津島市議会 2002-06-26
平成14年第2回定例会(第4号) 本文 開催日: 2002-06-26
まず、議案第44号「津島市地震災害警戒本部条例の制定について」、本条例第3条において、本部長は必要と認めるときは警戒本部に部を置くことができるとあるが、この必要と認めるときについて説明願いたいという質疑に対し、津島市地震災害警戒本部は、今議会で本議案可決後、設置するものであり、部の設置については、地震災害警戒宣言が発令されたとき、速やかに対処できるよう防災体制の整備を進めていくものであるという趣旨の答弁がありました。
その他、特段の質疑・意見もなく、議案第44号は採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。
次に、議案第45号「津島市乳児医療費支給条例の一部改正について」、この条例の支給対象者について、日本国籍を有していない者も対象となるのか説明願いたいという質疑に対し、この条例の一部改正は、乳児医療費支給制度の対象年齢拡大に伴い対象者の拡大、医療費の支給範囲、及び受給者証の発行に関する事項等を改正するものである。日本国籍を有していない者についても、本市の区域内に住所を有している者であって、国民健康保険法の被保険者または社会保険各法による被保険者、組合員、加入者もしくは被扶養者であって、乳幼児の保護者であるものについては適用を受けることができるものであるという答弁がありました。
その他、特段の質疑・意見もなく、議案第45号は採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。
次に、議案第50号「平成14年度津島市一般会計補正予算」中、当委員会所管に係る予算について、歳出、第2款総務費第1項3目総務管理費、地区集会施設建設補助金として500万円計上されているが、今回、この補助金が計上された理由について説明願いたいという質疑に対し、本年3月に金柳町嘱託から地区集会施設建設補助に対して要望書が提出されたが、諸手続き等の時間的な問題があり、平成14年度当初予算に計上することができなかったため、今回補正予算を計上したものであるという趣旨の答弁がありました。
次に関連して、この地区集会施設の概要について説明願いたいという質疑に対し、受益対象は、金柳町118世帯、敷地は当市の公有地で526平方メートルであり、建物構造は鉄骨造り平屋建てである。また、総建設費については約2,900万円であるという趣旨の答弁がありました。
この答弁に対し、市有財産である土地の使用貸借について説明願いたいという質疑に対し、貸付期間は20年で、津島市財務規則第215条普通財産の貸付期間第2号の「堅固な建物以外の建物、又は工作物の所有を目的とする土地」の貸付に該当するものである。
また、貸付については、津島市財産の交換、譲渡、無償貸付等に関する条例第4条、普通財産の無償貸付又は減額貸付第1号の「公共用に供する」ことから無償となるものであるという趣旨の答弁がありました。
さらにこの答弁に対し、公有地の無償貸付については、集会施設の公共性から理解できるが、中心市街地などの地域によっては条件が満たされないなどの格差がある。市民の財産である土地の無償提供については、基本的な考え方を確立していただきたいという意見がありました。
次に、地区集会施設補助事業において、今回と同様、公有地に建設された件数についてはいかがかという質疑に対し、公有地を使用しているのは8件であるという答弁がありました。
その他、特段の質疑・意見もなく、議案第50号中、当委員会所管に係る予算については、採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。
次に、議案第51号「平成14年度津島市老人保健特別会計補正予算」は、当局の説明をもって何ら質疑・意見もなく、採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。
次に、当委員会に送付されました陳情2件について審査結果を御報告申し上げます。
まず、陳情第5号「中小企業の当面する金融上の困難を解消し、『金融アセスメント法』の制定を求める決議を要望する陳情」については、採決した結果、賛成者なく不採択と決した次第であります。
次に、陳情第10号「『国民の健康、食品の安全性を確保』するための基本法制定と新行政組織設置、食衛法抜本改正を求める要望」については、採決した結果、全員一致をもって採択すべきものと決した次第であります。
以上、御報告申し上げます。
5:
◯議長(
加藤忠篤君)[ 110頁]
次に、建設委員長の報告を求めます。
建設委員長
平野利彰君〔登 壇〕
6: ◯10番(
平野利彰君)[ 110頁]
おはようございます。建設委員会に付託されました案件は、議案第47号「津島市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について」ほか4件であります。
本委員会は、去る6月19日に開催し、審査を行いましたので、その審査の経過と結果を御報告申し上げます。
議案第47号「津島市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について」、議案第48号 「津島市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部改正について」、議案第49号「津島市火災予防条例の一部改正について」、議案第50号「平成14年度津島市一般会計補正予算」中、当委員会所管に係る予算について、及び、議案第52号「平成14年度津島市下水道事業会計補正予算」の5議案については、いずれも当局の説明をもって質疑・意見もなく、採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。
以上、御報告申し上げます。
7:
◯議長(
加藤忠篤君)[ 110頁]
次に、総務委員長の報告を求めます。
総務委員長
杉山良介君〔登 壇〕
8: ◯18番(
杉山良介君)[ 110頁]
おはようございます。総務委員会に付託されました案件は、議案第46号「津島市市立津島幼稚園保育料の減免に関する条例の一部改正について」ほか1件であります。
本委員会は、去る6月21日に開催し、審査を行いましたので、その審査の経過と結果を御報告申し上げます。
まず、議案第46号「津島市市立津島幼稚園保育料の減免に関する条例の一部改正について」、この条例改正は、生活保護世帯及び市民税の所得割が非課税となる世帯の幼稚園保育料の減免額を引き上げるものであるが、その理由について説明願いたいという質疑に対し、保育料の減免目的は公立・私立の幼稚園間の保育料の格差是正、近年の経済環境の悪化による所得の減少、失業等を考慮したものであるという答弁がありました。
次に、平成12年度、13年度の幼稚園保育料の減免対象者数についてはいかがかという質疑に対し、平成12年度は7名、平成13年度は4名の対象者があったという答弁がありました。
その他、特段の質疑・意見もなく、議案第46号は、採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。
次に、議案第50号「平成14年度津島市一般会計補正予算」中、当委員会所管に係る予算について、歳出、第10款教育費第2項小学校費2目教育振興費、学校と家庭を結ぶ道徳教育推進事業委託料として20万円計上されているが、この事業について説明願いたいという質疑に対し、この事業は、児童生徒に地域からの核となる豊かな人間性を養ってもらうことを目的として、県の委託を受けて行うものであり、事業内容は、保護者・児童生徒・教職員などの代表で構成する推進委員会により事業を推進し、外部講師による道徳授業、道徳授業の保護者への公開、対話集会の開催、家庭での対話資料の配布、事業結果について各家庭への配布、また学校ホームページでの掲載などが主な内容であるという答弁がありました。
その他、質疑・意見もなく、議案第50号中、当委員会所管に係る予算については、採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。
次に、当委員会に送付されました陳情4件について審査結果を御報告申し上げます。
初めに、陳情第6号「有事法制に関する要請」及び、陳情第9号「有事法制の立法化反対・憲法9条擁護を政府に求める陳情」の2件については、後ほど上程が予定されております同趣旨の請願第1号「『有事法制の立法化に反対する』意見書提出の請願」が、当委員会において不採択とされたことにより、本陳情2件については、みなし不採択とすることに決した次第であります。
次に、陳情第7号「清潔で公正・公平な住民奉仕を貫く公務員制度の確立を求める陳情」については、採決した結果、賛成者多数をもって採択すべきものと決した次第であります。
次に、陳情第8号「地方交付税の削減に反対し、地方税財源の拡充を求める陳情」については、採決した結果、全員一致をもって採択すべきものと決した次第であります。
以上、御報告申し上げます。
9:
◯議長(
加藤忠篤君)[ 111頁]
以上をもって、各委員長の報告は終わりました。
これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
質疑もないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。
これより、討論に入ります。まず、反対討論の
発言を許します。討論はありませんか。
次に、賛成討論の
発言を許します。
10: ◯18番(
杉山良介君)[ 112頁]
今議会に提出をされております議案につきましては、全部賛成であります。それは乳幼児の医療費の支給対象の引き上げなど、市民にとって改善と評価できる内容であり、また、これまで私どもが要望してまいりました事項とも一致する点も含まれているからであります。特に、地震防災対策、この課題は、これからの津島市の行政にとっても非常に重要な課題となるわけでありますが、今議会には一定の公共施設の耐震調査と、併せて民間の古い木造住宅の無料耐震調査に関わる予算が計上されたところであります。これも取り組みの第一歩として評価すべきでありますが、特に行政の責任としては避難所を始め保育園、幼稚園、学校など、公共施設全体にわたる必要な耐震調査と、それに基づく今後の耐震工事、これを計画的に進めていくことが非常に大切だと思います。
また、この耐震調査の結果についても市民の皆さんに分かりやすく公表をし、防災意識の向上に役立てるような取り組みを考えていただきたいと、以上のことを要望いたしまして賛成討論といたします。
11:
◯議長(
加藤忠篤君)[ 112頁]
ほかに討論はありませんか。
討論も尽きたようでありますから、これをもって討論を終結いたします。
これより採決に入ります。まず、議案第44号「津島市地震災害警戒本部条例の制定について」から、議案第46号「津島市市立津島幼稚園保育料の減免に関する条例の一部改正について」まで、以上3件を一括採決いたします。
議案第44号「津島市地震災害警戒本部条例の制定について」から、議案第46号「津島市市立津島幼稚園保育料の減免に関する条例の一部改正について」までの各議案は、経済委員長及び総務委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
起立全員であります。よって議案第44号から議案第46号までの各議案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第47号「津島市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について」から、議案第49号「津島市火災予防条例の一部改正について」まで、以上3件を一括採決いたします。
議案第47号「津島市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について」から、議案第49号「津島市火災予防条例の一部改正について」までの各議案は、建設委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
起立全員であります。よって議案第47号から議案第49号までの各議案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第50号「平成14年度津島市一般会計補正予算(第1号)」を採決いたします。
議案第50号「平成14年度津島市一般会計補正予算(第1号)」は、各委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
起立全員であります。よって議案第50号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第51号「平成14年度津島市老人保健特別会計補正予算(第1号)」及び、議案第52号「平成14年度津島市下水道事業会計補正予算(第1号)」を一括採決いたします。
議案第51号「平成14年度津島市老人保健特別会計補正予算(第1号)」及び議案第52号「平成14年度津島市下水道事業会計補正予算(第1号)」は、経済委員長及び建設委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
起立全員であります。よって議案第51号及び議案第52号は原案のとおり可決されました。
次に、日程第2、請願第5号「総合体育館建設を求める請願」を議題といたします。
これより総務委員長から審査の結果報告を求めます。
総務委員長
杉山良介君〔登 壇〕
12: ◯18番(
杉山良介君)[ 113頁]
ただいま議題となりました平成13年第4回津島市議会
定例会から継続審査となっておりました請願第5号「総合体育館建設を求める請願」については、6月21日開催の総務委員会において審査をいたしましたので、その結果について御報告申し上げます。
本請願は、津島市江東町2丁目53番地、津島市体育協会会長佐藤 稔氏ほか25名より、スポーツ活動の拠点として、また、高齢者や障害者等の社会参加を支援する施設として、総合体育館の早期建設を求めた内容のものであります。
審査に当たり、委員から、このような施設は必要と思われるが、差し迫った急務として市町村合併問題があり、また、当市の財政状況を鑑みると、市町村合併を協議していく中で、広域的に検討すべき問題であり、その前に単独で推進すべきことではないので、願意妥当でないという意見。
市町村合併という差し迫った問題はあるが、総合体育館建設は多くの市民の要望であり、請願が採択された場合においても総合体育館建設は、市にとって多くの課題を持つことになるが、十分な時間をかけ諸問題を慎重に協議進行すればよいので、このような市民の請願については、願意妥当であるという意見があり、採決した結果、賛成者少数をもって本請願は不採択とすべきものと決した次第であります。
以上、御報告申し上げます。
13:
◯議長(
加藤忠篤君)[ 113頁]
総務委員長の報告は終わりました。
これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
質疑もないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
14: ◯18番(
杉山良介君)[ 114頁]
私はただいま報告をいたしましたように、総務委員長としてこの請願についての討論、採決には加わっておりませんので、改めてこの席から意見を述べ態度表明をさせていただきます。委員会の審議の中では津島市の財政状況が大変厳しい。そして市町村の合併の動向を見て考えたらどうかと、こういう意見も出されて、賛成者少数ということで不採択となっておりますが、私どもは津島市の現状からみましても総合体育館といえる施設はないわけでありまして、現在、小学校、中学校等の体育館の利用もされており、学校開放ということで市民に提供をされておりますが、利用者の皆さんの声を聞きますと、更衣室とか、シャワー室、あるいはトイレなどの施設が十分でないというところもありまして、やはり総合体育館建設の要望は妥当なものと考えるわけであります。ただ、建設の時期やその規模、あるいは場所等については市の財政状況等も十分検討をし、慎重に対応されるべきだということは申し上げて賛成をいたします。
15:
◯議長(
加藤忠篤君)[ 114頁]
ほかにありませんか。
討論も尽きたようでありますから、これをもって討論を終結いたします。
これより採決いたします。
請願第5号「総合体育館建設を求める請願」について、総務委員長の報告は不採択でありますので、本請願について採決いたします。
本請願について採択とすることに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
起立多数であります。よって請願第5号は採択とすることに決しました。
次に、日程第3、請願第1号「『有事法制の立法化に反対する』意見書提出の請願」を議題といたします。
これより総務委員長から審査の結果報告を求めます。
総務委員長
杉山良介君〔登 壇〕
16: ◯18番(
杉山良介君)[ 114頁]
ただいま議題となりました請願第1号「『有事法制の立法化に反対する』意見書提出の請願」については、6月21日開催の総務委員会において審査をいたしましたので、その結果について御報告申し上げます。
本請願は、津島市江東町3丁目171番地2、新日本婦人の会津島支部、桜井久美子氏より、政府が国会に提出した有事法制は、戦争のために自衛隊や米軍の軍事行動を何よりも優先し、特権を与え、憲法で保障された国民の基本的人権や財産権を侵すものであるので、有事法制の立法化に反対する意見書を国に対し、提出するよう求めた内容のものであります。
審査に当たり当局に参考意見を求めたところ、有事関連法案については国が総合的に勘案して判断を下す問題であるので、今後の国会の議論の行方を見守りたいという意見を聴取した後、委員から有事法制関連三法案の中で、武力攻撃事態法案は、わが国が武力攻撃を受けた場合に、国民の生命や財産を守る規定がないため、国民の基本的人権が侵されることになるので必要であるという意見があり、採決した結果、賛成者なく、本請願は不採択とすべきものと決した次第であります。
以上、御報告申し上げます。
17:
◯議長(
加藤忠篤君)[ 115頁]
総務委員長の報告は終わりました。
これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
質疑もないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
18: ◯18番(
杉山良介君)[ 115頁]
この件につきましても私、総務委員長として請願の討論、採決には加わっておりませんので、改めて意見を述べさせていただきます。委員会の中では、請願に反対の立場から、日本が武力攻撃をされたら、その対応ができないということで、この請願には反対だという意見がありましたが、現在、国において審議されております中でも、日本が実際に武力攻撃をされる可能性、あるいはその具体的な問題があるのかという議論に対しては、極めてその可能性は少ないというのが政府答弁であり、もし万が一そのような事態があれば、国の総力を挙げて対応するのは当然であります。それではなぜ、今この有事立法のことが国会上程をされたのかということで、簡単に言いますと、これは昨年のアメリカの同時多発テロ、これをきっかけにアメリカからの要請で、このアメリカの報復戦争に自衛隊が参加をするということで戦後初めて、今、日本の自衛隊が海外に派遣をされておるわけであります。
しかし、現状では
紛争地域に行ってはならない。ことが起きればそこから避けて帰るんだと、こういう事態であり、アメリカはこれでは日本の協力は不十分だ、もっと全面的な協力をという要請を受けまして、政府が今年の4月に国民を戦争に総動員するための有事立法関連法案を国会に提出をしたわけであります。
有事立法は、アメリカの戦争に人や物、土地などを総動員する。そして憲法で保障された国民の皆さんの自由と権利を規制をし、地方自治体の自主性と権限を強く規制するものであります。
さらに、内閣総理大臣に戦争体制づくりを強行する権限を集中し、それに従わない者は罰則をもって押さえ付けるという内容が盛り込まれているわけであります。
今、多くの皆さんが願っていることは、有事立法をつくることではなくて、日本経済を早く立て直してほしい。景気をよくしてほしいというのが多くの国民市民の皆さんの願いであります。そして国際社会の中で、今、日本がやるべきことは、世界で起こっている紛争や緊張を国連を通じて平和的な解決に導く外交努力を展開することが必要であり、そのバックボーンとなるのが日本の平和憲法であります。戦後50年以上、守られてまいりました世界に誇るべき日本の平和憲法、そしてそれに基づく地方自治法を一層発展させる立場から有事立法の法制化はやめるべきだということを申し上げて、請願に賛成する意見といたします。
19:
◯議長(
加藤忠篤君)[ 116頁]
ほかにございませんか。
討論も尽きたようでありますから、これをもって討論を終結いたします。
これより採決いたします。
請願第1号「『有事法制の立法化に反対する』意見書提出の請願」について、総務委員長の報告は不採択でありますので、本請願について採決いたします。
本請願について採択とすることに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
起立少数であります。よって請願第1号は不採択とすることに決しました。
次に、日程第4、請願第2号「永楽町3丁目改良事業の完了を求める請願」を議題といたします。
これより経済委員長から審査の経過報告を求めます。
経済委員長
北島富良君〔登 壇〕
20: ◯1番(
北島富良君)[ 116頁]
ただいま議題となりました請願第2号「永楽町3丁目改良事業の完了を求める請願」については、6月18日開催の経済委員会において審査をいたしましたので、その経過について御報告申し上げます。
本請願は、市内永楽町3丁目27番地3、永楽町3丁目嘱託、加藤 進氏ほか16名より、永楽町3丁目地内の未整備区域における地区改良事業の早期実現を求めるよう国及び県に対し意見書の提出を求めるというものであります。
審査にあたり当局に参考意見を求めたところ、要望事項についてはこれまでの経緯を踏まえ理解するものであるが、平成14年3月31日をもって地域改善特定対策事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律が失効し、平成14年4月1日からは、一般施策である小規模住宅地区改良事業に移行したため、財政的な事情もあり、国において事業採択された上で、必要であろうと思われるという意見を聴取した後、委員より小規模住宅地区改良事業は、一地区の改良事業ではなく、消防法、都市計画法の規制を受ける地区などの改良事業でもあり、当市全体に事業対象地区が及ぶものである。
また、未整備地区が残されていることから、整備の必要性については理解できるが、行政の思考や補助体制の問題などから本請願については慎重な審査を必要とするため、継続審査にしてはいかがかという意見があり、採決した結果、全員一致をもって本請願は継続審査とすべきものと決した次第であります。
以上、御報告申し上げます。
21:
◯議長(
加藤忠篤君)[ 117頁]
経済委員長の報告は終わりました。
お諮りいたします。請願第2号「永楽町3丁目改良事業の完了を求める請願」は、議席に配付いたしました閉会中の継続審査申出書のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
起立全員であります。よって請願第2号は経済委員長から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決しました。
22:
◯議長(
加藤忠篤君)[ 117頁]
ここで暫時休憩をいたします。なお、休憩中に各派代表者会議及び議会運営委員会が開催されますので御了承をお願いいたします。
午前 9時45分 休憩
──────────────── ◇ ◎ ◇ ────────────────
午前10時25分 開議
23:
◯議長(
加藤忠篤君)[ 117頁]
休憩前に引き続き会議を開きます。
この際、御報告いたします。先ほどの休憩中に議会運営委員会が開催されましたので、その協議の結果について御報告申し上げます。
ただいま議席に配付してありますとおり、議員提出議案5件が提出されました。よって、本件の取り扱いについては、本日の日程に追加し議題とすることに了承されました。
なお、本議案については、会議規則第36条第2項の規定により委員会への付託を省略することに了承されました。以上、御報告申し上げます。
次に、日程第5、議案第53号「津島市監査委員の選任について」を議題といたします。この際、助役から提案理由の説明を求めます。
助役 三輪 優君〔登 壇〕
24: ◯助役(三輪 優君)[ 117頁]
ただいま上程されました議案第53号「津島市監査委員の選任について」御説明申し上げます。
この案を提出いたしましたのは、監査委員
日比野郁郎君の辞職により、その後任者を選任するものでございます。
後任者といたしましては、寺田 武君を選任いたしたいと存じます。
何とぞ御賛同賜りますようお願い申し上げます。
25:
◯議長(
加藤忠篤君)[ 118頁]
提案理由の説明は終わりました。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第53号「津島市監査委員の選任について」同意を求めるの件は、これに同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
御異議なしと認めます。よって、議案第53号「津島市監査委員の選任について」同意を求めるの件は、これに同意することに決しました。
この際、寺田 武君から
発言を求められておりますので、これを許可いたします。
20番 寺田 武君〔登 壇〕
26: ◯20番(寺田 武君)[ 118頁]
議長のお許しをいただきましたので、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいまは監査委員に不肖私を御選任、御同意をいただきまして、まことにありがとうございました。昨今の社会情勢、また、経済情勢が厳しい中にありまして、地方自治におきます監査の重要性を考えますと、職務においてのその責任の重大さを痛感しているところであります。この上は、議会の先輩の皆様、また同僚の皆様、理事者の皆様方の御指導、御鞭撻をいただきまして、この重責を全うしたいと決意を新たにいたしております。なにとぞよろしくお願いを申し上げまして、はなはだ簡略ではありますが、就任のごあいさつとさせていただきます。大変ありがとうございました。(拍手)
27:
◯議長(
加藤忠篤君)[ 118頁]
次に、日程第6、諮問第2号「人権擁護委員の推せんにつき意見を求めることについて」を議題といたします。
この際、助役から提案理由の説明を求めます。
助役 三輪 優君〔登 壇〕
28: ◯助役(三輪 優君)[ 118頁]
ただいま上程されました諮問第2号「人権擁護委員の推せんにつき意見を求めることについて」御説明申し上げます。
この案を提出いたしましたのは、委員の内藤隆義君が平成14年11月30日をもって任期満了となりますので、その後任者を推せんするものであります。
後任者といたしましては、津島市下切町字高橋32番地 内藤隆義君 昭和14年7月13日生まれを引き続き推せんいたしたいと存じます。
何とぞ御賛同賜りますようお願い申し上げます。
29:
◯議長(
加藤忠篤君)[ 118頁]
提案理由の説明は終わりました。
お諮りいたします。ただいま議題となっております諮問第2号「人権擁護委員の推せんにつき意見を求めることについて」は、別段異議はないと決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
御異議なしと認めます。よって、諮問第2号「人権擁護委員の推せんにつき意見を求めることについて」の件は、異議はないと決しました。
次に、日程第7「津島市農業委員会委員の推せんについて」を議題といたします。
お諮りいたします。「津島市農業委員会委員の推せんについて」は、選挙による当選人を推せんいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
御異議なしと認めます。よって、「津島市農業委員会委員の推せんについて」は、選挙による当選人を推せんすることに決しました。
これより津島市農業委員会委員の選挙を行います。
お諮りいたします。選挙の方法につきましては、指名推せんにより行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は、指名推せんによることに決しました。
お諮りいたします。指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決しました。
津島市農業委員会委員に桑山 昇君、
平野利彰君、
日比野郁郎君を指名いたします。
お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました桑山 昇君、
平野利彰君、
日比野郁郎君を津島市農業委員会委員の当選人に定めることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
御異議ございませんので、ただいま指名いたしました桑山 昇君、
平野利彰君、
日比野郁郎君が津島市農業委員会委員に当選されました。
よって、ただいま当選されました桑山 昇君、
平野利彰君、
日比野郁郎君を津島市農業委員会委員に推せんすることに決しました。
お諮りいたします。先ほどの休憩中に各位のお手元に配付してありますとおり、議員提出議案第7号「津島市議会政務調査費の交付に関する条例の一部改正について」、議員提出議案第8号「津島市議会会議規則の一部改正について」、議員提出議案第9号「『国民の健康、食品の安全性を確保』するための、食品の安全に係わる包括的法律(食品安全新法)制定と新行政組織設置、食品衛生法抜本改正を求める意見書」、議員提出議案第10号「地方交付税の削減に反対し、地方税財源の拡充を求める意見書」及び、議員提出議案第11号「清潔で公正・公平な住民奉仕を貫く公務員制度の確立を求める意見書」の、以上5件が提出されました。よって、これを本日の日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議はありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第7号から議員提出議案第11号までの5件を本日の日程に追加し、議題とすることに決しました。
まず、議員提出議案第7号「津島市議会政務調査費の交付に関する条例の一部改正について」を議題といたします。
この際、提出者から提案理由の説明を求めます。
18番
杉山良介君〔登 壇〕
30: ◯18番(
杉山良介君)[ 120頁]
ただいま議題となりました議員提出議案第7号「津島市議会政務調査費の交付に関する条例の一部改正について」提案説明をいたします。
この案を提出するのは、地方自治法等の一部を改正する法律(平成14年法律第4号)の公布に伴い、既存の地方自治法第100条第12項議会の議員の政務調査研究費に関する規定の条項番号に、新たに「議員派遣」に関する規定を設けたことによる番号変更について、条例の一部を改める必要があるためです。
なお、この条例は公布の日から施行し、改正後の津島市議会政務調査費の交付に関する条例は、平成14年4月1日から適用するものであります。
以上で、提案理由の説明を終わります。
31:
◯議長(
加藤忠篤君)[ 120頁]
提案理由の説明は終わりました。この際、質疑・御意見はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
質疑・御意見もないようでありますからこれをもって質疑・意見を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議員提出議案第7号は、会議規則第36条第2項の規定により委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第7号は委員会付託を省略することに決しました。
これより採決に入ります。議員提出議案第7号を採決いたします。議員提出議案第7号は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第7号は原案のとおり可決されました。
次に、議員提出議案第8号「津島市議会会議規則の一部改正について」を議題といたします。
この際、提出者から提案理由の説明を求めます。
4番 東 国伸君〔登 壇〕
32: ◯4番(東 国伸君)[ 121頁]
ただいま議題となりました議員提出議案第8号「津島市議会会議規則の一部改正について」提案説明をいたします。
この案を提出するのは、地方自治法等の一部を改正する法律(平成14年法律第4号)が、平成14年3月30日に公布され、「議員派遣」について、地方自治法第100条第12項に規定されたことに伴い、津島市議会会議規則に議員派遣の規定を設ける必要があるためであります。
なお、この規則は公布の日から施行するものであります。
以上で、提案理由の説明を終わります。
33:
◯議長(
加藤忠篤君)[ 121頁]
提案理由の説明は終わりました。この際、質疑・御意見はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
質疑・御意見もないようでありますからこれをもって質疑・意見を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議員提出議案第8号は、会議規則第36条第2項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第8号は委員会付託を省略することに決しました。
これより採決に入ります。議員提出議案第8号を採決いたします。議員提出議案第8号は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第8号は原案のとおり可決されました。
次に、議員提出議案第9号から議員提出議案第11号までの各議案を一括議題といたします。
この際、提出者から提案理由の説明を求めます。
まず、議員提出議案第9号「『国民の健康、食品の安全性を確保』するための、食品の安全に係わる包括的法律(食品安全新法)制定と新行政組織設置、食品衛生法抜本改正を求める意見書」について説明を求めます。
1番
北島富良君〔登 壇〕
34: ◯1番(
北島富良君)[ 121頁]
ただいま議題となりました議員提出議案第9号につきましては、お手元に配付されております
文書の朗読をもって提案説明にかえさせていただきます。
「国民の健康、食品の安全性を確保」するための、食品の安全に係わる包括的法律(食品安全新法)制定と新行政組織設置、食品衛生法抜本改正を求める意見書
日本でもBSEが発生し、消費者は大きな衝撃を受けたが、さらに新たに牛肉を始めとする様々な偽装事件の続発により、消費者は食品の安全や表示に大きな不信と不安を抱くとともに、行政や事業者に対して大きな憤りを高めている。近年、食品の安全では、O-157、ダイオキシン、遺伝子組み換え食品などの新しい問題も続発している。
こうしたなかで、今回のBSE問題からは、生産者にとっても、消費者の健康や安全性を最優先することが、生産者と消費者の相互信頼や持続可能な農業生産につながることが明らかになった。
現在、政府や国会等の場で、食品の安全に係わる包括的法律(「食品安全新法」)の制定や新しい行政組織設置の検討が行われているが、今日的な食品安全の社会システムを求める立場から、これらが積極的に促進されることが求められている。
しかしその際には、消費者を最優先に位置付け、国民の健康や食品の安全性を確保するものであることが第一義的に必要であり、生産振興から独立した食品安全行政組織であることや、「リスク分析」システムの確立、消費者の参加、情報公開などのリスクコミュニケーションの確立が必要である。同時に、実際の食品の安全を確保するための中心的な法律である食品衛生法を大幅に改正し、法律の目的に、「国民の健康」や「食品の安全性確保」を位置づけ、そのための行政の責務を明らかにし、具体的に食品の安全性が確保されるようにすること、また食品の表示制度について、消費者の権利の観点から、総合的・一元的に見通すことが必要である。
よって、国においては、「国民の健康と食品の安全性を確保する」ことを目的とした「食品安全新法」の制定、新行政組織の設置を進め、同時に食品衛生法の抜本的改正や運用の強化について実施するよう強く要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成14年6月26日
愛知県津島市議会
35:
◯議長(
加藤忠篤君)[ 122頁]
提案理由の説明は終わりました。
次に、議員提出議案第10号「地方交付税の削減に反対し、地方税財源の拡充を求める意見書」及び、議員提出議案第11号「清潔で公正・公平な住民奉仕を貫く公務員制度の確立を求める意見書」について説明を求めます。
18番
杉山良介君〔登 壇〕
36: ◯18番(
杉山良介君)[ 122頁]
ただいま議題となりました議員提出議案第10号及び、議員提出議案第11号の各議案につきましては、お手元に配付されております
文書の朗読をもって提案説明にかえさせていただきます。
初めに、議員提出議案第10号について説明をいたします。
地方交付税の削減に反対し、地方税財源の拡充を求める意見書
現在の地方財政は、大幅な財源不足が生じており、極めて厳しい状況にある。この10年間、地方財政の借金は増え続け、2001年度(平成13年度)末で、地方財政の借入金残高は188兆円に達する見込みである。借入金増加のうち、減税補填債、財源対策費、減収補填債、地方交付税特別会計借入金など、地方財政の財政不足を補うための特例的な借入金が4割以上を占めている。
一方では、地方分権一括法が、2000年(平成12年)4月から施行され、かつ少子・高齢社会に向けた地域福祉施策の充実、生活関連の社会基盤整備などの課題が増加し、地方公共団体が担うべき役割と、その財政需要はますます増大している。
地方公共団体が、地方分権の推進、地方自治の本旨に則って、より自主的で自立的な行財政運営を行うためには、財政基盤を充実強化することが極めて重要であり、地方財政危機を打開するためにも、国・地方を通じた税・財政の構造を根本的に見直すことが求められている。
こうした中において国は、地方財政計画の歳出について徹底した見直しを行い、その規模を抑制し、地方交付税についても事業費補正等の見直しを行った。
また、今後、留保財源率の引上げ実施が検討されており、その見直しやそれに伴う基準財政需要額の圧縮により、地方財政運営に支障が生ずることが懸念されている。
よって、津島市議会は政府に対し、地方交付税の「削減、見直し」に反対し、地方分権の推進・地方自治の本旨に則して地方の財源確保を中心とした抜本的な見直しを行い、国税から地方税への税源移譲を進めるよう要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成14年6月26日
愛知県津島市議会
次に、議員提出議案第11号について、続いて説明をいたします。
清潔で公正・公平な住民奉仕を貫く公務員制度の確立を求める意見書
相次ぐ「政・官・業の癒着と腐敗」が厳しい批判を浴び、国民・住民から信頼される政治や行政を確立することが重要な課題となっている。
こうした中、政府は、昨年12月に「公務員制度改革大綱」を閣議決定し、この「大綱」に基づく国家公務員法・地方公務員法を2003年に改定することを決定した。
ところが「大綱」の内容は、国民の批判である特権的官僚の「天下り」の規制を緩和し、政治と行政と企業の癒着を一層深刻にしかねないものである。一方で公務員の労働基本権を制約しながら人事院の機能を縮小するなど、憲法に定められた“全体の奉仕者”として公平・公正・民主的な行政を遂行する「制度改革」とは相容れないものである。また、地方公務員制度の改革にあたって自治体の首長や議会など地方自治体関係者の意見を十分に聞かずに、一方的に取りまとめられている。
地方公務員制度の改革は「国民・住民全体の奉仕者」としての公務員労働者の働くルールに係わり、国民・住民への公務サービスのあり方が問われる重要事項である。
憲法と「地方自治の本旨」に基づき、国と地方の対等な関係のもとに、住民自治・団体自治が確保され地方分権が一層推進され「住民本位」の行政の発展を保障するものでなければならない。
「地方公務員法・制度」の改革にあたっては、「住民全体の奉仕者」として清潔で公平・公正な行政が遂行できる地方公務員制度とするために、次の事項を実現するよう政府に強く要望するものである。
1.「政治家・官僚・企業の癒着と腐敗の構造」を断ち切る公務員制度改革を行うこと。
このため、特権的官僚の「優遇制度」の廃止、「天下り」の禁止を行うとともに、不
・正腐敗を「内部告発」する権利を確立すること。
2.地方公務員制度は、公務員制度改革大綱に縛られることなく、憲法と「地方自治の
本旨」に基づく制度改革を行うこと。
3.地方公務員制度の改革にあたっては、自治体の首長、地方議会、自治体の労働組合
など関係者・団体の意見・要望が十分に反映した改革とすること。
4.地方公務員法の改正にあたっては、憲法第15条・28条の原則が完全に保障される改
正を行うこと。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成14年6月26日
愛知県津島市議会
37:
◯議長(
加藤忠篤君)[ 124頁]
提案理由の説明は終わりました。この際、質疑・御意見はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
質疑・御意見もないようでありますから、これをもって質疑・意見を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議員提出議案第9号から議員提出議案第11号までの各議案は、会議規則第36条第2項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第9号から議員提出議案第11号までの各議案は、委員会付託を省略することに決しました。
これより採決に入ります。まず、議員提出議案第9号及び議員提出議案第10号を一括採決いたします。
議員提出議案第9号及び議員提出議案第10号は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第9号及び議員提出議案第10号は原案のとおり可決されました。
次に、議員提出議案第11号を採決いたします。議員提出議案第11号は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
起立少数であります。よって議員提出議案第11号は否決することに決しました。
以上をもって、本議会に付議されました案件は全部議了いたしました。
よって、今期定例市議会はこれをもって閉会いたします。
午前10時59分 散会・閉会
──────────────── ◇ ◎ ◇ ────────────────
閉 会 式
午前10時59分 開式
38: ◯議会事務局長(黒田 守君)[ 126頁]
ただいまから、閉会式を行います。御起立を願います。
〔全 員 起 立〕
〔議長
加藤忠篤君 登壇〕
39:
◯議長(
加藤忠篤君)[ 126頁]
閉会に当たり一言ごあいさつを申し上げます。
議員の皆様方におかれましては、第2回津島市議会
定例会に付議されました諸議案を始め、当面する市政の重要課題について、極めて真剣に熱誠あふれる御審議を賜りましたことはまことに御同慶にたえないところでございます。
ここに今
定例会における議員の皆様方を始め、理事者各位の御協力に対し深く感謝の意を表する次第であります。
当局におかれましては、審議の過程において表明されました各議員の意見並びに要望を十分尊重せられ、市政の運営に格別の御尽力をいただきますよう希望いたすものであります。
盛夏に向かう折、皆様方には一層御自愛の上、御活躍を賜りますようお願い申し上げまして、閉会のごあいさつといたします。ありがとうございました。
〔助役 三輪 優君 登壇〕
40: ◯助役(三輪 優君)[ 126頁]
閉会に当たり一言ごあいさつを申し上げます。
平成14年第2回津島市議会
定例会が去る6月10日から本日まで、17日間にわたり開催されましたが、議員の皆様には終始極めて御熱心に御審議を賜り厚くお礼を申し上げます。
また、ただいまは監査委員の選任並びに人権擁護委員の推せんに御賛同賜り、重ねてお礼申し上げます。
今議会中、議員各位から寄せられました御意見、御要望等につきましては、十分に配慮いたしまして今後の市政運営に反映させてまいる所存であります。
議員各位におかれましては、盛夏に向かいます折、ますます御自愛くださいまして、今後とも市勢伸展のため、格別の御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、お礼のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。
41: ◯議会事務局長(黒田 守君)[ 126頁]
以上をもちまして、閉会式を終わります。
午前11時03分 閉式
──────────────── ◇ ◎ ◇ ────────────────
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
議 長 加 藤 忠 篤
署名議員 外 山 重 利
署名議員 加 藤 通 生
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