状況に応じた話
をすべきと思うがいかがかと
の質疑に対し、工事費が高いとか水道料が倍になってしまう、浄化槽もまだ壊れない等
の意見が多いが、単独浄化槽では水
の環境
を非常に悪くしていること
をしっかり認識
をしていただくなど水環境に対する啓発
をしっかりと進め、一歩踏み込んで接続までつなぎたいという答弁がありました。
この答弁に関連し、結果的にこの訪問が接続率向上につながるという確証
を持てた
のかと
の質疑に対し、訪問したところから20件以上は申請があり、実績はあったと感じていると
の答弁がありました。
さらに関連し、事前
説明会にはどれほど
の方が参加し、理解
をされていると思うかという質疑に対し、事前
説明会参加者は4割から5割程度で、半分
の方はこの事業自体、なかなか理解していただけない状況だと思われるという答弁がありました。
この答弁に対し、事前
説明会
を受けていない方へ
の訪問はそのこと
を埋めるぐらい
のこと
をしなければならない。今後は計画しようとする地域に事前に接続に対する意識、環境整備
の問題等、調査・意識啓発
をしながら準備していく必要がある
のではないかという質疑に対し、今は地理的に進めてきているという状況で、どういったところに工事
をしていくと最大
の効果が得られる
のかという事前検証という
のが確かにあまりなされていなかったと思う。今後
の進め方
を考慮していきたいという答弁がありました。
次に関連し、将来的な全体計画として市街化区域
を優先に供用開始が始まっているが、ある程度確実に接続率が上がるような地域
を選定してやっていくべきではないか。非常に接続率が悪いという部分は
説明にあるように、新築家庭においては浄化槽
を設置したばかりだと
の理由がある。新築家庭においても、早く接続すると補助金が出るというPRもされている
のかという質疑に対し、浄化槽
のPRは、今回
の訪問先についてもまだ補助金が出るというところ
を含めて、期間内に接続していただければ補助金制度があること
をPRしているという答弁がありました。
この答弁に対し、訪問先にはくみ取り式はあった
のかという質疑に対し、数件あったと
の答弁がありました。
この答弁に関連し、訪問活動で水環境問題についても訴えてきているということだが、接続率47%になったことによって、BOD(生物化学的酸素要求量)など、水がきれいになった指標になる数字がある
のか。水質改善はされている
のかという質疑に対し、市内数か所でBOD
を確認している。まだ数年ということで効果的なBOD
の削減には至っていないが、接続率が上がるとBODが下がると考えているという答弁がありました。
さらに関連し、接続しない理由
の1位、2位あたりに高齢・年金暮らしだからという回答があるが、具体的な内容について
説明願いたいと
の質疑に対し、御子息が離れて戻ってきて住むこともない。今後、家
の改修ということで工事費
をかけるまでもないという御意見だと判断していると
の答弁がありました。
この答弁に対し、現状でも暮らせるという中で下水道事業
を進めるためには、津島市
の水
をきれいにしたいという啓発活動、全体的な意識
の向上がないとなかなか接続しますとはならない
のかなと感じる。今回
の訪問活動で
のアンケート調査は大変な資料だと思うので、どこ
を支援すればよい
のか
を検討する必要があると思うがどうかという質疑に対し、今後
の進め方についても、こういった意見という
のは非常に重要な部分だと思っていると
の答弁がありました。
この答弁に対し、下水道接続補助金推進啓発活動
の結果について市長
の見解はどうかという質疑に対し、訪問
の結果によって20件以上
の申請があり一定
の効果はあったと考えている。アンケート調査
の上位
の意見でも分かるように、高齢者、年金暮らし、お金がかかる、考えていない、不便
を感じていないというような予想される結果も多く出てきており、地域
の関係性
の深い
人たちが一緒になって地域
の水環境
を守っていけるようなアプローチ
の仕方が大切ではないかと考えているという答弁がありました。
この答弁に関連し、令和2年度予算に新たに組み込んだものはある
のかという質疑に対し、補助制度は継続していくが、特に今までに代わる方策というものは考えていない。接続率
のアップという方策
を具体的に今後検討していきたいという答弁がありました。
次に、現在
の事業計画が効率的な計画になっている
のか
を議題とし、今後10年
の下水道事業会計シミュレーション、方向について
説明を受け質疑に入ったところ、料金収入も接続率
を47%と
説明をされたが、10年間47%
の接続率
を前提で
の見積りかと
の質疑に対し、47%同等で推移していくという考え方で試算したと
の答弁がありました。
この答弁に対し、10年間で料金水準が1割しか上がっていない。100%とは言わないが、極力それに近づく事業にしないと投資していく意味がない
のではないか。シミュレーションはもっと企業努力が必要ではないかと
の質疑に対し、あくまでも現時点
の途中段階で
の試算であり、これ
を実効性
のあるものということで、さらに精度
を高めていきたいと考えていると
の答弁がありました。
この答弁に関連し、人口減少
を考慮しているが、何
を参考にした
のかという質疑に対し、平成30年度社会保障・人口問題研究所
のデータ
を基にしていると
の答弁がありました。
この答弁に対し、そのデータ
を基に津島市は人口ビジョン
を出している。人口減少
を食い止めるという市
の方針は入っていない
のかという質疑に対し、津島市
の人口ビジョンではないと
の答弁がありました。
さらにこの答弁に対し、料金収入
を算定した人数、世帯数、単価について
説明願いたいと
の質疑に対し、平成31年度現在
の平均世帯当たり人口2.37という数字
を基に人口から割り戻して、世帯数
を出している。将来的には人口
の減少予測
を世帯当たり人口で割戻し、世帯数
を出しているという答弁がありました。
この答弁に関連し、津島市全体
の人口予測は、令和11年は何名となる
のかという質疑に対し、平成30年度は6万2,153
人が、令和11年には5万8,492名になると予測しているという答弁がありました。
次に関連し、流域関連
の資本的収支
を見ると、建築改良費
の建築負担金が、令和9年、令和10年、令和11年で金額が急激に上がっている。この理由
を説明願いたいという質疑に対し、建設負担金
の今後
の推移は、現在は管渠がおおむね延伸されて今後終わってくる状況であるが、令和9年から令和10年、令和11年頃から各市町
の流量が増えてくることによって浄化センター
の拡張が始まると考えている。その事業費が高額になることによるものであるという答弁がありました。
さらに関連し、維持管理費は県に支払う費用ということであるが、処理流量に応じて額が増えてくることは当然だと思うが、単価
の設定はどのようになっている
のか。単価基準について
説明願いたいという質疑に対し、単価については、愛知県が汚水
を処理する経費、また施設
の今後
の維持管理など
を総額で出し、関係市町
の今後3年程度
の流入する水量
を予測した上で、県が算出した処理経費
を総水量で割った数字ということで、おおむね3年で見直しがかけられて、今まで
の単価というものが推移してくるという答弁がありました。
この答弁に対し、ほか
の流域と単価は同じかという質疑に対し、流域下水道ごとに処理経費は違い、単価も違うという答弁がありました。さらにこの答弁に対し、流域ごと
の単価はどうなっている
のかという質疑に対し、平均的な単価は70円程度と聞いているという答弁がありました。
さらに関連し、日光川下流流域は平成30年度で112.7円と平均より40円強高い理由
を説明願いたいという質疑に対し、まだ流入水量が非常に少なく、スケールメリットが働いていないという答弁がありました。
次に関連し、令和11年度まで
のシミュレーションということだが、これよりも下回ることはないというような最低ライン
のシミュレーション
を立てられたと感じたがどうかという質疑に対し、まだ整備途中で接続率が上がらないという仮定
をした。全体的にまだまだその精度が足りない数値がたくさんあると考えているという答弁がありました。
この答弁に対し、損益分岐点は大体接続率何%ぐらいになる
のかと
の質疑に対し、損益分岐がどこにあるかという
のは難しい。経費
の削減
を行う
のが今
の状況であるという答弁がありました。
さらにこの答弁に対し、喜楽
の処理分区は住宅が建ち始めているが、対策はどうかという質疑に対し、喜楽
の市営住宅跡地であるが、まだ流域下水道が来ていないので、当然合併処理浄化槽となると
の答弁がありました。
以上で質疑
を終結し、委員に意見
を求めたところ、シミュレーションは津島市
の人口ビジョン
を基準にして目標値
を出すべき。BODなど
の数値
を示すことで市民に理解していただき、接続率向上
のために頑張っていただきたい。接続率など
の損益分岐
をどこにする
のか、ある種
のバロメーターとしてつくっていくことが、営業
の指針
の一つとして目標
を持ってシミュレーションするよう要望する。
維持管理費県負担金は、構成市町と連携して流量
を増やすことで単価が下がると
のことであるが、市として目標
を持って流量
を増やす努力
をするべき。接続率75%に達している唐臼南処理分区等
を検証して他地域
の参考にしてはどうか。消極的なシミュレーションになっている印象がある。訪問活動は情報
を共有化し、反応
のよいところ
を重点的に当たるなど効果的に取り組んでほしい。市街化区域では、合併浄化槽が多く接続率が難しいという状況
の中で、市街化調整区域でも団地や集合浄化槽でほぼ100%まとまるような地域がある。より効率的な流域関連公共下水道事業
を再度検討していただきたい。流域関連公共下水道事業が始まる前は、供用開始から8年
の間に80%
の接続率で経営が成り立つというシミュレーションが示されていた。そのとき
の計画がどう変わってきたか、何が違ってきた
のかということ
を検証する必要があるという意見が出されました。
日光川下流流域下水道事業に関しては接続率47%、事業
の進捗も非常に遅れており、下水道事業会計が厳しい財政状況となっています。津島市としては、市内
の水環境問題として取り組む必要があり、市内
の汚水未処理地域
をなくすために総合的な汚水処理
を考える中で、効率的な流域下水道事業
を進めていく必要があります。10年間
のシミュレーションはまだ策定段階であり、本委員会は下水道事業
の効率的かつ安定的な経営
を行うよう、来年度も調査・研究
を継続することに決しました。
以上、御報告申し上げます。
53:
◯議長(
本田雅英君)[ 317頁]
下水道事業調査特別委員長
の報告が終わりました。
ただいま
の委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
質疑もないようでありますから、これ
をもって下水道事業調査特別委員会
の調査経過報告
を終わります。
次に、日程第6「津島市選挙管理委員会委員及び同補充員
の選挙」
を行います。
お諮りいたします。選挙
の方法につきましては、地方自治法第118条第2項
の規定により指名推選により行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
御異議なしと認めます。よって、選挙
の方法は指名推選によることに決しました。
お諮りいたします。指名
の方法につきましては、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決しました。
この場合、補充員
の順序は指名
の順序どおり定めることにいたしたいと思います。
選挙管理委員に、日比喜昭君、日比典子さん、伊藤幸蔵君、後藤雅博君、補充員に、水谷貞行君、西尾佳範君、岡本康義君、青木 啓君
をそれぞれ指名いたします。
お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました日比喜昭君、日比典子さん、伊藤幸蔵君、後藤雅博君
を選挙管理委員
の当選
人に、水谷貞行君、西尾佳範君、岡本康義君、青木 啓君
を補充員
の当選
人にそれぞれ定めることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました日比喜昭君、日比典子さん、伊藤幸蔵君、後藤雅博君が選挙管理委員に、水谷貞行君、西尾佳範君、岡本康義君、青木 啓君が補充員にそれぞれ当選されました。よって、ただいま選挙管理委員及び補充員に当選されました方々には、
文書をもって会議規則第31条第2項
の規定による当選
の告知
をいたします。
ここで、15分間休憩いたします。
午後 2時35分 休憩
──────────────── ◇ ◎ ◇ ────────────────
午後 2時50分 開議
54:
◯議長(
本田雅英君)[ 318頁]
休憩前に引き続き会議
を開きます。
次に、日程第7「海部地区環境事務組合議会議員及び海部地区水防事務組合議会議員
の報告」について、まず海部地区環境事務組合議会議員
の森口達也君より報告
を求めます。
13番
森口達也君〔登 壇〕
55: ◯13番(
森口達也君)[ 318頁]
それでは、令和元年度
の海部地区環境事務組合議会
の報告
をいたします。
組合議会として、令和元年7月16日に臨時議会、11月21日に平成30年度決算
の定例議会、12月26日臨時議会、令和2年2月19日に令和2年度予算
の定例会が開催され、審査
を行いましたので、その審査
の経過と結果
を報告します。
令和元年11月21日に開催された定例議会におきましては、認定第1号「平成30年度海部地区環境事務組合一般会計歳入歳出決算
の認定について」ほか2議案が議題とされました。
まず、認定第1号「平成30年度海部地区環境事務組合一般会計歳入歳出決算
の認定について」、資源化
を進めるために平成24年12月に策定された海部地区循環社会形成推進地区計画は平成30年が最終として目標値が決定されたが、それに対して
の実績値はどうであったか
説明願いたいという質疑に対し、総排出量
の合計として、事業系と家庭系
の総排出量
の合計が平成23年度が8万3,964トン、目標値が8万432トン、実績値が7万9,356トンで目標は達成されているという答弁がありました。
次に、第2期基幹的設備改良工事費として16億4,683万円支出され、このほかにごみ焼却炉耐火物改修工事、スラグクレーンインバーター更新工事、遠隔監視制御システム更新工事など
の高額な工事費が支出されているが、一括してなぜできなかった
のか
説明願いたいという質疑に対し、ごみ焼却炉耐火物改修工事については、毎回、炉
の運転後に中
を確認し、落下している耐火物
を補修するもので、最初から
の計画ができない。スラグクレーンインバーター更新工事については、第2期基幹的設備改良工事
の発注が終わった後で発覚した工事である。遠隔監視制御システム更新工事については、省エネに寄与しないものであることと第2期基幹的設備改良工事
を発注した後に発覚したもので、別発注となっているという答弁がありました。
次に、討論に入ったところ、反対
の立場から、平成30年度決算には第2期基幹的設備改良工事に多額
の支出がされたが、検討委員会で的確な修繕
の工事による委託料である
のか
を十分に検討
をすべきであると思い、反対とするという意見がありました。
次に、採決結果
を報告します。
認定第1号「平成30年度海部地区環境事務組合一般会計歳入歳出決算
の認定について」は、賛成者多数で認定されました。
次に、そのほか2議案
の採決結果
を報告します。
議案第7号「海部地区環境事務組合職員
の分限に関する手続及び効果に関する条例等
の一部改正について」及び議案第8号「令和元年度海部地区環境事務組合一般会計補正予算(第2号)について」は、いずれも賛成者全員で可決しました。
次に、令和2年2月19日に開催された定例議会におきましては、議案第1号「令和元年度海部地区環境事務組合一般会計補正予算(第4号)について」と、議案第2号「令和2年度海部地区環境事務組合一般会計予算について」
の2議案が議題とされました。
まず、議案第1号「令和元年度海部地区環境事務組合一般会計補正予算(第4号)について」、歳入に関してごみ処理手数料が増額となっているが、その要因について
説明願いたいという質疑に対し、資源化業者が1社、平成30年度で事業
を終了しているので、その分、事業系ごみがこちらへ入ってきたためであるという答弁がありました。
次に、討論に入ったところ、反対
の立場から、委託料
の大幅減額であるが、当初予算
の見込みについては各市町村
の負担金から出ているので、もう少し現実的な予算
を立てるべきであると思うのでこの補正に反対するという意見。
賛成
の立場から、現実的な予算
を組んでいると信じているので賛成するという意見がありました。
次に、採決結果
を報告します。
議案第1号「令和元年度海部地区環境事務組合一般会計補正予算(第4号)について」は、賛成者多数で可決されました。
次に、議案第2号「令和2年度海部地区環境事務組合一般会計予算について」、ごみ処理施設整備業務委託料が令和元年度予算よりも増額予算が計上されているが、どのように積算した
のかについて
説明願いたいという質疑に対し、ごみ処理施設整備業務委託料については、業者見積り
を精査し計上している。今回は4年に1度
のタービン
の開放点検など
の法定検査があるので増額予算となったという答弁がありました。
次に、討論に入ったところ、反対
の立場から、入札等も増やしながら費用
を減らしている
のは評価できるが、第2期基幹工事改修計画については、十分な比較検討がされていないようなので反対とするという意見がありました。
次に、採決結果
を報告します。
議案第2号「令和2年度海部地区環境事務組合一般会計予算について」は、賛成者多数で可決されました。
以上、御報告申し上げます。
56:
◯議長(
本田雅英君)[ 319頁]
次に、海部地区水防事務組合議会議員
の安井貴仁君より報告
を求めます。
8番 安井貴仁君〔登 壇〕
57: ◯8番(安井貴仁君)[ 320頁]
海部地区水防事務組合議会には、当市議会からは
山田真功議員と私が選出
をされておりますが、本日は代表いたしまして、私から報告
をさせていただきます。
まず初めに、平成30年度
の海部地区水防事務組合
の決算報告
をさせていただきます。
昨年10月8日に日光川水防センターにおいて10月
定例会が開催され、歳入総額2,851万9,102円、歳出総額2,673万4,941円、歳入歳出差引き178万4,161円とする平成30年度決算が認定されました。
続きまして、本年2月5日に第1回海部地区水防事務組合議会
定例会が開催されました。その内容と結果
を報告いたします。
予算総額は2,741万8,000円であり、前年対比3万4,000円
の減となりました。歳出については、事務経費等
の経常的経費は昨年度並みに計上され、水防費
の備品購入費、舟艇1艇103万3,000円
を減額しました。議会費は前年度とほぼ同額
の49万1,000円とし、総務管理費・一般管理費は、嘱託職員制度から会計年度任用職員制度へ
の移行により報酬
を26万4,000円減額するとともに、職員手当50万5,000円
を新設、需用費
を例規集印刷5万9,000円減額、車検費用8万円減額するなどにより14万2,000円減額し、前年度比14万5,000円
の増額
の1,412万3,000円となりました。
監査委員費は前年度と同額
の6万2,000円とし、総務費総額は1,418万5,000円となりました。
水防費
の総額は1,263万5,000円で、前年度比18万1,000円
の減額。主なものは、報償費、訓練手当15万円
の増額。これは木曽三川合同水防演習に参加する消防団員50名分、需用費36万8,000円
の増額で、主なものは船外機等
の修繕費が28万9,000円
の増額、役務費が14万4,000円
の増額で、主なものは点検手数料6万8,000円、器材廃棄手数料4万円
の増額、船検手数料3万4,000円増額、工事請負費14万5,000円増額で、主なものは愛西市下平倉庫
をはじめ4件に対し、備品購入費、舟艇
を3艇から2艇に1艇減し103万3,000円となり、前年度比19万2,000円減額
の1,148万1,000円となりました。
なお、歳入については、前年度繰越金が150万円で前年度比50万円
の増額。組合へ
の津島市から
の負担金は435万1,000円で、対前年度比11万1,000円減額となりました。
令和2年度
の水防事務組合経費負担分は、均等割15%、人口割50%、固定資産税課税標準割35%で昨年同様であります。
令和2年度海部地区水防事務組合一般会計歳入歳出予算は、採決した結果、全員賛成で可決されました。
以上、報告申し上げます。
58:
◯議長(
本田雅英君)[ 320頁]
お諮りいたします。先ほど
の休憩中に各位
のお手元に配付してありますとおり、議案第25号「令和元年度津島市一般会計補正予算(第6号)について」及び議員提出議案第1号「中高年
のひきこもりに対する実効性ある支援と対策
を求める意見書」が提出されました。
また、海部地区水防事務組合議会議員
の補欠選挙
を本日
の日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
御異議なしと認めます。よって、議案第25号及び議員提出議案第1号、また「海部地区水防事務組合議会議員
の補欠選挙」
を本日
の日程に追加し、議題とすることに決しました。
まず、議案第25号「令和元年度津島市一般会計補正予算(第6号)について」
を議題といたします。
この際、市長から提案
の大綱
説明を求めます。
市長 日比一昭君〔登 壇〕
59: ◯市長(日比一昭君)[ 321頁]
ただいま上程されました議案について、その大綱
を御
説明申し上げます。
補正予算が1件であります。
議案第25号「令和元年度津島市一般会計補正予算(第6号)について」は、1,102万4,000円
の増額であります。
以上、何とぞ適切なる御議決
を賜りますようお願い
を申し上げ、議案
の説明といたします。
提出議案
の詳細につきましては、担当者から
説明させますので、よろしくお願いいたします。
60:
◯議長(
本田雅英君)[ 321頁]
市長
の大綱
説明は終わりました。
これより各部長から議案に対する
説明を求めます。
まず第1条歳出、第3款民生費及び第10款教育費について
説明を求めます。
健康福祉部長 水谷勝彦君〔登 壇〕
61: ◯健康福祉部長(水谷勝彦君)[ 321頁]
それでは、議案第25号「令和元年度津島市一般会計補正予算(第6号)について」御
説明申し上げます。
この補正予算につきましては、国
の新型コロナウイルス感染症対策に対応するため、児童福祉施設等における子供用マスク購入等
の支援及び放課後児童クラブ等
の体制強化等
をするものであります。
補正予算書
の8、9ページ
をお願いいたします。
第3款民生費、第2項児童福祉費、1目児童福祉総務費、補正額1,097万4,000円
の増額は、児童福祉施設等における子供用マスク購入等
の支援等として、児童福祉総務事業714万7,000円及び放課後児童クラブ等
の体制強化等として、放課後児童健全育成事業382万7,000円であります。
また、第10款教育費、第4項、1目幼稚園費、補正額5万円
の増額は、私立保育園に対する子供用マスク購入等
の支援によるものであります。
それでは、資料1
を御覧ください。
今回
の事業実施に当たる申請額全体といたしましては、表
の右側
の総合計
の欄にございますが、1,102万3,760円となり、全額国等から
の補助であります。
次に、事業
の内容についてですが、大きく分けて2つございます。
資料2
を御覧ください。
1つは、児童福祉施設等における子供用マスク購入等
の感染拡大防止対策に係る支援として、児童福祉施設等における新型コロナウイルス
の感染拡大
を防止する観点から、子供用マスク等に必要となる経費等
を補助するものであります。
対象事業
のうち補正予算に計上している主な事業といたしましては、放課後児童健全育成事業、一時預かり事業、病児保育事業等であり、対象施設は保育所、認定こども園等であります。
なお、対象物品といたしましては、マスク、消毒用アルコール、体温計、空気清浄機等となります。
こちらに関する予算額といたしましては、児童福祉総務費
の児童福祉総務事業に650万7,000円及び幼稚園費
の施設運営・事務管理経費に5万円
を計上しております。
2つ目といたしまして、資料3
を御覧ください。
小学校
の臨時休業に伴う放課後児童クラブ
の対応に係る財政支援として、補助概要といたしましては、小学校
の臨時休業に伴い、午前中から運営する場合
の補助として1支援当たり1日当たり1万200円、さらに開所に当たって
の人材確保等に要する費用
の補助として、1支援当たり1日当たり2万円補助などであります。
こちらに関する予算額といたしましては、児童福祉総務費
のうち放課後児童健全育成事業
の382万7,000円
を計上いたしております。
また、そのほかにファミリー・サポート・センター事業
の利用料減免分として、児童福祉総務費
の児童福祉総務事業に64万円
を計上いたしております。
以上で
説明を終わります。
62:
◯議長(
本田雅英君)[ 322頁]
歳出
の部
の説明が終わりました。
続いて、歳入
の部について総務部長から
説明を求めます。
総務部長 渕上晴弘君〔登 壇〕
63: ◯総務部長(渕上晴弘君)[ 322頁]
それでは、歳入について御
説明申し上げます。
予算書
の6、7ページ
をお願いいたします。
第14款国庫支出金、第2項国庫補助金、2目民生費国庫補助金
の補正額は1,097万4,000円
の増額で、子ども・子育て支援交付金及び保育対策総合支援事業費国庫補助金であります。
第15款県支出金、第2項県補助金、2目民生費県補助金
の補正額は5万円
の増額で、私立幼稚園教育支援体制整備事業費県補助金でございます。
最初
のページ
をお願いいたします。
議案第25号 令和元年度津島市一般会計補正予算(第6号)につきましては、第1条、歳入歳出予算
の総額から歳入歳出それぞれ1,102万4,000円
を追加し、歳入歳出予算
の総額
を歳入歳出それぞれ212億3,439万円とするものでございます。
以上で
説明を終わります。
64:
◯議長(
本田雅英君)[ 323頁]
以上
をもって議案第25号
の説明は終わりました。
これより、ただいま
の議案に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
65: ◯11番(
伊藤恵子君)[ 323頁]
それでは議案第25号、一般会計補正予算(第6号)について質問させていただきます。
新型コロナウイルス
の感染に対応するということで非常に機敏に動いていただいていると思うんですけど、この資料1に申請額
の概算としてある
のは、学童保育、放課後児童健全育成事業については今
説明がありましたので基準があると思うんですけど、そのほか
のところ
の申請額
の基準というものがある
のか、そしていろんな施設から
の要望に対して
の額な
のか、この辺
のところ
を教えてください。
66: ◯健康福祉部長(水谷勝彦君)[ 323頁]
資料2
のほうにございますが、新型コロナウイルス
の感染
の対応としまして、児童保育施設における子供用マスク
の購入等
の感染拡大防止対策に係る支援といたしまして、基本は国
の10分の10でございます。ただ、補助基準額として(1)(2)(4)に関しては50万円、(3)に関しては80万円という基準がございます。以上でございます。
67: ◯11番(
伊藤恵子君)[ 323頁]
いや、その基準で各施設
の人数とか規模とかが違うので、それで計算した額な
のか。また、空気清浄機とか、大きなものになるとまた額が違うので、それは各施設から要望があって大体概算
をしたんですかというお話で、これ、1件目だからちょっと待って。
2つ目は、マスクなんかが要望に対してということなんですけど、この物資がある
のかどうか。この辺はどのぐらい
の期間
を見込んで
の申請な
のか、どのぐらい
をストックしていくというか、1年とか半年とか、そういうことがある
のか、その物がある
のかどうかという
のも教えてください。
68: ◯健康福祉部長(水谷勝彦君)[ 323頁]
大変申し訳ございませんでした。
一応こちら
のほう
の資料1
のほうに掲げてございます金額につきましては、各施設
のほうに聞き取った状況で積算したものでございます。
また、先ほどマスク等はある
のかということですが、今回
の補助
の対象といたしましては、1月16日から3月31日まで
の期間で購入されたものが対象となりますので、過去にコロナウイルス対策として買ったものも含まれるところでございます。以上でございます。
69: ◯11番(
伊藤恵子君)[ 324頁]
じゃあこれからではなく、これまで買ったものに対して
の補助ということなんですね。
じゃあ、この補正予算が可決された後、どのような事業
の展開になっていく
のか。即皆さん
の施設に現金というか、そういう予算が配られるという、ちょっとスケジュール
を教えてください。どのぐらいで各施設にこういう
のが支給される
のか。
70: ◯健康福祉部長(水谷勝彦君)[ 324頁]
こちら
のほうに関しましては、各施設
のほうで御購入いただくんでございますが、国
のほうから3月下旬には補助金等は入ってくるというような予定
を聞いております。以上でございます。
71:
◯議長(
本田雅英君)[ 324頁]
ほかに質疑はありませんか。
質疑も尽きたようでありますから、これをもって質疑
を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第25号は、会議規則第36条第3項
の規定により委員会へ
の付託
を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
御異議なしと認めます。よって、議案第25号は委員会へ
の付託
を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
まず、反対討論
の発言を許します。
討論はありませんか。
次に、賛成討論
の発言を許します。
討論はありませんか。
討論もないようでありますから、これ
をもって議案第25号
の討論
を終結いたします。
これより議案第25号
を採決いたします。
議案第25号は原案
のとおり決することに賛成
の諸君
の起立
を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
起立全員であります。よって、議案第25号は原案
のとおりは可決されました。
次に、議員提出議案第1号「中高年
のひきこもりに対する実効性ある支援と対策
を求める意見書」
を議題といたします。
この際、提出者から提案理由
の説明を求めます。
12番
太田幸江君〔登 壇〕
72: ◯12番(
太田幸江君)[ 324頁]
ただいま議題となりました議員提出議案第1号につきましては、お手元に配付されております
文書の朗読をもって提案
説明に代えさせていただきます。
中高年
のひきこもりに対する実効性ある支援と対策
を求める意見書
従来、ひきこもりは主として若年・青年層
の課題としてイメージされてきた。しかし最近では、就職氷河期世代も含め中高年層に及ぶ大きな社会問題としてクローズアップされてきている。
政府が中高年層
を対象に初めて実施した全国規模
の調査が、昨年3月公表されたが、40~64歳
のひきこもりが全国で約61万
人にのぼるという推計は社会に大きな衝撃
を与えた。ひきこもり期間
の長期化や高齢化により、高齢者
の親とともに社会的に孤立するケースも少なくない。
政府としては、これまで都道府県・政令市へ
の「ひきこもり地域支援センター」
の設置や「ひきこもりサポーター養成研修・派遣事業」
を行ってきたが、今後は、より身近な場所で
の相談支援
の実施や社会参加
の場
の充実など、就職氷河期世代も含めた中高年
のひきこもりに対して、これまで以上に実効性
のある支援と対策
を講じるべきである。
よって、国においては、中高年
のひきこもりは、個々人やその家族だけ
の問題ではなく、社会全体で受け止めるべき大変重要な課題と捉え、下記
の事項について早急に取り組むよう強く要望する。
記
1 より身近な場所で
の相談支援
を行うため、自立相談支援機関
の窓口にアウトリーチ支
援員
を配置し、同行相談や信頼関係
の構築といった対本人型
のアウトリーチ支援
を実施
すること。また、自立相談支援
の機能強化に向けたアウトリーチ等
を行うため
の経費に
ついては、新たな財政支援
の仕組み
を創設すること。
2 中高年
のひきこもりにある者に適した支援
の充実
を図るため、市区町村による「ひき
こもりサポート事業」
のさらなる強化
を図ること。具体的には、中高年が参加しやすく
なるような居場所づくりやボランティア活動など就労に限らない多様な社会参加
の場
の
確保。さらには家族に対する相談や講習会など
の取り組み
を促進すること。
3 「8050問題」など世帯
の複合的なニーズやライフステージ
の変化に柔軟に対応できる
よう、「断らない相談支援」や「伴走型支援」など、市区町村がこれまで
の制度
の枠
を
超えて
包括的に支援することが出来る新たな仕組み
を構築すること。
以上、地方自治法第99条
の規定により意見書
を提出する。
令和2年3月25日
愛知県津島市議会
以上であります。
73:
◯議長(
本田雅英君)[ 325頁]
提案理由
の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
議員提出議案第1号について質疑
を願います。
質疑はありませんか。
質疑もないようでありますから、これをもって質疑
を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議員提出議案第1号は、会議規則第36条第3項
の規定により委員会へ
の付託
を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第1号は、委員会へ
の付託
を省略することに決しました。
これより討論、続いて採決に入ります。
それでは、議員提出議案第1号「中高年
のひきこもりに対する実効性ある支援と対策
を求める意見書」
の討論に入ります。
まず、反対討論
の発言を許します。
討論はありませんか。
次に、賛成討論
の発言を許します。
討論はありませんか。
討論もないようでありますから、これ
をもって議員提出議案第1号
の討論
を終結いたします。
これより議員提出議案第1号
を採決いたします。
議員提出議案第1号は、原案
のとおり決することに賛成
の諸君
の起立
を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
起立全員であります。よって、議員提出議案第1号は原案
のとおり可決されました。
次に、「海部地区水防事務組合議会議員
の補欠選挙」
を行います。
お諮りいたします。選挙
の方法につきましては、地方自治法第118条第2項
の規定により、指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
御異議なしと認めます。よって、選挙
の方法は指名推選によることに決しました。
お諮りいたします。指名
の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決しました。
海部地区水防事務組合規約第6条ただし書
の規定による組合議会議員については、市長から津島市高台寺町字二王38、猪飼佳英君
の推せんがありました。
お諮りいたします。海部地区水防事務組合規約第6条ただし書
の規定による組合議会議員については、市長推せん
のとおり、猪飼佳英君
を海部地区水防事務組合議会議員
の当選
人と定めることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
御異議なしと認めます。よって、猪飼佳英君が海部地区水防事務組合規約第6条ただし書
の規定による組合議会議員に当選されました。
ただいま海部地区水防事務組合議会議員に当選されました猪飼佳英君には、
文書をもって会議規則第31条第2項
の規定による当選
の告知
をいたします。
以上
をもって、本議会に付議されました案件は全部議了いたしました。
よって、今期定例市議会はこれをもって閉会といたします。
午後 3時24分 閉会
──────────────── ◇ ◎ ◇ ────────────────
閉 会 式
午後 3時24分 開式
74: ◯議会事務局長(高林茂宏君)[ 328頁]
ただいまから閉会式
を行います。御起立願います。
〔全 員 起 立〕
〔議長
本田雅英君登壇〕
75:
◯議長(
本田雅英君)[ 328頁]
閉会に当たり、一言御挨拶
を申し上げます。
議員
の皆様方におかれましては、本
定例会に付議されました令和2年度一般会計予算
をはじめ、市政全般にわたる数多く
の諸議案に関し、極めて真剣にして熱誠あふれる御審議
を賜りましたことは、市勢伸展
のため、誠に御同慶に堪えないところであります。ここに今
定例会における議員
の皆様方
をはじめ、理事者各位
の御協力に対し、深く感謝
の意
を表する次第であります。
市長
をはじめとする当局におかれましては、審議
の過程において表明された各議員
の意見・要望
を十分に尊重され、市政運営に格別
の御尽力
を頂きますよう希望いたすものであります。
今
定例会では、当初提出された一般会計補正予算(第4号)について、会期中に同一
の予算
をさらに増額する一般会計補正予算(第5号)が追加提出されました。また、議案第13号、条例
の一部改正は、付託委員会において慎重に審査
を要するため継続審査
の申出があり、本会議において継続審査となりました。これら
の議案はいずれも提出において精査が不足した議案であると考えます。当局に対してまして、議案
を提出する際には正確な予算見積り、そして法的根拠
を求めるものであります。市
の根幹
をなす予算、条例は職員業務
の基本であります。安心した市民生活
のためにも、根幹
を揺るがすことがないよう議会として希望するものであります。
なお、新型コロナウイルス感染症に関しましては、市において危機管理対策本部が設置される中、市議会においては3月4日
の一般質問から本日
定例会最終日まで
の間、新型コロナウイルス感染症
の拡大防止
のため、本会議、委員会はマスク着用にて会議
を行う議会運営
をいたしました。議員及び理事者各位並びに傍聴者
の皆様方には、御協力と御理解
を頂きありがとうございました。
桜
の花
の便り
を聞く季節
を迎えましたが、皆様方におかれましては、一層
の御自愛
の上、御活躍
を頂きますようお願い申し上げまして閉会
の御挨拶といたします。ありがとうございました。
〔市長 日比一昭君登壇〕
76: ◯市長(日比一昭君)[ 328頁]
閉会に当たり、一言御挨拶
を申し上げます。
初めに、新型コロナウイルス
の感染拡大防止
の観点から、市主催
のイベントなど
の中止や延期、公共施設
の休館等
をいたしております。市民
の皆様には御迷惑
をおかけしておりますが、御理解と御協力
をお願いいたします。
依然、県下では新生コロナウイルス感染症
の発生が報告されております。皆様におかれましては、引き続き感染症対策に努めていただきますようお願い申し上げます。
さて、副市長についてでございますが、近隣自治体
をはじめ、皆様方には御迷惑
をおかけしております。新聞報道にもありましたとおり、国へ副市長派遣
のお願い
をいたしておりましたが、マッチングがかなわないことになりました。早期
の不在解消に向け、引き続き幅広くお願い
をしてまいりたいと考えております。
令和2年第1回津島市議会
定例会が2月25日から本日まで30日間にわたり開催されました。提案
をいたしました各議案に御審議と御議決
を賜り、厚くお礼
を申し上げます。御議決
を頂きました議案
の執行に当たりましては、厳正に速やかに取り組んでまいります。
施政方針でも述べさせていただきましたが、津島市
の将来につなげる取組
を着実に進めることにより、このまち津島に住んでよかったと思っていただけるよう、市政運営に努めてまいります。
春めいてまいりましたが、寒暖
の差が激しい時期であります。議員各位におかれましては、御自愛
の上、今後も市勢伸展
のため御指導、御鞭撻
を賜りますようお願い
を申し上げまして挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
77: ◯議会事務局長(高林茂宏君)[ 329頁]
以上をもちまして閉会式
を終わります。
午後 3時30分 閉式
──────────────── ◇ ◎ ◇ ────────────────
地方自治法第123条第2項
の規定により、ここに署名する。
議 長 本 田 雅 英
署名議員 加 藤 哲 司
署名議員 垣 見 啓 之
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