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令和元年第2回定例会(第5号) 本文 開催日: 2019-06-26
令和元年第2回定例会(第5号) 名簿 開催日: 2019-06-26

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  1. 津島市議会 2019-06-26
    令和元年第2回定例会(第5号) 本文 開催日: 2019-06-26


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    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2019-06-26: 令和元年第2回定例会(第5号) 本文 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 58 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  ◯議長本田雅英君) 選択 2 :  ◯12番(太田幸江君) 選択 3 :  ◯議長本田雅英君) 選択 4 :  ◯7番(垣見啓之君) 選択 5 :  ◯議長本田雅英君) 選択 6 :  ◯16番(山田真功君) 選択 7 :  ◯議長本田雅英君) 選択 8 :  ◯11番(伊藤恵子君) 選択 9 :  ◯議長本田雅英君) 選択 10 :  ◯11番(伊藤恵子君) 選択 11 :  ◯議長本田雅英君) 選択 12 :  ◯12番(太田幸江君) 選択 13 :  ◯議長本田雅英君) 選択 14 :  ◯12番(太田幸江君) 選択 15 :  ◯議長本田雅英君) 選択 16 :  ◯8番(安井貴仁君) 選択 17 :  ◯議長本田雅英君) 選択 18 :  ◯12番(太田幸江君) 選択 19 :  ◯議長本田雅英君) 選択 20 :  ◯12番(太田幸江君) 選択 21 :  ◯議長本田雅英君) 選択 22 :  ◯13番(森口達也君) 選択 23 :  ◯議長本田雅英君) 選択 24 :  ◯11番(伊藤恵子君) 選択 25 :  ◯議長本田雅英君) 選択 26 :  ◯11番(伊藤恵子君) 選択 27 :  ◯議長本田雅英君) 選択 28 :  ◯11番(伊藤恵子君) 選択 29 :  ◯議長本田雅英君) 選択 30 :  ◯11番(伊藤恵子君) 選択 31 :  ◯議長本田雅英君) 選択 32 :  ◯5番(加藤則之君) 選択 33 :  ◯議長本田雅英君) 選択 34 :  ◯議長本田雅英君) 選択 35 :  ◯12番(太田幸江君) 選択 36 :  ◯議長本田雅英君) 選択 37 :  ◯8番(安井貴仁君) 選択 38 :  ◯議長本田雅英君) 選択 39 :  ◯11番(伊藤恵子君) 選択 40 :  ◯議長本田雅英君) 選択 41 :  ◯6番(沖  廣君) 選択 42 :  ◯議長本田雅英君) 選択 43 :  ◯12番(太田幸江君) 選択 44 :  ◯議長本田雅英君) 選択 45 :  ◯市長(日比一昭君) 選択 46 :  ◯議長本田雅英君) 選択 47 :  ◯市長(日比一昭君) 選択 48 :  ◯議長本田雅英君) 選択 49 :  ◯市長(日比一昭君) 選択 50 :  ◯議長本田雅英君) 選択 51 :  ◯12番(太田幸江君) 選択 52 :  ◯議長本田雅英君) 選択 53 :  ◯12番(太田幸江君) 選択 54 :  ◯議長本田雅英君) 選択 55 :  ◯議会事務局長(高林茂宏君) 選択 56 :  ◯議長本田雅英君) 選択 57 :  ◯市長(日比一昭君) 選択 58 :  ◯議会事務局長(高林茂宏君) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:        午前 9時00分 開議 ◯議長本田雅英君)[ 223頁]  おはようございます。  これより本日の会議を開きます。  直ちに議事日程の順序に従い、会議を進めます。  日程第1、議案第28号から議案第44号までの各議案を一括議題といたします。  これより各委員長の報告を求めます。  まず、厚生病院委員長の報告を求めます。        厚生病院委員長 太田幸江君〔登 壇〕 2: ◯12番(太田幸江君)[ 223頁]  おはようございます。  厚生病院委員会に付託されました案件は、議案第30号「津島市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について」ほか7件であります。  委員会は、去る6月17日及び20日の2日間開催し、審査を行いましたので、その審査の経過と結果を報告いたします。  まず、議案第30号「津島市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について」は、採決した結果、全員一致で可決しました。  次に、議案第31号「津島市介護保険条例の一部改正について」。  条例の改正内容としては、消費税率10%への引き上げに伴い、低所得者の第1号保険料について軽減の強化を行うため、所得段階第1段階から第3段階までの保険料の軽減を図るものであるという説明であるが、この軽減の対象者である第1・第2・第3の段階はそれぞれ何人かという質疑に対し、平成31年4月1日現在で、第1段階は2,538人、第2段階は1,214人、第3段階は1,097人であるという答弁がありました。  この答弁に対し、第1段階から第3段階までの保険料滞納者数は何人かという質疑に対し、平成31年4月1日現在で、第1段階が68人、第2段階が12人、第3段階が6人であるという答弁がありました。  さらに、この答弁に対し、収納率向上や滞納対策として口座振替が有効と考えるが、今後の対策はいかがかという質疑に対し、口座振替については窓口で説明や勧奨を引き続き行い、収納率向上に努めていく。また、一軒一軒訪問し、納付をしてもらうようお願いしていきたいとの答弁がありました。  この答弁に関連し、訪問する際は、各家庭の実態をつかみ、福祉課等につないでいく必要がある場合もあると思うがいかがかという質疑に対し、訪問した際に生活状況も聞き取り、丁寧な対応をしていくとの答弁がありました。  次に、討論に入ったところ、賛成の立場から、この条例改正は介護保険法施行令の一部改正に基づくものであるが、担当課は法の趣旨・根拠を把握すべきである。また、この条例改正は消費税増税に伴うものであるが、滞納については、納付書を発送するだけでなく、一軒一軒訪問して、しっかりと制度を説明し、対応すべきであるという意見がありました。
     次に、採決結果を報告いたします。議案第31号は、賛成者全員で可決しました。  次に、議案第32号「津島地区医療センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について」。  この議案の条例要綱は、使用料の「(診療料)」が「(診療科)」と誤った記載がされていたため、差しかえ処理をしている。この経緯、対応について説明願いたいという質疑に対し、5月29日水曜日の夕刻に条例要綱の誤りを発見し、5月30日木曜日に市長へ報告後、既に議員の方々に議案が配付されていたため、対応について議長に相談し、配慮していただいたものである。5月31日金曜日には、全議員の方に差しかえ分をお持ちし、対応させていただいた次第である。その間、議案の修正対応が二転三転し、おわび申し上げるとの答弁がありました。  次に、誤りが発生した要因は、事務手続が省略されていたためとの説明であるが、実態は、市長決裁後に担当課が要綱を差しかえており、差しかえた要綱が間違っていたということである。市長の見解はいかがかとの質疑に対し、組織として本当に恥ずかしいことである。改めていくのが当然のことであり、本当に申しわけないと思っている。全庁的にもう一度調べ直し、今後このようなことがないように指示しているところである。行政の仕事は決裁を通じて行うが、間違いのないように、専門業者も入れてしっかりした内容で議案を提案することは原則であり、対応していきたいとの答弁がありました。  次に、条例の改正内容として、消費税法等の一部改正に伴い、津島地区医療センターの使用料及び手数料の額を改定しようとするものであるとの説明に対し、この何年か使用料は発生したことがあるのかとの質疑に対し、発生していないとの答弁がありました。  この答弁に対して、文書料は発生しているのかという質疑に対し、平成29年度は文書料として一般診断書13件のみ発生しているとの答弁がありました。  次に、討論に入ったところ、賛成の立場から、この議案については、条例要綱に一部記載誤りがあり、差しかえ処理をしている。この不祥事に対し、議案質疑の中で指摘したものである。国の法律改正に基づいて条例改正があり、その説明として条例要綱があるわけである。条例要綱はわかりやすいものとしていただきたい。そして、条例作成は、起案段階から読み合わせをして、一字一句チェックをするべきで、決裁後は追加しないことを徹底していただきたいとの意見がありました。  次に、採決結果を報告いたします。議案第32号は、賛成者全員で可決しました。  次に、議案第33号「津島市国民健康保険税賦課徴収条例の一部改正について」。  条例の改正内容として、地方税法施行令の一部改正に伴い、国民健康保険税の限度額の引き上げ及び軽減措置の拡充を行うものであり、課税限度額においては、課税限度額の基礎課税額を58万円から61万円にし、5割軽減、2割軽減の判定基準額を引き上げるものであるとの説明に対し、限度額の引き上げの対象世帯数と金額は把握しているのかとの質疑に対し、116世帯の約325万円であるとの答弁がありました。  この答弁に対し、課税限度額の基礎課税額の引き上げを3万円にした根拠は何かという質疑に対し、平成25年8月の社会保障制度改革国民会議において、保険料にかかわる国民の負担に関する公平の確保という点から、相当の高所得者の方から適切に保険料を負担していただくということの報告がありました。当市においても国民健康保険運営協議会において、引き上げの答申をいただいているとの答弁がありました。  次に、国保加入者の総世帯、7割・5割・2割軽減の世帯数について説明願いたいとの質疑に対し、平成31年4月1日現在では、総世帯数は8,742世帯、7割軽減世帯は2,179世帯、5割軽減世帯は1,338世帯、2割軽減世帯が1,147世帯であるとの答弁がありました。  この答弁に対し、7割軽減世帯、5割軽減世帯、2割軽減世帯の割合について説明願いたいとの質疑に対し、平成30年度ベースで、7割軽減世帯は24.9%、5割軽減世帯は15.3%、2割軽減世帯は13.1%であるとの答弁がありました。  次に、討論に入ったところ、賛成の立場から、この改正は、国民健康保険税の課税限度額の改正と消費税増税に伴う軽減措置の拡充であるが、課税限度額の改正については、国の通知があったための改正ということだけでなく、改正の根拠をしっかり押さえて提案していただきたいとの意見がありました。  次に、採決結果を報告します。議案第33号は賛成者全員で可決しました。  次に、議案第34号「津島市民病院事業の設置等に関する条例の一部改正について」。  条例の改正内容として、診療科目の名称変更、消費税法等の一部改正に伴い、病院事業の使用料及び手数料の規定を整備するものであり、1点目として、市民病院が所管する訪問看護ステーションにおいて、介護保険法に規定する訪問看護事業等を実施しているため、現状に合わせて規定を整備するもの。  2点目として、障害者自立支援法が平成25年4月1日に障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に改められているため、規定を整理するもの。  3点目として、日本神経学会が神経内科の診療科名称を脳神経内科に変更したことに伴い、市民病院事業における診療科の名称を改めるもの。  4点目として、議会の同意を要する賠償責任の免除の規定について、地方自治法の改正に伴い、条例における引用する条項が改正されたため、規定を整備するもの。  5点目として、消費税法の改正による消費税率の改正により、改正後の消費税率に合わせて別表に規定する使用料及び手数料の区分ごとの金額を一部改めるとともに、他の医療機関からの紹介状がなく市民病院を初診で受診した際にいただいている初診加算料を、健康保険法にも規定されている選定療養費の用語を用い、初診時選定療養費に名称変更するものとの説明に対し、平成24年4月に訪問看護ステーションが一般会計から病院事業会計へ事業が移った段階で「介護」の規定を加えるべきであったが、なぜ条例改正がおくれたのかという質疑に対し、本来、平成24年4月の段階で整理をすべきものであったと認識しているとの答弁がありました。  この答弁に対し、津島市にはたくさんの条例があるが、各セクションで総点検したほうがよいと思うがいかがかという質疑に対し、全庁を挙げて再チェックするように指示していくとの答弁がありました。  次に、討論に入ったところ、賛成の立場から、法律が改正されても条例が改正されていない状況にある。速やかに条例改正をする姿勢を徹底すべきであるとの意見がありました。  次に、採決結果を報告します。議案第34号は賛成者全員で可決いたしました。  次に、議案第35号「津島市訪問看護ステーションの設置及び管理に関する条例の一部改正について」。  条例の改正内容として、津島市訪問看護ステーションの業務の実態に合わせて規定を整備するものであるとの説明であるが、訪問看護ステーションの4月、5月の状況について説明願いたいという質疑に対し、この2カ月間は昨年度よりも少し好調な状況であるとの答弁がありました。  次に、採決結果を報告します。議案第35号は、賛成者全員で可決いたしました。  次に、議案第42号「令和元年度津島市一般会計補正予算(第1号)について」のうち、当厚生病院委員会所管に係る予算について、その質疑・応答の概要を報告いたします。  初めに、健康福祉部高齢介護課所管中、低所得者介護保険料軽減国庫負担金として1,137万9,000円、低所得者介護保険料軽減県負担金として568万9,000円計上されているが、軽減対象となる第1段階から第3段階までの対象は何人かという質疑に対し、第1段階は2,600人、第2段階は1,270人、第3段階は1,150人を見込んでいるとの答弁がありました。  この答弁に対し、この対象者のうち普通徴収の割合について説明願いたいという質疑に対し、過去数年の普通徴収と特別徴収の比率は1対9であるため、10%が普通徴収であると見込んでいるとの答弁がありました。  次に、子育て支援課所管中、幼児教育・保育無償化等チラシデザイン等委託料として27万円計上されているが、どこの業者に委託するのかという質疑に対し、まだ決まっていないとの答弁がありました。  この答弁に対し、地元の業者に頼んではどうかという質疑に対し、市の業者も含めたところで考えていくとの答弁がありました。  次に、幼児教育無償化にかかわる人件費として賃金132万3,000円が計上されているが、その積算根拠について説明願いたいという質疑に対し、7月から年度末の3月まで、1日当たり8時間、時給900円で換算し、月上限3,000円の交通費を含んだ予算であるとの答弁がありました。  次に、健康推進課所管中、骨髄提供者助成金として21万円計上されているが、今回の支給対象者は1個人1企業なのかという質疑に対し、そうであるとの答弁がありました。  この答弁に対し、ドナー登録者の要件について説明願いたいという質疑に対し、基本的な要件としては、年齢が18歳以上54歳以下で、薬の服用等のない健康な方、体重に関しては、男性が45キロ以上、女性が40キロ以上であるとの答弁がありました。  この答弁に対し、この制度を広く市民に知らせる必要があると思うがいかがかという質疑に対し、ホームページや広報に載せて周知していく予定であるとの答弁がありました。  次に、骨髄提供者助成事業費県補助金として10万5,000円計上されているが、この補助金は国の制度なのか県の制度なのかという質疑に対し、補助金は県からであり、この事業は他県でも実施されているとの答弁がありました。  次に、採決結果を報告いたします。議案第42号は賛成者全員で可決いたしました。  なお、委員会審査後、市長より、骨髄提供者助成金の財源を問う本田委員の質疑に対し、県の一般財源を活用した県補助金であるにもかかわらず、国庫補助金であるとの誤解を招く答弁をしたとして、答弁の訂正願いが提出されましたことを申し添えます。  次に、議案第43号「令和元年度津島市介護保険特別会計補正予算(第1号)について」。  この補正予算は、議案第31号「津島市介護保険条例の一部改正について」に対応するものであり、低所得者保険料軽減強化における今年度の保険料率の算定は、完全実施する令和2年度の軽減幅の半分にすることとなっているとの説明に対して、現行の月額保険料、令和元年度、令和2年度の月額保険料はどのように推移するのかとの質疑に対し、第1段階の現行の月額保険料は2,464円、令和元年度は2,044円、令和2年度は1,624円。第2段階の現行の月額保険料は3,136円、令和元年度は2,604円、令和2年度は2,072円。第3段階の現行の月額保険料は3,304円、令和元年度は3,191円、令和2年度は3,080円であるとの答弁がありました。  次に、採決結果を報告します。議案第43号は賛成者全員で可決いたしました。  次に、当委員会に付託されました陳情2件について、審査結果を報告いたします。  陳情第1号「すべての子どもたちによりよい幼児教育・保育の無償化の実現を求める意見書の提出を求める陳情」は、採決した結果、賛成者少数で不採択とすべきものと決しました。  次に、陳情第2号「保育士の人材定着・確保のため、職員配置基準と公定価格を抜本的に改善し、大幅増員と賃金の引き上げを求める意見書の提出を求める陳情」は、採決した結果、賛成者少数で不採択とすべきものと決しました。  以上、御報告を申し上げます。 3: ◯議長本田雅英君)[ 227頁]  次に、文教建設委員長の報告を求めます。        文教建設委員長 垣見啓之君〔登 壇〕 4: ◯7番(垣見啓之君)[ 227頁]  おはようございます。  文教建設委員会に付託されました案件は、議案第36号「津島市上水道条例の一部改正について」ほか5件であります。  委員会は、去る6月18日に開催し、審査を行いましたので、その審査の経過と結果を報告します。  まず、議案第36号「津島市上水道条例の一部改正について」。  令和元年10月からの消費税率10%への改正に伴い、水道料金を改めるものであるとの説明であるが、上水道事業として年間の影響額はどのくらいになるのか説明願いたいという質疑に対し、年間で約2,300万円の増収を見込んでいるという答弁がありました。  この答弁に関連し、上水道会計として消費税を納付するのかという質疑に対し、施設整備等の更新事業に係る建設費等によって変動し、納付になる場合と逆に還付を受ける場合があるが、今年度は納付する見込みであるとの答弁がありました。  次に、水道料金は、市内をA・Bの2つの地区に分けて、1期2カ月分ごとの請求との説明であるが、A地域、B地域の世帯数について説明願いたいとの質疑に対し、最新の請求の調定戸数で、A地域が1万832件、B地域が1万3,108件であるという答弁がありました。  次に、討論に入ったところ、反対の立場から、消費税10%による値上げで年間約2,300万円もの水道料金の市民負担がふえることとなり、市民の家計を直撃するので反対という意見。次に、賛成の立場から、消費税が10%に上がるという現実を考えれば、これに反対することはその分を市が負担しなければならなくなるので、ごく当然の措置であるという意見がありました。  次に、採決結果を報告します。議案第36号は、賛成者多数で可決しました。  次に、議案第37号「津島市下水道条例の一部改正について」。  消費税10%への改正に伴い、使用料収入で約500万円の増収となる一方、営業費用で支出は約500万円ふえるとの本会議答弁であるが、市として消費税は納付になるのか、還付になるのか説明願いたいという質疑に対し、約2,400万円の還付の見込みであるという答弁がありました。  次に、討論に入ったところ、反対の立場から、消費税増税の影響のある条例改正であり、市民負担がふえるので反対という意見。次に、賛成の立場から、国の政策により消費税が上がるということで、市民生活に影響があることは事実であるが、市の将来の社会保障など全体的に勘案するとやむを得ないという意見がありました。  次に、採決結果を報告します。議案第37号は、賛成者多数で可決しました。  次に、議案第38号「津島市上水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部改正について」。  議会の同意を要する賠償責任の免除規定の中で、引用されている条項を改正するものであるとの説明であるが、この内容について説明願いたいという質疑に対し、上下水道事業に従事する職員が損害賠償請求を受けた場合であっても、その職員が科した賠償責任がやむを得ないと市長が判断した場合に、議会の同意を得て、その賠償責任の全部または一部を免除することができるというものであり、その上限額は今後国において示されてくるものであるという答弁がありました。  次に、採決結果を報告します。議案第38号は、全員一致で可決しました。  次に、議案第39号「津島市コミュニティ・プラントの設置及び管理に関する条例の一部改正について」。  消費税10%への改正に伴い、コミュニティ・プラント使用料の改定を行うものであるとの説明であるが、市として今年度の消費税は納付なのか還付なのか説明願いたいという質疑に対し、今年度は60万円程度の納付を予定しているという答弁がありました。  次に、討論に入ったところ、反対の立場から、市民負担が年間で40万円ほど増加となり、市民生活に影響を及ぼすという意見がありました。  次に、採決結果を報告します。議案第39号は、賛成者多数で可決しました。  次に、議案第41号「市道の路線認定及び廃止について」は、全員一致で可決しました。  次に、議案第42号「令和元年度津島市一般会計補正予算(第1号)について」のうち、当文教建設委員会所管に係る予算について、その質疑・応答の概要を報告します。  初めに、建設産業部都市整備課の所管中、緑化推進事業として450万円が計上され、天王川公園の藤棚改修で公園施設の長寿命化を推進するものであるとの説明であるが、この内容について説明願いたいという質疑に対し、当初予算は2,200万円で144平方メートルの改修を予定していたが、国の交付金の内示が想定より450万円多かったので、改修面積を32平方メートルふやし、当初予算と合わせて176平方メートルの工事を行い、事業進捗を図るもので、進捗率は11.7%になるという答弁がありました。  次に、関連して、10年計画の都市公園長寿命化計画とのことだが、天王川公園の藤棚整備だけで、2年間で11.7%の進捗。市内全体における他の都市公園の整備はどうなるのかという質疑に対し、長寿命化計画の中で、予算の関係上、優先順位をつけて取り組むものであり、今は藤棚改修を集中的に進めるのが市の方針であるという答弁がありました。  次に、産業振興課所管中、プレミアム付商品券事業として2億7,717万8,000円計上され、本年10月に予定される消費税10%引き上げに伴い、低所得者・子育て世帯の消費に与える影響を緩和することを目的とした事業とのことだが、販売窓口について説明願いたいという質疑に対し、平日で市役所1階会議室を予定しているという答弁がありました。  この答弁に関連し、対象者が1万1,000人ということで、販売窓口の混雑が予想されるが、対応策は考えているのかという質疑に対し、販売期間は10月から1月までで、一定期間はあるものの、十分周知をした上で、人的配置等の対応策は検討していくとの答弁がありました。  次に、関連し、平日のみで土・日の販売はしないのかという質疑に対し、販売代金や発行枚数の確認、売上金の保管等を毎日会計課で管理するという関係上、本庁舎の開庁時間内での販売を考えているとの答弁がありました。  次に、討論に入ったところ、反対の立場から、プレミアム付商品券事業は経済効果として効果が薄いと懸念される。消費税増税をしないことが一番の経済対策であるという意見。次に、賛成の立場から、プレミアム付商品券事業は、消費税率引き上げが先送りできない状況であるなら、低所得者・子育て世帯、また地域の消費を喚起し、下支えする目的である。また、藤棚改修については、市の観光資源を活用したまちづくりの一環として取り組み、年々にぎわいを見せている藤まつり等のイベントに反映させていくことを期待するという意見がありました。  次に、採決結果を報告します。議案第42号中、当文教建設委員会所管に係る予算は、賛成者多数で可決しました。  次に、当委員会に送付されました陳情2件について、審査結果を報告します。  陳情第3号「最低賃金の引き上げ、全国一律最低賃金制の確立を求める意見書の提出を求める陳情」及び陳情第4号「すべての労働者に、安定した雇用と1日8時間の労働で暮らせる人間らしい働き方を求める意見書の提出を求める陳情」は、採決した結果、いずれも賛成者少数で不採択とするべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。 5: ◯議長本田雅英君)[ 230頁]  次に、総務委員長の報告を求めます。        総務委員長 山田真功君〔登 壇〕 6: ◯16番(山田真功君)[ 230頁]  おはようございます。  総務委員会に付託されました案件は、議案第28号「津島市行政財産の目的外使用に係る使用料条例の一部改正について」ほか4件であります。  委員会は、去る6月19日に開催し、審査を行いましたので、その審査の経過と結果を報告します。  まず、議案第28号「津島市行政財産の目的外使用に係る使用料条例の一部改正について」。  行政財産の種類は小・中学校の運動場や武道場、体育館となると思うが、使用料がかかるのかという質疑に対し、運動場については料金設定していないという答弁がありました。  次に、採決結果を報告します。議案第28号は、全員一致で可決しました。  次に、議案第29号「津島市市税条例の一部改正について」は、採決した結果、全員一致で可決しました。  次に、議案第40号「津島市火災予防条例の一部改正について」。  改正内容の特定小規模施設用自動火災報知設備を設置することで住宅用防災警報器等設置免除が可能とあるが、わかりやすく説明願いたいという質疑に対し、民泊など300平米未満の施設に、今までは自動火災報知設備を設置しなければならなかったが、今回の条例改正において、自動火災報知機と同様に、1個鳴ると連動して鳴るというシステムができたので、設置しなくてもよくなったということであるという答弁がありました。  この答弁に対し、平米数の基準が変わったという解釈でいいか、また面積要件が多少緩和されたという解釈でいいかという質疑に対し、カラオケボックスやホテル、旅館の施設、泊まりの福祉施設等の延べ面積が300平米未満の建物に設置することが可能となった。今までの自動火災報知設備については、主に300平米以上の建物に設置することが必要であったが、今回、宿泊するような施設については、高価なものではなく、無線で飛ばせるような感知器を使った特定小規模施設用自動火災報知設備を設置することになったという答弁がありました。  次に、今回の改正で、該当するカラオケや集合住宅、民泊などの件数はどれぐらいあるかという質疑に対し、民泊に関しては津島市にないという答弁がありました。  この答弁に対し、それはどのように把握されているのかという質疑に対し、届け出があるので把握できるという答弁がありました。  次に、この条例が改正されることを知らない事業者がいると思うが、周知はどのように考えているかという質疑に対し、ホームページや広報等で周知していきたいという答弁がありました。  次に、採決結果を報告します。議案第40号は、全員一致で可決しました。
     次に、議案第42号「令和元年度津島市一般会計補正予算(第1号)について」のうち、当総務委員会所管に係る予算について、その質疑・応答の概要を報告します。  初めに、市民協働課の所管中、集会所建設費等補助金として300万円計上されている。1つの財産を町内で持つことになるが、埋田町は地縁団体が設置されているかという質疑に対し、地縁団体は立ち上げていないという答弁がありました。  この答弁に対し、津島市では地縁団体がもう既に設置されていると思う。財産を持つということは、埋田町内会として登記も可能だが、行政として指導はされないのかという質疑に対し、地縁団体について御紹介はさせていただく。町内会のほうで意思が固まれば、申請をいただくことになるという答弁がありました。  次に、採決結果を報告します。議案第42号中、当総務委員会所管に係る予算については、全員一致で可決しました。  次に、議案第44号「財産の処分について」。  坪単価は幾らか、また一般競争入札参加申し入れをした業者は何社だったかという質疑に対し、落札の9,001万円を単純に平米数で割ると、1平方メートル当たり1万5,900円で、坪単価にすると約5万2,000円となるが、ただ、建物を壊す費用等が業者持ちとなっているので、あくまでも単純計算での坪単価ということである。また、入札参加業者は2社であるという答弁がありました。  次に、この土地の利用について、戸建て住宅の高さや建蔽率60%、容積率200%という部分で、どのような土地利用の制限があるのかという質疑に対し、戸建てまたは3階建てまでの低い共同住宅を条件にし、この一帯の中で市道になる部分をきちんと切り分けていただく。また、町内会の集会所や通学団の集合場所、ごみの集積所等、地元と十分に協議をして確保するということも条件としているという答弁もありました。  さらに、この答弁に対し、過去に地域住民の方々が集会所を使用したいと要望があったということを聞いているが、更地にして市に帰属して地元住民の方々が建設するということかという質疑に対し、市に帰属した土地を市が町内会に無償貸し付けをして、町内会が建設をするということになるという答弁がありました。  次に、関連して、仕様書を見ると、区画面積もある程度の制限をすることが書いてあったと思うが、具体的な内容の説明をという質疑に対し、道路は6メートル以上で、集会所は200平米を確保するという条件になっているという答弁がありました。  さらに、この答弁に対し、遵守すべき部分を履行しなかったときには罰則があるのかという質疑に対し、こちらが条件としているような部分ができていないということであれば、解除条項を適用し、入札保証金1,000万円を没収し、土地が戻ってくる。また、開発後にこちらが想定していなかったような土地の利用が起こった場合は、違約金が発生するという答弁がありました。  次に、採決結果を報告します。議案第44号は、全員一致で可決しました。  次に、当委員会に送付されました陳情5件について、審査結果を報告します。  陳情第5号「消費税率10%への引き上げの中止を求める意見書の提出を求める陳情」、陳情第6号「沖縄県民の民意を真摯に受け止め、地方自治を尊重し、辺野古の新基地など米軍基地建設の中止を求める意見書の提出を求める陳情」、陳情第7号「地方財政の拡充を求める意見書の提出を求める陳情」、陳情第8号「住民の安全・安心を支える行政サービス体制・機能の充実を求める意見書の提出を求める陳情」及び陳情第9号「公契約事業従事者の適正賃金と安定雇用を確保する公契約法の制定を求める意見書の提出を求める陳情」は、採決した結果、いずれも賛成者なく不採択とすべきものと決しました。  以上、御報告を終わります。 7: ◯議長本田雅英君)[ 232頁]  以上をもって、各委員長の報告は終わりました。  これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。  質疑もないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。  これより討論、続いて採決に入ります。  それでは、議案第28号「津島市行政財産の目的外使用に係る使用料条例の一部改正について」の討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。 8: ◯11番(伊藤恵子君)[ 232頁]  それでは、議案第28号「津島市行政財産の目的外使用に係る使用料条例の一部改正について」の反対討論を行わせていただきます。  この条例は、10月からの消費税10%増税への対応として、行政財産の目的外使用、この使用料を改定するという条例であります。この目的外使用には、小・中学校の体育館等を地域に開放している、この使用料が入っているわけでございます。中学生以下の者で構成する団体の使用料もここに含まれます。本来、地域住民に学校の施設を提供すること、特に子供たちが使用することについては無料であると私は思うわけでありますけれども、この使用料を徴収し、その上に消費税を転嫁するということで、年間、利用者に5万円の負担が増額となります。消費税を徴収しても、津島市としてはこの部分としては国への納税はしないのでありますから、上乗せをする必要はないと思われますので、反対といたします。 9: ◯議長本田雅英君)[ 233頁]  ほかに反対討論はありませんか。  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。  討論もないようでありますから、これをもって議案第28号の討論を終結いたします。  これより議案第28号を採決いたします。  議案第28号は、総務委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立多数であります。よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第29号「津島市市税条例の一部改正について」の討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。 10: ◯11番(伊藤恵子君)[ 233頁]  反対の立場で討論をいたします。  議案第29号「津島市市税条例の一部改正について」ということでありますけれども、この改正には3つの改正内容があると御説明がありました。個人の市民税に関する事項、法人の市民税に関する事項、軽自動車税に関する事項ということですが、2番目の法人の市民税に関する件で反対といたしたいと思います。  まず、この法人の市民税に関する事項では、資本金の額が1億円を超え、かつ法人税基準となる法人税額が400万円を超える法人税、この税率を12.1%から8.4%に、そしてそれ以外の法人の法人税率を9.7%から6%へ引き下げるという、こういった説明があったわけでございます。その影響額は、津島市に本来入るべき法人市民税約8,000万円が減収になるということであります。その分を国が徴収し、地域間の財政力の格差をなくし、平準化するという説明もありました。  いつも津島市が財政難だと言っております。財政が少ないという津島市は、この減収した以上に、この国の平準化によって配分があるのかとお聞きしましたところ、全国でも財政力豊かな津島市にはわからないという返答でありましたけれども、減収以上の配分があると思えません。これまでの例もそうでありました。  国の借金のツケをまたしても地方に押しつけ、企業誘致など地方が努力して財源をふやそうとしているときに、こうした法人税の地方へ入るべき収入、この地方に入るべき財源を当てにして地方格差をなくすという、平準化するというやり方には、地方から反対するべきだと考え、この議案には反対といたします。 11: ◯議長本田雅英君)[ 234頁]  ほかに反対討論はありませんか。  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。  討論もないようでありますから、これをもって議案第29号の討論を終結いたします。  これより議案第29号を採決いたします。  議案第29号は、総務委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立多数であります。よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第30号「津島市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について」の討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。  討論もないようでありますから、これをもって議案第30号の討論を終結いたします。  これより議案第30号を採決いたします。  議案第30号は、厚生病院委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第31号「津島市介護保険条例の一部改正について」の討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。 12: ◯12番(太田幸江君)[ 234頁]  議案第31号「津島市介護保険条例の一部改正について」に賛成の立場で討論いたします。  この条例は、10月から消費税率10%への引き上げに伴い、低所得者の第1段階から第3段階までの保険料の軽減強化を図るものです。今回の軽減強化の対象となる津島市における人数は、第1段階が2,600人、第2段階は1,270人、第3段階は1,150人、合計5,020人を想定しているとのことです。高過ぎる介護保険料を引き下げることは大変歓迎するものですが、その財源を消費税に頼るものとなっています。消費税は、所得が少ない人ほど負担率が高くなる不公平な税制です。生まれたばかりの赤ちゃんから寝たきりの方まで容赦なく降りかかってくる税金です。低所得者の方の軽減強化のための財源を立場の弱い人に重くのしかかる消費税増税で賄うことは甚だ本末転倒です。  私ども日本共産党は、介護保険の軽減は国庫負担の割合をふやすことで行うことを提案しています。この財源は、税金の集め方や使い方を変えることで生み出せることも提言しています。介護保険の軽減の財源は、消費税増税ではなく、軽減の強化の財源を国庫負担金の増額で進めていただきたいと要望いたしまして、賛成といたします。 13: ◯議長本田雅英君)[ 235頁]  ほかに討論はありませんか。  討論も尽きたようでありますから、これをもって議案第31号の討論を終結いたします。  これより議案第31号を採決いたします。  議案第31号は、厚生病院委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって、議案第31号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第32号「津島地区医療センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について」の討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。 14: ◯12番(太田幸江君)[ 235頁]  議案第32号「津島地区医療センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について」反対の立場で討論いたします。  先ほどの委員会報告では全員一致で可決しておりますが、私は委員長ということで採決には加わりませんでしたので、ここで反対の討論をさせていただきます。  消費税法の一部改正に伴い、津島地区医療センターの使用料及び手数料について規定を整備するもので、10月の消費税率10%への引き上げにあわせて改正するものです。  今回の改正において対象となる使用料と手数料のうち、ここ数年で実績があるのは文書手数料の中の一般診断書のみであり、発行数としては年間十数件程度であるということです。今回の改正の影響額としては400円程度が見込まれています。  津島地区医療センターは、収入の大半が非課税での医療給付のため、売上高は1,000万円以下であることから、納税の義務は免除されています。納税を免除されているにもかかわらず消費税増分を市民に転嫁することは道理が通りませんので、議案第32号に反対いたします。 15: ◯議長本田雅英君)[ 235頁]  ほかに反対討論はありませんか。  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。 16: ◯8番(安井貴仁君)[ 235頁]  では、議案第32号「津島地区医療センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について」賛成の立場から討論をいたします。  この条例の一部改正につきましては、消費税率が8%から10%に引き上げられることに伴い、津島地区医療センターで発行されます文書手数料等に消費税の引き上げ相当分を転嫁するためのものであり、その改正目的、内容につきましては賛成するものであります。  しかし、議案の上程に関しまして、どうしても看過することができないことがありますので、その点について申し述べさせていただきます。  条例の一部改正を議案として議会に上程するに当たりましては、議案の提出に関し市長決裁を受けるわけですが、先ほどの厚生病院委員会の委員長報告にもありましたように、議案に関しては、市長決裁を受けた際とは異なる条例要綱が市長の知らないところで議会に上程されていたという経緯がございます。  この点につきまして、厚生病院委員会におきまして、議案提出の市長決裁後に条例要綱をより見やすい形に修正したが、必要な決裁行為や市長の了解を得ることなく上程したという趣旨の説明があったようです。  議案の審議に当たり、条例要綱をより見やすいものにしたいという気持ちは私も十分に理解ができます。しかし、必要な決裁行為を行わなかったことはもちろん、市長に説明し、了解を得ることすら行わず条例要綱を修正し、上程したことは、事務手続としては不適切であったと言わざるを得ません。  そして、今回の件は、市長決裁後の議案が市長に無断で修正され議会に提出されたわけですので、我々市議会の行政に対する信頼感を著しく損なったことは当然として、私としては、極端な言葉を言えば、公文書偽造がされたと言われても仕方ないと思っております。
     このような事態が生じたことから、私には今の津島市役所が組織の体をなしているようには到底思えません。市長以下、市の職員一人一人が今回の件を教訓として重く受けとめ、今後このようなことが絶対ないようにしていただきたい、この点を強く申し述べておきます。  今申し上げましたように、議案に関しては、市長の知らないところで条例要綱が修正され、上程されております。私は、こういった不適切な事務処理が生じたことにつきましては、昨年の6月議会以降、1年の長きにわたって津島市の事務方のトップとなる副市長が不在になっていることに根本的な問題があるのではないかと考えております。日比市長は、今議会でも大きく話題となっておりましたが、議会とのコミュニケーションの強化を初め、さまざまな問題の解決に向けて、市長として全身全霊で努力されておられると思います。そんな多忙な市長が事務の細部まで掌握することは、現実的には困難ではないかと思います。  ですので、私は、今回のようなことが二度と起こらないようにするという意味から、一日でも早く市の行政事務に精通し、議会のコミュニケーションを強化することができる人物を津島市の事務方のトップである副市長として選任いただきたいと思っております。  以上を申し述べ、議案第32号「津島地区医療センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について」は賛成とさせていただきます。 17: ◯議長本田雅英君)[ 237頁]  ほかに討論はありませんか。  討論も尽きたようでありますから、これをもって議案第32号の討論を終結いたします。  これより議案第32号を採決いたします。  議案第32号は、厚生病院委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立多数であります。よって、議案第32号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第33号「津島市国民健康保険税賦課徴収条例の一部改正について」の討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。 18: ◯12番(太田幸江君)[ 237頁]  議案第33号「津島市国民健康保険税賦課徴収条例の一部改正について」反対の立場で討論いたします。  これも委員長報告でありましたように、今回は平成25年8月の社会保障制度改革国民会議において、保険料にかかわる国民の負担に関する公平の確保という点から、相当の高所得者から適切に保険料を負担していただくという報告がありました。  まず、現在の基礎課税額の限度額58万円を3万円引き上げて61万円とし、また低所得者の5割軽減と2割軽減の世帯の判定基準を引き上げるものであります。今回、課税限度額の引き上げにおいて、津島市において影響を受ける世帯は116世帯、影響額が325万円、低所得者の軽減の影響を受ける世帯は42世帯で、影響額が151万円ということです。市民の皆さんにとって、325万円の増税であり、151万円の減税となります。  そして、先ほどから報告があったように、応能負担の原則からということでありますが、国保の構造上から本来の応能負担の原則には当てはまらないところがあるわけです。限度額の引き上げの理由として、その中に均等割があるため、ひとり暮らしの方と比べ、世帯の人数が多いほど、例えば子供が多い家庭ほど所得の低い段階で限度額になってしまい、純粋な応能負担にならないと考えるからです。  2つ目の反対理由は、限度額の引き上げでは高過ぎる国保の改善にはならないからです。限度額の引き上げは何度も繰り返されてきましたが、高くて払えない、国保税を払うために生活が壊されるという国保税の抜本的な解決にはなっていません。  現在、国民健康保険制度では、加入者の世帯の貧困化が進む中で、国保税の値上げが続き、重い負担が生活を脅かし、多くの滞納者を生み出しているわけであります。国保は、現在では非正規雇用や無職の年金生活者が加入世帯の8割が占め、全ての国民の命の健康を守る最後のセーフティーネットとなっています。住民の暮らしと健康を守るためにも、国保制度の維持のためにも、高過ぎる国保税問題の解決は重要課題です。  全国知事会では、2014年に、国保税を協会けんぽ並みに引き下げるためには、1兆円の公費負担増を政府に要望しています。今回提出されている限度額の引き上げに対しても、市長会では、限度額を引き上げていくのはもう限界に達しているのではないかと考える、そしてまたこの制度の抜本的な見直しを要請するとの意見が出ています。  津島市においても、平成30年度は7割軽減・5割軽減・2割軽減の世帯が国保加入者の53.3%です。国保加入者の貧困化と高齢化、重症化の進行による医療給付費増により、国保の構造的な危機を打開するためには、もはや国庫負担をふやす以外に道はありません。全国知事会が要望している法改正と財政支援を国に強く要望することを願い、この条例に対して反対といたします。 19: ◯議長本田雅英君)[ 238頁]  ほかに反対討論はありませんか。  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。  討論もないようでありますから、これをもって議案第33号の討論を終結いたします。  これより議案第33号を採決いたします。  議案第33号は、厚生病院委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立多数であります。よって、議案第33号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第34号「津島市民病院事業の設置等に関する条例の一部改正について」の討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。 20: ◯12番(太田幸江君)[ 238頁]  議案第34号「津島市民病院事業の設置等に関する条例の一部改正について」に反対の立場で討論いたします。  今回の改正は、診療科目の名称変更と消費税法等の一部改正に伴い、病院事業の使用料・手数料の規定などを改正するものですが、消費税法の一部改正に伴う改正に対して反対いたします。  改正されるものは、文書料、初診加算料、面談料、個室使用料が上げられています。これは全て市民の負担増となります。  また、消費税増税は、市民の皆さんの生活を直撃するばかりでなく、市民病院の経営にも大きな打撃を与えます。保険診療には消費税をかけることができません。病院は、消費税が上乗せされた医療器具や医療費、医療材料費を購入しますが、これを医療費には転嫁できないのです。これを損税といいますが、この損税部分を国は病院に負担するわけでもありません。全てが病院の負担となるわけであります。  今回の10月から消費税増税が実施されると、病院会計の損税は、新たに発生する約6,000万円を加え、おおよそ3億円になります。消費税増税によって新たな損税が加算され、黒字化を目指して頑張っている市民病院の財政を圧迫し、さらなる市民や行政の負担をふやすのではないかと懸念されます。  私どもは、消費税増税しなくても福祉や暮らしを豊かにする財源を生み出せることを提言しています。市民の生活も市民病院の経営も脅かす消費税増税に反対していますので、この条例にも反対いたします。 21: ◯議長本田雅英君)[ 239頁]  ほかに反対討論はありませんか。  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。 22: ◯13番(森口達也君)[ 239頁]  それでは、議案第34号「津島市民病院事業の設置等に関する条例の一部改正について」賛成の立場で討論をさせていただきます。  今回の条例の一部改正案を受け、根拠不明瞭であることと説明不十分であることという印象を受けました。  根拠不明瞭であるということについては、なぜ今改正を行うのかという疑問を抱かざるを得ないということであります。  まず、訪問看護ステーションにおける介護保険法に規定する事業の実施に関しては、平成24年1月1日に一般会計から事業移管されており、それ以降に介護事業の収益があったわけであり、規約にない事業を今まで行っていたということになります。  また、障害者自立支援法の名称変更に関しては、平成24年6月27日付で障害者自立支援法の題名改正により市の例規への影響がありとの通達があったにもかかわらず、今ごろになって名称変更は不可解きわまりないと言わざるを得ません。事が生じたときにすべきことをなされていなかったため今回の一部改正を行うものであり、余りにもずさんな対応であったのではないでしょうか。いま一度気を引き締め、早急に全体の総点検を行うとともに、再発防止に努めていただきたい。  説明不十分であることについては、条例の別表内の数値変更であるにもかかわらず、改正前、改正後を示した表の提示がなく、大変わかりづらいものとなってしまっていました。例規改正に当たりましては、別表もきちんと示すよう今後注意を払っていただきたい。  また、提案理由の記載が不十分であった点も上げられます。重要な事項については、条例要綱だけでなく、提案理由にも示すべきと考えます。  さらに、委員会での説明時に対応の誤りであったことが述べられなかった点も不十分であると思われます。誤りは誤りとしてきちんと責任を持って報告すべきと考えます。業務に対する責任という点からも猛省していただきたい。  今後は、こういったことが繰り返されることのないように、すべきことをスピード感を持って適切な時期に行うという姿勢、また行ったことの説明・報告の徹底をしていただくことを強く申し上げまして、議案第34号に賛成といたします。以上です。 23: ◯議長本田雅英君)[ 240頁]  ほかに討論はありませんか。  討論も尽きたようでありますから、これをもって議案第34号の討論を終結いたします。  これより議案第34号を採決いたします。  議案第34号は、厚生病院委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立多数であります。よって、議案第34号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第35号「津島市訪問看護ステーションの設置及び管理に関する条例の一部改正について」の討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。  討論もないようでありますから、これをもって議案第35号の討論を終結いたします。  これより議案第35号を採決いたします。  議案第35号は、厚生病院委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって、議案第35号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第36号「津島市上水道条例の一部改正について」の討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。 24: ◯11番(伊藤恵子君)[ 240頁]  それでは、議案第36号「津島市上水道条例の一部改正について」反対討論をいたします。  消費税増税による水道料金の値上げの条例であります。10%に上がることで市民の負担が年間約2,300万円もふえるということになります。家計を直撃する消費税10%増税は今からでも中止すべきと考え、反対といたします。 25: ◯議長本田雅英君)[ 240頁]  ほかに反対討論はありませんか。  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。  討論も尽きたようでありますから、これをもって議案第36号の討論を終結いたします。  これより議案第36号を採決いたします。  議案第36号は、文教建設委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立多数であります。よって、議案第36号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第37号「津島市下水道条例の一部改正について」の討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。 26: ◯11番(伊藤恵子君)[ 241頁]  それでは、議案第37号「津島市下水道条例の一部改正について」反対の討論をします。  これも先ほど同様、下水道料金、消費税10%に上がることによる値上げの条例であります。下水道料金の市民の負担が2%の増税により年間約500万円増額になるということであります。消費税増税は中止すべきと思い、反対といたします。 27: ◯議長本田雅英君)[ 241頁]  ほかに反対討論はありませんか。  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。  討論も尽きたようでありますから、これをもって議案第37号の討論を終結いたします。  これより議案第37号を採決いたします。
     議案第37号は、文教建設委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立多数であります。よって、議案第37号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第38号「津島市上水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部改正について」の討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。  討論もないようでありますから、これをもって議案第38号の討論を終結いたします。  これより議案第38号を採決いたします。  議案第38号は、文教建設委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって、議案第38号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第39号「津島市コミュニティ・プラントの設置及び管理に関する条例の一部改正について」の討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。 28: ◯11番(伊藤恵子君)[ 241頁]  それでは、議案第39号「津島市コミュニティ・プラントの設置及び管理に関する条例の一部改正について」反対討論をいたします。  この条例も消費税増税でコミュニティ・プラントの使用料が増税となる値上げの条例であります。使用料など年間約40万円の市民負担がふえることになります。今議会に上程されただけでも、合計すると年間約3,300万円の市民負担がふえるということであります。  日常的にも10%の影響は家計を直撃するわけでございます。所得の低い人ほど重くのしかかる消費税は、増税をやめ、一部の大もうけをしている大企業に応分の負担をしていただくことが、これは世界の流れでもあるわけであります。経済の底が抜けると専門家も懸念している消費税増税は中止すべきで、増税を見込んだ議案には反対といたします。 29: ◯議長本田雅英君)[ 242頁]  ほかに反対討論はありませんか。  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。  討論も尽きたようでありますから、これをもって議案第39号の討論を終結いたします。  これより議案第39号を採決いたします。  議案第39号は、文教建設委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立多数であります。よって、議案第39号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第40号「津島市火災予防条例の一部改正について」の討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。  討論もないようでありますから、これをもって議案第40号の討論を終結いたします。  これより議案第40号を採決いたします。  議案第40号は、総務委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって、議案第40号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第41号「市道の路線認定及び廃止について」の討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。  討論もないようでありますから、これをもって議案第41号の討論を終結いたします。  これより議案第41号を採決いたします。  議案第41号は、文教建設委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって、議案第41号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第42号「令和元年度津島市一般会計補正予算(第1号)について」の討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。 30: ◯11番(伊藤恵子君)[ 243頁]  それでは、議案第42号「令和元年度津島市一般会計補正予算(第1号)について」反対の討論をいたします。  今回の補正予算は、消費税増税を見込んだ予算が計上されているわけでございます。  介護保険料の軽減や幼児教育無償化、幼児教育無償化の中身はもっと利用者とか現場を見てやるべきだとは思いますけれども、これは消費税に頼らない形で、国がきちんと財政措置をする、こういう事業ではないでしょうか。  そしてまた、都市整備課所管の緑化事業として、全体の事業費が4億8,500万円だったと思いますけれども、これを見込んだ天王川公園の藤棚改修のための追加予算、これが補正として450万円計上されているわけでございます。観光客のための藤棚が最優先されていると。これも重要ではありますけれども、同時に調査・検証されたほかの都市公園についても早急に老朽化箇所改善を実施されるべきだと考えます。  また、一番の問題は、消費税の10%引き上げが、低所得者・子育て世帯、ゼロ歳から2歳児までのお子さんが見える世帯、この消費に与える影響を緩和すると。それとともに、地域における消費を喚起、下支えするとして発行されるプレミアム付商品券事業2億7,717万8,000円が計上されています。2万5,000円の商品券を2万円で買っていただくということでありますので、対象者は1万1,000人ほど、この額の2億2,000万円は、この対象者の方が購入してお金を出されるわけでありますから、何も公費で投入する額ではありません。  したがって、プレミアム分の5,500万円、これが低所得者の方、子育て世帯の方への喚起を促す経費として、プレミアム分5,500万円です。今回の補正予算でも、これを差し引いても217万8,000円、そして3月に出されたこの事業費3,591万1,000円、この合計3,808万9,000円がこの事業を行うための経費となっているわけでございます。  5,500万円のプレミアムのために3,800万円もの経費をかけるということでありますけれども、これだけの多大な経費をかけながら、申請の手続など、本当に複雑なこの手続は、手続困難な人への対応が本当にできているのかということが議題となりました。全く事務的で、申請主義だから仕方がないと言われますけれども、申請できなかったらこれも利用できないわけであります。  また、商品券を換金する場所が市役所のみと、それも平日の市役所の開庁時間のみということで、8時45分ですか、9時からですか、17時までの時間内ということで、本当に働き盛りの子育て世代の皆さんや、また高齢で足を運べない、若い息子さんや娘さんが働いているのに、この商品券の引きかえができるのかどうか、こういったことも全く不備ではないかと思われるわけであります。  消費税というのは、所得の低い人に大きな影響があると、これを認めた国の事業であります。これほど手間をかけて、しかも1回きり、商品券も5カ月間で使わなければならないと、本当に効果があるのかということも甚だ疑問であります。  市民も職員も混乱させるようなこんな事業をするよりも、皆さんに行き届く消費税増税を今からでも中止をさせるべきであります。月に1万円使っても消費税が1,000円となるわけですね。この5,000円のプレミアム、5カ月で使い切ってしまう。こういったことが本当に効果があるかということも疑問であります。懸念されるわけでありますので、この点からも補正予算に反対といたします。 31: ◯議長本田雅英君)[ 244頁]  ほかに反対討論はありませんか。  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。 32: ◯5番(加藤則之君)[ 244頁]  それでは、議案第42号「令和元年度津島市一般会計補正予算(第1号)について」賛成の立場から討論をさせていただきます。  今ほどプレミアム付商品券の件は反対の立場で随分おっしゃいましたけれども、プレミアム付商品券については、重複しますけれども、本年10月に消費税及び地方消費税が10%に引き上げられるのに伴い、低所得者の方及び3歳未満の子供さんのいる世帯の消費に与える影響を緩和すること、さらには地域における消費を喚起することを目的に、プレミアム分5,000円を含め、上限2万5,000円まで商品券を購入することができるものであります。  事業費は、先ほど話にありましたように2億7,717万8,000円組まれていますが、実質的にはプレミアム分と事務費の国庫補助金5,717万8,000円の事業であります。今後ふえ続ける社会保障への対応としての消費増税ではありますが、市民生活の負担軽減を考え、最低限必要かつ重要な措置であると考えます。  ただ、対象者が多く、住民税非課税世帯9,500人、そして3歳未満の子供さん1,500人、合わせて1万1,000人が対象ということであります。手続や販売での混乱も予想されます。スケジュール等、混乱のないように、ぜひ調整をしていただきたいというふうに思います。  さらに、消費増税の軽減措置の関連といたしましては、児童福祉費として子ども・子育て支援システム改修委託料が454万7,000円計上されています。これも消費税の引き上げによる財源確保により、子育て世代の教育負担の軽減、あるいは子育て支援のためのシステム改修委託料であります。  また、介護保険特別会計繰出金が2,276万円組まれておりますが、これも介護保険料が第1段階から第3段階までの住民税非課税の方々への減免措置であります。これらも国からの指針ではありますが、社会保障の充実に向けた重要かつ必要な減免措置であるというふうに思います。  そのほか、コミュニティ推進事業費として、老朽化から新しく改築される埋田町集会所建設費補助金として300万円が計上されております。  また、今年度の地方創生に向けてのがんばる地域応援事業補助金を活用し、神島田コミュニティから提案されました長期休暇中の子供や高齢者の居場所づくり、そして担い手不足などの課題に対して、空き家・空き店舗を活用した居場所づくり、あるいは人材育成ワークショップ、さらには元気な高齢者創出事業などに114万円が計上されています。これらは、地域コミュニティの場づくりと地域独自のコミュニティ事業に対しての補助金であり、今後のコミュニティのあり方の実践としては極めて有効な事業であるというふうに思います。  また、公園長寿命化事業として天王川公園の藤棚の追加の整備事業費も組まれております。  今回の補正予算は、消費増税に対する細やかな対応、そして限られた予算の中、コミュニティ推進事業など、今後の津島市の地域課題への対応策も盛り込まれております。  よって、この議案第42号「令和元年度津島市一般会計補正予算(第1号)について」は賛成といたします。 33: ◯議長本田雅英君)[ 245頁]  ほかに討論はありませんか。  討論も尽きたようでありますから、これをもって議案第42号の討論を終結いたします。  これより議案第42号を採決いたします。  議案第42号は、各委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立多数であります。よって、議案第42号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第43号「令和元年度津島市介護保険特別会計補正予算(第1号)について」の討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。  討論もないようでありますから、これをもって議案第43号の討論を終結いたします。  これより議案第43号を採決いたします。  議案第43号は、厚生病院委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって、議案第43号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第44号「財産の処分について」の討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。  次に、賛成討論の発言を許します。
     討論はありませんか。  討論もないようでありますから、これをもって議案第44号の討論を終結いたします。  これより議案第44号を採決いたします。  議案第44号は、総務委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって、議案第44号は原案のとおり可決されました。  ここで暫時休憩をいたします。  なお、休憩中に議会運営委員会が開催されますので、御了承をお願いいたします。        午前10時28分 休憩  ──────────────── ◇ ◎ ◇ ────────────────        午前11時10分 開議 34: ◯議長本田雅英君)[ 246頁]  休憩前に引き続き会議を開きます。  この際、御報告いたします。  先ほどの休憩中に議会運営委員会が開かれましたので、その協議の結果について御報告いたします。  ただいま議席に配付してありますとおり、人事案件3件及び議員提出議案1件が提出されました。よって、本件の取り扱いについては、本日の日程に追加し、議題とすることに了承されました。  なお、提出議案については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会への付託を省略することに了承されました。  以上、御報告申し上げます。  次に、日程第2、請願第5号「公的年金制度の改善を国へ求める請願」及び請願第6号「後期高齢者医療費の自己負担を2割にしないことを求める請願」を一括議題といたします。  請願第5号及び請願第6号について、厚生病院委員長から審査の結果報告を求めます。        厚生病院委員長 太田幸江君〔登 壇〕 35: ◯12番(太田幸江君)[ 246頁]  ただいま議題となりました請願第5号「公的年金制度の改善を国へ求める請願」ほか1件については、6月17日に開催の厚生病院委員会において審査を行いましたので、その審査の経過と結果を報告します。  まず、請願第5号「公的年金制度の改善を国へ求める請願」は、津島市鹿伏兎町下春日台16-8、全日本年金者組合愛知県本部津島支部支部長 鈴木利和氏より、年金開始年齢の引き上げを行わず、低年金者の生活を即直撃するマクロ経済スライドの発動を凍結することを求める意見書を提出するよう求めるものです。  次に、採決結果を報告します。請願第5号「公的年金制度の改善を国へ求める請願」は、賛成者なしで不採択とすべきものと決しました。  次に、請願第6号「後期高齢者医療費の自己負担を2割にしないことを求める請願」は、津島市鹿伏兎町下春日台16-8、全日本年金者組合愛知県本部津島支部支部長 鈴木利和氏より、後期高齢者の医療費の窓口負担を2割にしないよう求めるものです。  次に、採決結果を報告します。請願第6号「後期高齢者医療費の自己負担を2割にしないことを求める請願」は、賛成者なしで不採択とすべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。 36: ◯議長本田雅英君)[ 247頁]  厚生病院委員長の報告は終わりました。  これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。  質疑もないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。  これより討論、続いて採決に入ります。  それでは、請願第5号「公的年金制度の改善を国へ求める請願」の討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。 37: ◯8番(安井貴仁君)[ 247頁]  それでは、請願第5号「公的年金制度の改善を国へ求める請願」に対して反対の立場で討論をいたします。  老後への不安のうち、最も多いのは公的年金であります。その中で最も大きな問題点は、世代間扶養という根本的な仕組みについてであります。世代間扶養とは、現役世代が納める保険料によって、その時点での高齢者への年金給付を賄うという仕組みということであります。つまり、年金財政に最も影響を及ぼすのは、運用利回りや経済成長ではなく、現世代に対する高齢者世代の人口比率であります。  現実問題として、現在のように少子・高齢化がますます進んでいく状況下では、必然的に保険料を上げるか、受給率を下げるか、またはその両方を行わざるを得ないのが現実であります。  実際に厚生年金の保険料率で見てみますと、2004年以前の13.58%から2017年9月以降の18.3%まで段階的に引き上げられています。同様に、受給率でも必然的に受給年齢が引き上げられ、あわせてマクロ経済スライドによる実質的な受給額減少が顕在化してきているのが現実であります。  確かに、マクロ経済スライドとは、物価や賃金が上昇した場合、本来はそれに対応して増加すべき年金給付額を自動的に抑制するための仕組みであります。抑制率はスライド調整率といい、当面の間は0.9%になると見込まれています。2.0%の物価上昇ですと、年金額の安定の増加率はマイナス0.9%引き1.1%になります。世代間扶養を前提で考えていくと、そうせざるを得ないのであります。  このような世代間扶養を前提で考えていくと、請願の趣旨はよく理解できますが、請願事項の1は理解できますけれども、2、3の件については、同意することはできません。よって、請願に反対をさせていただきます。 38: ◯議長本田雅英君)[ 248頁]  ほかに討論はありませんか。  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。 39: ◯11番(伊藤恵子君)[ 248頁]  それでは、請願第5号「公的年金制度の改善を国へ求める請願」に対して賛成の討論をさせていただきます。  今、年金で2,000万円足らない、こういったことが大問題となり、高齢者の皆さんに非常に不安が広がっているというのが現状でございます。共同、毎日、産経・FNNの世論調査、これによりますと、老後30年間に2,000万円が必要だとした金融庁審議会の報告書の受け取りを拒否した麻生太郎財務大臣の態度について、「問題だ」「納得できない」「適切でない」という回答がいずれも7割以上に上っているわけでございます。  この大問題となっていますマクロ経済スライド、金融庁が出した報告で計算いたしますと、41歳以上の若い方々、これにはさらに2,000万円に1,600万円が上乗せされて3,600万円不足をするということが国会の討論の中で明らかになりました。  このマクロ経済スライドとは、毎年行う年金額の改定の際、指標となる物価の上昇より年金額の引き上げを低く抑える、実質削減する仕組みであります。  安倍政権は、7年間、2013年から2019年度の合計で、マクロ経済スライドを2度発動しました。物価は5.3%上昇したのに、年金額は0.8%のマイナス改定で、実質6.1%も大幅に削減したわけでございます。  2014年に公表された財政検証、年金の将来見通しによりますと、マクロ経済スライドによる実質削減は、2050年度までに現役時代の約6割の支給水準を約5割程度まで引き下げるという計画であります。まさにマクロ経済スライドは年金の自動引き下げ装置になっているというのが現状ではないでしょうか。  厚労省の資料でも、2040年度で本来25兆円となる基礎年金の給付額を18兆円へ、7兆円も抑制することになるとされている、こういった報告があるわけであります。国民の年金を7兆円規模で奪うというマクロ経済スライドは、本当に深刻な状況、これが明らかになってまいりました。  大きい金額でよくわかりませんけど、基礎年金、国民年金で見ますと、現在、40年かけた満額で一月に6万5,000円です。これが満額かけても4万数千円程度にカットされるということになるわけであります。今でも6万5,000円で暮らしていけない、この声があるわけでありますけれども、これが4万数千円になるという、こういうのがマクロ経済スライドの現実であります。  年金の積立金は今約200兆円あります。給付の4年分もあるわけであります。株式投資でリスクにさらすことをやめて、これを給付に充てていくべき、そして計画的に取り崩すことで今からこの給付に充て、その間に根本問題であります年金の支え手である現役労働者の賃上げ、正社員化、こういったことをやり、最低賃金を大幅に引き上げていくことが必要だと考えています。  このマクロ経済スライドによる実質削減は、老齢基礎年金の削減幅のほうが上乗せ部分の老齢厚生年金よりもかなり大きいため、現役時代、低賃金だった人ほど、年金額が大きく目減りする仕組みとなっております。低過ぎる年金は緊急に底上げしなければなりません。  日本共産党は、消費税とは別の財源で、今6万5,000円以下の年金については一律年間6万円を上乗せしようと今提案しています。そして、最低保障年金を実現することが年金制度の抜本改革にはどうしても必要だと考えています。  政府は、この年齢引き上げ、この請願の1番目の事項にありますけれども、年金開始年齢の引き上げ、これが行われようとしているわけでありますけれども、公的年金は老後の支えです。40年間会社勤めをして、やっと老後は楽になると思っていたのに、十数万円という少なさに絶望する人、年金受給年齢が先送りされ、やむなく少ない年金を受け取っている人、80歳を過ぎても働かざるを得ない人など、年金のこの動向は本当に皆さんの暮らしを左右するような、不安をあおるような関心事となっています。  安倍首相は、消費税を10%に上げる理由に、就業人口がふえたこと、これを景気回復のあらわれとして強調しました。しかし、380万人の就業増加、この7割、266万人は、65歳以上の高齢者なわけであります。働く理由の一番は、年金だけで暮らせない、生活費が足りない、医療介護への不安がある、こういった不安がいっぱいで、今、高齢者の皆さんが、自身の人生のためというよりは、本当に生活費がないということで働いている、こういう人が多いわけであります。国民は不安でいっぱいではないでしょうか。  請願は、年金のみが生計の手段となったときにも安心して暮らしたいという、現在年金受給者だけではなく、今、若い人たち、ここが年金を払って、きちんと老後が暮らせるのか、こういったことが大問題となっておる、この請願は、全世代の願いだと考えます。この請願に対しては、本当に今国民の多くの皆さんが願っている、こういったことでありますので、請願の趣旨は願意妥当と賛成討論といたします。 40: ◯議長本田雅英君)[ 249頁]  ほかに討論はありませんか。  討論も尽きたようでありますから、これをもって請願第5号の討論を終結いたします。  これより請願第5号を採決いたします。  厚生病院委員長の報告は、不採択でありますので、請願について採決いたします。  請願第5号について、採択することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立少数であります。よって、請願第5号は不採択とすることに決しました。  次に、請願第6号「後期高齢者医療費の自己負担を2割にしないことを求める請願」の討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。 41: ◯6番(沖  廣君)[ 250頁]  請願第6号「後期高齢者医療費の自己負担を2割にしないことを求める請願」について反対の立場で討論させていただきます。  現在、日本では、高齢化の進展や医療技術の高度化によって医療費、介護費が増加し、我が国の財政を圧迫していると言われています。このため、財務省の財政制度等審議会財政制度分科会では、財政の健全化に向けて社会保障改革の議論を進めています。今回の改革案は5つあります。  1つ目は、後期高齢者における医療費窓口負担の見直し、2つ目は、介護保険の利用者負担の見直し、3つ目は、医療保険における「金融資産を考慮した負担を求める仕組み」の導入、4つ目は、後期高齢者医療制度における「現役並み所得」の判定方法の見直し、5つ目は、医療保険の給付率を自動的に見直す仕組みの導入、この5つの改革案が出されております。  このうち、今回の改革案、つまり後期高齢者医療費の自己負担を2割にという議論については、公的医療保険制度における世代間の負担の公平性を図るため、まず後期高齢者における医療費負担、窓口負担の見直しとして、2014年度には、70歳から74歳の方は、新たに70歳に到達する人において2割負担にするという形で段階的に引き上げられてきました。そして、4年後の2018年度からは、74歳の人においては2割負担となっています。69歳の方は3割負担ですから、70歳から74歳の方の自己負担割合が1割から2割に引き上げられても、個人単位で見れば3割から2割となり、負担軽減になるわけです。このことからも、世代間の公平さを図る観点からも、私は請願第6号については反対といたします。以上です。 42: ◯議長本田雅英君)[ 250頁]  ほかに討論はありませんか。  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。 43: ◯12番(太田幸江君)[ 250頁]  請願第6号「後期高齢者医療費の自己負担を2割にしないことを求める請願」に賛成の立場で討論いたします。  この請願は、財政制度審議会などで議論が行われている75歳以上の医療費負担を原則2割にすることについて、高齢者が安心して医療が受けられるようにするために、引き上げを行わないように求める意見書を国に上げることを求めています。  2008年4月に開始された後期高齢者医療制度は、制度発足直前、厚生労働省幹部が、医療費が際限なく上がり続ける痛みを後期高齢者が自分の感覚で感じ取っていただくという本当にひどい発言をして大問題になりました。実際、75歳以上の人口がふえるなど、保険料アップにつながる仕組みになっており、値上げの傾向に歯どめがかかりません。年金から天引きされる保険料の重さが暮らしを圧迫しています。  自己負担2割への引き上げは、この間の医療、介護、年金の連続改悪に続き、高齢者を標的に、さらなる痛みを強いるものです。医療の窓口負担増がますます受診抑制を招き、重症化など、高齢者の健康に深刻な悪影響を与えることは明らかです。窓口1割負担の大原則を崩すことは、国民の大反対を押し切って強行された後期高齢者医療制度の創設以来の大改悪であり、国の社会保障に対する責任を大きく後退させることであります。  高齢者の皆さんの問題は、これから年を重ねていく私たちの問題でもあり、社会全体の問題です。誰でも安心して年をとっていける社会をつくることが、私たち行政に携わる者の仕事ではないでしょうか。津島市議会として、この請願を採択し、国に対し、高齢者いじめの窓口負担2割化に反対の意見書を上げるべきと考え、賛成といたします。 44: ◯議長本田雅英君)[ 251頁]  ほかに討論はありませんか。  討論も尽きたようでありますから、これをもって請願第6号の討論を終結いたします。  これより請願第6号を採決いたします。  厚生病院委員長の報告は、不採択でありますので、請願について採決いたします。  請願第6号について、採択することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立少数であります。よって、請願第6号は不採択とすることに決しました。  お諮りいたします。先ほどの休憩中に各位のお手元に配付してありますとおり、議案第45号「津島市公平委員会委員の選任について」、議案第46号「津島市固定資産評価審査委員会委員の選任について」、諮問第1号「人権擁護委員の推せんにつき意見を求めることについて」及び議員提出議案第4号「児童虐待防止対策のさらなる強化を求める意見書」の以上4件が提出されました。よって、これを本日の日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。よって、議案第45号、議案第46号、諮問第1号及び議員提出議案第4号の以上4件を本日の日程に追加し、議題とすることに決しました。  まず、議案第45号「津島市公平委員会委員の選任について」を議題いたします。  この際、市長から提案理由の説明を求めます。        市長 日比一昭君〔登 壇〕 45: ◯市長(日比一昭君)[ 251頁]  ただいま上程されました議案第45号「津島市公平委員会委員の選任について」御説明申し上げます。  この案を提出いたしましたのは、委員のうち余郷達也君が令和元年6月30日をもって任期満了となりますので、その後任者を選任するものであります。  後任者といたしましては、津島市宮川町1丁目50番地1、余郷達也君、昭和40年11月1日生まれを選任したいと存じます。  何とぞ御賛同賜りますようお願い申し上げます。 46: ◯議長本田雅英君)[ 252頁]  提案理由の説明は終わりました。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第45号「津島市公平委員会委員の選任について」同意を求めるの件は、これに同意することに御異議ありませんか。        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。よって、議案第45号「津島市公平委員会委員の選任について」同意を求めるの件は、これに同意することに決しました。  次に、議案第46号「津島市固定資産評価審査委員会委員の選任について」を議題といたします。  この際、市長から提案理由の説明を求めます。        市長 日比一昭君〔登 壇〕 47: ◯市長(日比一昭君)[ 252頁]  ただいま上程されました議案第46号「津島市固定資産評価審査委員会委員の選任について」御説明申し上げます。  この案を提案いたしましたのは、委員のうち伊藤則光君が令和元年6月30日をもって任期満了となりますので、その後任者を選任するものであります。  後任者といたしましては、津島市片町1丁目14番地、西尾浩伸君、昭和35年12月25日生まれを選任いたしたいと存じます。  何とぞ御賛同を賜りますようお願い申し上げます。 48: ◯議長本田雅英君)[ 252頁]  提案理由の説明は終わりました。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第46号「津島市固定資産評価審査委員会委員の選任について」同意を求めるの件は、これに同意することに御異議ありませんか。        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。よって、議案第46号「津島市固定資産評価審査委員会委員の選任について」同意を求めるの件は、これに同意することに決しました。  次に、諮問第1号「人権擁護委員の推せんにつき意見を求めることについて」を議題といたします。  この際、市長から提案理由の説明を求めます。        市長 日比一昭君〔登 壇〕 49: ◯市長(日比一昭君)[ 253頁]  ただいま上程されました諮問第1号「人権擁護委員の推せんにつき意見を求めることについて」御説明申し上げます。  この案を提出いたしましたのは、委員のうち丹羽義樹君が令和元年9月30日をもって任期満了となりますので、その後任者を推せんするものであります。  後任者といたしましては、津島市宇治町字茶ノ里152番地1、長谷川よしよ君、昭和36年11月27日生まれを推せんいたしたいと存じます。  何とぞ御賛同を賜りますようお願い申し上げます。 50: ◯議長本田雅英君)[ 253頁]  提案理由の説明は終わりました。  お諮りいたします。ただいま議題となっております諮問第1号「人権擁護委員の推せんにつき意見を求めることについて」は、異議なしと決することに御異議ございませんか。        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。よって、諮問第1号「人権擁護委員の推せんにつき意見を求めることについて」の件は、異議なしと決しました。  次に、議員提出議案第4号「児童虐待防止対策のさらなる強化を求める意見書」を議題といたします。  この際、提出者から提案理由の説明を求めます。        12番 太田幸江君〔登 壇〕 51: ◯12番(太田幸江君)[ 253頁]  ただいま議題となりました議員提出議案第4号につきましては、お手元に配付されております文書の朗読をもって提案説明にかえさせていただきます。          児童虐待防止対策のさらなる強化を求める意見書  暴力を振るう、食事を与えない等の行為によって保護者が我が子を死に追いやるといった深刻な児童虐待事件が相次いでいる。こうした事態を防ぐため、国は虐待の発生防止、早期発見に向けた対応を行ってきたが、悲惨な児童虐待は依然として発生し続けている。  特に、昨年3月の東京都目黒区での女児虐待死事件を受け、政府は同7月に緊急総合対策を取りまとめ、児童相談所の体制強化などを図る法改正案を今国会に提出することになっていた。その直前の今年1月、野田市で再び痛ましい虐待死事件が発生。児童相談所も学校も教育委員会も、警察も把握していながら、なぜ救えなかったのか悔やまれる。  よって、国においては、今国会に提出された児童虐待防止対策の強化を図るための児童福祉法等改正案の成立を踏まえ、下記の事項について、取り組むよう強く要望する。                    記 1 「しつけによる体罰は要らない」という認識を社会全体で共有できるよう周知啓発に  努めるとともに、法施行後必要な検討を進めるとしている民法上の懲戒権や子どもの権  利擁護の在り方についても速やかに結論を出すこと。 2 児童相談所における夜間対応の強化のための人的配置と学校における虐待防止体制の  構築や警察との連携強化、スクールソーシャルワーカーやスクールロイヤー配置のため  の財政的支援を行うこと。 3 虐待防止のための情報共有システムを全ての都道府県・市町村で速やかに構築ができ  るよう対策を講じるとともに、全国統一の運用ルールや基準を国において速やかに定め  ること。 4 児童相談所とDV被害者支援を行う婦人相談所等との連携を強化し、児童虐待とDV  の双方から親子を守る体制強化を進めるとともに、児童相談所の体制整備や妊娠・出産  から子育てまで切れ目のない支援を行う日本版ネウボラの設置推進を図ること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  令和元年6月26日                               愛知県津島市議会  以上であります。 52: ◯議長本田雅英君)[ 254頁]  提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  議員提出議案第4号について質疑を願います。  質疑はありませんか。  質疑もないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議員提出議案第4号は、会議規則第36条第3項の規定により委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第4号は、委員会への付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。 53: ◯12番(太田幸江君)[ 254頁]  「児童虐待防止対策のさらなる強化を求める意見書」に賛成の立場で討論いたします。  3月議会においても市民の皆さんから「児童虐待防止対策のさらなる強化を求める意見書」提出を求める請願が出されましたが、賛成少数にて不採択となりました。その3カ月後となる今議会でこの意見書が全会一致で採択されることは、請願された皆さんも大変喜んでみえると思います。  厚生労働省によると、平成29年度の全国児童相談所における児童虐待相談件数は13万3,778件で、前年度比1万1,203件増と公表されました。これは過去最多で、統計をとり始めた1990年度から27年連続で増加しています。  また、平成28年度の虐待による死亡人数は49人で、死亡した子供の年齢はゼロ歳児が32人と最も多い割合を占めており、そこの中でも月齢ゼロカ月が16人もいました。  このような痛ましい事件が後を絶たない中、児童虐待防止対策の強化を図るための親権者による体罰の禁止を明文化した児童福祉法等改正案が、5月28日の衆院本会議で全会一致で可決されました。改正案では、民法が規定する親権者の子供への懲戒権のあり方について、改正法施行後2年をめどに検討するとし、また児童相談所で子供の一時保護などを行う職員と保護者支援を行う職員を分けることや全ての児相への医師、保健師の配置などが盛り込まれています。  ある程度のシステムでは、子供の命は守れません。最善の体制をとるために、さらなる強化を求める、この意見書に賛成といたします。 54: ◯議長本田雅英君)[ 255頁]  ほかに討論はありませんか。  討論も尽きたようでありますから、これをもって討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  議員提出議案第4号「児童虐待防止対策のさらなる強化を求める意見書」を採決いたします。  議員提出議案第4号は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって、議員提出議案第4号は原案のとおり可決されました。  以上をもって、議会に付議されました案件は全部議了いたしました。  よって、今期定例市議会はこれをもって閉会といたします。        午前11時44分 閉会
     ──────────────── ◇ ◎ ◇ ────────────────                閉   会   式        午前11時44分 開式 55: ◯議会事務局長(高林茂宏君)[ 256頁]  ただいまから閉会式を行います。御起立願います。        〔全 員 起 立〕        〔議長 本田雅英君登壇〕 56: ◯議長本田雅英君)[ 256頁]  閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  議員の皆様方におかれましては、第2回津島市議会定例会に付議されました諸議案を初め、当面する市政の重要課題について、極めて真剣にして熱誠あふれる御審議を賜りましたことは、市勢伸展のため、まことに御同慶にたえないところであります。ここに今定例会における議員の皆様方を初め、理事者各位の御協力に対し、深く感謝の意を表す次第でございます。  さて、今定例会における議案審議の過程において、議案第34号及び議案第35号は、先ほどの討論において明らかなように、法律の名称変更が市の例規に反映されていないという状況が続いたということであります。平成24年6月に市の例規への影響を指摘されていたにもかかわらず、7年間も放置し、ようやく今定例会での改正となったものであります。  さらには、議案第32号は、条例要綱中、使用料の「(診療料)」が「(診療科)」と誤った記載がされていたため、差しかえ処理を行いました。委員会審査の過程において誤りが発生した要因は、事務手続が省略されていたためとの説明でありましたが、実態は市長決裁後に担当課が要綱を差しかえており、差しかえた要綱が間違っていたということであり、公文書偽造の疑念が持たれても仕方ありません。本来は決裁のとり直しを行うべきであります。  このような状況から、市長は、組織として本当に恥ずかしいことである。改めていくのは当然のことであり、本当に申しわけないと思っている。全庁的にもう一度調べ直し、今後、このようなことがないように指示をしているところである。行政の仕事は決裁を通じて行うが、間違いがないように専門業者も入れてしっかりした内容で議案を提案することは原則であり、対応していきたいと陳謝されました。今後においては、より一層、適切な事務の執行に努めていただきたい。  当局におかれましては、審議の過程において表明された各議員の意見並びに要望を十分に尊重せられ、市政の運営に格別の御尽力をいただきますよう希望いたすものであります。  盛夏に向かう折、皆様方におかれましては、健康に留意され、ますますの御活躍を賜りますようお願い申し上げまして、閉会の御挨拶といたします。ありがとうございました。        〔市長 日比一昭君登壇〕 57: ◯市長(日比一昭君)[ 257頁]  閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  令和元年第2回津島市議会定例会が6月3日から本日まで24日間にわたり開催されました。提案いたしました議案につきましては、慎重な御審議と御議決を賜り、厚くお礼を申し上げます。  また、今議会におきまして、議案等に不手際があり、議会運営に御迷惑をおかけいたしましたことにつきまして、この場をおかりしておわびを申し上げます。今後はこのようなことがないよう、再発防止に努めてまいります。  御議決をいただきました議案の執行に当たりましては、厳正に速やかにいたしていきたいと思います。  議員各位におかれましては、孟夏に向かいます折、ますます御自愛の上、御健勝にお過ごしいただきますとともに、今後とも市勢伸展のため御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 58: ◯議会事務局長(高林茂宏君)[ 257頁]  以上をもちまして閉会式を終わります。        午前11時48分 閉式  ──────────────── ◇ ◎ ◇ ────────────────  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。         議  長    田 雅 英         署名議員   日比野 郁 郎         署名議員   浅 井 英 昭 発言が指定されていません。 Copyright (c) Tsushima City Assembly Minutes, All Rights Reserved. ↑ 本文の先頭へ...