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平成30年第4回定例会(第5号) 本文 開催日: 2018-12-25
平成30年第4回定例会(第5号) 名簿 開催日: 2018-12-25

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  1. 津島市議会 2018-12-25
    平成30年第4回定例会(第5号) 本文 開催日: 2018-12-25


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    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2018-12-25: 平成30年第4回定例会(第5号) 本文 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 71 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  ◯議長垣見信夫君) 選択 2 :  ◯8番(沖  廣君) 選択 3 :  ◯議長垣見信夫君) 選択 4 :  ◯16番(森口達也君) 選択 5 :  ◯議長垣見信夫君) 選択 6 :  ◯19番(安井貴仁君) 選択 7 :  ◯議長垣見信夫君) 選択 8 :  ◯13番(伊藤恵子君) 選択 9 :  ◯議長垣見信夫君) 選択 10 :  ◯9番(垣見啓之君) 選択 11 :  ◯議長垣見信夫君) 選択 12 :  ◯16番(森口達也君) 選択 13 :  ◯議長垣見信夫君) 選択 14 :  ◯17番(宇藤久子君) 選択 15 :  ◯議長垣見信夫君) 選択 16 :  ◯14番(太田幸江君) 選択 17 :  ◯議長垣見信夫君) 選択 18 :  ◯18番(小山高史君) 選択 19 :  ◯議長垣見信夫君) 選択 20 :  ◯14番(太田幸江君) 選択 21 :  ◯議長垣見信夫君) 選択 22 :  ◯6番(後藤敏夫君) 選択 23 :  ◯議長垣見信夫君) 選択 24 :  ◯15番(本田雅英君) 選択 25 :  ◯議長垣見信夫君) 選択 26 :  ◯13番(伊藤恵子君) 選択 27 :  ◯議長垣見信夫君) 選択 28 :  ◯議長垣見信夫君) 選択 29 :  ◯16番(森口達也君) 選択 30 :  ◯議長垣見信夫君) 選択 31 :  ◯市長(日比一昭君) 選択 32 :  ◯議長垣見信夫君) 選択 33 :  ◯教育委員会事務局長(長谷川秀敏君) 選択 34 :  ◯議長垣見信夫君) 選択 35 :  ◯総務部長(渕上晴弘君) 選択 36 :  ◯議長垣見信夫君) 選択 37 :  ◯15番(本田雅英君) 選択 38 :  ◯教育委員会事務局長(長谷川秀敏君) 選択 39 :  ◯15番(本田雅英君) 選択 40 :  ◯教育委員会事務局長(長谷川秀敏君) 選択 41 :  ◯15番(本田雅英君) 選択 42 :  ◯教育委員会事務局長(長谷川秀敏君) 選択 43 :  ◯議長垣見信夫君) 選択 44 :  ◯13番(伊藤恵子君) 選択 45 :  ◯教育委員会事務局長(長谷川秀敏君) 選択 46 :  ◯13番(伊藤恵子君) 選択 47 :  ◯総務部長(渕上晴弘君) 選択 48 :  ◯議長垣見信夫君) 選択 49 :  ◯15番(本田雅英君) 選択 50 :  ◯議長垣見信夫君) 選択 51 :  ◯13番(伊藤恵子君) 選択 52 :  ◯議長垣見信夫君) 選択 53 :  ◯市長(日比一昭君) 選択 54 :  ◯議長垣見信夫君) 選択 55 :  ◯市長(日比一昭君) 選択 56 :  ◯議長垣見信夫君) 選択 57 :  ◯市長(日比一昭君) 選択 58 :  ◯議長垣見信夫君) 選択 59 :  ◯15番(本田雅英君) 選択 60 :  ◯議長垣見信夫君) 選択 61 :  ◯16番(森口達也君) 選択 62 :  ◯議長垣見信夫君) 選択 63 :  ◯13番(伊藤恵子君) 選択 64 :  ◯議長垣見信夫君) 選択 65 :  ◯16番(森口達也君) 選択 66 :  ◯議長垣見信夫君) 選択 67 :  ◯議長垣見信夫君) 選択 68 :  ◯議会事務局長(高林茂宏君) 選択 69 :  ◯議長垣見信夫君) 選択 70 :  ◯市長(日比一昭君) 選択 71 :  ◯議会事務局長(高林茂宏君) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:        午前 9時00分 開議 ◯議長垣見信夫君)[ 253頁]  おはようございます。  これより本日の会議を開きます。  直ちに議事日程の順序に従い、会議を進めます。  日程第1、議案第60号から議案第70号までの各議案を一括議題といたします。  これより各委員長の報告を求めます。  まず、厚生病院委員長の報告を求めます。        厚生病院委員長 沖  廣君〔登 壇〕 2: ◯8番(沖  廣君)[ 253頁]  おはようございます。  厚生病院委員会に付託されました案件は、議案第60号「津島市総合保健福祉センターの設置及び管理に関する条例の制定について」ほか6件であります。  本委員会は、去る12月7日、12日及び13日の3日間開催し、審査を行いましたので、その審査の経過と結果を報告します。  まず議案第60号「津島市総合保健福祉センターの設置及び管理に関する条例の制定について」、その質疑・応答の概要を報告します。  制定内容として、保健福祉センターの有効活用のため、会議室等を住民の利用に供するに当たり、会議室等の休業日、利用時間、利用の許可の手続、使用料の額に関する規定を整備するものであり、夜間・休日の受け付け業務はシルバー人材センターに業務委託する予定という説明であるが、日中の人員体制について説明願いたいという質疑に対し、健康推進課の職員全員で協力して対応していきたいという答弁がありました。  この答弁に対し、現時点の職員体制はどうなっているかという質疑に対し、実際出勤している職員は、事務方4名、保健師8名の計12名であるという答弁がありました。  さらに、この答弁に対し、受け付け業務は事務的な話である。保健師は専門職であるため本来の仕事をやっていただくべきである。増員について人事当局に要望しているかという質疑に対し、要望はしているが、正規職員の配置は難しく、臨時職員等についての明確な回答はない状態であるという答弁がありました。  次に、貸し館の利用時間について説明願いたいという質疑に対し、午前は9時から正午まで、午後は1時から5時まで、夜間は6時から9時30分までであるという答弁がありました。  次に、3階にある第1会議室から和室までの6つの部屋が利用可能になるという説明であるが、各部屋の定員について説明願いたいという質疑に対し、第1会議室が70名、講師控室が4名、第2会議室が30名、第3会議室が40名、調理室が48名、和室が30名であるという答弁がありました。  次に、使用料は何カ月前から受け付けるかという質疑に対し、2カ月前からの初日から5日前までに申し込みしていただき、使用料を納付してもらうという答弁がありました。
     この答弁に対し、キャンセルした場合、納めた使用料は返金されるのかという質疑に対し、5日前までであれば2分の1を返金するが、それ以外は全額キャンセル扱いになるという答弁がありました。  さらに、この答弁に対し、使用料を還付する場合、還付しない場合についてしっかり説明するべきであるが、いかがかという質疑に対し、申し込みの際に説明及び記載等で対応していくという答弁がありました。  次に、団体等が活動の際に使用している道具は預かってもらうことができるかという質疑に対し、原則は禁止だが、他の利用者に迷惑がかからない程度のもので、管理について自己責任ならば考えてみたいという答弁がありました。  次に、貸し館業務により夜間も使用されることになるが、駐車場は暗く、点字ブロックも破損しており危険であるが、どのように対応するのかという質疑に対し、平成31年4月までには修繕するという答弁がありました。  次に、討論に入ったところ、賛成の立場から、利用者に迷惑をかけないことと近隣への説明責任を果たし、苦情が出ないようにしてもらいたい。現状12名の職員で8名しか保健師がいない体制のため、本来の保健師の業務ができていないという状況の中で、今回貸し館業務を認める形になっている。今後はこういうことのないように、そして職員の増員は必ず人事当局にお願いして配置してもらうようにという意見がありました。  次に、採決結果を報告します。議案第60号は、賛成者全員で可決しました。  次に、議案第62号「津島市子ども医療費支給条例の一部改正について」、改正内容として、所得制限のある子ども医療費の受給資格を判定するため、政令指定都市の市民税の所得割の額を、その他の市町村の市町村民税の所得割の額と差異が出ないように措置を講ずるもので、内容としては、現在、所得制限のある子ども医療費の受給資格は小学校4年生から18歳までの方を対象に、その世帯の保護者の方の市町村民税の所得割の額が5万円以下となっている。政令指定都市の市民税の所得割の額については、地方税法及び航空機燃料譲与税法の一部を改正する法律により、改正後の地方税法において平成30年度分の税率からこれまでの市民税については6%から8%へ改められ、これにより平成30年1月2日以降に政令指定都市に住んでいる方が津島市に転入し、子ども医療費受給者証交付申請をする場合、従前から津島市に住んでいる方の市民税の所得割の額は6%で計算されているため、受給資格の基準を公平に判定するため8%で計算された所得割の額を6%の所得割の額に計算し、判定するものであり、それにあわせて子ども医療費の受給資格者のうち小学校4年生から中学校3年生までの所得要件を廃止するものであるという説明であるが、政令指定都市の方が津島市に転入をされた場合に、市民税の所得割を8%から6%へ合わせるということでよいかという質疑に対し、そのとおりであるという答弁がありました。  次に、平成31年4月からスタートするということだが、今後のスケジュールについて説明願いたいという質疑に対し、今議会での議決後、既に医療証が切れている方への発送準備を1月中に実施し、同時に各関係医療機関へ制度変更の周知を実施する。2月に受給者証交付申請書を対象者の方へ発送し、申請書を市役所に返送してもらう。3月の下旬ごろ、中学校3年生までの全員の方を対象に医療証を送付するスケジュールとなっているという答弁がありました。  この答弁に対し、受給者証交付申請書は市役所に持参するのかという質疑に対し、返信用封筒を同封するため、それで返信してもらう予定であるという答弁がありました。  さらに、この答弁に対し、発送件数は何件になるのかという質疑に対し、新規の発送件数は、見込みで2,533人であるという答弁がありました。  次に、関連して、総人数及び総世帯数について説明願いたいという質疑に対し、中学校3年生までの総人数は6,535人、4,056世帯を見込んでいるという答弁がありました。  この答弁に対し、1件当たりの通院単価は幾らで見込んでいるのかという質疑に対し、学年により若干単価は変わるが、小学校4年生から6年生までが1件当たり2,120円、中学校1年生から3年生までが2,455円と見込んでいるという答弁がありました。  次に、討論に入ったところ、賛成の立場から、子ども医療費の支給対象を中学校3年生まで拡大するための条例制定ということで、保護者の方々も大変喜ばれると思う。申請書の発送後、申請があったかどうか確認をしてもらい、受給者証の漏れがないようにしてもらい、4月から確実に受給者証が手元に渡るようにし、使ってもらう。それだけ心がけていただきたいという意見がありました。  次に、採決結果を報告します。議案第62号は、賛成者全員で可決しました。  次に、議案第65号「平成30年度津島市一般会計補正予算(第4号)について」、歳出、健康福祉部・福祉課所管中、障がい福祉費、心身障がい者手当174万1,000円、特別障がい者手当181万9,000円の増額について、その内容を説明願いたいという質疑に対し、心身障がい者手当は延べ3万373件、特別障がい者手当は264人であるという答弁がありました。  次に、同費中、地域生活支援事業費1,510万8,000円の増額について、その内容を説明願いたいという質疑に対し、地域生活支援事業には9種類のサービスがあり、その集合体の予算であり、今回の補正は、そのうち日中一時支援事業が大半で、補正予算後815件を見込んでいるという答弁がありました。  次に、扶助費、生活保護扶助費9,349万1,000円の増額について、生活保護世帯の世帯数及び人数について説明願いたいという質疑に対し、平成30年10月1日現在で世帯数は353世帯、人員は471人であるという答弁がありました。  次に、高齢介護課所管中、介護保険特別会計支出金、介護保険特別会計繰出金95万7,000円の増額について、その内容を説明願いたいという質疑に対し、繰出金の内訳は、介護予防・日常生活支援総合事業補助金の増額分136万9,000円、総合事業の給付費負担金の増額分1,988万4,059円の市費負担分である12.5%分、265万6,632円から人件費170万円を引いた額であるという答弁がありました。  次に、子育て支援課所管中、児童措置費、施設型等給付費2,882万9,000円の増額について、その内容を説明願いたいという質疑に対し、施設を運営するに当たり、国が園の規模、園児の年齢、乳児、1・2歳児、3歳児、4歳児以上というような区分で公定価格を決めている。市は、それぞれの月の当初の段階で、単価に園児数を乗じて算出した施設型等給付費を園のほうに運営費として支出している。増額の理由は、園児数が増加している部分が一番大きく、それ以外にも公定価格の上昇分もあるという答弁がありました。  次に、同費中、業務効率化推進事業補助金300万円の増額は、民間保育所の保育士の業務において負担となっている書類作成等の業務についてICT化を推進するため、保育業務支援システムの導入に必要な経費の一部を補助することで保育士の業務負担軽減を図ることを目的とし、1施設に対し75万円を上限として補助するもので、4園分を計上しているという説明であるが、4園とはどこかという質疑に対し、神守保育園、三和第一・第二保育園、藤浪保育園の4園で、金額は園によって異なるが、105万円から129万6,000円という見積もりになっているという答弁がありました。  この答弁に対し、市内の他の園はどうなっているのかという質疑に対し、真こども園、昭和幼稚園、唐臼保育園、神島田保育園は平成28年度導入済みであり、蛭間保育園、東愛宕保育園は導入を控えている状況であるという答弁がありました。  さらに、この答弁に対し、民間保育園は対象となるが、公立保育園は対象とならないのかという質疑に対し、公立保育園のICT化はしていないという答弁がありました。  次に、同費中、保育補助者雇上強化事業補助金260万円の増額について、その内容を説明願いたいという質疑に対し、保育補助者雇い上げ強化事業については、保育の資格を有していない人を雇い上げ、保育に関する実習を40時間以上受けていただき、その後、保育士になってもらう勧奨をし、最終的には保育士資格を取ってもらい雇い上げることにより、保育士不足を解消していくといった人材の確保につなげるために、必要な人件費に対し補助するものであるという答弁がありました。  この答弁に対し、何名以上の園児がいれば申請対象になるのかという質疑に対し、補助の基準額が設けられており、園の定員が121人未満であれば基準額が221万5,000円、121人以上であれば443万円であるという答弁がありました。  次に、保険年金課所管中、障がい者医療費、精神障がい者医療扶助費836万8,000円の増額について、その内容を説明願いたいという質疑に対し、精神障害者で、今回1級・2級の手帳を取得する方が近年伸びてきているという答弁がありました。  次に、後期高齢者福祉医療費の補正後の1億2,400万5,000円の財源内訳を説明願いたいという質疑に対し、県支出金が5,246万6,000円、その他の財源として、返還金も含めて1,800万1,000円、一般財源が5,353万8,000円であるという答弁がありました。  次に、討論に入ったところ、賛成の立場から、今回福祉課から始まり、扶助費がかなり増額補正になっている。答弁を聞いていると、前々年度の上半期の実績に基づいてという説明ばかりである。例えば上半期でも、上半期の流れをデータ的につかんで、それを重点的に加味して当初予算を編成していないため、このような結果になってしまう。また、子育て支援課でも指摘をしたが、当初予算の見込み誤りで国からたくさんの国庫補助金をもらっているため、今回事業費の補正予算を計上しても国からの補助金が交付されず、結果的には一般財源で補填するということが毎年のようにある。児童手当の問題、介護保険特別会計の調整額及び調整率の問題等々、2年続けて起きている。現在、予算編成の時期のため、見直しも踏まえて厳格に予算計上していただきたいという意見がありました。  次に、採決結果を報告します。議案第65号中、当厚生病院委員会所管に係る予算については、賛成者全員で可決しました。  次に、議案第66号「平成30年度津島市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について」、歳出、国民健康保険事業積立金1億円の増額について、納付金の納付や給付等を行うに当たり、被保険者数の減少など不測の事態で収納不足になった場合に対応できるようにするため繰越金から積み立てるものであるという説明であるが、平成29年度末で繰越金の総額は幾らかという質疑に対し、約4億5,080万円であるという答弁がありました。  この答弁に対し、積み立て後の繰越金残額約3億5,000万円の用途について説明願いたいという質疑に対し、県から特別交付金を実績の8割程度の約8,800万円を見込んでいたが、平成30年度の国保の制度改革に伴う交付金の要綱の変更により約1,800万円の見込みとなり、約7,000万円の不足が生じることとなる。次年度についても保険税率等は変更がないため、県からの交付金が来年も約7,000万円が不足となり、2カ年で約1億4,000万円が必要となる。そのほかにも基盤安定負担金として低所得者に対する7割から2割までの軽減があるが、3月には基盤安定負担金の精算をすることとなる。また、平成30年度から県へ国民健康保険の納付金を納めているが、平成31年10月に予定されている消費税増税による納付金への影響についても不透明な部分がある。あわせて保険診療にかかった場合に保険者が支払う約7割、8割分などの保険者が負担する保険料分、保険給付費などの支払いに対して、今年度から県から全額補填されるが、精算が翌年となるため、どのぐらいの精算額になるか不透明であるという答弁がありました。  次に、償還金、還付及び返還事業6,089万6,000円の増額について、平成29年度国民健康保険療養給付費等負担金の額の確定に伴い、超過交付額を返還するものという説明であるが、その内容について説明願いたいという質疑に対し、概算額が10億7,187万9,495円、実績額が10億1,098万2,965円で、差額分の6,089万6,530円を返還するという答弁がありました。  次に、討論に入ったところ、賛成の立場から、療養給付費等負担金が返還で6,000万円ほど上がっているが、今回の健康福祉部の補正予算について言えば、当初予算の計上に用いている過去3年、前年の上半期といった実績が余り参考にならなくなってきている。今後においては今年度の上半期の状況も加味し、1人当たりの単価を算出し、計上すること。補正予算ありきは絶対やめていただきたいという意見がありました。  次に、採決結果を報告します。議案第66号は、賛成者全員で可決しました。  次に、議案第67号「平成30年度津島市介護保険特別会計補正予算(第2号)について」、介護予防・日常生活支援総合事業費の増額について、総合事業の給付には訪問型、通所型があるが、その内容について説明願いたいという質疑に対し、訪問型サービスについては当初1,060件と見込んでいたが、1,611件となる見込みのため878万1,107円の増、通所サービスについては当初3,415件と見込んでいたが、3,713件となる見込みのため1,119万3,951円の増額になるという答弁がありました。  次に、採決結果を報告します。議案第67号は、賛成者全員で可決しました。  次に、議案第68号「平成30年度津島市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について」は、採決した結果、全員一致で可決しました。  次に、議案第69号「平成30年度津島市民病院事業会計補正予算(第1号)について」、今回の補正予算では、収益の増額、支出の削減の中で1億8,000万円の収益増となっているが、その原因は何かという質疑に対し、新入院患者及び手術件数の増加等による診療単価の向上や適切な医療行為を行い、効果的・効率的な病床の運用ができた結果であるという答弁がありました。  この答弁に対し、新入院患者はどの程度増加したかという質疑に対し、8月までの実績で、当初2,687人に対し、417人増の3,104人であったという答弁がありました。  さらに、この答弁に対し、新入院患者はどの診療科で増加しているのかという質疑に対し、大きく増加したのは、消化器内科及び整形外科であるという答弁がありました。  次に、給与費の減額について、その内容を説明願いたいという質疑に対し、任期つき医師2名及び常勤医師1名が減員となったためであり、その内訳としては、任期つき医師については消化器内科の1名が昨年度末に退職し、麻酔科の1名が確保できなかった。常勤医師については、神経内科と消化器内科について当初見込みより1名ずつ増員することができたが、腎臓内科、外科、脳神経外科は、当初予算見込みより1名ずつ減員となり、結果としては3名の減となった。また、看護師は11名の減、看護助手は7名の減であり、合計18名の減員となったという説明がありました。  この答弁に対し、看護助手の退職により病棟の看護師の負担が多くなっていると思うが、今後の採用見通しについて説明願いたいという質疑に対し、看護助手については一旦臨時職員として採用し、夜間勤務が可能となった段階で、改めて任期つき職員として採用試験を行っているという答弁がありました。  次に、電子カルテの必要性は何かという質疑に対し、患者さん情報の集約化により、診療中に患者さんの情報がすぐその場で記載できたり画像の確認ができること。また、事務的な会計処理が早くなるため業務の改善及びスピードアップにもつながるメリットがあるという答弁がありました。  この答弁に対し、電子カルテの更新の必要性について説明願いたいという質疑に対し、システムが8年目となっており、サーバー及び端末等の保守に必要な交換部品が枯渇してきている状態である。特に、サーバーについては停止してしまった場合、診療に大きな影響が出るおそれがあり、病院の収益にも多大な影響を及ぼすことになるため、これを解消するため早急に更新する必要があるという答弁がありました。  さらに、この答弁に対し、今回の更新を入札でなく随意契約した理由について説明願いたいという質疑に対し、院内でも協議を重ねた結果、現在のシステムを延命する手法が見つかったため、現状のシステムを継続使用していくということと、仮に新しい会社に変更した場合、データ移行のチェック作業、操作研修及び現場での運用変更が必要となり、職員にもかなり負担がかかってしまうこと。現状のシステムで特に大きな障害が今までなかったという点を考慮して随意契約するという判断に至ったという答弁がありました。  次に、関連して、電子カルテのメーカーは全国的に何社あるのか、またシェアはどうなっているかという質疑に対し、上位3社で、富士通、約34%、ソフトウエア・サービス、約19%、NEC、約11%であるという答弁がありました。  この答弁に対し、電子カルテの更新に係る費用、約6億円の内訳について説明願いたいという質疑に対し、機械で約1億4,000万円、ソフトウエアで約1億6,000万円、設置作業費、約2億4,000万円、保守費用、約5,900万円であるという答弁がありました。  さらに、この答弁に対し、設置作業費、約2億4,000万円は高いと思うが、その内容を説明願いたいという質疑に対し、作業期間は1月から3月で、日数59日、1日当たり30人が従事し、延べ1,770人、その他に工場での組み立てに従事する者等を合わせての金額であるという答弁がありました。  次に、関連して、保守費用、約5,900万円の内訳について説明願いたいという質疑に対し、サーバーの保守として24時間365日稼働に対しての遠隔での監視及び稼働支援サポートが、年額税抜きで1,800万円、本体に附属するシステムの保守がトータルで約3,000万円、残りはデータベースソフト及びライセンスの保守料であるという答弁がありました。  この答弁に対し、当初予算より約1億9,000万円下がった理由について説明願いたいという質疑に対し、1台350万円から400万円のサーバー27台削減により約1億円、作業工程が減ったことにより構築費用で7,000万円、残りは経費節減等によるものであるという答弁がありました。  次に、償還金6,560万円について、残り期間及び利率について説明願いたいという質疑に対し、対象は看護師宿舎であり、残り期間8年間、利率2.45%であるという答弁がありました。  この答弁に対し、今年度の償還が約9億9,500万円になるが、今年度末の企業債の残額の見込みは幾らかという質疑に対し、見込みで約88億円であるという答弁がありました。  次に、採決結果を報告します。議案第69号は、賛成者全員で可決しました。  次に、当委員会に送付されました陳情6件について、審査結果を報告します。  陳情第12号「国に対して「待機児童と保育士不足解消のための実効性ある対策を求める意見書」の提出を求める陳情」、陳情第13号「国に対して「学童保育指導員の資格と配置基準の堅持を求める意見書」の提出を求める陳情」、陳情第14号「国に対して「放課後児童支援員等の処遇改善事業に係る事務等の簡素化を求める意見書」の提出を求める陳情」、陳情第15号「介護・福祉・医療など社会保障の施策拡充についての陳情」、陳情第16号「看護師の全国を適用地域とした特定最賃の新設を国に求める陳情」及び陳情第17号「介護従事者の全国を適用地域とした特定最賃の新設を国に求める陳情」は、採決した結果、いずれも賛成者なしで不採択すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。 3: ◯議長垣見信夫君)[ 260頁]  次に、文教建設委員長の報告を求めます。        文教建設委員長 森口達也君〔登 壇〕 4: ◯16番(森口達也君)[ 260頁]  おはようございます。  文教建設委員会に付託されました案件は、議案第64号「津島市公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正について」ほか2件であります。  本委員会は、去る12月10日に開催し、審査を行いましたので、その審査の経過と結果を報告します。  まず議案第64号「津島市公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正について」、この改正は、中央公民館を廃止することに伴い規定の整備をするものであるが、公民館の今後の役割について教育委員会はどのように考えているのか説明願いたいという質疑に対し、公民館は地域の社会教育の拠点という役割を果たしてきたが、今後の津島市を考えると、地域のコミュニティを中心にしながら社会教育を進め、公民館が果たしてきた役割も含めてそれぞれのコミュニティで行っていければいいと考えている。その拠点として生涯学習センターを捉えているという答弁がありました。  この答弁に対し、生涯学習の実現が一層強く求められている中、地域学校協働活動の拠点は公民館であると考える。学校施設は拠点ではなく、社会教育の中から学校教育、家庭教育と結びつき、地域の社会教育を充実させていくよう国は示している。中央公民館は耐震不足で廃止とのことであるが、教育委員会は何を目指しているのか説明願いたいとの質疑に対し、社会教育課としての考えであるが、津島市公共施設等適正配置計画では施設を廃止する方向にあり、社会教育事業をこれまで社会教育課が所管する施設で行ってきたが、所管課以外の施設で社会教育活動ができるように進めていきたいと考えているという答弁がありました。  次に、関連し、中央公民館の利用団体のうち3団体は、まだ受け皿が決まっていないということだが、決まっていない理由について説明願いたいとの質疑に対し、利用施設の移転について御理解が得られていないこと、また総合保健福祉センターの使用料の額が高いことが主な理由であるという答弁がありました。  この答弁に対し、中央公民館と総合保健福祉センターは担当部局が違うが、市としては利用施設の受け皿を用意するということだと思う。しかし、今まで利用していた方が使用料の問題で公民館事業活動を継続できない状況がある。市側の都合で中央公民館を廃止することであり、利用者へのアフターサービスは必要であると考えるが、見解はいかがかとの質疑に対し、総合保健福祉センターは中央公民館の受け皿という表現は適切ではないと考えている。ほかの施設も含め機能を移転していくものであり、中央公民館の廃止に関して総合保健福祉センターの使用料を減免する考えはないという答弁がありました。  次に、討論に入ったところ、反対の立場から、公民館の位置づけが非常に曖昧であり、公民館を中心とした社会教育の位置づけを文部科学省が示しているにもかかわらず、取り組みがされていない。公民館は将来的にも地域コミュニティの拠点として位置づけをすべきであり、中央公民館を廃止するという早急な手だては反対であるいう意見。  賛成の立場から、多くの団体が利用してきた中央公民館を廃止することは、市、議会、市民も断腸の思いであると考える。しっかりと受け皿としての場所をコミットして、引き続き任務を遂行していただきたいという意見。  次に、廃止することはやむを得ないが、高齢者を初めとした生涯学習の拠点を失うことは、活動範囲を狭めることになり大変危惧している。費用負担など市民が犠牲になることのないように取り組んでいただきたいという意見。  次に、中央公民館の廃止は残念であるが、市の長期的な財政運営から考えるとやむを得ないという意見。  次に、中央公民館の廃止については、財政面、耐震性の面から考えてやむを得ないが、利用団体の行き先が決まっていないことに関しては、市が最後まで寄り添い、新たな活動の拠点を決めていただきたいという意見がありました。  次に、採決結果を報告します。議案第64号は、賛成者多数で可決しました。  次に、議案第65号「平成30年度津島市一般会計補正予算(第4号)について」のうち、当文教建設委員会の所管に係る予算について、その質疑・応答の概要を報告します。  歳出、教育委員会・学校教育課所管中、小学校費、学校管理費、補正額850万円の増額は、神島田小学校西校舎屋上防水工事費で、建設後47年が経過しており、今年9月の台風21号・24号により屋上防水シートが破損し、たび重なる部分修繕のため修復不可能な状況となり、現在は応急的にブルーシートで対応しているが、通常の降雨でも3階の教室天井中央付近から雨漏りが発生している。このような状態を回避し、児童の安心・安全な学習環境を整備する必要があり予算計上したとのことであるが、この防水工事は風水害であると思う。保険対応はあるのかとの質疑に対し、市の建物関係の保険申請はしているが、支払い等の完了後に保険対応となるという答弁がありました。  次に、採決結果を報告します。議案第65号中、当文教建設委員会の所管に係る予算は、賛成者全員で可決しました。  次に、議案第70号「指定管理者の指定について」、公募により募集を行い、津島市教育・体育施設及び都市公園指定管理者選定委員会において候補者の選定を行い、選定委員会の選定結果後に第1順位候補者から人員の確保が困難なことを理由に辞退届が提出され、選定委員会及び第2順位候補者と調整を図り指定管理者を選定したとの説明で、第1順位候補者の定款に公の施設の管理運営業務の記載がないことを指導したということだが、指導のみの判断は本当に正しかったのか。書類審査の重要性についてどう考えているのか説明願いたいとの質疑に対し、今回は書類を修正して提出していただくよう指導のみで終わったが、今後については書類審査の重要性から、修正してもらった上で審査する必要があると考えているという答弁がありました。  この答弁に対し、定款に業務が記載されていないことについて、選定委員会の議事録には、選定委員が「門前払いであってもおかしくない」と意見した記録があるが、選定委員は事前に書類の不備を指摘する機会はあるのかとの質疑に対し、定款に事業の記載がないことは申請時にわかっていたが、選定委員が書類の不備を指摘する機会は、会議録のとおり、選定委員会の場で発言されたものであるという答弁がありました。  この答弁に対し、第1順位候補者から辞退届が提出されることは、何のための選定委員会ということになり、指定管理者制度そのものが批判されかねない。今後は罰則規定を設けるなど、指定管理者制度のあり方に関して見直す必要があるのではないかと思うが、いかがかとの質疑に対し、指定管理者の募集要項は新規参入を認めるものになっていたが、今後については募集要項を見直し、安定的に施設運営ができるようにしていきたいという答弁がありました。  次に、討論に入ったところ、反対の立場から、事業者の新規参入は歓迎するが、今回、事業内容が定款にもない、指定管理料もこれまでの半額近い金額で申請した業者が第1候補者となり、決定後に辞退するということが起こった。書類調査、下準備は市当局自身が行った上で選定委員会が協議することが必要である。施設を維持管理する上で、最低限これだけは必要だということを選定委員に説明をしていただきたい。  指定管理者制度については、施設を効果的・効率的に運営ができるようにと総務省から通達が来ている。指定管理者制度のあり方、施設のあり方を十分に協議すべきであるという意見。  賛成の立場から、第1候補者の辞退については、担当課、制度の不備が指摘された。全庁的に十分に見直しを行い、検証していただきたい。  次に、指定管理者の募集要項に罰則規定を記載するとか、選定委員会のあり方について一層の慎重を期すべきであるという意見がありました。  次に、採決結果を報告します。議案第70号は、賛成者多数で可決しました。  以上、御報告申し上げます。 5: ◯議長垣見信夫君)[ 262頁]  次に、総務委員長の報告を求めます。        総務委員長 安井貴仁君〔登 壇〕 6: ◯19番(安井貴仁君)[ 262頁]  おはようございます。  総務委員会に付託されました案件は、議案第61号「津島市職員の給与に関する条例及び津島市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について」ほか2件であります。  本委員会は、去る12月11日に開催し、審査を行いましたので、その審査の経過と結果を報告します。  まず議案第61号「津島市職員の給与に関する条例及び津島市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について」は、宿日直勤務というのは何時から何時までがこの時間に当たるのか説明願いたいという質疑に対し、宿直勤務は勤務時間終了後になり、午後5時15分から翌日朝8時30分までの勤務である。日直勤務については、週休日や休日になり、朝の8時30分から午後5時15分までの勤務であるという答弁がありました。  次に、採決結果を報告します。議案第61号は、全員一致で可決しました。  次に、議案第63号「津島市火災予防条例の一部改正について」、この地域で重大な違反のある防火対象物はあるのかという質疑に対し、必要な設備をつけなければならない施設には、立入検査を行った後、違反があるかどうか確認しないと正確にはわからないという答弁がありました。  この答弁に対し、違反と判断する基準について説明願いたいという質疑に対し、自動火災報知設備、もしくは屋内消火栓設備、またスプリンクラー設備が未設置の対象物であるという答弁がありました。  さらに、この答弁に対し、具体的な基準を説明願いたいという質疑に対し、飲食店や料理店では、自動火災報知設備については300平米以上あるものについてが対象となる。老人福祉施設に関しては、宿泊施設を伴うところは自動火災報知機などが全ての施設で必要であるという答弁がありました。  次に、採決結果を報告します。議案第63号は、全員一致で可決しました。  議案第65号「平成30年度津島市一般会計補正予算(第4号)について」のうち、当総務委員会の所管に係る予算について、その質疑・応答の概要を報告します。  初めに、歳出、市長公室・人事秘書課の所管中、職員手当等の増額について、年度途中などの勧奨退職・自己都合退職の退職手当に係る総額とのことだが、所属課と退職理由を説明願いたいという質疑に対し、勧奨退職が2名で、子育て支援課の職員である。自己都合退職も2名で、生活環境課と消防の職員である。結婚や転職という理由であるという答弁がありました。  次に、市長公室・シティプロモーション課所管中、シティプロモーション推進費について、ふるさと納税寄附金が4,400万円ほど増額になったということだが、寄附金のトータル金額は幾らかという質疑に対し、前年度と合わせて7,500万円を年度で見込んでいるという答弁がありました。
     この答弁に対し、津島市の場合は返礼品の返礼率はどれぐらいであるのかという質疑に対し、返礼品については3割以下であるという答弁がありました。  次に、総務部・総務課所管中、愛知県議会議員一般選挙費について、県からの委託金が1,027万3,000円であるが、支出に際して県会議員選挙の総計は幾らになるのかという質疑に対し、平成30年度に係る分については1,027万3,000円であり、愛知県議会議員選挙全体では平成31年度の予算査定中ではあるが、約1,600万円程度を加算して、全体で2,600万円ほどを見込んでいるという答弁がありました。  この答弁に対し、県から委託金を受けてプラス・マイナス・ゼロとなるのかという質疑に対し、そのとおりであるという答弁がありました。  次に、市民生活部・市民課所管中、戸籍住民基本台帳費について、県の権限移譲による旅券発給事務を受けるのは、海部地区では津島市以外ではどこかという質疑に対し、海部地域の7市町村で旅券発給事務を平成31年4月から開設する自治体は、津島市のほか愛西市であるという答弁がありました。  この答弁に対し、権限移譲を受けなかった5市町村はどこで発給事務を受けるのかという質疑に対し、名古屋の旅券センターで発給事務の受け付けをすることとなるという答弁がありました。  次に、歳入、総務部・財政課所管中、繰越金について、総計おおむね幾らぐらいを予定しているのかという質疑に対し、平成29年度繰越金は約9億1,050万円であり、今回平成30年度に計上した繰越金が約9億1,000万円ということであるので、補正財源として活用できる繰越金額は50万円程度である。3月議会の財源がないという話になるが、3月議会は例年不用分を減額する補正が出るので、その減額分を活用したり、財政調整基金に積み立てる財源にしたりするということを想定しているという答弁がありました。  次に、採決結果を報告します。議案第65号中、当総務委員会の所管に係る予算については、全員一致で可決しました。  以上、報告申し上げます。 7: ◯議長垣見信夫君)[ 264頁]  以上をもって、各委員長の報告は終わりました。  これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。  質疑もないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。  これより討論、続いて採決に入ります。  それでは、議案第60号「津島市総合保健福祉センターの設置及び管理に関する条例の制定について」の討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  反対討論はありませんか。 8: ◯13番(伊藤恵子君)[ 264頁]  それでは、議案第60号「津島市総合保健福祉センターの設置及び管理に関する条例の制定について」、反対の意見を述べさせていただきます。  この条例は、これまで高齢者等の健康の保持増進及び福祉活動の推進を図るため、市長の許可を得れば無料で利用できることができた総合保健福祉センターの3階部分を、利用料を徴収して会議室等を貸し出す貸し館にするという条例であります。廃止が予定されている中央公民館の利用者の受け皿かという一般質問等での質問に対し、市民の健康の保持増進及び福祉活動の推進を図ることが設置目的である。スペースの有効活用によりサービスの充実を図るものという、こういった答弁があったわけであります。しかし、委員会等での審議の状況から見ても、明らかに中央公民館廃止の受け皿を大慌てでつくったというのが本当のところではないかと思うわけであります。  反対の理由、主な理由を3つ申し上げます。  まず、貸し館業務をするに当たっての人事配置が、夜間・休日はシルバー人材センターに委託するということでありますけれども、日中の人事配置、これが全く今予定されていないということであります。今でも健康推進課の保健師さんなど仕事量が多く、残業の長さも心配されています。この健康推進課、その課自体も人員増が必要であります。この貸し館業務の人員増を見込まないまま多くの利用者に対応する貸し館業務を従事させることは、余りにもむちゃなやり方ではないかと考えます。貸し館という全く今までと別の事業がふえるわけでありますから、専任の人員を配置すべきだと考えます。  2つ目は、この総合保健福祉センターには駐車場が本当に少なく、今でも乳幼児健診などイベントがありますと、車がとめられない、こういった苦情が相次いでいるわけであります。この健診の時間に間に合わなくなったという、こうした事態もあると委員会の中では出ておりました。連日多くの利用者が集まることができるのでしょうか。議論されましたが解決策が出ておりません。解決策のないまま進めれば大混乱となり、その対応のスタッフも必要だと考えます。  そして、一番の問題は、利用料金が高過ぎるという点であります。総合保健福祉センターの設置目的は、高齢者等の健康の保持増進及び福祉活動の推進を図ることです。これまで公民館を利用していた、この利用料の2倍も3倍もするという、こうした利用料では活動も足が遠のきます。長期的な展望、こうしたことで持続可能な利用料金の徴収という話もありましたけれども、これは福祉・医療の分野では、医療費、そして介護費の抑制のために市民の皆さんに社会活動を大いにしていただこう、こういったことを言われているわけで、この利用料金の高さは、こうした市民の社会参加、これが抑制され、特に高齢者の方々は行く交通手段もないわけでありますから、引きこもり、こうした福祉の分野の目的にも逆行するのではないでしょうか。  こういった点で多くの市民が健康的な生活を維持できる、こういったことにはこれまでどおり総合保健福祉センターの目的と合致すれば無料で貸し出しすべきだと考えます。市民に開かれた公共施設のあり方を市民の意見を十分に聞きながら考え直すべきだということを申し上げ、反対討論といたします。 9: ◯議長垣見信夫君)[ 265頁]  ほかに反対の討論はありませんか。  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。 10: ◯9番(垣見啓之君)[ 266頁]  それでは、議案第60号「津島市総合保健福祉センターの設置及び管理に関する条例の制定について」、賛成の立場で討論をいたします。  この条例は、公共施設の有効活用ということで、総合保健福祉センター3階の会議室や調理室等を貸し館として住民が利用できるようにするための事項を定めようとするものであります。条例では会議室等の休業日、利用時間、利用許可の手続、利用料について明示されていますが、議案審査に当たった厚生病院委員会では、市民への対応は現状の職員体制で大丈夫なのか、健康推進課の通常業務に支障はないのか、また夜間・休日の業務はどうするのか、災害時の避難経路はどうなのか、また駐車場の混雑が予想されるが、その対応はどうするのか等々さまざまな質疑がなされました。条例に定めるもの以外の事項は規則で定めるということでありますが、実際の利用については、この規則がとても重要であると考えますので、混乱を来さないよう万全の体制をお願いしたいというふうに思います。  公共施設等総合管理計画に基づき、現在再配置計画が策定中とのことでありますが、過去に整備された公共施設の全てをこれまでと同様に維持更新していくことは、市の財政面や将来の人口動向などを勘案し、非常に困難であることについては一定の理解が得られるものであると考えております。今回のこの条例の制定が今後の市の公共施設の再配置計画においての試金石と言っても過言ではないと思います。  繰り返しになりますが、利用者に対する丁寧な説明と合意形成に努め、利用者の混乱を招かないように施設の管理運営に万全の体制をお願いし、議案第60号「津島市総合保健福祉センターの設置及び管理に関する条例の制定について」賛成といたします。 11: ◯議長垣見信夫君)[ 266頁]  ほかに討論はありませんか。 12: ◯16番(森口達也君)[ 266頁]  議案第60号、津島市総合保健福祉センターの設置及び管理に関する条例について、賛成の立場で討論をさせていただきます。  保健福祉センターの有効活用のため、会議室等住民の利用に供するに当たり、会議室等の休業日、利用時間、利用の許可の手続、使用料の額に関する規定を整備するものとのことでありますが、今後さまざまな団体の方々が広く貸し館として利用できるようになることは、市民サービス向上の一環として有効であると思います。ただ、申し上げさせていただきたいことは、平日の昼間は健康推進課での受け付け業務を行い、夜間・休日の受け付け業務はシルバー人材センターに業務委託をする予定ということでありますが、現状の職員体制12名で、そのうち保健師は8名しかいない状態で、本来の保健師の業務ができていないのが実態であります。そのような状況で今回貸し館業務を認める形になっており、担当職員の方の負担がさらに増大されることが想定されます。そのためにも職員の増員を図る必要があると思いますので、人事当局にお願いをして配置をしてもらうよう働きかけをしていただきたいと思います。  また、施設内での駐車できる台数にも制限がありますので、委員会の中でも指摘されましたが、駐車場の確保を早急にしていただき、利用者に御迷惑がかからないことと、また近隣への説明責任を果たし、苦情が出ないようにしていただくことが必要であると考えます。  以上のことを申し添え、議案第60号、津島市総合保健福祉センターの設置及び管理に関する条例に賛成といたします。 13: ◯議長垣見信夫君)[ 267頁]  ほかに討論はありませんか。 14: ◯17番(宇藤久子君)[ 267頁]  それでは、議案第60号「津島市総合保健福祉センターの設置及び管理に関する条例の制定について」、賛成の立場から討論させていただきます。  条例の第4条の業務の規定には、会議室、講師控室、調理室、和室、その他の施設が明記され、今後、市民の皆さんが広く利用できることとなっています。来年3月には市の中央公民館が廃止されることになっています。そのため、現在中央公民館を利用されている30余りの団体、グループの方々が次の利用場所をどこにするか奔走されていると聞いています。私も津島市女性の会で中央公民館の調理室をお借りして使用させていただいており、大変重宝していました。社会情勢が変化する中で津島市が継続的に発展するために必要なこととは思いますが、公民館の廃止はとても残念な思いがいたします。高齢化が進む中、生涯学習や高齢者のための居場所づくり、生きがいづくりは社会的に求められているところであります。このたびこの条例が制定されることにより、調理室や会議室などの利用も可能となり、市民の活動拠点の施設がふえることから議案第60号に賛成をさせていただきます。 15: ◯議長垣見信夫君)[ 267頁]  ほかに討論はありませんか。  討論も尽きたようでありますから、これをもって議案第60号の討論を終結いたします。  これより議案第60号を採決いたします。  議案第60号は、厚生病院委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立多数であります。よって、議案第60号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第61号「津島市職員の給与に関する条例及び津島市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について」の討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。  討論もないようでありますから、これをもって議案第61号の討論を終結いたします。  これより議案第61号を採決いたします。  議案第61号は、総務委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって、議案第61号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第62号「津島市子ども医療費支給条例の一部改正について」の討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。 16: ◯14番(太田幸江君)[ 268頁]  議案第62号「津島市子ども医療費支給条例の一部改正について」、賛成の立場で討論いたします。  この条例は、2019年、つまり来年の4月1日から津島市の中学3年生までの子供の医療費が無料になるという条例です。市民の皆さんから子ども医療費の拡充の請願が何回も出されました。その願いがようやく実ります。津島市の子供たちが安心してお医者さんにかかることができるようになります。私どもの配布したチラシを見た来年1年生になる保護者の方から、本当に来年の4月から子供の医療費が中学3年生まで無料になりますかという電話がありました。「はい」と答えると、津島市で無料化が実現するとは思わなかったので、半信半疑で電話をさせていただきました。その答えで、私は津島市から引っ越ししようと思っていましたが、引っ越しをやめますというお話をいただきました。子供の命と健康を守るため、そして津島市の未来に対する投資である中学卒業までの医療費無料化を実現する議案第62号に賛成します。 17: ◯議長垣見信夫君)[ 268頁]  ほかに討論はありませんか。 18: ◯18番(小山高史君)[ 268頁]  それでは、議案第62号「津島市子ども医療費支給条例の一部改正について」、私も賛成の立場で討論をさせていただきます。  来年の4月1日から中学校卒業まで子ども医療費が無料化、無償化されるということで、一般質問でも市長に感謝を申し上げました。そして、それまで今までかかわってきた方々、市民の方々に感謝をして賛成します。本当に子ども医療費のことは、私もいろいろ思いがありまして、しゃべれといったら1時間以上ここで討論しますが、本当にあり余る思いを抑えまして、本当に、この来年4月1日に中学校卒業までの無料化になるというこの事実を受けとめて賛成したいと思います。以上です。 19: ◯議長垣見信夫君)[ 269頁]  ほかに討論はありませんか。  討論も尽きたようでありますから、これをもって議案第62号の討論を終結いたします。  これより議案第62号を採決いたします。  議案第62号は、厚生病院委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって、議案第62号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第63号「津島市火災予防条例の一部改正について」の討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。  討論もないようでありますから、これをもって議案第63号の討論を終結いたします。  これより議案第63号を採決いたします。  議案第63号は、総務委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって、議案第63号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第64号「津島市公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正について」の討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。 20: ◯14番(太田幸江君)[ 269頁]  それでは、議案第64号「津島市公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正について」、反対の立場で討論いたします。  この条例は、中央公民館を廃止するために規定を整備するものです。廃止後、新しい公民館をつくる計画はないと市長が答弁していますので、津島市には中央公民館がなくなることになります。私どもは、中央公民館は津島市に必要だと考え、この条例に反対します。  まず、反対する第1の理由は、中央公民館を廃止することは、津島市の社会教育の真髄を失うからです。公民館は教育基本法や社会教育法により、日本の教育法体系の中に位置づけられています。社会教育法第20条、公民館の目的にうたわれている公民館の役割は日本国憲法を具現化するものであり、この理念を絶やすことになるからです。
     2つ目の理由としては、この条例は市民の皆さんの意見を丁寧にお聞きして進めるとしている公共施設等適正配置計画の進め方に違反するものであるからです。公共施設は市民のものであり、市当局の勝手でこれからのあり方を決めるものではありません。公共施設等適正配置計画の対象となった施設は、利用者の声や市民の声を盛り込んで全体の計画がつくられ、その後、一つ一つの施設の個別計画が立てられて進められるはずです。しかし、中央公民館は、事前説明会、広聴会、パブリックコメントに寄せられた市民の声が何も反映されず、廃止ありきで進んでいます。このような進め方は、市民の皆さんの意見を聞いて進める姿勢とはほど遠いものです。  3つ目の理由としては、国の要請に応える、つまり国の要請を優先する。これは津島市の将来を考えて進むべきである公共施設等のあり方とは違うと思います。公共施設の削減は国の要請から始まるものであり、国の数式にのっとった計画です。中央公民館は津島市民のコミュニティの要として歴史をつないできたばかりでなく、津島市の観光にとっても欠かせない存在です。国の言いなりではなく、津島市の将来を見据えた計画を立てることこそ行政の役割であると考えます。津島市のこの中央公民館を廃止する、なくしてしまうことは、将来に対して禍根を残すことだと、パブリックコメント、事前説明会でも市民の方も言っています。  以上の理由から議案第64号に反対いたします。 21: ◯議長垣見信夫君)[ 270頁]  ほかに反対討論はありませんか。  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。 22: ◯6番(後藤敏夫君)[ 270頁]  議案第64号、公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正に賛成の立場で参加いたします。  この条例改正は、中央公民館が平成31年3月31日付で廃止されることに伴うもので、神島田公民館と付随する図書館の開館日について改正されるものであります。具体的には、現行休館日は木曜日及び祝日と重なった翌日の金曜日でありますが、来年4月以降、この金曜日を開館することになり、サービス向上になります。まだ改正される図書館分室についても同様に改正されることになります。  公民館は昭和24年に制定された社会教育法に基づき設置されております。地域の学習の拠点、家庭教育支援の拠点、学校・家庭と地域との連携拠点として中央公民館は大きな役割を果たしてきました。開館以来、大変多くの方々に利用もされてきております。しかしながら市の中央公民館の建物は、木造部分は昭和25年建築であり、新館も昭和46年に建築されており、老朽化も著しく耐震の不足も指摘され、危険建物とされてきております。市の公共施設総合管理計画では、財政面や効率よい運営面から廃止方向とされ、再配置計画においても廃止となっております。中央公民館の機能は生涯学習センターに、また各コミュニティにその機能を持たせ、コミュニティセンターを学校内に置き、地域の連携拠点化をするというふうに図られておるところでございます。津島市の財政状況、また持続可能な市政運営を考えるとき、理解はするところでございます。しかし、地域住民に丁寧な説明が必要であると考えております。現在、担当部局では、利用者に新たな利用場所のあっせんを行っているようです。丁寧な対応をお願いするところであります。  学校内でのコミュニティセンターの運営には多くの意見があるところでありますので、議論を聞き、集約をされ進められることを期待して賛成といたします。 23: ◯議長垣見信夫君)[ 271頁]  ほかに討論はありませんか。  討論も尽きたようでありますから、これをもって議案第64号の討論を終結いたします。  これより議案第64号を採決いたします。  議案第64号は、文教建設委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立多数であります。よって、議案第64号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第65号「平成30年度津島市一般会計補正予算(第4号)について」の討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。  討論もないようでありますから、これをもって議案第65号の討論を終結いたします。  これより議案第65号を採決いたします。  議案第65号は、各委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって、議案第65号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第66号「平成30年度津島市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について」の討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。  討論もないようでありますから、これをもって議案第66号の討論を終結いたします。  これより議案第66号を採決いたします。  議案第66号は、厚生病院委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって、議案第66号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第67号「平成30年度津島市介護保険特別会計補正予算(第2号)について」の討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。  討論もないようでありますから、これをもって議案第67号の討論を終結いたします。  これより議案第67号を採決いたします。  議案第67号は、厚生病院委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって、議案第67号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第68号「平成30年度津島市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について」の討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。  討論もないようでありますから、これをもって議案第68号の討論を終結いたします。  これより議案第68号を採決いたします。  議案第68号は、厚生病院委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって、議案第68号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第69号「平成30年度津島市民病院事業会計補正予算(第1号)について」の討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。  次に、賛成討論の発言を許します。 24: ◯15番(本田雅英君)[ 272頁]  それでは、議案第69号「平成30年度津島市民病院事業会計補正予算(第1号)について」、賛成の立場で討論いたします。  今回の補正予算は、昨年度の出資金6億円、一昨年度の長期借入金4億円といった過去2年間の経営不振、資金不足による補正予算とは異なりまして、収益向上、支出削減という前向きな補正予算であり、一定の評価ができるものと考えております。  収益向上といたしましては、診療単価の向上などにより入院収益、外来収益が増加しており、これは神谷院長を初めとする医療職の皆様方の頑張りによるものであり、心より敬意を表したいと思います。支出削減といたしましては、今年度更新予定の電子カルテの経費を大幅に削減するなど病院全体で経費削減に取り組まれている結果と思われます。これらの結果、昨年度の経常損益黒字化に引き続き、今回の補正予算でも最終的には2億円近い黒字となる見込みとのことであり、市民病院の経営改善は着実に進んでいるという印象を受けております。しかしながら、一方では一時借入金の今年度末残高の見込みは12億円であり、手持ちの現金に余裕があるという状況ではなく、経営が安定化したというわけではありません。また、先ほども出ました電子カルテの更新の経費の削減につきましては、当初予算値から比べますと、確かに大幅に削減できてはいるものの、費用の積算について、より深く踏み込んで検証すれば、さらなる削減も可能であったのではないかとの印象を受けました。職員のコスト意識、改善意識がまだ十分とは言えないのではないでしょうか。  着実に進んでいる経営改善をさらに確実なものにして経営を安定化していくために、今議会の一般質問でも述べさせていただきましたが、一層の収入の増加と支出の減少に取り組んでいく必要があります。このことを職員一同、常に意識していただき、収入と支出の改善を進めて、さらなる経営改善に向かっていただくことをお願いいたしまして、議案第69号に賛成といたします。 25: ◯議長垣見信夫君)[ 273頁]  ほかに討論もありませんか。  討論も尽きたようでありますから、これをもって議案第69号の討論を終結いたします。  これより議案第69号を採決いたします。  議案第69号は、厚生病院委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって、議案第69号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第70号「指定管理者の指定について」の討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。 26: ◯13番(伊藤恵子君)[ 273頁]  それでは、議案第70号「指定管理者の指定について」反対の意見を述べさせていただきます。  今回は、教育体育施設及び都市公園指定管理者の選定、東公園一帯の6つの教育体育施設を含む東公園一帯の選定ということでありますけれども、選定委員会で決定した第1候補者が辞退するという異例な事態となったわけであります。辞退するまでの経緯に大変問題があったと思われます。  第1の問題は書類審査ですけれども、第1候補者は、これまでこうした公共施設の維持管理等の経験がなく、会社の定款にもこうした事業が含まれていなかったということであります。書類審査を提出されたときに口頭で指摘したということでありますけれど、結局は定款に追記されることもなく審査に至ったということであります。書類審査は何だったのか、こういった書類審査が軽んじられていたのではないかと思われます。  また、指定管理者の申請でありますけれども、第1候補者は4,800万円、第2候補者は7,950万円と、第2候補者の約6割で申請があったわけであります。6つの教育体育施設と東公園一帯の維持管理費の最低価格が保障されていたのか、こういったことが疑問がありました。市が直営で運営したころは、この維持管理費は1億円以上、1億2,000万円ほど年間でかかっていたのではないかと思われます。現在、そして今回、第1候補者の辞退により指定管理者に決定した第2候補者の7,950万円も、総合プールが運営停止になっているとはいえ、非常に安価になっているのではないでしょうか。  私は、この問題を一般質問で取り上げました。この一般質問の後に、この東公園一帯の維持管理に携わる下請業者の方からお電話をいただきました。4年前に今の指定管理者に移行したときに、東公園の維持管理に携わる下請事業所、一律10%の請負料の引き下げが行われたということであります。こうしたことで、この第1候補者の低い指定管理料で請け負うとは、これから私たちはどうなるのかと不安で電話をかけましたということでありました。とりあえず第1候補者は辞退をされたので、これまでどおりですと言いましたら、ひとまず安心ということでありましたけれども、こうした削減ありきの問題は、下請業者、こういった方々に多大な御迷惑といいますか、負担をこうむらされているという、こういった事態がわかったわけであります。  また、この6施設で働く皆さんは、どういった働き方をしているのか、平成29年度決算時にお伺いしましたら、責任者のお一人が正規の社員、そして、そのころはプールが運営されておりましたので業務委託という形でありましたけれども、あとは全てパートという労働のあり方でありました。  東公園一帯は、こうした災害時とか、何か危機的なことが起こったときにどうなるのかと心配があったわけでありますけれども、災害の拠点にもなり得る東公園、このパート労働者だけの対応でいいのかどうか、こういったことも疑問にあります。そして、経費削減ありきで進められていることが、より明確になったわけでありますけれども、この経費の削減ありきで進められる、この指定管理者制度、導入時からこういった問題がありまして、既に平成22年に総務省の自治行政局長通知で、指定管理者制度は公共サービスの水準の確保という要請を果たす最も適切なサービスの提供者を議会の議決をもって指定するものであり、単なる価格競争による入札とは異なるものであること。指定管理者が労働法令を遵守することは当然であり、指定管理者の選定に当たっても、指定管理者において労働法令の遵守や雇用、労働条件への適切な配慮がなされるよう留意することなどが指摘をされています。  この通達では、また指定管理者制度については、公の施設の設置の目的を効果的に達成するため、必要があると認めるときに活用する制度であり、個々の施設に対し指定管理者制度を導入するかしないかを含め、幅広く地方公共団体の自主性に委ねる制度になっているとも指摘をされているわけであります。平成22年のこの通達が、いまだ津島市では反映されていないのではないかと考えるわけであります。公の施設の設置の目的を効果的に達成するため、引き続き制度を導入するか、直営に戻す、通常の委託に戻す、こういったことも選択肢として個々に検証すべきです。6施設と東公園一帯の維持管理費の最低価格を保障し、働く人たちの労働条件、また本当に施設の目的に沿った運営を保障し、市と指定管理者が一緒になって施設の目的を効果的に達成されているのかどうか検証し、ただすべきだと考えます。  今回の選定に当たり、選定委員の選出についても問題が指摘をされていました。施設利用者の声、また市民の公募委員の導入なども検討すべきだということを申し添えまして、反対討論といたします。 27: ◯議長垣見信夫君)[ 275頁]  ほかに反対討論はありませんか。  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。  討論もないようでありますから、これをもって議案第70号の討論を終結いたします。  これより議案第70号を採決いたします。  議案第70号は、文教建設委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立多数であります。よって、議案第70号は原案のとおり可決されました。  ここで暫時休憩いたします。  なお、休憩中に議会運営委員会が開催されますので、御了承をお願いいたします。        午前10時33分 休憩
     ──────────────── ◇ ◎ ◇ ────────────────        午前11時20分 開議 28: ◯議長垣見信夫君)[ 275頁]  休憩前に引き続き会議を開きます。  この際、御報告いたします。  先ほどの休憩中に議会運営委員会が開かれましたので、その協議の結果について御報告いたします。  ただいま議席に配付してありますとおり、市長提出の予算案1件、人事案件3件及び議員提出議案3件が提出されました。また、予算特別委員会の設置及び委員の選任について了承されました。よって、本件の取り扱いについては、本日の日程に追加し、議題とすることに了承されました。  なお、本提出議案については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会への付託を省略することに了承されました。  以上、御報告申し上げます。  次に、日程第2、文教建設委員会・総務委員会連合審査会所管事務の調査結果報告について、文教建設委員会・総務委員会連合審査会委員長の報告を求めます。        文教建設委員会・総務委員会連合審査会委員長 森口達也君〔登 壇〕 29: ◯16番(森口達也君)[ 275頁]  この連合審査会は、文教建設委員会、総務委員会所管の決算審査において、伝統の食と農でつなぐ人と地域にやさしいまちづくり事業など、地方創生関連の事業に関して大きな疑義が生じ、所管事務調査をするため、文教建設委員会が主となり、総務委員会と連合した審査会を10月22日、11月2日及び12月14日の3日間で延べ16時間半を要して開催し、調査を行いましたので、その調査の経過と結果を報告いたします。  初めに、調査の主な目的を御説明申し上げます。  地方創生事業である伝統の食と農でつなぐ人と地域にやさしいまちづくり事業は、伝統の食と農のまちづくり推進協議会に委託をしており、この事務局は、一般財団法人都市農地活用支援センターが担っている。この一般財団法人都市農地活用支援センターは、理事に津島市前副市長が就任しており、事業の再委託先となっている。このことから、再委託団体に津島市前副市長が就任していること、また事業に対する都市農地活用支援センターのかかわりを調査することが主な目的であります。  それでは、調査結果の概要を御報告いたします。  まず、地方創生関連事業について、文教建設委員会及び総務委員会の所管課長から説明を受け、質疑に入りました。  主な質疑項目は、1つ目、伝統の食と農でつなぐ人と地域にやさしいまちづくり事業の再委託に関し、再委託団体である都市農地活用支援センターに津島市前副市長が理事として就任していることについて。2つ目として、事業の再委託に関し、委託先と委託元が一緒であること。また、同日再委託を行ったことについて。3つ目として、事業のコーディネート額に関し、都市農地活用支援センターに支払いをしているコーディネート額の決め方や率について。4つ目として、事業の見通しに関し、伝統の食と農でつなぐ人と地域にやさしいまちづくり事業の自立運営の見通しについて。その他、再委託団体に前副市長が理事として就任していたことに対する地方自治法第92条の2の運用について、伝統の食と農のまちづくり推進協議会の議事録について、以上が主な質疑項目であります。  初めに、伝統の食と農でつなぐ人と地域にやさしいまちづくり事業の再委託に関し、再委託団体である都市農地活用支援センターに津島市前副市長が理事として就任していることについて、また再委託団体に前副市長が理事として就任していたことに対する地方自治法第92条の2の運用について、主な質疑・答弁を御報告いたします。  第3回定例会の文教建設委員会において、市長は「道義的に考えるとどうかという部分は感覚として思う」との発言をしたが、10月22日の連合審査会において「資料を整理していく中で法的な問題がないと考えている。したがって、今回の道義的に考えるとどうかという発言は当たらないと考えている」と前言を覆す発言があった。再委託団体に前副市長が理事として就任していたことに対する地方自治法第92条の2の兼業禁止に関する運用については、法的専門家の第一法規に問い合わせを行い、書類上の問題はないが、「であるような一括請負等」についての解釈は、実態により個別具体的に判断するもので、第一法規でも判断しかねると説明がされた。伝統の食と農でつなぐ人と地域にやさしいまちづくり事業は、委託先としては伝統の食と農のまちづくり推進協議会であるが、ほとんど都市農地活用支援センターの運営であり、「であるような一括請負等」と判断するが、説明願いたいという質疑に対し、この規定は、一括ほぼ丸投げでの再委託を禁止するものであるが、「等」とか「ような」という部分で、実質的に1者を除いて、ほぼ都市農地活用支援センターが受託しているので、個別具体にという判断をすれば、市としては疑念があり、問題があるという結論に至っているという答弁がありました。  次に、関連して、都市農地活用支援センターの事業収益ベースでは、4,400万円中2,200万円で半分を上回っている。これは法人の主要部分を占めるのではないか。主要な部分とか全体の業務量の半分を超えているが、市としての見解を説明願いたいという質疑に対し、津島市からの委託業務で都市農地活用支援センターの運営が全て成り立っていることはない。都市農地活用支援センターに確認したところ、調査研究事業はパート事業で、このような事業が恒常的にあるわけではなく、法人としては、この事業に頼って団体運営しているわけではないとのことである。市としても主要な部分を占めるものではないと判断をしているという答弁がありました。この答弁に関連し、議事録には「4,500万円を5月まで使わなければいけないが、どうするのか」など委員の方が発言をしている。このことが、この事業の実態だと思う。都市農地活用支援センターのかかわりについて説明願いたいとの質疑に対し、協議会では厳しい御意見等もあったと聞いている。都市農地活用支援センターと打ち合わせを行いながら事業を進めてきたという答弁がありました。  次に、事業のコーディネート額に関し、都市農地活用支援センターに支払いをしているコーディネート額の決め方について説明願いたいという質疑に対し、各年度等のコーディネート積算額に関しては、想定事業費内訳に対して賦課率を乗じて積算したものである。実績額については、積算した額を実際の状況に応じて各事業に割り振ったものであるという答弁がありました。  次に、伝統の食と農でつなぐ人と地域にやさしいまちづくり事業の自立運営の見通しについて、平成31年4月から自立運営を予定している状況の中で、既存協議会を(仮称)みんパタ機構に移行していくということだが、現時点でどのような方が(仮称)みんパタ機構に携わっていただけるのか説明願いたいという質疑に対し、11月末に協議会を開催して自立運営について話し合いをしていただいている。自立運営に対して熱意のある会員さんがお見えになり、ワーキンググループをつくらせてほしいということで、来年度以降の運営体制について、ワーキンググループにおいて検討をしているところである。携わっていただく方は、地元の農業を専門的にやられている方が協議会の会員、部会にもお見えになるので、農業塾、あるいはレストラン、こういった事業において中心となる方々が自立運営に向けて検討をしていただいているところであるという答弁がありました。  次に、伝統の食と農のまちづくり推進協議会の議事録について、協議会の設立後に承認を得て都市農地活用支援センターに事務局を委託すべきだが、設立前に承認をしたことについて説明願いたいという質疑に対し、本来は総会を開き、協議会のメンバーで専門家がいる都市農地活用支援センターに事務局を委託してはどうかという協議をするべきであったが、時間的余裕がないので書面でお願いをしたという答弁がありました。  次に、10月22日及び11月2日の質疑を踏まえ、12月14日の会議で市長から発言がありましたので御報告いたします。  協議会からの再委託先である都市農地活用支援センターの理事に前副市長が就任していることにより、事業全体に疑念を抱かせてしまったことは反省するところである。一括請負に当たるかどうかは、法的専門家などに確認をして法的には問題がないと判断をしているが、事業の進め方の中で協議会の事務局が担った都市農地活用支援センターの運営方法について、委託業者への適切な指導・監督が十分でなかったと考えており、反省しているという発言がありました。この発言に対し、前副市長並びに日比市長の責任についてはいかがかとの質疑に対し、都市農地活用支援センターの理事に前副市長が就任していたことについて、事業全体において疑念を抱かせてしまったことは問題であったと考えており、私自身にも前副市長にも、その責任があったと考えている。なお、副市長人事は事務方のトップであるため必要であると考えているが、今の状態では白紙の状態であるという答弁がありました。この市長発言を踏まえ、当連合審査会は、当初の目的である伝統の食と農でつなぐ人と地域にやさしいまちづくり事業に関して、再委託先である都市農地活用支援センターに前副市長が理事として就任していたこと、また都市農地活用支援センターを中心とした事業展開がされていたことについて、市長より責任を認める発言があり、当審査会の目的は果たしたと考え、連合審査会を終結することといたしました。  最後に、連合審査会の調査を踏まえ、委員各位から意見がありましたので、委員の意見を申し述べます。  地方創生事業に関しては、前副市長は貢献されたと考える。4億円の事業費に対し、実質の持ち出しは1,375万円である。津島を広く日本中に発信したことは評価をする。しかしながら都市農地活用支援センターの理事就任は職員も知らなかった。市長から、疑念を与えたことに対して責任を感じていると発言があった。市街化区域内農地の活用という意味において、伝統の食と農でつなぐ人と地域にやさしいまちづくり事業は非常に有意義な事業であると感じているという意見。  次に、伝統の食と農でつなぐ人と地域にやさしいまちづくり事業は手探りで始められた事業であると感じているが、その結果としてレストランが開店した。津島がにぎわえばいいと感じている。今後の津島を担っていくためには大変有意義な事業であるのではないかと考え、消費者の一人として利用促進していきたいという意見。  次に、地方創生事業は必ずしも長期的な計画の事業ではなく、地方創生のための事業であり、十分理事者からの説明を聞き事業を進めるのが重要である。伝統の食と農でつなぐ人と地域にやさしいまちづくり事業は無理があったと考える。都市農地活用支援センターの理事に前副市長がかかわった問題もあり、市長から問題を認める発言があったという意見。  次に、3回の連合審査会を踏まえて、市長は発言に関して責任を持っていただきたい。道義的責任についての発言については、最初の発言では道義的責任があるのではないかと。次には、よくよく考えた結果、道義的責任はないと。最後には、道義的責任はやっぱりありますと。市長の発言は重いものである。反省をしていただきたいという意見。  次に、伝統の食と農でつなぐ人と地域やさしいまちづくり事業は、事業ありきで始まった事業だと考える。市民の皆さんからの声を形にするための事業ではなく、事業があるから始まった事業ということである。地方創生交付金が湯水のように使われる。津島市の財源を考えても、このようなお金の使い方は地方創生でしかない。ぜひ、本当に市民のためになる地方創生交付金としていただきたいという意見。  次に、前副市長が都市農地活用支援センターの理事に就任していたということは全くアウトであり、公正・公平なお金の流れとは全く言えない。平成31年度以降のこの事業について、見守り、監視していくことが我々の役割ではないかと考えるという意見。  次に、津島のにぎわいの取り戻し、活性化が必要だと思っていたところ、伝統の食と農でつなぐ人と地域やさしいまちづくり事業でまちおこしを考えられたということに関しては、非常にいいことだと捉えている。しかし、前副市長が都市農地活用支援センターの理事であり、疑義を持たれる立場にあったことは非常に残念に思う。今後とも、委託のあり方も含めてよく研究をしていただきたい。また、職員の方々もチャレンジ精神を持ち、津島の活性に寄与できることを期待するという意見。  次に、伝統の食と農でつなぐ人と地域やさしいまちづくり事業は、前副市長のかかわり方、事業の経緯が非常に不透明である。自立運営については期待していないというのが正直実感であるという意見。  次に、第3回定例会での決算審査から派生した連合審査会において明らかになった伝統の食と農でつなぐ人と地域にやさしいまちづくり事業に対する都市農地活用支援センターのかかわり、コーディネーター費のあり方、3年間で4,000万円の市税が都市農地活用支援センターに流れたこと。市長から、前副市長の都市農地活用支援センターに理事として入っていたのは問題がある。責任があると発言され、また、今後の副市長人事についても白紙に戻すという重大な発言もあったので、当初の目的は果たしたと考えるが、この事業に関しては、まだまだ疑義が残る。一旦連合審査会は閉じられるが、議員が追及をすべき事業であると思っている。平成31年度からみんパタ機構が自立運営をしていくのに3万円程度の収入でどのように運営していくのか懐疑的なところもある。我々は応援する立場として頑張っていただきたいが、しっかりと運営に対してもサポートし、継続していただきたいという意見。  次に、今回の事業は元請と異ならない、単に名目を下請負としたことにすぎない。資料をもって協議しても、都市農地活用支援センターに行き着くと全てが行き着く。この理事に前副市長がいたということで、責任はあるということである。前副市長も、最初は、そのうち名前を消すと本人も自覚があったにもかかわらず、いまだに理事に名を連ねているということが問題である。きちんと前副市長に伝えていただきたい。この事業の自走、自立が言われているが、津島市自身が都市農地活用支援センターから自立しなければいけない。頼りかかっていたのではないかと思う。津島市としては、この事業だけではなく市民全ての利益を追求することが目的である。この事業を通して津島市はどのようにしていくのか。生産緑地にしても市内の活性化、レストランも含め、津島市自身が全体像をもう少し描いて教訓として生かしていただきたいという意見。  次に、連合審査会の当初の目的は到着点に達したが、前副市長が都市農地活用支援センターに理事として入っていたことがスタートであり、疑義が持たれる。また、みんパタ、農業塾、農縁、レストランが自立運営できるのかということである。来年度4月から自立運営していくに当たって、しっかりと連携をとってもらいたい。この連合審査会で感じたのは、この事業を成立させるために、もちろん前副市長の人脈というのも活用されたかもしれないが、人脈というよりは、知っている仲よしが寄って集まって、補助金を獲得して遊んでみたように感じる事業が多々見受けられた。4月以降、しっかりと連携をとり稼働できるように進めていただきたいという意見。  次に、議論の中で何度も出てくるが、前副市長が都市農地活用支援センターの理事に就任をしていた。職員も初めは知らなかった。市長へも報告がなかった。この状況から都市農地活用支援センターに疑義を感じ、この連合審査会がスタートした。事業そのものは、この地方に合った地方創生の事業ではないと思っている。地方創生の事業は自走性であり、市が個人の仕事に手を出すのはよろしくない。事業を起こすことは、プレッシャーもかかるしリスクを負うものだと思う。全部補助金で賄おうというなら、もともと考えが甘い話である。そうではなく、手助けしてくれて企業を起こして、本当に津島がにぎわいがあり津島はいいところだと、いろいろな方に住んでもらう、あるいは観光にも来ていただく、理想を求めてやり始めた事業である。副市長人事の問題だが、市長は白紙という表現で発言をされた。白紙というのは、いつまでかわらないが、副市長人事の提案権は市長一人の手に握られている。しかしながら、決めるのは、恐らく5月の臨時議会で当選された18人一人一人の判断によって決まるものである。このことを肝に銘じて、この連合審査会は一定の役割を終えたと思っているという意見がありました。  以上、御報告申し上げます。 30: ◯議長垣見信夫君)[ 280頁]  文教建設委員会・総務委員会連合審査会委員長の報告は終わりました。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。  質疑もないようでありますから、これをもって文教建設委員会・総務委員会連合審査会所管事務の調査結果報告を終わります。  お諮りいたします。先ほどの休憩中に各位のお手元に配付してありますとおり、議案第71号「平成30年度津島市一般会計補正予算(第5号)について」、議案第72号「津島市公平委員会委員の選任について」、議案第73号「津島市固定資産評価審査委員会委員の選任について」及び諮問第2号「人権擁護委員の推せんにつき意見を求めることについて」並びに議員提出議案第12号「津島市議会委員会条例の一部改正について」、議員提出議案第13号「津島市議会会議規則の一部改正について」及び議員提出議案第14号「Society5.0時代に向けた学校教育環境の整備を求める意見書」の以上7件、また予算特別委員会の設置及び委員の選任についてを本日の日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。よって、議案第71号から議案第73号まで及び諮問第2号並びに議員提出議案第12号から議員提出議案第14号までの以上7件、また予算特別委員会の設置及び委員の選任についてを本日の日程に追加し、議題とすることに決しました。  まず議案第71号「平成30年度津島市一般会計補正予算(第5号)について」を議題といたします。  この際、市長から議案の大綱説明を求めます。        市長 日比一昭君〔登 壇〕 31: ◯市長(日比一昭君)[ 281頁]  ただいま上程されました議案について、その大綱を御説明申し上げます。  議案第71号「平成30年度津島市一般会計補正予算(第5号)について」は7億8,748万8,000円の増額であります。  内容といたしましては、市内の小・中学校において、全ての普通教室及び一部の特別教室にエアコンを設置するための経費を計上いたしております。  以上、何とぞ適切なる御議決を賜りますようお願いを申し上げ、議案の説明といたします。  提出議案の詳細につきましては、担当者から説明をさせますので、よろしくお願いいたします。 32: ◯議長垣見信夫君)[ 281頁]  市長の議案大綱説明は終わりました。  これより各部長から議案に対する説明を求めます。  まず、第1条、歳出、第10款教育費について説明を求めます。        教育委員会事務局長 長谷川秀敏君〔登 壇〕 33: ◯教育委員会事務局長(長谷川秀敏君)[ 281頁]  それでは、補正予算(第5号)について御説明申し上げます。  補正予算書10、11ページをお願いいたします。  第10款教育費、第2項小学校費、1目学校管理費、補正額は5億4,032万3,000円であります。15節工事請負費は、市内の8小学校において、全ての普通教室137教室と16の特別教室の合計153教室にエアコンを設置するための経費を計上いたしました。  第3項中学校費、1目学校管理費、補正額は2億4,716万5,000円であります。15節工事請負費は、市内の4中学校において、全ての普通教室62教室と8の特別教室の合計70教室にエアコンを設置するための経費を計上いたしました。  以上で説明を終わります。 34: ◯議長垣見信夫君)[ 282頁]  歳出の部の説明は終わりました。  続いて、歳入の部並びに第2条、繰越明許費の補正及び第3条、地方債の補正について、総務部長から一括説明を求めます。        総務部長 渕上晴弘君〔登 壇〕 35: ◯総務部長(渕上晴弘君)[ 282頁]  それでは、歳入について御説明申し上げます。  予算書の8、9ページをお願いいたします。  第13款国庫支出金、第2項国庫補助金、5目教育費国庫補助金の補正額は1億2,486万3,000円の増額で、小・中学校のエアコン設置工事費に対するブロック塀、冷房設備対応臨時特例交付金でございます。  第17款繰入金、第2項基金繰入金、4目ふるさとつしま応援基金繰入金の補正額は1,620万円の増額で、エアコン設置のためにいただいた寄附金を、ふるさとつしま応援基金から繰り入れるものでございます。  第18款、第1項、1目繰越金の補正額は2万5,000円の増額で、前年度繰越金でございます。  第20款、第1項市債、7目教育債の補正額は6億4,640万円の増額で、小中学校施設整備事業債でございます。  最初のページにお願いいたします。  議案第71号「平成30年度津島市一般会計補正予算(第5号)について」につきましては、第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7億8,748万8,000円を追加し、歳入歳出の予算の総額を歳入歳出それぞれ208億6,797万5,000円とするものでございます。  第2条、繰越明許費の追加は、「第2表繰越明許費補正」によるものでございます。  第3条、地方債の変更は、「第3表地方債補正」によるものでございます。  以上で説明を終わります。 36: ◯議長垣見信夫君)[ 282頁]  以上をもって議案第71号の説明は終わりました。  これよりただいまの議案に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。 37: ◯15番(本田雅英君)[ 282頁]  それでは、この補正予算(第5号)について質疑をさせていただきます。  今回、小・中学校のエアコン設置工事費を概算で今説明がありましたとおり7億8,748万8,000円、これが補正計上されているわけです。その財源の内訳をお示しいただきたいと思います。 38: ◯教育委員会事務局長(長谷川秀敏君)[ 283頁]  事業費7億8,748万8,000円の財源内訳につきまして御答弁いたします。  小学校・中学校合わせまして、国庫補助金といたしまして1億2,486万3,000円、その他財源としまして、ふるさと納税寄附金分の繰入金1,620万円、地方債6億4,640万円、一般財源2万5,000円を計上しております。以上でございます。 39: ◯15番(本田雅英君)[ 283頁]  それで、地方債、いわゆる小中学校の施設整備事業債を活用するわけですね、起債の目的。この金額は6億4,640万円ということでございますが、当然これは交付税の対象になると思うのですが、多分6割ぐらいが対象になるんじゃないかなと思うのですが、その辺についてはどのようにお考えなのか、お伺いいたします。 40: ◯教育委員会事務局長(長谷川秀敏君)[ 283頁]  今回の小中学校のエアコン設置事業、ブロック塀、冷房設備対応臨時特例交付金におきましては地方財政措置の拡充がございます。起債の充当率は100%であり、うち補助対象事業費に対する元利償還金の60%相当が今年度交付税措置されます。以上でございます。 41: ◯15番(本田雅英君)[ 283頁]
     それで、問題はスケジュールなんですね。今回、これは今日上程されまして議決されましたら、今後どのようなスケジュールで進めていくのか、お示しをいただけますか。 42: ◯教育委員会事務局長(長谷川秀敏君)[ 283頁]  小中学校の教室へのエアコンの設置につきましては、実施設計、国の補助金の内定通知、市の予算が必要と考えております。議員及び議会からの提案にもございまして、実施設計につきましては9月議会にて追加提案をし、予定よりも早く着手することができました。また、国の内定は12月4日付で来ており、市の工事に係る予算も本日提案することができました。  今後のスケジュールにつきましては、平成31年1月末にエアコン設置工事の実施設計業務が完了し、2月上旬に入札用図書、設計図書の作成後、入札通知を出し、2月下旬ごろに入札執行、業者決定を行う予定でございます。  3月初旬から準備期間に入り、3月下旬より現場着手を想定しております。  7月上旬には小中学校の教室の機械設備の設置を完了し、7月末に工事の完了を予定しております。以上でございます。 43: ◯議長垣見信夫君)[ 283頁]  ほかに質疑はありませんか。 44: ◯13番(伊藤恵子君)[ 283頁]  エアコン設置に向けて急ピッチで準備していただいて本当にありがたいと思うんですけど、今の工期の問題ですけど、7月、6月中旬からかなり暑くなって、このころに熱中症などが集中するということもありまして、早目に今回補正予算で提案していただいたのはありがたいんですけど、今後のこの近隣市も、こういったことで動いているわけですね。近隣市の様子等、業者が殺到すると思うんですけど、この辺の見込みについて、もう一度御説明というか、わかる範囲で近隣市の様子と業者選定に向けて、県内はおろか全国的に設置に進むわけですので、その辺の見通しというか、そういうのがわかりましたら教えてください。 45: ◯教育委員会事務局長(長谷川秀敏君)[ 284頁]  津島市を含む海部地域におきましても、近隣市においてエアコン設置が今年度から来年度にかけて進むというふうに考えております。まだ具体的に入札の時期については承知しておりません。来年の夏までにエアコン設置が求められる中で、津島市としましても速やかに契約を締結し、工事の着手、完了に努めたいというふうに考えております。以上でございます。 46: ◯13番(伊藤恵子君)[ 284頁]  あと、このふるさと応援繰入金についてなんですけど、エアコン設置をするためにということで津島市は募集をされたんですけど、これが全て投入されるのか、また、このふるさと応援基金は津島市在住の方と市外の方からと、市外の方ですと返礼品ということになると思うんですけど、この辺の内訳がわかりましたら教えていただきたいんですけど。 47: ◯総務部長(渕上晴弘君)[ 284頁]  基金につきましては、この補正予算のほうを調製いたしましたときには1,620万円程度の寄附がございましたので予算のほうに上げさせていただいております。その後も寄附のほうがございますので、そのほかの寄附につきましては、今後、補正予算等を検討していきたいというふうに考えております。  市内・市外の状況ですが、件数でいきますと、市内の方が108件、市外が393件、金額でいきますと、市内のほうが364万3,000円、市外が1,272万346円となっております。以上でございます。 48: ◯議長垣見信夫君)[ 284頁]  この際、御報告申し上げます。  正午を経過しようとしていますが、議事の都合上、続いて会議を続行したいと思いますので御了承願います。  ほかに質疑はありませんか。  質疑も尽きたようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第71号は、会議規則第36条第3項の規定により委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。よって、議案第71号は委員会への付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。 49: ◯15番(本田雅英君)[ 285頁]  それでは、賛成の立場で討論させていただきます。  実施設計の委託料、これも9月の、先ほど局長がお話ありましたとおり、議会の一般質問終了後に上程させていただいて、そして可決して、そこから設計が始まったわけですね。20日間ぐらい短縮できたと。今回のこの工事についても、本来であれば一般質問の中でもお尋ねしましたけれども、局長のほうからは明年の臨時議会を開催してということでございましたが、急遽こういう形になったわけです。これは何かといいますと、やはり早目に可決して、そして実施設計も詳細設計も早目に上がってくるわけですね、順次。そうしましたら早目に入札を行って、業者を選定して、そして機器等も購入していただくと。そうすれば、当然必然的に他市との競争にも勝てるんじゃないかなと。早目にこれは発注できるんじゃないかなということでございます。  いずれにいたしましても、これは夏休みの夏の暑い時期の前までには完了していただきたいと。ただ、私が懸念いたしますのは、当然、この春休みはゴールデンウイーク、土・日に集中して作業を行うということでございますけれども、平日においても簡単な作業等をされる予定というふうに伺っております。そうした点、児童・生徒の安心・安全には十分に気をつけて設置工事を行っていただきたい。このことだけを申し上げて賛成といたします。 50: ◯議長垣見信夫君)[ 285頁]  ほかに討論はありませんか。 51: ◯13番(伊藤恵子君)[ 285頁]  それでは、私からも賛成の意見を述べさせていただきます。  今回、お隣の愛西市でも12月議会で補正予算を可決したということを聞きまして、津島市が立ちおくれるんじゃないかと心配しておりましたけれども、このように上程していただいて、本当に早く進めていただけてよかったかなと、これからですけど、と思っています。  それで、エアコンの問題につきましては、本当にもう六、七年前から夏の猛暑が言われておりまして、今年特に豊田で残念な、小学校1年生の男の子が亡くなるという事態を受けて急転回をしたわけであります。2013年からあたりだと思うんですけれども、市民の皆さんから請願も出していただいて、前伊藤文郎市長のときに全会一致で可決をし、その後、日比市長になられてから少し低迷して反対意見も出てきたということが状況でしたけれども、紆余曲折を経ながらも、先ほどの子ども医療費と同じように、市民の皆さんの運動で国の財政的措置も大きく動きましたし、本当に子供たちのために一刻も早くエアコン設置をしていただきたいというこの皆さんの願いがかなったと思っております。工事が集中すると思いますけれども、皆さん子供たちの安全に気をつけて工事を進めていただいて、来年の夏からは稼働できるようにしていただきたいことをお願いしまして賛成討論といたします。 52: ◯議長垣見信夫君)[ 286頁]  ほかに討論はありませんか。  討論も尽きたようでありますから、これをもって議案第71号の討論を終結いたします。  これより議案第71号を採決いたします。  議案第71号は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって、議案第71号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第72号「津島市公平委員会委員の選任について」を議題といたします。  この際、市長から提案理由の説明を求めます。        市長 日比一昭君〔登 壇〕 53: ◯市長(日比一昭君)[ 286頁]  ただいま上程されました議案第72号「津島市公平委員会委員の選任について」御説明申し上げます。  この案を提出いたしましたのは、委員のうち鬼頭容子君が平成30年12月26日をもって任期満了となりますので、その後任者を選任するものであります。  後任者といたしましては、名古屋市瑞穂区彌富町字桜ケ岡2番地、鬼頭容子君、昭和33年7月23日生まれを選任いたしたいと存じます。何とぞ御賛同賜りますようお願い申し上げます。 54: ◯議長垣見信夫君)[ 286頁]  提案理由の説明は終わりました。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第72号「津島市公平委員会委員の選任について」同意を求めるの件は、これに同意することに御異議ありませんか。        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。よって、議案第72号「津島市公平委員会委員の選任について」同意を求めるの件は、これに同意することに決しました。  次に、議案第73号「津島市固定資産評価審査委員会委員の選任について」を議題といたします。  この際、市長から提案理由の説明を求めます。        市長 日比一昭君〔登 壇〕 55: ◯市長(日比一昭君)[ 286頁]  ただいま上程されました議案第73号「津島市固定資産評価審査委員会委員の選任について」御説明を申し上げます。  この案を提出いたしましたのは、委員のうち沖 宮子君、宇佐美ヒロシ君及び佐藤壱久君が平成30年12月31日をもって任期満了となりますので、その後任者を選任するものであります。  後任者といたしましては、津島市西柳原町3丁目3番地2、近藤 誠君、昭和49年11月9日生まれ、津島市明天町1丁目26番地、加藤栄一君、昭和29年4月8日生まれ、津島市本町4丁目48番地2、佐藤壱久君、昭和50年1月22日生まれを選任いたしたいと存じます。何とぞ御賛同賜りますようお願いいたします。 56: ◯議長垣見信夫君)[ 287頁]  提案理由の説明は終わりました。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第73号「津島市固定資産評価審査委員会委員の選任について」同意を求めるの件は、これに同意することに御異議ありませんか。        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。よって、議案第73号「津島市固定資産評価審査委員会委員の選任について」同意を求めるの件は、これに同意することに決しました。  次に、諮問第2号「人権擁護委員の推せんにつき意見を求めることについて」を議題といたします。  この際、市長から提案理由の説明を求めます。        市長 日比一昭君〔登 壇〕 57: ◯市長(日比一昭君)[ 287頁]  ただいま上程されました諮問第2号「人権擁護委員の推せんにつき意見を求めることについて」を御説明申し上げます。  この案を提出いたしましたのは、委員のうち猪飼真里君が平成31年3月31日をもって任期満了となりますので、その後任者を推せんするものであります。  後任者といたしましては、津島市高台寺町字北浦72番地、猪飼真理君、昭和36年10月10日生まれを推せんいたしたいと存じます。何とぞ御賛同賜りますようお願いいたします。 58: ◯議長垣見信夫君)[ 287頁]  提案理由の説明は終わりました。  お諮りいたします。ただいま議題となっております諮問第2号「人権擁護委員の推せんにつき意見を求めることについて」は、異議なしと決することに御異議ありませんか。        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。よって、諮問第2号「人権擁護委員の推せんにつき意見を求めることについて」の件は、異議なしと決しました。  次に、議員提出議案第12号「津島市議会委員会条例の一部改正について」及び議員提出議案第13号「津島市議会会議規則の一部改正について」を一括議題といたします。  この際、提出者から提案理由の説明を求めます。        15番 本田雅英君〔登 壇〕 59: ◯15番(本田雅英君)[ 288頁]  ただいま議題となりました議員提出議案第12号「津島市議会委員会条例の一部改正について」及び議員提出議案第13号「津島市議会会議規則の一部改正について」、提案理由の説明をいたします。  まず、議員提出議案第12号について、この案を提出するのは、津島市議会議員定数を定める条例の一部改正に伴い、常任委員会の委員定数の規定を整備するものであります。  改正内容は、総務委員会及び厚生病院委員会の各委員定数を7人から6人に変更するものであります。  なお、この条例は公布の日から施行し、施行日以降、初めてその期日を告示される津島市議会議員の一般選挙により選出された議員の任期の初日から適用するものであります。  次に、議員提出議案第13号であります。  この案を提出するのは、近年の男女共同参画の状況に鑑み、男女共同参画を考慮した議会活動を促進するため、会議への欠席に関する規定を追加するものであります。  改正内容は、議会及び委員会において、議員及び委員が出産のため出席できないときは、日数を定めて、あらかじめ議長及び委員長に欠席届を提出することができるものであります。  なお、この条例は公布の日から施行するものであります。  以上で提案理由の説明を終わります。 60: ◯議長垣見信夫君)[ 288頁]  提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  まず、議員提出議案第12号について、質疑を願います。
     質疑はありませんか。  質疑もないようでありますから、これをもって議員提出議案第12号の質疑を終結いたします。  次に、議員提出議案第13号について、質疑を願います。  質疑もないようでありますから、これをもって議員提出議案第13号の質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議員提出議案第12号及び議員提出議案第13号は、会議規則第36条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第12号及び議員提出議案第13号は、委員会への付託を省略することに決しました。  これより討論、続いて採決に入ります。  それでは、議員提出議案第12号「津島市議会委員会条例の一部改正について」の討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。  討論もないようでありますから、これをもって議員提出議案第12号の討論を終結いたします。  これより議員提出議案第12号「津島市議会委員会条例の一部改正について」を採決いたします。  議員提出議案第12号は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって、議員提出議案第12号は原案のとおり可決されました。  次に、議員提出議案第13号「津島市議会会議規則の一部改正について」の討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。  討論もないようでありますから、これをもって議員提出議案第13号の討論を終結いたします。  これより議員提出議案第13号「津島市議会会議規則の一部改正について」を採決いたします。  議員提出議案第13号は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって、議員提出議案第13号は原案のとおり可決されました。  次に、議員提出議案第14号「Society5.0時代に向けた学校教育環境の整備を求める意見書」を議題といたします。  この際、提出者から提案理由の説明を求めます。        16番 森口達也君〔登 壇〕 61: ◯16番(森口達也君)[ 289頁]  ただいま議題となりました議員提出議案第14号につきましては、お手元に配付しております文書の朗読をもって提案説明にかえさせていただきます。       Society5.0時代に向けた学校教育環境の整備を求める意見書  Society5.0の時代は、これまで以上に人間が中心の社会であり、読解力や考える力、対話し協働する力など、人間としての強みを活かして一人一人の多様な関心や能力を引き出すことが求められている。  そのためには、これまでの日本の教育の良さを活かしつつ、AI、IoT等の革新的技術をはじめとするICT等の活用による新たな教育の展開が不可欠である。  そのような中、一人一人の興味関心や習熟度に対応した公正に個別化・最適化された学びを可能にするだけでなく、データ・進捗管理に伴う教員の負担軽減にもつながる「EdTech」イノベーションの波が世界各国の教育現場に及び、「学びの革命」が進んでいる。  EdTechを学校教育現場で活用するには、前提としてICT環境の整備が不可欠であるが、我が国の学校教育現場におけるICT環境の実態は、整備状況(通信容量・PCのスペック・台数等)に自治体間格差も大きく、このままでは生徒全員に十分にEdTechを活用するのは困難な状況にある。  よって、国によっては、下記の項目を実現するよう強く要望する。                    記 1 2018~2020年度まで行うことになっている地方財政措置について、自治体においてI  CT環境整備に向けられるよう周知徹底するとともに、より使い勝手の良い制度にする  など、一層の拡充を行うこと。 2 ICTを活用した教育を推進するために、教員や児童生徒のICT利活用を援助する  役割がある「ICT支援員」の配置が進むよう周知徹底するとともに、教員向けの研修  等の充実を図ること。 3 「公正に個別最適化された学び」を広く実現するため、学校現場と企業等の協働によ  り、学校教育において効果的に活用できる「未来型教育テクノロジー」の開発・実証を  行い、学校教育の質の向上を図ること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成30年12月25日                               愛知県津島市議会  以上であります。 62: ◯議長垣見信夫君)[ 290頁]  提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  議員提出議案第14号について、質疑を願います。  質疑はありませんか。  質疑もないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議員提出議案第14号は、会議規則第36条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第14号は委員会への付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。 63: ◯13番(伊藤恵子君)[ 291頁]  それでは、ただいま提案されました議員提出議案第14号「Society5.0時代に向けた学校教育環境の整備を求める意見書」案に反対の意見を述べさせていただきます。  横文字が多くて大変難しい意見書でありますけれども、EdTechを学校教育現場で活用するためにICT環境の整備をしてほしいと、国に財政措置、また教員向けの研修、こういったことを求める意見書であります。  このEdTechとは何か、EdTechとは、エデュケーション(教育)とテクノロジー(IT)という言葉を合わせた造語だということであります。日本国内でこういうEdTechという問題が盛り上がりを始めたのは、2020年までに小学校・中学校で1人1台タブレットを支給するという文科省の方針、こういったものがあるためです。国内の教育市場の中でも大きいマーケットとして期待されています。要望の3項にもありますけれども、企業と提携すると、こういったところでも私どもが反対する原因になるわけでありますけれど、この意見書を現場の先生、教員の方々に何人か聞いてみましたけれども、ほとんど教員の方が知らないと。知らないところでこういうことが進められているということで、専門家の方も、使用する人が使いたいと思える洗練された本質的なサービスをつくることがまだできていない。こういった企業の責任もまだあるし、できていないと。今の日本のEdTechサービスのほとんどが、その先にいる子供や先生の顔が浮かばない、体温のないサービスばかりになっている。学校向けのサービスであっても、子供向けのサービスであっても、先生たちを経由して生徒に届くので、先生たちがどう考えるかはとっても重要なことだと。ある先生が、僕たち教員向けにつくられているサービスのはずなのに、そこに自分たちがいないという、こういった指摘もされているわけであります。現場も知らないようなこういったものに対して多額の予算が出る、企業を最優先で教育が行われることに対して反対をします。  もう一つは、先進地を見てみますと、保護者と学校との関係性が非常に重要なポイントとなる。学校と保護者、そういうところがITを通じて子供たちの教育をしていくというふうなことになると思うんですけれども、今の日本の現状では、子供たちの貧困の格差が広がっております。とても今の状態でも平等だと言えない。特に、シングルマザーは働いて働いて、一生懸命働かないと生活ができないということで、家庭教育というものがなかなかできていない現状、それと、今回陳情にも出されておりましたけれども、学童保育の指導員の資格と配置基準、堅持を求める意見書の陳情、放課後指導支援員の処遇改善にかかわる事務等の簡素化を求める意見書が、陳情ですので、委員会でともに否決をされております。この今の現状の中で、家庭教育にかわる学童保育、そういったところも非常に重要な位置づけをされてこなければならないのに、こういったことを否決してこの予算措置を求めていくのは、まだちょっとおかしいのではないかと私は思うわけであります。  今回、エアコンの設置については、ただいま可決をされまして来年度からつくようになりましたけれども、そのほかにもトイレの洋式化、それからコンクリートが落ちそうで、生徒が命の危険も危ないと学校の先生たちもおっしゃっている、こういうぼろぼろ校舎の改善、こういったことこそ今地方議会として文部科学省に求めるべき声でありまして、今回のこのSociety5.0時代に向けた学校教育環境の整備を求める意見書というのは、まだそれより先にやることがあるだろうということで反対をいたします。 64: ◯議長垣見信夫君)[ 292頁]  ほかに反対の討論はありますか。  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。 65: ◯16番(森口達也君)[ 292頁]  議員提出議案第14号「Society5.0時代に向けた学校教育環境の整備を求める意見書」について、賛成の立場で意見を述べさせていただきます。  Society5.0の時代、つまりサイバー空間、いわゆる仮想空間とフィジカル空間、いわゆる現実空間を高度に合わせたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する人間中心の社会のことであり、これまで以上に読解力、また考える力、対話し協議する力などの多様な関心や能力を引き出すことが求められております。今後、小学校においてはプログラム教育が必修化され、そのためにICT等の活用による教育の展開は必要不可欠であります。EdTech、つまり教育とテクノロジーの学びの革命が進んできており、そのためのICT環境の実態は自治体間の格差が多いのが今の現状であります。このままでは全員がEdTechを活用するのは困難な状況でありますので、今後の環境整備の充実と拡充、学校教育の質の向上を図ることは必要不可欠なことであります。  よって、本意見書の内容は重要かつ妥当であると考えますので、本内容に関して強く要望し、議員提出議案第14号に賛成をいたします。以上です。 66: ◯議長垣見信夫君)[ 292頁]  ほかに賛成の討論はありませんか。  討論も尽きたようでありますから、これをもって討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  議員提出議案第14号「Society5.0時代に向けた学校教育環境の整備を求める意見書」を採決いたします。  議員提出議案第14号は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立多数であります。よって、議員提出議案第14号は原案のとおり可決されました。  次に、予算特別委員会の設置及び委員の選任についてを議題といたします。  お諮りいたします。平成31年度各会計当初予算案の審査を行う目的で全議員20名の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査終了まで閉会中の継続審査とすることにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。よって、本件は、全議員20名の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査終了まで閉会中の継続審査をすることに決しました。  お諮りいたします。設置されました予算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、全議員20名を指名したいと思います。これに御異議ありませんか。        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました全議員20名を予算特別委員会委員に選任することに決しました。  なお、ただいまの予算特別委員会の委員長及び副委員長につきましては、委員会条例第10条第2項の規定により委員会において互選することになっておりますので、この際、12時35分まで休憩といたします。        午後 0時28分 休憩  ──────────────── ◇ ◎ ◇ ────────────────        午後 0時35分 開議
    67: ◯議長垣見信夫君)[ 293頁]  休憩前に引き続き会議を開きます。  予算特別委員会の委員長には小山高史議員、副委員長には本田雅英議員が選任されましたので、御了承をお願いいたします。  以上をもって、本議会に付議されました案件は全部議了いたしました。  よって、今期定例市議会はこれをもって閉会といたします。        午後 0時35分 閉会  ──────────────── ◇ ◎ ◇ ────────────────                閉   会   式        午後 0時36分 開式 68: ◯議会事務局長(高林茂宏君)[ 294頁]  ただいまから閉会式を行います。御起立願います。        〔全 員 起 立〕        〔議長 垣見信夫君登壇〕 69: ◯議長垣見信夫君)[ 294頁]  閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  議員の皆様方におかれましては、第4回津島市議会定例会に付議されました諸議案を初め、当面する市政の重要課題について、極めて真剣にして熱誠あふれる御審議を賜りましたことは、市政進展のため、まことに御同慶にたえないところであります。ここに今定例会における議員の皆様方を初め、理事者各位の御協力に対し、深く感謝の意を表する次第であります。  市長を初めとする当局におかれましては、審議の過程において表明された各議員の意見、要望を真にしていただき、市政の運営に格別の御尽力をいただきますよう希望いたすものであります。  今年もあと数日になりました。私を含め、この議場に見える全議員の任期が来年の4月で満了になります。年号も来年から変わります。平成最後の第1回定例会が2月末から3月末までの開催予定ですが、市民から信託をいただきました総決算として、議員それぞれの思い、市民の思いを、この議場が談論風発になることを強く期待するものであります。  いよいよ寒さの厳しい時期に向かいます折、皆様方におかれましては、なお一層御自愛の上、明けてくる年が輝かしい希望に満ちた新年になるようお祈り申し上げまして、閉会の御挨拶といたします。ありがとうございました。        〔市長 日比一昭君登壇〕 70: ◯市長(日比一昭君)[ 294頁]  閉会に当たり、一言御挨拶申し上げます。  初めに、新聞報道にありましたとおり、学校給食における異物の混入、業務上知り得た情報の漏えい及び市民税の課税誤りにより市民の皆様に御迷惑をおかけいたしましたことにつきまして、深くおわびを申し上げます。申しわけございませんでした。  再発防止に当たりましては、公務員としての責務を強く自覚し、法令遵守の徹底と、服務規律を確保するよう指導徹底をし、公務への信頼を回復するよう努めてまいります。  平成30年第4回津島市議会定例会が11月26日から本日まで30日間にわたり開催をされました。提案いたしました各議案に御審議と御議決を賜り厚くお礼を申し上げます。御議決をいただきました議案の執行に当たりましては、厳正に、速やかに取り組んでまいりたいと思います。  本年もいよいよ押し迫り、寒気も一段と厳しさを増してまいりました。市民の皆様、そして議員各位におかれましては、健康に十分御留意をいただきまして、輝かしい新年をお迎えいただきますようお祈り申し上げまして御挨拶といたします。1年間お世話になりました。ありがとうございます。 71: ◯議会事務局長(高林茂宏君)[ 295頁]  以上で閉会式を終わります。        午後 0時40分 閉式  ──────────────── ◇ ◎ ◇ ────────────────  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。         議  長   垣 見 信 夫         署名議員   伊 藤 恵 子         署名議員   加 藤 哲 司 発言が指定されていません。 Copyright (c) Tsushima City Assembly Minutes, All Rights Reserved. ↑ 本文の先頭へ...