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平成31年第1回定例会(第4号) 本文 開催日: 2019-03-08
平成31年第1回定例会(第4号) 名簿 開催日: 2019-03-08

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  1. 津島市議会 2019-03-08
    平成31年第1回定例会(第4号) 本文 開催日: 2019-03-08


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    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2019-03-08: 平成31年第1回定例会(第4号) 本文 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 143 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  ◯副議長(小山高史君) 選択 2 :  ◯3番(長尾日出男君) 選択 3 :  ◯総務部長渕上晴弘君) 選択 4 :  ◯3番(長尾日出男君) 選択 5 :  ◯総務部長渕上晴弘君) 選択 6 :  ◯3番(長尾日出男君) 選択 7 :  ◯総務部長渕上晴弘君) 選択 8 :  ◯3番(長尾日出男君) 選択 9 :  ◯総務部長渕上晴弘君) 選択 10 :  ◯3番(長尾日出男君) 選択 11 :  ◯教育委員会事務局長長谷川秀敏君) 選択 12 :  ◯3番(長尾日出男君) 選択 13 :  ◯市民生活部長加藤正喜君) 選択 14 :  ◯3番(長尾日出男君) 選択 15 :  ◯市民生活部長加藤正喜君) 選択 16 :  ◯3番(長尾日出男君) 選択 17 :  ◯市民生活部長加藤正喜君) 選択 18 :  ◯3番(長尾日出男君) 選択 19 :  ◯市民生活部長加藤正喜君) 選択 20 :  ◯3番(長尾日出男君) 選択 21 :  ◯教育委員会事務局長長谷川秀敏君) 選択 22 :  ◯3番(長尾日出男君) 選択 23 :  ◯教育委員会事務局長長谷川秀敏君) 選択 24 :  ◯3番(長尾日出男君) 選択 25 :  ◯教育委員会事務局長長谷川秀敏君) 選択 26 :  ◯3番(長尾日出男君) 選択 27 :  ◯教育委員会事務局長長谷川秀敏君) 選択 28 :  ◯3番(長尾日出男君) 選択 29 :  ◯教育委員会事務局長長谷川秀敏君) 選択 30 :  ◯3番(長尾日出男君) 選択 31 :  ◯健康福祉部長(水谷勝彦君) 選択 32 :  ◯3番(長尾日出男君) 選択 33 :  ◯教育委員会事務局長長谷川秀敏君) 選択 34 :  ◯3番(長尾日出男君) 選択 35 :  ◯教育委員会事務局長長谷川秀敏君) 選択 36 :  ◯3番(長尾日出男君) 選択 37 :  ◯教育委員会事務局長長谷川秀敏君) 選択 38 :  ◯3番(長尾日出男君) 選択 39 :  ◯教育委員会事務局長長谷川秀敏君) 選択 40 :  ◯3番(長尾日出男君) 選択 41 :  ◯健康福祉部長(水谷勝彦君) 選択 42 :  ◯3番(長尾日出男君) 選択 43 :  ◯市長公室長(安井賢悟君) 選択 44 :  ◯3番(長尾日出男君) 選択 45 :  ◯市長公室長(安井賢悟君) 選択 46 :  ◯3番(長尾日出男君) 選択 47 :  ◯市長公室長(安井賢悟君) 選択 48 :  ◯3番(長尾日出男君) 選択 49 :  ◯健康福祉部長(水谷勝彦君) 選択 50 :  ◯3番(長尾日出男君) 選択 51 :  ◯健康福祉部長(水谷勝彦君) 選択 52 :  ◯3番(長尾日出男君) 選択 53 :  ◯建設産業部長(早川正美君) 選択 54 :  ◯3番(長尾日出男君) 選択 55 :  ◯市長公室長(安井賢悟君) 選択 56 :  ◯3番(長尾日出男君) 選択 57 :  ◯市長公室長(安井賢悟君) 選択 58 :  ◯3番(長尾日出男君) 選択 59 :  ◯健康福祉部長(水谷勝彦君) 選択 60 :  ◯3番(長尾日出男君) 選択 61 :  ◯副議長(小山高史君) 選択 62 :  ◯副議長(小山高史君) 選択 63 :  ◯10番(大鹿一八君) 選択 64 :  ◯教育委員会事務局長長谷川秀敏君) 選択 65 :  ◯10番(大鹿一八君) 選択 66 :  ◯教育委員会事務局長長谷川秀敏君) 選択 67 :  ◯10番(大鹿一八君) 選択 68 :  ◯教育委員会事務局長長谷川秀敏君) 選択 69 :  ◯10番(大鹿一八君) 選択 70 :  ◯教育委員会事務局長長谷川秀敏君) 選択 71 :  ◯10番(大鹿一八君) 選択 72 :  ◯教育委員会事務局長長谷川秀敏君) 選択 73 :  ◯10番(大鹿一八君) 選択 74 :  ◯教育長(武藤育雄君) 選択 75 :  ◯10番(大鹿一八君) 選択 76 :  ◯教育委員会事務局長長谷川秀敏君) 選択 77 :  ◯10番(大鹿一八君) 選択 78 :  ◯教育委員会事務局長長谷川秀敏君) 選択 79 :  ◯10番(大鹿一八君) 選択 80 :  ◯教育長(武藤育雄君) 選択 81 :  ◯10番(大鹿一八君) 選択 82 :  ◯教育委員会事務局長長谷川秀敏君) 選択 83 :  ◯10番(大鹿一八君) 選択 84 :  ◯教育委員会事務局長長谷川秀敏君) 選択 85 :  ◯10番(大鹿一八君) 選択 86 :  ◯消防長(安川和宏君) 選択 87 :  ◯10番(大鹿一八君) 選択 88 :  ◯消防長(安川和宏君) 選択 89 :  ◯10番(大鹿一八君) 選択 90 :  ◯消防長(安川和宏君) 選択 91 :  ◯10番(大鹿一八君) 選択 92 :  ◯消防長(安川和宏君) 選択 93 :  ◯10番(大鹿一八君) 選択 94 :  ◯消防長(安川和宏君) 選択 95 :  ◯10番(大鹿一八君) 選択 96 :  ◯消防長(安川和宏君) 選択 97 :  ◯10番(大鹿一八君) 選択 98 :  ◯消防長(安川和宏君) 選択 99 :  ◯10番(大鹿一八君) 選択 100 :  ◯消防長(安川和宏君) 選択 101 :  ◯10番(大鹿一八君) 選択 102 :  ◯消防長(安川和宏君) 選択 103 :  ◯10番(大鹿一八君) 選択 104 :  ◯消防長(安川和宏君) 選択 105 :  ◯10番(大鹿一八君) 選択 106 :  ◯消防長(安川和宏君) 選択 107 :  ◯10番(大鹿一八君) 選択 108 :  ◯建設産業部長(早川正美君) 選択 109 :  ◯10番(大鹿一八君) 選択 110 :  ◯建設産業部長(早川正美君) 選択 111 :  ◯10番(大鹿一八君) 選択 112 :  ◯建設産業部長(早川正美君) 選択 113 :  ◯10番(大鹿一八君) 選択 114 :  ◯建設産業部長(早川正美君) 選択 115 :  ◯10番(大鹿一八君) 選択 116 :  ◯建設産業部長(早川正美君) 選択 117 :  ◯10番(大鹿一八君) 選択 118 :  ◯市長(日比一昭君) 選択 119 :  ◯副議長(小山高史君) 選択 120 :  ◯19番(安井貴仁君) 選択 121 :  ◯教育委員会事務局長長谷川秀敏君) 選択 122 :  ◯19番(安井貴仁君) 選択 123 :  ◯教育委員会事務局長長谷川秀敏君) 選択 124 :  ◯19番(安井貴仁君) 選択 125 :  ◯教育委員会事務局長長谷川秀敏君) 選択 126 :  ◯19番(安井貴仁君) 選択 127 :  ◯教育委員会事務局長長谷川秀敏君) 選択 128 :  ◯19番(安井貴仁君) 選択 129 :  ◯市長(日比一昭君) 選択 130 :  ◯19番(安井貴仁君) 選択 131 :  ◯市長公室長(安井賢悟君) 選択 132 :  ◯19番(安井貴仁君) 選択 133 :  ◯市長公室長(安井賢悟君) 選択 134 :  ◯19番(安井貴仁君) 選択 135 :  ◯教育委員会事務局長長谷川秀敏君) 選択 136 :  ◯19番(安井貴仁君) 選択 137 :  ◯市長(日比一昭君) 選択 138 :  ◯19番(安井貴仁君) 選択 139 :  ◯市長(日比一昭君) 選択 140 :  ◯19番(安井貴仁君) 選択 141 :  ◯市長(日比一昭君) 選択 142 :  ◯19番(安井貴仁君) 選択 143 :  ◯副議長(小山高史君) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:        午前 9時00分 開議 ◯副議長(小山高史君)[ 282頁]  おはようございます。  これより本日の会議を開きます。  この際、御報告いたします。  本日の会議には、議長 垣見信夫君から体調不良のため欠席する旨の届け出がありました。  議長が欠席でありますので、地方自治法第106条第1項の規定により副議長の私が議長の職務を行いますので、よろしくお願いいたします。  直ちに、議事日程の順序に従い、会議を進めます。  日程第1、これより一般質問を続行いたします。  まず、長尾日出男君の発言を許します。        3番 長尾日出男君〔登 壇〕(拍手) 2: ◯3番(長尾日出男君)[ 282頁]  議長のお許しをいただきましたので、質問させていただきます。  今回は3件の通告をさせていただいております。  1件目は公共施設の管理計画について、2件目は老人福祉について、3件目は行政の機構改革についてであります。  順次質問に入っていきます。  件名1.公共施設の管理計画についてお伺いします。  計画では津島市保有、運営する施設について、老朽化、耐震性の状況を踏まえ、市全体の適正な施設配置をとり、取り組む計画になっております。この先40年間を見据え、建物を用途別に分類し、順次計画に基づいて統廃合を進める計画になっております。  お伺いします。  そもそもこの計画がなぜ必要か、理由、背景をお聞かせください。
    3: ◯総務部長渕上晴弘君)[ 282頁]  計画に取り組む必要性でございますが、市の多くの公共施設は老朽化が進んでおり、今後、修繕や更新等にかかる費用が増大していきます。一方、少子化の進展、生産年齢人口の減少などに伴い、税収の減少や社会保障費等の増加が見込まれ、公共施設に投入できる財源は限られています。このような状況から、全ての施設をこれまでと同じように維持していくことは困難な状況となっており、施設の集約化などの適正配置に取り組むことが不可欠となっております。  こうした課題に対応するため、津島市では平成29年3月に公共施設等総合管理計画を策定し、施設総量の縮減など、公共施設の全体的な基本方針を定め、今年度12月には個々の施設の配置の方針を取りまとめた公共施設等適正配置計画を策定いたしました。この計画では、施設の集約化などにより、維持する施設の費用の確保と持続可能な市政運営を実現することを前提に、各施設について維持・更新、集約化、譲渡、廃止のいずれかの方針と短・中・長期の実施時期を設定しております。以上でございます。 4: ◯3番(長尾日出男君)[ 283頁]  今後、建物の更新時期を迎えるに当たり、財政困難な状況が続く中、今までどおり建てかえることができない、統廃合の必要があるとの答弁でありました。  計画では耐用年数が到来する時期を基本に集約化することになっているが、集約化が早ければ早いほど、それまでの維持管理費が節約できると思います。耐用年数到来を待たずやれることは前倒しで取り組むべきと考えるが、当局の見解をお聞かせください。 5: ◯総務部長渕上晴弘君)[ 283頁]  集約化などの実施時期につきましては、施設の寿命が来たときに新しく建てかえをする費用を支出することが困難という考え方から、基本的には各施設の耐用年数到来時期をベースに設定をしております。  しかしながら、議員お示しのとおり、早期に集約化ができれば維持管理費等をその分、縮減することができるものと考えます。適正配置計画では、実施時期を前倒しする場合があることも明記しており、利用者の皆様などの御理解を得ながら適切に進めてまいりたいと考えております。 6: ◯3番(長尾日出男君)[ 283頁]  先日、私どものクラブで四国の高松市へ視察に行ってまいりました。高松市さんも当市と同様、3割から4割の公共施設を統廃合させる計画になっておりました。どのように実行されていかれるかとお尋ねをいたしました。一番問題なのは総論賛成、各論反対ということでありました。そのため、アンケート調査を実施し、アンケートの結果に基づき実行するということでありました。市民の理解が得られるか、協力していただけるかが最大のポイントであるとのことでありました。  そこでお伺いします。  計画策定に当たり、当市は市民の意見をどのように取り入れたか、今後どのように合意形成を図っていかれるおつもりか、見解をお聞かせください。 7: ◯総務部長渕上晴弘君)[ 283頁]  公共施設等適正配置計画は、庁内の検討部会にて作成した計画の素案をもとに、住民説明会、意見広聴会、パブリックコメントなどにおいて市民の皆様の御意見をいただきながら策定を進めてきたものでございます。結果、合計75件もの貴重な御意見をいただきました。市の財政の厳しさを市民が理解し進めるべき、学校へ集約すればよいことだと思うとの御意見をいただいた一方、集約化を進めるにはさまざまな問題があるという御意見をたくさんいただいております。このため、適正配置計画では、施設の集約化などを進めていく上で市民との合意形成を非常に重要なことと位置づけました。受け入れる施設と集約化される施設、双方の利用者の活動に配慮すること、安全性に配慮することなど、集約化に当たっての留意事項について利用者や関係者などと十分に話し合い、しっかりと対応しながら進めていくこととしております。 8: ◯3番(長尾日出男君)[ 284頁]  住民説明会、意見広聴会、パブリックコメントを行い、市民の皆様の意見を聞いたとの答弁であります。  私はそれでいいのかな、本当に市民に理解、協力が得られるのかなと心配をしております。そして、市民との合意形成に配慮し進めていかれるとのことでありますが、問題はどのように合意形成を図るか、何をもって合意形成と言えるかであります。私は、全市民を対象にアンケート調査すべきだと思います。アンケートの結果に基づいて計画を進められるべきだと思います。これは要望としておきます。  先ほどの答弁で、計画実行に当たっては、受け入れる施設と集約される施設、双方の利用者の活動に配慮するとの言葉がありました。具体的には、受け入れ施設に当たる小学校、そして集約化されるコミュニティの活動、双方に配慮することだと思います。  そこでお伺いします。  コミュニティの活動を小学校に集約させる計画でありますが、その理由と背景をお聞かせください。 9: ◯総務部長渕上晴弘君)[ 284頁]  津島市では小学校区単位でコミュニティを形成し、防災、交通安全などさまざまな活動が行われている土壌がございます。少子・高齢化などさまざまな課題に対応していくためには、コミュニティを中心とした住みやすい地域づくりが今後もますます重要になってくると考えております。このため、今後見込まれる学校の余裕教室を活用することにより、コミュニティ施設の集約化を検討し、地域主体のまちづくりにつなげていくことを目指すものでございます。以上でございます。 10: ◯3番(長尾日出男君)[ 284頁]  現状、さまざまな活動は小学校区を中心に行われており、少子・高齢化を見据え、空き教室が出てくるだろうとの想定で教室の有効利用として取り組んでいこうとの考えであります。  私もその考えには異論ございません。ただし、今後、教育の細分化が進む中、また津島市に住もうという若者がふえるかもしれません。空き教室が計画どおり出てくるかは未確定の部分はあると思います。いずれにせよ、公共施設の統廃合、集約化は必要でありますが、私は小学校に集約する前に稼働率の低い施設にまず集約することが必要だと思います。  具体的に申し上げます。以前から申し上げております生涯学習センターの利用率を上げることがまず先決ではないかと思います。計画では生涯学習センターは残す計画であります。当局は生涯学習センターの利用率向上にどのように取り組んでいかれるか、見解をお聞かせください。 11: ◯教育委員会事務局長長谷川秀敏君)[ 284頁]  生涯学習センターは、大・小ホール初め、各種集会や会議、学習活動の場などに御利用いただける会議室及び、スポーツを楽しんでいただくための運動施設として、テニスコート、屋外運動場、体育館を兼ね備え、地域住民の方を初め多くの利用者の方に活用いただいております。  また、施設内には子育て支援センターや市民活動センター、図書室などを設置し、市民の活動の場としての機能を持たせています。運営開始から6年目を迎え、施設を利用される方々が定期的に利用をされるなど、徐々にではありますが、利用件数なども増加してきている状況にあります。今後とも利用についての周知を広報紙などで行うとともに、さらに利用率の向上を図るとともに、公共施設等適正配置計画に基づき施設の管理などを指定管理者の導入を検討するなど、あり方を見直し、市民の皆様が利用しやすい生涯学習センターの運営を行ってまいります。以上でございます。 12: ◯3番(長尾日出男君)[ 285頁]  いろいろな面で活用している、徐々に利用件数も上がっている、今後も広報紙などでPRも行っていく、また、指定管理者の導入も考えて民間のノウハウも取り入れていくとの答弁であります。  私は、取り組みに甘さを感じます。それだけの取り組みでは飛躍的な利用率の向上は望めないと思っています。以前、私は北海道の函館市の取り組みを紹介させていただきました。銀行の統廃合で廃行になった建物を市が借り受け、そこに市内で活躍されているさまざまな団体のブースを設けて活動のバックアップをされておりました。生涯学習センターはそのような利用の仕方もいいなと思い、以前、提案をさせていただきましたが、消防法の関係で実現をいたしませんでした。  津島市では現在、市内各所でさまざまなサークル活動が行われております。その方々に函館市のような取り組み、活動をいただけるといいなというふうに思います。交通手段の問題や利用料金の問題もありますが、巡回バスの活用や利用料金の調整をしていただき、各サークルが一堂に会することにより、新たな出会いや交流も始まり、今までとは違った楽しみも生まれるのではないかと思います。提案をさせていただいてから数年がたちました。当初から前向きな投資をしていただいていたら、今では違った風景が見られたかもしれません。再度検討をしてみてください。  次の質問に移ります。  受け入れる施設と集約される施設、双方の立場から質問をいたします。  まず、集約される施設、コミュニティ側の事情からお伺いします。  コミュニティ活動の範囲をどこまでとするか、荷物がどれくらいになるかを決めることが必要であると思います。そうでないと受け入れ側の準備ができません。将来、コミュニティ活動をどのように持っていかれるか、どのようになってほしいかを確定する必要があると思いますが、当局の見解をお聞かせください。 13: ◯市民生活部長加藤正喜君)[ 285頁]  コミュニティ推進協議会の活動につきましては、地域の実情を把握し、地域が必要とするものを地域の方だからこそ生み出し得る活動を期待しております。地域によって問題点は異なると思いますが、まずは地域の実情を把握すること、地域が何を必要としているかといった情報を収集する仕組みづくりは、どの地域においても必要なことであると考えております。以上でございます。 14: ◯3番(長尾日出男君)[ 286頁]  地域の実情に応じて考えていきたいとの見解でありますが、私は地域格差が出ないように一定量標準化が必要ではないかと思います。  続いて、次の質問に移ります。  ある校区において、コミュニティの役員会で決定されたことを町に帰って協議をしたら反対が起こった、異論が出たということをお聞きしました。コミュニティでの決定はどこまで拘束力があるのか、権限はどこまであるかが現在は決まっていない状況であると私は思います。要するにコミュニティに公的権限を持たせるのか、ボランティア活動とするのかであります。当局の見解をお聞かせください。 15: ◯市民生活部長加藤正喜君)[ 286頁]  コミュニティ組織は任意の団体となるため、公的権限は持っておりません。しかしながら、今後、行政と協働して事業を行う際に、行政事務の一端を担うような際には、事業に対して公的権限が伴う可能性はございます。以上でございます。 16: ◯3番(長尾日出男君)[ 286頁]  基本的にはボランティア活動なので公的権限はないとの見解であり、時と場合によっては公的権限もあるとの見解であります。  都合都合によって公的権限を有するときと、ボランティア活動を使い分ける、うまく使いこなせるかなと心配をいたします。どちらかに統一しないと事を先に進めることができないケースも出てくると思いますので、調整をお願いしておきます。  次に移ります。  津島市は自主防災会が先に立ち上がり、その後、コミュニティができ上がった経緯があり、本来のあるべき姿と違うような気がいたします。当局は将来、これからコミュニティのあるべき姿、理想をどのように考えてみえるか、見解をお聞かせください。 17: ◯市民生活部長加藤正喜君)[ 286頁]  コミュニティ推進協議会の組織構成につきましては、時期によって異なっております。一概に何が正解というものはございませんが、地域で活動する団体同士が密に連携をとり、必要に応じて迅速に行動できる、そのような組織が理想であると考えております。以上でございます。 18: ◯3番(長尾日出男君)[ 286頁]  組織の形態にこだわらないとの見解でありますが、私は指示・命令がスムーズにいくことが組織には必要だと思います。ただ、ボランティア活動などで組織がうまくいっていればいいのかなという思いもしますが、そこは今後の課題としておきます。  最後に、コミュニティ協議会の役割が何かを明確に整理しておくことが必要だと思いますが、当局の見解をお聞かせください。 19: ◯市民生活部長加藤正喜君)[ 287頁]  コミュニティ推進協議会におかれましては、地域の実情を把握し、地域が必要とするものを地域の人材や資源を生かしながら取り組む活動が今後もより一層、活性化することを期待しております。以上でございます。 20: ◯3番(長尾日出男君)[ 287頁]  コミュニティはコミュニティで考えてやってくださいとの答弁であったように思います。今後、集約化を進められるに当たり、地区地区で格差が出てくると津島市として統一したやり方、進め方ができなくなるおそれがあります。コミュニティのスタートは、行政側からお願いしたことや建物も行政側から提供した経緯から考えると、一定量の基準をつくり、最低限の統一化を進めるべきだと私は思います。社協さんが現在取り組んでみえる地区社協の設立に時間がかかっていますが、そのことも要因の一つであるのではないかと思います。検討してみてください。お願いとしておきます。  次に、受け入れ側の事情についてお伺いします。  学校側の事情について、ハード面、ソフト面についてどのような問題があるかお聞かせをください。 21: ◯教育委員会事務局長長谷川秀敏君)[ 287頁]  地域のコミュニティの活動拠点等を学校施設に受け入れるに当たりまして、どのような課題等が考えられるかという御質問でございましたが、学校生活において児童・生徒を初め学校施設内の安全確保は最優先される事項であると考えています。このため、将来的な余裕教室の活用に当たりましては、学校の児童・生徒と余裕教室利用者との動線、授業、放課後の活動への影響などについて検討し、間仕切りの設置やルールづくりなどにおいて調整が大切であると考えております。以上でございます。 22: ◯3番(長尾日出男君)[ 287頁]  全体に調整が必要であるとの答弁であります。受け入れるには社、館が整っていなくてはなりません。  そこで、ハード面の整備は今後どのように行っていかれるおつもりか、年度ごとにお聞かせをください。 23: ◯教育委員会事務局長長谷川秀敏君)[ 287頁]  平成31年度にエアコンを設置後、平成32年度より全小・中学校のトイレの洋式化を行う計画であります。また、雨漏り修繕など大規模な改修につきましては、平成34年度から長寿命化改修の中で施工し、また、緊急性を要する修繕が発生した場合には、児童・生徒が安全・安心な学校生活を維持するために対応する必要があると考えております。以上でございます。 24: ◯3番(長尾日出男君)[ 287頁]  年度ごとに計画を立てて進めていかれるということでありますが、確実に遂行されるようにお願いをしておきます。  次に、ソフト面でお伺いします。  受け入れ可能なことは何か、受け入れできないことは何かについて当局はどのように考えてみえるか、見解をお聞かせください。 25: ◯教育委員会事務局長長谷川秀敏君)[ 288頁]  学校施設の使用用途といたしましては、現状が学校内の普通教室であることから、地域のコミュニティ活動拠点、公民館や集会所としての利用、もしくは各種教室としての利用を考えております。  なお、学校内で児童・生徒がいる中で使用するということでも考えられることから、学校運営に支障が出るような、例えば音を出す活動などについては注意する必要があるのではないかと考えております。以上でございます。 26: ◯3番(長尾日出男君)[ 288頁]  簡単に言うと、音の出ることは困るということだと思います。  次の質問に移ります。  空き教室の利用策について、コミュニティ活動に限らず幅広い考え方をすべきだと思いますが、当局の見解をお聞かせください。 27: ◯教育委員会事務局長長谷川秀敏君)[ 288頁]  近年、全国各地で余裕教室の地域活用が進められつつあります。公共財産の有効活用の観点からも積極的な情報収集を行い、本市においても児童・生徒の安全確保に努めながら、学校、地域住民と一緒に余裕教室の有効活用を検討してまいります。以上でございます。 28: ◯3番(長尾日出男君)[ 288頁]  積極的に情報活動に努め、地域住民と一緒に考えていくとのことであります。ぜひともそのように取り組んでいただきたいというふうに思います。  次に、運用の面からお尋ねをいたします。  先ほど音の出るものは遠慮したいとの意見もありました。また、大人と子供が混在することにより、セキュリティーの問題もあると思います。そこで、いっそ、小・中一貫校も視野に入れ、残された中学校を活用する方法もあると思うが、当局の見解をお聞かせください。 29: ◯教育委員会事務局長長谷川秀敏君)[ 288頁]  現状、津島市内の中学校は14から16クラスの学級がありますので、小学校での受け入れは困難であると考えております。小・中一貫校を実施するに当たってはさまざまな課題が想定され、現在のところ、津島市では小・中一貫校の構想はございません。以上でございます。 30: ◯3番(長尾日出男君)[ 288頁]  中学校にクラスが多過ぎるので、現状では無理かなというふうには思います。状況が変わったら取り組んでいただきたいというふうに思います。  次に、子供たちの居場所づくりについてお尋ねをいたします。  統廃合が進むと小学校には、放課後児童クラブと放課後子ども教室が混在することになります。そこで、現状の双方の課題についてお伺いします。  最初に、児童クラブについてお伺いします。児童クラブの現状の課題は何でございますか。 31: ◯健康福祉部長(水谷勝彦君)[ 289頁]  放課後児童クラブの課題といたしましては、平成25年に実施しました子ども・子育て支援に関するアンケート調査では、放課後児童クラブを利用しない理由として利用料がかかるといった回答が17.3%あり、利用料のあり方が課題と考えられます。また、保護者の事業に対する負担について、運営主体が保護会からNPO法人に変わり軽減はされておりますが、これまでの状況を踏まえ、現状でも役員等、保護者の負担が大きいのではないかと感じられておられる方もあり、その点も課題と考えております。以上でございます。 32: ◯3番(長尾日出男君)[ 289頁]  利用料金の問題と役員が回ってくる、2つの問題があるということです。  次に、放課後子ども教室の現状の課題は何ですか。 33: ◯教育委員会事務局長長谷川秀敏君)[ 289頁]  津島市では平成21年度より順次開設し、現在、市内全8小学校区において放課後子ども教室を行っております。昨年度実施いたしました放課後子ども教室の利用者アンケートでは、子供が放課後子ども教室のイベントを楽しみにしているとか、指導員やいろいろなお友達とのかかわりやさまざまな体験ができてよいなどの意見をいただいており、おおむね99%以上の方から満足しているとの回答を得ております。また、地域の住民の方である指導員による歯磨き教室や音楽鑑賞会、防犯教室など、さまざまな体験活動を実施している状況でございます。定員を年々ふやし、受け入れ児童数もふえ、同一敷地内にある放課後児童クラブと共通のプログラムによる事業展開も実施している状況であります。
     当市における放課後子ども教室の現状の課題といたしましては、受け入れ施設の面積や指導員のなり手不足などの理由から希望者全員を受け入れられないために、毎年抽選を行っている状況にあります。今後も放課後子ども教室において希望者全員を受け入れることができるような環境づくりに努めてまいりたいと考えております。以上でございます。 34: ◯3番(長尾日出男君)[ 289頁]  面積が足らない、指導員のなり手がない、希望者を全員受け入れられない。そもそも、お聞きしますと、課題、問題は違いますが、いずれも放課後の子供たちの居場所づくりのためにつくられた対策であります。私は今後、一本化する必要があると思いますが、これは国の施策であり、津島市だけが簡単に行えないかもわかりません。かつて、保育の待機園児の解決策として認定こども園が誕生した経緯から考えまして、新たな取り組みができるかもしれません。解決策は国に委ねることになると思いますが、津島市独自で行うことがあれば取り組んでいただきたいというふうに思います。  次に、空き教室の有効活用として老人向けの講座や研修会、健康づくりの場としての活用も考えられますが、当局の見解をお聞かせください。 35: ◯教育委員会事務局長長谷川秀敏君)[ 290頁]  学校施設につきましては、学校教育上支障のない限り、社会教育その他公共のために利用することができるとしています。将来的に余裕教室を拡張していくことになったところで、具体的な活用方法を検討してまいりたいと考えております。 36: ◯3番(長尾日出男君)[ 290頁]  将来的に余裕教室ができたら考えるという答弁であります。そういう状況になったら選択の一つに入れてください。お願いとしておきます。  次の質問に移ります。  先回、放課後の居場所づくりの対策として、学習塾の提案をさせていただきました。  再度お伺いします。  民間学習塾への貸し出しはどうか、見解をお聞かせください。 37: ◯教育委員会事務局長長谷川秀敏君)[ 290頁]  学校施設の確保に関する政令では、法律などに基づく場合を除いて学校施設が学校教育の目的外に使用されることを禁止しています。  なお、学校教育法では、学校教育上支障のない限り、学校施設を社会教育その他公共のために利用することはできるとしています。しかしながら、民間の企業、学習塾に利用している事例は現在のところ確認できておりません。以上でございます。 38: ◯3番(長尾日出男君)[ 290頁]  法律でできないとのことであります。法律を破ってまでやることはできませんが、学習塾は学習をされております。現在、小学校で行われている授業と私は変わりないと思います。法改正を行い、法律で学習塾を認めれば実行できると思います。私は、放課後の子供たちの居場所づくりの一助になると思いますが、国への陳情の機会があればぜひとも行っていただきたいというふうに思います。これはお願いとしておきます。  次の質問に移ります。  平成31年度に小・中学校にエアコンが入ります。暑い夏も快適に勉強ができる環境が整います。そうなると、夏休みも短縮できるのではないかと市民から聞かれたことがございます。夏休みの短縮を当局はどのように考えておられるか、見解をお聞かせください。 39: ◯教育委員会事務局長長谷川秀敏君)[ 290頁]  夏休み期間の短縮につきましては、全国的に夏休みを短縮する動きが出てきております。これは学習指導要領の改訂により、増加する授業時間数を確保することへの対応が目的と言われています。仮に夏休みを短縮する場合には学習日程を変更することになりますので、津島市だけではなく海部管内全体で検討することになると考えております。 40: ◯3番(長尾日出男君)[ 290頁]  そういうときになったら考えてみてください。  当市では、夏休みとか冬休みの子供たちの居場所づくりの対策が進められております。夏休みが短縮できれば、その対策費用も安くなるのではないかというふうに思います。そして、夏休みの子供たちの居場所づくりに関しては、放課後児童クラブは約1万2,000円、安いところもあると思いますけれども。その他の児童クラブ以外の方々は3,000円の保護者負担であります。一方、現場の先生方には、タブレットの導入やIT関連の知識やら、やることも多くなり、専門性が要求される状況になってきておりますので、先生方には負荷がかかってきております。夏休みを長くしてほしいと思われる先生も見えるかもしれません。  私は、今日まで小学校でやられている授業形態、いわゆる1人の先生がいろんな科目を持つという授業も、これからは専門的分野が広くなってくると専門的に教える、そういう先生方の切りかえも必要でないかというふうに思います。これは私の勝手な思いでございますが、今後どのようにいくか私は見ていきたいなというふうに思っております。  そして、それは逆に生徒が少なくなると私の構想もできないかなというふうには思います。いずれにしましても、放課後や休み期間中の子供の居場所づくりを根本的に考え直す時期が来ていると思います。当局の前向きな取り組みをお願いしておきます。  次の質問に移ります。  老人福祉についてお伺いします。  子ども医療費の無償化に伴う年間費用は幾らかかりますか。また、仮に65歳から75歳まで医療費負担金を市が負担したら幾らかかりますか、お聞かせをください。 41: ◯健康福祉部長(水谷勝彦君)[ 291頁]  平成31年度子ども医療費支給事業の市単独扶助費の予算につきましては、約1億2,000万円でございます。  また、高齢者に対する医療費につきましては、現在、高齢化が進む我が国において、高齢者がふえ、生産人口が減少する中、社会保障費は増加し続けております。このような状況下において、制度の持続可能性を高め、世代間の負担の公平を確保する等の観点から、高齢者の方も一定の負担を担う制度となっております。  議員お尋ねの65歳以上75歳未満の前期高齢者の方に対する医療費の自己負担分について、市が助成すると仮定いたしますと、市単独分として約10億円程度の経費が必要となってまいります。以上でございます。 42: ◯3番(長尾日出男君)[ 291頁]  私は、子ども医療費と同額程度ならお願いしようかなというふうに思いましたが、10億円もかかるということなんでちょっと無理かなと感じます。津島市が財政豊かになったときに取り組んでいただきたいというふうに思います。  次の質問に移ります。  先日、免許証の書きかえの案内が参りました。70歳を超えるので自動車学校で講習と実施研修を受けてくださいとのことでありましたので、自動車学校へ行き講習を受けました。そこで、次回は認知症の検査があり、検査が通らないと免許証の返納ということを聞かされました。いよいよそのような年齢に来たなというふうに痛感をいたしております。そして、私の暮らしている神島田地区は交通の便が悪く、車なしでは日常生活ができない地域であります。老後の心配は生活資金と健康の問題だと言われております。ついつい投資の話に目がくらみ、詐欺事件に巻き込まれるケースも出てきております。  そこでお伺いします。  老後の生活支援策として、津島市は巡回バスの無料券を配付する考えはございませんか。 43: ◯市長公室長(安井賢悟君)[ 292頁]  ふれあいバスでは、1乗車につき100円の運賃をいただいております。これは公共サービスの提供を受ける受益者から一定の負担をいただいているものであります。公共サービスの継続的な提供のため、利用者からの一定の負担をいただくことは必要と考えておりますので、ふれあいバスの運行につきましても、引き続き料金の負担をお願いしてまいりたいと考えております。以上でございます。 44: ◯3番(長尾日出男君)[ 292頁]  考えはないということでございますが、名古屋市では民間まで敬老パスを広めようというふうに検討されておりまして、津島も豊かな市に早くなってほしいなと願うところでございます。  さて、無料券はさておき、現状の巡回バスは本数が少なく、便利とまでは言いがたいと思います。そこで、今後、車両を小型化し本数をふやす考えはありませんか。そしてまた、考える時期としたらいつごろですか、お聞かせをください。 45: ◯市長公室長(安井賢悟君)[ 292頁]  ふれあいバスは、市民の活動支援や公共施設利用の利便性の向上を図ることを目的として、市の所有するノンステップの低床バス2台を使用して運行しております。市内の主要な公共施設を初め、市民病院、津島駅、商業施設等を結ぶ4コースの巡回ルートを1日当たり18便で運行しておりますが、市内全域を巡回するため本数や運行時間が限られております。小型の車両に切りかえて運行車両をふやすことができる可能性はございますが、車両の調達コストだけでなく、運行ルートや便数等が変わることによる運行経費といった諸条件の変動をあわせて検討する必要がございます。  また、現行の車両は低床ノンステップバスであり、高齢者の乗降のしやすさや車椅子での乗車も可能となっているので、車両の切りかえを含む運行方法の見直しに当たっては、現在の利用者の利用にも配慮しつつ、高齢者や障害者の移動支援の状況等も踏まえ、検討していく必要があると考えておりますので、使用できる限りは現行車両による運行を前提としてまいりたいと考えております。 46: ◯3番(長尾日出男君)[ 292頁]  以前、実は、津島市の有志の議員と愛西市の有志の議員で、合併はできなかったけれども何かすることはないかという懇談会を持ったことがございます。そのとき、やるとすれば、巡回バスの乗り入れと消防活動の共同利用だなという話が出ました。そのときに愛西市の議員さんから、津島市の市民病院へ愛西のバスを入れたいけど問題あるかという問い合わせがございましたので、当局にお聞きをしました。何も問題ないよということをお聞きしましたので、愛西さんの議員のほうに、うちは問題ないからということを言ったんですが、その後、何も音沙汰がないんですね。それで、その後、行政のほうに何か問い合わせがあったとか、何か動きがあったらお聞かせをいただきたいと思います。 47: ◯市長公室長(安井賢悟君)[ 293頁]  近隣自治体との連携の一つといたしまして、愛西市巡回バスの津島市民病院への乗り入れについて検討していただくよう、市長から愛西市長に対して要望を行ったところでございます。これは、海部医療圏全体の地域医療の拠点となるべき津島市民病院を利用する患者の利便性を高めることを目的として行ったものであります。ふれあいバスの利便性向上のため、近隣自治体の区域への乗り入れが必要というニーズがあれば、今後のルート見直しの中でその可能性についても検討してまいりたいと考えております。以上です。 48: ◯3番(長尾日出男君)[ 293頁]  次の質問に移ります。  計画では、老人福祉センターと神島田祖父母の家は集約となっておりまして、そもそも老人福祉センター、神島田祖父母の家の目的は何であったか、定義は何かをお聞かせください。 49: ◯健康福祉部長(水谷勝彦君)[ 293頁]  老人福祉センター及び神島田祖父母の家につきましては、老人福祉法第20条の7により、老人に関する各種の相談に応ずるとともに、老人に対して健康の増進、教養の向上及びレクリエーションのための便宜を総合的に供与することを目的とした施設として定義されております。具体的な設備としましては、健康相談に応じるための相談室や娯楽を楽しむための集会室、浴場等の設備を設けておるところでございます。以上でございます。 50: ◯3番(長尾日出男君)[ 293頁]  私は、ほかのことは集約できるかもしれませんが、浴場、風呂場はどうするかであります。現在、利用されている方が延べ人数で双方合わせて約3万5,000人が利用されておりまして、当局にその方たちを説得する自信があるかどうかですね。風呂をやめちゃいますよ、これができるかどうかということですね。そして、以前、津島市には神守祖父母の家がございまして、そこもお風呂がありました。最終的に神島田に集約するということで廃止した経緯がございます。その方たちにどうやって言いわけをされるか。それを考えますと、全部廃止がいいかどうか。そして、もう一つ、神島田地区には公共建物が全てなくなってしまいます。1つぐらいあってもいいのかなというふうに思います。そうしないと暴動が起こるかもしれません。  そこで、私からの提案でありますが、私の近くに金魚を養殖されている方が見えまして、通常、金魚は池で養殖しますが、出荷する前に一旦すがまというところに移し、金魚を選別いたします。このすがまに湯を張ればいいお風呂ができるかなと思って、これ幾らぐらいかかるのと言うと、その人が、業者に頼むと50万円ぐらいだと思うよと。わしは自分でやったけど金はかからなかったということをおっしゃいました。  そこで、神島田祖父母の家の西側に土地がまだございます。そこに風呂が建設できないかというふうに思うんですね。そして、囲いをつくれば、浴場としての機能が十分果たせる。それほど建設費もかからないかなというふうに思うんですね。そして、現在は約1日に50人ほどの方が利用されておりまして、順番を待ってもらっている、そういう状況で非常にはやっている。特に天然温泉でございますので評判がいいと。そして、運営を老人クラブの連合会に委ねれば、委託も兼ねて少しは安くできるんじゃないかなというふうに思いまして、時にはあのところでフリーマーケットもしていただいたらいいのではないかと、高齢者の健康づくりになるんじゃないかというふうに思います。  そこでお尋ねをいたします。  老人福祉センターと神島田祖父母の家を統合する考えはありませんか。 51: ◯健康福祉部長(水谷勝彦君)[ 294頁]  老人福祉センター及び神島田祖父母の家につきましては、津島市公共施設等適正配置計画におきまして、短期に集約化という方向性で取り組むこととしており、庁内の検討組織にて、さまざまな角度から機能統合及び他施設への集約化を協議、検討してまいりたいと考えております。以上でございます。 52: ◯3番(長尾日出男君)[ 294頁]  検討部会で協議が始まっており、集約化を進めたいとの答弁であると思いますけれども、再度、考え直してください。どうかよろしくお願いします。  次の質問に移ります。  観光都市の先進地に行きますと、官民一体の取り組みをしているところが非常に多いんですね。当市はどうかということをお伺いしたいんですが、まず、産業振興課はどうなんですか。官民一体の取り組みはどのようにされておりますか、お聞かせをください。 53: ◯建設産業部長(早川正美君)[ 294頁]  官民一体となった観光関係の取り組みにつきましては、産業振興課ではこれまでも尾張津島藤まつり、尾張津島天王祭、尾張津島秋まつりにお越しいただいた観光客に楽しんでいただくためのイベントや地域物産の販売など、関係する団体や事業者等と連携を図り取り組んできております。また、祭りの期間以外でまちのにぎわいを創出するための取り組みとして、国の地方創生推進交付金を活用した事業で地域の店舗やお寺と連携し、くつわづくり体験、もろこずし体験、みそづくり体験、お寺での座禅や写経体験など、津島ならではの体験プラグラムの取り組みを昨年度から実施したところであります。  また、おもてなしステーションといたしまして、市内の店舗等に御協力いただき、津島にお越しいただいた方へトイレや休憩場所を提供していただいているほか、津島おもてなしコンシェルジュ育成講座は、観光客への心のこもったおもてなしを行う人材育成を行っております。この講座を修了された方には、尾張津島藤まつりや天王祭等で観光客の方へ津島を楽しみ、くつろぎ、満足していただけるような御案内をしていただいております。以上でございます。 54: ◯3番(長尾日出男君)[ 295頁]  続きまして、シティプロモーション課の現状はどうですか、お聞かせください。 55: ◯市長公室長(安井賢悟君)[ 295頁]  シティプロモーション課が行っている官民一体となった観光関係の主な取り組みといたしましては、国の地方創生推進交付金を活用した事業で津島おもてなしコンシェルジュがガイドを務めるまち歩きツアー、記念品を地元商品街から提供いただいて、地域にちなんだ問題を解きながら歩いて回るイベント、謎解きゲーム、一般社団法人にぎわい創出機構OSHIが運営している津島ゲストハウスなどがございます。  また、今年度からお寺の協力を得て、御朱印を中心とした「てら・まち御縁結び」といったイベントなども行っております。以上でございます。 56: ◯3番(長尾日出男君)[ 295頁]  ありがとうございました。  よくわからない部分もありますけれども、以前、私は津島神社の南の付近は観光拠点として整備すべきだと申し上げました。そして、参集所の建てかえ時期を機に話し合っていただいたらどうかということも提案をいたしました。その後、どのように取り組まれたかお聞きしましたが、二、三回お邪魔したとのことであります。どのように話を進められるんですか、津島市の構想を持っていかれたんですかというふうにお聞きしたら、どうもレイアウトがはっきりしない。各部署にお尋ねをしましたら、どこに聞いても先行きをどうしたいかということを各部署がないんですね。これでは官民一体どころか、まず内部の機構を整えるべきだというふうに痛感いたしました。  そこでお伺いします。  今後、内部機構の調整はどのように図られていかれるか、当局の見解をお聞かせください。 57: ◯市長公室長(安井賢悟君)[ 295頁]  これまで観光に関する取り組みにつきましては、関係課において役割分担をしながら地方創生推進交付金を活用した事業や都市再生整備計画などを進め、地域資源を生かしたまちの活性化、にぎわいの創出をするための取り組みを進めてきたところでございます。観光関係の事業につきましても、シティプロモーション課や産業振興課が役割分担の上、事業に取り組んでいるところでございます。津島市にとってよりよい施策を実現していくために、シティプロモーション課と産業振興課の現体制における課題を整理しつつ、わかりやすい効率的な組織にしてまいりたいというふうに考えております。  なお、本庁の組織機構につきましては、来年度、庁内に組織見直しのための行政機構検討委員会を設置しまして、平成32年、2020年4月を目指して組織の見直しを進めてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。 58: ◯3番(長尾日出男君)[ 296頁]  今のままでは、ユネスコ登録の効果が薄らいでしまう。何事も時期を逸するとチャンスは逃げてしまう。一刻も早く進めていただきたいというふうに思います。お願いをしておきます。  次の質問に移ります。  3月号の広報の最終ページに市民相談の窓口、相談先の一覧が出ていました。私は、困り事は身近なところで気軽に相談できることが重要だと思っています。困り事は小さいときに解決すべき、大きくなってからは困難です。そのためには、各地域のコミュニティの事務所が絶好の場所だと私は思っています。しかし、困り事は人には聞かれたくない。そのためには、守秘義務がある相談員が常駐することが理想だと思います。相談事は幅が広く、全てを網羅することが困難でありますけれども、どこで相談すべきかの判断は、経験がある方であれば可能、アドバイスができると思います。そのため、職員のOBさんがいいなと思い、先回、提案をさせていただきました。特にこれからは、福祉に関しての相談がふえると思います。私は、現状の相談窓口を市役所はもちろん、出先機関、委託機関まで総合的に見直し、総合窓口を一本化していく必要があると思いますが、当局の見解をお聞かせください。 59: ◯健康福祉部長(水谷勝彦君)[ 296頁]  福祉や健康等、そういったものの相談分野の一本化ということでございますが、福祉や健康に関する相談につきましては、議員のお話もございましたように非常に多様化しており、関連する制度も複雑化しているところでございます。そのような意味から、今以上に相談しやすい体制づくりから進める必要があるのではないかと考えております。  議員御指摘の市役所内のみならず、委託先まで含めた相談窓口の一本化もその一つの形であるとは考えますが、まずは市民の方が市役所内、あるいは委託先にかかわらず、いずれかの相談窓口に御相談いただいた際、その窓口が本来の相談窓口ではなかった場合でも、そこから必ず本来の相談窓口につないでいく、こういった横の連携を推進し、市民の方がいずれかの相談窓口に御相談いただければ、本来の相談窓口につながっていくという体制づくりに向けて取り組んでまいりたい、そういうふうに考えております。以上でございます。 60: ◯3番(長尾日出男君)[ 296頁]  相談業務には国からの補助金等も関係する場合もありますので、整理が大変だと思いますけれども、今後ますます福祉に関する歳費は増大していきます。少ない経費で最大の効果が得られるよう研究を重ねてもらいたい。市民目線に立って対策を練っていただきたい。お願いをしておきます。  以上で通告いたしました質問を終了いたします。  私ごとで恐縮でございますが、今回の質問が最後となりました。長い間、本当にありがとうございました。そして、最後の最後まで無理難題をお願いし、恐縮に存じます。一つでも前向きに取り組んでいただきたくお願いをいたしました。これからは、津島市がますます発展することを祈念し、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 61: ◯副議長(小山高史君)[ 297頁]  ここで15分間休憩いたします。        午前 9時54分 休憩  ──────────────── ◇ ◎ ◇ ────────────────
           午前10時09分 開議 62: ◯副議長(小山高史君)[ 297頁]  休憩前に引き続き、会議を開きます。  次に、大鹿一八君の発言を許します。        10番 大鹿一八君〔登 壇〕(拍手) 63: ◯10番(大鹿一八君)[ 297頁]  おはようございます。  議長さんの許可がありましたので、通告しました3件、順に質問に入ってまいります。  1件目の津島市の学校教育について、まず質問に入っていきます。  今から16年ほど前の話になりますが、愛知県建築指導課が主催しておりました「人にやさしい街づくり連続講座」、この講座を受講したときに1冊の本を手渡されました。これは昨年まで副市長を務めておりました星野広美氏が発行した本です。お姉ちゃんと同じ学校に通いたい。これには、連続講座に参加した女性3人が一生懸命、愛知県内を歩いて調査した。障害があるがためにお姉ちゃんと同じ学校に行けない、なぜ行けないのか。現実は行けるわけなんですが、当時は非常に厳しくて、普通学級に行けない、養護学校へ行きなさいよということが多かったもんですから、女性が3人、走り回ってつくった貴重な本ですね、20年前の。これを星野前副市長から当時、買ったわけですけど、なくなっておりましたので、最近、本がないと言ったらまとまった数を届けていただきましたので、手元に置いておいても困るもんですから、愛知県の若い職員に見せたところ、非常に感動してくれて、半田市にあるひいらぎ特別支援学校の教頭先生もこれを読みたいということで、今になってから20年前の本が県内のいろんな人たち、関係者に読まれる現実。つまり、20年前と今と余り現状が変わっていないんじゃないかということをこの本から実感しました。  そんな意味でこの本を紹介させていただいたんですが、当時、「人にやさしい街づくり連続講座」、建築指導課というと星野前副市長は、「バリアフリーの住まいをつくる」という本、また「人にやさしい街づくり」という本も発行しております、県の職員時代ですけど。彼のまちづくりのキーポイントというのが、このお姉ちゃんと同じ学校に通いたい、彼のまちづくりの思想の基本ではないかと今思って紹介させていただいたわけですが、当時この本を読んで、当時の宇佐美教育長に障害を持った子供たちが地元の生まれ育った小学校、中学校に通うことはどうかという質問をして、義務教育の中ではできる限り保護者の意思を優先して地元の学校へ通えるようにしていくと当時答弁をいただきました。そんなことで、最後の質問に特別支援学級について質問を入れました。現在、義務教育の中で津島市以外の市外の小・中学校に通学する生徒は現在何人おるのか教えてください。そのうち、特別支援学校に通う生徒は何人であり、どこに通学しているか。また、そういった生徒に対して津島市はどのようにかかわっているのか答弁をください。 64: ◯教育委員会事務局長長谷川秀敏君)[ 298頁]  平成30年度、市外の小・中学校に通学されている児童・生徒さんは92人となっております。そのうち、市外の特別支援学校に通学されている児童・生徒さんは35人となっております。内訳は、佐織特別支援学校が28人、一宮特別支援学校が4人、その他の特別支援学校が3人となっています。  特別支援学校に在籍している児童・生徒さんにつきましては、入学の手続の段階で個別で教育相談を行い、保護者や本人と学校の施設見学に出向くなど、円滑な就学につなげる対応を実施しております。また、入学後のかかわりといたしましては、一部の方にはなりますが、出身校区の小学校、中学校へ行き、一緒に授業を受けるなどの交流を行っております。以上でございます。 65: ◯10番(大鹿一八君)[ 298頁]  最初に特別支援学級の話をしたもんですから、今の答弁の中に、市外の小学校、中学校に通学している児童・生徒は92人という報告がありました。この中で特別支援学校に通学している生徒は35人。差し引き計算しますと、市外の小学校や中学校に通う生徒が57人おるということです。当初ヒアリングしたときにこの数字が出てこなかったんですが、こんなにたくさんの57人もの生徒が支援学級じゃない普通の学校へ行っておると。その辺について、もう少し詳しくわかれば、今、資料があれば教えてください。そして、この57人の生徒には、義務教育として津島市の教育委員会はどのようにかかわって、関係しておるのか、その辺について、ちょっと再度、答弁をください。 66: ◯教育委員会事務局長長谷川秀敏君)[ 298頁]  市外に通われている児童さん92人、そのうちの特別支援学校が35名ということで、その差の57名の方につきましては、その内訳の学校については、手持ちの資料を持ち合わせておりませんので申しわけございません。  就学年齢に達しますと、就学通知、10月ごろに健康診断が行われますので、健康診断の御案内をされます。その段階で、家庭の事情とか教育方針で津島市内の学校ではなく、市外の私立の学校等に行かれる方等からは、市外の私立学校に行くので健康診断はどうさせていただきましょうという御相談はいただいております。また、私立の小・中学校に就学された場合につきましては、入学後の学生生活につきましては、直接かかわり合いについてはほとんど持っていない状況で、市内の学校に復学される場合のみ御相談を受けることになるかと思います。以上です。 67: ◯10番(大鹿一八君)[ 299頁]  先ほど言いましたように、57人という数字は、学級数で1クラス以上の人数になるわけですね。そして、市内にあります塾にしても、個別指導で中学校へ受験する人たちがたくさん存在しておるようです。この1クラス以上にまたがる生徒の在籍状況というのは、義務教育でありますから、当然、教育委員会が調べて把握すべきだと思います。要望ですよ。  そして、その上でこれだけの数の生徒が円滑に通学して、苦痛なく生活しているかどうかということもかかわって、市内の小・中学校に通う生徒だけ、以前の質問で高校へ進学した生徒は教育委員会は何にも把握していないというような答弁がありましたけど、やはり津島に住んでおる市民ですので、この辺を把握して、きちっとかかわって、何か苦痛はないかと、円滑な義務教育が送れるように頑張っていただきたい。要望しておきます。  次に、特別支援学級の設置について、市内の各学校の設置状況、また在籍人数を各学校ごとに答弁ください。 68: ◯教育委員会事務局長長谷川秀敏君)[ 299頁]  平成30年度の特別支援学級の設置状況につきましては、東小学校が5クラスで15人、西小学校が2クラスで7人、南小学校が2クラスで7人、北小学校が3クラスで8人、神守小学校が2クラスで6人、蛭間小学校が3クラスで8人、高台寺小学校が2クラスで8人、神島田小学校が5クラスで27人、天王中学校が2クラスで5人、藤浪中学校が2クラスで4人、神守中学校が2クラスで3人、暁中学校が2クラスで10人、合計で32クラスの108人の児童・生徒の方が在籍されております。以上でございます。 69: ◯10番(大鹿一八君)[ 299頁]  次に、障害のある生徒が地元の小・中学校を希望した場合、どのようにしているのか。どのような組織で検討し、協議しているのか。また、就学までのスケジュールはどうなっているのか。そして、保護者、児童・生徒の面談はどのように行っておるのか、答弁をください。 70: ◯教育委員会事務局長長谷川秀敏君)[ 299頁]  特別の支援が必要な児童・生徒さんの就学につきましては、津島市の特別支援教育相談員や学校教育の担当者が年間を通じて随時相談をし、保護者の意見を尊重して就学先を決定することになります。就学までのスケジュールにつきましては、小学校就学前の場合には、早い方であれば1年ほど前から特別支援教育相談員や学校と相談され、10月ごろ行われる就学時健康診断を経て、まずは学校内就学支援委員会で検討、協議がされます。その後、11月ごろに開催されます津島市教育支援委員会で就学先が決定されるスケジュールとなっております。以上でございます。 71: ◯10番(大鹿一八君)[ 299頁]  日本国憲法とかいうとちょっと大がかりな質問になるかもしれませんが、教育基本法とか障害者基本法の趣旨から、学校教育法や学校保健法では障害のある児童・生徒の就学についてどのように定めているのか、答弁をください。 72: ◯教育委員会事務局長長谷川秀敏君)[ 300頁]  障害のある児童・生徒の就学に関しまして、障害者基本法では、障害者がその年齢及び能力に応じ、かつ、その特性を踏まえた十分な教育が受けられるようにするため、障害者である児童及び生徒並びにその保護者に対し十分な情報の提供を行うとともに、可能な限りその意向を尊重しなければならないとあります。また、学校教育法施行令には、小学校、中学校、または特別支援学校への就学または転学に係る通知をしようとするときは、その保護者及び教育学、医学、心理学、その他の障害のある児童・生徒等の就学に関する専門的知識を有する者の意見を聞くものとするとあります。このように、市教育委員会が本人、保護者に対し十分情報提供をしつつ、本人、保護者の意見を最大限尊重し、本人、保護者と市教育委員会、学校等が教育的ニーズと必要な支援について合意形成を行いながら、最終的に市教育委員会が就学先を決定することが定められております。以上でございます。 73: ◯10番(大鹿一八君)[ 300頁]  今の局長の答弁をもとに教育長は、障害のある児童・生徒の就学希望はどのように対応すべきと思ってみえるのか、教育長の口から答弁をください。 74: ◯教育長(武藤育雄君)[ 300頁]  議員お尋ねの障害のある児童・生徒の就学希望についてでございますが、本人、保護者に対し十分情報提供しつつ、その意見を最大限尊重し、市教育委員会、学校等が教育的ニーズと必要な支援について合意形成を行いながら対応していくことが大切であると考えております。 75: ◯10番(大鹿一八君)[ 300頁]  先ほど十数年前の話を紹介しましたけど、平成17年にボランティアとして幼稚園へ通う、これは市外の旧佐屋町の園児さんでしたが、障害があるために幼稚園へ通えないと、お母さんが妊娠して出産されるために。何とかこの子供を幼稚園へ送迎したいと、送迎する足がない。そのときに、名古屋の団体から私のところへ連絡があって、じゃあ、うちでやろうということでやったのが今、NPO法人でやっております福祉有償運送のもとでありました。この子供をどうやって幼稚園へ運ぼうか。結局、個人が頑張るしかないわけですが、毎日朝・晩送り届けるのが今のボランティア活動のスタートでした。  それからもう10年以上、13年たっておるわけですが、現状においてはこの市内においても、今年も同じ中学校へ進学したいけど、どうも学校のほうから言い含められて、その子は中学校へ上がれないと、養護学校へ行くようになっちゃったという複数の声が私のところへ届けられました。私もこれを目くじらを立てて、保護者も一緒になって検討して決めた結果ですので、何とかしようという気持ちはあっても保護者の、本人の意向はどうか知りませんよ、そういう声が現実にあるわけですよ。  そこでお尋ねしたいのは、こういう声があることを市当局は知っておるかどうかということです。普通の学校、小学校からそのまま持ち上がって地元の中学校へ行きたいという希望があったけど行けなかったという声があることを知っておるかどうか、まず答弁をください。 76: ◯教育委員会事務局長長谷川秀敏君)[ 301頁]  特別な支援の必要な児童・生徒さんの就学に関しましては、本人、保護者の意見を尊重しながら進めているところでございます。地元の小学生、または中学生の方が市外の特別支援学校に就学する場合にも、保護者の方におかれても了解されていると考えております。以上でございます。 77: ◯10番(大鹿一八君)[ 301頁]  私は過去の質問の中で、特別支援学級に通うお子さん、小学校の児童が夏休みのプールの出校日に保護者が同伴しないとプールへ入れないと学校に言われて、同伴できないのでプールは入れないという。それから、社会見学に、そのお子さんというのは毎日、友達と一緒に通学団で歩いて通学しているお子さんですよ。その子がプールに入れないと、保護者が来なきゃ入れないと。そして、社会見学に行くときもその子だけ、保護者がついてこなければだめですと言われたようなことを質問した記憶があるんですが、現状、今、そういう声を耳にすることはあるかどうか。そして、そういうことはなくなったのか。その辺について答弁をください。 78: ◯教育委員会事務局長長谷川秀敏君)[ 301頁]  学校生活におきまして、児童・生徒さんの状況によりましては、児童・生徒さんの安全を確保するため、保護者に付き添いをするかどうか確認するケースもあるかと思われます。個々の事例におきまして保護者の方と相談し、共通理解を図りながら進めております。以上でございます。 79: ◯10番(大鹿一八君)[ 301頁]  やはり責任ある立場ですので、安易なことはこの議場では言えないと思うんですが、教育長にお尋ねしたいのは、安全とか、そういう保護者の協力というのも求めるのは当然なんですが、こういう特別支援学級があって、それを担任する先生が存在する中で最大限、保護者が必要と言われれば、学校が言われればそのままなんですが、そういう普通の生徒と同じように学校で学びたいという生徒の希望があった場合、教育長はどうしていくのが理想と思われるのか、答弁をください。 80: ◯教育長(武藤育雄君)[ 301頁]  議員お尋ねのとおり、子供さんにはその希望に沿った活動が普通の子供たちと一緒にできるのが一番いいとは思うわけでありますが、やはりたくさんの児童・生徒がおりまして、児童・生徒の安全を確保することを最優先に私はしていきたいと思っております。保護者の協力を含め、安全確保を必要な手だてを講じながら確保していく、そんなことが必要であると考えております。 81: ◯10番(大鹿一八君)[ 301頁]  これも過去の数年前の一般質問で質問したことでありますが、特別支援学級の指導ができる、先生の教員免許証を持っておれば誰もができるわけですけど、専門職と言われる、特別支援学級を志望する専門職の現状と配置状況、過去の議会では専門職を養成してふやしていくような配置するとの答弁がありましたけど、配置のない学級について今後どのように対応していくのか、答弁をください。 82: ◯教育委員会事務局長長谷川秀敏君)[ 302頁]  平成30年度の市内の特別支援学級は32学級であり、特別支援学級担任のうち、特別支援学校教諭免許の保持者は6名となっています。  現在、通常学級におきましても特別な支援を必要とする児童・生徒さんが在籍しており、特別支援学級の担任、通常学級の担任にかかわらず、特別支援教育にかかわる研修の必要性が高まっているため、現在も研修を進めております。市教育委員会としましては、今後もさまざまな研修の機会を設け、特別支援教育に関する専門性の向上を図ってまいります。以上でございます。 83: ◯10番(大鹿一八君)[ 302頁]  日本国中といいますか、日本の各地から時々、ほぼ寝たきり状態の子供さんが普通の小学校、中学校に通う姿がテレビや新聞等で発信されてきます。このことについては最後の質問になりますが、障害のある子供さん、またハンデを持つ児童・生徒が地元の小・中学校へ入学をしたいと、絶対、友達と同じ学校へ行きたいと言った場合に、津島市はどのように対応していくのか、答弁をください。 84: ◯教育委員会事務局長長谷川秀敏君)[ 302頁]  市教育委員会といたしましては、本人、保護者の方に対し、さまざまな教育環境や指導内容について十分情報提供を行いつつ、本人、保護者の意見を最大限尊重し、本人、保護者と市教育委員会、学校等が教育的ニーズと必要な支援について合意形成を行いながら就学について対応していきたいと考えております。以上でございます。 85: ◯10番(大鹿一八君)[ 302頁]  次に、2点目の津島市の救急体制について。要旨として、救急車の現地到着時間と搬送について質問に入っていきます。  この質問についても議員になった直後、平成12年、11年だったかもしれませんが、12年ごろから、愛知医大のドクターヘリを担当しておりました野口教授のもとに通って勉強させていただきました。それで、当時、消防長と一緒になってドクターヘリはどうやって津島へ来るんか、どうやって着陸するのか、野口教授に直接電話したりして、そういう体制をつくるとか、自分なりに救急車については勉強してきたつもりです。そして、定期的にこの質問はしてきました。安川消防長になってからも質問しておりますが、これ繰り返しとなります。  この質問を繰り返している意味は何かというと、人間の体というのは5分間、脳に血が回らないと後遺症が残ったり、命にかかわる重大な問題でありますので、何とか5分を切って救急車が到着できればという理想ですね。それでも亡くなる人は亡くなるわけですが、いかに救急車の到着時間を早くするかということ。たまたま稲垣元消防長が同じ町内でしたので、一緒になって当時、課長時代から救急車をどうしたら早くできるか。実際に遠いところまで救急車を走らせてみたりして時間をはかりながら、何か早くする方法はないかといって質問を続けてきました。今回これ、任期4年の最後の質問になりますけど、改めて救急車の搬送件数と搬入する主な医療機関の内訳について答弁をください。 86: ◯消防長(安川和宏君)[ 303頁]  救急車の搬送件数と主な搬送先の医療機関につきまして、過去3年の状況について御答弁申し上げます。  平成28年中の搬送件数は2,714件で、津島市民病院が1,856件、海南病院が571件、名古屋第一赤十字病院が123件、名古屋掖済会病院が9件、その他の病院が155件であります。平成29年につきましては、搬送件数2,659件で、津島市民病院が1,756件、海南病院が579件、名古屋第一赤十字病院が150件、名古屋掖済会病院が22件、その他の病院が152件であります。平成30年中につきましては、搬送件数は2,957件で、津島市民病院が1,941件、海南病院が701件、名古屋第一赤十字病院が160件、名古屋掖済会病院が15件、その他の病院が140件でございます。以上でございます。 87: ◯10番(大鹿一八君)[ 303頁]  先ほどもちょっと言いましたけど、平成11年に私がこの救急車について初めて質問したときに、救急車の要請された現場までの到着時間、平均時間は6分18秒ということでした。毎年のように時間を聞いて、少しずつ短縮したんですね。ただし、6分の壁を破るのは非常に厳しくて、なかなか6分の壁は破れなかったんです。現状の現場への到着時間と、それから医療機関への搬入時間について答弁をください。 88: ◯消防長(安川和宏君)[ 303頁]  救急車の現場到着時間と医療機関への搬送時間についてでございますが、平成29年中の119番を受けたときから現場到着までの全国平均を見てみますと約8分30秒でございます。当市におきましては、過去3年間の平均は7分31秒となっております。また、119番を受けたときから病院到着時間の過去3年間の平均は32分14秒であります。以上でございます。 89: ◯10番(大鹿一八君)[ 303頁]  今の答弁はそのままなんですが、実は今言いましたように、平成11年に6分18秒だった。それを何とか6分を切ろうとして毎年努力しているんです。6分は切れなかった。実際、自分がかかわって、そういう質問をして聞いておりました。  今、答弁の、これは間違いじゃないかと思うのは、現場到着時間は短くなる傾向にありますというのは、あながち全国の傾向ではないんですね。全国はどんどんどんどん遅くなってきておるんですね、交通渋滞等もあってですね。津島の場合は、新日光橋ができたりとか条件も変わってきておりますが、その辺私は以前、消防119番通報が共同指令になったときに到着時間が早くなるんじゃないかというような答弁が当時ありました。期待しておりましたが、なかなかうまくいきませんね。やっぱり津島は津島の職員じゃないと地理等も詳しくないというのもあるんでしょうか。わかりませんが、先ほど言いましたように短くなる傾向ではなくて、全国的に到着時間がかかるようになってきておる。また、病院に搬入される時間も、これも救急救命士が存在することが影響しておるかもしれませんが、長くなる傾向にある。この辺はぜひとも先ほど言いましたように、やはり5分というのを一つの目標にして、これからも頑張っていただきたいということを要望しておきます。  それから、今まで余り聞きたくないことでありましたけど、搬入途中で亡くなられるようなケースは何件ほどありますか。 90: ◯消防長(安川和宏君)[ 304頁]  搬送中に亡くなる件数でございますが、これは統計をとっておりませんので件数はわかりませんが、搬送中に心肺停止に陥られた件数は数件あります。その原因といたしましては、搬送時間ではなく、病態によるものであると考えております。以上でございます。 91: ◯10番(大鹿一八君)[ 304頁]  これについても資料がないということでありますけど、もしかしてこういう記録をとっておることが後々生きてくることもありますので、これからできれば、ぜひとも調べてほしい、記録に残してほしいと要望しておきます。  それから、搬入する医療機関の判断をどうしているか。これも以前の質問で、自分の希望する病院がありながら、自分の呼吸が苦しくて救急隊員に何も言えなかったという市民の声、そして自分の希望しない病院に搬入されて、そのまま入院していたというケースも言いましたけど、搬入する医療機関の判断はどうしておるか、改めて答弁をください。 92: ◯消防長(安川和宏君)[ 304頁]  搬入する医療機関の判断でございますが、かかりつけ医療機関をまず考慮いたします。重症度や緊急度の高い症状を見落とすことなく、その傷病者の状況に合った病院を選定し、適した医療機関に搬送しております。以上でございます。 93: ◯10番(大鹿一八君)[ 304頁]  それと、これは多分、救急隊員にとっちゃジレンマといいますか、やはり早く到着して早く医療機関へ運びたいという気持ちは、家族だけじゃなくて救急隊員も一緒だと思うんですね。搬送中に亡くなるようなケース、また手おくれになったというのは誰でも嫌ですから、一生懸命やっておると思うんですが、搬入する時間が短縮すれば、先ほど私、5分と言っていますが、5分以内に病院に運び込んじゃえば一番いいわけですね。それから、ドクターヘリについても、15分もあればこっちに来ちゃうんですね、お医者さんが。15分後には、もう治療は始まっておるわけですね。そういうことを思うと、早く到着するということは重大だと思うんですが、搬入する時間が短縮すれば嫌なことがなかったんじゃないか。また、効果があったと、早く運べばもっとよかったと思うような件数はどのくらいあるのか、答弁をください。 94: ◯消防長(安川和宏君)[ 304頁]  搬入する時間が短縮すれば効果があった件数はどれぐらいかという御質問でありますが、この件数についても統計はとっておりません。しかし、救急活動におきまして、特に脳疾患、心疾患、ショックといった重症度、緊急度が高い症例等に対しまして、常に考慮しながら活動しておりまして、適した病院に搬送はしております。以上でございます。 95: ◯10番(大鹿一八君)[ 305頁]  それから、救急車の市内において一番遠い場所、過去にもこれ質問したことですので、多分、安川消防長になってからも質問した記憶がありますが、当時、私は青塚とか金柳の例を出して質問したんですが、現在、津島市で一番到着時間のかかる場所、どのくらいかかって行っておるのか、答弁をください。 96: ◯消防長(安川和宏君)[ 305頁]  救急車の到着時間の一番長いところでございますが、最長時間は9分8秒で、場所につきましては青塚町と鹿伏兎町でございます。以上でございます。 97: ◯10番(大鹿一八君)[ 305頁]  このことについても、先ほどの救急車到着時間と同様に平成27年、私が質問したとき、一番遠い場所については8分19秒という答弁があったんです。8分19秒と今の9分8秒というと1分ぐらい違うんですね。先ほどの救急車の現地到着時間も1分以上おくれておるわけです。過去のですよ、いいときに比べると。やはり早く到着するということは重大な課題だと思うんです。その辺について、当局もいま一度、いかにして早く現場へ到着するかということを検討して改善していただきたいと要望しておきます。  これも以前、大分前の質問になりますけど、救急車の先行配置について、私は神守支所に、例えばあらかじめ救急車を置いておけば、あちらの地区、また西校区のほうにも公共施設に1台置いて、3台を3カ所に置いておけば、119番があってから出動、到着時間が早くなるんじゃないかという質問もしたことがありますけど、過去、議会の中でもそういうような話もあったように思いますが、先行配置ですね。それから、たしか共同指令になったときに隣接した市町の協力体制もとれるようなことを利点として、共同指令にするときにそういう利点があるということを前、答弁されておったことがありますけど、その辺について連携出動は可能かどうか、答弁をください。 98: ◯消防長(安川和宏君)[ 305頁]  救急車の先行配置、また隣接した他消防の連携についてでございますが、津島市内において現場と到着時間が遅くなる地域に対して救急車を先行配置することは有効であると考えております。しかしながら、配置場所や職員数において課題があり、現状では困難だと考えております。また、現在、隣接した市町の連携についてでございますが、海部地方5消防本部の代表者がワーキンググループという会議で協議しているということでございます。以上でございます。 99: ◯10番(大鹿一八君)[ 305頁]  現地到着時間の時間短縮について、何か当局の答弁を求めるように言っておりましたけど、早くしようというのはやっていることはわかりますが、先ほど言ったように時間が伸びておりますので、当局ではいかにして早く現地到着できるか。それから、私自身も質問するほうも、多分当局のほうは一定の電話を受けてから到着時間というふうにやっておるんでしょうけど、やはり到着時間というのは、今回の質問で初めてわかったんですけど、やはり病院に近いところからの救急搬送が多ければ時間が短くなるという基本的な部分、僕自身はそんなことは眼中になかったもんですから、時間というのに余りこだわってもいけないのかもしれませんが、やはり早く到着するということは課題でありますので、当局には改善を求めて、質問はしません。  それから、過去に浜松のほうとか船橋のほうのドクターカーとか赤バイとか、そんなことについて質問しましたが、津島市の可能性についてはどうかと。消防署と市民病院が隣接しているもんですから、やる気があれば私はできると思うんですが、その辺の可能性について答弁をください。 100: ◯消防長(安川和宏君)[ 306頁]
     赤バイ、ドクターカーについてでございますが、災害時に小回りのきく機動力を持った赤バイについては、費用面や他市の実績等の観点からも現在は検討しておりません。また、ドクターカーにつきましては、以前、津島市民病院と心肺停止及び緊急度、重症度の高い外傷事案に対し、医師が救急車に同乗し活動しておりましたが、救急件数も増加し、津島市民病院の医師の配置等を考慮いたしますと現状では困難と考えております。以上でございます。 101: ◯10番(大鹿一八君)[ 306頁]  次に、ドクターヘリの運用状況について。ドクターヘリを要請したほうがよかったと思われるようなケースがもしあるとしたら、答弁をください。 102: ◯消防長(安川和宏君)[ 306頁]  ドクターヘリの運用状況でございますが、ドクターヘリ搬送件数は過去3年間、平成28年中が3件、平成29年中が6件、平成30年度中が2件で、要請した件数はほぼ横ばいであります。ドクターヘリを要請したほうがよいと思われるケースにつきましては、救助・救出に時間を要する事案が該当いたします。現在は、ドクターヘリが必要と思われる事案はちゅうちょなく要請しております。以上でございます。 103: ◯10番(大鹿一八君)[ 306頁]  次に、AEDの設置状況と、同時にAEDがどこにあるかスマホでネット検索を今できるんですね。ネットで近くのAEDというとぴゃっと出てくるんですね。ところが、ネットによって設置場所がちょっと違うんですね、若干。そんなこともあるもんですから、当局の設置状況と同時に情報収集して、もっと発信するといいますか、AEDのある場所を整理して有効に利用すると市民にとっては、今、市の広報を見るとかホームページを見るのではなくてスマホを見るんですね。何でも近くの何々と言うと出てくる。近くのAEDというと出てきますね。だけど、いろんな種類があるもんですから千差万別で、ほぼ網羅しているように見えて忘れられているのもあるもんですから、市のほうにそんなことを思うんですが、その辺についてどうお考えか、答弁をください。 104: ◯消防長(安川和宏君)[ 307頁]  まず、AEDの設置状況でございますが、AED設置施設や新規の事業所等に対しまして、市のホームページで閲覧できるよう積極的に働きかけており、現在、市内137カ所の事業所等から登録をいただいております。  また、どこにあるかスマホ等で検索できないようにということでございますが、市のホームページで閲覧できる事業者はホームページに載せることについて同意書をいただいております。また、議員おっしゃられますとおり、市のホームページでは、住所等しか検索ができませんが、愛知県が運営しておりますあいちAEDマップの掲載を進めておりまして、今後もAED保有施設に対してホームページに掲載していただくよう積極的にお願いしております。  また、アプリによりましてピンポイントで設置場所が現在の位置から一番近くの設置場所が検索できるサイトもありますので、そういうほうも今後検討はしていかなければならないと思いますが、費用もかなりかかりますようですので、この辺は今のところは考えておりません。以上でございます。 105: ◯10番(大鹿一八君)[ 307頁]  費用がかかるというのは行政の考えであって、民間のネットなんかは費用なんて求めていませんね。情報があればどんどん発信してくれる。その辺は研究して、情報提供して、市民に得になると思えばどんどん発信していただきたいと思います。  それから、救急救命講習の講習会の実施状況とか参加人数、そして、私自身もそうですけど、津島以外で普通救命講習を受ける機会ってたくさんあるんですね、名古屋市とか松本市とか、そういうのを受けておるんですけど、そういったものが把握されておるかどうかね。多分把握できないんでしょうかね。それから、積極的な出前講習みたいなものも可能かどうか含めて答弁をもらって、この2件目の質問についてはこれで終わりたいと思います。 106: ◯消防長(安川和宏君)[ 307頁]  まず、普通救命講習の実施状況でございますが、平成28年中は普通救命講習が15回で受講者209人、心肺蘇生法が59回で3,198人、平成29年中は普通救命講習は17回で受講者が228名、心肺蘇生法が70回で受講者2,417名、平成30年度中は普通救命講習は16回で受講者185名、心肺蘇生法講習が59回で受講者1,990人となっております。  また、議員がおっしゃられました他の消防署で普通救命講習を受けた市民は把握されているかという御質問でございますが、この点につきましては把握しておりません。また、積極的な出前講習は可能かということでございますが、出張講習につきましては対応可能であり、現在も実施しております。以上でございます。 107: ◯10番(大鹿一八君)[ 307頁]  最後に普通救命講習を質問したのは、以前、郡上のほうの病院の副院長さんが、あちらのほうは救急車が出動しても1時間以上かかったり、そんな5分とか問題外ですので、とにかく患者が出たときには人工呼吸をする。とにかく人工呼吸をすれば救える命があるということで、救急車よりも普通救命のほうが重要だという話をされておったことがありましたので、ぜひともたくさんの人に普通救命を受けてもらって、万が一自分の周りで倒れておる人があった場合にすぐそういう行動に移せるように、消防署のほうでも啓発、啓蒙していっていただきたいという要望をしておきます。  3件目の県道名古屋津島線の進捗状況についてであります。これも私は議員になった最初の平成11年6月議会に県道名古屋津島線のバイパスの質問をしました。当時、山田市長がバイパスは東のほうから、名古屋のほうからやってくるのが当然だからという話で、こんなに長くかかるとは思っていませんでしたが、最近、私が継続して質問していく中で、七宝工区が大分進捗しておるようであります。現実に蟹江川にかかる橋梁の工事というか、何か作業しているのが県道名古屋津島線を通っても見えるわけですが、七宝工区の工事はいつ完了するのか、答弁をください。 108: ◯建設産業部長(早川正美君)[ 308頁]  七宝工区の完了はいつかというお尋ねでございます。主要地方道の名古屋津島線バイパスは、名古屋市中村区の新大正橋から津島市の古川町までの全体、約8.8キロメートルの計画でございます。新大正橋から旧あま市の七宝庁舎西側の県道須成七宝稲沢線までの3.5キロメートルと、津島市内の越津町地内から津島日光橋を経て新開町地内までの0.8キロメートルが暫定的に開通しております。  現在、愛知県は、県道の須成七宝稲沢線から津島市内の都市計画道路花正莪原線までの約1.4キロメートル区間を七宝工区、それから市道の日光唐臼線から古川町の交差点付近までの0.8キロメートルを新開工区として、2つの工区で事業を進めております。  議員お尋ねの七宝工区につきましては、平成25年から、あま市内において引き続き用地買収が進められるとともに、今年度は、昨年度末に発注された蟹江川にかかる橋梁付近の地盤改良工事が実施され、平成31年度以降も橋梁の下部工事が予定されております。  また、津島市内におきましては、今年度、あま市との市境から莪原町地内の神社、八劔社の手前まで用地測量が実施され、県からは来年度、平成31年度から用地買収に入る予定と聞いております。七宝工区の完了予定といたしましては、用地の取得率が約7割でありまして、大変まだ多くの補償物件が残っております。完了時期は未定となっておりますが、県といたしましては、道路事業や街路事業などのさまざまな国の予算を活用し、積極的に事業を進めております。以上でございます。 109: ◯10番(大鹿一八君)[ 308頁]  これで、七宝工区が大分めどといいますか、姿が見えてくるようになりましたが、今後考えられる名古屋津島線バイパスの津島市内での状況について答弁をください。 110: ◯建設産業部長(早川正美君)[ 308頁]  津島市内における名古屋津島線バイパス事業は、ヨシヅヤさんの本店の西側にございます新開工区で、来年度の平成31年度内の供用開始、いわゆる開通を目指して現在工事が進められております。また、七宝工区の延伸で神守中学校の西側を南北に走る市道の神守百島2号線までの区間約1.3キロメートルを、新たに莪原工区として今年度より現況などを把握する路線測量が行われ、道路の予備設計が進められております。以上でございます。 111: ◯10番(大鹿一八君)[ 309頁]  これもたびたび私、質問の中で要望してきたんですが、バイパスにかかわる地権者の人たちに土地の利用を制限されて、部長も御存じのように商売をやってみえて、なかなか改築ができずにそのまま廃業されてしまったお店もあるわけですね。この辺について、改めて土地の問題、バイパスについて、現地の説明をしてもらいたいと思うことについて答弁をください。 112: ◯建設産業部長(早川正美君)[ 309頁]  名古屋津島線バイパスの予定路線となる地権者の方への説明につきましては、これまでにも議員より何度も要望をいただいているところであります。県といたしましては、通常は事業着手時の前年度に地権者の方へ住民説明会を開催しております。近年では莪原町において、昨年の平成30年3月に事業説明会を開催いたしました。名古屋津島線バイパス事業は、計画を約40年と非常に長い年月にわたる事業でございまして、計画路線に当たる地権者の方々には一定の土地利用制限、これは木造ですとか軽量鉄骨ですとか簡易な建物ということになるわけですけれども、そういった制限がありまして御迷惑をかけております。  事業説明会などの新規の事業着手時期は、県としても述べられないと思いますが、以前にも述べさせていただいたとおり、市民の皆様が集まる機会に御要望がございましたら、県とも連携し情報提供をさせていただきたいと考えております。また、市民の皆様へ名古屋津島線バイパス事業についての周知の仕方についても、一応検討していきたいと考えております。以上でございます。 113: ◯10番(大鹿一八君)[ 309頁]  最近になりまして、神守町の交差点が広く改善されました。このことで、一部の市民の方から交差点が広くなったんだけど、あの狭い道路をもしかして拡幅されるんではないかという心配の声も寄せられておりますが、当局の見解を伺います。 114: ◯建設産業部長(早川正美君)[ 309頁]  市民の皆様には、御心配をおかけしております。愛知県では、名古屋津島線バイパスの整備予定がありますので、神守町などの現道の名古屋津島線の拡幅の予定はないとのことであります。以上でございます。 115: ◯10番(大鹿一八君)[ 309頁]  これから、津島に本当に近づいてきたような印象があるわけですね、計画といえども。そして、この件では最後に質問しておきますのは、私の住んでおります越津町、日光川の関係で新しい新日光橋ができて、農免道路までは道路が来たんです。その先も、実は30年ぐらい前にくい打ちして終わっているんですね。測量してくい打ち。地元の人々からしてみると、30年前にくいを打って、そのままナシのつぶてということになっておりますが、バイパスは東から来るというような話を私さっきしましたけど、現状において、莪原工区が済んで、次、百島とか越津へ入るに当たって、百島のあたりというのは住宅もあるわけですね。神守中学校もかかってくるわけですね。そういう住宅がいっぱいあるところの工事というのは、かなり時間がかかるように思うんです。そこへいきますと、これは地元の人たちが希望しているかどうかはさておいて、くい打ちをされて、先々で用地買収が必要になることがもうわかっておりますね。越津町とか牛田町、そういったところの人々にしてみたら、何でここはできないのかと。新日光橋からおりてきて、道路がそこでとまってしまっておる。ここだけでも早くやってみたらどうだというような声もあります。その辺について、できるところから事業を進めたらどうかということを最後に質問いたします。 116: ◯建設産業部長(早川正美君)[ 310頁]  本事業につきましては、これまでにも国や愛知県に対し、市長が会長を務め周辺自治体で構成する主要地方道の名古屋津島線バイパス建設促進期成同盟会において、現在進められている七宝工区の早期完成と七宝工区を市内の西尾張中央道まで事業延伸していただくよう何度も要望してまいりました。平成28年度からは、国土交通省にも直接出向きまして、同盟会で要望活動を行っております。  こうした要望活動の効果もございまして、近年では、国より愛知県に対して十分な予算配分をいただき、蟹江川の橋梁工事の着手や七宝工区の一部ではありますが、この2月に市内の莪原町地内で用地測量が行われました。さらに、平成31年度より七宝工区の延伸で、さきに述べさせていただいたように、新たに莪原工区の用地測量が行われる予定でありまして、西尾張中央道までの事業化のめどが立ってまいりました。名古屋津島線バイパス事業は津島市にとって大変重要な事業でございますので、早期の完成が必要であると考えております。  議員お示しのできるところから事業を進めたらどうかという御提案であります。来年度、新開工区が完成し、莪原工区にも事業着手される予定でありますので、引き続き事業進捗が図れるよう国・県へ要望活動を行っていきたいと考えております。以上でございます。 117: ◯10番(大鹿一八君)[ 310頁]  通告した質問については以上で終わります。  最後にちょっと市長に、全く心配するような質問じゃありませんのでいいですが、実は個人的に私がかかわっております横井庄一について、アメリカの学者が20日に来日し調べたいということで、私は全く英語ができないもんですから、向こうのほうで通訳も用意してみえるということです。たまたま通訳の方から2日前に電話がありまして、その方は津島のことをすごく褒めるわけですね。津島はいいまちだ、私以上に褒めるわけです。議員をやっておって恥ずかしいと思うくらい。よくお尋ねしたところ、たまたま通訳を買って出られた水野さんという方、市長はよく御存じかもしれませんが、アメリカ領事館に勤務してみえる職員で、過去に津島祭りに招待してもらった。夏祭りが非常によかった、よかったでしょう、秋まつりもよかった。秋も来てみえたんですね。私、何も知らなかったんですが、外国からそういう人が来ることについて余り肯定的な気持ちがありませんでしたが、意外なところからそういう発信をされていくわけですね。市長には、いろんなところへ呼びかけて、別に西洋の方々ばかりでなくて、外国の人にもどんどん招待して、津島の魅力を発信していただきたいと思うと同時に、そういうかなり有名な学者ということでありますけど、そういった方が見えたときに、市長として例えば表敬訪問とか、領事館の方も同行して津島へ来たいと言ったとき、そういったときにはどのように、私ということじゃなくて市民がそういうことがあった場合、どのように考えていったらいいのか。例えば市役所へ電話して、こういう方が見えたけどどうですか。市長、会ってもらえますか。そういうことの対応について、最後に津島市長にお聞きして、ぜひとも魅力を発信することは無ではない。意外なところからつながっていくということを感じましたので、最後に質問して私の最後の質問とさせていただきます。 118: ◯市長(日比一昭君)[ 311頁]  水野さんのお名前が出たのでちょっとびっくりいたしました。私が市長になってから、愛知県には6つの領事館があるわけでございます。その愛知県の米在名古屋の領事館の秘書を長年やってみえた方がこの水野さんという方で、藤まつり、秋まつり、天王祭、領事館の総領事などをお誘いするときに、その窓口になってみえた方でございます。領事館プロジェクトをなかなか立ち上げるというか、難しいわけではございますが、そういう領事館のつながりにより、今、各小学校で6つの領事館で津島に興味を持っていただける領事館からいろんなお誘い、交流を進めておるところでございます。そんなようなことでございますので、ぜひ海外から津島に興味を持っていただいて、また津島はいいところだと言っていただけるような方が来ていただくのであれば、全くウエルカムでございますので、ぜひ秘書課などを通じてその対応をしていきたいと思います。  いずれにいたしましても、さまざまな形で津島市には祭りの魅力があります。これまでも領事館の皆様をお誘いする中で、領事館から津島を発信していただくと、そういうような活動をしてまいりました。そのようなことが少しずつ実を結んできておるということで大変うれしく思いますし、御紹介をしていただきまして本当に感謝を申し上げ、答弁とさせていただきます。一生懸命やってまいります。 119: ◯副議長(小山高史君)[ 311頁]  次に、安井貴仁君の発言を許します。        19番 安井貴仁君〔登 壇〕(拍手) 120: ◯19番(安井貴仁君)[ 311頁]  それでは、議長のお許しをいただきましたので、通告に従いまして一般質問を始めさせていただきたいと思います。  今議会最後の一般質問となりますし、平成最後の津島市議会定例会の一般質問となります。平成31年目、私が生まれてから同じ年を歩んできた平成の最後となります。感慨深い思いで質問をさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。  今議会はもちろん、先ほども申しましたように最後となりますが、今回一般質問させていただきますのは学校給食の件でございます。  私自身もこの津島市で生まれ育ちまして、学校給食を食べてまいったわけなんですけれども、なかなか今年度、平成30年度に入って異物混入の事件というのが何度か報告を議長を通じて我々議員のほうにもあったわけでございます。経験上なかなかそういったことが起きなかったので、起きた経験が余り私はないので、結構多いのかなというような感じをいたしました。今回はそういった異物混入の原因だとか、そういったことに関しての質問ではございません。異物混入が発見された場合の対応について、もちろん生徒・児童さんの安心・安全のためにどのような対応をされているのかということに関して伺っていきたいなというふうに考えております。  今回質問させていただきますのは、学校給食についてであります。  では、まず初めに学校給食、原因はいろいろあるとは思うんですけれども、起きてしまった際の対応についてどのように行っているのか、御説明をいただきたいと思います。 121: ◯教育委員会事務局長長谷川秀敏君)[ 312頁]  学校給食におきましては、日ごろから安心・安全な給食の提供ができるように取り組んでいるところであります。提供する給食の中に異物が混入した際の対応につきましては、学校給食共同調理場において食材が納品された検収時や下処理作業中に異物を発見した場合には、調理員から栄養士に報告があり、異物を除去した上で調理をいたします。そして、食材納入業者に異物を確認してもらい、原因究明を求め、異物が混入しないよう改善を踏まえた報告書の提出をしてもらいます。また、単独調理校調理場内で発見した場合も同様に、調理員が発見すると栄養士に報告し、その後、校長に報告し、異物の混入状況、異物の除去の状況を確認しつつ調理をいたします。  次に、受配校において配膳された給食を食べているときに児童・生徒が発見した場合には、担任に報告があり、担任は校長、教頭に報告し、異物の混入状況から食べないように指示を出す、または注意喚起を行う対応があります。あわせて教育委員会、あるいは調理場に連絡があり、調理場職員が異物の状況確認を行います。調理場内において異物混入の原因調査を行い、今後の再発防止策を検討いたします。  教育委員会事務局は異物混入の状況、健康被害の状況などを確認し、児童・生徒及び保護者に対して文書で事実報告と謝罪を行うなどの対応をいたします。混入した異物により健康被害が生じるおそれがある場合などは、海部教育事務所及び津島保健所にも報告をいたします。以上でございます。 122: ◯19番(安井貴仁君)[ 312頁]  ただいま御説明ありました対応については、大きく2点あったのかなというふうに感じます。  1点目は、まず食材の調理前、調理場内で発見した場合、もう一点が食材が各校に配達、そして配膳されて、児童・生徒さんが食す前に発見された場合の2点なのかなというふうに考えております。前者でありましたら事前に対応ができるということもございますので、子供たち、児童・生徒さんの手元に届く前に危険を取り除くことができるのかなというふうにも、起こってほしいものではないんですけれども、起こった場合の危機回避というものもできるのかなというふうに思います。  そこで、食材が使用できない場合、先ほどの説明の中でありました対応の一つの中にありましたが、使用できない場合などというのはどのような対応、どういった代替を用意するのか、その辺についての説明をいただきたいと思います。 123: ◯教育委員会事務局長長谷川秀敏君)[ 313頁]  給食の提供を中止した場合の対応につきましては、主食の御飯の提供を中止した場合を例に申し上げますと、通常は御飯が8時ごろに納入され、検収時に異物を発見し、主食の納入業者に連絡し、別の業者等へ対応をする場合には、炊飯にかかる時間が約6時間かかることから、また加えて配送時間もかかるため、当日の代替対応は難しいと考えております。以上でございます。 124: ◯19番(安井貴仁君)[ 313頁]  今の説明でございますが、検収時に発見したとしても代替の対応は難しいということでございました。基本的には起きてほしくはないですけれども、起きた場合、いずれの状態であっても当日対応というのは難しいというのが当局の見解でありました。  それでは、続きまして実際に給食を児童・生徒さんに配膳後、学校の現場に運ばれた後に発見された場合、今回ですと1月22日に発生をした米飯の異物混入の件なんですけれども、その際の対応というのは中止されたということでございますけれども、そういった実際に運ばれた後、発見をされ、代替の必要がある場合に中止をされた場合、どういった対応をされるのか、御説明をいただきたいと思います。 125: ◯教育委員会事務局長長谷川秀敏君)[ 313頁]  まず最初に、今回、1月22日におきまして、学校給食におきまして主食の米飯の提供の中止を行いました。この際には、当日に代替食の対応ができませんでした。中止に伴った代替品の提供につきましては、2月8日にブドウゼリーを提供いたしました。これは主食の単価、食物アレルギーのこと、また学校のほうで行事がない日などを踏まえて、主食の納入業者である愛知県学校給食会と協議し、品目を選びました。この代替品の提供に際しましては、事前に保護者宛てに主食を中止したことの謝罪と代替品の提供について文書を通知いたしました。議員御質問の給食が既に学校に納入された後に何らかの理由で配膳を中止する場合にも、同様の対応になるというふうに考えております。以上でございます。 126: ◯19番(安井貴仁君)[ 313頁]  今回の件に関しては、当日対応もできず、中止した米飯の代替としての同単価程度のようなものを提供したというようなことでございます。恐らく今後、同一の事案が起きた場合もこういった対応をしていくのかなというふうに考えられるんですけれども、こういった事案が発生した場合、同様の対応を行うに当たっても、保護者への文書の通知などはもちろん必要とはなってきますが、安心・安全な給食を提供する。食べ盛りの児童・生徒さんに対してきっちりと当日、おなかをすかせずに御飯を食べられるような状態をつくっていくことも必要なんですけれども、こうした状況を回避するといいますか、こういった状況をやっていくに当たって、こういった不測の事態に対応するためにマニュアルというのも必要になってくるのかなというふうに思います。  日本では、各自治体においてもこういった給食の異物混入の発生した場合の対応マニュアルというものを設けている自治体が数多くあるわけであります。愛知県でも豊橋市等も導入されているということを聞いておりますが、実際に津島市においてこういった不測の事態に対して、もちろん児童・生徒さんの安心・安全を守る面と、こういった事態が発生した場合に職員の皆さんが迅速な対応、そして統一化した対応を行っていくためには、こうしたマニュアルというものも必要だと思いますが、津島市においてこういったマニュアルというのは策定されているのかどうか、現状をお聞かせ願いたいと思います。 127: ◯教育委員会事務局長長谷川秀敏君)[ 314頁]  異物混入などによる給食の提供を中止するなどの判断につきまして、現状ではマニュアルはございません。異物の混入状況や混入している程度や量、発見された時間などから判断して、可能な対応をすることとしております。以上でございます。 128: ◯19番(安井貴仁君)[ 314頁]  現状においてはマニュアルはなく、状況を見て対応されているということであります。先ほども申し上げましたが、マニュアルどおりにやっていったほうがいいというわけではないんですけれども、そういった基本的な手順など、そういったものが必要になってくるのかな。設けることによって不測の事態であったりだとか、こういった事案が発生した場合に迅速な対応がとれる、そして安心・安全を確保することができるのではないのかなというふうに思います。  そこで、一度お伺いしたいんですけれども、市長にお伺いしたいんですけれども、こうしたマニュアルというのが策定は私としては必要になってくるのではないのかなというふうに考えますが、市長としての御見解をいただけたらと思います。 129: ◯市長(日比一昭君)[ 314頁]  マニュアルが必要ではないかという話でございますが、やはり処理の対応をするためにはマニュアルも必要ではないかとは私も考えます。いずれにしましても、研究していく必要があると考えております。 130: ◯19番(安井貴仁君)[ 314頁]  ぜひ検討していただけたらなというふうに思います。児童・生徒さんの安心・安全を守るためにも必要になってくるのかなというふうに思いますので、どうかよろしくお願いをいたします。  さて、話は変わりますが、こうした不測の事態に対応するために常にというのは難しいんですけれども、もちろん行政もそうですし、我々個人の単位でもそうなんですけれども、自然災害というものに対しては日々意識を持って対応しているわけですけれども、こういったいわゆる人災とまでは言いませんが、こういったことに関する危機管理というものは実に難しいなというふうに私自身も感じております。学校給食における不測の事態に対して対応をどのように確立していかなければいけないのかというふうに考える中で、自然災害用の備蓄食料というものが各小学校にございます。そういったものをコミュニティ単位で期限が切れた備蓄食料というものを、訓練だったりだとか、そういった防災のイベント等の際に期限切れが近くなったものを配付しているという話を伺っております。その中で、そういった食料を配付するのも一つなんですけれども、こうした不測の事態にも利用ができるのではないのかというふうに考えております。もちろん期限が切れてしまったものはだめだと思うんですけれども、期限が切れる前、近いものに関しては利用していくことが可能なのではないのかなというふうに感じておりますが、備蓄食料の実際にどのような種類が保管されているのか。現状を御説明いただきたいと思います。 131: ◯市長公室長(安井賢悟君)[ 315頁]  備蓄食料の状況について御答弁申し上げます。  現在、津島市における備蓄食料の種類と食数についてでございますが、平成30年4月1日現在で申し上げますと、アルファ化米の五目御飯、山菜おこわ、菜飯、ワカメ御飯を合わせて1万6,000食、サバイバルフーズ1万6,260食、クラッカー4,760食、ビスケット1万200食、パンのパンプキン味、キャラメルチョコ味を含め1,440食で、備蓄食料の合計といたしましては4万8,660食となっております。以上でございます。 132: ◯19番(安井貴仁君)[ 315頁]  では、続きまして備蓄食料は、実際どのような場所、どこに保管されているのか、またその数量について御説明をいただきたいと思います。 133: ◯市長公室長(安井賢悟君)[ 315頁]  備蓄食料の保管場所と数量につきましては、主に指定緊急避難場所及び指定避難場所になります小・中学校の空き教室や体育館に保管をしております。保管場所及び数量につきましては、平成30年4月1日現在で、東小学校には2,656食、西小学校には4,388食、南小学校には2,916食、北小学校には4,928食、神守小学校には5,356食、蛭間小学校には4,636食、高台寺小学校には4,936食、神島田小学校には2,176食、天王中学校には1,436食、藤浪中学校には同じく1,436食、神守中学校には1,736食、暁中学校には2,220食、西地域防災コミュニティセンターには6,960食、消防本部に2,880食を備蓄しております。以上でございます。 134: ◯19番(安井貴仁君)[ 315頁]  ただいまの説明でございますと、各小学校、中学校にそれぞれ備蓄があります。数を伺う限りでありますけれども、各小・中学校の児童・生徒さんの人数分は対応できる数は備蓄されているのかなというふうに感じております。もちろんこれは、自然災害用に市民の皆さんの安心・安全を守るために保存をされているわけなんですけれども、今回緊急とはいえ、学校給食にこういった不測の事態が発生した場合に、これを人災と捉えれば、一時的であれど対応することは可能なのかなというふうに私自身は考えております。これら緊急的に使用すること、備蓄食料を給食のかわりに使用することというのは、学校給食の提供を一部中止した場合の代替としての使用は可能なのかについて、当局の見解を伺いたいと思います。 135: ◯教育委員会事務局長長谷川秀敏君)[ 316頁]  給食の提供を中止した場合の対応の一つといたしまして、危機管理課からは、災害時の備蓄食料の提供は可能と聞いております。また、他の自治体において災害時の備蓄食料で対応したという話を聞いておりますので、当市においても、備蓄食料を調理及び提供する方法を研究していきたいと考えております。以上でございます。 136: ◯19番(安井貴仁君)[ 316頁]
     もちろん備蓄食料というのもただではありませんし、その都度、期限が切れたものというのを使用した場合は補充をしていかなければいけません。そういった意味で、簡単に使えるものではないんですけれども、先ほど述べたようにでございますけれども、マニュアル化なども含めてしっかりと研究していただいて、津島市立の小・中学校に通う児童・生徒さんがおなかをすかせて帰ることのないように対応していただけたらなというふうに思います。  もちろん、これは米飯だけに限らず、パンやほかの総菜等もあります。そういったものも含めてですけれども、この津島市だけで対応していくのはなかなか難しいのかなというふうにも考えます。近隣の民間事業者さんとの連携というのも含めて検討していっていただけたらなというふうに思います。もちろん何にせよ、不測の事態というのは起きてほしくないですけれども、こういったものは交通事故と似たようなもので、起きてほしくないけれども、起きてしまう場合の対応というものが必要になってくるのかなというふうに思います。もちろん児童・生徒さんの安心・安全だけでなく、保護者さんも安心してお子さんを、学校給食を提供できるような、そういった体制を津島市においてもつくっていただけたらなというふうに思います。  通告に関しましては私の質問は以上でございますが、最後に市長にお伺いしたいことが数点ございますので、そんな大した内容ではないと思うので、ぜひともお答えいただけたらなというふうに思いますが、今議会、複数人の議員のほうから質問がございました。副市長人事に関する件なんですけれども、市長、答弁される際に発言は控えたいというふうにおっしゃられていたわけなんですけれども、現状、副市長に関して、改選後になるんですけれども、5月に提案する意思はおありということで確認したいんですけれども、よろしいですか。 137: ◯市長(日比一昭君)[ 316頁]  きのうからお話をしておりますが、副市長人事につきましては答弁を控えさせていただきます。 138: ◯19番(安井貴仁君)[ 317頁]  もちろんその返答が来るのかなというふうには覚悟しておったんですけれども、新聞報道には5月に提案をするというふうに書かれておりました。もちろん提案するのは市長の権利でございますので、我々がどうこう言うことではないんですけれども、もちろん市長から我々に提案されなければ審議することも、同意することもできない立場にありますので、その辺を伺いたいんですけれども、では副市長人事に関してではなく、副市長人事を提案するに当たって新聞報道に話せて、議会では話せない理由というのは何かあるんですか。 139: ◯市長(日比一昭君)[ 317頁]  先ほどから繰り返しお話をしておりますが、副市長人事については回答を控えさせていただきます。以上です。 140: ◯19番(安井貴仁君)[ 317頁]  人事内容ではなく、議会に話さず、新聞報道に話せた理由というのがおありになるのかということを伺っておるんですけれども、市長、いかがですか。副市長人事の内容に関しては、私はここから踏み込んで聞こうとは思いませんが、議会に対して話すことはできないのに新聞記者には話せるという理由というのは何なのかということが、なかなか私は解せないんですけれども、その辺の何か明確な理由があったら教えてほしいんですが、いかがですか。 141: ◯市長(日比一昭君)[ 317頁]  先ほどからもお話をしておりますが、副市長人事については御答弁を控えさせていただきます。 142: ◯19番(安井貴仁君)[ 317頁]  これ以上お聞きしても何か繰り返しになるのかなというふうに思いますが、我々市議会というのは二元代表制であるというふうに私は認識しております。もちろん市長が提案するものに対して我々は審議をいたしますし、それに伴って、現在は20名ですけれども、20名で議決をしていくというのが地方自治のある種の形だというふうに考えておりますけれども、その中で市長は、もちろん市長のやりたいこと、市長の選挙に関してのマニフェストですね、そういったものに関してやりたいことがあるのは重々承知しておりますし、それに伴って副市長が必要だというのももちろんわかっておるんですが、この副市長人事に関しては、今年度5月からずっとすったもんだといいますか、市長は提案すると言ったり、やっぱり下げると言ったりというのを繰り返してこられた中で、どういった基準を持って副市長を提案してくるのかというのはなかなかわからなかったんですけれども、5月に提案するという新聞報道が出て、私自身は納得できたんですけれども、やっぱり通る数が確保できたら提案されるのかなというふうに感じたんですが、もちろんそれも一つのやり方かもしれませんけれども、それにしても、市長の議会に対する姿勢というのが余りよろしくないのかなというふうには私自身、僭越ながら感じました。新聞記者に話せて議会に話せないというのは、やっぱりこの地方自治において間違っているのかなというふうに思います。議会に話せて新聞記者に話せないというものも中にはあるかもしれません。そういったことはよく聞きますが、その逆というのはなかなか聞きませんので、ぜひとも市長、私たちはこれで4月30日で任期を終えてしまいますので、この先、次期任期の際にこの議場におるかどうかわかりませんけれども、しっかりとその際には市長が提案されたものを、私もこの議場にもう一度戻ってくることができるのであればしっかりと向き合って考えてまいりたいと思いますので、市長も議会に対してもう少し向き合って考えていただけたらということを要望して質問を終わりたいと思います。 143: ◯副議長(小山高史君)[ 318頁]  以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。  なお、3月11日からは各常任委員会が開催されますので、よろしくお願いいたします。  次の本会議は3月27日午前9時から開議いたします。  本日はこれをもって散会いたします。お疲れさまでした。        午前11時36分 散会  ──────────────── ◇ ◎ ◇ ──────────────── 発言が指定されていません。 Copyright (c) Tsushima City Assembly Minutes, All Rights Reserved. ↑ 本文の先頭へ...